姉妹で部活なおすすめアニメランキング 25

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの姉妹で部活な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月27日の時点で一番の姉妹で部活なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.0 1 姉妹で部活なアニメランキング1位
恋は双子で割り切れない(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (87)
224人が棚に入れました
いつまでも、ただの幼なじみじゃ居られない── 初恋こじらせ系双子ラブコメ開幕! 白崎純と琉実・那織の神宮寺姉妹は小さいころから家族同然で育った幼なじみ。 見た目ボーイッシュで乙女思考な姉・琉実と、 外面カワイイ本性地雷なサブカルオタの妹・那織。 顔はそっくりだけど全く正反対な2人。 純はいつからか芽生えた恋心を抱えながらも、特定の関係を持つでもなく交流は続いていたのだけれど…… 「わたしと付き合ってみない? お試しみたいな感じでどう?」 琉実が発したこの一言が、3人をいびつな三角関係へと導いていく――
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「純がかわいそう」 →「コイツ、ち●このもげた伊藤誠やんけ!!」

【レビューNo.145】(初回登録:2024/10/6)
ラノベ原作で2024年作品。全12話。
”ラブコメハンター”の私としては、「とりあえず観なきゃ!(使命感)」
というところでしたが・・・


(ストーリー)
幼き日、白崎純のお隣に神宮寺琉実・那織の双子の姉妹が引っ越してくる。
3人は意気投合して一緒に過ごすようになるが、やがてそれぞれが恋心を抱く
ようになる。
姉である琉実は中学3年時、妹である那織の気持ちを知りながら純に告白し、
付き合うことになったものの、その1年後突然別れを切り出すのだった。
それぞれが心に複雑な感情を抱えたまま、高校生となった3人の新たなる恋物
語が動きだす。


(評 価)
・予想外によかった第1話
 ぶっちゃけ「幼馴染×双子姉妹」ということで
 「どうせ冴えないオタク男子が、都合よくかわいい双子姉妹に言い寄られる
  いつものやつやろ」
 とあまり期待はしていなかったんですよね。

 そんな中での
 「間違いの多い生き方をしてきた」
 のモノローグから始まる、これまでの経緯を語る姉・琉実のAパート。
 そして
 「私は実に醜い人間であります」
 のモノローグから始まる、これまでの経緯を語る妹・那織のBパート。
 同じ日常風景でも、姉妹によって景色が異なる様が丁寧に描かれており、
 意外と面白いかもと思ったのですが・・・


・ストーリーありきのキャラ描写?!
 ところが1話の終わりで、付き合っている純に琉実が別れ話を切り出す辺り
 から雲行きが怪しくなってきます。
 {netabare}・妹の那織も純のことが好きなことを知っていたが、踏み出せないことを
  見抜いて先制攻撃を仕掛けた。
  (純の初恋相手は那織であることも気付いていた)
 ・それで付き合うことになった2人だが、”那織を出し抜いた”という罪悪感
  から1年で別れ話を切り出す。
  しかも今後は那織と付き合えとか?!
  いろいろと謎の「姉ムーブ」が発動w
 そして純も純で琉実に未練がありそうながらも那織に告白、それで今度は
 那織と付き合うことになるのだが、
 ・2人の心中は全て分かっていたと今度は那織から別れを切り出す。
  → 「3人の関係をリセットした上で再度やり直したい」というこちらも
    謎理論{/netabare}
 ストーリー上姉妹どちらかと上手くいくとそこで終わってしまうので、いろ
 いろ画策したくなるのは分かります。
 しかも別れ話をねじ込んだ方がインパクトがありますし。
 でもそのストーリーありきでキャラを動かしちゃってるんで、姉妹の言動に
 全く共感できないというか、「この茶番は何なんだ?!」という不快感しか
 湧いてこないんですよね。

 で、ここまでの流れをみると「純がかわいそう」って感じにもなりますが、
 そもそもこいつがしっかりしていないから2人が迷走するわけで、終盤の
 大事なところも
 {netabare}・純の友人・坂口が琉実に猛アプローチ
  → デート(?)までこぎつける
 ・坂口の本気度に焦った純はデート現場に駆けつけるも
  「琉実・那織もどちらも同じ位に好きだ。だからどちらかを選ぶことが
   できない。だけど必ず結論を出すから時間をくれないか?」
 え―――っ、人のデートに割り込んでおいて、問題先送りとかどういうこと
 やねん?!
 それを聞いた琉実も
 「ちゃんと考えてくれてるってわかっただけで、私は十分♡」
 って、お前もアタオカやろ!!
 こんな”茶番”で身を引かされる坂口もそりゃ絡みたくもなるわなw{/netabare}
 他のレビューでも書きましたが、こういうどっちつがずで問題先送りキャラ
 (おまけに性には奥手)って個人的には
 「ち●このもげた伊藤誠」
 にしか見えないんだよな~。

 そんな感じで3人の関係を簡単に決められない原作者都合でキャラを動かし
 てる印象が強く、3人の言動には違和感を覚えずにいられなかったですね。


・その他不快要素が・・・
 那織のオタクキャラを不快と感じるレビュアーさんも多いようですね。
 スポーツ好きでコミュ力の高い琉実への対極のキャラ付けでしょうが。
 (あと純とは同好の士というのも)
 私も会話の8割位がサブカルからの引用を絡めてくるので、正直イラっと
 きましたね。
 何かやり過ぎでクドさを感じるというか。
 そのくせ、結構人見知りだったのは内弁慶過ぎてツボでしたが。
 
 新キャラのモデルやってて頭のネジが緩そうな雨宮慈衣菜は、いろんな意味
 で浮いていて好きになれなかったですね。
 (CV:石原夏織さんから合っていなかったような)

 あと女バス部員は人の恋路にヅカヅカ踏みこんできたり、「私にだけ内緒な
 んて~」とか女子の友情ごっこが痛々しかったかな。
 そんな中浅野麗良は姉御肌で{netabare}「男は1回ヤるとそればっかになる」{/netabare}との金言
 ありがとうございましたw


最初からあまり期待していなかったですが、第1話で「おっ」と思ったものの
やはりそこまでだったかという感じでしたね。
「琉実・那織もどちらも同じ位に好きだ。だからどちらかを選ぶことができない。
 → ということでオープンな二股交際をさせて欲しい!!」
『かのかの』の主人公直也って「天才かよ!」と思ったのは私だけ?!
ある意味これが一番丸く収まる方法でしょう(笑)

作画は多少低予算感や怪しいところもありましたが、ヒロイン2人はかわいく
描かれていたので、よかったのでは。


OP『パラレルなハート/内田真礼』
ED『ハニーシトロン/神宮寺琉実(後本萌葉)&神宮寺那織(内田真礼)』
・どちらも作品にはマッチしていたんじゃないですかね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

中二的恋愛物語。

初見評価
また、ハーレム物と思いきや割と真面目に双子の女の子が一人の子に恋をしてしまって悩んでた。今のところ倫理観もまともで思考回路正常なので視聴継続。
ただ、主人公と妹が本好きって設定なんだけど、本好きだからってあんな本の言葉を乱用しないだろ。語りといいワードセンスがどこか中二的なのがきになる。

五話まで視聴
おそらくラブコメではない。
コメディが全くない(もしくは滑ってる)のでいうなら恋愛物。
そしてキャラ評価。
主人公、どっちにもいい顔をしてどっちつかずでパッとしないし流されやすい性格。
姉、告白して振って、思わせぶりな事をする。他は普通でキャラが薄い。ジメジメ。
妹、よくわからない本の言葉を多用する。喋り方のノリが完全にオタクのそれで聞いててイライラする。普通に喋ってほしい。

誰にも共感できずまったく感情移入できない。

そして物語だけど、ジメジメずるずる特に変化もなく半クール使って何を見せられてるんだろう。
セリフ数は馬鹿みたいに多いいんだけど半分以上いらないセリフ。

最後どっちを選ぶのか少し気になるけど、どっちを選んでも苦労しそう。
でも、男も男だからお似合いか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

幼馴染が結ばれる困難性×双子分

主人公高校生男子と二卵性双生児の姉妹との三角関係などを描いた、
同名ライトノベル(未読)の連続アニメ化作品(全12話)

【物語 4.0点】
主人公が優柔不断なのは想定通り。
そもそも告白がゴールの定番恋愛シナリオをなぞらず、
主人公と姉・琉実のカップル解消を物語のスタートに持って来る時点で、
告白や決断という区切りのドラマに本作の焦点は無いと感じます。

むしろ皆、なんで決め切れないで悩んでいるのかが詳述されていて、
そこが興味深いと思えれば良シナリオ。


「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020 首都圏」によると、
結婚した男女の内、幼馴染とゴールインした割合は僅か0.7%だと言う。
幼馴染じゃドキドキできない事などが一因なのだとか。

幼馴染には、確かに一般的な恋愛パターンを踏襲できない難しさがあるのかもしれません。
例えば、お互い知らない者同士だった男女が、憧れ(幻想)を抱き合い接近する。
互いを知る内にドンドン惹かれ合って、告白して結ばれて、めでたしめでたしというテンプレ。
始めから知り過ぎている幼馴染同士じゃ、中々こうはいかないのかもしれません。

本作の主人公・白崎 純と双子の神宮寺 琉実と那織姉妹に至っては、
幼馴染かつ、家もお隣で、昔から家族ぐるみの付き合い。
この親戚の従兄弟同然の至近距離から、恋愛関係にアップデートしようとしても、
心身はそう簡単に切り替えられない。
それにしても、白崎&神宮寺両家の父兄の皆さん。
純くんに、映画トークやミリオタネタばっかり振って恋愛進展には、まるで役に立ちませんw

優柔不断に酌量の余地がまだあったので、私はさほど苦も無く完走できましたし。
どこぞの某豊橋の“プロ幼馴染”でもないですが、
ラブコメにおける幼馴染の“マケイン”率の高さを突き詰めるとこういうことなのかも。
と勉強になりました?という感想が残りました。

本作はそこに、さらに双子の姉妹関係変容への恐れなどが加わり、こんがらがっていくわけですが。

道中、主人公の親友・森脇こと“教授”による、
欲望の赴くまま本能で決めちまえよとの喝だったり。
終盤、{netabare} 坂口から琉実への敗北覚悟の特攻だったり。{/netabare}
とっとと好きと言って決めてしまえばいいじゃん?という方方からの圧力。

決め切れない状況にイライラする視聴者へのガス抜きとも取れますが、
私はモヤモヤした三角関係に、明快に決め過ぎる事例をぶつけることで、
恋愛関係と簡単に割り切れない間柄だってあるんだという主張を浮き彫りにする演出と取りました。


【作画 3.0点】
アニメーション制作はROLL2が初元請け。

キャラデザの一貫性などは無難に保って完走できてましたし、
表情描写も、それなりに豊かで悪くはなかったのですが。

例えば、終盤10話、{netabare} 那織が文字通り裸一貫で純に特攻して来た、{/netabare}
心情表現の面でもエロ方面でも見せ場となるシーン。
私は何故か、ドキドキよりも、もっと画力があればなどと思ってしまったんですよね。

振り返ると、柔らかめのタッチや、全体にぼかした撮影、映像スタイル自体が、
私の好みに合わなかったのかもしれません。

ぼやけていたと言えば、作品タイトルロゴ。
トレンドの右肩上がりの手書き調のレタリングに、
ピンクのぼかし加工が施されているのですが。
この作品タイトルを、白地背景に置いたために、遠目に見ると、
年齢制限受けてモザイクでもかかってるのかって位、目立たないのが難点。

私は本作をサブスク視聴したのですが、
ある時、ガチで本作を探し出せなくて難儀した週がありましたw
これでは、検索画面からアニメ探している利用者には本作は見つけてもらえないのでは?と心配になります。


物語がモヤモヤを描くのは良いのですが、
映像やレタリングはクッキリハッキリでお願い致します。


【キャラ 4.0点】
主人公・白崎 純。
園児の頃から仲が良い双子に恋慕されるという爆発必至のポジションw

ただ純に関しては、モテる理由は一応あったかなとも思います。
特に序盤、小学校時代に、クラスで浮いていた那織がトラブルに陥った際に、
女子同士の喧嘩仲裁に割って入った純くんには感心しました。
あんな女子の魔窟にスーッと入っていく勇気は俺にはありませんw

さらに純の情状を酌量すると、作中、純にはモノローグが一切なかったとの件。
視聴者は、純の心中を置かれた立場や仕草等から類推する他ない。
結果、純は、視聴者への弁明でもある、心の葛藤を独りごつシーンもないまま、
優柔不断などの罪への批判をまともに浴びることにw

ただ、これらの事情を鑑みても私は純くんの爆発を願うことに変わりはありませんがw
最終話の{netabare} 双子ビンタ被弾{/netabare} も当然だと思いましたし。
優柔不断の葛藤が興味深いことと、優柔不断が許されるかは、また別問題です。


モノローグを封じられた純の心中を吐露させたのは親友の“教授”森脇でしょう。

さらには双子の姉・琉実と同じバスケ部の親友で彼氏持ちの浅野 麗良の恋愛相談。
双子の妹・那織と、オタクな毒舌に応酬できる希少な眼鏡っ子“部長”亀嵩璃々須(かめだけりりす)との、知識の青春駄弁への浪費。
などなど本作は、三角関係の当事者間では語り辛い心情を、外部化できる親友ポジが充実していました。


中盤、登場した琉実の親友のギャル・雨宮 慈衣菜(しえな)
上記の、未知の女(ひと)に憧れてゴールインという常道に照らせば、
実は、いっそのこと、純が双子ではなく慈衣菜とくっつくのが、もつれた三角関係をスッキリ精算する最も合理的な方法かもと私は思ってみたり。
彼女、意外と料理もお上手いみたいですし。
が、恋は合理性じゃないでしょうし、
何よりそんなことしたら双子に後ろから刺されかねないでしょうがw


あとは終盤、{netabare} 部室よりも文芸オタクトークに対応できる強敵(とも)との出逢いを優先した、
遊戯部の部長・古間 怜人にある種の男気?を感じました。
あの部室争奪チェス、良い対局でした。{/netabare}


【声優 4.0点】
双子の姉・神宮寺琉実。
体育会系なのに、恋愛では奥手で、駆け引きでも相手の出方待ちの譲り合い。
でも妹に対しては世話を焼く姉でありたい。
そんな姉役にはメインヒロインは初めてとなる後本 萌葉さんを抜擢。
しっかり者でありたいんだけど、初々しさも混ざり合うフレッシュな演技。

一方で妹・神宮寺那織役には経験豊富な内田 真礼さんを起用。
主人公・白崎 純役の坂田 将吾さんと多彩なオタクトークで会話を弾ませ、
姉の焦燥を誘う。
運動したくない帰宅部のクセに、スタイルは“胸部格差”も含めて姉を脅かし。
恋愛でもグイグイ仕掛ける攻撃重視だが、心根は繊細で、
上手く行かないと葛藤するなど、しっかりと世話が焼ける妹。
複雑な役柄を、これまで数多の妹役も演じて来た引き出しの多さで好演し、
展開を引っ掻き回す妹ペースを作り出す。

新人と実力者が交錯するキャスティングが、個人的に一番のドキドキ要素でした。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は、うたたね歌菜氏。
同クールの『マケイン』BGM同様、会話劇の下支えから、心情曲まで、
多彩なジャンルを組み込み対応するが、
こちらはバイオリンなど、より優雅な旋律、及び修羅場曲が多かった印象。

OP主題歌は神宮寺那織役の内田 真礼さんの「パラレルなハート」
明るい歌声に乗せて、乙女心の察知を要求する攻め重視のアップテンポナンバー。
那織に、真礼に翻弄されっぱなしの1クールでした。

ED主題歌は琉実(CV.後本 萌葉)&那織のデュエット曲「ハニーシトロン」
劇伴うたたね歌菜氏も編曲で参加し、
本編の引きに合わせて、アップテンポver.とバラードver.を使い分ける。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

62.0 2 姉妹で部活なアニメランキング2位
フォトカノ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (747)
3920人が棚に入れました
「ファインダーの向こうのキミに……恋をした。」人気恋愛シミュレーション「フォトカノ」がアニメ化決定!

~プロローグ~
主人公前田一也(まえだかずや)は、光河(こうが)学園に通う高校2年生。特に心が沸き立つこともなく、平凡に夏休みが終わろうとしている。
そんな、夏休み最後の夜。主人公は父親からデジタル一眼レフカメラを譲り受けた。これまで、デジカメには特に興味がなかった主人公だが、いざ手にしてみると、そのずっしりとした手応えと、機能美に魅了された。もともと、いわゆるデジモノが好きなのだ。
『とりあえず、明日、学校へ持って行って、何か撮ってみるか』
代わり映えのしない毎日に、変化が生まれた瞬間だった…

声優・キャラクター
島﨑信長、伊藤かな恵、中原麻衣、金元寿子、水橋かおり、斎藤千和、大亀あすか、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、遠藤綾、水原薫、長谷川明子、高垣彩陽、緑川光、白石稔、岡本信彦、世戸さおり
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

この作品女性はどう観るのだろうか?

男の子が楽しむアニメっぽいですね。
かーるく変態心をくすぐりますよね。
コレって女の子がみても楽しめるのかな?

露出している訳ではないですがポーズやアングルなど
微妙にエロスを感じてしまいます。
その辺りがウリなんでしょうけど。
実際カメラもって校内ウロウロしてる奴が居たらちょっと引くよね。
校内で紙袋に入った果物ばらまくこともありえんだろうし…。
アニメ(ゲーム)ならではの微ファンタジーですねコレは。

多分、好みの女の子見つけないと楽しめない作品なので目星をつけておいた方がいいかも。
クールビューティーなお姉さんキャラ居ないかな?

※2話感想{netabare}
登場人物の中ではなんだか担任の先生が一番タイプな気がするけど、
被写体じゃなさそうです。(^_^;)

主人公は美女にはモテるスキルがあるようで羨ましいですな。
高校生ならスク水の校内アイドルに「撮って」とか「あなたのためなら」
とか言われたら惚れてしまうよね。絶対気があるとしか思えない。
二人っきりで撮影会とか…もう、はしたない娘だねぇ。(*^^*)
こんな調子でこの先もラブ&ハーレムが待っていそうなアニメです。

写真部は変態の集まりみたいでこちらはコメディ路線かな?

キャラが多くて誰が誰だか把握し切れてないですし、どう楽しむか困惑中と言う所です。
好きなキャラ見つけて、柱のストーリー待ちかな。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
認めんぞ認めんぞあんなキス。歯茎までしびれるキス…じゃねーよ!
笑わすな。笑わすな。反射神経どこ行った?

押されて偶然おっぱい鷲掴みだと!?ウソつけー。
あの位置で押す方も押す方。
気付かない振りしてるけど前に水着女子いるの判るだろっ!

ツルツル廊下も転び方不自然だし「アーッ!」じゃねーよ!「アーッ!」じゃ!
しかもスカートの中見たくらいで気絶してんじゃねーよ!
いつまでも股開いてる女も女。予測できるだろー。

多数のラッキースケベ連発しながらも女性好感度上昇してるじゃないか。認めんぞ。
(視聴者の好感度は知らないけどね)

生徒会長に至っては強要しちゃってましたが満更でもないご様子…もう無敵じゃないか。
自分でポーズとらせておきながら、なーにが「シャッターチャンスだ!」だよ!
(多分ゲームでそういうかけ声なんだろうけど)

写真部も廊下掃除は反射でスカートの中を狙うのかと思ったら転んだシーン狙いでした。
なんにせよフォトジェニックってなんなん?え?なんなん?

ストーリー的には高飛び込みや新体操等部活系で進展ありそうだけど浅そうです。

どうせなら街に繰り出して欲しくなって来ました。(捕まるけどw)
どうもケツの青い女子高生縛りじゃ好きなキャラが出来なさそう。
それに「撮って撮って」と媚びてくるとありがたみがないんだよ恥じらえよ。

ん!?こーやってツッコミながら観るかな?
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回はいつもより更に内容がないよー。

妹が不自然にスク水で抱きつき顔についた匂いやプールの水滴を
味わっていましたが…気持ち悪いッス(^_^;)

不正登校ネタで何時まで室戸さん脅しちゃうんでしょうか?
主人公ゲス染みてきましたが大丈夫なのでしょうか?
室戸さんの為の優しさが隠れている…のでしょうか?

