2010年度に放送されたおすすめアニメ一覧 435

あにこれの全ユーザーが2010年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番の2010年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

66.5 76 2010年度アニメランキング76位
レッドライン RED LINE(アニメ映画)

2010年10月9日
★★★★☆ 3.9 (154)
658人が棚に入れました
エアカーが四輪に取って代わる遠い未来、“宇宙最速”の座を賭けた5年に一度の祭典、REDLINEの幕が開ける。極限までスピードを追い求める主人公JP。子供の頃から表彰台に立つことを夢見てきたジャンクショップの娘ソノシー。そして戦車さながらの武装改造を行う個性豊かなライバルたち。そんなレーサー達の前に、無断で開催地にされた軍事国家ロボワールドが武力行使もいとわぬ姿勢で立ちはだかる。ルール無用のデッドヒートが展開する中、天才メカニックにして親友のフリズビーがチューンした愛車を加速させるJP!果たしてREDLINEを制するのは誰なのか!?

まりんこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

白い紙+鉛筆 の 威力 !

白い紙+鉛筆×クリエイター=無限の創造性って事が再認識出来たなあ、と思います。
単純にアニメーションという技法で見るだけでもすごいので、好きな方はご覧になって損はないと思います。
ドラマを求めている方には、あまりお勧めしません。

▼ストーリー / 3.5
ものすごーく長いストーリーの中の、ラストだけを映像化したというのは納得です。複数回見たのですが、設定やストーリーなどをきちんと拾える構成にはなっているし、演出もなされていますが、ストーリーだけで見るなら駆け足感はちょっと否めず。
アニメやSF、もっと言えば映画を見慣れていない人は、もしかすると置いてかれちゃうかも知れません。
初回鑑賞でちょっとひっかかるダイアログもあったので、3.5。全体的にはよく出来ていると思いますが、人物説明などはどっちかというと絵の勝利な気もするかな?

▼作画の評価 / 5.0
これは待ったなし、5つ星で。
制作期間を考えると当たり前なのかもだけど、作画崩れを心配するとかっていうレベルではないです。
劇場のあんまり前の方だとキツイかなあ?
よく動くし、色彩も印象的です。
人物の動きなども、デフォルメを上手く使っていきながら、キャラクターも映し出しています。もちろん表情も描いているわけだから、”絵”が映画の課題のほぼ全てを解決していくという意味で、すごい作品だと思います。

▼声優の評価 / 4.0
役者さんたちの「声優」としての実力は、それぞれなんだとしても…
よくキャスティングされているな、というカンジです。声優にこだわらず、人物のイメージに一番近い人を、それでいて話題作りにもなる人をアサインしていったんだなあ、と。
個人的に、お一人だけ、声の仕事はテクニック的にキツかろう!と思ったので、ちょっと点数下げました。

▼音楽 / 5.0
こう考えるとPVみたいな映画でもあります。
海外の映画監督は、PV出身の人で、音楽と画をビタッ!と合わせて演出するのが得意な人が多いですが、REDLINEもそういう意味で気持ちいい作品です。狙って合わせてる。通常だと作画が先だと思うのですが、音楽制作とどうやって並行してたんだろう?

▼キャラの評価 / 4.0
エッジが立っているキャラクターばかり。
画+キャストで、”イメージ”から人物がうわーっと伝わってきます。先述しましたが、動きにも性格が出ていますし。
ただ、あまりバックグラウンドなどを紹介している時間がないので、深く掘り下げて同一化して…という余裕はなかったかな。
視点の問題で、JPにはちょっと深入り出来…ないこともなかった、と思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

アイコン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

車のスピードが速くなると人の手は伸びるらしい

マッドハウス製作のオリジナルアニメ。
と言っても、どこかからかき集めたような
設定やストーリー展開なので
目新しいものが見たい方には物足りないかも。

これ、オマージュが多いようで。
自分は全然分からなかったのですが、
どこかにいたようなキャラは
作中で時々見かけました。
分かりやすいやつだと、
千と千尋のかまじぃとか?
なので、アニメが好きな人には
そういったネタに笑えるかなと
思いますが、自分は全然分からなかった(笑)
もっと勉強します。

ギャグが面白いです。
オマージュネタが分からなくても、
キャラがかなり個性的な人ばかりなので
皆バカで笑えると思います。
ネーミングもなかなかいい。
ゴリライダーとか(笑)

内容は、なんでもありのカーレースと
言った感じ。
車にミサイルとか武器を搭載してるわ、
空飛ぶわ土の中潜るわ
水の上を走るわ変形するわ
もうなんでもあり(笑)

主人公はそれが嫌いなようで、
普通の車(トランザム)を改造して
武器などは一切使わず、
ニトロのような加速燃料だけを
搭載して戦います。
このトランザムがかっこいいのなんのって!!
マッスルカーは素敵です。
まぁ、最後大変なお姿になってしまいますが(笑)

設定はありきたりかな?
宇宙規模のレースとともに
色んな陰謀やらなんやらがあって、
そんな中で主人公たちがそんなの
お構い無しに車でドンパチして……みたいな。
取り敢えず、ノリが大事なアニメのようなので
世界観は気にしない方が身のためかなと(笑)
ぶっ飛びすぎてなにも言えません(^^;

なんかこれ見てるとき、「スピードレーサー」って
海外のリメイク映画がすごいちらついた記憶。
すいません、私的なものなので気にしないで(--;)

展開はというと、うーん……って感じ。
個人的には、もっと走ってほしかったかも。

{netabare}なんか変な怪物を登場させたところから
疾走感がかなり減って、なんかどうでもよくなってくる。
怪物の設定いるのかなぁ?{/netabare}

ストーリー性を持たせるのはいいことなんですが、
その割にはラストが急に終わっちゃうんですよね。
尺足りなかったの?みたいに。
もっと後日談みたいなものがほしかったです。
{netabare}でもフライングキスは素敵(笑){/netabare}

演出はというと、これは素晴らしい!
どこにでもありそうな設定を、
独特な色づかいやシュールなギャグ、
そして迫力のすごいレースシーン。
綺麗すぎる作画にぬるぬる動く絵。
アニメらしいアニメだったなと思います。
ラスト、ラストをしっかりしてほしい(^^;
それだけは本当お願いします。
でも、物凄く努力して作られたのだろうなと
言うのが一目見て分かる作品。
この尺でこれだけ詰め込んだのにあまり
ごちゃごちゃしないのも不思議。
CGも作り込まれていて、
特にレーサーインタビューのシーンはヤバイ(笑)

音楽は耳に残るものはなかったものの、
かっこいいものばかり。
スタイリッシュなテクノBGMで、
レースをより熱くしてくれる。

声優は……上手いけれど、
声優さんつかってあげようよと思いました。
浅野さんはあまりあってない気が……。
もっとうまい人がいたのでは?と思います。
キムタクと蒼井さんは結構良かったですよ。

そんな感じですかね。
娯楽作品としては
かなり楽しい作品となっております。
ただ、キャラクターは人によっては
毛嫌いするような容姿なものが多いし、
まさかの桃色の突起物(笑)が
写るシーンがあるので、
家族やらと団らんして
見れる作品ではないかも(^^;
友達と見て楽しむぐらいな感じで。

自分はこの作品、
ちょっと物足りなかったです。
目新しさは別として、
疾走感が期待してたより薄かった。
もっとぶっ飛んだバトルを想像してたので
不完全燃焼なのが残念かなと。
まぁ、期待しすぎてたのも悪いんですけどね(笑)

でも、ラストのゴールラインを切る前の
ぶっ飛んだ駆け引きは必見(笑)

{netabare}車でゴールしなくてもいいんだ(笑){/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

背動とノレる音楽を堪能する 気が付けばヘドバンしながら見ていること間違いなし(笑)

「マッハGOGOGO」「チキチキマシン猛レース」「マシンハヤブサ」等、往年のレースアニメ
あるいは「スターウォーズ エピソードⅠ」でのポッドレース等を髣髴とさせる荒唐無稽SFモータースポーツ


そもそもレースを描くアニメというのは複雑なメカニカルを立体的に認識しなくてはいけんかったり
スピード感を出すために背動(背景動画)と呼ばれる大掛かりな作画をしなくてはいけないものでリスクが大きすぎる
昨今のアニメでは乗り物が絡むシーンはCGが基本になっている
しかし今作では数多く著名なアニメーターが参加し、手描きによる職人技が躍動感と疾走感を際立たせている
レースシーンを飾るダンスミュージックにも注目していただきたいところで、まさに爽快の一言に尽きる娯楽作品


細かいツッコミはしないのが粋というもの

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

66.3 77 2010年度アニメランキング77位
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (492)
3174人が棚に入れました
高校生・鏑木アキラには、幼い頃に交わした約束がある。彼の正体は狼男であり、その約束とは夜の眷属の王・ヴァンパイアの女王に仕えるというもの。そしてアキラの前に今、昔と変わらぬ姿の少女が現れる。彼女こそヴァンパイアの女王・ミナ・ツェペッシュだった。
日本に現れた彼女の目的は、ヴァンパイア達の専用居住区、ヴァンパイアバンドを設立する事。戸惑う人間達、そして、彼女を快く思わないヴァンパイアの勢力はミナの命を狙う。アキラは幼い頃の約束を守り、人狼の騎士として彼女を守ることになる。

声優・キャラクター
悠木碧、中村悠一、斎藤千和、甲斐田裕子、伊藤静、小林ゆう、喜多村英梨、渡辺明乃、谷井あすか、中田譲治

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

選べ!いまここで妾と共に朽ち果てるか、妾を王と認め跪くか!

レビュータイトルは本作の主人公であるヴァンパイアの女王”ミナ姫”ことミナ・ツェペッシュ様のお言葉・・・。原作は漫画。少しエッチィ。化物語の新房昭之×シャフトがアニメ化担当と言う事で期待された。でも12話で終わった所を見ると、あんまり人気無かったのかしら??正直お話としては展開が強引かつ説明不足な感あり。第1話は原作には無いオリジナルストーリーで、個人的にはものすっごく違和感有り&余計。でも1話を乗り切ればお話自体は面白いと思います。外見は幼い少女(でも艶めかしい!)のミナ姫とアキラ君の恋の物語。ヴァンパイアの王として気丈に振るまうミナ姫。その影で1少女としての恋心を押し殺す・・・。とっても切ない恋物語。ミナ姫の喋り方がともかく格好良くて好感度。”妾は・・・”っと高貴な言い回しが印象に残ります。BD、DVD版はディレクターズカット版なのでお色気要素有り。でもいやらしくなくて、綺麗の一言。う~ん美しい・・・。OP音楽は往年の名曲”フレンズ”、EDは”爪痕”どちらも耳に残る名曲です。ちょっとエッチで綺麗な作品...そんな印象です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

color さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

シャフト作品だからと安心することなかれ

基本的に設定が穴だらけで物語は崩壊ぎみです

作画ではシャフトのクオリティをほとんど感じられず
異常なほど多い目のアップに意味不明のスローモーションはダサいとさえ思ったほど

主題歌はレベッカのフレンズ歌詞は2番というカオスっぷり
根拠があっての起用なのかさっぱりわかりませんが
OP聴いてしかめっ面になったのは私だけではないはず

このアニメ自体ヒットしないとわかってて制作されたんじゃないかと思える完成度なので
すべての要素にさほど深い意味はないのかもしれません

なかでも1話は壊滅的な酷さ
原作者が本人の声を演じるって・・・もうこれ捨ててるでしょ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

愛と絆と運命の物語!

シャフト製作、新房昭之監督による、ヴァンパイアアクションストーリー。原作は環望による漫画で、1クール(全12話)作品!

シャフト作品として見ると、皆さん評価が分かれているようですが、個人的にはとても楽しめた作品です!
内容も1クールでしっかり詰め込まれていますし、キャラクターの心情や表情も良く描かれていました。
個性的な作画や演出で楽しめるのがシャフトの定番であり魅力でもありますが、このような少しシリアスでドラマ性のある作品も作れるのかと、感心しました!1話のクイズ番組を用いた演出も、とても引き込まれました。

舞台は東京。誰にも脅かされず、安心して暮らせるヴァンパイアの王国を設立するため、ルーマニアからやってきたヴァンパイアの女王"ミナ・ツェペッシュ"。彼女は、幼い体と気高く崇高な魂で、たった一人で立ちふさがる壁に立ち向かおうとしていた。
そんな彼女を唯一支えることを出来るのが、かつて、永遠にミナの側にいる事を約束した人狼の少年、"鏑木アキラ"だった。たとえ記憶を無くそうとも、人間としての人生を失おうとも、彼女と共に歩むと硬く決意したアキラは、ミナと手を取り合い、新しいヴァンパイアの世界の夜明けを目指して戦い続けるのだった!

前半が王国の設立まで、後半が設立後の対立と、2部構成になっています。
前半の、アキラがミナを十字架から守り、2人が共に歩むことを決めたシーンがとても感動的でした!
アキラの周りで詮索していた謎の少女"美刃"の、ミステリアスな雰囲気が良かったです!
ミナとゆきのアキラをめぐる三角関係も、はらはらして魅せられました。
OP曲の「フレンズ」も、印象的で作風にぴったりです!

固く結ばれた、愛の絆と運命の物語、とくとご覧あれ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

66.2 78 2010年度アニメランキング78位
ブレイク ブレイド 第一章「覚醒ノ刻」(アニメ映画)

2010年5月29日
★★★★☆ 3.8 (310)
2573人が棚に入れました
魔力を持たない“能なし”ライガットは、士官学校時代の友人であるクリシュナ国王ホズルと王妃シギュンから、隣国アテネス連邦による領内侵攻を知らされる。その前線指揮官が、3人の親友・ゼスであることも、王都で発掘された推定1000年前の古代巨兵<アンダー・ゴゥレム>にライガットが偶然乗り込んだとき、それは突如起動。圧倒的な力で石英を砕き、襲い来るアテネスのゴゥレム部隊と対峙することになるのだが……。

となぷ~ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

魔法が使えない人しか操れないロボットのお話

全12話。

TV版を観ました。
石英を扱う能力「魔法」に目覚めた人類の中で、100万人に一人の
割合で出る魔法が使えない無能力者。その無能力者の主人公が、
無能力者しか扱えない古代ロボットに搭乗して他国からの侵略を
防ぐお話。

設定は面白いのですが、いまいちノリきれませんでした。
主人公最強の手札は揃っているのですが、最強になりきれて
いません。まぐれ勝ちばかりです。

ひょっとすると2期があってそこで本当に覚醒するかもしれませんね。
それに期待をしています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

掴みはオッケー

ベタベタです。
中世風の魔法世界+メカというファンタジーロボット系。魔法のチカラが動力という設定で、主人公だけ特別な何かがある。
偶然にも未知のロボットに乗ることになる主人公。
旧知の仲間、素直じゃないヒロイン、ワケありのライバル、などなどお約束満載。1時間弱でロボットもののツボを良く突いてあります。
ベタであるが故に期待せざるを得ない。


さすがは劇場用作品。超美麗なグラフィック。
ロボの動きはちょっともっさりしていますが、手抜きという訳ではなく、「こんな程度にしか動かない」という設定であるというのがよく解ります。
ファンタジーとは思えない地味なデザインも、むしろロボは人間のサポート役、兵器であるという世界観の現れでしょう。こういうのは結構好きです。


この1章を見る限り、未知の力や主人公の特別な力で強引に敵をやっつけるという単純な話では済まないぞ・・・
と、次が楽しみになる要素が満載。


さて、期待しつつ続章も見てみますか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

壮大なロボットアクションムービー!

