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「バーテンダー 神のグラス(TVアニメ動画)」

総合得点
63.1
感想・評価
27
棚に入れた
160
ランキング
4455
★★★★☆ 3.2 (27)
物語
3.1
作画
3.2
声優
3.3
音楽
3.1
キャラ
3.1

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バーテンダー 神のグラスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

【10話視聴】人間を描くってやっぱり難しいんだと思う

【中間レビューNo.2】(2024/6/9現在)
コミック原作で2024年作品。全○話。
第1作は好きだったので、第2作にも期待ですかね。

(ストーリー)
バーテンダー・佐々倉溜は、パリから帰国後銀座のバー”イーデンホール”で
最近働き始めた。
ホテル・カーディナルの営業企画部で働く来島美和は、ホテルのカウンターバ
ーに相応しい、客の魂を癒す「神のグラス」を作れるバーテンダーを探してい
るが一向に見つからず焦っている。
偶然街で出会った溜がバーテンダーであると知る。
(公式サイトより)

(評 価)
・第1話:温故知新的な取り組みは評価したいが・・・う~ん、様子見ですかね
 {netabare}・第1作は2006年にアニメ化されており、2回程視聴してますかね。
  第2作の位置づけが分からなかったのですが、公式サイトや1話を見た限り
  では、リメイクというより
  ・原作からの主要キャラや舞台等世界観を引き継いだ上で
  ・現在風解釈等を加えながらの完全新作ストーリー
  という感じっぽいですね。
  原作未読なので、完全アニオリかどうか等は判断できないですがw
  1話はベースとなる世界観を提示する必要があるので、ある程度前作で既視
  感のあるものをみせつつ、ところどころ改変が行われているという感じでし
  たね。

 ・例えばグルメなんかは「食堂食堂」や「ダンジョン飯」等ここでも異世界モ
  ノが席巻している感があり、個人的には少々食傷気味な感じではあります。
  (これらの作品は好きなんですが、こうも異世界モノが多いとね・・・)
  なので、下手に「異世界バーテンダー」とかに走らずに、こういう時代だか
  らこそ過去の名作に回帰してみようという「温故知新」的な取り組みは大い
  に評価したいところですね。
  第1作での魅力であった
  ・バーという(重い扉で閉ざされた)隠れ家的な空間に流れる緩やかな大人
   の時間や癒し
  ・そこで繰り広げられる人間ドラマ
  ・バーやお酒のウンチク等
  第2作ではどうみせてくれるのか。

 ・ただ1話を観た感じだと「う~ん、コレジャナイ」って感じが・・・
  ・前作より幼さを感じるキャラデザやコメディ要素を加えたキャラ描写
  ・前作よりも明るい感じの色調
  ・過剰なアニメ演出等
  前作の素材の味を楽しむような大人な空気感が・・・って感じですね。
  しかし
  ・第2作を創る以上、前と変わらないという訳にもいかんやろしなあ
  ・第2作として面白いテーマ性とかがあるかも
  ・新作エピソードは気になる
  という感じではあるので、しばし様子見ですかね。
  あと前作は思い出補正がかかってる可能性もあるので、この機会に前作も見
  直してみようかなっとw{/netabare}

・第2-3話:第1作とは異なる方向性はきちんと提示されていたと思う
 {netabare}先日の 第1作のレビューで
 ・第1作はよくも悪くも「昭和世代が思い描く『かっこいい大人の男像』」を
  描いている
 ・第2作は尖った感じがなくなり、凡庸な作品になりそう
 と書いたのですが、

 第1話
 メインキャストが神嶋部長から来島美和に変更。
 それに伴い、神嶋部長の人間ドラマをカット。
 その分佐々倉の人間臭いキャラ描写を追加。
 → 「かっこいい大人の男像」が後退

 第2話
 第1作で2話分のエピソードを1話に詰め込み
 → 人間ドラマは薄味になり、ストーリー重視の味付けに

 第3話
 見習いバーテンダー・川上京子を追加。
 第1作では友好的な熟練バーテンダー・葛原が越えるべき壁という存在。
 まさかのカクテル対決w
 → 第1作では客に寄り添う存在であった佐々倉を第2作では前面に押し出し
   た演出

 やはり第1作のエピソードが古く時代に合わないという判断なのか
 ・第1作:客の人間ドラマとそれに寄り添う佐々倉
 ・第2作:佐々倉の人間臭さや彼や来島美和、川上京子等の成長譚
 という方向に舵を切っていくのかなあって感じですね。
 個人的には
 ・第1作の「昭和世代が思い描く『かっこいい大人の男像』」がストライク
 ・第1作でしっかり描かれていた「人間」が、単純な記号化され面白みがな
  くなったように感じる
 と、どうしても辛口になってしまうのですが。
 第1作とは異なる方向性はきちんと提示されていたのかなっと思いますね。{/netabare}