新見さんに写真に関してカッコイイ事言ってますが、
「シャッターチャンス!」と思う瞬間が胸チラの瞬間だったりで
どうも説得力がないんですよね。

本に関しては鞄にしまうなり部室に置いてくればいいのになぜ下駄箱?
それに下駄箱の中で何が引っかるというのでしょうか?

体育館に被写体みんな集まってましたが共通点が謎です。
ストレッチの写真に美学や参考になる物などあるのだろうか…?

来週は蜂が絡んで一騒動ありそうです。
スズメバチの巣なので危険です。
巣を取り損なう業者もどーなんでしょうかね?
{/netabare}

※5話感想{netabare}
スズメバチはスルーでした。余計なアンテナ張ってたみたいです。

ようやくラブコメ展開になって来ました。新見ルートってやつでしょうか?
なんだかモテない人の妄想をアニメにしたような感じですがね。
現実では好きな女の前であんな自虐を口にしたら終わりです。「恋」も「男として」もね。
恋愛格差を感じて思い悩んだとしても他の男と似合うとか口にして欲しくなかったな。

主人公以外はみんな良い人で好感持てるんですが、
肝心の主人公に魅力が見いだせないです。ゲスな上に今回の卑屈さで更にマイナス。
次回は少しは男らしさを見せるのかな?
もう他ルート消し飛ぶ位がんばらないかな。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
新見さんってば、どんだけ前田くん好きなんだよぉ。
好き好き展開で笑ってしまいました。
公園で尻を押させる意味は分かんなかったけど、
嫌いな所など微塵もない純度100%の「好き」を見せてくれました。
超理想妄想展開で見てるこっちが恥ずかしいけど、ここまでやってくれると天晴れです。

他の人が入る余地無さそうなんでこれはこれで一つのエンドですかね。
次からまた違う妄想が待っているのでしょうか。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
あまーい妄想に付き合うのも疲れ気味ですし、
『新見ルート』以上は無い気がしますが最後まで観ようとは思っています。
「結局お前も好きなんだろ!?」っと言われそうですが。(^_^;)

今話の『ののかルート』も男の願望を押しつけたあまーい妄想の様なストーリーでした。

前田くん、写真頑張ってるといっても女体ありきです。
「モデルがおらずグラビア風ポーズだとNG」と言ってましたが当たり前です。
だって気味が悪いもの。ホームルームで議題にされないだけまだましです。

ののかも朝練に付き合う代わりにモデルOKしましたが、
思春期の男にとっては両方美味しく交換条件になっていない様な…。

手ブラ擬きとか好き好きが激しすぎてこそばゆい。
訳の分からん不良に絡まれる展開もどーなんでしょうか。ひどく安っぽく感じます。
結局は超幸せなお付き合いが始まるみたいです。
はいはい。末永くお幸せにー。今話も天晴れでした。

それはそうとED曲は有名声優さんが週替わりで豪華ですねー。
{/netabare}

【総評】
うーん、やはりゲーム向きなんでしょうね。
妄想度が高く自動的に上手く行く恋物語を見せられても
ドキドキ感ないし共感も出来ないです。
主人公に魅力がないのはゲーム上で自分と重ね合わせ易い様に
無個性にしているところがあると思いますがそれにしてもつまらない男です。

女の子たちは男から見て理想的な性格で容姿も良く声も良く、
ゲームなら頑張って攻略したくなるかもしれませんが、
なにせアニメだと努力もなく一方的に好かれている感じがしてありがたみが無いです。
新見さんとの話は一応ラブコメっぽかったですけどね。

気に入った女の子が居たり、ゲームファンや
ピンポイントな声優ファンなら楽しめるかもしれませんが、
普通のアニメ好きやラブコメ好きの方は満足できる作品ではないと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

写真を通して、微エロを撮るか、素顔を映し出すか

前半について
女の子を被写体にしたりきわどいアングルが撮りたいとか
わからなくもないけれど

欲望をそのままにアニメに出しすぎていて
少しひいた。

私もレイヤーやっているから写真を撮ってもらいたいとか
嬉しいってのもわかるけれども


なにを求めている?
女の子がわからみたらちょっと嫌なアニメかも

途中で断念しちゃうかも

4話までみたけれど{netabare}
出会いから主人公に対して好感度高いし
主人公に最初から友達、普通の設定

ぶつかってキスとか
友達に押されて胸触っちゃうとか
不可抗力が好きなのはわかるけど
女の子の反応がありえない。

{/netabare}
これがエロゲならアリなのにw
男の子からの目線なら楽しめるのか
それなら
主人公よりもフォト部員かな
いかに際どい写真を撮るか。

でも犯罪レベルだよね
許可とってなければ盗撮だし

真似しそうだけど
そこらへん。どーなんだろう


女の子は自体はかわいいと思うよ。

後半について

さねはら編よかった♪ずっと花があるから花言葉関係あるとは思っていたけれど
やっと調べた

そのまんまだ。
花言葉って複線の使い方として
使いやすいよね

後半の女の子それぞれピックアップした話は結構好き。
写真を通して素顔を映し出せるってとこが
特にいい
けれど前半が悪かったのは消せない

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

男なら好き?んなわけない

内容すっからかんの作品。
可愛くて、ちょっとエロ要素のある女の子キャラを
出しておけば男ウケするだろうというのは違うと
思います。

======第4話まで視聴して追記です。

放送当時よりアニメ慣れしたから大丈夫かと思い、
アマガミSSを観た後に気まぐれで視聴してみました。

いやあ、あり得ない。よくもこんな酷いアニメを
放送したものですね。
まず主人公がゲスすぎます。
なんの躊躇もなく、美少女JKたちのエロシーンを
「シャッターチャンス」とか言う目で見る。
生徒会長の弱みを握って、脅してセクシー水着写真を
撮ったり、怒られてる妹たちを助けたり、宿題を
やらせたり……。

そのくせ、新美さんを写真部から守るとか、
写真論について偉そうに語ったり。
お前のやっていることは作品撮りではなく、
ただの盗撮ですから。
しかも納得できないのは、ヒロインたちはこんな
主人公のことがみんな大好きという。

もちろん写真部の連中もほぼ犯罪まがい。
レイヤーのお宝ショットをモノにしよう!とか、
マナーすら守れない。

企画も脚本も少し頭がおかしいのでは?
そして写真って、こんな酷いものではないということは
声を大にして言いたいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

63.7 3 姉妹で部活なアニメランキング3位
南鎌倉高校女子自転車部(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (206)
752人が棚に入れました
高校入学をきっかけに長崎から鎌倉へ引っ越してきた女の子、毎春ひろみ。
新しい土地に新しい学校、そして新しい友だち。
そんなわくわくする日常との出会いではいつも自転車といっしょ!
鎌倉を舞台に女子高生たちの自転車に想いを込めた青春が始まる―――!

声優・キャラクター
上田麗奈、広瀬ゆうき、藤原夏海、高森奈津美、渡部紗弓、竹内恵美子、久保ユリカ、福緒唯
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

時速30km/h出ないロードバイクなんてあるのか、僅か数10kmを輪行する人間なんているのか、

{netabare}何話目かで、いきなり始まるクリテリウムでは、ママチャリに乗る(←滅茶苦茶スピード出ない)、熊の着ぐるみ着た(←風の抵抗でスピード出ないし、自転車操作困難というか無理&たとえ操縦出来ても暑くて死ぬ)、単独エスケープをはかる自転車に、ロードバイク4人がかりでなかなか追いつけない女子自転車部チーム!
しかも、いくらクリテとはいえ、28km/hというド低速での棒状巡航?! 
28km/hって、ママチャリでは異常な速さ(しかも着ぐるみ着てるし)だけど、ロードバイクでは散走(=ポタリング)程度、鼻歌出ちゃうぐらいの速度です。

場面変わって、鎌倉の高校が舞台なのに、たかが三浦半島を巡るのに電車使って輪行発着。
鎌倉を発着点にするなら、横浜経由で大回りしてもせいぜい100km。これってロードバイクでは昼飯前(のんびりポタっても5時間足らず=早朝出発なら昼飯は自宅に帰ってから食べられる)の距離。当然、輪行なんてする筈もない。どんなロード乗りだって、走って済ませられる距離なら走って終えるのが普通です(例外は、ツーリング先で酒飲むとき。帰りは電車にしないとダメです){/netabare}

弱ペダ人気に便乗したのだろうが、原作モノのようなので、この原作者はロードバイクを全く知らないのだろうか。それだとしても、なんでアニメ化しようなんて思ったのだろうか。
まあ確かに、弱ペダは、実際には存在しない高校生のステージレースを描いていて、中身も超展開のオンパレードだらけ(巨人の星ほどじゃないが、あしたのジョーよりひどい位)というぶっ飛び作品ではあるんだが、少なくともロードバイクとレースへの熱は感じられる。
そして、この作品にはそういう気概が一切感じられない。

1クール前に放送されてた「ろんぐらいだぁす」が、主人公が自転車とめぐり合い、ロード乗りとして成長し、その間、ロードバイクに乗っていれば誰もがぶつかる障害をちゃんと経験してそれを解決して行く過程を丁寧に描いた良作だっただけに、続けて見たせいで、余計に腹がたってたまらなかった。

テーマがロードバイクだと、不愉快でも我慢して最後まで見てしまう自分にも腹がたった作品。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

南鎌倉高校女子自転車「競技」部じゃないところが作風を決定付けている

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
自転車×女子高生 という組み合わせ。日常系をベースにしている毒のない作風ですから、観ていて不愉快になる方は少ないと思います。

自転車導入としては、正直イマイチ。前期(2016秋)の、「ろんぐらいだぁす」の方が上に感じました。つか、エンディング後の「A応P初めての自転車部」の方が、自転車導入としては優秀だったかもw

もっとも、「自転車部を舞台にしたキャラものアニメ」という点では、本作に軍配が上がると思います。また、鎌倉の美しい景色を眺めたり、有名観光地を擬似的に巡れるのも本作の魅力のひとつだと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
自転車部であって、自転車競技部じゃないのが、このアニメをよく表す特徴だと思います。サイクリングから始まり、レース、ロングライドと、「自転車」であればなんでもござれ。そのなんでもござれ感が独特のユルさを醸し出しています。

放送時期もあり、当然「ろんぐらいだぁす」と比べられると思うけど、作画以外は「ろんぐらいだぁす」の方が好きかな(僅差だけど)。

「南鎌倉高校自転車部」は、自転車の辛さや大変さを意図的に廃していて、「自転車最高!」って感じだけど、悪さもあっての魅力だと思うので。

「ろんぐらいだぁす」の面々が自転車のことを悪く言うときは、「それでも好き」「手のかかる子ほど可愛い」って感じが出ていました。深読みすれば、「酸いも甘いも知り尽くした大人な女子大生」と、「まだ恋に恋する女子高生」の違い、とも言えるかな(考えすぎw)。

自転車アニメを女子高生にやらせるとこうなるのか、なるほどと思ったのが、経済的負担を描か(け)ないということです。

ロードバイクなんて金食い虫、高校生の小遣いじゃムリだし。それを救うために、部費(&身内かつ理解ある学園長)、知り合いの自転車屋、理解がありポケットマネーを出してくれる顧問、金持ちの仲間、優しい他人の寄付と、かなりご都合主義的な好条件をそろえましたねw

まあそれが、独特の優しさやユルさを生み出しているので、一概に短所とは言えませんが。あまり、世知辛い女子高生なんて見たくないしねw

しっかし、主役の声が上田麗奈さんですか。キャラもかぶってるし、演技も「ばくおん」の「佐倉羽音」まんまでしたね。「ばくおん」であれだけロードをディスッていた一員が、これだけ自転車を楽しんでいる、というのも……ねぇ(苦笑) なぜ、こんなキャスティングにしたんだろうか、偶然ってことはないだろうけど(汗)
{/netabare}

【追記 特別編 感想】
{netabare}
第13話として、南鎌倉高校自転車部の面々が台湾に行く話。修学旅行の下見を授業期間中に(校長の身内の)生徒に行かせ、予算も学校持ち、出席扱いなんて、マスコミに叩かれそうなネタですねw

いや、修学旅行の下見のわりに、ご飯を食べる店が小さく、あそこに学年の生徒が全員入ると思えないな。いや、修学旅行で夜市に生徒を出すなんて、有り得ないかと。いや、臭豆腐、あれはキツいよ(汗) まあ、揚げたやつなら食べられなくもないけど。いや、唯一の引率教師が海外で夜に女子高生ほっぽり出してマッサージとか、処分の対象だから。いや、報告書は顧問が書かずに生徒に書かすんかい。

とにかく「修学旅行の下見」という設定に無理があったと思います。別に「商店街の福引き」とかで良かった気がします。

ただ、台湾を取り上げたのは自転車アニメならではで良かったと思います。きっと、ロケハンも楽しんだのでしょうね(邪推)w
{/netabare}

【余談 ~ 行かずに死ねるか ~】
{netabare}
自転車で世界一周した、石田ゆうすけさんの書いたエッセイ「行かずに死ねるか ~世界95,000㎞一人旅~」を、つい先日読んだ。かなり良いエッセイで、オススメ。旅に出たくなる。

実はこの本の後書きを、椎名誠さんが書いていた。その文章も秀逸。

椎名さんは、「自分も石田さんが観た景色はほとんど全て見ているが、自分は、仕事で車(他力)。自転車(自力)で観た石田さんとこうも感じ方、見える景色が違うのに驚いた」という主旨のことを言っていた。

この「南鎌倉高校自転車部」でも、「自力」の良さはたくさん描かれていた。

自転車に興味がある方、旅に興味がある方、このエッセイは絶賛オススメですよ♪

ちなみに、余談の余談で、上記の本が楽しかったので、「とまらない好奇心! ~次の旅を夢見て~:会社員 自転車で世界を走る」っていう、大島義史さんの本を読んでみたんですが、これがつまらないツマラナイ(笑) 内容じゃなくて、文体がね、鼻につく鼻につく。リアルな話なのにリアリティがない。比べて読むと、内容は近いのに、こんなに魅力が違うのかと驚きましたね(苦笑)
{/netabare}

【余談2 ~ 原作者は多分、赤松健ファンw ~】
{netabare}
本作には、「サンディ・マクドゥガル」という人物が出ますが、この名前、赤松健先生の「A・Iが止まらない!」に出てくる「シンシア(シンディ)・マクドゥガル」からとっているものと思います。「ラブひな」には、「サラ・マクドゥガル」も出てるから、合わせたのかな?

赤松作品のファンとしては、ちょっと嬉しかったです♪ もっとも、シンディ自体は「惣流・アスカ・ラングレー」をモチーフにしてるんで、キャラ(性格)は全然違うけどね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
主人公のひろみ、びっくりするくらい「ばくおん!」の「佐倉羽音」なんだが(笑) ワザとか? 演技の幅が狭いのか? あれだけ「自転車よりオートバイ」って言ってたのにね(笑) キャラデザはなんか古くさいね。景色は普通に綺麗だけど。エンドカードが、妙にエロいw

2話目
なんかこう、インパクトに欠けるアニメですな。キャラは分かりやすく描き分けられているので、大丈夫そうですが。

3話目
良い回だ。自転車の魅力を、お年寄り(校長&祖母&大先輩)の目線から語られるのは良かった。歴史を踏まえての語りには説得力があるし、それを孫が復活させるのも胸熱。

4話目
勝負する意味が分からない。どうせなら、「水泳部入るって口約束してた」くらいで良かったのでは? つか、膝を故障してたのに、チャリの座りこぎで登り坂は自殺行為では? ヒロコ先輩、メッチャ男前w

5話目
やはり、ロードか。このまま、ママチャリのアニメも観てみたかったがw 大切な物を買うときほど、最後は一目惚れって、大事だと思う。

6話目
スカートでロードに乗るという、違和感w まあ、確かに女子高生なら体のラインは気になるよね。そこは「ろんぐらいだぁす」には無かったところだね。足がはまらなかったって、ムリにドラマを作らなくてもw それは良いんだが、早くスタート切ろうよ(苦笑)

7話目
初心者であり、今日初めて「トレイン」を習った巴と冬音が、「最後まで夏海さんに引いてもらうわけにはいかない」って? 「引く」という専門用語が出てくるのに違和感を感じた。完全に自転車競技。エースと準エースを勝たせるとか、マジで弱虫ペダル。

8話目
どう考えても一番凄いのは、熊さんw (ロード)バイクが話すとか、マジで「ばくおん!」w

9話目
鎌倉PR回。鶴岡八幡宮も銭洗弁財天も行ったことあるけど、良いとこだよね。自転車は本来競うものではない、ってこと? 学校行事とはいえ、制服で走る違和感。サンディ・マクドゥガル……原作者は「AIが止まらない(赤松健)」ファンだなw

10話目
なるほど、女子大生ではなく、女子高生になら、高いロードバイクもプレゼントされるわけか(苦笑) 先生、部活なんですし初心者なのに、大事故あったらどうすんの?

11話目
急に自転車レクチャー始まったけどw ハンガーノック→甘すぎ!→パンク って、「ろんぐらいだぁす」まんまやんw そして、観光案内も忘れないw え~のし~ま、どーーん!(釣り球)

12話目
校長の話、深いようで浅い気がするw てか、充分に楽しんでたやん(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

道草

長崎から鎌倉へと引越してきた舞春ひろみ。
自転車の乗り方を忘れてしまい、高校の入学式に遅れそうになる。
登校中に知り合った秋月巴の助けもあり、何とか式に間に合うのであった。

高校生活を過ごしていく中で重要な物。
それは勉学や友人関係、そして部活などがあるでしょう。
本作品は自転車部を申請して、活動実績を残して『部』として認めてもらえるように頑張ります。
その頑張った先に『部』として大切な物を見つける事ができるかどうか。
3年間という短い高校生活。
大切な仲間と過ごせる貴重な時間。
有限だからこそ、見失ってはいけないもの。
「時は金也」
多感な十代。
自転車部としての活動を通して有意義な経験をします。

レース展開もありますが、個人的には観光案内という印象があります。
作品の舞台となる鎌倉。
海岸沿いの道路を自転車で走るだけでも絵になりますね。
オリエンテーションで回った鎌倉。
小回りの利く自転車は有利ですね。

三浦半島に遠征もします。
個人的には海産物の恵みを頂くあたりで終わっても良かったのですが^^;
目標となったのは風力発電の風車。
目立ちますが、観光名所とは言えないような……
まあ、ハッキリとした目標や目的があるのは良い事。
一直線に進めますから。

本作品では「自転車を楽しむ事」が重要視されています。
勿論、自転車自体の値段が高価、食事を抜くとエネルギー切れになる等、
負の側面も描いています。
ただし、それらを考慮しても「楽しい」という事が伝わってきます。
自転車部として認可されるかどうか。
それは、部活動を通じて得られる貴重な体験。
オイラも疑似体験させてもらいました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

77.1 4 姉妹で部活なアニメランキング4位
ぼくたちは勉強ができない(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (496)
2345人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」を得るために、受験勉強に苦戦する同級生たちの教育係となることに。指導する相手は「文学の森の眠り姫」古橋文乃、「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠といった学園きっての天才美少女たち! 完全無欠の学力と思われた彼女たちだが、苦手教科に関してはとことんポンコツだった…!? 個性的な「できない娘」たちに振り回されつつ、成幸は彼女たちの入試合格のために奔走! 勉強も恋も「できない」天才たちのラブコメディ、ここに開幕!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

うるかにしてください

お静かに!って意味合いではもちろんございません。
原作は週間少年ジャンプ連載中。いつもながら未読です。

努力型秀才である貧乏男子高校生が、大学進学に係る費用の一切合切を学校に賄ってもらえる “VIP推薦” をエサに同級生女子に勉強を教えるというお話。
主人公男子は貧乏であるにこしたことはありません。トキワ荘以来の伝統芸能です。
同級生女子は二名。得意科目はほぼ満点だが苦手科目はてんでダメというのと、進路希望・将来の夢の観点だと苦手科目を超絶レベルアップさせないと進学もおぼつかないという点が共通する二人です。

 「お勉強」 + 「ラブコメ」

あらすじや第1話からそんな話かなぁという出だしでしたが、これがまた絶妙につまらなかったです。
少し経って{netabare}(第2話){/netabare}からもう一人、武元うるか(CV鈴代紗弓)が投入されて、元からの二人である古橋文乃(CV白石晴香)、緒方理珠(CV富田美憂)の三名体制となり屋台骨が出来たことで好転していきました。

 「ラッキースケベ」 +「ハーレム」 featuring「お勉強」

早々に路線変更です。真面目に言うようなことでもありませんが、、、路線変更です!