原作は、吉永裕ノ介によるコミック。製作は、Production I.G、XEBEC。各章50分、全6章にわたる、ロボットアクションムービーです!

化石燃料の代わりに、石英を動力源として活用しているクルゾン大陸。石英を使うには、誰もが持っている「魔力」が必要なのだが、ライガットにはその能力が備わっていなかった。そのためロボットも操縦できず、歯がゆい思いをしていた。
しかし、敵国であるアテネス連邦との戦いの際に、思わず乗り込んでしまった古代ゴゥレムのロボットを動かすことに成功したのでだった。無駄な争いを防ぐため、能力を開花させた彼の今後の運命はいかに…。

まず、映像がとても美しく色鮮やか!荒地に広がる透き通る青空が印象的です。
音楽もセンスがよく壮大。OP曲"KOKIA「Fate」"は感動的でとても印象的です!
声優陣も実力派がそろっており、安心して作品に入り込めます。
今後6章にわたる物語のつかみはバッチリでした!



投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

66.1 79 2010年度アニメランキング79位
MAJOR特別版DVD メッセージ(OVA)

2010年12月17日
★★★★☆ 3.9 (81)
403人が棚に入れました
原作コミック最終巻である78巻(2010年12月17日発売)の限定版に『メジャー -メッセージ-』のDVDが同梱された。本作の最終エピソードとなっている。

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

吾郎から子供たちへ

メジャーからセカンドへ向けての間にあった物語。
吾郎の打者での話はすごく見てみたかったから、嬉しかった。

内容は30分で上手くまとまっていた。
これまでの吾郎の物語の総まとめとして、出来ていたと思う。

吾郎はいつでも吾郎だな。
本当に自己中だよな。
周りの事などお構い無し、周りに気を使わない。
子供たちが可哀想…
でも、最後の最後であの1発。
あれは狡い!
何も言えなくなる。

感動して泣けた。
メジャーシリーズを見てきた人なら絶対に見た方がいい作品だった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

66.0 80 2010年度アニメランキング80位
借りぐらしのアリエッティ(アニメ映画)

2010年7月17日
★★★★☆ 3.6 (663)
3154人が棚に入れました
とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だった。そんなある日、アリエッティは翔に姿を見られてしまう・・。

声優・キャラクター
志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ここに宣言しよう、「小人姫アリエッティー」の方が絶対良かった!

二回見ました、この作品。
まぁ酷評の人が多いと思います。なんせ終わり方が、というか話全体が設定と共に縮小してしまって薄い内容になっていましたからね。

では、なぜこの作品は設定と共に縮小してしまったか、それから結末を回避することは可能だったのかを吟味していきましょう。

この作品で一番面白かったのは初めの30分でしたw
小人という設定、小さい人間から見た世界観、小人の生活スタイルなど斬新なものばかりで興味津々で見入ってしまいました。特に作画。家具など本当にリアルに描かれている部分もあれば、水(水滴)みたいなものは独特な最近のジブリらしいタッチで素晴らしいデキだったと思います。
問題はアリエッティーが子供に見つかってから。ここから小人ワールドから人間を含めた世界を描き始めます。

一つここで疑問。人間の子供を出す必要があったのか。
この作品は人間と小人が共存または敵対する世界を描いています。もしこの作品に人間を登場させなかったらどうなっていたでしょう。全体的なスケールは小さくても、その枠内で壮大な話を展開出来たのではないでしょうか。
例えば、人間を完全に敵と設定することで、もういないと思われていた別の小人たちと小人たち内だけの冒険を始める。スケールは小さくなりますが、ストーリーとしては独特の世界観を維持しながらファンタジー物語を展開することが出来ます。勿論映画としてのメッセージは完璧に変わりますが、視聴者にはこちらの方が受けたのではないでしょうか。

話を戻します。
本編が始まったのは主人公であるアリエッティーが人間の子供と接触してから。ここから映画としての方向性が見えてきて、世界観も一気にファミリアーになります。
さて、今作品での最大の問題は世界観を最終的にどっちつかずにしてしまったことです。
人間の観点から見るのか、小人の観点からこの作品を描くのか。
人間の観点になると、病で元気をなくしている男の子が小さいけど頑張っている小人から勇気を得る、生きる意味を知るといったテーマになります。
小人視点になると、人間に存在がばれてしまった事から新しい居住地を探す羽目になる。その過程で別の小人たちと出会い、生きていける可能性を見出だす、
といったものになるでしょう。
この二つをごっちゃにするから中途半端な作品になってしまい、結末も曖昧なものになってしまうのです。

では、選ぶとしたらどちらが良かったのか。それは明らかに後者でしょうね。前述したように、世界観はジブリの技によって良く描けているのだから、それを利用する以外はないでしょう。それに病の男の子が誰から生きる勇気を得る、といったパターンはありきたりで斬新さに欠ける。

私がもしこの設定で話しを進めるとしたら、もうちょっと尺を長くして、さらに特殊な能力、「脳内で意思伝達できるテレパシー」なる設定でも追加して、話を一気に世界規模にします。
そうですね、タイトルは「小人姫アリエッティー」でw
初めの20分は小人独特の世界観を描いて、その後すぐ現在の居住地を人間に見つかり新たな開拓地を目指す。その旅路に新たな小人民族と出会い、そこから人間に対抗すべく長年計画を練っていた馬鹿げたシュール小人民族たちの存在を知る(まぁ勿論反乱なんか出来るわけがないんですが)。しかし、主人公の秘められたそのテレパシー能力が開花し、それにより世界中に住んでいる小人たちを集合させ・・・・
この後は想像にお任せしますw反乱するのも良し、友好関係を築くのも良し。劇的最後を迎えるのもありですねw

まぁ要は世界観は良く描けているんだからそれをベースに話を展開させた方が良かったのでは?といったことです。

ここからは二つ目の問題。人間と小人の世界観を合わせた上でのストーリー展開で、あの最後以外の最終を迎えられたのか、というよりあの最後より良いオチは無かったのかということですけど、う~ん多分難しい。
よくよく考えれば、あの終わり方はあの尺と設定にしては良く出来ていると感じてしまう。一応、二人のオチは付いている訳だし(だって後半から突然アリエッティーの旅だけを描くわけにはいかないから。なんせタイトル「借り暮らし」ですからw)、あそこからの発展は不可能。それに人間たちが全面的に協力して新しい居住地を探す旅に出るってのも無理がある終わり方。
だったら、もうあのオチで良いじゃん!ってことになる。

結論、人間と小人の世界観をごっちゃにしたのが全ての間違いだった。

うん。なんかすいません、製作者の皆さん><ホント勝手なことばっか書いて・・・汗

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

尻切れトンボ

ジブリ作品。

心臓に病気を抱える少年・翔(しょう)と、小人のアリエッティとの出会いを描いた作品。
アリエッティの冒険活劇です。


小さいものが大きく描かれる世界。
動物や虫、草花が圧倒的な存在感を持っています。
特に見事だったのは「水滴」。
表面張力で丸く固まる水は、よく観察され描写されているのがわかります。
また、BGMも場面にマッチしたかっこいいものが多かったです。

そんな中を駆け回るアリエッティにはワクワクさせられました。


ただし、オチが微妙。
見ていて、「あれ? もう終わり?」となりました。
一応悪役のばあさんがいますが、勧善懲悪でもなければ、特に何か大きなものを得るわけでもない。
シンデレラストーリーにはなりません。
登場人物も少ないし、全体的にこぢんまりとした印象です。

テーマもはっきりしませんでした。
小さいけれどたくましい命と、大きいけれど弱い命。
その対比で「死生観」を表現しようとしていたのかな?
ただ、見せ方があいまいであまりメッセージが伝わってきません。

悪くはないんですが、小人視点での世界観以外は、印象に残らない作品でした。


【おまけ】

生物学的にいうと、小さい生物ほど声帯が小さくなります。
その結果、発声時の音域が上がります。
つまり、人間をそのままの構造で縮小すれば、どんどん声が高くなっていきます。
アリエッティら小人たちの声は、翔にはさぞかし高く聴こえたことでしょう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 53

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

小人の世界にワクワクです

非常に楽しい作品でした。
個人的にはジブリ作品の中でも上位に入る作品です。
なんといっても小人達の夢のある世界感が素晴らしい。

◆この作品の内容は・・・
この作品のキャッチフレーズは「人間に見られてはいけない、それが床下の小人たちの掟だった」です。
そう、この物語は人間に気付かれずにこっそりと暮らす小人達と小人達の存在に気付いた人間達のお話です。

◆タイトルの意味は・・・
タイトルにある「借りぐらし」は小人達が生活に必要な食糧や道具(なくなっても人間には気付かれないようなちょっとした物)を人間の家からこっそりと借りてくるという意味です。
人間からしてみれば物をもっていかれるのは泥棒になってしまうのですが(笑)。
でももし自分の家の床下に小人達がこっそり住んでいたら・・・。
真夜中に小人達が家の中に入ってきてちょっとした小物を借りていったら・・・。
とっても夢のあるお話ですね!

◆見どころは・・・
この作品は二つの視点から見る事ができます。
小人からの視点と人間からの視点。
ストーリーはとてもシンプルですが、この2つの視点の対比が非常によく描かれていました。
人間からすれば小人の存在は驚くべき事であり、仲良くしたいと思う人もいれば捕まえようとする人間もいる・・・人間側の視点ではただこれだけのストーリー。
ですが小人側からみれば人間に見つかる事は一大事、とても大変な出来事なのです。
作中では家政婦さんのイヤらしさと共にその事が顕著に描かれていて楽しめました。
あの家政婦さんのニヤリとしたイヤらしい笑顔が・・・( ̄∇ ̄)ニヤッ

◆ここにも注目・・・
小人の世界をまるでカメラのマクロレンズで覗いたような映像美で描写されているところもよくできてました。
そして小人目線からの人間の動きは迫力あるアニメーションで描かれていて見ごたえがありました。
また人間達の小道具をこの小人達は生活にどう利用しているのかも注目です。

◆総評・・・
他の方のレビューでも書かれている通り、この作品は盛り上がりが欠けます。
ニュアンス的には、プロローグ的な印象で終わってしまったような物足りなさがあります。
でもそれはあくまで人間の視点での事。
人間視点でみればちょっとした話ですが、小人視点では絶体絶命の話です。
そして小人のアリエッティ・・・。
無鉄砲なところもありますがとっても可愛いのです。
小人の世界感とともに彼女を見ているだけでも十分に楽しめました。

◆最後に一言・・・
もし突然、ちょっとした小物がなくなったら・・・あなたの家の床下に小人達が住んでいるのかもしれませんよ(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

65.9 81 2010年度アニメランキング81位
MAJOR 第6シリーズ(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (289)
1863人が棚に入れました
ワールドベースボールカップの興奮も冷めやらぬ中、代表選手たちはそれぞれメジャーの開幕に向けて動き出した。メジャー球団のひとつ、インディアナ・ホーネッツでも、キャンプが終盤を迎えていた。野球への情熱を取り戻し、そのホーネッツのキャンプに合流した吾郎は、オーナーのランスから大歓迎を受け、また、日本のマスコミの取材攻勢にさらされる。だが、自分はワールドカップの敗戦投手なのだと、歓迎や慰めのことばにいらつく吾郎。そんな吾郎に、サンダースやキーンが辛口のハッパをかける。そして吾郎は、ホーネッツのエキシビション(オープン戦)に登板する。

ロロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第6シリーズ

ついにアニメ最後のシリーズです
1~5までが激しかったためもあるかと思いますが
このシリーズは少し物足りなさを感じるかもしれません
それもそのはずで、終わるタイミングが原作より少し早めで
中途半端に終わっているからです
でも最終シリーズであって面白くないことはないです
しかし中途半端はいやだと思います
でも安心してください
原作の最終回までがOVAであります

僕はまだ見てないですがマンガで泣きました
感動です
ここまで見たからこそ泣けたんだと思います
是非本物の最終回でメジャーを完結させてください

ここまで見てくださった方、ありがとうございます


投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

真に引っ張る存在とは・・・

満田拓也の漫画『MAJOR』を原作とした作品の

第6シリーズです。全25話、原作未読。

ずっと星評価のみで文章を書いていなくて、内容が

変な所があるかもしれません。


ワールドベースボールカップの興奮も冷めやらぬ中

メジャーリーグはそろそろ開幕しようとしていた。

開幕してそんなある試合で吾郎は{netabare}とある選手の頭に

デットボールを当ててしまう。それからの試合で吾郎は

ボールを思うようにコントロールできずストライクを

投げられなくなってしまう。それはイップスという一種の

障害である可能性があると診断{/netabare}される。吾郎は

チームを引っ張る存在であるというのは一体なんなのか

を考え、その先に進もうとするのだった・・・


このシリーズは後半に連れて勢いが失われていっていると

第5シリーズの感想に書いたのですが、前言撤回です。

第6シリーズは打って変わって面白かったです。WBCから

またメジャーリーグの方に帰ってきて、チームの中心を担う

ようになりつつある吾郎がまた過去の記憶との現在の出来事

が相互作用を起こして大きな壁にぶつかってしまう。

それでもその治療にイライラしつつも乗り越えようとしていく。

それは自分のためであり、チームという大きな存在の力で

あるという責任を果たすためであって、強い信念をもって

再び立ち上がろうとするのはやっぱりこのシリーズだと

思えて、とても良かったです。


第6シリーズまで通して150話ほどですが、第1、2,3

シリーズには及ばないもののそれと同じものを感じれる

第6シリーズだったと思います。

この作品のシリースでは第5シリーズ以外は私は好きかなと

思います。

OPがカバーでしたが最終話にロードオブメジャーの

真の「心絵」を聞けて良かったです。

◆個人的点数評価 73.815点

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

初鑑賞!

シリーズはところどころしか見て無くて、原作も拾い読み程度。

第6シリーズ始まる前の特別番組でようやく全容が!(笑)

ああ、メジャーでジョー・ギブソン&Jrと戦うあたりは面白い。

通して見るのはこのシリーズが初めてなので、楽しみといえば楽しみ。

イップスになったり、血行障害になったりと結構体ボロボロになりながらも野球に一生懸命のゴローが可愛かったり^^



*****
最終回まで観終わった!
ゴローを取り巻く選手たちの苦悩とか清水ちゃんとの恋愛とかがバランス良くて面白かった!

ラストが大急ぎ感があったけど、NHKは原作ラストまできっちりアニメ化してくれて嬉しい。
次はメジャー2ndなのかな??

