2015年度に放送されたおすすめアニメ一覧 801

あにこれの全ユーザーが2015年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の2015年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

62.9 175 2015年度アニメランキング175位
ローリング☆ガールズ(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (544)
2374人が棚に入れました
守られてばかりだった少女が一念発起、平和を守る旅に出る。

行く手に待つのは魔法使いか怪獣か、はたまた巨大ロボットか。

ご当地色をきわめつくした各地をめぐり、仲間とかさねる奮闘努力、汗と涙は報われるのか――。

どこまでいっても普通の子という宿命を背負い、それでもがんばる少女四人組が織りなす­新感覚・青春ロードムービー!


声優・キャラクター
小澤亜李、日高里菜、種田梨沙、花守ゆみり、中原麻衣、早見沙織、小西克幸

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

4人で旅した思い出はいつまでも色褪せない

ローリング☆ガールズ、はてさて一体何のアニメなのかと初めての方はお思いになるでしょう。
女の子4人がバイクで日本各地を旅する、簡単に言うとそんな話です。
主人公の4人、モブです↑
日本、おかしなことになっています↑
なんと他の作品だったらヒストグラムだったりシルエットだったりする"モブ"が主人公なんです。
でも実は火影の血を受け継ぐんでしょ?とかどうせ因果律が高まってたりするんでしょ?とか、そんなことは一切ありません、最後までモブです。
モブで主人公が務まるのか?と疑って当然だと思います。これはきっと恐らくアニメの分野では、「誰もやらなかったこと」でありつつ「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことなんだと思います。
声を大きくして言いますが、"モブ"が最後まで"モブ"であり、また"主人公"が最後まで"主人公"だったからこそ、私はこのアニメが大好きなんです!


主人公が特殊なら世界観も特殊です。
突如として日本に道州制が敷かれます、我が県こそが州都だと日本各地で争いが起きます、暴徒と化した都道府県民はついに東京・永田町に押し寄せ道州制に猛反発し始めます(=東京大決戦)。
東京大決戦から10年、10余りの道州から再び分割された旧都道府県がご当地色を強めながら内向きな発展を遂げた、そんな世界が舞台となります。
旧都道府県にはそれぞれ、国主と自警団が存在し、地域間の揉め事は主に自警団の団長(モサ)同士の戦いによって解決することが国の決まり(ツインタワー宣言)とされている、そんな現実的でありながらおとぎの国のような世界が舞台なんです。
例えば大阪であれば、たこ焼き店が百軒くらいずらっと道の両脇に並んでいるみたいな、47都道府県の設定とそこに住まうモサ140人弱の設定を三年間かけて考証し、世界を築き上げていったそうです。
私の出身は岐阜県ですが、岐阜は関ヶ原の戦いの舞台になったということで、県民(正しくは岐阜国のため国民)が甲冑に身を包み東軍西軍に分かれてドンチャン騒ぎをしているようです。
行き過ぎたご当地性、うんうんそうかも!と思えるようなものからこれはどうなの?と思うようなものまで、非常に楽しい"日本"という場所がこの作品には描かれているのです。

アニメでは全12話、大方は2話構成で主人公たちの住まう所沢から始まり、東京、愛知・三重、京都、岡山、広島という順に旅をしていきます。
実は他にも箱根だったり富士山だったり大阪だったり旅をしているのですが、その辺は漫画・小説の方で少し詳しく出てきます。
本来なら地域ごとに気が済むまでお話したいですが、ここでは割愛させていただきます。
所沢だったらバトル、愛知・三重だったらレーシング、京都だったらバンド、とにかくその土地で色々なことをしますが、それぞれバトルアニメ、レーシングアニメ、バンドアニメとして単体で見ても、それらを専門の題材としているアニメと比べて引けを取らない力の入れ込みようなんです!
これがすごい!
やれ総集編だの特番だのと万策の尽きるアニメが多い中で最後までハイクオリティで放送したこの作品の素晴らしさよ!
勿論、最終回付近の作画はちょっとぎこちない印象も受けますが、そこは大幅リテイクされてBD・DVDに収録されています。
設定資料集が今月発売されまして読んでみたところ、作画指導なる項目があったのですが、「常におしりを突き出して立ってたり、いつでもS字立ちしてたり、常に内股でなくても、かわいい女の子は描けると思います」「セックスアピール強い女の子より、とんでもない世界でアホみたいに生き生きとした女の子が見たいです」とこのように書かれていまして、全くその通りだと感動いたしました。
この媚びてなさ、これこそがローリング☆ガールズの最大の魅力なんじゃないかと私は思います。

モブ主人公の4人も非常に魅力的なんですが、なんといってモサのキャラクターの個性的なこと!
それぞれの地域でモサが居て、それぞれのストーリーで主役を食わんばかりに活躍します。
例えば、東村山の雇われ総長、武器使いの女帝・執行久仁子様は、その昔正義の味方を目指していたのがいつの間にか悪役になったというキャラで、所沢のリーダー、所沢の平和を守る正体不明の仮面戦士・マッチャグリーンと決死の戦いを経て互いを認め合い最後は共に国の平和を守るため共闘するというように一アニメの主役を張れる逸材がわんさかといます。
さらにいうとモサにしてもモブにしてもキャラクターの練られ具合が物凄いんです!
例えば、京都の古寺名刹の保安を担う舞子どすどす団長・豆千代さんと豆千代さんを指導する菊志乃さんの関係。
劇中では菊志乃さんのことを豆千代さんは「おかあさん」と呼ぶんですけど、これはお母さんではなくて女将さんの意味。
豆千代さんは有名な芸姑の忘れ形見で、その人に菊志之さんが頼まれて面倒を見ているというような、まぁなんとも複雑な設定が公式であるんです。
そんな細かな設定まで成されているんです、たかだた2話で出番が終わってしまうキャラクターに。
そんな強い拘りを節々に感じられるアニメは数少ないです、貴重です。
結局主人公達の名前すら出さないのは流石に不味いので一応言っておきますと、森友望未、小坂結季奈、響逢衣、御園千綾です。
今まで散々モブモブ言って来ましたが、この4人、私は本当に大好きです。
それはそれは言い尽くせないほどの魅力に満ち満ちていて、もうなんて言ったら良いのやらです。
"転がって落ちて這い回る少女達、他の誰かのため、自分達自身のために、たとえモブだという運命だとしても"
よ~く見てみると小さくタイトルロゴの下に書いてある英語、実はこんなことが書かれているんですね。
このモブの少女達がモブなりにほんのちょっと活躍するわけなんですが、それが結果的にストーリーをバッドエンドからグッドエンドに導いているんです。
彼女たちが居たことによって・・・最終的に解決するのはモサですが、彼女たちが居たことによってストーリーが成り立っているのです!
モブすごい!

声優は小澤亜李さん、日高里菜さん、種田梨沙さん、花守ゆみりさんがメインです。
放送当時・放送後含めて、ローリング☆ガールズはイベントを大量にやっていたことも印象強くって。
ロリガツアーズという劇場での先行上映会が5回、旅の寄り道というスタッフも呼んでの一挙上映会が2回、それからAnimeJapanのブースイベント、ぽにきゃん主催のP's Live、マチアソビのトークイベント、BD・DVD発売記念お渡し会、ロリガロックエクスプロージョンとまぁとにかく大量にイベントをやっていました。
先行上映会以外は参加したのですが、とにかく声優さんとの距離が近くてびっくりでした。
旅の寄り道01では、発売されたばかりの小説と原画ブロマイドと劇中でも登場したパスポートが配られていて、さらにそのパスポートにこれも劇中で登場したスタンプを押してもらえると言うとてつもない神イベ。
しかも会場でグッズ購入した人には抽選でサイン入り台本やポスターを配るという太っ腹っぷり。
いやー、あの頃が私の人生のピークでした()
さらに、これは声優さんは絡んでいませんが、舞台となった地域のアニメイトにて"モサスタンプラリー"なる企画があったり、上野のマルイでロリガショップが開催したり、古河の街角美術館でロリガの原画が展示されたり、とにかく精力的にイベントをしてくれてファンとしては感謝に尽きますね。
ちなみにモサスタンプラリーは難易度高くて、埼玉、東京、愛知、岐阜、京都、広島は行って推せたんですけど、奈良、岡山は断念しました・・・
それでも、舞台となった地方を巡ってロリガを感じることが出来て非常に楽しかったです。

曲は言わずもがな、ブルーハーツのカバーです。
まぁ萌えアニメにブルハなんてけしからんっ!と言わないでください。
私はそこまでブルハに明るくないんですが、イベント等でお話を聞いてみると熱心なブルハファンも居て、「ブルハは色々カバーされてるけど微妙なのが多くて、でもロリガ版のアレンジは良い、ガールズバンドとしては相当頑張っている」「いちいち選曲が良くて、特にネオンサインなんかは一番好きな曲だったからアニメで流れて嬉しい、こういうのをきっかけにブルハを知ってもらえればもっと嬉しい」というようなコメントをしてる方もいて、そうだよなそうだよなーと頷いてばかりいました。
BGMにもブルーハーツのカバーがいくつかあり、そのうち「シャララ」と「青空」はロリガロックエクスプロージョンで販売されたCDに歌付きで新規収録されています。
ブルハカバーではない他の横山克さん作曲のBGMも相当素晴らしく、私は特に「まぼろし軒での死闘」と「豆千代」が好きでよく口ずさんでます。
アンサーソング的な位置付のオリジナル曲、STONESですがこれもまた至高です。
8話で披露されたSTONES、プロットの段階では全然違う歌詞だったそうです
完成したものに監督が納得せず、再三作曲者に打診して最終的にあの形になったそうです。
実はイベントで配布された8話の台本に元の歌詞が載っているようです。
だからこそ、よりローリング☆ガールズにマッチした楽曲になっております。


この作品、ひっっっっじょーに奥が深いです。
アニメだけでなく、コミカライズ、ノベライズ、設定資料集、公式サイト、BD・DVDのキャラクターコメンタリー、スタッフさんのイベントやツイッターでの発言に至るまで、全てを網羅して初めてロリガの真価に触れることが出来ると思います。
とにかくアニメで説明する気がないのです、自分から積極的に突き詰めていかないと深められないというのはある意味では不親切ですが、むしろその方がオタクとして燃えませんか!?
まぁ別に深く知ろうとしなくたって、流し見で見てるだけでも雰囲気感じられて楽しいのです。
深く知ればもっと楽しいですが()

アニメが乱造され氾濫したこの時代に、これほどの名作に生まれ得るだなんて夢にも思っていませんでした。
私のアニオタ人生で終止符を飾るに相応しい、理想の上を行った、かけがえのない、まさに、"完璧"な作品でした。
こんな作品に出会えて良かった!ありがとう、ローリング☆ガールズ!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

お話のしんみりさ、キャラの魅力とは別に、明らかにコンセプトを履き違えた“迷作”…端的にバイクの扱いがオカシイ!?

2015年の冬期1クール全12話のオリジナルアニメ作品
出合小都美が監督
むとうやすゆきが全話脚本
キャラ原案をtanu
総作監を北田勝彦
音楽を横山克
主題歌や挿入歌はTHE BLUE HEARTSのカバー
映画『ハル』に続きWIT STUDIOのテレビアニメシリーズとして初の完全オリジナル作品です


戦国時代に遡った様に都道府県が国家として独立してしまった架空の日本が舞台
巨大ロボットや超能力などを振るう権力者達が跋扈する、なんでもアリの乱世
そんな日本を平々凡々な4人の少女が各地の争いごとをバイクで旅をしながら納めていくというロードムービー仕立ての旅行記モノ・・・


まずファンタジーとSFと大河ドラマが入り組んだような世界観、平凡な少女達が世の混乱の渦を突き進んでいくストーリー、個性的な無数のキャラ・・・
こういった作品の表面性、内面性はオイラも高く評価しているんです
ただどうしてもオイラにはこの作品に納得がいかないポイントが3つだけあるんです


その3つのポイント全てが今作における“バイクの扱い”にまつわる部分


まず4人の少女が乱世の日本列島をバイクで横断していくというあらすじ、彼女たちが乗っているバイクの車種、彼女たちのファッション
これらから今作のコンセプトが明らかに50~60年代を舞台にしたアメリカのロードムービーや若者のポップカルチャーの隆盛を題材にした一連の青春映画郡
あるいは片岡義男の小説を元ネタにしているのは明らかです


ノンスケは見た目Z2でエンジンはなぜか3気筒・・・なバイクにMA-1フライトジャケットの出で立ちってことで片岡義男作品の主人公がモデルでしょう
執行玖仁子の愛車は『イージー・ライダー』のキャプテンアメリカ号だし、千綾がM-51ミリタリージャケットを着てヴェスパに乗ってる姿は『さらば青春の光』のモッズと呼ばれる若者そのもの
ゆきっぺの愛車はトライアンフっぽいけど実のところコイツはA-1フライトジャケットを着てるし『モーターサイクル・ダイアリーズ』のエルネストこと若かりしチェ・ゲバラとポデローサ号がモデルでしょう


つまり今作は“往年のロードムービーを現代の萌えキャラでやる!”というコンセプトなのは明白です
コレ自体は素敵なアイデアだと思うのです

し!
か!!
し!!!

コレらを踏まえた上でオイラが今作をいま一歩受け入れ難い3つの指摘が以下です


【①準主役級の存在であるはずのバイクの描き方が雑】
これはある程度仕方のないことと認識していますが、、、ノンスケの愛車がどう見ても「Z2」(カワサキ750RS、通称ゼッツー)なのに4気筒エンジンのはずのZ2がなぜか劇中では3気筒で描写されてます
これじゃヤマハGX750になっちゃうよ!
バイク好きにとってこれは死活問題です
その車種のアイデンティティの一つですから、エンジンというものは
それにCGを多用してる一方で作画で描かれてるバイクは正直ぎこちない
ロボットアニメでロボットがダサかったらイヤですよね?
魔法少女アニメでマスコットがブサイクだったらイヤですよね?
それと同じように、世界観を演出するバイクの描写が雑ってのは如何なものかと思うのですよ?
まあ『ばくおん!!』の様にメーカーからちゃんと許諾を得て実車を登場させる、というのもメンドクサイのでしょう
権利関係に手間を掛けるのであれば他に回そう、ということなのでしょう
バイクはあくまで作中の小道具、女の子達が可愛ければそれで良い
と、いうことでこの点に関してはオイラも100歩譲ってまだ理解出来ます


【②バイクを若者を象徴する乗り物として描けていない】
なぜか今作の世界ではバイクが大流行しており、移動手段はもっぱらバイクということになっています
ノンスケ達の様な未熟な若者が自由気ままに旅をするのにバイクが丁度いい、ということでバイクが選ばれているわけではなく、兎にも角にもこの世界で旅するにはバイクが無いとお話にならないのです
ですが前述した通り今作のコンセプトには若者がバイクで旅をするロードムビーの要素を孕んでいます
だから考えてもみて下さい、若き日のチェ・ゲバラが何故ポデローサ号で南米を縦断しなきゃいけなかったんですか?
それは“彼に車を買う金が無かったからですよ”
車を買えない、飛行機に乗れない、けれど自由気ままな旅がしたい、、、こーゆー若者を解放する手段がバイクの旅なんです
なのにこの世界では誰しもがバイクに乗っており、特別な意味を持っていない
それどころか権力者側たる執行玖仁子がキャプテンアメリカ号に乗ってるって・・・
彼女は「自由人」として描かれはするが映画の中のキャプテンアメリカことワイアットは蔑視される側の人間ですぞ?
金は無いが自由な旅人=バイクとし、その対比として権力者側は車や艦にすれば良いのに、と感じましたね


【③バイクの旅を孤独の象徴として描けていない】
コレが最も残念な部分です
バイクってのは余分な荷物を持てませんし、沢山の人も運べません
極端な話、旅先でのお土産すら積めず持って帰ってくるのは思い出だけ
こんなのツーリングライダーにとっては日常茶飯事です
基本的にバイクってのは一人旅の象徴として使われるのです
ですがノンスケ達の旅はそんな孤独感とは無縁な、むしろマスツーリングと呼ぶべきものですよね
美少女が群れて旅をするのは画になるかもしれませんが、そうなるとなぜバイクなのでしょう!?という疑問が生まれます
コレをやっていいのはバイク元来の楽しさを伝導する作品である『ばくおん!!』だけですよ(或いはバイクをロードレーサーに置換した『ろんぐらいだぁす!』や『南鎌倉高校女子自転車部』もそれらに分類されるでしょう)
女子4人があんな少ない荷物をバイクにぶら下げて日本列島を縦断するなんてありえないんですよ
主人公を二人までに絞れば『ミチコとハッチン』の様な描き方が出来たとも思います
ですが、4人と3台は流石に多すぎる;
こうなると画的に×旅→○ツーリングになってしまい、だいぶ雰囲気が変わってしまいます
そして今作の場合、バイクの素晴らしさを伝えることは重要でないはず
もう“バイクである必要性はこの作品には無い”と言っても良いと思いますね
バイクを孤独の象徴として描けているアニメは沢山あります
『ルパン三世』の峰不二子は基本単独行動する時バイクで移動してます
『電脳コイル』の原川玉子や『花咲くいろは』の宮岸徹や『神無月の巫女』の大神ソウマといった一匹狼キャラもその類です
バイクで旅するアニメと言えば忘れちゃいけないのが『キノの旅』
キノの場合、何でも一人でこなそうとする無口なキノの孤独な旅に、エルメスという話し相手がいることで成立する必要最低限の条件下で進む最も洗練されたアニメの一つと言えるでしょう
話が逸れましたが主人公側を4人にもするんであればバイクの持つ孤独感が機能しなくなるんですよ
小道具としてのバイクを全く活かせてないんですね


バイクをマトモに描けてない、若者の象徴でもない、孤独の象徴でもない


もうね、出合監督といい、脚本のむとうさんといい「ああ、バイクという乗り物のことを何も理解していていないんだなぁ・・・」と言うのが筒抜けでオイラは残念なのです
この人たちはきっと『イージー・ライダー』や『モーターサイクル・ダイアリーズ』や『さらば青春の光』や『片岡義男』の萌アニメ版を作ろうとしたんだな
でもバイクの持つ演出意図を掴まず、ただかっこいいアイテムとしてアニメの中に登場させてしまったんだな
コレがオイラの今作に対する一番大きな感想です


もちろん混沌した世の中でやんわり、しかしながら強く逞しく生きるノンスケ達の旅路に思いを馳せることは出来ました
だからこそ!!!
今作はバイクでなくて1台の1BOXカーとかで美少女4人が旅をするアニメにした方が絶対面白かったと端的に思うわけですよ


ご批判は直接お願いします

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

好きになれるかすぐわかる安心感

とにかく、画面が見ていておもしろい。
エフェクトや妙な世界観も目立ちますが、1話からラーメン早食い、望未が瓶ジュースを飲むシーンのくちびるのぷにっとした感じなど、女の子もやわらかそうでとてもかわいいです。

画面の好ましさもさることながら、ストーリーもよく出来ています。
良いのはストーリーそのものというより、各女の子の心情がちゃんとわかるようになっていることです。
どの段階でどう心情が変化していき、どうして最終回の感情になるのか。
筋に重きを置いたサスペンスでもない限り、ストーリーの筋が複雑なことより、これが重要なことです。

私はちーちゃんと抹茶未が好きでした。
抹茶未が目を白黒させたり細めたり赤面したりするあわてんぼうな感じの表情がとても好きです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

62.9 175 2015年度アニメランキング175位
デュラララ!!×2 承 第4.5話 「私の心は鍋模様」(OVA)

2015年7月22日
★★★★☆ 3.8 (86)
573人が棚に入れました
成田良悟の原作10周年を記念して出版された「デュラララ!! 外伝!?」の短編エピソード「私の心は鍋模様」が映像化!

