警察で漫画原作なTVアニメ動画ランキング 16

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の警察で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月25日の時点で一番の警察で漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.2 1 警察で漫画原作なアニメランキング1位
闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (834)
4212人が棚に入れました
昭和33年。チキンランで生き残った少年・赤木しげるは初めて打つ麻雀でも異才を発揮し、ヤクザ相手の勝負に次々と勝利を収めてゆく。なかでも盲目の雀士・市川を破った夜は伝説となる。昭和40年“神域”と称され、天才の名を欲しいままにするアカギは、権力を利用して巨大な富を築いた怪物・鷲巣を狩るため、生き血を賭けた大勝負に挑む。

声優・キャラクター
萩原聖人、小山力也、玄田哲章、中田浩二、高木渉、田中秀幸、風間杜夫、古谷徹

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これは名作ですよ・・・完結すれば゚。(*^▽^*)ゞ

■『闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~』ってどんなアニメ?( ^ー^ )/圜 一発自摸!
「逆境無頼カイジ」でお馴染みの福本伸行さん原作の作品!
裏社会に彗星のごとく現れた天才『アカギ(赤木しげる)』が数々の伝説を築き上げていく姿を描いたストーリなのです♪
僅か13才で賭博麻雀と出合い、その才能故に数々の勝負を請け負うことになっていくのです!
 
 
■総評
福本作品「カイジ」よりも前にアニメ化された作品なのですね♪
本作品もカイジ同様に人間の内面を緻密に描いた心理描写が絶妙で、対戦相手との命を賭けた心理戦が最大の魅力だと思います(*^-^)
ナレーションはガンダムのアムロ役でおなじみの「古谷徹」さんがキャスティングされているので、カイジよりも静かで落ち着いた雰囲気で緊迫感を醸し出していますね(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
 
また、「カイジ」は強運を引き寄せる才能に長けているのに対して、「アガギ」の場合は、危険察知能力、洞察力、判断力等が常軌を逸している程に長けているのです。
「死」に対して恐怖も未練もなく冷静沈着に相手の心理を読み、相手の戦意をなくすように完膚なきまで叩き潰すことから『悪魔』と呼ばれるほどなのです♪
 
とにかく麻雀を少しでも知っている方なら、ちょっと見ただけでのめり込む事間違いなしだとおもいます。
超心理戦のアカギ伝説の数々は何度見ても色褪せる事のない名作だとおもってます♪
 
最後に残念なのは、鷲巣麻雀編が原作がまだ完結していないので、その影響でアニメの方もとっても中途半端な所で終わっている点なのです・・・Σ(^∇^;)えええええ~
1クールも使った鷲頭麻雀編・・・早く続きが見たいんですけど( #` ¬´#) ノコラ!
 
おわり!v(´ー`)o圄圄圄回回回圀圀圀囚囚囚團團o パタリ
 
 
2011.10.23・第一の手記

投稿 : 2025/03/22
♥ : 29

ligame さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

裏社会 伝説の雀士

カイジでお馴染みの福本伸行の代表作であるこの作品。
原作は近代麻雀で1992年から連載開始されていて現在も連載中です。
10年以上かけて連載された作品を全26話に収めているので完全に原作通りというわけにはいきませんでしたが、それでも完成度は素晴らしかったです。
福本作品は細かい心理描写や強烈な人間描写が特徴で最大の魅力です。
また、この作品の特徴としては女性キャラが一切登場しません。
福本さんは生命を賭けた極限の男達の勝負描くことが多いので女性キャラが出てくることが少ないのですが、一切登場しないというのはアニメ作品としては珍しいです。

ストーリーはヤクザや賭博といった裏社会に突然現れたアカギ(赤木しげる)の伝説を築き上げていく姿を描いたものです。
賭けとしての麻雀が当たり前、イカサマや暴力もありの裏社会でアカギがのし上がっていく姿は凄まじいです。
アカギの凄さは何といっても天性の才能です。また相手を呑み込む洞察力や判断力、そして死をも恐れない精神力などアカギの凄さを言い出したらキリがありません。
それぐらいこのアカギという男は常軌を逸していて周囲からは『悪魔』と呼ばれています。

物語の構成としては主に矢木編、市川編、浦部編、鷲巣編の4つに分かれています。
矢木編はアカギがその場で麻雀のルールと役を覚えただけで戦う姿に注目です。
市川編と浦部編はアカギの天才ぶりが存分に発揮されてるので、自分はこの2人との闘いが大好きです。
そしてこの作品の肝でもある鷲巣編ですが、正直に言いますと引きのばしすぎです。
アニメではおよそ1クール、原作も鷲巣編だけで10年以上連載中です。
アカギにとっての最強の相手なので話数を割くのは仕方ないとは思いますが、いくらなんでも長すぎるってのが正直な感想です。
原作も終了してないのでアニメでも決着はつかないのですが、もう少し終わり方を変えてほしかった気がします。
あまりすっきりしない終わり方でした…
自分は原作がどうやって終わるのかに注目しています。

この作品には名言と言いますか自分がとてもかっこいいと思ったセリフや描写がたくさんあります。
中でも自分が一番好きなのは浦部戦の「その牌には魔法がかけてある」というセリフとそのシーンです。
ここでアカギの常人じゃないほどの観察力を垣間見ることができます。
単なる確率ではなく理に適っているんです。
まさに究極の心理戦です。
大げさかもしれませんが、それほど自分にとってこのシーンは衝撃的でした。

主題歌についてですが、OPはまさに昭和といった曲でした。映像、音楽ともに作品の雰囲気に見事にマッチしていて哀愁の漂う曲でした。
EDは前期後期と2曲あるのですが、正直後期の曲は覚えていませんw
前期EDであるマキシマムザホルモンの『アカギ』の印象がかなり強いです。
なんだか耳に残る曲で自分は結構好きでした。

この作品は麻雀を知らない人にはあまりおすすめできません。
そして、賭博やイカサマなどが嫌いな人にもおすすめできません。
福本作品は好き嫌いが分かれると思います。
劇画のような作画、角ばった顔、尖った顎、鋭い鼻などかなり独特です。
自分も初めは抵抗がありましたが見ているうちに慣れました。
絵で敬遠しているけど麻雀が好きって人はぜひ見てみてください。
きっと好きになると思います^^

投稿 : 2025/03/22
♥ : 9
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

真剣勝負というものは技量にかかわらずいいものだ、決する瞬間互いの道程が花火のように咲いて散る

点数計算もよくわからないし役もうろ覚え、そんな残念脳の自分ですが
岡目でも何となく伝わる勝負の駆け引き、緊張感、
さらに運が大きく作用するゲームで勝負を決する分水嶺を作者がどこに置いているか
そんな勝負ごとに対する作者それぞれの美学、哲学みたいなのが
うかがえて麻雀に限らずギャンブル物は好んで見ちゃいます。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 15

76.5 2 警察で漫画原作なアニメランキング2位
ハッピーシュガーライフ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (536)
2018人が棚に入れました
松坂さとうには、好きな人がいます。その人と触れ合うと、とても甘い気持ちになるのです。きっとこれが「愛」なのね。彼女はそう思いました。この想いを守るためなら、どんなことも許される。騙しても犯しても奪っても殺してもいいと思うの。戦慄の純愛サイコホラー。

声優・キャラクター
花澤香菜、久野美咲、花守ゆみり、花江夏樹、洲崎綾、石川界人、井上喜久子
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

愛と超越

「サイコホラー? 観ない方がいいかな・・・。」これが最初の反応。

散々逡巡した挙句、邪道とは思いつつもネタバレ上等でレビューを読み漁り、
ショッキング展開の予備知識を仕込んだうえで、危なくなったらいつでも切る態勢で
及び腰の視聴に臨んだのだった。

結果は、怒涛の如く二日で全話視聴完了、滅多に味わえないような感動に浸ったまではいいが、
ホラーでもサスペンスでもない、じゃあ一体何だろう、との疑問にはまってしまい、
手掛かりを求め原作にまで手を伸ばして、ついには以下の作品考察を書くに至った次第。

要するに、ホラーやスリラーに全く耐性のない自分のような者でも完走可能なレベルなので
視聴を迷っている方は是非挑戦してみてはいかがですか、と言いたいわけである。
観ないで後悔するよりも観て後悔した方が良い、などと無責任な勧奨をしたくなるほどの
これは世に稀な、貴重な作品である。


ネタバレレビューを読む

(初投稿 : 2020/10/1)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 19
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

にがみのエッセンスが醸し出す「フロイト」的な世界観が気に入った!!

作品概要
▼原作:月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)
▼原作者:鍵空とみやき
▼アニメーション制作:Ezo'la(ディオメディア)
▼話数:全12話ネタバレレビューを読む

原作未読
リアルタイム視聴済

☆エピローグ
普通のアニメは見飽きたぜ!糖質サイコホラーはドツボだ。
清々しいほどのバッドエンドや、スクイズやヨスガが大好物な私にとって、やっぱねーっ!これぐらいサイコパスで頭逝ってる作品がないとアニメはつまんねぇw
王道や名作、勧善懲悪ばかりじゃ肩が凝るもんね。
本作は世界線やら異世界やらと物理学分野のSFフアンタジー全盛なトレンドに対し、精神医学を世界観の基軸に据えた稀有な作品だ。
したがって、擬似リアリズムであっても、健常な精神感覚では一切のカタルシスを承認しない作品である。

異常心理に興味があったり、最近では『フリップフラッパーズ』を理解できる方々には面白いかも。
本作はストーリーが安定しているから分かり易い。
『ガリナン』もだが、アホアニメ制作会社の評価が定着して社会的には評価が厳しいディオメディアだが、たまに私のツボに入る作品を出すから、目を離せないw

主要キャラでマトモなのは「しょうこ」だけ。
他のキャラは悪い意味で個性が凄まじく、心の闇という健常と異常の行き交う「境界線」の想像どころではなく、真性の「精神病疾患者」であり、ペドフィリア、エフェボフィリア、パラノイア、火病、発達障害etc全員閉鎖病棟の患者でも不思議ではないような連中が繰り広げる異常人格者による基地外純愛群像劇(草)
共感できるキャラが見事に誰もいない稀有な作品ゆえに、様々な矛盾も精神異常が織りなす現象と見ているので許容の範囲であり、作中何が起こっても感情移入が生じることなく、エンタメとして割り切り楽しむことができた☆

タイトルの「フロイト」は精神医学の始祖。
世界的な心理学者「ユング」や「アドラー」の師匠でもある。
原作者はフロイト入門書の『精神分析入門』や『夢判断』を読んでいるな。
フロイトを読むと、読んだ側も精神をやれかねない危険物。
本作も視聴すると、そうなる方向性で演出されている。
異常心理の描写が精神医学的に考察されて「超自我」のメッセージがしっかりプロットされている。
さすがに1クールで精神医学界の巨匠フロイト的世界観を表現するのは厳しいのだが、そこに挑戦したことは評価されよう。
精神分析学的視点に立った考察はメンドクサイし、レビュー読まれる方々の気分を害するからしない。(いや、でも、気が向いたら追記をするかもw)
キャラ設定のベースがフロイト的価値観だから、基地外とは何かを問うているのと同様で、そりゃ陰鬱な世界観にもなるな。

とにかく可愛いOPや絵柄に騙されてはいけない。
マトモな神経では視聴できない作品だから、そこは覚悟した方がいいデス。はい。

それにしてもジエンコって『serial experiments lain』以来、この手の一風変わった作品のプロデュースが好きなんだな。
提供にバップもあったが、ジエンコ+バップ、あーあれか!w

ところで、最近ディオメディアはいろんな名義を使っているね。
「doA」に続いて今度は「絵空」か。
『BEATLESS』は綱渡りだったし、万策(略)に備えて、リスク分散でもしているのか?

