怪盗で漫画原作なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の怪盗で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月10日の時点で一番の怪盗で漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.5 1 怪盗で漫画原作なアニメランキング1位
LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (475)
2364人が棚に入れました
 「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」と題された新シリーズは、謎の女、峰不二子を軸に、若きルパンたちの活躍を描く内容になるといい、昨年末に決定した新キャストによる初のテレビシリーズとしても注目を集めそうだ。「ルパン三世」のアニメは、71年からテレビシリーズ3回、劇場版6作に加え、89年からは2時間のテレビスペシャルを不定期で放送。単発の2時間テレビスペシャルは現在も制作されているが、テレビシリーズとしては「ルパン三世 Part3」が84~85年に放送されて以降、約27年間制作されてこなかった。 新番組「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」は、原作マンガに漂うアダルトで官能的な雰囲気を取り込み、大胆な解釈で若きルパン一味とライバル銭形警部の活躍や戦いを描いていく。キャストは、ルパン役の栗田貫一さん、次元大介役の小林清志さんに加え、石川五ェ門役を浪川大輔さん、不二子役を沢城みゆきさん、銭形警部役を山寺宏一さんと、昨年末から始動した新キャストが務める。
ネタバレ

りぃたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

見え隠れする黒幕の存在、理解できればファッショナブルで面白いミステリー作品

私は、峰不二子が大好きです。
その峰不二子の秘密に迫る物語ということで、期待が膨らみました。

作画はのサイケ色なドローイング風で、
音楽はベルばらのようなロココ調のミステリー風、
キャラは美しくキュートな劇画風、
雰囲気抜群です。
ストーリーも、1話1話完成度が高く、
毎話感心させられるほど、良く出来ていました。
最終話まで見ると、前半から中盤、後半まで、
テーマが所々に散らばせてあり、
伏線がちゃんと繋がっていて申し分ありません。

それなのに、それなのに、
初見ではなぜか、いまいち盛り上がりに欠け、単調な感じがしました。
1話1話、話が完結して、繋がりが悪いのか、
なぜか次回がそんなに楽しみにならないという。
ルパンのオマージュも多く、過去作品の似たような美味しい話で
構築されていて、どれもどこかで聞いたことのあるような話。
でも、{netabare}冷戦下に飛躍した恐怖の薬会社{/netabare}が
黒幕とあって、
後半には、ちょっとうす気味悪くグロテスクだが、
劇場版のようなスケールの大きなからくりがあります。
10話の「死んだ街」は、押井監督好きの私としては、
見応えのある回でした。

推理小説のように淡々と進む展開のせいか、
伏線のあるシーンが、少し短かく散発的だったようなが気がして、
気付きにくかった気がします。
個人的には心象的なシーンをもっと長目に見たかったです。
そのため、1回見ただけではストーリー展開やキャラの心情に
付いていきづらかったです。
そこで、2回目見返してみると、
全ての伏線、キーワードの繋がりが非常によく出来ており、
緻密な話であったことが理解でき、もったいない気がしました。
むしろ、理解できた2回目からの方が、
ストーリーも背景も音楽も奥行きが感じられ、より面白い作品だと思いました。
初見では、脚本通りに、シーンとキーワードを繋いでいるだけの
単調な感じがして、起承転結の間合いが詰め込み過ぎに見えて、
もったいなかったように感じました。
OPとEDも、気分を盛り上げてくれるの充分でした。
途中、私のあこがれの不二子ちゃんは、
過去のトラウマに囚われただけのヒステリーな
つまらない女性に見え残念でしたが、
諦めずに最終回まで見ると、
不二子の心の強さが改めてわかって、ちょっと安心しました。

しかし、今回一番恰好良かったのは、誇りを捨てなかった銭形警部だったに違いありません。
11話の「愚か者の祭」は、よかったです。

今度は、峰不二子の話だけでなく、次元と五右衛門の特別シリーズが見てみたいと思う欲張りな私なのでした。
2話「357マグナム」、3話「淑女とサムライ」の次元、五右衛門回は、
味わいのある美しい話でした。

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(1話のみ視聴)
峰不二子という人気キャラが軸になるということで、
ドキドキして拝聴しました。
原作未読なので、詳しくはわからないですが、
お洒落でハードボイルドで大人な仕上がりに
これから先の期待が膨らみます。
キャラも、けっこう美男美女に描けていると思います。
何より、画が、慣れないと見にくいかもしれませんが、
今シリーズの世界感をファッショナブルで
かっこよく表現しています。

