ねごしエイタ さんの感想・評価
2.7
昔あったキャラクター
海緒沿いで戯れる猫たちの映像を挟んで、上映されたアニメ前編にあたるです。
一目見て分かるように、正に子供向けだったです。何故猫が過去に行けたりできるのか?というのは、見てのお楽しみになるです。
タマのルーツでしたです。映画というよりNHKで午前、夕方などに放送したほうがいいと思ったです。
ED歌う人は、いい声した有名歌手だったです。
ねごしエイタ さんの感想・評価
2.7
海緒沿いで戯れる猫たちの映像を挟んで、上映されたアニメ前編にあたるです。
一目見て分かるように、正に子供向けだったです。何故猫が過去に行けたりできるのか?というのは、見てのお楽しみになるです。
タマのルーツでしたです。映画というよりNHKで午前、夕方などに放送したほうがいいと思ったです。
ED歌う人は、いい声した有名歌手だったです。
yuugetu さんの感想・評価
4.1
2019年4月26日公開、29年ぶりの「東映まんがまつり」の3作目。
「視聴者参加型」という点で4作品の中で最も優秀だと感じた作品。
映画を見た子が、「出来るかも?やってみたい!」と思えるような工夫が随所に見られる良作。入場者特典にヤマオリ(本当にシンプルで山折りだけで作れる)のペーパークラフトが入っているのがまた良い。
【スタッフ】
原作 coyote(コヨーテ)
監督・脚本 べんぴねこ
工作 ダンボールジョー
監督さんの代表作は「パンパカパンツ」。幼児向け・未就学児向けの小品の他に「モンハン日記 ぎりぎりアイルー村」とか色々あるようですね。
{netabare}
段ボールで作られた動物型の人形がキャラクターとして動くのですが、実写で工作する男の子の映像と人形の物語が交互に流れるのが肝。
段ボール人形のストップモーションアニメとCGを組み合わせたユニークで可愛い世界観は見ていて楽しかったです。
猫のヤマオリと犬のタニオリが宝物を探して宇宙のどこかにあるダンボール惑星へ赴き、うさぎ星人の案内で宝物のある神殿へ。
猫のヤマオリと犬のタニオリがとても可愛く、段ボールならではの展開があったり、ラストではベッドで眠る男の子の枕元に全部の工作人形があったり。
ラストまで夢のある内容で、とても丁寧に作られていました。 {/netabare}
これはNHKとかテレビ東京とかで長期的に展開されるべきじゃない?って思ってます。
(2019.5.23)
yuugetu さんの感想・評価
4.4
2019年4月26日公開、29年ぶりの「東映まんがまつり」の2作目。
TVアニメ本編から一貫して「胸のバクバク」を描きました。この一貫性は最も評価すべき点。
しかも、20分強という短い尺でOPとEDを流し、「虹色のアレ」「ポテペンの災難」「トッタに振り回されるおじさん」などほぼ全てのノルマを消化した快作w
初めて見てもついて行けないような内容にはなっていなかったと思います。
作画も演出も大安定で文句なし。バーソウルのCGもかわらず良く出来ていました。
歌がTVの時と変わらなくて嬉しかったです。意地悪に考えると予算のせいかスケジュールのせいか?って所なんでしょうけれども。
{netabare}
ウーゴはこのアニメには珍しいちょっと弱気な少年です。爆釣りそのものではなくサーカスがウーゴの道で、爆釣りの勝負に命を懸けるトッタとは正反対。
そんな二人ですが、トッタがウーゴに助けられたり、トッタがウーゴのバクバクを引き出したり、最初から最後まで二人を完全に対等な関係性で描いていて印象的でした。
父親の存在で二人を繋げたのも、王道ながらTV本編の内容を織り込むことで物語に厚みを増していて上手い。
恐怖心を胸のバクバクに変えて大物に挑む爽快感も素晴らしかったです。{/netabare}
ホント2期ないかな…って思う大安定の良作でした。
(2019.5.23)
【DVD購入再視聴追記】
{netabare}
改めてDVDで視聴。やっぱり面白い。
作画も演出も安定しているし素晴らしいです。キャラクターの仕草が生き生きしてて、ポテペンは特に可愛い。バーソウルのCGも海の生き物らしくてとても良い。劇場で見ると迫力あったけど細かい所まで覚えてられないんだな;;
音楽の良さもゆっくり見て再確認してます。
再視聴で気づいたんですが、トッタはウーゴに「俺と一緒だ。俺の父ちゃんも帰ってこなかった。お前の父ちゃんは俺が助ける!」と言っています。自分の父親が生きているとは言わないんですね。TVアニメ版最終回でバーコード海のデータの中で再会してはいるものの、生死不明であることは変わっていない。
考えてみるとこの作品はバーコード海を大自然に見立てている。釣りが生き甲斐であるトッタは、まさしく漁師のように「海(大自然)相手だからこういうこともある。父の死を恨んだりせず、自分も命懸けでバーコード海に挑む」という考え方なのですね。この素直で強靭な思考と挑戦を恐れない逞しさがトッタを折れない主人公たらしめていると感じています。
大自然に子どもがバイタリティで挑む姿にいつも元気を貰います。{/netabare}
(2019.9.16)