2009年度に放送されたおすすめアニメ一覧 426

あにこれの全ユーザーが2009年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月08日の時点で一番の2009年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

57.8 199 2009年度アニメランキング199位
たまごっち!(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
65人が棚に入れました
たまごっち星に暮らすまめっちは、親友のめめっち、くちばっち、妹のちゃまめっち達と、勉強したり遊んだり、とっても楽しい毎日を送っています。
そんなある日、たまごっちスクールに転校生・ラブリっちがやってきて…!?
ドキドキとワクワクがたくさんつまった最高の友情ストーリーです!!

声優・キャラクター
釘宮理恵、柚木涼香、矢口アサミ、儀武ゆう子、真堂圭、山口眞弓、こおろぎさとみ、岡村明美、加藤奈々絵

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Q質問 A解答 T突っ込み(たまごったまごったまごっちぃ

Q、このアニメはどうかなぁ?

A、ゲームやってる頃はまさかこれがアニメ化するとは思わなかったよねぇ
ゲームでは言うまでもなくお世話中心でしたが
アニメ版は日常アニメに近い感じがします
まあどっかのネタ尽きたくだらない日常アニメよりかは
全然良いかと思います

T、ゲームもアニメも終わりがない

Q、うまいねAくん座布団1枚!

A、はいいぃ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

57.7 202 2009年度アニメランキング202位
バスカッシュ!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (93)
620人が棚に入れました
】舞台は惑星・アースダッシュ。そこでは「ビッグフット」なる大型マシンが活躍し、競技用のビッグフットを駆る「ビッグフットバスケ(BFB)」なるスポーツが熱烈な人気を集めていた。
物語はアースダッシュにある街・ローリングタウンに住む少年・ダンを中心に進む。

声優・キャラクター
下野紘、伊藤静、中村悠一、浅野真澄、花澤香菜、釘宮理恵、津田健次郎、小林由美子、広瀬正志

CC さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

『安西先生!バスカッシュがしたいです・・・』『・・・( ゚д゚)ポカーン 』

【物語】
「ビックフット」を使って「バスカッシュ」する物語。専門用語が多すぎたかな!?「ビックフット」は上の画像にもあるロボットの事で、「バスカッシュ」とはこの作品から生み出された新たなスポーツ。バスケではありません。似て否なるものです。バスケットボールの形をしたスーパーボールを壁に投げつけてゴールを目指すスポーツ。

この物語の主人公ダンにはある目的があるのだが、毎回そんなことを忘れて「バスカッシュ」しています。とにかく行き当たりばったりな物語です。

【声優】
主人公を演じているのが下野紘
他には・・・・
遠藤綾 伊藤静 小林ゆう 中村悠一 浅野真澄 釘宮理恵 中島愛 花澤香菜 津田健次郎 小林由美子 大原さやか 早見沙織 戸松遥
こんな感じ。「豪華」とかは声優歴にもよるから、良くわからないけど、知ってる人は結構いるのでは??

【キャラ】
キャラは多いです。舞台が惑星と月ってのもあってキャラはたくさん出てきます。
メインとなるヒロインは四人いるのだが、主人公ダンは『おっぱいは好きだけど、「バスカッシュ」はもっと好き。』みたいな性格のキャラなので、色恋には発展しない。・・・少しするかな!?見てのお楽しみ。

キャラクターデザインは割と取っつきやすいほう。

【作画】
細かいことは良くわかんないけど、背景や蛍光色は綺麗だった。あとCGのクオリティは相当なモノなんじゃないかな!?当時ではコレ以上のCGはあまりないと思う。でも、まぁ気がつかない間に監督交代とかしている作品なので、細かく見てる人からすれば、人物作画なんかは低評価になるのかな!?

【音楽】
OP「僕が僕のまま」(第14話 - 第26話)
歌 - THE SPIN 作詞 - MARU / 作曲 - 深 / 編曲 - 深/THE SPIN
これは結構かっこいい。他は微妙だが、これだけでも聴く価値はあると思う。
作中のBGMなんかも中々良い。

【総評】
世間では「金かけて爆死した作品」なんていわれている。私もそう思う。シリアスなキャラクターシナリオとかもあるのだけれど、結局「バスカッシュやろうぜ☆」ってオチになるので( ゚д゚)ポカーン って感じになる。作中にアイドルグループがいるのだけれど急に歌いだして( ゚д゚)ポカーン って感じになる。ロボットを使って戦うのではなくスポーツをするといった斬新な企画だったが、企画倒れと私は思っているのですが、そんな所が愛くるしくなる作品ですww

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

私の声を聴けぇぇぇー! 遠藤綾に震撼

『マクロスF』でシェリル・ノームを演じた遠藤綾さん、ランカ・リーの中島愛さん、さらに早乙女アルトの中村悠一さんのトライアングルトリオが出演するということくらいの知識で2009年の放映当時に視聴。

ストーリーはロボットに乗ってバスケットボールをするという斬新なもので、少年漫画のような熱い展開が繰り広げられており内容はそこまで悪くなく、私としては楽しんで観ていた記憶があるのですが、いわゆる爆死とばかりにあまり評判はよくないままに埋もれていった作品。

当時は遠藤綾さんが「マクロスF」で演じたシェリル声の印象が強かったので、この作品で演じたスパンキーとのギャップがあまりにも凄まじくとても同じ人の声とは信じられず、遠藤綾すげええええええええええ! と声優さんの演技力というものに感服させられた記憶が脳裏に深く刻まれています。私が知っている遠藤さんが出演している作品においてこれほど別人と思われるような声で演じている役は知らないので、おそらく彼女と知らずにスパンキーの声を聴いて気づける方はまずいないかも。リアタイでは『ゴブスレ』剣の乙女を演じており、楽しませてもらっています。

また当時は声優さんについていま以上ににわかだったので、釘宮理恵さんと戸松遥さんくらいしか分かっていなかったけれど、他にも花澤香菜、小林ゆう、大原さやか、伊藤静、早見沙織、浅野真澄、小林由美子さんなどなど、いま見返すとこんなにも凄い声優さんが参加されていたことにびっくりw

ちなみにエンディングテーマはどういうわけかモデルで女優の山田優さんが唄っており番組メインテーマソングでもある「free」は、クセになる格好良さがある名曲で、いまでも聴いているほど大好きな一曲だったりします。なお大変失礼ながら作中で登場するアイドルユニット・戸松遥、早見沙織、中島愛らが唄った楽曲はひとつも思い出せない模様。(聴けば思い出すかもだけれどw)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

。mine。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

爽快!?バスケ・ロボットアニメ。・〇

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

サテライト制作のアニメ。
全26話。

舞台は惑星・アースダッシュ。
そこでは「ビッグフット」なる大型マシンが活躍し、
競技用のビッグフットを駆る「ビッグフットバスケ(BFB)」
なるスポーツが熱烈な人気を集めていた。

ローリングタウンに住む少年・ダンを取り巻く環境や
人々との友情や恋愛、陰で進行していく出来事を描いた
ロボットアニメ。


。・*゜・*。感想。・*゜・*。

バトルシーンは、武器や戦闘技を使わずにバスケだけで勝負。
バスケならではの躍動感や爽快感が上手く描かれていて、
気持ちの良い作品でした♪

話数が少し長めなので、途中で飽きてしまう人も居るかも
ですが、壮大なスポーツアニメを見てみたい人や
ジャンプ系のアニメ好きな人にもオススメ。

好みは分かれるけど、個人的には意外と音楽も良くて
満足です♪(*^^*)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

57.6 203 2009年度アニメランキング203位
うみものがたり あなたがいてくれたコト(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (97)
579人が棚に入れました
マリンとウリンは、海底で人間の姿をした少女「海人」として生活していた。ある日、海の上から美しい指輪が落ちてくるのを見たマリンは、空の世界へ指輪を返そうと考える。ウリンは空の世界(人間の世界)への恐怖から反対するが、マリンに押されて一緒に空の世界へ旅立つ。空の世界で指輪の持ち主である宮守夏音を見つけるが、その指輪は別れた彼氏から貰ったものであったため、再び今度は山の方へ投げ捨ててしまう。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、寿美菜子、堀江由衣、福井裕佳梨、間島淳司、永井幸子、納谷六朗、儀武ゆう子、豊崎愛生、沢城みゆき

ostrich さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

誰得ではあるけれど、「特別な一本」にもなり得る作品

パチンコを知らない方のために、ストーリー原案である
パチンコ海物語のパチンコ業界における立ち居地を
アニメ業界に例えてみると「サザエさん」や「ドラえもん」。
つまり、その業界を代表するド定番ヒット作品です。

ヘビーパチンカーの私は、当然、よく打っていましたし、
本作(アニメうみものがたり)の存在を
パチンコ雑誌辺りの情報で、リアルタイムで認知してはいました。

でも、だからってアニメ版を観たいと思うか?

といえば、まあ、否。

アニメ作品のタイアップで成功したパチンコ、パチスロは、
エヴァンゲリオンを代表に、多々ありますが、逆はなかなか難しい。
私の感触に過ぎないけれど、パチンコファンとアニメファンって
実はそれほど重複していないと思います。
あるいは、アニメをフックに若年層のパチンコ海物語ユーザーを
増やそうとしたのかもしれませんが、
同系統の企画が続いていないところをみると、
これまた成功したとはいえないのでしょうね。
私もリアルタイムでは鑑賞せず。

で、今頃になって鑑賞してみたところ、
まさかの美少女戦士もの!

とりあえず、パチンコファンとしては、
アニメ制作スタッフがパチンコのエッセンスを
取り入れようとしている姿勢が見えるのには好感を持ちました。
大当たり図柄の魚たちが敵として登場したり、それらが浄化される際、
パチンコの「泡演出」のイメージが出てきたり。

…まあ、正直、誰が喜ぶのかよくわからないサービスですが、
私は少し喜びましたよ。
でも、「泡」があるなら「魚群」を出さなきゃ、とも思うかな。

あと、作品のキーワードになっている「愛してる」という言葉。
これはパチンコメーカーから、パチンコ海物語を
20年近く愛しているパチンカーたちへの返答と解釈し、
私はこれまた少し感動しました。
でも、そういう解釈をする人は、やっぱり少ないよな。

と、以上が一パチンカーとしての率直な感想。
やっぱりタイアップ企画としては誰得感が否めません。

ただ、アニメ単体の出来はかなり良いと思いました。

物語を一言で言えば「ひと夏の体験を通じた少女の成長物語」。
ジュブナイルものとして手堅い作りになっています。

特筆する部分としては全編にわたる沖縄方言。
アニメで沖縄方言に触れるのはとても新鮮でした。
方言+ジュブナイルといえば
ジブリの名作「海がきこえる」がありますが、
内容は全然違うけど、雰囲気はわりと似ているかもしれません。

あと、音楽の使い方。
本作では激しいテンポの曲や
不安感をあおるような曲を全く使用していません。
バトルシーンやシリアスな展開もあるのですが、
そこにも美しい旋律の曲を被せているのが印象的。
どんな意図があるのかはっきりとはわかりませんが、
結果として、全体的に「バトルもの」っぽい雰囲気が後退してます。
(よい意味で、です)
本作は主人公と敵対する「セドナ」の設定を含めて、
非常に寓話的なので、そういう雰囲気にしたかったのかな。

総じてとても良心的な佳作かと。

余談ですが私にとって、前述した「海がきこえる」は、
思春期真っ只中の夏休みに観て以来、
なぜか心の片隅に残り続けて、
何年かに一回無性に観たくなる作品になったのですが、
本作も、その人の見るタイミングによっては
そういうものになり得ると思います。

まあ、私は思春期をとっくに過ぎたしがないパチンカーなので、
残念ながらそうはなりませんでしたが、
思春期真っ只中の方にはわりとオススメしたいかも。

…あ、でも、パチンコは18歳になってからな。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

woa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空と海は分かちがたい

2009年放送。全13話。

舞台は奄美大島である。外見や出自に似合わず内容はあるひと夏の出会いと別れがテーマとあって、大変シリアスなものだ。

最初はほのぼの日常系アニメかと思ったが、シリアスへの心情変化も丁寧だったのでよりこのアニメの日常パートがどれだけ貴重だったかを思い知った。

ある人間が失意のあまり海に落とした感情を人魚が送り届けるという童話のようなストーリー。

海から来る脅威に空と海、ふたつの世界の巫女は立ち向かう。実際には海の脅威とは花音の指輪が象徴する人間の弱い感情そのものであり、空の巫女の視点で見ると、この脅威は海の巫女自身を含むものである。それは巫女の血を引く妹や巫女自身が最も日蝕の影響を受けやすかったことからも明らかである。しかしこれは彼女たち自身の不安定な心理によってというよりもふつうは5分の日蝕が10分間続いたことによる人間側の不安な心理がセドナを介してマリンたちに伝わったものと思われる。しかし二人を陸に上げる原因を作ったのは人間である空の巫女自身なのだ。

島唄が示すように空と海が、人間の負の感情と正の感情の因果関係が分かちがたく結びついているように、相互に繋がっているというのがこの作品の世界観なのだ。

しかし、ウリンが指輪を花音に返すことで唐突に別れ、空と海が分かたれる掟が訪れることからもわかるように、逆にお互いが強固に繋がっているからこそ分ける必要もあるのだ。マリンが沈んでいるときは花音がフォローしたように、空と海は同じではないし、あってはならない。