1話は、興味深いことに、
{netabare}ルパンと不二子の馴れ初めが描かれています。
どちらも引けをとらない戦いっぷりで安心しました。
これからは、ルパンと不二子の駆け引きを
見ていけるのでしょうか。
よく見ると、過去作品のオマージュかなと思われる
設定やストーリー展開など押さえてある感じで、
上手いなと思いました。{/netabare}

この不二子キャラが、
今時の人たちの女性キャラ感に、
何か影響を与えたりするかなぁ、と楽しみでです。

1話を見る限り、
大人の裏取り引きも見られたので、
これから、大人の駆け引きのある見応えある作品
になることを楽しみにしています。
このまま、他の回が悪くて、
がっかり作品にならないように期待しています。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19
ネタバレ

大和撫子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

峰不二子、いい女だぜ( ̄ー ̄)

『ハードでキケン。それが今度のルパン三世だ!』というフレーズを掲げて、27年ぶりのTVシリーズが復活です^^

◆この作品の内容は・・・
ルパン一味がまだバラバラだった時の若き日の頃のお話です。
怪しげな宗教教団の本部に潜り込んだルパンの前にいたのは絶世の美女でした。
彼女の名前は峰不二子。
世紀の大泥棒と女怪盗が出会う時、峰不二子の物語が始まります。

◆声優陣は・・・
峰不二子  : 沢城みゆき(ローゼンメイデンの真紅)
ルパン三世 : 栗田貫一
次元大介  : 小林清志
石川五ェ門 : 浪川大輔(Fate/Zeroのウェイバー・ベルベット)
銭形警部  : 山寺宏一(エヴァンゲリオンの加持リョウジ)
オスカー警部補 : 梶裕貴(AWの有田春雪)

◆総評・・・
私、ルパン三世というアニメはとても大好きで毎年制作されるTVスペシャルは欠かさず見ております。
なので今度の作品も非常に楽しみにしていたのですが、非常にガッカリの内容でした。
はっきり言って面白くない。
この作品のルパンは『ハードボイルド』。
原作ルパンの作風に最も近づけた内容となっています。
このハードボイルドが私には合わなかったのかも知れません。
ストーリーが堅苦しく、また主人公を不二子としたのでルパンの出番が少ない。
ルパンというアニメの面白さは、キャラ達の抜きんでた魅力、ギャグ有り感動有り涙有りの展開、大胆・豪快な手口で盗みを行う鮮やかなアクション、『ノストラダムス』『監獄島』『バビロンの黄金』など興味をそそられる舞台など、たくさんありますが、今回の作品にはそれらの要素が全くありませんでした。
また不二子や銭形警部の性格が変わっていたのも気になります。
とくに銭形警部、TVスペシャルではルパンと銭形の逃げる捕まえるの攻防が面白おかしく笑えるのですが、当然ながら今回はそれが無し。
この作品の銭形警部は完全に2枚目で冷静なハードボイルド。
でもね・・・不二子の物語といえばしかたないですけど、やっぱりルパンのアニメの醍醐味はルパンと銭形の掛け合いなのです。
『(`Д´)ルパ~~~ン!』と声を上げながらしつこく追い回し、ルパンを捕まえた時のあの満足げなしてやったりの笑み└( ゚∀゚)┘
凄腕警部なんだけど間の抜けたあの銭形が好きだったのに、今回のハードボイルドな警部は非常に残念でした。
{netabare}
また不二子と銭形警部がにゃんにゃんするシーンも衝撃を受けたし^^;
{/netabare}
そして肝心のストーリー、堅苦しいは抜きにしても、いろいろと張ってある伏線が峰不二子の物語として一つに繋がったまでは良く出来ていました。
その物語が面白かったかどうかは個人の好み。
しかしながら
{netabare}
不二子の物語として制作されたはずなのに、作中で描かれた不二子の過去が他人のモノだったというオチはもう茶番でしかない。
今迄全く謎にされていた不二子の過去、峰不二子という女がどういう女なのか?
それが明らかになる内容かと思いきや、さすがにこの展開は納得のいかないものでした。
{/netabare}
それにしても今回、次元大助の声優交代を行わなかったのは非常に痛い。
次元役の『小林清志』さんは既に79歳、声優交代は非常に残念ですがさすがにこればかりはどうしようもないですよね。
後々の事を考えても、TVシリーズ新作を出したこのタイミングが、声優変更の一番良いタイミングだったのに・・・。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19

che さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

I don't mind living in a man's world  as long as I can be a woman in it.