【音楽】
OP曲はとてもインパクトがあり癖になる電波ソングだ。
不詳私、DLをいたしました。
OPの作画と楽曲『ワンルームシュガーライフ』で本作の世界観をしっかり視聴者に伝えた(伝わったかは別にして)好演出だ。
ED曲『SWEET HURT』は『GGO』の神崎エルザの曲を歌ったReoNa。
彼女のなんとも言えない切ない声質が、本作の無情で悲惨な末路を暗揄していてなかなか良い。これもDL。
EDの作画は折しも同じ精神異常系の『フリップフラッパーズ』と同様の演出。
「さとう」と「しお」が抱えている闇と二人の関係性を1分30秒でしっかりと表現している。
ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む9話の挿入歌『カナリア』も歌詞に込められたメッセージがそのシーンの演出にしっかりと映えていて良い曲だ。

ネタバレレビューを読む共感シーンが皆無な本作にとって唯一の救いだった。

【物語とキャラ】
キャラは本作一番の問題提議点だろう。
ネタバレレビューを読む
現在フロイトの【精神分析学】はポパーの科学定義にぶった斬られて【非科学】とされているが、なお、その研究は医学のほか哲学としても各方面に多大な影響を与えている。
因みに「トラウマ」と似た概念で「PTSD」があるが、こちら医学的な診断名、つまり科学。
医学的なフレームで論じるのが「PTSD」であると理解したらいいだろう。
そして、この三者の異常行動は明確に「PTSD」である。
「さとう」叔母は「トラウマ」の過去描写がないので、その異常性の因果関係は判別しないが、他人への関与が異常な博愛が動機である点から、所謂「離人性人格障害」であることは確かだろう。
ネタバレレビューを読む
基地外の成長物語を望むか望まないかは視聴者しだい。私は(怖いもの見たさで)今後も観察してみたいものだが。

以上、キャラの性格設定を多少考察したが、個人的に気になっているのはネーミング。
ここ突っ込んだレビューが少ないだよね。
物語と主人公とヒロイン?他女の子キャラのファーストネームの関係だが、「さとう」と「しお」。
これは、第三者視点で物語を俯瞰したときに醸される、二人のイメージなんだろう。
ネタバレレビューを読む

次に、苗字についてだが、「神戸」と「飛騨(飛騨しょうこ)」に共通するのは高級和牛ブランド。
さとちゃんの苗字「松坂」を「松阪」とすると、やはり高級和牛だが、これは作者の誤字なのかな?
他にサブキャラの宮崎すみれ、但馬みとりも高級和牛ブランド。
本作と高級和牛の相関関係は謎だが、キャラネーミングには法則があるようだね。

で、本作のキャラ設定だが、精神疾患と異常心理の掘り下げに作者の知識の限界からか詰めの甘さが残るが、これだけの基地外キャラをクリエイトし、物語をプロットした点は評価されよう。

ネタバレレビューを読むこれからの「しお」の異常人格発揮を十分妄想できる余韻を残した意味でも評価できる。

あと「しお」の失踪だが、ネタバレレビューを読む
欠席が続けば「しお」の担任教師が家庭訪問をするし、親に不審な点があれば、児相とも連絡を取り合い世間にバレるはず。
その過程で事件性があれば警察が動くが、事件性はないとする裏設定でもあるのかな。
「しお」の境遇を考えると、無戸籍である可能性もあるが、視聴者が納得できる線で簡単にでも触れておくべきだったろう。

【作画】
全般的にディオメディアクオリティであり、動かす場面も少ないから、ボロも出ず可もなく不可もなくといったところだが、シャドーの用い方、基地外の表情など、サイコホラーとしての演出は頑張っていたと思う。
ただし、9話はネタバレレビューを読むこれを斟酌して私的には高い評価をしたいと思う。

【声優】
原作を読んでいる方々には花澤さんはミスキャストだとの意見も多いが、原作を読んでいない私にとって可もなく不可もなしだ。
寧ろ、客寄せパンダ役も兼ねて、演技力が要求される「さとちゃん」役には適任だったのではないだろうか。
個人的には「しお」役の久野美咲さんの演技が輝いていた。
『WIXOSS』や『LOST SONG』でも思ったが、主役よりも準主役や重要キャラをやらせると巧いタイプかもしれない。
さとうの叔母役の井上喜久子さん。
『らんま1/2』から活躍しているだけあって、ベテランらしく味のある演技でサイコパスを演じていたのが印象的だ。
難しいキャラの「三星太陽」を演じた花江夏樹氏も好演だった。

ゆえに総じて高評価とする。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 62

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤバい、面白い…。

語彙力ぅ!

そういえば天狼のレビューを書いたときにこいつの存在を忘れていました。

2018年7月期で原作付きの大物。観ますっていうか、観てますってだけで情報量ゼロです、すみません……。

2018.9.29追記:
とりあえず、虐待に傷ついた二人の少女が真実の愛を求めてあがいたあげくに、犯罪レベルの奇行に走るお話。

第12話(最終回)まで観終わったので、少し真面目に書いてみます。

まず、一見して松坂さとうが主人公のようで物語の中心は神戸しおですよね。それと「作中の登場人物が(飛騨しょうこを除いて)異常な人物ばかり」に見えはするんですけど、「罪無き者のみ石を投げよ」っていう感じで、みんなちょっとした行き違いや不幸(ちょっとしてないのもある)がきっかけでたまたま異常に見える行動が発現してしまったというだけの話で、メインキャラには理解不能レベルなことをやっている人物はいなかったです。

自分がはっきり嫌いと言えるのはしおちゃんの父親と、次点でさとちゃんの叔母さんくらいかなあ。

まあとにかく、他の人物に関しては共感まではいかないにしても理解は及ぶ感じでとても良く書けたお話だったと思いました。漫画原作ですけど小説っぽいストーリーでしたね。最終話、しおちゃんの言動によって受けたあさひのショックはいかばかりか想像を絶する…。

……って、これかなり面白かったけどウケないだろうなあ。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 52

86.4 3 警察で漫画原作なアニメランキング3位
東京喰種(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2782)
15724人が棚に入れました
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人・喰種が蔓延る東京。ある青年「カネキ」は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる―――・

監督に本年度米アカデミー賞ノミネートの森田修平を迎え、前代未聞のスタッフ陣によって彩られる「東京喰種」の新たな世界に乞うご期待!

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、小西克幸、中村悠一、豊永利行、浅沼晋太郎、櫻井孝宏、伊藤健太郎、梶裕貴、浪川大輔、速水奨、立花慎之介、津田健次郎、土井美加、仲野裕、釘宮理恵
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おし…え…てよ おしぃえ…てよ…、この…魅力を…。。。

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

ヤングジャンプで連載されている人気漫画のアニメ化ということで、放送前から話題になっていた作品でしたね。
原作未読の私としては、知名度の高い人気漫画なだけに差異の生じかねないうメディアミックスから入ることに少々躊躇いはあったものの、
「アニメだし、実写よりはキッチリ原作再現してくれるでしょ!」
という淡い期待の元、視聴しました。

さて、結果としてこの選択は正しかったのでしょうか…。
おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…。



【あらすじ】

人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人『喰種(グール)』が蔓延る東京。

平凡な大学生『金木 研(かねき けん)』は、好意を寄せていた少女『リゼ』との初デートで、彼女が喰種であることを知ります。
襲われ瀕死の重傷を負った金木ですが、直後にリゼが鉄骨落下事故に巻き込まれ即死状態となるのでした。

病院に搬送された後、医師の判断で金木に喰種であるリゼの臓器を移植したことで、彼は『半喰種』となってしまいます。
それ以来、金木の人間と喰種との間で揺れ動く苦悩と恐怖に満ちた日々が始まります…。


※※※
『カニバリズム(食肉の風習)』を表現する作品は、どうしても内容を説明するに辺り視覚的なグロテスク描写を含みます。
こちらに関しては、ホント人それぞれの許容量の問題なので、見る前に御自身で御判断下さい。



【語ってみる】
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【人を喰ったような発言を繰り返す、美食家月山の魅力】
ネタバレレビューを読む



【総評】

作品として魅力に感じる部分は大いにありましたが、その原作をアニメで100%活かしきれなかったように感じます。
原作未読の私から見ても、全12話で表現しようとするシナリオ構成の幅に、若干無理が掛かったように見受けられました。

それでも、内容として手を抜いた作品では決して無く、演出面にも秀でておりグイグイ見させるだけの吸引力はしっかり兼ね備えておりました。
全般的にシリアスな内容ではありますが、その分Cパートで小ネタを挟み楽しませてくれますしね。
次に見る機会があれは、ちょっと恐いですが黒塗りが無い完全版で是非見たいですね。

2期はやるのか…いつになるのか…。
今現在まだ噂の粋を出た情報はありませんが、どうせなら熱が冷めない内に放送してほしいですね。
展開が早かった分、視聴者の熱が冷めるのも早い気がしますし。

その時は、また作中にハマったを主題歌だと尚嬉しいですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『月山 習』声 - 宮野真守さん

◇一番可愛いキャラクター◇
『笛口 雛実』声 - 諸星すみれさん



以下、カニバリズム(食肉文化)について。
(途中から妄想に突入してしまったので、〆ます。)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 61
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

リゼと接触したことによって、
金木くんがかわいそうな目に・・・(´・ω・`)

■第1話~第2話
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■第3話
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■第4話
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■第8話
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■第12話
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投稿 : 2025/03/22
♥ : 94
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

2018.08.17記


原作既読。いや、アニメ観てから原作揃えた人。
もともと職場の子から原作を薦められてたんだけど、その時スルーしてたのを後悔するはめに・・・


マンガはけっこうな売れ行きで、アニメも海外含め評価が高く、そのあと実写化までした大ヒット作です。
なにせ人を喰うおどろおどろしいバケモノの話なので、実写映画版では出演女優さんの一人が良心の呵責を覚えてなのか出家してしまうという騒ぎを起こしたほどです。
タイトルだけ見たら、人間視点でバケモノとの闘いを描いたバトルものか、グロ主体のホラーみたいなのを想像しがちです。そう、頑張れ人間!

 嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

はいこれミスリードです。
ん?みんなもう知ってるって?

スプラッタホラーか超絶バトルものはちょっと、、、という先入観で本作を避けてしまうのはもったいないと思われ、むしろその先入観、この際棄ててもらってかまいません。

人間と喰種を分かつもの、それはたまたま人しか喰えない種族としてこの世に生を受けたか?そうではないか? 細かいところを除けば一点それだけ、この作品の基本設定です。

時には人間、時には喰種側の視点で
何が正しくて、何が間違っていて
勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いていきます

ネタバレレビューを読む

単純に視点をどちらか一方のサイドに寄せて、というわけではない極めてドラマ性の高い作品といってよいでしょう。グロやバトルは作品を飾る要素として欠かせませんが、メインはあくまで人間?ドラマです。


そして人間でも喰種でも多少の個体差はあれ自分サイドの視点しか持ち合わせてません。
そこにネタバレレビューを読む主人公金木研くんがどう割って入っていくかが作品の見どころとなってます。

ネタバレレビューを読む


OP『unravel』は物語にドはまりしてる秀曲です。ムービー含めてインパクトがあり、カラオケのアニソンランクでも上位に食い込んでます。ただし、これ原キーで歌いきれる人っているんだろうか??
OPに隠れてますが、EDもクールダウンにちょうど良い曲です。ED後の巻末4コマ的なショートアニメもほっこりできますよ。


キャラは喰種も人間も多士多彩で登場人物多めです。
1期1クール12話で全員掘り下げきれるわけにもいきません。2期待ちか必要最低限か、私は掘り下げ不足を理由に感情移入できないといったことはありませんでした。

声優さんもキャラの多さに合わせて人数多めです。回によってはEDクレジットで3カット分使うほど用意してました。そして無駄に豪華です(褒め言葉)。
ネタバレレビューを読む


※以下ネタバレタグは本当にネタバレ

引き込み充分な第一話。
ネタバレレビューを読む
第二話アバンで物語のコア部分に触れるので、ノリが合わなさそうなら撤退を視野に入れてOK!
ネタバレレビューを読む
序盤に世界観の提示がなされるので、そこに抵抗がないなら最終話までいけるでしょう。無駄回無かったと思いますよ。1期の区切りもあの箇所までだったら納得です。


グロですか?

