2019年度に放送されたおすすめアニメ一覧 462

あにこれの全ユーザーが2019年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番の2019年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.2 226 2019年度アニメランキング226位
キャノン・バスターズ(Webアニメ)

2019年8月15日
★★★★☆ 3.3 (14)
65人が棚に入れました
「マクロス」シリーズなどで知られるアニメスタジオ・サテライトが、海外の監督や脚本家とともに作り上げる日米合作アニメ。
友情を重んじる女アンドロイド・サムが、王子でありながら国を追われ、逃亡中の親友を捜すため、保守ロボットのケイシーと荒くれ者のフィリーと共に旅に出る!。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

NETFLIXにおけるこの作品へのコメントは「気骨があるエキサイティング」

この作品の原作は未読ですがアメコミのようです。
NETFLIXのオリジナルで、シーズン1が2019年の8月15日に配信が始まった作品です。


友情を重んじる女アンドロイドが、親友の王子を捜す旅に出る。
不死身の荒くれ者フィリー・ザ・キッドを仲間に加え、
変形する巨大キャデラックで目的地を目指せ!


ネトフリックスまとめwikiの概要を引用させて頂きました。
…こんなサイトがあったのは初めて知りました^^;

この作品は「15才未満の未成年者の視聴は推奨しません」に分類されるそうです。
視聴している時には全く気になりませんでしたが、改めてこの表示を見ると
思い当たる節が無い訳ではありません。

それは、全て荒くれ者フィリー・ザ・キッドの「不死身」に起因しています。
彼の不死身な理由は分かりませんが、兎に角どんな事をされても生き返ってくるんです。

例えばズバッと切れた腕が時間が経つとくっつく…
リアルでは有り得ませんが、アニメの設定としては正直ありきたりです。
ですがフィリーにとってそんな芸当は朝飯前…
全身が溶解してしまっても元に戻るのですから、並の生命力ではありません。

だから…なんでしょうが、物語の中で彼は何度も命を落とすんです。
その中には残酷だと思える場面も幾つかありました。
この残酷さがR15指定となった所以じゃないかと思っています。

物凄く独特なキャラで、時には自分の事しか考えない我が儘な一面があっても嫌いになれるキャラじゃないんです。
CVをキレッキレの松岡さんが演じているのも要因かと思いますけど^^

友情を重んじるアンドロイド…サムのCVは矢野妃菜喜さんです。
初めて見かける名前だなぁ…と思いググってみると、私立恵比寿中学に加入していた方なんだそうです。
その後アニメコラボカフェ『SHIROBACO』のキャストとしての活動を経て現在声優、歌手、女優として活躍されているそうです。

彼女のwikiをチラ見すると、出演数は決して多くありませんが、演技に違和感は無かったと思います。
それよりwikiの「出演」欄に本作品が入っていなかったことの方が気になりましたけれど…
もしかして黒歴史だったとか…!?

フィリーに出会う前からサムと同行していたのはロボットのケイシーターンバックル。
CVはしーちゃんなので演技は安定感抜群でした。

この3人のサムの親友の王子を探す旅は波乱万丈である上、様々な思惑が交錯しながら動いていきます。
現在はシーズン1の全12話しかありませんが、物語の内容的には全然終わっていないので、きっと2期が来るんだと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

作画にちょっと癖がありますが、慣れれば気にならないレベルだと思います。
私はしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キャノン・バスターズ

2020.10.14 視聴完了。

Netflixで配信しているアニメです。
アメリカのグラフィックノベル
(アメリカの漫画の一形態、コミックとはジャンルが違うとされている)
が原作だそうです。

アクション(戦闘)シーンが多く3Dアニメでも良さそうな感じですが
原作に近い2Dにしたのかもしれません。

ただなぜフィリーが不死身なのか等
謎は残ったままで、続きを作るのか気になるところです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

64.0 227 2019年度アニメランキング227位
ゾイドワイルド ZERO(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (10)
65人が棚に入れました
ゾイドとは、銀河の彼方に生息する、戦う意思を持った金属生命体である。惑星が最後を迎え、人類は第二の故郷として地球を目指すが、ゾイド因子の暴走と不慮のタイムワープで突如、21世紀の地球にゾイドが出現。ゾイドによる破壊と度重なる地殻変動で地球は一度滅びた。レオは自ら発掘したビーストライガーを相棒に、地球の未来を左右する少女サリーと冒険の旅に出発した。

声優・キャラクター
野上翔、千田葉月、保村真、日笠陽子、増田俊樹
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

観終わった

1話感想{netabare}
今期、放送前から一番期待してた作品。
前作の“ゾイドワイルド(以下無印ワイルド)”がかなりキッズ向けなノリで…それ自体は構わない・新規獲得のための方針転換自体は気にしないのだけど、ストーリーの方が難アリで(詳しくはゾイドワイルドの感想読んでちょ)。
と思ってたら続編のZEROが発表されて、スタッフが…スタッフが…初代ゾイドの方達に一新!
更に予告動画見たらハードっぽい世界観に、「方針転換は構わない」と言いつつやっぱり不満に思ってた重火器が復活!!
更に更に、無印ワイルドで足りてないと思ってたプテラー(戦闘機)もしっかり映ってて、こりゃ期待しないワケには行かない。
あ、自分ゾイドシリーズは初代が一番好きです、これ言っておかないとアカンか。

そしてワクワクしながらの第一話。
今作初めて画面に映ったゾイドはグラキオかな?ナックルコングが飛びついてたけどサイズ比こんなもんだったっけ?
そしてナレーションが万丈から初代のラスボスのプロイツェン(大塚芳忠)になって「地球は一度、滅んだ」って…シャレになってないwwこれ狙ってるでしょー。
本編、序盤のライガーが飛び出して「いっけー」って…おいそれ初代のクライマックスじゃねーか!
世界観はまだ全貌が分からない感じですね、スラゼロともフューザーズとも近い気が。
ヒロインは不思議ちゃんではないっぽい、塩コーヒーは期待できない?
ライバルっぽいヤツのゾイドはディバイソン改めキャノンブル、AIは積んでないっぽいが早速ミサイル撃ってくれてもー泣きそう。
一方でスコーピアが雑魚ゾイドに…ペンネは泣いていい。
画面では一機しか出てなかったけどキャタルガも大量に居るっぽい、サンラータンも泣いていい。
でもってライガー対キャノンブルで敵側のセリフ「耐Gスーツ無しでワイルドブラストの衝撃に耐えられるものか」「コックピットは凄まじい衝撃のハズだぞ」って…おいそれ無印ワイルドの問題にツッコんでないか?
ってか初代で散々言われてたことじゃんw
「デススティンガーに乗ってれば重力砲の直撃食らっても平気なんだよ!」とエンタメ的に気にしないようにしてた記憶が蘇る。
作ってる側も気にしてたのかね?当時。
ってかほにゃららブラストの時にブラックロックシューターにならなくてホっとしてる自分が居る、やっぱアレって…うん、あまり言わない方がいいね。

と、初代好きには堪らないネタがてんこ盛りでもう泣きそう、これが見たかった!
やっぱ火器だよ火器、バクガメスじゃないぞ。
話はまだ全然分からなくて今後ヘタれるかも知れないけど1話だけで言えば完璧に近いんじゃない?
欲を言えばコクピットの中のシーン、動いてる時は上下に揺れて欲しかったけどそれくらいかなー?

※注※
便宜上ゾイドのアニメ第一作目を「初代」と呼んでるけど、ガチなゾイドマニアからすると初代ではないらしい…けど、ここはアニメについて語る場だし大目に見てちょ。{/netabare}

2話感想{netabare}
ぐふぉー、意味がワカラン。
厳密にはワカランっていうか、セリフだけでは飲み込みにくい。
タイムパラドックスネタなの?そうなの?
更に必死に考えてみたところ、説明には色々と伏せられてる部分が多いのだけど、特に「最初に地球を飛び立ったのはいつか」がマスクされてるのが理解を妨げてるんだと気付いた。
脳内補完で辻褄合わせることはできるけど…今後そこら辺のカラクリが明かされるかも知れないと思うと、あんま考えすぎも良くない気が。
とはいえ、夕方の玩具販促アニメでこんなに面倒なストーリー組むかねぇ?いや話数が多いからこそ凝ったことしがち?

一方、主人公がまぁ心が広い。
どっちかというと「こんな体にした博士をぶっ飛ばす」って目的の方が自分は好きだったかも。
バズートルは字面だけ見るとバストールと見間違いをして困るwニャムヒーどこ?(ダンバインネタ){/netabare}

3話感想{netabare}
スナイプテラ登場回。
ワイルドゼロ告知の頃から画面に映ってて、本編に登場する前からキットのCMもやってて、どんな登場の仕方するかスゲー楽しみにしてました。
飛行+火器搭載で、無印ワイルドで「なんか物足りないなぁ」と思われた部分の集大成的存在。
実際CMでも「シリーズ初の翼竜種ゾイド」と謳ってて、無印ワイルドとワイルドゼロとの方向性の違いが顕著な機体なのでスタッフも扱いは気合入れてるんじゃないかと。
(更に言えばゾイジェネ知ってれば飛行ゾイドがどれだけ強力かはご存知かと)
と思ったら、まさかのプテラ登場回でガブリゲーター(無印ワイルドから居る機体)まで登場wこれは狙ってか?
ガブリゲーター=ワニ型ゾイドで、当然水中戦が得意という設定ではあるのだけど、パイロットが生身で騎乗する無印ワイルドでは矛盾を抱えた存在でした。
扱いも色々制限がかかってアニメスタッフも苦労したんじゃないかな?
が、ワイルドゼロではキャノピー付きのコクピット搭乗型なのでその問題をクリア、なんかもー無印ワイルドをせせら笑ってるかのよう。
とはいえコクピット内部は映さなかったなぁ、どんな搭乗姿勢なんだろう?
また、まともな戦闘はせずやられることもなかった、やられるのは再びスコーピアが担当wペンネは泣いていい。
無印ワイルドの機体が次々出るので、こっちでガノンタスが居たら主砲がどれだけ強いのか気になる。

で、肝心のプテラの方だけど、実はキットを買った人の紹介動画の方を先に見ちゃってまして…。
そっちではマシンブラストで飛行形態にチェンジっぽく、これによって継続飛行距離に制限をかける設定なのかなー?と思ったら、本編ではマシンブラストでなくても飛べるみたい。
ゾイジェネと違ってレッゲル(燃料)設定じゃないので、飛行距離が気になりますなぁ。
武装の基準はどうなってるんだろう、強いんだか弱いんだかよくワカランw
レーダーらしきものを搭載してるみたいで、これは3S(ストームソーダーステルスタイプ)の布石か?と期待してしまう。
また玩具として遊ぶ場合、飛行形態時バランス悪いのでタイヤ的なパーツが付いてるのだけど、それをドラム型ミサイルランチャーってことにして「上手くすり合わせたなぁ」と思ってたら、作中そこにちゃんとミサイル装填するシーンが描かれて感動。
一方、モデルのプテラノドンに近付けたのか地上形態はちょっとカッコ悪くて(後ろ足が小さい)、アニメはなるべくそういうところは見せない方向だったのかな?
それとホバリング中に羽根の内側にライトが灯るギミックが!なんだこれ重力制御か?これはキットには無い機能のハズ、改造師はもう改造始めてたりするんだろうかw
初登場回だし、どれだけカッコ良く見せるかが玩具アニメの使命だとすれば、ほぼ100点だったんじゃないかな?

そして内容…世界各地にあるZiフォームの端末を巡る話になるっぽい、ジェネレーター巡りみたいなもん?
そのうちザイリンみたいのがうっかり破壊しちゃったりして。
でもって早くも共和国と接触、仲間にはならん気がするが…ちょっと読めん。
次回発掘現場探訪するみたい、現状キットの初期シリーズを顔見せさせるパートっぽいので新型発掘か?
最後に出た共和国側のゾイドが何なのかよく分からなかったのでそっちの紹介すっ飛ばされると困るかも。{/netabare}

4話感想{netabare}
ちょw
前回ガノンタス登場を期待する願望を書いたら、今回本当にガノンタス出たww
雑誌とかのネタバレは見てないぞ?
けど…ガノンタスよええええww
兵器開放しないのか、そりゃノロマでいい的にしかならんって。
ひょっとしてネームドパイロットじゃないと兵器開放はできない?なんかアラヤシキみたいな描写あったし…。
一方で前回水中潜行をしてニヤリとさせてくれたガブリゲーターが今回大活躍、地上でもあんなにすばしっこかったのか!
尚更ガノンタスの立場ががが。
そうそう、あと前回新型か?と思わせた共和国側のゾイドは無印ワイルドから居るトリケラドゴスだった模様。
色違うしアッパーホーン部分を砲身に変えてるし、そうであるなら一番の特徴のインパクトホーンを改造してるんじゃね?と思ったらそこは手付かずだし、見間違えるって(言い訳)。
一方本当に新型として登場の帝国側スティレイザー、粉砕と電撃との違いはあるものの動きとしてのギミックが…トリケラドゴスと一緒じゃーんwwwこれは紛らわしい。

話の方では、レオの親父も行方不明の科学者だったと紹介(ひょっとしたら帝国付きの学者かも?)。
サリーの依頼をアッサリ受けすぎだと思ったが、自分の身の上と重ねてのことだった…のかも?もちっとそこら辺掘り下げて欲しい。
ビーストライガーが草食ってたけどこれは無印ワイルドからの踏襲か。
玩具とマンガ(読んでない)と以前のシリーズと前作のワイルドと、そしてこのワイルドゼロのアニメとで設定が微妙に違ってて…全部まるまる違うのならまだしも中途半端に踏襲してたり違ってたりするので、判断が色々迷う。
新たに一行に加わるっぽいアイセルはムンベイポジ?
だけど玩具情報見てもグスタフ代わりって見当たらないんだよなぁ…ラプトリアでは長距離移動辛そう。
ってかラプトールとラプトリアの違いがあっしにはワカラン、爪だけじゃね?

それはそうと次回予告ですよ。
工学迷彩持ちキター!
そりゃね、スナイプテラがレーダー持ちと来たらそういうのが登場するのはお約束ってもので、スタッフわかってるなぁと感心。
例えるなら…そうだなぁ、それまでアンデッドモンスターの居なかったネトゲでゾンビキラー(アンデッドに大ダメージ)なんてものが実装されたら「じゃあアンデッドモンスターが実装されるのかな?」と予想するのと一緒というか。
もうちょっと言うと初代ゾイドのシールドライガー(ブレードライガーだったかも)は赤外線探知をくらます能力持ちだった気がする、こっちのライガーはどうなんかな?{/netabare}

21話までの感想{netabare}
上記の感想は主に玩具推しを誉める内容に留まってたと思います。
実際「玩具推し」については素晴らしいとしか言い様が無い。
ガドリングフォックスが工学迷彩持ちだというなら「じゃあそれを打ち破る機体が出るハズ」と睨んでたらやっぱりドライパンサーなるものが出たり(当初はスナイプテラがそれを担うと予想してたけど)、キットの方で外部拡張パーツが販売されたらそれをアニメ内で再現したり。
ジェノスピノがパーツの一部でも輸送中に発火起こすくらいヤベー奴と盛り上げて、完成体は期待通りかなり強力で、だけどパイロットへの負担がデカくて「正面切って戦っても敵わないならパイロットを疲弊させればいい」とイデオンでお馴染みの戦法使ったり。
量産型のキャタルガですら帝国のエースパイロットが乗ったら大活躍したり、クワガノスの開発には一時鹵獲扱いだったスナイプテラからデータ取っててそれも影響してたり?と思わせたり(これは妄想)。
青プテラは恐らく要人護送機、かつて“ガリアン”でウインガルのプラモ2個買ってツインガル作りたいなぁと悩ませた思い出が蘇る。
ライジングライガーの回転リボルバーに排莢ギミックが無いのはちょっと不満だけど、キットの方の予算的にそこまでは無理だったんだろう、と好意的に納得。
なによりタテガミから排熱する設定はもうね、初代好きだったら涙流して喜ぶレベル。
そして20話では遂に、遂に…まだ台詞だけながら『荷電粒子砲』キター!もうこの文言だけでむせび泣きそう。

但しそれ以外の部分、ストーリーやキャラクター(人物)推しの方向はもの凄く弱い。
といっても恐らく1年放送の長丁場だしそんな慌てるモンじゃないだろう、前作からの方針転換っぷりには混乱めいたものを感じるのでそれが落ち着くまでは時間かかるだろう、ってことで1クール目はキャラやストーリーについては目を瞑ることにしたけど…そろそろ突っ込んでいいかなぁ?と。
だってねぇ、↑でも書いたけど2話の世界観説明なんてかなり曖昧で、解釈次第でどうとでも取れる言い回し。
回を追うごとに少しずつ明かしていくのかな?と思ったけど現状掘り下げはほぼ無し。
そして「これはちょっとどうなん?」と思ってるのが、(この世界の)現代の一般人がどういう暮らしぶりをしてるのかの描写が殆ど無い。
折角共和国の首都のネオヘリック(この名称はニヤリとしたけど)に来た回があっても、マスクを必要としない第二世代は下の街(ニューホープ)に移り住んで閑散としてるって設定で、それを絵で見せるシーンは無いに等しい(説明としては出来の悪いのが一枚あるだけ)。
「ジェネレーターを巡って世界旅行」「ジェネレーターを修理できる博士を探す」なんてのはゾイジェネを彷彿とさせて非常に良いのだけど、掘り下げが弱い。

キャラにしても塩コーヒーや丸焼きなんてものは出ない。
まぁリノンクラスを出したら世界観崩壊するので作品選ぶし、無敵団みたいなのを出したらこっちが激怒することになるけどさ。
極端に尖ったもので無くてもいいのだが、レオの機械化した腕を本人も周囲も気にかける描写が全然無いのは…どういうこっちゃ?さすがに無個性すぎじゃない?
当初、“ゴッドマーズ”で超能力を使うたびに寿命を縮めるみたいな、“テッカマンブレード”で力を使うたびバカになってくみたいな、ペンダントの光を浴び続けて段々と機械化が進行する?ってのを想像したけどそうでもないみたい。
またはジェノスピノの件で、疲弊しないハガネの肉体を持ったパイロットが乗ったらもっと強かったんじゃないか?ってのは匂わせたので、そのうちそういうキャラ(ジェネシスのゲオルグみたいなの)が出たりして?んでそれはレオの機械化の行き着く先だったり?とか思ってるのだけど…今のところそういうのを予兆させる描写は、無い。
あ、一応神出鬼没なランド博士がただの人間ではないっぽい雰囲気は匂わせてたかな?

兎に角キャラの個性も弱くて…なんていうんだ、「キャラに遊びが無い」とでも言えばいいのかな?
これって前作で超キャラクター推ししてた反動だったりして?
前作のキャラ推しまくりも今作の無個性も両極端で、もうちょっとバランスどうにかならんかなぁ…。
ついでに言うとそこら辺が上手いと個人的に勝手に思ってる初代スタッフ…藤本義孝だけど、彼は今作は参加してないのん?実は1話からずっとチェックしてるんだけど。
好きに作らせると“こいこい7”なんていうトンでもない作品にしちゃうけど、抑えるところ抑えさせれば堅実な仕事をする、と思う。


と思いながらの21話、お、これは…初代ゾイドの白ゴルドス回のオマージュ?
えーっと、帰ってこない主人or相棒の帰りを待って住処を長い年月守り続けてましたっていうよくあるパターン。
そこに若干ホラーをアレンジしてみましたって感じ。
多分これ本当は人形じゃなくてゾイドにしたかったんじゃないかな?
けどそれだとクライシス時点でゾイドと人間がパートナーになってたという矛盾が起きてしまうので仕方なく人形にしました、みたいな。
ただこの回もねぇ、人形がビルを掌握してるのだし、せめて1枚絵でもいいからお掃除ロボや修繕メカを操ってビルをピカピカに保ってましたって説明入れとけば良いのに。
作中だけの描写ではまるでジェネレーターがあるのに無視して撤退したみたい。
でもってアイセルの当番回でキャラ立てを狙ったっぽいのだけど…ちょっと強引。

ってことで21話までの感想としては玩具推しは素晴らしいけどそれ以外がイマイチ弱いって印象。
またキャラ推ししようとすると拙さが出てきちゃうような…やっぱり前作の反動なのかなぁ?
赤尾でこだけでも呼べない?無理?{/netabare}

22話感想{netabare}
予告で今回ファングタイガーと対決するらしかったのでどうなるか期待してたら…おおおお、タイガーとライガーによるどつき合い(ネコ科だけにキャットファイト?)からの、つばぜり合いしながらのゼロ距離砲撃合戦!!!
こりゃシビれまっせ!
ライジングライガーのデザイン見た時点で初代の荷電粒子砲+パルス砲を思い出して「似たようなことするのかな?」と思ったらホントにしてくれました。
やっぱスタッフは玩具推しが上手いなぁ。
…と思ったら、ファングタイガーのキットは前作のを引き続き販売してるだけで、アルドリッジ仕様は出てない模様。
この回を見て興奮して「うおおキット買うぞ!」と思ったら別売りの外部パーツを買うだけで再現できるのかな?
ここら辺になってくると実際に買ってないと分からない世界だなぁ。

ファングタイガー戦前のキャノンブル戦でライジングライガーが圧されたのは「まぁほにゃらら開放してなかったしね」ということで一応納得。
とはいえ、ビーストからライジングになって強くなったという描写がこれまであんまり無い気がする。
サブタイトルから総集編?と思わせて総集編でなかった16話(本当の総集編は17話だった)であれだけマシンスペック披露してたのに…共和国のVR機のバランス調整が甘かったということだろうか。

でもって話の展開やキャラ描写の方は…うん。
洗濯機やゴーストバスターズやギターが武器なんていう勘違いネタも悪くはないのだけど、店主の勘違いを鵜呑みにしただけでサリーが自発的にそう思ったワケではない。
バーンの申し合わせしたかのような救援タイミングはホントもう。
で、アルドリッジはあの後捕縛したのだろうか、まさかいつの間にか逃がしてたってことじゃないよね?それやっちゃったら“爆丸”だ。
{/netabare}

23話感想{netabare}
あっ、そう来るのか。
今回はてっきり、前回の翌日とか数日後から始まるものだと思ってて、まさか前回の終わり直後からの続きをやるとは思いもしてなかった。
サリーが連れ去られて時間が経ってて「何処に居るのか証拠集めから」だったらアルドリッジの処遇どうすんの?って疑問が沸いたところだけど、「すぐに追いかければ連れ戻せるかもしれない」ならアルドリッジは放置で立ち去ったとしても何もおかしくない。
いやぁ“爆丸”みたいと言ってゴメンゴメン(爆丸も面白いんだけどね)。
で、ライガーとフォックスが囮を追いかけて追いついて、移動速度が遅そうなラプやんが後から来るとか、ギレルに「私のプテラは一人乗り」と言わせることで視聴者に「そういや青プテラだったら人運べたなぁ」と想起させたところで実際に青プテラでサリーを運んだりとか、細かい演出がなかなかにニクい。
なんだやりゃあできるんじゃーん。
でもってランド博士がやっぱりただの人間(の肉体)ではないと明かしーの、そこから追い討ちでサリーの父だと明かしーの、ギレルへ再び「最強のゾイド乗りたくない?」と誘いーの。
おいおい、アルドリッジが聞いたら約束が違うと怒るぞw
それとラッキョ頭的にはファングタイガーは所属不明機扱いだそうで、これもランド博士の差し金だと知ったら怒るんじゃね?
んん?今度は対オメガレックスでギレルが敵になってアルドリッジが仲間になったりして??{/netabare}

余談・2話感想再び{netabare}
現在春休み期間ってことで公式がyoutubeで全話配信をしています。
ということで「問題の2話」を改めて見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=ggaSjP_GidA
まぁ既に5回位見てるんだけど配信だと「何分何秒のあれ」と指摘しやすいし、本編が23話まで進んで当時は分からなかったことが分かるようになったかも知れないし。
…が、やっぱり…ワカランwこの内容で「うん、分かった」と言えるのは天才かも?
ゾイドワイルドゼロを見てない方も2話だけでも見て知恵比べをして欲しいトコロ、キミは理解できるか?


一応要点をピックアップしておくと…

分かってること、事実だと信じられてること
・100年前にゾイドクライシスが起きて、ゾイドが目覚めて地球の人類を滅亡させるもゾイドにとっても厳しい環境で化石化してしまった。
・30年前に惑星Ziからの移民船が到着して「不完全なZiフォーミング」を行ってなんとか住める環境(マスクは必要)になってゾイド達も目覚めた、がZiフォーミングが不完全なせいで中にはジャミンガというものも発生。

謎なこと
・Zi星人自体がかつて地球からの移民で、それが地球へ戻ってきた→じゃあ地球を立ち去った時代っていつ?そこからZiで繁栄して引き返して来たとなると更に何百年と経ってね?→だけど見た感じ地球は21世紀→移民船もタイムワープした?まさか文明ループオチや地球を飛び立ったのはムー大陸人だったとかか?
・ゾイドクライシスと30年前の不完全なZiフォーミングを行ったのは別の装置?、ゾイドクライシスを引き起こしたのは本当に脱出した科学船?
・そもそも反乱者はどうなった?放棄された科学船に乗って100年前の地球へやって来て、そこでゾイドクライシスを起こした?

更に細かい部分
・7:48ボーマンの言う「この星」は惑星Ziのこと?けどその後「一年以内に寿命を迎える」と言ったのに画面では惑星が爆発するシーンが…イメージ映像?
・9:55レオ「キミの船が到着したのは(いつ)?」の船とは脱出船のこと…なんだけど、画面では科学船から脱出した光は1個だけで、まるでボーマンとサリーは一緒だったかのよう。
けどそれだとボーマンは30年前のZiフォーミング計画の中心人物をしててサリーが1年前に到着したのと矛盾するので、脱出シーンの光は2個にするべきだったんじゃ…紛らわしい。
もしくは脱出船を救助した移民グループはボーマンだけ助けてサリーは置き去りにしたとか?
もしくはボーマンはそもそも脱出してなかった?100年前に科学船で地球に降りて、以後ずっと生き続けてたり?
・12:47レオ「移民船が到着する100年も前(にゾイドクライシスが起きた)」と言うが、正確には70年前じゃないの?これも紛らわしいんだ。
・13:35サリー「お爺さんはどの国とも接触を取らず」、どの国言うてもこの世界は帝国と共和国の2国だけなんじゃ?「両国とも接触を取らず」のほうが妥当なような…他にも国があるのか?(※)
・また、1年前に地球に下りたサリーはボーマンとの再会は果たしてる模様、その後帝国に目をつけられて逃走の際ペンダントを預けられて別れたらしい、よく帝国に気付かれずに再会できたなぁ。


なんでそこに拘るかというと、以降の展開で政治や軍規絡みで「そんな処遇ある?」ということが頻発します。
だけど2国しか存在しない世界なら両国間が納得すれば問題無いかな?、「周辺国に示しがつかない」ってことが無いのでそこら辺はゆるゆるなんだろう、と好意的解釈をしてます。
それが揺らぐようなことをされると…ちょっとね。{/netabare}

24話感想{netabare}
ギレルが助けに来て「こっちへ」と言って振り返るとサリーが反対側にスタスタ走ってるのはなんかシュールで吹いたw
メルビルが北斗の拳のリンみたいな感じに…って、お前がオメガレックスに乗るんかい!
前回に引き続き今回も全く触れられなかったけどアルドリッジが激怒してそう、そのうち「それに乗るのはこのオレだ」とボロボロのファングタイガーに乗っておいしいところで登場しそう、期待していいのかな?
ランドはゾイド以外では言ってる事が二転三転しててマッドサイエンティスト感を出してる…のかな?
ゾイド乗りなんざ最強のゾイドに乗せてやると言えばホイホイ従うと思ってそう。
これでいざ自分がピンチになった時「サリー愛してるんだ」と命乞いを始めたら最高。
ラッキョ頭はギレルの指揮下になったのね、宮使えの辛いところだのう。
でもってサリー、反乱に遭遇するのはこれで2度目…まさかひょっとして2話の反乱グループってランドが関与してたりして?
地球に到着したら自動でZiフォーミングをする設定だったので、ランドはそれに細工をした?
ゾイドクライシス(旧人類滅亡)はランドのせいで、ボーマンはそれの尻拭いをしてるって話になったりして…ボーマンへの歪んだラブレター的な。
メルビルがサリーを逃がしたのはいたたまれなくなってなのか、パパに一番愛されてるのは私だと独占しようとしたせいなのか。
ってかサリーがランド博士の娘たというのは周知されてんの?フィオナとの通信ではもう知ってる前提で話してたけど。
最初からバレてたのなら1話の段階で丁重にお出迎えすれば良かっただけで、物語も始まらなかったワケだけど…あれ?
レオはまぁ、うん、妙に怒りっぽくなってたけど玩具販促アニメとしてどうしてもライガーを活躍させないといけないので仕方ない扱いだと思う。

といいつつこの回の玩具推しシーン、ライガーの活躍よりも帝国共和国共闘のゾイド軍団よりも、ガブリとガノンタスの水中潜行シーンが一番の見所だった。
ガノンタスは水中でもあんなトコトコ歩きなのかw
一方のガブリはいかにもワニらしい進み方で、動物観察系の映像を参考にしたんじゃないかな、狩りで獲物にそ~っと近づく時の姿が結構忠実に再現されてた気がする。
玩具押しは相変わらず素晴らしいなぁ、これはキット買って水に沈めたくなる人も居るんじゃない?{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
ストーリーは置いといて、ゾイド描写は途中まで最高だった。
特に中盤のジェノスピノvsオメガレックスは、それまでのシリーズでは技術的に無理だとして諦めてた?と思われる巨大怪獣バトルが遂に実現。
今までスタッフがやりたくても出来なかったことがようやく叶った感じがして、見てるこっちまでホロリと来る。
また、荷電粒子砲や重力砲の登場は初代好きだったら興奮しない訳が無い。
重力砲(ライジングライガーに比べると)でけぇ!けど(シリーズで考えると)小せぇw
とはしゃいだのも今となっては懐かしい。

二大巨大ゾイドバトル以降…もっと具体的にはゼロファントスが登場してからは「えっ」って方向に。
それまで荷電粒子砲だなんだやってたのに次なる強敵が爆弾を投擲って…どうしてもスケールダウン感が。
玩具展開による縛りもあるんだろうけど、もうちょい見せ方無かったのか?
青プテラで奪った爆弾を運ぶとかガノンタスで撃ってみるとか。
そして↑で散々指摘してた2話問題、やっぱり2話をやってた頃は細かく考えてなかったみたいで、それの辻褄合わせとばかりに「130年前」という文言が飛び出して苦笑い。
1年モノのアニメならそういう作りも仕方ない部分もあるだろうけど、いかんせん雑。
イレクトラの部下は何処行った?
いやまぁ散々「2話がおかしいおかしい」言ってた手前、ちゃんと回収しようとしたのは有難いのだけど…なんか違う。
ゼログライジスが強そうに感じなかったのが致命的かな?
スペック的に強いことは分かるんだけど「どうやったらこんなヤツに勝てるんだ?」という絶望感というか圧倒感が無かった。
ネオヘリック落としも無感動、そりゃメインキャラには誰も思い入れのある都市じゃなかったしなぁ。
もっとこう、地元住人による喪失感とか演出しても良かったのでは?
その後スピノとオメガが降ってきたのはキン肉マンかと思ったぞ?
なんか「どうせ最後は主人公が勝つ」の消化試合を見せられるだけの終盤でした。

とにかくキャラクターが弱かった。
前作“ゾイドワイルド”が世界を旅してる「風」だったのにやってることは高尾山近辺をグルグル回ってるだけに感じたり、“ゾイドジェネシス”でジェネレーター巡りで世界を旅する話と思ったらそうじゃなく一部地域に留まってばかりで「なんだよ」と思ったことは確かにあるけど、それの反省なのかどうか、レオをフワっとした立場のまま端末巡りさせることに拘り過ぎた?
レオが半機械化したことにこれといってリスクが無く、良いことばっかりだったのはどうなんだろう。
バーンがお尋ね者になることすら覚悟したバイザー問題を無視して耐Bスーツがどうこうって話をされてもいまいちピンと来ない。
メルビルも捕虜って立場なのに勝手にフラフラするし…その度にお目付け役のアイセルが頭抱えるとかすりゃいいのに。
皇帝の力もフワっとしたものだったし、サリーに至ってはペンダントが本体。
ランドを引っ張りすぎた?ボーマンが便利キャラ過ぎた?
一番キャラが立ってたのはアルドリッジで、スピノに乗って死に掛けたのにオメガに乗る気満々だったのには「コイツの精神力スゲー」と思ったもんだけど途中退場。


総評すると、3クール目まで見て「2話問題やバイザー問題は今後明かされるんだろう」と期待を持ったまま視聴を止めると良いかも?
丁度そこら辺でコロナによる放送延期がされて水を差されたせいもあるのかも知れないが、それにしても終盤は消化試合感が強い。
元々玩具展開をメインで考えるとクリスマスや正月商戦的に10月スタートだと「目玉商品」を1クール目終盤には出さなければならず、そのせいでジェノスピノを無理して早目に出した…気がする。
その無茶が祟って最後までキャラや世界観がフワっとしたまま進んでしまったような感じ。
そもそも前作をやって今作が始まるまで1クールの間があって、見切り発車というか準備不足感は感じてて、放送やってる最中に軌道修正してくかな?と思ったが間に合わなかったよう。
あ、そういう意味では終盤に向けてじわりじわりとコクピット内を引いた描写が増えていきます、最初の頃なんてどういう姿勢で乗ってるのかも分からなかったからね。
もしくは29話(スピノvsオメガ)30話(グラビティキャノン回)でやりたいことやり尽くしちゃったとか?
とりあえずこの2話は見ても損は無いと思う、実際スゲー盛り上がったんだけどねー、自分的には。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

35話位からは楽しい所が増えたかな?【辛口注意】

2019年10月放送開始のTVアニメ。ゾイドアニメシリーズ6作目であり、ワイルドシリーズ2作目となります。
テレ東系が見られず見逃し配信で視聴しているため、見返せなくても良いように各話メモしていたら文章量が膨大に…。最後まで視聴してから投稿しようと思っていましたが、読む人が大変だと思うので一度上げます。
固有名詞間違い、駄文ご了承ください。

内容は濃いけど、個人的には好きな回とそうでもない回の落差が激しいです。辛口部分もあるのでご注意願います。


【各話メモ】
{netabare}
第1話「誕生!ビーストライガー」
{netabare}21世紀の地球に降りる宇宙船とゾイド。ゾイドと大きな地殻変動により文明が滅ぶ。物語の舞台は新地球歴0030年。
武器を持たない白いライガーと惑星Zi(なのかな?)から移住して第2世代の主人公レオは最初から相棒らしい。今度のライガーは優しい性格かな?街中ではゾイドが公道を歩いているし普通に受け入れられているみたい。その様子や主人公の運び屋という仕事、ライガーとの関係がフューザーズを思い起こさせる。廃墟でバズと共にレアメタル(ジャンクパーツ)回収で資金稼ぎしていると(主人公の身体能力が非常に高い)ジャミンガ(錆びて野生になったラプトールっぽい?ゾイドのなり損ないと言われてる)に襲われているサリーと出会う。
帝国軍のリュック隊長に追われるサリーを守ろうとするが追い詰められる。リュック隊長の軍服の背中の部分にキャノンブルと接続する機能があるみたい。サリーは持っていたペンダントをライガーに投げるとレオの腕に機械が一体化し、ビーストライガーへ姿を変える。マシンブラスト(兵器開放)で倒れなかったライガーはエヴォブラスト(進化開放)し、3人は無事に逃げ切った。
本来は耐Bスーツが無いとワイルドブラスト時のコクピット内は辛いらしい。レオは不思議な力で守られているみたい?隊長の「あれがボーマン博士の研究成果か」というのはサリーのこと?ボーマン博士はサリーのおじいさん。
・感想・
OPEDともに曲は良い印象だった。ゾイドアニメはシリーズ全体通してイメージカラー青なのかな?ワイルドゼロ単体だと青いイメージがあまり無いんだけど、OP曲名が「blue blue blue」。
音楽が平野義久さん。大好きです。平野さんは作曲・作風の引き出しが多すぎる。ちょっと聞いたくらいじゃ絶対にわかんないwちょっと聴いただけで作曲者がわかるのは没入感を阻害するので好きじゃないけど、本作は好き。{/netabare}


第2話「爆砕の武器庫!バズートル」
{netabare}OP映像はまあまあ。
ライガーはレオが発掘して復元したゾイド。レオは左半身が機械に。バズは帝国軍とことを構えるのは嫌がるが、レオは特に何も言わない。
夜中に出て行こうとするサリーを引き留めるライガーとレオ。レオの体を見てショックを受けるサリー。ウォルター・ボーマンはサリーのおじいちゃん。(人の住めなくなった地球からサリーたちの母星に移民したが、その母星も滅びる。ゾイド因子を地球に持ち込んで再生エネルギーの問題を解決し、地球由来のゾイドを発生させ地球再生に役立てる計画。地球に帰る時に科学船がジャックされ、航路を変えたためその後何があったかわからない。サリーと博士は地球に到着したのは1年前。他の移民団は30年ほど前に到着しているため、レオ達は第2世代。)
ズィーフォーミング計画は上手く行かず、第一世代は呼吸器が必要でジャミンガが発生した。
ワームホールの影響で科学船が地球に到着したのは移民船が着く100年前。滅ぶ前の地球に到着したことでテラフォーミングは失敗し、地球が壊滅。ゾイドも稼働できず石化し地中に。いまやゾイドは発掘されるもの。
博士は誰にも気づかれないように地球再生の研究を続けていたが、帝国に知られてしまった。
バズの身元から帝国に居場所が割れ、バズートルに襲撃される。サリーをおじいさんに会わせるのがレオの当面の目的。
・感想・
レオは左半身が一部機械化してることを何も言わないけど良いのかな?サリーがショック受けてるから、体を元に戻すためにおじいさんに会いに行く展開かと思ったら全く言及されない。その目的もあるのだと思いたい。
キャラクターそれぞれの人柄と目的がちょっとしか出てなくてまだ設定説明ばかりなので様子見。{/netabare}


