コミカルおすすめアニメランキング 207

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコミカル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月19日の時点で一番のコミカルおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.1 1 コミカルアニメランキング1位
3月のライオン(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (971)
4852人が棚に入れました
主人公は、東京の下町に1人で暮らす17歳の将棋のプロ棋士・桐山零。深い孤独を抱える彼が、あかり・ひなた・モモの川本3姉妹と過ごす時間や、さまざまな棋士との対戦を経て、失ったものを少しずつ取り戻していく様が描かれる。

声優・キャラクター
河西健吾、茅野愛衣、花澤香菜、久野美咲、岡本信彦、井上麻里奈、細谷佳正、三木眞一郎、杉田智和、木村昴、千葉繁、大川透、櫻井孝宏

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

シャフトらしくないかも(主に作画が)。ちなみに良作です。

ヤングアニマル掲載マンガが原作で、まだ終わっていない作品のアニメ化。既刊分の原作単行本は全部持っています。

第1回目を視聴しましたが、けっこう原作の画の感じが残っていました。背景もシャフトらしくない柔らかい感じの原作に近いタッチの画で、どこが制作かなんて気にしてない原作ファンは安心したかもしれないです(笑)。

通して最終回まで観る予定なので、レビューはそのあとになる予定。あと、評価の星は暫定ですが良い意味で作画に裏切られたので、あえて5をつけておきました(笑)。

2017.4.25追記:
視聴を終わって更新しそびれていました。原作準拠で穏当なアニメ化でした。原作者の羽海野チカ先生も原作既読のファンも満足できたアニメ化だったのではないでしょうか。

「ぼっちスパイラル」に嵌る零くんを見ていると切なくなりますが、それ以上に川本家の人たちや林田先生の暖かさ、そして対局解説中なのに「桐山~!」と叫びだす二海堂くんの熱さなどが心地良い作品です。

二海堂くん開発「ニャー将棋」のネタは原作マンガにもあったのですが、歌まで作ってしまったのはさすがのNHKでした。最終話の最期に2017年10月からの2期目の放送もアナウンスされ、まずは順風満帆といったところ。

あー、写真加工した静止画での次回予告とかドラマ『傷だらけの天使』へのオマージュっぽいスミスの朝食シーンとかはシャフトっぽいです(笑)。
(でも、あれも一応原作にそれっぽいシーンはある…。)

2017.10.4追記:
原作最新巻(13巻)が出たのでさっそく読んだのですが、OP主題歌「ファイター」のメーキングというページがありました。そこに書いてあったのですが、あのOPアニメーションのコンテ切ったの羽海野先生ご本人だったんですね!

そして間もなく2期目が開始になります。楽しみです。

2017.11.5追記:
2期目が始まってだいぶん経っています。原作通りだと、2期目中盤はしばらく「高校生らしい」零くんが観られるはず。
(以後、レビュー更新は2期目の方でする予定。)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 70

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

緩急が凄い!

原作未読。最終話まで視聴。

人とのコミュニケーションが苦手で、ちょっぴり根暗な少年が主人公の物語。

1クール目は、主人公が川本家の3姉妹との出会い・交流を通して『人の温もり』を知る物語。
2クール目は、主人公が将棋を通して知り合った頼もしい仲間やライバルとの物語。
ざっくりというとこんな感じかな?

1話冒頭から、主人公があまりにも暗いし、物語のスピード感は無いし『どうしたものか・・・』と思っていましたが、川本家を訪ねたあたりから急にハイテンション!
物語の緩急って本当に大事だなぁ、と改めて痛感させられた作品です。

ハイテンションな表現があるから主人公の心の闇の深さがより強調される。
上手い演出だと思います。

あと『しゃべるネコ』と『ニャン将棋』には心が和みます。

2クール目については、将棋に詳しい人ならもう少し楽しめたかも・・・って感じでした。
駒の動かし方を辛うじて知っている程度の知識では、プロ棋士の凄さが伝わらない。

あと、主人公は嫌がるかも知れないけど、二階堂は本当に良い奴だ。主人公は嫌がるかも知れないけど・・・。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 83
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少年棋士の心の葛藤と心の成長を描いた作品、作者と制作会社とTV局が一体となった良作

これほど原作が読みたくなった作品は久しぶりのような気がします。終わるまでまとうか、読んでしまおうか、葛藤中です。

シャフトっぽさを消しているようで、ところどころやっぱりシャフトだと思わせるような描写がチョコチョコ見られるのが良いです。特に場面転換で不要じゃね?と思わせるようなカットを入れてきて、それがまた綺麗だったり、インパクトがあったりとするところなんか、シャフトだなと感じてしまいます。ただ、「シャフ度」と言われる首の角度が抑え気味なのはやっぱり寂しいかも(?)

NHKが、しかも総合で流すのですから、力入れているのはよく分かります。まだ前半も途中ですが、引き込まれっぱなしになっています。主人公である零の歩んできた人生の重さ、その重さを少しずつ解放する三姉妹と二海堂との掛け合いの面白い事。

二海堂のモデルは将棋好きの人なら知らない人はいないくらい有名な村山聖なんでしょうね。となると、太っているのは病気のせいであり、あかりが「むっちり」で喜んでいるのはどう解釈したらよいか戸惑いました。このあと二海堂は病気が重くなっていく展開になるんだろうけど、つらいな…

三姉妹は本当にキャラがいい。声も完璧だし、流石としか言いようがありません。話の展開も良く、たぶん、最後まで面白く見ていくことができる作品だろうと思います。すでにお気に入りに入れてもいいように思っています。

【前半を終えて】
結局終わるまで待てず、原作を読んでしまいました…。面白い、何故にこれまでスルーしていたのだろうと思います。前半は零の置かれた状況を表現していた感じです。零が何故に将棋をしているのか、零がどうして三姉妹と関わりを持ったのか、二海堂と零のライバル関係、零と香子の関係等々をシャフト独特の表現でうまく繋いでいた感じです。
とあるコラムニストがシャフトっぽくないのが良いと書いていたのですが、どこを見ているのかと。零の気持ちを表現するときや香子とのシーンはシャフトそのものでしょう。シャフト特有のズルいイメージ(個人的な感想)ふんだんに盛り込んでます。原作のイメージがそのままシャフトっぽいですし、シャフトなら良いと言ったらしい作者の感覚がすばらしいと思います。
三姉妹は癒しそのもの。に対して香子の危うさと言ったら…。香子の声も良いです。老倉育を見て井上さんに決めたらしいのですが、本当にぴったり。

後半はもっと将棋に突っ込んでいくのではないかと思います。また、三姉妹の関わり、零を囲む周りの人々の動きなど、楽しみです。

【後半の中盤】
後半に入り、零の気持ちがどんどん重くなっていきました。そこを救うのが三姉妹であり、先生であり、二海堂であり、島田八段であり…とにかく零は人に恵まれました。回を追うごとにその事が分かります。
将棋に関する話も濃くなってきたのも後半の面白いところです。鍵となる島田八段は飄々としているのに、プロの厳しさを零に伝えてくれます。そしてとうとう出てきた宗谷名人。まさに怪物に相応しい佇まい。アニメになると、その事がいっそう強調された感じです。
零と香子の微妙な関係も相変わらず。が、三姉妹と香子の絡みとか、実は可愛らしい一面もあるところとか見れて良いです。
それから、今の季節に合わせたような進行具合も非常に良いです。これからラストに向けて零がどう成長していくのか楽しみです。

【一期終了】
零のちょっとずつだけど、成長していく感じが見てとれました。
「11年もボッチだったんだ」いう台詞の重みから解放されていく過程を描いたのが一期だったと思います。ゆえに、展開は重く、零の台詞もなにかぱっとしません。耐えられない人はそれでこのアニメはお仕舞です。
零は周りに恵まれました。それは零が成長するための起点になっていきます。二海堂であり、三姉妹であり、林田先生であり、島田八段であり、科学部の面々であり、そういった人々と交わることによって、重く押しかかっていた零の心が開かれて、次のステップへと進んでいきました。見直すと、中盤までの零とは明らかに違う人間になっているのがよくわかります。

この作者は人と人とのつながり、心の葛藤や解放へ向かうまでの描き方が上手だと思います。重くなり過ぎそうなときはわざとデフォルメさせたり、ちゃちゃを入れるような場面を入れてほぐします。これが嫌味に感じないところがまた良いのです。せっかくなので、ハチクロも見てみたのですが、作品は違っても、描き方は同じでした。
それと、ハチクロを見て思ったのが、シャフトで良かったということです。ハチクロも悪いわけではないのですが、ライオンを見た後だと何か足りません。零や香子みたいな人物が多く出演する、心の葛藤を中心とするような作品を作らせたらシャフトは上手です。ちょうど同じ時間帯にAT-Xではefを放送しており、ライオン始まるまでの10分間は視聴していましたが、シャフトの右に出るものはないなとさえ思いました。

二期が決定したので万歳です。二期は{netabare}宗谷とひなが大きくかかわってくる話になると思いますが、この話がどう描かれるのか{/netabare}楽しみでしょうがありません。

少年棋士の心の葛藤と心の成長を描いたこの作品、2クールゆっくりと描かれているので、ドラマ性を求めている人にお勧めです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 53

79.6 2 コミカルアニメランキング2位
スキップとローファー(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (371)
1061人が棚に入れました
地方の小さな中学校から、 東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。 カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。 だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちはやわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。 知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。 ときどき不協和音スレスレ、だけどいつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ほんわか学園ストーリーのお気に入り☆

[見終わって・・]※最終話感想は一番下です。
ほんわかした雰囲気、ミツミのキャラに毎回和まされてました☀
能登の方言とかミツミの実家の雰囲気もほんわかしてて好きでした♡私もあそこでお昼寝したい。。
それから、出てくる子たちが悩んだり励まされたり前向きな気持ちになったりしてる姿がとても素敵で、毎回楽しみで仕方ありませんでした(^^♪
OPもEDもすごく良かったし、OPのダンスもEDのミツミが歩く姿やミツミネコも可愛かった。
人気も出たし、2期ありそうかなって思ってますけど・・
これからの展開はちょっと雰囲気変わったりするけど泣けるシーンもあるのでぜひぜひお願いしたいです。

[初回感想]
石川県から東京の高偏差値校に進学した岩倉美津未(いわくらみつみ)とクラスメートたちのほんわか学園ストーリー・・かな。(あえてラブコメとは言わない。。)

原作は月刊アフタヌーン連載中でコミックスは8巻まで既刊。原作既読です。
原作読んで「これ好きだわぁ。。」って思ってアニメ化をすごく楽しみにしてました☆

一応ラブコメ・・ではあるんだけど、私が感じたこの作品の魅力は他のところにあって。

主人公のミツミのまっすぐで天然なところにも和まされたし、周りのクラスメイトたちもそれぞれいろんなタイプの子がいるんだけど、{netabare} タイプの違う子たちがミツミを中心に仲良くなっていく{/netabare}ところもすごく好き♡
あー私も高校生に戻ってこんな風にミツミたちと友達になって学園生活したいなぁ・・なんて妄想しながら読んでましたw

で、期待ハードルを上げつつアニメ視聴!!
1話見た感じだと作画はやわらかい感じで綺麗で好印象☆
なかなか良い感じで、なんとなく久々に毎話感想書きたくなりました(^^♪

1話「ピカピカ」
{netabare} 石川の方言に癒される(´-ω-`)方言ってなんであんなにほんわかして癒されるんだろね。
イケメンに気に入られて友達になる展開はよくある展開ではあるんだけど、後ろの子とも素直に友達になってるところとか、ミツミいい子だな(*'ω'*)
遅刻しそうで思わず裸足で走ったり自己紹介まじめに考えて寝れなかったりとか、和むわ~。{/netabare}

2話「そわそわ うろうろ」
{netabare}人と人との距離感って難しいよね。
でもカンペキな正解なんてないし、ミツミみたいに考えすぎないで自然体でいくのが一番いいんだと思う。それで合わないんであればそれはそれだし。
志摩くんのこと、間違ってサトちゃんって呼んだとこ、私も中学生の時、音楽の先生がなんとなく母に似てて、間違って呼んでしまいすごく恥ずかしかったことを思い出しましたw{/netabare}

3話「フワフワ バチバチ」
{netabare}よく知らないから、見た目とかでその人を判断しちゃったり・・
この人私とはちょっとタイプ違うかなぁとか。
実際はちゃんと話してみたりすると印象が変わる人も結構多かったりするんだけどね・・
でも誠(まこっちゃん)みたいになかなか気軽に入っていけない気持ちとか、結月(ゆづ)みたいにタイプ違うって決めつけられたりする寂しさもなんかわかる。
だからまこっちゃんがスタバでみんなで撮った写真に嬉しくなって背伸びしちゃう気持ちも、メールもらってすごく嬉しいゆづの気持ちもわかるなぁ。
この作品のこういうとこ、すごく好きです♡{/netabare}

4話「ピリピリ カツカツ」
{netabare}兼近先輩に強引に頼まれたことを先輩なりに部活のために必死なんだと思う、と言ったりとか高嶺先輩のストイックなところに素直にすごいなってあこがれたり。
そんな、他人のいいところを自然と見るようにしてるミツミを見てると和みます☀
高嶺先輩も自分のスタイルに固執しないで、ミツミのマイペースなところに学んだりしてるとこもいいな。
この作品のおかげで毎週土曜朝はわたしの和みタイムになっちゃってます♡{/netabare}

5話「チクチク いそいそ」
{netabare}この話、原作読んだときから好きでした☀
心の許さじノートのシーン笑った。。
私がムカツク奴の名前を2つ覚える間に岩倉さんは親切にしてくれた人の名前を1つ覚えるんだ・・
このシーンも良かったけど
その後ミツミがミカに言った言葉がすごく良かった。人格的にはほめてないよもw
ゆづとまこっちゃんが何気ないしぐさとかで仲良くなってるのがわかるのもいいな。
みんなに浅漬け作ってくるというミツミのチョイス和むわ~{/netabare}

6話「シトシト チカチカ」
{netabare}シマくんが学校休んで心配するミツミだけど、他の女子の勝手な噂にちょっと気持ちが揺れて。
微妙にすれ違う二人の気持ち。
でもこういうのあるあるだよね。
本当の気持ちがちゃんと相手に伝わらないもどかしさというか。
ミツミがあらためてちゃんと自分の気持ちをシマくんに話して、お互いに気持ちが通じあって。
これって簡単なようでなかなかできないものだけど、ミツミらしいまっすぐさがちょっと眩しい。
逢いたいのに逃げたい
話したいのに言葉につまる
フミから聞いたそんな恋の気持ちと同じ気持ちになって動揺しちゃうとこ、かわいくて好き♡
あと、ミツミのはい゛とかおはよう゛とかの低音ボイスに笑っちゃいました。。{/netabare}

7話「パタパタ モテモテ」
{netabare}冒頭に流れるほんわかする音楽ですでに和まされちゃってるわたし。
努力して頑張ってる姿は誰かがちゃんと見てくれているものだ、ってよく聞くし、私もそうは思うけど、でもそれが報われることってなかったりすることも多いですよね。
兼近先輩の自分をさらけ出して他人を慰めようとするところ、かっこいいです♡
高嶺先輩のメモ帳、らしいなぁって思いながらも、自分をいい方に変えようってすごく努力してたりしてて、生徒会長からも学ぼうとするところも素敵だなって。
ほんと、この作品に出てくる子たちって精神的に大人な出来た子が多くて、いいオトナの私が毎回気づかされてます。。
あと、石川県産トモダチ100%にクスっと笑っちゃいました。
それから「のきゃ」にも和みました(^^♪{/netabare}

8話「ムワムワ いろいろ」
{netabare}女子4人のお泊り会🌙
4人それぞれの個性というか味が出てるところが見てて面白いし和む。。
変わりたいって頑張ってるけど自信が持てなくて傷つきたくない・・
昔の自分を懐かしく思い出しながら、ミカの背中を優しく押してあげるナオちゃんがカッコ良くて好き♡
4人で見てるホラー映画。まこっちゃんだけ平然としてるのに笑っちゃいました(^^♪{/netabare}

9話「トロトロ ルンルン」
{netabare}能登に帰省したミツミ。
空港からの懐かしい風景を見たミツミの表情。こういう細かいところも描いてるとこ好きです。
ミツミからもらったキーホルダーをさっそく付けてるお父さんとかも。
実家に帰ってお昼寝する気持ちよさ、わかる☀なんか落ち着くんだよね。
懐かしい同級生たちと方言で会話しながら花火したり。。和むわぁ。
嬉しいことをシマくんに無性に話したくなる気持ち・・それはもう恋ですね♡
シマくんの呟いた言葉からOPの眩しくて・・を思い浮かべました。{/netabare}

10話「バタバタ ポロポロ」
{netabare}文化祭!!
ミュージカルをやることになって準備に大忙しのみんな。
ミツミもあの調子で頑張りすぎてちょっと空回り。。
あーこの感じ、私も経験あるのでわかる・・
役のヨハンと自分を重ねてしまうシマくん。
ミツミの、まだ引き返せるって言葉に、起き上がるのムチャクチャ得意なんだからって言葉に勇気づけられて。
二人の即興ミュージカルすごく可愛かった♡{/netabare}

11話「ワイワイ ザワザワ」
{netabare}文化祭って昔の知り合いが見に来たりすることあるよね。
知り合いにゆづのことフォローしてるまこっちゃん見ててちょっと泣けた。。
「まだ半年って感じしないよね、私たち」ってゆづが嬉しそうに言うとこ、そしてそれを聞いたミツミがスキップするシーン、好きです。
「脚本のこととか考えていない自分が想像できない」って兼近先輩のセリフ、何気にかっこいいしうらやましい。
シマくんの弟くん、しっかりハキハキしてるように見えたのは周りに気を使ってたから。
でも身内の姿を見て安心して泣いちゃう気持ちはわかるなぁ。
とうとう次回は最終話。。{/netabare}

12話「キラキラ」
{netabare}コアリクイの威嚇ポーズ笑った。。
幼馴染って深くていいなって素直に思えるミツミがいい子で眩しい・・
文化祭が終わった後の達成感と高揚感と寂寥感と。。
それぞれの子たちの思い、悔しい気持ちも含めていい思い出になるんだろな。
ちょっぴりココロの鎧が取れて、ミツミからはいつもより子供っぽく見えたシマくん。
1期としてはいい終わり方だったと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 48
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【最終】モブ顔に騙された! →意外としっかり人物描写された青春群像劇

【レビューNo.66】((最終レビュー)初回登録:2023/6/21)
コミック原作で2023年作品。全12話。
正直1話の段階では切るか迷ったが、お付き合いあるレビュアーさんの勧めもあり
「癒し枠」位で保留の予定でしたが、2話で評価が一転。これは侮れない作品かも。

(ストーリー)
岩倉美津未は中学卒業を機に、石川県のはしっこから東京の高偏差値高校へ進学した。
(高校を首席入学する位成績は優秀)
理想に燃えて鼻息も荒く、胸躍らせて初日の登校を迎えるも、いきなり都会の洗礼を
受け道に迷う事態に。そこで同じ学校のイケメン男子・志摩聡介に出会い、無事ピン
チを切り抜ける。美津未の周りには聡介をはじめ、個性的な仲間が集まりだして・・・

(評 価)
・第1-2話:意外としっかりした青春群像劇の予感?!
 {netabare}・結構衝撃的なモブ顔の主人公
  率直な最初の感想がコレ。のちに美少女改変され、詐欺とまで言われた伝説のモブ
  顔「神のみ/小阪ちひろ」の再来かとwwwそんな容姿に加え、
  ・妙に気合が入っているが、どこか空回っている
  ・田舎育ちで純朴、天然なところがある
  ってことで、1話の段階ではこの美津未のドジぶりを愛でるような「緩い日常系癒し
  アニメ」かと思ったですが・・・

 ・意外としっかりした青春群像劇の予感?!
  ところが2話になって、美津未の周りの人間模様が急にきな臭くなってきました。
  OP映像を見た感じでは、美津未の他には聡介をはじめ6人位が物語の中心になりそ
  うですが、今回気になった人物をピックアップ。
  ●江頭ミカ
   実は1話で気になっていたのですが、後ろの席で美津未が話かけても無視だったの
   に、美津未が聡介とIDを交換した途端、急にすり寄ってきたんだよな。
   やはりあれは伏線だったようで、2話では露骨に聡介狙いで、聡介と妙に親しい美
   津未が気に入らないらしく、妨害工作や美津未をダシに聡介に近づこうしたりと、
   嫌なキャラが目に付く。(当初は「誰も傷つかない優しい世界」をイメージしてた
   だけに個人的には意外な存在)
  ●村重結月
   クールビューティ系で近寄りがたい雰囲気があるが、純朴な美津未のことは放って
   おけないのか、ミカのことなどフォローはしていた。根はいい子っぽい。
   ただ他の人とはまだ壁がありそうで・・・
  ●志摩聡介
   草食系イケメン男子で人当りはよい。初っ端からいろいろやらかしている美津未に
   自分にはない(あるいは失った)何かを感じているようで、美津未には好意的。
   でも触れられたくない過去がある描写がラストになされて・・・
  各キャラとも何かしら心に葛藤を抱えているような感じで、これらのキャラ達が純朴
  で真っすぐな美津未と関わることで、お互いが成長していく「青春群像劇」っぽい物
  語になっていきそうな予感?!
  (個人的には「特殊設定と熱量を抜いた『ReLIFE』」的なものをイメージ?!)

 個人的には2話で評価が一転、俄然面白くなってきたという印象ですね。 
 正直今の段階ではなんとも言えないですが、ミカのようなキャラだったり、聡介が最後
 に見せた厳しい態度だったり、単に「緩い」とか「爽やか」だけでは終わらない感じで
 すね。意外と厳しい「インコース攻め」とかもあるかも。
 これは来週も楽しみです。{/netabare}

・第3話:作品の輪郭が見えてきたかな
 {netabare}・「ReLIFE」とは少し異なる青春群像劇
  やはり本作は、美津未と関わることで、お互いが成長していく「青春群像劇」とい
  うのが基本路線のように思いました。ただ前回
  >「特殊設定と熱量を抜いた『ReLIFE』」的ものをイメージ?!
  と書きましたが、少しアプローチは異なるようですね。
  ・ReLIFE:主人公たちが状況改善のために動いたりして、直接的にぶつかり合って
       お互いを理解し合いながら、成長していく。
  ・本作:美津未の純朴で真っすぐな部分に触れ、自分の心のわだかまり等に気づき
      内面と向き合いながら、第一歩を踏み出していく。
     (美津未がわかりやすい形で動くわけではない?!)
  まあ当然、全くぶつかり合いもなく全てが丸く収まるとか、そんなご都合主義の人
  間関係だけではないでしょうが、両作のキャラの魅力からすると、やはり方向性等
  は異なるんだろうなっと。

 ・今回も気になった人物をピックアップ 
  ●村重結月
   >ただ他の人とはまだ壁がありそうで・・・
   意外にもグループ内で上手くやっており、その辺りの空気を読んだコミュはきちん
   取れる模様。ただ自分のようなタイプを嫌う一定層がいることも理解している感じ
   で、やはり心に影がありそう。
  ●久留米誠
   今回の新キャラ。自分に陰キャという強い思い込みがあるようで、陽キャに対しコ
   ンプレックスを抱いている模様(結月や聡介は苦手なタイプ)。ただそういう自分
   を変えたいという思いも持っているようで・・・
  ●江頭ミカ
   美津未や誠に対し「引き立て役」と優越感に浸ったり、結月に「劣等感」を抱いた
   りと常に他人との比較に苛まれていたり、計算高さ等が垣間見れる。やはり作中で
   は、今のところ嫌なキャラ描写が目に付く。
   しかし彼女のもつ毒が、この作品の「緩さ」を上手く引き締めている感がある。

  終盤には、美津未に影響された誠が結月に「歩み寄りたい」という意思を表示、結月
  もそれに応える様が描写され、今後どういう関係になっていくのか楽しみですね。
  こうなるとやはり気になるのがミカ。一癖あるキャラだけに、美津未とどう近づいて
  いくのかが、今後の見どころになりそうですね。
  まだ3話ですが、予想以上に人物描写がしっかりしており、更に作品に対する好感度が
  上がりましたね。{/netabare}

・第4話:美津未はアインズ様?! なんか「オバロ」の”お約束”を観ている感覚
 {netabare}・前回から少し気になっていたんだが、
  ・久留米誠
   ・美津未:塩味とキャラメル味のポップコーンをほおばる。
    → 食わず嫌いで人の1面しか見ていない自分に気づく。多様性を認めることの
      大切さを理解する。
  ・高嶺先輩(生徒会のストイックなキャラ)
   ・美津未:バスの時間を気にせずマイペースな振る舞い
    → スケジュールに追われ周りを見ていなかったことに気づく。もっと心に余裕
      を持つことの大切さを理解する。
  なんかこの構図って「オバロ」の”お約束”
  ・アインズ:その場しのぎ等特に深い意味のない言動
  ・側近たち:「さすが、アインズ様。これにはこういう狙いがあるのですね!」
  ・アインズ:(えっそうなの?!)
  を見ているような感覚なのは私だけ?!
  よくいえば「美津未の飾らない自然体の振る舞いが、周りに好影響を与える」ってこと
  なんだけど、やってることがポップコーンを食べるとか、猫を拾ってくるとか、ホント
  くだらないことなんだよなあwww。むしろそこから学びを得る周りのキャラの方が、
  「お前らどんだけ優秀やねん!」って感じなんだがw
 ・高嶺先輩との絡みは、美津未の「先輩への一片の曇りのない尊敬の念」が彼女らしくて
  とても微笑ましく、また「正反対のキャラを組み合せることで起こる笑い」は王道なが
  らも丁寧に描いていたので楽しませてもらいました。

 正直思っていたものと違ってきたので「??」ってところはありますが、作品としては微
 笑ましく観れているので、今後の展開に注目ですね。{/netabare}

・第5話:ようやく王道展開、ミカ目線から美津未の人間性を語る演出は〇
 {netabare}・>やはり気になるのがミカ。一癖あるキャラだけに、美津未とどう近づいていくのか
  懸案だった「美津未×ミカ」回きましたね。
  ・美津未の方からミカにバレーボールの指導をお願い
   → ミカ「どうして村重さんじゃなく、私に頼んだの?」
     美津未「今まで嘘はいってないし、江頭さんの方が忌憚ない意見をいってくれそう。」
  だから、これが本来のあるべき姿でしょ。前回までの
  ・美津未:ポップコーンをほおばる →誠「私変わらなきゃ!」
  ・美津未:猫を拾ってくる →高嶺先輩「私変わらなきゃ!」
  って、一体何なんだよwww
  それと最後の「人格的にはそんなに褒めてないよ」はオチとして秀逸で、美津未の意外
  な一面も見れて面白かったなとw
 ・今回ミカのモノローグ等が多かったですが
  「私が嫌な人の名前を2つ覚える間に、彼女は親切にしてくれた人の名を1つ覚えるのだろう」
  「メンタル強!結局あの選択ができるんだから羨ましいよ。」
  「志摩君にないものは、ああいう子が持ってたりっするのかなって。」
  ミカ目線から美津未の人間性を語る演出はかなりよかったですね。
 ・ミカは「浮かないように周りに合わせていた自分」にコンプレックスがあったようで、
  それとは正反対の「素のままで周りに受け入れてもらえる」美津未に嫉妬や嫌悪感の
  ようなものを抱いていたようです。
  今後2人の距離がどこまで縮まっていくのかに注目ですね。
 ・あと「美津未×聡介」も流されるままに聡介の善意に頼っていた今の関係を見つめ直す
  描写もあり、こちらも美津未の今後の動向が気になりますね。

 正直3.4話の「アインズ様」展開は「??」な感じだったのですが、今回は「美津未×ミカ」
 「美津未×聡介」で正統な青春像群像劇っぽい感じはよかったかなっと。{/netabare}

・第6-7話:第1部(?)終了、新たなる展開の中盤へ
 {netabare}5話で「美津未×ミカ」を描いたことで、美津未との関わりが不透明だったキャラが一旦
 整理され、6話からは中盤に入ったのかなって印象ですね。
 やはり「ReLIFE」のような「熱さ」ではなく、日常系のような緩さやほっこり感もあるが、
 それでいて、この作品らしくしっかりとこの年頃の「葛藤」や「成長」を描いていくって
 感じの青春群像劇なのかなっと。

 ●×聡介
  ・美津未は「恋愛ビギナー?」らしく、聡介への気持ちが「恋なのか別のものなのか」
   混乱している模様。でも少なくても友達の一人として大切だと認識しているのは確か。
   一方の聡介も、「美津未は今までの女友達とは違う特別な存在」と認識しているが、
   それは「恋愛感情」かは不明です。
  ・あえていうなら「名前のない感情」みたいな?!
   でもそれがこの作品らくしていいのかなっと。最近の学園モノは「恋愛至上主義」的
   な作品ばかりな感じなので、こういう「恋か友情か曖昧ながらも、まずは『お互いに
   大切な存在』として、その気持ちに素直に従う」という関係性はある意味心地よさを
   感じますね。無理に恋愛を前面に押し出さず、「青春の1コマ」として自然体で扱う。
   そんな感じが、この作品にはちょうどいいのかなっと。
 ●×ミカ、×結月
  ・ミカは前回のモノローグで、美津未に対するわがたまりは大分氷解したように感じま
   した。ただ作中では、
   ・皆と打ち解けて仲良くしているようで、「夏休みの女子会予定」に自分も入っている
    ことに戸惑い(?)を見せる。
   ・6話で「聡介×美津未」を応援する描写をしながら、7話で2人で動物園に行く話を
    聞いて面白くないような描写もある。
   まだ複雑な心模様を見せています。ある意味ミカのキャラをよく表しているといえば、
   そのようにも感じられるところですね。
   美津未の相談に(いい意味で)少し毒を含んだアドバイスを返すなど、この「優しい
   世界」の中では少し異質なところが、個人的には嫌いではないですね。
  ・一方結月は始めから美津未に好意的だった分、ほとんど掘り下げされていないんです
   よね。(彼女だけが美津未に関するモノローグがない)
   でも前述した通り、「自分に一定数のアンチが存在する」ことを理解しているフシが
   あるので、今後その辺りからの掘り下げがあるかもしれません。
 ●×生徒会
  ・美津未は生徒会・書記に任命されたようで、活動も本格化した模様。
   生徒会といえば高嶺先輩ですが、生徒会長選挙で敗れたことにショックを受けている
   感じ( 現在副会長)。
   ただそこから彼女なりに立ち直り、(先輩への一片の曇りのない尊敬の念の)美津未
   の態度は相変わらずで、結構いいコンビですね。
  ・一方生徒会長の座に就いたのが、風上先輩。
   ・イケメンで陽キャなので、他生徒からの人気が高い。
   ・生徒会長になったのは「点数稼ぎ」と友達には話してた。(なので本心は不明)
   今後の生徒会活動の中でその辺りの掘り下げがあるのか、尺の都合でほぼ今回だけの
   キャラなのか。正直個人的には、どう受け止めたらいいのかわからんキャラですねw

 7話のラストで、聡介の知り合いのモデル梨々華が登場したり(何か一波乱あるのか?)、
 物語は夏休みに入るのでプライベートでの友達とのイベントや(石川への)帰省も予定し
 ているようで、今後の展開が楽しみな半面、(この辺でどの位尺を使うかによりますが)
 上記で中盤といいましたが、意外とキツキツな状況かもと少し気になるところですね。
 (「ReLIFE」は夏休みENDでしたが、夏休みENDにするにはちとエピソードが足りない
  感じがするので、2学期入りするのかなあ?そうなると尺がどうなのかと・・・){/netabare}

・第8-9話:予想に反し、あっという間に夏休み終わったな
 {netabare}>そうなると尺がどうなのかと・・・
 前回尺が心配と書いたのだが
 (8話)
  ・動物園
  ・女子会
  ・聡介×梨々華
 (9話)
  ・石川への帰省
  と一気にイベントを消化したので、いい感じの尺配分になったという印象ですね。

 ●美津未×聡介
  2人で動物園ですが、行く前はラブコメ展開を匂わせながらも、いざ始まってみるとな
  んか恋愛より友達モードって感じでしたね。まあそこが本作の良さでもあるのですが。
  ・途中で帰ることに申し訳なさを感じる美津未
   → 聡介「またくればいいじゃん」
  ・帰り際に聡介の弟のことで、複雑な家庭環境を思わせる描写(お土産を渡しづらい)
   → 美津未「志摩君からもらうから嬉しんだよ!」
  今は友達として、お互いを思いやる関係が心地いい感じですね。

 ●ナオちゃん(美津未の叔父(?)で東京での保護者的存在)×ミカ
  動物園尾行や女子会等、ミカは自分の感情が上手くコントロール出来ていない行動が目
  につきましたが、ナオちゃんが大人の目線からいろいろとアドバイスするという新しい
  名コンビが誕生した感じですね。
  たしかにナオちゃんのアドバイスは、美津未らには出来ない内容ですし、ここでナオち
  ゃんが美津未以外のキャラと絡むのは、物語の幅を広げる上でもいい展開だと思います。
  今後も「ナオちゃん×ミカ」の絡みがあると面白いかな。まあ直接会えなくても、スマ
  ホでやりとりなんかでもいいですし。

 ●×結月、×誠
  女子会でついに結月の掘り下げきましたね。でも意外とあっさり終わった印象。やはり
  その容姿等から恋愛のイザコザに巻き込まれる等があり、中学では空気を読んでばかり
  だったようで、その反省から高校では肩に力が入り、少し近づきにくい雰囲気はそれに
  起因していたようです。なので今の友達関係が心地いいと。
  それにしても誠は、マイペースで意外と強心臓だな。女子3人がおしゃれの話をしてても
  、興味なしで会話に入る素振りすらなかったしな。一番この友達関係を謳歌してるのは
  意外とか彼女かもw
  (それにここ2話は「僕ヤバ・山田」ばりに、やたらお菓子を食ってた印象w)

 ●聡介×梨々華
  子役の頃から付き合いがあり、その頃梨々華が大きく炎上する事件が起こったのだが、
  その原因を作ったのが聡介であると、梨々華はずっと根に持っており、聡介もどこか負
  い目を感じている描写がみられます。
  この辺りも今期のうちに何か好転する流れになるのでしょうか。

 ●×帰省・2学期
  帰るとやっぱ方言が出るようですね。家族に会って、文乃をはじめ中学の同級生に会っ
  てと思ったら、半分で夏休みは終わり、早くも2学期開始ですか。でも視聴して納得。
  2学期は頭から文化祭一色。そして美津未のクラスは演劇に決まり、戸惑う聡介・・・
  この引きに合わせて構成した感じですね。

 ということで、残りで聡介の「過去との決別」的なものを描いて、綺麗に1クールで纏
 まりそうな感じですね。
 美津未の純朴で真っすぐな振る舞いが「聡介×梨々華」にどんな形で影響していくのか。
 最後にいつまでもウジウジしてる都会っ子どもに「石川県産・天然モノ」(本人は自称
 シティガールだがw)の眩しさをバシッとかましてやってもらいたいものです。

 (2023/6/2追記)
 個人的には、「聡介×梨々華」は夏休み中に決着するのかな、予想してたので・・・
 でもたしかに、文化祭の演劇に絡め、1期ラストの見せ場の構成の方がずっと面白いですね。
 なるほど、これはやられました。(まだ確定じゃないけどねw)
 これでラストが一気に楽しみになりましたね。{/netabare} 

・第10-11話:文化祭という舞台装置の中で、それぞれの心理を巧みに描写 
 {netabare}文化祭準備〜当日ということで
 ●美津未×聡介
  ・文化祭準備で空回る美津未をそっとフォローする聡介。彼は彼女に傷ついて欲しくな
   いと願うのですが・・・
   「私は多少ド派手に転ぶ人間だけど、その分起き上がるのもめちゃくちゃ得意」     
   そんな彼女を見て、「美津未ちゃんは美津未ちゃんだ」と思い直す聡介。
   また聡介はモノローグで「君がいて高校生活がちょっと楽しくなった」と語っており、
   やはり美津未は特別な存在のようです。

 ●誠×結月
  ・文化祭に来てくれた誠の友達を結月に紹介するも、友達は結月が苦手そう。以前自分
   がそうだったことを思い出し、友達に必死に結月のことをフォローする誠。そして結
   月にも友達のことをフォローして・・・
   最近お菓子を食ってる印象しかなかった誠でしたが、半年で人間的に大きく成長した
   様が伺えるいい演出でしたね。

 ●聡介×弟
  ・聡介の弟の迷子騒動。気丈に振舞っていた弟ですが、聡介の顔を見た途端張り詰めて
   いたものが切れたように泣き出して・・・
   聡介のもうひとつの問題「家庭環境」ですが、どうも再婚だったようで、自分の立ち
   位置が分からず、塾や友達の家に逃げ場を求めていたようです。そして弟との距離間
   も掴めずという感じでしたが、それは弟も同様だったようです。
   山田曰く「兄弟だと分かるわー、『気遣いい』良くも悪くもw」
   弟にとってはこの迷子のことだけでなく、今まで溜まっていたものを全て吐き出した
   という面があるのかも。
   本音を見せた弟との関係が一歩進みそうな、こちらもいい終わり方でした。
   全体的に文化祭を上手く使いつつ、それそれの心理を巧みに描写していた印象ですね。
   
 女子たちは美津未に影響を受け、好転していく描写が見られる中で、聡介だけが今だいろ
 いろなものに囚われて変われずにいるという・・・
 聡介は他の人に比べ、子供の頃からいろいろな体験をしすぎて(ある意味自分を守るため
 に)良くも悪くも一足先に大人びてしまってる印象がありますね。
 しかし、家庭の問題も好転の兆しが見えてきました。次は子役時代の過去との因縁ですが、
 梨々華も現れ役者はそろいました。どういう展開をみせてくれるのか、また美津未がどう
 関わることになるのか、来週も楽しみですね。

 あと個人的にツボだったのは演劇部の兼近先輩ですかね。自ら「借金取りのチンピラ役」
 で主演とか、高校生で何ちゅう脚本書いてんだよwwwしかも「後半の伏線回収が凄い」
 (友人評)とかどんな話か気になるじゃねーかw(原作ではどうなってるんでしょうね){/netabare}

・第12話:皆が少しずつでも前を向いて歩き出せそうな、成長を感じさせるラスト
 {netabare}●聡介×梨々華
  ・聡介は梨々華に対し
   ・破滅的なことはやりたくないが、前向きになることなら何でも協力する。
   ・今は学校が楽しい。
   ・梨々華「自分だけ幸せになりたいから、許して欲しいといっての?」
    → 肯定
   という、過去との決別を宣言します。
  ・それに対し梨々華は、
   ・「好きにしろ、その代わり2度と顔を見せないで!」といいつつも
   ・本当は「聡介だけが悪いのではない」ということも分かっている。
  今までは負の連鎖で、過去のしがらみから抜け出せずにいた2人ですが、聡介が第1歩を
  踏み出したことで、聡介だけでなく、梨々華もいずれ前を向いて進めそうなそんなエピ
  ソードでしたね。
   
 ●風上先輩×高嶺先輩
  これまで自分のことを語ることがなかった風上先輩ですが、
  ・エリートの家系に生まれ、部活も2年までと決められていた
   → 怪我で退部することに
  ・でも高校生らしいことを何かしたいと思った
  それで生徒会長に立候補したようで、またそれで高嶺先輩が生徒会長になれなかった
  ことに多少の負い目を感じていたようです。(彼女の強い思いを知っていた模様)
  彼もいろいろと思うところがあったようですね。

 ●美津未×聡介
  聡介には「スマートで大人っぽい男の子」というイメージを持っていた美津未でしたが、
  今日の聡介はなんだか子供もみたいで、それがちょっと嬉しく感じられて・・・
  前回書きましたが、やはり聡介はどこか大人の仮面を被っていたようで、それを脱ぎ捨
  てたことで、彼もようやく素顔が出せるようになったのでしょうか。
  そのきっかけを作ったのは、他でもない美津未なのですが・・・
 
 万事綺麗に解決したわけじゃないですが、それでも皆が少しずつでも前を向いて歩き出せ
 そうな、成長を感じさせるラストだっとと思います。{/netabare}

(最 終)
上述の通り、衝撃のモブ顔(笑)から一転、意外としっかりと人物描写された青春群像劇
だったなと。
前半は女子たちの心に抱えた葛藤と美津未との交わりにより変化していく様を描きつつ、
終盤は美津未に何かを感じながらも、なかなか一歩が踏み出せない聡介のドラマを魅せて
いくという、1クールの構成もよかったと思います。
それに「恋愛至上主義」の作品が多い中で、そこを下手に堀り下げなかった点も〇。
個人的には青春群像劇というとやはり「ReLIFE」と比較してしまうのですが、本作を観て
「『ReLIFE』って意外と『理』で描かれた作品だったんだな」
と、改めて気づいた次第ですね。
逆にいうと、本作は結構「感性優先」で描かれているのかなっと。
そういう意味では、本作は原作者なりの「人物描写」が見どころだと言えるのかも。

ただ個人的な好みの問題で、観ているときはそれなりに面白かったが「後日見返したい」
と思えるレベルではなかったかなっと。
何というか、少し深みが足りていないという印象ですかね。
(あと、ちょっと「優しい世界」すぎたかなっと) 

投稿 : 2024/05/18
♥ : 33
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ナオちゃんは女の子??

