2019年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 115

あにこれの全ユーザーが2019年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番の2019年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.7 51 2019年春(4月~6月)アニメランキング51位
LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-(アニメ映画)

2019年4月5日
★★★★☆ 3.4 (38)
147人が棚に入れました
京都に“逆"転生した勇者たちと魔王の、過酷な闘いが今、始まる・・・!?祖母の駄菓子屋を継ぐため、京都に引っ越してきた美大生・本天沼久美。だが、空き家だったはずの駄菓子屋には、ハラミ・K・舞の三人の少女と犬一匹が住み着いていた!なんと、ハラミたちは魔王を追って、剣と魔法の世界からこちらの世界へ転生してきた勇者達だったのだ!しかし、転生の影響で力を失った彼女たちは普通の人となり、しかもリーダーの姫騎士アーネリアは犬の姿に変わり果てていた・・・。身寄りも常識もない彼女たちを追いだすこともできず、久美はおかしな仲間たちと同居をすることに。元の世界での使命感からも開放され、平和な世界にも馴染みはじめ、それぞれが自由気ままに暮らしていたある日。力を失い、小学生となった、元魔王・らんが彼女たちの前に現れ、こう告げた。「私と一緒に、魔王の欠片を集めてもらえませんか?」

声優・キャラクター
日高里菜、茜屋日海夏、大地葉、内山夕実、長縄まりあ、花守ゆみり、藤田咲、福山潤、小西克幸
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「平成最後の劇場オリジナルアニメ」という大それた宣伝文句。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
映画といっても、1時間程度の作品。異世界の魔王やら勇者やらが、現代の京都に転生してきて、そこでバトルをしたり、現代日常ライフを送ったり。

設定は悪くないけど、どちらかといえば、テレビアニメ向きかなと思う。

漫画でいうなら、ちょうど1巻が終わった感じかな。続きをもうちょい観たい感じですね(消化不良ともいえる)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
目新しい部分としては、「魔王が自分の過去を悔いていて、力の管理を勇者組に任せてる」ところかな。最後に、魔王の力(かけら)を使ったけど、それによって、「魔王らしくなってしまう」のなら、この後の展開(葛藤)も生まれそう。

残念な点としては、バランスの悪さ。日常系に流したいのか、バトルに流したいのか。本来、日常系がメインになるんだろうけど、映画だしね、むりやりバトルを頑張らせている感じもした(だからテレビアニメ向きかなと思う)。

というか、「映画」というほどの迫力も展開もないので、途中で飽きて寝落ちした(笑) なんか中途半端な作品でしたね。よくある、「テレビアニメの1話拡張版」なら、良い出来だとは思いますが。
{/netabare}

【余談~ 正中線とは? 剣道部的余談 ~】
{netabare}
狂戦士ハラミが、「正中線が弱点じゃない敵はいなかった」とか普通に言ってたけど、剣道やらん人に対して正しく伝わるのかな?

一般的に「正中線」というと、妊婦さんなどに出来る「ヘソから下腹部に真っ直ぐ伸びる線(妊娠線)」をイメージすると思うんすよね。

でも、ハラミの言う「正中線」は、明らかに武道の用語。つまり、

「上丹田(眉間) 、中丹田(みぞうち)、下丹田(ヘソ下9㎝)を繋ぐ線=体の中心線」で、丹田にはそれぞれ気が宿るとされていたから、その正中線には人体の急所が集まっていると、そないな感じです。

ちなみに剣道では、竹刀を振るときに、いかなる時でも左手は、この「正中線」上を通るように指導されます。右手は、「正中線」から外れても良いんですけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

う。。スルーでよかったかなw

  
ストウィ視聴後、dアニメでオススメ作品として表示され、短そうだったので箸休めのつもりで視聴。

■あらすじ(公式Storyより)
~{netabare}
駄菓子屋を継ぐため京都に引っ越してきた主人公。
空き家だったはずの駄菓子屋には、異世界からこちらの世界へ転生してきた勇者達が住み着いていた。
元の世界での使命感からも開放され、平和な世界にも馴染み始め、それぞれが自由気ままに暮らしていたが…そんなある日、力を失い小学生となった、元魔王が彼女たちの前に現れ…
{/netabare}~

異形と闘う系ぽい?
OPは結構好き。
京都フェチだもんでロケーション設定は好き。

 原作:"平成最後の劇場オリジナルアニメ”?
    2週間限定で劇場公開された、
    日常系アクションアニメ作品らしい。
 制作:Studio五組
    えんどろ~、咲-Saki-が好きです。
    あ、こえでおしごと!は観なきゃ。
 公開:2019年4月
 視聴:2021年1月(dアニメ3話構成) 

 主題歌:キズナアイ「Precious Piece」

主題歌はEDか・・
声優さんもそれなりの名前が。

■キャラ/キャスト(ほぼ自分用)
ん~キャラデザは刺さらないかな・・
~{netabare}
三乃ハラミ:日高里菜
 【転生前】 狂戦士
 【現 在】 ニート
舞坂舞:茜屋日海夏
 【転生前】 武闘家
 【現 在】 アイドル?
 あかねさん出演で観たものは・・
 終末のイゼッタ(イゼッタ)、
 ReLIFE(玉来ほのか)、
 宝石の国(ジルコン)、
 青ブタ(上里沙希)でした、
草薙・K:大地葉
 【転生前】 魔術師
 【現 在】 オタク残念美人
 大地さんは・・
 アズレン(綾波)とか
 出演は多いですね。
アーネリア:内山夕実
 【転生前】 姫騎士(解放軍リーダー)
 【現 在】 犬
らん:長縄まりあ
 【転生前】 魔王
 【現 在】 小学生
 まりあさんは・・
 メイドラゴン(カンナカムイ)、
 はたらく細胞(血小板)、
 女子無駄(ロリ)、
 アズレン(ラフィー)
 ふむ、そういう系ですねw
本天沼久美:花守ゆみり
 【職業】 美大に通う地味な一般人
鷺ノ宮優子:藤田咲
 【職業】 小学校教師で、らんの保護者 
 藤田さんは・・
 WORKING!!(伊波まひる)、
 ゆるゆり(杉浦綾乃)、
 進撃の巨人(ユミル)、
 未確認で進行形(末続このは[49])、
 艦これ(赤城)
 ほほう。。
{/netabare}~

撒き餌がいくつかありますね・・

■エピソード含む総括
設定も展開も珍しくないし、キャラも気合い入ってなさげだし。
ありていに言って、凡庸かな。
劇場で観て高い満足度を得られる人はそんな多くないような。
(好きな方には申し訳ありません)
どうせならえんどろ~の続きを希望します。

まんまと釣られたけどMONEY損害なしだからまあいいかな・・

いじょ。
 

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

1クールアニメでやれば面白かったかもしれない

LAIDBACKERS

lie-lay-lain
lay-laid-laid
中学で習うやつですねw
横たわる(自)と横たえる(他)
横たえるの過去分詞と副詞のbackが一緒になった形容詞が
laid-back
直訳すると後ろに横たえられたですが
のんびりした、くつろいでいる
といったような意味の慣用表現です
ソファーの背もたれに体を預けているようなイメージでしょうか?

でもってそこにerをつけると・・・?
たぶん異世界にきてのんびり寛いでるやつら
みたいな意味にしたかったのでしょう
しかし形容詞にerをつけても意味不明です
そもそも
~する人がerで~される人はeeが基本なので
受動的な意味を持たせた過去分詞と
能動的な意味を持たせたerを同居させたらダメですね・・・

この作品はごちうさの橋本裕之が監督する
Studio五組の初劇場アニメです
キャラクター原案には鈴木次郎
萌豚さんが喜びそうな名前がこれだけ並んでますが
いまのところさっぱり話題になっていないし
2週間限定公開なので
たぶんこのまま人知れず消えていく予感がします

この作品の致命的な問題点は59分という尺の短さ

個性的なキャラはそこそこ魅力的なのですが
全体的に掘り下げが足りない
例えば{netabare}舞のステージをTVプロデューサーが見に来る
みたいな話が出た時点で

タイミング悪くトラブルが発生して
仲間を助けに行くかアイドル家業を優先するかの2択が発生
散々葛藤した末仲間のピンチに駆けつける

みたいなところまでは予想ができるというか
もはやお約束展開だと思うんですが
実際は葛藤するシーンはほんのわずかで
さくっと仲間のもとに駆け付けるシーンになって{/netabare}
そこ削っちゃダメじゃないの?
そこはその子の見せ場シーンじゃないの?ってなったり

駄菓子屋に居ついたニートって設定のハラミも
ごろごろしてるシーンは確かに多いんでけど
やるときはやるんですよ!と言わんばかりに
事件になれば先陣を切って活躍するわけです

しかし、全体の尺が短い中で活躍シーンは当然削れない
そうするとだらだらゴロゴロしてるシーンの割合が減って
いまいちニート感が薄くなってしまいました
この作品の主題が異世界から転生してきた連中が
現代世界でくつろいでるところでなければ
別にそれは大した問題じゃないんですが
レイドバッカーズって銘打ってる以上
そこが薄くなったら作品として致命傷ですよね・・・

とにかく59分という短い尺に
いろいろ無理して詰め込み過ぎててせわしないんです
異世界人たちも観客も全然くつろげないんじゃ
LAIDBACKERSなんて名前負けもいいところですね

もしこれが1クールのTVアニメだったら面白かったかもしれない?
1話で思いっきりバトルさせて
オリジナルのバトルアクションアニメが始まった!
っと思わせておいて2話目から中盤過ぎまで
日常ギャグをずっとやりつづける

お前らくつろぎ過ぎだろ!バトルしろよ!
と視聴者たちに思わせることができれば成功です

現代に転生してきても(犬)貞操の危機に陥る姫騎士とか
変にまじめな元魔王の女子小学生と飼い主の女教師
うさんくさい中国人とインド人
日常ギャグアニメとしての素材は悪くないんで
上手く組み立てれば傑作になれる片鱗は見えましたし
終わり方からしておそらくスタッフ的には
まだまだ続きを作る気でいるんだと思います

でもたぶんここからTVシリーズ化!
とかそういうことにはならず
このままひっそりと息を引き取る予感がひしひしと
似たような感覚はポッピンQでも味わったなぁ・・・

おまけ・・・舞台挨拶雑感
{netabare}

日高里菜

まだオーディションも始まっておらず
別の作品のアフレコをしてる時に
ゆみりちゃんが橋本監督に
ゆみりちゃんっぽい子ができたと久美を見せられたそうです
・・・そんな話をしていると

日高:あ~まほいくの時ね!
花守:え!?作品名出しちゃっていいんですか?
日高:まぁ、いいでしょ。二人とも殺されちゃったし(怒)
そういえば二人とも魔法少女育成計画に出てましたね(アーネリア役の内山夕実も)w
でも別に橋本監督が殺そうと決めたわけじゃないと思うんだ(汗)

花守ゆみり

ロン&レナードの外人コンビとの絡みは
福山潤&小西克幸に挟まれて録っていたそうです
しかしこの二人台本のセリフ1に対してアドリブ3くらいぶち込んでくる
しかも相談した形跡もないのに二人とも息ぴったりで
笑わずに演技するのが大変だったそうです

さらにほかの共演者の証言によると
出番が終わった後の二人は
もの凄いドヤ顔で自分の席に戻っていったそうなw

藤田咲

優子先生っていい女だよね~
と他のキャスト陣と一緒に話していて
ふと観客に向かって
「あなたたちわかった?『藤田咲はいい女』ってtwitterに書いておきなさいよ!」
ん?・・・なんかちょっと変わってませんかw?{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

65.5 52 2019年春(4月~6月)アニメランキング52位
アイカツフレンズ!~かがやきのジュエル~(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (19)
74人が棚に入れました
詳細不明。アイカツフレンズの2期目となる

声優・キャラクター
松永あかね、木戸衣吹、日笠陽子、大西沙織

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

高校生になったあいねとみおが、新キャラたちをサポートする2年目シーズン

女児向けアイドルアニメのシリーズ第3作の2年目シーズン。第51話~第76話までの全26話。
スタートは1期から1年後、あいね世代は高校1年生になっているという設定です。物語は、かつてフレンズを組んでいた天翔ひびきとアリシアシャーロットという2人の新キャラのエピソードを中心に、春風わかばという後輩キャラの話なども挟みながら進めていく感じで、どちらかというと、あいねやみおはサポート的な役回りといった印象。ただ、内容的には正直これといって見どころがなかったです。1年目でストーリーにひと区切りがついてから、2年目にまた新しく盛り上がりを作ることの難しさは、過去のシリーズ(ドリアカやヴィーナスアークのあたり)を観てもわかるので、それ自体は仕方がないのですが、今作では日常コメディ的な部分でもあまり精彩がなくて、そちら方面ではもう少し頑張ってほしかったです。
通常シーンの作画は問題なし。ステージシーンの映像や楽曲も、普通に悪くないですが、特に印象に残るほどではありませんでした。キャラは、アリシアのキャラデザが、とてもかわいかったです。声は、春風わかば役の逢来りんはこれが声優デビューでしたが、10月開始のシリーズ第4作目「アイカツオンパレード!」では主人公の姫石らきを演じており、今後注目したいです。
個人的には、アイカツシリーズの大ファンなので、このシーズンも当然のこととして全部観ましたが、そうではない人にはあまり積極的にお勧めできない内容でした。過去の全シリーズのキャラや楽曲が引き継がれるオールスター作品となったアイカツオンパレード!の予習的な意味でなら観る価値があるかもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

65.3 53 2019年春(4月~6月)アニメランキング53位
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (236)
978人が棚に入れました
主人公である有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。すべてにおいて活力を失ってしまった高校生活最後の夏休み。ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。そこには学園長と謎の転校生の姿も。瞬間、地響きとともに光に包まれる…。並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる!

声優・キャラクター
林勇、小澤亜李、内田真礼、大西沙織、釘宮理恵、小林ゆう、前田玲奈、名塚佳織、楠大典、藤原祐規、江口拓也
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

You know

…他のレビュアーの皆さん、記憶力凄いっすね。

原作プレイ…してたはず(ほとんどの記憶飛んでます)

流石に古すぎて細かい内容覚えてないですよー
どの娘が工口かったとか…ゲフンゲフン
んー、リメイク見ながら少しずつ思い出してる所っす。

なんか分岐するシステムを視覚化してた記憶が…
まぁ昔から工口ゲーってトゥルーエンドとそれ以外のエンド(バッド含む)
の分岐ゲーですけど、ちゃんとそれをゲーム内容に組み込んだものでは
当時のパイオニアだったかと。

ミステリー要素とファンタジー要素と恋愛要素と色々入ってて
さぁどれ系?選んで。って言われると困る感じ。

【絵・キャラクター】
キャラデザ結構好き。
特に女の子はタイプが被らないよう色んな方向で用意されてる。
原作がゲフンゲフン…だけにそこはしっかりしてる。
男の敵役もぶったおしたくなる感じでGood。
作画も割と安定してるかと。
あと、元が工口ゲーだからなのか、
無駄に下着の書き込みが細かい。そしてカットも多いw
{netabare}特に澪の下着にはぐいぐい視線が引き寄せられたw{/netabare}

【ストーリー】
まだ視聴途中なので、保留
流石に古い作品なので、ケータイが無くて、
公衆電話が出てきて笑ってしまったw

話自体は話数が進む毎に段々と理解が進むのと
謎が分かる事と、新たな謎が深まる事でぐいぐい引き寄せられる
あとは、ちょいちょい工口要素絡めてくる。
このぐらいの絡め方なら、まぁネタとして楽しめるぐらいなので
よいかなーと(がっつり絡めすぎると別ジャンルになるしね)

【声優】
昔のと違うけど、昔のがもう「記憶に御座いません」状態でして
普通にすんなり受け入れてて、満足してます。

特筆して2キャラ

あゆみさん{netabare}(cv:名塚佳織)
なんていうか、名塚さんもこういう役をやられるような歳になったのかと
おっさん視点でしみじみ思ってました…
声を荒げた時は、「あ、エウレカだ」ってなったので
トヨトミにあれこれされている下りは、エウレカがそういう目にあってるのを想像して
なんか無駄に興奮しまくってましたw レントン…これがNTRって奴か?…(絶対違うw)
{/netabare}

澪{netabare}(cv:釘宮理恵)
くぎゅうの貴重な巨乳枠(激レア)かわいいですw
同時期にやってるフルバも見てますけど、演技全然変えてるんだなぁと
どっちも聞いて即くぎゅうって分かるけど、
ちゃんと別人に聞こえるの凄いなぁと。

あと、うちのIMEの予測変換が無駄に優秀すぎて、
「くぎ」まで入力すると、「くぎゅう」「釘宮理恵」が第一候補、第二候補に出てくるw
IME君、さすがうちの子。分かってるね。その調子で精進してね♪
{/netabare}

【音楽】
OPもEDも良い曲です!EDの方が好きなのでそっちはCD購入予定。
改めて聞いて思ったけど、亜咲花とこのみんの声結構似てるけど少しずつ違うね。
このみんの高音のクリアさとノビが好きっす♪

【その他】
トヨトミについて
{netabare}
トヨトミぃぃぃ!…ハッスルしすぎぃぃぃ!!!
一箱使い切りなんて、どんだけ~~w 逆に凄いわ。違う意味で尊敬しちゃうw
エウレカに一体何する気だ!(*´Д`)ハァハァ
そして、あゆみさんはあゆみさんで自殺願望強すぎぃぃぃぃ
バリエーション、どんだけ~~w
あの手この手でダイナミック自殺をやってくる…凄いな、あゆみさんw
{/netabare}

たくやについて
{netabare}
うん。ちょいちょいセクハラ発言あるけど、いいキャラだね。
ただ、非童貞だからなのか自制心強すぎやしませんかねぇ…
澪「思い出が欲しいの…」
おぉぉぉぉ!そこだ!いっけぇぇぇぇ!巨大なフラグ立ったよ!!!

え?オデコにキス…ってなんじゃそりゃぁぁぁぁ(´;ω;`)[血の涙]
{/netabare}

これから物語は佳境に入っていくのですけど、
ゲームの内容はもうほぼ覚えてないので、初見として楽しみに見てます!


2019.10.06 視聴完了
………………………………
……………………………………
……………………………………………( ゚д゚)ポカーン

えーと、、、えーと、心がついていかないです。
ナニコレぇ~(苦笑)
うーん、こんな訳わかんない作品だったのか…

頑張って完走しましたー。すごく頑張りました。
途中なんど「もうゴールしてもいいよね?」
って思った事か…
後半になればなるほどイミフな展開が加速度を増していき
終始( ゚д゚)ポカーンしてました。

24話以降の感想
{netabare}
アマンダとレジスタンスの皆さんはどうして
そこで信じるのか全くもって理解不能…
「儀式なんて嘘っぱちだ」って言ってたのに
なんか明らかに怪しい音声ガイダンス聞いたら
「これが真実だったのか?」っておかしくなぃ?
普通は相手の用意したプロパガンダだと思うよね?

あと、クンクンといいアマンダといい
流れも唐突で思入れもそんなに無い状態で
そんなシーン差し込まれても…視聴者おいてけぼりですよ
あとアユミさんのシーンは何度も見たからもう要らないw
「あーはいはい…またあなたですか」状態っすw

で、カンナちゃんって娘なの??
ちゃんと表現しないのがマイナスにしかなってないかと
「へー…そう」としか感想が出てこなかった
{/netabare}
原作が酷いのだろうか?それともアニメスタッフなのか
分かんないけど、全くお話に心が入っていかない
話がとっちらかってて纏まってない感じで
原作者は何がしたかったのか意味不明です。

澪の所らへんまでは割と楽しく見れてました。あの辺が最高潮。
{netabare}異世界転生{/netabare}してからはどんどん失速して
最終的にはこれ以上続けるのしんどいけど
ここまで見たのに切るのは何か負けた気がする
と、完走しましたが… うん、切らない方が負けですw

他に観る作品があるのなら、そちらを見た方が良いです。
他に観る作品が無いのなら、
これを見るよりは、シュタゲを周回した方が良いです。
唄は出てこなかった?良く分からない…
LOST SONGの方が遥かにマシかな。あっちは歌は良いしw
あ、OPとEDの曲は良いですよ。ただタイトルイミフなだけ
そんな感じです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

このアニメを観た果てで何を思うのでしょうか、 I don't know ……。

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
エロゲ原作らしいアニメ。シナリオが膨大で複雑なことはよく分かる。

これ多分、原作はそこそこ面白いんじゃないかな? アニメで生かしきれていないって感じを受けました。

エロゲ原作だからルート追うのは悪くないけど、あまりにあんまり、ぶっ飛び過ぎてましたね。

似た作品に「Rewrite」があるけど、私なら完全に「Rewrite」の視聴をお奨めしますね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エロゲ原作って、複数のルート(ヒロイン)を追っかけていくと、結構失敗する率が高い気がします。勿論、どのヒロインにもファンがいて、良いシナリオがあるからアニメ化したいんだろうけど、そこを泣く泣く切っていくのも、1つの手段だよな~と。

一番印象に残ったのは、3~5話の編。まあ、シュタゲみたいなもんだけど、なかなか踏み込んだ内容で良かった。ただ、5話の大事なところで、明らかに「今日から俺は」の伊藤と三橋っぽい不良が出て来て、あれで一気に気持ちが冷めた。あれ、アニメスタッフの悪ふざけなのか、原作通りなのか、私の誤解なのかは知らんが、あれ以降、ちょっと冷めた目で本作を観ていたかもしれない。なんだったんだろうな、あれ。

次に、11話や12話みたいに、普通に学園ミステリーやってるのは、普通に楽しめた。釘宮さんが、ちゃんとヒロインやってくれてるのも、嬉しい。

15話などの日常系も、普通に良かった。

18話からの異世界モノは、完全に度肝を抜かれたが、別アニメとして観ていた。が、明らかにクソみたいな展開が散見し、☆2から☆1に下げた。

まず、ユーノ誕生の件。絶海の孤島的な場所に、二人きりの男女。恋愛感情を抱くのは分かる。でも、もし自分が同じ状況におかれたら、ヤることはヤったとしても、出来るだけ避妊はする。満足な医療設備も技術もないなかでの出産リスク考えたら、好きな女を殺すかもしれない妊娠なんてさせられないでしょ、無責任過ぎる。

そして、クンクンの死亡と食肉。これが一番の不愉快。クンクン美少女になってたし、原作なら、クンクンのため、想い出にヤった後に喰うとか、そんなノリだったのか? いや、本当にどうしようもない状況での選択なら、100万歩譲って許せる。でも、まず近くにあるはずのオアシスまで行くとか、瓦礫の中から食料見つけてから行くとか、いくらでもやりようあったんじゃない? 最悪、クンクン喰うくらいなら、死んだ衛兵をクンクンに喰わせとくとか(肉食かは知らんが)。それに、クンクンが命懸けで運んだタクヤやアマンダと、普通に陸路で来たカーツやレオ達が、ほぼ同時に王都に到着(しかも健康状態も良好)って、ますますクンクンは、何のために死んだんだ? だったら、タクヤもアマンダも、皆と一緒に安全に来たら、誰も死ななかったのでは?