カレー食べながら観ることができましたので平気です。
そのへんは所詮アニメーションということで実物の映像とは違いますし、規制も効いてることから血しぶき+α程度のグロです。
ネタバレレビューを読む
受け入れる視聴者側も、進撃の巨人あたりがこのへん切り拓いてくれたおかげで、出来上がった土台に乗りやすかったかもしれません。


さてさて金木くんは葛藤の末、どういった結論を出していくんでしょうか?

 しあ○せはいつも じぶんのこ○ろがきめる

最後に一つの結論を出します。共感するもしないもそういう物語なのでね。


続きは2期で!



-----
2019.06.28追記
《配点を修正》


視聴時期:2017年11月

シリーズは2018年秋クールまでの全48話をもって完結しました。
金木くんやトーカちゃんをはじめ、1期ではまだ子供っぽさの残る登場人物らが次第に深みを増していきます。
残念なことにあにこれでは期を重ねるごとに評価を落としていきましたが、私は好きですね。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 36

75.8 4 警察で漫画原作なアニメランキング4位
東京喰種√A(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1517)
8697人が棚に入れました
「 悲劇、2周目。」人間の死肉を喰らう怪人"喰種"が潜む街――東京。大学生のカネキは、ある事故がきっかけで"喰種"の内臓を移植され、半"喰種"となる。人を喰らわば生きていけない、だが喰べたくはない。人間と"喰種"の狭間で、もがき苦しむカネキ。どちらの世界にも「居場所」が無い、そんな彼を受け入れたのは"喰種"芳村が経営する喫茶店「あんていく」だった。そしてカネキは自らが"喰種"と人間、ふたつの世界に「居場所」を持てる唯一人の存在であると知る。互いが歪めた世界を正すため、カネキは"喰種"と人間の想いが交錯する迷宮へと立ち入るが…。――僕は"喰種"だ――全てを守れる「強さ」を欲したカネキが取った究極の選択は、

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、浅沼晋太郎、梶裕貴、小西克幸、釘宮理恵、豊永利行、遊佐浩二、下野紘、悠木碧、戸松遥、井上和彦、瀬戸麻沙美、近藤孝行

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

金木がお姫様だっこしてるその白い布のキャラに驚いた!

東京喰種√A(アニメオリジナルストーリー)

悲劇2周目開始!

今回の√Aは原作とは違ったもう1つの東京喰種。
原作者石田スイが紡ぐアニメオリジナルで1期の後から進行、
金木くんがあの1期での戦いからアオギリに入ったお話。
ちなみに原作ではアオギリには入っていませんね。
なのでオリジナルなんですが、ところどころ原作と同じシーンやお話が
あるので原作読んでる方にはああ!ってなるかなヽ(*´∪`*)ノ"


1番驚いたのがこの√Aのアイコンにもなってる今作表紙について。
金木くんが抱いてるこの白い布かぶされてるキャラが意外でした。
最終回で判明!「え?そう来たか・・。」って思ったな。
もちろん判明した直後はびっくりでしたけど
金木くんとの関係を考えたら納得で想像はずれていい意味での裏切りd(>ω<*)


そして個人的に気になってた原作の:reには続くのか・・。
ED後観て思いました。「ーーキタ!」
なので、今度アニメやるとしたら:re に続くだろうと悪魔で勝手な予想です。
まぁ、グールには結構裏切られたり
意外なことが起きたり多いのでどうなんだろうか・・。
原作の:re溜まったら放送を期待したいですヾ(●´□`●)ノ


それにしても、終わり方が私は想像してなかったパターンだったので
ヒデ登場&あの血にはちょっといろいろ驚かされました。
CCGに関しては原作とほとんど変わらないかな。
ただ、金木はあそこでどうなった?
:reにつなげるなら予想はつくけど、うーんイマイチ・・スッキリしなかったです。


EDの作画について。
毎回変わるので毎話飛ばさず観ました。
第10話のED作画よかったな〜。

あと、やはり1期で使われてた、TKfrom凛として時雨『unravel』が
私は好きでした♡
なので最終回のピアノ版なのかな?
挿入されてたの嬉しかったのとあの流れてる間はなんか不思議な感覚でした。


なんとなく「悲しい」そんなイメージが残りました。
OVA化決定の東京喰種「JACK」楽しみにしていたいと思います。
読んでくださりありがとうございました人´∀`).☆

投稿 : 2025/03/22
♥ : 56

ネオン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

一話の最後の挿入歌

Darkness falls on another day
(あの日、暗闇に落ちたんだ)

And the light just seems so far away
(光は遠くにあるんだろう)

Am I here all alone?
(僕はずっとここで孤独なのかな?)

Cuz lts just feels so cold oh so cold
(寒いんだ、すごく冷たいよ、、)

Is there more than what meets the eye?
(瞳に映るものなんてあったっけ?)

Is something higher keeping me alive
(何かが僕を生かす為に高く押し留めているんだ)

Maybe hope buried deep within
(たぶん希望なんか深く埋もれてしまってる)

Heres what needed to begin again
(ここからもう一度やり直す必要があるんだ)

Now i must belive in something
(今何かを僕は信じなきゃだめなんだ)

I can not see for now
(今僕はなにもみえないけど)

Im on my own
(僕自身の力で)







最後は入見さんの言葉で締めようと思います


カネキ君
そんなに強くなって
そうするしかなかったのね、選ぶしかなかったのね。
可哀想ね...カネキ君...

投稿 : 2025/03/22
♥ : 6
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作と異なるアニメオリジナル展開となるのでしょうか??

■第1話~第3話
ネタバレレビューを読む

■第11話
ネタバレレビューを読む

■第12話
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 74

66.0 5 警察で漫画原作なアニメランキング5位
明日のよいち!(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (671)
4079人が棚に入れました
山で父と修業をしていた少年剣士・烏丸与一。ある日、父に「このままでは、お前はこれ以上強くなる事はできぬ!」と言われ都会に出ることを決意する。新たな修業を求めて都会・浅模市(あさみがわし)に出た与一は同じ流派の斑鳩いぶきという少女に出会い、美人4姉妹が暮らす斑鳩道場に居候することになる。

声優・キャラクター
岡本信彦、佐藤利奈、戸松遥、田村ゆかり、花澤香菜、中井和哉、浅沼晋太郎

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

褌だから平気だもん♡

2009年1月-3月TV放送された。全12話。
2006年6月号から連載の漫画を元に制作されたアニメ。
※深夜枠ですが放送コードの関係上パンチラなどは無い。

あらすじ。

山で父と修業をしていた少年剣士"烏丸与一"はある日、父
に「このままでは、お前はこれ以上強くなることはできぬ!」
と言われ都会に出ることを決意する。

新たな修業を求めて都会「浅模川市」に出た与一は同じ流派の
美人4姉妹が暮らす斑鳩道場に居候することになるが・・


感想

先ず主人公が憎めない♡ 1話目で直ぐ分かる通りラキスケ等
常備の超学園ラブコメ風ナンセンス剣術バトルアクション♫

ドタバタギャグ展開も多いので、ハマると何度でも笑える♡
何だかんだで殆ど"いぶき"の勘違いや嫉妬が引き金で問題が
大きいトラブル(ラキスケ展開)になる事も多いが与一が常に
いぶきから理不尽な暴行や不遇を受けるギャグ展開が多い。

キャラデザはラブコメにあってる感じで、各キャラの個性も
可也強く、相対的なバランスも良く親しみやすかった。

鳥谷の2クール後の姿を是非視たいとか妄想もあり・・
「鷲津ビジョン」「つばさビジョン」も何処までいくか・・

各キャラの魅力の補填エピソードが終わる頃には色々と恋が
絡まって可笑しな事になってどうなの?と考える暇を与えず
一区切りの鷺ノ宮の策謀に立ち向かい、勢いがある内に終焉。
原作の状況は不明だけど2クール行けたのでは?と思った。

与一といぶきのやりとりは・・夏奈を相手にキレた春香を
彷彿とさせる雰囲気も・・あったりなかったり・・




烏丸 与一:岡本信彦:高校2年生の17歳。
浮羽神風流の達人。同門流派の斑鳩道場に居候している。
武士道を体現した性格で常に袴を着て木刀を携帯している。
礼節を重んじる。抜群な運動神経とは裏腹にかなづち。
17年間山育ちの為、可也の世間知らずで女性に免疫も皆無。
女性の色香に惑わされやすい。すぐに切腹しようとする。

斑鳩 いぶき:佐藤利奈:高校2年生の17歳。
斑鳩家の長女。流派は浮羽神風流で、斑鳩道場師範代。
ミス翼高に選ばれる等容姿も端麗成績優秀でクラス委員。
両親の都合で斑鳩家の保護者役の家事全般も熟す完璧少女。
責任感が強く明るく優しい性格だが、本当は淋しがり屋。

斑鳩 あやめ:戸松遥:高校1年生の16歳。
斑鳩家の次女。所謂・・素直になれないツンデレ少女。
家事やお化けの類が苦手。胸が小さいことを気にしている。
完璧超人の姉のいぶきに強いコンプレックスを抱いている。
クールを装ったり毒舌気味だが、本当は純情で優しい性格。

斑鳩 ちはや:田村ゆかり:中学3年生。
斑鳩家の三女。芸術家の母の血を濃く受け継いでいる。
中3にしてプロの漫画家で常に漫画の事を考えている。
与一の周辺に起こる女性トラブルを観察して楽しんでいる。
時々あやめやいぶきを煽る事もある。眼鏡っ娘で僕っ娘。

斑鳩 かごめ:花澤香菜:小学4年生。
斑鳩家の四女。泣き虫で運動オンチだが、手先は器用。
所謂ロリ巨乳であやめとは逆に胸が大きい事を気にしてる。
いつも自分を気にかけてくれるマサシのことを慕っている。
口癖は「ふええ」「ふえふえ」与一の事は「お兄ちゃん」と呼ぶ。

鷲津 涼:中井和哉:高校2年生
級友のいぶきに片思い中の元不良で与一をライバル視する。
昔ボクサーを目指していたため、拳を使った格闘が得意。
「鷲津ビジョン」という自分に都合の良い妄想モードを持つ。
「アサミガワ市最強の不良」の異名を持つ。女性に可也純情。

鳥谷 恵太:浅沼晋太郎
鷲津の友人でお調子者の糸目の男子。口癖は「マジ」で。
鷲津の喧嘩を見て彼に惚れこんだ元不良で常に一緒に居る。
初期は鷲津と同程度の体格だが話数毎に小さくなるキャラ。
不良から子供好きの癒し系キャラや小柄の男の娘に変貌。