●君に届かなかった、物語

本作は恐らく「君に届け」のオマージュ作品なのでしょう。

美津未と志摩君は「君に届け」の主人公=通称貞子と風早君を意識しているとしか
思えないところが多分にあります。

貞子は{netabare}キャラが濃く、かなり存在感がありまして、それ故なのか
このキャラと人間関係を構築するにも相応の胆力が求められることになったのであります。

見た目は呪いの人形みたいな人見知り根暗女子ですが、見た目に反して意外な一面も
あるということで、要は濃厚接触しないとどういう女の子なのか理解できない感じの
人間性を秘めていたのであります。

そんなわけで貞子が主人公である「君に届け」はスローテンポで進行する物語だったのですが
それに比べると本作は、主人公を取り巻く登場キャラが多い割に、兎に角
ハイペースでサクサク進むという点では、対照的な物語であったようにも思えます。

尺の都合とか色々あると思いますが、「君に届け」と比較して本作について言えることは
圧倒的な「心理描写のスキップ」でありまして、一言で言えば人間関係が薄味
ということになるように思います。

上級国民が集う進学校の主人公取り巻きたちは、皆精神年齢が高く、
ある種の優等市民でありまして、基本スペックは軽く平均値を凌駕しています。

しかし如何に優等市民であっても人間なので、それぞれ短所はあるだろうということになるのですが、
それを巧いことフォローするのがエリート官僚を目指す主人公の美津未の出番というわけであります。

主人公と取り巻き達のキャラ設定は適切と言いますか、理にかなっているとも言えるのですが
むしろ噛み合い過ぎなところがあり、いくらエリート官僚候補とは言えども
まるで事務処理みたいに友人関係をサクサク処理していくのは、テンポ良すぎて
人間関係の心情面の味わいが不足しているような印象を受けたのでございます。

本作の長所はテンポがいいということになりますが、故にさっぱりし過ぎて
心には刺さらず、熱意的なものが、届かなかったように思います。

美津未が着ていたスタッフトレーナーの【8、5、13】の暗示はクラスの出し物の評価ではなく、
どうやら志摩君との関係性が深まるというものだったようであります。{/netabare}

●キャラ設定

本作に登場するキャラは進学校だけのことはあり、偏差値が高いのはもちろん
高校生という割に大人じみたところがあり、精神年齢が極めて高い傾向が見みられます。

登場キャラが多い割にテンポよく物語がサクサク進行するのも、
キャラの精神年齢の高さが関係していると言えるかもしれません。

{netabare}聞き分けの無いキャラいないことにより、イライラしなくていいというのは
ある種の本作の強みとも言えますが、本来高校生とはもっと精神年齢は幼く
人間関係の測り方がそこまで巧くないのが本分と言うべきでしょう。

主人公の美津未にとって一番重要な立ち位置にあるキャラ志摩君は、兎に角
精神年齢が高く、社交的で、その上美形男子でありますので、それこそ
高校生女子にとっては理想的なモテ男子ということになりますが、設定面で
盛り過ぎたために、高校生の物語に単に不釣り合いなだけでなく、美津未にとっても
ただのいい人でしかなく、スマート機能搭載型彼氏特有の行動規範の制約により
美津未に対してシナジー効果を与えるような要素が皆無というのが彼のキャラ性の
致命的欠陥であると言えるように思います。

恋愛物語であれ友情物語であれ、パートナーとの関係性は「50:50」であるのが理想なのですが
アドバイザーとして優秀過ぎる志摩君には、付け入る隙がなく、少なくとも同世代には
自分の弱みを見せず、あまり多くを他人に求めないポリシーの人であったりします。

進学校に通うある意味エリートなので、そういう生き方はむしろ適切と言えるわけですが
初期設定でレベル99のハイスペックキャラの冒険物語にスリルのような
ドキドキ感を期待できるかと言えば、クエストをあっさりこなして
最短コースでシナリオを消化するだけに終わるだろうという話であります。

レベル1のキャラ同士でパーティー組んで経験値を積みつつ
成長する物語こそが王道展開であると言えるでしょう。

高校生なのに敢えてスマート機能搭載型彼氏をメインキャストに登用するならば
その設定の意図するところが問われてしかるべきであります。


文化祭で美津未が着ていたスタッフトレーナーには
【☆】=【五芒星】が7つに、「13R」のロゴがプリントされています。

【☆】は「5」という数字を示し、それが7つなので
5×7=35→3+5=8

つまり【8、5、13】の法則の発動でありまして
「R」はアルファベット18番目の文字ですので【18】の暗示ということになります。

【18】=【6+6+6】
【666】は契約成立の証ですので、「※願い事」が叶うという暗示であります。

文化祭でのクラスの出し物が評価され表彰されるということなのかもしれません。{/netabare}



●「上級国民」は【獣】の種族

風早2世のような爽やか美形男子の幼馴染までもが、 {netabare}モデル業に携わっていて
如何にも上級国民らしいオーラが出まくっており、どいつもこいつも
「六本木【野獣】会」のメンバーか!?と思えるくらいにキャラ構成に
偏りを感じずにはいられません。

まるで【推しの子】の恋愛リアリティーショーを再現しているような面子にお似合いの
バイアスのかかったわざとらしい空気感が漂っているような印象を受けます。

一番わかりやすいのは生徒会長のキャラ性であります。

ある意味彼も爽やか男子でありますが、人の上に立つのが自分の宿命と自覚して
生徒会長に立候補している辺りが、完全リアルな上級国民そのものであり、
【優生思想】が滲み出てるあの独特な感じの描写も見事に決まっていたように感じました。

「六本木【野獣】会」とは、昭和時代に話題となった、六本木を拠点に芸能人などの
上級国民に属する若者たちが中心となり結成した、遊び人サークルであります。

所属メンバーには、すぎやまこういち、田辺靖雄、峰岸徹、中尾彬、大原麗子、
小川知子、井上順、ムッシュかまやつ などがおり、芸能界の勝組だらけの集まりであります。

「六本木【野獣】会」には「ナベプロ」などとの太いパイプがあり、メンバーは
当たり前のようにスカウトされ、当たり前のように「スター」になります。

芸能界とは完全なるコネ社会でありますので、上級国民は勝つべくして勝つのであります。

上級国民は世の中の仕組みを知っており、なので【ハンドサイン】の意味も熟知し
勝ち組の証として【ハンドサイン】を頻繁に世に晒します。

「【野獣】会」の最年少メンバーであった井上順はTVCMをきっかけに
【ピースサイン】を日本に大流行させました。

【ピースサイン】は【コルナサイン】の一種であり「角」を表現した【ハンドサイン】であります。

【ピースサイン】=【Vサイン】を考案したのは秘密結社「黄金の夜明け団」に所属する
【アレイスター・クロウリー】という名の【黒魔術師】であります。

【ピースサイン】というのは、「【ガンド】アーム」の【ガンド】であり
「幽遊白書」の浦飯幽助が使う「霊丸」に同じく、【呪術】の手法であります。

【ハンドサイン】は【ガンド】であり、【呪術の術式】であるのですが
(例えば「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」という「九字切り」も)
その意味を知っているのは上級国民だけということになります。

本作に登場するキャラも【ハンドサイン】をさり気なく使ったり、
LGBTに対する寛容性が強かったりと上級国民の設定固めに余念がない状況であるが
故に見ていてドン引きしてしまうわけでございます。{/netabare}


●キャラ設定に秘密が?

本作に対する謎の低評価工作員が湧いていますが、何が狙いなのでしょうか??


「君に届け」は許容出来て何故本作には抵抗を感じるのか?についての理由が判明しました。

もしも本作が完全なるフィクションならば、{netabare}「共感できない」で終わっただけなのですが
少なくとも官僚を目指す主人公についてはとても理解ができるのが厄介でありました。

偏差値が高い進学校に通う勝ち組=上級国民のキャラ設定が相応にリアルであり、彼ら特有の
独特のオーラが放たれてる感とかも巧い事描写されているために、ある種の拒絶反応が
自分に出てしまったという結論に至るわけであります。

本作は「人生の勝ち組を描いた物語」であり
それは「庶民の知らない物語」であります。

租税負担率が社会主義国並みの重さでのしかかり、生活は苦しくなるばかりの庶民の日常

それでも現実世界では、「They live」
という真実を本作は示しているのであります。{/netabare}


●人生勝ち組ランカーにおける逆転劇

本作の主人公が「君に届け」のサダコに{netabare}雰囲気が似てるため、相応の学生友情物語が
展開されることは予想できましたが、何か引っかかるものを感じます。

確かに風早君は爽やか青年でありましたが、仮に本作がオマージュ作品としても
何処か?何かが?ズレているような印象を受けてしまいます。

「異世界でチート能力を手にし~無双する」という異世界転生系の作品がありますが
ある意味ご都合主義過ぎるまでに勝ち組人生を送ることとなったその主人公と
本作に登場するクラスメイト達のポジションがどことなく似ていると言いますか
異世界転生ものだからこそ許されるご都合主義と同じレベルの学生生活が本作でも
繰り広げられているような、そんなデジャヴ感にちょっとした戸惑いを覚えるわけであります。

フィクションなので学生生活の多少の美化は許されるべきなのかもしれませんが、
本作OPのダンスシーンにしても、フィルタリング掛け過ぎで、所詮はまだ子供に過ぎない
はずの高校生の不純物やノイズみたいなものが完全除去され、高校生と言うよりも聞き分け
のいい純粋無垢なる大人のクラスの物語みたいなことになっているように思えてしまいます。

学生生活の思い出に浸りたがるのは大人特有の病であると言えるのかもしれませんが
これをやたら美化したがるのはある種の病的な現実逃避の傾向があるようにも思えます。

進学校で容姿が美しく個性的なキャラをできるだけ多く展開させようとし
しかも美しい学生生活の物語を描こうという八方美人的な考えに基づく
ストーリー設計にそもそも無理があると言えるのかもしれませんが、完璧主義者故に
必然的に出てしまう粗が物語の根本に穴をあけ兼ねない懸念を感じる次第でございます。


恰も犯罪係数アンダー10以下のシビラシステムに選ばれたような、まっさらなメンタルの
学生たちには「天国大魔境」の施設で育成される子供たちのように、何とも言えない
不自然な空気を感じてしまいます。
{/netabare}

●ハンドサインが凄い!?上級国民作品

3話まで視聴した本作の印象は要するに雰囲気アニメであります。

官僚を目指す主人公のキャラ性は悪くないと思いますが、{netabare}「君に届け」の劣化版のような感じで
高校生の日常を描いてるのが何とも言い難く、ギャップ効果よりもミスマッチ気味なものを
大いに感じてしまいます。

上級国民のような選ばれしセレブたちが通う進学校の高校生の日常は、案外普通の高校生と変わらない
ものなのかもしれませんが、セレブな美形男子や美形女子に混じり戯れる主人公の人間関係性に
何かを見出せるかと言えば、普通の高校生でも成り立ったのでは?という素朴な疑問が
頭をよぎるばかりでございます。

高校生にして官僚を目指すという明確なヴィジョンを持てるような意識高い系の人種は上級国民
以外にあり得ず、庶民とは思想性が全く違うからこそ、子役として活躍したり、ある種のカリスマ
モデルのような振る舞いが自然とできるわけであります。

上級国民とは【優生思想】に毒され、人の上に立つのが当然と信じている人種でございます。

そして【Ⅴサイン】だとか【666】の「OKサイン」だとかのハンドサインの意味を熟知しており
これを公衆の面前で然るべきタイミングで多用する習性があるのが彼らの特質であります。

「ナオちゃん」というLGBTを当たり前のようにぶっ込んでくる時点で思想性に偏りがあることは
明白でありましたが、案の定カラオケ回では「3時間600円」コースなどの表示をさり気なく背景に
忍ばせたりしていました。

サリンジャー著作の「バナナフィッシュにうってつけの日」でも【6】に
特別な意味を持たせるとともに【6】にLGBTを絡ませておりました。

3×6=18=【666】
これを【獣の刻印】と言いまして、【ソドム】の住人にもこの刻印が記されており
【ソドミー】の罪故に【ソドム】は滅んだのでありました。

【666】の刻印を持つ種族はLGBTを許容します。
LGBT自体がどうであるよりも思想的な意味をこれに見出している種族がいるという話であります。

思想的に偏りがある特別な種族による普通の高校生の日常を見せられても
微妙であるというのが当方の結論であります。{/netabare}



見ていて一番気になったのはナオちゃんでありましたのでwikiで調べて
みました。

{netabare} やはりLGBTでしたね。{/netabare}
いつも通りゴリゴリ来てます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5

74.7 3 コミカルアニメランキング3位
アキバ冥途戦争(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (328)
935人が棚に入れました
1999年 春 かわいいメイドに憧れて、 ひとりの少女が秋葉原にやってくる。 世紀末の“アキバ”は、 多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。 メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、 今日もブヒブヒ営業中! 一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、 ドッタンバッタン大慌て。 推しメイドや調教師、 秋葉外生命体も現れて、 赤バットはフルスイング! これは、 全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、 渾身のメイドお仕事奮闘記。 「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

追記 日本アニメの衰退のベクトルを加速させるような作品

追記 なぜ本作が気に入らないのか。それはストーリーを排除して、キャラ設定、作画、メイドという要素を昭和任侠というフレームに乗せて動かすという作り方をしています。
 これは日本のアニメの衰退のベクトルを早めるようなやり方だし、それを意図的にやっているからです。

「ストーリーの排除」というのはテーマやメッセージなどの思想性だけでなく、恋愛、冒険、戦い、旅、闘病などによる物語性も除外してしまっています。そういう「エピソード」はありますし、一見ストーリーがあるように見えますが、キャラ・世界観の背景(裏にある社会や歴史その設定が生まれた意味性)をすべて排除して「メイドが昭和任侠」を行うという表面に見える要素だけで作品を作ってしまっています。これは作品を貫く全体としての「なんの物語か」が無いと言う意味で、物語性がないということです。

 では文学性はあるかというと、私小説的な経験もないし自然主義的な人間も感じられません。目標や選択がないので実存主義も感じないし、説明がないので読み取るべき構造も感じられません。少女が金の為ならメイド=可愛いという象徴で何でもやるならまだ分かりますが、昭和任侠の皮をかぶせたのでアナロジーが成立していません。
 ヒロインに不条理性があるかもしれませんが、脱出可能な状況なのでそこも思想があるとは思えません。あるとすればポスト構造主義ですが意味のない脱構築は「滅茶苦茶」としか言いようがありません。

 なろうに見られるような欲望も見えません。人情の部分もペラペラな表面上の関係性を見せているだけで置換不可能な人間のつながりがないので、感動も意味性もありません。つまり本作は中が空洞で虚無な「ガワ」でしかない気がします。
 日本アニメが発展してきた大きな理由である高度な物語性に喧嘩を売っている気がしました。

 本作はマーケティングの結果とも言えますが、その迎合の仕方がクリエータとしては「やってはいけない領域」に手を付けた感があるからです。

 ですので、私は本作については非常に不快な気分になりました。日本のアニメが進んでほしくない方向を体現しているようなアニメだからです。劇場版SHIROBAKO、アクアトープ、本作とそのベクトルが強まっている気がしてなりません。



1回目レビュー
 馬鹿にしてる?作画とキャラ萌えだけで良いんだろってこと?

 途中断念しましたが、最終話を確認。あまりと言えばあまりの終わり方にちょっと苦言です。結局各話一応確認しましたが、いや、これは無いでしょう。

 テーマ性、思想性、文学性などはエンタメ系としてなくてもいいと思います。1話2話くらいの掴みはあったと思いますのでそこまでは理解します。

 ただ、メイドへの憧れとかメイドをやりたいというモチベーションや夢と、命のやり取りが全くリンクしません。人を喜ばせるあるいは自己承認または生活苦などの理由が全くないのに、命のやり取りをしています。
 アンダーグラウンドな場面もありましたしフィギアが資金源みたいな感じがありましたが、なんの象徴にもなっていません。売春やクスリのアナロジーにすらなっていません。

 最後の方の感動的っぽい感じも、単なる型でしかなかったですし…さらに、これが洒落やユーモアだと思うならセンスが狂ってます。ウイットが全然感じられません。

 つまり、エンタメ極振りだとしても、せめて世界観と舞台設定、登場人物の行動原理に何か理屈とか整合性を持たせないと訳がわかりません。不条理、エログロ作品ですら設定については筋を通すと思います。

 となったときに、作画が良くて、萌えキャラがいて、ちょっと変わった設定があれば話題になるだろう?面白いって言うだろう?的なマーケティング的な発想から作られて馬鹿にされている気がしました。

 アクアトープも似たような作風でしたけど、本作はもっと極端なキャラと作画だよりな気がします。うーん、監督のヒストリーを見てもそんなにひどい作品を作る監督ではないと思うのですが、社風で企画が監督に優先するのでしょうか?

 だとしたら会社の体質です。本作はちょっと虚無を通り越して、視聴者を貶めるような考えが無かったか反省してほしいと思います。
 PAのオリジナルは2作連続だなあ…いや、神さまになった日とSHIROBAKO劇場版含めると4つ連続で似たような印象だなあ…うーん。かえって「天晴爛漫」の出来も確認したい気も…わかりません。どうしちゃたのかなあ…それが市場ってこと?
「シャーロット」は悪くなかったし「色づく世界」は最高だったのに…まあ、同社のお仕事系は正直出来が悪いと思ってますので、その流れかなあ…
 
 私が見逃した、作画やキャラデザ以外で、作品としての優れたポイントがあれば撤回しますが、しかしなあ…


 初回時のレビューは消します。6話断念でしたが、その時の感想は単なる昭和ヤクザ映画の女体擬人化でしかない、という感想でした。まあ、その通りなんですけど、昭和ヤクザ映画の事も、メイド喫茶で働く少女の事も、リスペクトしていない気がしました。

 

投稿 : 2024/05/18
♥ : 22
ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

君の膵臓を借りたい

1999年春、
1人の少女が秋葉原にやってくる…

ー1話ー
P.A.WORKSのお仕事アニメと聞いて観たのですが...
ヤバすぎる(良い意味で)。
カオスすぎて、まだ消化しきれませんが、次回が楽しみです。
今期のダークホースになる予感。

ー5話ー
正直2話を観た時は、面白いけど1話のインパクトが強すぎたかな~、
と思ってました…

それでも、3話・4話・5話と来て、確信!
この作品めちゃんこ好きです(笑)

{netabare}2話→闇カジノ回
3話→八百長格闘技フィギュア回
4話→ブラック企業洗脳ネタ回
5話→羊たちの沈黙&ハッピーバースデー回

オリジナル作品だけあって、毎話毎話何が起こるか分からないワクワク感がたまらないし、安定のドンパチエンドも最高。

狂気の嵐子、on/offゆめち、ギャルしぃぽん、クズの店長、
主人公を囲む個性的な仲間たちもキャラが立ってます。
そしてパンダ… お前は一体なんなんだ!?(笑){/netabare}

OPとEDそして、{netabare}要所でのキャラソン{/netabare}も良すぎる。
本当にこのまま突っ走って欲しい。

ー10話ー
{netabare}6・7話→癖強赤バット登場&まさかのシリアス回
8話→ゾンビ宇垣整列熱唱野球回
9話→クズの店長お祭り回
10話→切なすぎる神回{/netabare}

ギャグ要素だけでなく、シリアス要素も入れてくる所は本当にさすが。
第1のターニングポイントが6話なら、第2のターニングポイントは9話でしょうか。
中盤から終盤に差し掛かる物語の見せ方が上手い!

それにしても10話は…{netabare}見入ってしまいますね。 末広&御徒町の正体に驚くとともに、あの結末、あのCパート…

次回からはいよいよ凪との全面対決でしょうか…{/netabare}

ー11話ー
{netabare}衝撃のラスト… そうか… そうだよな…
凄いわこのアニメ。{/netabare}

1週間どう過ごせば…
最終回どうなるのかな?

ー12話ー
{netabare}たぶん凪はなごみに殺されたかったんでしょうね…
でも死に方なんて選べないのがメイド道… 
笑ったら良いのか泣けば良いのか分からないこの最終話、大好きです(笑){/netabare}

最高にぶっ飛んだ最高のアニメでした。
久しぶりに毎週リアタイした作品が終わってしまうのは寂しいですが、
この時代にこんな狂った(←褒めてます)作品を観れたことに感謝です(笑)
またこういうオリジナル作品に出会いたいですね(^^)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

メイドの皮を被ったなにか

【紹介】
ギャグアニメで人が死ぬようなシリアスなシーンでも笑いをとりに来てるのが不快な人は見ないほうがいいかも

見た目がメイドなだけでやってることはヤ〇ザの抗争で、メイドの皮をかぶった過激なヤ〇ザアニメでした、美少女メイドさん達がガチな殺し合いをしているのを見て楽しめる人にオススメ!

【感想】
クオリティの高い出オチアニメ、話はありきたりだけど雰囲気とキャラクターの良さで最後まで勢い任せに突き抜けた感じ、主人公以外みんなぶっ飛んでいて何が起きるかわからなくて、最初に期待しすぎてちょっとガッカリはしたけど最後まで楽しめました

最初はゾンビランドサガの再来かな?って思ってワクワクした
見た目をメイドにしたことで過激な暴力シーンやシリアスなシーンがなんかギャグみたいになってるのをポジティブに感じるか、ネガティブに感じるかで評価わかれそう?

【シナリオ】
つかみが完璧で予想外すぎる展開で一気に引き込んだけど、2話以降は過激すぎる展開にごまかされがちだけどシナリオは普通かな?

【メイド】
衣装は可愛いけど、メイドカフェの雰囲気は出せてないかなー?
仕草とか、接客の流れとか、ふつうのカフェの従業員がメイドさんごっこしてるだけになってるので、そこをちゃんとしてほしかったかも

【主題歌】
主題歌のメイド大回転がOPアニメも曲調も斬新で好きです
サビの振り付けがかわいい!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 30

71.5 4 コミカルアニメランキング4位
転生したら剣でした(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (249)
811人が棚に入れました
転生したら剣でした――。 「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」と呼ばれる”剣“として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。 フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。 冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。 猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

再評価。キャラの独自性は評価できますが、設定のテンプレは減点要素。

23年10月 再視聴…といってもポイントポイントを飛ばし見ですけど。4点以上の異世界転生ものは冷静に考えると相当良い作りじゃないと付けられないなあと思い本作を再評価しました。

 本作は4.1をつけてました。で、見なおしてもちゃんと面白いです。面白いですけど、ストーリー4.5とキャラ5はないですね。声優も調整点で4.5でした。
 展開は悪くないですがやはり設定をテンプレに頼っている点で独自性がマイナスです。そして2期発表は好感がもてますが熱が冷めるのでストーリーは3.5に修正します。

 キャラで4.5を超える水準はよほど独自性があるか作り込まれてないとなあと思いました。異世界のテンプレを2.5スタートとすると、剣という無機物に転生するのは目新しいのでその点ではいいし、ヒロインのフランちゃんにちゃんの魅力と背景・暗い過去など厚みがあることはいいので4とします。
 声優は、声優さんそのものは可もなく不可もなく。調整点でストーリーとキャラの中間…ですが作品の出来は悪くはないので4とします。


以下 初回レビューです。

「あれ?13話は?」というのが率直な感想です。せっかく面白い作品だったのに、尻切れトンボにしても旅立って終わりならまだよかったと思います。余計な次の展開部分を入れてきました。これが2期めをやるというアナウンスと同時なら許せますが、決まってないなら入れるべきではないでしょう。

 もはや異世界もののテンプレになった手法ですが、誰が得する?となると出版社なのかなあ…と思うと急激に冷めてしまいます。「つづきはWEBで」の販促にしても作品ありきでちゃんと結末をつける方向でやってくれないかなあ。
 こういうモヤモヤする終わり方だとコミックや小説に誘導できるデータとかあるんでしょうか?私に対しては少なくとも逆効果かも。

「転スラ」「盾の勇者」「魔王様リトライ」などこの手法でどんどん作品の価値を落としていっていますし…すごい作品だった「シャドウハウス」も2期楽しみにしてたのに、2期の1話みたらもう集中力が持たなくなっていました。


 さて、本作については、フランと師匠のキャラ造形と掛け合い、父的な視線でフラン萌えで見られる作品作り、完全な俺TUEEEでないところ、展開のテンポの良さなど非常に面白いアニメでした。
 異世界転生した人物に感情移入しつつ、がんばるのは娘的なヒロインというのが目新しかったです。

 作画は高級ではないですが、無難な水準は保っていたし、2人の声優さんも良かったと思います。2期情報あれば評価は変えるかもしれません。

 最終回のせいで評価はかなり落ちていますが、しかし、楽しませてもらったし、低評価を付けるのもどうかと思いますので、楽しんだ分客観的な評価はしますが、うらぎられた感が強く主観的には80点できてたのが55点になった気分です。


追記 2期決定!!??ガセじゃないよね??尻切れトンボ最悪評価撤回。

 あれユーチューブに2期決定報が…なんか本物っぽいですね。このタイミングは不幸中の幸いです。だったら、高評価です。是非、冷める前に半年くらいで来てほしいけど、1年でしょうね。とにかく、尻切れトンボの意味がわかったのでその減点は撤回です。

 ただ、アニメ作りすぎてどれが当たりになるのか読めない制作者が増えすぎですね。2クールのリスクで作らないとやっぱり作品に対する熱量とか構成の面で失敗するかもしれません。
 それに、原作の面白さが読めないというのは、どういうことでしょう?本当に駄作ばかりになるので、そこはちゃんとやって欲しいです。

 とはいえ、フランちゃん最高!ということで高評価でお願いします。
 

以下 視聴時のレビューです。

 

4話 テンプレ異世界を楽しみつつ、「父」として娘の成長を見守る。

{netabare}  3話まで見てレビューしようと思っていたら、なんと無料配信のサブスクがありません。アベマでかろうじて、1,2、4話を無料で見られました。キンドルのアンリミテッドでコミック5話まで読み放題できたので補完はできました。

 さて、モロに「転スラ」「蜘蛛」と同じか?と思っていましたらそうでもなかったです。ロリキャラではありますが、父性的な立ち位置なのでいいですね。「魔王様リトライ」や「うちの娘のためなら」のような感じです。

 大事なのは、ヒロインを「父」として暖かく見る目です。本作のキャラ萌えはこの点が大事でしょうね。

「剣」なのでフロイト的な男性性の象徴もちょっと想像しなくはなかったですが、それはない感じです。

 そして、更に「ギルド、スキル、レベル上げ」要素がかなり強いテンプレ異世界の構造なのも、「頭を空にして純粋に楽しむ」という点でいいと思います。設定は気にする必要がありません。

 ということで、暖かい気持ちでヒロインの成長を見守りつつ、テンプレで頭を空にして楽しむ、という作品でエンタメとしていい出来に仕上がっていると思います。多分、アベマで強制的に毎週見ざるを得ないので見ると思います。なお、コミック5巻まで読みましたが、そこまでは結構面白かったです。 {/netabare}


7話 フランちゃんのような娘が欲しいです。

{netabare} 無料期間のおかげで今のところ全部見られています。アベマに感謝を。で、私は完全にキャラ萌えです。本作の成功要因は剣が主役ではない、あるいは主役だとしても視点が完全にフランちゃんになっていることでしょう。
 つまり、剣の視点は視聴者の視点。それも父の視点になっています。物語世界の構造がそのままこちらの視線になっているということで、これが最高です。この剣の気持、フランちゃんを娘として守りたい、育てたい、喜ばせたいという気持ちに完全に同化できます。

 フランちゃんは、可愛いというかけなげというか、何より謙虚です。この謙虚さがフランちゃんの最大の魅力です。
 それに加えてフランちゃんは、ハンバーグとカレーを喜んで、メインデッシュとか言っている姿も可愛くて良きです。

 ストーリー展開も次週につなげる展開が上手いですね。不愉快な引き延ばしでなく次に何がおきるんだろうという楽しみがちゃんとあります。やっぱり「異世界転生もの」が、つまらなくなったのではなく、工夫の無いテンプレが乱造されすぎてカテゴリーの価値を落としてるんでしょうね。本作のようなテンプレでも、面白くキャラ萌えできる作品なら異世界モノはアニメ作品とは相性が良く楽しめます。

 視聴中は評価点付けないのでここでいいますけど、キャラは5点です。本当は5点満点で10点あげたい。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

減点は少なくキャラが加点要素で総じて高評価ななろう原作アニメ

本作の作品タイトルは『転生したら剣でした』であり、つまり転生の主体は異世界転生した「師匠」なんですが、物語としての主人公要素はむしろ黒猫族の獣人少女フランの方にあると言えるのではないでしょうか。

ちなみに「師匠」というのは転生者である「剣」に対してフランが呼びかけにつかっていて、「剣に意志がある」とわかった人たちの間ではそのまま名前として認知されている呼び名です。

魔物を討伐して得た魔石を吸収して「師匠」は魔物のスキルを吸収することができます。そして「師匠」の装備者であるフランは自身のスキルに加えて「師匠」が得たスキルを共有することができます。

当初は「師匠」のスキルに頼りきりのフランですが徐々に自身も強くなってゆくという順当な成長ストーリーですし、フランは「師匠」とはぐれることで危機を演出することもできて、「圧倒的に主人公が強い」というストーリー的な単調さから逃れることができるようになっています。

フランの冒険の旅は適度な爽快感と危機の発生によって、主人公補正による安心感もありつつ楽しめる物になっているように思われます。

終始作画的には安定していましたし、フラン自身がキャラクターデザイン的にかなり可愛く、また周囲を固める人物たちの個性もあいまって特に目立った減点要素はありません。

平凡なストーリーと言ってしまえばそれまでですが、「なろう原作のアニメで手始めに観るなら何が良い?」と訊かれたら本作は充分にその候補たりえる良作だと考えます。

なお、この1期目が終了して早々に2期目の制作決定がアナウンスされました。そのうち続編が観られるだろうという点においても安心してお勧めできます。

余談:「師匠」の転生者としての要素はそれほど目立っていない本作ですが、こと料理という分野においては転生者としての知識が如何なく発揮されており、「師匠」のカレーやハンバーグはフランを虜にしています。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 25

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いつでもそばに

ただフランが可愛いってだけの普通の異世界なろう系だけど、チートだけど無敵って感じはなくて結構戦闘で苦戦するし、戦闘の動きがいいので面白かったです

美少女が無駄にいっぱいでてくるとか、主人公を引き立てるためにわざとらしい展開にするとかそういう余計なところがなくてスマート

無駄にいっぱい美少女はべらせなくても、一人いれば十分ってことがよくわかります
バランスが良くて出来のいい異世界転生アニメ

まるで娘の成長をそばで見守る父親みたいで、フランとししょーのコンビが素敵でした

最初から2期制作が決まっているみたいなのも変な終わり方しないので良いですね

投稿 : 2024/05/18
♥ : 35

90.2 5 コミカルアニメランキング5位
天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★★ 4.1 (4244)
19919人が棚に入れました
これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。

声優・キャラクター
柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『超絶』ってどういう意味でしょう? "\( ̄^ ̄)゙ハイ!! 「グレンラガン」です♪

●大多数の人が思い描くグレンラガンの第一印象(゚ω゚;)(-ω-;)ウンウン♪
「天元突破 グレンラガン」というタイトルを見て、まずロボット系アニメかなって認識ができますよねー!
まして、朝の良い子の時間に放送されていたアニメなので、どうせ子供向けのロボットアニメでしょって考えてしまうと思うのです♪
しかも、本作品に登場するロボットのデザインがお世辞にもかっこ良いとはいえないのです!
だって「ガンメン」って呼ぶロボットですよ! ∑('◇'*)エェッ!?
大きい顔に手と足を付けたロボットなのですよ! (゚ロ゚;)エェッ!?
表情が変わるし、涙ながすし、グニャグニャしたりするんですよ! (≧◇≦)エーーー!
作画もひと昔前のロボットアニメを観ているような感じなのです♪
なぜならば、手書きで描くセル画を使った作品だったのです!!
しかもかなりラフなタッチで描かれているのです!
このCG全盛期の時代にですよ!!
なので第一印象が完全に時代遅れの子供向けのロボットアニメって思った人も多いと思うのですw
 
 
●そんな不利な印象も吹っ飛ばすほどのグレンラガンの魅力(゚-゚*)(。。*)ウンウン♪
この作品は決して子供向けだけの作品ではありません!
老若男女、幅広い層で楽しめる作品と言うことをまず言っておきますね!!
 
ストーリーはロボットアニメの王道ですけど、「天元突破」と言うだけあって、破天荒で規格外のエネルギーあふれる熱い作品になってます!
※「天元」とは・・・万物生育の根源や碁盤の中央を意味する。
まさに「王道」でありながら「王道」の枠を真正面から打ち破った名作中の名作だと私は思います!
最近のロボットアニメって鬱展開な作品が多い中、「グレンラガン」はとにかく熱いのです!!
熱い展開のアニメの中ではまさに頂点に立つ作品といっても過言ではないと私は思ってます!
 
舞台は地下で生活していた主人公のシモンとアニキ分のカミナ、穴掘り中に見つけたミニドリルとでっかい顔、地上から落ちてきた顔型ロボット「ガンメン」との戦闘で生死をかけた長い戦いが始まるわけなのです♪
後半になればなるほど広がりを見せる広大な世界観と、その中で活躍する個性豊かなキャラクター達がとにかく魅力的です!
そのなかでもグレン団のリーダー「カミナ」の存在感はずば抜けていましたね♪
まだ観たこと無い人は序盤しっかり彼の行動や言動を心に刻みつけて欲しいのです♪
もちろん、シモンの成長にも注目ですよ!
ネガティブなシモンを支えるカミナの存在、そんなカミナの背中を見て漢になっていくシモンの姿もかっこよかったです♪
そんな熱い男達がたくさん出てきますので、男性キャラの声優陣の気持ちのこもった演技にも注目して頂きたいと思うのです!
 