この辺の扱いが雑すぎて雑すぎて。

同じ結果だとしても、物語というのは、事前、事後の扱いで印象は大きく異なる。エロゲ原作アニメは、複数のルートを1つのストーリーにまとめるのが普通なんだから、シナリオの構成が一番大事。誰が仕事やってんだ? と思ったら、「ゼロから始める魔法の書」くらいしかテレビアニメの監督経験がない原画マンの方が監督。シリーズ構成も置かない体制。

以下、Wikipediaからの引用(長いからたたみます)。
{netabare}
テレビアニメ版の監督に起用された平川哲生は、セガサターン版を遊んだことがあるほか、業界内における本作の影響の大きさを理解しており、監督に起用された際は荷が重いと感じていたと4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っている。浅田はゲームとアニメでは表現できることが異なるという考えから、原作のストーリーから大きくそれないようにという要望を出す以外は、アニメ会社のやりたいようにさせていた。テレビアニメ版の時代設定はリメイク版と同じく、オリジナル版が発売された1996年ごろであり、背景や小道具、会話内で使われる単語などについても細心の注意が払われた。また、結城がたくやを「オヤビン」と呼ぶ場面について、「現在(2019年)の視聴者に通じるのか?」と疑問に思った脚本家が浅田に問い合わせることがあったが、オリジナル版のシナリオにも存在する言い回しだったため、そのまま通った。平川も「オヤビン」という呼称について、「僕は逆に「キャラが立ってるな」と思いましたけどね。今はこんな言い方をする人はいないなと。やっぱり「オヤビン」でよかったと思います。」と4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っている。
{/netabare}

、、、いやいやいや、小道具のこだわりとか、呼び名が通じるかとか、そういう問題じゃない。木を見て森を見ずというか、大事なの、そこじゃない。もちろん、小さなこともしっかりしてるのにこしたことはないけれど、シナリオ勝負でしょ、このアニメ。

んで、シナリオはというと、、、(再びWikipedia引用)

{netabare}
オリジナル版はテクスト量が多く、下手をすればプロローグまでしかアニメ化できない可能性があり、放送の時期や方式が決まっていない段階から、プロローグの放送方法について話し合いが重ねられた。その結果、プロローグの内容を第1話に収め、第2話以降はテンポを落として放送することが決まった。第1話の絵コンテを見た浅田は、あまりの詰め込みように心配していたものの、実際の映像を見て納得したと4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っている。平川は、特定の時間軸に戻ることを可能としたA.D.M.S.システムの表現に苦労した末、視聴者がこれまでの物語の流れを覚えているという前提で物語を展開する方法をとった。また、シリーズ構成にあたり、ゲーム内のイベントをできるだけすべて映像化するというコンセプトがたてられていたため、各ルートをつなげるためのアニメのオリジナルイベントをいかにして入れていくかにも苦労したと平川はインタビューの中で振り返っている。このほかにも、たくやが異世界に行く動機を明確にするため、最終的には神奈ルートを現代編の終盤に持っていき、「異世界にしかにない超念石を持ち帰って神奈を救う」という動機がつけられた。 テレビアニメにおいては、現実世界とは異なる異世界での生活や街並みについて細かな描写が要求されるものの、オリジナル版の異世界編ではこれらに関する描写が少なく、原作者の剣乃ゆきひろも亡くなっているため、異世界編のキャラクターを最初から登場させる方針がとられ、原作ではわき役だったサラの出番が追加された。
{/netabare}

これ読めば、まあ、監督の苦労もよく分かる。全ヒロインと全シナリオのアニメ化が基本路線? ムリゲーでしょ、それ。だから、色々薄くなるし、荒くなる。

例えば、上記のクンクンの死に関しても、カーツやレオがアニオリキャラだと知って、少し納得。結局、もとあるシナリオを生かしすぎると、こういう齟齬が生まれるんだよね。

う~ん、この作品って結局、カンナルートをメインにして、デラグラント行って帰って来て、アマンダの伏線回収してユーノと旅立たって、1クールで綺麗にまとめれば、もうちょい面白くなったのでは?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いや、剣道続けようよ(笑) ずいぶん古いタイプの防具袋だな。前髪上げるのは、剣道的に間違ってないw 共同研究者、、、分かりやすい、黒幕w 謎の少女。ひと昔前に、こういうアニメ多かったよな。エロゲ原作みたいな雰囲気だね。世界線の移動。

2話目 ☆3
世界線が分岐する系ですね。実験とかちゃんとやってたし、その限界点やルールを視聴者にちゃんと教えてるのは良かった。が、あれ、気を失った(死んだ)ら、終わりだよね?

3話目 ☆2
義理とはいえ、親子でイチャつくなや。酔っぱらいの、安定の可愛さ(笑)

4話目 ☆2
こっそり豊富とイチャつくのは問題ないが、息子がキレた後に目の前でイチャつく亜由美は、どうなんだろう? 2発やって潮までふいたみたいな描写、やめや。

5話目 ☆2
なぜ、スーツ着てるんだろ? 豊富とヤった後、会社に行こうと1度は決意し、でも、嫌になって衝動的に自殺か? なら、なんとなく、リアルな気もする。

簡単には救えない。まあ、目を離さないのが、一番だな。まゆしぃと違って、外部勢力の殺害がこないしな。

この、大事な場面、シリアスな場面で、「今日から俺は」パロを入れてくる、そのセンス。ゲンナリするわ。

手に持ったものはそのままっていう、2話の実験が生きてくるか。それは上手い。自殺を止める時のモノマネも、まずまず良い。

世界線の移動で命を救う話として、1話で綺麗にまとめてたし、今話に関しては☆4でも良いんだけど、だからこそマジで、「今日から俺は」のパロが不要だった。-2点です。

6話目 ☆3
セーブボイント、できるだけ(忍び込む)前の方が、良くない? 警備員、マジで無能。いやいや、防犯カメラに映像残ってるだろ。

???

カオスの強制? 一番最初の世界線に戻ったのか。

7話目 ☆3
宇宙のはじまりって、本当に不思議だと思う。熱を出していた、ようだ? なかなかのラスボス感。科学サイドでいくのか、オカルトサイドでいくのか?

8話目 ☆3
市長、マジで殺そうとすなやw まあ、ラブコメとしては、良かったけどね。あの貼り紙、ユウキだろ。

9話目 ☆3
そこでセーブするより、前のセーブに戻って、秘密が露呈しない未来にすれば?

10話目 ☆3
あの高さから落ちて、生きてるのがな。

11話目 ☆4
なんか久々に、ちゃんとヒロインやらせてもらってる釘宮さんを聞けて、嬉しかったな。、、、あれ? なんか緊迫感があって、普通に面白かったぞ? あれれ?

12話目 ☆4
とりあえず、大人同士がよくいちゃつくアニメだな。あれれ? 面白いぞ?

13話目 ☆2
いや、龍造寺、まずはポケットとか探せよ(笑) リフレクターデバイスじゃなくても、武器とか疑えや(苦笑) なんか、さらにSFに。なぜ、ナルト走り(苦笑)

14話目☆2
冒頭、いきなりの「タクヤ~」に、笑ったわw 完全にエロゲ風味に。汗を拭く必要、あるか?

15話目☆3
デバイスを使わない流れは、良いね。平和な話は、今後の悲劇への布石。

16話目☆3
今後、新たなルートにいくのかな?

17話目☆2
50年前から女子高生、、、BBAやん(笑) は、さておき、話が破綻してるのは、「じゃあ高校生じゃない方が良いじゃん」ですね。転校繰り返すのは、手続きとか面倒くさいから、引っ越しを繰り返したり、ホテル暮らしの方が楽じゃない?

特別編
という名の、総集編。

18話目☆2
まさかの、異世界転生(笑)? 多分、みんな、ポカーンですよね(苦笑)

19話目☆1
衝撃的な展開だな、子供かよ。てか、もし自分が同じ状況におかれたら、ヤることはヤったとしても、出来るだけ避妊はするよな。満足な医療設備も技術もないなかでの出産リスク考えたら、好きな女を殺すかもしれない妊娠なんてさせられないでしょ、無責任過ぎる。

20話目 ☆2
自殺はない。自分の命を担保に、助けろよ。衛兵、なぜタクヤを連行しない?

21話目 ☆2
タクヤ、ワンパンかい。牢屋の隙間、広い広い(笑)

22話目 ☆1
わりと簡単に塔を破壊。いや、クンクン死んだんかい。喰うんかい。いやいやいやいや。まず、近くにあるはずのオアシスまで行くとか、瓦礫の中から食料見つけてから行くとか、いくらでもやりようあったんじゃない? 最悪、クンクン喰うくらいなら、死んだ衛兵を喰わせるとかさ。肉食かは知らんが。

23話目 ☆1
喰ったんかーい。原作なら、クンクンのため、想い出にヤった後に喰うとか、そんなノリだったのか? う~ん、サッパリ分からんな(苦笑)。エロゲはルートだから仕方ないが、妻が殺され、娘が人質にとられている状況で、この軽さは無いわ。クンクンが命懸けで運んだタクヤ達と、陸路で普通に来たカーツやレオ達が、ほぼ同時に到着(しかも健康状態も良好)って、ますますクンクンは、何のために死んだんだ?

24話目 ☆2
壮絶なネタバレ回ながら、「過去の超文明」とかは、もう反則だよね。

25話目 ☆2
まあもうとにかく、ついていけないな(苦笑)

26話目 ☆2
アーベルの幽霊の姿がwww。最後のユノは、奇跡ってやつはのかな? 事象の狭間って、行こうと思って行ける場所なん? こんだけ長くやったわりに、雑な終わり方やな。全裸で股間にボカシとか、マジでウケるわ(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

この木なんの木、気になる木。

あえて多くは語りません。ただ一つ言うべきことがあるとすれば、原作ゲームからアニメ化までが長すぎた。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

64.9 54 2019年春(4月~6月)アニメランキング54位
四月一日さん家の(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (29)
103人が棚に入れました
出演は、ときのそら、猿楽町双葉(新人)、響木アオの個性もキャリアも異なるバーチャルYouTuber 3名です。彼女たちが、東京下町の一軒家に住む四月一日三姉妹役に挑戦。両親を亡くした三姉妹のハートウォーミングでたまに切ない、笑いに満ちた日常を描いた作品をお贈りします。

声優・キャラクター
ときのそら、猿楽町双葉、響木アオ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは、まさに「VTuberがドラマをやってみた」という他はない(笑)!

本作がアニメなのかと言われると疑問を感じなくもないですが、せっかくあにこれに作品登録されていて第1話も観たのでレビューすることにします。

テレビ東京系「ドラマ25」という枠で放送されています。「ドラマ25」は直前の「ドラマ24」枠と併せてかなり長い期間に渡って金曜日の深夜にドラマをやっている放送時間帯です。

「ドラマ24」だと勇者ヨシヒコシリーズや『アオイホノオ』などを観ていた方はいらっしゃるんじゃないでしょうか。

このような放送枠なので、おそらく製作担当のプロデューサー、ディレクター、脚本家などはドラマ畑の人なんじゃないかなと思っています。通常のアニメ作品と違って作品の公式ページにスタッフ表記がないので不明なのですが。

そして作品内容的にもそんな感じを匂わせる第1話でした。どうやら一緒に暮らしていた四月一日(わたぬき)家の三姉妹の父親が、1年前に亡くなって一周忌の法事をどうするかといったことが話題になっていました。

作品ジャンルは「ホームコメディー」なんですかね。私は設定は違うんですが、10年ほど前にこの枠でやっていた『セレぶり3(さん)』(女性3人がルームシェアしている設定: 住んでいるアパートの敷地からは出ない)というドラマをなんとなく思い出したのでした。

会話劇かつおそらく大きな事件は起きそうにないので、この手の作品だと退屈してしまう向きは多いかとも思いますが、『セレぶり3』も好きだった私はわりと気に入りました。おそらく第2話以降も視聴継続すると思います。

画面に映っていない観客のガヤの笑い声を入れるなど、古いバラエティーやコメディー的な演出があったりして、その辺りは懐かしいもしくは古臭いと感じる作品かもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

妙苗家族

VTUBER系というか、
私にとっては、グダグダ系の伝統芸な訳で。
この手の作品だと、
強みとして、プレスコを使って、
演技に作画を寄せやすいというのはあるが、
肝心の大喜利コーナーが、ただのアフタートークでは見せ場にならない。

結局は、ドラマスタッフが
「やっぱり猫が好き」(古い!)を3DCGでやってみたかっただけ、
なのかも知れない。

そういう意味で、
グダグダを装ってはいたが、本編はしっかりと脚本が作りこまれていたし、
演技にも特段の問題はなかったし、
ダイニングキッチン限定のホームコメディとして、
妙に心やすらぐヒューマンなにおいを、
普通に楽しめた、と思う。
弱点は、3DCGなのにモーションキャプチャーを採用してないこと。

特にオープニングなど、
人体では不可能な、上半身と下半身のずれた動きが気持ち悪かった。
CGは発展途上領域だし、苦手な作画表現は回避しておけばよかったのに、
とは思ってしまった。

ところで、四月一日(わたぬき)さんという苗字は実在の珍名さんなのだが、
{netabare} 四月朔日さんも同じ読みで存在する。

五月七日さんは京アニの世界にしか存在しないらしい。※①

ちなみに、月日姓では、
正月一日=あら
四月一日=わたぬき
六月一日=うりわり、うりはり
八月一日=ほずみ、はっさく
八月十五日=なかあき、あきなか
十二月三十一日=ひづめ、ひなし
なんていうのがあるが、
月日姓は意外と少ない。
五月(さつき)とか三日(みか)とかの、
月だけとか日だけの姓も意外とあるようだが・・・

※①五月七日(つゆり)姓について。
 苗字由来netには調査中としか記述がなかったので、
 いわゆる幽霊姓かと思っていたのですが、他のレビュアーさんから、
 五月七日姓は実在するんじゃないか、とご指摘いただき、
 調べてみたところ、どうやら関西圏には、少数存在するようです。
 実在確認までは出来ませんので「実際にいるらしい」ということで、
 ご理解下さい。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

3姉妹の日常物語

原作未読 全12話

VTuber3人が四月一日(わたぬき)3姉妹となり、家の中で起こる様々なエピソードを描く作品です。

基本的には1階のリビングと台所で3人の会話中心のお話となっています。

また次女である二葉の結婚が迫っており、結婚ネタも多かったですね。

1話完結で、最後にアフタートークがあり、ゲストでその話のお話のスタッフが出てきます。

3姉妹の掛け合いがメインで、てさぐれなどのまったりしている作品が好きな方は観てもいいかもしれません。

OP chelmicoさん、ED SILENT SIRENさんが歌っています。OPのノリは好きですね〜

最後に、この作品はドラマ枠だったのでうっかり録画を忘れるところでしたw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

64.7 55 2019年春(4月~6月)アニメランキング55位
叛逆性ミリオンアーサー 第2シーズン(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (58)
269人が棚に入れました
聖剣『エクスカリバー』。ブリテンの統治を目指し、王を見定めるべく用意された選定の剣。それを抜いた者は『アーサー』と呼ばれ、強大な力を手にした。だが、エクスカリバーを引き抜いたのは一人ではなかった。力が大量に生み出されたことにより、伝説が氾濫、歴史の歪みへと繋がってしまう。歴史を正しく導くため、団長・鉄拳・山猫・閣下・錬金・流浪と呼ばれる六人のアーサーは、過去の地『ブリテン』へと降り立つ。彼らの使命は、歴史を歪めるエクスカリバーを全て叩き折ること。その数、およそ100万。これは、過去への叛逆。そして、未来(いま)を守る戦いである――。

声優・キャラクター
雨宮天、柿原徹也、竹達彩奈、花江夏樹、水瀬いのり、中村悠一、茜屋日海夏、高橋李依、東山奈央、芹澤優、三森すずこ、日高里菜
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一期よかは面白いぞ!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さんは、イカの塩辛にマヨネーズ入れるのって、どう思います?

クセの強い塩辛もマイルドになって、グッと食べやすくなります。

一方で、クセの強さが魅力の塩辛にマイルドさを求めるくらいなら、ハナから塩辛なんか食うなや、という意見もあります。

本作はまさに、「マヨネーズが入った塩辛」。一期のクセの強さが中和され、「普通」に楽しめる作品になっていました。

これを是とするのか非とするのか、それは人それぞれでしょうね。

あぁちなみに、最初の問いに対する私の答えは、「旨い塩辛はそのまま食う、不味い塩辛はマヨネーズを入れる」です(ズルい)w


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
どうにもくだらないギャグ回(チンミとかキャプ翼)とかは、もはやこの作品の個性だから良いとして。

一期にくらべ、きちんとストーリーが流れていたというか、視聴者を飽きさせない構成がなされていたと思います。

序盤は、団長を中心とした、仲間集め(再結集)編。中盤は、1話完結のギャグ編。終盤は、対ファルサリア戦を見据えた妖精合体編。

その中でもきちんと各キャラクターを掘り下げているので、「普通に観られる作品」になっていました。

特に好きだったのは、8話目の閣下の話と、12話目の鉄拳の話。

閣下の話は、ラストが好き。閣下が泣きながら踏みとどまった現行の歴史を、圧倒的強者(ファルサリア)が踏みにじる無情さ。歴史改変を思いっきりやるのも、珍しいなと。

鉄拳の話は、相変わらず熱い。かぐやの話もそうだし、一期から、鉄拳メインの話は外れが少ない。どこまでもバカで真っ直ぐな、魅力的なキャラだと思います。

団長の妖精合体と全員集合は予想通りながら、熱い展開。ああいうところだけでも、ガッチリと作画頑張れれば、もう少し評価できるんだけどね。

総括でも述べましたが、私は一期よりだいぶ好きです。一期が不味い塩辛だったんで、マヨネーズ入れて正解。普通に面白くするのは、悪いことじゃない。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
団長の顔芸w 同じ勧誘文句で違う結果(笑) あれ? 意外と面白いぞ? テンポも良いし。

2話目 ☆3
団長のダメさが際立つな(笑) ラスト、ダメだろ、あれ(笑)

3話目 ☆


4話目 ☆2
温泉、サービス回。一部、サービスか微妙なシーンもあったが(笑)

5話目 ☆2
料理回。衣服を弾けさせるのが、目的かよ(笑) ラスト、錬金から、包丁の包丁が丸見えでは?(笑)

6話目 ☆3
BBAだから、場末のラブホの仕様を知ってる(笑)

7話目 ☆1
キャプ翼のパロ回。こういうバカな作風なのは知ってるけど、シンプルに面白くない。

8話目 ☆4
ラストが好き。歴史改変を、思いっきりするのも、新しい。「私が正しいと思った歴史が、正しい歴史」って、どんだけ~(笑 まあ、キャラに合ってるな。

9話目 ☆


10話目 ☆3
ナニに性的興奮を覚えてるんだよ(笑) レベル高えな(笑)

11話目 ☆3
ラスベガス。団長はあい変わらずダメだな~(笑)

12話目 ☆4
妖精合体。鉄拳がらみの話は、安定して面白いんだよな。

13話目 ☆3
なかなかちゃんとストーリーを組み立てるね。ファルサリア戦のバトル作画のショボさはえげつないけど。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ソシャゲの宣伝と声優陣を楽しむための作品だったのかな。

ソシャゲ原作のアニメの2期にあたります。
簡単に言うとイギリスが舞台でエクスカリバーを持つ○○アーサーたちがチームを組んで過去に飛び、他のエクスカリバーを持っているアーサーと戦いエクスカリバーを折る、それを繰り返しているような感じでした。
ソシャゲの宣伝と出演している豪華声優陣を楽しむための作品と感じました。声優陣は本当に豪華で、雨宮天さん竹達さん、水瀬いのり中村悠一さん、花江夏樹さん柿原徹也さんに妖精たちの演じている三森すずこさん東山奈央さん、など豪華な出演陣を楽しんでいました。

ただストーリーはただそれだけだったかと。そこは残念でした。
でも毎話のゲストキャラも豪華な声優でしたのでそこは楽しめました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あくまでもコメディ路線!?

分割2クールの第2期。

ソーシャルゲームのアニメらしく豪華な声優陣とらしからぬ作画(笑)。

今期もバトル物を期待すると裏切られちゃうかも・・・。
あくまでもコメディだと思って視聴すれば正解だと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

64.5 56 2019年春(4月~6月)アニメランキング56位
バースデー・ワンダーランド(アニメ映画)

2019年4月26日
★★★★☆ 3.3 (53)
189人が棚に入れました
誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ――「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う2人。そしてアカネが無理やり連れて行かれた世界は――骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていた〈幸せな色に満ちたワンダーランド〉! ふしぎな動物や人が住む世界から、色が消えてしまう!その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは?

