2023年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 100

あにこれの全ユーザーが2023年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月04日の時点で一番の2023年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.8 26 2023年秋(10月~12月)アニメランキング26位
キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
44人が棚に入れました
南葛中と東邦学園の同時優勝で幕を閉じた全国中学生サッカー大会。大会後、フランス・パリで開催される国際ジュニアユース大会に向け、日本ジュニアユース代表が選出されることとなった。世界への飛躍を誓う翼に加え、日向、若島津、そして若林、岬の海外組ら最強の布陣。一方、日本を実力で上回る世界のサッカー大国も動き出していた。 ドイツのシュナイダー、フランスのピエール、アルゼンチンのディアス、イタリアのヘルナンデスら、新たなライバルたちもまた世界一の座を手中に収めるべくパリに集結。夢と誇りを懸けた激闘が今、始まるのだった!!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

特別感のある『ジュニアユース編』

【レビューNo.133】(初回登録:2024/7/7)
コミック原作で2024年作品。全39話。

(ストーリー/評 価)
・これで4度目のアニメ化
 『キャプテン翼』いえば、私だとまさに少年時代ど真ん中って感じで、ジャ
 ンプにアニメにって友達も皆熱中していましたね。アニメの方は
 ・第1作:1983年~1986年放送
 ・第2作:1994年~1995年放送
 ・第3作:2001年~2002年放送
 ・第4作:(1期)2018年~2019年放送
      (2期)2023年~2024年放送←本作
 って感じで、これで4度目のアニメ化になるようです。
 私は少年時代第1作と、アニメにハマってから第4作:1期を懐かしさでつ
 まむように観てた感じですね。
 第1作では『ジュニアユース編』はアニメ化されなかったので、素直に嬉し
 かったですね。

・特別感のある『ジュニアユース編』
 『ジュニアユース編』ってシリーズの中でも結構特別感があるんですよね。
 ・ライバルが今度は味方に! →日本代表チーム
  『ジュニアユース編』は「第1回フランス国際ジュニアユース大会」に出
  場するために、『中学生編』で翼と激闘を繰り広げた日向君や松山君らが
  今度は同じ「日本代表チーム」して世界一を目指すワクワク展開なんです
  よね。
  誰がスタメンに名を連ねるのか・・・
  個人的にここでの一番の見どころは
  {netabare}怪我で療養中の翼の復帰を見越した、松山君のMF→DFへのコンバートですね。{/netabare}
  これは高橋先生の大ファインプレーだったと思います。

 ・岬君、若林君の合流
  岬君、若林君は『小学生編』の翼のチームメイトでしたが、親の仕事やサッ
  カー留学で2人はヨーロッパに渡るので、『中学生編』には登場しなかった
  んですよね。
  そんな2人と3年ぶりの再会です。
  特に「翼・岬のゴールデンコンビ復活」はこの作品の目玉ともいえるかも。

 ・ワールドクラスのライバルたち
  今度は世界が相手なので
  ・ドイツ:シュナイダー(FW)
  ・フランス:ピエール(MF)
  ・アルゼンチン:ディアス(MF)
  ・イタリア:へルナンデス(GK)
  といったワールドクラスの新キャラが目白押しとなるので、この辺も特別感
  が凄いんですよね。

  個人的に一番好きなシーンは
  {netabare}三杉君の代表戦デビューですね。
  ・翼に引けを取らない実力を持ちながらも
  ・心臓病を抱えるため、代表チームにはコーチ的ポジションとして参加
  ・しかし一応選手登録もされていて・・・
  後半残り時間わずかな場面で登場し、華麗なるプレーを披露して
  「日本にはまだこんな凄いプレイヤーがいたのか!」
  と世界に知らしめるところが最高にかっこいいー!!{/netabare}

サッカー作品も『キャプテン翼』の時代からいろいろ進化して、最近だと『ア
オアシ』や『ブルーロック』辺りは、優れたプレイを作画やセリフを駆使して、
ロジカルに語る描写が主流となっていますが、本作の描写イメージだと
「なんかアイツ鬼ヤバ~」(←語彙力w)
みたいなwww
でもそれでいいんです!!
本作は少年ジャンプ3原則「友情・努力・勝利」の申し子のような作品なので
インテリジェンスがなくても、わかりやすく熱い展開をみせてくれれば。
・ブルーロック:絵心
 「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない!」
 → 本作「ボールは友だち!チームワークを乱れすな!!」
という世界観なんでw

私のような『キャプテン翼』世代が当時を懐かしむのもよし、若い世代がサッ
カー作品の歴史に触れるのもアリなんじゃないですかね。
いうても『アオアシ』や『ブルーロック』等の原作者も『キャプテン翼』から
何かしらの影響を受けているはずなので。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 7

68.7 27 2023年秋(10月~12月)アニメランキング27位
東京リベンジャーズ 天竺編(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (87)
322人が棚に入れました
突如目覚めたタイムリープ能力で12年前に戻り、過去に起きた東京卍會の危機を救ってきた花垣武道(タケミチ)。芭流覇羅との抗争を終えて現代に帰ってくると、自分が東京卍會の最高幹部になっていることを知る。 しかし喜びも束の間、現代の東京卍會は変わらず諸悪の根源・稀咲鉄太に支配され、事態は一向に解決していなかった。人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジは終わらない!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

泣き虫の弱者の成り上がり

東卍のみんなが好きだから見てます、作画時々気になるけど、今回のエピソードとても良かった
相変わらず東卍の幹部達は漢気があってカッコいいですね!
今回で目立っていたのはスマイリーとアングリー兄弟、イザナも良かったです
あとOPのホワイトノイズ最高!

でも稀咲は相変わらずモヤる
{netabare} 最初からずっとダサいなあと思っていましたが、これだけ長く引っ張ってるのに敵としての魅力を描けていなくて、退場するタイミングを逃した感じ
やっと動機が語られたけど、思っていた以上にしょうもなかったし、肝心の「マイキー君も他の総長もなんでこんな口だけの男を重用してるの?」がわからないまま

敵役だから極悪な性格なのはいいんだけど、失敗して組を鞍替えするたびにどんどん小者感が強くなっていって今回が一番ダサいし、最期もトラックにあっさり轢かれて消化不良な感じ・・・

相変わらずみんな稀咲を恐れてるし、過去も未来も大きな権力持ってるし
何度も裏工作に失敗している信用できない新参なのにどの組織の幹部からも歓迎されるのがミステリー
敵も味方も魅力的なキャラいっぱいいるのに、一番長く出てくる敵が魅力なくてダサいっていうのがもったいない {/netabare}

投稿 : 2024/11/30
♥ : 6
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期よりもよかった

原作は読んでいない

聖夜決戦編では、主に敵キャラクターが突拍子もない考え方と行動をとることが多くて、「なんでそうなる?」と思うことが多かったが、今回はキャラクター造形にはそれほど不自然さはなかった
{netabare}ただ、あれだけ人の心を理解した綿密な計画を立てられる稀咲が、日向の気持ちを理解できずに日向を殺していたというのはちょっとありえないとは思う
それと、回想シーンが多かった気がする
ただ、物語自体は普通におもしろかった{/netabare}

続編制作の告知が全くなかったけど、ここまでアニメ化したのだからたぶんやるのだろう。期待してます

投稿 : 2024/11/30
♥ : 1

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やっぱ作画で損してる感はある。

良い作品なんだとは思います。内容もなかなか面白いし、音楽も声優さんも良い。でもやっぱ不良物はアニメより漫画の方が良いのかな。この作品は不良物の中でも闇が深い方だと思います。しかし、緊張感のあるであろう場面でもどこかあっさりしているように感じました。乱闘シーンにリアル感がないと言うか・・・。良い作品だからこそ、有名作品だからこそ少し酷評してしまいました。が、ここまで来ましたし続編があれば観ます。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 1

68.7 27 2023年秋(10月~12月)アニメランキング27位
柚木さんちの四兄弟。(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (71)
194人が棚に入れました
親を2年前に亡くした柚木家四兄弟。一家の大黒柱で、苦労人の長男・隼(はやと)、クールで”釈迦”と呼ばれる一面がある一方、湊が大好きで全てを「かわいい」と許容するブラコン気味の次男・尊(みこと)、元気で兄弟思いだが空回りをしがちで不器用な三男・湊(みなと)、しっかりもので”仙人”と呼ばれ達観している小学1年生の四男・岳(がくと)の四兄弟による、家庭で、学校で、ご近所で巻き起こる日常が描かれます。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

兄弟の絆

両親がいないイケメン男子4兄弟のホームドラマ
密かにお気に入りの作品、思春期の男子が思い悩む姿がちょっと重たいけど、とにかく可愛くてオススメ
男の子の子育てをするときの参考になることもあるかもしれません
4人それぞれ結構深刻な悩みを抱えていてシリアスな話ばっかりだけど、悩みが解消される過程が丁寧で、終わってみればスッキリしていてイイ話、気づいたら全員可愛すぎて推してた!

最推しは岳ちゃん! 可愛すぎて毎週癒しだった
でもこんなおじーちゃんみたいな6歳児いないだろうなあ・・・
小5くらいから女の子にモテモテになりそう

尊くんについて
私も小さい頃、妹のワガママが通ることよりも喧嘩すると母は必ず妹の味方になるのが悲しくて、気持ちすごく良くわかる、尊くんは溺愛しすぎだけど!

隼さんは理想のパパ
同窓会で{netabare} 弟のお世話で大変な様子を生き生きと語っているのを聞いて、同級生の女の子達が「ないわー」って言ってたけど、そうかな?
結婚したらちゃんと仕事して家事や子育てちゃんとできるパパなんて最高じゃない?{/netabare}

湊くんは一人だけやたら子どもっぽくて、最初はちょっと不快感あったけど、ずっと見ていくとだんだん愛着が生まれてきて、岳ちゃんに対してはちゃんとお兄ちゃんしてて、尊くんが甘やかしたくなる気持ちもわかる、愛されるわがままって感じ

投稿 : 2024/11/30
♥ : 11

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

互いを高め合う、労わる、幸せにする

あらすじで泣ける、作品で水分を失う

両親を亡くした歳の差のある4人兄弟の話。

視聴前は設定が不幸系のギャグコメディだと思っていたら、
物語のあるハートフル精神成長型アドベンチャーだった。
こちらを日常系に分類してはいけない。

長男で働いているブラコン母、
次男で落ち着いたブラコン長男、
三男で活発で果敢なちびっ子ブラコン次男、
四男で一番大人で家族思いな末っ子。

ちなみに既にあるいは将来的に全員イケメン。

この作品は二つのテーマがあるように感じる。
一つは家族、
もう一つは個人。

その家族に隣人がいるのが、なんかとても良い。

若かろうが幼かろうが、兄弟であろうが家族であろうが、
色々考えているのだ。

こんなあたたかい人間関係はいいな、
こんなにステキな人間はいいな。

少しは彼、彼らのようになろうかな、
そんな風に思わせてくれる優しい作品。


ちなみに私も、3人男・末っ子に妹の4人兄妹だが、
妹と両親に年一でこちらから連絡するかしないか、
兄弟とはどちらからも数年連絡を取っていない(笑)

投稿 : 2024/11/30
♥ : 3

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最近珍しいかも。静かに時の流れるアニメ

こういったアニメは最近めずらしい。
両親を亡くし、男4兄弟だけで生活する家族の話。
それぞれの兄弟の視点から、家族の日常が描かれる。
何気ない日常なのに、家族っていいなと思わせる、感動の作品。

特に特徴的な最終回。
墓地に向かう兄弟がバスに乗っているのだが、雨音だけが響いている。
現実にはバスのエンジン音があるので、
あんな雨音が聞こえることはないはずなのだが。
お墓参りが終わった直後、空が晴れて虹がかかる。
見事な演出だった。

特に大きな出来事が起こるわけでもなく、
どこにでもある日常が描かれていく。
素晴らしいアニメと思います。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 2

68.6 29 2023年秋(10月~12月)アニメランキング29位
オーバーテイク!(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (110)
275人が棚に入れました
「F4」、フォーミュラ4。 「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、 上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、 シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。 そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。 眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、 現在はとある理由によってスランプの渦中にある。 取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを 目の当たりにする孝哉。 その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを 自身の裡に蘇らせる......。 それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、 悠を応援しその夢を叶えようと決意。 いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく——。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

光の当たらない場所で

あんまり見ない本格モータースポーツアニメが同期に2本、MFゴーストも面白かったです!
モータースポーツアニメ苦手だったけど初めて面白いって思えるアニメに出会えました
MFゴーストはレース中心ですが、こちらはレース2ドラマ8くらいの割合
レースに賭ける想いがしっかり描かれてるので感情移入しやすい

ただ、カメラマンの話とレーサーの話は単独でそれぞれとても良かったけど、どっちもいいエピソードだけに両方とももっと深いところまで突っ込んで見たかった、両方にスポットライトがっつり当てたから両方ともなんか微妙に物足りない感じ、特にレースシーン面白いだけにもっと見たい

MFゴーストと比べると、こちらのほうがデザインやキャラが今風で上品な感じ
レースシーンはどっちもGOOD
モータースポーツは専門用語多くてクルマに詳しくない私には専門用語が難解ですが、モータースポーツに詳しくないカメラマン視点にすることでF4の解説が丁寧にされていてわかりやすかったし、厳しい実情やスポンサーに整備にモータースポーツ業界のリアルが見れて大変興味深い作品でした

なんとなくモータースポーツってニガテって人はいちど見てみるといいんじゃないでしょうか

投稿 : 2024/11/30
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

モータースポーツ通じての青春ストーリー

全12話 KADOKAWA × TROYCA によるオリジナル作品

モータースポーツで若手の登竜門であるF4(フォーミュラー4 レースに特化した車体で競い合う自動車競技のカテゴリーの4番目)で競い合う若者たちとその若者たちを支える人たちを描く群像劇。

弱小チームのレースドライバーで主人公の浅雛 悠(あさひな はるか)ともう一人の主人公のあることで人間が撮れないフォトグラファーの眞賀 孝哉(まどか こうや)が接点を持つようになってから物語が動きます。

レース内容がメインではなく、レースを通じての人間関係がメインのお話でしたね。

サブキャラも含めそれぞれが抱えている問題を解決していく過程が良かったですね。

12話で伏線も回収して纏まって終わっています。

OPは叶さん、EDは畠中祐さんが歌っています。

最後に、レース用に開発された車はフォーミュラカーは市販されている車とはまた違う独特の感じがしますね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 13

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

レースもストーリーも魅せる作品

モータースポーツ自体、あんまり馴染みがなかったものの、レースシーンでのクオリティーの高さに圧倒されるものがありました。ただ、それだけでなく、人間ドラマの方もしっかり作られており、レーサーとカメラマンのどちらのドラマもよく掘り下げられていて、見応えがあったかと。

ライバル達も人間臭い面々ばかりで、ストーリーの盛り上げに一役買っていたかなと。ただ、女性受けの良いなよなよしたキャラは実力は確かなのですが、個人的には苦手だったかな。

迫力あるレースシーンはもちろんのこと、ストーリーも良くできた良作だったと思います。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 8

68.5 30 2023年秋(10月~12月)アニメランキング30位
16bitセンセーション ANOTHER LAYER(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (198)
539人が棚に入れました
原作となる「16bitセンセーション」は、みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)と若木民喜(漫画家)によってコミックマーケット96にて頒布された同人誌。1990年代の秋葉原を舞台に、美少女ゲーム制作の現場と、それを取り巻く世間のカルチャー・ムーヴメントの移り変わりを、主人公の上原メイ子を軸としたキャラクターたちの物語に絡めて描いて話題を呼んだ。
2022年12月のコミックマーケット101にて解禁となった「16bitセンセーション」のテレビアニメ化。タイトルが『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』であることが発表となりました。本作のストーリーは、原作者の若木民喜先生も参加したアニメ版完全オリジナルストーリーで描かれる。
ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

エ○に一切頼らない”正統派SFお仕事アニメ”でした!。

原作同人誌?未読です。

>2話まで視聴して
当時の美少女ゲーム?をプレイしたことはほとんどありませんが
古のパソコン、いやマイコン?と言われていた時代に触れてきた身としては
やはり本作に対する好奇心に逆らうことなどできませんw。

自分が触れてきたマイコンは
自宅ではシャープのMZ1200とか富士通のFM-7とかです。
小学校時代には、学校近くの文房具屋さんに展示してあったMZ700やX1などを
自由勝手に雑誌に載っていたBASIC PROGRAMなどを打ち込んでテープに保存させてもらってたのを
許容してくださっていたなど、今思えば寛大すぎた文房具屋さんに今更ながらこの場でお礼をば。
中学時代の友達の家でPC6001mk2を一緒に遊ばせてもらったり(スターアーサー伝説とか)
高校時代の友達の家でPC98で三国志に共にハマったりとかも、今となってはいい思い出です^^。
高校時代の修学旅行で東京行った際は
自由行動の時間に秋葉原に行ってMSX2買ったような黒歴史もアリ。←家帰ってからちょっと後悔したw。

今と違ってネット環境なども皆無だったので
ソフト1本買うのも、遠く離れたショップに行って見つかればラッキー程度だったなあ・・。

それも最初はカセットテープ!!。
「ピー!ガラガラ~♪」って音を、何分も聞かされてやっとデータが読み込める世界。。
当時、流行っていたラジカセのダブルカセットで試しにダ○ングしてみたら・・
あら、なんと○み込めてしまうじゃないですか!・・といった発見もあったなあ。

知識を得るための雑誌は
マイコンBASIC MAGAZINEにはじまり、テクノポリスとかホビーっぽい雑誌が出たり
もうちょっと詳しそうなのはI/Oとかもあったけど自分には難解だったかな><。

美少女CG?とかも、雑誌読者の投稿がテクノポリスとかに掲載されていて
ナウシカとかが掲載された時には、頑張って、ドットの座標を1つ1つ根気よく打ち込んだ思い出。
現代なら、ネットで一瞬でデータ読み込めてコピーできるのにね。

でも、1つ1つになんか味があったような気がします。

限られた機能、色数とかもそうですが
その中で工夫されたものって、なんかめちゃくちゃ満足感満たしてくれた記憶があります。


本作は「ANOTHER LAYER」と標榜されているとおり
原作同人誌とはまた違ったオリジナル要素が追加されているのですね。
まさか主人公までもがそうだったと、まとめサイト様で知らされた時は驚きました!。

いやいや、アニメ化でどんどん攻めていってほしいですね♪。


自分はPC-98(DOS)は、実機持ってなかったので、まったく思い入れもないし詳しくもないのですが
起動音は、間違いなく高校時代に友達の家で何度も聴いた音そのものでした♪。

会社でみんなで夜寝る時に、紐をひっぱって電球を消す際の「カチカチ」って音と動作が
とにかく懐かしかったですね~。ついでに蚊帳とか関係ないものまで目に浮かんできてしまいましたw。
電気消すシーンは、なつかしの薬師丸ひろ子さん主演の映画のワンシーンも思い出してしまいましたw。


堀江さんのいる会社。いいですね~♪。
なんて癒される環境なのでしょうか!。うちの職場にも堀江さんいてくれたら・・^^。

自分のパソコン変遷に戻りますが
大学時代は、他県に行ってたのでパソコンとかは全く持ってない4年間でした。
ただ、ゲーム機は好きでいろいろ手を出していたのですが
ドリームキャストで初めてネットデビューしました。
キーボードも繋いで、GEO CITIESでHP作ってみたりを初めて経験しました^^。

そこでネット環境の素晴らしさを知り
大学卒業後に実家に帰ったら、すぐさまパソコン買いました。
以後、ずっとパソコンとネット環境なしでは生きていけないレベルになってしまっていますね。

本作を観ることで、いろいろ自分自身の懐かしい記憶を呼び覚まさせられるとともに
本作の今後の動向も気になって仕方ありません^^。


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>3話まで視聴して
作中でも言われてましたが、主人公の前向きさ加減が最高ですね!。

1話~3話を何回か再視聴してみましたが
主人公の声優さんによるものが、非常~に大きいと思います♪。

古賀葵さんって今まで全く知らなかったのですが
wiki調べてみたら、ゾンビランドサガの万梨阿だったのですね。しっかり印象に残っています^^。
かぐや様は告らせたいは、チラ観断念してたので、これを機に改めて再チャレンジしてみたいです。


はい。実は本作、熱血アニメ作品だったのですね!!。
それも実質オリジナル作品^^。
+お仕事アニメ+タイムリープの融合も素晴らしい!。


原作の同人誌って、もう入手する方法ないのかな~?。
商用に1巻、2巻は販売されているようですね。
電子版試し読みしてみたら、もう面白すぎる。あとで即買い予定です。

こっちはアニメの主人公がいないお話で、少し寂しい感もあるけど
主人公がタイムリープしてこない世界?・・としても興味津々ですね♪。

今更ですが、アニメ本編で堀江さんが「うぐぅ」とかしゃべるシーンとか無理かなあ?。


2話だけにとどまらず、3話もラストの引きもすさまじく強かったですね!。
タイムパラドックスのおそれ・・?。
3話冒頭の、黒幕っぽい未来人?・・とかも、どう絡んでくるか楽しみ~。

でも、よくよく考えてみたら
1992年や1996年の、守君以下アルコールソフトのスタッフのみなさん
・・もし、2023年で出会ったらと考えると。
・・+約30歳ですか・・。。

出会う展開になるのか否か・・。
コワいけど、観てみたくもある・・w。


3話で○君が、パソコンの○○のことを出題して
「パソコンの仕組みを何も知らないくせに使って」
みたいなセリフに、一瞬、納得させられそうになってしまいましたが
実世界では、仕組み知らずに使ってるものだらけですよね・・w。
電子レンジしかり、自動車しかり、スマホしかり、ほぼすべての生活家電・機械類
全部そうですよねww。


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>4話まで視聴して
4話もラストの引きが最高でした!!(絶賛)。
これは1話ラストと対になってるのかな?。
1話ラストでは実在してそこにあったものが、2話ラストでは○○○。
自分の体の○で○が○えてしまう喪失感・・ってとてつもないと思う;;。

4年前はいつの間にかいなくなってしまった・・
ってだけでも、喪失感大きかったはずなのに
今回は○がタ○ムト○ベラーだとわかってた上でも
今度またいつ会えるかなんて、知るすべもなし・・ですよね><。

わーーーーー

もう毎週待ちきれません!!。

個人的には、既にほぼ神アニメの領域です♪。

OPのしょこたんの歌もいいですね~。
なんか一見、無機質な感じだけど味がある。
ED曲も惹きこまれる。

★の評価MAXまで上昇しました。


そうそう。先日コミックス1巻2巻買いました~^^。
こっちは、あの人が主人公なのですね!!。
コノハのいない世界線なので、寂しさも感じてしまいますが
でもやっぱ惹き込まれる作品です。


今日、公式特別番組「16bit TV in 秋葉原 ~進め!電波少女~」
https://www.youtube.com/watch?v=wMq9u66pzfM
を視聴して、さらに本作が好きになりました♪。
原作にオリジナルキャラ主人公を加え、エンタメ要素をプラスした。
って、おっしゃっていましたが、もうその選択は最高の出来につながっていると確信します!。
セリフのアクセントも、時代によるアクセントの変化まで意識されてたのですね!!。
この特番はぜひともまた企画してほしいです。


ネットのまとめサイト様等でいろんな方々の感想を見させてもらってますが
山田冬夜、コノハの○○説。
ああ~、たしかに年齢逆算してみたら、あってもおかしくない。
でも、相手は?。あっ。

原作、まだ2巻の半分手前までしか読めてないので
原作でどういう立ち位置でどんなキャラなのか知らないんですよね~。

でも、次のタイムリープまでの数年間?の間に
何か事がおこりそうな予感も、なきにしもあらずw(妄想)。

特番でも〇君の演技の幅の広さが求められたことに言及されてるんですよね。
これって〇〇歳になった〇君ってこと!??。


でも、その仮定を肯定するためには
コノハの両親の情報が必要ですよね。
どっかで描かれてたかなあ・・・。記憶なし。
さすがに自分の両親の名前は把握してると考えるのが通常だけど
そうじゃないなにか訳アリ設定されている可能性も・・。

いろいろ想像させてくれるのが楽しいですよね。


本作は、一応エロゲ制作のお仕事タイムリープ作品だと思われますが
あからさまなエロ表現は、いまのところほとんど除外されていて
あくまで美少女が描かれていることに重きをおいてくれているので
視聴中に急に家族にみつかったとしても、何の問題もない作品と思われます^^(安心安全)。


そういえば何話だったかで「お絵描き掲示板」に触れられてましたよね。
自分も一時期、よく「お絵描き掲示板」に投稿される作品をチェックし
気に入った作品は、印刷してファイルしたりもしてました。
ドットの数等、限られた条件で、主にマウスで描かれた作品が多かったと思いますが
非常に味わい深い作品にたくさん出会えて幸せだった記憶が残っています。


あと、4話でひっかかったネタはPC98による、音声合成ですね。
自分が初めて衝撃を受けたのは
友達の家で、PC6001mから発せられた、合成音声でした!!!。

もう、それはそれは衝撃でしたww。

後に、現代に至ってはVocaloidシリーズが台頭してくるわけですが
かつてニコ動で出会った、1本の動画が、自分の中でのVocaloidの元祖・始祖だと確信しています!。

「PC-6601が歌うタイニーゼビウス」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm1254646
気が向いたら視聴してみてください♪。


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>5話まで視聴して
今更ですが、古賀葵さんってヘブバンのおタマさんだったのですね^^。
どおりで無意識的に耳馴染みあったのかな?。
ヘブバンのおタマさん、個人的にゲーム内での使用頻度あまり高くなかったですが
オタクセリフは大好きだし、今後使用頻度上げたくなってきたかも♪。


コノハがスマホで調べてるページ、なんか見覚えがw。
実在してますね!、コレ。


「逃走犯」・・ついこのあいだまで別キャラのことを指してたのにw。こういう対も好き。
そういえば、1話だったかで「刑事」ってセリフ聴いて
てっきり横文字でcage?とかって単語があるのかと想像してたけど「刑事」そのまんまだったのね。


あ、コミックスで出てきてたキャラ達が、ここにきて一斉に登場しましたね!。
エンドロールで真っ先に目がいったのが、かおす先生で歓喜♪。
でも、あばばば演技が見られる機会は全くなさそうなので残念。

そういえば、堀江さんと川澄さんってTo HeartやKanonで共演されてたのですね。
どっちもアニメ版・ゲーム版ともに、ほぼ未見・未プレイなので、これを機会に少し始めています。


