怪盗TVアニメ動画ランキング 40

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の怪盗成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月11日の時点で一番の怪盗TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.5 1 怪盗アニメランキング1位
LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (475)
2365人が棚に入れました
 「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」と題された新シリーズは、謎の女、峰不二子を軸に、若きルパンたちの活躍を描く内容になるといい、昨年末に決定した新キャストによる初のテレビシリーズとしても注目を集めそうだ。「ルパン三世」のアニメは、71年からテレビシリーズ3回、劇場版6作に加え、89年からは2時間のテレビスペシャルを不定期で放送。単発の2時間テレビスペシャルは現在も制作されているが、テレビシリーズとしては「ルパン三世 Part3」が84~85年に放送されて以降、約27年間制作されてこなかった。 新番組「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」は、原作マンガに漂うアダルトで官能的な雰囲気を取り込み、大胆な解釈で若きルパン一味とライバル銭形警部の活躍や戦いを描いていく。キャストは、ルパン役の栗田貫一さん、次元大介役の小林清志さんに加え、石川五ェ門役を浪川大輔さん、不二子役を沢城みゆきさん、銭形警部役を山寺宏一さんと、昨年末から始動した新キャストが務める。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

OPの独白シーンが印象的

ルパンが主人公ではなく、あくまでも不二子にスポットを当てた大人向けな作品。
視点も不二子からだったから、個人的にはすごく興味深かったのだが、
ルパンファンから観た場合は、退屈になってしまいそうな部分が多かったかもしれない。
でも原作に近いやや荒削りな雰囲気の作画は、今観るとかえっておしゃれで、
不二子の光と影をうまく表現されていたと思う。
それに終盤は従来のルパンシリーズっぽく笑わせてくれたのでホッとできた。

設定や登場人物など、言わずもがな・・なほど有名なので
ここではあえて割愛させていただくとして。

不二子のセクシーで したたかな活躍ぶりも良かった。
でも観終えてみると、その活躍も少々ワンパターンであり
彼女の本質にぐっと迫ろうとしながら、何かが消化不良な感じがしてしまう。
描き切ろうとしてあえてしなかったのか、思わせぶりな雰囲気を
そのまま表現したかったのか、わかりにくい。
良くも悪くも?岡田麿里さんらしい脚本だったかもなと。

ただ、まだ若い頃のルパンや次元、五ェ門との出会い、痛快なバトルは楽しめた。

スタイリッシュな音楽もなかなか良かったと思う。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 55
ネタバレ

りぃたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

見え隠れする黒幕の存在、理解できればファッショナブルで面白いミステリー作品

私は、峰不二子が大好きです。
その峰不二子の秘密に迫る物語ということで、期待が膨らみました。

作画はのサイケ色なドローイング風で、
音楽はベルばらのようなロココ調のミステリー風、
キャラは美しくキュートな劇画風、
雰囲気抜群です。
ストーリーも、1話1話完成度が高く、
毎話感心させられるほど、良く出来ていました。
最終話まで見ると、前半から中盤、後半まで、
テーマが所々に散らばせてあり、
伏線がちゃんと繋がっていて申し分ありません。

それなのに、それなのに、
初見ではなぜか、いまいち盛り上がりに欠け、単調な感じがしました。
1話1話、話が完結して、繋がりが悪いのか、
なぜか次回がそんなに楽しみにならないという。
ルパンのオマージュも多く、過去作品の似たような美味しい話で
構築されていて、どれもどこかで聞いたことのあるような話。
でも、{netabare}冷戦下に飛躍した恐怖の薬会社{/netabare}が
黒幕とあって、
後半には、ちょっとうす気味悪くグロテスクだが、
劇場版のようなスケールの大きなからくりがあります。
10話の「死んだ街」は、押井監督好きの私としては、
見応えのある回でした。

推理小説のように淡々と進む展開のせいか、
伏線のあるシーンが、少し短かく散発的だったようなが気がして、
気付きにくかった気がします。
個人的には心象的なシーンをもっと長目に見たかったです。
そのため、1回見ただけではストーリー展開やキャラの心情に
付いていきづらかったです。
そこで、2回目見返してみると、
全ての伏線、キーワードの繋がりが非常によく出来ており、
緻密な話であったことが理解でき、もったいない気がしました。
むしろ、理解できた2回目からの方が、
ストーリーも背景も音楽も奥行きが感じられ、より面白い作品だと思いました。
初見では、脚本通りに、シーンとキーワードを繋いでいるだけの
単調な感じがして、起承転結の間合いが詰め込み過ぎに見えて、
もったいなかったように感じました。
OPとEDも、気分を盛り上げてくれるの充分でした。
途中、私のあこがれの不二子ちゃんは、
過去のトラウマに囚われただけのヒステリーな
つまらない女性に見え残念でしたが、
諦めずに最終回まで見ると、
不二子の心の強さが改めてわかって、ちょっと安心しました。

しかし、今回一番恰好良かったのは、誇りを捨てなかった銭形警部だったに違いありません。
11話の「愚か者の祭」は、よかったです。

今度は、峰不二子の話だけでなく、次元と五右衛門の特別シリーズが見てみたいと思う欲張りな私なのでした。
2話「357マグナム」、3話「淑女とサムライ」の次元、五右衛門回は、
味わいのある美しい話でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1話のみ視聴)
峰不二子という人気キャラが軸になるということで、
ドキドキして拝聴しました。
原作未読なので、詳しくはわからないですが、
お洒落でハードボイルドで大人な仕上がりに
これから先の期待が膨らみます。
キャラも、けっこう美男美女に描けていると思います。
何より、画が、慣れないと見にくいかもしれませんが、
今シリーズの世界感をファッショナブルで
かっこよく表現しています。

1話は、興味深いことに、
{netabare}ルパンと不二子の馴れ初めが描かれています。
どちらも引けをとらない戦いっぷりで安心しました。
これからは、ルパンと不二子の駆け引きを
見ていけるのでしょうか。
よく見ると、過去作品のオマージュかなと思われる
設定やストーリー展開など押さえてある感じで、
上手いなと思いました。{/netabare}

この不二子キャラが、
今時の人たちの女性キャラ感に、
何か影響を与えたりするかなぁ、と楽しみでです。

1話を見る限り、
大人の裏取り引きも見られたので、
これから、大人の駆け引きのある見応えある作品
になることを楽しみにしています。
このまま、他の回が悪くて、
がっかり作品にならないように期待しています。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19
ネタバレ

大和撫子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

峰不二子、いい女だぜ( ̄ー ̄)

『ハードでキケン。それが今度のルパン三世だ!』というフレーズを掲げて、27年ぶりのTVシリーズが復活です^^

◆この作品の内容は・・・
ルパン一味がまだバラバラだった時の若き日の頃のお話です。
怪しげな宗教教団の本部に潜り込んだルパンの前にいたのは絶世の美女でした。
彼女の名前は峰不二子。
世紀の大泥棒と女怪盗が出会う時、峰不二子の物語が始まります。

◆声優陣は・・・
峰不二子  : 沢城みゆき(ローゼンメイデンの真紅)
ルパン三世 : 栗田貫一
次元大介  : 小林清志
石川五ェ門 : 浪川大輔(Fate/Zeroのウェイバー・ベルベット)
銭形警部  : 山寺宏一(エヴァンゲリオンの加持リョウジ)
オスカー警部補 : 梶裕貴(AWの有田春雪)

◆総評・・・
私、ルパン三世というアニメはとても大好きで毎年制作されるTVスペシャルは欠かさず見ております。
なので今度の作品も非常に楽しみにしていたのですが、非常にガッカリの内容でした。
はっきり言って面白くない。
この作品のルパンは『ハードボイルド』。
原作ルパンの作風に最も近づけた内容となっています。
このハードボイルドが私には合わなかったのかも知れません。
ストーリーが堅苦しく、また主人公を不二子としたのでルパンの出番が少ない。
ルパンというアニメの面白さは、キャラ達の抜きんでた魅力、ギャグ有り感動有り涙有りの展開、大胆・豪快な手口で盗みを行う鮮やかなアクション、『ノストラダムス』『監獄島』『バビロンの黄金』など興味をそそられる舞台など、たくさんありますが、今回の作品にはそれらの要素が全くありませんでした。
また不二子や銭形警部の性格が変わっていたのも気になります。
とくに銭形警部、TVスペシャルではルパンと銭形の逃げる捕まえるの攻防が面白おかしく笑えるのですが、当然ながら今回はそれが無し。
この作品の銭形警部は完全に2枚目で冷静なハードボイルド。
でもね・・・不二子の物語といえばしかたないですけど、やっぱりルパンのアニメの醍醐味はルパンと銭形の掛け合いなのです。
『(`Д´)ルパ~~~ン!』と声を上げながらしつこく追い回し、ルパンを捕まえた時のあの満足げなしてやったりの笑み└( ゚∀゚)┘
凄腕警部なんだけど間の抜けたあの銭形が好きだったのに、今回のハードボイルドな警部は非常に残念でした。
{netabare}
また不二子と銭形警部がにゃんにゃんするシーンも衝撃を受けたし^^;
{/netabare}
そして肝心のストーリー、堅苦しいは抜きにしても、いろいろと張ってある伏線が峰不二子の物語として一つに繋がったまでは良く出来ていました。
その物語が面白かったかどうかは個人の好み。
しかしながら
{netabare}
不二子の物語として制作されたはずなのに、作中で描かれた不二子の過去が他人のモノだったというオチはもう茶番でしかない。
今迄全く謎にされていた不二子の過去、峰不二子という女がどういう女なのか?
それが明らかになる内容かと思いきや、さすがにこの展開は納得のいかないものでした。
{/netabare}
それにしても今回、次元大助の声優交代を行わなかったのは非常に痛い。
次元役の『小林清志』さんは既に79歳、声優交代は非常に残念ですがさすがにこればかりはどうしようもないですよね。
後々の事を考えても、TVシリーズ新作を出したこのタイミングが、声優変更の一番良いタイミングだったのに・・・。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19

75.9 2 怪盗アニメランキング2位
名探偵コナン(TVアニメ動画)

1996年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (757)
4072人が棚に入れました
高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺す為に組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追う為に、周りには新一の親戚、江戸川コナンだと名乗る。コナンは父親、毛利小五郎が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追う為、探偵として事件を解き続ける。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、緒方賢一、高木渉、大谷育江、岩居由希子、林原めぐみ、茶風林、湯屋敦子、井上和彦、千葉一伸、堀川りょう、宮村優子、松井菜桜子、田中秀幸、島本須美、高島雅羅、堀之紀、立木文彦

molecule さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

八方美人で人気者の長寿アニメ凄い

犯罪モノって現実的な素材であるだけに解きほぐ機構を固めておけば発展は無限…なようで、流石に連載十数年も超えるとキャラの使い回しが利かなくなって当然か。
事件なんて幾らでも数起こせるけど、主目的がそれによって引き出される常連キャラの内部ストーリーと見るアニメの方法論で限界がないわけない。
ただその見方を歓迎する要素が、引き出しの多い題材→話数の膨大なことによって、物語世界に引き籠っていられる期間が長いという利点を生んでクオリティの瀕死なことをファンの目から庇ってる。

実際TVオリジナルストーリーに限ればもっと遥に早い段階で退屈なものに落ちていたし、劇場版はシナリオの浮き沈みはあるものの完全に爆弾に依存しはじめたのは題材と媒体の宿命かな。

しかしほとんど本筋(黒の組織)の解明に引きずられてるだけの興味を、それでも繋ぐだけの牽引力のあるキャラってそうはいない。リアリティとファンタジーと、ここまで扱い易いバランスの「人」は他の分野には生めないだろうな。物語っていうのはストレスだから、このキャラクタの万能ぶりこそ神だね。

大人のファン層と子供、どっちに向けても愛想が良くて八方美人で人気者の長寿アニメ凄い。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 5

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大人気推理アニメ

私が大好きなアニメの一つ。
難易度の高いミステリーとトリック、魅力あるキャラクターの活躍、手に汗握る展開とアクション、かっこいい名言、雰囲気を十分に盛り上げてくれる音楽、恋愛やギャグ要素など、どれをとっても申し分ない出来です。
矛盾や強引な設定が多々あって突っ込みたくなる時もありますが、それを指摘するとアニメが成り立たなくなるのであえて考慮はしませんが・・・。
また長い間このアニメが続いているのでさすがにマンネリ化を感じる事もありますが、黒の組織が絡んだストーリーになると緊張感満載のハラハラ感が楽しめます。
謎が謎を呼び、私の予測を外れた展開や衝撃的な展開は早く続きが気になりもう目が離せません。
なかなか黒の組織との話が進まないところが欠点ですが、進んでしまうとこのアニメが終わってしまう感もあるので、いつまでもこのアニメを楽しみたいファンにとっては微妙なとこですね。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 4

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

一旦区切ります

一応、まだ続いていますが自分の中で終わったことにさせていただきます。ガキの頃は面白いと思っていたのですがね。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 3

73.3 3 怪盗アニメランキング3位
ディメンションW(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (764)
4058人が棚に入れました
西暦2072年。第四の次元「W」から無限のエネルギーを取り出せる「コイル」により、人類は繁栄の極致にあった。しかしその裏では、正規外のルートから入手した「不正コイル」を使った犯罪が横行し、回収に懸賞金がかけられるようになった。腕利きの"回収屋"マブチ・キョーマは、ある依頼の中で謎の少女・ミラと出会う。かつてコイル事故ですべてを失ったキョーマと自分の出生の秘密を探るミラは、共に「コイル」の真実を追うことになるが……。

声優・キャラクター
小野大輔、上田麗奈、石田彰、中村悠一、鈴木絵理、斉藤貴美子、松岡禎丞、鳥海浩輔、山下大輝、土師孝也

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミラに救われた作品

キョーマもこの作品自体もミラの存在で救われたのかなと。

物語としては面白かったと思いますが・・・。

自分には最後まで『次元W』という言葉が都合よく使われていただけのようにしか感じられなかったというか・・・。
不可思議な部分の原因が全て『次元W』に押し付けられているような・・・。

まあ、そういう作品なんでしょうけど。

OP・ED曲も映像も綺麗で良かったです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雰囲気アニメ(嫌いじゃないです)

マンガ原作は未読です。聞くところによると、アニメ化で原作をほとんど使い切ったようです。

ストーリーは、つまらないわけではないのですが冷静に考えると「次元W」と「コイル」の設定は意外とガバガバな気がします。でもこれは原作のせいでしょうから、アニメスタッフは悪くありません。

画はわりと良く動きますし、デッサン歪んだりパース狂ったりとかも感じません。ただ、立体感とかはあまりなくて彩色で手数を減らしている感じはします。まあ、アニメはそういう画でも良いんじゃないかな…。

主人公のキョーマ(苗字が「マブチ」なのはモーターの会社から取った…?)がトヨタ2000GTに乗ってますが、たぶんあの世界観だとガソリン車自体が貴重で、しかも有鉛ハイオクで走る自動車とか頭どうかしているレベルのはず。せめて無鉛ガソリンでも走れるように、バルブシートは交換してあるのかしらん…。

…ええと、脱線しました。そうそう、アンドロイドのミラ、カワイイ!

平均点以上の作品だと思いますけど、「他を差し置いてでも、どうしても見ろ」ってほどではない感じ…。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 36
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラ&世界観は魅力的なのに、シナリオがインフレ起こしてて惜しい迷作

本作の中盤以降のシナリオは相当にトンデモですが、ともかくも全12話を見終われば、

{netabare}(1) 人間離れした身体能力をもつ法被(はっぴ)を羽織った顎ひげのオッサン(何やら傷心もちらしい・・・)と、
(2) ピコピコ動く耳なのか触覚なのかよく分からない装置を頭部につけ、ワイヤーみたいな尻尾を生やしたクリっとした瞳の感情豊かな美少女ロボット{/netabare}

の遭遇から信頼関係の発生までをじっくり堪能できて、個人的には好きな部類の作品となりました。

しかし、

{netabare}(1)敵キャラ(ハルカ・シーマイア)の描かれ方が安っぽかったのはかなりの減点要因で、
(2)また、本作のシナリオ構成を担当した方は、原作マンガの様々なエピソードを全12話のアニメ作品として上手く再構成しようと頑張られたのだとは思いますが、話数に対して盛り込んだ内容がインフレを起こしてしまった印象が強く{/netabare}、

多くの視聴者に本作の面白さが、序盤で期待された割には余り伝わらなかった感が残りました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============== Dimension W (2016年1-3月) ==============

{netabare}第1話 回収屋 ★★
第2話 ルーザー ★★ Wの具象化
第3話 ナンバーズを追え ★
第4話 八十神湖に潜む謎 ★ 面白いのだが作品世界を拡張し過ぎでは?
第5話 亡者の可能性 × 脚本がゴチャゴチャし過ぎで支離滅裂に見える
第6話 アフリカの風 ☆ サルバ王子&四阿屋姉妹
第7話 過去からの呼び声 ★ キョーマの過去話、イースター島へ
第8話 虚無に落ちた島 ★ 
第9話 アドラステアの鍵 ☆ ルーザー+キョーマの過去話、記憶の世界
第10話 蘇る悪夢 × 超展開で面白いけど脚本がポンコツ
第11話 消えたジェネシス × 同上
第12話 辿りついた未来 ★ 終わり方はまずまず{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)2、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0

OP 「Genesis」
ED 「Contrast」


◆総評

上記の各話評価のとおり、本作は、
★★(優秀回)・★(良回)が計7回と見所が多い面白作だけれども、
×(脚本がダメな回)が3回もあって、
個人的には応援したいタイプの作品なのですが、本サイト等での評価が余り高くないのは仕方ないかな、と思いました。


◆本作をお勧めしたい人

①ソルティ・レイのソルティが好きな人
②蒼き鋼のアルペジオのイオナやタカオが好きな人
③TIGER&BUNNYの鏑木T.虎撤が好きな人
④ある程度のシナリオの粗を我慢できる人
⑤多少のグロ耐性がある人

・・・こんな感じかな。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 34

67.5 4 怪盗アニメランキング4位
探偵オペラ ミルキィホームズ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (807)
3573人が棚に入れました
架空の怪盗や探偵が活躍する近未来の世界を舞台としている。この世界では「トイズ」と呼ばれる特殊能力を持つ人間が存在し、トイズの力を振るう「探偵」と「怪盗」が互いに争いあっている。物語は将来探偵になることを目指す4人の少女「シャロ」「ネロ」「エリー」「コーデリア」を中心に展開される。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、沢城みゆき、新谷良子、田村ゆかり

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なーーんも覚えられなかったΣ(´Д`;)

2期が始まるという事だったので
観始めたのは良いのですが、4話まで辿り着くのに
何度寝落ちしてしまった事か・・
それ位中身の無い作品でした(´・д・`)

探偵と怪盗・・そんなカッコイイ話じゃない!!
むしろ成分は「バカ」と「変態」で出来ている
ただのギャグアニメでしたねw
そういう風に完全に思い込めば難なく完走出来るでしょう・・多分ですが。
基本1話完結のお話です♪

そして、1人だけ強烈キャラが居ました。
こいつが2つの成分の90%を占めていたのではないか?
と思えるバカ変態ぶり(ノд・。) グスン

回を増す毎に長さが増す、ち〇Bww
裸が妙にリアルでキモイww
てか、まっ裸の乱用だww

と思いながらも、こいつ「等」がいなかったら
最後まで観れなかったかも?
という位、濃過ぎるキャラでした!
個人的にはやはり、「ラットとかまぼこ(猫だけどブサイク)」
に萌萌キュン゚+.(・∀・).+゚.。oO(中身がいーね中身が♥)

そしてですね、最後まで観終ったはいいんですがね、
2期も観ようと思ってるんですがね・・
実は上記に書いたように、「ラットとかまぼこ(猫)」
しか、名前が覚えられなかったww
こんな経験は今までありません、ある訳ないですよね(´・д・`) w

まぁ、それ位真剣に観れない作品でした・・
いや、むしろ真剣に観る作品ではないと思われます(`・ω・´)キリッ

投稿 : 2025/02/08
♥ : 27
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

狂気の迷探偵団

制作はJ.C.STAFFのメディアミックス作品です。
ジャンルはギャグ・ファンタジーです。


怪盗や探偵が活躍する近未来の世界「偵都ヨコハマ」。
「トイズ」と呼ばれる特殊能力を用い、二つの華がその美しさを競っていた。
偵都で活躍する探偵の卵、シャロ・ネロ・エリー・コーデリアの4人「ミルキィホームズ」の活躍を描く。


現在、四期まで放送されている人気作品。
可愛らしいキャラデザとは相反する、狂気的なギャグが特徴のアニメです。
一応、キャラ萌えも可能な範囲には収まっていますw


特徴は数々のパロディと、外道過ぎる所業で笑いを取りに来ること。
可愛らしいキャラが体を張って笑いを取りに来る、女芸人揃いな作品ですw
私の基準で率直にいうと、“可愛らしい”の守備範囲を超えてしまっている気がしますねw
なんか痛々しい感じが出ちゃっていて、素直に笑えなかったのですよ。
期待される視聴者層と私が違っていたのでしょうか?

