花火で漫画原作なTVアニメ動画ランキング 24

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の花火で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月13日の時点で一番の花火で漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

96.4 1 花火で漫画原作なアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1747)
7654人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっとと 御くっつきなさい

原作未読

原作はタイトルを知っていた程度。『惚れたら負け』をどう料理するのか興味がありまして。
いわゆる“惚れた者の弱み”とは、熱量のあるほうが気を揉んで焦る機会が多く往々にして上手くいかないことを指すと思うのですが、本作はそれが先鋭化していって、

・自分から誘うと「負け」
・自分から告白するともちろん「負け」

誘うと負けってww
ラブよりはギャグ色強めかと。どんなものでも先鋭化するとお笑い要素が出てきてその美味しいところを掬った感じです。
四宮かぐや(CV古賀葵)と白銀御行(CV古川慎)。両主人公のゴールは、『相手に告白させること』。前段として、『いかに相手に誘わせるか』に権謀術数張り巡らせるお話です。
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2019年冬期で最も笑った作品でした。いいですね平和で (^^)


さっそくのOPは鈴木雅之feat.伊原六花。  ・・・出オチです。いきなりそう来たか!
組み合わせがバブル過ぎて、ハイここ笑うところですよ~の狙いかと思いきや、回を重ねるごとに病みつきになってく大人の味でした。このねっとり感は久々です。
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それに『ラブ・ストーリーは突然に』の有名すぎるカッティングもろパクリだろって劇伴があったり、そんな古臭ささえも心地よく、去り往く平成に思いをはせてみました。


※こう見てました、の3つのポイント

■頭脳戦?ちゃうやろ
『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はちょい違いますね。天才をヘタレに置き換えるとしっくりきます。

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■テンポがいいよね
オムニバスみたいな一週につき3エピソードのサ○エさんスタイル。テンポの良さと合わせて物語としてきっちり進行していました。ネタバレレビューを読む
1エピソード7分弱の計算になります。R-1で3分、M-1で4分、キングオブコントで5分の持ち時間。こうみると10分超えるネタ見せってないんですね。前の出番の組のネタを拾って繋げるリレー漫才を堪能するようなもんでした。


■狂言回しが優秀
脇役みんな優秀過ぎませんか?

藤原千花(CV小原好美) 石上優(鈴木崚汰) 早坂愛(花守ゆみり)の3名。 

空気の読みあい化かしあいの白銀VSかぐやが膠着状態に陥らないように波風立てるのは藤原書記と石上の両名。空気は読むものではない。“作るもんだ”藤原と“壊すもんだ”石上がいてくれてよかった。二人とも空気は全く読めません。
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なんだかんだイチャコラを楽しむ作品になるのですが、ラブ ↓ コメ ↑ でテンポの良さと脇役たちの突っ込み突っ込まれが楽しい作品でした。

あと、かぐや様の声はしばらく茅野愛衣さんだと思ってました。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.09.19追記

実写版公開。つきあいで鑑賞。
アニメを観るようになってから、実写とアニメの歴然たる差に気づくようになった。普段良いアニメ作品に私が触れてるということですね。



2019.04.14 初稿
2019.09.19 追記
2021.03.13 修正

投稿 : 2025/04/12
♥ : 110
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

キャラ設定のしっかりとしたラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

主人公2人は言うまでもなく、周囲の登場人物もキャラ設定がしっかりしていてとても面白かった。
味のあるナレーションも魅力です。

ショートストーリーが続く構成も、テンポの良さを生んでいて高評価です。

【天才たちの恋愛頭脳戦?】
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投稿 : 2025/04/12
♥ : 81

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

かぐやが優しくなったのは誰のおかげ?

この物語は、恋愛がメインではありません。笑いがメインの物語です。
日常で疲れている人は、このアニメを見てゲラゲラと笑ってください。
でも、花火の回だけは、心がキュンとなり、感動しました。
こんな優しい友達に囲まれたかぐやは幸せです。


生徒会会長の白銀御行と生徒会副会長の四宮かぐや、二人は秀才中の秀才です。
しかも、この二人は、人がうらやむほどの理想的なカップルに見えます。

でも、恋愛に疎い二人は、相手に自分の正直な気持ちを伝えていません。
「先に好きになったほうが負け」という恋愛のセオリーを重視しすぎてしまい、
いかに相手に「好き」と言わせるか、そのための戦略を毎日練っています。

しかし、それぞれの秀才が練りに練って考えた戦略は、いつも失敗します。
それがすごく面白く愉快です。

失敗の原因の大半は藤原千花のせい。
もちろん千花には悪気など全くありません。いつも良かれと思ってやったことが、とんでもない結果になります。

藤原千花は、生徒会書記でかぐやの親友。しかも、純粋で皆に優しい。
かつてピアノコンクールで全国一位になったこともあり、5ヶ国語を話しこなすことができます。バイリンガルどころかペンタリンガルの天才少女です。

でも、彼女は空気が全く読めません。しかも、彼女の行動は誰にも読むことができません。というか、いつもとんでもないことをしでかします。

かぐやは、中学の頃は高慢で人を見下した性格のため、友達は千花だけでした。
でも、千花と一緒にいることでアホが移り、優しい性格に変わったようです。友達も以前より増えました。
藤原千花は、この物語には欠かすことができないヒロイン(?)です。

この物語を見ると、かぐやが少しずつ人間として成長しているのがわかります。


頭脳優秀で優しい心を持たずに寂しさに気づかない人生と、
少しおバカで優しい心を持ったがために寂しさに気づく人生と、
あなたはどちらを選びますか?

私は後者を選びます。
だって、寂しく悲しい気持ちを知っているからこそ、人に優しくなれるのだと思います。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 79

86.2 2 花火で漫画原作なアニメランキング2位
その着せ替え人形は恋をする(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (775)
2705人が棚に入れました
雛人形の顔を作る、「頭師(かしらし)」を目指す男子高校生・五条新菜(わかな)。 真面目で雛人形作りに一途な反面、同世代の流行には疎く、中々クラスに馴染めずにいる。 そんな新菜にとって、いつもクラスの輪の中心にいる人気者・喜多川海夢(まりん)はまるで別世界の住人。 けれどある日、思わぬことをきっかけに、海夢と秘密を共有することになって……!? 決して交わるはずのなかった2人の世界が、動き出す――! 『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載中・福田晋一による大人気原作を、CloverWorksが待望のアニメ化! 豪華スタッフが贈る、コスキュン? ストーリー!

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

その着せ替え人形は恋をしてしまった

ひな人形を作成する男子高校生とアニメのキャラクターになりきりたい女子高校生。この二人は全く違った世界を生きていますが、思わぬ接点で出会った二人の物語です。

物語には高校生らしい若さと輝きがあります。
そして二人のそれぞれの夢が描かれており、未来への希望が感じられます。
ヒロインの性格がとても気持ちよく、最後まで楽しませていただきました。


主人公は高校一年の五条 新菜(ごじょう わかな)。彼の家はひな人形の製作をしており、新菜は雛人形の顔を作る職人「頭師(かしらし)」を目指して日々努力しています。
但し、彼はクラスの人たちと趣味が異なるため、クラスには馴染めていません。いつも一人で学生生活を過ごしています。

そんな新菜がまぶしく感じるクラスメートがヒロインの喜多川 海夢(きたがわ まりん)。彼女は美人で明るく、いつも多くの友達に囲まれています。

新菜はいつもクラスメイトから掃除当番を押しつけられていますが、自分では頼りにされていると勘違いしています。
そんな新菜に海夢は、「頼られているのじゃなくパシられているだけ!」と真実を伝え、「自分の気持ちは自分のために言わなければ」と諭します。
海夢は自分の気持ちに嘘がつけない女性。きっと海夢はいつもパシられている新菜を助けたかったのでしょう。

私達は、たとえ正しいことでも相手に嫌われたくないので、悪い点を指摘するのにためらいます。でも、それは結局、相手よりも自分を大切にしているためです。
きっと海夢は、自分と同じように友達も大切にしているのでしょうね。
だから海夢はいつも友達から慕われているのだと思います。


そして更に海夢は、新菜が大事にしているひな人形の顔を見て、「奇麗」と言ってくれました。
その言葉は新菜にとって何よりも嬉しい言葉でした。自分が奇麗だと感じているものを認めてくれたからです。

趣味は人によって違います。人の趣味を馬鹿にするのは、その人を馬鹿にするのと同じです。
コスプレの趣味がある海夢は自分の趣味を馬鹿にされたくないし、人の好きなものを決して馬鹿にしない女性でした。

私も、いい年をしてアニメが趣味です。
この趣味は小学生の頃から長い長い期間ずっと続いています。
「いい年をしてアニメなんか…」という人も確かにいます。
でも、自分の趣味は自分のためのものです。決して相手のためのものではありません。
人の趣味を馬鹿にする人は、結局は、物事の道理を理解できていない人なのです。


ある日の放課後、海夢と新菜が家庭科室で偶然出会います。そして新菜に服をつくる技術があることを知った海夢は、コスプレ衣装の制作を依頼します。
そこから二人の関係が進展していくのです。

新菜にとって海夢は憧れの存在です。「自分なんかが恋人になれるわけが無い」と、最初から諦めています。
でも、コスプレ衣装の制作を通じて海夢は、いつの間にか新菜に恋をしてしまいます。
男の魅力は顔やスタイルではありません。新菜には卓越した特技があります。
おそらく海夢は、その特技と新菜の真面目さや優しさに魅かれたようです。


この物語では、コスプレ衣装を着る人たちの気持ちが凄くわかりやすく表現されていました。
今やアニメのコスプレ衣装を着る人たちは世界中に沢山います。
イベントのたびに海外から日本へやってくる人たちもかなりいます。
コロナの影響で中止が相次いだイベントですが、今年は多くの人たちが参加できることを期待します。

オープニングはスピラ・スピカが歌う「燦々デイズ」。とても活発で明るい歌です。
エンディングはあかせあかりが歌う「「恋ノ行方」。とっても楽しく心が和む歌です。
このエンディングは見ていても心が大変癒されますよ。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 63
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

好きなものを好きって言える君に憧れて

日本人形よりもコスプレに重点が置かれたラブコメ。
主人公もヒロインもお互いに都合が良すぎるし、「こんな女いないよ」っていうやつだけど、いいアニメでしたね。

コスプレのことはそれなりに知ってるので、コスプレのアニメだとわかってからは特に楽しみな作品になりました。
完全に予想外でしたがコスプレがかなり細かいところまでこだわっていて本格的だったのがポイント高いです!
ラブコメとしても良い感じでおススメの作品です。

残念なポイントはヒロインの羞恥心なさすぎるところと、エッチなシーンを入れたいがためにかなり無理のある設定や展開が目立ったことかな。
作画も良いけど、時々手抜きも見られて安定はしてなかったですね。

【コスプレについて】
ネタバレレビューを読む


【キャラクター】
この作品の大半の魅力がコレ。女の子の表情変化が多くてエモいね。顔芸一歩手前ってくらいにすごい変化する。
人によってはこの表情変化を苦手に感じる人はいるかも。

ネタバレレビューを読む
【シナリオ】ネタバレレビューを読む
【気になったところ】ネタバレレビューを読む

【6話のジュジュについて】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 51
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そして五条くんは悟る

原作未読

先に言っとくと『第一印象ネガティブから挽回した』感のあるラブコメの佳作と評価してます。
設定で足を引っ張っても感情推移含めたキャラの行動に共感できるかがラブコメの肝だとよくわかる一品。足を引っ張る設定とは↓

A 両親不在の居住環境に代表されるあれやこれや
B ぼっちな男の子と美少女の組み合わせ

そりゃ「今日うち親いねーから」が常態化した A にロマンを感じない年齢になりました。
がっつき上等ガサツな私には B に感情移入しにくい。そりゃ向こうから来るなら苦労しませんよ。

視聴経緯と作品概要。
2022冬クールでの本作評価が高かったのが視聴理由。稼業の雛人形作りに邁進する内向的な五条新菜(CV石毛翔弥)くんとコスプレ願望有りなギャル喜多川海夢(CV直田姫奈)ちゃんな組み合わせ。海夢と書いてまりんちゃんはお洋服づくりが苦手。苦手領域に素養のあった新菜と書いてわかなくんが人形作りで培った職能を活かし…と“需要と供給”が噛み合ってるカップリングなので“好きになる理由”でヘタこかなきゃ楽しめそうです。
なにせ「我が身のなりあまれるところを、汝が身のなりあはざるところにさし塞ぎて…(古事記)」お互いを補い合うことでできた国なんだよ、と説いてる僕らの神話を尊重し、需要と供給が合致してるならアリじゃね?となるのは当然の帰結かと。ハラハラドキドキよりも安心感先行で物語は進みます。
なお通常は古事記の国産みの逸話を物理的な意味で受け取るのでがっつく行為もさもありなん(飛躍)。

1クールで全12話の後半戦からは二人以外のキャラクターも花を添えてくことになります。受け入れやすく安心先行な恋物語といった印象でした。ヘタこいてほしくなかった“好きになる理由”も違和感なかったと思います。

だからこそきっかけ部分ですね。読モレベルのギャルなんていくらこちらのスペック高くても向こうから声かけられることはないと思っちゃうのであります。
横道に逸れると海夢ちゃんのイメージは花江氏にデレてる広瀬アリスさんですかね。ヲタに優しそうで筋も通しそうみたいな。うーん、声かけられるかなぁ?無いだろうなぁ?としょーもないところがひっかかり楽しみきれなかった私でした。
作画・音楽的なところは特に印象に残ってません。すいません。



※ネタバレ所感

■俺の青春ラブコメはすぐ完結してしまう

くっついたら即終了なのですが引っ張ることへの耐性が年々薄れていってる自分に絶望する。
ネタバレレビューを読む


■ジュジュ参戦

レビュータイトル回収!? ハブ役になる子が現れると良いスパイスに。
ネタバレレビューを読む


■ここは共感

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 50

87.0 3 花火で漫画原作なアニメランキング3位
五等分の花嫁(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1111)
5185人が棚に入れました
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

声優・キャラクター
松岡禎丞、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

船頭多くして船山に上る

原作は雑誌でパラパラと


視聴動機は、マガジン案件だったから。けっこう近年のマガジン頑張ってるんですよね。
そして蓋を開けてEDのキャスト陣を見たらこれまた豪華。

中野家のご姉妹
長女 : 一花 (いちか) CV 花澤香菜
次女 : 二乃 (にの) CV 竹達彩奈
三女 : 三玖 (みく) CV 伊藤美来
四女 : 四葉 (よつば) CV佐倉綾音
五女 : 五月 (いつき) CV水瀬いのり

進級も危うい五つ子ちゃんの家庭教師を請け負う学年一の秀才上杉風太郎主演のハーレムラブコメとなります。風太郎の声は松岡禎丞さん。日本にはハーレムラブコメに松岡さん以外を出演させると禁固刑となる法律でもあるのでしょうか?出ずっぱりです。
富裕層中野家と貧民層上杉家の対比です。バイト代の高さを動機付けになにかとたいへんな五人の成績を上げるべく奮闘しながら、とはいえ同学年の美人五姉妹相手に健康な高校生男子が何も思わないわけでもなく、、、いやその前に先方が機先を制してデレ始める鉄板の展開でした。
わりきって観る感じでしょうか?キャラとストーリーを持て余してる序盤です。


観終わって、、、
ぶーぶー言いながらも後半面白くてそれなりに満足しました。
結局のところ、

ネタバレレビューを読む

というわけで選べん。


まずは良い点。キャラの配置から。五人がそれぞれ個性的でキャラが被りません。おかげ様で名前と顔の一致が早い。

一花:THEお姉ちゃん。ふわふわしながら締めるところは締める。長子の割に合わないところを飲み込んで責任を全うしようとしてる。意志の強さがショートヘアーに表れているのか?ネタバレレビューを読む
二乃:勝気さと家族思いのギャップ。女子力も高い。風太郎への警戒は人一倍強いが、こういった子のバリアを突破した時に見せるだろう情の深さは楽しみである。ネタバレレビューを読む
三玖:不器用女子。人との距離の取り方に難があれど、あばたもえくぼってやつ。心根の良さと頑固さが見え隠れしほっとけないタイプ。ネタバレレビューを読む
四葉:奉仕の心。明るくアホそうに見えてそのくせ周りへの気遣いを欠かさない。もっと自分だしていいんだよ、の守ってあげたいタイプ。ネタバレレビューを読む
五月:キタ!ツンデレ。頑張っても結果が出ない。そこを男のValueで彼女の不足を補ってあげるぜ!と勘違いしたい。主人公にだけ冷たい。落としたい。ネタバレレビューを読む

声優さんの魅力もさることながら、誰がヒロインでも一本書けそうです。さらに風太郎の妹らいはも存在感出してくるので侮れません。


ただしこちらは全体のバランスを無視して単品で一人一人に焦点を絞ったら?という前提が必要。

 みんな良い = ネタバレレビューを読む

なのです。
・みんな巨乳はやりすぎでは?安直な感じもします。
・狭い空間(中野家のマンションの中)が主戦場なので一対一になりにくく、かといって姉妹同士牽制しあう描写もソフトで消化不良。
・順に攻略した末での落としどころが見えづらい。結局情感揺さぶられるほど感情移入するにはせいぜい三角関係ぐらいにしとかないと破錠するよね。難しい設定。
・言っても同年代5人ですから。先輩後輩のような縦の関係もないと物語を膨らませることは難しい。これも設定になるのかな。


こういった背景もあって、数話観ると割りきってブヒる視聴姿勢で臨むか、嫌気さすかどちらかになりそうな気配です。

ネタバレレビューを読む

作品の焦点をどこに置けば良いのかイマイチ掴みきれておらず、途中しんどかったです。船頭多くして船山に上る感じ。
まるで、ホテルのビュッフェで和洋中華それ以外と単品のクオリティがそこそこ良いけど全部食べろと言われると持て余しちゃうような感覚に近いかもしれません。

それと、五つ子全員お勉強が出来ないというのもなんか釈然としません。
勉強ができるのと地頭の良さは別物とはいえ、一定の尺度の中でだったり要求水準を求められて成果を上げるとか努力することって人として必要でしょうに、それがないというのが一点。それなりにインプットがないとアウトプットするネタに困るのが人間だと思うよ、が二点め。
それが揃いも揃って全員かよ!ある意味すごい姉妹だと思われます。

 ネタバレレビューを読む


ネタバレレビューを読む加速していった後半が良かったのでOK!とします。
ちょっと五人それぞれが揺れ動いてくるあたりから物語が締まってくるので序盤で切っちゃうともったいないかもしれません。


OPの ご ・ と ・ お ・ ぶ ・んっ  もTHEアニソンらしくて良かったですよ。
ネタバレレビューを読む



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴
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2019.04.06 初稿
2019.09.16 修正
2022.02.10 修正

投稿 : 2025/04/12
♥ : 64
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

豪華声優陣だけが魅力!?