マサシ:田村睦心
斑鳩道場門下生の1人。かごめの同級生で腕白な少年。

まさゆき:井口裕香/ひろゆき:佐藤聡美/よしお:関山美沙紀
斑鳩道場にいた4人の門下生のうちの3人。

燕 つばさ:牧野由依:高校2年生の17歳。
燕弁天流次期当主。可也高い武術の腕前を持っている。
武術家としての生活にうんざりで普通の生活に憧れてる。
鷲津を少女漫画風妄想をする「つばさビジョン」を持つ。
極度の羞恥を受けると自我崩壊して殺戮マシーン化する。

鷹司 アンジェラ:生天目仁美:16歳?????
燕家侍女。グラマーでクールな女の子。常にチャイナ服。
爪状暗器を爪に装備して攻撃を行う他、隠れ蓑も使える。
非常に容姿がきれいなので芸能界からスカウトされた。
燕弁天流再興の為獅子奮迅するが本来は優しい性格。

鷺ノ宮 右京:小西克幸、幼少期:井口裕香
鷺ノ宮蒼天流当主。浮羽神風流や燕弁天流と異なり資産家。
鷺ノ宮蒼天流扇術奥義は扇で風を自在に操る"飛竜一閃"。
いぶきを許嫁と勘違いしてる。意外と妹想いな優しい性格。
与一をライバル視し、金を駆使して様々な刺客を送る。

鷺ノ宮 左近:矢作紗友里
右京の妹。ブラコン。お香や薬で相手を洗脳、幻惑する。
兄を貶しながらいちゃいちゃする変な愛情表現を見せる。
変装が得意で暗殺時には苦無を使う。兄の面倒見が良い。

鵺爪 刀十郎:山口太郎:鷺ノ宮の刺客。極度の方向音痴。

女子生徒B(叶):井口裕香:いぶきの級友で親友。

女子生徒A(ゆず):佐藤聡美:いぶきの級友で親友。

雛形 唯:たかはし智秋:翼陵高校1年生。
軽音楽部に所属。美少女で男子生徒にとてももてている。
我が侭な性格。鷺ノ宮蒼天流棍術を駆使した武道を嗜む。

羽鳥 沙綾(はどり さあや)
かごめのクラスメイト。お嬢様で鉄棒が得意。

与一の父:斧アツシ
与一の父親で、浮羽神風流当主。かなり子供じみた性格。
次回予告などのナレーションも担当している。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

Q,このアニメはどうだった?

A,物語 4
「このアニメの物語に引き込まれるようだ」と友達にも好評価なこのアニメ。中盤あたりが一番面白い

声優 4,5
佐藤利奈さんや戸松遥さんや田村ゆかりさんや花澤香菜さん
という豪華キャストが集まっている。
俺は戸松さんが一番好きかな~
ちなみに岡本信彦さんはインデックスのアクセラレータの中の人もやってる

キャラ 5
個性的なキャラがいっぱいいる。
僕的には「ちはや」どののキャラが一番好き

作画 4,5
いぶきさんの作画が一番好きで全体的にキャラ作がいい感じ

音楽 3,5
いい曲だがテンポいいかって言うとそうでもないね

投稿 : 2025/03/22
♥ : 6

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

理想的なハーレム系作品

モロに私好みの作品で期待した以上に面白かったです。
もっと早く観れば良かったと後悔しました。
私の中ではハーレム系アニメの理想形または完成形と言っても良い出来です。
キャラデザも可愛らしくて万人受けしそうです。

ストーリーはテンプレ展開ですが観ていて安心感があります。
ハーレム系に重い話とかあまり入れて欲しくないですから。
私がハーレム系に求める要素は、可愛いヒロイン、イザという時はバシッと決めてくれる人柄の良い主人公、そしてラッキースケベなど。
この作品は私の求める要素が多すぎず少なすぎずバランスよく含まれていたので、とても楽しくてあっという間に終わってしまった感じです。
まだまだ続きが観たかったですね。

また、CVも私の好きな声優さんばかりでした。
ちょっぴりヤキモチ焼きの長女いぶきを演じた佐藤利奈さん。
ツンデレ次女あやめを演じた戸松遥さん。
メガネ&ボクっ娘の三女ちはやを演じた田村ゆかりさん。
ロリ担当?の四女かごめを演じた花澤香菜さん。
燕弁天流では、普段は天然系ながら武術の腕は超一流のつばさを演じた牧野由依さん。
燕家のクール&ビューティーな侍女、鷹司アンジェラを演じた生天目仁美さん。
男性キャラの方も岡本信彦さん、中井和哉さん、浅沼晋太郎さんなど、そうそうたるメンバーです。
キャラのイメージと声が完璧にハマっていました。
ちなみにヒロインの中で一番のお気に入りは、鷹司アンジェラです。
見た目から既に成人かと思いきや、まだ16歳だったことには驚きました。
二番目が僅差でいぶきです。

主題歌はOPとED、どちらも素敵な曲でしたが、特にmeg rockさんが歌うOP「笑顔の理由」は、お気に入りの一曲になりました。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

75.7 6 警察で漫画原作なアニメランキング6位
アリスと蔵六(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (563)
2489人が棚に入れました
彼女はそれまで“外の世界”を知らなかった。
初めて触れるモノ、初めて見る風景、そして初めて出会う人々……。
そんな“世界”の広がりに、戸惑い、驚き、目を見開く。

名前は紗名(さな)。
“研究所”と呼ばれる施設で、“外の世界”を知らずに生まれ育った少女。
しかも、あらゆる想像を具現化する——「アリスの夢」と呼ばれる特殊な能力の
持ち主でもあった。

そして初めての“外”で、彼女はひとりの老人と出会う。
名前は樫村蔵六。「曲がったことが大嫌い」で「悪いことは悪い」という
頑固じいさん。
そんな蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていく。

紗名を追う謎の組織、次々と現れる能力者たち、そして心優しい人々との
出会い……。
世間知らずだった“アリス”は、鏡の門(ルッキング・グラス)を抜けて、
世界の本当の姿を知ることになる。


——そう、これは、私がまだ、自由に夢の国へ行けた頃の話。

声優・キャラクター
大和田仁美、大塚明夫、豊崎愛生、藤原夏海、鬼頭明里、小清水亜美、大塚芳忠、広瀬ゆうき、能登麻美子、松風雅也、内田秀

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

御伽草子

謎の組織を抜け出してきた赤の女王と呼ばれている超能力少女の紗名。
生花店を営む樫村蔵六と出会い、一緒に逃げる事となった。

話は2つ。
紗名が施設から抜け出して自由になる事。
敷島羽鳥と紗名がワンダーランドに閉じ込められる事。
この2点です。

胡散臭い施設でしたね。
超能力を使える子供達を監禁して実験を行っていた。
機密事項なのは分かりますが、大人の利権が漂ってきます。

敷島と紗名の力が干渉してワンダーランドに閉じ込められます。
これは子供視点での出来事。
蔵六達を含めた大人達の時間を止めた敷島は責められても仕方が無い。
紗名が怒るのも理解できます。
ただし、ここまでは子供の喧嘩。
当人には理屈があるのでしょうが、冷静ではありません。
心配する大人達を無視していますね。
蔵六の説教なんて聞きたく無い筈。
色々とあって、無事に生還します。

子供は親を選べません。
どんな悪行三昧をしていた大人でも子供を作る事は出来ます。
しかし、大人は子供を選べます。
最近だったら遺伝子情報で出産前に健康診断ができますからね。

「悪い」とは何でしょうか?
正義の反対。善行を行わない事。
ここらへんで説明できるのかなぁ。
「悪い」事は「悪い」です。
しかし、それは視点の違い。
悪行でも反対の立場だったら……と考えてみると、責めるのは酷というものです。
一神教にありがちな信仰心によって妄信する事無かれ。
子供と大人では世界が違います。

本作品では紗名が子供代表、蔵六が大人代表ですね。
先人から受け継がれている、人としての正しい生き方。
蔵六は紗名を導いています。
それは同じ道を辿って来たから。
赤ん坊・子供・少年少女期・青年期などなど……
人間も他の生物と同じ。
始めから大人に生まれるという事はありません。
誰しもが持っている幼少期。
正しい生き方を導くのが大人の役割というものでしょう。

私は子供は天使であり悪魔でもあると考えています。
天真爛漫で無邪気に笑う所……天使ですね。
親の心配を気にせず、高価な玩具をねだる所……悪魔ですね。
全ては子供の見せる側面の1つに過ぎません。

紗名は蔵六と出会えて良かったのか?
施設の研究対象であった紗名。
その時は大人の利用されるだけの存在価値しかありませんでした。
しかし、その施設は崩壊。
紗名は蔵六の元で暮らすようになります。
蔵六が昔気質な頑固な老人というチョイスも良いですね。
チャラチャラしている若者世代だったら子供の育て方が違います。
礼節を重んじる蔵六の教育方針。
相手が子供でも、悪い時にはキチっと叱ります。

紗名の自我の一部であるワンダーランドは解放されました。
大人達は利権を狙って対立しそうですね。
しかし、主役は子供達。
紗名や敷島などの超能力保持者たちの不思議な世界です。
子供は夢を持ち、成長するにつれて現実に直面して諦める。
たまに大人になっても夢を捨てずに一直線という人もいますが、これは例外。
夢の住人である子供達。
大人は子供に託せる世界を作っていかなければなりません。
子供が道を踏み外そうな時ですか?
その時は、蔵六に一喝してもらいましょう。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 43
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不思議能力少女と頑固じじい

原作未読。最終話まで視聴。

OPを初めて見た時、『「ふらいんぐうぃっち」っぽいなぁ』って思っていたら、同じ監督さんでしたか・・・。
「ふらいんぐうぃっち」同様、視聴していて心地良い作品でした。

キャラでは、紗名や蔵六はもちろん、個人的には早苗の、のんびり優しい感じが好きでした。

9話のネタバレレビューを読むがお泊りに来た回がとても良かったです。
ネタバレレビューを読む元通りの仲良しに戻ったひと時が、視聴していてとても心地良かったです。

意味深なラストシーン。
もう少し紗名の成長を見ていたいと思っていたのですが、2期ありますかねぇ?