TVシリーズ第4話で突如開かれた“鍋パーティー”の真実が詳細に描かれます。

(※パッケージ化に先駆けて、2015年5月30日(土)より劇場上映される)

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

劇場版ですが池袋消滅しません、セルティを知る新たなデュラハンなんか出ません、宇宙人も襲来しません、セルティが異世界ファンタジーに召喚されません

『デュラララ!!×2 承』の外伝的エピソードで小説『デュラララ!! 外伝!?』のアニメ化作品です


まず前半約20分がシリーズ第1期~『承』4話までを各キャラのモノローグで振り返る総集編、及び後述する4.5話への伏線となる『鍋の心は私模様』
なんとこれがなんのおさらいにもなっていないシロモノ(笑)
あー、こんなこともあったよねぐらいというか、時系列や視点も入り乱れておりそもそもあらすじとして成立していない
ですので『デュラララ!!』を好きな方でなければなんも面白くないことを断っておきます
初見さんお断り仕様


そして後半は文字通り4話と5話のミッシングリンクとなる4.5話『私の心は鍋模様』
ひょんなことから新羅の自宅で鍋パーティーが催されることになり、メンバーが集められる
帝人、杏里、新羅、セルティ、静雄、ドタチン以下ワゴン組、矢霧誠二、張間美香、エミリア・・・
面識はありつつもこれまでマトモな会話が無かった杏里とセルティが仲を深める等この外伝が埋める要素は大きいです


鍋は人が囲んで食べるもの、鍋を囲めば自ずと会話も弾むもの
ってことでメインとなるのは主に昔話で“帝人と正臣の幼少期”、“杏里と美香の出会い”、“静雄とトムの出会い”
本編では語れることの無かった【腐れ縁】を辿るお話になってます
特に幼少期の帝人と正臣を演じた種崎敦美と広橋涼の芝居には「元となった現代のキャラとその演者の演技を踏まえている」と共演者達から絶賛されるほど素晴らしいものです


誠二と美香、新羅とセルティというデキあがったカップルのイチャイチャラブコメあり
お約束ワゴン組(というか遊馬崎と狩沢)のパロディコントあり
まさに『デュラララ!!』らしい1話になっておりとても充実感があってオイラはもう満腹ですw


あーそうそう、『デュラララ!!』と言えば彼を忘れてはいけませんよね
そう、折原臨也
でも彼に、「一緒に鍋を囲んでくれる友達なんていましたっけ?」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

お鍋はみんなで

原作未読 30分

BSで放送していたので観てみました。

池袋を舞台にした群像劇、今回はセルティ&新羅が住むマンションで鍋パーティーをみんなで行うお話です。

キャラ同士の過去のお話ありましたね。その中には意外な組み合わせもありました。

1話分しかないので仕方がありませんが、それぞれのエピソードをもっと観たかったですね。{netabare}(特に静雄とトムさんのお話、門田たちの出会いの話も観たかったですね){/netabare}

最後に、臨也はやっぱり{netabare}一人鍋{/netabare}でしたw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

箸休めの日常回(鍋だけにw)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
あんまり、うまくないですね(苦笑)

番外編らしい番外編。観なくても本編には何の影響もなく、でも観ることでキャラが掘り下げられて本編を更に楽しめる作品。

基本的に本編はシリアスで尖った内容なので、こういう平和な雰囲気で進む日常回は貴重。と同時に、こういう日常回が出来るだけのキャラが揃っているという証ですね。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容としては、登場人物達が鍋を囲みつつ、それぞれの馴れ初め(出会いや仲良くなったきっかけ)などを回想するという流れ。実は、さらっと「承」にも登場しているエピソード。

個人的に好きだったのは、平和島静雄と田中トムの出会い。本編でも、「なぜ静雄はトムの言うことだけは聞くのだろう?」と思っていたけど、その疑問が解決した。

「(暴力が)嫌いと苦手なら、嫌いの方がキツいから、静雄は暴力を振るう必要はない」というトムの考え方は、すごく良かったと思う。
{/netabare}

【余談 ~池袋でオススメの鍋~】
{netabare}
「じどりーにょ」
池袋西口を出て、大通りをまっすぐ歩き、マルイを過ぎた辺りで右折すると、ラブホテル街のど真ん中にあるお店。宮崎地鶏のお店ですが、名物は「カレー鍋」。昔、「いきなり黄金伝説!」で、全国ランキング3位に選ばれたことがあります。鳥刺しとかもバツグンっすよ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

62.9 175 2015年度アニメランキング175位
想いのかけら(その他)

2015年11月27日
★★★★☆ 3.8 (26)
119人が棚に入れました
仮設住宅で父親と二人暮らしをする中学生の女の子・佐藤陽菜が、周囲の人々や、母の思い出に支えられながらフィギュアスケートの練習に励む姿を、東北の美しい風景とともに描く作品。

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

たった何年前、もう何年前

2015年11月27日 公開
NHKの短編オリジナルテレビアニメ

とある港町に住む佐藤陽菜は仮設住宅で漁師の父と二人暮らし。
陽菜の夢は羽生結弦選手のようなフィギュアスケーターになること。
大会に向けて練習を重ねるある日、小学生の頃に埋めたタイムカプセルが見つかる…。


2分版とか5分版とかあるらしいけど私は25分版を視聴。
復興応援キャンペーンの一環として制作された本作だけど特徴的なのが
「地震」「震災」「津波」「復興」などのワードは劇中で一切触れられていないこと。
運動場に建てられた仮設住宅、テレビの横には位牌があり周囲は更地だらけ。
小学校建て替えのために掘り起こされたタイムカプセルを見て「カプセル、水入っちゃったんだ」と言う主人公。
言葉は必要なくて、日本人なら否が応でもあの日の悲劇に直結していきます。
だけど改めてあの日は辛かったよねーって趣旨の作品ではなくて、
悲しむ時期はもうとっくに過ぎ去っていて、もう忘れてしまうくらい過去の出来事になりつつあるということ。

象徴的なセリフで7年前の母の思い出を見つけた時
「たった7年前なのに忘れたのか」と怒る父と「もう7年前のことだから当たり前じゃん」と言う娘。
大人と子供で時間の流れや現実の受け止め方の違いを印象的に描いていたシーン。

基本的には被災地を舞台にしているって所以外は変わった点は無く
淡々と進む物語に何か強いメッセージ性は無いですが
故に気付かないくらいに変化の小さい日々を懸命に生きる主人公はとても眩しく映り
街を元に戻したいと願って過去に囚われてしまう親父は少し悲しく映る。
過去を見る者、未来を見る者。街を出ていく者、残る者。忘れてしまう者、思い出す者。
そのどちらが良いのかは見てる私は判断しかねたけど、
そもそも良い悪いで語る話ではないのかもしれないけど。
そんなことを少し考え直すような、じんわり暖かくなるようなタッチで描いたお話でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

ケンちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その想いが力になる日を...

※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

想いはせつなくて、でもあったかい...

http://www.nhk.or.jp/daisuki-tohoku/kakera/

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

62.9 175 2015年度アニメランキング175位
攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT(OVA)

2015年8月26日
★★★★☆ 3.8 (12)
71人が棚に入れました
2029年1月。ニューポートシティ郊外で航空機爆破テロが発生し、荒巻率いる公安9課は米軍情報部から共同捜査の要請を受ける。事件の容疑者として挙げられたのは疑似記憶を植え付ける電脳ウィルス「ファイア・スターター」のブローカーとされる、通称“パイロマニア(放火魔)"。ホヅミ大佐を殺害するためにカルテルから派遣され、自身を追跡していた米軍情報部員を航空機ごと爆破テロによって殺害したとされる。草薙はホヅミ大佐の身柄を餌に、パイロマニア捕獲の為、包囲網を敷くが――。

声優・キャラクター
坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆき、慶長佑香、浅野まゆみ、間宮康弘、藤貴子、津田健次郎
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

擦り過ぎた

ARISEシリーズの集大成という位置づけで合っているだろうか

{netabare}ファイアスターターを誰が作ったのかがわかるかと思っていたが、結局わからずじまいだった。わかったところですべてが解決するというわけではないが、ウイルスの謎が少しも明らかにされなかったのはさすがに予想外だった

本作でもファイアスターターに感染した人が大量に発生したが、さすがに同じ展開を擦り過ぎではないだろうか。ワンパターンで単調になってしまっている

ファイアスターターが人類の進化を促す的なことが示唆されていたが、それがどういう意味なのかは気になる。新劇場版でも扱って欲しいような気もするし、もうファイアスターターはおなかいっぱいという気もする{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

62.8 180 2015年度アニメランキング180位
電波教師(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (419)
2798人が棚に入れました
学園を舞台に「やりたいことしかできない」
自称YD病の天才オタク青年 鑑純一郎が、高校教師として個性あふれる生徒たちを独自の価値観と指導方法で成長させていくパワー全開の熱血アニメ。
天才オタク青年・鑑純一郎が繰り広げる学園改革とは…! !

声優・キャラクター
神谷浩史、松井玲奈、雨宮天、三森すずこ、大西沙織、日高里菜、田所あずさ、佐倉綾音、豊崎愛生、細谷佳正、続木友子、高垣彩陽、M・A・O、浪川大輔、花澤香菜、平野綾、松田利冴、松田颯水、種田梨沙、夏川椎菜
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

これは原作の方が100倍は面白いです。

<3話までの総評>
「ありきたり」「あざとい」ばっかりでつまりません。
そして特に、柊暦(ひいらぎこよみ)のキャラが原作のものからブレ始めてます。

個人的には『暗殺教室』と『電波教師』は近年稀にみる学園漫画の傑作と思ってます。しかしアニメ版となると話は別。
原作を丁寧にトレースしている暗殺教室は秀作でまとまりそうに対し、電波教師は凡作もしくは駄作で終わりそう。
原作改変がクオリティダウンの方向でがっかりしました。

<ゴールデンタイム、全国ネットの放映って曲者で、地雷が仕込まれてることが多いみたいですね>
深夜枠と違い視聴率確保のためなら何でもありみたいな戦略がありそう。
裏番組(境界のRINNE)に負けられませんから。
幅広い視聴者層の囲い込みのために無難でウケ狙いな原作改変があるのも至極ごもっとも。
改変の方向性から言って、少年誌を読まない年頃の男の子や女の子まで取り込もうとしてるのがバレバレ。
声優にアイドル起用も、彼女のファンを取り込む意図と彼女自身のプロモ-ションのためなのかとも勘ぐれます。

<カレーも銘柄や辛さ度合いで人の好みも様々>
原作の辛口の大人の味を選ぶのも、アニメの子供向けの甘口を選ぶのも個人の自由。
この作品が面白いと思う方を否定するつもりはさらさらありません。
私は、この味では頂けませんので次回、4話だけチラッと様子見したら、
ほぼ間違いなく視聴リタイアするでしょう。


原作の大まかな骨子について
{netabare}
<パターンは単純、プロセスは意外>
常に読者の予想の斜め上を行く展開があって、
先が全く読めないのがこの原作の最大の魅力なんです。

<様々な勝負(ゲーム)という形でいろんな人間を導く鑑純一郎>
結果は純一郎側が勝つだろうと大方予想はつく。
でもそのプロセスが面白く、勝ち方がギリギリまでわからないのが醍醐味。

<純一郎は自分勝手な理由で傍にいる自身の選んだキャラを振り回す>
選ばれた理由は、読者も登場人物も解せない。
しかし彼に選ばれチームメンバーとなるものは皆、彼と一緒にその勝負の試練を乗り越え、
一皮以上脱皮するか成長する、という結果オーライパターンがお約束。

<昨日の敵は今日の友>
純一郎たちが勝負を終えた後は対戦相手の長所を認め、彼のシンパが増えていく。
その中にはほんの5分前までは彼を忌み嫌う敵だったりすることも多い。
{/netabare}
以下は、原作とアニメの違いという観点からの感想です。

★2時限目「社会のルール」
{netabare}
<原作にリスペクトがない>
万引き犯はアニメでは担任のクラス委員の生徒で理由は単なる憂さ晴らし。
しかし原作では純一郎に目を付けた、まだ10代の女理事長柊暦。
偶然コンビニでの純一郎の生徒との一件を目撃して
彼に興味をもった彼女は、わざと万引きして彼の反応をテストしてみたくなったという次第。

原作の学校を辞める理由は、正規採用の海外の大学卒の先生が見つかったので
臨時採用枠の純一郎は必要無くなったため。
痴漢スキャンダルなどではない。
生徒を庇ったかのようにいい話っぽくしてありきたりな学園ドラマに改変されてしまった。
エリートを鼻にかける新任教師をギャフンとさせる原作通りの展開のほうがスカッとして面白いです。
おそらく、高学歴を皮肉ってますので教育上の配慮でしょう。

<大人の事情でしょうか?>
物語が進むほど存在感の増す重要なキャラにも関わらず
妹、鑑純音役に声優ど素人さんをキャスティングしてしまったことはこの作品の質を下げてしまう。

私は、1話はそれほど兄妹の絡みがなかったためか気にならなかったけど
2話以降、声優としてのプロとアマの差がはっきりでてしまい違和感あってドン引き。
喜怒哀楽の怒の演技はまあ許せるんですが、それ以外がどうにもだめ。
キャラになりきってなく他から浮いてしまってると思う。
{/netabare}

★3時限目「チェイス in 秋葉原」
{netabare}
<ここで柊暦と純一郎の対決シーンは原作ではあり得ない>
今回改変が酷過ぎて視聴後に評価を下げて更新しました。
どんどんアニメオリジナル菌が原作君の健康な体を蝕んでる感じ。
原作知らなかったら、まだそれなりに楽しめたかもだけど。
原作読んだことない視聴者にアニメ終了後、原作読んでもらってどっちが面白かったか聞いてみたい。
おそらく初期の内に、純一郎の有能さを派手な捕り物を通してアピールしておきたかったのかと思われます。

<原作の柊暦>
彼女が陰謀で動く姿は読者には一切明示されず周りにも一切気付かれないし、底の見えない謎がずーっと続く。
国家秘密級の情報の入手、頑丈なセキュリティを誇る場所にも自由に出入り可能、
個人情報すべてお見通し…コネは半端無いのはよく分かる。
多少の強引さあっても、老練の策士かと見紛うほどに手口が巧妙。
表で彼女が動くとき純一郎も理解不能なほどのイベントが用意される。
表面上は、取り巻きも少数。ほとんどが彼女の単独行動に見える。
銀杏学園スカウトも、穏やかでしたたかに純一郎が自発性を持って
やる気になるよう仕向けるのが超一流の策士たる彼女の魅力。

<アニメの柊暦>
既視感ありありの権力者キャラで新鮮味ゼロ。魅力半減以下になっちゃった。
自分の記憶の中での原作の彼女は、アニメみたいに大勢の部下を従えて登場、なんてことなかったように思う。
どっかから手配した大勢の某マニアとか、純一郎が戦いたくなる相手を差し向けることはありました。
そもそも、原作なら逃げた人間を執拗に追っかけるような真似しないでしょうね。
原作の彼女は電波系&ゆるふあキャラなので。
アニメ内で探索の手口を妹や視聴者に明かしちゃってますけど、これが地雷。
この時点で彼女のキャラはぶち壊れました。
ついでに言わせてもらうと、妹と捜索する状況作ったのは妹の出番増やしたかったのか、と勘ぐってしまう。

あと、アニメではこのタイミングで出すべき重要キャラを外してます。

だめだこりゃ^^;
{/netabare}

最終的には4話までは観ました。気のせいか純音、出番多い割に台詞あまりない。もしかしたら…。
残念ながらやはり面白くありませんのでリタイア決定です。

この作品、深夜枠で制作してれば、どうなったでしょうか。
少なくても既存にない主人公のキャラ像がもっと生き生きできたような気がします。

アニメはいまいちなんだけど、鑑純一郎に何か心惹かれた方は、原作を読んだら嵌れまると思います。

以上でレビューは終了します。
ファンの方は引き続きお楽しみ下さい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

理事長って一体何者だったんでしょう^^;?