原作未読。最終話まで視聴。

美人揃いの五つ子。
家庭教師は同級生の男の子。

設定がありえなさ過ぎてどこからツッコめばよいのやら・・・。

せめて、コメディ要素が強ければラブコメとして楽しめたんだろうけど・・・。
コメディとしては笑いどころが少なすぎ。

さすがにヒロインが5人もいると、1クールでは間延びし過ぎかな。

ネタバレレビューを読むエンディングも、何だかいただけない。

まさか、原作完結していないとか?
だったら、こんなエンディングにしなければよかったのに・・・。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 49
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

普通に面白い、普通に萌える、普通に2期観たい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ギャルゲみたいなハーレムアニメ。

良くも悪くもそれ以上ではなく、それ以下ではない、クラシカルで優秀な楽しいラブコメ。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 40

84.4 4 花火で漫画原作なアニメランキング4位
サマータイムレンダ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (627)
2175人が棚に入れました
「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして......!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

影絵の世界

オー・エル・エム制作。

幼馴染の小舟潮の訃報を聞き、
故郷和歌山の離島に帰省した網代慎平。
葬儀に参列した慎平は、友人から、
潮には他殺の可能性があると打ち明けられる。
同じ頃、島にはある異変が!?

サスペンスならではの強烈な引き。
ネタバレレビューを読む

とにかく今日を生き延びること、
起きた事態を注意深く観察すること。

6話視聴追記。
とある女性の存在により事態は動く。
ネタバレレビューを読む

10話~12話視聴追記。
山奥にある菱形医院の旧病棟から、
ネタバレレビューを読む

最終話視聴追記。
ネタバレレビューを読む

夏祭りの夜、涼やかな余韻があり、
素敵な物語の着地だったように思います。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 43
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

夏の幻影

【紹介】
離島の3日間を何度も繰り返して事件の真相を追うタイムリープ×ミステリー×ホラー×アクションアニメ
閉ざされた田舎に不気味な言い伝え、他人を信用できない疑心暗鬼に次々起きる不穏な事件・・・ロケーションは「ひぐらしのなく頃に」に似ています

【感想】
すごくきれいに話がまとまっていてテンポが良くてあっという間の2クール、面白かった
夏の日差しの眩しさと温度さえ感じられる魂こもった作画が凄い、
ホラーの不気味さと夏の日差しの温かさと夏の夜の静けさと夏祭りの楽しさ
そういった夏の魅力が強く感じられる夏に見たいアニメ!!

回が進むごとにどんどん後付けで設定が増えていくのと、SFとかタイムリープの設定はあんまりこだわりがなさそうなのは残念だった
あとは、最初本格ミステリーを期待してたのでちょっと期待してたのと違う・・・ってなったけど面白かったのでいいです

絵が綺麗でバトルシーンなどとてもよく動くし、時々「映画か!!」ってなるくらい作画が壮大で凄い場面もありました
最初から面白かったけど中盤からどんどん面白くなって先が気になる展開で目が離せませんでした
ネタバレレビューを読む
前半に引き込まれた人が後半も楽しめるかどうかは、キャラクターや世界観が気に入ったかどうかが分かれ目でしょうか?

【BAD】ネタバレレビューを読む


【主題歌】
OP星が泳ぐ(マカロニえんぴつ)

夏の暑い日差しがイメージできるような夏らしい良曲ですね、好きです!

投稿 : 2025/04/12
♥ : 41
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

消える夏の日々

アニメーション制作:オー・エル・エム、
監督:渡辺歩、シリーズ構成:瀬古浩司、
キャラクターデザイン:松元美季、
音楽:岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾、
音楽制作協力:MONACA、
原作:田中靖規(集英社ジャンプコミックス刊)

既視感のある作風だ。
誰もが感じていることだろうが、
舞台設定は『ひぐらしのなく頃に』だろうし、
主人公の設定は『あの花』にも通じる。
もちろん、時間遡行は『シュタインズゲート』や
『Re:ゼロから始める異世界生活』。
またスワンプマンのくだりは、
アメリカの哲学者の思考実験ではなく、
『サクラダリセット』を参考にしたのではないか。
そう感じさせるほど、内容にアニメ的な背景が鮮明に映る。
ストーリーは、『寄生獣』を下敷きにしている。
細部の設定や世界観、根幹をなす部分までも
かなりの相似といえるだろう。
謎解きのエピソードの絵で、
漫画『寄生獣』そっくりのシーンもあり、
大きな影響を受けていることは間違いない。

これだけ他作品の「影」を感じさせる作風は、
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』を思い起こさせる。
「観たことがある」感覚は、マイナス感情を抱かせるが、
作品の完成度とは別問題だ。
この作品も『ダーリン・イン・ザ・フランキス』と同じように、
既視感はあっても優れた部分が目立つ。

タイムリープのSF的な辻褄は別にして、
過去作品のマイナス部分を考慮して
作品内の主人公優位性をなくしているのは上手い。
ネタバレレビューを読む
能力に制限をかけているところは、
物語の面白さを増幅させている。

バトル自体は、元々それほど好みではないのだが、
小早川家に踏み込むところや、
ひづるの浜辺の戦いは胸が高鳴った。
緊張感を出すための表現は好みだった。

作品のベースとなっている
慎平と潮のラブストーリーがとても良かった。
慎平は数年前に故郷から離れ、
葬式のために島に戻ってくる。
潮との別れを思い出して、
懐かしい顔や思い出の場所を巡りながら、
事件に巻き込まれていく展開になっている。

ネタバレレビューを読む

しかし、シデがなぜ世界を滅ぼそうと考えたのか
という理由は、相当弱いし、
ネタバレレビューを読む
その上で、たったあれだけの理由で
世界を終わらせることを選択する思考は、
あまりにも短絡的で説得力がないと言わざるを得ない。
同じ展開にするにしても、もうひとつかふたつ、
重要なエピソードが必要だと思う。

OPとEDの音楽が心に残る。
前期OPのマカロニえんぴつ『星が泳ぐ』は、
重厚なサウンドが特徴のロックで作品の謎を表す歌詞が
とても印象的だし、cadodeの『回夏』は、
ミステリアスな雰囲気でEDにふさわしい。
1話の終了時にこのEDが響くと、
謎めいた余韻を残すようで心地よかった。
後期OPの亜咲花『夏夢ノイジー』は、
敵との戦いやスピード感のある楽曲で
文句のつけようがない。
EDのりりあ。『失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう。』は、
作品のラストも思わせる叙情的ともいえる曲。
ただ、この曲を聴いてラストを想像すると、
見事にすかされてしまったというのが正直なところ。
それにしても2期分で、これだけハズレの全くない曲を
揃えたのもあまり記憶にないほどで、
毎回音楽を聴くのが楽しみだった。

シデの感情の推移をもう少し丁寧に描ければ、
完璧とも思える優れた作品。
最終回まで息をつかせぬ展開で、
もう二度と戻らないひと夏の日々を堪能させてくれた。
(2023年1月9日初投稿)

投稿 : 2025/04/12
♥ : 37

80.4 5 花火で漫画原作なアニメランキング5位
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (2026)
10118人が棚に入れました
「女子高生」になれば自然とモテると思っていた主人公“黒木智子”。しかし現実は違っていた…。高校に入学して2ヶ月経っても彼氏どころかクラスメイトともまともに会話もできず、無残な現実が襲い来る!この状況に焦った智子はモテるための行動を開始した。だが…、クラスの中でも目立たず、極度の人見知りで他人とコミュニケーションをとるのが苦手な智子は、家族以外の人間と会話をすることから始めなければならなかった…。モテない女子高生“黒木智子”がモテるようになる為に孤軍奮闘するのだが…智子に明るい未来は待っているのか!?モテない女子高生の苦悩が始まる!!

声優・キャラクター
橘田いずみ、中村悠一、花澤香菜、釘宮理恵
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

こ・・・これわ・・・((゚゚дд゚゚ ))

はがない、の本来の設定が極まれば、こんなことになるんでしょうね(笑)

はがない、は友達がいないといいつつ、のハーレム展開でしたが、ハーレムのハの字も見えない第1話でした。

かえって最終回にむけでどう落としていくのかが気になります(笑)

■第1話~第4話
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■第5話~第6話
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■原作
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■第7話~8話
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■第9話
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■第10話
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■第11話~第12話
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もこっち役の声優さんの橘田いずみさん
今回のもこっち役がすごい演技力でした。
あのゲスいキャラを見事に演じ切っていましたね^^
どうやったらあんな声出るんだろう、と
いつもビックリです。

ゲスい橘田さんのもこっちに
引き立てられて、花澤さんも輝いてました^^

とてもいい組み合わせだったなと思います^^

■わたもてラジオ 第1回~第11回
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■ニコ生ソロプレイ第1回~第3回
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■ニコ生ソロプレイ3/16
ワタモテラジオもおわってしまうのかぁ泣
とりま、土下座シーンの絵を当てれたのが今日の思い出です^^

投稿 : 2025/04/12
♥ : 180
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ニコ生もらい泣きしてしまったのとラジオ続編決定!(最終話まで

9月28日(土)20時開演(10/5まで
http://live.nicovideo.jp/watch/lv144633135
タイムシフト一週間!神回所じゃない。見てない人は今すぐ見る価値あり!これだけのために課金するのもありだろう。

1回目は橘田いずみがもこっちだと認識する回。
2回目はただの神回。
3回目、笑いあり涙あり神展開ありの最後はもらい泣きしてしまった…なんだこの笑い涙ありの劇団ワタモテ委員会は…
所でラジオは続くのが決まったがニコ生ソロプレイはこれで終わってしまうのだろうか?
何かこのニコ生のせいでアマゾンだかのランキングが急上昇して過去最高記録とかなんとか…
1回目2回目を見逃した人たちは3回目を見るだけでどれだけ面白い番組を作っているかを知れるので是非ともこの回だけでも見逃さないで欲しい!
アニメ本編もそうだけどこういうニコ生とか中の人の番組って割りとどうでも良い番組が99%だがこれは今まで見た中で完全に飛び抜けて一番だったかもしれない。
中の人に興味のない人も一度見てみたほうがいいかもよ?


高校に行けば自然とモテると思っていた"喪女"の日常を描いた、ちょっと切ない日常ライフコメディー!!


◆関連URL
・公式
http://www.watamote.jp/
・ワタモテRADIO
http://hibiki-radio.jp/description/watamote
・原作公式(最新話毎回無料配信中
http://www.ganganonline.com/comic/watashiga/


RADIO
中の人の声がまんまもこっちでおまけにぼっち伝説が面白すぎるw
キャラと中の人がこれ程リンクするのも珍しい。
聞いたこと無い人は一回聞いてみる事をお勧めします。
完全に中の人と一致しすぎてリアルもこっちが楽しめるかもしれません。


◆クランチロールで海外向け公式配信中
http://www.crunchyroll.com/watamote-no-matter-how-i-look-at-it-its-you-guys-fault-im-not-popular

◆原作試し読み
http://www.ganganonline.com/event/5th/tadayomix/index.html?sscl=left_5th_tadayomix


※見所は根拠の無い謎の自身があって無駄にポジティブな所。
なので全てバカに出来るしアホかってツッコめるのである。
これがネガティブだったら笑えないし痛くて目も当てられなかったであろう。


□ワタモテ特番 モテないし、ニコ生ソロプレイするか
これの一回目二回目が声に出して笑ってしまうほど爆笑したので見てない人は是非三回目以降の配信見逃さずに!
ってかラジオで感想書きたくなる程面白いのはナツメブラザーズ以来…

8月31日(土)20時開演(タイムシフト一週間
http://live.nicovideo.jp/watch/lv144632615
感想
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「モテないし、“にんげんっていいな”に混ざってくる」【喪5EDより】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21762977
これよく出来てるw


○総評
このアニメの面白い所は簡単に言うともこっちの下衆っぷりとかぼっちっぷり…って所もあるのかもしれないが、実は出てくる脇役が全て超良い人と言う点。皆さん気づかれましたか?
反面教師であり教訓みたいな作品になっているのです。
もこっち(あなた)が思っている程周りの人は悪い人ではないと。だからもっともこっちのようにポジティブで行動力を持つことで世界が変わるんですよと…ならなかったw
まぁ恐らく最終的にはそういうまとめになるんだろうと予想しつつ二期を待ちたいと思います。


各話感想
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投稿 : 2025/04/12
♥ : 102
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぎりぎり感

原作未読。

喪女(もじょ)というモテない女の子の黒木智子(くろき ともこ)。
そんな彼女が高校デビューを夢見て奮闘する「どうでもいい物語」。


どうでもよくないです。
モテないどころか友達もロクにいません。
ぼっちっぷりがひどいです。


「自分だけ仲間はずれ」

だれでも感じたことのあるだろう疎外感。
それを、思いっきり広げたものですね。

傷口をえぐってくるアニメです。
人によってはダメージが半端じゃないと思います。

「他人の不幸は蜜の味」。
今なら「他人の不幸でメシがうまい」。
そのギリギリラインを攻めている感じですね。
智子がポジティブで、なおかつ自業自得じゃないと見ていられません。
親友を平気でビッチ呼ばわりするようなキャラだからこそ成り立っています。

言い替えれば、智子の境遇から痛い思考や行動を引き算して見る必要があります。
そうしないと、ただの不幸な子に……。


・しっかりと立っているキャラ
・物語に合った絵柄
・耳に残る音楽
・ぴったりと合った声

と、全体的なレベルは高いです。
パロディを多分に含むネタも満載です。
私はジョジョネタが好きですね。


しかし、正直笑っていいものかどうか迷うことが多々あります。
智子はかなりの社会不適合者なんですよね。
性格が曲がっているとか、奥手とか、そんなもの通り越しています。
サブキャラクターがまともなので余計に目立ちますね。

見ているとなんともいたたまれなくなってきます。
智子には幸せになって欲しいです。
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笑いも攻撃力も抜群。
ちょっとバランスを崩すとまったく笑えなくなると思います。
しかし、絶妙な平衡感覚で最後まで安定して楽しませてくれました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 81

83.5 6 花火で漫画原作なアニメランキング6位
クズの本懐(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1037)
5306人が棚に入れました
報われない恋 切ない恋 片想い それってそんなに美しい物ですか 高校二年生の安楽岡花火は、叶わぬ恋に身を焦がしていた。大事な人を傷つけ、傷つけられながらも求めてしまう人のぬくもり。これは、あまりにも純粋で歪んだ恋愛ストーリー。

声優・キャラクター
安済知佳、島﨑信長、戸松遥、井澤詩織、野島健児、豊崎愛生
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

めんどくさい男女間の恋愛模様を描いた作品…初恋の終わりと本物を探す答えを問う

高校生と先生の恋愛観を一人の女の子目線から描く物語といったところでしょうか。どろどろっぽいですが、単に「めんどくさい」恋愛と見た方がいいように思いました。
好きな相手に好きって言えず、ズルズルと似たような状況の男の子と恋愛にもならない付き合いをする日々。好きな先生の思い出に浸り、だからなんだ…と言いたくなります。その先生の相手の女性教師、どう見てもビッチでしょう。この流れだとそんな予感がします。

と、なんだかんだと言いながら見ちゃうんでしょうね…だって面白そうだし。

2話…どうしてこうなった?
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3話…花火「あ~めんどくせぇ」(視聴者の多くがそう思ってるっちゅうの)
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4話…鳴海「あまりにも出来すぎている」(あんた、幸福者だわ)
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5話…花火「なんでかな」(知ったこっちゃない、勝手に悩め)
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6話…麦「疼くよ、俺のクズ女レーダーが」(便利だな、そしてお前もクズだがな)
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7話…のり子(本人いわくモカらしい)「ハッピーエンドでなければ、消えた方がいい」(じゃあ消えるだろう)
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8話…麦「知っているのを知ってた」(はいはい…性欲には負けるくせに)
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9話…篤也「あんたさ、誰のことが好きなの?」(たぶん、ぐちゃぐちゃだろう…)
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10話…考えが薄い男女がやっているだけ
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11話…(鳴海)「好きな人には元気で生きていてほしい」(この作品は最高の名言だと思ってしまった)
ネタバレレビューを読む

12話…(麦&花火)「でも…さようなら」(感情残したままだと将来つらいぞ…)
ネタバレレビューを読む

最初は「恋に恋しているだけ」と思ってみていましたが、そうではなく、ちゃんとした「恋心」が描かれ、それに合うような展開がされていました。深夜アニメらしく(?)、エロ描写が強かったのはもったいないけど、入れることによってより深く心情をあぶり出していたようにも思います。必要悪(もっといい表現はできないものだろうか…)なのかもしれません。

作画は綺麗でした。花火は可愛かったですね。止め絵を多用していましたが、言葉とマッチしていたので、かえって効果的ではなかったかと思います。中の人に関しては、花火はちょっと前まで麗奈でしたし、何かありそうな美少女の声が合うんですね。ほかのキャラもみんな合っていたと思います。OPの「嘘の火花」、EDの「平行線」もこの作品に本当に良く合っていて盛り上げていたと思います。

純愛でも恋愛でもない、リアルな心を表現した「心情系」または「感情系」という表現が合いそうな気がします。鬱展開の重い話に見えて、実はそうでもありません。作品通して「考える」ことが好きな人にお勧めしたいです。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 69

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

正直者の本能。言葉が巧み。あとエロい

原作、ドラマは未視聴です。

安楽岡 花火(やすらおか はなび)と、粟屋 麦(あわや むぎ)にはそれぞれ好きな人がいる。
だけど、寂しさを紛らわせるがごとく、カップルのように振る舞うのだった。


開始2分でわかるドロドロ感。
人間関係の矢印は複雑です。

一般的な恋愛作品では、登場人物が「いい人」なことが多いです。
いい人だからこそ、片思いは辛いし、破局は苦しい。

でも、この作品ではちょっと違ったアプローチをしています。
それが、「クズ」というワード。


ここで「クズ」という言葉の意味を考えてみます。
似たような言葉に「ゲス」がありますが、

クズ:社会的に良くない人のこと
ゲス:人格的に良くない人のこと

という意味を持っています。

つまり、「一般的にはふさわしくない行動・思考」というニュアンスです。
これが作品内でどう表現されているかというと、「心の声」です。

とことんまで心の声を言語化。
キャラクターがナレーションで心情をぶちまけまくります。
どんな人でもよろしくない考えをしてしまうものですが、それを隠さないんです。

もし私が、

「誰にでも好かれたいか」
「キープできる都合のいい人が欲しいか」
「お付き合いしている人がいても、ほかの人とカラダの関係を持ちたいか」

と言われれば「YES」と答えます。

だってそうだもん。
実際には理性やプライドで抑えるわけですが、本音は違う。

その本音をぶっちゃけて、

「無意識ではこう思ってるんだよね」
「社会的には良くない考えだけど、誰でも多少は思うよね」

果ては、

「理性やプライドで抑えてるんだよね」

と、根っこの部分を言葉巧みに語ります。
だからこそ、クズであり、説得力があり、同時に共感できる部分もある。


また、各キャラクターに「変化」が描かれており、話全体のテーマとなっています。

要するに、

* 社会的に良くない行動をする
* なぜそういうことをするのかを論理的に説明する
* それが本能的ながら、説得力がある
* 本音同士をぶつけあって、各キャラクターの行動が変わる

という仕掛け方をしたお話です。


欠点は、

* コメディは少なめで、基本は重い
* キャラクターを好きになりにくい
* 言葉が多く、集中する必要がある
* 次回に対する引きが弱い
* ストーリーそのものに衝撃はない

しかし、共感できれば満足感は強いでしょう。
一話一話、多くの言葉で心情を語るため長く感じますが、見た甲斐がありました。
お腹いっぱい。


絵はとてもきれいです。
キャラデザインも好み。

色は2~3色しか使われておらず、動きも少ないです。
ただ、ぼかし効果や白を混ぜた色調のため、清潔に見えます。
そして、瞳がしっかりと描き込まれているため、美しく見えるのだと思います。

OP・EDも曲・絵ともに素晴らしいです。
耳に残るしリズムも取っちゃう。
セックスを表現したEDは、非常に強いインパクト。


あと全体的にエロいです。
背徳的で官能的で本能的。

百合があるので苦手な方は注意です。
好きな方はおいしいかもです。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 65

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作知らんけど視聴前からめっちゃ気になってました!→原作読みました!→8話から原作未読回に突入。面白かった!