コンシューマーかあ。
いつのまにかこの言葉も一般化したのかな?。wiki確認してみると
”消費者(コンシューマー)である個人や一般家庭が直接購入(BtoC)するという意味で名付けられた和製英語”
BtoCって、「Business to Customer」と思ってたけど「Business to Consumer」でもあるんだね。

そもそもパソコン自体が結構ニッチで高価な趣味だった時代に
パソコン限定で販売されるソフトより、家庭用ゲームでも遊べるソフトにした方が
対応プラットフォーム増やせば、最終的に売れる本数は増えるし、会社の認知度もあがるよね。

自分も、小さかった頃はパソコン雑誌観て、アダルトゲームソフトの存在は知ってても
価格や年齢制限等で、実際に買うまでは至らなかったし
現実的に遊び始めたのは、セガサターンに移植されたソフトが多かったかな?。

個人的にシナリオ込みで評価高いのは
「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」(サターン版です!。最近発売されたリメイク版は・・)
「EVE BURST ERROR」。この2本はハズせません。

好きになったアニメが、実はエロゲ原作だったと知ってビックリさせられること、多々ありますよね。
やっぱシナリオがよければ、メディアが何であれ成功しやすいのでしょうか。


○君とコノハの関係いいですね。
なんかシュタゲの某2人の関係思い出します。どの世界線にいても・・。

・・ただ、本作では別々の年代を生きている2人が、最終的にどんな関係に行きつくのか。
もしくは、そもそも別設定があって、実は同じ年代を生きていた・・とか
もしくは、コノハ自体が、現代よりずっと未来から送り込まれた○○だった・・とかも妄想。


今回ラストの「コギャル」

・・・。

コノハによる改変フラグ??。


※18禁余談:
 某感想まとめサイト様見てたら、コノハちゃんがゴミ出しの時に歌ってた曲情報が・・w

     {netabare}「メイドさんロックンロール」♪ という曲のようです。
    https://www.nicovideo.jp/watch/sm1573129 {/netabare}
 
 
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>6話まで視聴して
ぐぬぬコノちゃん、かわいい^^。

コンシューマー移植からのアニメ化コンボ!。
これは舞い上がってしまうのも致し方ないよね・・。

自販機前の小学生・・
自力で定規使うっしょww。

冬夜さん再登場!。
あ、コミックス2巻で見たキャラ(性格)入ってたw。

コギャルでの偵察シーン。
BGMの不穏なメロディー
あれ?。これってけいおん!で聴いたことあるBGM??。
「かわいい陰謀」♪。

今回Cパート、力入ってましたね~♪。
オリジナルアニメ作品?の力の入ったCパート、大好物です!!。

コノちゃんの絶対的原動力感っ!!。最高です!!。
アツいっす!!(誉め言葉)。
 
 
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>7話まで視聴して
視聴1回目は、もう待ちきれずに深夜のリアルタイム放送視聴しました!。
24時台の放送であればギリ視聴可能ですね^^。

序盤でコノちゃんが凹んだ自分を鼓舞するために取り出したスマホ・・。
音楽をかけるとのことでしたが・・

ま・さ・か・の・・がっつり「コネクト♪」(by ClariS) ????!w

え??、こんなこと実現可能なの??w。

驚愕と同時に、脳裏にかけめぐるほむほむの泣き顔・・><。

うわあ~。スゴいな。
これってエロゲつながりじゃなくって、単なる美少女モノ繋がり??。

でも、まさかこれから何回も何回もループする鎖に繋がれる未来を示唆しているの????。

  【MAD】コネクト full (Ver-irony)【魔法少女まどか☆マギカ】
      https://www.nicovideo.jp/watch/sm14264720

いや~、圧倒的な楽曲の存在感にシビれまくりました!!。

特定の視聴者層のココロには刺さりまくるでしょう、コレ!!。

そこからすぐにOPに入っても、負けないOPにも拍手です♪。
もう世界観が出来上がりつつありますね。

コノハちゃんのみならず特定の視聴者層のココロはガッツリ胸アツに仕上がりました^^。


コノハちゃん、口下手かわいい。

タブレットの絵におどろく社員さんたちですが
タブレットのテクノロジーにツッコミなしなのナゼ?w。

守君、いろいろ凄すぎww。
ちょっと能力値がチート気味?♪。

かおさんのあの質問、いい質問ですね。


で、病室のシーンあたりから
なんか急激に作画の不安が一気に加速wwww。

大事な作中ヒロイン作画とかは力入ってますが

リアルな会社内の人たちの描写が
なんかモブ的な省エネ作画というか・・


じゅげむ・・・って、意味調べてみたけどよくわからなかった・・・orz。


ラスト手前・・。
守君もついに巻き込まれてしまったのですね・・。(高評価)

「午後の天使たち」?「天使たちの午後」??
数話前から急に明らかになった、例の中古ショップのおばあちゃんからの託されモノ。

なんかこの1本だけ、他よりずっと古くて違和感しかなかったけど
ここにきてこういう使われ方するの・・

控えめにいって最高~ですわ!!。


本作、1クールでおわらせちゃっていい作品ですか?。
否!否!否!。

2クールでも3クールでも、続けてくれたら最高なのに。。
 
 
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>8話まで視聴して
冒頭の古時計?。脳裏でYU-NOのネタバレOP映像がオーバーラップ。

PC用のカセットテープレコーダー!!。
まさか現代のアニメ作品で観れる日がくるとは。。


守君の行動範囲、限定的すぎてなんか親近感^^。
やっぱ守君が状況確認する際の確信要素はアレなんですね♪(知ってた)。


テグザー!!。FM7版を当時購入してました。
たしかスティック型のコントローラーを本ゲームのために初めて買った記憶がうっすら。。

倉庫番?。気にはなってたけど当時購入スルーしてました。

ハイドライド!!。FM7版を当時友達が購入し、一緒に遊ばせてもらいました。
アニメの画面静止して確認するまでは、フラッピーかと勘違いしてたw。
フラッピーはたしか機種ごとで面ステージ構成がまったく違ったんですよね。そっちも遊んでみたい。

UCCコーヒー!!。
今でも現役なんでしょうか?。店では見かけませんが通販可能っぽい?。
というか、そこはkey coffeeじゃないんですねw。

雑誌コーナー
I/OがA/Dにw。
ほぼベーマガキターーーーーー。
Beepも当時ありましたね~(忘れてた)。


エコー2がやたらビデオカメラ構えてるのは、映像記録から何かを得るため?。
エコー3は例のあの犬のようですが、では中古ショップのおばあちゃんは一体・・。エコー4?w。

エコーとは何だろう?
一般的な意味としては反響、残響、超音波検査(エコー検査)あたりだけど
wikiで確認したらコンピュータ関連用語としては
「入力をそのまま返すような処理などにエコーという名前が使われる」とある。
故に想像力・創造力?がない?。

エコー2の鼻歌はいつも第九?。何か意味があるのかな?。渚カヲル、最後のシ者?w。
エコー2が口にしたあの言葉は?。
全く聞き取れないんですがww。自分にはハネル?って聞こえるが意味不明><。

エコーは地球外生命体?、集合無意識的なもの??。フラメンコ星人?ww。


はい。今週も大満足でした!!。
あっ!。今更ながら、コノちゃん今週出番なしでしたね・・><。
 
 
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>9話まで視聴して
1週間待つのが長すぎてツラい;;。
・・でも、待った先で見られる最新話は最高のご褒美です^^。

大きいドットのテキスト文字が、小さいタイプライター音と共に現れると
逆転裁判のGBA版が思い出されて、なんか心地よい♪。

アルコールソフトの新作、
BD特典とかにつきますか??。

アマゾン見てたら、初期のBD限定版?はもう予約期限越えちゃって予約できんがなw。
なんか1枚2話程度で6巻??。
・・商売臭強すぎて、手が引けてしまいましたw。(結果、未予約)
BD-BOXとかで値段抑えてくれたら、買ったのにな~(チラッ)。


こんな職場、いいな~。
自分の職場では、ありえない雰囲気だな~。
うらやましさが限界突破。。

でじこってなに?w。
調べてみたら、1998年誕生なのですね!。驚愕。

冬夜ちゃん、ひさびさ登場でなんか嬉しい。
・・もっと深く関わってくるものだと思ってたから
なんか逆に気になってしまう・・。
今回のタイトル回収も、やっぱ、伏線込みで意味は大きいハズ!!。


守君、すごく大きいフラグシーンでしたね!。
あのゲームソフトは、本作の最後の”key”になりそうな予感しかしない!。

あ、何気に右隣に「YU-NO」出てきた!!(大歓喜)。


 ※どうでもいい余談
  自分の普段使いのPCはWINDOWS10ですが、美少女ゲームによっては起動できないものもあるので
  このたびWINDOWS XP環境を再構築しました!!。
  中古のPCにインストールされたリビルド品?っていうんですか?。買いました^^。
  ドライバ導入や更新が困難そうだけど、ネットに繋がない利用に限定してなら全然いけそうです。

  美少女ゲームも、歴代ピックアップ動画などをyoutubeで探して勉強中です。
  key作品の「CLANNAD」「Angel Beats!」とかは、非18禁だったんですね!!。←知らなかった。
  他にもアニメ化された有名なものだと、FATEやefとかもありますよね~。

  今更ながらですが、さすがのコノちゃんでも
  PC98環境とか、windows XP環境とかは持ててなかったんじゃないかな??。



エコー1号&2号さんって、どうみてもこの時代の人間じゃない気が・・。
でも、・・あ!、よその世界からの人間?。だったら、もしかしたら本当にこの時代の人??。

コノちゃんに何かを託したのか、それともただの偶然なのか。
・・いやいや必然???。

・・”全く読めない展開”って、どうしてこうも”美味”なのでしょうか!!(大好物)

そうり(って聞こえた)?事件??。ってなに??。


守君のセリフがグッとくる。

腕の記憶もあるんだね。。


コノちゃんの、満足を得られた告白?もグッとくる。
Angel Beats!で、奏が、「言いたくない。言ってしまったら・・」
って言うシーンとかなさって、なんか目から水が・・;;。


2人で歩く足だけのシーン・・
尺の取り方も最高でした!!!!!。

2人の心情描写と、これから起こりうる事象を予感させるに十分でしたよね!!。


ここで守君は「○わってほしくない」って言ってたの、すごく重要だと思う。

・・でも、このタイミングで、アレはキツイ・・><。

ここで守君が何を感じて、何を決意したのか・・・。私、というか視聴者全員、気になってるよね。。


って思ってたら、突然禍々しい世界www。

そしてラジ館!!!w。

そしてラストの引きのコノちゃんのセリフwwwwwwww。

どちらも最高DEATH!!。

本作メイン視聴層の○○さん連中は、こぞって大ダメージを受けましたwww。


次回予告の「精一杯やってみる」

うーん、岡村ちゃんのカルアミルク♪が浮かんだのって、自分だけでしょうか??。
 
 
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>10話まで視聴して
守くんって六田さんっていうんですね。
六田さんで自分が思い浮かぶのは、六田登さん一択です^^。
「ダッシュ勝平」、「F(エフ)」、「TWIN」あたりが好きでした。

「美少女なら・・」からの、あの場面転換・・
どうみても普通にCMに入ったのかと錯覚ww。
さらに、中の人、ホンモノww。
だけど、ビジュアルは、ストリートファイター6に出てても違和感なさそうなガタイ&アメリカンww。
そういえば、SPY FAMILYのヨルさんがホントにコラボ本戦参戦したら、いっそ本セイバーも?・・と期待w。

「世界線」の話、キター!。
シュタゲやYU-NOが存在しなかった世界線・・・。
これは損失デカいし、自分も受け入れられません・・w。

コノちゃんが、言いかけたあの言葉、
「あのときの○○○○○・・」。・・表情もいいですね。。

コノちゃんのメンタルが少し心配に・・。

冷静な「萌え・・みたいなもんか・・」に、なぜかほっこり。。

Cuuゲームの歴史・・・
「RACING CUE GIRLS!!!」は、「ドルフィンウェーブ」?、「ウマ娘」??。
「バトルロイヤルみたいな島で」は、あっ(察し)。

冬夜ちゃんも現世?wで邂逅・・。
あっれー、冬夜ちゃんもっとガンガン物語に絡んでくると思ってたのに、まさかの外野ですか?。

さすがのコノちゃんも、ちょっとメンタル不安定になってきましたね・・。
コノちゃんにとっての、これまでの人生で得たリスペクトの数々は
やはり自分がやりたいことの引換えや代償にはできないですよね。。

守君に連れていかれた海?川?沿いの倉庫街?。
かつてSOUL HACKERSで観た倉庫街に見えてしまう。。

スーパーチートキャラになった守君でも、思い通りにいかないことがあるのね・・。
マモー9801・・。

でも、この世界線の守君がスゴく成長して成功しているのを観ればみるほど
本来最初にコノハがいた世界線での守君は、どうなっていたのか
気になって、でも不安要素も大きくて
仮に元の世界線に戻れたとして、出会うことがあるのか?・・とドキドキしてしまう・。

この後の守君のセリフいいなあ・・。
実際にこの世界線で生きてる人々にとっては
自分たちで切り開いてきた現在・・のハズだもんね。

「しっとりした人」・・って何?ww。

「なかったことにはしたくない」・・
ああ~、シュタゲ来ましたね!!。
・・でも、これはかなりかなりかな~り困難な選択では???。

守君の提案・・
予想してなかった提案でしたw!。

別会社から・・って。・・どっ・こっ・にっ・そんな会社がwww。
エコーソフトからくらいしか無理じゃない??w。

突出し過ぎた1つに対して、同等のもう1つをぶつけて
最初の突出した1つが、突出し過ぎた1つではないことにするってこと??。

普通に考えたら、まったく上手くいくようには思えないのですが
そこをあえて選択してきた本作に、やっぱラスト3話程度??、期待してしまいます^^。
(普通の方法論では、これまでのタイムリープで与えた改変を取り消す・・ですもんね)

・・ラストの提供絵?、での肌の質感よ・・(誉め言葉)。
 
 
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>11話まで視聴して
毎話レビューせずにはいられない作品です!!。

放送の2日前くらいに公式Youtubeサイトで公開される次回予告。
https://www.youtube.com/watch?v=4mXinIkgBQc
今回のラストのセリフ最高でした!!!。
「これは○○○○物語」。


ついに!AIについても触れられてきましたね^^。
リアルでも現在進行形のこの技術。
進化が早すぎて、すでに人間が置いてかれかけている感覚ありますよね。

で、ここで語る守君の言葉。
すごく本質をついていて共感してしまいます。

そう。熱≒エネルギーですね。
自分が毎話レビューせずにはいられなくさせられるのも
間違いなく本作品の持つ”熱量”にあてられているから。

自分の書いた3話のレビューで
2023年にもし、アルコールソフトの面々と出会ってしまうのがコワイ
って書いたけど、案外蓋をあけてみたら全然イケますね!。

コノちゃんと守君、歳の差あっても全く問題ナイと思う。

って思ってたら不意に何?。あのラジオ!!。
守君、修理しながらずっと大切に愛用してたのかな?。
そして流れる声の主は、もちろんあの方♪。
でもリアルな世界では、AMのラジオ放送自体が縮小・FMに統合する流れなのかな?。
ちょっとなんか、そのあたりの制作陣からのメッセージにも感じられるシーンだったかな。

いろんな創作物を作り続ける。。
これってホントとてつもないことですよね。
一発屋だけでもスゴいのに、それを体験してしまった消費者層は
その次にさらにスゴイものを期待してしまう。
あらゆる芸術にいえること。
ミュージシャンとかわかりやすいですよね。

守君、スゴイな~。
コノちゃんの微妙な変化を全く気付けずにいたよ。
この迫りくるコワさ。

コノちゃんの回想入ったけど、やっぱ両親の描写はないのね・・。
やっぱ何らかの理由で「いない」のかなあ?。
作られた記憶だったりするのかなあ??。
そもそもホントにこの時代の”人間”なのかもまだ不透明。
某話でアルコールソフトの人が言った言葉がまだ可能性残してる。

あ、ここで冬夜ちゃんの本格投入ですね!!。
素晴らしいです!!。
このギリギリまでの引っ張りは効果絶大。

上手いな~。この時の守君の頭の中には、某人物が浮かんでいたのでしょうね。

FOUNDER?ROUNDERじゃなくて?。

ここでタイトル回収。鮮やかです♪。

コノちゃんを知る人物。
真っ先に狙われるのは、守君以下アルコールソフトの面々では?。

この世界線の冬夜ちゃん、手段を選ばず目的のために行動してきたんですね。

プラグスーツww。
EVA、宇宙戦艦ヤマトww。

人間の創造力を吸い出すデバイスかな?。
「まさかここで終わらせないよね」と思った瞬間、ED入りましたwww。
ハイ。今回も完璧な引きです!!(絶賛)

おかげさまで、また今後1週間、悶々とした日々が強制されますw(誉め言葉)。

あっ!。Cパートキター。
守君、耳と記憶力良すぎww。

ちょww。さらなるアツすぎ展開www。

何w?次回タイトルw。ゆゆゆゆゆ?。


※余談:ここ最近、毎回楽しみにさせてもらっているYoutuber様がいます。
{netabare}
あかペンch【アニメ漫画感想】様です。

【16bitセンセーション ANOTHER LAYER】
https://www.youtube.com/watch?v=ojRCx-O6qd8&list=PL85uIcvpeLBAW7mGImoMM-PqV4CewqEsO
は、もちろんのこと

【BIRDIE WING -Golf Girls' Story-】
https://www.youtube.com/watch?v=250fMvtamGo&list=PL85uIcvpeLBCtKUwIGp5HK-ljH8WZV3IL
も、毎回楽しみに視聴させてもらっていました。

自分には全く気付けなかった角度での切込み等が心地よい刺激&満足になります♪。

自分が特にハマったアニメ作品の楽しみ方として
①まず、他の情報をできるだけ入れずに、自分自身の率直な感想をレビューする
②他の方が書いたレビューを読む
③各まとめサイト様での感想集約を読む
④感想系Youtuber様の動画を見る
この①~④が各話ごと、1話ごとのルーチンとなっています。
 {/netabare}
 
  
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※余談:作中に登場する実在する美少女ゲームたち

{netabare}
【ゲームソフトとして作中描写】

~古の美少女ゲームたち~

 ・天使たちの午後  1985-07-01  JAST
 (作中「午後の天使たち」?。古すぎて許諾得られなかった?)

 ・同級生(DOS)  1992-12-17   elf 
 ・同級生2(DOS)  1995-01-31   elf
 ・遺作(DOS)   1995-08-25   elf
 ・下級生(DOS)   1996-06-07   elf

 ・野々村病院の人々(DOS)   1994-06-30   シルキーズ

 ・雫        1996-01-26   Leaf
 ・痕 -きずあと-   1996-07-26   Leaf
 ・こみっくパーティー 1999-05-28   Leaf

 ・Pia♥キャロットへようこそ!!  1996-07-26   カクテル・ソフト

 ・MOON.       1997-11-21    Tactics
 ・ONE ~輝く季節へ~  1998-05-29    Tactics
 ・Kanon     1999-06-04    Key

 ・Natural ~身も心も~  1998-02-06  フェアリーテール

 ・夜勤病棟     1999-12-22  Mink

 ・戦国ランス    2006-12-15  ALICESOFT

 ・恋姫†無双 ~乙女だらけの三国志演義~ 2007-01-26  BaseSon


~比較的近年の美少女ゲームたち~

 ・未来ノスタルジア     2011-09-02   Purple software
 ・ハピメア       2013-02-28     Purple software
 ・ハピメア -Fragmentation Dream- 2014-02-28 Purple software
 ・アオイトリ 2017-11-24   Purple software
 ・ハピメア REGRET END 2023-05-26   Purple software

 ・DRACU-RIOT!      2012-03-30  ゆずソフト 
 ・天色*アイルノーツ  2013-07-26  ゆずソフト
 ・千恋*万花       2016-07-29  ゆずソフト 
 ・RIDDLE JOKER       2018-03-30  ゆずソフト 
 ・喫茶ステラと死神の蝶   2019-12-20  ゆずソフト 
 ・天使☆騒々 RE-BOOT!   2023-04-28   ゆずソフト 

 ・ハミダシクリエイティブ   2020-09-25   まどそふと 
 ・ハミダシクリエイティブ凸  2022-11-25  まどそふと


【ポスターや街中大型チラシとして作中描写】

 ・ATRI              2020-06-19  ANIPLEX.EXE

 ・ましろ色シンフォニー Remake for FHD  2023-06-23  ぱれっと

 ・クリミナルオーダー 3rd offence    2023-11-24   Purple software 


【アルコールソフト作品としてパロ描写?】
 ・晴れのちときどき胸さわぎ    1997-04-25    カクテル・ソフト
 (作中「晴れときどきバケーション」?)
 
---------------------------------------------------------------------------{/netabare}

細かく探せばもっと出ているのでしょうけれど、取り急ぎまとめてみました。

印象的だったのは11話でコノちゃんのスマホの待ち受け画面が
”蝶がモチーフの美しい画像”だったので、その作品が気になりました♪。


美少女ゲームについて、少し勉強してみました。
美少女ゲーといっても、いろいろ種類があるのですね。
キャラゲー、シナリオゲー、泣きゲー、抜○ゲー、・・などなど。


OSが進化する度にOS対応版とか発売されてるので
OSごとに、CD-ROM版、DVD版、DL版、リメイク版等が発売されたり
その際に追加シナリオやCG変更、シナリオ変更、ボイス追加等が含まれていたり
多種多様化&複雑化してるのね・・。
おまけに、コンシューマ版になってフルボイス化、18禁シーンの削除による一般ソフト化等も。

初期の作品は現在のOSでは起動しなかったりもあるけど、ボイスなしだったりで
魅力半減するかと思って蓋をあけてみたら、全然魅力的だったりと、わからないものです^^。

本をほとんど読まず、活字に疎かった自分にとっては
案外、黎明期~Windows初期あたりのボイスなし作品も
活字に触れさせてもらえるよい機会を与えてもらえる作品なのかもしれません。
・・でも、18禁要素がなくなったとしても、フルボイス化による恩恵も捨てがたい・w。

声優さん問題ですが、18禁作品と非18禁作品では
仮に同一の声優さんが演じられたとしても、名義は確かに別にする必要性ありますね。。
杉○さん、若○なんかは、もう完全に声でわかってしまうので、ほぼ意味ナイですがw、
女性声優さんとなるとそうはいきませんよね。。
時々、某まとめサイト様等で情報が飛び交いますが、なかなか興味深いです^^。

18禁問題ですが、“沙織事件”、18禁シールの導入、“ソフ倫”の誕生などあったのですね。
本作のきっかけがなければ、知ることもなかったことでしょう^^。
 
 
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>12話WEB予告を視聴して
WEBでの次回予告、今週、来るの遅すぎないですか??。!。ぷんぷん!(^^)。
https://www.youtube.com/watch?v=mSI7tsHvueo

でも、直前まで待たされただけあって、最高の次回予告ですね!。
もうどうなってしまうのか楽しみで仕方ありません!!。
メイ子さんの声、もう聴けないのかも?と思ってしまってましたが
やっぱ制作スタッフ様方、わかっていらっしゃるw(誉め言葉)。
もうこのWEBでの次回予告も、完全に本編の一部ですね!!。

ゆ、ゆゆゆゆゆ。・・ユーレイ??。


>12話まで視聴して
もう最高の高ッです!!^^。

特に大人組最高っ!!。
守君、頼もしくてカッコよすぎw。

大人冬夜ちゃんも最高です!。個人的には大人になってからの方が好き。
不遇な冬夜ちゃんのこの20年?を想像してみるだけでも、かなりグッときます!!。

コノちゃんの魂の叫びの演技、すごく心に響きました。
きっとこのコノちゃんの中に大量に沸き上がった熱量が
今話ラストの、アレを呼び寄せたのでしょうね?w。

「いくつだと思ってるんだ」
このセリフも良かった♪。
無理してしまうのは、何より優先すべき大切なものができてしまったからですよね。

「ラボに戻るんだ!」
あれ?。開発室じゃなかったっけ?。シュタゲに引っぱられてる感がw。


ラスト手前で聴こえ始めるあの鼻歌?。
ゾクゾクしまくりでした!(誉め言葉)。
なんか黒服相手のシーンのセリフやりとりといい、AREの登場といい
そこはかとなく感じてしまうサムメンコ感、嫌いじゃないです。
ゾンサガリベンジラストで、未だ放置されっぱなしのアレ。
本作の方で先に盛大に大解決してほしいものです^^。

ゆゆゆゆゆはAREだったのですね。


ここでまた一気に気になってしまうエコー。
そもそもエコーと人類の本当のファーストコンタクトは何年なのか?。
いつからエコーが地球に存在しているのか。
8話で観たエコー2は、年齢が低く、知性も低めに感じられたが
3話、5話で観たエコー2は、そこそこの年齢に達し、知性も高いものに感じられた。
年数を経て成長しているのか、熱量を得て成長し時間も跳躍してきているのか?。
エコーの過ごしてきたこの20年?の時間の概念も気になる。

・・ってことで、最終話までに
エコー関係の登場してたシーンや話数を復習しておきたくなりました。

個人的に一番気になっているのは、やはり1話の中古ショップお婆ちゃんです。
エコー3と一緒にいたこともあり、やっぱエコーだと思うのですがどうでしょう。
存在感、謎感、やさしさ感、気になる感・・etc.
総合すると現時点での自分の中の本作のMVPですね。


で、結局のところ、本当にあと1話で終わってしまうのでしょうか??。
普通に考えたら無理ですが、本作ならやり遂げてしまいそうでそれはそれでコワイw。

もう少しじっくり描くには、2クールがあってもいいかも?。
きっちり終わらせてほしくもあるけど、2クール目の発表も期待せずにはいられない(悩ましい誉め言葉)。
 
 
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>13話まで視聴して
もう最っ高の高ッです!!^^。

とても爽やかなラスト♪。
全てのフラグが回収されたわけではありませんが
要所要所で得られる満足感が心地よく、余韻に浸れるものでした。

むしろ、細かく明かされずに少し謎を残してくれてるくらいの方が
放送終わった後も、末永く楽しめる気がします。

そういえば公式Youtubeで、
「TRUE END PV」が公開されましたが
https://www.youtube.com/watch?v=bwmYPsrVtUc
もしかして、これとは別のマルチエンド展開で2期とか来て
1期で描かれなかった別の角度のストーリーとかあってもいいな^^。

心配していたUFOの扱いですが
しつこくなくサラッとした味付けに感じられて絶品でした!。

コノちゃんのサイン、古賀さん作なのですね。これは欲すい!。

何?、このエコー2のかわいさw。

コノちゃんがエコー1に言った「どこかで?」はどこで感じたんだろう?。
ショップのおばあちゃんと、エコー3(犬)の
中の人が同じことと何か関係あったりするのかな?。
結局エコー2が、3話、5話でなぜいたのか、何をしていたのかも謎のままw。

メイコさんのコノちゃんを呼ぶ声。耳が幸せです♪♪。
最終話で聞けてホント良かった!。
大人組との再会もやっぱ良かった。

冬夜ちゃんの本作での扱い。
最後の言動で、人柄がしっかり描かれていて
自分は本作の扱い最大限高評価します!。
冬夜ちゃんには、アフターストーリー(あると期待)でがっつり活躍してもらわないと!。

橋本さんもコノちゃんばりに時間止まってるんですがw。

アキバの街を歩くシーン。
何気ないシーンだけど、シュタゲのあのシーン・このシーンも思い出せて感慨深い。
2人での共同作業ですね^^。

忘れてしまわないように強烈に海馬に焼き付ける”アレ”
をやるかと思って、ドキドキしてしまいましたが
ずいぶんさわやかな選択に落ち着きましたね。

このゲームも売ってください。お願いしますm(__)m。

クライマックスも最高でした^^。
ここで1話のあのラストシーンかぶせてきますか!。
神ラストシーンです!!。
もっとラブラブになるかと思ってましたが、そこはグッと抑えてきましたね(高評価)。


本作は、いわゆるエ○ゲ制作のお話ということだったので
もっとあざとい、きわどいような描写も覚悟していましたが
蓋を開けてみると、そんなものには一切頼らない”正統派SFお仕事アニメ”でした!。
自分の中で、今作ったばかりのこの”正統派SFお仕事アニメ”というジャンル
パッと思い浮かぶのは、やっぱ未来警察ウラシマンですね。

本作のおかげで、エ○ゲなるものにも趣味の世界が拡がり感謝しています。
エ○ゲといっても、アニメ同様、
物語、作画、声優、音楽、キャラといった要素によって評価が大きくことなり
さらにそこに加えて、ゲーム性や18禁要素なども加味されて
奥行きが広いものだと認識できました。
何十年にもわたって蓄積されてきたエ○ゲ資産を知らずに終わるのはチョット勿体ないですね。


本作を作ってくださった原作者様、スタッフ様方、
ほんとうにありがとうございました!!。
「風の辿り着く場所」cover by上原メイ子(CV.堀江由衣)
https://www.youtube.com/watch?v=H7NOd0SLqBk
など、今後もどんどんエ○ゲ関係のコンテンツをどんどん増やしていって核になってほしいです。

感謝と期待をここに記します。。
 

投稿 : 2024/11/30
♥ : 23

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

守りたい大事な文化、防ぎたい超音波

美少女ゲームもPCもよくわからないので的外れなこと言ってたらごめんなさい
専門用語多くて何言ってるのか分かんないこと多いけど、知らない言葉はスルーしても特に問題なかったです、面白かった!