土曜の夕方枠のこの作品・・・正直結構な視聴数があったので視聴するか迷いました。
ですが主演が神谷さんだったので、「まず視聴してみよう」と思い視聴したら、これが結構面白い・・・結局完走しちゃいました^^

この作品の主人公は鑑 純一郎(かがみ じゅんいちろう)。彼は、「やりたいことしかできない(YD)病」を患っており、その病症を理由に漫画やアニメ、ゲームなどをこよなく愛するオタクです。
その体たらくな生活を見かねた妹の鑑 純音(かがみ すずね)が、純一郎を学校の先生にしてしまい・・・物語が動いていきます。

まず凄いのは、やはり主人公である純一郎です。YDのため、やりたい事以外には見向きもしませんが、一度やる気スイッチが入った時のポテンシャルは半端無いです。
もともと天才肌・・・17歳で「どこでもドア」の理論を提唱するだけのことはあります。
この高いポテンシャルが、学校が抱える様々な問題児の更生にピシャリとハマるんですよね^^
純一郎の妹が何故星の数ほどの職種がある中で教師を選んだのかは分かりませんが、結果的に抜群のセンスだったと思います。

純一郎は高校の先生になるのですが、高校生といってもまだ子供・・・精神的に脆く不安定な年頃です。
ここで踏みとどまらないと、きっと一生後悔する・・・
自分が間違った道を進んでいるのは分かってる・・・けれど、きっかけが掴めなくて戻れない・・・
様々な理由で自分自身の枷が外せない人ってリアルでもいると思います。
そういう時に誰かが手を差し伸べてくれたら・・・という時にサッと手を差し出す純一郎先生は格好良かったですね。

しかしこの作品・・・これでもか、という程たくさんの問題児が登場します。
不良仲間と手を切れずに困っている生徒や、自分の声にコンプレックスを持っている生徒、自分の趣味にトラウマを持っている生徒や、はたまた幽霊の生徒まで登場するのですが、先生の授業・・・結構感動するんです^^;
特に幽霊の生徒の物語・・・まさかの予想もしない展開に不意を突かれ、ラストは涙で前が見えなくなってしまいました(//∇//)
こういう不意打ちがあるから、視聴が止められないんですよね^^

こうして教師として彼なりの授業が行われていくわけですが、一方で純一郎は天才科学者でもあるのです。
彼の才能を欲しがる組織があっても何らおかしいことではありません。
そしてそういう組織からスカウトもされるのですが・・・純一郎は自分自身と向き合い答えを導き出します。
どんな答えかが、是非本編でご確認下さい。

「本当に自分がやりたい事」って、一体何なのでしょう・・・^^?
今その瞬間、本能的にやりたい事が本当のやりたい事というのも違いますし・・・
きっと「本当にやりたい事」って持続できる事なんでしょうね。
持続していく中で、時には苦痛や苦労を伴う事だってあると思います。
それらを全部ひっくるめて「好き」と思える事が大切な気がします。
そう考えると「石の上にも3年」の名言は、物事の本質を見極めるために必要な時間・・・と解釈できるのでしょうね^^

オープニングテーマは、TrySailさんの「Youthful Dreamer」と、スフィアさんの「vivid brilliant door!」
エンディングテーマは、東京パフォーマンスドールの「DREAMIN'」と、9nineさんの「MY ONLY ONE」
オープニングは2曲とも車で聞いています^^

2クール24話の作品でした。この作品に対する見解は色々あるようですが、個人的には楽しめた作品でした。
この作品・・・確かに主人公の純一郎は凄いのですが、それに目を付けた理事長がこの作品の影の立役者だと思います。
この理事長、色々と顔が広いみたいですが・・・一体何者なんでしょうね^^
同じタイミングで放送された「境界のRINNE」は続編の放送が決定しました。
こちらはどうなんでしょうか・・・もし続編があるなら視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

プロ声優さんのスゴさがわかるアニメ(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
週刊少年サンデー原作の、一応、教育アニメってことになるのかな? このジャンルは、個人的に凄く好き嫌いがはっきりしてしまいます。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(1話まで)】
{netabare}
私は基本的に、中の人にはこだわらないし、詳しくもないです。アニメってストーリーとかキャラを楽しむもんだと思ってるんで。

というのは、ある意味、この作品に出会う前の話です。いや~、ストーリーやキャラが崩壊する声ってあるんですね^_^;

アイドルの方がやられてるとのことでしたが、そういう予備知識なしで観た私でも気付く違和感。1話で切ってしまいました。

いや、そのアイドルの方は悪くないと思います。他の方のレビュー観ると、そのアイドルの方もかなり努力されてるらしいので。

悪いのは製作陣です。プロなんだから、オーディションで実力は分かってるでしょうに。それに、あのハスキーな声を使うなら、それなりのキャラやセリフがあれば、きっと良い感じになったでしょう。ミスマッチが問題です。(でも、この辺はシロバコを観て、補完されましたw)

とはいえ、やっぱり、プロの声優って凄いんですね。それを実感できるアニメとして、資料的な意味では後世に残したいアニメです。一見の価値ありです。

ただ、噂によると、原作は結構おもしろく、アイドルの方も、後半はだいぶハマってきたらしいので、しっかり視聴できたら、評価は変わるかもしれないですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

62.8 180 2015年度アニメランキング180位
青春×機関銃(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (402)
2432人が棚に入れました
ある出来事から、半ば無理やりサバイバルゲームを始めることとなった女子高生・立花蛍。

ホストとエロマンガ家という個性たっぷりな仲間に囲まれ、仕方なくプレイしつつも、いつの間にかサバゲーの魅力にハマっていって、とうとう大きな大会を目指すことに…。

声優・キャラクター
小松未可子、前野智昭、松岡禎丞、興津和幸、喜多村英梨、堀江由衣

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「青春」と書いて「アオハル」と読みます・・・

この作品の原作は未読ですが、小松さん、松岡さん、喜多村さんが出演される事を知り視聴を決めた作品です。
私はサバゲーには疎いのですが、現実で私の周辺でもサバゲー体験者が少しずつ増えています。
サバゲー自体の人気が上がっているのでしょうか^^?
きっとハマったら面白いのだと思います^^

この作品は、主人公である立花蛍がひょんな事からサバゲーのチームである「トイ☆ガンガン」に無理やり入る事になってしまうところから物語が始まります。
蛍はこれまでサバゲーの経験はゼロ・・・銃すら握ったことはありません。
あるのは、これまで鍛え上げてきた精神力とそれを支える肉体と・・・獲物を嗅ぎ分ける嗅覚の様な何か・・・^^;

興味を持って取り組み始めるのと、個人の意志とは無関係に半ば強引に押し付けられるのでは最初のイメージも、その後の成長スピードも全く違うと思うのですが、ちょっとしたきっかけで人は変われるんですね^^
蛍は「トイ☆ガンガン」の皆んなとのサバゲーに没頭していくのです。

そんな「トイ☆ガンガン」を構成するメンバーは、リーダーの松岡 正宗(CV:前野智昭さん)、雪村 透(CV:松岡禎丞、さん)、そして蛍の3人です。
蛍がサバゲーに没頭できた理由の一つにチームの雰囲気の良さがあったのだと思います。
リーダーの松岡を中心に幸村がサポートに入るというチームの基本パターンに、切込隊長的役割で蛍が加入・・・相手を倒すために個々人の役割を遂行し銃の引き金を引く、という動作そのものは個人プレイですが、その一挙手一投足全てがチームと・・・2人と繋がっていると感じられるのが、堪らなく嬉しいんだと思います。

チームプレイにおける勝利の喜びは「分かち合うもの」という見方ができますが、一方で「人数分だけ喜びを倍化できる」という見方も有りだと思います。
皆んなで一緒に喜び合えるのがチームプレイの醍醐味・・・その麻薬の様な快感を知ってしまったらやめられなくなるのも分かる気がします。

チームが好き・・・
サバゲーが大好き・・・
この純真無垢な気持ちは、物事を楽しむ上での基本だと思いますが、「トイ☆ガンガン」にはその純粋すぎる気持ちを受け止める事に対して迷いを生じさせるトラウマを抱えていました。

そのトラウマを払拭するには、どうしても乗り越えなければいけない壁があるのですが、その壁の何と高く険しいことか・・・

チーム皆んなの力を結集してその壁を乗り越えようとします。
ですが、その壁は常に自分達より一歩も二歩も高みに位置しているんです。
乗り越えられない壁の前での単純な物理法則は「落ちること」しかありません。
落ちても怪我する事が無いのがサバゲーである所以ですが、心には何のガードもできません。
だから・・・時にはポッキリ折れてしまうこともあるのです。
傷付いた心は簡単には癒せません・・・

そこに残るのは「壁を乗り越えられなかった」という事実と「またダメだった」というトラウマを助長させる心だけ・・・

「トイ☆ガンガン」はこのトラウマとどの様に対峙するのでしょうか・・・
気になる方は是非本編をご覧下さい^^

オープニングテーマは、トイ☆ガンガンの「The Bravest Destiny」
エンディングテーマは、小松未可子さんの「群青サバイバル」
群青サバイバルの格好良さが半端ありません^^
特に活き活きとした笑顔の蛍がとても印象的です^^

1クール12話の作品です。展開としては一区切りなのかもしれませんが、物語としては正直中途半端な状態で終わっています。
これまでは序章で、ここから本格的に面白くなっていくのだと思っているのですが・・・
原作の連載が開始されたのが2013年2月〜なので、ストックが無くなったのでしょうか。
「トイ☆ガンガン」の進んでいく軌跡がしっかりと描かれることを期待しています♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リアルでサバゲーやってるかどうかが評価の分かれ目かな?

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
「さばげぶ」「うぽって」「ステラC3部」等に比べれば「サバイバルゲームを見せよう」という意気込みは感じられました。が、それだけに色々と荒い部分や(サバゲー経験者に)配慮が足りない部分が目立ち、かえって反感を買ってしまった気がします。

私はサバゲーそのものへの愛着はないけれど、自分が好きなものを雑に扱われて不快になる気持ちは分かるかな。

とはいえ、個人的には「キャラもの」として視聴しました。男性キャラと男装キャラしかほぼ出ないので、萌えはなかったし、ややBL感もあったけど、普通に楽しめる作品でしたよ♪

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
第1話での、松岡の決めセリフ。(サバゲーとは)「実弾じゃないってだけで、本物のスリルが味わえる」って、実弾かどうかがスリル(恐怖)の根元だと思いますが……。あと、「ホストで鍛えられた動体視力で弾をかわす」って、ホストで鍛えられるのは動体視力ではなく、洞察力だと思いますが……。

と、1話の段階では、「なんだこれ?」と思っていました。でも、中盤以降は良かったです。

TGC冒頭、緑を前にキョドる松岡と、それを庇う雪村。腐の雰囲気はしますけど、良いシーンだったと思います。てか、前野さん、演技上手いね! あそこまで、「リアルにキョドる」シーンって、アニメじゃあんまり記憶にないかも。多分あれで、松岡も雪村も、女子人気急上昇したはずw それから、立花のことで、雪村が松岡を殴るシーンは良かったです。あと、雪村が立花に真実を告げる時の葛藤。あの一連の流れで、私も雪村ファンになりました(笑) それに、松岡vs立花 戦の挿入歌の「ロッカー」は、作風や場面にあった良い曲だったな~♪

ちなみに私は、リアルでサバゲーしたこともないし、知識もほとんどないです。そんな私からみて、過去のサバゲーアニメよりは、サバゲーを魅せようという意識は感じた気がしました。

結論として、まずまず楽しめました。でもそれは、「男装アニメ(というより、キャラもの)」としての側面が大きかったです(汗) 立花も、ちょっとウザいけど可愛いさもあったし、正宗も雪村もキャラたっていました。ああいう、「普段はチャラいけど、実は熱血、でも弱さもある(松岡)」「インドア派の不健康不思議キャラだけど、友情に厚く、好きな相手には優しさを見せる(雪村)」は、いわゆる「ギャップ萌え」キャラとして、女子に人気が出るのかな?

トラウマを抱えた人物が、仲間との絆を深める中でトラウマを乗り越えていくのはアニメとして王道の展開ですね。ですが、この「青春」は、そのトラウマを直接的に(緑を倒すことで)乗り越えるのではなく、間接的(松岡が根本的に成長することで)乗り越えていくっていうのが良かったです。

しかし、表題にもあるように、それは私がリアルでサバゲーやってないからかもしれませんね。

実際、本当にサバゲーを好きな方の意見をみると、これまでのサバゲーアニメの中では本作が一番許せないらしいです。エア(トイ)ガンを剥き出しで持ち歩くだとか(警察呼ばれるし)、銃を銃で払うとか(銃が壊れたらシャレにならんし)、銃を簡単に落とすだとか(壊れるし、銃は重いから、下手すれば足を骨折するから、普通は紐で体に吊るす)、主に銃の雑な扱い方について、意見を述べられている方のレビューを拝見しました。なるほど、経験者ならではだな~と思いました。

ただ、私のように素人からするとやはりその点は気にならず。本作は戦場(サバゲーフィールド)の空気感だったりとか、立花がサバゲーにハマっていく過程だったりとか、正宗&雪村&立花の成長や絆の深まりを魅せたいアニメとして、一定の評価はつけられるんじゃないかと思いました。

でもまあ、私(剣道部)も、登場人物が竹刀とか刀を雑に扱っていたら気分が悪くなるし、評価も下げたくなるだろうから、サバゲー経験者の方の気持ちも分かります。剣道部的余談ですが、{netabare}ドラマ等で、生徒指導の厳しい先生が竹刀で床をビシビシやっているのを観て、剣道関係者は全員イラッとしています。まず、奴を指導するべきだ、とw 剣道部員は必ず最初に「竹刀を絶対にまたぐな」「竹刀を床に置くときには音をたてるな」「竹刀を拾う時には膝をついて拾え」と指導されます。竹刀は刀、刀は武士の魂ですからね。例えば、剣道の大会では床に何百と竹刀が置いてありますが、剣道部員は、それら他人の竹刀も全て避けながら体育館内を移動してますよ{/netabare}。

原作者は本作を、「サバゲー漫画」ではなく、「人が死なないガンアクション漫画」と評しています。その通りなのでしょう。だから、「良くも悪くも、中途半端な作風」であって、それはコンセプト通りなのかもしれません。

(- ガンアクションとしては、ぬるい。サバゲーとしては、リアルさがない。キャラとしては、萌えない ↔ + ガンアクションなのに、爽やか。サバゲーなのに、心理描写メイン。キャラものなのに、みんな心に傷があって歪んでて、そこそこ深い)。

色々書きましたが、私はこの作品、嫌いじゃないですよ♪ 一度も飽きずに完走できましたし、過去のサバゲーアニメよりも、「サバゲーやってみたい!」って思えましたし。やはり、立花くらいのサバゲー初心者が観て楽しめるアニメかな~と思います♪

(でも正直、もう少し立花の「女の子らしい」姿は観たかったです。あれじゃあ、男装してる女子ではなく、女子と言い張っている男子ですw 最終回、松岡が予告で言っていたように、温泉や水着じゃなくても、せめて制服か私服で女子らしいものを! 流石にここまで男装を徹底され、小松さんの素晴らしい男の子演技をされると、萌えられないっすよw)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

にゃしゅまろ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

7話まで

始まる前に1番(じゃないかもだけど)期待していた(⁉︎)アニメ。本屋さんのポスターを見かけて面白そう〜と思っていた…(声優さんもある程度解る)だけに…全然面白くない…←m(_ _)m
サバゲーに興味ないからかな…
好きな声優さんいないからかな…
ただ極普通に30分が過ぎる…
って感じで5話まで観たけど観なくても良いかな…と...(((;´ω`)ススス
6話からまた溜めて気がむいたら観るかなぁ… 2015/08/04
あれから↑7話まで観て放置してました。レコーダーの容量が50以下になったので、夏アニメ削除じゃーって事で、7話いつ観たのか⁉︎内容も全く覚えてないし…ダァも観なさそうだし削除です…(T^T)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

62.7 182 2015年度アニメランキング182位
鬼灯の冷徹 第17巻 OAD付き限定版(OAD)

2015年2月23日
★★★★☆ 3.7 (73)
333人が棚に入れました
鬼灯の冷徹 第17巻限定版に新作OADが付属される。(先行上映あり。)


17巻Aパート「マニアと非マニアの温度差」

秋は紅葉の季節。地獄では金魚草も紅葉する。
閻魔殿裏の金魚草畑で水をやる鬼灯のそばでは、写生する茄子と、
息も絶え絶え青紫色の金魚草を気味悪そうに見つめる唐瓜の姿。
唐瓜にはただのチアノーゼにしか見えないその金魚草も、
鬼灯によると「ざわめくトルコ石」と呼ばれマニアの間で高値がつくという。
鬼灯の金魚草語りが続く中、茄子が急に金魚草コンテストに行ってみたいと言い出した!


17巻Bパート「コンコン野干 大判小判」

江戸の頃のお話。吉原の端女郎が可愛がっていた飼い猫を道づれに、どこぞの手代と壮絶な心中を遂げる。
辛くも生き残った飼い猫も、飼い主のその死に様が原因となり、辛く険しい猫生ののち地獄に住みついた……。
時は流れて衆合地獄の花街。妲己が経営する花割烹狐御前の店先では、
従業員の野干の檎がだらけた様子で客引きの真っ最中。
そこへ、今日も今日とて特ダネを探す小判が現れるが。

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

17巻の限定版。Amazonプライムでも配信してたが・・・

Amazonプライムで視聴。(7/5現在)
TVシリーズ1期のOAD版。基本的に1話完結なので、どのタイミングで見ても面白いと思います。
TVシリーズと同じく2エピソードで1話の構成。
1話目は金魚草のコンテストにゲストで呼ばれたピーチマキちゃんのお話。
オチがとても良かった。
2話目は狐のホストクラブの話と週刊三途の川の記者・猫又の小判の話。
これもオチがいつもの鬼灯の冷徹らしく良かった。
EDの上坂すみれのTVとは違う曲が非常に好きですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

62.7 182 2015年度アニメランキング182位
鬼灯の冷徹 第19巻 OAD付き限定版(OAD)

2015年8月21日
★★★★☆ 3.7 (51)
228人が棚に入れました
鬼灯の冷徹 第19巻限定版に新作OADが付属される。


19巻Aパート「芸術は爆発か?」

桃太郎の眉間にしわが寄る。白澤の描いた謎の絵図を見るたび、眉間のしわが深くなる。
桃太郎が手にしたこの絵図、どうやらある薬の作り方のようなのだが、
常人の理解をはるかに超えた絵図の下手さが、桃太郎の困惑をよりいっそう深めていた。
書き添えられた説明文を頼りに何とか薬を作って届けに来た桃太郎のぼやきを聞いた鬼灯、
おもむろに携帯を取り出し電光石火の素早さで誰かを呼び出すが!?


19巻Bパート「芸術は爆発でした」

小さなお友達から大きなお友達まで、みんな大好き『鬼卒道士 チャイニーズエンジェル』!!!
今やその人気は地獄だけにとどまらず、
桃源郷にある極楽満月のベテラン兎スタッフ達も、毎週欠かさず見ているほど。
真剣に画面を見るうさぎ達の姿を、ほのぼの見ていた白澤と桃太郎。
ところが、エンジェル朱色が繰り出す奥義「エンジェルクロッキー」を見た白澤が、
この技が使えると言い出して……

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

19巻付属のOAD。amazonプライムで(以下略

19巻付属のOAD。amazonプライムで配信してたのでこれも視聴。
今回は2エピソードともつながっているような感じでしたね。
前半は絵のあまりうまくない白鐸に絵を習わせようと獄卒・茄子から絵を教わる話。芸術・美術の話は面白かった。このアニメは色々な雑学も学べるから面白い。後半は座敷童子も登場して白鐸が絵を実体化させる話。
2話目冒頭のチャイニーズエンジェル?のOPアニメが凝ってていいなあ(笑)
スピンオフでこれだけやらないかな。鬼灯の冷徹ってセリフの掛け合いも面白いのだな、と思った。白鐸VS鬼灯の喧嘩割と好き。
そして毎回描いてるがEDのTVとは違う上坂すみれの「閻魔大王にきいてごらん」が非常にすきです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

62.7 182 2015年度アニメランキング182位
ミニオンズ [3D](アニメ映画)

2015年7月31日
★★★★☆ 3.8 (35)
147人が棚に入れました
『怪盗グルー』シリーズのミニオンが主役となる。

いしゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

可愛いミニオンたちの大冒険♪ 

あらすじ
サムネにある豆のような生き物 ミニオン 
彼らが求めるのは 世界一凶悪なご主人様!!
遥か昔から それを繰り返してきた 彼らの奮闘を描いています 
この物語はのちに怪盗グルーに出会う前のお話です。

恐竜が生きている時代の遥か昔から ご主人様を探しているけど
ミニオンたちのドジのせいなどで みんな死んじゃいます・・・

今回はオークランドで開かれている大悪党大会に
ご主人様を探しに行くのだけど・・・
ただ 正直 これ以上 内容を求められると困ってしまいます
あっ映像は とってもカラフルで ミニオンたちがコミカルに動きます♪

怪盗グルーのようなハートフルな感じは ありませんけど
この作品の 見所は 可愛いミニオンたちが動く!これに尽きます♪
( あくまで個人的なものです 評価も極端になってしまいました )

ミニオンたちの喋る言葉は 世界中の言葉をミックスしています
例えば 移動の掛け声が「 ヤキトリー!! 」だったりします。
みんな 同じように見えますが それぞれ名前もあります。
リーダーのケビン ギター好きのスチュワート やりたがりのボブ

他にもたくさんのミニオンたちがいますが今回はこの3人に絞っています
わたしの おススメは ボブ です 
皆さんの おススメは 何ですか?