声優・キャラクター
松岡茉優、杏、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子、市村正親
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

童話の世界

原恵一監督、Signal-MD制作。

児童文学からのアニメ化。

自分を持てない少女アカネの前に、
謎の錬金術師と小さな妖精ピポが現れる。
骨董品屋の地下室の扉で繋がる不思議な世界。
彼らの世界を救うため少女の冒険が始まる。

扉の向こうはカラフルな色彩の世界で、
そこには不思議な住人が暮らしている。
歴史では蒸気機関は発明されるも、
どうやら科学が発展しなかった世界だ。
{netabare}人々は便利さの追求よりも、
穏やかな生活を選んだのでしょう。
児童文学ならではの緩やかな主題があります。
アカネは緑の風の女神となり、水が枯れ、
色が失われつつある世界のために前へと歩む。{/netabare}

子供の目線で世界を眺めてみる。
大人たちが忘れてしまったものを、
未完成である子供たちは知っているのだ。
彼らは透明な窓を持っているのでしょう。
きっとありのままに世界を眺めている。
監督らしい主題がここでも健在ですね。

純粋に楽しむには少し生き疲れたけど、
児童文学ですから素直な心で楽しめればと。

童心の心象風景、童話の世界、
私たちにも未だ冒険の舞台があるのです。
それで良いのではないでしょうか。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

子供向け?大人向け?オタク向け?

クレヨンしんちゃんの方がよっぽど大人も楽しめる作品です。
原作の対象が高いので、スタート位置が違う事は勿論ですが、クレヨンしんちゃんの場合、子供向けに昇華されて安定した面白さがあるように思います。

このアニメのキャラクターデザインや作画は、子供向けにしてはコミカルさが足りないと思いました。
このアニメのストーリーは大人向けにしてはシンプルすぎると思いました。
では、誰に向けたものなのでしょうか。
最近のアニメは一部の客がお金を落とせば良いという考えが特に深夜アニメを中心に蔓延しているそうですが、これは一体何処を目指しているのでしょうか。

今ならオトナ帝国が、安定した土台とプロ達個々の仕事の結晶だったとわかります。
綺麗な世界、綺麗な作画、安定したストーリーの運び方、どれも良いと思いますが、私はあまり楽しめませんでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

薄味アニメ

どうも、平成最後の映画らしい。
まあ、それは置いとくとして。
あらすじを超ザクっと説明します。
不思議の国の普通の少女・・・以上です。

普通過ぎて、観終わった後の余韻が残りません。
癒しもないし、インパクトもない。
もちろん、感動もないし、興奮もない。
のっぺりとした平常心あるのみです。

良い所を探すと・・・。
残念ながらありません。
作画やキャラデザも普通だし、声優さんは問題外。
ストーリーも平凡でキャラの魅力も乏しい。

なにはともあれ、主役の声優さんの棒読みが気になりました。
最初から最後まで「あちゃー」って。
アニメ映画でありがちな判で押したような薄味の演技。
制作者の大失態です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

64.3 57 2019年春(4月~6月)アニメランキング57位
真夜中のオカルト公務員(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (202)
670人が棚に入れました
フツーの公務員になったはずの新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、東京23区すべての区役所に人知れず存在する「夜間地域交流課」だった。そのお仕事は、人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。先輩で課のリーダー榊京一、オカルトマニア姫塚セオに連れられて人の世の理を超越した存在と対峙しに、夜な夜な出勤する。

声優・キャラクター
福山潤、前野智昭、入野自由、遊佐浩二、櫻井孝宏、土岐隼一

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

自治体のオカルト対策部署もの(舞台が新宿みたいな都会なのは珍しい?)

== [下記は第1話視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
原作は「月刊ASUKA」で連載が開始されたマンガらしいです。同誌は創刊当時くらいしか読んでいませんが、基本的には若い女性向けの漫画誌であると認識しています。現在は「コミックNewtype」に連載誌が移っているようです。

この世代向けに最近ライトノベル、漫画などで「あやかしがどうのこうの」的なお話が多数ありますが、本作も一応その流れに乗っかった物なんでしょうか?

「自治体がオカルト対策部署を持っていて、主に夜中して妖怪などの怪異に対処するために活動する」的な設定は例えば少年ジャンプで連載していた『クロクロク』などいくつかありますが、場所は多摩であったりとか微妙に都会になりきっていない所が残っている舞台が多く、私の知る限り通常の現代の設定で新宿のような都会の区役所にそういう対策課があるのは珍しい気がします。
(<魔界都市>シリーズや『血界戦線』のように世界そのものが変わっちゃっている話だと都会が舞台の話もわりとあるとは思います。)

ということで作品自体は主に女性向けに作られているとは思いますが、第1話を観た感じではキャラクターデザインなどの好みはあろうかとは思いますが、男性視聴者が観てもわりと大丈夫な感じでした。

『神様はじめました』や『かくりよの宿飯』など、あと方向性は違いますが『楓鹿堂よついろ日和』くらいの感じが大丈夫な男性なら充分に観られると思いました。

部署に新人配属された主人公の宮古新(みやこ あらた)には本人も現時点で自覚していない秘密がいろいろとありそうです。個人的にはこういう少女漫画っぽい作品はけっこう好みなので注目して観ていきたいと思います。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

最終回まで観終わりました。とりあえず毎週楽しみに観ていましたし、アニメを観た結果として原作がわりと面白そうと思えました。夜間地域交流課の面々のキャラ立ても良かったと思います。

安倍晴明絡みの詳細はアニメ化範囲ではわからない点も多いですが、これは原作で追々明かされていくんでしょうね。

ところで「砂の耳」って人語にも応用できて外国語がわかるとかにはならないんだろうか…(笑)?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レッツ!異種間コミュニケーション(笑)

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
妖怪、精霊、神々、などを「アナザー」と呼称し、彼らの起こすオカルトな事案を専門に処理する公務員達の物語。

男ばっかり出てきますが、特にBLってことはないし、安心安全の当たり障りのない作風。、、、だって、公務員ですから(笑)

これといって際立った良さはないのですが、なんとなく、普通に最後まで観られるアニメでしたね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
扱うテーマは、「価値観」。

それぞれの種族にはそれぞれの価値観があり、他種族(人間)には理解できないものだったりする。

そこで、アナザーと言語によるコミュニケーションをとることができる唯一の存在、宮古新 を中心に物語は動いていくのだが、、、

う~ん、飛び抜けた良さがない。

これはしょうがないけど、「アナザーならではの価値観や発想」も、所詮、「サイコパスではない普通に善良人間(作者)」が考えたものだから、視聴者にも納得できる枠内に収まってしまった。理想を言えば、「そんなん思い付きもしませんがな」という、予想のナナメ上をいくような「意味のわからなさ」が欲しかった(そういう意味では、宇宙人との交流を描いた冨樫さんのギャグ漫画「レベルE」は凄い)。

強いて、上記のような「異種間」ならでは軋轢がしっかり描けていたのは、7話のアザゼルに復活させられた少女の苦しみ、叫びくらいかな。あれは聞いてて胸が痛くなった(心に残った)。

キャラクターとしては、やはりウェウェコヨトルがよくできていただろうか。つかみどころのないフワフワしたキャラクターだが、だからこそ、一番の「異種」を感じさせてくれた。8話のお散歩回は、妙なコメディタッチながらも、美しく切ない話。なかなか素敵だった。

ラスト12話に、1話完結の「良い話」をもってくるのは、作品に対する制作の愛情を感じた。ヘタに2期に含みを持たせるよりも、よほどスッキリする。

あぁ、あと、東京各所の風景がわりとちゃんと描かれていたし、新国立競技場が使われたのは、なんだか感慨深かった。リアルタイムで良いなと思った。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
普通は、あのスプレーがヤバい薬品で、幻覚を視ていると思うよな(笑) いや、わりと面白い。新人、神の耳(笑) 超エースになれるじゃん。アナザーと言語コミュニケーションをとれる奴が一人いれば、文字を教えて、種族間のコミュニケーションがとれるだろ。

2話目 ☆3
なんかちゃんとストーリーアニメになってきたな。

3話目 ☆3
妖怪の怖さ。愉快犯。思い、、、出した(笑) 神様か。

4話目 ☆3
神様と酒盛り。ハイエナ、渋い。

5話目 ☆2
言語が理解できても、文化や思考を理解できるとは限らないしね。パンドーラーとは、これまたメジャーどころを。

6話目 ☆2
ストーリーに戻ったね。人間は、圧倒的弱者、なのかな?


7話目 ☆4
なんか、ありがちな動機に、がっかり。もっと、発想の外側の動機が良かったな。なんて迫力のない、逃走劇(苦笑)

ただ、復活を喜ばない、少女の、泣き叫び。あれは良かったな。人間として、何が幸せなのか、アナザーとの価値観の違いが出ていた。

ラストは、まあ平和だけど、目が見えないままにしておくというのも、展開としてはアリだったかな。

8話目 ☆4
後楽園から上野、そして、浅草、押上。歩いて歩けない距離じゃないけど、かなりキツいな(笑)

妙なコメディタッチながらも、美しく切ない話。なかなか素敵な回だった。

9話目 ☆3
踏み潰して、一閃。人間の方が、複雑怪奇。

10話目 ☆3
新国立競技場、ある設定なんだね。繭を作るアナザー。アナザーと神の境目は、格なのか?

11話目 ☆3
アナザーと人間の協力、は分かるし、アナザーの支援は嬉しいけど、アナザーの能力はほぼ使わず、人海戦術、か。

12話目 ☆3
ラストに、ちょっと平和な話をもってくるのは、作品に対する制作の愛情を感じる。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

妖怪、精霊、神々といった超常的存在との平穏を図りながら、都内でのオカルト事件に対応する夜間公務員の物語。

この作品の原作は未読です。
事前情報一切無しで視聴を始めて、気が付いてみたら完走していた…私にとってそんな作品でした。


フツーの公務員になったはずの
新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、
東京23区すべての区役所に人知れず存在する
「夜間地域交流課」だった。

そのお仕事は、
人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。

先輩で課のリーダー榊京一、
オカルトマニア姫塚セオに連れられて
人の世の理を超越した存在と対峙しに、
夜な夜な出勤する。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
公務員の中でもオカルト的な相手との接触を生業とするのは、普通に考えると物凄くリスキーです。
同じ給料しか貰えないのなら絶対配属されたくない部署だと思いますが、新が配属されたのはある意味必然でした。

それは、新たにしかない…かどうかは分かりませんが、少なくてもこれまで登場したキャラの中では新だけが「砂の耳」を持っていたから…
妖怪、精霊、神々、これら一般の人間には感知されない超常的存在を、この作品では「アナザー」と呼んでいるのですが、砂の耳の持ち主はアナザーと対話することができるんです。

アナザーが何を言っているかを理解することができ、アナザーにこちらの意思を伝達することができる…
確かに凄い特殊スキルだと思います。
でも、見方を変えて考えると、アナザーが何を言っているかが全く分からない状態で、これまで超常的存在と対峙してきたことの方が遥かに凄いと思います。
下手したら、相手を怒らせてしまうかもしれない…
そうなったら、相手がどんな手を打ってくるのやら…底が知れません。

何故、新が砂の耳を持っていたかは、彼の出生に秘密があるようなのですが、結局のところ、この件については真相に辿り着きませんでした。
そこは完走しても少しモヤっと感が残るかもしれません。

だから…なんでしょうね。
アナザーに近づきすぎるな…と新が先輩たちから警告を受ける場面を何度も見ました。
そりゃそうです…アナザーと呼ぶ位、人間とは在り方から異なっているのですから…

彼らと対話する以上、ある程度寄り添う必要があります。
それは先輩たちからすると、十分過ぎるくらい危険領域に踏み込んだ行為…
でも対話が、解決に向けた一番の近道ですから…

慎重さを無くして良い訳じゃありません。
新の加入をきっかけに、仕事の仕方が変わりました。
例えば人間とアナザーで酒盛りするとか…

お互いの意思疎通が図れなければ、絶対実現できないことです。
人間とアナザーは共生していかなければいけない間柄である以上、交流は欠かせません。

もちろん、新の仕事のやり方を否定する同業者も存在します。
誰もが砂の耳を持っている訳じゃない…
持たざる者には勝てない…?
特にエリートなら真っ向から否定するでしょう。
じゃないと、これまで積み上げてきた自信を、きっと失ってしまうから…

だれもが能力者ではないんです。
選ばれなかった者は、自らに努力を課すことしかできませんから…
私も選ばれなかった側なので、否定する人間の気持ちは良く分かります。
この作品がスルっと完走できたのは、そんな視聴者に寄り添う視点で物語が描かれているからかもしれません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、福山潤さんの「dis-communicate」
エンディングテーマは、土岐隼一さんの「約束のOverture」

1クール全12話の物語でした。
物語は綺麗に纏まっていたのではないでしょうか。
作画も特に崩れや乱れは感じませんでした。
設定も良かったからでしょう…しっかり堪能させて貰った作品でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

63.9 58 2019年春(4月~6月)アニメランキング58位
絶望の怪物(アニメ映画)

2019年6月10日
★★★★☆ 3.2 (25)
83人が棚に入れました
アニメ制作スタッフとして働いた経験のある漫画家のコタニジュンヤが、完全個人制作で手がけた30分の短編アニメーション。ある日、中学生の星野アオイは、自分と家族が醜い宇宙人の怪物であることを知る。両親が隠していたため、彼女と弟のユウタは、その事実を知らずに育ってきた。彼らは薬を使って人間の姿に化けていたが、なぜかアオイにだけ、その薬が徐々に効かなくなり……。2019年6月10日から名古屋・大須シネマにて上映され、7月6日からは東京・下北沢トリウッドで公開。
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たったの29分!!

2021/09/27 投稿

率直に言ってすごいと思いました。

29分間,テレビシリーズ1話分の長さです!

しかし,視聴後の満足感は高いです!

ストーリーは{netabare}タイトルや作品のキャッチコピーなどから容易に想像できます。完全にイメージ通りのストーリーと言えます。{/netabare}ツッコミどころもいっぱいありまが,あまり気になりません。

背景はきれいだと思いました。描き込まれた美しさでは無く,シンプルに描き色できれいに見せるといった感じでした。

キャラクターは絵が上手いとは感じませんでしたし,良く動いているわけでもありませんでしたが作品世界としてはこれでいいと思います。作品の成り立ちを考えれば,これが最適なのでしょう。

音楽はピアノの旋律が切なさを増幅します。
主題歌は,音程が安定せずにお世辞にも上手いと言えない歌唱力なのですが,逆にそれがよりいっそう切なさを感じさせます。
おそらく,この音楽の力が作品上大きく貢献していると思います。

結局何がすごいのか,そう感じさせるのか考えてみると,とにかく見せ方が上手いのだと思います。
余分な物を削ぎ落とした,引き算の美学とでも言うのでしょうか?歴史的に見ても日本人の琴線に触れるそんな作りの作品でした。

クレジットを見ると原作・脚本・絵コンテ・演出・作画・美術・着彩・撮影・編集・音響・監督・プロデューサー・他全般 コタニジュンヤとなっています。ほぼ一人で作り上げたという点は考慮せずに評価しています。

一方29分で完結している点は自分の中では,評価上大きなポイントになっています。

たった29分なので,見て損は無いと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

なにをもって怪物と呼ぶのか

2021.6.17 視聴完了。

いつものように普通の中学生として暮らしていた星野葵。
ある時、自分は宇宙人だと知ってしまう。

ストーリーの先は読めてしまう。
なにしろ「絶望」なのだから。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

鬼太郎でも出てくれば、何とかできただろうか?

 リアルな背景の反面、私にはキャラデザに好感が持てなかったです。だが、なぜこの結末でなければならないのか?、自分には納得できないものがあったです。

 普通の家庭、学校で日常生活を少女がいるです。そんなある日、突然異変が起きて、自分や家族が何者なのか?を知るです。
 学校にも行けなくなり、絶望的心理状況に追い込まれ、破滅へと突き進む物語だったです。

 この主人公、葵が自分を自分であるという認識が、一転してしまう。{netabare}日常から、友人の家での知るよしもない突然の体の異変を、隠すことしかできない現状は、この葵にとっていたたまれない物だったです。

 母親によって、その現状は抑えられたように見えても、姿を維持できなくなっている{/netabare}現実から逃れることができず、表に出歩けなくなってしまうです。家族にとっても葵にとっても、恐怖としか言いようないのです。

 学校に行ったとしても現実でも起こりうる、葵の不安、苦しみは、そうなるしかないのか?普通の人間として生きたい!というのを描いていたです。

 その先に葵を待っていたのは、正に絶望そのものだったことは、やるせない所あったです。
 人間が人間でないものを同じようにして、実際この家族を受け入れられたなら、起こらなかった悲劇だったと思うです。この物語において、そんなことは、あり得ないのです。{netabare}鬼太郎にでてきた妖怪病院でもあって、半魚人のように元に戻れない人間にすることもできないのです。{/netabare}

 最後まで、{netabare}この家族は救われなかった事、残った{/netabare}葵がした行動、自身に取った結末は、とても好きになれなかったです。{netabare}最後近くで、別れを告げに友人宅を訪れるです。葵を気にかけていた友人が、正体を知ったとき、葵を止めることもできない、しない所です。どの道、葵は生きられないようだったです。{/netabare}

 EDの歌を聞いて、さらに、絶望的な気持ちになってしまったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

63.7 59 2019年春(4月~6月)アニメランキング59位
Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム(アニメ映画)

2019年6月14日
★★★★☆ 3.3 (37)
208人が棚に入れました
プリズマ☆イリヤ オールキャスト総出演の ドタバタギャグコメディがここに開幕!
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズのキャラクターが平行世界の垣根を越えて大集合!

原作ひろやまひろし監修による完全新作オリジナルエピソード。
少女たちのもう一つの物語が描かれるー。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、斎藤千和、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美、高野直子、かかずゆみ、杉山紀彰、植田佳奈、伊藤静

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリズマ☆イリヤ オールキャスト総出演のドタバタギャグコメディがここに開幕!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版全4期分と劇場版「雪下の誓い」は視聴済です。


「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズの
キャラクターが平行世界の垣根を越えて大集合!

原作ひろやまひろし監修による完全新作オリジナルエピソード。
少女たちのもう一つの物語が描かれる…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

アニメーションは第1期から引き続き「SILVER LINK.」さんなので良い意味で安定しているのですが、STORYらしいSTORYは殆ど無かったのではないでしょうか^^;

きっとこの作品の「売り」はオールキャスト総出演…
だから過去作を視聴していないと、知らないキャラが突然出てくることになるのですが、登場するキャラの尺のバランスは正直気になりました。

例えば、イリヤの母であるアイリスフィール・フォン・アインツベルン…
確かに存在感は感じましたが、大原さんの声を聞けたのは一瞬だけ…
そういえば、田中(CV:福圓美里さん)の登場も一瞬だったっけ…
いやいや、声優さんのこの起用の仕方は流石に勿体無さ過ぎでしょう。

他にも言峰綺礼のお客さんに対する仕打ちや、桜のお兄さんの言動などツッコミどころは満載だったような…

先日、新作劇場アニメの制作が発表されたのが嬉しかったことと、この作品が未視聴だったことから今回視聴に至った訳ですが、想像していたより内容はグダグダでした。
でも、やっぱりイリヤは可愛いですね~。
門脇舞以さんの声質もイメージにピッタリ…

そういえば、物語の中でイリヤが両手を胸の前で組むシーンがあるのですが、その姿が9月9日に予約が締め切られた1/7スケールフィギュア ウェディングビキニVer.の取り外し可能なブーケを取った時のポーズにそっくり…
画像見た瞬間に一目惚れして、速攻でポチってしまいました^^;
発売は21年3月とのことですが、発売日はよく延期されるので気長に待っているつもりです。

話題がすっかり逸れてしまいました^^;

オープニングテーマは、穂群原学園小等部のみんなによる「カレイド☆フェスティバル!」
エンディングテーマは、イリヤ、美遊、クロエによる「アフタースクール・ルート」

上映時間60分強の作品でした。
そういえば、ラストにベアトリスがチラッとと映っていましたが、続編制作されるのでしょうか!?
それにイリヤが持っていたマジカルルビー…もしかして、あれは出涸らし!?
制作されたら…喜んで視聴させて頂きます^^;

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

笑えそうで笑えない。

登場人物総動員ファンサービス幻覚コメディーです。
マジに観るアニメではありません。
あしからず。

昨日、桜ルート第二弾を視聴したので、その落差にポカンでした。
桜の性格が180°回れ右しています。
明るく弾けた可愛い娘。
悲壮感のかけらもありません。

この作品は、アニメタイトルに反してイリヤが脇役です。
その代わり、間桐慎二と言峰綺麗が主役級。
しかし、アサシン間桐慎二が滑りまくって、ラーメン言峰綺麗が渋いボケ。
ちっとも面白くありません。
切れ切れイリヤにツッコミを任せて欲しいものです。

たぶんラストのあれは{netabare}次作の画像。
一瞬にして現実世界に引き戻されました。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

プリズマイリヤのキャラ総出演のギャグアニメ劇場版OVA。

プリズマイリヤのオールスター出演劇場版OVAです。
完全にギャグに振り切っています。
特に説明もなく進んでいくので、TVシリーズのプリズマイリヤを見ておくのがいいと思います。シリアスな場面はほぼないといっていいと思います。
60分弱の作品です。
イリヤのファンにはまあまあ楽しめる作品かと。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

63.6 60 2019年春(4月~6月)アニメランキング60位
RobiHachi(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (109)
387人が棚に入れました
時はG.C.0051(G.C.=Galaxy Century)。NEO TOKYOの住人ロビーと、一人の青年ハッチが、銀河の彼方、訪れると幸せになるという伝説の惑星「イセカンダル」を目指して、ひょんなことから宇宙船でギャラクシー街道を旅することに。二人はその道中で、降りかかる火の粉のごとく災難に遭い、行く先々でドタバタ騒ぎを起こすのだった……。

声優・キャラクター
中井和哉、河本啓佑、阪口大助、杉田智和、木村昴、徳留慎乃佑
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

チェンジ ゲッター

高松信司監督、制作スタジオコメット。

ベタなギャグ満載のSFコメディ。
これが意外にも嫌味がない、
お金もない、仕事もない、彼女もいない、
それでも底抜けに前向きに生きる主人公ロビー。
疲れた日常を癒すには、
これぐらいお気楽なコメディもありでしょう。

舞台は人類が宇宙旅行を楽しめる時代。
SF版「弥次喜多道中」でしょうか。
他の惑星に漂着しては、
きっと奇天烈な物語が待っているのだ。

最後に全部持って行ったのはまさかのあれ。
{netabare}合体だと!?、そう来たかー!!{/netabare}

6話視聴緊急追記。
続々と断念でしょうか!?
雲行きが怪しいのもありますが、
80年代的、おバカ(アニメ)ですね。
しかし特別、続きも気にならない感じ。

最終話視聴追記。
終わっとったんかいっ!!
どうりで誰も語らないわけだ(笑)
途中、見ていませんが完走です(おいっ)
うーん、ライディーンできたか。
レトロな演出は好きですよ。

あちこちぶつかって成長する。
想定外を楽しむ、やはり奇天烈な冒険でした。
幕切れはこれでいいのだと肯きました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

これってコメディ!?