そして花音とマリンは再び出会うことは無いのである。ラストの空と海の巫女がお互い相容れない世界にいながらも、心は通じ合っていると小島が言い、マリンもいつかジュゴンたちと会える日が来るだろうと妹のウリンに言うシーンは実際には二度と会えないことが小島にもマリンにもわかっているからこそ良いのである。一方でウリンと花音は再び会えると信じて海洋学を勉強したり、サンゴを修復したりすることが出来るのだ。

海と空を分かつ掟というのは、今回の指輪の経緯から考えて、海の人間の空の世界における心理的な影響を受けやすい性質を考慮して作られたはずなのであり、それゆえにウリンや他の海人たちは空の世界に憧れつつも恐れているのだろう。

最終話で描かれるように、自然開発によるサンゴ礁の減少や乱獲や餌場の縮小によってジュゴンの個体数が減っている等の描写から見ても、海にとって人間は大きな脅威なのだ。

マリンやウリンなどを見ても、確かに海人というのは人間の世界で暮すには繊細すぎる。しかし、亀によれば将来的には海人と地上の「人間自身」が変われば海と空を分かつ掟が変わり海と空が共存できる日もいつか来るかもしれないのである。

追記

OP演出の変化は必見である。マリンたちが見つめる二匹の魚が次のシーンでワリンとサムに入れ替わるのは、海人が魚の擬人化であることを示唆しているように思える。


最初指輪を綺麗だと思ったように、花音の目の輝きは綺麗だとマリンは言っているのだ。だから彼女は最初から外の世界を恐れなかったのである。

一方で、迷子になったウリンを見つけるのはいつも海人のマリンではなく、人間の花音なのである。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作レイプだが

当時リアルタイムでやってた時は、海物語とキャラ名と髪型以外共通点のない、暗いアニメだなぁと思ってどこかで1回見ただけで切った。

最近になって、佐藤順一監督を始め、キャラデザインからスタッフがたまゆらとほぼ一緒だと気付いて見てみた。
作画もたまゆら並に細かく、奄美大島の風景がきれいに描かれている。
主題歌はmarbleでラジオは阿澄佳奈、とどこかのひだまりっぽく、動画の番宣もたまゆらとかなり共通点があるし、特典のロケで奄美大島まで行っちゃうくらい予算も潤沢にあったっぽい(笑)

内容は魔法少女っぽい雰囲気で12+1話で完結。
さらに主人公が阿澄佳奈、妹が堀江由衣、相方が寿美菜子、その彼が沢城みゆき、その恋敵が豊崎愛生、と声優は申し分ない。

アニメ的に、コレだけで一定の成功はしそうな様子だったが、ここからが問題だらけ。



光と闇のお話で、単純に闇に覆われていた時間の方が長いので、画面が全体的に暗い上に、必殺技やらアクションが派手なわけでもなかったので、どうも絵的にメリハリに欠ける。
原作とキャラデザが違いすぎる上に、普通に打ってヘビーユーザーが月に一度拝めるかどうかという幻のキャラであるサムが冷遇されすぎ。
せめてタキシード仮面くらいのポジションでも良かったんじゃないだろうか。
もはやモチーフが一緒なだけのレベル。

魚群とか泡とか他にもねじ込まないといけないワードもあるのに全く出てこないので、ぶっちゃけ海物語のユーザーには全く面白くない話だろう。

普通に行ったら、もっとポップな原作的な絵で、快活なマリンとワリンがカメやジュゴンと戯れつつ財宝を探したり、サメに襲われたらサムが助けに来るという子供にも見せられる日常系ショートアニメ、それで景品交換用のカメのぬいぐるみでも売ろう、というのを予想していただろう。

あと、奄美大島の方言を沖縄出身の儀武ゆう子が指導した上に、登場人物のほとんどが慣れない方言でしゃべるという、萌えポイントとしてはあえて外したとしか思えないような設定。
そもそもマリンちゃんは標準語だし、台が沖縄なんだから、そこはロケ地を変えて現地人も沖縄のままで良かったんじゃないかと。

さらに、この設定をモチーフにパチンコ台を作ったわけでもなく、三洋物産が金を出してCBCに作らせるという、計画自体が名古屋だけで決まったような話。

商売としては阿澄佳奈がDVDの営業がてらパチ屋でトークイベントをしても当時としては客は来ないので、ミスマリンちゃんでも呼んだほうが良かったのだろう。

ビジネスとしては大失敗だっただろうが、おかげでたまゆらにつながったと考えると、足を向けて寝られない作品だと思う。

企画が悪かっただけで、作品自体の質は思った以上に良かったんだ。

まあ、1億くらい溶けてたとしても三洋物産のメセナだったと思えばいいんじゃないだろうか、くらいしか言えない(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

57.5 204 2009年度アニメランキング204位
Peeping Life [ピーピング・ライフ] The Perfect Edition(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (33)
166人が棚に入れました
人間をさぼろう。半笑い脱力系の即興芝居とCGアニメーションを融合させた、ムダ使いCGアニメ・ショートコメディー。 日々の忙しさと生きることに疲れたあなた。人生を無駄なことに費やそう! そこに愛はあるはず…。とびきりゆるいお笑いと、はな歌まじりの感動をお届けいたします。笑いすぎて隣の人に怪しまれない様に気をつけてください。

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ひさびさに、ヴィレッジ・ヴァンガードの存在意義を感じた

うぜぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇっぇぇぇwwwwwwwwwwww

「バカかわいい」という形容詞をわたしはよく使いますが、
つまり、これのことです。
うちの父親とか、こういうバカかわいさにあふれてますよ!

●このうざさについて

 テンプレ的につくっているところもあって、
 一番うまくいってるテンプレはこう。

A.確実にばか。誰か突っ込んであげて!ツッコミ待ち。しかし、謎の自尊心をぎりぎりで保つ、保ち方の台詞がおかしい。
B.しかし、つっこんじゃいけないのかな…ここ…

 という二点セット。
 けっこう昔からコントのネタとしては、「バカヤンキー」とかって定番ネタとしてはあった。

 「田中先輩、マジ、ブクロ最強っていうか、まじ、なんていうか…、はんぱねぇ、っていうの?
 ぜったい、会ったら、その瞬間、まじでやられるっていうか…
 超つぇぇ、から、まじ。ぜったい。
 あ、これ?
 あ、うん。そこのマックで買った。マックぱねぇよ。いや、まじ、マック、すげぇって、
 店員さん超かわいいの。マジ最強っていうか…、見た瞬間ほれるっつーか。
 しかも、マックさ、ほら、おいしくね?マジ、ポテトうめぇんだけど。」

 みたいな、バカかわいい系の雰囲気をベースにしたコントはあるにはあった。
 ただ、peeping lifeのすごいのは、これをヤンキー以外の、多種多様な人たちでやってるってことで、
 ・バカップル
 ・おっさん
 ・USTするオタク
 とかね。
 いずれも、題材としてはあるにはあったんだけど、
 摘出の仕方のクオリティが、はんぱない。
 あと、「ツッコミ待ち」「バカ」「なぞプライド」まではけっこうあったと思うんだけれども、
 「突っ込めねぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwww」状況のピックアップの仕方がすごく上手いのかな、とか思う。

 ヤンキーに突っ込めない理由は、相手がヤンキーだからで、怒るから、なんだけど。
 あと、『魁!!クロマティ高校』のメカ沢とかも、つっこむと存在が崩壊する、という理由なんだけど。

 ここで突っ込めない理由は
 ・相手が恋人だから
 ・相手が目上だから
 ・ネットの向こう側にいるから
 とかで、いずれも、日常空間のなかに埋めこまれているソフトな強制力みたいなものをすごくうまく摘出している。
 職員室編はつっこんでるけどね。

 あと、
 ・男子中学生ネタ
 ・新婚さんネタ
 ・ラッパーとその彼女ネタ

 はちょっと方向性が違っていて
 「そろってバカ」系。
 これはつくりは「そろってバカ系」というと、昔からあるジャンルなんだけど、
 「あこがれ駆動系」と言ってもいい。
 主に、テレビとか、文化シーンとかね。
 そして、あこがれの対象そのものが、「えっ、そこがあこがれの対象なんだ…」ぐらいのものをうまくもってくる。

 あとは個別に

*「花見の場所取り編」は
 あこがれ駆動系のバカでもなく、ソフト権力系でもなく、
 ギャグとしてもっともアグレッシブなつくり。
 文化系女子のたくらみ、とかツボ的なものを理解してないと、
 これわからないだろ…w
 やりすぎ感もあるけど、よく作ったなこれw

*「CDデビュー決定! 」
 これはそろってバカ系とも言えなくもないけど、
 ソフト権力系と、そろってバカ系のハイブリッドって感じ。
 「営業さんのカタにはまった喋り方」みたいのが、基本的にはツボなんだよね、森りょういちさんは。
 余談だけど、わたしも、一度「長年、営業をやってきたおっさん」をコンテンツ系の世界にほうりこませたら、異様に浮いて見えるということがあった…。


●なぜ、そこでプライド…なのか。問題

 やっぱり、なぜそこで「プライド」的なものが発生しているのかどうか、ということが面白い、というのがこの話で
 ローカルな社会空間とか、雑誌とか、ローカル・シーンのなかでは「おかしくない」ことになってるもろもろの現象がある、ということなんだよね。
 で、そういうもろもろの現象があることは当然で、ローカルな社会空間において、その人がそういう作法を身につける、というそのこと自体は、比較的ふつうのこと。
 で、その当該社会の「内側」でそれをやってる分にはその作法はまったくおかしくないし、それを笑うのはイくないと思うのだけれども、その作法が、日常の別のシーンにまではみ出してくるとやっぱり、それはおかしい。
 で、たいがい、そういうローカルな場所で作られた世界観って、その人の人格システムそのものをがっちりと規定するから、ほかのところにもはみ出してくるんだよね。

●わたしみたいのも取り上げてほしい

 たぶん、わたしのテキストも、わたしの属する比較的せまい社会のなかで形作られているものなので、
 わたしの属している比較的狭い社会から縁遠い人であればあるほどに、
 「なんで、こいつ、こんなわけのわからない話にえんえんとこだわってんのwww」
 「カタカナ、多くねぇ?www」
 とか、ごく普通に思われていると思うのだけれども、
 まあ、そういうことだと思います。

 まあ、実際の会話だと(あたりまえだけど)相手をみて、話す言葉づかいとかは調整するんだけれども、こういう独白スタイルだと、ただ単に脳内言語がだだ漏れに近い形になるっていう、アレですよ。

 peeping lifeの人に、わたしみたいなタイプの人間とかを「笑い」の対象にしてもらえれば、いいなぁ、と思うんだけど。
 官僚とか、政治家とか、学者とか、大企業の偉い人とか、いわゆる「頭のいい偉いひと」であっても、だいたい、コミュニケーションギャップがかなり大きな場所を衝いていけば、けっこうおもろいしね。
 官僚はムスカみたいなバカかわいいのがけっこういっぱいいるし、政治家は営業の人をより強力にしたような人格の人いっぱいいるし、学者はいろんなタイプいるけどよりどりみどりの動物の群れだし……大企業の偉い人も、けっこうテンプレ人格があるしね。
 そのわりに、この手の連中とか、自分がテンプレ人格に陥っている、とかっていう自覚がないことがけっこう多いので、ぜひそういう気づきを与えるための作品としても機能してほしいですね。
 まあ、気づいたところで、テンプレ人格が治るかって、言われてもなおらないし、治ったところで意味なんてないから、別にテンプレ人格は、テンプレ人格でいいとは思うんだけど。「あ、おれ、いま、テンプレ人格な対応をしていることによって、ディスコミュニケーションが生じてる…?」とか思ってくれると、コミュニケーションってしやすくなるしね。