投稿 : 2025/03/22
♥ : 45
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

不思議な少女が人を知り、人として生きることを学ぶ物語

【第一部終了】
可愛らしいキャラデザイン、どっかの国、あるいは異世界からやって来た世間知らずのお姫様が、アルムのおんじのような風貌をした日本の頑固じいさんと暮らして成長していくほのぼのストーリー。

と思っていたら大間違いでした。

そりゃそうだ、メディア芸術祭の賞を獲るくらいの作品ですからね、そう簡単な話ではなかったです。良い意味で裏切られました。

紗名の存在や能力の謎を解き明かしながら、紗名を追いかける組織に、守ろうとする組織。蔵六と早苗。一部終了まで出てきた人物は限られているのですが、それぞれうまく絡んでおり、無駄がありません。無茶な設定に思えるところも背景が分かりやすいので違和感はありませんでした。全体的に面白いと感じる作品です。

内容はシンプル。ネタバレレビューを読む紗名も蔵六も魅力的なキャラなんですが、早苗の存在がとても大きく感じました。紗名と蔵六だけではけっこう厳しい設定になったと思うのですが、早苗が間に入ることによって緩和されます。
それからミニーCと一条雫の存在もこの物語をうまくまとめていたと思います。ミニーCの思いは最後まで口から出ませんでしたが、紗名の能力で何をしたかったのか、とても切なく描かれています。また、雫がいることによって紗名の存在は誰が守ってくれるのかがはっきりしてくれるので良いです。ネタバレレビューを読む

可愛いキャラデザインなのに、シリアスな場面ではギョッとなるシーンもけっこう多いのが特徴です。特にネタバレレビューを読むはそこまで描くのかと驚いたほどです。
一部は5話(初回一時間なので実質6話)でしたが、本当にうまくまとめられていると思います。これから後半、どんな話しになるのか楽しみです。

【後半終了】
前期が紗名の人であることの意味を知るパートなら、後半は人として生きる意味を知るという感じだったと思います。ネタバレレビューを読む

紗名は普通の子供として生きていくことが嬉しくてしょうがない。その感じがうまく表現されていて、見ていてほっとしました(前半が紗名にキツい状況だっただけに)。蔵六の頑固っぷりと優しさがまたたまりません。きちんと道理をもって叱ることができる。いま、そんなじいさんが少ないことへのメッセージだったのではないかと思えます。ネタバレレビューを読むそれから早苗、本当に良いキャラです。この子がいることによって蔵六と紗名を繋ぐだけではなく、紗名が安心できる環境を作っていました。前半に比べて影が薄くなった警察の面々、特に一条は好きなキャラだっただけに、ちょっと残念。まぁジョーカーみたいなものですから仕方ないのかな。

全体的に良くできた作品だったと思います。さすがはメディア芸術祭で賞を獲得した原作です。キャラデザインがほのぼの系なんですが、展開がシリアス。が、どこかほっとさせてくれる描写がこの作品の真骨頂かと思います。OPもEDも良い曲でした。コトリンゴを使う意味が分かります。

人と人との関わり、生きていく意味、そういったものが好きな人にお勧めしたい良作です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 37

64.5 7 警察で漫画原作なアニメランキング7位
キューティクル探偵因幡(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (456)
2481人が棚に入れました
狼男探偵・因幡洋のもとに警察犬時代の相棒、荻野警部が事件への協力を求めてきた。
事件の首謀者はイタリアンマフィアの首領(ドン)・ヴァレンティーノ。
明らかにヤギにしか見えない首領・ヴァレンティーノの前に、赤毛フェチの因幡とゆかいな仲間たちがグダグダで立ち向かう、“ヤギ大増量毛探偵ギャグ物語”。

声優・キャラクター
諏訪部順一、入野自由、下田麻美、森川智之、大川透、小杉十郎太、日笠陽子、巽悠衣子、鳥海浩輔、深田愛衣、斎賀みつき、杉田智和、瀬戸麻沙美、岡本信彦、志村由美、日高里菜、子安武人、浅沼晋太郎、黒田崇矢、檜山修之、福山潤
ネタバレ

双葉。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キューティックル〜♪なアニメ。

題名を観て(なんだこれは?)となった方も少なくないのでは?
その正体は…

髪のことを知りながら楽しめるgdgd系ギャグアニメ!
(でも終盤はシリアス展開もあるし何なんでしょうねこれw)

個性豊かなキャラ達が良いです。
たまにボケが多すぎてツッコミ不在になるので視聴者がツッコむ羽目になったり?

*因幡洋(cv:諏訪部順一)
因幡探偵事務所の所長。
毛から情報を読み取る能力を持ち、重度の毛フェチ。

諏訪部さんにしては珍しい感じの役です!
ゆる~いのが可愛いけど、かっこいい時は諏訪部ボイスでめちゃくちゃかっこいい♪

*首領・バレンティーノ(cv:大川透)

名前でブランド物を着こなした銀髪のムッシュを想像したら駄目ですよ~。
ネタバレレビューを読む
意外と馬鹿でドMなところが面白いです。

・野崎圭(cv:入野自由)
因幡探偵事務所のアルバイト助手で、本作唯一の常識人。
彼がいないと話の進行に支障が出るレベル。
ちなみに猫派。

1話目からツッコミ激しくて大変そうでした( ̄^ ̄)ゞ
いつもはこういう役下野さんがやってくれる感じのw
もちろん入野さんの演技も素晴らしかったです!

*佐々木優太(cv:下田麻美)
見た目は女の子にしか見えない女装少年助手。
因幡が好きなあまり近づく人間(主に荻野さん)には非道な振る舞いを見せる。

こんなに可愛い容姿なのにっ!
ヤンデレというか何というか…(笑)
皆がのほほーんとしてるのに対して彼は結構キツい一発を持ってきます(屮゚Д゚)屮

他にも
*荻野邦治(cv:森川智之) ネタバレレビューを読む
*ロレンツォ(cv:小杉十郎太) ネタバレレビューを読む
*ガブリエラ(cv:日笠陽子) ネタバレレビューを読む
*因幡遥(cv:斎賀みつき) ネタバレレビューを読む
*弥太郎(cv:杉田智和) ネタバレレビューを読む
*夏輝(cv:瀬戸麻沙美) ネタバレレビューを読む
などが登場します^^

ストーリーは前記の通りです(笑)
是非一回は観て頂きたい!
あと、ネタバレレビューを読むなのでまだご覧になっていない方は
是非ご注目あれ☆

投稿 : 2025/03/22
♥ : 15
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

100人乗っても大丈夫!キューティクル探偵因幡物置!!

警察犬(シークレット・ドーベルマン)として働いていた因幡洋(いなば ひろし)は、行方不明になった弟を探すために警察を辞めて探偵となる。
警察時代の同僚だった荻野邦治(おぎの くにはる)の依頼により、首領(ドン)・バレンティーノ一味と関わる事となり、犬猿の仲のような関係の狼山羊の仲(?)になってしまう。

警察・探偵・マフィア(バレンティーノ一味)など、ハードボイルド系の作風になりそうなのですが、探偵物などを期待した方は残念でした。
探偵などの設定をしたコメディー作品と考えたほうが、しっくりときます。


登場する人物は、かなり個性的です。

首領(ドン)・ヴァレンティーノの外見はヤギそのもの。
根っからの悪人という感じではなく、少しとぼけた面もあります。
「シャーシャシャシャ」という笑い声や語尾に付ける「~であろう。」は印象に残ります。

警察時代の因幡と共に行動していた荻野邦治(おぎの くにはる)は、超人的な肉体を持っていて優秀な人物なのかと思いきや、こちらも少し間の抜けた所があります。
ただし娘のことになると性格が変わり、鬼のような形相に・・・

テロリスト集団・野羅(のら)の名目的トップであり、洋の弟である因幡遥(いなば はるか)も登場しますが、虚弱体質のせいか、すぐに倒れたり寝込んでしまいます。
もう少し活躍してもいいのではと心配になります。

ほとんどの登場人物がボケの役割になっていて、ツッコミ役は探偵事務所に勤める野崎圭(のざき けい)しかいないので、ツッコミの重要性が分かります。
(1話だけ、ボケ役に変身してしまいますがw)

その他の登場人物も全て個性的なので、お気に入りのキャラを選んでおくのもいいかもしれません。


個人的には、首領・バレンティーノ(ヤギ)が笑いのツボであろうw
ヤギとオオカミだったらヤギを応援するであろう。
送りオオカミが嫌いなので、日本狼と同じ境遇にしてやるであろう。
と言う訳なので、ヤギ推しであろう。


最終的には、警察&探偵VSヴァレンティーノファミリー&野羅という構図が出来上がりますが、緊迫感がほとんど無く、それぞれのメンバーの個性・設定を活かしたコメディー作品であろう。

探偵事務所でお茶を出されるシーンがありますが、意味が分かったであろうか。
炊飯器にお茶を入れてお茶漬けとなりますが、京都でお茶漬けを出されたら「帰って下さい」という合図になるので、それを狙ったのであろう。


OP曲
「遥か、日常の中で」
歌 因幡洋

ロック調の曲であろう。
アニソンらしい曲なので、因幡役の声優・諏訪部順一さんのファン向けのような気がするであろう。

ED曲
「プリマ・ステラ」
歌 首領・ヴァレンティーノ

所謂、”ムード歌謡”というジャンルであろう。
電波系とは違うと思いますが、聴いているうちにクセになっていくような・・・w


この作品を視聴する事に対して・・・・・

     こ~と~ば~なんて~♪ いらないであ~ろ~う♪♪♪



ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/22
♥ : 13

りゃむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

完全ノーマークのダークホースでした

基本ギャグアニメ。

ストーリーはキャラありきで、物語というよりはキャラの関係性上の設定、背景みたいなのが基本です。

つまりキャラの個性と濃さでシュールなギャグを展開していきます。
そしてやはり入野さんは本当に突っ込みに適役の声してると思うw

かなりテンション高め+30分詰め込めるだけ詰め込んでくるので視聴後少々疲れます。


1話AパートとBパートで15分ずつそれぞれ完結する話が多く、長編はあまりありません。

Aパート終わった時点で“え?まだ半分?”とか思います。
つまらなくて長く感じるという意味ではなく、15分が濃厚すぎるためにすでに30分アニメ1話分以上の満足感があります。
それをその倍やるんですからそりゃもう、疲れますよww


さてこの作品、ギャグをやるにあたってまったく視聴者に媚びないというか流行に流されません。
どういうことかといいますと、最近のギャグアニメ
1・女性キャラを多数出演させ萌え要素で補完する。
2・パロディやオマージュ主体でギャグというよりはやっちまった感を演出し笑いを誘う。
といったのが主流の作品が多いように感じます。(ケメコ辺りなんか正にこれな気がする)

まずこの作品・・・本編にがっつり絡んでくるような主要キャラとして位置づけされてる女性キャラなんと3人前後。
約一名どの女性キャラよりもかわいい男の娘が混ざってますが・・・主人公側なんて1人として女性キャラいないよ。
男性キャラはその3倍近くいるのにねぇ。
媚びない!(ただし女性向け作品というわけではない)
ちなみにこの作品最高の萌キャラはヤギです。


そして、もちろんパロディほぼなし。キャラの濃さとそのキャラゆえのボケ、そしてそのほぼ全てを突っ込み一人でさばいていく。
正統派のハイテンションシュールギャグ路線です。



キャラデザが若干BL臭があり僕自身、最初は敬遠していたんですが2話まで見たところではまってました。


いろんな意味で灰汁が強いといいますか、クセのある作品ですが面白いと思います。
ヤギEDともども“イロモノ作品の良作”として個人的に高評価の作品です。

ちなみに監督の満仲勧さんは初監督作品のようでした。
初監督でこの出来!

次回作にも期待したいと思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

73.4 8 警察で漫画原作なアニメランキング8位
シティーハンター(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (354)
2160人が棚に入れました
最高の銃の腕を誇る伝説のスイーパー「シティーハンター」。依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に「後が無い」という意味を込めた「XYZ」という暗号を書くこと。様々な問題を抱えた依頼人達の問題を冴羽リョウと槇村香のコンビが解決する。

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、田中秀幸、玄田哲章、一龍斎春水、鷹森淑乃、冨永みーな

にゃっきー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

マンガよりもアニメで!

