素振りをする素振り さんの感想・評価
3.0
この作品は、シリアス路線を目指していたんでしょう、、、たぶん。。。ww
大まかなストーリー展開はこんな感じです↓
陶芸家の主人公が古典を開催し大成功を収めたのだが、1本の謎のフィルムを壷の中に入れられてある事を発見する。
フィルムを現像してみると、それは謎の取引現場と何者かが殺害された写真が映りこんでいたのであった。
その写真を主人公から取り戻そうとした謎の中国マフィア組織は、取引を持ちかけるが、警察にタレ込むと発言した主人公は拉致される。
ワンハンドレット・ドラゴンと名乗るその組織の首領は主人公の身体能力を何故か見極め、殺し屋に仕立てる。
年月が経ち、ただの殺し屋だった主人公は何故か組織の首領となるw
あとはひたすらOVA全6話の殺人ストーリーが展開していきます。
感想としては・・・。w
主人公がうる星やつらの諸星あたる役やパトレイバーの篠原遊馬役で有名な古川さんの時点で何故?wと思いますw
第1話で主人公が陶芸家古典の話を語りだした時点で爆笑w
その壷で大成功はないわwそしてその浴衣ww・・・と突っ込みたくなります。
ヒロインは27歳処女、もちろん主人公も童貞、うそでしょ!?と謎展開ww
にゃんにゃんシーンも満載ですので、子供には見せないようにしたほうが良いかとw
でもこれ、私は面白いと思いましたよ、いろんな意味でww
まだ観たことがない方には超オススメです☆
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.5
フィクションにおいて「掴み」を得るために小池一夫の劇画塾ではそういうふうに作りなさいと教えるらしい。高橋留美子や板垣恵介などの名だたるマンガ家、あるいは虚淵玄などの作劇法もこのように作るらしいのだ。
それは「演歌」や「慕情」の世界であり、非常に古臭いイメージかもしれないが、007や硬派なアメコミ映画もだいたい内容はそんな感じであるし、それが好きでみんな劇場まで足を運ぶ。
クライングフリーマンは小池一夫と池上遼一という、ものすごく濃厚でコッテリとした劇画だが、「粋」な表現でもある。時代がバブル期なのにすごく古臭くてしかし、しっかりと肝が据わっている。
これを「粋」と捉えるか「ギャグ」と捉えるかは人それぞれだが、僕個人の見解としては「アニメ界の職人芸」というかんじである
ちなみに「北斗の拳」は池上遼一の影響をムチャクチャ受けた作品なので、比較としても面白い
maruo さんの感想・評価
3.3
原作既読(ただし途中まで)
OVAは6作出ていますが、全編通しての感想です。
原作は、月刊少年マガジンに連載されていましたが、最後まで読むことなく漫画を卒業してしまいました。OVAが出ていたことも耳にはしていましたが、たまたまレンタルで見つけたので見てみることにしました。
まず、「ヤンキー」なるものを改めて説明しようと思うと、今まで余り考えたことがなかった(当たり前の存在だった)ので言葉に窮します。要は札付きの不良なのですが、1980~90年代のスタイルが一般的に認知されているヤンキーではないでしょうか。格好としては、「氣志團」のそれを思い浮かべていただければ近いと思います。
ヤンキーは自動車やバイクを愛好する者が多く、それにはしばしば(というか殆ど)改造を伴います。そして、彼らはそれぞれ群れをつくり、必然的に暴走族へと発展していくこととなります。行き着く先は縄張り争いとなり、暴行、ときには傷害致死(殺人)に発展することすらあります。この作品でも、そうした暴走族の縄張り争いが描かれています。
この作品の主人公・門田紋乃丞(もんだもんのじょう)は、そんな非道の限りを尽くすような輩とはだいぶ違っています。一見したところ、軟派なイメージすら受けるような人物ですが、どんな権力にも屈しない強い心を持っています。ごく簡単に言い表すと「男が惚れる男」です。ただし、いくら主人公とはいえ、喧嘩が強すぎる(ほぼ無敵状態)というのはアレですけどw
そんな主人公が、バッタバッタと相手をなぎ倒していくのかというと、実はそうでもなく、命が危ない状況に追い込まれることもあります。しかし、それは自分の男気を貫き通そうとしたが故になのです。時には、どうでも良いチンケな野郎のためにすら命を張ります。命がいくつあっても足りないような生き方です。主人公だからこそ生き続けていくのだといえばそれまでですが、他者を惹き付ける何かを持ち合わせているからこそ、何か大きな力によって生かされているのです。
たかがヤンキー、暴走族の話と思ってしまえばそれまでですが、そこに一人の男の生き様を見出すことができるかどうかが、この物語を見る際のポイントだと思います。まあ、暴走族の多くは暴力団予備軍だったので、綺麗事では済まないのは十分承知の上ですけどね。
作品が古いので、作画については期待しない方が良いと思います。原作者が決して絵が上手くないので、キャラクターデザインにも慣れが必要でしょう。特に残念なのは、本作の売りとなる喧嘩のシーンが、動きがもっさりしているような印象を受けることです。漫画の場合は脳内で補いながら見ることができましたが、アニメでは動きから迫力が伝わり辛いのは残念です。