ストーリーも節目々々で盛り上がりを魅せてくれるので、2クールもあっという間で、本当に見ていて飽きなかったですよ!
それでもって、すべてが型破りなので、Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネンってつっこみどころ満載ですけど、、いちいち気にしていたら全部つっこむはめになっちゃいますよw
それと、熱いだけではなくて、ロボットに表情があるなど、コミカルな描写もあり、笑わせてくれるシーンが多いので毎話楽しく観ることができました♪
 
そしてグレンラガンに使われる曲も作品にあっているロック調の曲で雰囲気を盛り上げてくれていましたね!
もちろん、OP曲「空色デイズ」を歌っていたしょこたんが「自分の人生を変えた作品」と言うだけの「グレンラガン」に対する想いも伝わってきた気がします♪
 
 
●総評
今思えば、セル画を使った作画にした事は、制作者サイドの作品に対する意欲を感じるよい決定だったとも思います。
アナログを知らない世代だとこの意味が解り辛いかもしれませんね!
CGだと綺麗すぎちゃって無機質な冷たさを感じちゃうのですね♪
こういう味のある泥臭く熱い作品はセル画の方が作り手の熱い想いが直接伝わってくるというものなのです♪
後半作画崩壊気味でしたけど・・・ゞ( ̄ー ̄ )そんなのいいじゃない!って感じになります♪
それもグレンラガンらしさなのですからw
キャラクターの心理描写なんかは作品の破天荒なイメージとは違って細部まで丁寧に描かれているので感情移入もしやすかったですしね♪
だから、感動できて、笑えて、元気にさせて、前向きな気持ちにさせてくれる、そんな作品だったと思います♪
まだ観てない人が居ましたら、必ず一度は観て欲しいなって思います(*^o^*)
 
 
●お・ま・け
ブタモグラのブータのお肉が美味しそうでしたねヾ(@⌒¬⌒@)ノ
 
 
2011.08.24・第一の手記

投稿 : 2024/05/18
♥ : 93

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

過去と未來、死者と生者、二つの想いの二重螺旋が明日を突く。

 もうアニメ好きな方なら必修と言っていて名作ロボットアニメである本作について、あそこのシーンが最高とか、キャラ萌えについては語り尽くされてるだろうから私は述べません。私としては本作の重要なポイントは、単に熱血だったり勢いだけじゃない、ということについて書きたいと思います。


本作の後に本作の主要メンバーが独立してトリガーを作り、同じような熱血系の作品を作ってきましたが、正直個人的には本作ほどの興奮には達しませんでした。それで改めて本作を見直してみて感じたのは最初には見逃してた要素、特に溜めと哀しみでした。


本作は確かに熱い作品ですが、それと平衡を保つ哀しみを根底にすえている。北斗の拳のごとく愛と哀しみの物語ということが重要だったと気付いたのです。後発の作品は、熱さに釣り合うだけの哀しみ、勢いに釣り合う溜めが物語から欠けてしまったように思えます。


ジャンプしようと思ったらしゃがまなくてはならない。しゃがまないでジャンプしようとしても大きく翔ぶことはできない。これは多くの「なろう」作品等が典型的に陥っている過ちです。


日常系のように大きなジャンプが不要な作品ならともかく、物語をしゃがませることをストレスとして排したせいでコクのない物になってしまっている。現実逃避だとか、ご都合主義といった問題は二次的な物だと思います。


エンタメの基本を抑えてないということ、あと単純に物語やキャラを描く筆力がない、という当たり前過ぎることが欠けていることが一番の問題でしょう。


本作は序盤のまさかの展開だけでなく、中盤も、そしてラストも単純にハッピーではなく必ず痛切な哀しみが前提にある。ラストのシモンなんて、考えようによってはバッドエンドといっていいぐらいほろ苦いものである。しかし、痛みを無かったことにせず、それを抱えて乗り越える者達、そんな物語だから未來に繋がっていくという希望で終われる。


この作品に捧げるのは、本作最終回と同じタイトルのスタプリの曲こそ相応しい


「天の光りは全て星」

投稿 : 2024/05/18
♥ : 33

Вистерия さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヨーコォォォオオォオォ!!!フォオォオオォォエバァアアアァアアァァアアァアアア!!!!!!!!!!!!!!

取り敢えずレビューの前に言わせてもらうぜ…

おうおうおう!彼女を誰だと思っていやがる!
その名も轟くおっぱい超電導ライフル!
愛した男の魂背中に背負い!
不撓不屈のぁ鬼スナイパー!
ヨーコ様たぁ、彼女のことだ!!

とかなんとか。ニア?誰それ知らない。
えーっと。
TVアニメ、劇場版とやっていた当時は
キラメキ☆ヨーコBOX予約してしまうくらいヨーコに心酔していた訳でして。はい。
愛した男と愛してくれた男の想いを一生抱えて生きる強くて硬派なイイ女…
まずね、いい女は空から降ってくるの法則ってのがあって、シータから始まりエウレカもひたぎも
そして勿論ヨーコも初登場は空(地上)から降ってくるんですよ。


~中略~


という訳でヨーコ最強ってことです。ニシゴリさんマンセー!!!
まぁヨーコの話はこれくらいにしてレビューをば。


まず
脚本に、アツい作風と独特のリズム感のあるセリフ回しが特徴の劇作家、
中島かずきを起用したのは大正解でしたね。

2クール4部構成という一見無茶な構成のグレンラガンですが、
これが驚くほど綺麗に圧縮されてまとまっているんです。
各部の色とメッセージも分かりやすくテンポもいい。

1部(=立志篇)と2部(=風雲篇)は
シンプルで突き抜けた爽快感と
旧ロボットアニメファンも喜ぶアツい漢気が特徴です。
EX

「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!!!」

「お前が迷ったら俺が必ず殴りにくるだから安心しろ。お前の側には俺が居る。
お前を信じろ!俺が信じるお前を信じろ!」


更に
展開が遅くなって爽快感が薄れるようなことがなく、スピード感が同居。
メッセージを回りくどくではなくはっきり表現して伝えているので
直接ガツンとハートにくるんですよ。

テーマとしては、
"強くて優しくて大きい憧れの人(親父・兄貴・師匠)へのコンプレックスと
仲間の死の克服"という過去幾度も繰り返されてきたものですが
00年代の空気感とおっさん世代の愛してきたアツさが化学反応を起こしていて
終始心踊らせてくれます。

そして3部(=怒涛篇)ですが今度は斬新な試みです。
英雄の誕生では終わらせない。
戦いに勝った英雄はその後幸せに暮らしましたなんて結末にはしない。
よくある観善懲悪!痛快爽快!なヒーローアニメでは終結せず、
その後を描くのが3部になっています。

感情効果としてはこれもよくある手法だけれど
時代を移すことで視聴者に過去を植えつけてより共感させていますね。
思い出に愛着が湧くのは人の性ってやつです。

テーマは一転、

「誰かがケジメをつけなきゃいけない。それが政治だ。」
「戦うのが指導者じゃない。決断するのが指導者だ。違いますか…?」

等のセリフからもわかるように
"感情論が展開できない組織と政治"です。
無理は通らず道理を重んじる。1部2部の対極ですね。

そして最終章、4部(=回天篇)ですが…
視聴済みの人は言わずもがな、未見の人は是非ご覧あれ!
ってことで言及しません。
ただ、アツくなりすぎて螺旋エネルギーが暴走しないよう気をつけて下さいまし。
とだけ言っておきます。





そしてグレンラガンには
その作画に関して良くも悪くも幾つか逸話があります。

まずいい方。
超絶神作画回15話の伝説。
DVDでは特典として制作途中バージョンが収録されている15話ですが
もうコンテが無茶。すしお曰く劇場版ワンピースの時より仕事量が多かった。440カット…
だそうで。そして原画陣にガイナ勢を始め多数の豪華ゲストの名前が。
詰め込みすぎとも言われた超密度作画回の伝説です。

悪い方は
4話シナリオ、演出、作画監督小林治のキャラデザ(というかキャラそのもの)崩壊問題が
物議を醸しました。
そしてあろうことかそのバッシングに対する関係者の2ちゃんは肛門キモオタ死ね発言。
事件はガイナの赤井取締役辞任まで発展しました。

作画以外にも6話の
朝やるにはエロすぎて総集編に差し替え事件
(DVDでは解放版として正規の物を収録)←但し大してエロくない

ニシゴリが公式サイトに
裏番組であるプリキュアのキャラを虐殺する漫画を掲載するというゴートゥーヘル事件

などなど色々な意味でスポットを浴びることの多かったアニメでしたね。

個人的にはかなりお気に入りの部類に入るアニメですが
それでも気になる部分はあって、
例えば
「つくづく福井(ニアの声優やってるマルチタレント)ヘタだなぁ冷めるわぁ」
と何度呟いたことか。ラ行言えてないよ…?
それから
スケールデカくしすぎて人殺しすぎて
パターン化してきちゃって段々アツさが逆効果に…なんて思った瞬間もありました。

まぁなんだかんだ言っても、名作に変わりはないです。
07年は史上稀にみるアニメ豊作な年でしたが
その中でも埋もれることなく派手にぶちかましてくれたいいアニメだったと思います。


「もしとかたらとかればとか、そんな思いに惑わされんな
お前が選んだひとつのことがお前の宇宙の真実だ」



お 前 の ド リ ル で 天 を 突 け ! ! ! ! ! 





投稿 : 2024/05/18
♥ : 37

84.7 6 コミカルアニメランキング6位
フルメタル・パニック!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1621)
9634人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。かくして、宗介は素性を隠し、普通の高校生として都立陣代高校に転校し、秘密裏!?にかなめのボディガードをするのだが…平和な日本の生活こそが最大の敵だった!?
そんな中、陣代高校の修学旅行中に飛行機がハイジャックされてしまう。しかも、その首謀者は宗介が過去に対峙したことのある最悪のテロリスト・ガウルンであった…。


声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、三木眞一郎、根谷美智子、ゆかな、木村郁絵、能登麻美子、大塚明夫、西村知道、田中正彦

wonder_boy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

カシム、カシムと馴れ馴れしんだよ!クソ野郎ぉぉぉ!!!!!

うん、普通に..いや、めっちゃ面白かった。

評価が高いのは納得。

正直めっちゃなめてた。すいません。
チュッパチャップスぐらいなめてた。
なめてた違い。謎

最近古めのアニメをdアニメで観まくってるのですが
ここ最近では間違いなく一番搾り。
やっぱ発泡酒ぢゃダメだよ。KIRINだよ。

あにこれのレビューを読んでたら
最近の風潮に合ってないとか
ギャグが古いとか結構書かれてたのですが、

そりゃそうだろ。実際古いんだから。
古いのと面白くないのは=ぢゃないでしょ。

まぁ人それぞれなんだけどれど。

個人的にはフルメタのノリ普通に好き。
斉木楠雄ぐらい好き。
ギャグも一人で笑うセールスマン。俺が古い。謎

まぁちょいちょいおかしいなぁとか
ちょっと雑だなぁと思う所はありますが
大佐の可愛いさで全てどぉでもよくなりました。

テッサたん、マジ天使。

テッサのCVのゆかなさん、似合いすぎ。
ISの時のセシリア役の時は全然天使感なかったけど

テッサたん、マジ天使。しつこい。笑

とまぁ、物語も普通に楽しめる内容だし
ラムダドライバー使った戦闘シーンだけ
やたら作画凄いし、いや本当に凄い。
ATフィールド全開!!ダメです!!ATフィールド中和されます‼
的なシーンに結構似てたけど凄い。笑

ヒロインもなんだかんだと、
言われたら答えてやるのが世の情け
ってくらいには可愛いし面白いから
まだ観たことない人は是非一度観てください。

ちなみに2期にあたるフルメタルパニック!ふもっふ
もめっちゃ面白い。爆笑。

路線はかなりずれるが
学園ラブコメものとしては
普通に上位に入ります。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロボット&バトル作品としてはイマイチでしたが、学園コメディとして楽しめました(※第4期視聴後、追記)

TVシリーズ(3期49話)+OVA(1話)=計50話、もある西暦2000年代前半を代表する長編ロボットアニメで、2017年秋には続編となる新作『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の放送も決まっている人気作・・・ということで、ようやく既放送分を完走しました。
(※追記:第4期は2018年4-7月の放送となりました)

◆総評
{netabare}
・キャラクターデザインはさすがに一昔前のもので、とくにメイン・ヒロイン(千鳥かなめ)が余り可愛くないのが残念(代わりにサブ・ヒロインのテッサ隊長が可愛い)。
・デザインだけでなく、個々のキャラクターの設定もテンプレの域を出ない。
・この年代の深夜アニメのひとつの特徴なのか、とくに第1期は無駄なパンチラ・シーンが多くて閉口してしまいました。
・敵ボスがただの破壊狂の小物でしかないのに、彼の話を延々と第3期の終盤まで引きずっていたのがとても残念。
・そして何よりも、既放送分だけでは本作最大の謎「ブラックテクノロジー」の真実が一向に明かされないことにガッカリしてしまいました。
・原作の方は、この後シナリオに大きな動きがあって、敵の大物やブラックテクノロジーの真実等も確り明かされていくようなので、続編にはちょっと期待したい気もするのですが、既放送分だけだど、この手のロボット&バトル作品に一般に期待されるものには全然届いていない、内容の薄さを感じてしまいました。
・本作の良さは、ロボット&バトルものとしてよりも、むしろ第2期にあるような一風変わった学園コメディとしての部分にあるように思いました。{/netabare}

・・・ということで、本作の個人評価はそこそこに留まりました。
(※制作時期が新しくなる毎に作画・演出のレベルが上がっているので、その分小刻みに評価点数を上げています)

決して面白くない作品ではないのですが、これまで見てきたロボット&バトル系作品にくらべると、やっぱり肝心な所で内容が薄い点が惜しかったです。

(※追記:第4期『Invisible Victory(IV)』は第3期までの緩い展開を完全に覆すシビアな展開で、本シリーズのこれまでの私の見え方がだいぶ変わってきてしまいました←これは嬉しい誤算。続編が作られれば是非見たい作品となりました。)


◆シリーズ別評価

第1期   ☆  3.6 (24話) 2002年 ※シリアス
第2期   ☆  3.7 (12話) 2003年 ※コメディ
第3期   ☆  3.8 (13話) 2005年 ※シリアス
OVA    ☆  3.9 (1話)  2006年 ※コメディ
------------------------------------------------------
総合   ☆  3.7 (計50話)

※追記
第4期   ★  4.3 (12話) 2018年 ※シリアス


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ フルメタル・パニック! (第1期) (2002年1-6月) ===========
{netabare}
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) ★ 相良宗介(都立陣代高校)転入、千鳥かなめ護衛任務開始
第2話 守ってあげたい ★ テレサ・テスタロッサ司令官登場、口領駅回
第3話 ランジェリー・パニック ☆ 下着泥棒、修学旅行開始
第4話 キッド・ナップ ★ ハイジャック、極東ハンカ自治州、かなめ救出作戦開始
第5話 囁かれし者(ウィスパード) ★ 続き、AS(アーム・スレイブ)同士の戦闘、3人の脱出行
第6話 STILL ALIVE ★ 続き、かなめの特殊能力(ブラックテクノロジー)
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール ★ 続き、かなめと宗介の共同戦、ガウルン撃破、ラムダドライバーの謎
第8話 パートタイム・ステディ ☆ 偽恋人役 ※日常回 
第9話 あぶないセーフハウス ★ 人質・久我山琢磨(ラムダドライバ)、テレサ大佐と千鳥の遭遇
第10話 ラン・ランニング・ラン ☆ 続き、敵襲、人質救出作戦
第11話 ベヘモス覚醒 ★ 続き、ベヘモス起動・市街地破壊の危機
第12話 ワン・ナイト・スタンド ★ 続き、かなめに再び異変、テレサの恋の宣言
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) × テレサvs.メリッサ ※日常コメディ回だが色々と脚本安直
第14話 習志野は燃えているか? ☆ 習志野空挺師団vs.練馬師団 ※コメディ回
第15話 故郷に舞う風・前編 ☆ ヘルマジスタン騒乱鎮圧作戦(対ガウルン再戦)
第16話 故郷に舞う風・中編 ☆ 続き
第17話 故郷に舞う風・後編 ★ 続き
第18話 深海パーティー ☆
第19話 エンゲージ・シックス・セブン ☆ 宗介&ウェーバーの入隊事情~活躍
第20話 ヴェノムの火 ☆ ウィスパード同士の共震、対ガウルン再々戦
第21話 ディープ・トラップ ★ ガウルンの艦乗っ取り事件
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス ★★ 続き、米軍イージス艦攻撃 ※ここで急に超能力設定をだされても・・・
第23話 巨人のフィールド ★ 続き、艦管制奪還、対ガウルン最終決戦
第24話 イントゥ・ザ・ブルー ★ 続き、後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)9、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「tomorrow」
ED 「枯れない花」 


========== フルメタル・パニック? ふもっふ (2003年8-11月) =========
{netabare}
第1話 南から来た男/妥協無用のホステージ ★
第2話 すれ違いのホスティリティ/空回りのランチタイム ★ ※京王線だったのね笑
第3話 鋼鉄のサマー・イリュージョン ☆
第4話 芸術のハンバーガー・ヒル/一途なステイク・アウト ☆
第5話 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス ☆
第6話 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント ☆
第7話 やりすぎのウォークライ ☆
第8話 女神の来日(受難編) ★
第9話 女神の来日(温泉編) ☆
第10話 仁義なきファンシー ★
第11話 ままならないブルーバード ★
第12話 五時間目のホット・スポット ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「それが、愛でしょう」
ED 「君に吹く風」 


======= フルメタル・パニック! The Second Raid (2005年7-10月) ======
{netabare}
第1話 終わる日々 ★ 中東バリク共和国、難民救助任務、対政府軍戦
第2話 水面下の状景 × ラムダドライバの説明 ※オカルト現象が唐突で学園シーンと中東某国シーンの組み合せ方も稚拙
第3話 迷宮と竜 ★ 分断中国南京市人質救助任務、罠、ヴェノム再出現
第4話 デイライト ★ 続き、クレタ人の嘘、形勢逆転 ※敵の逃げ方が安直×
第5話 うるわしきシチリア ☆ 裏切り者ブルーノ身柄確保任務
第6話 エッジ・オブ・ヘヴン ★ テロ組織「アマルガム」、双子姉妹の組織離脱、かなめ護衛任務解除
第7話 とりのこされて ★ もう一人の護衛者、居なくなった宗介
第8話 ジャングル・グルーブ ★ 宗介ミスリル作戦本部帰投
第9話 彼女の問題 ★ かなめの追跡者たち、レナード・テスタロッサ登場、ユイラン死亡
第10話 ふたつの香港 ☆ 宗介の任務放棄
第11話 彼の問題 ☆ 
第12話 燃える香港 ★ ガウルンとの再会、ユイファン・ユイラン姉妹の目的
第13話 つづく日々 ★★ かなめと宗介の再会、宗介出撃、ヴェノムとの決戦、宗介の成長{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「南風」
ED 「もう一度君に会いたい」 


== フルメタル・パニック? The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 (2006年5月) ==

全1話 ☆ 3.9 {netabare}テッサ隊長主役のコメディ回{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 38

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「この、すっとこどっこい~」←このフレーズが頭から離れません^^;

この作品の存在は前から知っていましたが、中々視聴のチャンスがありませんでした。
毎期たくさんの作品が放送されているので、それを追っかけるので精一杯・・・^^;
でも、友人からの勧めもあって、今回の視聴に至りました^^

この作品の主人公は、見た目は高校生くらいの相良宗介・・・
でも、彼は幼い頃から世界各地の戦場を転々と渡り歩いてきた凄腕の兵士なんです。
彼は「軍事力による平和の維持」を目的とした対テロ極秘傭兵組織である「ミスリル」に所属しているのですが、ある時極秘任務が言い渡されるのです。
その任務とは「都立陣代高校に潜入し、千鳥かなめを極秘裏に護衛すること」でした。
こうして、宗介が生徒として学校に潜入して、物語が動いていきます・・・

視聴を完走さでてレビューを書くためにwikiをチラ見してビックリ・・・
もともと2001年に放送が予定されていたのですが、巷での事件に配慮して放送を見合わせられ、最初に放送されたのが2002年のWOWOW・・・そして地上波で放送されたのが2008年の冬アニメということで、最初の予定から7年もの時間が経過してるんです。
これだけ時間が開いて放送された作品を私は他に知りません。
産みの苦しみがあったんですね^^;

一方、物語の方は主人公とヒロインの掛け合いに周りのキャラが巧く絡みながらストーリーが展開されると共に、千鳥かなめを護衛する伏線もしっかり進行するので、視聴していて飽きがくることはありません。

傭兵としての資質はずば抜けているのですが、実直な性格であるが故に日常がチグハグになってしまう主人公・・・
決して狙っているわけでは無いのですが、日常と非日常とのギャップがあまりにも大きいので、日常における彼の一挙手一投足にはしっかり笑わせて貰いました。

それでも、彼が単独だったら・・・きっとそこまでの面白さは無かったと思います。
そう・・・主人公に対してしっかりと、きっちりと突っ込むかなめちゃんのリアクションが、この作品の面白さを助長させているのです。
そして、軍事モノ・・・というだけじゃなく、年頃の人達の揺れ動く心情も見どころの一つだと思います。

かなめちゃんの・・・そして若冠16歳の上級指揮官であるテッサの大切な思い・・・
自分の置かれている立場は分かってます・・・
もちろん今何を優先させなければいけないか、それも分かってます・・・
でも、唯一許されているのは想うこと・・・
静かで深い想いに幾度か触れる機会があるのですが、どのシーンも見応えがありました^^

2期24話の作品でしたが、かなめちゃんとテッサにすっかり魅了されてしまっていたので、完走はあっという間にでした。
次の「ふもっふ」の視聴が楽しみです♪

投稿 : 2024/05/18
♥ : 36

76.0 7 コミカルアニメランキング7位
無彩限のファントム・ワールド(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1212)
6634人が棚に入れました
人間の脳機能に変異が生じた近未来。

人は幽霊や妖怪の類を認識できるようになり、それらを「ファントム」と呼ぶようになった―――。

ホセア学院の高校1年生、一条晴彦はファントムに対抗しうる特殊能力をもち「五行の氣」で戦う先輩の川神舞、『ファントム・イーター』と呼ばれる能力をもつ和泉玲奈、ファントムと孤独に戦う水無瀬小糸と共に苦しくも楽しい〈煩悩溢れる〉学園生活を送っていた。

そしてある事件をきっかけに彼らはこの世界の真実を知ってしまう―――

声優・キャラクター
下野紘、上坂すみれ、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

京アニスタッフ勢揃いのデコレーションケーキ風ハーレム戦闘習作アニメ

2016年放送のテレビアニメ 全13話+番外編(水着回)1話

原作 秦野宗一郎 監督 石原立也 構成 志茂文彦 総作画監督 池田和美
絵コンテ 武本康弘 北之原孝埒 藤田春香 石立太一 山村卓也 山田尚子 河浪栄作 石原立也 小川太一 
制作 京都アニメーション

京アニ制作の響けユーフォニアム1期と2期は1年ちょっと間が空いたので、
その間を埋めるように制作された、タイプが逆向きの作品。
現実世界にファンタジーの怪物(ファントム)が現れる「ゆるい戦闘アニメ」。

中二病でも恋がしたい!と同様に京都アニメーション大賞奨励賞受賞作。
奨励賞受賞作は大量にあるようだけどアニメ化されたのは以下の作品。
「中二病でも恋がしたい!」「境界の彼方」「Free!」「無彩限のファントム・ワールド」

21世紀初頭、特殊な人工ウイルスが流出する事故が起き、
人間の脳の構造が変化し、幽霊や妖怪(ファントムと総称する)を認識できるようになる。
それと同時に、子供たちの一部に特殊能力者が出現する、という設定。

これは書きようによっては「新世界より」や「サイコパス」のような本格SFになる可能性があるが、
実際、小説版はそれらに近いシリアスストーリーらしい。

このアニメ版は設定とキャラを借りた別物として制作されているようで、
「デートアライブ」風ハーレム戦闘微エロアニメになってる。
デートアライブと比べれば構成や声優選択のミスも無く、作画は本格的ではある。
ただし、シリアス要素ゼロのお菓子アニメに変貌しているようです。

業界随一の作画力を誇る京アニでも、ユーフォやFree!のような作品ばかり作っていたのでは、
他制作会社にどんどん追い抜かれてしまう。
超常現象を描く作画力の練習が必要なんではと思いますし、
中二病でも恋がしたい!は習作ながら評価が高かったと言うことで二匹目のどじょうっぽいです。
これは甘々戦闘とはいえバトルシーンの作画は相当気合が入っていて割合も大きい。
でもやっぱり、ポーズでも命がけの戦闘とは違いますね。
同時期の「RE:ゼロから始める異世界生活」「灰と幻想のグリムガル」「魔法少女育成計画」
といったファンタジーアニメとはくらぶべくもない凡作です。

総合的には高レベルではあるんですが甘々ストーリーが評価を下げていると思います。
もしも、ゴールデンタイムアニメしか観たことのない人がいて(いやいっぱいいます)、
この作品を観たとしたら、まさに極楽のアニメーションに見えると思います。
その辺を狙ったとしたらすごいですが、まあこの作品を一番に観る人は居ないでしょう。

深夜アニメやそれ系の劇場アニメを見慣れた人には大甘すぎる苦行アニメになる可能性がありますが、
「中二病でも恋がしたい!」と共に「お菓子系戦闘アニメ」という新分野を切り開いたような気がする新感覚作品のような気がしました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 37
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

京アニ名物「鉄壁のスカート」健在!

原作未読。最終話まで視聴。

良く言えば、最後まで安定のファンタジー&コメディ&ラッキースケベ。
悪く言えば、最後まで物語に山場が無かったような・・・。

ただ、ルルちゃんにあんな秘密があったとは想像だにしていませんでした。
個人的には、アニメオリジナルキャラのルルちゃんの存在にに救われた作品かと・・・。

{netabare} 舞ちゃんの揺れるオッパイや健康的な太腿の描写とは対照的に、「鉄壁のスカート」は健在です。 {/netabare}

テンポも良く、気楽に見れて割と好きな作品です。
OP/EDとも良い感じです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 57

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リンボーダンスがピーク

結局それだけの作品だったなぁ。
ちょこちょこ感想書いていくつもりだったのに、話の内容が薄すぎてやる気無くした。
終盤は、相変わらず綺麗な作画だけが目当てでしたね。別に私はエロは求めていないので(そのエロも1話がピークでしたけど)。

ラスト2話は良かったと思いますが、全体的に見て特に印象に残った回はありませんでしたね。どうやら原作を超改変しているようで、シリアス要素が少なくなってしまったのは残念。

京アニだから期待しすぎたって言うよりかは、京アニが作りたいものと、視聴者が求めているものがずれているだけなんでしょうね。

まあいいです。そのぶん響け!ユーフォの二期に力を注いでいるのでしょう。多分今年の秋かな。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 44

81.1 8 コミカルアニメランキング8位
この美術部には問題がある!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1196)
6280人が棚に入れました
なんのへんてつもない普通の学び舎「月杜中学校」にある、普通の美術部。
そこには、絵の才能があるにも関わらず理想の「二次元嫁」を描くことに使命を燃やす内巻すばるくんと、そんなどーしようもない内巻くんのことが気になっちゃう宇佐美みずきさんがいた。
そして、2人を気にしていないようで気にしている寝てばかりの部長に、そこはかとなく気配だけしている謎の部員コレットさん。
そうした少し残念な人達が集まった美術部では、今日も何か問題が起きてーーー。

声優・キャラクター
小澤亜李、小林裕介、上坂すみれ、東山奈央、水樹奈々、利根健太朗、掛川裕彦、徳井青空、丸塚香奈、田中あいみ、小松未可子、佐倉綾音、しもがまちあき
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

この美術部の問題はほぼほぼ『コレちゃん』である(๑˃́ꇴ˂๑)ノ

原作コミック 全12話 原作未読

この美術部には問題がある!⇒通称「この美」


‘16年夏放送の隠れた名ラブコメ作品との声が名高い本作はそう!
コレがw 実に面白く見どころ満載の~

”初々(ういうい)” ”照れ照れ” ”バチコーン” 学園ラブコメ作品♡


美術部というままめずらしい題材を舞台に描かれ
画材とか、彫刻とか、キャンパスとか、ディーゼルとか
あと、○レットとか( ´艸`)w

繰り広げられるドタバタバカラブコメディなのですが⇒
コレがw私的にかなりツボって、笑えて面白かったので
ぜひぜひ皆さまにもご覧頂き楽しんで頂きたい作品です♪


誰かを好きになったり、恋に夢中になってしまうと
ついつい周りが見えなくなってしまいますね(✿´ ꒳ ` )

今作のヒロイン、恋する乙女『宇佐美さん』はというと…

顔を真っ赤にして、キャーキャー(*ゝェ艸)も~内巻くんのバカァ―♪キャー
と気持ちが全部表情に出まくっていて、見ているこっちが恥ずかしく
なっちゃうくらい、わかりやすくってかわいかったですネ♪


私、既に皆さまの本作レビューを何件か拝読させて頂きましたが

“宇佐美さんがかわいい” “ただただ宇佐美さんを愛でるアニメ♪”
“宇佐美さんの宇佐美さんによる宇佐美さんの為のアニメ★”

との意見が大半を占めていて、ぅんぅん๑•̀ω•́๑
そーですネ! それは間違いないぞ!
うさぎさんの髪どめ、かわいいしネ(・×・)ゥンゥン♪

だけど… だけどもだっけど~(*ゝェ艸)!!!!

いや、むしろ私が書きたいのはまわりの問題がある!
アホキャラ(←大絶賛♡)たちについてなんだけれどもφ(‘ω`∞フフーン♪

あ、あれ?! ひょっとして…
私が注視しているところってやっぱりちょっとおかしいのかなぁ、かなぁ

だって基本本作視聴時の態勢は
常に『コレちゃん』待機モードだったんですもの(*´Д`*)ハァハァ♡

わんさかいる問題児さんたちの中でも…
まずその筆頭が『コレットさん』こと『コレちゃん』でしたよネ!

毎回いろいろやらかしてくれますネ♪
はい、意味不ですね♪
それが、コレちゃんへの褒め言葉ですよ…_φ(゚∀゚ )アヒャ

ぴゅーーーーん◟꒰◍♡Д<◍꒱◞ ぉぉおおおーーー(๑˃́ꇴ˂๑)ノ
宇佐美せぇ~んぱいッ♪ ゆ~めせんせ~ヾ(o´∀`o)ノ ししょう~|♡Д<。)ノ!!!
クルックー♪ クルックー♪ クルックルックルックー♪ ε(*゚△゚*)з ♪

まぁ~とりあえず、すみぺさんが毛深すぎるんですよネ(*´Д`*)ハァハァ♡
ED「恋する図形(cubic futurismo)」最高です★ ぁのダンス♪ PV最高です♡
もちろんアニメの絵も面白くって大好きですよ♪

“何やら中二病でも恋がしたいの某凸キャラを彷彿させますが
その匂わせ具合も個人的にツボだったりします(*ノ∀`*

勘違いトレイン回”は特に秀逸でしたネ!
トラブルの起点は全てコレちゃんから始まるのでーす(∩`ω´)⊃)) しゅっしゅっ

{netabare}◟꒰◍´肉‵◍꒱◞ ٩(๑´肉`๑)۶ (♥ó肉ò)ノo(๑˃́肉˂๑)ノ♡{/netabare}

屋上の陽気に抗えず、思わぬ現場を目撃してしまう『部長先輩』と
コレが現場に戻る犯人の気分かぁと落込む『コレちゃん』の…、

2人の会話が…
まぁー噛みあわない噛みあわない(ヾノ・∀・`) 滅裂トークたちw

「ぇ、何の話´゚д゚`)?!」
最高に腹がよじれふきだました(*ノ∀<ฺ*)σww

とにかく、『コレちゃん』が
ぶっとんでて面白くってかわゆすぎです꒰◍´∀‵◍꒱o♡oコレマチガイナシ!!


問題児といえば
部をまとめる『部長先輩』も大問題でしたネ!

Yシャツのボタン全開でダボッとズボンに手をつっこみサンダル姿の
部長先輩は“美術部の活動”は寝ることの一択のみ♪

あとはひたすら、宇佐美さんと内巻くんにチャチャを
入れて楽しみ、しまいにはコレちゃんとバカをしだすというとんでもない始末。
ぐ~たら気ままなな優しいおじさん★ で良いキャラで好感でした!

というか、部長とコレちゃんは何を思って、何でまたw
美術部にいるのですかネ(*` 艸 ´)w

とにかく趣味⇒寝ること 
このキャラに悪い人はいませんネメモメモ_〆(・ω・`)≡(´・ω・)ノペタ■

それを強く感じられたのが” もえさんぽ回”でした♪

“ほのぼのゆる萌回”でこの話だけでもぁたし永遠に見ていられますネ♪
むしろ私、こーいう話をずーと観ていたい人なんです(✿´ ꒳ ` )

何を隠そう、萌香声が…!!!
まさかのう○る声優あてでキュン死するレベル(*´Д`*)ハァハァ♡

部長さんが萌香を抱きかかえるシーンが特にキュン♡ってなりすネ♪
とにかくコレさんぽ、もえさんぽは回は必見なのでまず見てください((人´Д゚))


□*■*まとめると□*■*

宇佐美さん(みずぅー)が可愛い♡ コレ間違いなし!!

“美術部はかわいい女のコを書く部活”と公言し
三次元など全く興味ないと言い切る内巻くんも

中二病全開でコレちゃんを手なずけ、かの㊙秘伝、魔道書
“ネクロノミコ”を探しては、エロ本に顔を真っ赤にする伊万里ちゃんも

おっとりマイペース、おどおど、小心者で”{netabare}寝込みロックオン”{/netabare}なゆめ先生も

大問題だったのですが…

全てのハプニング、トラブルの根源は
全部コレちゃん、ほぼほぼコレちゃん♪ 絶対コレちゃんであって◟꒰◍´∀`◍꒱◞

I need love『コレちゃん♡』でした!! ぁ、たまに部長先輩もw


ゆる日常、ラボコメ好きな方!!

あと「中二病でも恋がしたい」や「干物妹うまるちゃん!!」などが
好みな方には合いそうな予感♬ ぜひご覧頂きたい作品です٩( ´ᆺ`)۶♫ ★

おススメです!! ぜひщ(゚д゚щ)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 62
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この美は宇佐美さんの可愛さで保ってる!

途中ダレた回もあったけど、楽しく観させていただきました。
登場人物が特徴があって分かりやすいです。
ベタな対応がまたおもしろい。
最終話の {netabare} 「そんな簡単には呼ばせてあげないんだから」{/netabare}はとても良かったです。最後に来ておじさんもドキッとしちゃいました。

前半は全力でドタバタ回で始まり、
文化祭と最終話など良い話もありました。
原作は続いているようですし次があれば、他のキャラをもっといじってベタ対応が観てみたいです。


美術部部長殺人事件の {netabare} グーパンチの後、拳に赤ペンキ、頬に赤ペンキ、頬に赤ペンキ。私的に非常にGOODでした。{/netabare}
缶接キッスでは {netabare} 友達が部室に来るのが嫌だったけど最後には感謝してほんのり良い気分の物語。{/netabare}
美術部へようこそでは{netabare} 立花先生の新顧問へのサプライズを前顧問と美術部員で行うお話。これまた良い気分になるはなしでよかったです。。。。。でも一体コレットさんはなにをしているのでしょうか。{/netabare}
勘違いトレインでは{netabare} やっぱり行動意味不明なコレットさんが物語の種をまきます。アフリカ系キン肉マン?
勘違いが勘違いを生んで、最後はみずきの恋の方向へ。この恋成就できるのかなぁ。{/netabare}
謎の美少女転校生では{netabare}間違いなく部長は40代の大人です!枕投げをするみずきとすばるのことを自分の子供のような対応している感じ。絶対中3じゃあ無いな。
また転校生は美少女だけど残念な中二病。どんな絡みをするか楽しみです。{/netabare}
マスター伊万莉では{netabare}将来なりたいもの。みずきはいいね。ベタに「お嫁さん」です。今週もアフリカ系キン肉マンが登場してました。{/netabare}
団結!空き缶!文化祭!はオチが良かったです。{netabare}キン肉マン兄弟登場回数多いね。今回はコレットさんの転倒に心配してました。あと、学校でジュース売っていいのかなぁと思うけど、まぁ良いか!{/netabare}


楽しめました!!

妄想+恋愛+コメディは自分の中で「お気に入り」ジャンルかも。
でも{netabare}「そんな簡単にはお気に入りには入れてあげないんだから」ということで。。。(笑顔+風){/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 71
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ココロパレット

原作未読。最終話まで視聴。

片思い系ラブコメディ+中二病+etc
おもしろ要素の詰め合わせというか、『何があってもぶれない面々』の言動を愛でる作品かと。

物語についてはいろいろな要素が詰め込み過ぎの感がありましたが、コメディ要素が強い作品であることは確かです。
ただし、万人受けするかどうかは微妙かも。
{netabare}
内巻くんの2次元好きキャラの押しが強すぎて、宇佐美さんが気の毒なくらいでした。
もう少し進展があれば・・・とも思ったのですが、あくまでも『一方通行』が作品のコンセプトなんでしょうね。{/netabare}
{netabare}
第7話。まりあとコレットのくだりを見て、京アニの某アニメを思い出した方も多いのでは?
そう言えば、コレットと凸森は『中の人』が同一人物ですしね!
{/netabare}
作画は最後まで安定していて、すごく見やすかったです。
音楽はOP、EDとも良かったです。
個人的には11話の挿入歌、12話のEDの「ココロ*パレット」がお気に入りです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 64

80.6 9 コミカルアニメランキング9位
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (932)
5076人が棚に入れました
魔術と科学が共に発展した世界――ルヴァフォース。
魔導大国・アルザーノ帝国の南部に位置する「アルザーノ帝国魔術学院」はこの世界で最先端の魔術を学べる最高峰の学び舎である。
およそ四百年の歴史を有するこの学院は魔術の道を志す全ての者の憧れであり、学院の講師や学生たちも自信がその輩であることに誇りを抱いている。

この由緒正しき学院に突如として赴任してきた非常勤講師、グレン=レーダス。
「お前らに、本当の魔術ってもんを教えてやるよ」
《ロクでなし》と呼ばれるこのオトコの破天荒な授業が、今はじまる。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、藤田茜、宮本侑芽、小澤亜李、高橋広樹、喜多村英梨

フロー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

雷精よ・紫電の・衝撃以て・撃ち倒せ

このシーンがピークだった
12もやる必要あったかな、、、
原作は面白いらしいけど買う気にはならなかった

魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)ど云う位なので
最低な魔術理論(盗視等)の講義や
リア充イベント(文化祭等)の破壊や
「禁忌」教典とされるアカシックレコードの
抜け道的な入手方法等
ろくでなし魔術講師らしい事をしてくれるかと思ったら
まさかのバトルメインの作品


少し残念

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とことんテンプレにこだわった作品かな?