 まあ、いろいろな意味で、
 ぜひ今後もがんばっていただきたく。


●中間メディアの死。そしてヴィレヴァン

 ちなみに、見たきっかけは、これ2009年あたりから、ヴィレッジ・ヴァンガードに行くと、どこのヴィレッジヴァンガードでも、延々とかかっていて、
 それで見てみたのだけれども、これを紹介してくれたのは、ほんとヴィレヴァンありがとうって思ってる。ヴィレヴァン好きだ、とかそういうタイプではわたしは絶対にないけれど、これに関しては感謝。

 peeping lifeのはなしそこまで関係ないけど、ヴィレヴァンについてちょっと書いておくと、

 10年前とか、ヴィレヴァンに行くと、『AKIRA』がわざわざ棚積みされていたりして、「んなもん、棚積みされなくとも、知ってるわー。なんか、そんなサブカル・ポジションでの、教育とかされてもなー」みたいな。気分だったのだけれども、
これを発掘してきたり、あと最近だと、九井さんの『竜の学校は山の上』とかをプッシュしているのも偉いね。
 本の棚に行くと、相変わらず私から見るとウレセンの文化人系の本が多いので、どうしても微妙な気分になるのだけれども…。
 80年代~90年代ってのは、たぶんサブカルが機能するための中間メディアとしての「雑誌」というものがもっと元気良かったわけだよね。ごく単純に、売れ行き的に。
 『スタジオボイス』『広告批評』『TVブロス』とかね…。
だいたいの雑誌は、2000年代中盤に休刊したり、活動縮小したりしている。あと、昔の『ファミ通』もサブカル雑誌としての機能をもってたんだけど。
 ここらへんの、サブカルが滅びた最大の要因はネットが情報を代替するようになった、ということだけれども…ネットって、思った以上に「シーン」みたいなものを作りだすパワーがないんだよね。
 ネットって本当にサブカル雑誌つくってた連中が意図的につくりだそうとしていた中途半端な世界なんかよりも、情報リテラシーの高い一部の層にとっては、ネットはそれより遥かに「楽園」だとは思う。わたし、いまだにヴィレヴァンのラインナップ見ると、イラッとするもの。「ヴィレヴァンのやりたいことはわかるけどイラッとする」人って、たくさん居たと思うんだけれども、ネットって、ヴィレヴァンと比べるとそこまでイラっとしないんだよね。はてブのトップエントリーとか、2chまとめブログとか見てるとイラっとすることは可能だけど、Twitterの自分のタイムラインをみていても、このイラつきはそこまでひどくならない。
 これはこれで、小さな楽園が無数にできあがっているとは思う。思うのだけれども、ロングテールよろしく、そこそこの教養欲求のある人とかを、ぐっと結びつけるものがなくなっちゃった。物販のレベルで、20万~80万人ぐらいの人々を、いっきょに動員できるものがなくなっちゃったんだよね。
 20年前だったら『AKIRA』って言ったら、マンガ読みやアニオタだけじゃなくて、本読みも、ゲーオタも、音楽オタも、服オタも、映画オタも、美術系オタも、およそ「教養」なるものを捏造することに興味あるひとたちは、みんな知ってた。15年まえ『エヴァ』もみんな知ってた。
 だけれども、いま『まどか☆マギカ』は映画オタや美術オタや服オタは知らんでしょ。同様にゲームで言えば『ワンダと巨像』あたりのタイトルは知らん人多いだろうし、『鈴木先生』『百舌谷さん逆上する』とかはアニオタ、漫画オタ以外はそこまで知らんこと多いでしょう。
 ぜんぶ被ってる人は、たぶん2万人~4万人がいいとここなんじゃないかしら。これ、15年前だったら、サブカル雑誌がこういうものとか取り上げてて、10万人以上は、この手の層はあったんだよね。
 あるいは、もうちょっとメジャーラインでいえば、「浦沢直樹」はMONSTERとか、一冊あたり100万強を売ってるけど、いま、浦沢直樹あたりのポジションの人間がいたとしても、100万強の部数を売ることができるのかどうか…。雑誌メディアが騒いで、流通メディア(問屋というか、主に小売店)が猛プッシュして、それでようやく、100万部って部数は成立してる。

 peeping lifeの売上は10万弱ぐらいらしい。
 この手のサブカル流通としては、本当に驚異的なヒットだと思うけれども、
 この「10万弱」という数字が、おそらくヴィレヴァンという小売店メディアが全力を出したときの最大値でしょう。
 もちろん、peeping lifeは、ヴィレヴァンが頑張った結果、テレビだとかネットメディアでも、話題としてきちんと出まわるようになったので、それだけじゃない、とは思うけどね。
 
 でも、peeping lifeは、もっとメジャーなものになることは可能だろうと思うので、せめて30万部ぐらいの商売に是非なってほしいなあ。(さすがに、100万とは言いません…。)
 peeping lifeを、30万ぐらい売ることができたら、ネット時代の希望のあるコンテンツ・ビジネスのありかたって見えてくると思うのだけれども。現状、peeping lifeがヴィレヴァンがこれだけ本気だして、ようやく10万ってのは、ほんとに中間メディアの死だよなー、としか言いようがない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

他人の会話を傍で聞いてしまってる感覚

森りょういちによるCGアニメーション作品。
「人間をさぼろう」というキャッチコピーのとおり、
みんな現状の何かを投げ出したような人々が主人公。

脱力ゆるゆる系の会話は、ほぼアドリブで展開。
設定のみ提示された役者さんに沿ったストーリーは1話につき約7分。
日常会話であるはずなんだけど、どこかがズレていく。

会話と間が面白い反面、ちょっとムカついてきたりもする。
そのくらい「あ~いるいる、こんな人」っていうリアルさで
話の内容によっては、笑いの差が大きい。

合コンで同じ服を着て行ってしまった先輩と後輩の話「合コンでダダかぶり」
アニメコスプレの大型イベントに来た男女二人を描いた「フェンシングマン」

オタク君の描写があまりにもリアルと評判の「おでん缶販売機」
あ~こういう女の子いる。って呆れる「笑えるカップル会話」
「バカップル インターネットで仲直り」
何やってるんだか・・と思う「郵便局前、午前0時」

爆笑っていうのより、クスクス笑う感覚だけれど、
ひまつぶしと気分転換にはけっこういいかも。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これ結構笑える

1話5分程度のものなんだけど、内容は結構詰まってます。

すべてが漫才形式の押し問答で、彼氏彼女、夫婦、友達、親子、上司部下など、様々な1対1の生活のありそうな話を題材に着色無しに描いてるように思えました。

棒読みの声優も見ていくにつれてマッチしてくるのも困った感じの。

EDの見様な踊りがかなり活かしていました。

カップル編の耳無し法一モードに入った彼女の話が一番
良かったかなぁ(あ~めんどくさくなったねの(笑

ちょっと笑いたい人にお勧めします

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

57.4 205 2009年度アニメランキング205位
宇宙をかける少女(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (155)
887人が棚に入れました
人口増加、資源の枯渇、環境破壊、地球が様々な問題を抱えた結果、人類は生活圏を宇宙空間にまで広げスペースコロニーへ移住することを決意。新たに軌道暦(Orbital Era)が定められることとなった。

そして、宇宙に無数のコロニーが浮かぶようになったO.E.311年。主人公の獅子堂財団の三女獅子堂秋葉は、明るく幸せな毎日を過ごしながら、自分にしかできないことを探し求めていた。そんなある日、突如出現した人工知能搭載型コロニーレオパルドと出会う。そして秋葉を「宇宙をかける少女」と呼ぶ謎の少女河合ほのかに促されるがまま、各地からレオパルドの修復に必要な機材を盗み出すことに。

声優・キャラクター
MAKO、遠藤綾、牧野由依、福山潤、野中藍、黒田崇矢、田村ゆかり、ゆかな、南里侑香、斎藤桃子、中原麻衣、進藤尚美、菊地美香、小清水亜美、矢作紗友里、喜多村英梨、COON、下野紘、木村亜希子、石田彰、小野大輔、鹿野優以、沢城みゆき、銀河万丈

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真の漢になれるか?レオパルド!!

2009年1月 - 6月TV放送。全26話。

制作はサンライズ第8スタジオ。舞-HiMEプロジェクト3作品、及び
『アイドルマスター XENOGLOSSIA』に起用された声優が本作品でも
数多く起用されている。
20世紀の頃から続いてた、一連の旧来のサンライズのアニメ作品の
集大成的な作品である。(wiki抜粋)

サンライズ絡みのネタに限らず声優被りネタ?多種多様なパロディ
が可成りのアニメを見ている人でも見落とすかも?というほど盛り
込まれている。パロは映画や音楽やアイテム他多岐に及ぶ。
キャラデザ自体がパロだったり名前だけとか服装だけとかの場合も
あれば 口癖や仕種という非情に分かり難いものも有る。

基本的には未来SF的な世界観で軌道暦(O.E.)311年の宇宙(そら)を
舞台にスペースコロニー間の戦争?を描いている。

一応はユートピアを極限まで追求するとディストピアになるか?
というような物語をコメディタッチに描いているかな??

因みにテーマは 何事も自己責任 自分の事は自分で決めなければ
と感じました。 色々張られた伏線の回収等期待してはいけません。
凄くキャラや伏線に思わせぶりなブラフが多い作品で しかも基本
コメディ&ギャグ路線ですので きっちりした正しい回答がない物語
を内容が無いと判断する人には向かない作品かもしれません。

色々なテーマが盛り込まれていますが 投げっぱなしととるか?
問いかけだと取るか? そこら辺も視聴の分かれ道でしょうか?

こんなのは所詮人の物語よ!
自分の事は自分で決めなければ など 確り言っちゃってますしねw

メイン以外の何人かの群像劇風に描かれる部分もありますが・・
その他に可成りキーパーソンクラスの登場人物が居て 其々に確り
補足エピソードがあっていい程の魅力がありますが 殆どブラフです。
それこそ その人達にも其々の物語が有るが この物語とは別問題。


スペースコロニーで普通に人類が生活できる程の未来から始まる
O.E.(軌道歴)から更に311年経っているO.E311年の物語ですから・・
科学の進歩はファンタジーの領域に達していても不思議ない自由度の
高さの素(無)敵設定です♪

キャラデザはやや萌系で色彩も明るく服飾デザインや居住空間等は
基本的には現代とそう変わらない物が多く、時より中世から近代~
現代まで様々な生活様式や文化が自由に描かれている模様。

スペースコロニーが舞台なので そういった構造物や乗り物などは
如何にも未来的に確り拘った作画で描かれています。
メカデザは可成り面白い事になってます。敢えてコンセプトの違う物
をごちゃ混ぜにした感じで自由度が高く賑やかで愉しい。

コメディやギャグ描写が多いですが、作画は可成り拘りを強く感じる。
キャラの表情や動きもメカのギミックなどの動きもシーンにアクセント
を付けて 此処ぞ!と活き活きと描かれ愉しませてくれました。

スペースコロニー同士のバトルシーンは唖然呆然・・過去に無いわけ
では無いのだけど・・此処までメインでVSスペースコロニーを描いた
作品を私は知らない・・そのセンスが私には大ハマりしましたw

サンライズだけにコロニー落としはツボったw そうした大技だけ
ではなく 細かいギミックが独特のセンスで描かれ 作画がその動き
をリアルに未来を感じさせ この作風で其処までやる?と笑わせる♪

序盤は如何にも意味深に・・何らかの胡散臭さを持ったサブキャラが
目一杯登場・・物語に奥行きを持たせるだけでなく・・巧く本筋を
誤魔化すというか・・木の葉を隠すなら森の中・・声優さんのネムバ
もあるので予想が難しいw後半~終盤まで何人かは予想外の森側の人
だったというブラフの人物もw それだけ大物声優も多いという感じ。

序盤は特に軽快なノリでテンポ良くコミカルな描写も多く展開。
学園パートなども入り、視聴の入り口としてフル機能してたかな?
時々ギャグ的にシモネタも匂わせる程度にあるけど笑える感じです。

レオパルド(福山潤)絡みのネタがかなりいい感じで愉しめました。
自己中で尊大で毒舌・・思春期ちゃんで中二を患っていて引き篭もり。
褒められて伸びる子らしく・・ガラス細工のように繊細なハート・・
嫌なことがあると自暴自棄になる・・趣味はネットサーフィン・・

物語の方向とか進み具合が解らなくてもノリと勢いだけで1クール
楽しめる感じかな。

一応8話までで一区切りです。9話は閑話休題?10話からは新章突入?
愈々物語が大きな謎に向かって本格的に再始動するようです。

一応折り返し点ではキーマンがある程度揃いますが・・このアニメが
巧いなと思うのは 折り返し点でもまだ終盤の纏めがどちらに向うのか
なかなか探り難いところかな? 巨大な陰謀にとか悪に立ち向かうとか
勝利条件的なものがなかなか出てこない。
次から次へと中ボスですか?というブラフ人物が意味ありげに伏線描写
されるので・・情報が多すぎて絞れない・・というやつです。

そういう意味ではあくまでメインは「秋葉」「妹子」「いつき」「ほのか」に
「レオパルド」というふうに絞られていてブレてない感じかな。

終盤は主人公の描写に少々苛々・・此処に来て苛々主人公全開?っと
不安にさせたりもしますが、其処は周囲の登場人物の魅力を発揮する
大切なエピソードで巧く逸らす感じで展開してクライマックスに向う
前に溜める感じで悪くはなかったかな。

ラストは絶対やってくれる! あれしか無い!って期待してたw
其処もスカッと決めてくれて笑えましたw オチも付いてたしw


@このアニメ QTなんちゃらというシステム関連兵器などでますが・・
たぶん萌の要素の流れで キュートという要素を追求してる象徴かな?