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

65.8 82 2010年度アニメランキング82位
機動戦士ガンダムUC/episode2 赤い彗星(OVA)

2010年11月12日
★★★★☆ 3.9 (95)
776人が棚に入れました
今際の際のビスト財団当主、カーディアスから、『ラプラスの箱』の『鍵』となるモビルスーツ≪ユニコーン≫を託された少年バナージ・リンクスは、『袖付き』のマリーダ中尉が駆る≪クシャトリヤ≫と交戦後、ロンド・ベルの強襲揚陸艦≪ネェル・アーガマ≫に拿獲されてしまう。その艦には、バナージの友人のタクヤとミコットと共に、『箱』の譲渡を阻止しようとしてカーディアスと接触した少女オードリー・バーンも収容されていた。
その≪ネェル・アーガマ≫に対し、単機で挑みかかるモビルスーツが出現する。
『シナンジュ』と呼ばれる真紅の機体を駆る人物こそ、『シャアの再来』の二つ名を持つ『袖付き』の首魁、フル・フロンタルだった――。

HIROTO さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

可能性を破壊する猛禽

UC2作目。
心待ちにしていた、シナンジュの登場。
物語的にはようやく戦争が始まるのだなって思う。

まってました!!!
シナンジュ登場です!
いやいやいや、動きすぎ。
半端じゃない作画です。
このシナンジュの映像を映画館で見れている事に幸せを感じてしまった。
本当にとてつもない作画、一作に時間がかかるのがわかりますわ・・・。

フロンタルさん参戦。
髪の毛がそう・・・もじゃっといてして非常に切ってしまいたい。
顔にもシャアと同じ傷があり、声も同じ
絶対シャアじゃん!っと見ている視聴者は思っただろう。

しかし富野 由悠季さんは言った。
シャアが生きている事を決めるのはまだ早い。
もっとずっと先の世代が続きを考えて欲しい。

めちゃくちゃいい言葉だなって当時思ったものだ。
たしかに逆襲のシャアはどっちとも取れる終り方をしたから
生存説、死亡説
二つがあるが、推測の行きでしかないからなー。

UCとシナンジュの戦いはやばい。
作画クオリティも最高なのだが、もうこの二つが戦っているっていう光景が自分にとって最高の高揚だった。
2話の見せ場は本当に見せ場だった。
これは一回見て欲しい!

この話を皮切りに、ガンダムらしい展開に少しづつ進んでいく。
これだけで察しの良い方はわかると思うけど、これがやっぱり戦争なんだなって思う。

新宿ピカデリー
この作品も初日に行ってきた!
しかも舞台挨拶ありのチケット取れたんです・w・ノ
会場限定のDVDとプラモデルに並ぶ長者の列、非常階段まで並んでますよ!!
30分後、無事にDVDを入手できた。まじでよかった。
プラモはクリスタル仕様だったのであまり興味がなかった。
しかし兵は購入制限まで買ってましたよ。
限定のDVDを買えてホクホクしながらポップコーンを片手にいざ!入場!

そして映画前の舞台挨拶へ。
みなさんの挨拶が終わると次々と出て行く人達。
挨拶だけ見に来て、次回いい席でみるのかな?・・・。
なんにせよ、会場の2割くらいのお客さんが映画館の席を立ってしまったのがとても印象的だった。

東京ドームシティ 赤の肖像 を見に行く 
UCエピソード2が公開される前に東京ドームシティで 赤の肖像というイベントがあった。

序幕 シャアの歴史観~宇宙世紀創生~一年戦争勃発
一幕 「機動戦士ガンダム」
二幕 「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」
三幕 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動戦士ガンダムUC」

の四幕の構成。

シャアが歴史を映像と池田さんの朗読で振り返っていく。
正直、鳥肌が立った。
朗読はそれくらいの素晴らしさだった。
シナリオも福井さんが書いているのでクオリティはとても高く、すぐに時間は過ぎていった。
フリートークでは
3日目なんでようやく慣れてきましたよ と池田さんが本音を語ってくれたのに笑ってしまった。

次は 白の肖像ですね^^なんていわれていたけど
そこは アムロ そこまでの人気はなく開催されることはなかった。

ちなみに3日目がDVDになったので自分も後ろ姿でチラッと移っているのだ!!!
会場にはフルフロンタルの姿をした熱狂的なフル様ファンもおられ、つい握手をしてしまった。

すばらしいイベントでとても楽しめた。
UC2の映像は最後の10分だけだったが、そんなものはここでは余興。
池田さんの素晴らしい朗読を堪能できたのが一番の収穫だった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

モンドリ・ウッテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「了解した、貴艦を撃沈する」

エピソード2はシャア・・・じゃなくてフル・フロンタル無双。

「後続機の3倍の速度で接近中!」
「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを」
「当たらなければどうということはない!」

と、どっかで聞いたことのある台詞が並び、フル・フロンタル大佐の赤いMS「シナンジュ」が圧倒的多数のネェル・アーガマ隊を弄ぶ。

映像化されて一番見たかったのが、このエピソード。最低限のスラスターを焚きながらデブリを蹴り、八双飛びのように迫ってくるシナンジュの超高機動戦を待ちこがれていた。結果は、期待を裏切らないさすがの出来。

めちゃくちゃ奇麗でスピード感溢れるMS戦に酔いしれてほしい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

2巻は紹介的な意味合いが強いと思いました

ユニコーンガンダム2巻
複雑でとっつきにくかった1巻に比較すると、敵味方の組織が判然としていて戦争状態であることが明確である点、わかりやすい内容になっていると思います。
ただ、ネェル・アーガマのクルーは全員連邦と一緒くたにはできず、基本的にはロンド・ベル隊、そこに特殊部隊のエコーズとコロニーの民間人、さらにはAE社からラプラスの箱を守るために重役が派遣されており、そこにユニコーンガンダムとバナージ・リンクス、ジオンの姫君であるミネバ・ラオ・ザビが乗船しているという、非常に雑多な状況から物語がスタートします。
そういった状況についてはやはり説明のようなものは無いので、ストーリーに追いつこうとすると1巻同様に状況を理解しながら観るように努める必要があると思います。
ただ、正直なところ物語の仔細は理解しなくても楽しめる作品だと思うので、頭の中ではクエスチョンマークになるシーンがあるにせよ見続けても退屈を感じないと思います。

本作は紹介的な意味合いが強い内容と感じました。
シャアの再来と言われるフル・フロンタルの登場、「ラプラスの箱」と呼ばれるビスト財団が秘匿し続けてきた"箱"についての説明があり、そして次の戦いの予兆を感じされたまま次巻に続く内容となっっています。
フル・フロンタルの声優は池田秀一氏で、マスクをつけた赤いモビルスーツに乗る壮年の男性です。
シャアであることをイメージ付けたい気持ちはわかるのですが、アピールが少しうるさいと感じました。
仮面、赤いモビルスーツ、シャアらしい立ち振舞までは良いのですが、モビルスーツが通常の3倍の速度で進行しているという報告があったり、「当たらなければどうということはない」や「見せてもらおうか、ガンダムの性能とやらを」といった一年戦争時の台詞を言ってみたりするあたりどうもわざとらしさを感じました。
まぁ、この台詞を聞いて、「うわぁシャアだ!赤い彗星だ!」と思ってしまったわけですが。

宇宙世紀のガンダムらしいガッツリとした作品のため、本作は人を選ぶ作品だと思います。
宇宙に住む人々が地球に銃を向けるテロリストとなったのはなぜか、長く続いて終わりが見えない宇宙世紀の諍いの根本であるこのテーマについて、改めて語られるシーンがあるのですが、これまでの戦争を知っているからこそ心にしみる台詞です。
また、ミネバ様が銃を突きつけられながらも毅然とした態度で兵を怯ませるシーンは震えました。
ミネバ様、立派になられて。

フル・フロンタルはシャアなのか、またラプラスの箱とはそもそも何なのか、2巻は次巻以降のつなぎともいえる内容でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

65.4 83 2010年度アニメランキング83位
聖痕のクェイサー(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (653)
4655人が棚に入れました
女性から聖乳“ソーマ”と呼ばれる生体エネルギーを得ることで、特定元素を自在に操る特殊能力者。“クェイサー”と呼ばれる彼らは、世界の歴史の裏で暗躍してきた。 私立ミハイロフ学園に通う織部まふゆ(おりべ まふゆ)と山辺燈(やまのべ とも)は、サーシャと呼ばれるロシア人の少年と出会う。彼は鉄の元素を操るクェイサーであった。この出会いにより、まふゆと燈は、クェイサー達の戦いに巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、藤村歩、豊崎愛生、茅原実里、平野綾、日笠陽子、川澄綾子、花澤香菜、清水愛、高垣彩陽、千葉進歩、大川透

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

奮えよ!恐れと共に跪け!

吸えば分かる(キリッ -聖痕のクェイサー20話/サーシャ語録-

久々にワロタ
エロアニメサイトに普通にリンク張られてるとか前代未聞ですよ
よくこれを地上波で放送出来たましたよ、いやほんと
まぁ規制が多すぎて何が起きてるのか分かりませんでしたが
その心意気に惚れました


左ばかり吸って悪かった、右も吸って色を合わせてやる(キリッ -聖痕のクェイサー3話/サーシャ語録-

いやぁ規格外のおっぱいアニメっしたねぇ
単純明快に王道チックなバトル展開を完全に覆いかぶさる、常識を超えたおっぱい授乳アクション、ハラショー!
それに加えて、何かしら化学の勉強に役立つ(?)かもしれない元素ネタ、これで化学が苦手な君もすらすらと周期表を覚えれるはず!
みたいなスタンスでやってっております
やっぱあんな風に真剣にボケられると、こっちはどんな顔をすればいいのか分からなくなりますが
笑えばいいt(ry

吸い出してやる!全てを何もかも!(キリッ -聖痕のクェイサー23話/サーシャ語録-

”この作品はおっぱいが全てです”と、監督の金子ひらく氏もおっしゃってるわけですが、愛情で紡ぐラクタフィリアを独特の感性で描いていますね
・・・どうしてこんなになるまで放っt(ry
アニメ化できないとまで言われた授乳シーンも平然とやってのけるッ!そこにシビれるッ!あこがれるゥ!
夏にやる同監督作品の「魔乳秘剣帖」も期待ですね
おっとそういえばちょっと前のことになりますが、都条例改正案に反対する作家リストに、藤子不二雄Aさんやあだち充さん、ちばてつやさん他錚々たる面々が名を連ねる中、
監督の金子ひらく氏を始め、原作者の吉野弘幸氏、佐藤健悦氏、脚本の上江洲誠氏、森田繁氏、スーパーバイザーの名和宗則氏といった今作のスタッフがまさかの総出、懸ける情熱の強さを感じさせてくれました
そんなこんなでクェイサー、地上波は規制がかかりすぎていて、ソフト収録のディレクターズカット版を買って見ないと展開がつかめないわけでして
ソフト売り上げは余裕で紳士ライン、二期も作られるほどの跳躍っぷりの裏には、買わせるためのスタッフ側の知的戦略が垣間見えるのが本音ですが
ただ購入層は大分胡散臭そう・・・

乳はつかんでも嘘はつかない(キリッ -聖痕のクェイサー13話/ビッグ・マム語録-

誰もが見れる可能性にある地上波放送という形態において、一般アニメの名目でエロアニメを流していいのかという議論を度々目撃しますが
だからこそ深夜でやってるのだから問題は全くないと思うんですよね私は
ま、真昼間に授乳シーン見せつけられたら、流石にアレですが、深夜ならある程度意志があって見てるわけでしょうし
BPOに苦情を出すとか、アンチの所業にしか思えないです
昔からある話で、例えば教育委員会はクレヨンしんちゃんを育上宜しくないという理由で子供に見せたがらないようですが、それってむしろ子供の自由を侵害しているんじゃ?と幼い時分ずっと思ってましたよ

巨乳、爆乳すらも凌駕する、まさに超乳(キリッ -聖痕のクェイサー22話/汪震語録-
さすが超乳、キレもコクもすべて、ブンダバー!(キリッ -聖痕のクェイサー22話/フリードリヒ語録-

あいなまさんの喘ぎ声が堪能出来ると聞いてすっ飛んできますた
といってもまぁ「かなめも」で大分喘いでいたような気がしなくもないのですが
黄金のクェイサーに操られた時の、あのドスい声なんかも、意外にレベル高いなぁと思って聞いてました
ナトリウム使いの鳳先生役は大川透さん、指パッチンで炎を出す、アレこれなんてロイ・マスタング・・・
他なんだかものすごく声優が豪華ですね
しかもどれも良い感じに役にはまってましたし

おっぱいグッバイデトックス!!! -聖痕のクェイサー10.5話/万乳研語録-

音楽はかっこいい系ばっかですね、特にOPは飛蘭さんや妖精帝国さんが来てます
EDは、映像こそあれですが、声優陣による曲はなかなか良いです

巨乳?とても賛成できないな、金輪際私の前で巨乳などと口にしてはいけないよ(キリッ -聖痕のクェイサー24話/鳳榊一郎語録-

乳!乳!!乳!!!なんなんだこれはと、どうしてしまったんだこの世界はと
私なんかは、小さいのが好みなわけで非常に肩身の狭い思いをするわけでありますが
史伽はおいしく頂かせてもらいました
とりあえず燈の陥没乳首が全てを持って行った感がありますね
あとあの吸われた後のピクピクしてる感じがまたなんとも・・・


至高のおっぱいだ(キリッ -聖痕のクェイサー17話/黄金のクェイサー語録-

2010年のアニメは、「クェイサー」に始まって「ヨスガノソラ」に終わると言っても過言ではないほどの、ポル産ジャンルのエスカレーション
エロで釣っておけば、とりあえず話題性は高くなり且つ売上は安定します故
売上がものをいうこの時代、どうしてもその手のアニメが量産されやすい状況というのが、あるわけですが
私的にはそろそろ収束してくるんじゃなかろうかと思ってるんですね
というのも、「地上波でここまでやるのか!」という謳い文句も、ヨスガノソラにて行為までやってしまったことで上限に達してしまい、それ以上のエロが望めないところまで来ていること
あるいは、目新しさが売りだったエロジャンルも量産されることで流石に飽きてきて、「まどか」や「シュタゲ」のようなエロなしが逆に目新しくなってきてるということ
この辺の要因から、エロジャンル減少化傾向を唱えるわけです
まぁ依然としておちんこやら保健体育などといったエロジャンルは盛ってますが、それでもエロだけが売りといった作品は減り何かしら+αが求められるようになるんじゃないかなぁと思っていたりいなかったり
今やちょっとしたエロ描写は物語の必需品ですからね、そして私自身補給してかないと生きていけない体に洗脳改造(ry

何はともあれクェイサー、概要に少しでも触れたいと思った人は、最終回ED(DC版)を見とけばいいんじゃないですかね
大体つかめると思います、ハラショー

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

おっぱい(おっぱい+ミルク)²+SM=祭り!