・第4話:第2作のやりたいことは大分明確になってきたかな
 {netabare}前回のレビューで書いたように
 >・第1作:客の人間ドラマとそれに寄り添う佐々倉
 >・第2作:佐々倉の人間臭さや彼や来島美和、川上京子等の成長譚
 >という方向に舵を切っていくのかなあって感じですね。
 がより鮮明に描かれていたのかなっと。

 Aパートは
 ・ホテル・カーディナルに凄腕フレンチシェフのスカウトを画策
 ・このシェフを口説くために佐々倉も一役買う
  → 利き酒対決や酒にまつわるエピソードを絡め、シェフの心を動かす
 という流れでしたが、
 ・やはりシェフよりも佐々倉に焦点を当てた演出で「佐々倉スゲー」をやり
  たいみたいな
  → う~ん、少し話が軽く安っぽくみえるのかなあ
 
 Bパートは「見習いバーテンダー・川上京子の苦悩」ということで
 ・ようやくカクテル作りの許可が出たが、オーナーからは厳しいダメ出し
 ・自分が目指すべきバーテンダー像がわからない
 それを「キング・オブ・カクテル」と呼ばれるマティーニで
 ・佐々倉の作る顔のある→酒の個性を引き出したカクテルとは
 ・他のバーへ行き、多様なマティーニを飲み比べ
 でしたが、第1作にはなかった
 ・若手バーテンダーの共演
 ・駆け出しの頃の佐々倉の描写
 ・カクテルレシピだけでなく、ステアや温度管理といった技術面の細やかな
  解説
 などは第2作のウリとしてよかったのでは。
 今回の新キャラ・バー「Hell's Arms」の金城ユリも今後の出番が楽しみな
 キャラではありますし。
 また会話の中でカクテルコンクールの話も出たので、以降でそちらの話も描
 かれるのでしょうか。
 それにラストは熟練バーテンダー・葛原と来島会長で何か仕掛けてくるよう
 な引きで終りましたし。
 (これも第1作にはない展開ですね)

 一長一短はありますが、(第1作とは異なる)第2作のやりたいことは大分明
 確になってきたように思いますね。{/netabare}

・第5話:悪くないが凡庸かな
 {netabare}今回の主役は、葛原の愛弟子チェン。
 ストイックだが、視野が狭いようで・・・
 >それにラストは熟練バーテンダー・葛原と来島会長で何か仕掛けてくるよう
 >な引きで終りましたし。
 前回のフリは佐々倉ではなく、チェンの見識を深めるためのようで、
 ・「サントリー 山崎蒸留所」見学ということで関西へ研修ツアー
  (来島会長の人脈による)
 ・他のバーテンダーと触れ合うために、川上京子と金城ユリも同行
  (あと孫の特権で来島美和も)
 ということで、はじめはツンケンとしたチェンでしたが
 ・佐々倉のフォロー
 ・自身の京都の苦い思い出と向き合い
 最後に何かを掴んだようです。
 う~ん、話は悪くないですが、もうひとつ面白くないんですよね。
 回想なんかも入れてますが、全体的に人物描写が単純な記号化されて平面的
 というか、やはり凡庸な感じが否めませんね。
 「サントリー 山崎蒸留所」の辺りは、昔住んでたことがあったので、
 「おお、こんな風景だったわw」
 と、懐かしさがありましたが。
 
 川上京子と金城ユリとの交流を深める目的もあったはずですが、途中から別
 行動になったので、その目的も果たされずでよかったんか?!
 今回2人は「コメディ要員か?!」という扱いでしたね。
 この2人はカクテルコンクールに出場すると表明したので、今後そちらも描か
 れるんでしょうね。
  
 よくも悪くも「第2作はこんなもんかな~」という印象ですね。{/netabare}

・第6話:「バーという”特別な空間”だからこそ面白い」が薄まった
 {netabare}今回のエピソードは
 ・来島美和の後輩・樋口由香利のまさかの結婚話
 ・心がささくれだった中間管理職と患者を救えなかった女医の出会いの物語
 でした。

 樋口由香利については、来島美和ともに最初からずっと登場していますが、
 仕事でいいところがなく、どこかお気楽で浮付いたキャラって感じなんです
 よね。
 ・そんな彼女の”結婚”といわれても、唐突感だけが凄くて感情移入できな
  かった
 ・佐々倉の彼女の本心を見抜いてた描写が「佐々倉スゲー」よりの演出で
  「バーテンダー="優しい止まり木"」
  からズレてる感じがどうも好きになれない
 
 また中間管理職と女医の物語ですが
 ・ストーリー重視で薄味、この2人に焦点が当てたいのか、佐々倉よりなのか
  創りが中途半端
 ・バーという”特別な空間”に入ったという空気感が不足している
 この辺りも第1作ならこれだけで1話分の尺を使ってたところを、上述由香利の
 結婚話も詰め込んでいるので、まあそうなるわなっと。