どんな時でもメインキャラのヒップラインは必ずキュートです♪
パジャマ回・水着回だけでなく お風呂回では全裸もあるのにパンチラ
は有りません♪ その代わりに絶対領域描写とヒップラインにキュート
=萌?追求しいて凝縮したようです?w 可愛らしくて笑えます♪w

ベンケイ(内田直哉)やクサンチッペ(田中理恵)などもツボですw
所謂・・内弁慶?とナルシスト?面白く解釈されて描かれている?
ミンタオ(小清水亜美)は何故か・・登場するたびに笑いがw

獅子堂風音(田村ゆかり)獅子堂桜(斎藤桃子)獅子堂神楽(中原麻衣)
獅子堂高嶺(ゆかな)獅子堂ナミ(南里侑香)やはり粒ぞろいな感じ。
エリカ/リリー(矢作紗友里/喜多村英梨)賑やかしには豪華すぎ・・
フリオ・スール(下野紘)エミリオ・スール(石田彰)の存在感は・・
物語の重要なキーマン?特に石田さんは・・やめて・・考察が困難。
馬場つつじ(沢城みゆき)には良い意味で騙された・・てっきり・・。
この石田さんと沢城さんのキャラが近い立場で同時に登場するので
序盤は可成り違う方向に妄想してしまいました^^;
銀河万丈さんや小野大輔さんやら・・やはり豪華といえるレベルかな。

2クールだったので面白おかしく観れたかもしれないけど・・単純に
14話までを学園パートを増やして1期として・・残りで2期やって50話
くらいになっても・・私は喜んで楽しく観たと思う・・少し残念^^;
サンライズならやれたと思うのだけどね・・

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

ノイマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

人類の未来のあり方を示唆するような題材だが・・・

 この作品を選んだのは、あのガンダムを手がけた矢立肇(架空の作者、バンダイの企画グループ)の作品であったため。タイトルはもちろん「時をかける少女」をもじったものであると思う。ブレンディの原田知世主演で初の映画化されて有名になった作品であるが、映画化が4回あるので、最新の2010年版で皆さんは知っているのではないかと思う。
 さて、本題に。サンライズの手がけるいつもながらの壮大な宇宙に広げられるSF宇宙アクションものである。地球が人の住めない環境となり、宇宙で暮らすという、いつもながらの設定だが(地球には、一応、人間が住んでいるとの設定ではあるが)。宇宙コロニーで暮らす物語で、まあ、ロボット対戦的なストーリーがメインの展開である。
 喜劇王、チャールズ・チャップリンの映画作品「モダン・タイムズ」に象徴されるように、宇宙コロニーを人工知能による制御=統治させるコロニーが出てきて、人間を世界という名の歯車に見立てた人間の幸せのあり方について、人々に問いかけている。「エヴァンゲリオン」や「ソルティレイ」などにも描かれている、人工知能が世界を統治するというお題についても描かれているわけだが、この作品においては、人工知能が模索する「人間の幸せとは」という思慮深い一面があることを見逃してはならないと思う。これは、昔、光瀬龍作、萩尾望都が漫画化している「百億の昼と千億の夜」という作品にも描かれており、ここでも、箱人間の話が登場し、人間の生きる意味合いが問われている内容があります。果たして、人が生きる意味とは何なんでしょうかね。(製作側も「百億の昼と千億の夜」を意識しているとは思いますが)もしかしたら、我々も統治されてはいないのだろうか。
 一見、戦闘ロボットや美少女がいっぱい出てくる男性向けの作品のように思われがちだが、女性にも十分楽しめる内容じゃないかな。主人公の秋葉の思いは、現実の誰しもが悩んでいる自己の存在の意義である。「灼眼のシャナ」においても、死者であるトーチの坂井雄二がシャナに対して「存在」の意味を追求したように、死者じゃなくとも自己の「存在」の意味を深く考えさせられるきっかけになると思う。
 私自身、自分が生きている意味や意義はわからないが、生きていてよかったなと思うのは、これだけいろんなアニメが見れていることであるなのは間違えない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

会話劇を楽しむSFコメディ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
サンライズだし、コロニーだし、普通に観れば、SFアニメ。でも、SFとしては話が破綻しすぎです。基本的に、ギャグアニメ、日常系アニメとして観ましょう。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とにかく、レオポルドが良いキャラしてました。

コロニーが人格をもっているという世界観は面白く、それぞれに個性的なコロニー達が繰り広げる会話はテンポが抜群で、クスッと笑えることが何度もありました。コロニー対コロニーというバトルも、新しい試みだったと思います。当時としては、作画も悪くないし。

が、「迷走」という言葉がぴったりと似合うストーリーは頂けない。伏線はほぼ回収せず、突然意味不明な言動を繰り返すキャラクター達。途中からシリーズ構成が変わったのが、象徴的だと思います。

当時はそこそこ楽しめましたが、今、観るとどうかな? なアニメでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

57.4 205 2009年度アニメランキング205位
ミラクル☆トレイン 大江戸線へようこそ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (75)
498人が棚に入れました
都市伝説『ミラクル☆トレイン』。東京の地下鉄には、出会えた者にきっと幸せが訪れる、奇跡の電車が存在するという。1人の淑女が改札を通ると、表示されたのは「Welcome to the Miracle☆Train」の文字。気付かずに乗り込むと、そこには他の乗客が存在しない異空間が広がっていた。不思議がる彼女に、話しかける6人の男子達。
「ようこそ!ミラクル☆トレインへ」何と彼女は出会ってしまったのだ、奇跡の電車に。
悩みを抱える淑女しか出会うことの出来ないその電車には、美麗な6人の男子達が乗っていた。
そう、6人の駅達が―――

声優・キャラクター
KENN、杉田智和、置鮎龍太郎、小野大輔、梶裕貴、森田成一、藤原啓治、石田彰、さかいかな、内田彩、渕上舞、砂倉加奈子、名塚佳織、仙台エリ、本多陽子、こやまきみこ、保村真、小清水亜美、岡田栄美

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イケメンになった駅たちが迎えてくれるハートフルコメディ

東京の大江戸線の駅をイケメンに擬人化した漫画・ノベルが原作で、
このTVアニメ版では「都庁前」「新宿」「六本木」「月島」「両国」「汐留」
の6人と車掌、小学生くらいの少女であるガイドのあかりちゃんを中心に
1話完結型、全13話のオムニバスで物語が展開していく。

毎回、女性キャラをゲストに乗車させ、その人の悩みを解決するという話なのだが
前半はたいした悩みでもないし、解決法もあまりに簡単で
ホストクラブのような出迎え方や雰囲気に慣れるまでは
これって単なるコメディだよな?としか思えず、ただ気楽に笑って観ていた。
それでも、音楽や作画はきれいだし、以前通い慣れた駅やその周辺、
見慣れた景色が度々登場するので懐かしかったり、嬉しかったり。
それに各駅ごとに壁やベンチやホームのデザインがそれぞれ違う大江戸線ならではの
キャラ設定も、なかなかで楽しく、6話以降からは俄然面白くなり、
気づけば一気に観てしまっていた。

個人的には、手違いで乗ってしまった男性客の9話に、
共感してしまう意外な部分があって面白かったが、
いきなりアクション編な10話は懐かしい刑事ドラマを思い出して楽しかったし、
じんわりと涙してしまった11話もなかなか良かった。

内容的にはやはり女性向きに作られているのだろうけれど、
大江戸線や沿線の豆知識的なことも同時に知れるのは見所のひとつかも。

そのほか、駅周辺に日本茶インストラクター協会がある汐留くんは
日本茶を淹れるのが上手だったり、
吉良邸がある両国くんが忠臣蔵をはじめとする時代劇マニアだったり
もんじゃ焼きで有名な月島くんは、しょちゅうもんじゃを焼いてたり・・
それだけでなく、セリフなどの随所にも駅構内や駅周辺にちなんだものがあり
それぞれ個性豊かなので、さまざまなキャラを楽しむのにはオススメ。

ちなみにメインキャストの雰囲気はというと。

「都庁前」・・生真面目なリーダーのメガネ男子
「新宿」・・どう見てもホストにしか見えない
「六本木」・・無口で温和。なぜかいつもパソコンに向かってる
「月島」・・冷静沈着なもんじゃ好き
「両国」・・江戸っ子口調で大雑把な雰囲気だが人情家
「汐留」・・一番最後に完成した駅だけあって末っ子的存在の甘えん坊

以上の駅のほか、「東新宿」「西新宿五丁目」「新宿西口」が
「新宿」の兄弟として登場したり、クールな良きパパ「飯田橋」や
ワイルドな「大門」、やさしそうな「豊島園」なんかもチョイ役で出ていた(笑)

今まで、あまり擬人化アニメを観たことがなかったが
物語さえしっかりしていれば、けっこう面白いものだね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

welcome to ミラクル☆トレイン♪

全13話。
こちらは地下鉄大江戸線♪
悩める淑女だけ(僕も淑女!∩`・◇・)ハイッ!!)が乗車できるというミラクル☆トレインのお話です。

淑女たちを迎えてくれるのは6人の男子たち…
でも彼ら…人間じゃあ、ございません…
彼らの正体は…なななんと!“駅”です。“station”です。
なんと斬新な…駅を“擬人化”しちゃったアニメです((*´∀`*))ヶラヶラ

そんなミラクル☆トレインに乗車しちゃったら、悩める淑女も当然ポカ───(´゚д゚`)───ン
なワケですが、観ている僕だってポカ───(´゚д゚`)───ンですよww

見た目は逆ハーレムにみえますが、毎話別の淑女が乗車するので、主人公の女の子を巡る恋模様を描いているわけではありません。
物語は1話完結。前半は続けて観るとちと疲れるw
内容はベタっちゃ、ベタな内容ですが6人の駅たちの個性のおかげで笑えるところもあったり、鉄道豆知識もあったり、意外と飽きずに観れちゃいましたw
10話でケラケラ笑い、11話では展開読めるのに不覚にも涙が一筋流れました…(僕の涙腺は弱いです)
12・13話はびっくり展開!あの子がこんなことに!?

~ミラクル☆トレインで会える駅たち~
☆都庁 前(とちょう さき)cv.杉田智和-よくも悪くも真面目なメガネくん
☆新宿 凛太郎(しんじゅく りんたろう)cv.置鮎龍太郎-キザで甘いセリフを言い放つ
☆六本木 史(ろっぽんぎ ふみ)cv.KENN-主人公ポジションながら影が薄い…
☆汐留 行(しおどめ いく)cv.梶裕貴-子ども扱いされてからかわれてる、青目金髪、げんきなコ
☆月島 十六夜(つきしま いざよい)cv.小野大輔-もんじゃ大好き、穏やかで気配りさん
☆両国 逸巳(りょうごく いつみ)cv.森田成一-時代劇をこよなく愛する熱血漢
☆とくがわ(駅じゃないよ、犬だよw)cv.石田彰-つっこみ担当…だが、犬だ。

~その他登場するいい声w~
羽多野渉・前野智昭・鈴木達央・日野聡・井上和彦

-声の病人のひとりごと-
公式サイトをみると、まだまだたくさん駅の方がおりまして…ぜひ続編がほしいところww

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

移動ホストクラブで行く、ぶらり沿線の旅

乙女向けのイケメンに擬人化された”駅”が(『エキメン』というそうです)、乗客のために奮闘する一風変わった物語。
1話完結で、都営地下鉄大江戸線の鉄道や駅、沿線の町についてのウンチクを交えながら、ミラクルトレインに訪れる様々なお客様のお悩みを解決していきます。


正直、前半は苦行でした。
乙女向けをコンセプトに作成されているので当然といえば当然なんですが、イケメンどもが客を連れまわしてデートしてれば、勝手に女の方から納得して悩みが解決!という薄っぺらな展開と、テンプレート的なキャラのカッコつけが鼻について、どうにも、こうにも・・・・


てか、何でこんなの見てんだ?俺?
・・・・・ 女性が、萌えアニメ見て抱く嫌悪感ってやつが理解できた気がします ・・・・・
ま、どうでもいい事ですね
失礼しました


さて、話を戻して。
前半はアレでしたが、どっこい中盤以降、変わった乗客が乗るようになってきたあたりから俄然面白い。
ホストみたいな直球色仕掛けではなく、右往左往しながら悩みを解決しようとする男どもに愛嬌がでてきます。
バラエティに出てヨゴレをやるジャニタレを見て好感を抱くような心境とでもいいますか、
ともかく、人間味が感じられるようになってからはエキメンらが魅力的に見えました。
いや、まぁ、人間じゃなくて”駅”ですけどねw


ラストは多少強引ではあるものの、それなりにまとめて完結させてあります。
一応、ハッピーエンド・・・・でいいのかな? ちょっとニヤッとしちゃいました。


男性にはオススメはしません。
あまりにも乙女向けすぎ。
変わった設定が面白いし、後半の人情話はなかなかイイので、女性の方には楽しめる作品ではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

57.4 205 2009年度アニメランキング205位
けものとチャット(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.2 (13)
31人が棚に入れました
一見は普通の女子高生だが、実はネコと話すことができる毛野本茶々。ネコ好きにはたまらない能力を持つが、個性豊かなネコたちのナマナマしいリアルな会話内容のせいで、本人は面倒くさい能力だなと感じる日々を送っていた……。『まんがくらぶオリジナル』連載、みずしな孝之原作の4コマ漫画が“新感覚ニャニめーしょん"と銘打たれてOVA化。原画は原作者自らの描き下ろしとなっている。主人公の茶々役に坂本真綾、茶々の親友・深冬役は矢作紗友里、大のネコ好きなのにネコたちから恐れられてしまう生徒会長役には植田佳奈を起用している。

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ニャーニャーニャー。

 高校生の毛野本茶々は、ネコに愛されネコと話ができます。

猫派のニャンキチにとっては羨ましい限りであるが、このアニメに出てくるいろんな猫たちと茶々との会話が笑える。

ネタバレを書くと観る時に面白さが半減してしまうので ネコ好きの方のみ楽しんで観てください。

一つだけ 相田みつをさんではなく にゃつをの名言というか迷言が出てきます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

57.2 208 2009年度アニメランキング208位
灼眼のシャナたんG(その他)

2009年10月23日
★★★★☆ 3.5 (14)
72人が棚に入れました
OVA『灼眼のシャナS』第I巻(Blu-rayおよびDVD特典)

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

悠二がミニキャラになったのは初めてかも

前作が7分ぐらいと徐々にショートアニメとして長くなっていたなかで本作は4分ぐらいと割とコンパクトな感じ。

内容としてはやや下ネタ多めながらいつも通りかなと思いきや悠二がミニキャラとしてシャナと立場逆転となっていたのは面白かったかな。あと、今回は吉田さんのキャラがより強烈な感じだったのと、マージョリーが過去作より出番があった印象。その代わり、ヴィルヘルミナやヘカテーが登場しないわけだけど、本編の短さとも相まってそれなりに楽しい作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

アニメより下ネタ満載

結構ぶっ飛んだ感じになっています

アニメ版より下ネタが多くチョット壊れたキャラたちが見れます

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

56.9 209 2009年度アニメランキング209位
極上!!めちゃモテ委員長(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (33)
218人が棚に入れました
『極上!!めちゃモテ委員長』(ごくじょう!!めちゃモテいいんちょう)は、にしむらともこによる日本の漫画作品。\n【ストーリー】高校二年生のクラス委員長、北神未海は、中学の卒業式に失恋してから一念発起。モテる女の子になるためにパーフェクトな委員長を目指して日々努力中!\nクラスメイトの恋やおしゃれの悩みを完璧なアドバイスでスバッと解決しちゃう、頼れる憧れの委員長!! 一方で、自分はクラスメイトの東條潮に片思い中だが、いつも肝心なところで邪魔が入り、なかなか告白できないでいる…。\n果たして未海は、パーフェクトな『めちゃモテ委員長』になれるのか?そして、気になる恋の行方は…??\n恋やおしゃれに悩む女の子達のお手伝いをしながら、未海と一緒にワンランク上のモテ子を目指す、学園ハートフルストーリー☆

声優・キャラクター
小川真奈、千葉千恵巳、大島崚、安倍龍太郎、渡辺友裕

eqeUC98751 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

色んな意味で惜しい作品

中学生の頃に放送していたけど、きらりんレボリューションがまだ放送されてた時から原作を読んでた!