原作未読。最終話まで視聴。

「これでもか!」というほど、どこかで見たような展開がひたすら繰り返されます。
しかし、この作品の面白いところは少し『ずらして』いるところ。
第1話から思わず突っ込みまくりでした。
{netabare}『って、負けんのかい!』みたいな感じで・・・。{/netabare}

ヒロインが{netabare}『銀髪だと思わせておいて実は金髪・・・、と思わせておいてやっぱり銀髪でした』{/netabare}みたいな展開も良かった。

そう考えると、この作品はズバリ「魔術系コメディ」。
敵キャラのクソっぷりも心地良い、この作品の感じは嫌いではなかったです。

そういえば、最後まで{netabare}禁忌教典(アカシックレコード){/netabare}について、あまり語られなかったなぁ。
何か、まだ火種がくすぶっている感じだし{netabare}(っていうか、根本的には、まだ何も解決していないような気が・・・){/netabare}、第2期とか考えているのかな?

投稿 : 2024/05/18
♥ : 42
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ロクデナシ講師(嘘)が学校に来て美少女達といちゃいちゃしちゃうよ♪角川産テンプレアニメはもう嫌だ(><)/売り上げ→続編の可能性追記(7.28)

原作未読/全12話

角川産のテンプレラノベアニメ。
またか!って感じでした。

※レビューにはほとんどネタバレを含みません
※かなり批判しています。

( 'ω'o[総括レビュー]o
{netabare}
角川発のテンプレラノベアニメ(´・_・`)

ストーリーは、ロクデナシ(嘘)教師が魔術学校の女の子達といちゃいちゃしまくる感じです。

どこかでみた設定、ありきたりなキャラに当時は1話で速攻断念しました。

それからしばらくすると、ネットで2話が好評だっため、渋々2話を視聴(;´Д`)

結論でいうと、[駄目]でした。

ただ、悪キャラが登場して、
ギャグとシリアスを混ぜて中途半端になっただけ。

そもそもこういうアニメもういいんですよ。

酷い言い方すると、魔術?美少女?
(´・∀・`)ヘッって感じ。

物語に魅力もないしキャラ釣りにも程がある!( ˘•ω•˘ )

そもそもこういうアニメ円盤売れてます?
全部3000以下ですよね?

角川はこれを分かってこういうアニメを制作してるんでしょうか(;´Д`)

もう需要が無いことを自覚して、さっさととりやめて欲しいです。

結論をいうと、[テンプレラノベが好きな人なら楽しめる]アニメだと思いました。

語彙力皆無の書き殴りレビューですいません。{/netabare}

( 'ω'o[観点事のレビュー]o
{netabare}
[物語]/1.0★☆☆☆☆
誰かが考えたのをコピペしたような感じです。
まったく魅力がありませんでした。

[作画]/2.0★★☆☆☆
悪かったですね(;´Д`)
戦闘シーンにあれはちょっと……(´・_・`)

[声優]/2.5★★‪✯‬☆☆
グレン先生の声が若干合ってない気がしました。
ヒロイン達も人気声優にこだわり過ぎたかな?

[音楽]/3.0★★★☆☆
1話、2話ではOPもEDも流れ無かったため★3で。

[キャラ]/1.0★☆☆☆☆
グレン先生が本当に不快。
好きな人には申し訳ないんですが、
ああいう性格のキャラ本当に無理です。

[総評]/★1.9{/netabare}

総合点数【22点】

[続編の可能性]
{netabare}
※上の方が優先度高めです
※あくまでも個人的な意見です
※オリジナルアニメの場合は原作ストックは評価対象に入りません

※総評星評価の基準
---------------- 8×キリトリセン ----------------
★★★★★/80%~100%
★★★★☆/50%~79%
★★★☆☆/30%~49%
★★☆☆☆/15%~29%
★☆☆☆☆/15%未満
---------------- 8×キリトリセン ----------------

[円盤売上]/★★☆☆☆
※1巻2485枚/平均2485枚(暫定)
(6巻全データ分かり次第追記)

[原作ストック]/★★★☆☆
※原作5巻分消化/8巻まで刊行中
10巻で続編制作可能と仮定した場合、
原作ストックが補充されるのは「2017年12月」頃と予想されます。

[終わり方]/★★★★☆
※続きを予感させる終わり方をした模様です。

[作品評価]/★★★☆☆
※多数のサイトで普通評価

[制作会社]/★★★★☆
※『ライデンフィルム』
2作品の続編を制作しています。

[総評]/★★☆☆☆
※ありそうではありますが、円盤2000枚じゃ厳しいよね。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 36

71.3 10 コミカルアニメランキング10位
文豪ストレイドッグス(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (754)
3846人が棚に入れました
実在する文豪をモチーフとした探偵たちが活躍する異能力バトルアクション。アニメの監督は五十嵐卓哉、脚本は榎戸洋司と「桜蘭高校ホスト部」「STAR DRIVER 輝きのタクト」などでコンビを組んだ2人が担当し、制作はボンズが手がける。

声優・キャラクター
上村祐翔、宮野真守、細谷佳正、神谷浩史、豊永利行、花倉洸幸、嶋村侑、小見川千明、小山力也、小野賢章、谷山紀章、花澤香菜
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

著作権の切れた文豪の名前がずらり・・・これで悪役登場だと泣けますね

<全13話。2016秋から2クール目が放送開始らしいですね>

日本の名だたる文豪が探偵として復活し、奇怪な事件を
解決していくストーリーになりそうです ←たぶん間違ってない
太宰治に国木田独歩、与謝野晶子などなど。それはもう豪華です。

それぞれの著作から連想されるキーワードを異能化&武器にするようですが、
肝心の推理だけなら江戸川乱歩先生がひとりいれば十分かなとも(笑)

たしかにネームバリューはありますからね。
いきなり無名探偵を登場させて印象付けていくより、
こちらの方がお手軽ではある。

いずれも大先生でありますからにして、勝手な来歴をつくれないとか、
性格をいじるにしても限界があるでしょうから、そこらの縛りをどうするかですね。
(頭のおかしなキャラにすると遺族やファンに怒られそうw)
とりま自分としては、中島敦は李陵が好きなのに違うのが異能化されて残念でしたw

スタイリッシュなだけを目指す内容だと物足らなくなるだろうし、
大作家の名前を使う分だけハードルも高くなりそうです。
てか、悪役が誰になるのか興味あります。
明治以降の作家が探偵で、それ以前の歴史上の有名人が悪役になるとか?!

以下ネタバレで

3話~ついに悪役登場! ま・さ・か・○○だとぉ!
{netabare}
冒頭は探偵社の面々の前職当てクイズ。
谷崎潤一郎は学生であるとか、いろいろ身内で楽しんでます。
ひとり太宰治だけは謎に満ちていて、答えを当てると高額の報奨金がもらえるとのこと。

そして依頼者と面談。
依頼人は樋口さん・・・あの樋口一葉かw
港のトラブルを解決してもらいたいという。
これから毎回、トラブルを持ち込む依頼人も文豪てこと?
それともダークサイドなのか? ともチラリ。

シーン変わって、黒トレンチ着こんだ芥川が登場。
いよいよ文豪界の巨人がお目見え。
てか、見るからに悪役風でこの次の展開を想像してしまう。
やはりか…交番のおまわりさんを無残にも惨殺してため息。
驚くより、いいんかなぁーという気がw

だって芥川さんですよ。
文豪界があったら漱石と並んでTOPはる人ですよね。
これが悪側ってね。

とりま人気のない場所へ連れてこられた中島と谷崎兄妹の3名。
ここで樋口の態度が激変して、谷崎妹が撃ち殺されてしまう。
さらに芥川もやってきて大ピンチ。
中島は左足をを一本もって焼き消されてしまう。
虎に変身して抵抗するが、いよいよやばいかというところで太宰登場。
芥川中島両名の異能を効果なしにして間にはいる。。。

ついに悪役が判明回でした。
ここで芥川をもってくるのか~という印象。
未登場の文豪の残りといえば漱石がまず浮かぶけど、これも悪側なのか?

まぁ、遊びの範疇とわかっていても、実在した他人の名前を借りて
いじりまくって楽しむてのは下品ですね。
勝手に善人悪人にしたてあげるというのも。

この作者のカフカさんも、自分の名前を勝手につかわれて勝手にキャラ付けされて
アイデアなしの無能漫画家組とかにいれられていじられたら怒ると思うしw

たぶんこの作品のファンは文豪なぞどうでもよくて、ちょいかっこいい絵柄と、
文豪という肩書きが目新しいだけでしょう(文豪がダレかは興味がない)

まぁ、戦争の遺物の擬人化ブームもあって、艦コレやアルペジオ、ガルパンにはいふりも
歴史を愚弄してると思えなくもないし、これだけ取り上げていじめる気はないけど、
自分としては悲しいなぁ。
一応見続けるけどw
{/netabare}

4話~ 見せ場を無視した作りに一気に興味が半減回
{netabare}
樋口から差し向けられた黒蜥蜴なる組織が探偵社を襲撃します。
冒頭、3人の異能者が登場し、さも悪いヤツアピール&強いぞアピールするんですが、
これが本当にひどいレベルでかませ犬。

殴りこみかけた探偵社で秒殺らしき歓迎をうけてあっさり敗退。
てか、異能バトル作品なのに肝心の異能を見せずに終わるって?!
原作にはあっても尺の都合ですべてカットされた???

キャラが一番輝く瞬間のはずだけど、それを見せずに太宰が喫茶店で店員をくどいてるとこ見せたり、
なんか迷走感がはんぱないな~。

前から気にはなっていたけど、やっぱり中途半端なつくりものには抵抗&拒否感があるかもしれない。
すべてがつくりものならそれ前提で見られるけど、過去の文豪を茶化してるのは気分悪いかも。

なんで芥川が悪側なのかとか、なんで樋口一葉が下っ端の雑魚扱いなのかとか、
それぞれを敬愛する人もいるだろうに、作者のおふざけ悪ノリについていけない。
自分はここで断念かなぁ~。
あとはキャプ付きのまとめ記事で追いかけて楽しむ程度にしておきます。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12
ネタバレ

踏切太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

何もかもが薄っぺらい

酷評なのでこの作品が好きな方は読まないで下さい



リアルタイムで観てましたが2話切り。
{netabare}自殺未遂しまくりの太宰治{/netabare}など安易なキャラ付けがとても寒く観てられませんでした。
能力も、技名を作品から取っただけで何の捻りもないしなんだこれ…
元ネタをどう活かすかが原作者の仕事でしょ…

特に文学に関心のない私でも元ネタへのリスペクトを感じられないと思ってしまうレベル。
キャラ名と技名を文豪から取っただけの二次創作レベルの作品にしか思えなかった。

この原作の評判はそんなに良いのか気になったのでAmazonで原作1巻のレビューを見た。
120以上レビューがあって平均評価★2.8って…本編のギャグより笑わせて貰ったw
この内容で原作作画別なのが失笑ものだ。
明らかに物語の内容が破綻していたり大多数に「面白い」と評価されなくても時代やタイミングが良かったお陰で売れてしまった作品はたまに出てくるが、この作品がまさにそれだと思う。

作画と声優の無駄遣いにしか感じなかったのでボンズはもっとマシな原作選びをして欲しい。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とある文豪たちの「華麗なる異能力バトル」 ※萌えは第8話まで我慢

本サイトではいまいち評価の高くない作品ですが、第1期(2016年4-6月)の円盤売上が合格ラインの平均5,000を余裕で超え、順調に第2期(2016年10-12月)も制作された2016年の人気アニメの一角・・・ということなので1-2期併せて24話を一気観してみました。

◆総評

・実在した日本や海外の文豪をキャラ立てした異能力者達が派手なバトルを繰り広げる作品、ということで、見始めの数話は作品世界への違和感が結構キツく、ここで断念してしまう人がだいぶ出る気がしました。
・それから、序盤~中盤(第1-7話まで)は日本の有名どころの文豪キャラ(男)ばかり出て来るので、「これ、女性向けアニメなの?」とどうしても思ってしまう人が多いと思います。
・しかし、第8話で、ようやく{netabare}与謝野晶子&泉鏡花という文豪キャラ(女){/netabare}の活躍が始まり、第10話以降、は{netabare}海外の文豪キャラ(男&女){/netabare}が色々登場してきてストーリーも華やいでくるので、第1期の序盤・中盤がいまいちと思った人も、ここまで我慢して見続けると報われるかも知れません。
・総じて、『とある魔術/科学の~』シリーズや『東京レイヴンズ』『オーバーロード』『デュラララ!!』等の異能力バトルものが好きな人なら、文豪キャラに余り関係なく、まずまず楽しめる作品ではないでしょうか。
・なお、文学をちょっと齧ったことのある人の評価は、「ほんと下らねぇ笑笑笑」となるか「文学を馬鹿にするな!怒」となるか、好き/嫌いのどちらかにハッキリ分かれると思います。


◆作品情報

原作        朝霧カフカ・春河35
監督        五十嵐卓哉
シリーズ構成・脚本 榎戸洋司
キャラクターデザイン 新井伸浩
音楽        岩崎琢
アニメーション制作 ボンズ


◆シリーズ別評価

第1期 ★ 4.1
第2期 ★ 4.2
----------------
総合  ★ 4.1


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 文豪ストレイドッグス (第1期) (2016年4-6月) =========

{netabare}第1話 人生万事塞翁が虎 ★ 中島敦、異能集団武装探偵社(太宰、国木田) 
第2話 或る爆弾 ☆ 谷崎、ナオミ、諭吉、春野綺羅子、入社試験合格
第3話 ヨコハマギャングスタアパラダヰス ★ ポートマフィア(芥川、樋口一葉)、人虎生け捕り指令
第4話 運命論者の悲み ★ 与謝野晶子、黒蜥蜴(広津柳浪、立原道造、銀)の襲撃
第5話 Murder on D Street ☆ 乱歩の真相解明能力
第6話 蒼の使徒 ★ 連続失踪事件、佐々城信子、国木田vs.芥川、蒼き王、蒼き使徒の爆破通告
第7話 理想という病を愛す ★ 続き、数字の刻印、蒼の使徒の正体、国木田の理想
第8話 人を殺して死ねよとて ★★ 列車内テロ(梶井基次郎vs.与謝野、泉鏡花vs.敦)
第9話 うつくしき人は寂として石像の如く ★ 暗殺者鏡花と敦のデート、中原中也、敦拉致
第10話 羅生門と虎 ★★ 太宰の狙い、貨物船の戦い(芥川vs.敦)、黒幕(フランシス.F)
第11話 其の一 彼女に向かない職業/其の二 有頂天探偵社 ☆ 樋口&黒蜥蜴回/敦&賢治回
第12話 たえまなく過去へ押し戻されながら ★★ 秘密結社ギルド、アンの部屋、ルーシー.Mvs.敦&谷崎、鴎外&エリス{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)6、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「TRASH CANDY」
ED 「名前を呼ぶよ」


========= 文豪ストレイドッグス (第2期) (2016年10-12月) ========

{netabare}第13話 黒の時代 ★ 四年前、ポートマフィア内の事件(太宰・織田作・坂口安吾)、ミミック
第14話 戻れない場所 ★ 続き、組織の裏切り者、織田作の安吾捜索
第15話 いつか海の見える部屋で ★ ポートマフィアvs.ミミック、ジイドvs.芥川、未来予測能力(ジイドvs.織田作)、三重スパイ安吾、織田作慟哭
第16話 文豪ストレイドッグ ★★ 異能特務課(山頭火)・ポートマフィア(鴎外)会見(異能開業許可証)、ミミック本拠襲撃、ジイド&織田作死亡、太宰転職
第17話 三社鼎立 ★ 尾崎紅葉、ジョン.S、ラブクラウト、異能力戦争の火蓋
第18話 The strategy of conflict ★ ナサニエル.H、マーガレット.M
第19話 ウィル・オブ・タイクーン ★ 夢野久作、ルイーザ.M、坂口安吾との再会
第20話 頭は間違うことがあっても ★★ マーク.T、ハーマン.M、横浜焼却作戦 
第21話 双つの黒 ★★ Q奪還作戦、対ラブクラフト戦
第22話 其の一 ポオと乱歩/其の二 天の海をゆく白鯨のありて ☆ ポオ、白鯨落とし笑
第23話 羅生門と虎と最後の大君 ★★ ゼルダ、フィッツジェラルドの望み
第24話 若し今日この荷物を降ろして善いのなら ★ フョードル.D{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)7、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2

OP 「Reason Living」
ED 「風が吹く街」


◆視聴メモ

{netabare}・主人公格の太宰治の異能力「人間失格」って、ほぼイマジン・ブレイカー笑。
・準主人公の中島敦の異能力「月下獣」は、つばさタイガーかと思った。
・メインヒロインの泉鏡花は男だって笑(尾崎紅葉も)。
・文豪のチョイスが凄く中二病的で、とくにラスボス(ギルドの長F.フィッツジェラルド)が秀逸。
・但し、武装探偵社社長=福沢諭吉はミスチョイスだと思う(※そもそも諭吉は文豪ではなく、ここは夏目漱石の方が良かった→敵対組織の長が森鴎外なだけに残念)
・第13話のF.フィッツジェラルドの口癖が、「~してくれたまえ。オールド・スポート。」で笑っちゃった(※OLD SPORTは「ねえ君」くらいの意味で、ギャツビーの口癖)。
・「守備範囲は12歳以下」の森鴎外がいつも連れている女の子(エリス)は『舞姫』のヒロインから。
・谷崎潤一郎の妹ナオミは『痴人の愛』のヒロインから。
・国木田独歩と絡む佐々城信子は、独歩の元妻で有島武郎著『或る女』のヒロイン(早月葉子)のモデル。
・第16話中ほどの「一粒の麦、もし地の落ちて・・・」はアンドレ・ジイドの某有名作のエピグラフより。
・「ラスト・タイクン(最後の大君)」はF.フィッツジェラルド最後の小説、ゼルダは同じく彼の愛妻で「華麗なるギャツビー」のヒロイン(デイジー)のモデル。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 21

86.4 11 コミカルアニメランキング11位
リコリス・リコイル(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (983)
2674人が棚に入れました
東京の下町にある和カフェ「リコリコ」 。 カフェが受ける注文は、おいしいコーヒーにあま~いスイーツ……だけじゃない!? ちょっとそこまでのお届け物から心細い夜道の送り迎え、ゾンビ退治から巨大怪獣…!? なんでもお悩み、相談ください! お客さまの「困った」をなんでも解決しちゃいます! 皆さまをお待ちするのは、いつもスマイル看板娘と、クールで真面目なド新人。働きたくないちびっ子に、結婚を焦るアラサー女子? そして店長は、日本かぶれのナイスガァイ!! どんなご注文(オーダー)も、おまかせあれ♪
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

追記 スタンドバイミーオマージュについて

23年11月 追記 スタンドバイミ―オマージュについて

 最近、スタンドバイミーを見返して、ちょっと感じたのが本作のOPの尻蹴りのオマージュです。

 スタンドバイミーは4人組ですが、特に悪ガキだけど悩んで少年と小説家志望の主人公の少年の2人が物語のメインです。

 この2人。ネタバレですが、{netabare}悪ガキだけど悩んでいる少年は、劇中で銃を持っていますが1度も撃たず、主人公の少年に銃を預けてしまいます。そして主人公の少年は銃をたしか2度使います。
 そして、悪ガキの少年は結末ですが、弁護士になっています。そして喧嘩を仲裁していて殺されてしまいます。

 あと、悪ガキたちが溜まっている秘密の隠れ家は、はしごが付いていています。
{/netabare}

 OPのオマージュ…スタイリッシュだからとか単なる遊びで…うーん、あそこまで露骨にやるかなあ、と思います。やっぱり普通のクリエータなら意味を込めると思います。それは正義と銃と結末だと思います。

 この銃とスタンドバイミーの結末を考えるとやっぱり本来の千束の最後は構想が変わったのかな…と思ってしまいますが、どうでしょうか?だから、名作になり損ねた気もします。ストーリーがよれた感じがするのはそのせいかな、と。まあ、2期があるらしいですが、本来は1期のストーリーなはずですので。 追記 終わり



キャラが良すぎて名作になれなかったのかも、と言う気がします。

 本作は萌え百合として、千束とたきなが余りにも秀逸だったのでしょう。おかげでキャラ萌えアニメのような認識になってしまったのは、かえって不幸だったかなあという気がします。やはり根底にあるのは、生命と使命の問題が一つ、そして正義の実行とは何か、だと思います。

 まず、生命と使命の問題は千束を追うべきなんでしょう。今更ネタバレでもないと思いますが、一応隠しておきます。

{netabare}  千束は心臓の病気を抱えて余命いくばくもなかった。吉松は千束の殺しの才能にほれ込んだ。吉松は千束に人工心臓を提供し助かった。吉松は千束に殺しをしてほしい。千束は助かった命に感謝し、他人の時間を奪いたくない。殺しをしない千束に、吉松は殺しをせざるを得ないように仕掛けて行く。

 千束の享楽主義で無駄に明るい性格は、生命に対する達観だと思います。カフェでおいしいものを食べる時に残された時間について言及していました。
 設定的に、幼い頃に手術を受ける前、塔の事件の時に既に殺しをしないのがいただけないと思います。
 助かった命だからこそ他人の時間を奪えないという千束の性格形成とそぐわない気がします。

 そして、心臓停止までのタイムリミットが出た後です。吉松が代替の人工心臓を自らに埋め込み、吉松を殺さなければ命が助からないと脅します。ここですよね。私はテーマ性を重視し、千束の命=殺しの使命という等価交換から言って、千束は吉松を助けて自らの命を諦めるほうが自然だったかなという気がします。そして、たとえ他人が吉松を殺したのだとしても、アラン機関に対する落とし前として、千束は移植を断るのが自然な気がします。

 無駄に明るい性格なので「助かっちゃった」も分からなくはないですが、あまりに千束が達観しすぎているので、もし助かるなら命への執着をどこかで見せて欲しかったなあと思います。 {/netabare}

 ここが本来クリエータならどうするだろう?と考えたとき不自然だと思いました。つまり初期段階であまりに人気だったので、2期に色気がでて初期の構想を変えたのかなあと。それで千丁の銃と真島が半端になったのかなと思いました。つまり、2期をやるならやり残したここがテーマになるでしょう。
 
 ただ、2期は苦労しているみたいですね。そりゃあそうでしょう。本作の一番の見どころである千束の命の問題が無くなるわけですから、何をやっても本作よりも軽くなってしまいます。


 さて、もう1つ。正義の実行。真島あるいはリコリス・DAの絡みになります。

 こちらについては設定で終わってしまったかなあ、という気がします。リリベルという機関を投入した割にあっさりでしたね。千丁の銃もにおわせで終わってしまいました。本来、こちらもケリをつけたいところです。1話からつながる大事な設定なのに放置ですからね。

 それとリリベルですね。私は初めリリベルって苦し紛れに作った組織かと思いましたが、6話に出てきた組織図で八咫烏という組織の下に君影草=スズラン=リリベルがありましたので、少なくとも構想には初めからあったのでしょう。あと、花葵=ハナアオイという組織もあるみたいです。

 ただ、正義の実行のテーマは難しいですよね。悪法も法なり…なら、コードギアスのスザクみたいなイライラの正論を聞かされるだけだし、そもそもリコリスが非合法だと思いますので。

 2期を作るなら見ている方としては、リコリスが自己否定して解散の流れしかないかな、という気がします。本来このテーマこそ、たきなのDAへの執着が活きてくると思うので、たきなをもっと上手く使えば描けたのにと思わなくはないです。

 この問題は法手続きにより公権力の行使の問題で、デュープロセスオブロウという概念の話になりますので、深掘りしようと思えばかなり深い話になってきますが、やっぱりスザクになっちゃうかなあ。話を作るのは難しそうです。



 ということで、何が言いたいかというと、本作は千束の生命と使命の問題に関して言えば、伏線や細かい演出、セリフなど緻密に作って合って非常によくできた作品だなあと言う印象です。テーマ的には千束の結論にちょっと納得がいかないところもありますけど、心情的にはもちろんよかったとは思います。

 一方で真島の方の話は中途半端だったですね。千丁の銃が話に活きてきませんでした。ここが減点要素ですかね。

 が、総括してみるとエンタメとしての出来がこれほどいいのに、結構重いテーマを入れてきたのは、すごいと思います。
 キャラが良すぎたというのが、ひょっとしたらテーマを描くのに、あるいは読み取るのにマイナスにもなった気がしますが、私の言いがかり…かもしれません。

 とにかく本当に面白い作品だったと思います。初めは萌え萌えのキャラに反発心はありましたが、2回目以降冷静になると楽しめました。


 現在、リアルタイムで視聴しながら書いた各話ごとのレビューや追記など、ごちゃごちゃしている作品をまとめ中です。主旨はほぼ変えていませんが、素その後気が付いたところを書き加えています。
 22年10月までに書いた内容を23年7月にまとめ・追記しました。

 評価は4.0→4.5と上方修正です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 49
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメファンの感性を残酷なまでに問われる惨い作品

日本国の治安を守る秘密組織機関に属するエージェント=「リコリス」と呼ばれる少女たち
「千束と たきな」 2人のバディを描いた物語。

銃撃戦もありますが、最大の見せ場は何と言っても
千束と たきな のバディの関係性の描写にございます。

人気実力を兼ねそろえた完成度が非常に高い超話題作。

エンタメ性も高くキャラも魅力的で評判は上々、一見の価値ありと
自信を持ってより多くの方々にお奨めできるタイプの作品であります。

お気楽吞気で全身脱力系の 千束 と
生真面目で融通が利かない たきな の凸凹コンビが繰り広げる
化学反応の超展開(けつキック合戦の模様を含め)どうぞご期待ください。

●メサイヤ×スクランブル~最終話視聴後の総合評価~
{netabare}総合的に考えると相棒系の物語としてはかなり上質の完成度であったと評価できますが
最終話で、 たきな の活躍が期待していた程ではなかったこと、そして
「心臓」の件は個人的には千束もしくは たきな の決断により解決してほしかったのですが
二人の父親同士の決闘の末、先生の独断?(あるいはすべてを見越した吉松氏の計略?)により
あっさり解決されてしまったのが少しだけ残念でありました。

「彼岸花」が暗示する「死亡フラグ」も吉松氏が全部引き受けることで
一番危うい立ち位置にあった千束、仲間思いの念が強すぎて見境なくなる
という意味で何かやらかしそうだった たきな も事なきを得たようです。

千束の二人の父親、先生と吉松氏のBL関係のごり押しは{netabare}あまりに露骨で悪趣味なものを
感じたので減点の要素としました。

実はエリートと呼ばれる人たちにBL系の人が多いというのは事実であり、ある意味アラン機関の
吉松氏が同様であるのもリアリティがあると言えばその通りですが、主人公の父親がともに
BL系というのはかなり微妙過ぎるものがあるように感じました。{/netabare}

人気・評判・実力の総合評価では今期最高水準であることを証明したような本作でありますので
続編が期待されるのは当然の成り行きでありますし、だからこそ千束や たきな の手によって
命の問題を解決させようとする結末を描かなかったのには理解はできるところもあります。
というのも、原理上、命の代償は命であるのが必然だからであります。

12話の展開の過熱感は限界突破をするほどの熱を帯びているように思えましたが
最終話ではピークアウトを迎え少しだけトーンダウンしたような印象も受けました。

ただ続編への繋ぎということならば、若干ぬるめのハッピーエンドみたいな締めでも
ファンにとっては好印象であったのかもしれませんし
まだまだ物語が続くなら、それを待たずして激辛評価というのも早計でありかつ
期待が持てる終わり方というのも印象は悪くなかったように感じました。
結論は、概ね着地成功という話にございます。{/netabare}

ざっくりレビュー{netabare}
1話 たきな は待機の命令違反を犯しリコリスの仲間を救出
この命令違反を理由に本部から左遷されますが、救世主に憧れる千束には好印象
たきな は仲間思いの「熱い」性格であることが判明します。

2話 千束のマトリクスディフェンス炸裂
カラシニコフは反動が大きいのでかわし易いということなのでしょう。
異常に目がいい千束は射撃手の腕の筋肉の動きから弾丸の起動が読めるというチートであります。

3話 健康診断受診前に飴を食べようとする千束に たきな が注意勧告
甘いものは血糖値を上げるからと正論を放つも実は思いやりがあるというのが たきな であります。
模擬戦煽り合戦で千束吠える!千束も たきな のこととなると熱くなります。名コンビ覚醒回であります。

4話 たきな 用下着の買い出しシーン。ショップで二人の禅問答が始まり
千束の一人乗り突っ込みが冴えわたる。所詮は百合サービスデート回だろうと油断していたら
二人の会話は盛り上がり、思い出話の暴露から信頼関係が強化されていく様子が描かれます。

5話 千束の秘密が明らかになる重要回。
手作りの「旅のしおり」は千束の観光ガイドの依頼に対する本気度が窺えます。
アラン機関によりもたらされた人工心臓、そして千束の使命とは?物語は動き出します。

6話 リコリス襲撃犯テロリストとの対決。千束の弱点、目潰し攻撃で追い込まれるも
たきな のバックアップで難を逃れます。

7話 アラン機関に選ばれた千束と運命の人との再会。
しかし両者のそれぞれの思いにはズレがあるようであります。

8話 たきな 渾身のオリジナルパフェを考案。
絵の才能に加え たきな は決定的にセンスがないことが判明。
旧電波塔事件に関与していた男、真島の正体はアランチルドレンであり
千束との運命的再会は彼にとってはリベンジマッチ千載一遇のチャンスとなるのであります。

9話 人工心臓に細工され千束の余命は数か月に。
先天的心疾患の千束を救った救世主=吉松氏は憧れの人。
千束の生存につながる情報の手がかりを求め本部復帰を決意する たきな。
思い出作りのため たきな エスコートで千束とお出かけ。
たきな らしい生真面目過ぎるデートプランであるも、千束は大満足。
二人の別れのシーンで待望の雪が降るという演出がとても印象的な感動回でありました。

10話 自分のために人生を棒に振ってほしくない千束は喫茶店の閉店を決意。
そしてテロリスト真島覚醒!その本領を発揮します。 {/netabare}

以下長文レビュー{netabare}
●「メサイヤ・コンプレックス」~テロリスト真島について~
{netabare}真島というキャラが魅力的に見えるのは、本人が言うように真島が弱い者の味方であり
現状の腐った政治が蔓延する日本という社会においては過激な改革こそが庶民にとっては
正義であり救いであるというのが真実であるからであります。

テロリストというのはある意味「メサイヤ・コンプレックス」という精神病理に憑りつかれている
ような存在でありますが、この狂った世界に生きていれば誰しもが病みを抱え鬱積した感情の
どろどろのマグマがやがて臨界点を迎えるのも致し方ないことのように思われるわけであります。

本作に登場する都知事が(ノンフィクション作家の著作)「女帝」というタイトルの暴露本で
学歴詐称並び公職選挙法違反の疑念を抱かれる対象の某都知事と瓜二つなのは、偶然ではなく
必然であると考えられますが、その問題の某都知事はジョージ・ソロスという世界的大富豪の
お知り合いという話でございます。

都職員による実績評価は過去最悪級の某都知事でありますが、どういうわけか?選挙にはやたら強く
某独裁与党に所属していた時から大臣などの重要ポストを当たり前のように手に入れてきたという
経歴を持つというなんとも「狐」につままれたような奇妙な話でありますが、政治の世界、
いえ、この世のすべては人脈やコネこそが肝心要であり、
実力やら誠実さやら信頼などは二の次三の次のことなのでしょう。

某与党で重要ポストを得てきた女議員とは、よく見りゃみんなよく似てる
「女狐」であるという笑えないオチであります。

だからこそ真島というキャラの思想性に自分の憧れや理想を重ねてしまうわけですが
テロを起こそうが起こすまいが、ガチガチの完全性で固められている現世界システムは
強固なる鉄壁性を示すのみでありましょう。

ただし、その鉄壁性という性質は我々庶民に対してのものであり
もしも権限ある強者たちが世界を変えると決めた時は、逆に多くの庶民が抵抗したところで
いともあっけなく劇的に変わってしまうというのは何とも皮肉な話であります。{/netabare}

●すり替えのトリック
{netabare}「プリンセスプリンシパル」と「探偵はもう死んでいる」から導き出される
「心臓のすり替え」には、トリックが仕組まれていたことが最終話で判明します。

千束の「代替心臓」は実はケースの中にあったというのが真相ですが、
では吉松氏が人工心臓を自らに埋め込んだという話はただのブラフだったのでしょうか?
個人的推測では、計算高い吉松氏のことですから実際に装着して性能テストをする必要性を感じ
ただろうということと、ただのハッタリでは千束が信じないかもしれないという判断から、
自身に人工心臓を埋め込んだのは真実であると判断いたします。

目的のためには手段を択ばない狡猾なトップエリートであるのが吉松氏の本性でありますが
そんな彼でも、千束には父親としてなんとかして生きて欲しいという願いを抱いて
いたという話であります。

愛娘のような千束を欺き、親友のミカを欺いてでも自分の思いを貫く純粋なる狂信者吉松氏と、
片やそのような一方的で残酷な解決法を望まない千束とは、考え方が真っ向から対立しますが
誰かのために生き、誰かの命を救うために生きることとは、千束にとっては理想的な生き方で
ありそれこそが彼女にとっての「救世主」であったというわけです。

千束としては、吉松氏の一方的なプレゼントとメッセージについてはひどく受け入れ難いものの
ため「これ」を海に投げ捨てますが、そのシーンで彼女が断ち切ったもの、断ち切りたかった
ものとは過去であり、ある意味吉松氏によって与えられた未来には真っ向から向き合って生きて
行く決意を表したような意味合いが、そこには込められていたようにも思えます。

今の千束には救世主に対する憧れはもうありません。
等身大の自分が生きる道、未来につながる道をひたすら歩んで行くだけです。

例え与えられた命でも生きる権利があるのは本人であり、
どう生きるかも本人の専権事項であります。

親がなければ子は生まれませんが、親はなくとも子は育ち、やがて巣立ちます。
未来とは親のためではなく子どものためにあるものです。
そして親とは子どものために、子どもを思い生きる存在であります。
自分の理想を一方的に押し付けるようなことは本来親がやるべきことではなく
もしも吉松氏が本当に千束を自分の子と思い、自分は父親と自覚していたなら
それが間違いであることに当然気づくでしょう。

吉松氏はどちらだったでしょうか?{/netabare}

テロリストの真島もなかなかいいキャラでありますが、いかにもエリートらしい吉松氏の{netabare}
目的のためには手段を択ばない純粋なる狂気っぷり加減もなかなかによい塩梅であります。
自分の信念を純粋無垢に貫いてブレない千束との対比効果が鮮明で個人的には
かなり燃える因縁の対決シーンでありました。

そして仲間思い千束思いの たきな の鬼の形相、必死すぎる表情も上手いこと描かれており
熱量が凄いことになっておりました。

組織挙げてのオペレーションの失敗の責任をすべて部下に押し付けて何事もなかったかのように
トップの地位にのうのうと居座り始末書の処理だけは優秀な楠木司令
この世界で出世し勝ち残り優秀と言われるのはお役所仕事をそつなくこなす方なんですが、
しかしながら要するに、そういう人は無能で信頼もできないし
自己保身が最優先事項なので実は全く使えないというのが真相でしょう。

ハッカーや真島に何度もしてやられて自分の面子や上司からの評価がガタ落ちの状況を
何とか打開しようと功を焦り、真島検挙の手柄を独り占めしようと目論み
自ら現場にしゃしゃり出てきたDA司令官でしたが…取らぬ狸の皮算用の狸が逆に化かされて
失態の上に失態を重ねて、上司激ギレの結果、切り札の千束を使えという鶴の一声のオチであります。

組織人ならば組織の命令や上司の命令に従うのはある意味当然ですが、
しかし上司が無能で組織自体も形骸化しており機能不全起こしてるならば
訓練された無能力集団の命令に従うことほど間抜けなオチはないと言えましょう。

真島やハッカーはそれについて十分熟知しているので
某都知事含めてコケにされているという展開であります。

優秀なる官僚主義である楠木司令も最後の最後で上層部に一矢報い名誉挽回できたようです。
最後の切り札=千束を政治力を駆使して温存していたこともありますが
それ以上に最後の最後でものをいうのは人脈であるということなのかもしれません。{/netabare}

「えんくうぼく」という名の電波塔とは5Gが普及する近未来を端的に示しており、
劇的な変化を遂げ生まれる新世界秩序の誕生を示唆しているようにも思えます。{netabare}

新世界秩序を作り出すための重要な鍵となるプレイヤーは中国とも言われており、
中国が推し進める一帯一路構想と5G建設計画には密接な関係性があるようです。
世界秩序の劇的な変化の反動、反発としてテロが引き起こされるのは
必然であると言えるのはないでしょうか。

第1話における東京で「桜開花の情報」のテロップが「東京」ではなく「関東」に差し替えられていた問題に関して考えられる仮説の一つとして挙げられるのは
情報操作=「情報のすり替え」の暗示があったのだと推測いします。

東京は関東に属しますが、仮に東京の桜が開花したとしても
関東全体が桜の開花したというのは確かに論理の飛躍が惨過ぎますよね。

そういうことがちゃんとわかっている賢明な?視聴者の方々は当然テロップの違いに
突っ込んでますが、本作における東京及び関東に属するような愚民風情の我がニッポン国民とは、
そんな明らかな論理の飛躍=あからさまな情報のすり替えや情報改ざんの類にはまるで気が付かない
間抜けでお人好しな、救う余地がまるでないような程に絶望感が惨過ぎるからこそ、
例えテロリストになってでも真実を伝えようとするような真島の真摯的な
態度には共感以外に言葉はなく、
一方であまりに哀れ過ぎる我がニッポン国民の愚民性をこのような対比でまざまざと見せつけられたら
笑って誤魔化すしか手立てがないとかいうのは、とても皮肉な話であります。

1話に登場した電波塔とは(改ざん可能な)高度情報化社会を象徴するシンボルであった
可能性が濃厚だと感じました。{/netabare}

1話において某作戦の失敗の原因は{netabare} 某リコリスのスタンドプレーによるものとして
組織内部では処理されていますが、要するにただの責任転嫁のしっぽ切りのために
たきな は左遷されたという話であります。
情報操作と虚飾にまみれた組織とそれによって守られた治安のいい?国家=我がニッポン、
そこに住まう意識が高い?国民性を持つ小奇麗な我が家畜たちの間抜けな幻想、
そういうもの一切合切を痛烈に皮肉ってるようなメッセージが胸に突き刺さります。

某「緑の」都知事には思わず苦笑w皮肉が凄いですw{/netabare}

●個人的に気になった用語
{netabare}・リリベル
リリーベルとは和製英語で鈴蘭の花を意味するらしいですが、
より多くの人に頭に焼き付けて欲しいのは「リリベル」という言葉自体
表記自体に重要な意義があるという話です。

・延空木
天空に延びる木なので、世界樹=ユグドラシル(ゼロ活のクジラ回にもあった)のことを
指しているようにも思えますが
「伸びる」ではなく「延びる」の方は時間空間的なものを指して使われるということです。
電波塔は塔ですから「バベルの塔」みたいなものとも解釈できますが、
「バベル」には「混乱」という意味合いがあるらしいです。
「混乱」という言葉には情報(の錯誤)というものが含まれ
結局のところ「延空木」とは情報網の枝が次元に延長されていった結果
構築される世界樹のようにスケールが大きい巨大情報網のことを指すようです。

5Gが実現する世界こそがまさにその状況を示すのだということになりますが、
最も肝心なことは高度情報化社会は既に進行しており、その社会に暮らす一般庶民とは
絶えず押し寄せる情報の海に溺れ漂流し続ける儚い存在でしかないという真実です。
ハッカーによる情報操作に翻弄され無様に踊らされるという本作に登場する愚民たちとは
結局のところ我々無力な庶民の事を示しており、現時点で真実が何であるのか見えているのは
限りなく無に等しいという…非常に残念なお話でございます。{/netabare}{/netabare}

●アニメファンが知らない秘密結社【フリーメイ@ン】
{netabare}感のいい方のお察しの通り本作ではとある「秘密機関」が描写されています。

一つは 【烏】。一つは【梟】。
「SPY家族」の「オペレーション【ストリスク】」、「惑星のさみだれ」の「【梟】の騎士」
そして「後宮の烏」には「【烏】妃」と【梟】が登場します。
これはほんの一例に過ぎず、特に【梟】が(意味深に)登場する作品を探し出したら
きりがないくらいに【梟】は至る所に存在するのであります。

世界の基軸通貨「ドル」の1$札にはさり気なく【梟】がプリントされていますが
恐らくこれはFRB(連邦準備制度理事会)の株主、つまり世界標準として
ドル基軸通貨体制を構築した「陰の実力者」の所属を示す【刻印】
のようなものであると個人的には理解しております。

【梟】が暗示する【メイソン】の情報をネットで調べたらそれこそ腐る程出てまいりますが
所謂「都市伝説系」の人達が積極的に情報発信しているこの手のものは特にフェイクが多く
当方も迂闊にこれに食いついて騙された口でありますが、得られた情報の点と線を地道に
つなぎ合わせるという地味な作業を長年にわたって継続した結果、パズルのピースはかなり
揃ってきたと実感する位までには到達できたように思います。

【メイソン】の話は某アニメ評論家の岡田斗司夫氏もtubeで披露しており
【メイソン】と【錬金術】の関係性を見事に暴露しているのは、核心をついていて
十分評価すべきでありますが、その一方で【ローマカトリック教会】の理解も含め
【メイソン】の本質には今一つ届いていないように思いました。

【メイソン】に関する話が厄介なことになる原因は今の組織が2重構造、ないしは3重構造
になっているからだと個人的には理解していますが、岡田斗司夫氏ご指摘の通り
「近代メイソン」はただの社交クラブ化しているというのは、ある意味
正しい解釈であると思います。

近代になり立ち上がった【フリーメイソン】は「自由・平等・友愛」を掲げる
ただの「社交クラブ」であることは多くの証言からしても事実であると考えられます。
しかしそれは組織の8割9割の部分でしかなく、「ロッジ」によっては【33階級】まである
とのことですが、例えば【33階級】の頂点を極めた重鎮が一般会員と同じように
社交クラブごっこを目的に活動してるのかと言えば、
そんなわけがあり得ないという結論に至るわけでございます。

【メイソン】とは【石工職人】であります。
この【石工職人】は【錬金術】の系譜の末裔であるというのは岡田斗司夫氏ご指摘の通りであり
【石工職人】の影響力が薄れた近代メイソンが社交クラブ化したのも
ある意味事実であるようにも思えます。

「【海賊】王女」で描写された【オーパーツ】的な「不思議な石」はある種の
パワーストーンでありますが、それを鑑定した【石工職人】とは恐らく
【メイソン】を暗示するものだったのでありましょう。

石工職人の系譜と関連深いのは【古代メイソン】であります。
それに対してその影響力が薄れ近代化したメイソンが今の【フリーメイソン】であります。

【古代メイソン】を近代化したのは誰だったのでしょうか?