[2017年冬作品1クール視聴終了時ランキング] コメントより
==
TVドラマ的なストーリーの恋愛モノ。アニメでこれをやったというのがノイタミナ枠っぽいところでしょうか。
==

というわけで、マンガ原作は未読です。
→ だったのですが、第1話を観て原作を読み始めて、引き込まれて第2話視聴前に既刊7巻一気読みしてしまいました。原作も後は最終巻8巻の刊行(3月)を残すのみとのことです。楽しみです!

「美男美女の理想的なカップルだけど、それは表向きだけ」という設定だけ番宣などで耳にしていたのと、主人公の安楽岡花火(やすらおか はなび)のキャラクターデザインが個人的に超ドストライクだった(女性が描く頭身高めの変に巨乳じゃない感じのビジュアルが好きなのです)しキャストが安済知佳さんということなので、第1話は必ず観ようと心待ちにしていました。

こういう歪んだ感じの恋愛ドラマ的な作品は好きです。前期の『舟を編む』とは違った意味で本作もまたノイタミナ的かも。ということでそのまま視聴継続予定。
→ ということで、第2話で主人公以外のメインキャラクター全員の顔出しが済みました。ここまで良いテンポで進んでいます。シリーズ構成有能ですね!

…ドラマといえば、本作は同じクールで実写ドラマもやるそうですね。こちらは1/18深夜から。一応、初回は見比べてみるかな?

おまけ: 上江洲誠さん、同一クールの『この素晴らしい世界に祝福を!2』と本作のシリーズ構成・脚本をやっています。なんか良くわからんがとにかく凄い…。

2017.3.3追記:
8話から原作未読箇所に入りましたが、素晴らしい回でした。これは、原作も信じられそう!

2017.4.1追記:
視聴終了。原作も8巻を入手して読了しましたが、改変要素はないようです。花火を演じた安済さんは、本作品のようなトーン低めの落ち着いた演技は良いですね。

ストーリーはマンガ原作に負うところが大きいと思いますが、好みは別れそうです。肌色成分高めだったのでそういう作品と思ってご覧になった向きもあるかと思いますが、中高生の頃に少女マンガをそれなりに読んだ身としては、本作品はその延長線上にあるものに見えました。

必ずしも登場キャラクターに共感して観るような作品でもないと思いますが、極めて「文芸作品的」な雰囲気で共感したり懐かしく思うような言動もあり、最終回まで楽しめました。

深夜だから当然ですが、子供向けの作品では全くありません(笑)。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 61

74.4 7 花火で漫画原作なアニメランキング7位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1078)
5116人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いろはにほ♪ぱーっとぱーっと晴れやかに♪

OPがいい!!^^
そして、よさこい踊るために、目標に向かって動いていく
なる達にとてもワクワクします。

ハルの声いいなぁ^^

■なんで「ハナヤマタ」?
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■第3話
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■第4話
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■第11話
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■第12話
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投稿 : 2025/04/12
♥ : 58

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラを愛でましょう(*´∀`*) 

高知県の伝統的なお祭り『よさこい』を題材に
女子中学生たちの青春を描いた作品。
全12話。
原作は『まんがタイムきららフォワード』で
連載中の漫画。


舞台を高知県ではなく神奈川・鎌倉に設定する辺りは
ご当地作品としてハネる事を狙ったんですかねw

そんな鎌倉の風景・景色ですが、丁寧に描かれいて◎♪
『よさこい』を中心に色彩豊かで華やかさのある
作画、キャラデザはとても綺麗な仕上がり具合でした。

OP、ED曲も作品の世界観をしっかり表現した名曲♬

若いヒロインたちはとても魅力的♪
中学生の揺れる感性・感情が描かれているシーンが多く
爽やかさや甘酸っぱさ、頑張る姿がとても好印象(*´∀`*)
声優陣も若手を多用。
……こっちは“今後に期待”ですかねぇw

さて、良かった所を挙げて来ましたが
作品を視聴しての1番の感想、残念ながら不満です。

キャラそれぞれの掘り下げに一生懸命になるばかりに
期待していた『よさこい』を踊るシーンが少なすぎるッ!!
ここは大いに不満が残るマイナスポイントo(`ω´*)o
せっかくの綺麗な世界観を生かし切れず…という印象で
決して悪い作品ではないだけに、とても残念でした。



総評として
『よさこい』シーンに不満は残るも
キラキラ輝く女子中学生たちに元気を貰える作品。
キャラ重視での視聴であれば充分楽しめると思います♪

続編があるのであれば、ぜひ『よさこい』にスポットを当てた
ストーリー展開を期待したいです(*´∀`)




《キャスト》
関谷 なる(CV.上田 麗奈)
ハナ・N ・フォンテーンスタンド(CV.田中美海)
笹目 ヤヤ(CV.奥野香耶)
西御門 多美(CV.大坪由佳)
常盤 真智(CV.沼倉愛美)
常盤 沙里(CV.豊口めぐみ)
大船 勝(CV.小山剛志)



《主題歌》
OP
『花ハ踊レヤいろはにほ』/チーム″ハナヤマタ″
ED
『花雪』/smileYinc.(第1話~第11話)
『花雪(チーム″ハナヤマタver.″)』/チーム″ハナヤマタ″(第12話)

投稿 : 2025/04/12
♥ : 53
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ぱーとぱーと晴れやかに咲かせましょう花のように♪

原作未読 全12話

引っ込み思案で気弱な性格で中学生の関谷 なる(せきや なる)は、アメリカからの留学生のハナ・N・フォンテーンスタンドに「よさこい」を一緒にしないか勧誘されます。心の中では変わりたいと思っているなるは思い切ってハナと一緒に「よさこい」をすることになりました。ハナから始まり、なるから広がり、同級生で親友の笹目 ヤヤ(ささめ ヤヤ)、先輩で幼馴染の西御門 多美(にしみかど たみ)、多美の親友の常盤 真智(ときわ まち)5人の「よさこい」部のお話です。

「よさこい」がベースですが、練習はあるもののメンバーを集めることをお話の主軸に持ってきており、メンバー1人増えるごとに1つのエピソード(2話ぐらい)あるので感動した良い場面も多々ありましたが、もう少し踊っているところを観たかったですね。
ネタバレレビューを読む

キャラデザは、目の部分が特徴的で好き嫌いが分かれると思います。

「よさこい」は詳しく知りませんでしたが、華やかですね。

作画も淡い色使いが多くお花を特徴としているので綺麗でした。

好きなキャラは、明るくいつも元気なハナちゃんです。声も合ってましたね~

「よさこい」を題材に、中学生の青春を描いたお話です。日常系が好きな方にはオススメです^^

OP/ED どちらも好きな曲です。OPは元気で華やかさを、EDは仲の良さをそれぞれ作画も良かったですね。

最後に、この作品はタイアップやコラボレーションが多いですね。異色なのは車のメーカーFIATで各キャラをモチーフとしたデザインで華やかな雰囲気となってます。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 52

66.8 8 花火で漫画原作なアニメランキング8位
君のいる町(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (682)
3737人が棚に入れました
桐島青大は、突然別れを告げて消えた枝葉柚希を追って、故郷・広島を後に東京へ向かう。そこで出会った、気が強く、胸が小さいことを気にする御島明日香、長髪で女好きの風間恭輔、そして、柚希の奔放な妹・懍。それぞれが、出会い、惹かれ合い、別れ、傷つき、傷つける。やがて明らかになる真実。そして、見つけた本当の気持ちとは?。東京と広島を舞台に、残酷な運命に翻弄され、友情と恋愛の狭間でもがきながらも、本当の恋を見つめ続ける男女を描いた、甘く、苦い青春ラブストーリー。

声優・キャラクター
細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔、増田俊樹、タカオユキ、高野菜々、藤田咲、遠藤綾、たかはし智秋、矢作紗友里

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

hiding truth hurts a partner deeply later

原作では広島の高校に進学するために、東京で暮らしていたヒロインの枝葉柚希(えばゆずき)が、主人公の桐島青大(きりしまはると)の家に居候するところからスタートします。
しかしアニメでは、東京に戻り遠距離恋愛している柚希に、突然に別れを告げられた青大が、納得できず東京の高校に転校して、都内に住む姉のアパートに引っ越してくるところから始まり、それ以前の話の流れは回想シーンなどで少しずつ補完される形になっています。時間の都合もあるのでしょうが、頻繁に過去と現在を行き来するので、初見では時系列がわかりにくいですし、突然に話が飛ぶことも多いです。主人公もヒロインも他の相手と交際する事もあるのですが、青大の交際相手とは、どちらから交際をスタートしようとしたのかは飛ばさないで欲しかったですね。

主人公の青大くん。合コンやら遊園地やらで失敗しても、何も学習しないようで、キャラが固定されてるように思えます。つきあっている相手がいても、相手が心配するからと都合の良い理由で、自分を納得させて平気で嘘を並べる無神経な主人公では、視聴者の共感を得るのは難しいですね。
いつでもどこでも相手が誰であっても、方言で話すスタイルを何年経っても続けているのでは、個性というより傲慢なだけのように感じます。どこでも方言でよいのは吉本の芸人さんだけじゃないでしょうか。

気に入った相手がいれば平気で乗り換えるのでは、つきあわされていた相手にとっては、たまったものではないでしょう。いつも交際相手を必要としている人は、寂しがり屋というと聞こえはいいですが、ただの依存症なのだと思います。

しかしこの作品は恋愛ものと呼んでいいのでしょうか?
恋愛を扱った作品には感情移入して視聴する作品と、登場人物を応援しながら視聴するタイプがあると思うのですが、私にはどちらも無理でした。パンチラや入浴シーンを挟みながら、主人公やヒロイン、周りの人物におかしな行動をさせたり、何度も偶然が起こったりで、次は誰が何をやらかしてくれるのか、気になるような展開だけで引っ張っていく作品のように感じました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 50
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女性が美形なので、妙にエロいです。<追記;OVA>

東京と広島庄原を舞台とした、ヘビーな恋愛アニメです。
三角関係がベースとは言え、凄惨な修羅場はありません。
登場人物の性格がさっぱりしているため、私にはさわやかな修羅場と映りました。

幼少期~高校・大学と、時の経過とともに、移ろいゆく心が巧みに表現されています。
はた目には、引いてしまいそうになる行動も過去の蓄積があってのこと。
その赤裸々感が胸を締め付けます。

ヒロインの妹、小悪魔懍ちゃんは実に正直な性格ですね。
ビシバシと主人公青大の恥部を白日のもとに晒します。
懍ちゃんがこんな行動をとるのも寂しいからか?
勝手な妄想だけど、最終話の雨のシーンにそれが凝縮されているような気がします。

主人公青大はベタな広島弁。
私のふるさとの言葉に似ているので、親近感があります。
広島を舞台にしたアニメで、広島弁は記憶にありません。
少々、もの珍しさを感じました。

<追記;OVA>
OVA4話分、以下の3編を視聴しました。
 黄昏交差点(2話分)
 ウチがきた町
 約束の場所で
 
・黄昏交差点
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・ウチがきた町
ネタバレレビューを読む

・約束の場所
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投稿 : 2025/04/12
♥ : 49
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1クールじゃ足りないよ~(> <)

原作 漫画 既読

全12話

リアル系学園ラブコメ


アニメ版では、東京へ上京してからの3角関係編です。

原作コミックは2013年8月現在 24巻まで出てる恋愛ものとしては長編漫画。

このアニメ版では、東京へ行った枝葉 柚希を追いかけ、広島から上京する所から始まります。

なので、原作序盤の広島での恋愛出来事が省かれてます。

原作知らない人が初めて見ると、説明不足で人間関係とかキャラを理解するのが難しい始まりになってますね。

ストーリー的には、キャラが変わる3角関係で、実写ドラマ化できるくらいの内容です。

感想
ネタバレレビューを読む

見終えた感想としては、やっぱり12話では短すぎでしたね。
この話だと2クールは欲しいです。

主要部分を駆け足で見せられた感じでした。
勿体無かったです。

自分、何だかんだ言っても原作好きなので、結構毎週楽しんで見てました。
(@´▽`@)

月9のような恋愛ドラマが好きな人にはオススメかな?
(@´▽`@)ノ


OP:「センチメンタルラブ」 歌 - みみめめMIMI

ED: 「君のいる町」(第1話 - 第6話)歌 - 桐島青大(細谷佳正)
  「Dear friend」(第7話 - 第11話)歌 - 風間恭輔(小野大輔)
  「君のいる町〜Answer Songs ver.〜」(第12話)歌 - 桐島青大(細谷佳正)


「センチメンタルラブ」と、「君のいる町」は好きでCD購入。(*´ー`)

最初、アニメで聴いてる時は、EDの方が好きな曲でしたが、
CDで曲全部を聴いてると、OPの方が好きになりました。
(*´∀`*)

最後に・・・
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 46

67.5 9 花火で漫画原作なアニメランキング9位
ぎんぎつね(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (703)
3497人が棚に入れました
ここはとある町の小さな稲荷神社。主人公まことは十五代目にあたる跡取りの女の子。現在の神主はお父さんですが、神さまの使いである“神使”の狐・銀太郎の姿が見えるのは、正式な跡取りのまことだけなのです。
ちょっとだけ未来が見えたり、失くしたものを探せたりする不思議な能力を持つ銀太郎ですが、やる気はないし口も悪いです。でも、まこととは気があうのか、まあ仲良くやってるようです。そんな稲荷神社を舞台に、いろんな人たちがふれあう物語。
神さまの杜へ、ようこそ――。

声優・キャラクター
金元寿子、三木眞一郎、関俊彦、小野賢章、藤村歩、小清水亜美、赤﨑千夏、関智一、杉田智和、野島裕史、井上和彦

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

巫女と神社と狐とミカン

原作 漫画 未読

全12話

ジャンル:ほっこり神さまファンタジーの日常系

主人公が高校生の女の子で、
小さな稲荷神社の十五代目跡取。

彼女にしか見えない稲荷大神に仕える銀太郎(狐の神使)との、ほっこり日常ですかね?

主人公にしか見えない設定とかが「夏目友人帳」や、「神さまはじめました」等に似てますね。

話では
時々、神社のうんちくとかを教えてくれたりするので、知らない人には役立つんじゃないかな?

神使達との温かい話とかもあるので、こう言うハートフルなのが好きな人にはオススメです。

自分的には、ちょっと何か物足りない感じ
2期があれば見るけど、繰り返して見たい程ではないかな・・・


OP:「tiny lamp」/ 歌 - fhána

ED:「月光STORY」 / 歌 - SCREEN mode

投稿 : 2025/04/12
♥ : 64

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

感想

神社について分からなかったりする所をかいつまんでいて良いと思います

大きな神社は目に付いても、近所の小さな神社や小さなお社って注目する事がなかったので
この「ぎんぎつね」を見て祀ってある神様くらいは知っておこうかと思いました

神道って堅苦しくなく見れて1クールで終わってしまうのが勿体無いです。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 55
ネタバレ

エミール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

反省の弁を述べさせて頂く

神使が見える琴浦さん似の女の子と神使と
その家族やお友達とのハートフルなお話。
ほのぼのしたい方におすすめ。






こっから全く関係ないよ!
別に読まなくてもいいからね!