う~ん。ベタベタなギャグ満載のコメディなんだけど、あまり笑えない作品。
だけど、見れないのかというと、そこまで酷くない。
いわゆる「ながら見」するにはちょうどいいレベルの作品かな?

宇宙を舞台にした珍道中の物語。

私も、物語のラストと、EDの不思議なダンス見たさに、普通に完走できたしね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

やじきた宇宙

全12話 オリジナルアニメ

銀魂や最近ではぐらんぶる、美男高校地球防衛部などの作品を手掛けた高松 信司監督作品です。

1話でこの監督作品と分かりましたw

銀魂は未視聴なので、この監督との出会いはイクシオン サーガ DTからですが、独特な世界観を持っている監督です。

この作品も他の作品と雰囲気が似てますね〜

何をやってもついていない主人公ロビーとあることで知り合ったハッチは、途中色々な惑星によりながら、幸運のご利益がある惑星イセカンダル目指して旅をするコメディ作品です。

知っていたり知らなかったりとオマージュがたくさん出てきますね。

この作品は好き嫌い分かれそうです。上記の作品のノリが好きな方にはオススメです。私はシリアスな作品を観た後の箸休めに観ていました。

OPは主人公の2人ロビーとハッチが歌っています。EDは主人公2人を追いかける宿敵?の3人が歌っています。

最後に、主人公2人とともにするのは毒舌ロボットイック。こういう作品には毒舌なキャラがいないと締まりませんねw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

61.7 61 2019年春(4月~6月)アニメランキング61位
ノブナガ先生の幼な妻(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (168)
632人が棚に入れました
「ある日突然、自分のことを大好きな女の子が現れる」そんなギャルゲー展開を夢見続けていた教師・信永。彼の元に現れたのは、自分の妻を自称する14歳の少女・帰蝶。戦国時代からやってきたらしい彼女は、信永=織田信長と勘違いし、子づくりを迫るが…!?

声優・キャラクター
酒井広大、上原あかり、小澤亜李、結崎このみ、田中茉理花、豊田萌絵、木下鈴奈

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

一言でいうと「雑」。

双葉社から刊行されているマンガ作品が原作のアニメ作品3本がまとめて30分枠に押し込まれて放送された「ふたばにめ!」なる放送枠の一作品(枠内での放送順は3番目)です。

織田信長の生まれ変わりであるらしい中学校教師、織田信永(おだ のぶなが)。そこになぜか、戦国時代の織田信長に輿入れのために尾張入りした斎藤道三の娘である帰蝶(きちょう)が現れるというトンデモ作品。

帰蝶を初めとして吉乃(きつの: 生駒の方)、お鍋の方、慈徳院、森蘭丸などがタイムスリップ、生まれ変わりなど様々な形で信永の前に現れ、関係を迫るというなかなかに荒唐無稽なお話です。

上記のようなストーリーの関連で全裸シーンがあるのですが、このときの作画が「全身が白く光る」という作画リソースを割かない特殊なものになっているのが本作の特長といえば特徴ですね。

ストーリーも作画も「雑」の一言で、おそらく同枠に『超可動ガール1/6』がなかったら観ていなかったと思います。残念アニメ…(笑)。

ただPyxisが歌うOP主題歌「恋せよみんな、ハイ!」は、耳に残るキャッチーな曲で私はけっこう好きです。ED主題歌「Returner Butterfly」も悪くないと思うので、作品内容のわりには音楽の評価は高めにしてあります。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

エロの必要性?

原作未読。最終話まで視聴。

最初の設定は面白いなって思ったんですよ・・・。

ところが、主人公の周りに次々と・・・。
正直、うんざり・・・。

しかも、かなり下品なエロ展開・・・。
ウンザリ、ウンザリ・・・。

ミニアニメじゃなかったら視聴断念していたと思います。(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

異世界転生ハーレムならぬ、異世界(過去)から転生、、、結局、ハーレム(苦笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
エロアニメです。ハーレムです。ロリです。犯罪です。以上です。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本当に、以上なんですってば(笑)

強いて感想を述べれば、あの裸のキラキラ、必要か? どうせエロアニメなんだから、普通に裸にすれば?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
濃姫のキャラは悪くないな。

2話目 ☆2
キャラは悪くないけど、エロエロですな。やっちまえば良いのにな。

3話目 ☆2
まあ、懲戒免職だな。

4話目 ☆2
まあ、タイムスリップは、流石に信じるよな。皿さわったら、どんな展開なんだよ。

5話目 ☆3
ムリヤリ、合法ロリ(笑) キャラとして、電波なのがなかなか良い。

6話目 ☆3
退廃的な生活(笑) 斬新な隠し方だな(笑)

7話目 ☆1
信長ハーレム帝国、築いてるな。

8話目 ☆1
枇杷島のびは、BLのB(笑)

9話目 ☆1
BLも入れてくるんかい、このハーレム軍団に。森蘭丸か。

10話目 ☆1


11話目 ☆


12話目 ☆1
もう、エロしかない。ヒドイ、、、。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

61.4 62 2019年春(4月~6月)アニメランキング62位
女子かう生(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (137)
513人が棚に入れました
喋らなくてもカワイイ、サイレント女子高生アニメ!残念美人のもも子を中心に、クール系メガネのしぶ美&癒し系ちびっ子まゆみの3人が過ごす楽しい高校生活♪1人でも楽しい、みんなと一緒でも楽しい、ちょいバカでぐうかわな彼女たちの日常

声優・キャラクター
立花理香、嶺内ともみ、久保ユリカ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

もっと考えてアニメ化するべきだったのでは…?

【概要】

アニメーション制作:アニメーションスタジオ・セブン
2019年4月 - 6日に放映された全12話のTVアニメであり、1話あたり3分30秒のショートアニメ。
原作は、漫画家・若井ケンによって『WEBコミックアクション』で連載中のweb漫画。
監督は佐々木勅嘉。

【あらすじ】

天然系女子高生「富戸もも子」を主人公に、「渋沢しぶ美」「古井まゆみ」
の友人トリオを中心とした、ゆるい女子高生の日常を描いたアニメです。

【感想】

原作は、webサイトで閲覧可能な第1話と最新から2話分だけ読了。

アニメを見る限り、舞台は広島市内の可部線界隈で祇園大橋近辺っぽいですね。

“WEBコミックアクションにて連載中のひと言もしゃべらないJKコメディ”
とアニメ公式サイトにあるとおり、セリフを喋らないのはアニメも原作も共通。
(厳密に言えば、アニメ開始時のタイトルコール&最終回に一言だけ発するのですが。)

漫画を読んだ感じですと、言葉を発しない代わりに表情や身振り手振りで意思表示をして、
読者がキャラ同士のコミュニケーションを楽しむというスタイル。

アニメでは言語を発しない代わりに感嘆符的な発声で感情を表現してますね。
それはそれとして、このアニメがイマイチであると思いました。

その理由として、
作画と演出に拠るキャラの表現力が平均以下な作品なのに更に言葉を発しない。
となると、マイナスにマイナスを組み合わせているだけであって、
このアニメのセールスポイントがどこにあるのでしょうか?ということ。

例えば、作画が良くなくても面白い作品がありますが、
それは、シナリオや演出やキャラのいずれかに魅力のある長所があって補っているのですが、
このアニメには台詞の無さを補う要素が存在しません。

台詞が無ければ動きにこだわりを見せたり目で楽しませてなんぼ!であって、
アニメーションによる豊かな感情表現が求められて然るべき原作なのに、
現実では低予算で動きの少ないアニメですので、
演出の方向性が間違っていると思うのですよね。

きちんと原作寄りのキャラデザで『あいうら』ぐらい作画を頑張っていれば、
と思うのですが、予算の都合で不可能な無い物ねだりでしょうかね?

個人的には、もも子の美少女度が原作より大幅に落ちている、
などビジュアル的に残念なアニメになってしまったという不満が大きいです。

後半に、ちょっといい話もあるのですが、
アニメーションとしての魅力が薄いという点で、
それなりの評価に納まってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んでくださいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一言でいうと「中途半端」。

双葉社から刊行されているマンガ作品が原作のアニメ作品3本がまとめて30分枠に押し込まれて放送された「ふたばにめ!」なる放送枠の一作品(枠内での放送順は2番目)です。

「喋らなくてもカワイイ、サイレント女子高生アニメ!」とのキャッチフレーズ的なものが付いていますが、実際には「ん。」、「ん?」、「ん!」、「ん~。」といった(感じのニュアンスの)音声が付いておりメインキャラクター3人にはそれぞれ声優がキャスティングされています。

「台詞は一切やめてBGMだけにする」とか「本当に音声なしのサイレント作品にする」とかまで突き抜けていたらもうちょっと高評価で着た気もしますが、漫画原作の「台詞が無い」というあたりを活かしきれているかとか、そもそもこれをアニメ化すべきだったのかなどの意見は分かれるところではないかと思います。

枠内でもっとも時間配分が短い作品だったため、なんとなく流し見はしていましたが特に面白いというところもなかったように思います。

おそらく同枠に『超可動ガール1/6』がなかったら観ていなかったと思います。残念アニメ…(笑)。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

中途半端なサイレント日常アニメ

原作未読。最終話まで視聴。

原作がこうだからこうなったのか?
アニメ化するにあたって、こうしちゃったのか?
原作未読の私には判断出来かねますが、どちらにしても、何とも心地の悪い作品でした。

第1話は上手いと思ったんですよ。
少しだけだけど・・・。

喋れないから、喋らないのか?
喋ってはならない縛りでもあるのか?
とにかく喋らない3人。

『本来喋るべきところでも喋らない。』
ここが、気持ち悪いのかな・・・と。

ラストの{netabare}『ただいま!』{/netabare}には、少し救われたような気がしました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

61.3 63 2019年春(4月~6月)アニメランキング63位
洗い屋さん!~俺とアイツが女湯で!?~(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (83)
382人が棚に入れました
「これって本当にマッサージなんですか…っ?」実家の銭湯で背中流し職人のアルバイトを始めた奏太は、正体を隠したまま同級生の少女・葵の背中を流すことに…。日頃の恨みからセクハラまがいの痩身マッサージを続けていたら、実は葵が自分に片想いしていることが発覚…!!火照った肌に触れるうちに、洗体師の正体が奏太だという事もバレてしまい――赤い暖簾の先に待つ、不器用男女の青春ラブコメディー!

声優・キャラクター
青葉りんご、本間かいな、伊ヶ崎綾香、古河徹人

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「これって本当にマッサージなんですか…っ?」

この作品の原作は未読です。
所謂「僧侶枠」作品なのですが、何だかんだでもう9作目…
冬アニメはBLぽかったので視聴しませんでしたが、今回はタイトルからしてBL要素は無さそうだったので視聴を決めました。


実家の銭湯で背中流し職人のアルバイトを始めた奏太は、
正体を隠したまま同級生の少女・葵の背中を流すことに…。
日頃の恨みからセクハラまがいの痩身マッサージを続けていたら、
実は葵が自分に片想いしていることが発覚…!!
火照った肌に触れるうちに、
洗体師の正体が奏太だという事もバレてしまい――
赤い暖簾の先に待つ、不器用男女の青春ラブコメディー!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

私が僧侶枠の作品を最後に視聴したのは「終電後、カプセルホテルで、上司に微熱伝わる夜。」だったのですが、前回の作品と比べると大きな変化がありました。
それは過去作はだいたい1クール12話程度の構成でしたが本作は全8話しかないんです。
物語が2/3に圧縮された感じ…というより、起承転結の「転」の要素の部分が弱かったように思います。

一方、物語の方は良くも悪くも「僧侶枠」の作品だと思いました。
全8話しかないので、ある程度のご都合設定は仕方ないのかもしれません。
ですが、ラブコメならラブコメらしく、もう少し押し引きの場面があっても良かったかな…
先述した「転」の要素が弱いというコメントに通じるのですが、ちょっと惰性に流された感が否めませんでした。

ですが、キャラデザは悪くなったと思いますし、声優さんもキャラに合っていたのではないでしょうか。
違和感は感じませんでした。

もう少し尺があったらと思った一番の理由は、推しのキャラのせい…
本作品のメインヒロインは、ツンデレ高校1年生の結月 葵(CV:青葉りんごさん)で、サブキャラとしてバレー部キャプテンの佐々倉 芽衣(CV:伊ヶ崎綾香さん)が登場します。
個人的にはキャプテンの方が好みだったんですけど、肝心なポイントを抑えるキャラではあったのですが、所謂ちょい役だったんですよね…
これが残念だったかな^^;

この作品はショートなので録り貯めして一気見しましたが、夏アニメでも僧侶枠の作品が放送されています。
次の作品を視聴する頃には、少しは涼しくなっていると良いんですけど…

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想

アダルトアニメの宣伝アニメ。
これの完全版はDVDで購入することができます。
完全版は完全にアダルトアニメです。
見ましたが結構当たりです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

低予算アニメの作品作りを学べます。

 いや、こんなシチュエーション絶対ないから…としか言いようがないです。

 オンエア版しかみてませんが、ノーカット版だとしてもこの中途半端なエロにどんなニーズが?結局一気見しちゃいましたけど。

 気が付かれた方はいるかわかりませんが、女子がお湯に入っているシーンはほんの一瞬しかありません。しかも止め絵でお湯がピンク色でした。キービジュアルのような湯舟らしい湯舟に女子があったまって、動いている場面はありません。シャワーシーンも同様でお湯を浴びている場面がありません。風呂のシーンは、サウナと洗い場のシーンでした。

 たぶん、女子の裸体の作画に全精力をそそいで他のところは徹底的にコストカットしたのでしょう。女子の髪の毛と瞳の作画だけ妙に良いのと、肌のピンクと艶だけがんばっていました。エロアニメの作画のコツなんでしょうか?

 ちなみに三助の修行って、何を習得するかといえば「平常心」だそうですね。大変な職業です。

 評価は3といいたいところですが、作画は工夫にちょっと感心したので、3.5にしました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

61.2 64 2019年春(4月~6月)アニメランキング64位
なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (42)
161人が棚に入れました
釈迦如来の使命を受け、現世に降臨した帝釈天と梵天。その使命とは、煩悩の化身・マーラから人々を守ることだった!彼らは釈迦如来率いる十三尊の仏たちと共に梵納寺で共同生活を始める。顔を合わせては反発しあってばかりの帝釈天と梵天。過去に起きた「ある事件」のせいで二人の間には大きな溝が生まれている。煩悩から人々を救おうと奮闘する二大護法善神の帝釈天と梵天。そして、己の道を突き進む阿修羅の物語が今始まる!

声優・キャラクター
水中雅章、前野智昭、柿原徹也、小林裕介、平川大輔、森久保祥太郎、松岡禎丞、木島隆一、堀江瞬、八代拓、村瀬歩、内田雄馬、天﨑滉平、谷山紀章、河西健吾、山下大輝、鈴木達央、大塚剛央

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

イケメンゲームアニメ

ゲーム未プレイ。
最初あかんやろな~と思いつつ視聴開始。登場キャラが所謂仏様と言われる何たら菩薩やら何たら如来が沢山出てきます。正直ほとんど誰が誰ってのがわからなくても特に問題ないです。一応それなりにキャラづけはされているのでこんがらがる事もないです。多分、ガシャゲーと思うので流石に声優陣は豪華です。バトルそのものはかなり陳腐です。それより、現世に降臨された仏様達の和気あいあい日常イケメン盛りを楽しむというスタンスが大事かと思います。ワンギリしようかと思ったのですが、のんべんだらりと完走してしまいました。まぁ女性向けっていえば女性向けですかね。まともな女性キャラは緒方恵美さんが演じた少女オンリーです(これはこれで貴重だった)。でもゲームはしないよなぁ。

私のツボ:梵天の花の髪飾り

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

61.0 65 2019年春(4月~6月)アニメランキング65位
BAKUMATSUクライシス(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (19)
90人が棚に入れました
やり直しの利かない運命(アンリセッタブル・クライシス)――。“もう一つの幕末(BAKUMATSU)"を舞台に、原案ゲームとは異なる切り口で12人の志士たちの生き様を描くオリジナルストーリー。

声優・キャラクター
中村悠一、江口拓也、三木眞一郎、松岡禎丞、佐藤拓也、代永翼、染谷俊之、多田啓太、鈴木達央、八代拓、武内駿輔、中島ヨシキ、真堂圭、山下七海、木下浩之、緒乃冬華、羽多野渉

60.5 66 2019年春(4月~6月)アニメランキング66位
消滅都市(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (164)
663人が棚に入れました
ある日、ひとつの都市が消滅した――。一匹狼の運び屋の男タクヤと、消滅から唯一生還したと言われる少女ユキ。ふたりは、消息を絶ったと思われていたユキの父親からのメッセージを頼りに消滅都市へと向かうことになる。しかし、そんなふたりの前に思わぬ障害が立ちはだかる。それはユキにとって、あまりに衝撃的な現実で――。残された人の想い、暗躍する謎の組織、そして隠された陰謀。タクヤとユキ、全くの他人だったふたりは、旅の中で絆を深めつつ、消滅都市の謎へと迫ってゆく。

声優・キャラクター
花澤香菜、杉田智和、中村悠一、朝井彩加、新垣樽助、愛美、西村太佑、中恵光城、高橋信、高橋英則、今井麻美、佐倉綾音、松岡禎丞、島﨑信長、KENN、日岡なつみ、黒沢ともよ、鈴木崚汰、てらそままさき、山谷祥生、社本悠、岩井映美里、直田姫奈、大西亜玖璃、園山ひかり、玄田哲章、津田健次郎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

90年代後半の歌姫マジ最強説

ゲームはしてないがCMで流れてたエキサイトバイクみたいなのは面白そう


ラクーナ・ケミカル社の企業城下町ラクーナシティ・・・
平和な町は一瞬にして恐怖に包まれた。町の一部が突如として消失し、エリアにいた人々を飲みこんでしまったのだ。
誰もが彼らの生存を絶望視していたその時! 彼らは帰還を果たす。生ける屍と変わり果てた姿で…


すいませんm(__)m 大嘘です。
ラクーナ・ケミカル社は作中出てきますが、ラクーンシティもアンブレラもゾンビも出てきません。ちょっとだけT-ウィルスに侵されてるんじゃないか説が流れているというのはあくまで個人の感想です。
※注 バイオ・ハザード参照


『消滅都市』。タイトル買いです。ネーミングでそそられたのが視聴動機。ゲームは続編出たりとしょぼくはない模様ですがアニメはイマイチでした。


 ちぐはぐ


としか言いようがない作品です。
その最たるものはEDだったと思ってます。あらすじは割愛して、、、
とある事故発生を機にいろんなものを失った者たちの顛末とその事故の真相を追う物語です。

そのエンディング、、、
「Swallowtail Butterfly」1996年CHARAというか映画『スワロウテイル』の劇中バンド「YEN TOWN BAND」の曲をヒロイン役の花澤香菜さんがカバーしてました。
『スワロウテイル』は“居場所をなくした者たちの物語”。本作のストーリーラインとも合っていそうに見えましたが、{netabare}第3話からと{/netabare}早々にアニメに出てきたアイドルグループ「SPR5」のキャラソンに変更ししばらく経過。彼女らが作品の鍵になっているかといえばそんなこともなく、{netabare}ほぼ捨てキャラ扱いで登場期会もほぼないまま、{/netabare}EDだけは彼女らの曲が流れ続けてました。

「Hello, Again」1995年 My Little Loverのをこれまたざーさんがカバーしてました。
大切な人との別れを受け止め前を向いて歩いていくといった歌詞も同じく本作のその回の内容と合っていそうに見えましたが、翌週EDで「SPR5」が華麗に復活(苦笑)

なお噂のED曲「With Your Breath」はシリアスさとは真逆の喜びの唄。サビの歌詞に含まれてるピアチェーレは“好き”の意だったりします。どうも本編と乖離し過ぎていてついていけません。
実はこれまでの流れを見事に断ち切って消滅させるというタイトル回収に忠実な神EDということなのかしら。