原作者は間違いなく、おっぱい星人だ!!色んなおっぱい出てきたw
物語としては化学が結構、鍵になってる戦いでちょと戦闘は面白かったけど
あの元素だけは、もう化学じゃなくて象徴的?幻想的?作用になってたので
オイオイ!ここにきてそんなん!と思わず突っ込んだw
あと最初の頃は、おっぱい吸ってエネルギー充填という設定が
わぉ!(*ノェノ)って感じだったのが、だんだんと慣れてきて
中盤になってからはウケ始め、最後には吹いて爆笑したwww

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

UMR1984 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

おっぱい吸いまくり

2クールやった割には、最後が何でああなるのか疑問。
しかも、2期をやるつもりだったならもっと自然につなげてくれないと困る。
1期があの終わり方なのに、2期から無理やり原作に沿わせようとしていて無理がある。

原作は好きな作品なので、設定とかは悪くない。
おっぱい吸ってソーマなる力を得るクェイサーってのはある意味斬新。
とにかくおっぱい吸いまくり吸われまくりで、ここまでやってくれるとむしろ潔い。
観るなら是非ディレクターズカット版で。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

65.4 83 2010年度アニメランキング83位
おまえうまそうだな(アニメ映画)

2010年10月4日
★★★★☆ 3.8 (43)
171人が棚に入れました
草食恐竜・マイアサウラのお母さんはある日、川で流れてきた卵を拾い、家で自分の卵とともにいっしょに育てることにした。そして拾った卵の殻を破って出てきたのは肉食恐竜・ティラノサウルスの子供だった。お母さんはその子を「ハート」と名づけを自分の子「ライト」と同じように育てるが、ハートは「母と自分の姿が全然違う」とショックを受け家を飛び出してしまう。

声優・キャラクター
原田知世、加藤清史郎、山口勝平、別所哲也

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

殿堂入り泣けるアニメ

絵本はかなり知名度高いですよね。
ファミリー向け・子供向けだけど侮れない感動作です。

食物連鎖の中で捕食者と被捕食者の愛情を描くのは元々無理があるけど、意外と普通に見れてしまうんです。勿論無理はあるんですが、食物連鎖・本能・自然の摂理から逃げようとはしてなかった点は大きかった。捕食者と被捕食者の関係はどう足掻こうが変えられないことだが、主人公のハートはそれを自覚した上で自身を受け容れようと努力していた。お子様でも見れるようにデフォルメはされているものの厳しい現実を隠さず見せた上で、段階を踏んで違いを違いとして個性を認めていく力強さと優しさに勇気づけられます。

感動のさせ方が卑怯、と思いつつ見てもホロリと来るんですよね。
親子が違う生き物って気づかされる時期や、自分と親を重ね合わせる時期って現実にもあるわけじゃないですか、そういう心の機微がとてもよく表現されているんです。そんな息子の立派な成長を悟り間違いではなかったと泣く母親(CV:原田知世)にもらい泣き。子供・父親・母親、どの視点でもキッチリ感動出来るように計算しつくされていて、その完成度の高さに驚いた。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

NANA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

キャラデザの子供っぽさで侮ってはいけない。隠れた名作

以前TVでやっていたのをたまたま見付けたのですが、最初はキャラデザといい誰向けなのだろうと不思議に思っていました。
でも、段々と魅きつけられて見終えた後はこの作品に出会えたことに感謝すら覚えました。
マイナー作品ですが隠れた名作だと思うので、もっと多くの人に知って欲しいです。

絵本が原作で、アニメから醸し出す独特な世界観と雰囲気が新鮮です。絵は漫画チックでキャラクターもコミカルな感じなのに、描かれている物語が深くて心に残る作品でした。

子役タレントの吹き替えって苦手なのですが、加藤 清史郎君の声はキャラクターのイメージに合っていたと思います。平原 綾香さんの主題歌も良かったです。

物語は、草食恐竜に育てられた肉食恐竜ハートの成長物語です。気が弱く心優しいハートはやがて自分が肉食恐竜だと知り酷く傷付きます。悩み苦しんで彼が選んだ道は…そして新たな出会い。家族のあり方を考えさせられるアニメです。ハートがとても格好良かったです。
このデフォルメなのにアニメーションの動きも良くて、戦闘シーンも意外と迫力がありました。魅せ方が上手いのでしょうね。

子供から大人まで楽しめて、すごくメッセージ性の高い作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

レッツマゲマゲ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

油断した~泣かされた~!

子供っぽい絵柄だし物凄い期待感もなく見始めたんです。

難しい話の作りでない分最後はどうなるんだろうと単純に興味をひきつけられはしました。

物語って凄く気をてらってなくてもいいし、伝えたい事を表現するのにやはり物凄い画力も必要なく、素直にストーリーが入ってきて見やすくわかりやすく、そしてなんといっても見終わった後に「良かった」って思えるって最高ですよね。

今の家庭環境とかご時世を考えるとこのような作風って受けるのかな?って思わなくはないですが、シチュエーションよりも登場人物(恐竜たち)の心の動きやそれからなる行動に着眼点をおいてほしいですね。

決して悪い気分にはなりませんし、お子さんのいるご家庭なら是非一緒に観て頂きたい作品だと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

65.3 85 2010年度アニメランキング85位
百花繚乱 サムライガールズ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (573)
3918人が棚に入れました
ときは平誠二十某年、徳川第二十五代将軍慶康の治世。西暦で言えば、2000年を少し過ぎたあたりの大日本国。 霊峰富士の裾野に、広大な敷地を構える巨大学園がある。その名も“武應学園塾”。全ての生徒が武家の子弟・子女と言うこの学園で、生徒たちは勉学に励みながら、ときに自らの命をも賭した戦いに備えて日々を過ごしている。
しかし、一見平和に見えるこの学園にも、不穏な影が迫りつつあった。学園を支配する徳川一門に対する不満、反抗、地下活動。それに対し、生徒会執行部は、反体制生徒たちを“豊臣派”と位置づけ、弾圧を開始。今や“豊臣狩り”の名のもとに、生徒会の横暴はますますエスカレートしていった。 “武應学園塾”に通う高校生にして柳生道場の師範代・柳生宗朗は、徳川家に代々仕える身ながら、“豊臣狩り”という過剰な弾圧に対しては反対の立場にあった。そんな宗朗の前に突如現れる、いにしえの剣豪・武将の名をもつ幾人もの少女たち。それは、果たして歴史を揺るがす大動乱の幕開けなのか、それとも―――。

声優・キャラクター
悠木碧、平川大輔、釘宮理恵、寿美菜子、小林ゆう、後藤沙緒里、小清水亜美、豊崎愛生、水原薫、櫻井孝宏

田中さん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「墨」の演出を「面白い」と捉えるか、「ウザい」と捉えるか。

「一騎当千」にしてもそうなんですが、「史上に名を残す人物の女性化を許せるか?」に尽きます。

まずそういった向きに嫌悪感を示す方はその時点でアウトでしょう。

それから歴史的には「ごった煮」状態です。

更には錚々たる「エロ系クリエイター」の名前が連なっています。

・元「Nitro+のキャラデザイナー」のNiΘ
・「一騎当千・クイーンズブレイドの作画監督」の宮澤努
・同じく「一騎当千(以下略」のりんしん

ファンならば期待できるのではないでしょうか?
(公式のDVDの売り方を見ても「そっち寄り」に見えてしまいますが。)

その辺を諸々許容して(!)観ていくと、「12話では無理がある」といったところに辿り着きます。
2クールくらいあるとじっくり腰を据えて観ていられるのでは?と思いました。

そしてこのTV版のウリ?である「墨演出」。
「「墨」の演出を「面白い」と捉えるか、「ウザい」と捉えるか。」
恐らく、そこでも評価が分かれるのではないでしょうか。

いずれにしても原作ならびにDVDを買った方が幸せになれると思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

集え!和柄フェチ!

「刀や忍術を使う美少女がいっぱい」
「どっかで聞いたことのある侍や武将の名前」
「授業風景とか先生キャラとか一切無いのに学園モノ」
まずはカンチガイを避ける意味でも覚えておきたい3つのポイント
この辺はツッコミ放題なので画面に向かって存分にセルフツッコミしませう^q^


さてさて、誤解の無きようにお断り願いたいのは、この作品は【和“装”フェチ向けではありません】ということでつ
着物の大和撫子とかを期待している方は「異国迷路の~」をオススメしますのでそっちへGO!まっすぐGO!


戦国~江戸時代の日本文化の様式美がそのまま現代に根付いていて、諸外国との交流は鎖国的にホドホドにしている妙な世界観のため、登場人物達はあまりにも奇抜な【和柄モチーフのコスチューム】を纏っています
その辺はオシャレイズムとかの領域をK点越えで脱してしまってはいるものの【和柄フェチ】には思わずウットリしてしまうものです
そんなこんなで、何よりもデザイン面での魅力が一番に目立つ作品
『ピンクのセーラー服に綱結びと厚底下駄』
『白スク水に振袖』
『長ランに日本刀』
そんな破天荒なデザインのコスチューム達に「あー痛い痛いw」とかいいながらも浪漫とフェティシズムを感じちゃう人にはタマラン作品です^q^


内容自体はベタなバトルもので、『大和魂』とか『忠義』とか日本人らしさ・・・というか、サムライハート的なモノをチラつかせるSome Like It Hotなお話です
バトルしてくれないお話もあったりしますが全12話ですので割とあっちゅーま
記憶喪失なのに相当無理を張って空元気を振りまく、悠木碧ちゃん演じるヒロインの柳生十兵衛(名前www)が漂わせる哀愁なんかに浸ったり、、、
主人公とチューするとパワーアップするとか、そんなお約束な展開をとっととしちゃえばいいものを地味に引っ張ったりしてくれたり、、、
そんなこんなで気付けば最終話に到達出来ることでしょうw


お話自体突出した面白みがそれほど無いとは言え、前述のデザイン面を含め画面の作り込みぶりは秀逸で、作品全体の『和のテイスト』を乱すまいと全体の色調は薄暗め
背景やアウトラインは水墨画を思わせる淡いタッチ
そしてお色気シーンの隠し~竜巻の描写に至るまで、エフェクトの類を【墨】を用いて表現して画面に映える美しい黒の世界を紡いでます
この手のがハマってしまうオイラには「実に俺得」な作品に仕上がっていました^q^


誠実に画面を作り込もうとする生真面目な監督に対して、ガンガンに萌え路線で行こうとする脚本と総作画監督の暴走っぷりが上手い具合に中和されて絶妙なバランスをキープ
コテコテの萌えキャラ真田幸村(名前www)だけでなくて、等身大感のあるイマドキJKな感じに仕上がった徳川千(名前www)なんかも魅力的
オイラのお気に入りは結局ラストまでハブられ続けた直江兼継(名前www)


ただし残念なことに、お話の締め方がこれから始まるであろう壮大なバトルストーリーのプロローグにしか過ぎない、というオイシイところで幕を閉じました;
しかも結果的にはBAD ENDっていう・・・
良いところも一杯ある作品ですので「二期キボンヌ」と言っておきたいけみかけなのですよ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

和風エロ。なんちゃってチャンバラアニメ

エロの入った和風テイストのバトルもの。一応ハーレムも少々。
徳川将軍家が支配しているという時代劇風の設定ですが時間軸としては現代。舞台の中心は学園になります。
主要キャラは殆ど道場に居るし一般生徒はあまり顔もみせないので、とても学園には見えませんが、一応は学園もの。
コメディ4割、シリアス6割といった作風です。


設定やストーリーは特に目新しさもないです。
人物の固有名詞が戦国武将や剣豪から付けられているのは、もう飽き飽きですが、もはやこういうのはお約束。
主人公とチューする事でバトルの能力を強化するというご都合主義な設定を使い、ハーレム形成していきます。
キャラも小さいのから大きいの、妹属性、メイド、ツンデレ、バカと一通り揃ってます。
衣装がかなりキテレツで、パンツやら尻は普通に見えて当たり前なデザイン。
そこにお風呂とか夜這いとかのイベントを入れてエロを強化しています。

ハーレムといっても、あちこち食い散らかす事はぜず、主人公と契りを結ぶのは3名のみ。
1クールに納めるにはいいバランスだし、”将”とサムライの関係を築くという大義名分で、浮気が容認されるという設定。
バトルはホントにもう面白味もクソもない予定調和ですが、この「絆」の設定には、ちょっとグッとくるものがあります。


それよりも何よりも、本作で特筆すべきは映像。
その作画に大きな特徴があります。
かなり明度の低い色使いに太い線。キャラクターデザインは今風の萌え絵なテイストになっていますが、全体の画風が絵巻や屏風画ような雰囲気です。
”和風”というのはヒシヒシと伝わってきますが、画面が暗くて非常に見辛い。

それに加えて画面の方々で墨を散らす独特の演出。
他では真似できない独自性はとっても斬新だし、インパクトの面では抜群です。
ですが、それをあまりに多用しすぎるため、とにかく画面が煩くなってウザく感じます。慣れてしまって新鮮味がなくなると、画面を部分的に覆い隠されるのにイライラさせるだけで、マイナス面が顕著になってきます。
そうじゃなくても、暗い画面なのに。
面白い演出方法ですが、明らかに使用過多。
人にもよると思いますが、個人的にはストレスを感じまくりのバトルシーンでした。
皮肉なことに、バトルがちっとも面白くないおかげで、このストレス演出を流し観してやり過ごす事ができたのが幸いでしたw


それでも切らずに最後まで視聴できたのは、エロ演出がそこそこ良く出来ていたのと、おバカキャラの馬鹿っぷりが面白かったから。

・裸の描き方の肉付き感が妙に良くできてる。
 ツルペタのチビッコでも、肌の柔らかさが伝わってくる質感の表現がお見事でした。
・兼続というボケ役キャラの残念さと愛らしさ。
 キャラ立ちが異様に良かったです。蔑ろに扱われますが名脇役ウザキャラとして優秀w

この2点は非常に良かったと感じています。

エロとバトルという題材はは珍しくもないですが、なかなか他にはない味わいがある一作です。



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆
おっぱい :☆☆☆☆
裸    :☆☆☆☆
性行為  :☆☆☆
マニアック:☆☆
エロス総評:☆☆☆

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

65.2 86 2010年度アニメランキング86位
テガミバチREVERSE[リバース](TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (253)
1653人が棚に入れました
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人の「こころ」を命懸けで届けるテガミバチの物語・・・再びこころを震わされました^^;

この作品は「テガミバチ」の続編に当たるものです。ストーリーに繋がりがあるので、もし前期を未視聴の場合は、是非そちらからの視聴をお薦めします^^

物語の舞台は、夜が明けることのない地「アンバーグラウンド」。そこには人工太陽があるのですが、その太陽が照らしているのは一部の特権階級のみが居住を許された首都だけで、首都以外には光が届かず、大多数の民は暗い場所で暮らしています。

そんな世界の職業の一つに、「テガミバチ」という国家公務があります。テガミバチは、その地で生きる人の「こころ」が込められた「テガミ」を、どんな場所にでもどんな危険も顧みず命懸けで届ける・・・そんな物語の第2弾です。


前期では、主人公のラグ・シーイング(CV:沢城みゆきさん)が彼を守る相棒(ディンゴ)のニッチ(CV:藤村歩さん)と巡り合い、幼い頃に心に誓った「テガミバチ」になるまでと、テガミバチになってから様々な人との触れ合いを通した彼の成長がハートフルな展開で描かれていました。
でも、前期ではラグにとってとても大切な人が行方不明になっていて、今回は行方不明になった大切な人を探しに奔走するのですが・・・その人が行方不明になったのには理由がありました。
この作品の最大の見どころですので、気になる方は真相を明らかにするためにも是非視聴して頂きたいです^^

この作品といえば、前期は主人公のラグ・シーイングを演じる沢城さんの演技が半端ありませんでしたが、今回も沢城さんは「凄い」の一言です・・・何度も沢城さんの声に心が震わされました^^
でも、今回はストーリーの展開が相まって、主人公以外でも泣き処が満載でした^^;