20年以上前のアニメだけど、不朽の名作アニメだと思う。

実はマンガはあまり読んでいない。アニメはキャッツアイも好きだったこともあって見始めたが、男の子はこっちのほうが好きなんだろうなぁ。

主人公の冴羽獠のカッコ良さは半端なく、まさに男の憧れ。普段は女の尻を追っかけ、バカなことをやっているが、いざとなったら最も頼りになる男である。

声優の神谷明さんのキャラ作りもよく、嫌いな人はいないんじゃないかってぐらい、愛すべきキャラクターになっている。
また、周りのキャラクターもとても魅力的だ。冴子推し。

ストーリーは水戸黄門のような流れであるが、それが心地よい。さらにオープニング曲やエンディング曲がこのアニメを引き立てており、終盤からエンディング曲への流れは高揚感を誘う演出として秀逸である。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作も全部もってるが・・

16話?くらいからオリジナルになる。それはジャンプ漫画所以のサガ。
ガチリアルタイム世代として謎なのはTMNはどっちではやったのか?だ。 伝説のGetWildですよ。
大人になるとシティーハンターで売れたって意見が多数だが・・・そうなんか?
てかTMあんま好きじゃなかったからなぁ・・・ようわからん。。
ユニコーン派閥だった。。
地味に初代OP大好きなんですよね。さわやかな疾走感があってよい。
10年前?くらいまではまだ掲示板があって必ずXYZって書いてありましたね。。いまだにいたずら書きでもみかけるけど・・。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 7

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Get Wildは優しさに満ち溢れた曲

不思議と、と言っては失礼ですが、このアニメは優しさに満ち溢れています。

主人公の冴羽獠は、射撃の腕は抜群ですが、どスケベで、女にだらしなく、おバカで、
それでいて、いつも周りを冷静に見ており、人一倍優しい男です。
そして、人間の弱さ、孤独な人間の寂しさを、よく理解しています。

本当に不思議なんです。
毎回、銃が使われるのに…、銃は人を殺すための武器であるのに…
いつも物語の最後になると、心が温かくなるのです。
獠の優しさが心に染み入ってくるのです。
そこが、このアニメの最大の魅力です。

エンディングは、小室哲哉さんのGet Wildです。
この曲も不思議なんです。
殺伐とした歌詞で始まりますが、なぜか優しさに満ち溢れています。
まさに、このアニメのエンディングにぴったりの曲です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 33

68.2 9 警察で漫画原作なアニメランキング9位
こちら葛飾区亀有公園前派出所(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (236)
1423人が棚に入れました
主人公・両津勘吉の破天荒な行動力が巻き起こす大騒動の面白さが、長寿の秘密と考えられがちですが、この作品の本当の人気の秘密は、古典落語に通じる人情喜劇のエッセンスが根底に流れていることです。 この作品には、主人公の両津をはじめとして、きわめてユニークな人物達が次々に登場します。彼らが引き起こす、人の迷惑を顧みない大騒動! でもどの人物も何故か憎めない愛すべき人たちなのです。 作者の下町の人々に注ぐ視線の優しさ、下町への愛情、が登場人物たちの素朴で温かい感情となって、作品の中で発露しているのです。 一見、破天荒な「ドタバタ・ギャグ・アクション」の底に流れる、下町の人情・温かさ・優しさが「こち亀」の最大の魅力なのです。

声優・キャラクター
ラサール石井、佐山陽規、森尾由美、宮本充、家中宏

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悩み事が吹っ飛ぶよ

略して『こち亀』

アニメ放送第1話から最終話まで
全部録画しました。母が。

原作は私が生まれた年にスタートして
今でも続いています。
もうとことん続いて欲しいです。

初めてご覧になる方でも
基本1話完結なので
何話から観ても楽しめると思います。
人間関係なんかは、後から解かってくるので
問題ないはずです。
『サザエさん』を別に1話から観なくても
だんだん家族構成が解かってくるのと同じです。

一応、警察の話なんですが、
犯人を捕まえるとか
事件を解決するとか
ポリスストーリー要素は極稀で
仮にあったとしても、
逮捕する事が本筋のストーリーの目的(オチ)では無いことが多いです。
むしろ、世間を騒がしている犯人だったり
事件を起こすのが、主人公の『両津勘吉』巡査長です。

簡単に言うと
下町の派出所(交番)のお巡りさんの
ハチャメチャ人情ギャグマンガです。

個人的には、観ていてすごく元気になる作品で大好きです。
私自身『両さん』に似てるところが多々ありまして、
共感が持てます。
(ギャンブルはしませんけど・・・)

たまに油断してたら腹がねじ切れるくらい
笑うときがあるので、注意が必要です。

音楽も下町の感じが出てるOPだったり
何で?っていうEDだったり(OP・ED共数種類あります)
BGMも楽しい感じが出ていてGOODです。
カッコよくはないですけど、それでいいんです。


アニメが放送されていた時期
私の職場の前の道路を
学校帰りの子供が物凄くでかい声で
「テ・テ・テレビをみるときは~♪
部屋を明るくして離れてみてね♪」
と歌いながら家に帰っていました。

私は一発で「こち亀や!!!」と分かりましたが
それ?それ歌う!?
いや凄く良い事を言ってるんだけど、
「火の用~心」みたいな感じで
感心な子供だけど・・・

そいつのせいで私の頭の中では
『葛飾ラプソディー』が
永遠にリピート再生されることになり
鼻歌うたって、なんかご機嫌な感じで
仕事してる様に見えてしまい、
上司から軽い感じで残業を言い渡されました。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 24

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タレントが声をあてて大成功した好例作品

よく、あにこれなどではジブリ作品は例外としてプロの声優ではなくタレント、俳優、アイドルなどがアニメで声をあてるのが批判される傾向が見られますが、
この作品は全くそれらの意見を覆す出来、ラサール石井さんの両さんは素晴らしく、
まさに両さんの声はこの人でないと考えられないくらいのハマり方で、まさに漫画から両さんが抜け出たかのような違和感の無さです。
声質ばかりではなく、口調が全く両さんそのもので、原作者の秋本さんも絶賛したそうです。
ほかに森尾由美の麗子など他のキャストもハマってます。

まあ、タレントが声をあてて大成功した例は「あしたのジョー」の矢吹ジョーはアイドルだったあおい輝彦さんがどハマりしたわけですし、
中田譲治、松風雅也、菊池美香、MAO、小宮有紗などの戦隊ものからの声優転身も成功しています。
また、古くは大阪を舞台としたアニメ「じゃりン子チエ」はネイティブな関西弁を話せるキャストにこだわったがため、関西を中心に活躍する舞台俳優、子役、芸人、関西出身の声優で固められた事で、見事に大阪の下町感を再現していました。
個人的には旧作「キノの旅」の前田愛(役者さんの方)もハマっていたと思います。

専業の声優ではないタレントが声をあてるのに色眼鏡をかけて見ない方が良いと思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 19

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラサール石井がドンピシャすぎるw

知らない人がいない程有名な漫画が原作のアニメ。
(原作途中で買うの止めたな~^^110巻くらいまではあるよw)

400話程+劇場版まである長編アニメなので全部は見れていません....orz
でも、1話完結タイプなので問題はあまり関係ないかと^^;

基本、欲深くお金に汚い主人公(警官)が
毎度毎度、周りを騒がせるギャグアニメとなっている。
(それでもTV放送+警察官という事もあり原作と比べればかなり綺麗な主人公にはなっています)

たま~にある、主人公などの登場キャラの過去話はどれも
昔の懐かしさを感じさせるものが多く、感動的な話が多いのも特徴的。

キャラに関しては個性的なキャラが多い。
例)4年に1度しか登場しないなど
(オリンピックが来ると登場するwww)

主人公に関しては声優さんが「ラサール石井」なのだが
コレ程ピッタリな人は他にいないでしょうww
(というか本人もわりと似てたりしてるよね^^)

OP曲もかなり耳に残る良い曲が多くて今でも歌えますよー^^

かなり若い世代以外は皆見た事はあるのではないでしょうか?

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0

60.5 10 警察で漫画原作なアニメランキング10位
まじっく快斗1412(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (179)
1105人が棚に入れました
マジック好きの高校生、黒羽快斗(くろば・かいと)
父は天才マジシャンだったが、世界的な大泥棒〈〈怪盗キッド〉〉という裏の顔も持っていた。

その父はマジック中の事故で他界。

快斗はひょんな事から父の裏の顔を知り、
事故死ではなく何者かに殺害されたのではないかという疑惑を抱く。
そして、快斗が父の死の真相を探るべく
跡を継いで〈〈怪盗キッド〉〉になるところからこの物語は始まる―。

声優・キャラクター
山口勝平、M・A・O、羽佐間道夫、喜多村英梨、宮野真守、石塚運昇、池田秀一

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たまたま観たら最終回でしたw

2015.01.10「彼から手をひいて」
2015.03.28「真夜中の烏(ミッドナイト・クロウ)《後編》激突!白か黒か!?」
結局放送中この2話しか観れませんでしたw

どちらもたまたまやっていたので観ました!
あまりみないですがコナンシリーズのキャラで快斗が
個人的に一番好きなキャラではあります♡

今回のこの13話「彼から手をひいて」の
お話がすごくおもしろかったのでレビューしておこうと思いました。

快斗の学校がスキーにきたお話でした。
ナイターでカップル(男女ペア)になって仮装スキー大会!
快斗がまるで王子様でした♪ヽ(´▽`)/
すごくすごくかっこよかったし、
青子も可愛かった。

恋する女の子って魅力的♪
本当お似合いの二人でお互いがお互いのこと
大好きなんだなぁーって思わずニヤニヤ
しちゃいましたo(^o^)o

そして最終回24話。
またまた、たまたま視聴しましたがまさか最終回だとは・・w
全然話の内容についていけませんでしがそれなりに楽しめましたε=ε=ε=(●・д・ノ)ノ


最終回ED後いったんお別れって言ってたから
原作のストックたまったりしたらまたやるのかな?って思いました♪
まじっく快斗全然観てなかった私ですが、また放送はじまったら嬉しいです!
時間に余裕と観たい気分ができたら最初から観てみようかと思ってます。

読んでくださりありがとうございました(○`・∀´・)ゞ★

投稿 : 2025/03/22
♥ : 38
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名探偵コナンの方にもたびたび登場する、「怪盗キッド」が主人公の作品

国民的アニメ『名探偵コナン』のスピンオフ作品と思われがちだけど、原作はこちらの方が先らしい。

名探偵コナンの方にもたびたび登場する、「怪盗キッド」が主人公の作品。

本作でも、コナン君との対決シーンがあります。
こちらの作品は怪盗キッド側の目線で描かれている所が面白かったです。

ちなみに、1412の意味って・・・。
ネタバレレビューを読むと呼ばれることとなった。
で、確か良かったですよね?
(たしか、コナンのエピソードで見たような記憶があるんだけど・・・)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 14

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

声優、キャラデザ以外は満足

多少の改変はあるが、基本的に現在刊行されている分の原作を再現。他に、コナン側で初出の事件をキッド視点から描いたり、単行本未収録の怪盗淑女やコルボー編をやる、ゲレンデでのラブコメ回を冬真っ盛りの1月に放送して現実とアニメ内の季節を合わせるなど、物語の構成には文句がない。
OPも悪くない。特に後期OPは曲映像共になかなか良かった。前期EDはあまり好きではないが、後期EDは中の上。
問題は声優とキャラデザ。と言っても、声優については悪いわけではない。宮野やキタエリなどはそれなりに実力があるし、キャラのイメージとも合っている。青子のMAOも的外れではない。ただ、かつてコナン枠で放送したキッド祭りでの、紅子に沢城、青子に藤村歩、これがハマりすぎていた。白馬は、やはり石田彰の方がハマっている。なぜ彼らからキャスト変更したのかが分からない。つまりは、声優自体は悪くないしフラットに考えればキャスティングも失敗じゃないけど、沢城、藤村歩、石田彰の方がより良かったという話。
続いてキャラデザについて。基本的にA1ピクチャーズが担当するアニメのキャラデザはドストライクなのだが、今回は中途半端に当時の原作テイストを残したのか知らないが、今回のキャラデザはなんか気持ち悪かった。いっそのこといつものA1っぽくするか、コナンっぽいキャラデザにするかだったら良かったのだが。キャラの等身だけはコナンよりしっかりしていた。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 8

61.9 11 警察で漫画原作なアニメランキング11位
エルドライブ ēlDLIVE(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (163)
783人が棚に入れました
この世界には、地球人の知らない数多くの宇宙人が存在する。宇宙の秩序と平和を守るため、日夜、悪と戦い続ける組織、それが"宇宙警察エルドライブ"である。地球で暮らす少年・九ノ瀬宙太ここのせちゅうたには、物心ついたときから、ほかの誰にも聞こえない不思議な"声"が聞こえていた。そんな宙太がある日突然、宇宙警察エルドライブ・太陽系方面署の署員としてスカウトされる。採用試験を受けることにした宙太は、その最中、初めて"声"の主と対面することになるのだが、その声の主とは、"共生体モニタリアン"といわれる珍しい生命体。宙太はこのモニタリアンと協力して共生技を発動できる特殊な存在だった。採用試験に合格した宙太は、相棒のモニタリアン"ドルー"とともに、太陽系方面署署長レイン・ブリックのもと、同僚の其方美鈴そのかたみすずや仲間たちとともに、エルドライブ署員として働くことになる。

声優・キャラクター
村瀬歩、早見沙織、鈴木達央、釘宮理恵、小林大紀、飯田里穂、Lynn、松岡禎丞

ルンチャット さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

シンパシー!