評価はいまんところって感じです。
まあ僕、評価結構適当だけどw

何話目?5話目位まで見ました。
いやいや~、良いアニメしてるじゃないですか!
なんかレビューとか他の人の棚に入ってないから面白くないのかな~って思ってたんですけど、アニメのサムネの画像から凄く面白そうだったんで、やっと観ました。
別に期待も、どんな内容かも想像していなかったから、でしょうか、普通に面白いと思えました。

簡単に感じを言ったら

「性描写もつかった大人の、モダンHBアニメ」って感じでしょうか?

時系列はかなり皆若かったころの様です、ルパン、ジャケット緑だし次元も最初オートマチック使ってるし。

作画は、ちらっとしか見た事無いんですが、原作者モンキーパンチの漫画の作風に似てるんじゃないでしょうか?
昭和の香りが漂ってますww
癖のある絵と演出だから作画は好みが分かれるともいます。
でも、不二子ちゃんの服とか毎回オシャレだよ、ルパン達はいつもの格好だけど。

内容はまあ大人向けですね、単純な内容ですから話は子供にも理解できると思いますけど、「楽しめる」のは大人じゃないでしょうか。
理解できるのと楽しめるのは別だとおもうし。
あと、監督が女性の人みたいだし、今作の不二子ちゃんは多分いつも以上に「女」な気がするので、「女」って生き物を多少なりとも知っている人の方が楽しめるんじゃないかな~って気がします、男ならねw
まだ4話ぐらいまでしかしみてないから、解んないけどw
ちょっとマッチョな物言いになったかなww
モダンでアーティスティックな感じはあるけど、バッキバッキにアーティスティックに作ってないし娯楽作品としてちゃんと観れるように作ってると僕は思います。

音楽も良い感じですよ、
元来ルパン(TVスペシャルは違うかな?)はJazzメインにアダルトな音楽を使ってきたし、今は音楽に対する拘りはルパン作品自体に有るだろうと思うし、
それに特にこう言う雰囲気が大切な作品は他の作品より音楽の重要性は高いだろうって理由から、
まあ「良いだろうな」ってのを前提に見てたから特にいいな~って灌漑は無かったかな、今のところ。

多分このアニメ、アニコレでは評価低くなるんじゃないかな~って気がします。
僕的には凄く良い作品だけど、この作品は「アニメが凄く好きな人」より「アニメも見る人」の方が好きな作品の様な気がします。

あ、久々にこのPCのデスクトップ変えましたw今までずっとAKIRAだったけど、このアニメサムネの奴にw(HPで落とせます。
)ルパンにワルサーを額に突き付けられて、ルパンに銃を向ける状況を楽しんでる不二子ちゃんとルパンの顔が気に入りましたw

ま、なんにしてもハイセンスな作品だともいますよ!
視聴者に媚媚びしてないし、けど視聴者のニーズは汲んでると思うし。
気になる人は観て損はないかと、また続きみて感想とか加筆するかも?

タイトルは

「男が支配している世界だろうと、私はへっちゃらよ。女で居られる限りね。」

Mモンローの言葉です。
不二子ちゃんにぴったりの言葉でしょw

こんな人にオススメ

ルパンの人
大人の人
モダンの人
ハイセンスの人
峰不二子という女を知りたい人

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

60.5 2 怪盗で漫画原作なアニメランキング2位
まじっく快斗1412(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (179)
1101人が棚に入れました
マジック好きの高校生、黒羽快斗(くろば・かいと)
父は天才マジシャンだったが、世界的な大泥棒〈〈怪盗キッド〉〉という裏の顔も持っていた。

その父はマジック中の事故で他界。

快斗はひょんな事から父の裏の顔を知り、
事故死ではなく何者かに殺害されたのではないかという疑惑を抱く。
そして、快斗が父の死の真相を探るべく
跡を継いで〈〈怪盗キッド〉〉になるところからこの物語は始まる―。

声優・キャラクター
山口勝平、M・A・O、羽佐間道夫、喜多村英梨、宮野真守、石塚運昇、池田秀一

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「ポーカーフェイスを忘れるな」

この作品の原作は未読です。この作品の中で何度か「コナン」を見かけました。
作画の雰囲気はお互い似てるなぁと思う程度でしたが、作者が同じだったんですね^^;
知りませんでした^^;
更に「まじっく快斗」のタイトルを見てもどんな作品なのかが分からず、数話みて視聴継続を決めようと思い視聴に臨みました^^;
結果的に完走してしまいましたけれど・・・^^