主人公の女の子は声が高くてテンション高めに独特なしゃべり方で専門用語連発してるので苦手な人多そうだし、熱く語っているシーンなんてほぼ超音波、思わず音量下げちゃうくらいうるさかった

美少女ゲームオタクの女の子が昔にタイムリープして「私が考えた最強の美少女ゲーム」を作る話
原作者はアクアプラスというゲーム製作会社の人みたいなので裏側をよく知っている人ですね
当時のことは分からないけど、雰囲気を再現しようとこだわっている感じはしたので、昔のゲーム製作や90年代の東京がどんな感じだったのかちょっとわかって興味深いです

シナリオはタイムリープものにありがちな、そうはならないでしょってことが多いですが、先の展開をにおわせる伏線がいくつかあるので雑な感じはしないし
一番伝えたいことを印象深く伝えるためにわざと無理のある展開にしたのかなって気がしました

日本のアニメ業界が危ういのはアニメ好きの皆様は知っていると思いますが、ゲーム業界も西洋や中国と比べて日本のゲームは予算が全然ないそうですし、米マイクロソフトが任天堂を買収する計画もあったそうです
日本の大事なアニメ・ゲーム文化、守りたいですね

投稿 : 2024/11/30
♥ : 23

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これは名作なんです!

そう、パッケージやジャケット、表紙絵だけを頼りに、ほとばしるエネルギーを感じ取ろうとした日々を思い出す。
そこに広がるのは“愛”であり、甘く切なく、人生を彩るロマンであると確信していたわけだが、すえた“におい”とワンセット、恥ずかしさに満ち満ちた記憶でもある。

そんなこんなをリュックサックに詰め込んで、「ぐぬぬ!」、「なにを!」と走り回るコノハの姿に、古賀葵さんのボイスに勇気百倍、とても楽しい作品であった。

同人誌のノリと言おうか、アニオリ脚本の潔さも手伝って、ソフト(美少女)にしてハード(98)なランディングのラスト、キービジュアルの見事な回収が素敵だ。

加えて、「オギャ!」と生まれたエコーちゃんがとっても可愛いときた。

あと、電波でカオスなメロディライン、2の16乗な“しょこたん”の歌声もグッドでありました。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 19

68.5 30 2023年秋(10月~12月)アニメランキング30位
魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (75)
393人が棚に入れました
すべてではない。けれど、エリアスを、自分を受け入れることができたチセ。 カルタフィルスがひとときの眠りにつき、日常を取り戻した彼女の元に届いたのは、魔術師たちの相互扶助組織『学院』への招待状だった――。 大英図書館の地下……今までとは違う魔術師達の社会。”人”との出会いと交わりが、新たな扉を開いてゆく。 これは、私(あなた)を救う為の物語。

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ミステリと言う勿れ

「真実は人の数だけある」
これは“事実と真実”の物語であり、人造精霊アルキュオネの言葉を借りるなら、“記録と記憶”が織りなす綾というべきか。
変えることのできない“事実”に対する感じ方は人それぞれである。
そしてそれこそが“真実”とよばれるものであり、決して“整う”ことのない永遠の問題であると。

かつてヨセフはチセに問うた。
「お前がお前を犠牲にして得ようとしたものと
僕が欲しいものと何が違うと言うんだ」と。

奇しくも、カルタフィスを介して“母の呪い”と対峙したチセが得た答えはシンプルなものであった。
それは、大切な人のために何ができるかを考えることであり、心から望むこと。

しかし今回…、対決の最中に見せたチセの笑い顔が怖かった。
古井戸の底で語られるチセとヨセフの問答に心を揺さぶられた。
「仕方がないと思っちゃった」という言葉が耳に残る。
漠然とした不安の中で自問してゆく姿が誠に印象的であった。

それでも、自由を希求し、生きたいと思う心に、呪いを祝福に昇華する力が宿るというメッセージが心強い。

そして何より嬉しいクリスマスプレゼントが…。
そう、銀の君の笑顔はプライスレス。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 5
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

作品に置いていかれた感じ

原作は読んでいない

第1クールから続いた物語に決着がついたのは良かった

{netabare}しかし、魔法などの物語の舞台設定がよくわからないうえ、イギリスの旧き神とか言われてもなじみがなくて誰かわからない

加えて、どうしてフィロメラをそこまで気に掛けるのかというチセの行動原理や心情がよくわからなかった

そういういろいろが重なって、物語にあまり関心が持てず、ものすごく遠いところで起きている話を見ているような、作品に置いて行かれたような感じがした

原作のマンガでは、モノローグやナレーションなどで補足の説明があるのかもしれないが…

物語の内容面を見ても、この第2クールはフィロメラの救済を通じてチセとフィロメラが成長するというような話だと思うが、魔法だったり魔術だったりが物語の根幹というわけではないので、本作品の舞台設定だったりが活かされた感じはあまりしなかった。
なにより、2クールもかけてやるほどの内容ではないんじゃなかろうかと思った
{/netabare}

投稿 : 2024/11/30
♥ : 2

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「fam」/遊遊が指折りの名曲

今期は学園編でファンタジー要素は薄れたものの
良き新キャラクターが多数登場した。
ストーリー構成やキャラの心理描写等から感じるに作者女性?
少女漫画原作の作品は謎の雰囲気を感じる。

あとは「fam」/遊遊が指折りの名曲だな。
三期やるみたいなので楽しみ。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 2

68.4 32 2023年秋(10月~12月)アニメランキング32位
聖女の魔力は万能です Season2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (149)
519人が棚に入れました
ある日突然「聖女」として異世界に召喚された20代の会社員・セイ。元々の植物好きを活かして薬用植物研究所で働き始めるが、仕事人間ゆえの生真面目さに“聖女パワー”が加わり、セイは効果5割増しのポーションを次々と作り出す。 さらに、魔物討伐では凄まじい威力の浄化魔法を発動し、セイの評価は爆上がり!「聖女」であることも正式に認められ、スランタニア王国の救世主として、人々の尊敬を集めていく。 そんな彼女を見守り支えてくれるのは、研究所のヨハンやジュード、宮廷魔道師団のユーリ、そして、互いに惹かれ合いながらも、いまだ恋人未満な“氷の騎士様”アルベルトだった。 王国の最重要人物となってからも相変わらず研究三昧なセイだが、アルベルトとの仲は少しずつ深まって、恋模様にも新たな展開が――!?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

客観的には面白さは…ただ、ファンとしては美しく終わらせてくれてよかった。

 終わりよければすべてよし…とファンの立場からは言いたいところですが、面白さでいえば2期は1期から半減以下になりました。ファンて、何か月かに1度に出版される新作を楽しみにしますので、実際よりも作品を過大評価します。自分でもどこか冷静な部分で面白さが減っていることはわかってるんですけど、感情的にはそう思わないで面白かったと言うでしょう。

 でも、こうしてアニメで見せられるとその現実は明らかです。始まる前からなんとなくわかってましたけどね。

 ただ、ここのスタッフはそれでも演出と作画でがんばったと思います。リズとのお茶会のシーンなど上手く作ってました。そして終わらせてくれたのでなんとなく納得が行きました。

 まあ、これ以上は言いますまい。美しい最終回でした。

 評価は…オール3…で、作画だけ4.5。美しいですが動きに乏しいので。
 


1話 面白さは1期がピーク。それ以降も話のレベルは高いですが…

{netabare}  本シリーズはアニメ1作目の1話ですっかりはまってしまって、原作は小説・コミック・スピンオフは既読です。

 で、先に言えば私にとって面白いのは、1期までの部分です。カイルとアイラとエリザベスの3人の関係性が異世界転生ものの聖女シンデレラストーリー系ではかなり出来がよかったし、聖女の力の設定と物語がマッチしていました。ストーリーとキャラに力があったと言えるでしょう。キャラの心理に深みがありました。

 ですが、それ以降ですね。沼問題以降です。ホークとの関係は安定していますし、設定上ホークエンド以外の違う結論はないでしょう。そして、いい味を出していたカイルが退場していますので、人間関係が非常に単純化されて、その後の話の展開は一般的ななろう系に近づいてゆきます。2期1話目で早速「商会」が出て来たりします。
 そうはいっても、この原作者は筆に力があるのか、それぞれの設定やキャラ、エピソードは良くできているし、面白いことは面白いです。人によっては2期以降の方が見たかったストーリーと言えるかもしれません。
 何よりホークとの結末はわかっていても見たい、見せたいところでしょう。原作はまだ終わってないですが結末にどんでん返しはないでしょう。

 私は本作の2期以降は「魔法使いの嫁」と一緒ですね。ファンとして最後まで続けてもらいたいし楽しませてもらいます。でも、やっぱり1期を越えることが出来ず、つまり原作ももっと早い段階で畳んだ方がシリーズの深みは増したような気はします。その辺は人それぞれでしょう。

 アニメ1話目見ましたが、相変わらず異世界ものとしては非常にいい出来です。空気遠近法というのでしょうか。焦点の使い方が上手いですね。それと構図ですね。特に人の位置関係が秀逸です。

 と言うわけで、ファン心理としてあまり批判したくないけど、批判したい気持ちもあります。というジレンマがある作品なので残りのレビューは最終回後にします。{/netabare}


2話 尺伸ばしが感じられないスピード感がすばらしい。

{netabare} レビューは最終回後といいましたが、一言だけ。原作ストックを気にしない面白さ重視のスピード感と構成に制作者側のレベルの高さが感じられます。「俺ガイル」の原作者でもある渡航氏のシリーズ構成が素晴らしいのでしょうか?
 2期分割のマイナスを感じさせない上手な作品として「陰実」と本作は素晴らしいと思います。{/netabare}


6話 テンユウ編はちょっと気が抜けた?特に6話は構成とセイの顔に違和感が…

{netabare} 今のところテンポ良く話が進んで面白く見ていますが、6話でちょっとセイの顔のパーツのバランスと横顔の輪郭線が結構乱れたように感じました。アップはあいかわらず丁寧な気がしますが、引き画の時です。

 それと構成がテンポがいいのはいいんですけど、ちょっと今話はペース配分はどうかな?と思います。母との思い出を短くしても良かったのでは?

 ファンとして見ているので、いいんですけどちょっとテンユウ編は出来が他の話と比べてん?と感じてました。6話で特に感じたので一応。{/netabare}


6話追記 リンゴとハチミツかあ…まあ、カレーが食べたくなります。ネタ切れ感は隠せないですね。


7話 中間総括。ストーリーはやっぱり良くない。が、演出、構図、止め絵等々で素晴らしいシーンを作り上げました。リミテッドアニメの方向性が見える作品だと思います。

{netabare} 7話前半の女子のお茶会のシーン。良かったです。華やかさもそうですが、見せ方と各キャラの演技がとても良かったです。話の内容は凡庸なんですけど、アニメの力でかなり見られるシーンに仕上がっていました。
 だからと言って、派手な作画でヌルヌル動かしているわけでもエフェクトでごまかしているわけでもありません。そこは非常に良かったです。声優さんの演技も良かったと思うし。

 で、まあ、本作の中間評価ですが、やっぱり1期の話の作りの良さに比べると、尺伸ばしの為に差し込んだエピソード感はすごいですね。私のように本作1期が本当に好きで、且つ、コミックスの美しい作画に惚れて、原作をそろえている人間からしても、レベルダウンは隠しようがありません。

 ただ、この作品、そうはいっても比較的潔く終わるような感じもあります。つまり、シンデレラストーリーとしての結末です。そこを2期で綺麗に見届けられるなら、私としては本望ですので、それで良しとします。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/30
♥ : 18

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

聖女様の素敵な異世界生活

女性版チート無双アニメかな
最強になって敵と戦う男性主人公に対して多彩な才能で上手に生きる女性主人公のなろう系
結局無双することに違いはないけど、敵とチートで戦うアニメが多すぎて、そうじゃないってだけで少し有利な気がしますね

雰囲気はとてもいいけどスローテンポで単調なのは変わらず、2期になっても変わり映えしない展開に途中で飽きてきたけど
終わり方がとてもスッキリしていて見たかった結末が見れたのは良かった

セイに都合良すぎる感じはあるけど、周りのイケメン達もセイを巡ってガチの争いしたりドロドロしたりしない、聖人君子ばっかりで好きなことをやって優しいイケメン達に囲まれて、時々聖女様の仕事して、親友もできて充実した聖女様生活って感じだった

最初は「お前いたの?」みたいな盾の勇者みたいな不遇扱いされたセイが、すっかり充実した幸せな異世界生活送ることができていて、雰囲気良くストレスなく見れる安定したアニメでした

投稿 : 2024/11/30
♥ : 18
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは令和版「『OLの教祖』岡村孝子」

【レビューNo.125】(初回登録:2024/5/26)
ラノベ原作(なろう発)で
・第1期:2021年作品。全12話。
・第2期:2023年作品。全12話。
最初はタイトル切りしていましたが、何かの拍子で視聴したら意外と面白く、
2期はリアタイで観ていましたね。

(ストーリー)
スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する
時代がやって来る。
今回もこの国難に対処すべく、魔を祓う力を持つ「聖女」を召喚すべく伝説
の儀式を行った。
そして召喚されたのが小鳥遊 聖(セイ)と御園 愛良(アイラ)の二人の日
本人であった。
しかし王国の第一王子カイルはアイラしか目に入らず、彼女だけを聖女とし
て扱ってしまう。
そして無視されたセイは行く当てもなく、「薬用植物研究所」にて研究員と
して、異世界ライフをスタートさせるのだった。

(評 価)
・これは令和版「『OLの教祖』岡村孝子」
 一部のネット民からは
 「BBAを召喚して何が面白いねん?!」
 と酷い言われようでしたが、主人公セイは日々仕事に追われるOLで、
 ・異世界に召喚されてしまうも、持ち前の前向きなキャラで人の輪に囲ま
  れなから、(現実世界から解放され)異世界ライフを満喫
 ・「聖女の力」でお約束の「また私なんかやっちゃいました?!」展開も
  仕事は充実してやりがいあり
  また魔物討伐でも活躍、「本物の聖女様」として国中から認められる
 ・当然周りはイケメン揃い、そして騎士団長ホーク様との恋模様
 まあ”女性版なろう”要素テンコ盛りという感じですね。
 
 個人的には昭和末期~平成にかけ、OLへの恋愛や応援ソングで人気を博し、
 「OLの教祖」と崇められた”岡村孝子”が思い浮かびましたね。
 「OLの教祖」の系譜は”今井美樹”や”古内東子”へと受け継がれるのです
 が、今ではアニメが一般に認知されたので、その辺の役割は(歌より)
 こういったアニメ作品が担っているのかなっと。

・やりがいがあり、ストレスフリーな優しい世界
 本作から受ける印象ですが、原作者は自身の経験から
 ・仕事のやりがい
 ・人間関係のストレスフリー
 を意識して執筆されたのかなっと。

 ・仕事のやりがい
  セイは異世界でも仕事人間ですが、「男性版なろう」って割と
  ・「俺tueee」で自分がチヤホヤされたい
  的な部分が目につきますが、本作は
  ・自分の”仕事ぶり”が他人に必要とされている
  ・本当に必要なことに注力して報われることにやりがいを感じる
  という方向にベクトルが向いているのかなっと。

 ・人間関係のストレスフリー
  本作の一番の特徴は、”嫌なキャラ”がほぼ出てこない点ですね。
  ・同僚や関係する騎士団、ゲストキャラはみな好意的
  ・上の者たちはセイを守るために奔走してくれる
  ・女性ならではのドロドロ感も希薄
  ・そして恋愛運も順調で視界良好
  ・唯一の不快キャラは、”聖女召喚”でセイを無視してその後も難癖を
   つけてくる第一王子カイルだが
   {netabare}→ 実は無理やり召喚したアイラを守るために道化を演じていた
   と上手く処理されている{/netabare}
  という感じで、寧ろ不自然なほど優しい世界が描かれています。
  
 そもそものセイのキャラ造形が
 「同じ職場で働きたい人」
 というコンセプトらしく、やはり原作者のOL経験を踏まえ、思うところを
 物語に落とし込み「理想の世界」を描いているように感じましたね。
 (この辺りが癒し(?)的なエンタメとしてきちんと昇華されている点が
  本作一番のウリですかね・・・知らんけどw)

上述のように狙いは非常に明確な作品ですね。そういう意味ではターゲット
層の支持を集め、アニメ化まで至ったのはまま納得ですね。
ただ個人的には
・主軸の物語しか描いていない感じで、厚み等の創り込みが弱い
・毒気のようなスパイス成分が足りていない
という感じで、2クールの尺で描いた割には少し物足りないという印象ですね。
しかし
・主人公セイは共感しやすいキャラ
・理想的で綺麗な世界観なのでストレスフリーで楽しめる
 (また原作者の作品に込めた思いにも共感できる)
・ピュアラブストーリーも綺麗に完結させてくれる
なので、かなり視聴しやすい作品ではあります。
”異世界版少女漫画”的な要素も強いですが、男性でも結構楽しめるように
思います。

OPは結城アイラで
・第1期「Blessing」→聖女感あるよなあ
・第2期「Semisweet Afternoon」→溢れ出る恋心が隠せない
この方は存じなかったのですが「才能あるなあ」と共感。

(追 記)
レビューを書きながら「『OL』ってもう死語じゃね?!」って感じたので
一応調べてみたら
・世間的にも死語いう認識はある模様
・しかしその代わりの言葉が
 ・「女性会社員」 → まあそりゃそやなw
 ・「キャリアウーマン」→「バリキャリ」「ゆるキャリ」
  → たしかに聞いたことはあるが、日常的に使ってないよな?!
正直あまりピンときませんでしたね。
男女に拘らず「会社員」が一番無難なんですかね。
レビューの方は『OLの教祖』に合わせて『OL』表記にしておきますが。
まあセイについては「バリキャリ」という言葉がピタリとハマりそうなw

投稿 : 2024/11/30
♥ : 17

68.4 32 2023年秋(10月~12月)アニメランキング32位
アンダーニンジャ(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (160)
444人が棚に入れました
忍者は今も日本に存在している。その数、およそ20万。
『NIN(National Intelligence of NINJA)』と呼ばれる
忍者組織は国家によるシビリアンコントロールを受けず、
その精鋭達は極秘裏に暗殺や破壊活動に従事していた。
そして、『NIN』と敵対するもうひとつの忍者組織、
『UN(アンダーニンジャ)』。
忍者と忍者――暗闘の果てに待ち受ける結末とは?
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ややこしいやつら

手塚プロダクション制作。

忍者は現在も日本に存在している。
しかし末端の忍者である雲隠九郎は、
職にあぶれニート同然の生活を送っていた。
そんな中、九郎は講談高校への潜入を、
任務として命じられ、活動を始める。

忍者が今でも秘密裏に活動している、
背後にある強大な組織は敵味方に分かれ、
その全貌を見せない、そんな世界の物語である。

これは期待していた以上に楽しい。

癖のある登場人物ばかりである。
才能なのか、計算され尽くしているのか、
演出やキャラ設定の品の無さが痛快である。

{netabare}国家転覆を目論むUNの陰謀、
対するNINの内部でも混乱が生じて、
登場人物たちの思惑も錯綜していく。
信じるべき道はそこにあるのか!?
勝負が一瞬の判断で決まるのもいいですね。
それにしても主要人物の生き死にまで容赦がない。{/netabare}

大きな絵を描く黒幕がきっと存在するのでしょう。
混乱から何が生じるのか、物語の着地が気になります。

今秋、楽しめた作品です。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 27

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

癖ツヨ。アングラ臭、カルト臭あり。ただツボにハマる世界観。

花沢健吾さん原作のマンガ作品のアニメ化ですね。
花沢さんの作品は、確か「ルサンチマン」最後まで読んだはず。
「アイアムアヒーロー」も全部読んだはず、ついでに実写映画の方も見た。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も記憶は定かではないけど全部見た気がする。

残念ながら、全部を覚えている訳ではないんだけど、リアルというかイタイぐらいの現実や気持ち悪いぐらいのリアルさを交えつつ、とんでもない方向に進んでみたかと思えば、着地するところではしっかりと納得感が出せていた作品が多かったような気が・・・しますー(うろ覚え)。

ただ、この作品について言えば、いろいろと倫理感とかシュールさ加減とか退廃的な感じとか、(表現に問題ありですが)「命の軽さ」とか、あるいはお品が無い表現とかw、ぶっ飛んでいるんで、もしかしたら、作者さん一番楽しんで書いているんじゃないかなーと邪推したりします。
あくまでも、個人的な推測ですが。

この作品、いや花澤作品全般に言える事かもしれませんが、クセは強い方でしょうね。
合わない人はきっととことんキライでしょう、気持ち悪いなんて表現も出てくる方も多いかもしれません。

ただ、世界観がツボにハマったり、どこかハートに引っかかった人にとっては、どうしても先が知りたい、着地点が知りたい作品になる事は間違いないと思います。
何でも、そうだろ、って言われたらそうなんですけどw。


で、今作。
いやー外国の方に受けそうですよねぇ、まずもって。
ただ、もろもろの表現で拒絶される可能性もありますが、設定は間違いなく受けるでしょう。
私も何となくですが、日本人心がくすぐられますw。

原作の方も流し見程度では追い続けているのですが、何が何やらわからなくなり始めています。

設定は壮大、スケールもでかそうに見え、得体のしれないワクワク感もあります、あっちか切れたり、こっちが切れたり派手な演出もあり、いろいろなツール、ガジェットも登場し派手に見えはするのですが、実際は内輪というか、元内輪のごぜり合いという・・・。
んで、それが、市井の中で市井の人たちに知られることなく行われているというw。
実は割とミニマムなお話・・・。

少し、矮小化しすぎでしょうか。

そんな中で、いろいろと癖ツヨのキャラクタ達が跋扈するわけなのですが。
このキャラクタ達もなんて言っていいやら、得体のしれない魅力は持っているのですが、誰がメインで、誰を追えばいいのやら・・・多分、今作でも見ている方は、ハッキリしなかったのではないでしょうか。

忍びは個であり、また集団のごとしw。
つかみどころが無い事この上なしw

まだ、今クールだけでは、解らないですねぇ。
いや、今後ますますわからなくなっていく気がするのですが・・・。

やっぱり、先が気になり、着地点が気になる作品になっています。
正直、評価に困る作品wでも、面白い・・・と思います。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 22

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あんなところにもNINJA!