家庭教師ヒットマンリボーンとおなじ作者さんの作品!

内容は、さえない男子中学生が宇宙の警察になって平和を守るお話

同じ作者さんなだけあって、リボーンとキャラクターの個性が似てる部分が多くありました!
例えば主人公最初は弱いとか笑

私はリボーンが好きなのでそれと比べると劣るかな、と思いました。
でも、出演されている声優さんは好きな人が沢山出ていて嬉しかったです!
村瀬歩、釘宮理恵、松岡禎丞、鈴木達央、早見沙織、神谷浩史など

あと、作中でリボーンを匂わせるような場面が何ヶ所かあったので探してみてはいかがでしょうか!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 1

Lotus さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

王道ですね

全12話

【あらすじ】
主人公、九ノ瀬 宙太(ここのせ ちゅうた)は他の誰にも聞こえない「声」が聞こえる。それに反応して唐突に喋ることから、事情を知らない周りの人からは独り言の多い、変わり者扱いされていた。そんなある日、宇宙警察・エルドライブからスカウトされてしまう。当初は難色を示していたが、宙太の同級生である美少女・其方 美鈴(そのかた みすず)に挑発され、採用試験を受け無事に合格する。エルドライブに入った宙太は「声」の正体である共生体ドルーや其方らと共に様々な犯罪者たちと対峙し成長していく…

【感想】
原作は未読なのですが、「リボーン」の作者、天野 明さんの作品であることは一目でわかりました。内容はさすがジャンプ作品と言わんばかりに王道バトルアニメな展開を繰り広げていました。主人公成長系でしたので続編に期待したいと思います。

【まとめ】
私自身もかなり楽しめましたが、学園ものということもあり、学生の方はより楽しめるのではないかと思いますので、是非、ご覧になって下さい。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

なまはげ@いわて さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

王道のジャンプマンガ

原作は見てません。

正直、天野先生のリボーンが好きじゃない方は好まれないかなぁと思います(笑)

タイトル通り、弱い主人公が敵と戦って強くなる的な感じのアニメです。
流れ的にはリボーンと一緒です。


かっこいい、かわいいキャラ目当てで見るならたのしめるかなぁと…


個人的には、レイン所長、ニノチカ、ドクターラボ、ヴェガがいなければ観てません(笑)

王道戦闘マンガが好きな人は好きだと思います

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0

73.7 12 警察で漫画原作なアニメランキング12位
あしたのジョー(TVアニメ動画)

1970年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (159)
772人が棚に入れました
東京・山谷のドヤ街に、ふらりと1人の少年が現われた。矢吹丈(ジョー)と名乗るその少年に一方的にたたきのめされたアル中の元ボクサー・丹下段平は、その動きから天性のボクシングセンスを見いだし、一流のボクサーに仕立て上げんと奮闘する。しかしジョーは、ドヤ街の子供たちを引き連れて乱行を繰り広げた揚げ句、自分に向けられる段平の情熱を利用して犯罪に手を染め、警察に逮捕されて鑑別所・少年院へと送られてしまった。ある日、少年鑑別所のジョーあてに、「あしたのために」の書き出しで始まる段平からのはがきが届く。その内容は、左ジャブの打ち方から始まるボクシング技術の講義であった。時間と体力を持て余していたジョーは、そのアドバイスに従ってボクシングの練習に身を入れるようになり、やがて自分のパンチの切れが、今までと比べ物にならないほど向上してゆくのを実感する。

声優・キャラクター
あおい輝彦、藤岡重慶、仲村秀生、西沢和子、西尾徳、小沢かおる、肝付兼太、広川太一郎、牛崎敬子、桑原たけし

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆昭和史上の名作

出崎統先生が26才でデビューしたアニメ史、社会文化史に
輝く名作の評価が定着してます。

おどろおどろしいテーマ曲が昭和~って感じです(*^^*)

出崎マジックといわれる大胆なオレンジの色調とハーモニー
当時のスラム街のリアルさ、対決場面のトラッキング手法

その後のアニメに与えた影響は計り知れないみたいです。


力石さんカッコいいです☆


1970.4.1-1971.9.29(全79話)


虫プロ、フジテレビ

投稿 : 2025/03/22
♥ : 11

みり仔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

力石かっこよすぎます・・・

ボクシング漫画の名作であり、すごい迫力のアニメです。
当時のアニメの作画でも指折の作品。
とにかく男同士かっこいい!もうアツい!
力石かっこよすぎます。
ジョー派が多いんですが、もう力石が!

力石のテーマは名曲です。
山P出演の同名の映画がありますが、みなくていいです。
ほんと力石のテーマ使ってない時点でくそ。
あのシーンでこのテーマ使わなくてどうすんの。
力石の名シーンはとっても多いです。
ジョーの敵キャラですが、彼に注目して見直すというのも新たな発見のある楽しみ方かも!

この漫画に影響されてボクシング始めた男性も多いでしょう。
原作ほしいです。買いなおしたいです。
再放送でみたんですけど、同年代の方にも勧めたいです。
現代のアニメでは物足りない、もっとアツいのくれ!っていう人には大プッシュ!!
ぜひ見てほしいです

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作はもはや文学作品

このアニメ作品語る前に、
(あしたのジョー)イコールスポ根物という評され方に、
物凄い嫌悪感をおぼえる、
同時期連載及びアニメ化された(巨人の星)こそスポ根ものだが、
(あしたのジョー)はこれらと全く対極に位置する、
スポ根という言葉の定義や各々の捉え方にも拠るが、
あしたのジョーをスポ根一言でかたずけられるのは悲しい、
ネタバレレビューを読む
何それしたいから何それになりたいから、
富や栄光がどうので「頑張る」ではなく、
内なる闘争本能根源とし闘いたいから闘ってる、
ネタバレレビューを読む
「燃えているような充実感はいままでなんどもあじわってきたよ…
 血だらけのリング上でな
そこいらのれんちゅうみたいにブスブスとくすぶりながら不完全燃焼しているんじゃない
ほんの瞬間にせよまぶしいほどまっかに燃えあがるんだ
そして あとにはまっ白な灰だけがのこる…
 燃えかすなんかのこりやしない…
  まっ白な灰だけだ
そんな充実感は拳闘をやる前にはなかったよ
 負い目や義理だけで拳闘をやってるわけじゃない
 拳闘がすきなんだ
 死にものぐるいで噛みあいっこする充実感が
 わりと おれすきなんだ」

丈自らが語った有名な一節だ、
(おいらにゃ獣の血が騒ぐ、)尾藤歌う寺山修司の詩は、
こうしてみると丈の本質を見抜き実に的を得てる、

原作者はちばてつや氏と高森朝雄氏であり、
高森朝雄は梶原一騎の別名、
当時(巨人の星)(柔道一直線)等々で売れっ子原作者であり、
今もスポ根の代名詞的存在として認知される氏であるが、
あしたのジョー連載誌(少年マガジン)には巨人の星もあり、
変名には単一的イメージ回避な理由もあった、

加え梶原一騎物というのは語り口や説明事等氏独特の癖がある、
ただ丈以前も以降も幾多梶原作品は存在するが梶原節の顕著さで言えば、
(あしたのジョー)は物凄く薄い、いい意味で梶原物らしくない、

これは、もう一人の原作者ちばてつや氏の筆力構成力さることながら、
丈のみならず登場人物全般においての表現力のたまものであり、
本能情念のまま真っ赤に燃え上がり後には真っ白な灰だけが残る、
そんな最終回に至るまでの、
ちば氏の原作脚本改変(改善)に至っては有名な話である、

梶原一騎氏とちばてつや氏の融合による奇跡的化合物、
ここに漫画でも劇画でもない、
ある種文学とも称される作品としての原点がある、

主人公しかり作品の成り立ちしかり、
スポ根ものという概念から越脱したものがあきらかに存在する。

話をこのアニメに向けると、
当時虫プロによりアニメ化された(あしたのジョー)であるが、
デジタル技術満載の現代のアニメと簡単に比較すべきものではない、

総合監督は出崎統氏だが作画監督は杉野氏、荒木氏等数班体制、
それでもアフレコ毎回間に合わず、
夜中近所外注叩き起こし塗画頼んで廻らざるおえない等、
地獄的スケジュールの中手作り感満載であったらしい、
班違いからくる画の統合性欠如を修正する暇もなかった、
こんな事は容易に想像がつく、

まあ小学生だった当時は画の違い等さして気にもならなかったが、
後に何度も見返すうち、
比較的纏まった絵は杉野氏かな?
荒削りだが時として情念発露にも観えるのは荒木氏だろうか?
そんな妙な楽しみ方を見つけたりもした、
事実手書きでしかありえないとてもいい線や画もある(主観)、

ごく一例だが、
力石戦決着場面は50話ラストに描かれるが、
翌51話の始めにも同場面は流れる、
アッパーカット放つ事により決着するまでの、
ラストの攻防一連の描き方、
これが50話終と51話始点では同じ場面ながら、
演出から作画に至るまで全くの別物で、
纏まりで言えば51話の方が丁寧だが50話ラストのそれは、
作画どうのデッサンどうので一蹴できない、
ラフな中にも構図も演出も絵も情念発露な感じ抜群で、
丈自身の情念とシンクロする様な描写は個人的には大好きだ、

音楽については初期オープニングやエンディングのせいで、
ともすれば演歌的なイメージのみで語られるが、
BGMで数パターン後にボーカル入りも作られた数種の力石のテーマ、
ジャズやロックも加味された名曲だし、
ラテン的なカーロスのテーマも大好きだった、

後半になり絵も落ち着いてきてカーロス登場くらいから、
アニメが当時連載中だった原作に話が追いついてしまう事象が起きる、

雑誌連載同時アニメ放映な場合、
同じ週一でも数ページ連載な雑誌とCM込みでも30分枠のアニメとでは、
どうしてもアニメの方が進話が早いのは今も昔も変わらず、
話を膨らませたり流れの速さを調整したりというのは、
主に各話担当の脚本の妙に依る処大だがその点、
(巨人の星)の様にボール一球投げるのに数週間?
と揶揄される様な事もなく、
登場人物の人となりも壊さずおおむねうまく熟してる様に感じる、
がしかし追いついてしまった以上仕方なし、


アニメ版の丈はカーロス戦後ふらりと旅立つ訳だが、
「奴はまた帰ってくる、奴があしたのジョーであるかぎりな」
そんな丹下段平の言葉は一種願いにも感じた、

後に(あしたのジョー2)として段平の予言は実現するも、
1~2の間には10年以上の歳月が要される、

出崎氏と杉野氏の黄金コンビによりあしたのジョーが、
(あしたのジョー2)で帰って来れたのは、
(宇宙戦艦ヤマト)の再放送から発したアニメブームの到来、
アニメ雑誌や再放送或いはアニメ映画化の慣例化等、
ジョーファンのみならずアニメ文化としての、
一大ムーブメントがあったればこそだろう。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 29