 やはりこの手の話になると、第1作に比べ
 「バーとバーテンダー(優しく寄り添う存在)だからこそ独自の面白さがある」
 という尖った感じが薄まり、無難でライトな仕上がりだなという印象ですね。
 いつまでも「第1作がよかった~」という私は老害でしょうか(笑)
 第2作として新作のエピソードをやってくれてるのは、ありがたいですが。{/netabare}

・第7-8話:正直どうでもよくなってきた(笑)
 {netabare}7話はチェン君の話がメイン
 ・葛原の元を破門された模様
 ・父親が来日(シンガポールの有名ホテルの跡取りとして連れ帰るため)
 ・バーテンダーを本気で目指すことを決めたチェンは、佐々倉の元で研鑽
  を積みつつ、父に認めてもらうためにカクテルを作るのだが・・・

 また8話はカクテルコンクール回。
 ・川上京子
 ・金城ユリ
 ・チェン君
 が出場。その模様とそれぞれの新しい始まりを描いて終わりました。
 チェン君の騒動も一応の決着を見ましたが・・・

 正直どうでもよくなってきました(笑)
 エピソードは進むものの、こちらに積み上がってくるものがないなっと。

 >「バーという”特別な空間”だからこそ面白い」が薄まった
 前回こう書いたのですが、少しフォローしておくと
 ・第1作はバーでの人間ドラマや男のカッコよさなど、かなり特化した創り
  → (バーでのシーンが大半で)バーの空気感等も注力して創りやすい
 ・第2作は”前作とは違うベクトルを”ということで、多様化を意識
  → まあ「バーの空気だけ重厚に」とかは創りづらいよなあ
 って感じですね。
 正直原作未読なので両作とも、どこまでが原作準拠でどの辺がアニオリ改
 変なのかも分からないですし。
 そういう意味では「第2作は第2作の面白さ」があればと期待していました
 が、ちょっと厳しくなってきましたねえ。
 一応最後まで視聴予定ですが、ただ”凄腕バーテンダー”が出てくるだけの
 作品で終わりそうですね。
 この”凄腕バーテンダー”も「佐々倉スゲー演出」でみせたかと思えば、重
 鎮からは「ひよっこ扱い」等なんかチグハグなんだよなあ。{/netabare}

・第9-10話:人間を描くってやっぱり難しいんだと思う
 {netabare}第2作の目玉として第1作では描かれなかった
 ・”佐々倉溜”という人間を深堀して描いていく
 という試み自体は評価したいのですが・・・

 ざっと作品内での”立ち位置”でみても
 ・「神のグラスを作る男」とか”凄腕バーテンダー”と持ち上げる一方で
 ・重鎮(老害?)からは育てるべき人材として「ひよっこ扱い」
 ・佐々倉自身も自分が未熟だと納得していない様子
 ・その一方で高みを極めし者のように説法を垂れるという
 もうストーリー都合でキャラを動かしちゃってるなあっと。
 
 それに今回はついに佐々倉の過去が明かされますが
 ・人が死んだという話を絡めればインパクトがあり、説得力増すやろ
 という、制作側の浅はかな考えが透けて見えるというか・・・
 ”キャラ造形”って
 ・作り手が「彼はどういう人間か?」というのを考え抜いた上で、それを
  作中の言動に地道に落とし込んていく
 ・その積み重ねを経て、視聴者側がどう受け取るか
 ということだと思うのですが、やってることは
 ・こういうエピソードで説明したから、彼はこんなキャラということでい
  いよね♡
 という制作側のキャラの押しつけだったり、レッテル貼りレベルにしか過
 ぎないんですよね。
 やはり人間を描くって難しいですね。でもそこを超えてくるから私たちは
 「プロのクリエイターってやっぱり凄い」
 とリスペクトの念を抱くわけで、そういうところをインスタントにやろう
 している作品はねえ・・・

 >こういう時代だからこそ過去の名作に回帰してみようという「温故知新」
 >的な取り組みは大いに評価したいところですね。
 と最初に書いたのですが、どうもアニメ化の経緯もタック二階堂さんの
 「サントリー案件」
 というご指摘が的を射ている気がしますね。
 そう考えるとこの凋落ぶりも納得ですね。{/netabare}

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 392
サンキュー:

16

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

Supported by サントリー。

詳細は公式サイトでも。

集英社『スーパージャンプ』『グランドジャンプ』で連載された城アラキさん原作コミックのアニメ化作品です。制作はリーベル。「氷属性男子となんちゃら」というイマイチな作品を手掛けたのみの実績です。

すでに2006年にアニメ化され、2011年には脚本界の女帝・高橋ナツコ氏を迎えて実写ドラマ化もされている作品ですね。

とまあ、こすり倒されている原作だけあって、やっぱり面白いんですね。初回は、実に好印象でした。青年コミックらしい、ちょっと古めかしいけどストーリーの邪魔にならない程度のキャラデザ。バーテンダーのシェイカーの振り方とかも、なかなかちゃんとしていました。