ギャグが合わないと思いつつ、それでも最後まで見たのは題材が良いと思ったから。
萌えキャラ×探偵ってジャンルは初めてお目にかかって、面白そうだなと。
加えてポップな世界観とか、“トイズ”とか、設定が抜群で、興味を引きましたから。
そのため個人的には、終盤の展開が非常に心地よかったです。
{netabare}10話からのシリアスな展開ですね。
小衣ちゃんや会長に呆れられ、見捨てられるという、結構きつめな10話。
ギャグとトイズ復活の熱さ・感動など、美点がたくさん詰まった11話。
そして作画で魅せるバトルと、やっぱりダメダメなギャグで〆る12話(最終話)。
全体的に評価は出来ないのですが、この流れは良かったと思います。{/netabare}

欲を言えば、原作とされるゲームの路線でのアニメが見たかったかなw
こちらはギャグとシリアスの割合が反転しているらしいですからね。
でも、そうしたらきっと人気は出なかったでしょうw
本作の人気は、はっちゃけたキャラに起因しているでしょうから。


総括して、ギャグ作品としてはイマイチ合わなかったですね。
ですが評価されている作品であることは間違いないので、本レビューが何かの参考になれば。
どうでもいいですが、本作の元祖と言われる「ギャラクシーエンジェル」は多分私には合わないでしょうねw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2013年夏の3期放送前に視聴したかった作品・・・気付いたら一気に視聴していました^^;

この作品との出会いは、2013年夏に3期目の放送が予定されている・・・この情報がきっかけでした。
そして、公式HPを覗いてみたのですが・・・どうみても放送時間枠が日曜日の午前中の作品・・・のように見えてしまいました。
でも、3期が気になるので視聴を始めた・・・というところです^^;

ミルキィホームズは、可愛らしい4人の少女で構成された探偵チーム・・・彼女達は名探偵と謳われていましたが、その理由は「トイズ」という特殊能力を持っていたからでした。

でも、ある日アクシデントに巻き込まれて・・・トイズの特殊能力を失ってします・・・そんな場面からこの物語は始まります^^;

今まで大切にしていたもの、自分の支えになっていたもの・・・そんな大切な物を突然失ってしまったら・・・きっと平然となんかしていられません・・・
でも、それが1人じゃなく4人・・・仲間がいたら・・・?
最初はギクシャクする事もあるかと思いますが、もし大切な物を取り戻すための僅かな可能性があるとしたら・・・仲間がいたらきっと立ち向かっていく勇気が生まれてくると思います・・・この作品を通して、4人の少女の熱い思いと絆を堪能できる内容になっていると思います。

最後まで視聴して、キャラは可愛らしかったですが、内容的には日曜日の午前中の作品・・・という感じではなく、この作品の面白さに2〜3話後に気付き、その後は一気に視聴しました^^;

今後、夏に放送される3期に間に合うように、OVAと2期を視聴したいと思います^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 26

62.7 5 怪盗アニメランキング5位
探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (480)
2193人が棚に入れました
怪盗や探偵が「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って活躍する近未来の世界「偵都ヨコハマ」で、探偵を目指す4名の少女「ミルキィホームズ」を中心にした、パロディやギャグが展開される。原作はゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』であるが、その設定を踏まえつつも独自のストーリー展開になっている。
第1期同様、トイズをなくしたミルキィホームズが、その力を取り戻そうと奮闘するドタバタコメディである。ただ、本作では、舞台となる偵都ヨコハマにて、「大探偵国際博覧会」(通称「探偵博」)が開催されるという新設定が加えられた。そのため、「大探偵国際博覧会」にまつわるさまざまなトラブルが発生するなど、「大探偵国際博覧会」が重要なファクターのひとつとなっている。また、ミルキィホームズは探偵を目指しているが、「探偵」という職業について内省する描写があるなど、「探偵」とは何なのかその意義について考える点が、主題のひとつとなっている。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

相変わらずのダメダメモード全開で駆け抜けていきました・・・もうお約束ですね^^;

ミルキィホームズは、可愛らしい4人の少女で構成された探偵チーム・・・彼女達は名探偵と謳われていましたが、その理由は「トイズ」という特殊能力を持っていたからでした。

でも、1期から視聴して感じたのですが、ミルキィホームズのトイズ自体がちょっと不思議なんですよね。ある日突然失ったり・・・また戻ったりと、他の人と比べると何とも定着性の良くないトイズなんです。このトイズの定着性がもう少し上がると、ダメダメ振りは軽減するのでしょうけど・・・^^;

2期は1期からの続きから始まる・・・という設定でしたので、いきなりトイズを失った状態でミルキィホームズが登場するのですが、第1話からいきなりダメダメモード全開です^^;
ミルキィホームズのみなさん、凄腕探偵のご先祖様をお持ちなのに・・・^^;
姿格好ばかりか探偵に関する言動が何一つないのはどういう事・・・? 
探偵学校の学生なのに、いつ探偵らしい事するんだろう・・・?

などと思いながら視聴していましたが、途中で「私の視聴のスタンスが悪かった」という事に気付きました。ホームズと聞くと、助手のワトソン君を率いて難事件を次々に解決していくという姿を想像してしまいます。でも、それは「シャーロック」であって「ミルキィ」じゃ無いんですよね^^;
「ミルキィ」のホームズは、ダメダメ振りを愛でる作品・・・と位置付けると、色々と納得する事が出来たように思います。なので、たま〜にトイズが戻ってきた時の彼女達の連携プレイがより輝きを増して目に映ってしまったようです。この「たまに格好良いミルキィホームズ」をもっと見たいという欲求が続編に繋がっているのかもしれませんけど^^;

この「探偵オペラ ミルキィホームズ」は、7月から新シリーズ12分アニメとして「ふたりはミルキィホームズ」がTOKYO MXほかでの放送が決定されたようです。でもその前にスピンオフストーリーの2作・・・もしかしたら格好良いミルキィホームズを満喫できるかもしれない・・・という期待を込めて視聴してみたいと思います♪

投稿 : 2025/02/08
♥ : 23
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やりたい放題のバカアニメ

原作:ゲーム/ギャグ・パロディ/全12話/アニメーション制作:J.C.STAFF

第1期に引き続き、ギャグ満載のバカアニメ。こちらの第2期は、前作を視聴していること前提となっているので、物語の舞台設定などの大筋や登場キャラの紹介が必要なかったこともあり第1話からアクセル全開。

のっけからリミッター解除されており、怒涛の如く繰り広げられるギャグの嵐に笑いが止まりませんでした。メインとして登場するキャラクターもお馴染みの愛すべきメンツ。

とりわけミルキィホームズの4人は、さらにアホっぷりに磨きがかかっており、彼女らのやることなすことはほぼ鉄板で笑わせてもらいました。ただ面白いってだけじゃなく色んな意味で可愛いってのもこの作品を愛してやまない要因となっております。本編だけでなく、OPアニメーションでのお菓子に被りつくネロの一連の演出が可愛すぎてやばかったw

前作同様に物語も一応はきちんとあるけれど、このアニメに関してはあまりストーリー性を重視していないので、いかに笑えたか楽しめたかに尽きると思っております。相変わらずパロディネタも豊富で一度の視聴ではどこまで拾いきれたか分かりません。

{netabare}ただ、ひとつだけ微妙だったのがトゥエンティ。前作でもちょいちょい感じていたけれど、テンション高すぎることもあってか彼のセリフはほぼ何言っているのかワカラナイ状態。また伸び縮みするTKBが割とガチで気持ち悪くて仕方なかった。キャラとしては嫌いじゃないんだけれど、これらの事情から彼に関してはあまり楽しめなかったのが残念。{/netabare}

すでに第3期となる『ふたりはミルキィホームズ』を視聴中。まだ途中もいい所なので明確な判断は下すべきではないけれど、やはりぶっ飛びっぷりを考えると第1期と第2期は数あるギャグ作品のなかでも屈指のバカアニメだと思われます。最高に楽しませていただきました!


▼キャスト
シャーロック・シェリンフォード:三森すずこ 
譲崎ネロ:徳井青空 
エルキュール・バートン:佐々木未来 
コーデリア・グラウカ:橘田いずみ
アルセーヌ(アンリエット):明坂聡美
トゥエンティ(二十里海):岸尾だいすけ
ストーンリバー(石流漱石):寺島拓篤
ラット(根津次郎):下野紘
明智小衣:南條愛乃
長谷川平乃:新谷良子
遠山咲:田村ゆかり
銭形次子:沢城みゆき

投稿 : 2025/02/08
♥ : 18
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

生徒会長・・ 少しくらいミルキーホームズに食料を分けてあげろよ・・・ そうすれば少しはまともになると思うけど・・

この作品の世界観

この作品の世界では一部の人間が「トイズ」超能力をもちその力は人により、使う人物によりその能力は違う。ある人は馬鹿力を。ある人は五感強化。などの能力を得ます。この世界はそんな「トイズ」を持った大怪盗と名探偵との戦いです。

ストーリー

トイズを再度なくした。ミルキーホームズはだめだめなグダグダな日々を送っていました っと思いきや、食料が足りない日々だったので、毎日農業をする日々を送っていました。そして、敵の怪盗帝国のボスのアルセーヌは毎日お宝を盗んでいましたが、その盗みあhかなり退屈でした。戦う相手がいなかったからです。この作品はそんな超グダグダでだめだめでだめだめなミルキーホームズのトイズを取り戻し、まともな探偵にする話です。

私の感想。

1期よりもっと楽しめました。っと言うか、1期よりミルキーホームズが人間として、落ちていると思いました。あれはもう、探偵ではないですww だって、探偵学校の授業にまったく出ていないし、探偵の仕事をしているシーンはこの作品にはほとんど・・いや、・・ う~ん あったかな・・・ たぶんあります。 信じてあげてください。

この作品で一番私が気に入っている所は前作同様、キャラクターデザインです。もう、だめだめのだめだめのミルキーホームズですが、かなり可愛いです。超萌えです。微笑んでしまいます。何であんなに可愛いのでしょうか・・・ たぶん毛の色なのでしょうか・・・ あの明るいライトでカラフルな色、超萌えです。

{netabare} 私がこの作品を見て一番笑ったシーンは怪盗帝国がミルキーホームズに果たし状を贈るシーンです。はじめはコーデリアの頬ぎりぎりな所を通り過ぎ後ろの壁に刺さる感じでしたが、まったく気づかず、次に撃った先は(猫の)かまぼこの餌にわざと刺し、とうとうきずきましたが、漢字が読めず、「たし ミルキーホームズへ」っと読み、次はすべてひらがなにして、「はたしじょう ミルキーホームズへ」でしたが、文章が立て読みな事を知らず、横に読んでしまい、「えろしってる」っと読んでしまった所なんか、腹を抱えて笑いました。もう、最高ですww{/netabare}

あと、この作品に出てくるトゥエンティ / 二十里 海の変体度にはかなり笑いました。あんな変体、すぐに警察に捕まれって感じですよ!怪盗としても、人間として、最悪だと思います。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

よくトゥエンティの近くで意味不明な攻撃がされているシーンが多かったですが、その攻撃しているものはなんだと思いますか? 超能力? トイズ? いえ、違います。トゥエンティは意味がまったく分かりませんが、乳首が超長くなったり、でき、自由自在にコントロールできます。正直 ドン引きです。 気持ち悪いです。 まったく美しくありません。きもちわるいです。 

オープニング

「ナゾ! ナゾ? Happiness!!」
1期よりもレベルが上がったオープニングです。かなりこのオープニングを気に入っています。私が一番気に入っている所ははじめのミルキーホームズを一人ひとり説明していく所です。かなりキャラクターの魅力だ出ていますし、そしてネタバレがまったくありませんでした。ってか、はじめのミルキーホームズの説明の所、超萌えます。私が一番気に入っている所はエルキュールの説明の所です。はじめは涙目ですが、だんだん笑顔になっていく所を描くなんて最高級に萌えだと私は思います。まあ、私が一番好きなキャラクターはシャーロックですが・・・

エンディング

「Lovely Girls Anthem」
むちゃくちゃ可愛い曲です。かなりの速さで私の脳内に侵食しました。って言うか、一度聞いたら、ほぼすべて侵食されました。他の人はどうだか分かりませんが、私は一瞬で脳内侵食されました。このエンディングの画像もかなり萌えますし、可愛いですし、曲に合っていまし、ネタバレもありませんし、最高です。唯分からなかった所はなぜトゥエンティがこのエンディングの画像に入っていた事です。唯一の男が入っている所が分かりませんでした。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17

66.6 6 怪盗アニメランキング6位
ルパン三世 新シリーズ(part4)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (380)
1959人が棚に入れました
外伝やスピンオフではない純粋なTVシリーズとしては、1985年の「ルパン三世 PARTIII」以来30年ぶりの新作。舞台はイタリアとサンマリノ。総監督の友永和秀さん、シリーズ構成・脚本の高橋悠也さん、キャラクターデザインの横堀久雄さん、音楽の大野雄二さん、アニメーション制作のテレコム・アニメーションフィルムなど、シリーズを熟知したスタッフがそろう。

声優・キャラクター
栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、藤井ゆきよ、咲野俊介

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

30年振りに再来したルパン一家・・・色々と相変わらずでした^^

多くの言葉を必要としない往年の名作です。作品を見た事の無い方はいらっしゃると思いますが、物心の付いた方なら「ルパン3世」という名前に聞き覚えがあると思える位、幅広い層に人気のある作品です。
何でも、ルパン3世が最初にアニメ化されたのは1971年らしいです(wikiより)
この数字を見るとルパン3世の持つ歴史の重さを感じずにはいられません。

そんな往年の名作がアニメで蘇る・・・
昔と今とでは作画は言うに及ばず、技術的なあらゆる面で大きく進歩しています。
現代の圧倒的な技術を駆使したルパン3世が見れる・・・心が踊らない訳はありません。
「何故、今なの・・・?」
という気持ちもありましたが、視聴を楽しみにしていた作品の一つでした。

でも、この作品の再来について作り手側は相当なプレッシャーがあったと思います。
誰もが知っているキャラの作品・・・視聴者側にとっては入り込みやすい一面、どうしてもこれまでの作品と比較してしまいます。
これだけ幅広い層に支持されてきたのは、所謂これまで良作が多く輩出された事と、縦横微塵に走り回る他に類を見ない個性的なキャラが愛されてきたから・・・
なので、勝てば官軍になれますが、もし負けたら賊軍になってしまう・・・しかも相手は現在の数々の作品を視聴していて、目が半端無く肥えている不特定多数の視聴者たち・・・
これでプレッシャーを感じない訳はありません・・・
あとは物語がどの様に転がっていくかが重要なのですが・・・

でも、この作品・・・1話のオープニングからやってくれました^^
流れてくるのは万人が知るルパン3世のテーマソング・・・アニメで使用されたのは35年振りとの事です(wikiより)
曲調もですが、キャラはモンキーパンチさんの原作に即しているので懐かしさを感じてしまいます。
でも、映し出される光景は往年のモノとはまるで異質・・・

革靴の紐を結ぶルパン・・・この革靴の艶と色合いが昔の作画との決別を示すかの如く現代チックです。
青ジャケを羽織り颯爽と車に乗り込むルパン・・・キャラの細かい動作に懐かしさを残しつつ、ディテールに現代技術の粋があちこちに感じられる・・・
そしてそれはルパンに限らず次元、五右衛門、不二子に至っても一緒・・・
キャラ本来の魅力を活かしつつ、今の技術とうまく融合した好事例だと思います。
このオープニングには正直テンションが上がりました^^

そして、斬新さを感じるのはキャラばかりではありません。
物語においても次元、五右衛門や不二子と方を並べるほど存在感のある新キャラが登場するんです。
その名はレベッカ・ロッセリーニ(CV:藤井ゆきよさん)

モデル、デザイナー、女優と天からたくさんの才能を与えられた彼女ですが、やる事なす事破天荒の連続でまるでびっくり箱・・・
こんなに才能に恵まれているにも関わらず、彼女にとってはそれすら退屈に感じてしまう日常に辟易していたところにルパンと出会い・・・いきなり衝撃的な展開から物語が動いていきます。

ルパン一家は代々泥棒稼業・・・勿論ルパン3世もなのですが、ただ有名な骨董品ばかり盗む手口を延々と見せられては、流石に飽きてしまいます。
ルパンらにとって銭形はスパイスの一つではありますが、それでも物足りなく感じた事でしょう・・・
でも、レベッカの投入は個人的には当たりだと思っています。

これまで手に入らないモノなんて無いと思っていたレベッカ・・・
でもルパンと出会い彼女が得た最大の経験は「知る事」だったのではないでしょうか。
「知る事」でこれまでの当たり前が当たり前じゃ無くなる・・・
人間は知る事によって変わる・・・進化が彼女にとって成長の証なのだと思います。

ラストでのレベッカ・・・きっと今までの彼女だったら口にした台詞は違っていた事でしょう・・・
でもこれまで積み重ねてきた時間が思いを留めます・・・
それでも想いは伝えたい・・・貴方に知っておいて欲しいから・・・貴方の中に住まう存在でいたいから・・・
そんな彼女の精一杯があの一言に凝縮されていたんだと思います。
その時の彼女は紛れもなく健気な一人の少女・・・そんなレベッカの姿に思わず胸が熱くなってしまいました(//∇//)
藤井さんの熱演がレベッカの魅力に拍車をかけていた・・・のもあったんでしょうけれど^^

物語の内容については・・・是非本編をご覧下さい。
昔懐かしの皆さまが所狭しと暴れまわるシーンは見ていて痛快でした^^
渾身の2クール作品だったと思います。
レビューの前半で作り手のプレッシャーについて触れましたが、完走して思ったのはプレッシャーが制作に良い意味に働いてくれたのではないでしょうか^^
しっかり堪能させて頂きましたm(_ _)m

投稿 : 2025/02/08
♥ : 18

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ルパン三世のイメージを壊さない新シリーズ

ルパン三世の30年ぶりのテレビシリーズ。全24話。
そこそこ楽しめました。
基本的には1話完結の作品ですが、お馴染みのルパン一味と銭形警部以外にも準レギュラーの新キャラが登場して、シリーズ全体を通したストーリー的なものも多少あります。各回の面白さにはかなりバラつきがあった印象で、個人的には全体の大きなストーリーに絡む話よりも、完全に1話だけで終わる軽いエピソードのほうが面白い話が多かったように思いました。
作画は良かったです。舞台となるイタリアの町並みや、ルパンたちが乗る自動車など、そもそものモデルが絵になる素材ということもあってか、映像自体を観ていて楽しめる作品でした。アクションシーンなどのキャラの動きも悪くなく、女性キャラも魅力的に描けていたと思います。OPの映像も素敵でした。
声に関しては、オリジナルの声優は次元役の声優さんだけとのことですが、どのキャラもイメージとのギャップは特に感じませんでした。また、レベッカという女性の新キャラが登場して、このシリーズの中では峰不二子よりもヒロイン的な扱いでしたが、このキャラの声は結構好みでした。
音楽は、昔ながらのルパン三世のOPテーマは普通にカッコいいですし、ED曲も作品の雰囲気には合っていたと思います。
最後まで観終わって振り返ってみると、話の内容はそれほど完成度が高いというわけではないのですが、ルパン三世という有名作品に抱いていた事前のイメージを壊すような部分は特になかったので、悪くない新シリーズだったのではないかと思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

こういうルパンが観たかったんだよ!

ルパン三世30年ぶりの新作テレビシリーズ
恐らく日本の老若男女最も広い層に支持されているスーパーヒーローが、満を持しての復活です

感想はもう、タイトルの通りですね
王道でアクションが派手で笑えて要所でカッコよく締めてくれる、これぞルパンというようなシリーズでした

そもそもルパンという作品はあまりにも人口に膾炙している所為で、視聴者の中に「ルパンはこうあるべき」というイメージができてしまってるんですよね
ここ十数年間ルパンの活躍の舞台は、年に一度の金曜ロードショーでのTVスペシャルでした
ただTVスペシャルだとどうもスタッフの作家性「私の考えるルパン」が表に出すぎてしまっていて、それが視聴者のイメージと剥離してしまっているがために不評を買っていた印象がありました
TVスペシャルではありませんが、「峰不二子という女」なんて最たる例ですね

その点このシリーズでは、視聴者の大多数が描くルパン像を非常に大切になぞっていたように感じました
三枚目でカッコいいルパン、決して無能に描かれない銭形、実は少しお茶目な次元…
さらにシリーズ全体にも、かつてのシリーズや映画へのオマージュ、リスペクトが散りばめられていましたね
分かりやすいところで言うと「.心を盗む」とか「偉人のクローン」とか
本当にルパン愛に溢れたシリーズだったように思いました

あとはこの作品は舞台がイタリア、そのイタリアで先行放送されたということもあり、イタリア愛にも満ちていましたね
サッカー、ワイン、歌、車…
私も実際に行って感じましたが、イタリアって街並みが本当に絵になるんですよね
ルパンの雰囲気にも合っていて、見ていて楽しかったです

一方でこのシリーズ独自の試み、色というのは若干弱かったように思いました
完全な1話完結ではなく、オリジナルのレギュラーキャラがいる続き物だというのが本シリーズの最大の特徴だったわけですが、話に起伏が付く程度でそれほど魅力的ではなかったかなー…とw
スタッフは「ルパンのジャケットの色を変える」というこれ以上ない方法で「新シリーズ」をアピールしたわけですが、結局真新しかったのはそれだけだったようにさえ思います

…でもね、それでいいんです
今回のルパンは、ほとんど私が観たかったルパンそのものだったんですから
現代の綺麗な作画で、毎週ルパンの新作を見ることができる
そんな幸せを堪能させてもらいました

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10

54.5 7 怪盗アニメランキング7位
Lance N’Masques(ランス・アンド・マスクス)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (258)
1345人が棚に入れました
僕の名は、花房葉太郎。現代社会の片隅で、人知れず続く騎士団の末裔だ。小さい頃からの「特訓」のせいで、ピンチの女性を無意識に助けてしまう「騎士道体質」を刷り込まれてしまった…! 普通の生活を求めて逃げ出したあの日、僕は、彼女と出会った。その子の名前は、鬼堂院真緒。大きな屋敷に、たったひとりで暮らしていて、助けてくれた仮面のヒーローに憧れる、ちょっと不思議な6歳の女の子。──でも、さっきキミを助けたのは、仮面を付けた僕なんだ。騎士と淑女の、ヒミツの!?共同生活が始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、小澤亜李、沼倉愛美、三森すずこ、諏訪彩花、M・A・O、花守ゆみり、田中あいみ、Lynn、竹達彩奈、内山夕実、小山茉美、石田彰
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