声優陣は個人的にキャラクターと年齢が近くて、未梅ちゃんの声も理想通りだった。
子供向けかと思って見ても割と大人でも活用できるアドバイスコーナーもあったから良かった!

残念な点
・CG
前回のきらレボに影響されて未熟なCGがメインになってしまったのが残念だった!原作の落ち着いた感じの絵柄が好きだったのにそれをぶち壊した感じがあった。
・南雲の声優が不自然
代永翼さんと村瀬歩さんみたいな声をイメージしてたのに期待外れだった。

・2期の存在
アニメオリジナルの展開にされて、原作の尺が殆どカットされてしまったのが残念だった。
アニメオリジナルのキャラクターの態度がウザイ

私はどちらかと言えばちゃおを買ってめちゃモテ委員長を読んでた読者だったので期待外れな所も結構多かったです。

めちゃモテ委員長が商業的に失敗した原因は恐らく、内容が女子高生向けで、女児が喜びそうな魔法少女やアイドル物のファンタジー要素がなく現実世界の学園物のストーリーが大人っぽすぎて女児に受けなかったのが大きかったと思います。
そのせいでターゲット年齢を上手く固めることができなかったのが懸念されたと思います!
ちゃおよりも、りぼん 花とゆめ マーガレットの方が適してたのではないかな〜と個人的にそう感じました。

アニメは賛否が分かれますが、隠れた名作なのでオシャレを勉強したい方には是非オススメしたいです!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

一条華蓮 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

学校でできるオシャレ 美意識も磨かれる

見ていると、美意識が再燃。
怠っていた手入れがしたくなるし、お洒落アイディアが浮かんできて、取り入れたくなった。

少女漫画だし、子供っぽいと偏見を持っていたが、割と大人でも取り入れられる知識も入っている。
さすがに「モテ」という言葉はどうかと思うが、弁当の工夫や、可愛く見えるマフラーの結び方なんかは女性なら年を問わず取り入れたくなると思う。

特に気に入ったのが、夏の日焼け対策をコンセプトにしたファッション。全身長袖でもイスラムみたいにならないで涼しく見える服 なんて発想は無かったので、そういう風に考えて服を選んでみようと思った。

全部で100話あり、やっと80話。一気に見ると
「このキャラ、お洒落のことばかり考えててバカだな。内面磨くとか口だけじゃん」
という気になってくるので、適度なペースで見るべき。

あと、声優がキャラと同年齢くらいの方を使っている。
それが結構自然で良かった。プロだとあんまりリアルな学園の感じがなくなって身近に感じられなかったと思う。

主人公なんて、おはガール。しかも声優自らコスプレしてキャラになりきってコーナーを設けてメチャモテコーデ!とか言ってるのは痛い(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ARIA⌒★ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

はっきり言ってひどい…

この漫画ファンです^^; 私が小学生の頃から大人気な少女漫画でづ!ちなみに私も買ってました。アニメ化したっていうのでわくわくして観てみたら…なんか裏切られた気分になった
動きはCGで違和感がすごくあるし、声もひどい!キャラデザも原作の可愛さやカッコよさを無くしてしまっているような気がしてならない><
声は見事に合ってないし感情も入ってなくて観る気が一気に失せました。

まぁ漫画だけで十分です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

56.8 210 2009年度アニメランキング210位
空を見上げる少女の瞳に映る世界(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (106)
667人が棚に入れました
『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』の制作で知られる京都アニメーションが、オリジナル企画を立ち上げ、制作・販売を行う『京アニプロジェクト』の第1弾アニメ。 主人公の少女ユメミには、特別な力があった。それは、空に浮かんでいる不思議な島々が見えること。しかし、友人たちは誰一人としてその島を見ることはできなかった。そんなある日、突然、赤い髪をした少年がユメミの前に現れる。彼の名前はムント。彼は、ユメミが見ていた天上世界の一国、魔導国から来たという。バランスを崩しつつある“天上界”と“地上界”の危機を救うには、ユメミの力が必要だというムント。あまりの突然のことにユメミは戸惑うが、世界の危機を救うべく立ち上がるのだった。

声優・キャラクター
相沢舞、小野大輔、堀川千華、今野宏美、高橋伸也、水原薫、平松広和、井上喜久子、内田彩、稲田徹、若本規夫、白石稔、田中涼子、松元惠、土谷麻貴、斎藤楓子、遠藤広之

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

初のオリジナルは、京アニさんの原点を感じる作品でした。

京アニさんはAIR、Kanon、CLANNADなどKey原作のゲーム作品の制作を経て、この作品…初のオリジナル作品に辿り着きました。

木上益治さんの監督2作目でもあるこの作品は、2009年の冬アニメとして放送されたそうです。
私が本格的にアニメの視聴を始める3年も前の作品…今から10年も前の作品であるにも関わらず、あまり10年のギャップが感じられないんです。

勿論、今の京アニさんの技術やクオリティと比較するつもりはありません。
機材やコンピューターも進歩していますし、何よりこれまで地道に培ってきた努力と技術の厚みが違いますから…

それに…演出もきっと今と10年前では天地ほどの差があるのでしょうから、キャラの服装などには若干の古さは感じるものの違和感のあるレベルではありません。

何より、純粋にアニメーションとして作品を捉えてみると、京アニの原点を感じさせる作品と言えると思います。
最初に気付いたのは何気ない日常の1シーン…具体的にどんなシーンだったかは定かではありませんが、道端に咲いている花や草木にハッと息を呑みました。
ありふれる「生」の躍動が描かれているヴァイオレト・エヴァーガーデンの1シーン…
風になびく植物たちの動きが、この作品の1シーンとオーバーラップしたからです。

それに髪の毛や洋服が風になびく様だってみんなバラバラですし、視線を引いたカットにおける周囲の人の動きなどにも余念がありません。

勿論、京アニさんの歩んできた10年間の歳月があるので全く同じという訳ではありません。
私が言いたかったのは、こういう日常の1シーンに「京アニさんらしさ」という刷り込みが10年前から行われていたこと…これって凄いことだと思うんです。

だから、ユーフォやヴァイオレットちゃんのクオリティが鬼懸かっているのは、ある意味当然なんだと思います。
だって、こういう努力や研鑽を積み重ねてきた結果なんですから…


他の人とは違う空が見える中学生ユメミのもとに、天上世界の魔道王を名乗るムントという男が現れ、2つの世界を救えと言われる。


あらすじとしては、少し雑な気もしますがwiki先生のあらすじを引用させて頂きました。
京アニさんの公式HPにもこの作品のストーリーは記載されているのですが、ネタバレ要素が含まれているので…

これまでの実績からか、オリジナル作品ですがSEなどに多少のゲームっぽさが感じられたり、企画に八田陽子さんのお名前があったりと、今とは異なる面が見受けられますが、これら全てを京アニさんの歴史と額面通り受け取ってよいんだと思います。

何度もハッと息を呑む作品…とは、きっとこういう作品の事を言うんだと思います。
やっぱり木上益治さんは物凄い方なんですね。
この作品で木上さんは監督・シリーズ構成・脚本・絵コンテ・演出・OP絵コンテ・OP演出を担当されたそうです。
木上さんの魂の込められた作品と言っても過言では無いと思います。

オープニングテーマは、eufoniusさんの「アネモイ」
エンディングテーマは、Ceuiさんの「光と闇と時の果て」と「心の翼」

1クール全9話の物語でした。
確かに今の京アニさんの作風とは少し違いますし、思い切りファンタジー寄りの作品も最近の京アニさんの作品ではあまりお目にかかれないです。
でも京アニさんを知る上で、絶対に視聴の欠かせない作品だと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

キャラに萌えられて泣ければいい…という京アニの原点ではあります。

 ついにdアニで配信開始して見られました。オリジナルは2003年以降のOVAで、その後TV化されたらしいですね。京アニ作品なので見たかったものです。

 壮大な過去、舞台設定のわりに話はこじんまりしています。要するにヒロインが世界を救う気になればいい話です。少女に2つの世界の未来がかかっているみたいな世界系の要素に見えますが、世界を救うと失われるものがない気がしますので、厳密には世界系ではないです。それぞれのキャラの行動原理がパーソナルすぎて思想も感じられません。

 友情とか心とかボーイミーツガール的な要素もありますが、すべてファンタジー物語を動かすための要素でしかありません。

 ですので、さすが京アニオリジナル。ほぼ深さがないです。テーマ性、人間ドラマ、文学性のどれをとってもほぼゼロです。キャラ極振りのファンタジー物語です。感動といわれても、めでたしめでたし的なカタルシスしかありません。

「萌え」という言葉が広がった時代です。キャラ萌えを最重要なファクターとして、キャラを動かすために世界系っぽいラノベファンタジー的舞台を作ったという感じすらあります。
 何がいいたいかというと脚本は圧倒的に弱いです。キャラの活躍を見ると言う意味で、アニメ作品としては意味があるかなあという感じでした。

 京アニ作品は、この後作品のレベルがどんどん進化してゆきますが、結局はテーマや思想度外視で、キャラに萌えられればいい、面白いか泣ければいい、になって行きますので、原点と言う意味では納得感はあります。
 京アニのミニスカ短すぎる問題はここからもう見られましたね。つまり、萌えキャラありきという事でしょう。

 そして、キャラデザが1~3と4~6話、7~9話で全然違います。キャラの同一性が保てないレベルで違います。作画の水準も4~6話が最高で、7~9話はかなり残念です。
 背景美術もすごいところはすごいのですが、日常と異世界のニュアンスの差で見づらい事。
 あの京アニでもこんな時代があったんだ、というレベルの安定感の無さで、残念作画の混入が多かったです。

 ということで、総評です。ストーリー…物語はキャラを動かすためのものでしかなく、因果関係と盛り上がり、結論、友情っぽいなにか、死別的ななにか、悪役がいればいいというレベルで物語性は低いです。当然、テーマ・思想・文学性は感じられません。
 キャラはまあ、少女ヒロインとしてよく動いていましたが、動いていただけです。「がんばり」に萌えられれば良いのでしょう。
 具体性のないレビューになりましたが、考察するための深さがないのでこんなものでしょう。

 画面は一部凄いなあ、と思う部分もあります。とくに異世界の戦闘シーンには見るべきところがあります。OPも高水準です。しかし、悪いところが混入するのはいただけません。キャラの同一性は問題外です。

 なんとなく今につながる京アニの思想性が見えたかなあという感じで、歴代の京アニ作品の評価を見直したくなる気分です。

 ところで最後はセーラームーンオマージュ?

