2015年度に放送されたおすすめアニメ一覧 801

あにこれの全ユーザーが2015年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の2015年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.0 147 2015年度アニメランキング147位
神様はじめました 22巻 OAD付限定版(OAD)

2015年8月20日
★★★★☆ 3.8 (37)
185人が棚に入れました
TVアニメ「神様はじめました」の続き「過去編」がアニメになる!
オリジナルアニメDVDの制作が決定しました。

監督 大地丙太郎
キャラデザ&総監督 山中純子

TVアニメと同じキャスト&スタッフ陣による本気作!

第1弾サブタイトルは、「神様、過去にとぶ」(仮)

63.9 152 2015年度アニメランキング152位
第三飛行少女隊 第1話(その他)

2015年6月24日
★★★★☆ 3.8 (94)
537人が棚に入れました
SHIROBAKOの劇中アニメ。

SHIROBAKO BD・DVDの第7巻<初回生産限定版>に付属。

ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

付録にしとくのは惜しいかも♪

原作 武蔵野アニメーション 監督 水島 努
総作画監督 西畑 あゆみ アニメーション制作 PA WORKS
制作 SHIROBAKO制作委員会
{netabare}
F4ファントムやらミラージュみたいのやらビゲン?
娘達皆随分懐かしい戦闘機に乗ってるな~、
ヘルメットや酸素マスクや対G装備は着けないんだねw
可愛い顔みえないから?
、、、、、、、

まあいいか~♪(←ガルパンや艦これで勉強した痛爺)

護衛飛行任務中らしい、
女子乗る機体オープンチャンネルワイワイガヤガヤ、
一緒に任務中の真面目な男性飛行隊、
「今のカフェテリアガールズハイな声何ですか?」
お前も聞いた事あるだろう、
あいつらこそ調布307飛行隊、通称ヘルアリス!
「まさかあの!スーパー撃墜王のアイスドール在籍の!?」
なんかこの娘達、、、業界的に有名らしい、
ここでOPタイトルバック、
{/netabare}
なんかこのOPけっこうマジ、曲もカッコいいかも、
ダブル転調だし、
黄昏た雲の上飛んでく飛行隊なんか、絵になってる♪
{netabare}
正体不明の敵(ビルダー)から最新テクノロジー全て奪われた人類は、
前時代テクノロジー(1970年台くらいまで)の兵器でしか対抗手段はなく、
頼りは自身の技量と意思、奪われた空と先端科学技術の灯を取り戻せ、
{/netabare}
って事で敵は最新鋭戦闘機、主人公達人類は旧式戦闘機なワケね、
地球上妙な塔作るワケ解らん敵的図式、
本作Sウイッチだのエリア88萌え版だの謂われてるけど、
ミッドウェイピラーなるコロニー作る正体不明な敵やら、
戦闘は主に戦闘機ってのも私的印象は戦闘妖精雪風かな~、
にしてもf1やF4でF35とやり合うってww、、いいじゃん♪
{netabare}
主人公咄嗟の判断空対空ミサイル機銃で破壊?カッコええ、
護衛任務完了も救出部隊機ドギーバック破壊され、
唯一の生存者、とり残された金髪少女を救え!
{/netabare}
熱いね~等々、けっこう喜んで観てるけど、これって本来、、、

SHIROBAKOシナリオ設定上架空のアニメなんだよねww

SHIROBAKO嬉しかったのは架空アニメ会社の、
武蔵野アニメーションのHPや、
物語中の架空アニメのスレ等が実際造ってあったりな、
「第三飛行少女隊キタ~」とか当時マジだまされたけどww
そういう痒いとこ手の届くようなシュタゲにも似た遊び心、
まあ実際造っちゃったわけだけど、

主人公宮森あおいやSHIROBAKO物語中スタッフが、
頑張って頑張って造ったアニメ、前半のえくそだす、
後半が本作第三飛行少女隊、
架空設定百も承知だけど実際観てみたくなった、
そんな現実味がSHIROBAKOにはあった、
この一点でも私的感服もんだったけど、

円盤付録ってかたちだけどエクソダスや第三少女飛行隊、
こうしてきちんと造ってくれてちゃんと観れて、
しかもけっこう面白い、
SHIROBAKO自体また観たくなって見直す、
見直すとまた面白い、ここがこれか~♪みたいな、
にしても、、
マジ1クール行けるんじゃないかな~第三飛行少女隊、
アニメ戦闘機モノあるようでないしね、一話だけは勿体ない、
PA WORKS現行Charlotteの次作とか、
女子高生限定戦車アリなんだからノーヘル女子戦闘機もいいじゃん、
クールだけどナイーブな主人公、記憶無くした金髪少女、、
続き観たいな~♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

daruma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

続きも観てみたい

 エクソダスに引き続きSHIROBAKO内の劇中作を一話だけ映像化された作品です。

 あまり戦闘機ものは好きでないしストーリーもべたでしたが、楽しんで観れました。

 SHIROBAKOにてキャサリンが最終話直前に死んでしまうことはわかっているので一話にしてすでに感動してしまいました笑

 エクソダスもそうでしたが一話だけのOVAにしてしまうにはもったいないくらいの続きが気になる作品になっています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

超多忙な中での製作だったと思います。若干の”やっつけ感”もネタとして楽しみたい♪。(1話まで視聴して)

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>1話まで視聴して
ああ、なんか既視感のある世界観ですね。特に”敵対しているモノ”の設定が。
(この手の設定の作品は、ほとんどどれも断念してしまっている自分ですが、本作は別!w)

・・でも、なるほど~。そういう理由であの戦闘機となるわけですね。納得です。
ふと∀ガンダムの初期のミリシャ思い出しました^^。

話の展開はとても面白かったです!!。
「えくそだすっ」に引き続き、本作も続きが見たくてたまりません!。
特にキャシーの使い方が効果的でした!!。
1話での登場の仕方が意外だったし
2話以降でどんな積み重ねがあって、終盤のずかちゃんのルーシーに繋がるのか。
・・ああ、全話見たくてたまりません!!!!!!。
・・気になってSHIROBAKO本編20話を見返していたら、また泣いてしまいました;;。

1話という短い話の中にも
SHIROBAKO本編でのアフレコで何回も耳にしたことのあるセリフがたくさん出てきて
「w(゜0゜*)w オォー~」と地味に感動してました。

若干気になったのは、登場人物の目が若干大きいかな?って感じるところ。
もう少し小さい方が全体的にクールなカッコ良さが出ていいんじゃないかな?って。
あと、アリアが若干デレすぎてた気が・・ww。
でも、たった1話という短い尺の中に、世界観と初期設定の説明が必要な上に
キャラの魅力を最大限詰め込まないといけなかったと思うので
最終的には、本作のバランスで良かったのかなと思います。
ただ、若干作画的には崩れ気味だった感も否めません。。
CGも”なんとか間に合わせた感”・・というか。。

でもでも、SHIROBAKOと同時製作の、かなり無理な状況の中での製作だったと思うので
これはこれで楽しむ要素の1つとしたいです。

ということで、残りあと11話分?12話分?の製作を
何とぞよろしくお願いします。ペコリ(o_ _)o))。
何年でも待っています!。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

63.8 153 2015年度アニメランキング153位
わかば*ガール(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (411)
1834人が棚に入れました
「ウルトラスーパーアニメタイム」内にて放映される。

見た目は清楚だがギャルに憧れているというちょっとズレたお嬢様・小橋若葉を中心とした少女たちの日常を描く。


声優・キャラクター
小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きんモザファンは、刮目して見よ。

2015年7月~9月に放映されたショートアニメ。
1回8分 ×全13話+OVA1話。

主人公は、「ギャル」に憧れている世間知らず箱入りの黒髪お嬢様。
普通の家庭の娘が行く女子高に通うことになって、
この手のアニメではテンプレですが三人の親友が出来て、
四人一組でともに過ごす日常を綴った、まったりコメディ。

原作者は、「きんいろモザイク」と同じく原悠衣さんですので、
シナリオのロジックが同じですね。

お嬢様と庶民のギャップが基本的な路線ですが、
出てくる娘達の表情が可愛い。
ネタに溢れてて会話が面白い。
四人四色で個性が出ている。

一見可愛くて、ほわほわ~な世界なのに、
ほんのりと会話の中に毒が混じってる。
そのブラックさが、きんモザと同様に笑えるのですよね。

一回一回は短いですが、きんモザにも引けをとらない面白さでしたので、
四コマ系統が好きで未見の人がいたら是非!おすすめしたい作品でした。

これにて感想を終わります。
読んでくださいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 37

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。

「ごきげんよう! 小橋若葉ですわ」

小橋若葉、春から高校1年生。

正真正銘のお嬢様ですが、普通の女子校に入学しました。
新生活では見るもの全てが新鮮で、毎日はしゃいでしまいます。
そんな彼女の目標は……ギャルになること!?

変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く
4コマコメディ、いよいよTVアニメスタート!

各話リスト
一葉「夢は女子高生です」
二葉「Dカップでお願いします」
三葉「ギャルへの道のりは遠い」
四葉「これが包丁ですか」
五葉「お嬢様はずるい」
六葉「布の面積が少なすぎます」
七葉「もしかしてスナイパー」
八葉「ドンドコドコドコ」
九葉「若葉ちゃんフィーバー」
今回のエピソードでは、本作の主題歌を担当しているRayさんがCVを担当したキャラクターも登場しているので是非チェックを!!
十葉「それは無理ですわ~」
十一葉「堕落人間製造機械」
十二葉「その目をやめろ」
十三葉「普通の女の子」

『きんいろモザイク』でお馴染みの原悠衣さんが手掛ける4コママンガ『わかば*ガール』がTVアニメ化! 
変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く4コマコメディ、要チェックです!!

2015年夏アニメ注目の作品を紹介!
40本以上の作品が勢揃いした2015年夏アニメ。怒濤の新番組ラッシュを前にして、どのアニメを見ればいいのかとまどっている人も多いだろう。

■「ウルトラスーパーアニメタイム」
TOKYO MXとBS11でスタートしたオムニバスアニメ枠。ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)が立ち上げに関わっており、サンジゲンやライデンフィルムなど、USP傘下の作品を中心に3本のショートアニメをオンエアする。2015年夏は、堀江由衣さんがキャラ原案と主演を務める「ミス・モノクローム-The Animation- 2」、荒ぶる黄獣が三度帰ってきた「うーさーのその日暮らし 夢幻編」、普通の女子高に通うお嬢様の日常コメディ「わかば*ガール」をラインアップ。秋以降もニュースアプリをアニメ化した異色作「ハッカドール THE あにめ~しょん」をはじめ、同枠ならではのユニークな作品が控えている。
USPのイメージキャラクター・スピカとスマ子は番組のナビゲーターを担当し、オープニングでは歌とダンスを熱演している。スピカ役は石原夏織さん、スマ子役は小倉唯さんと、声優ユニット・ゆいかおりの2 人が起用され、今後の企画も気になるところ。作品でコラボレーションなども行われるのか、予想の付かない展開でファンを盛り上げていく。

『わかば*ガール』は、原悠衣による日本の4コマ漫画作品。2010年から2011年に掛けて創作工房の雑誌『乙女通信』で第3話まで連載された。同誌の休刊により未完となっていたが、著者のブログ「Hara*Rira」に掲載された第4話、描き下ろしの最終話を加えて、2013年に、まんがタイムKRコミックスレーベルから単行本として刊行された。

2015年3月19日発売の『まんがタイムきららMAX』誌上で、本作がTOKYO MX、BS11の『ULTRA SUPER ANIME TIME 1stSEASON』内にて短編テレビアニメとして放映されることが発表され、同年7月より9月まで放送された。

2015年7月より9月まで、ウルトラスーパーピクチャーズが企画するアニメ枠『ULTRA SUPER ANIME TIME』で、『うーさーのその日暮らし 夢幻編』、『ミス・モノクローム -The Animation- 2』とともに、30分枠の3本立てショートアニメのうちの1本として放送された。1話約8分・全13話。なお、アニメーション制作のNexusはウルトラスーパーピクチャーズ傘下ではないが、同社が協力としてクレジットされている。

オープニングテーマ
「初めてガールズ!」
歌(第1話 - 第8話、第10話 - 第12話) - Ray
歌(第9話) - 一年藤組(小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣) 第13話は未使用。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期良作多すぎィ~♪(5話まで視聴して)。

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>5話まで視聴して
「スーパーヒーロータイム」でしたっけ?・・(適当)。
あ、確認したら「ウルトラスーパーアニメタイム」でしたw。

本当は本作は1話をチラ観してみたけど、その後完全スルーしてたのですが
たまたま”うーさー5話”を観たあとに、惰性でそのまま放送を見ていたら
MAOさん演じる真魚さんwに魅了され

「あ、なんか面白そう」と思い
1話から見返してみたらどっぷりハマリ気味になっています。

これは、今期の”難民キャンプ枠”として申し分ないです!!!!!!!!。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

63.8 153 2015年度アニメランキング153位
戦姫絶唱シンフォギアGX (第3期)(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (269)
1504人が棚に入れました
かつて――融合症例と呼ばれた少女は、世界終焉の真際に奇跡を掴み、ガングニールのシンフォギアと適合を果たす。地球霊長存続の名目で執行されようとしていた人類淘汰――「フロンティア事変」と称される一連の騒乱は、歌に血を通わせた少女たちの活躍によって終止符が打たれたが、新たな物語は、それから程なくして幕を開けるのであった。亜宇宙を弧を描いて引き裂く超音速の落下物体。それは、ラグランジュ点での大気圏外活動を終え、地球に帰還しようとしていた国連所属のスペースシャトルであった。システムトラブルから機能不全と陥り、このままでは機体の空中分解、あるいは地表ヘの激突は免れないという緊急事態に、息を飲むばかりの各国指導者たち。遡る事、二度に渡り、世界を未曽有の危機より救ってきたシンフォギア装者たちも、その力を日本政府保有の軍備とみなされる以上、たとえ人道的救護支援であっても国外での活動はかなわず、待機を余儀なくされるのであった。それから経過する100日余り。フロンティア事変以降、認定特異災害「ノイズ」の観測は一例としてなく、事の顛末を知る誰もがノイズの根絶と被害の終息を予感していた頃。本部にてモニターへと向かっていた藤尭 朔也と友里 あおいは、ノイズとは異なる、だが近似した反応波形を確認する。場所は、横浜港大さん橋ふ頭付近。そこには、小さな匣をかかえ、逃げるように駆ける黒衣――<廃棄物11号(エルフナイン)>の姿が見られた。世界を壊す、歌がある。今はまだ、やがて訪れるその脅威に気づく者はなく、夏の夜空に、ただ赤き粉塵が舞い踊るのみであった。

声優・キャラクター
悠木碧、水樹奈々、高垣彩陽、日笠陽子、南條愛乃、茅野愛衣、井口裕香、石川英郎、保志総一朗、赤羽根健治、瀬戸麻沙美、小松未可子、東山奈央、赤﨑千夏

辛辣なイグニット さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

深夜版プリキュア

5話を見て、美少女…が変身し、歌いながら悪と戦い、歌いながら…イベントをこなし、女の子(中身は・・・)が歌いながら基本なにかをするアニメだということを理解しました。

変身シーンの力の入れ具合はプリキュアおじさんやアイカツおじさんにはとても食いつきよさそうな作風ですね。
なのはとか小さな女の子が一生懸命戦うといったものが好きそうなら絶対に好きそうです。

プリキュアの後番組としても実力は十分です。
大きなお兄さんだけでなく、小さな女の子にもきっとウケるでしょう。

このファンが児童ポルノにひっかからないことを切に願います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

へいき、へっちゃら・・・

この作品は、戦姫絶唱シンフォギアの3期に位置する作品です。物語に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

2期でソロモンの杖の争奪とネフィリムとの激闘を繰り広げた奏者達・・・
地上はノイズの脅威から救われたと思っていました。
しかし、突如錬金術師キャロルと自動人形達の出現により、事態は混沌に逆戻りしてしまうのです。

2期で響らの前に立ちはだかったマリア、調、切歌の3人も十分な強敵でしたが、今期の敵の強さも半端ありません。特に自動人形の4人組・・・見た目からはそれほどの強さを感じないのですが、人形であるが故、感情にブレがなく目的のみを粛々と追い続けるその姿は、正直ちょっと不気味な存在でした^^;

同じ自動人形でも「夜々」とは大違い・・・ボソッ^^;

その様な強敵が表れ、シンフォギア奏者はこれまでより厳しい闘いを強いられる事になる訳ですが、運悪くシンフォギア奏者はもう一つの敵と相対する事になるのです。

もう一つの敵とは自分自身のこころ・・・

これまで見ないようにしてきた・・・
触れないようにしてきた・・・
ここで叫んでも、きっと誰も幸せになれないから・・・
だからもっとしっかりしなきゃ・・・

勇気を振り絞って顔を上げたら・・・もしかしたら世界は変わっているかも・・・
期待しちゃ駄目・・・期待したら、それはもっともっと大きくなって・・・
そうじゃなかったとき、辛いから・・・

上辺ではなくホントに目を向けなければいけない事は何なのか・・・
大切なモノを守るという事はどういう事なのか・・・
奏者が自分の心の弱さ、脆さとどう対峙し、どの様な答えを導くのか・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

一方、物語の方は様々な紆余曲折を経てラスボスであるキャロルと相対するのですが、その前に随分懐かしい・・・キャラが登場します。
もう、いなくなったとばかり思っていましたが・・・これも執念なのでしょうか^^;?
でも今回は格好良かったと思いますよ^^

オープニングテーマは、水樹奈々さんの「Exterminate」
エンディングテーマは、高垣彩陽さんの「Rebirth-day」
1期からずっとこの二人が主題歌を歌ってきましたが、すっかり定着しましたね^^
どちらもカラオケで挑戦済です^^;

1クール13話の作品でした。気になるのは今後の動きでしょうか^^?
もともとオリジナルアニメなので、原作を踏襲する必要もありません。
それに、風鳴 弦十郎が最終回で今回の一連の事件に関して言葉を濁したのは、次期への布石だったのでしょうか^^;?
このシリーズは嫌いじゃないですし悠木さんが出演されているので、続編放送されるなら絶対見ます^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

多種多様の歌と胸熱バトルに百合を少々、製作の遊び心をパラパラ~と振りかけたらシンフォギアの完成です♪

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
1期からみてきましたが、なんか一番普通のアニメっぽかったです。個人的には1期が一番好きです。ストーリーがしっかりしてるんで。2期はお笑い要素多くて、これはこれで良かったです。

3期は、「熱さ」やバトルの作画では一番でした。ストーリーにも破綻が少なく、よくまとまっているとは思いますが、逆に言うと、あえてシンフォギアじゃなくても良いかな? とは思いました。

〈以下ネタバレ〉

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
破綻がないストーリー展開は流石でしたが、自分的には、最終話のホントに最後、エルフナインが生きてた時のリアクションで一気に評価を下げました。これって制作のミスなのでは? と疑うレベルです。

最後のシーンは、キャロル(の身体)がエルフナインの記憶を吸いとって融合し(エルフナインを救っ)たというシーンです。そこでの、響達のリアクションに違和感を感じました。最初は後ろ姿を観て、キャロルだと思ったのに、「ボク」という一人称から、その人格がエルフナインだと分かって喜ぶ響達。

あれ? 喜ぶの?

つまりキャロル(の人格)は消えてもOKだということ? なんか、響らしくないです。私が知っている、これまで見続けてきた響だったら、キャロルが消えてしまったこともきちんと悲しむと思うんだけど。

せめて、「ボクは、キャロナイン(キャロルもちゃんと生きてるよ)」くらい言ってから喜んで欲しかったです。

大事な場面だけに、細かな表情やタイミングなど、細かなところにもこだわって欲しかったなと思いました。

まあ、ここまで付き合ってきたんで、4期、5期も観るだろうけど、正直、マンネリ感が強く、なんか新たな要素を入れてくれないと、飽きちゃいそうな感じです(汗)
{/netabare}

【蛇足 ~魔女狩りについて~】
{netabare}
キャロルの父は、いわゆる魔女狩りの犠牲になったようですね。魔女狩りには諸説ありますが、その一つとして「教会の利益を守るため」というものがあります。魔女のイメージとして、「壺でグツグツ妖しげな物を煮込んでいる」という(ねるねるねるね的なw)ものがありますが、あれは「薬(薬草、薬膳)」の類いだったと言われています。つまり、魔女=民間療法士 というわけです(これがFFなんかの白魔導師の発想の元)。当時、怪我や病気を治すのは「神の奇跡」、つまり、教会の専売特許でした。だからこそ、信仰心も高まれば、お布施(お金)も集まりました。よって、魔女は教会にとっての商売敵でした。しかも、現代(の無神論者の立場)から考えても、神の奇跡よりは、薬草の方が効きそうです。教会もその辺のことは分かっていて、だから「異端者」として、見せしめにするような殺し方をしたのでしょう。(もっとも、本当に邪神を信仰し、クーデターやテロまがいのことをしていた人(黒魔導師)達もいたようですが)。(世界不思議発見からの知識ですw)

キャロルの父は、魔術ではなく錬金術で人を癒し(救い)、教会に異端者として裁かれました。キャロルが奇跡を、(神が創造した)世界を憎むのも、納得できる話ですね。
{/netabare}

【各話感想】
{netabare}
第1話
最初の3人娘の歌は、正直心が熱くなった。力業というかなんというか。展開もなにも分かっていない間にグイッと作品世界に惹き付けられる。正に「歌の力」ですね♪ イヤイヤイヤイヤ、K2破壊って国際問題やし、「孤高の人(漫画)」が怒るで(笑) 投げっぱなしジャーマン(笑) 「南無三」w

第2話
レールガン?羅漢銭?w バトル!バトル!!バトル!!! って感じですね。今のところ、シンプルに楽しめてます♪ 相手にも相応の戦う理由がありそうですし、ギアも破壊され(更なるパワーupのフリw)、今後の展開が楽しみです!

第3話
説明回ですね。翼の絵w 響が苦しんでるが、まあ、次話には乗り越えそうですね、そこ(心の成長)を時間かけてじっくりと見せるアニメではないですし。

第4話
やっぱり(笑) でも、その後の展開はなかなか良い!連戦連敗のシンフォギアズ、どんな胸熱展開で挽回するかな?

第5話
ここで、翼の父が登場か。父娘の関係がメインテーマなんかな? 切歌と調は頑張ったが、ピンチで誰かが助けに来る展開は流石にマンネリを感じてきた。 今期は小川さんの出番が少なくて淋しい(涙)

第6話
キャロルパパの服装(笑) クリスさん、数学Ⅲを高2の春にやるって、結構進学校っすね(笑) 胸熱バトル「悪を貫く強さ」。清濁あわせのみ、響もいよいよ腹が座ったかな?