一説によればその改革者は【イルミナティ】という輩であるとのことであります。

彼らは近代合理主義の洗礼を受け、「自由・平等・友愛」のスローガンを掲げ
革命の旋風を巻き起こした【陰の実力者】であります。

フランス革命を引き起こし、あるいは裏で煽動していた秘密結社が存在していた
という説がありますが、ある説によればそれは【フリーメイソン】であると言われ
またある説では【イルミナティ】であると言われています。

「自由・平等・友愛」とはフランス革命のスローガンでありますが、そもそも
それを掲げたのは【フリーメイソン】の中に暗躍していた【イルミナティ】という勢力
であったというオチであります。

世界史の授業で習いました近代合理主義における「【啓蒙】思想」という聞きなれない
「ワード」、【啓蒙】とは「闇を【光】で照らす」的な意味合いがあります。

【イルミナティ】とは「【光】に照らされたもの」「【光】の洗礼を受けたもの」であります。

早い話が「【啓蒙】思想」というワードの語源は【イルミナティ】であり
「近代【合理主義】」を世に拡散したのも【イルミナティ】であります。

近代革命の旋風に乗って現れた「フランス人権宣言」や「【理性】の崇拝」という奇妙な宗教、
【ギロチン】という悪趣味な処刑装置、すべては彼らの思想と連動しておるわけでございます。

1$札の裏面には【ピラミッド】とその頂点に【光る眼】が描かれていますが
ピラミッドは【石工職人】=【古代メイソン】の仕事であり
頂点に輝く【光る眼】は【イルミナティ】を象徴しております。

【フリーメイソン】や【イルミナティ】と言えば都市伝説扱いの話とされていますが
フランス人権宣言や1$札だけでなくありとあらゆるところにその形跡が
確認出来てしまいます。

アニメの元ネタが「フリーメイソン」という事例も挙げればきりがないほどありますが
さて、アニメ制作者の方々は皆【オカルト】マニアとでもいうことでありましょうか?

秘密結社に関する謎は深まるばかりでございます。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 22

くろわっ3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

名作なのに

キャラクターやストーリー
演出に申し分がないので他の感想を。

ぱっと見が、あまりにも百合風。
刺さる人には刺さるが、自分を含め初見は抵抗があるかもしれない。
(何話か観れば慣れたが)

古くはシュタインズゲート、
ちょっと前の青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、
最近だと無職転生、
あたりも同様なのだが・・

男性視点で、女性に囲まれるキャラクター設定がゆえ
必然的に男性向け作品となり
女の子が好き!!という一部の女性以外
女性が視聴することが少ないであろう作りになっている。

男性へのサービス全振りアニメ(賛否ある)ならともかく、
純粋にアニメとしての仕上がりが素晴らしいのに、
最初から視聴者を半分に絞ってしまうかのような
その点だけ、残念な作りの名作がまた出来てしまった。

おまけ。
千束を男性に置き換えてイメージしても
たきなを男性に置き換えてイメージしても
両方が成り立つ設定、描写は
よくできているなーと感心した。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

60.4 12 コミカルアニメランキング12位
まじっく快斗1412(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (178)
1090人が棚に入れました
マジック好きの高校生、黒羽快斗(くろば・かいと)
父は天才マジシャンだったが、世界的な大泥棒〈〈怪盗キッド〉〉という裏の顔も持っていた。

その父はマジック中の事故で他界。

快斗はひょんな事から父の裏の顔を知り、
事故死ではなく何者かに殺害されたのではないかという疑惑を抱く。
そして、快斗が父の死の真相を探るべく
跡を継いで〈〈怪盗キッド〉〉になるところからこの物語は始まる―。

声優・キャラクター
山口勝平、M・A・O、羽佐間道夫、喜多村英梨、宮野真守、石塚運昇、池田秀一

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たまたま観たら最終回でしたw

2015.01.10「彼から手をひいて」
2015.03.28「真夜中の烏(ミッドナイト・クロウ)《後編》激突!白か黒か!?」
結局放送中この2話しか観れませんでしたw

どちらもたまたまやっていたので観ました!
あまりみないですがコナンシリーズのキャラで快斗が
個人的に一番好きなキャラではあります♡

今回のこの13話「彼から手をひいて」の
お話がすごくおもしろかったのでレビューしておこうと思いました。

快斗の学校がスキーにきたお話でした。
ナイターでカップル(男女ペア)になって仮装スキー大会!
快斗がまるで王子様でした♪ヽ(´▽`)/
すごくすごくかっこよかったし、
青子も可愛かった。

恋する女の子って魅力的♪
本当お似合いの二人でお互いがお互いのこと
大好きなんだなぁーって思わずニヤニヤ
しちゃいましたo(^o^)o

そして最終回24話。
またまた、たまたま視聴しましたがまさか最終回だとは・・w
全然話の内容についていけませんでしがそれなりに楽しめましたε=ε=ε=(●・д・ノ)ノ


最終回ED後いったんお別れって言ってたから
原作のストックたまったりしたらまたやるのかな?って思いました♪
まじっく快斗全然観てなかった私ですが、また放送はじまったら嬉しいです!
時間に余裕と観たい気分ができたら最初から観てみようかと思ってます。

読んでくださりありがとうございました(○`・∀´・)ゞ★

投稿 : 2024/05/18
♥ : 38
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名探偵コナンの方にもたびたび登場する、「怪盗キッド」が主人公の作品

国民的アニメ『名探偵コナン』のスピンオフ作品と思われがちだけど、原作はこちらの方が先らしい。

名探偵コナンの方にもたびたび登場する、「怪盗キッド」が主人公の作品。

本作でも、コナン君との対決シーンがあります。
こちらの作品は怪盗キッド側の目線で描かれている所が面白かったです。

ちなみに、1412の意味って・・・。
{netabare}『怪盗キッド』というのは愛称で、『怪盗1412号』が正式名称。(1412号とは、どこかの国の警察組織がつけた名称)
新聞記者の書いた『1412』の走り書きを、工藤勇作(コナンの父で世界的推理小説作家)が『KID.』と読み間違えたことがきっかけで『怪盗キッド』{/netabare}と呼ばれることとなった。
で、確か良かったですよね?
(たしか、コナンのエピソードで見たような記憶があるんだけど・・・)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「ポーカーフェイスを忘れるな」

この作品の原作は未読です。この作品の中で何度か「コナン」を見かけました。
作画の雰囲気はお互い似てるなぁと思う程度でしたが、作者が同じだったんですね^^;
知りませんでした^^;
更に「まじっく快斗」のタイトルを見てもどんな作品なのかが分からず、数話みて視聴継続を決めようと思い視聴に臨みました^^;
結果的に完走してしまいましたけれど・・・^^

この物語の主人公は天才的なマジシャンである高校生の黒羽快斗です。彼は高校生としての顔と・・・もう一つ快盗キッドとしての顔を持っていました。
自分が快盗キッドである事は世間には秘密・・・そんな高校生と快盗を華麗に使い分ける日常がこの作品では描かれています^^

快斗の快盗としての犯行手口は、高校生とは思えない程鮮やかなモノです・・・
ご丁寧に犯行予告を送り、警察や野次馬が大勢いる中、狙った獲物を確実に盗み出します。
時にはライバルも現れ、絶体絶命のピンチが何度も訪れるのですが、ほんの少しの運と機転で切り抜けていきます。

そんな快斗の幼馴染が中森 青子ちゃん・・・そして、お父さんが警察官でキッド捜索担当という「灯台下暗し」的設定なのですが、この設定がこの作品の面白さを助長していたと思います。
快斗と青子はいつも一緒・・・青子のお父さんは非常にオープンな性格であるため、狙った獲物の警備状況が得られるといったメリットがある反面、青子があまりにも近い存在であるため、隣にいる彼女の目を眩ませて盗み出すのが逆に難しいんです^^;
まぁ、良い事ばかりじゃ飽きてしまうので、スリリングな感じは丁度良かったと思います。

ただ一つ・・・見ていて脳内変換が必要な事がありました^^;
快斗を見ていると・・・どうしてもPersona4 the ANIMATIONのクマが脳裏に現れるんです^^;
声優さんが同じなのである意味当たり前なのですが、シリアスな場面でも「〜クマ」「〜クマよ」と言ってコミカルに飛び跳ねるクマ・・・^^;
そんなクマの姿に思わず顔が緩んでしまう事が何度かありました^^;

世間に正体を隠している快斗ですが、中には正体を知って応援していくれる人もいます。
快斗の同級生である小泉 紅子も数少ない人物の一人です。
きっかけは些細な事・・・でも周年を燃やす彼女は決して嫌いではありませんでした。
むしろ、青子ちゃんより推して見ていたように思います^^;

オープニングテーマは、LAGOONさんの「君の待つ世界」とCHiCO with HoneyWorksさんの「アイのシナリオ」
エンディングテーマは、REVALCYさんの「WHITE of CRIME」とGalileo Galileiさんの「恋の寿命」
とにかく「アイのシナリオ」が大のお気に入りです・・・初めて聞いた時にあまりの格好良さにビックリしてしまった程です^^

2ク-ル全24話の作品でした。
盗む場所、相手、ライバル・・・そして青子や紅子との関係・・・
土曜夕方のアニメだけあって、大人も子供も楽しめる作品に仕上がっていたと思います^^
最後まで分からなかったのが、タイトルに付いている「1412」の数字の意味です。
物語の中で分かるのかな・・・と思っていたら全然分かりませんでした^^;
これだけが唯一心残りです^^;

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

72.5 13 コミカルアニメランキング13位
BNA ビー・エヌ・エー(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (292)
1000人が棚に入れました
21世紀、それまで歴史の闇に隠れていた獣人達がその存在を明らかにし始めていた。普通の人間だった影森みちるは、ある日突然タヌキ獣人になってしまう。人間たちから逃れるために向かった獣人特区『アニマシティ』は、十年前に獣人が獣人らしく生きるために作られた獣人のための街。そこで人間嫌いのオオカミ獣人・大神士郎と出会ったみちるは、彼と行動を共にするなかで、人間の世界にいた頃には知らなかった『獣人たち』の悩みや生活、喜びを学んでいく。なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。その謎を追ううちに、予想もしていなかった大きな出来事に巻き込まれていくのだった。

声優・キャラクター
諸星すみれ、細谷佳正、長縄まりあ、石川界人、高島雅羅、村瀬迪与

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

看板としてのヒューマニズム、ヒーローの覚醒

この作品を観て最初に思い起こした言葉がある。
それは、手塚治虫が一番嫌った言葉である。
商売として、食べてゆくために、自己嫌悪に苛まれながら標榜してきた看板であるヒューマニズム。
人間愛とか博愛主義と言い換えても良いだろう。
テレビアニメの世界で、いや、当時の社会的要求の中で、砂糖菓子の如くはかない使命を背負わされたアトムやレオたちに対する作者の贖罪の念を、今更ながら思い起こしてしまった。
まあ、それはそれとして。
ミクロイドSやワンダースリーを思い出す、ちょっとレトロな味付けなキャラ達だ。
BNA、獣人の社会に飛び込んだ狸人間の少女には、種の要求に従って、徹底的に暴れまわって欲しい。
そこに人間的なエゴを伴ったとしてもだ。

(3話まで視聴して)
一つ思い出したSF映画がある。
“第9地区”、アパルトヘイトを上手くストーリーに取り込んで、ブラックに笑い飛ばした作品であるが、この映画の主人公とタヌキ娘の設定が非常によく似ているのだ。
もしかすると、このアニメも相当ぶっ飛んだ展開になるかも、楽しみである。

(視聴を終わって)
今を生きる生命の根本、DNAには地球生命の歴史が畳み込まれている。
その内で遺伝子として働いていると考えられていたのは僅か2%。
近年の研究の中で、残りの98%に潜む驚きの秘密。

ヒーロー遺伝子、キタ――(゚∀゚)――!!

NHKのお先棒を担ぐ訳ではないが、“シリーズ人体”は面白かった。
奇しくも、エピジェネティックの考え方が再び脚光を浴びることとなり、我らケモナーも理論武装する日が来た~、という訳だ。

AhWoooooo‼️

投稿 : 2024/05/18
♥ : 23
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

東○喰種いちご味

+ultra枠


兎と狼 → 鯨に見立てた龍 → タヌキと狼(今回)

伝統の鳥獣戯画の精神で世界に打って出るつもりなんでしょうか。
+ultra枠はアニマルものが続いてます。TRIGGERのオリジナルアニメ。
中島かずき氏の系譜『グレンラガン』『キルラキル』でいかんなく発揮されたケレン味はそのままに1クールですっきりまとめた感のある作品。尺の関係でお得意の宇宙まで風呂敷を拡げることはままならずでしたが賢明な判断と言えましょう。

人間と獣人(半獣半人)が共存する世界を舞台に両種族の反目を描く意欲作です。マジョリティが人間なので必然的に獣人が被差別対象となるわけですが、じゃあ獣人が虐げられる理由ってなに?と問われるとぼやっとしていて即答しづらい。このへんの理由を知りたいのは日本人だからかも。欧米だとナチュラルに差別があるので気にしないのかもしれません。逆に自分は理由が気になるのでこのへんおざなりだと没入感が削がれます。
差別の質の議論は長くなるためさらっと私見だけ述べると、日本の場合“異なる者への警戒”がメインでコミュニティに溶けこんでしまえばOKなところがあります。転じて欧米ですと階級や人種で明確に上下があることになってます。有色人種の使用人は“モノ”であるとの意識が刷り込まれて何代も続いてきたわけで、教育でどうこうしようにも時おり差別意識の根深さが顔を出します。今(2020年6月)アメリカで起きていることはまさにそんな感じですね。

どうしても差別/被差別というやや重めのテーマが作品を通じて流れているように私は感じていた分、TRIGGERらしいいつもながらの勢いとテンポでアゲていく手法とは相性が悪いように感じました。
よって評価は中の中。作品に通底するテーマを重要視すると物足りなさが残る。しかしながら、伝統芸ともいえるキャラや演出で魅せるやり方はは健在でかつ1クールで綺麗に収まってる点は評価したいかしら。そんな感じです。
どんなお話か他の作品で例えてみると

例① 悲壮感の欠片もない『東京喰種』

喰いはしませんが設定は似とるのであります。

{netabare}・獣人は圧倒的少数で個体としては人間より強い
・主人公が医療の力で人間から獣人へ
・獣人コミュニティはいわば修羅の国
・両者の反目と融合を模索する物語設定
・人間側のラスボスが実は…{netabare}(和修一族かいっ!){/netabare}という展開{/netabare}

例② 製薬会社性悪説

ゾンビ化はしませんよ。言葉遊びです。 

{netabare}主人公がタヌキかアライグマかいまいちよくわかってないのですが、英訳するとracoon dogもしくはraccoonとラクーンです。で製薬会社がいっちょ物語に深くかんでます。この際みちるを全面に出して“アニマシティ”をタヌ…“ラクーンシティ”とスタイリッシュに。“獣人化ウィルス”を“T(タヌキ) - ウィルス”と語感を整えても良かったかもしれません(適当)。
念のため注釈加えとくと出典はバイオハザードです。{/netabare}



前述の“作風”と“テーマ”との相性の悪さに拍車をかけたのが主人公の「頭お花畑」っぷりかしら。
{netabare}第一話からして祭をぶっ壊されて自分も殺されかけてんのに、敵方を助けようみたいな展開がどうも性に合いません。{/netabare}
ある意味、定石なんですけどね。そこからの成長が楽しみだったり見どころだったりするので気にしなきゃ無視しちゃってかまいません。それはつまり、そこクリアされてれば楽しめるってことでしょう。


■声優さん

主役の諸星すみれさんと細谷佳正さんはこの際スルー。
バルバレイ・ロゼ市長役で高島雅羅さんがフル回転で登場されてます。スポット出演の多い印象だったので貴重な気がします。貴重といえばみちるの親友なずなでの長縄まりあさんですかね。てっきりロリ声専任声優(失礼っ!)かと思ってたのですがJK年代らしい発声もできるんですね。当たり前のことなんでしょうが勝手に驚いてました。



視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.07.02 初稿
2021.03.07 修正

投稿 : 2024/05/18
♥ : 55
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

観終わった

4話までの感想{netabare}
どうにも私はトリガーと相性が悪いみたい。
厄介なのが序盤「お、これ面白いじゃん」と思っても、中盤から「なんでそんな展開に…」となることが多い。
特に2クール作品の2クール目からそうなることが多いかな?
起承転結の転のつもりなんだと思うけど、それまでの展開とガラっと変え過ぎてついていけなくなる。
ってことでこの作品は全何話なのかが非常に気になるトコロ。
1クールなのかな?だったら「あれ?」となる前に突っ走ってくれるかも。

と、そんな感じで序盤の3話まではいつもの様に好印象。
みちるはタヌキの方が可愛くないか?ひょっとして人間姿はワザと不細工にデザインした?
…なんてこと思ってたら、あれ?4話ちょっと雑すぎじゃない?
言いたいことは分かる、教祖の立場無視して他者を攻撃しまくる信者はアニメ界でもよく見るw
信者ってより教祖を殴り棒にして正義ごっこしてるだけというか…まぁ、うん。
だけどそれを押し出すことに意識を奪われ過ぎたのか、他の部分がおざなりで、これ本当にトリガー?とさえ思えたり。

顕著なのは内地へ向かって海を渡ったシーンの省略。
例えばこれが“リトルウィッチアカデミア”だったら、ホウキで飛べる魔女に乗せてもらったら凄いスピードで「ぎょえー」と言いながら必死にしがみつくアッコ、なんての描いたんじゃない?
そういうコミカル表現でなくても…丁度いいのがあった、
https://www.youtube.com/watch?v=zKQsL_ilDYU&feature=
これの3:47からのシーンみたいなの、何故省いた?
ズブ濡れのみちるが見たかったワケじゃないよ、いや見たかった。
あとニナが水槽に入れられるまでの経緯も飛ばしすぎ。
喋ることはできるんだし昏睡でもしてなければあんなことにはならないと思うのだが…。
って、あ!これって海外ドラマでたまに見る、ドラッグが横行しててニナはそんなの初めてで効きすぎちゃった(昏睡した)ってことか?
少しずつ吸引しないといけない「小麦粉」を、差し出された分一気に吸い込んじゃったとか?

あはは、そりゃカットされても仕方ないw

…。
そうなのか?
我ながらかなり強引な好意的解釈だと思うのだが…。
でもって最後は、正義ごっこするだけで殴り棒のことを理解する気のない連中を見て、憤慨しようにも自分もそうだったと気づいたみちるは獣人のことを理解すべく島へ戻るのでした、と。
筋書きは悪くないんだよなぁ、演出がヘンだったてことか?
今後巻き返すのに期待したいトコロ。

ところで4話までで半田修平の名前出てないと思うのだけど、見逃してるだけ?そのうち担当回来るのかな?
“まぎレコ”の方で「沼田誠也担当回あったら見るわ」と思ってたらずっと後半で、ちょっとそこまで耐えられないってことがあったり無かったり。{/netabare}

5話感想{netabare}
おっ、野球回じゃーん!
ってことでお約束の巨人の星…ではなく、ドカベン(野球狂も入ってる?)とあしたのジョーをミックスさせてそこにアストロ…よりも個人的にはコブラのラグボールを添加した感じ。
うん昭和だね。
そして実況役が水島裕で、演技的に広川太一郎だったらなぁと思ったら「外野ーっ!」って叫んで(水島裕が主役を務める“六神合体ゴッドマーズ”の決め台詞が「ガイヤー」)…このためのキャスティングかwww
めっちゃ昭和じゃーん!!
と思ったら、いや待った。
丹下段平ポジションのキャラがヤクザとつるんで八百長って…あれ?それって“メガロボクス”?
市民カード持ってるかどうかで酷い格差があるというのも、こっちの獣人と人間との格差と被る。
しかも大神(字面が六神に見えてきた)の声はメガロボクスのジョーの人なんだけど?
ってことでこの件が一番笑ったw、細谷佳正はどんな気持ちだったんだ?って感じで。
ひょっとしてスタッフはスタッフなりに気を利かせて、昭和アニメ知らない人にも分かるパロを入れたってことは…無いかな?

こんな感じで全話突っ走ってくれたら最高なんだけどなー、どうなるんかなー。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
11話が謎い。
まずナズナが、アランに「ストレスを和らげるために必要だ」と言われた(そのシーンは無い)だけでコンサート最後で自分が獣人だと明かそうとして「?」。
当然それは罠で、ミチルに言われて考えを変えたこと自体はいいとしても、そこまでの心の流れが雑かな?
もうちっと「アランの言うことだったら本当なんだろうハハン」と、例え深く考えてない・軽い気持ちであっても視聴者に「ナズナはそう信じてしまった」と見せるシーンは必要だったような?
そして観客がボリスの暴露を鵜呑み、これもどうなんだろう?
その直後シルバスタ製薬のメカが現れて、それに襲われて凶暴化…は分かるんだけど、その前の演説段階で既に涙してるんだよね、なんか変。
そして大神は暴走化した獣人達を目の前に、1000年前の皆殺しの時のことを思い出して暴走化。

何が起きてるのかは分かるけど、こっちの感情がキャラの感情に追い付かない。
この感覚は…ああ、4話の時と同じだ。
設定上の理屈どうこうではなく、視聴者の感情をもっと上手く誘導する描写はできなかったのか。
と、そんな感じで「なんかついていけない」、画面で起きてることをボーっと眺めるだけになってしまった。

最終回、ラスボスのアランが純血を維持してたというのも、あっそうって感じで全く重みが無い。
それこそ純潔維持のために先祖は好きでもない相手と子作りして来たとか、シブやバッククロスが当たり前に行われてたとか、なんか歴史的な重みを背負ってる造詣にはできなかったのか。
人種問題を扱った作品だと思ったら結局個人が相手だったっていう…「純血種」の一族郎党出すべきじゃなかったのかなぁ?
この作品は狼男だったので流されそうになるけど、もし吸血鬼だったらシモベが居て然るべきだと気付くハズ。
大神の中の人は十二の眷獣を従える第四真祖の役やってたり(“ストライクザブラッド”)、ボリスは…子安でバンパイヤ役というと“マスターモスキートン”まで遡っちゃって私自身がよく分からないや。
石川界人は…どうなんだろう?バンパイヤ役やったことない?
とにかく中の人はこれやってる間どんな気持ちだったのだろう。

そして市長の最後の言葉「根気強くやる(中略)幸い私には時間がある」、その後大神「お互いにな」って、これハダカデバネズミが長寿であること知らんと分からなくね?
って、アニヲタだったら知ってて当然なのかな。
タヌキとキツネは変身して人を化かす(変身能力がある)というのも日本独自の価値観な気が…これってネトフリ配信だそうで、敢えて日本の文化推しをした気がするのだけど、ターゲットがよく分からん。
5話のネタなんて外人分かるのかね?重度のアニヲタなら分かるのか?{/netabare}

総評{netabare}
淡々と物語のあらすじを見せられてる様で、何が起きてるのかは分かっても感情が乗れなかった。
画面では派手なアクションしてるハズなのに印象としては地味。
キャラ達がわちゃわちゃしてるのを「へーそう、大変だね」と他人事のように冷めた目で見てるだけだった、特に後半。
誰にも必死さを感じられなかった…せいかなぁ?
特にラスボスの目的が不明瞭、雑種を消し去りたかったのか?
人類に貸しを作ろうとした?セコくね?
セリフで「ボクたち純血種こそが~」と言うが、出てくるのが一人だけなので印象として受ける規模は小ぢんまり。
だったら「雑種のクセに自分と同じ能力を持ってる大神が憎い」や「我の能力を存分に振るえる相手を探していた」とか、もっと個人的な動機で良かったんじゃないかな。
ヘタに人種問題っぽいことに手を出したせいで扱い切れなかった予感。
また、人間を裏で支配し~とも言うが、これも「だからなに?」って感じ。
同じように人種問題を扱い、人ならざるラスボスが人間社会を裏で支配してたものとして“BEM”があるが、あっちは人間にウンザリしてた描写もあってこっちより踏み込んでた…気がする。
(最近“新サクラ大戦”の方の感想でもBEMを挙げて、まるで支持してるように思われるかもだけど、たまたまです。あれもそんなに面白くは…)

話が安っぽく、複雑にしようとしてキャラの思考回路だか行動原理が不明瞭になり、仕方ないから「なんか偉い人」を出してやっつけて閉めた、そんな印象。
絵も一見派手に見えるかもしれないけど地味、手を抜いてた気がする。
なにかの実験作なのか、“プロメア”をやって次のなにかをするまでの間の場繋ぎとしてテキトーに作ったのかな?{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 19

73.1 14 コミカルアニメランキング14位
死神坊ちゃんと黒メイド(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (260)
839人が棚に入れました
触りたい 触れない ―世界で一番、切ない両想い。幼い頃、「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いを魔女にかけられた、貴族の「坊ちゃん」。呪いによって周囲から拒絶されるようになった彼は、森の奥の大きな館で孤独な日々を過ごす。そんな彼に仕えるのがメイドの「アリス」。しかしそのアリスの存在が坊ちゃんの一番の悩みの種。なぜならアリスは日常的に逆セクハラを仕掛けてくるから……!いつもギリギリの距離感で誘惑してくるアリスと、彼女のことが愛しいけれど手をつなぐことすら許されない坊ちゃん。二人の純愛は、果たして実を結ぶのか…!?

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

素敵な御伽噺

<2021/10/17 追記>
一つ書き忘れてたので補足
アリス役の真野あゆみさん
素晴らしかったです。
清楚さと落ち着いた色香と優しさと哀しさが綯交ぜになったような、少し低音の自然な声
真野さんのキャスティングがなかったらここまでの雰囲気は創り出せなかったかも。
もう一度言います。
素晴らしかった。


<2021/7/8 初投稿>
原作未読
見始めなので評価はデフォルトの3.0です

ありがちな思春期男子向けのサービス作品かと思ったらそんなことなかった
格調高いです

色気振りまいてるように見えて存外いやらしくない
そういうの期待してるとがっかりするかも
でも作者が見て欲しいところはおそらくそこじゃないような

押切蓮介先生の絵柄に似ているのでちょっとクセはあるものの、それも含めて味になってる

今期10作ぐらい見てようやく刺さりました
期待大です

<2021/7/27 追記>
4話まで見ました

3話のビリヤードシーン、かなり上手く描かれてますね
一球目の手玉の動きがおかしい(二度撞きのような動きしてる)けど、他は自然でした
アニメのビリヤードシーンの球の動きってCGでも変なことが多いんですよ
チョークの塗り方と左手の形(ブリッジ)が変なのはご愛嬌

Bパート・夜の湖のシーン、いいですね
青の色調が気持ちいい

そして4話
今までとちょっと違う感じの新キャラ登場
今後、呪いの正体に近づいていくのか?
という期待を少し抱いたり

本作の二人の関係、というか距離感は「からかい上手の高木さん」に少し似てますね
こういうの好きです

<2021/9/21 追記>
最終話まで見終えました。
予想以上に良かった。

「上品な御伽噺」でした。
全て幻想的な空気に包まれてますね
ARIAのケットシーの回を彷彿とします

坊ちゃんとアリスに全く裏表がないところも好感度大。
二人ともよい子で真っ直ぐにお互いが好き。
そういうのを見てると嬉しい。

最終話の坊ちゃんのお母さんに向けたセリフはまっすぐで気持ちよかった。
その後のお母さんの表情見て
なんとなく、君嘘・公生の公生ママとの対話のシーンを思い出したり。

今期、やはりかなり好きな作品です。。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 43
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

え。。うそ、やだ、、、いい。

原作知らず。

見る気全くなかったんですが、見始めたら止まらなくなってしまった。

物語:{netabare}
最初は痴女アジテータが初心な男の子を相手に純情もてあそぶ系のお話かと思っていたのですが、、、、すんませんでした。

魔女に呪いをかけられた坊ちゃん(貴族の長男)。彼が生き物に触れると、それは即座に死に絶える。母に疎まれ、別邸に押し込められるように生活している。
触れてはならない主人=坊ちゃんの身の回りの世話をするメイドのアリス。しかし坊ちゃんの「その気」を挑発するように急接近やらチラ(?)見せを繰り返していく。互いに想い合う坊ちゃんとアリス。でも、どんなに想っていても、触れあうことは出来ない。

はー・・・なにそれせつない。{/netabare}

声優:{netabare}
アリスがとても良かった。
坊ちゃんは・・・・実は苦手なタイプの声質ではあるのですが、演技としては良かったと思う。
友達魔女ズ(男女)どちらも良かったです。{/netabare}

キャラ:{netabare}
坊ちゃんの変化・成長が心地よかった。アリスの静かな変化も愛らしかった。その他、脇を固めるキャラもそれなりにしっかりしていたと思う。
魔女軍団のボスとアリスの母親・・・どうなってんのおいそれびっくりしたよ。{/netabare}

音楽:{netabare}
OPはちょっと、、、苦手。EDは良かった、たまに、切ないというかしんどかった(良い意味で)。劇伴も良かったと思う。{/netabare}

作画:{netabare}
人物は基本的に3DCGで描かれている。苦手な方にはダメなやつだろうけど、僕は概ね好意的。あと少し。あと少しのところまできているよ。たぶん。そのあと少しがおそらく凄い大変なんだろうけど。

本作はタブレットでの視聴がメインだったので、ちゃんとみることが出来ていたか不安なところがあるのだけど、気になったポイントは「キャラ視線」と「ギャグシーンのワタワタの表現」。どちらも、正確に描画できてしまうCGであるが故の違和感なのかな、と思っている。特に「わたわた」に関して言うと高速で動く腕がしっかり描画できてしまうことがかえって変な雰囲気にしているのかも。あくまで感想で的外れかも。二次元描画での、あるコマでは腕2本、次のコマではブラーがかかった状態で腕4本(リピート)のような描画って、現実ではあり得ないけど、見ている僕らの主観的には逆にリアル。そういう描画を持ち込む(任意に設定できる)ようになれば、あるいは行けるのか?実はそうなっていた?

