レオン博士 さんの感想・評価
3.3
ギャグアニメとしてなら
ラブコメというよりほぼギャグアニメ
主題歌はOPもEDもいい感じ
ヒロインの腹黒な性格とロリな見た目のギャップはいいキャラかも
ラブコメとしては微妙だけど、ギャグアニメとしては良かった
評価低いけどそこまで悪いアニメじゃないと思います
レオン博士 さんの感想・評価
3.3
ラブコメというよりほぼギャグアニメ
主題歌はOPもEDもいい感じ
ヒロインの腹黒な性格とロリな見た目のギャップはいいキャラかも
ラブコメとしては微妙だけど、ギャグアニメとしては良かった
評価低いけどそこまで悪いアニメじゃないと思います
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
この作品の原作は未読です。
あやねるが出演されると知り視聴を始めましたが、かおちゃん、奈央ぼう、釘ゅと錚々たる面子が揃っていたので、テンション爆上がりで視聴していました。
2024年冬アニメも、あやねるボイスをしっかりと堪能させて貰いました。
あやねるはこの作品以外にも道産子ギャルや、め組の大吾にも出演されていましたからね。
天界からの攻勢に抗うために、
魔界を鼓舞するカリスマとなりうる人間をスカウトしに
人間界へとやってきた悪魔「阿久津雅虎」。
彼は正体を隠し転入した学校で、可憐な美少女「天音リリー」と出会う。
早速リリーを勧誘する阿久津だったが、リリーの正体は悪魔の天敵「天使」で…!?
魔界を守るためにリリーを堕天させようとする阿久津と、
とある目的のために阿久津を更生させようとするリリー。
絶対にアイツを堕天/更生(お)としてやる…!
天使と悪魔の「オトしあい」バトル、開幕―!
公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
そう言えば「天使と悪魔の攻防を描いたアニメ」って他にどんな作品があるんだろう…と思ってググってみたところ、あにこれβの中に「天使と悪魔おすすめアニメランキング」なるモノが出てきました。
こんなランキングがあったなんて…
と思い、早速覗いてみると、1位:屍鬼[シキ](TVアニメ動画)、2位:愚かな天使は悪魔と踊る(TVアニメ動画)、以上…
この様なランキングがあったのにもビックリしましたが、2作品しかランクインしていないランキングの存在に、もっとビックリしました。
なんか、名乗っている人のメッチャ少ない苗字の方に出会ったくらいの衝撃は受けた様な気がします。
この作品の本当の面白さに出会えるのは、終盤に入ってからだと思います。
あやねる演じるヒロインの天音リリー…才色兼備で苦手なモノなど微塵も無い完璧が服着て歩いている感じがしますが、この辺りの設定も終盤に物語に大きく影響していました。
ですが、完走するには相応の覚悟が必要な作品だと思ったのも事実です。
次々に明らかになる真実は正直目を覆いたくなるような展開が次々と襲い掛かってくるからです。
徹底的な痛ぶり…という言葉が最も適切かと思います。
そんな展開ってどうなのよ…って思いますけどね。
まぁ、この展開が無かったらもう一段の高みを見ることも無かったでしょうけれど。
ですが、終盤の展開に至った経緯はしっかりと教えて欲しいかな。
触りの紹介はありましたが、真相は闇の中だと思うので。
そして続編を匂わせる終わり方…
原作のストックはありそうなので、続編は円盤や配信の成績次第、というところでしょうか。
推しの声優さんがいるなら是非チェックして欲しい作品だと思います。
オープニンブテーマは、太陽と踊れ月夜に唄えさんによる「オトワ」
エンディングテーマは、かおちゃんによる「Gift」
1クール全12話の物語でした。
物語がどの方向に転がっていくのかが全く読めない作品でした。
続編制作されるなら絶対視聴します!
鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.0
最終話(12話)まで観ました。2024.03.26
主人公の悪魔とヒロインの天使は6話位でもうデキており、後は色々と邪魔が入る位で、あまり盛り上がらない感じで最終話まで来てしまいました。
まぁ、どこかで観たことがある話で、ヒロインの兄さんが最後に「さあ、これからどうなるのかな?」とか言ってシメますが、どうでも良いです…。と言う感情しか湧きません。
ヒロインの天使も、すぐに我の純潔が〜とか言いますが、そもそも生物なの?
悪魔と天使という設定が恋愛モノの雑音でしかありません。現代が舞台ではなく、もっとハチャメチャにしても良かったかもしれません。
悪魔と天使がモメるコメディアニメはまちカドまぞくやガブリールドロップアウトなど結構作られていますが、年頃の男女がお互いに性的対象として意識し合うような話は、悪魔と天使の肉体的な部分を上手く描かないと、素直に応援出来ません。
キャラクターは悪く無いので、少し残念な物語でした。
………………………………………………………………………
5話まで観ました。2024.02.06
天使と悪魔の恋愛バトル!相手に惚れさせろ!「かぐや様は告らせたい」のバージョン違いですね。ちょとハードルが高めです。
雑音も多すぎです。天使と悪魔の戦争はどの位本気なのか?容赦無い殲滅戦なの?
そもそも、天使と悪魔の恋愛って種族的に成立するの?相手を落としてどうするの?主人公、既に天使の奴隷なんですが…。
人間では無く、何歳かもわからん奴らの恋愛バトル見せられてもなぁ〜。ギャグも面白くありません。原作が古いのかな?
良い度胸をしている…。今の所それしか感想がありません。
レオン博士 さんの感想・評価
3.4
色んなジャンルをごちゃごちゃ詰め込み過ぎてとても見づらいアニメ
作者の好きなもの詰め合わせた世界観の中で活躍して賞賛される自分っていう妄想をそのまま見せられている感じ
次々ジャンルの変わる物語の中でただ一つぶれないのは主人公がうまく立ち回って美少女からモテモテなところ
ごちゃごちゃしたものを丁寧につなぎ合わせる気もなさそうだし、どれも雰囲気だけで深みがなく、中途半端なまま終わって消化不良
ジャンル変化しても小説の一章二章みたいに整理整頓されていたら見やすかったかもですが、各章の第一話・二話だけを次々見せてくる
面白い話になっていたのに、急に全然違う話が進行、そっちがちょっと気になってきたらまた違う話になる、物語に浸ろうと思ったら何度も肩透かしを食らう気持ち悪さが評価を大きく下げているように思います
でも好きなものを詰め込んでるので、魅力があって面白いところもありました
2期放送の頃まで覚えてられるかな?
いったいどれだけの人が作者の劇場についていけるのでしょうか・・・
原作未読だけど、アニメよりもマンガのほうが追いやすいかもですね
かんぱり さんの感想・評価
3.8
[2024.3見終わって]
1話を見た時点では、先が見えないごった煮な世界観がいい意味でわくわくさせられたんですが・・
んー。。ちょっとごちゃごちゃしてて、もう少し交通整理が必要だったかもと感じました。
新キャラが登場して、え?これからどうなっていくの?ってわくわくするところはあるんだけど、この作品は色んな系統のキャラたちをほぼ一気に出してしまったので、どうしても中途半端な展開になってしまいがちなところがあったかもと思いました。
例えば、ひとつのキャラの話がひと段落してから次のキャラを登場させるとかしたほうが良かったかも。
あの風呂敷の広げ方だと1クールでどうやって終わるんだろう?って思ってたら、2期の告知があって納得・・というか、さらにお隣さんも新キャラ引き連れてって・・w
果たしてこの大風呂敷は綺麗に畳めるのでしょうか。。
色々と書きましたが、佐々木さんの落ち着いたところなんかは好きだったし、ぜひ2期も見たいと思います。
悠木碧さんのピーちゃんの鳴き声上手でした。声優さんってすごいですね。
[初回感想]
アラフォーのサラリーマン佐々木が文鳥のピーちゃんと出会ってから波乱万丈な生活を送ることになり・・で始まるお話。
原作はラノベでコミカライズもあるみたいですが未読です。
PV見てなんとなく面白そうだなと思って見ることにしました。
1話がいきなり1時間!?気合い入ってますねー。
佐々木さんがマイペースでとぼけた感じなのがいいですね。
ピーちゃんの悠木碧さんも鳴き声とか上手。
異世界と現世界を行き来して品物を売ったりする展開って以前やってた金貨8万枚貯める異世界ものみたいかなって思ったけど、{netabare}異能者と呼ばれる魔法とは別の能力者が出てきたり、{/netabare}佐々木さんのお隣の女の子も訳ありでちょっと気になるし、色んな要素が絡み合ってて先の展開が見えないところに面白さを感じました。
佐々木さんのフルネームなんだろうって思って、公式見てみたんですけど、キャラ紹介見たら・・
ん?魔法少女??
・・そんなのまで登場するとか世界観がごった煮すぎてわけわかりません・・w
ちなみに佐々木さんの下の名前は不明でしたw
面白そうなのでちょっと期待しながら見たいと思います。
イムラ さんの感想・評価
3.5
<2024/1/12 初投稿>
原作はなろうだそうです未読。
見始めなので評点はデフォルトの3.0
主人公の佐々木おじさんは杉田智和さん
相方のピーちゃんは悠木碧さん
安定の仲良しコンビですね
ちょっと変わった異世界なろう
設定が詰め込まれ、錯綜してる感じ。
単なる異世界に行けますモノかと思ったらそんなこたない。
お隣さんの女子高生がどんどん怖くなっていく。
あと、EDロールの声優テロップ見てギョッとしました。
これからおもしろくなるかどうかはまだわからないけどしばらく見てみます。
<2024/3/24 追記>
全話見終えました。
結局ご都合主義のなろうだったな。
設定盛りすぎな割に、それぞれのエピソードがバラバラ。
その場しのぎの取ってつけたような設定も多い。
なんの苦労もせず主人公は難局を乗り越える。
ストーリーやキャラクターの掘り下げもない。
つまんねえ
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
3.9
闇(かたわら)と呼ばれる化け物が跋扈(ばっこ)する架空の戦国時代を舞台に、
人間好きな妖狐・たま、人間嫌いで闇(かたわら)になりたい仙術使いの迅火による、
人に仇なす闇(かたわら)・障怪(さわり)退治の旅などを描いた、
水上 悟志氏による同名原作コミック(未読)の連続アニメ化作品。
水上氏が脚本した1クールアニメ『プラネット・ウィズ』にせよ、
2クール・アニメ化作品で作画が酷いと呆れられた『惑星のさみだれ』にせよ、
私にとって、水上氏関連作品は、巨視的に人間を捉え心理を掘り下げることで、
私の心の養分となる糧を与えてくれる貴重な存在。
よって今回のアニメ化も、私は放送を心待ちにしていました。
この原作コミック、私は知らなかったのですが、
各アニメスタジオの棚に結構並んだりしているアニメーター界隈でも映像化待望の作品だったそうで。
当初、原作の「世直し姉弟編」「千魔混沌編」の主人公交代しながら展開する二部構成を回想も駆使しながら2クールに押し込む計画だったとのことですが、
それでは収まりが悪いと制作・WHITE FOXの社長判断で3クールに変更したとのこと(※)
この冬アニメは商業的成功よりも、視聴者に気軽に消化されるだけじゃ済まさない。
作り手としての矜持を示すといった感じのクセ強な作品も散見されますが、
本作はその最たる物。
これまでの水上作品は水上氏自身がシリーズ構成・脚本を手掛けて、
独特のリズムが乱調のリスクもはらんでいましたが、今作では花田 十輝氏が担当。
花田氏は、リミッター解除され、痛々しい人の心の闇の描写まで振り切れば、名手として真価を発揮する脚本家なので、その点もプラス要素。
そして何と言っても劇伴・エバン・コール氏。
『ヴァイオレット~』『~フリーレン』のピアノとオーケストラだけでなく、
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、アニメ版『わた婚』で和楽器アレンジへの対応力も知る身としては発表された時から悶えるくらい楽しみでした。
で、初回から3話まで観て。
早速、{netabare} 貧しい民を誑(たぶら)かして霊力改造人間に貶める障怪(さわり)退治の僧兵軍団・断怪衆(だんがいしゅう){/netabare} という下衆の極みのアジトに殴り込みに行く ハードな展開。
史実でも架空でも戦国坊主共は喰えない連中ということなのでしょうかw
その下衆に見える言動すらも、見る角度を変えれば必ずしも絶対悪とは言い切れない。
典型的な巻き込まれ型主人公視点の浪人・兵頭真介を通じて、
視聴者も未だ思索したことのない仙道と闇の世界という、
未知の領域へ誘われ価値観を拡張される。
序盤からスケール感のある水上作品の醍醐味は堪能できています。
作画もバトル比率が高く、動きが多いアニメーションをWHITE FOXがCGも交えながら無難に処理。
ただ、メインはあくま心情描写で、高作画カロリーのバトルアニメで圧倒するまでは行かない印象。
これから分割なのか連続なのかは分かりませんが、全3クールの長丁場。
スタッフも私も嚙み応えのある戦国奇譚にバテないように完走したいと思います。
【参考文献】※「月刊ニュータイプ」2024年1月号
鬼戦車 t89 さんの感想・評価
2.8
最終話(13話)まで観ました。2024.04.06
1期目終了です。連続2クール2期は7月からだそうです。しかし…、惑星のさみだれもそうでしたが、兄弟喧嘩や親子喧嘩で周りの人々を巻き込んでバトルするんですよねぇ…。
どうしても、身内で争っている感が強く、素直にバトルを楽しめません。そして、無意味に他人キャラが死亡するという…。
楽屋オチバトルに何で付き合ってやらなぁあかんのか?一回疑問に思うと駄目ですねぇ…。タマとビッチママの話なんてどうでも良いのだ!