最後まで読んで下さり ありがとうございました。 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

グルーと出会う前のミニオンズ!

“怪盗グルー”シリーズ
から派生した、前日譚。

黄色いボディにまんまる目玉の

“ミニオンズ”

ミニオン達は強者が大好き

恐竜が居た時代から自分たちが仕える

“ボス”を探してる。


そんなミニオン達に、

最高のボスが見つかる、少し前のお話し。


シリーズも多く続いてついにミニオンたち単体の作品が出来ました。怪盗グル―のシリーズって、“怪盗”と
言うだけあってなかなかダーティーなことを平気でやるんですよね。あっ!ついうっかり!で済まされないようなw
それに単眼で毛が3本4本生えてるだけのビジュアルだったりするのであんまり可愛くないように思うのに
ミニオン語ともいえるあの声を聞いてると何か可愛い気がしてくる。

楽しい雰囲気にごまかされますが、アニメーション作品のキャラクターデザインにおいてここまで秀逸なものも
あまり他に類を見ないレベルだったりします。動きも細かく、ニュアンスだけで、目線や指先の動きだけで、
感情の動きやコミカルさを表現する。日本のアニメーションでは中々真似できないですし、オーバーリアクション
の文化は日本にあまりないので独自のものとも言えます。

すごいなと思ったのが、ミニオンが主役なので言葉がまったくわからない上に吹き替えも付きませんww
だからはじめはずっとナレーションと映像だけでお送りします。人間が出てくるまでかなり時間を使うはず。

それでもお馬鹿で可愛いミニオンズを見てると癒やされてます。(あと無茶するのでドン引きします(笑))


今日はゆるいコメディアニメ見たいなーって時に見て下さいw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キャラものだけれどテンポ良し

多少のドタバタはあるものの話のストーリーとしては大したものがあるわけではないストレートなものだと思います。メインはミニオンのコミカルな動きと言動でしょうか。

確かに眼鏡バナナのようなキャラは中々ユニークで可愛くはありますが、それだけで大人がずっと観るには中々退屈であるところ、ミュージカルのようなテンポの良さでそれをカバーしているような印象です。

子ども向けにしては少しはしたない部分もあり、どの世代にオススメできる作品というのは難しい。強いて言うなら中高生以上がキャラが好きで何も考えないような作品を観たいときにオススメ……という感じです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

62.6 185 2015年度アニメランキング185位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (556)
3279人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

AAの意味が分かってスッキリ(´∀`)ノ″

2011年放送「緋弾のアリア」のスピンオフ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


物語の舞台はやはり武偵を育成する東京武偵高校。
なので、できれば1期からの視聴がベストかと。

スピンオフという事で勝手に派手なアクションものや
バトルものを期待……正解は百合ものでした(´∀`;)

武偵としてアリアに憧れる主人公・間宮 あかりと
その友人たちの姿を描いた作品になりまする。

百合要素がメインですが軽めなので笑って流せるかなw
本来、武偵という危険でハードなアクションものを
側面から描いた所は評価しても良いポイントだと思います。
本編好きの方にはちょっと物足りないかもですがw

序盤、中盤はその百合要素を多分に生かしたコメディ展開。
そんな中、伏線をちらほらと散りばめつつ終盤のシリアスへと
繋がって行きます。
「カギ」となるのは主人公の過去。

まぁ、正直可もなく不可もなくといったところ。
主人公の座を譲り、本編ほどではないものの
アリア役・釘宮理恵の存在感はさすがの一言です♪♪
豪華な女性声優陣が見所の1つになるかもですね。


1期から5年くらいでしょうか?
原作未読なので分かりませんが2期はどうなんでしょうね。
このスピンオフ作品は今後の本編には
絡んで来ないんですかね??
個人的には少しでも本編であかりや仲間たちの
活躍を見る事ができると嬉しいです(*´∀`)ノ2期早よ!

ゆるい百合ものや日常系が好きな方にはオススメ。



《キャスト》

間宮 あかり(CV.佐倉綾音)
神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)
佐々木 志乃(CV.茅野愛衣)
火野 ライカ(CV.M・A・O)
高千穂 麗(CV.ブリドカットセーラ恵美)
島 麒麟(CV.悠木碧)
夾竹桃(CV.堀江由衣)
風魔 陽菜(CV.今村彩夏)
レキ(CV.石原夏織)
峰 理子(CV.伊瀬茉莉也)
星枷 白雪(CV.高橋美佳子)
遠山 金次(CV.間島淳司)


《主題歌》

OP
『Bull's Eye』/ナノ
ED
『パルス』/Team AA [間宮 あかり(CV.佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)]


《2016 04/09 レビュー投稿》

投稿 : 2024/11/16
♥ : 54
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バトルユリアニメ…。

終始バトルユリアニメになってます(´・ω・`)
1期に続きアリア中心の話かと思ったら、1期の主要キャラは全部脇役程度の登場で金二に至っては数回しかセリフありません。
ガンダムSEEDからDESTINYを見た時の何とも言えない感覚を思い出したw
とにかく、ユリ感が強かったのとラストでアッカリーンが急にS級クラスにはね上がるww
アカリンの正体が気になりすぎて最後までハイペースで見れました(о´∀`о)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

62.6 185 2015年度アニメランキング185位
ハッカドール THE・あにめ~しょん(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (282)
1176人が棚に入れました
悩める人類を捗らせるため生まれたパーソナルエンタメAI「ハッカドール」。ポンコツだけどどこか憎めない「ハッカドール」が体を張っていろんな人のお悩みを解決しますっ!

声優・キャラクター
高木美佑、奥野香耶、山下七海

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

良いショートアニメでした。

アニメーション制作:Creators in Pack
2015年10月 - 2015年12月に放映された全13話のTVアニメ。

ベイスターズの親会社であるDeNAが運営するアニメや漫画やゲームなどの情報サイトが原作?
実は全然知らなくてアニメを観終わってから初めてサイトにアクセスした次第。
全50話の某TVアニメを観てて全然捗らないことから、息抜きで観てみましたw
こっちは8分×13話で2時間程度で見終わりますし。

以前に第7話 KUROBAKOが話題になった時、そこだけ観たのですけどねw

大まかな概要としては、人工知能と三次元世界で活動できる実体を持った、
人型のプログラム(通称・ハッカドール)が、
人間のやりたいことや仕事を手伝って捗らせるナビゲーターとして奮闘するという感じでして、
有り体に言えば、登場人物のやり取りを楽しむギャグアニメですね。
ハッカドールたちは基本的にポンコツ揃いでして、
あまり役に立たない存在みたいですし。
でも、愛すべき○カでして観ていて楽しいです。

ギャグはド○○ンボールとかエ○ァなどパロディ成分が多め、
ハチャメチャなスラップスティック・コメディでありながらも、
ほんのちょっとイイ話成分も入ってますね。

正直言って見た目はCG丸出しですし、なんか昔の家庭用ゲームのイベントパートアニメみたい。
でも、たくさん笑えたし!個人的には面白かった部類に入りますかも?
OP「Touch Tap Baby」なんかアニメも歌も緩さ全開、でもそれが気持ち良い。

OP/ED入れて8分間の間に、しっかり起承転結をつけてオチも用意してる。
作ってる人が基本がしっかりしてるから、安心して観られるんですよね。
知名度高くないし、あにこれでもマイナーな作品かもしれませんが、
気軽に笑える作品として人にオススメできると思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 59

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「君にシンクロするパーソナルエンタメAI・・・ハッカドール」

私はアニメからハッカドールの存在を知り、友人の勧めでハッカドールのアプリをスマホに入れて使っていますが、実はアプリの方がアニメより先行配信されていたんですね^^;
アニメは2015年秋アニメでしたが、アプリは2014年の8月にサービスが開始されていたそうです(wikiより)。

一般的な検索エンジンよりもよりアニメに特化しているので、個人的には重宝させて貰っています。それに記事を「ホシイ/イラナイ」と取捨選択すると、自分に合った記事を集めてきてくれるという機能付き・・・アニメの情報を自分の好みに合わせて絞り込める機能は嬉しい限りです^^

「捗(はかど)る」→「ハッカドール」とオヤジギャグ的なネーミングのハッカドールですが、主に活躍するのが1〜3号・・・4号がチョイ役で出演し・・・そして4人の上司が0号という構成になっています。

ハッカドール1号(CV:高木美佑):この作品の主人公的存在。明るく元気で何事にも一生懸命取り組む彼女ですが、何故か失敗を重ねてしまう・・・そんな彼女です。

ハッカドール2号(CV:奥野香耶さん):一番女子力がありそうな見た目に巨乳の持ち主でお姉さん的存在・・・ですが、一番の天然ボケキャラでもあります。

ハッカドール3号(CV:山下七海さん):3人の中ですぐ疲れたり、すぐやる気がなくなる系の存在・・・ですが、3号はとんでもない秘密を秘めていました。気になる方は本編でご確認下さい。

ハッカドール4号(CV:上田麗奈さん):元々は1号〜3号を更生させるために作られた筈だったのですが・・・^^;

ハッカドール0号(CV:柚木涼香さん):ダメダメなハッカドール1〜3号のおかげで鬼軍曹みたいなキャラになっています^^;
1〜3号が優秀だったらもっと違う一面が見れたのか・・・はたまたこれが彼女本来の姿なのか・・・気になるところです。

この様な決して優秀なパーソナルエンタメAIではありませんが、1〜3号に共通しているのは、心の底から相手が捗るのを願っていて・・・それを実行するだけの熱い気持ちが脈々と流れている事です。
そして・・・とても仲間思いであるところも^^

自分が手伝った相手が笑ってくれたら・・・ありがとうって思って貰えたら・・・やっぱり嬉しくなりますよね^^
そんな時に見せてくれるハッカドールの笑顔も一級品でした^^

「少数精鋭化」「効率化」といったお題目の下、機械化やコンピューターの進歩に伴い、人ひとりに課せられるリスクと仕事量は一昔前より着実に上がっていると思います。
重ねて核家族社会や人自身の多様化により、自分の事で精一杯で中々隣の庭の状況が分からないほど人間関係が希薄さを増していく中、敢えて「人を手伝う」という点に主眼を置いたこの作品を見ていると、心が温まった様な気がしました。

オープニングテーマは、ハッカドールの「Touch Tap Baby」
エンディングテーマは、ハッカドールの「Happy Days Refrain」
ハッカドール1号の「Progress Push Doll」
ハッカドール2号の「Reflect Realist Doll」
ハッカドール3号の「Hazy Lazy Doll」
ハッカドール1〜3号で歌ったオープニングとエンディングは何とか覚えられましたが、それぞれ個別に歌ったエンディング3曲には手が届きませんでした^^;
でも曲にあわせて踊る3人は魅力的だったと思います。

1クール13話の作品でした。1話8分程度の作品なので、これもあっという間に視聴できる作品です。時々ブッ飛んだ設定もありますがそれはご愛嬌・・・総じて楽しませて貰った作品でした^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 22

あくあ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

げそいくお1人原画アニメ

元々はまとめサイトのイメージキャラみたいなもの。
困っている人をはかどらせる為に生まれたハッカドール。(ってまんまかい)
ふたを開けてみればミルキィホームズ的にとんでもないカオスアニメだった。
いろんなゲーム・アニメのパロディがてんこ盛り。

声優ネタ回でグルシャンとか初めて知ったよ!なんだこれ!!
見抜きいいですか?とかいつのネタだよっていうのもありますが。
最終回はまさかのドラゴンボールZネタでキャラがぐりぐり動き回る。
7分アニメとは思えないほどの濃さでした。

私はハッカドール3号くんが一番好きです。
視聴者であれば、好きな理由は言わずとも分かるでしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

62.5 187 2015年度アニメランキング187位
放課後のプレアデス TVアニメ版(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (358)
1772人が棚に入れました
星が大好きな中学生、すばるはある日の放課後、宇宙からやって来たプレアデス星人と遭遇した。
地球の惑星軌道上で遭難した宇宙移民船を直すため、
プレアデス星人は地球人の中からエンジンのカケラをあつめる協力者を召還したという。
ところが集まったのは1人のはずが何故か5人!
「魔法使い」に任命された5人の少女たちはそれぞれ何かが足りていなくて
、 力を合わせようにもいつもちぐはぐで失敗ばかり。おまけに謎の少年まで現れて、
こんなことでエンジンのカケラを回収して宇宙船を直すことはできるのか??
かわいそうな宇宙人を助けようと、未熟さゆえの無限の可能性の力を武器に、
友情を培いつつ、カケラあつめに飛びまわるすばるたち5人。
宇宙と時を翔る、希望の物語。

声優・キャラクター
高森奈津美、大橋歩夕、立野香菜子、牧野由依、藤田咲、桑島法子
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

結局、15年春期に見てたアニメとしては一番好きです という結果に

BD3巻が届いたので、嫁さんの冷めた視線に耐えながら居間で観てたんですけどね。
ホント判り辛い作品だったんだなとw
私も初見時は雰囲気だけで観てたトコがあったんですけど、小説読んだり観直したりして理解が深まってから改めて見るとホント不親切なのが判るというか(汗)
 みなとの温室の植物って6話のプレアデス星人の宇宙人のエンジン再起動のところまで1つも花咲いてなかったの、実は私は見逃してましたw

んで、なんで6話まで咲いていなかったのか、なぜあのシーンで開花したのかを一応書こうかと。
いや、そんなの判ってるから!と言う方多いでしょうけども私みたいなおバカさんは雰囲気だけで流しちゃってるかもしれませんから(汗)
{netabare}

あの蕾までしか成長していなかった植物や飛び交う蝶達は、選ばれなかった可能性の欠片達。それらの集う場所が温室。ここに居る者達に未来は無かった。
病室のみなとの現実への憎悪から生まれたつのマントに追われるすばる。
つのマントの望みはプレアデス星人の宇宙船のエンジンの欠片の強大な力を手に入れる事であり、彼の憎悪は巨大な宇宙船の実体化に巻き込まれて地球が滅びる事も自らの選択肢に入れている。自分の未来が無い世界ならば滅びても構わないと。

そして中盤の山場の6話。宇宙船が実体化を始めてしまう。

病室のみなとの絶望から別れ出でた温室のみなと。
彼ら未来を閉ざされた可能性達の世界である温室へすばるが迷い込み、温室のみなとはお守りとして温室の花の蕾をすばるに送る。
プレアデス星人と5人の魔法使いたちは手持ちのエンジンの欠片のみの力で宇宙船の実体化を阻止しようと試みるも、力及ばすエンジンは再起動しない。
そして、すばるの起動して欲しいという祈りに応えるかの如くお守りの蕾と温室の可能性の欠片達が一斉に開花、エンジンが再起動しその場凌ぎとは言え宇宙船の実体化を防ぐんすよね。
未来の閉ざされた可能性達の力で結果的に救われる地球というトコが泣かせますわね。 {/netabare}

 観てた方は判るんですけど、アニメの中であの温室や植物や蝶達は如何なるものかの具体的説明無いんすよね。ここらへんの観る側を試しているかのような全体的な作りが、結果的にこの作品の敷居の高さになってこの低評価なんだろうなと思うとホント残念です。
まぁ私自身も初見時はなんか騙されてる様な気持ちで観てたんですけどねw

浅い作品じゃないので、もしこれから観られる方がいらっしゃるのであればコレは考察しながら観る作品として構えて臨んでほしいなと思います。
その上で気に入らないのであれば、まぁ好みですしね。

レビュー追記したついでに評点も上げちゃいます(汗)
////////////////////////////////////////////////
先日発売された"みなとの星宙"読んでるんですが、切ねぇです(涙)
みなと視点での小説となってるので、TV版お好きだった方は読んで見てもいいと思います。アニメでは明言されてなかった事柄が色々書かれていますので。
何故すばるにあんなにツッケンドンだったのかとかもw
{netabare}
病室ですばるの折り紙の星とみなとが交換した可能性の欠片ですが、あれはこの世に生まれなかった生命のものとアニメでは言っていました。
すばるのお母さんが一時的に入院していた理由、すばるの妹として生まれてくる筈だった子の可能性の欠片なんだそうです。{/netabare}
そんな感じで、色々とアニメではモヤっとした部分が書かれてます。
小説は基の設定の肉付けが多いとの事ですのである意味二次創作に近いとも言えるのかもしれませんが、作者が極めてガイナックスに近しく且つ星雲賞も取ってるプロの作家さんですので、アニメの補完としてはパーフェクトな出来だと思いました。
(何処が佐伯監督の設定で何処が肉付けなのかが明示されてれば尚良かったんですが・・・)

いい作品だと思うんですけどね~。相変わらずの低評価で残念です。
小説読んで後にアニメ見返しましたが、あまり評価されて無いのも判る気がしました。判り辛いんですよね、多分。
ちと内容が抽象的且説明とかセリフ不足過ぎたのかもですね。

 私的にはこの作品やっぱり好きだし、とても素敵なストーリだと思ってます。
このまま低評価で埋没して欲しくないんんですが・・・これがこの作品の運命線なんでしょうね。止む無しかw

因みにBDのケースがイマイチな作りで、ディスクが超取りづらいですw

////////////////////////////////////////////////////
 一応ユーフォの最終話観終えたので、個人的にどれが一番好きだったかと改めて考えるとコレでした。
魔法による派手な戦闘という見た目の見せ場も無い作品ですし、怒涛の鬱展開って訳でもないので終始地味な作品ですけど。
なんかジワジワ来るんですよね、コレ。
どうも無学な私にゃ煙に巻かれてる感を感じてたプレアデス星人の学術的用語も、きちんとした代物らしいので素直に納得しときますw
ま、この作品のいいところはヒロインたちも作中で言ってますが、なんだかんだ物理の話出す癖に魔法なんて胡散臭い代物で状況を打破していくところですしね~

何も無いのだったら、何にでもなれる筈。

オッサンになった私には今更な事ですが、この作品のテーマは子供達らしい素敵でかわいらしい代物だと思いますし、好きなんですよね。
15年春期はユーフォがクオリティとして最高だったとは私も思ってます。
ただ、コレもお暇だったら見てあげてくださいまし。意外とイイですよ(汗)








 という事で15年冬期放送分は円盤買ってた作品も無かったので、私はコレでも買って多少は業界に還元してみます。
それが若い人に比べれば多少は購買力のあるオッサンの務めですしねw

/////////////////////////////////////////////////
評価点若干修正します。
個人的にはこの期で観てた中では満足した作品の一つですしね。
泣けるしw
/////////////////////////////////////////////////
 終盤の展開、私はおバカなので完全には把握できてませんw
逆に実はそんなに深くも無い結末だった気もするんですよね~。
考えすぎなんでしょうか・・・・
素晴らしい考察を何方かプリーズ(汗)