実際にお勉強要素の配分が多いまま、まっとうに学力向上を目指す内容でしたら視聴継続はしんどかったでしょう。リアル志向でもエンタメ志向でもなくガバガバの設定でしたので。
・学校側が生徒の学力向上と進路指導の責任を放棄してる時点でOUT!(これ大事)
・文乃と理珠の出来ないっぷり描写にもいろいろ言いたいことはある
設定もそうなんですがいまさら英語の構文や数学の公式にお付き合いするのもなんだかねぇ。

{netabare}「Don't you kiss someone , NARIYUKI?」(6話)
意訳) あんた成り行きでキスまでしたんとちゃう?成幸だけに(嘘)
   {netabare}しかもあんたの名前を音読みしたら・・・きゃーっ(もっと嘘){/netabare} 

これ文法だとanyoneが正解じゃなかったっけ? うるかが必死こいて覚えた構文を頑張って使ってみたけどちょいミスがあってかわいいじゃん、と普通なら思うところなんですが、ここに至るまでに、「この作者(編集含む)は絶対まともに勉強したことなさそうだな」の説得力ない描写が連発してましたので、素直に受け取れません。なお現場ではanyだろうがsomeだろうが通じるっちゃ通じます。{/netabare}


いざラッキースケベハーレムアニメとの立ち位置が固まってしまえば、お作法に則ってすんなり観ることのできる普通の作品でした。
小学校高学年ないし中学入学したての芽生えの時期にお世話になった(かもしれない)少年誌の『お色気マンガ』の佇まいです。

 {netabare}※注)『お色気マンガ』と『エロマンガ』は違うからね。{/netabare}

ヒロインの裸を見たり接触する程度の描写に留まるのが通例で、また、何かしらのトラブルに巻き込まれてサービスカットを披露する「お約束」のアレです。

肉体関係ありの最近のマガジン案件(あれはあれで良い)と違い、こちらジャンプ案件はきちんとお色気止まりにしているのが良いですね。なんとも懐かしい香りがしていて、その雰囲気を楽しむような感覚。
自分の場合このへんのルーツは連載終盤の『やるっきゃ騎士』(※ナイトと読む)でしょうか。
少年の夢と希望とスケベ心が詰まったこういう品は、健全な少年が親に見つからないようにどきどきしながら観てほしいタイプの作品です。


最終話で3か月後の2期放送が発表されました。
私の視聴優先順位としては低いです。少し懐かしい匂いを堪能したところでややお腹いっぱいかしら。自分にとってはそんな位置付けでした。



■オマケ1
どうせなら健全なお色気ものだったらよかったのに。
{netabare}ブラコン妹が登場して、兄のふとんをくんかくんかしてましたが、アニメ向けアレンジでしょうか?
視覚的なお色気どまりだったほうが健全な気がしていて、フェチまで踏み込むと大人向け指数がアップしちゃいます。なんかもったいない。{/netabare}

■オマケ2
球技大会にクレームw
{netabare}自分が高校生の時だったら、和気あいあいの男女混合なんてありえんと思ったでしょう。
勝ちにいきたいのに遠慮が入っちゃうから。クラス対抗ならなおさら負けるわけにはいかないのです。
当方の高校時代は、クラス対抗の雌雄を決するガチ系イベントだったので男女くっきり別れてました。混合だと体力面で劣る女性がやりづらくはなかろうか。イチャコラなんて別途いくらでもできるし。
このアニメに限らずいつも思うのですが、学園ものの校内イベントって文化系の目線で描かれてることが多いですよね。自分が知りえなかった高校生活を疑似体験できるのをもって良しとすればいいのかもしれません。だがしかし、なんとなく腑に落ちないのです。{/netabare}



視聴時期:2019年4月~2019年6月

-----
2020.02.06 追記

後半2クールめのほうが好み。


2019.07.02 初稿
2020.02.06 追記
2020.07.24 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 59

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

文系/理系/体育会系、ある意味「裏『人生』」!?

しかし、作中でヒロインたちの得意分野はあまり活かされないので「凸凹解決せんせーしょん」という訳には行かないのです…。

第2話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。週刊少年ジャンプに連載の同タイトルの原作マンガは、最新巻が11巻です。

アニメ化範囲でもストーリーが進むと増えるかもしれませんが、とりあえず主な登場人物は下記の5人です。

ちなみにタイトルが『ぼくたちは勉強ができない』なのですが、開始時点ですら全く勉強ができないのはうるかだけです。

唯我成幸(ゆいが なりゆき): 主人公。母子家庭で育ち、経済的な理由から大学へのVIP推薦なる枠での進学を目指すが、その条件として女子生徒3人の「教育係」に任命される。学業的にはどの科目もわりと成績が良いオールラウンダーだが、文系科目/理系科目のいずれも校内1位にはなれない。運動は苦手。

古橋文乃(ふるはし ふみの): ヒロイン枠。国語(現代文・古文・漢文)が得意科目だが、ある思い入れから理系の進学を目指す。しかし、数学を筆頭に理系科目の成績は壊滅的で、成幸に勉強を教わることになる。

緒方理珠(おがた りず): ヒロイン枠。数学と物理が得意科目だが、趣味がきっかけで文系の進学を目指す。しかし、気持ちを読み取ったり小論文を書いたりするのは苦手で、国語を筆頭に文系科目の成績が良くない。やはり成幸に勉強を教わることになる。

武元うるか(たけもと うるか): ヒロイン枠。水泳部で好成績を残すスポーツ少女。志望の大学にはスポーツ推薦で進学できると思っていたため勉強をしてこなかったが、推薦時に英語の試験成績を問われることが急きょ決まり、成幸に勉強を教わることになる。

桐須真冬(きりす まふゆ): ヒロイン枠(?)。世界史を担当する教師。文乃と理珠の初代教育係。才能がある分野に進まないのは無駄なことだという考えがあり、二人にも得意分野に沿った進学を強く勧めるが反発され、教育係を断念する。サブタイトルなどで「前任者」と出てくる場合は桐須先生のことを指す。

成幸が女子3人に勉強を教えることでいわゆる「ハーレム物」の構図になっているのですが、本作のフックとして機能しているのが桐須先生の存在です。

当初は成幸の「ライバル」として配されたと思われる先生ですが、おそらくアニメの中盤くらいから「ヒロイン」として機能しだしてからが本作の「本番」だと思いますので、お楽しみに!

2017.7.1追記:
第13話まで視聴終了。分割2クールということで、2019年10月からの2クール目の放送予定の予告がありました。

終盤でのあしゅみー(小美浪あすみ)先輩の登場で、主な登場キャラクターは出揃った感じですので第2クールでは各ヒロイン達の肉親たちの出場機会などもありつつ、お当番回的な物が回っていく感じになると思います。

原作では真冬センセー、先生とは思えないくらいに活躍してますがアニメではどうなることでしょうか。楽しみです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 47

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ユイガ君がマッチョじゃないから、ハーレムっぽくても楽しめました(^^)

ユイガ君、天才でもないし、ルックスも平凡だけど、凄くステキだと、思います!

私、マッチョっぽい感じのハーレム系アニメって、わりと苦手なんですけど、こういうのなら大丈夫です。

ギャグアニメのジャンルとして、
ラブコメがあって、
そのバリエーションにハーレム系があるんだと思いますけど、
ハーレムの頂点に立つ主人公男子が、なんでそんなので女子からモテまくるのか、私には理解出来ない感じの「女の子の気持ち解ってないキャラ」なこと、多いと思うんです。
なんか喧嘩が強くてとか、女の子に対する態度が無遠慮とか、発言が思いやり足りなくてとかで、イラッとさせられちゃう、そんな主人公男子が、ちょっとした一言や何気ない仕草ひとつで、それまで嫌ってた女の子にいきなり恋をされちゃう、みたいな展開。
そういうのって、女の子を根本的にはモノとしてしか見てないし、女の子の気持ちの繊細な部分を無視しちゃってると、思うんです。

前置きが長くなっちゃいましたけど、
ぼく勉のユイガ君って、そういう、ありがちなハーレムの頂点に君臨するキャラとは全然違うと思うんです。
女の子・・・っていうより、人と接する時の、
基本的な姿勢がしっかりしてる。
ちゃんと相手がどう考えて行動してるのか、よく考えて相手の気持ちを尊重しながら対応してくれる。
それに、もともと天才でなんか全然なくて、努力で勉強を出来るようになった、言うなれば普通の才能しか持たない人で、
しかも家は母子家庭で貧乏で、幼い兄弟の面倒も見なくちゃいけなくて、ヒロイン女子たちの教育係を引き受けたのも、家計のために特別VIP推薦での大学進学を考えてのことって、格差社会のせいだとはいえ、健気すぎです。ついでに言っちゃうと、キャラ造形も、とてもモテそうにはない、垢抜けないというか平凡な感じで、ああ、この男の子は、真面目に頑張って生きて行くしか人生を成功する方法は無いよねって感じです。
でも、だからこそ、人に勉強を教えることに、真面目に取り組めるし、工夫も出来るし、一生懸命になれる。
自分が、勉強を頑張って、努力して成績を上げてきたから、他人の苦手科目克服を手助けするのにも長けている。
なんかすごく、教育係に適役な、素敵な人ですよね!!

そんなユイガ君だから、
学校内でも有名な、
特定の科目に特化してる天才タイプの女子3人が信頼を寄せてくれるの、とてもよく解ります。
それぞれ、得意科目はズバ抜けてるのに、苦手な科目ではとことんポンコツな訳だけど、
それでも苦手を克服して、自分の希望する学部に進みたいという意志と理由を持ってるから、
ユイガ君と出会ったおかげで、少しずつ苦手科目の成績を上げられるようになるのが、いいお話だって思います。


ただもちろん、これはハーレム系ラブコメなんで、
信頼や感謝の気持ちが、徐々に恋心に昇華してっちゃう訳で。
もともとユイガ君を好きだったうるかちゃんは、英語とスポーツを頑張りながら、うまくユイガ君に気持ち伝えられるといいなって思うし、
まだ自分のユイガ君への恋心を自分でもよく解ってない緒方さんには自分の気持ちを理解出来るようになって欲しいし、
ユイガ君の相談相手みたいなポジションになっちゃってる文乃ちゃんは、どういう風にユイガ君を意識するようになってしまうのか興味津々です。

そしてもう一人、桐須先生!
ユイガ君の前任の、天才ポンコツ女子教育係にして、才能優先主義のこの人が、苦手科目を習得させるのが上手なユイガ君とこれからどういう風に絡むのか、凄く、気になります!!
桐須先生って冷徹クールな教師を装ってるけど、実は生徒思いの優しい性格なのをユイガ君には見破られてるし、
掃除や片付けが極端に苦手な汚ギャル系なんだけど、掃除とか片付けとかいった生活能力って、
そうなんです!ユイガ君の最も得意な領域なんですね!
これはこの二人の関係が、今後どういう風に展開していくのか、桐須先生までもがユイガ君にデレるときが来るのか、大注目です(≧▽≦)



・・・・・・・・・・^○^・・・・・・・・・

観終わりました(^^)

うるかちゃんスゴイ可愛い!
でも気持ちをちゃんと伝えられないまま・・・(><)
ちょっと可哀想、かなー。
りずちゃんは、自分の気持ちをわかったのはいいんだけど、
まだまだ幼いなー。
これで心理学を専攻したいって、ちょっと無理あるなー。
もっと小説とか読んでがんばって。

で、文乃ちゃん!
女子ふたりの恋の相談役 兼、ユイガ君の女心のお勉強の師匠だったのが、
最終回で、ようやく大事件!
これから三つどもえのハーレム展開?
桐須先生やあすみ先輩とはどうなるの?

いいところで終わっちゃったよー(≧△≦)

つづき、待ってます~(*^,^*)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

79.7 5 姉妹で部活なアニメランキング5位
ゆるゆり♪♪(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1646)
8589人が棚に入れました
七森中の「娯楽部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈、斎藤千和、日高里菜

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「さらば主人公、また会う日まで」視聴。

もう一回笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「帰って来た主人公」
アッカリ~ン♪
たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!
わ~い、会いたかったよ、みんな~。
思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。
ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。
…………………………。
こ、今度はきっと大丈夫!
だって1話からちゃんと主人公してるもん! ね? ねっ!?

第2話「ゆるゆりなる日々なるなり」
聞いてくれ、みんな!
なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!
いや、ホントか知らんけど。
でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!
そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!
けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。
放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?
とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。
う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

第3話「チョコと涙と女と女と磯辺揚げ」
こっち見るな、3話あらすじ担当。
えー、船見結衣です。
なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。
まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。
………………………………どんな話だ?
もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?
いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。
なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。
ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

第4話「ひっちゅ」
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!
いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。
さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。
だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。
ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。
そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも? ――な~んてね。
うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。
そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!
L・O・V・E! 結衣せんぱ~~~~~い!

第5話「日本の夏 ゆるめの夏」
いつの間にやらもう夏休みなのね。
それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?
船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。
しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!
た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!
……えっ? べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!
言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。
皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。
夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

第6話「【速報】ゆるゆり完売」
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。
思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。
まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。
せやけど、うちも一年前のうちとは違う。
綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!
それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!
あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

第7話「姉妹事情あれこれそれどれ」
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー!
……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。
よし! 細かいことは気にしないぞ!
それより聞いてよ~。
うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。
これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!
しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの?
あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。
姉とは違って! うん、姉とは違って!
楓、私の妹になんない?
向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

第8話「ちなつ無双」
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?
まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。
コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。
私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。
それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。
我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。
カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。
はあ……。
あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

第9話「何かありそうで何もなさそうな日」
『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。
今回は、一人で頑張る。
大丈夫、会長だから。
むん。
ええと、9話も楽しそう、みんな。
楽しいのはいいね、好き。
うん、楽しいのが一番。
ふう……いっぱい喋って疲労困憊。
じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

第10話「修学旅行R」
久しぶりだな諸君。
理科教師の西垣奈々だ。
しかし、どうしたものか……。
実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。
そもそも、私にとって爆発とは何か?
そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。
だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。
はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。
確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。
修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!
よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

第11話「時をかけるあかり」
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。
アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。
でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。
サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。
もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。
けどまあ、そういうところが可愛いのよね。
お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。
いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。
うふふ。

第12話「さらば主人公、また会う日まで」
アッカリ~ン♪
気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。
2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。
その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!
最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。
あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。
ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫!
だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。
涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味?
それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

9月17日『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2』放送 アニメ第3期の放送情報もお届け
10月から放送開始となる待望の第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』。この放送に先駆けて、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」が、9月17日深夜2時35分からテレビ東京にて放送となります!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」
夏休みの宿題をしていた向日葵と櫻子。突然櫻子が「先輩たちに日頃の感謝を伝えたい!」と話し始めた。驚く向日葵であったが、櫻子は先輩たちを家によんでもてなす話をはじめる。櫻子はいったいどんなおもてなしをするのか・・・?

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」が公開決定!
第1弾は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」のその後を描きます!

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ映像「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」の第2弾が公開!
こちらの映像はなもり先生の描き下ろしです!
今回は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」のその後を描きます!

\アッカリーン/ ゆるゆり、特別編「なちゅやちゅみ!+」の第2弾は9月17日に放送! 10月からはTVアニメ第3期
「ゆるゆり」より、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」第2弾の放送日時が発表された。

「ゆるゆり」は、コミック百合姫にて連載中の百合マンガを原作としたアニメ作品。七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と生徒会一同を中心にした学園ラブコメで、ゆるーい日常や存在感の薄い主人公のギャグ描写で人気を博している。これまで、TVアニメ第1期「ゆるゆり」、TVアニメ第2期「ゆるゆり♪♪」、OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」の3作が制作され、2015年10月にはTVアニメ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」がスタートする。

7月より、新作となる特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)」を追加してOVAの地上波初放送を行っているが、新作第2弾「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)+2」の放送日が決定。9月17日深夜2時35分からテレビ東京で放送される。

<ストーリー>
キャンプから帰ってきたあかり・京子・結衣・ちなつのごらく部4人。夏休みはまだまだ終わらない!ある日、みんなを公園に呼び出した京子が取り出したものは・・・。

『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌CDよりジャケ写到着!
8月19日(水)、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」/ED「おひるねゆにばーす」がリリース! ジャケット写真が到着しました!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」放送情報
★「コミック百合姫」にて好評連載中の「ゆるゆり」。2011年にTVアニメ「ゆるゆり」(第1期)が放送され、続けて2012年にTVアニメ「ゆるゆり♪♪」(第2期)が放送、そして2014年にOVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」が劇場上映され、人気を博した「ゆるゆり」シリーズ。ついに2015年秋にTVシリーズ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」放送決定!さらにそれに先駆け「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」が8月・9月に放送決定!

夏には『なちゅやちゅみ!』続編も! アニメ『ゆるゆり』第三期が2015年10月スタート決定
2008年に発表され、現在も『コミック百合姫』(一迅社)で連載中、テレビアニメも2011年と翌2012年に放送されたなもりさん原作『ゆるゆり』。OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』がテレビ東京で2015年7月25日の3:35~4:45にオンエアされるほか、続編に当たる完全新作『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』が8月、9月に1回ずつスペシャル放送。さらには、第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』が10月よりスタートすることが決定となりました。

2015年6月6日に日比谷公園大音楽堂で開催され、“七森中☆ごらく部”の三上枝織さん、大坪由佳さん、津田美波さん、大久保瑠美さんが出演した『七森中♪やがいふぇす』で発表された今回の3大告知。

『なちゅやちゅみ!+』は、新作OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」とED「おひるねゆにばーす」収録のCDが2015年8月19日にリリース。初回限定盤(税込1650円)はOPのミュージックビデオDVD付き。通常盤は1350円(税込)。

また、トーク&ミニライブが2015年10月11日に開催されることも発表に。場所はまだ「都内某所」としか明らかにされていませんが、“その1”から"その3”まで3部構成で、アニメイト全店、ゲーマーズ全店、とらのあな全店舗、HMV、きゃにめ.jpで、OP&EDテーマCD初回限定盤を購入した人を対象にイベント応募抽選券が1枚ついてくるとのこと。

あらすじ(なちゅやちゅみ!+)
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。のつづき・・・
みんな、ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!
今年の夏休みにみんなでキャンプに行ったんだ!みんなでお料理したり、肝試しにいったり・・・すごく楽しかったんだ!
でもまだまだ夏休みは終わらない!みんなで遊んでもっとたのしい思い出作るんだ!

待望の第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』は2015年秋アニメとしての放送。まだ詳細は明らかにはなっていませんが、ファンにとっては7月からずっと『ゆるゆり』三昧となることは間違いなさそうです。

あらすじ(さん☆ハイ!)
変わらない毎日がまだまだ続くんだ!
赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。 愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、テレビに帰ってくる!

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。その魅力を探っていきたいと思います!