マイナー紙ではウケるのかもしれませんが、一般人向けでは全く無い様です。みんな騙されているですぅ…。折角の戦国時代なのに、もっと何とかならんのか?
………………………………………………………………………
10話まで観ました。2024.03.14
う〜ん…。コレ、本当に原作人気なんですか?過大評価じゃね?熱狂的なファンがいるのかな?世界線が異なる特異点で人気がある様な話ですねぇ…。所詮マイナー紙連載か。
山の神のもとで修行したり、ロリが新規に仲間になったり、龍と戦ったりしますが、何をダラダラやってんの?後2クールもこの調子なんですか?
昔のドラゴンボールや、キン肉マン等の水増しアニメを観ている様な感じです。クリリンがアウアウ言ってるうちにAパート終了的な…。
こんなに内容の薄い話に付き合っている暇のある視聴者なんて現代日本にいるんかいな?
コレでエエんか?本当に?と言う感想しかありません。マイナー原作を人気がある様に装う詐欺組織でもいるんかいな?本当に謎やで!
………………………………………………………………………
7話まで観ました。2024.02.22
馴れ合い茶番バトルの末に、雑にメインキャラを退場させおった!?なにコレ?何が起きている?8話で復活するのかな?
断怪衆とのやらなくても良い喧嘩がまだ尾を引いています。もう、詫びを入れて許してもらえよ…。小指位でOkそうですが…。
これ、本当に原作人気なの?惑星のさみだれも作画が悪かったんじゃなくて、神作画でも結果同じだったんじゃね?ギャグっぽいのに人が死ぬ系はちょっとなぁ…。
原作が古いのか?このノリで3クール?損切りするなら今ですよ〜と、ゴーストの囁きが聴こえてきそうです。
………………………………………………………………………
5話まで観ました。2024.02.09
単純な妖怪バトルにはしたく無いんだよ〜!と、言うのは分かりますが、迅火さん…、龍にびびり過ぎじゃね?こいつは結局、弱い奴には強い的なキャラなの?
良くこんなんで断怪衆に喧嘩売ったな〜。妖狐のたまは他人事みたいな感じだけど、お前も当事者だろ?
結局、龍から逃亡するために旅に出るって、何がしたいのかな?作画は良いので惑星のさみだれほど、酷くはないですが、結局茶番バトルをするのかな?
3クールこれに付き合うのか〜。たま陣営の目的も世直し+仙人化+自分探しと、盛りだくさんの割には曖昧なので、もう5話で俺達の戦いはこれからエンドでも良い様な…。
私、これからの主人公達の旅の行く末を想像するとゾクゾクして、視聴する気力を失いそうです。
これから面白くなるのか、原作ファンに教えてもらいたいです。
………………………………………………………………………
初回観てのレビューです。2024.01.16
同作者のプラネットウィズ、惑星のさみだれが、世界系すぎて合わなかったので、どうかと思いましたが、結構面白くなりそうです。
戦国時代が舞台ですか。良いですねぇ。自力救済の殺し合い上等の世界ですが、弱いながらも一応全国的な秩序がある時代なので、物語が作りやすいです。
古代みたいに話も通じない異民族的な勢力が割拠しているより、馴染があります。
ただ、有名大名とか出てくると一挙に嘘臭くなるので、塩梅は難しそうです。
単なる妖怪バトルの犬夜叉みたいになってもアレですし、バランス感覚を保って戦国時代を描き切れるか、今から楽しみです。
snow さんの感想・評価
3.0
分割したほうかよくない?と書いてたけど分割になりましたね。
さみだれのように酷くはないものの、昨今のメジャー資本のハイクォリティアニメと比べると一世代前のクォリティというか、ここは動かせなかったかーと感じることもしばしばな健康で文化的な最低限度のアニメ化。
展開がいい作品とはいえ原作既読だし、あのシーンをこう見せた的な欲求は不満気味。
この先の方が面白くはなるが、果たしてクォリティは如何に。
はぁ、石油王でもつかないかしら。
やり遂げたまえという祈願<65>
1話視聴。
まずまずのクォリティでのアニメ化でとりあえず一安心。
鳥山明で例えるなら、Drスランプもドラゴンボールも連載中にアニメ化されず、00年代になってようやくDrスランプがアニメ化されるも酷いデキで、ドラゴンボールだけはまともにしてくれという状況だったので。
世代交代を挟む豊かな展開の2部構成で全17巻を3クールでアニメ化というジャストな尺でもあり最後まで失速せずにやり遂げてほしい。
例によってアニメの放映予定は詳細に公開されないけど連続3クールっぽい。
大丈夫なん?分割したほうかよくない?
初回はAパートで最初のエピソードが終わってBは灼岩の導入エピソード。
3クールもやるんだから初回長時間で掴みに言ってもよかったんじゃないかなー。
この作品こそ、ね。
nyaro さんの感想・評価
2.3
これがあの「青ブタ」「さくら荘」の鴨志田氏の作品?本当なの?と思わざるを得ない出来でした。逆に言えばSF魂が残念ながら感じられませんので、向かないのだろうという気もします。まあ、氏はミクスチャーの人ですからね。SFのインプットが足りてないのかなあという気はします。
世界観も設定もテーマもセンスオブワンダーもヒューマンドラマもどれを取っても中途半端です。意味性がまったく感じられません。AIものならテーマありきじゃないと、ストーリーにならないでしょう。本作のテーマはなんなの?という感じです。SFはマーケティングをしてはいけません。必ず凡作になります。「書きたいもの」が先行しないと失敗するいい例です。
ノワール、ミステル、シエルをもっとクローズアップするか、アメイジアの人造人間?とメイガスの存在価値・目的を丁寧に描くべきでした。童貞とか農作物がどうこうとかやってる場合じゃなかったと思います。20話を12話くらいの構成にして登場人物を半分にするかもっとサラリと扱うべきでした。歌も全然活きてこないし。
1話のノワールが宇宙博物館らしきところで目覚めたところを、感動を作るためだけにしたということは、やはりSF的な発想がないと思わざるを得ません。せっかくロケットを作るキャラもいたのに。そこのWHYが弱すぎます。
そして、肝心のノワールが、イストワールの内部対立の結果のような感じなら、ミステル(パスカル)とメイガスに思想を中心にするとか…
で、結末がこうだとなあ…作例は上げればきりがないですが…「メタリックルージュ」も似た感じですよね。「メタリックルージュ」とならんでガッカリ感が半端ないです。
18年の「ビートレス」が本格SF小説が原作だけにこれに匹敵するのは難しいと思いますが…しかし22年の「Vivy」もラノベ出身の人の脚本です。23年の「水星の魔女」と同じ2クールだとは思えない密度の薄さでしたね。
そう…特に「Vivy」が1クールなのにあの壮大な感じ…あれがSF的な時間と空間の広がりですよね。
オリジナルSFに挑戦するのはいいんです。でも、これはなあ…せっかく2クールもあって…
評価は…まあ適当です。心情的には2を割りたい気もしますが、オリジナルSFへの挑戦を評価してこれくらいにしておきます。
19話 話の筋はいくつかありますが、ノワールの正体とイストワールにどうたどり着くかでしょう。アメイジアが対抗勢力として今のところ設定的に弱いので意味性があるかどうかです。
{netabare} 18話19話において、一応2期の感動場面なんでしょうけど、それは作りすぎでしょうという気がしなくはないです。ノワールとミステルの設定そのものに現時点では無理がありすぎるので、そこと合わせてポッカーンという感じの方が強かったです。3人のヒロインの「選択」を1つのテーマにするならそこを中心に物語を構成した方が分かりやすかったかもしれません。
その中でアメイジアとメイガスの関係性というか思想が、宇宙移民とか人類補完計画的なものとセットで明らかになるんでしょうか。ここ止まりだと設定のための設定でお終いですから、さすがにそれは無いと思いたいです。
それと宇宙がらみのロケット開発が個人に帰結してしまう雰囲気でしたけど、そこがどう展開するか、ですね。ノワールがもともと眠っていた場所が宇宙関連の場所っぽかたけど、そこが絡むのか。ノワールの設定として宇宙モードとかある気もしますけど。
そもそもロボットの意味がメイガスと人間のペアリング以上の機能を現時点でははたしていないですからね。ロボットアニメとしてロボットがストーリー的にもエンタメ的にも機能していません。
大きな枠組みは悪くない話だと思いますが、ゴチャゴチャしたエピソードを入れすぎてテーマ性を明確にできていないのと、3人のヒロインが使い切れていないのが残念な作品になってしまいました。SF的な結末に興味はありますが、正直言えば話そのものは面白くないです。
せめて、エンタメ性が無いとこの作品を見るのは辛いのではないでしょうか。なにより1期が半分以下、3,4話でも良かったかもしれません。ノワールとシエルへの感情移入の問題はあるでしょうけど。ゲーム販促アニメの限界かなあ。 {/netabare}
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
この作品は、鴨志田一先生原案のオリジナルアニメです。
鴨志田一先生といえば、「さくら荘のペットな彼女」「青春ブタ野郎シリーズ」「Just Because!」などを手掛けられた方ですが、wiki先生をチラ見したところ、「WIXOSS」や「鉄血のオルフェンズ」なども作り手として参加されていたようです。
「さくら荘のペットな彼女」は2012年の秋アニメから連続2クール放送だったので、もう10年以上前になるんですね。
いやぁ~、時間の経過って早いですね^^
時間があったらもう一度見直したい作品なのですが、今じゃそんな時間はとても取れそうにありません^^;
昔のアニメを懐かしむのは、仕事をリタイアした後くらいになりそうです。
第1期では主人公であるカナタがノワールというメイガスと出会い、ドリフターとして頭角を現してきました。
この第2期で物語が一気に動き出します。
完走して振り返って思う事。
こんなにも切なくて悲しい物語だったなんて思いもよりませんでした。
兎に角、ヒロインである「ノワール」と「ミステル」を演じたこがいん、こと古賀葵さんの演技が本当に素晴らしかったと思います。
ノワールはぽつりぽつりと言葉を紡ぎながら喋る感じですが、ミステルは主人公であるカナタを「へっぽこ」呼ばわりしてばかり…
最初、ミステルは高慢のメイガスだとばかり思っていましたが違っていました。
これは気のせいかもしれませんが、ミステルの「へっぽこ」の言い方が時間の経過と共に変わっているような気がしました。
個人的にですが徐々に言い方が優しくなっていて、ミステルがカナタに心を許し始めている何よりの証だと思って視聴していました。
そりゃ、時間の経過と共に人は変わります。
だったらメイガスだって変化したって少しもおかしくありませんよね。
その根底にはカナタが人もメイガスも分け隔てなく接する人だったから…
きっとその空間はメイガスにとって異様ですが堪らなく居心地が良いのだと思います。
それは歌姫であるシエルを見ていても同様の気持ちを感じました。
色々な事が明らかになっていきます。
物語の中盤ではシエルを、終盤ではミステルの覚悟と意志をひしひしと感じる構成になっているんですが、これらに切なさと悲しさを私は感じたんだと思います。
道はその一択しか無かったのか…
考えればもっと最善の一手があったのではないか…
支払う代償の大きさを思うと、思わず考えずにはいられません。
だから、カナタには絶対約束を守って欲しい…
きっと待っていると思うから…
そう言えば、公式サイトからゲーム情報を見ることができるので少し覗いてみました。
最近のゲームって、メッチャ作画が緻密で綺麗ですね。
「クローズドβテスト 参加者募集!」という書き込みがありました。
βテストかぁ…なんかSAOみたいで格好良い!!