と、視聴後に考察とか探しましたが皆素直に観たままで解釈してるんですね。
私、セリフに踊らされ過ぎたのかもです。

全体の雰囲気は私は嫌いじゃなかったし意外とテキトウな作品だと思いますけど、私は面白かったですね。
プレアデス星人の宇宙船が実体化したらヤバいと言われても、さりとて危機感をあおる判り易い表現も無いし。プレアデス星人も言ってる事胡散臭いしw
でも元の世界線に皆が戻る時のあの感じ、私は好きかも。
見た目と違って意外と理解力求められる作品だと思うので、万人向けじゃないかもですね。派手な戦闘が有る訳でも無く、サプライズ連発な展開という事も無く、こじんまりと可能性とか願いとか覚悟とかを少女たち目線で描いてる作品なんで正直内容的には地味です。
けど悪くないと思うんすよね~。けど、単に煙に巻かれてる気もして釈然としない・・・気もする(汗)

個人的には、訳ワカメだからクソだ!と切り捨てたくは無い作品でしたです。
/////////////////////////////////////////////
7話まで観ましたが、コレ結構いいと思うんすよね。
時々車の部品名が入るのがアレですが。
スパークプラグの代わりにドライブシャフトを使って点火って(滝汗)
アニメ見てればまぁ言わんとしてる事は判りますけど、無理やり車とこじつけなくても、ねぇ。
私がレビューにするとバカな作品みたく見えてしまい何ですが乙女なオッサン的には7話でちと泣きそうになったので、この手の路線嫌いでない人は見ても悪くないんじゃないかなと。
//////////////////////////////////////////
今更なんですが、とりあえず一話だけ見まして・・・
オッサンのくせにカワイイもの大好きな私的にはアリなので続きも見てみようとは思うんですけども。
ただ、題記の様な事にならないか不安です(汗)

この期に及んで私如きが忠告するのもアレなんですが、見た目が完全に魔法少女モノなんでそういうのダメな人はスルー確定ですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

中核を失ったガイナックス

ガイナックスといえば、「トップをねらえ」や「ふしぎの海のナディア」そして何よりも社会現象を起こした「新世紀エヴァンゲリオン」があるが、正直言って「グレンラガン」以降の中核を支えてきたスタッフがどんどんと抜けたことにより、もはや抜け殻状態である。

今回は天文学を中心としたSF魔法少女ものだったが、はっきり言ってSFとしての面白さはさほども見当たらない。

あの伝説のガイナックスの強みはなんといっても非常に堅い優れたSF設定と脚本だったのだが、海外のSF小説のような濃密さはこの作品から感じ取れなかった。

やはり庵野秀明さんがいないとここまで落ちぶれてしまうのか。。

すごく残念である。

ですが、作画は非常にクオリティが高かったかと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

夢と優しさに溢れた素敵な作品

5人の魔法少女が宇宙船の「エンジンのかけら」を集めるファンタジー、という説明では観てない人にはさっぱりわからないと思いますが、とりあえず優しい雰囲気の魔法少女ものです。
春アニメの中でもお気に入りで、毎週楽しみに観ていました。
自動車会社がスポンサーだったため、魔法少女が空を飛ぶために使うのは箒ではなく、飛ぶとエンジン音がするドライブシャフト。それに乗って太陽や土星や、もっと遥か遠くの宇宙にまで飛び出していきます。背景となる宇宙の絵はとても美しく、また天文系の用語や知識が結構使われていますが、あくまでも魔法少女ファンタジー作品なので、SF作品などと違って科学的な制約に捕らわれる必要もなく、宇宙のロマンの美味しいところだけ上手につまみ食いできているように感じました。
物語の大きな軸は、まだ何者にもなっていない、だからこそまだ何者にでもなれる可能性を持った少女たちの成長、といったようなもので、そこに個々のキャラの掘り下げエピソード(これがどれも非常に出来が良かったです)とか、主人公の微笑ましい淡い恋愛などが加わります。
作画は全体的にとても綺麗で、またアイキャッチの絵がとてもかわいくて毎週楽しみでした。声は、ななことプレアデス星人を演じた声優さんがとても良かったと思います。
夢と優しさに溢れていて、何度も繰り返して観たくなる素敵な作品でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26

62.5 187 2015年度アニメランキング187位
名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件~史上最悪の二日間~(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (126)
888人が棚に入れました
阿笠博士の家のお風呂が壊れてしまったので、毛利蘭と灰原哀と一緒に銭湯へやって来た江戸川コナン。ところが、足を滑らし派手に転倒。そのまま気絶してしまう。そんなコナンを病院に連れて行くと言って車に乗せる怪しい2人の男がいた。ひとりは、人相の悪い入れ墨の男・タツ。裏の世界では『アドリブのタツ』として有名だ。もうひとりは名乗りこそしなかったものの、伝説の殺し屋・コンドウだった! 実は、2人は極秘裏に銭湯で任務を遂行していたが、怪しむコナンに感付かれたと思って連れ去ったのだ。と、コナンが目を覚ますも、なんと頭を打ったショックで記憶喪失になっているようだ。

一方、毛利探偵事務所には浮気調査の依頼人が来ていた。名前は香苗。美人に弱い毛利小五郎は香苗と共に元便利屋だったという夫の仕事場へと向かった。そこで夫の写真を見せてもらうが、その写真に写っているのはコンドウの姿だった……。

記憶を無くしたコナン、世間を騒がす爆弾テロ騒ぎ、そして売れない貧乏役者桜井が再び巻き込まれる! 最後まで油断できない事件の結末は、一体どこへ着地するのか!?

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、緒方賢一、草尾毅、深見梨加、水島裕、田原アルノ、白石稔、岩永哲哉、広末涼子、香川照之

ホロムギ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「鍵泥棒のメソッド」とコラボ。

鍵泥棒のメソッドは視聴済み。

映画とのコラボレーションですね!
素晴らしいコラボでした!

鍵泥棒のメソッドを見ていると面白さ倍増だと思います。
登場人物や出来事、背景など鍵泥棒のメソッドを見ていることで理解できる小ネタがたくさんありました☆

逆に見ていないと、キャラの魅力が全然理解できないのではないかと、心配です。


このアニメは金曜ロードショーで放送されたものですが、鍵泥棒のメソッドも金曜ロードショーでやっていたのかな?

できれば、
鍵泥棒のメソッド

コナン
という順番で見ることをオススメします。


時系列がバラバラになっているので、最初は戸惑いますが、見ていればとくに難しいこともなく、子供でも楽しめると思います☆
バラバラにした意味はわからない。

伝説の殺し屋が映画とは違ってあまりかっこよくなかったのが残念。
迫力がなかったですね。


ストーリーが綺麗にまとまっていてよかったです!
無理な設定がないのでコナンの映画よりも楽しむことができました☆

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

サー(*´∀`*) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

堺雅人さんに声優してほしかったな〜w(´・ω・`)

予備知識なくみたのですが、鍵泥棒のメソッドは観てたので、
途中から、「あれ?」となりました(笑)。
はじめは、鍵泥棒のパクリかなと思ってしまいましたが、
話が進むにつれ、キャラがまんま「鍵泥棒」。

まさかとおもいきや、そのまさか!

がっつりコラボ作品でした笑(*´∀`*)

ならば!主演の堺さんも出てくれれば良かったのに〜笑
まっ、あれだけ売れちゃったら無理か笑

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

コナン失踪?事件

金曜ロードSHOW!で一度視聴済み。鍵泥棒のメソッドは未視聴。
漫画本との抱き合わせ商法は正直やめてほしかった。

コナンの出番がいつもより少ないのがちょっと不満。その代わり哀ちゃんの活躍が沢山見られるので哀ちゃんファンにはお勧めかもしれない。

感想↓
{netabare}コナンが風呂場ですっ転ぶシーンが凄くわざとらしい。
探偵事務所に戻った蘭がメインヒロインっぽくない顔と態度…。

哀ちゃんが小さい体のまま運転できるなんて思ってなかった。
途中でコナンが記憶喪失のフリしてるってわかってしまった。

途中で回想入るのやめてほしいな。同じシーン2回流れてるところもあるし…。{/netabare}


哀ちゃんの感想↓
{netabare}「子供は恋愛対象にはならないわね」…同い年(?)のコナン君ならいいんですかね!?
哀ちゃんの子供っぽい演技から素に戻るのが可愛い。
車から投げ出されてよく助かったな。焦ってる哀ちゃんも可愛い。林原さんの演技も素晴らしい。
最後の哀ちゃん可愛い。もっとデレてほしいな。

とりあえず『どんな哀ちゃんでも可愛い。』以上。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

62.5 187 2015年度アニメランキング187位
ニセコイ OAD3(OAD)

2015年4月3日
★★★★☆ 3.7 (147)
813人が棚に入れました
原作第17巻の限定版に付属。2本立てとなり、小咲の妹・春が、アニメ初登場する。


JC第10巻第81話「セントウ」

家のお風呂の調子が悪く、近所の銭湯へとやってきた楽は、偶然、千棘と遭遇。奇跡的に小咲ほかいつものメンバーが次々と銭湯に集まる中、楽は番台をまかされることに…。


2014年WJ6.7合併号「サービス」

露天風呂を満喫していた千棘たち仲良しメンバーの荷物が、男風呂へと飛ばされてしまう。男風呂には楽ひとり…。
楽に気づかれずに、女子たちは荷物を取り戻せるのか!?
★ポーラなど新キャラにも大注目のサービス回です!

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「ニセコイ」屈指のサービスエピソード2話をついに映像化!

大好評の「ニセコイ」OVA企画第3弾!
「ニセコイ」JC第17巻でもOVAがセットになった限定版を制作いたします!
もちろんメインスタッフ、キャストはそのまま!

「セントウ」
家のお風呂の調子が悪く、近所の銭湯へとやってきた楽は、偶然、千棘と遭遇。
奇跡的に小咲ほかいつものメンバーが次々と銭湯に集まる中、楽は番台をまかされることに…。
★小咲の妹・春が、アニメ初登場です!!

「サービス」
露天風呂を満喫していた千棘たち仲良しメンバーの荷物が、男風呂へと飛ばされてしまう。
男風呂には楽ひとり…。
楽に気づかれずに、女子たちは荷物を取り戻せるのか!?
★ポーラなど新キャラにも大注目のサービス回です!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

10年前、一条楽は一人の少女と出会う。短い時間だったが、2人の間には幼いながらも愛情のようなものが芽生えていた。そして少女との別れの時、彼女は「ザクシャ イン ラブ」(愛を永遠に)の言葉と共に彼に錠を渡す。彼女は言う。「いつか私達が大きくなって再会したらこの『鍵』でその中の物を取り出すから、そしたら――結婚しよう」と。
錠が開かないまま時が過ぎて10年後、高校生になった楽は転校生の少女・桐崎千棘と出会う。最悪な出会いの後、親のいいつけで「千棘と3年間、恋人同士になってもらう」ことになり、驚愕する楽。こうして2人の「ニセコイ」生活が始まった。しかし千棘との付き合いの中で「もしかしたら、彼女が『約束の女の子』なのでは?」と感じるようになるのだが、楽のクラスメート・小野寺小咲もかつて知り合ったある少年との間の「約束の鍵」を持っており、彼女にとっての「約束の男の子=楽」かもしれないと感じるようになる。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

一条楽:内山昂輝
桐崎千棘:東山奈央
小野寺小咲:花澤香菜
鶫誠士郎:小松未可子
橘万里花:阿澄佳奈
宮本るり:内山夕実
舞子集:梶裕貴
クロード:子安武人


.。o○ ○o。.発売日.。o○ ○o。.

2015年4月3日


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

「セントウ/サービス」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5
ネタバレ

まっちょりんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

男向けサービス回

今回はちょっとエロい感じの話が多かったね。

....男としては嬉しいけれども。


漫画で読んでたことがあったので、内容は知っていたのですが

シャフトが描くと謎のエロさがあるねw

漫画ではあそこまでエロティックではなかったような気がする。


とりあえず男としては高評価せざるを得ないです(使命感)

ニセコイ二期開始はまだですが

{netabare}春ちゃんが出てきてましたね!

とてもかわいいのと声優が佐倉綾音さんということが少し嬉しかったです。{/netabare}

二期が楽しみですね!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

62.5 187 2015年度アニメランキング187位
ワンパンマン OAD 「ロード・トゥー・ヒーロー」(OAD)

2015年12月4日
★★★★☆ 3.7 (87)
466人が棚に入れました
ワンパンマン 10巻 OVA付同梱版として発売されたオリジナルアニメ。

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ダサいスーツの謎

サイタマがヒーロースーツを手に入れるまでの物語。
ワンパンマンが面白ければ楽しめます。
主人公の活躍シーンも一応見られます。

いい感じに笑えるギャグもあります。
オリジナルと聞いてどうかなと思いましたがいい感じに引き継いだギャグです。
一話ですしネタバレ無しでは描けないのでこの位で。

▼物語の評価
本編と同じようにギャグもあって楽しめます。
戦闘相手は雑魚でスーツの話なのでサイタマ最強を楽しむことは出来ません。
▼作画の評価
特になし。
▼声優の評価
特になし。
▼音楽の評価
特になし。
▼キャラの評価
サイタマのキャラは相変わらず良いです。
他はたいして特筆することもありません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ワンパンマン誕生!

.
本編「お気に入り」の満点作品 
例に漏れず 楽しめました


OADですので 30分弱
もっと長く楽しみたいです

子供の頃に (国語の授業)
物語というものは
起承転結 逆風 困難 等々がなければ
成立しない
というような教えがあったような気がしますが
それをド返ししても(逆風等がなくても ^^ )
全く気にならない むしろそこが好き

という作品

二期が待ち遠しいです

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

62.5 187 2015年度アニメランキング187位
銀魂 第58巻 アニメDVD同梱版(OAD)

2015年4月3日
★★★★☆ 3.7 (27)
209人が棚に入れました
連載10周年を突破したことを記念して、アニメ「銀魂」が1話限りで復活する。

「ジャンプスペシャルアニメフェスタ2014」で先行上映されたオリジナルアニメ「布団に入ってから拭き残しに気付いて寝るに寝れない時もある」が収録される。

62.5 187 2015年度アニメランキング187位
ダイヤのA 45巻 OAD付き限定版(OAD)

2015年1月16日
★★★★☆ 3.7 (10)
68人が棚に入れました
原作第45巻の限定版に収録。

『ダイヤのA公式ガイドブック表』掲載『ダイヤのA』特別番外編『倉持洋一スペシャル番外編-OutRun』をオリジナルアニメーション化!
「チーター様」こと倉持の過去が明らかになるスペシャル番外編!

62.4 193 2015年度アニメランキング193位
攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE(オルタナティヴ アーキテクチャ)(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (277)
1719人が棚に入れました
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程、情報化されてない近未来――西暦2027年。高度化した電脳犯罪を前に、"攻性"の特殊部隊設立を望む内務省公安9課・荒巻大輔の前に現れる、陸軍501機関所属・草薙素子三佐。生まれる以前に全身を義体化されたサイボーグであり、超ウィザード級のハッカースキルと、卓越したサイボーグ操作技術を併せ持つ草薙は、事件の影に潜む電脳ウィルス「ファイア・スターター」の謎に迫るが――。

声優・キャラクター
坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、檀臣幸、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆき

さえぽん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

良き攻殻機動隊の時代は終わった。

率直に言うと名作が無難な普通のSF作品に成り下がってしまいました。
ストーリーも特にパッとしないし。
特にキャスト陣の変更がまずダメでしたね。
キャスト陣総変更の理由を、新しい攻殻をと、謳い文句は良いものの、実際の内情は大幅コストダウン化させる為というのがなんとも納得が行かないです…。
正直お金がないなら作らないでもらいたいですね。
にしてもプロダクションIGは平気でキャスト変更しますよね。

坂本真綾以外は、メインキャラを担当した事なんて今までほぼなかったような、知名度も無く普通ならこのまま消えて行きそうな中年声優陣を器用。
さぞ安く雇えた事だと思います。

真綾も、元の草薙素子を意識してかっこ良くは演じてますけど田中敦子さんのような色気が全く出てない。

バトーもそう。カッコイイけどひょうきんで愛嬌があって、温かみのある大塚さん演じるバトーとは全然違う。
ただカッコイイだけ。

パズなんてクールイケメンキャラだったのに窓際族にされた普通の冴えないオッサンみたいなキャラになってしまいました。
本当に「同じ女とは二度寝ない」と言ってたパズなんですか??信じられないですせめて今まので作品のキャラ設定くらいちゃんと引き継いで下さい。

監督もコストダウンさせる為にProduction I.G取締役の黄瀬和哉本人が外部に頼むとお金かかかるから今まで作監しかやったことないのに調子乗って総監督とかやるからこんな最低限の以前までのキャラ設定も引き継いでない欠陥品の駄作が仕上がるんですよ。

それにしてもとても魅力的だった9課のメンバーも演じる人が変わればこれほど魅力のない人物に成り下がるのか、と改めて思いました。

音楽もコーネリアス…今をときめく菅野さんがギャランティ高いのはわかりますけど、名前が出なくなって久しいコーネリアスに依頼したなんてこれも随分コストダウンになったでしょうね。

正直プロダクションIGが、良い作品を作り上げるという事ではなく攻殻機動隊という名作の名を使ってもう一儲けしようと考えて作った作品にしか見えません。

製作陣は自分が大好きだったアニメのキャストが途中で変わってしまったらどう思うのでしょう。大好きなバンドのボーカルが変わってしまったら?
そう考えると絶対に嫌なはずだと思います。
それを平気で行い、名作を金儲けの道具に使い集金目的とは、呆れるばかりです。

あの頃の魅力的な9課のメンバーはもう戻ってきません。

さようなら攻殻機動隊。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ウィルスと電脳のパッケージ化に成功しました(?)

・物語について
いつもの攻殻機動隊。なにやってんのかぜんぜんわかんない。3回から4回みればだいたいわかってくる。わかってくると、これがかなり面白い。絶対わざと話しを難しくしようとしてる。これが長所でもあり短所でもあるので、これを気に入るかどうかは人によると思う。ちゃんと攻殻機動隊らしい作品になってる。

・声優について
坂本真綾がびっくりするぐらいしっくりはまってる。

・キャラについて
いままでの攻殻機動隊通りの良いキャラクターたち。

・作画について
見応えのある戦闘。文句なしの質。

・音楽について
攻殻機動隊っぽくていいけど、いい曲かどうかはわかんない。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

う~ん…難しい…

今作から見始めた超初心者にはちょっとわかりづらい。

チームが出来るきっかけ?を描いているんだろうけど、そもそもの世界観がわからないので~

ただ、声優陣が渋いので(お話も渋めのSFなので)見て(聴いて)いる感じw
(それでも前作からのファンは声優交代とかでイメージ違ってるのかもしれませんが…)

劇場版の予行演習的に見てみたけど…考えちゃうな。どうしようww
(結局時間も無くて見れなかった…)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

62.4 193 2015年度アニメランキング193位
スタミュ(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
858人が棚に入れました
音楽芸能分野の名門校・綾薙学園に入学した星谷悠太は中学の時に見たミュージカルで素晴らしいパフォーマンスを見せたこの学校の生徒に憧れていた。彼が目指すのは花形コースの「ミュージカル学科」。しかしここに入る為には学園の3年生のうち成績優秀者が所属する「華桜会」の指導を受けられる特別枠に入るのが近道であった。悠太はこの特別枠のオーディションで華桜会メンバー・鳳樹に見出され、同じように彼に選ばれたメンバー4人とともに「チーム鳳」としてミュージカル学科を目指す。素人同然の悠太以外のメンバーは演劇の才はあるがそれぞれが抱えた問題で候補生に残ることすら覚束ない状況で、加えて華桜会のリーダー・柊翼が彼らとは別に5人の候補生を選び「チーム柊」として立ちはだかる。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、諏訪部順一、平川大輔
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「俺たちは、夢をあきらめる方法なんて知らない!」すてきなセリフ!!