最初から最後までなんだかわからないけど先が気になる個性的な作品、とても面白かった
全体的にシュールでお下品、アングラな世界観で、展開とかやってることはギャグなのに、キャラクターはいたって真剣だから
これギャグなの?シリアスなの?ってなる絶妙なバランスがクセになる
主人公っぽいのはいるけど、一見ただのモブでしかない人でも何かありそうで、主人公不在の群像劇、世界観に浸るアニメ
シナリオはいい意味でも悪い意味でも荒唐無稽で、最初から最後まで意味わかんないです
例えば町が急に江戸城に変形して、今まで出てきたキャラが全員一斉に忍者になってアメリカと戦いだしても不思議じゃない何でも起きそうなハチャメチャ感が普通だったら「何このふざけたアニメ」ってなるのにこのアニメだとそれが許される気がして
そういった何かとんでもないことが起きそうなワクワク感が本当に楽しかった

忍者だから人間離れした超人的能力や魔法みたいな術を持ってるってこともなくて、でも普通の人とは違っていて
なんか妙にリアリティのある「スゴい人」なのが面白い
忍者がもし今の社会にもいるなら、こんな感じなのかなー?って思った

間を空けるとそれぞれのキャラクターの動きとか設定とかがわからなくなるので一気に見たほうが良さそう

投稿 : 2024/11/30
♥ : 22

68.3 34 2023年秋(10月~12月)アニメランキング34位
新しい上司はど天然(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (65)
190人が棚に入れました
マンガクロスにて好評連載中、コミックス累計50万部突破の話題作! 癒しのお仕事コメディが待望のTVアニメ化!!上司からのパワハラで精神と胃をやられ、広告代理店の営業職に転職した桃瀬。しかし過去のトラウマが原因で「新しい上司もまたパワハラ上司だったらどうしよう…」と、初日早々に胃痛で動けなくなってしまう。そんな時、一緒に外回り中だった新しい上司・白崎がとった行動とは……?!予想外の上司の「ど天然」に、きっとあなたも癒される──!!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あなたに会えてよかった

クールドジ男子と似た作風、天然系のイケメンに癒されるアニメ

密かに今期のお気に入り、みんな可愛くて癒される!
BLになりそうでBLまではいかない仲睦まじい関係性が魅力
毎回、優しい言葉に心が温まりすぎて目からはちみつ出てくる
優しい人が集まるとみんな幸せになっていくんだなー

桃瀬さんがトラウマ何度もフラッシュバックして胃が痛くて苦しんでいるけど、めっちゃわかるー
私はパワハラじゃないけど、精神的に追い詰められるとああなるよね
・・・どうせ誰も私の過去のトラウマに興味なんてない(課長のマネ)

これだけ優しい人ばっかりなのに、元カノみんな見る目なさすぎじゃない? イケメンで一生懸命働いていて優しい、これ以上何か求めることある?
みんな優しいし長身イケメンばっかりの楽園みたいな職場
こんな職場に就職したい!

主任もいいけど、構ってもらえない課長さんがかわいい
みんなもっと構ってあげて(笑

2話で{netabare}
停電した電車で上司と入社の時の話したあとに号泣していた人がツボ
「転職してきてくれて、ありがとう」
その一言で、桃瀬さんの苦労のすべてが報われたと思う
必要とされるってなんて幸せなことなのでしょうか!!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/30
♥ : 11

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

男同士で仲良し!昭和の人間関係かな?それとも…。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.30

 天然上司と元ブラック職場ネタのみでワンクールやり切りました。

 仲の良い男性の同僚同士でクリスマス会やったり、結局上司の側に住んだり、昭和の家族経営企業みたいです。

 これで同性愛者じゃ無いんだから、いかに日本の企業文化が女性を排除してるか分かります。女性同士だと、悲惨な感じしかしませんが、男性同士だとギャグになるんですね。

 一部上場企業だとコンプライアンス的に女性を一定数重役に就けないとイケないけど、そんなことするくらいなら東証市場から撤退しちゃえ!と本気でやるのが日本企業です。

 おっそろしい話でしたねぇ…。女なんて鋼の男社会の障害でしか無いので、非正規か主婦で充分だろ引っ込んでろ!というメッセージ、しかと受け取りましたゾ!
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2023.12.04

 いや〜良いですね。どこまで女性を排除できるか挑戦しているかの様なアニメです。

 仲良し会社の男衆達が許容する女性は、アイドルかお婆さんだけ!性的な若い女性は、気を使って合コンとかで接待するけど男社会に参入不可!

 女抜きでやって行きたいけど、生物学的に男は子供を産めないので、仕方なく付き合ってやってる的な感じを醸し出しております。

 ここまで露骨だと、女性視聴者の好むBL路線を意図していないのは明らかです。

 登場人物達が全員アマゾネスで、繁殖のために仕方なく精子袋として雄を生かしているだけで、社会性も人格も何も認めて居ない世界の話は、百合好き男子でも、面白いとは思わないのと一緒ですね。

 期せずして、近代社会の闇を描いたミソジニーアニメとして、私、高く評価しております。
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.11.19

 これは女性向けなのか?性差別を無くすために、生物的女性は消去し、クローン技術で誕生した男子を男カップルが育てる未来社会のディストピアみたいな雰囲気になっています。

 主人公と主任は同棲するし、猫の白桃はクローン子供の暗喩かな?
 
 ほっこり癒やされるか、背筋が寒くなるかはあなた次第…。
………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.10.29

 ほんわかした雰囲気のアニメです。女性を排除した男同士の仲良しコミュニティ、昭和の会社ってこんな感じだったのかな?

 このアニメが女性向けと必ずしも言えないのは、この鉄壁の同性愛的な男同士のホモソーシャルな関係性が女性を公的な世界から排除する原動力だからです。

 ギスギスしたパワハラ上等の体育会系会社も、一見ホワイトに見える男性社員同士が仲良しの会社も、女性の排除という面では表裏一体です。

 私個人としては、特定の属性の人間を排除するための排除アートを観ているようで非常に興味深いです。

 しかし、他のレビューアー様が書かれているように、男性視聴者にとっては萌が足りず、女性視聴者にとってはBLとも言えない感じなので、人気が出るか未知数だなぁという印象が強いです。

 割とニッチな感じの原作を良くアニメ化したなぁ…。今後の展開に期待大です。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 3

68.2 35 2023年秋(10月~12月)アニメランキング35位
アンデッドアンラック(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (130)
467人が棚に入れました
くるよ、不運が。 いいね!最高だ!! 触れた人々に不幸な事故をもたらす不運“アンラック”な少女・風子。 その特異な体質から一度は死を覚悟した風子の前に、絶対に死ねない不死の体を持つ“アンデッド”のアンディが現れる。 彼は風子の力で“本当の死”を得るため、彼女と行動を共にすることに。 しかし、アンディと風子のような異能の力を持つ【否定者】を狙う謎の組織“ユニオン”が2人の前に現れる。 これは、二人が最高の死を見つけるお話。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アンガッツアンジャンプ

アンデッドは「死の否定」アンラックは「幸運の否定」こんな風にいろんな概念を「否定する能力」を使った能力バトルが見どころのジャンプらしいバトルアニメ
ジャンプ漫画ってすぐ修行するし、とりあえず格上の強敵出して、努力、根性、友情で解決しがちだけどそういったジャンプのお家芸を否定しつつジャンプらしさがあふれた作品
制作チームはジョジョと一緒なので、緊張感のある頭脳戦を描くのが上手ですね

敵はどんな概念を否定しているのか?考えながら見るのが面白いし
どう戦えば相手の概念否定をかいくぐれるか?
頭を使った駆け引きがとても面白い!!
そこに魅力的なキャラクター達の過去や想いが乗っかって感動アリ、無駄なシーンも少なくテンポ良く進むストーリーで見やすく、バランス良くてとてもいいアニメでした

作画はもうちょっと頑張って欲しいかも

投稿 : 2024/11/30
♥ : 13
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

緻密なストーリーに深いテーマ…それ故に頭を使ってしまう。

2クール目のレビュー

 運命論、神、死、魂、世界、恋愛…そういったテーマをかなり緻密な設定で、構成をある程度計算しつつ描いたのだろうな、というのは分かります。SF的な作り込み、若者…少年に対する強烈なメッセージ性を感じました。ただ、それが複雑すぎて「面白さ」の計算を間違えている気がします。

 この話は多分文章で読んだほうが頭に入る話です。描きたいことの情報量とアニメが表現できる密度が見合っていません。多分、マンガ版はもう少しましかもしれませんが、似たようなモノでしょう。読み取り手の内容の消化がついてこれなくて、咀嚼・思考する時間が必要になってしまいます。

{netabare} タイムリープとマンガ家要素は1話で予想した通りでしたが、風子=アンノウンは間違いました。ですが、冒頭から作品の構造を仕込んでいたのはわかりました。やはり星を知らないという部分がSF的には痺れましたね。世界観と神をSF的に扱ったのは、原作者の造形の深さも感じます。{/netabare}

 映画であればそれをオカズに何日も楽しめるのですが、2クールアニメでしかも完結できない状態では、エンタメとして正直受け取り手に負担を強いることになります。そして、本作の面白さはその負担を引き受けることで初めてわかる深さですから、作品として成立していないのでは?と思います。緻密さ、設定、テーマをもう少しライトにしていれば評価がもう少し違った気がします。

 コミック版を読んで何度も咀嚼した人ならアニメを楽しめる要素はあるでしょう。作画は素晴らしかったと思います。ですが、何度も咀嚼しているだけに、すべて見るのは辛いのではないでしょうか。

 チェンソーマン(コミック版)と対をなすようなテーマ性でしたが、チェンソーマンがスタイリッシュ、ダークヒーロ―、バトル要素、ファンタジー、青年誌的なものと相性が良かったのに対し、本作は、泥臭い、ヒーロー、考察、ST、少年誌的なものと相性に問題があった気がします。

 また、テーマも感心がある人ならもっと深く日頃考えているでしょうし、感心が無い人はストーリーから拾えないということも言えるかもしれません。それと考察の習慣がある人じゃないと、ストーリーが読み取れない可能性すらあります。

 レベルが高いだけにエンタメとしての調整をミスった、という印象の作品でした。

 評価は1クール目よりさらに話が理屈になってきたので、少し落とします。作画は素晴らしかったです。
 ただ、評価は4.1を付けましたが、楽しめたか?と言われると主観的には70点…いかないかも…という感じかな。



1クール目のレビュー

 冒頭の「君に伝われ」のクオリティとその如何にも伏線的な安野雲「アンノウン」という作者名。3分ちょっと過ぎから数秒間たっぷり本の背表紙を見せていました。風子の「フー who」に対して「アンノウン unknown」ですからリープものって3分ちょっとでわかるのがすごいなあ…というところに惹かれて見始めた本作。

 作画も良いしテーマ的に「不」という「否定」の話で、ループによる世界の改変ですから奥行を感じます。また誰にも触れられない少女というのもいいじゃないですか。それと「星が無い世界」というSF的な仕込みにもかなり痺れました。

 話がちょっとゴチャゴチャしていて分かりづらい面もありますが、かなり凝った話だと思います。アニメとして読解力が求められるのがちょっと辛いのかな?と思わなくはないですが、少年マンガということで丁寧に見ればわかるでしょう。そして、ちょっと深掘りすると面白い仕込みがありそうです。
 ゾンビ先生の結婚の話も良かったし…話としてもいいですが結婚というものの人生における意味もちょっと感じました。

 逆に少年マンガ的すぎて辛いところもなくはないですが、話の続きが気になる作品でした。
 アンテッドの胸の1865って解説ありましたっけ?ちょっとなんかありそうですよね。西暦ならリンカーンの奴隷解放が有名ですけど…なんでしょうね?

 2期…というより分割2クールなのかな?発表があるのはいいですね。最近増えてきている気がします。
 2クール、2期の定義がわかりませんが、1期の時点で発表があって半年程度の間なら2クールでいいんでしょう。

 思ったより奥行と仕込みがある作品でした。2クール目も見ると思います。

 完結してないので話は低めにつけますが、キャラの作り方は上手かったです。作画はよかったですねえ…特に1話とか4話のジーナの最後の方とか素晴らしかったです。





以下 視聴時のレビューです。

1話 話もいいけど作画の身体性…お〇ぱいがなかなかです。

{netabare} 冒頭の作品内作品の「君に伝われ」の作画と雰囲気がものすごく良くて、騙されました。ですが、ジャンプ的少年マンガっぽい雰囲気はあるものの掴みは悪くなかったです。

 で、アンテッドとアンラッキーという2つの人物が…という話ですからテーマ的には既存の何かになるんでしょうけど、感心したのが身体性ですね。別に男の全裸なんて見たくないですが、ヒロインの身体が妙に艶めかしくてデフォルメされた少年マンガ的エロスとは違う何かを感じます(特におっぱいの重量感に注目)。
 動きもいいんですよね。コミカルで荒唐無稽な動きですが、ちゃんと迫力ある動き、構図になっています。結構贅沢な造りなのではないかと思います。

 EDのクレジットを見ると、総作画監督、キーアニメーター、メインアニメーターと作画を管理・主導すると思われる人だけで重複なしで6人いました。作画の水準は相当高いと思われますし、絵に携わるスタッフの分厚さに期待がもてます。

 テーマにも興味がありますが、少年マンガということを忘れずに見ればエンタメとして面白いのでは?と思います。何より、作画がいいのでそれだけでも楽しみそうです。

 なお「君に伝われ」の作者が安野雲で、あんのくも、かと思って見てましたが、考えてみれば「アンノウン」ですね。不明と言う意味です。で「アン」=UNで「ウン」はラッキーですから、アンラッキー、つまりヒロインの事です。ダブルミーニングの意味は?ものすごく大雑把に想像するとひょっとして未来の本人とか?出雲の「雲」の字も重なりますし。風子のふうはフー、つまりWHOで誰?なので、アンノウンに対応しますし。 {/netabare}


8話 チェンソーマン?SF設定と不=力という世界観が面白い。

{netabare} 3話の絵の話で月の周りに描いているキラキラしているもの=「星」でちょっと「ゾクッ」と来ました。これで本作はある種のSF的なものだということがはっきりします。我々の生きている世界とはズレているということですね。そして、やっぱり風子は星を見たことがあって、それを無意識に描いたのでしょう。タイムリープとか世界を跳躍するような能力があるのでは?と推察されます。

 もちろん、そこで出てくるUFOとかあるので、見ている側の世界観は混乱しますが5話くらいになるとかなり輪郭が見えてきます。
 
 全員「不」という力を持っています。つまり、否定ですね。何かを否定する力によって、何かのミッションを行いそしてできなければ罰ゲームでルールを変えられる。

 これって「チェンソーマン」の悪魔の設定とかなり似ている気がします。
 貧困と性欲に喘いでいたデンジと人の恐怖が力になる世界。風子の人と触れ合えない設定と「不」という否定が力という世界。別に類似しているのはいいんです。それが時代の雰囲気です。つまり、本作も理不尽な世の中のアナロジーですね。

 どちらが優れているかはわかりませんが、今期作品の「はめつのおうこく」も現代日本の負の面のアナロジーのような感じがあります。そういう作品は見ていて考えるのがちょっと辛いですが、問題意識を持つのはいいことだと思います。

 しかし、このアニメ、独特というか妙な綺麗さがあります。背景というか小物のCGはそれほど魅力的でもないんですけど、色合いとか人物ですね。これはなかなかのクオリティです。OPEDはその一段上を行きます。レベルの高い作画はアニメを見る喜びなので、その点の評価は高いです。{/netabare}



11話 「不」「君に伝われ」SFと謎で面白い作品ですが、読み取りづらいのかな?


{netabare} 星が生まれましたね。現在の地球に近づいている=今の世界は地獄ということでしょうか。世界観と設定の壮大さはいですね。

 それが「不」という能力と係わってどういうテーマ性が見えるかです。パラレルワールドの変形といってもいいですが、やっぱりチェンソーマン的な意味合いが強い感じです。

 最大の仕掛けであろう「君に伝われ」の素性がまだ全然でてこないのが気になります。SF設定や世界改変があるので1話であれだけ大げさに見せた以上、絶対あとで関わってくると思うのですが…
 風子が過去から来ているのかわかりませんが、風子自身が世界を変えるということになるのでしょう。

 終わるのか?と思ってたら2クールらしいですね。薬屋もそうですけど、こういう深夜帯の作品で2クールが増えるのはうれしいです。
 ただ、本作アニメは話題になってない…みたいですね。本作が何のジャンルだかはっきりしないのが原因なのか、話を追えないのか…原作はそれなりに人気があるみたいですので、アニメはプロモーションが足りてないのでしょうか?

 少年マンガ的なテイストなのは仕方ないですけど、内容とターゲットが合っていない気がします。特に深夜アニメだと誰向け?感があります。{/netabare}

 




 

投稿 : 2024/11/30
♥ : 13

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

世界を書き換える物語

またとんでもないアニメが始まった。
過去にもいろんなアニメが出てきたが、
このアニメのつかみは衝撃的だ。
不死の人間が再生能力を生かして暴れまくる。
不幸をまとった少女と共に、不条理な世界に挑戦する。
否定者と呼ばれる特殊能力者の組織に入り、世界の理を知り、打開策を探る。
全編バトル満載のアニメ。
そこに様々な人間ドラマが関係してくる。
アニメはまだ続くので、次も楽しみです。

最高の死って何なんだろう。

3/23追記
否定者狩りをするUNDERという組織も出てきたが、
いよいよユニオンは神殺しを目指すようだ。
これまで散らかってきた物語が一つの方向を目指し始めた気がする。
いや、それにしてもこのアニメ、懐が深いと思う。
この作品の評価したい点は、登場人物の経験、考え方だろう。
みな暗い過去を抱え、それでも何とか生きる希望を探しながら
這い上がってきた者ばかりだ。
だからこそ人の役に立ちたい、世界を救いたいと思うのだろう。
そんな思いが伝わる演出や表現に感動させられます。
アニメとしては物語の途中で終わりとなりましたが、続編あるのでしょうか。
期待したいです。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 4

68.0 36 2023年秋(10月~12月)アニメランキング36位
ひきこまり吸血姫の悶々(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (171)
612人が棚に入れました
ムルナイト帝国の名門貴族ガンデスブラッド家の令嬢、テラコマリ・ガンデスブラッド。 吸血鬼なのに血が飲めないコマリは、魔法が使えない、運動ができない、背が伸びないという三重苦に悩まされ、3年間の引きこもり生活を送っていた。 しかし、ある日親バカの父がとんでもない就職先を見つけてくる。その名も『七紅天大将軍』! それは本来帝国の猛者しかなれず、3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない超ハードな役職。さらに部下たちは元犯罪者ばかりで将軍に就任したコマリに対して下剋上を狙う気満々......。 絶対に断りたいけど、皇帝直々の任命なので辞めることすら許されない。 本当の実力がバレたら即破滅なこの状況......それでもコマリはハッタリと可愛さを武器に己の任務を遂行する!  「私がこれから為すことはな、単純極まりない覇業だ! すなわち、テラコマリ・ガンデスブラッドは――他の5カ国の大将軍を武力で全員ブチ殺し、ムルナイトの国威を全世界に喧伝してやるのだ!」 最強(!?)吸血姫による歴史に残る快進撃がここに始まる!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

てらこまりの魅力がすべてな作品

てらこまりがかわいいだけのごちゃごちゃしたアニメ
話は雑だけどてらこまりの可愛さがすべてをカバーしています
いいところはキャラデザと、OPいい曲だしEDもなかなか好き

全員がずっと戦争ごっこ、暗殺ごっこ、支配者ごっこして遊んでいるように見える、ギャグテイストならいいけど中途半端にシリアス感出してくるから、しょぼい印象だけが残ります、ギャグならギャグらしいノリでやってくれたほうが楽しみやすい
キャラとシナリオはギャグみたいなのに、時々場違いに重い話やグロい展開、嫌な敵の出現、ギャグとシリアスの間を行ったり来たりするので盛り上がりどころがわからないのと、敵がてらこまりに向ける悪意が後ろ向きでしょうもないし、シリアスシーンは白ける展開が多い、たぶんこれ、シリアス捨ててギャグだけでいけば面白くなりそう

個性的で目立つメンバーが多い七紅天が出てきて話面白くなるかなー?って思ったら{netabare} 使い捨てキャラで見せ場はほとんどなく、なにがしたいのかなー?って思ったら水着回にティータイム・・・なんの密談?と思ったらアホな計画
水着回だけでなく露出シーンもなにげに多くて、そんなことより主要キャラをもうちょっと好きになれるような描き方して欲しかった
{/netabare}
どうでもいいかもだけどオムライスに血のケチャップかけるのやめませんか?

投稿 : 2024/11/30
♥ : 20

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

雑というよりは大味な印象。

休日に某アベマなTVで一気をやっていたので視聴。

途中うとうとしてしまったが、2連発だったので、何とか補完の上、ひととおり観終わりました。

物語は設定がだいぶクセがある感じ。
死が死ではなく蘇生できる環境下で、さらに本当の死に至るケースがあるという・・・。
どこかの死に戻りのアニメの様な斬新なアイデアなどでない場合は、安易に死を復活できるものとして扱うアニメはあまり得意ではないので、少し違和感を持ちながらの視聴でした。

あと、戦争ばっかしているので殺伐とした感は少しありますねw。
全体的に、一昔前のソッチ系のゲームの様な雰囲気がります。
‛80~‛90年代くらいにこういった設定で、こういったキャラ絵のキャラを使って国盗りのシミレーションゲームなんかあったら当たったかもね。
というか、実際に少し叡智な方向を許容すればそういった作品はいっぱいありました。
何で知っているかって?そこは聞かないのがマナーってもんでしょうw。


と、言うくらいなので各キャラクタの絵、造形はそこそこテンプレにのっとってよく出来ていると思います。
野郎キャラや動物顔のキャラなんかはちょっとアレですが。


コメディ要素が結構含まれているので、一服の清涼剤的な部分もありますが、やはり全体的に大味感が強いです。
いろいろな要素要素でふり幅が大きく取ってあるのですが、その間が埋まっていなくってスッカスカに感じられる部分があります。
たいそうな役職や閣下、七紅天、神具などの厨二的なワードや設定が飛び交っている割には、それほど重きを置いているとも思えません。


キャラクタのわちゃわちゃ感はメンツがそろってくるとだいぶ出てくるので、そちらの方面で楽しみを見つけられれば、何とかなるかもしれません。
最終盤では、少し粋な感じというか、キャラクタ同士のつながりを感じさせる部分もあって、ちょっと、おっ!?とも思ったのですが、少し弱かった印象です。


私自身としては、キャラクタに気に入った面は多数あったのですが、なぜかしっくりこないなぁ、と思いながらの視聴でした。
もう少し角が取れて、まとまり感を感じられるようになるとだいぶ違うのではないかなぁ、との所感です。
この部分は、大きく私個人の感覚に依存するものでしょうけど。


なんか、本当に惜しかった方な印象でした。
見れない訳ではないんですけど・・・。
これって、続編とかありますかねぇ、正直微妙なのかもしれませんが、タレントがそろっているのと、主要キャラの容姿が頑張っているので、うまくやればワンチャンある気もするんですよねぇ。

もし・・・、もし次回があれば、それはそれで期待していてみたいとは思えました。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 15

みのるし さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レベル高すぎでした。

こおゆうのんホント好きよねぇ(笑)。

もう設定がこれはその筋の人しか受け入れれんのだけどこれがものすごいニッチなものかといえば実はそうでもないとゆところにこのアニメの奥深さがあるのですな。

そもそも超強い精鋭部隊の大将が小学生みたいなちびっこ美少女でそれがまあとくに成長するでもなくだらだらと過ごしてゆくとゆうですね、そおゆう話なんすわ。

最近三重交通のバス運転手のイメージイラストが男に媚びた腰使いたらでフェミの皆さんが炎上しとりますが、もうそんなレベルではありません。

全般的に日常でこのようなことがあってはあきませんとゆうような話が延々と続きます。

とゆうことでボクにはまだこのハナシを楽しく見れるような次元には到底到達してませんで、修業が足りておりませんと言わざるを得ません。

とりあえずは勉強になりました。

ありがとうございました。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 5

67.6 37 2023年秋(10月~12月)アニメランキング37位
カノジョも彼女 Season 2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (114)
379人が棚に入れました
温泉旅行を経て、咲と渚が対等な関係での二股を継続することになった直也たち。最初にキスをしたミリカや、直也に密かな恋心を抱く紫乃も加えて、夏休みを迎えた5人の恋の舞台は花火大会、キャンプ、そして沖縄へ――。 ミリカの妹・理沙も登場し、ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメの、恋の火花が散る、夏で水着なSeason 2が開幕!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

100股VS2股、狂気の恋愛ギャグアニメ対決

同期に100股を目指す狂ったギャグアニメあるけど、2股を目指す本作も負けず劣らず狂っています
狂ってないと公認二股なんて成立しないってことでしょうか
女子4人はとても可愛いし主人公も時々真顔が怖いけど嫌な感じはしないです、作画はまあまあ、主題歌はどっちも良い感じ

笑いのツボが私には合わなくてずーっと真顔で見てましたが、狂った展開が気になって結局最後まで見てしまいました、勢いがあって良いギャグアニメだけど、女子達の恋愛脳が男に都合良く狂っていてリアリティがない

ところどころ挟まれるエッチなシーンがかなりド変態で無茶な展開で引く、その状況で女子がそんな動きしないでしょ、わざと見せてるの?っていう

小ネタが面白い
例えば割と緊張感のある展開の2話のAパート終わりのアイキャッチに「ここに出しておけば出番少ないのごまかせると思ってないか?」とか挟んでくる絶妙なセンスが好き

投稿 : 2024/11/30
♥ : 22
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

始めからボタンの掛け違い →これを最後まで押し通せる勢いはホンモノ

【レビューNo.103】(初回登録:2024/1/13)
コミック原作で
・1期:2021年作品。全12話。
・2期:2023年作品。全12話。
ちょうどABEMAで1期の一気見配信やってたので復習して、リアタイの2期とま
とめてレビューということで。

(ストーリー)
高校生となった主人公・向井直也は、ずっと想いを抱いていた幼なじみの佐木
咲に交際を申し込み続け、ようやく恋人関係になる。
しかし、ほどなく直也を想い続けていた水瀬渚から交際を申し込まれる。当初
は咲がいるため断ろうとした直也だったが、渚のいじらしさや魅力に心を動か
され、出した結論が「三者合意のもとでのオープンな二股交際」だった。
・渚は直也と一緒にいられるならと受け入れる。
・咲も当初は猛反対だったが、最後は直也の押しに流され渋々ながらも了承。
こうして3人はお互いをよく知るために、直也の自宅(両親は不在)で内緒の
同居生活を開始するのだった。

(評 価)
・始めからボタンの掛け違い →これを最後まで押し通せる勢いはホンモノ
 本作の主人公・直也は
 ・馬鹿がつくほど真面目で正直者で頑張り屋。
 ・しかしその頑張る方向がかなりズレている。
 その性格ゆえに「三者合意のもとでのオープンな二股交際」というトンデモ
 案を真面目に提案するわけです。
 はっきりいうと「始めからボタンの掛け違い」のまま、話を進めていこうとw
 それゆえに最初から「受け入れられない」と、好き嫌いがはっきり分かれる
 作品ではあります。
 しかしこの作品には、そんなトンデモ展開を納得させるだけの勢いと面白さ
 があります。
 ・ラブコメながらもほぼコメディに極振り、テンポがよく視聴しやすい。
  → 通常ではあり得ない設定でも、「コメディ」だからで笑って許せ、
    登場人物も皆どこかおバカで親しみが持てるみたいな。
  → それでいて締めるところは締め、ラブもちゃんと効果的にみせる。
 ・直也の性格も出オチで終わらせず、終始一貫しててある意味清々しい。
  → これによりこの作品独自の笑いが生まれている。
 テンポ感については、「野崎くん」や「トモちゃん」といった4コマ漫画原
 作に近いノリがあるという感じですね。

・4人のヒロインがしっかりキャラ立ちしていて、すみ分けができている
 本作では
 ●佐木咲
  ・ショックなことがあってもすぐに立ち直る等、明るく元気な子。
  (直也にも拳でツッコみを入れる等バイオレンスキャラでもある)
 ●水瀬渚
  ・要領が大変悪いが頑張り屋でいじらしい。
 の2大メインヒロインに加え、
 ●星崎理香 / ミリカ
  ・(身元を隠して)人気ミーチューバー「ミリカ」として活動中。
  ・落ち着きのない幼稚な性格で気性が荒く口も悪いが、自分の容姿には
   自信を持っており、好きなものには真っすぐで正直。
   → 直也にも積極的にアタックし「三股はない」と断り続けられるも
     あきらめない。
 ●桐生紫乃
  ・咲の親友で文武両道を地でいく優等生。
  ・常識人で、最初は「二股疑惑」のある咲たちに干渉していたが・・・
   ~以下重要ネタバレ~
   {netabare}・実は中学時代から直也に想いを寄せているが、咲の手前本音を隠して
    いたことが1期ラストで語られる。
   ・2期では夏休みに「二股をやめさせよう」という口実で向井家に居候
    してくる。{/netabare}
 の2人のサブヒロインが登場します。
 登場人物は少ないですが、この4人のヒロインのキャラ立ちがしっかりして
 いてすみ分けもできているので、直也を含めちゃんと話を回していけるとい
 う感じですね。

・エロトーク・展開も多いが、これも全部きっちり落とす
 ラッキースケベや紛らしさからくる勘違い等エロトーク・展開も多いですが、
 全部きっちりコメディに落としてきます。なので「視聴者サービス」といっ
 た媚びた感じがないのもこの作品の持ち味ですね。
 これをしっかり笑いに変えてくるところに、原作者の技量の高さを感じます。

「アホガール」の原作者らしく、
「『アホのスペシャリスト』がラブコメを描いてみたらこうなった」
みたいな作品で、「始めからボタンの掛け違い」が許容できれば、この掛け違
いを活かした独自の勢いと面白さがある作品だと思います。
構成の方も1期で下準備を終わらせ、2期でそれをしっかり回収いくという、結
構楽しめたという印象ですね。
(個人的には1期はあまり評価していなかったが、2期で盛り返してきた感じ。)

投稿 : 2024/11/30
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメ!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
しかし、多重交際を描いた作品なのに、キャッチコピーは「ネオスタンダード」で良いの?
というツッコミは不要なんでしょうね^^;


温泉旅行を経て、咲と渚が対等な関係での
二股を継続することになった直也たち。

最初にキスをしたミリカや、直也に密かな恋心を抱く紫乃も加えて、
夏休みを迎えた5人の恋の舞台は
花火大会、キャンプ、そして沖縄へ――。

ミリカの妹・理沙も登場し、
ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメの、
恋の火花が散る、夏で水着なSeason 2が開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品はヒロインの誰を推して視聴するかで評価の変わる作品だと思っています。
ヒロインは、キャラも声優さんも1級品が揃っています。

佐木 咲:あやねる
水瀬 渚:あじゅみん
星崎 理香:あやち
桐生 紫乃:りえりー

改めて並べてみると、それぞれの戦闘力がヤバい…
正統派ならあやねるを、奥ゆかしさならあじゅみん…
グラマラスボディならあやちだし、知性派ならりえりーという感じ…

正直キャラ名より声優さん名前の方がしっくりくるんですよね。
キャラを通して声優さんが見えるからかな…?