石田彰さん、沼倉愛美さん素敵! 白姫ちゃん、かわいいです

ランス・アンド・マスクス、見終わりました。とても面白い作品と思いました。

物語の前半は、主人公の葉太郎くんの一生懸命な姿と、その思いがもたらず常識とのずれを描いていました。とても可笑しかったです。

中盤から後半にかけては {netabare}バトルが多くなって、葉太郎くんとまきおちゃんのふれあいが少なくなって、すれ違いの描写が・・・。でも、最終回、葉太郎くんとおとうさんの戦いの中でまきおちゃんが叫んだ、すれ違いの理由。{/netabare}

そうか、正義の味方って、正体が知られたら、消えるんだ・・・

好きな人の正体がわかった瞬間、{netabare}に葉太郎君が自分の目の前から消え去る運命と思い込んだその時から、まきおちゃんが葉太郎くんに取り始めた距離感、{/netabare}最後まで見ないと解らないと思います。

最終回、まきおちゃんの母親の騎士だった、葉太郎くんのお父さんの悲しい過去、CVの石田彰さんの演技でもう、うるうるでした。

この作品、よく見ると、監督は「4月は君の嘘」のイシグロキョウヘイ、制作はあのStudio五組でした。OPは三森すずこさんで素敵な歌声でした。

キャラで好きだったのは、葉太郎くんのお父さん(CV石田彰♥)、とても強くてあこがれた依子さん(CV沼倉愛美、タカオだよぉ)、そして白姫ちゃん、とってもかわいいっ!!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 36
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

騎士道ロマンか?と序盤に期待した分、温泉回以降の展開にはガッカリ。

第6話(温泉回)まで見て「何か期待していたのと違う・・・」と思って以降、長らく放置していた本作ですが、ようやく完走しました。
・・・が、ほとんどタイトルに書いたとおり。
「ぷりゅぷりゅ」と喚(わめ)く白馬くらいしか印象に残らなかったような・・・どうしてこうなった?
ヒロイン真緒(まきお)(※御年わずか{netabare}6歳{/netabare}!の御令嬢)が、可愛いといえば確かに可愛いので、そういうブッ千切った年少ヒロイン設定が好きな人にはお勧めできる作品かも知れません。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ランス・アンド・マスクス (2015年10-12月) ================
{netabare}
第1話 本物の騎士なのだ ★ 葉太郎と真緒(まきお)の出遭い
第2話 その覚悟があるのか ☆ 葉太郎vs.金剛寺鎧
第3話 お待たせしました、レディ ★ 続き、聖槍ロンゴミアント
第4話 パーパ ☆ 森羅学園編入、騎士部創設(のり先輩、シルビア、冴etc.)、ユイフォンとの出遭い
第5話 今日から家族だ ☆ ユイエンの冴誘拐、ユイフォンvs.依子 ※ラスト微妙だが笑えるので○
第6話 今日だけは特別だからね! × 温泉回(騎士部夏合宿) ※シナリオが色々安直
第7話 オレのものになれよ ☆ ドルゴンの襲撃、蓬莱島へ、現世騎士団東アジア区館長スンの思惑
第8話 勇気をください ★ シルビア離反(シルバーランサー)、サニーランサー、館長vs.ローズタンサー(依子)
第9話  突撃 ★ 続き
第10話 なりたい自分になれ ★ 葉太郎vs.ドルゴン、葉太郎アークナイト昇格
第11話 騎士道 ☆ 葉太郎・真緒の異変、アフリカ区館館長ラジヤの接触 
第12話 それが僕の騎士である意味なんだ ☆ ※森と結真(ゆうま)の過去を音声だけで済ませたのは×{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)6、×(疑問回)1 個人評価 ☆ 3.5

OP 「Light for Knight」
ED 「Little*Lion*Heart」

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※以下、以前 (2015年秋の放送当時)のレビュー

中世騎士道の華といえば、第3回十字軍を率いて、はるばるエジプト・シリアまで遠征しアラブの英雄サラディンと死闘を繰り広げた、12世紀末のイングランド国王リチャード獅子心王(Richard the Lionhearted、リチャード1世)ですが、本作のEDのタイトルが『Little*Lion*Heart(小さな獅子のハート)』となってて、ちょっと良いなと笑。

また、OP『Light for Knight(騎士の光)』の作画を見る限り、本作のヒロインは、{netabare}小学一年生(6歳)の何やら重大な秘密を背負った令嬢{/netabare}のようですが、そこは深く考えないことにしましょう(同じStudio五組制作の『織田信奈の野望』が楽しめた人なら十分楽しめるはず)。
主人公の騎士は一応、{netabare}高校生ですし、ちゃんと同級生のサブヒロイン?{/netabare}も登場するので。

それから、Studio五組にしては作画や演出がイマイチという意見もありますが、『結城友奈』『織田信奈』の作画・演出が良過ぎただけで、個人的には本作も問題なく楽しめる範囲だと思います。

あとは、ラノベ原作ということなので、シナリオがそこそこ確りしていれば、なお良いのですが(そこが一番問題かも笑)。
暫定評価は期待を込めて、少し高めの点数にしています。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ランス・アンド・マスクス (2015年10-12月) ================

{netabare}第1話 本物の騎士なのだ ★
第2話 その覚悟があるのか ☆
第3話 お待たせしました、レディ ★
第4話 パーパ ☆
第5話 今日から家族だ ☆

OP 「Light for Knight」
ED 「Little*Lion*Heart」{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 32
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

化けそうな予感

鬼堂院 真緒ちゃんが可愛い。それだけで価値があります。

と、凄まじい適当なレビューを1週間放置していましたが、このアニメ、やはりこのアニメの価値は鬼堂院 真緒ちゃん、そしてそのキャラクターデザインにあると思います。

真緒は幼く感情が出やすいタイプです。そしてこのキャラクターデザインは感情の表現、特に柔らかい表情がとても気持ちいい表現になります。という事で真緒ちゃんの表情を逃さず追っていきたいですね。

3話
{netabare}
話の筋はやはりようたろうの成長物語と再確認できました。
真緒を守るために、自分か友人である敵が死ぬ事を覚悟して、武器を取る。2話で一度ようたろうが覚悟できなかった事があったからこそ、この展開は燃えますね。ようたろうは癖でレディを守るのではなく、本気で真緒を守ることを決意できたんだと、助け出そうと頑張るシーンや真緒への誓いの言葉のシーンの流れで思えました。
そして今週も真緒が可愛かった・・・

複線張りで追い出されたメイドと2丁拳銃の男の子の話が少々ノイズでしたが、ストーリーは素晴らしい。今期期待の1作です。

5話
こんな子供に「パパ」と呼ばせるなんて・・・変態ですね。
白姫、デフォルメで人間にになりすぎw馬ならぬUMA。

6話

温泉回頑張りすぎじゃなあい?
最初のバスに馬(白姫)が横に入って顔が飛び出てる時点でもう面白い。
温泉に馬をいれるなあ!w
ナイトランサー状態のようたろうを「変態」扱いする同級生ちゃんの「変態」はもしかしてこのアニメを見ている「変態」へのご褒美なのでは・・・?

多分7話からまた長編?に入ると思うので(原作未読でしらないけど)熱いストーリー展開を期待します。


{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 24

58.8 8 怪盗アニメランキング8位
VALKYRIE DRIVE -MERMAID-(ヴァルキリードライブマーメイド)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (273)
1325人が棚に入れました
ある日突然、人工島の一つマーメイドに移送された少女・処女まもり(とこのめ・まもり)は、島で目覚めて早々に何者かの襲撃を受ける。窮地に陥ったまもりを救ったのは新たに移送されてきた少女・敷島魅零(しきしま・みれい)だった。しかし敵の追撃は止まず、徐々に追い詰められていく魅零とまもり。絶体絶命かと思われたそのとき魅零はまもりに唇を重ねる。まばゆい光に包まれ変化していくまもりの体。一振りの刀と化したまもりを手に魅零は反撃を開始するのだが……。

声優・キャラクター
井口裕香、井澤美香子、久保ユリカ、芳野由奈、田澤茉純、瀬戸麻沙美、原田ひとみ、大西沙織、浅倉杏美、井上喜久子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

百合とレズの違い?

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
(ド)エロと百合(むしろレズ)が好きな人以外には勧められない作品ですね(^-^;

まあ、何はともあれ突き抜けてはいるので、記憶に残る作品ではありました。乳を観たい方は良いんじゃないでしょうか(白目)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エロと百合を極めたような作品。それは良いんだけど、「純粋な百合」ではなく、あくまで「男の代用品としての百合」が描かれているのが、やや不快だった。(唯一の男だと思われていた)アキラがキャーキャー言われていることからも、本来は男がもててるのがわかる。

最後まで観たのは、ラストが気になったから。最後、どのような形で彼女達が解放されるのか、それともバッドエンドか。興味はそこだけだったんだけど、な~んだ、という感じで終わった。

強いて良さをあげれば、処女(とこのめ)ちゃんという衝撃の名字(実際にいたら、人生狂うよな~)と 、「未弐見にみ」の巨大化(全裸での巨大化、ちょっと笑った。そら恥ずかしいわw)。レディ・レディの安定感あるエロ格好よさくらいかな。

ちなみに、一般的な解釈で言うと、「百合=精神的な結び付きが主な微百合から、手を繋いだり抱き合ったりなど微笑ましいレベル、キスとかしちゃうガチ百合まで幅広い。基本的には二人の関係性を示す」「レズ=同性愛で、肉体関係まで発展。個人の資質を示す」って感じで定義されるんだろうけど、そうなると、本作の場合、どちらに分類されるかが難しいよね。「契約」とか「戦うための手段」みたいな部分も入ってくるから。

ちなみに、自分的にアニメで楽しく観られるのは微百合くらいまでで、あんまり露骨なのはやっぱり引いちゃいますね。BLもそうですけど。逆に、リアルにそういう方がいても引かないけどね。「それは本人達の自由」と思うし。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 25

テンガロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

はいアウト〜〜〜♪(´ε` )

久々にアウトなアニメがやって参りました!
巨乳が揺れまくり、出しまくりの完全エロアニメです(笑)

要約すると女の子同士がペアになり、
片方が武器に変身して戦うバトルアニメです。

まぁ、武器になるだけであれば
ソウルイーターやノラガミと同じなのですが
本作の特徴は変身の仕方です。

女の子同士が乳繰り合って
興奮が絶頂に達すると武器に変身するという
明らかに女の子同士の乳繰り合いを
描きたいが為に作った設定ですね(笑)

その潔さは評価に値します!
この頭が悪そうな発想が素晴らしいです!(笑)


あ、でも小さいお子さんには決して見せないように。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

♪スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチーック!♪

この作品はメディアミックス作品だったんですね^^
アニメは2015年秋に放送されましたが、順次ゲームなども発売するようです。

この作品の監督は 巨乳キャラを描かせたら右に出る者はいない・・・とも言われた金子ひらく監督です^^;
金子監督のwikiを見てみると胸の存在感と動かし方に拘りを持っておられるそうなのですが・・・
今回のこの作品・・・監督の拘りが随所に散りばめられた作品だったのではないでしょうか^^;?

10〜20代の女性への感染が特に顕著に見られる「とあるウィルス」が世界中に蔓延した事により、この件が問題視されるようになりました。
このウィルスに感染すると「身体そのものが武器になってしまう」症状が発症する不治の病なんです。
そのため、このウィルスに感染した女性は人工島に隔離される事になってしまうのです。

処女まもり(とこのめ まもり)は、幼い頃母が泣きじゃくっていた理由が分かりませんでした。
でもある日・・・学校の授業中に突如連行され・・・そして気付いたら見知らぬ海岸・・・
あまりに突然の事なので状況が把握しきれない彼女の前に「エクスター」とか「リブレイター」などと意味不明な事を聞いてくる2人組みの女性に出会います。

覚醒前で何の事か分からずきょとんとしているまもりに、二人は武器を使って強制的に覚醒させようとするのですが、そこにまもりと同じ移送されてきた金髪で褐色の肌を持つ敷島魅零(しきしま みれい)が颯爽と現れるのです。
まもりは彼女と運命的な出会いを果たし・・・物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると・・・しっかり堪能させて貰った作品だったと思います。
まずキャラデザ・・・これは素直に可愛いです。どのキャラも総じて可愛いのですが、まもりちゃんの肌と唇のツヤは質感と弾力が感じられて特にGJだったと思います。
これも制作サイドの拘りの一つなんだろうなぁ・・・と思って視聴していました^^
線が細く、思わず守ってあげたくなるようなタイプとCVの井澤さんの力演と相まってこの作品のダントツ一推しキャラでした^^

そしてバトルシーンですが・・・内容はかなり熱めだったと思います。
まもりちゃんは自分が武器になり、それで人が傷つくことを極端に嫌っています。
武器になったら意志の伝達もできないし、自分で動くこともできないので、決してまもりちゃんのせいでは無いのですが、その切っ先の鋭さ故にその傷に繋がったんだと自分を責めてしまうから・・・

でも、ここはマーメイド・・・何もしなければ自分達の身に危険が及ぶことを身を持って知ったまもりは少しずつ変わっていくんです。
その決意はいつも自分を守ってくれている魅零を守るための唯一無二・・・
そして魅零もそんなまもりの気持ちを十分に汲んでおり、決して相手を深追いしません。
出会いは突然で・・・まもりには戸惑うこともたくさんありましたが、ふと気付いてみると二人は最高のパートナー・・・

そのお互いの信頼と絆がバトルシーンでもしっかり感じ取れるんです。
魅零のために勇気を振り絞るまもり・・・そしてそれをしっかり受け止める魅零・・・
二人が一体となって闘うバトルは本当に格好良かったですし見ていて燃えました^^

だから・・・物語の後半の展開は切なくて本当に心が痛みました^^;
そんな姿を見たくなかったし見せるのも本心ではないなずだから・・・
ストラップの涙が心まで屈した訳ではないとの精一杯の自己表現・・・余計に切なくなりました。

オープニングテーマは、原田ひとみさんの「Overdrive」
エンディングテーマは、敷島魅零(井口裕香さん)&処女まもり(井澤美香子さん)の「スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック」
オープニングを初めて聞いた時電気ショックを受けたように身体が痺れました。
何て格好良い曲なんだろう・・・完全に一目惚れです^^
今期も良い曲がたくさんありましたが、私の中で今期No.1の曲です^^

1クール12話の作品でした。
確かに露出は多めの作品でしたが、それを凌駕するほどのまもりと魅零の固い絆と白熱したバトル・・・そして作画も綺麗だし視聴して良かったです^^
肌の露出を極端に嫌う人にはお薦めできませんが、AT-Xで視聴年齢制限あり程度の露出であれば問題無いという方で、この作品が気になる方にはお薦めできると思いました。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19

75.4 9 怪盗アニメランキング9位
ご注文はうさぎですか? BLOOM(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (309)
1240人が棚に入れました
ココアが木組みの街で過ごす二度目の夏ももうすぐ終わり、季節はイベント盛りだくさんの秋へと移り変わろうとしています。学校にもラビットハウスにも、楽しいことが今日もいっぱい!ココア、チノ、そしてみんなの未来へのわくわくが止まりません……!

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、木村珠莉、清川元夢、速水奨

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

あえてサザエさん時空を選択しない勇気

原作未読。最終話まで視聴。
第1期、第2期、劇場版は視聴済み。

第2期終盤。
少しずつ物語の時間軸が動いている感じは確かにあったけど・・・。
第3期。
ゆっくりと、着実に時間軸は動いていました。

この先に待つのは・・・。
リゼの進学。
そして、チマメ隊の進学。

あえてサザエさん時空を選択しないんだ、って・・・。
物語はゆっくりと動き続けます。

『ほのぼの』と『感動』って本当に相性が良いですからね。
この選択は大正解でしょう。

ほのぼのほっこりとした世界観は残したまま、少しずつ、この先に待つ感動への期待が高まる。

第4期。期待して待ちたいと思います!!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 30

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

いつもの

ごちうさの3期、原作は未読

見慣れてしまったからなのか、制作会社が変わってキャラデザや等身が若干変わったからなのか(変わったよね?)、単純に作品内での年数経過を表しているのか、はたまたその全てなのかは分かりませんが、1期と2期の頃は小学生と中学生にしか見えなかったのが以前よりは中学生と高校生として受け入れられるようになりました。

声も微妙に変わったけど違和感を感じるというよりは、よりキャラクターをデフォルメしようとした結果のように感じました。個人的には声の変化は無い方が望ましいですがこの程度であれば全く問題ないです。

内容に関してはまぁいつものごちうさという感じで、1クールに2〜3話ちょっとほっこりさせてくれる回がある安定感ある出来だったと思います。

そーいえばティッピーが喋っているのをチノ以外も普通に受け入れてたような気がしたけど、元々あったチノの腹話術という設定はなくなったのだろうか?…w

投稿 : 2025/02/08
♥ : 20

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ゆっくりとゆっくりと

原作未読 全12話 

ご注文はうさぎですか? の3期です。関係性から1〜2期を観ることをオススメします。

とある町で高校入学を期に下宿先である喫茶店「ラビットハウス」に来たココア、ラビットハウスの一人娘チノ、アルバイトのリゼ、ココアのクラスメイトで和風喫茶「甘兎庵(あまうさあん)」の看板娘のチヤ、甘兎庵の隣に住んでいてリゼの後輩のシャロ、チノのクラスメイトのマヤ・メグを中心に日常を描いた作品です。

秋から冬にかけてお話でイベント中心の3期でしたね。(文化祭・クリスマスなど)

チノ・マヤ・メグの進路も描かれています。

みんなの関係性は変わらず、時間がゆっくり流れていてほのぼのとする日常が描かれていますね。

起伏の激しい作品ではないですが、癒されたい方にオススメです。

OP 1期から、メインの5名(ココア、チノ、リゼ、チヤ、シャロ)が歌っています。
ED こちらも1期から、チマメ隊(チノ、マヤ、メグ)が歌っています。

最後に、青山先生はあいかわらず自由ですねw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19

69.9 10 怪盗アニメランキング10位
PERSONA5 the Animation(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (253)
1229人が棚に入れました
えん罪から保護観察の身になってしまった蓮が、心の力「ペルソナ」に目覚めた仲間たちとともに「心の怪盗団」を結成し、大都会・東京の平和を守るべく、悪党たちの悪しき心を盗み出していく姿を描くピカレスクロマン。蓮は、私立秀尽学園に通いつつ、「心の怪盗団」メンバーの中でもいち早くペルソナを発現させたリーダー「ジョーカー」として仲間たちを率いていく。

声優・キャラクター
福山潤、宮野真守、水樹奈々、大谷育江、杉田智和、佐藤利奈、悠木碧、戸松遥、保志総一朗
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

亡霊のジレンマ

CLOVERWORKS制作。

とある事件から前歴が付き、
1年間保護観察処分を受ける雨宮蓮。
新しい学校での生活が始まるのですが、
同級生とともに奇妙な力に目覚める。
鉄格子の向こうのベルベットルームは、
デヴィッドリンチの世界。
何やら陰鬱とした不穏な空気が漂っています。

高校生として日常生活を送りながら、
{netabare}夜は心の怪盗団として、
悪しき歪んだ欲望を抹殺していく。{/netabare}
仮面の怪盗団がフェティッシュ、
ペルソナ能力も想像力を刺激されます。

最終話視聴追記。
ペルソナ、それはもう1人の自分であり、
認知世界、心が形となり全てを決定づける場所。
この世界観と相性が良いので楽しめました。

年末特番「DARK SUN」視聴追記。
{netabare}拘置所に響いた裏切りの銃声から、
いよいよ黒幕の存在が語られる。{/netabare}
怪盗団は世界を再構成できるのだろうか!?

後編「STARS&OURS」視聴追記。
特番構成自体に不満が残るも安定の締め。
{netabare}ヤオダバルト、聖杯、大衆の集合的無意識、
メメントスを舞台に怪盗団最後の戦いが始まる。
衒学的で現代的な主題で終結しました。{/netabare}

最後にイゴールは田の中さんの声ですよね。
うん、粋な演出に喝采です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 57
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ペルソナ5面白いじゃん!