個人的に背景画が凄く気になった。評点は主にこちらに対して。特に壁面や邸宅周辺の木々が描かれる際にわかりやすかったのだけど、キャンバスに薄い層で描いた油絵のようなテクスチャになっていた。なんか知らんけど良かった。{/netabare}

[2021/09/29 v1]

投稿 : 2024/05/18
♥ : 23
ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

非モテ視聴者を弄ぶ最強ヒロイン

原作を知らない人にはノーマークだったアニメではなかろうか。
まだ出揃ってないが第1話だけなら暫定で今期最高。
低予算ソシャゲのようなフル3DCGの絵面が最大の障壁かな?
{netabare}つーかCV花江の作品多すぎだろ(笑{/netabare}

・第3話まで
当初の予感通り(再)今期最高な、即死と隣り合わせのイチャコラ微エロアニメ。
つーか他はギャグ枠のキモウト以外がダメすぎた。
有名どころは五輪期間中を避けたんだろうな~多分。
まあ正直このアニメも「退屈」と紙一重なので、この先も似たような展開が続くのなら
途中で飽きる可能性は大きいかな。
ED曲のフルVerMVがNBCジャパン公式に出てるので気になる人は見てみよう。
(一部に今後のネタバレ動画が含まれているかも?)
https://youtu.be/Ql6ouR2NqN0

・第4話
いやいや、{netabare}突然意味なく歌いだすなよwwwwwwwwwwそういうのいらねーからwww
尺稼ぎなら入浴シーン出せwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「魔王学院の不適合者」のアノス様応援歌より寒かった。
新キャラの訳あり魔女っ娘が登場したけど、アリスと同じ黒のネイル。
そこにはなにか共通項があるのかな?
..........と思って録画見直したら妹も黒ネイルかよ(笑
(ちなみに母親は赤系){/netabare}
まあ俺としては爺にゾッコンのクソ生意気な妹をもっと出して欲しいわ。
終盤にちょっとだけ出たロリアリスもかわいい。

・第7話
クソ生意気な妹の出番が増えてきて嬉しいわ(笑
普段ならそろそろ飽きる頃合いなんだが、アリスと妹が可愛すぎてまだまだ行ける。
つーか「魔王城でおやすみ」と同じく、ズルズルと滑り落ちるうちに抜け出せなくなる
蟻ヲタ地獄にハマった予感!
いや、この先も存分にイチャイチャしまくってくださいwwwww

・最終回まで
クソ生意気な妹がレギュラー入りしたおかげで完走余裕でした(笑
つーかあのアクセントがなければ結構キツかったかもしれん。
{netabare}ロブは渋いね..........何か秘密を知ってそうな気配も。
棺桶からアリスのかーちゃん登場は予想外だったわ。
坊っちゃんのお母様といい、2期は過去の掘り下げが多くなるのかな?{/netabare}
とりあえず裸待機で待ってるYO!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

71.3 15 コミカルアニメランキング15位
プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (179)
542人が棚に入れました
紡いだ絆に思いを乗せて、ユウキたちの冒険が再び始まる。 その出会いは突然だった。 意気投合した彼らはあるギルドを結成するーーその名は【美食殿 】 。 美食の探求を目的とした彼らは愉快な仲間たちと友情を深め、美味しいごはんを食べ、そしてときにはちょっぴり危険な冒険に身を投じ、せわしなくも穏やかな日々を送っていた。 ところが、胸に秘めた思いはやがて交錯し、彼らはかつてない困難に巻き込まれていく。


声優・キャラクター
M・A・O、伊藤美来、立花理香、阿部敦
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

駄目なソシャゲアニメの典型って感じ。

{netabare}
いいとこ無し。これ評判良かったのって原作勢の声が大きいからなだけって捉え方であってるかな?
そもそも一期からノリがあまり合わなくて好きじゃない作品だったけど、二期は日常回削って原作勢しか理解できない雑なシリアス展開ばかりやってさらに微妙に。
本当に意味不明だから困った。
わかってますよね?と言わんばかりにループ設定とかを入れこんでくるから、今後への伏線、布石と言う捉え方もできないし置いてけぼり感がすごい。
展開が雑にも程がある。


キャラも大量に出してきていかにも典型的な糞ソシャゲアニメと言う感じ。
日常回なら、よく知らないキャラが大量にいようと、メインは基本的に美食殿なわけだし気にならないんだが、よく知らないキャラが良く知らないキャラと争ってるのを見ても何一つ面白くない。キャラが絞れていないし掘り下げも全然足りていない。
それにキャルが今更主人公たちの前に変な仮面被って出てきても、一期の日常回を見た後だと、ギャグにしかなってないという。
基本的に意味不明で理解できる部分も全く面白くない、おまけにキャラは不快、最悪なアニメでした。クスクス言ってるキャラとかほんとに寒すぎた。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
プリコネあんま好きじゃないんだよなぁ。謎昇天。

2話 ☆6
やっぱ主人公が好きじゃないわ。手書きかよ。
作画はソシャゲマネーでできている。

3話 ☆5
プリコネというコンテンツがあまり好きじゃない。成仏。

4話 ☆4
作画すげーな。ええ、虫じゃんw
戦闘作画が結構すごい 

5話 ☆2
茶番感。なんかでこんな話見たぞ。転生か?w
ちょっと今回内容意味わからんのだけど。

6話 ☆1
媚薬。エロ本かよ、てかこの世界にあるんかよw
お前誰だよってキャラが次々出てきてわけわからん。報告を伝えるとは。
結局騎士が団長ではなくスライムだったって話か?
無駄に話がつかみ辛いのなんなんだろうな。

7話 ☆2
誰だよ。茶番劇 はーつまんね。
一部の性癖の人に受けそう。幼児退行w 謎回想。

8話 ☆4
世間で持ち上げられてるのが本気で謎なアニメ。
確かに7,8は間違えやすかったなw ループか記憶喪失か。

9話 ☆1
ユースティアナとは。ほんと意味不明。作画だけはすごい。
この赤髪誰だよ。リダイブってループ? 急展開過ぎる
知らんキャラが死んでもな。ほんとひどい こいつの印象0なんだよw

10話 ☆0
またよくわからんキャラが。茶番劇 話ぶっとびすぎでしょ。
茶番アニメ。住民あっさり信じすぎだろ。ほんとくだらん。

11話 ☆0
ほんと何やってんだよ。キャラが気持ち悪い。
クスクス言ってる奴きもすぎる。ほんと茶番アニメ。雷の呼吸かな。 
ゲームのスキルの説明かよww このアニメが茶番だろw
そもそもなんで騎士あいつに操られてて今度は何でその洗脳が解けたんだよ。
二期主人公の出番全然ないじゃん。

12話 ☆1
誰だよ。和解かよ。何もかも茶番だったな。

曲評価(好み)
OP「Lost Princess」☆8
2話挿入曲「」☆7
ED「旅立ちの季節」☆8
12話ED「onnecting Happy!!」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

映像作品としての楽しさ: ◎

タイトルに「Season 2」とある通り2期目で、ストーリー的にはダイレクトに1期目の続きとなっています。

お話しとしては「Re:Dive」自体が、「Re:Dive」が付かない世界線での失敗を受けた設定になっているようなのですが、「Re:Dive」が付かない世界線の話はアニメ化はされていないので、そこを知っているかどうかはあんまり問題にする必要はないかもしれません。

ある意味、ストーリー的にアニメで初見という人は置いて行かれても仕方がないという割り切りは視聴する上で必要かも。
(私もゲームのプリコネはやっていないので、ぶっちゃけそんなスタンス。)

ぺコリーヌのプリンセスストライクといった大技や、巨大な敵に対して飛んで回り込んだり体表を駆け上がるといった画的な楽しさ・爽快感みたいなものが味わえるという点で純粋に映像作品としての楽しさはかなりのレベルにあると思います。

キャルやコッコロなど、キャラクターデザイン面でも様々な需要に応えるバリエーションという点も含めて「萌えアニメ」としてそこそこのレベルに達した作品なんじゃないでしょうか。

エンタメ性は高いのですが、「そういうアニメには時間を使いたくない」という人は観なくて良いと思います。

私個人はけっこう楽しめました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女の子が細やかな動きで可愛らしく、冒険が感じられる。1期に比べるとシリアス

1話感想 1期も面白かったので今期も楽しみ。女の子が細やかな動きで可愛らしく、冒険が感じられる。

1話はまあ、紹介的な内容ですね。1期のノリほぼそのままでした。
でも本作の良い所はちゃんと感じられましたね。
・女の子の動きが非常に細かく、柔らかみが感じられて、可愛らしく感じる。
・移動等がちゃんと描写されていることが、冒険している感じをしっかり出している。
まあ1期の変なノリもそのままでしたが…w
・ヒロイン以上にやたらおっさんが活躍する
ま、1話はただの導入なのであまり細かいことは言いません。今期も楽しみです。

移動の描き方について。
私は良く低品質アニメではのたのた町を移動するシーンが必ず入っていてつまらない、と評価するのですが、本作は移動シーンがあっても非常に高く評価しています。
背景美術の美しさ、キャラクター達がそれぞれの心情が感じられる細やかな動きで、移動しているだけのシーンも飽きさせないんですね。
そうすることで世界の広がりや冒険の楽しさが感じられる。
そのあたり、クオリティが低いアニメとは違うなぁ…と思いました。

全話感想
今期は前期に比べるとシリアスでしたね。原作のストーリーをなぞりつつオリジナル展開できっちりまとめた感じでしたが、大変良かったと思います。
ただ、1期のギャグ展開が非常に面白すぎたので、その点ではちょっと残念でした。いや本当に良かったのですけれどね。
いい話でした。
ただ基本的に説明不足でしたね。まあ大体わかると思いますが…。
こちらは原作ゲームをやっているので良いですが、

なんとなく批判からになりましたが、とても良かったです。
とにかく作画が魅力的でヒロイン達は大変かわいらしくて良いですね。
主人公の活躍もイヤミがないし。大変好きな作品でした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

64.9 16 コミカルアニメランキング16位
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (158)
498人が棚に入れました
交通事故に巻き込まれた俺が転生したのは……なんと
「自動販売機」だった!?
白い四角形の体に、出てくるのは機械音声のみ。
自力では動けず、会話もまともにできない危機的状況の中、
元・自販機マニアとしてのアツいサービス精神に火がつく!
コーラ、おでん、カップ麺……異世界住人の胃袋を掴むうちに、豊富な知識と奇抜なアイデアで、冒険にも参加することに!?

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「いらっしゃいませ、ありがとうございました、残念〜、お釣りが出たらもう一本」で会話が成り立つお話。

原作未読 全12話

現世で自動販売機が大好きな主人公が事故に合い、異世界に転生したら自動販売機になっていたお話。録音された一辺倒の会話(そのかわり心の声が多い)しかできませんが、それを理解して一緒に行動を共にすることになったヒロインのラッミスと共に異世界の迷宮で起こる様々ことを解決していくお話です。

人間以外に転生するお話は沢山ありましたが、まさかの自動販売機w

なぜ電気のない異世界で自動販売機が存在できるのか、商品の補充は?と色々とツッコミたくなりましたw

説明はありましたが、よく分かりませんでしたねw

商品などの補充はどちらかと言えば「とんでもスキルで異世界放浪メシ」的な感じでしょうか。

自動販売機という不利な点(自力で動けないこと、会話が一辺倒)はありますが、有利な点(色々な自動販売機に変われること)で機転を効かせてラッミスと共に解決していきますね。

非常にユニークな作品でした。

OPはBRADIOさん、EDはPeel the Appleさんが歌っています。

最後に、2期制作が発表されました。この後の展開が全く読めないですねw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 16

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

アイデアはすごく良いと思う

まず自動販売機(以下じーはん)に斬新さを感じたのと、珍しく配信で放送直前特番が視聴出来て、推し声優の本渡ちゃんを堪能したので期待したんですが。

うーん、普通と言うかじーはんを主人公にしたのは本当にナイスアイデアだと思うので、物語点はおまけしました。しかしチートなのは別にいいです、でも商品売ってポイント貯めるシステムがすぐ適当になり、何でもありになった感あります。

さらに残念だったのは作画で、戦闘シーンも止め絵ばかりだし、全体的に話すだけでキャラがあまり動いてない印象です。主人公はじーはんだから動かないのは分かりますが。それと敵キャラがダサいように思いました。題名に入ってるダンジョン感もあまりないです。

でも見れちゃうんですよね私は。だって中世みたいなよくある異世界にじーはんあったら便利だし浪漫があるじゃないですか。なのでおまけで物語点は4.0にしました。ちょっと雑な所が多いですが変わった主人公なので試しにどうでしょうか。

2024年2月22日

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コレは良いものだ…ってオイ!なんでやねん!

 最終回(12話)まで観ました。2023.09.24

 最後まで、異世界人の皆様、実は全員転生者なんじゃね?と思うくらい、ハッコンの謎商品を的確に使いこなします。

 生理用品、コンドーム、体外式自動除細動器…、現代人でも教えてもらわないと上手く使えないものを初見で使えるなんていくらなんでもおかしいです。

 ラッミスも、これ便利やね〜とか言いながらタンポンを躊躇なく挿入しそうです。

 現代人でも、ガソリンとかの危険物を舐めていて、火だるまになるアホが時々いるのに、すぐに武器として使えるかよ…。

 下手すると、エリアボスと戦う前にパーティー全員焼死やぞ!可燃性液体舐めんなや!と、危険物取扱者乙4試験に落ちたこともある友人も激怒プンプン丸でした。

 自販機転生というアイデアは良く、現代日本ゴイスー!で異世界人へマウントをとるいつものやつながら、新感覚で観れましたが、やはり無理がありました。

 祝2期決定!惨劇への道になりそうですが、楽しみです。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.07.21

 なんと言うか、本作品の異世界人達は初めて観るものに対しての警戒心が無さすぎです。

 衛生のためにコレを男性器に着ければ良いのね!ってそうなるかな?

 現代世界でも国によっては普及に苦労してるのに、イキナリ自販機で買って使うか?

 コレをギャグとして楽しめるかは視聴者を選びそうです。
 
 後、ハッコンの小売りのやり方が殿様商売過ぎるのも気になります。そこでしか買えないのに、設置場所がコロコロ変わるのは客商売としては、良くありません。

 異世界人達は場当たり的に生きている様なのでよいのかもしれませんが、いつ売ってるか分からないようでは、普通顧客がつきません。

 冒険物でも無く、商売物でも無い、全方面を舐めたようなどうも中途半端な印象の物語だと感じます。

………………………………………………………………………
 2話まで観ました。2023.07.14

 怪力娘に背負われてギルドのモンスター討伐に参加します。シュールな光景ですが、まぁ異世界なので…。

 そして、メントスコーラで大活躍!シュールと言うか、何と言うか…。やり過ぎ?

 この後もこんな話が続くんでしょうか?2話で視聴者の選別をしてきたなぁという感じです。
………………………………………………………………………
 1話観てのレビューです。2023.07.06

 自販機好きが異世界で自販機に転生って…。呪い?

 良く、テレビとかの豆知識番組で取りあげられますが、古代エジプトには聖水自販機があったという話もあるので、異世界人が自販機を使えてもおかしくはないのかも。

 タバコや御札なんかの自販機はかなり前からあったと言われていますが、食品の自販機はどうなんでしょう?

 いくら異世界人でも、出てきた物を食べるかな?毒かも知れないし、慣習やしきたり上の禁忌とかありそうですが…。

 これから、怪力少女と旅をするんでしょうか?文字通り、手も足もない主人公でワンクールどう保たせるのか、非常に興味深いです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

65.9 17 コミカルアニメランキング17位
ラディアン(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (105)
470人が棚に入れました
トニー・バレントさんのマンガが原作で、魔法使い見習いの少年が、世界を救うまでの活躍を描いた冒険ファンタジー。友情や努力、絆、出会いと別れなどを通して少年が成長する姿や強敵とのバトルが描かれる。

声優・キャラクター
花守ゆみり、悠木碧、大畑伸太郎、朴璐美、小市眞琴、遊佐浩二、子安武人、山口勝平、吉野裕行、東山奈央、三宅健太、寺島拓篤、早見沙織、佐倉綾音、緒方賢一、木村良平、稲田徹、速水奨

匿名係長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

高評価多いから見てみたけど

ネメシスという化け物が世界を荒らしている。
対処できるのは過去にネメシスに触れ呪いを受けた魔法使いだけ、しかしそんな魔法使いも忌み嫌われているという設定。

うーん、戦う理由が分からない。
小悪党が言っていた、助けてやっても感謝の言葉すらなく、頼られるのはネメシスが現れた時のみで、倒してもその後は掌返しって、、、
ホント、そんな奴ら助ける動機が見つからないと思ってしまう。
あるとすれば依頼されて倒すことで得られるであろう報酬くらいでわ?

加えて主人公が精神的に子供すぎるというか、バカすぎる。

何というか主人公の戦う理由が、カッコいい魔法使いになりたいとか、魔法使いが誤解されてるのがどうというフワッとしたもので始まっている事がこの上なく共感出来ない。

そこは過去に親を殺されたから駆逐してやる的な理由があって然るべきなのではないか??

どこからともなくやってくるネメシスの巣を見つける為に旅に出るらしいが、師匠がそんなものは御伽話であって、有るならとっくに誰かが見つけていると、、
ホントその通りである。

主人公はやってみなきゃ分からないと話を全く聞かない系だし。
結局旅立つとして、当ての無い旅なら現状と対して変わらないのではないか?
(主人公達が住んでる家は気球みたいな飛行船)
てか、全くの半人前である状態で旅立って何ができるというのか。

徳川の埋蔵金を見つけ出す!と言って子供が家を飛び出るようなものだ。

せめて何かしらの情報を手にしてから冒険スタート出来ないものなのか?
と、色々と思うところだらけなんですよ。

この後、仲間出来たり成長して強くなったり強敵と戦ったりするんだろうけど、こんなフワッとした状態でストーリー進んで面白くなるのだろうかと不安が大きい。

レビューでは高評価多いので、ちょっと期待しすぎていたのだろうか。
もちろんまだ3話までしか見ていないので、評価材料は少なすぎると思いますが、現段階では正直面白くないという感想です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

NHK王道冒険ファンタジーの遺伝子は?

地上波夕方ヒロアカの後は逆転裁判…
えぇまたこれかと思ってたら

裏番組のEテレで放送

監督:岸誠二(瀬戸の花嫁、月がきれい、あそびあそばせ)

声優
主人公セト:花守ゆみり
ヒロイン:悠木碧
他、豪華声優人多数…

異世界魔法ファンタジーかな?王道アニメに期待です!


4話まで視聴
思った以上にゆっくりした展開、ようやくヒロイン登場&冒険スタートって所かな?
ヒロイン役に悠木碧さんだった理由が分かる回でした。
さすが何種類も声出せる悠木碧さんにピッタリのヒロイン設定。

私的にNHK冒険ファンタジーアニメで思い出されるのが未来少年コナン、ふしぎの海のナディア
NHK名作冒険ファンタジーアニメの遺伝子は引き継がれてるのかな?

視聴完了
最近では珍しい2クール近い話数なのに安定した面白さは流石、NHKでした。
意外と政治的な主張があったり、モダンファンタジーアニメだった。
ファンタジーの割りに若干ワクワク感が足りないのがマイナスかな…
それは今期残した謎を解決してくれる2期に期待。

主人公セトを演じた花守ゆみりさん、少年役に違和感なくって最大の発見かも。
色々声出せて多くのキャラ演じれるのは悠木碧さんと思ってたけど、花守ゆみりさんもこれから少年役増えそう。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 21
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

起承転結の「承」に工夫が欲しい

2018年10月~2019年3月放送のTVアニメ。第1期全21話。
第2期が2019年10月より放送開始と発表されているので、今回物語評価は3のままにしてあります。

トニー・ヴァレントによるフランスの漫画が原作で、2019年3月現在、邦訳版が9巻まで刊行。私は未読です。

海外の漫画原作というのが気になったので視聴しました。
原作も日本の漫画を意識した作りだそうですし、アニメも違和感なく見られます。ただ序盤は独自性が見出せず、少し飽きてしまった時も。
作画は安定していましたが、もう少しコンテ・演出に工夫が欲しい。
エンドカードがいつも凝っていて楽しかったです。


【良かった点】
ストーリーは王道で直球勝負なのが小気味良く、反面、移民や魔法使いへの偏見と迫害が重くシビアな見所を作っています。この点は海外の作家の感性かな?
さらにアルテミス学院という明るい街が、重い世界観の中で清涼剤的な役割を果たしていて良かったです。
{netabare}
キャラクターの好感度がとても高かった。
意外と暗い世界観に対して、主人公のセトは物怖じせずいつも明るいので、辛い描写があっても見ていて引きずらないで済みました。
セト視点では描けない異端審問官側から世界観を見せてくれるドグラノフが対比的で、それも良かったです。
また女性キャラにそれぞれ個性と魅力があり、特にアルマが最序盤では物語を牽引し、テーマを明確に見せてくれました。
セトに対して母親たるアルマ、良き友人たるメリ、迫害された経験を共有しその死がセトの心の傷となるハーメリーヌ。この3人は立役者だと思いますし、配役も演技もとても良かったです。{/netabare}


【気になった点】
{netabare}原作に対してアニメの尺が長すぎるとわかってしまうのはいかがなものか…
展開が丁寧なのは悪いことではないですが、1クール目では話があまり進まない上、世界観を掘り下げるような展開には主人公が絡まず、正直掴み所が無い。アニメ独自の部分がちょっと煮詰め切れていない印象がありました。
「偏見」「迫害」というテーマを肉付けする回をいくつか入れるなどして、コミカル回とのメリハリを付けるのも一つの方法だったかな、と思います。{/netabare}

起承転結の「承」に何を描くかで作品の厚みが増していくものだと個人的には思っているので、展開をもう少し早めにして、尺が余るなら内容を詰めていく工夫が欲しいかも。
今のところ、第2期も可能なら見てみようかと思っています。(2019.3.11)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12

86.7 18 コミカルアニメランキング18位
涼宮ハルヒの憂鬱 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3783)
19123人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。
そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エンドレス8とかやりすぎだろ

ハルヒ2期となる本作ではあるが
内容は1期14話+新作14話で構成されているため
1期を観てからじゃないとダメということは全く無い。
むしろ、私個人としては1期を観ずにこちらを観ていただければよいと思う。

舞台設定は学園ものではあるがSF物でもある。
ぶっ飛んだヒロインにぶっ飛んだ設定。
そのわりに緻密な部分もあり関心させられるところもある。

唯一まともな?主人公キョン視点の語りで進行する。
この部分に好き嫌いがでそうではあるが
私はこういった主人公の説明くさい語りは好きである。

メインヒロイン「ハルヒ」も好き嫌いが出そうではあるが
私は好きである、否、大好きである。(基本Mなのかもしれないw)
その他にも魅力的なヒロイン達がいるので
貴方のお気に入りのヒロインにであえることであろう。

全体的な物語の構成は1期部分にあたる14話に関しては
かなり面白かった。
だがしかし、2期で追加となった新14話の中で8話分の
エンドレスエイトがさすがにひどかった。
ほぼ同じ話を8話連続とかどんな拷問かと思った。

これを拷問にしないためには、毎話違う水着のヒロイン達に
萌えるしかないのではないだろうか。
これリアルオンエアーで見たツワモノハすごいと思う。

1期2期ともに言えることではあるが
素材はかなり良い物であるのに敢えて気を衒う作り?によって
台無しにしてるのでは無いかと残念に思う。

設定、キャラ、音楽、作画、声優全てにおいて
私個人としてはかなり好きなのだが、
アニメとしての構成が残念といわざるを得ない。

それでも、話自体はかなり面白いと思うし
この続きとなる「消失」を観るためには、これははずせない。
消失の出来はかなりいいと言えるので、消失のためにも観ていただきたい。


とまあ、批判じみた物を書いてきたが
つまり、何がいいたいかというと

エンドレス8は早送りで観たw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 37
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

センチメンタルジャーニー

京都アニメーション制作。

素朴なファンには迷惑でしかなかった試み、
奇妙な歪みを故意に仕掛け焦らせる、
それが「エンドレスエイト」である。

制作陣の傲慢か、或るは崇高な何かなのか。

物語は至って単純である。
夏休みを全力で遊ぼうとハルヒの提案から、
{netabare}SOS団の面々は時間のループに巻き込まれ、
永遠に終わらない夏休みを自覚もなく繰り返す。
やり残したことがないように…。{/netabare}
ハルヒの潜在意識は世界を改変していく。

この制約こそが特別な魔法なのだ。
{netabare}涼宮ハルヒが自分の存在価値を認識すると、
予測できない未来が生まれ世界は危機に陥る。{/netabare}

独立局系深夜アニメが文化の最前線へ。
ラノベがコンテンツ産業に組み込まれる。
けいおんもユーフォもこうして生まれた。
京アニの偉大なフィルモグラフィーである。

ハルヒはきっと憂鬱のままであろう、
今でもこの素敵な物語を待ちわびている。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 65

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

8回は酷です(ノд-。) ちょいと辛口レビュ(エンドレスエイトだけ少しネタばれしてるから気をつけて

2期といえばまず忘れられないのがエンドレスエイトですねw
私はリアルタイムで見てましたから本当に辛かったです。

ここからは自分の1~8話目までの感想を書いてみたいと思います♪

ーエンドレスエイトー(原作はこの頃はまだ見ていない)
1話目
普通に終わった。まぁ、普通の話だわなぁ。


2話目
あれ?また同じの? (・_・)...ン?
いや違う終わり方が違った。
なんだあの中途半端な終わり方は? 来週もやるのかな?


3話目
なんか皆の服や描写、キョンの台詞が若干変わっているだけ。 
終わり方が前回と一緒ww なんなんだこれは??


4話目
おいおい、また同じのかよぉー。(`ε´)
なんなんだよエンドレスエイトって?
待てよ、もしやエイトってことは8回同じ事繰り返す気か!??(ここで漸く気が付きました。遅いですねww)

見るの止めようかなー。


5話目
見る前:一応見てみよう。なんか変わっているかもしれないしなぁ。

見た後:結局前回と同じ!?? 描写も全然変わってない(T△T)

とりあえず、8回やることは決定事項だな。
ということで、8話目だけ見ればいいか♪
見るだけで疲労が溜まってくるし・・・。(;-_-) =3 フゥ


6話目
結局、何も変わらず、進展なし。
なんで見ているんだろ俺・・・。
4話目で止めようかな?とか言ってた気がするのに・・・。

キョン「そう、それでハルヒはこんな事を言い出すんだ。『この二人があたしの団員よ。何でも言うこと聞くから、何でも言っちゃいなさい!』 んまぁ、よくあることさデジャブなんて。」
っていうキョンの台詞の方をこっちは覚えた。
デジャブはこっちのセリフどぁー!!!!
(`Д´)/ アァァァァーーー!!!!


んでもって、はい7話目♪
うだうだ言っておいて、結局ここまで見てしまった・・・。
俺ってアホなのかなぁ?

もう、自分でアフレコできる気がするヨ。
それだけ台詞をかなり覚えたw

ここまできたのに、なんかもうこれ見るの疲れてきた。
まぁ、次で最後だから是が非でも見るけど・・・。

そして、エイト超えたらどうしようと思う自分www


そして8話目
見る前:これで最後のはずだよな。
まさかのエイト越えだったら、きっと発狂するだろうなぁww

見た後:終わったぁぁ~!!! ヽ(▽ ̄ )ノ/(_△_)ヽ(  ̄▽)ノ♪
なんかものすごい達成感! とてもとてもほっとした♪
8週分もこれやられてかなり鬱になったけどねw

とりあえず早く別の話が見たい。


以上です。

ちなみに、ハルヒ2期が無事全部終わったあと、しばらくアニメを見なくなりましたww


エンドレスエイトはある意味伝説になりましたね・・・。
いやいや、本当に・・・。
これを全部見た限り、エンドレスエイトは、Ⅰ(12話)とⅦ(18話)そしてⅧ(19話)の3つを見れば十分!!
まぁ、好きな人は全部見てもいいけど。

これはやっぱり、消失の映画製作のためだったのだろうか?


愚痴ばっか言ったけど、エンドレスエイト(ⅠとⅧを除く)以外は面白かったです。特に、笹の葉ラプソディは良く出来てたと思います。

〈最後に〉
2期は問題点がいくつかあったので、もし3期があるなら挽回してほしいです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 24

87.4 19 コミカルアニメランキング19位
TIGER&BUNNY [タイガーアンドバニー](TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (3362)
17269人が棚に入れました
都市シュテルンビルトは、様々な人種・民族・『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在する街。会社に所属するヒーロー達は、日夜会社の為にスポンサーを背負って、ポイントが入る事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々キング・オブ・ヒーローを目指し、年間ランキングを争っている。そんなサラリーマンヒーローの一人、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、能力発動の5分間はハンドレッドパワーを使える能力者。人気のピークは過ぎているが、ベテランなりに土地勘、経験値を最大限に生かしたパフォーマンスを見せる。会社の命令には従わなければならないのだが、現場判断で目の前の市民の為には器物破損も厭わない、我が道を突き進んでしまうワイルドタイガーは『正義の壊し屋』という不本意な煽り文句が付けられている。そんな虎徹を雇っていた寛大な会社が、突如吸収合併されることに。ヒーロー業一筋の虎徹、このままだと失業に・・・?

声優・キャラクター
平田広明、森田成一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦、甲斐田裕子、福田信昭、横島亘、宝亀克寿、日高里菜
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

おじさん&バニーちゃん(88点)

全25話。
アニメオリジナル作品。

個人的満足点:88点
アニメ系統:熱いヒーローバトル

製作サンライズ。
キャラクター原案・ヒーローデザインを桂正和氏がつとめた。

ウイングマンから始まり、ビデオガール、DNA2、I'sと
美少女キャラがすばらしい作品が多い桂氏とおっさん世代には胸熱なわけだが、
どうも作品の雰囲気がアメリカンコミック風な感じで
ぱっと見X-MANか?というような設定・世界観を思わせ
どうにも受け付けないそんな第一印象であった本作だが
実際に1話視聴するとそんな考えは吹っ飛んだ。

まずはその斬新な設定。
ヒーロー物に違いはないのだが、そのヒーローが会社に雇われていて
事件を解決する場面をテレビで放送するのだ。

そんなわけでスポンサー企業もありヒーローたちの
着用するスーツにスポンサーロゴがバンバン入っている。

この作品はそのロゴに実際のアニメのスポンサーを
入れるという新しい試みをやってのけている。
このスポンサーがまたいい味になっている。

各キャラに愛着を持たせるのに一役かっている。
ペプシちゃん、牛角さんは特にスポンサーが光っている。

とそんな真新しい部分ばかりに目が行きがちではあるが
この作品の面白さはそんなところではない。
まずは、主人公の2人が非常にいいのである。

タイガー、通称おっさん、おじさん。
このおっさんが昭和を感じさせる、まさにおっさんなのである。
昔のヒーローみたいに人情味があり熱いのだがドジなのである。

バーナビー、通称バニー。
若くてクールで合理主義。
若くしてヒーローとしての才能を見せ付ける。
おっさんとは正反対の性格と立ち位置。

こんな凸凹な2人がコンビ組むことになり事件を解決していくのだが
その過程での2人の掛け合い、気持ちの動きが絶妙。

反発しながらも引き付けあう。
ベタな作りといえばそうなのだが、そこがまたなんともいいのである。
まさに王道の凸凹コンビなのである。

また、ストーリー構成も非常に良かった。
全25話だが、13話までで一区切りがあるためまったく飽きさせない。
ストーリーも単純で分かりやすく、まさに王道の展開を見せながらも
最後の盛り上がり、締め方もよく、清清しい。

そして、このアニメを見るときに注意していただきたいのは
ED曲が終わっても終わりでは無いので見逃さないで欲しい。
ED曲の後少し話しがつづく。
さらには次回予告でのおっさんとバニーの語りが面白い。
是非そこまで味わっていただきたい。

OP曲ED曲もかなりかっこいい。
個人的には前半OPの「オリオンをなぞる」がかなり好きである。
「ミッシングリンク」「星のすみか」「マインドゲーム」
もいい。
まあ全部いいってことでw

少々気になることといえば、謎を残した物が少しあるってこと。
何か2期を匂わせる感じなのだが。
劇場版製作が決定したので、そこに続くのか?
それとも、別に2期でもやるのか?
これからもまだまだタイバニから目が離せない。

個人的春アニメランキングで1話から不動の1位。
タイバニお勧めなので是非見てみてほしい。


と、まあ色々熱く書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

製作関係者の皆様、いいアニメを
「ありがとう!そして、ありがとう\(^O^)/」


-----------------------------------------------------

以下、ここまでの各話毎の感想。
ネタバレを含んでいるので、未視聴の方は
スルーを推奨。

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{netabare}
1話視聴。
正直、期待していなかったのだが、見てみたら意外に面白い。
X-Men風(アメコミ風)の作画で主人公は熱いキャラぽい。
アメコミ苦手な人は敬遠するかもしれないが(自分もアメコミは苦手だが)次回も見たいと思わせてくれる内容。
今後に期待したい。

2話視聴。
TIGERの回。
サラリーマンヒーローの会社での立場、
家族とのやり取り等いい感じ。
作画も気にならなくなってきた。
次回はBUNNY回ぽい。
ここから本筋に入っていくのか?
来週も期待。

3話視聴。
お互い気が合わないが
実は最高のコンビといった感じになっていきそう。
なかなか熱い。
(おっさんはマヨラーかよ(笑))

4話視聴。
熱い、熱い、熱い。
おっさんいいよ。
ペプシちゃんもいいね。
歌えるヒーロー。
ファイヤーエンブレムが経営者でおねえには笑った。
キャラがたっていていい。
他のキャラの話にも期待。
(おっさんお風呂で歯を磨く派なんですね)

5話視聴。
ありきたりな展開だったがいい味出してた。
三文芝居に本物がからんで決着後のプレゼント(笑)
完全に先が読める展開だったが唯一
最後の牛角さんが読めなかった(笑)
(バニーは好きな物は最後に食べるのか(俺もだわ))

7話視聴。
バニーの過去が少しわかった。
6話から敵?が強くなってきた。
ネクストどうしの戦いもなかなかよかった。
なによりタイガー大活躍じゃないですか。
かっこよかった。
おっさんいいよ、おっさん。
(バニー同じメガネ5つもってるのかw)

8話視聴。
折紙回。
そんな能力だったのか。
どうやって戦うのだろうか?
おっさんが最近かっこいい。
こういう熱いおっさん大好きだわ。
(間接照明ってw)

9話視聴。
ベタな中国語表現久しぶりに聴いたアルヨwwww
カンフーキッド大活躍&なかなかかわいいね。
おっさんかわいそすぎるwww
バニーにちょっと異変、何かを思い出したようだ。
さてさてどうなるのやら。
(ジュースの氷は食べるって俺もだwww)

10話視聴。
おっさん、あんたの気持ちはよく分かる。
1人娘とか目に入れても痛くないレヴェル。
カエデちゃん、もう少しパパに優しくしてやってくれ。

今回もおっさんにしびれた。
バニーの登場もベタだが、だがそれがいい。
敵さんもいよいよ本格的に出てきて
盛り上がってまいりました。
(ワインはロゼ派なバニーでしたw)

11話視聴。
おっさん、もうかっこよすぎるだろ。
ベタな熱い男にしびれる。
ジェイクいかれすぎてる。
オリガミやばい。
やばすぎる。
どうなる来週。
ワクワクがとまらない。
(ハンバーガーつぶして食べるのかwおっさん)

12話視聴。
おっさーーん
ジェイクやばすぎる。
ジェイクの能力は恐らくあれだね。
バニーはおっさんの戦いから
気づけたのだろうか?
バニー頼む、何とかしてくれ。
しかし牛角のあつかい可哀想w
(俺もティッシュ2枚重ねて使うよ、バニー)

13話視聴。
やっぱりジェイクの能力はあれだったw
ベタな能力だが、だがそこがいい。
我々おっさんにはたまらない。
そして劇中のおっさん、またもかっこいい。
おっさんのかっこよさは視聴者だけが分かればいいのだよw
おっさんかっこいいよおっさん。
いや虎徹さんw
(おっさん深爪wwwwww)

14話視聴。
新章突入だね。
OP曲ED曲ともに一新。
個人的には今までの曲の方が好きだけど。
OP曲ではファイヤーエンブレムの肩の
メイトがキターって感じw

で、本編だが、ウロボロスから8ヶ月たってた。
今回はおっさんのかっこ悪さがw
B.T.Bユニット結成でダンス爆笑www
ペプシちゃんは今回可愛かった。
ツンデレ恋する乙女だった。

そしてついに牛角さんが!!!!!
いいところ持って行きました。
たまには牛角さんにも活躍してもらわないとね。
(バニー寝る前に牛乳飲むのかw)

15話視聴。
スカイハイ回。
前半笑いが止まらないwww
恋愛について盛り上がる
アネサン、キッド、ペプシちゃん
特にアネサンワロスwwww
後半はシリアスモードオン。
スカイハイ・・・・
切ない。そして、切ない。

おっさん・・・
何となく想像はしていたが、
その通りの展開でくるとは。。。
このままでは終わらないだろうが
どうする、おっさん。
(おっさん、靴下は左からか、俺は右からだw)

16話視聴。
ルナティック!
こいつの存在を忘れてたw
しかも今回はルナティックの正体が!
そしてレジェンド!
おっさんどうする。
今回の話はかなり重要なのではないだろうか。
後半の核となりそうだ。
今後が楽しみだ。
(バニー月2回の美容室って行きすぎじゃねえのw)

17話視聴。
おっさんとかえでの話。
分かるぜ、おっさん。
おっさんの気持ちはよくわかる。
そして、おっさんかっこよかった。
おっさんは俺のヒーローでもあるんだぜw
今回はぐっときた。
親子っていいよ。
1人娘は大事にしないとね、おっさん。
(バニー首から洗うとか、俺は手からだわw)

18話視聴。
クリームから新たな衝撃の真実を告げられた。
ここにきて最後の盛り上げが来たか。
そして、ペプシちゃんのツンデレがちょっと可愛いw
おっさんはいつの間にか皆のヒーローになっていた。
この先どうなるんだろう?
おっさんどうするのか?
まだまだ楽しませてくれそう。
(おっさん、夢に出てきた女優好きになるって分かる気がするw)

19話視聴。
黒幕、予想通りの展開だったw
そうこなくては!
すごく盛り上がってきたよ。
バニーピンチ。
おっさんバニーを助けてやってくれ。
やはりおっさんだけが頼りだ。
(電動ハブラシって何か磨いた気がしなくないか?バニー)

20話視聴。
やべえええええ
おっさーーーん
黒幕のやり方がえげつねえ。
どうやってこの窮地を脱出するのか目が離せない。
ルナティックもからんでくるのか?
(ファンレターちゃんと読むおっさん偉い)

21話視聴。
ルナティックの正義から言えばおっさん側になるのは分かる。
ベンさん、あんたがいた。
ちょっとほっとした。
おっさんにも希望は残っていそうだな。
そしてカエデが切り札になる気がしてきた。
ああ、来週が待ち遠しい。
(おっさん、新聞は広告から。分かりますw)

22話視聴。
楓が切り札と予想通りだった。
ペプシちゃんだけはおっさんのこと信じてくれようと
してたのが、嬉しいぜ。
が、ハンサムなぜ肝心なところで。
そして、斉藤さんイカスwwww
後3話で終わりなんて信じられねえ。
バニー回とマーベリック回とルナティック回と数えても
1回ずつしかねえ。
全部終わらそうと思うと尺足りねえ気がしてきた。
綺麗に畳んでくれる事を願わずにはいられない。

23話視聴。
バニーーーーーー。
よかった、ほんとよかった。
ここに来て斉藤さん大活躍wwww
メガホンには吹いたwwwww
そして、マーベリックのクソさに何かムカついた。
まだまだピンチは終わらないが、どう切り抜けるのか。
あと2話で終わりなんて・・・・
(35度7分って平熱低いだろバニーw)

24話視聴。
うわああああああああああああああああああああああああ
おっさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
次週最終回・・・・・・


25話視聴。
バニー早とちりwwwwwww
まあ、そんなベタなことやらかすんじゃないかとは思っていたがw
最後の僕っ子なんか可愛かった。
牛角さんとアネサンwwww
ペプシちゃんなんて本読んでんのw
ハンサムがなんか哀愁ただようわw
ああ、もう皆とお別れなんて寂しすぎる。

一応マーベリックとの決着をつけ綺麗に終わったようには見えるが
最後意味ありげな終わり方しやがった。
ルナティックにウロボロス。
これは、もしかして2期あるんじゃね?
ちょー楽しみなんですが。
2期の製作、是非お願いしたい。

最後EDに「オリオンをなぞる」を流してくる粋な演出よかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 85

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

スポンサーヒーロー

舞台は近未来の大都市・シュテルンビルト。
NEXTと呼ばれる個性豊かな特殊能力者たちが暮らす世の中。その特殊能力を駆使して活躍しスポンサーと契約しているスーパーヒーロー達の物語です。
ヒーローとして企業に所属し、その活躍はテレビ中継され、ヒーローポイント獲得を目指しランキング争いをしている。
企業に所属しているのでスポンサーの宣伝も欠かせない。

まずこの設定がおもしろいですね。
1話を見てからこのアニメにどっぷりはまってしまいました。
設定もさることながらキャラもそれぞれ個性があり素晴らしいです。
王道のヒーローアニメといったところでしょうか。
主人公の虎徹はかっこいい時はほんとかっこいいです。でもちょっと間抜けなところもあって笑わせてくれますw
同じ特殊能力を持ちながらも性格が正反対の2人がコンビを組みます。喧嘩もよくしますが、喧嘩するほど仲がいいって言いますしね。

キャラは個人的にはやっぱり主人公である虎徹が好きなんですが、他のヒーロー達も大好きです。
スカイハイの「ありがとう、そしてありがとう」は何回聞いても笑ってしまいますw
ちなみによく出てくる茶髪のモブの子(通称モブ子)は知ってますか?すごくかわいいですw

次回予告にも注目です。おもしろいですよw
OP、EDともにすごくかっこいいです!すごくテンションあがります。
前期主題歌は明るく熱いイメージ。
後期主題歌は暗くシリアスなイメージです。
前半は熱い展開が多かったので曲はぴったり。後半はシリアスな展開が多かったので曲はぴったり。つまり全曲このアニメにぴったりでした。

笑いもあり、シリアスもあり、熱い展開もあり、涙もあり。
とにかく素晴らしい作品だと思います。
ヒーローやアメコミに抵抗があるという人もいるかもしれません。
でもこの作品を見れば本当にそんな考えは吹っ飛びます。自分がその例ですw
これはほんとにおすすめの作品です♪

劇場2部作として第1弾が2012年9月22日に、第2弾が2013年に公開予定なので期待しています^^

投稿 : 2024/05/18
♥ : 43

のんのん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

観てよかった!