第3話「飛べないライオン」
{netabare}今回からしっかりしたナレーションが入るようになるのかな?
帝国軍から逃れるために海を渡る一行。サリーのペンダントが指し示す場所(ズィーフォーミングの施設)を目標に動くことに。帝国の海上演習場に迷い込んで逃げようとした所にスナイプテラ(ギレル中尉)によりライガーは落とされ、間一髪のところを共和国軍のトリケラドゴズ(ディアス中佐)に救われる。
・感想・
レオが窓からスナイプテラを夢中に見ててバズが困った顔するのが好き。バズが意外とレオに振り回されてるのかも?年の離れた兄と弟みたいな感じなのかな。
レオがライガーに大人しくしててっていう所は可愛くて良かった。{/netabare}


第4話「ゾイド遺跡を死守せよ!」
{netabare}共和国軍に助けられ大規模な遺跡に連れていかれる一行。バズとサリーが和む。考古学者の女性ジョー・アイセルに出会う。帝国軍を警戒するディアス、遺跡の襲撃をもくろむアルドリッジ。
レオの父親ジョシュア・コンラッドも考古学者?アイセルの憧れ。父親は行方不明になっている。サリーは祖父の「森羅万象には良い面と悪い面がありゾイドもそう。ゾイドは一度は地球を滅ぼしたが、地球と共存できる」という言葉を思い出す。レオの父も同じような思想の持ち主だったらしい。
21世紀の遺産(地下駐車場のジャンク)を漁りに入るとジャミンガの群れ。ライガーは地下に入れず、アイセルのラプトリアに助けられる。そこに帝国軍のスティレイザー(アルドリッジ少佐)を囮にガブリゲーターの小隊が襲撃。レオとライガーは、スティレイザーも敵に加勢したため苦戦。地下に爆弾を仕掛けて足場を崩し撤退させる。ガブリゲーターが煙幕使っててワイルドを思い出す。地球の自然は再生の兆しがある。草や水に触れようとするライガー。
地球考古学者アイセルが旅に加わる。ディアス中佐に目くばせしてたの何故?
・感想・
ライガーに動物らしい動きが増え、アイセルのラプトリアも威嚇の様子を見せる。野生を取り戻していくということなのかも?レオがバズから「生活のことも考えろ」みたいなこと言われてて、子どもらしさが見えてきた。サリーは結構成り行きって感じだけどどうしたいんだろう。
地球に本来いなかったはずのゾイドがどうやって地球と共に歩んでいくのか。あらゆるものは善悪の二極化では考えられないという点は前作に続き提示され、ジャミンガがその描写を担ってくれたらいいなと思ってる。
アイセルは歴史を調べ、バズは今を生きることを考える。この二人に支えられてレオとサリーは明るい未来を創っていくことになるんだろうか?(2019.10.27){/netabare}


第5話「裏切りのガトリングフォックス」
{netabare}光学迷彩で共和国軍基地に攻撃を仕掛ける帝国軍のガトリングフォックス。作戦後に動かなくなるなど、おかしな挙動を繰り返す。作戦行動の折、バーン・ブラッド二等軍曹はフォックスを制御できず逃走してしまい、ボーマン博士に出会う。
帝国軍の証であるゾイドオペレートバイザーはゾイドを乗り手の意のままに操るもの。帝国からするとゾイドは戦争するための物だけど、ゾイドの闘争本能はゾイド自身のもの。博士に曰く、フォックスにとって自由を奪われるのは何よりも耐え難い。軍属であることを捨ててフォックスの命を助けるか?
レオ達は船を入手するものの現在地の確認できずにいると、フォックス捜索中の帝国軍に襲われ、サリーとバズが人質にされる。そこをバイザーを取ったフォックスとブラッドに救われる。サリーはフォックスにまた出会える気がする、という。予告からすると次回も登場するかな?
・感想・
ブラッドの軍人という道とフォックスの意志・命の二択。ブラッドのこれまでの人生が描かれず、フォックス自身はブラッドをどう思っているのか不明確なのは難点。
前作と違うのはゾイドの命が人間に握られていること。前作だとゾイドは常に乗り手の心を問い、同じ志を抱いた時にゾイドキーが出現した。今作だと人間の手に委ねられるものが増えた代わりに責任や背負うものも重くなっている。ゾイドキーが無いから心が通じているかを確認する術が無い。これが今作で吉と出るか凶と出るか?まあゾイドキーの無い作品の方が多いので、それに代わる表現があれば良いのだから期待したい所。
車の中でバズが愛嬌があるの良いなあ。サリーは軍事技術の知識に明るい?アイセルは共和国軍との仲介役。
ちょっとした疑問だけど、バイザーをゾイドの意志を無視するものと描いてしまって良かったのかな?これをデザインして発売されている玩具もあるし、ゾイドの兵器としての側面も一概に悪いものとして描いてほしくない気持ちもある。様子見案件。(2019.11.4){/netabare}


第6話「悪魔の翼!スナイプテラ」
{netabare}最強のゾイドを作り上げることを目的に、共和国から環境や資金で有利な帝国へ移ったランド博士は、かつて地球の三分の一を滅ぼしたと言われるゾイド・ジェノスピノの化石を集めて復元しようとしている。ランド博士はバイザーや耐Bスーツの開発者でもある。スナイプテラのライダーであるギレルをそのライダーにする予定。
帝国は共和国より1年遅れて地球に到着し軍備増強等を急がなければならなかったので、共和国からランド博士を招聘し、今はジェノスピノの開発で共和国とのゾイドによる覇権争いに決着を付けたい。
レオ達は帝国から逃亡したブラッドに話を聞く。ブラッドにとっては帝国との決別の意思表明、フォックスに好きにさせてあげたかったこと。共和国軍のアイセルが言うにはバイザーはゾイドの意志を奪いロボット化するもの。ブラッドからはおじいさんの情報を得て別れ、食堂でジャンク屋からおじいさんの居場所を知る。
ギレルとランド博士は化石を回収していて、レオ達がおじいさんを追った同じ山中で遭遇。スナイプテラに撃墜されるライガー。
・感想・
ギレルは軍人としては相当なはねっかえり。傲慢にも見えるが実力は確か。でもスナイプテラは今後他の軍人に乗られることになるのかな?
帝国が力任せに軍備増強する理由はわかったけど軍内部の描写がちょっと適当な印象。しかも共和国軍側はそれ以上にガバガバすぎる。
ブラッドさんはキャラとしては好きだけど、帝国に家族とか居ないの?軍人としての出世欲とはどう折り合いを付けたの?フォックスとのやりとりがもう少し観たかったけど流れはまあ妥当な所か。
物語を進めるばかりではあるけどバズ・アイセル・ギレル・ブラッド達は性格がわかって来てる。レオとサリーに何かもう一押し欲しい。ボーマン博士がジープを動くようにした変な機械って?
バイザーについての違和感が増す。作品全体としては兵器としての側面を否定する描写は無いが、ゾイドの意志を無視するのは悪いことだと描いていると感じる。
まがりなりにも戦争を扱うのなら帝国と共和国が善悪偏った描き方にならないで欲しい。国の在り方はキャラクターの生活や思想に大きく影響する部分だし、早めに明かしてくれると色々理解も深まるはずだけど。
バイザーと軍の描写の2点はひっくり返してくれるのを期待したい所。(2019.11.9){/netabare}


第7話「ライガー奪還作戦!」
{netabare}谷底に落ちて急流に流されてレオとはぐれ、帝国軍に回収されるライガー。レオを救助に行ったアイセルは地下の滅びた都市を見つける。その様子からジェノスピノが破壊したもの?ジャミンガも多くいて、倒れたレオに群がっている。アイセルがジェノスピノの名前を出す。帝国では化石が集まりきらずギレルに毒づくランド博士。
ライガーのために焦るレオ。レオを心配するサリー。共和国軍の施設で治療を受け、ライガーの情報を得て帝国のザガート基地からの救出作戦に出る一行。立場上ディアス中佐は帝国へ共和国から仕掛けることは出来ないため、4人はジャミンガを使って工作してザガート基地に入る。レオ、サリーがライガーを修理し(レオの左手に反応してライガーのキャップが取れたのは何故?)バズが提案して武装を付ける。アイセルはザガート基地のシステムをハッキングして帝国基地から共和国軍領地への誤射を演出し、帝国軍が門を壊してレオ達を脱出させる。帝国がジェノスピノを復活させようとしているとディアス中佐から伝えられる。
ジェノに語り掛けるギレル。
・感想・
キャラ描写が全員良かった。ギレルとランド博士のやりとりも。全体的に子ども向けらしい表現が多かった印象。サリーは特に良かった。レオを心配し、ライガーの救出を手伝い、友達らしいやりとりが見れたと思う。
アイセルの機転も良かった。帝国から工作員がいたことを追及されたらヤバない?とちょっと心配ではあるけど。
「心と心が通じれば、ゾイドはかけがえのないパートナーになる」これが共和国側の考え方で良い?そうなると軍備としてのゾイドの運用はどんな感じなんだろう。
ラストでギレルがジェノスピノに呼びかける。ジェノに意志を認めるのならギレルは道具扱いだけとは言い切れない。強い兵器としてゾイドにこだわるならギレルにとっては相棒となるはずだし、ギレルの人間性ともマッチする。ランド博士は腕を気にしていたし呼吸器使ってないのが気になる。ジェノに対してはマッドな惚れ込みよう。
ジャミンガ大活躍だけど、結構酷い扱いかも知れないwライガーにやっと武器を積んだと思ったら取ってしまった…毎回改造して武装を取っていく展開だったら面白いかも。ラプトリアとライガーが可愛い。(2019.11.16){/netabare}


第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」
{netabare}キャノンブルに追跡され、砂嵐の中を進む一行。砂嵐の外に出たと思ったら21世紀の時のまま保存されたような街に出る。急に地面の穴からジャミンガが現れる。レオが父親の研究にあった「ボルテックス」の話をする。砂嵐(未知のエネルギー)に守られ時間の流れもおかしくなった街を見つけた、その不思議なエネルギーが「ボルテックス」。その時サリーのペンダントが、町の中の巨大な穴に導く。ペンダントと穴の奥の何かが反応して光る。
レオとサリーが探索に入り、地下鉄の線路を辿ると大きなキューブ…ジーフォーミングの端末がある。レオの体のゾイド因子と反応し、サリーが再起動することで、端末は地下へ潜っていく。端末が正しく起動したから。
地上に出るとバズとアイセルが帝国軍の捕虜になっている。サリーが帝国軍に投降しようとしたとき、端末が正常に働き始めたため街が朽ちていく。混乱に乗じて反撃に出るライガーとラプトリア。帝国軍をかわした一行はサリーのペンダントとレオの父親の手記の「ボルテックス」の場所を頼りに端末を探すことにする。
次回ギレルがライガー討伐に出るか。
・感想・
今回もラプトリアの動きが可愛い。アイセルもラプトリアに乗る時耐Bスーツ使ってる。これがないと本能開放できないのは帝国も共和国も同じ。レオがゾイド因子のせいで明らかに普通じゃなくなってるんだなあと。アイセルがキャノンブル二機を手玉に取るのは良かった。乱戦・混戦になると小型ゾイドも活躍するので嬉しい。
レオにはゾイドの改造に詳しいって設定があるんだから、隊長のキャノンブルの武装変更には自分で気づく方が良かった気が。レオの腕が機械化したのがゾイド因子のせいだって話、今までに説明されてたかな?個人的に予想はしてたけど本編内でちゃんと知らせて欲しい。結構気にしてたから見逃してはいないと思うんだけど…。
ランド博士も左手?気にしてたからゾイド因子の影響を受けているんだろうか。地面からジャミンガが現れたし、地下の端末が正常に機能してないからジャミンガが発生するということだよね?
キャラ設定を使いこなせてなかったり、説明不足が目立つ気がする。もう8話なのに何となくもやっとする。明かせない謎は別だけど、説明はもっと端的にして欲しい。バズのキャラクター描写が一貫しないのもストレス。コメディリリーフなのかレオの保護者ポジなのか、明確にしてもらえると良いんだけど。(2019.12.1){/netabare}


第9話「空へ吠えろ!ライガー反撃‼」
{netabare}バズが旅費調達のために手に入れた怪しい地図を頼りに荒野を進む一行。100年前の航空母艦や飛行機を見つけるが、軍事的な遺産のため共和国軍のものに。100年前の装備なのにカタパルトが動く。アイセルが居ない間に、言いつけを破って内部を調べに入るレオ達。船内でジャミンガの群れの死骸を見つける。
アイセルはディアス中佐から「彼らの監視と報告を」頼まれる。やはり軍の仕事だったんだね。
帝国軍がビーコンを受信して見つかってしまう。「共和国が領有を宣言しているが実効支配していないから上層部に連絡しよう」
レオ達はディメパルサーを筆頭とした帝国軍の部隊と交戦。スナイプテラが襲来したのをカタパルトを利用して撤退させる。ビーストライガーはスナイプテラにまた会える気がする、と。ギレルもレオへの評価を上げる。
・感想・
最近サリーが行動力を見せてくれて嬉しい。バズはコメディリリーフ寄りになってるけど、地図の入手・探索・カタパルト準備など縁の下の力持ちといった描写は悪くないと思う。ギレルがレオとライガーをライバル認定したっぽい?これも良かった。
…アイセルはやっぱり監視任務なのですね。そうだろうとは思っていたけど、個人的には子ども向けアニメでこういうのを最初から明らかにしていないのはもやっとする。共和国と帝国はまだ国境線が定まらず領地争いをやっているわけだ。予想はしてたけど、両国の生活の描写が無いので解りにくくなってる気がする。
私は近接格闘戦・修理整備シーンが好きなので、重火器の打ち合いが多くて見てて楽しくない時も。一番生き生きしてて楽しいのはラプトリアかも。(2019.12.9){/netabare}


第10話「フォックス捕獲指令」
{netabare}ジャミンガを退治したりして生計を立ててるバーン。帝国にも共和国にも頼らずに生きている街もあるみたい。発掘のプロを名乗るエドという中年男に発掘現場の孤島のジャミンガ退治を頼まれる。一方のレオ達も海上運搬の仕事を受けている。
ラプス島は10年以上前に取りつくされたと言われているが、エドは諦めていない「ゾイドの発掘は人生を懸けるにふさわしい仕事」。二人で島に入るがバーンは取り残され、エドが手引きした帝国軍に襲われる。
海上から砲撃され陸上ではラプトールに襲われ捕獲されるが、一度は自力で脱出。エドが手引きしたことを知るが、帝国に島を破壊されてエドも気落ちしている。エドの船で逃げようとするが追い詰められたところを、運搬仕事で船で移動していたレオ達に助けられる。バーンとは別れるけど、レオ達の仕事は間に合わなさそう…。ラプス島の地面から何かが見えている。
・感想・
お仕事の話は好き。レオ達や普通の人達の暮らしぶりが見えたのは良かった。最後にエドにフォローが入るかと思ったんだけど無かったのが勿体ない。エドも帝国軍を追い払うのに小さくても良いから活躍があればもっと面白かっただろうに。エドはマスク付けてないけど第2世代ということ?バーンはまたフォックスに強化したバイザーを付けて使われると言われて怒る。そりゃそうだよね。バーンは後ろ手に縛られたまま海に飛び込んでよく生きてたね…。
今回は作戦行動や戦闘が良かった。ただフォックスが岩場を上る時とか不自然?。スティレイザーとフォックスの本能開放でフォックスが撃ち負けるシーン良かった。次回予告、バーンまたレオ達に合流する?今回ラストで別れずに同道してても良いような気がするけど。なんだろう、全体的に話の繋ぎがおかしい時があるのが気になる…。(2019.12.15){/netabare}


第11話「灼熱の破壊竜ジェノスピノの復活!」
{netabare}ギレルは病床のコリンズ准将を見舞い、ジェノスピノの復活を誓う。基地にはアルドリッジ少佐も。そこにランド博士からジェノスピノ最後のパーツがイージスバレーで発見されたとの報せ。回収に乗り出すが、空輸の途中にパーツのエネルギーで山火事が起こる。
船で移動中のレオ達は共和国軍の連絡で山火事の現場へ。化石は発見次第破壊することに。バーンが一般人の救助の依頼で動いていて、待機中のサリーたちに合流する。レオとアイセルはバーンの案内で化石の元へ。
スナイプテラで現場へ向かうギレル。ギレルの足止めで帝国の輸送が間に合い、レオ達は化石を持ち去られる。ジェノスピノが完成するものの、コリンズ准将は亡くなり、アルドリッジ少佐がどういう方法でかジェノスピノのパイロットに任命される。
・感想・
今回のイージスバレーのパーツが最後だというけど、前回のラプス島の残された化石はなんだろう?
コリンズとギレルの会話良かった。病気であることは前の登場時にはっきり描いておいても良い気がするけど、そういえば前も杖をついていたっけ?惑星Ziに居た頃のコリンズの二つ名「黒い荒鷲」はスラゼロネタでしょうか。熱くなるギレルは人間味があって良い。ギレルとコリンズ、親子のようで良いですね。ジェノスピノのことではランドとギレルは気が合いますね。この二人仲良く喧嘩しな!って感じ良い。今作はドラマ性の描写がギレルとバーンに偏っている気がしてならない。
コリンズとランドは屋外ではマスクをしているので、屋内なら外しても大丈夫という事だろうか。第2世代は耐性があるから単に慣れの問題なんだろうか。
レオ達が共和国軍に良いように使われてる感があってスッキリしない。アイセルがレオ達の監視任務も負っていることをレオ達が知っているならモヤモヤしないと思うんだけど。
ラプトリアが今回も可愛い。ジェノのCG流石だけど、もう少しハッタリきかせた演出しても良い気が。(2019.12.23){/netabare}


第12話「無敵の咆哮!ジェノスピノ!」
{netabare}アルドリッジ少佐がシーガル准将によってジェノのライダーに任命される。共和国軍に身を寄せるレオ達。巻き込むわけには行かないというディアスだが、アイセル「レオ達はもう巻き込まれている。彼らは地球を愛してる。気持ちは我らと同じ」
ジェノに共和国軍の基地を破壊される。帝国軍シーガル准将から共和国軍ギャラット少将との通信で、ジェノによる共和国軍基地の破壊はコリンズ准将による暴走であると嘘をつく。ギャラット少将も気づいている様子。シーガル准将は軍事力としてしかジェノを見ておらず、ランド博士はライダーが誰でも構わない。(ギレルはコリンズ准将の執務室に立つ様子がワンカット入る)
都市要塞モザイクにジェノが襲来する。モザイクは共和国軍象徴とも言える場所。テラフォーミングシステムが正常に機能し再生した希少な場所で、その「希望の地」を守るために要塞都市がある。
都市内にジェノを誘い込んで罠に嵌めるがジェノを傷つけることは出来ず、重火器を積んだライガーとフォックスでも倒せない。ライガーは大破、それを守ろうとしたディアス中佐のトリケラドゴスは再起不能に。取り逃したジェノスピノは共和国の首都ネオへリングに向かう。
・感想・
ディアス中佐がレオ達を巻き込みたくないって言うのはどの口で言うの?としか思えない。軍服のまま身分を隠さずアイセルを同行させた時点で嫌でも巻き込まれるでしょうに。
チーム内でのバズの役割がいまだにはっきりせず、今回のような場合に何もできない(役割が無い)のが結構ストレス。バズは役割次第ではかなり好きな立ち位置なんだけど。ていうか役割が比較的明確でかつ好きだなって感じるキャラがギレルとアルドリッジ少佐くらいしか…。
近接戦闘多くて作戦行動があり楽しめた。個人的にギレルに期待するのはジェノスピノとの関係かも。(2019.12.29){/netabare}

第13話「漆黒の魔獣!ドライパンサー!」
{netabare}ジェノスピノを止めるために行動し始める共和国軍。ライガーは瀕死の状態。急に要塞都市モザイクの周辺が金属化し始め、リジェネレーションキューブの端末があることがわかる。アイセルとサリーが端末の再起動に向かう。モザイクの環境は変化し続ける。
ジェノスピノの操縦で消耗するアルドリッジ少佐。シーガル准将は共和国軍からの連絡を無視。ランド博士がシーガル准将に、要塞都市の端末を回収するよう依頼するが疎ましそうな様子。(ランド博士は最高科学顧問として将官クラスの権限を持っている)ランド博士のデスクに家族との写真。多分孫娘はサリー?ドライパンサーがモザイクに進軍する。
コリンズ准将の遺志を継ぐ決意をするギレル。共和国軍のディアス中佐を頼り、コリンズ准将の名誉のためにジェノスピノを止めて欲しいと頼む。ギレルが捕虜となり鹵獲された体を装いスナイプテラを使い、ライダーであるアルドリッジを狙うことを提案する。
レオは生身でサリーたちのフォローに向かい、地下を通って湖の下の空間に出る。一方ビーストライガーはボロボロの体で湖に入る。湖底で端末を再起動するとキューブは地面の中に潜り、湖底から石のコンテナのような物がレオ達の前に現れる。
ジャミンガや帝国軍ドライパンサーの襲撃に苦戦するフォックス。
・感想・
今回は良い所が多かったと思う。ギレルがここまで型破りな行動に出るとは思わなかった。良く気づかれなかったなあ。ギレルの行動原理がさらにはっきりしてきた。アルドリッジ少佐死んじゃったりしませんかね…;;好きなんで生き残ってください。
ライガーが湖に沈むのを見てバズが慌てる様子は和んだ。せっかくならライガーから止めようとするバズへの反応があれば良いのに。森や水場はゾイドにとっても癒される場所。サリーが「レオはライガーについていて」と言い、それを結局振り切ってレオが救援に向かうのも、レオとサリーの自主性を感じた。
場面転換が多すぎるようには感じる。ドライパンサーはお披露目のみ。個人的には、ライガーから周囲の人間への感情表現をもっと見たいかも。
(2020.1.12){/netabare}

第14話「超進化!ライジングライガー‼」
{netabare}ドライパンサーに苦戦するフォックス。
湖底でコンテナから目覚め、ドライパンサーを退ける白いライガー。ペンダントの力だと思われる。自身の意志で強くなろうとするライガー。
共和国軍はジェノスピノ進行を防ぐため、鹵獲したスナイプテラを利用することに。アイセルにも増援要請。
ライガーの回復はキューブとゾイド因子の相乗効果によるとランド博士は結論する。ボーマン博士はその二つを使った地球再生を考えていたのではないか。
瓦礫の中からライガー改造のためにパーツを集める一行。ブレードも修復して載せて完成。復活と改造が別なのが良いですね。
ジェノスピノにより消耗するアルドリッジ。ジェノスピノは海を泳いで共和国軍の首都へ。ディアス中佐はスナイプテラでアルドリッジの消耗を狙う。マシンブラストを繰り返したことでアルドリッジが昏倒しジェノスピノは停止。
一方ドライパンサーはライガーを襲うが隠密性が有効でなく、覚醒したライジングライガーに倒される。
・感想・
今回は面白かった。修理シーンがずっと見たかった。ゾイド達の仕草や感情もとても良かったし、復活と改造(パワーアップ)が別々なのが好き。
ジェノスピノのマシンブラスト、柄の所伸びるんですね。ギルラプター、ボーンとアーマーの色が逆になった機体が。
ライジングライガーとレオの意思疎通の様子が良かった。今回はキャラ描写も良くて、サリーも生き生きしていたし、お茶を差し入れるバズもワンカット入ったり。サリーが「とっても強そう!」って可愛いwアルドリッジ少佐には無事に帰ってきてほしい…。もしかしたら一番好きなキャラかもしれない。
新EDでゾイドが走っていくの好き。次回予告とゾイド紹介も二人体制で好き。ずっとレオとレギュラーキャラ誰かでやって欲しい。
{/netabare}  

【以下、15話~22話まで】
{netabare}
第15話「破滅竜ジェノスピノを追撃せよ!」
アルドリッジは消耗しジェノスピノも停止したように見えたが、ジェノスピノはライダーなしで暴走し始める。首都に向かうのを止めるためにディアス中佐やレオ達はジェノスピノを追撃する。共和国軍は廃墟で迎え撃つが足止めできない。ガノンタス、グラキオ、トリケラとか。
ゾイドコアを狙う作戦をサリーが提案。ギレル「無謀だがライガーのライダーが俺の想像通りなら」「こんな愚行を犯すためにジェノスピノは復活したのではない。この事態は帝国の望むところではないと信じている」レオ「ライガーはジェノスピノを止めるために進化した」
ギレルがバイザー付きキャタルガを使ってビルの下敷きにしてレオとライガーが攻撃。ジェノスピノを停止させる。ランド博士はジェノとライガーのデータ収集していた様子。ジェノスピノをどうするかは帝国と共和国の上層部が協議して決めることに。
サリーはゾイドのためにボーマン博士の目的を果たすと再度決意する。レオ、ギレル、バーン、ディアスの顔合わせ。コリンズ准将の汚名は雪がれたと言ってギレルは帝国に戻る。
・感想・
格闘戦が良かった。ライガーとレオのやりとりも。
捕虜であるはずのギレルの扱いはグダグダ…まあそれどころでもないけれど、何の交換条件もないとか、相変わらず気になる…。アルドリッジ少佐が心配。ギレルは准将の汚名は晴らされたというけど、どうだろうなあ…。サリーが自分の意志でボーマン博士の仕事を受け継ぐ流れがさらに明確になったのは良かったかな。
レオ、共和国軍にスカウトされるのか…。あまり共和国軍に肩入れしてほしくないと思ってきたけど、ギレルがジェノを戦争の抑止力として本気で考えているなら、レオが共和国軍に協力する流れになってもどうにかバランスは取れるかもしれない?両国の戦いが和平で終わるだろうことは想像できるけど。(2020.1.30)

第16話「徹底研究!これがライジングライガーだ!」
帝国女帝フィオナと共和国大統領との会議と和平。ジェノはそのまま残されることに。ネオへリック招待されたレオ達。軍に戻るアイセル。ディアス中佐の両親の歓待を受けるレオ達。第一世代は上部のマスクが必要ない場所にいる。ドーム状になってる?
ディアスと昔馴染みらしいシェリー・ハント大佐。レストランでレオに勲章を渡す。一般にはレオがジェノを止めたと知らされていないから?
シーガル准将は帝国で軍事裁判を受け、アルドリッジ少佐は意識不明のまま。ギレルはランド博士と衝突する。
シェリー大佐からライジングライガーのデータ収集を依頼されるレオ。ライガーを管理したい大佐に軍人にならないかといわれるがはっきり断り、勲章も返してしまう。アイセルが監視任務を継続することに。
ディアス中佐の両親から「君たちにも生きた証を残してほしい。地球人として」
・感想・
仮想敵として色んなゾイドが出てきて良かった。
まあ、軍との関係は妥当なところに収まったかな。金巻さんの脚本好き。
中佐の両親が出てきて良かった。アイセルが情が移ってるのもしっかり描かれて大分スッキリした。もう少し人間関係が軍意外と作られたらいいんだけど。首都の暮らしぶりももっと見せて欲しいな。食事シーンが好き。ていうか生活の様子が見れるの好き。一度渡された勲章を礼儀正しく返したレオ良かった。(2020.2.2)

第17話「逃亡者ボーマン」
総集編
リュック隊長はボーマン博士を追っているが取り逃している。
キューブの反応がある村へ向かうボーマン博士。
・感想・
総集編にしてもちょっと意図が…?ボーマン博士がほぼすべての出来事を把握しているということでいいのだろうか。狙いが明確でない総集編でちょっと残念。(2020.2.11)

第18話「琥珀の大鋏!クワガノス出撃せよ!」
ゾイド因子を作ろうとしてる?ランド博士と助手。ランド博士の作った装置からはジャミンガが現れるが、ランド博士の右腕に怯む。
ジープが不調で立ち往生しているレオ達は、マグネスターウイングとガラクタで作ったドローンみたいなものに乗ったジェイクと出会う。空を飛ぶのが夢。レオはそこに首を突っ込み、マグネスターウイングを利用した飛行機を再現。
一方アイセルは軍の仕事で別行動。クラウド大尉と発掘隊がクワガノスの化石を発見・復元している。性能テストの途中でジェイクの飛行機とかち合って墜落し大破。捕まったジェイクとレオ達が合流した夜帝国軍に急襲される共和国軍基地。レオを助けるためにクワガノスに乗り込むジェイク。帝国のクワーガを撃退し、レオが苦戦していたドライパンサーを退ける。
・感想・
軍人以外との人間関係が広がってきたのは良いけど、軍が絡まない話がそろそろ見たい。そう思うとアイセルが軍人として同行しているのが、話の幅を狭くしてて嫌になってきた。飛行機は地球独自の発明だったみたい?レオが知ってるのは地球の歴史に詳しいから?呆れるバズ良かった。
ジェイクはクワガノスをワイルドブラストさせる。ジェイクとクワガノスの絆にお話を持っていかないのが意外でもある。最新型のクワガノスは機密だろうによくジェイクを開放してくれたなあ…。軍の描き方がガバガバなのは変わらない。ジェイクが次は宇宙を目指そうかなっていうのは好きな感じ。
シリーズ構成の脚本が個人的にイマイチ。(2020.2.21)

第19話「孤島の争奪戦!」
キューブを探してボルテックスの大嵐の海に乗り出したレオ達は大波にさらわれて遭難する。島は静かで、会場は大荒れしている。はぐれたサリーはゼペットという男に助けられる。端末と思われるものの場所を案内してもらう。
帝国軍ランド博士とメルビルは異常気象の中に端末を探すために向かっている。島では呼吸が平気なのでキューブの存在を確信する。島の捜索を始める帝国。
ゼペットは娘の話をし、サリーは自分の父の話をする。サリーの父は幼い頃に家を出ており、サリーはいまも会いたいと思っている。帝国軍に見つかるがレオ達が助ける。レオとサリーで端末を見つけるが、ランド博士と鉢合わせに。持ち去られる前にサリーは端末を再起動し、アラシが収まった所でバズとライガーたちが合流。
メルビルのスナイプテラを撃破してゼペットと共に陸へ戻る。
・感想・
スナイプテラって二人乗りできるのか…。サリーの母はクリスタという名前。
バズの役割があったのかどうか今回は微妙。それよりアイセルがいても役に立ってない感。ゼペットの娘との再会まではやってくれないんですね…。人情もの仕立てもたまにはやってくれないかなあ。親子関係の描写のためだけにゲストキャラがいるのならそれは苦手にかんじてしまう。
ゾイドの動きは確かに良いんだけど、瞳の表現がほとんど見られなくなったのが泣ける。ゾイド紹介コーナーで使用目的に沿ってしっかり改造されたメルビルのスナイプテラの紹介をしたのはとても良かったと思う。前作は亜種だけだったから。こういうのがメカ的な楽しさ。(2020.2.24)

第20話「リジェネレーションキューブの村」
村の洞窟の奥でキューブを修理するボーマン博士。修理が終わるから出て行くと少年に伝える。
燃料補給するレオ達とバズ。キューブの情報を見つける。
ランド博士にとって右手は何なのかな?ランドとボーマンは惑星Ziでは共同研究者。ボーマンは地球再生にゾイド因子の力を使う。破壊と再生の力。
デスレックスの突然変異種の化石。荷電粒子の発生機関の一部。荷電粒子は膨大なエネルギーを使うためにそのゾイドは自滅した?ランド博士は荷電粒子発生機関の化石にキューブを移植することで荷電粒子砲を使えるようにするつもり。
村にレオ達が到着し、ボーマン博士も一人で旅しながらキューブを再起動してきたことを知る。土地を接収しようとする帝国軍とレオ達はかち合うが、共和国のクワガノス部隊に助けられる。ボーマンの滞在した部屋に映像が残っていて、サリーはペンダントを奪われないよう忠告される。
回復したアルドリッジ少佐は、軍刑務所に入るはずだったがランド博士からペンダント奪回の条件を出される。専用の黒いファングタイガー登場。
・感想・
アルドリッジ少佐ご無事で何より!ファーストネームはダグラスさん。バズは最近安定して生活面をフォローするようになってきた感じでなお良し。
クワガノスの登場で帝国独壇場だった制空権に変化が起こりそう、というのはなかなか好き。本編内でやって欲しい気持ちもあるけど、それやってしまうと対象年齢と合わないかもしれないし、内容が複雑化しすぎるかな。
帝国軍の描写が濃いので兵器ゾイドに関しては好きだなって思うんだけど、共和国軍は…。兵器扱いなのは一緒なのでアイセルとディアスの以前の会話が上滑りしてるようにしか未だに感じられない。アイセルはラプトリアと仲いいけどそれだけ…。(2020.3.5)

第21話「時を超えた記憶」
女帝に謁見するギレル。女帝の不自由さ。
異常に綺麗なビル街に入るレオ達。アイセルはその中で100年前の幻を見る。100年前の状態のオフィスに入ると異常が。エレベーターで上階の居住区まで。AI人形アリスが持ち主のマリアという女の子を慕ってよく似たアイセルを呼んだらしい。そこにジャミンガが襲ってきて、アリスは壊される。良かったアイセルがジャミンガを蹴散らす。
・感想・
ビルが綺麗な状態なのはキューブのせいじゃなかったの?一部だけだから何が何だかよくわからない。
アイセルがどうしてそこまでアリスに感情移入したのかがよくわからない。自分も同じような経験があるとかならわかるけど、物語のためにキャラクターが動かされてる感がちょっと乗り切れない。メインキャラでさえ上手く掘り下げ出来ていないのはちょっとどうかな…。脚本金巻さん。いつもは好きだけど今回はイマイチ。
ラプトリアが壁を上るのとか良かった。ラプトリアの紹介がアイセルだったのは良かったと思う。(2020.3.13)

第22話「ファングタイガーの罠」
ファングタイガーでレオ達を追うアルドリッジ。一人レオ達を追跡するリュック隊長。ラプス島で大きな化石が出たことをエドから知るバーン。バーンは一人ラプス島へ。オメガレックスを再起動しようとするランド博士。
100年前の遺物の多く残る場所でリュックに追いつかれるレオ達。谷に逃げ込みリュックのキャノンブルからは逃れるが、アルドリッジのファングタイガーに見つかってしまう。バーンとフォックスの助けでファングタイガーは退けるが、サリーがリュックに連れ去られる。(2020.3.20) {/netabare}


【一旦視聴を止めます】
毎週見るのがしんどくなってきてしまいました。動画サイトなどで見る気になれば、最終回まで終わってから一気に見ようと思います。

以下、具体的に視聴断念の理由。

{netabare}世界の謎に迫る物語なのは理解していますが、正直見ていて楽しくないです。
いつかテーマ性が明確になるかなと思って気長に見ていたのですが、もう半年近くなるのにモヤモヤが溜まっていくばかりになっています。

・ゾイドとの関係性・
国家間の小競り合いがある世界でゾイドが人とどんな関係を築いているのか(帝国・共和国の軍事運用の形、ゾイドの意志をどのように扱うかなど)を見たいと思っていたのですがなかなか…。兵器として扱うのが嫌と言うわけではないので、帝国側はある程度描写されていて納得しています。一方の共和国側が「ゾイドはパートナー」としか言っていなくて、じゃあ軍事運用はどうなってるのよ?と感じてもやっとしています。
・キャラクター・
個人的に感情移入できるキャラクターがおらず、単発回でのキャラの掘り下げも納得いかず、若干ストレスが溜まってきてしまっています。ゲストキャラクターが良い所無しに退場する場合もあって、見ていて辛い。
・惑星Ziからの移民がどう暮らしているのか・
国の在り方、普通の人たちの生活、生活の中でゾイドはどう利用されているか。そういうのがあまり描かれないのがなあ…。
・ゾイドの改造・
今年は改造を売りにしていくと言っていたのに、改造シーンやメンテナンスシーンが少なくて勿体ない。玩具の改造用アイテムも2種類出ただけだし。
{/netabare}(2020.3.26)
{/netabare}


【最終話まで視聴した感想】
まず、私個人が視聴断念した理由に対して納得する事は無かったです。最初から描く予定のない要素だったのでしょうね。キャラクターに関しては終盤で好きな所が増えたので、見なくても良かったとまでは思わないのですが。
よって私個人としては、それほど好きとは言えない作品となりました。
今作はハイティーン向けに私には見えるのですが、前作がキッズ向けだったので前作視聴者を取りこぼした印象があります。間にローティーン向けの作風のアニメを一作挟んでも良かったのでは、と感じてもいます。

ゾイド紹介コーナーが癒しでした。二人で掛け合いながらやる回が好きだった。バズもたまに出てくれて楽しかったです。

ゾイドのCGは素晴らしかったです。戦争ものとしての物量とか迫力はよくできていたと思う。
ワイルドゾイド(玩具)のコンセプトやデザインとして動物の側面を強調したはずなのに、動物らしさはあまり描かれなかった…というかちょっとした動きとかは結構感じたんだけど、瞳の表現がだいぶ少なくなってしまったのは勿体なかったなあ…。

{netabare}
35話以降の終盤ではありますが主人公のレオが物語の中心になったと感じましたし、冒険ものと感じる所も増えたりキャラクターの心理描写もコンスタントに入れてくれていて良かったです。
40話のバズが4発目の砲弾をネコババしようとする回すごく好きでした。全てのキャラクターに見せ場と役割があってとても良かったです。
41話でランド博士が乗るギルラプターが跳躍力やバランス性能を活かしてリュック隊長とメルビルを翻弄していたり、ゾイドの動きは前作から長所を継承して上手く魅せていたと思います。

49話と最終回も好きな所が多かったです。
ゾイドの楽園が地殻変動で切り離され、後々それがワイルド大陸になるのでしょうかね?ワイルド大陸と戦争をやってる帝国共和国の大陸は今後基本的には関係しないということかな。

レオとライガーの崖飛び越えで締めたのは本当に良かったと思うし、地球考古学者になるって新しい夢を得たのも良かったし、ライガーとのつうかあっぷりも良かったです。このライガーは質実剛健な性格なんだろうなあ。レオとのやり取りが終盤では増えてとても好き。
せっかく退役したアイセルには是非私服姿を見せて欲しかったと思います。アイセルはまだ良いとしても、他の軍人たちは軍人としての側面しかほとんど見ることができず少し残念でした。
ギレル、ディアス、バーンなど良いキャラが多かったけど、大人達に視点が寄りすぎている印象はあって、私はそれよりも地味に堅実に、主人公側の生活風景や旅先での一般人や軍人との交流の方が見たいと感じました。

私はバズとアルドリッジが好き。この二人が好きな理由は、やっぱり子供を主役として直接的に盛り立てる役回りだからなんだよね…。
{/netabare}

【軍事要素について】
ワイルドゼロには帝国と共和国のゾイドの運用の違いとかやってほしいなと最初は思ってましたが、そこまでやる尺は無かったですね…。そこは仕方のない事かなと思います。
{netabare}
ワイルドでも兵器としての面は描いたからさらに踏み込んで欲しかったというのもあって、

・帝国は一般的に編隊で扱うから行動を平均化するためにバイザーを付けるが、個々の戦闘力も落ちてしまう場合がある
・共和国はパートナー関係を重視するから個別の任務が得意だが、連携しての作戦時にはゾイド同士の相性も考えないといけない

とか、二国間の戦争だからこそ出来る表現もありそうだなと妄想してたんですけど。
バイザーがゾイドの意志を制御するものと言われたきりで、なぜそうする必要があるのかも語られずに終わってしまったのが残念です。バイザー付きの玩具が発売されているのにそれを悪く言って終わりって、販促アニメでそれはないでしょうって思うんですけど。

個人的には戦争(軍)を描くなら守るべき町や市民も描いてほしかったというのもあります。
レオは軍関係者との関わりがほとんどで、世界を広く描こうとしてるのは感じるのに社会(人間関係)は狭く感じてしまい、個人的には少し苦手です。
帝国軍人のリュック隊長が第1話で悪役っぽくて私はそれが嫌でした。結局共闘関係になるなら最初から良い所も描いてくれたら良かったのに…って思いましたし、レオは中立であってほしくて、共和国だけじゃなく帝国の人とももっと人間関係作って欲しかったです。

素人の後出しジャンケンになっちゃうけど

・序盤…レオが運び屋として帝国共和国両方で仕事して軍人や市民との交流を描き、さらに軍の激突などもレオの視点で見せる
・中盤…レオが中立の立場で帝国共和国を繋いで協力して地球の危機に立ち向かう
・終盤…キューブ再起動と父親の伏線回収

みたいに、レオが全体通して中心にいられるような話運びをして欲しかったです。
{/netabare}


【地球再生の物語としては】
こっちを期待していたのでレオの頑張りはとても好きなんですけど、原因が苦手なパターンで…。
{netabare}
地球が滅んだ原因が惑星Ziからの移民にあるという時点で私は結構冷めてしまっていたので、全体に対しては好意的にはなれませんでした。
ありがちだけど、100年前地球人類を見限った地球の防衛本能がゾイド因子を使ってゾイドを作り出しゾイドクライシスを起こした!とか、全部地球人のせいにしてしまえば惑星Ziからの移民を素直に応援できたと思います。

前作の世界観には夢のあったのも好みだったから、同じ世界に戦争とかゾイドクライシスとかされると私の心にダイレクトアタックが…
いっそワイルドと繋げないで惑星Ziか他の惑星にしてもらえたらよかったんかなって…
{/netabare}

【ちょっと愚痴】
興味ない人は読まなくて良いヤツだよ。
{netabare}
アニメスタッフとスポンサーの関係を外野が推しはかることはできないので戯言ですけど、世界観を作るタカトミがこういう指示を出したのなら、戦争ロボットものが受けないとさんざん言われている今の時代、アニメスタッフは相当苦労したのでは?
アニメの主要スタッフはドライブヘッドの人達なので、子供向けについてはよくわかっていると思うんですよね。
それこそタカトミは帝国・共和国間の戦争をやってほしい、アニメスタッフは地球再生の冒険物語をやりたい…みたいな齟齬が出ていたとしてもおかしくないのかなとか思ってしまいました。
お疲れ様でした。
{/netabare}
(2020.10.23)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

uzis さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

無印より大人向け。

無印は本当にキッズ向けで正直見るに耐えなかったが、ZEROはギリ大人でも楽しめるのではないかと。
主人公は少年少女だが、周りの大人キャラがけっこうな比率を占めるので、大人の心理や思考などが物語に入り込んできているのが要因、かな?
また、戦争や地球存亡の危機などのテーマも脱キッズアニメに寄与してると思う。
とはいえ、夕方放送の少年少女向けアニメの範囲を超えるわけではないので、そこは割り切って見たほうがいいと思う。

ゾイドに生物的要素があるのが個人的には面白かった。
でも、キャラデのせいか推しキャラできなかったのは残念。
バトルシーンはCGが違和感なく馴染み、迫力もあって見ごたえがありました。
でも、バトルパターンが似てるので、一気見とかだと飽きてくるのはご愛嬌ですかね。
単なるゾイドグッズ販促アニメではなく、物語がきちんとしていて、それなりの見ごたえはありました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

63.9 228 2019年度アニメランキング228位
かつて神だった獣たちへ(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (237)
841人が棚に入れました
パトリア大陸に生まれた民主主義国家【パトリア】。経済的不一致から【北部パトリアユニオン】と【南部パトリア連合】に分裂したこの国では、長きに渡る内戦が続いていた。劣勢に追い込まれた北部は、南部打倒のため、遂に禁忌の技術を用いてしまう。人間を異形の兵士へと造りかえるその術は、人の姿と引き換えに、神にも喩えられる力を得るというもの。その力により長き戦乱は、和平へと導かれる事となった。【擬神兵】、それは【神】と称えられた救国の英雄。時は経ち、戦争が過去へと移り変わる今。人の姿と引き換えに【擬神兵】となった者たちは、その過ぎたる力故、人々からただ【獣】と称ばれ、恐れ蔑まれる存在へと変わっていた。元擬神兵部隊の隊長・【ハンク】は、【獣】に身を堕としたかつての戦友でもある【擬神兵】を殺す者【獣狩り】として旅を続けていた。擬神兵だった父の仇を探す少女【シャール】はハンクと出会い、父の死の意味を知る為、共に旅することを決意する。やがて知る、戦い続けなければならない本当の理由。そしてハンクが探す【獣を解き放った男】の存在。仲間殺しの罪を一身に背負い続けていく【ハンク】の旅路の行き着く先とは?