この物語の主人公は天才的なマジシャンである高校生の黒羽快斗です。彼は高校生としての顔と・・・もう一つ快盗キッドとしての顔を持っていました。
自分が快盗キッドである事は世間には秘密・・・そんな高校生と快盗を華麗に使い分ける日常がこの作品では描かれています^^

快斗の快盗としての犯行手口は、高校生とは思えない程鮮やかなモノです・・・
ご丁寧に犯行予告を送り、警察や野次馬が大勢いる中、狙った獲物を確実に盗み出します。
時にはライバルも現れ、絶体絶命のピンチが何度も訪れるのですが、ほんの少しの運と機転で切り抜けていきます。

そんな快斗の幼馴染が中森 青子ちゃん・・・そして、お父さんが警察官でキッド捜索担当という「灯台下暗し」的設定なのですが、この設定がこの作品の面白さを助長していたと思います。
快斗と青子はいつも一緒・・・青子のお父さんは非常にオープンな性格であるため、狙った獲物の警備状況が得られるといったメリットがある反面、青子があまりにも近い存在であるため、隣にいる彼女の目を眩ませて盗み出すのが逆に難しいんです^^;
まぁ、良い事ばかりじゃ飽きてしまうので、スリリングな感じは丁度良かったと思います。

ただ一つ・・・見ていて脳内変換が必要な事がありました^^;
快斗を見ていると・・・どうしてもPersona4 the ANIMATIONのクマが脳裏に現れるんです^^;
声優さんが同じなのである意味当たり前なのですが、シリアスな場面でも「〜クマ」「〜クマよ」と言ってコミカルに飛び跳ねるクマ・・・^^;
そんなクマの姿に思わず顔が緩んでしまう事が何度かありました^^;

世間に正体を隠している快斗ですが、中には正体を知って応援していくれる人もいます。
快斗の同級生である小泉 紅子も数少ない人物の一人です。
きっかけは些細な事・・・でも周年を燃やす彼女は決して嫌いではありませんでした。
むしろ、青子ちゃんより推して見ていたように思います^^;

オープニングテーマは、LAGOONさんの「君の待つ世界」とCHiCO with HoneyWorksさんの「アイのシナリオ」
エンディングテーマは、REVALCYさんの「WHITE of CRIME」とGalileo Galileiさんの「恋の寿命」
とにかく「アイのシナリオ」が大のお気に入りです・・・初めて聞いた時にあまりの格好良さにビックリしてしまった程です^^

2ク-ル全24話の作品でした。
盗む場所、相手、ライバル・・・そして青子や紅子との関係・・・
土曜夕方のアニメだけあって、大人も子供も楽しめる作品に仕上がっていたと思います^^
最後まで分からなかったのが、タイトルに付いている「1412」の数字の意味です。
物語の中で分かるのかな・・・と思っていたら全然分かりませんでした^^;
これだけが唯一心残りです^^;