オープニンブテーマは、ARCANA PROJECTさんによる「アイレ」
エンディングテーマは、STEREO DIVE FOUNDATIONさんによる「Drifters」
2024年冬アニメの楽曲で、「僕の心のやばいヤツ」で起用された「あたらよ」さんの「僕は…」の次くらいにヘビロテしたのが「アイレ」でした。
オープニングアニメとの相性が鬼懸かっていて、楽曲を聴く度にオープニングアニメ…特にサビのシーンが好き過ぎ^^;
こういう心が揺さぶられるオープニングアニメの作品にまた出会えることを切に願っています。
1クール全12話の物語でした。
本当はもう少し先まで物語が見たかったのが本音です。
でも、ここで終わらせるから良いんだろうなぁ…なんて思っています。
しっかり堪能させて頂きました。
てぶくろ さんの感想・評価
2.5
全体を通して
{netabare} この作品を振り返ってみて 私が抱く感想はやはり、「2クールもあったのに中身がない」です。
物語の指針は茫洋としていて、展開は遅々としているのに世界観やキャラクターが掘り下げられるわけでもなく1クールが終わり、2クール目は行き当たりばったりな展開と時間稼ぎをし、キャラの行動に意味はなく、イストワールに到達した達成感で話がまとまっていると錯覚させているに過ぎません。
この作品には、展開はあってもエピソードがない。
その原因はこの作品の手札の少なさにあると思います。
この作品はメディアミックスのオリジナルアニメで、企画の主軸にはゲームが存在しています。
ゲームの方はアニメより時系列が前で、且つ世界観に肉薄していくシナリオになっています。
そのためアニメの方では、世界観を紐解いてはいけない、設定を深堀りしてはいけない、主人公の活躍が世界に影響を与えてはいけない、などなど話作りに制約があり少ない手札でやりくりしなくてはいけませんでした。
ストーリー原案とストーリー構成の方が脚本を担当した回以外は特にそれが顕著で、担当者の悲鳴が聞こえてくるようでした。
まぁ、鴨志田さんとあおしまさんが担当の回も大概なんですけどね。
じゃあこの作品には最初から勝機がなかったのかというとそんなことはなかったように思います。
この作品のオリジナリティである、イデアールについてはもっと設定を煮詰めていけたと思います。
組織そのものについてもそうですし、トキオ、マハト、ヴァイスハイトのバックボーンなんかは明らかに手を抜いてしまっています。
そして、まぁこれは各話で再三書いているんですが、主人公のカナタときっちり向き合ってください。
はっきり言って、カナタはこの作品の癌です。
イストワールに行きたいという気持ちの一本槍だけで進行しましたが…
じゃあ、その気持ちの裏付けは? A.親が目指してたからなんとなくです。
夢のためになにか頑張ったことは? A.特にありません。
夢の実現のため悩んだことや苦労したことはありますか? A.周りの人が全部やってくれたので、特にないです。
物語当初と比べ何か精神的に成長したところはありますか? A.特にありません
お飾り主人公 ここに極まれり、といった感じです。
カナタというキャラについて考えることを放棄し、主人公補正のついた活躍だけを雑に付与することは、成長する機会を奪っているだけです。
そして、カナタの影に隠れていますが、ノワールもこの作品の次点の癌です。
ポンコツ+あまり喋らないというキャラ性が災いし、思った以上に印象がありません。
作中でもほとんどシエルとミステルにキャラが食われてしまいました。
というか、このノワールのキャラ性は、自らアクションを起こさないお飾り主人公カナタ との相性が良くありません。
双方、基本的に「待ち」のスタンスなので2人の関係性が発展しません。
主人公のペアが作品のお荷物になってしまっていることはこの作品の大きな反省点だと思います。
主人公と向き合いこの世界で何をさせるか、という世界観が先行して出来上がっていたこの作品にとって一番重要な部分を避けてしまうのは怠慢と言う他ありません。
だから、トキオさんのような飄々としているだけのキャラの方が動かしやすくて甘えてしまうんですよ。
最後に今一度1クール目のレビュータイトルをこの作品に送ります。
何をやりたいのかを明確にして、そこまでのプロセスをしっかりと作りましょう。
{/netabare}
第13話視聴しました。
{netabare} 独占オリジナルSFロボットラブコメアニメというなかなかな修羅道を行く本作品。
1クール目は自己紹介と寄り道に終始して、諸々をこの2クール目へとぶん投げて終わりましたが、さてどうなるでしょうか。
まず、作画に関しては1クール目と変わらず安定していてます。
そして、2クール目の第1話ということもあってかサービスカットも多めだったように感じます。
これがあくまでもサービスカットであり、決してテコ入れではないことを期待します。
内容については、まずはミステルを連れマリアさんに解析結果を聞きに行きます。
この際、ノワールは唯のセーフモードではないのではないか という旨の話をしていますが、若干マリアさんの台詞には釈然としないものがあります。
「セーフモードとは必要最低限の簡易的動作を可能とするもので、そんな機能をメイガスという複雑怪奇な科学の結晶に乗せたら、逆に何もできなくなる。」とは言いますが、これ…ゼロ型についてはよくわからないにしても、汎用型メイガスは地上の人たちで作ってるんですよね? セーフモードってそんな訳のわからないような機能ですか?
なんだったら今マリアさんの側に仕えている同じ顔したメイガスたちこそが、他の戦闘とかしてるメイガスに比べてのセーフモードとも言えるんじゃないのか?
ブラックボックスの存在については、なんか後からどうとでも言えるようにとりあえず伏線の種をバラ撒いている感じがしますね笑
カナタの「結局、わからないことが増えただけか…」という台詞。 いや、本当にそうですよ…。この作品の性質そのものです。
謎が謎を呼ぶ、というより、この謎はひとまずおいといてまた別の謎へ を繰り返しています。回収されることを切に願います。
そして、ひとまずミステルには今の自分たちの暮らしを見てもらおうと色々と案内します。
しかし、案内と言っても1期の頃からろくにネスト内の描写をやってこなかったので案内できる場所がマーケットと酒場しかありません。
急遽、酒場での思い出をでっち上げていたのは、なんともいじらしいですね。
この回は登場人物振り返りも兼ねているので、プールへも向かいます。その時、トキオについても言及されます。
彼は12話にて意味深な様子でさらにはクールを跨ぐきっかけにもなっていましたが、なにやらムートンと空虚なやり取りをしつつ手荒な方法で人探しをしています。
前話ではなにやら深刻そうでしたが、トキオさんについてはあまりシリアスにはしたくないんでしょうか。
ミステルの「マスターについて知りたい」という要望から、パスカルについて調べる というこの作品にひたすら皆無だった行動目的がようやっと出てきたかと思ったのですが、自分が拾われた場所を見ただけでスッと納得して引っ込んでしまったのは意外でした。
道中、カナタは自分が約束に対して何もしていないことを自覚します。
いや、ほんまそれな。 やってみなくちゃわからないだろ とか言うくせに自分から行動する気はない子ですからね。
ノワールが引っ込んでしまったことについても、マリアさんに頼むのはいいにしても、もうちょっと自分なりの見解を持ってほしいように感じます。
パスカルが乗っていたと思われる壊れたコフィンが無くなっていることに驚くカナタ、それにテンパり何故かこのタイミングで預かっていたカメラを渡します。
何で今やねん笑 ていうか何でさっさと返してないねん笑 この瞬間まで忘れてたん?コイツほんまどうかしてるやろ笑
その後、カナタとミステルの会話は続きますが、ここで注目したいのはシエルですね。
ノワールが発見された場所やパスカルについても報告しているにも関わらず、何食わぬ顔で同行しているのはなかなか怖いですね。
クールを跨いだことによってスパイの腕が上がっていますね。
ミステルはノワールへと切り替わりましたが、イストワールという言葉を聞くと再び意識を切り替えました。
こんなに速攻で切り替えるなら、ノワールへの回帰はもっと引っ張った方が良かったのではないか とも思いますが、これからは割と頻繁に入れ変わったりするのでしょうか。
そして、やはり物語はイストワールへと帰結するようです。
やっとこさ本腰を入れるのか という期待はありつつも、これまでイストワールについての積み重ねをやってきていないので、ほとんど1からのスタートであることの不安もあります。 今後どうなるでしょうか。
次回に期待です。
{/netabare}
第14話視聴しました。
{netabare}今話も依然として話の流れは牛歩ではありますが、色々と明らかになったことがある1話でした。
冒頭、マリアさんのロケットの性能を検証した後、ミステルからイストワールの実在とそれが宇宙にあるということが明かされます。
これまで、なんだかよく分からないけど とりあえず目指していたものは、とりあえず宇宙にあるそうです。
細かい点ではありますが、ミステルがイストワールという単語を口にした瞬間、カナタはかなりがっついてまるで初耳だ みたいな反応をしていますが、彼は前話の引きがミステルがカナタの肩を抱いて「行くぞ!イストワールに!」だったことはすっかり忘却の彼方なんでしょうか?
その後、イストワールについてやミステルのマスターパスカルについても語られます。
パスカルさんが元気な老婆だったことも驚きですが、イストワールと接触したのは偶然である、というのも驚きでした。
イストワールとパスカル計画との繋がりが難解になってきました。
分からないことが増えただけか…になっていますね笑
ミステルは自己修復が完全にできておらず、思い出せないことがあったり、スペックの7割も出せていないことを吐露します。
代わりにノワールと簡単にスイッチングができることを見せてくれましたが、
これ…元も子もないこと言ってしまうと、ミステル的には自己修復が完全にできるまで寝てたらいいんじゃねぇの?
現状のミステルとしては急ぐ理由なんて無いんだし。
カナタはイストワールへの思いを今一度強め、ミステルの指導のもと特訓を開始します。
まさかのここにきてフィジカルの特訓パートです。いや、何で?
普通、ここはミステルにコフィンの操縦についてとかを特訓してもらいません?
フィジカルとかそんなもんは、1期の頃にでも親父はいつも鍛えていたから とかいう理由で自主的に済ませとけよ笑
先ほどミステルはイストワールと接触した場所については思い出せないと言っていましたが、CMを挟むまでもなくその2分後には思い出したようです。
ならさっさとさっきのシーンで話せばいいのに。
ミステルは過酷な状況下では精神的強度が重要だと語ります。
御説御尤もではあるんですが、この作品においてこれからカナタの精神面の成長の様子なんてやるわけないですよね?
というより、これまでお飾り主人公としてしか運用してこなかったペラッペラなキャラでできるわけないですよね?
1クールかけて引っ張ってきたイストワールを目指す旅に対して、主人公がやった努力が1週間ちょっと気合いを入れて筋トレした、なのヤバすぎんか笑
補給もままならない過酷な道のりだからカナタを鍛えていたのに、エリーの突然の同行を、人手がいるから という理由で許可してしまったので、カナタのここ1週間の努力は概ね人手があれば解決できるものだったとなってしまっているのは、なかなか教訓めいていますね笑
・・・うん…というか、ぶっちゃけ今話のこの特訓パートって、低コストで尺を稼ぐためだけのものですよね?
相変わらず、その話その話をなんとかしようとする自転車操業みたいな話づくりですね。
今話を視聴していて特に感じたことは、2クール目になってもカナタは本当に "楽をする主人公" なんだなぁということです。
目標としていたイストワールの存在をミステルが教えてくれ、その手がかりとなる場所も思い出せないと言っていたミステルがやっぱり思い出して教えてくれ、カルタゴへ行くまでのキャリアはシエルが貸してくれて、イストワールに浮かれるバカの代わりにノワールを心配してエリーが同行してくれる。
ついでに言うと一番重要視されているロケット造りもマリアさんが頑張っている。
わあ、好きなれる要素がなーい!