離れ離れになってしまった大切な人にもう一度会えたら・・・嬉しくて仕方ありません。
でも、この裏には離れ離れになった時にどれだけ辛く悲しい思いをしたのか・・・
嬉しさが募るほど、このギャップを感じてしまい・・・(;_;)無しでは見れませんでした^^;
そして・・・嬉しくて仕方無くても時と場合によっては素直に表せません。年齢を重ね、仕事でもある程度の職位についていたら尚更です。
でも、そういう時にどうすれば良いか・・・この作品の中で教えて貰えます^^

この作品には、人の「こころ」を奪う鎧虫(がいちゅう)がいて・・・こころを奪われると正気ではいられません。だから、人は鎧虫にこころを奪われることを恐れます。
その鎧虫と戦いながら町から町に手紙という「こころ」を届けるテガミバチがいて・・・
こころ・・・人間性とでもいうのでしょうか・・・自分自身から絶対無くしたくないものです。
こうしてみると、この作品では「こころ」の大切さを一貫したテーマとして描かれています。
だから物語にもあちこちで共感できるし、CVの名演技もあってあちこちで感動できたのだと思いました。

前期に引き続き、2期25話の物語なので視聴するために時間を作る必要がありますが時間を作った分だけ、感動と良い余韻を与えてくれる作品だと思いました。
アニメはこれで終わりの様ですが、少し気になるのは伏線が全部回収されていない事です。
第16話以降が完全なオリジナルストーリーになったからでしょうか・・・
何かの機会に伏線が回収できる事を期待したいと思います♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

手紙を送る者と受け取るもの

テガミバチ(無印)の続きです。正に物語のクライマックスと言う所で終わってしまった前期の続きですので、必ず1期から視聴しましょう。

1期に引き続き、ラグとニッチ=テガミバチとディンゴのコンビは健在です。心を失ったノワールの中に、かつて自分の憧れたテガミバチの影を見出すラグは、悩み傷付きながらも成長していきます。前期では出番の少なめだったザジとコナーの為にもかなりの時間が割かれ、新たな魅力を引き出していると感じました。

そしてジギー・ペッパー、こころを燃料とする鉄の馬で駆ける、ただ一人の速達専用テガミバチ。圧倒的なビジュアルと隙の無いクールさを持つ彼の活躍も、ほんの少しだけ描かれます。演ずるはxxxHOLiCの百目鬼君や銀魂の土方さん役でも有名な中井和哉氏。「心弾、群青」であっという間に鎧虫を仕留めたり、静かな思いやりでラグを諭したり。ちょっとカッコ良過ぎやしませんか? 彼を主役に据えたスピンオフ作品とか製作されたら是非観てみたい。ほんの僅かな、顔見せ程度の出番で、これほどまでに強い印象を残すキャラというのも珍しいと思います。

さらに12話ではスクランブルダーッシュ!の号令でお馴染みのアリアさんとニッチ、いとも珍しいコンビが活躍します。このお話ではアリアさんの意外なドジッ子振りが描かれており、いつもの冷静沈着、温厚な姿からはかけ離れていて、妙に可愛かったりします。これがギャップ萌えというもの? 時間的な問題があるにせよ、いくつかのアニメでは主人公とそれ以外のキャラの繋がりは強固に描かれているものの、サブキャラ同士の繋がりが希薄にしか描かれていないものもあります。本作ではこの回に限らず、そのあたりをちょくちょく描いているので好感が持てます。

REVERSEでは全体的に見て、マローダーおよびノワール関連の話に殆どの回を費やしている為、前期と比べて殺伐とした戦いを描く場面も少なくなくなり、1話完結のお話も減ってしまったので、作風がかなり異なります。そんななので無印を手放しで楽しんだ者としては不満な点も少なからずあるのですが、一方で前半のニッチとニッチのお姉さん、後半のザジとジール、コナーとサニー、ラグとノワールの関係は、回を重ねて丁寧に描かれており、前期とは別の視点から作品の魅力を見い出す事も出来ました。

音楽について、前半OP、EDは「小さな魔法」と「勿忘草」。AIMIさんと若Gさんという方がそれぞれ作詞、作曲を兼任されており、後半のOPは前期OP「はじまりの日」も手がけたスガシカオさんによる「約束」。前期後期のOP、ED合わせて全8曲中、実に6曲までが作詞作曲を兼任されている方によるものという珍しさ。詩と音の調和は重要なもの、聴き心地の良い曲が多い印象でした。劇中音楽も全編に渡って落ち着いていて作品の世界観との相性がとても良好だったと評したいです。

1期、2期を通して、作中で描かれる様々な心弾、それらもまた撃ち出す者の想いの込められた"手紙"である事が分かります。真心を込めたラグの赤針および手紙弾、※拒絶を込めたノワールの漆黒、悪意そして悲しみを込めたザジの青棘、作中にはラグの赤針が効かないノワールや、ザジの放つ青棘を受けても平気なジールという人物が登場しますが、これも手紙、延いては文字の持つ性質を良く表しています。想いを込めて綴った言葉も受け手があって初めて意味を持つもの。時によっては込めた想いが届かない場合もあります。

テガミバチに登場する人たちはあまりにも優しく、自らの心が空になるまで心弾に想いを乗せ続ける、勇者とも愚者ともとれる人たちです。そんな彼等だからこそ人に想いを届ける事が出来るのかも知れませんが、私達は彼等を見て、それに倣うべきか否か、想いが届かなくとも手紙を書き続けるのでしょうか? それとも書く事を諦めるのでしょうか? 

ジギー・ペッパーの台詞{netabare}「手紙は人の込めた心の形だ。だが、一方的な想いの形でもある。相手を思いやる手紙ばかりではない事を覚えておくんだ。善意にも悪意にも取り込まれない、強い心を持ったビーになれ。」{/netabare}には、手紙を送り出すもの、受け取るもの、いずれの側に立とうとも、しっかと肝に銘じ、守らねばならない気構えが込められているのだと私には思われました。

他者への思いやりを持って自身の想いを伝える事、また自身の冷静さを持って、他者からの想いを受け取る事、いずれも決して失念してはならぬ大切な事だと思います。


  撃ち出す弾はこころの欠片‥心弾装填、響け!錫針!


…図に乗りました。スミマセン。一度言ってみたかったのです‥。


※:作中では明確な説明がありませんが、私にはそう見えました。

※:きれいに纏まってはいますが、未解決な事を残したままの終幕だったので、続きの物語がある様に思えて仕方が無いです。漫画未読なので今度買って読んでみようと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

2期も安定して良い!もらい泣きしそうな物語!

主人公の泣きっぷりはこちらも相変わらずもらい泣きさせられます。
ゴーシュの行方、ニッチの謎、首都アカツキに関する謎など少しずつ解き明かされていきます。続きが作られるなら作って欲しいですよ。
サブキャラのエピソードも多いのもテガミバチリバースの特徴。
サブキャラもメインキャラたちに負けない活躍をします。

感想(つぶやき)
{netabare}
ロダさん可愛い。
{/netabare}
原作未読。続編あるならみたいなと思いましたがこのアニメ終わってだいぶたちますが3期の気配なさそうですね((>ω<。))プルプル

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

65.2 86 2010年度アニメランキング86位
増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和+(プラス)(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (193)
1264人が棚に入れました
原作は累計400万部突破の大ヒットコミック!小学生から中高生、面白さに敏感な大人達にも大人気のあのギャグアニメが帰ってきました!天才・増田こうすけ先生と、『ギャグアニメ日本一!』大地丙太郎監督の強力コラボは、さらに斬れ味を増しています!もちろん聖徳太子や小野妹子、松尾芭蕉に曽良、クマ吉くんにうさみちゃんなどなど、人気のキャラクター達が縦横無尽に大暴れ!!!
爆笑したり、クスリと笑ったり、考えて笑ったり。パワーアップした純度1000%のギャグアニメを、ぜひともお楽しみ下さい♪

澪樹 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

声優陣

フィッシュ竹中:うえだ ゆうじ
煬帝、伊能忠敬、さまざまな博士:矢部 雅史
3期小野妹子、ニャン美ちゃん:名塚 佳織
聖徳太子、曽良、クマ吉くん、2期夢野カケラ:前田 剛
1,2期小野妹子:竹本 英史
松尾芭蕉、3期夢野カケラ:内藤 玲
ゴリアン:長濱 博史
ラーメンの精:三瓶 由布子
フグ子、ダンサー:伊藤 実華
パオ美ちゃん、トオル君:那須 めぐみ
うさみちゃん:佐藤 なる美

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

まそっぷ

お前はトマトか?
俺はポテトだ!


連載10周年ということで再放送に混じって新しいやつも代わりばんこに放送されてましたよね。

流石に面白い回ばっか収録してますね、過去作は。
"聖徳1週間""終末""名探偵だぞえ!うさみちゃん"なんかもあります。
何故放送しなかったし!って回としては、"さよならおじいちゃん"ですね。
ファイナル乳毛春巻きまた見たかったなぁ。

たまに大地丙太郎監督が声あててる時ありますよね、人手不足?w

約束の
手の

ギャ!
グマンガ日和!

声が付くとやっぱり面白いと思える部分がありますよねー。


これ全部で何話あるんだろう、ドラマCDとか出てるんですかねぇ。
全部見ようと思うと結構時間掛かりそうな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

知世 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

日和第4期!

今回も独特の笑いがたくさん詰まってて、よかったです!笑

特に気に入った話

・銭湯に行こう
色々とありえないけど面白かった(笑)
あんな銭湯絶対行かないww

・巨重戦士メンタリオン
流れがよかった!
主人公ブラックすぎて(笑)

・なめられペリー
ものすごく日和っぽい話。
タイトルの通りなめられるペリーさんが面白い。

日和これで終わりなのかー?と思うとちょっと寂しい…
ぜひとも第5期やってくれるの希望します!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

65.2 86 2010年度アニメランキング86位
機動戦士ガンダム00 スペシャルエディションII エンド・オブ・ワールド(OVA)

2009年12月22日
★★★★☆ 4.0 (40)
364人が棚に入れました
西暦2312年。ソレスタルビーイングと、国連軍との最終決戦から4年。地球連邦政府を樹立した人類は、さらなる国家の統合、人類の意思統一を目指すべく、連邦正規軍とは別に、独立治安維持部隊『アロウズ』を組織する。しかし、その実態は、統一に名をかりた反政府勢力や主義、思想等への非人道的な弾圧であった。夢を叶え、ルイス・ハレヴィとの約束を守るべく、宇宙技術者の道に進んだ沙慈・クロスロードも、否応なく連邦政府の改革に巻き込まれていく。一方、4年前の最終決戦で生き延びた刹那・F・セイエイは、ソレスタルビーイングによって変革を促された世界の行く末を見つめていた。監視者、アレハンドロ・コーナーを倒し、争いのない平和な世界になることを夢見て。しかし、彼が目の当たりにしたものは『アロウズ』によって作られた弾圧という名の平和、歪み続ける現実であった。彼は再び戦う決意をする。世界を変革出来うる力、ガンダムと共に。再び動き出す世界で刹那や沙慈の進み行く先はどこに向かうだろうか?2ndシーズン前半を再編集した特別版!

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

テレビシリーズ視聴済みの方が見直すことが目的の場合は十分役割を果たせると思います

ガンダムダブルオー総集編の2作目。
セカンドシーズンの1話目から13話までをまとめたもので、1台目のメメント・モリ破壊に成功するところまでとなっています。
ファーストシーズンをOVA1本に凝縮した1作目よりは余裕のある構成になっていて、さすがに1作目に比較するとまとまっていると感じました。
テレビシリーズ視聴済みの方が見直すことが目的の場合は十分役割を果たせると思います。
ただそれでも端折られている部分は多くあることに加え、1作目がアレだったために総集編で視聴となると話についていけないと思います。よって、未視聴の方にはおすすめできません。

1作目同様、カット箇所、残留箇所は配慮が感じられました。
有名なト裸ンザム空間についてはノーカットで繰り広げられ、また、リボンズと接触するために潜入したパーティーのティエリアの女装シーンも残されています。これには思わずニッコリです。
ただし、その間の刹那とルイスの邂逅シーンはなかった気がします。
なお、スメラギさん再着任時のパッツンパッツンの制服シーンはカットされています。これには憤怒。
OVAなのでむしろ過激にするくらいがええんやないかと思ったり。
あと、細やかにカットがされているので、ルイスと沙慈のすれ違いのシーンが少なくなり仕方ないのですが物語の深みがテレビ版に比較すると薄いと感じました。
コーラサワーやグラハム・エーカーなど、個性的なキャラ達もそのキャラクター性が薄く感じられました。
テレビ版時点で結構濃い作品だったため、ここは仕方のないところかもしれません。

総集編関係ないのですが、ダブルオー初出撃のシーンはやっぱりいいですね。
ダブルオー出撃とメメント・モリ破壊はなにげに一番好きなシーンかもしれません。
総集編としてというより、ダブルオーという作品が名作なので、そういった意味で楽しく視聴できました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

65.1 89 2010年度アニメランキング89位
ブレイク ブレイド 第三章「凶刃ノ痕」(アニメ映画)

2010年9月25日
★★★★☆ 3.8 (147)
962人が棚に入れました
吉永裕ノ介の異世界ファンタジー・ロボット漫画を全6部作で劇場アニメ化するプロジェクトの第3弾。クリシュナ軍に正式に入隊したライガットを待ち受ける戦場での過酷な戦いの行方を描く。悩み抜いた末、クリシュナ軍に正式に入隊したライガット。一方、リィを失ったゼス率いるワルキウレス部隊は復讐を誓い、ビノンテン第3次攻撃の準備を進めていく。迎え撃つクリシュナ軍のライガットだったが、未だ覚悟が定まらずにいた。そんな中、クリシュナ討伐に手こずるアテネスでは、“戦争の天才”と謳われた将軍ボルキュスがついに動き出す。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

敵を殺し仇となったとき主人公は何を想うか

期待のファンタジーロボットアニメ、第3章です。
望まないながらも戦う覚悟を決めた主人公。
敵を殺すという事に躊躇しない決意を持ちながら、戦場でそれが実行できるのか?友と対峙したときに。

うーむ、お決まりだけども、ワクワクの展開。
戦争が題材のお話では、避けて通れない戦いと兵士の死。そして政略と策謀。
そういうのにちゃんと向き合ってます。
まぁ、定番すぎて目新しさは感じられませんでしたが・・

それよりも、なんか主人公のキャラがわからなくなってきました。
悩んでるのはいいんだけど、じゃあ何がしたい?ってのが今のところ見えない。
第1章で、屈託のない卑屈にならない友情と平和を愛する男という魅力が紹介されていたのに、本章ではそれが全く影を潜めてしまいます。
彼がどう成長し変貌するのかで本作の成功の可否が決まると思うのですが・・・いまのままじゃちょっと不安。


もっさり動く(褒めてます)ロボットバトルは今回も健在。
何の飛び道具も持てない主人公ロボは、そのズバ抜けたパワーと機動性を活かした戦法で対抗します。
カッコワリィ・・・けどアツさがカッコいい。
こういう無骨で懸命な戦い方が主役には必要ですよね。わかってらっしゃる。