見終わりました。

最終回、あれだけ練習してチーム鳳のみんなと一致団結したのに、 {netabare}華桜会の抵抗と天候悪化でミュージカル演技を断念しなければならない、でも、みんなで工夫して大逆転のストーリーで、
{/netabare}見ててとてもすっきり、感動しました。こういうお話、とっても好き! ストレス解消です♪

2期ぜひ見たいです。それに、花江夏樹さんはじめ、CVの皆さんも歌って踊っているような感じで、とてもスキルの高いCVの皆さんだったと思いました。

 全然お話が違うんですけど、この作品に出られた男性CVの皆さんにはぜひ、現在制作が企画されている銀河英雄伝説に出てほしいなあと、思っています。
(ヤンさんのCVは、諏訪部順一さん希望です♡♡♡)

以前のレビューです。
{netabare}
2015.12.14 22:56 最初は大笑いしたけど、元気になる作品です!

私、あまりミュージカルを見たことがなかったせいもあるんですけど、1話冒頭で華桜会メンバーが出てきて歌と踊りを始めた瞬間、こらえきれなくなっちゃって大笑いしちゃいました。

だって、あまりにもわざとらしいというか、なんか変!と思ったんです。
(大爆笑したけど、あとで隣の部屋まで聞こえたんじゃないかって心配!)

でも、みんな個性的なキャラが多くって、物語も見ているうちに楽しくなりました。それに花江夏樹さんや諏訪部順一さんなど、私の好きな声優さんがたくさん出ているので、目が離せません。それに、花江夏樹さんが演じる星谷君って、ハンデがあってもめげなくて明るくて、キラキラしているので、見ている私自身もなんか。幸せな気分になります。それにしても男子高校生の友情って、いいなあ。

これって、オリジナル作品なのでしょうか。まもなく最終回なのかな。気になります 
♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪ラララ~ {/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 37

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とつぜん歌うよ

アマゾンプライム視聴。
見放題終了作品だから見てみたけど割と良かった。
とはいえ最初は主要キャラ含めてみんなモブ顔とかミュージカル特有の突然の歌とダンスとか戸惑った。
でも慣れると見分けつくし歌も癖になる。
等身バリ高だけど作画も安定してた気がする。
チームとして成立してく過程は結構あっけなかったから物足りなさはあるけど、その分日常青春パート楽しめたかなと思う。

星谷くんのコミュ力欲しい。
空閑くんが最初から一人かっこよかった気がするのは好みの問題か。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌え要素はほぼ無し・・・ですがそれなりに楽しめた作品でした^^

この作品はオリジナルアニメだったようです。従って事前情報は殆ど無く、あったのはキャラデザが嫌いではないことくらい・・・取り敢えず1話視聴してみようと視聴を始めた作品でした。

物語の舞台は音楽芸能分野の名門である綾薙学園・・・この学園には入学後に希望した者にのみ受験資格が得られる「ミュージカル学科」が設立されています。このミュージカル学科はこれまで有名なミュージカルスターを輩出してきた生徒にとって憧れの学科なんです。
そしてミュージカル学科への近道は3年生の成績優秀者で構成された「華桜会」メンバーが直接指導してくれる「スター枠」に入る事でした。
勿論スター枠にも限りがあるため、選考でどんどん切り落とされる狭く険しい道のりです。

この物語の主人公である星谷悠太は、雨の日のステージで踊っていたこの学校の生徒の踊りに魅了されてこの学校への入学を決めここまで進んできました。
憧れの人はきっとミュージカル学科にいるはず・・・受かってもう一度会いたい・・・
その思いを胸に選考に臨み・・・物語が動いていきます。

「萌え要素は殆ど無し」は完走後の印象ですが、視聴前にそれが分かっていたら視聴を止めていたか・・・と考えると、きっと視聴していたと思います。
全体的に爽やかなんですが、ここぞという時にしっかり熱くなる・・・メリハリの効いた作品だったからだと思います。

チーム鳳の5人が主要登場人物となって物語が動いていくのですが、このチームのメンバー・・・皆んな我が強く最初はバラバラなのですが、中には凄い人もいるんです。

星谷 悠太(CV:花江夏樹さん):この作品の主人公で中等部からの持ち上がり。憧れの人に出会うまでは歌やダンスは「好き」レベル止まり。

那雪 透(CV:小野賢章さん):星谷と同じく中等部からの持ち上がり。

月皇 海斗(CV:ランズベリー・アーサーさん):父は有名演出家、母は女優、そして兄の遥斗は綾薙学園ミュージカル学科を卒業したスターというサラブレッド。

天花寺 翔(CV:細谷佳正さん):梨園という歌舞伎俳優の社会に生まれ、既に数多くの女性ファンがいるとか・・・

空閑 愁(CV:前野智昭さん):母子家庭で育ち、母の大好きなミュージカルのスターになって喜ばせたい、

これまで歩んできた人生も、今後の向かう先もきっと皆んなバラバラ・・・
最初は全くの不協和音でチームの存続も危ぶまれましたが、一番出来の悪い星谷が笑顔と行動で皆んなを纏めていこうとするんです。
一人・・・そしてまた一人とチームの仲間の事を意識するようになり、5人全員の気持ちが重なった時・・・チーム鳳で羽ばたこうと誰もが思ったと思います。

でも物事はそんな順風満帆には進まず、彼らを待っていたのは「試練」でした。

大切なのことはバラバラな5人が繋がること・・・
でもそれだけじゃ不十分でした。
本当に大切なのは、どんな状況に陥っても5人で最高のパフォーマンスを披露すること・・・
彼らは待ち受ける試練にどう抗うのか・・・そしてその先にあるモノとは・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

タイトルで「萌え」要素は殆ど無しと書いた様にゼロではありません^^
那雪の双子の妹・・・ゆうき(CV:あすみん)とつむぎ(CV:金元さん)が抜群のタイミングで華を添えてくれています^^

1クール12話の作品でした。作画も綺麗でダンスもしっかり動いていたと思います。
何より「熱さ」の気持ちよかった作品でした^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

62.4 193 2015年度アニメランキング193位
亜人 第1部 - 衝動 -(アニメ映画)

2015年11月27日
★★★★☆ 3.7 (77)
503人が棚に入れました
高校生、永井圭。トラックによる追突死の直後、謎の蘇生。これにより国内3例目の不死­の新人類・亜人であることが判明した。警察および亜人管理委員会により捕獲作戦、開始­。同刻、管理下にあった2例目の亜人が何者かの幇助により逃走。この者らは直ちにテロ­活動を展開し人類への復讐を開始した。永井圭の動向を注視せよ。繰り返す・・・

声優・キャラクター
宮野真守、細谷佳正、大塚芳忠、櫻井孝宏、小松未可子、平川大輔、洲崎綾、木下浩之

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

‟ドキドキする映画”を観たい人は絶対必視!異形化サバイバルサスペンスの最先端!

人気コミック『亜人』を約100分×3部作の3DCG映画として制作した作品の第1作
PG12指定
『シドニアの騎士 第9惑星戦役』を手掛け面々に鹿住朗生やりょーちもといった2Dアニメの演出家を迎えたスタッフ編成
同じ映像素材を用いて演出を変えたテレビシリーズが2016年1月からスタート予定


外傷、病気、栄養失調などありとあらゆる事象によって「死亡」しても数秒で完全な状態に生き返ることが出来る‟亜人”の存在が確認、研究されている現代が舞台
実際に死ななければ亜人か否かは本人ですら確認出来ないが、姿かたちには何の変哲もない
その詳細は国家機密レベルで管理され謎に包まれている
高校生の主人公、永井圭は考え事をしたまま道路に飛び出し不運にもトラックに轢かれ死亡してしまう
数秒後、同級生たちの目前でたった今死んだはずの圭は生き返る
彼は亜人だった
亜人の研究は世界中で躍起になって行われており、当然日本の政府機関も圭の捕獲に動き出す
圭が亜人だという噂はたちまち日本中に知れ渡り、彼を捕まえようと警察はおろか懸賞金に目の眩んだチンピラまでもが彼を追いかけ始める
亜人に人権は無かった
人付き合いを避けてきた圭にとって家族を含め頼れる人間は誰もいないかに見えたが、旧友の海斗だけは彼に手を差し伸べる・・・


『東京喰種』や『寄生獣』など、異形化してしまった少年が人と異形の狭間の間で揺れ動く様を描いたアニメは昨今様々あります
が、前述の作品群は主人公の少年以外にも様々な思想を持った異形が登場し、群像劇的に異形化した人々の行く末を描いていますよね
これは世界観を広げるという点や、ことなる種族の人権を廻る物語という点においては評価出来ます
しかし、純粋にドラマとして観るなら主人公1人の視点に絞った方が話が散らからずに集中して楽しめるでしょう
原作コミックはどう描かれているか存じませんが、少なくともこの映画では『亜人』という作品は永井圭という一人の少年が生き延びる為、平穏な暮らしを取り戻す為に奮闘する物語として描かれています
つまり前述の同ジャンル作品群とは明らかに描かれ方が違います
(ただし実写版『寄生獣』は群像劇的要素を排していたのでむしろ『亜人』寄りでした)


この圭という少年、劇中では散々「クズ」と言われるほど合理的な思考の持ち主で、あえて例を挙げるなら『寄生獣』においてミギーと混ざったことで変貌したシンイチに近いですかね
無益な殺生はしないし、人間と亜人の争いに介入する気もない
と、亜人化しても常識的な倫理観を持ち合わせているものの基本的には自分にとっての損得を計算して行動していることがバレバレ、なので周囲からは冷たい目で見られているのです
この圭の冷徹な目で周囲を観察する判断力と‟不死身である”という余裕から生まれる行動力が物語を強く牽引しています
そして、一見して被害者なのにその内は腹黒い、という複雑な心情の圭を演じる宮野真守の演技力にも注目していただきたいですね
ちなみにプレスコだそうです


個人的には海斗のバイク(CB400SFっぽい何か)での逃走劇が見どころの一つですかね
確証はありませんがたぶん国道411号線が舞台ですね


同じ内容のテレビシリーズがあるなら映画はいいや、そうお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、是非劇場でチェックすることを強くオススメします
と、いうのも菅野祐悟の劇伴が緊張感を高め、独特の音圧を放つ亜人の特殊能力が劇場の音響設備で味わうと迫力が凄まじいものとなっているからです
一部劇場での上映延長も決まったようですのでアニメに限らず‟ドキドキする映画が観たい”という方はこれを逃す手はありませんよ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

永井君、君は本当に面白い

原作のことは知らず全く白紙の状態で観ました。

次が気になって続編待てず
結局視聴後すぐに、原作コミック既刊1~7巻まで入手して
一気に読破しました。

どうやら今作は3巻までの物語を描いているようですが、
とても上手いまとめ方をしてると思います。

アニメでは、隙の無い手堅いキャスティングが功を奏してました。
ケイ(永井 圭):宮野真守、 カイト(海斗):細谷佳正、
トサキ(戸崎 優): 櫻井孝宏、イズミ(下村 泉):小松未可子など
各氏の好演に支えられ、

さらに、サトウ:大塚芳忠、オグラ:木下浩之、ベテラン各氏の演技が
物語にさらなる深みを与えていたと思います。

三部作の一作目にあたる今作では、
主人公ケイに魅力をほとんど感じられませんでした。

しかし、原作を読んでみたら、
ケイは、様々なキャラとの関わりの中で見えてくる、
一筋縄ではいかない、既存の主役キャラとはちょっと違う魅力が出てきて
どんどん話に惹きこまれました。

今回で一番気に入ったキャラはカイトとサトウ。
{netabare}
主人公にとって、最大の味方と最強の敵の対極のキャラに魅力があったのが幸い。

カイト・・・今回の唯一の救いの存在、ケイにとっても視聴者としての自分にとっても。
細谷さんは、中堅とは言え、
ターミネーターの最新作でも主役を演じるたりと、
映画の吹き替えのキャリアも豊富なだけにとても上手い。
物語の中で善性を感じるカイトの、
損得抜き、友人思いの裏表のないキャラが
殺伐とした世界観にあって希望を与えてくれてとても好かった。

サトウ・・・敵役が魅力があってこその物語
大塚さんの、一見善人に見えて実は残忍・最凶キャラの演技は、
さすがとしか言いようがない。


オグラもなかなか味わい豊かで印象深い。
木下さんの、アメドラ「Dr.HOUSE」でもお馴染みの
嫌みも若干含むが、決して不快ではない
知的でシニカルなキャラが見事に嵌ってました。

櫻井さん演じるトサキは、
出し抜かれてばかりで、頭良さそうに見えても間抜けな感じがしました。
サイコパスのマキシマほどにはキャラに魅力が無かったのは、ちと残念。
(櫻井さんの演技力は素晴らしい)
でもアニメでも原作でも今後どう描かれるのか楽しみな存在。



これは原作を読んでみて感じたことですが、

アニメでは次作から登場の、
福山潤さん演じる新キャラ、コウ(中野 攻)が
ケイといろんな意味で対極のキャラとして存在して、
7巻の時点では、ケイと常にペアで行動してますが
結果としてお互いを補完し、よき化学反応を生み出す関係を
構築しているように見受けられました。

イズミは、彼女の悲しい過去が明かされてこそ初めてキャラが立つ。

そういう意味では、今作はあくまで序章にすぎず
次作からが物語としての本領発揮と言えましょう。

ケイの本性が暴かれ、覚醒が促される今後。
カイトも、一時舞台から消えましたが、再び物語にどう絡むのか。
イズミやトサキの今後の物語上の役割とは。

原作もまだ未完なこともあり興味深々です。
{/netabare}

3DCGの作画は確かに、人間の動作がぎこちなくいまいち。
作り物感が強すぎて受け入れられない方も多そう。
当初、脱力系スローライフアニメ「Peeping Life」を
思い出して苦笑してしまった。

しかし、顔の表情は豊かで感情表現は見事。
時々台詞なくても、仕草だけで気持ちが伝わる
魅力を感じる一瞬もありました。

アクションシーンの迫力は素晴らしく3DCGの真骨頂!

そんなわけで今作の作画は、一長一短あると思います。
自分は、始めは気に入らなかったけど
だんだん話に惹きこまれたので途中から気にならなくなりました。

次作も、原作のコミックの続きも楽しみです。

<2016.4.9追記>
テレビシリーズも観ましたが、
この第1部の内容は再構成され6話まででほぼ完了。
さらに物語は進み、残り7話で5巻の途中まで描かれてました。
第2部はもう少し先までは描かれそうですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

圭の心理状態なアニメ

 人間の中に亜人と呼ばれる不死の人間?をめぐる世界的な陰謀?、金銭的野心、疑い、永井圭の心を描いた第一部に見えたです。
 CGにより作画が何から何まで、立体的過ぎてしまっているというのか?、悪い訳ではなかったけど、リアルすぎるというのか?やや、私には「ん・・・」というのか?があったです。

 普通の高校生だった主人公の永井圭が、突然の交通事故死より生き返り、亜人であることが発覚するです。今までの日常は崩壊してしまうです。同級生、家族、周りの人間たちの目が、圭を亜人としか見なるです。そんな中でも、幼いころの親友、海斗だけが圭を助けたです。このアニメの中で、海斗が人間らしかったと思ったです。

 圭をめぐって、警察、亜人管理委員会、賞金目当ての若者ら、帽子らに追い詰められ、圭はさらに亜人として自覚するしかなくなっていくようだったです。
 その一つが生き返ること以外に、{netabare}ジョジョ第三部に例えるとスタンド?みたいなIBMと呼ばれる黒い影みたいなのですよねです。{/netabare}これが出てくる場面、戦闘シーンとか迫力あったです。

{netabare} 後半に圭が捕まって、モルモットのように実験体をされ、実際に描くわけでなく、それを行おうとしたり圭の心の世界になったりして見せなかったけど、やはりR12指定だったと実感したです。{/netabare}

 この圭というのもわからないキャラです。幼いころから自分に対して合理的なことしか考えない一面があり、{netabare}妹からも「クズ」と呼ばれていたりするほど、{/netabare}人として信用できないようなところが見受けられたりしたです。
 でもそれだけでなく、海斗を思いやる側面や、自分を捕らえた殺されたり、怪我をした施設の人間を見過ごせない人間らさもあったです。

 出てくるキャラ達も海斗以外で、味方なのかと思うと実はそうでもない。圭を使って何か企んでいるというのも出てきて、何が信じられるのか?圭も含めて分かりづらくなったりするです。

 この先どうなるのか気になるですが、想像を超えるとんでもない展開になりそうです。

 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

62.4 193 2015年度アニメランキング193位
アップルシード アルファ(アニメ映画)

2015年1月17日
★★★★☆ 3.7 (33)
206人が棚に入れました
世界大戦後、国家や情報網が破壊し尽くされ廃墟となったニューヨーク。元・SWATのデュナンと、彼女の恋人で全身サイボーグのブリアレオスは、不本意ながらギャングから依頼された仕事をこなして日々の糧を得ていた。街を出たいと思いながらも叶えられない日々が続く中、自動兵器に襲われている男女を助けたデュナンとブリアレオス。アイリスとオルソンと名乗るこの二人との出会いはやがて、人類の希望を守るための戦いへと、二人の運命を導いていく。

声優・キャラクター
小松由佳、諏訪部順一、悠木碧、高橋広樹、名塚佳織、東地宏樹、玄田哲章、堀勝之祐

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【かつてこんだけリブートしたアニメがあったでしょうか?でも好きだからサ・・・容赦なくぶった切るぜヨ】

頓挫したテレビシリーズを除いてもなんと5回目のアニメ化です
しかも続き物ではなく全部リブートってのが珍しい
原作はお馴染み、士郎正宗のメジャーデビュー作
戦争で荒廃した未来を舞台に女戦士デュナンとサイボーグになってしまった恋人ブリアレオスの活躍を描くSFアクションです


今回初の試みとしてシリーズ共通の舞台である未来都市「オリュンポス」は登場せず、オリュンポスに辿り着く前のデュナンとブリィを描くという物語になっています
戦争で廃墟と化したニューヨークを支配する悪党、双角に傭兵として雇われていた二人
双角との縁を切るべく受けた最後の仕事で、偶然にもドローンに襲われる少女アイリスと彼女に付き添う青年兵オルソンを助けることとなる
アイリスとオルソンは秘密任務の遂行中で何者かの追っ手が掛かっていた
果たしてアイリスとオルソンの真意と目的とは・・・