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 49

65.0 10 花火で漫画原作なアニメランキング10位
波打際のむろみさん(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (658)
2958人が棚に入れました
ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!? 「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」‥‥こいつ、博多弁話すしー! なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪

声優・キャラクター
田村ゆかり、水島大宙、野中藍、上坂すみれ、原田ひとみ、中原麻衣、さかいかな、斎藤千和

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

むろみぃぃぃぃぃぃぃぃ!!ここだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

制作はタツノコプロで原作は漫画です。
ジャンルはギャグです。


テンション高めな人魚のむろみさんと、釣り好きな拓朗(たっくん)を中心に描かれるギャグコメディ。


とにかくテンション高めでイケイケな本作。
人魚のみなさんがはっちゃけまくります。
ネタはパロディ、下ネタ何でもアリで入り乱れます。
序盤はそこまでハチャメチャでもなかったような気がしますが、キャラが出そろってからは面白かったです。
川端くんのシュールさには笑ってしまったw

タイトルの通りOPがとても印象的です。
サビが良いですよね。
あの曲を聴くために、私は本作を見ていたのかもしれない…w


総括して、15分でサクッと見れるのでギャグが好きなら見てみるのも良いかも。
個人的には続編希望ですw

投稿 : 2025/04/12
♥ : 32

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

楽しいUMAコメディ

マンガ原作。ギャクアニメ。
愛らしい博多弁で話す人魚のむろみさんと仲間たちによる、海洋生物とUMA(未確認生物)をネタにしたハイテンションコメディ。
突っ込み役は釣りが趣味なだけの普通の少年です。
UMAの方々は人類より遥かに長い年月を経て様々な歴史をみてきた筈なのに、達観しているどころか相当な俗物ぶりが楽しい。
ギャグアニメの老舗、タツノコプロ製作で、そこかしこに微妙なパロディがお遊びで潜んでます^^


掲載が少年誌だということで、あまり期待もしていませんでしたが、さすがにマガジンのショートギャグはパンチが効いてます。
絵は相当クセがありますが萌え要素は薄く、ギャグ色が強いので絵柄が弊害になることはありません。
登場人物はほぼ人外なので体を張ったお笑い。
主役のむろみさん自身、不老不死の高次生物の人魚でありながら、生態系ヒエラルキー的には魚類の位置付けで、鳥類や肉食動物から捕食される立場としてヨゴレ芸を披露してくれます。
下品なシモネタ。
少々辛味の効いた風刺。
ちょっと叱られそうなパロディ。
くっだらないドタバタギャグばっかりかと思えば、色んなパターンのお笑い要素が入っていてかなり楽しめました。
非常に安定的な笑いを供給してくれる作品でした。

絵柄はともかく、田村ゆかりさん(福岡出身)の博多弁の喋りが可愛らしくて、むろみさんというキャラにも好感度大。
まぁ、萌えませんけどねw


俗っぽいけど、そこが愛嬌。
そんなファンタジーキャラたちの、のんきでおバカな人外生物コメディ。
テンポよくわかりやすいギャグは、幅広い層にお楽しみいただけると思います。

1クールで終了してますが未登場キャラもまだまだいるようで・・・
2期が製作されないかなぁと、ちょっぴり期待^^

投稿 : 2025/04/12
♥ : 30

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

存在感と躍動感に溢れた人魚達・・・気持ち良いくらいハイテンションな作品でした♪

この作品は、当初短期集中用の連載作品として描かれていたそうです。ですが予想以上に人気が出たため、正式な連載となったそうです。代わりに、これまで作者が正式に連載していた作品が休載となるオチがあったようですが(wikiより)・・・^^;
このようにして生まれたこの作品は、1話15分枠というコメディタッチのショートアニメとして十分楽しめる作品に仕上がっていたと思います。

この作品の主人公は、むろみさん・・・年齢不詳で博多弁が特徴の人魚です^^;
博多弁を喋る人魚って・・・多分この作品が初めてなのではないでしょうか・・・?
最初視聴した時、これまで私の頭の中にあった人魚の既成概念と言葉のギャップにびっくりしましたけど・・・^^;
そして、テンションもだいぶ高い人魚なのですが、CVの田村ゆかりさんがしっかり演じてくれていました・・・でも、ニコ生などで時折り見せてくれる田村ゆかりさんのノリとむろみさんのノリに少し通じる部分があったような気もしましたが・・・^^

こんなむろみさんですが、もう一人の主人公である釣好き高校生の向島 拓朗(たっくん)に釣り上げられて二人は出会い、そして物語が動いていきます。物語といってもストーリー性がある訳ではなく、圧倒的に個性的なキャラと食物連鎖の性を主体的に描いた作品になっています。

八百比丘尼の伝説にもありましたが、人魚の肉を食べると永遠の若さと生命が手に入る・・・という設定が活かされているからなのか、この作品に登場する人魚も気の遠くなる位、長い時間を過ごしてきています。それだけに武勇伝、恋愛、勘違いも沢山あるようですが、スケールの大きさにビックリすると共に、しっかり笑いのツボも押さえてあるので楽しんで視聴できると思います。

この圧倒的に個性的なキャラの存在と面白さに拍車を掛けているのが、食物連鎖の性に対する描き方だったと思います。

人魚って魚類・・・? それとも人間・・・?

今回の作品では、魚類か人間かの設定は、まさに運命の選択・・・そして、今回の人魚は魚類と設定されていました。
その結果は・・・見てのお楽しみです♪

1話が15分だったので、中だるみする事なく一気に視聴できた作品でした^^ 因みに原作はまだ続いているようです・・・もしかしてむろみさんとたっくんの仲に変化が・・・? などと考えると、私にとっては続きが出たらきっとまた視聴したいと思える作品でした♪

投稿 : 2025/04/12
♥ : 28

67.9 11 花火で漫画原作なアニメランキング11位
あんハピ♪(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (518)
2390人が棚に入れました
不幸を背負った生徒ばかりが集められた高校のクラス・天之御船学園1年7組を舞台に展開されるアンハッピーなスクールコメディ。悲恋のヒバリ、不運のはなこ、不健康のぼたんら不憫な生徒たちが、幸福になるため特殊な高校生活に奮闘する姿を描く。

声優・キャラクター
花守ゆみり、白石晴香、安野希世乃、山村響、吉岡茉祐、原由実、森永千才
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

unhappyでも杏はhappyに感じる♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
一見、典型的な「きらら系日常アニメ」に見えますが、なかなかスパイスの効いてる作風で、私は結構楽しめました♪ 日常系ながらしっかりとしたテーマ性があるので、「頭カラッポ」よりは、「(あくまで)ちょっとだけ何かを考えながら」観てほしいアニメっすね♪

あと、OPの「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」は、これぞ電波系萌えソングって感じで、かなりオススメ。曲だけでも聞いてみて下さい♪ 元気が出ますよ!

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 38

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

平々凡々。

アニメーション制作:SILVER LINK.
2016年4月 - 2016年6月に放映された全12話のTVアニメ。

原作は、琴慈による『まんがタイムきららフォワード』にて、連載中の漫画。

【概要】

名門・天之御船学園(てんのみふねがくえん)。

この学校には勉学クラス(1組から3組)とスポーツクラス(4組から6組)があり、
各自の長所を伸ばすという教育理念があります。
そして、どっちでもない生徒(学内ではおちこぼれ?)は、
不幸の業を背負った存在として7組に集められて、
通常の授業とは別に開運を目的としたカリキュラムが組まれています。

そして、今年この学校に入学した5人の女子高生。
花小泉杏、雲雀丘瑠璃、久米川牡丹、萩生響、江古田蓮。
それぞれに不運の属性を背負った彼女たちが幸せを求めるといったころを中心とした日常コメディです。

【感想】

電子書籍サイトで立ち読みしてみたのですが、原作はかなり絵が可愛い感じですね!

5人の女の子が中心 & 微百合 & 日常 と、きらら系アニメのテンプレ設定に、
幸薄い女の子たちの幸せ探しをストーリーの主軸に練り込んだお話でありますが、

不幸の定義ってなんでしょうかね?このアニメに出てくる少女たちは、
日常生活においてTRPGでいうダイス判定的なアンラッキー体質ではありますが、
十分に幸せな日常を送っていると思います。

経済的に恵まれた生活をしており、ぼっちでもなく複数の友だちとキャッキャウフフ出来る関係であり、
人に危害を加える卑しさに満ちた嫌な人間が一人たりとも存在しない安全な世界。
そういう意味では現実社会の一定数の人間よりは、完全に幸福であると言えるのです。

『あんハピ♪』の英語タイトルは“unhappy go lucky!”らしいですが
もうひとつ!“Anne Happy”即ち、主人公・花小泉杏の幸せでもありまして、
日常でアンラッキーに多数見舞われながらも幸せに暮らしている杏、
そして彼女をとりまく4人の少女たちとの友情を見守る物語なのです。

さて、このアニメはちょっとクールな感じのする原作よりも、
作画と演出の効果でほんわかムードなのですが作品として面白いかは微妙ですね。
○○に恋してる女の子ネタとか虚弱少女の自虐ネタとか、
キャラ付けが面白くもなくギャグとして、まったくもって笑えません。
3人組が5人組になってからはキャラの良さが引き出せるようになって、
それなりに良い話もあって時々は笑えるのもあるのですが、
日常アニメを代表するような人気作と比べたら、やはりシナリオの打率は低いです。

この手のアニメは、あずにゃんやチノちゃんみたいな、
諸兄のハートを鷲掴みにするようなキャラがいないと爆発力に欠け、
そういう意味ではエースキャラがいなかったのがきついかも?
主人公の杏は天使みたいな心の持ち主なのですが。

作画もダメってわけじゃないのですが原作の絵に比べると、良いとは言い難いような?
モブの顔がのっぺらぼうなのが印象悪いですね。と思ったら、そこは原作通りなのですね。

“感動”“癒やし”“萌え”“ギャグ”

ヒット作になるべく、これらみたいな何か強力な武器をこれといって持たず、
とにかく地味で平凡な全十二話であったというのが正直な感想ですね。
某マスコットキャラの歌とか結構好きですけどね、作品の平均的なポイントは上がらないです。

2期が無いと出番なさ気な金髪少女・狭山椿は見た目が私好みで可愛いのですが、
このままだと2期決定は相当厳しいのが残念でもありますね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 37

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

天之御船学園1年7組に在籍する不幸を背負った女子高生を幸せに導こうとする物語・・・

この作品の原作は未読ですが、原作が「きらら系」だったので迷わず食いついた作品です。
でも「きらら系」といっても実は細かく雑誌が分かれているようですが、私の中で「きらら」はこれまで十把一絡げでしたので、ちょっとググってみました。

まんがタイムきらら:萌え4コマ専門誌。けいおん、ゆゆ式、三者三葉など。
まんがタイムきららキャラット:かわいさニューウェーブ♪。ひだまりスケッチ、Aチャンネルなど。
まんがタイムきららMAX:ドキドキ★ビジュアル全開マガジン。ごちうさ、きんモザなど。
まんがタイムきららフォワード:ビジュアルストーリーコミック誌。ハナヤマタ、あんハピ♪など。
まんがタイムきららミラク:「女の子の可愛さ」にこだわる。桜Trick。幸腹グラフィティなど。

なるほど・・・一部未視聴の作品を除けば、どれもキャラ萌えする作品ばかりなので雑誌による作風の違いはイマイチ理解できませんでしたが、アニメ化されたきらら系の作品情報については、「まんがタイムきららWeb」をググると良さそうだ・・・という事が分かりました^^;
でも調べてみてビックリした事もありました。人気のある雑誌だとばかり思っていましたが、中には休刊となっている雑誌も複数あるようです。
マンガの世界の厳しさ・・・そしてアニメ化に繋がる門の狭さを改めて感じずにはいられませんでした。

少し話が脱線してしまいました。
この作品は「まんがタイムきららフォワード」で連載されていた作品・・・という事になります。
物語の趣旨はタイトルに記載した通り、不幸を背負った女の子を幸せに導こうとする物語です。
視聴するまでは、これが学校の授業としてカリキュラムに織り込まれている点に突っ込みを入れたくなる気持ちもゼロではありませんでしたが、1話視聴してそんな気持ちは吹っ飛んでしまいました。

この1年7組に入学してきた女の子達・・・とことん運に見放されているんです。
自宅から毎朝学校に通学する事自体に波乱万丈が待ち受けているんです。

そんな1年7組の中でも特に抱えている業の深い女の子が以下の5人です。

花小泉 杏:本作の主人公であらゆる不運を抱えていますが、天真爛漫なのが彼女の救いです。
雲雀丘 瑠璃:優しく世話好きですが、絶対に報われない相手に恋をしちゃってます。
久米川 牡丹:普段はおっとりとしていますが、極度の虚弱体質でケガや体調不良が絶えません。
萩生 響:極度の"方向音痴"で一人で行動すると必ず迷子になります。
江古田 蓮:人間を含めたあらゆる動物のメスを無差別に魅了してしまう困った体質の持ち主。

こうしてみると、気をつけていればそれほど日常生活に影響は無いのでは・・・?
とも思えるのですが、限度を超えると立派な不幸となって本人に降りかかってくるんです。
そこで担任の先生が「幸福クラス」と題して、不幸のどん底から救い出す授業を行ってくるのですが、正直殆ど遊びです・・・

遊びながら幸せになる・・・こんな事が実現するならとても素晴らしい事だと思います。
先生だって奮闘します・・・けれど、一筋縄ではいかない不幸を7組みの生徒は背負ってるんです。
次第に先生もエスカレートしていきます・・・
先生、見た目はとても優しそうですし、言葉遣いだってとても綺麗なのですが、極度の負けず嫌いなんでしょうね^^;
何だかんだ言いながら先生がクラスのテッペンに君臨していますから・・・

彼女達はどんな業を背負っているのか・・・そして不幸から脱却できるのか・・・
気になる方は本編でご確認下さい。
きらら系作品に相応しい展開が待ってくれています。

オープニングテーマは、Happy Cloverの「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」
エンディングテーマは、Happy Cloverの「明日でいいから」
Happy Cloverは、上で紹介した5人が組んだユニット名です。
ドタバタ感溢れるオープニングに、趣向を変えたメロディアスなエンディング・・・
どちらも甲乙付け難い曲だったと思います。

1クール全12話の作品でした。アニメを視聴する上で、癒しや萌えを与えてくれる「きらら系」作品は欠かせません。
次クールの作品を検索するとき、きらら系作品の有無は私の中で結構重要なチェック項目になっています。
ちょっとブッ飛んでいた感もありますが、総じて楽しませて貰った作品でした。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 32

81.5 12 花火で漫画原作なアニメランキング12位
からかい上手の高木さん2(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (504)
2336人が棚に入れました
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。季節はめぐり2年生に進級した西片は、今度こそ高木さんをからかい返すことができるのか…?「ニヤキュン」必至、照れたら負けの"からかいバトル" 第2ラウンドがいよいよ開幕!

声優・キャラクター
高橋李依、梶裕貴、小原好美、M・A・O、小倉唯、内田雄馬、小岩井ことり、岡本信彦、落合福嗣、内山昂輝、悠木碧、田所陽向
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

難攻不落の西片くん

 くっそ~ 高木さんめ~

西片はどれほどこの言葉を口に出して顔を赤らめたんだろう?
安定の2期ということもあり、交わされるやりとりやフレーズはさほど変わらないのですが二人の関係が微妙に変化してました。進級の賜物です。
2期からの視聴でもかまいませんが、微妙な変化までカバーするには1期の視聴が必須でしょう。
 ※以下、1期のネタバレは隠してません。

1期10話で高木さんに生じた微妙な変化というかスイッチ


 “勘違いされちゃったっていいよ”モード


それ以前に展開されていた常にマウントを取る高木さんとお子ちゃま西片くんとのほんわかしたやりとりに“ラブコメの波動”が追加されたことで、一度断念しときながらあにこれでの高評価を頼りに再開し、完走にまで漕ぎ着けることができた私でした。
2期はその延長上にあります。1話でその方向性は示されてました。


■第1話で示された2期の方向性

①西片へ全幅の信頼を寄せる高木さん
ネタバレレビューを読む

②攻める高木さん
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③三人組登場
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①②によってラブコメ指数がぐっと増えたため受ける印象が1期と違います。それでいて中学生の淡い恋の芽生えを逸脱せず、作品の屋台骨は揺らいでません。
③はマンネリ防止の目的もあるでしょう。



年相応の西片とませガキ通り越してもしかして銀座で働かれてますよね?な高木さんとのアンバランスな構図に違和感を感じなくもなかったところを、高木さんが下界に降りてきたかしら?と思えてくると親近感も湧くってものです。
いつの間にか徒歩通学になってたり、進級しても隣席だったり、きっと裏で根回しをしてたり(妄想)、準備力を発揮しているだろう高木さんには厭らしさではなく健気さを感じることになります。


そんなわけで1期イマイチと感じた方もモード変わった2期は違った印象を受けることでしょう。
言ってみれば、アウトサイドボクシングから至近距離の殴り合いへ。踏み込んだ分カウンターが利く。高木さんがカウンターを受ける場面が出てきますのでそのへんも楽しみにしてくださいね。
1期より評価↑の2期でした。



※以下ネタバレ雑感

■EDの選曲があいかわらず心憎い
全12話で8曲用意しており、アコースティックな編曲を施した往年のJ-POPを高橋李依さんがカバー。

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■蛇足だと思う
高木さんのぎゃふん顔いるかな~

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■難攻不落の西片くん
裏テーマですね。

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最後に、、、木村はよく頑張った。
同級生の巣立ちを見守り、フォークダンスで女子側にまわされるなど不遇の君だったが、男だったぜ!



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------
2020.04.17 
《配点を修正》+0.1


2019.09.26 初稿
2020.04.17 配点修正/修正

投稿 : 2025/04/12
♥ : 56

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

実は1期は苦手でした。②は大好きです(^^)

中1位のときって実際、男の子って幼く感じられて、
何か見下すような感じになっちゃうのは解るんです。

でもだからといって、男の子をからかっていいのかって言ったら、
ダメに決まってます。

モラルとか思いやりとかの前に、
切れられたりしたら、大変じゃないですか!

実際、小6のときに、
女子に対してだれかれ構わないで悪さする男子がいて、
クラスの女子みんなで、いたずら気分で、仕返ししようってなって、
その男子を取り囲んで、とっちめてやろうってしたことがあって、
その男子からしたら脅迫って思える感じに説教したりしたんですけど…
そのときは、その男子、突然大声出しながら暴れ始めて、
結局、仕返し説教もウヤムヤになっちゃったし、
そのあとも、男子の悪さが治まったりはしなかったけど、
今思い返すと、そのときの男子、泣いてたのかも知れません。

イタズラもよくないけど、
からかうのもいけないですよね。


1期のときは、ずっとからかい続ける高木さんが嫌らしく見えて、
それでむしろ嫌いな番組でした。

それが、今期の「高木さん②」、
嫌な感じがしないんですよね。

高木さんから仕掛けてた感じの1期と違って、
西片君がなんとか高木さんをからかってやろうって攻勢に出てることが多いっていうのもあるし、
何より、
1期の時には最後の最後までかかって、
西片君を好きな高木さんが、ようやく見れたんだけど、
②では、
結構あからさまに、
高木さんからの西片君への好き好きオーラ、
出てますよね!