ただ、描かれているのを良く見てみると、結構怖いことをやっていることが分かります。スピリタス(アルコール98%のウォッカ)に火を付けるなんて行為は、この作品で初めて知りましたw 多分、この作品内でやっていることの多くは、昔、暴走族間で行われていたことなんでしょうね。リンチ殺人なんて今でも時々ありますから、外見は時代に合わせて変わって行っても、本質的な部分はそんなに変わらないのでしょう。
以上からすると、おどろおどろしい印象しか持たないかもしれませんが、意外にもギャグが随所に散りばめられていて、重苦しくならないようバランスをとっています。従って、軽い気持ちで見ることも十分可能な作品です(多分)。
一番の問題は、ヤンキー、暴走族という、朽ち果てたテーマに興味が湧くかということなのですがw
追記:
何でも、最近、徒歩暴走族なるものが跋扈(ばっこ)しているようです。にわかに信じ難いのですが、口で「バリバリ」とエンジン音を模している族もいるとか。見てみたいですけど、関り合いたくはないですね。
以下は、この作品に登場する暴走族の一覧です。この順番に出てくるので、一応ネタバレになると思い隠しておきました。
{netabare}烈風隊:隊員47名(人数は四十七士から来ていると思われる)。東京を活動拠点とする超硬派のグループ。自らしかけることはないが売られた喧嘩は必ず買う。ただし、素人には手を出さないというポリシーも持っている。
ブラック・ツェッペリン:300名を越え、東京でも最大級の族。関東一の暴力団・花岡組の一人息子である花岡竜二が8代目総長を務めていた。
紅龍:東京・下町の族。十数名と規模は小さいが何でもこなす極悪チーム。
菊華連合:神奈川県のチーム。烈風隊と並ぶ超硬派のチーム。
殺戮同盟:埼玉県の族。複数チームの連合体。総隊員数は200名超。
遠州地”獄(ぢごく)一家:静岡全域を縄張りとする暴走族。東部の「地”獄会」と西部の「遠州一家」の統一チーム。{/netabare}
れむれむ さんの感想・評価
3.5
ついつい観てしまった作品。
80年代当時のテイストに溢れているが
それでもわりと楽しめた♪
残念なのはヒロイン3人の声かな・・・
本職の声優さんではなかったようだが。
ウィラード さんの感想・評価
3.6
昔のOVAは挑戦的なものが多かった印象はある
星猫フルハウスもその中の一つだと思う
ラノベ展開にも似たものはあるかもしれない
作品的にはPCエンジンにありそう
どどる さんの感想・評価
4.4
シートン動物記の最大の魅力はなんと言っても、内容が突き放し気味なこと。
たとえば、動物のかわいい赤ちゃんたちは、ある程度死亡する前提で数が産み落とされている。
赤ちゃんのうちで一番力の弱い子はとうぜん、一番最初に死ぬ。
そういうものを描いてくれるリアリティではないでしょうか。
と言いたいのですが、中にはやさしい動物番組になってしまっている回もあります。
やさしい回の多くには女性ナレーションがついていて「ママ」「坊や」というアテレコが入ったり。
普通の動物番組っぽいナレーションも、シートン動物記に混ざるとチグハグな感じがします。
しかし、全体としてかなり立派な作品なのは間違いありません。
私がとくに好きなのは、5話「伝書鳩アルノー」、7話「だく足の野生馬」、12話「キツネ犬ワリー」、25話「暴れ馬コーリー・ベイ」などでした。
特に、
{netabare}
「だく足の野生馬」の、
「黒馬は最期の自由を取り戻した。でも、そのためには、烙印を押され足かせをはめられた哀れな体を捨てなければならなかったんだ」
というナレーションは震えるほど良いです。
シートン先生としては、こういう風に素晴らしい動物を滅ぼすのはどうかな、という意図もあっての内容だとは思いますが、それだけに多くの種類の滅びを見ることが出来るようになっています。
(ということだけを期待すると平和に終わる話も多いけど)
また、タフに自由を得る軍馬ウサギ、暴れ馬コーリー・ベイなど、勝利を得る動物たちの力強さも大変すばらしいものです。
少し突き放し気味、弱いものは死ぬ、強くても衰えて死ぬ、という作風だけに、一瞬勝利を得る生物の力強さをより大きく感じます。
{/netabare}
ヌンサ さんの感想・評価
4.6
テレビシリーズは突っ込みどころ満載でしたが、今作は見違えるほどストーリー構成がしっかりしていました。
各キャラクターの掘り下げがよくされていて、この作品のおかげでみんなの魅力が増しました。
あと、山寺宏一さんが歌う主題歌もポイントです。
kuroko85 さんの感想・評価
4.4
真田十勇士を異形の悪役とし、架空の忍者の一族を主人公として宇宙に近いレベルで戦いを繰り広げると言う石川賢氏らしいスケールの大きなアニメ。この原作者の作品は発想がとてもユニーク、(敵味方の容姿やその能力)で大きく話が広がっていくのが特徴ですが、結末が欝に入るりやすい印象があるのですが、この作品は割とすんなりまとまっている。確かOPが「STOP THAT」という激しい感じの曲だったと記憶している。
ゅず さんの感想・評価
3.7
【私しか棚に入れてないシリーズ第5弾】
あかずきんちゃんの話は有名だよね
さらにサンリオらしさがあったなぁ
マイメロがおいしそうに見えるように
ハンバーガーにはさんでみたり
おすしのネタにしてみたり
シュールな笑い&かわいかったw