思い返すと、第2期が始まる前まではあじゅみん一択だったんですよね。
キャラの立ち位置が好みというのが理由なんですけどね。

ですが、この第2期を視聴して気持ちが大きくりえりーに傾いたかもしれません。
頭が良く、成績は学年1位なんだけど、ドジっ子成分が彼女の可愛らしさに拍車をかけています。
決してワザとでも狙っている訳でもないんです。
もしかすると緊張…しているからとか…!?

でも、一番の決め手は友人のために自分自身を押し殺し続けてきたという点でしょう。
若かりし頃、もしかすると経験のある方もいらしゃるかもしれません。
自分の気持ちを押し殺し続けるって、並大抵の事ではないんです。
でも友人に嫌われたくない…という理由は、我慢に値するんですよね。
本当に苦しかったと思います。

だからこそ、タガが外れて本当に良かったと思いましたよ。
振り返ってみるとあんなに迷走するほど気持ちが入っていたんですね。
物語的にも落ち着く場所に落ち着いた感じがあって良かったと思います。

だけど、ずっとこのままという訳にはいかないでしょう。
いずれこの関係にも決着をつける時が訪れることと思います。
その時に後悔が残らないよう、皆さん精一杯頑張って欲しいと思います。
皆さんが頑張る分だけ、視聴者側としては面白くなりますしね^^
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、小玉ひかりさんによる「ドラマチックに恋したい」
エンディングテーマは、ClariSさんによる「ふぉりら」
ClariSさんは色んな作品に楽曲を提供していますが、安定感半端ありませんね。

1クール全12話の物語でした。
益々面白くなってきた…と言っても過言では無いと思います。
全てに納得のいく結果が出せるとは思いません。
喜ぶ人、悲しむ人、それ以外の感情が溢れる人…きっと色々だと思います。
だからこそ、1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。
続き、楽しみにしていますね♪

投稿 : 2024/11/30
♥ : 11

67.5 38 2023年秋(10月~12月)アニメランキング38位
範馬刃牙 2期(TV放送)(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (27)
111人が棚に入れました
恐竜時代の地層にあった岩塩の中から、1人の人間の男が掘り起こされた。 その男はピクルと名付けられ、最新科学技術の力によって現代へと蘇生する。 ピクルは恐竜と素手で闘い、食料としてきた異次元の戦闘能力を持つ戦士で、その存在は最強を目指す者たち、特に地下闘技場の戦士たちにとって格好の標的となる。 果たして刃牙はピクルに勝利し、その先で待つ父・範馬勇次郎との決戦までたどり着く事が出来るのか!? 刮目せよ! これが史上最強生物決定戦、とだ!!

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

親子喧嘩編終了<57>

刃牙シリーズの長年の本筋が結実したところでそれなりに見応えはあった。
とはいえ、クォリティ的に今までと特に差もなく、アニメで特に盛り上がるというものではなかったけど。
原作のライブ感な進行のせいで最後の最後に烈ボクシング編のやっつけ結末がくっついてたり。

ピクル編終了、親子喧嘩編開始<57>
26話まで視聴
ピクル編終わって親子喧嘩編に入ったところなんで、ピクル編の感想。
烈・克巳の辺りが特に盛られることもなくサクサクと消化されて終わった印象。
週刊誌で一話ごとに間隔が空いたほうが活きてた展開なんやね。
その他、ギャグで流されるようなセリフでもやたらかっこいいなぁと今更ながらに思ったり。

毎度おなじみ<57>
1話視聴。
毎度おなじみビックリ人間大集合。
毎度刃牙がしゃしゃりでる結末はさておき、烈・克巳の辺りが盛り上がればそれでヨシ!
作画もこなれてきた感じ。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 1

67.3 39 2023年秋(10月~12月)アニメランキング39位
アイドルマスター ミリオンライブ! 第3幕(アニメ映画)

2023年9月29日
★★★★☆ 3.6 (14)
61人が棚に入れました
バンダイナムコエンターテインメントのメディアミックス作品を原作とするテレビアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」全12話を、2023年10月の放送開始に先駆けて劇場公開する3部作の第3幕。
天真爛漫でチャレンジ精神旺盛な春日未来、不器用ながらもひたむきに努力を重ねる最上静香、甘え上手で小悪魔的な魅力を持つ伊吹翼ら、芸能事務所「765(ナムコ)プロダクション」に所属する39人のアイドルたちの奮闘と成長を描く。

67.2 40 2023年秋(10月~12月)アニメランキング40位
ケンガンアシュラ Season2(Webアニメ)

2023年9月21日
★★★★☆ 3.5 (14)
59人が棚に入れました
「拳願仕合」それは巨額の利益を賭け、雇った闘技者の仕合の勝敗でビジネスを決める企業同士の代理戦争。
56歳のしがないサラリーマン・山下一夫は、謎の闘技者・十鬼蛇王馬と出会い、拳願仕合に参加することになってしまう!
金、命、家族…、様々なしがらみを乗り越え、勝利を重ね、絆を深めていく二人。
そんな二人は、日本一の企業と闘技者を決める「拳願絶命トーナメント」に参加することになり―!?

67.1 41 2023年秋(10月~12月)アニメランキング41位
星屑テレパス(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (124)
340人が棚に入れました
女子高生たちが宇宙を目指す“青春ロケットストーリー” まんがタイムきらら(芳文社)で好評連載中の大熊らすこ氏の4コマ漫画「星屑テレパス」は、 人とのコミュニケーションが苦手な女子高生の小ノ星海果は自称宇宙人の明内ユウと出会い、 なんと宇宙を目指す約束をする。そして副学級委員長の宝木遥乃や不登校気味の雷門瞬たちとの出会いの中でロケットを作ることになり── 女子高生たちがロケットを作って宇宙を目指す"青春ロケット"ストーリー!
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人はそんなに簡単に変われない。地位で人はそうそう育たない。でもね……

コミュニケーションが苦手過ぎて宇宙人との交流に憧れるようになった高1主人公少女が、
同級生で宇宙人を自称する陽キャのピンク髪少女らと遭遇し、ロケット研究同好会の4人で、モデルロケット製作活動から、宇宙を目指す夢を共に追い掛け始める『まんがタイムきらら』連載中の同名萌え四コマ(未読)の連続アニメ化作品(全12話)


【物語 4.5点】
私が本当にメンタル沈んでいる時は、アニメの青春成長物語すら眩しすぎて直視できなくなります。
最初はウジウジしていた主人公が、シナリオを進める都合もあって、
性格も能力も、トントン拍子で殻を破って好転していく。
それに比べて自分は何て駄目なのだろう?と陰キャをこじらせて面倒臭いことになって行くわけですがw

その点、本作の主人公・小ノ星海果は、ロケットで宇宙に行くとの大望を抱き、
三歩進んで二歩下がったりしながら、ずっと人見知りしてるし、口下手だし。
{netabare} 同好会会長に就任{/netabare} して、グループを牽引すべき立場になってからも、
にわかにリーダーシップを発揮したりしないし、{netabare} スピーチ{/netabare} も空回りして落ち込むし。
やっと一皮剝けたかな?と思ったら{netabare} 発熱して看病されてるし。{/netabare}

人はそんなに簡単に変われないし、地位なんかでそうそう人は育たない。
立派にリーダーしているあの人も、実はスピーチ前、緊張したりしているし、
仲間内ではポンコツだったりするw
急成長できない自分に落ち込む必要など全くない。この包容力に救われます。

ど派手な成果と成長インフレで魅せていくスポ根の華やかさはないけど、
およそ1クールアニメが拾ってくれそうにない、
挫折や、繊細な人間関係とそれに関する悩み、葛藤アルアルなど、
題材にするのが難しい要素にも光を当て表現してくれる。

人間関係の本質的な部分にも踏み込んでいくため、きららだけどシリアス&ギスギスもあったりしますが、
きららならではの優しい空気感というオブラートに包まれているため、
ギリギリ視聴脱落せずに、痛みを共有できる。


以上、ふわふわした感想を並べましたが、この辺りが、
本作から私が感じた、何か安心できて良いの正体だと思います。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・Studio五組

『きんモザ』で勝手知ったるきららアニメ制作。
一見、簡素な構成の画面が多く、高作画カロリーでゴリゴリ押すわけではないのかな?との印象を抱きますが、
本作は特に星空などの背景や、髪の毛などの人物共に、グラデーションが美しく癒やされました。

制作エピソードで凄いと思ったのは、
海果の青&ピンクグラデーションヘアーが、
クラスに配置すると目立って、内気主人公の性格ともマッチしないから、
周りのモブの髪型を青系に色彩設定したりして調整しましたという一件(※)

こうして作画・背景全体で角の立たない柔らかい映像を形成し、
人間関係のアレコレもオブラートに包みこんでいく。
白黒ハッキリした世界では無視される中間色の心の機微も多彩なカラーで捉えていく。

作風にもリンクした胃に優しいアニメーションで、ギスギスしても、もたれずに消化できます。
それでいてモデルロケットの挙動にはリアリティも感じる。

回を追うごとに作画の堅実な仕事ぶりに感銘を受けたので、
初回時の作画3.5点から4.5点に上乗せ。


【キャラ 4.5点】
主人公・小ノ星海果
終始おどおどしている内気な性格だが、
“宇宙人”明内さんと宇宙に行くという夢への情熱など、
芯の部分は力強く、ロケット研究同好会のエンジンとなる。
打算で人を口車に乗せたりしないなど、良い意味で不器用な言動が、
人間不信で引きこもった瞬(またたき)を部屋から引きずり出す。


自称“宇宙人”明内ユウ
ボナヴー♪マティヴー♪などと“宇宙語”で明るく弾けているアホ毛ピンク髪お団子少女。
“おでこパシー”によりデコを介して心を読み、灯台の一室に居住しているなど、
掴みどころがない。
一方で、普段と違う遥乃の些細な言動の変化を察知するなど、
人間の心情を捉えるアホ毛アンテナは伊達じゃない。
終盤は海果と中々の微百合ムードに。

あとは、自称宇宙人ってリアリティの壁にぶつかった時に、
宇宙人だからでゆるふわとかわすことができる便利な設定だなと思いましたw


宝木遥乃(はるの)
クラス副学級委員長で面倒見も良い、所謂イイ人なんだけど、同好会4人の中でも影が薄い。
が、薄い印象も、後半、{netabare} 夢を持ちたくても夢が見つからない、だから私は誰かの夢を応援する{/netabare} という葛藤として伏線回収され納得。
夢が無くたって生きる権利はあるし、輝くことだってできる。
凡百を勇気付ける貴重なキャラです。


雷門瞬(またたき)
同好会のメカニック兼ツッコミ担当。
海果にダメ出ししてひるませるなど、思ったことを口走る直情的な言動で、
宇宙に行きたいというフワッとした夢を、モデルロケット設計のシビアさで具体化し、
現実の冷水を浴びせる、ギスギスの主要発生源。


以上の主要4キャラクターが互いにぶつかり合ったりしながら、
各々の悩みの本当の原因や、自分では思ってもみなかった自分の価値などに向き合っていく。
星は人間関係という宇宙の大海原に出て誰かに観測されることで光り輝く。
互いに引き立て合うキャラ相関もまた美しかったので高評価。


サブではライバルでモデルロケットやリーダーシップに関して海果らの数歩先を行く
竜岡科学技術高の秋月彗(けい)の才能の一等星が無邪気に無自覚に、
六等星を脅かす感じで良好でした。


【声優 4.0点】
主演・小ノ星海果役の船戸 ゆり絵さん。
ちゃんとした滑舌で話すのはモノローグくらい。
会話シーンではドギマギと途切れ途切れになりながらも、一生懸命言葉を紡いで行く。
弱々しいようで核があり周囲を引き付けて行く海果の性格を汲んだ好演。

明内ユウ役の深川 芹亜さん。
みんなの前では炭酸飲料の如くシュワッと爽やか陽気な宇宙人。
海香と二人きりの時はシットリちょっとオトナな微百合成分配合。
大味なようで、シチュエーションに応じて声質を“湿度調整”する器用なアフレコ。

宝木遥乃役の永牟田 萌さん。
名前の付いた役は今回が初めてくらいの新人声優。
でありながら、上記のキャラ立ちさせ辛い深掘り設定を再現する堂々たる演技で片鱗を見せる。

雷門瞬(またたき)役の青木 志貴さん。
言葉はキツイけど、本当は良いやつというキャラクター性を、
口調のトゲの尖り具合を調整して、鬱が泥沼化しないスレスレのラインを通す。


新人1名を除けば、堅実にキャリアを積み上げて来たけれど、
大当たり!と言える当たり役がないまま中堅の域に差し掛かりつつあるキャスト陣が、
培って来た技術で、キャラの二面性をグラデーション表現するいぶし銀の演技で作品を下支え。

人気うなぎ登りの話題の若手も見たいけど、
こういう中堅どころで渋い仕事する声優さんにもどんどん活躍して欲しい。
私の声優欲は貪欲です。


【音楽 4.0点】
劇伴担当はsakai asuka氏。
平時は得意のエレクトロ・ポップでゆるふわなムードを醸しつつ、
ヤマ場ではピアノとストリングスで心情表現に連れ添ってガツンと盛り上げる好アシスト。

主題歌は声優アーティストで固め終始耳も癒やされる。
OPは伊藤 美来さんの「点と線」
EDは声優ユニット・サンドリオンの2ndシングル「天体図」
いずれも人間関係という大宇宙に勇気を持って飛び出したからこそ得られる煌めきを歌った、
作品の核を捉えた良質なテーマ曲。

終盤、挿入された明内 ユウさんによる全編“宇宙語”歌唱曲「spektro」
(※宇宙語表記では入力できないのでアルファベットでご勘弁をw)
“故郷の”星空に向かってキモチを解読不能な歌詞で綴ったピアノバラードに乗せて唱う姿が、
何だかんだユウが一番宇宙人らしいカット。


【余談】
最後に私も瞬(またたき)を見習って?直情的に余計な毒を吐きます。

きらら20周年を飾った本作を見放題独占配信したFOD。
たかだかフジ一局の映像配信サービスが、外資系を押し退けて天下を取ることなどあり得ません。
目指すべきは宇宙的視野に立った国内系配信サービス大同団結によるグローバル資本への対抗なのではないでしょうか。
チマチマした時限独占配信などやめて、本作も早急に開放して頂きたいです。

一週間限定で各話無料配信したTVer。
フジは見たくないから見ない。FODには加入したくない私にとっては大変有り難かったです。
ですが、相変わらずサーバーは貧弱で、CMを挟むタイミングも空気読めてません。
最近TVCMやYou Tube広告等でよく見かける、なかやまきんに君の「このネタ見飽きてひまぁ~~」のCM。
しつこくて超ムカつきますw
ひま~~とか言ってゴロゴロしている暇があったら、
まともなサーバー接続、固まらないUI実現によるサービス向上に励んで頂きたいです。

以上、うだつの上がらない国内系配信サービスへの愚痴をこぼしました。
お目汚し失礼致しましたm(_ _)m


【参考文献】※「星屑テレパス」のギスギス&シリアスの正体は……!? 大熊らすこ(原作者)×かおり(アニメ版監督)×原作担当編集者スペシャル座談会【まんがタイムきらら20周年記念企画】



【1話感想】見放題配信FOD独占なのでTVer見逃し一週間無料配信で視聴しているきらら系

{netabare}
サブスクにアニメ視聴を依存している身としては、
視聴当落線上に独占配信がちょいちょいあって鬱陶しく感じる2023年秋アニメ。

SF要素がちょっと気になるきらら系の本作もその一つ。
見放題独占しているFODに入りたくない私にとってはTVerだけが命綱。
初回の一週間無料配信終了も10/16(月)に迫っているので検討している方は注意が必要。


本作もまた、“コミュ力”などと言う曖昧模糊としたスキル評価に晒され心を磨り減らす現代人に向けて、
コミュ症の生態を描いて、共感や癒やしを与えるトレンドに乗った一作。

自称宇宙人・明内ユウは本当に宇宙人なのか?
常識的に考えれば記憶喪失少女の戯言だが、
対象とデコ同士をくっつけて意思を汲み取る微百合な交信能力“おでこぱしー”や、
アホ毛で捜索物を探知する“宇宙人レーダー?”を見るに、
ユウが宇宙人と言うのも強ち嘘とも思えない。
“宇宙語辞典”もネタか本気か判然としない。

SF要素がシナリオを牽引する原動力にもなるのでしょうが、
肝心な部分は結局ぼかされて終わりそうな予感も。

それよりもむしろ私は、コミュ力に不安がある登場人物たちが、
クラスの誰とでも仲良くなろうとする世間体を意識したコミュニケーションには真っ向から立ち向かわずに、
夢を宇宙に求める意外な方向性にピントを合わせた方が、深イイ収穫物が得られるのではと感じています。

{netabare} 海果が一生懸命に自己紹介してくれたことにユウが感謝{/netabare} する一コマとか、
結構コミュ論のツボを押さえているなと感心しましたし。

生き辛さを抱えた者たちにとって、本作の宇宙は何を象徴するのか。
秋の夜長に、SF視点と合わせて文学的な観点からも噛み締めたい作品です。{/netabare}

投稿 : 2024/11/30
♥ : 26

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

雰囲気から「きらら系」かな?と思ったら…そうだったw

レビュー タイトルにはこう書いたものの、実際に視聴した印象は序盤から、ちょっと違ったので、あれ!?と思ったのが正直なところ。

作画はだいぶカッチリとキマっているし、線もシャープな印象。
全体的に作画クオリティは高めな方かと。
きらら系らしい「ふわふわ感」や「ゆるゆる感」、「幼い感」に振った要素は控えめと言っていい、

何なら、視聴後の感想はキャラ同士の気持ちの衝突具合や葛藤具合から考えると、ガチモン要素も結構あったな、と。

しかし、この前に視聴したshyも、気弱な頑張る女子系だったが、連続でこのタイプを視てしまった。

星屑テレパス…。
このタイトルの要素はエッセンス程度でしたね。
ロケットと言う事で、星屑(宇宙)要素は間違いないですが、今のところ、まことしやかに描かれてはいますが宇宙人要素は、それ程メインストリームではなくキッカケ程度、おでこテレパスも折々に登場するスパイス程度といったところ。

「放課後ロケット日誌」でも、
「放課後ロケット倶楽部」でも、
「ゆるロケ↑」でもよかった気がしないでもないw。

え!どっかで聞いたことあるって?サーセンm(_ _;)m



物語は気弱でアガリ症でコミュ障で自己肯定感の低い主人公の小ノ星海果が(宇宙人の)明内ユウと出会って宇宙を目指す為にロケット作りを目指す…。
ひとりは、自分の居場所を宇宙に求めて、一人は宇宙に帰るために。
最も海果の目的は仲間たちとの触れ合いで変化していくことになるのだが…、この変化、成長を海果のキャラを受け入れて見続けられるかどうかが一つの課題かなぁ。
この手のキャラにはありがちですが、相当イジイジしながらの視聴になります。

そしてこの他にも、後に登場する雷門瞬もかなりクセのあるキャラで、こちらも相当イライラしながらの視聴になるかもしれません。
真の想いは後にポジティブな方向性として表れるのですが そこまでが相当強くあたります。
きらら系とは思えないギスギス感かもしれません、

バランスの良いキャラに見えた宝木遥乃も、雷門瞬と、かなりの衝突と自己、自身の心へのへの葛藤をみせます。

結局、本気でぶつかろうとすればこういうこともあるよね、信頼関係を築こうとすればこういうプロセスが必要になる事もあるよね。
此れ即ち「青春だなあ」って事なんですが、意外なほどこの面では硬派な作り だったかもしれません。

ロケット作りを目指すにあたって、良きライバル、良き仲間と出会い今後の目標も明確になった形で物語は終了します。

作品の作りとしてはきらら系の枠を外れ しっかりとした作りの作品になっていたと思います。
今後の物語についても興味がわき、今後の展開が気になります。
普通に 続編を作って欲しいぐらいの作りになっていますので、 機会があれば是非 続編を見てみたいと思っています。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 21
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ゴチャゴチャしてるのが惜しい作品なのか、だから面白いのかがよくわかりません

 TVer視聴にしたのが悔やまれます。9話の明内ユウが一度消えたのがよくわかってないのでモヤモヤしています。脳内友達かとも思いましたが、普通に他の娘ともコミュニケーションしてるので違いますよね?本当に宇宙人ということでOK?

 全体の印象としては結構面白かったと思います。何のジャンルなのかもはっきりしませんでしたが、微SFで部活ものとでもいうんでしょうか…女子だけ日常きららとは言えないと思います。
 競技はやってませんがロケットをやったことがあるので、非常に興味深かったです…意外な展開だったし。ですが、果たしてロケット競技がメインかと言われるとなんか違います。ここを深掘りしたいようには見えません。と言うのはロケットの発射シーンがほとんど出てこないからです。

 はっきり分かるのは、ヒロイン小ノ星海果の成長物語(主体性とコミュニケーション)の話なんでしょう。

 話がゴチャゴチャして煙に巻かれているような、それがいい味になっているような…不思議な感じです。評価が難しいです。ただ、毎週配信で見逃さずに見られる水準だったのは確かです。

 オデコパシーとか灯台とかが何を強調しているのか。灯台は居場所を示す場所の象徴ですよね?あるいは本来光ものが消えている…それが光る。オデコパシーはコミュニケーションなんでしょうけど…やっぱりTVerhなので振り返りが出来るまでこの辺はちょっとお預けです。

 うーん、評価…難しいです。オール3を下回ることはないし、音楽のセンスなんかも悪くないです。作画は12話は結構良かったと思いますが、以前のはどうでしたっけ?最近で言えばまあまあ?

 オール3.5…うーん、ストーリーだけ4にしようかなあ…ただなあ、もうちょっと面白くなったような、こういう感じだからかえって面白かったのかが良く分からないです、現状は。一挙放送とか無料配信が始まったらもう一度見たいです。



 
以下 リアルタイム視聴時のレビューです。


1話 ハルヒのリメイク?SF的な仕掛けがあるのかな?

{netabare} TVerでたまたま見かけて視聴しました。何のアニメかわかりませんが、どうもコミュニケーション論を扱ったSFの様です。

 2006年の「涼宮ハルヒの憂鬱」を2023年にリメイクした感じです。ゼロ年代は孤独上等自分だけの不思議が欲しいと言っていた少女は、病的な孤独に苦しむようになっていました。1話見た限りでは、そういう意図があるか原作者がハルヒが好きで無意識に類似性がでたんだと思います。雰囲気と設定は全然違いますけど、プロットとキャラを拾うとそっくりです。
 
 17年間でオンリー1であることが強制された時代から、友達と仲良くコミュニケ―ションすることが強制された時代に変化しました。自分らしさの定義が結果的に友達作りに帰結する感じです。オンリー1同様につらい無茶ぶりですけどね。

 宇宙人が記憶喪失だとすると、その意図は通常は地球破壊、人類滅ぼす、あるいは人類補完計画のような個性を失くした新しいコミュニケーションだと思います。人類の生存を探るための調査・試験なのかもしれません。

 あるいは主人公のヒロインが実は本当に宇宙人だった。人間として暮らしていたけど…という話が1話を見る限りだと自然かもしれません。宇宙人からJKになると記憶喪失になるらしいので。宇宙人に戻るときに友情を失うような話になるのでしょうか。あるいはあのピンクの子立場の入れ替わりがあったんでしょうか?