ゲームの宣伝アニメ?たいしたことないかもと思って避けてましたが、なかなかに濃い物語なのでは?事件解決させるたび仲間もどんどん増えていき面白いです。
何故か逮捕されて(・ー・)オワッタナ・・・状態の主人公。こうなった謎はラストまでの秘密ってところも話の続きが気になる良い伏線にもなっていると思います。
戦闘シーンなど、見てて恥ずかしい(/ω\*)中二病っぽいカットインしょぼいwとは思いましたが気にせず慣れてくる、物語全体を見ていくと意外と面白いです。OPやEDはスタイリッシュでカッコイイですね。

1~26話見終わって、つぶやき↓
{netabare}
色々な問題を解決するごとに仲間が増えてくのは見てて楽しかったです。

ふと思った疑問、あの猫、何者なんでしょうかね。ゾロ呼び出す謎のしゃべる猫ちゃんw

最初の尋問室で追い詰められてる主人公、どうしてこうなったかがわかってきたわけですが、明智がゲスぃ顔をして主人公にトドメ!!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?
バッドエンドかww

ちょっと…( ゚д゚)( ゜Д゜)( ゚д゚)ポカーンっとなってしまったッス!
明智あやしいとは思ってましたが、主人公Vs明智で決着つけるんだと勝手に思ってただけに、この終わり方にはビックリです。ってまだ終わりじゃないんだっけw
{/netabare}

放送期間が空くと熱が覚めるというか一気にみたいものですね。話忘れそうになるよw
追記~ラスト27話目見終わってのつぶやき
{netabare}
明智の本性に気がつき罠をはってたというオチw
ははーんwなるほどねぇw悪徳政治家も改心してキレイに解決か・・・と思いきやまさかの続編告知w
え?これまだ続くの?もうお腹いっぱいだよw
キレイにこれで終わりでいいじゃないと思ってしまったw
まあ楽しみにしてるけどねw
{/netabare}
2019年3月続編でるっぽい?まだ続くんかい(゚Д゚)ノ

投稿 : 2025/02/08
♥ : 20

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

4話あたりでいったん断念後10話から再開(10話まで視聴して)(レビュー修正あり)。

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です
 PS4ゲーム版クリア済です←(物語や世界観は大好きでした)。

>1話まで視聴して
ゲーム版はとても楽しませてもらいました!。
(←ただ物語は中盤がピーク(最高っ♪)で、終盤は少し微妙・・だったかな?。
 ダンジョンは四角の2Dベースで奥行きがなく、作業要素が大きかったのが難点。
 なんか疲れたので、周回プレイはとてもする気が起きない・・)。
ゲーム製作の段階からアニメ化も見据えていたようだったのでとても楽しみにしていたのですが
ちょっと過度な期待をしすぎてしまっていたようです><。

ゲーム内で、ある程度ストーリー進行が固定されているので
アニメ版はそういった固定シーンの”継ぎはぎ作品”のように感じてしまいます><。
アニメだとシーンがブツ切りで繋がれていて
(ゲーム版ではその間にプレイヤーに多大な苦労があるw)
ゲーム未プレイ者さんには唐突で意味不明な感じに映るのでは??。
これはこれまでのシリーズ作品アニメ化の際にもず~~~~~~~~っと感じてましたが
今回も「やっぱりか・・・・・」といった印象です。
物語の評価が低くなってしまっているのはこれが原因です・・(ゲーム版の物語評価は★4あたりです)。

4コマ漫画作品から30分アニメ作品を作る場合は
コマとコマの間をいやがおうにも作らざるをえなくなると思いますが(そこで出来が大きく左右される?)
本作のようなゲーム版からだと
固定シーンと固定シーンの間を作るのが逆に難しくなってしまうんでしょうね・・
(自由度が少なくなってしまって)。
もしくは作らなくてもカタチとしては成立できてしまう?・・(悪い意味で)。

ストーリーの入りや演出、表現、セリフ、ロゴやカットイン?等についても
”ゲーム版そのまんま”じゃなくて”アニメ版ならでは”的な自然な流れを期待していましたが
やはりそれも過度な期待だったようです・・><。


せっかくの福山さんも、あまりセリフ増やしてもらえそうにない気がしてしまいます・・><。
せめて”心の声”みたいな感じでもっとセリフ入れてくれたらいいのになあ・・・と。
(たまにルルーシュっぽく感じてしまうところを個人的にニンマリしながら楽しませてもらおうと思ってます)


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>4話あたりでいったん断念後10話から再開
4話あたりで我慢できず、いったん断念してました・・。
・・が、某まとめサイト様の記事で「序盤より出来がよくなってきている」という意見を見かけ
間の話数が飛んでますが10話を視聴してみました。

あ、確かにテンポ良くなってる♪。
BGMも的確だし、全体的な雰囲気がゲーム版独特の良さに近い^^。
話が進んでメイン・サブともに主要キャラが増えてきたことも大きい。
個人的には真の登場が何より大きい!!。

これだったらここからまたしばらく継続視聴できそうです。
だって真と、ここからさらに増えるメインキャラ2人が自分の推しキャラですから^^。


(ED後半の動画はどうにかならないんでしょうか・・。
 まだ止め絵を数種類変えてくれる方がマシな気が・・・
 せっかくの歌が勿体なくない?・・・・・・)


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>9話→4話と逆行視聴してw
意外に見れました^^。
戦闘シーンはあからさまにイマイチ・・(大苦言w)ですが
本編・サブキャラコミュ含めて物語はまずまずうまく進行させてる感じ。
Cパートもうまく使ってる♪。

ゲームクリアしてからもう半年以上経つので
少し記憶からなくなりかけていた細かいところを思い出させてくれて案外悪くないな^^。

ただやっぱりペルソナシリーズがアニメ化される際の個人的共通残念ポイントですが
ゲームではプレイヤーが主人公であるため
主人公のキャラ主張が弱く作られてしまってるんですよね・・。
本作でもゲーム発売前に福山さんが主人公であるということを知り
個人的に異常なまでの期待をしてしまってたのですが
蓋をあけてみるとゲーム内での福山さんのセリフはごくごく限られたセリフにとどまり
(←ココ重要!!(残念ポイント;;))
逆に、それを補うように宮野さんがしゃべりまくってくれていますww。

自分は宮野さん福山さん双方のファン(特に宮野さんファン)なので
宮野さんのキャラ主張が強くなってセリフ増えるのは大歓迎でしたが
(なんかこれの影響??で、ゲーム版の時から世間的に
 竜司がウザキャラ扱いされてるのは我慢できませんでした・・
 ・・・いいキャラなのに。⇒アニメ版でも竜司(宮野さんの演技)の良さは全開でした!!)
やっぱ福山さんのキャラ付けももっと強くしてほしかったというのが本音です・・。
アニメ化に伴い福山さんもがっつりアドリブ入れてくれたりするのかな~って
密かに期待してましたが、今のところはやっぱ極力抑えられてるようですね・・><(無念)。


今日、ひさしぶりにP5のゲーム版を起動してみたのですが
やはりOPの動画や戦闘時のUI等最高でした!!(スタイリッシュ!!!)。
いっそのことアニメ版での戦闘シーンって
手書きでふにゃふにゃした感じになってしまうくらいであれば
いっそのことCGでもよかったのでは??。
P5の良さの1つはやっぱ「スタイリッシュさ」ですよね?。
ゲーム内でのそれは最高にcool!でしたが
アニメ化に際してそれらはかなり弱体化していませんか??。
加えて、ペルソナシリーズは悪魔キャラの魅力も大きなハズせない要素であるハズなのに
アニメ化に際してそれらが犠牲になっていませんか??><。

とはいえ、前述の理由でゲーム版を周回プレイする気になれないので
せめて今後のアニメ版に期待してしまっています。
でも一番お気に入りの双葉ルート、春ちゃんルートのところは
丁寧にアニメ化してほしいな~と願うばかりです。ペコリ(o_ _)o))

投稿 : 2025/02/08
♥ : 15

60.5 11 怪盗アニメランキング11位
まじっく快斗1412(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (179)
1103人が棚に入れました
マジック好きの高校生、黒羽快斗(くろば・かいと)
父は天才マジシャンだったが、世界的な大泥棒〈〈怪盗キッド〉〉という裏の顔も持っていた。

その父はマジック中の事故で他界。

快斗はひょんな事から父の裏の顔を知り、
事故死ではなく何者かに殺害されたのではないかという疑惑を抱く。
そして、快斗が父の死の真相を探るべく
跡を継いで〈〈怪盗キッド〉〉になるところからこの物語は始まる―。

声優・キャラクター
山口勝平、M・A・O、羽佐間道夫、喜多村英梨、宮野真守、石塚運昇、池田秀一

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「ポーカーフェイスを忘れるな」

この作品の原作は未読です。この作品の中で何度か「コナン」を見かけました。
作画の雰囲気はお互い似てるなぁと思う程度でしたが、作者が同じだったんですね^^;
知りませんでした^^;
更に「まじっく快斗」のタイトルを見てもどんな作品なのかが分からず、数話みて視聴継続を決めようと思い視聴に臨みました^^;
結果的に完走してしまいましたけれど・・・^^

この物語の主人公は天才的なマジシャンである高校生の黒羽快斗です。彼は高校生としての顔と・・・もう一つ快盗キッドとしての顔を持っていました。
自分が快盗キッドである事は世間には秘密・・・そんな高校生と快盗を華麗に使い分ける日常がこの作品では描かれています^^

快斗の快盗としての犯行手口は、高校生とは思えない程鮮やかなモノです・・・
ご丁寧に犯行予告を送り、警察や野次馬が大勢いる中、狙った獲物を確実に盗み出します。
時にはライバルも現れ、絶体絶命のピンチが何度も訪れるのですが、ほんの少しの運と機転で切り抜けていきます。

そんな快斗の幼馴染が中森 青子ちゃん・・・そして、お父さんが警察官でキッド捜索担当という「灯台下暗し」的設定なのですが、この設定がこの作品の面白さを助長していたと思います。
快斗と青子はいつも一緒・・・青子のお父さんは非常にオープンな性格であるため、狙った獲物の警備状況が得られるといったメリットがある反面、青子があまりにも近い存在であるため、隣にいる彼女の目を眩ませて盗み出すのが逆に難しいんです^^;
まぁ、良い事ばかりじゃ飽きてしまうので、スリリングな感じは丁度良かったと思います。

ただ一つ・・・見ていて脳内変換が必要な事がありました^^;
快斗を見ていると・・・どうしてもPersona4 the ANIMATIONのクマが脳裏に現れるんです^^;
声優さんが同じなのである意味当たり前なのですが、シリアスな場面でも「〜クマ」「〜クマよ」と言ってコミカルに飛び跳ねるクマ・・・^^;
そんなクマの姿に思わず顔が緩んでしまう事が何度かありました^^;

世間に正体を隠している快斗ですが、中には正体を知って応援していくれる人もいます。
快斗の同級生である小泉 紅子も数少ない人物の一人です。
きっかけは些細な事・・・でも周年を燃やす彼女は決して嫌いではありませんでした。
むしろ、青子ちゃんより推して見ていたように思います^^;

オープニングテーマは、LAGOONさんの「君の待つ世界」とCHiCO with HoneyWorksさんの「アイのシナリオ」
エンディングテーマは、REVALCYさんの「WHITE of CRIME」とGalileo Galileiさんの「恋の寿命」
とにかく「アイのシナリオ」が大のお気に入りです・・・初めて聞いた時にあまりの格好良さにビックリしてしまった程です^^

2ク-ル全24話の作品でした。
盗む場所、相手、ライバル・・・そして青子や紅子との関係・・・
土曜夕方のアニメだけあって、大人も子供も楽しめる作品に仕上がっていたと思います^^
最後まで分からなかったのが、タイトルに付いている「1412」の数字の意味です。
物語の中で分かるのかな・・・と思っていたら全然分かりませんでした^^;
これだけが唯一心残りです^^;

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名探偵コナンの方にもたびたび登場する、「怪盗キッド」が主人公の作品

国民的アニメ『名探偵コナン』のスピンオフ作品と思われがちだけど、原作はこちらの方が先らしい。

名探偵コナンの方にもたびたび登場する、「怪盗キッド」が主人公の作品。

本作でも、コナン君との対決シーンがあります。
こちらの作品は怪盗キッド側の目線で描かれている所が面白かったです。

ちなみに、1412の意味って・・・。
{netabare}『怪盗キッド』というのは愛称で、『怪盗1412号』が正式名称。(1412号とは、どこかの国の警察組織がつけた名称)
新聞記者の書いた『1412』の走り書きを、工藤勇作(コナンの父で世界的推理小説作家)が『KID.』と読み間違えたことがきっかけで『怪盗キッド』{/netabare}と呼ばれることとなった。
で、確か良かったですよね?
(たしか、コナンのエピソードで見たような記憶があるんだけど・・・)

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

快斗×怪盗×文字り

  12.27放送のお話。

 デパートのオーナーが、売り上げあげようと偽の予告状で「ジャイアンツの星を頂く」と、客引きするのだが・・・。

{netabare} そのための偽キッドは、お金に目の眩んだ似ても似つかない痩せた部下のおっさん。マントとか、全然違う!ヘリコプターでハシゴにぎこちなくしがみついて登場!
 中森警部とか周囲の人たちが、なぜ捕まえる前から偽物だと気づかないのか?あんな目立つ場所で、オーナーと偽キッド話しているし・・・。捕まえられると、窓からそのオーナーが飛び出し、落ちようとするジャイアンツの星にしがみつき知らぬふりするのが、子供だましみたいで面白かった。

 本物が出てきても、「どっちが本物だぁ」とその時も気が付かないし、{/netabare}「おいおいおい」っていう感じ。
 「何なんだぁ~」だった。

 {netabare} 青子の次回予告は、子供に話しかけてるようで、{/netabare}キザな快斗の方がうまいと思ってしまった!

                     2914 12.29 3日遅れの聖夜



 気が付けば、見たことのない怪盗キッドのお話は、少なかったのでは!です。

 キッド誕生秘話、白馬探、紅子、スネイク、コナン、シャノワール、外人の女マジシャンとの絡み、快斗のお母さんとお父さんの出会い話、列車の活躍などは、コナンの放送枠で見覚えがあったです。キッド目線で、描き下ろしだったように見えたけど・・・。

 にしても実際、人に応援される泥棒なんて、聞いたことがないですが・・・。あんな素顔丸出しの泥棒に気づいているのは、探と紅子だけでそれをごまかしている快斗も快斗であるです。

 嫌いではなくこのアニメは好きなほうだけど、このアニメでもっと見たことのない話を、見たかったと思ったです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10

55.7 12 怪盗アニメランキング12位
ふたりはミルキィホームズ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (193)
1007人が棚に入れました
PSPゲームを原作に2010年秋の第1期シリーズから昨年年末に放送された「Alternative」まで、これまで27本のTVアニメーションが放送されてきた「探偵オペラミルキィホームズ」ですが、2013年7月より新TVシリーズ「ふたりはミルキィホームズ」の放送が決定!さらに、本シリーズに登場する新キャラクター「アリス」役には、2013年4月27日(土)「大ヴァンガ祭2013」にて開催された「ミルキィホームズ シスターズ メンバースカウトオーディション」で選ばれた京都府在住の17歳伊藤彩沙(いとうあやさ)さんに決定!この夏もミルキィホームズから目が離せません!

声優・キャラクター
愛美、伊藤彩沙、三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、中上育実、南條愛乃、興津和幸
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

在るべき姿

過去2作あるミルキィホームズのジャンルはオバカ系コメディとしてアレンジされていましたが、今作は探偵アニメとして構成されています。それも原作であるゲームファン用に描かれ、持ち味のぶっ飛んだ笑いが皆無です。
実際、1期はお気に入りに入れるほど大好きですが、2期はキャラ全体を活かす構成となり乾いた笑いが強く3期挽回か!? と期待していましたが・・・ただの探偵アニメになりました(笑)

ストーリーは、探偵学校に通うカズミとアリスの2人が主役となり怪盗を追い詰める中で未熟な強さ、家庭事情を抱え成長していきます。ミルキィホームズが先輩として2人を支え、アドバイスや時に窮地を救い真面目に探偵をやっています。

可もなく不可もない印象に留まりますが、アリスの家庭事情を掘り下げればドロドロとしたアニメになっていただけに惜しいです(笑)今作のテーマは、2人の成長を通して探偵とは何かを含ませ悟らすストーリラインになっていますが、探偵と怪盗の因果関係に終止符はつかず作品の本質は未だに謎を秘めたままです。それも探偵には決して解けない謎がある という意味深な台詞が引っかかる要素で明確な答えが提示されなかったです。
ただ、今作の内容を振り返ると、友情・愛情によって紡がれる起こる奇跡の力を魅せることで、表裏一体である探偵・怪盗が持ち合わせる資質であり信念とも解釈できます。

真面目なミルキィには違和感を覚えますが、次回作があればどのような結末を迎えるのか気になるところではあります。


1話{netabare}
カオスアニメどころか探偵していましたねw
1・2期で活躍したミルキィホームズ路線から後輩にあたるカズミとアリスを主役として進む展開になりそうですね。

15分枠で現状なんとも言えない気持ちですが、コメディギャグ要素が薄まったのか排除されたのか不明。

作品タイトルから「ふたりはプリキュア」を連想させる辺りシュールな笑いを溶け込ませた創りが笑いとなるのかもしれない気がした。
また、今作もキャラデザインが変わっていることから真面目な探偵アニメとしたキャライメージを表現した結果なのかもしれない。
正直、出来上がる作品ごとにキャラデザを変えられては愛着が薄まり違和感を覚えるだけでメリットがない。

それでも15分枠という見易さから全話視聴すると想うが作品の狙いがわからない。{/netabare}

2話{netabare}
全く捻りがなかったので普通に観て終わった感じですねw
やはり先輩としての体裁を気にするミルキィーの姿にギャップありますねw {/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 26

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

どちらが本当のミルキィホームズ?

15分作品 全12話
1期・2期未視聴

前半はミルキィ情報局としてミルキィの中の人たちが色々なことにチャレンジするお話、そして後半は本編となってますね。

前回のカオス展開のミルキィホームズと全く違うシリアスな構成です。

タイトルにはミルキィホームズとついていますが、「ふたり」の方(フェザーズ)に重点がおかれ、ミルキィホームズのメンバーはサポート役ですね。

上記にも書いている通り、ミルキィホームズは殆ど初めての視聴(前回はあまりのカオスぶりに1話で視聴をやめましたw)なのでどんな内容かと思いましたが、探偵として捜査したりするというより怪盗とのバトルに比重をおかれてましたね。

仲の良い2人の友情が描かれていました。お話はちょっと物足りなさはありましたが、短い時間できちんと纏められていました。

1度は断念したカオスぶりの1期・2期も観てみたいと思いますw

OP/ED 元気な曲でした。

最後に、トイズが発動する音が好きですね^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 21

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

誰よ、君ら?

原作準拠のミルキィホームズ。
1期&2期のような、カオスなギャグアニメではありません。
先だってOVAで原作準拠版はやっていましたが、同じような世界観とキャラクターでやっています。
プリ○ュアのようなタイトルですが要は主役交代。
ミルキィホームズの後輩にあたる、2人の女の子が主人公です。


毒はありません。
お下品さもありません。
おバカなパロディもありません。
キリッとした表情で、シュッと機敏に動いてマトモな事いってますぜ、お客さん。このミルキィホームズのよう4人組は。誰?君達?
コレのどこがミルキィホームズじゃーい!と、突っ込みたいのはヤマヤマですが、OVA版を事前に見ていたので、原作準拠になるのはある程度の覚悟はしてました。
なんだか今更な気がしますが・・・
女児が見るような朝アニメの様相のミルキィホームズでございます。


で、お子様向けのMHである本作。
ヨコハマには探偵と怪盗がいて、それぞれが敵対関係で凌ぎを削っている・・・という世界観。こういったところやトイズという超能力の設定は1期2期と同様。
主人公2人は名探偵であるMHに憧れる探偵のタマゴといった立ち位置で、正体を隠して怪盗を捕まえてまわる内容です。
探偵だ、怪盗だ、と言ってますが推理ものやミステリーの要素は皆無で、要はトイズの超能力バトル。
なので、まったく面白くありません。
人間ドラマ的な要素や主人公の葛藤や成長も含まれていますが、まさしくお子様向けらしく、それが取って付けたように浅くてチープ。
強烈なカオスギャグが主体のミルキィホームズならバックストーリーもそれで充分でしたが、普通の凡作である本作には特徴が皆無。
珍味すぎるためアク抜きをしたら味が全くしなくなくなった・・・そんな出涸らしのような作品に成り下がってしまいました。

なんでこんな風にしちゃったんでしょう(´・_・`)


ドギツいヨゴレ芸で売れていたお笑い芸人が、突然役者に転身。
大して上手くもない2流以下の演技力でドラマや映画に出演している。
・・・そんなものを観ている気分を味わえました。

そんなの、程なくして干されるに決まってるのにねぇ?
二兎を追って全てを失う前に、芸の道に戻って欲しいと切に願うばかりです、ハイ。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17

66.4 13 怪盗アニメランキング13位
D・N・ANGEL-ディーエヌエンジェル(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (109)
873人が棚に入れました
『D・N・ANGEL』(ディー・エヌ・エンジェル)は、杉崎ゆきるの漫画が元となった作品作品。14歳の大助が伝説の大怪盗“ダーク”に変身することによってさまざまな事件に巻き込まれていく。

usausa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こういうの好き

ヨーロッパのような街なみが何だかいい。
いかにも美術品がいっぱいありそう。
この作品2003年の作品なんで、今だったらもっと
背景がきれいに描けたんじゃないかと。
昔のアニメより今のアニメは背景が綺麗な作品が増えた気がするし。
あと双子ものがけっこう好きなんで、双子もの好きな
人は見てほしいと思います。
こういう普通にファンタジーな話好きなんで。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 4

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

Q、このアニメについてどう思った?

A、OPがなんとなくすごく面白い曲
つい口ずさんじゃう

T、なんで?

A、歌ってる人が面白い声だから?分からない

T、www でこの物語自体はどうだった?

A、個人的に作画が好きで
物語も結構面白い隠れ名作だね
観るのを普通にお勧めにできる
ただOPの中毒性はやばいのでご注意を

投稿 : 2025/02/08
♥ : 3

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

Daisuke Niwa ANGEL

双子との微妙な三角関係なところに
14歳の誕生日を迎え丹羽家の伝統を半ば押し付けというか
何かの呪いかのように主人公に怪盗ダークが発現し
これまた微妙な四角関係的な事になりつつも、怪盗としての仕事もあり
振り回されるラブコメ展開をしつつ
ダークの運命とも言える定めを展開するシリアス展開。
舞台設定となる世界はちょっぴり不思議が潜んでるような普通な世界
だけど、ダークは魔法とか使ったり
事件も魔法関連の物だったりと、ファンタジー入ってます。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 2

71.8 14 怪盗アニメランキング14位
ルパン三世 PART5(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (204)
807人が棚に入れました
ルパン三世と次元大介はフランスにいた。ある田舎町のアパルトマンの一室からドラマが始まる。麻薬や銃など非合法な物まで何でも買える闇のサイト、‘マルコポーロ’。デジタル通貨を盗み出すため、ルパン達は厳重に警備されている巨大サーバ施設へ侵入する。そこで出会ったのは謎の天才ハッカー少女、アミ。ルパンはアミと共に、マルコポーロの罠に立ち向かっていくが、敵が仕掛けた‘ルパン・ゲーム’により、全世界から監視されるハメに。。。しだいに明かされるアミの謎、そしてルパン三世の過去を知る男の出現―――ルパンはいまだかつてないほどの窮地に立たされていく!

声優・キャラクター
栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、水瀬いのり、津田健次郎、島﨑信長
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お約束の安心感と実験的試みの両立…これは観てもいいルパン

2018.09.20 完走後追記


なぜ「カリオストロの城」が名作と呼ばれるのか?