ツッコミどころはこの際置いときます。全てが唐突。
・その原付売ってくれと言いたい程の高性能スクーターも、
・低予算JOJOと思しき似非スタンドバトルも、
・レボリューションしちゃったタマシイの存在も、
{netabare}・モンスター化しちゃったタイヨウ所長も、{/netabare}
B級作品愛好家には嗜好の品となっていたでしょうに、そこまで至らない。

前後が繋がらないためストーリーが入ってきません。ちょっと良さげなエピソードも右から左へ流れていきます。

{netabare}並行世界はどんなだったろう?(第9話)
あっちの世界の数百万人を救うためこっちの世界に穴をあける、って緊急避難してきたあっちの連中とこっちの同一人物との処理はどうするのか。あれだけ干渉を避けることに神経質になってたのに。
50年の時を経た男女3人の白骨死体もよくわからんかったです。というより考えるのを止めました。
8話以降の展開は悪くない。雰囲気だけで乗り切りたかったな~、が本音です。{/netabare}


お薦めはしません。こういったシリアス(にしたい)作品は説明が不足すると緊張感が保てず低質の喜劇に成り果てます。
{netabare}天むすとポテチを一緒に食べたら美味いんだろうか? それがちょっと気になるくらいで、{/netabare}
恐らく数か月もしたら誰にも見向きされずに忘却の彼方へと去っていく残念アニメとなるに違いありません。


口直しに小林武史繋がりでカラオケでミスチルかしら?
主役がYUKIとTAKUYAだけにあっちかな? 
あー再結成とかないんだろうなー 消滅しちゃったしなー



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2020.01.28
《配点を修正》-0.1


視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.28 初稿
2019.07.18 修正
2020.01.28 配点修正/レビュータイトル変更

投稿 : 2024/06/08
♥ : 45

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なぜか完走しました!(基本設定はそんなに悪くないような…? でもそんなに面白くはないかも(笑)。)

花澤香菜さん(本人)が実写で出てくる謎のCM(ゲーム『消滅都市 ~ After Lost』)を挟んだり謎のアイドルユニットSPR5(シュプリーム・ファイブ)がEDを歌っていたり作中にも出てきたりする、ややおかしなテイストを感じるなんちゃってSF作品です。

作中で「ロスト」と呼ばれる時空特異点が発生して半径何十キロだかの都市の一角が消滅してしまい、その現象の中で唯一の生き残りとされる「ユキ」という少女にまつわるお話でした。

「ロスト」という名称はさておきそういった時空特異点やパラレルワールドなどが設定に含まれる話はありきたりといえばありきたりですが、手堅く作ればそれなりのストーリーができるとは思います。

その意味では本作も惜しいといえばいえなくもないですがこれといった決め手はなくて、視聴者が良くわからないうちに魂によるジョジョでいうところの「スタンド・バトル」的なものが始まってしまい、「想いの力の強い者が勝つ」とかなんだかなあなことを言われてとくにカタルシスもないまま終わるという残念な作品になってしまいました。

作画もあんまり良くはないですし、頑張って観なくても良いかなあという感じですね。お勧めはあんまりしません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 31
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

笑滅都市

こりゃ消滅するのはマッドハウスの制作費だな。

以下、各話感想

■第1話~第3話
{netabare}
・第1話「消滅」
とりあえずこのアニメはアクションが面白い。
スタイリッシュスクーターアクション!
主人公が重量の影響を全無視できるアニメは神クソアニメ。
スクーターの上で仁王立ちする霊体。
唐突な当たり前の坊主!!
あまりにも意味不明なので公式ページを見ると
原作ゲームの基本設定でタマシイというものらしい。
まぁジョジョの奇妙な冒険のスタンド能力のようなものかな。
ロストで消滅した人はタマシイになるという設定なのだろうか。

第1話で一番面白いのは、
スクーターに乗って高速道路を走りながら坊主と戦ってるのに
道に足をつけて立ちはだかる坊主との距離が全く変わらないところだな。

ED曲はざーさんのカラオケ。

・第2話「犠牲」
むむっ作画があやしい。
動きのある場面になる前にシーンを切り替えて
誤魔化しているのように感じるが俺の思い過ごしだろうか。
とりあえずカットのつなぎ方が悪いよ!

探偵時代の後輩コウタが背中を刺されて重傷なのに
見殺しにして全力逃亡するタクヤ。
当然ユキから「なんで平気な顔して先に進めるの」と非難されるが
その後、全くフォローがないのがジワジワ面白い。
まぁこれは来週以降に説明があるのかもしれないけど。

ユキが覚醒して自分の意志でタマシイを召喚できるようになると
タクヤは元探偵で銃も使えるんだが、タマシイに銃は当たらんし
このアニメ主人公いらなくないか?と感じてしまう。

「タマシイ相手じゃどうしようもない。お前の力が必要らしい。」
自分で認めてどうする。

でも第2話で一番面白いのは、雨のように飛んでくる敵のナイフのうち
攻撃しているのが一本だけだとタクヤが見破ったのに
それが展開に全く活かされてなくて
AKIRAのマシンガン無双で倒してしまうところだな。
こんなん笑うしかないわwwww

・第3話「記憶」
唐突に始まるアイドル回。
録画ミスったかと思ったじゃないか。
重傷のコウタとユミコをほったらかして、
このタイミングでアイドル回をやる構成センス。
嫌いじゃないよ。

必死に説得するギーグに対して、
消えるという斬新な拒絶を見せるユアたん。
これは傷つく。(´;ω;`)ブワッ
ユキが無理矢理ユアを連れ出したら
都合よくそこに仲間がいて一件落着というこの差はひどい。
デブを差別するな!

主人公が何かを閃いてプロデューサーを探そうとする。
「顔もわからないのにどうやって!」
というギーグの制止を振り切って会場へ走り出す。
結局プロデューサーは見つからなくて無駄足。
なんなんだこのシナリオは。
第2話と同じく全く話が繋がっていなくて草。

特殊EDは紙芝居ライブ。
{/netabare}

■第4話~第6話
{netabare}
・第4話「疑惑」
主人公のタクヤがこんなにボロボロになりながら
ロストを目指す理由が分からないよなぁ。
「契約は守らねえと」じゃ弱すぎる。
タクヤの過去が明かされると納得できるのだろうか。

今回は新キャラがぞろぞろ登場したが、
赤髪ポニーテールキャラが
ユミコ(探偵・タクヤの元恋人で重傷)と
リョウコ(初登場・伝説の刑事の娘)でダダかぶりしている。
おそらく多くの視聴者が、
「えっ、さっきタクヤと病室で話してたのに
 なんで今ユキと会話しているの?」
と2人がごっちゃになって混乱したのではないだろうか。

それと顔は似ていないのだが、
不良探偵のケイゴの初登場シーンも
赤い服に黒いベスト着てて
シュークリームを食い散らかしているから
一瞬ギーグかと思ったじゃないか。
ああ紛らわしい。

気になって公式ページのキャラ紹介を見たら
そもそも主役のタクヤとアキラが全く同じ顔じゃん。
https://shoumetsutoshi-anime.com/characters/#/
これはネタなのか、伏線なのか。

アイドルEDは1回だけだと思ったら今週もやっちゃうのね。

・第5話「情愛」
また何か新キャラ増やしちゃいました?
アイドル、刑事ドラマの次は怪盗団ときましたか。
ここまで支離滅裂なアニメはなかなかお目にかかれないだろう。
もはやロストを目指していないし。

第5話の見所は回想シーンの多さ。
タクヤの回想
→ ユキの回想
→ ツキの回想
→ ヨシアキの回想
→ ソウマの回想
→ そして怪盗団全員の回想。

1話に6回も回想シーンを入れるアニメがあるかバカモン!

・第6話「訣別」
アキラvsソウマのタマシイバトルで開幕!
正面から気弾のようなものをひたすら撃ち合うだけなので単調。
でもアキラさんが顔芸を頑張っていたのでわりと楽しめた。

アキラはソウマ(+ツバサ)にボッコボコにやられるのだけど
これは炎属性と氷属性の相性の悪さゆえらしい。

相変わらずカットのつながりが悪くて、
人物がワープしているように見えるw
作画班は今週のアキラのように疲労困憊してそうだ・・・

次回は主人公タクヤの過去に迫る話のようで、
ここまで何者かよく分からなかった彼の正体がようやく見えてくるのかな。
続きが気になる終わり方は、このアニメで始めてかもしれない。
多くの視聴者が消滅してしまったようだけど、
奇跡の巻き返しはあるのだろうか?
{/netabare}

■第7話~第9話
{netabare}
・第7話「後悔」
今週もアバンから早速回想で始まった。
ボッタクリバーにひっかかるタクヤとギーグ。
なぜかギーグはボコボコに殴られていて
なぜかタクヤは無傷で探偵にスカウトされるという謎の流れ。
だからデブを差別するな!

オープニングを挟んで現実の場面に戻る。
ギーグが「地下シェルターを作る」とかいって
どちゃくそでかい穴を掘っててクソワロタ。
地面を掘り下げる前にキャラを掘り下げろと言いたい。

期待していた養護学校のエピソードは
よくある辛気臭い話であまり面白くなかった。

回想で探偵事務所の同僚コウタが2話以来久々に登場したんだけど
タマシイに刺されて倒れた彼は一体どうなったのだろう。
そろそろ白骨化しているんじゃないか。

・第8話「訣別」
ひさしぶりにタクヤがスクーターに乗って活躍。
からの転倒。
だからノーヘル運転は危ないって。
不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったらどうするんだよ。

もうダメかと思ったらAKIRAが発動してユキは空中飛行でソウマの元へ。
やはりタクヤは必要なかったじゃないか。
タクヤはなぜかジャージ姿のコウタと再会。・・・コウタ?
コウタ 生きとったんかワレ!
なぜだろう、あまり嬉しくない。

今回はなかなかカオスな展開でかなり付いていけなかったけど
EDで全てを許そう。

復ッ活ッ
ざーさんのカラオケ復ッ活ッ!!
ざーさんのカラオケ復ッ活ッ!!
ざーさんのカラオケ復ッ活ッ!!

しかも俺の好きな曲、Hello Againじゃないですか。

~ぼくはひとりになった~

ということでソウマ消滅。なぜだろう、あまり悲しくない。

・第9話「運命」
ユキとソウマが世界を救う鍵になる設定的裏付けができたのは良い。
まだまだ説明されていない設定も多いのだけど
これまでのようにお話を発散させるのではなく
色々と想像が膨らむ良い回だったと思う。

声優がユキと同じ花澤さんということで
食堂のお姉さんを視聴者に注目させるという演出もアニメならでは。
ただ・・・

絶望した~!あと3話しかないことに絶望した~!
これ俺たたENDで終わるアニメじゃんw
{/netabare}

■第10話~第12話
{netabare}
・第10話「決断」
トマトの緑健農法という美味しんぼネタ懐かしい。

しかし、このアニメは
みりんライスとか、
ポテチに天むすのコンビネーションとか、
トンカツの衣をはがして食べるとか、
オムライスのグリンピースを避けるとか、
キャラ立ての仕方がいつも食い物ネタで奇抜っスね。

ピアノばっか弾いてたタイヨウが
急に狂気のマッドサイエンティストに変貌してわろた。
実験台に使った人の死体を綺麗にドミノ状に並べてるのがまたシュール。

・第11話「信頼」
なんでロストの中心との通信に宇宙通信用のアンテナが必要なんだよ!
この回は全キャラが登場してそれぞれのスキルを活かして活躍したり、
暗号をスパコンで解いたり、謎の「サマーウォーズ」感がある。
「サマーウォーズ」もマッドハウスだったけど。

そしてロスト突入から怒涛の回想ラッシュ。
回想、回想、また回想。回想の中で回想。
そんなに回想が好きなら回想と結婚すればいいのに!!

謎の絆パワーで正気に戻るのはいいんだけど、
(いや、何のためにみんな頑張ったのか分からんから良くないけど)
なんでスクーターまで復活してんだよ。
スクーターはタクヤの体の一部なのか。

・・・まぁこのくらい突っ込み所がある方がらしいといえばらしい。
次回泣いても笑ってもBDが売れなくても最終回。

・第12話「未来」
視覚イメージを送り付けておきながら
ダイチとの会話自体は文字チャットで進行するという
絵面はなかなか面白い。
親父の思念体ではなくモニターに直接話しかけるのかよ。
最後に顔出ししてたが最初から実体化しろw

思いの強い方が勝つとか言っておきながら
タイヨウは巨大ロボ化。アキラはフルボッコ。
ユキは白目。タクヤはスクーターがなければ役立たず。
思いの強さで負けてるじゃねーか。
そしてキキョウの策略で形勢逆転。
なんじゃこりゃぁ!

結局世界を元には戻さず、
主人公2人の記憶が消滅するという驚きのラスト。
ええんか?それで?

気になるED曲。最後はHello,Againで〆たか。
~記憶の中で ずっと二人は生きていける~
その記憶がないんだけど。

どうせなら、これ(↓)を実写版で流した方が面白かったかも。
https://www.youtube.com/watch?v=wZ3Fe1JeecE&t=2s
{/netabare}

■総評
 総評は真面目に書きます。アニメ化して欲しいゲーム1位でありながら、かなり残念な出来だったように思います。

 原作はスクーターに乗りながらアイテムを回収し、タマシイのスキルを活用して敵を倒す横スクロールアクションゲームです。アニメはゲームシステムはあまり意識せず、「ロスト」という災害発生前後の人間模様を描くサスペンスとして作られており、シナリオ重視の内容になっています。

 ストーリーで勝負する本格志向なのは良いのですが、実際にアニメを観ると相当に厳しくて、お話が横道にすぐ逸れるし、登場キャラが多すぎて煩雑、途中第9話で盛り上がりを見せますが、結局は強引に終わらせてしまったような印象を受けます。

 やはり一番痛かったのは主人公2人の目的意志が弱くて、消滅都市というゲームの世界観への案内人としてうまく機能しておらず、彼らに感情移入することも難しかったことでしょうか。

 「依頼されたから」「父親が呼んでるから」と他人の意向でロストに向かう、というのは動機としてとても弱い。どの回も、キャラが話の都合で動かされているように感じる。そうではなくて、「父親にもう一度会いたい」とか「ユキを助けたい」とか「タマシイになってしまった人を元に戻したい」とか、登場人物の感情を物語のフックにしなければ視聴者を引き込めないのではないでしょうか。

 まぁプロの脚本家ならそんなことは百も承知なんでしょうけど言うは易し、行うは難し。公式サイトの記事を読むと2016年に企画が立ち上がって、それから毎週5~6時間の脚本会議をやってもなかなかまとまらず、シナリオ作成に相当難航したようです。

 あーそういえば毎週10時間の脚本会議を2年間続けたというアニメがありましたね。「サクラクエスト」も入江信吾がライターだったような。・・・そういうことなんでしょう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

59.1 67 2019年春(4月~6月)アニメランキング67位
群青のマグメル(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (111)
407人が棚に入れました
突如、世界の中心に現れた新大陸・マグメル。未知なる生物や資源が眠る大陸の出現に、世界は再び探検家時代に突入!そんな欲望渦巻くマグメルで少年・ヨウは、探検家達の救助を生業としていて・・・。

声優・キャラクター
河西健吾、M・A・O、山村響、森川智之
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

本当は怖い中華アニメ

原作未読

出自は大陸のマンガ。日本ではジャンプのマンガWEBサイトに掲載されて連載中とのこと。
中華系はハズレくじだってのが一般化してるのでそもそもの視聴する方少ないですよね。なのであまり読まれないことを前提に好き勝手書きます。
ちなみに作画やらキャラ設定は安定の中華クオリティといってかまわない品質なので本稿では割愛します。(それでいいのか!?)

いわゆる冒険もの。太平洋のど真ん中に新大陸“マグメル”が現れてという世界。新大陸は当初新天地を求める開拓者や冒険者の来訪が絶えなかったが、そこは人智を超えた化け物が多数生息する未開の地。行方不明や未帰還者も多数発生します。
そんなマグメルで足止め食らった行方不明者を捜索・救助する仕事を生業とする拾人者(アングラー)で、拾人館を営む凄腕のアングラーが主人公インヨウ(CV河西健吾)。助手のゼロ(CVM・A・O)とともに日々仕事に精を出してます。

アニメは大きく二つのパートに分かれてます。
1.マグメルを巡る冒険譚{netabare}第1話~第10話{/netabare}
2.インヨウとゼロの出会いの話{netabare}第11話~第13話{/netabare}


1.マグメルを巡る冒険譚
ずっぷり新大陸で話が展開するかと思いきや、行ってきて戻っての出張気分な感じで、これは良し悪し。日常と非日常が交互に来るため冒険譚というにはドキドキワクワク感が薄めです。
評価したいのは未開の地の化け物を全て敵認定してるわけではないということ。そのへんは陰と陽のお国柄でしょうか。人間側のエゴやら欺瞞というのもサラリと見せてくれました。
マグメルは『ナウシカ』腐海のイメージかしら。王蟲だって「そりゃ怒るよね」とナウシカは涙を流してしまうけど、その優しさを風の谷の民やクロトワ達には伝わらないジレンマと似た匂いを感じました。もちろん匂い止まりです。


2.インヨウとゼロの出会いの話
これまでの流れからみればけっこう唐突です。数年前の出会いのきっかけ話が後を引いて現在に降りかかってくるような展開でご興味あれば本編で。



ここからは余談です。私が中華系アニメで楽しみにしているのが比較文化の観点。本作では2.パートの悪役のおっさんに彼の国の民族性を垣間見ました。これからの方はそのへん楽しみにしてもよろしいかと思います。

■奴隷のある文化
人間について横並び意識の強い我が国と比較し、皇帝の所有物ひいては偉い人の所有物という思想が色濃い大陸。
{netabare}・ゼロを拉致る時、とっととさらえば良いのにわざわざゼロに主人は誰かを言葉に出させて主従関係を強要するというやり方。圧倒的な力を見せつけ意思を奪う手法は奴隷の使い方を心得ている民であるという事実がわかりやすく表れてます。
・収容棟/人体実験。見た目もさることながら、抵抗の意思を奪うあの手この手はそもそもそういった文化のない日本人では浮かばない発想なので、胸糞ではありますが知っといて損はないと思います。リアルの日本人も撫順あたりでやられましたからね。{/netabare}

■ひと思いに殺さない※グロ注意
切腹に介錯という作法があるのは温情の表れです。死すことで責任を全うしたこととし苦しませずに死なせてあげます。打首も同様でしょう。
彼の国では逆に、最大の屈辱を与え、苦しめて苦しめてなぶり殺しが基本。なかなか死なせてくれません。命乞いは蜜の味。さらに先ほどの所有物という概念がここに係ってくるわけですが、フェアネスがまるでないため罪人認定も為政者の気分次第。たいていの日本人は目を背けたくなることでしょう。私もそうです。
{netabare}・刀ならひと思いのところを棍棒に替えてインヨウをなぶり殺そうとした悪役のおっさん。きちんと「なぶり殺したい」と言葉にしてました。憎ければ憎いほどこういった行動パターンを取るという自然体の行為です。{/netabare}

{netabare}グロ耐性のある方でご興味あれば、“凌遅刑”という処刑方法を検索あれ!本作の悪役のおっさんの思考や行動の背景となる思想が理解できると思います。

横道に逸れますが、旧日本軍にさっきのと似たような残虐な方法で処刑されたと喧伝する博物館が大陸にも半島にもあります。伝統的にやったことのない処刑方法をどうしたら思いつくんでしょうかね?不思議です。
それと小学校図書館に置かれてる某原爆漫画もひどい。妊婦の膣に一升瓶をぶっ刺して胎児もろとも殺す日本兵みたいな描写がありますが、作者は頭に蛆が湧いてるんでしょうか。それ大陸の発想ですから。{/netabare}


作者にはまったく罪のない話ではあります。悪い奴はこういうことをやるというイメージのスケールと質が違うのです。
中華系作品を観てると、キャラの行動や言動に違和感を感じることがあるかと思います。それが単なる作り込みの甘さなのか、文化の違いなのか。
たまに顔をのぞかせる文化の違いの発露。そんな楽しみ方もあるかと思います。



視聴時期:2019年4月~6月

----
2020.01.30
《配点を修正》-0.1


2019.07.06 初稿
2019.07.27 修正
2020.01.30 配点修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

chiguhagu

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
原作組からは、かなり評判が悪いみたいですね(アニメはクソでも原作は面白いとのこと。私は未読ですが)。

中身としては、少年漫画らしい冒険モノという感じ。どうやら、「HUNTER×HUNTER」や「トリコ」を意識して作られ、公認を得ているとのことでした。「トリコ」は読んだことないので分かりませが、確かに「HUNTER×HUNTER」に似た世界観ではありましたね。

もっとも、ずっとライトにはなっていますが(色んな意味でね)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
作画のショボさもあるんだろうけど、全体としてのちぐはぐさ、安っぽさを感じた。

ひとつひとつの要素は悪くない気がする。

「突如現れた謎の新大陸」「未知の生物、未開の土地」「冒険者ではなく、冒険者を救う存在を主に据えたストーリー」

いずれも、ワクワクする要素ではあるんだけど、それらが上手くリンクしていないというか。

例えるなら、有名ブランドの洋服ばかり買ってるのに、コーディネートが下手だから、逆に超ダサくなってる人、みたいな。

分かりやすいところで、OPなんかがそうだった。

OP、とっても良い曲。元気いっぱいでワクワクして、曲単体なら、今期の中でもトップレベルに好きだった。映像もポップで華やか。

でも、、、このアニメの曲、OPか? と思ってしまう。

本作は、わりとシリアスに、格好良い路線を狙っていたように思える。EDなんかは雰囲気に合っている。このOPの曲なら、例えば同じクールでいけば、「八月のシンデレラナイン(女子野球)」や「ぼくたちは勉強ができない(ラブコメ)」に使えば、両者がもっと引き立ったと思う。OPのノリの良さが、本作のシリアスを軽薄にしている感じで、両者がガッツリ殺し合っていた。

ただ、シナリオ的や演出的にも、意味の分からないものも多かった。

例えば3話目。壷毒によって失った昔の親友を助ける話。元親友の怪物に襲われたり助けられたり。悲劇にしたいんだか感動話にしたいんだか、全くワカラン。しかも、ラストに2匹揃って手を振るとか、あのシーン、いるか? 結果、ただの喜劇になったぞ(苦笑)。

例えば4話。孤児院の為に冒険する聖女の話。え? 死んだモンスターの内臓を採って売ること、ダメなことなの? 自分の意思でついてきた仲間が力不足で死ぬこと、彼女の責任なの? 自らが血にまみれて得た金を孤児院に使うなんて、めっちゃ偉いやん。彼女こそ、助けろよ、他の誰より。仮にそれが、偽善だとしても、「やらない善より、やる偽善」と、どっかのおチビさんも言ってたぞ(笑)?