声優・キャラクター
小西克幸、加隈亜衣、中村悠一、石川界人、日笠陽子、能登麻美子、市ノ瀬加那、坂本真綾
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かつて期待した視聴者たちへ

かつて神(とまで称えられ尊敬を受けた兵士)だった 獣(となり下がった者)たちへ


適性ある者が施術を受けて一騎当千の人間兵器化し戦場を駆け抜けるも、戦争が終わったら用済みになったという悲しいお話。
彼ら人間兵器は擬神兵(ぎしんへい)と呼ばれその隊を率いていたハンク・ヘンリエット(CV小西克幸)が主人公。ハンクと行動を共にする少女シャール(CV加隈亜衣)の二人が主要人物となる物語。あらすじは省略。例によって原作は未読です。

全般恋愛要素は薄めで、もっぱら焦点は


 “戦中戦後で評価が逆転した者たちの悲哀”


これにつきます。タイトルから期待する展開はそれ以外考えづらいのです。

神を模した擬神兵との設定は独特。ガーゴイル・ウェアウルフ・セイレーンその他馴染みの神々たち。
{netabare}力を行使し続けた結果としての副作用。人間としての理性を失くしてしまうことで、{/netabare}彼らが邪魔者扱いとなっていく過程は哀しみの色を帯びてます。
下手に視聴者に媚びてないので、題材に興味を持ったら手を出して良いかもしれません。よくある帰還兵PTSDものの範疇かも。


で結論ですが、面白くありませんでした。あっさーいのです。


OPはまふまふさんの「サクリファイス」。
Aメロかっこいい! 
Bメロ盛り上がって来たぞ! 
サビ・・・ん?
ボーカルは音に負けてね?
一聴してカッコいい感じなのですがなんか違う。ネタばらしは簡単。サビのメロディがギターのメロディラインと被ってほぼ一緒。そのためメリハリがなく両者が喧嘩しているかのような曲です。
私の見立ては一点。ギターのフレーズ作りサボったなこいつ、です。メインのメロディいい感じで出来たのをどう活かすかの観点が希薄でした。

なんでこのネタ出したかおわかりですね。
面白い設定を肉付ける周辺要素が脆弱ということで作品そのものを表わしていると思ったからです。


■私の嗜好の観点でイマイチなポイント

兵器の取扱いが雑だと私の場合削がれます。不真面目な軍事描写は心象を悪くする重大要素なのです。
ただしこれは個人的な嗜好によるものなので気にならない方はスルーできるものになります。

{netabare}1.制御不能な兵器は作りません。ここ否定すると物語が成立しないので悩ましいところです。
2.戦後はしっかり管理しなさいよ。無責任です。テロリストの手に渡ったらどうするんですか?
3.遺族恩給など国はもう少し優しくしなさいよ。国のために尽くしたんですよ?
4.おなじく功労者への掌返しで殺処分をイージーに決断って為政者ひどくない?
5.(最終話)“腐食の毒霧”。これ統率の外道。戦時国際法違反なんて生温いファンタジー兵器だろう{/netabare}

本作品の意図するところは、用済み兵器となった者達の悲哀です。ならばその軍事的な背景が嘘くさいと一気に没入感が削がれてしまうのです。


■むべなるかなでイマイチなポイント

・バトル作画:動かない
・神々の戦い方が基本力任せのワンパターン
 {netabare}唯一セイレーンがユニークだったが敵対しなかったしなんだかなぁ。{/netabare}



題材に興味持ったら・・・
なんだかんだ最後まで観れました。たぶん理由は下記3点。

・ケイン(CV中村悠一)の目的ってなんだろう?が気になる。
・姉御肌ライザ少尉(CV日笠陽子)が魅力的。。。いろんな意味で。
・死にゆく擬神兵がそうはいっても同情してしまう。



※ラスト

{netabare}2期を見越した?俺たたエンドで終幕

続編で化ける可能性もなくはない。エレインやケイン側女子2名も気になるところだったりするのです。{/netabare}


真っ向から否定するには忍びない、という中の中な作品。
この期は中の中な作品が多かった印象。手前(春期)とその手前(冬期)は中の下な作品が多かったことを考えれば良しとすべきかもしれません。



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------
2020.04.03追記

“制御不能な兵器は作りません”。コロナウィルス生物兵器説に疑念を持つ理由がこれ。仮に事実でしたら覇権を握らせちゃダメ。いずれにせよコロナ禍が落ち着いたら世界はこの国の解体に向かうでしょう。5年後くらいをお楽しみに。


2019.09.17 初稿
2020.04.03 追記

投稿 : 2024/12/21
♥ : 47

nil さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最後まで見ないと面白さがわからない

追記 [最後まで観ての]

1話目のつかみはいいです。

2話 ~ 5話はほぼ同じ単調な内容の繰り返しで飽きます


これは微妙かなと思っていた矢先6話が節目となって
7話以降でようやく物語として成立してきたと感じ、最後まで飽きることなく観られました。

このアニメはちょっと工夫が必要というか、人によっては面白くないと思うかもしれませんが、
視聴者が登場人物一人ひとりの視点に立って考えながら観てみると結構面白いです。
特に後半は"正義とは、"ということを頭に据えておくと色々思うところがありました。

総じて作品自体が特段秀逸というわけではありませんが、深読みするとこれを通して考えさせられることが結構あるなといった感じです。

ただ最終話の終わらせ方にはかなり無理がありました。ここを急ぐぐらいだったら、2~5話を詰められただろうにと少し残念。

2期はないのかな?
原作を読みたくなるほどではないですが、
それなりに続きは気になりますね。



_______________________________________

[こちらは3話時点での感想です]

タイトルに'神'というワードが含まれていますが
異世界モノではないです

ここでいう神というのは人間の
人体実験によって創りだされた
戦争のための生物兵器のことです

彼らのおかげで戦争では常に優位に
なっていたのですが
終戦目前というところでまさか
信頼していたはずの仲間に裏切られるとは

死んだかと思われた主人公は強靭な生命力で
2ヶ月後に目を覚ますが
とっくに戦争は終わっていました

兵器として用済みになった'神'たちは
人体実験の副作用により
理性を失うことになるのですが...

気になった方はアニメでどうぞ

作画やサウンドトラックの雰囲気は
今期だとヴィンランド・サガ
有名な作品で進撃の巨人とかを
イメージするとよいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
「今期のフェアリーゴン枠?」と思ったらこっちは原作があって初出はフェアリーゴーンよりも前なんだそうな。
じゃあこっちが元ネタ?…といっても何処かで見た感じがする作品ではあるけど。
フェアリーゴンは第一印象を「あすかっぽい」と感じたのだけど、こっちはあすかっぽさは感じない。
変わりに感じたのは…“ガングレイヴ”?
あれの1クール目を1話に詰め込んだ印象、今後ガングレの2クール目みたいな展開になる?

ってか評判悪いのかな?
その気持ちも分かるんだけど、こう考えりゃいいんじゃね?ってことで…批判じゃないです。
バンバン喜んで人殺しは、そりゃ戦争ですもん「オレは××戦線で敵兵○○人殺してやったぜガハハ」と酒の席で自慢話するような世界なんじゃない?
擬神兵投入される前の無駄な兵力の損耗→指揮権違ったっぽいのは語られてたハズ、その大将がロクでなしな描写も。ひょっとしたらその大将は擬神兵は信用してなかったのかも?
擬神兵の存在そのものが脅威・威嚇になる→だから最後首都攻め入る前に終戦迎えた(多分)んじゃないかな。
話がポンポン進みすぎて、擬神兵なるものがあの世界でどう印象持たれてたか・またその印象がどう変化したかの説明が浅いので仕方ないんだけどね。
そこら辺は今後掘り下げてくれ…たらいいなぁ。
ああ、あと英雄が晩年悲惨な目に遭うのは神話の頃からある、これは「英雄の方が支持率得て為政者から煙たがられる」のが根底にあると思うのだけど、まぁよくある。
ということで上記の部分は自分は「あんまり」気にならない、フォロー描写は欲しいけど。

でもって「これは擁護しきれん」(ウラがあってタネ明かししてくれるならそれでいい)ってのでは、技術流出は、ないのん?
擬神兵そのものが捕虜…ってか鹵獲されて研究されちゃうことは無いのん?
擬神兵は本当にあの部隊だけ?エレイン博士以外に研究者ナシ?
エレイン何者だよ…特殊な儀式が行える古代人の末裔?
敵側が「こりゃ敵わん」と思ったら次に狙うのは博士だと思うのだが、前線に出しちゃって良いの?拉致されたらどうすんの?
ひょっとして、擬神兵化する材料なり儀式行う場所なりが北軍側の領地内にあって動かせない存在だったり?
その場所には他にも研究者が居たりして??
無理心中図ったのは機密保持のための口封じだったりして。
…。
擬神兵を作り出す方法(同時に解除のヒントもあるかも?)を記した「黒の妖精書」を巡る話に展開したら爆笑。

まぁツッコミというよりは妄想ですね、そこら辺明かしてく展開になってくれたいいなぁという。
単に順番にかつての同胞を殺してくだけで、「なんて悲しいんだー」を推すだけだったら、ちょっと…う~ん。
ってかその可能性高そうで評判悪いんだろうね。
げ、原作は読まないぞ。{/netabare}

2話感想{netabare}
ちょwこれギャグアニメだったのかww
戦争行った父ちゃんがドラゴンになって戻ってきて…子供たち受け入れはええw
御伽噺的な…日本昔話的なノリで、リアリティとは真逆を行ってて(1話のノリと違いすぎて)笑っちゃったw
「父のカタキー」で追い回すのかと思ったら「理由知りたいから同行する」だって。
そりゃまぁよくある展開ではあるんだけど、話進むのが早くて説明が足りてないというか、薄っぺらい。
「そういう展開にしたいのでそういうことにした」が丸見えというか…いやでもどうなんだろう。
そこまで話を急いで、この先どうしても見せたいエピソードがあるってことだろうか?

それにしても、あのドラゴン埋葬するの大変だったろうなぁ。{/netabare}

3話感想{netabare}
普段からコート着込んでるから寒冷な気候なのかと思ったら寝る時半裸になっててワケワカランw
案外暖かいの?
でもって戦争終わってから何年経ったんだっけ?
罠かかったらそのまんまもアレだけど、白骨化って…。
砦はずっと拡張し続けてたみたいだから、中心に進むほど亡骸は古いものになってくとかいう演出は欲しかったかも。
あと、ハンクが昏睡中の二ヶ月の間に何があったのか元同僚に尋ねないのね、もうそれは知ってるってことなんだろうか。
それも含め擬神兵が世間からどう認識されてるのか不明でイマイチ入り込めないでいたのだけど(いかんせん悪い噂立ってそうだよね)、次回そこら辺やってくれるのかな?
作画の影響もあるんだろうけど、今んとこ「導けオシエちゃん」の無いキリングバイツ。{/netabare}

4話感想{netabare}
あれ?前回の最後、擬神兵狩りの隊が結成されて「出陣じゃー」みたいな感じで終わったんじゃなかったっけ?一応吸血鬼?も出たけどさ。
今回それの続きかと思ったら関係の無い話に。
そして最後でやっと吸血鬼の方が出て…こ、今度こそちゃんと次回で拾ってくれるんだよね?
「3話感想」でも書いた様に、隊長が昏睡状態の時にナニが起きたのか──他の方も突っ込んでるけど拘束・秘匿されないの?実験動物にされないの?監視居ないの?等──そういった問題に対し何か取り引きをしたので現状のような「お天道様の下そのままの姿で手ぶらで故郷へ帰る」が実現したと思うのだけど、それが分からんことにはどうにもこの作品世界に入っていけない。
鉄道会社の人も、立場上インフラを死守するのは当然のことで、あんまり悪い人の様に描写されるのはちょっと…報連相を怠ったハンクの方が悪くないか?アレ。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
5話は口うるさい風紀委員長の話。
それよりも6話ですわ。
「あれー?この展開最近どこかで見たような…」と思ったらアレだ、“ブラッククローバー”だ。
あっちもラスボス的ポジがそれまで信奉して従ってた配下に対し「今までよく働いてくれた、だがもう用済みだ」と始末しにかかる(実際殺すまでは至ってないけど)展開を先週やったばっかりで。
そんな珍しい展開でもないので被るのはまだしも、1週間以内に同じネタとは…しかもブラクロは以前“賢者の孫”とも同じ週にネタ被りしたことがあって「え、また!?」とビックリ。
自分そんなアニメ見てないけど放送されてるアニメ全部見てたらこういうことって結構あるのかね?(更にドラマや特撮見てたら尚更)、クールの変わり目ならまだしもさ。

ということで、ケインは恐らく「和平に不満を持つ富豪達」をスポンサーにしてたけど、もう用済みだとして粛清してくださいました。
これは政府(和平推進派)からしたら願ったり叶ったりだったりして。
ひょっとしてコレを狙ってワザとギシン兵に自由が与えられてたってことは…ないかな?
ようやくギシン兵討伐軍が登場したけど、あんまり「国を挙げて」って感じがしない。
ここはもうちょっとハンクとは別ベクトルの、人の身のままギシン兵を狩るためのエキスパートっぽさを見せて欲しかった。

というか、ハンクとクロードにはこれといった因縁は無いよね?
今後明かされる??
それとシャールを心配するライザのタイミングがおかしいような…。{/netabare}

7話感想{netabare}
原作読んでないぞ?すっとぼけてるワケではないぞ?
2話のドラゴンの死骸はどうやって埋葬したんだろう→地元の住民が埋めたん“だろう”→あら大変ねぇ
ってことで2話感想で書いたワケだけど、えっ?軍が埋葬したの!?
特別な説明描写が無いのなら、軍が関わってるのなら死体は研究用に持ち帰る“だろう”と思うのが普通の判断じゃない?
あっるえ?ギシン兵研究は完全に破棄されたってこと?そんなことある?
南北和平調停の時にそれが条件だったとか?
なーんかね、「国の偉い人がそんな判断する?」ってのがずーっと引っかかってるワケで、ひょっとしたらウラがあるのかも?ってことで見てるワケだけど、なんかずっと違和感が果てしない。
クロードが大統領の息子ってことで、もしかしたらその線で「国の偉い人の思惑」に踏み込んでくれるのかも知れないが、いい加減そこら辺出てきてくれないと違和感が不快感になるのも遠くない。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
8話、歌を聴いて欲しいのに途中で眠られてしまって、それに怒って顔にラクガキをする話…ウッソデース。
てかよう、ほんとによう、戦後ギシン兵は監視付けずに放逐したのか、それは確定でいいのか。
9話、う~ん、「人間とバケモノとの間で揺れ動く気持ち」みたいなのを書きたいのは分かるんだど、前期の“どろろ”や同期の“BEM”に比べると弱いというか、感情移入しづらい。
何度も何度も書いてて多分総評でも書くハメになりそうだけど、世界観が釈然としない。
そしてハンクはいつの間にか「手から血が、血が落ちねぇンだよおお」って精神状態に。
ん?「自分がいつ正気を失うか分からない不安に慄く」と「手にかけた人の亡霊に悩まされる」は別じゃね?
自分が正気を失くした時に殺した人間の亡霊に悩まされるのなら分かるけど…あれ?{/netabare}

11話までの感想{netabare}
ヤバイ!意味が分からないw
11話冒頭クロードがハンクを拷問にかけてギシン兵の詳細を吐かせようとしたが…えええ、そんな情報は終戦直後、「放逐」する前に取ってあるんじゃないのか!?
終戦後に新たにギシン兵が生み出されてるって設定ならまだしも、今ん所処刑した連中どいつもこいつも戦争中の思い出話してるじゃん。
終戦時にギシン兵が逃げ出したって設定ならまだしも、1話見る限り軍がわざわざ故郷へ送迎してやってるじゃん、送迎前に調書取らなかったの?
あっれー?
ハンクを責め立てた所で、今更何を聞くんだ?と不思議で仕方ない。{/netabare}

最終回感想・総評(上の各話感想と重複した文もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
うわぁ、最終回でやっちゃったなぁ。
2話の頃かからずっと戦後のギシン兵に対する政府・社会の扱いが不可解で、そのせいでこの作品世界に入り込むことが困難でした。
ギシン兵は拘束・秘匿されないの?実験動物にされないの?監視居ないの?等。
エレイン博士の予測が正しいのかも不明だし、他にギシン兵の研究者が居なさそうなのも不思議。
戦争終結&第一人者の博士死亡でギシン兵の研究が凍結って、ある?
要は1話でハンクが撃たれて昏睡してる間に、政府間で「ギシン兵はこれこれこういう処遇とする」という取り決めを“どの様に決定したら、作中のような状況が実現するだろう?”の部分が見えてこない、推察もできない。
それで、何かウラがあるのかも?後で明かされるかも?と見続けた訳だけど、最終回で見事悪い方に予感が当たってしまいました。
「腐食の毒霧」の登場…ギシン兵由来の毒をギシン兵ではなく普通の人間でも使えるようにした兵器なのだけど、「そういうモノを研究するために戦後ギシン兵に自由が与えられることは無いんじゃないの?」という“突っ込み(違和感)”を強化する展開に…ナニソレー!?
総評だし目立つようにもう一回書いておこう。

最終回「腐食の毒霧」の件により、「そういうモノを研究するために戦後ギシン兵に自由が与えられることは無いんじゃないの?」という初期の頃から抱いてた違和感が強化される展開に

「ねぇ、これおかしくない?」と尋ねたら「ああそうだとも!」と殴り返された気分w
だったらもう「戦後実験動物扱いされてたギシン兵が自由を求めて政府と戦う話」ではダメだったのか。
「ケインの暗躍で一旦は自由を得たけど、その肉体を研究したがってる継戦派やテロリストに狙われる話」ではダメだったのか。
「実は南側に死亡扱いとして北に返還してないギシン兵の捕虜が居る」ではダメだったのか。

恐らく「人間同士の戦争」と「バケモノに改造された兵士の悲哀」を描きたかったんだろうけど、組み合わせが悪かったのか混ぜ方を誤ったのか…とにかくバランスが悪い。
または「同胞のモンスター同士の哀しい殺し合いの絵」が先にあってそこから肉付けしたのかも知れないけど、それだったらもっと作画コンテ演出を頑張ってくれないと…う~ん。
ハンク自体が政府公認なのか追われる身なのか、もうそこから分からないし。
そもそも目的が最初から「ウラがあるのかも?」と疑って見てたため、○○は納得できない××は共感できる、みたいなことすら起きない。
また「肉体はどうであれ魂は人間だ」というテーマだと仮定すると、同期にやってる“BEM”や“グランベルム”より何歩も劣るかと。
それと無駄なお色気シーンが意味不明。
オチというか引きについても、単に「なんかありそう」と濁しただけで、別に続編を作る予定は無いんじゃないかな。
というか、もし続きがあったとしても上記の違和感の部分を解消できる納得のいく展開は期待できそうにない気が…。

ただ収穫?としては変な話だけど、自分は“ヴァイオレットエヴァーガーデン”(TV版、映画は見てない)は批判的な意見だったけど、これ見たら「エヴァガって随分マシだったんだなぁ」と考え直すことに。
あっちも終戦直後が舞台で主役が戦時中は生体兵器みたいな扱いで、時には自分が殺めた人の亡霊に悩まされる等、似てるかどうかは置いといて共通してる部分は結構多いかと。
(義手のテクノロジーが禁忌で、それのケリをつけるために同じサイボーグ戦士と殺し合う展開にしたら“かつ神”になりそうじゃない?)
えええ、まさかこんな形で京アニ支援ってワケでも無かろう、いやぁ参ったねハハハ。

もう一つ収穫?としては、やっぱり似た感じの作品“フェアリーゴーン”の分割2クールのインターバル最中にこの作品が放送されました。
少なくともゴーンの1クール目はなかなかにアレな出来で、果たして2クール目をやって「かつ神よりマシ」となるか「かつ神より酷い」となるかは結構楽しみだったり。
そういう意味では楽しんでることになるのか?性格悪いけど。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

63.8 229 2019年度アニメランキング229位
絶望の怪物(アニメ映画)

2019年6月10日
★★★★☆ 3.2 (28)
89人が棚に入れました
アニメ制作スタッフとして働いた経験のある漫画家のコタニジュンヤが、完全個人制作で手がけた30分の短編アニメーション。ある日、中学生の星野アオイは、自分と家族が醜い宇宙人の怪物であることを知る。両親が隠していたため、彼女と弟のユウタは、その事実を知らずに育ってきた。彼らは薬を使って人間の姿に化けていたが、なぜかアオイにだけ、その薬が徐々に効かなくなり……。2019年6月10日から名古屋・大須シネマにて上映され、7月6日からは東京・下北沢トリウッドで公開。
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たったの29分!!

2021/09/27 投稿

率直に言ってすごいと思いました。

29分間,テレビシリーズ1話分の長さです!

しかし,視聴後の満足感は高いです!

ストーリーは{netabare}タイトルや作品のキャッチコピーなどから容易に想像できます。完全にイメージ通りのストーリーと言えます。{/netabare}ツッコミどころもいっぱいありまが,あまり気になりません。

背景はきれいだと思いました。描き込まれた美しさでは無く,シンプルに描き色できれいに見せるといった感じでした。

キャラクターは絵が上手いとは感じませんでしたし,良く動いているわけでもありませんでしたが作品世界としてはこれでいいと思います。作品の成り立ちを考えれば,これが最適なのでしょう。

音楽はピアノの旋律が切なさを増幅します。
主題歌は,音程が安定せずにお世辞にも上手いと言えない歌唱力なのですが,逆にそれがよりいっそう切なさを感じさせます。
おそらく,この音楽の力が作品上大きく貢献していると思います。

結局何がすごいのか,そう感じさせるのか考えてみると,とにかく見せ方が上手いのだと思います。
余分な物を削ぎ落とした,引き算の美学とでも言うのでしょうか?歴史的に見ても日本人の琴線に触れるそんな作りの作品でした。

クレジットを見ると原作・脚本・絵コンテ・演出・作画・美術・着彩・撮影・編集・音響・監督・プロデューサー・他全般 コタニジュンヤとなっています。ほぼ一人で作り上げたという点は考慮せずに評価しています。

一方29分で完結している点は自分の中では,評価上大きなポイントになっています。

たった29分なので,見て損は無いと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

鬼太郎でも出てくれば、何とかできただろうか?

 リアルな背景の反面、私にはキャラデザに好感が持てなかったです。だが、なぜこの結末でなければならないのか?、自分には納得できないものがあったです。

 普通の家庭、学校で日常生活を少女がいるです。そんなある日、突然異変が起きて、自分や家族が何者なのか?を知るです。
 学校にも行けなくなり、絶望的心理状況に追い込まれ、破滅へと突き進む物語だったです。

 この主人公、葵が自分を自分であるという認識が、一転してしまう。{netabare}日常から、友人の家での知るよしもない突然の体の異変を、隠すことしかできない現状は、この葵にとっていたたまれない物だったです。

 母親によって、その現状は抑えられたように見えても、姿を維持できなくなっている{/netabare}現実から逃れることができず、表に出歩けなくなってしまうです。家族にとっても葵にとっても、恐怖としか言いようないのです。

 学校に行ったとしても現実でも起こりうる、葵の不安、苦しみは、そうなるしかないのか?普通の人間として生きたい!というのを描いていたです。

 その先に葵を待っていたのは、正に絶望そのものだったことは、やるせない所あったです。
 人間が人間でないものを同じようにして、実際この家族を受け入れられたなら、起こらなかった悲劇だったと思うです。この物語において、そんなことは、あり得ないのです。{netabare}鬼太郎にでてきた妖怪病院でもあって、半魚人のように元に戻れない人間にすることもできないのです。{/netabare}

 最後まで、{netabare}この家族は救われなかった事、残った{/netabare}葵がした行動、自身に取った結末は、とても好きになれなかったです。{netabare}最後近くで、別れを告げに友人宅を訪れるです。葵を気にかけていた友人が、正体を知ったとき、葵を止めることもできない、しない所です。どの道、葵は生きられないようだったです。{/netabare}

 EDの歌を聞いて、さらに、絶望的な気持ちになってしまったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

P さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

30分ものと思えない作り

展開が早い割に、話の繋ぎ方が上手い為、不自然さを感じませんでした。
その結果生じた現象が、何度も時間を確認するという行動です。
まだ30分経ってないの?と。
個人的には映画一本分位の満足度が得られました。
各項目で付けていったら星3位になってしまいましたが、30分での満足度として考えたら星5位の価値はあると思います。
時間に対するコスパは他のどの作品より高いのではないでしょうか。
どちらで付けようか悩みましたが、とりあえずオススメである事には変わりないです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

63.8 229 2019年度アニメランキング229位
合味道×ソードアート・オンライン アリシゼーション(Webアニメ)

2019年10月2日
★★★★☆ 3.3 (10)
40人が棚に入れました
中国のカップヌードル合味道と「銀魂」「Re:ゼロから始める異世界生活」のコラボCMを発表した中国日清が、今度は「ソードアート・オンライン アリシゼーション」とのコラボCMを公開しました。
宙ぶらりんでピンチのキリトとアリス。おなかの減った二人を救うのは合味道のカップラーメン・・・

63.7 231 2019年度アニメランキング231位
ぼくらの七日間戦争(アニメ映画)

2019年12月13日
★★★★☆ 3.3 (59)
239人が棚に入れました
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。話し相手といえば、同じ歴史マニアが集うチャットのメンバー。「青春時代は、人生の解放区よ」。平均年齢還暦越えと思われるその場所で、今日もメンバーの一人が、恋に悩む守にからかい半分のエールをくれた。片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。しかも、いきなり一週間後。それは守が密かにプレゼントを用意していた彼女の誕生日の目前だった。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗だった。立坑櫓たてこうやぐらがそびえ立つ屋上へと登れば、どこまでも高く広がる空が、彼らを迎えた。だが、その夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!

声優・キャラクター
北村匠海、芳根京子、潘めぐみ、鈴木達央、大塚剛央、道井悠、小市眞琴、櫻井孝宏
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

はぁひっど

視聴理由 人気小説

視聴前 宮沢りえさん出るの!?

視聴後 え?

このレビューは視聴後怒りに任せ書きなぐったため、「いやこれは日が経てばきっと違う意見も出るのだろう」と蓄えた結果何も変わらなかったレビューです。批判多めの頭の悪いレビューですが許して

この話はかつて廃墟に7日間立てこもり、解放区に愛をこめた年から30年後の話
ジャンルは学園・恋愛
はぁ最近は罪を犯さないとダメなんですかね
いや、わかりますよ。高校生のあの独特な青春の感覚を表現したかったんでしょうね。ただそれを罪を犯してまでも、っていうのがどうも気に入らない
内容です。一応設定としてはあの立てこもりから30年後らしいです。なのでわざわざ私は友人から本を借りたんですよ。そしたらほとんど要素なしですよ?w最後五分に宮沢りえさんが演じる中山ひとみが出てきて終わり…w
そして素晴らしいのが主人公のうざさですね。これクラスメートにいたら目立たないレベルじゃなくていじめられてますよ(少なくとも私のクラスにいたらいじめられてた)。展開の上で仕方ないのかもしれませんが、主人公がアホにしか見えません。どういうこっちゃ。
私がこの作品を見終わったときに抱いた感情はおそらく、キャラに対する哀れみです。主人公たちは全国の学生が我慢した「大人の理不尽」を「そんなのはおかしい!」と言いながら反抗しています。いや「周りが我慢しているからあなたも我慢しなさい!」という至極アホな意見をしたいのではありません。なんかこの後を考えれるとものすごく可哀想なんですよね。なんか怒りよりそっちのほうが大きいですw
あと中山ひとみが「私の経験則」と言っていましたが、1つ言わせてもらいます。「アナタ7日観戦の時あまり関係なかったでしょ!」(視聴する際友人から「ぼくらの七日間戦争」1冊だけ借りたので続編などで中山ひとみがとんでもないことをするなら別ですが)と。中山ひとみは戦争に協力という形で参加そして大した活躍もせずただただスパイ(外の見回りや保護者会の報告)活動をしていただけ。久美子ちゃんとか勇ましく、優しいにも関わらずなんですかあの女の子。正直あの作品の中で一番嫌いな女の子です。そんな子(しかも関わってたことがバレてない)が事件の風評を受けるはずがない。なんの説得にもなってませんよね

最近のアニメの少年主人公は犯罪を犯さないとダメなんですかね。怖い怖い。書籍(七日間戦争)では警察を出させて終わりですが、今回は{netabare}公務執行妨害(これは微妙)、住居不法侵入、不法滞在etc{/netabare}ひどいね
そして一番のお笑いポイントはあんだけ「中山ひとみ役であの宮沢りえが!」とほざいていたようですが(別に宮沢さんが嫌いではないです)、{netabare}残り5分で3言喋って終わり {/netabare}ってw
しかもそれでエンドロールにて3番目に「特別出演」として名前が出てるんですよ?宮沢さんよりずっとセリフがあったキャラクターがそれ以降って…どうも解せないねw
まぁ良かった点は「ここからがスタートラインだった」というキャッチコピーですね。人はスタートやゴールを自分で設定できます。そのスタートラインはいくつも引いてあっていくつもゴールが存在していることを認めなければなりません。今回主人公たちは新たなスタートラインを引きましたが、決してゴールを設けたのではないのでしょう。今までの自分を背負いながらも未来へ歩き出したのでしょう。その姿勢は素晴らしいし、そのテーマも悪くはありません。
しかし(何回使うんだ)、ラストが正直吐き気がするようなラストでした。{netabare}いじめられっ子が陽キャになってイキってる?別に良くないですか!?正直「いじめられてたんですよ」とかTwitterで言ってる奴の方がヘドが出る。ま、壮馬君に関しては周りがクソです。しかし(はたまた登場)他の被害者キャラはサイテーのクズ(約2名)じゃん。香は救いがない。あんだけ「コッチが嫌になる」とか友達に「私実は我慢してるんですよ。偉いでしょ?」アピールしてる時点でも気持ち悪いが、その理由も自分の父親(家)のために自分から近づくのは本当に吐き気がする。それにあの言い訳「最初はそうだったけど!今は違うの!」誰が信じるんだクズ。最初はそうだったけど、と自白することで自分の非を認めその後の言葉に信憑性を持たしてるつもりなんだろうが、アホすぎる。本当に死ねばいいのに。
さらにあのクソメガネ。自分のことを縛ってる家を憎み、その家から解放させてくれようとする腐れ縁(恐らく幼なじみ)を憎み、は?アナタ何したいの?全てのことにあーだこーだ言って結局何も行動を起こせず、縛られたまま。そして縛られたまま「俺は実はこう思っていたのを我慢してたんだ!」死ね。こういうのマジで一番嫌い。自分を正解だと信じてやまないし、その「正解」とやらを視聴するだけして「間違い」を正そうとしない。本当に嫌い。否定から入る厄介ヲタクでもこんなクソみたいな行動はしないよ。挙句にはなに?本当は嬉しかったんだ?誰が信じるんだよ。もう写真を撮って「コイツウザイ死ねばいいのに」と言ったやつがそんな善意を言えるわけが無いでしょ{/netabare}
更にさらにその後の展開にも苛立ち{netabare}ええ。別に私はLGBTについてとやかく言うつもりもないですし、なんならそれで困っている人がいるなら助けてあげたいです。しかし、今回は話が別です。現在注目されているLGBTについてラストの「友達としてじゃなくて好きなの!」という綾ちゃんの告白を受けて動きなし。はぁ?これで困惑したら炎上ですが、何も関わらず結局有耶無耶になるのはどうしても制作側が「今LGBTについて注目されてるし、関係性を維持するならテキトーに女の子に告っとくか」みたいな安直な愚行をするのは本当に吐き気がする。まぁ正直このシーンだけだったら別にいいんですよ。そのあとの「え!?女の子!?」が来た瞬間にもうね。いやきっと深い意味はないんですよ(だから吐き気がするのだが)。ただ単純にコメディで終わらせたかったんですよ。途中から一人称が変わったのだってきっと制作側に撮っては些細なことなのでしょう。しかし私も差別をあまり好まない人間です。この作品のラストには制作側に対する苛立ちしか覚えませんでした{/netabare}
ともかくラストに関してはキャラにも制作側にも怒りを感じました

ふぅ落ち着こう

監督は村野佑太さん。異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術の監督ですね。( ´ ▽ ` )ナルホド
脚本は大河内一楼さん。コードギアスやカバネリのシリーズ構成を担当した方ですが…なんでこんな大物がクソ脚本を…
キャラデザは清水洋さん。ドラえもん映画のキャラデザを務めたこともあるそう
劇伴は市川淳さん。未確認で進行形の劇伴を担当した方ですね。確かに臨場感があったのは認めます
制作は亜細亜堂さん。異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術を制作したところです。