春アニメでホントにチェックしてなかったのですが
たまたまHDDに録画していた1話みてファンになり
ました。
HEROものって最近見なかったですけど、お話の設定
が面白いですね!
スポンサーを背負っているHEROというのが変わって
いました。

それに桂正和先生のファンなので、キャラクターが
すごくかっこよくて好きです。
先生の好きなヒーローものなので力も入っているの
が見て取れますね。

物語もあきが来なく、どうなるのかとハラハラします。
巷で人気になっているのを知り、驚きましたが観て
いてよかったと思えます。
タイバニ旋風吹きまくっていますね!!

最終話まで安定した面白さで、笑いあり・涙ありで
とても素晴らしい作品でした!!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 18

88.3 20 コミカルアニメランキング20位
刀語-かたながたり(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3058)
16263人が棚に入れました
刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実とともに不承島で暮らしていた。
しかし、奇策士とがめの言葉により、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った刀、完成形変体刀十二本を集めるため旅に出ることになる。

声優・キャラクター
細谷佳正、田村ゆかり、中原麻衣、鈴木千尋、宮本充、池田昌子

にのたけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

独特な世界観

なんと表現しては分からないですが,見終わってすぐの
感想としては,とても清々しい.

人として,かつ1本の刀として生きてゆく主人公.
物語が進むにつれて,主人公,そしてヒロインの思いや
それに基づく行動が共に成長していく姿が見られます.

作画に少し癖がありますが,この独特な世界観を表現
する上では,むしろ芸術的な部分を促進させていると
思います.

1話につき1本の刀についての話で構成させていますが,
限られた時間の中で,物語の背景など上手く描写されていたと
思います.(刀を手に入れるまでの戦闘シーンが全く無い回も
ありましたが,その演出は逆にすばらしいと思いました.)
後は・・ナレーションですね.
「今月今宵のお楽しみは~」の部分が,頭から離れなく
なりました(恐らく私だけかも)

是非とも観ていただきたいお勧めの1本です.

投稿 : 2024/05/18
♥ : 33
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

西尾維新らしい言葉遊びが光る、12本の刀狩り物語

2010年1月より、月1回放送。
1時間の全12話。
後に2013年4月から、ノイタミナほかにて2枠を使い1クール一挙放送も行われました。


【前置き】

大勢の方が仰るように、当初は絵が受け付けなくて敬遠していた作品でした。

ただ、大好きな「物語シリーズ」を書いた西尾維新さん原作の作品。
加えて、上記の通りの1ヶ月毎に1話1時間の計12話という、1年単位の異例の特別放送スタイル。
(当時の原作の発行スタイルに合わせたそうですね。)

ここまでの待遇は、やはり名作であるがゆえに成せることなのでしょう…と思っていました。


さて、視聴後の感想としては……。
見始めは1話1時間ということで重圧があったものの、すぐに作品の虜になってしまい時間が経つのが早いこと早いこと。

「人様に推しても決して損はさせない」とさえ思わせる名作だと感じました。



【あらすじ】

「刀狩り」が行われていた時代。
刀を使わない剣術である虚刀流を使う『鑢七花(やすりしちか)』と、『奇策師とがめ』の2人を軸にして、「完成形変体刀」と呼ばれる12本の特殊な刀を、日本全国を巡り集めるという話。

1話1本、全12話で12本の刀が登場します。



【論じてみる】
{netabare}
あらすじだけ見ると、かなりのバトル展開を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、そこは西尾維新さん原作。
戦いに至るまでの過程に繰り広げられる、「物語シリーズ」を彷彿させる言葉遊びが随所で光っておりました。

刀を持ち合わせた一人一人も皆、刀に合った良い味を出しており、

「次はどんな刀なのかな?」

「その刀を操るのは、どんな人なのかな?」

と、想像を掻き立ててくれるのです。
加えて、刀が集まっていくことで着実に話の終わりが近づいているのも分かるので、最後への期待も含めてワクワクさせてくれますしね。


作中での戦いや窮地においての機転を利かした「奇策士とがめ」の奇策の数々は、時には「そんな馬鹿な!」と思わせるものもありますが、シナリオに大きな破綻を生むようなものはないので
「終わりよければそれで良し」「面白ければそれで良し」
といった考えで見るのが一番ですね。
総じて、真面目一本筋のような作品では決して無いので。


ただ、その内容は人の死を数多く描かれたものとなっており、実際に七花も多くの剣客を死においやっていきます。
作中序盤より挟まれる、七花の(強引に決められた)決めゼリフ

「ただしその頃には、アンタは八つ裂きになっているだろうけどな!」

これが、七花の中で後々どういう心持ちで発するようになるのかも、作品の注目すべきところだと思いますね。


視聴前には重荷に感じていたキャラクターデザインも、そのシンプルさを逆に利用して作画枚数を増やしヌルヌルと動かしてくれるので、バトルシーンが映えて非常に見応えがありました。
作中、ある壮大な騙しのために異様に枚数を消費したシーンもあったりして、製作者の愛ある遊び心も魅力的でした。


楽曲も、オープニング2曲に加えてエンディングは毎話違い全12曲、どれも名曲揃いです。
オープニングは、癖が強くもクセになるALI PROJECTさんが歌う「刀と鞘」、エンディングでは「Refulgence」「からくり眠り談」「亡霊達よ野望の果てに眠れ」辺りが好きです。

ノイタミナ版オープニング曲として新たに制作されたsupercellさんの「拍手喝采歌合」も、まさに刀語を意識して作られた作風に合った名曲で、エンディング全12曲と戦うイメージで作り上げられたとか。
ここでもまたクリエイターの、作品への愛が感じられ気持ちが良いですね。



結果的に、私は3話ぐらいから作品の虜になり、続きがもぅ気になって仕方ありませんでした。

当初はノイタミナ枠で視聴し始めた私でしたが、我慢出来なくなってしまい最初に放送された方のDVDを探し、ものの数日で全話見てしまうほどに…。
(このノイタミナ枠版は、時間の都合で話が少し削られている為、尚良かったです。)

ただ、最後は、「最高のハッピーエンド!!」とは決して言えない内容なので、そこは人を選ぶかもしれないですね。

ですが、だからこそ作品の余韻に浸るのに十分な印象値を与えてくれるので、私は今も記憶に残り続ける大好きな作品となっております。
{/netabare}


【奇策士とがめ】
{netabare}
私としては、『奇策師とがめ』が作品の中で一番好きでした。

この、とがめというキャラクター。
刀集めの報告書を書く立場にある為、言動もどこか客観視された物言いになるのは分かるのですが、まるで作者の気持ちを表したかのように、序盤から

「そろそろ口癖を考えなければな。」

「そなたは個性が弱い。」

「気遣いで『読者』を虜にするような報告書が書けるか!」

「退屈で、途中で読むのをやめられたらどうするのだ!」

等と言い出す始末。
私達観る側からすると、必至に作品を盛り上げようとしてくれているみたいて、なんだか感謝の気持でいっぱいになりました。


その言動や行動も中盤からは癖になり…非常に可愛く思えてしまってからは、もう始末に負えません。
特に要所要所で挟まれる

「チェスト!!」ならぬ「チェリオ!!」

に、毎回悶えてしまい、個人的にはとても大変な目にあいました。

声を担当された田村ゆかりさんの威力は、かねてより知っていたつもりでした。
しかし、本作の威力はまた格別でした。
可愛いだけではなく、シーンによっては真面目で説得力のある声色をこなせるのがまた好きなのです。

とがめ役が田村ゆかりさんでなかったら、私は本作「刀語」に対し、ここまでの高評価に繋がっていなかったと断言出来ます。

後、どうでもいいですが、とがめの髪型は幼く見えるショートの方が好きですね。
大好き……いえ、愛してると言っても良い。

あぁ…、最終話は泣いちゃいました…。
もう嗚咽を抑えるのに必至でしたよ……。。。。
{/netabare}


【鑢 七実】
{netabare}
あと、もう一人。
作中で恐らく最強の、鑢七実(やすりななみ)も、大好きなキャラクターとして挙げたいですね。

このキャラクターの、病弱ながら人のレベルを超越した例外的な強さは、作中でも圧倒的な存在感でした。

「一回見れば大抵のことは覚えられます…、二回見れば盤石……。

 ありがとうございます…、見せてくれて…。」

この、人の技を自在に扱う「見稽古」の力もさることながら、それすら反動を恐れて本来の自分の力を出さない為の手段でしかありません。
加えて、中原麻衣さんの心地良くも優しい声で

「これから貴方を拷問しようと思っています……。

 せっかくだから選んでいただけないでしょうか…。

 黙って死ぬか…、喋って死ぬか…。」

等と冷徹な台詞を吐くものですから、格好良いというよりは血の気が引いてしまうようなインパクトが生まれるのです。

鑢七実が活躍する、それまでの伏線や予告からの壮大な騙し?展開の4話と、その本領が発揮される7話は、作中でも最終話に次いで大好きな回です。

圧倒的な強さを持つキャラクターというものは、それがバトルものであろうとなかろうと、やっぱり絶大な印象を与えてきますね。
{/netabare}



【総評】

最終話では、全話追ってきたからこそ最高に熱い展開が待っており、

「これまで作品を見てきて良かった!!」

と思わせてくれた点でも、気持ちの良い作品でした。
ただ、上記でも述べましたが…、後味は人それぞれかもなぁと思います。


なんにしても、「まどか☆マギカ」と同様に、絵で判断してはいけないという教訓を改めて胸に刻もうと思わせてくれた作品でした。

当初とはうってかわり私は、今ではこのキャラクターデザインに愛着すら湧いています。
我ながら手のひら返しにも節操がありませんが、少なくともそれで見識は広がりましたね。


自分の中で、間違い無く『名作』に位置付けられている作品です。
本作に出会えて、本当に良かった。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『奇策士とがめ』声 - 田村ゆかりさん


◇一番可愛いキャラクター◇
『奇策士とがめ(ショートカット時)』声 - 田村ゆかりさん


…………以降は、視聴済みの方なら誰もが共感する内容ですが、駄文なので〆ます。
{netabare}

私は夜眠れない際は、とがめの「チェリオ!!」をエンドレス再生しながら、

「チェリオ!!」が1発……、

「チェリオ!!」が2発……、

と、脳内再生をして眠りについています。


時には、私から「チェリオ!!」して、イチャつく妄想でもしてみようかしら……。。。。

うへへ…こりゃ眠れませんなぁ、ぐへっへへへへ……(;´Д`)ハァハァ


『ただしその頃には、オレは八つ裂きになっているだろうけどな!!』



…………お付き合いいただき、ありがとうございました。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 35
ネタバレ

むんむん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうけどな

     放送    :2010年1月放送、全12話
     原作    :西尾維新のライトノベル「刀語」
アニメーション制作:WHITE FOX


★★★★★★★★伝えたいこと★★★★★★★★

原作者は西尾維新。

「化物語」「めだかボックス」「戯言シリーズ」で有名です。
「今一番売れているライトノベル作家」と言われているのを聞いたような聞かなかったような・・・
「クビキリサイクル」で第23回メフィスト賞(講談社のミステリ系の賞)を受賞し、知名度だけでなく実力も十分です。

その西尾維新さんが2007年1月から同年12月まで「12ヶ月連続発売」した小説が、この「刀語」です。
全12巻なので、1ヶ月に1冊刊行されるわけです。

それを真似て、アニメも「毎月1話1時間」という特殊な方法で放送されました。
一番↑に放送情報を書きましたが、少し説明が足りませんでしたね。
1話が1時間なので、尺としては2クールのアニメと同じです。

あと、注意する点が1つ。

作画がとても独特です。
僕は別に問題なく観られましたが(今はむしろこの作画以外想像できません)、人によっては作画で断念するかもしれません。
良いアニメなので、なるべく断念してほしくないですが。


★★★★★★★★★あらすじ★★★★★★★★★
{netabare}
かつての戦乱の時代…。伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った千本の刀の数こそが、戦局を大きく左右したという。幕府により国が統一がされはしたが、幕府は四季崎の刀を恐れ「刀狩」を行い、988本までも収集した。しかし、残り12本こそが、988本を試験台にした「完成形変体刀」であることが判明する。

刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実とともに不承島で暮らしていた。しかし、そんな平穏な島に、変体刀の収集を幕府から命じられた奇策士とがめが、虚刀流当主の力を雇うために訪れる。七花は、とがめの「金や名誉や倒幕などのためでなく、愛のために戦う剣士を雇いたい」との言葉により、完成形変体刀十二本を集める旅に出ることになる。

(wikipediaより)
{/netabare}
★★★★★★★★★★感想★★★★★★★★★★

絶刀「鉋」
斬刀「鈍」
千刀「鎩」
薄刀「針」
賊刀「鎧」
双刀「鎚」
悪刀「鐚」
微刀「釵」
王刀「鋸」
誠刀「銓」
毒刀「鍍」
炎刀「銃」
{netabare}
刀の名前を見ただけで「あ~面白かったな~」と感じます。
このアニメ、刀の名前を見るとストーリーをしっかり思い出せるので印象深いアニメの一つです。
個人的にとても好きな作品です。
とても面白かった。
格闘シーンも良かったですし、とがめの奇策も素晴らしかった。
時には敵も悪人ではなく善人と刀を巡り戦うのも良かったと思います。
旅路で七花が成長していくのも見ごたえがありました。
最終回が良い出来で物語の締めくくりも良かった。
おそらくハッピーエンドではないのですが、感動しました。
もっと評価されてもおかしくないと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 17

84.5 21 コミカルアニメランキング21位
これはゾンビですか?(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (3079)
16000人が棚に入れました
なぜかゾンビとなってしまった主人公・相川歩のもとにはアホ毛がトレードマークの元気な《魔装少女》ハルナ、常にプレートアーマーとガントレットを身に着けている銀髪の無口少女《ネクロマンサー》ユー、ナイスバディのポニーテール少女《吸血忍者》セラといった、個性派美少女たちが集まってくる。そして、次々と襲い来る謎のモンスター《メガロ》。そして、歩が追う謎の連続殺人犯とは?

声優・キャラクター
間島淳司、野水伊織、月宮みどり、日笠陽子、金元寿子、吉野裕行、清水愛、下屋則子、山口理恵、美名、喜多丘千陽

メア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

びみょー。2期決定? 正直見るか分かんないぞ?

2期が決定しているみたいなんで書き直し。

まず内容 ※これは原作を読んでた1個人としての意見です。
おそらく原作既読者の大半の人たちは期待はずれな作品だったと思います。
たとえば、序盤をギャグ展開にし、後半でシリアス展開、最終話で2期へとつながせようとしたのは別に問題ないようで。
ただ、無駄にギャグ展開にしようとしたためか、アニメオリジナルを入れようとしたためか分かんないけど、省き、変え、あやふやにし、手を抜き…………。
戦闘シーン、主に序盤のものなんてなんですか、あれ?
もはやネタを振りまいただけといった感じに。
それに、1巻の内容を無駄に長くして、シリアス展開っぽい3巻あたりは薄くして。
ほんとに制作は何がしたかったのか?
ラストシーンもクリスを出すなどと、2期を完全に思わせていたし。
なにより、ハルナが普段の数倍うざく感じてしまった。


まあ、アニメから見る人については特に問題はないかと。
作品の好き嫌いは個人の趣味が入るので何とも言えないけど、とりあえずギャグものとか、日常ラブコメ(?)とか、ツンデレが好きな人は一応見てみてもいいかも?

それと(妄想)ユーの声優が毎回変わるのはなかなか新発想みたいな感じでGoodだよ。


といいつつ、声優に関しての批評。
まず、ヒロイン二人組の声優が新人なのが今一。
とくにユーの声優は気に入らないかな。
あれだけ有名どころの声優を(妄想)ユーで出していながら、なぜ本人の声優はあんな人に?
加えて、最初から喋ってもいないのに声優欄に名前が出ていることも(かなり些細なことなんだけど)許せない。

音楽
OP・EDともに声優(一部外)が歌っていた。
これこそ個人的意見だがOPは並。
EDは中の下。
特にEDは好き嫌いがあるのでは?

作画
これに関してはまあまあだった、と。
それなりにきれいに描かれていて、キャラも可愛いとそれなりに評判を呼んでいたし。
まあ、原作の(こぶいちの)イラストと比べればかなり劣化していたが、それでもアニメとしてはそれなりなのではないかと。
やはり残念なのは(前半)戦闘シーン。
これがなければ4.0点くらいは上げれた。

物語は上記通り(?)
主に前半、後半が気に入らないので2.0にしておきました。
あ、別に中盤はよかった、とかいうわけではないので、あしからず。


いろいろと個人的な意見ばかりを混ぜた意見です。
ほんとすみませんでした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 22

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

俺ゾンビっす、あと魔装少女っす

一見すると教科書でよく見る定型文をタイトルに捩って受験英語の功罪を説く社会派アニメかと臭わせて
はいませんね
有象無象のラノベアニメかと思ってましたが、割と出来が良かったです


前半ギャグ後半シリアスと、まぁものの見事にパックリ別れてましたねぇ
なんかよく分からない部分が多かったですが、特に詳しく知りたいとも思えず
消化試合でしたね
ただハマる人には相当みたいで、結構今作を一番に押してくる人も見かけますが

アニメ制作はスタジオディーン、監督は金崎貴臣氏
脚本には瀬戸花やスクイズの上江洲誠氏が入ってます
ディーンなのでグラフィック面はまったく期待してなかったのですが
意外や意外、収穫ありでした
プルプル動きますし、構図もしまっていて、新しい時代の息吹を感じます
しかも歩の再生描写とか、割と生々しい描き方がしてありますね、とても気持ち悪いですねこのクソ虫

ぶっちぎり声優アニメですね、日替わり妄想ユー声優が超豪華です
三石琴乃さん、かないみかさん、金朋さん、皆口裕子さん、こおろぎさとみさん、丹下桜さん、松岡さん、日高のり子さんとはこれいかに
次は何方が来るのかと予想するのが日課になってました
結局当たったのは皆口さんと丹下さんくらいですか、喜久姉やめぐ姉は絶対来ると思ってたんですが・・・
ま、私個人は楽しませてもらいましたが、三石さんの発言みたく畢竟アフレコ現場には若手とベテランの感じる空気の違いがあるのかも知れませんね
・・・というかユーの声は最初から声優固定されてたんですね、最終回でしか聞けないってドン判
ポスターやCMで、野水さんと一緒にコスプレしてた方がそうだったんですね、全く知りませんでした
あれ見る度に、え?罰ゲーム?と冗談交じりに笑ってたんですが、しゃーなしだな

ED「気づいてゾンビさま、私はクラスメイトです」が良いですねぇ
作中出てくる影の薄かったあの娘が歌ってるというのに何かしら思うところがあります
頭の中で浮かぶだけで出力するパワーはありませんが
声優の山口理恵さんと、コーラスに「げんしけん」や「サンレッド」のmanzoさんが歌ってます
穏やかな曲で落ち着きます、映像に出てくるハルナちゃんやユーの動きも可愛い
あとBGMも何気にかっこよかったです、・・・


おいやめろ・・・
魔装少年とか、誰が得するんですか・・・
変身バンクは常に吐いてましたよ・・・
逆に考えると、これで男も近いものになれるんだと証明されたし
魔法少女を夢見る男児にとっては朗報なのか・・・?

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4

Вистерия さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

「ノモブヨ・オシ・ハシタワ・ドケダ・グンミーチャ・デー・リブラ!」←逆から読もう

1話を視聴して、これは中々笑えるギャグアニメ始まったなー
うたわれるもの、School Days、刀語、瀬戸の花嫁等ヒットメイカーの
上江洲誠脚本だけあってこれからテンションの高いお色気入りサンレッドみたいになるのかな。
OPEDもmanzoだし。とかほのかな期待を抱き、
個人的には何も考えていない勢いだけのはちゃめちゃギャグもツボだったのですが
話数を重ねる程に知らしめられました。
いかんせんこのアニメ、シリアスパートがメインな上に中途半端すぎる。
テーマもメッセージ性も設定もセリフ回しもどこかでみたようなお寒いものばかり。
これももしかしたらそういう茶番劇で、笑わせようとしているのかもと
勘ぐったりしましたが残念、大真面目でした。
やはり監督の経験不足か…

唯一の救いであるギャグパートも回を追うごとにどんどん減り、
正直中盤何度も切ろうとしましたが、妄想ユーの声優が気になって一応観る
を繰り返しているうちに結局最後まで観ていましたね。
なんてったって毎週代わる主人公歩の妄想上のヒロインの声優が、

三石琴乃、かないみか、金田朋子、皆口裕子、こおろぎさとみ、
丹下桜、松岡由貴、日高のり子

という究極のオッサンホイホイで…
特に丹下桜さんとかもうどうしようもなかったです。
あの声でお兄ちゃんとか反則だろJK…完全に桃矢気分。

まぁ何がやりたいのか全くわからないアニメでしたが、
今期の中ではギャグ・お色気・小ネタという点で
それなりのものを見せてくれたような気もします。ほんのり。
決して良いアニメではないです。どちらかといえば駄作寄り…
ひぐらし以降のディーンは中々振るわないですね。





投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

85.5 22 コミカルアニメランキング22位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (2755)
15364人が棚に入れました
広大な地下迷宮、通称「ダンジョン」を中心に栄える迷宮都市オラリオ。

英雄譚にあるような「異性との運命の出会い」にあこがれ、駆け出しの冒険者となった少年ベル・クラネルは、ある日ダンジョンで場違いな強さを持つモンスター「ミノタウロス」に襲われる。

あまりのレベル差になすすべもなく追いつめられたベルは、間一髪のところでトップクラスの冒険者アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる。

その瞬間、アイズに一目惚れしてしまったベルは、いつかアイズに釣り合う冒険者になろうと行動を開始する。

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、大西沙織、内田真礼、戸松遥、石上静香、日笠陽子、久保ユリカ、岡本信彦、早見沙織
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

いえ、間違っているのは作品の『タイトル』です。

原作未読。2017年春アニメのスピンオフ作品公開という事で視聴しました。

主人公・ベル・クラネルの声優が松岡禎丞さんだったせいか、どうしてもソードアート・オンラインとダブってしまいました。
同じダンジョン攻略系だし、ファンタジーだし・・・。
ナイフと剣、魔法有り無しとか、微妙な違いしかないし・・・。
SAOがデスゲームだったのに対して、こちらはリアルのダンジョンなので、ダンジョンでの死=リアルの死というのも相通じるし・・・。
いつの間にかハーレムっぽくなっているのも同じ(笑)。

要するに、「SAO大好き!」という人にはきっと合うんじゃないかな?
私もお気に入り直行でした。

ところで、この作品のタイトルってひど過ぎませんか?
タイトルだけ見ると、女の子目当てでダンジョンを出入りしているチャラい主人公しか想像できなかった。
だから私はリアルタイムでは視聴を敬遠したのに・・・。

主人公は、一生懸命に、馬鹿真面目に冒険しています。
特に{netabare}前半は弱かった主人公が、中盤少しずつ強くなっていく様子は{/netabare}SAOには無い面白さだと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 92
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

暇を持て余した神々の遊び

原作未読 ただし珍しく原作に興味が湧く


{netabare}「神様…僕…強くなりたいです」{/netabare}
神様ヘスティアが安西先生に見えた初回で期待に胸膨らんだ。大きく外すことなく全13話完走です。
タイトルは知っていて地上波再放送を機に手を取った『ダンまち』。タイトルと見た目で視聴優先順位を下げていた過去の自分よ、なんておバカさん。

至極真っ当にRPGしている作品でした。ノリでいえばそこはかとなく『Dungeons & Dragons』や『ウィザードリィ』古典の香りがする佇まい。

ダンジョン潜入

クエストの達成やモンスター戦闘による経験値稼ぎ

ギルドでのクエスト成功報酬受取りや宿に泊まるとステータスやLVアップ
 {netabare}※注 本作ではファミリア元締めの神にナニされるとステータスアップ{/netabare}

{netabare}ダンジョンの存在意義といった根っこの説明は無いです。{/netabare}世界の一部としてダンジョンが存在し、上記ルーティンをこなしていく冒険者の一人、ベル・クラネル(CV松岡禎丞)が本作の主人公です。
転じて、神々の世界。暇を持て余した神々が人間と接触を図り“ファミリア”と呼ばれるパーティを形成するのは本作の特長です。原作は知りませんが、神々の代理戦争といった殺伐した感は無く、神々の特色にあった性格を持つファミリアが複数存在し日夜ダンジョン攻略に励んでおります。
神々のモチーフは各国の神話からの抜粋。ギリシャ・北欧・ヒンズー・そして日本とバラエティに富んでおり、そのうちのギリシャ神話からもじったヘスティア(CV水瀬いのり)がメインヒロイン。ベルくんとヘスティアを中心に神と人間(人外種族も当然おる)けっこうなキャラが登場し物語を構成しております。

そんなややこしそうな設定は観ていればすんなり理解できる親切設計なので物語理解のわかりづらさとは無縁です。そう!分かり易い。
観終わっての感想はいたってシンプル


{netabare}「ベルくん。もうヘスティアでいいじゃないか」{/netabare}


ほら あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるのよ、と思わずにはいられません。
タイトルから色恋沙汰を想像し、蓋を開ければ抑えめで真っ当なRPGをし、いざ終わってみるとやはり看板に偽りは無いんじゃなかろうか、と思える良作です。


1.ナメたタイトルのわりにはまともな内容
ベルくんを軸にしっかり“物語”があるのです。
{netabare}・ヘタレ優男が徐々に地力を付けていった序盤。惚れた弱みだから?眷属だから?駆け出し冒険者のためにヘパイストスに頭を下げるヘスティアの覚悟に感動しました。
・第6話。父母との別離の後、初めて触れたであろう他人からの信頼で救われたリリルカにこれまた感動しました。リリはベルの生命を獲ろうとする程の追い込まれた状況下にいたのです。そしてベルは甘いと思えるやり方を貫き通します。こちらもそういう話なんだと観方を固めました。
・転機となる第8話。第1話と同じケースに直面し…乗り越えました。これがまたベルくんいい顔してるのです。第7話が下地として活きてました。残り5話!
・その後、味方側にいわく有りげな男キャラを配置。最大のピンチ到来。と展開が速くなります。“詰め込み過ぎ”か“怒涛のラストスパート”か受け取り手に任せていて、私は後者寄り。{/netabare}


2.ヘタレな主人公が苦難を乗り越え成長していく
RPGのステータス成長のみに非ず。主人公が殻を破る内面の葛藤も描いた成長物語です。


3.ハーレムは申し訳程度(と感じる)そして俺TUEEEも申し訳程度(と感じる)
ハーレム:ベルくんはモテる要素を潤沢に保持してますので総取りも納得です。なんでコイツが?というキャラのハーレムとは一味違うと一線を引きました。

俺TUEEE:やや力技でした。{netabare}最初から「しあわせのくつ」持ちですしね。ただ、もしかすると死ぬかもしれん、という緊迫感はあったので良しとしてます。{/netabare}


4.緩急つけた魅力的なキャラたち
陰キャ陽キャそれぞれ特徴があったのはもとより、例えばヘスティアにしてもベルくんにデレる(ストレートな愛情表現が◎)ところと、意外と立派に神様してるところなど二面性や緩急をつけてきてました。
{netabare}「罪悪感なんて結局、自分が自分を許せるか許せないかでしかないんだ。君が心を入れ替えたっていうんなら、行動で証明してみせろ。」
※厳しくも温かい。そしてベルくんへの信頼があるからこそ出る言葉でしょう。{/netabare}


主演松岡さんで早々に戸松さんと絡んでるし、階層攻略のゲームっぽいし、モンスターにやられたらきっちり死ぬし、本人は一途ながら出合う女性軒並み好意持たれてるし、と某SAOと類似する点はそれほど気になりませんでした。松岡さんの声のトーンがいつもより高めだったからかもしれません。
既視感はあっても、丁寧に処理されたアニメです。神々と紐づくファミリアの設定は独特で世界観を構成する要素としてきちんと消化できてますし、別個のものとして捉えてます。


気にする気にしないのどっちに転ぶか、どこが刺さるかを言語化できたらラクなんですけどね。上に挙げた4点は魅力というより「マイナス先入観はこうしてプラスに転じました」的な内容。
もう少し掘り下げると、前述4.に絡んで“キャラへの愛着があった”が上乗せされて評価に影響しました。


■祖父の薫陶
人の好いベルくんに脈打つ祖父のDNA。これでだいたい説明がつきます。
{netabare}チートスキル「英雄願望」。ベルくんのモチベというか強さの源泉。女のために体を張る、そして女のために頑張る理由は幼いころ受けた祖父からの薫陶でしょう。{/netabare}
{netabare}「ベル。冒険者ならダンジョンに出会いを求めなくちゃっな」1話
「醜悪な怪物から、か弱い女冒険者を助け、感謝され、いい仲になる」同じく1話
「これぞ冒険の醍醐味ってやつだ!」これまた1話
「ゆけーいベルよ 男なら寝込みを襲え!接吻じゃー」7話
「覗きは男のロマンだぜ!」12話{/netabare}

■ヘスティアの献身
ベルくんは無自覚ですが、ヘスティアのベルくんへの信頼の厚さを端々に感じます。疑いの目を向けられてもヘスティアは動じません。二人の絆の強さを表わす描写に嫌味がなくそこにシビれます。
{netabare}昭和、いや明治の女の凄みを感じます。会ったことないけど。。。旦那を支える覚悟と信じ続けることのできる肝の据わりっぷり。THE内助の功。{/netabare}
{netabare}ヘスティアナイフの時もそうですが、エイナにリリを警戒するよう忠告を受けた時も、生還した後リリを諭す時も、パス・パレード(怪物進呈)を食らったベルくんの捜索隊を出そうとする時も、とむしろベルくんが目の前にいない時の振る舞いに惚れる。{/netabare}
{netabare}“例の紐”も良いですが圧倒的にここが私のツボです。{/netabare}

■長老役リューさん
古くはナウ○カのユパさま。強いです。そして淡々と飄々とさらっと大事なことを主人公に伝える役回り。本作で誰かヒロインを選べと言われたらこのワケあり美女を選びます。
{netabare}一緒の皿洗いでの一言が8話でミノタウルスに対峙するベルくんの背中を押しました。ベルくんをクラネルさんと呼び一歩センを引いている姿勢にも好感です。{/netabare}
リューの雇い主ミア母さんも粋ですね。ラ○ュタのドーラ婆さんと魔女の宅○便のオソノさんを足したような快活おかみさんもいいこと言うんですよ。
{netabare}「冒険者なんて格好つけるだけ無駄な職業さ。最初のうちは、生きることに必死になっていればいい。惨めだろうが笑われようが、生きて帰ってきたやつが勝ち組なのさ。」{/netabare}



難点挙げるならベルくんとヴェルフの名前の音が被ってしまうのはいかんとも。

恐らく原作では言及されていてアニメでは説明不足と感じる部分、アニメ観ただけでは理解しようがない箇所もあったり、未回収は残ります。
続きは外伝(ソード・オラトリア)、そして公開中(2019年3月現在)の劇場版を楽しみましょうか。
さらに2期制作のお知らせが公式サイトより発表されました。


とても見やすいファンタジーの良作。原作まで手を伸ばすかと久々に思える良い作品に出会えました。



視聴時期:2019年1月~3月再放送

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2019.08.11追記

この1期視聴から日をあけてオラトリアを視聴。できれば1期とオラトリアはセットで観たほうが良いかなあ、と体験談。結局オラトリア観てすぐこっちを観返すハメに。
これで2期の予習はバッチリということですな(^^)



2019.03.25 初稿
2019.08.11 追記
2020.03.22 修正
2021.10/10 修正

投稿 : 2024/05/18
♥ : 81
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

君も僕もロトの勇者だ

制作J.C.STAFF。

舞台は迷宮都市オラリオ。
冒険者は広大な地下迷宮に潜り、
モンスターと戦っては生活の糧を得る。
剣と魔法の冒険活劇、
王道RPGファンタジー。

この作品はキャラやシナリオに嫌味がない。
明朗快活な冒険譚である。
ただ強さに憧れ夢見る少年の物語です。
ロリ巨乳のヘスティアは、
いつも不貞腐れててかわいい。
声が凄くいいですよね。
アイズヴァレンシュタイン…透明で美しい人。
惚れた(〃▽〃)ポッ
{netabare}鍛冶屋に物語の焦点を当ててくれたのは嬉しい。
こういう世界は職人が支えているのだ。{/netabare}
ED曲が爽やかで耳に残ります。

構えることなく素直に見れる。
貴重なエロありコメディありの冒険譚。

勝者は常に敗者の中に、
失敗から多くを学ぶのであろう。
そうやって強くなればいいのだ。

ベルくん頑張れ、きっといつか報われるさ。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 105

87.6 23 コミカルアニメランキング23位
千と千尋の神隠し(アニメ映画)

2001年7月20日
★★★★☆ 4.0 (1799)
12193人が棚に入れました
10歳の少女、荻野千尋(おぎの ちひろ)はごく普通の女の子。夏のある日、両親と千尋は引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込み、そこで奇妙なトンネルを見つける。嫌な予感がした千尋は両親に「帰ろう」と縋るが、両親は好奇心からトンネルの中へと足を進めてしまう。仕方なく後を追いかける千尋。

出口の先に広がっていたのは、広大な草原の丘だった。地平線の向こうには冷たい青空が広がり、地面には古い家が埋まっていて瓦屋根が並んでいる。先へ進むと、誰もいないひっそりとした町があり、そこには食欲をそそる匂いが漂っていた。匂いをたどった両親は店を見つけ、断りもなしに勝手にそこに並ぶ見たこともない料理を食べ始めてしまう。それらの料理は神々の食物であったために両親は呪いを掛けられ、豚になってしまう。一人残された千尋はこの世界で出会った謎の少年ハクの助けで、両親を助けようと決心する。

声優・キャラクター
柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、我修院達也、はやし・こば、神木隆之介、菅原文太、玉井夕海、大泉洋
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

日本だからこそ!