第7話
水着回? 特訓=ネタですやん、このアニメは(笑) 台風一過の晴天は、今(激闘後)の二課の状況を比喩してるわけですね。コンビニの名前、レベルアップル(レベルup)w 自分らしく……一番よく分からない概念です。まあ、自分の弱さとかルーツを受け入れるという、王道のテーマ性があるのでしょうね。

第8話
響と父の面談、とらドラの大河と父親のシーンを思い出した。分かりやすくクズですね。金があるだけ大河父に軍配w いよいよ敵の目的が明らかになりそうです♪

第9話
なんか、レンタルマギカっぽい(笑) 翼の出生の秘密は……重いね(汗) みんな、傷を抱えて戦っているのですね。やっぱり、翼が一番格好良いです。まさかのウェル博士w なんか出オチ感が漂ってる(笑)

第10話
敵の目的も、半分明らかになりましたね。小川さんその風呂敷、なに?w ト、トンファーだとw そうだよ、クリス。後輩がいるから先輩になれるんだよ。「子供がいるから、親になれる。子供がいなければ、ただの年寄り みつを」w

第11話
巨大化したのに、弱い(笑) 響の親父ダメ過ぎだろ! あそこまで清々しくダメだと、逆に男らしいぞ(笑) その「平気、へっちゃら」は、一期からちゃんと使い続けていれば伏線になるけど、今更やっても後付けにしか感じないっす(汗)

第12話
バトル!バトル!!バトル!!! ウェル博士は、良い味出しましたね。子供らしいというか、「英雄になりたい」という、ある意味一貫性があった。そして、まさかあの名言ツッコミが、今度は娘の口から聞けるとは! 3期を観て良かったと思えた瞬間でした(笑)

第13話
怒濤のトンデモ展開盛り沢山でしたね。強く、強く、更に強く。でも、すごくシンフォギアらしくて良かったです♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

63.7 155 2015年度アニメランキング155位
GOD EATER(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (432)
2735人が棚に入れました
2071年、極東-此処は荒ぶる神々の領域。
2050年代初頭、突如出現した未知の生命体「オラクル細胞」は、
地球上のあらゆる対象を「捕喰」し始めた。
全てを喰らい、凶暴な生命体として多様に分化を遂げるその存在を、
いつしか人は、畏怖を持って「アラガミ」と呼んだ。
既存の兵器はアラガミの前に一切効果が無く、
都市文明は崩壊し、人類は徐々に生息圏を奪われていった。

そんな人類に一筋の光明がさす。
オラクル細胞を埋め込んだ生体兵器「神機」が開発され、
それを操る特殊部隊、通称「ゴッドイーター」が編成された。
荒ぶる神々に虐げられた世界で、「神を喰らうモノ」の明日なき戦いの幕があがる―。

声優・キャラクター
木島隆一、平田広明、中井和哉、大原さやか、阪口大助、坂本真綾

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「命令は3つ。死ぬな、死にそうになったら逃げろ、そんで隠れろ。運が良ければ不意を突いてぶっ殺せ。あ…これじゃ4つか。とりあえず死ぬな、それさえ守れば後は万事どうにでもなる」

2071年、極東――此処は荒ぶる神々の領域

2050年代初頭、突如出現した未知の生命体「オラクル細胞」は
地球上のあらゆる対象を「捕喰」し始めた
全てを喰らい、凶暴な生命体として多様に分化を遂げるその存在を
いつしか人は、畏怖を持って「アラガミ」と呼んだ
既存の兵器はアラガミの前に一切効果が無く
都市文明は崩壊し、人類は徐々に生息圏を奪われていった

そんな人類に一筋の光明がさす
オラクル細胞を埋め込んだ生体兵器「神機」が開発され
それを操る特殊部隊、通称「ゴッドイーター」が編成された
荒ぶる神々に虐げられた世界で
「神を喰らうモノ」の明日なき戦いの幕があがる―。


~感想~
未・原作

やっていなかったけど
ほとんどの人が耳にしているであろう名作ゲーム
どんな内容なのか楽しみにしていましたがオリジナル作品みたいですね
ただ残念なのがこのアニメを見てゲームをやってみたいと思わないことです

全13話のところ1~9話までしか放送されませんでした
10~13話は日程は未定でやるとのことですが
なんとも歯切れの悪い切り方です
きっと事情がおわりなのかと思いましが…


背景がぼんやりしてます
世界の危機により主人公のレンカが
ゴッドイーターとなってアラガミと言う化物と戦う
ということはもちろん分かります
もう少し敵と主人公側の背景描いてくれないと
敵がどういうが奴で味方の組織の存在理由などがわからないく
感情移入がしずらいです
原作ゲームをやっている人・いない人で見方が変わりそうです


絵はとてもきれいで戦闘シーン魅せる演出は素敵でした


この段階ではいい作品とはいいがたいですが
10~どんな結末を持ってくるか楽しみです

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

作画だけは頑張った作品、だが時間稼ぎ的特番のせいですべて台無し

特番飛ばして一気に観た感じ、過去の評価より面白かったので評価上方修正しました

==========
「特徴」人類滅亡サバイバル系
未知の細胞から生まれたバケモノに地上を支配され、何としてでも生き残ってやるぞ!的な作品
進撃の巨人みたいに壁の中で選別された人だけが生活しています


途中切りかけたがなんとか完走

まず良い点、「作画」は神がかってる、次世代の作画。他アニメも見習ってほしいです

ストーリーは物足りなさもあったけれど設定は良く練られていて、
なかなかに絶望感も出ていてそれなりに良いサバイバル中二作品という感じ
ただ、結局設定をしっかり回収できておらず、俺たちの戦いはこれからだ!状態でシラけた
一応バケモノからすべての人類を守る防空壕的なシェルターを作ろうという設定は出てきているのですが、
何も始まらない内に本編も終了、何やそれw

でも「人が神になるか、神が人になるか」というラストは綺麗だったので2期きてくれたら視聴はします
つか2期がないと何だったの?この作品?というような、ただの普通なゲームの宣伝作品で終わると思う

ゲーム知らんけど、結局中ボス的なの覚醒して倒すだけみたいなよくある感じになっちゃってる
生き残りをかけたサバイバルな世紀末+バケモノという設定は個人的に好きなんだが、これではそこまで記憶に残らないかな

作画:素直に褒めます、頑張ってますね~

声優:ゾロ×サンジ!? やったね!腐女子

キャラ:全員中二病、どっかで見た感半端ない。
ただヒロインの下乳だけ気になってしょうがないペロペロ


「問題点」はやはり特番、計画性の無さにあったと思います
原作好きは嬉しいのか知らんがこれが勢いを完全に殺してる
この手のやり方は必ず視聴者の反感を買います、作画にチカラ入れ込み過ぎて仕事間に合ってないのかな?
原作全く知らないせいか興味湧くまえに冷え冷えになってた
2周目で特番飛ばして一気見してはじめてそこそこ面白いかな、という感じになった

こんなザマなら次のシーズンに放送すべきだったと思いますよ、素材は良かったので勿体無い
うまくやればもっと成功していたであろうに、結局ややクソアニメになりかけな残念な子という印象

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

詳しくはネタバレになるから言わんけど、ある回を見るために、そこまでは我慢です(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ゲームを原作にしたバトルアニメ。CGによる作画は、当時にしては頑張ってた方かな?

1話から9話で一旦終わり、10話から13話までを作ったという、レアな作品。後半の方がおもろかったかな。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
バトルは基本的によく作られ、戦ってるところはわりと記憶に残っている、、、が、ストーリーにイマイチ見応えがなく、なんだったらシンプルなバトルアニメにしても良かったかもしれない。

ただ、10話は良かったですよね、ストーリー的にも。構成をなんとかすれば、もっと良いアニメになってた気がします。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

63.7 155 2015年度アニメランキング155位
ストライク・ザ・ブラッド OVA 前篇(OVA)

2015年11月25日
★★★★☆ 3.7 (185)
1083人が棚に入れました
いつものように登校している古城と雪菜。そこへ突然現れたのは何者かに追われているラ・フォリアだった。彼女を追ってきた大男と刃を交える雪菜。本格的な戦いが始まるかと思われた時ラ・フォリアは衝撃的な発言をする「お父様、この方が私が初めてをささげた第四真祖、暁古城です! 」ラ・フォリアは父ルーカスから結婚相手を決めるよう言われていたため、その相手に古城を選ぶと宣言。それを認めないルーカスだが、そこにラ・フォリアの母ポリフォニアが現れ、詳しい話をするために古城と雪菜をパーティーに招待することに。だがそのパーティー会場には、浅葱や矢瀬、凪沙や紗矢華まで招待されていた。どうやら古城と関係のある人物を招待したようなのだが…古城をめぐり女性陣のある意味熱いバトルが展開される!?

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、葉山いくみ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エロ、戦い、エロ、エロ

[文量→一言・内容→感想系]

【総括】
う~ん、エロゲか?(笑)

ストライク・ザ・ブラッドの美味しいどこ取りというか、ストーリー性を廃して、キャラの魅力とエロ要素に特化した、ファンサービスのOVAですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公が簡単に操られ、ほぼスター状態でエロをむさぼり食うなんて、、、素敵すぎるアニメっすねw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヒロインの皆さま・・・ご無沙汰でした^^

この作品は本編の後日譚となっています。視聴者は登場人物や各種設定を全て理解している前提で制作されているので、本編を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

「凪のあすから」「東京レイヴンズ」「ゴールデンタイム」「キルラキル」など、最強の2クール作品が一挙に放送された2014年冬アニメ・・・本編はこの最強の一画をなす作品だと思っています。
あにこれの総合得点も現時点で79.0点と高い点数をたたき出している事からもこの作品の人気が伺えます。

それもそのはず・・・最強の2クール作品の中でも頭一つ分ヒロインのキャラデザの可愛らしさが抜きん出ていましたから・・・そしてその中でも中学生なのに、中学生らしからぬ雰囲気を持つ姫柊雪菜ちゃんがCVの種田さんとの相性も良く抜群過ぎ・・・(//∇//)
個人的には煌坂のツンデレも私の中ではど真ん中・・・
見た目は金髪派手系娘ですが、内助の功で古城を影から支える浅葱も中々・・・
いや、時折大胆なラ・フォリアの存在を忘れちゃ駄目でしょう・・・

これだけ魅力的なヒロインが数多く登場するこの作品・・・ハーレム系が苦手な人は難しいかもですが、私はハーレム系の作品がどちらかというと好みなので、目一杯本編を堪能させて貰いました。

そのOVAが制作されたんです・・・
これは見ない訳にはいきません。今期の作品の視聴数は少なくはありませんが、本編を復習のために一巡してOVAの視聴に臨みました^^;

本編のラストで不思議な少女を見ましたが、このOVAは未だそこまで時間が経過しておらず物語は朝の平凡な一幕から・・・古城と姫柊の登校シーンから始まりまるのですが、OVA2話という事もあり一気に物語が動くので・・・ヒロインが全員集合するまで多くの時間は必要ありませんでした。

今回は戦王領域とアルディギア王国の調印式が絃神島で行われる・・・という事で、戦王領域から煌坂が・・・アルディギア王国からラ・フォリアが訪れる事になった訳ですが、ラ・フォリアの大胆発言を発端に・・・物語がややこしくなっていきます^^;

ここで明らかになるのが、古城がどれだけのヒロインに「お手付き」をしてきたか・・・という事です。
本編では流れるように物語が展開されていくので、あまり気にとめませんでしたが、改めてその顔ぶれと人数を見てみると・・・古城君は「鬼畜」とか「変態」とか言われても仕方ありませんね^^;

そして今回の調印式に対して別の思惑が蠢いていること・・・これも物語の展開から徐々に明らかになっていくのですが、その輩・・・とんでもないカードを使ってくるんです。
予兆は・・・あったと思います。
だって態度が・・・絶対有り得ないですもん。

こうして物語は後半に続いていきます。
内容的に「良いところ」で切れるので、続きが気になって仕方ありません。
引き続き後篇を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お風呂シーンは見ものです('ω')ノ

ストライクザブラッドのOVAです!
本編のあとのオリジナルストーリーですかね
ラフォリアと雪菜がメインのお話ですかな~

{netabare}
大体朝は雪菜に怒られ始まりよなw
ラフォリア調印式のために絃神島に来るみたい
だけど事件に巻き込まれるのが古城だよねwww
ラフォリアを追うのはバイキング?(笑)
おっとこのおっさん国王wラフォリアの父親w
あー話ややこしくなるやつね(笑)

ファミレスも迷惑だよなw王族が来るとかwww
真祖には冴えない古城w
雪菜愛人扱いされてるw
愛人の5~10人覚悟してる、さらにラフォリアの結婚相手に古城を…
あらあらお母さんまで登場してw
パーティーに呼ばれる古城と雪菜
そして怪しい動きが…

王様ってのはつくづく大変…
あれ?浅葱に矢瀬も(*´▽`*)
見知った顔がいっぱいw凪沙もアスタルテもw
夏音と古城の関係者が集められたみたい
那月はまだ来てないみたいw
そして颯爽と紗矢華も登場wwwww警備といえば紗矢華

ヴァトラーは今はいないみたいね
夏音も完全に王族のお姫様だな(*´▽`*)
古城さん罪づくりなやつよなwww
こりゃ王様とバトルあるなと思いきや乱入者

いやーバトルなら無敵の面々よな~
古城さんってハニートラップに引っかかるタイプよな(笑)
母親から直々に娶ってとw

とりあえずお話はまた明日…
それよりもお風呂タイム~(*´▽`*)
なんか古城周りの女の子集められてwパーティーだなw

別にストライクザブラッドはおっぱい出さなくてもいい作品なのにな~
また一緒にお風呂回www
みんなおっぱい丸出しでwwwwww
古城誘いまくるな~(笑)
とりあえずみんなのお風呂姿見れてあざす(*´▽`*)

ラフォリア既成事実を作るつもりまんまんw
もはや女狐扱いwwwwwwww
これは任務これは任務( ´艸`)

今日の古城さんはある意味一味違うからな~
雪菜のあの受け入れたときの感じはマジでこう…ね♡
ラフォリアの積極性なw
おっと古城は操られてて…雪菜油断した…
状況的には…

ラフォリアと雪菜捕らえれてしまって
古城さんだめだめだな~
{/netabare}

カボチャ的に浅葱と紗矢華はマジアウト( *´艸`)♡
リアルにだと雪菜と夏音とアスタルテw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

63.6 157 2015年度アニメランキング157位
I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(アニメ映画)

2015年12月4日
★★★★☆ 3.8 (11)
34人が棚に入れました
スヌーピー初の3D映画となる。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

世界中で‟愛される作品”を知り尽くしたスタッフの手による超最高の超大傑作!!!まさに『WE LOVE スヌーピー』!!!

故チャールズ・M・シュルツが65年前の新聞紙にスタートさせた漫画『PEANUTS』、つまり日本では『スヌーピー』として名が通った名作を初めて3DCG映画とした90分の作品


『アイスエイジ』シリーズのブルースカイスタジオが手掛けていますが、これまでの歴史があまりに重すぎる作品なのでより『PEANUTS』に深い理解を持つ必要がありました
そこでチャールズの息子であるクレイグと孫であるブライアンに脚本執筆の白羽の矢が立った
そして音楽に『アナ雪』のクリストフ・ベックを迎え、史上最高のアニメ化にして史上最高のまんが映画が制作されたのです


まず観客はいつも通りに配給の20世紀FOXお馴染みのロゴとジングルを拝むわけですが、どうもちょっとおかしい?
よく聞けばジングルが軽~いピアノの音、、、とよく観れば画面の隅っこにはシュローダーの姿がっ!!!
シュローダーが20世紀FOXのジングル弾いてるwww
この時点でオイラは早速盛大に飲んでいたコーラを噴き出す
まさに掴みはバッチリでしたb


ストーリーは原作や旧作を知る人ほどのめり込むこと間違いなしです
サリーが毒舌を吐きながら金儲けを考え、ルーシーが心の相談室を開き、ライナスが哲学を語り、シュローダーがベートーヴェンを語り、ペパーミント・パティがチャーリーを「チャック」と呼んでは暴れ回り、マーシーがチャーリーを「チャールズ」と呼びペパーミント・パティを「先輩」と呼んでは振り回され、先生が理解不能の雄たけびにも似た言語を話す(笑)
そして失敗続きの主人公チャーリー・ブラウンを励まそうと奮闘するスヌーピー
凄い、凄すぎる
何もかも原作、旧作通り
我々古参ファンの期待を一切裏切らない
オイラなんか最初から最後までずぅっとバカ笑いしっぱなしでしたw


物語の転機はチャーリーにとって永遠の片思い相手として原作にも度々登場する‟赤毛の女の子(the little red-haired girl)”が転校してくるところから
失敗続きのチャーリーが彼女にいいところを見せようと必死に奮闘する姿がけなげ
正直、涙ぐんでしまうシークエンスもありました;


映像面もヤバい
そもそも、『PEANUTS』のような立体感に乏しいキャラをどうやって3DCGにするのか疑問でした
キャラのモデルはあえて立体的には作らず、中綿不足でペラペラの縫いぐるみのような姿です
キャラクター達は基本として平面的にしかカメラには映らず、そのわりにスヌーピーの毛並みや子供たちの髪の毛などはとても繊細に描かれているのです
背景もテカテカせず粘土とミニチュアで作ったような質感
一目観ただけでは3DCGではなく、人形アニメなのでは?と勘違いしてしまうほどです
しかもあえてヌルヌルとフルアニメさせるのでなく、手作業で作ったストップモーショアニメよろしく少ないコマ数で動作させています
いや;これはむしろCGで作る理由は何にあるんだ?w
とすら感じるコダワリぶり
これだとむしろ人形アニメ以上に工数掛かっているのでは
これは褒め言葉と受け取ってほしいのですが、「スタッフ馬鹿ですねw」


原作では語り草であるスヌーピーにとって(妄想の中の)宿敵であるレッドバロンとの空中戦が、CGだと俄然生きてくるんですねー
パリの空を颯爽と飛ぶスヌーピー(と犬小屋)
助けを求め叫ぶフィフィ
迫りくるレッドバロン
なwなんていうかw
これはむしろ旧作や原作を知らん人にはわかんないんじゃ?
今作には2D版と3D版がありますがこの(妄想の)空中戦の為にも3Dで観られることをオススメしときます


それとオイラは吹替版で視聴したのですが、『PEANUTS』の日本語吹替と言うとこれまで多くのバージョンが作られてきたのに対し、原作者シュルツの意向に従い原語では子役を使っているのに習って今作も子役のみの配役となっています
この辺は世代によって好みが分かれてしまうかもしれません
オイラはBSやCSで子役が演じるチャーリーを観慣れてきた世代なので、個人的な印象はとても良かったですb
と、いうかwエンドロールで吹き替えキャストが表示されるまで全く気付かなかったんですがw
チャーリー=鈴木福
ルーシー=谷花音
サリー=小林星蘭
赤毛の女の子=芦田愛菜
っていうイマをトキメク話題子役が中心だったのには正直ビックリですわw
芦田愛菜は『マジックツリーハウス』の頃と比べても上手くなりましたなぁ
ちゅーわけで日本語吹き替え版も強くオススメします
なんせマーシーにペパーミント・パティを「先輩」と呼ばせてるんですからもう完璧そのものですよ










とにかく諸手を挙げて絶賛したい今作において唯一にして最大の汚点があるんですわ・・・
それは日本語吹替版に【日本専用主題歌】があることなんです;
エンドロールの途中に綾香の「A Song For You」という曲が流れるんですが、これがもう全くの場違い!
あんな良い気分が一気に白けた!
全て台無し!
ある意味大したもんだよホント!
オイラ今年の映画の中で『実写進撃』の頭上を超えて一番ムカつきましたわ!
いや綾香には何の恨みも無いですけど、なぜこういう意味もない仕事を彼女に振ったのか?
なぜこの仕事を綾香は引き受けたのか!?
あ~もうホント苛立つ!憤る!!ムシャクシャする!!!
これ以外が全て完璧だっただけに、この日本専用主題歌さえ!これさえ無ければ!って想いが凄く強いです
こんなに愛で溢れている作品に、なんで愛の無いコラボを持ち掛けたし!
ホントッなんちゅうか!
【Fuck off!】
と叫ばざるを得ない!
この企画考えたやつバカじゃないのかね!?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

日本でも昔から知られてるキャラ

  物心ついた時には、何故か?知っていたスヌーピーです。

 アニメとしては、ちゃんと見たことがあったかわからないのか?覚えていないのか?です。チャーリーブラウンも何となく、劇場映画でなんだったか?少年ケニアと同時上映TVCNで、スヌーピーと共演していた記憶が幼いころあるです。そのもののスヌーピー映画は、内容は知らないけどです。
 今年2015年の劇場CNでよく見ていたので、何となく見に行ったです。

 スヌーピーとチャーリーブラウンの友情のアニメでしたです。舞台は、チャーリーブラウンの家や近辺、小学校や凍った湖など。
 内容としては、子供向け普通で、非常に時間を長く感じたです。幼い子供のいる家族向けでしたです。CGアニメでもこれなら、誰でも安心して見れる悪くない作画です。

 スムーピーは、犬なのに2本足で歩くし、踊るしタイピングもしたりすです。チャーリーブラウンをかなりサポートするですね。チャーリーブラウンと同級生たちとのやりとりや、タイプするときのスヌーピー内の世界も見ものなのですかです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「赤い悪魔(diable rouge)」の奴が来る

チャーリー・ブラウンの「憧れのあの子」に対するアプローチと、三葉戦闘機「フォッカーDr.Ⅰ」を駆るリヒトホーフェンとの対決。
ストーリーは合間に入るスヌーピーの妄想以外、チャーリーの恋模様一直線で単純なので見やすい。


「努力は報われる」
失敗続きで努力が裏目に出ても、諦めずに黙々と努力を続けるチャーリーが良い。


社会風刺やブラックユーモアとは無縁で、素直な子供達の優しい世界。
見てて癒される作品。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

63.5 158 2015年度アニメランキング158位
這いよれ!ニャル子さんF(OVA)

2015年6月19日
★★★★☆ 3.7 (158)
953人が棚に入れました
私は、真尋さんのことが、大好きです――。「うー!にゃー!」そして「SAN値ピンチ!」の印象的なフレーズとともに、日本列島をお騒がせした邪神・ニャルラトホテプが、三度あなたに這いよります!八坂真尋の日常は、自宅に居座るニャル子、クー子、ハス太の3人(?)の邪神に囲まれて、毎日賑やか。ある休日。真尋の元に、話題のアミューズメントスポットのチケットを手に入れた同級生の珠緒と余市が現れて…?今度のニャル子さんは、ついに真尋とウェディング!?怒涛のハイテンションラブ(クラフト)コメディ!堂々完結!!

声優・キャラクター
阿澄佳奈、喜多村英梨、松来未祐、釘宮理恵、新井里美、久川綾、羽多野渉、大坪由佳、山本希望

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「足掛け3年、別の世界線では6年掛けた超大作」ここに完結!?3期じゃねーよ!!5期だよ!!!w

結論から言うと諸手を挙げて絶賛出来る素晴らしい作品でした(笑)
そもそも『F』って“ファイナル”じゃなくて、むしろ“フロンティア”の『F』だったのでは?
公式にドラマCD版や『ニャルアニ』を認めた上記のセリフだけでもオイラは既に泣きそうでしたが、最後には本当に泣いてしまいました;
まさか『ニャル子さん』で泣く日が来ようとは、、、不覚でした


まず初っ端からGA文庫フェスタの舞台裏で収録された阿澄佳奈、松来未祐、大坪由佳のコメント動画が再生され【出オチ】にも甚だしい
アニメ観に来たのにいきなり声優の顔出し・・・これぞ『ニャル子さん』、早速やってくれる


お次は『這いよれ!』及び『這いよれ!W』のダイジェスト映像に沿ってニャル子と真尋がコメンタリー風のナレーションでこれまでのシリーズを振り返る総集編
「あーあったなそんなこと」「あーいたいたそんなやつ」と真尋さんの適切な(テキトーな)受け答えに思わずうんうんと頷いてしまう素晴らしくツボな総集編です
パロディもさることながら、イチャイチャラブコメとしてやっぱ面白いですよねこのシリーズ
そう再認識させてくれました


そしてようやっと本編へ
ニャル子に降りかかる絶体絶命、最大のピンチに真尋が取った行動とは・・・!?