正直、「スナックバス江」難民救済枠でしょ、と侮っていましたが、これは面白そうですよ。文字通り百花繚乱の今期にあって、思わぬダークホースになる可能性を秘めていると思います。継続視聴です。

=====第2、3話視聴後、追記です。
{netabare}
うんまあ、おそらく時代背景的に「美味しんぼ」のお酒バージョンを作りたかったのでしょうね。なんていうか、こう何が何でも対決構図にしなくてもいいのでは? という気がします。

で、これも時代背景なのでしょうけど、どうにもお爺さまが不快な人物に見えてならないです。面識のないバーテンの出した酒を「不味い。話にならん」って、それはもう単なる失礼な人間ですよ。で、金に物を言わせて、自分のホテルのカウンターバーにバーテンとして引き抜こうってんですから。

で、3話ではライバルホテルのバーテン「ミスターパーフェクト」と対決させます。これもまたね、傍若無人でね。営業中に今すぐ来いと。で、よそのカウンターバーで「お前らが同じカクテルを作れ」ときたもんですよ。

キャラの作り方が平成どころか、昭和のバブル時代なんですよね。てめえの孫娘を連れ回して「わしの愛人じゃ」とか、もはや笑えないレベルで老害。

もっと、なんていうかバーを中心としたハートフルなストーリーだけで構成すればいいのに。変にホテルのカウンターバーに「究極のメニュー」ならぬ「神のグラス」を作れるバーテンダーを探すって企画を軸にするから、こういうちょっと時代遅れなギスギスを生み出すんだなと…

ちょっと買いかぶりすぎていたかもですね。今の時代で覇権を狙えるようなアニメにはならなそうです。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
回によって、だいぶ当たり外れが大きいのかなという印象です。

今回のAパート。相変わらずホテル王のジジイが傍若無人。レストランにフランス三つ星シェフを引き抜いてこいとのこと。そしたら、今度はそのシェフが「食材から水に至るまで、すべてメイド・イン・フランスで揃えたら考えてやる」と。

でまあ、なんやかんやで主人公のカクテルが何かを当てろって話になり…
えっと、それで味醂を出すのって、バーテンとしてどうなのよw

まあ、あれか。「美味しんぼ」で山岡が、鰹の刺身を食べるのに、醤油にマヨネーズを入れると臭みがなくなって美味しいよと。邪道だけれども、みたいな話かい。

Bパートは悪くありませんでした。こういう話が増えれば、観てられるかなとも思うんですけどね。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
やぶからぼうにサントリー山崎蒸留所の見学ツアーに、どういう流れかホテルの女性スタッフと前に出てきたバーテン女子2人、それと金髪のチェンくんと行くことになります。

この唐突さはさておき、話自体は悪くはありませんでした。まあ、初恋の思い出をチェンくんが思い出して、バーテンとして一皮むけますよっていう、ありきたりな話でしたけど。

この5人がメインキャラってことなんでしょうね。それは公式サイトのトップイメージでも分かります。にしても、急だなぁ。そこまでの関係性が描かれてないのにね…

老害が出てこなかったのはいいのですが、なんていうか話に深みがないというかね…

山崎の蒸留所ってのもなぁ。そこは、ニッカの余市とか、ちょっと渋めのほうが雰囲気にあってよかった気がしますけど。

でもまあ、今回は悪くなかったですよ。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です、
{netabare}
子供を救えなかった女医と、中間管理職の男の葉巻をきっかけとした出会い。

うん、こういうのでいいんですよ。

今回は実にいい話でした。
バーで出会い、緊密になっていくさまを描いたストーリーに、ホテルの社員の女の子が不本意ながら婚約するも、それは愛ではなく祖母への思いからだったというお話を絡め…絡めてはいないけど、そういうお話。

これが本作に求めるバーを中心とした人間模様というストーリーだと思うんですよね。変に知識やテクニックを競わせたり、「美味しんぼ」ばりの“神のグラス”に固執する老害を出したりせずに。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
清々しいほどのサントリー広告アニメです。

えっと、なんでこのタイミングで「サントリー カクテルアワード」の話をぶち込んできたかお教えしますね。

サントリー「THE COCKTAIL AWARD 2024」は、6月24日から8月5日まで出場者のエントリーを受け付けます。今年のテーマは「次世代の飲み人に届けたいカクテル」。今年で30周年を迎えるサントリー「ザ・カクテルアワード」は、次世代の飲み人に届ける最高の一杯を生み出すバーテンダーを見つけるべく、審査方法や基準を変えて新たな形に進化します。

だそうです。

まあ、これを盛り上げるために、このタイミングで旧作をリメイクして、出場者を増やして注目度をアップさせようというプロモーションだったということです。

ま、いいんじゃないすか。こういう企画があっても。
あとはまあ、カネの匂いしかしない企画にアレルギーがあると嫌悪するか、面白ければ何でもいいと思うか。観る人の自由です。

僕は…
あんまり面白く感じていないのが本音ですかね。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
イガイガ(「オーイ!とんぼ」)! イガイガじゃないか!