しかし、毎回ボロボロにされますなぁ、主役機。
オーパーツでできてるハズなのに、毎回動けなくなる程壊れて大丈夫なの?って、しなくてもいい心配してみたりw


次回予告を見る限り、ありがちなキャラ登場。そして、ありがちな展開になる予感。
尻すぼみにならなきゃいいけど・・・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

そうですか・・

一応の答えを出し 自分の出来る事を と動き始める主人公。
凶刃ノ痕・・成る程・・割り切ったとか答えを出したという
感じではなく 暴走に近い感じですね。

終盤は・・如何にも取ってつけた 捕虜云々のエピソード・・
付けたようなではなく こじつけちゃった感半端ないです・・
興醒めというほど深くハマれてもいませんが・・あまりに陳腐
なシナリオに・・唖然・・お子様向けでも此処まで安い作りに
しないと思うのだけど・・切ろうかなと感じてる人は切り時。

方向性は完全にそっち方面で変わることはなさそうです。
声優も浮いていると感じるキャラの出番が増えている・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

次なる戦いで見たものとは・・・。そして彼らのゆく先は・・・

吉永裕ノ介による漫画原作の劇場アニメ作品です。

全六章の第三章です。原作未読。

今回は主人公が前章で出した結論で

{netabare}(結論とは国に残って守るため戦うということ)

この先進んでいく物語です。主人公は

またあの古代ゴーレムを操縦し、ゼスたち

に向かっていきます。{/netabare}

先に進み、それから見たものとは一体何なのか

と思わせる感じでした。

これが戦争であるとつくづく思い知らされました。

それに新たな力がこの戦争の中に入って

いくようなのでこの先一体どのように動いて

いくのかと続きが見たいと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

65.1 89 2010年度アニメランキング89位
トライガン ザ・ムービー -TRIGUN THE MOVIE(アニメ映画)

2010年4月24日
★★★★☆ 3.9 (92)
444人が棚に入れました
流砂に囲まれた町・マッカ。伝説の大強盗ガスバックが町を狙っているという噂が流れ、市長のケプラーは町を守るために荒くれ者を集めていた。\nガスバックの賞金目当てに次々と町にやってくる賞金稼ぎたち。\n保険の査定のために町を訪れたメリル&ミリィはその状況に驚愕する。\nしかも、一行の中にはヴァッシュ・ザ・スタンピードの姿が―!!\n破壊と大惨劇の予感に恐れおののくメリルは、なんとかヴァッシュを町から追い出そうと説得を図るが、当のヴァッシュは例によって涼しい顔で、女賞金稼ぎのアメリアにちょっかいを出してばかり。そんな中、ついにガスバック一味が町へと現れてしまう。そして、なんと一味の中にはウルフウッドの姿が…!?\nそれぞれの思惑が錯綜する中、アウトローどもが繰り広げる荒野の大狂宴(バッドランド ランブル)が、今、幕をあける!!

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

懐かしの面々が約12年ぶりに復活、新生トライガン?

今回の映画はTVアニメの本筋からは離れたストーリーです。
ヴァッシュがある男との因縁にケリを付けるためある街に訪れ、かつての仲間に再び出会う。

初見(原作・TVアニメ共に未見)でこの映画を見るとちょっと付いていけないと思います。そのためファンムービーの向きが強いと思われます。


まず、やはり作画は素晴らしい。12年という年月の間にマッドハウスが確実に進歩していることを実感できると思います。
撃ち合いのシーンだけでなく、庶民の生活風景や酒場での活気溢れる喧騒も、隙なく綺麗に映っていました。


それからメインキャストの面々も、それぞれのキャラの声に違和感なく合わせていて、こちらは逆に変わらぬ凄さを感じました。多分見ていた視聴者でさえキャラの声は忘れていたでしょう(笑)

ゲストキャラの声優、坂本真綾さんと磯部勉さんの活躍も目覚ましいです。二人とも複雑な過去を持つ一筋縄ではいかないキャラでありながら、その雰囲気を壊さずに表現している感じ。


あと音楽の方は、まず何故TVアニメのOPテーマを流してくれなかったのか・・・とそれが一つ残念です。(クライマックスでのOPアレンジは見事でした。)
楽曲担当はTV版と同じく今堀さんだったので素晴らしくはあるのですが、盛り上げるシーン(動)に比べて感傷的なシーン(静)はあまり心に響かなかった印象です。素人意見なので、どう変わったのか良く分かりませんが。


肝心のお話は中々楽しめはしたのですが、少し違和感が残ってしまいました。
ヴァッシュという男の信念が今回あまり感じられませんでした。ウルフウッドも同じく。不殺を貫くんだ!という二人の意志をもう少し見たかったなと思います。


軽快なテンポで華麗なガンアクションを堪能できるという点では良い娯楽映画でしたが、TVアニメと比較してしまうと何とも言えないですね。
ヴァッシュ・メリル・ミリィ・ウルフウッドに再び会える!というだけでも一応嬉しかったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スチームパンクとハードボイルド

本当はもう少しダークでニヒルな方が好き(カウボーイビバップとかね)なのですが、これはこれで面白いです。

内藤さんの漫画は申し訳ないですが好みじゃないのでほとんど読んでいません。

TVアニメシリーズもTVでちょこちょこ見ていただけなので印象にのこっていません。

なのでファン目線ではないのですが、この映画に関しては非常によく練られた秀作だと思いました。

脚本も演出も作画もクオリティが高く、特に3DCGの使い方が上手い。違和感がほとんどない作り方しています。

世界観はスチームパンクっぽいですが、案外蒸気に頼らずに電力やロボットなども出ているので、生粋のスチームパンクという感じではないですが、ファイナルファンタジーの世界観のようで面白かったです。


ただハードボイルドとしては若干弱めなので、そこがビバップなどのシリアス系が好きな自分としては物足りなさが残りました。

僕だったらもう少し大人向けのお話にしますけどね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これだけで魅力が伝わる

TV版設定と原作設定を合わせたオリジナルストーリー。

TVアニメ終了から12年後に制作された上に、劇場版という事もあり、
作画、音楽、ストーリー、
などアニメに重要な要素の全てが高クオリィティで作られています^^


ストーリー展開は今作ヒロインの回想だけでパッと予想できるものの、
(むしろ120分程度のアニメならかなり良い起承転結です)
トライガンとしての魅力を十分に伝える事のできる事、間違いなしな内容w

惜しみなく使われる弾薬によるガンアクションは必見だし
主人公のボケっぷりからのシリアスも健在だし
牧師さんの武器はやっぱカッコイイ^^

唯一惜しいのは保険屋さんの2人に
もうちょい活躍場面があってもよかったなーくらいですね^^
(まあ今作ではヒロインが存在しているので目立ちすぎるのも・・・という事かな)

キャラに一言ww
登場するBOSSの元子分・・・
あの世界であれだけの財力とか普通に才能ありすぎるだろ。
(なんで強盗なんてやってたしwww)

本当にギャグ、シリアス、アクション、作画、音楽とバランスが良く、
トライガンてどんなアニメ?と聞かれたらコレを見ればわかると言えますね^^

カッコつけすぎ?だがそれがイイというアニメでした^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

64.8 91 2010年度アニメランキング91位
ブレイク ブレイド 第四章「惨禍ノ地」(アニメ映画)

2010年10月30日
★★★★☆ 3.8 (145)
923人が棚に入れました
吉永裕ノ介の異世界ファンタジー・ロボット漫画を全6部作で劇場アニメ化するプロジェクトの第4弾。クリシュナ軍に入隊したライガットはその後、デルフィングを中心に創設された国王直属の特別遊撃隊“ミレニル部隊”に編入される。そんな中、アテネスから接収したエルテーミスが暴走するトラブルが発生する。誰も止めることが出来ないエルテーミスを、ジルグが易々と乗りこなす。バルド将軍の一人息子で天才肌の魔動戦士ながら、1年前に理由もなく仲間を殺して収監されていた男。そのジルグが釈放され、エルテーミスの搭乗士として入隊することに、部隊の動揺は隠せない。一方アテネスでは、ついにボルキュス大隊が出陣の時を迎える。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

慣れるしかないんだろ、人殺しに

ファンタジー世界ロボアニメ、第4期です。
敵の偉いさんも出てきて、戦局も正念場となってきました。

今回はバトルシーン多目。しかも大部隊同士の集団戦もあります。回を重ねる毎に、ロボットアニメらしくなってきます。

いつもぶっつけ本番的な主役機デルフィングですが、今回はちゃんと訓練もして、カッコイイ専用装備を貰います。
戦い方は相変わらず豪快ですが、兵士・兵器としてサマになってきました。
「慣れるしかないんだろ、人殺しに」
といいいながら敵をブッとばしまくる主人公。
もう、すっかり一人前のロボットアニメの主役ですね。(皮肉です)

まぁ、主人公は置いといて、敵の将軍や味方のキザ野郎は、実に魅力的です。
豪快にして強靭、華麗にして冷徹。狂気とその裏側に色々なものをもっていそうで、こういう戦争モノには欠かせない名脇役の予感です。


とまぁ、面白くなりそうなんですが、戦況が進んでるのにも関わらず人間の諸問題は遅々として進展なし。
捕虜にした巨乳娘はどうなる?
ヒロインの気持ちは?
負傷したゼスはどうする、ホズルは何を決断する?

なんだか色々風呂敷が広がってますが、どうまとめる?どう収集つける?

ちゃんと終わらせられるのか、不安になってきました・・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

戦闘シーンは面白い

ブレイクブレイド第五章ということで、今作はバトルシーンが多いですね。
いよいよ佳境ってやつです。
相変わらず音楽も良く、絵の質もいいので何にも気にせずに見ていられます。
ただ今回から新しく面白いキャラも登場し、作品自体の面白さも増したように思います。
もうそれに尽きますね。圧倒的に魅力的なキャラですので、この章を奪ったと言っても差し支えないほどです。
まぁ主人公も活躍はします。しかし、ここまで来ると主人公機体の強さも慣れてくるので、そうですかってなってしまいます。
バトルシーンは迫力があるので全く文句ないですけどね^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

またひとつの戦闘が始まる・・・。そして覚醒する狂人・・・。

吉永裕ノ介による漫画が原作の劇場アニメ作品です。

全六章の第四章です。原作未読。

今回は訓練におけるとある軍人の親子と

戦争の一幕を彼らと主人公の立ち回りで

描いた話です。

これが戦争の一コマであり、そして敵陣営と

味方陣営のそれぞれにおける戦いのあり方や作戦

手の内をお互いに試行錯誤しながら読み、次の

手を考えていく。そんなのが見れる作品でした。

それととある軍人の親子における様々な

関連性やそれぞれの考え方、能力がまた違った

方向に向き合っていて、それらが主人公に

おける関係性をまた別の方向に持っていくところ

もよかったと思います。

ロボットバトルは比較的古典的な戦いがメインの

ものでしたが、そんなに悪くはなかったと思います。

(見る人が見ればどんなのかわかるのだろう。

ロボット関連素人にはよくわからんものです。)

これから戦いがどのように動き、この国々の

行く末はどこに向かうのかとても気になるストーリー

でした。(個人的には)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

64.8 91 2010年度アニメランキング91位
xxxHOLiC・籠(OAD)

2010年4月23日
★★★★☆ 3.8 (62)
456人が棚に入れました
コミックス初回限定版17巻付属DVD。
止まった刻(とき)が動き出し侑子が消え、四月一日は再び侑子に逢うため店の主人となる。侑子に逢える日を待ち続ける四月一日だったが、百目鬼を通して、とある家の蔵から見つかった茶吉尼天(だきにてん)にまつわる札の存在を知る。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

春夢期の続編♪

侑子さんが居なくなって10年後の
世界を原作に沿って描いている。

四月一日は侑子さんの居ない「ミセ」
の店主として可也落ち着いた感じで
で時より侑子を思わせる雰囲気。

百目鬼静は教授の助手をしつつも民族
学を学ぶ傍ら四月一日の助手をしてた。

とある以来で四月一日を頼り不思議な
縁を辿る物語が始まる。

五月七日小羽は静と同じ大学の生徒で
同じ民俗学を専攻・・仲睦ましい描写
や・・九軒ひまわりのその後にも触れ
るシーン等10年の歳月も垣間見る事が
できて可也愉しめた。

所々掴んでおいて逸らす様な上手さで
ラストを焦らされたり・・

でもやはり最後は期待道理過ぎて泣いた。
たぶん此処から先もあれやこれやで・・
簡単には結論を出さない展開かなと思う
けど・・泣ける良いラストでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

64.7 93 2010年度アニメランキング93位
名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)(アニメ映画)

2010年4月17日
★★★★☆ 3.7 (269)
1657人が棚に入れました
世界中を股に掛けて宝石を狙う怪盗キッドのところに、彼との対決に執念を燃やす大富豪・鈴木次郎吉からの挑戦状が舞い込む。世界最大の飛行船ベルツリー号の宝石“天空の貴婦人”を盗んでみろという次郎吉の申し出を知らされ、コナンや蘭、小五郎も駆けつけるが……。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、緒方賢一、松井菜桜子、堀川りょう、宮村優子、永井一郎、石塚運昇、優木まおみ、大橋のぞみ、大友龍三郎、中田浩二、大矢兼臣、小山武宏、小川真司、茶風林、井上和彦、湯屋敦子、千葉一伸

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まじっく快斗ファンには嬉しい作品

一言で例えるならば、コナンに海外ドラマ「24」を取り入れたようなストーリーを展開した作品。

◆この作品のみどころは・・・
やはりコナンと怪盗キッドのコンビでしょう。
従来のコナンアニメに出てくる怪盗キッドはキザでクールな雰囲気を出していましたが、今回は本来の姿である「まじっく快斗」のコミカルなキッドが見られます。
キッドの描写シーンはかなり多めで、主要キャラとの絡みは思わずニヤリな展開。
コナンファンはもちろん、キッドファンには絶対楽しめる内容だと思います。

◆声優について・・・
劇場版の作品では、この作品から毛利小五郎の声優が「神谷明」から「小山力也」に変更されております。
「小山力也」といえば「24のジャック・バウアー」が真っ先に思い浮かびますが、やはり声優交代は違和感がありすぎます。
ただ、この作品ではその事を考慮してか毛利小五郎の出番をかなり少なくしてあり、「声優交代を徐々に慣れさせていこう」という配慮がされているみたいで良かったかと思います。
そういえば、この声優交代の理由って信頼関係を失うような事態が発生したという事らしいですが、こういう事情での声優交代は視聴者としてはやめてもらいたいものですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

怪盗キッド登場3作品目

本作は銀翼の奇術師以来3回目の怪盗キッド登場作品である。キッドが登場する作品は、ハングライダーを見せたいのか、空が舞台の映画が多い(とはいえ2/3だが)。
本作から毛利小五郎の声優が小山力也に変わった。また、著名人によるゲストは、大橋のぞみ、優木まおみが出演。
前作からの反省か重要な役は演じない。(優木まおみの役には名前も無い)
原作では自称怪盗キッドのライバルでお馴染みの鈴木次郎吉が映画に初出演。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京都西多摩市の国立東京微生物研究所が、7人組の武装グループに襲撃される事件が発生。武装グループは研究所に厳重保管されていた殺人バクテリアを強奪、研究所を爆破して逃走した。