ジブリ作品。

小学5年生の少女、千尋(ちひろ)と、その両親は、神々の住まう土地に迷い込む。
そこで両親のとった行動により神々の怒りを買ってしまう。
千尋は名前を奪われ、両親を人質に「油屋」という旅館で働かされることになる。
そんな千尋の成長物語。


正直言うと、ジブリの中ではあまり好きなアニメではありません。
{netabare}
すべてを奪われてしまった千尋が、自分の力で元の自分を取り戻し、さらに成長する。
それを追うように数々の主要キャラが再び走り出す。
{/netabare}
再出発への意識。
逆境から抜け出す力強さ。

そんなテーマ性は感じるものの、ちょっと物足りないんです。
また、ノスタルジーを感じるには年齢層が合わない気がしました。
少女の冒険記として見るには初期のジブリ作品のほうがはっきりしています。
どのように見ても中途半端な印象を受けちゃったんですよね。

しかし、ここまでは、個人的に合うか合わないかという問題です。


このアニメを見て、強く感じたことがひとつあります。
それは「舞台が日本だからこそ違和感も持たずに見られること」です。

西洋が舞台ならドラゴンやエルフが出てきても違和感がないように、日本では八百万の神々に違和感をいだきません。
数々の奇妙なキャラクターが出てきますが、自然に受け入れられます。

特にきわ立っていたのは、
{netabare}
ハクが名前を取り戻す場面。
千尋は「琥珀川(こはくがわ)」としか言ってないんですよね。
それなのに、ハクは自分の名前である「ニギハヤミコハクヌシ」という名前を取り戻しています。
その間には、おぼれたときのわずかな回想が入るだけです(→パッケージイラスト)。
{/netabare}
たったそれだけで「自然が人格を持っている」と視聴者は判断します。
そして、すんなり受け入れてしまいます。

日本人のアニミズムに対する意識は、こうも自然に根付いているモノなのかと、再認識させられるアニメでした。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 95

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

見た事ない食べ物だけど・・・めっさ美味しそぅ・・・@q@ジュル

やはりジブリ作品は、世界観が素敵なのが多い。
「知ってる感じはするけど、どこかおかしい」という
ともて摩訶不思議な気分にさせてくれるのが、このアニメ映画。
モデルとなったのは台湾や明治から昭和初期の別府温泉らしいのだけど
同じアジアとは言え、違う国なのにこんなにもマッチするなんて
なんて素晴らしいのでしょう(´∀`*)
登場する八百万の神達も独創的なデザインもあり、とても面白いです。
物語は健気で素直な千尋が両親を助けようと必死で頑張って
元の世界へ帰ろうと奮闘するハートフルストーリーです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

思い出の作品ではないけれど、思い入れのある作品

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 2時間くらい。3回か4回くらいは見ていると思います。

 先日トトロを視聴して、その流れでポニョも見て、で、ポニョのレビューを書こうと思っていたのですが、上手くまとまらなかったのでこちらに逃げてきました。千と千尋は有名な作品ですから、重箱の隅をつつくようなレビューを書くつもりはありません。むしろ書きたいのは重箱について、ですかね。

 千と千尋は少女の冒険譚ですから、魔女宅に近い作品と言えます。魔女宅は、魔女という異質な少女が普通の都会へ行く話。千と千尋は、普通の少女が異質な世界へ行く話。アプローチは逆で、テーマは同じというやつですね。


異世界のモチーフ:{netabare}
 千と千尋では異世界が描かれていますが、ここまで露骨に描かれているジブリ作品は珍しい気がします。

 千尋は「トンネル」を通って異世界に行き、「川」を渡って物語の舞台へと到達します。で、帰りも「トンネル」を通って帰ってくる。その帰り際に、ハクから「振り向いちゃいけないよ」と言われます。

 これと同じ構造の物語があります。ギリシャ神話のオルフェウスの話です。千と千尋とオルフェウスの類似性に関しては、あまり異論のないところだと思われます。
 オルフェウスは、亡くなってしまった妻を取り戻しに冥界へと赴きます。「洞窟」を通って、「三途の川」を渡り、冥王ハーデスの元へたどり着きます。そこでハーデスから妻を連れ帰ることを許されますが、その際に元の世界へ帰るまでは「振り返ってはいけない」と言われます。そしてまた、「洞窟」を通って元の世界を目指します。

 異世界の往路と復路に加え、禁止のルールまでが一緒です。経緯は違いますが、連れ帰るという目的も一緒。日本神話のイザナギの話も同じような流れを持っていますが、「川」の存在を踏まえるとギリシャ神話の方が近そうですね。トンネルを抜け川を越えた先は、冥界に等しいものだったと言えます。

 なお、宮崎駿作品でギリシャ神話の引用がされるのはこれが初めてではありません。漫画版ナウシカの第1巻で、「ナウシカは、ギリシヤの叙事詩オデュッセイアに登場するパイアキアの王女の名前である」と監督自身が述べています。ナウシカもギリシャ神話の出身でした。
{/netabare}

神隠し:{netabare}
 千尋は、冥界、実質的には死の世界に行っていたことになります。千尋は死んじゃったの?という問いについての回答がこのレビューの主題なんですが、それについては後々述べることとして、まずは死の世界と現世の距離感について確認しておきます。

 宗教的には、死生観を含めて、死を考えることが非常に重要な要素になります。そのため、死の世界を現世とは隔離されたものとみるのが一般的です。私たちが死の世界と言うときは、このような隔離された世界の感覚で話していることが多いのではないでしょうか。

 ただ、神話の世界においては、死の世界はもっと近くにあるものです。オルフェウスやイザナギのように、洞窟を通れば冥界や黄泉の国へ行けてしまう。さすがに「ちょっとそこまで」という気分で行けるものではないのでしょうが、隔離された世界ではなく、つながった世界なんです。死の世界なんて言うよりも「あっちの世界」くらいが丁度いい。

 すぐそこにある世界、でもこことは異なる世界。そんな微妙な距離感を持つ「あっちの世界」での冒険を、宮崎駿監督は「神隠し」と表現したんだと思います。
{/netabare}

特別ルール:{netabare}
 こんなに近い「あっちの世界」。「こっちの世界」と一体どこが違うのか。それが特別ルールですね。

 最も重要なのが禁忌(タブー)です。「振り返ってはならない」と言われたオルフェウス、「見てはいけない」と言われたイザナギ、浦島太郎を「あっちの世界」の話とするなら「開けてはならない」になります。千と千尋では、前述の通りに、唐突な「振り向いちゃいけないよ」がありました。理由の不要なルールなんです。

 千と千尋には、他にもたくさんのルールがありました。ハクやリン、カマジイ辺りはいろいろと千尋に教えてくれていました。千尋が両親と帰るためにも、ルールに従う必要がありましたし、こればかりはユバーバでもどうにもなりませんでした。ユバーバは「こんな誓いを立てるんじゃなかった」と言ってましたから、ユバーバが誓いを立てる先、上位の存在がいることも窺えます。
{/netabare}

食事①:{netabare}
 次に重要そうなのは食べ物に関するルールでしょうか。「あっちの世界」の食べ物を食べると「あっちの世界」の住人になってしまいます。ギリシャ神話ならザクロの実ですね。

 千尋が食事をするシーンは全部で3回あります。ハクからもらった赤い何かと、ハクからもらったおにぎりと、リンから分けられた大きな饅頭のようなものです。千尋は「あっちの世界」の住人になってしまったのか、という仔細を述べる前に、引用元のギリシャ神話を確認しておきます。
 
 ギリシャ神話でザクロの実を食べたのはペルセポネという女神様です。彼女は冥界に連れ去られてしまいました。そこで、ハーデスに差し出されたザクロの実の中身12粒のうち、4粒を食べてしまうんですね。そのせいで1年(12ヶ月)のうちの4ヶ月を冥界で過ごさなければならなくなってしまいました。残りの8ヶ月は「こっちの世界」に帰って来れていますけどね。

 ちなみに、これに激怒したのがペルセポネのお母さんであるデメテル。豊穣の女神様なんですけど、ペルセポネのいない4カ月の間は地上に実りをもたらすのを止めました。これが冬の起源。ペルセポネが帰ってくると春が始まるわけですから、ペルセポネは春の女神様です。冥王ハーデスの妻なのに春の女神様。私にはすごく違和感があるのですが、やはり神話においては「あっちの世界」は近いもののようです。
{/netabare}

食事②:{netabare}
 千尋は「あっちの世界」の食べ物を食べて、「あっちの世界」の住人になってしまったのでしょうか。帰って来るのはペルセポネと同様に問題なさそうですけどね。では、千尋が食べた3つの食べ物を確認してみます。

 まずは、ハクからもらった赤い何か。これがいきなりの大問題です。
 この赤い何かが何であるのかは明らかにされていませんが、おそらくザクロの実の中身を暗示したものだと思います。気になる方は作中の赤い何かとザクロの実の中身を比べて、その類似性を確認してみるといいかもしれません。すごく良く似ています。ハクは、千尋が消えかけているときにこれを食べさせています。千尋が消えてしまわないように、つまり、「あっちの世界」に馴染むために食べさせていますから、千尋は「あっちの世界」の食べ物を口にしてしまったのです。

 神話を前提にするなら、ザクロの実の中身を1粒食べた千尋は、毎年1ヶ月は「あっちの世界」ツアーに行かなければならなくなってしまいます。さすがにこれは大問題ですから、何かしらこれを解決する方法が採られていたはずです。
 おそらく、「12粒のうちの1粒」ではなく、「ただの1粒」だったから問題なかったのではないかと思われます。ここが神話と違うところですし、これなら毎年ではなく、1回だけ「あっちの世界」に1ヶ月間滞在すれば問題なし、という結論でも許されそうですね。
 千尋がどのくらいの期間「あっちの世界」に居たかは明らかにされていませんが、作中の月の満ち欠け(※)が一巡してそうなので、少なくとも1ヶ月はいたようです。もちろん「こっちの世界」の時間は別問題。

(※)千と千尋の月の描写
 月は作中で3回出てきます。①オクサレ様が帰る時の満月、②沼の底駅の上限の月、③ハクに乗って帰る時の大きめの上限の月。②から③は満月に向かっています。①のもう少し前から物語が始まるので、満月手前から満月を経由して満月手前までが滞在期間。これで1ヶ月ですね。

 次に、ハクから貰ったおにぎり。
 おにぎりは、事情を知っているハクが「まじないをかけた」ものだと言っています。「あっちの世界」の住人にならないためのまじないでしょうから、おそらく問題ないのでしょう。赤い何かにもまじないがかけられていたと考えたくもなるのですが、その可能性はないでしょうね。千尋が消えてしまいますから。

 最後に、リンから貰った大きな饅頭のようなもの。
 リンは事情をある程度は知っているものの、まじないの類は使えそうにないので際どい感じがあります。ただ、千尋は直前に苦団子を口に含んでいました。苦団子の効果は吐き出させるというものでしたから、実質的には食べていなかったといったところでしょう。こちらも問題はなさそうです。

 お父さんとお母さんの食事が原因でもありますし、千尋の食事のシーンにはかなり気を使っていたのが窺えます。
{/netabare}

死んだ??:{netabare}
 では、千尋は死んでいたのかについて。
 「あっちの世界」が描かれると、条件反射のように「死んだ!」と考えたくなってしまうのですが、もちろん死んでいません。以上で述べてきたように、日本っぽさのあふれる千と千尋の世界は、ギリシャ神話が大きく影響しているのが分かると思います。どちらも神様がたくさんいますから、その関連性の高さに目を付けたのかもしれません。で、千尋の生死もこれらの影響を受けていると見ていいはずです。

 オルフェウスは、生きたまま冥府に辿りつき、生きたまま帰ってきます。千尋も生きたまま行って、生きたまま帰ってきた。これで良いんだと思います。死の世界を描くことと、実際に死ぬことは、やっぱり違うんです。
{/netabare}

エンディング:{netabare}
 千尋が無事に生きていたことが分かったところで、この物語のトンネルを抜けた後について言及しておきます。

 オルフェウスは「振り返ってはいけない」と言われたのに振り返ってしまった。禁忌を犯した彼は、無事に「こっちの世界」に帰って来れたものの、妻を連れて帰ることは出来ませんでした。禁忌を犯すと何かを失ってしまうのです。

 千尋は成長できたのか、というと、残念ながら出来ませんでした。正確に言うのなら、「あっちの世界」では成長できたものの、「こっちの世界」への影響はなかったんです。行きと帰りの両方で描かれるお母さんにすがる様とお母さんの同じセリフは、千尋が成長できなかったことを描いていていました。
 ですが、千尋は無事に禁忌を犯すことなく、帰ってくることが出来ました。つまり、オルフェウスと違って何かを得ることが出来たのです。それが最後に光るゼニーバからもらった髪留め。

 ゼニーバは「一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで」と言っていました。これはハクの名前を思い出せることを述べたものですが、それだけではなく、この千と千尋の世界全体に係る言葉、テーマを象徴する言葉だったんだと思います。千尋にも思い出せなくとも忘れない何かが残ったのでしょうね。
 子供は忘れてしまうかもしれないけど、思い出作りは大切だよってメッセージですかね。
{/netabare}

おまけ:{netabare}
 おまけその①。ハクに対して「八つ裂き」という言葉がぶつけられます。これもギリシャ神話がらみだと思います。オルフェウスの末路が八つ裂きですから。
 とはいえ、ハクの末路が八つ裂きだとは思いませんけどね。件のセリフは、覚悟を問うたものであるというのが理由の一つ。もう一つの理由は、千と千尋がオルフェウスのifストーリーだからです。千尋が神話を覆したのと同様に、ハクも覆す側だったという方がしっくり来ます。そもそもオルフェウス役は千尋ですしね。

 おまけその②。今度は風俗がらみの話。
 千尋の腹痛が描かれていますよね。これは生理を象徴したものだと思います。千尋は腹痛の後に、オクサレ様のお世話をしています。床掃除をしていた見習いの千尋が、腹痛を契機として一人前になったということです。
 「宮崎駿監督は、性を隠し過ぎる!」なんて指摘もありますよね。まぁ、おっしゃる通りで(笑)
{/netabare}

 神話の引用が多かったし、外観にしか触れなかったため、文章量の割には薄っぺらな内容になってしまいましたね。千と千尋のレビューでは全く違う内容を書こうと思っていたんですが、以前トトロのレビューで書いた「死を描くことと実際に死ぬことは違う」ってことの具体化で使ってしまった、というオチです。ご勘弁を。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 19

82.0 24 コミカルアニメランキング24位
これはゾンビですか? OF THE DEAD(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1879)
11397人が棚に入れました
銀髪の不思議な少女・ユーと出会ったことで殺人事件に巻き込まれゾンビとして蘇った主人公、相川歩の巻き込まれ型ゾンビ生活を描く。2期のキャッチコピーは「LOVE250%増量! 今度は学園だ!!」。「妄想ユー」の起用は継続されており、今作ではCパートでの「妄想ユー劇場」で妄想ユー達とユー本人による掛け合いが展開される。

声優・キャラクター
間島淳司、野水伊織、月宮みどり、日笠陽子、金元寿子、吉野裕行、清水愛、下屋則子、山口理恵、美名、喜多丘千陽、生天目仁美

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今期しか観てないから しゃーなしだなっ

いったい、どう表現すればいいのだろう?
1期を観ていないから余計にわからないのかもと、
最初はそう思っていたけれど、もしかしたら
観ててもわからないかもしれないと思った。

そのくらい、支離滅裂だし、突拍子もない出来事の数々が起き、
どっちの方向を向いていたらいいのか、悩んでしまった。
でもでも、不思議に惹かれるものがある。
そして部分部分では、けっこう笑えたりもしている。
何かを期待してしまうような、このまま切ったらもったいないような。
これっていったい、何なのだろう?
そんな半信半疑のまま後半に突入してしまった。

wikiによれば、殺人事件に巻き込まれ、ゾンビとして蘇った主人公
相川歩の、これまた巻き込まれ系のゾンビ生活を描きつつ、
ラブコメディとして展開していく物語。

ただ、バトルを前提としたダークな雰囲気の作画は美しいし、
好きな要素も意外といくつかは、あったりする。
で、個人的にはクリスの存在が面白いと思った。

でも最後までなかなか集中して観ていることができず
上の空になってしまってることが多かった。
このタイプの作品って、好きな人はすごく好きなんだろうけれどね・・
苦手って言い切れるほどではないし、嫌いなわけじゃないけれど
個人的にはもう少し、萌え要素がクールな作品のほうが好きなので。。

まぁ・・今期しか観てないから しゃーなしだなっと思ってくだせえ。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 48

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ふぅ・・・数多の名ヒロイン達に激しく目移りしたぜ! ま、面白かったからしゃーなしだな!w 1期未見のアナタも是非!

なんという上から目線w自分が一番びっくりだー!w










投げっぱで若干寒い1期から今度は大胆にシリアス展開を放り投げてのラブコメ一色に染まったのは本当に素晴らしい判断だと思いました^^b
てか妖精さんとの決着が付かなかったので最終回の流れには思わず戸惑い、実は決着回があって数話録画を飛ばしてしまったのか!?とまあパラドックス気味に混乱して焦りましたわw


妄想ユーもちゃんと毎週出てくるのは楽しみで仕方ないw
こういった場合、1期を観てない人にあえて1期を観ることを薦めるべきなのか迷いますw
オイラの場合2期からでも十分面白い(むしろ2期の方が絶対?w)のでとりま2期から観てもらい、【気に入ったのであれば1期補完してちょ】というスタイルをオススメします


てかこれを1期からやってくれってw
ホンマたのむでウエズさんよぉ!w


シリーズ構成の上江洲誠といえば「瀬戸の花嫁」「天体戦士サンレッド」以外は基本的に寒いw
特にシリアス展開への運び方がどうしようもなく下手っぴな印象
端から暗かった「SchoolDays」は良かったですけどね、あれはむしろウエズのオリジナル構成で輝いた、まさに代表作でもあるわけですがね
(ああw神様ドォルズの映像特典企画は面白かったですねw)


前作では1クール枠に抑えるため原作後半の展開を省略して詰め込む形で無理繰り抑え込んだわけっすが、今作でウエズは大胆にも原作を改変してのオリジナル展開で最後だけ原作と帳尻を合わせるという離れ業に出てきました
“ばゆむの魔装少女が周知の事実となってばゆむがクラスの人気者になる”っていうのがソレっす


このバカな展開のお陰で原作の合間合間を縫いながら随所にオリジナルのネタでばゆむを讃えつつ、いじりつつ、遊べる!ってわけですわw
スタッフは別にばゆむをいじめて冷たい笑いを誘いたいわけやないんですねw
これぞ【愛のある原作改変】!
ウエズ脚本、ここに復活^^b


監督もその気合に応えるかのように全10話中5回コンテ切ってます
基本的に監督がコンテ切った回はハズレなし


で!
オイラは1期からずっと天才魔装少女のハルナちゃん推しだったわけですがw2話でトモノリの可愛さにコークスクリューブローを喰らいw8話で京子ちゃんの病みっぷりに痛恨のアッパーカットでぶっ飛ばされましたw
1期で掘り下げの足りなかったヒロイン達の魅力がココに来て押し寄せてきたのはちょっとズルいぜ!w


個人的には合田彩さんを応援しているので9話でサラスバディの掘り下げ回があったのも嬉しいところ*^^*


妖精さんの「焼酎飲むためにはビールを断る勇気が必要」のくだりも最高っすw
なんか生天目さんは酔いどれ役が板に付いてきましたねwww


最後に、1期のばゆむの決まり文句「オレ、ゾンビっす」が「ガイアがオレに与えた試練なのだ」にとって変わったのも笑えましたわ^q^

投稿 : 2024/05/18
♥ : 19

若神アキラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これはゾンビですか? OF THE DEAD 第10話(最終回)「だけど、それがいい」 を迎えて

10話構成とやや短めで、放映中の他作品よりも先だって最終回を迎えたのにはビックリしました。

「"クリス先生"とのバトル持越し」や「エンディングで"謎のロリ娘"登場」など


『『どー見ても第三期狙いです!ありがとうございますた!!』』




冒頭を見ていて
"あんまり最終話っぽくねぇなぁ・・・"
と日和っていたら

『『『衣服を溶かすスライムの武力介入で、一気にテンションMAX!!』』』
TV放映では「おぱんちゅ様」を残してるけど、BD/DVDになったら絶対消えるだろがww コレ!!

このまま"お色気重視"の最終話を迎えると思ったら




『まさかの"VS 歩"展開!』

主人公がラスボス化っちゅうのは、最終話としてはナカナカ良い題材だと思います。
そして"主人公改心劇"として用意された 大ネタが

「「魔装少女 ゆーくりうっど・へるさいず マギカ」」
(注:一部脚色☆)

このシーンを受けて 他のキャラも
"呪文さえ唱えたら、魔装少女になれるのでわ"
と思っちゃうけど、どーなんだろうね?
(個人的には"トモノリ"と"平松さん"が変身してくれると嬉しい)



バトルの止めとして描写された

「"胴体ブッ刺しで チェーンソーでグリグリシーン」
には 軽ーく引きぎみ・・・・
でも、グロいんだか面白いんだか よくわからないのが、イカにもこの作品らしいです。




ちなみに 最終話で筆者が一番 惹かれたのは

「「「ハルナが変身しながら 精神世界の歩をブッ倒していくシーン」」」

このシーンでの"相手を攻撃した部位のみが 変身していく"描写
(パンチなら腕が武装、キックなら足が武装)

コイツがカーナーリ好きな演出で

『『某 平成ライダーアギト作品』』の「パンテラス・アルビュス」と「 パンテラス・トリスティス」を「翔一くん」が変身しながら撃破していくシーンを“超速攻”で思い出しました。




まぁ、 「アニヲタのテメェら」には どーでもいいコトですわナ・・・・











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最終話は
「トモノリ」と「サラス」の描写が弱かったから、また「特典OVA」でお祭りみたいなコトをやると思われます。


この作品のウリと言えば
「妄想ユー」なワケですが、最終話は「佐久間レイさん」と"通"な キャスティングでした。
WIKIで「妄想ユーのキャスティング陣」を改めて確認しますと、ホンっトに ニヤニヤが止まりません!



あと、レビュー書いてて たった今WEBで確認したら

"第三期はBDボックス買わないとビミョー"
との流れ・・・

個人的には情報に流されず、第三期を待ちたい気分です



もういいかげん「妄想ユー」でキャストされそうな声優さんが思い浮かばなくなったなぁ・・・
( "林原めぐみさん"辺りは来ると思うのだが)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7

78.6 25 コミカルアニメランキング25位
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1902)
11128人が棚に入れました
この作品は『とある事情でしばらく離れ離れになっていたものの、ゆえあって再び一つ屋根の下で暮らすようになったふたりの兄妹が、特に波乱もない平和な日常をのんべんだらりと送っていく様子を、これといった起承転結もなくつづっていくだけの単調な物語』のはずだったが…、主人公・姫小路秋人が6年ぶりに再会した双子の妹・姫小路秋子は極度のブラコンになっており、兄に対して恋愛感情を抱いてしまっていた。更に転校先の聖リリアナ学園では、生徒会長の二階堂嵐、生徒会副会長の那須原アナスタシア、秋人の友人で京都から追っかけてきた猿渡銀兵衛春臣と、一癖も二癖もあるメンバーも集まり、気付いたらみんな一つ屋根の下で暮らすことに…。秋人の望んでいた『平凡な日々』はあらぬ方向に進んで行ってしまうことになるのであった。

声優・キャラクター
木戸衣吹、逢坂良太、茅原実里、下田麻美、喜多村英梨
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これが意外と面白いから困るw とりあえず声優さんにお疲れ様ですと言いたいw

極度のブラコンの秋子と妹思いの本当はシスコン?なあきとを中心としたラブコメです。通称「おにあい」

この作品の見所は意味深いギャグと声優さんの頑張りですかねww

【声優さんの紹介】
・姫小路 秋子 声 - 木戸衣吹
・那須原・C・アナスタシア 声 - 茅原実里
・猿渡 銀兵衛 声 - 下田麻美
・二階堂 嵐 声 - 喜多村英梨
・鷹ノ宮 ありさ 声 - 諸星すみれ

この作品のメインヒロイン、秋子の声優「木戸衣吹」さんの年齢は15歳、ありさ役の声優「諸星すみれ」さんは13歳と僕より年下の声優さんが頑張ってます!
この作品を乗り越えたならあとはどんな仕事が来ても大丈夫・・・なはずですw
木戸さんの演技はのびのびとしてて面白かったです^^
でも変な言葉は覚えちゃダメw
喜多村英梨さん、茅原実里さんの演技も流石でした。
茅原実里さんが演じた穴さんのしゃべり方は面白かったですね~

キャラ同士の会話が面白くギャグアニメとしては結構楽しんで観てました^^
会話が変な方向にいくのはいつもの事w

ラブコメとしてはう~んキャラがガツガツしすぎww
{netabare}すぐ夜這いとか言うしw{/netabare}
普段は見せないキャラの意外な顔がいいかな^^

何はともあれ声優さんにお疲れ様と言いたいw
タイトルがアレなんで期待せず楽しめて見れました。
2期があればまた見ます^^

【曲の紹介】
・「SELF PRODUCER」 歌 - 茅原実里
この作品のopです。
アニメ映像は際どすぎるww
でも曲は意外といいです。
opが始まるのは基本的にアニメが始まってから10分後を超えるんで気にしないでくださいw

・「Lifeる is LOVEる!!」  歌 - リリアナシスターズ[姫小路秋子(木戸衣吹)、那須原アナスタシア(茅原実里)、猿渡銀兵衛春臣(下田麻美)、二階堂嵐(喜多村英梨)]
この作品のedです。
この作品のヒロイン達が歌ってます!
映像がとても可愛い^^
会長さんと穴さんは流石の歌唱力。

     【ここから下は各話の感想です】

{netabare}
【1話感想】
{netabare}タイトルが凄いですが内容も凄かったです!
妹がちょっとあれですねw
妹の秋子さんは料理などの家事スキルが高そうでしたがそれ以上に妄想スキルが高すぎます!
秋子さんは勘違いも多くて話がすぐそれますww
兄を思う妹の気持ちが行き過ぎてますw
兄は誠実そうでいい人っぽかったけれどまわりのキャラはおかしな人ばかりですね^^
どうやらハーレムアニメになりそうな予感がしますw
(原作は読んでませんが)

2話も様子見で視聴しますw

生徒会副会長の金髪の子の声が
もろホライゾンで笑えましたwww
正確は化物語の戦場ヶ原さんに似てましたね^^ {/netabare}

【2話感想】
{netabare}2話からopができましたが映像があきらかに狙ってますww
(興味のある方は自分の目で確かめてください^^)
秋子さんの笑い方が凄すぎるw  ぐへへへwww
あの笑い方は面白すぎます。
妹が凄く心配になるアニメですw
台詞がちょっとあれなんで声優さん大丈夫かな?{/netabare}

【3話感想】
{netabare} 秋子(妹)の声優さん今回も頑張りすぎですw
14歳なのに・・・w
ぐへへ、ぐぬぬ、と言うセリフは個人的に好きです^^
今回は穴ちゃんのお話でした。
主人公とのやり取りが面白かったです!
主人公とヒロイン達のちょっと普通で無い会話も楽しんでください。
今回は秋子の動作が面白可愛いです!
秋子の声優さんのこれからの演技にも期待です^^{/netabare}

【4話感想】
{netabare} 銀ちゃんと穴さんのお話がメインでした。
今回も面白かったんですがネタがアウトすぎるww
バナナで遊んじゃダメでしょw
ぬいぐるみの間違った使い方はやめましょう^^
まさかの百合展開もありましたね~
穴さん押しがここ最近目立ちますねw
穴さんと主人公の会話は面白いですがレベルが高いので僕は分からないという事にしときますw
今回は妹があまり出ませんでした。
でもぐへへが聞けたので満足w
次回は出番がもう少しあるといいな~
銀ちゃんが一番まともな気がします^^
私服姿可愛かったですね^^{/netabare}

【5話感想】
{netabare} 今回は会長がメインの回でした。
秋子はやっぱり病気なのかな?ww
一線超えたいとか・・・
そんな発言はダメww
でも会長や穴さんに病気呼ばわりはされたくないなw
あの人達も普通じゃないww
秋子のむふふとハルマゲドンーとなんでーという台詞は面白かったです!w
主人公は何か怪しいな~(小説)
無意識のうちにそういう設定にしてるなら怖いなww
今回はちょっと露骨にアレなシーンが多いなw
もう少し何とかして欲しいですね^^
次回のタイトルがまよチキって・・・
いいのかな?ww {/netabare}

【6話感想】
{netabare}今回は妹が中心のお話で面白かったですw
秋子の表情や行動が可愛いですね~
ですが秋子はやはり重症です!w
抱き枕どうやって作ったんだろうか?(クオリティ高w)
Tシャツ自重してww
YesYes枕www
お兄ちゃんとネトネト(^^;
安定のぐへへw
あそこまで行くと清々しいけど将来が不安すぎるw
もう天性のブラコンとしかw
兄もシスコンかもしれないけどまだセーフw
今回は14歳の凄さを感じました。(秋子の声優さん)
次回は新キャラメインとなりそうです。
次回予告アウトーwwww{/netabare}

【7話感想】
{netabare} 今回は新キャラのありさと秋子がメインのお話です^^
相変わらずの秋子ワールドをお楽しみくださいw
あにマスクってなんですかww
兄しか見えないマスクってそれじゃ兄も見えないでしょw
明子は小姑ww
ブランコブラコン似てるけどねw(その発想は無かったw)
全国のブランコに謝罪!
明子の記憶力凄すぎw(もっと他の事に役立ててw)
秋子とありさの対決は結局何がしたかったのかなw
ありさの疑問で秋子に大ダメージww
子供の何気ない疑問は時として大ダメージを与えますね~
しかしめげない秋子は流石です(^^;
ありさと秋子の争い低レベルww
主人公は逃げるの上手いですねw
そして秋子とありさは同盟を組みました^^
あにしてるTシャツやめてww
次回はサービス回見たいです。
いつもの事のような気がするけどw {/netabare}

【8話感想】
{netabare}今回は水着回です。
毎度ネタがアレですが得にw
会長と穴さんは変態すぎます!
頭の中はピンク一色ですね^^
会長の水着はアレですよアレ・・・w(自重します)
ありさのきゅうは可愛いすぎw(ロリコンじゃないよ(^^;))
ありさちゃんは穴さんから逃げてww
穴さんの思考はヤバイですね。
今回は妹が一番水着として普通に可愛かったです^^
でも一線越えたいのは変わらずw
Tシャツのバリエーションが豊富ですね!(またかww)
ぶっ飛びすぎてて主人公が気の毒に思えてきた(^^;)
主人公のマネージャーの人なんだかんだノリノリじゃないですかw
主人公の書いてる本の題名クソワロタw
兄弟合体アキンゲリオンってなんですかね?ww
突っ込んだら負けなんですよね^^{/netabare}

【9話感想】
{netabare}今回はアキトが風邪にかかってみんなで看病しようというお話。
明らかに危険な匂いが・・・w(特に会長w)
しかし会長は思ったよりまともな事言ってる(^^;
これは裏がありそうだ。。
ありさちゃんは頑張りすぎですね。
あんなに食べれないww
穴さんはやっぱり看病したことないのかw
沈黙とツンデレが良かったね(^^;
秋子は珍しくまともでアレは嬉しいw
ギンギンも可愛かったね^^
個人的に風邪のときは静かにしてほしいかな。
次回は会長か・・・w{/netabare}

【10話感想】
{netabare}aパートはギンギンとアキトの過去のお話。
小学生時代の銀ちゃんとアキトは今と少し違うかな。
アキトは銀ちゃんの事を女の子とというより親友と思ってるんだね。
あの小学校個性的な子多すぎでしょw
アキトはストーカーみたいでした(^^;
不法侵入。。。(良い子は真似しないでねw)

bパートは前回の続き。
会長さんまともすぎw 優勝おめでとう^^
そして部屋に向かうアキト。。嫌な予感が(^^;
しかしそこに待っていたのは眼帯を外しおしとやかな会長さんが・・・w
まさか会長さんにあんな一面が。
声も変わってて可愛かったですね^^
流石キタエリさん!
会長さんも邪王真眼の使い手だったのか・・・w
使うたびに視力失うとかどこの万華鏡写輪眼ww
人の心操れるってギアス?w
ともあれギャップが凄かったです。
会長さんはこっちの方が好きですね^^
さてオチの編集者さんはほかっといて次回は穴さんの回になりそうですw
次回予告相変わらずだなw{/netabare}

【11話感想】
{netabare} 今回は穴さんが○○をはかないお話で合ってるよね・・・w
穴さんはやっぱり一人で掃除が出来ないみたい(^^;
下着なしで1日・・・ちょっとwww
そしてopがいつもより早いですね^^
いつもは開始してから10分後くらいなのにw
お化けに怖がる会長さんは可愛いですね^^
やっと存在感が出てきましたね~
穴さんはアホすぎるでしょwww
あの淡々としたしゃべり方がいいですね^^
銀ちゃんとありさは遭難したのに何をしてるのやらw
2人とも心配しなくても成長するは・・・w
明子と穴さんはどう見ても相性が良くなさそうw
会話がめんどくさいww
秋子が総理大臣になったらおしまいでしょw(日本)
小さい頃の秋子も可愛いね^^
そうかあ~この頃からもう病気だったのかw
アレ途中からみんな結婚し始めて子供まで(^^;
これはまさか・・・w
オチはまたあなたですかww
編集者さん暇ですね~w
そんな夢を見るとはあなたが一番変態かも?w
次回で最終回ですか~
意外と楽しませてもらったな^^
秋子のぐへへが聞けなくなるだと。。
最終回でまた更新します^^{/netabare}

【12話感想】
{netabare} 前回の続きからです。
穴さんとあきとが初めて出会った時のお話から。
穴さんはやっぱり会話しずらいな(^^;)
話が変な方向にずれて行くww
僕があきとの立場だったら逃げたいw
表情が全く変わらないのに言葉はスラスラ出てくるw
もしかしたら穴さんは秋子の事が好きだったのかな?
もちろんlikeじゃない意味だけどww
秋子のなんじゃそりゃー面白いw
このアニメ本当に声優さん頑張ったよね(^^;)
お疲れ様ですw
opは相変わらず遅いですね~
また編集者さんかw
人騒がせな人ですね~
あの緑の球は何ですかね(^^;)
問題のシーンはスルーしてあきとの小説は相変わらずww
秋子の着物姿似合うね^^
秋子とあきとの話は意外といい話でした。
最後台無しだったけどww
そして衝撃の事実!
秋子にもチャンスがあるじゃないか!w
頑張って^^
意外と面白かったアニメでしたw
2期はあるのか知らないけどあったら見ます~
もちろんオススメは出来ない類のアニメではあるw{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 51
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

強烈ブラコン!

原作 ラノベ 未読

学園ハーレム+妹ラブコメ

2話の感想

2話からOP始まって、見たけど・・・
アナが机の下で、立て笛吹いてるシーンには、ぶはぁって吹きました。
これ、一人じゃないと見れないよ~!

兄の秋人が、実は兄妹の禁じられた恋愛を書く作家だとは・・・なんとも・・・
ホントは秋子の事まんざらでもない・・・のかな?
どうなんだろう? 
もし、そうなら・・・ホントに禁断ものになってしまうな~なんて・・・^^

1話の感想

妹の秋子 可愛いですね。^^
外見は黒髪ロングで、スタイルも良く、とても可愛い。
性格も明るく、礼儀正しくて好感良い。

物凄く積極的な妹ですね。
あそこまでくると、ウザイを通り越して愛くるしく感じてしまいました。

同じ寮?には、他に女の子が数人いて、みんな主人公に好意を持っているハーレムなんですが、これも読者(視聴者)うけを狙った感じの設定なので、ありきたりに感じてしまいます。
個人的には、そんなにハーレムにしなくてもいいのに・・・って思う。(嫌いじゃないけど、好きでもない)

まぁ、妹可愛いし、これからどうなって行くのか?
ちょい期待して観ていきたいですね~^^

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最終話まで見た感想

{netabare}
結局、最初から最後まで、おバカハーレム のラブコメでしたね ^^

最終話で主人公が語って分かったんだけど、この兄と妹の秋子は、実は血の繋がらない兄妹だったんですね。
この事は、妹は知らないのだけど、よくあんな可愛い血の繋がらない妹に迫られて、気持ちをセーブできるよな~って思う。

まあ、妹以外からも可愛い&綺麗な女性から想われてるから、ホント羨まけしからん!ですね。
{/netabare}

シリアスなハーレム恋愛ではなくて、コメディー要素が強いので、笑いながら見れました。

しかしながら、秋子があそこまで積極的だと、ウザイを通り越して可愛いですね。
フフ(^ー^* )♪

個人的には、秋子>ありさ>銀>アナ>二階堂の順で好みでした。
キャラが可愛く、面白かったので楽しんで見る事が出来ました。

ハーレム&ラブコメ好きにはオススメです。^^

投稿 : 2024/05/18
♥ : 51

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

極上ハーレムストーリー。これが好きじゃなきゃ萌えなんて語れない!

これはかなりの安定度を有するハーレムストーリーですね。
ハーレムストーリー?というか日常アニメなんですけど。

主人公を含めて、キャラデザは抜群です。
もちろん、特に特に、女性陣の可愛らしさは言うことありません。
ここまですべてのキャラがストレートに魅力を出してくると、避けようがないというか、それだけで癒されてしまいますよ。

ツンデレ、デレデレなんでもあり。
とにかく可愛ければそれでなんでも許されるという世界観。
萌えハーレムアニメとしてはど直球のお話だと思いました。
不安な要素がなにもない。
言い換えれば、ストーリーとしての成分で見ると、緻密な計算があるわけでもなく、超展開があるわけでもなく、退屈なのかもしれませんけど、そういう練り込まれた作品ばかり観ていると頭がボーっとしてくるので(笑)こういうのを挟むとなにかと良いと思います。

誰が可愛いとか魅力的だとかの甲乙がまるでつかない。
もちろん一応は妹と兄が主役ということが主軸なんですけど、それを汲んでも汲まなくても、誰もが魅力的なんです。
しかし、なんでこの手の物語の主人公はここまで不器用というか、奥手というか、無欲なんでしょうね。
だいたいどのアニメにおいてもそれは同じですよね。
そうじゃないと成り立たない面もあるんだけど、このシチュエーションがあって何かを期待しないなんて普通じゃあり得ないから(笑)

ネタばれのつもりはないので、主人公がまったく欲を持っていないとかいるのだとかは書き記しませんけど、ここまで女性に囲まれて日常を送るなんて、うらめし羨ましいとしか言えません(笑)

そして声優さん。
どの人も素晴らしかったです。
メインヒロインが多いので記載はしませんけど、どのキャラもすべて声がマッチしていた感があって良かったです。

時折、きわどいというかエロい描写が入ります。
それがぜんぜんイヤミじゃないんですよね、ごく自然なタッチで描かれているので軽い感覚で受け止めることができます。

しいていえば、音楽にはこれといった特徴はありませんでしたね。
OPもEDもごくごく普通です。

総じてこの作品は、ものすごく安定感があるドタバタハーレム劇です。

もちろん一話や二話完結のものじゃないので最初から観ることをオススメしますけど、その一話一話が毎回楽しいというか、ものすごくテンポが良いとも思いました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12
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