手を繋ぎたがったり、
顔を間近からじっくり観察して照れさせたり。
バレンタインのチョコだって照れ隠ししてたり。

ただからかうのじゃなくて、
好きって気持ちを、
少しずつでもちゃんと伝えられたらいいなって思いますし、
そういう気持ちが伝わることで、
今はまだ幼い西片君が、
ちょっと大人になれればいいなって、
応援したい気持ちになれる。
そんな作品に、
なって来てるんだと、思います(^^)



☆☆☆☆☆第7話「林間学校」☆☆☆☆☆

なんですかこの回!!
素敵素敵♡
高木さんの好き好きオーラ全開じゃないですか?!
っていうかもう、完全に告ってるんですけど!!

西片君、がんばって!
早く、じゃなくてもいいけど・・・
階段を一歩、のぼってみせてー!

林間学校。
キャンプ。
ほしぞら。
高木さんがこんなに可愛いって思える回が来るなんて!
いーなー、恋に一途な高木さん(≧▽≦)



☆☆☆☆最終回見終わりました☆☆☆☆

最後までイチャコラ出来ない西方君が可愛かった♥

でも、高木さんも、いろいろ仕掛けたりほのめかしたりするけど、
結局二人は、ピュアなままでした~(≧▽≦)

中学2年生ですもんね!

エンディングの、CHARAさんの曲。
「手を繋ごう」って言葉の繰り返しが、
とってもピュアでよかったです(#^.^#)

投稿 : 2025/04/12
♥ : 49
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

鉄板

<2019/7/8 初投稿>
1話観ました。

感想は

ニヤニヤ( ・∇・)
奏♪
ススキ♪

こんな感じです。

観始めですが評価は4.0からスタート♪

<2019/7/15 追記>
2話観ました。

ニヤニヤ( ・∇・)
脇腹っΣ(-᷅_-᷄๑)
「義理だよ、ネタバレレビューを読む 」( ・∇・)♪
え?粉雪?

2話もこんな感じでしたわ。

西片くんに一番共感できるとこは「脇腹が弱いところ」です

<2019/7/23 追記>
3話観ましたよ

あれ?西片くん、進級して背伸びた?
ドキる高木さんが◯
「キセキ!」はよいですね♪♪

今週も安定感抜群( ・∇・)

<2019/7/31 追記>
4話

鞄を、重ねて置く!
情緒ありますねえ

ちなみにあの濃くて苦〜いエスプレッソ。
本場のイタリア人は砂糖がっつり入れて飲むそうです、
がんばれ!西片くん!

今日も全盛期のフェデラー並みの勝率の高木さんでした。

<2019/8/5追記>
5話です。

ダンディ→脇腹→脇腹→脇腹のコンボ
自分が猛烈に脇腹弱いもんだから見てるこっちも跳び上がりそうで(>_<)
つーか、もはやセクハラ 笑

で、ケーキの話。
ネタバレレビューを読む

で、くしゃみ
ネタバレレビューを読む
で締めは『キュンッキュン!』ってなんだそれ 笑

EDはネタバレレビューを読む

<2019/8/20 追記>
7話の感想

林間学校とかいいですよね。
修学旅行ともまた違う。
私は小学校の時でしたが、ときめくようなものではないものの今だに忘れられない情景はあります。

ましてや7話の二人のような経験なら、それこそ目に焼き付いて一生忘れられない想い出

アバンで懐かしそうに写真を眺める大人高木さんも出てましたし。

ちょっと評点引き上げました。

<2019/9/2 追記>
第9話

神社の会話の話は珍しい高木さんでかなり好きです。
高木さんが惚れ直す回 笑。

他の2つのエピソードはもうなんかね。
どうやって西片にこっち向かせようかという高木さんのバトルみたいになってきてますね 笑。

そしてぶれない木村のネタとタイミングは素晴らしい。

<2019/9/16 追記>
11話

高木さん爆発してましたね

<2019/9/23 追記>
最終第12話

夏祭りというノスタルジー

りんご飴のリンゴはなんであんなに酸っぱいんだろう?
チープとしか言いようのないソースせんべいがなんであんなに美味しく感じるんだろう?
お面は横被りするとなんでいい感じになるんだろう?
蒸した夏の夜の人混みなのに浴衣だとなんで涼やかなんだろう?

ネタバレレビューを読む

最終話、木村が素晴らしい仕事してましたね。
お前は男前か 笑


さて今期の本作、高木さんはからかう目的が前期と異なっていたようですが

無事目的は達せられた・・・のかな?

評点はほぼ満点です。。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 48

68.3 13 花火で漫画原作なアニメランキング13位
藍より青し(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (378)
2234人が棚に入れました
『藍より青し』は文月晃原作の漫画作品。またこれをもとにした、テレビアニメ、小説、ゲームなども指す。略称は藍青。
【ストーリー】明立大学に籍を置く平凡な大学生・花菱薫は、花菱財閥総裁・花菱優二を父に持つ、花菱財閥次期当主となる人間だった。幼少の頃から花菱家当主になるために、限りなく虐待に近い「帝王教育」を施されるようになったために、薫はそんな花菱を嫌い大学入学を機に花菱との縁を切り花菱家を出て行った。
そんなある日の学校の帰り道、和服の少女・桜庭葵に出会う。彼女は、幼い頃から想い続けている許婚を探しており…。

声優・キャラクター
川澄綾子、保志総一朗、平松晶子、ゆきのさつき、水橋かおり、成田紗矢香、桃井はるこ
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

純愛で古風な恋愛物語

原作未読です。全24話。音楽も和風で和やかでいいですね。

東京の大学生で一人暮らしの主人公 花菱薫が、和服姿のヒロイン 桜庭葵と偶然駅で出会ったことから物語ははじまります。最初は押し掛け女房的な展開ですね。

過去のことも相まって複雑な事情があり、徐々に明らかになってきます。

ヒロイン 葵が純粋で一途でやさしくて丁寧な言葉遣いで可愛いですね。和風がよく似合います。ショートカットのヒロインは新鮮ですね。

その後、なんだかんだとw複数の女性との共同生活になり、新キャラが色々登場してコミカルなハーレムアニメになっていくのですが、その中でも花菱薫の同級生でティナ・フォスターという米国人だけど博多弁を使う底抜けに明るいキャラクターが登場します。ちょっと博多弁を大げさに表現してますが、同郷としては親近感湧きますねw

サービスシーンが多くドタバタしたところもありますが、観終わるとゆっくりとした落ち着いた気分にさせてくれる作品です。
変化の少ないちょっとした出来事がメインなので退屈するかもしれませんが、私にはちょうど合ってました。主人公と葵の2人のシーンは観ていてベタでこちらが恥ずかしくなることがありますが、後で考えると2人にはお似合いですね。
ネタバレレビューを読む
OP/EDともにいい曲で和みますね。特にEDの曲「名も知れぬ花」は歌声とともに映像が綺麗でとても好きです。

日常系やラブコメの好きな方は是非観てくださいね。
和風ティストの純粋無垢な恋愛物語をお楽しみください^^

それでは2期の「藍より青し 縁(えにし)」を観て見ます。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 43

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ラブコメの面白さをくれてありがとうワハハヽ(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)ノワハハ

~あらすじ~
桜庭葵(ヒロイン)は花菱薫(主人公)と子どもの時に結婚を約束した。
だか、トラブルがあり2人は離れ離れになる。月日は流れ、葵は薫探しに家を出る。そして、葵は大学生になった薫と再会しここから2人の物語が始まる。

この話は私が1番最初に見たラブコメです。5年前くらいに見た話です。
小学生くらいです。

その時は、もう凄くハマってしまい、めっちゃ感激しました。
ラブコメはこんなに面白いのかと。

この作品は、結構古いのですけど、話としてはとても面白かったです。

結構前に作られた話ですけど、しっかり、話が作られていて、ドキドキ
したり、ワクワクさせてくれる最高の話でした。

葵は天真爛漫でめっちゃいい子ですw

葵はヒロインの鏡と言っても過言ではないくらいのレベルです。

最初見たときは葵が可愛くて、優しくて、最高でした!!

最近のアニメは普通のラブコメはあまりないので、
普通のラブコメが見たいのなら是非オススメです!

是非見てください☆*~゚⌒('-'*)⌒゚~*☆ウフフ♪

投稿 : 2025/04/12
♥ : 41

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

純和風ラブコメ

純愛系のさわやかなラブコメ。
純和風の葵の一途な性格が際立った作品です。

薫と葵の奇跡的な再会を発端に、流れるようなストーリーについつい見入ってしまいます。

一見ハーレム風ですが、互いの思いに揺らぎはありません。
やや際どい描写も、さらっと流して自然な感じ。
これもまた良いですね。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 34

66.9 14 花火で漫画原作なアニメランキング14位
大家さんは思春期!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (454)
2171人が棚に入れました
祖母から引き継いだアパートを、大家さんとして楽しく切り盛りする里中チエ(中学1年生)と、
新米サラリーマン・前田さん、チエちゃんを愛でる美人ホステス・麗子さんなどアパートの住人や
近所の人々が触れ合うほのぼのコメディ。
新米サラリーマン・前田さんは新生活を始めるために風呂なしトイレ付1Kのこのアパートに引っ越して来た。
そこでで待っていたのは女子中学生の大家さん! ?
さらに美人のお隣さんも現れて新生活の期待値が急上昇。

声優・キャラクター
久保ユリカ、木戸衣吹、山崎エリイ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ハートフルな下宿コメディ。

アニメーション制作:セブン・アークス・ピクチャーズ
2016年1月 - 2016年3月に放映された全12話のTVアニメ。

新卒のサラリーマン・前田がこの春から住むことになったアパートで荷解きをしていると、
セーラー服の女の子から正座で挨拶をされる。
この女の子は、女子中学生でアパートの大家さんだった。

原作は、芳文社の『まんがタイム』で連載中の4コマ漫画。

アニメでは、アバン10秒+主題歌30秒+本編80秒という構成。
短すぎるショートアニメは、情報不足・描写不足でつまらないというのが持論なのですが、
この『大家さんは思春期!』では、
情報の取捨選択をして分かりやすい構成にしたのが成功したのかもです。

原作では本当はアパートの住人が他3人ほど登場するらしいのですが、
アニメでは敢えて、前田・大家のチエちゃん・チエちゃんLOVEの麗子さんだけにアパートでの登場を絞って、
チエちゃんを愛でるトライアングラーアニメにしてしまった感じですね。

チエちゃんは可愛い→可愛いチエちゃんにラブラブな大人ふたり
という優しい世界を眺めて視聴者がほっこりするという構図。

かと言ってチエちゃんの友人4人は、アニメでも全員登場しますが。
まあ…この娘たちまでカットしてしまったら、
チエちゃんは学校では友達がいないぼっちになってしまいますので、
アニメでも出番があって良かったというべきでしょうw

短い時間で、テンポよくきちんと登場人物の魅力が表現された良作だと思いました。
仮に2期をやるとしたら、この12話で描けなかったことをやるために流石に時間は増えるでしょうけどねw


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 39

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

大家さんは本当に中学生?

かわいい主題歌を除くと1.5分×12話。
わずか18分の瞬間的なワンダーランド。
チエちゃんかわいい。
ただそれだけのロリアニメです。

チエちゃんのほのかに火照った頬。
チエちゃんのキラッと輝く丸く大きな眼。
チエちゃんのサクランボで結んだワンサイドアップ。
チエちゃんの鈴を転がしたような声。
見てるだけ、聞いてるだけで犯罪です。

最終回のちよちゃんのうなじアップ!
どこからどうみても完全犯罪です(←なんのこっちゃ)

投稿 : 2025/04/12
♥ : 34

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

大家さんがとにかく可愛いアニメ

4話のぬるぬる作画が話題になってから、視聴しました。
小森さんの次は大家さんですか。でも2分のショートアニメにしては良作の方じゃないかなと思います。
7話…だったかな?小森さんたちが登場してましたね。同じ世界観みたいですね。

でもやっぱ物足りねぇよな〜二期来て欲しいですが、1話15分くらいでお願いします。笑

投稿 : 2025/04/12
♥ : 27

85.8 15 花火で漫画原作なアニメランキング15位
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★★ 4.1 (610)
2071人が棚に入れました
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園 その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!! “如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦の2人は各々、心の内にとある決心を固める…… 秀知院高等部の文化祭“奉心祭”の最終日までに、2人の恋愛模様は大きく動き出す事に!? 恋が天才をアホにする!! 新感覚“頭脳戦”? ウルトラロマンティックなラブコメ、再々始動!!


声優・キャラクター
四宮かぐや:古賀葵
白銀御行:古川慎
藤原千花:小原好美
石上 優:鈴木崚汰
伊井野ミコ:富田美憂
早坂 愛:花守ゆみり
柏木 渚:麻倉もも
大仏こばち:日高里菜
柏木の彼氏:八代拓
ナレーション:青山穣

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最後まで好きだとお互いに言っていないのでは?

これはかぐや様は告らせたいの第三部です。
今までのいきさつを知らない方は、先に第一部である「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」のほうを見てください。

この第三部では、ついに四宮 かぐや(しのみや かぐや)と白銀 御行(しろがね みゆき)との恋愛戦に決着がつきます。

かぐやは第一部の最初の頃に比べると、遥かに乙女チックに、そして可愛くなりました。
昔の氷のように美しく冷たく研ぎ澄まされていた瞳は、いつの間にか初恋に胸がときめく少女のようなつぶらな瞳に代わったようです。
そして、いつの間にか多くの友達と話ができるようになりました。

これはまぎれもなく人間としての成長です。
昔みたいに何でもできるけど友達が千花一人しかいなかった頃のかぐやとは、まったく違います。
これからは御行と共に幸せになってほしいと願います。

でも、よく考えると、かぐやも御行も、好きだと告白していないような…
言葉でなく既成事実で付き合い始めるとは…。結構大胆ですね!


また、この第三部は、かぐやや御行以外にも、いろんな人の魅力が表現されています。

まずは早坂 愛(はやさか あい)。
彼女は四宮家に仕える使用人でかぐやの侍女ですが、彼女の変装能力や性格を切り替える素早さは驚くべきものがあります。そして彼女の女性らしさは大変魅力的で、彼女のしぐさを見ていたら思わず鼻の下を伸ばしてしまいそうです。
早坂にその気があれば、御行を自分の彼氏にできたのではないかと、つくづく感じます。

そして石上 優(いしがみ ゆう)。
彼は子安 つばめ(こやす つばめ)先輩に恋しています。そして勇気を奮い起こしてデートに誘いますが…、
実は彼は、いつも犬猿の仲である伊井野 ミコ(いいの みこ)を陰でサポートしています。彼女が危険な目に会わないように、彼女が涙を流さないようにと…
石上はミコの前では気取らずに何でも気兼ねなく話せます(そのために、いつもケンカになるのですが…)
彼はもしかして、恋に恋しているのかもしれません。自分にとって最も大切な人が誰なのかを気づいていないのかもしれません。

そして伊井野 ミコ。
彼女はいつも正しいことをします。それは確かに正しいことなのですが、あまりにも厳しすぎるので、周りから誤解を受けます。(でも、いつも石上が助けてくれます)
今回、彼女の奮闘努力でキャンプファイアーが実現できました。
おそらくキャンプファイアーを楽しんだ人たちは一生忘れられない思い出ができたでしょう。それはとてもステキなことです。
いつかミコは、いつも石上が守ってくれていたことに気づき、石上を好きになる…そんな気がしてなりません。

そして藤原 千花(ふじわら ちか)
彼女はかぐやの親友であり5か国語を使いこなす天才少女。そして天才ピアニスト。
この物語で天才と呼べる人は彼女しかいません。(かぐやや御行は秀才です)
そして空気が全く読めなく、いつもとんでもないことをしでかす少女。
私は登場人物の中では千花が一番好きです。
千花が友達ならば、いつもとんでもない目に会いますが、悩みなど吹き飛びます。
でも今回は、今迄よりも千花の出番が少なかった。
それが残念でなりません。
もっともっと千花を活躍させてほしかったですね。


エンディングは鈴木愛理さんが歌う「ハートはお手上げ」
とても素敵な歌と描画でした。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 46
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

石上会計は罵られたい?! ウルトラマゾスティック

【紹介】
タイトルでわかりづらいですが、かぐや様は告らせたいの3期です
2期は告らせたい? 「?」がついています

【感想】ネタバレレビューを読む
【キャラクター】ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

UR-ハーサカ・愛

【物語 4.0点】
「恋愛は告白した方が負けである」と逡巡するうちに、
ライバル候補?が増えたり、周囲で他の色恋が花開いたりして、
ネタバレレビューを読むなど、事態がさらにややこしくなっていく3期目。

前作、打ち消し線で消滅の危機に瀕したサブタイトル『〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』も
『-ウルトラロマンティック-』に取って代わられ、
白銀会長のネタバレレビューを読むという区切りにより決着に向け動き出すが……。


前半戦はいつも通り生徒会周辺で方々に脱線して色々グダグダやってる感w
が新キャラや、既存キャラの新形態?などを、笑って楽しんでいるうちに、
恋は盲目。例えば藤原書記から見たらネタバレレビューを読むみたいにダメダメな白銀会長でも、
恋に落ちた、かぐやには良い所ばかり見えるなど。
いつの間にか恋愛に関する視点の補強が下味として仕込まれて、
終盤、最終回1時間SPにはコクのある美味しい紅茶を頂ける。

徹底的な伏線の管理。目的のあるネタの扱い。
恋バナの上で悶え踊るような乙女心。ムズキュンな一言を絞り出す創意工夫。
作品に染み付いた愛ある仕事。間違いない。これは一流のラブコメだ。
(文化祭ネタ拝借。失礼致しましたw)

この辺りが、安定して面白い本作の隠し味でしょうか。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・A-1 Pictures

毎度、キャラ1体につき、何パターンのデザイン用意するんだ?
というくらい多彩なタッチを使い分けるギャグ対応力は健在。
最後の『サザエさん』タッチも交えたオチもズッコケポイント高しw