■動画工房の名前を広く知らしめた『ゆるゆり』シリーズ
元々は、大手アニメーション会社の下請け業を中心にアニメ製作を行っていた動画工房。注目度が急激にアップした近年になって、その名前を知った方も多いかと思いますが(恥ずかしながら、私もそのひとりです……)、実は長い歴史を持つ会社さんなんです。

そんな動画工房は、2000年代に入って本格的にTVアニメーションの自社製作をスタート。当初は、PCの美少女ゲームを原作としたアニメを中心に製作を行っていました。そんな動画工房の名前が広く知れ渡るきっかけとなったのが『ゆるゆり』シリーズです。

『コミック百合姫』誌上で連載されている、なもり先生の漫画作品をアニメ化した『ゆるゆり』は、そのタイトル通り女子中学生のゆるい学生生活を綴ったコメディ作品。そんな原作を、動画工房は凄まじい映像表現でアニメにしました。

何がどう凄まじいかというと、とにかくキャラクターが動きまくる!  それも、その動きというのが非常に密度が濃いのです。そして、物凄く絵が綺麗!! 

滑らかに、美しく動くキャラクターたちが時にダイナミックに、時に繊細に動きまわるアニメーションは、原作の可愛らしさや、かしましい雰囲気を見事に表現すると共に、その高いクオリティはファンを一気に魅了することとなりました。

更に凄いのが、この『ゆるゆり』、2011年にテレビ放映されたファーストシーズンが上記のような好評を得たために、翌年放映された第2期の『ゆるゆり♪♪』では、更にその動きがパワーアップ。

興味がある方は、是非とも1期と2期のオープニングを観比べてみてください。1期の時点でも十分綺麗でよく動いているのですが、これが2期になると更にカメラが激しく動くは、キャラクターは踊るはで、何だかもうトンデモないことになっています。ポップなエフェクトの数々も含めて、アニメーションのおもしろさがギュッと詰まった映像となっています。

【アニメキャラの魅力】始まりと終わりを司る主人公!随一の不憫キャラ「赤座あかり」の魅力とは?
女の子同士の恋愛マンガを専門とした雑誌『百合姫』。その連載作品の中からまさかの初テレビアニメ化をされたのが、女子中学生たちのゆるーい日常を描いた『ゆるゆり』です。あまりガチに寄らず、いわゆる日常系アニメに連なる作風は、百合好き以外の視聴者も入りやすいこともあり、人気作となりました。
「赤座あかり」は中学1年生の女の子。ゆるいとはいえ百合アニメの主人公(?)なのに特定のカップリング対象がいないという不憫な子です。

■主人公(?)
『ゆるゆり』は、あかりの中学校への初登校の日から始まります。幼馴染で1年年上の京子と結衣に迎えに来てもらいながら、制服ではなく私服を着てランドセルをしょってきてしまうというドジっ娘ぶりを炸裂させ、その出だしはまさに主人公としての風格をかもしだしていました。

しかし、それが揺るぎだすのが教室での自己紹介。「次は濃いめのネタで」という京子のリクエストをなぜか思い出し、「みんなのハートにどっきゅーん。はじめまして、赤座あかりだぴょん!」とやらかして、教室を凍りつかせた時にあかりの運命は決まってしまったのかもしれません。

京子が作った「ごらく部」に、押しが強いちなつが参加するようになると、なぜかその存在が希薄になって、第1話にして「いたんだ」とまで言われる始末。主人公らしさが薄れる中、アニメの各話予告ではそれぞれのキャラクターが「主人公」を名乗るという主人公乱立状態となりました。

■アッカリ~ン
あかりの影の薄さに気付いた京子。あかりのためにみんなで新しい特徴を考えてあげました。結衣が考えたのが「効果音が全部アッカリ~ン」。京子が考えたのが「おっぱいミサイル」。ちなつが考えたのが「とうめいにんげん」。この3つを合わせた結果、逆に「アッカリ~ン」が透明化の効果音ということになり、かえってあかりの影の薄さを助長することになってしまいました・・・。

その後もあかりの影の薄さはエスカレートし、海ではあかりの存在を忘れられたまま、みんなで楽しく花火が行われたり、校内合宿でドラム缶風呂に入ったままどこかに転がっていっても気づかれなかったりと、とにかく不憫なのです。

■いじられ体質
いつも無防備なあかりはいじられ体質。ちなつには練習と称して濃厚なキスをされたり、近所の公園で櫻子にいたずらされたりと散々です。ちなつにキスされたときはさすがに目から光が失われましたが、それでもすぐに明るいいつものあかりにもどるのは、彼女の素敵なところです。

■そのままの自分で
アニメオリジナル回で、あかりはタイムマシーンで中学校の初登校の日に行ってしまいます。そこであかりは、その機会を利用して、不憫な自分の境遇を改変しようとします。しかし、様々な策を弄しつつ失敗していくうちにあかりは気づきます。それまでごらく部や生徒会のみんなと過ごしてきた日々は、とっても大切な宝物だと。だからあかりは改変をあきらめるのではなく、前向きな心でやめて元の時間に帰って行きました。

あかりは意図的に不憫に作られているキャラクターです。しかし、同時に与えられているのが天真爛漫で誰からも好かれる性格。影が薄くてもあかりに陰は似合いません。だから、そのままのあかりでいてほしい。そして、あかりのことが大好きなお姉ちゃんに・・・(自主規制)。

【アニメキャラの魅力】物語の真の主人公!?ごらく部創始者「歳納京子」の魅力とは?
女の子同士の恋愛「百合」を描いたマンガの専門雑誌『百合姫』にあって、異色な存在である『ゆるゆり』。タイトルの通りゆるい百合。確かに女の子に恋する女の子は出てくるのですが、むしろギャグのほうがメインとなっています。あまりガチではないところがよかったのか、『ゆるゆり』は『百合姫』初のテレビアニメ作品に選ばれる事になります。
「歳納京子」は中学2年生の女の子で、一見主人公と誤解されるような中心的立場にあります。実は原作者のなもり先生も主人公は京子だと思っていたようです。

■ごらく部創始者
京子は中学1年生のときは音楽の成績が1のくせに吹奏楽部に入っていました。「楽譜とわかりあえない」という理由で1カ月で退部していますが。その後、茶道部が廃部になったために放置されていた茶室をみつけ、そこを無断使用して非公認の「ごらく部」を設立。ごらく部の活動は「好きにだらだらする」こと。幼馴染の結衣と2人でだらだら過ごしていました。しかし、2年生になってあかりとちなつが入ってからは、大喜利的なネタ振りをしてみんなで楽しむことが活動の中心となっています。

■西京極ラム子先生
京子は中学2年生ながら、西京極ラム子というペンネームで活躍する同人作家で、劇中劇『魔女っ娘ミラクるん♪』をネタにした同人誌や同人アニメを作成しており、固定ファンがついているほどです。夏の同人誌の祭典にはごらく部や生徒会のメンバーを駆りだして売り子を手伝ってもらっています。京子が作った同人アニメはプロ並みの出来で、かなりの才能がある作家のようです。ちなみに「ラム子」というのは、往年のアニメの鬼娘ではなく、京子の大好物であるラムレーズンアイスから来ているものと思われます。

■ボケずにはいられない
京子は常にネタを忘れないボケ体質。隙あらばボケようとします。しかし、よく見てみるとそれはその場にいる友達たちを楽しませてあげたいというサービス精神から来ているように思えます。好き勝手にふるまっているようでいて、きちんと場の空気を読むのが上手。ボケはかましても誰かを傷つけるようなことは言わないですしやりません。ただ、例外的にあかりに対してはきついネタでいじることもあります。

■限定的小悪魔
京子は、女の子に対して抱きついたりキスを迫ったりとスキンシップが多いです。京子に恋する綾乃にとって、京子のスキンシップは特別なもの。京子のほうは綾乃の気持ちに気づいていない様子で、他の子にするのと同じようにふれるのですが、綾乃はそのたびにドキドキしてしまいます。結果的に綾乃に対しては小悪魔的なアプローチとなって、綾乃の心を惑わせています。

■本命はやっぱり結衣?
京子は女の子好き。大好きなミラクるんにそっくりなちなつに抱きついたり添い寝しようとしたり、千鶴に唇を突き出して迫ってみたり。しかし、本当に好きなのはやっぱり結衣なのだと思います。京子は、なんとなく他の女の子には踏み込んでいいラインを引いているようなイメージがありますが、結衣に対してはそういったラインがなく、心から気を許して甘えているように見えます。

とはいえ、京子×綾乃というのもまたよいものだとは思うんですけどね。いろんなパターンのカップリングが妄想できるのも『ゆるゆり』のいいところです。

【アニメキャラの魅力】影の主人公!?貴重なツッコミ役「船見結衣」の魅力!
百合オタぐらいしか知らなかった、知る人ぞ知る百合マンガ専門雑誌『百合姫』。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。わりと真剣な女の子同士の恋愛を描いた作品が多い『百合姫』の中で、ギャグ主体のこの作品は異色の存在。しかし、それがかえって一般受けして2期まで作られる結果に。
「船見結衣」は、「歳納京子」と幼馴染で同級生の中学2年生の女の子。作品が始まった時点から「サザエさん時空」に入っているので永遠の中2です。

■信頼のツッコミ
ボケを生かすも殺すもツッコミ次第。あらゆる場面でボケをかます京子に対し、結衣のツッコミはタイミングといい的確さといい最高です。まさに作中最高のツッコミ役。

そもそもボケ揃いのこの作品ですが、結衣がビシっとツッコミを入れるのは京子だけです(例外的に千歳と綾乃にツッコんだこともありましたが)。これは幼いころから培ってきた信頼の証。京子の方も、結衣がちゃんとツッコミを入れてくれると信じているからこそ安心してボケられるんですね。

■綾乃のダジャレがツボ
京子のボケに対しては笑うよりツッコミを入れるのに忙しい結衣。しかし、なぜか綾乃が作った「罰金バッキンガムよ」「どうしよう東照宮」や「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」などの地名ダジャレはツボに入るようで、聞くと吹いてしまいます。これは綾乃本人が言わず、京子が言っても効果があります。しかし、京子が真似して作った「メソメソメソポタミア」にはまったく反応しないあたり、何か特殊な基準があるのかもしれませんね。

■ちょっとさびしがり屋
結衣は中学生ながら親戚が持っているアパートで独り暮らしをしています。それを知って以降、京子はちょくちょく結衣の部屋に遊びに行き、ご飯をねだったり泊まったりしています。半分はただ遊びに行ってるだけ、半分は実は結衣がさびしがり屋なのを知っているからです。結衣のほうも、表面的には京子が来るのをウザがったりすることもありますが、ちゃんと感謝もしています。良い関係ですね。

■やっぱり本命は京子?
大好きなアニメのミラクるんにそっくりということで京子にちょっかい出されるちなつをかばった結衣。そのかっこよさにちなつは恋に落ち、激しく結衣にアタックします。結衣はとまどいながらも、ちなつが結衣とキスをしたいと短冊に書いた時には、おでこにちゅっとしてあげたことも。しかし、それはちなつの恋心まで受け入れたわけではなく、かわいい後輩に優しくしてあげたという感じです。

一方京子に対しては、常にツッコミを入れつつも京子がやることにつき合ってあげたり、ラムレーズンアイスをねだる京子のためにハーゲ○ダッツのアイスを買ってあげたり、深いところで京子を受け止めてあげている印象があります。やはり、どっちが本命かといったら、やっぱり京子なんだろうと思うわけです。

■ちゃんと女の子
外見も口調もボーイッシュな結衣ですが、男の子っぽくなったのは、幼い頃に泣き虫だった京子を守ってあげるため。実は料理上手で思いやりがある女の子らしい一面もちゃんと持っています。その両面性が結衣にとってバランスのよい人格を作り上げ、さらに彼女を魅力的にしてくれます。ちなつも、そういう部分に魅力を感じているのかもしれません。

本命は京子だったとしても、ちなつのことは愛人として、仲良く幸せに3人でいちゃいちゃすればいいのです。

【アニメキャラの魅力】遅れてきた主人公!?がちゆり少女「吉川ちなつ」の魅力とは?
百合マンガ専門という、わりと特殊な雑誌『百合姫』。多くの腐女子の皆様に支えられた一大ジャンル・BLと比べるとあまりにもマイナーな世界で、コアな百合好きに細々と読まれていただけの雑誌でした。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。「吉川ちなつ」はごらく部の1年生。「ゆるい百合」が持ち味のこの作品にあって、「ガチ」寄りの恋する少女です。

■がちゆり
もともと茶道をたしなむ清楚なお姉さんに憧れて、中学生になったら茶道部に入ろうと思っていたちなつ。しかし、訪れた茶室にいたのは京子たち「ごらく部」でした。茶道部は廃部になっており、使われていなかった茶室を京子たちが勝手に使っていたのです。

ちなつは落胆しますが、ちなつが、大好きなアニメのヒロイン「ミラクるん」に似ていることで一目で気に入った京子は、茶道の道具は残っているからとちなつを引きとめ、半ば強引にごらく部に引き入れました。ちなつに対して抱きついたりキスを迫ったりと暴走気味になった京子から、ちなつをかばってあげたのが船見結衣。ちなつはちょっとボーイッシュな結衣が王子様のように見えて恋に落ちます。

それからのちなつは結衣にべったり。京子に迫られた時に逃げるふりをして結衣に抱きついたりなど、積極的にアピールします。七夕のときは短冊に「ゆい先ぱいとキスしてみたい」と書いて本人に見せる貪欲さ。そして優しい結衣はおでこにキスしてくれました。

結衣とのそれ以上の関係を望むちなつは、キスの練習をしたいと友達のあかりの唇を奪ったりもしています。最初は結衣の表面的なかっこよさにだけ憧れていたちなつですが、ごらく部でいっしょに過ごすうちに結衣の人柄にも惹かれるようになっているようです。

ともすればギャグのみで走っていきがちな『ゆるゆり』の中で、百合描写のシーンを増やしてくれる貴重な存在と言えます。

■画伯
アニメの世界では独特な(強烈な)絵を描いてしまうキャラクターや声優を「画伯」と呼びますが、ちなつはまさにその「画伯」です。ちなつの内面のカオスを表したような絵柄は、原作では黒い線だけでしたが、アニメではダークな色遣いの中に血を思わせる赤が入る恐ろしい彩色も追加されて、他のメンバーたちにたいへん恐れられています。

アニメ2期8話の特殊エンディングでは、結衣とちなつのさわやかな百合ソング『ガールズパワーで』に乗って、大量のちなつの絵がエンディングアニメになるという凄惨な事件が起こりました。ちなつの絵を知った以降、京子の同人誌をごらく部で手伝ってもらうときなどには、決してちなつに関与させないような苦労が見られます。

■四次元ツインテ
ちなつはピンク色の髪をツインテールにしています。そのツインテールにしている部分の髪は、触れたものを中に引き込むという謎の存在。卓球のボールなどを大量に飲み込んだこともありますが、飲み込まれたものは髪の中に収納されているらしく何かの機会にボトっと落ちることも。つまりどこかの空間につながっているというわけではなさそうです。

■本妻の座を勝ち取れるのか?
ちなつが好きな結衣の本命はおそらく京子。結衣はちなつに対して優しく、まとわりついても邪険にしたりはしませんが、京子に対するように遠慮なく接することもありません。しかし、京子のほうはわりと浮気性なので、いずれ本妻になるチャンスもあるはず!?あきらめずに貪欲にアタックし続けてほしいものです。

【アニメキャラの魅力】生徒会サイドの主人公!?恋する乙女「杉浦綾乃」の魅力とは?
『ゆるゆり』は「ゆるい百合」をテーマにしつつ百合の皮をかぶったギャグアニメです。ただし、原作が百合雑誌掲載ということもあり、読者のニーズに合わせてそれなりに百合的表現も描かれており、ちょっと百合を匂わせた「きらら系」日常アニメよりは百合寄りで、さりとて『桜Trick』ほどはガチではないという絶妙なバランスのもとに成り立っています。そういったゆるさが2期まで制作された人気の原因かもしれません。今回ご紹介する「杉浦綾乃」は中学2年生で生徒会副会長。ちょっと空回り気味なポニテ少女です。

■恋する少女
綾乃は同じ2年生の歳納京子に密かな恋心を抱いています。生徒会役員の立場を利用して注意にしにいくという口実で、ごらく部が不法使用している茶室によく行きますが、それは京子に会いたいがため。大好きな京子には、ついツンモードで対応してしまいがちですが、京子が花粉症のときにはティッシュをあげたり、映画にさそってもらったときなどは素直にデレるツンデレです。

自分でもその恋心をもてあましているところはありますが、もっと素直になって京子と仲良くなりたいと言う気持ちを持っています。七夕のときには、その願いがたんざくに書かれていました。そんな綾乃の気持ちに感づいているのは、友達で同じ生徒会役員の千歳だけ。しかし、千歳にそのことを指摘されると真っ赤になって否定します。そういう反応だけはとても素直で正直です。

■ダジャレ好き
綾乃は中学2年生の女の子のくせにオヤジっぽいダジャレを連発します。そのほとんどは歴史的建造物や地名とかけたもの。「罰金バッキンガムよ」や、「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」「必要ないないナイアガラ」など、数々の名ダジャレを生みだしています。ただ、それに反応して笑ってくれるのは結衣だけです。

■なぜかまわってくる貧乏くじ
なぜか貧乏くじをひきがちな綾乃。京子に会えるとわくわくしながら茶室に行くものの、当の京子は入れ違いで生徒会室に行っていたり、生徒会室の冷蔵庫に大切にしまっておいたプリンを京子や後輩の櫻子にとられたり・・・。成績優秀にもかかわらず、テストではいつも一夜漬けで済ませる、ある意味天才の京子に負けて万年2位。茶室の明け渡しをかけ、京子にテストの勝負を仕掛け、いつも以上に寝食を惜しんで勉強し、やっと1位をとれたと思ったら、京子がマンガの原稿で忙しく一夜漬けをしていなかっただけとオチ。あかりとは違った意味で不憫な役回りです。

■いつか想いが届くように
京子に対する想いにしても、素直になれないために京子に伝わっていないというのもちょっと不憫。そのうえ京子は、ちなつや千歳の妹の千鶴にちょっかいかけたりと浮気性で、京子が一番仲がいい結衣の存在も気になるところです。唯一の救いは、たまに京子が優しくしてくれること。しかし、そんな立場に甘んじることなく、もっと素直になって気持ちを伝えればその想いは通じるかもしれません。

実は『ゆるゆり』ファンの間でも京子×綾乃というカップリングは人気があります。それだけ、一途な綾乃の気持ちを応援したい人が多いのでしょうね。いざとなれば結衣から略奪するぐらいの気概でがんばってもらいたいものです。

【アニメキャラの魅力】人呼んで真っ赤な主人公!妄想少女「池田千歳」の魅力とは?
ガチではないゆるさですが、日常アニメよりはちょっと百合寄り。そんな立ち位置でそれまで百合作品に目を向けなかった層にも受け、人気アニメとなったのが『ゆるゆり』です。舞台は中学校。女の子同士でキャッキャウフフ、時には恋愛要素もありますが、高校生にはない未成熟さが、かえって受け入れやすかったのかもしれません。「池田千歳」は中学2年生の生徒会役員。関西弁なまりのおっとりメガネ少女です。

■キス魔
原作ではお酒入りチョコレートでよっぱらっていましたが、アニメでは各方面に気を使ったのか、改変されてチョコレート酔いするという設定に変わっていました。どちらにせよ、千歳は酔うとキス魔に変貌します。その相手は誰でもおかまいなし。生徒会とごらく部の合同合宿では、酔った千歳によって、綾乃、りせ、結衣、千鶴、ちなつ、あかりに加え、西垣先生の唇まで奪われてしまいました。なお、京子は自ら受け入れていました。

■妄想鼻血少女
千歳はちょっとおませな百合妄想癖があります。親友の綾乃が同級生の歳納京子に恋をしていることを見抜いており、綾乃と京子が一緒にいる場面では、綾乃が踏み込めないその先まで妄想しては鼻血を流しています。

その妄想はメガネをはずして視界がぼやけることで強化。出てくる鼻血の量も増え、時には部屋中血だらけになることもある壮絶さです。京子が誤ってメガネを壊してしまったときは、制御が効かず鼻血を出し続けました。

千歳は妄想するだけではなく、綾乃の恋が成就するように応援もしています。しかし、当の綾乃は指摘されても照れて否定するばかり。しかし、もし綾乃の恋が実って目の前で京子といちゃいちゃしたら、千歳はどうなってしまうのでしょうか?