パロディ元は相変わらず『仮面ライダー』が大部分を占めていましたが、主に最新作からなので新作ライダーを知らない人には厳しいかも知れません
その他「私達の歌を聴け、届け銀河の果てまで」、「ご注文はニャル子ですか?」など各種方面に断りもなく、そしてヲタクしか観ていないことが大前提のセリフばかりでとてもキモチワルイ(褒め言葉)


いいですか皆さん、こーゆー作品を【クソアニメ】と呼ぶんですよ?というお手本のような出来にオイラはもう劇場で腹を抱えて笑うしか無かったです


そしてクライマックス、前述の総集編を踏まえているので二人の距離が少しずつ近づいてきているのを感じている我々観客はニャル子の身がもう長くないという事実に真尋と共に絶望、悲観、後悔をすることとなるわけです(T_T)これはもう泣くしかない!


ウザ可愛を極めたニャル子というキャラを産み出した原作、ここまで作り続けたアニメスタッフには力一杯の拍手と敬意を送りたいです
原作の結末のアニメ化は保留というカタチなのですが、そんなことはさておき「ニャル子さん、真尋さん、お幸せにね!」
そんな一言をオイラはこのアニメに送りたくなりました

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

普通過ぎてニャル子さん的で無いというか

原作のラストとは全く違う話で締めましたね。
アニメ版しか見てない方ならば、さほど違和感は感じないかもです。
シリーズを綺麗に終わらせるが為のOVAという位置づけでしょうか。
ニャル子さんらしいゲスさはあまり無くて、ちと物足りないかもです。

まぁ原作の方はとても品の無い終わり方ですんで、アニメにするのは如何なものかとは思いますしw
アト子さんは出てきましたが、やはりイス香は出てこなくて残念。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ニャル子と真尋の愛の誓い『ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ。』

2015年制作のOVA

原作 逢空万太 監督 長澤剛 構成 木村暢 制作 XEBEC

13年に終了したテレビ版「這いよれ!ニャル子さん」のOVAにしてFINAL
残念ながらラノベ原作終了後の作品となってしまいました。
1期12話2期12話は名作と言っても過言ではない作品でしたが、
永遠に続くと言うことはあり得ないんですね。

内容は取り立てて言うべきことも無いニャル子さんと真尋君の純愛物語です。
テレビ版と同じスタッフキャストでこの作品の締めくくりとなりました。
感動というより喪失感が大きかったんですが、
いつか12+12+1の物語を見直す日のためのとても重要な1話として大切にしたい作品です。

ソフトにはこれまでの総集編が入っていて見応えがあります。
ニャル子(阿澄佳奈)が綺麗な発音でSAN値ピンチSAN値ピンチと歌ってます。
Wのopのオリジナルでは30日30日って聞こえますからねw

12年と13年に放送された電波ラブコメアニメの傑作。
アニメファンの宝物のFINALです。

ラムちゃんとニャル子さんは二大宇宙人ヒロイン。
原作の復活とアニメの新編を望んでやみません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 24

63.5 158 2015年度アニメランキング158位
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box Ⅱ(OVA)

2015年10月7日
★★★★☆ 3.9 (14)
137人が棚に入れました
#13~#25 後半クールの全13話をTV未放送部分を含むオリジナルエディションにて完全収録されている。

63.4 160 2015年度アニメランキング160位
ユリ熊嵐(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (542)
2355人が棚に入れました
あるとき、宇宙に浮かぶ小惑星「クマリア」が爆発し、その破片が隕石となって地球に降り注いだ。するとこれに呼応するように地球上の全てのクマが突然凶暴化し人間を襲うようになる。かくして人間とクマの長い戦いが始まり、いつしかお互いへの憎しみから両者を隔てる「断絶の壁」が築かれた。
そんなある日。人間側にある「嵐が丘学園」に百合城銀子と百合ヶ咲るるという2人の転校生がやってきた。だがこの2人、その正体は「断絶の壁」を越え、人間に化けた「人食クマ」だったのだ。

声優・キャラクター
荒川美穂、生田善子、山根希美、諏訪部順一、斎賀みつき、山本和臣、小倉唯、悠木碧、小清水亜美、日笠陽子、井上喜久子、遠藤綾
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者をたたく

輪るピングドラムに続き、
今作でも前衛的で抽象的な演出の数々。
幾原監督の作家性は大きな魅力ですね。
相変わらずの暗喩の連続で、
一見わかりにくいのですが、
前作同様「軸」はシンプルだと思います。
アンニュイで耽美な主題歌、最高です。

宇宙の彼方で、小惑星クマリアが爆発した。
粉々になった星は流星群となって地球に降り注ぐ。
{netabare}それを機になぜか地球上の熊が一斉に決起し、
人類に襲いかかったのだ。{/netabare}
これは荒唐無稽な物語かと思いきや、
一人の少女が真摯に純粋なモノを探す物語である。

舞台は嵐が丘学園。
百合の世界、透明な嵐が吹き荒れる。
透明な嵐はきれいで優しいものから壊していく。
{netabare}透明になるとは!?それは、
個人意思を無くし、集団に埋没しながら、
無個性に生きて行くこと、
事なかれ主義、見せかけの平穏、
排他的な現代の病なのでしょう。
そして現代の魔女狩り「排除の儀」。{/netabare}

ある日森の中、クマさんに出会った。
花咲く森の道、クマさんに出会った。

普遍的な愛を喪失した世界で、本当の好きを探す。
懸命に生きる主人公に好感が持てます。

優しい気持ちになれる作品でしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 57
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

百合は釣りで、本作の本質はちょっと時代遅れの勘違い系“社会派アニメ”と思いますが、作画・演出は高評価します

今しがた一気観を完了したところですが、本作を観ながら、幾原監督という方はいったい何を思ってこんな風変わりなシナリオを作ったのだろう?とずっと考えていました。

作画・演出面では、前作の「輪るピングドラム」より遥かに良い出来になっていましたし、1話毎の脚本もかなり工夫されていたと思います。

だけど、本作を視聴しながら、つくづく思ったのは、

①自分の本当に好きな作品って、イベントは必要最低限しか起こらなくてもいいから、個々の登場キャラの心情推移が自然で的確なものに描き込まれている作品であり、
②本作のように毎回毎回ショッキングな出来事が起こったり、過去の出来事のフラッシュバックがやたら多く挟まれたりして、個々の登場キャラの心情がクルクルと変わってしまったり、余り整合性のない作品は、①に比べるとどうしても途中で飽きてしまう

・・・ということでした。

※視聴中に、恒例の各話の星評価をつけていたので以下に記します。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に疑問を感じた問題回

{netabare}
Episode1 私はスキをあきらめない ☆
Episode2 このみが尽きても許さない ☆
Episode3 透明な嵐 ★
Episode4 私はキスがもらえない ★
Episode5 あなたをヒトリジメにしたい ★
Episode6 月の娘と森の娘 ★★
Episode7 私が忘れたあの娘 ★
Episode8 箱の花嫁 ☆
Episode9 あの娘たちの未来 ☆
Episode10 ともだちの扉 ×
Episode11 私たちの望むことは ×
Episode12 ユリ熊嵐 ×
{/netabare}

このように、作品の内容をまだ把握途中だった序盤~中盤は、作画・演出の良さもあってそこそこ楽しめたものの、本作の傾向に慣れてきた終盤は、上に述べたように個々の登場キャラの心情推移に余り一貫性がない、ということに気づいてしまったために、そうしたキャラの心情を注意深く読み取ってやろうという視聴時の集中力が途切れてしまい、一気に飽きが出てきてしまっています。

もうその点については、私個人の好み、ということなので、仕方ないと思っています。

ただ、一番上に書いたように、幾原監督が何を考えて本作のシナリオを構想したのか?ということは途切れずにずっと気になっていて、とくに
{netabare}
①なぜ普通に人と人の「好き」ではなくて、人と熊の間の「好き」なのか?
②なぜ人の社会に、人に変身した熊が何体も紛れ込んでいるのか?
{/netabare}
の2点は凄く気になっていたのですが、最終回の展開を見ているうちに、ふと、「ああ・・・成る程」と何となく納得してしまいました。

まあ一言でいえば、ひと昔前風の「社会派アニメ」で「メッセージ性の強い“意識高い系”」だったんでしょうね。
実際にも本作をそういう風に受け取って高評価している方々が、放送時から一定数いらっしゃったようで、私が本作を今回視聴したのも、そんなに熱烈な“信者”のいる作品ならば一回は見ておく必要があるかも・・・と思ったからでした。

なお、現在刊行中の本作の円盤は意外にも?各巻平均で今のところ僅か?800枚程ということなので、本作の出来から見てもう少し売れてもよい気がしますが、いわゆる“信者さん”の実数ってこの位なのでしょうか?

本作は、もう1周して、もう少し木目細かく考察したい気持ちもありますが、とりあえずここまで。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 46
ネタバレ

麦茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Viens avec moi. J'ai besoin de toi.

[ 熱中度:S ] [ 好み:S+ ] [ 楽しさ:S ] [ 面白さ:S+ ]
[ 作画:S+ ] [ 演出・絵コンテ:S ] [ キャラ:S ] [ 音楽:S ]

<< 総合評価:S >>

いや~本当に面白い作品って言葉で表現できませんね。

前半の少し抽象的なストーリーの掴みとは打って変わって、後半はわかりやすく王道的に話を進めてくれました。その点、先のレビューでも書いた通り視聴者に歩み寄ってくれている配慮を感じますね。
ただ、それが逆に言えば直球すぎというか、前半をあれだけ想像力豊かに脳みそを使わせてきたのだから、後半ももう少しひねりを加えても良かったんじゃないかな~と贅沢なことを思っちゃったりもしますw あ、決して今回のストーリーが悪かったというワケではありませんよ!

1クールの中に作者のやりたいことを詰め込みに詰め込んだ、本当にカロリーの高いアニメでした。
やっぱり何を魅せたいのかがちゃんと伝わってくるアニメって強いですね~。

ここまで感動したのは久しぶりです。ありがとうございました。



【僕もキスがもらえない】(2015.2/2)

「私たちは、最初から貴方たちが大キライで、最初から貴方たちが大スキだった。」
「だから、本当の友達になりたかった。あの壁を越えて・・・。」

今回はルルの過去回想。銀子と出会って、断絶の壁を越えるまでのお話。
裁判長の語りと紙芝居的な演出も交えながら寓話チックに物語を進めていく第4話。

前回までで既に卓越された語感センスにニヤニヤしっぱなしでしたが、それは今回も止まらず、「デザイア~」とか「じゃまじゃまジャマー」とかされた日にはもうね、完全にね。あ~ほんとルル可愛いなチクショウ!
でも凄いのはこの語感センスだけでなく、映像表現もさることながら、一話の中でかなり練り込まれた最高のストーリー。まさかこの作品で泣くとは思いませんでした。

今回はそこらへんも踏まえつつ、また例によっていつも通り内容の方を整理していこうと思います。
毎度のことですが、個人的な妄想の垂れ流しなのでテキトーに聞き流していただければ幸いです。


{netabare}(1)ルル姫と蜂

百合ヶ咲るるになる以前までの人生。ルル姫は王国1番の存在で、すべての人々から愛を享受していたみたい。でもルル姫に近寄ってくるのは、事務的なスキを与えるだけの侍女だったり、利欲的なスキを築こうとする他国の王子だったり、跡継ぎのことしか頭にない両親のスキだったり・・・。

彼女の「お姫様」というポジションから考えても、度々押し付けられる空っぽなスキを無意識下では拒んでるんじゃないかな。それが蜂となってパーソナルスペース(心の壁)を作り、「入ってくるな~!」と普段からアピールしているように見えます。家族3人で並んで映っているカットでも、両親ですらこのエリアの外側にいたのは何だか悲しいですね・・・。

彼らの「愛(スキ)」は本物ではない・・・と、そう語っているワンシーンに思えました。

それでも皆の1番であることにルルがまんざらでもないのは、まだ「本物のスキ」を知らないから。
これがある出来事によって変わっていきます。

【キーワード:蜂(ハチ)】・・・ルルの無意識の感情(好意・敵意)を表す


(2)みるん王子と約束のキス

>「『本物のスキ』はお星様になるって本当?」
>「・・・本当よ。『本物のスキ』は天に昇ってお星様になるの。」
>「そして流れ星となって地上に落ちたお星様は、『約束のキス』になるのです。」
>「フン、『スキ』が『キス』になるなんてバカな昔話、萎えるガウ~。」

惑星クマリアが爆発し、その流れ星が城に落ちた直後に誕生したルルの弟。

>「じゃあボクがお姉たまに『約束のキス』を取ってきてあげる!」
>「ボクはお姉たまが大スキだから、今の流れ星はボクの『スキ』なんだっ」
>「きっと何処かに落ちてるよ~!」

男の子なので、当然跡継ぎはみるん王子となり、王国1番の座を奪われてしまったルル姫。そんな彼女から受ける執拗なイジメを物ともせず、『約束のキス』と呼ばれる蜜瓶をみるん王子は届け続ける。

ここで少し内容を整理します。

まず2人の会話から「流れ星=約束のキス」という仮説が立ちます。
そして『約束のキス』と呼ばれている瓶の中には「蜂蜜」のようなものが入っていました。
蜂蜜とは、所謂「お星様」のような黄色をしていると同時に、「蜂」が作るもの。

つまり、これはお星様が地上に落ちて生まれたみるん王子の「本物のスキ」であると共に、ルル姫の無意識(蜂)にある「本物のスキ」が生み出したものだと考えることができるのではないでしょうか。

>「これ・・・君の弟の?」(蜜瓶を差し出す)
>「そ、そうよ。」
>「谷の向こうに落ちてた。だから届けに来た。君が捨てたの?」
>「・・・そうよ。」
>「でも『君のモノ』だ。」

終盤でルル姫が銀子と出会ったときに、蜜瓶を弟のものと認めた上で「でも君のモノだ」と銀子に返されるシーンがありましたね。この台詞のあとにもう一度ルル姫とみるん王子の会話を聞くと、さきほどの「2人が創りだした」という仮説にも信憑性が増してくるような気がします。

つまり『約束のキス』とは、本物のスキを持つもの同士の愛の結晶・・・的な?
(ちょっと言葉にすると恥ずかしいw)

まあ映像と話の流れから読み取れることはこんな感じですが、みるん王子がなぜ「本物のスキ」を持ってるのかというのは、流れ星関連の難しいことを考えなくとも、あんなに純粋で無垢な彼の愛情を見れば誰に聞いても(1)の人たちとは違う「本物のスキ」だってわかりますよね。
ルル姫は、心の奥底では、そんなみるん王子のことが『スキ』だったんです。(蜂が2人を囲ってくるくる回る)

だから「私は、最初からあなたが大キライで、『最初からあなたが大スキ』だったんだ」となるワケですね。

ちなみに『大キライ』の部分は、ルル姫が何度もみるん王子を騙して崖から突き落とすシーンで説明されています。箱に書いてあるとおり『愛(みるん王子のスキ)』を足蹴にしながら、自分の無意識の中にあるスキを、自分のスキの中にいるみるんを何度も心の奥底へ追いやろうとするルル姫。

>「ルル姫様は、みるん王子が届けた『約束のキス』を投げ捨てました。」
>「ルル姫様が欲しかったのは、そんなものではなかったからです。」

みるん王子が拾ってきた蜜瓶を投げ捨てようとする行為も同じですね。

この場合、蜜瓶とは『ルル姫の愛』で、こうすることで、ルル姫は無意識に『スキを諦めよう』としているんです。なぜなら、スキを諦めないと、邪魔者を消してしまわないと王国1番の座が手に入らないから。彼は生まれたときからそんなルル姫のデザイア~にとって邪魔な存在だったので『最初から』大キライとなるワケですね。
しかし、みるん王子は蜜瓶を必ず持って帰ってきてしまいます。自分のスキを届けることを、そしてルル姫の中にあるスキを諦めさせません。

このときにも、ルルの蜂(無意識)がみるん王子を受け入れている演出を挟むのが何だか憎いです・・・。

【キーワード:約束のキス】・・・相思相愛の証(みたいな感じの何か)。


(3)みるん王子の死

そんな折、ルル姫のもとへ訃報が入ります。

>「た、大変です!みるん様が・・・お亡くなりになりました。」

侍女が部屋に入ってきたときのドア音を聞いて、ルル姫は「またみるんか」みたいな顔をするんですけど、この顔がどことなく楽しげで・・・。なんというか、世話のかかる弟が「遊んで遊んで」とせがんで来るのを煙たがるお姉ちゃんみたいな。

>「ともかく・・・思い通りになったわね。」

そのあとのこの台詞。誰がどう見ても、ルル姫の胸にはつっかえがあるんです。
もうこれがホントに切なくて・・・とまあそれはいいでしょうw

>「そんなワケで、人々の感心、権力、愛の言葉。ルル姫様の欲しかったものは全て手に入りました。」
>「それもこれも、みるん王子が死んでくれたおかげです。」
>「それなのに、ルル姫様は一向に嬉しい気持ちになりません。それどころか何か・・・」
>「大事なモノをどこかに置き忘れたような、ひどく虚しい気分に襲われるのです。」

冒頭(1)で書いたように、今までルル姫は「本物のスキ」とは無縁の生活を送っていました。そこにみるん王子が現れ、だんだんとルル姫も「本物のスキ」に気付きかけていたんじゃないのかな。
みるん王子に触れたことで、今まで自分が他人から受けていた、また今受けている「スキ」も偽物なんだと薄っすら分かってしまう。自分でもまだそれがどんな感情なのか理解してはいないみたいだけれど、今まで通り王国の1番になっても嬉しい気持ちにはなれないのはそのためでしょう。

そして何より「本物のスキ(みるん王子)」がいなくなった穴・・・ これが一番大きいと思います。

『失って初めて気付く』とはよく聞く言葉ですが、空虚な愛を手に入れるために、自分が本当に欲しかったものを足蹴にしていたなんて、何とも皮肉な話です。しかも失ってなお、お姫様はその感情を理解できないというのは・・・残酷なものですね。

果たして、あのとき夢の中のルル姫は、『約束のキス』を受け取ることができたのでしょうか・・・。
あ~もうホント切ないぜチクショウ!!なんて良い話を書くんだ幾原ァ!!!


(4)ルルの蜂と事故死

>「わたくしは確かに見ていました。『完全』に『単なる』事故でした。『事故死』です。」
>「本当にいつものように、大スキなルル姫様に蜂蜜を届けるのだとおっしゃって、蜂の巣に近づき・・・」
>「そして蜂に刺されてお亡くなりになりました。あっという間でした。」

ここまで、蜂はルル姫の無意識の感情を表していました。それが今回、みるん王子を殺してしまった。多分・・・冒頭の赤い光(蜂)とコテッと倒れるクマが映っていたシーンはこの瞬間じゃないかな。

実はみるん王子が入っていた箱の「愛」という張り紙にはもうひとつの意味がありまして、それがここでは重要になってきます。一体何故、崖から突き落とすとき、ルル姫は毎回『あえて』みるん王子をダンボール箱の中に入れたのでしょうか。そして、どんなに過酷な状況に追いやっても、『箱に入っていた』みるん王子が死の淵から舞い戻ってきたのは何故でしょうか。

私は・・・箱の張り紙には、『ルル姫の愛』も含まれていたんじゃないかと思うんです。

どんなに憎い弟でも、本気では殺すことができない。そんなルル姫の葛藤が、ダンボール箱となって「跡継ぎを消す」という露骨な悪意からみるん王子を守っていたのではないでしょうか。つまり、ルル姫の殺意を『姉弟喧嘩』の範疇に収まってることを示していたのが、あのダンボール箱だったというワケなんです。

しかし、みるん王子は死んでしまった・・・。

そう、ダンボール箱で戯れ合う姉弟喧嘩とは異なる『自分自身ではどうにもできない蜂(無意識)の針』で。

現実の幼い姉弟でもよくありますよね。
>どこへ遊びに行くのにも着いてくる弟に嫌気がさしてしまうお姉ちゃん。
>そんなときに幼さ故の意地悪で、弟に嘘をつき置き去りにしてしまった。
>でもやっぱり心配になって戻ってみると、姉の姿を見つけ笑顔で走り寄ってくる弟の横から車が・・・。

直接的には関わってないにしろ、ルル姫の『意地悪』によってみるん王子の死を招いてしまった。それを侍女の台詞でも『事故死』と露骨に強調することで、『本気の殺意とは真逆のもの』だったということを表現しているのではないかと思います。

もうこれ書いてるだけで悲しくなってきますわ・・・。


(5)『失ったものを忘れたら、本当に失ってしまうよ。』

銀子が、蜜瓶を捨てたルル姫に投げかけた台詞。第4話の総まとめ的な言葉。
ルル姫の失ったものとは、みるん王子のことであり、ルル姫にとっての『本物のスキ』。

>「私は・・・最初からあなたが大キライで、最初から・・・あなたが、大スキだったんだ。」

銀子の言葉で、ルル姫はようやく、本当にようやく自分の心の真ん中にある隙間にみるん王子(本物のスキ)を見つけたのです。同時に、みるん王子の死が自分のしてきた「愛の拒絶」の結果だと気付いてしまいます。これ以降、好意も敵意も無意識ではなくなり、蜂は物語から消え去っています。

そして、『蜜瓶(約束のキス)』はルル姫の手元にしっかり留まるようになったワケです。
(ルルが自分の中の無意識、スキを自覚し『約束のキス=相思相愛』が完成した)

>「銀子、るるね。銀子に会ったあの日のこと、絶対忘れないよ。」
>「銀子が私のスキを見つけてくれた、届けてくれた。」
>「だから・・・るるは何があっても、スキを諦めないよ。」

第3話にあったルルのモノローグも、今聞けばどんな意味だったのかすんなり入ってきますね。
「スキを諦めない」については、次の項目で触れることにします。


(6)ユリ裁判とスキを諦めないクマ

>「そう、あなたは失う前の私。ううん、違う。多分、あなたは一度失ってる。」
>「それでも、もう一度会える人が、そこにいるなら・・・たとえ、壁の向こうでも!」

断絶の壁を越えて、ヒトの世界へ「スキを返しに行く」と言う銀子。
その背中に自分と同じものを見たルルは、一緒に断絶の壁を越える決心をする。

スキを諦めない銀子と、好きを諦めようとしていたルル姫。
そして今、彼女は自分のしてきた罪と正面から向き合うのです。

>「私も・・・罪熊だから。」

銀子に出会う前は、ルル姫はスキを諦めるクマでした。お城の人たちとの空っぽな上辺だけの関係も甘んじて受け入れ、周囲の流れに身を委ねる。つまり「透明」な状態。
実は3話までと内容的には同じで、スキを外部から壊すものとして登場していた『透明な嵐』を、今回は自分の中の葛藤として描いています。この場合の透明な嵐とは「王国1番の座に戻りたい」という暗い欲求で、そのときのルル姫の行動だけを汲み取ると「自分が透明だった状態に戻そう」という同調圧力が働いているようにも見えますよね。