例えば8話目。モグラモンスターにリベンジかます喫茶店店主の話。1→(拘束し)縛っている縄を見せる。2→銃口を向ける。3→引き金に指をかける。4→引き金から指を外す。5→ナイフを手にとり、近づく。6→○○○。さて、6に入る展開は? と問われれば、十中八九、「ナイフでロープを切る」ですよね。殺すつもりなら、3で撃っているわけですし。答えは一択。にも関わらず、5の段階を、じっくり尺をとり、ジワジワと恐怖心をあおるように見せる、謎の演出。マジで、アニメ作るのが下手だと思いました。限られた尺なのに、無駄遣いが甚だしい。

こうなると、「群青」という仰々しいタイトルもマイナスでしかない。

当然、原作を知らない視聴者はタイトルを見て、「なんか深そうだな」と思って近づき、あらすじや設定を読み、「メイドインアビスみたいなのかな?」と思い、視聴を決める。にも関わらず、1話や2話の安い展開、作画にガッカリし、視聴を断念する、という流れが目に浮かぶ。

本作のレビュータイトルを、ローマ字で「chiguhagu」にしたのは、そんな皮肉を込めて。

一見、「なんの英単語だ?」と思うが、「なんだ、ただのチグハグかよ。格好つけんなよ」みたいに、イラッとするというか、ね。

それから、店屋のオヤジを苛めるのが不愉快だった。

全話観たのは、責任をもって☆1をつけるため。

あと、ラクターに魅力がない。

そもそも作者(原作者?)の想像力・創造力が足りないから、「有リモノ」だけになってしまう(ただ剣や手榴弾を出すだけなら、ラクターの意味が薄い)。

HUNTER×HUNTERの具現化系能力者とはレベルが違う。やはり、冨樫はスゴい。だから、働け(笑)
{/netabare}

【余談~「原作改悪」について~】
{netabare}
本作のレビュー、原作ファンの悲しみが多いですね。

私も、「封神演義」で、自分の好きな作品を滅茶苦茶に蹂躙されたので、原作ファンの悲しみは理解できますし、同情もしています。

が、本サイトはアニメの評価サイトなので、アニメ単体としてみた時に、やはり酷評レビューになってしまいます。申し訳ないです。

ただ、昔は容赦も根拠なく「多分、原作もクソ」みたいに書いてましたが、「蒼穹 封神演義」の一件以来、態度を改めましたw 読んでもいない原作には、触れないでおこうかと(原作者かアニメ制作陣の責任かは分からないけど、みたいには書きますが)。

だって、「蒼穹 封神演義」しか観てない人は、クソ原作だと思うだろうけど、実際は名作漫画だし。

原作ファンの皆さん、「クソみたいなアニメ化」には、「逆に原作が気になる」ということもあるので、前向きにいきましょう! だって、私自身、本作の「原作読んでみようかな」って気持ちになってるし(笑)

あ、「蒼穹」「群青」で、「あお」繋がりですねw)。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
少年マンガの、背伸びした感じかな。どこまで裏設定をちゃんとできてるかが、ポイントになりそうな作風。OP、結構好きなんだけど、作風に合うか?

2話目 ☆2
だったらその銃弾を、研究所の守備隊にも持たせるべきじゃない?

3話目 ☆1
なんか、よく分からんが、すげえ安い話に感じる。脚本も悪いんだろうけど、演出も良くないよな。悲劇にしたいのか、感動にしたいのか、全くワカラン。怪物、自我があるの? 最後の手を振るシーン、ギャグかと思ったわ。

4話目 ☆1
え? 死んだモンスターの内臓を採って売ること、ダメなことなの? 自分の意思でついてきた仲間が力不足で死ぬこと、彼女の責任なの? 自らが血にまみれて得た金を孤児院に使うなんて、めっちゃ偉いやん。彼女こそ、助けろよ。仮にそれが、偽善だとしても、「やらない善より、やる偽善」と、どっかのおチビさんも言ってたぞ?

5話目 ☆1
え? ギャグ路線にガチで走るの? やってること、当たり屋じゃねぇか。主人公、ただのいじめっ子に見えるけど、好感度、下げてどうする?

6話目 ☆3
密猟はダメだというスタンス。可愛がっていたペットが、血の味を覚え、魔獣に。所謂、具現化系能力者なのに、なぜ、防御力も強いんだろう? トトの殴打を、モロにくらったのに。単体なら悪い話ではないが、この話をここにもってくる、意味は?

7話目 ☆2
ふ~ん、原住民、エリン、ね。なんか、楽しげな展開? が、あっさり、終わる。

8話目 ☆2
1→縛られている縄を見せる。2→銃口を向ける。3→引き金に指をかける。4→引き金から指を外す。5→ナイフを手にとり、近づく。6→○○○。

さて、6に入る展開は? と問われれば、十中八九、「ナイフでロープを切る」ですよね。殺すつもりなら、3で撃っているわけですし。

にも関わらず、5を、じっくり尺をとり、ジワジワと見せる、謎の演出。マジで、アニメ作るのが下手だと思ったわ。

9話目 ☆1
また、いじめ回か。ギャグタッチにすれば済むわけではない。

10話目 ☆3
この話だけ観れば悪くない。ユーチューバーに対する風刺もきいてるし。ただ、4話とかの整合性考えるなら、あのユーチューバーも殺す、見殺しにするべきだよな。やはり、チグハグ。

11話目 ☆2
いまさらシリアスストーリーやられても、感。

12話目 ☆2
ラクターって、そもそも作者の想像力・創造力が足りないから、「有リモノ」だけになってしまう。HUNTER×HUNTERの具現化系能力者とはレベルが違う。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

中国のマンガ?原作だがなかなか面白かったと思います。

原作は中国のマンガ?シュウインとかインヨウとか名前も中国っぽい。
マグメルっていう怖いモンスターとか珍しい植物とか謎の多い島?があり
そのマグメルで遭難した人を助けるアングラーをやっている男性インヨウが主人公。そのインヨウの助手の女の子ゼロやたまーに出てくる依頼者の女の人や田伝おやじって道具屋のおやじなどとの交流を交えつつインヨウがマグメルでの活躍を描いたアニメなのかな。まあ毎週見てしまったくらいには楽しめた。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
フリージ(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (9)
37人が棚に入れました
近代化と都市開発が急激に進むドバイの街の片隅に暮らす、4人のおばあちゃんたち。 古くからドバイに伝わる伝統と習慣を重んじる彼女たちは、街の中で静かな生活をしようとしているが、日々その姿を変えていくドバイでは毎日新しい問題が山積み。 ウム・サイード、ウム・ハマス、ウム・サルーム、ウム・アラウィは、いつも4人で集まり、コーヒーを飲みながら、今日も彼女たちなりに知恵をしぼって目の前の問題に取り組むのであった……。

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
歎異抄をひらく(アニメ映画)

2019年5月24日
★★★★☆ 4.0 (5)
33人が棚に入れました
鎌倉時代、1200年代前半。貧しい農家に生まれながらも賢く利発な平次郎は、ある日、親鸞聖人と出会い、多くを学び成長していく。
やがて京に戻った親鸞聖人を追って故郷を離れた平次郎は、「唯円」という名を授かり、仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。そんな中、かつての友人が苦境に立たされていると知った唯円は、なにもできない自分への無力感にとらわれ苦悩する。なぜ、善人よりも悪人が救われるのか? 人は、なぜ生きるのか? 
「すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない」という親鸞聖人の言葉の真意が、解き明かされていく――。

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

救って下さると言った人、いつ、どこで南無阿弥陀仏に合ったのだろうか?

 知ったので、何となく見てきたです。見に来た人達は、アニメファンというより、高齢者目立ちの仏教徒もしくは、悟り?を目的だったのだろうかです。

 時代設定は、鎌倉時代ということです。お坊さんの思い出話だったです。
 貧しい農家の子供が、助けてくれた坊さんを通して、尊敬できる坊さんに出会うです。
 友達達と教えをこう内に、はまっていったです。そのお坊さんが、京に引っ越すことになり、後を追って弟子入りし、法名をもらうことにです。

 人は皆、悪人で煩悩の塊である。南無阿弥陀仏は、全ての悪人を救ってくださる???、疑う心を捨てなさい、信じない人こそ真っ先に救わなければならない‼だとか、いろいろ教え??というのでしょうか?語りを見たです。深い悟りあるようです。

 悪事をした人、落ちぶれた人が、お坊さんから語られたとき、改心?反省?したようだったです。

 主人公のゆいねんが、現在にいたっても教えを大切にしているということを、地味に見せたです。う〜〜………んです。
 幸せの形それぞれかなぁ?です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
ジモトがジャパン(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (6)
32人が棚に入れました
故郷山形から単身大都会東京へとやってきた安孫子時生の前に転校早々現れたのは、"都道府拳マスター"を自称する謎の同級生・日ノ本ジャパン。今、日本を席巻するご当地ギャグの幕が上がる!!

声優・キャラクター
高山みなみ

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
ヤリチン☆ビッチ部(OVA)

2019年4月17日
★★★★☆ 3.5 (5)
31人が棚に入れました
山奥の全寮制男子校で繰り広げられる恋と性春!1ヵ月以内に男とセ☆クスできなかったら☆姦決定!?東京から山奥の全寮制男子校「私立モリモーリ学園」に転入した1年生の遠野。気さくに声を掛けてくれたサッカー部の矢口が唯一の友人となるが、球技が苦手なために一番ラクそうな写真部に入る。だがそこは写真部とは名ばかり、キャラの濃い先輩たちがひしめく通称「ヤリチンビッチ部」だった!!動揺する遠野とは対照的に同時入部した加島はまったく動じず、どさくさにまぎれて遠野に告白までしてくる。遠野自身は矢口のことを可愛く思っているのだが、その矢口は加島と一緒にいると顔を赤くしたりしてなにやらワケあり。性に奔放な先輩たちに翻弄される、新入部員・遠野と加島の不器用でピュアな青春ラブストーリー!

声優・キャラクター
小林裕介、濱野大輝、村瀬歩、熊谷健太郎、佐藤拓也、小野友樹、代永翼、山中真尋、中澤まさとも

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
うちのメイドがウザすぎる! Vol.4 新作OVA「うちのメイドはやっぱりもうホントウザいんだなあ……」(OVA)

2019年4月24日
★★★★☆ 3.8 (9)
29人が棚に入れました
“噂の最新温泉テーマパークにやってきたミーシャたち。ミーシャはみどりにチケットを貰い、わしわしとゆいを誘ったのでした。そこへ当然のようにつばめが現れて…。
また、ある日ドジなメイドが登場するアニメを見ていたミーシャは「メイドって誰でもできそう」と呟きます。それを聞いたつばめと口論になり、ミーシャはうっかり「メイドになる!」と宣言してしまい…。”

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
爆丸バトルプラネット(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (7)
27人が棚に入れました
俺の名前はダン・クーソー。友達のウィントンやリア、そして犬のライトニングと一緒に「オーサム・ワン」という、イカした映像を撮ってネットにUPするクールなチームを組んでいるんだ!そんな俺たちが、12年前に世界中を驚かせた「グレート・コリジョン」という事件が起きた場所へ行き、その謎を解いて映像に残そうとしていたら、光とともに現れた不思議な生き物に出会ったんだ!!その不思議な生き物の名は「ドラゴ」!ドラゴは竜の姿をし、普段は小さな球の形をしているんだけど巨大になったり、凄まじい威力の必殺技を出したりする。ドラゴが言うには、自分たちのような生き物のことを「爆丸」って言うんだって!さらに不思議なことに、俺たちがドラゴたちと出会った同じ時、同じ瞬間に、世界中でもさまざまな種類の爆丸が見つかったんだ!こうして世界中が爆丸ブームで盛り上がるんだけど、爆丸が持つ不思議な力に目を付けた悪い奴らが現れたりして、トラブルや事件もたくさん起きてしまう。でも俺たち、オーサム・ワンとドラゴがいれば大丈夫!! 楽しんでいこうぜ!!

声優・キャラクター
高橋李依、福島潤、赤﨑千夏、内山夕実、金田アキ、武内駿輔、堀江瞬、名塚佳織、市川蒼、神原大地、梶川翔平
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最初から最後まで楽しめました

2019年4月~2020年3月放送のTVアニメ。全50話+特別編(EX)2話。
その他、配信でコント系ショートアニメが全50話。

私はこれまでのアニメシリーズは未視聴です。
YOUTUBEの公式配信で視聴しました。


【あらすじ】
12年前、ロス・ヴォルモスという街に「グレートコリジョン」と呼ばれる大きな事件が起こった。それは世界中を驚かせたが、被害も極小で原因不明のままだった。
ちょうどグレート・コリジョンが起きた日に生まれた12歳の少年ダン・クーソーは、友達のウィントン、リア、犬のライトニングと共に「オーサム・ワン」という動画配信チームを作っており、グレートコリジョンの謎を調べようとする。
その時再びグレートコリジョンが起こり、世界中の子ども達の元に爆丸が現れた。
オーサム・ワンは姿を現した爆丸をパートナーに、グレートコリジョンを巡る事件に巻き込まれていく。



作画(3DCG含め)・演出・ストーリー・キャラクターなど、どれも長期展開する子ども向けホビーアニメとしては安定して高クオリティを維持し続けていました。デザインや背景もわかりやすく良く出来ており、非常に見やすい作品です。
子ども向けらしい明るく楽しいOPは見飽きませんでしたし、ノスタルジックで優しいEDは物語の進行に合わせて度々アニメーションが変更され、とても楽しく見られました。
人間も爆丸も沢山登場しますが、個性豊かでどのキャラクターも印象に残りました。爆丸はたくさん登場するのですが、どうしてもメイン玩具に出番が偏ってしまいその点は勿体なかったかな。

【良かった点】
{netabare}
最初にキャラクターデザインを見た時、それだけでキャラクターの性格や立ち位置が読み取れて好印象でした。色んな人種のキャラがいるのも好みです。ウィントンとリアのデザインが特に好き。ライトニングも可愛かった!


物語も良かったです。子ども向けなので難しい伏線は無いけど、布石の打ち方がしっかりしていて後半に綺麗に収束していきます。
まず第1話の導入がすごく効果的。15分で1話構成なのにメインキャラとライバル、置かれている状況を上手く紹介しています。その上で30分を1話として見てもしっかり起承転結がある。本筋も濃く連続性が高いのに15分1エピソードの大変さを全く感じさせませんでした。
ラストの展開も全ての設定や展開ときちんと噛み合っていて、子ども達と爆丸の絆が世界の希望であることに説得力がありました。


爆丸とパートナーになれるのが子どもだけというのが大好きです。納得できる理由付けもあり、子どもが危機に立ち向かう状況を自然に作っています。
そういえば、デバイスを使っているマグナスは13歳以上?ニリアスとのやり取りも見たかったけど会話しないのが勿体なさ過ぎる…。あえてパートナーらしい演出(会話も動きも)をしなかったのだとしたら、マグナスが自分自身の力で強くなっていく物語にしたかったのかも。

デバイス無しでは爆丸バトルが出来ない大人ブローラーの中で、マサトとサーペンテーゼの関係が描かれたのが好印象でした。シュンとマサトの微妙でぎこちない兄弟感も好き。EDで幼いシュンと手を繋いで傘を差してる男の子が誰だか長いこと解らなかったんだけど、マサト兄さんだったんだね…。2期でも登場するようなのでとても楽しみです。

この作品、子どもだけじゃなくて大人もとても良かったです。子どもキャラのために最大限尺を使っていながら大人キャラの内面も描けているのは、子どもと大人をきちんと絡めて物語を展開できているということ。
ベントンがチコに乗っ取られたことをフィオナに伝えた時、何故かと問われたダンは「仲が悪くても姉弟だから言っておいた方が良いと思った」と答えました。これは厳格な父親との関係に悩むシュンをそばで見守り続けたことも影響している気がしています。ダンは周りが考えているよりずっと大人だよね。
{/netabare}


【勿体ないと感じた点】
{netabare} マグナスとニリアスにはマイナス状況からの脱却という展開が用意され、とてもよく出来ていました。ただ欲を言うと最後に一回大きな活躍が欲しかったです。本筋の展開が濃くて尺が無く仕方ないとも思うので、2期で何か活躍があると良いですね。

リオットは良くも悪くも上手く立ち回ったというか(苦笑)…リアのお父さんの映像データを意図的に壊していながら何の反省もしていませんし、リアに対するフォローも足りなくて、「憎めないキャラ」とは感じられなかったのがかなり残念でした。これについては2期でもフォローされないだろうなあ…だってスタッフがそれで良いと思っているということだから。

尺の問題でメイン玩具の爆丸に登場が偏ってしまったのも勿体なかったと思います。魅力的な爆丸が多かったので猶更そう感じるのかも。ショートアニメがあるのがありがたいですね。{/netabare}


色んな要素が上手く噛み合っていて、とても良い子ども向けアニメでした。
2期も楽しみです。(2020.04.05)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

8話までは飛ばしていいかも

10話までの感想{netabare}
初代のバトルブローラーズは途中まで観てました、なんか球状の爆丸が“牙”のスピリットシャードみたいで。
が、それ以降は全然で、続編あるのは知ってたけど世間でそんなに人気だとも聞かずアニメ作られ続けてるのを不思議だなぁと思ってたら、海外で人気なんだそうな。
はははセガってよくそうなるよね…って思ったら今作提供にセガ居ねぇ!(初代は提供にセガが居ました)
一応セガのサイトでも紹介してるので製作委員会には入ってるのかな?未確認。

ということで今作はかなり海外を意識した作りになってます。
舞台が日本じゃないしヒロインが白人じゃないぞ?しかも主要メンバーの中に黒人も居るぞ??
えーっと…ポリ、ポリ…ポリデント。
まぁ押し付けがましくなけりゃそれで良い。

で肝心の内容の方だけど、前のシリーズとは繋がり無いみたい、それは助かる。
1話で作画(CG含め)凄い頑張ってて「出来良いじゃん」と思ったら2話以降でそれはバンクでした。
あるあるwwwってかこれに引っかかったのは久し振りだ。
まずはチュートリアル的にこの世界のルール──爆丸の性質や世間からの捉われ方等──の紹介をするのだけど…おおう、チュートリアルというよりそれより前の道徳やマナーについて紹介。
無闇に扱って公園を破壊しちゃって「ちゃんと周りに迷惑かからないようにしよう」と反省するとか、金銭で取引するのはダメとかそんなの、へぇそこから説明するのか。
そんなのをやりつつ「なにやら悪い連中が暗躍してるっぽい」を匂わせたり「そいつらが世間に迷惑かける・主人公チームのオーサムワンにちょっかいかける」って描写を挟む感じ。
この「なにやら暗躍してるっぽい」ってのが後ろで繋がってるのか幾つもの勢力があるのかは現状分からないのが興味を引かせるポイントか。
但しその内容が…いくらABパート分かれてて一週2話構成だとしてもネタ被りが多いのはどうなんだろう?
遠隔で爆丸を操縦・暴走させて大人からの心象を悪くするとか、変装してオーサムワンへ潜入を試みるとか、9話までに何度もやってる。
遠隔操作の装置が今後の肝になるのなら良いけど…変装潜入ネタも10話で終了かな?
一方でオーサムワンを監視してるヤツがちょっかいの一環として4話で街に気象衛星を落下させようとしたのには笑った。
それって物語のクライマックスに使えそうなネタじゃーん?
あれかな、先の展開では現実世界が舞台ではなく爆丸世界へ旅立つとか、そんなのになるのかな。

それはそうと、スポンサーがタカラトミーなせいもあるのかも知れないけど、どうしても“ゾイドワイルド”と比較して見てしまう。
ハイドロスは青いライガーに見えて仕方ないし、三つ子の相棒はスコーピアだし…。
10話で登場した病弱なマグナスの妹とか、咳込むシーンで「ケホ・ケホ・ケ・ホ↓・ホ↑」とラップ調じゃなかったことに違和感を覚えてしまったり(ゾイドワイルド、見よう)。
こんな似ちゃってて玩具展開どうなってるんだ?と調べたら、ああ、爆丸の方はあくまで球状にトランスフォームできることをウリとしたオモチャ展開なのね。
って、あれ?
確かに初代は作中「戦闘モードでない小さくなってる最中」は球体に変化できる造形でウロついてたけど、今作は戦闘モードをそのまま縮小した見た目…。
あんまり球体縛りデザインの爆丸は画面に出ないような…いいのかこれ?{/netabare}

21話までの感想{netabare}
13.5話が番外編、人間が登場しない爆丸のみによるミニコント集で、これはとても面白かった。
トランスフォーマーでもこんなの無かったっけ?
一方で本編は…なんか「あっれー?」って展開が続いて困惑。
ツッコミどころが多すぎ、ってかこれ海外シェアのほうがメインっぽいので話作りに海外の人も関わってるのかな?
そこら辺全然知らないのだけど、日本向けのキッズアニメとなんか調子が違う。