作画はちょっと手抜きを感じました。キャラデザが安定しなかったり。特に目立ったのが遠くの人物の作画です。遠方に写った主人公やモブ達が酷かったです。しかもカクカク(なめらかではない)でした。もう少し頑張って欲しいと思っちゃいました
主題歌はSano ibukiさんの「決戦前夜」素晴らしい歌なのは間違いないのですが、BUMP OF CHICKENさんに似てるかなぁという感じが
声優さんは普通でしたが宮沢りえさんを3番目が解せないです

総合評価 哀れみと怒りを集めた作品

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

ねるる さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

【酷評】話の展開の雑さと設定の甘さが酷い。最近見た中で最も残念作品。

原作小説未読。実写映画未視聴。
原作小説から約30年後の2020年の北海道が舞台。

~あらすじ~
本好きで控えめな性格の主人公"鈴原守"は、隣の家に住む幼馴染"千代野綾"に片思いをしている。ある日、急な親の都合で綾の引っ越しが決まる中、少年少女は大人たちへの反抗として7日間の家出を決行する。


"大人たちへの反抗"、"子供の主張"がテーマと思いますが、物語の展開が強引すぎました。ツッコミどころがありすぎる。
ツッコミ①
子供たちは家出先として、廃れた炭鉱を選びますが、その炭鉱、電気はつくし、綺麗そうなトイレ完備。有り得ん。
ツッコミ②
連れ戻そうとする大人たちとの戦いで、炭鉱の機械設備を当たり前のように使いますが、なぜ使える。危険すぎる。いつ死人が出てもおかしくないような場面ばかり。有り得ん。
ツッコミ③
そもそも子供たちが大人たちと戦う理由が薄い。ある人物を庇うために戦うが、庇う理由がない。有り得ん。
ツッコミ④
炭鉱を「あまり壊さないでね」って言ってたおじいさんの意見はどうした。ズタボロに壊されてて可哀想。有り得ん。
ツッコミ⑤
ラストの展開の強引さが酷い。
子供たちがそれぞれの本心を告白するシーン。爆弾発言があるし、LGBTとかいじめとかSNS事情とか、現代の少年少女が抱える問題を取り入れるにしても、ただ詰め込んでて展開と発言が強引すぎ。有り得ん。

この他にもツッコミ要素ありあり。有り得ん。

キャラクターについて、綾の父親はパワハラの権化でしかないし、少年少女も反抗してる理由が弱いし、人任せ過ぎて全く理解できない。
大人でも子供でもなんでもいいから、人間としてまともな奴が一人もいなくてキツかった。

オープニング音楽はRADのパクリにしか聞こえないし、いい雰囲気出そうとしてるんだろうけどイマイチ刺さらない。

ラスト、あれだけの問題を起こしといて丸く収まりました☆っていう展開にもただただ呆れる。なんだそれ。

見終わって凄ーーく不快感が残る、非常に残念な作品でした。
原作人気の作品だと思って、期待してたのに...大ハズレ引いた気持ちです。(ふて寝)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

リメイクではなく続編。無意味な結末の意味を感じたい作品です。

 意外なことにリメイクではなく続編でした。作品として、アニメの水準は決して高くありません。そこはあまり評価できませんが、この映画を見たときに重要なのは「気分」だと思います。

「打ち上げ花火…」と似たようなプロットで、ヒロインの親との関係は「君の名は」の設定に近い感じです。16歳という自意識は大人だけど大人のしがらみに翻弄される大人になり切れない年代の話でした。友人関係や恋愛感情なども絡んできます。

 7日間の抵抗の結末は誰でも予想はつきます。結果は変えられないけど、戦った事実が意味になるというテーマだったと思います。その抵抗があったからこそ告白も出来たし、親とのコミュニケーションも取れたということでしょう。

 ヒロイン父の政治家設定とか、警察の動きとか、細かく言えば不自然な部分は沢山あります。ただ、それでこの作品の本当に描きたい事を見失うのはどうかと思います。

「玉すだれ」の名前は最後に明らかになります。{netabare}「菊池ひとみ」みたいですね。実写版も原作も見てないですが、もちろん戦車の写真で引っ掛かります。そうなれば、BGMとあいまって、前作の登場人物に関係あるんだろうなあ、と読み取れます。で、前作の登場人物の名前を調べてみるとどうやら前作のヒロインが結婚して名前が変わっているという事みたいです。 {/netabare}つまり、続編ということです。

 確か原作と映画は中学生の物語。色濃く学生運動の気分が乗っかった話だったみたいです。
 今は高校生の物語。年齢と行動のバランスでは本作のほうがリアリティはある気がしますが、どうでしょう?ただし、学生の造形が2020年の学生ではない気がします。

 タイ人は、それがないとストーリーにならなかったから、というのが正解な気がします。少年としての大儀も生まれないし。

 スクールカーストとか毒親とかそういう感じのゼロ年代前半くらいのイメージに感じました。クリエータのアップデートがそこで止まっている感じはあります。いちおうSNSとか出して今っぽいですけどね。
 あと2年すれば18歳でそうなれば自由に会えるじゃん、という感想も一瞬持ちましたが、しかし、16歳のこの時期の2年はかなり長いですよね。いま、この場でやることが重要だという感覚は忘れたくないものです。

 本作のみんなで叫びながら本音を言い合う部分など、非常に古い学生のイメージです。でも、あの場面がある人生と何も語らないで大人になる人生で、何かが違う気がします。「本音」を言葉にだして伝えることで、大人になれたのでしょう。形式上の結末は変えられませんが、意思は伝わり多分その後に影響するでしょう。


 総評です。確かに作画は安っぽい部分はあるし、ストーリーや設定にも無理がある部分はあります。しかし、そんなことを言えばSFや異世界、ファンタジーだって、みんな無理はあります。そこを外して批判をするには惜しい作品です。ひと夏の冒険の「無意味さ」がもたらす意味を味わいたい作品です。

 なお、原作は宗田理さんですが、この人のぼくらシリーズは正直なところジュブナイルの中でも小学生向けと呼べる文体で、挑戦はしましたが数ページで断念したことがあります。もともとそういう性質の話のリメイクなので、話の不整合・不自然・出来の悪さは、あまり気にならなかったという感じもあります。
 一方で宮沢りえさんを今更引っ張って来て、ぼくらの7日間戦争を冠するのは、ちょっと広告代理店の匂いもするのはよろしく無かったです。

 けなす一方ですが、それでも不思議な面白さはありました。プロットが悪くても脚本とか演出が良かったのかもしれません。

 あまり高い評価はつけられませんが、主観的には悪くない感動がありました。70点くらいはある気がします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

63.7 231 2019年度アニメランキング231位
胡蝶綺 ~若き信長~(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (73)
222人が棚に入れました
彼の元には常に乳兄弟であった池田恒興が控えていた。ただ生き残るために、ひたすらにあがき続ける。史実を点として押さえつつ、信長を中心としたキャラクターたちが、それを乗り越え新たな物語を紡ぎだしていく。

声優・キャラクター
小林裕介、内田雄馬、石川界人、花守ゆみり、寺島拓篤、立花慎之介、榎木淳弥、沼倉愛美、東山奈央、鈴木みのり、高橋信、前野智昭、日野聡
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

一皮二皮と剥いていったら、ただのBLでした。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
いやね、途中まではね、歴史アニメだと思ったさ。勿論、腐女子向けだろうけどね、それは間接的なものだと信じようとしてたさ。でもね、もうムリなんだよ、パトラッシュ。ぼくはもう、とても疲れたんだ、、、。


《以下ネタバレ》

【視聴断念(9話まで)】
{netabare}
むしろ、織田信勝を主人公にした方が、面白かった気がする。

信長なんて死ぬほど擦られてるんだから、クソほど脚色したりアニオリにするか、違うキャラを主人公にせねば。

1話2話みたく、信長の少年時代にフォーカスを当てて、サクセスストーリーをちゃんとやれば、また観られたけど、結果、ただのBLで、男性視聴者にはキツいって。

むしろ、気付くの遅いって、俺(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
なぜ、半裸? ショタ狙いか? 共犯者にして、内緒にしたいなら、鉄砲よりも、目立たない小物の方がよくない? なかなか面白かった。このまま真面目に、信長のサクセスストーリーをちゃんとやってくれれば良いな。

2話目 ☆3
帰蝶、2期連続で登場(笑) 仲間が集まる過程は、悪くない。

3話目 ☆2
予定調和過ぎるかな。信長の少年時代をじっくりやってほしかったかな。

4話目 ☆3
平手政秀は、自害ではなく、病死にしたんだね。基本的に、美談にもっていってるね。

5話目 ☆3
まあ、普通に普通。道三、大抵格好良く描かれるよな。

6話目 ☆2
細かい戦術は一切なしか。え? ラスト、完全にBLに流すの? なら、切るけど。

7話目 ☆1
元々、面白くはなかったけど、BLを入れてくるなら、断念かな~。信長を否定する輩とヤッといて、未だに「兄上と話したい」ってのもな。

8話目 ☆2
具体的な戦術は、何もなし。「慕われてるから」て(笑) いや、士気は大事だろうけどね、実際は。

9話目 ☆1
帰蝶までもが、男設定で、もう無理だ(笑) あれ? あの、序盤で傷跡を観たシーン、見逃してたけど、あそこでもう男だとカミングアウトしてたっけ? 信長、気づいてたっけ? まあ、見直す気もないんだが。もう、ムーリー。

10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

へぇ...さようでございますか...で?え?終わり?

視聴理由 とくになし

序盤 歴史アニメか?

中盤 (察し)

終盤 波に乗っかっただけのやつか

この話は織田信長の今川義元を倒すまでの話
ジャンルは戦国・イケメン
盛大にいみがわかりません。なぜこの作品をアニメ化しようとしたのか。この作品が何を伝えたかったの。視聴者の対象は誰なのか。結局何があったのか
私はこの作品を全く理解することができませんでした。頑張ってみたのですが「時代は戦国BL!ならアニメ化しちゃえ!」みたいな軽いノリとしか考えられませんでした。まさかそんなはずはないでしょうから...え?ないよね?まさか?まぁ予想の話をしてもなんですからね
さて内容です。私は全12話を一文で終わらせることができる自信があります。 {netabare}織田信長は戦略結婚、弟が弟の部下にそそのかされて「敵は信長なり」といって、信長は弟倒してその乗りで今川ドーン!{/netabare}
ああなんと簡単なんでしょう!だれにでもわかりやすい!そして展開が読みやすい!小さなお子様でも安心して視聴ができてしまう!だけど、一つ注意!BLを匂わす表現が多多存在するから実際見るときは注意しよう!
ああ、だめだ。私まで知能レベルが低下してる...
まぁともかく見ないほうがよいです。時間の無駄です。内容にイライラするのではなく本当に「時間が無駄だったな(・_・)」と真顔で言える感じです。
キャラも良くわからなく、いや戦国の人だからわからなくて当然なのかな?もしそうなら言いたい「アニメ作るな」と。

監督は「BLEACH」や「幽遊白書」の監督をした阿部記之さん。え!?大御所じゃないですか!?何やってんですかw
シリーズ構成は「青の祓魔師」のシリーズ構成を担当した山口亮太さん。え!?こちらも!?本当になにやってんだろ
キャラデザは「東京グール三期」のキャラデザ・総作画監督の中嶋敦子さん。
制作はスタディオディーンさん...え!!!!???本当にマジでどうしたの!!!???
すごいメンバーなのになんでこんなクソ詰まんない作品なんかを....
みなさんのレビューをみると賛否両論ですね「歴史を知らない人でも楽しめる」や「全体的にまとまっている」という賛成意見もあれば「新鮮味がない」や「面白さが感じられない」といった反対意見もありますね。

作画は普通でした。特に言うことはないです
opはボカロpであるみきとpさん作詞作編曲、歌い手であるりぶさん歌唱の「疾走」
edは同時期に放送してた「ソウナンですか?」のedを作曲した川崎智哉さん作曲、「たまこまーけっと」edの作詞を担当した宮川弾さん作詞、数々の名曲を作曲した佐藤純一さん編曲、「魔法使いの嫁」op2を歌唱したMay'nさん歌唱の「牙と翼」
主要人物の声優は平気なのですが、ほかのキャラの声が微妙でした。残念

総評 圧倒的にお勧めしません

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

とりッピ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

BL信長戦国アニメ

信長軍が勇ましく戦うOPだったので安全圏だと思って観たら、OPの爽やかさはどこいった?というほどEDがBL臭漂うものでした。
そして案の定序盤でBL確定。
そこからはなし崩しにあっちでもこっちでもBLし始めて、え?これ何の話?と、、、
実際に史実でもそういう話あるのは知っているけど、胡蝶は違う。
明らかに腐女子向けに作られた内容なので男性には勧めない。絵は綺麗。
内容に沿ってなのか、明らかに戦向けではない線の細い綺麗な男性しか描かれていない。
そして、主人公の信長の魅力が?
命を取る取られる戦国時代なのに信長があまちゃん過ぎてちょっと無理でした。
人を惹きつけるカリスマ性と何でも許してその尻拭いを有能家臣にさせるのはちょっと違うかなー

総評としては、わざわざは観ない。
信長題材ものだけど、戦や武士の生き様がメインではなく、兄弟愛、BLがメインの作品。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

63.7 231 2019年度アニメランキング231位
Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム(アニメ映画)

2019年6月14日
★★★★☆ 3.3 (37)
214人が棚に入れました
プリズマ☆イリヤ オールキャスト総出演の ドタバタギャグコメディがここに開幕!
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズのキャラクターが平行世界の垣根を越えて大集合!

原作ひろやまひろし監修による完全新作オリジナルエピソード。
少女たちのもう一つの物語が描かれるー。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、斎藤千和、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美、高野直子、かかずゆみ、杉山紀彰、植田佳奈、伊藤静
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

笑えそうで笑えない。

登場人物総動員ファンサービス幻覚コメディーです。
マジに観るアニメではありません。
あしからず。

昨日、桜ルート第二弾を視聴したので、その落差にポカンでした。
桜の性格が180°回れ右しています。
明るく弾けた可愛い娘。
悲壮感のかけらもありません。

この作品は、アニメタイトルに反してイリヤが脇役です。
その代わり、間桐慎二と言峰綺麗が主役級。
しかし、アサシン間桐慎二が滑りまくって、ラーメン言峰綺麗が渋いボケ。
ちっとも面白くありません。
切れ切れイリヤにツッコミを任せて欲しいものです。

たぶんラストのあれは{netabare}次作の画像。
一瞬にして現実世界に引き戻されました。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリズマ☆イリヤ オールキャスト総出演のドタバタギャグコメディがここに開幕!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版全4期分と劇場版「雪下の誓い」は視聴済です。


「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」シリーズの
キャラクターが平行世界の垣根を越えて大集合!

原作ひろやまひろし監修による完全新作オリジナルエピソード。
少女たちのもう一つの物語が描かれる…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

アニメーションは第1期から引き続き「SILVER LINK.」さんなので良い意味で安定しているのですが、STORYらしいSTORYは殆ど無かったのではないでしょうか^^;

きっとこの作品の「売り」はオールキャスト総出演…
だから過去作を視聴していないと、知らないキャラが突然出てくることになるのですが、登場するキャラの尺のバランスは正直気になりました。

例えば、イリヤの母であるアイリスフィール・フォン・アインツベルン…
確かに存在感は感じましたが、大原さんの声を聞けたのは一瞬だけ…
そういえば、田中(CV:福圓美里さん)の登場も一瞬だったっけ…
いやいや、声優さんのこの起用の仕方は流石に勿体無さ過ぎでしょう。

他にも言峰綺礼のお客さんに対する仕打ちや、桜のお兄さんの言動などツッコミどころは満載だったような…

先日、新作劇場アニメの制作が発表されたのが嬉しかったことと、この作品が未視聴だったことから今回視聴に至った訳ですが、想像していたより内容はグダグダでした。
でも、やっぱりイリヤは可愛いですね~。
門脇舞以さんの声質もイメージにピッタリ…

そういえば、物語の中でイリヤが両手を胸の前で組むシーンがあるのですが、その姿が9月9日に予約が締め切られた1/7スケールフィギュア ウェディングビキニVer.の取り外し可能なブーケを取った時のポーズにそっくり…
画像見た瞬間に一目惚れして、速攻でポチってしまいました^^;
発売は21年3月とのことですが、発売日はよく延期されるので気長に待っているつもりです。

話題がすっかり逸れてしまいました^^;

オープニングテーマは、穂群原学園小等部のみんなによる「カレイド☆フェスティバル!」
エンディングテーマは、イリヤ、美遊、クロエによる「アフタースクール・ルート」

上映時間60分強の作品でした。
そういえば、ラストにベアトリスがチラッとと映っていましたが、続編制作されるのでしょうか!?
それにイリヤが持っていたマジカルルビー…もしかして、あれは出涸らし!?
制作されたら…喜んで視聴させて頂きます^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

並行世界を越えてこんがらがるプリズマイリヤ世界のお祭り騒ぎ

プリズマイリヤを題材にしたお祭りエピソード。
プリズマイリヤの世界を、時系列、並行世界の垣根関係なしにごちゃまぜにして、マーボーの汁でゴトゴト煮込んだような作品です。

1期から劇場版1作目までのキャラクター総出演していて、特にアサシンわかめがメインで活躍するので、劇場版1作目までを事前に視聴必須です。
なぜか前面に出るのはアサシンわかめで、常識人でツッコミ役のイリヤスフィールを始め、美遊、クロの3人娘は、せっかくのOVAだというのにあまり出てきません。
それどころか、田中さんやベアトリスなど、(大きいお友達に)人気キャラの登場も一瞬のみ、代わりにラーメン店の親父と化した言峰綺礼が、わかめに並行する形でメインキャラとして登場します。
女性率という意味では、本編よりも低いくらいの印象があります。
女児たちがくんずもほぐれつもせず、魔力供給シーンもまさかの無し、露出するとして上半身裸のアサシンわかめが街を闊歩するくらいなので、正直ターゲットがどこなのかよくわかりませんでした。

一方で、最近ではめっきり出番の減った、リズセラ、美々や龍子ら同級生たち、オーギュストがおいしい感じで登場します。
プリズマイリヤもすっかりシリアスが板についてしまったので、ドタバタのギャグ展開は懐かしさと嬉しさがありますね。
なお、登場キャラはプリズマイリヤに限られており、stay nighthやFate/Zeroからの参戦は無しです。
セイバーやバーサーカーは登場しますが、クラスカードの英霊としての姿となっており、人格もなく、真名についても不明となります。
ただ、プリズマイリヤシリーズだけ観てから本作を観ると、映画にちょっと出ただけのはずのわかめや間桐桜が毎度おなじみみたいな感じで登場するので、他の作品も知っている方がすんなり楽しめるかもと思います。

面白かったかというと正直微妙です。
ギャグは微妙でキャラ萌えも無し、わかめと神父という、イリアを観ている方をターゲットにするには微妙なチョイスで、もっとDVDの特典映像みたいな媚び媚びなお祭り騒ぎを期待していた自分としては、期待外だったと言わざるを得ないです。
ただ、OPムービーはとてもよかったと思います。
3人娘が走って跳ねてする、何度も観たくなるOPでした。

最後に、おそらく次回作の劇場版2作目の映像が少しだけ流れます。
私的には、エインズワース家とかよりも、日常パートがもっと観たいと思うのですが、もうしばらくは無いのかなあ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

63.7 231 2019年度アニメランキング231位
嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい2(Webアニメ)

2019年11月22日
★★★★☆ 3.3 (54)
206人が棚に入れました
2018年に発表され、全世界に衝撃を与えた
アニメ『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』の続編。
前作に続いて登場するメイド、シスターに加え、歯科助手、
本屋の店員、JC、双子といった新キャラが追加され、
「嫌パンワールド」は新たなステージへ!

声優・キャラクター
石上静香、秦佐和子、竹達彩奈、上坂すみれ、上田麗奈、高森奈津美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サークル「アニマルマシーン」40原氏による、累計発行部数7万部を超える人気同人誌シリーズのアニメ化第2弾。

1期が放送されたのは2018年の夏アニメでした。
それから約1年…まさか2期が放送されるとは夢にも思っていませんでした。


嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい本とは
サークル「アニマルマシーン」40原氏による、累計発行部数7万部を超える人気同人誌シリーズ。
メイドや JK、ギャル、OL、ナース、巫女等々の美女に蔑んだ目をされながら、
おパンツを見せてもらうご褒美シチュエーションが楽しめる作品となっている。
イラスト+テキストのスタイルの他、漫画、ノベル、写真集等様々な
スタイルの商品群がリリースされており、多くの紳士を魅了し続けている。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

私には累計発行部数7万部という数字がどれ程凄いのかは分かりません。
でも同人誌の中ではかなり売れている作品という感覚はあります。
メイドさんと巫女さんはフィギィアも発売されていますしね。

まぁ、キャラデザのクオリティは文句なしに高いですからね。
でも、蔑まれながら下着を見せて貰うってどういう需要なんでしょう?
個人的に楽しみだったのは「誰じる声優さん」の1点に尽きると思います。

こちらが1期の登場キャラと声優さんです。
第1話 伊東ちとせ メイド 石上静香さん
第2話 yuina アイドル 長野佑紀さん
第3話 高山マリア シスター 秦佐和子さん
第4話 出雲いおり 巫女 赤﨑千夏さん
第5話 棚橋美鈴 ナース 古賀葵さん
第6話 瀬賀あいり 女子高生 佳村はるかさん

そしてこちらが2期の登場キャラと声優さんです。
第1話 伊東ちとせ メイド 石上静香さん
第2話 双葉夢乃、華乃 双子 あやち
第3話 松浦詩織 本屋の店員さん 上田麗奈さん
第4話 早川菜摘 歯科助手 すみぺ
第5話 藤野莉子 JC 高森奈津美
第6話 高山マリア シスター 秦佐和子

最初はコロコロと軽やかな声質が徐々に冷たく変化していく…
その様変わりする演技は流石声優さんだと思いました。
一般人には絶対できない芸当ですから…

全6話の作品でした。
公式HPには同人誌が紹介されていました。
現在7巻まで発刊されているのでしょうか。
その他には円盤や書籍が紹介されているのですが、何やら奇妙のモノを見つけてしまいました。

「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい本男子部」

それこそ需要あるのでしょうか!?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

変態さんいらっしゃい!

【概要】

アニメーション制作:UWAN PICTURES、A-Real
2019年11月23日 - 12月28日までニコニコ動画で配信されたwebアニメ。
原作はイラストレーターの40原氏による同人誌で、コミックとらのあなによるアニメ化企画。

監督は、深瀬沙哉。

【作品の解説】

色んな職業や年齢の若い女性から蔑まれつつ、
最終的にはおパンツを見せてもらうシチュエーションがテーマの、
各話独立した短編。

【感想】

500万円以上の制作費を佐藤郁雄プロデューサーに持ち逃げされた作品。
アニメ会社は被害者ですね。
ヤ●カンもですが悪事はデジタルタトゥーとして半永久的に残る時代。
バカなことをやっちゃいけませんね。

さて、本題。かつてはオタク産業を支えていた同人文化・エロゲも勢いを無くしていて、
また、作画さえ良ければ称賛されていてた時代とは違って、
アニメファンの目が肥えてしまっていて、
シナリオの面白さや高度な演出が作品に求められているご時世に、
こんなエロもどきなアニメを出す姿勢は実は嫌いではないです。

とはいえエロが好きなら、年齢指定のあるゲームや映像に手を出せばいいですし、
おパンツを見るのがゴールであるこのアニメならではの、
他の作品と差別化された売りがなければならないわけでして、

このアニメの場合は、エロゲのように男性キャラの視点で画面が動くために、
画面に手以外の姿を見せなくて一切声がない男性キャラ(視聴者のアバター)
に対して、延々話し続けている女性キャラの反応。
最初は男性に対して敬意と好感を持って笑顔で接していた美少女たちが、
男性からの生下着を見せてとの懇願に幻滅して表情・声ともに不機嫌になっていく、
その芝居がメインディッシュで、おパンツは食後のデザート的なもの。

女の子に怒られて罵られることに快感を覚えるマニアなら多分楽しいでしょうね。
女性声優さんたちの芝居が割と良かったので甘めな評価になってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

THE・フェチ2

2019年放送アニメ。

メイド、双子姉妹、本屋の店員、歯科助手、女子中学生、シスターに嫌な顔されながらおパンツ見せてもらうアニメ。第2弾。

しっかり全部見ました。サンキュー無料配信。

メイドとシスターは前回の続編でそれ以外は新キャラです

今回も有名声優と気合の入った作画でお届けしております

前作同様何故こんなにも好感度高いのに引き下げてでも見たいのか!

作中でも言ってたじゃないか!そこにおパンツがあるからさ!

そんな主人公の度胸だけは見習おう。でも下着見るのは犯罪だぞ。

とりあえず女性諸君は男に「なんでも言って」って言うとこうなるからやめようね!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

63.6 235 2019年度アニメランキング235位
RobiHachi(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (109)
387人が棚に入れました
時はG.C.0051(G.C.=Galaxy Century)。NEO TOKYOの住人ロビーと、一人の青年ハッチが、銀河の彼方、訪れると幸せになるという伝説の惑星「イセカンダル」を目指して、ひょんなことから宇宙船でギャラクシー街道を旅することに。二人はその道中で、降りかかる火の粉のごとく災難に遭い、行く先々でドタバタ騒ぎを起こすのだった……。

声優・キャラクター
中井和哉、河本啓佑、阪口大助、杉田智和、木村昴、徳留慎乃佑
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

チェンジ ゲッター

高松信司監督、制作スタジオコメット。

ベタなギャグ満載のSFコメディ。
これが意外にも嫌味がない、
お金もない、仕事もない、彼女もいない、
それでも底抜けに前向きに生きる主人公ロビー。
疲れた日常を癒すには、
これぐらいお気楽なコメディもありでしょう。

舞台は人類が宇宙旅行を楽しめる時代。
SF版「弥次喜多道中」でしょうか。
他の惑星に漂着しては、
きっと奇天烈な物語が待っているのだ。

最後に全部持って行ったのはまさかのあれ。
{netabare}合体だと!?、そう来たかー!!{/netabare}

6話視聴緊急追記。
続々と断念でしょうか!?
雲行きが怪しいのもありますが、
80年代的、おバカ(アニメ)ですね。
しかし特別、続きも気にならない感じ。

最終話視聴追記。
終わっとったんかいっ!!
どうりで誰も語らないわけだ(笑)
途中、見ていませんが完走です(おいっ)
うーん、ライディーンできたか。
レトロな演出は好きですよ。

あちこちぶつかって成長する。
想定外を楽しむ、やはり奇天烈な冒険でした。
幕切れはこれでいいのだと肯きました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

宇宙で東海道中膝栗毛

宇宙を舞台にした東海道中膝栗毛でロビー・ヤージは弥次郎兵衛、ハッチ・キタは喜多八、JPS-19(イック)は作者の十返舎一九ってことらしい。

オダワーラ(小田原)、ハッコーネ(箱根)、ハママⅡ(浜松)、アッカサッカ(愛知県豊川市にある赤坂のことらしい)、マルベリー7(桑名 マルベリーは桑の実の意)、ヨッカ・マルシェ(四日市)、イセカンダル(伊勢かつヤマトの目的地イスカンダル)

しかも宇宙戦艦ヤマトのパロとか、色んなテレビ番組のパロがあってなかなかのカオス。それにしても、誇大くんは笑ってしまう。

基本的に一話完結で話が進んでいく。あとは銀河道中ヒザクリガーが鍵を握っている。
最終話の{netabare}ワープが取って付けたような感じだけど、いい感じの終わらせ方に持って行った。{/netabare}
男同士の熱い友情?愛情?炸裂で気づいたら見終わってた。普通に面白かった。

{netabare}
約10年前、ロビーは、父親の宇宙船「長屋ボイジャー」を盗んで家出。
そして現在(ギャラクシー世紀0051)、住居としていて整備不良の長屋ボイジャーを発進させるが、その船内でロビーとハッチは50年前のアニメによく似た合体ロボット「ヒザクリガー」を発見。

約50年前、日本でアニメ「銀河道中ヒザクリガー」が放送時、
初めて宇宙人と遭遇して超技術を得て大金持ちとなり月面に王国を作った一族がいる。その王子がハッチでロビーの借金を返済してくれていた。イックは、冥王星から追尾している宇宙船に気付く。『クレジット履歴』から太陽系外にでたことがばれて、ルナガード(月面警備)が出動したらしい。
{/netabare}

OP
天才のプレイリスト 歌 Hatchi(河本啓佑) feat. Robby(中井和哉)
ED
Dancing to Night 〜君への最短ワープ航路〜 歌 Allo(木村昴)&Gras(徳留慎乃佑) feat.Yang(杉田智和)
ヤンからロビーへの想いが溢れている。熱い。
挿入歌
銀河道中ヒザクリガー! 歌 串田アキラ



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ズバリ!熱い!!正反対の男同士のバディものスペーストラベラーズ!

1. 旅は道連れ Journey to the Star
宇宙人とのファーストコンタクトから半世紀、人類が自由に宇宙旅行を楽しめるようになったNEO TOKYO--。顔は悪くないが美女とおいしい金の話に弱い残念アラサーのロビーは、今日も高利貸しのヤンから多額の借金を抱えていた。その取り立てに現れるバイトのハッチ。ロビーはヤン達から逃げようと一か八か、今や完全に住居となっている古い宇宙船で逃亡。何とかヤン達を振り切ったロビーは、 このまま『イセカンダル』に厄落としの宇宙旅行に出ることを思いつくのだが、実はその宇宙船にはハッチが乗ったままで……。

2. タコから出た真実(まこと)
高利貸しのヤンから逃げようと宇宙に飛び出したロビーとイックの宇宙船『ナガヤボイジャー』。どうせならこのまま『イセカンダル』に厄落としの旅に行ってしまおうと決意するのだが、そこにヤンに雇われたバイトのハッチも同乗していた!ロビーはハッチに「帰れ」と宇宙船から下ろそうとし、揉める二人。そこへ追ってくるヤンの宇宙船。しかも攻撃してきた。ロビーとハッチは偶然宇宙船内で発見した小型宇宙船に乗り撃退しようとするが……。そんなこんなで何とかヤンから逃れるのだが、燃料が足りなくなり、ロビー達は火星へと立ち寄るのだった……。

3. 冥王星の惑星(ほし)恨み
火星を出発し、ギャラクシー街道に沿って宇宙船『ナガヤボイジャー』でイセカンダルへ向かうロビー、ハッチ、イック。ところが、謎の宇宙船に行く手を阻まれ、冥王星に強制着陸することに。そこには--冥王星が惑星から外れ、準惑星に格下げされたことに頭を悩ませる冥王星の住民達がいた。ロビーとハッチは住民らに冥王星が人気観光スポットとなるようにしてくれと懇願されるのだが……。

4. 「竿の先に半魚人」
いよいよロビーとハッチらを乗せた宇宙船『ナガヤボイジャー』は太陽系の外へ。まず最初に訪れたのはギャラクシー街道第9番プラネット『オダワーラ』だった。早速、わくわく繁華街に出てみると、半魚人だらけ!?オダワーラは半魚人の星だったのだ。「もう二度と来れないかもしれないし!」と嬉しそうにグルメスポットを調べては積極的に観光を楽しむハッチ。それに付き合わされるロビー。そんな中、ロビー達は所持金が無くなり、『オダワーラ』の海鮮丼のお店でバイトすることになるのだが……。

5. 「地獄の沙汰もドン次第」
『オダワーラ』を飛び立った宇宙船『ナガヤボイジャー』。イセカンダル詣でにいく為には、ギャラクシー街道第一関所がある『ハッコーネ』を通過せねばならない。温泉露天風呂を楽しみにハッコーネに着陸するのだが、通行手形を持っていないと関所を通過できないことが発覚!通行手形を持っていないロビーとハッチは、『ハッコーネのドン』と呼ばれる男に通行手形の発行をお願いしにいくことに。果たしてそのドンの正体とは……!?

6. 「寝耳にウナギ」
ロビーとハッチが次に訪れたのは『ハママⅡ』。この星の名物はウナギである。地球ではトッチャイナ星人の乱獲により、ウナギはすっかり獲れなくなっていた。噂に聞くだけでウナギを見たことも食べたこともないハッチは大喜び。おりしもハママⅡでは大ウナギ祭りが開かれようとしていた!一方、高利貸しのヤン達一行もロビーを追い、ハママⅡに到着。筋骨隆々のムキムキ水着姿お祭男達に囲まれる中、必死にロビーを探すヤン。ロビーとハッチも気づくと大ウナギ祭に参加させられており……。

7. 一寸先は夢の国
ヤン達が迫る『ハママⅡ』から逃げ出したロビーとハッチは、次なる宿場星『アッカ・サッカ』へ。--そこは夢と冒険、そして愛と希望に満ち溢れた丸ごと全て一大テーマパークの星。しっかり入園料も取る。パーク内に入るなり、ロビー達をミュージカルで迎える満面の笑みのお花ちゃんズ……。ファンタスティックなパレードに様々なアトラクション……とまさに夢のような場所なのだが、一方で妙な気味の悪さを感じるロビー達。そんな中、もちろんヤン達も追ってきて……。

8. メカるが勝ち
ロビー達は次なる宿場星『マルベリー7』へ。しかしイックの策略で機械人間の星『マルベリー8』へ。『メカにあらずんば人にあらず』とスローガンを掲げ、生身の生命体は奴隷扱い。人間達は浜辺でハマグリを採って、観光客に売っている。ロボットである故、すっかり高待遇に迎えられるイックに対し、人間であるロビーとハッチも最初はひどい扱いを受けるのだが……。

9. 亭主の好きなヒザクリガー
故障してしまったヒザクリガーを修理する為、次の宿場星『ヨッカマルシェ』に立ち寄るロビー達。実はナガヤボイジャーもヒザクリガーも、この星に住む『ヨッカマルシェ星人』が作ったものらしい。無事到着し、早速修理を依頼するのだが、そもそもなぜこんな遠い星でヒザクリガーが作られたのか?ロビーはこの星にいるアニオタ達からとんでもない事実を聞かされる……。

10. 相棒(バディ)喧嘩は犬も喰わない
とうとう最終目的地『イセカンダル』が目前に迫るロビー達。しかし、イセカンダルに向かう為にはその前に関所を通らねばならない。借金を抱えているロビーはブラックリストに載っており、今のままでは関所を通過できず、宇宙入管管理局に送られてしまうと知る。その件が発端となり、今までたまりにたまった日常生活の不満が爆発。宇宙船内でロビーとハッチの大ゲンカが始まるのだった。

11話 聞いて極楽、イセカンダル
ギャラクシー街道の最終目的地『イセカンダル』に到着したロビー達。しかし、イセカンダル参拝にはいろいろと段取りがあるらしい。段取りに沿って今夜は宿に泊まってお参りは翌朝からすることに。その前に、参道を散策。左右にびっしりと並ぶお休み処、お食事処、土産物屋、旅籠……。参拝客もさることながら、売り子達なども多数おり、かなりの賑わいだ。ロビー達もおみくじを引いたり、食べ歩きしたりとご利益だらけのイセカンダル観光を楽しむのだが、ハッチはいつもと何か違う感じで……。

12. 月の夢、地球の夢
ハッチが月の王子様だったという衝撃の事実を知ったロビーとイック。ルナガードとヤンたちが迫る中、「最後までロビーとイックと一緒に旅を成し遂げたい!」と話すハッチに「ロビーが出した決断とは?!一方地球では大変なことが起こっており……。ロビー、ハッチ、イックの旅の結末とは?!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ナンセンスというより、センスないギャグアニメに飽きた。一時、戦略的撤退(苦笑)

【1話ごとの感想】
1話目「旅は道連れ Journey to the Star」☆2
{netabare}
ドタバタギャグ、か。とりあえず、作画はだいぶ酷い。ギャグパートは良いけど、シリアスに振ったときに、心配は残る。

監督の高松信司さんは、「男子高校生の日常」「ぐらんぶる」の監督だと思えば信頼できるけど、「ナンバカ」「イクシオンサーガDT」の監督だと思えば、やや不安が(笑) まあ、「銀魂」「スクールランブル」あたりから考えても、ハイテンポであることは間違いないだろうけど。

東海道中膝栗毛は未読なんで、一般的な知識の部分しか分からないな。私は文学部ですが、近代文学専行なんで、古典は逃げまくってたし(笑)

《今後の展望》
しばらく、3話くらいまではドタバタコメディか。中盤から後半にかけては、ハッチの実家問題を解決しつつ、最終的には、「俺たちの旅はまだまだ続く」で終わりそうな気配がしますな。
{/netabare}

2話目「タコから出た真実」☆3
{netabare}
なんか、色々パロディだが、ディズニーは怖いぞ? 大丈夫か(汗)?

《今後の展望》
なんか、イセカンダル、火星でも宣伝してるって、実は怖いところ(なんか捕まって実験的な)かなと一瞬おもたったけど、伊勢神宮をそんな風にイジれるとも思わないので、それはないかな。

イセカンダルは、アニメの聖地だったりするのかな?
{/netabare}

3話目「冥王星の惑星ほし恨み」☆
{netabare}
月をディスるなや(笑) スケールでけぇな(笑) 電通にケンカ売るなよ(笑) 許可、とったなら電通が偉いし、とってないなら、制作が根性あるな(笑)

う~む、月をディスるスケールの大きさや、身内といえる電通にケンカ売る姿勢は、当時の「風刺」という文化も併せ、好きではある。が、プルトニウムバスターはな~。本気で腹立つ、悲しい思いもする人はいるだろうにと、岩手県出身者として思う。

やはり、パロディは笑えないとね。笑えないパロディは、ただの冒涜。

《今後の展望》
関係各所に怒られて、放送中止(苦笑)?

とりあえず、有名な宿場町まわるんだろうし、次は小田原ね。美人な女将に誘われ宿へ。そこで風呂が熱いのなんきので踏み抜いて大騒ぎ。原作ではそないな感じ。前半は多分、踏襲するかな?
{/netabare}

4話目「竿の先に半魚人」☆2
{netabare}
東海道中膝栗毛のBL要素は、ロビハチではなく、こっちで消化するのね。

働き方改革に、半魚人、、、魚民、かな(汗)?