暴論を容赦いただけるのなら、それは『2時間かけたから』


IT時代に旧態依然とした泥棒さんがどう生きていくのか?

本作のテーマです。


ルパンと言えば、一話完結ものとしてイメージが固定化されてます。
本作では往年の一話完結ものを挟みつつ、複数回にまたがってのエピソードがいくつか出てくるのですが、もともと強烈なキャラクターをじっくり描けるのなら、面白みは増すもんだというのを実感しました。

さらに中盤までの一見バラバラだったエピソード群が後半に関連付けされて集約されていく作りになっており、全体2クールの中で一つのまとまりのある作品に仕上げてきました。


これはお馴染みの旧作を再放送で飽きるくらいに観た私達の先入観を軽く超えてくる体験です。
昔懐かしのメロディー、みたいな印象で視聴を敬遠されてるならちょっともったいないかもしれません。


本作独自のサブヒロイン「アミ」は感情移入しやすいキャラ設定でした。
声あてている水瀬いのりさんの抑えた演技も意外性がありましたね。
なお、イントネーションは ア↑ミ↓ ではなく ア→ミ↑ です。ここ重要(笑)
{netabare}まさか名前のイントネーションが伏線になるとは思わなんだ。{/netabare}


そして大事なことで、本作で視聴者をざわつかせるのが、ルパンファミリーの面々の内面を描いてきたこと。
これはたいへんな冒険だったことでしょう。ルパンらしさへの挑戦です。

おそらく今回の製作陣はオリジナルへの造詣が深く、基本の型を抑えられるスタッフだったことで、ある意味、型を破る資格があったものと好意的に私は受け止めてます。


ルパンらしさを失わず、それでいて新たな視点を視聴者に提示する。
時代に合わせて作品としてはチャレンジしつつ、ルパンはかっこいいルパンだねと感じられた私にとっては満足のいく一品でした。


思えば、「カリオストロの城」もTVシリーズのルパンのイメージに少しずらしを加えてました。監督チャレンジしたんだなぁと今更の再確認です。


視聴当初は、それこそ懐かしのメロディーを楽しむくらいで構えてました。
途中のレビューにそれは表れてるので余力あれば後述の途中レビューもご笑覧くださいませ。


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2018.06.03記 ※途中観戦記

レビュータイトル『次元大介を見に行こう 大野雄二を聴きに行こう』

{netabare}
キャラ付け、物語の展開はすでに完成された設定があるので、それを逸脱してなければ安心して観れるといったところでしょう。
その前提でしたら、オリジナルに敬意を払っているよね、というのがわかるので◎。
詳細レビューは不要かと思ってます。もともと嫌いじゃなきゃどうぞどうぞ、という作品です。
今回のシーズンでの着目点はずばり『オリジナルメンバーを堪能しよう』。


OP『ルパン三世のテーマ』本作はシャンソン風アレンジです。アルセーヌルパンがフランス人だからなんですかね?フランス舞台の話もありまして、ルーツを意識した製作をしてるのかもしれません。アレンジは大野雄二氏、オリジナルメンバーです。

オリジナルメンバーと言えば、次元大介役の小林清志さん。御年85歳(2018年6月現在)です。
視聴時の第一印象は、
『声が細くなってる』
『早いセリフ回しはしんどそう』
正直言って観ててツラいのです。

賛否両論あれど代替わりした声優さんたちはオリジナルを意識した演技をしており、ルパンの世界観を受け継いでます。そして一定の評価を得てます。
小林さんも後進に譲っていただいたほうが、、、と思うのは私だけではないでしょう。

しかしながら配役に小林さんを充てる選択を製作陣はしてます。小林さんの意向かもしれません。
そうときたら40年以上同役を勤められたこれまでの功績に敬意を払うべきかと3~4話観て考えを変えました。


プロスポーツ選手の引退時期は、所属チームから言い渡されるか自分で決めるのどちらかです。ファンの声もあるかもしれませんが決定するのは雇い先か本人です。
あたかもKAZUを見にスタジアムに足を運ぶように、勝敗を超えたなにかがそこにあるはず。普段はチャンピオンズリーグ観ててもかまいませんがその尺度で観るのとはちょっと違う。

タイトルの通りです。皆さま伝統芸能を堪能しましょう。
{/netabare}



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2019.03.06追記
《配点を修正》


80歳をゆうに超える小林清志さんの演技をリアルタイムで触れられるのも残り少なかろう、という心持ちでのスタートだったのが、なかなかどうして見応えがあり、しっかり『ルパン』してたのが良い意味の裏切りだったかと。

クレヨンしんちゃん、ドラえもん、サザエさんのような定番ものだから観ない。
声優変わってからはちょっとなー、と思って観ない。
本作は仮に『ルパン』の冠を外したとしてもしっかり鑑賞に堪えうる良作。それだともったいないかもしれないです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 34

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

なにこの旧作過剰リスペクト。って言いつつ嫌いじゃないんだけどねスポイルされるのはw

イタリア篇が評判よかったのでしょうか。
今更ながらのPART5。

スタート早々旧作各シリーズのいろんなシーンがインサートされて、
懐かしさフラッシュバック。

ちゃんと観てなかったから見落としもあるだろうけど、
カリ城と1stがしっかり組み込まれていて、

古いファンにアピールしまくってるw
本編中でもフィアットのスーパーチャージャーとか
潜水芸とかちょいちょいみせてくれるし。

やってることも、ガジェット的には現代に置き換えられてるけど、
昔のルパンをそのままやってくれてます。

アミという今シリーズのヒロインもなかなかいい。
色気と幼さとクレバーさとダウナー加減が絶妙。



気になるのは、ここまで旧作好きにおもねって、
payできるのかってこと。

そして最大の問題がCv。
栗田ルパン、やっぱムリだわ私には。
山田ボイスじゃなくていいから、Cvは声優さんにお願いしたい。
そして小林さん。もういいよ。つらい。


予想完視聴確率:45%
クール内BEST10到達予測:12%
予想涙腺刺激度数:5%
平均エロチックメーター指数:33%

投稿 : 2025/02/08
♥ : 15

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

旧シリーズに戻ろうとしている感じ

8話まで視聴。脚本が大人向けに練に練られている。往年のハリウッド映画のオマージュがところどころ見えるのは良いと思うのと、ハードボイルド路線は個人的に好きなので好感が持てます。007やミッションインポッシブルはもちろんのこと、「第三の男」などの40年代フィルムノワールを基に制作しているようなので、モノトーン調が似合う犯罪ドラマになっているのも映画好きには高得点。全体的に旧シリーズにもどってもしかしたら劇場版を視野に入れている感じがします。

PART4より現代的でアダルティで良いと思います。

全話視聴:全体的にシリーズ構成がしかっりとしていて、脚本に相当力を入れていることがわかります。作画で見せ場を作らないぶん、演出と脚本で押している感じ。まあそれでも普通の深夜アニメに比べたら予算は桁違いでしょうが。
名作かと聞かれたらやはりそこまでは面白くなく、いつものルパン三世って感じが否めませんでした。また時折、シリーズとして続いていくのでしょうがラストにルパンの「秘密」というのが出てきましたが正直微妙です。変に設定を増したことによって今後のシリーズに繋げようのないことはやらないほうが良かったのではないかと思います。うーん。全体を通してやはり旧作には及ばない感じがします。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14

57.8 15 怪盗アニメランキング15位
探偵歌劇ミルキィホームズTD(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (150)
747人が棚に入れました
偵都ヨコハマではアイドルたちの歌が奪われるという事件が頻発していた。その災厄はスーパーアイドル・天城茉莉音の身にも降りかかり、彼女の大ヒット曲「奇跡の歌」もまた奪われてしまう。そこで立ち上がったのがミルキィホームズ。茉莉音から「奇跡の歌」の奪還を依頼された4人は、茉莉音のため、事件解決のために芸能界を奔走する! 一体誰が、何のために、アイドルから歌を奪ったのか!? そして、奪われた歌を取り戻す方法とは!? ミルキィホームズの新たなる戦いが、いま始まる!!

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、新田恵海、南條愛乃、愛美、伊藤彩沙
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

毎日がお祭り騒ぎw

全12話

1期・2期未視聴

探偵ミルキィホームズの4期です。前の1~3期を観た方がキャラの関係性などが分かりやすいとは思いますが、この作品だけを観ても大丈夫ではないかと思います。(私も3期から見始めました)

今回は、誰も歌えない「奇跡の歌」という歌を歌うアイドル天城 茉莉音(あまぎ まりね)が主人公です。その茉莉音の中にいるトイズの一種であるエレメント(妖精みたいなもの)たちとあることで離れ離れになって歌うことができなくなり、そのエレメントひとつひとつをシャロ、ネロ、エリー、コーデリア四人の探偵ミルキィホームズと探すお話です。

1話ずつのエピソードで観やすいですが、パターン化されていましたね。ミルキィホームズたちは相変わらず途中までは役立たずwでしたが、最後はビシッ?と決めてくれましたね。

11話は良かったですね〜 最終話もよく纏まっていました。

パロディネタも豊富ですが、結構知らないネタも多くてその部分は何とも言えなかったですが、全体的に楽しく観れました。

ミルキィホームズたちのカラフルで楽しい世界を観てくださいね。

お気楽に観れる作品です。重いお話を観た後などにオススメですよ^^

歌劇というくらいなので、挿入歌はたくさんの曲がありました。楽しい曲が多かったです。

最後に、全般にトイズを使うシーンが少なかったのが残念です。トイズを使う音が好きなので、もっと使ってほしかったですね。{netabare}(その分最終話はトイズの乱れうちでしたw){/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今度の4人はダメダメ・・・? それとも・・・?

この作品も息の長い作品ですよね^^
これまで、
・探偵オペラ ミルキィホームズ
・探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕
・ふたりはミルキィホームズ
のアニメ3期分と
探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO
が世に送り出されており、今回の「探偵歌劇 ミルキィホームズ TD」はアニメの4期目に相当する作品です^^

ミルキィホームズの4人はこれまで苦難の道のりを歩んできました^^;
彼女たちの持つ異能の力「トイズ」が急に使えなくなってダメダメ探偵になったり、タイトルに「ミルキィホームズ」と記載はあるもののフェザーズに主役の座を乗っ取られたり・・・

そんな4人は、
・シャーロック・シェリンフォード(CV:三森すずこさん)
・譲崎 ネロ(CV:徳井青空さん)
・エルキュール・バートン(CV:佐々木未来さん)
・コーデリア・グラウカ(CV:橘田いずみさん)
有名な探偵の血筋を引いているいる皆さん・・・今期はどんな活躍を見せてくれるのか、視聴を楽しみにしていた作品です^^

今回の依頼人は天才アイドルの天城茉莉音ちゃん・・・エレメントというトイズを持つ「奇跡の歌」の歌い手さんです。
茉莉音ちゃんとエレメント達は、小さい頃からずっと一緒でお互い強い絆で結ばれているのですが、ある時、忽然とエレメントが姿を消してしまい・・・茉莉音ちゃん本人も歌が歌えなくなってしまいました^^;
このエレメント達の捜査にミルキィの4人が名乗りをあげて・・・物語が動いていくのです。

これまで一緒にいるのが当たり前だったエレメント達・・・
エレメントと歌を同時に失い、仕事も暗礁に乗り上げてしまい・・・
失ったモノとの絆が強ければ強いほど、悲しみも大きくなるのは当たり前です・・・

そんな途方に暮れる茉莉音ちゃんですが、エレメントの捜査を通してミルキィ4人に触れることで変化の兆しが見え始めるのです・・・
今回のミルキィはトイズこそ無くしていませんが、あまりトイズの力を使わないんですよね・・・
今回の相手がトイズ使いの快盗では無いので、そもそも使用する必要もあまりないのですが、これが茉莉音ちゃんに対する優しさ・・・と考えると、ミルキィ4人の温かさを感じずにはいられません。

ミルキィから・・・そしてエレメント達から大切な事を学んだ茉莉音ちゃん・・・
その変貌の過程は是非本編をご覧下さい。
適度なパロを含みながらテンポ良く物語が展開していくので、中だるみを感じることなく視聴できたと思います^^

オープニングテーマは、ミルキィホームズの「ミルキィ A GO GO」
エンディングテーマは、新田恵海さんの「探求Dreaming」
明るさいっぱいのオープニングとメロディアスなエンディング・・・どちらの曲も良かったと思います^^

1ク-ル12話でしたが、全体的に心が温まる作品だったと思います。
最後に次への布石を残したようですし・・・次期にも期待しています。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ミルキィ☆天気情報、ミルキィ☆A☆GO!GO!

同名のゲームを原作とする作品です。全12話。


トイズ、それは選ばれし者の心に…奇跡のつぼみ。

大探偵時代、それはトイズを花咲かせた探偵と怪盗が美しさを

競い合う時代であった。だが、…は今や大アイドル時代。アイドル達も

また美しき花を咲かせ競い合う。

そして偵都ヨコハマに奇跡の歌を歌う一人の少女がいた・・・


放送直前に一期を視聴してああもうお腹いっぱい見ても見なくても

いいやと思っていましたが、だらだらと見てニコニコの弾幕に加勢して

みたりしているうちに最後まで視聴してしまいました。

実際終わりから二話はそれまでがよく分からないヘンテコワールド

で戦ったりしてさらに何とも言えないパロネタの嵐、もうアウトなレベル

と言わんばかりの感じからすると上手く終わりを整えたかなと思います。

ミルキィらしさのとんでもないオチとかもありかなとは思いますが・・・


それから見続けていた理由にEDが聴きたかったからというのも

入っています。結局そんなオチかよっていうので終わる話があった

後にこのEDを聴くと落ち着くというか変に上がったり下がったりした

テンションを平常時に調整してくれる感じがしました。

(と言ってもニコ生で見てると直後にワールドブレイクがあって

あっという間に効果がなくなってしまいますが・・・w)


まあ何かと楽しめたのは弾幕に加勢している時ぐらいかなw

◆個人的点数評価 77.369点

投稿 : 2025/02/08
♥ : 18

57.1 16 怪盗アニメランキング16位
快盗天使ツインエンジェル ~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (181)
730人が棚に入れました
都会近郊にありながら、豊かな自然に囲まれた名門『聖チェリーヌ学院』。元気いっぱいだけどちょっとドジなのが玉にキズの水無月遥と、遥のお姉さん的存在でもあり、成績優秀で生粋のお嬢様な神無月葵。幼なじみで大の親友のふたりの、誰にも言えない秘密……。それは、『快盗天使ツインエンジェル』に変身して、悪を戦い奪われた宝物を取り返すことだったのです!Let's Go Fever Time!!Lovely Angel!! 今、快盗天使たちの、新たなる物語が始まる---「ツインエンジェルに、おまかせだよ♪」

声優・キャラクター
田村ゆかり、能登麻美子、釘宮理恵、堀江由衣、柚木涼香、新谷良子、小野坂昌也

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

懐かしさを感じる作風ですね(*゚▽゚)ノ

■快盗天使ツインエンジェルってこんなアニメです|7|7|7|ヾ(^-^v)スロットで当たり~♪
原作がパチスロからと言う異色のアニメなのですね!
パチンコメーカーの大手Sammyということもあって、豪華声優陣の大盤振る舞いなんですよw
OVA作品とはガラリとスタッフを入れ替えて、制作会社「J.C.STAFF」監督「岩崎良明」キャラデザ「大木良一」といった「ゼロの使い魔」のスタッフで作られた作品なんですね♪
ストーリーの方は変身ヒーロー物の王道的ストーリーなのです♪
\(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!! \(○ `O´ ○)/トゥーー!!
なので、低年齢層からパチスロファンや各声優ファンの方達まで幅広く楽しめる作品といえるのではないでしょうか(o^∇^o)ノ


■メインキャストの紹介
水無月 遥[minazuki haruka]
 【声】田村ゆかり◇代表作◇ひぐらしのなく頃に(古手梨花)、C3 -シーキューブ-(フィア)
神無月 葵[kannazuki aoi]
 【声】能登麻美子◇代表作◇君に届け(黒沼爽子)、CLANNAD (一ノ瀬ことみ)
葉月 クルミ[hazuki kurumi]
 【声】釘宮理恵◇代表作◇ゼロの使い魔(ルイズ)、灼眼のシャナ(シャナ)
テスラ・ヴァイオレット
 【声】堀江由衣◇代表作◇ゼロの使い魔(シエスタ)、とらドラ!(櫛枝実乃梨)
ナイン・ヴァイオレット
 【声】柚木涼香◇代表作◇AIR(遠野美凪)、僕は友達が少ない(ステラ)
如月 唯人[kisaragi yuito]・ミスティナイト
 【声】檜山修之◇代表作◇天元突破グレンラガン(ヴィラル、ココ爺)、東のエデン(板津豊)
サロメ
 【声】新谷良子◇代表作◇アマガミSS(桜井梨穂子)、ひだまりスケッチ(沙英)
アレキサンダー
 【声】小野坂昌也◇代表作◇はじめの一歩(千堂武士)、よんでますよ、アザゼルさん(アザゼル)


■総評
この手の作品は他の人のレビューにも書かれている通りで、深く考えてはダメな作品ですね♪
突っ込みどころは数知れず、突っ込みながら楽しむ作品だと思ってますΣ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
作画は必要以上にクオリティが高いわけではありませんが、無理なく安定感があってよかったと思います♪
「ツインエンジェル」の印象ってなんだか懐かしい気持ちにさせてくれるアニメだなぁっていう感じです!
タイムボカンやセーラームーンなど他にもさくさんパロディのエッセンスが加えられているのです∑('◇'*)エェッ!?
前半こそワンパターンな展開(これも王道の一つ)なので退屈な時もありますけど、1クールという枠に上手に纏められたストーリーに時折「うるっ」とされられる場面もありました(*゚ロ゚)ハッ!!
まだ、こんなベタな作品でも楽しめるんだなぁって思っちゃったりもしてましたw
 
「ツインエンジェル」を楽しく観れた個人的要因としては、『ミスティナイト様』の存在が大きかったですね♪
とっても我慢!?強いミスティナイト様は白包帯の王子様でしたw

この作品を観るきっかけは最初にキャラデザを担当したのがARIAの古賀誠さんだったからって言う理由からだったのですけど、私的には観て良かったなって思える作品でした♪
でも他の人に進められるかといったら。。。o(゚^ ゚)ウーンって感じですねw
どんな作品でもある程度楽しめるって言う人には是非観て欲しいです♪
それと・・・パチスロの方もちょっとやってみたくなりましたw
これってSammyさんの思惑通りってことかな∑(゚ロ゚〃)


2011.11.19・第一の手記

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

3人なのにツインはおかしいっしょ(65点)

全12話。
元はパチスロだが、その後漫画、アニメと展開している。

個人的満足点:65点
アニメ系統:キャラ萌え(声優萌え)

しょっぱなから突っ込み所満載。
何というか、主人公はプリ○ュ○っぽく
お○けキャラはタ○シード○面ぽく
序盤の敵はロ○ッ○団もしくはドロン○ーぽいwww
伏字ばっかりですまんwwww
話もそんな感じ。
多分これだけで伝わる人には伝わるはずw

後半は少しだけシリアス風味ではあるが、どうということはない。
全体的に話自体はたいしたこと無い。

それよりこのアニメの見所は声優。
ゆかり姫、のとちゃん、くぎゅの絡みに萌えるアニメと
個人的には思っている。
3人が必殺技を叫ぶ、そこに萌える。
3人の変身シーンに萌える。
ここに萌えれないと正直面白くないと思う。

作画は悪く無いと思う。
どうせなら毎回の変身シーンをもっと前面に押し出して欲しかったところ。
音楽はEDの3人の歌声を聞くために最後まで見る。

もはや3人の絡みに萌えれるか萌えれないかで全てが決まる。
そんなアニメ。
3人に興味がある方ならいけるであろう。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと



         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれはくぎゅが観たいがために観始めたが
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ         いつのまにかゆかり姫に萌えていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    釘宮病だとか貧ニューだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…




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以下、毎話の感想。
ネタバレがある場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
色々突っ込みどころ満載なんだがw
ところで肝心のくぎゅはどこだあああ
くぎゅを楽しみにしてたのに。
田村さんと能登さんの絡みもいいが
くぎゅを早く出せ。

2話視聴。
やっとキターーーー
くぎゅくぎゅくぎゅううううううううううううう
じらしやがってw
今回の出番はほんの少しだが来週から活躍か。

え?内容はって?
1話とたいして代わり映えしないw
そんなことはどうでもいいのだwwww

3話視聴。
いよいよクルミの出番。
クルミランドセル背負ってるのはなぜかと思えば
本当に小学生だったw
しかも飛び級で中学生とはw
変身シーンには吹いたw(チャハッ)
無駄に回り気にしているのがw

ミスティナイトwwwwwwwwwwwww
今日から変態マスクと呼ばせていただきたいw

しかし、この3人のからみは美味しすぎるw
そして、クルミがロッテとかぶる気がするのは気のせいだろうかw
これはいいツンデレの気配がw

4話視聴。
ちょっと飽きてきた。
1話完結型で毎回、事件を解決する展開。
盛り上がりに欠ける。
EDは3人の歌声が聞けるので好き。
くぎゅうのためにがんばって視聴する。

5,6話視聴。
ナウイわよwwww
なんというパロ。
これ分かる人どれだけいるんだwww
ベストキッドとか酔拳とか。
分かった自分が悲しい。。。

7話視聴。
もはや最後のミスティーナイトが
バカバカしくて面白かっただけに終わった。
そして、今週もEDを楽しみ視聴を続ける私であったw

8話視聴。
ナイン可愛いよナイン。
この双子ちょっとだけシリアスモードなのかな。
ここいらで少し盛り上がって欲しいところ。
そろそろ楽しみがED曲だけになってきたw

9話視聴。
ここ2話とちょっとシリアスモードで
なかなか興味深い。
セブンアミュレットって何なんだろうか。
そして聖杯戦争とは?
まあまあ面白くなってきたかな。

しかし、ミスティーナイトが完全ギャグ要員なのはなんでなんだぜ?w

10話視聴。
なんか仲良しこよし展開だったが
ちょ!
変態マスクーーーーーーーーーーー
思いがけない展開。
まあ、大丈夫なんだろうと思うけど。
ちょっと不意打ち気味にシリアスになってくれないかと
ひそかに期待してみる。

11話視聴。
セブンアミュレットそんなところに!
次で最後かな。
なんだかんだでここまで来た。
最後まで見届けるよ。

12話視聴。
3人の変身シーンにご馳走様でした。
以上www
{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ツインエンジェルって♪マジ☆超えんじぇる!!