 そしてハルヒ同様思ったことが現実になる、という感じがありますね。1話の不自然なご都合主義はその伏線かなあという気もします。

 そういうSFマインドを刺激するような仕掛けがあるような気がする1話でした。考えすぎかもしれませんが…
 「きらら」らしいですけど…うーん…通常の「きらら」には見えません。女子しか出てこないので、百合百合した作品かと思いましたが、ちょっと何かありそうですね。見かけによらず一筋縄ではいかなそうな感じでした。{/netabare}


2話 過大評価かなあとと思いつつ、妙な面白さと引っ掛かりがあります。

{netabare} 1話でハルヒ的なSFの仕掛けを想像していましたが、2話になってどうなんだろう?といういわゆるキララ系の「女子だけ仲良しもの」になってしまいました。

 過大評価だったかなあ、と思いつつも、どうしても引っかかりがあります。ペットボトルロケットをここで出す意味とか…「電波少女と青春男」のような郷愁というか文学性もありますが、むしろペットボトルロケットの含意がありそうな感じ…まあ「スタート」あるいは「象徴」の印象なんですよねえ…

 となると「使われなくなった灯台」に何かあるんでしょうか。灯台の含意は光る、他人を導く、位置を知らせる等々ありますけど。

 アニメの出来は…うーん。セリフというかモノローグで全部内面を説明しちゃうとか不満はありますし、話の進行のチグハグなところに引っかかりがあります。ただ、見てられるんですよねえ…不思議なことに。展開も早いし次が気になるような妙な面白さがあります。

 そして金髪チョーカー少女の遥乃の行動がペットボトルを空にするとことの「他人を頼る」行動、宇宙に逃げるより「宇宙人に地球を知ってもらいたい」というところ。明らかに人間関係の含意ですよね?ここはもったいぶった説明がありません。その辺どういうことなんだろうっていう感じもあります。

 引っ掛かりがあるということは、面白さでもありますので多分、全部見ると思います。今のところTVer視聴で振り返り視聴ができないのが考察的には残念ですけどね。{/netabare}


3話 うーん。4人目のキャラ痛すぎ。テンプレ感がある強引な展開…1、2話からレベルが落ちすぎでしょう?

{netabare} ペットボトルロケットから次の段階というのはいいでしょう。ですが、新キャラのまたたたきのキャラが痛すぎるでしょう。ゴーグルって…それだけじゃなくて、性格造形が本当に痛いです。痛すぎです。なんでそういうキャラ設定にしちゃうかなあ??そもそもそこまで交流のない子がメカが得意だって思い出します?

 頑な少女がヒロインの熱意にほだされて打ち解ける話だとすれば噴飯もののテンプレです。ここでありきたりからズラせるかどうかが面白さだと思うのですが…テンプレとは違うストーリーであることを期待したいです。

 キャラ付けとか大きいストーリーはさすがに原作準拠だと思いますので、アニメというより原作かな。

 1、2話の導入が不思議な話だったので期待しましたが、過大評価の可能性がプンプンします…ぜひ悪い予感を裏切って欲しい。普通のきららよりも少しダークなだけで終わってしまいませんように。

 アニメのクオリティは高い気がします。動きは少ないですけど、丁寧だと思います。 {/netabare}


4話 褒めどころが分からないんですけど…何か惹かれるなあ?

{netabare} …何といえばいいんでしょう?くだらない?つまらない?よくある話?テンプレ?まあ、いろいろ言い方はあると思います。

 ただ、なんか違うんですよね?俺何見てるんだろう?と思いながら、なぜか楽しみにしている自分が…うーん、癒し…なのかなあ?

 ストーリーは「ご都合主義」「いつものエセ友情もの」「くっだらない」で片づけてもいいレベルに一見見えるんですけどね。ほんの少しだけ感情がうごくんですよね…文学性?{/netabare}



5話 ロケットの基礎研究は想像より簡単です。なるほど部活ものはいいかもしれません。風呂短すぎ、布団の柄凝りすぎ。

{netabare} ロケットの研究って、実は基礎部分はそんなに難しくなくて、中学生の時に私もやっていました。だから感情移入している可能性もあります。ペットボトルロケットから先に行くアニメは少ないので。

 本作で記憶が鮮明によみがえりましたが、過塩素酸カリウム(酸化剤)+ボンドG17(燃料)を混合したものを固体燃料にして、紙の筒で作ったロケットの内部に均一に塗布(これも適当に塗るのではなくモーターで遠心力を利用する)して、ニクロム線を使った点火装置で発射台を作ったディテールまでよみがえりました。

 実際のロケットは過塩素酸アンモニウムだと思いますが、ロケットって基礎科学部分は非常に原始的です。軌道制御は難しいですけど。中学生でも研究できるし、何より夢がありましたねえ…こういう「科学する心」をもった少女の話はいいです。

 で、もう1点。「放課後インソムニア」「恋する小惑星」などで不満だった点。星空を見上げた時の感動です。畏怖にも似た背中がゾクリとするような感動と憧れ。それが何となく伝わるか、雰囲気だけの作品か、ですね。本作はそれをちょっと感じます。完全じゃないですけどね。今のところアニメ作品では「宇宙のステルヴィア」のしーぽん…というよりEDの曲が最高です。

 まさか部活ものになるとは思いませんでしたが、いきなりの合宿で話は相変わらずポッカーンですけど、やっぱり面白いというより惹かれる作品ですねえ。今話で不満があるとするとお風呂シーンがそれで終わりかい!というところですが、そのサービスタイムの短さが本作のきららにおける特殊性かなと思います。

 それと、布団の柄はなんでそこまで凝る???


追記 布団の柄が気になりすぎて、何回も見直してしまいました。

 柔らかい布団の形状の変化に合わせて布団の複雑な花柄が破たん無く動きます。手書きでは無理ですよね?(追記 動くというより変化します、の方が正解かも)

 他のアニメで見たことが無い気が…あまりに自然でスルーしそうですけど…新海とかジブリでも類例がない気がします。考えすぎ?でも、ここまで布団の模様が綺麗に動くアニメって見たことないなあ。

 着物なら「私の幸せな結婚」の着物が同じような技術かもしれません。CGテクスチャってこと?かなあ…こういう2Dライクの作画の新技術は大歓迎です。
(追記 布団がずり落ちるシーンの模様の歪みの感じはテクスチャっぽい気がします)


 再追記 ちょっと思い出して確認したら「好きな子がメガネ忘れた」の8話で、三重さんがトイレの場所をスマホで聞くシーンで主人公の男の子の毛布の柄が似たような動きでした。まあ、となると標準的な技術なのかもしれませんが、しかし、「好きな子」の毛布は幾何学模様です。

 本作のようにこういう「引っ掛かり」を残す形で花柄の布団を効果的に見せるのはセンスですから、やはり技術の使い方の意味でいうと驚きでした。{/netabare}


6話 癒し系か文学かと思ったら想像以上にワクワクする展開だった。これは面白い。

{netabare} 6話ははっきり面白かったです。ホビーというかロケットのキットってあるんですね。さっき楽天で調べたら3000円台で何種類かありました。

 こういう知らない知識と何か目標に向かって行く展開っていいですよね。そしてそれがロケットともなればワクワクせずにいられません。自分たちで立ち上げた部活に秘密基地。ご都合主義と言うのは簡単ですが、アニメだからこそのこういう展開は好みです。

 キララ系女子高生というデオドランドされた存在ではありますが、この作品のことです。何か面白そうな展開を期待させてくれます。

 ということで6話。話の方向性が見えてきました。いや、癒しモノかと思っていたらワクワクがありました。素晴らしい。{/netabare}


7話 あれ?凡作になってしまうのか?雷門さんの使い方が良くない。

{netabare} 7話でちょっと違和感がでました。目標が出来たことと、ライセンスの説明等は悪くなかったです。

 ただ、雷門さんのモノローグが分かりやすいツンデレすぎるなあというのも良くなかったし、その後のロケット競技の参加方針についても良くなかったです。

 これはここまでの総括にもなりますが、雷門さんが出てきてそれで具体的に話が回り始めたのは良かったと思います。が、話がドラマのためのドラマになっています。
 ストレスがかかるのが悪いのではありませんし、ここで雷門さんと仲違いするとかなら面白いと思いますが、どうせ…がある気がします。

 だったら、雷門さんは外部においてアドバイザーとかにして、3人の奮闘の方が良かったかも。

 せっかく良かった展開が7話に仕込まれたいろいろで急に平凡になる予感がして心配な感じでした。{/netabare}


8話 うーん、毎週楽しみだったのですが…ついにぎりぎりに…

{netabare}  毎週楽しみにTVerアップと同時に見てたんですけど、今週はぎりぎりになってしまいました。それだけモチベーションが下がっているのでしょう。

 で、まあ実際に見ても、かなり普通というか普通以下というか…ロケットの大会のあと何があるか?できまりそうですね。まだ8話。12話だとして大会が9話で終われば残り3話。1エピソードでしょうね。どうなることでしょう? {/netabare}


9話 いろいろ面白い要素は感じるのに…脚本・演出が弱いのかなあ?

{netabare}  なんだろう、プロットとかテーマとか大きなものはとてもいいと思うし、明内ユウちゃんの謎めいた感じがちょっとSFチックでいいと思います。

 ただ、なんでこうなるんだ?というくらいアニメそのものの出来がなあ、という感じがします。

 まずエピソードの一つ一つが非常に単純な展開です。ほとんどテンプレでしかないです。分かりやす過ぎて笑ってしまうくらいです。それを上手い脚本・演出で見せてくれるなら、面白さにつなげられると思うのですが、そこが弱すぎます。紙芝居みたいな展開になってます。

 また、登場人物の内面や感情、思惑の描写が全部説明セリフです。いや、そこはアニメで表現しようよ、という感じがものすごく強いです。

 ということで、最後は気になるのでもちろん見ます。TVerでしか無料がないので貯めてなかったし、見逃すと後悔するので強制的に視ざるを得ないのが逆に幸いしたかも。

 原作は面白いかも、という気もします。アニメはガチャにはずれたかなあ。{/netabare}
 







 

投稿 : 2024/11/30
♥ : 16

66.9 42 2023年秋(10月~12月)アニメランキング42位
トニカクカワイイ ~制服~(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (49)
248人が棚に入れました
有栖川家で幸せな新婚生活を送る司とナサ。運命的な出会いを果たした一方、普通の高校生の恋愛、制服デートの経験もなかった2人だったが、綾の手引きで司は制服を着ることになる。普段見ることのない制服姿の司に、ナサはドキドキを隠せず・・・。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ニヤニヤが止まらない。

相変わらずです、この夫婦。
初々しいったらありゃしない。
勝手にしやがれこのやろうども。
矢でも鉄砲でももってこい。

この作品、いい夫婦の日に配信された丸っと一話分のアニメです。
いい夫婦の日と言うのがアザトクて、この作品らしい。
たぶん、2期への勢い付けといったところ。
なら、早く2期をやれっちゅうねん。

メイド服やらセーラー服やら。
着れば着る程トニカクカワイイ。
対面する夫婦の頬は常に真っ赤とはね。
トニカクカワイイを通り過ぎているのでございます。

結論は、呆れ果ててものが言えない。
うーむ、甘すぎて胃もたれが。
視聴後には筋トレをしたい。
早い話、そんなアニメです。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

問答無用で…とにかく可愛い!!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期とOVA~SNS~は視聴済です。

2022年の夫婦の日から配信の始まった作品です。
私はその夫婦の日から第2期が放送されると勘違いしていたので少々慌てましたが結果オーライという感じです。


有栖川家で幸せな新婚生活を送る司とナサ。
運命的な出会いを果たした一方、普通の高校生の恋愛、制服デートの経験もなかった2人だったが、綾の手引きで司は制服を着ることになる。

普段見ることのない制服姿の司に、ナサはドキドキを隠せず・・・。


dアニメストアのあらすじを引用させて頂きました。

改めて思い知ったのが、星空(なさ)君と司ちゃんは高校生くらいの年ごろであるにも関わらず学校に行っていないんですよね。

二人の日常があまりにも自然なので、ここでツッコミが入らなかったら、きっとずっと忘れたままだったと思います。

今回のOVAのサブタイトルは「制服」です。
普段学校に行っていない二人だからこそ、この内容がマッチしたんだと思います。
普段、私も仕事着として制服を着ているので、自分の着ている制服には微塵の魅力も感じません。
でも、特定の職業によって着用する制服に魅力を感じてしまうことに対して否定はできません。

また、2次元ならではの魅力というのも多分にあると思います。
もちろん、私がお目にかかっていないだけで、リアルでも制服の似合う方は大勢いらっしゃるんだと思います。
この作品でも司ちゃんが制服を着るから…その仕草が堪らなく可愛いんです。

それでは改めて魅力を感じる制服を考えてみると…
正直あまり思い浮かばないんですよね^^;
メイド服とか普通に良さげに思えるんですけど、メイド服だってヴィクトリアンメイドとか、フレンチメイドなど種類があるみたいですし…

まぁ、可愛らしい司ちゃんがこれでもかっ…というくらい出てくるので結果オーライというところでしょうか^^;

でも制服からは少し離れますが、TPOを踏まえた身嗜みをしている方には好感が持てます。
私も極力気を配りたいとは思うものの、お金もかかるので何でもは難しいですね…^^;

そして、この作品の配信に伴って、司のクッキングPV「Tsukasa’s♪Kitchen」が公開されました!!
司のキャラクターソング「Tsukasa’s♪Kitchen」に乗せた、お料理動画となります!!
このPVの公開された時期は分かりませんが、食欲に訴えてくる楽曲であることは間違いありません。

しかし、今どき「旦那さま」と呼ぶ奥さんっていらっしゃるのでしょうか。
まぁ、時々「ナサ君」と呼ぶときもありますが、この「旦那さま」という響きに妙に新鮮さを感じているのは私だけでしょうか^^;?

オープニングテーマは、Yunomiさんによる「恋のうた(feat.由崎司)」
エンディングテーマは、カノエラナさんによる「月と星空」
どちらも第1期と一緒です。
エンディングで使われたアニメーションは、今回の作品からの引用になっていました。

OVA全1話の作品でした。
このタイミングでしっかり本編を思い出すことができたのは何より嬉しく思います。
これで第2期の視聴に弾みがついた気がします。
dアニメストアさん…GJでした!

投稿 : 2024/11/30
♥ : 7

66.5 43 2023年秋(10月~12月)アニメランキング43位
鬼武者(Webアニメ)

2023年11月2日
★★★★☆ 3.4 (11)
39人が棚に入れました
魂を吸い取る鬼の篭手を手にした伝説の剣豪は、互いに固いきずなで結ばれた数人の侍とともに討伐の旅に出る。果たして、血に飢えた幻魔たちの乱を鎮めることはできるのか。

66.2 44 2023年秋(10月~12月)アニメランキング44位
キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (35)
109人が棚に入れました
2004年2月に放送を開始した東映アニメーション制作の『プリキュアシリーズ』が2023年にシリーズ開始20年を迎えた。
その記念施策の一環として同年3月14日に制作が発表され、同月21日に公式サイトとティザービジュアルが公開された。
本作品では2007年2月から2009年1月にかけて放送された『Yes!プリキュア5』及びその続編の『Yes!プリキュア5GoGo!』を元にし、同作品の主人公・夢原のぞみ(キュアドリーム)を中心に彼女達が成長した姿を描くことになっている。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あの日見た夢の名前を私達はまだ知らない

大人向けのプリキュアではなく、子どもの頃にプリキュアにハマったファン向けのアニメ
良いところはピンポイントにプリキュアファンにだけ刺さるメッセージ性と、私もプリキュアのファンなので最終回のシーンには感動しちゃいました!
悪いところはキラキラがなくなって現実的になっただけで、やってることは一緒でほぼ精神論、作画も悪い、5人の人生に接点なさすぎて普段会ってないみたいだから、ゆるキャン△と違ってこの後また数年後には疎遠になるんだろうなーって気がして変なリアリティあってとても寂しい、子どもの頃は仲良しでも接点ないと疎遠になるよっていう

彼氏とデートとか結婚とか出産とか子育てとかしているのぞみ達を想像していたら、酒飲んで酔っ払って仕事の愚痴愚痴愚痴・・・そして肌荒れ
恋はどうした!?Σ\( ̄ー ̄;)
20台中盤?の女友達5人がそろいもそろって彼氏ナシで色恋の話そっちのけで仕事の愚痴って現実世界以上に夢も希望もない世界でつら・・・男性ファン向けの配慮?
こんなのぞみ達は見たくなかった、なんか私の心の奥底に大切にしまった夢が崩れていくような気がして

でも少女ののぞみ達を知っているから、この話は心に刺さる
どんなに綺麗な心の少女でも永遠の夢見る14歳ではいられない
大人になって夢と現実の違いを思い知らされるたびに夢は削られて、いつの間にか純白だった心は汚れていく
誰だってなりたくてそうなったわけじゃない、ずっと夢見る子どもでいられるなら、思い描いた通りの大人になれるならどんなに幸せか・・・でも、大人ってそんなに甘くない
だから、せめてのぞみには永遠に夢見る女の子でいて欲しかった

でも、のぞみ達は大人になってもプリキュアでした
大人になった女の子には少女の頃の純粋な心はない、でもあの頃に思い描いた夢、キラキラした気持ちはいつまでも心のどこかで生きている
少女には戻れなくても、あの頃に大切にしていた気持ちを思い出すことはきっとできる

―あの日見た夢の名前を私達はまだ知らない―
これは、忘れてしまった少女の夢ともう一度向き合う物語

投稿 : 2024/11/30
♥ : 9

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

企画と視点はすごくいい。闇が中途半端で名作になり損ねました。

 テーマとしては大変面白い視点です。プリキュアが世界を救ったのは正しいことなのか?というアンチテーゼです。

 戦後の混乱期から皆の努力によって積み上げられた人間社会。だけどその苦労を忘れた現代人は、好き勝手消費することで環境破壊を初めとした思いやりのない行動により世界は壊れて行くということがテーマでした。

 あるいはプリキュア自身が子供の頃は夢と希望のために戦う戦士だったのが、今や職業上の悩みと結婚に悩む普通の女性になってしまっています。子供をプリキュアではなく大人として救おうとしても、限界があることを思い知らされます。

 一応問題は解決するのですがそれは解決ではなく、何かを暗示しています。最後まで気を抜かないようにしましょう。したがって、各プリキュアの未来は本当に明るいものなのか?という終わり方でした。

「まどかマギカ」の魔法少女とはまた違った視点です。「まどマギ」では自分の夢をかなえるという誘惑に負け力を手に入れて、女同士で戦うというネガティブな行為で心を真っ暗にして行く話です。
 本作は人間は救うに値するのか?正義の味方は常に聖人なのか?という問いかけがありました。

 惜しいです。テーマやプロットはとてもいいです。この筋書きでヒューマンドラマをもっと絞って深く切り込んでいったら。人間の悪意をもっと生々しくプリキュアの闇墜ちを入れたら名作になった可能性すらあります。残念ながら企画倒れ感が無くはないです。

 職業とか男のキャラの使い方も機能してなかったし…エロくする必要はないですが大人の悩み・闇・成長後に夢だと思っていた未来に裏切られる表現は必要だったでしょう。
「タコピーの原罪」とは言いませんけど、暴力的一時的な正義は結局歪みを生むだけだという意味でもっと深い闇を入れる必要はあると思います。

 過去のプリキュアの続編にせず架空のプリキュアを用意した方が良かった気がします。過去作のファンに対するエックスキューズでプリキュアを汚せないという感じがします。「あの二人」の活躍も効果的なムネアツにつながってなかったので。
 テーマとしては過去に類似例はあるかもしれませんが、プリキュア世代が大人になっている今だからこそ、名を冠してやることに可能性を感じました。

 それとNHKでやるならもっと金だして、作画を初め作品のレベルを上げて欲しかったなあ…今のプリキュアってこのレベルなの?という感じはしました。せめて変身シーンはもうちょっと…

 ということで、大きなストーリーは良かったですが、現代の闇と歪みの描写が温いのでメッセージ性が薄れた気がします。そしてプリキュアがもっと悩みぬかないと。

 評価は…ストーリーは視点・テーマの良さで4にします。キャラはゴチャゴチャしているのと大きな子供に見えるキャラ造形がもったいない。酒飲んでるだけでは大人ではないです、3。音楽も作画も平凡かなあ…やっぱり3で。声優はまあお二人のなつかしさで3.5にしておきます。

 ということで…企画は良かったけど、中途半端になったのはおしい。

 なお、そう言えば巴マミもアラサーになってましたね。ハマーン様とか高木さんもありました。古くはドラえもんの大人版もありました。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 8

66.1 45 2023年秋(10月~12月)アニメランキング45位
鴨乃橋ロンの禁断推理(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (105)
342人が棚に入れました
世界最高峰の探偵養成学校BLUEには、かつて類稀なる才能で将来を有望視された一人の天才がいた――。 BLUE開校以来の天才と囁かれた鴨乃橋ロンは在校中のある事件をきっかけに、探偵として致命的な“欠陥”を抱えたことで、BLUEを追放され「探偵」を禁じられる。 それから5年後。失意と退屈の日々を送るロンの元に警視庁捜査一課の刑事・一色都々丸が連続殺人事件への協力を求め訪ねて来たことで、止まっていたロンの時間が再び動きだす。 ロンの苦悩を知り、親切心からサポートを申し出る“ピュアなマヌケ”一色都々丸。そんな彼をロンは「トト」と呼び、二人での捜査に無限の可能性を感じると、トトをパートナーに指名する。 謎を解くロンと、捜査に動くトト。ちょっとワケありな凸凹探偵コンビが、ミステリアスな事件を華麗に解決していく……!!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

名探偵コナンと比べられる不幸

ロンやトトのキャラデザかなり好み、気軽に見れるいいアニメ
ミステリーっていうよりコメディ?
面白かったけど、本格ミステリーを期待するとガッカリする

「探偵はもう、死んでいる」よりだいぶマシだけど、どうしても「名探偵コナン」と比べちゃうから色々と惜しく感じてしまいます
コナンの事件の描き方って凄いんだなーって思った

・何気ない日常のトラブルが殺人になっちゃった的な感じでスケールが小さい
・殺人トリックに確実性がなく、たまたまうまくいったものが多い
・ミスリードみたいなのがなくて、ほとんどトリックと関係ある情報しか出てこないので推理しやすく、推理を当てたい人には面白いかも?
・本当にその人にしかできない犯行なのか、本当にそのトリックで殺せるのかそういった詰めが甘いように思います
・犯行の中にそんなことできないんじゃない?って思うことが多い

毎回何かしら無理なことあるので2話を例にすると
{netabare}
貯金箱のトリックは別の貯金箱にすり替えたのは最初に思ったけど、こんな感じでトリックのヒントが簡単なのですぐわかるのと、頭殴っただけで粉々になるような脆い貯金箱で女性が殴って一撃で人を殺すのは無理だと思うし、自宅で殺した後に女性がどうやって人に見られないようにあんなに見晴らしのいい河原(電車が通る鉄橋や周囲の建物から丸見え)まで人に見られないように大人の男性の死体を運んだのでしょうか?、それが一番のミステリーです
つまり、犯人の女性にはそんなことできないので犯人じゃないんですよ

死体、あのサイズのスーツケースに入らないと思うし、妹がいるのに血まみれの死体運んだスーツケースを玄関に放置して外出なんてするでしょうか?
同じ貯金箱を買うことまでしてるのに、軽くなったってすぐわかるような量しか小銭を入れなかったのはなぜ?
{/netabare}

こんな感じで1つの事件だけでもいろいろおかしな点が出てきます
でもキャラクター良かったし、本格ミステリーを期待しなければいいアニメだと思います

投稿 : 2024/11/30
♥ : 17
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

【最終】マトリョーシカ?!推理要素以外の重ね着具合がハンパない

【レビューNo.101】(初回登録:2023/12/27)
コミック原作で2023年作品。全13話。
春の「イセレべ」のような、「ネタ実況」枠のレビューを夏アニメでもやろ
うと思ったのですが、あんまりピンときそうなのがなかったんだよね。
で、今期異世界モノで目をつけていた作品があったのですが、どうもイマイ
チだなっと。異世界モノはまた機会がありそうなので、異世界モノでないの
でやってみたらどうなるのかなあっと、ちょっと試験的にやってみようかとw

(ストーリー)
探偵養成学校BLUEで将来を有望視されながら、自覚なしで犯人を自殺に追い込
むという、探偵として致命的な欠陥を抱え、探偵行為を禁止されていた鴨乃橋
ロン。
しかし、捜査一課の刑事・一色都々丸(トト)と知り合ったロンは、彼とコン
ビを組んで再び推理を再開する。
(wikiより)

(評 価)
・第1話:マトリョーシカ?!推理要素以外の重ね着具合がハンパない
 {netabare}・率直な感想がコレですね。
  通常の推理モノらしく探偵のロン様が、鋭い観察眼と卓越した論理展開で
  推理を組み立てていくという、推理モノとしては王道ですが・・・
  ●ロン様
   ・天才的な推理力で事件解決率は100%。
   ・でも無自覚に犯人を追い込み自殺させてしまうため、犯人検挙率は0%。
   ・そのため探偵業を禁止されていた。でも根っからの推理狂。
    → 事件情報に触れないようにネットやTVといった情報媒体を遮断
      したり、人と接触しないよう昼夜逆転の生活パターンにしたりと
      涙ぐましい努力をしていた。
  ●トト
   ・捜査一課の刑事だが、純粋でお人好しでいろいろ抜けている。
    (犯人の話に騙され3回も逃げられている模様)
  という感じで、それ以外の設定の盛り方がハンパねーなと。
  頭の中では、アニメ「C」のOP「マトリョーシカ」が高らかに鳴り響く
  というwwwいやどんだけ重ね着してんだよっと。
  なんなく推理モノだけでは勝負していく自信がないから、いろいろ外装を
  盛っているのかと、最初は邪推してしまいましたね。