とまあ、他作品のキャラの声優が出てきて、それを思い出すほどには印象の薄い作品ということです。

相変わらずホテル王のジジイは「君には、必ずバーなんちゃらのカウンターに立ってもらう」と横暴だしね。お願いする立場だろう、てめえは。

余計な雑音が多すぎるんですよね、本作は。
素直に佐々倉の過去、因縁と、バーを取り巻く人情噺に専念すりゃあいいのに。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/06
閲覧 : 233
サンキュー:

4

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

グルメものより話の広がりは無い。虚構と虚栄の世界ですね。

 9話まで観ました。2024.05.30

 原作や前回のアニメ化作品、ドラマ版を観ているタック二階堂さんやwitchさん達のレビューによると、今回は大幅に雰囲気を変えてアニメ化している様です。

 主人公の佐々倉さんは、お客様の魂を癒やすためにバーテンダーという生き方をしているそうなので、本来はバーに集まる人々の人間模様を描くのが、テーマとして妥当なのかもしれません。

 ただ、原作と現在では社会状況が違い過ぎるので、工夫した結果が今回のアニメの雰囲気に繋がっているような気もします。

 そもそも、銀座の高級バーに頻繁に来れる様な奴に魂の救済が必要か?今回の話の様に場末のバーのバーテンダーや場末のシングルマザーホステスみたいに魂以前に物理的に困っているような人達が激増している時代に、何を言ってる?という気がします。

 もっと、治安の悪い街のスナックやバーの方がふさわしい様な…。そんな所に来るやつにカクテルの味は分からんか…。

 今回、佐々倉さんの先輩が作った、女性酔い潰しレイプカクテルみたいな話ばかりになりそうです。

 原作の縛りで深夜食堂みたいな物語にも出来ないし、サントリーの宣伝も噛んでそうなので、殺伐とした話にも出来ない…。物足りなさの原因はそこかもしれません。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2024.04.25

 Aパートの、権威ある男性にアレコレ薀蓄でどうこうする話は、人によってはブチキレるんじゃね?と納得いきませんが、Bパートの若いねーチャンに対するマティーニの薀蓄話は面白いです。

 Bパートのバーにいた、ボーイッシュで格好良い女バーテンダーが居る店が近所にあったら、下心こみでケツの毛をむしられるまで通ってしまいそうです。剣呑剣呑!
 
 バーに行きたくなります。ワイにも顔のあるマティーニを頼むで!

 こういう、若い同僚とかにマウント取れるマメ知識みたいなのが面白いと感じるのは、老害レベルが上がった証拠かもしれません。おっさん向けのアニメですね。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.04.18

 タック二階堂さんの書かれている通り、老人達の独壇場ですねぇ…。モノ消費よりコト消費って、こういうことなんでしょうか。

 情報を消費しているので、権威と経験、知識ある男性がマウントとっているんですよね。登場人物のねーチャン達はお色気マウント取られ要員でしかありません。

 今回、主人公はカクテル勝負で負けてしまいましたが、相手の状態によって味を変える是非は?人によっては主人公が勝ちかも…。ねーチャンは権威が無いので審判すら出来ません。

 共産党が政権を取ったら、私の好きな甲類焼酎の発泡酒割が至上のカクテルになるのになぁ…。労働英雄が飲むべきカクテルじゃ!所詮、評価なんて時代の価値観に過ぎませんて。
……………………………………………………………………… 

 2話まで観ました。2024.04.11

 美味しんぼだなこりゃ…。京極さん、四万十川の鮎で号泣みたいなエピソードをAパート、Bパートでやりました。

 酒は基本的に毒で、飲めない人も多いので、グルメものより話のオチの説得力に欠けます。飯を喰えない人はいませんからねぇ。

 カクテルも、物語を消費している部分が大きく、主人公の作るカクテルを飲んでゲストキャラがホロリとするのに、説得力がありません。

 みんな単なるアル中で、カクテルに何となくな物語があれば、喜ぶ様な単純な連中なんじゃね?と、いう疑問を感じます。

 そもそも、美味いという基準も怪しいです。カクテルの主要な材料の一つであるメキシコのテキーラは、本当に美味いのは伝統的な技法で作ったものらしいですが、それだと副産物のメタノール(メチルアルコール)を排除出来ないので、アルコール分解酵素の弱いアジア人向けには売れないそうです。

 日本で買えるのは工業的に成分を調整したテキーラなので、アジアのアミーゴ達は可愛いそうだと知り合いのホセが言ってましたが、視力を失う危険と天秤にはかけられません。

 バーでオシャレにカクテル飲んで喜んでいるのも、見た目が良いとか、伝統とか、物語と雰囲気を楽しんでいる部分が大きいので、8割方虚栄と虚構です。

 夜の街とはそういうものだ!ですが、この価値観を共有してないと、このアニメは楽しめなさそうです。

 学生の頃、金が無くて工業用エタノールを鍋で蒸留して添加物を除いて飲もうもして、下宿を火事にしかけた頭の悪いロシア人みたいな友人は、面白さが分からんと言っておりました。