結果的に『約束のキス=相思相愛』は届けられ、ルル姫はスキを諦めなかったわけですが、せっかく自分のスキを透明な嵐の中から見つけたのに、せっかく自分の中のスキに気付くことができたのに、肝心のみるん王子はもういません。
紅羽にとっての純花と同じく、透明な嵐によって既に消されてしまっています。

>「失ったものを忘れたら、本当に失ってしまうよ。」

だから、ルル姫は『スキを諦めない』。この気持ちを忘れてしまったら、みるん王子を本当に失うことになるから。そう誓って、彼女は約束のキス・・・今は亡きみるん王子との愛の証を抱き続けるのです。

>「それでは被告グマ、百合ヶ咲るるに問います。」
>「あなたはスキを諦めますか?それともキスを諦めますか?」
>「私はスキを諦めない。『キス』を諦めます!」
>「・・・ッ!」
>「そうすれば、あなたはキスを永遠に失うことになるのですよ?」
>「私のキスは、既に失われた。もう二度と会えない。」

『キス』とは、愛を受け入れるということ。
『スキ』が愛することだとしたら、文字通りその逆という認識で良さそうですね。

しかし、『ルル姫のキス=みるん王子からの愛』は既に失われた。もう二度とみるん王子と会うことはできない。そんなルル姫がキスを諦めることに何の躊躇いもないのは不思議ではないと思います。むしろ、諦めるしかないのですから。
つまり、彼女はみるん王子とのキスを諦めて、全てのキスを諦めた。誰からの愛も受け取らない、愛されなくて良い・・・と。もちろんみるん以外とのキスは可能だったのでしょうけれど、これがルルの選んだ決意・贖罪。

そんな一方通行で報われない、彼女の『無償の愛』を聞いて、裁判員たちも少し動揺していたように見えます。みるん王子の「おねがい、『キス』して?」という必死な訴えも、『キス』というワードの意味を考えると少し重みが変わってきそうな気がしますね。

>「でも、銀子は会えるから!きっと私の代わりに、約束のキスを果たしてくれる。」
>「つまり、自分の果たせなかった希みを百合城銀子に託す・・・というワケですか?」
>「それで自己自制を謀ろうというのは自己満足に過ぎません。傲慢、罪・・・ですよ?」
>「いいの、私は罪熊なんだから!」

でも銀子は違う。もう失ってしまった自分とは違って、また会うことができる。
それを叶えることができれば、私はもう一度みるんに会えるような気がするから・・・と言う。

>「わかりました。判決を申し渡します。」
>「・・・ユリ、承認!」

そしてルル姫は人間となり、銀子と一緒に断絶の壁の向こうへ旅立つ。
さて、約束のキスは果たされるのか・・・それとも。

それがセクシー、シャバダドゥ。{/netabare}


とそんな感じで、第4話は幕を閉じたわけです。はー長かったw
ラストシーンでは2人のキャラの『約束のキス』っぽいアイテムが対比で描かれていたので、またいつか銀子の回想もやりそうですね。やっぱりあのペンダントは{netabare}紅羽の母親のもの{/netabare}だったのかな。

他にもメインのストーリーからは少し外れていますが、まだまだ気になったことはかなりたくさんあったのですけど、さすがに長くなりすぎた気がするので今回はこのくらいで終わりにしておきます。

一応これは私の妄想が過度に入っているということを、再度お伝えしておきますね。
貴方の目には、第4話はどんなふうに映ったでしょうか?それではまたお会いしましょうノシ

シャバダ~シャバダバダ~バ~。


【ドヤ顔ダブルピース宣言】(2015.1/23)

{netabare}ちょ、ちょっとこれ3話ヤバくないですか!?

見てる途中、見終わった後、てかこの作品に触れてる最中はもう戦慄が止まりませんでしたよ・・・。いや~今まで曖昧だった部分がいっきに晴れて、全てのピースがパカッとはまりましたね。ところどころ2話までの私の見解と近いところもあったのでかなりスッキリしました。

今回、アニメの起点となる第3話というわけですが、このタイミングで「透明な嵐」というタイトルを持ってくるという脚本家、もとい監督の完璧な采配には感服しました。ホントにもう世界観の構築からキャラの会話、ストーリーの運び方に至るまでの全てが完璧です。

1話から既に「ユリ熊嵐」という世界はこれでもかと言うくらい確立されていましたが、今回外堀を埋めるという形で視聴者にそれを明確に認識させることで、世界を作るだけではなく「入り込ませる」工夫を魅せてくれたのは大きいと思います。

ここが今までの幾原監督作品との一番の違いであり、私が何より良いと思ったポイントです。
端的に言えば「分かりやすい」。視聴者に歩み寄ってくれているのが伝わりました。

そしてそれは、表面的なサラッとすくうことができる浅いものではなく、アニメを見ることでじんわりと理解が染みこんでくるという分かりやすさ。キャラの言葉や情景描写だけではなく、1話から続く物語の連続性、映像表現やその他演出全てがこの作品を語っているんです。

やっぱりアニメ好きとしては、ここまでアニメーションで勝負してくる作品をもってこられたらたまんないですね。監督と脚本が同じ作品は魅せたいものがハッキリとしていて分かりやすいです。


さて、こんな感じでレビューの出だしを切ったところで、今回も例によって内容の方をサクッとまとめていこうと思います。ネタバレを多分に含みますので、ご閲覧いただく際はご注意くださいませ。


◆透明な嵐◆

>「私たちは、透明な存在であらねばなりません。」
>「それでは『排除の儀』を始めましょう。」

大方、2話までの私の見解通り「透明な嵐=同調圧力」ですね。ここで明確に「空気を読めない=悪」というテロップも出ました。クマにやられた純花は仕方なかった、彼女は「悪」だったのだから・・・と。

こんなに明るみな社会の闇も珍しいですね。イジメカッコワルイ。

>「私たちは、次に排除する『悪』を決めねばなりません。」
>「Let's search evil!!」

まとまりを保つためには不穏分子は潰さなきゃいけない。そのための排除の儀。
なんか投票シーンを見て少し前に流行った「人狼」っていうゲームを思い出しちゃいました。

>「セレクト!ついにこの時がきた!!!」
>「私はあの子を、椿輝紅羽を食べる!・・・ジュルリ。」

自分の思惑通りになってご満悦の委員長ちゃん。「透明な嵐」がくるのを望んでいたのは紅羽が美味しくなるのを待っていたワケではなく、やっぱり食べるための口実ができるからのようですね。

なるほどなるほど、見えてきましたよ~。

①人間は「排除の儀」によって、足並みを乱す『悪』を決める

これは群れの空気を保つための必要悪とも言えますね。もし何かのキッカケでこのまとまりが瓦解してしまったら、自分たちの身を守るすべがなくなってしまうワケですから。まあ逆に言えば、皆が「スキ」という感情を持てば、それでもまとまり合えるということだとは思いますけど。

②『悪』となった人間は群れから追い出される(=ヒトの世界から追い出される)

ここで1話にあったライフ・クールの言葉を思い出してください

>「ヒトとクマの間には、断絶という越えられない壁があるのです。」
>「被告らはそれを越え、ヒトの世界に侵入しています。これは明らかに『食べ過ぎ』です。」

やっぱりクマはヒトの世界から追い出された人間だけを食べていたんじゃないですか?

だから委員長は「透明な嵐」を待っていた。ヒトの世界から排除された獲物が来るのを。
物理的には断絶の壁を越えてますが、この作中では概念的なものと考えていいでしょう。

これは以前の投稿から「断絶の壁=人間のルール」と書いている通り、この壁が、人間が群れを作るための括りであり、クマはその群れから追い出された(壁から外に出た)人間を狙って食べていたわけですね。

しかし、この秩序を無視し、群れから排除されていない人間を「食べる」クマがいます。
それが次に「ユリ裁判」でお話する銀子&るるたちです。


◆ユリ裁判◆

①まず1話で銀子&るるが食べていたのは誰?

これはラストシーンで語られた、赤江カチューシャという子だったようですね。靴下を折っていたのが純花ちゃんだけだったので、私も最初はすっかり騙されちゃいましたw 見返してみると、赤江ちゃんの足元は1回も映っていないんですよね~。ここでひとつのミスリードがあったわけです。

そして、それを偶然目撃した委員長ちゃんが驚いた・・・と。

②クマは排除された人間しか食べられないんじゃないの?

上記のようなことが起こったので、当然これが問題になってきます。赤江ちゃんは可愛い顔して1話でモブとヒソヒソ陰口叩いますからね。悪意があるかどうかはともかく、それを見る限り「透明な嵐」の一員であることは間違いないでしょう。当然排除の対象にはなっていません。

>「裁判長、今すぐユリ承認を!椿輝紅羽を助けたい!ガウガウ!」
>「私たち・・・人を食べます。食べなきゃ、銀子のスキが守れないんです!」

しかし、3話にして分かりやすく言葉に出してきてくれました。
銀子のスキを守るためには、人を食べなきゃいけない。透明な嵐を止めなきゃいけない。

ここで1話の捕食シーン「たとえ罪でも食べるよ。スキを壊すものは許さない。」に繋がるんです。

この流れからして、ユリの花壇を伐採したのは大方この赤江ちゃんでしょう。次のシーンのカメラアングルのせいで銀子たちが投げたのかと思わせていたレンガも、多分この子の仕業です。銀子たちは建物の上から赤江ちゃんの悪行の一部始終を見ていたわけですね。

>「貴女は透明になりますか?それとも、人間食べますか?」

透明になるとは、スキを諦めるということ。
そして銀子たちは人間を食べる選択をする。『私はスキを諦めない』。

このような過程を経て、3話ラストに鬼山江梨子ちゃんへ放った「これからキミを・・・食べるから。ジュルリ。」となるわけですね。ここまでが、ユリ裁判とそこで毎回決議されている「食べる」対象についての諸々になります。

問題は次です・・・w


◆ユリ承認◆

いや~さっきは調子こいて「全てのピースがはまった」とか言ってましたけど、良く考えたら全然そんなことありませんでしたね。正直このシーンで何をしているのかサッパリわかりません!!w

一応「対象外の人間を食べる」ことに対して承認してるような節はあると思うのですけど、そんな局所的な意味ではなく、もっと広いなにか大きな、大局を指しているような雰囲気があるんですよね。
だって、もしこのユリ承認が「人間を食べる」ことに対してのみ行われたものだったら、そのあとのペロペロも、襲われたハズの紅羽が無事なことも説明がつきませんからね。

そこで一つたどり着いた結論が

「ユリ承認には、輪るピングドラムで言うところの『運命の乗り換え』的な何かがあるのでは?」

ということです。

実は、1話のときに少し引っかかっていた裁判長の言葉がありまして・・・。
>「ようこそ・・・断絶のコートへ。さあ、扉は開かれました。」
>「生きとし生けるもの全て、そう、ヒトとクマの『彼岸』もここなんです。」
当初はあまり意識していなかったのですが、今思うとちょっと意味深に感じます。

『彼岸(ひがん)』:仏語。生死の迷いを河・海に例えたその向こう岸。悟りの境地をいう。

つまり何が言いたいかというと「紅羽はあのとき一度死んでいるんじゃないか?」ということです。
そして、例によって運命の乗り換えには「対価」が必要ですからね。それがあのペロペロかな~と。

紅羽から伸びたユリの花から滴る蜜をすするクマ2匹・・・。

まだ一体これがどう絡んでくるのかは分かりませんけど、大きな力にはそれなりの代償が必要というのが世の常ですからね。もしかしたら、紅羽の「スキという感情」を舐めとっているのかもしれません。

最終的にどうなるかは・・・まあ、あくまで予想の範疇を出ませんけども。

>「・・・いける!約束のキスを、私にッ!!(ダーン)」

銀子たちの想いは届き、ユリを承認された紅羽は運命を乗り換えます。そして確変を起こし、サンライズ立ちからの一撃をかましたり、それ以前の話では襲われる前の状態に戻ったりしていたワケです。
委員長ちゃんは多分生きてると思いますけどね~。腕章がちぎれた描写だけですし。

ということで、ユリ裁判と承認の見解についてはまあ、かなりコジツケもありますがこんな感じですかね。


◆その他気になったこと◆

・第3話冒頭でアップになっていた鳥型の紋様

かなり強調してましたが、何か意味があるんでしょうかね~。一応東京都の鳥に「ユリカモメ」が指定されていますけど、特に何かの象徴というわけでもなさそうですし・・・。
東京が舞台なのかな?でもそれってそんな重要なことなのかな~。

箱仲ユリーカ・・・ユリーカ・・・ユリーカモメ・・・ユリカモメ・・・ハッ!
いやいやいやいやそんなまさかね。

・学園長と紅羽の母

旧知の仲だったようですね。紅羽たちの前、二人でユリの花壇を育てていたという。
まあつまり百合だったわけですが、その箱仲ユリーカさんが今は学園長をしている・・・と。

これまで出てきたクマの名前を見る限り、「ユリ」と入ってるこの人も怪しいとは思うのですが、普通にいい人そうなんですよね。これからどう絡んでくるんでしょうか。

・銀子とるる

家の地下室で射撃の練習をしている紅羽を見つめる銀子。
るるは紅羽ばっかりで構ってくれない銀子に対してスネてしまう。

>「椿輝紅羽、きっとすごく美味しい女の子なんだよね・・・。」

この台詞がホントに切なくて、一気にるるのことが好きになりました。

きっとるるは、銀子のスキをちゃんとは理解できてないんじゃないかな~。
「何でこんな紅羽に執着してるの?他の女の子(食べ物)と何が違うの?」的な。
銀子が好きだから、銀子のためだから協力してる感じ。

しかもここまで想われている銀子はまったくるるのこと相手にしてないんですよね。いつもるる以外を見てるんです。記憶が曖昧ですけど、まだ銀子は作中で名前を読んだり、目を合わせたりしたことないんじゃないですか?w
ほんとに儚くて心にキますわ・・・。

まったくるるちゃん可愛すぎるぜ。

>「銀子、るるね。銀子に会ったあの日のこと、絶対忘れないよ。」
>「銀子が私のスキを見つけてくれた、届けてくれた。」
>「だから・・・るるは何があっても、スキを諦めないよ。」

この台詞も何かありそうですよね。これから過去のことも掘り下げてくれると嬉しいです。

・百合園 蜜子

第3話で一番良かったポイントを聞かれて、即答できるレベルで感動しました。
いやだって・・・もうこれはさすがにイカンでしょw 悠木碧さんの圧倒的な演技もさることながら、あの畳み掛けるような煽り。私も紅羽と一緒になって感情が昂ぶりましたね。

てかこんなにキャラの台詞で怒りを覚えたのは初めてかもしれません。
それほど最高なワンシーンでした。年明けからいいもの見れましたよホント。



まあこんな感じで、第3話はとても満足いく結果で幕を下ろせたんじゃないでしょうか。

それにしても、いきなり「ユリダァク~」ってきたときはお茶を鼻から吹きましたねw ほんとこういう細かいところがイチイチ私の琴線に触れてくれます。あ~書いてたらもう一度見たくなってきちゃいました。

それでは長くなりましたが、今回のレビューはこれくらいでお開きにします。
閲覧ありがとうございました。{/netabare}


【2話ショック!!】(2015.1/17)

{netabare}2話で少しですがクマサイドのことも見えてきましたね。

1話の投稿で気になった点も加味して、今回も内容の方を整理していきたいと思います。
まあ言ってしまえば自分用のメモみたいなものです(殴

それでは、まずは特に重要そうなところから書いていきます。


◆1話で銀子&るるが食べていたのは純花ではなかった!?◆

>「散々食い散らかしてようやく分かったわ。排除されてる個体だけが、本当に美味しいってこと。」
>「スキを諦めない娘の肉だけが、ザクロと蜜の味がする。私の飢えを満たしてくれる。」
>「泉乃純花、貴女はとても美味しかった。」

委員長ちゃんのセリフ。紅羽が狙われる理由も一緒に説明してくれましたね。
そうなると、1話で銀子たちが食べていたのは誰だったんだろう・・・?

>「もうすぐ・・・『透明な嵐』がもうすぐ来る。・・・あぁ待ち遠しい!」
>「早く・・・早く食べたぁい。椿輝紅羽を!ギャウギャーウ!」

「透明な嵐」が来ないと紅羽のことは食べられないっぽい。
それとも嵐にさらされて美味しくなるのを待っている?

純花はその嵐に合ったから食べられたというのは分かるけど、他の被害者はどうなんだろう?

>「椿輝紅羽は、泉乃純花へのスキを諦めなかった。」
>「群れの空気を読まぬモノは、排除の対象になる。そういう仕組みですものね。」

委員長&このみの会話。「スキ」は群れの空気を壊すもので、それは排除の対象になる。
つまり「スキ」を持った子が透明な嵐に合い、クマに食べられてしまう。

そういえば1話でも「クマにとって私たちはか弱い獲物だから常に群れていなくちゃ」とかモブが言っていまいたね。透明な嵐によって群れから追い出され、クマに狙われる隙ができてしまうって感じなのかな?

>「ダメね。やっぱり透明な娘は透明な味しかしない。」

しかし『透明な嵐(社会の同調圧力)』によって『透明(スキを諦めた)』になってしまった子は美味しくない。ラストシーンで委員長が食べてたのは「スキを諦めない子」ではなかったみたい。

この被害者は、2話序盤にモブが話していた「遺体の見つからない行方不明の子」ですね。


◆実は1話屋上で紅羽を襲ったのは委員長&このみだった!?◆

確証があるワケではないのですが、私もすっかり騙されていました。

1話で紅羽を襲ったクマ2匹の「目」をもう一度良く確認してみてください。
右の黒いクマは切れ長で、もう一方の茶色いクマは横に長い楕円形なんですよね。

色だけなら銀子&るるの可能性もありますが、「目」が委員長&このみのクマと酷似しているんです。

このことを合わせて考えると、どうやって1話終盤に屋上で倒れている紅羽をどこからか突然湧いた委員長ちゃんが最初に見つけて保健室に運んだのか、2話でこのみを射殺したときに委員長ちゃんがあそこまで2匹目のクマに警戒心を抱かなかったのか。

これらに説明がつきそうな気がしてきますよね。


◆それじゃあ「ユリ裁判」って一体何?◆

上記の事実に気付いたとき、真っ先に浮かんだ疑問がコレです。

最初は銀子&るるが紅羽に襲いかかったから、1話であの3人がユリ裁判に出席したのかと思っていたけど、1話も2話も襲いかかったのは別人・・・というか別クマ。

『ユリ裁判の流れ』

①裁判官から意味深な電話が掛かってくる

>「貴女のスキは本物?これは断絶の壁からの挑戦です、椿輝紅羽。」
>「貴女のスキが本物なら、屋上へ行くがいい。クマが貴女を待っている。」
>「その身をクマに委ねれば、貴女のスキは承認される。」

②屋上でクマに襲われて謎空間に落ちる

これが裁判官の言っていた貴女を待っているクマ?
そしてこのクマに身を委ねれば「貴女のスキ(ユリ)」は承認される?

委ねるのは銀子&るるかとも思ったけど、それだとここでクマに襲われる過程に意味がなくなっちゃうような・・・ これがユリ裁判のトリガーになってるのかな?

④出席するのはいつも紅羽&銀子&るる

クマに襲われた紅羽と、何故か登場する2匹のクマ。

⑤「人間食べます」からの「ユリ承認」

やっぱり銀子の「食べる」は違う意味っぽいな~。
でも1話ラストで物理的に誰かをガリゴリ食べていたときも「食べる」って言ってたしな~あ。

少なくとも委員長とかこのみとは違う特別なクマなのかな?そんな感じがする。

でもまあ、その「ユリを承認する」ってことの意味がまだ全くわからないんだけどもw
百合を舐めるシーンも含めて、これだけはいつまで経っても何も見えてこないですね~。

そういえば、1話だとユリ裁判のあと紅羽は「気を失って倒れていた」らしいけど、2話では意識もあるし、クマに襲われる前の状態に戻っていますよね。ここも何か関係があるのかな~・・・。


◆その他気になったこと◆

・アバンのモノローグ

>「私たちは、最初からあなたたちが大キライで、最初からあなたたちが大スキだった。」
>「だから、『本当の友達』になりたかった。あの壁を越えて。」

毎回入れてくるのかな?繰り返し視聴者に聞かせるということは、この台詞がキーになってくるのでしょうね。まだ深い意味は掴めませんが『本当の友達』については前回の投稿でまとめた方向に攻めていくつもりです。

・先生の意味深なセリフ

>「泉乃純花さんの『地上での生』は、終わりを迎えました」

また妙な言い回し。普通に「天国へ逝った」というそのままの意味にも受け取れるけど、この作品内であえて登場人物にこういう言い方をさせるのは少し気になりますね。

>「可哀想に・・・あの子は『また』、大切な人を失ったのね。」

紅羽に対して発せられたであろう言葉。『また』って言ってますね。
大方1人目の「大切な人」に当たる人物は母親のことでしょう。

学園の先生だから、家庭のことを知っていても不思議ではないけど・・・
何かもっと深く入りこんでそうな臭いがしますね~。
しかも学園内に霊安室のようなものが?ここに被害者の遺影をしまっているみたい。

・クマが捕食をする場所

紅羽が純花と大事に育てていたユリの花壇・・・。
クマが人間を食べる現場って、2話までを見る限り必ずその裏側なんですよね。

ここを「人間の心」と見立て白椿の花言葉「理想的な愛情」の件も加味して考えてみると、この二人が育んできた愛情(百合)を『本物のスキ』と仮定するのならば、その裏側に当たるものは「暗い肉欲」?

つまり『愛情』と『性欲(本能)』の軋轢。
このシーンからは、そんな対比のメッセージを感じます。

・紅羽と銀子の会話

>銀「知ってる?悲しい、寂しいときの涙はご馳走の味がするんだ。」
>銀「紅羽のスキは本物だ。涙の味・・・紅羽のスキは本物だ。ガウガウ。」
>紅「貴女に何がわかるの?」
>銀「分かるよ。私のスキも本物だから。」

『本物』と『偽物』。本物というのは、上記の「理想的な愛情」のことでしょう。
委員長やこのみの「スキ」は肉欲だった。しかし、銀子のは違うということ?

>銀「椿輝紅羽・・・会いたかった。私たちはキミに会うためにここに来たんだ。」
>紅「どういう、こと?」
>銀「匂うよ・・・デリシャスメル、ガウガウ。キミに私のスキを・・・。」

やはり銀子は普通のクマとは少し違うみたいですね。
まだ核心には遠いですが、何か秘密があることは2話全体を通して明らかになりました。

スキが本物だからこそ「食べる」という行為も、他のクマのように物理的なモノにならないのかもしれませんね(百合の蜜を舐めとるような)。でもこの考えでいくと、1話ラストで銀子が「罪でも食べる」と言ってガリゴリ捕食していたことと繋がらないんですよね~w

これはアバンでも言っているように、クマの習性とも取れますが・・・。
(>「クマは人間を食べる!そういう生き物!」)
もしかしたら、紅羽をイジメた人間を裁いたのかもしれませんね。
つまり「透明な嵐」に当たる誰かを。

う~ん難しい。まだもう少しヒントが欲しいところです。


◆2話のまとめ◆

①純花を食べたのは委員長ちゃん
②1話で紅羽を襲ったのは委員長&このみのクマ
③「スキ」を抱くと透明な嵐に襲われて、クマに食べられる
④「スキを諦めない子」がデリシャスメル
⑤紅羽のスキと、銀子のスキは同じ本物
⑥銀子&るるは普通とは違う特別なクマ?