せめてさ…なんかこう一個くらいは何かしようよ…。今回で言うと、目的地にカルタゴを提案する役目くらいはあげても良かったんじゃない?
イストワールは宇宙にあるという情報と、ミステルが接触したのはギザであるという情報をもとに、『カナタが自分で考えて』大気圏観測レーダーのあったカルタゴを提案していれば随分と見方が変わったと思うんですけどねぇ。
カナタはイストワールツアーのお客さんから脱却できるのか、次回に期待です。
{/netabare}
第15話視聴しました。
{netabare} 今話は黒仮面さんの素顔が露わになったり、トキオさんとの関係性について今一度触れられる回となりました。
まぁまだ現状は、分からないことが増えただけか…状態なんですけどね。
話の引きを作ることはいいのですが、本作品のこれまでの話作り、世界観設定、キャラクター設定において そこまで視聴者の興味を引けるものになっているのかは微妙です。
では、本編についてです。
冒頭は初めての海に はしゃぐ一行。アンジェの「ここの砂AO結晶濃度がかなり高いわね」という台詞はどういう意図なのか測りかねますが、割と和やか雰囲気で
先を行きます。 おやおや?
オープニングが開けてすぐのやりとりなんですが、シエル「道路が整備されていて助かるわね」 カナタ「こんな遠くまで仕事に来てるドリフターが大勢いるってことかなぁ」
いやいやいやいや…。さすがに冗談ですよね? ついさっきAO結晶濃度がかなり高い砂が放置されている描写やりましたもんね?
カナタも思いっきり聞いていましたもんね??
っていうか…明日の昼には着きそうなんかい!!
ほれみたことか!やっぱり前回の修行パート、ただの尺稼ぎやったやんけ!
この作品がサバイバルの様子なんかを描けるわけない と思ってはいましたが、前回であんなに前振りしておいたのにも関わらずこんな大胆にカットしてしまうのは、いっそ清々しいです。
道路が整備されていて本当に助かったのは、過酷とさせれていた道中を描写しなくてよくなった制作側かもしれませんね。
1クール目のときも書きましたが、これ各話脚本担当者はちゃんと全体のイメージを共有できてます?
いや、まだわかりません。わざわざ「明日の昼には」と言ったので、それまでの間に何かが起きるのかもしれません。
と、思いましたがその後は、みんなで火を囲んで食事をとり、チェスに興じ、キレイで広いキャリアのなかで満足そうに眠りにつきました。 いや、もうただの旅行やん…。
ただ…まぁ、過酷と言ったのはあくまでもミステルで、ミステルの記憶の状態と現在とでは齟齬が生じている。と最大限好意的に解釈することもできますが、だったらそれはそれでしっかりとフォローの台詞を入れなければいけないと思います。
一夜明けてからは、周りはド平原でありながら謎に高架線になっている道路を進み、目的地周辺までやってきました。
当人たちはかなり古い道だなぁと言いつつ普通に走行していますが、「新月の涙」以前の道ということは140年以上手つかずのはずですがよく保っていますね。
きっと「都合」という名の魔法が働いているんでしょうね。
目的地の施設のレーダーは140年放ったらかしでしたが、乗ってきたキャリア2台分の動力があれば正常に動くようです。 ここも魔法が効いていたんでしょうラッキーでしたね。
ミステルがパネルをポチポチしながら、「アクティブモード 全天スキャンを実行」と2秒で考えたような用語を駆使しつつスキャンしたものの解析をしていると、黒仮面さんのビーム砲撃にてアンテナを破壊されてしまいます。
すると何故か、操作画面が爆発しミステルがふっとばされてしまいます。
仮にもSFを名乗る作品でこんなギャグみたいなことすんなよ…。
これ、ただ単に黒仮面さんと会うときにノワールの状態にしときたいから手っ取り早くミステルを気絶させましたよね笑
攻撃を受けた後、すぐさまカナタはデイジーオーガで周囲を調べにいく勇敢さを見せますが、既に攻撃を受けたあとにノコノコ出ていく理由がわかりません。
さらに、最初は周りを警戒していましたがすぐに遺跡の方に気をとられているのも意味がわかりません。
さすがにもうちょっと、「殺す気ならまずキャリアとコフィンを狙うはずだよ」くらいの理由付けをもって飛び出して欲しいものです。
遺跡にて黒仮面さんと対峙し、ノワールを引き渡すように言われカナタは反論します。
「お断りします。あなただってそんなふうに言われて彼女を差し出したりしないでしょう」と、ここまではいいのですが、その後の「俺に夢を諦めろって言うんですか?」とか「前、俺に自分の成すべきことを成せ、と言ったのは嘘だったんですか!?」とかは何か色々と話がズレている感じがします。
黒仮面さんはハンニバルの故事に習い決闘を申し込む、といいましたが、あぁなるほどコレが言いたかったから場所をカルタゴにしたのね。
決闘へと挑む前、カナタは作戦…というか指針として、黒仮面さんの狙いはノワールだからバイタルパーツへの攻撃は避けるはず、そこに勝機があると語ります。
一見するとカナタは冷静に状況を把握していて、以前からの成長を感じそうですが、これ逆に言うとカナタは積極的に相手の急所を狙っていくことになりますが、人間を殺すような度胸はいつ身につけたんでしょうか。
激しい攻防のなか、黒仮面さんが「柔軟な発想、そしてそれを実行する勇気がある」とカナタを褒めてくれます。
なんか…黒仮面さんは、こう…ホビー系アニメの主人公を無理くり褒めるときの言葉を全部使ってくれますね。
ミステルのメイガススキルで地下施設にまで穴を開け逃げ込むことでなんとかピンチを乗り越えます。
ここだけ電源が生きているそうです。
あの……この地上とかの施設を荒廃した場所にしたいのか、ロストテクノロジー的扱いにしたいのか、どっちなんですか?
ただでさえ、「新月の涙」以前と以後や、アメイジア崩壊後と以前とかあってややこしいのに。
その後、カナタはエリーに防御姿勢をとることを指示したあとロケット燃料を爆発させ、地面ごと相手を吹き飛ばす大爆発をおこします。
いや!エリー死ぬって!防御姿勢どうこうでどうにかできる規模ちゃうやん!
てか余裕で起爆した側のカナタも死ぬレベルやん!
決死の爆破攻撃も黒仮面さんには効かず、絶体絶命のピンチに陥りますがトキオさんの乱入より助かります。
トキオさんの咆哮「つまんねぇことやってんじゃねぇ!!」 この作品にはとても刺さりますね。
ムートンがハッキングを仕掛けシュネーさんを無力化してしまいました。
えっ!?ムートンは通常型じゃなかったんか? あれ?ゼロ型同士って互いにわかるんじゃなかったっけ?
ん?ムートンがただ通常型やけど強いだけ?
最後、カナタはそっちのけでまた色々謎を残して次回となりました。
うーん、結局今回も分からないことが多く、謎がたまっています。
今回第15話ということで、作品全体の6割を過ぎましたが残りの4割が奮闘してくれるでしょうか。
次回に期待です。
{/netabare}
第16話視聴しました。
{netabare}今話は、箸休めも兼ねた次の展開へのブリッジとなる話でした。
久し振りにノワールに焦点があたることは喜ばしいのですが、本編がパッとしないので日常パートも まぁお察しという感じ。
では本編です。
冒頭、補給もままらない過酷な道程(ミステル談)(笑)をしれっと戻ってきたカナタはマムに報告をしています。
行方をくらましているトキオに関して、カナタは「トキオさんには何か考えがあるんだと思う。」と語ります。
まぁそうでしょうね、イストワールについて何も考えていないカナタに比べれば、そりゃ幾分か考えているでしょうね。
その後カナタは、「イストワールを目指す、ノワールも渡さない」と決意を示します。
いやいや、キミ、前回トキオさんが助けてくれてなかったら普通にノワールを奪われてましたよ?
家に帰るとミステルからもうすぐ自己修復が完了することを知らされます。
カナタは「ついに手が届くところまできた!イストワールに!」と喜びます。
ついに!?ついにって言いますけどカナタってこれまでこの目標のために何かしてましたっけ?
必要のなかった筋トレを1週間ちょっとやっただけじゃなかったでしたっけ?
食事のシーンにて、天然ものがたくさん使われた料理に驚くカナタにシエルは「新曲の評判が上々なの」と返します。むし
カナタ…お前、ヒモでもあるんか…。 冒頭でカナタは「契約なんかなくてもシエルは信じて大丈夫」と言っていましたが、そりゃカナタにしてみれば車を貸してくれ飯も作ってくれるんだから、信じますよね。
シエルはちょいちょい罪悪感があるように見えますが、実際はかなり打算的ですよね笑
ノワールがピーマンを配り歩いている途中、マーケットのおばちゃんがノワールのことを「ウチらの娘みたいに感じるよ」と言ってくれますが、おばちゃん…やめてくれ…、一般人がそういう事言うとカナタの メイガスを人間扱いしてしまう って設定が弱くなっちまうからやめてやってくれ…。 ここくらいしか特別な要素ないんだアイツには…。
ノワールの自我が消えてしまいそうななか、カナタは家族ができたみたいで嬉しかったんだと語ります。
幼い頃から一緒のエリーとかはカウントしていないのなかなかシビアですね。
ノワールがエラーが起きたように反応しなくなってしまったところで次回へとなりました。
まぁメタ的にノワールが消えてしまうってことはないでしょうけど、これから先 どうノワールが復活する展開になるのでしょうか。
これまで、ミステルが復活することがどういうことなのか考えもせず、ただ浮かれていただけのカナタがどう行動するのか見ものですね。
オープニングで謎に悔しがっていた様子はこの事なんでしょうか?
次回に期待です。
{/netabare}
第17話視聴しました。
{netabare} 今話は分かりやすくカナタの敗北回となりました。ロボットアニメなんかでは割と定番ですよね。
オープニングはカット、エンディングは特殊仕様と盛大にカッコつけているところ申し訳ないんですが、今話もツッコミどころは多々あります。
冒頭は、目覚めなくなったノワール/ミステルをマリアさんに診てもらうもお手上げらしく、アルバさんを探します。
アルバさんがまだこの辺をウロウロしていて、その手掛かりもサックリ見つかって良かったですね。
移動中、ノワール/ミステルが鼻カニューラをつけてさらに心電図モニターのような電子音が鳴っていましたが、アレはどういう意図の演出なのでしょうか。
もちろん、ノワール/ミステルが重篤な状態であるってことを表現したいのは分かるんですが、それにしたって…ねぇ…。 アンドロイドっていう設定でやってきてんのにこれはねぇよ…。
こんな見事な 余計な事しやがって ていう演出は久し振りに見ました。
速攻でアルバさんと合流できたので、早速診てもらいます。
ノワールはミステルの付属品ではなく、別々のメイガスだそうです。
アルバさんの「実は以前調べた時に、未知のブラックボックスがあるのは知っていた、黙っていたのはそれが何か分からなかったからだ」という台詞、確かに気付いていたのは事実なんですがなんか負け惜しみ感がスゴイですね笑 まぁ結果としてなんの釈明にもなっていないですけれど。
この時に言っていたブラックボックスとはミステルの事だと思っていましたがまた別なんですね。
それよりも私が気になったのはこのアルバの台詞を受けてのカナタの台詞です。
「ミステルが万全の状態に戻っても、ノワールは存在し続けられるかもしれないんですね?」
そんな話は1ミリもしてへんやん、どこをどう聞いてたらこんな解釈になるんや??
これ、展開をゼロ型を探すって方向に向けるために無理矢理 脚本によって言わされてるやん。
なにはともあれ、ゼロ型を探しに行くことになりました。
行き先を伝えておくことは大事ですよね、後で助けに来てもらわないといけませんからね。
アルバさんは今のアメイジアがどうなっているか知らないって言いますけど、イデアールのことも知らないんでしょうか?
ていうか、後で黒仮面さんは問題ないって言ってましたけど、イデアール的にはイストワールの鍵であるノワール/ミステルがカナタからアルバに移ったの普通に痛恨のミスじゃない?
アメイジアまでの道のりは子守唄一曲分で足りました笑
歌で尺稼ぎを始めたら、なんかいよいよって感じですね。
カナタはただただ助手席に座ってるだけやのに、なにを起きとく必要があんのや?