原作、あんまり関係なしですね。設定だけをもらう感じかな。

《今後の展望》
う~ん、あんまり面白くならないね。

次は箱根。これで地震ネタや火山ネタを引っ張ってきたら、流石に切るかな~。
{/netabare}

5話目「地獄の沙汰もドン次第」☆2
{netabare}
箱根はまんま箱根だな。箱根は行ったことないけれど(笑) わりとしょうもないオチ。笑い処がみつからないな~。

《今後の展望》
次は浜名湖? うなぎ美女に、うなぎパイで精力アップ、みたいな展開かな?
{/netabare}

6話目「寝耳にウナギ」☆2
{netabare}
ハママⅡ(笑) う~ん、美女が出てこない展開は意外だったけど。利子から、尻w ツケから、尻w まあ、ツマランナ。

《今後の展望》
まあ、多分今後も1話完結のバカギャグ回が続くんでしょう。んで、10話か11話くらいから、イセカンダル絡みの話かな。とりあえず録画だけしといて、評判良い回だけ観るか、イセカンダルに入った辺りから観るかな。とりあえず、一時、戦略的撤退ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

63.5 236 2019年度アニメランキング236位
NHKバーチャルのど自慢(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (19)
60人が棚に入れました
あの「のど自慢」がバーチャル化!?
「明るく!楽しく!元気よく!」をテーマに毎週日曜お昼に全国各地から生放送でお届けしている「NHKのど自慢」。今回お邪魔するのはバーチャル空間。バーチャルキャラクター化した小田切千アナウンサーの司会のもと、人気VTuber(バーチャルYouTuber)が次々に登場して、自慢の歌を競い合う。果たして初代VTuberのチャンピオンが決定するのか!?お楽しみに!
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメじゃないけど、ブイチューバー紹介レビューしてみるよ!!(1/10再放送)

再放送が決定しました!!
日時:2019年1月10日(木)夜11:55~0:40
チャンネル:NHK総合


人気番組「NHKのど自慢」を使いドワンゴの川上量生が仕掛ける実験的な番組。今回の企画はドワンゴが制作しているアニメ『バーチャルさんはみている』に因んだもので、そちらの放送開始も楽しみです。

バーチャルさんはみている公式サイト
https://virtualsan-looking.jp/

【バーチャルYouTuber(Vtuber)とは】
YouTubeで活躍する3Dや2Dアプリのキャラクターたち。生まれてから2年ほどで企業から個人まで数多くのバーチャルユーチューバーが活動を開始し、グッズ展開やイベントの開催、テレビ出演など、2019年現在では一般的にも認知される大きな業界になりました。2017年あたりに、可愛いキャラクターだけど見たことが無いと不思議に思った人も多いでしょうか。かく言う私も“可愛いキツネ娘”だと思ったら中身が“コンビニ店員のおじさん”だった美人局(?)に合いました。

YouTubeは他の動画サイトと比べオタクコンテンツが活発で無くユーチューバーが広く認知された後も敬遠している層は一定数存在しました。この背景の中で仮想現実のキャラクターがYouTube活動を始めたことは大きな転機だったように思います。はじめは3Dアバターを使い個人でYouTubeやその他の動画サイトで活動するだけだったものが、企業の参入により高クオリティーな動きや表情を見せるキャラクターが登場し、他企業や個人も挑戦していくうちに今まで現れなかった才能や特技をお披露目できる場として盛り上がりを見せていきました。バーチャルタレントをプロデュースする会社も多く誕生し、今や個人から企業までが期待を寄せる業界に成長しているのです。

NHKへの出演ということでバーチャルユーチューバーの中でも知名度や歌唱力の高い面々が選ばれました。全く知らない人向けに少し紹介してみましょう。

キャラクター紹介と歌った順番・曲名は以下の通り(紹介は伏せます)

【ミライアカリ】曲:『学園天国』
{netabare}Mirai Akari Projectの「ミライアカリ」は初音ミクのイラストレーターKEIがデザインしたキャラクター。プロデューサーである「アニメ娘エイレーン」は音声合成ソフト「CeVio」を用いた2Dキャラクターで、プロジェクトが始まる前まで動画を投稿していたクリエイターでした。ある時、ミライアカリプロジェクトのために6000万の借金をして企画を立ち上げ、ミライアカリ誕生のタイミングで裏方へ回りチャンネルはミライアカリプロジェクトへと移行されました。昔制作していた作品で組んでいた立案者に逃げられ、行き着いた海外で職を失うというハードな人生を送っている彼女(設定ではなく本当の話)は、帰ってきて欲しいというファンの声もあって現在は別個の活動に復帰しています。そしてのど自慢に参加したミライアカリは、露出の高い衣装が目立つ金髪サイドテールの記憶喪失キャラクター。シモネタを連発する“近所のHなお姉さん”と揶揄される発言や行動は、Pに指示されたわけではなく自主的なもので、バーチャル四天王と呼ばれる圧倒的な人気を誇るキャラクターの1人。イベントやグッズ展開も多く、年末の週刊ヤングジャンプで巻末グラビアを飾った時はスゴイ時代が来たなと思ったものです。エイレーンが仕掛けたバラエティー豊かな企画へ挑戦する動画がメインで、今回歌った学園天国のような曲以外にキャラクター性と反対の格好いい曲も投稿しています。ハロー!ミライアカリだよ♪(ピロリンッ){/netabare}
アクセル/ミライアカリ【オリジナル曲】
https://youtu.be/7StwGkAKDEA
ミライトミライ/ミライアカリ【オリジナル曲】
https://youtu.be/ZbYn9J_cuW8

【剣持刀也】曲:『HOT LIMIT』
{netabare}剣持刀也は「にじさんじプロジェクト」所属の男性Vtuber。「にじさんじ」は「いちから株式会社」が提供するVtuberの人気を二分する集団。会社は元々アプリ開発を主にしていて、いちからが開発したにじさんじアプリは2Dキャラクターの表情を動かすためのもので界隈でも採用者の多いアプリとなっています。定期的にオーディションを行っていて剣持刀也はその2期生。現在60人以上の大所帯に膨れ上がりもう少しで新メンバーも加入する上に海外メンバーもいます。某アイドルグループのような増え方に面喰らいましたが個人活動が多かった業界のチーム活動が多くなるきっかけでもあって「いちから」を真似て大人数のバーチャルライバーを育てる企業が増えていきました。AbemaTVの番組「にじさんじのくじじゅうじ」レギュラーでもある剣持刀也は、配信中に生まれる強烈なワードやコメント欄のファンとプロレスするような強気な発言と裏腹なイジられやすさがギャップになって男性ファンに“カワイイ”と愛される、ラップが得意な剣道部所属の高校生。女性中心の業界を個性とトーク力でのし上がった稀有な存在である彼は残念ながら歌はあまり得意ではなく鐘の音は鳴りませんでしたけど、そんなところも可愛いという(野太い)声も多数。{/netabare}
【ラップバトル】MCトウヤVS月ノ美兎
https://youtu.be/FfjZmhu3GQY

【ばあちゃる】曲:男と女のラブゲーム
{netabare}ばあちゃるは馬のかぶりものをした自称世界初の男性バーチャルユーチューバー。「ウマ」「ウビバ」の愛称で呼ばれ、現実のイベントに生身で出てきて司会をするようなネタ枠の彼は「電脳少女シロ」と後輩である「アイドル部」のマネージャー。現実と仮想現実の境界が曖昧な彼に関しては雑に扱うことが正解なので、鐘の音もひとつしか鳴っていませんでした。ファンには不名誉な二つ名を山ほどプレゼントされ、いつもからかわれていますがとても愛されている有能マネージャーです。でも次に行きましょう。 {/netabare}

【月ノ美兎、樋口楓、静凛】曲:キューティーハニー
{netabare}にじさんじ所属「JK組」と言われるこの3人は、にじさんじ1期生、プロジェクトの象徴とも言えるメンバーで、それぞれ委員長・関西弁・先輩のオーソドックスなキャラ属性を持ち、活動の中で見えてきた性格や特技によりさらに人気が出た3人。中でも「月ノ美兎」は産声を上げた時から存在感を発揮していました。清楚な委員長キャラでありながら好きな食べ物は「モツ鍋とビール」と答えかけて「ムカデ人間を観たか」という質問に対して“肛門と口を繋げられる映画”だと表現するような、キャラ設定なぞ守るつもりのない魂のぶっ飛び加減が話題を呼びVtuberの知名度向上に貢献した1人です。他にも、ニコニコ動画を黎明期からずっと追いかけていたと公言し、LINEニュースのしょうもない記事を読むことが日課で自身のラジオコーナーに採用。実写のシュールなアドベンチャーゲームを実況するような着眼点やトーク中の頭の回転は語りきれません。それまでビジュアルや歌唱などを中心に人気が出た界隈に違った楽しみ方を渡来させたキャラで、「バーチャル業界のおかげで発掘できた貴重な才能」の代表格なので興味があればまとめ動画を探してみてください。樋口楓、静凛も歌やゲームの特技があって関係性も面白いのですが今回は泣く泣く割愛。{/netabare}
クリスマスイブのお歌配信
https://youtu.be/t0S2LWCVQXg

【道明寺ここあ】曲:『愛をこめて花束を』
{netabare}道明寺ここあは、「ゲーム部プロジェクト」に所属する道明寺晴翔の妹でYouTubeチャンネル「ここあMusic」のキャラクター。ゲーム部プロジェクトは3Dキャラクター達が学校の部活でゲームをしながらYouTube活動をするというコンセプトで始まったチャンネルで、4人のメンバーは各自得意なゲームを持っていて極めたゲームは界隈でもトップクラスの腕を誇ります。設定が崩れやすいVtuberの中では異色の存在で、ゲーム実況の他にも部の日常が描かれるショートストーリー動画を投稿することが特徴です。ドラマチックでバカバカしい物語を展開する彼女たちを演劇部と呼ぶこともあり、道明寺ここあは、彼女たちの活動を見て自分もはじめたいとYouTubeをはじめました。ゲーム部に所属はしていませんが動画には何度か登場しています。圧倒的な歌唱力により数々の歌系イベントに呼ばれるプロジェクトの歌姫は兄の晴翔に溺愛されている歌うことが大好きな中学生の女の子。魔法科高校の劣等生「Rising Hope」や東京喰種トーキョーグール「unravel」を始めとした難度の高いアニメソングもいくつか投稿しています。番組ではフル尺で歌えませんでしたが放送後に本人がフル尺で歌った「愛をこめて花束を」の動画を上げてくれましたので興味がある方は聞いてみてください。{/netabare}
【バーチャルのど自慢】愛をこめて花束を 歌ってみた【Superfly/cover】
https://youtu.be/yOYEKiiFJCw

【富士葵】曲:『ラヴ・イズ・オーヴァー』
{netabare}富士葵はその名の通り、日本の素晴らしい文化を世界に発信する目的で活動を開始しました。コンセプトは「キミの心の応援団長」。美しい歌声で日本の名曲をカバーする彼女は、当初の素朴な3Dモデルから、クラウドファンディングで資金を募りモデルチェンジを行ったことでも話題を呼び、その金額は1000万円。昔のモデルがいいという声もちらほらと聞こえますが大幅なグレードアップで可愛くなりました。歌系イベントには必ず呼ばれる歌姫の1人でメジャーデビューもしています。西日本豪雨、ならびに北海道胆振東部地震の復興支援のためのチャリティーイベントでは大トリをつとめ、山下達郎の「希望という名の光」を歌い多くの人の心を打ちました。透き通った声は和を感じさせる曲やバラードとの相性が抜群です。反面、発言の天然さと個性しかない謎の踊りは、天は二物を与えないのだと私達を悟らせてくれます。(そこがカワイイともいう)ピアノ弾き語りをした「君の名は。」の「なんでもないや」をきっかけに知られていった彼女を紹介するのは、自身のチャンネル動画ではないですが、サントリー公式ブイチューバー「燦鳥ノム」と、のど自慢にも参加した「ときのそら」の3人で歌った「ゲキテイ」の動画をオススメしておきます。{/netabare}
檄!帝国華撃団 by燦鳥ノム・富士葵・ときのそら【歌ってみた】
https://youtu.be/35fKzdDH654

【電脳少女シロ】曲:『Let it go』
{netabare}電脳少女シロは、初音ミク先輩を尊敬しアイドルを目指すAI。ファンからはバーチャル四天王の1人として認識されていますが、活動開始から半年はVtuberの数も少なくコンテンツはほとんど世間に知られていなかった時期で、キズナアイと共に不遇な開拓時代を過ごした1人です。語学が堪能で海外ファン向けに英語で喋った動画を投稿することもあって海外へのアプローチが出来る業界を広げる存在。のど自慢で歌ったLet it goも原曲を選択していました。引き笑いがイルカの鳴き声に聞こえることから“シロイルカ”の通称で呼ばれ、かわいい見た目に反したバイオレンスなゲームの趣味や発言の物騒さから「戦闘用AI」だと誤認識されています。デビューから毎日コツコツと動画を投稿しており、奇想天外な発想とは別に真面目で努力家なところもファンを掴む理由。彼女を慕う後輩の「アイドル部」は動画投稿がメインのシロと違い生放送が中心の女の子たちで、マネージャーの「ばあちゃる」がプロデュースをしています。全員カワイイですがシロの系譜として恥ずかしくない狂気を孕んだ、一癖も二癖もある子たち。後輩との絆も見どころなので、箱推しファンは見る範囲がどんどん増えていきます。新作ゲーム「ヴァールハイト」の宣伝大使で、ラジオ共演したことがきっかけに絡むことの多くなった杉田智和やマフィア梶田とレギュラー番組で共演しています。{/netabare}
2018年 NG集・未公開シーンを大公開!「見ないでぇえええ〜」
https://youtu.be/A-kxIPhxiCs

【ときのそら】曲:『空色デイズ』
{netabare}ときのそらはホロライブ(hololive)と言われるVtuberの動画・LIVE配信サービスのキャンペーン第一弾キャラクター。配信サービスと共に会社がプロデュースもしていて、ときのそらを始めとしたホロライブは王道アイドル路線を育てる会社として人気で、後続キャラたちが数多く出ています。今や2期生まで増え大所帯となったホロライブの象徴的な存在は、ブレること無く王道アイドル路線を走り続けている代表的なキャラクター。早くから活動を始めていて人が集まらない時代を経て今がある苦労人。このような下積みエピソードも王道アイドルらしく、キャラクターデザインも茶髪のセミロングにヘアピンをした何の変哲もない女の子は「ときのそら」の名前通り空色の制服を着用。優しい声色で視聴者からママと呼ばれている18歳の元気いっぱいな高校生。明るさの反面、涙もろい努力家でもある。動画や配信のスタイルはhololiveの機能を使い様々なアングルから撮影できる3Dの自由度が売り。企業Vtuberはマネージャーをマスコットキャラクターとして連れているケースがあり、「かしこまり」「富士葵」「YuNi」などにも相方として付く。ホラーゲームが好きでマネージャー(友人A)を相方にゲームや企画をやる、歌系企画には必ず呼ばれる1人。{/netabare}
【侵略されて】エイリアンエイリアン 歌ってみた - ときのそら【踊ってみた】
https://youtu.be/NT6Pf28eCgQ

【ピーナッツくん、ぽんぽこ】曲:『おどるポンポコリン』
{netabare}ピーナッツくん!オシャレになりたい!、甲賀流忍者!ぽんぽこの二人は個人のVtuberで、元々ピーナッツくんが主人公のアニメを投稿していたところにバーチャルブームが来て、ピーナッツくんの制作兼声を担当していたぽんぽこのお兄さんが、やってみたいという妹の願いを叶えデビューさせた。(とてもややこしい)エッジと毒の効いたピーナッツくんのアニメと、バーチャルの域を超えた「まるで実写のようなクオリティーの狩猟動画や料理配信」が人気のぽんぽこ。(というかまんま実写)兄妹が互いを嫌がりながら一緒のことをやっている微笑ましさが人気で、面白いのは勿論ですが真骨頂は企画力と行動力。企業や個人を超えた何十人ものVtuberが集まる業界のターニングポイントともいえる24時間生放送企画を2回も成功させています。行動力で知名度を得て、Vtuberキャラクターが出演するTVアニメ「バーチャルさんはみている」に個人で参加も決まっている業界内で知らない人はいないマスコット的な二人。実はピーナッツくんのアニメを追加登録しようかと何度か考えたのですが、界隈が好きな人以外にはシュール過ぎてオススメもし難いなと思い断念しました。話数が多くカオスですが結構好きです。今回は24時間放送で出来た曲のMVを載せておきます。{/netabare}
【MV】言の葉のうた - 甲賀流忍者ぽんぽこ(Prod.n-buna)
https://youtu.be/oN5cAoM8Acg

【バーチャルゴリラ】曲:『なごり雪』
{netabare}バーチャルゴリラは今回のバーチャルのど自慢で初代チャンピオンに輝いた歌のうまいゴリラ。アニメにもでます。これ以上語りようが無いですが、『天魔機忍ver.G』という個人ブイチューバーユニットの一員で、黎明期からのファンは胸が熱くなる名前です。年末に嬉しいものを見ましたが、マニアックなので割愛。なごり雪の“ごり”を強調してしまい、小林幸子さんに(台本で)怒られていました。{/netabare}
ゴリラ×乾伸一郎オンステージ「Lovers Again/EXILE」
https://youtu.be/GnDdFe5-u3g

【YuNi】曲:『Precious』
{netabare}YuNiはバーチャルタレント支援プロジェクト『upd8(アップデート)』に立ち上げ時から参加する歌唱系ブイチューバー。編集や選曲にもこだわる歌一筋のYuNiの動画は、曲だけでなく画面作りもこだわっていますので一見の価値有りです。一緒にいるユニコーンの名前は「乙女丸」で、こんな名前ですがオッサンのマネージャー。この子や次のヒメヒナは特化型なので言葉で説明するよりMVや【歌ってみた】を聞いてもらうのが一番でしょうね。大きな歌イベントに必ず出演する歌姫の1人です。「透明声彩」はオリジナル曲。{/netabare}
YuNi MV 「透明声彩」
https://youtu.be/BnH6RiFm9f4
【息継ぎ必死】シャルル 歌ってみた(生歌) – YuNi
https://youtu.be/LjkDJHk2KrE
太陽曰く燃えよカオス 歌ってみた(生歌) - YuNi
https://youtu.be/6TcYk_qGshM

【田中ヒメ・鈴木ヒナ】曲:『ライオン』
{netabare}田中ヒメ・鈴木ヒナの二人は、元々田中ヒメが活動していたチャンネルに少し経ってから鈴木ヒナが参加しました。ヒナが来ることがわかっていたのでヒメ1人で活動している時は歌を披露することはありませんでしたが、のちに投稿した歌動画では完璧なユニゾンと歌唱力でファンを沸かせました。多分、参加が遅れたのはモデルが出来てなかったとかそんな感じ。のど自慢のトリに相応しい二人だったと思います。歌以外の動画だとテンションの高いヒメと、おっとりド天然のヒナで漫才みたいな会話をしています。この二人も歌が一番紹介になると思うのでそちらをどうぞ。{/netabare}
【ヒメヒナMV】劣等上等(Cover)【本気モード入った】
https://youtu.be/il4cAeVzZwI
【ヒメヒナMV】太陽系デスコ (Cover)【セクシー】
https://youtu.be/DdqEdO4EOuU


ゲスト枠は「キズナアイ」と「小林幸子」。小林幸子さんはニコニコ動画を通じてネットユーザーに支持を得た方で、キズナアイのLIVEでゲスト登場したことやドワンゴプロデュースの番組であることが関係してオファーがしやすかったのでしょう。芸人枠で登場した「アメリカザリガニ」も似た理由だと思われます。

【キズナアイ】曲:『おもいで酒』
{netabare}2016年に活動を開始した「キズナアイ」が「YouTube活動をするバーチャルな存在」として初めて「バーチャルユーチューバー」の言葉を使い始め、コンテンツとして活発になった2017年に登場した4人のキャラクター「電脳少女シロ」「ミライアカリ」「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」「輝夜月」をはじめとした後続が言葉を定着させます。この4人のことをファンが、通称「バーチャル四天王」と呼んでいて、キズナアイがこの中に入り「5人揃って四天王」になる場合も多いですが、今はアイちゃんの事を「おやぶん」と呼び、4人のことをバーチャル四天王と呼ぶことが多い気はします。ライブやテレビ出演にCMなど、メディアへの開拓とアプローチはすべてこの子がやっているような状況で、脅威の稼働率。矢面に立ち何も知らない人間から悪意を持って叩かれることも多いので、いくらAIといえど大変でしょう。のど自慢では「おもいで酒」を選曲していました。上手かったですね。世界一人気なユーチューバー『PewDiePie』の動画に出演して反響を呼び、日本政府観光局の訪日促進アンバサダーに就任したり若年層向けにノーベル賞の解説(聞き役)になったりと、何かと「顔」になることが多いブイチューバーの代表的存在。Kizuna AI × 中田ヤスタカのコラボ楽曲「AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)」が来春リリース決定。TVアニメ「バーチャルさんが見ている」の曲となっています。{/netabare}
【新年の挨拶】初日の出を観に行ってきました!【お正月】
https://youtu.be/N3lZDUfZeQw


YouTube内では今回のバーチャルのど自慢のようにテレビ企画に落とし込んだものも開催されていて、年末には紅白を模した『V紅白歌合戦』や『年越しVR歌合戦Count0(カウントゼロ)』等の大規模イベントも開催されました。普段は個人個人の活動をするVtuber達が一堂に会するイベントは知名度の低いキャラクターを知る場になるため、短い歴史の中でターニングポイントとして語られることが多いのです。全ては書ききれませんでしたが今回は「歌」括りということでVR歌合戦Count0にて発掘され知名度を上げたキャラクターを紹介して終わりましょう。

花譜(かふ)
花譜 #09 「心臓と絡繰」 【オリジナルMV】
https://youtu.be/hcm1LGOxJbc


未来を見据えた新しいコンテンツ「バーチャルYouTuber」に、少しでも注目していただけるきっかけになればと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

攻めるNHK(笑)!(1/10夜の再放送決定!)

日曜日の昼間に放送されている『NHKのど自慢』のフォーマットをベースに、有名VTuber(バーチャルYouTuber)が一堂に会してとり行われた「NHKバーチャルのど自慢大会」(という体で制作された)番組であります。

「NHKのど自慢」司会は小田切千(おたぎり せん)アナウンサーですが、この番組では「バーチャル小田切千アナウンサー」としてご本人出演でした。

できれば鐘奏者の秋山気清(あきやま きせい)さんにも出演して欲しかったなあ…。(←「NHKのど自慢」ファンとしての意見)

画面は常ににCGですし、普段活動しているVTuber達がそのまま出てくる感じですので通常の意味合いでの作画や声優、キャラといった評価は意味をなしません。

内容的にはいわゆる「バラエティー番組」に近い物ではあるので、これまた一般的な意味合いでの「物語」という評価は難しいのですが、視聴していて誰を合格にするかなどや何を話すかなどについて「恐らく台本はあるだろう」という想定の下で番組自体は面白かったので「評点: 4」とさせていただきました。

また音楽ものど自慢という番組の性質上、特に専用のものとしては合格時の鐘のメロディーくらいなわけですが、あえて「評点: 4」をつけてみました(あんまり意味はないですね)。

毎週放送されている「NHKのど自慢」のフォーマットでは出場者20組、プロの歌手のゲスト2組となっていますが、「NHKバーチャルのど自慢」では出場者は13組に減らされその代わり一組辺りの歌唱時間が長めに取られていましたね。

また「プロ歌手」枠にキズナアイ親分と、バーチャルグランドマザー小林幸子が収まっていました。

観てて思ったんですけど、VTuberってけっこうちゃんと歌える人が多いんですね。そこら辺の二流タレントよりもタレントとしてよっぽど有能なんじゃないでしょうか…。

……などと益体もないことを考えつつ、番組はけっこう楽しめました。出場者が被りそうという危惧はありつつも、またやって欲しいかも。

2018.1.4追記:
見逃したとお嘆きの皆様、さっそく再放送が決まりましたよ!

[NHK総合] 2019年1月10日(木) 午後11:55~午前0:40(45分)

このカオスかつエポックメーキングな番組を見逃すな(笑)!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

木村天祐 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

これアニメ枠じゃないでしょ

え?なんでこれあるの?アニメじゃないでしょ。開いた口が塞がらないんですけど。
最近人気のバーチャルYouTuberののど自慢大会だけの内容です。
しかもこれNHKなんですよね・・・。

当然物語もクソもないので最低評価です。
CGが自由にモーショントレースするだけで、作画も特にないので最低評価です。
声優ではないですがそこそこ上手い人もいるので普通評価です。
音楽はのど自慢で当たり前なのですが、ちょっとだけ評価高くしました。
物語はないですが、キャラはいっぱい出てくるので評価は普通です。

裏番組も見ました。
百花繚乱、司会うまいですね・・・。

バーチャルさんはみているは薄ら寒くてゴミでしたが、これは普通ののど自慢でした。
最後にもう一度いいますけど、アニメじゃなくて、CG歌番組ですよね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

63.1 237 2019年度アニメランキング237位
グリムノーツ The Animation(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (120)
468人が棚に入れました
人々は生まれたとき1冊の本を与えられる。生まれてから死ぬまで"運命の書"に記載された脚本の通りに生きる宿命。そんな中、空っぽの脚本である“空白の書"をもって生まれたエクスは、同じように“空白の書"をもった仲間、レイナ、タオ、シェインと出会い、自らの役割を見つける旅に出る。これは繰り返し読まれた童話の物語。

声優・キャラクター
逢坂良太、上田麗奈、江口拓也、久保田未夢、水島大宙、上坂すみれ、種田梨沙、悠木碧、間島淳司
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

じゆうー↓なあ↑そー↓らあ↑え~~~↓

OP、めっちゃ竹達さんって感じで大好きw


童話をはじめとした様々な物語の世界(e.g.:『赤ずきん』,『シンデレラ』)に入り込んで、なんやかんやするというお話。
同期の『ぱすメモ』とどことなく似ていたけど、私はこっちの方が断然面白かったと思う。

1、2話では困惑することも多かったが、3話で色々と説明してくれた。

展開は意外と盛り上がっていたし、普通にキャラが可愛かった。
{netabare}特にアリス編は萌えボイスが飛び交っていて耳が幸せ。{/netabare}
キャラが可愛ければ、ゲームを始めたいと思う方もいるだろう。

{netabare}でも5話で水着バージョン出てきたのはさすがに笑った。{/netabare}
まあソシャゲアニメでも、これぐらい露骨にやってくれれば全然観られるかなって。

擁護できないところは、
{netabare}・変身すると誰が誰だかわからなくなる(これ誰だって考えてると内容が頭に入ってこない)
・変身ヒーローの定型台詞がちょっとウザイ
・途中からキャラの顔面が乱れ始めた
・ラストでカーリー(混沌の巫女)を完全放置{/netabare}
…くらいかなー(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

ばぶえたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲームやってない人は、わかるかな?

ソシャゲからのアニメ化です。
ゲームはリリース直後からずっとやっていて、結構好きだったので見たのですが…

ゲーム未プレイの方には、世界観やその他の設定が分からないのではないかと思いました。
え?なにこれ??え??とならないかなぁ?と。

ゲーム同様、キャラも良いし、音楽と世界観も綺麗なのでもう少し見てみようと思います。

(ちなみに、ゲームは今の「リ・ページ」より、その前の方が良かったです)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

さぁ、キリキリ調律しなさい

1話感想{netabare}
“ミリオンアーサー”の続きかと思った。
・未来のことまで書かれたクロニクルに記された筋書き通りにしてくれないと(クロニクルをしたためた立場から見て)過去改変が起きて大変だ→改変を起こす原因をやっつけるぞ
って流れはミリオンアーサーと同じなワケで…弱酸性が無い分こっちのがインパクトに欠けるような?
そんなことをボーっと思いながら見てたら、なんか赤ずきんが錬金アーサーに見えてきたゾ。
スクエニ似たもの作りすぎじゃね?と思わなくもないけど、作品数これだけ多いとこうならざるを得ないのかなぁ。
違う点としては制作がJCスタッフじゃなくてブレインズベースで、こっちのがクオリティ高い?
キャラ数がぐっと減ったと思ったら、お付き妖精が居ない代わりに全くの別キャラに変身(憑依?)するみたいで実質1人格2キャラみたい。
主人公の男が変身するとアリスになって、口調まで女言葉になるところがこの作品の“売り”なんかね?
あとはモチーフとなるおとぎ話ごとに「世界」が区切られてるっぽい、「今度は○○の世界へ出発だー」みたいなのになると今期“ぱすてるメモリーズ”と被りそうな予感。

と、世界観の確認はこんなところで1話感想。
「お前は本に書かれてる通りにしてりゃいいんだよ」と言わんばかりなオチで、それでいいのか。
錬金ア…もとい赤ずきんは1話限りのゲストキャラかと思ったら公式や左上のサムネにも居るのでまた出てくる?{/netabare}

2話感想{netabare}
既存の作品世界へ飛び込むって設定は今期“ぱすてるメモリーズ”と似てて「なんで被っちゃうかなぁ(といいつつ前期やってたらミリオンアーサーと被ってしまうが)」と思ってたけど、2話で違いが見えてきました。
主人公一行は既存作品の内容を知らないみたい、これはぱすメモと大きく違う点かな。
そして前回ツッコんだ「NPCはNPCらしく本に書かれた通りに行動してりゃいいんだよ」ってことに異を唱えるのが敵側の狙いっぽい?

しっかし2話、この作品世界の説明と、今回舞台になった想区(ドン・キホーテ)の説明と、説明しなきゃいけないことを詰め込み過ぎて雑になってる感が否めない。
自分はたまたまドンキホーテ知ってたから飲み込めたけど、知らん人は「?」って部分が多いのではなかろうか(別に偉ぶる気は無いゾ、どうせ今後知らん作品モチーフの回あるだろうし)。
作画も一気にダウン…1話頑張りすぎたか。
1話でアリスに変身後女言葉に変わってたので、変身はてっきり記憶は共有してるけど別人格──降霊みたいなもの──だと思ってたけどなんか違う予感…赤ずきんからは別に「使っていいですよ」と許可得てないよね?
ってかやっぱり赤ずきん推しなのか、錬金アーサーといいソレ系好きねぇ。
この内容だったらむしろサンチョー呼び出しが捗りそう…ってか待て、サンチョは確か文字読めないハズだぞ、運命の書読めるの?ってかサンチョは鎧着てないだろー。
麗しのドゥルシネアが実在してて「こいつが今回の怪人か?」と思ったら騒動の火元はドンキホーテだったってオチは良かったのだけど、果たして今回主人公達の介入は必要だったかどうかは疑問。
そこら辺濁す作りなのかな?「実はロキの言い分の方が正しい」みたいな展開になったりして。
必殺技にそのうち「シンデレラは振り向かない」(メドヘンネタ)が出そう。
アルドンザと対面するシーン見たかったなぁ、俺もなぁ。
風車巨人は先にOPに出てて、オズの魔法使いかな?と睨んでたらドンキホーテだったのか…ってか何でオズで巨人?何のイメージだ?{/netabare}

4話までの感想{netabare}
運命の書ってものがあって、そこに書いてある通りの生活をしてればそれでいいと信じられてる世界では、運命の書が白紙の存在が居たらそりゃあ疎まれるだろう。
なんせ自分の演技を乱す可能性が高いワケで…殺さなかっただけでもエクスの両親は優しい部類に思える。
シンデレラもなぁ…2話のドンキホーテでも思ったけど、その想区の「主人公」よりも「将来酷い目に遭うことが記されてる憎まれ役」の方にスポット当てた方のが自分好みかなぁ?
継母は嫌がらせを嬉々としてしたのか、内心申し訳ないと思いつつも運命の書でそう書かれてるから仕方なくやったのか…とかね。
どうせ王子にはフラれるのが分かってるんだし舞踏会行くのイヤだなぁと思ってたりとかね。
完全に書を信奉してて疑うことを知らないってならそれはそれでいいけど。

それにしても、エクスが女性キャラにホイホイ変身するのはちょっとキモい。
ってか変身した後も口調は男言葉で良いと思うのだが…他の方も指摘してるけど、ネカマのなりきりを見させられてる気分。
今後納得できる理由明かしてくれるならそれでいいけどね。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
ああ、やっぱそういう方向に行くのねー、↑で指摘した展開になってきてその点に関しては満足。
運命の書で貧乏クジ引かされる役に当てられた人物はそれで納得できるのか?って件。
(まぁ別に予想もナニも元々1話からそういう匂いはさせてたので当たったから自分は偉いってことではなく、期待した方向に向かって良かった良かったって話ね)
5話は宝島、6話は白雪姫の想区の話でその問題が加速。
それぞれ主人公側が「テラー(作者)の用意した筋書き(運命の書)通りにしていれば本当に幸せなのだろうか」と疑問を抱き始める。
特に6話タオファミリーは白雪姫想区に不満を露わにしてて、7話でそういう問題に反抗してるのがカオステラー側の目的っぽいことを明かす。
ここら辺は…今期似た設定のアニメ“ぱすてるメモリーズ”では元ネタとなる作品は最近のもので内容にダメ出しすると問題が発生してしまうのに対し、こっちは好き勝手言える利点を生かした…と言えるのかな?
今後、調律は本当に正しいのか?実はカオステラーの方が正しいのではないか?って展開になるのかなぁ…だったら良いなぁ。
“メルヘンメドヘン”でシンデレラの原書を「シンデレラは振り向かない」に書き換えるのは是か非か、みたいなやつね。

ところで7話でカオステラー側で登場した新キャラのカーリー、これは演技じゃなくて実際に盲目?
盲目ゆえに自分の運命の書が読めないことがカオステラーになった動機だったりして。

で、誉めるのは以上で以下ツッコミ。
とにかく絵がショボい、崩れないように頑張ってはいるけどそれだけで「見せ方」はイマイチ。
7話前半ゲルダの表情が固かったって口では言うけど絵からは全然説得力が無い。
そこから引っ張られてなのか演出?コンテ?レイアウト?何が悪いんだか分からないけど間の取り方が変に見える。
一番キツいのは性別の変わる変身になんら躊躇いの無いことだけどね。
この件掘り下げないのが不思議に思えるくらい、一応エクスが初めて変身する時戸惑ったけどそれだけだし。
カオステラー「うわ、恥ずかしくない?」エクス「むしろこれがいい」なんて展開があったら神なんだが…。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
あれ?終わっちゃった。
スマホ原作のアニメって完結しないでオレたたエンド(オレ達の戦いはこれからだエンド)になることが多く、それでもある程度ひと区切り付くようになってるものだけど、これは明らかな投げっ放しエンド。
「続きが気になる方はゲームで」ってことで仕方ないとは思うけど、あれ?この最後って…。
主人公達が絶体絶命のピンチでさぁ大変ってところに謎の超TUEEEEE奴(グリム)が突如現れ解決、その後「アイツは一体何者だったんだ」を匂わせて〆って…ミリオンアーサーじゃーん!
前からミリオンアーサーっぽいと思ってたらオチまで被っちゃってるじゃ~ん、ありゃまぁ…。
ってかジャバウォックの居る前で「力が欲しいか?」みたいな展開は狙ってか?つい笑ってしまった。
更にはアリス世界でグリムがTUEEする姿は…“アリス輪舞曲”でアリスロワイヤル参加者とアンデルセンロワイヤル参加者では原作力の違いで後者の方が圧倒的に強いって設定を思い出し、ルイスキャロルも散々だなと笑っちゃいました。

グリム登場については、その前にジャンヌが登場してて「あれ、実在した人物もOKなのか。まぁ史料であっても脚色はされるしなぁ」ってことで違和感は緩和されてたけど、なんで強かったのかを考えると…やっぱり原作力なのか?
こうなってくると空白の書持ちが物語書いたらどうなるの?ってのがちょっと気になる。
まぁ一番気になるのは「レイナの想区ってどんなん?」ですけどね。
他のメンバーは出身想区の紹介をしたけどレイナだけ無い、アリスの物語が普通に読まれてる世界みたいだし、調律の能力持ってるのはレイナだけみたいだし。
…。
「そこら辺知りたかったらゲームやってね」ってことなんだろうけど、ぐぬぬ…。

と、誉めた(誉めてるよね?)ところで以下ツッコミ。
なんといってもキャラの変身についていけない、口調や性格まで変わるのはどうなんだろう。
しかもシンデレラの声がレイナと同じで、エクスがシンデレラに変身した回があったかと思えば別の回ではレイナがシンデレラになったりと、回によって誰がどれに変身するかもアベコベで把握し切れない。
最終回でロキがアラジンになることで「うわぁ、これで一番怒るのはレイナだろうなぁ」とは思っても実際画面で怒ってるのはアリスで、「あ、この回でレイナはアリスに変身してたんだっけ」と再確認することでやっと理解が追いつくという…な、なんか面倒臭い。
せめて誰がどれに変身するかは固定しといて欲しかった。
1話で話を前倒しさせてでも赤ずきんを持ってきたのは「赤ずきんを推したいんだろうな」と思ってたのだけど最終回で出ない…あれ?
更にはOPであれだけ目立ってた風車巨人も全然出ない。
そこは最終回でジャバウォックと巨大怪獣バトルするんじゃないんかーい!!
結構期待してたんだぞ…予算か?予算なのか??
そうそう、それとジャバウォックがロキの軍門に下った理由はアリス世界で詩で歌われただけの存在で「居ること認めろよオラアァン!」て感じなのだけど、これってドンキホーテのドルシネアと同じポジなのよね。
なので対比する話にしても良かった気がするのだが…風車巨人もドンキホーテ想区なんだし、やっぱり出せよとオルレアァン!
というか最終回は途中からカーリーなんて居なかったかのような扱いにもなってるし、なんか奇妙な感覚を覚える。
急遽内容差し替えたような…そんなことって1クール作品であるのか?