やっぱりまだユリ裁判のところと、1話ラストで銀子&るるが何を食べていたのか。
この2つがけっこう引っかかっていますね~。

次はいよいよ第3話。そう、ユリ熊嵐というアニメの彼岸もここなんです!
どんなふうに展開していくのか楽しみですね~。{/netabare}


【クマショック!!】(2015.1/10)

{netabare}ちょっと編集するときにエラー出て、最初の投稿とここらへん一帯が消えちゃいました\(^o^)/
なんか1月10日の私が1話について書いてたみたいなので、お暇だったら見てあげてくださいw


それでは、気になったことや重要そうなワードから見ていきます。

(1)ユリ熊嵐というタイトル

「熊嵐」とは、熊を仕留めたあとに吹き荒れると言われている強い風のことみたいです。
ユリ+熊嵐・・・ どういう意味なんでしょうね。

(2)花壇に咲いたユリ

これはほぼ同性愛(百合)のメタファーで間違いないでしょう。
それを紅羽と純花で育てて(はぐくんで)きたわけですね。

(3)断絶の壁

これについては、OP直後に世界観の解説で抽象的にですが言及されていました。
>「人間たちは、断絶の壁を作って私たちクマを自分たちの世界から追いだそうとしたけど~。」
>「でもでも、人間のルールなんて、通用しないんだからね!ガウ!」

これは「断絶の壁=人間のルール」と解釈していいのかな。
人間たちが、道徳や倫理を盾にして身を守ってる気になってるけど、そんなのクマには関係ないよってこと?とりあえず、これによって人間の世界とクマの世界が隔てられた・・・と。

(4)クマ

メインだけあって必ずキーになってくるのでしょうけど、1話の段階ではどういう立ち位置なのかまったく把握できませんね。以前投稿した際に適当こきましたけど、見ればみるほど意味が分からなくなってくる存在です。

分かっているのは、爆発した「小惑星クマリア」の破片が地球に降り注ぎ、その影響でクマが人間を襲うようになってしまったこと。「クマは人間を食べる!そういう生き物!」みたいだけど、無差別に狙うワケではない?こと。

>「私達は、最初から貴女たちが大キライで、最初から貴女たちが大スキだった。」
>「だから、本当の友達になりたかった。あの壁を越えて。」

アバンのモノローグ。「本当の友達」、「スキ」と「キライ」。うーん、重要そうなワードですね。

(5)椿輝 紅羽(人間)

今作の主人公(だと思う)。名前に入っている椿という花を英訳すると「カメリア」。
そして、キャラの髪色に重なる白椿の花言葉は「理想的な愛情」。

小惑星「クマリア」と椿の花「カメリア」。な~~~んかありそうでなさそう。

(6)登場人物の名前

クマ:「百合」城 銀子
クマ:「百合」ヶ咲 るる
人間:※椿輝 紅羽
人間:※泉乃 純花
人間:「百合」園 蜜子
人間:「百合」川 このみ
人間:箱根「ユリ」ーカ
人間:赤江 カチューシャ
人間:鬼山 江梨子

キャラ名のあちこちで見受けられる「百合」という文字。
そして、初登場する女性キャラすべての名前テロップ下にタグ付けされた「ユリ」という言葉。
名前に「百合」以外の花を持つ※二人のキャラクター。

何かありそうな匂いがプンプンしますねぇ~。

(7)先生の「クマが出没したので友達と一緒に行動するように」という発言

ここの台詞に違和感というか「友達と」というところを強調しているようなイメージを受けました。

(8)透明な嵐

花壇のユリが全部刈り取られているシーン。

>「嵐が・・・追いかけてきた。これが最初。大切なものから壊していくっていう警告。」
>「透明な嵐は、全てを壊していく。私たちがすり減って消えてしまうまで・・・。」

これは(11)の「透明」という言葉と合わせて考えてみると、社会の同調圧力や排他的悪意を表しているような気がしました。いわゆる「イジメ」ですね。そう言ったどうしようもない大きな流れのようなものを自然災害になぞらえて「嵐」と呼んでいる?

>「たとえ何をされても、私は紅羽ちゃんを・・・『スキ』を諦めないよ。」

「スキを諦めない」って不自然な台詞ですよね。
この「スキ」という単語に含みを持たせている印象があります。

(9)二人の汚れた手

これもほぼ間違いなく「罪、悪いこと」のメタファーでしょう。
つまり「罪=禁じられた恋(百合)」で、委員長さんは透明な嵐(同調圧力)に逆らおうとする共犯者ということで、一緒に手を汚していますね。

(10)「そう、だから今度こそ大切な人は・・・この手で守る!」

過去に何かを臭わせるような紅羽のセリフ。母親っぽい人と映っている写真をあえてここのシーンで見せているのに、家の中に紅羽以外の気配を感じない。紅羽のクマに対する敵愾心とこの状況を加味して考えると、昔クマに母親を食べられた?
そして何故か、銀子がつけている首輪と紅羽ママのネックレスが酷似しているんですよね。
これは絶対なにかありますよ・・・。

(11)モブの「透明にならないからいけないのよ」という言葉

クマに襲われて行方不明になってしまった純花に対して囁かれたもの。この場合の「透明になる」とは、言葉のニュアンスと、その前にあったモブたちの会話とを合わせて考えてみると「社会の流れに従う」みたいな感じ?

>「一人でいるのが悪いのよ・・・。」
>「生き延びるには、友達が必要!」
>「クマにとって私たちは、か弱い獲物だもん。常に群れていなくちゃ。」
>「そうよ、群れの空気が一番大切なんだから!」

また「友達」というワードが登場。先生の忠告(7)のこともあってなんだか意味深ですね。
ここまで通して見ていくと、どうしても「集団」を意識しているような描写が目立ちます。

>「でもこれで、次の透明な嵐は・・・。」

次の・・・? どういう意味だろう。

(12)裁判官「あなたの『スキ』は本物?これは断絶の壁からの挑戦です。」

アニメ内でたびたび口に出される「スキ」という言葉。
「断絶の壁=人間のルール」という考えでいくと、これは社会を敵に回してでも純花を好きでい続ける覚悟はあるか?という問いに思えますね。

(13)裁判官「その身をクマに委ねれば、あなたの『スキ』は『承認』される。」

これはそのままの意味にも取れるけど・・・終盤を見るとよく分からなくなってくる~。

(14)ユリ裁判

問題のシーン。紅羽がクマに襲われたと思ったらいきなり謎空間に落ちていき、
「食べたい・・・今すぐあの娘が食べたぁ~い!」という掛け声と共にイケメンボイスで開廷。
なにが「かいてーーーい」だよアホwww頭パンクするわボケwwwwww

ここでは「食べる」と「スキ」の二つの言葉がピックアップされていました。

>①「被告グマ、あなた方は罪熊であることを認めますか?」
>②「ガゥ~・・・ でもぉ~私たち、お腹がペコリンなんですぅ~。」
>③「私たちは『スキ』をあきらめない。」

①→②の会話の流れだと「人間を食べる=罪」だけどお腹が減って、という訴えに見えます。
しかし、③のセリフが入ってくると全く意味が分からない会話に・・・「食べる=スキ」・・・なのか?
クマが人間を食べることは一種の愛情表現・・・? いやいや。

>「ヒトとクマの間には、断絶という越えられない壁があるのです。」
>「被告らはそれを越え、ヒトの世界に侵入しています。これは明らかに『食べ過ぎ』です。」

ん?んんん?「食べ過ぎ」?これは一体どういうことだろう。
クマの世界で食べる分にはいいけど、ヒトの世界にまで行って食べるのはやりすぎって意味?
つまり普段はクマの世界に入り込んできた人間を食べていた?

>「では被告グマに問います。あなたは『透明になりますか?』それとも『人間食べますか?』」

頭がカチ割れそうだ・・・。今までの内容(8)(11)で考えると、やはり「透明になる=社会の流れに従う」という意味になるのかな。ここでの社会とはクマの世界のもので、ライフ・クールの訴えを素直に聞き入れてヒトの世界から手を引くか、それとも・・・って感じ?

>「ユリ、承認!」

なぜここでいきなり「ユリ」という言葉が!?
やっぱり「食べる=スキ」だから同性愛でユリ(百合)、そしてそれを承認っていう流れなの?w

(15)謎空間での出来ごと

輪るピングドラムでお馴染みのシーン。
今回は「生存戦略ゥー!!!」の代わりに「ユリ承認ー!!!」

>銀子「紅羽・・・私はあなたを『食べる』。」
>紅羽「私の望むものはどこ?」

>紅羽「透明な嵐の中、私は探す。」
>銀子&るる「どこを探すの?」「何を探すの?」
>紅羽「約束のキスを・・・私に!」

透明な嵐の中、つまり逆境に合いつつも紅羽には探さなきゃいけないものがあるみたい。

映像としてはユリ承認されたクマが何故か変身、擬人化して紅羽から伸びるユリの花から滴る蜜を舐めているという艶美なもの。そして3人が手を重ねて終了。あぁ^~頭が破裂しそうなんじゃあ^~。

また「食べる」という言葉が出てきましたね。
そして食べられたハズの紅羽の体には何も異変がない?

やっぱり「食べる」という言葉は普通とは違う意味で使われているみたいです。
(13)で言われていた「委ねる」とは今のような状況のことで、「承認される」とはこういうこと?
つまり「食べる=承認」? スキだったり承認だったり頭がこんがらがってきた~。

そういえば、OP映像では紅羽&銀子&るるの3人が仲良さそうにしてるけど、これも何か関係があるのかな~。それに銀子と紅花がキスしようとしてるし・・・「約束のキス」・・・うーん。

(16)意識が戻ってからの紅羽

謎空間から戻ると保健室のベッドの上に。
横で看ていた委員長ちゃんによると「1人で倒れていた」とのこと。

>「嘘よ・・・だって屋上にクマが!純花を、純花を返すって!!」

そんなことクマ言ってたっけ? (13)の言葉をそう解釈したのかな。
とにかく純花はまだ戻っていないらしい。

(17)問題のラストシーン

>「ガリガリ、ゴリゴリ、ガリガリ、ゴリゴリ・・・」

この引きのせいで今まで積み上げてきたピースが音を立てていっきに崩れていきました(白目)
えぇ~「食べる」って・・・えぇ~。もうどういうことやねん!!!

この擬音からして間違いなく「物理的」に食べられてますよね?w
多分、被食者は行方不明中の純花ちゃん・・・。

>「ガゥ~、やっぱり美味しいね!人間の女の子は。」
>「たとえ罪でも『食べる』よ。ガウガウ。『スキ』を壊すものは、許さない。」

ここでの罪というのは、ユリ裁判(14)で言われていた「ヒトの世界に侵入して食べる行為」のこと?
でも食べるってこういう意味じゃなかったんじゃないの!?w

(15)で「あなたを『食べる』」って銀子に言われてた紅羽は食べられてないのに・・・。

そしてまた登場した「スキ」という単語。しかも今度は「壊す」という意味深な言葉付き。
純花が「スキを壊すもの」で、それが許せないから「罪」でも「食べる」?

本格的にこんがらがってきたあああああああああああああ。



とまあ、今分かってる(?)ことを箇条書きにするとこんな感じですね~。
これら(1)~(17)の話をまとめると・・・

①紅羽と純花は愛し合っている(2)
②しかし、それは罪であり(9)社会の理解は得られない
③理解できない、浮いたものには同調圧力が働く(8)
④そのためヒトは、排他されないように集まり、群れて行動する(7)(11)
⑤その集合体における個人を「友達」と呼ぶ

なんか良くある学園ドラマで描かれるドロドロ劇に似た何かを感じますよね。特に女子のw
ハブられないように、嫌われないように周りに合わせるだけな表面上の社会。

そんな中で、紅羽と純花は「真実の関係」を築いていくワケです。

これが「ユリ熊嵐」の中におけるヒトの世界を表す構図だと思います。
そして、そんな世界が「断罪の壁=人間のルール」に囲われているんですね。
なんだか(4)の「本当の友達」に繋がりそうな気がしてきますね~。
(5)の花言葉「理想的な愛情」も一緒に考えると面白そうです。


で、ここにクマが絡んでくるワケなんですが・・・。
まあこのクマのことが存在から言ってることまで、その全てがまったく理解できないんですよね~。一応、以前投稿した際に書いたような「対極的存在」じゃない・・・とは思うのですが、まだいまいち掴めてないのでハッキリとした答えは出せません。

せめてラストの捕食シーンがなければ考えようはあったのですが・・・w


つまり何が言いたいかというと、ここまで色々まとめた結果「何も分からなかった」ということです!!

まあここまで色々考えてる時点でかなりハマってるということだけでも伝われば・・・w
とそんな感じで、これからも楽しみにしながら見ていきたい作品筆頭ですね。

癖はかなり強いですが、世界観がとても魅力的で、映像だけでも楽しめるくらいの出来だとは思うので、気になった方は一度視聴してみて欲しいです。

それでは長くなりましたがここらへんで失礼します。
閲覧ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 35

63.4 160 2015年度アニメランキング160位
てーきゅう 第4期(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (288)
1438人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部に所属する女の子4人が繰り広げるスーパーハイテンションな学園ギャグコメディーの第4期。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「スーパーハイテンションギャグコメディ」←今期も凄いッスよ^^

この作品・・・もう4期なんですね^^
1期から見続けてきましたが、まさか4期まで放送されるとは思っていませんでした^^;

この作品の主人公は、亀井戸高校のテニス部に所属する以下の4人です。
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)

てーきゅう(庭球)とギャグの繋がりが最初の頃は気になったりもしましたが、今では全く気になりません・・・というより、今期テニスらしい事をしたのはたった1回・・・それも一瞬だけでしたし・・・^^;

という事で、全くテニスとは無縁な展開が続いていくのですが、今期も台詞と展開の早さはピカイチだったと思います。

この作品は放送中に以下の原作の宣伝テロップが流れます。
「アニメで聞き取れなかったあのセリフが分かる! オマケ漫画満載の・・・」 
確かに早すぎて聞き取れないセリフもあるのですが、このテロップと限界の早さに挑み続ける作風・・・これ自体が新しい試みだと思います。

それとオープニングも特徴的です^^
今期は三森すずこさんの歌う「ファッとして桃源郷」がオープニングテーマになっています。
この曲もてーきゅうらしい特徴を持つ曲なのですが、オープニングアニメが特に特徴的だと思います。
孫悟空に身を扮したてーきゅう部の4人が登場するのですが、視線を誘導されているような気がするんですよね^^;
何も気にせずに視聴すると毎回同じところに目線が向いてしまうんです・・
意識して違うとこをを見ようとしないと見れない・・・こういう事ってあるんでしょうか^^;?
それとも2分という短い時間を有効に活用するための策なのでしょうか・・・^^;
不思議な感じのするオープニングだったと思います^^

1クール12話の作品でした。今期も2分をフルに活用した作品だったと思います。
そしてこの作品を視聴して改めて思うのが声優さんの凄さです^^
あれだけの早いセリフをよく噛まずに喋れるなぁ・・・と感心しっ放しです^^
そして5期の放送が決定して既に夏アニメ作品として放送が始まっています。
引き続き5期を視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

夜叉の構えから左手回して8時の方向

12話 1話約2分作品

てーきゅうの4期です。過去の作品を観なくてもお話に関連性はないので全然大丈夫です。

ただし、それぞれのキャラの特徴を知って観るとよりわかりやすいかもしれませんね。

てーきゅう(庭球)部の部員4人が日常を舞台に送るハイスパート・ハチャメチャ・コメディ作品です。

流して観ると何がなんだかわからないうちに終わりますので、集中して観る必要がありますねw

はっきり言って、てーきゅう部として活動は一切ありませんw

4人の日常を描いていて、今回は一人一人に別の新キャラが加わったお話があるのが特徴的でした。

OP 三森すずこさんが歌ってます。何故か中国を意識してますね~

最後に、もはやてーきゅうシーンはOPにちょっとだけとなってしまいましたw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ついにそんな手法を・・・

やっぱり集中力が要求されるアニメですね。
寄る年波に、ついに根気がなくなってきました。
アニメスピードには順応しましたが、それに反比例し理解力低下です。
よって、面白味もよくわからなくなってきました。

確かに言えることは、サブリミナルな手法は、洗脳チック。
4期放送前に5期の告知って・・・
確実に、5期も夢遊病的に観るに違いありません。
そのうち、6期告知前に7期を放送しそうで怖いです。

そういえばテニスを見なかったような。
いや、きっと見落としてるに違いない。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

63.4 160 2015年度アニメランキング160位
コードギアス 亡国のアキト 第4章「憎しみの記憶から」(アニメ映画)

2015年7月4日
★★★★☆ 3.7 (219)
1300人が棚に入れました
ユーロ・ブリタニアとユーロピア共和国連合(E.U.)の戦争は大きな転機を迎えようとしていた--。

E.U.を混乱に陥れたテロリスト「方舟の船団」。

それがユーロ・ブリタニアの計略だと見破ったアキトたちは、その本拠である大型飛行艇ガリア・グランデへ乗り込み、因縁の敵・アシュレイと激しい戦闘を繰り広げる。

戦闘を見守るレイラだったが、突如アキトたちからの連絡が途絶する。

必死の通信を試みるも、アキトたちが不在のヴァイスボルフ城がユーロ・ブリタニアの襲撃を受ける。

戦力も無く、兵士もいないレイラたちの前に、聖ミカエル騎士団総帥のシンが操る黄金のナイトメアフレーム・ヴェルキンゲトリクスが森を駆け、圧倒的な攻撃力で迫りくる!

wZERO部隊が絶体絶命の時、首都パリでは、スマイラス将軍によるクーデターが決行される。

E.U.政権を掌握したスマイラスは国民に宣言する。「レイラは死んだ」。

シンの絶望、レイラの悲しみ、そしてアキトの怒りを飲み込んで運命の歯車が回る!

声優・キャラクター
入野自由、坂本真綾、日野聡、松岡禎丞、日笠陽子、藤原啓治、甲斐田裕子、川田紳司、茅野愛衣、石塚運昇、森久保祥太郎、小松未可子、瀬戸麻沙美、東山奈央、早見沙織、高森奈津美、松風雅也、伊瀬茉莉也、寺島拓篤、島﨑信長、花江夏樹、井口祐一、小野友樹、石川界人、逢坂良太、室元気、菅生隆之、子安武人、武虎、宮田光、立木文彦、石原夏織、能登麻美子、櫻井孝宏、福山潤
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

かなりの駄作として逆にインパクト強いかも・・・

7月末に都市部の劇場公開が終了した直後に、バンダイチャンネルで有料配信が始まったので(通常版800円、HD版1000円)、乗りかかった船で、HD版で視聴してみました。

{netabare}・序盤の戦闘シーンは流石によく動いてド派手でしたが、内容空疎で、
・中盤の政治的謀略もどきを延々描き出すシーンも全然見応えを感じず、
・終盤は最早、ストーリーなどどうなってもいい風体で、ひたすらカオス化して終了
・前章までは弟のアキトの出番が多かったが、今回は兄のシンの出番が多い。
・前章で大活躍したルルーシュ&スザクの出番は、今回は僅か数分だけ。{/netabare}

外伝とはいえ「ギアス」の名を冠した公式作品をここまで支離滅裂な内容で公開して大丈夫か?と逆に心配になるくらい。

個人的には、本作のほぼ唯一の見所は、レイラたちの立て籠もるユーロ連邦ポーランド領内の深い森の中の要塞城の様子が、WWII時のヴォルフスシャンツェ(狼の巣)をイメージさせる設定になっていたことくらいかな。

来年2月には最終章の劇場公開が決定しているそうで、その時期には本作もネットできっと無料公開されるのでしょう。
ギアス外伝ということで、本作が気になく方々には、そのときまで待ってから見れば十分の作品と思いました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

なwんwじゃwこwりゃwもはやネタアニメ?トンデモ超展開は『反逆のルルーシュ』譲りか

今思えば2~3章にかけて誰ーシュさんを出してきたのは予定外というか、旧作ファンを煽ってテコ入れしかったためかもしれませんね
60分×全4部作から全5部作に改められた『コードギアス』シリーズの外伝、第4章


誰ーシュことジュリアス・キングスレイによって仕掛けられたハリボテの戦略兵器、方舟を撃ち落すべく出撃するワイバァン隊
しかし方舟でアキト達を待ち受けていたのは先の戦闘で部下の一人を失い、復讐に燃えるアシュレイ・アシュラだった・・・


なんというか、前章での期待をヨソにしてツッコミどころだらけで笑ってしまいました


アシュレイが単独行動を取ったことでアシュラ隊が事実上のリストラ扱いで酷い
アキトに銃を構えるアシュレイのシークエンス引っ張り過ぎ
スマイラス将軍の演説なぜ4回もリフレインさせた
ヴァイスボルフ城の防壁が派手過ぎってかジリ貧のユーロピアのそれも実験部隊にどこからそんな金が出てるのか
ハメル少佐なんの役にも立ってない、コイツ本当に必要?
シンの真意が残念過ぎ、それとジャンのような忠実な部下の目前で人間不信を口にするのはどうかしてる
“ヤツ”の仲間入りはオレンジ依頼の衝撃ですよ、どうなってんの?
アキトがシンのギアスを打ち破れた理由がハッキリしてない、もっと具体的な描写が欲しい
主要人物達が生死不明になる場面が多いですがとても死にそうな描写ではなくバレバレ過ぎ


うーん、一応今作で以前から張り巡らせられていた伏線ののほどは回収出来ましたが単純に演出がウザい部分や描写が曖昧でハッキリしなかった部分が多いです
ただし、シンの暗殺から逃れたアンドレアが未だ健在している
スマイラスが見た魔女とその契約とやらがハッキリしていない、とまあ次章の鍵を握ると思われる謎も残されています


世界観を広げるつもりの登場人物が多過ぎ、多い割には描ききれてない、張っておきたい伏線が足りず超展開になりがち
『反逆のルルーシュ』の中盤で冒された失敗を繰り返してます、ある意味では『ギアス』らしいですね
この構成でいくのならもっと人物を減らしたほうがいいと思いますし、世界観を広げたいのならそれこそテレビシリーズとかでやった方がよかったかも;


その一方でオイラ個人としてはシンに心酔する部下のジャンがめちゃくちゃイイ軍人で、もっと彼女の活躍が見たいという希望も湧いてきてます
彼女は『反逆のルルーシュ』で言うところのヴィレッタとかギルバートに相当するキャラですよね、純血派とかじゃないですけど


みどころは結局戦闘シークエンスか
今作は立体的な地形を部隊に縦横無尽に駆けるアレクサンダの空中戦
これだけは毎度本当に凄いと思います、井野元さんマジカッケーっす!