なお、千歳がなにをネタに妄想しているかはわりと周りに知られているようで、修学旅行のまくら投げで京子に悪用されたり、キス魔モードを解除するために、綾乃が京子のほっぺにキスして大量出血させたりなどしています。

■やさしい「おばあちゃん」
おっとり少女でやさしい口調の関西弁の千歳。その雰囲気や、漬物を漬けるのが趣味で、ティッシュをくれたあかりに自作のたくあんをお礼にあげたりなど、あかりから「おばあちゃんみたいでかわいい人」と思われています。双子の妹の千鶴に対しても、姉というよりはお母さんのような優しさで包んであげている印象です。

■千歳の本心はどこに?
自分の本心はあまり外には出さない千歳。しかし、実は綾乃のことが好きなのではと思わせられることがあります。妄想趣味では綾乃と京子がくっつくことを考えていますが、それは自分の綾乃の気持ちへの代償行為かも?綾乃のことを応援するために自分の恋心を抑えつけているのなら、もうちょっと解放してもいいんじゃないかなと思いますよ。

【アニメキャラの魅力】私こそが次期(副)主人公!?愛されるアホキャラ「大室櫻子」の魅力とは?
女子中学生たちのキャッキャウフフと、割ときついギャグを両立させてしまった奇跡のアニメ『ゆるゆり』。特に百合に興味がない層にも笑えるアニメとして歓迎され、元からの原作ファンを上回るような新規ファンを獲得しました。「大室櫻子」は主人公(?)赤座あかりのクラスメイトの中学1年生。年齢より言動が幼いアホの子です。とっても人気があるキャラクターであり、櫻子と姉と妹の3姉妹を主人公にしたスピンオフ作品『大室家』まで出ているほどです。

■アホかわいい
櫻子は、勉強が苦手で一部日本語も危うい子です。時に行動が唐突で、思いつきをすぐ実行しようとするところは京子と似ていると言われることもありますが、京子が場の空気を読んでふざけているのに対して、櫻子は場の空気など一切おかまいなしです。集中力がなくいたずら大好き。あかりはよく櫻子のいたずらの被害にあっています。生徒会室の冷蔵庫にある綾乃のプリンを食べてしまうことも・・・。

ただ、わりと長幼の序はわきまえているらしく、先輩に対する言葉づかいは丁寧です。幼馴染の向日葵にはいつも叱られていますが、無邪気でアホ全開のキャラクターは、周囲を困惑させつつも温かく受け入れられているようです。

■向日葵への独占欲
櫻子は、幼馴染の向日葵と常にいがみあっています。生徒会に入ったのも、向日葵が一人だけ生徒会役員になるのが悔しかったから。と、表面的にはそうなのですが、学校の帰りはいつも一緒ですし、なにかというと向日葵の家に行って、勉強を教えろだの何か食べさせろだのと甘えます。櫻子がそうやって甘えたり駄々をこねたりするのは向日葵に対してだけです。2人でファミレスに入った時は、向日葵の苦手なにんじんを食べるかわりに自分の苦手なピーマンを食べてもらったりしています。お互いあーんして!

向日葵が、ちなつにマフラーの編み方を教えてあげるために、櫻子といっしょに帰ったりかまったりしてくれなくなった時期がありました。櫻子はその間胸がむかむかしていましたが、まだ心の幼い櫻子にはそれが嫉妬であることが理解できずにいました。しかし、マフラーを作り終えて、向日葵が自分のために編んだマフラーをくれ、また一緒に帰れることがわかったときは、満足そうな最高の笑顔を浮かべていました。本人たちは忘れていますが、幼い頃に婚姻届にお互いの名前を書いた2人。実は今でもそのときの気持ちは変わっていないのです。

■おっぱいコンプレックス
原作のキャラ紹介には「ツンデレ1年生のちっぱいの方」と書かれるほど、ぺったんな櫻子。中1にしては過剰な向日葵の巨乳にコンプレックスをもっていて、そのおっぱいにパンチをするなど過激な行動に出ることも。しかし、まだ中1ですし、これから成長の可能性はまだまだあります。もっとも、年齢が進まないということを作中キャラクターが明言している作品なので、ずっと中1のままなんですけどね。まあ、小さいままなら小さいままで、向日葵のおっぱいを揉ませてもらえばよろしい!

今はお互いツンモードですが、お互いの気持ちに気づいたらきっとべたべたのカップルになるはず!そんな未来も見てみたいものです。

【アニメキャラの魅力】後藤沙緒里の無駄遣い!?一歩進んだ百合関係「松本りせ」の魅力とは?
「ゆるい百合」というコンセプトのギャグアニメ『ゆるゆり』。女子中学生たちのゆるーい日常を描いた作品で、中学生レベルのキャッキャウフフが繰り広げられています。そんな中、ひとりだけ少し「大人」な百合関係を匂わせてくれるのが、中学3年生で生徒会長の「松本りせ」です。今回はそんな「松本りせ」の魅力について紹介してみたいと思います。

■インビジブルガール
主人公(おそらく)の赤座あかりが“影が薄い”と言われながらも、それなりに話にからんでくるのに対し、生徒会長りせの影の薄さは全く比較になりません。りせは、生徒会長という役職ゆえに、放課後は常に生徒会室で仕事にいそしんでいます。その全身が画面に現れたのはアニメ1期の9話・・・。

実は、初登場は1期の4話で、生徒会とごらく部が一緒に海で遊んだ時に、妄想で鼻血を出した千歳にティッシュを差しだす彼女の手が映ったり、上空からの絵で海に走っていくメンバーたちの一番右端に一瞬だけ映ったりしています。もっと言うと、2話の時点で櫻子が向日葵に見せた生徒会メンバーの写真の中央に写っていたのですが、りせの顔の上にだけ光の帯がかかっていて見えていませんでした。

生徒会メンバーは、当然りせの存在をわかっていましたが、京子たちはずっと生徒会室にいたことも、海でいっしょに遊んでいたことすらも気づいていません。京子たちが、訪れた生徒会室で初めてりせの存在に気付いた時に、たまたま怪談をしていたことから、りせのことを幽霊だと勘違いしてしまう始末・・・。

■小声!
りせは原作では「・・・」というセリフ(?)しかありません。アニメではそれが異常な小声でしゃべっているという演出になりました。りせのCVは後藤(弱)こと後藤沙緒里さん。しかし、通常の音量では後藤さんの声はまったく聞こえません・・・。ところが、音量をものすごく上げると、ちゃんとしゃべっているのが聞こえるのです。なぜかただ一人だけ、そんなりせの小声をちゃんと聞く事ができるのが理科教師の西垣先生。りせと普通に会話が成り立ち、りせの声が聞こえない綾乃たちに、彼女が言ったことを伝えてあげたりしています。

■イケナイ関係
そんなりせと西垣先生、実は「イケナイ関係」なのです。そう、西垣先生がやらかす“常に爆発が伴う実験”や“体に変調をきたす薬の試験”に付き合わされる関係です。その実験の内容とは、りせが赤面して照れてしまうようなもの・・・。色々とひどい目にあっているはずなのに、りせは自ら望んで協力しているようです。

2人の関係は、西垣先生がりせの髪を切ってあげたり、爆発でついた西垣先生のよごれをふいてあげたりと、単なる実験だけのつながりではないと思われます。無茶な実験案ばかりの西垣先生を心配するりせの目から、恋する人への気づかいを感じたのは私だけではないはず。スピンオフとして、少し大人な2人の百合関係を描いてほしいな・・・なんて思ったり思わなかったり思ったり。

2014年2月9日に開催された「冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり」にて、新作アニメーションの制作が決定し、後にOVAで制作し劇場上映を予定していることが発表され。またその後、AnimeJapan 2014にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』となることが発表された。OVA発売に先行して、2014年11月29日より劇場上映が実施される予定である。

『夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり』(なつだ!まつりだ!ぜんいんしゅうごう ごらくぶなちゅまつり)は、2013年7月7日に中野サンプラザ、同年7月21日にNHK大阪ホールで開催された。
2013年2月24日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された七森中♪ふぇすてぃばるで本公演の開催を発表。詳細については同年3月21日に放送のラジオ番組『ゆりゆららららゆるゆり放送室・帰ってきました!生公開録音おまけ』の中で発表された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

オープニングテーマ
「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」
(第1話 - 第5話、第7話 - 第10話、第12話)
「よんでミラクるん!」(第6話)
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(第11話)

エンディングテーマ
「100%ちゅ〜学生」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
「ガールズパワーで」(第8話)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

マンネリ?それとも・・・

女子中学生達のゆる~い日常を描いた作品、その第2期。

率直に言って全体的に微妙でした。
1期でウケたネタを延々と使い回してるだけの印象(アッカリ~ン、ちなつ画伯のグロ絵など)
カップリングも結京・ひまさく中心で、人気カプ推しでしたね。
個人的には綾乃の出番がもっと欲しかったところですが、たまに出てきても完全にかませ扱い^^;
ある意味、1期のあかり以上に不憫でしたね・・・w その辺りバランス考えて欲しかったですよ。

日常モノの2期の宿命なんですが、既にキャラ立てができている状態からスタートするので
どうしても新鮮味に欠ける。安定してるとも言えますが、本作はマンネリと言った方が適切か。
多分、作品の雰囲気自体を楽しめないと厳しい気がします。それか新キャラを出すとかね。
そういう意味で、1期から登場を匂わせていたあかりの姉はインパクト抜群で良かったですw

ただ思い返してみると1期も当たり外れが激しく、どちらかと言えばハズレ回が多かったようなw
おそらく作品の出来自体は1期も2期も似たようなもの。
期待値ゼロで観た1期が予想以上に楽しめたものだから、2期決定の報を聞いてテンション上がって
変にハードル上げ過ぎちゃったのも楽しめなかった要因ですかね。

とは言えマンネリも酷いことは確かなので
3期やるなら、同じネタの多用やテンポの間延び感を改善して欲しいところ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 54

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

サザエさん時空を逆手に取るとは・・・!

原作未読。キャッチさんから紹介で視聴。

個人的には1期より見やすかったかも。
恐らく「物語が・・・」とか、「演出が・・・」とかじゃなくて、個性豊かな登場人物たちを理解した上での視聴だったせいだろう。

相変わらず、「ゆるい百合」というか、「ツンデレ」というか、「片思いの連鎖反応」というか、とにかく微妙なズレが面白い。

あかりの姉・「あかね」遂に登場。
1期第1話冒頭で衝撃的な部屋の光景を暴露されながら、結局、1期では出番無しだった、あかね。
清楚そうな外見とは大きくギャップのある性癖(?)。ある意味、一番ヤバい人物だ。

今期一番面白かったのは、「サザエさん時空」に対する対応。
サザエさん時空の作品の多くは、サザエさん時空であることを無視して、触れないように物語を続ける。
ところが、この作品は明らかにサザエさん時空を逆手にとって、自ら積極的に摩訶不思議な世界観を作り出す。

(例えば、夏コミのくだりとか、修学旅行のくだりとか・・・)

衝撃的だったのは、ちなつのバレンタインのお礼と言ってクリスマスの時期に結衣がちなつをデートに誘う話。
前出の夏コミのくだりや修学旅行のくだりは1期と2期という隔たりがあるが、この話はどちらも2期の話だ。

こんなことが堂々とまかり通る作品。面白くない訳がない!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36

77.9 6 姉妹で部活なアニメランキング6位
結城友奈は勇者である(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1410)
6915人が棚に入れました
神世紀300年───
始まる”勇者部”活動!?
結城友奈は中学2年生。毎日学校へと通い、たくさんの友達に囲まれながら授業を受けたり、部活動をしたり、遊んだりと、平穏に過ごしている。その生活スケジュールは、どこにでもいるごくふつうの女の子。
だがたった1つ、他の子たちとは決定的に違う部分があった。

それは彼女の所属している部活が”勇者部”だということ。部長・犬吠埼風を中心にした活動の内容は謎に包まれておりバーテックスという不思議な存在が関係しているという。神世紀300年。西暦とは年号の異なった世界で、友奈たち”勇者部”の活動が始まる!

声優・キャラクター
照井春佳、内山夕実、黒沢ともよ、三森すずこ
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「まどマギ」の皮を被った「ラストサムライ」ないし「神風・・・」モチーフの力作 【ネタバレ絶対回避】 

※制作情報等を追加(2018/12/4)

前半はエヴァ・まどマギといった「セカイ系」名作の二次創作的な印象が濃かった本作ですが、後半、次第に「桜」をモチーフとした独自の魅力を増していき、迎えた最終回、放送当時「まどマギ反逆」レベルの大揺れ、賛否両論噴出の末に、本作を「是」とする声が優勢に。

※重大な注意
成分タグ第1位が「予想外」となっているとおり、本作は絶対にこれ以上のネタバレ回避で視聴すべきです。
ここまで読んだ方は、速やかにこのページを閉じて視聴態勢に入った方が賢明です。

本作に描かれたテーマないし結末に関して、個々の視聴者が最終的にこれを「是」とするにせよ「非」とするにせよ、激しく困惑し心揺さぶられること必至の、《2014年最大の問題作》なのは確かだと思います。

※以下は、本作3周目以降の鑑賞時の感想です。
(初見および2周目時点での感想は、本レビュー末尾に保存)
======================================
◆3周目にあたっての能書き  - “全裸待機”と、“割り切れない想い”

彼(か)の「魔法少女まどか☆マギカ」をTV放送当時は敬遠してしまい、放送終了後の滅茶苦茶な高評価に釣られてようやく一気観した自分にとって、本作こそは、ネットスラングでいう “全裸待機” (※ちょっと品のない言葉で恐縮ですが、「身を清め正座してコトが始まるのを待ち侘びる」というほどの意味です)をリアル・タイムで経験した初めてのTVアニメとなりました。
というより、本作の放送当時、ネットに飛び交う“全裸待機”という言葉を見て、初めてその意味を知ったわけですが(笑)。

何が言いたいのかというと、本作は、第8話放送以降~最終第12話まで、それほどまでに、「次回の放送内容が気になって仕方がない」作品だった、ということです。
それは、別に私一人の感じ方ではなくて、私と全く同じ期待を繰り返し漏らしていた方々が、本作の放送当時、ネットに確かに沢山おられたのでした。

そして、そのような膨れ上がった期待を背景に、とうとう放送された最終回(第12話)、放送終了後に飛び交った困惑と怒号。
「最後の最後に大コケした」「茶番だ」「失望した」という声が大きく、また実際、私自身も本ページ末尾(初見時のレビュー)に記したとおり、残念ながらラストは期待外れの展開になってしまった、とする感想を持ちました。

しかし、そう思いながらも、尚割り切れぬ気持ちで観た2周目(正確には、それまで第1~9話までは毎週のように繰り返し視聴していたので、第10~12話だけを本作放送終了後に2回目視聴したのですが)、これも本ページ末尾(2回目視聴時のレビュー)に書いていますが、今度は、「確かに最終回の展開の都合の良さは気になるけれども、意外とこの終わり方で良かったのではないか?」という感想に変わってしまい、そうした自分の気持ちの変化に気づいて二度ビックリ。

その後は、同時期の放送でまだ見終えてない作品が幾つもあったこと、さらに新年からの放送(2015年1-3月期)に、かなり気になる作品が幾つかあったこともあり、本作について“後ろ髪を引かれる想い”で最近まで来てしまいました。
そして今回、ようやく本作をじっくり再視聴する機会を得て、改めて色々と考察し、この“想い”を整理して、感想をまとめてみました。

◆制作情報
{netabare}
原作           Project 2H
企画・原案       タカヒロ
監督           岸誠二
シリーズ構成      上江洲誠
脚本           上江洲誠、タカヒロ、村田治
キャラクターデザイン BUNBUN(原案)、酒井孝裕
音楽           岡部啓一、MONACA
アニメーション制作  Studio五組{/netabare}


◆各話タイトル&評価(※3周目以降)

各話タイトルは全て花言葉となっており、うち半分は{netabare}勇者部の5人と乃木さん(先輩勇者){/netabare}の変身後の紋花のものです。

※本作は【起-承-転-結】ではなく、【序-破-急】(導入-変調-加速)の3パート構成と見るとしっくりきます。

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

==================== 結城友奈は勇者である (2014年9-12月) ====================

------ 【序】(導入) {netabare}勇者部の使命が語られる{/netabare} --------------------
{netabare}
第1話  乙女の真心      [コスモス]  ★★ 勇者部4人回(とくに友奈) *OPなし,ED「ホシトハナ」
第2話  ろうたけたる思い  [菊] ★ 勇者部4人回(とくに東郷さん) *OP「ホシトハナ」,ED「Aurora Days」(勇者部4人)
第3話  風格ある振る舞い  [牡丹]  ☆  夏凜登場回 *OP「同上(※以下省略)」ED「同上(※以下省略)」(勇者部5人)
第4話  輝く心         [カタバミ] (※風先輩の花) ☆  樹ちゃん回 *ED「祈り」(樹ソロ)
第5話  困難に打ち勝つ   [サザンカ] ★★  全員回(戦闘回) *ED(勇者部5人){/netabare}

------ 【破】(変調) {netabare}勇者システムの真実が語られる{/netabare} ---------------
{netabare}
第6話  明日に期待して   [ラベンダー] ☆  全員回(病院回) *ED(勇者部5人)
第7話  牧歌的な喜び    [黄スミレ] ☆  全員回(水着・温泉回) *ED(勇者部5人)
第8話  神の祝福       [青バラ] (※乃木さんの花) ★★★ 乃木さん回 *ED(勇者部5人){/netabare}

------ 【急】(加速) {netabare}真実を知った後の勇者たちの覚悟が試される{/netabare} ----
{netabare}
第9話  心の痛みを判る人  [アマドコロ] (※樹ちゃんの花) × 風先輩回 *ED「祈り」(樹ソロ)
第10話  愛情の絆       [朝顔] (※東郷さんの花)  × 東郷さん回 *ED(東郷さんソロ-2番歌詞ア・カペラ)
第11話  情熱          [ヤマツツジ] (※夏凛の花) ★★ 夏凜回 ED(友奈ソロ)
第12話  貴方に微笑む    [ヤマザクラ] (※友奈の花) ★★ 友奈回(※注釈) *ED(勇者部5人-合唱){/netabare}
-------------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)4、★(良回)1、☆(並回)4、×(疑問回)2 個人評価 ★★ 4.7

※注釈:最終話(第12話)は、1~3周目それぞれで、受ける印象が大きく異なりました。
(作品内容の理解のレベルが上がるにつれて評価が、×(失敗回)→☆(並評価)→★★(ダブル高評価)、と大きく上昇)


◆総評
{netabare}
(1) これは初見時から変わらない感想ですが、第1話~第8話までの流れ(【序】~【破】へと至る流れ)は、ほぼ完璧だと思います。
・それほどまでに第8話で明かされる勇者システムの真実は、私には衝撃的かつ、それまでの流れから説得力の高いものでした(この回を★★★(トリプル高評価)とした理由)。
(2) これに対して、【急】の始まりを告げる第9話(風先輩の反逆未遂回)、そして大波乱の幕開けとなる第10話(東郷さんの反逆実行回)は、私個人としては、やはりどれだけ考えても、風先輩・東郷さん両名がそれぞれ大赦・神樹への反逆を決意するに至る心情推移に、余り説得力を感じられない・納得のいかない回となりました(この両回を×(疑問回)とした理由。また本作の総合評価を、今回4.4→4.7と引き上げたにも係わらず尚若干マイナスとした理由)
・ただし、この両回をそれぞれ非常に高評価する方々が沢山おられることも分かっています(そこは個人個人の感じ方の違いということなのでしょう)。
(3) 第11話(夏凜が大見得を切り連続満開する回)は、私が本作に期待したもの(※短く満開したのち潔く散る「桜」のイメージ(後述))に一番近い内容だったので、★★(ダブル高評価)としました。
(4) 一番評価が変わったのは、今回も最終第12話で、初見時は×(失敗回)評価だったものが、2回目視聴時の☆(並評価)を経て、ヒロイン友奈を始めとする勇者部の少女たちに強く感情移入してしまった今回は、★★(ダブル高評価)に二階級特進!してしまいました。
(5) 以上から、総じて本作は、過酷な運命に見舞われる勇者部の少女たちに対する感情移入の効果が非常に大きい作品、繰り返し視聴することによってそうした効果がさらに増大してしまい、彼女たちへの「共感」がストーリー展開の粗をも覆い隠すに至る作品、と評することが出来ると思います。
{/netabare}