 なお、監督さんを初め、スタッフさんの中に例の事件の故人がいらっしゃいます。その点での気持ちはなくはないですが、作品評価とは別にしました。


 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

守りたいと思う気持ち♪

MUNTOシリーズ。京都アニメーションが自主制作した
「京アニプロジェクト」第1弾ファンタジー作品のTV版。
続編のOVA第2作『MUNTO 時の壁を越えて』の後の作品。
OVAを原点に、2009年にテレビアニメ版が放送された。
のちに続編『天上人とアクト人最後の戦い』が公開。

OVA「MUNTO」2作品に新作カットを加えたディレクターズ
カット版として放映された。全9話。
音楽は全て本作オリジナルで、声優もほぼ全員変更。

OVAの映像をそのまま流用している部分がありますが
元々雨上がりの水溜りに反射する背景等綺麗だった♪

音楽は雰囲気を向上させて自然に入れ替えられてる?
OP/EDも結構いい感じで好きです♪

ムントの小野大輔さんへの変更も普通に良かった。
若本規夫も良い味出してますね♪
バランスというか・・ヒロイン劣化した気が・声優の
起用って個々のキャラ毎に上手くあてても・・全体の
バランスで欠点になってしまう人ができたり・・特に
メインヒロインだし・・追加カットもあるので、より
いっそう目立ってしまう・・

キャラデザや個性等のイメージは声優の演技で大きく
変わってしまうなと実感。例えば苦手だったムント等
変更ないのに良く見えるし・・。

それでもできれば新作として作り直して欲しかった・・
まぁエンドレス8を思えば全然マシな予算稼ぎだけどw
「天上人とアクト人最後の戦い」に活かされたのかな?
それとも宣伝効果的なモノ程度だったのか・・
映画も新作カットを追加したディレクターズカット版。

OVA1作目が3話迄、OVA2作目が6話まで。つまり3話以降
はキャラデザも作画もキャラも成長(向上)している♪

新作カットは主にキャラの掘り下げや派手なバトル等
印象深くするための描写が多い様に感じた。
一気にSF色の強い描写が増える戦闘シーンの多いパート。
そこそこ良い感じで迫力のあるシーンや新キャラが・・
OVA2では二人が抱き合って終わるが・・此方は良い感じ
で追加シーンの補填が有る♪キャラデザは一気に京アニ。
あ・・もともと京アニだけどw

7話以降は新作で・・劇場版の序盤としての部分かな・・
派手な描写や穏やかな描写にコミカルな要素も多数含み、
緩急が大きく盛り上がっていく。

9話・・良い最終回だ・・まぁメッセージは理解できる。
1作目のOVAからずっと基本は一緒だ。

って・・この後映画有るんだけど・・

えぇ~・・天上人とアクト人の最終決戦・・

ん~・・視るのが怖いなぁ~・・

リュエリが語ってるんで凡そ予想ついてしまうから・・

此処で終わっても十分綺麗だなと思うのだけど♪
如何にも京アニっぽいキャラデザや作風になって・・
一般受けはしそうだけど・・内容的にはキャデザ・・
服飾とか・・媚び過ぎた感じになったような・・


日高ユメミ 相沢舞
ムント     小野大輔
小野イチコ 堀川千華
今村スズメ 今野宏美
高森カズヤ 高橋伸也
戸部タカシ 水原薫
日高シゲル 平松広和
日高ノゾミ 井上喜久子
日高チカラ 内田彩
ガス     稲田徹
グンタール 若本規夫
グリドリ 白石稔
リュエリ 田中涼子
トーチェ 松元恵
イリータ 土谷麻貴
ライカ     斎藤楓子
ルイ     遠藤広之
長老     城山堅

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

56.7 211 2009年度アニメランキング211位
青い文学シリーズ 桜の森の満開の下(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (12)
70人が棚に入れました
坂口安吾による集英社文庫『堕落論』に所収された『桜の森の満開の下』を原作とするアニメ。日本の文豪たちの名作を扱ったオムニバスアニメ『青い文学』の第5~6話として放送された。 自らを優しい山賊だと称する猛勇・繁丸。ある日、桜の木に対して理由もわからぬまま恐怖を抱いていた彼は、出くわした旅の一団から金品を奪うだけでなく、一団の中にいた女・彰子に魅かれ、他の一行を斬ってしまう。だが繁丸が考える以上に彰子はわがままで奔放な性格だった。彼が暮らす家に彰子を連れて行くものの、彼女は繁丸と住んでいた元もとの女房たちを殺すよう示唆。はたして彰子の言葉に踊らされるがごとく繁丸は女たちを斬り捨てていった……。 本作の実制作はマッドハウスが手がけた。なお『青い文学』は集英社文庫の「ナツイチ」キャンペーンで集英社の人気漫画家が表紙に描いたビジュアルを原案としており、本作は『BLEACH』の久保帯人がその役を担った。
ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

作画と話があわない(笑)

青い文学シリーズ、これは様々な有名文学小説をアニメ化したもの、一番の見どころは『人間失格』かな。後なぜか全作品の主人公は堺雅人が担当している。
作画だけ見るとラブコメや日常アニメのように見える、けど内容は鬱アニメに近い、何でこんな作画にしたのだろうかw人間失格と同じでよかったんじゃない?
【あらすじ】
{netabare}昔、鈴鹿峠に山賊が棲み着いた。通りがかった旅人を身ぐるみ剥がし、連れの女は気に入れば自分の女房にしていた。山賊はこの山のすべて、この谷のすべては自分の物と思っていたが、桜の森だけは恐ろしいと思っていた。桜が満開のときに下を通れば、ゴーゴーと音が鳴り、気が狂ってしまうのだと信じていた。
ある春の日、山賊は都からの旅人を襲って殺し、連れの美女を女房にした。亭主を殺された女は、山賊を怖れもせずにあれこれ指図をする。女は山賊に、家に住まわせていた七人の女房を次々に殺させた。ただ足の不自由なビッコの女房だけは女中代わりとして残した。わがままな女はやがて都を恋しがり、山賊は女とともに山を出て都に移った。
都で女がしたことは、山賊が狩ってくる生首をならべて遊ぶ「首遊び」であった。その目をえぐったりする残酷な女は次々と新しい首を持ってくるように命じるが、さすがの山賊もキリがない行為に嫌気がさした。山賊は都暮らしにも馴染めず、山に帰ると決めた。女も執着していた首をあきらめ、山賊と一緒に戻ることにした。出発のとき、女はビッコの女に向って、じき帰ってくるから待っておいで、とひそかに言い残した。
山賊は女を背負って山に戻ると、桜の森は満開であった。山賊は山に戻ったことがうれしく、忌避していた桜の森を通ることを躊躇しなかった。風の吹く中、桜の下をゆく山賊が振り返ると、女は醜い鬼に変化していた。全身が紫色の顔の大きな老婆の鬼は山賊の首を絞めてきた。山賊は必死で鬼を振り払い、鬼の首を締め上げた。
我にかえると、元の通りの女が桜の花びらにまみれて死んでいた。山賊は桜吹雪の中、声を上げて泣いた。山賊が死んだ女に触れようとするが、女はいつのまにか、ただの花びらだけになっていた。そして花びらを掻き分けようとする山賊自身の手も身体も、延した時にはもはや消えていた。あとに花びらと、冷めたい虚空がはりつめているばかりだった。{/netabare}
まあwikiに書いてあることパクっただけなんだけど。めんどくさいから参照書かないよ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

56.7 211 2009年度アニメランキング211位
空想少女(Webアニメ)

2009年12月16日
★★★★☆ 3.3 (14)
33人が棚に入れました
第19回CGアニメコンテスト佳作。
ネタバレ

ぺし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

どこまでかな? それは見てのお楽しみ

約6分の無声アニメ。
やっぱりこの人の作品の感想を書くのは難しいです(-_-;)

独特な雰囲気と絵柄、少し怖さを引き立たせるBGM、ん~やっぱりゲームっぽい(FFⅨ、サイレント・ヒル、バイオハザード辺り…)
この感じ大好きです♪

登場人物は一人の空想する女の子…と一匹のネズミです。
短い時間で不思議な感覚に触れたい人にオススメです(*^^*)

{netabare}
途中で空想の中に出てくるテレビ。
あの画面に色んな人の目が映るけど、あれは俺達見てる側を指してるのかな?
まぁ 良く分かってないから、的外れかもしれんけど(笑)
{/netabare}

他の作品に「ひとりだけの部屋」があります。これも不思議な感覚に包まれます。約10分なので、この作品が気に入ったら見てみると良いかも(^_^ゞ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

オブ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

頑張った感

暗くてサイケデリックなデザイン、発想は好きです。
個人的にその中にカートゥーンのようなキャラクターや動き、それに反する暗い色使いが加わってくどいと感じました。

無声アニメなので映像と音で作品を評価するとなると視聴者の感性で評価は分かれると思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

くまきっちん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ちょっと暗い教育テレビ2

こちらも「ひとりだけの部屋」に似たような感じです

暗い感じがありだんだんと迫ってくるなどで視聴者をドキドキさせるかもしれません

こちらも低年齢層にはお勧めできません

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

56.6 213 2009年度アニメランキング213位
キディ・ガーランド[KIDDY GiRL-AND](TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (103)
587人が棚に入れました
伝説のESメンバーであるエクレールとリュミエールが星の輝きに消え、遥かな時が流れた星暦(スターズ・センチュリー)0379年「GTO(銀河系貿易監視機関:Galactic Trade Organization)」の本局ビルでは、イヴェール局長の下で様々な局員達が働いていた。喫茶室「Touch&Go」のウェイトレスのアスクールとク・フィーユも、その一員である。ESメンバー見習いでもある2人は、騒動を起こしたり巻き込まれたりと紆余曲折しながらも、少しずつ成長していく。
ネタバレ

Yuyu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

爆死した理由が分かりやすい

{netabare} ヒロインの唇は安くない。{/netabare}
これが分からない作品は軒並み爆死してますがこの作品も自分から地雷を踏んでいきました。

一応、1期を見なくても見られるアニメです。

ストーリーは前作よりパートナーの絆を強調してます。個人的にですが作画もストーリーも見易くなっているとも思います。ただ1期からのファンからすれば別物の印象は強くなるんじゃないかな。後、百合嫌いは絶対に見ない方が良いです。この作品は百合成分増し増しで作られてます。

別に幼女とのキスやらパートナーとのキスやら何も偏見はないのでそれはいいんですが、ただ{netabare}ネトラレ{/netabare}を好むのは一部の変態共だけなのは脚本家共に学習してほしい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

何と言えばいいのか

前作が女の子のかわいさを出したいのに、やたらとSF要素を盛り込むもんだから説明不足で難解な部分も出て来てしまったのに対して本作は脳天気娘アスクールと小姑クフィーユのコンビで活躍していた。暗い部分が無くなっただけ楽しく観る事はできたのだが、SF物語としては面白くないしメカやバトルシーンも手を抜き過ぎ。ディアはどう見ても3歳くらいにしか見えないしクフィーユは30歳くらいに見えるのだが、この二人が同じ歳で8歳と言う設定には無理があるのでは。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

SIN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タイトルなし

前作がけっこう好きなので期待してましたが、あれれ?という印象を若干受けました。主人公が交代したせいなのか?時代のせいなのか?前作より個人的に萌えとかコメディの要素がかなり強くなった感じがしましたねw

あと前作の時系列からだいぶ時間がたってますが前作の主要人物も登場します。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

56.5 214 2009年度アニメランキング214位
ヒゲぴよ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (12)
90人が棚に入れました
祭りの屋台で売られていた、ヒゲを生やした一羽のヒヨコ。
「ヒゲが生えているから、今日からおまえはヒゲぴよだ!」
漢気がある、かわいいだけのヒヨコじゃない、常識を超えたウルトラヒヨコ!伊藤理佐が描く新世紀アニマル四コマ、ついにアニメ化!!

声優・キャラクター
朴璐美、小林ゆう、宮下栄治、新井里美、くまいもとこ、杉田智和、咲乃藍里、斎藤千和

56.4 215 2009年度アニメランキング215位
這いよる! ニャルアニ(OVA)

2009年10月23日
★★★★☆ 3.2 (156)
787人が棚に入れました
主人公・八坂真尋はある日、銀髪碧眼の美少女「ニャル子」に一目惚れされてしまう。クトゥルー神話に登場する無謀の神の名を冠する彼女は、惑星保護機構のエージェントだったが、何かと理由をつけて八坂家に居座る。ニャル子に一目惚れされた真尋は、こうして宇宙規模のくだらない事件に次々と巻き込まれていくことになる…。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

這いよれ!シリーズとはまた違った面白さ

こちらは「這いよれ!ニャル子さん」の初アニメ化作品ということです。

1話2分に満たない短い内容の上低予算のFLASHアニメなので、あまりオススメできるような代物ではないかもしれません。
しかし『這いよれ!ニャル子さん』および『這いよれ!ニャル子さんW』を見てもっと動くニャル子達が見たいという場合には、こちらも違った魅力があって面白いと思えるかも。


地球人である八坂真尋の元にやってきた宇宙人ニャル子やそのペット・シャンタッ君、そしてニャル子の友達クー子らが織りなすカオスなコメディ・ラブコメアニメ。


這いよれ!よりも登場キャラは少なく、基本的にニャル子と真尋の掛け合い漫才的なやり取りがメイン。

クトゥルフネタ&フォークオチの単純な展開はショートだとまさにコントのようで笑えて、しつこくなく感じられます。

ニャル子の真尋へのアピール、クー子のニャル子へのアピールも控えめで、ベタベタした恋愛関係なしにすっきりとしたギャグ中心の構成になっています。(怒涛のパロディ連発は変わらず)


何よりこの作品のクー子は別人のようにおしとやかで可愛いです(笑) いつぞやの性獣のごとき勢いは何処へ行ったやら、ニャル子に一途に恋する乙女なクー子が今作品の見所です。


クー子が好きな方々、いやむしろ這いよれ!シリーズでクー子に悪いイメージを抱いていた人こそ、9話「初恋」は必見です。

幼い頃クー子がニャル子に一目惚れしたエピソードを映像化したもので、這いよれ!の方では軽く触れた程度だった部分を丁寧に描いています。

クー子が思った以上に可愛くて、一途で、これを見て這いよれ!で抱いていたクー子へのイメージががらりと変わりました。
松来さんのゆっくりとした語りと優しい音楽がとても感動的です。


このアニメ、短い割にしっかり主題歌も作られていて、ED「好き、好き、大好き。」はキュートで素晴らしいです。

FLASHアニメに抵抗がなければ、ショートアニメとして十分楽しめると思います。個人的にこちらの方が通常のアニメより和めるし可愛らしいと思えました。
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