されとエンドロールを飾る坂本真綾×菅野よう子の新曲「アルコ」も聞き逃したくない


残るはラスト1章ということで『ギアス』らしくない面白さを求めていたオイラとしては『ギアス』らしさをなぞった上でつまらなくなったという残念なキモチでイッパイですよ
それを覆してくれる最終章を期待しています

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7
ネタバレ

よたる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

戦闘シーンをご堪能あれっ♪

戦闘シーンの躍動感がすんごい!
敵味方のナイトメア(戦闘用ロボ)の動きに合わせて、
カメラがぐるんぐるん回る。
ナイトメアに乗っていたらこんな感じなのかな?
その速さが迫力を出していて、
このシーンへの本気度が伝わってきました。


お気に入りの方舟上での戦闘シーン
{netabare}
レイアの演説にて問う自由と、
アキトの戦場での殺戮願望

この2者が交互に映されることによる対比が良かったです。
その後にアキトが殺さずに済むのも、
レイアの声が届き、呪いからの自由、という意味とも読み取れました。

{/netabare}

レイア役の坂本真綾さんの曲、
「モアザンワーズ」、「アルコ」どちらも好きです!
う~ん、おもしろかった♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

63.4 160 2015年度アニメランキング160位
劇場版 デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント(アニメ映画)

2015年8月22日
★★★★☆ 3.7 (187)
1194人が棚に入れました
戦争(ルビ:デート)、再開。さあ――私たちと最高の戦争(ルビ:デート)を始めましょうシリーズ累計400万部突破!大人気アニメ「デート・ア・ライブ」の完全新作劇場版が早くもパッケージ化!異界より来たりて甚大なる力を行使せんとする《精霊》――彼女たちを無力化する方法は……デートして、デレさせること!?シリーズ累計400万部突破! 更に2度のTVアニメ化も経た最強のボーイ・ミーツ・ガール『デート・ア・ライブ』、完全新作の劇場版アニメがパッケージとなって顕現!

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、雨宮天

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【デートムービーかよ!?】→【デートムービーでしたーwww】

2013年春期、2014年春期と2期にわたってテレビアニメ化された『デート・ア・ライブ』の最新作
たぶんこれが最後のアニメ化と思われます


橘公司先生監修の下、オリジナルキャラクターの万由里を絡めた完全オリジナルストーリーの新作です


精霊達と士道との平和な日常に釘を刺すが如く天宮市の上空に現れた巨大な見えない球体
精霊達の波長を持つその球体は士道にしか認知することが出来なかったが、ラタトスクは精霊達のストレスが原因ではないか?という推測を立てる
そこで士道に精霊達のストレスを取り除くため一人ずつデートするように勧める
かくして、六人の精霊と士道の一対一の戦争<デート>が始まったのだった・・・


えー、この映画凄いですw
90分のうち60分くらい掛けて【デート】してますw
そんな中には美九のライブがあったり、水着シーンがあったり、例の士織さんが出たり(笑)と詰めに詰め込んだイチャラブコメディが繰り広げられます
ん?精霊とのデートってことは折紙さんは出番無し?
ご安心下さい、ちゃんと美味しいところを持っていってくれますb


で、逆にデートばっかでむしろ戦わんのか、と思いきやラストで待ち構える第三新東京市に襲い来る巨大な使徒・・・じゃwなかった;
3DCGで描かれる天使との迫力の一戦も見所
美味しいタイミングで劇中歌として掛かるsweet ARMSの「デート・ア・ライブ」には思わず鳥肌
しかしまあ、「天宮の空」だけにCVが「雨宮天」だったのはワザとなのか?w(お


はい、肝心の新キャラはこれまでのアニメに特にソレらしい伏線が無かったので、正直言うとパンチが弱かったです
ですからそれほど大層な作品では無いのですが、シリーズの最新作としてはまずまず楽しめる1本に仕上がっています
何より笑わせてもらえましたので満足です^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9
ネタバレ

邪神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

満足!最高!

とても楽しみにしていたデートアライブの映画を見ることができました。
実はいつも利用している映画館では上映していなかったので、
あきらめかけていたのです。
ですが調べてみたところ、
         「伏見でやってるじゃんっ!」
というわけで行くことを決心し、ついでに特典も確認し、
個人的に欲しかった特典小説の開始日に行くとこにし、9/12に
行ってきました。
本当は友達と行く予定でしたが友達の予定が合わずキャンセルに!
というわけで初の一人電車and一人伏見でした。

さてさて感想に移るとしますか・・・

{netabare} 映画の感想としては
今までのデアラを一気に凝縮した感じでしたね。
主にミクのライブやプール、デートの場所などなど。
今回はだれか一人ではなく全員と一人1日のデートでした。
だからデートの時間が長い!映画の2/3以上がデート、デート、デート
「羨ましいな オイ!」 
最後のほうに戦闘がありましたがメインはデートでしたね。
この感想ではあえて戦闘については触れません。
       (だってデートしている時の精霊の方がが可愛いんだもん)
精霊たちは可愛いっ!しかし今回の精霊たちはデートの恰好が違い
可愛さが10倍増しです。(特に八舞姉妹の可愛さがすごかった。)
夕弦が鷲一にデートプランについて教えてもらもらっていましたが、
そのチョイスが「鷲一らしい」お店でした。(当然夕弦が変更)
各精霊とのデートもその精霊らしいデートで見ていて
こちらも楽しくなってくるようなデートでした。(途中で士織が登場)
万由里との別れは切なかったですがかなり楽しめたので良かったです。
映画では万由里とのデートはありませんでしたが、
そこは小説で補充しました。
あとミクが歌っていたGo☆サマーガールにはまってしまいました。
早くCDでないかな~
{/netabare}
できればアニメも3期をやってほしいものです。
やはり映画の視聴日は間違っていなかった!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

きみーをーただーかんじーらーれーるー

なんかそらのおとしものの
劇場版に似てるなって観終わって思った。

この作品のメインだと思われる
『精霊とデートして、デレさせる』
がふんだんに盛り込まれていたので
好きな人は楽しめる内容だったと思います。

自分はもちろん楽しめました。
みんな可愛すぎます(特に琴里と四糸乃)。

一番気に入っているのはed。
なんか胸にズーンってきましたw

最後に、狂三さん、出番少なかったのに
存在感マジ、やばくね?
最後の意味深な台詞なにあれ?
謎すぎるので続編希望します!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

63.4 160 2015年度アニメランキング160位
ニセコイ OAD2(OAD)

2015年2月4日
★★★★☆ 3.7 (144)
884人が棚に入れました
「ニセコイ」第16巻限定版に付属される。

原作第8巻収録の「ヘンボウ」と「オシゴト」をアニメ化し、約30分の内容となる。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アニメ化のリクエストを多数いただいた珠玉の原作エピソード2話収録!

「ニセコイ」JC第14巻に引き続き、第16巻でもオリジナルアニメがセットになった限定版の制作が決定しました!
もちろんメインスタッフ、キャストはTVシリーズそのまま!

「ヘンボウ」
新年、楽の家に遊びに来た、千棘たちいつものメンバー。
楽の部屋でくつろぐ面々は、出されたウイスキーボンボンを口にする。
するとなんと全員酔っ払ってしまい…!?

「オシゴト」
いつもと様子が違う万里花。
そんな彼女の様子が少し気になっていた楽だが、偶然千棘と立ち寄ったファミレスでアルバイトをする万里花と遭遇!!
万里花の驚愕の働きぶりに楽は…!?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

10年前、一条楽は一人の少女と出会う。短い時間だったが、2人の間には幼いながらも愛情のようなものが芽生えていた。そして少女との別れの時、彼女は「ザクシャ イン ラブ」(愛を永遠に)の言葉と共に彼に錠を渡す。彼女は言う。「いつか私達が大きくなって再会したらこの『鍵』でその中の物を取り出すから、そしたら――結婚しよう」と。
錠が開かないまま時が過ぎて10年後、高校生になった楽は転校生の少女・桐崎千棘と出会う。最悪な出会いの後、親のいいつけで「千棘と3年間、恋人同士になってもらう」ことになり、驚愕する楽。こうして2人の「ニセコイ」生活が始まった。しかし千棘との付き合いの中で「もしかしたら、彼女が『約束の女の子』なのでは?」と感じるようになるのだが、楽のクラスメート・小野寺小咲もかつて知り合ったある少年との間の「約束の鍵」を持っており、彼女にとっての「約束の男の子=楽」かもしれないと感じるようになる。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

一条楽:内山昂輝
桐崎千棘:東山奈央
小野寺小咲:花澤香菜
鶫誠士郎:小松未可子
橘万里花:阿澄佳奈
宮本るり:内山夕実
舞子集:梶裕貴
クロード:子安武人


.。o○ ○o。.発売日.。o○ ○o。.

2015年2月4日


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

「オシゴト/ヘンボウ」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

63.4 160 2015年度アニメランキング160位
鬼灯の冷徹 第18巻 OAD付き限定版(OAD)

2015年5月22日
★★★★☆ 3.8 (49)
253人が棚に入れました
鬼灯の冷徹 第18巻限定版に新作OADが付属される。


18巻Aパート「座敷童子攻略法」

薬の配達中か帰り道か、「またも現世の会社倒産」そんな見出しの新聞片手に地獄の商店街を歩く桃太郎。
せちがらい現世とは裏腹に、
お人形をねだる子供の姿を微笑ましく思って何気に玩具屋の店内をのぞいて驚愕する。
そこに並んでいたのは、お寺で供養されてもおかしくないような恐怖人形の数々。
その不気味さに震えながら、一番人気は「きせかえお松」と店員に勧められていると、
意外な人物がお松をもとめてやって来た!


18巻Bパート「アイドル前線」

「くたばれ魔王!」叫ぶ地獄アイドル、ピーチ・マキ。
魔王の三段変形と猛攻に全てのアイテムを使い果たしたマキに残されたのは、運と気合のBボタン連打のみ。
命運ここで尽きるか!?マキの運命やいかに?!
決死の一撃で見事魔王を倒して一息ついたマキに、マネージャーの声がかかる。
どうやら、ちまたで大人気の地獄アニメ『鬼卒道士 チャイニーズエンジェル』の
うぐいす役が舞い込んできたというのだが!?

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

18巻付属のOAD。Amazonプライムでも配信中

これも18巻付属のOADということだが、Amazonプライムに配信してました。
今回もTVシリーズと同じく2つのエピソードで1話の構成。
1話目は妖怪・座敷童子(ざしきわらし)の2人が鬼灯のところにやってくる。白澤のところにしばらく居る。オチも面白かった。
2話目は女児向けアニメ(プ●キュア的な)のヒーローショー?にコスプレで出てくれと言われて渋々出ることになったピーチマキちゃんの話。
これも最後のオチまで面白かったが最後のシーンはちょっと怖かったな。
前話のレビューでも書いたけどTVと違う上坂すみれのEDが好きです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

63.3 166 2015年度アニメランキング166位
劇場版 弱虫ペダル(アニメ映画)

2015年8月28日
★★★★☆ 3.8 (82)
378人が棚に入れました
アニメ『弱虫ペダル』初のオリジナル長篇映画 『劇場版 弱虫ペダル』 が、2015年夏に公開されることが決定。

原作の渡辺航先生が書き下ろしたオリジナルストーリーとなる。

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、遊佐浩二、野島裕史、関智一、代永翼、前野智昭、吉野裕行、柿原徹也、日野聡、阿部敦、宮野真守、田尻浩章

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

良い意味でも悪い意味でもとにかく“クドい”聖地巡礼招致映画でした・・・(汗

完全新作のオリジナルストーリーで送る『弱虫ペダル』の劇場版です


舞台はインターハイ後から巻島が総北を去るまで、という原作のミッシングリンクとなっています


2学期に入り総北自転車部と小野田坂道はインターハイ総合優勝で持て囃されていた
自転車も新調され、練習にも熱が入る
そんな中、インターハイ上位校が招待される「火の国 熊本 やまなみレース」への出場が決まる
箱根学園、京都伏見、広島呉南といったライバル達もインターハイでの雪辱を晴らさんと続々参加
しかしそんな中、総北のエースクライマーにして坂道の心の支えであった巻島裕介は海外留学の為に急遽総北を去ることになるのでした・・・


うーん、、、正直クオリティは高いのにツッコミどころが多すぎて素直に楽しめなかったのが率直な感想です・・・


まずなぜ熊本を舞台にする必要があったのか疑問です
オイラ、ロードレースには詳しくありませんが熊本にこんなレース無いはず
フィルムコミッションなんでしょうがこーゆー宣伝臭いのはマジ勘弁です
坂道が二日目に朝日を見る峠道は起き抜けにふらっと行くような標高じゃありませんからね?w


熊本が舞台なだけあってテレビシリーズでは見事な噛ませ犬役であった熊本台一が地元勢として総北や箱学に立ち塞がる
(インターハイは怪我で欠場していたとの後付けがましい)エースクライマー、吉本進というオリジナルキャラも登場します
それも宮野守の声で!
ただコイツ、地元に華を持たせる為だけに出てきたような中途半端なライバル・・・というのも、強烈なライバル達の中ではちょっとパンチが弱過ぎる
もうさ、宣伝のせいでシナリオ破綻とかヤメテクダサイほんと;


みどころは御堂筋くん以外のインターハイ選手集結、ってことで再び繰り広げられる因縁のライバル対決
キャラデザも一新され作画も気合入ってるし、相変わらずキャストの熱演は凄い
でもその中身はインターハイの名セリフを繰り返してるだけなんす;
テレビシリーズや総集編から時間が経ってないこともあって、あまり変化を感じない展開は“お約束のファンサービス”と取るか、“ただただクドい”と取るかで賛否は真っ二つでしょう
完全新作なのにまるで総集編ってェ・・・


個人的に一番の見どころは巻島との別れでもレース内容でもなく、“のちのち主将を任されることになる手嶋”
巻島不在の総北で唯一のクライマーになってしまった坂道を穏やかにフォローする彼のセリフに、総北自転車部を背負う男としての風格が所々滲み出ているのが良かったです


一方の箱学でも、坂道に敗北したことを引きずる真波を励まそうとする東堂尽八の暖かい言葉が心に染みます
繊細なクライマー達には心の支えが必要なんですね


クライマックスでは総北一致団結し“アノ歌”の大合唱www
これは本当に笑えますwww
素晴らしいb


一先ずの完結を見せた『弱ペダ』シリーズ
次回作への伏線は前述の手嶋の件以外は特に無く、しばらくアニメが作られることは無いでしょう
その最後が盛大な【熊本観光映画】になってしまったことは良くも悪くもありますが、その有り余るクオリティで描かれる阿蘇のカルデラは聖地巡礼のし甲斐がありそうな美景でしたのでまずまずといったところじゃないでしょうかw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全てはクライマックスへの布石

劇場で観てきました!

序盤の状況説明から中盤の苦しいシーンを抜け終盤で一番の見所を迎えます。
一番カッコ良かったのは巻島ことマキちゃん
総北と箱学因縁の対決に思わず熱くなりました。

序盤
日常パート
{netabare}
相変わらずアキバへママチャリで行く小野田。
しかし、変わった事が二つ、
それはインターハイ優勝者の箔が付いたことと、自転車が新調されたこと。
三年生との最後のレースに向けて練習を開始しますが、どうも巻島の様子がおかしい。

序盤ではTVアニメにも何度か登場した恋人、御堂筋くん、真波に片思い中の女の子もちらっと見えました。
{/netabare}

中盤
レース開始1日目
{netabare}
いよいよ熊本でのレースが開始します。
平坦区間を抜け、飛び出した呉南の三人と、箱学の新開アブと、総北の田所鳴子のリザルト獲得争い 夢の共演という事で期待してみたのですが、思いの外あっさりと結果が出てしまいました


山岳リザルトでは、小野田がかけられた期待にプレッシャーを感じ実力を発揮出来ず散々な結果に…
エース対決は、福富と金城の対決 2期での既視感があってか思ったほどの興奮はありませんでした。
この辺はあっさりと流れます。

レース中の動きは相変わらずCGでしたが、より違和感のないテイストに仕上がっていて流石劇場版クオリティだなと感じました。
また、道端のスポンサーロゴも劇場版ならではですね。
ちょっと目立ちすぎて画面の雰囲気を掻き消していたのが残念でした。
{/netabare}


終盤
レース2日目
{netabare}
山岳リザルトを取れなかった事に落ち込む小野田でしたが、思わぬ朗報に完全復活。
熊本の美しい風景に揺れるタマムシ色の髪が輝かしい。マキちゃんって何でこんなにカッコいいんだ

終盤の見所は何と言っても、山岳区間の優勝争い。
最下位でスタートした巻島を加えるために出遅れた総北でしたが、小野田牽引のもとラブひめの歌をチーム全員で大合唱!
今泉のイケメン低音ボイス
鳴子の上手すぎる合いの手
紅くなりながら歌う金城
躊躇う巻島も遂にはショショショw、ショショ ショショw、ショショショショショ!wwww
カオス過ぎてなかなか笑いが治りませんでした。

そして
上位を走る熊本を手早く追い抜き
いよいよ箱学のもとへ!

飛び出した真波と東堂を追う巻島と小野田の熱い戦い
興奮で頭真っ白
独りでににやけていたと思います。
{/netabare}


まとめ
序盤と中盤はそんなに面白くなかったです。
終盤はそれとは比較にならない程面白くて弱虫ペダルの旨味が凝縮されていました。

物語の星の評価はセリフが既出感に溢れていたためです。

今回登場の熊本はただの咬ませ犬でしか無くて、もう少し見せ場をあげても良いんじゃない?と思わずにはいられませんでした。

アブは相変わらずセリフのほとんどがアブだったww

巻島は好きだからいいんですが、全部美味しいところを持っていったなあという印象です

もう、続編が出来ても巻島はいないのかあ…そう考えるここで終わりがいいなあと思った映画でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

余接0501 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白いけど、、

アニメ2期GRANDE ROADで、
インターハイが決着するまでが放送されましたが
この映画はその後のお話しです

次の舞台は火の国熊本!
総北・箱学の両校3年生を含む
インターハイフルメンバーで
再び戦います!

インターハイでの戦いを振り返りながら
各選手の特徴を短い時間の中で凝縮して紹介したといった感じでした
短い尺のせいでアニメより面白さ半減な感じでしたが、
新しい話なので十分楽しめました

弱虫ペダルはライバルとの熱い戦い、友情
疾走感あふれる絵と音楽が魅力です
ぜひ見てみてください!
アニメの方がおすすめですが、、

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

63.3 166 2015年度アニメランキング166位
映画『妖怪ウォッチ』誕生の秘密だニャン!(アニメ映画)

2014年12月20日
★★★★☆ 3.8 (22)
97人が棚に入れました
突然消えた妖怪ウォッチを取り戻すため、向かった先は―なんと! 過去の世界!!ある日、寝ていたケータの腕から光を放ち突然消えた妖怪ウォッチ―。さくらニュータウンに現れた超巨大猫妖怪デカニャンから「このままでは…世界はヤツらのものにニャってしまうでふ。オラッチのともだちを助けてくれ…。」と頼まれたケータは、手がかりを探しにおばあちゃんの家があるケマモト村に向かう。妖怪ウォッチが消えた謎、そのカギを握る妖怪フユニャンとの運命的な出会い―。そして、妖怪ウォッチを取り戻すため、ケータとウィスパー、ジバニャンとフユニャンは、なんと60年前の過去の世界にタイムスリップ!そこで彼らを待ち受ける強大な敵とは!? 果たして、妖怪ウォッチの行方は!?運命の出会い―、そして、今はじめて明かされる、「妖怪ウォッチ」誕生の物語

声優・キャラクター
戸松遥、関智一、小桜エツコ、朴璐美、梶裕貴、志村けん、片岡愛之助、島崎遥香

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

毒素薄め、バトル多めで大人が求める『妖怪ウォッチ』とは何か?改めて考えさせられました でもね、目から汗が・・・;これも妖怪のせいなのね

2014年のアニメ業界を本当の意味で席巻した『妖怪ウォッチ』初の映画作品です


テレビシリーズでお馴染みのウシロシンジと演出家暦18年目にして初監督の高橋滋春の共同監督
アイカツも手掛ける加藤陽一が脚本


メディアミックスが大前提であるシリーズなのにアニメ版はゲーム版を無視しまくっていたのですが、今作ではゲーム版『妖怪ウォッチ2』及びそのバリエーションである『真打』をベースにしたストーリーを展開しています
歴史をすり替えて妖怪ウォッチそのものを消滅させてしまった妖怪以上におぞましい存在である、“怪魔”の出現を受けて60年前に妖怪ウォッチを発明した祖父のケイゾウを、時空を超えて助けんとするケータくん、ジバニャン、ウィスパー、そしてゲストキャラクターのフユニャンの活躍を描く大作


結果的に妖怪ウォッチ零式を手に入れるまでの冒険活劇となっているのですが、オイラが思うに『妖怪ウォッチ』という作品の面白さってのは【戦わないこと】にあると思うんですよね
『ポケモン』ならとにかく最後はバトルで解決するところを、『妖怪ウォッチ』では戦うと見せかけてやっぱり戦わない
そこが面白いんでは?と感じていたのに今作ではよくもまぁ戦います
(まぁ、いつも通りジバニャンはほとんどなんもしないんだけどw)


映画版らしいスケール感、スペクタクル感、作画もフルアニメ多用、OPやEDも含め本編バンクを極力使わない贅沢さ、OLMお得意のCGもすげぇ
クライマックスに大集結する新旧妖怪VS怪魔の軍勢の最終決戦もモチロンみどころ
いやでもこれってアニメ『妖怪ウォッチ』なのか?
劇場に来ていたお子さん、親御さんもめっちゃ笑って観てたので許容範囲なんでしょう、オイラの目が腐ってるんですきっとorz


ドラえもん、スターウォーズ、半沢直樹などのパロディは良かったですw
そう、オイラが求めているのはこーゆー【毒素】なんですよ


うん、でもお話の後半はかなりgoodなんですね
なにより今作の真の主人公であるケイゾウが妖怪ウォッチを作ること、友達を作ることを躊躇う理由が切ない
ケイゾウがトラウマを乗り越えんとするシークエンスでの朴路美、戸松遥の新旧少年役声優による絶叫演技、大変素晴らしいです、思わず泣くオイラ


ただゲスト声優の一人でAKB48のぱるるは“正直いらんかったです”
熊本弁を話すキャラなんだからそこは釘宮理恵を呼んでくるとこちゃうんかいw


エンドロールで歴代主題歌を全部メドレーにした「ゲラゲラポー走曲」と劇場の椅子に座ったままお子さんが踊れるように上半身アップの新規作画で描き起こされたダンスも楽しい一幕


無難・・・というか普通に良い映画に仕上がったと思います
転売厨の大量発生はとても嘆かわしいことですが現にヒットしているのですから成功と呼べるんじゃないでしょうか

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ともだちのために

観終えたあと感動というよりも、遊園地に行ったあとの様な感覚です。
とても楽しかったです。

初めてみる人にも分かりやすいようになっていました。

ギャグがすごくベタで、ここできて欲しいってところでポンッと入ってくる。
絶対くるな~くるな、やっぱりきた!みたいな。

随所にそれが散りばめられていて、
山あり谷ありはもちろんあるけれど
落ちるところが落ち過ぎずに、ずっと楽しめました。

完全なネタバレです。
これから観る予定の方は、決して開かないでね。
{netabare}
マスターニャーダ
ホース(フォース)

例の有名な映画のパロディネタで、
私は、ケータが格好よくライフセーバーみたいなものを振り回すかと。
何かの剣、あるいは笑いをとって孫の手だとか、そんなのを予想していたけれど、
その私の予想を超えました。

ただのビニールホースだった…!っていう 笑
蛇口につければ、くたっとしているおかげて方向も変えられるし
親指でグッ!と抑えれば遠くに勢いよく水が飛ぶ。
これは凄い武器でしたね。
伝説です。