-シナリオ------------------------------------
シナリオは日曜朝8時半とかに放送させても問題ないレベル
往年のタイムボカンとかそういった展開に安心感がある作品
-制作------------------------------------
監督は岩崎良明。
代表作品には「ゼロの使い魔」「ラブひな」「スカイガールズ」
作品の特徴としてアニメとしての定番を良くやってる監督
-音楽------------------------------------
『あべにゅうぷろじぇくと』
主に電波ソングを専門としハイテンションで一度聴いたら耳に残る高音。
あべにゅうは地上波起用が初めてで、中毒性の高いOPは健在。
またOVAからの音源も持ってきているのが、古参にはうれしかった
-声優------------------------------------
総額いくら位のギャラになるのか教えて欲しい位ですね…
・水無月遥:田村ゆかり
・神無月葵:能登麻美子
・葉月 クルミ:釘宮理恵
・如月唯人:檜山修之
・サロメ:新谷良子
・アレキサンダー:小野坂昌也
-まとめ------------------------------------
企画の発案から5年経っている作品なので声優さんが有名になり、そのまま起用されているのでTVシリーズを当てているのでファンはたまらなく嬉しい作品。
原作を触った方なら問題なく入れる作品。
作画の質は若干下がった気がしますが、もとがOVAなので比べるのは酷というものでしょう。
変身系としては王道で親しみやすい設定なので入りやすい作品。
ネタアニメとしては面白い、往年のアニメらしいアニメ。

パチスロ原作としては、基本的にハードルは高いものを要求してしまうが、原作の設定を壊さずに、いい意味で肉付けした個人的に成功した部類に入る作品

投稿 : 2025/02/08
♥ : 12

72.4 17 怪盗アニメランキング17位
アンデッドガール・マーダーファルス(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (226)
713人が棚に入れました
19世紀末。吸血鬼・人造人間・人狼など、異形な存在がまだ暮らしていた世界。首から下のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る―――。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

汝の意志することを行え

ラパントラック制作。

物語は19世紀後半が舞台である。
怪物専門の探偵「鳥籠使い」が数々の事件を、
解決しながら奪われた身体を探しヨーロッパを巡る。

公式では世界的な著名人が登場するようだ。
どのように物語が展開するのか楽しみにしておこう。

異形な存在がまだ人と共生している。
{netabare}首から下のない不老不死の美少女鴉夜は、
半人半鬼の男、津軽と契約しヨーロッパへと渡る。{/netabare}

ファルスとは短く他愛のない喜劇とのこと、
或るは、卑俗な笑いを含んだ短い笑劇ともいう。
ふざけすぎるのも好ましくはないが、
奇想天外なミステリーに期待しています。

序盤は興味を惹くものがあり、なかなか面白い。

最終話視聴追記。
{netabare}身体を巡る旅もまだこれからのようだ。
事件から教訓めいたものを強くは感じませんが、{/netabare}
それ以上に癖のあるキャラクターと娯楽性溢れる、
伝奇×推理×活劇、人を選びますが楽しめます。

幕開けは上々、続編に期待したい作品です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 31

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

軽妙な会話が面白いホラーミステリー

[見終わって]
ざっくりとした感想ですけど、全体的には面白かったと思います。
見ている間は物語の行方に引き込まれて、いつの間にかEDになってたことが多かったです。
でも、特に初回などで感じた、軽妙な会話の面白さがちょっと少なくなった気がしてそこが残念でした。
それから、複数の組織が複雑に絡む展開でしたが、もっとシンプルな物語でキャラの掛け合いが面白い作品だともっと楽しめたかもです。
探しているモノの場所が最終話で分かりましたし、もし2期があればぜひ見たいと思います。

[2023.7.16初回感想]
舞台は19世紀末の私たちの世界とよく似た別の世界。
そこでは想像上の怪物が実在していて、怪物を一掃しようとする運動が起きている。
"鬼殺し"の真打津軽(しんうちつがる)の前に、ある日"不死"の輪堂鴉夜(りんどうあや)と従者の馳井静句(はせいしずく)が現れて・・で始まるホラーミステリー。
原作は講談社発刊の小説みたいですが未読です。

作画綺麗ですね。
見せ方も工夫されてて面白い。
なにより気に入ったのは会話の面白さ。
津軽と鴉夜の軽妙なやりとりが聞いてて飽きないし面白いです。

鴉夜役が、ユーフォの久美子やスキローのミツミを演じた黒沢ともよさんなのにびっくり。
役に合ってる声だと思います。
津軽役の八代拓さんの軽妙な語り口調も良いですね。

二人が探している共通の相手が欧州にいるみたいで、3人で旅をするロードムービーみたいな展開になるのでしょうか。→推理ものみたいですね。

今のところ、夏アニメの中では楽しみな作品のひとつです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 29
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大乱闘大衆カルチャーブラザーズ

“怪物一掃”が推し進められる架空の近代世界。
鳥籠の中に佇む主人公の“不死”の生首女探偵・輪堂鴉夜(りんどうあや)
半人半鬼の“鬼殺し”真打津軽(しんうちつがる)
鴉夜(あや)に仕える色々な意味でクールなメイド・馳井静句(はせいしずく)
怪物専門の探偵グループ“鳥籠使い”の3人が、鴉夜の奪われた身体を探し求め、
欧州各地を巡り、怪異事件を解決していく。
同名小説シリーズ(未読)の連続アニメ化作品(全13話)


【物語 4.0点】
一応の基本ジャンルは伝奇ミステリーですが、
ルパンやホームズなど誰もが知っているようなフィクションの登場人物との絡みあり、
真打津軽らとヨーロッパでお馴染みの怪物とのバトルもあり、
五体が不満足どころか皆無な鴉夜が繰り出す自虐ネタのノリは落語の小噺のようでもある。

近代は、教育の普及による庶民の識字率の上昇と共に、
彼らに向けた大衆文学や新聞などのマスメディアが急速に発達した時期でもあります。

本作の近代世界においては“怪物一掃”により、
怪物は人間を襲撃せず共存を誓った「親和派」以外は撲滅される一方。
ですが、実際は近代こそが、怪物だの怪盗だの、
庶民の妄想ワールド(切り裂きジャックにまつわるゴシップなども含む)が急拡大した時代。

ジャンル横断的な展開は闇鍋感たっぷりで、悪く言えば的が絞れていない感じもしますが、
本作は大衆文化のオールスター展開により表現された、
近代空想世界の爆発的なエネルギーを浴びる作品なのだと思います。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ラパントラック

始まり地・明治日本や欧州各地などの多彩なロケーション。
多種多様な怪物たちやその社会性を反映した建物、小物。
再現すべき要素は多いが無難に対応。

バトルシーンも極上と言うわけではないですが、
広い空間を躍動する人物や怪物のスピード感には時々目をみはる。

表情変化の描写もまずまずですが、
脳裏に焼き付くのは、いつ何時でも変わらない生首探偵・輪堂鴉夜の不敵な笑みw
作中では一度、{netabare} 馬車に轢かれて真っ二つになった後でも微笑み続けた{/netabare} 不気味なことこの上ない不死の生首ですが、
900年以上生きている間に鴉夜様が泣いた夜とかあったのでしょうか?

尚、作画も闇鍋なので唐突に部位欠損や出血多量が飛び出したりしますが、
主人公が生首でも視聴するような奇特な方なら心の準備はできているでしょう。


【キャラ 4.0点】
津軽による真打とは名ばかりの前座レベルのネタを
鴉夜(あや)に吹っ掛けてはヤレヤレといった感じで流される。
津軽の落ちないネタを、メイドの静句(しずく)の毒舌に痛打される。
灰汁が濃い掛け合いが珍道中の定番。

生首だの鳥籠だの、こんな濃厚な闇鍋メインキャラ要るの?
となりますが、オールスター級の面子を相手に事件に挑むなら、
むしろ、これくらい濃くないとメインがゲストに負けて埋没してしまいます。

某話にて、{netabare} 鳥籠使いの3人が名探偵らと共に、怪盗の挑戦を受ける展開があって、
これは灰汁の濃い闇鍋が出来上がったな。そろそろ灰汁取らないとアブナイな。
と思っていたら、引きでさらに、怪物界隈の“夜宴(バンケット)”の一味が横槍を入れて来まして。
闇鍋にまだゲテモノを放り込むのかと、私は胃もたれしながらも、ブラックな笑いに酔い痴れましたw{/netabare}


鬼の力を持つ津軽だけが“不死”の鴉夜を殺せる。
死を願う鴉夜に、津軽が、肉体の捜索がてら、もう少し人生を楽しんで頂きましょう。
といった感じで始まったこの欧州行脚。

落ちたら旅も人生も終わってしまう。
だから津軽の話は滑ったまま落ちなくて良いのですw


ただ持ち越しとなったシナリオの方は決着して欲しい所。
鍵となる黒幕の夜宴(バンケット)首魁・{netabare} モリアーティ。{/netabare}
不死を求めていると思しきラスボスが、不死に飽きて来ている鴉夜とどう対峙していくのか。
拡大し続ける大衆文化の妄想ワールドの大風呂敷を鮮やかに畳む一手はあるのか。
鴉夜様の本気。是非見てみたいです。


あとはパリの新聞特派員・アニー。
メディア・スクラムを通じてマスコミの発達と弊害が印象付けられる中、
真っ直ぐな14歳記者がどんな取材で食い込んで来るのか。
私が地味に楽しみだった隠し味です。


【声優 4.5点】
鴉夜役の黒沢 ともよさん。
動けない生首でも、探偵は頭脳さえあればできる職業などと鴉夜様は述べられますが、
数分間、人外含む曲者相手に論理的な推理に傾聴させるなど、
口車が回らなければ出来ない芸当でもある。

津軽役の八代 拓さん。
時に落語の演目も拝借しつつ鴉夜や静句や怪物たちに減らず口を叩き続ける。
こちらもスタミナが要るタフな役柄。

メイン2人には噺家の如き長尺のセリフをオーディションの段階から要求し選出。

前期『スキロー』みつみ役で主演を務めた、ともよさんのロスを埋めるように本作を観始めた私ですが、
田舎出のほんわかJKから不敵な生首探偵へ。この落差w
聞く度に毎回ニヤニヤが止まりませんでしたw


【音楽 4.0点】
劇伴担当はyuma yamaguti氏。
ジャズやクラシックを軸に伝奇ミステリーを演出。
民族音楽を想起させるコーラスや、電子音なども幅広く取り入れる大胆なアレンジもまた、
ジャンルをまたぐ作品の志向性を後押し。


OP主題歌はCLASS:y「Crack-Crack-Crackle」
明治日本、近代欧州と来て、主題歌はK-POPともはや何でもアリですがw
トレンディーなダンス音楽が、混沌としたOPアニメーションと割りとマッチしていたのが意外性。

ED主題歌はAnna「reversal」
不気味な電子和音に乗せて生首探偵の矜持を述べる怪作バラード。
いくら常識に囚われた人間が浅はかだからといって、
脳の蜜を吸い取ってしまうのはあんまりなので、
鴉夜様落ち着いて欲しいのですw


【余談】
掛け合いも独特な本作の余韻に浸ろうと。
また、落ちない津軽の講釈ばかり聞いてないで、たまにはちゃんと落ちる話を聞こうとw
先日、落語の寄席に行って参りました。

正真正銘の落語の真打の演目はラスト、少々の感動も伴いながら、見事にストンと落ちました。
俺たたENDとなった本作のモヤっとした気分も晴れて、今はスッキリとした気分。

続編のアニメ化は微妙なラインでしょうが、無心で待ちます。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

65.1 18 怪盗アニメランキング18位
神風怪盗ジャンヌ(TVアニメ動画)

1999年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (108)
706人が棚に入れました
日下部まろんは一見普通の高校生。だが実は巷を騒がす怪盗ジャンヌの正体・そしてジャンヌ・ダルクの生まれ変わりである。神の娘としての彼女の使命は美術品に憑依した悪魔を始末し、神の力を取り戻すこと。警察や親友の都に追いかけられながらも、着実に使命をこなしていた。そんな彼女の前に現れたのは、謎の怪盗シンドバッド。尽くまろんに敵対する彼の目的は…。

声優・キャラクター
桑島法子、千葉進歩、松井菜桜子、西原久美子、矢島晶子、山口勝平、千葉繁
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ジャンヌ・ダルクなのになぜ巫女服?

『満月(フルムーン)をさがして』(※個人評価 ★ 4.1)の原作者・種村有菜氏のもう一つの代表作を原作とするアニメ作品ですが・・・こちらは色々と設定矛盾が目立って、ちょっと残念な出来でした。
やっぱりヒロインが、{netabare}ジャンヌ・ダルクの生まれ変わり、{/netabare}という設定である以上、変身後の衣装が巫女服は致命的に変だよ。
もっとヨーロッパ的&キリスト教的な世界観で統一されていれば良かったんだけど、チグハグさばかりが目立ってしまう印象でした。

その他、
{netabare}(1) ヒロインの相手役(怪盗シンドバッド)が、タキシード仮面の安易な紛(まが)い物・劣化版にしか見えず、ほとんど魅力がない点
(2) 親友の同級生が実は・・・という有りがちな設定を、最終話近くまでグズグズ引っ張ってしまう点
(3) ヒロインの宿命・使命に関わる謎解きや最終話近くのクライマックスが、脚本の甘さが祟ってイマイチ乗り切れない点
(4) 作画微妙なシーンが多い点{/netabare}
・・・も評価点数を低目に付けてしまう要因となりました。

但し、本作最大の見所である、{netabare}ヒロインを支えるマスコットが実は{/netabare}・・・という鬱設定は、この時代としては思い切ってよく描いたと思うので、その点だけは高く評価したいと思います。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      種村有菜(『りぼん』1998年2月-2000年7月連載)
シリーズ構成     富田祐弘
脚本         富田祐弘、横手美智子、藤本信行、吉村元希、金子ツトム
キャラクターデザイン 種村有菜(原案)、香川久
音楽         加藤みちあき
アニメーション制作  東映アニメーション{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 神風怪盗ジャンヌ (1999年2月-2000年1月) ============

 - - - - - - - - - OP「PIECE OF LOVE」、ED「ハルカ…」 - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 怪盗は予告状とともに ☆ まろん&都と稚空(ちあき)の出遭い
第2話 標的は親子の絆!? ☆ 稚空の枇杷(びわ)高校2年転入
第3話 包囲網! 敵は全校生徒 ☆ 黒天使アクセスタイム、怪盗シンドバッド登場
第4話 泥棒仕事は企業も救う!? ★ クラス委員長(水無月大和)の祖父、シンドバッドの悪魔封印
第5話 エアポート非常警戒! ★ ジャンヌ・ダルクのエピソード、まろんの躊躇い
第6話 相棒は謎のおばあちゃん? ☆ 
第7話 親子刑事! 最後の賭け ★ 東大寺警部(都の父)左遷の危機
第8話 愛のメロディを盗め! ☆
第9話 非情のチェックメイト ☆ ジャンウとシンドバッドの方針の違い
第10話 仮面の男! 本物は誰だ ☆ 委員長に取り憑いた悪魔
第11話 ああ、美しき刑事の心 ☆ シンドバッド「お前にはこの仕事は向いてない」
第12話 ピンは剣よりも強し! ☆ 演劇「ロミオとジュリエット」鑑賞会
第13話 忘れな草のハート泥棒 ☆
第14話 ターゲットは花嫁衣装 ☆
第15話 遊園地の衝撃告白! ★ 
第16話 初キスは月光に輝く! ★ 「君に怪盗を辞めさせたいんだ」
第17話 急接近! 恋の台風上陸 ★ 稚空の婚約者、新体操個人戦
第18話 悪魔が襲う友情の勲章 ★ 悪魔に取り憑かれた都
第19話 封印! 父の愛の証明 ★ 知稚の父(名古屋海生(なごやかいき))登場、マロンドーム封印
第20話 元気に勇気が壊れた日 ☆ 母からの留守電 
第21話 都、恋と友情を撃つ! ☆ まろんへのジャンヌ疑惑(都)、都の告白・失恋
第22話 ダイブ! W怪盗死す ☆ 名古屋総合病院、知稚の家庭事情、知稚の父誘拐事件
第23話 狙撃! 魔性の青い蝶  ★ 続き ※内容盛り沢山の注目回のはずだが、脚本・演出とも大味で残念×
第24話 豪華客船モンキー騒動 ☆ 
第25話 怪談! 幽霊学校の夏 ☆
第26話 潜入! カラクリ忍者城 ☆
第27話 涙のお別れ天使フィン ★ ロザリオ消滅、チェス駒収集完了、フィン天界へ{/netabare}

 - - - OP「Dive into Shine」、ED「Till The End 〜終わらない愛を〜」 - - -
{netabare}
第28話 悪魔降臨! 新変身の時 ☆ 悪魔騎士ノイン&ミスト登場、新しいロザリオと変身、紫界堂聖先生赴任
第29話 超美形! 謎の先生登場 ☆
第30話 元気復活で燃える闘志 ☆
第31話 怪盗ついにCM出演!? ☆
第32話 怪盗ジャンヌ抹殺指令!! ☆ 東大寺警部に取り憑いた悪魔
第33話 嘘つきシンドバッド!! ★ 「貴方は誰?」 ※本作の見せ場(知稚身バレ回)だが脚本の甘さは×
第34話 別離宣言! もう誰も信じない!! ☆  
第35話 ジャンヌ復活のLOVEパワー! ☆ ミストのまろん攻撃をかばう知稚
第36話 泥棒は刑事の味方か!? ☆ 不遇の科学者・東大寺昴(都の兄)に取り憑く悪魔
第37話 悪魔の心臓を持つ少年 ☆ 重病少年・高土屋全登場
第38話 決断!? 悲しみの封印 ★ 「ジャンヌ・ダルクの魂を汚す存在」、高土屋全死亡
第39話 願いは一つ! 父と母に ☆ 離婚したまろんの父母の安否
第40話 邪悪変身! ミスト猛攻 ★ ノインの変心、悪魔ミスト消滅
第41話 再会フィン!! 劇的悪夢 ★ ノイン激白、堕天使降臨
第42話 怪盗、時空を越える!! ★ 処刑前夜のジャンヌ・ダルクの元へ ※脚本自体は大味×
第43話 友情崩壊!? 魔氷城決戦 ☆ 都の悪魔憑き、ノインの犠牲
第44話 汝、神風となれ! ☆ 最終決戦{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)15、☆(並回)29、×(疑問回)0 ※個人評価 × 3.4

投稿 : 2025/02/08
♥ : 9

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

強気に本気、素敵に無敵、元気に勇気・・・だったかな?

原作りぼん連載。
読んでました。
種村さんの作品はイ・オ・ンが好きなんですが、流石にアニメ化されなかったな。

怪盗セイントテールの二番煎じとも言われたが、
神の使いというところが近いか。

流石に原作ほど目が大きくないが、まあ大きいキャラですね。
気になる男の子が宿敵?というのもセイントテールに近いか。

なんでジャンヌ・ダルクが怪盗なのよという突っ込みもありますが、
一応ちゃんとした理由もあります。

結構楽しみに見ていましたが、実は低視聴率で打ち切りに近い感じで。
セーラームーンほど受けなかったみたいですね。

基本ラブコメです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 3

星野 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

本番は中盤から

原作未読です。

序盤~中盤まではずっと同じパターン(悪魔の回収)が続くので、だれて視聴を辞める方もいるかもしれません。が、中盤からは流れが変わってきます。余裕のある方は27、28話辺りまでは頑張って観てみてください。変身バンク、新キャラの登場等、色々変わります。

終盤では実在した歴史上の人物、ジャンヌダルクの話が結構出てきますが、きちんとした歴史を知らなくても大丈夫です。キャラが説明してくれます。※正史ではなく若干のオリジナル要素が含まれています。多分。

ところで、山口勝平さんってこんな声も出せるんだなあ…と驚きました。低音ボイスもいいですね。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 1

67.6 19 怪盗アニメランキング19位
メダロット(TVアニメ動画)

1999年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (105)
632人が棚に入れました
お友達ロボット・メダロットが大流行している時代。小学生の天領イッキは、今時メダロットを持っていない珍しいヤツとして見られていた。しかし、川べりで見つけたカブトメダルを拾い、念願のKBT型メダロット・メタビーを手に入れるが、メタビーはマスターの言うことを聞かないという非常に珍しいメダルだった。 破天荒なメタビーに振り回されつつ、イッキは幼なじみのアリカ、良きライバルのコウジ、お嬢様のカリンといった仲間たちとの友情を深めていく。

声優・キャラクター
山崎みちる、竹内順子、仙台エリ、鈴木真仁、坂本真綾、並木のり子、横幕玲王奈、鶴岡聡、内藤玲、石橋美佳、山崎樹範、立石弘一、井関佳子、清水宏、冨田昌則、大谷亮介、篠原功、真島啓、樋口智恵子

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ひよこ売りのオッサンの熱き名台詞。

90年代末の神子供向けアニメの一角


こんなに熱血なロボアニメはこれ以降ではグレンラガンくらい


ナルトよりメタビー派


ひよこ売りのオッサンの熱き名台詞だけで三回見返せる!