 カクテル飲ましたくらいじゃ、駄目だこりゃ…。
……………………………………………………………………… 

 初回観てのレビューです。2024.04.07

 オシャレなウンチク漫画が原作の様です。バーへ行きたくなりますね。期せずしてスナックバス江と同じ様な感想に…。

 バーテンにカクテル作って貰うと美味いんですよね。腕の良いバーテンはまさに酒飲み界の至宝…。

 その代わりお高いので、そうそう行けないです。スナックより非日常かも…。

 バーに行っている気分になれるので、酒好きにはたまりません。さぁ…、家でカクテルでも作りながら観るか…。甲類焼酎の発泡酒割、カクテル名、労働英雄(ルンプロマイスター)!(´Д⊂ヽ

投稿 : 2024/05/30
閲覧 : 123
サンキュー:

2

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

客を裏切ったらいけない職業二つなーんだ?

初見評価
スナックの次はバー。またマイナーな作品で一発屋ポジションかなとあまり期待せず視聴開始。

「客を裏切ってはいけない仕事が2つある。一つは医者と薬剤師。もう一つが、、、。」
から始まり、お、ツッコミどころ満載アニメかと思った。
3つやん!と突っ込んだり客じゃなくて患者な!となったり、少なくともバーテンダーより裏切ったらいけない職業まだあるだろ!と誰もがツッコミそう(笑

そして新しいホテルのバーテンダーを探すシーンに移り
すごい人を見つけた!って所までが1話。
派手さはないのだけど、テンポも良く作画なども癖がなく見やすかった。
始まりは不安だらけだったけど、意外と楽しめそうかな?
ただ、これからネタが尽きないかが心配。

6話まで視聴
ゆーっくりと物語が進み驚くことにまだ引き抜きもできていない。
そんな中他の若者の世話までし始めそれも、工場見学でぬるっと...。
中だるみしてくる中盤でこの話は正直飽きる。

投稿 : 2024/05/27
閲覧 : 46
サンキュー:

1

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

あれ。。肩すかし

前作は
絵が下手
でもまぁなにか心に残るエピソードがあったのだが

本作
作画が向上している
よし!
っと思ったものの
固定キャラは増える
初めての人に何を出す?とかよくわからない理論で片付けるものとか
カクテルコンクールやウイスキー工場見学なんて3話でもいいものを1話で終わらすからなんかすかすか
味の説明とかしないの?コンクール。。

お酒版美味しんぼで
1話完結で酒の話を広く浅く知る
のはいいのだが
お話の軸がなく、いろんなキャラの色んな事件をやるから何が何やら。。主人公はいずこ。。

投稿 : 2024/05/27
閲覧 : 56
サンキュー:

2

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:----

バーテンダーを題材にするアニメが来るとは予想しなかった。

「カクテル」の印象は,最近は缶入りのカクテルも,あちこちで売っていて,一つは女性やお酒に弱い人の飲み物だという偏見があると同時に,全く反対に,懐の豊かな,おしゃれな人が時間の許す限り楽しむお酒だという認識もあり。後者が正しいだと私は思ってます。

かくいう私も「カクテル」になじんだのは,アルバイトで自由になるお金があった大学(院)生時代か?就職して他に使うお金がない独身貴族の時がいちばん多かったと思います。新しい名前のカクテルを覚えると、何か一つ大人になったような,一人前の社会人になったような錯覚を覚えています。

バーでカクテルを頼むのは?ある意味贅沢ですし、おしゃれですし。懐具合も気にかけないといけないので。その頃が懐かしいです。

このアニメのように。人柄を見抜くようなバーテンダーに会ったことはありませんが,バーに行くこと自体が。とても贅沢で、自分へのご褒美をしているという感覚があって癒されるという意味で,このアニメも共通の雰囲気があるのではないでしょうか?

「神のグラス」ということで,人を感嘆させるということですが。何十種類も?あるいはそれ以上のカクテルについて。知識を学ぶことは?おもしろいのですが。ただ単に。カクテルとそれを使う主人公にだけスポットを当てると。狭い堅苦しいアニメになってしまうと思いますので,今後の人間ドラマとしての展開に期待したいとおもってます。

もちろん未成年の方が見ても良いアニメだと思います。実際に味わうのは、もうちょっと先でも,大人の世界を垣間見る良い機会だと思ってみてほしいなあと思ってます。

投稿 : 2024/05/05
閲覧 : 43
サンキュー:

3

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

一話目視ました。どう考えてもバーはワタシには似つかわしくはない、特に高級なのは。なので、無関係世界の蘊蓄系として視てみようかな。

公式サイト;
https://bartender-anime.com/

【そうそう、お酒は二十歳になってから!】
ワタシ視聴環境はアマプラです。
評価は1話目視聴時点の暫定で、今後変更される可能性が高いです。

原作完全無知、PV未視聴で視聴開始。
比重の異なるお酒の積層カクテルとか、食後酒マティーニとか、さっそくカクテル蘊蓄が出てきました。おそらく両方ともワタシはバーでたのむことはないでしょう。前者は、万一混ざると気まずいし、飲むと結局混ざってしまうので、混ざらないように飲むためのストロー下さいとか言うと絶対怒られそうだしw。後者は、ドライベルモットを2/3にシテとか注文すると、もう別の何かだしw。
それと私に合うカクテルとか言うの、メチャ勇気いるよねぇぇ。ワタシなんかだとお醤油を水道水で割った何かが出てきそうだわw。
 お客の観察は、何十年も前に流行ったネタだと思うのですが、マア物語的には深くなりそうな気がして理にかなっていると思いますが。今でも流行っているのでしょうか、知りません。
 視始めて気が付いたのですが、そもそもお酒を飲むことにもう興味がないので視ても無意味かもしれませんが、人間ドラマを期待したいです。

3話目も視ました。
ジンフィズ、って何だっけ、何入ってたっけ?
気になったので、どっかのサイト貼っておきますw。
https://chisou-media.jp/posts/10301
〇レシピ
・ジン:45ml
・炭酸水:85ml
・レモンジュース:20ml
・砂糖:小さじ2杯
甘味成分が入っているのが、面白いですね。

投稿 : 2024/04/22
閲覧 : 39
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3

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

「3B」の一角

<2024/4/13 初投稿>
漫画原作でテイストは「ギャラリーフェイク」
蘊蓄人情ものです。

昔、漫喫でちょいちょい読んでました
全部は読めてませんが
結構好きな漫画でした

2006年ごろに一度アニメ化されてるようなので今回は2回目のアニメ化
2話まで見た限りではかなり良い感じ
主人公のバーテンダー佐々倉に寺島拓篤さんの声が合ってます

バーの雰囲気って好きなんですよ
一人旅とかでホテル泊まってバーがあるとだいたい行きます
その街のこといろいろ聞けるし

あと家の近所のバーにもたまに行ったりします
ぼーっと酒飲むのにちょうど良い

そういう雰囲気が好きな人には楽しめる作品だと思います


あとレビュータイトル「3B」
これは「めちゃくちゃ女性にモテるんだけどいざ付き合うと女性がめちゃくちゃ苦労する職業」と言われる"美容室"、"バンドマン"、"バーテンダー"の頭文字を指してのもの
女性の皆さんはお気をつけください笑

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 176
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14

Glutton さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

人間観察力が凄い

普段は抜けたところのある性格だが、仕事であるバーテンダーになると急に別人のようにキリッと
なって覚醒した力を発揮する。アニメとしてはよくありそうというか王道感のある設定。
人を見る力に秀でている主人公。
ところでメインの女性2人はこの主人公の解説役(観察役?)のようなポジションになっているが
2人も必要なのだろうか。性格や役割が大きく違うとかならまだ分かるのだが。

作画については途中で崩れそうな感じを含む雰囲気で少し怖いが今の所そこまで悪いという事もなく。

投稿 : 2024/04/11
閲覧 : 28
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0

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

スタイリッシュ・ソリューション

くっさい説教もといありがたい名言で問題解決するやーつー。
漫画ではよくあるタイプだがアニメでは珍しいかな。

以前アニメ化と実写化もされた大人気作品。原作漫画はたまにチラ見した程度。わざわざ再度のアニメ化のわりには凡庸な作画。女性キャラもいるが萌え萌えしていないのは見やすい。というか全体的にあっさりしてるのは原作同様。

こんなはじまりだったっけ?覚えてないな。

ホテル内とはいえそのへんの適当な場所での立ちっぱで行う集団圧迫面接に笑う。一流ホテルなんでしょ?あまりに品が無さすぎる。そして社長直轄の緊急プロジェクトのわりに採用実行部隊がお酒に関してド素人の女子二人。意味不明。マジで意味不明。この作家って社会人経験ないの?アニオリの改悪?大人のためのスタイリッシュBARストーリー????????もしかしてギャグで言ってんの?????

偶然バッタリ多めはまあいいとして。

あんな高そうなバーなのに女子ども舐めすぎだろう。ハイボールって誰が作っても同じ?一般客ならともかくお前の立場でそれを言う?????あまりにも若い女性をバカにしすぎ。昭和か。フェミニストに怒られろ。

バーテンダーは手先の技術だけではないよってのはいいのだが、お高いバーに勤めるエリートさまでなくとも普通の客商売してる人ならきちんとお客さんの挙動は見てるって。これも普通の接客業舐めすぎ。ただお前らがボケッと仕事してるだけやん、としか思えない。ホワイトすぎて羨ましいです。

実在のボトルが並ぶので雰囲気は出てます。昭和のおっさんが好むダサい安酒でしかなかったハイボールを復活させたサントリーの功績は大きい。商売がアコギなので会社は嫌いですが。