まず↑で書いた様にオーサムワンに敵対…単純に敵対ってだけでもないのだけど、少なくとも好意的に思ってない連中が沢山居て、しかもそいつらが別々の勢力。
軍(トリップ)、企業アーニマス(フィオナ)とそのエージェント(マグナス、ストラタ、リオット、エーイ、クリン、おかっぱメガネ女)基本それぞれ別行動、企業ダスクインダストリー(ベントン)、シュンの親父の企業の連中等々…。
オーサムワンへ悪意を持って接触してきて、それを撃退する形で成長を描くこと自体は王道で間違ってはいないのだけど、いかんせん敵対勢力が多すぎて声かけてくる連中がどいつもこいつも悪モノ状態。
爆丸使いでオーサムワンに友好的なのはサソリ使いの三つ子だけじゃね?
「沢山ある勢力の繋がりや対立を今後明かしていくのかな?」と思ってたけど、なんかそっちよりも各勢力の紹介だけで手一杯で、これだったら「悪者」は一本化の方が良かったような?
他にも「爆丸ってなんぞ?チコってなんぞ?メイズってなんぞ?」って謎に迫る話もあるんだし。

次に、敵対して来たヤツの「撃退」が中途半端。
なんか爆丸の戦闘終わったらそれでお終い、爆丸に命令してた人間が目の前に居るのに、捕まえられるのに。
「あれ?制裁は?」「とっ捕まえて締め上げて吐かせないの?」みたいな疑問がどうしても…。
17話Aのストラタや19話Aのリオットなんてホントひどいことしてて、なのにバトル終わったら無罪放免らしい(そのシーンすら見せない)、「もう二度とこんなバカなことはしません」と誓約するまで拷問かけりゃいいのに…と思ってしまう。
ポケモンで言えばロケット団が「ヤな感じ~」と言って空の彼方へ飛んでくのもどうかと思うけど(実際それでキテルグマで変化入れてきたじゃん?)、そうやって「取り逃した」体を取り繕うだけまだマシだったんだなぁと痛感。
デュラン(自称天才子役)に対しても「ベントンのことを聞いてもはぐらかされそう」って…いやいや、相手大人じゃなくて同じ子供なんだから手出しできないってことはないだろー。
20話でやっとこさトリップが行き過ぎた行為を咎められて軍に捕まったけど、オーサムワンを恨みまくりでそのうち復讐に来そう。
というか軍は人間を自在に操れる装置を開発してて、もうトリップがどうこう抜きで大スキャンダルだと思うのだが…。

次に、新たな爆丸をちょいちょい仲間にして増やして行ってるハズなのだけど、仲間にする回以降活躍することが無い。
出てもすぐにやられる。
フェイドニンジャの忍者らしい戦いやカブーのトリッキーな戦法とか期待したんだけどなぁ。
ポケモンで言えばモクローやニャヒートも持ってるハズなのにピカチュウでしか戦おうとしない状態、もし参戦させても3秒でノックダウン。
けどこれはあんま文句言うのも悪いのかな?
玩具を売り出すために追加しただけで、アニメでは扱い切れず持て余してる感じ。


と、ここまでが20話までに感じた印象で、21話感想。
久し振りにマグナスが出て…ん?アーニマス裏切ったんだと思ってたら相変わらずエージェントやってるっぽい。
元々バクローズ(?)自体が統率とれてなくて、それぞれ別の事情でフィオナに従ってると思ったら普通に手を組んでる?さすがに一本化したのかな。
そして一団の中に普通にリオットが居るんだが…マジで19話の「その後」お咎めナシで開放されたのか。
Bパートは一旦途絶えたと思ったウルトラホールを再発見って展開かな、またメイズへ行くんかのう。
ってか「覚えてろー」と撃退したところでライトニングに秘密がバレたことは知られてるので、そのままにしてたら狙われるだろうに…やっぱここら辺なんか変なんだよなぁ。{/netabare}

22話感想{netabare}
なるほど、前回「描写がなんかヘン」と書いたけど、その理由が具体的に見えて来た気分。
毎回爆丸バトルするのは作品コンセプト上当たり前なんだけど、「それは目的じゃなくて手段でしかないのに途中で扱いがアベコベになって、バトル勝利で目的達成したような終わらせ方」が多いんだ。
かくいう22話。
オーサムワンがコアセル発掘ポイントへ向かおうとしたら爆ローズが立ちはだかって爆丸バトル、と。
目的はあくまで「コアセルのある所へ向かう」だったのに、バトル勝利したら「めでたしめでたし」ってノリで22話終了。
爆ローズ(人間)が立ちはだかってるのは相変わらずのハズで、「じゃあオレ達コアセルのところへ行くからどいてくれ」ってシーンが一瞬でもあれば良いのに、それが無い。
見てて「え、そこで終わっちゃうの?」って切り方でギョっとする。
ま、まぁ次回「じゃあどいてくれ」ってところでアーニマスが現れてスカウトって展開になるのかも知れないけどね。

ところで次回予告、フェイドニンジャキター!
いやほらさ、ゾイドワイルドも新作決定したことだし、シュンはほにゃららライガーに見えちゃうハイドロスよりもフェイドニンジャをメイン爆丸にした方が良いと思うんだ。
ここら辺は玩具スポンサーの意向でどうにもならんのかな?{/netabare}

23話感想{netabare}
前回からの繋がりおかしいだろーw
結局前回はコアセルの近くへ寄ってドラゴが進化できて「良かった良かった」で、それ以上コアセルをどうこうしようって気持ちはこれっぽっちも無かったらしい。
どういうこっちゃねん。
そして、これはもうこの作品のカラーってことなんだろうか、まーた自作自演。
いっつもだな。
軍を追われたトリップを雇ってコアセル襲わせて、オーサムワンにワザと撃退させてそのままアーニマスに引き込むフィオナ。
やってることはベントンの気象衛星落としと一緒で「姉弟だなぁ」と言わせたかったのかな?
またはベントンとフィオナどっちが信用できるかな?と視聴者に謎を投げかけてるのかも知れないが、どっちも信用できない、っつか誰も信用できないw
こうなると爆ローズを解雇したのもウソな気が…マグナスは妹どうするんだよって問題があるし。
ってか爆ローズの自作自演は暴かないんかい!まだ先?
むしろここで実はストラタが良いヤツだったりして。
色々嗅ぎ回ってて一番事情知ってそうなんだよなぁ。

爆丸バトルについては前回期待した通り「二軍キャラ大暴れ」って感じで非常に良かった。
なんであそこで二軍ばかり呼び出したんだ、そりゃ撮影監督もツッコむわw
止めに入ったトリップも正体隠してるせいでパンドクスを呼べなくて可愛そうw(ひょっとしたら軍に没収されてる?)
だけど…カブーはどうした?
それこそアーニマス潜入調査にうってつけだと思うのだが。
もしかして既に放ってるってことはない?ないかなぁ~?{/netabare}

24話感想{netabare}
爆コアはあくまで地表に貼り付いてるもので、空中戦になると制限がかかるというのは良い表現だと思う。
一方でダスク→アーニマスと来て、今度は風見グループが明確に敵対しに来て、ああもう本当に大人は敵しか居ないのかw
アーニマスは爆ローズの自演により市の協力を得て調査してるハズで、マサトの行為は普通に指名手配レベルだと思うが…。
マサトとフィオナが裏でツルんでるってことはさすがに無いだろう、多分。
ってか爆ローズどこ行ったんだ!
コアセルに居たのはひょっとしてチコってヤツか?
ダンが黒い霧を初めて見たと言ってて「それは爆ゾンで見たんじゃないの?」と思ったが、あれはメイズ内での話で、現実であんなのを見たのは初めてってことでいいのかな?
トリップはやっぱりパンドクスを呼べないっぽい、代わりに呼んだのが…クロプト?あらカッコいい、この回初登場?前から出てた??

ところで“ゾイドワイルドゼロ”のCMがEDの前に挟まれてたのでそのままEDを凝視してたら(普段はさすがに注意して見てない)絵コンテに辻初樹の名が。
“ヘポイ”と“あげだま”のキャラデザの人ね、その直後に“姫リボ”や“チャチャ”で監督やっててビックリした人。
ええ、爆丸やってたんだ!
“千銃士”でも絵コンテやってて驚いたんだけど…あそっか、トムス繋がり?
そんなことがあったので今までチェックしてなかったスタッフをちょいと調べてみた。
監督はCG畑の人っぽい、ナルホドナルホド。
キャラデザはモンストアニメの人…って、あれ?大貫健一(マリーベルやゴールデンカムイの人)じゃなかったっけ?と思ったら15話から代わってたらしい。
見てたのに全然気付かなかったあああ!
15話っつーとドゥーム戦以降くらいのタイミングか?
それよりなによりチーフライターの方…犬飼和彦って方、ヴァンガードに係わってたらしいのだけど、それ以前…“牙”のライターだったんじゃないかwww
↑でも書いたけど初代爆丸より前に爆丸っぽいギミックをやってた作品ね。
変な所で共通点見つけてビックリ、まさかそれ繋がりで仕事誘われたとか、そんなこと…あるのかな?
じゃあもう牙レベルのドス黒い作品(神志那と井上のせい)にしちゃっても良いんじゃね?と思わなくもないが、無理ッスか?
オーサムワンに声かけて来る連中が悪人しか居ないのはその流れ?それにしちゃあヌルいんだよねー。
爆丸の操作が利かなくなってエクスマキーナ(初代)クラスの大惨事起こして欲しいなぁ(チラッ
選ばれし者以外がコアセルに触れたら気が狂って死ぬとかやって欲しいなぁ(チラッチラッ
ダンの母親が性に溺れて息子を毒殺しに来て欲しいなぁ(チラッチラッチラッ{/netabare}

26.5話までの感想{netabare}
25・26話、一軍が洗脳(またか)されて、夢の一軍vs二軍以下が繰り広げられるか?と思ったら結構呆気なく終了。
実際のところ大量の爆丸同士のバトルって予算的に難しいのかな?
コアセルから回収したっぽい特別な爆丸はチコじゃなくてアポリオン、5対1で押されてこれも呆気無かった。
それにしても洗脳やら暴走やらで操縦を支配されるネタが多い、特に25話はNTR感バリバリw一部の人は性的興奮を覚えたんじゃなかろうか。
また、助っ人に現れたのはベントン、爆ローズじゃないのか。
あっれーマグナスの妹どーなってんの?アーニマスの施設に居るんじゃないのか。
とりあえずコアセル開放で世界に眠ってる他のコアセルの位置が分かったらしい、今後はそれを探して世界を回るって展開になるのかな?

でもって本編以上に楽しみにしてた26.5話。
以前やった特別編が凄く面白くて今回の特別編も期待したのだけど…期待しすぎたかな?
最初の競技ネタ2本はイマイチ。
やっぱとっておきのネタってのはそう幾つもあるものじゃないかー、と思ってたら…なんかトンでもないの来たあああ!
なに?なに?アルティマドラゴンってなに?マキシマス?なにそれっ!?
えーっと…この回から初めて見た方を想定して説明すると、今回特別編で、あたかも本編がこれまでの間に「すごい進化をしてアルティマ形態やマキシマス形態にチェンジする」って話があって、今回はその総集編として紹介した…みたいな体になってるけど、

本編でそんな進化はしてません、そんな話やってません、初耳です

なんか本編を10週くらい見逃してるノリ…ああこの感覚カブトボーグだw
“デジモン”で例えるとそれまでせいぜい成長期・成熟期で戦ってたのに、総集編で前フリも無く完全体・究極体が飛び出てきた感じ。
もし今後登場予定のものを先出ししたなら作中自らツッコンでた通りトンでもないネタバレだし、そうでない一発ネタだとしたら…CG班メッチャ頑張りすぎw
しかもニリアスもアルテマ形態になって…えっ、二匹に分かれるの!?
なんじゃこりゃああと驚愕しっ放しでした。
凄いのやるなぁ、やっぱ爆丸見てて良かったわー、と思ってたら番組の最後にプレゼントコーナーがあって謎が解けました。

元々爆丸シリーズは海外ウケの方がメインで、玩具も国内では販売されてないものがあるらしい。
特にリアル等身というか、まん丸になることを前提としてない大型のキットが海外でのみ出てたのはたまたま写真を見て知ってました。
ドラゴノイドマキシマスってそれだ!
調べたら遂に日本でも発売されることになったみたい、全然気付かなかったー。
でもってアルティマの方はそのキットでハンブラビの脱出ポッドみたいな扱いのヤツ(本体?)のことらしい、更に調べると海外ではタイタンドラゴノイドって名称だった模様、なにかあって名前変えたっぽい。
因みにキットのお値段はゾイドワイルドの高いヤツと同等、つ、強気だ…。
ははーん、玩具展開が先にあってそっちの方からネタを仕入れたってことで良いのかな?
とはいえこんなネタみたいにしちゃって、本編で登場させる予定はどうなんだ?CG頑張ってたからそのうち出そうな気はするんだが…。

以下妄想。
ひょっとしたら、マキシマスはアニメではずっと後半に出す予定で話組んでたのだけど、玩具部門が日本販売を前倒ししちゃってそれに合わせて急遽放送に登場させた、って可能性は…あるかな?
ありそうじゃない?
ただ気になるのはニリアスもアルティマモードになって、しかも二体に分離して…こっちのキットが海外で出てるかどうかは知らない。
もし初出はアニメたとするなら、ある意味アレンジだけで済むドラゴノイドよりも手間がかかってるので「テキトーなお遊び」とは考えにくいような…?
それと上でハンブラビを例に挙げたけど、更に玩具情報見てみたらマキシマスはガイバーのギガンティックに近い存在なのかも?と思ったり。
アルティマはギガンティック装甲を装着する時のモードとして同時登場はありえるかも。
そう考えるとニリアスとでマキシマスの指揮権を取り合う展開とか…あったりして?
この作品の傾向として「操縦を奪われる」はお約束みたいなところがあるし…。{/netabare}

27話感想{netabare}
海外こええええ。
コアセルの反応を追って南の島へ。
そこには人をさらって鉱石採掘を強制労働をさせてたならず者集団が…って展開。
えええ、そういう世界なん?
これが異世界や現実の地球とはちょっと違った世界設定だったら問題無いのだけど、爆丸でやられるとなんか違和感。
ってか結局ベントンの下に付くのね。

一方新規爆丸にはカメ型が登場、あー遂に出しちゃったか。
爆丸の玩具展開はまん丸の球状に変形できるのをウリにしてるのでカメ型は非常に向いてる…とは思うのだけど、逆に向きすぎてて手抜き感すら覚える。
ということで今まで敢えて避けてたのかなー?と思ってたら、なんだ普通に出るのかwしかも地味にカッコいい。
じゃあダンゴ虫やアルマジロ型が出るのも時間の問題か?{/netabare}

29話までの感想{netabare}
まだ2回しかやってないけど1クールごとに挟まれるスペシャル回が飛び抜けて面白いものの、本編は平均かそれよりちょっと下って感じで…ところが28・29話が…あれ、面白い!?
27話に引き続きコアセル探して海外巡り、そしてとある王国へやってきてそこでひと騒動って話なんだけど…特定の何処ってことではい架空の国が舞台だとスタッフも書きやすかったりするのだろうか?
なにより、そこはかと漂う浦沢義雄臭。
衛兵から追われる身になって変装して折角人ごみに紛れられたのに、わざわざ修理屋やヒゲ剃り屋を演じて目立つようなことをし始めたりするのはとても浦沢っぽい。
ってことで「まさか?」と思ってスタッフ(脚本)見てみたら違ってて、だけど伊藤睦美って…調べてみたら東映所属でHCプリキュアやったり4回ほどゆるキャンの脚本もやってた人らしい。
爆丸で言えば、↑の「24話感想」で触れた犬飼はメインライターで、ストーリー全編に関わる重要な回はその人が脚本やってるんだけど、それ以外の回では伊藤睦美や他の方が参加してて(これは普通)。
で、どうやらメイズ回は伊藤がメインだったっぽい?
そう言われれば確かにそれっぽくて、いっそメイズ界を舞台の中心にした方のが面白いんじゃないかとは思ってたり。
スケヒロのデジフロは行きすぎだけど、デジアド辺りのデジタルワールドくらいの扱いが良いんじゃないかなー、と(通じるのか?)。

それはそうとブラッケン帝所持のゼンタウラー、盾と剣持ちしかも属性は光で、ケンタウロス型ではあるもののアポリオンを彷彿とさせる、アポリオンは槍だけど。
え、どうなんだ、アポリオンは作中では簡単に敗れたけど(なんせハイパー5対1だったからね)一応ボス格だと思ってるんだけど、ゼンタウラーも同格?
いわゆるアポリオンとヒドラノイド(ベントン所有)はコアセル直産の特別な爆丸だと自分は睨んでて、ゼンタウラーはコアセル産だったのかどうかがよく分からない。
でもって次回マグナス登場、何話振りだ?{/netabare}

32話までの感想{netabare}
30話、オーサムワンのコアセル動画でピンと来たマグナスがダスクインダストリーを襲ってユカタン半島のコアセルの位置情報を盗み、後で出し抜くつもりでアーニマスのデバイスでメイズへのゲートを開きオーサムワンと共に進入するも、黄金の爆丸に阻止され、マグナスはコアセルの力を独り占めすることを・オーサムワンはコネクター設置のミッションを失敗に終わる。
見てない人へ内容説明するのを想定して書いてみたけど、やっぱりこれだけじゃ意味分からない気がするw
結局のところマグナスは職を失い、食い扶持&妹の医療費のために力を欲して暴走してるだけってことでいいのかな?
それよりやっぱりベントンがな~んか企んでるみたいでねぇ…研究所が襲われて取り逃がしたのはワザとなんじゃ?と思ったり。

そして31・32話はシュウの親父の企業が囲ってる日本のコアセルをどうこうする話。
爆コアがうまく発動しないのは場所がメガフロートで大地と繋がってないから?と思ったが、単にコアセルのエネルギーを吸い出すためのエクストラクターが不完全だったせいらしい。
メイズと繋げてどうこうって話なんだけど、アーニマスとダスクとカザミ(あと軍)とではそれぞれ研究の進行度合いが違うって設定が考えてあるのかな?
そんなところ拘ってもついていける視聴者そう居ないと思うぞw
しかも31話はラントニングが潜入の大働きをして…おおう、それって「いつかカブーがやるんだろうなぁ」と予想してたのだけど外れちゃった。
でもって32話では暴走したエクストラクターのエネルギーを吸い取るために2軍以下の爆丸含め全員登場したんだけど…カブーでかいじゃないか!
「暴走したのを食い止める」の展開は非常に“牙”のエクスマキナっぽかった、さすがにこっちでは死者出なかったけど。
というか爆丸はエネルギーを過剰摂取すると巨大化するっぽい。
おっ、これは…!?
特別編2で登場したアルティマとマキシマスのモードは本編で登場することはあるのか?ってのが密かな楽しみになってるのだけど、これはその布石…かも?
32話はマグナス登場させる意味が無いくらいザコい扱いだったのだけど、ニリアスもアルティマモードがあるみたいなので布石であるなら強引に登場させた理由も納得。
どうなんだろうなぁ?