 ・初回のストーリー流れは
  {netabare}・トトの管内で連続不審死事件が発生し、捜査も行き詰まり状態。
  ・総務課のキクさんからロン様を紹介される。
  ・トトがロン様の元を訪ねるも頑なに協力依頼を拒否される。
   → そこへ6人目の被害者が発見されたとトトに連絡が・・・
   → それを聞いてしまったロン様、もう自分を抑えることができない!
     5年ぶりに探偵業を復活!!
  ・死体の状況と(一見なんの共通点もない6人の情報から)推理を展開。
   トトを囮に犯人の検挙に成功。でもそこから持病(?)の「追い込み」
   が発動。その謎の力で犯人がまさにビルから飛び降りようしたところ…
  ・トトが体を張って自殺を阻止!!
   この瞬間連続自殺記録がストップ。そしてロン様はいう。
   「ピュアな間抜けだからこそ、理屈よりも体が先に反応する。
    僕のパートナーに必要なのは、ピュアな間抜けだったんだ!!」{/netabare}
   ここに「ロン様×トト」の迷コンビが誕生。

 ・初回の印象ですが
  ・ジャンルがまだ分からない
   「本格的推理モノ」というよりは「推理モノをベースにしたコメディ」
   って感じなのか?!
  ・推理モノとしてはツッコミどころもあるが、それほど悪くなかった。
   コメディに主軸があるなら、十分楽しめそうなレベル。
  ・ただコメディとしてみると
   トトのツッコミが・・・
   ロン様の常識外れの言動にトトがツッコミを入れるという感じですが、
   力まかせに叫んでいるだけというか、イマイチお笑いとしてはハマって
   るという感じがしなかった。

 ・あと作品情報としては
  ・原作者は天野明で代表作が「家庭教師ヒットマンREBORN!」。
   (大分前に視聴したような気もするが、正直頭に残っていないw)
  ・同氏は「PSYCHO-PASS」のキャラデザ原案も担当。
   そういえばロン様の昔のクールな顔写真とかそういう面影があるわw
  ・またシリーズ構成が「俺ガイル」の渡航らしい。
  
 初回は視聴者をガッツリ掴んだというよりは、「こんな感じの物語です。」
 という作品紹介という色合いの方が強かったという印象ですね。
 個人的には冒頭通り「ネタ実況」枠という感覚なので、予想通り香ばしい作
 品になってくれればよし、「リボーン」天野先生ということで途中で化けて
 もよしという感じで、まずは温かい(?)目で見守っていこうかとw{/netabare}

・第2話:作品のアウトラインは結構提示されたかな
 {netabare}・今回の事件ですが、
  ・捜査一課としては、川辺で発見された撲殺事件の捜査
  ・でもトトだけは捜査一課に何故か紛れ込んできた
   「貯金箱のお金が減っている」(壊さないとお金を取り出せない不可能犯罪)
   を担当させられる。
  ・表立って事件に関与できないロン様は、トトを傀儡として事件に介入する
   と宣言。
   → 不可能犯罪が琴線に触れたので、貯金箱事件の捜査に乗り出すことに。
  ・聞き込みと現場確認の後、この近くで発生していた殺人事件現場に乗り込
   むロン様。
   → 「傀儡」といったそばから堂々と姿を晒してしまうロン様w
    → 案の定、トトの女上司・雨宮は大激怒。
  ・しかし2つの事件は繋がっていて・・・
   ロン様からいろいろ提示されたヒントから、トトが事件の真相を解明。
   → そもそも捜査一課に貯金箱事件がたまたま紛れ込んでくるとかw
     (普通の捜一なら「ふざけるな!!」で事件を突っ返すやろ)
     ここまで堂々と表立っておいて、事件解決の体はトトに任せるんかいw
   まあツッコミどころは満載ですが、まあそういう作品らしいですし、推理
   自体は結構面白かったので笑って許しましょう。
  ・そして、ここからロン様の持病「追い込み」が発動!
   その姿を見て雨宮が
   「何アレ―――かっこいい♡」
   → 今回最大のツッコミどころwいや犯人刺激してるのに止めろよwww
  ・自殺を図ろうとした犯人をトトが体を張って救助。
   まあこれが「お約束」になるんでしょうね。
  ・最後は雨宮、事件介入他に厳重注意しつつもロン様の名前を知って「乙女顔」
   (一応トトは「カモウ」とごまかした模様)
  なるほど、あの女上司をこういう使い方してきましたかw
  まあラブコメ度はさほど高くないと思いますが、アクセントとしては機能しそ
  うですね。日笠さんですしw
  しかし日笠さん
  ・前期は「ワンルーム勇者」「わた婚」をはじめ、数作品
  ・今期も本作以外にも「シャンフロ」他幾つか掛け持ち
  ってどんだけ仕事してんだよ。あまり声優には興味がないので無知なのですが、
  売れてる方はこんな感じなんか?!

 ・そして今回はもうひとつの重要事項「探偵養成学校・BLUE」について語られます。
  ・この世界では、BLUEが与える「探偵免許」はかなり権威がある模様。
  ・ロン様はそこで開校以来の天才として、将来を嘱望されていた。
  ・しかし例の持病のため、探偵免許の取得資格をはく奪され追放。
  そしてBLUEは、ロン様が最近探偵行為を再開したらしいとの情報を入手。
  「人を殺める探偵などあってはならない!」
  日本に調査員を派遣することを決定!!

 やはり「本格派推理モノ」というよりは、エンタメ色の強い作品になりそうですね。
 それに「凸凹コンビの推理モノ」だけでは限界があるとみて、作品の幅を広げる仕
 掛けも講じてきましたし。
 今回作品のアウトラインは結構提示されたかなって感じですね。
 次回は「ロン様 VS BLUEからの刺客」でしょうか。
 BLUEがこの作品においてどういう位置づけになるのか注目ですね。{/netabare}

・第3-4話:少年誌のノリも爽快感が足りていない感じ
 {netabare}・今回の事件ですが
  ・福引で温泉旅行のペアチケットをゲット。トトとロン様は温泉へ。
  ・そこには他のお客とともに、雨宮もやってきた。(同様に福引でゲット)
   → 男湯で裸で鉢合わせw
  ・またBLUE調査員も旅館の従業員として潜り込み、ロン様を監視。
   そんな中おあつらい向きに、温泉で女性の水死体が発見されるという事
   件が発生するのですが・・・
 ・事件の方はロン様がトトにムチャぶり。
  その場をどうにか繕い、アリバイのない雨宮の容疑を晴らすと、地元警察
  が調査している間に打ち合わせたようで、トトが傀儡として事件を解決。
 ・で、今回の最大のツッコミどころ
  → ロン様の持病(犯人を自殺に追い込む)が発症しなかったんだが?!
  傀儡は2話ですでにやって発症してるから、ロン様が直接犯人と対峙しなけ
  ればという条件ではなさそうだし、発症条件は何なんや????
  今回はBLUE調査員がいたから、話の都合上発症するわけにはいかないとい
  うのはわかるのだが、ガバガバ感が拭えませんな。
 ・そしてまさかのどんでん返し。
  BLUE調査員のシュピッツ・ファイアは
  → 家族失踪事件の協力依頼のためにロン様に接触してきたのだった!!
  表向きにはBLUE調査員として、ロン様の動向調査を装い
  ・ロン様の探偵行為なんて見ていません!
  ・今後の捜査には(自分の能力を活かし)協力させていただきます!
  完全にロン様の下僕になっちゃったよw
  1話で「マトリョーシカ」って話をしましたが、どんだけ重ね着するねん?!
  まあ今日のトリックでは、推理モノとしては厳しいかなって感じはあった
  ので、話が面白くなる方向ならOKなんですが。
  こいつも最初の登場と打って変わって、ロン様のおもちゃとしてギャグ要
  員的なキャラになりそうですね。
 
 キャラ造形やらギャグ展開等をみると、少年誌らしく中学生辺りをターゲッ
 トにしてるのかなって感じがしましたね。
 別に面白ければ何でもいいのですが、ただその作りにしては少年誌らしい爽
 快感が足りていない印象ですね。
 シュピッツ・ファイアの寝返り(?)により、今後の展開がわからなくなっ
 たので、とりあえず次回を観てという感じでしょうか。{/netabare} 

・第5話:余計なものを付け足して、逆に面白くなくなってる感じ
 {netabare}>同氏は「PSYCHO-PASS」のキャラデザ原案も担当
 ・今回は「慧眼のカワセミ」こと翡翠刑事が登場。それこそ「PSYCHO-PASS」
  に出演してそうなビジュアルで、ドミネーターでも所持してそうですが、
  彼のアイテムは「ピンセット」。
  「水も漏らさぬ慧眼チェック」からの「針に糸を通すようなピンセット指
  導」なのですが
  ・挨拶がわりのギャグなんでしょうが、正直面白くない
  ・以降ピンセットが出てこないので出オチ感が否めない
  なんで、こんなピンセットみたいな余計なものを持たせちゃうかなっと。
  ・見かけによらず部下思い
  ・「ロン様×トト」のコンビをきちんと認めるなど度量の広さもある
  と、他のキャラ造形はよかっただけに、蛇足感がもったいない。
 ・またトトのツッコミもシンプルにっツッコめばいいところを、無駄に一言
  付け足してツッコむのだが、それが足を引っ張ってスベッちゃってる感じ
  がして、原作者と笑いのセンスが合わないのかなっと感じてしまう。
  あとここ2話のトトですが、
  ・ロン様が持病を発症しないから、それを止める見せ場がない
  ・事前に2人で打ち合わせて、それをしゃべっているだけでトトの個性が
   みられない。(原稿を読むだけの国会答弁みたいなw)
  正直トトの存在価値が「ダメ刑事」と弄られる位しか使いどころがないっ
  て感じで、作品での立ち位置が厳しい状況。
  ロン様のキャラは悪くないのでどうにか観れるって感じですが、コンビの
  トトがこの状況だとこの先は厳しいかも。

 全体的に面白くしようと余計なものを付けるのが、逆にクドさに繋がるなど
 いろいろと裏目に出ている印象。{/netabare}

(最 終)
結局その後も
{netabare}・実はこの事件の裏側には、ロン様より優れた頭脳の持ち主犯罪一族「M家」
 が関与していた。
・ロン様がBLUEから追放される原因となった「血の実習事件」も「M家」の
 企みで、ロン様は嵌められた。
・ロン様の持病「追い込み」も「M家」によるもの。
・そしてロン様は「ホームズとモリアーティーの両方の血を持つ者」。
・で、やたらと黒蜜推しw{/netabare}
といろいろ盛ってきます。まさにマトリョーシカ?!
 
・推理モノとしては、そっちよりもトトとのバディモノやコメディがやりた
 いのかなって感じだったので、粗も目立つがまま笑ってる許せるかって感
 じですが、 
・バディモノとしては、トトとのコンビで相乗効果を生み出すことができず、
 (セリフはそれっぽいが)イマイチ薄っぺらい関係性しか感じられず、
・コメディは致命的に私とは合わなかったなと。
前にも書きましたが、少年誌連載の割には痛快感や爽快感が決定的に足りて
いない感じですね。

元々「イセレべ」のような、「ネタ実況」枠のレビューをしようと思ってい
たのですが、「イセレべ」のレビューとの熱量の差が、この作品の評価を如
実に物語っているのかなっと。
2期も決定したようですが「M家」との対決とか、そこまでに楽しみとは思え
ない感じですかね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 11

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2人で事件解決

原作未読 全13話

世界的な探偵学校で優秀で将来有望とされた鴨乃橋ロンはあることをキッカケに探偵行為を一切禁止されてしまいました。そこで刑事の一色 都々丸と組んで裏でロンが推理し、一色が推理を展開して事件を解決していくお話です。

まるで名探偵コナンと小五郎ような感じですね。ただ小五郎みたいに眠らせて推理するわけではなく、ロンが裏で一色に推理を打ち明けてみんなの前で一色が披露するパターンとなっています。

一色は正義感が強く、推理は犯人逮捕の手柄となりますが、余り評価されていないようですねw

ロンはかなりの変わり者ですが、推理力は凄いですね。

私は推理ものが好きなので、この作品も観るのが楽しみにしていました。

終盤にロンが関わっているような裏の組織みたいのが出てきますので、2024年秋の2期ではそのお話がメインになるかと思います。楽しみです。

OPはUNISON SQUARE GARDENさん、EDは黒子首さんが歌っています。

最後に、ロンは甘いものが好きですが、あの食べ方は真似できませんw

投稿 : 2024/11/30
♥ : 10

66.0 46 2023年秋(10月~12月)アニメランキング46位
SHY(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (133)
378人が棚に入れました
21世紀半ば、地球から戦争が無くなった―― 各国に突如現れた超人的な力を持ち、平和を願う“ヒーロー”によって、世界は大きく変化したのだ。 新たに得られた平和を維持すべく各国のヒーローたちが活躍する世界において、日本の平和を担っていたのは、人前に出るのが超絶苦手な“恥ずかしがり屋”の少女ヒーロー、シャイだった。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

顔から火が出るヒーローが 凍り付いた心に炎を灯す

恥ずかしがり屋の炎の女子中学生ヒーローが、人見知りな性格と、人前に出て誰かを助けたいとの正義感との間で葛藤したりしながら成長していく同名連載コミック(未読)のアニメ化作品(全12話)

【物語 4.0点】
最終話放送直後に2期制作が発表。元々じっくり行く構想だったのか、特に中盤まではスローペース。
主人公ヒーローが{netabare} 習字{/netabare} で殻を破った時はほっこりしつつも、
これお話進むのか?とちょっと不安にw

最近1クール完走後に分割2クールでしたと明かすアニメが増えていますが、
そういう構想があるならば願わくば放送前に宣言して頂けるとありがたいです。


変身ヒロイン枠?として視聴し始めた私ですが、どちらかと言うとアメコミヒーロー志向。
特にフランスなどヨーロッパ地域での海外原作人気を当て込んでのアニメ化そして強気の2期継続ということでしょうか。

21世紀半ばごろ、突如、世界各国に1人ずつ現れた超人的な力を持つヒーローが頑張って“戦争が無くなった”
との趣旨の冒頭基本設定ナレーションは、
ヒーローはなぜ戦争を解決しないのか?だからと言って戦争撲滅編を描き出すと初期の良さが台無しになる。
というアメコミ積年の課題に対する、新世代コミックとしての解答でもあるとのことで(※)

同時に、上記基本設定は、作品の焦点を現代人が抱える“心の戦争”に当てるという宣言でもあります。
ヒーローと対峙することになる敵集団“アマラリルク”も、現実社会との摩擦で心をすり減らした人間の闇に着目し、
童心の純粋さを歪にデフォルメした悪役(ヴィラン)を生成し送り込んで来る。
勧善懲悪とは違う、心について考えさせられるシナリオでした。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・エイトビット

戦闘アニメーションでは、主人公シャイの炎の能力などエフェクトに見応えあり。
自身を顧みず対峙した人間の心の闇に踏み込んで火を灯しに行く。
恥ずかしがり屋なのは人を思いやれる優しい子だから。
シャイの炎には外面的な派手さだけでなく、凝り固まった心を解きほぐすという
テーマに根ざした内面的な美しさがあり、心を揺さぶられました。


原作コミックから流用した斜線を多用したスタイリッシュな『SHY』のロゴ。
シャイの赤面を表現した頬の斜線も想起させられてくすぐったくもなりますw
そのロゴがピンクに“赤面”するフォント変化するアイキャッチも可愛らしくて印象的。


各国ヒーローのコスチュームも光る本作。
エイトビットと言えば、自分の中では未だに『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』の印象が強く、
露出が多い女子が描かれると、恥ずかしながらどうしてもエロ目線になってしまいますw
特に恥ずかしいと言いながらハミ尻するシャイの白短パンにはつい目が行ってしまいますw


【キャラ 4.0点】
序盤、主人公シャイに人命救助に失敗したトラウマを乗り越えさせるために再会させた同級生・小石川惟子(こいしかわいこ)。

中盤、それまで救助が主だったシャイにレジェンドヒーローとして戦う覚悟を問う壁役となったスターダスト。

終盤、ただの酔っ払いロシア人じゃないことが明かされた先輩ヒーロー・スピリッツ。
ツィベタこと(※核心的ネタバレ){netabare} 母・レーニャとの過去と本気の親子喧嘩{/netabare} がエグくて熱い1シーズン目のマイベスト。
お酒は大人だって子供に戻れる魔法の薬。
やめられない酒を正当化する魔法のコトバですw

エピソードごとに骨格となるキャラは確立されており、的は絞れている感。

1クール折り返しの最終話にシャイが惟子との友情を深める心の成長エピソードで静かに締めたのも、
本作らしいテーマを捉えたカップリング。


【声優 4.0点】
主演シャイ役・下地 紫野さんの上ずりがちな高音を、
同級生・惟子役・東山 奈央さんが柔らかく包み込む癒やしの構図が基本線。


敵役(ヴィラン)ではクフフさんを演じた日高 里菜さんがトリッキー。
世界のみんなを笑わせると倫理の壁を無邪気に乗り越えヒーローを苦しめる怪演で、
冷たい大人の世界など忘れ、子供のままでいようと訴えるアマラリルクの狂気を象徴。

ロシアのヒーロー・スピリッツ役の能登 麻美子さん。
個人的に2023年は能登 麻美子さんの年。マイベスト助演女優賞はぶっちぎりでマミさんでした。
『~水星の魔女』にて狂気の母親役の怪演で世を震撼させたかと思えば、
本作では感動的な{netabare} 親子愛{/netabare} を幼少期も含めてカバーし熱演したりする。
二度目の全盛期が来たのでは?と思うほどの能登 麻美子さんの充実ぶりに圧倒された一年。
同じく幼少期~大人まで対応した{netabare} CV.沢城 みゆきさん{/netabare} とのマッチアップが本作のクライマックスでした。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は椿山 日南子氏。
静かなピアノ曲で心情をすくい、バトルシーンでは大火力の金管とストリングスでガツンと来る。
優しさと力強さを併せ持った作曲でシャイのヒーロー像を好アシスト。


OP主題歌はMindaRyn「Shiny Girl」
最近アニメタイアップでも目立つタイ人アーティストが歌うアップテンポナンバー。
斜めに疾走するシャイにスタッフクレジットが並走するOPアニメーションがお気に入りです。

ED主題歌はシャイ / 紅葉山テル&小石川惟子「シリタイキモチ」。
ハードな展開の後でも優しいメロディで締めくくり二人の親睦が深まる。
シャイ、惟子各々がソロ歌唱する特殊ED主題歌もあり。


【参考文献】※コミックナタリー「アニメ「SHY」実樹ぶきみ×安藤正臣 | 女子中学生ヒーローを等身大に描くためのこだわりは?」

投稿 : 2024/11/30
♥ : 19

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

フツーにおも・・・、う~ん。ふつーかなぁ。

確か週刊チャンピオンに連載中の作品のはず(2024.4.26)の作品。
何となく記憶を遡ると、連載開始時に続けて観ていたような記憶があるような・・・。

その後は、確か進行がちょっとスローに感じてしまい、じれったくなってしまったのと、個人的には原作絵に少しクセがあって・・・。
絵柄やデザインが悪いってわけでは無くて、少しごちゃごちゃした感じに見える作風だったんですよねぇ、私の目には。
それでフェードアウトしてほったらかしになって、それ以来って感じだった気がしています。


アニメ(動く絵)になったので、ちょっと見てみようと思っての視聴です。
正直、キャラ絵はほんの少し平成風かもしれませんが、悪くない感じですし、作画もスッキリと見え、色づかいもキライではありませんでした。
見やすかったので、視聴を継続してみました。


内容は、ヒーローをやっている気弱な女の子の成長ストーリー的な・・・。
当人曰く、陰キャではなく、インドア派という事らしいですがw。


まぁ、キャラがハマれば、この手のテンプレがんばろう女子は割と受け入れられることが多い訳で。。。
前述したように、少しバタ臭い、今風ではない雰囲気も醸し出しながらの作風でしたが、それなりに物語を追ってはいけました。


登城する人物のパターンも物語の流れも、そして登場する他のヒーロー、敵方を含めて、まぁまぁ、オーソドックスな装いでした。
それも、味方側の仲間の魅力度が割と高かったことが救いでしたかね。

当初、いろいろありながらも親友的な立ち位置に収まってきた:小石川惟子、先輩ヒーローかつお姉さん的な立ち位置で登場してきたスピリッツ(能登谷さんw)などなど。


物語も、大体の流れを作った後に、スピリッツ関連の過去~現在、親子の物語などを後半のメインに据え、見ごたえはありました。
やっぱり、原作と同じで、ほんの少しスローな印象、もたもたした印象もありましたが、ちょっと、物悲しく、親子の境遇の憐憫を感じさせる物語に仕上がっていました。
割とよく出来ていたんじゃないでしょうか。

それにしても、やはり沢城さん力がある。
うまい、そして「あ、沢城さんだ・・・」と気づいても、こちらの思いが醒めない、物語を止めない。
素晴らしいと思います。


形にはなっていたけれど、続きあるんかなぁ、どうすんのかなぁ、と思ってHPを見たところ、7月に2期を放送予定との事。
へー、最初から決まってたんかなぁ。
で、あれば、少し余裕を持ったつくりもアリなのかなぁ、と感じました。


割とサッパリと観れたので、続く物語も気にはなりますし、多分見るような気がしています。


ああ、OPは割とカラフルな色使いで、曲調も良く割と好きでした。
EDも絵的にも曲的にも好きでした。
なんか、最初の走っている所が意味もなく好きでした。
・・・なんか、他にもこんなようなのが好きだって思った記憶があるなぁ・・・。

・・・なんかの、フェチなのかなぁw。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 16
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期前に再視聴。初回より理解できました。キャラ造形の秀逸さも良かったです。

 2期が来ているので改めて見ました。1回目より結構理解が進んだ気もするし面白かったです。

 シャイの性格の描写から人を助けることと同時に助けられることが描かれますが、この時に心の闇=指輪の話が出てくるんですよね。とりあえずこの正義と闇の話が直接リンクしていると思ってしまうと、読み取り方を間違える気がします。

 で、スターダストの話がまた唐突ですね。共感の話です。ここがシャイの弱さであると同時に強さのような表現になっています。ここまででシャイの性格造形と今後シャイがどうやって戦っていくのか、強くなっていくか、戦う意思が提示されました。
 小石川が闇落ちキャラとしての機能がないかと思っていましたが、見返すとシャイが具体的に助ける人を得たことで成長し始めた感じでしょうか。

 そして、憎しみのなさと共感力ということで、ここでスティグマと対立構造になっていくんですね。

 5話で萌えキャラの黒十字のピルツさんが出ることで強さの形はいろいろあるとかヒーローの力が戦うだけでないということが描かれます。
 書道のところはちょっとギャグっぽかったですけどね。まあ、イメージ云々ですからとりあえずおまけですね。

 6話のここから少し話の構造が変わって「アマラリルク」が自らを夢みるもの達と定義しての登場ですね。ツィベタは年中寒いということで心の空洞を象徴しているのでしょう。
 これが正義に対応する存在として、彼らとの対立構造で話が進むようになるのでしょう。「ペーシャ」スピリッツとの関係性です。あとは「指輪なし」が何を象徴するかです。

 7話で指輪の正体がわかり、つまりダークサイドの心=力だということがわかりました。指輪をつけた本人のダークサイドとスティグマの心の組み合わせみたいな感じでしょうか。世界平和=人類補完計画というイメージ。成熟を拒む=永遠の子供でもあります。

 ちょっと「シビレボ」のトークショーの意味がわかったようなわからないような感じはありました。子供にとってのヒーロー…でしょうか。

 で、8話以降はスピリッツとツィペタです。子供のころのつらい現実と心の空白。思い通りになる空間は幼児性でしょうか。現実拒否の妄想への逃避のようなイメージ。で、母の愛を思い出すことで過去を受け入れる。スティグマは人の心につけ込むイメージです。

 で、最後はお姉ちゃんがいたエンドですね。


 ということで、拾ってゆくとわかりやすいし、ちょっとはじめは話のつながりが見えないのと、ちょっと新キャラの唐突感、エピソードの断絶感で入り込めない部分がありましたが、今回見直したら、結構面白かったです。
 
 なので、ちょっと評価を上げておきます。特にキャラとエピソードの描き方がうまいので、ストーリーとキャラに+0.5づつしました。作画も動きは乏しいのですが、工夫で見やすいので+0.5します。




以下 初回視聴時のレビューです。


あらゆる点で惜しい、中途半端。製作は初めから2クールにしないと結局損しますよ?

 もったいない、惜しい、今一つ、まあまあ、なかなか…面白い要素はあった、テーマもありそうだった、キャラもいいと思う、だけどアニメ作品としては中途半端な印象です。

 ヒーローとしての強さ、心の弱さや闇とか、貧困、子供たちの世界への復讐、そういうテーマの要素はありはしましたけど、メッセージがこっちに来ない感じです。
 ツィベタとスピリッツのエピソードでの母が子供と酒を…というのは色んな意味とか感情が感じられるいい場面だっただけに、その中途半端観がものすごく残念な感じです。

 と思って検索したら、2期の制作発表か…いや、2クール以上で作りなよ…と言いたい。1クールがここまでだとすると満足度、人気という点でものすごく失敗している気がします。

 エイトビットでこのクオリティということは、おそらくは予算か人員かいろいろ苦しいであろう感じでした。その点でも悪くはないけど良い訳じゃないというのも、半端な感じです。
 まあ、逆に言えば苦労は感じられるます。制作陣は大変なのでしょう。ですが、視聴者側からすると、だったらもっと作り溜めて2クールで初めからやったら?と思わなくはないです。
 そこは制作というよりも製作の側がちゃんとお金を出しましょう。結果的にリターンが多いと思います。

 メッセージやテーマ的なことも含め原作のポテンシャルは感じますが、惜しいとしかいいようがない感じです。正直考察や深掘りしようにも、素材が足りなすぎます。

 評価は…ストーリーは深さの片鱗は感じられたので3ではなく3.5にします。2期への期待も込めて。キャラはいいですが1クールの範囲だと使い切れてないので4。作画は頑張ったで賞で3.5。声優さんは早見・東山という私がすごいと思う数少ない声優さんを起用した点で4.5。音楽は3にします。

 平均3.7は盛っている感じもありますが、期待値を込めて。





1話 ヒーロー版「ぼっちざろっく」?なかな面白そうです。

{netabare}  アレ?ヒーローアカデミアの萌え女子版?という感じでスタートします。ヒロインの少女はもちろんシャイで恥ずかしがり屋です。そして、ヒーロー活動時にアクシデントがという感じです。

 まあ、話を見ていくとヒロアカではないことは分かりますし、ヒロインの成長が楽しみになるし、どれくらいサービスがあるんだろうという期待も無くはないです。
 エンタメに振り切っても面白そうですが、題名がSHYですからもちろん恥ずかしさを使命と向き合い遂行することで克服する話でしょう。私はストレス多い話も大好きなのでそれはそれで面白そうです。

 ヒーロー版「ぼっちざろっく」とも言えます。あの話は全然克服してないですけど。

 結構アニメの出来は丁寧です。止め絵とスクロールが多いので作画がすごいというわけではないですが、なかなかの水準に仕上がっていると思います。

 ということで、面白そうです。期待枠の一つかもしれません。ダークホース?なんでしょうか。原作付みたいなので人気作だったらごめんなさい。{/netabare}


2話 世界系がすっ飛ばした「他人を助ける」「他人に助けられる」意味をどこまで問えるか?