総評
「これ見て気になった方はゲームやってね(はぁと」
宣伝としては間違っちゃいないんだろうけど…間違っちゃいないんだろうけどどうにも消化不良。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

63.1 237 2019年度アニメランキング237位
ワンパンマン OVA 2 #01「サイタマとそこそこの能力者達」((OVA)

2019年10月25日
★★★★☆ 3.2 (10)
38人が棚に入れました
闇サイトで知り合ったエンジョー、ブルット、ケモニールの能力者たち。とある荒廃した町の一角にある個室(公衆便所) を待ち合わせ場所とした3人は、自分たち特異能力者を“異物”として忌み嫌ってきた社会に対して、ある完璧な犯罪計画を実行し、復讐しようと企んでいた。しかし、その個室の隣にサイタマがいたことで犯罪計画は一変していく…。

63.1 237 2019年度アニメランキング237位
ワンパンマン OVA 2 #02「おっさん達と釣り」(OVA)

2019年11月26日
★★★★☆ 3.2 (10)
38人が棚に入れました
全宇宙の覇者・ボロスの地球襲撃から1週間、シルバーファングとアトミック侍のS級ヒーロー2人は、とある池で小舟に乗り仲良く釣り糸を垂らしていた。その池のほとり、怪人・大山椒WARを追うC級1位ヒーロー無免ライダーとA級36位ヒーロー鎖ガマの姿があった…。

63.0 240 2019年度アニメランキング240位
エガオノダイカ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (203)
704人が棚に入れました
地球より遥かかなたの星にある、笑顔に溢れた王国。王女のユウキは十二歳、そろそろ多感なお年頃。毎日泣き、笑い、時にはときめいたり…?しながら、王宮で楽しく暮らしている。日々を彩るのは、忠実な家臣たち。教育役のレイラ、政治を補佐するイザナ、騎士団長ハロルド、そして……幼馴染の側近、ヨシュア。「ユウキ!気合と根性さえあれば、何だってできる!」「……もうっ。またそれ~!?ヨシュア、もっと貴族らしくしてっ!」ステラは十七歳、有能かつクールな軍人。けれど微笑みはいつも絶やさない……笑顔は生きるためには、欠かせないから。これは、遠い星に生まれた、二人の少女の物語。

声優・キャラクター
花守ゆみり、早見沙織、松岡禎丞、佐藤利奈、神奈延年、置鮎龍太郎、小市眞琴、榎木淳弥、松山鷹志、長久友紀、増田俊樹、石谷春貴、白石稔
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

笑った私は素敵でしょう・・・ね?どう?どや!素敵でしょ?

タツノコプロ創立55周年企画オリジナルアニメーション、とのこと。


そのまんま『笑顔の代価』となるのでしょう。好物である不穏な展開が待ち受けてそうなタイトルが視聴の決めてでした。鬱展開カモン(^^)

王国と帝国。二つの勢力に別れての戦争もので主力兵器はロボットという世界が舞台です。キービジュアルからは想像つかないですけどね。王国側の王女ユウキ(CV花守ゆみり)と帝国側の一兵卒ステラ(CV早見沙織)のWヒロインになります。
戦争の原因は資源エネルギーに絡んでと妥当な理由でした。
タイトルから“笑顔は何と引き換えなのか?”
OP映像から“ユウキとステラはどう絡むのかなぁ?”
そんなところが気になる序盤です。


観終わって、、、そこそこ期待した通りの“不穏さ”ではありました。
エガオにまつわるオチのつけ方やたぶん監督が描きたいであろうテーマも伝わってきます。ただわかりづらい。

戦争もののくくりで本作を捉えるとして、陣営の違う二人を主人公に据える場合、まずはお互いの関係を決めてくれると楽だったのです。
 ・一番手っ取り早いのは二人をライバルにしちゃうことでしょう。
 ・次に考えられるのは敵味方を超えた友情物語にしちゃうことでしょう。
これがどちらでもなく関係性は不明のまま。
ただそれ自体は悪くないことです。後半に結びついてこればいいだけの話。

次に早い段階で二人が会うなり相手を認識すること。接点を作ってあげないと一つの作品のなかで別個の物語を追うハメになるからです。これもないため、視聴者は二つを追いながらの集約待ち状態が続きました。これもそれほど悪くないことです。
代わりかどうかは知りませんが、同じ事柄を王国視点で次は帝国視点でと交互に見せる演出が何回かあって理解を促してました。
おもしろい演出でしたが、《話の進行速度》を代価として払った感じですね。終盤近づいてももやもやが依然として残ります。
{netabare}9話以降、クラルスとは何ぞや?が解明されたあたりから物語は加速していきますが、{/netabare}どうしても終盤慌てて畳んだような印象です。

 尺不足ではなくこれは脚本が悪いです。

並行で物語を進行させる場合、興味を引き付ける要素を要所で挿れないと置いてけぼりになります。その悪い見本。
最終盤はいろいろ繋がって作品のメッセージも受け取りましたが、それまでの組み立てのしょっぱさから{netabare}ラストカットのユウキとステラの二人に{/netabare}感情移入できた方がどれほどいたでしょうか?私は2週めでやっとおぼろげながら見えてきた感じでした。

 『その笑顔のためにどんな代償を二人は払ったのだろうか?』

ここに注視する必要がありそうです。鬱展開は好物です。ただしそれは人間の根っこ部分を摑まえてこそ。メッセージ性があるものの根っこが弱い、もったいない作品でした。
テロップ挿入ありのOP。「笑った私は素敵でしょう」とストレートなED。OPはムービーがネタバレやんと思いつつ、両曲とも作品世界に合っており肝いりだったことがわかります。


※以下ネタバレ所感
■笑顔の意味
ヒロイン二人の笑顔には別々の意味がありました。
{netabare}ユウキ:幼くして両親を失う不幸に見舞われながら周りの助けもあり、愛情を注がれて育った娘の笑顔。
王女らしく笑顔の対象は自国民だったり『公』に向いている。しかし次々と愛する人(家臣含む)を失っていき、笑顔は消えていく。愛する人を失わずに済む日が訪れた時に笑顔は取り戻せるのだろう。{/netabare}

{netabare}ステラ:幼くして両親を失う不幸に見舞われ里子に出されても厄介者扱いで、愛情を注がれずに育った娘の笑顔。
自己防衛ありきで笑顔の対象は自分『私』に向いている。仮の居場所(軍)を見つけ必要がなくなり、笑顔は消えていく。在りし日のかすかに残る記憶。人と人との繋がりを取り戻せた時に心から笑える日が訪れるのだろう。{/netabare}

{netabare}ユウキは民を統べる者としての自覚が芽生え、その責任を全うしようとすることで。
ステラは戦災孤児や隊の仲間の温もりに触れ、居場所を見つけようともがくことで。
クライマックスに向けて両者の心の変化みたいなものが集積していき、ラストピースをレイラさんが埋める。そして繋ぐ。ここはちゃんと筋が通っているんですよね。{/netabare}


■メッセージ
非戦反戦であることは明確です。王国にも帝国にもそれぞれ兵士たちには愛する者がいて、と。両陣営の視点で描かれているので狙いはある意味分かり易い。戦争なんてろくなもんじゃない。その通り!
なんだけど、物語の収束のさせ方が自分には刺さらない刺さらない。受け取ったメッセージに共感するまでには至りませんでした。

{netabare}作中でも再三指摘されてましたが、動力源(クラルス)を失えば、新たな争い生まれないわけないでしょうに。自覚あるだけマシと言えなくもないが、クラルス停止の正当性の根拠に持ってきたのが住環境の維持、すなわち環境破壊の阻止です。しかも1000年後。
これは問答無用でグレートリセットすればなんとかなる、のテロリストの発想ですよ。クラルス停止してもいいようにエコ手法を周知徹底するロードマップを敷くとか代替エネルギー研究するとかまじめな議論すっ飛ばすやり方はどうも性に合いません。そんな真っ当なツッコミに対しての反論が{/netabare}

{netabare}『気合と根性さえあれば、なんだって出来る…』
ヨシュアの伏線回収です。 ダメだこりゃ (*´▽`*){/netabare}

賢明な皆さんならもうお気づきでしょう。既視感のあるプロパガンダ臭がプンプンで胡散臭いったらありゃしないのです。
エンタメはエンタメで楽しみたいのでこういうのいらんかなぁ。リアリティの欠如した作品は今の時代ウケませんよ、タツノコプロさん。
GO!GO!がコンセプトの55周年企画なそうですが、これが非難轟々にならないことを切に願います。


■オマケ
1.CV花守ゆみり
ユウキが野営のキャンプで食事にありついてるシーン。もうすぐ冬ですね。
※出典:寒い季節にキャンプを楽しむアニメ
2.役名リリィ
仲間が戦死する度にこのフレーズが耳から離れない
「さよならはやってくるけれど ずっと先だって思ってた」
※出典:ゾンビがアイドルするアニメ

お粗末さまでした。



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2019.08.25追記

視聴時期:2019年1月~3月リアタイ視聴

ED『この世界に花束を』のフレーズ。「笑った私は素敵でしょう」
これ放送中は気にならなかったのですが、最終話を観終わって、

 「素敵って言えや、ゴルァ!」

と迫られてるかのように感じました。作中のメッセージが押しつけがましかったのが理由です。お姫様は自分は良いことしてる!って信じて疑ってないですよね。だいたいこの手の方って人の話聞かないんですよ。



2019.03.29 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 46

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

残念

ネットの評価が散々なので、逆に気になりdアニメで視聴。
なるほど叩かれるだけのことはある作品だなと納得。
たぶんクラルスは原発をイメージしていますよね。
これに戦争も絡めて現実世界へ問題提起しているのだとは思いますが、ストーリー展開が悪過ぎます。
10話目まで観たときは「これ2クールだったかな?」と思ってしまうほど遅々とした展開の後、11~12話で一気にまとめましたね。よくあるけど。
ラストでは敵だった人間同士が何事も無かったかのように仲良くなってるし…。
そんなに簡単に気持ちを切り替えられますか?
観ているこちらの気持ちが追いつきませんでした。

キャラクターで何よりイライラさせられたのは、王女であるユウキです。
子供だからと言えばそれまでかも知れないけれど、腐っても王女ですよ。
普通は王女就任の前に、内政や外交の状況についてレクチャーを受けるのでは?
国の状況を隠していた周りの大人に問題ありです。
状況を知ってからも変わらない言動が、更にストレス溜まりましたけど。

意外だったのはヨシュアの早期退場です。
てっきりヨシュアは近衛兵的役回りで、最後までユウキのそばにいると思っていたので、まさか第2話であんなことになるとは、ここだけ展開早かったですね。

これがタツノコさんの55周年記念作品とは、何とも残念です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

驚きの雑さ

【良い点】
・ロボのバトルシーンが綺麗
・OPが良い
・一応物語が終わる。

【悪い点】
・稀に見る雑さ
・キャラがうざい
・不明部分多すぎ

主人公はwikiによると、王国の王女、帝国のステラ、この2名らしい。
王国vs帝国の戦争もの。ロボを使ってのバトルアニメ。
OPの曲と歌はいいですし、最終話にはちゃんと物語としてきちんと終わります。
そんな良い部分をあっさり潰してしまう程の雑さ、そしてコロコロ手の平返しをするような主張や言動と感情面。後々浮彫になってくる設定内容の為、アニメ全体の半分まで見ないとほとんどが分からない内容。

具体的にどういう事かというと、以下の内容です。
{netabare}
【雑なところ】
・人間が移動する際、移動の仕方がスケートのようにスィ~。
・ロボに乗ると周りの大きさが人間サイズ基準のものに変化。
・死なせ方が雑で、フラグ立てて「取り合えず死んで感動して貰おう」という感じ。
・重要施設、一般人でも簡単に入れる程の何もない。捕虜部屋は見張り1名で鍵も無く外にあっさり出れる。
・王女がロボ内のモニターに顔出し命令。戦争中、前が見えないっ!!邪魔っ!!ありえんっ!!
・「300m先で我が軍の部隊が敵に囲まれてる」ロボ目線で300m!?目と鼻の先じゃないかよ!!

【キャラがうざい】
・王女の主張が『味方だけでなく敵にも犠牲を出したくない』。結果、味方だけ犠牲が増え続ける。それを見かねた偉い人が、反論するも「私はこういうやり方しかできないのぉー!」無能!!
・側近眼鏡女「争いを止めたいとおっしゃられましたね。ならば懸命にお考え、それが出来ないのであればあなたは無力のままです」王女に戦争中である事を隠してたお前が言うのかよ!!


【不明部分】
・戦争している理由が分からない。
・ロボの性能、強さ、武器等が全く分からない為、王国と帝国の戦力差等が不明。
・新型が出ても、どれが新型か分からない上、性能差も全く分からない。
・新兵器の威力を見せるが、比較対象が無い為、凄さが分からない。
・主人公が誰か分からない。
・地図が何度か出て来るけど、それがどこなのかが全く分からない。
{/netabare}

このアニメは、ロボでの戦闘シーンが見どころだと思います。
ストーリーは一応ありますが、どうでもいい死亡フラグの会話と、女王の心情を表す会話が多々あり、ストーリーが全く頭に入って来ません。
しかも、6話の終盤までは不明部分が多すぎて「彼ら彼女らは一体何を言ってるんだ?」という状態に陥ります。
これを楽しむ為には、この作品の基礎知識が必要みたいな気がしまくります。
かといって、2周目を見る気にはなれませんでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

62.9 241 2019年度アニメランキング241位
スタミュ(第3期)(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (28)
121人が棚に入れました
「夢を諦める方法なんて、知らない――」ついに『憧れの高校生』・鳳樹との共演を果たした星谷悠太は、次なる夢に向かって綾薙学園ミュージカル学科でミュージカル修行に励む日々。しかし、またもや“新たなる試練"が待ち受けていた……!2学期が始まり、目前に迫るは≪綾薙祭≫のクラス公演。初めて、指導者の力を借りずに自分たちだけで挑む舞台。チームの垣根を越えた新たなカンパニーで、手を取り合い、最高のステージを作り上げようと気合を入れる星谷たちだったが……。そんな2年生たちの前に立ちはだかるのは、ついに姿を現した≪華桜会≫!彼らが打ち出した綾薙祭改革の一環、華桜会プロデュースの新規プログラム≪オープニング・セレモニー≫。そのパフォーマーに選ばれた生徒は次期華桜会最有力候補との触れ込みだが、代償としてクラス公演には参加が出来ない!?青春ドタバタ・ミュージカルストーリー、最後の幕が上がる、その瞬間。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、島﨑信長、高梨謙吾、梅原裕一郎、武内駿輔、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、浪川大輔、斉藤壮馬、山下大輝、逢坂良太、小西克幸

わさわさ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

つまんない

オープニングセレモニー?を5人じゃなく14人で出たいという始まりで華桜会にお願いししていく話の展開。
結論から言うと仲良しメンバーみんなで出たいと言っているようにしか聞こえなくて、お遊戯会でもやりたいのか見ていてプロを目指しているとは思えないくらい意識が低く、話がクソつまらない。
1期から通して主人公補正が高く、主人公に魅力が感じられなかったので、ただ単に自分には合わなかった。
各キャラは個性もそれぞれあって声優さんも豪華なので、脚本がしっかりしていればもっと面白かったように思う。
作画は1期から引き続き動きは少なく、アニメーションとしては物足りなさを感じる。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

62.9 241 2019年度アニメランキング241位
フライングベイビーズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (25)
83人が棚に入れました
「こりゃぁ、たまりませんなぁ」「まぁ、今日のところはいいんじゃね。問題点を把握したってことでさ。はぁ~しかし、この足湯最高だな」――いわきの温泉街の中学に通う1年生のすずとクラスメイトのふみは、思いつきでフラ部を結成するが、すぐに勢いが失せ、毎日ゆるーく過ごしていた。そんな彼女たちは、フィンランドからの転校生モナが入ったのをきっかけに仲間を集め、コンテストへ出るためフラダンスに青春をかける。

声優・キャラクター
佳村はるか、山口立花子、三森すずこ、佐々木未来、ブリドカットセーラ恵美、豊田萌絵、伊藤美来、うえだ星子、國米天麻美、春咲暖、八重畑由希音、和泉七瀬、大賀眞帆、廣瀬亜梨沙、冷水優果、祖山桃子、小堀友里絵

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

くせのあるショートアニメ。とてもユルいです。

テレビ東京系で放送されていた「A応Pのあにむす」という番組内の1コーナーとして放送されていたショートアニメです。

舞台のモデルとなっているのはスパリゾートハワイアンズ(旧「常磐ハワイアンセンター」)があるいわき市。

作品の画像で想像はつくかもしれませんが、一応は中学生が部活としてフラダンスをやるというお話です。が、作中でまともにフラダンスを踊るシーンはほとんど描かれません。

とてもポップで色彩的に目に優しくない独特の絵柄なので、作画については評価しにくいため評点3.0としています。

ストーリーは一応部活物の王道を踏襲しているとは思うのですが、とにかく画面も会話の内容もユル過ぎてあまりまともに頭に入ってこないかもしれません。こういうファンシー文房具みたいなキャラクターデザインが好きなら観ても悪くはないかもしれません。

なお出演声優陣は、もしかしたら内容に不釣り合いと揶揄されかねないくらいに豪華です(笑)。

毎回きっちり流れるA応Pが歌うOP主題歌に対して、特定のED主題歌はなくてEDはウクレレ漫談みたいな奴なのですが、うっかりするとこれが一番面白かったりするかもしれません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あ~っかるくよ~きにいきましょぉ~♨♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
女子中学生がフラダンス部を立ち上げて、、、という、日常系のショートアニメ。と同時に、日本のハワイこと、福島県いわき市のご当地アニメにもなっています。

絵柄が独特なので、それさえ受け入れられれば、問題なく楽しめるかと思います。

あと、OP,EDが非常にレベルが高い。OPはA応Pが元気一杯に歌い、EDは毎回変わる、(芸人の)ぴろきさんのウクレレ漫談。何気に、一番楽しみにしていたのが、EDでした(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これ、作画とキャラデザをちゃんとやれば、30分枠で1クールいけたんじゃ? というのが、感想。王道でね。

ストーリーは、短いながらも実に王道でしたね。創部→ライバル登場→仲間(顧問)集め→初舞台→いさかい→仲直り→最終舞台。

きれいに流れていたし、まとまっていた。この流れの中で、サッカーとかサブキャラ深めることもやってるしね。構成は良かった。

惜しむらくは、1話では完全にボケキャラだった主人公のスズが、次第に消えていってしまったこと。

モナという大ボケキャラが来たことて、ツッコミ(常識人)になったかと思えば、ナギサという格好良い(そして福島弁が大変に目立つ)キャラが来たことで、ほぼ主役も奪われ、没個性化。ラストは、暴走からの仲直りでやや活躍したものの、やはり、1話のようなスズとフミのダラッとした日常を軸にして欲しかったとは思う。

う~ん、やはり勿体ない。フラガールに近くなっちゃうけど、アニマエールみたいに作れば、平均以上の日常系アニメになっただろうし、いわき市や、JFAアカデミー福島の良いPRになったと思うんだよな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ゆるいな~。フラダンス部か。これ、作画ちゃんとすれば、普通に30分でいけるんじゃね? ED(笑)

2話目 ☆3
フラ部→腐愛部(笑) ナイスツッコミw 毎回ネタ変えるのは、良いね♪

3話目 ☆3
良いテンポで進んでいくね。へ~、ブリドカットセーラ恵美さんって、福島のいわき出身なんですね~。ネイティブだ(笑) ただ、昔、いわき出身の友達いたけど、語尾は「~だっぺ」だったのに、使わないのかな?

4話目 ☆3
神社のシールで乳首隠し(笑)

5話目 ☆3
別に、下手でもなんでも、女子中学生5人がフラダンス踊ってたら、オッサンや、ジジババにはウケそうだけどな。EDネタ、今までで一番笑ったわw

6話目 ☆3
漫談もなかなかおもろい。ジャンフラ、いい発想じゃん。

7話目 ☆3
ちゃんと、震災にも触れるんだね。

8話目 ☆3
サッカーの軸も作るんだ。悪くないな。

9話目 ☆3
色変わる演出良かったし、最後のユニフォーム交換とか、ちょい感動。

10話目 ☆3
この作風の中で、ケンカまでやるんだ。

11話目 ☆3
シンプルに良い話だな。

12話目 ☆3
キッチリ最終回。エライ!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

明るく陽気に、いきましょう。

佳村はるかさんと三森すずこさんの演技がみたくて視聴し始めた4分台アニメだったんだけど、狂気の作画でビビった。

{netabare}
物 理 法 則 ガ ン 無 視

分 裂 す る 身 体

口 か ら 背 景
{/netabare}

作画崩壊しても絶対バレないじゃんw

でもキャラがいっぱい出てきたことで、途中から出てきたキャラが誰が誰だかわかんなくなっちゃった。

EDでネタを披露している芸人さんは、この作品の雰囲気とイイ感じにマッチしていて良かったと思う。

あとエンドロールで気づいた。
声優の伊藤美来さん、『五等分』の「三玖」と並行して、もうひとつ「みく」ってキャラ演ってらしたんですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

62.9 241 2019年度アニメランキング241位
どるふろ -癒し編-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (19)
59人が棚に入れました
西暦206X年。第三次世界大戦後の荒廃した世界で、民間軍事会社「グリフィン」の戦術人形たちは、人類に仇なす「鉄血工造」と終わりなき闘いを繰り広げている、はずだったが……そんな戦争状態の中で、まさかグリフィンは軍資金を使って宿舎をリフォーム!?その上でクリスマスにお正月に夏祭りだと!!!??? いったいなにがはじまるんです……?謎が謎を呼ぶ脱力系ハイテンションミニアニメ、ここに爆☆誕!

声優・キャラクター
戸松遥、加藤英美里、田村ゆかり、山根希美、野中藍、福原綾香、能登麻美子、嶺内ともみ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ホントにどうしてこうなった…!?

この作品の原作は「ドールズフロントライン」という中国発のスマホゲームだったみたいですね。
第一次世界大戦から現代までの銃器を擬人化した作品のようですが、こちらの作品もアニメが初見の方には相当ハードルの高い作品だったのではないでしょうか。

こちらではゲームの世界観の説明すら無かったような…
もしかすると聞き漏らしたのかもしれませんけれど。
彼女たちが銃器であるのを知ったのは、完走後にレビューを書くためにwikiをチラ見した時ですから…

物語の方は、登場する女の子たちの日常になるんでしょうか。
時にはケンカもするけれど、基本的には仲良しで時折敵と戦ったり…
でもあまりキチンと戦っているイメージはなく、グダグダで発散している感じ…

それにキャラの名前も極めて難解です。
M4A1とか、M4 SOPMOD IIとか、UMP9と言ったアルファベットの羅列かと思えば、奈央ぼうのキャラ名はカリーナという様に、捉えどころが無いのが難解な理由です。

それなら何故視聴を続けるのか?
ということなんですが、これには明確な理由があるんです。
出演されている声優陣が超豪華なんです。
ハルカス、ゆかりん、えみりん、能登さん、福原さん、あいぽんに奈央ぼう等…
これって凄い布陣じゃないですか。

だから、この作品も私にとっては「声優さんの演技をトコトン堪能する作品」という位置付けで視聴していました。
この様に割り切ると、設定がどうとか小難しいことを気にしなくても作品に没頭できましたから…
「キャラを通してその内で滾る声優さんの演技を堪能する」といった表現の方が適切かもしれません。
それに途中から登場するキャラは、キャラデザでは判別できませんので声優さんの声質だけが頼りでした。
例えば奈央ぼうは途中からの参戦になるのですが、聞いた瞬間「奈央ぼう、キターーーーーー」って思いましたよ^^
お勧めはしませんが、推しの声優さんがいるならチェックしておきたい作品になるかもしれませんね。

1クール全12話の5分枠ショート物語でした。
秋アニメで放送されたのが「癒し篇」だったから、こんなグダグダな内容だったのでしょうか。
現在「狂乱篇」が放送されています。
ショート作品は一気見するので現在録り貯めていますが、両者の作品の違いが分かるのはちょっと楽しみかもしれません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

秘策!猫の動画!

序盤 しらないゲームなんだよなぁ

中盤 うむ

終盤 まぁ...

この話は一話の開始20秒だけ作画を頑張った話
ジャンルは日常・ほのぼの・コメディ
この作品は「ドールズフロンティア」という中国発のゲームが原作ですが、私はこのゲームをやっていません。が名前からして日常コメディで深くそのキャラについて掘り下げないのでキャラのことを知らなくても十分楽しめます。悪く言うならものすごく内容がないです。いや無い回がたたあります。まぁでも基本的に面白いんで気にならないんですけどね。
原作のゲームは戦場で少女を戦わせるものらしいのですが、本作は戦闘どころか戦場にすらいません。超ほんわかとしています。洋服買ったりそりに乗ったり。このアニメだけみれば戦場と無縁の少女たちに見えますね。

話はそれて5分アニメといえど今作は立派なアニメです。容易ではないでしょう。しかし少ない人員(小さい会社)で作り上げたにしては丁寧な作画でした。なぜできたのか、それはある作戦のおかげでしょう。大幅な放送時間の短縮です。しかしCMだらけというわけではありません。なんと四分の一、多い時には二分の一以上が「猫の動画」か「人形の動画」です。おそらく制作会社で飼っている猫とじゃれている(人はでてこない)か今作のキャラの人形がともに遊んでいる(よく子どもとかがあそんでいるような感じ。つたわるかな...)動画をひたすらにながされます。別に批判をしているわけではないのです。ただ発想として面白いと感じたのです

監督・絵コンテ・演出・作監は陸泓熹さん。
シナリオは羽中さん。
劇伴はVanguard Soundさん。
アニメ制作は大火鳥アニメーションさん。

作画は普通でした。勢いのある演出は良かったと思います。
声優さんは良かったと思います。有名な声優さんが多かった印象です。原作であるゲームの関係かな

総合評価 見ても良いかな程度。5分アニメだしね

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

62.8 244 2019年度アニメランキング244位
サークレット・プリンセス(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (105)
358人が棚に入れました
AR技術の発展によるMR-ミックスド・リアリティ-システムを応用したインフラが普及した社会。MR技術を応用し、女子高生を中心とした新しいスポーツ、その名もサークレット・バウト。人気スポーツとなったサークレット・バウトは学園だけでなく、地域を巻き込んだエンターテイメントに急成長し、スター選手は国民的人気者になるほど盛り上がりを見せていた。一方、今や部の存続すら危うい弱小チームと化したかつての強豪校、聖ユニオン学園に一人の転校生が現れた。サークレット・バウトに魅せられ和歌山の山奥からやってきた、彼女の名前は佐々木優佳! 果たして、優佳は聖ユニオン学園の救世主になれるのか!?

声優・キャラクター
長妻樹里、中島沙樹、生天目仁美、水橋かおり、後藤麻衣、種﨑敦美、平井祥恵、相川奈都姫、立石めぐみ、谷口夢奈、近村望実、丸山有香、藤田彩、櫻井浩美、湯浅かえで
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

キャットファイトで町おこし

ゲームは発売前(放送時点)


例によって懲りずにゲーム原作!?に手を出してしまう私。

仮想空間とMR技術が発達し、そこから生まれたEスポーツ「サークレット・バウト」(CB)が地域の繁栄を左右する重要な要素となった未来。(wikiより)
とありますが、意訳すると

“キャットファイトで町おこし”

ということなんですかね。
そこで期待した男性諸氏には忍びないですが、高校の部活動でサークレット・バウト部があるくらいなのでガチのキャットファイトではございません。学校の許可が下りないと思います。武器をもって一対一で戦う格ゲー(女子限定)みたいなものでした。

なぜか肩口ぱっくりですし、コスチュームは露出度高めで、体のラインぴったりのしか着てないしで、ターゲットどこらへんに置いてるかもわかりやすいですね。なぜか毎話のように入浴シーンもあったりします。

面白くはありませんが、こういうシンプルなメッセージを発信してくれる作品は嫌いじゃありません。
サークレット・バウトの試合を見せたいはずなのに、その試合作画がびっくりするほどテキトー。B級感もハンパなく、けっこうこういうの好きな人いるんじゃないかな。
全方面で作りこみが甘いためB級好き以外にはおすすめできません。余力のある時にネタ枠として観ていただくのがよろしいかと思います。


{netabare}物語としては唯一のひっかかり部分。第一話で優佳との替え玉騒ぎに巻き込まれた相手がユニオン学園の総代さんだろー?の件はどういう回収のされ方をするんだろう?{/netabare}
{netabare}あの時に替え玉にされてたことで実は総代さんを救う結果となっていた、という予想ではありますが、ぜぇっっったいぃ、、雑な回収になるはずなのですごい観てみたい気がしますが。。。{/netabare}


性懲りもせず手を出しときながら、4話で途中撤退です。成長しませんね。


■みどころは声優さんか?
他のレビュアーさんに教えてもらいましたが、ゲーム原作だと直近で出演作の少ない中堅の声優さんが出ることが多いとのこと。あーあの人!的な懐かしい出会いが本作でもありました。

佐々木優佳(CV長妻樹里):最近「たまこマーケット」観たばかりですが、大工の娘かんなちゃん役がはまってました。本作ではうってかわってきゃんきゃん吠えてる(褒め言葉)ヒロイン役です。
相沢歩(CV水橋かおり):みんな大好き!?まどマギの巴マミ役の印象がとにかく強い方です。お元気そうで何よりです。


主役女子高生5人組を演じられてるのは40代か若くても30歳を超えてるお姉さま声優の皆さんでした。でよくよく見たら、ゲームは通常版とR18指定版の2種類出す予定みたい。
なるほど、、売出し中の若い子は事務所的にNGとか大人の事情も垣間見えるところです。

となると最強の女王役藤村千景(CV種﨑敦美)はゲームにも出演されるんでしょうか?

もうアニメそっちのけでこちらが気になります。そしてゲームはやらないと思います。



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2018.03.26追記
結局6話まで引っ張りました。


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2019.08.23追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2019年1月~3月リアタイ視聴



2019.02.01 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

謎スポーツアニメ

OP曲は冬クールで一番好きだった。

「サークレット・バウト」という未来スポーツで覇を争う部活ものなんだけど、最後まで観ても勝敗基準がわからない…。
{netabare}中でも最後の千景戦は超次元すぎた。{/netabare}
そして、肝心の試合シーンに迫力が無さすぎてなんだか哀しい気持ちになってくる。

ストーリーはゲームに繋がってるのかな?
ゲームにR18版があるということで、CVを務める声優さんは私の知らない方ばかりだったので、キャラクターの声が新鮮に感じた。良い意味で。
歩ちゃんの喋り方が可愛かった。

他には、鷹森の「えらそうな人」と「こわい人」がお気に入り。


[4/30追記]
4/18にゲームがリリースされましたが、意外と面白かったのでまったり続けてみようと思います。
ただ、アニメの内容で積み上げてきたものが完全にリセットされていたのと、キャラクターの性格や過去が微妙に違っていたのはちょっとガッカリでした。
そして、鷹森のキャラがまだ実装されていない(怒)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

変に世界の平和とかを背負っていなさそうなのが良い。

DMMがリリース予定のゲームと同じ世界観を持ったアニメらしい(アニメ放送がゲームのリリースに先行)です。

適当に観ているだけなのですがとりあえず近未来のお話で、VR(バーチャル・リアリティ)技術の延長上にあるMR(ミクスト・リアリティ: Mixed Reality)技術で実現された「サークレット・バウト」という武器使用型の近接格闘タイプのスポーツ(?)が成立しているようです。

主人公の佐々木優佳はスポーツ部活物にありがちの「経験はないが才能はある」タイプのようですが、見たところストーリーの骨格としては弱小校が勝ち上がっていくタイプの定型的な高校スポーツ部活物の体裁なので、突飛さはないように思います。

目標となる高みにいる選手(藤村千景)がいたり、実力を測る目安になるライバル校(鷹森学園)が出てきたりと王道中の王道を行く感じなので、目新しさもないですが大失敗もしないだろうという感じでキャラクターの良さが出てくればある程度伸びる感じの作品だと思います。

女子高生が戦っていてゲームが関わっているというと『バトルガールハイスクール』や『スクールガールストライカーズ』などもあるのですが、これらは人間じゃないものと闘う特命女子高生(笑)みたいな感じなので、人間同士がスポーツとして戦う本作の方が気楽に観られるという感じはあります。

おまけ: 同じ聖ユニオン学園の黒田さんの使用武器が「槍」っていうのはやっぱり狙ってやってるんですかね、「黒田」だけに…。
おまけその2: 設定として「応援が力になる」が入っているんですね。支持する観客数が多いと攻撃の威力も増すみたいです…。

2019.3.28追記:
「型通り」という言葉がふさわしい競技系の部活物の王道展開でした。MRに関して物理フィードバックとかどんな風に実現しているんだろうとか、素朴な疑問を感じつつもストーリー的には良くも悪くも特筆すべき点は無く無難に終わった感じです。

相沢親子の関係も、この手のストーリーでの科学者ないしは技術者にありがちな感じでしたしね。

競技時に身に付けているボディースーツみたいな奴を見ていて、『アイドルメモリーズ』のVRステージに入るときのスーツを思い出しました。そういえばあれは観客にだけ衣装が見えていたのか、本人たちにも見えていたのかが謎だな…。

ギャラリーを味方に付けて人気がある方が有利になるあるという競技設定は面白いですね。これはゲームでも実装されているんでしょうか?

ということで、つまらなくはありませんでしたが特にお勧めはしません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

62.4 245 2019年度アニメランキング245位
アフリカのサラリーマン(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (142)
480人が棚に入れました
サバンナも食物連鎖もカンケーない。日本的社会を生きるアフリカのサラリーマンの汗と涙の社蓄コメディ☆アフリカの大手企業に勤める、ライオン、オオハシ、トカゲの3人もとい3匹が織りなすのは、荒ぶる暴言&奇行で日本人的社会を突破する日々。プロジェクトの無理強い、容赦ない減給・・・。人間以上に世知辛いサラリーマン生活を、アニマルたちが大奮闘! 日本中のサラリーマンが共感すること必至! サバンナも食物連鎖も完全に忘れ去った、アニマル会社員の日常がここに!!

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サラリーマンは忙しい

序盤 コメディアニメか

中盤 こういう系か

終盤 あぁ

この話はアフリカのサラリーマンの話
ジャンルはコメディ・仕事
お仕事アニメというより仕事場でのコメディアニメです。
序盤の展開(ギャグ)はちょっとつまらなく、しかもギャグも腹を抱えて笑うというより不意にフッと鼻で笑ってしまうようなそんな感じです。別に見なくてもいいかなという印象ですが見ても損はないでしょう。得は少ないでしょうが
一つ言えるのはアフリカにすんでいるサラリーマンはものすごく忙しいらしいです。
内容がない分書くことがないので困ります

監督・絵コンテ・総作画監督・美術設定・美術監督・色彩設計・撮影監督は畳谷哲也さん。初の監督作品だそうですね
シリーズ構成は百瀬祐一郎さん。初めてのギャルや妹妹のシリーズ構成をされた方ですね。あんなksアニメを手掛けた方がよくまとまなものをかけましたね(もしかしたら原作がもっとヒドくてマシになったかもしれないけど)。
キャラデザ・アニメーション制作はHOTZIPANGさん。ルパン三世(3DCG)を制作したところですね。
劇伴は山口たこさん。初の劇伴だそうですね

作画は基本キャラは3DCGでした。ちょっとモーションがテキトーだったりしてたので3.5で
opは異能バトルや六花の勇者の曲を担当されたRUCCAさん作詞、よう実やありふれたの劇伴を担当された高橋諒さん作編曲、オオハシ役の下野紘さん歌唱の「Soul Flag」
edは松井五郎さん作詞、秋葉広大さん作曲、ラブライブサンシャインopを作曲した伊藤賢さん編曲、ライオン役の大塚明夫さん歌唱の「ホワイトカラーエレジー」

総合評価 別に見なくていいかな

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

社畜のサラリーマン(オオハシは除く)

2020.9.3 視聴完了。

「しろくまカフェ」みたいなギャグアニメですが
本作は、ほのぼのではなくブラックなネタが多いですね。

ライオン、トカゲ、オオハシを中心に話がすすみます。
たまに簡素化された絵で顔が描かれていたりで
ライオンの顔がビスケットみたいに見えて
めちゃかじりつきたい欲求にかられた(笑)
(甘い物はさほど好きじゃないのに)

そういえば、「キリングバイツ」で仕入れた
ラーテルとミツオシエの知識がこんなところで再確認。
無駄知識じゃなかったようだ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

時と人を選ぶアニメ

※視聴途中のまま放置していたので加筆しました。

動物が人間の生活をしているアニメ。
似たような設定のしろくまカフェと比べると可愛さが足りない。

ネタはお下品なネタや攻めすぎたネタが多くてあまり好きなネタじゃなかった。
こういうネタは4コマ漫画ならアリだけどアニメで見たい感じではないかな。

あんまり真剣に見るアニメじゃないから、30分通してみるのではなく、何かの休憩に適当に流しておくくらいがいいのかな。

下ネタ以外にも嘔吐したり吐血したりとご飯がまずくなりそうなネタ多めなので、食事時に見るのはやめたほうがいいです。

ちょっとネタが攻めすぎてて不快に思うネタもいくつかありました。
ジョークを真に受けるような人も視聴しないほうがいいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

62.4 245 2019年度アニメランキング245位
ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (67)
254人が棚に入れました
新光歴238年。惑星間飛行船団、通称『オラクル』は外宇宙に進出し、銀河を渡っていた。『オラクル』では、新たに未知の惑星が発見されるたび、『アークス』が降下し、探索と発見を繰り返す。数多の星に潜む『ダーカー』と呼ばれる生命体を殲滅するために創設された組織である彼らは、宇宙に平穏が訪れる日まで、旅を続ける……。

声優・キャラクター
小野大輔、下野紘、佐藤聡美、緒方恵美、木村良平、日笠陽子、櫻井孝宏、飛田展男、花澤香菜
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

レアドロこいこいしましょ

6話までの感想{netabare}
PSO2はゲームは一切やったこと無し、アニメは前作?のジアニメーション視聴済み。
…。
とは言っても、あれ?なんか見覚えがある。
いや、知らないハズ、確かに友人宅で家人がプレイしてたのは見たことあるけど狩りばっかりでストーリーは全然把握してないハズ。
確か映画であったような?SF風で謎の惑星に降り立った隊が次々と死んでくホラーチックな話…エイリアンじゃなくてプレデターじゃなくてもっとマイナーなので…。
ま、よくある話か!
と、既視感が凄いのだけど、そうはいっても結構こういうのって自分は好きでw
「親方、空から女の子が!」も、今の時代にギャグじゃなくてマジメにやるのは凄い(あーでもグラブルもそんな感じか)。
更にずっと瘴気に当てられてると正気を失うらしい、これもよくあるよねー、けど好き。
登場するハンターもどいつもこいつもどこか頭がイカれてて、既に瘴気に侵されてる感じ、イイヨイイヨー。

って感じでかなり楽しんで見てたのだけど、6話。
ゲッテムハルトが内田順久キャラみたいな顔して容赦なくて笑えるw
メディカルセンター(の通路?)にて、ゼノに顔面パンチ、エコーに腹パン、アッシュへダブルスレッジハンマー&顔面パンチ、マトイへ画面では映ってないけど多分顔面パンチ(敢えて当て身じゃない)。
ナベリウスにて、アッシュへマトイ放り投げ、ゼノに顔面パンチ、エコーに延髄斬り、カスラへメガネをぶち割る顔面右ストレートからの左アッパー、シーナの腹部へ南斗水鳥拳w
鬼神かな?
特にカスラはワケ知り顔だわ前作でも何か企んでるっぽいだわ神谷浩史に罪は無いのだが“キャロルアンドチューズデイ”のテイトウワみたいだわであまり印象良くないので、顔面パンチされた時は「やったぜ」と思ってしまったり。
一方でエコーの扱いヒデェw、これファンが怒るんじゃ…と思いつつ、私は以前もどこかの感想で書いたことがあるけどドラゴンボールのビーデルがボコられる回を標準で録画するような人間なのでふふふ。

でもってダークファルス復活はええ!ってかでけええ!!宝箱に収まるサイズじゃないのか、4みたいに複数居る?
復活の儀式のためにサイコウォンド(違う)とマトイが必要だと思ったら、マトイは早々と追いやられて…認識阻害バリアを突破するのに必要だったってこと?えっそんだけ??
何か事情を知ってるっぽいカスラすら知らない「なにか」の力が働いてるっぽい、桜井が声やってるヤツが黒幕か?
それにしても、これまで鬱屈とした惑星か船内が舞台だったのが次から宇宙艦隊戦になる…のか?
それはそれで構わないのだけど、まだクライマックスじゃないよねぇ…どう続いてくのか楽しみ。

ところで、パティエンティアはもう出ないのか?
登場キャラの大半が病んでる感じでこの2人が癒し枠だと思うのだが…といいつつこいつらも躁鬱っぽいけど。{/netabare}

7話感想{netabare}
艦隊戦キター!、ガンドロワキター!、と思ったら…おっそろしく手垢のついたベタな展開に吹いたw
主砲の射線上だ→脱出ポッド切り離しは手動じゃないとダメだ→オレが行く→タイムリミットに戻ってこない→ボクには帰る場所があるんだ
う~ん、ベッタベタすぎてむしろ清々しいw
一方、エコー前回あんな目に遭ったのに頑丈だなぁと思ったらいつの間にか居なくなったり、マトイを助けた小山茉美キャラが今度はマトイが仮面の男に助けられた時にはもう居なくなってたりと、キャラの入れ替えが目まぐるしい。
これは原作ゲームのネームドキャラをアニメで無理やり登場させてるせいかな?、と仕方無いことだと思うようにしてるけど…。
ゲッテムハルトが赤髪になってガノンドロフみてー、と思ってたら仮面の男の名前が仮称かも知れないけどペルソナで…あれ?スポンサーにアトラスが居るのはこれ絡み?
そりゃ仮面だからペルソナなのはおかしくは無いんだけど、前から出てる女科学者の名前がシオン(ゼノサーガ)なのも意図があるような無いようなでなーんか紛らわしい。
というかそこら辺も既視感に拍車かけてるかも?
どっちが先から知らんけどね、原作結構古いよね。

切り離された居住区、フォトン使い果たしてダーカー因子除去装置が作動しなくてバイド化が進んだりしないかな?
なんかどうしてもホラーチックな展開を期待してしまう。{/netabare}

8話感想{netabare}
カスラ生きとったんかい!ってあのまま死なれても困るのでこれでいいのか。
余りにもピンピンし過ぎてて違和感、ゼノも生存?
そして前回エコー頑丈だなぁと思ったら、今回それに輪をかけてシーナ改めメルランディアが頑丈すぎw
そりゃ未来医療で回復も早いのかも知れないが、絶対安静状態だと思ったら次の瞬間スタスタ走ってて吹いたww
意識取り戻してすぐだよね?時間経ってないよね?アトマイザー系でも使った?
で、肉体は頑丈だけど精神は脆いっぽい、ダーカー侵食を期待したけどそれを待つまでもなく壊れそうw
テオドール然りエコー然り。
というより壊れたところをダークファルスにつけ込まれるって感じなのかね?
ちょろっと10年前に何があったのか語られたけどよく分からんですね、もっと明確に説明されるのは更に後かな。

その一方エルダーしょっぼっ、前回と比べるとどうしても。
なんか一気に小物になっちゃった感、ヘタしたらゲッテムハルトより弱そうに見えた。
天帝レーザーくらい撃てばいいのに…というかこの回は作画もアレで、話を追うだけで見てくれは捨てた回なのかも知れない。
ってかあの塔のあった場所普通に残ってるのね、惑星の半分くらい吹き飛んだんだと思ってたよ。
そりゃカスラもピンピンしてるか。{/netabare}

9話感想{netabare}
何て言えば良いんだろう、つまらなくはない、むしろ面白いのだけど、果たして正しい楽しみ方をしてるかどうかは不明。
でもって…ツッコまないようにしてたけどもう限界。

何回ナベリウスに降りるんだ?