そして最後はシュウが親父と和解してエクストラクターの動力部で見つかったコアセルの結晶を材料としたモバイルゲートなるものをゲット。
それを使うとどこからでもメイズに入れるそうで…マグナスがアーニマスからガメたデバイスのアドバンテージが消えたw
これでカザミの技術開発がアーニマスと並んだ?一方ダスクは大きく後退した予感。
ところで…日本のコアセルはコネクター設置できたのかい?「えっそれで解決したことになるの?」ってのが多いのはいつものことながら気になるわー。

そしてなにより次回予告、ベントンなにやってんだww
久々にリオットとトリップが出るっぽいが、それ以上にナレで「チコ」と言ってて「ああやっとかー!」って感じ…チコ覚えてる人ってどれだけ居るんだ?
自分もここでまめに感想書いてなかったらすっかり忘れてたと思うぞ。
この作品キッズ向けにしては妙~に長い伏線張るんだよね、覚えるの結構大変。{/netabare}

33話感想{netabare}
早速前回手に入れたモバイルゲートを使ってコアセルを開放してくところからスタートの33話。
これでコアセル巡って世界各地を飛び回るパートは終わっちゃったのかな?結構短かった。
ユカタンのコアセルで立ちはだかったゴールド爆丸の名前は何故かピラビオンと判明、結構強引w
オーサムワンに負けーのピラビオンに邪魔されーの暴走エクストラクターから逃げーのですっかり落ちぶれてたマグナスは、チコに襲われたコアセルが救助信号?的なものを発したところに出くわして再帰を図る。
いやお前妹の面倒はどうした、マグナス本人が食ってくだけで精一杯みたいな描写されてた気が…。
でもってトリップはリオットに雇われてた模様、使用爆丸はクロプトで、パンドクスはやっぱり軍を追い出された時に没収されたっぽい?
その一方で爆丸洗脳機械は持ち出してて…オイそれ軍からガメてきたろw
使おうとしたところでマグナス乱入で引っ込めた形で、これは伏線なんじゃないかな?この回の脚本はチーフライターの犬飼だし。

それにしてもトリップは軍を解雇されただけで済んでるしリオットは無罪放免以前に捕まりもしてない、明らかな犯罪をしてるのに。
それでいてフィオナは全然登場しなくて大人しいのは投獄中だから?と思うとなんか不公平というかこの世界の司法がよく分からなくなる、ブラキスタンじゃないじゃん?
対立してたとはいえ弟のベントンも気にかけてない…どころかコアセル開放で喜んでるし。
あとチコへの認識、視聴者側(私)の視点では退けはしたけど倒してない扱いだったのだけど、オーサムワンは倒したと思ってたみたい。
うーん、スタッフと認識がズレてる部分があるみたいなので矯正が必要かも?
あ、シュンがベントンを訝しがる描写はあってそこは間違ってないっぽい、まぁヒドラノイドがまだ出てないからねー。{/netabare}

35話までの感想{netabare}
34話、遊園地に現れたメイズへのゲートの先にあるコアセルにはピラビオンとはまた別のサイ型ゴールド爆丸が守護してて、ソイツが爆ゾン的な状態になっててストラタを追い返し、次に訪れたオーサムワンも追い返す。
35話、爆ローズレスワンはライトニングをさらってコアセルまでの道案内をさせる。
サイ型ゴールド爆丸はタリノって名前で、以前チコが襲ってきた時に退けはしたけどVウイルスを振りまかれて色々とおかしくなってたらしい(またかw)。
と、そんな会話をオーサムワンとでしてるのを遠目で見て会話の内容を理解してないマグナスが、今度こそ出し抜してやろうとVウイルスに汚染されてるコアセルに接触してしまう──で次回へ続く。

ライトニングをさらう際の骨型ラジコンや、それを置いてきてまんまと証拠を残してしまう辺り、これが深夜アニメだったら「んなことあるかい!」とツッコむところだけど朝夕アニメだとアハハと笑って見られるのだから不思議。
34話のストラタのデバイスの拡張機能も、ブラキスタンで修理屋に扮したウィントンが無線機に施したのといい勝負、なんでこういうところの小ネタは凝るんだwwしりとり機能付けようぜ。
特別編で思ったけど、このスタッフはギャグ作った方が向いてるんじゃなかろうか?
それと、なにか制限があるでもなく最初に二軍爆丸を出すと「あ、今回コイツらやられる役だ」と丸分かりなのはどうなんだろう?これもギャグの一環だと思って見てるけど。

そしてなにより次回予告、ニリアスにアルティマモードくるーーー!!!
おお、やっぱちゃんと本編で出るのねw{/netabare}

37話までの感想{netabare}
36話Aパート、アルティマニリアスキター!
ちゃんと2体に分離してデザインも26.5話のものっぽい。
マグナスはタリノやダン達を撃退し地上へ出てしまう…でAパート終了。
Bパート、マグナスの行方を追って妹の元へ。
この後妹の説得でマグナスが正気に戻る展開か?と思ったら全然関係なかったwこれは普通にお約束外しを狙ったのかもしれない。
でもってマグナスはアーニマス所在のコアセルのところへ出現。
フィオナは投獄中ではなかったみたい。
とはいえアーニマス所在のコアセルは市の管理化になって手出しできないらしい、執行猶予で事業縮小中って感じなのかな?
けど爆丸は没収されてなかったのか、アポリオンキター!!
やっぱアポリオンはボス格だよね?技バンクも新しいのが追加されてるし。
が、それでもマグナスを止める事は出来ずコアセルがピーンチ、ってところで36話終了。

37話、これは…今まで積み上げてきた話を集約したかのような展開、ホビー系アニメなのでリアルがクリスマス前にこうなるように調整したのかな?
前回の続きでコアセルピーンチってところでピラビオンが登場。
マグナスは逃走してタリノの守ってたコアセルに帰ってしまい、さてどうしようってことでダン達が話し合いをするのだけど…ピラビオン大人しいなw
そして出た案が、爆丸バトルは浄化の効果があるのでマグナスとバトルすること。
浄化って…あったなそんな設定!、9話だよ、伏線長ぇ。
で、ただ闇雲にメイズへ突撃してバトルするのではなく…コアセルのエネルギーを、アーニマスの兵器をベントが操縦して照射して、カザミグループ製のモバイルゲートでメイズ内のダンの元へ届けるというモノ。
おおお、今までオーサムワンへちょっかいかける連中の「黒幕」が複数あって分かりづらいと散々指摘して来たけども、これをやるためかー!
3勢力あった黒幕の力がひとつになってサポート…これは熱い展開。
スタッフは結構頭悩ませたんじゃない?
で、エネルギー照射されたドラゴがアルティマになってーの、タリノが守護してたコアセル浄化しーの、マグナス正気に戻しーの。

あくまで「かつてタリノに撃退された時にチコが残していったVウィルスが悪さをしててそれを治しただけ」なのでいい最終回だったとは言わないけど、クライマックスとして非常に良くまとまってて驚いた。
また、12年前のグレートコリジョンの謎に迫るベストロイア(デストロイア?)なる新ワードや、ベントンとフィオナに共通の師が居ることや、ベントンが汚染されたタリノを密かに回収したせいか感染してることを匂わせて今後への引きも抜かりない。
まー個人的にはマキシマスがいつどの様に登場するかが気になってるんだけどねー、アルティマでこれだけ大掛かりだと、それ以上のを期待してしまうワケで…ヒドラノイド(※)もいつ出るんだろう。
あっるぇ?最近面白くなってきてるじゃないか、どういうこっちゃ。



本編は26話でオーサムワンがアポリオンに苦戦してる最中、観戦してたベントンが「いつかボクのヒドラノイドも…」と一言触れただけだと思う。
次の週の26.5話(特別編2)でしれっと登場して「横から首突っ込んでくるんじゃねぇ、それも5つも」と言われたり、アルティマドラゴで「ええっ」と驚く役をやってるので覚えてるけど、引っ張るねぇ。{/netabare}

42話までの感想{netabare}
うーん、37話のアルティマドラゴノイド登場で盛り上がったものの、そこで力を使い果たしてしまったのだろうか、それ以降はなんかイマイチ。
38話では遂に本編でヒドラノイドが登場したりマキシマスって台詞が出たり、39話ではゼンダウラー再登場と、盛り上がる要素はあるもののなんだか…う~ん。
要はコレ、爆ローズが「そういえばストラタは?」と気にかけたり、オーサムワンやピラビオンも「そういえばタリノは?」と37話の段階で心配すれば起こらなかった問題が続いてまして。
前々から指摘してた様に「え、それで解決?」という展開が多かった訳だけど、それがとうとう解決にならない事態が起きたという一歩踏み込んだ構成ではあるのだけど、話を長引かせるために無理やり問題を起こさせてる感じで…う~ん。
チコも悪者だけど、タリノを心配しないオーサムワンもよく確認しないピラビオンも大概にしか思えない。
特に40話、海上戦話で珍しく二軍が活躍してたのだけど…海での戦いだったらデザイン的にタコ型のクラケリオスが居たら凄い活躍できたんじゃ?と思ってしまって…で、クラケリオスのマスターはストラタで、ストラタの「都合のいい気にかけられさっぷり」が引き立ってしまったり。

そうはいいつつの41話、3度目(だよね?)のアポリオン登場キター!、やっぱアポリオンカッコ良いな。
ついでにシュンにフェイドニンジャをくれたカン違い日本かぶれ侍キター!
更に42話では地元のガキ大将や天才子役など、懐かしい面々が登場して伏線回収?めいたことはしている。
トリップに至ってはパンドクスに続いてクロプトも没収された?手持ちビーマインだけかよw
けどちょっと待て?
爆丸回収騒動の話って序盤にもあったよね?、実行してたのは今回と同じクラビッツで。
と思って調べたら4話Aで、しかもそのエピソードは気象衛星落下の危機を爆丸で救って回収騒動を回避って内容。
…。
おい、その時感謝した大人たちはどうした?
というか爆ローズはどうした?世間的にはヒーローのままだと思うのだが…コイツらが呼びかけた方が効果ありそうじゃない?
ついでに回収運動の規模がよく分からない、世界規模だったらブラキスタンが黙ってなくない?カザミホールディングスだって抵抗しそう。
動画の拡散もリオットに頼ればいいんじゃない?
等々、なんか「皆で力を合わせるんだ」といいつつアテにする相手が違ってる気がしてヘンに思ってたのだけど…どうやら次回で出るらしい、リオットとブラッケン帝とカザミ社長が。
ってことで次回、42話で感じた違和感は伏線だったとしてピシッと回収してくれると…良いなー、どうかなー?

余談
ゾイドワイルドゼロにもフィオナってキャラが登場してちょっとウケた、タカトミ繋がり?
因みにあっちではサソリ型はやられメカ(前作はヒロイン搭乗機だったのだが)、こっちのスコルプラスは結構優遇されてる?{/netabare}

47話までの感想{netabare}
もう何度も書いてるけど37話の段階でタリノを気にかけてれば回避できた騒動なので、遂にタリノが死んでも「オーサムワンにも責任あるぞ?」と思ってしまう。
ゴーレーンが力を貸してくれると思った人間に裏切られて激昂してたけど、タリノももっと怒っていいw
と、そんなことを考えてたら47話でチコの正体と犯行の動機が語られることに。
9話で伏線張って37話で回収した“あの設定”で想像される通り、ベストロイヤは戦闘を強要される修羅の世界(但しそれに疑問を抱いたのはチコのみで、疑問にすら思ってない爆丸にとっては平和ではある)で、それから爆丸たちを開放するのが目的だったそうな。
手段に問題があったり、いつしか手段と目的が入れ替わったりと難点はあるものの、発端は至って真っ当で善良な考え。
「敵の親分にも悲しい事情があったんだ」はよくあるっちゃあよくある話だけど、オーサムワン自体に疑問を抱いてる中でこれ見せられるとどっちが正義だかもうワカンネーやw
ってかゴールド爆丸は4体で確定なのかな?デジモンの四神的な?
アポリオンやヒドラノイドはそのクラスじゃないのかー。

更に47話では遂に、満を持してマキシマスモード──モードっていうかアーマー着込んだ感じだな──が登場…したものの、なんか盛り上がりに欠ける気が。
↑で書いたけどアーマーの主導権巡って取り合いするでもなし、大ピンチを脱するために登場ってことでもなし。
一応タリノの精神世界が崩壊するってピンチではあったけど、結局それってタリノの根性次第でしかない。
というか「アルティマモードでなければこの危機は打開できない」ってエピソードが…あれ?無くない?
そのエピ無しで更に上位段階のマキシマスを出されても…あれ?


余談
続編の放送…じゃなくて配信が決定しました。
https://www.bakugan.jp/armoredalliance.html
海外の方が先に放送しててそっちではもっと前から続編決定は聞いてたけど、国内版があるかどうかは全然情報が上がらずヒヤヒヤしてました。
ネット配信のみになっちゃうけどやってくれるだけありがたい…かな?
一応ホラ、「ベントンとフィオナの共通の師」が思わせぶりなだけで未回収なのでそれ気になってたし。
ってか12年前にグレートコリジョンがあって、それ以降生まれた人間は何も無くても爆丸と心を通じ合わせられて、それ以前生まれは専用の機材を装着しないといけない設定。
じゃあその機材いつの間に開発したんだって話で…ダンがドラゴと出会う前から爆丸と人間との接触はあったハズ。
ってことでそこら辺やってくれないかなー、という期待があったり。

と思いつつ公式ページ見てみたら…あれ?新キャラがポケモンのゴウと被るような…?
しかもその相棒の爆丸が…スフィンクスがモチーフで…ネフェルティモン!?
「なんか石版飛ばしてきそう」と思ったらムービーでやっぱそれっぽいことしてるし!
これ…やっちゃう?禁断のポケモン+デジモンを。
更にはドラゴの新モードが背中から剣を構えてて…お、おい、リボルバーユニットが付いてないからライジングじゃなくてワイルドライガーの方が近いか?
うんゾイドだね。
い い の か こ れ ? w{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
ラストは普通にラストらしくそれまで登場したゲストキャラ達が再登場したり、「みんなの力をオラに分けてくれ」展開…なのは悪くない。
ひっかかった部分としてはニリアスにしろドラゴにしろ、パワーアップ状態での活躍が少なかったような?
ドラゴがマキシマスになったのは計3回、タリノの精神世界内で1回と現実世界で2回。
現実世界での2回というのもチコに一度圧されて解除して、ラストでみんなの力の後押しでもう一度ってやつで、マキシマスだからスゲー強ぇってシーンは…無くないか?
ニリアスも最後の攻撃は首2つ?ハイパーどころかノーマルモード、アルティマが超つええってのもあんまり見せなかった気がする。

でもってチコの扱いについて。
ヴェストロイア時代の爆丸バトルは殺し合いレベルだったのかな?
そうであるなら辻褄合うけど、いかんせんキッズ向けアニメというのを意識し過ぎたのか描写がヌルくてよく分からない。
一応ヴェストロイアでは殺し合いしてたと仮定して、地球と融合してからは子供と組んでバトルはゲームに落とし込む(昇華する)ことができた、って解釈が一番妥当な気がする。
釈然とするかどうかは…まぁそこそこ。

それよりも、48話でベントンとフィオナは子供の頃に爆丸を拾ってたらしい。
やっぱりグレートコリジョン以前から爆丸との接触はあった模様、そこら辺の掘り下げを次シリーズでやってくれると個人的に嬉しいが、どうかなぁ…?{/netabare}

総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
この作品を語る前に、2004年のアニメ“牙 -KIBA-”について。
日曜朝アニメにも係わらず「子供向けの枠だからといって、子供に媚びる展開には絶対しない(子供が楽しめない展開にすると言う意味では無い)」という意気込みで作られた作品で、個人的にはかなり評価が高い。
そんな方針で進めたのは監督の神志那弘志とシリ構の井上敏樹のせいだと思ってるのだけど、“爆丸バトルプラネット”のチーフライターの犬飼和彦もこの“牙”で脚本やってまして。
そのせいなのかな?どことなく“牙”っぽさを感じる。
牙が子供に媚びる展開(子供向け要素)を排除したとするなら、排除される前の姿・子供向け要素を乗っけた姿が爆丸かな?、みたいな。
「井上と神志那が居なかったら牙はこんなのになってたのかな?」と思いながら見るとなかなかに興味深い。
あ、それと爆丸の監督は経歴見てみた限りCG畑の人みたい、なので話作りにはあんまり係わってないんじゃないかな?という推測のもと、ストーリーは犬飼が中心だろうって前提での発想ではあるんだけどね。

で、似てる部分は何と言っても「最初の1クール目が果てしなくつまらない」。
褒めておいてなんだけど牙も1クール目はつまらないんだ、飛ばされた異世界でのほほんと生活してるばっかりで…その影で何者かが暗躍してるって匂わせはするものの。
爆丸も1クール目、正確には8話までがとても退屈、主人公たちチーム「オーサムワン」へちょっかいをかけてくる奴らを対症療法的に撃退するか、爆丸で人に迷惑をかけてる奴を懲らしめたり説教する程度。
目的が不明瞭で…なんでちょっかいをかけられるのか、オーサムワン自身も爆丸で何をしたいのかよく分からなくて感情移入もへったくれも無い。
9話になってようやく「爆丸って何だろう?」という方向に目を向けてくれるようになり、その後メイズという謎空間に迷い込んだりし始めてからはそこそこ面白くなる。
但し牙だったら「最初の1クール目は歯を食いしばって耐えろ」と言えるけど爆丸はそこまで強く推せないのが辛いトコロ(そこまで飛びぬけて面白い訳ではない)、正直8話までは飛ばしちゃっていいと思う。

でもってちょっかいをかけてくる奴ら、これが当人の意思の時もあれば「何者かの指示でそれをやった」時もあり、この何者かに当たる部分が複数あるのがまた牙っぽい。
当然それぞれ思惑が違ってて何がナンだか状態が暫く続きます。
一応それらは37話への伏線ではあるのだけど、全貌がハッキリするまではモヤモヤしたのが続くと思うw
あ、そうそう、それと基本的にトラブルの起こし方が「爆丸が意思を奪われる・操られる」ばっかりです。

最 終 回 ま で そ の ネ タ

ってか終盤は人間まで意志を奪われる・操られるネタで、さすがにこれは他に引き出し無いの?と突っ込みたくなる。
まぁ操られてたのが解除されると正気に戻れるのが爆丸、気が狂うか死ぬのが牙ってなもんで、ここら辺もやっぱ似てるかな?


牙から離れて爆丸独自の見どころ。
続編がWEBで継続が決定して、多分こっちもちょくちょく公開されることになると思うのだけど、もし今から新たに見ようって方は『EX回』を見る時期に注意。
EX1は13話の後、EX2は26話の後に見よう。
これが放送された順なのだけど、公式ページではどのタイミングで見るべきかが分かりづらい。
で、これの何が大事かというと、EX1は辛い辛い8話までを乗り越えて、あれ?なんか空気変わった?というところでのリフレッシュ回。
「ひょっとして面白いのかも?」とそれまでの印象を振り切るのに重要で…って、8話までがどれだけ退屈なんだって話になるけどw
そしてもっと重要なのがEX2。
これは…この作品は海外のほうが先に放送したり玩具展開してて、日本で放送される頃にはずっと先まで出来上がってる。
そして先に海外で販売されてた「後半に登場する爆丸」の玩具を、なにをトチ狂ったのか日本ではそこまで話が進んでないのに販売することになりまして。
具体的には47話登場のマキシマスのキットを26.5話放送時点で販売するという、トンでもない前倒しっぷり。
当然思い切り先のネタバレをせざるを得ない状態になって、それの辻褄合わせ的にギャグ仕立てで紹介するという、アニメスタッフ苦肉の策が光る。
実際放送当時はネタバレなのかギャグなのか判別がつかず、もしガチならどういう経緯で登場することになるか見るのが結構楽しかった。
ここら辺のリアルタイムでの玩具展開とのすり合わせなんてのも、キッズアニメ(ホビーアニメ)の楽しみどころなんじゃないかな?

EX以外の全体としては…。
先にも書いた通り「意思を奪われる・操られる」ネタばっかりで正直飽きる。
ライバルキャラ的に配置したマグナスは大してライバルらしい働きはせず、むしろシュンの家庭事情のどうでもいい話が多かった。
それだったらメイズをさ迷う回や、世界コアセル巡り回を増やした方が良かったような?
爆ローズ(特にリオット)やトリップが「やらかしたこと」に対して制裁を受けることなく胸糞、牙だったら無残に死んでる。
最初クソガキで主人公達に出会って改心して折角真人間になったブラッケン帝も、意思を奪われて再びクソガキになって再登場した時はとてもガッカリした(「あの時殺しておけば良かった」と思っちゃうから止めといた方がいいって)。
エグジット?HiHi?知らんなぁ(鼻ホジ
と散々言いつつ、序盤黒幕が多すぎてとりとめが無かったのを37話でキッチリ昇華させたのは感動した、これぞカタルシスのためのフラストレーション。
最後の黒幕チコの犯行動機とその解決策も玩具販促(販促してんのか?)アニメとして「爆丸バトルをすることが正義」で〆たのは正解だと思う。
それと最初に提示された設定と矛盾する描写──12年前のグレートコリジョン以前にも爆丸との接触があった──普通にワザと入れたんだと思うけど、続編への引きもバッチリ…かなー?続編で触れるかどうか不明だけどね。
続編といえば、チコは別としてゴールド爆丸と正面切って勝てた通常爆丸は居ないんじゃないかな?
続編では新キャラの相棒がゴールド爆丸らしく、パワーアップ状態であるハズのハイパーやアルティマモードが大して強そうに描かれてないのは続編を意識したせいだったりして?(新キャラの相棒を弱っちく見せないため)
なにより、数本で脚本家のクセを断定するのは危険だけど伊藤睦美を知ったのは収穫、“へやキャン△”のシリ構ね。
あ、それと玩具販促と書いたけどウリは「丸く変形するキットとカードゲームの併せ技」らしい。
販売されてるキットはマキシマス以外は「丸く変形できるSDっぽいヤツ」でアニメのデザインとは大きく異なる、アニメはカードのイラスト準拠なのかな?
というせいなのか…「これはキット化難しい」という縛りが無いせいか、アニメのリアルモデルはかなりカッコ良いです。
監督にそれ畑の人を使っただけあるのかCGは頑張ってます、ギミック的な面白さは欠くけど。


総評
ホビーアニメはリアルタイム視聴に限る。
そんな当たり前のことを思い出させるには十分な出来。
そのためにもEX回は放送順に見ないと勿体無い、公式もそこら辺の紹介をもっと意識すればいいのに。
“牙 -KIBA-”好きな人もこれを見ないのは勿体無い…ってどれだけ居るんだ?{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
凹凸世界(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (7)
27人が棚に入れました
凹凸世界の創始神は気まぐれな神さまで、凹凸世界に無数の星と人々をつくり、好き勝手に支配していた。神は同時に七神使もつくり、神の意思を代行させていた。でも、創始神は民に一切のチャンスを与えないわけではなかった。「凹凸大会」で優勝すれば、すべてを得ることができると同時に「七神使」と同じ神に代わって世界を支配する権力も授けられる。 しかし、これらはすべて偽りに過ぎなかった。この勝負ははじめから勝者などいないと決まっていたのだ。本作の主人公ジンが会場に現れるまでは。

声優・キャラクター
柿原徹也、安部亮馬、児玉卓也、芝崎典子、徳森圭輔、M・A・O、前田誠二、水口まつり、下山吉光、佐藤祐吾、田村昇三、ケンコー、伊東隼人、尾崎真実、櫻井菜々絵、佐々木望、南央美、北山恭祐、徳本英一郎、笹島かほる

計測不能 68 2019年春(4月~6月)アニメランキング68位
ガンダムvsハローキティプロジェクト特別PV第1話「ハローガンダム」 (Webアニメ)

2019年3月29日
★★★★☆ 3.4 (6)
27人が棚に入れました
2019年で40周年をむかえた「機動戦士ガンダム」と、45周年をむかえた「ハローキティ」が年間を通じて様々な対決をしていくプロジェクトがスタート!
キティが地球で平和に暮らす中、宇宙で争いが起こっていることを知って向かった先は…?
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