ケイゾウの一歩
自分をとどめてしまった楔、そのために強がっていたケイゾウ。
その場所から動き出せなかった、けれど踏み出したのです。
この一歩、どんなにか勇気がいったことでしょう。


最後のバトル、
フユニャンがダークニャンへ。
そこで、ジバニャンも変身するのですが、前振りがとても良いですね。
絶対何かあるあるある、やっぱりきた!っていう。
必殺技、すごく面白かったです。
{/netabare}

バトルシーンは迫力とスピード感がありハラハラドキドキする。
そんなワクワクが堪らなく楽しかったです。
凝った心理戦などの応援は難しいですけれど、
この映画は素直で率直なバトルでした。

{netabare}

悲しい過去があって悪になってしまった。
けれど救済はされませんでした。
悪いことをし続けていたら、どんな同情する過去があったとしても救われないのです。

倒さなければ、大切なものたちがいるこの世界がなくなってしまう。
   世界はトモダチ!ゼンブ守るぜ!
その為にケータとケイゾウは立ち向かったのだと思います。
{/netabare}


最後にケータたち皆が笑顔になったことが心に響きました。
笑顔にはパワーがある、ってよく言うけれど本当ですね。
その笑顔がみれて本当に嬉しかった!みて良かったなぁって思いました。


そして映画をみている子どもたちの楽しげな姿が、
楽しそうでこっちも楽しくなりました。
いつだって人の心を強く動かせることができるのは、子どもたちだと思うのです。

少し古いギャグや、田舎の風景、ノスタルジーを感じる街の雰囲気、
一緒に来ている大人も笑えたり、共感できていたのだと思います。
会場にいるみんなが楽しんでいました。

子どもが、悩んだり悲しい気持ちにならない映画です。
そこって実はとても良いところだと思うのです。

自然に助けたいと思い、勝手に体が動く
それが、ともだち なのかな。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

63.2 168 2015年度アニメランキング168位
東京喰種 トーキョーグール 【JACK】(OVA)

2015年9月30日
★★★★☆ 3.7 (163)
859人が棚に入れました
CCGによる「梟(フクロウ)」討伐作戦から遡ること12年前東京13区では「ランタン」と呼ばれる喰種による捕食事件が頻発し、CCGが捜査にあたっていた。そんな中、高校生・富良太志は、肘の故障が原因で野球を続けられなくなった挫折から、かつてのチームメイトで親友でもある、リョウ、アキと共に不良行為を繰り返していた。だが、リョウと仲違いしてしまった太志は、ふたりから離れ、ひとりで行動するようになる。リョウとアキはそんな太志を心配しつつも、うまく声をかけられず、それぞれにもどかしい思いを抱えていた。ある日の深夜、不良グループと行動を共にしていたリョウとアキを「ランタン」が襲う。通りがかった太志は、ふたりを助けようとするが到底敵わない。そこへ現れたのが、同じクラスの有馬貴将だった。有馬は人間離れした動きで「ランタン」を攻撃し、追い詰めていく。勝てないと判断した「ランタン」はその場を立ち去り、太志は命を救われた。太志は、自分自身のため、そして失った仲間の仇を取るため、有馬にランタン討伐の協力を申し出る。

声優・キャラクター
浪川大輔、木村良平、早見沙織、鈴木達央、大久保瑠美、うえだゆうじ、西凜太朗

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「出てけ、マトモな生徒の邪魔だ」「どうせ俺はマトモじゃねーよ」「バチが当たったのかな、わたしマトモじゃないから」

電子書籍としてジャンプLIVE(現・ジャンプ+)で連載された『東京喰種』シリーズスピンオフ作品の単発OVAです


劇中最強の喰種捜査官だった特等捜査官、有馬貴将
そして彼と同級生であったとされる上等捜査官、富良太志を主人公とし、彼らの高校生時代を描きます
元は野球少年だった大志だが故障が原因で野球を辞め、バイクを乗り回し授業をサボるという不良として過ごしていた
しかしそんな日々にも違和感を覚え不良仲間からも孤立していた矢先、「ランタン」と呼ばれる喰種によって友人達が死傷する
ランタンに襲われ寸でのピンチを有馬に助けられた大志は、協力してランタンを追い喰種狩りを始めた・・・


学生の身でありながら潜入捜査官として活躍する有馬の姿は一連の『東京喰種』シリーズ中でも特に強い厨二病要素醸し出し、また青春ドラマ感を感じさせる三角関係の構図など、とても同じ作者から出てきた作品とは思えない良い意味で斬新な切り口の一作になっています
一連のシリーズよりか対象年齢層が低めのように感じました、グロテスクな描写は健在ですけど


スタッフは監督がテレビアニメのOPを手掛けた嶌田惣一に、総作画監督が中嶋敦子に、と一部がバトンタッチしています
テレビシリーズ本編は暗い場面ばかりが中心となっていましたが、今作は晴れ渡る夏空の場面が多く、キャラの色彩設計も鮮やかになっていたりと、画面的にはほとんど別のアニメなんじゃないかと思えてきます
こういった点は原作者も意図して『JACK』単体で完結し、本編を知らない読者を取り込もうという試みを継承していると思います
つまり『東京喰種』に馴染みの無い方にもオススメできる作品なんですね、本作


で、あると同時に有馬と大志を待つ非情な結末には『東京喰種』シリーズ全体における共通したテーマ、本質を感じる事が出来、シリーズファンの期待を一切裏切らない素晴らしい1本になっていると保証します


さて、劇場での先行公開版では本編前に花江夏樹のナレーションに載せたメイキング映像がたっぷりと流れます
監督と脚本の御笠ノ忠次が、浪川大輔と木村良平が、それぞれ対談するといった様子が映し出されています
こういう新しい試みは個人的に大変うれしく、特別興行の割にお釣りをもらった感があって俺得なんです
でもきっと大半のヲタからは「それより早く本編ミセロ」といった声が上がりそうで少し心配にもなりましたわ(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

有馬貴将の高校時代

有馬貴将が、ランタン(グール)を追い13区の高校に潜入捜査した時の話。

ここで、野球を辞めた不良の富良太志と、
優等生の三波麗花と出会い、3人でグール狩りをしながら、
ランタンを追っていく事に…

{netabare}
有馬自身、はじめから、ランタンの正体(三波麗花)は
分かっていたようだけど、有馬を狙いに行かなければと思うと…

そして、三波にトドメを刺して業を背負い捜査官を目指す事に。

人間とグールの悲しい関係が良かった!
TVアニメ2期とは何だったのだろう…
{/netabare}

富良太志って、2期で『有馬』って呼び捨てにしていた人だったかな?
随分と見た目が違うよw

あと、有馬の声がオカマっぽくて嫌だったかな。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

CCGの死神有馬貴将の高校時代

有馬貴将が高校時代、喰種ランタンを追っていたお話。

有馬が富良という相棒素直に受け入れたところが意外でした。。(´・_・`)
有馬は何を思っていたのでしょうか⁇

この頃から有馬は最強ですね〜(^^;;
しかも頭も回る!カッコよすぎです(*σ´ω`*)σ

有馬の黒髪が違和感でしかありませんでした(^^;;
有馬はどんな過程を経て白髪になったのか。。有馬の過去について掘り下げて欲しくなりました!(*σ´ω`*)σ

喰種の気持ちについて「わかる気がする」と言った富良。CCGの中にそういう捜査官もいること、そして彼が有馬の身近にいたことはこれからの東京喰種において重要になってくる気がしました!(。+・`ω・´)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

63.2 168 2015年度アニメランキング168位
Wake Up, Girls! Beyond the Bottom(アニメ映画)

2015年12月11日
★★★★☆ 3.8 (74)
282人が棚に入れました
東北代表として出場した「アイドルの祭典」での活躍が認められ、アイドル文化の中心地・東京に進出した「Wake Up, Girls!」。メジャーレコード会社bvexとの契約も決まり、活動は順風満帆に思えた。だがブレイクの立役者だったプロデューサー・早坂相が手を引き、7人が動きの早い東京の芸能界の中で「WUGらしさは何か」を見失った結果、苦い挫折を経験する。レコード会社や関係者たちが手のひらを返す中、それでもあきらめずに前に進もうとする「Wake Up, Girls!」の姿を見た早坂は、彼女たちが再び挑戦するための武器として、新曲「少女交響曲」を与えるのだった。「Wake Up, Girls!」は、心機一転して地元仙台から活動を再開。日常ライブの復活や全国行脚を通しての地道な努力は、少しずつだが、着実に全国のファンへと届き始める。一方、アイドル界の頂点である「I-1club」では、最新シングルの売上ミリオン割れを契機としたセンター争いが勃発。「I-1club」プロデューサー・白木の非情な采配は、意外な形で「Wake Up, Girls!」とアイドルたちを大きなうねりへと巻き込んでいく。敗れて尚あきらめられないもの。アイドルとは何か。その答を求めて、物語は再び「アイドルの祭典」へと収束する。

声優・キャラクター
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「WUGはWUGである」「真摯であること、正直であること、、一生懸命であること、、、。」

アニメキャラとリアルアイドルのハイパーリンク、虚実混濁の物語『Wake Up,Girls!』の続・劇場版、その後編


ホントしつこく言いますが『ラブライブ』や『アイマス』も大好きなオイラとしてはこの『WUG』の泥臭さやホンモノ感に前者の作品群は今一歩及んでいないのが残念なんです
もちろん、アイドルや声優としてのWUGは未だ素人臭さが残っている
が、【物語】(つまり可能性)としての『WUG』を超えられるアイドルアニメは暫く出て来そうにありません
これだけの内容を53分に押し込められるヤマカンの構成力と演出力と予算配分はホント素晴らしいです
尺を引っ張り、3DCGを駆使したライブシーンをして、派生ゲームやグッズ展開をガンガン仕掛けていくという、昨今のとにかく派手で豪勢なアニメ映画達に一石投じるシェイプアップされた作品が今作なんです


遂にアイドルの祭典を目前に控えた2015年夏
I-1 clubの参戦、I-1センター交代と志保の博多左遷、菜々実に迫られる光塚受験のチャンス・・・
そして、早坂の楽曲無しで挑む決勝戦・・・
WUGとは?WUGらしさとは?WUGにしか出来ないこととは何か?
遂に幕を開けるアリーナの大舞台・・・


物語のテンポはかなり早くも、泣き所、アツイ部分をしっかり抑え込んでいるので鑑賞後の清々しい気分に本当に良く出来た映画だ!と関心しますb
ただ、唯一難点としては以前のシリーズの視聴を前提とする作品ながらも、松田の困惑や太田さんの奮闘など前作まであった要素を今回に限ってはほとんど切り捨てています
と言うのも、今作でWUGやI-1志保以外で物語に華を添える役割が丹下社長と白木GMという2トップの過去にあるからなんでしょう
また白木GMの裏で暗躍する陰のトップについても語られてませんでした
まあこれ以上風呂敷を広げるつもりは無いってことなんですな


その代わりといっちゃなんですが、今作の鍵を握っているGreen Leavesに最初期から所属しその名前だけが明かされていたサファイヤ麗子が登場
奇しくも佐久間レイが演じるこのキャラ、ヤマカンは佐久間レイと日高のり子だと「『トップをねらえ!』になるw」とか思ってたらしいですが(笑)ヤマカン自身も気付いてなかったそうですが2人とも今回演じてるキャラと偶然のハイパーリンクが起こってた
詳しくはネタバレになってしまいますが丹下社長と麗子の過去と二人の声優の過去が一致してるんですねー、まさに奇跡


みどころはまずとにかく作画
ただ可愛い、だけじゃない
くしゃくしゃに顔を歪めながら泣いたり笑ったりする美少女達の表情や仕草です
ヤマカンは最近、派手に仕草をつけて動かすより微妙な表情の付け方で心情を表現する演出に拘ってます
その対極のような存在として、とにかく難解な芝居作画に挑みたがる近岡直
一見して水と油のような二人がぶつかり合いながら試行錯誤をしてキャラに表情をつけていってるのがよくわかります


ああただw
一つだけ予想外に笑ってしまった点が未夕ですw
未夕が喋るたびに『ハッカドール1号ちゃん』の顔が頭をよぎっちゃうんですよねw
他の2人は全然そんなことないんですけど、未夕=美祐=1号ちゃんってことで、如何に彼女が自然体で演技してるかってことに繋がってるかの証拠なんでしょうが・・・
いやー前半はちょっと集中出来んかったw


楽曲においては前記している他のアイドルアニメ達と『WUG』は完璧に互角で渡り合えるでしょう
クライマックスの高揚感を保ったまま、エンドロール、そして余韻を打ち消すことなく閉幕
これが良い
考えてもみて下さい、長々とアニメキャラのダンスを観せられても、それはもはや映画でなく音楽PVじゃないですか?
どうしてこれが他のアニメには出来ないんでしょーかねぇ・・・

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

神の曲「Beyond the Bottom」についてとことん語り尽す

アニメソングではなくアイドルソングを。
作品の強固な方針の下、作られた『WUG』の楽曲たち。
アイドルらしい恋愛、可愛らしさ、妖艶さ。
それを表層に装いつつ、時に物語の中にいる登場人物やアイドル自身に向けて、
時に日本人全体に、そして時に東北の被災地に向けてメッセージを発信。
色々な立場の人間が聴いた時によって、
様々な感想を抱くことができる多面性を持ち合わせています。

本作のED主題歌「Beyond the Bottom」はその多面性において、極め付けとなった曲。
ストーリーは割と王道で、最後すっきりするお話のはずだったのですが、
私は楽曲の持つ膨大な情報量に圧倒され、
エンドロールの間、ずっと固まっていました(苦笑)

以下、楽曲考察……超絶ネタバレ&長文注意w

{netabare}
○タイトル、表層{netabare}

曲名だけ意識して聴くと、どん底から這い上がっていく、
WUGの心情表現と決意表明と取れます。
さらには80年~90年代ポップスを思わせるメロディーラインから、
もう一度、芸能活動を始めると決めた作曲者で、
丹下社長がアイドルだった頃からの“戦友”が、
自分とWUGの少女たちを重ね合わせる視線も感じます。{/netabare}

○寄る辺なき自由に毒されたラスコーリニコフ青年や現代人に向けて{netabare}

サビで飛び出す“混沌(カオス)となったこの自由から逃げ出そう”
という一見、矛盾した表現。

解読の鍵は二題で“刃(やいば)を立て薄ら笑う”ラスコーリニコフ青年にあるようです。

ラスコーリニコフはロシアの文豪・ドストエフスキー作『罪と罰』の主人公青年。

近代人が獲得し、そして呪縛された際限なき思想と選択の自由。
自由を謳歌し、後退する宗教の導き無しで、
正しい道を選び続けることができる人間はごく僅か。

それどころか、人間性や倫理感の破壊を止める信仰も失われた、
近代社会の片隅にて、この青年の思想と選択の連続は、
連鎖的な被害妄想へと変質している。

明日すぐに食いはぐれるわけでもないのに、まもなく起こると決めつけている自身の転落、
さらには家族の数年後の破滅まで、悲観を雪だるま式に膨らませ、格差社会を呪詛。
ついには「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」
という超理論と、その実践たる殺人に墜ちていく……という滑り出し。

19世紀後半の小説主人公ながら、20世紀後半の映画『タクシードライバー』のデニーロ等から、
時にいわゆる“わけの分からない犯罪”をも引き起こす、
自由という混沌の中で、病んだ現代人に連なる負の系譜。

彼らを果てしなき思想と選択の自由の泥沼から救済するには……。
例えばその健気さでラスコーリニコフに人間性を取り戻させたソーニャのような……。
自由という混沌に創造主の如く、もう一度秩序と人間性を回復させる
一筋の光となる女神が必要なのだ。

そのような境地に至った時、荒んだ現代人には、
『聖闘士星矢』のアテナの如き衣装に身を包んだWUGの少女たちは、
その身の犠牲も厭わない、利他の精神に満ちた、
救済と導きの女神に見えるに違いないのです。{/netabare}

○混沌としたアイドル戦国時代終焉のため降臨したWUGという女神{netabare}

世代交代を演出されながら、果てしなく続くアイドル戦国時代。
アイドルは競争であり、戦いと言いますが、果たしてそうなのでしょうか?
芸事には確かに競い合いも付き物です。
ただ“群ドル”の内部競争を頂点とした昨今のアイドルブームは、
プロデューサーの仕掛けにより、人為的に演出された、
過剰で無益な戦いと私の目には映ります。

時に、地方都市を再起を期す“左遷先”と舞台設定されながら(失礼な話だw)
プロデューサーの手の中で競い合わされる少女たち。
一方向へ回遊する魚の如く、集団管理される彼女たちのサバイバルの中から
一人二人と沈んでいく者が続出し、友情は剥がれ落ち、
情熱、パトスは失われ、“誰も彼もが 心と歌を忘れる”

こんな状況をアイドルファンは本当に楽しんでいるのでしょうか?
アイドルファンが本当に見たいのはいかつい侍ではなく、
笑顔のアイドルなのではないでしょうか?

実際、最後ファンが支持したのは、
演出された内部抗争を切り売りする、会いに行ける“群ドル”ではなく、
全国津々浦々、会いに来てくれる「Wake Up, Girls!」でした。

そうした面から見ると、本作の後のWUGの明日も、
どっちなのか朧気ながら見えてきます。

WUGのコンテンツの今後については、昨年末のイベントにて
白木により{netabare}「私達I-1clubはWake Up, Girls!を吸収合併します」{/netabare}
と方向性が宣言されています。

焚き付けたアイドル戦国時代の成果を一手に握り、
さらに戦乱をアイドルブームの火を絶やさぬための
必要悪として続けようとする白木に対して、
WUGは自分たちらしく最後の命を燃やし、終止符を打ち伝説となることで、
身を挺してアイドルたちの笑顔を守る……。

こんな展開を私は勝手に予想していますw
この歌詞はかつてのアイドルから旧友白木への忠言とも取れます。
いずれにせよ、続編での早期の解答を私は熱望します♪{/netabare}


○WUGの、そして菜々美の心境{netabare}

落ち込んだり、色々迷ったし、間違ったこともあったけど、
これからWUGらしさを見つけよう。頑張ろう。
そう決意したメンバーにとっては、
この楽曲は混沌から道を選んだ自分たちの背中も押してくれる、
一筋の光明となったはずです。

ところが、歌詞を見た時点でまだ進路を決めかねている
奈々美にとっては相当な重荷になったと思われます。

自らの決断の連続で未来を自由に選び取って行かねばならない。
それに伴う痛みも自分で受け止めて行かねばならない。
まさに未来の永遠さに直面し、苦しむ奈々美には、
この曲は悩みが深まる毒だったと思います。

それでも彼女は決断し、ステージでこの曲を歌うことを選択しました。
彼女が皆と一緒にステージに立つシーンは、
短かったこの曲のライブシーンの中でもクライマックスだったと、
私は思っています。{/netabare}


○そして、東北の被災地に向けて{netabare}

震災から4年が過ぎ、原子力ダイナモ(発電機)にも再び灯がともり、
震災の記憶は着実に薄れつつあるようです。

けれどようやく復旧が一段落ついたに過ぎない被災地は、復興も道半ば。
未だに多くの被災者が仮設住宅での避難生活を余儀なくされています。
除染だって目処が立っていません。

そういえば放射性物質による健康被害が、
本格的に顕在化するのは4年後だと言われていました。
海洋に遺棄された高濃度汚染水の魚介類による生物濃縮もそろそろ明らかになる頃……。

もっとも、甲状腺がん患者が出たり、魚介類の汚染データが出たところで、
原発との因果関係は一切あってはならない、という大博打を、
政府も東電も打っている以上、その辺りはニュースにはなかなか……。
と……これ以上、続けたら尊氏も不謹慎、風評被害の罪で抹殺されかねないので、
この辺りにしておきますが……。

いずれにせよ、東北の人々の多くは依然、夜明け前の暗闇の只中にいるのです。
先日も、宮城県の魅力をPRするためのWUGの短編アニメ制作が発表されました。
仙台はまだまだWUGを宮城に元気を与えてくれるご当地アイドルとして、
一筋の光明をもたらす女神として、必要としている、ということなのでしょう。{/netabare}
{/netabare}
○結論

「Beyond the Bottom」は混沌の中にいる多くの人々の心に光をもたらす女神の歌。
平たく言えば“神曲”ということなのであります。


追記:劇場版WUGにおけるエンディングの表現について{netabare}

短いライブシーンから画面暗転w歌が続く中そのままエンドロールw
これに対するアイドルアニメ何だからライブシーンもっと見せてよ!との要望。
私も気持ちはもの凄く分かります(苦笑)

二次元のWUGが歌って踊るシーンを満喫したい!
例えば劇場版一作目の主題歌「タチアガレ!」でそれを求めた場合……。
セガのPSvita用ゲーム『ミラクルガールズフェスティバル』(みがる)の
FULLライブPVを見るのが最善手というのは、いささか寂しい気分ですw

ただ、劇場版WUGのED主題歌はどれも情報量が凄まじい。
過去作の「タチアガレ!」にせよ「少女交響曲」にせよ、
歌詞世界に30分アニメ一話分くらいのボリュームがあります。
本作の「Beyond the Bottom」に至っては、上記で長々と書き連ねた通り(苦笑)
映画一本分くらいの内容が詰め込まれています。

私の場合、そこで作中にてライブシーンをフルで作画されたところで、
お祭りを楽しみつつ、物語と共に歌詞世界を受け止め切る自信がありません(苦笑)

実際、劇場版WUGのエンドロールにてED主題歌を聴いている時間は、
天井を見上げて物語の余韻に浸り思索に耽っているか、
目の汗で画面が霞んでいるか、頭がパンクして思考停止しているか……。
いずれにせよ、アイドルアニメなのに文字しか流れてないじゃないか!と悪態をつこうにも、
私には、どーせ画面なんてまともに見えていないわけですw
そんな落武者に対して、最後のクライマックスに長く美しいアニメMVなど、まさに猫に小判w
だから、個人的には見逃しても痛くない暗転エンドロールでもいいかなと(苦笑)

けれど、やはりアイドルアニメと言えばライブシーンという方もいるわけですし、
萌え目当てやお祭り気分から軽く入って見たら、思いがけず深い物語に惹かれた。
というパターンもあり得るわけです。

「アイドルは物語である」と論理先行で無駄を削ぎ落すのも良いのですが、
他方、監督さんは「WUGで東北にビジネスチャンスを」との意気込みも語ってもいるわけです。
ならば、キャラクタービジネスの観点からも、お祭りとしての長尺ライブシーンの提供など、
もう少し柔軟な対応があってもいいかな?とも思います。
けど、スタッフさんたちの方針から考えると、多分、実現しないでしょうね……(苦笑)

……というわけで、セガのスタッフのみなさん。
『みがる』での「Beyond the Bottom」の楽曲ダウンロードコンテンツの製作、配信、
及びFULLライブシーンの再現。
どうかよろしくお願い致しまする~~w{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「真摯であること、正直であること、一生懸命であること。」←ようやくこの言葉の真意が分かりました。

劇場版「Wake Up, Girls! 青春の影」からの続きになります。


東北代表として出場した「アイドルの祭典」での活躍が認められ、
アイドル文化の中心地・東京に進出した「Wake Up, Girls! 」
メジャーレコード会社bvexとの契約も決まり、活動は順風満帆に思えた。