{netabare}  助ける方と助けられる方の心の闇を描いていました。感謝というのも本当なら、もっともっと早く全員助けて欲しかったというのも本音でしょう。少年マンガ的な展開ではありますが、分かりやすく描けていたと思います。

 主人公の性格が暗いしちょっとダークな雰囲気はありますが、勧善懲悪から脱していることと、物事は1つの視点だけでは見られないと言う事が、しっかり入っているのはいいと思います。

 としたときにちょっと思うのが、よく経済的には失われた30年とかいいますが、創作の世界で「世界系」が果たした文脈、エヴァ、まどマギの流れが正しかったのか?という気になります。利他の意味が性愛とかパーソナルな感情、つまり「恋愛(友情)」に限定されてしまって、他人とか世間というものをすっ飛ばしてしまった気がします。

 世界系という便利な概念の上でなんとなく相対化、ポストモダン、脱構築のような雰囲気で、創作物が難解っぽくテーマ性があるっぽく作られていた気がします。昭和的価値観へのアンチテーゼだけ示して、やり逃げという感じだった気がしてきました。
 当時はそれも最先端だったかもしれませんが、今となっては創作、特にアニメ界に対しては安易な物語の創作技術に堕してしまい、マイナス影響が大きかった気がします。

 この作品のいいところは、世界系で助けることの葛藤が「恋愛」という便利なツールになってしまった単純な視点からの脱却がはっきりした形で見られます。少年マンガ的な分かりやすく説明が多い進行ですが、読み取れるものはなかなかいいと思います。
 助けること助けられることの表裏と深浅と角度をどこまで描けるか。利他の意味を問う作品になってくれそうな感じで、ちょっと…いや、かなり楽しみです。

 火事で両親によって命をつなぐ…という話は「天使な小生意気」にも「武装錬金」にもありましたね。両方ともゼロ年前後です。皆こういうのを描きたいと思っていたんだと思います。世界系により失った何かを取り戻せる作品になることを期待します。

 なおSHYの尻肉になかなかフェチズムを感じました。{/netabare}

3話 テーマに興味があるし、それ抜きにしても普通に面白い。

{netabare} 黒い指輪の正体で「心」がテーマなのはわかりました。そもそも「SHY」というタイトルから内面の話であることは想像はできますけど、結構直接的な設定でした。

 話の展開は少年マンガ的なリアリティラインですけど、その分テンポ良く進むのがいいです。最近の流行なのか、孤独や心の強さなどがテーマになっているのもも興味があるので継続視聴すると思います。本作の原作者の意図がどこまで計算しているのかわかりませんが、指輪の設定から言って時代を反映する何かがありそうです。
 それを考えなくても、キャラとアニメの出来がなかなかいいので、エンタメとして見ても普通に面白い感じです。

 スターダストがバトルを挑んだ目的が分かってくると、展開も見えてきそうです。 {/netabare}


4話 ベタでテンプレ展開だけど、キャラにテーマがあって熱い作品なのが良い。

{netabare} よくあるヒーローもの覚醒の感じです。ですが、心というテーマが明確にキャラの内面と行動に込められていて、しかも、成長を描こうとしている熱い展開なので面白いです。

 少年マンガ的展開を醒めたような客観的な距離感でやられると見てられないんですけど、隠しきれない熱さが非常にいいです。
 本当いうと、原作はかなりあるみたいですので、1年4クールを日曜朝とかゴールデンでやって小学生~中学生くらいに見てもらいたいですねえ。

 それは決して大人が見て幼稚という意味ではなく、ストレスと挫折と成長がある話は思春期前には必要だし、それを真面目にやるなら大人が見ても面白いと言う意味です。{/netabare}


5話 実験的なカットインの手法。効果的な場面とそうでない場面がありますね。

{netabare} なんか、家の前で変身ポーズと名乗りをしてしまってますが、あんまり身分を隠すことに執着しない世界観なんでしょうか?そもそも腕輪隠してないし。まあ、それはいいでしょう。今回はまあ普通にいい話でした。そしてレディブラックが可愛い話でした。

 アニメの技術的な話なんですけど、本作は不思議なカットインを多用してます。キングゲイナーをちょっと思い出す、画面の一部を図形で差し込んだようなカットインです。10分50秒くらい(dアニメで)から始まる山登りして障害について告白するシーンですね。
 また、もう1種類。学園生活5話の15分11秒(dアニメで)から始まるカットインの連続があります。

 それが効果的かどうかが、本作の演出で問われるところでしょう。予算あるいは人材不足を補うための技法かもしれません。

 画面の一部を差し込むようなカットインは、クローズアップの効果で話の焦点がその人物にフォーカスする、という効果は確かにあります。しかし、例えば背景の絵がなんとなくつまらないというかカットインが効果的に見えるような画面になっていない感じがあります。これはもうちょっと工夫した方がいいかなと思います。

 連続カットインはコミカルな演出だし作画は動いていないですけど、画面に動きと時間経過があるので、止め画の出来が良ければ見苦しくないしダラダラ話をされるよりも見やすいし今のタイパの世の中だといいかもしれません。

 その他、止め画をなんとか面白く見せようという工夫が見られます。工夫次第で止め画を多用しつつバトルなど動かすべき時に動けばいい、という開き直りで新しい演出が生まれればいいと思います。

 それともう1点、この作品は女子のデザインが魅力的な作品ですが、可愛い子のスタンプ絵ではなく、それぞれに個性があるのがいいですね。 {/netabare}


9話 なんとなくどういうモノを描こうとしているかは分かりますが、直接的なアナロジーの割には視点が錯綜してテーマが分かりづらいかも。

 心の闇問題ですね。それは1話の時点で分かっていましたが、子どもに限定するのかと思っていました。母ということは親子関係なんでしょうか?ただ、まあインナースペースのような表現なので、辛い目にあった人が自分の内部に閉じこもる話?だから外部=記憶の問題が出てくるのかな?

 ヒーローショーにおける自分の考えという話と対比して、アマラリルクという自分たち独自の正義感で世界を救う=ネットの適当なインフルエンサー(ひ○ゆき、ホリ○○ン等)に踊らされる小中学生の様にも見えます。自分の言説を持てない歪んだ正義感…というより「はい論破」的正論のことです。

 トラウマなのか、毒親と子供なのか、外部世界が辛いからインナースペースに閉じこもることなのか、ネット社会なのか、子供を取り巻く環境をいろいろ重ねているのか。子供というより未成熟とも取れます。つまり、ネット社会か引きこもっている未成熟な大人の可能性もあります。

 スティグマが持っている錆びた傘が象徴するもの、ですね。ちょっと壊れたトトロのイメージもあります。一見子供の味方に見えますが、何を考えているのかわからない不気味な存在です。その妖怪が考える平和とは?

 また、名前を付ける、意味です。名前とは、つまりこの世に概念あるいは存在として定着させる行為です。つまりアマラリルクというのは、彼らのそれぞれに「辛さ」が定義されているような気がします。

 で、まあそういう含意を描こうという気持ちは買いますが、ちょっと分かりづらいかなあという気がします。まあ、ペペシャの母のパートすら終わってないので何ともいえませんけど。第2話~5話、7話の話とその他が錯綜していて、ちょっと的が絞れていない感じはします。




 

投稿 : 2024/11/30
♥ : 16

65.9 47 2023年秋(10月~12月)アニメランキング47位
私の推しは悪役令嬢。(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (125)
403人が棚に入れました
社畜OL・大橋零は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『Revolution』のヒロイン・レイ=テイラーとして転生し、異世界での生活がスタート。 王立学院を舞台にイケメン王子たちを攻略する、夢のような乙女ゲームの世界。 しかし彼女の”推し”は、悪役令嬢・クレア=フランソワだった! 「私はクレア様が大好きです!!」 クレアのワガママも嫌がらせも、彼女にとってはむしろご褒美。 前世でゲームをやり込んでいたレイは、その知識と愛でクレアとお近づきになれるのか?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ツンデレ悪役令嬢は今日も憂鬱

男向けの百合ギャグアニメかな? 
綺麗にまとまっていて良かったです
設定は乙女ゲーム世界だけど、全然乙女ゲームっぽくないのが残念
はめふらは結構乙女ゲームっぽさがあるんですけどね

他の悪役令嬢アニメと一緒で全然悪役してないから、本当に悪役令嬢が好きな人が求めてるのはコレじゃないと思います、もっと悪役令嬢らしく極悪なことしてくれないとただの百合アニメ・・・
でも舞台が乙女ゲーの中なので攻略対象の男(しかもキャラ薄い)が結構絡んでくるのが、百合アニメ好きには邪魔なような?

最近、乙女ゲーム×悪役令嬢アニメ多いのが不思議
乙女ゲームちょっとしか知らないけど、乙女ゲームの悪役って男なイメージ
なにあの男、やな奴!って言いながら血眼になって攻略ルート探すのが私が知っている乙女ゲームです
性格悪い女にはリアルでさんざん振り回されてうんざりしているから、たぶんゲームでまで相手したくないんだと思う、だから乙女ゲーム×悪役令嬢モノは乙女ゲームやらない人が書いたシナリオかな?って思います

投稿 : 2024/11/30
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

悪役令嬢は良いけど、貴族関係の設定が邪魔…。辞めておけば良かったのにね。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.31

 なんやかんやでマナリア様に勝利したレイ、これでまたクレア様にウザ絡み出来るね!

 しかし…、マナリアは使用人をレズレイプしたり、クレアとレイを手に入れようとしたり、王位継承権があったり、最強の魔法使いだったりとかなりの危険人物です。

 ゲームでは主人公のレイの味方でお助けキャラの様ですが、モブ化している他の王子に比べると、キャラが悪い意味で立っています。

 ゲーム本編で、実力者マナリアのお気に入りのクレアはなぜ、ギロチン行きに?貴族制関係の設定のせいで、物語に無理が出てきています。革命でも起こるのか?

 レイの恋路の邪魔をしただけでクレアは処刑されるのかな?王族も無事では済まないでしょう。貴族と平民が対立しているというのは、あまり良い設定ではありません。

 多分、今後物語は破綻するか、クレア様にウザ絡みし続けるエンドとなる以外無いでしょう。まぁ、ここらで終っておくのが丁度良いのかも知れません。
……………………………………………………………………… 

 10話まで観ました。2023.12.05

 貴族と平民のイザコザは、なんか解決し、クレア様の身内が裏切っただけで済んだ様です。さすがゲームクオリティ…。

 ゲームはもう後半戦に入っており、後半の重要キャラ、マナリアが登場します。こいつがまた、色々引っかき回します。

 ゲームが終了したら、主人公とクレア様、どうなるのかな?オチをつけられるとは思えない状況になりつつあります。

 主人公のレイが、ガチ同性愛プレイをしているため、ゲームの世界観が崩壊しそうです。
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.11.21

 主人公の行動はやっぱり何か変です。コミカライズ版では読み飛ばしていましたが、アニメではシリアス寄りになると
シナリオのおかしさが目立ちます。

 レイさん、転生前にやり込んだゲームの世界だから、全てを把握しているはずなのに、唐突に登場した近親相姦カップルの犯行に対応出来ません。

 一歩間違えばクレア様、殺されてましたよね?シナリオに居ないキャラが黒幕らしく、事態はかなり深刻なはずですが、相変わらずクレア様にウザ絡みします。

 こいつ…、所詮登場人物全員NPCだと思ってね?ラスボス飼いますもそうでしたが、女性向けのゲーム、小説転生ものは、自分以外の登場人物への冷酷さと甘えが見え隠れします。

 何だか、主人公にヘイトが集まりそうな展開で、こんな物語だっけ?と思いつつも、結末が気になります。

………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.11.14

 冒頭、貴族・王族学生達が床に直に体育座りで座って、クレア様の使用人と主人公の講義を聞きます。

 もう駄目ですね。本作品、貴族様をちょっと出自の良いボンボン程度にしか描けていません。階層差は表現出来ても、階級差の表現が出来ていません。

 階級差による所作の違いは、漫画だとサラッと流すシーンですが、アニメ化には工夫が必要です。王侯貴族が床に直座りするか?この時点から駄目駄目です。

 平民ですが、学園に主席で入学できた名誉貴族の主人公と、クレア様の使用人は同列ではありません。

 封建社会で貴族達が一見、平穏に暮らしているのは、何代も前の血族関係を完璧に把握しており、現時点の貴族社会内での地位も把握した上でのことです。

 先祖が権力者に連なっていない下臈など、同じ空間の空気すら吸えません。血統による閉じた人間関係こそが貴族制社会の本領です。

 漫画や小説等の、百合ならオケ!的な狭い層にウケれば良いメディアと違い、幅広い層に訴求しなければならないアニメ化に際し、企画者に文学の教養があれば、階級差のリアルティを本原作のアニメ化で表現するのは難しいと判断出来たのではないでしょうか。

 例えば、学校で習う、平安朝期の貴族達の愛と暗闘を描いた源氏物語等が良いテキストです。

 主人公の源氏の母、桐壺更衣は、ちょっとした身分差から他の女御の嫉妬をかい、イジメ殺されます。貴族社会のリアルを描いたとして、1000年経っても評価される物語です。

 テキストを全部読んで無くても、アウトラインを知っている位の教養はあっても良いでしょう。

 最凶女王でも感じたのですが、原作漫画や小説にケチをつける気はありませんが、封建社会を表現出来ていない作品をアニメ化して死屍累々になるのは、企画にたずさわる人間に教養が無いのが原因としか思えないのが残念です。

 ナーロッパ似非封建社会は、便利な舞台装置ですが、頼りすぎるのも、知的レベルの後退でしかありません。
………………………………………………………………………

 6話まで観ましまた。2023.11.09

 内容はともかくとして、学園が高校みたいなのと、主人公達がジャージを着たりしている所がものすごく気になります。

 原作漫画だとそれほど気にならないのですが、不思議なものです。大貴族のクレア様が全く貴族らしくありません。

 階級がはるか上の貴族に平民の主人公がウザ絡みするのが売りの本作品ですが、クレア様が単なるツンデレ同級生です。

 現実の近世以前のヨーロッパ貴族は、未婚の女性貴族でも、平民の使用人など人間だと思って無いので、使用人の前で裸になっても羞恥心を感じ無かったそうです。

 それほど階級社会というのは厳しいのです。たかだか数代前には小作人や下人だったような大多数の今の日本人は先祖が階級社会で受けた仕打ちを忘却しすぎです。
 
 ゲームの世界の上にギャグだから…。でも、何か釈然としません。江戸時代の作品なのに、キャラがジーンズを履いているような違和感があります。

 貴族と平民の対立もテーマな本作品ですが、全員ユニクロを着ていては、テーマが霞みます。

 もう少し、服飾だけでもリアルティを出す工夫が欲しいところです。
………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.10.26

 リアルティラインがグチャグチャなお話です。ギャグだから良いのかなぁ…。アニメだと凄い気になります。

 ナーロッパ封建社会なのに、学園は平等主義で、自由恋愛に寛容です。同性愛にも理解があるとか…。あり得ないだろう。

 現代でも、後進国では同性愛者は秩序を乱す存在として容赦なく死刑とかにされているのに、ギャグに組み込むのは引きますね。(チェチェン共和国とかではマジで同性愛者は刑法犯で死刑)

 そもそも封建社会で男女共学なんて、庶民の子供が通う寺子屋じゃ無いんだから…。

 魔法を使える人間が平等に扱われている、いつものナロウ学園ですが、それにしても平民の主人公は誰彼構わずウザ絡みします。

 後、王族もいるのにでっかいスライムが学園を襲ってきたり、セキュリティどうなってんだ?

 頭の悪いイベントも、ゲームの世界でギャグだからで、片付けるしか無いようです。
………………………………………………………………………

 1話観ました。2023.10.03

 ゲームの世界の主役、レイ・テイラーに転生した女性主人公が悪役令嬢にウザ絡みする本作…。コミカライズ版は読んでおります。

 主人公、アニメで動くとウザさ爆発ですねぇ。悪役令嬢を愛するあまり暴走します。

 悪役令嬢クレア様を愛せれば面白いかもしれません。平民が学校とはいえ大貴族様や王族にウザ絡み出来るのか?とか思ったらいけません。

 そこはナーロッパ舞台のギャグなので、スルー案件ですね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 5

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

転生百合コメディ。

転生、悪役令嬢、魔法、そして百合にツンデレ。主人公が転生したのは悪役令嬢をこよなく愛する平民の女の子。推しのツンデレ令嬢に近づくためにわちゃわちゃするコメディ要素が強く気楽に観られるアニメだと思います。
類似作品は多いです。「またかぁ」と思う人はとにかくコメディとして観るのをお勧めします。コメディとしては全体的に特に問題ない出来のアニメだと思いますよ。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 3

65.5 48 2023年秋(10月~12月)アニメランキング48位
デッドマウント・デスプレイ 第2クール(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (76)
266人が棚に入れました
此処とは違う異世界――。 歴戦の兵士・『災厄潰し』と希代の死霊使い・『屍神殿』の、 世界と自身の生死を賭けた勝負が決した。 ――そして、舞台は新宿へ。 衝撃の異世界転生ノワールファンタジー、開幕!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

完結してから一気に見るのが良さそう

1クール置いての2クール目
雰囲気は面白いけど、シナリオは何とも言えない感じ、2クール目終わってもいろいろ投げっぱなしだし、盛り上がるポイントはあんまりない
キャラと陣営が多すぎてごちゃごちゃしているので、一気に見ないと置いて行かれます
2クール連続でやらなかったのは失敗だと思うし、また空くの?
完結してから一気に見た方が良さそう

作画は微妙なとこ多い、一気にたくさん出し過ぎて関係性を整理しながら見ないとわからなくなる

異世界転生の逆パターンで現実世界が舞台なので異世界転生と違って常識的で滅茶苦茶なことになってないのがいい
見れば面白いけど、人に勧めづらい作品ですねー

投稿 : 2024/11/30
♥ : 9

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ごちゃごちゃっとしたイメージ

春からの引き続き。
異世界、警察、四山家、ソリティア、火吹き蟲、いろんな勢力が行動を始め、
ちょっと収集が付かない。
面白いとは思うが、うまくたためるのだろうか。
という不安は、まあ半分的中。
良い感じにまとめた感はあるけど、何も解決していない。
最終回はそれぞれの勢力の最終決戦みたい・・な雰囲気にしつつ、
どこもかしこも痛み分け。
結局何か結論出たの?
わちゃわちゃといろんな勢力を出したが、
結局船頭がいないような物語になってしまった。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 3

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

うーん、この話はどう収拾をつけるのだろう?

1話感想 1期は楽しめたのでこのまま見ます
普通に続きで始まりましたね。
ファンタジー世界からやってきた主人公、この世界と元の世界の絡みは、などなど、色々な情報がわかってきて少しずつ面白さが増している感じもします。
なので視聴予定です。

全話感想
まあ、この作品に対して感心はある、ということですね。

基本路線としては異世界からやってきた主人公が引き起こすドタバタ、ということになるのですが、そういう作品は最終的には主人公が帰るか末永く暮らしていくか、あるいは死ぬかといった決着で完結になるのかもしれませんし、まあ終わらない日常が続いていく、という感じのエンドかもしれませんし…。
どうするんでしょうね。

しかしまあ、地球人が異世界人以上のおかしいんですけれど、と思っていたら主人公だけが転移してきていたわけではなかった、ということですね。
でもやっぱり異世界人以外の地球人でも十分おかしい人はいくらでも居ますからすごい世界観ですね。

ただ手放しに面白いと言い難い部分も、
主人公が説明足りなすぎなんですよ。
それで共感がし辛い。
なんで秘密主義なわけでもないのにもっとちゃんと問い詰めないのでしょうか。

まあ、全体的に説明不足のまま進んでいくノリなので、それが演出の一環なのでしょうが…。
ただでも異世界人の主人公が余計共感しづらくなっています。
まあ、それが嫌だと言ったら成田良悟作品は読め無さそうですが。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 3

65.4 49 2023年秋(10月~12月)アニメランキング49位
かげじつ!せかんど(Webアニメ)

2023年10月4日
★★★★☆ 3.3 (13)
66人が棚に入れました
シャドウガーデンの幹部たる七陰。彼女たちは日々陰に潜み、陰を狩る存在……のはずが、作戦を無視して大暴れ?!
圧倒的な美貌と戦闘能力をもった彼女たちの日常を描いたスピンオフショートアニメが、第1期よりさらにパワーアップして帰ってくる!

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

しちかげのにちじょう2

全12話 5分枠のショートアニメ

本編の後に放送されました。

2等身の姿形になった七陰たちが、本編のお話を補完する感じのお話です。

本編を観た後に観ると面白いかと思います。

声は本編の同じ方が演じていますね。

最後に、部下が勘違する作品といえばオーバーロードがありますが、この「かげじつ」と「ぷれぷれぷれあです」とのYouTubeにコラボ作品が上がっていますので気になる方は観てくださいね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 8

65.1 50 2023年秋(10月~12月)アニメランキング50位
聖剣学院の魔剣使い(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (115)
425人が棚に入れました
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。 だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた! 「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」 <聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。 未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。 聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。 魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

魔王学院の不適合者を薄く控え目にした感じ

薄く控え目になった魔王学院の不適合者って感じのアニメ
そんなに悪いアニメじゃないけどこういう系統のアニメが多すぎるので、全体的に薄味なこのアニメは厳しそう

元魔王だけど、正体を隠す必要があるので力づくで無双するアニメじゃなくて眷属などに戦わせて最後に大ボスだけ魔王様が倒すみたいな感じ
適度に苦戦するのはいい感じかも
で世界の謎は気になるけど、ファンタジー世界に現代文明を適当に混ぜたようなあまりオリジナリティのない文明なので、あまり深い謎はなさそう

キャラクターの薄さも気になります
魔王様とセリア以外は強いのか弱いのか、どれくらい重要なのかよくわからなくて、見た目だけは重要キャラっぽいのいっぱい出てくるけど、別に重要じゃなさそう、敵も仰々しく出てくる割には大して脅威じゃない感じでなんか盛り上がらないですねー

女の子達は可愛いけどあんまり目立った活躍するキャラいないからイマイチかな
勇者達も強いの?弱いの?敵なの?味方なの?なんか重要そうなキャラクターいっぱい出てくる割にみんな大した役割なくてモブとそんなに変わらない
魔王様の配下もメイドと狼以外は人サイズのスケルトンばっかりでイマイチ魔王の威厳がないし、もっと迫力のある配下いないんでしょうか?

キャラクター間の強さの関係性がよくわからないところも欠点かな
魔王様は強いんでしょうけどあんまり人前で戦わないし結構苦戦するので、出てくる敵が魔王様に比べて強いのか弱いのかよくわからないのでどれくらいシリアスな状況なのかわからない

突き抜けた魅力や個性はないので人にオススメしづらいけど、あんまり余計なことをしないので見やすく、異世界ファンタジーが好きならそこそこ楽しめるかも

投稿 : 2024/11/30
♥ : 16

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「ヴィジュアル系なろう」かなぁ・・・。

この手の作品だと「魔王学院の不適合者~」シリーズの方が格上な感じかなぁ、私自身が好きなのもあるかもしれないけれども。

物語の厚み、キャラの濃さ、決めゼリフなどなどね。
突き抜けたもの、継続したもの勝ちってところもあると言えばあるかもだけど。


今作は、少し物語が薄味な印象です。
その分、魔王が子どもになっていて、おねいさん方との絡みなどの要素でかさ増しをしているように思います。
世界観も、統一感が無く、悪い意味でのFF臭がします。
あとは色々と厨二小僧がよろこびそうな設定やツール、ネーミング、セリフなどを散りばめてあるのですが、私の印象では半スベリ気味です。

そして、ビジュアル系と評したように、キャラ容姿は頑張ってはいると思うのですが、こちらも「私自身の好み」の問題で「~不適合者」の方に軍配を上げたいと思っています。
厳しく言うとデザインもキャラクタのチーム構成も、いわゆるテンプレの域を出ていませんし・・・。

ただ、視聴し続けていく上で、キャラに馴染んでいく事を考慮すると、もう少し興味度がアップしていく可能性はあるような気がしています。
配下のメイドさんなどはもう少しスポットライトを当ててあげれば面白いような気がするのですが、あの不遇な感じが売りなんでしょうかね。
そう言えば、最後にミニコーナー的なものがあったのであちらでカバーしているっていう事なのかな。


総合的には物足りないところも多いんだけれども、いろいろと視聴者をくすぐるポイントはかろうじて持っている作品との評価です。
そこらへんが刺さる方には、私以上に楽しめるとは思います。

私自身としては、もう少し熟成が欲しいところの評価になります。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 15

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一千年前から愛してる

原作未読 全12話

人間と魔族が争い、魔族が滅びようとした時、魔王レニオスは再興のため自分自身を封印しました。1000年後、封印から目覚めたレニオスは魔王になる前の人間の姿に戻っていました。

その目覚めた遺跡となった場所に探索にきていたヒロインと出会い、未知の生物と戦った後、彼女たちの拠点のひとつである場所に生活して未知の生物に対応していくことになるお話です。

魔王が子供になって可愛いヒロインたちと戦うお話で、子供と言えど元々魔王なのでかなり強いです。

お話はよくある異世界作品なので興味が引くところはありませんでしたね。

お話は切りのいいところで終わっています。

OPは、藤川千愛さん、EDは果歩さんが歌っています。

最後に、キャラはあまり崩れず綺麗に描かれていたところは良かったですね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 10
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