大好きな作品なので、それに5作目ってこともあって無礼千万、遠慮なく書いてきますねー


監督は2作目(04年版)と3作目(『エクスマキナ』)でも監督を務めた荒牧伸志
時系列的にはシリーズのエピソード0となるわけですが当然これまでのシリーズや原作とは一切無関係で完全に一新された世界観
つまり間違ってシリーズモノとして観ると矛盾だらけ


デュナンの人となりはリブートを重ねるごとに破天荒な男勝りからどんどん人間の女の子らしくなっていきますが、今作は例の通り苦悩、葛藤する様が描かれていて、たぶん“史上最も弱いデュナン”です


04年版で注目を集めたトゥーンシェードは用いず、『STI』や『ハーロック』で採用された写実的なCGで描かれたキャラデザ
それに演じるのが小松由佳さんってことでシリーズ中一番若いはずなのに、むしろ一番老けて見えるのが笑えます
↓声と見た目だけで年齢を表すとこんな感じですかねw↓
真綾デュナン<鶴デュナン<原作デュナン=勝生デュナン<小林デュナン<小松デュナン


トゥーンシェードの先駆者たるはずの荒牧監督
本人も言ってますけど、いまや『楽園追放』でトゥーンシェードが市民権を得た現代ではむしろ時代錯誤なんですよね;
しかし今作で写実的なCGに回帰したのには、今作がオリュンポス絡みの政治的、哲学的なお話ではなく、もっと身近な物語であるため、ドラマ性との協調を図る意味が込められてるそうです







でもホントのところは主な顧客が日本人じゃなくて欧米のファンだからでしょ、ってオイラ思った(爆
監督は『HALO』とか『STI』である程度世界的な評価も貰ってましたし、「MASAMUNE SHIROW & SHINJI ARAMAKI」の名前に飛びつく欧米人がメインターゲット、日本人はついでなんじゃないかとw
実は欧米では日本に先駆けて2014年7月には円盤が発売されてます
先に英語版を作ってた、ってのと競合映画の多い時期をあえて避けるという意味で2015年1月上映ってワケです
あっ、でも日本の劇場でも限定先行発売というカタチで円盤を手に入れることが出来ますよ


確かに映像表現的にはシリーズ中最高のクオリティですb
かの巨匠ジェームズ・キャメロンも絶賛(凄い)
話題の男、虚淵玄も絶賛(ってかキャメロンと同列かよw)
ニューヨークという現実の都市の朽ち果てた姿もリアリティ重視の映像のお陰で臨場感たっぷり
あまり制作時間に余裕の無かった作品ながらよくぞここまで!って感服ですわ


・・・いや;
でも流石に【上乳とおへそ丸出しのタンクトップ姿】のキャラデザはどうかと思いますよw兵士としてw


双角、マシューといった原作ではお馴染みながらアニメ化されてなかった人物たちがかなり無理矢理ではあるが登場
デュナンやブリィとの腐れ縁が明かされます
あ、マシューは別作品でアニメ化してたかw


ランドメイト、多脚戦車といったお約束のメカも登場・・・でもランドメイト戦だけはケレン味たっぷりの『ⅩⅢ』が一番かっこよかったなぁ・・・


声の演技の聞きどころとしては荒廃した世界に絶望し、苦悩するデュナンを演じる小松さん
それと謎の少女アイリスを演じる悠木碧ちゃんに注目したいですね
そしてニッポン放送のよっぴー(爆


うーん、でもエンドロール前とエンドロール後のエピローグは蛇足でしかないよねぇ・・・無理矢理過ぎるぅ・・・w


あぁ、でも音楽は“今回も”素晴らしかったですよ
CAPSULEの中田ヤスタカ、RIP SLYMEのDJ Fumiya、tofubeats、RAM RIDER、80KIDZ、nishi-ken・・・とまあそうそうたる、そして現代のEDMをリードするメンツ
毎度音楽面に関しちゃホント完璧ですよ、このシリーズb


ところで・・・オイラの個人的には士郎正宗って
「攻殻<アップル<ドミニオン<ブラックマジック」
なんですわ
【戦車流行ってますし、『ドミニオン』もう一回アニメ化しようぜ?】

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
ネタバレ

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アニメ作品では、人の3DCGのリアル描写はこのくらいで止めておいたほうがいい

士郎正宗原作漫画のフル3DCGアニメーション、同名のフルCGアニメが
2004年に公開されていますが、続編ではなく、原作1巻以前のエピソードを
描いています。

つまり原作にはないオリジナルストーリーってことになりますね、
ただ、忠実に原作以前の世界観かと言えばそうではないようです。

前2作はフルCGだけどあえてセルアニメ調の仕上げでしたが、本作は
実写に近いフォトリアル調で制作されています、この辺りは好みの
分かれるところですね。

【ストーリー】
大戦後の廃墟で暮すブリィとデュナン、その土地を仕切る双角と言うヤクザな
サイボーグの下で傭兵として働くが、 ある仕事でアイリスとオルソンを
やむを得ず助けたブリィとデュナンが巻き込まれた形で行動を共にする。

【登場人物】/【CV】
デュナン・ナッツ :本作の主人公でメインヒロイン /小松由佳
ブリアレオス・ヘカトンケイレス :デュナンの恋人で相棒 /諏訪部順一
アイリス :本作のキーマンの少女 /悠木碧
オルソン :アイリスの用心棒 /高橋広樹
双角   :ブリィとデュナンの雇い主 /玄田哲章
タロス  :アイリスを狙うサイボーグ /東地宏樹
ニュクス :タロスの仲間女性型サイボーグ /名塚佳織


【感想】
原作ファンで、作品既読、キャラも世界観も十分とは言えないまでも理解
しているつもりです、原作以前の各キャラ達のストーリーと言うことで、
非常に楽しみにして視聴しましたが・・・

うーーーーーーん、ヌルイです(´・ω・`)

いや、アクションや戦闘シーンはサスガに素晴しい!前作を超えるものだと
思います! CGを動かすためのモーションキャプチャーには、
フランス外人部隊の元兵士、細川氏を起用するなど動きや銃火器の取り扱いは
リアルと言うよりは本物であり、最大の見所でもありますww 

爆発や火器の発砲シーンなどはリアルで迫力満点で拘りを感じるところ!
(多脚砲台の主砲ってレールガンなんじゃないかな??)

廃墟や背景の描きこみも精細で、奥行きや立体感が強調された作画で秀逸!
廃墟という閉鎖された空間をうまく表現しています。

キャラクターデザインも、ブリアレオスとかのサイボーグ達の質感は今まで
観た中でも最高です、 ただですね(;^_^A

やっぱりデュナンとかの人の表現はまだまだだな・・っと 静止画なら普通に
見えるCGでもリアルになればなるほど動きが気持ち悪くなるんですよw

特に表情のつきかたとかね、あまりリアルになり過ぎると実写でよくね??
ってことにもなりかねない、この辺りだけは劇場版1作目の方が良かったな。

これはもう好みの問題だけどね^^

ストーリーも原作の重いイメージ比べるとかなり軽め、デュナンは父親から
人の殺し方を精神から叩き込まれたマシーンのハズ、序盤地下鉄で攻撃された
直後にも関わらず、無防備に地下鉄出入り口から明るい外に出る描写は違和感が
ありました、 その点ブリィの動きは常に用心深く原作のイメージのままでしたw

なんにせよ、デュナンってもっと活発で先走るジャジャ馬なんだよ、それを後衛の
ブリィがブツブツいいながら援護するシーンしか知らない(笑) この映画のデュナン
は大人しくて、らしくない感じだった^^

驚いたのは、双角w このキャラは原作だとズル賢い三下イメージだけど、この
役やキャストもハマリ役で良かった(´▽`) 意外にも名脇役だと見直したよ(笑)

リブートということで、原作とはまた違った解釈でのゼロスタートと考えれば
この作品もアリなのかな??

{netabare}
ED後に出てきたアイリスと同じ顔のバイオロイド、「HITOMI」のネームプレート
をしてたw 原作に直接つながるシーンでちょっと感動した(笑)
{/netabare}

まぁ あえておススメはしないかな(;^_^A 3DCGが普通に見れて、
アクションや、アップルシードが好きなら観てみて下さい(´▽`)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

おそらく、ジェームズキャメロンの「銃夢」よりは面白い(笑)

元々、「サイバーパンク」漫画はフランスバンドデシネの巨匠「メビウス」と「エイリアン」や「バタリアン」の脚本家であり、「2001年宇宙の旅」や「スターウォーズ」の特殊効果マンだった「ダンオバノン」が1970年代のフランスSF漫画雑誌「メタルユルラン」(英語表記:ヘビーメタル)で発表した短編漫画が出発点であり、その後、リドリースコットの「ブレードランナー」やジェームズキャメロンの「ターミネーター」などの映画を経て、大友克洋「AKIRA」、宮崎駿「風の谷のナウシカ」などの和製サイバーパンク漫画が生まれ、そして士郎正宗をはじめとする多くの漫画家が1980年代に大量生産していった。

80年代から90年代にかけてのSF漫画やアニメのほぼすべてを席巻したといっても構わない。核戦争で荒廃した都市、売春婦、サイボーグなどなど。。。どこかで見たような類似ネタが多く散見される。

中でも大阪の中小出版社出身という、当時からしてもありえないデビューの仕方をした士郎正宗の「アップルシード」はその完成度から見ても1985年当時とは到底思えないクオリティと先見性に満ち、その後大手講談社に渡ってメジャー化したかと思いきや、さらに難解な漫画である世紀の傑作「攻殻機動隊」を世に送り出すこととなる。

さて、今回の「アップルシード アルファ」は1985年当時OVAで製作されたアニメ(しかも制作会社はガイナックス)を3DCGアニメでリメイクした「アップルシード」2004年と「エクスマキナ」2007年を同アニメで監督した荒巻監督が更にリブートするというかなりややこしい経緯のあるアニメである。

3DCGのクオリティは2004年の頃からすると数段レベルが上がっており、特に機械の質感やディティールがほぼ実写と変わらないレベルなのには驚いたが、正直内容はさほど面白くはない。。というよりも脚本より映像のクオリティに全力集中することに躍起になっており、構成や演出はあまり考えていないようである。なので映画単体としてはあまり面白くないのだが、1980年代から約30年の時を経て、2Dの頃と3Dの現代とを比較すると映像の歴史というか「アナログ」から「デジタル」への移行が見えてそれこそ本作の主題である「テクノロジーと人とのあり方」の変容に驚かされるのである。

一見、30年も前の漫画なので古臭くなると思いきや主題はもちろんのこと、士郎正宗の漫画作品が後のゲーム「メタルギア」「バイオハザード」や皆川亮二の漫画「スプリガン」「アームズ」、木城 ゆきと、園田健一の一連の漫画などに多大な影響を与えたことが分かった。

それだけでも本作の価値はあったし、この監督の前作「キャプテンハーロック」なんかよりは全然面白かった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

62.4 193 2015年度アニメランキング193位
アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!(アニメ映画)

2015年8月22日
★★★★☆ 3.8 (12)
61人が棚に入れました
データカードダスやテレビアニメ、そして昨年に満を持して映画化され、今もなお小学生女子から絶大な人気を誇る「アイカツ!」がこの夏、『アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!』として3D上映されます! 本作では、題名の通り「アイカツ!」史上初のオールスター授賞式が開催されます! アイカツ!を彩ってきたあの名曲やステージがスクリーンに甦ります。果たして、どんな曲が選ばれ、どんな賞が与えられるのか、そして、誰がスクリーンから3Dで飛び出してくるのか!? お楽しみに。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「LuminasもSoleilもめっちゃプリティだけど、、やっぱり!Aikatsu8だね♥あ!どっちもデス♥♥」

『アイカツ!』シリーズのライブパートを集めた劇場用総集編
ミュージックアワードというタイトルの通り、歌番組風に3rdシーズンの主人公である大空あかり、氷上スミレ、新条ひなきの3人の司会進行に沿って進められます


『プリティーリズム』シリーズや『プリパラ』が劇場版でやったことの『アイカツ!』版と解釈していただいてOK


ただし初の試みとして3D上映に対応している点が最も注目したいポイントです
本編のライブパートは美麗な3DCGで描かれているのがお馴染みで、このライブパートCGは『プリパラ』のモノと並び日本アニメ界の最先端にして最高峰といえる出来の素晴らしさですが、3D上映に対応させたことでアイドル達を包む花びらのエフェクト等がガンガン飛び出してくる臨場感のあるものになっています


また一部の上映回では<おうえんアプリ>というスマホアプリを上映中に起動させることが認められており、アプリが劇中の音声をキャッチして画面がサイリウムのような発光をしたり、テレビシリーズ劇中で登場したキラキラッターという架空のSNSがリアルタイムに更新されていったりと、生放送の観覧さながらの演出を体感することが出来ます


劇場版『プリパラ』でもサイリウムの持込や声援を許可された上映がありましたが、今作のアプリ連動企画は『アイカツ!』の世界観を活かしきった上で、どの地域のどの劇場でも体感可能にしたものと言えるでしょう


劇中で流れる(表彰される)楽曲はなんと20曲という大ボリューム
3rdシーズンの楽曲がメインとなりつつも、Soleilや2wingsやWMといったシリーズの歴史を彩った名曲達の名場面もしっかり収録されています
(「Precious」で思わず泣いたのは内緒よ!?w)


また、合間合間で挟まれるMCは3Dでは無いのですが『アイカツ!』らしくも生放送らしくもある、程よいgdgd感がファンには堪らないトコロです
ってかw武道館が会場ということでまさかの某24時間マラソンならぬ“アイカツマラソン”を紅林珠璃が挑む様は笑いをくれながらも本物さながらに感動を与えてくれます


さらに劇場で販売されるパンフレットがLP盤のジャケットのような装丁でとてもお洒落
この手の子供向け劇場アニメのパンフは簡素なモノが多いですが、まさしく思い出の一品になる素晴らしいものです


いやぁ~内容そのものは大変に素晴らしいもので、オイラがめちゃくちゃ絶賛してた劇場版『プリパラ』の二番煎じでありつつも全く退けを取らない完成度に終始して気持ちはスタンディングオベーション
いや、ヘドバンしまくりでした
が!しかし、【例のおうえんアプリを許可されていない上映にも関わらず起動させる非常識なファンが多い】ことに同時にガッカリさせられてしまったのです
この素晴らしいアプリで『アイカツ!』は自ら民度を下げてしまったと言えるでしょう
アプリの使い方の周知が出来ていない、いっそ全ての回でアプリを許可すればいいのに・・・そう思いつつ、この企画は失敗だな、と唯一心残りで残念ですよ、ホント

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

3年目シーズン時点でのベストアルバム的な劇場版

アイカツ3年目シーズンに公開された劇場版。
特にストーリーというほどのものはなく、アイカツミュージックアワードという音楽祭で各アイドルの楽曲をひたすら表彰していくという形式。次々とテンポ良く披露されていくステージシーンは3年目シーズンのキャラが中心ですが、1期2期のキャラの代表的な曲も抑えてあって、いわばこの時点でのベストアルバム的な選曲。1時間弱の放映時間に全20曲という大盤振る舞いです。アイカツにはこの他にも、とてもたくさんの良い曲があるので、あの曲やこの曲も入れて欲しかった、などと欲を言えばキリがないのですが、それでも非常に見応えがあって十分に満足できる素晴らしい内容でした。何度も何度も繰り返して観たくなってしまいます。
また、ステージシーン以外でも、いかにもアイカツ的なノリの、ミュージックアワードを盛り上げるための余興というか企画を描いたパートもあって、これもなかなか楽しかったです。
この作品公開の時点で、すでに本編にはたくさんのキャラや楽曲が登場していて、それぞれに個性や背景があり、また、ギャグや決め台詞などお約束的なものもあるので、基本的にはアイカツ本編を観ていて、それらを知っているファンほど楽しめる内容なのは間違いないですが、上にも書いたように特にストーリーがあるわけではなくステージシーンがメインなので、この作品だけ単独で観ても意味がわからないということはないと思います。キャラ、ステージ、ギャグのノリなど、全体的にアイカツの魅力やエッセンスを色濃く抽出しているような雰囲気で、アイカツに興味はあるけれど観たことがないという人の入門篇、あるいはお試し品として観るのも意外と悪くないかもしれません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

62.4 193 2015年度アニメランキング193位
30分でわかる!これまでのラブライブ!TVアニメ2期Ver.(Webアニメ)

2015年5月22日
★★★★☆ 3.8 (13)
47人が棚に入れました
「ラブライブ!The School Idol Movie」公開記念!

「ラブライブ!」TVアニメ2期を30分で紹介!

62.3 199 2015年度アニメランキング199位
えとたま(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (357)
1624人が棚に入れました
干支娘。
動物を模した姿を持つ少女たちであり、その心に清らかなる魂を宿す神の使い。人々と神々を繋げるために生まれた天の架け橋。

干支神。
八百万のえと娘の中から選抜された12匹の神の使い。古来より日本を護ってきた聖なる十二支。60年に一度の干支神選抜祭・通称「ETM12」にて勝ち残った強者であり、えと娘たちの憧れの存在である。

刻は流れて現代。
今年も干支神選抜祭「ETM12」が開催される。日本全土から神在月のごとく東京・秋葉原に集まる数多の干支神候補=えと娘たち。

その中に、一匹の猫が存在した。
その名は、猫のえと娘にゃ~たんもっとも干支神に近いといわれながら、ネズミ属に執拗に狙われ、卑劣な罠により破れ続けてきた不遇のえと娘である。

干支神になる条件はたったひとつ。十二支全員に勝利すること。しかし、干支神の力は強大であり、この二千年間、十二支全員に勝利したえと娘は存在しない。

不遇のえと娘「にゃ~たん」と、普通の高校生「天戸タケル」が出会うとき……物語は始まる!


声優・キャラクター
村川梨衣、大原さやか、松井恵理子、巽悠衣子、相坂優歌、内田真礼、生天目仁美、小澤亜李、渕上舞、戸田めぐみ、佐々木未来、本多真梨子、花守ゆみり、下野紘
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今度は十二干支(えと)で、【お馬鹿+萌え+バトル枠】ですか笑

期待せずに第3話まで見てみました。
いつ切ってもいいお馬鹿な話だから、気楽に観れそう?
違うのかな?(第3話・・・{netabare}ウリたん消滅!?{/netabare}・・・)

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に疑問を感じた問題回

{netabare}第1話 猫娘揚々(ねこようよう) ☆
第2話 愛縁奇牛(あいえんきぎゅう) ☆
第3話 亥突猛心(ちょとつもうしん) ★
第4話 兎目兎耳(ともくとじ) ☆
第5話 滋羊強壮(じようきょうそう) ×
第6話 虎計三笑(こけいさんしょう) ★
第7話 縁縁長蛇(えんえんちょうだ) ★ ※半分総集編
第8話 一騎当猫(いっきとうにゃん) ★
第9話 花鳥歩月(かちょうふげつ) ☆ 
第10話 永久変態(えいきゅうへんたい) ★★
第11話 猫鼠異道(びょうそいどう) ☆
第12話 干支繚乱(えとりょうらん) ★{/netabare}
----------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優良回)1、★(良回)5、☆(並回)5、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.0


◆総評

何か内容がある作品か?と聞かれると、「特にありませんね」と答えるしかありませんが、個人的に好きなノリだったので総合点数を高めにつけています。

全12話中、2回シリアス展開がありますが(第3話と第10話)、さほど後味の悪い引き方とならず、賑やかで楽しい雰囲気が終始保たれていて、気楽に流し見するには丁度いい作品でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31
ネタバレ

麦茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タケル 落ち込んでる

【タケル 落ち込んでる】(2015.5/4)

今回はネタバレ回避できそうにないので、ここから先は4話視聴してからオナシャス!