翌日、警視庁での記者会見の最中にテロ組織「赤いシャムネコ」から「殺人バクテリアを手に入れた。7日以内に次の行動を起こす」との犯行声明がインターネット上に流される。

時を同じくして、鈴木次郎吉がまたもや怪盗キッドに挑戦状を叩きつけた。鈴木財閥が建造した世界最大級の飛行船「ベル・ツリーI世号」に収めたビッグジュエル「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を盗んでみろというのが今回の挑戦。制限時間は東京を出発する13時から大阪に到着する19時までの6時間。キッドからは「夕方、飛行船が大阪市上空に入ってから頂きに参ります」との返事が届いた。

赤いシャムネコの犯行予告期限の7日目、飛行船は次郎吉の招待を受けたコナン、蘭、小五郎、少年探偵団、さらに中森警部ら刑事と独占取材陣たちを乗せて離陸した。ところが、各々が遊覧飛行を楽しんでいた矢先、赤いシャムネコから「殺人バクテリアを船内にばら撒いた」との脅迫電話が次郎吉にかかってくる。喫煙所を調べると、ソファーの下に赤いシャムネコのアンプルが発見された。その直後、乗客と乗務員の2人に感染症状である発疹が発生。さらに船内に侵入した赤いシャムネコによって飛行船がハイジャックされ、船内に爆弾を仕掛けられてしまう。爆弾が爆発すれば乗客・乗務員全員が犠牲になる。そして、大阪上空で飛行船が爆発して細菌が飛散した場合、関西圏の1000万人の人々が感染の危機に晒されることになる。

テロリストたちの目的は一体何なのか? そしてコナンとキッドの対決はどうなってしまうのか。
{/netabare}

物語が飛行船内で展開され、ハイジャックのスリルが味わえる本作だが、キッドとコナンが仲が良すぎな気が・・・(戦略的互恵協定だろうけれども)
キッドが登場する作品はいつもキッドにオイシイ場面をもっていかれ、コナンは地団駄を踏むわけだが、本作はそんなキッドの「まじっく快斗」の顔である、少しドジな一面も伺える。
服部も2作連続出演し、3人が協力し活躍するのは私は好きである。また、最近あまり取り上げられない新一と蘭の色恋沙汰もきちんとあって、盛りだくさんな作品だ(相変わらずコナン無双のシーンは存在する)。

総評としてはコメディ要素が強く色々詰め込んでいて面白かったが、肝心の推理が今一つ。
犯行の動機も・・・{netabare}仏像盗む為に何をしているのこいつ等は{/netabare}

キッドが好きな人にはお勧めです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

人間模様が一番の見所?

きっと誰もがTV版や漫画で少しは知ってるだろう
名探偵コナンシリーズの劇場版14作目。

とってもスタッフの意気込みが感じられる作品と
なっていました。長く続いているシリーズだけあって
ワンパターンにならないように苦心している様が
伺えますw

しかし、その苦心が上手く機能しているかどうかは別物。
苦心したせいで逆に作品にヒビが入ったような。80点じゃ
満足できず100点を目指したら70点になっても~た…みたいな
感じですw

でもほとんど描かれないこともある登場人物の人間模様は
今回多め♪その辺が好きな人はきっと楽しめるんじゃない
かな~?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

64.7 93 2010年度アニメランキング93位
文学少女 劇場版(アニメ映画)

2010年5月1日
★★★★☆ 3.7 (274)
1391人が棚に入れました
文字どおり食べてしまうほど文学が好きなヒロイン・天野遠子と、彼女によって無理やり文芸部に入部させられた男子高校生・井上心葉が様々な事件の解決に乗り出す学園生活の模様を綴った野村美月の人気ライトノベル・シリーズを映画化した劇場版アニメ。『銀河鉄道の夜』がモチーフとなっている原作の第5巻『“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】』をベースに、心葉と彼のトラウマとなっている少女・朝倉美羽との運命の再会がもたらす切なくも愛憎入り交じる人間模様を描く。

声優・キャラクター
花澤香菜、入野自由、水樹奈々、宮野真守、小野大輔、豊崎愛生、下田麻美、平野綾

sakurama61 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

本っておいしいんですかね?

“文学少女” というタイトル通り
文学作品である宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』がキーワードとなっています

読んだほうがおもしろくなると思うんですけど読まなくても、じゅうぶんに理解できると思うのでだいじょうぶです(^^)



高校生の心葉くんはある事件が原因でトラウマを抱えることになってしまいます(*ノД`*)
そんな中で文芸部に入部させて毎日物語を書くことをすすめる部長の遠子せんぱいにふりまわされながらだけど
たのしい日々がつづいていって(´∀`*)


でもそんなある日、心葉くんはトラウマの原因となった美羽ちゃんと再会してしまい……


一応のあらすじです


わたし最初はもっとおちついた話なのかと思ってたんですけど
まさかこんなに
みんなたくさん悩んでてシリアスな話なんだぁってちょっとびっくりでしたヽ(´Д`;)ノ


しかも遠子せんぱい「紙にかかれた物語(本)」をたべて生きてるだなんてwでもすっごくおいしそうに食べてるんですよねw

心葉くんがちょっとうらやましかったです(´ε`*)w



『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカムパネルラをうまく心葉くんと美羽ちゃんにたとえていました^^



おわりのほうで遠子せんぱいがみんなに文学を引用して語りかけていくところはやっぱり“文学少女”だなって…


ただ1つ気になったところは
キャラの心情がわかりにくかったところです(;´Д`)
原作読めばわかるのかなぁーって…

けど、作品の全体を理解することのできる内容だったのでよかったと思います^^



とてもまとまりがあっておもしろかったので
気になった方は観てみてください(*´v`*)






ちなみに“文学少女”の『“”』がなぜついてるかというと
そのほうが画数がいいからなんだそうです!w
登場するキャラの名前の画数もついつい、いい画数にしてあげたくなっちゃうみたいでw

作者の野村美月さんすごいですね(*´ω`*)w

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41

. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これは無いよ~! あ、でも遠子先輩好きです。

よくね、原作を読んでから観るべき作品が有るって聞くのだけど、正にこの作品がそうだと思うの。うん、原作を読んで無いと話が繋がらない・・・。登場人物が薄っぺら過ぎて、全然背景が描けて無いと思うんだ。ネタバレになるからあんまり詳しくは言えないけど、この作品を観ただけだと、登場人物の行動が全然理解出来ないと思うの。そうじゃないでしょう、そうじゃないだろう!なんでここを(原作部分を)はしょってしまうかな~!作品を観ながらそういう思いがずっとつきまとって居ました。映画って事で尺の制限が有る訳だけど、監督さんはこの物語の(原作)の良さを本当に理解しているのかな。視点がずれっているって私は強く感じました。文学少女シリーズを愛する者としては、この映画の出来に関しては納得がいかないな。怒っていいと思うんだよ、文学少女ファンは! あ、でも遠子先輩の魅力はすごく伝わりました。キャラの作画は一部批判もあるのだけど、私はすごく好きだなぁ~。彼女の魅力を堪能させていただきました。遠子先輩ファンならば観ても損はしないと思うよ。ウン。
あ、そうそう。主題歌の「遙かな日々」はお勧めです。必ず最後まで聴いてね。後半になる程盛り上がる曲で、聞き終わった後に”何か”を残してくれるんじゃないかな・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヒロインが花澤嬢だったなんて・・・、物語に没頭して最後まで気づきませんでした。<追記;OVA>

モクレンの木の下で物語をおいしそうに食べる遠子さん。
それが心葉の出会った文学少女。
これは一人の少女と一人の少年の出会いと成長のお話しである。

ある時は無邪気にはしゃぐ妹。
ある時は無償で励ましてくれる姉。
そして時にはすべてを理解し包んでくれる母。
そんな遠子さんにより、心葉は再び歩み出す。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。
この文学小説を中心に物語が進行。
そして、プラネタリウムの夜のカタルシス。
感動せずにはいられません。

全体に流れるのは、心の闇。
しかし、それを明るく照らし出す文学少女。
一筋の清流を見ているかのよう。
そんな作品である。

<追記;OVA>

劇場版にOVAとは珍しい。
ヒロイン3人によるサイドストーリーです。

遠子さん編
{netabare}心葉と出会う前の遠子さん。
遠子さんの清楚で可憐な文学暴走が楽しいです。
意外や意外、遠子さんにあんな悲しい過去が・・・
でも、太陽のような遠子さんは前を見つめます。
そこにあの井上ミウ(井上 心葉)が。
運命の出会いです。

ところで、劇場版の出会いのシーンは演技だったんですね。
役者だね、遠子さん。{/netabare}

美羽編
{netabare}心の闇を抱える美羽。
劣悪な家庭環境のため、心が歪みます。
ホントは、誰のせいでもないんだけどね。

心葉との出会いは必然。
しかし、不幸な結果に・・・
遠子さんとの出会いは少し先の話です。{/netabare}

ななせ編
{netabare}己の気持ちを巧く表現できないななせ。
シャイで不器用なツンデレがひたすら可愛いです。
心と裏腹な態度をとるのも純なせい。
ななせ頑張れ!
ななせの片想いドタバタ騒動記をお楽しみ下さい。

それにしても森ちゃん、面倒見のいい優しい子だね。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

64.6 95 2010年度アニメランキング95位
機動戦士ガンダム00 スペシャルエディションIII リターン・ザ・ワールド(OVA)

2010年2月23日
★★★★☆ 3.9 (33)
296人が棚に入れました
西暦2312年。ソレスタルビーイングと、国連軍との最終決戦から4年。地球連邦政府を樹立した人類は、さらなる国家の統合、人類の意思統一を目指すべく、連邦正規軍とは別に、独立治安維持部隊『アロウズ』を組織する。しかし、その実態は、統一に名をかりた反政府勢力や主義、思想等への非人道的な弾圧であった。夢を叶え、ルイス・ハレヴィとの約束を守るべく、宇宙技術者の道に進んだ沙慈・クロスロードも、否応なく連邦政府の改革に巻き込まれていく。一方、4年前の最終決戦で生き延びた刹那・F・セイエイは、ソレスタルビーイングによって変革を促された世界の行く末を見つめていた。監視者、アレハンドロ・コーナーを倒し、争いのない平和な世界になることを夢見て。しかし、彼が目の当たりにしたものは『アロウズ』によって作られた弾圧という名の平和、歪み続ける現実であった。彼は再び戦う決意をする。世界を変革出来うる力、ガンダムと共に。再び動き出す世界で刹那や沙慈の進み行く先はどこに向かうだろうか?2ndシーズン後半を再編集した特別版!

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

マリナ姫が不憫

ダブルオー総集編OVA作品の3作目。セカンドシーズンの14話からラストまでが収録されています。
このあたりは本放送時にも重要なシーンが連続していて、個人的な感想ではカットができないタームだと思います。
そこを一時間半強におさめているため、2作目以上に短縮に無理のある部分が多かったように感じられました。
一方でラストにカットの追加があり、テレビ放送時とは演出の異なるラストとなっています。
そこ以外にも追加はあるのですが、主にカットしたしたことによるシーンのつなぎ目的のため、ラストの追加カットだけは本OVAシリーズを見てきた方へのご褒美のように感じました。

2作目でカタロン襲撃シーンがまるっとカットされていたことに関連し、マリナ・イスマイールのシーンがガンガン減っています。
マリナと孤児の子どもたちによる平和の歌が存在ごとなくなり、そのためもはや彼女がなんのためにいるのかわからなくなっています。
個人的にはマリナ姫は好きでも嫌いでもないキャラなのですが、少し不憫に思いました。
また、王留美のシーンも大幅にカットされています。
マリナ姫もですが、王留美もスペシャルエディションではほとんど出番がなく、実のところ大して重要な役割でもなかったのかなぁと。お兄様に至ってはスペシャルディションで発言したシーン自体、記憶にありません。
また、先にも書いたとおり、ラストが少し違っています。刹那とリボンズの最終決戦のあとです。
どちらかというと、総集編のほうがいい終わり方と思います。
こういった追加シーンはいいですね。単にテレビシリーズをなぞるだけではなく、追加シーンがあると嬉しくなります。
なお、テレビシリーズで話題となったライルとアニューの服を着たままベッドシーンは、本OVAでも服を着たままです。FxxK!!

ダブルオー自体が名作のためスペシャルエディションも楽しく見ることはできましたが、全編を通してOVAに収める事情からやむを得ずに必要なシーンもカットされているのが残念に感じました。
再視聴でも、テレビ版をよっぽど何度も見て内容を覚えているという方でない限りは、テレビ版を見ることをおすすめします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

64.6 95 2010年度アニメランキング95位
コララインとボタンの魔女 3D(アニメ映画)

2010年2月19日
★★★★☆ 3.8 (21)
78人が棚に入れました
人気作家ニール・ゲイマンのヒューゴー賞受賞のベストセラー児童文学を、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督が全編3Dで映画化したストップ・モーション・アニメ。現状に不満を持つ一人の少女が、偶然見つけた“もう一つの世界"に夢中になり、やがて恐ろしい事態に直面するさまを、かわいさの中にも不気味でグロテスクなタッチを織り交ぜつつ描き出す。 ピンク色の古いアパートに引っ越してきたばかりの少女コラライン。まだ友だちも出来ず、忙しい両親はまったく構ってくれない。すっかり退屈していたコララインは、ある日家の中で不思議な扉を発見する。そして、その扉を通り抜けた先でコララインが目にしたのは、今までと変わらない家の中。しかし、何かが少しずつ違う。しかも、そのどれもが現実の世界よりも素晴らしくなっていた。優しいママとパパの目がボタンで出来ている以外は。すっかりこの不思議な世界に魅了されてしまうコララインだったが…。

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

コララインとボタンの魔女

2020.2.3 吹き替え視聴完了。
原作未読。

現実の中で両親のことやいろいろと不満を
かかえる少女コララインが、引っ越してきた新居で
異世界に通じるドアを見つける。

まあまあの面白さ。
問題はキャラがあまり可愛くない所かな。


この映画を見て感じたこと。
よくある子供たちの行方不明事件のうち
現実の不満が原因で甘言により連れ去られた場合も
多いんじゃないかなと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

恐怖と不思議の世界の物語

 大傑作「パラノーマン」のライカがおくる、ストップモーション映画の最先端をゆく恐怖と不思議の世界の物語。


 「パラノーマン」に比べると、ちょっと怖い不思議なおとぎ話という程度でストーリーやキャラの魅力が凄い!ということはないが、ストップモーションでの撮影による長編アニメ作品としてのイマジネーションの爆発と、それを実現する技術力の素晴らしさには脱帽!。


 アニメーションの醍醐味である、命なき物に命を宿すという喜びをここまで実感できる作品はそうないだろう。実写なら撮れば人物も背景もなんとかなってしまう面もあるが、アニメーションでは一から創造しなくてはならない。それは欠点ではなく、センスが人が担当すれば無限の可能性となる。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