こう何度も何度もだとナベリウスへお使いに行かされる感が半端ない、元のゲームがこうなん?
確認で6話最後見返してみたら、さすがに惑星半分吹き飛ぶまではしてないけど大陸レベルの大穴空いてる様に見えるんだよなぁ、エルダーが大陸レベルの手をドンと付いてるシーンもあるし。
ってことで暫く天変地異でも起こってそうだけど、そんなことは無かった。
また、塔というか石碑のある『あの場所』は「完全なるアークス」を維持するために桜井が秘匿し続けてるか、もしくはエルダー復活ポイントとして最重要証拠物ちゃうの?と。
前回『あの場所』が無事に残ってるのが不思議だったけど、今回は更にそこに誰も関心払わないのが不思議で不思議で…。
8話はまだナベリウス自体が立ち入れるような状況じゃなかったと解釈できるけど、9話は暴走龍が暴れてるとかでホイホイとナベリウスへアークス隊を降下させて、それでいて誰も『あの場所』には興味を持たなかったらしい、認識阻害バリアは解けたまんまだよね?
進入禁止の措置も執られてなければそれ専用の調査団も居ない、「なんだこれは」と野次馬が集まることなく閑散としてて(※)、そこにゼノの失踪でなんかおかしくなりかけてるエコーがちょこんと居たり。
アッシュ以外に目撃者居ないのかよwってか監視カメラくらい置けよww前回シーナが来でエルダー(小)と遭遇した場所じゃん。

更にアッシュはその後、雪で滑落した先にたまたま昔あった造龍研究所跡地を発見して…アハハw
クーナも見つけられずに居たのか?せめてエルダー復活で地形が変わって隠されてた入り口が露出したとかそういうの、無いの?
でもってクーナの設定が明かされて…うん、まぁ、そのうちネイ(ファンタシースター2のキャラ)みたいなの出るんじゃね?と思ってたので、うん。
ファンはここでネイキターって歓喜するところなんですかね、よくワカラン。
ってか尾行に気づけよwwwアッシュうしろうしろー!

なんつーか、モブ含めキャラが展開に合わせて動かされてる感バリバリ。
7話であれだけの被害出しておいて混乱や危機感が見られない、9話冒頭のアークス何であんなにお気楽で居られるんだ。
もっとこう、復興や暴動鎮圧でアークスの手が足りないとかさぁ…レギアス以外の六芒ナントカも陣頭取らんでおのおの好き勝手してるみたいだし。
もうストーリー追うだけで一杯一杯なのかな、それでいて話に目新しさが無い・むしろ古典の集大成みたいな内容なのが凄い。
って書くとなんか皮肉言ってるみたいになっちゃうけど、このベタベタでコテコテな展開の寄せ集め感に妙にホっとしてしまう自分が居る。
「ダーカーになったアークスは今まで出てない」って、そんな言い方したら嘘だって最初から丸分かりじゃん?もっとこう明かし方って無かったのかな。


更に突っ込むと、フラフラと『あの場所』へ引き寄せられて命を落としたアークスの同僚ってかなりの数居るハズ。
アッシュ以外にも興味持つ連中はいくらでも居そうなんだけどなぁ…。{/netabare}

10話感想{netabare}
もうね、何十年前の作品だよ?と言いたくなる内容で、だけど物語の基本みたいなのは抑えてあって…ある意味教科書みたいというか。
生徒作品みたいな拙さではなく、80年代の映画やドラマや時代劇をよーく見てて最近の深夜アニメは全然見てないお爺ちゃんが書いたような作りとでも言おうか。
元がゲームだからコッテコテのお約束で固めてるのかなぁ?

心の通じた仲間を涙ながらにもしくは心を鬼にして始末する展開はもうお約束中のお約束で何万回見ただろう。
むしろここまでお約束で攻めるなら「お前、ワザと外したな」とか「む、陰腹」とかやりゃあいいのに、とさえ思ったり。
そういや“オーバーロード”でそういった展開を期待したけど全然無くてガッカリしたのを思い出しまして。
だけど、じゃあ実際にそのネタやれば最高か?と言えばそうじゃなくて、やっぱり見せ方というか料理の仕方が大事だということをこの作品で思い知らされてます。
思うに、色々と雑な部分が多い割にノリがクソ真面目過ぎるんじゃないかなぁ?
セガってこういうの多い気が…“チェインクロニクル”もこんなノリじゃなかったっけ?
「脱出船の切り離しは外部から手動じゃないと~」とか「あの人が居ないなら私も死ぬ」と自殺しようとするのとかも含め、今の時代に雑で真面目にやられてもちょっとねぇ。
これが朝夕アニメだったら問題無いんだ、キッズアニメはある意味同じことを毎年繰り返すのが文化みたいなところあるので…なんせメインターゲット層が毎年入れ替わるからね。
けど深夜でこれは…もうちょっとギャグ寄りにした方が良かったんじゃない?
カスラ登場した時に「あ、ゲッテムハルトにメガネブチ割られたカスラさんじゃないですか(プププ」とかね。
せめて挿入歌がレアドロこいこいだったら良かったのに…と思ったり思わなかったり。

一応今回の雑ポイントを書くと、クーナは何年間ハドレットを追ってたんだ?
前回もツッコんだけど今まで研究所すら発見できずにいたのが最近になって突然捜査が進みだして…今まで手を抜いてたのか?
「思い出の木の場所」を探索対象から外してたというのもナンなんだか…ってかあそこが健在なのはやっぱり違和感、ってかあそこはひょっとしてマトイの降ってきた場所?
好意的解釈をすると、エルダー復活でダーカー化が頻発してそれまで殆ど姿を見せなかったハドレットがよく出没するようになったって感じ?
カスラが通信で済みそうなことをわざわざナベリウスくんだりまで赴いて説明したのも変に感じたが、これはひょっとしたら伏線…なのか?
研究所の爺を始末or連れ帰しに来たとか、研究所の端末にアクセスしたがってたとか。
で、オチはちあきなおみの喝采みたいな…やっぱお爺ちゃんじゃねーかw
やりたいことは分かるのだけど、ウルっと来るかで言えば“消滅都市”の「この娘達、もう死んでるんだよね」の方が上な気が…。{/netabare}

11話感想{netabare}
過去改変キターwwwww
いやもうだからさ、そんなん今やったってシュタゲ超えられるワケないんだからさ、マトイが絶対死ぬウーマンのまゆしーポジか?…果敢に攻めるなぁ。
…いや待て?リーディングシュタイナー持ちが複数人居るって展開ならあるいはもしかしてイケるかも?単にYU-NOの龍造寺にしかならない?
というか、とっくの昔にデューマンが完成した世界線であるのなら、クーナの受けた実験は無かったことになってたりして?どうなんだそこら辺。
そしてやーっとナベリウス以外の惑星に舞台が移ったと思ったらまーたナベリウスwwww
でもって時間遡行もするのか…過去改変と大差ないのかも知れないけど、改変は当人の与り知らぬところで変化したパラレルっぽいのに対し、時間遡行は当事者感がするというか…あくまで個人的な感覚としてね。
元からタイムトラベル臭くはあったけど、明かすの唐突だなぁ。
でもってゼノはエルダー復活時にカスラも一緒に居たため、「カスラはルーサーと繋がってることを前提として」ルーサーに悟られない様に行方不明扱いのまま、エコーにも内緒で小山菜美キャラと一緒に修行の旅へ出かける、と。
ん?カスラとルーサーって繋がってたっけ?
カスラはかつてエルダー復活の予兆を感じて軍隊向けようとしたら、カスラより上の権限でもって中止させられて「一体誰が?」みたいな反応してなかったっけ?
とはいえパラレル世界だからのう、もう何でもアリかのう。{/netabare}

12話感想{netabare}
これまで展開・場面転換が急すぎると思う事が色々あった訳だけど、なるほどそういうことかー。
もう一度「その時間」へ飛んで過去改変するので、同じシーンを2回流すことになるため1回目は最低限しか見せないってことだったのだろう。
ってことで今回はテオの闇落ちの原因となった「ウルクの死」を改変すべく、デミスが襲われてた時間(5話あたり)へ行く事に。
但し行動はあくまでルーサーに悟られないようにしないといけないそうで、前回のゼノ同様世間に対しては死亡扱い。

いよいよもってシュタゲってきた…てっきりリーティングシュタイナー持ちはアッシュ以外にも居る(ルーサーとか)のかと思ったが、どうやらアッシュだけ?シャオはまだ謎。
しかも既に何万回も過去改変を挑戦してたらしい、まんまオカリンw

話は戻って私が「展開が急すぎる」と一番に思ってるのは、ゲッテムハルトが「あのクラリッサ」を手に入れるまでの経緯。
デミスがダーカーに襲われてる中ゲッテムは「鳥さん」を追いかけてた→「あのクラリッサ」を修理してた鍛冶屋が襲撃される(ゲッテムが鍛冶屋を襲うシーンは無い)→ゲッテムが「あのクラリッサ」を手にしてメディカルセンターを襲う
…うん、なんか抜けてるよね?
ここら辺の説明もひょっとしたら過去遡行で描写されるのかも?

でもって前回までに抱いた疑問も今回で結構解決されたのかな?
カスラがわざわざナベリウスの造龍研究所まで来たこと、造龍研究がされてない世界線ならクーナはどうなる?、カスラとルーサーは本当に繋がってるのか、辺り。
実験は造龍だけじゃなくて色々なものを手がけてたらしい、造龍研究が無かったとしてもクーナは「なんかしらの実験」を受ける運命からは逃れられてないのかも。
なんせ様々な実験がされてた理由がルーサーによる「シオンの複製作成」のためだったそうで(強引ではあるけど納得はできる)、これは実現してないからね。
そして現在、シオンに迫る目処のついたルーサーは各地にある実験の痕跡を消して回ってるそうな、カスラはその命で造龍研究所跡地を破壊しに降りてたのか?
で、40年前の壊滅状況からオラクルを復活させる代償としてカスラ・レギアス・クラリスはルーサーの軍門に下ったんだそうな…えっ、クラリスもなのか。

ようやくタネ明かしが始まってそれまで違和感に思ってたことへ「実はこんな理由が」というのを見せ出した感じ、悪くないんじゃない?
新たな謎が浮かんでも来てるけど…アッシュが「今回」10年前の記憶が無いのとかね、大体察しは付くけどさ。
シュタゲを知る前にこっちを見たらハマってたかも?…いやぁそもそも作られてないか、下手したら話についていけなかった…かも?{/netabare}

14話までの感想{netabare}
年末の12.5話は総集編。
元々展開が急ぎ足でダイジェストっぽいこの作品、総集編では何処を抽出するんだ?と思ってたら…。
あはは、↑で指摘した「個人的に一番展開が急すぎる」の部分は考え過ぎだと言われちゃったw
鍛冶屋襲ったのはゲッテムハルトだと明言…おおい、その瞬間は意味ありげに画面映さなかったじゃーん。

ってことがあってからの13話、アビス発動で全アークスが敵に!って展開なのだけど…アッシュと直接対峙するアークスの数少なっ。
これは作画の労力が限界を超えた?
一万人鬼ごっこみたいな「圧倒的な数の不利さ」って緊迫感は無く、せいぜい数人が画面に映るのが精一杯…う~んこれ以上のものをテレビアニメで望むのは酷か。
ただ話しかけて来る連中がみんな見知った顔なのはどうなんだろう?
お約束展開マシマシな作品なので「よく知らんヤツだけど操られてるだけなので殺すワケにはいかん」と葛藤するシーン入れた方が良かったのでは?
あと密かに「時間遡行して世界線変えてみたけど前より酷くなってしまった」と後悔するエピソードを期待してたんだけどそれは無いっぽい、まぁこれは仕方ないか(多分ペルソナ絡みの話でやるだろう)。

なーんて思いつつの14話、お約束展開キターーー!!!
クローン軍団出現んん!!
これはヤケクソのようにテンプレ展開を詰め込んだ“ロクでなし魔術講師と禁忌教典”でもやったネタだね、いやぁホっとするわぁ。
そこから更に追い討ちの「首をトンとされて気絶」するクラリスwお前六芒だろ!エコーだったら多分耐えたぞ?(但しやられるだけ)
「コレだよコレw」とひとしきり笑ったけど、正しい楽しみ方かどうかは不明。

一方でツッコミ所は山積み。
13話でも書いた様にアビスによって追い詰められた感が全然しないので、クーナによる情報公開で「難局を乗り越えた感」が全然しないw
ってか現在の世界線のクーナはアッシュに恩義を感じる立場だったっけ?単にルーサーを恨んでの行為?
ゼノ登場早くない?
小山菜美の元で特訓してたハズだけど、そんなに時間経ってない気がするんだが…。
相変わらずこれといった活躍もできずやられ役が板についてきたエコーに涙を禁じえない。
なにより驚いたのが…六芒って一人空席だったのか!!
あれ?ルーサー側がレギアス・カスラ・クラリスの3人で、残りが小山菜美とゲッテムとキ○ガイロボット(サラ)と正義マン(ヒューイ)で…ってこの段階で7人じゃねーか!
ってことでヒューイはクラリスのお守りってだけで六芒じゃない?と勝手に思ってたのだけど、全く違ってた模様。
ゲッテムとサラは六芒じゃなくて、ヒューイは六芒らしい…あれそうだっけ?
いやぁ全然整理してなくてのう、トンだ勘違いをしてました。
えー、でもそれじゃあカスラは六芒でもないゲッテムにコテンパにやられたってこと?
あとサラが六芒じゃないのはホントに意外、並みのアークスではない強さだと説明あったしこれといった因縁(お当番回)今のところ無いのに妙に絡んで来るし。
「アビスの影響モロに受けてたんだから六芒じゃないのは分かるだろ」って言われそうだけど、アニメだけじゃ分かりにくいって…と言い訳。

とりあえず、ルーサー側にはまだテオドールって手駒があるのにそれを出さずにクローン軍団を出したのも唐突っちゃあ唐突…かな?
クローン軍団をどうにかした後にテオ絡みの話も控えてるハズなので、次回以降も相変わらず急ぎ足展開になりそう。{/netabare}

15話感想{netabare}
前もって覚悟はしてたけど、案の定進展はええw
クラリスとテオの件、ここまで引っ張っておいて「え、これで解決?」というスピード展開。
あいやクラリッサの件がまだなので解決ではない?
特訓を受けたらしいゼノ、別に特訓の成果らしい派手なワザを出すでもなし、他の六芒も「さすが六芒、ハンパねー」と思わせる様なアクションは無し。
クラリスクローンの対処に不殺表現は必要だったのかな?「クラリスがこんなに沢山、ダメだ敵いっこない」みたいな緊迫感は残念ながら無い。
前の回のアビス発令はアークス連中がみんなデザインが違うので仕方ないとは思ったけど、コピペで済ませられるクローンでアクション頑張れないのはちょ~っとアレじゃない?

テオ「ルーサー様万歳!」
アッシュ「なんの光」
ルーサー「強化し過ぎたか」
その後に量産型キュベレイ…じゃなくて量産型クラリス登場だったら完璧だったのだけど、そんなこともありゃしない。
「ここは俺達に任せてお前は先に行け」ってノリはもう…ああもうw

シオンの正体は惑星サイズの生命体…動き回るボディが無い状態で生命体っていうか惑星サイズの脳味噌とかコンピューターって感じ?と解釈。
「外へ連れ出してあげよう」ってことで移動用の外部パーツをくっつけたのが船団の始まりらしい。
以前マザーシップの主砲をガンドロワと半分冗談めかして書いたことがあるけど、近からずも遠からずだった?{/netabare}

21話までの感想{netabare}
それまでの細かい部分のツッコミは「まぁきっとルーサーが裏で手を回してたんだろう」と強引に好意的解釈ができたけど、16話でルーサーが倒され「もうそういう言い訳ができなくなるけど大丈夫かな?」とちょっと心配しつつも、実際は案外平気だった模様。
今度は10年前に時間遡行して「どんな影響があるか分からないから干渉は控えろ」と散々念を押されたのに結構干渉しまくる。
これで一応「時間遡行したことによる影響だろう」という好意的解釈が可能な状態にはなった、かな。
とはいえあんまりそれに逃げるような作りにされると困るが、今のところはギリギリ踏み止まってる感じかな?
まぁそっちよりも「ダイジェスト感」の方が加速してる感じで、17話は特に目まぐるしかった。
10年前に飛んでマトイの足取りを追うって形なんだけど、ナベリウスで遭遇→離脱、リリーパで遭遇→離脱、ナベリウスで遭遇→離脱(次の回でデミスで遭遇)。
アッシュは継続時間遡行時間ってどれくらいなんだ?
ってかマトイの移動が早い、足取りを追ってるのでそう見えるだけなんだろうけど神出鬼没状態。
あれだ、ダンジョンで村人救ってリレミト&ルーラで最速で村に戻っても助けた村人は先に到着してる、みたいな感じ。
ずっと引っ張ってきた「10年前に何があったのか」がようやく明かされた回なので…詰め込み過ぎた?(要はダイジェスト)

で、やっと10年前の出来事が明かされたものの、それまでの分も含め…なんかどいつもこいつも2つの顔があるっていうか見た目が違ったり別の名前があったりで、所謂「○○の正体はなんと××だったのだ!」ネタが多い。
ゲームのシナリオ書いてる人がそういうのが好きなのか、他に引き出しが無いのかまでは謎だけど、アニメ化に於いてそれらのエピソードをダイジェスト的に畳み掛けられるとかなり紛らわしい。
ってことでちょっと整理してみる、ひょっとしたら総評に丸写しするかも(超ネタバレ注意)
{netabare}
・21話までで「○○の正体は実は…」が明かされたキャラ
マトイ:2代目クラリスクレイスでシオンが作った対ダークファルスユニット?、シオン本人からの意思伝達用の白錫クラリッサの正当所有者。
サラ:10年前にマトイに助けられた時に白錫クラリッサの使用権利を一部委譲されて、それをルーサーに目をつけられて実験される羽目に(10年前と現在とで髪の色が違う)。
現クラリスクレイス:正式には3代目クラリスクレイス、ルーサーの実験により生み出されたサラのクローンで沢山居る中の一人。
メルフォンシーナ:本当はメルランディア、本物のシーナは姉でゲッテムの相棒、10年前姉が殺されてゲッテムが狂ったので姉を装って介護してた。
クーナ:アサシンモードとアイドルモードでデザインが違う、造龍研究は過去改変で無くなった気がするんだが普通に行われてた模様。
ユクリータ:アフィンの姉、10年前ダークダルスアプレンティス化したと思ってそう振舞ってたが実はダークファルス化してなかった。

シオン:正体は惑星サイズの生命体(超知能持ち)、人の姿はヒューマンインターフェースで本体は船団のマザーシップのコアだった。
シャオ:シオンのコピーというかなんというか、惑星サイズの生命体の生態を知らんので細胞分裂みたいなもんでもしたのかな?と解釈。
ルーサー:「知性」を渇望するダークファルス。
ゲッテムハルト⇔エルダー:気が狂う前と後、そしてエルダーになった後と、3種の人格切り替えがあって面倒臭い、今際の際では一番最初に戻れた?というのを匂わす。

・「○○の正体は実は…」が明かされたような気がするけどまだウラがありそうなの・本編では明かされそうにないもの
マリア:ルーサーに属さなかった六芒のうちの一人、どうやってサラを救い出したのかは作中では不明、それ絡みでシオンと繋がりが出来た?
ヒューイ:ルーサーに属さなかった六芒の一人、マリアに匿われたサラからの流れでクラリスクレイスの面倒を見てた?
レギアス:ルーサーに属した六芒の一人で、初代クラリスクレイスと親しかった模様。
カスラ:ルーサーに属してた六芒の一人、何か企んでる系だと思ったら単に所属した場所で律儀に仕事をこなしてただけ=職務に忠実なだけだったのかも。
イオ:「デューマンの存在する世界線」に移ったら突然生えてきたキャラ、アッシュに親しく接しようとするがアッシュは身に覚えが無い。

・裏が無いキャラ?
パティ&ティア:何かウラがありそうな気がするんだが…単に賑やかしキャラ?
サラ:何かありそうなんだけどなぁ。

・もし「実は~」を明かされてもパっとしなさそうなキャラ
ゼノ、エコー、テオドール、ウルク、ジグはどうなっちゃったの?死んだ?
{/netabare}
でもって本編ではダークファルスペルソナの正体がじじじ実は!!ってのをやってる段階。
早い段階から「うん知ってた」ってヤツで驚きは無いものの、どうしてそういうことになったかの経緯には興味があるので説明してくれるのは助かる。


ところで、アッシュが時間遡行する際シャオからの通信デバイスとしてフワウフワ浮いてるメカ(マグ)が登場したんだけど…シルエット的に「それオパオパにすべきだろ!」とどうしても思ってしまうw
セガ的にジリオン的に。
それと21話のアクションシーンは多分いまざき、本編でそれっぽいなぁと思ったらエンディングで原画にクレジットされてた。
“かくりよの宿飯”で関わってたのでゴンゾ作品のこっちにも出てくるかも?と思ってたのでヤマが当たった感じでニヤリ。
作画はなかりくたびれてるので、アクションシーンは全部いまざきでいいんじゃねーの?と思ったり。{/netabare}

総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
元が結構長いことサービス続いてるゲームのせいなのか、ビックリするくらいのお約束展開の目白押し。
「あの人が死んだから私も死ぬ」とか「脱出艇の切り離しは外からしか操作できな→オレが残る」とか、「もう鍛治はやらん帰れ帰れ」って頑固親父が持ってきた杖見て顔色を変えるとか。
それに輪をかけてバイドに侵食されるだの時間遡行だのパラレルの自分だの強化人間(クローン)だのアイドルが呼びかけて元気玉集めるだの。
最後も「私が…人間でいられるウチに…殺してくれ……!」という、もう眩暈を覚えるくらい見たことのあるテンプレ展開。
「80年90年代、00年代もギリ入るかな?その時代にアニメだけでなく時代劇や映画もよく見てて、最近の深夜アニメは全然見てないお爺ちゃんが作ったようなシナリオ」って感じ。
それが悪いってことじゃなくて、「お約束」を覚える教科書として良いかも知れない。
まぁ元がゲームだからねー、あんまり複雑なシナリオはできないという事情があったのかも。

その一方でキャラクターに関しては複雑。
複雑というか、どいつもこいつも「実は正体は○○だったのだ!」という2つ名だったり別の顔・人格持ちが多いこと多いこと。
メモとして上記の途中感想でも書いておいたのだけど、修正挟みつつこっちにも転載。

・アニメ本編で「○○の正体は実は…」が明かされたキャラ
アッシュ:ルーサーがシオンのマトイを真似て作ったアークス。
マトイ:2代目クラリスクレイスでシオンが作った対ダークファルスユニット?、シオン本人からの意思伝達用の白錫クラリッサの正当所有者。
サラ:10年前にマトイに助けられた時に白錫クラリッサの使用権利を一部委譲されて、それをルーサーに目をつけられて実験される羽目に(10年前と現在とで髪の色が違う)。
現クラリスクレイス:正式には3代目クラリスクレイス、ルーサーの実験により生み出されたサラのクローンで沢山居る中の一人。
メルフォンシーナ:本当はメルランディア、本物のシーナは姉でゲッテムの相棒、10年前姉が殺されてゲッテムが狂ったので姉を装って介護してた。
クーナ:アサシンモードとアイドルモードでデザインが違う、造龍研究は過去改変で無くなった気がするんだが普通に行われてた模様。
ユクリータ:アフィンの姉、10年前ダークダルスアプレンティス化したと思ってそう振舞ってたが実はダークファルス化してなかった。

シオン:正体は惑星サイズの生命体(超知能持ち)、人の姿はヒューマンインターフェースで本体は船団のマザーシップのコアだった。
シャオ:シオンのコピーというかなんというか、惑星サイズの生命体の生態を知らんので細胞分裂みたいなもんでもしたのかな?と解釈。
ルーサー:「全知」を渇望するダークファルス。
ゲッテムハルト⇔エルダー:気が狂う前と後、そしてエルダーになった後と、3種の人格切り替えがあって面倒臭い、今際の際では一番最初に戻れた?というのを匂わす。
ペルソナ:ダメだった世界線のアッシュ、アトラスのゲームと関係あるかどうかは不明。

・「○○の正体は実は…」が明かされたような気がするけどまだウラがありそうなの・本編では明かされなかったもの
マリア:ルーサーに属さなかった六芒のうちの一人、どうやってサラを救い出したのかは作中では不明、それ絡みでシオンと繋がりが出来た?
ヒューイ:ルーサーに属さなかった六芒の一人、マリアに匿われたサラからの流れでクラリスクレイスの面倒を見てた?
レギアス:ルーサーに属した六芒の一人で、初代クラリスクレイスと親しかった模様。
カスラ:ルーサーに属してた六芒の一人、何か企んでる系だと思ったら単に所属した場所で律儀に仕事をこなしてただけ=職務に忠実なだけだったのかも。
イオ:「デューマンの存在する世界線」に移ったら突然生えてきたキャラ、アッシュに親しく接しようとするがアッシュは身に覚えが無い。
サラ:別人格抱えてそうだけどアニメでは掘り下げ切れなかった。

・裏が無いキャラ?
パティ&ティア:何かウラがありそうな気がするんだが…単に賑やかしキャラ?
アフィン:アッシュを相棒呼びする、ゲームではナビゲート役?
ダブル:ダークファルス、多分一番純粋。

・もし「実は~」を明かされてもパっとしなさそうなキャラ
ゼノ、エコー、テオドール、ウルク、ジグはどうなっちゃったの?死んだ?


いやもうね、2クールとはいえこれだけキャラ覚えたのは久しぶり、ってか覚えないといくら話がテンプレ展開とはいえピンと来ないかも。
特に六芒(6人+1)は覚えとくのが必須事項、かくいう私も最初はゲッテムが六芒だとカン違いしてました。
で、基本的にこのキャラクター達の紹介を続けるのが作品のメイン…なのだけど、やっぱり説明し切れてない部分も多く、それは「ゲームをやってね」ってことだと思えば宣伝としては正しい…のかなぁ?
ってことで分からない部分&気になる部分。

・デューマンの居る世界線にはバドレッド居るの?(てっきりイオがバドレッドの生まれ変わりポジだと思ったが、クーナとは面識無い感じ)
・3代目クラリスクレイス(サラクロ-ン)はどうなってるの?最後の総出動に動員かければ良かったのに。
・ペルソナの誕生した「失敗した世界線」、具体的にどう失敗したのか見せて欲しかった。
・自然分娩だとは思えない、卵子提供者とかは居るだろうけど育ての親なんてのは居なさそう、寿命も不明、なので「お前は作り出されたんだ」と言われてもピンと来ない。
・というかアッシュが特別製であることとリーディングシュタイナー持ちであることは関連無いよね、あれ?

あ、それと「フォトナー」って先代文明人のことなのね、プロトカルチャーとか第六文明人的な。
言葉だけでは「フォトンを有してる人」でアークスないしアークス候補者だと勘違いするって…こういった紛らわしい表現もちょくちょくあったり。

と、なんだかんだとここまでツッコミを入れられるくらいには楽しんで見れました。
最終回の「敵と○○(ネームドキャラ)が戦ってる→ネームドキャラピンチ→そこへ他のネームドキャラが助けに登場(ジャンプ作品かな?)」の連続シーンでは、「まだアイツとアイツが出てないな、ここではアイツが助けに来そう」と予想を立てて遊べました。
そんな感じで「お約束展開、良いよね」って方は普通に楽しめると思います。
そうね…これが逆に意外性を推したシナリオだったらここまでキャラを覚えることは出来なかったかも?{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ゲームよりは整理されてる感

ゲームのEP1からEP3までを再構成したアニメらしい
EP5の途中まではプレイしてたから視聴してみた
ゲームの頃からシナリオのつまらなさは感じていたので、アニメに関してもハードル低めで見ていられるのは良いのか悪いのか…

まああのクッソ退屈すぎるEP1を上手いことまとめたと思う
{netabare}理由もきっかけも目標も不明なまま歴史改変を繰り返す{/netabare}序盤の意味不明な展開を、ダーカーの襲撃から一連の流れでカットしたのは見やすかった
主人公に秘密があること、謎の少女を中核にしたストーリーが進むこと、ゼノやゲッテムハルトとの出会いがしっかり纏まっている

問題は以降のシナリオがゲームだと目的不明なままお使いを続けるだけって点くらい
特にEP1に関しては1話ラストに登場したシオンの正体も目的も不明なまま指示を受けて歩き回るだけだからとにかく意味不明なまま進む
アフィンを(ゲームと違って)きちんと相棒として機能させて、もっと能動的にキャラが動く展開になると面白いかもしれない

ダーカーの恐ろしさやナベリウスの実地訓練の緊迫感は上手く描けていたと思う
{netabare}ただ、シナリオの恐怖を描くために集団で降り立っったせいで、アフィンの相棒呼びが唐突かつ脈絡のないものになったのだけ気になったかな
自己紹介の際にペアを組むシーンを作るなり、最初は名前呼び→ダーカー襲撃で二人きりになった時に相棒呼びとかのが自然だったかも{/netabare}

メインヒロインのリサの登場も今から待ち遠しいし、以降も続けてみてみようかな

最終話視聴
{netabare}いやあ感動した!
まさか…まさかアフィンが最後まで相棒だったなんて!
主人公の手助けはほぼしないでユク姉イベントで一方的に協力を求めるAIBOなんていなかったんだ!

出来上がったシナリオの再構成をしているおかげでEP1の意味不明エンドみたいな消化不良も解消されてた
話数を考えるとアムドゥスキアとかハルコタンを登場させなかったのは判断として正解
宇宙を旅するって設定を思うと登場した惑星の少なさに肩透かしもあるけど、これ以上やると話が纏まらないし仕方ないかな

正直アニメ開始前は原作シナリオを考えると失敗の未来しか見えてなかったけど、その予想を上回る出来だったと思う
まあ原作のリサは狙撃を楽しむタイプじゃなかったり違和感もちょいちょいあるけど許容範囲
ゲームの宣伝ってことを考えると全然イケる出来だと思う

問題は2つ
肝心のゲームの方のシナリオがアレだから、仮にこのアニメからゲームに入ってもすぐに飽きるって点
そしてゲーム自体が長寿コンテンツになっているために諸々がインフレ起こしてて末期ゲーになっている点

ま、そのへんはアニメ自体の問題でもないから良いかなって感じ
総評としては販促アニメ、あるいはアニメ単体として見るとそこそこ
現役ないし引退済みプレイヤーの見るものと思えば改善点の数々に納得ってとこかな{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

PSO2販促アニメとしてのやる気は感じます。

第2話まで視聴済みの時点でレビューを書いています。

「PSO2(ファンタシースターオンライン2」というSEGAのゲーム内設定に基づいたアニメ作品。そういう意味では、本作のポジションはゲーム『GRANBLUE FANTASY』に対する『GRANBLUE FANTASY The Animation』みたいな位置づけですね。

ゲーム内でも使用される用語「オラクル船団」、「アークス」、「ダーカー」やキャラクターの種族である「ヒューマン」、「ニューマン」、「キャスト」などが第1話でざっと説明され、新米アークスであるアッシュとアフィンが初任務でトラブルに巻き込まれ、そこで出会った少女マトイと行動を共にするといった感じの冒険ストーリーですね。

オンラインRPGとしてのPSO2の設定やゲームシステムの理解につながる作品内容ですし、ストーリーもゲームの物に基づいているようです。

作画も今のところ特に不安要素はなくちゃんと作られている感じですし、販売予定のBDにも特典としてアイテムコードが付くようなので、ゲームの販促アニメとしては一定レベル以上の水準に達するのではないかと思います。
(ゲームを遊ぶのは面倒だけどストーリーに興味があるから観るという需要にもたぶん応えています。)

2020.4.23追記:
最終回放送時に観終わっていたのに、更新を忘れてました。群を抜いてということもなかったですが、普通に楽しめました。シオンの正体については、驚きもありましたがスペースオペラ的には王道かも…?

女性陣の体つきや服装が妙に艶めかしい感じでしたね。特に1クール目のEDでは、背景の女性陣の艶めかしさが顕著でした…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

62.3 247 2019年度アニメランキング247位
薄暮(アニメ映画)

2019年6月21日
★★★★☆ 3.1 (53)
163人が棚に入れました
福島の女子高生―ヴァイオリンだけが取り柄の、どこにでもいる少女。福島の男子高校生―絵を描くだけ、それで生きてきた。震災の影も彼に宿っているのだろう。とある田園風景の中で、そんな二人は出会った。ぎこちない邂逅、それがやがて「恋」へと発展する。それがどんな奇跡を生むかはわからない。儚く散るひとときの夢物語なのかもしれない。でも、彼らは出会った。この土地で、この場所で、世界の息吹を感じながら、彼らは人として生き、価値観を共有し、恋をする。

声優・キャラクター
桜田ひより、加藤清史郎、下野紘、島本須美、福原香織、雨宮天、佐倉綾音、花澤香菜

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アニヲタよ騙されるな!上品な青春映画に隠されたヲタク要素!!これぞヤマカンの集大成!!!