だが、ブレイクの立役者だったプロデューサー・早坂相が手を引き、
7人が動きの早い東京の芸能界の中で「WUGらしさは何か」を見失った結果、苦い挫折を経験する。

レコード会社や関係者たちが手のひらを返す中、
それでもあきらめずに前に進もうとする「Wake Up, Girls! 」の姿を見た早坂、
彼女たちが再び挑戦するための武器として、新曲「少女交響曲」を与えるのだった。

「Wake Up, Girls! 」は、心機一転して地元仙台から活動を再開。
日常ライブの復活や全国行脚を通しての地道な努力は、少しずつだが、着実に全国のファンへと届きはじめる。

一方、アイドル界の頂点である「I-1club」では、
最新シングルの売り上げミリオン割れを契機としたセンター争いが勃発。
「I-1club」プロデューサー・白木の非情な采配は、
意外な形で「Wake Up, Girls! 」とアイドルたちを大きなうねりへと巻き込んでいく。

敗れて尚あきらめられないもの。アイドルとは何か。
その答を求めて、物語は再び「アイドルの祭典」へと収束する。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

一気に物語が熱を帯びた展開がやってきました。
日本一になるって、並大抵のことではありません。
しかも、地方のアイドルは全国区のアイドルとの認知度の差は天地ほどかけ離れていますから…
それを知り、それでもなお勝ち続ける道を彼女たちは選択するんです。

公式HPのSTORYに記載されている通り、日常ライブの復活や全国行脚など、彼女たちが日常を取り戻し、目標に向かって進み始めた姿を見て、安堵の気持ちで一杯になりました。
七人だからできること…七人でしかできないこと…彼女たちは、それらをきっと分かっていたのでしょう。

このままギアをトップスピードに入れたまま、全力全開で突き進むとばかり思っていました。
ですが、とある事情により七人の心が大きく揺れる事態が発生してしまうんです。

誰が悪い訳でもないと思います。
強いて言うなら、悪いのは運命の神様だったのかもしれません。
夢を追いかける者に対して、あまりにも残酷な仕打ちとしか思えませんでした。
どちらか一つを選ぶのは身を切るより辛いことだと言うことは一目瞭然なんです。
どっちも自分の全部を投げ出しても厭わないほど大切なモノなんですから…

選ばなかったら後悔する…そういう考え方もあると思いますが、世の中には選んで後悔することだってあるんです。
自分がどう在りたいのか…レビューのタイトルはこの問いに対する一つの答えだと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
やはりこの手の展開には弱い…直ぐ涙で前が見えなくなってしまいました^^;

主題歌は、Wake Up, Girls!さんの「Beyond the Bottom」

上映時間53分の物語でした。
今回視聴した2本の劇場版をすっ飛ばして「Wake Up, Girls! 新章」を視聴したので、物語の展開に違和感がありましたが、これで違和感を解消することができました。

気になるのは今後の展開です。
作品としては、この後の新章まで制作されましたが、まさかこれで終わりなのでしょうか?
今のままだと新章の成果って「Run Girls, Run!」を輩出したことになってしまいませんか?
個人的には「Run Girls, Run!」が嫌いなわけじゃないので構わないのですが、「Wake Up, Girls!」として一つの答えを出して貰えるのを期待しています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

63.2 168 2015年度アニメランキング168位
新作OVA 創勢のアクエリオンEVOL(その他)

2015年10月28日
★★★★☆ 3.8 (27)
137人が棚に入れました
昭和41年・春鉱石ラジオを手に旅をする月島シンは、伊豆の海岸で涙を流す少女、河津ユノと出会う。『創勢の書』によって導かれ、歩み寄るシンとユノ。2人の距離が縮まるにつれ、歪み始める3つの世界の境界線。そしてネオディーヴァ学園では、新たなる戦いに備え、アマタたちエレメント候補生たちが再集結していた。次元を超えて魂が集うとき、新たなる神話が昭和の空を駆けぬける!!

声優・キャラクター
福島潤、小倉唯、梶裕貴、茅野愛衣、内山昂輝、花澤香菜、藤村歩、鈴村健一、鳥海浩輔、諏訪部順一、寺島拓篤、かかずゆみ、小林沙苗、石塚運昇

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アクエリオンファンへのボーナストラック・・・といったところでしょうか^^;

この作品は、2015年夏アニメから3期目に相当する「アクエリオンロゴス」が放送されていますが、初回の10周年記念1時間合体スペシャル枠で放送されました。
この作品の物語的に1期と2期を視聴していないと、面白さが半減してしまうと思うので、1,2期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

・・・何を書いてもネタバレしそうな気がします^^;
企画としては面白いと思います・・・何しろ「どっちが強いか?」なので^^;
この組み合わせによるバトルは完全に想定外でした^^;

月島シンは、伊豆の海辺で河津ユノという少女に出逢います。
どちらもどこか懐かしさを感じるキャラ設定です^^
ユノは「創勢の書」という本をとても大切そうに抱えていました。
この二人の出会いが「創勢の書」に異変が起きるきっかけとなり、その異変によってとんでもない事態が発生するのです^^

そのとんでもない事態は、是非本編をご覧下さい^^
特にセリフ・・・もう懐かし過ぎです♪

エンディングテーマは、合体オールスターズによる「創聖のアクエリオン」
この作品独特の歌い手のネーミングに思わず吹いてしまいました^^

この作品の挿入歌も懐かしさが相まって良い感じです^^
「ユノハノモリ」
「Go Tight!」
「君の神話〜アクエリオン第二章」
「荒野のヒース」
「荒野のヒース」が流れた時には思わず鳥肌が立っちゃいましたよ(//∇//)

OVA1話の作品です。アクエリオン好きなら、堪らない1作なのではないでしょうか^^?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

63.2 168 2015年度アニメランキング168位
スター・ウォーズ 反乱者たち(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (21)
84人が棚に入れました
銀河を救え、ライトセーバーを手に。

遠い昔、遥か彼方の銀河系で……。

闇の帝国が、すべてを支配していた時代。

ストリート育ちの少年エズラは、5人の仲間とともに銀河の自由を取り戻す冒険へと飛び立つ。

全く新しい「スター・ウォーズ」、テレビアニメーションで誕生!

63.1 172 2015年度アニメランキング172位
花とアリス 殺人事件(アニメ映画)

2015年2月1日
★★★★☆ 3.6 (142)
539人が棚に入れました
2004年に岩井俊二自身が原作・脚本・監督を務めた、ふたりの少女を描いた映画『花とアリス』の新たなストーリーをアニメで描くことになる。

『花とアリス』の前日譚となり、史上最強の転校生のアリスと史上最強のひきこもり 花が出逢ったとき、世界で一番小さな殺人事件が起こった、とのストーリーになるという。ふたりの出会いの物語だ。

アニメ映画では、鈴木杏と蒼井優を彷彿させるデザインのキャラクターが登場し、さらにふたりがこの声を演じることで10年ぶりに競演するのもみどころだ。

ちなみに映画は先に声を録音するプレスコを採用している。

声優・キャラクター
蒼井優、鈴木杏、勝地涼、黒木華、木村多江、平泉成、相田翔子、鈴木蘭々、郭智博、キムラ緑子

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

【今作があればもう日本には“アニメも邦画もイラネ”ってなる!!!】「いやぁ~どぉだろぉかぁ~σ(^^;)」【第3の映画誕生の瞬間を目にした!!!】

『Love Letter』や『スワロウテイル』で有名な天才邦画監督、岩井俊二が初めてアニメ長編に挑んだ意欲作
『サイコパス』の本広克行など、最近有名映画監督がアニメに乗り込んできたことをオイラの友人は「アニメが売れると分かってシャシャり出てきてる」と批判しました
ソイツの気持ちもワカランでも無いですが、今作に関しちゃ技術的にも物語的にも完成度的にもとても素晴らしい歴史的傑作に仕上がったと思っています
どうか【食わず嫌いだけはしないで欲しい】という気持ちで今作を応援させていただきたい


事の始まりは2003年にネスレKitKat(キットカット)のホームページ上で配信された連続webドラマ
所謂「続きはwebで」と銘打ったCMドラマです
蒼井優が演じる天真爛漫な元気娘“アリス”
鈴木杏が演じるアリスに振り回されがちな内気で惚れっぽい“花”
この二人を軸に描かれる受験生応援&青春恋愛ドラマでした


webドラマが思いのほか人気だったので2004年には続編となる長編映画が公開
映画の1年後には今作のプロットが出来ていたらしいですがお蔵入りになってしまい10年の月日が経った・・・そしてまさかの10年越しの復活、それもアニメで、という斜め上に意表を突いたのが今作なんですね


さて、なんでよりにもよってアニメ?
となるところですが、コレ物語が中学3年生の花とアリスの“出会い”が描かれるという前作の前日譚になってるんです
つまり10年越しに【鈴木杏と蒼井優】を10代の【花とアリス】に若返らせる為に「残された手段はアニメしかねー!」ってワケでオリジナルキャストを尊重した結果の決断なんですね


だから演出方法は基本的に実写と同じで、実写では普通に出来るカメラワークを純粋にアニメへ落とし込むためには・・・って努力がアニメ初挑戦の岩井監督ながらとにかく凄い
3本柱となる技術がロトスコープ、トゥーンシェード、背景をパーツ化してのモーフィング


監督自らデジタルコミック作成ツールを使って絵コンテを起こす

蒼井優ら前作オリジナルキャストが集結しプレスコ録音

実写ロケハン&ロトスコ撮影専門キャストで演技撮影

撮影した実写を元にロトスコープ作画&トゥーンシェード3DCGによるアニメート
(ロトスコとCGはカットごとに使い分けてます)


すんげぇ手間が掛かってるんですよ
2013年の『悪の華』が全編ロトスコだったり、最近でもトゥーンシェードのアニメが注目を浴びたりしてますが、今作は現代映像技術で出来ること全てを投入した結果といえる
魅せる動きのカットはスーパースローで、という演出の再現は基本中の基本
すごいのがアニメではまずやらない、ってか出来ない“フォローパン”を背景の立体化も含めた技術で完全にアニメートしてること
この背景自体も美監が滝口比呂志でコミックスウェーブフィルムも関わっていたりとあの『言の葉の庭』のスタッフが集結し“超美麗”っす
つまりあの『言の葉の庭』の美麗背景がシームレスに動いてるんですよ!?
その映像はまさに目からウロコ


もちろんこの作品を手放しで賞賛する気はオイラにも無く、まだ課題が残ってたりもします
『悪の華』では実写キャストにとにかく似せよう、というスーパーリアル調なキャラデザが賛否両論となりましたが、今作の場合は岩井監督の“ヘタウマ”な絵コンテが全てのベースになっている為、表情の描き込み等が乏しいのがタマにキズ
この岩井監督の絵を、「可愛い」と取るか「単に下手」と取るかで賛否は真っ二つでしょう
目が単なる棒線になってしまっているカットとか(こんな感じの→ |0| )、みんな同じ顔してるモブキャラとか、端的に粗末でもっと作り込めたな・・・ってカットが多々あったのは残念ですかね
もっと作画監督とか立てても良かったのでは?と


さてここまでは技術の話ばっかでしたが、物語的にもホント素晴らしい


転校生のアリスはクラスメートから何もしてないのになぜか無視をされ続けている
どうも1年前に同じ教室で“ユダ”なる人物が殺され、ユダの呪いが封印された座席に転校してきたアリスが座って封印を破ってしまったらしい
アリスは謎だらけのユダ殺人事件の詳細を唯一知る人物で、1年前から不登校を続ける花に接触を図る・・・


ユダとか殺人とか謎だらけのキーワードが物語を力強く引っ張り、コージーミステリとしてとてもよく出来ています
さらに中盤からユダの謎が徐々に解け、やがて思春期特有の淡い感情が生んだ小さな事件であることが明かされる・・・


プレスコによって伸び伸びとした演技が出来たキャスト陣が個性溢れる濃ゅいキャラクター達をより生き生きとさせており、小気味良いマシンガントークのさながら撃ち合いがテンポよくお話を進める
よく「非声優をアニメに出すな下手だから」とかいう人がいますが、それはアテレコの話であってプレスコの今作はむしろ本領発揮なワケです
そういった意味でも安心して楽しめると思います


とにかくずっと笑っていられる、そんな生暖かい目で観れる青春ミステリー傑作と呼べるでしょう
『氷菓』とか好きな人は絶対観るべきです、素晴らしかった


何気に作画協力に磯光雄が携わっていて“磯さんの生存が確認出来た(笑)”ことも個人的には面白かった


今作で用いられた技法は決して安易に作品を量産出来るものではありません
しかしながらこの技法の確立によってアニメでも実写でもない【第3の映画】が生まれたんじゃないか、とオイラ思ってます
岩井俊二ってだけでアニヲタドン退き、アニメってだけで大衆ドン退き、ってことで今作はイマイチ注目度が低いようです
けみかけは『花とアリス殺人事件』を全力で応援していきます

投稿 : 2024/11/16
♥ : 40
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

少女A

監督原作脚本、岩井俊二。

映像化された「花とアリス」の前日譚。
花とアリスはいかにして出逢ったのか、
2人の少女が世界一小さな殺人事件の謎を解く、
出逢いと冒険の物語。

純朴で些細な日常を描く物語ですね。
監督らしい美麗な背景と光のレイヤー、
台詞の間や物に触れるちょっとしたしぐさ、
実写をトレースしているだけあって、
人の歩行に関しては感銘を受けます。
ゴミ出しのおばさんまで正しく歩いている。
心情の多くを語らせない演出家ですので、
その余白に感性を近づけなければいけない。
極めて文学的な作品だとも言えます。

新世代の芸術家に関して特集が組まれると、
その才能が何に影響されたのか興味は尽きません。
彼もまた多くの方に影響を与えた一人でしょう。

{netabare}私は「物語」があることに衝撃を受けましたが、
そもそも「物語」の排除が、
岩井作品の真髄ではなかったのかと。{/netabare}

不思議な魅力を持った作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 53
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これは、岩井俊二さん好きな人向けかも?です

映画監督の岩井俊二さんが、
バリバリ活躍されていた頃からは落ち着いて、
名作(だと、私は思います)「花とアリス」の前日譚を作ろう!
って思い立ったときに作られた、アニメ作品です。

何故、蒼井優さんと鈴木杏さんをダブルヒロインに登用しながら、
アニメにしたか?{netabare}と言うと、
お二人が「花とアリス」の頃からはすっかり成長してしまって、
実写映画で中学生を演じるのはムリ!
でも他の、中学生役を演じられるってだけの女優さんでは
この作品、作りたくない!
ってことでアニメにしただけなんです。
(と、私は思っていますww)

岩井監督作品が大好きで全部観て来たのに、
この作品だけはずうっとあと回しにしちゃったのは、
制作された当時、私がアニメ好きでなかったことと、
タイトルの不穏さに、
「なんかこれ観たら、花とアリスの素敵な記憶まで嫌いになるかも・・・」って思ってしまったから。

でも。
アニメを観るようになって。
あらためて鑑賞したら、

ヒロイン二人の、等身大よりすこし斜め下な感じの声の演技。

不穏なタイトルを、鮮やかに裏切ってくれるストーリー展開。

ファンタジー卒業後の岩井監督ならではの、独特な味のある演出。


大作。というのとは大分違うけど、
とても素敵な映画です。

{/netabare}アニメ好きというより、
タイトルの怖さとか、岩井監督が撮ったアニメ作品だからとかで、
鑑賞するのを躊躇している岩井俊二映画の好きな方には、
ぜひ観ていただきたいって思う作品です!

もちろんアニメ好きの方にもお勧めしたいんですけど、
そのときには、実写版「花とアリス」を先に観てから。

その方が、きっと楽しめると思います(≧▽≦)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

63.0 173 2015年度アニメランキング173位
DVD付き ウィッチクラフトワークス(8)限定版(OAD)

2015年1月7日
★★★★☆ 3.7 (78)
475人が棚に入れました
オリジナルアニメは無敵の火々里さんに挑むために、霞とたんぽぽが異色タッグを結成。さらに摩訶ロンとウサギ兵士の友情も復活!?、といった内容となる。
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「僕の妹がこんなに可愛い訳が・・・ある」 (仄)

作品タイトル:「多華宮君と妹の悪巧み」

本編:約24分


自分はアニメ見て面白かったので、視聴後に原作購入。(1~7巻)
なので今回、8巻に付いてるのが見たくてDVD付きを購入しました。^^

TVアニメ12話後の話です。

あらすじ

兄の仄(ほのか)を奪われ気味の かすみちゃんと毎度虐げられている
たんぽぽが、共通の敵である火々里さんに立ち向かうため、異色タッグを結成し・・・
ってな感じのお話です。
まぁ、13話的なおまけエピソード

原作7巻にある2つの話
第29話「多華宮君と妹の悪巧み」
第32話「多華宮君とペンギン討伐大作戦」
これらを織り交ぜた構成になってます。

妹のかすみちゃんが大活躍!?し、たんぽぽが災難受けるみたいな展開ですかね?^^;

ここからネタバレ感想
{netabare}
火々里さんと多華宮君の出番は殆どなく、その点ではちょっと残念ですが、
自分の好きな ブラコンのかすみちゃんとたんぽぽがメインの話なので、
個人的には満足でした^^

今回も、かすみちゃんのお兄ちゃんを想う妹パワーが炸裂(暴走)してて面白い!
それに、火々里さんが家に居候する前の、兄とのラブラブブラコンぶりが観れたのは嬉しかったね^^
学校で一緒にお昼ご飯食べ、
帰りに一緒に夕飯の買い物をし、
夕食後には、仄の部屋のベッドでまったり漫画やゲーム
お風呂にも一緒に入り
あげく、仄のベッドで一緒に就寝。
これ、なんて俺妹?
そのくせ「ブラコン」って呼ばれると完全否定して切れるしw
赤ちゃんの作り方も知らず、コウノ鳥が運んでくるとか思ってる
性に無知な天然ブラコンキャラは可愛いな~っとw 
CVの茅野愛衣さんの声も可愛いんだよね!
好きなキャラですわ~ (*´ー`)

たんぽぽはというと、かすみちゃんに言いくるめられ協力するも、
結局最後は、毎度のごとく火々里さんに魔法すら使われることなくアイアンンクローで撃沈。
もう、アホ過ぎて哀れだ・・・
そろそろ学習したら?と思わずにいられないやられっぷりに苦笑いだよw 
キャラ的には、コーラで酔っちゃう「愛すべきおバカ」娘。
CVの井澤詩織さんの声も、特徴ある可愛い声でキャラに合ってますね。
たんぽぽも好きよ (っ´ω`c)
{/netabare}

話しはOVAにピッタリな余談的エピソードでしたが、
キャラが可愛く生き生きとしててなかなか楽しめました。
特に、以前のかすみちゃんのブラコンぶりが見どころですw

この作品が好きな人なら、観て損はないかと思いますよ♪
(@´▽`@)ノシ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

オリジナルアニメは無敵の火々里さんに挑むために、霞とたんぽぽが異色タッグを結成。さらに摩訶ロンとウサギ兵士の友情も復活!?


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

多華宮仄:小林裕介
火々里綾火:瀬戸麻沙美
多華宮霞:茅野愛衣
倉石たんぽぽ:井澤詩織


.。o○ ○o。.発売日.。o○ ○o。.

2015年1月7日


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

8巻ODA「多華宮君と妹の悪巧み」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

メインのアニメより短編のこちらの方が楽しめた

メインのアニメよりこちらの方がウィッチクラフトワークスの良さが見れました。
ほとんどギャグだけに特化した分面白さが倍増?です。
あちらはどうギャグを入れてくるかを楽しむアニメでした。
こちらは純粋にただ見ているだけでギャグを楽しめます。
メインを楽しめた方には是非オススメしたいOADです。

詳細な評価は省かせていただきます。
ギャグ特化で物語がさらに良かったのでメインの評価に+1.0しております。
詳細はメインのレビューを御覧ください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

63.0 173 2015年度アニメランキング173位
監獄学園 - プリズン スクール - フリーダムバージョン(Webアニメ)

2015年8月9日
★★★★☆ 3.7 (19)
110人が棚に入れました
ニコ生上映会にて放送で隠れていたアレやコレもフリーダムな姿で上映された。

62.9 175 2015年度アニメランキング175位
実は私は(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (497)
2678人が棚に入れました
隠し事が出来ないことから『穴の開いたザル』、通称『アナザル』と呼ばれている高校2年生の黒峰朝陽。
彼には、密かに想いを寄せる相手がいた。ミステリアスなクラスメイト、白神葉子だ。しかし、彼女もまた、ある秘密を抱えていた。
実は彼女は……吸血鬼だったのだ!!しかも、正体がバレたら即退学!!そんな葉子の正体を知ったアナザル朝陽。吸血鬼だとバレてしまった葉子。
2人は秘密を共有し、一緒に高校生活を続けるため『秘密がバレたことを秘密にする』決意をする……が、学校では一筋縄じゃいかないアホカワ・ダメカワ・エロカワなヒロインたちがノンストップで大暴れ!!
朝陽は本当に秘密を守りきれるのか!?“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”の明日はどっちだ!!

声優・キャラクター
花江夏樹、芹澤優、水瀬いのり、上田麗奈、内田彩、M・A・O、新田恵海、平川大輔、羽多野渉、下野紘
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルが地味・・・だが内容は面白かった

見てみると以外に面白かった!
ドタバタ学園ラブコメ。主人公は基本ツッコミ役。
どんどん悪化?ズレていく恋愛事情、波乱な展開が楽しませてくれます。

あまり予備知識ないで見ると楽しいかも。各話進んでいくごとに濃いキャラ増えてくるごとに面白さと驚きが増す感じだったよ。

希望はアニメ2期あるのなら見たいけど・・・原作も面白いのかな?

見終わって↓
{netabare}
委員長キャラがツボりましたwインパクト大w
正体あらわした時も!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?中身でてきたってなったしw
メインヒロインよりも恋する乙女w
委員長の色々とズレた感性も面白ギャグでウケましたw
後半にかけてデレてく感じもよかったです。
各話ともに委員長楽しませてくれました。メインヒロインの立場喰ってるだろw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

……keniee…… さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

楽しかったです ( 〃▽〃)

たくさん たくさん

女性も 男性も 世の中たくさん いるのです

なぜ こんなにも ひとりの人に
想いが 集中してしまうのか…

それが ハーレムアニメなのですが…
(*^^*)

時として…

他にも魅力的なキャラ達が
たくさんいるではないか…
ほらほら、いま あなたのとなりにも…
と思ってしまう きょう このごろです…


かわいかったです

主人公の 女の子♡♡♡

ラブコメは大好きですが
極端に ジレッタさを感じました (;^_^A
もちろん そこが ラブコメの魅力です
もどかしい関係にドキドキし
応援しながら観てしまいます


とても楽しく視聴することができました


あらすじ等は あにこれ、他の方のレビューを
ご覧になって下さいね

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

実は私はなかなか楽しめた。

毎週なかなか楽しみに観ていました。
分かりやすい設定だったしハッピーエンドだったので良しです。
続くような感じだけど、Ⅱ期が無くても納得かな。これからもドタバタが続くよって感じでね。 外道と下系はこのアニメには不必要だったかなと思います。


10話も楽しかったです。
顔芸もウリですね。あの顔見ただけでも笑えちゃいました。
下ネタ部分は全くいらない程十分楽しいアニメだと思います。


4話。委員長の回。アクシデントの連続!!とても笑えました。
以降も観てますが、また面白い回があると良いなと期待しています。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26
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