表情別に様々な形態が発見されて来たヒロイン・かぐや。
恋により豊かになってきた彼女の心模様を逆に実感するのが、
終盤前9話に挟まれた過去話「1年生 春」
“氷のかぐや姫”と評されていた頃の無表情。

赤~紫系の光による撮影処理も引き続きムード向上に貢献。
肌色率が高いわけじゃないのにドキドキするのは、
光源がエロいのもあるかと思いますw


【キャラ 4.5点】
四宮家の従者・早坂愛。
かぐやとの主従関係も含めた秘密保持のため、
校内ではクール系JKに擬態するなど、涙ぐましい努力で滅私奉公して来た早坂。
そんな彼女が見せた普通の乙女心が、前半戦で私のガードを崩した先制パンチでした。
これがあったからこそ終盤、かぐや様を応援する早坂の当たり前の忠誠心も映える。

成績学年3位のモブから、かぐやの周辺に出没し、準レギュラー格に浮上して来た、遠い親戚の四条眞妃。
(再従祖叔母(はとこおおおば)とか初めて見ましたw)
“おば様”のかぐやと似て高飛車?と警戒する間もなく、
秒でデレて自己完結する、不完全なツンデレw

一方で2期の過去話でキャラが立った石上の元には、子安つばめ先輩という春の予感が?
かぐや同様、竹取物語(「燕の子安貝」)がモチーフの学園のマドンナは高嶺の花ですが、
かぐや&白銀会長のロマンスと並行、共鳴するラブコメの波動でクライマックスを彩る。


【声優 4.0点】
恋愛頭脳戦を実況、解説するベテラン・青山 穣さん。
『かぐや様』?3期?もういいでしょう?と躊躇していても、
「ウソである(含み笑い)」などと抑揚が巧みな青山さんのナレーションを聴くと、
安心して結局、完走してしまいますw

早坂愛役の花守 ゆみりさん。
かぐや役の古賀 葵さん並に諸形態への対応力が求められた3期でしたが、
対F仕様のネタバレレビューを読むも含めてお見事でした。

出番がわずかでも、要所と見れば実力者をキャスティングする本気度も高ポイント。
白銀会長を生徒会に引き込んだ前会長役にも島﨑 信長さんを起用し、転機を印象付ける。

チョイ役に人気声優と言えば、
ネタバレレビューを読む


【音楽 4.0点】
劇伴担当は1期以来の羽岡 佳氏。
相変わらず往年のトレンディードラマや科捜研?情熱大陸?
と想起させられるパロディぶりで多彩なギャグを追撃。

本音を中々言えない本編とは対照的に、
主題歌では昭和歌謡曲風のメロディに乗せて、
先攻・白銀、後攻・かぐやで心情を吐露する構成も恒例。

OPは鈴木 雅之 feat.すぅ「GIRL GIRL」
“愛を 愛を 愛を 打ち明けてくれ"
"GE・N・KA・I・DA!DA!DA!DA!”
と語句を反復強調して熱を込めていく歌唱が熟練の味。

EDは鈴木 愛理さんの「ハートはお手上げ」
内容は素朴なラブソングなのに、流れるED映像は壮大なスペース・オペラw
『かぐや様』アニメも劇場版実現の暁には是非、
幕前10分で良いので短編冒険アニメとして制作上映しましょうよ。


5話特殊EDにまでエスカレートしたラップバトルも印象的。
ただ白銀会長。いくら歌が下手だからって、ラップでボエボエとはならんでしょうw

投稿 : 2025/04/12
♥ : 38

60.7 16 花火で漫画原作なアニメランキング16位
進撃!巨人中学校(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (313)
1617人が棚に入れました
今日から中学一年生。
学校中、いや世界中の巨人を駆逐してやる!
そんな夢と希望を胸に入学式の朝を迎えたエレンはさっそく寝坊してしまう。
幼馴染のミカサに起こされ、遅刻ギリギリに家を飛び出すエレンは通学路を爆走するなか、
サシャ、ジャン、コニーといった他の小学校出身者たちと出会う。
「ここが進撃中学校か」エレンたちが見上げる先にはそびえ立つ巨大な壁と校門。
ここをくぐれば入学式が待っている。
しかし、エレンは知らなかった。
この進撃中学校は人間と巨人が共に通う人巨共学の学校だということを!
果たしてエレンは巨人を駆逐することができるのか!?

声優・キャラクター
梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、谷山紀章、嶋村侑、小林ゆう、三上枝織、下野紘、逢坂良太、細谷佳正、橋詰知久、藤田咲、神谷浩史、小野大輔、朴璐美、千葉進歩、川田紳司、三戸耕三、相川奈都姫、鷄冠井美智子、三宅健太

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品・・・パロディだけど熱かったッス^^

この作品は、かの有名な「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。このスピンオフ自体の原作が未読なので、どんな感じの作品かは不明でしたが、胸を熱くしながら視聴した本編を思いだし視聴を決定しました^^

物語の舞台は進撃中学校・・・この中学は巨人棟と人間棟に分かれています。
そして物語の主人公はエレン・イェーガー・・・その他にヒロインであるミカサ・アッカーマンや友達のアルミン・アルレルトといった本編に登場した人物がそのまま中学生として登場します。

注目の1話・・・本編が超シリアスだったので、どんな物語になのか興味津々でした。
そして冒頭からいきなり懐かしい風景が・・・と思いきやエレン、ミカサ、アルミンと皆んなちっちゃい・・・^^
キャラはデフォルメされていたんですね^^
でもそれはエレンの夢・・・現実に引き戻されたエレンはミカサと共に登校し・・・物語が動いていきます^^

物語も面白いのですが、1話目からオープニングにハマッてしまいました^^;
本編と同じLinked Horizonさんが歌っていて本編のイメージがそのまま踏襲されたような感じです。
この歌をバックにデフォルメ×中学生化した本編よりだいぶ可愛くなった登場人物が所狭しと学校内を走り回るのですが、随所に本編の雰囲気を感じるんですよね^^
立体起動装置を使った時のカメラワークなんかは本編さながらです^^

超巨大巨人の登場シーンも雰囲気バッチリで、巨人に向かっていくために立体起動装置で次々に空に舞い上がっていく人間達・・・
でも手に持っている武器には笑わせてもらいました^^
そしてオープニングのタストでエレンが高々と上に突き上げた手にも・・・^^

こうして物語が始まります。展開的には学校生活のごく一部を切り取った形なのですが、基本的に本編同様熱いパロディでした^^

エレン「巨人を一匹残らず駆逐してやる」
ミカサ「エレンが行くなら私も・・・」
本編では何度も耳にした台詞ですが、そこはこの作品も一緒です^^

でも制服を着た彼らを見ていると、
「エレンはミカサの事どう思ってるなろう・・・」
という事が凄く気になってしまいました(//∇//)
ミカサは・・・相当可愛い部類の女の子だと思います。
それなのにエレンのミカサに対するフォローが殆ど無いんですよね
幼馴染だからいつも一緒にいるのが当たり前・・・って決してそんな事は無いんだよ。
きっとエレンは失ってから大切さに気付くタイプなんだろうなぁ・・・と勝手に思っていました^^;

もう一つ不思議だったのがアルミンの格好です^^;
本編でそんな設定あったかかな・・・正直思い出せないです^^;
でもその格好を立体起動装置に代用するとか、そういうお茶目なところは好きでしたけれど^^;
しかし・・・アルミンの格好に対する拘りは凄かったと思います。

1クール12話+特別編1話の計13話の作品でした。30分枠のAパートがアニメでBパートがキャラの声優さんがとある学校を舞台に冒険を繰り広げるような事が放送されていましたが、私はAパートを主体に視聴しました。
Aパートのみでもこの作品の面白さは十分伝わったと思っています。
そして本編とこの作品は監督が違うのに本編の雰囲気はしっかりと醸し出されていたと思います。
気になるのは本編の続編情報です。2016年に予定されていると聞いたことがありますがどうなんでしょう^^?

投稿 : 2025/04/12
♥ : 25

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

チーハンw

原作未読 本編全12話・実写全13話最終話のみ30分)

「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。

本編と同じようなキャラと巨人がいる中学校で起こる様々な出来事をコミカルに描いています。

制作は本編の制作に協力しているProduction I.G、キャラの声優はすべて本編と同じ方が演じているところが凄いですね。

最初は本編とギャップありすぎて、慣れるまで3話ほどかかりましたw

それぞれのキャラによっては性格を本編よりさらにくだけた感じにしていて、セリフも本編のものをうまく使ってますね^^

キャラデザも中学生なので幼くしていますが、中にはちょっと無理があるような生徒もいましたw

進撃の巨人のスピンオフらしいお話、学園ならではのイベントもあって飽きはこなかったですね。

本編を知っているとより楽しめると思います。賛否両論あると思いますが、1話観て判断されるといいかもしれません。

OP こちらも本編同じLinked Horizonが歌ってます。紅蓮の弓矢に似てますねw
ED エレン、ミサカ、ジャンの中の人が歌ってます。

最後に、実写パートではエレン役の梶裕貴さん、ミカサ役の石川由依さん、アルミン役の井上麻里奈さん、ベルトルト役の橋詰知久さんが様々なことにチャレンジしてます。巨人君たちのコメントが面白かったです。またサシャ役の小林ゆうさんのコーナーありましたが、なんというか色々と凄かったですねw

投稿 : 2025/04/12
♥ : 24

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

こんな進撃の巨人もありかなぁ

 進撃の巨人のキャラが、2頭身になって中学校でのコメディなお話。似たような世界観に見えて、中学校の中で大げさに繰り広げられる展開だったです。
 進撃の巨人のキャラの性格は、そのまま反映されているのにそれを違った次元、方向性で表現できているのは、凄いなぁです。

 キャラ設定、声優はそのままだけど、進撃の巨人のような真面目さ必死さより、ふざけているように見えるというのか?、面白さがあるというのか?みたいです。

 掃除好きのリヴァイはそのままで、2頭身キャラがなかなか様になっていたです。布団をかぶるアルミンも可愛らしさが出てるし、特にサシャもgoodでしたです。
 最後まで、笑わせてくれたアニメでしたです。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 11

73.5 17 花火で漫画原作なアニメランキング17位
ぼくたちは勉強ができない! 第2期(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (347)
1579人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!?さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ!そして密かに恋の気配も…?「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、 勉強も恋もまだまだ続く!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

続・うるかにしてください

・start ※うるか登場前

 「お勉強」+「ラブコメ」

・next step ※うるか登場後

 「ラッキースケベ」+「ハーレム」 featuring「お勉強」

・end ※この2クール目

 「お色気」+「なんかいい話」 featuring「お勉強」


全26話を通すと上記のような流れだったでしょうか。
1期全13話から3カ月空けての第2期全13話ということらしいです。3カ月インターバルを採用する目的なんて作画の安定ということなんでしょうが、リアタイで追う価値はなくなってきますね。
とはいえ作画安定の意図があったとしたら充分納得できるかも。本作において人気上位のとある方の見せ場でしっかりと動いておりました。

ちなみに1期の印象はそんなに良くありません。正確に申すと「続きをすんごい観たい」とはならず、なんならスルーしてもいいや程度の位置付けでした。古き良き少年誌のお色気マンガの範疇を越えません。ノスタルジーな風に吹かれてーの1期でお腹一杯だったのです。
「だったら観るなよ」という話ですがこの私。“にわか”を自称しつつもかれこれ1~2年くらいアニヲタっぽいことやってるとお作法や様式美なんぞもなんとなくわかってきて、とどのつまり

 ネタバレレビューを読む

ハーレムのくせに“幼馴染不遇説”を覆してくれそうな気配を感じたから。こたびの視聴動機になります。そして1期のレビューから常々言っております。


 ネタバレレビューを読む


その結末は最終話をお楽しみに。良い意味としてのポジティブな終わり方をしてます。


さて2期です。
1期よりは好みの仕上がりでした。理由は足を引っ張る要素と思っていた“お勉強要素”がだいぶ薄まっていたこと。おそらく勉強の中身や内容をもって物語に説得力を持たせるには作者の力量は足りてません。1期の序盤がまさにそうでした。勉強要素を薄めてタイトル詐欺と言われようが、キャラ立ちさせてラブコメ要素増やすにつれて観やすくなった1期13話です。
2期では“お勉強要素”をさらに減らして“ラッキースケベ要素”通り越して“お色気”を増やしていきました。しかも男の子が好きそうなやつ(笑) 2クールめの第1話でその路線は明確に打ち出されてます。
ネタバレレビューを読む


そんなわけで、ジンクス破りくらいが楽しみだった視聴前から掌返しです。キャラも立ってきて、王道鉄板に徹すれば安定感は増す。タイトルそっちのけになるにつれて奇しくも面白さは増す。
ただし男子に都合の良いお色気でリアリティ皆無なため女性視聴者は離れそうな気配。胸の格差社会なんて思春期男子くらいじゃね?好きなの。。。
かくいう私なんですが、1期より2期が評価高いのでほぼキッズ男子と変わらんのかもしれません。えへ


■キャラの勝利

ハーレムっぽい作品に恵まれた2019年秋期ですが、キャラ立ちの点で本作は秀でてた気がします。

人気No.1は真冬先生らしいです。彼女と文乃はいい感じでギャップ作っていて良かったですね。二人が人気なのが分かります。
緒方とうるかはわかりやすさがウリ。天然不器用ただしデレる緒方と好き好き光線漏れまくりでデレるうるかと安心安定のキャラさんです。

古橋文乃(CV白石晴香)、緒方理珠(CV富田美憂)、武元うるか(CV鈴代紗弓)の3トップのはずが、おそらく当初サブキャラ設定だった桐須真冬(CV Lynn)先生もくい込んでくる嬉しい誤算。

関城さんは対うどん屋娘専任キャラとして輝き、からかい上手のあすみ先輩、ラブコメ特有の察しが良くて気が利く母親などサブキャラにも恵まれてたと思います。
なにより主役のなりゆきくんが敵を作らない好感度キャラ。これがもしもひねくれ主役だったとしたら取扱いが難しかったと思います。取り巻き女性陣に劣らぬ安心安定仕様の主人公でした。



続きが気になりつつもある程度綺麗にまとまったアニメでした。連載はまだ残ってるようですがこれで終わりで良いと思います。
というのも正直に言えば、最後半では真冬先生やあすみ先輩で尺を稼ぎ、賞味期限も切れるちょうど良いくらいで終了した感があるからです。

OPEDのアニメーションも勉強ネタ絡めて工夫があって良かったです。
思ったより満足しました。さすがに今度こそお腹はいっぱいです。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------
2020.07.24 追記

評点:1期3.4点。2期3.6点。


2020.01.12 初稿
2020.07.24 追記/修正

投稿 : 2025/04/12
♥ : 45
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

くぁwせdrftgyふじこlp

原作未読

あ、ありのまま起こったことを話すぜ
絶対来ないハズの万馬券が来てしまったんだぜ
な…何を言ってるのか分からねーと思うが
俺も何が起こったのか分からなかった…

詳しくは1期のレビューを観てくれなんだぜ

お話のざっくり概要
進路は向いてないのに突き進む天才ヒロイン達
家庭教師とは名ばかりのキャッキャウフフ毎日
女性教師とOGまでハーレムに加わって
最強に見える。妹もいるので完全無欠。
誰がユイガ君を墜とすのかのデスゲーム
だいたいそんな感じ?(全然違いますw)

もう、予想が大外れして大混乱です。
ネタバレレビューを読む

おかしい…こんなはずじゃなかったのに…

んーと、んーと感想…感想…
ネタバレレビューを読む

武元うるかとハイスコアの大野晶が同じ声優さん
(cv:鈴代紗弓さん)なのは驚きました。
ネタバレレビューを読む

後半で一部シーンでCGになった時には
あれ?見るアニメ間違った?と思ったw
(日朝かよwと思いましたw)

曲はOPもEDも良かったですけど
どちらも1期の方が個人的には好みかなー

とにかく終始ドタバタラブコメで楽しかったです。
しかし…ネタバレレビューを読む
1期から見る事をオススメします!
1期見て楽しめたなら、2期もオススメです~

投稿 : 2025/04/12
♥ : 33
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オーソドックスなラブコメ②

原作既読。最終話まで視聴。
分割2クールの第2期。

週刊少年ジャンプは40年近い愛読書です(笑)。
原作の方も、徐々にエンディングに近付きつつある今日この頃。
このタイミングで、アニメは一足先にエンディングを迎えなければならない訳で・・・。

こういうのって難しいですよね。
結局、肝心な所は「誤魔化す」or「想像にお任せする」のどちらかしかないですからね。

とはいえ、個性豊かで好キャラ揃いの女性陣。
少々鈍感系の主人公。
典型的な、オーソドックスなラブコメ。
普通に楽しめる作品です。

2020年3月9日追記【重大なネタバレですので閲覧注意】
今週号のジャンプで重大発表がありました・・・。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 29

71.6 18 花火で漫画原作なアニメランキング18位
手品先輩(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (407)
1542人が棚に入れました
手品が大好きだけど、アガリ症のせいで失敗率は100%!? そんな「先輩」に、無理やり奇術部に入部させられ、あげくに「助手」扱い…。大道芸姉弟の「咲ちゃん」と「まーくん」、それに化学部の「斑さん」まで巻き込んで、先輩は、今日も元気に、ちょっぴりエロスに大失敗! 見てられないけど、見ていたい、ポンコツ手品GAGアニメ!!