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17

skfucmj さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

クオリティが微妙

今になって全話視聴しました。
絵の拙さはまだいい。快斗の目が何だか鋭いのもコナンに寄せたという事でしょう。ただ演出や絵コンテが全体的に酷いのは無理。
絵コンテ上手く出来ないならせめて原作の構図を踏襲すればいいのに。小学生の頃からまじっく快斗ファンですが、飽きて観るのが苦痛でした。
マジックも変に現実路線に拘っているせいで全てが地味。白いマントにシルクハットの怪盗や魔女が出てくる世界観でマジックだけリアルにされても…
怪盗キッドが張る煙幕も原作やトムス版の様に星やテープが散ったりとかなく、ただの煙玉になってて原作の楽しさやわくわく感が消されてます。頑張って制作してくれたスタッフさんには悪いが、努力の方向性が完全に間違ってると言わざるを得ない。「マジックには必ずタネがある」という言葉に縛られすぎて、作品の方向性が迷子にっている印象が強かったです。
今でこそレトロブームで昔の漫画を昔の雰囲気のまま再アニメ化するのが流行りだしてますが、当時は時代背景を現代に合わせるのが主流だったためか、昭和の原作を無理に現代風にスタイリッシュにしようとして若干スベッてます。
コナンで付いた怪盗キッドファンのイメージを崩しすぎない様に配慮した結果、全てが中途半端なファンの二次創作みたいになってる印象でした。
原作のストックを持ち出すなら中途半端に現代風にアレンジせず、原作のままアニメ化して欲しかった(難しいんでしょうけども)。気の利いたアレンジなら既にトムス・エンタテインメント版でハイクオリティな作品が発表されてますし。
コナンが登場する回だと、もうどっちが主人公か分からないくらいキッドの方が悪役面になってしまっていて、観ていてしんどかった。視聴者はコナンを追い詰める不敵なキッド様を見たい層が大半だろうからいいのかもしれないけど、じゃあなんでまじっく快斗って名前でアニメ化したんですか。
あと、一応まじっく快斗という作品内においては怪盗キッドのライバルは白馬探くんなので…コナンに配慮して原作キャラの存在が軽めに扱われてるのはトムス版と共通で、観ていて腹が立ちました。怪盗キッドのライバルが江戸川コナンなのは名探偵コナンの中の話なので…まじっく快斗にまで侵食しないで欲しい。
唯一、原作を忠実に再現したシーンや、トムス版で削られた「俺はキッドだ。キッドなら子供のままでもいいんじゃないかな」が聞けたのは感無量でした。あと青子と紅子が可愛かった。山口勝平さんの快斗のやんちゃな演技もフレッシュですごく良かったです。
コナンとまじっく快斗どっちも読んでる層ですが、こういうファンもいるっていう事を分かってもらいたいです。原作ファン大事にしてください。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 0
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

快斗×怪盗×文字り

  12.27放送のお話。

 デパートのオーナーが、売り上げあげようと偽の予告状で「ジャイアンツの星を頂く」と、客引きするのだが・・・。

{netabare} そのための偽キッドは、お金に目の眩んだ似ても似つかない痩せた部下のおっさん。マントとか、全然違う!ヘリコプターでハシゴにぎこちなくしがみついて登場!
 中森警部とか周囲の人たちが、なぜ捕まえる前から偽物だと気づかないのか?あんな目立つ場所で、オーナーと偽キッド話しているし・・・。捕まえられると、窓からそのオーナーが飛び出し、落ちようとするジャイアンツの星にしがみつき知らぬふりするのが、子供だましみたいで面白かった。

 本物が出てきても、「どっちが本物だぁ」とその時も気が付かないし、{/netabare}「おいおいおい」っていう感じ。
 「何なんだぁ~」だった。

 {netabare} 青子の次回予告は、子供に話しかけてるようで、{/netabare}キザな快斗の方がうまいと思ってしまった!

                     2914 12.29 3日遅れの聖夜



 気が付けば、見たことのない怪盗キッドのお話は、少なかったのでは!です。

 キッド誕生秘話、白馬探、紅子、スネイク、コナン、シャノワール、外人の女マジシャンとの絡み、快斗のお母さんとお父さんの出会い話、列車の活躍などは、コナンの放送枠で見覚えがあったです。キッド目線で、描き下ろしだったように見えたけど・・・。

 にしても実際、人に応援される泥棒なんて、聞いたことがないですが・・・。あんな素顔丸出しの泥棒に気づいているのは、探と紅子だけでそれをごまかしている快斗も快斗であるです。

 嫌いではなくこのアニメは好きなほうだけど、このアニメでもっと見たことのない話を、見たかったと思ったです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

65.1 3 怪盗で漫画原作なアニメランキング3位
キャッツ・アイ(TVアニメ動画)

1983年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (110)
509人が棚に入れました
キャッツアイは美術品専門の謎の女盗賊。犬鳴警察署の刑事・内海俊夫は、いつもキャッツアイの逮捕に失敗し、上司に怒鳴られ、左遷の危機にもあった。そんな俊夫の恋人で、俊夫の勤務する署の前でこの盗賊と全く同じ店名の喫茶店を営む来生瞳は、いつも俊夫の愚痴を聞いてあげている。だが、瞳ら来生三姉妹こそ、キャッツアイの正体だった。キャッツアイの獲物はハインツというヨーロッパの画家の作品や遺物ばかりなのだが、そのハインツとキャッツアイとの間にはある接点があった。

声優・キャラクター
戸田恵子、藤田淑子、坂本千夏、安原義人、内海賢二、榊原良子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

怪盗vs刑事の恋愛事情。

1983年7月11日 - 1984年3月26日全36話
1984年10月8日 - 1985年7月8日全37話の合計73話

1981年40号 - 1984年44号連載された漫画「キャッツ♥アイ」
を元に制作されたTV放送版アニメ。単発実写ドラマも有る。
1997年8月30日公開の実写版の劇場用映画も制作された。

第一期OPの『CAT'S EYE』歌 - 杏里
1983年に5週連続オリコン週間1位。販売数130万枚以上?
平均視聴率13%台と普通?だが現在も国内外で根強い人気。

私的にはルパン三世の流れでセクシー路線の怪盗もので・・
海外ドラマの影響も受けている感じを色濃く感じる作品。

色々な実写やアニメでパロネタとして有名で「森三中」等も
パロったりした事があるので知ってる人も多い?