「俺なら大丈夫。」とか「シエルがいてくれて助かってる」とかの中身のない台詞で流してしまうから、いつまでたってもカナタがただのバカに映ってしまう。
これをさ、「頭では分かってるんだけど気持ちが急いて寝付けそうになくて…」とかにするだけでだいぶ印象が変わるのに…。
進行のためのジャブな会話しかさせないから、キャラが立たない。
場面変わってイデアールではシュネーとムートンがバチバチなようです。
シュネーのマスターを置き去りにしたお前らを許さない、に対しムートンはお前のマスターは自らの意志で残ったのでは? と返します。
でも、これ状況的に言ったらトキオは自らの意志で出ていったクセに何をノコノコ帰ってきてんねんってカウンターを喰らっちゃいますけどね…。
ヴァイスハイト様と黒仮面さん、トキオ改め白仮面さん達はなにやら意味深なやり取りをしている風で実は大したこと言ってませんね笑
この作品お得意の「分からないことが増えただけか…」のようです。 謎が謎をよんでいるというより、なんとか誤魔化しているって印象の方が強い。
寝て起きたらアメイジアに到着していたカナタは、シエルがいなかったので探しに行きます。
シエル「ごめん、もしかして起こしちゃった?」そんなわけなさ過ぎて草。
どんな爆音で歌ってるつもりなん笑
ここでもまた、指切り使ってカナタの特別感を演出してますけど、弱いって!そんくらいのこと別に登場人物全員やりそうやん!
シエルは事あるごとにカナタを変わってる変わってるって言いますけど、逆にさ、契約してるわけでもないメイガスが一個人にこれだけしてあげてることの方がよっぽど異常で珍しくないか?
そして、いざアメイジアの中へ突入!となるんですが、そもそもなこと言ってしまうとゼロ型のボディーなんて残ってるわけなくね?
そんな、あそこの大型家電量販店ならまだ在庫あるかも くらいのテンションで来んなよ。
崩壊がどういった現象だったのかは分かりませんけど、ネストを作るならまずこの近辺からなんじゃねぇの?
ネストってアメイジアの技術を多く流用してるんですよね?
じゃあ真っ先に資源なりなんなりを求めて発掘されるのが道理なんじゃないんですか?
それをイデアールが守ってたりするなら、もっとイデアールの名は認知されているはずだし、アルバが知らないのもおかしいと思うんですけど…。
カナタも動力が生きてる時点で不審に思えよ。
その後、カナタは黒仮面さんと白仮面さんに追われ敗北し、シエルがスパイだったと知ることになるんですが、今まで散々フリにフッてきたシエルの裏切りって要素もこんな感じになるのか…。
なんか…はっきり言ってめちゃくちゃ下手。視聴者的にはここでシエルが裏切るなんて百も承知で、そりゃそうやなとしかならない。
別に今話の内ならどのタイミングでも裏切れたし、単に話の都合上引き伸ばしてただけやん。
ノワール/ミステルを手に入れるって目的を考えるなら、遅すぎるし。
ていうか、別にシエルが何かせんでも120%捕まってたやん。
なんやったら、コフィン出た瞬間撃ち殺されてもおかしないし…。
次回は、カナタの絶望がちゃんと描かれるかどうかが注目だと思います。
次回に期待です。
{/netabare}
第18話視聴しました。
{netabare}あー…なるほど…もう本当にどうにもなんないのね…。
先に今話の包括的な感想としては、必要としていたゼロ型ボディにシエルが犠牲になろうとしている、という引き自体は非常に次回が気になる良い引きだと思います。
ただ、そこに至るまでの諸々を 歌で誤魔化せているなんて思うなよ。
まず今話で分かった事はというと以下の通りです。
・ヴァイスハイトはシエルのマスターで、シエルを度々初期化している。
・イデアールの目的はイストワールに到達し、人類が支配する世界を取り戻すこと、ヴァイスハイトの個人的な目的はメイガス無き世界の実現であること。
・新月の涙の原因は気象管理衛星の暴走が発端であること。 ヴァイスハイトはこれと同じくメイガスの暴走を危惧している。
・ヴァイスハイトはNTR趣味の舐めプ野郎であるということ。
と、まぁ新たに分かったこともあったんですが、なんかもう前話から合わせて、登場人物の全員が全員やっていることも展開もグダグダ過ぎて見てられません。
まず話の流れとして、カナタが捕らえられたことを軸に進んでいくんですが、なんの意味もなかったですね。
そもそも、カナタが敵の本拠地にノコノコ何も知らずにやってきたことが悪いんですけど、状況としては侵入者がやってきたから捕まえて逃げようとしたから追いかけるってただそれだけなんですよね。
トキオはヴァイスハイトの事を 無意味なことをする奴じゃあねぇ と評していましたが、今回の件に関してはただの趣味ですよね?
そんで舐めプして遊んでいたら取り返しのつかない感じになってる大間抜けですよね?
シエルにしても、何か一仕事やりとげて帰ってきました みたいなスタンスでいますけど、たまたまカナタの目的地が実家だったので成り行きで帰ってきただけじゃないですか。
そんでまぁ、やっぱり一番の問題はカナタなんですけど、なんかもう本当にこの作品は主人公の動かし方が0点ですよねぇ…。
シエルがカナタを殺そうとしているところから振り返りたいと思います。
まずその、トキオは銃を向けられているカナタを見せられた時、グッみたいな顔をしてらっしゃいますけど、カナタを捕らえることには協力しておいてその後どうするつもりだったのでしょうか。
さて、カナタによる説得パートです。
カナタ「何でシエルのマスターは君にそんなことやらせてるんだ!シエルの夢は沢山の人に歌を届けることでそんなスパイみたいな真似望んでないだろ!」
って言いますけど、じゃあ契約もしていないメイガスに飯の世話や車の手配、ここまでの運転も任せているお前は何なんだって話になりますけどね。
それと、シエルの歌についての夢はもうほぼ自力で達成してないか? 何だったらスパイとの両立もできてたやん。
スパイの身でありながら、1日2回ステージに立ち少なくとも2曲はリリースしていますよね?
そう考えると、シエルはヴァイスハイトからかなり自由な裁量権をもらっていますよね。
そんで、ここまで私もシエルの事をスパイだと呼称してきましたけど、シエルがカナタと知り合ったのってめちゃくちゃ偶然ですよね?
第2話でたまたまノワールと出会い、第6話でたまたま再会して、成り行きで付いて行ったらそれが楽園の鍵でしたっていうね。
シエルにしてみれば不運極まりなく、カナタと出会わなければ歌を歌いながら旅を続けられていたのにね笑
それからカナタはシエルの「マスターの望みに従うことが私にとっての幸せよ」に対し「だったらなんでそんな悲しそうな顔してるんだ」と返します。
素朴な疑問なんですが、メイガスってマスターに合わせて性格や趣味も変わるんじゃなかったでしたっけ?
合わせた上でこうなっているんだとしたら、何かもう高性能とかそういう次元じゃないように思いますけど。
シエルは「マスターには逆らえない」とか「カナタを殺せば契約を解除して自由にしてくれる」などと悲痛な訴えをしていますが、メイガスがマスターとの契約を破棄したがっている ということ自体が既にメイガス三原則に違反していると思うんですけど。
結局、シエルを説得するのにカナタが使った言葉は「一緒に出よう!」「そんなのおかしい!」「絶対許せない!」「一緒に行こう!」「ロックタウンに帰ろう!」でした。
…………………馬鹿丸出しじゃん。ドン引きなんですけど。
この時のシエルの「助けて…」という要望に、ここから一緒に出て、一緒に行って、ロックタウンに帰ったところでなにが解決するっていうんですか?
いや、まぁ最初からカナタのような考えなしのおバカさんに筋の通った説得なんで期待していませんでしたし、こういった若気の至り的なテンションが高さだけで乗り切ろうとする展開自体もアリだとは思います。
理屈じゃねぇ!気持ちなんだ!って主人公がいてもいいと思います。
ですがその場合、作り手はそのキャラに「説得力」を持たせなければいけません。 この作品にはコレがない。
カナタを「主人公」としてしか描写しないから、彼の言葉には血が通わず、熱もない。
状況が飲み込めないまま捕まって、トキオやシエルにも裏切られているのに平然としていて、ここから逃げられると楽観視もしている。
だって、なぜなら、主人公だから。
そして、シエルはカナタと逃げることにしたのはいいものの、結局やっぱりカナタは使い物になりそうもないから速攻でカナタだけを逃がすことに切り替えているのは笑いました。
Bパート開始。トキオが直してくれていたデイジーオーガに乗り込んで逃走を図ります。
直してくれていなかったらどうするつもりだったんでしょうね。
細かいとこではあるんですが、デイジーオーガが発進するタイミングで来たモブ兵士は、カナタとシエルがコフィン格納エリアに行った連絡を聞いてるのに何で生身で来るんや?
その後、ヴァイスハイトに泳がされていると知りながらも逃げ、トキオの助力もあり地上へと辿り着き、待ち構えていた黒仮面さんも何故か1分間待ってくれるそうです。
いや…あのさ…敵側の3人が3人ともカナタを逃がしたいってなんなん?
イデアールの方々も全力でカナタを追いかけて来てくれたけど、ここでカナタを逃がしたらアカン理由って何?
なんとなくで捕まえた奴が勝手に出ていくだけなんやから放っといたらええやん。
そんで黒仮面さんが1分間も与えちゃったせいでメイガススキル使われて逃げられるという。
相手ヘリも出してきてるのに、キャリアまで行けば逃げられるという根拠は何?
あと、そもそもさ、マスターでもないのに勝手に何かインストールできたり、メイガススキルも使えるってなんなん?
マスターとの契約っていう設定の重要度をどうしたいねん。
最後に
前話と今話はストーリー原案の鴨志田さんが脚本を担当されていたんですが、原案の方がやってこんな有り様って…もう本当に今さらどうしようもないようですね。
2クールという猶予に甘んじて余裕ぶっこいていたらこんな結果ですよ。
{/netabare}
第19話視聴しました。
{netabare} まず前提として、今話は今までの1クールも合わせた話の中で一番良い回だったと思います。
メイガスというヒューマノイドのヒロインの特性が活かされていました。
カナタの葛藤や打ちのめされている様子が一応あったのも良かったです。 パワポで作ったみたいな丸く切り抜いた回想には笑いましたけど。
作画も良くて、特にキャラの顔には気合いが入っていたように思います。終盤は少しダレていましたけど…。
やはり、死ネタは強いですね。感動的に仕上がっていました。これまでの積み重ねがもっとちゃんとしてあったならさらに良かったでしょうね。
冒頭、エリーのキャリア内で「アメイジアはタブー扱いでドリフターは寄り付かない」という今さらどうしようもない小賢しい補足を交えながらカナタを発見します。
カナタは悲壮感を出すために雨に打たれてましたけど、わざわざコフィンの背部から120kgあるメイガスを引きずり落として地面に寝かして毒性の雨に打たれながら途方に暮れてたのか、なにがしてぇんだこいつ。
エリーに喝を入れられながらアルバさんのもとに向かいます。
アルバ「何が起こったのかおおよそ見当はついた」 いや、あのこちらから頼んだこととはいえあんたのススメでアメイジア行ったら敵の本拠地だったんですけど…。
アンジェが「初期化」というワードに驚いていましたけど、マスターとの契約解除したら自動的に初期化されるんですよね?そんな過敏になるものなのか。
そもそも、契約解除自体が稀なことなのか? マスターが事故とかで死んだら契約ってどうなるんでしょうか?
カナタは「シエルのマスターは何でそんな事を…!」と歯噛みしますが、そりゃ裏切ろうとしてたんやから初期化するやろ。 自由にするにしても初期化は必須なんやし。
ていうか、再起動を拒むプログラムはマスターじゃなくてもインストールできるんですね。
場面変わってイデアールでは、鍵確保の部隊派遣が正式に延期になったそうです。
やっぱりアルバさんの所に行かれたのめちゃくちゃ痛手だったんですね。
じゃあシエルはスパイとして、これだけは阻止しないとアカンかったやん笑
そんでもう…なんか…トキオさんは何をやってんでしょうね。
トキオさんと黒仮面さんの関係性も、この作品のテーマの「すれ違い」を演出してるんでしょうけど、イデアールに戻ってきてからのフワフワした態度をとっているトキオさんが一方的に悪くないか?