※以上まで、本作に関する「感想」でした。
※以降は、本作の「分析」に入ります。

◆本作の2つのモチーフ(制作動機)

※これは、はっきりしていると思います。すなわち、

①「まどマギ」のモチーフ
{netabare}
 ※本作が「魔法少女まどか☆マギカ」の達成を大きな制作動機とし、その設定やストーリー展開を参照しながら、そのalternative(代替物、別ヴァージョン)としての達成を目指したことは、誰が指摘するともなく明らかでしょう。
 ※しかし、本作は他の類似企画された諸作品のような「まどマギの二番煎じ」「劣化まどマギ」には留まらない、独自の明確かつ強烈なモチーフを持っていました。それは・・・{/netabare}

②「桜」のモチーフ
{netabare}
 ※ないし「ラスト・サムライ」「神風・・・」のモチーフとでもいうべきか。
 ※本作の本当の魅力(でなければ困惑、あるいは人によっては嫌悪の種)はここにあると言ってよい、と考えます。
 ※なお、「ラスト・サムライ」というのは、トム・クルーズ&渡辺謙が主演し小雪がヒロイン役を助演した2004年上映のハリウッド映画で、“花は桜木、人は武士”と言い慣わされたように、桜のように美しく咲き誇った後、短く散り行くサムライたちの矜持(きょうじ=誇り)を描いた作品です。
 ※「神風・・・」のイメージは、「ラスト・サムライ」のイメージとも通底しますが、何といっても本作OP「ホシトハナ」の曲調と歌詞から、そして、OPの最後の4人ないし5人の少女たちの満面の笑顔の止め絵(→出撃直前の特攻隊員たちの満面の笑顔の写真を連想させる)から、どうにも否定しようもなく湧き出てくるものであり、それは第8話で明かされる“散華(「供養のために華を散らす」という意味の仏教用語から転じて「若年の兵士の戦死」の婉曲表現として戦時中に使用された)”という用語によって補強されます。
 ※この点に関しては、私個人の飛躍したイメージではないか?という意見もあるかと思いますが、以下に示すように、本作の放送当時から幾つもの掲示板やサイトで語り合われていたことであり、私としても初見時のレビューでは慎重に言及を回避していた事項なのですが、本作に対してきちんと正面から向き合おうと思うならば、やはり回避できない本質的な指摘であると考えます。
 ※以下、長文の引用になります。興味関心のある方のみ閲覧して下さい。
{netabare}
☆引用元:http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-29067.html
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名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 20:53

間違いなく秋のトップ作品
こんなに化けると誰が予想しただろうか? そしてGF()がこんなに酷い事になるなんて・・・

やっぱオリジナル作品は当たりはずれが悲惨だけど、こうやって素晴らしいものがでてくるから楽しいんだよね
そして日本アニメの底力を見た、これはいくら作画力が高くなっても、中韓には作れない

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 22:15

まどかは初見で、「りりかSOS」とか「ジャンヌ」とか、あるいは18禁ゲーの系譜に属する、お約束を「逆手」にとるタイプの魔法少女ものの王道だと思ったけど、ゆゆゆは、もう少し今の時代の政治的な心象を扱ってる感じがある。東郷さんの存在がそう思わせるのかもしれん。
なので、大変おもしろいが少しなまぐさい・・・・。

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 22:25

ゆゆゆは、特攻隊や桜花や回天のオマージュだよな、逃れようのない運命をどう受け入れるか、がテーマなんだよ

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 23:08

171、173
まさにそのへんだよなあ。
善意で身を捧げる行為の正当性を問うという意味では、まどマギもそうだけど、あれは「公」か「私」かという論議に収束していったから。

ゆゆゆは結構あからさまに「国防」がテーマで、彼女たちは「徴兵」されたすえの「傷痍軍人」で、最後は「軍神」にまつりあげられるわけだから。で真実を知って転向したニヒリスト兼アナーキスト(東郷さん)が出てくるとw。
顔の見えない国って信用おけるの? 外敵との闘いは結局システムの要請で、愛国心や正義心や守る思いを叶えるための代償は誰も補填してくれないよ、と最近のシンプルな国家主義に釘をさす一方で、「隠されていた真実」や国家の不正を知った瞬間に、全てを破壊する方向に舵を切り、自らの本末転倒に気づかないありようのバカバカしさ(まさに左翼・革命主義者の典型)をも描くという意図は、感じずにはいられないよね。

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 02:38

>>171
こんなスレで書くのも場違いだが、東郷さんの満開は空母だからな
それに載って敵を倒しに行った桜の花ときたら友奈のイメージは桜花しかない

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 02:47

>185
やっぱり社会的に攻めの姿勢がある作品は必要だな。時々滑った作品も出てくるけど

この作品はまどかの発展系としては非常にいいと思う。ゆゆゆが出てきたことで初めてまどかは時代を作った作品を名乗る資格を得たと言える。他から参照されて初めて時代を作ったと言えるようになる。(これまではパロディばかりで内容的な参照は皆無だった)

後に続く作品が凡作ばかりだとまどかの地位も下落する。逆に後に続く作品が優秀だと
元になったまどかの地位も高くなる。(弟子が優秀だと師匠の鼻も高くなる)

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 02:56

204
こういう事いうやつに限って まどマギとセーラームーンの類似性を指摘すると逆上するw

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:08

そもそも、まどマギは既存魔法少女モノのカウンターなのに類似性とかドヤ顔で語られてもな。

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:17

206
魔法少女ものの正統な血縁関係なんでまどかは、そりゃ、セーラームーンからも多くを引き継いでいるさ

ただし、まどかが引き継がなかった要素がなんのかも重要な点、そこが今時の時代の要請であり、まどかのオリジナリティでもある。

例えば、タキシード仮面とか(まどか本人には憧れの男の子がいない)生まれ変わりとか ちびうさとか

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:30

208
勿論、同じ部分もある
まどかが神になって魔法少女という生き方を肯定する部分とか

一方、ゆゆゆだとその自己犠牲を払って神に祭られるシステムそのものを問題にしている。
(ほむらの場合、まどかに個人として普通に生きて欲しいと言っているだけで東郷さんのようにシステムにテロを仕掛けようとしているのではない)良い発展形だと思う

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:35

207
横だけど、ゆゆゆに限っては、「まどマギ」を明快に意識してそのヴァリエーションを提示してるわけで、作り手もむしろ比較されていいと思ってるだろうから、類似性を語っても構わない気はするかも。真正面から類似ジャンルにオリジナルで敢えて挑んでるのって、「幻影ヲカケル太陽」以来だし。

もちろん「似てるからダメ」って論調はどうしようもないけどね。「似てる」って言われても、スタッフも苦笑するだろ……いわゆる「そんなこと、ロバでもわかる」てやつだからw

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:41

210の続きだけど、似ていても別の料理として楽しめるように、ゆゆゆは手を尽くしてるとは思うんだよね。

当初、作品の傾向を隠してたまどマギに対して、ジャンル自体を隠してみせたゆゆゆ、
洋風の動物・グッズ系モンスターに対して和風の植物・無機物系モンスター、
死と魔女化の恐怖に対して、不死性と欠損がもたらす悲劇の強調、
内的に発生する脅威を摘み取るまどマギと、外界からの脅威に立ち向かうゆゆゆ。
ループ者だけが記憶のあるまどマギに対して、ループ者だけが記憶がないゆゆゆってのもそう。
そして、そこに国家と兵士という新しい問題意識が加わってる。
--------------------------------------------------{/netabare}
{/netabare}

 ◇《まとめ》
※以上の2つのモチーフ(制作動機)から、本作は、
 {netabare}
 ①まどマギのモチーフ(=外見的・表面的モチーフ)を、巧みに偽装しながら、実際には、
 ②桜のモチーフ(=内面的・心情的モチーフ)を、強烈に視聴者に訴えかけ、彼らの心に揺さぶりをかけることを意図した、稀有の作品
{/netabare}
・・・と要約できると考えます。
  (※逆にいうと、②の点に共鳴できない方は、本作にはほとんど共鳴できないことになります)


◆本作のテーマ(主題)

※これも、はっきりしています。本作のテーマは、ズバリ、
{netabare}
「勇者の本分(本質)を問うこと」{/netabare}

※そして、その解答も明確に提示されています。即ち、
{netabare}
「結城友奈は勇者である」
(=彼女の在り方こそが真の勇者の在り方である){/netabare}

※ここで、勇者部の5人の少女たちを詳しく見ていくと、それぞれ勇者となる動機が違っていることに気づきます。
{netabare}
①風先輩=バーテックスの犠牲となった両親の仇(かたき)を討ちたい
②樹ちゃん=大好きな姉と同じ道を並んで共に歩みたい
③東郷さん=東郷家の先祖たちのように自分も国防に励みたい
④夏凜=正真正銘の勇者(完成型勇者)に成りたい
⑤友奈=人の為になることを勇んで行うこと、それが勇者の使命だから、私は勇者になる{/netabare}

※このうち、
{netabare}①風先輩は、<1>勇者システムの過酷な真実に直面し、さらに<2>最愛の妹の夢の実現が不可能であるという事実に絶望して、また
③東郷さんは、<1>に加えて、<3>世界の絶望的な状況を認識し、さらに<4>自己の記憶喪失という過去に絶望して、
それぞれ勇者システムの元締めである大赦と神樹様への反逆を決意してしまいますが、
⑤友奈(=勇者適正が最高の真の勇者)の阻止によって、辛うじて勇者の本分を取り戻します。

※なお、②樹ちゃんは、①風先輩が勇者の本分を取り戻すための重要な契機を、また、
④夏凜は、⑤友奈が勇者の本分を忘れかけた一番危なかった一瞬に彼女にそれを取り戻すための唯一の契機を、それぞれ提供しています。{/netabare}

※こうした、{netabare}⑤友奈(=真の勇者)の在り方{/netabare}自体も、本作最終話(第12話)ラストで、詳しく開示されています。すなわち、
{netabare}
 (1) 演劇シーン手前の東郷さんのナレーション

「勇者は自分が挫けないことが、皆を励ますのだと信じていました。」
「そして皆がいるから、皆を信じているから、自分は負けないのだと。」

 (2) 演劇シーンでの風(魔王役)と友奈(勇者役)の会話

魔王「ガハハハハハハァ。結局、世界は厭なことだらけだろう。辛いことだらけだろう。お前も、見て見ぬ振りをして、堕落してしまうがいい!」
勇者「厭だ。」
魔王「足掻くな!現実の冷たさに、凍えろ。」
勇者「そんなの、気持ちの持ちようだ。」
魔王「何?」
勇者「大切だと思えば友達になれる。互いを思えば、何倍でも強くなれる。無限に根性が湧いてくる。」
「世界には、嫌なことも、悲しいことも、自分だけではどうにもならないことも、沢山ある。 だけど、大好きな人がいれば挫けるわけがない。あきらめるわけがない。大好きな人がいるのだから、何度でも立ち上がる!」
「だから、勇者は絶対、負けないんだ!」

 (3) 会場から湧き起こる拍手の中での友奈の独白

「そう、何だって乗り越えられるんだ。大好きな皆と一緒なら。」
{/netabare}

※こうした、⑤ヒロイン友奈の信条・姿勢については、シニカルな批判も当然可能であり、これを現実には全く通用しないファンタステックで不快な妄念と否認する方も多いと思います。

※それは、もう個々人の価値観の問題としか言いようがないのですが、私としては、殊(こと)に初見時は別段そうでもなかったにも係わらず、3周目の視聴時に、とうとうと言うべきか、ようやくと言うべきか、こうした本作のラストシーンに、図らずしも《{netabare}まるで本作に描かれた観客席の生徒たちのように、友奈たちに拍手を贈りたい気持ちになっている自分{/netabare}》を発見して、ちょっと戸惑いながらも、嬉しい気持ちになったことを、ここに報告して、このレビューを閉めたいと思います。



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※以下は、2014年10-12月のTV放送当時(1周目および2周目)の感想・レビューです。
(上記よりもまとまりのない長文です。保存用)

{netabare}
(レビュー・タイトル)
《最終話=超微妙だが、「まどマギ」に挑んだ勇気は高評価したいセカイ系【ネタバレ絶対回避】》

エヴァ・まどマギを、直ちに連想させる紛(まご)うことなき「セカイ系」。
陳腐な恋愛要素はゼロであり、期待外れのWIXOSSよりずっと面白い。
最終話タイトル「貴方に微笑む」(花言葉=山桜)から、主人公=結城友奈=による、
悲劇的で残酷な世界から少女達を救済する「勇者」の乾坤一擲の決断を推測するが果たして?

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★第2話まで視聴時点(2014.10.18)

可愛い女子中学生が勇者ごっこする緩い話かと思いきや、いきなり緊急事態発生!

{netabare}
ああこれは使徒襲来だな。
使徒が神樹にたどり着けば世界の終わり。
使徒を倒せるのは選ばれた勇者である君たち4人だけ。

使徒の体はダメージを負っても自動修復するので、まず封印してコアを露出させ、これを破壊するしか奴等を倒す方法はない。
で、この封印がたった40秒のタイムリミット付きで、コア破壊できないと勇者の活動限界とか(笑)
{/netabare}

何か期待したいような、したくないような(笑)
頑張って欲しい作品です。

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★第5話まで視聴時点(2014.11.7)

ここでストーリーとしては一段落した感じ?(まだ7話残っているけど)。
先が読めない展開は、なかなか良いと思う。

それにしても、制作側だってわざと、まどマギやエヴァを意識させる作品作りをしているんだし、今までに明らかになった神樹様や使徒(Vertex)の設定のほかにも、勇者たちの言葉づかいなどから、まだまだ何か面白いものがこの作品には隠されているように感じるのだけれど・・・

もっとも、こうした期待感は今まで幾つかの作品で裏切られてきたので、この作品も結局は大外れのまま最終回を迎える確率がずっと高いとは思うのだが。

まあいい。
この作品については最後まで見届けることにしよう。

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★第8話まで視聴時点(2014.11.28)

とうとう鬱コースに突入してしまったね。
{netabare}魔法少女システムならぬ勇者システムか。{/netabare}
結城友奈はこの悲劇的な仕組みを打ち壊せるのだろうか?

しかし{netabare}散華(さんげ){/netabare}って・・・
作品中に使用される言葉が幾分不謹慎な気もするのだけど。
杞憂でなければよいが。

ガッカリしてしまう結末にならないことを祈る。
(←調べたら、岸誠二監督って「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」の監督も務めた方だったんですね。ならまず大丈夫だろう。良かった。)

※追記
このアニメの考察(色んなブログや2chあたり)が結構面白い。
東郷さんが記憶を取り戻したら、えええーーーってなりそう。
しかし東郷さんに乃木さんって・・・思わせぶりな名前は止めて欲しいぜ。

====================================================
★第9話まで視聴時点(2014.12.05)

{netabare}
さすがに勇者部部員の一部に動揺が出ている。
今回は小規模な波乱で済んだが・・・次回は大波乱必至。
この第9話は、今までになく演出が乱れていたのは残念。
制作側もキツキツなのだろうか?
{/netabare}

====================================================
★第10話まで視聴時点(2014.12.13)

{netabare}
1クール12話構成の作品で、ラスト手前の第10話にキーパーソンの過去回想&舞台設定の種明かしを入れるのは定石だが、これは流石に・・・。
個人的には、物語のスケールを大きくするよりも、勇者であることの本質を掘り下げる方向に進んで欲しかったのだけど。
第9話までは相当良い感じに評価していましたが、期待値を上げ過ぎていたのか、ここで微妙な感じに思ってしまった。
それでも残り2話で綺麗にまとめてくれれば文句有りませんが。
{/netabare}

====================================================
★第11話まで視聴時点(2014.12.21)

{netabare}
この回の主役・三好夏凜の精霊ヨシテルの決まり文句「諸行無常」や悲壮なOPから、『平家物語』や『ラスト・サムライ』のような散り行く者達の矜持を高らかに謳いあげる作品になると期待していたし、確かにそういう描写もあるのだけれど、作品全体が必ずしもそうしたコンセプトで統一されているわけではないんだね。
特に東郷さんの心の動きのブレ方は説得力が余り無くて残念な感じです。

なお、最終話タイトルが「君に微笑む」から「貴方に微笑む」に変更になった模様。
いずれにせよラスト回では、真打ち勇者の雄姿を存分に描き切って欲しいです。
{/netabare}

====================================================
★第12(最終)話まで視聴時点(2014.12.27)

まさに制作側も、とうとう力尽きたような支離滅裂な畳み方で、もの凄く惜しい結末でした。

アニメーション制作会社のstudio五組さんには2012年夏の『織田信奈の野望』に続いて本作でも実に素晴らしい作画・演出技術を見せてもらったし、一人一人のキャラを例外なく好感度高く描く技量も本当に大したものだと思うのですが、作品全体のシナリオ構成にどうしてももう一工夫足りなくて「名作」にあと一歩届かなかった感じですね。

岸監督には、2013年秋の『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』に続いて今回も見応えのある作品を送り出してもらい、すっかりファンになってしまいましたが、こちらもどうしても最後の詰めが甘くて作品全体の印象が陳腐化してしまったように感じてしまいました。
「アルペジオ」は続編映画の制作が決まりましたが、こちらは余程円盤かゲームが売れない限り無理っぽい感じかな。

企画原案=タカヒロ氏の、敢えて「まどマギ」に挑んだ蛮勇は高く賞讃したいと思います。
ラストは駄目駄目だったけどね。
『幻影ヲ駆ケル太陽』に続いて「まどマギ」への果敢な挑戦者は今回も手酷い敗北を喫した感じなのですが、こういう挑戦者が出て来てこそ次の進歩があるはずで、特に今回は、富士山への登山に譬えれば七・八合目まではたどり着いて山頂が微かに見えて来たくらいのインパクトはあったと思うので、そこからのズリ落ち様がまさに全力を使い果たして不恰好なものになってしまっていても、個人的には暖かく見てあげたいと思う。

むしろ重要なのは、今回の敗北の原因とその克服方法の検討でしょう。
第1話からもう一度視聴し直して、確りした全体評価をしたい作品です。

====================================================
★各種メモ書き

【各話タイトル&評価】

各話のタイトルが、花言葉になっているようです。
最終話は桜のイメージから友奈がメインになる感じです。

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×が付いている話は脚本に疑問を感じた失敗回
?は内容が微妙で現時点で評価保留の回

{netabare}
第1話10/16  乙女の真心   コスモス  ★ 全員(とくに友奈)
第2話10/16  ろうたけたる思い   菊  ★ 全員(とくに美森)
第3話10/23  風格ある振る舞い   牡丹  ☆ (夏凜)
第4話10/30  輝く心        オキザリス ☆  (樹)
第5話11/06  困難に打ち勝つ    山茶花 ★★ 全員(とくに友奈・美森)
第6話11/13  明日に期待して    ラベンダー ☆ 全員(とくに友奈・美森)
第7話11/20  牧歌的な喜び     黄スミレ(犬吠埼風) ☆
第8話11/27  神の祝福       青バラ(乃木園子) ★★★ 
第9話12/04  心の痛みを判る人   アマドコロ(犬吠埼樹) ☆ 
第10話12/11  愛情の絆      朝顔(東郷美森)  ☆
第11話12/18  情熱        ヤマツツジ(三好夏凛) ★
第12話12/25  貴方に微笑む    ヤマザクラ(結城友奈) ×(1回目視聴時)→☆(2回目視聴時)
{/netabare}