『blossom』、『Wake Up,Girls!』と東日本大震災以後、東北を舞台とした作品を手掛けてきたヤマカンこと山本寛監督の東北3部作と位置付けられたシリーズの3作目
福島県いわき市が舞台の52分の中篇映画です


福島県いわき市の女子高生、小山佐智は音楽部の所属
文化祭で披露される弦楽四重奏の発表に向けてヴァイオリンの練習に励む日々
高校の帰り道、通学路から少し外れた田園に囲まれた田舎道での夕刻時、佐智はよく一人になりたいと思ってその場所に訪れる
茜色の夕景と、深藍の夜空の間に生まれる緑色の空、薄暮を楽しむ為だ
ある日のこと、自分しかいないと思っていたいつもの帰り道のその場所で、いつも帰路のバスを共にする他校の男子生徒と遭遇する
男の子の名前は雉子波(きじなみ)祐介
美術部の彼は展覧会用の風景画を描いているのだという
その日から誰もいない田園風景で、2人の若者のだけの逢瀬が始まったのだ…


企画立ち上げ当初からクラウドファンディングや仮想通貨での制作費回収を謳い流石ヤマカン、挑戦的だなと思いました
が、出資者向け試写会で完成が大幅に遅れていることが露見すると、正直ちゃんと公開するのか?という不安の方が大きくなり、半信半疑のまま鑑賞することになったのがヤマカンを評価してる身でありつつもオイラの正直な気持ちでした


ですが実際に本編を観てみるとあまりにも完璧な作品だったので暫し唖然


そもそも近岡直さんキャラデザ総作監の美少女が画面一杯に出てくる、というだけで十分価値のある作品なのに!
原画には湖川友謙さんや平松禎史さんや足立慎吾さんや追崎史敏さんもいる!
もはや奇跡ですね、オイラの心配など吹き飛ばすクオリティです
確かに本来アニメートされるべきであろうカットが止め絵になっていた箇所が1,2点ほど観受けられましたが、演出上は気にならないレベルです
もし円盤化のチャンスがあればリテイクされる可能性もあります
今作を機にヤマカンはアニメ制作を廃業する、というのですが正直「辞める辞める詐欺」であって欲しいと思います
だってこれは“アニメが好きな人にしか作れない映画”だからです


ヤマカンは「アニヲタは観に来るな」と煽ったそうですが、とんでもない!
アニヲタであればあるほど気付くであろうヤマカンのアニメへの、そしてヤマカン自身の作品への愛、そんなものが今作には詰まっているのが受け取れます


まず一番の目玉となる弦楽四重奏の演奏シーンが特に目に付きますよね
ライブシーンというのはヤマカンの十八番ですからもちろん観応えがあります
それに文化祭のモブの中にはどこかで見覚えのあるキャラ達の面影がw
音楽部の部員は某アイドルとそっくりの姿も観受けれるw
主演には子役出身の桜田ひより、加藤清史郎を配して等身大の高校生感を出しつつも、脇を固める声優陣はヤマカン作品の常連ばかりw


アニメが好きでなければこんな映画は作れませんって
ヤマカンは今作の構想を20年前から温めていたそうですが、「いわきを舞台にアニメを」という話が持ち上がった時にふとこの構想を思い出したそうです
いわきは美しい、これは事実です
そしてその形を、アニメ映画という形に残す意味が、震災後だからこそあるのだと今作は教えてくれます
アニメ、というのは時として目で観る現実の風景以上の印象を視聴者に与えることが出来てしまいます
震災後の、今のいわきの姿を、いつか変わってしまうかもしれないこの風景を、アニメとして残すことの意義を感じ取れる映像だと思いましたね


そして何より、今作はどんな人が観ても良い話だ、と感じ取ることが出来る上品な青春映画に仕上がっています
これを最も評価したいと思います
当のいわきの人達が不快に感じるような作品であっては駄目ですからね
オイラも池袋シネリーブルで今作を観ましたが、びっくりするぐらい客がいないんですよw
今作はもっと評価されるべき!と強く感じました

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

簡単には言い表せない福島の空模様と青春の心模様と

ショートアニメ『blossom』(岩手県 未見)
『Wake Up,Girls!』(宮城県仙台市 全作視聴済)
に続いて福島県いわき市を舞台した山本 寛監督・東北三部作の中編劇場アニメ。

形容し難い青春の諸々(幼少期の被災体験も含む)を抱えた
バイオリン少女と絵描き少年が夕暮れ時の福島の空の下、
互いの芸術表現も通じて曝した心を触れ合わせて交流を深めていく。


【物語 4.0点】
詩的で文芸的。かつ、こっぱずかしいくらい古風。
主人公少女のモノローグが主導するシンプルな構成。

同じ風景を共有した少女と少年の恋慕への発展など、
青春アニメはおろか、実写映画でも絶滅危惧種ではないかと思うほど、
失われた王道を驀進する。


被災地が舞台ではあるが、真実を暴いてやろう等という、ゴシップ趣味は希薄。
聖地巡礼効果も目論み、“明るい”福島を描いたという本作においては、
震災も少女と少年のトラウマも表面上は克服されたように見え、
被災者もこの世界に価値と居場所を再発見しようとする心の復興の段階。

帰還困難区域からの避難者であるという少年の過去についても
言葉でハッキリと説明されることはない。


バイオリンの音色や絵画、空模様に反映された心模様を読み解くことが求められる。
多分に感性に訴えかける内容。


【作画 4.0点】
人物作画はソースは潤沢じゃないけど、伝えたい心情を表情に込めることは出来ている。
けど、やっぱり十分な制作体制で作画安定度を高めた登場人物を見てみたかった……となる。
お馴染みの山本 寛監督&キャラクターデザイン・総作画監督・近岡 直氏のタッグ。

特筆すべきは美術監督に起用されたMerrill Macnaut氏。
仙台市出身の日本人でショートアニメ動画の自主制作経験もあり。
薄暮の空に色付いた“緑色の光線”まで描写した絵画的な背景美術は、
この世界にまだ残された価値を再認識させるのに十二分な説得力を持つ。


私はAmazonプライムで100円増しのHDレンタルで視聴しましたが、
それに見合うだけの物はありました。


【キャラ 4.0点】
ちゃんと生理も来る主人公のバイオリン少女。自身の置かれた青春の状況を、
かじった文学等も元にして自問自答するだけの感受性を持つ。

言葉じゃ吐き出せない諸々を少女は音楽で、少年は絵画で表現する。
こんな芸術的アウトプット回路を保有する高校一年生……。


記号化された萌えキャラやイケメンとは真逆のベクトルでの非実在感。
だが、だからこそ本作には現実では心に引っ掛かってなかなか出て来ない物を
具現化する夢があるのだと思います。


深夜アニメの形式美が恋しい方の拠り所として?
一応、主人公と同じ部活の女友達“ひいちゃん”(CV.佐藤 綾音さん)が、
非モテ・アイドルオタクの現実逃避等を放言してくれたりはしますw


【声優 3.5点】
ヒロイン役に桜田 ひよりさん。相手少年役に加藤 清史郎さん。
共に子役としてキャリアを積んできた俳優をメインに据え、
脇を“ちゃんとした声優”(しかもかなり豪華)で固める布陣。

メインの演技はたどたどしいが、確立された“ちゃんとした声優”の好演の中で、
初心な少年少女像を浮かび上がらせるという狙いは成就しており、
“ちゃんとした声優”以外のアニメは認めん
という風潮に対するカウンターにはなっている。

でも、やっぱりメインの演技は拙いけれども。


【音楽 4.5点】
バイオリン演奏が特徴の本作。
心が荒れ模様の時にはしっかり乱れる演奏シーンで青春の機微を好表現。
劇伴もバイオリンをふんだんに取り込み追随する。

ED主題歌はAZUMA HITOMIさんの「とおく」。ピアノベースの静謐なバラード。
“辛矢 凡"氏の歌詞世界で淋しさの中にも、しっかりと希望の花が咲く。


【感想】
夕焼け空をいつまでも眺めていたくなる……。
そんな、すっかり忘れ去ってしまっていた大切な気持ちを思い出させてくれる、
心地よい余韻が残る作品でした。

あとは心の損壊防止のためにも、
何でもいいから感性は磨いておいた方がよいとも思いました。

正気に戻りたい時に、心の片隅に確保して置きたい一作です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

そんなファンタージは幻です。

約52分の映画です。
震災といわき市に惹かれて視聴しました。

{netabare}いわき市は、昔仕事でよく行った街です。
福島市に住んでいた私は、浜通り経由で通っていました。
あの沿線の人たちは・・・今でも心を痛めています。

震災直後、仕事で一週間ほど福島市に泊まりました。
旅館には浜通りから避難した家族も。
あの人たちは今どうしているんだろう。
節電により暗かった福島市の夜とともに、今でも時々思い出します。{/netabare}

この作品は、震災を前面に押し出していません。
しかし、震災によっても連綿と時は流れ、確実に日常は続いている。
人は過去の縛りを解き放ち、未来を見据え今を生きなければならない。
ということを暗に示していると感じました。

晩夏の薄暮のエメラルドグリーンの空。
美しい風景をバックに繋がる男女高校生の恋慕。
その想いを面映ゆくまた頼もしい気持ちで観ていました。

話は変わって、{netabare}主人公さっちんの友人たちがつわものです。
さっちんは、自分の世界を持つ静かな女の子です。
その対極はひいちゃん。
騒々しいの権化です。
それをなだめるリナ。
オタク気質ですが、包容力があり観察眼は鋭いです。

ひーちゃんとリナのテンポの良いやり取りが楽しい。
それに、今時の女子高生って感じが自然でした。
エンドロールを見て納得。
声優さんはあやねると天ちゃん。
そりゃ、巧いはずだ。
ついでに、先輩は花澤さん。
豪華さに得した気分です。

ラストは幻想的な星空と気恥ずかしい行為。
ピュアに当てられ、私はしばらく立ち直れませんでした。
ただし、薄暮には美しい星空は見えません。
だから、ファンタジーを観たってことにしておきましょう。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

62.2 248 2019年度アニメランキング248位
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (183)
585人が棚に入れました
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──2×19年、東京。過去頻発していた種族争いも絶え、平和になったと思われた現代。かつて種族の頂点に君臨していた『ドラゴン』に心酔し、その力を取り戻そうと画策する犯罪組織『ナイン』が現れた。世界を作り変えるべく凶行を繰り返す彼らを阻止するため、警視庁内でとある集団が組成された。その名も『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂される『トクナナ』に新たに加わることとなった、ルーキー・七月清司。個性あふれるメンバー達に振り回されながら、彼は持ち前の明るさと真っ直ぐさで事件解決に挑む。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。

声優・キャラクター
下野紘、津田健次郎、鈴木達央、甲斐田裕子、小澤亜李、乃村健次、森川智之、平田広明、松岡禎丞、島﨑信長
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

継続と断念のあいだ

『アンゴルモア 元寇合戦記』にて時代感の演出にくすんだ色合いを用いるなどの実験的な試みが印象深い『アニマ&カンパニー』制作のオリジナルアニメです。

作品内容もそうですが、視聴の順序やリアタイ同期作品との兼ね合いなど外部要素によって継続or断念の判断が別れた気がしてならない、ちょっぴり運のない作品です。
初めに申し上げます。途中第6話をもって私は撤退しとります。

エルフやドワーフら異世界の住人が“なんとなく”調和している世界での刑事もの。
正義感溢れる新米刑事の主人公とやる気なさげでも敏腕ぽい刑事とのバディもの風であり、異能を持った仲間たちとの群像劇風な物語。一話完結のように見えてストーリーは進んでいるタイプの作品です。


■そのトクナナの面々

七月 清司(CV下野紘)
 : 新米刑事。人間
一ノ瀬 栞(CV津田健次郎)
 : 現場指揮官。人間
二条 クジャク(CV鈴木達央)
 : 情報分析担当。エルフ
四季彩 紅音(CV甲斐田裕子)
 : 戦闘分野担当。吸血鬼
ベルメール・サンク(CV小澤亜李)
 : メカニック担当。人造人間
遠藤 六輔(CV乃村健)
 : 戦闘分野担当。ドワーフ
桐生院左近零衛門(CV森川智之)
 : ボス。ようわからん


イマイチと感じたところを挙げると、

■イマイチだったところ

▼構成
事件規模や質で重要そうな回だと思ったら翌週しょぼい案件で肩透かしを食らう
 ⇒{netabare}第2話◎からの第3話△みたいなアンバランスさ{/netabare}
▼キャラ
主人公の正義漢ぶりが鼻につく
 ⇒捜査の邪魔です。
剣使いのお姉さま以外普通
 ⇒お姉さま以外は人間とどう違うのか差別化できてない
 ⇒剣で弾丸斬る系キャラ多いな。「蒟蒻は切れない」統一規格作ったほうがいいんじゃなかろうか
▼演出
緊迫感が伝わってこない。これが致命的だったかも
 {netabare}⇒テロリストの立て籠もるショッピングモール潜入作戦がお笑いレベル。気づかれちゃダメな場面で大声で会話する。制圧したテロリストを拘束せずに目の前で仲間割れの寸劇。だいたい七月が元凶 w
 ⇒だったらコメディに振ればいいのにシリアスを捨てきれないハンパさ加減{/netabare}
▼全般
どうにもこうにもファンタジー成分を活かしきれておりません


魔術は禁忌とされている社会において、その魔術を駆使して暗躍するウォーロック(CV平田広明)が黒幕担当として早々に登場し“トクナナ”と対峙します。
折り返しの第6話時点で、魔術描写は控えめ。そのうち何かどでかいものがきそうな気もする。主人公七月も覚醒する気配アリ。期待値ゼロではない。
しかしながらその期待値よりもイマイチポイントが足を引っ張り物語に気持ちが入っていかない。音楽や作画面でも特筆すべきものはありません。


及第点レベルには及ばずも普段ならダラダラ視聴継続してた作品でした。



■後追いだとワンチャンあるかも!?


冒頭述べた“外部要素”についてです。本稿の主題。なお本作とはあまり関係ないので畳んどきます。

{netabare}同期に覇権候補な類似作品があり、数多の同系統とは見劣りし、視聴時間も限られる今日この頃。
観る時期や視聴遍歴。その時の気分によって完走or断念やら作品評価に繋がることは否めませんね。
具体的には以下の通り、


1.刑事もんはこっち観りゃいいや
⇒同時期に『PSYCHO-PASS3期』やってます。同じく刑事もんといえばの『スタンドマイヒーローズ』は1話でさようなら。

2.この前のクールで…
⇒『コップクラフト』。異世界テイストでツダケンさん主役の作品と被る。バディの魅力で『トクナナ』は見劣りする。
⇒主人公のウザさでは2018年秋期『DOUBLE DECKER!』とどっこい×2。キャラや背景画の主に美術面で『トクナナ』は見劣りする。

3.今期は今期で…
⇒『ちはやふる3期』『ハイスコアガール2期』他好きな作品の続編に気持ちが移っております。『四月は君の嘘』『メイドインアビス』など再放送も充実してたり。
⇒たかだか2年弱のリアタイ追っかけ初心者の私ですが適量というのを理解してきております。クール終了もの20作品超はオーバーフロー起こします。


1.はリアタイだからこその比較なので後追いなら影響ないでしょう。ワンチャンありそうです。
2.はこれまで何を観てきたかによります。これからも視聴本数を重ねていく以上しゃーないことですね。
3.は自己都合。{/netabare}


これも巡り合わせというものなのでしょう。

それではお気に入りの剣使いのお姉さま、四季彩紅音さんのご健勝を祈念いたしまして、てったーい!



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2019.11.19 初稿
2020.07.08 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 46
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

残念

<2019/12/29 追記>
最終12話観ました。

雰囲気から予算はそんな潤沢じゃないんだろうな、とかは思ったけど、でもそれは仕方のないこと。
オリジナルだから原作ありに比べて物語・シナリオに当たり外れがあるのも仕方ない。

でもですね。
その物語・シナリオがすごくやっつけで作った感じがするのだけどどうなんだろう?
オリジナルってスタッフ側は多少なりとも気合入れたくなるものなのでは?

好きな世界観だっただけに残念です。

<2019/10/6 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

これオリジナルなんでしょうか?

「はるか昔、この世界にはエルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など数多の種族が存在していた(公式HPより)」
太古の時代には争っていたこれら種族も悠久の年月を経て「なんとなく」和解し、わずかな外見的特徴を除いてみんな人間みたいになった現代日本が舞台です。
文明も文化もまんま現代日本。

異世界モノに慣れちゃってるとこういう設定も良いですね。

今し方、1話観終えて。
うん。
意外と面白い。

まずキャラが立ってる。
なんせ物覚えの悪い自分が1話を1回観ただけで主要キャラの顔全部覚えたぐらいですから♪( ´θ`)

自分には珍しく早速お気に入りのキャラもできました。
日本刀のお姉さん。
ヨルムンガンドのココみたいでカッコ良い。

世界観も設定もなんか良さげ
まだ顕になってない部分も多そうなのであくまで雰囲気です。
良さげ。

そして物語。
いや1話面白い。
どってことないプロットなんですけどね。
展開と会話が面白い。

1話でいきなり{netabare}レインボーブリッジ破壊{/netabare} とか 笑。
封鎖は2回ぐらい見覚えあるけど{netabare}破壊{/netabare}はあんまり聞いたことない

で実際の{netabare}破壊シーンが案外ショボい{/netabare}ところもなんかリアルで良いです。

キャストもカラアゲニスト、つんちょ、鈴木達央さん、甲斐田裕子さん、小澤亜李さんと腕のある方が揃ってます。
つか、またつんちょ出てますね。

例によって浮かれてハードル上げすぎると痛い目見るのは自分なので本作もしばらくの間は薄目で観ていきたいと思いますが。

もしかしたら予想外の拾い物かも

<2019/12/17 追記>
10話まで観ましたが・・・・

何か物足りないんですよねー。

お話も設定もキャラクター造形もデザインも好み。
絵はお安いけど、でも気になるほどじゃない。
脚本が薄いのかなー。
セリフがなんか単調に聞こえてしまう。
演出も含めたメリハリが足らなく感じてしまう。
のっぺりとした印象。

拾い物かもと思ったりしましたが、
拾ったところにそっと戻そうかなと言う気分です。

もう直ぐラストなので中間評価です。
3.6点

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニオリでやる必要性を感じないくらいの、普通感。

[文量→小盛り・内容→各話感想系]

【総括】
アニオリの、警察モノ。

人間以外の多種族が暮らす世界を舞台にしています。

なんかこう、「可もなく不可もなく」。不快な要素はないけれど、これといった面白さもなし。

視聴を止めはしませんが、特に薦めはしませんかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、つまらない作品ではなかったけれど。

アニオリの良さって「自由度」と「完結できる」だとおもうけど、これだけベーシックな作りをするなら、アニオリの意味あるんだろうか?

あと、多種族の設定、意味あったかな? アニオリなのに、設定生かしきれてないとか、伏線回収出来なかったとか、たまにあるけど、なんのためのアニオリなのかな?とか思ってしまう。

だって、アニメ作ってて、オリジナルやれるなんて、1度あるかないかでしょ。滑っても良いから、もっとワガママに創ってほしいな。

印象に残ったのは、ホムンクルスで忍者だかな。
{/netabare}

【1話ごとの感想】
1話目「一は凶兆を、七は幸運を」☆3
{netabare}
津田さん、2期連続で刑事役、、、しかも、異種族モノの(笑) 主人公、死なない能力? 銃身ぶち抜くくらいの狙撃の腕があれば、レインボーブリッジ破壊せずとも、なんとでも出来た気がする。わざわざアニオリでやる必要ないくらい、王道な展開だな。

《今後の展望》
まあ、エンタメ逮捕劇を繰り広げながら、エアポートテロ事件の真実(ナイン)にたどり着いていくんでしょうね。種族間の対立も1つの軸にはなっていくんでしょうが、あまり、そういう「深み」にハマらず、単純なエンターテイメントとして、1クールを駆け抜けてほしいなと思います。
{/netabare}

2話目「捜査する二人」☆3
{netabare}
キャラクター紹介。ダサいコードネーム(笑) 今のところ、普通にエンタメ。ミステリーとは言えないけど。

《今後の展望》
多分、4話くらいで巨悪(ナインの親玉)というか、ラスボスの影がチラホラしてきて、9話くらいから、直接対決していくのかな?
{/netabare}

3話目「三重の罠」☆3
{netabare}
爆弾を小さくして、油断させといて術式で強化するトラップは良かった。解体の手順トラップは、まあ意味わかるが、最後の「ラストだけは切る順番を変える」のは、仕掛ける側からしたら分かるけど、解体できたのは結局、運だよね。説明もないし。

というか、いつも思うんだけど、時限爆弾って、なぜいつも制限時間が(結構)あるんだろう? 解体されるかを勝負したい愉快犯や、制限時間内に交渉するなら分かるんだけど、今回のように、無差別大量殺人が目的なら、自分が現場から離れるだけの制限時間があれば、充分だと思うんだけど。なんなら、時限爆弾でなく、起爆させても良いと思うし(爆弾の知識ないけど、無線とかで起爆できないの? それこそ、魔術使うとか)。

《今後の展望》
なるほど、局長はドラゴンなのか。どっか(11話くらい)で変身するのかな?
{/netabare}

4話目「四人の家族」☆3
{netabare}
家族を守りたいから家族に保険をかけるって、すでに論理が破綻してるよな。ボディガードや探偵雇う、あるいは、自分に生命保険かけるならわかるけど。状況証拠だけでいくんだな。だから、最終的に現行犯にしたんだろうけど。つか、血の繋がらない家族の話、最終的にスルーかい。

《今後の展望》
特七の面々が一人ずつ活躍する話が続いて、ナインとの対決か? 次は、サムライかな~順番的に。
{/netabare}

5話目「第五の封印」☆3
{netabare}
テロリストがLINEでやりとり。そういう「安易なテロリスト」というのは、ある意味現代的で、メッセージとしては優れていると思う。へ~、オスの三毛猫って、そんなにすごいのか。でもなんかな~。雰囲気が平和すぎる。

《今後の展望》
とりあえず、次でショッピングモール編は終わりですかね。なんか、アッサリ解決してしまいそうな気はするけど。
{/netabare}

6話目「六分間の死闘」☆1
{netabare}
いやいやいやいや、大声出しすぎ(苦笑) 七月のぶら下がり、うけたわ。振り子運動なんて、めっちゃ攻撃受けそうだけど。あと、あの状態(逆さ吊り)で弾を当てるって、めちゃくちゃ難しそうだけど、ルーキーじゃないんかい?

《今後の展望》
色々と残念な回で、次の視聴を悩むレベルです。作画的にも残念で、アクションシーンに迫力がない。

今回、いくつかの伏線が出されましたね。ウォーロックがドラゴンであること。七月清司とボスの繋がり(七月を助けた時に、なんらかの契約を結んだか、七月自身がドラゴンなのか)。謎の男が二条クジャクの兄であること(空き番の五番は、彼かな?)。

やや気にもなるんで、一応、次も観てみよう。
{/netabare}

7話目「七日目は惰眠」☆3
{netabare}
3人目(空き番)は、行方不明か。なんか、いちゃついてるぞ(笑) 日常回。これまでよりは普通に楽しかった。

《今後の展望》
「これが事実ならトクナナは終わりだ」は、何を示すのか。「トクナナの上層部が黒い」の意味か、「トクナナにピンチが迫っている」の意味か。多分、前者だろうな。
{/netabare}

8話目「八フィートの逃げ道」☆2
{netabare}
ベルメールの誘拐話。本編と関係あるか? 七月が落とさせたカバンの伏線はちゃんと回収してたけど、そんなに上手いとも思わなかったかな。

《今後の展望》
エアポート事件の犯人が来るみたいだから、次はその話でしょうね。脱獄するのか、むしろ、消しに来るナインから守る展開になるのか。
{/netabare}

9話目「九年の憤怒」☆2
{netabare}
やはり、守る系か。いやいや、廃工場あっても、普通、死ぬんじゃ? 仲間を信じるということだな。非常に綺麗にまとまっていたけど、やや物足りなさも感じる。作画は酷い。というか、ウォーロックが有罪になるとか、どうでもよくね? ウォーロックにとって、日本の司法なんて鼻くそみたいなもんだろし。

《今後の展望》
魔術的なものなのか、科学的なものなのか、あの目ん玉はUSBみたいなものか。次、竜が出るのね。兄貴か、ウォーロックか、室長か、七月か。兄貴だな。
{/netabare}

10話目「十番目の竜」☆3
{netabare}
ネタバレ回。想像以上じゃないというか、特別な驚きは何にもなかったな。

《今後の展望》
一番大事になるネタバレ回がこのクオリティというのなら、もうこのアニメに伸びしろはないかな~。後2話、ナインVS特7の対決になるんだろうけど、作画が期待できるアニメではないし、これ以上の大どんでん返し(例えば、ボスがナインのトップだくらいの)がない限り、☆3を超えることはないだろうね。
{/netabare}

11話目「11時の戦争」☆3
{netabare}
忍者でホムンクルスだから、特七が家族ってのは謂いな。娘との関係性も素敵。兄さん、わりとあっさり洗脳が解けたな。ボスも、あっさりネタバレ。

《今後の展望》
これ、兄貴がボスを倒す流れかな? 警察だから、殺さないで、逮捕するんだろうけど。
{/netabare}

12話目「ゼロからナナへ」☆3
{netabare}
タイトル、12はどうした? 信仰が強さになる、ということは人間に依存していること。確かにね。でも、なんかあっさりというか、普通にまとめちゃったな。
{/netabare}

総監督 栗山貴行 (アンゴルモア元寇合戦記)

監督 小坂春女(極上!!めちゃモテ委員長・セイント・ビースト など)

シリーズ構成 東出祐一郎(Fate/Apocrypha)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

62.2 248 2019年度アニメランキング248位
真・中華一番!(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (72)
270人が棚に入れました
十九世紀の中国。主人公・劉昴星(リ ュ ウ ・ マ オ シン )は、史上最年少で中国の頂点と言われる料理人資格「特級厨師試験」に合格。師匠・チョウユの勧めで、料理人としての見聞を広めるため、仲間のシロウと紅一点のメイリィとともに西南中国を回っていた。広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」へ戻ったマオは、新たな仲間のシェル、レオンを得て「料理で人を支配する」という野望をもつ "裏料理界 " と闘うことを心に決める。そんな中、中国料理界を守護するといわれている八つの “伝説の厨具 "の秘密を知る。かつて、マオの母・パイは万人の幸せを願い、 “裏料理界 "と熾烈な戦いを繰り広げた。そんな母の遺志を受け継ぎ、中国大陸各地に散らばる“伝説の厨具"を“裏料理界"から守るため、四人の仲間とともに壮大な旅にでる――。

声優・キャラクター
藤原夏海、茅野愛衣、藤井ゆきよ、中村悠一、杉田智和、榎木淳弥、下山吉光、辻親八、中川慶一、甲斐田裕子
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

どれを取って、「真」と呼べるのでしょうか?

 特級厨師リュウ・マオシンの活躍を描いたお話だったです。

 何年か前に放送された「中華一番!」のリメイクに思われましたが、リメイクにしても、前作や原作を知っていると話が、あべこべであり、主要キャラの出会い、いきさつ、起こるべき内容において、かなり省略されていたです。新鮮さを演出しているつもりなのでしょうか?です。OP、EDは中華っぽいのだが・・・です。

 一話から、前作や原作の途中の話から始まり、すでにマオが特級厨師である設定になっていたところに、驚かされたです。

 マオに必要な過程が、マオ自身のわずかな回想で済まされてしまう展開に悪い意味で、いい加減さを感じたほどです。これが、うまくまとめられていたというのであれば、この漫画を知っている人たちにとっても見たら、憤りを覚えると思われたです。例えば、{netabare}シロウとマオの出会い、サンチュと裏料理界とのスープ対決を無くしていたり、シェルとラコンの戦いは引き分けでなく、ここでの物語の進行のためか?シェルの勝利を強引に{/netabare}決めたことなどです。

 裏料理界が出てきたあたりに、料理に対する考え方は、人を貶め苦しめる料理の使い方をするところを、許しがたかったです。
{netabare} 知っている内容であったが、毒を盛ったり、美味しいものを作るためでなく、食べる人の味覚を狂わせるためとか、本道から外れた行為はやや強く感じられたです。{/netabare}

 最後の最後も前作をはるかに超すといっていい{netabare}中途半端さは、続編を表明しているとはいえ、{/netabare}何のために「真・中華一番!」を放送したのかを疑ってしまうように感じたです。私は漫画の「中華一番!」をワクワク読んでいたので、これらの物語の進行の在り方をどうなのか?感じたです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

前作アニメから約20年…。(たぶん普通に料理バトルアニメ)

第1話目を観終わった時点で、このレビューを書いています。

かつて「週刊少年マガジン」で『中華一番!』が連載され、連載誌の移動などを経ながら『真・中華一番』とタイトルを変えて連載された漫画作品が原作です。

以前に『中華一番!』がテレビアニメとして放送されているので、そう考えると2期目といえなくもない本作です。

作品の題材としては中華料理を扱っており、年代設定は一応清朝末期(19世紀末くらい)ということになっています。作中の「特級厨師」は最高の料理人を表す資格で、わりと最近まで実在していたそうです。バラエティー番組『いきなり!黄金伝説』などで話題になったこともあったと記憶しているので、ご存知の方もいらっしゃるかも。

アニメ作品的には『中華一番!』の途中で主人公のマオ(リュウ・マオシン)は最年少の特級厨師になっており、第1話の回想シーンでその頃の様子が出てきます。

ストーリー上はマオが特級厨師になって以降はほぼ単エピソードの料理勝負に明け暮れている気もするので、『中華一番!』を観ていなかったからといって特に視聴に困るという感じでもなさそうです。

ただ、原作も20年くらい前の漫画だった気がするのでそう考えると「本作の需要はどこに?」という気もしなくもありません。

余談: 2000年頃に韓国のソウルで参鶏湯(サムゲタン)を食べましたが、普通の鶏を使ったものが8000ウォン、烏骨鶏を使ったものが10000ウォンでした。たぶん当時のレートで10000ウォンは約1000円くらいなので、そんなに高くありません。もちろん烏骨鶏のものをいただきましたが、ありがたがるほどにはおいしくなかったです。(← もちろん、不味くはなかった。)

2020.1.6追記:
いかにも続編がある感じで、普通に最終回が終わってしまった。これで続編が作られなかったらどうかと思うぞ。

尺の関係か原作エピソードのいくつかはさりげなくすっとばされていますが、まあまあ面白かったです。

ちなみにお隣りの中国では『中華一番』はわりと人気があるらしいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

中華料理の料理人たちが、料理を通じて争い、友情を深め、人々を幸せに導く料理冒険ストーリー

この作品の原作は未読です。
実は、この作品の前日譚となる「中華一番!」が、1997年の春から4クール全52話で放送されていたことを後から知りました。
私は「中華一番!」は未視聴です。
ググってみると、「中華一番!」では劉昴星(リュウ・マオシン)が特級厨師(中国料理界の最高位)になるまでが描かれているそうです。
この作品では、劉昴星が特級厨師になった以降の物語が描かれています。

私は前作未視聴なので何とも言えませんが、この作品を視聴し尽くしたいなら前作から視聴する方が良いんだと思います。
ですが、この作品から視聴しても違和感を感じなかったので、この作品からでも話は通ると思います。


十九世紀の中国。主人公・劉昴星(リュウ・マオシン)は、史上最年少で中国の頂点と言われる
料理人資格「特級厨師試験」に合格。師匠・チョウユの勧めで、料理人としての見聞を広めるため、
仲間のシロウと紅一点のメイリィとともに西南中国を回っていた。
広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」へ戻ったマオは、新たな仲間のシェル、
レオンを得て「料理で人を支配する」という野望をもつ“裏料理界”と闘うことを心に決める。
そんな中、中国料理界を守護するといわれている八つの“伝説の厨具”の秘密を知る。
かつて、マオの母・パイは万人の幸せを願い、“裏料理界”と熾烈な戦いを繰り広げた。
そんな母の遺志を受け継ぎ、中国大陸各地に散らばる“伝説の厨具”を“裏料理界”から守るため、
四人の仲間とともに壮大な旅にでる――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

作品に登場する料理は、家庭で再現するのが不可能なレベルのオンパレードでした。
しかも、料理そのもののクオリティを見ると、2019年秋アニメで放送された「食戟のソーマ」に軍配が上がります。
それじゃこの作品の見どころは…というと、料理を通じて人の在り方の是非を問うているところと、かやのんの演技が光るメイリィの存在でした。

人生をテーマとして取り扱っているので、物語の内容的には重く暗めです。
でも、人生ってずっと笑ってばかりもいられません。
生きていると、人は必ず岐路に何度も遭遇します。

常に100%正しい選択をし続けることを、人は幸せとして定義付けるのかもしれません。
でも、これは限りなく不可能に近い奇跡だと思います。
人は失敗する生き物なんです。
選択を誤る事だってこれまで何度もありましたし、これからだって沢山間違うと思います。
だから敢えて悪いこととするなら、間違うことではなく間違いを修正せず放置することでしょう。
じゃなきゃ、人はきっと同じことを繰り返すから…
こういう人生観をこの作品から感じることができるんですよね。
そういうやり取りは嫌いじゃありません。

かやのんについては多くを語る必要はありませんよね。

料理で人を幸せにする…
一つの事に全身全霊で取り組んで、でもきっと人生の全部を懸けても満点には辿り着けない目標…
これって私たちの仕事と一緒だと思いませんか?
私は「モノづくり」を生業にしているので、特にそう感じるのかもしれません。
作り出すのは、条件の違いよりこの世に二つと無い単品生産のモノばかり…
毎回ベストは尽くしていると胸を張ることは出来ます。
でもそれが満点かと問われると、きっと答えに窮すると思います。
だって見方や切り口を変えればもっと良くなったかもしれないから…
「人生は一生勉強である」
昔は「そんな馬鹿な…」と思っていましたが、今では身に染みる言葉になっています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、クアイフさんの「光福論」
エンディングテーマは、Brian the Sunさんの「パラダイムシフト」

1クール全12話の物語でしたが、最終話終了直後に続編制作が発表されたので、初めから続編ありきで制作されてきたのだと思います。
物語は、舞台はこれからが最高潮…というところで終わっているので、決着の行方が見られるのを楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

62.2 248 2019年度アニメランキング248位
博多明太!ぴりからこちゃん(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (27)
59人が棚に入れました
ここは、博多のようで、博多でない街の、とある商店街。今日も美味しそうな出来事が巻き起こる!?食べ物の妖精たちの、どたばた日常劇!

声優・キャラクター
河野ひより、緒方賢一、茶風林、堀江瞬、大和田仁美、内田真礼、藤原夏海、宮田浩徳、大井麻利衣
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

色々怒られそうですが、明太子って、白米に合う魚卵の1位っすか?

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
アニメというか、明太子レビューに(笑)

明太子アニメというより、博多グルメアニメ。

ギャグがベースにあって、NHKで子供向けにやっててもいいような雰囲気。

ちなみに、下記レビューですが、福岡出身の方には刺されるかもしれません(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
色んなサイトで、「ご飯のお供ランキング」を見てみると、納豆、卵に並んで、明太子(タラコ)が来るんですよね、上位に。1位のサイトも多い。

みんな、そんなに明太子好きなんか、、、。

個人的には、一番旨い魚卵って、ご飯に合う魚卵って、ぶっちぎりで「イクラ醤油漬け」だと思うんですが、どうですかね(やっぱり北海道に近いからかな)?

というか、実は明太子をそのまんま食べるって、ちょっと苦手で。

いや、明太子は嫌いじゃないんですが、奇しくも、本作の1話でも述べていましたが、私の中で明太子の凄さは、「どんな料理にも合う」ってことでして。

例えば、「明太子クリームパスタ」とか、「明太子手羽先」とか。「明太子フランス(パン)」「明太子ポテサラ」「明太子餅チーズお好み焼き」「明太子卵焼き」とか、全部旨い。

というラインナップを見てもらえれば分かるんですが、邪道なんでしょうね、私の好み(明太子を卵やチーズやマヨネーズでまろやかにしたやつが好き)。だから、私にとって明太子は、「メチャ旨い調味料(ソース)」であって、そのものズバリを食う感じじゃないんすよね~。

これ、福岡出身の同期に言ったら、死ぬ程説教され、結論として、「東北の奴らは旨い明太子を食っていないからだ」と言われました。悔しくて、デパートとかでやっている「博多うまいもんフェア」的なやつにいって、「福さ屋」さんとか「やまや」さんとか「かねふく」さんのやつとか試食で食いまくってやりました。確かにそれまで食べてたやつとはひと味違い、おいしかった(個人的には「かねふく」さんが好み)のですが、やっぱり、それでもまだ、イクラの方が旨い気がして、、、(苦笑)

どうにも明太子と仲良くなりきれず、35歳になりました(笑)

閑話休題。

あっ、アニメの感想ですね。

タイトルのわりに、明太子明太子していなくて、ラーメン、もつ鍋、うどん、鯖とか、博多グルメを一通り扱っているので、飽きずに観ることができました。が、どうせだったら、もっとマニアックにして、明太子一本槍でどこまでいけるのかに挑戦してほしかったかな。せっかく、タイトルにまでしてるんだし。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

博多の妖精

全12話(1話5分のショートアニメ)

博多みたいな場所の商店街で博多名産の妖精たち(明太子、あまおう、もつ鍋など)が繰り広げる色々な出来事を描く作品です。

子供向けの作品ような感じでした。(実際、福岡の地上波では早朝放送でしたねw)

お話に博多あるあるや名物や名産を織り交ぜているので、知っている方は面白いかもしれません。{netabare} (まさか、むっちゃん饅頭まで出てくるとは思いませんでしたw){/netabare}

最後に、ぴりからこちゃんの頭にのっている明太子役はベテラン声優の緒方賢一さん、博多弁うまかー!と思ったら福岡出身だったのですねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

博多のご当地グルメをなんとなく知れるショートギャグ作品

博多のようで博多でない町の商店街を舞台とし、博多名物の妖精たちが巻き起こす日常を描いた1話5分のドタバタショートギャグ作品。全12話。

物語性はなく、1話ごとにご当地グルメに関するキャラクターが登場し、それぞれの魅力をなんとなく発信してる作品でした。
九州には縁がないので、聞いた事もある有名なものから全然知らないものまで出てきて、博多はこーゆーのも有名なのか~となんとなく思いながら見てました。

声優はプロの人気声優を起用していて、茶風林さん、緒方賢一さん、内田真礼さん、堀江瞬さんなど侮れないキャスティングでした。

ショート作品ですがOP、EDがあり、EDにいたっては前半と後半で2曲あり、こだわり感じました。前半のEDの方がピコピコしてて好きでした。

特別面白い作品では無いですが、地方局のアニメなのに謎に力が入っていて中々に興味深い作品でした。

~余談~
お弁当に入ってるバラン(緑の草)のキャラクターが出てきますが、バランって博多有名なんですかね?調べても出てこなかった……最大の謎です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
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