飄々として余裕を持ったキャラはそりゃあ格好良く見えますけど、そろそろなんとかしないとキツイと思います。
なんか気軽に帰ってこようとしてたぞ。
場面は今話の山場であるカナタの悩むシーンへと移ります。
今話でカナタは何だかすごい決断をしたみたいな感じになっていますけど、どのみちシエルの身体を使う以外に選択肢はありませんでしたから、決断というよりかはカナタの心の準備待ちでしたね。
君が見せてくれた色々な顔、どれも嘘だったと思えない。とか、そうだ嘘なんかじゃない…楽しかったよな…俺たち…!。
とかが今回の、シエルが自分のために死を選んだことの責任感、そのシエルの死体を利用することの罪悪感への回答にどう直結すんねん。
こんなふうに雰囲気とテンションで誤魔化さなくてはいけないのは、シエルは出番は多かったもののカナタとの関係性が特に構築できていない証拠です。
積み重ねの中身がないから無理矢理持って行くしかない。
カナタというキャラに向き合ってこなかったことのツケが、やはりこの終盤に差し掛かって効いてきている印象です。
まぁ結局のところ、今話もいつも通りカナタは特に何もしていませんしね。
エリーが迎えにきて励ましてくれ、アルバさんが作業してくれ、最後の誘導もシエルがやってくれました。
カナタの甘やかされ状態を嘆くべきか、エリーのヒロイン力の高さを称賛すべきか。
何はともあれ、いよいよノワールを起こしにかかります。
メイガスの意識の移植ってコード一本で済むんですね笑
アルバさんの技術が凄いのかな笑
そんでまぁ解せないポイントなんですけど、見た目まんまノワールになっちゃうのかぁ…。
「これもゼロ型の力…!?」というより「これが…大人の事情の力…!?」って感じですよね。
わかるんですけど、新しいキャラデザは欲しかったなぁ。
シエルの身体を使っているという罪悪感から開放されてどうするよ。
{/netabare}
第20話視聴しました。
{netabare} 今話はAパートとBパートで異なる2つの過去回想がなされました。
が、新たに明かされた情報としては、ノワールはイストワールから来た、くらいのもので後は基本的に設定の辻褄合わせをしている過ぎませんでした。
では、本編です。
突然起動したパスカルさんからのメッセージ、詳しい話を聞くためコフィンへと移動してきました。
諸々の都合上 仕方無いとはいえ、カナタのこともノワールのことも心配して駆けつけてくれたエリーがのけ者にされているのは心が痛いですね。
しかも、そのフォローの台詞をアルバさんにさせているのもいたたげません。
なんでカナタにさせないんだ…。主人公をただのリアクション係にさせとくなよな…。
パスカルさんの回想は旅の出発直前から始まります。
だいぶ端折ってスタートするんですね。
アメイジアの人はミステルのことを ロストテクノロジーを紐解く鍵、ブラックボックスを積んだ特殊なメイガスと呼びます。
ミステルのブラックボックスには「新月の涙」以前の情報が入っているようです。
なんでそんな状態のメイガスを作ったのか?という疑問が出てきますが、スルーです。
メイガスのことを「所詮、計算人形」などと言っていますが、インフラから出生率までAIによって統制されているアメイジアでそんな発想になりますか?
なんかむしろ、この人たちの方が地上に行きそうじゃありませんか?
何はともあれ、パスカルさんは旅を始めます。
意味深にしていたパスカル計画はただの口実でほんとになんでもないんですね。
地上の様子に はしゃいでいたら人類の最後の拠点といって差し支えない故郷がしれっと崩壊しちゃいましたが、気にせず旅を続けましょう。
20年前のシルヴァーストームと遭遇していたみたいです。
そういえば、この時のシルヴァーストームは両手では数えられない程のネストを滅ぼしたって言ってましたけど、ネストってアメイジア崩壊後に作られるようなったんじゃなかったでしたっけ?
崩壊直後にもうそんなネストができていたんでしょうか、たくましいですね。
こんな今さらどうにもならない情報の為に時系列をあやふやにしないでください。
その後、イストワールとの通信でノワールと混ざってしまったミステル。
ノワールはイストワールから降ってきたデータであるということがわかり、ポンコツな理由もそもそもメイガスではないから、と判明しました。
あれ?じゃあノワールを移すためのボディって別にゼロ型じゃなくても良かったんじゃ…………。
落下する120kgのメイガスをキャッチするパスカルさん、フィジカルが化け物過ぎて草。
コンテを切ってる人は設定を知らんのか?
いや、別にそんな重要なことだと私も思っていませんし、これが裏設定ということなら別に構わないんですけど、ちゃんとプール回等で触れているにもかかわらず、こういう風に設定を蔑ろにするから、全体が残念な仕上がりになるんですよね。
内部に別の人格が存在する、この事実をどう伝えるか考えあぐねた結果、パスカルさんは秘密にして嘘をつくことにしたようです。
いや、なんで!? 自分の好奇心のせいでこうなったのに!?
事情も説明せず半ば強制的に眠らせんの!?ミステルに広い世界を見せてやりたいって言ってたのに!?
すまないと思っているで済むわけないやん! だって最適化がなされても結局数話前みたいにオーバーフローを起こすんやもん!
イデアールから守ったみたいな言い方してるけど、お前がやってることも大概やぞ、ええ加減にしとけよババア。
ノワールの状態で眠らせておくことにしたようですけど、これってそんなに効果ありますか?
近くにパスカルさんのコフィンが乗り捨ててあんのに?
それと、ノワールの記憶を消す必要ってありましたか?
ミステルには言いづらくてもノワールには「お前の身体にはもう一人いる、自分を守れ」って言っておかなきゃいけないんじゃないの?
ていうか、これノワールを単身で逃がした方がまだ良くないか?
エネルギー切れの問題があるからか、とも思いましたが、第1話で拾われてきたノワールは補給された様子もなく勝手に起き上がっていましたよね?
そういえば、メイガスのエネルギー事情についてってやりましたっけ? AO結晶で動いているでいいのか?
メッセージは感動的な感じで終わっていきましたけど、自分のただの思いつきの目標に夢って名前をつけて、ミステルに擦り付けてんじゃねぇよババア。
最後にこのAパート最大の そもそも何で?ポイント なんですが、何でパスカルさんのメッセージがこのタイミングで発動したんですか?
なんか…こう…必死に辻褄だけを合わせようとしているからこんな感じになっちゃうんでしょうね。
Bパートはイデアール側の過去回想となりました。
ゴリ押しで辻褄を合わせにいったAパートから一転して、Bパートは逆に何も語らないことによって乗り切りました。
トキオさんは10年ぶりにイデアールへ戻って来たということなので、この回想は10年前の話なんですがアメイジア崩壊から10年でここまで設備が整っているってだいぶ持ち直していますよね。
この辺りの事実関係が曖昧でもやもやします。
イデアール三人衆の若かりし頃が描かれ、思想や意見をぶつけ合わせているように見えますが、マジで中身がありません。
ヴァイスハイトの言ったことはというと、アメイジアなんて紛い物は信用せず、イストワールっていう何があるのかもどこにあるのかもどんなものかも分からんあやふやなものを目指そう!って…そりゃ無いぜ。
組織のやり方は間違っているって盛り上がっていますけど、まず組織のやり方というのが提示されていなくてわからないし、対案のヴァイスハイトの意見というのも特にも出てこず雰囲気だけで進行しています。
対案の対案であるトキオの意見すらろくに出てこない。
抑止力になるとかうんぬんは言っていましたが、結局コイツ10年間放置してましたしね。
ひたすら楽園というワードだけで逃げ切ろうとする、舐めてんのか。
結局のところ、過去回想をしてもゲーム版の重要なシナリオである「アメイジア崩壊」については触れることが出来ないので、いくらやっても無駄です。
そもそも、メディアミックス作品で大元のゲームの本筋があるからって、せっかく時系列を飛ばしたのに遡る話になんかすんなよな…。
{/netabare}
第21話視聴しました。
{netabare} 今話はノワールによるライブ回となりました。
第7話にてシエルが歌を披露した際、これはノワールにも歌ってもらわなくては、と思っていたので良かったです。
ですが、本当にこれで良かったのか、という気持ちは否めません。
この 歌 という要素は、SFなのに世界観を紐解いてはいけない、設定を深堀りしてはいけない、ゲーム版主人公より活躍してはいけない、という縛りが設けられているアニメ班の 苦肉の作 でしょうからあんまり言及してあげたくはないんですが、だからといって なぁなぁで済ませていい理由にはなりません。
まず、今話には足りないものが多すぎます。
シエルの身体を貰ったことに対するノワールの葛藤。
そんなノワールの様子にどう応対するべきかの苦悩。
そして、ノワールとしてもカナタとしても今回の件のことに対してどう向き合っていくか一緒に考えていこうとする姿勢。
ライブパートをどういう転換点にするかの狙い。などなどです。
ライブパートが入った話を発注されて、ほんとにそのまま入れ込んだだけの話を納品すんなよ…。
なんというか…こう…材料を色々渡して調理をお願いしたら全部そのまま丸焼きにして出された、みたいな…。
では、本編です。
ミステルとマリアさんは険しいだなんだと言ってたカルタゴへコフィンも乗せず、意気揚々と出かけるんですね。 イデアールに襲われたら終わりですね。
宇宙港をあんだけ派手に爆発させたのに、まだ状態のいい部品や推進剤が残っている算段があるなんで驚きです。
思い悩んでいたノワールでしたが、少女に歌を褒められライブをすることにしました。
うーん…歌うことにするまでの葛藤が足りない…というかほとんど無いに等しいんですよね。
1週間も悩んでいたはずなのに…。
ていうか、やっぱり子どもはメイガスと人間をそんなに区別なんかしてへんやん。
第7話で感じた疑念点はあたっていました。
トキオさんはカナタに自分の事を話すために帰ってきましたが、やはりというかなんというか、トキオ×カナタは掘り下げても何にも出てきませんね。
何ができるかじゃなくて、何がやりたいかだ!というカナタにとって都合が良すぎる名言が飛び出したのは笑いました。 だから、カナタはこんな奴なんですね。
冒頭のエリーの「受け止めてあげて」という台詞といい 制作はそんなにカナタに何もさせたくないのか。
そして、そのままライブがやりたいというノワールの言葉を受けて、昨日の今日でライブをすることになりました。
これだけライブを中心に話を組むなら、前回でイデアールの過去編という何にもならないただただ無駄という一言に尽きる話なんかしてないで、ライブの準備パートをもっとやりゃあいいのに。
結局、また何もしていないカナタの誕生です。みんながフライヤーを配りにいくなかでも、何故かボーっと突っ立っているだけのカナタ…。
俺も行くよ! カナタはノワールの側にいてあげて!というフォローすらない…。
袖で頬を赤らめながら歌を聞いているだけのカナタ…。 お前が一発誰かに殴られろ。
個人的にカナタに対してはもうこれから先、何があろうと良い印象を持つことはないでしょうけど、もう…なんかこうなるとカナタのことが一番嫌いなのは制作側なんじゃないかという気がしてきました。
もう今さらどうしようもないから、何もさせずそこで大人しくニコニコ拍手させておこう と完全に制作側が諦めてしまったように感じてなりません。
そもそも、このフライヤーを配る行為自体に何の意味があったんでしょうか。
アヴァンチュールや市場を仕切っているマムとも懇意にしているんだからその辺りに声をかけた方がいいような…。
モブにあんなわざとらしい台詞を言わせなきゃいけない理由があったのか?
ライブが始まります。
全編シエルの曲で構成されていますが、このライブがノワールにとってシエルとのお別れ会だったのだと考えると、曲を用意するのは大変なのは分かりますがノワールがシエルを思って書いた曲とかあればなぁと思ってしまいます。
シエルの身体を貰って、シエルの歌を歌って歓声を浴びて気持ちよくなって、「ありがとうシエル、私はノワールとしてカナタの側にいます」は無理があるでしょう…。
この舞台はあくまでもシエルの代わりを務めたに過ぎないのに、ここで新たな自分を見つけているのもどうなんでしょうか。
観客やあの少女もこんなあっさりノワールの歌を受け入れてしまっては、シエルの存在が薄くなるような気が
してしまうんですが…。
歌ったらすっきりしてしまったノワールなんですが、シエルの事を悩むのはそりゃそうにしても、元を正せばミステルのことも乗っ取ろうとしてたことはあんまり考えないんですね。
自分がイストワールから降ってきたこととかはノータッチなのは何故なんでしょうか?