●op「ホシトハナ」

作詞:中村彼方
作曲:岡部啓一
歌唱:讃州中学勇者部
歌詞
{netabare}
サカラバ サア(※盛らば、さあ)

<1番>
静けき森の中 いま目覚めた花たちよ
この世に何を思い 何を感じてる

ああ 真実ほど人を魅了するものはないけど
ああ 真実ほど人に残酷なものもないのだろう

咲き誇れ(咲き誇れ) 想いのままに
この瞬間(この瞬間) 全てを賭けて
無限の星すらも霞むように
勇気 心に溢れ
(いかなる)いかなる時も生きて

<2番>
花びらひとひらに 情熱宿しはじめた
瞬くその瞳 何を映してる

ああ 土に埋めた小さな種 密やかに割れて
ああ 芽を出したらやがて空と向かい合っていくのだろう

輝けよ(輝けよ) 眩いほどに
一瞬に(一瞬に) 思いを込めて
その願いが世界を導く
カラダに力満ちて
(ヒカリを)ヒカリまとって走れ

<3番>
咲き誇れ 想いのままに
この瞬間 全てを賭けて
無限の星すらも霞むように
勇気 心に溢れ

輝けよ(輝けよ) 眩いほどに
一瞬に(一瞬に) 思いを込めて
その願いが世界を導く
カラダに力満ちて
(ヒカリを)ヒカリまとって走れ

サカラバ サア
{/netabare}

※これ、物凄く悲壮な曲である。第8話を視聴した後だと特にそう思う。
今後の展開次第だけど、個人的に好きな曲になるかも知れない。


●「まどマギ」との違い

一番大きいのは、

(1)まどマギの魔法少女たちが、「最高の素質」を持つ鹿目まどかを除いて割と一般人っぽい人達だったのに対して、
(2)この作品の少女たちは、{netabare}予め「勇者」適正値が高い者達として組織によって選抜されていること{/netabare}。

つまり全員が、大なり小なり事前に{netabare}「勇者となって戦う覚悟」が出来ている=まどかタイプの少女{/netabare}であること、ではないか。
それが、どういう結末をもたらすのか。

特に、一番「勇者」適正値の高い主人公=結城友奈が、ギリギリの状況でどういう決断を下すのか、が見所になると予想します。



※12/27追記
{netabare}
上を書いた時点では、この作品は、第11話の感想にも指摘したように映画『ラスト・サムライ』(トム・クルーズや渡辺謙が出演した2004年のハリウッド映画)のような、散り行く者達の矜持(きょうじ=誇り)を描く作品、すなわち、

(1)『まどマギ』がキリスト教の《聖書》をモチーフとして理知的に魔法少女達の「救済」を描いた作品とするならば、
(2)より日本的に、勇者達の《短く咲き誇ったのち散り行く桜花》の哀しさを抒情的に謳いあげる作品

になるのでは・・・と予想していたのですが、その後のストーリーは、こうした"勇者"であることの証(あかし)をヒロイン達が確りと問い詰めていく方向には踏み込まず、逆に第10話以降やたらと話のスケールを大きくしてしまい、収拾がつかなくなってご都合主義もいいところの完結になってしまった感じです。

それが、この作品の深みが最後の数話で一気に薄くなってしまったように私が感じた原因かも知れません。{/netabare}

●最終話を2回視聴して

※上は最終話を初めて視聴した時の感想ですが、その後ラスト3話を2回目視聴した後の率直な感想として追記します。

今度はストーリーが分かっているので、安心して細かいところまで確認しながら視聴しているんですね。
それで、ちょっと自分でもビックリしたのは、初回はあれだけ違和感が強かった{netabare}唐突でご都合主義的なHAPPY END{/netabare}について、意外にこれで良かったのかも?と何気に思い始めている自分に気づいたことです。
確かに最終話のストーリーは、{netabare}いくら私でも弁護するのが困難に感じるほどに支離滅裂に見えてしまうのですが、でも、これまで頑張ってきた勇者部の5人があのまま救われないで{/netabare}エンドを迎えるのは、ファン心理としてはやはり辛いんですね。

だから、すごく甘々ですが、もしかしたらこの作品は、もうこのエンドで良かったのかも?{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 142
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

えっ?これって勇者の物語じゃなかったの?どうして涙が止まらないの?

この作品、大みそかに見終わって、お正月中はしばらく呆然としていました。

最初見たときはこの作品は男性向けだなあ、という感想。
企画・原案はタカヒロ。それと、ちょっとだけ気になったのは岸誠二監督、シリーズ構成が上江洲誠さんのコンビだったこと。お二人は蒼き鋼のアルペジオでもいっしょでした。この時点でこの作品がこんなに混沌とすることを予想しておけばよかったんですけど。

前半は、新しい形の勇者ものだなあ、みんな楽天的で勇者部のみんなで仲良くしていこう、そんなメッセージが満載。神様もメールできるんだぁ、みんな自然だなぁ、普通のドラマかなあ、そんな感じでした。そんな中で、「一人でいるとつい暗いことを考えてしまう。みんなと一緒にいるとそれを忘れることができる」というセリフ、名言かも。

中盤に入ると、 {netabare}勇者システムという残酷なシステム、戦いで満開と散華を繰り返すことによる体の機能欠損、そして後半はバーテックスの正体が明るみになって目が離せなくなってしまいました。乃木園子ちゃんが東郷さんにこの世界の真実を告げ、東郷さんが真実を知ったときの衝撃。{/netabare}

私、こんなアニメを見ていたの?これって何なの?どうして涙が出るの??

{netabare}
犬吠埼風ちゃんと樹ちゃんの姉妹愛、もう大泣きでした。妹の樹ちゃんが初めて夢を持って努力して、でもバーテックスの戦いで夢が絶対にかなえることができないことを風ちゃんが知ってしまうシーン、私、こらえることができなかった。

最終回について、あにこれで低評価されている方もいらっしゃいます。これって、某作品のようなラスト、例えば友奈ちゃんが意識を戻らないような最終回を望まれているのかなあと想像しちゃうんですけどどうなんでしょう。
私は、終わり方が悲劇的だったり、はっきりしない作品は好きじゃない。だから「結城友奈は勇者である」の最終回はハッピーエンドで、本当に良かった。友奈ちゃんの復活の説明不足もあったけど、でも、私はとっても素敵な最終回だったと思います。

作品について、映像もきれい、音響も奥行きがあって良かったと思います。CVでは乃木園子ちゃん役の花澤香奈さん、東郷さん役の三森すずこさん、そして風ちゃん役の内山夕実さんがとても素敵でした。
音楽、とっても繊細で壮大。姉妹愛は繊細に、この世界の真実の曲はモーツァルトのレクイエムを髣髴させます。作曲は岡部啓一、MONACAで、岡部さん代表の音楽制作クリエイター集団。龍ヶ嬢七々々の埋蔵金やサーバント×サービスなど作曲しているようです(wikiに詳しく書かれています)
{/netabare}

時代背景が日本神話をエッセンスとして構成されているように見えます。このような作品は日本でしかできないかもしれません。岸誠二監督、シリーズ構成の上江洲誠さんのコンビの作品は今後、要注意かも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 108
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

闘いの螺旋

Studio五組制作。

勇者はくよくよしない、いつも前向きだから。
牧歌的な風景と、素朴な少女たちの日常に癒され、
それと対比するように入れ替わる、
過酷な色彩と光の魔法世界。
とても有意義な時間を過ごせました。

世界を崩壊へと導く生物の頂点バーテックス、
神樹により選ばれた勇者たち、
少女たちの日常は突如として終わりを告げる。
徐々に明らかになる、世界の真実、
そして逃げ場のない、勇者システム。

中盤以降、少女たちの戦闘が、
{netabare}供物の産物であると知った時、
日常パートが大きな意味を持ち始めます。
供物となるのはいつも無垢なる少女なのだ。
力の代償としてその身を神樹様に捧げる、
最後は樹木のように動かなくなり祭り立てられる。
あまりにも悲しい運命である。

最終話まで夢中になれましたが、
最後は演出も少し駆け足に感じた。
本来は複数話かけるべきなのでしょう。{/netabare}

身体の一部が欠損してまでも、
闘い続ける少女たち、闘いの螺旋 未だ終わらず。

続編を心して待ちたいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 79

73.1 7 姉妹で部活なアニメランキング7位
にゃんこい!(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1050)
6223人が棚に入れました
「ネコの願いを100個叶えないと、アンタ……ネコになっちまうよ」。
大のネコ嫌い&ネコアレルギーの高校生・潤平は、とある事件をきっかけにネコたちの言葉がわかる身体になってしまう。
寄ってくるネコの願いを叶えるうちに、飼い主の美少女や年上のお姉さんと、ちょっとイイ関係になったりならなかったり、片想い中の天然美少女・楓に誤解されたり、飼いネコ・ニャムサスに叱咤(しった)されたり…。
ブサネコ×男子高校生×美少女たちが繰り広げる、ニャンともカワイイラブコメディが展開する!

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、井口裕香、白石涼子、小林ゆう、佐藤利奈、戸松遥、田中敦子、福山潤、榊原ゆい、福井裕佳梨、遊佐浩二、たてかべ和也

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ニャムサス!

原作未読です。

レビューのタイトルは猫の名前です^^ニャムサスって、、斬新すぎるw

主人公の潤平は猫アレルギーだが、ある日、猫地蔵様を倒してしまって、猫の言葉がわかるようになってしまう。
祟りを防ぐために100匹の猫たちに善行を尽くすというもので、その中で学園生活なども描いたラブコメ作品。


基本ハーレム系なのですが、自分のハーレム系のイメージはエロが切っても切れないものだと思っていたので、この作品はなかなか珍しいかなーと思いました。
むやみにお色気方面に持っていかない作品なので好感がもてました^^

同じクラスのヒロインに幼馴染、ツンデレとストーカーの双子。女の子のキャラがなかなか充実している上にキャラデザも良いです。


ただ、主人公と楓の仲が睦まじく見ていて微笑ましく、自分は応援していたので、幼馴染の妨害は正直邪魔でしたw
まあそこがないと成り立たないとは思いますけど、、男勝りすぎるw


展開的にはベタ目な感じでしたが、テンポも良く、安定していましたし、傑作!という評価までいく作品ではありませんが、安心してみていられる良作でした。


散々2期フラグ立てまくりの最終話なので、2期楽しみにしているのですが....原作が休載中みたいなのでかなり先かな?

ベタめなラブコメが好きな方ならオススメ^^
あと猫とがんがん会話してるのですが微笑ましいです^^


投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

るい  さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

猫好きの方はぜひ!

主役が某作品のキャラに似てたw
という理由で見始めたんですが、実際見てみると、人との会話やねこ達との掛け合いが絶妙でとても面白かったです。
猫たち含む各キャラのバランスも良かったし、毎回楽しんで見れました。
途中でちゃんと幻想もぶち壊してくれましたし(笑)
できることならぜひ2期をやってほしいです。
猫好きなわけではないがという方でも十分楽しめる内容だと思いますのでぜひ^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

学園ラブコメハーレムファンタジー

原作 漫画 アニメ見初めてから読みました。

全12話

学園恋愛ハーレムファンタジー


話は、猫アレルギーの高校生・高坂潤平が学校の帰り道、空き缶を蹴飛ばしたら「猫地蔵」に当たり首が折れてしまいます。
それにより猫の呪いにかかり、猫と話せるようになるが、呪いを解くには100匹の猫に善行を施さなければならなくなる・・・。

ヒロイン達は、クラスの天然美少女に、巨乳幼馴染、貧乳、ツンデレ、電波系と・・・バラエティーに飛んだキャラから想われます。
いろんなキャラがいるので、誰か気に入った子ができれば より楽しめると思います。
(=´ω`)

{netabare}
主人公がどのヒロインにも手を出す訳でもなく、一応 真面目で本命に一途です。
{/netabare}

ギャグあり、恋愛ありで面白かったです。 (=´ω`)ノ

個人的には、メインヒロインと、電波系ヒロインが良かったですw 
(●´ω`●)ゞ

原作(漫画)の藤原里さんが体調不良?で休載していたため、ストックがあまりない状態。
現在は連載再開しているようですが、不定期連載、しかも、2作品を連載されてるようなので、なかなか進んでないようです。
それでも
2014年秋に第6巻が発行されました。よかったです^^

本編も、話し途中で終っているので、続きが気になりますね。

なので、完結していないと嫌な方にはオススメできないですが・・・
ラブコメ、ハーレムが好きな方には普通にオススメです。 !(*^ー゜)b! グッ


出来れば2期があると嬉しいのですが・・・
いかんせん、原作ストックが足りないので、難しいかな・・・(> <)  orz

投稿 : 2024/12/21
♥ : 51

74.4 8 姉妹で部活なアニメランキング8位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1077)
5111人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いろはにほ♪ぱーっとぱーっと晴れやかに♪

OPがいい!!^^
そして、よさこい踊るために、目標に向かって動いていく
なる達にとてもワクワクします。

ハルの声いいなぁ^^

■なんで「ハナヤマタ」?
{netabare}
・・・って思ったけど、主要なメンバーが

・ハナ・N・フォンテーンスタンド
・関谷なる
・笹目ヤヤ
・常盤真智
・西御門多美

・・・で、それぞれの名前を一文字ずつ取ると・・・

・ハナ・N・フォンテーンスタンド→ハ
・関谷なる→ナ
・笹目ヤヤ→ヤ
・常盤真智→マ
・西御門多美→タ

ってことなんですかね??これって仲間が増えていく順番にもなるのかな??
{/netabare}

■第3話
{netabare}
店長さんノリがいいですね~^^
後半の見どころは、ハナ×ヤヤでした。
生徒会長さんは・・・DQNですね(笑)
{/netabare}

■第4話
{netabare}
これ、もう完全に告白(笑)
もう結婚しちゃえよ~^^

セリフはもっとシンプルな方がいいですね
今回は結構クサイセリフオンパレードでした(笑)
{/netabare}

■第11話
{netabare}
コミュニケーションしなさすぎ・・・
ちゃんと話せば解決できるのに
というツッコミが満載でしたが、ハナちゃんがいない状態で
来週一体どうなる!?どきどきです。
{/netabare}

■第12話
{netabare}
最終回はOPなし
よさこいでOP回収してました^^
ナルが合流するタイミング、EXCELLENTでした♪

ストーリーは茶番ちっくなところは否めませんね。
とくに第11話はナルが普通に親と会話してればこういう展開はまず
あり得ないし。

部員集めも話数を取りすぎてしまいました。。。
肝心のよさこいは、OPでの踊りシーンが一番GOODで
残念ながら本編ではOP以上の踊りは観ることができず。。。

とはいえ、OP、EDはぶっちぎりで今季No.1でした^^
DLできるのが何か月も前から楽しみでした。
歴代でも、かな~り良いOP、EDです♪
サビ部分は超アツイ!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 58

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ぱぁーっと♪ぱぁーっと♪晴れやかに♪ハイ!ハイ!

原作もよさこい踊りも事前情報無しで、何となく見てました。

よさこいの踊りって事だったので、てっきり高知が舞台のバリバリ土佐弁アニメ…
「おんしゃら~よさこい、やろうぜょ」的な…「極妻」か「鬼龍院花子」学生
かと思いきゃ鎌倉舞台、普通の学生でしたw

話はサクサク進んで見やすい、まんがきらら的な百合要素はあるけど変に笑に振ってない。
真面目によさこい踊りに取り組んで感動出来る場面もあって良かったです。

成分要素の1位が神OP
OP動画のよさこい踊りのシーンと曲があっていてクセになる感じ良いです。

イチオシのキャラはアメリカからの留学生ハナちゃんかな。
小学生みたいなキンキン声で印象にのこります、ちなみに今期の賭ケグルイの早乙女芽亜里役、田中美海さんが演じてますね。

NEWGAMEやろこどる、ろんぐらいだぁす等の真面目な萌え?アニメ好きならお勧めかも。

いかにもマイナーB級感ありますが、萌えと和の融合アニメ楽しめました。


追記
ノーゲームノーライフ、宇宙よりも遠い場所のいしづかあつこさん監督作品
何見ようかとお探しの方にお試しにどうぞ~です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

演出そこそこ頑張ってるのに報われない(?)アニメ…

いわゆる「きらら系」、マンガ原作があるお話です。原作は読んでいません。

舞台は中学校(女子校)で、出てくる先生も女性です。「あなたもよさこいしませんか?」ということで身も蓋もない言い方をすると、少なくともテレビアニメ化された範囲では「メインキャラ5人がよさこい部を作って、地元開催のコンテストに出る話」です。

男性でまともに出てくるのはよさこいグッズを売っているショップのおっちゃんくらいのもので、ひたすら女の子推しなのは昨今の深夜アニメにありがちですね。

ただストーリーとしては「熱血スポ根もの」のフォーマットにそって、ある意味無難に、ある意味熱くきっちり仕上げている感じですね。

作中の中の人が実際にチーム“ハナヤマタ”というユニットで、作中キャラの衣装で主題歌(OP)「花ハ踊レヤいろはにほ」を歌い踊るのも今風です。あ、この曲の出来はかなり良いと思いますよ。

で、本作ですがよく見るとメインキャラ5人にはその人のシンボルになる花が割り当てられているのですよ。見間違いでなければ:

関谷なる(主人公): 桜(サクラ)
ハナ・N・フォンテーンスタンド: ブルースター
笹目ヤヤ: 薔薇(バラ)
西御門多美: 百合(ユリ)
常盤真智: 向日葵(ヒマワリ)

終盤に羽織るよさこいの衣装は上記の花をあしらったものなのですが、実は序盤の冒頭にそれぞれのシンボルの花がアップで写ることで、誰メインの話かわかるようになっていたのです(観返せる方はどうぞ)。

まあわかりやすいのは上記の例ですけれども、演出は各キャラの設定を踏まえて、意外と丁寧にやっている印象です。でもそれは地味だしわかりやすくないので、誰のレビューを観ても特にそれに言及するようなものがありません。ちょっと可哀想…。
(ざっと見た限りなので、見落としがあったらごめんなさい。)

あと、作画は地味に良いです。「キャラが崩れた」とか「動きが変」とかは思わないで観ていた記憶があるので…。

ということで、このアニメが放送されたクールの中ではけっこう好きだった作品なので、ちょっとしたレビューを書かせていただきました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

71.6 9 姉妹で部活なアニメランキング9位
アイドルマスター シンデレラガールズ(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1011)
4821人が棚に入れました
歴史ある芸能プロダクション「346プロダクション」には数多くのアイドルが在籍している。
そこで新たにスタートする「CINDERELLA PROJECT(シンデレラ プロジェクト)」!
普通の毎日を送っていた女の子。
アイドルの卵に選ばれた彼女達が、初めて見る世界で紡ぐシンデレラストーリー。
みんなと一緒にお城へと続く階段を登っていく事が出来るのか。

今、魔法がかかり始める――


声優・キャラクター
大橋彩香、福原綾香、原紗友里、黒沢ともよ、上坂すみれ、大空直美、内田真礼、山本希望、青木瑠璃子、洲崎綾、五十嵐裕美、高森奈津美、大坪由佳、松嵜麗、武内駿輔

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

せいいっぱい輝く、輝く星になれ ~ 【分割2クール決定】

アイマスって萌え萌えのチャラい女の子が歌って踊りまくる内容スカスカのアニメって思ってる人いるでしょ。

パンパカパーン。
はい、大間違いです!

決して一過性ではない、心に染み入るような感動を、確りと私たちに与えてくれる名作、それがアイマスです!(断言)

この新シリーズは、あの無印アイマス(2011-12年にTV放送され、去年劇場版も公開された作品)から潔く離れて、新人アイドル候補生たちの成長を、全く一から紡いでいく物語となるようです。

無印アイマスほどの感動は、きっと無理だと思いますが、それでも・・・期待してしまう!