岡村天斎監督といえば、子供向けなら本作、大人向けなら「黒の契約書」に限る(どっちも1期のみ)


アニメ史上最強クラスのママさん


「この世には二種類の大人がいる。責任をとる大人、責任をとろうと努力する大人だ。」、「いや、責任をとらない大人だっているんじゃないですか?」、「そんな輩は大人じゃねぇ!。無駄に大きいクソガキよ!」


キクヒメにカラスミさんという萌えキャラ


真綾さんには珍しい天然お嬢様キャラ


男の勝負を決めるのは熱い魂

投稿 : 2025/02/08
♥ : 8

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

合意とみてよろしいですね?

同タイトルのゲームボーイソフトを原作とした、ロボット作品です。
ロボット作品と言っても、巨大ロボット同士の戦闘みたいなのはないです(少しありますが)。
イメージとしては『ポケットモンスター』を思い浮かべてくれればいいと思います。
多分アニメにしろゲームにしろ漫画にしろ、『メダロット』という単語を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
子供のころに見た作品ですが、ニコニコ生放送で一挙放送があったので視聴しました。

『メダロット、それはテクノロジーが生み出した、全く新しいロボットである。
ティンペットと呼ばれる基本フレームに、人工知能メダルを搭載。
更に様々なパーツを合体させる事によって、無限の能力を引き出す事ができるのだ!』
これはアニメ開始時のナレーションですが、メダロットの説明としてはこれが一番分かりやすいです。

このメダロットが全世界に普及している近未来、メダロット同士を対戦させる競技、通称ロボトルが流行している世界が舞台。
主人公の小学生・天領イッキと相棒のメダロット・メタビ―を中心としたストーリーです。

序盤は様々なメダロットにスポットを当てたストーリーや悪役のロボロボ団との対決。
ロボロボ団は悪役なんですが、序盤はそんなに悪いことはしていないので憎めないキャラでした。
しかし、中盤から終盤にかけてかなりの悪役になっていきます。
そのギャップにも注目ですね。
終盤の世界大会編はこの作品最大の見どころです。

この作品の魅力は何と言っても個性的なキャラ達です。
魅力的なキャラが多すぎて全員は書けないですが、3名ほど紹介しておきます。

まずは孤高の戦士ロクショウ。
メタビ―がカブト型メダロットならこのロクショウはクワガタ型メダロット。
ゲームではカブトVerクワガタVerとなっているので、言わば第二の主役メダロットです。
メダロッタ―つまり持ち主がいないメダロット、クールで超かっこいいです。

次に怪盗レトルト。
メダルを華麗に盗み出す仮面を被った謎の男。
正体バレバレなのに誰も気付かないところに笑ってしまいます。
怪盗ヒカルト…一体何者なんだ…?

そして最後に私の大好きなミスターうるち。
世界メダロット協会日本支部所属の公式審判。
ロボトルがあればたとえ火の中水の中どこへでも駆けつけます。
その登場シーンが毎回のお楽しみです。
真面目に見えて意外といい加減、感情を表に出してときにはしょんぼりときにはシャキーン。
その感情表現や人間性そして毎回言う名文句、その全部が好きです。
このキャラなくして『メダロット』は語れません。

主題歌もなかなかの名曲。
OPはメタビ―役の竹内順子さんが歌う『知恵と勇気だ! メダロット』
とてもテンションの上がる熱い曲です。
EDはアリカ役の仙台エリさんが歌う『やっぱり君が好き!』
OPとは打って変わってとても癒される曲です。

友情あり、笑いあり、涙あり、熱いバトルあり、まさに王道の少年向けアニメです。
ちょっぴり大人向けの話もあります。
思い出補正もあるかもしれませんが、時がたった今見ても純粋に楽しめました。
全52話と長いですが、見る価値はあると思います。
何も考えずにただ見るだけでも十分楽しめますよ^^

それでは皆さんご一緒にっ!?
ロボトルゥーーーーーーファイトォ!!!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 4

あひる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

世界一大好きなアニメ

子供の頃から一番大好きなアニメ
辛いことがあってもメダロットがあったから頑張れました
嫌なことも忘れられました
無かったらどうなっていたんだろう…と思うくらい私に力をくれた作品です
ありがとうございます

投稿 : 2025/02/08
♥ : 2

62.7 20 怪盗アニメランキング20位
二十面相の娘(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (97)
630人が棚に入れました
義父母に命を狙われる孤独な日々を送っていた美甘(みかも)家の令嬢・千津子(チコ)は、世紀の怪盗・二十面相にいざなわれて、未知の冒険の世界へと旅立つ。初めて触れる自由な空気、新しい仲間に囲まれ、自分の居場所を見つけたチコは、少しずつ変わっていく。
 “二十面相の遺産”と呼ばれる巨大な謎をめぐって起こる、数々の奇怪な事件。それにまつわる人々の哀しい思惑。チコは、それでも前に進まなくてはならなかった。その先に、さらなる数奇な運命が待ち受けていたとしても…。

声優・キャラクター
平野綾、内田夕夜、松風雅也、佐藤利奈、新井里美、浜田賢二、竹田雅則

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意外に掘り出しモノなのかもしれない。

大戦から復興しつつある日本を舞台に、世紀の怪盗・二十面相によって外の世界に
連れ出された少女・チコの冒険と成長を描いた物語。全22話。

作品のタイトルから、江戸川乱歩の「怪人二十面相」に関連する 探偵や推理モノを
想像していたのですが、始まってみると予想外のストーリー展開にビックリ!!
実際は、戦時中に開発された秘密兵器に纏わる話をメインにしたストーリーで、
ミステリーというよりは SFやアクションの要素の強い作品です。

物語としては、序盤の二十面相や盗賊団の仲間たちと世界中を旅していく話は面白く、
徐々に成長していくチコの姿など、なかなか引き込まれる内容で良かったです!!

ただ、序盤の展開から一転。中盤から物語が本筋を走り出したとたんトンデモ展開に... 
SFファンタジー色が強くなり過ぎて、一気に現実離れした感じがします。
別にSF展開も悪くはないのだけど、正直、この展開いる?って疑問に思ったり、
そのせいで世界観が壊れていったのは少しもったいなかったかな。

前半が予想外に良かっただけに 余計に後半のグダグダ感が目立ってましたw

でもまぁ、ラストもしっかり終わっていますし 全体的に見れば最後まで飽きる事なく
何気に楽しめた作品なんですよね~ 予想外に面白い部分は沢山ありましたし。

少なくとも、主人公の成長物語として見るには なかなか面白い作品だったと思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 21

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

レトロな質感、乙女の自立

叔母に毒殺されそうになった令嬢のチコが二十面相に助けられ二十面相一味になる
っていう出だしからしてどこか古臭いですが、絵的にも内容的も敢えて古さを意識して作ってる作品かなと思います。原作も結構好きだったのですが、アニメもなかなか面白かったですね。

もちろん江戸川乱歩の「怪人二十面相」がモデルなのですが、あまり・・・というか全然人物像が一致しないです。「二十面相」ではあるけど「怪人」ではない、かっこよくてダンディだけど結構しょーもない男です。ガンダムで言えばシャア(笑)諸悪の根源みたいな男ですね。

そんな彼を一途に慕い続ける主人公チコの物語です。
タイトルから「二十面相の娘」がキャッツアイみたいに盗みをする作品と思われるかもしれませんがそうではなくて、二十面相を神聖視するチコの心を変化を見守るような、そんな感じの作品。
しかしエンターテイメントとしてもそこそこよく出来ていて、前半と後半で一気に転調させたりするところなんかも悪くない。人造人間とかなんだかよく分からない科学の怪しげな産物が出てきたり(笑)ツッコミどころが多数ありますが、ちゃんとアニメはアニメで纏まっています。アクションは結構凄い動きをします(笑)

まぁ長所でも短所でもあるんですが、演出が少し地味。
前述の通りツッコミどころ満載なんですが、かなり手堅く作られていてNHKで放送されていてもおかしくない。キャラの造形もそうなんですが、この古臭さで好み分かれるかも。

結論としては・・・全体的に地味だけど、シンプルかつよく出来ている良作かなと。
人気ないみたいだけど、期待しすぎなければ十分楽しめると思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

レトロな作風から今のアニメには無い哀愁が

本作は小野愼司の「二十面相の娘」(コミックフラッパー)を原作に製作された。江戸川乱歩の「怪人二十面相」から着想を得ており、江戸川乱歩の孫の許可を得て書かれた。
世界観に合わせる為敢えて古臭くレトロに描かれている。
作品名から錯覚する方が多いだろうが、二十面相の娘が、二十面相の様に神出鬼没に登場し、鮮やかに盗みを働くと言った様な作品ではなく、二十面相に憧れるチコの環境や心情の変化にスポットが当てられた作品である。
明智小五郎と二十面相の力関係は逆転し、平気で拳銃を使用し人を殺害したり、ターゲットを中傷したりと紳士的で洒落の利いた少年探偵シリーズの二十面相の面影は無い。
平野綾演じる主人公チコがとても可愛らしい。
ファンによる非公式略称は「メンムス」。


あらすじ

{netabare}
日本が大戦の惨禍からようやく復興し、繁栄を謳歌しはじめていたころ、富豪の令嬢・美甘千津子(チコ)は幼いながら生きることに疲れ、新しい世界を夢見ながら生活していた。チコの両親は既に他界し、彼女は叔父夫婦と共に生活していたが、財産の独り占めを狙う叔父夫婦は日々の食事に毒物を混入し、チコを毒殺しようと企んでいたのだ。聡明なチコはそのことに気がつき、叔父夫婦が勧める食事を口にしないようにしていたが、体は衰弱するばかりであった。そんなチコを見かねたのが、巷を騒がす怪盗・二十面相だった。二十面相は美甘家の紅玉を盗み出すために美甘家に潜入していたが、「一番の財産は千津子くんだ」と紅玉とともにチコを盗み出したのだった。
{/netabare}

感想

全体的に、主人公チコの成長記としての側面が非常に強い作品だ。
インパクトに欠けるストーリーであるが、安定して視聴出来る良作である。
{netabare}
中盤から登場するオーバーテクノロジーや、終盤の柿島耕平の陰謀など、SFサスペンス的側面が序所に強くなってきて引き込まれるように観終わった。
ただ、ご都合主義感が否めず、チコが病気持ちの癖にとたんになんでも出来るようになる展開や、終盤のオーバーテクノロジーや陰謀などの暴走展開も「成長記」に必要とは思えず、
「ぐだぐだ」な展開へと収束した。中盤の衝撃的事件から作品がカオス化した印象だ。
世界観や背景、事件などに説得性がほぼ無く、極めて残念である。
序盤から柿島の陰謀の伏線を張ったり、チコの子供らしさを含んだキャラ設定、必要な描写の挿入、説得力のある世界観、綿密に練られたストーリーがあれば大変良い作品に仕上がったと思う。
{/netabare}

総評

世界観は独特だが考察には値しない滅茶苦茶な設定だった。
主人公の成長記としての側面も終盤は微妙である。
しかし、突っ込み所が満載な作品であることもまた、作品の魅力である。深いことは気にせずに楽しんで視聴することを勧める。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 16

65.1 21 怪盗アニメランキング21位
ギャラリーフェイク(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (104)
618人が棚に入れました
表向きは贋作・レプリカ専門のアートギャラリー『ギャラリーフェイク』を舞台に、オーナー藤田玲司が、様々な登場人物と絡みながら、時に世界を駆け巡りながら、絵画、彫刻などを通じて「アートとは何か?」を問いかける。主人公の魅力は、単なる守銭奴ではなく、アートへの奉仕者として清濁併せ呑む点にあるほか、美術・芸術・骨董の多方面に渡る薀蓄的描写も、読者の好奇心をそそる。助手サラ・ハリファとのほのかな恋の行方も気になるところであるほか、脇役・レギュラーキャラクターも多い。

また芸術に絡んで社会問題にも言及するなどしており、物語は美術方面の商業的な話題から推理サスペンス、コミカルな人間模様、陰惨な事件、時に憎み合い時に愛し合う人々の交流、文化財保護にまつわる制度面の問題など、多岐にわたる。

声優・キャラクター
森川智之、川澄綾子、ゆきのさつき、石坂浩二

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「美術と蘊蓄」「ピカレスク」「一話完結」おすすめです

<2022/2/9 初投稿>
原作は1990年代にビッグコミックスピリッツで連載されてて、当時たぶん一通り読んでます
・・・と、ウィキ調べたら2016年からまた連載再開されてる!
マジですか?
読みたい!
というかあらためて全巻揃えたい!

作者の細野不二彦さんは「さすがの猿飛」「Gu-Guガンモ」などで1980年代から活躍する漫画家さん。
さらにいえば、美樹本晴彦、河野雅治、大野木寛といったマクロス組?と若い頃から仲良しグループだったのだそう。
そのグループの中でも画力の高さは際立っていたそうで、確かにこなれた絵柄は見やすく、かつ躍動感、存在感に溢れたものでした。
そういえば漫画版「クラッシャージョウ」もこの人だったような。

今回、CSでアニメ版の一挙放送やってたの見つけて、懐かしくて毎日一話ずつ、楽しみにしながら視聴しました。

本作は一話完結型の「美術と蘊蓄のピカレスク」

主人公・藤田玲司は表向きは贋作専門、裏では盗品なども扱うと言われる画廊「ギャラリーフェイク」を営む美術商。
実は元メトロポリタン美術館(MET)のキュレーター(学芸員)であり、
その美術品全般に渡る深い知識と正確な鑑定眼、そして極めて高い美術品の修復技術からMET時代は「プロフェッサー」の異名で呼ばれた伝説の存在。
とある事情でMETを追われてから「ギャラリーフェイク」を開き、その知識・スキルと幅広いコネクションで「怪しい商売」を営んでいます。
でも美術に対する熱い心は失ってないよ。
仕事では億単位の取引をしてるくせに、その素顔はボロアパートに住む、蟹好きで腰痛持ち運動不足の三十代後半のオールバックのおっさんである。
名前の元ネタはフランスで活躍した日本人画家・藤田嗣治なのだそう。
声は無職転生のルディのパパというイケボ

サラ・ハリファは藤田の助手兼ヒロイン。
アラブ系の超お金持ちで元王族。
とある件から藤田に惚れて、ギャラリーフェイクに「押しかけ助手」。
よくわかりやすくヤキモチを焼く。
ティーンのため藤田からは子供扱いされるも、なんだかんだで藤田に大切にされている。
美術品を見る眼は肥えていて、助手としても有能なんじゃないかと思うけどどうなんだろう?
声はセイバーとかのだめの人なので拗ねると可愛い

三田村小夜子館長はもう一人のヒロイン兼藤田のライバル役。
日本の私立美術館の館長でやはり海外の美術館でキュレーターの経験あり。
なので美術品の知識や鑑定眼はハイレベル。
真面目で勝ち気な美人さん。
藤田さんをたまにデレデレさせる役割も担う。
つまりサラからは恋敵に見える立ち位置。
でも本人が藤田のことをどう思ってるかは謎。
声はプラネテスの田名部愛とかフルメタのかなめの人。

レギュラーキャラは以上です。

一話完結で、毎話ゲストキャラも登場します。
お話はバリエーションに富んでいて。
渋みのあるものから、
ニヤッとするもの、
ニヤニヤするもの、
温かくなるもの、
ハラハラドキドキするもの、
日常っぽいものまでなんでもアリな感じ。

今回見た中で特に印象深いのは
13話「監獄のミケランジェロ」
16話「楊貴妃の香」
31話「孤高の青」
33話「神々の宝石」
37話「メトロポリタンの一夜」

毎話出てくる美術品の蘊蓄も楽しみでした。
本作始まった頃ってまだネットもなかったはずだけど、作者の細野先生と編集さんはよく調べるよなぁ。


藤田は極めて高い専門性を持ち、物語の中の立ち位置としては決して評論家に収まるのではなく「研究者」とか「職人」といった風情。
そう言ったところ含め本作には「マスターキートン」に近いものを感じてしまいます。

ちょっと外連味ありますが、大人が楽しめる楽しい作品。
美術の世界に少しでも興味あるならならおすすめできる。
隠れた良作だと思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 23

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いや~面白かった♡

マンガで内容知った後にアニメを観たんだがそれでも面白かった♫


私美術品に興味あるんでこの作品に食いついたんだけど、
コレは興味ない人でも楽しめる作品に仕上がってます♫

主人公の藤田(凄腕のキュレーターでギャラリーフェイクを経営)
とサラ(家族を失った王族の娘)が色々な美術品と出会っていく作品です。
有名な絵画等が出てきて美術品好きには勿論たまらない内容だし
恋愛・人間関係等も織り込まれていて観てて飽きないです。

普段はテレビとか間に挟むんだけど面白くて
休憩なしに一気に観終えました。

オススメです。マジで☆



投稿 : 2025/02/08
♥ : 18

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

芸術作品の取引にもう一度ロマンを。

オークション等、芸術作品の売買もマネーゲームに汚染されて久しい。
絵画が札束にしか見えないような〝投機家"がマーケットで暗躍し、
アートを右から左へ転がすばかり。
真に芸術を欲する人々に作品が行き渡ることは稀である。

本作の主人公で、贋作専門の画廊を営む、
元メトロポリタン美術館学芸員で修復の名手であるこの男は、
裏で真作の闇取引を行っていると後ろ指を指されている。

だがその黒い噂とは裏腹にこの男は、
芸術作品があるべき姿、あるべき場所に収まる為なら、
寸暇を惜しまず行動する情熱家である。

芸術の価値とは一体何なのか?
ある人にとって真作以上に価値ある贋作もあるのではないか?

芸術作品は一体誰の物なのか?
それを必要とする個人が所有すべきなのか?
それとも美術館が所蔵する公共物であるべきなのか?
或いは国家が国宝として接収し保護すべき文化財なのか?

こうしたテーマについても深く考えさせられます。

アニメ版では同じテレビ東京の人気番組、
『開運!なんでも鑑定団』にて司会を務める石坂浩二氏が、
芸術作品のウンチクについて渋いナレーションを披露。
芸術の秋などにぴったりな〝いい仕事してる"逸品に花を添えています

投稿 : 2025/02/08
♥ : 12

56.9 22 怪盗アニメランキング22位
GIRLSブラボー second seasonガールズブラボー(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (81)
575人が棚に入れました
『GIRLSブラボー second season』は、「GIRLSブラボー first season」の続編。
第1話「プールでブラボー!」は、first seasonで放送予定だったものが諸般の事情で放送できず、second seasonに回されたものである[要出典]。なおDVDは映倫規定によってR-15指定されており、15歳未満禁止指定となっている。

声優・キャラクター
能登麻美子、川澄綾子、斎藤千和、置鮎龍太郎、松岡由貴、倉田雅世、野田順子、齋藤彩夏、大原さやか、岩居由希子、金田朋子、星野貴紀、升望、桑谷夏子、野川さくら

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

1期の延長戦・・・という感じの内容でした^^

この作品は、1期の続編となっており内容にも繋がりがある事から、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします^^

物語は、1期の終了時の状態がそのまま引き継がれた形で2期が始まります。
そのため、1期ではセーレンという異世界との行き来が何度かありましたが、2期では物語の舞台はほぼ地球です。

主要登場人物とCVは以下の通りです^^
主人公:佐々木 雪成(CV:能登麻美子さん)
メインヒロイン:ミハルちゃん(CV:川澄綾子さん)
サブヒロイン:小島 桐絵ちゃん(CV:斎藤千和さん)
このキャスト陣を見ると・・・やっぱり期待したくなっちゃいますよね^^;
1期を視聴している時も感じましたが、能登さんの男の子キャラは透明感があって好きでしたね^^;

他にも雪成君の同級生やセーレンの女性も登場するのですが・・・
今期は女性と見ると見境なく手を出す福山 和春君が目立っていました^^;
個人的には、主要人物の揺れ動く心模様を繊細に描いた作品・・・というのを期待していたのですが、和治君によって、結局ドタバタコメディという流れが本流になっていたのが少し残念でした^^

それでも、物語の終盤でミハルちゃんにピンチが訪れます・・・^^;
そのピンチに対して皆んなはどのように立ち向かうのか・・・?
これは本編を見てのお楽しみです^^

2期は1クール13話で纏められていましたが、尺の長さは丁度良かったように思います^^
この作品の好きな方、好きな声優さんの作品にもっと触れたい・・・と思う方には良い作品だと思いました♪

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10

oki96 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

何で二期を観たのか分らない・・・

一期と変わらない展開と雰囲気でした。

自分が何故二期を観たのか自分でも分らなくなった。
やっぱり能登さんだったのかな。

正直もう何を観てるのか分らなくなりました。すみません。

でも、一期が好きだった方にはおすすめします。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 3

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

規制緩和?内容的には変化なし。

1期が放送された局の急な規制強化で異常なほど湯気や靄
が大量発生したりカットされたようですがSSはR15相当で
放送されたようでOP視て直ぐわかるとおりのお色気アニメ
という感じです・・キャラデザや内容的に然程お色気と
言うほどの内容ではない感じですけど。

やはり基本はドタバタギャグのようでハーレムというほど
主人公も特別モテるわけでもない。

所謂ラキスケ的描写は靄や湯気が殆どなくなったのと
規制が緩かったのか多少露骨に描写が増えたのと演出が
あざとくなっているようですが・・デフォルメが強めの
キャラデザに比較的簡素化されたラインなどでお色気?
と言うよりお約束的サービス程度かな??