漫画読んだのも相当前なのだがこんなに酷かったっけ?アニオリ改悪かなあ?エピソードが原作のままならそこまで酷くないのかな。そこもアニオリならちょっと期待できないかも。一応様子見。

職業問題解決モノなら熱血胸熱なドクターKか頭おかしいザ・シェフのが面白いと思う。

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 54
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1

ごまちる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

まだ出だししか観ていないが…

バーテンダーのアニメなんてつまらないかと思ったが・・・
ついつい見入ってしまった。

ストーリー的にはよくある展開だけど、これからどう面白くなるんだろうとわくわくする。

人をどう観察するのか、意外と面白い。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 26
サンキュー:

0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

ビジネス系の漫画がアニメ化するのって珍しい。しかし… なんだかなぁ、ですね

原作は序盤だけ既読。ジャンプ+だかで無料で読めた時に。

こういうビジネス系漫画という、青年誌ジャンルがありますね。
職業を題材に人との関わりを描いていくという。
気づけば何十巻と続いていることも多いながら、アニメ化することは少ない印象です。
なので珍しいなぁ、と思いました。なんでこれがアニメ化したのでしょうね?

それこそ酒系なら神の雫なんて相当ブレークしましたけど、アニメになってないですし。まあドラマか映画かになっているみたいですが。

でもまあ、本作は知らないけどアニメ化するくらい人気だったのでしょうかね。
ちょっと調べたら2006年にもアニメ化していたそうで。そりゃすごいですね。

まあバーテンダーの技術をアニメ化しているのはちょっと面白さもありましたが…。
原作通りですし特に見る必要は無いと思いました。


しかし、珍しいだけに色々感想が思い浮かんじゃったのでくどくどと語ってみます。

見た印象としては…。まあ原作通りなんですが、他人を上から目線で評価している人間って、改めて感じ悪いですね。
いやまあ、こういうビジネス系漫画はこういう評価する人間が出てきて、主人公が高く評価されてこそなんですが…。

何様だよ、って感じがありますね。
私がバーに行って勝手に「これは神のグラスではない」とか言う資格ってあるんですかね? 無いと思います。そんなことを言える人間って何様だよ、ってなりますよね。

だから、こういう作品に出てくる評価者、食通は、人間国宝とか、大きな組織の長だったり、それなりの箔を必要とするわけですよ。海原雄山とか味皇とか。
しかし本作だと小娘が偉そうに評価しているので、ちょっとイラッとしました。

いやもちろん美味しい、美味しくない程度はどんな客にも言う資格はありますが。
飲む前から失望したとか、偉そうだな、とイラッと来ました。

またこの漫画のキャッチフレーズのようなセリフに文句をつけるのも野暮ですけれど、客を裏切って良い仕事というのは、この世に一つも無いと思います。

医師や薬剤師は確かに「お前のせいでウチの子は死んだ」と言われてしまうのでやばいです。
でもバーテンダーは、注文を聞き違えても人は死なないし、『すみません、作り直します』で済むじゃないですか。もちろん激昂して手がつけられなくなるキチガイ客というのは居るでしょうけれど、そんな客に正当性は無いのでは。

後は女を酔い潰したい男と、断りたい女が並んでいた場合、男はアルコールを増やして欲しい、女は減らして欲しい、どちらに加担しても他方を裏切るわけですが、どうするんでしょうね? 
まあそういう話があるかはわかりませんが。ノンアルコールを出しながら話題が弾んで仲良くなる手伝いをして、両方きっちり満足させる、あたりが落とし所でしょうか。
漫画なら可能でしょうけれど、現実では不可能ですね。
そこまでやらなきゃバーテンダーじゃないなら、求める基準が高すぎですね。

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 71
サンキュー:

3

ダイクニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 7

お茶猫@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/24
閲覧 : 7

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 2

いぬわん! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 2

ゆー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/05/05
閲覧 : 3

Mio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/29
閲覧 : 3

ファイブ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/04/28
閲覧 : 3

AKIRA777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/26
閲覧 : 5

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 8

みのるし さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 5

tomowhat さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 5

± さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/09
閲覧 : 7

もっちょん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 7

しぐま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/04/05
閲覧 : 8

バーテンダー 神のグラスのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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バーテンダー 神のグラスのストーリー・あらすじ

「神のグラス」と称されるほどの若き天才バーテンダー、佐々倉溜。パリより帰国し、銀座のバーで働き始めた彼のもとに、多種多様な事情や生き様を抱えたお客様が訪れる。彼らに差し出される一杯のグラスが、あるときは彼らの人生を変え、あるときは彼らの心を少しだけ慰める――。酒と人とがドラマを紡ぐ、大人のためのスタイリッシュ・BARストーリー!(TVアニメ動画『バーテンダー 神のグラス』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

この頃(2024年春アニメ)の他の作品

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