話はいよいよラストに向かっていきますどう幕を引くか見ものですね。
{/netabare}
第22話視聴しました。
{netabare} 予告を視聴した時、まさかと思いましたし耳を疑いましたが、本当にロケットが完成していて笑いましたし、そしてそれをまんまと奪われてしまっているのも笑いました。
この表現が合っているか分かりませんが、話の構成がアンパンマンみたいだな、と思いました。
では、本編です。
完成したロケットを見て、アンジェの一言。「あっと言う間に作っちゃったわねぇ」はこっちのセリフですよ笑
マリアさんはこの爆速さの理由として、元々ミステルにあったブラックボックスの知識あってのことよ、と語りますが、このブラックボックスの中身ってそんなサクサク引き出せるもんなんですね。
マムに手伝ってもらって突貫工事でリニアカタパルトを作ったらしいですが、マムがそこまでして手を貸してくれる理由ってなんでしょうね。
タイミングバッチリな襲撃計画を練るイデアール、出来立てホヤホヤな宇宙港も狙っているようです。
マムの部下たちが突貫工事で作れるようなもんイデアールは作れないんですね。
というか、ロケット等の開発を自分たちでやっている雰囲気なかったですもんね。
イデアールって科学技術が高い感じで描かれていると思うんですけど、そんなことないのか?
まぁブラックボックスの知識ですって言われたらそこまでなんやけどさ…。
そういえば、ミステルの捜索もただの手当たり次第でしたし…逆にイデアールってなんやったら出来んねん。
その後は、イデアールとロックタウンのイツメンとの戦闘になります。
この作品は、会話シーンなんてあればあるほどボロが出るし、展開に中身なんてありませんので、派手に戦闘してくれている分には見応えがありますね。
前話にて、マイケルのところからガメてきたパーツや、適当に買ってきたパーツを10番のスパナとやらでつついたりしていただけで、いつの間にかこんなにパワーアップしていることが気にならなかったり、急に飛べるようになった機体をしれっと乗りこなしているカナタのことが気にならなければですが…。
活躍している装備もほとんどミステルが作ってくれたもんやろうしなぁ。
あぁ、でもジョンガスメイカーが姿勢制御するときのスラスターの挙動の細やかさは好きです。
姿を消して、戻ってきたかと思ったら、また姿を消したトキオさんがまた戻ってきました。
トキオさんは良いキャラになれる要素はあったのに、完全に迷走してしまいましたね。
トキオvs黒仮面にて白熱した闘いが繰り広げられるなか、ムートンのメイガススキルが発動しました。
改造したパーツとかで勝負しているのに、やっぱりこのメイガススキルとかいう超能力、冷めるなぁ…。
そして、そんな勝負もヴァイスハイトの機体 ノアゲームチェンジャー(笑) によって横槍を入れられる結果になり、ロケットとミステルも奪われてしまいました。
ヴァイスハイトが飛び立つらへんは、作画の崩れも相まってなんかもうギャグっぽくなっていましたね笑
私ならもう一機あるロケットは破壊してから出発しますが、次回で追いかけていけるように置いといてくれたヴァイスハイトは優しいですね笑
さすが最高にカッコイイ名前の機体に乗っているだけのことはあります笑
再びトキオさんが黒仮面さんに訴えかけます。
黒仮面さんに関しては、イデアールの過去編を何の意味も為していない雰囲気だけの中身が全くないやりとりで流してしまったので、何に対してそして何故ゆえにそこまで意固地になっているのかまるで分かりません。
いろんなものが混ざり合った感情、と言えば聞こえはいいですが、この作品がそんな繊細な心の機微を表現出来ているとはとても思えません。
存在がフワッとしているヴァイスハイトも十分謎ですが、そのヴァイスハイトのことを何故か強烈に信用している黒仮面さんの方が謎です。
何も考えていないカナタと何かを考えた上で意味不明な行動をしている黒仮面さん、キャラとしてはどっちもどっちですね。
ヴァイスハイトがメイガス無き世界を目指してるってことは酒飲んでるときにでも言ったら良かったんじゃねぇの?
なんかもう、素直に話し合えない性格なの、とかじゃあ言い訳になってないくらいトキオの落ち度やん。
今回、こうしてイストワール行きを阻止されたわけですが、なにかこう虚無感のようなものが残り、空疎な展開であるように思えます。
その理由としては、ロケットや宇宙港自体が急に完成したものである ということに加え、別にカナタ側にイストワールに行かなくてはいけない理由も使命も目的も特にないからでしょうね。
ミステルとしては、前マスターのパスカルさんに託されたからという理由がありますが、じゃあ何故そのパスカルさんはイストワールに行きたかったのかというと、たまたまヒント見つけたからなんとなく、なんですよね。
とはいえ、飛び立っていったヴァイスハイトの動向は非常に気になります。
こうなってくると、良い意味でも悪い意味でも展開が読めなくなってきたので次回に期待が募ります。
{/netabare}
第23話視聴しました。
{netabare} 今話は、徹頭徹尾 最終回にオチをつけるためだけの準備回……というより時間稼ぎをする回と相成りました。
では、本編です
イストワールへ無事に到着したらしいヴァイスハイトは、イストワールの中枢と思しきオブジェと話しています。
ミステルはイストワールと交信した記録があったからインターフェースに設定されちゃいましたけど、つまるところあのババアのせいやん笑
ヴァイスハイトはイストワールに願望を叶えてもらうそうです。
イストワールってそんな神龍みたいな扱いなんですね。
イストワールも人工知能であるように見えますが、ヴァイスハイトはメイガスは無理でも、イストワールくらいのメカ感なら許容範囲なんですね。
イストワールが美少女じゃなくて良かったですね。
場面変わって、地上です。
ロケットの最終調整を終えたマリアさんから、この旅路は片道切符も同然だと告げられます。
これに対し、イストワールまで辿り着けたら後はなんとかします、とカナタはクールに返します。
ちなみに、カナタはなんとかできる頭も腕もないし、これまでのどの局面においても自力でなんとかできた事なんて一度もありませんけどね。
トキオさんはマハトに、「もっと早くお前と向き合うべきだった」と謝罪し、マハトと和解しました。
いやまぁこの件に関してはもう本当にそう。考え無しに引っ張るだけ引っ張ったのでただの予定調和でしかありません。
時刻は夜になり、自室にてジョジョパロを挟みながらエリーと対話します。
「意外と落ち着いてるわね」「うん、もう覚悟を決めたからね」
いいえ、違います。
カナタは貴方がた制作が見離してしまったので、この局面でカナタがどういう考えを持ち、どういう振る舞いをするキャラなのかが作り手にも分からないだけです。
何を悩み何を憂い何を期待し何に昂揚させればいいのか分からないから、おすまし顔で座らせているだけです。
その後は、カナタの鈍感ムーブや各キャラによるお見送り、マハトとカナタとの会話などのシャバい尺稼ぎをしていざ出発です。
宇宙へと飛び出したらあとは勝手にイストワールに着くようです。やったね!
全てはミステルのブラックボックスのおかげって、第13話の時に危惧していた通り、やっぱり便利に使ってるやん。
ついにカナタは他人の力だけでイストワールへと辿り着きます。
父さん母さんと一緒に夢見たイストワールに自分の力は一切使わず着いても嬉しいもんなんですね。
機体をぶつけて着陸することを聞かされて焦るカナタ、ここでようやく腹をくくったそうです。
どうやら、先ほどマリアさんに片道切符であることを知らされても動じなかった姿や、エリーに覚悟はできていると豪語したのは嘘だったようです。
普通ならここでキャラがブレていることを残念に思うところなんですが、彼にはそのブレるキャラさえ もとよりないので、被害が軽傷で済みました。やったね!!
前話でも書きましたが、「やっぱり追い掛けてきたか」とか言うなら、ロケット壊しとけ。
イストワール内は空気があるみたいです。都合良くて助かりますね。
イストワールの基幹部へと進んできました。
イストワールとは人類発祥からの歴史、文化、技術さらには動植物の遺伝子などの尽くを保存し地球の全てを記録した巨大なアーカイブらしいです。
そんな大事なもんが、タッチパネルのボタンを三ケ所ピピピと押したら開くなんてラッキーでしたね!
しかもトキオさんが開け方を知っていたなんてウルトララッキーでしたね!!
なんかトキオさんとマハトがイストワールにやけに詳しいですけど、第20話の回想の時 なにがあるかわからんって言ってなかったか?
最深部まで来たらヴァイスハイトが待っていて、戦闘開始ってなんかまんまゲームみたいですね。
ヴァイスハイトからの命令を実行したイストワールにより、メイガスたちが次々と機能停止に陥ります。ってかやっぱりみんなの反応を見る限り、メイガスのことを人間みたいに扱ってるやんけ。
ヴァイスハイトもあれだけ人類の救済だなんだと言っときながら、まずは断罪からねってそりゃ無いぜ…。救済って考えを貫き通せよ…。
というか、そもそもイストワールってメイガスが出来る前の代物ですよね?
それにメイガスの無力化を頼むってなんだかなぁ…。
正直、イストワールでやるようなことじゃない気がします。
カナタに対して思っている、もっと自力で頑張れという思いがそのまんまヴァイスハイトにも適応できそうです。
別にこのメイガスを機能停止に、ってやつ地上のイデアール基地からやってても良かったんじゃないのか?
崩壊したアメイジアからメイガスについての情報を引っ張り出してきて、機能を停止させる方法を見出したとか。
まぁ要するに何が言いたいかというと、ラスボス戦はイデアール基地で良かったんじゃないか?ということです。
そうすれば、潜入していたトキオさんについても意味が出てきますし、一度捕まってしまったカナタについても何か展開ができそうです。
総力戦にもしやすかったでしょうし、イストワールに向かうことにラスボス戦で頑張ったカナタに対してのご褒美的な意味合いも込められたでしょうし、イストワールの運用にはノワールが必要でそこで感動的な別れみたいな風に持っていけたかもしれません。妄想ですけれど。
これ、ヴァイスハイトが何故そんなにメイガスを嫌うのかのハードルがだいぶ上がってますけど大丈夫でしょうか?
なんかもう、なんとなく生理的に無理だから、とかなら逆にあっぱれですけどね。
次回、最終回どう幕を引くのか期待です。
{/netabare}
最終話視聴しました。
{netabare} 全メイガスが活動を停止してしまったなか、唯一動けるノワールと共についにカナタはヴァイスハイトとの最終決戦に挑む!という形になった最終話。
物語としてやるべきことをやってこなかったので、そりゃまぁこうなるだろうなという順当とも言えるオチになりました。
厳密に言えばオチてるとは言い難いんですけどね。
では、本編です。
前話で意味深に伏せていたヴァイスハイトのイストワールへの命令は、別に意外でもなんでもない「メイガスの活動停止」でした。
前話でも少し触れましたが、メイガス誕生前に作られたはずのイストワールに何故そんなピンポイントな用途の謎電波が出せるのかが謎です。
戦闘の最中、ヴァイスハイトの分析によりノワールの正体が確定されます。
曰く、ノワールはイストワールAIの断片、メイガスに寄生したバグだそうです。
ヴァイスハイトはそれを おぞましい などと評します。
正直、この辺りのことに関してはヴァイスハイトに賛同する他ありません。
何故かというと、ノワール自身による「身体を得て存在すること」に対する葛藤が足りないからです。
現状シエルの身体を使っていることは、ライブでシエルの歌を歌って歓声を浴びて気持ちよくなって流してしまいました。
これを一応葛藤だったと大甘に見積もったとしても、そもそもミステルの身体を乗っ取ろうとしていたことに対してはノータッチです。
ノワールは「みんなと出会って記憶を増やして私は私になった」と感慨深げにいいますが、いや!だから!そもそもそれ!他人の身体やから!!