64.4 13 警察で漫画原作なアニメランキング13位
真夜中のオカルト公務員(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (205)
675人が棚に入れました
フツーの公務員になったはずの新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、東京23区すべての区役所に人知れず存在する「夜間地域交流課」だった。そのお仕事は、人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。先輩で課のリーダー榊京一、オカルトマニア姫塚セオに連れられて人の世の理を超越した存在と対峙しに、夜な夜な出勤する。

声優・キャラクター
福山潤、前野智昭、入野自由、遊佐浩二、櫻井孝宏、土岐隼一

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

もうちょっと!もうちょっとなんだけどなぁ

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:ゴーストスイーパー公務員みたいな?一人だけ特殊能力使える的な。
期待度:★★★★

何が足りていないのかよくわからないけど後もう一歩でかなり光るアニメになる気がするんだけどなぁ。

妖怪の声が聞こえる耳を持つ某有名陰陽師の子孫の持つものゆえの苦悩を抱えながらいろいろな問題を解決する話。
妖怪は見えないけどそばにいる結構いい感じの素材だったんだけどいろいろ生かし切れてなかったなぁ。
全体的には面白かったんだけどね。残念感がどうしても。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 12

65.2 14 警察で漫画原作なアニメランキング14位
キャッツ・アイ(TVアニメ動画)

1983年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (111)
512人が棚に入れました
キャッツアイは美術品専門の謎の女盗賊。犬鳴警察署の刑事・内海俊夫は、いつもキャッツアイの逮捕に失敗し、上司に怒鳴られ、左遷の危機にもあった。そんな俊夫の恋人で、俊夫の勤務する署の前でこの盗賊と全く同じ店名の喫茶店を営む来生瞳は、いつも俊夫の愚痴を聞いてあげている。だが、瞳ら来生三姉妹こそ、キャッツアイの正体だった。キャッツアイの獲物はハインツというヨーロッパの画家の作品や遺物ばかりなのだが、そのハインツとキャッツアイとの間にはある接点があった。

声優・キャラクター
戸田恵子、藤田淑子、坂本千夏、安原義人、内海賢二、榊原良子

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

永遠の名作

この作者・・・儲かってんだろうな~
なんて無粋な気持ちでなんて、見てないんだからね!!


いや、お世辞でもなんでもなく
何歳になっても
この作品は素直に「おもしろい」と思えます。
そんな魅力がある作品です。


ちょっと暗い話になりますが・・・
体調を崩し続けていた一つの原因で
おそらくストレスが考えられ・・・。

まぁ、なんといいますか・・・。

仕事で後輩がミスしてしまったのですが、
結構致命的なミスを、一ヶ月に5件ほど・・・。
後輩はうその報告を上げていて
気がついたときにはかなり手遅れな状態で・・・


管理責任だどうのこうの言われたり、
失敗したのにもかかわらず
何にも動かない後輩を叱り付けたりと・・・。
いろいろとありました・・・。


でも、この話が再放送されているのを見て、
自分も悪かったんだなぁと再確認。


メインは次女の瞳が動いていくのですが、
彼女が動くことができるのは、
ルイねぇや愛の完璧なサポートあっての事なんですよね。


一本の矢は折れやすいが、三本の矢は・・・

なんて名言を残した
どこかの武将がいましたが、


その人の長所を全力で生かせるように
サポートするのが良かったんですよね・・・。


まぁ、自分が駄目人間だったって事を
再確認したってネガティブな話だったんですけどね・・・。


この話の感想で、
ネガティブで終わってるの・・・自分だけじゃないか??


ちなみに自分も三姉妹です。
どうでもいい情報でした。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 14

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

怪盗vs刑事の恋愛事情。

1983年7月11日 - 1984年3月26日全36話
1984年10月8日 - 1985年7月8日全37話の合計73話

1981年40号 - 1984年44号連載された漫画「キャッツ♥アイ」
を元に制作されたTV放送版アニメ。単発実写ドラマも有る。
1997年8月30日公開の実写版の劇場用映画も制作された。

第一期OPの『CAT'S EYE』歌 - 杏里
1983年に5週連続オリコン週間1位。販売数130万枚以上?
平均視聴率13%台と普通?だが現在も国内外で根強い人気。

私的にはルパン三世の流れでセクシー路線の怪盗もので・・
海外ドラマの影響も受けている感じを色濃く感じる作品。

色々な実写やアニメでパロネタとして有名で「森三中」等も
パロったりした事があるので知ってる人も多い?


長女"泪"次女"瞳"三女"愛"という美人三姉妹が表の顔である
喫茶店「キャッツアイ」を営みつつも、裏の顔は巷を騒がせる
有名な怪盗「キャッツアイ」として、大胆不敵に狙った獲物を
盗んでいくという物語。

其処に喫茶店「キャッツアイ」の目先に担当刑事の居る所轄が
有ったり・・担当刑事が常連だったり・・しかも担当刑事の
一人が三姉妹の次女と高校時代からの恋人だったり・・

怪盗物とラブコメをMixさせた作品で、盗む物が特定の人物
に関わる物だけで貴種流離譚の様な雰囲気と、必ず予告状を
出す等の悪なりのポリシーに、勧悪懲悪な結果を描く傾向が
強く、愉快痛快な雰囲気の作風。

同作者だけにシティーハンターと似た雰囲気で、コメディな
部分をシリアスに巧く盛りつけた感じのアニメ。

1期はある程度原作に添って展開しているようですが、二期
はオリジナル要素が強く、"勧悪懲悪"の色合いが可也濃くな
って、諸々の設定なども大幅に変更されたようです。

視て感じたのは・・ハインツ云々の伏線よりラブコメモード
やセクシーで鮮やかな怪盗シーンのスリリングな描写の他に
矢張り"勧悪懲悪"・・盗みに入る場所は総じて悪党という、
結末にホッとしたり爽快感のある「ルパン」そのものな感じ。

銭形警部の代わりに内海刑事・・といった趣。
後半は特に1話限りのゲストキャラの完結した話も多く・・

基本的には艶やかなお姉様、ツンデレ次女、甘えん坊の妹。
最もシンプルで代表的な女性像に才女タイプの眼鏡キャラで
其々にギャップで個性を誇張していたり、サブキャラや事件
単位のゲストキャラが登場して見飽きない構成かな。

何度もニアミスする瞳と俊夫の二人の行方とかマザコンや
ロリコン等解りやすい追加キャラのギャグタッチなど色々。

結果的には"ラブコメ"を楽しむアニメかな。
純愛っぽいけど基本何処かの流れにコメディ入れるんで・・

最終回は如何にもTV放送って感じだった。


来生 瞳 - 戸田恵子
来生 泪 - 藤田淑子
来生 愛 - 坂本千夏
内海 俊夫 - 安原義人

課長 - 内海賢二
浅谷 光子 - 榊原良子
永石 定嗣 - 大木民夫

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

しげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女性の雰囲気が出てます

美人三姉妹ドロボーとヘッポコ警察の追撃戦です。原作の方が作画はきれいです。でも原作は男性が作者なので、細かい所で女性らしさがあまりないような印象を受けた。アニメの方は、ちょっとしたしぐさにも女性らしさが出てて、良い雰囲気を出してました。前半のヌルヌルな展開では追撃戦は全然迫力ないけど瞳と俊夫を中心とした恋愛劇が楽しめ、後半のやっと少し本気を出した警察との追撃戦は結構スリリング。作画が残念だけど、なんせ古いアニメなので。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 2

62.2 15 警察で漫画原作なアニメランキング15位
人形草紙あやつり左近(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (38)
188人が棚に入れました
『人形草紙あやつり左近』(からくりぞうし あやつりさこん)は、週刊少年ジャンプで、1995年-1996年まで、連載された写楽麿原作、小畑健作画による推理少年漫画、アニメはWOWOWにて放映。人形遣い・橘左近は、人間国宝の文楽人形師・橘左衛門の孫。 彼は様々な事件に幾度も遭遇する事となる。「人形遣いは人間遣い 腹話術は読心術 真似るのは声色だけでなくその内なる声。祖父から教わったその言葉を胸に、左近は、相棒の童人形・右近と共に事件を解き明かしてゆく…。

声優・キャラクター
緒方恵美、くまいもとこ、山田美穂

59.7 16 警察で漫画原作なアニメランキング16位
怪盗ジョーカー(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (29)
147人が棚に入れました
「輝く夜へようこそ!」 怪盗ジョーカー!ただ盗むだけじゃない!大胆不敵!神出鬼没!華麗に奇跡を起こす《ミラクルメイカー》!相棒のハチとともにお宝をもとめて全世界へ!さあ、ショーが開幕だ!
見たことがあるものならどんな人や物にでも変身できる便利な怪盗道具《イメージガム》!秘密基地でもある飛行船《スカイジョーカー》や愛車《ロードジョーカー》を使い世界をかけめぐる!ちょっとドジだがジョーカーをしっかりサポートしている料理の腕はプロ顔負けの相棒、忍者のハチ!ジョーカーと同じ師匠のもとで修行した最大のライバル、怪盗スペード!ともに修行した女怪盗ダイヤモンド・クイーン!そんな彼らと世界中を飛びまわり、立ちはだかる警部や探偵たちの罠をくぐり抜け、どんなピンチも奇跡のトリックをおこし、次々と名画やお宝を盗み出す!!

声優・キャラクター
村瀬歩、小林由美子、下野紘、沢城みゆき、島田敏、龍田直樹、原優子、桜井春名、飛田展男、金田アキ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

闇のゲームの始まりだぜ! もとい、輝く夜へようこそ!!

銀髪の少年、手にするは5枚のカード!と言えば、闇サトシ、ではなく、空飛び地を駆け、世界各地に眠るオタカラを求めて奔走する神出鬼没の「奇跡使い(ミラクルメイカー)」その名も怪盗ジョーカー!

SFとファンタジーを行ったり来たり、両者の間にうま~く折り合いを付けた絶妙バランス&活劇&ギャグ&ミステリーで送るニギヤカ作品。

何と言っても本作の最大の特徴は、怪盗シルバーハート(おじいちゃんキャラ)によるトリック解説。一見異能モノに見える活劇描写にも種あり仕掛けあり。科学的切り口から、魔法瓶、光学迷彩、果ては相対性理論まで、ずずずいっと、何とな~く説明してくれちゃいます(笑)

主役ジョーカーを演ずるは、私的には「双星の陰陽師」の石鏡悠斗役として、ダークなキャラのインパクトが大の村瀬歩さん。その相棒、少年忍者のハチ役は、男の子役を演じれば安定確定、最近では「斉木楠雄のΨ難」に登場したお隣さんちの男の子、サイダーマン(2号)が大好きな、まっすぐな小学生(笑)遊太君役でも御馴染みの小林由美子さん。

準主役級、ゲストキャラのキャスティングも超豪華。先に触れたシルバーハート役の島田敏さんを始めとし、小杉十郎太さん、飛田展男さん(Zガンダム!?)他、大御所級のあの人やこの人が、あちらこちらに出演されています!

コロコロコミック原作と思って侮るなかれ。油断していると、時折顔を覗かせる強烈なブラックネタに冷や汗をかかされる事もあるかも? 子供から大人まで一緒になって、ワオッ!とびっくり、ズコーッ!と笑えて、じわ~っと泣けてしまうオススメのアニメです。

なお、よい子の皆さんは、くれぐれもジョーカーさんの真似はしないよーに。死ぬから~(笑)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 13
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