タイトルコールでは「いつもニコニコあなたの隣に這いよるアニメ」という前口上が付いている。

全9話のタイトルコールでは「いつもニコニコあなたの隣に這いよるアニメ」(原作のニャル子の台詞「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌」のもじり)という前口上が付いている。
2009年10月23日発売のドラマCD初回製造版にはシリアルID入りキャラクターカードが同梱され第1話が先行ケータイ配信された。2009年12月19日発売の「GAマガジン Vol.3」付録DVDに2本収録。2010年3月15日発売のアニメDVD付第4巻スペシャルボックスに新作含む全9話を収録。第2期開始直前の2010年12月3日よりニコニコ動画ニコニコチャンネル “「這いよる! ニャルアニ」チャンネル”で配信されている(全話同時配信開始、第1話無料、第2話からは期間限定無料)。
第8話までは1話あたり1〜2分、最終話の第9話は約6分。オープニング曲はなく。阿澄佳奈が「いつもニコニコあなたの隣に這いよるアニメ ニャルアニ」とタイトルコールするのみ。登場人物はニャル子・真尋・クー子・シャンタッ君(シャンタッ君は台詞がないので出演者は阿澄・喜多村・松来のみ)。原作者逢空万太が全脚本を書いた。

第1期エンディングテーマ「好き、好き、大好き。」
2010年3月16日配信限定リリース、2011年3月15日発売『這いよる! ニャルアニ1&2パーフェクトボックス』初回分に非売品CD同梱。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ハニョー♪

松来未祐さん、心よりご冥福をお祈りします。

高校生の八坂真尋はある日、夜道で怪物に襲われるも突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、また自身が宇宙人であること、真尋が他の宇宙人に狙われており、自分が護衛として派遣されたことなどを告げるのだった。

8話では{netabare}漫画の定番の食パンを咥えながら走る女の子・遅刻のシーンや涼宮ハルヒとWORKING!!のシーンもゲームの世界として描かれている。他にも幾つかのパロディが入れられているのでいくつ有るのかは見る人によって変わってくる。最低でも30以上のパロディが織り込まれている {/netabare}

パロディで言えば{netabare}一話のクトゥルフ神話の設定自体がパロディである。各話のシーンで他のアニメなどのグッズやセリフ・シーン等が色々出て来る、まず全てを把握するのは不可能である。そもそも元ネタが分かっていないとパロディ事態が理解出来ませんがパロディ要素がアニメ史上最大の作品の一つである。{/netabare}

定番の食パンを咥えながら走る女の子{netabare} サルでも描けるまんが教室が元ネタ、アニメではエヴァンゲリオン元祖かな? {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

56.4 215 2009年度アニメランキング215位
にょろ~ん ちゅるやさん(OVA)

2009年2月13日
★★★★☆ 3.2 (152)
752人が棚に入れました
『涼宮ハルヒシリーズ』の登場人物・鶴屋さんをモデルにしたちびキャラ、「ちゅるやさん」を主人公にした作品である。

2006年6月15日にえれっとの個人サイト「うつらうららか」でちゅるやさんのイラストが公開、同サイト上でちゅるやさんが主役の4コマ漫画が不定期連載されるようになる。もともと、多忙な中でサイトの更新頻度を高めるために企画されたもので、えれっと本来の描画とは異なった簡易な絵で描かれている。

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

めがっさ、微妙でないかい?

【概要】

アニメーション制作:京都アニメーション
2009年2月14日 - 5月8日に配信された全13話のショートアニメ。
原作は、えれっとによるパロディ4コマ漫画作品。
監督は、武本康弘。

【あらすじ】

ちゅるやさんはヌイグルミサイズと物理的にちっちゃな女の子。大好物はスモークチーズ。
SOS団の人たちと一緒に行動しているが、無表情で無愛想な団員たちは全員やる気がないし、
ちゅるやさんは常に冷たくあしらわれている。そのたびに出る呟きが『にょろ~ん』
なんど理不尽な扱いを受けてもくじけない、そんなちゅるやさんの日常が描かれた、
シュールなストーリーがこれである。

【感想】

原作者は美少女を描くのを得意としたプロのイラストレーターなのですが、
自身が運営しているホームページ更新の穴埋め的に手軽にササッと描いてた、
超ゆるゆるのマスコットキャラ的な漫画が何の因果か当事の2ちゃんねらーにウケて、
今でいうならtwitterでバズる感覚で、公式たる角川にとっ捕まって商業化→アニメ化。

元キャラと正反対で何をやっても上手く行かなくて下を向いて『にょろ~ん』
と言う残念なちゅるやさんの悲哀と?可愛さがツボった見守り系の作風なのでしょうが、
どれもこれもハルヒキャラの名前と髪型を借りただけの実質オリジナル作品で、
元キャラの性格が1ミリも残ってないですし、顔が二種類しかない。
パロディ漫画として全く成立していないですよね。

そもそも売るために描いたわけでない、超てきとーに描いた、
ネットにupして“いいね!”を貰う類の同人的な漫画を、
商業の世界に持ってきたのってどうなの?って感じですね。

『にょろ~ん』の台詞を聴く以外に本当に何も無くて、
笑いのツボにハマるひと以外には出落ち感が甚だしく、
ナニコレ?としか言いようが無いアニメではないか?と思いました。
意図的な手抜きな画風ではありますが、
アニメーションとしての質は決して低くはないのは流石ですけどね!


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

やしうり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「にょろ~ん」て何だ?

1話数分の全13話。
4コマ漫画風なので「涼宮ハルヒの憂鬱」を見ていなくてもそこそこ楽しめると思いますが、あまりにも短いので点数評価はいたしません。

物語…ちゅるやさん?あしゃくらさん?徹底的にいじくり回されますが、何か意味があるのかなぁ…
作画…ペンでササッと描いた漫画みたいで味がある
声優…ちゅるやさん声優が「あずまんが大王」の大阪だったとは!不覚にも視聴後に知った(^.^;
音楽…BGM程度
キャラ…ちゅるやさん、あしゃくらさん以外はみんな糸目の無表情キャラで、「ハルヒ」本編とのギャップで面白い

ちゅるやさんが不憫でなりませんが、オチの面白い4コマ漫画を見ているようで、「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」よりは好きかなぁ…(^-^)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ちゅるやさんが意外に可愛い B

原作未読

涼宮ハルヒの憂鬱に出てくる鶴屋さんを主人公としてデフォルメ(ギャグ?)アニメです。

しかし、鶴屋さんって、そんなに人気があったのかなー?と思いつつ視聴してみましたが・・・駄目だこりゃ・・・。
少なくとも私には全く合いませんでした。
シュールなアニメとして作成したつもりなのかもしれませんが、面白さがどこにあるのかがさっぱり分かりません。
完全に滑りまくっている印象です。

しかし、「にょろーん」とつぶやく鶴屋さんが結構ツボにはまりました。
独特の哀愁を持った寂しげな表情が可愛いじゃあ~りませんか!
まったく、これだけでキャラの評価を4.0に、個人評価を「B」にしちゃいます。
私の評価って結構いい加減なんです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

56.4 215 2009年度アニメランキング215位
チョコレート・アンダーグラウンド(アニメ映画)

2009年1月31日
★★★★☆ 3.3 (25)
182人が棚に入れました
舞台は、ヨーロッパのどこかの国。国民が、義務であるべき投票に行かなかったせいで、選挙で勝利をおさめた健全健康党がチョコレート禁止法を発令。チョコレートをはじめとするお菓子や飲み物を健康に悪いという理由だけで禁止した。こんなおかしな法律に従えるか!と、子供たちが立ち上がってレジスタンスを起こし、チョコレートの密造・密売を始める。彼らは、はたして、今までどおりの美味しいチョコレートを取り戻せるのだろうか……?

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

チョコレートをめぐる僕らの闘い

バレンタインデーなので観てみました(笑)


原作は、イギリスの人気作家アレックス・シアラー著の
少年少女向けのファンタジー小説。
2009年に、バレンタインキャンペーン用のガーナチョコによって
劇場公開されたアニメ映画です。


国民が、義務であるべき投票に行かなかったせいで、
選挙で勝利をおさめた健全健康党がチョコレート禁止法を発令。
チョコレートをはじめとするお菓子や飲み物を、
健康に悪いという理由だけで禁止する法律に反発し、
正しいことを正しいと言える世界を取り戻すために
立ち向かおうとする子供たちがレジスタンスを起こす、という物語です。

少年少女向けというだけあって、
子どもたちを中心にしたわかりやすいストーリーですが、
大きな感動を呼ぶような深いお話ではないので、
物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

昔のアメリカの禁酒法ならぬ、チョコレート禁止法とか、健全健康党とか、
この世は秩序がすべてとばかりに反逆者狩りをする警察とか、
個人的には、それだけでけっこう笑えました。

人の精神を堕落させる悪魔の食べ物だとし、
ヘルシー食品を強制的に推奨する健全健康党、
片や、チョコレートを代表とする甘いお菓子は
人に幸せと笑顔をもたらしてくれる、と言う子どもたち。

小学生くらいのお子さんと観るのにはちょうどいいかも。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

メア さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

どうせ政治家なんて誰が当選しても……。。

※あくまでも個人的見解です。
※重要なネタばれ含まないと思いますがもし入れてしまっていたら申し訳ありません。
※小規模なネタバレはあるかもしれません。
※ご了承ください。




「どうせ政治家なんて誰が当選しても……」何て思っていませんか? そういった風に考えているかたに見て欲しい作品です、凄く、物凄く遠回しですが。
禁止されたチョコレートを、お菓子を取り戻すため僕たちの戦いが始まる!、のような内容に見えるのですが、いえ、そういった内容のはずなのですが、私事で申し訳ないのですがあまりにも面白くなかったので。
そんな感じの少年たちの奮闘気みたいなのを求めてみてしまえば、きっと残念さしか残らないと思います。あくまで主観ですが。
子供に見せる分には楽しんでくれそうな気もしますが。

BGMや効果音、挿入歌など音響関係については内容に唖然としていて全く気にしていませんでした。主題歌は西野カナさん歌っていました。別に彼女にそこまで興味ないのですが、悪くないんじゃないですか。作品にあってるかどうかは知らないですが。いえ、ほんと唖然としていてあまり頭に入ってこなかったのです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

BOSSっす。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

アニマックス

アニマックスではいってたから
たまたまみたけど
なんなんだこの作品?
チョコレートを禁止する
理由がまったくもってわからん
まぁ絵自体は別に嫌いでもなかったがな

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

56.3 218 2009年度アニメランキング218位
毎日かあさん(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (13)
119人が棚に入れました
『毎日かあさん』は、毎日新聞朝刊に2002年10月より週1回連載されているショートギャグマンガ。作者は西原理恵子。
物語は西原の家族のエピソードをモチーフにしており、主婦の日常生活や子育てに関する奮闘等を描いている。

声優・キャラクター
森公美子、田口浩正、園崎未恵、藤井結夏、岡本麗、島本須美

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

その家族にしかないカタチ

原作者である西原理恵子さんのことを知ってから観た作品。
なので、割烹着を着たかあさんが、彼女自身であり
ほとんど私小説的な内容であるということも知った上で観ていた。

漫画家として忙しく仕事しながらも、子供達への愛情は
ちゃんとあって、でも溺愛するわけでもなく、放任するでもない
その適度な距離感に、学ぶべきところは多かった。

そして時々、ほろっと泣けてしまう。
わざとらしいお涙頂戴な物語ではなく、何気ない母性愛や
どうしようもない男だけど憎めないものをもった、とうさん。
純粋で無垢な子供達のかわいらしさ。

もしかしたら、不恰好にゆがんでいるかもしれなくても
ちゃんと、その家族なりのカタチはあるのだよね。

ほのぼのしながら心温まり、よっしゃ~!明日もがんばるぞ
と思える日常アニメ作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

sobako777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

思わず泣き笑いしてしまう、ジェットコースター人生の内側

これが原作者、西原理恵子の、ジェットコースターのような人生の内側にある、日常の1コマだったんだ・・・と思うと、笑いながら、たまに泣いてしまったりもする。こんな絵なのに・・・。ただ、あまりにも微妙な時間帯に放映されているのでとても見続けられなく、諦めた。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

56.2 219 2009年度アニメランキング219位
熱血宇宙人(Webアニメ)

2009年10月31日
★★★★☆ 3.3 (11)
19人が棚に入れました
失恋して落ち込むアイを熱血宇宙人が励ます!!

ぺし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

投げっぱなしジャーマン・スープレックス

プロレス好きなのでこんなタイトルとなりました(笑)

良いですねこの感じ、嫌いじゃないです。
最初から最後まで勢いでかっとばして、最後は投げっぱなしエンド♪

なんと言うか、良い意味で自主製作って感じでした(*^^*)
短い時間で笑えるものを探してる人にオススメかな?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

56.1 220 2009年度アニメランキング220位
アニマ(Webアニメ)

2009年8月16日
★★★★☆ 3.3 (11)
25人が棚に入れました
「命」の光と影を一人の女性を通して描くダンスアニメーション。

ホッチカズヒロさん制作のアニメ。文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞、ブロードバンドアート&コンテンツアワードジャパン優秀作等に選ばれている。

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

芸術作品

こういう賞を取る短編アニメーションってだいたい無声の物語性があるものだと思っていたけど・・・・・

アニメとしてというよりコマ送りの映像として観るものなんだろうな。
映像クリエーターを目指す人やそっち方面の専門学生は見た方が良いんでね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

藤乃 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ANIMA

短編作品ですがすごく迫力があって印象に残っています。
裸体・ダンスの作画はただでさえ大変そうですが、生命が持つ力を荒々しく表現されています。
ピアノ音楽も良かったです。ぜひたくさんの方に見てほしいです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

55.8 221 2009年度アニメランキング221位
家庭教師ヒットマンREBORN! ジャンプスーパーアニメツアー2009 ボンゴレ式修学旅行、来る! THE COMPLETE MEMORY(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.2 (11)
73人が棚に入れました
「家庭教師ヒットマンREBORN!」のアニメ化作品で、ジャンプスーパーアニメツアー2009にて上映された。 ある日、リボーンにより「ボンゴレ式修学旅行」が提案される。それは、1泊2日で日本全国5都市を周るというものだった。ツナたちは、次々と目的地へ向かうことに。しかし行く先々で、ちょっとおかしな名物が待ち受けていた!! さらに、そんな忙しい旅が繰りひろげられた末にたどり着いた宿では、慰安旅行中のヴァリアーと遭遇し…!?