そこからはある種お約束の覚醒展開となり、ミステルのもとまで行き、俺は夢を叶えたぞ!(他人の力だけでな!!)と語りかけミステルを起こします。
その後は覚醒合体ビームでヴァイスハイトを倒しました。
何でヴァイスハイトは地上で見せたあの高速移動を一度も使わなかったんでしょうね。
Bパートに入り、ヴァイスハイトは自らの胸中を明かします。
何故、メイガスを嫌うのか の答えは、生理的になんか無理だから でした。
やはりというかなんというか、まぁもう何をやっても今さらになりますし、こんな感じに落ち着く他なかったんでしょうね。
こういう何を言っても無駄、理屈じゃないんだという悪役もアリだとは思うんですが、イデアールという組織でマハトやトキオとの繋がりも示唆されていたなかこういう風に片付けてしまうのは、なんだか勿体無かったように思います。
イストワールに 人類の力のみでエンダーズを駆逐し復興することができるか と問いを投げかけるヴァイスハイト。
優れた指導者がいればできるけど、メイガスもいた方が何かといいんじゃない? という誰でも言えそうなフワッとした回答をするイストワール。
その答えに、「やはりこの世界は不愉快すぎる」と返すヴァイスハイト。
実際確かに、ヴァイスハイトはメイガスなしで充分過ぎる程戦えているわけですもんね。
それにまぁ結局、メイガスが人の形をしていなくちゃいけない理由とかについては語られませんでしたし。
そもそも世界観自体がフワッとしているので何をいったところで…のような気がします。
そして、ヴァイスハイトはもうこれ以上残っていても扱いに困るだけなので、シエルとの関係性を匂わせつつさっさと自主退場していきました。
一方、カナタたちは脱出艇で地球へと帰還するようです。 考え無しに来たけどなんとかなりました、やったね!
しかしミステルは諸々の後処理とこれからの管理のため残るそうです。
感動的で切ない別れですね…思わず涙が……ん?
あれ?ミステルが残るの? イストワール生まれのメイガスに寄生したバグは帰るのに?
いや…そりゃまぁ収集をつけるならこうなるのは理解できるんですが…しかしこうなると、作中通してノワールの存在意義ってなんだったんだ?てなっちゃいますけど…。
ノワールって何か大きな要因となることしましたっけ?
イストワールの手がかり、発見、道中、運用にいたるまでミステルで事足りてしまっていますし、メイガスとの絆というならシエルで良かったし…。
ぶっちゃけ、一番必要ないキャラになってしまっているような…。 君は何しにイストワールから降ってきたんでしょうか。
ノワールという別人格を与えず、最初から記憶を失ったミステルで良かったんじゃ…。そしたらシエルの生存ルートに入れたかもしれませんね。
ミステルは、「やっと夢の続きが見れるなマスター」と言っていますが、これまで何度か触れましたがパスカルさんがイストワールを目指したのって、たまたまの思いつきですよね?
ミステルはイストワールがマスターの夢の果てかの如く捉えていますが違いますよね?
ミステルがマスターから得るべき教訓は、日々の様々なことに心を動かし、興味関心を絶やさず、新しいことに臆せず挑戦し続ける姿勢なんじゃないのか?
さて、そうこうしている内に物語はエピローグです。
今さらどうしようもならない本筋にさっさと見切りをつけて、エピローグを厚めにやるのは本作品の数少ない賢明な判断だったと思います。
シエルの件からしれっと存在を消していたアルバさん。
英雄と謳われている割に未知のブラックボックスを放置した結果、しっかりピンチだったことに笑いました。
最後は、世界は変わらずこれからも彼らの日常は続いていく様子で幕を降ろしました。
結局、ヴァイスハイトの思想とは生理的になんか無理というものであり、ノワールがイストワールから降ってきた理由も分からず、第2クールでは空気だったエンダーズも謎のまま終わりました。
これが1クールの作品であったなら、こういう手法が取られていてもいいかな とは思うんですが、この作品は2クールありましたからねぇ…。
やはり、2クール分も尺があって何しててん!という気持ちが勝ってしまいました。
ゲームの方はヒットするといいですね。
全体についてもまた まとめたいと思います。
{/netabare}
レオン博士 さんの感想・評価
3.6
作画はあまり良くないけど私はこの作品結構好き
主人公のユミエラが個性的で面白かった
基本はありふれたなろう系私TUEEEEアニメなんだけど、冴えない人が雑に強くなってみんなから愛されて幸せになって元の冴えない自分とは全く別人になっちゃう他のなろう系とは違って、強くなってもみんなからチヤホヤされるどころか疎まれ怪しまれ嫌われ恨まれる、そんな理不尽で不憫なのに意に介さない感じで、まったくキャラがぶれないのがいい
私は愛想振りまいてみんなから愛されるお姫様になりたいわけじゃない、イケメンで金持ちの男と付き合いたいわけじゃない、女がみんなそういう少女漫画のお姫様に憧れているなんて決めつけないでくれる?
私は私だ、愛想なんてふりまかないし、王子様とか吐き気するし、取り巻きからつきまとわれるのも迷惑、ああうざいな、いちいち騒ぐな、私は好きなように生きるの、何か文句ある?って感じの超絶マイペース陰キャ女子
そんな陰キャ女子が、最強になってもそのキャラを変えず、あくまでマイペースな一匹狼を貫くところが芯が強くて好き、この子と友達になりたい!!
でもきっとユミエラは相手にしてくれないのでしょうねー
話も面白くて、意外と丁寧
こんな邪悪っぽい力出してたら魔王と勘違いされて討伐されちゃうでしょ・・・ってツッコミも「魔王じゃありませんよ」って王家から太鼓判押させることで序盤からしっかり回避しておくなど丁寧に話を作っています
いいアニメでした!
センチ さんの感想・評価
2.6
正直原作も読んでるので二期のあらすじはだいたい分かっていました。
なのでアニメというより原作レビューに近いです。
正直勇者たちが現れてから一気にぐだりはじめました。
まず主人公の出番少ないです。
一期の様に活躍する場面はほとんどなく、学生相手にいきってる主人公が見れるだけです。
代わりにわき役たちが大暴れします。
なんなら巴や澪が主人公では?くらいの活躍っぷりです。
まあ陰謀やらなんやらと一気に物語が動く回ではあるので仕方ないのも分かりますが、余りに一期と比べスッキリ&盛り上がる所が少ない。
せっかくソシャゲも始まり二幕の続きも開始されるタイミングというのに明らかに失速してます。
一期が良かっただけに残念なアニメになってしまいました。
二幕の続きで挽回して欲しいところですね
イムラ さんの感想・評価
3.8
<2024/1/14 発投稿>
原作は漫画でしょうか
未読です
見始めですがまさかの「竜巻ヅモ」を拝めたので評点は高めから始めますよ
麻雀漫画、ギャンブル漫画のオマージュが詰まった本作
「哭きの竜」「哲也」のほか、福本伸行作品などのパロディネタが満載な中でまさかの「竜巻ヅモ」
「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」という麻雀漫画がありました。
片山まさゆき画伯作の。
バイブルでした。
ただその作品。
今の時代では表現不可なパロディ満載なためアニメ化はもちろん、ネタとしても再現不可能なものです。
例えば「北斗の拳(北家神拳)」や「ムーミン(哭きのカバ)」など訴えられる要素満載なので。
そんな伝説の麻雀漫画「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」の最初の方で主人公が繰り出した技(?)が「竜巻ヅモ」
この作者どれだけ麻雀漫画好きやねん笑
しかもこしきゆかしき少女漫画「なかよし」連載なんすか?
頭おかしいとしか笑笑
アニメとしては普通のスタートですが、もう「竜巻ヅモ」で心奪われましたよ。
主人公が棚から取り出す漫画も片山まさゆき作品だし。
エンドノートのイラストも片山まさゆき笑
あと尾道ってとこもポイント大です。
「かみちゅ」好きなんで
<2024/4/29 追記>
最終話まで見ましたが今ひとつだったかな
毎話冒頭の麻雀の小ネタもちょっと飽きちゃったし
お話の展開もただ女の子がきゃっきゃうふふしてるの愛でるだけというか
ただ、雀荘の秘密基地感はよかった
あんな居場所で仲間と麻雀はそりゃ楽しかろう
レオン博士 さんの感想・評価
3.2
本格麻雀アニメっぽいタイトルだけど別に麻雀なくてもいいくらいの話
キャラデザ原案は五等分の花嫁の人、眼や口の描き方がそれっぽいけど五等分を意識すると劣化版に見えちゃうので意識しないほうが良さそう
真剣に麻雀バトルする話ではなくて、ただ可愛い女の子が集まって楽しそうに遊んでいるだけですが、これはこれでいいとおもう
女子高生たちの話なのに話のネタやギャグがたまにおじさんくさくて、美少女の中におじさんが入ってる感じの気持ち悪さがある
オリジナルアニメみたいなので、女性の監修も受けたほうが良かったですね
1話の古い麻雀アニメネタ??がかなり寒いし、女子高生に合わな過ぎて酷かった、一話はホント酷い、切ろうかと思った
それから友達同士でワイワイ遊んでいるのにイカサマはないんじゃない?
派手さやワクワク感はないですが、女の子達が楽しそうに遊んでいるのを見ているだけで幸せな人には良いアニメかも
OPED両方ともアニソンらしくていいですね、ドット絵のキャラクターがぴょこぴょこ跳ねるのも可愛い
鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.0
最終話(12話)まで観ました。2024.03.23
無理矢理終わらせた感じの最終話でした。元々雀荘なので雀卓は一台しかないわけでは無いし、リーチェは大金持ちのはず…。
特に内容の無い日常系の物語なので、強引にオチをつけなくても良かった気がします。
登場人物達を尾道のお祭りに参加させたり、盛り上げようと色々したのは分かりますが、どうにも跳ねない感じでした。
この頃、日常系の話が流行しない時代と言われていますが、他のアニメに埋もれてしまった感じです。
麻雀はやはり、金を賭けてタバコを吸いまくってやらないと面白く無い様です。
学生の頃、良く徹マンしましたが、懐かしいなぁ…位の感想しかありませんでした。何かが足らんのですね。
………………………………………………………………………
7話まで観ました。2024.02.22
海に遊びに行く!水着回だぁ〜!って…。コレで興奮したり喜ぶ視聴者もいるかも知れませんが、何を今さら…。
そして、麻雀要素が少し絡んだゲーム等してJK達が楽しそうに遊びますが、別に面白くも無いので何を見せられているんだ感が強いです。
一体何がしたいのか?謎アニメになりつつあります。
………………………………………………………………………
6話まで観ました。2024.02.11
5話で五人目が加入しました。テンポが悪くなるだけのパロディーは影を潜めました。ネタ切れかな?
しかし…、この五人目が他の四人程浮世離れしておらず、真剣に麻雀やりたいキャラなので浮いています。四人でキャッキャウフフしてた方が良かったんじゃ?
ゲストキャラならともかく、これから五人で話を回していくのかな?主人公達仲良し三人組はそれほど麻雀好きそうじゃないし、ギャグマンガにあるまじき不穏さが漂ってきてます。
五人目は排除した方が良い様な…。要らない子が混じっている感じは良くないですねぇ。後半どうするのかとても心配です。
………………………………………………………………………
2話まで観ました。2024.01.15
ワンクール、ネタ保つのか?と心配になる様なお話です。今回は全自動卓なのにツミコミしたり、燕返しするネタでしたが、これから何やるのかな?段々と上級者になるのかな?
女子高生なのであまりギャンブル廃人的な話は出来ないし、おふざけギャグなので真面目に打つのもちょとなぁ。
視聴継続しますが、段々とパワーが落ちてフェードアウトしそうです。最後までテンション保つかが一番気になります。
………………………………………………………………………
1話観ました。2024.01.08
何故かパパの持っている古い雀荘で仲良し女子達が麻雀やるそうです。
初回、ギャグが寒いです。往年の麻雀漫画のパロディーなのは分かりますが、若いねーちゃんのやることではないです。非存在女子の面目躍如ってやつです。
今の所、どうなるのか余談を許しませんが、麻雀に興味があるなら観ても良いかもです。
タイラーオースティン さんの感想・評価
2.9
絵柄的には学園ベビーシッターズみたいな感じで、種﨑さん演じる幼い男の子が可愛いのが良いのですが、その両親が同性同士なのが何気にぶっとんでいるところかなあと。
雰囲気的にはほのぼのした日常系でちょっと退屈気味な感じなのですがオメガバースというワードが絡むと少しシリアスな感じになり、なんというか主人公一家はそうした事で差別を受けてきたんだろうなという事が容易に想像できます。
そういう意味ではオメガバースに理解があるかつ関心がある人向けて感じなのかな。残念ながら自分はそうではないので2話で切らせて頂きます。