長女"泪"次女"瞳"三女"愛"という美人三姉妹が表の顔である
喫茶店「キャッツアイ」を営みつつも、裏の顔は巷を騒がせる
有名な怪盗「キャッツアイ」として、大胆不敵に狙った獲物を
盗んでいくという物語。

其処に喫茶店「キャッツアイ」の目先に担当刑事の居る所轄が
有ったり・・担当刑事が常連だったり・・しかも担当刑事の
一人が三姉妹の次女と高校時代からの恋人だったり・・

怪盗物とラブコメをMixさせた作品で、盗む物が特定の人物
に関わる物だけで貴種流離譚の様な雰囲気と、必ず予告状を
出す等の悪なりのポリシーに、勧悪懲悪な結果を描く傾向が
強く、愉快痛快な雰囲気の作風。

同作者だけにシティーハンターと似た雰囲気で、コメディな
部分をシリアスに巧く盛りつけた感じのアニメ。

1期はある程度原作に添って展開しているようですが、二期
はオリジナル要素が強く、"勧悪懲悪"の色合いが可也濃くな
って、諸々の設定なども大幅に変更されたようです。

視て感じたのは・・ハインツ云々の伏線よりラブコメモード
やセクシーで鮮やかな怪盗シーンのスリリングな描写の他に
矢張り"勧悪懲悪"・・盗みに入る場所は総じて悪党という、
結末にホッとしたり爽快感のある「ルパン」そのものな感じ。

銭形警部の代わりに内海刑事・・といった趣。
後半は特に1話限りのゲストキャラの完結した話も多く・・

基本的には艶やかなお姉様、ツンデレ次女、甘えん坊の妹。
最もシンプルで代表的な女性像に才女タイプの眼鏡キャラで
其々にギャップで個性を誇張していたり、サブキャラや事件
単位のゲストキャラが登場して見飽きない構成かな。

何度もニアミスする瞳と俊夫の二人の行方とかマザコンや
ロリコン等解りやすい追加キャラのギャグタッチなど色々。

結果的には"ラブコメ"を楽しむアニメかな。
純愛っぽいけど基本何処かの流れにコメディ入れるんで・・

最終回は如何にもTV放送って感じだった。


来生 瞳 - 戸田恵子
来生 泪 - 藤田淑子
来生 愛 - 坂本千夏
内海 俊夫 - 安原義人

課長 - 内海賢二
浅谷 光子 - 榊原良子
永石 定嗣 - 大木民夫

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

永遠の名作

この作者・・・儲かってんだろうな~
なんて無粋な気持ちでなんて、見てないんだからね!!


いや、お世辞でもなんでもなく
何歳になっても
この作品は素直に「おもしろい」と思えます。
そんな魅力がある作品です。


ちょっと暗い話になりますが・・・
体調を崩し続けていた一つの原因で
おそらくストレスが考えられ・・・。

まぁ、なんといいますか・・・。

仕事で後輩がミスしてしまったのですが、
結構致命的なミスを、一ヶ月に5件ほど・・・。
後輩はうその報告を上げていて
気がついたときにはかなり手遅れな状態で・・・


管理責任だどうのこうの言われたり、
失敗したのにもかかわらず
何にも動かない後輩を叱り付けたりと・・・。
いろいろとありました・・・。


でも、この話が再放送されているのを見て、
自分も悪かったんだなぁと再確認。


メインは次女の瞳が動いていくのですが、
彼女が動くことができるのは、
ルイねぇや愛の完璧なサポートあっての事なんですよね。


一本の矢は折れやすいが、三本の矢は・・・

なんて名言を残した
どこかの武将がいましたが、


その人の長所を全力で生かせるように
サポートするのが良かったんですよね・・・。


まぁ、自分が駄目人間だったって事を
再確認したってネガティブな話だったんですけどね・・・。


この話の感想で、
ネガティブで終わってるの・・・自分だけじゃないか??