{netabare}良かった・・・本当に良かった・・・。
いやァ~ほんと、ウリたんが出てきたときはマジで涙が出ましたわw

もう何が怖かったって、好きなキャラが死んだままになってることよりも、まるでそれがなかったかのように次の回で登場キャラたちにギャグ満載で話を展開されることですよw
それにいくら上手くシリアス方面に持っていけたとしても、今までのギャグとの温度差というか、この作品の良さや空気感が180度変わっちゃいますからね。もうギャグ作品としてやっていけなくなるという大きなリスクもありました。

つまり、この作品が生き残るためには、どうあってもウリたんを生き返らせる他なかったワケです!

だからもうね、しれっと画面に出てきたときは嬉しさよりも安堵のほうが大きくて・・・
生き返らせたことでギャグとして一貫できていたので本当に安心しました。いやホント、かなり大げさに聞こえるかもしれませんが、私の中では今期1番好きだった作品を切るか切らないかという瀬戸際だったんです(´・ω・`)

でもこういう作品でキャラの死を一話ひっぱるのはどうかと思いますよ。絶対にあれは3話のCパートで生き返ってなきゃダメです。制作側の都合かなにか知りませんが、視聴者を不安にさせないで下さい(半ギレ)

まあ普段なら「あ~次の話でどうせ生き返るんだろうな」って軽く流せるところですけどねw
こないだやってたあのお船のアニメがどうしても脳裏をよぎってしまって・・・w

ともかく、無事同じレールに着陸してくれて安心しました。

また、今回の件では悪いところだけでなく、意外な良い一面も見せてくれたのは収穫でした。
基本ギャグメインの流れは相変わらずですが、にゃーたんが元気のないタケルを笑わせようと突飛なことをしだしたり、4話ラストにあった検索履歴のオチは今までの話にはないホッコリ感をもらえましたね。
こういったギャグの中に少し温かい話も交える展開は、色んな作品を見てきてもなかなかサジ加減の難しそうな印象を受けます。多少もっていき方の粗さは感じましたが、「こういうことも出来るのか」という可能性を見せてくれたのは大きいです。

もしかしたら、意外と真面目な展開もイケるかもしれませんね。
絶望的な3話から一転、これから先の期待も高まる濃い一話だったと思いました。


(追記・・・)
けっこう褒めてばかりの4話でしたが、実はかなりガッカリした部分もありまして・・・。

今回のバトル、かなりショボくなかったですか?w
なんすか「あっち向いてホイ」って。

ウサたんの変身バンクは可愛らしくて文句はないですし、そのあとのテーブルのくだりも特殊な重力が働くギミックのバトルフィールドを使った楽しいバトルが見れそう!って期待感をしっかり煽ってくれました。

したらこれだよ!!!

てかバトルと関係ないなら何のためにテーブルの件を用意したんだwww
まあ、内容的には可愛さをうまく活かせていたのでそこまで悪くはありませんでしたが、これまでの戦闘シーンが凄まじかっただけにかなり肩透かしをくらった形になりました。
(にゃーたんが思いっきり「あっち向けェー」って言ってたのは声出して笑いましたw)

う~ん、次回はどうなるんでしょうね~。まあまだ序盤なので気長にいきますか。{/netabare}


【深呼吸をします】(2015.4/24)

{netabare}あまりのことに前回の投稿で取り乱しちゃったけど・・・ よく考えたらこういう作品でそういう展開はしないよね(´・ω・`) というかもうそう思うことにします。じゃないと気が気じゃなくて一週間生き抜くことができません。

なんだろ・・・こんなに次の話が待ち遠しかったことって今まであったかな・・・。それも先の展開が気になるワクワクとかではなく、作品の行方に対する不安からとかいうマイナス方面の感情で・・・w

私としては、このまま当たり障りのないストーリーと、お惣菜で揃えた夕飯みたいな可もなく不可もないギャグを続けてくれれば良かったんですよね。毎回特に笑いもしないまま真顔でギャグパートを見終わり、でもたまにクスッとできるところもあって、そんな実家で過ごす休日のような、退屈だけど少し安心感のある温かい時間がとても心地よかったんです・・・。
後半にはちゃんとデザードも用意してあって、胃のもたれるようなギャグも圧倒的な3DCGでスカッと爽快してくれる。もうそれだけで本当に満足だったんですよ。

なんか書いてたら泣けてきました・・・。



余談ですが、そもそもこれだけ可愛さを全面に押し出したキャラクターが形だけでも死ぬ描写があるというのは、ほんとにキツイものなんですね・・・大方ギャグで生き返ると思いますけれど。

1話のバトルではまだあまりキャラに思い入れがなかったので気にならなかったのですが、デフォルメされた可愛らしいキャラクターがボコボコに痛めつけられる姿は正直かなりクるものがあります。ぶっちゃけ心が物凄く痛いです。にゃーたんが膝蹴り食らってリョナ顔晒したときとか心臓がドキッてしました。

そんな精神状態からのこの仕打ち。

ウリたんの頭に剣が刺さって、放り投げられた体の脱力感が・・・。
プラーンとしていて・・・。まるで本物の死体みたいで・・・。

青汁プシャーまではギャグだったのですが、いちいち暴力描写が高すぎるクオリティで描かれるので、映像が演出する情報量が「ウリたんの死」を繊細に表現しすぎちゃってるんですよね。
もうちょっとあの場面はギャグ寄りにしてくれないと私の豆腐メンタルにはダメージが大きすぎますよ・・・。クオリティが高すぎる故の弊害というものを初めて見ました。白組はなんてものを作ってしまったんだ。

そんな+αもあって、絶対に誰かが退場する展開はこないと思っていた干支魂でのこの出来事は、私からしたら今期のきんモザで死人が出るレベルのショックでした。なんというか、ある日突然学校のクラスメイトが不慮の事故で亡くなったかのような。そのくらい唐突でえげつなく、正直吐きそうでした。
名作などを見てるときにキャラクターが死んたりして泣くことはありますけど、あれはどちらかというと(不謹慎な上に語弊がありますが)簡単に言えば感動に近い感じだったんです。

こっちは単純に絶望しました。

ショック過ぎて見たあと全く寝れませんでした。
ミンキーモモの最終回並のトラウマでした。

つーかギャグならCパートで生き返らせろやああああああああああああ!!!
追悼EDとか流してんじゃねーぞオラアアアアアアアア!!!

ほんとたのんますよ(´;ω;`)ウッウッ{/netabare}



【はああああああああああああ!?】(2015.4/24)

{netabare}ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

なんじゃそりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ギャグだよね!?次回予告は平穏そうだったしちゃっかり4話も出てくるんだよね!??!!?!??
お願いだよおおおおおおおおおおおおおお艦これみたいにならないでくれええええええええええええ

うわあああああああああああいやだああああああああああああああああああ

本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんですお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします

よろしくお願いしまああああああああああああああああああああす ポチッ{/netabare}


【OPで視聴確定しました】(2016.4/15)

{netabare}ハイ来ちゃいました今期の覇権枠。

キャラデザ原案はたしか化物語とかで有名な渡辺明夫さんだったハズ。
ところどころに言われてみれば~って雰囲気を感じますね。

そんなキュートな十二支の擬人化キャラたちと送る、90年代的なノリのギャグハーレムものって感じになるのかな?1話を見た限りでは、主人公が仏かと思うくらい悟りを開いて煩悩を取り払っているので、恋愛とかそういう方面にはあんまり進展しなさそうですね。

そして肝心の内容なんですが・・・。

正直ギャグはそこまで面白くないです。十二支ネタをいつまでも引っ張っていたのはさすがにくどく感じましたし、町中で中国語?の呼び方を連呼していたのは単純に何がしたいのかわかりませんでした。
他は概ね良い感じなんですけどね。というかテンポがかなり軽快で勢いがあるので、そこまで笑えないハズのギャグも耳に障りません。やっぱりギャグはテンポですよね。そこをしっかりとわかっている演出でした。

では何故私の今作に対する評価がここまで高いのかと言うと・・・。
すべてはこの「白組制作の圧倒的な3DCGアクション」に集約されます!

いやホント、戦闘シーンだけ見たらFateにも引けを取らない出来だと思うんですよ。
特にキャラの動かし方が圧巻で、本当に3Dモデルかと思うくらいセルルックでヌルヌルと細部までモーションが行き渡り、それをこれまた脱帽するほどセンスの良いカメラワークでキレのあるアクションへと昇華させてるんです!!
もう初めて見たとき笑っちゃいましたよ。なんなんだこれは。 だてに数々の名作でCGムービーの制作を任されてきたワケじゃありませんね。こと3DCGに関しては今期最高峰と言っていいでしょう。

しかも作画が3DCGへ切り替わる際に、変身バンクを挟んでから謎空間に転送されるので、よくある突然手書きの中に3DCGをぶっ込んでくるアニメと違いすんなりと映像が目に馴染んできます。おかげでアニメとして描かれた世界観にまったく違和感を生んでないんですよね。こういう細かな工夫、配慮って大事だと思います。
(余談ですが、SHOW BY ROCK はここが少し弱く感じました)

また、忘れちゃいけないのが今作のオープニング。

ヒロイン役の村川梨衣さんが歌う、今どき珍しい如何にもな感じのアニソン。それがまた作品の雰囲気と完璧にマッチしていて、アニメの導入としての役割をしっかりと果たしてくれています。単体で見てもクオリティはかなり高く、特にサビに入ってからの疾走感が凄いので、あまり興味のない方もまずはOPムービーだけ試しに目を通して欲しいかな~と思います。

ちなみに個人的な評価でいえば今期OPでNo.1です。そのくらいハマってます。
というかりえしょんってこんな歌うまかったんですね。戦闘BGMも格好良く展開をしっかりと盛り上げてくれますし、今作は目だけてなく、耳でも楽しませてくれるのが強みだと思いました。


まあ1話を見た段階ではこんな感じですかね~。

けっこう癖のある作品だとは思うので(特にギャグが)、やっぱり視聴層が限られちゃうのは仕方ないことだとは思いますけども・・・。もう少し人気があってもいいと思うんだけどな~w どこで評判を聞いてもボロksに言われてて泣きそうですよwww

まあ私は応援してますよ白組さん。圧倒的なアクションシーンで見返しちゃってください。
ということで、今回はこのくらいで失礼します。閲覧ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

rorotta さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

王道的な成長物語

キャラの個性、魅力、可愛さ、満点だったと思います。
ストーリーもバトル物の成長物としては王道でしたが、敵なんだけど仲良かったり等の斬新さもあり、テンポも良いので飽きる事無く楽しんで見れると思います。
戦闘シーンも3Dなのでよく動き迫力ある戦闘でした。

逆に、ここまで良いキャラ達なのに1クールで終わらせるのは勿体無いなあ、と感じました。

おしい感もありましたが十分にオススメできるアニメです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

62.3 199 2015年度アニメランキング199位
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.3 アルンヘムの橋(OVA)

2015年7月31日
★★★★☆ 3.7 (107)
501人が棚に入れました
戦火に包まれたガリアを復興するために尽力するペリーヌとリーネ、そしてアメリーの3人。

ある日リーネは港で戦災孤児の兄弟・ユリウスとローズを保護する。

暫くの間、二人の面倒を見ることになったペリーヌだが、ある事件がきっかけでユリウスが一人故郷の実家へと向かってしまう。

心配したペリーヌとリーネは、ネウロイ掃討作戦中のアルンヘムに向かうのであった―――

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ペリーヌさんマジ女神!ツンデレ、おねショタ、地上戦!!三拍子揃ってスタッフもやっと本気だぜ!!!

第2期と劇場版とのミッシングリンクを埋めるOVAシリーズ第3話


未だネウロイから受けた傷が残るガリアを復興中の領主ペリーヌ、そしてリーネ、アメリーの3人
ある日パ・ド・カレーの港でスリを働いた少年、ユリウスを捕まえる
聞けば彼の妹のローズは酷く衰弱しており、二人は戦災孤児だと言う
ペリーヌは兄妹を自身の屋敷で保護するが、ユリウスはウィッチに対して執拗に反感を持っていた為、ユリウスの悪戯に手を焼きながらも自身の身分を明かせぬまま日々を過ごしてしまう
兄妹の故郷であるアルンヘムはネウロイの掃討作戦が続いており、作戦が完了次第アルンヘムへ二人を帰す約束をするのですが、ユリウスは一人抜け出してアルンヘムの我が家へ戻ろうとしてしまう
咄嗟にユリウスを追うペリーヌ、しかし彼女のストライカーユニットは手元に無かった・・・


正直言うと総評としてこのOVAシリーズはあんまり面白くなかったんですが(爆)今回の第3話に関しては「スタッフやっと本気かよ」と安心して観れる一本にまとまったと感じます


ペリーヌ、リーネがメインと言いつつも【まんまペリーヌの為のお話だった】んではないでしょうか
ユリウスの悪戯に悩まされながらも、彼に素性を明かせぬまま過ごす日々のコミカルとシリアスの配分具合
“おねショタ”という極上の絡み、目覚める母性
クライマックスでは劇場版の芳佳以来となる地上戦が胸をアツくさせます


作画も前2話と比較してブラッシュアップされており(というかこれが本来の股監督の実力)文句ナシ


・・・終わってみれば結局エイラーニャのエピソードは無し、劇場版以降の第501部隊の行く末もオミットされてしまうようですが、シリーズそのものは続いていくということで静かに次回作の続報を待ちたいですね

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ウィッチの優しさと勇気がしっかりと感じられる作品でした^^

Vol.1に引き続き、Vol.2でもVol.3の予告が流れました♪
Operation Victory Arrowシリーズのお約束・・・なんでしょうか^^?

Vol.3では、自由ガリア空軍に所属するペリーヌ中尉、リネット曹長、アメリー軍曹がガリア復興に向けて活躍する勇姿が描かれています。

ペリーヌ・・・彼女の故郷に対する思い入れにはただただ脱帽です。もっとツンツンしたイメージがありましたが、故郷に居る事・・・それに復興も順調に進んでいる事も相まって、だいぶ雰囲気が変わったように思います。
個人的にはこっちの雰囲気の方が好きですね^^

リネット・・・ほんわかした雰囲気が健在で安心しました^^
物語は、そんなリネットがガリアの街中で2人の兄妹であるユリウスとローズを保護するところから始まります。
高熱で苦しんでいたローズを見たペリーヌは、自宅で医者に診てもらう事を即決します。
幼い二人ですが、初めて逢った素性も知らない人を自宅に招き入れること・・・中々出来る事ではありません。
これを即決できるペリーヌの復興への並々ならぬ想い・・・やっぱ凄いです^^

こうしてペリーヌの自宅での5人暮らしが始まる訳ですが・・・小さな男の子がいると、家の中が一気に騒がしくなりますね^^
特にお兄さんのユリウスはペリーヌに対して悪態をついたり悪戯したりもう好き放題・・・^^;
ユリウスとローズは戦災孤児・・・これまで2人で何度辛い局面を乗り越えてきたことか・・・
戦時中でもある今、そんな2人に対する世間の風当たりも相当厳しかったと思います。
きっと、2人きりになってこんなに優しくされたのは初めてだったのではないでしょうか・・・
その優しさを素直に受け止められず・・・つい悪戯に走ってしまうのでしょうか^^;
一見微笑ましくもあるのですが、悪戯されるペリーヌにしては堪ったモノではありません^^;

そのような中、ユリウスをきかっけとした騒動が発生し、物語の雰囲気は一変します。
ペリーヌの適切な指示で動くウィッチ達・・・そしてペリーヌが取った行動は、真っ先に彼の元に駆け付ける事でした。

その場所は一般市民が立ち入ってはいけない場所・・・
それはネウロイが掃討されていない最前線だから・・・

そして、ここでもお約束の様にネウロイが登場するのですが、ユリウスが目にしたのは自分を助けるために来てくれたウィッチ・・・自分が手負いになっても彼の安全を優先するウィッチ・・・そして絶対に諦めないウィッチ・・・
それは彼のウィッチに対する認識を根底から覆すモノでもありました。
事の顛末は・・・本編で是非ご確認下さい。

エンディングテーマは、リネット・ペリーヌの「Fly Chronicle」
エンディングアニメで3人が草むらに座り込んでいるシーンがあるのですが、
皆さん、お召しになっている白の服がとても良くお似合いで・・・特にリネットさんの佇まいにはドキドキしちゃいました(//∇//)

1話30分の作品ですが、今回は「つづく」の文字だけでどの様に続くのかは分かりませんでした。
このシリーズになって、この作品の主役である宮藤芳佳ちゃんがちょろっとしか登場してないのも気になっています。
物語的には期待できる終わり方だったのですが・・・
続き・・・期待しています♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

空を駆け巡るウィッチたちの欠片3‥‥大切なものを取り戻すために私たちは戦う!

OVA(劇場公開作品) 約30分

Operation Victory Arrowの3部作の最後の作品です。 レンタルDVDで観てみました。

今回は祖国ガリアに戻った連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」の一人ペリーヌ・クロステルマンと、ガリア復興をお手伝いしている主人公 宮藤芳佳の親友で同「STRIKE WITCHES」のリネット・ビショップが、あることで知り合った小さな兄妹の兄がある目的のためにペリーヌのいる館を抜け出して、まだネウロイがいるアルンヘムの橋の先に行きペリーヌたちも巻き込まれるお話です。

どちらかといえばペリーヌと兄妹の兄とのやりとりが多かったですね。

ペリーヌは、プライドが高く毒舌なツンデレキャラ(のちに徐々に少し緩和されてきました)でしたが、今回は{netabare}(面倒見が良くて、悪戯ばかりされて、子供を守るために命懸けで戦う){/netabare}意外?な一面が観れて少し好きになりました。

リネットは、優しいお姉さんみたいな感じでしたね。

短い時間でしたが、バトルもきちんとあって最後はうまく纏めていました。

作品の最後に「つづく」とありましたが、OVAの短編ではなくシリーズで観たいですね。
「STRIKE WITCHES」の他のキャラも出ていましたが、他のエピソードも観てみたいです。

OPはVol.1からの同曲で石田燿子さん、EDは今回のメインキャラの二人のCVであるリネット役の名塚佳織さん、ペリーヌ役の沢城みゆきさんが歌っています。

最後に、今回の悪戯は度を越しすぎていけませんねw{netabare}いくらなんでも女の子(ペリーヌ)の寝室に忍び込んでの顔に悪戯書きにはちょっと酷かったですね{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23
456789101112
ページの先頭へ