米国発・ファンタジー 3Dストップモーションアニメーション

原題:Coraline
年度:2009年
製作:ライカ(アメリカ)
時間:100min
監督:ヘンリー・セリック

異世界へ通ずる扉を開けてしまった少女の冒険ファンタジー


物語は所謂「不思議の国のアリス」系統となりましょうか、


映像はもうわけがわからないよ/人◕ ‿‿ ◕人\

3Dモデリング・3Dプリンター技術を導入し表情など数百種類作成との事

もうこうなると
「3Dモデリング・3Dプリンター技術を導入したストップモーション」と
「人形アニメーション風に仕上げた3DCGアニメーション」では
パッと見で違いが判らなくなって来てるんじゃないですかね。^^;)

これがすでに10年前の作品ですから、いやはや凄い、


そしてハラハラドキドキの展開心地良く、
面白かったです( ^ω^)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

64.5 97 2010年度アニメランキング97位
怪盗グルーの月泥棒 3D(アニメ映画)

2010年10月29日
★★★★☆ 3.8 (37)
166人が棚に入れました
世紀の大泥棒を目指す男が、ある悪だくみから孤児の三姉妹を利用しようとするものの、思いがけず愛情が芽生えてしまうさまをユーモラスに綴るハートウォーミング・アドベンチャー・コメディ。監督は、共にこれが長編デビューのクリス・ルノーとピアー・コフィン。 大泥棒グルーの生きがいは、世界をあっと驚かせる物を盗むこと。そのために、バナナから作られた怪盗軍団“ミニオン"を従え、涙ぐましい努力を続けていた。そんなある日、ピラミッドが盗まれ大ニュースに。悔しがるグルーは、負けてなるものかと、月を盗むことを決意する。ところが、宿敵ベクターの横やりで作戦失敗の危機に。そこで、ベクターを陥れるため、養護施設で暮らす三姉妹、マーゴ、イディアス、アグネスを利用することを思いつく。こうして三人を養女に迎え入れたグルーだったが…。

声優・キャラクター
スティーヴ・カレル、エルシー・フィッシャー、ジェイソン・シーゲル

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

子供向け「アメリカンジョーク」

この怪盗グルーシリーズの良いところは全編に渡るアメリカンジョークがよくできていることだ。

日本人にはよくわからないだろうが、アメリカのスーパーヒーローが原色の明るい奇抜で突拍子もないコスチュームを纏っている理由は、一種の「ジョーク」なのである。まさに「冗談」なのだ。これはアメコミの作家もみんな言っている。

「イギリス人やフランス人のような、ヨーロッパの人たちはアメコミを表紙を見ただけで必ず笑ってこういうんだ。「こんなの冗談だろ?こんなバカみたいな衣装を着て敵と戦うのか?バカみたいじゃないか?」ってね。だから私はこう言い返すのさ。「もちろん馬鹿みたいなものさ。だけど楽しいじゃないか。これはちょっとしたゲームのようなものさ。ポーカーやってて、誰もトランプの絵柄にケチつける奴なんかいないだろ?そう言う奴は無粋なのさ。」


と、とある有名なアメコミ作家(MARVELやDCの古株)が言っていたが、元々アメリカはそういう文化なのである。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

月を盗むぞ!

イルミネーション・エンターテインメント製作の
「怪盗グルー」シリーズの第一作目。

2010年公開です。

ミニオンが有名なのですが、
主人公は、グルーです。笑

90分ほどの作品です。


● ストーリー
世界一の悪党を目指すグルーは今、
“月を盗むこと”を目標にしていた。

バナナから生まれたミニオンたちや
サイエンティストのネファリオ博士と共に、計画を進めていた。

しかし、計画に必要な“縮小ビーム銃”を
新人悪党のベクターに横取りされてしまった。

クッキーの注文でベクターの家に出入りする三姉妹を見つけたグルーは、
彼女たちを利用することを思いつく。

養護施設から三姉妹を引き取り、共に暮らす。
果たしてグルーは、ビーム銃を取り返し、月を盗むことができるのか?


子どもも大人も楽しめる作品だと思います。

“月を盗むこと”というゴールに向けて、
やらなければならないことがはっきり示されているので、

子どもにもわかりやすいと思います。

いろいろな展開や要素があって、
長時間でも飽きない構成なのは、いいです。

だけど、ラストはあっけなく感じました。

月泥棒よりも、途中から三姉妹とのあれこれの方に
物語の主軸が動いたからかな。

月を盗む、なんて夢があっていいゴールだと思うけど♪
私もどうやって盗むのか、ちょっとわくわくしました^^

子どもには月泥棒を、
大人にはグルーと三姉妹の絆を。

世代によって
面白いと感じたり心に残ったりするシーンが違うかもしれませんね。


● キャラクター
ミニオン。集団を指すときはミニオンズ。
バナナから生まれた生物らしいです。

だからバナナが好きなの?共食いww

黄色くて、言葉は彼ら独自の言語を使い、
一生懸命だけどどんくさくて、でもめげないから憎めない♪

面白いことが大好きで、
いざというときにはすごい力を発揮する♪

おバカなところも含めて、
なんといっても彼らがかわいい♪

私はミニオンの走り方がツボでしたw
ちょこちょこ~と走るのが、かわいかったw


怪盗グルー。

悪党らしく、冷たいシーンもたくさんありますが、
結局はいい人という描写に落ち着きます。

三姉妹が改心させた、というよりも、
元からそんなに悪い人という印象はなかったな。

笑福亭鶴瓶さんが演じてますが、
初めて見た時からどうもこの棒読みが苦手で…。

演技が悪いのか、関西弁が悪いのか、

初めて見た時に感じた気持ち悪さは、
作品を観終わっても消えませんでした。


グルーのライバルになるのが、怪盗ベクター。

こいつはすごいのか、バカなのか、わかりません。笑

ここぞというときにヘマばかりして、
グルーにとってもベクターにとっても、
お互いの活躍する機会をぶっ壊していましたw

まあ、緊張感が長く続かず、
あっさり次のシーンに進めるという点では、プラスだったのかな。笑

今ひとつ輝き切れないキャラだったように思います。


● 音楽
テレビ放送で見た時には主題歌等は流れなかったのですが、
調べてみると日本語版の主題歌はRIP SLYMEが担当していたそうですね。

「Good Times」という曲を、
電気グルーヴの砂原良徳さんがアレンジしたものが使用されたそうです。

聞きましたが、他の洋楽からも浮かず、
かっこよさでも負けない一曲でした♪


● まとめ
今やミニオンが有名すぎますが、
主人公はグルーなのですね。笑

ミニオンがかわいかったので、
もっと活躍が見たいな♪

一家に一匹ミニオンがいても癒されそうですが、
彼らの場合は、集団でうじゃうじゃいるからかわいいのかもしれませんw

私には個体の見分けがつかなかったけれど…。笑

大人と子どもが一緒に楽しむには、
うってつけな作品だと思いました^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

声優さんが意外な方

あまり期待していなくて見たのですが、
ストーリーもよくて、キャラクターもとってもよくて
驚きました。コメディあり、泣かせる展開あり。

あと、タイトルにも書きましたが声優さんが意外な方。
これはここに書いてネタバレになると面白くないので
書きませんが、声を聞いたら皆が知っているあの方です。
私はこの方が声優をやっているのをはじめて聞いたのですが
賛否両論ありそうですが、私は上手だなと思いました。
キャラクターにもぴったりだしね。

あと、そこのイラストの隅っこにのっている、黄色の物体が
とーっても可愛かったです♪

是非オススメしたい作品のひとつです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

64.4 98 2010年度アニメランキング98位
ブレイク ブレイド 第二章「訣別ノ路」(アニメ映画)

2010年6月26日
★★★★☆ 3.7 (158)
1083人が棚に入れました
ゼス率いるワルキウレス部隊の襲撃に対し、クリシュナ軍は城内のゴゥレム部隊を集結させる。この戦いがゼスの本意ではないと信じ、交渉のため単身出撃するライガット。戦場で果たされる、旧友との4年ぶりの再会…。だが、互いこそが兵を退くべきと譲らず、交渉は決裂。アテネス・クリシュナ両軍を巻き込む戦闘へと発展してしまう。辛うじて離脱したライガットはゼスの部下・リィと遭遇、一騎討ちを余儀なくされるのだが…。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

戦争とは双方が正義で命を取り合うもの

前章でなりゆきから戦う事となった主人公。
今回で、戦争の現実と殺し合いの実感を目の当たりして苦悩します。

青臭い正義(争わないこと)を信じる主人公は、敵側にも正当な事情があること、戦いになれば命の取り合いになってしまう事を身をもって痛感。
戦いたくないという気持ちと戦って成すべきこととの狭間で葛藤します。
・・・とまぁ、ストーリーはありがち&お約束でした。
王道ド真ん中ですが、王道だけに安心してみていられます。

個人的な願望になりますが、主人公にはこのまま戦争を納得して飲み込んで欲しくない。
最後の最後で青臭さを主張できたら魅力的なんだけど・・・はてさて、どうなるやら。


ロボの戦闘が今回は多めなので見応えはありましたが、武装がまだショボイので、ちょっと迫力に欠けるかな?
しかーし!
ラストでパワーアップした新武装がお披露目されてます。カッチョイイ♪


なーんか、話の方は先が読めそうな気がしてきましたが・・・予告を見る限り、次回のバトルは面白そうです。
期待しつつ、続章へ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

典型的な第二章

相当に典型的な第二章です。
第一章でインパクトのある話を細かい話なしで出して、次で細かい話を持ってきて主人公に戦う理由を持たせる。
正しくそのまんまです。
ですがそのまんまという圧倒的な王道感のおかげで、非常に安定して見ることができると思います。
この章のなかで細かい設定やら人間関係の構築やらが語られるので、見とかないと後で困る事になります。
まぁこれ見ないで途中から見る人は流石にいないでしょうが。
一章通り内容以外もぶれはないです。安心して見れるので、単純に面白いんじゃないでしょうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これが軍での戦場での選択。彼がこの先見たものは・・・

吉永裕ノ介による漫画が原作の劇場アニメです。

全六章の第二章です。原作未読。

今回の話は主人公が戦場に話し合いをする

ために行き、そこで見たもの感じたこと

から彼の選択が描かれています。

約50分と短いのでロボットをあまり

気にすることなく視聴することができた作品です。

国と国の思惑やそれぞれの思うところで

主人公と旧友とがそれぞれの大義で敵や己と

戦うところがよかったです。

でも主人公は本当に戦闘向きじゃない性格な

感じがするので一体どんな結末を迎えるのか

楽しみです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

64.4 98 2010年度アニメランキング98位
バトルスピリッツ ブレイヴ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (28)
187人が棚に入れました
チャンピオンシップ会場。ダンは小さなバトスピファンたちにカードを教えながらも、拭えない渇望感に苦しんでいた。『熱い戦いをしたい! もっと強い奴と戦いたい!!』そこに現れたのはまゐ。バトルが出来る時代に一緒に来て欲しいとの願いに、ダンは二つ返事で自ら飛び込んでいく。ダンの新たな戦いの舞台は、異界魔族に侵食された未来の地球。そこで再会したカザン長官から、危機に瀕している人類を救って欲しいと、未来を託される。赤のデッキを渡そうとするカザンに、ダンは『全部の色をくれ』と6色全てのデッキを受け取る。ダンはカードを全て見て、すぐさま自分のデッキを構築し始める。そこに異界魔族の侵略行動報告が! ダンはクラッキーが艦長を務める「麗しのソフィア号」で出撃。領土拡大を狙うデュックに対し、新たなデッキで、人類の存亡を賭けたバトルを挑む。新しいバトルフィールド、新しいバトルフォーム、新しいキースピリット。そして新たな力、ブレイヴ!伝説の男、激突王ダンの新たな戦いが始まった。

声優・キャラクター
緒乃冬華、川澄綾子、小野大輔、柿原徹也、伊藤かな恵、乃村健次、遠藤綾、ゆきのさつき、嶋村侑、櫻井孝宏、阪口大助、浪川大輔、浜田賢二、鈴村健一、根谷美智子、白熊寛嗣、松岡禎丞、本多陽子、諏訪部順一

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

バトスピアニメシリーズ最高傑作

素晴らしいです。勿論、バトスピわからなくても楽しめます。

「コアの光主」たちの壮絶な運命やそれに抗おうとして必死で立ち向かう姿。
ヒロインまゐの悲しい恋心。

前作と桁外れに成長したダンの素晴らしい生き様。
前作を引き継いでの新シリーズで二年間の蓄積もあるのですが
ラストは凄いです。言ってしまうと主人公が消滅する壮絶なバットエンドなのですが、
唖然とすると同時に見る者の心を揺さぶります。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

64.4 98 2010年度アニメランキング98位
装甲騎兵ボトムズ 幻影篇(OVA)

2010年1月1日
★★★★☆ 3.8 (12)
76人が棚に入れました
夫婦となったバニラとココナは、別れを告げることもなく去ったキリコとの思い出の地を巡っていく。ウド、クメン、サンサとキリコとの再会という淡い思いを抱きながら旅する彼らを待ち受けるものとは? 1983年に放送され、そのミリタリーテイスト溢れるメカ設定や、主人公・キリコを取り巻く過酷な物語の魅力もあいまってリアルロボットアニメの金字塔と名高い『装甲騎兵ボトムズ』。その人気はTVシリーズの放送以後、後日談やサブエピソードがOVAや劇場版、小説などで描かれ続けているほど。本作はTVシリーズから約30年後、OVA『赫奕たる異端』及び小説『孤影再び』以降を舞台したOVA作品。高橋良輔監督はじめ、TVシリーズのスタッフが再集結したことでも話題となった。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

過去の清算

幻影編に関してレビュー少ないですね。見てない方多いのでしょうか?

 ボトムズなんて見た事無いという方、幻影編から見ても訳が分からないのでスルーしてください。
ボトムズってシリーズは本編の話を幻影編に至るまでずっと引き摺ってますので、見るなら本編からです。そして、今の時代のアニメに慣れた方はきっと古臭くてツラい筈。最新の幻影編ですら若い世代に迎合しようという気が全くないのがボトムズってもんです。


本編からova含め全部見てきた方で、幻影編見てない方へ。

・相変わらずカオスなウドの町
・内戦終結後のクメンとポタリア
・老いたゾフィー
・モンテウェルズ法王との因縁の結末
・本編以来お久しぶりなあの方との対決。

ここまで書くとほぼネタバレな訳ですが、ボトムズ好きなら面白い面白くない別にして興味持たざるを得ない話な訳で。
私は見た方がいいと思います。

 私は正直、もうボトムズに関しては見て面白い面白くないという次元で語ろうとは思えないんですよね。言葉にするの難しいですが、高橋良輔監督が続ける限り、私は最後まで付き合おうと思ってます。

こんなシリーズ他にないと思います。
ガンダムは作品ごとに主人公も時代も情勢も変わっていく。視聴者に対しても巧くアレンジしながら時代に合わせてます。
ボトムズのアストラギウス銀河は停滞した世界であり、やってることは本編から変わらず。軸はキリコと神からブレてない。
もう、私らボトムズ信者しか相手にしてないとしか思えません。それに私達を失望させる程ヒドイ作品に落ちぶれた訳でも無い。
ならば最後まで付き合うのが義理ってもんじゃないかなと。

まぁアニメって義理で見るものか?と問われたら違いますけどねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
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