55.8 221 2009年度アニメランキング221位
Halo Legends(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.5 (11)
40人が棚に入れました
詳細不明

55.7 223 2009年度アニメランキング223位
劇場版ムント 天上人とアクト人 最後の戦い(アニメ映画)

2009年4月18日
★★★★☆ 3.3 (23)
94人が棚に入れました
ユメミとムントがもたらした力(アクト)により、ふたつの世界は救われた。
しかし、神の力を取り戻した天上の王達は、賢者の知恵を否定し、次々と連合を離脱。それぞれの野心赴くまま、因縁ある国へ戦を仕掛け、天上の秩序は失われる。神々の戦は天と地と震わせ、その影響は時空を越えて現代世界へも及ぶ。世界各地で天変地異が頻発し、現代は未曾有の危機に陥った。
すべての未来が逃れようのない死を目前にした時、ムントは再びユメミの前に立った。魔導国へ襲い来る天上の王達。未来を懸け闘いながら、ユメミ召還を急ぐムント。異空の力を得るため、沈下する異下界の引き上げを敢行するグンタール。局外者としての使命を放棄したガスを襲う、呪われた異変。
理解を超えたユメミの行動に困惑しながらも、共に走る事を決意するイチコとスズメ。はたしてユメミは遥かな時空を渡り、ムントの待つ地へ行くことが出来るのか。
異空世界を巻き込んだ巨大な破滅が迫り、世界の未来は少女達に委ねられた。

声優・キャラクター
相沢舞、小野大輔、堀川千華、今野宏美、高橋伸也、水原薫、平松広和、井上喜久子、内田彩、稲田徹、若本規夫、白石稔、田中涼子、松元惠、土谷麻貴、斎藤楓子、遠藤広之

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TV版の6~9話のディレクターズカット版・・

現代世界より遥か未来に存在する天上世界を舞台にした
SFファンタジー。制作/原作 京都アニメーション

2009年4月18日公開。テレビアニメ6話以降からの時系列。

2003年3月18日OVA1作目

2005年4月23日OVA2作目

2008年11月10日TV版全9話※OVA1~2に新作カット追加。
7話~9話は完全な新作部分。ディレクターズカット版。

本作はTV版の6話以降の部分と新作カットを追加した形の
ディレクターズカット版として上映された作品。

序盤に大まかな世界観の説明台詞があり、動きの大きな
展開と派手な描写から始まるので、前作を知らずに普通
に視てもそれなりに楽しめると思う。

所謂いきなりクライマックス状態で始まり、その後の世界
を描いてるので、中盤部分迄がそのまま回想になっている。

でもやはりTV版かOVA1~2何方か視た方が浸りやすいかな。
※TV版の6~9話が8割?なので先にOVA視た方がいいかも?
※キャラデザ等可也違う。ユメミがミラクルに見えて・・

ぶっちゃけ・・OVA1~2を劇場版のキャラ・メカデザ等に
合せて音楽は・・って要はTV版作る時にリメイクしてくれ
れば良かったんじゃないの?・・・

内容と演出勝負なんで別にそれ程気にんらないけどw
大方の予想道理・・TV版6~9話をほんの少しの追加カット
で「ディレクターズカット版」という・・劇場版・・orz

見易いといえば・・まぁ一本に繋がってるからね・・
追加カットも有るし・・8よりはましか?


あらすじ

現代世界より遥か未来に存在する天上世界。

何時からかその世界を「見る力」を持つようになった少女、
日高ユメミ(相沢 舞)は「天上界」から現れた、魔導国の王
ムント(小野大輔)と共に、万能の力「アクト」が尽きつつ
ある天上界と地上界を救った。

だがそれは終わりではなく、未だやるべき事が残ってた。
天上界・地上界、両方を救う決着をつけに「天上界」へ向う。

ユメミは魔導国民に大歓迎を受けるも危機はすぐそこに。
「天上界」を救う力を持つ「運命の娘」ユメミに迫るグリドリ、
グンタールの脅威・・陰謀が迫っていた。

果たしてムントとユメミは、「天上」と「地上」を繋いだ光の
絆で世界を救うことができるのか!?


その他キャスト

小野イチコ(堀川千華)ユメミの幼馴染
今村スズメ(今野宏美)ユメミの幼馴染
高森カズヤ(高橋伸也)スズメの彼氏
戸部タカシ(水原 薫)以知子の友人。
日高シゲル(平松広和)ユメミの父
日高ノゾミ(井上喜久子)ユメミの母
日高チカラ(内田 彩)ユメミの弟

リュエリ(田中涼子)天上界の巫女
トーチェ(松元 恵)リュエリの弟子。
ガス(稲田 徹)局外者。時空の門番。
イリータ(土谷麻貴)ガスの弟子。
ルイ(遠藤広之)ムントの補佐役。

グンタール(若本規夫)ムントと敵対する連合の軍師
グリドリ(白石 稔)仮面を被った謎の兵士。
ライカ(斎藤楓子)ガスの好敵手である連合の女将軍。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

何か無茶苦茶な設定

 『天上人とアクト人 最後の戦い』見たけど、何が起こっているのか?多くの京アニ作品を見てきたけど、今のアニメ作品と比べ物にならない、物語、作画に時代を感じるものがあったです。始まりの京アニ映画らしいです。

 簡単なあらすじから始まり、ムントとかいうのが、ユメミとかいう少女を天井の世界に連れ出して、天井の世界と、ユメミの世界が危機に瀕しているのを救うという設定のお話だったです。
 空島が出てきて、天上人というのがいるけど、ワンピースと関係なかったです。

 最後の戦いというのが、戦いらしい戦いは序盤だけで簡単に終わりあとは、試練や謎の力の発動という感じです。魔道術とかいうのを使って、空中戦だったです。よくわからない、犠牲があったりしたです。

{netabare} 世界の危機が迫っているとか、よくわからない力が発動したり、ユメミの友達もな展開から、変な爺さんが終盤で襲い掛かってきたり、何が何だかです。
 心が生み出したとか何とかと言って、思い込みと信じこみが、具現化した力を発動するところが、非現実すぎたです。
 有名美少女戦士を思い起こす、衣装に扮した場面もあったです。
 終わり方も、信じられないようなまとめ方で、めでたしにところにいつ元の世界にちゃっかり、ユメミが戻って日常生活しているかも、意味不明だったです。{/netabare}

 ホントにこれが、京アニ作品なのか?疑うです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

劇場版にするほどのものだったかな・・・

TV版ムントのあとに公開された映画である。

TV版の最後の2~3話分をディレクターズカット

で作ったようなものだった。

わざわざ劇場版にする意味はあったのだろうか?

(もともと劇場版を作る目的で作っていて

ついでにTV版を作ったのかもしれないが・・・)

まあ、内容はTV版と変わらないので

見るならTV版の方がいいかなと思います。

10/27 星評価、コメント変更

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

55.4 224 2009年度アニメランキング224位
あきそら(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.1 (49)
291人が棚に入れました
気が弱く臆病で、他人の言うことに逆らえない性格のソラは、生まれた時からずっと一緒だった姉のアキをいつしか異性として意識するようになっていた。そんなある日、ソラはアキから望まれて数年ぶりに一緒に入浴したことをきっかけに、為すがまま肉体関係を持ってしまう。アキも同じくソラを異性として意識するようになっていたのだ。ソラはアキとの肉体関係を「いけないこと」なのか疑問に思いながらも、その後も関係を続けていく。それは場所も気にせず互いを求め合う甘い日々でもあった。さらにソラは妹ナミや同じ学校の生徒であるルナ、ひとみ、なつみ、可奈、アリス、ユウナ、優秀女子高校の女子高校生、才加を始め、様々な少女達とも相手から誘われる形で肉体関係を持ってしまう。こうしてソラは「いけないこと」が何なのかを次第に考えるようになる。一方、ソラの双子の妹であるナミの心にも、ある想いが秘められていた……。

灑希@元・流姫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

まぁまぁ!!

姉弟の恋愛です!
今まで見たアニメの中でもヨスガノソラニと同等あるいは、エロシーンがあります。
自分は、正直言うと、姉弟や兄妹ものは苦手ですが、この作品は何故か、苦手意識を持ちませんでした!
エロシーンが、好きな方にオススメします!
苦手な方は、オススメ出来ません!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

藤和|ω・`) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

エロアニメです(笑)

しかも近親相姦という(笑

内容よりもエロ目的な人にはオススメです!



動きます(笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

究極の暇人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロ!!

ただエロい
     以上

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

55.4 224 2009年度アニメランキング224位
ゆるめいつ(OVA)

2009年4月24日
★★★★☆ 3.2 (47)
189人が棚に入れました
田舎を出て夢を探すため東京の予備校に行こうと上京してきた浪人生・相田ゆるめが住むこととなった東京の外れにあるアパート・メゾン・ド・ウィッシュは、メゾンとは名ばかりのオンボロアパートだった。メゾン・ド・ウィッシュの住人は皆予備校生。しかも大学入学者はゼロ。そんなゆるめとアパートの住人たちが日々予備校にもてんで行かずに面白おかしく、ゆる~く過ごす毎日を描く。

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

相田ゆるめの転落人生の始まり B

原作未読

大学受験浪人生だらけのアパートに入居することになった相田ゆるめと周囲の日常を描いた作品です。

 勉強しているシーン : 日常シーン = 0 : 10

以上の比率からして分かるとおり、典型的なダメ浪人生だけを集めて焙煎抽出したようなものです。それで面白ければ構わないのですが、多少というか大いに問題ありの作品に仕上がっています。

とにかく、ゆるゆる、ぐだぐだ、だめだめな日々を描いてるのがそのまま作風となっています。ネタに面白味があるかといえばそうでもなし、テンポが良いかといえばそうでもない。「見所は?」と問われても返答に窮するような作品なのです。多分、狙って作っているのではないかと思います。一番面白かったといえるのが、各話の間に挟まる「せみめいつ」(セミ怪人によるあるあるネタ)だったというのも少し寂しかったですね。

私は、[TV版1期]→[TV版2期]→[OVA第2作]→[本作]の順に見たため、本作に対しては非常に低いハードルで視聴に臨みました。作品の雰囲気も大体つかめていたため、面白いとまでは言いませんが、そこそこ見ることができたかなと思っています。しかし、気軽にお勧めできる作品とは言い難いです。時間つぶしがてら、ゆるゆる、ぐだぐだのアニメでも見てみようか、という程度で臨んだ方が良いと思います。

一点だけ評価するとすれば、TV版と比べてテーマ曲が作風に合っているということでしょうか。TV版の方が違和感ありまくりなのだって話もありますが(笑)。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

stone0819 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

いわゆるゆるいアニメ

今ゆるめいつ3でぃやってるけど、それとの比較で見てみた。
内容や登場人物はまったく一緒だし、長さも3分と短いのも同じ。
ただ3でぃの方がフルアニメなのに対してこちらのOVAはflushアニメ。なので作画やキャラデザインについてはいまいち。
1話は3でぃの1話とほぼ同じ。
フルアニメで作り直したのか?って思ったけど2話以降は違ってた。

肝心の内容だが、いわゆるゆるいアニメ。
予備校生が入居するアパートにゆるめがやってくるところから始まるが、そのアパート今までに大学に進学した人が一人もいないといういわく付きのアパートだった。
それもそのはず勉強している様子もなく、毎日のほほんとだらだらと過ごしているだけ。
そのアパートの住人4人との日常を描いただけのアニメだけどまぁまぁ面白かった。
全ての物語が部屋の中だけで進行する、大家と住人4人以外の登場人物が一切ない珍しいアニメ。
3分なのでのんびり見るにはいいかも。楽しい場面も結構あります。
でも見るなら今期放送中の3でぃのほうをお勧めします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

貧乏浪人生のゆる~い日常を描くショート作品。

原作四コマ漫画未読。1話3分のショート作品。

東京の予備校に通うために上京してきた浪人生"相田ゆるめ"と、同じく浪人生であるアパートの住人たちとのゆる~い毎日を描いた日常系作品。

ひたすら貧乏浪人生のゆる~い日常が描かれます。時代が少し違うのか、あまり共感できる部分は無かったですが、ちょっと前の貧乏学生ってこんな感じなんだろうな~と思いながら見てました。
合間に入るセミ怪人の一言がなんかノスタルジックさもあって好きでした。

夭折された松来未祐さんが演じられている作品でもあったので、この作品の穏やかで優しいゆるい空気感と、主題歌『るーじーぐーじー』の歌詞と曲調も相まって、少し切ない寂しい気持ちになりました。※物語はほのぼの日常系です。

ゆ~る~く、いこ~ぜ~。ゆ~る~く、いこ~ぜ~。る~る~るるる~。
日々忙しいけど、ゆるく楽しく生きたいですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
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