声優・キャラクター
本渡楓、市川蒼、喜多村英梨、高橋李依、浪川大輔、茜屋日海夏
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ツッコミ不在の悲劇

原作未読


ショート15分もの。短尺ものは途中断念するまでもないと引っ張りがちです。

ショートものには珍しくOPED完備で中身はさらに短縮。実質12分ちょっとしかありません。通常の主題歌90秒のところを本作では60秒ほど。エンドロールのスタッフ紹介の切り替えが早いです。

さらに短尺の中で3つ4つとショートエピソードが連続する構成なのでけっこう急ぎ足ですね。スピード感はあると思います。例えるなら一試合12分で1Q3分の3on3の試合みたいなものです。


マジック大好きなポンコツ主人公“先輩”(CV本渡楓)の失敗をツッコミ役の助手(CV市川蒼)が合いの手をかます基本スタイル。

水着回は当然あるとして、パンツ丸見え、脱いじゃってきゃーっ、接触してどきっ、水かかって下着スケスケ、SE付きでお胸ばいんばいん、その他悶えて赤らんでのお手軽で品のないエロが売りのギャグアニメです。
あまりにお手軽過ぎて眉間にしわ寄せて「けしからん」というのも無粋な話。B級コレクターにはまずまずの一品でしょう。基本はくだらないです。


二人の掛け合いを序盤に見せた上で、

ネタバレレビューを読むお姉ちゃん茜屋日海夏
ネタバレレビューを読む咲ちゃん(CV喜多村英梨)、正志(CV浪川大輔)

と登場人物を増やしていきます。あ、科学部部長斑さん(CV高橋李依)もですね。
人が増えたところで青春群像劇にはなり得ません。

ギャグがイマイチなため“キャラ愛で特化型”作品にならざるを得なかった印象です。そして自分にはキャラ愛で需要はそれほどないので、B級コレクターとして流して観る程度でした。


■ギャグが微妙

ツッコミの重要性が痛いほどわかります。先輩の渾身のボケを助手が拾えません。時おり「なんでやねん」的ななにかをかましますが、間もトーンもちぐはぐで、不慣れな駆け出しコンビのよう。

ツッコミの力不足という点で直近の他作品を例にとると、『上野さんは不器用』の田中でしょうか。お色気を無視すれば『川柳少女』のえーちゃんともいい勝負のダメっぷりです。

逆にツッコミで助けられたものは、『この素晴らしい世界に祝福を』のカズマ、『かぐや様は告らせたい』の書記と会計でしょう。
ポンコツ女子(男子)には有能なツッコミ役を配置してほしいと思います。


■キャラが微妙

先輩について良い点を挙げれば、“奇術(マジック)が好き” ということ。ネタバレレビューを読む研究熱心さ一生懸命さは伝わってきます。

アガリ症の裏付けに、一人でやってると失敗しないみたいな描写がありました。だいたい本番でアガるのは練習不足が原因だったりしますよね。先輩練習量は相当あるので、普段通りの力を出せば問題ないはず。対人苦手な性格ならそもそも人前に出る前提のマジックをやる説得力に欠けます。

そうなると「あーそういうの見せたいだけね」となり、自分は線を引いて、後は消化試合です。



ハイテンション先輩を拾ってくれない。露骨なキャラ設定。先輩役の本渡楓さんの孤軍奮闘ぶりが涙を誘います。

先日、「実は東郷平八郎の子孫でー」なネタが駆け抜けましたが、当時の日本の置かれた状況やバルチック艦隊を前にしての閣下の心境と本作での彼女の心境とがリンクするような感覚を覚えたのは私だけではないでしょう。 ネタバレレビューを読む



※オマケ

■種無(たねなし)高校

主人公らが通う学校名です。
良くも悪くも下品で見るに堪えないレベルにまで落ちていないのは助手♂の視線がエロに傾斜してなかったことでした。
だがしかし、、、
多くは言いませんが不自然です。いや、不健康です。先輩隙だらけもいいところでしたから。

 “種も仕掛けもございません”

作中用いられてもいますマジックショーでの常套句。

 “種を仕掛けにいきません”

まだまーくんのほうが見どころありそう。。。
・・・草食化を嘆くおっさんの世迷い言でした。失礼m(__)m



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------


2019.09.18 初稿
2020.04.05 修正

投稿 : 2025/04/12
♥ : 45
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

手品●●パイ

原作未読

はい、この伏せ文字の所には何が入るでしょうか?
種も仕掛けもありません。ドコドコドコドコ…ジャン
正解は「手品ネタバレレビューを読むパイ」です!
正解した人は拍手!拍手!
あれあれぇ?間違った人がいるのかなぁ?
どうして間違ったのかなぁ?
心がピュアな人は間違えないハズなのにおかしいなー(棒

と、最初のネタはおいといて

お話のざっくり概要
すんごいエロい体した先輩が手品と前言い訳をして
後輩とくんずほずれつするお話
って感じ?(大体合ってるはずw)

手品ってタイトルについてるけど
まぁ手品関係ないっすねw
無駄にエロい体+ドジっ娘成分+何か題材
があれば成立する作品なので
大道芸だろうが、睡眠術だろうが何でも成立してしまう…
なので手品である必要はぶっちゃけ無いですw
何か理由があるんだろうか…?
そこまで語られるかはまだ分からないです。

まぁ先輩可愛いですよ?
先輩に可愛さを見いだせたなら割と楽しめる
そこが「ふーん」だったら全然面白くない
という潔い作品な気はします。

超どうでもいいですけど
たねなし高校らしいです。ほんとどうでもいいけどw

先輩が可愛いと思った自分は割と楽しめてる方なので
最後まで完走する予定です~

2019.09.18追記
完走しました。
最終回の手品は見事ですね。
あれだと男はトリックに気づくことはできないでしょうw
凄いカップでしたw

まぁしかし最後まで特に何も起こらなかったです。
特にオススメする要素はないのですけど、
15分で気軽に見れるので、何も考えずに軽く見たい時に
先輩の可愛さをちょっと楽しむ感じですかね~

投稿 : 2025/04/12
♥ : 29

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

チョイかわポンコツ先輩の微エロアニメ

原作未読。最終話まで視聴。

レビュータイトルのままですね。
ちょっと可愛い手品好きの先輩のポンコツぶりを見て笑う、微エロアニメ。

本編15分弱が、4、5本のショートストーリーで構成される。
1話1話が短いので、あまりストレスを感じずに視聴できる。

その反面、見終わった後、何も心に残らないんですよね。
内容が薄いっていうのもあるけど、心に残る名ゼリフ的なのも無いし・・・。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 27

68.0 19 花火で漫画原作なアニメランキング19位
ふたつのスピカ(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (214)
1326人が棚に入れました
『ふたつのスピカ』は、柳沼行による漫画作品と、それを原作とする望月智充監督のTVアニメ作品、およびノベライズ作品
【ストーリー】有人宇宙探査ロケット「獅子号」が市街地に墜落、その事故に巻き込まれて母を亡くした少女・鴨川アスミ。
葬儀の日、彼女はライオンのかぶりものをした1人の青年と出会う。彼は「獅子号」のパイロットの幽霊で、かなえられなかった宇宙への夢をアスミに託し、アスミもまた、それに応えるように宇宙飛行士への夢を膨らませていく。

声優・キャラクター
矢島晶子、木村亜希子、豊永利行、緒乃冬華、甲斐田ゆき、堀内賢雄、水野理紗、子安武人

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その後が気になる

原作 柳沼行
監督 望月智充
脚本 望月智充、中瀬理香
キャラクターデザイン 後藤真砂子(監督の奥さんだそうで)


ほっぺたがハイジみたいな、主人公あすみちゃん。

幼いあすみちゃんの回想で、亡くなったお母さんと三途の川でさまよい出会う辺りは、じわじわときてしまいました。私も母を亡くしたのはあすみちゃんと同じくらいの時だったので。そんな観方は気持ち悪いよなぁ、よくないよなーと思いつつ。
もっとも、あすみちゃんのように聡明な良い子じゃぁ〜なかったのは重々承知なので、アレですが。
そして、あすみちゃんのお母さんは身体は生きているとはいえ、何年も家族と思い出を育むことができなかった。
そんなあすみちゃんが、悲しみの先に目指そうと見つけたのは輝く星スピカだった。えらいこじゃ。


「下手こいた〜」って口ぐせのこまっしゃくれた幼なじみの幼少期がおかしかったです。もっと観たかった。
この幼なじみ、素直じゃなくて面白いですね。
知人のだんなさんが地震の時にすぐ電話がかけてきて、心配してくれたのかなーと思ったら「玄関の水槽の生き物、大丈夫かっ?!」って言ったんだ…て話を思い出しました。きっとそんなタイプ…


ライオンさんは幽霊みたいなのに掃除ができたりハーモニカの音色を伝えられたりして、操作性がなんとも不思議でした。


作画は…大らかですね。
12話で出てきたシンプルなネコは、あまりにも生きているように見えず戸惑いました。「それ知ってる!『あずまんが』で榊さんをカブッと噛むやつだろ?…いかんいかん、シリアスなお話なのに」と思ってしまいました。


過去のロケットの事故でいろいろなものを失った人達のお話が、各話でクローズアップされます。
失った思い出を振り返りたくない体質の人には、辛気臭い物語と映るかもしれません。でも、地味だけどいい話ですよ。
行き止まり感のある大人達に対して、少年少女が力を合わせるカタルシス部分が展開されるのかな?と思っていたのですが、そういうやっつける感じではありませんでした。どこまでも地味にひたむきに癒そうとする力が働いていました。
宇宙を目指すサクセスフルなお話でもなく、失ったところから取り戻そうとする人達の底力を信頼して見守る物語でした。

「ポルフィの長い旅」からこの監督作品を選んで観てみてます。原作があるとはいえ、この監督さんの追求したい人生のうらさびしさの路線、少しわかってきた気がします。

まりかちゃんの事情、先生たちのその後、そしてもちろん子供たちのその後など、もっと見ていきたかったですね。原作読もうかな〜

投稿 : 2025/04/12
♥ : 33

緑川悠一郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小さい頃にドラマで見た覚えがある

ドラマは全部見たわけではなくて、ちょっと見かけただけだが、その時面白いと感じたおぼろげな記憶があるので、アニメで全話見たいと思っていた。

主人公と浮田さんが「二つのスピカ」っていう設定だったと記憶していたけれど、アニメでは誰と誰が「二つ」の星なのかはっきりとは分からなかった。

ドラマだと浮田さんがパートナー設定だったのかな?あとドラマでライオンさんって出てたっけ?どうも思い出せない。

オープニングの曲好きだった。エンディングの曲はアニメの曲としては濃すぎる気がした。有名曲だし。

過去の回想が多すぎるのがどうも好みでなかった。浮田さんストーリーをもっとちゃんと見たかった。
結局どうして浮田さんが現在の姿で存在しているのか、全然分からなかったし。クローンみたいな話なのかな?

ただすごく泣けるシーンはところどころにあり、特に佐野先生の一連のストーリーは好きだった。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 23

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

幼かった頃の純粋な心、あなたにはまだありますか?

全20話 原作未読。

以前から見ようと思い棚に入れっぱなしだったのだが、ちびっこ先生のレビュー読んで見始めました。
十二国記を見た後なので、正直あまり期待はしていなかったのですが、1話途中ですでに涙腺崩壊(年のせいかなあ)。

主人公のアスミちゃんがとってもいい子すぎ。
その健気で前向きな姿、自分のおかれた立場など言い訳にもせずただひたすら「ロケットの運転手さんになる」夢に向かっている姿に何度も涙腺崩壊。
それが無理な演出なく、ごく自然なところがまたよかった。
(多少はあったかもしれないが・・・)

書こうと思えばいくらでも書けるし、ツッコミどころがないわけではないがあえて止めておきます。

作中BGM・EDの「見上げてごらん、夜の星を」は反則だなあ。

社会の荒波に飲まれて、必死に生きている大人の人に見て欲しいな。
ラストのライオンさんと5人のあのシーンでそんなメッセージを感じました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 14

70.2 20 花火で漫画原作なアニメランキング20位
イジらないで、長瀞さん(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (334)
1001人が棚に入れました
「後輩の女子に泣かされた……!!」ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS"な後輩に目をつけられた!先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』!憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女"の物語。

声優・キャラクター
上坂すみれ、山下大輝、小松未可子、鈴木愛奈、井澤詩織

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これは長瀞さんの純愛物語(人には理解しにくいけど…)

このアニメでは、主人公の長瀞さんは変わった愛情表現をします。
それは大好きな人をいじること。
小学生のガキ大将が大好きな女の子に意地悪するようなものです。
なかなか人には理解しにくい行動ですが、大目に見てやってください。

高校一年の長瀞 早瀬(ながとろ はやせ)は先輩の八王子 直人(はちおうじ なおと)をいじるのが大好きな少女。
彼女は毎日毎日美術部室に押しかけては、美術部の直人をいじります。
でも、これは長瀞さんの愛情表現。
全く迷惑な表現方法ですが、いじられている直人は困りながらも悪い気はしないようです。

直人は小学生の頃から運動が苦手で、いじめの対象となっていました。
そして、彼はずっと孤独でした。
そんなときに現れたのが長瀞さん。
長瀞さんは、直人が描く絵が気に入った(?)ようで、ことあるごとに先輩の直人をいじります。

今までだったら直人は相手を無視します。
でも、なぜか長瀞さんに対しては無視しません。

そして、孤独だった直人は、長瀞さんと一緒にいると少しずつ笑顔の回数が増えてきます。
その笑顔は長瀞さんへ向けてのもの。
そして彼の灰色だった高校生活は、いつの間にかカラフルに色づきます。

かたや長瀞さんは…、
彼女が時々見せる純情そうな表情が可愛いです。
また、直人のことが好きなんだと思わせる振る舞いが頬笑ましく感じます。
そして回を追うごとに、長瀞さんが直人を慕っている様子が明らかになってきます。

これはもしかして、長瀞さんの純愛物語なのかもしれません。

一緒に手をつないで花火を見たり…、一緒に海水浴に行ったり…
毎日美術室でお話したり、電話やLINEで話したり…、
おんぶしたり、あんなことやこんなことしたり…

これって誰がどう見ても仲の良いカップルにしか見えませんよね(^_^)
第四話で直人が描いた長瀞さんの寝顔は、とても良く描けていました。
長瀞さんの寝顔は、安心しきって幸せそうでしたね!

最終話を見終わって
文化祭で展示した直人の絵には、どれも長瀞さんへの愛がこもっていました。
二人は、人がうらやむほどの素晴らしい青春を謳歌しています。
そして、これからも、二人の関係はずっと続くことでしょう。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 40
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

何故、最後まで視聴できたのか?

はっきり言って、
謎です(笑)

作画も、キャラクターも、ストーリーも、どれも並。
と言うか、並より落ちるかも知れません。

声優さんの魅力?

それは、あったかも。
上坂さん、こういうギャグアニメ、いつもハマりますね~

イジると言うより、むしろイジメな感じで、
先輩を攻撃し続けているけど、
それが、好意と独占欲の裏返し。
って、小学生じゃん!!

比較したくなるのが「からかい上手の高木さん」。
で、中学生の高木さんの方が、
よほど魅力的にみえたのは、
高木さんって、西方君を、ちゃんと好きで、
西方君がチャレンジして来るから受けて立つって感じ。
しかも、しっかり恋愛感情を西方君にぶつけて。

一方の、長瀞さん。
いけないですね。
先輩さん、迷惑させられているだけだし。
やることすべて、一方的だし。

なんで、先輩は、こんな子に惹かれて行くんだろう?

そもそもなんで、長瀞さんは
先輩のことを好きになっちゃったんだろう?

何も解らないまま、部長がボスキャラみたいに出現して来て、
なんだか、先輩と長瀞さんは、共闘するしかなくなりました。
というところで、ジ・エンド。
2期に期待してね。
という幕引きでしたが、
果たして、
この感じで、2期制作にたどり着けるのでしょうか?

部長の存在感ネタバレレビューを読む凄いので、
評価は違うものになれるのかも知れませんけど。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 31

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

からかい上手の宇崎さん

年下のギャル系女子にイジられ続けるオタク系気弱メガネ君が主人公のラブコメ。

話の展開とかシチュエーションは高木さんに似ているが、ヒロインの性格とか表情は宇崎ちゃんにかなり似ている。
一言で表現するなら、からかい上手の高木さんのヒロインを宇崎にした感じだが、主人公が気弱なオタクの圧倒的な弱キャラなので、いじられてるってよりもいじめられているように見えてしまうという悲劇。
これは間違いなく主人公の差です。
宇崎ちゃんの主人公だったらたぶんいじめには見えないでしょう

2話を視聴すれば長瀞さんが主人公をイジメているという印象はだいぶ薄くなるのですが、1話だけ視聴するとイジメに見えるのは致し方ないかと。
ヒロインの所業は宇崎ちゃんと大差ないと思うのだが、主人公の差でこうも印象が変わってしまう。いじりといじめの線引きって難しいですね

ボーダーラインは、そこに愛があるかないかだろうか?

もしこのシナリオで宇崎と同じテンションだったら間違いなくウザイが、宇崎より少しテンションは抑えめで丁度いい。声優がいい仕事をしている。
※宇崎ちゃんの声優も素晴らしいと思いますが、長瀞さんに関してはこれくらいのほうがいいという意味です。

主人公はアレだが、結構面白いと思う。

唯一残念なのは、主人公に魅力がない。
これからだんだん主人公の魅力も描かれるのかもしれないが、いまのところただ残念なだけの注目に値しない人物だ。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 31

72.3 21 花火で漫画原作なアニメランキング21位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (258)
873人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャヒー様が不憫カワイイ。そして、最強店長…(笑)。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。漫画原作があるらしいですが、アニメを観るまで全然知らなかったので当然未読です。

開始自体が他の夏クール開始TVアニメよりも遅い7月末だったことと、全英女子オープンゴルフによる1週遅延があったので8月末時点でまだ4話しか放送されていません。

2021年夏クールもたくさんのTVアニメが放送されていますが、女の子ばかり出てくるいわゆる「日常系アニメ」にカテゴライズされそうなのは意外にも実は本作くらいなのではないかという気がします。そういう意味では、いわゆる「難民救済作品」なのかもしれません。

魔界No.2として実権を握り魔界を思うままにしてきたジャヒー様。しかし魔法少女の問答無用の侵攻により魔界を維持する巨大魔石を破壊され、小さな魔石の欠片で最低限の魔力しか行使できない身一つで人間界に放り出されることに。果たしてジャヒー様は人間界に散った魔石の欠片を収集し、その力により魔界復興を遂げることができるのか……、といった感じのお話です。

人間界での生活を維持するための居酒屋バイトのためには大人の姿でなければなりませんが、その姿を維持するには魔力が必要で、長時間は維持できず幼女化してしまうジャヒー様が不憫カワイイです。

魔界が滅ぼされた直接の理由は今のところまったく不明(そもそも人類にとって魔界は不利益な存在かどうかわからない)ですし、魔界の権力については常にNo.2の座についてのみ語られ、トップ(?)のはずの魔王についても一切語られない謎…。
(読んでないから知らんけど、たぶん魔王その人については原作でも終盤まで語られなかったりするんじゃないだろうか?)