ちなみに自分も三姉妹です。
どうでもいい情報でした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

淡々と進むが面白い

俊夫の恋人で、俊夫の勤務する署の前で喫茶店を営む来生瞳は、いつも俊夫の愚痴を聞いてあげている裏で姉妹と一緒に美術品を盗み、俊夫に追われているが、正体は隠し通している。というお話

基本的に一話完結で淡々と物語が進むのですが、見終わった後、しばらく余韻に浸ってしまいました。

主題歌はどちらも好きですし、名曲です。ただ、途中からEDが杏里からキャシー・リンに歌手が変わってしまったのが悪くはないですけど、残念な感じします。アニソンに対しての嫌悪感のせいなんですか?当時のアニメへのイメージはあんまし良くないからしゃーないか


あらすじは以下
有名画廊や美術館に、名画を専門に狙う謎の怪盗3人組「キャッツ・アイ」の挑戦状が届く。今回もまんまと出し抜かれた刑事・俊夫は、恋人・瞳とその姉・泪、妹・愛の経営する喫茶店「キャッツ・アイ」でグチをこぼしていた。しかし、彼は知らなかったが、この瞳たちこそ怪盗の正体であり、その目的は世界的な画家である父・ハインツの散逸した遺作を取り戻すこと、さらに父の死にまつわる謎を解き明かすことにあったのだ。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

59.7 4 怪盗で漫画原作なアニメランキング4位
怪盗ジョーカー(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (29)
145人が棚に入れました
「輝く夜へようこそ!」 怪盗ジョーカー!ただ盗むだけじゃない!大胆不敵!神出鬼没!華麗に奇跡を起こす《ミラクルメイカー》!相棒のハチとともにお宝をもとめて全世界へ!さあ、ショーが開幕だ!
見たことがあるものならどんな人や物にでも変身できる便利な怪盗道具《イメージガム》!秘密基地でもある飛行船《スカイジョーカー》や愛車《ロードジョーカー》を使い世界をかけめぐる!ちょっとドジだがジョーカーをしっかりサポートしている料理の腕はプロ顔負けの相棒、忍者のハチ!ジョーカーと同じ師匠のもとで修行した最大のライバル、怪盗スペード!ともに修行した女怪盗ダイヤモンド・クイーン!そんな彼らと世界中を飛びまわり、立ちはだかる警部や探偵たちの罠をくぐり抜け、どんなピンチも奇跡のトリックをおこし、次々と名画やお宝を盗み出す!!

声優・キャラクター
村瀬歩、小林由美子、下野紘、沢城みゆき、島田敏、龍田直樹、原優子、桜井春名、飛田展男、金田アキ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

闇のゲームの始まりだぜ! もとい、輝く夜へようこそ!!

銀髪の少年、手にするは5枚のカード!と言えば、闇サトシ、ではなく、空飛び地を駆け、世界各地に眠るオタカラを求めて奔走する神出鬼没の「奇跡使い(ミラクルメイカー)」その名も怪盗ジョーカー!

SFとファンタジーを行ったり来たり、両者の間にうま~く折り合いを付けた絶妙バランス&活劇&ギャグ&ミステリーで送るニギヤカ作品。

何と言っても本作の最大の特徴は、怪盗シルバーハート(おじいちゃんキャラ)によるトリック解説。一見異能モノに見える活劇描写にも種あり仕掛けあり。科学的切り口から、魔法瓶、光学迷彩、果ては相対性理論まで、ずずずいっと、何とな~く説明してくれちゃいます(笑)

主役ジョーカーを演ずるは、私的には「双星の陰陽師」の石鏡悠斗役として、ダークなキャラのインパクトが大の村瀬歩さん。その相棒、少年忍者のハチ役は、男の子役を演じれば安定確定、最近では「斉木楠雄のΨ難」に登場したお隣さんちの男の子、サイダーマン(2号)が大好きな、まっすぐな小学生(笑)遊太君役でも御馴染みの小林由美子さん。

準主役級、ゲストキャラのキャスティングも超豪華。先に触れたシルバーハート役の島田敏さんを始めとし、小杉十郎太さん、飛田展男さん(Zガンダム!?)他、大御所級のあの人やこの人が、あちらこちらに出演されています!