レビューの内容が規制云々程度しか書くことがない気も・・
面白くない・・視て損したというほどでもなく微妙かな。

1期よりは露骨な露出が増えた(規制が無いから目立つ?)
感じで視聴層の期待に応える形にはなっているかもしれない
けれど・・ギャグのキレやラブコメ要素等を確り打ち出して
楽しい作品にして欲しかったかな・・

ハーレムとしても微妙ラブコメも微妙なためラキスケや
露骨な露出も中途半端に浮いていてやはり微妙な感じ。

めりはりが足りないかなと感じてしまった。

女性アレルギーだの男性アレルギーだの初期設定は略
御座なりで^^;申し訳程度に稀に湿疹描写があったり
しますが・・キャラはドタバタギャグらしく終始崩れる
事が多く・・其の割に笑えるようなネタやシーンは少ない。


普通にラブコメ路線やったほうが良かった気もする・・

投稿 : 2025/02/08
♥ : 1

61.6 23 怪盗アニメランキング23位
吉永さん家のガーゴイル(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (108)
561人が棚に入れました
御色町(ごしきちょう)という平和な街に、一風変わった個性派揃いの家族・吉永家が住んでいる。

ある日のこと、吉永家の長女・双葉が商店街の福引で三等賞を引き当てた。その賞品は、喋る犬の石像。その日を境に、吉永家と周囲の生活は一変する。

声優・キャラクター
若本規夫、斎藤千和、宮田幸季、桑島法子、千葉進歩、中國卓郎、浅野るり、菊池正美、水樹奈々、稲村優奈

トスカーナアモーレ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

若本成分100%

主人公は人間でも動物でも宇宙人でもない吉永家を守るガーゴイルである。ストーリーとしては五色町に住む双葉を含めた吉永家の面々に加えクリーチャーや博士×3など個性豊かな人物を交えて展開されていく

現在の量産型や類似しているアニメに飽食気味の人にこそ
お勧め。世界観は決して特別なものではないがオリジナリティーがある
ガッシュのビクトリーヌやコードギアスの皇帝などアクが強かったり変態のイメージがあるが、正統派の若本ワールドを十分堪能出来た

最後に・・ガー君一家に一台欲しいかも

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10
ネタバレ

セレナーデ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コメディの設定と世界で真面目にバトルをさせたアニメ。

なんてこった・・・。

頭空っぽにして観れるコメディと思ってたが、これはシリアスなバトルと群像劇のアニメだった。

登場人物や世界観の設定だけみれば思いっきりコメディ。
主役は目からビーム出せて動物や像と会話できてCV若本様で融通の利かない門番の石像。
人情味溢れる商店街もあるし、錬金術が絡んでるんでロボや擬人化植物、超能力となんでもござれ。
それとは別に義賊的な怪盗キャラも出てくるし、石像(ガーゴイル)も
高原イヨの実験と称してその都度オプションの能力をつけることができたりと、
ドタバタコメディやらせるにはこれ以上のものがあるかというほど最高の地盤なんですよ。

ところがわいわい楽しいのはせいぜい2話までで、
3話以降はコメディ基調ではあるが思いのほかシリアス。
真剣にバトル物や人間ドラマをやろうとしている姿勢が伺える。
まぁこのエピソードだけだろ、と高を括っていたが、なんと終盤までそのシリアス調を貫いており、
しかも時折2話完結だったりとかなりストーリーも練りこんである。
しかし所詮コメディ基盤で展開されたシナリオなんで、突っ込みどころが多々ある。
内容的にはコメディととれる回もあるにはあるが、演出やBGMがコメディに徹底させる気がない。

最終回も{netabare}これまでの登場人物全員集合!で、かなりドンチャン騒ぎ。
ラストも無理やり〆ました!って感じで、典型的な低予算アニメだったなと。
結局商店街とデパートの抗争はどうなったのよ{/netabare}。

そしてこの作品の最大の鬼門はやはり作画とキャラデだろう。
キャラデはまぁ個人的には気にしない性質なんでいいんですが、
MUSASHIGUN道を観た直後ならいざ知らず、お世辞にも作画は良いとは言えない。

あと展開詰め込みすぎ。展開が足早なこともありそのせいでカット割りが忙しい。
テンポが良いってレベルじゃない。ちょっと落ち着いて茶でも飲めよって言いたくなる。

ガーゴイルの設定も面白そうなのに、それをはじめとした設定を活かしきれてない実情が否めない。
双葉と美森と梨々の3人娘の絡みがほとんどないのも寂しい。
梨々なんて{netabare}社会から隔離され錬金術の実験体にされていた{/netabare}という、
いろいろ課題というか、人間関係を築き上げる過程などの描くべき問題というか、
コメディのネタとなる潜在要素がたくさんありそうなキャラなのに、
特に触れられることなくすんなり町に馴染んじゃってる。
こういう面白くなりそうなところを弄らないところが、すごいもったいないなーって思う。

あまり深く考えず頭を空にして観る内容には違いないが、純粋なコメディを期待するのはNG。
コメディとして観るにしても、双葉のやかましい蹴りツッコミが人を選びそう。
ストーリーは結構練られてるので、退屈はしなかったし
ぼーっと見る分にはそこそこ良かったと思うのだが、カット割りの忙しさや作画、
(コメディとして)活かしきれてないキャラクターや設定などを考慮すると、
クオリティの高い作品とは言いにくい。最終回なんていろいろと詰め込みすぎて白けちゃうよね。

コメディとして観れば設定を活かしきれておらず、
シリアスとして観ればコメディの設定が尾を引いてツッコミどころが生じる。
"ご町内ハートフルコメディ"というキャッチコピーは、
大声で間違ってるとは言えないけど語弊を生みそう。

あとなんで最終回のアイキャッチだけセリフとSEつけたのか謎。
オシリスちょっと可愛い。OPはキャッチーで聴きやすくてよろしい。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 9

要 塞 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

隠れた名作

隠れているかはわからないけれど、同時期のハルヒに人気を
持って行かれたらしいので続編製作ができなかった?らしいです
wiki参照 
個人的には大好きな作品です。全世代が楽しめるし、
笑いもシリアスも含んでいておもしろかった。
あと若本さんの声がたまらんね~

見てみたら案外toおもしろかった、みたいな作品なので難しい
のばかり見ていて疲れたアニメファンにお勧めです!

それ町、が好きな人は楽しめると思う。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 5

59.9 24 怪盗アニメランキング24位
探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE ~小林オペラと5枚の絵画~(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (112)
551人が棚に入れました
せっかくトイズが戻ってきたのもつかの間、またまたトイズを失ってしまったミルキィホームズの4人。好敵手の復活を強く望むアルセーヌ(=アンリエット)は、ミルキィホームズがトイズを取り戻すようにと、陰になり日向になり4人をサポートするが、トイズが復活する気配は全くない。それどころか、4人は貧乏生活にすっかり慣れ、ダメダメ街道まっしぐら。遂にはトイズだけでなく、学院生活に一番大事なものもすっかり忘れてしまい・・・。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、阿澄佳奈、櫻井浩美、中原麻衣、小川真司

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

トイズを失わなかったミルキィホームズ・・・格好良かったです^^

ゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』が原作となっている作品です。この作品は、全2作で構成されている物語で、本レビューは第1作目のものになります。

1期〜2期のミルキィホームズは、凄腕探偵をご先祖様に持つ4人組のダメダメ振りを愛でる(?)ものでしたが、この作品では4人の真面目な探偵姿を見ることができます。

物語の舞台はロンドン・・・小林オペラの滞在先をミルキィホームズの4人組が訪ねた矢先、ひったくりの現場に遭遇して襲われていた少女を4人が格好良く助けます。
その少女はロンドンの探偵学校に通う学生だったのですが、その少女から盗まれた絵画の話を聞くのです。
その絵画はタイトルにもなっている「5枚の絵画」のうちの1枚でした。小林オペラらは、絵画を取り戻すために動き始め・・・物語が動いていきます。

物語の中では、トイズを失っていない4人がロンドンでも警察や怪盗が現れる中、思う存分トイズの力を発揮させて活躍します。その上、ちゃんと推理もするんです・・・真面目なミルキィホームズの魅力が詰まっていると思います。そして、ストーリーも30分という短い時間の中でキチンと纏まっていると思います。

トイズを持っているとあんなにも格好良いのに、失うとあそこまでダメダメになるなんて・・・やっぱりトイズって凄いんですね^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

TV版が苦手な人におススメ。しかし、いかんせん地味! B

原作未プレイ

物語は、小林オペラ(探偵学院でミルキィホームズの担当官だった)が現在居住しているロンドンを舞台としており、ミルキィホームズの4人がロンドンを訪れるところからスタートします。ミルキィホームズの4人は、そこで引ったくりにあった女の子に出くわし、犯人を捕まえます。そして、その女の子から小林オペラにある依頼がありました・・・。

TV版ではトイズ(超能力の一種)を失って、探偵学院の中のエリートの地位から没落していく4人のキャラクターを、ぶっ飛びまくりで誰にも止められないギャグの連続で描いていました。それに対して、この作品ではトイズを失わず、ギャグもなし、非常に真面目な探偵ものとして描いています。ゲーム準拠であり、TV番とは全く異なるということで「Alternative」とタイトルが付けられているのでしょう。

事件解決のためトイズに頼る部分があるので、純粋な探偵ものとは言い難いところもあるのですが、トイズの威力は非常に控えめに描かれており、これだけでは事件の解決には至りません。名探偵コナンが所持している数々の道具のように、補助的なものと考えていただいた方が宜しいかと思います。

TV版のような派手さはなく、地味に話が進められていきます。ミルキィホームズの4人は、アニメ版のようなお馬鹿さんではなく、ほんのちょっとしたことにも気づき、事件を紐解いていく優秀さを持っています。小林オペラは過去にトイズを失っているらしく、純粋に頭脳だけで事件に臨んでいきますが、ミルキィホームズの気づきを制して自分で話すような出しゃばりではなく、あくまでも4人をサポートするような形で話を進めており、4人の師であることがよく表れています。

本編は、{netabare}5枚の絵画の盗難をどのように解決していくのかが見所なのですが、{/netabare}推理はなるほどと唸らされるようなものでもありませんし、トイズを使った華々しさも余りありません。しかも、最後に気になることが残されたまま終わります。この作品だけで終わったならば、消化不良に感じることでしょう。それを解消してくれる続編がありますのでぜひご覧下さい。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

推理はするわ、トイズは使いまくるわ、爆破オチは無いわの驚異的につまらないミルキィホームズ(笑)

不条理ギャグの応酬とハジケた(ぶっ飛んでるとも言う)雰囲気がごく一部のコアなヲタと奈須きのこ先生に人気のミルキィホームズシリーズ


今作ではムチャクチャなテレビシリーズとは違い、そもそもの原作であるゲーム版第1作に準拠した設定に修正され、至って真面目な(?)作品になっておりますw


ゲーム版の主人公である私立探偵の小林オペラ、彼に師事する見習い探偵の面々(シャロ、ネロ、コーデリア、エリー)
舞台は偵都ヨコハマではなく英国ロンドン


しかしながら4人にはテレビシリーズのような果てしないドジッぷりは皆無w
トイズもちゃんと使いこなすww
トリックとかはかなりちゃっちぃんですけど、ちゃんと推理らしいこともしてますwww


これでは普通に絵柄が可愛いだけの萌えミステリーアニメじゃないか!w
どーゆーことなの!?w
(・・・それが本来あるべき姿だろ(´・ω・`)?)


そうそう、作画もハイライトをバリバリに入れた整ったものでして、テレビシリーズの【何やっても許されてた荒唐無稽作画】は一切nothingですw


ちなみに監督はオイラが敬愛する岩崎良明
ものの見事な雰囲気の違いに(根本的にコンセプトが違うし、作品への姿勢も森脇監督と全く異なる)思わず「こんなのミルキィじゃない\(`д´)ノ」とちゃぶ台をひっくり返したくなりますがwww【結果として爆笑したので全て許す!】


ちなみにゲストキャラのキャスティングには阿澄佳奈、櫻井浩美、中原麻衣といったミルキィでは見慣れぬ面々を起用


また、ED曲はミルキィホームズとSV TRIBEのコラボ
どう考えてもこのカッコよさは無駄w

投稿 : 2025/02/08
♥ : 13

53.7 25 怪盗アニメランキング25位
幕末義人伝 浪漫(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (131)
539人が棚に入れました
「助け屋」として京の人々の生活を助けている漫次郎には、不当に奪われた大事なものを盗み出して取り返す「還し屋・浪漫」という裏の顔があった。

キャラクター原案は「ルパン三世」のモンキー・パンチ。原作はパチンコ「CR元禄義人伝 浪漫」で、舞台を元禄から幕末に変更して展開される“痛快空想時代劇アニメ”。

声優・キャラクター
中井和哉、喜多村英梨、鈴村健一、内田真礼、松山鷹志、緒方賢一、須藤沙織、二又一成、三浦祥朗、安元洋貴、宮本佳那子、立木文彦、檜山修之、鈴木千尋

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

カラクリで大盤振る舞い!

全12話。高尾(メーカー)&モンキーパンチ原作

幕末のねずみ小僧&必殺仕事人というイメージです。
とにかく主人公がルパンぽいキャラなので、声とともに慣れるまで3話ぐらい時間がかかりましたw
最初は何でも屋の主人公が色々なところに首を突っ込んでドタバタするコメディタッチのお話ですね。

作画は所々崩壊してますので、ちょっと観づらいかもしれません。

前半は内容もほぼ1話完結です。

後半から徐々にシリアス展開になり、お話が連続しますね~前半のイメージとは全然違います。

カラクリといえばなんでもありみたいですねwはっきり言ってめちゃくちゃですw

あまり考えずに、モンキーパンチさんのキャラが好きな方、あまり時代背景に捕われずに楽しく観たい方にはいいかも知れませんね。
(そうでないと、つっこみをいれたいところは山ほどありましたw)

OP ジャズぽくって大人の曲ですね。なかなか好きです。
ED こちらも作画も凝っていて、曲もいい曲です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

二面性を楽しんでみよう

舞台は江戸末期幕末の京都。
普段はちょっとドジな助け屋、裏では義賊:ねずみ小僧2世の浪漫が活躍するお話のようです。

頭から離そうとしてもどうしてもルパンのイメージが。
義賊と言っても変身ヒーローや秘密道具(源内さんいるので)の要素もあるようです。
ありがちな要素集めた凡作の可能性もかなり高いんですけどね…。

ストーリーは勧善懲悪パターンで多少は幕末の動きと絡めそうではありますが、
そんなに深い広がりを見せそうもありませんので気楽に楽しめそうです。

幕末と言ってもあまり時代考証しちゃいけない様です。
そういうの気にするとキリがないのでつまらなくなります。
ルパンにはない平民と泥棒の二面性を楽しもうと思います。
※2話感想{netabare}
同心や見廻組が居るなら先週、勘定吟味が出張るのおかしいじゃん
…とか思っちゃ行けないアニメでした。

今回は鈴木孫一さん中心のお話。
時代考証も…しちゃいかんアニメでした。
名前の通り銃が出てきましたね、しかもカラクリ銃です。
2丁拳銃だとレビィ思い浮かんじゃいます。
こちらも何かの暗殺組織が絡んでいる様子で二面性があります。
なかなか骨のある男で浪漫のライバルになりそうです。
少しはストーリー性も楽しめる作品なのかな。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今度は阿国さんの二面性が露わになりました。
キャッアイみたいでセクシーです。
兄弟関連で世の中に恨みがあるご様子。
勧善懲悪かと思ってたんですがそうでもないみたいです。

異人さんとの戦争も絡んで来ましたしストーリーとしても楽しんでいます。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
サービス回ですね。
ツッコんでもツッコミ切れないので頭を空にして観ました。
お約束の展開で久々に空中泳ぎが観られました。
サルのうんてい力が凄いです。
毎回偉人が出るシステムなのかな。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
浪漫の辛い過去の屈辱と背負っている物を見せてくれた今回。
「義賊」って個人的には正しいとは思っていないんですが、
浪漫は少し応援したくなりますね。

最後に意味深い飾り箸が…この紋所は…。
ひょっとしてこの兄妹、血が繋がっていないのかな…。
この先の兄妹愛展開によっては泣ける話になる予感もして来ました。

コミカルな中にいろいろ盛り込んでくれて楽しめてます。
あと、ハンス先生何言ってるのか良く聞き取れません。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
ハチャメチャでちょっとシュールなコメディ回でした。

孫一と阿国が互いに「コイツやるな」と思う伏線を作った回でした。
ロマンは気付かない感じでしたが、どうなんでしょう?

その他は気にせずロマンのボケっぷりを楽しみました。
幻覚とはいえ、なぜ唐突にシジミ美女だったのか解りませんでしたが、
シュールさに笑ってしまいました。

そしてハンス先生は相変わらず何言ってんのか解りません。
誰か通訳して。(^_^;)
{/netabare}

※7話感想{netabare}
ロマンが過去に救えず後悔していた少女は阿国さんでした。
カツラなのに良くスグ分かりましたね。
手を離したことで彼女は絶望し、世の中を恨むようになってしまったんでしょうか。

伏線回収が始まりいよいよシリアスに突入して参りましたね。
姿を消したロマンは今後どう動くのでしょうか。
楽しめる展開になってきそうです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ロマンが生きる屍になっていましたが、
あかねと言う少女の優しさで自分を取り戻したようです。
陰気臭いのは似合わないのでまぁ良かった。

回想にも小春は登場していなかったので、やはり兄妹ではない感じです。
犬のサクラの方に秘密が隠されている線もありますが、
どちらにしろ一話で「春桜を守る」とか言ってたのが掛かって来そうです。
奏が事情を知っていそうですが次回を待つとします。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
読み易いけど変に懲りすぎてなくて、なかなか良い話になりそうです。
サクラは忍犬だとは思わなかったですがどうりで利口だったわけだ。
何とも悪そうなペリーでしたので、
まだ心配だけど孫一も阿国も小春の事を気にしていたので
最後には笑顔になれる様な気がします。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
阿国さんの過去も分かりました3話で妹を気にしていた訳も分かりました。
ハッピーエンドに向けてみんなが力を合わせて立ち向かっていきそうです。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
ラストバトルもコメディ感が強いです。
シリアスと入り混ぜる作風は最後までブレないようです。
江戸方面に向けレーザー砲みたいなの発射してしまいましたが、
まさか犠牲者出てないよね?
ハッピーエンドが待ってるとは思いますがちょっと気になっちゃいます。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
色々と犠牲者が出てしまいましたね。
この作風なら一般人の死者出さずともやって行けた気もしますが。

浪漫と小春の兄妹愛で締める形は好感を持っています。
この先もいつものやり取りが長く続くと良いですね。

阿国さんは浪漫を許して仲良くするのかと思えばライバル関係は続くようです。
彼女なりに義賊っぽい事をやり出したのでしょうかね?

無骸の者、死して骸を残さずの通り孫一はコンティを道連れに亡くなったようです。
(他の見解もあるかもしれませんが)
最期に小春の笑顔を思えたのがせめてもの救いでしょうか。
見廻り組のお頭も気の毒ですが悟っていたようにも思えます。

父のねずみ小僧は生きていた様で驚きです。
阿国さんとも会っているし、外套も残していましたが気付かないものですかね?

ハンス先生は相変わらず何言ってるのか解りません。
「それでもひんだらでめでめお」きっと名シーンなんですがね。
「んあ!?」っと聞き返したくなりました。
人形たちが身を挺して上手く砲撃を止めてくれたのは感動的ではありますが、
ここで散るのなら事前にもう少し目立たせるお話があっても良かったかな。
愛着があり気持ちが入っていたらもう少し感動できていたかも。
{/netabare}
単なるパロディ物にとどまらず、
想像以上にしっかりとしたストーリーで楽しむことが出来た作品でした。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 20

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

GUN道じゃねぇよ!浪漫さんだよ!豪華キャストにパロディギャグ、そしてセックス&バイオレンス!って良い子は観ちゃダメwオ・ト・ナの為のミッドナイト時代劇!

まずモンキー・パンチ先生とパチンコメーカーが手を組んで作られたCR機が原作と聞いてなんかもうアニメとしてのやる気ないんじゃ?GUN道の二の舞なのか?と、不安を抱いたことを正直に告白しましょうw


幕末という時代設定にも関わらずミニスカ着物の町娘が登場、ロボットやパワードスーツ等クロックパンクを通り過ぎてオーバーテクノロジー過ぎる源内の爺さんの発明品・・・
さらに時折見せる無意味なお色気やらニコニコ動画のパロディやら、ホントなんでもありのカオスティックコメディなのか?
と、思いきや中盤以降の本筋ストーリーはかなり暗くて血生臭いモノ
ベッドシーンや暴力描写もヘボ作画ながら大量に挿入される為、純粋に大人向けな
いわばアダルティックな作品だったことに度肝を抜かされました;


特に弱きを助け強きを挫く「義賊」という裏家業に誇りを持つ主人公、浪漫さんの渋い生き様は中井和哉さんの熱演も相まって観ていて気持ちが良いですね
さらに第5話では浪漫さんの過去に秘められた悲しいエピソードが語られますがこれがまさかの【鬱展開】
人買いにさらわれた幼女を救い出したはずが逆に追い詰められてタコ殴りに遭い、幼女も奪われるっていう悪夢のような過去を経験しとるんですよ(T_T)
この第5話までは最低でも粘っていただく必要があると思います


そして第7~8話以降はもう勢いに身を任せて頂きたい
はいは~い、幼女にトラウマを抱いて廃人化し、今度は幼女に救われるアニメはココですよ~^q^
最終回ではスクライドばりのアツい殴り合いもありますw


癖のある濃いキャラクター達を実力のあるベテラン豪華声優陣がノリノリで演じてくれるのだからきっと最後まで辿り着けるはずです
緒方賢一の源内、安元洋貴のペリーもさることながらハンス先生wなに喋ってんのか解んねぇよ!w
あと内田ちゃんの役からオイシイところを全部かっさらってく葉山いくみさんの上手いこと上手いこと;


後半では本家本元の『ルパン三世』を手掛けたスタッフも合流(といっても近年のルパンですが)
奏さんの「変身」や「乳揺れ」がやたらと拝める11話辺りはギャグとしてもメチャクチャ面白いですし


とにかくエッチシーンはあるわ、人は盛大に死ぬわ、主題歌はカッコイイわ、エンディングの作画はスゲェわ、最後は全部笑い飛ばすわと大忙しな作品
そう、大盤振る舞いってよか大忙しな作品ですよね


それにつけても小春ちゃんの可愛さは異常やでw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17
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