この手のフィクションにはただの人間のはずなのに人外の主人公を抑える謎のカリスマを持つキャラの存在がありがち(『侵略!イカ娘』の千鶴さんや『はたらく魔王さま!』の木崎さんなど)ですが、本作ではバイト先の居酒屋の店長がそんな感じのポジションですね。
(ただ、千鶴さんは人外の力を維持しているはずのイカ娘よりもガチで強いですが(笑)。)

ジャヒー様の暮らすアパートの大家さんの姉でもあり、たぶん作中登場人物のヒエラルキーのトップは店長さんです。

かつての部下の前では見栄を張ってしまいさらに生活苦に陥ってしまうジャヒー様。ジャヒー様を一方的にライバル視しつけ狙うサルワ、店長の包容力と謎のカリスマに篭絡されてしまう辺りも見どころですね。

2クールあるらしいので中盤以降どんな話になっていくのか良くわからないですが、今のところ楽しく観ています。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 28

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間界に転生したらぽんこつ幼女だった件

【紹介】
魔界No.2の幹部が魔界から飛ばされて力を失い、幼女の姿になって人間界で極貧生活をしながら魔力を取り戻すために頑張る話。
極貧な上に幼女の姿なので力も弱いしちょっとポンコツなところがあってプライドだけは誰にも負けない。

どれだけ不憫で惨めでもくじけずに前向きに頑張るかわいい日常系アニメ。

雰囲気はまちカドまぞくとか、邪神ちゃんドロップキックとか、はたらく魔王さまとかメイドラゴンあたりと似ているので、そのへんが好きな人は気に入るかも。

【作画音楽】
作画は綺麗。OPやEDアニメもポップな感じで可愛い。

【キャラクター】
いつも尊大な態度なのに、ちっちゃくて無力で一生懸命頑張ってるけどうまくいかなくて、強がり言って、一人になるといつもしょんぼりしてるジャヒー様がたまらなく可愛い。

ジャヒー様がとにかく目立つので周りのキャラクターはちょっとキャラが薄いけど、嫌な感じのキャラいなくて、ジャヒー様はみんなから愛されているので、いい雰囲気でストレスなく見れる癒しアニメ

【総評】
ジャヒー様可愛い、それがすべてな作品だけど、それで十分。
とても可愛くて癒されました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 26
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
ネタバレレビューを読む

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
ネタバレレビューを読む

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2025/04/12
♥ : 24

69.1 22 花火で漫画原作なアニメランキング22位
あまんちゅ!~あどばんす~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (214)
832人が棚に入れました
 伊豆の町で生まれ育った小日向光と、東京から引っ越してきた大木双葉。ともに夢ヶ丘高校に入学した二人は、スキューバダイビングと日常の何気ない出来事の中に、たくさんの幸せを見つけてきた。かつては何事にも消極的だった双葉だが、明るく前向きな光のおかげで一歩前に踏み出す喜びをいくつも経験。さらに、双葉は念願だったオープンウォーター・ダイバーの実習にも合格し、次はアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーを目指すことに。一度きりのかけがえのない高校生活は、まだまだこれからが本番。素敵な日々は終わらない、二人でともに歩む日々が続くかぎり、ずっと。

声優・キャラクター
鈴木絵理、茅野愛衣、大西沙織、梅原裕一郎、伊藤静、久保ユリカ、井上喜久子、山本亜衣、加隈亜衣、洲崎綾

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

日常、ときどきダイビング。(たまに、オカルト風味(笑)。)

『ARIA』で有名な天野こずえ先生作の漫画原作『あまんちゅ!』のアニメ化作品です。

伊豆の海にある海の家兼ダイビングサービスの「あまんちゅ屋」と静岡県立夢ヶ丘高校周辺を主な舞台とする「日常、ときどきダイビング」なお話です。

タイトルに「あどばんす」が付かない『あまんちゅ!』というのがアニメ化の1期目で、「あどばんす」は2期目ですね。1期目からのキャラの関係性の歴史の積み重ねを踏まえた上で2期目である本作を観た方が良いでしょう。

「日常、ときどきダイビング。」は原作についていたキャッチフレーズ的なもので、アニメでもダイビングの描写よりは日常パートに時間が割かれている気がします。それでもたぶん「あどばんす」の方が1期目よりはダイビング描写は増えたかも。

というのも1期目では主人公のてこ(本名: 大木双葉(おおき ふたば))がもう一人の主人公ぴかり(本名: 小日向光(こひなた ひかり))に誘われてダイビングに興味は持ってオープンウォーター・ダイバーの資格取得を目指す期間のお話であるため、取得に必要な実習の描写はあってもなかなかダイビング描写に尺が割かれない展開だったのに対して、「あどばんす」では初級ながらも一応「ダイバー」であったということが大きいと思います。

とはいえやはり多くの尺が日常描写、それもお祭り的なイベント事などに割かれて、またそれに係わって新キャラなども登場し、賑やかなお話になりました。

そんな中でてこの意外な能力(?)も披露され、ちょっとオカルト風味というか不思議体験的な出来事もあって、1期目以上に幻想的な要素のある作品になっています。

なお1期目同様にキャラのデフォルメ描写は健在で、私は気にならないのですが一部の不評を買っているのは相変わらずのようです。

「日常の全てが大切」みたいな、思春期特有の煌めきのようなものがまぶしく感じられる作品です。幸せな青春を過ごした人には共感を、過ごせなかった人には羨望をもたらすのではないかと思います。

合う人には合うと思いますが、退屈に感じる人もいるかも。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 29

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

貴方も幸せを見つけることができます

この物語を見たら、あなたもきっと幸せを見つけることができます。

幸せは、日常生活のいたるところで見つけることができます。
しかし、落ち込んでいるときには、その幸せを見つけることができません。
自分は不幸だと思い、下ばかりを向いてしまいます。

でも、下には幸せは落ちていません。

ゆっくりでもいいので、前を向いて歩くのです。
そうすれば、幸せがいたるところに満ち溢れていることに気づきます。

ほんのちょっと視点を変えるだけでよいのです。
それで幸せが見つけられるのです。
そのことに、このアニメは気づかせてくれます。

てこは、昔は内気で暗い性格でした。
でも、ピカリと出会ってから、信じられないほどに成長しました。
自分ができないことを、今はできないと認めつつ、それでも一歩ずつ前に進むように努力してきました。
てこは、いつの間にか、頑張り屋さんに変わっています。

ピカリは、幸せを見つけるプロです。
ピカリの行動を見ると、確かに、ここにも幸せがあった。あそこにも幸せがあったと気づかされます。

あなたも、日常生活の中に幸せを見つけてみませんか?
きっと素晴らしい日々を送ることができますよ(^_^)。

そして誰でも、人生は、いろんな人が周りで支えてくれていることに気づきます。
「ありがとう」という感謝の気持ちを素直に言葉にしてみましょう。
そうすれば、より深く幸せを感じることができるでしょう。

最後に、この物語に出てきた素晴らしい言葉があります。

『過去と人は変えることができないが、自分と未来は変えることができる』

確かにその通りだと思います。
人に対して不満を言うよりも、まずは自分を変えましょう。
そうすれば、必ず未来は変わります。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

相棒(バディ)になるために、自立する

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1期に比べ、やや百合成分とファンタジー成分が濃くなったが、安定の癒し系作品。キャラや空気感は流石で、3ヶ月、癒され続けました~♪

唯一残念だったのは、肝心のダイビングの作画かな。もしそこを、P.Aや京アニレベルでやってくれれば、、、というのは、流石に贅沢言い過ぎですね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/12
♥ : 25

61.4 23 花火で漫画原作なアニメランキング23位
魔法少女なんてもういいですから。 セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (160)
653人が棚に入れました
双見酔氏が描く「魔法少女の日常」、セカンドシーズンスタート! 魔法少女になってしまったものの変身コスチュームの水着にどうしても馴れないゆずか。果たして、ゆずかが魔法少女を受け入れられる日は来るのか!?

声優・キャラクター
藤田茜、若井友希、大森日雅、田中美海、伊藤美来、西明日香
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

どういうことかしら! byちや

ゆるフワ魔法少女アニメその2。
ラスト3話は水着回。
といっても、ゆずかにとって日常ですが。

最大の見どころは、謎のゆるきゃらミトンとちやの因縁コンビ。
やることなすことちやの怒りに触れるミトンがいと哀れです。

ネタバレレビューを読む

冷静な言葉づかいで悪魔の所業。
ブラックちやの本領発揮です。

変身シーンがエロかわいいのは前作からのお約束事。
今回、想像上のちや変身シーン(メイド風)も超かわいい。
ところで、度々登場する爺さんの存在価値は何ぞや?

投稿 : 2025/04/12
♥ : 19

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

平和な魔法少女

原作未読 全12話 1話4分ほどのショートアニメ

平和な時代に魔法少女になった中学生の葉波ゆずか(はなみ ゆずか)と魔法少女にした変な生き物ミトン、友人や同僚の魔法少女たちとの日常を描いたほのぼの作品です。

2期なのでどんな変化があるか楽しみにしていましたが、あまり浮き沈みもなく平々凡々と描いていましたね。

途中からミトンにゆずかの友人ちやがどんなツッコミするかが楽しみでしたw

平和な時代の魔法少女がどんな生活をしているのか、お茶でも飲みながらまったり観るといいかもしれません。

最後に、ゆずかのお父さんもっと家族サービスしてくださいw

投稿 : 2025/04/12
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まさかセカンドシーズンが来ようとは…

えっ、この作品2期あるのっ…!?」と思う作品ってこれまでもありましたけれど、この作品も正直続編の発表にびっくりした作品でした。
なぜならアニメの世界ではたくさんの魔法少女が存在していて、今この瞬間にも増殖を続けています。
少なくともアニメの世界において魔法少女は実在を認められている訳ですから…
それなのに、この作品は魔法少女をある意味真っ向から否定する作品でしたから…

でもこの作品ならではの設定が面白かったのも事実です。
例えば、魔法少女には年齢制限があってある一定の年齢を過ぎると定年を迎えてしまうとか…
最近では年金受給の問題から定年後の再雇用が当たり前の世の中になっていますが、現実と比較するとこの作品の魔法少女はかなり厳しい世界を歩んでいるようです。

これまで本作の主人公であるゆずか主体で物語が進んできましたが、今期は魔法少女仲間との交流が多く描かれているのが前期との大きな違いです。

一方、前期から変わっていない…いえ、むしろエスカレートしているのはミトンの粗末な扱いでしょうか…
そもそもミトンがいなかったら、ゆずかは魔法少女にはなっておらず、この作品も生まれなかった筈なのに…
タワシでゴシゴシ…これはゆずかと一緒にお風呂に入るための特典と思えばこれは良いとして…
コンロ代わりにされて頭の上にフライパンを乗っけられたり、無抵抗なミトンを雰囲気だけで虐待するシーンがなかったとは言えません。
確かに球体の身体に中途半端な大きさの羽が生えている…恰好的には残念系なミトンですが、根っからのワルじゃないので個人的には嫌いじゃありません。

これまで紆余曲折ありましたが、ほかの魔法少女とのふれあいをきっかけにゆずかが魔法少女として目覚めていく…今期はそんな展開だったと思います。

この物語の設定で大胆だと思ったのは、魔法少女が活躍する場が過ぎた世界…という事です。
一般的に魔法少女の登場する物語は、倒すべき相手がいた上で魔法少女を選択する上で葛藤したり、或いは強制的に争いを強いられる…若しくは自らの正義感で戦いに挑む…と全ては倒すべき相手がいるから成立するんです。

そんな世界の真っただ中だったら魔法少女になる意味を感じる事ができると思うのですが、本作ではその意味を全部すっ飛ばして魔法少女をうみだそうとしているんです。
だから実際に魔法少女にさせられる人が抵抗を感じるのは仕方のない事だと思います。

それでも魔法少女を生み出す理由は何か…
詳しくは本編でご確認頂ければと思いますが、悪い魔物とかをやっつけるだけが魔法少女の役目じゃない…
そんな魔法少女の基本を思い出させてくれる…そんな作品だったと思います。

主題歌は、アース・スター ドリームさんの「君色に染まる ~アース・スター ドリームver.~」
この曲は何気に好きでした。
今度カラオケでも挑戦してみたいと思います。

1クール12話のショート作品でした。
全体的には日常を主体としたちょっとユルめな作品でしたが、キャラデザを含め作風に合っていたと思います。
ショート作品はまとめて一気見する場合が多いのですが、この作品は毎週の視聴が楽しみな作品でした。
原作は未だ続いているようです…登場人物みんなが定年を迎えるまで続くのでしょうか…
少し今後が気になる作品でした。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 12

65.3 24 花火で漫画原作なアニメランキング24位
おとなりに銀河(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (144)
444人が棚に入れました
きっかけは、きみに触れたことでしたー 恋愛初心者ふたりの“婚姻契約”から始まるハートフルラブコメディ!

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

おとなりと恋愛

原作未読 全12話


舞台は、妹と弟と一緒に暮らしている漫画家が所有しているアパートで、とある島からやってきた漫画家のアシスタントとの恋愛を描く作品です。

そのアシスタントの女性(ヒロイン)は秘密があり、特殊な能力があるようですが、そこはあまり強調されていなくて漫画家と漫画好きで世間知らずの特殊な環境で育ったお嬢様アシスタントとの恋愛物語という感じでしたね。

気軽に観れるほのぼのとした作品でした。

OPは松本千夏さん、EDはヒロインの五色しおり役である和久井優さんが歌っています。

最後に、タイトルからお隣さんの部屋に入ったら宇宙が広がっていると勝手にイメージしていましたw

投稿 : 2025/04/12
♥ : 23
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっと不思議な純愛ラブコメ

久我一郎は父親が亡くなり幼い妹と弟を養うために漫画家として一生懸命頑張っていた。
そこにアシスタント希望の不思議な女性、五色しおりが現れて・・で始まる物語。
全12話。原作はgood!アフタヌーンで連載していた漫画で最近完結したみたいですが未読です。

すごく簡単に言っちゃうと漫画家とアシスタントの純愛物語なんだけど、五色さんが普通の人間ではなかったりとちょっとファンタジーを混ぜてみた感じで、漫画家の仕事のことも描かれてたり、家族愛みたいのもあったりと、つかみどころがないというか、不思議な感覚の作品だなって。

主人公二人がとても生真面目な感じなのもあって地味ーなイメージでなんとなくだらだら見てました。

でも、一郎くんの妹のまちと弟のふみおがとてもいい子たちですごくかわいいのと、アパートの住人たちや一郎くんの知り合いの人たちなど、みんないい人ばかりで、そういう人達とのほんわかした交流など、すごく面白い!ってわけではないけど、でも作品の雰囲気が割と好きというか。。

11話のネタバレレビューを読むシーンといつものEDのしっとりバージョンも素敵でした♬

今期は中学生~高校生の青春ラブコメの良作が多かったイメージでしたが、これは大人の真面目な純愛物語って感じでした。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

売れない漫画家の前に現れた流れ星の民の姫

この作品の原作は未読です。
丁寧に描かれているキャラデザに惹かれて視聴を始めましたが、正直視聴して大正解…!

ジャンルは「SFラブコメディ」との事ですが、SF面が控えめでラブコメの比率が高い上、作品全体を通して優しさを初々しさがひしひしと感じられる作品という印象です。


高卒で漫画家としてデビューするが、その後父親を亡くし、
残された幼い妹弟をひとりで養うため、日々仕事に精を出す久我一郎。
そんな彼の元に現れたのは、敏腕&美貌の神アシスタントの五色しおり。

原稿の締切が迫る久我くんにとって救世主のように思えた五色さんだったが、そんな彼女から突如
「わたくしは、流れ星の民の姫。あなたと婚姻関係の契りが結ばれた」
と宣言されてしまう──!

恋愛初心者2人の“婚姻契約”から始まる
ほんわかハートフルラブコメディ、開幕!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

お互いに少しずつ惹かれ合う心情をとても丁寧に描いた作品でした。
どちらも成人しているというのに、この初々しさは何…!?

きっかけは思いやりに端を発した事故でした。
きっと気付けば誰でも同じことをすると思います。
だって、そのままだと絶対に怪我をしてしまうから…

個人的にはその次の展開が全くの予想外でした。
きっと予想できる人の方が限られていると思います。

真面目な作風と落ち着いた展開…
幼い姉弟との生活を守りたいからと頑張る姿勢がより共感を誘い、それをサポートするアシスタントの頑張る姿も好印象…
それなのに、ですよ^^

あ、展開にはビックリしましたが、きっとこれは二人にとってとても大切な事だったと思うので結果オーライでしたけどね^^

それと、ヒロインである五色 しおりを演じた和久井優さんの声質がしおりにピッタリで、キャラデザと合わせてしっかりと相乗効果を感じることができました。
和久井さんはこれまでアイカツシリーズの作品に出演されていたみたいです。

アイカツシリーズかぁ…
とみたんが虹野ゆめを演じた「アイカツスターズ!」なら視聴しましたが、その他のアイカツシリーズまでは手が回らなかったなぁ…^^;

そして妹のまち役を演じたのは遠藤璃菜さん。
元子役と言うより、「甘々と稲妻」の犬塚 つむぎと言われた方が私的にはピンとくるんですけどね^^;

そして弟のふみおを演じたのは長縄さん…
これは最初の一言目の台詞で分かりましたよね^^
「小林さんちのメイドラゴン」のカンナカムイを彷彿とさせる…というか、この手のキャラを演じたら間違いなく長縄さんは最強クラスですので。

物語序盤の事故…
結果的にはこれがきっかけでいろんな進展があった訳ですが、事故の後遺症を治癒することが出来るらしいんです。

これまでの事は事故の後遺症のせい…?
もし、治癒しちゃったら気持ちも変わってしまうの…?
もう、メッチャ良きシーンが目白押しです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、松本千夏さんによる「となりあわせ」
エンディングテーマは、五色しおり(和久井優さん)による「Near Stella」

1クール全12話の物語でした。
しっかり癒された上、溢れんばかりの優しさを貰った気がします。
一つ気になったことがあります。

物語はここで終わりなのでしょうか?
原作は全6巻全32話で完結しているようです。
原作未読なので何とも言えませんが、全32話ってあっという間…
それならここで物語が終わってしまうのも納得できるんですよね。
できれば、その後の顛末も気になるところですけれど、そこは想像にお任せします、という事なのでしょうか^^?
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 16
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