コロコロコミック原作と思って侮るなかれ。油断していると、時折顔を覗かせる強烈なブラックネタに冷や汗をかかされる事もあるかも? 子供から大人まで一緒になって、ワオッ!とびっくり、ズコーッ!と笑えて、じわ~っと泣けてしまうオススメのアニメです。

なお、よい子の皆さんは、くれぐれもジョーカーさんの真似はしないよーに。死ぬから~(笑)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アルカライダー

オープニングの爽快感がすごくて3度見してしまいました^^;

唄っているのは新進気鋭の「アルカライダー」http://arukarider.net/s.html
ホームページふざけてますね〜↑
『地球から約6(ロック)万光年離れた「アルカランドロス星雲」からやってきた「ロック界の奇行師ヒーロー」。極悪音楽奇術集団「アルカラ」を懲らしめるためにやってきた。』
これまで「アルカラ」の名で活動してきた関西出身の4ピースバンドだそーで。アルカラの方の曲もいくつか聴いてみましたが、荒削りでキャッチーで。

怪盗ジョーカーのオープニングの歌は、テレビ用に簡潔でお子様にも覚えやすく、アナログな音の勢いと揺れ動く色気もあって、しかしやっぱり簡潔にキッチリしてて、いい仕事してますね〜。
妖怪ウォッチの歌も耳残りいいけど負けてないぞー!


アニメのお話は、少年怪盗ジョーカーが

ポリシーと(『ドロボーと違う!キチンと予告してから頂くからな!』^^;キャッツアイとルパンとセイントテールと同職〜)

技(まあ便利!な道具がポイポイ出てきます。)

とで眼をくらませて盗みを披露。カーチェイスも熱いです。
テンポよく楽しいですね。
キャラクターたちの構えない(萌えとかの自意識が盛られてない)味わいが親しみやすいです。

第一回目ではハットリくんの弟みたいな弟子もついて。
これからどんどんライバルやお馴染みの顔が増えてくのかな〜
楽しみです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

間違いなく今期最大のダークホース コロコロコミックはじまったな

けみかけが1話だけ観てレビュー書くとか凄く久しぶりかもです


だってこれはやべぇ、全く持ってのダークホースです


そもそもまさかのUHF枠ってコロコロコミックも地に落ちたな、と高を括っていたのですが1話を観て完全に参りましたm(_ _)m


本名不明、素顔不明、出生不明、私生活やや荒み気味、の怪盗“ジョーカー”さんがルパン三世ばりの大胆トリックで金銀財宝を奪い去る痛快クライムアクション


あくまで子供向けなのでキャラデザは頭身低め、内容も複雑な知略戦よりアツい語りと激しい逃走劇がメイン
1話のカーチェイスは今時珍しくCG無しのバリバリに動く手描き作画ですぜ?


キャストも1話から龍田直樹さん、飛田辰男さんがまさかの脇役という無駄な贅沢っぷり
脚本はストーリーライダーズの佐藤大
監督は新鉄人兵団やふしぎ道具博物館など新時代のドラえもんレジェンドを築き上げた寺本幸代
オープニングには寺本監督リスペクトってことで大塚隆史率いる歴代プリキュアアニメーターが集結


なんだこれ?
最早キー局制作のアニメを軽くぶっ飛ばす豪華布陣
どうかしてる(笑)


難しく構えず子供向けアニメを素直に楽しめる方は是非チェックしていただきたい!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13

60.0 5 怪盗で漫画原作なアニメランキング5位
ついでにとんちんかん(TVアニメ動画)

1987年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (23)
117人が棚に入れました
1985~1989年に集英社『週刊少年ジャンプ』に連載されたえんどコイチの同名コミックをTVアニメ化。カンフーの達人・東風、発明家・珍平、超能力少女・甘子、そして中学教師でリーダーの間抜作。4人が「怪盗とんちんかん」となってくだらないお宝を盗み出すドタバタストーリー。とんちんかん逮捕に燃える大日本警察の面々、ライバル「怪盗あんぽんたん」など、個性の強いキャラクターたちが物語を彩る。劇中で抜作が披露する「いきなり尻見せ!」「いきなり前見せ!」などのナンセンスギャグも人気を集めた。OPとEDには、歌手の工藤静香が当時在籍していたアイドルユニット「うしろ髪ひかれ隊」の楽曲が使われている。

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

最近ではめっきりみなくなったギャグ漫画

下です。ケツです前です。
ファミコンジャンプというゲームではすごくつよい。ケツが。
ワンパターンですがこういのが最近ないのがさみしい。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2
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