さあ、楽しませて貰いましょう!!!!!

=======================================

【各話タイトル&評価】

シンデレラガールズだけに、各話タイトルが、シンデレラ姫に関係あるものになっているようです。
(※但しネイティヴ・チェックが入ってないみたい・・・)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に疑問を感じた失敗回
?は内容が微妙で現時点で評価保留の回

第1話(1/9放送) Who is in the pumpkin carriage?(かぼちゃの馬車に乗ってるのは誰?) ★
第2話(1/16放送) I never seen such a beautiful castle.(こんな美しいお城は見たことがありません)☆
  ※そこは I've never seen...だろ、という突っ込みは無しで(笑)
第3話(1/23放送) A ball is resplendent, enjoyable, and...(舞踏会は眩(まばゆ)くて、楽しくて、そして・・・) ★
第4話(1/30放送) Everyday life, really full of joy!(毎日の生活が、本当にホントに楽しくて) ☆
第5話(2/6放送) I don't want to become a wallflower.(わたし、壁の花になりたくない) ★
  ※ここはコロケーションから見て普通は be なのですが、意味は分るから深く突っ込まないでね(笑) 
第6話(2/13放送) Finally, our day has come!(待ちに待った日が来た!) ☆
第7話(2/20放送) I wonder where I find the light I shine...(私の灯(とも)す明かりはどこにあるのかしら・・・)★★
   ※多分、where I could find...と婉曲表現にしたほうが良いし shine の語法が変(「私を照らす光」にしたいのなら the light which shines me にすべきでは?)
第7.5話(2/27放送) Special Program(第1-7話の総集編)-
第8話(3/6放送) I want you to know my hidden heart.(貴方に分かって欲しい、我が秘めし想いを) ☆
第9話(3/13放送) ”Sweet” is a magical word to make you happy!("お菓子"は貴方を幸せにする魔法の言葉ね)☆
  ※「お菓子」の意味で使うなら"Sweets"なんだけどね(笑)
第10話(3/20放送) Our world is full of joy!(私たちの世界は愉しいことが一杯です) ★
第11話(3/27放送) Can you hear my voice from the heart?(私の心の声が聞こえますか?) ☆
第12話(4/3放送) The magic needed for a flower to bloom.(魔法には咲き頃を待つ一輪の花が必要でした) ★
第13話(4/10放送) It's about time to become Cinderella girls!(さあシンデレラ・ガールになる頃合いですよ!) ★

   ※制作スケジュールきつくなって早くも総集編を入れたようですが、これで8話以降の作画が安定すると考えれば逆に良かったかも。デレマスは多分全25話でシナリオ構成しているのだと思うけど、制作が苦しくなったら無理せずに2-3回でも総集編入れちゃって足らなくなった分はネット配信でも後日放送でも良いと思う。それでガルパンみたいに内容が安定するならばむしろ歓迎です。

   ※3/14公式サイトから分割2クールの告知。第1期は第13話(4/10放送)までとし、第2期は7月からの放送となるそうです。制作スケジュール・制作人員の管理に失敗したみたいですが、大事な作品が目に見えて破綻する前に早めに手を打った感じなので、むしろ安心しました。制作スタッフのここからの頑張りに期待したいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 52

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女の子は誰でも素敵なシンデレラ

※主観的なぼやきなので人の価値観に訴えてるわけではありません。

シンデレラガールズ。女の子は誰でもシンデレラになれることを魅せてくれる作品。タイトルをそのまんま、そう感じさせてくれるのは難しいことかもしれない。

少し前のアニメから薄々感じていたのですが、冴えカノで推してきた、普通の女の子が逆に新鮮に見える構図というか、萌えと、かわいいがごっちゃになっていると言うか、そんなモヤモヤしたものを抱いておりました。

いわゆる記号的という言葉は、それこそ手塚治虫の時代からあって、彼の場合は線を極力少ない描写の中で、いかにアニメを作るかなんていう、作画による記号と言っていたり、キャラクターが死ぬという描写も、「死ぬ」という記号によるキャラ装飾の表現として使っていた。私は記号的キャラやその言葉自体を否定するつもりはないですが、かなり広義的な意味に変わり、広く使われるようになった感を抱いています。

萌えにしてもツンがデレるからキュンとくるわけで、ガハラさんの蕩れなんかも、見蕩れるという言葉からだと思うので、ちょっと違うんじゃないかなwと思ったり。まぁ存知のことだと思いますが、ちょっとぼやきたくなってしまいましたw


そこで本作は1話の時点で「キャラ付けどうする?」とか、Pが採用基準は「笑顔」と皆に言っていて、総勢何人だよって位キャラクターが多い中、記号的キャラが少ないです。一人邪気眼がいますがw、それでも彼女達はそれぞれ魅力的に映るし、個性や動きセリフなんかで、記号的じゃなくても充分だなっと感じました。そこは本作の力が入っていたからなんだろうけども、どんな女の子もシンデレラになれる。そこを感じさせてもらいました。続きは7月とのことなので本領発揮はこれからですかね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 47
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

I think getting to work will mean admitting I am a loser (๑´Д`)ノ

原作ソーシャルゲーム 原作未プレイ 全13話(前半)
アイドルマスターシンデレラガールズ = 通称「デレマス」 (以下デレマス)

分割2クール形式で、’15年1月~前半【1stシーズン】 そして来る!!
7月~後半【2ndシーズン】が放送の『THE IDOLM@STER』シリーズ最新作!!


大手の芸能プロダクションである346(みしろ)プロダクションのアイドルプロジェクト
「CINDERELLA PROJECT」にスカウトされた女のコたちの成長と活動の記録を
プロデューサーさんと一緒に、悩み奮闘し輝く様を描いた
ガールズサクセス青春アイドルストーリー♡

「一生懸命に夢の階段を駆け昇る、彼女たちは…
いつかキラキラと輝くシンデレラに…なれるのかな…?…かなぁ|д・)?」


まずはじめに、本作放送開始当時、私は俗にいう「アニマス」もとい、
「無印アイドルマスター」は視聴していなかったので…やっぱり…
先に「」アニマス」観てから~視聴した方が…いいのかなぁ~
とりあえずぅ~「デレマス」は~撮りためておくかなッ((*ノд`*)σ[HD]ピッ♪

と思っておりましたが…とあるあにこれユーザーの方に、
「無印アイマス」と全然お話し関係ないから「デレマス」から観ても
なんら問題ないよヾ(・ω・`) 凛ちゃん可愛いし!! との鞭撻を頂き、|д・)
そんならあたしゃも気にせず観ちゃいましょうか!!と見始めたのが…
これまた功を奏し、この度私の大好きな『杏ちゃん』♡と出会うことができました♪

もちろん「アニマス」から見ていたらもっと違った発見もあったのかもしれませんが
何よりこの数ヶ月を『杏ちゃん』を追いかけ、
『杏ちゃん』一色で過ごせた私は大変幸せな気分を味わうことができました♪

やっぱり、あにこれにて皆さまにお絡み頂くことは大変嬉しく、そして時に
その人の新たな出会いという名の、”アニメ人生”までをも変えてしまう…
とても素晴らしい、繋がり、あらためて喜びを感じる今日この頃…


ん|д・) 余計な前置きはいぃから…はやく『杏ちゃん』を出せ!!! とな…|ºдº)??

ご安心ください(*゚∀゚)*
そんなに慌てたところで、『杏ちゃん』は走って逃げたりわしませんよッツ(*>ω<)b
                                                                      ε“ε”ε“ヾ(๑´Д`)ノ

だって私、本レビューを書く時はぜがひでも、『杏ちゃん』と一緒に♡と心に誓ってきましたの♪


そう何を隠そう私、ダメもとで…この休みのクールの期間を活用し
ぜひ!! 『杏ちゃん』の本レビューへの出演を!!と
プロデューサーさんにはかねてより打診をしてきました…

その結果!!!! …私の熱意が伝わり、なんとかプロデューサーさんから”OK”のサインを
頂くことに成功いたしましたヽ(*´∀`)ノ

はい(。_。(゚д゚( 皆さまありがとうございます!!!

それでわもったいぶらず、早速『杏ちゃん』に登場してもらいましょう!!!

はいッ!!どうぞ-!! 『双葉杏』ちゃんでぇ~す(∩´。>∀<)⊃



…………………



…………………



ん|ω・)!???



…………………



あれ(・ω・≡・ω・)いなくない… !!?


『杏ちゃん』どこぉ~(・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)????

はぁ~(;´Д`) 困ったな… もぅコレだからウチのマネージャーは…何をやってるんだか…
あれだけあらかじめ、間に合うようにって、打ち合わせしておいたのに…(*´・ω・`)


あ!! そっか! そーだネ!! ほらぁ~アレだよぉ(o´艸`)

飴ちゃん♪!!  飴ちゃんばらまいちゃうんだからぁ~!!


とうッ!!  .*・゚.*飴・゚.*・゚✩.*飴・゚.*・ヽ(*´∀`)ノ.*・゚.*飴・゚.*・゚✩飴♫


杏๑ノ´д`)ノ-<あめだぁぁ~~~♡!♡!♡!!!

はいッ!! 『杏ちゃん』いましたね~(*゚∀゚)* もぉ~そんなとこに隠れてたなんて|彡゜…w

あッ!! ひょっとしたら杏ちゃんについてあまり詳しくない方もいらっしゃる
かもしれませんので参考までにここにプロフィールをご紹介させて頂きますね✩


『双葉 杏』 CV:五十嵐裕美 ※ ↖のサムネのコ
年齢:17歳 / 誕生日:9月2日 / 星座:花も恥じらう乙女座
血液型:B型 / 身長:139cm / 体重:30kg
B-W-H: ?-?-? / 利き手:右 / 出身地:北海道 / 趣味:なし

「仕事なんてやってられるかぁ~」 「働いたら…負け」

とにかくゴロゴロ寝たり、だらだらするのが好きな脱力系アイドルで、
いつもうさぎのぬいぐるみを持っている。
「アイドルとして成功すれば印税で暮らせる」と考えアイドルの世界に。
不労所得の為なら、労力は割と惜しまない。 (公式サイトより引用)


うん!! 杏ちゃんすばらしッ(*゚∀゚)* それではご紹介が終わったところで
さっそく、本作の感想を『杏ちゃん』との対談形式を用いて
来る2ndシーズ視聴を前に今一度プレイバック♪していきましょう!!!


杏๑´д`)-<{netabare} い、いやだっ!! 杏は働かないぞっ!!{/netabare}


まず始まってすぐ、たくさんのキャラが総出でなんと全部で14人!?
さすがにこ、これには私、てんやわんやで
キャラみんな覚えられるのかな…かなぁ??と心配しておりましたが…

1人”強烈”なインパクトのあるコがいると周りの視界がふぁ~と広がり
1人1人のキャラへ自然と目配りができ、そのコの持つ個性や魅力に
あらためて気づくことができるものですネ~♪

その一際”強烈”なインパクトなるコこそが他ならぬ『杏ちゃん』なのですよ~(・∀・*y)


杏๑´∀`)-< {netabare} あんずはいつでもフリーダムなのだ! ~ハッハッハッ~
だから後は二人に任せて帰るね๑´∀`)ヾ(・ω・`)ナンデヤネン!! {/netabare}



そして、本作では”プロ”のアイドルとしての活動ストーリーが色濃く描かれていて
売れなきゃやっていけない…人気アイドルを目指す”ガチ”な彼女たちの本気の姿勢が
まじまじと、コチラに伝わってきて、中々に手に汗握る展開となります!!!


杏๑´∀`)-<{netabare} あんずぅ~週休8日を希望しまぁ~す♪{/netabare}



今プロジェクトの見所は、個性豊かな、キャラの面々が
どのような形、ユニットとしてアイドルデビューすることになるのか…
はたまた…自分のお気に入りのコがいつデビューの日(当番回)を迎えるのか…
かたずを飲んで見守るカタチになりますネ♪


杏๑´д`)-<{netabare} あ~みんなやりたそうだし~今回~杏はゆずるよ~{/netabare}


そんな訳で私は『杏ちゃん』の当番回だけもう10周以上見てしまいましたが(/ω\*)w

あ!! 私、散々『杏ちゃん』言ってますが、他13人のキャラたちもみな選りどりみどりで
はじめの方、LIVEシーンにて主たる3人が飛び出すシーンはまず胸熱で良いです!!
                           ↑↑飛び出すシーンは何かと熱い!!w

私的には『杏ちゃん』の他にも
『アナスタシア』、『蘭らん』、『みくにゃん』、『ちえりちゃん』、『きらりん✩』なども
オススメしているのですよ…実は(o´艸`)


杏๑´д`)-< {netabare} あー飴なめたい、お家帰りたい。続けるの?コレ。はぁ…だいたいこんなことしても…{/netabare}


あーヽ(;゚д゚)ノ 私の『杏ちゃん』が…
ここは戦略的杏ちゃんフォローをすかさず入れておかねば|д・)
名づけて! ”すべてにおいて『杏ちゃん』はセンターだった♡”大作戦!!

はい今作のOP曲!! Star!! がとッてもいい曲で、何を隠そう、コチラの
OP映像でセンターをつとめてるのが我らがアイドル
『杏ちゃん』であります(*`・ω♡)ゞ

「小さな一歩だけど~君がいるから~ヽ(´∀`✿)ゝ✧♪」のところが

もう!! ♡゚+o。ズ゙キュ―(*゚д゚*)―ン。O+゚♡ でありますぞ(/ω\*)
いやぁ、このまま、2ndシーズンも『杏ちゃん』センターでお願いしますよ!!
プロデューサーさん(^人^)


杏๑´д`)-<{netabare} なんでもいいけど飴なめたい! あんずぅ~アイドル印税生活狙ってます(ドヤッ★){/netabare}


と、まぁ色々と好き勝手述べてきましたが、最終回…
やはり私は、泣いてしまいましたよ。゚(゚´Д`゚)゚。

色んなトラブルや問題を乗り越えて…今やれる精一杯をみんなが一生懸命にやりきる―

杏๑´д`)-<{netabare} 「それでいいんじゃん?? 杏なんてやれることややるだけで精一杯だよ」 {/netabare}

↑この一言に全てが集約されていました✩ みんなが緊張や不安を隠せない
この状況で…みんなを和ませる『杏ちゃん』は全てにおいてハイスペックで魅力的でした♡

2ndシーズンの更なる盛り上がりとみんなの活躍を期待を大にして待ちたいと思いますヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

75.3 10 姉妹で部活なアニメランキング10位
彼氏彼女の事情(TVアニメ動画)

1998年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (605)
3657人が棚に入れました
県内随一の進学校である県立北栄高校の一年生、宮沢雪野は自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗の優等生。しかし彼女の実態は虚栄心の塊で、賞賛を浴びる為だけに日々たゆまぬ努力をこなし優等生を演じていたのだった。ところが同級生の有馬総一郎は、雪野の念願だった新入生総代をさらったうえに美形で運動神経に優れ性格も良い、人に好かれるタイプだった。そんな総一郎に激しい対抗心を燃やす雪野だったが、ひょんなことから彼に自分の正体を知られてしまう。脅されていいように利用されるうち雪野は、総一郎もまた自らを演じていた事を知るのだった・・。

声優・キャラクター
榎本温子、鈴木千尋、野田順子、私市淳、新谷真弓、草尾毅、小山裕香、渡辺由紀、山本麻里安

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

シャフト的演出の先駆け

主人公の宮沢雪野は成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗の優等生・・・
を演じることに全てをかけている女の子
その上を行く優等生の有馬総一郎に愕然とした彼女は対抗心を燃やすのだった・・・

もはやレビューを書くには古すぎて、記憶が曖昧すぎるのだが
シャフトの演出の原型がこのアニメにはある
実写も入れ混ぜたその演出法には、なかなか驚くべきものがあるだろう
それに興味があるなら一度見てみると良い

まぁ最初は恋愛アニメとしてはなかなか面白いんですよねぇ
典型的な少女漫画だけど、全然男でも問題なく見れるレベル
コミカルで展開も面白い
ただ終盤のわけわからなさ・・・は半端ではない
あれがいいという人もいなくはないのだろうけど・・・
しかも中途半端に終わるので、続きは原作で・・・となる
こういうマイナス要因がかなりあるので、これぞ名作!とも言い難い

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

星々 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

打ち切りアニメ

26話まで続いたから打ち切りじゃないという意見もあるだろうが結局すごい中途半端な終わり方したのだから、もう話としてダメだろう。

結局、2期できなかったのだから

話の進め方はエヴァそのもの

最初はいいけど、あのノリは飽きてくる。

しかも、制作も間に合ってないようなドタバタな作画と構成

最初は面白かったんだけどな

曲もエヴァ

話の重複も多すぎ

監督が監督だから、エヴァみたいな終わりにしそうだなぁとか思ってたら本当にそんな終わり方

病気だろ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

shisune さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

His and Her Circumstances

私は小学校2年生のときに、年の離れた姉とリアルタイムでみていました。
低学年がみるようなアニメではありませんが(笑。

大学受験が終わって暇になったとき、ふと思い出して見直しました。
演出の仕方が特別で、実写の白黒写真をつなぎ合わせたり、
自分たちがよく見ている何気ないものの描写が多かったり、
このアニメが実際にあった話なんじゃないか、と思わせる演出は今でも忘れません。
あとEDも印象的です。

一括すると…ラブコメですかね。アニメはだいぶコメより。
夏休みに遊びに行く話は何回見てもおもしろいです。(友情!!)
少女マンガ原作ですから、心理の移り変わりが見所です。
自分の中のドロドロの部分に気づき、人との付き合い方を考える。
そうした各キャラクターの事情を、リアリティに感じさせる演出は、すばらしい。

悪い点は、完結してないこと。それと無駄に多い総集編だと思います。
監督がコロコロかわったのか、わかりませんが、何度もまとめを見せられても…。
私はいっぺんに見てしまったんでとても無駄に感じました。
最終話は、なんで?ってかんじでした。これから見る人はあんまし期待しない方がいいかも。

気になって、原作であるマンガを全部読んじゃいました。原作の最後はいい感じです。
後日談があるので、すごく私のタイプの終わり方でした。

なんといっても音楽は最高。エヴァでおなじみの庵野秀明、鷺巣詩郎の二人のタッグ。
小学2年と、小さいながらにもすごく記憶に残る、良曲ばかり。ヱヴァ破にも使われるほど。
テレビ番組でもよく使われてますし(特に報道番組)。
きっと庵野監督はカレカノの曲が好きなんだと思います。
暗中模索、天下泰平、主客転倒、だいすきです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

67.7 11 姉妹で部活なアニメランキング11位
ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (711)
3242人が棚に入れました
青春にはいつも、解き明かせないたくさんの謎が溢れてる!

「原作シリーズ累計55万部突破」初野晴の大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ、待望のTVアニメ化!
原作はシリーズ累計55万部を突破した大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ。廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園と呼ばれる"普門館"を目指す、幼なじみ同士のチカとハルタ。
部員集めに翻弄する日々と、仲間たちと交わす友情、そして次々に現れる謎(ミステリ)。チカとハルタの奏でる音楽がいま、遠く高らかに鳴り響く!

声優・キャラクター
ブリドカットセーラ恵美、斉藤壮馬、花江夏樹、山下誠一郎、千菅春香、島﨑信長、瀬戸麻沙美、岡本信彦、山田悠希
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スカートの下の白いひらひらって何?知っている人がいたら教えて!

気になって気になってアニメどころではありません。
ってことはないですけど。テヘ!

P.A.さん制作だから、作画がクリアーです。
しかし、瞳の描き方がくどい。
七色の瞳なんてちょっと気持ち悪いですね。

「ハルチカ」って言うくらいだから、ハルタとチカが主人公。
アニメ内容は後述することとして、チカの性格がピカイチ。
一言でいうと、人を惹きつける性格。
初対面でもフレンドリー、情にもろくて一本気。
穢れない心で飛び込んで来るので、あっという間に友達です。
この子の性格、好きだなあ。
是非知り合いになりたいです。

ちなみにハルタは推理探偵ポジションでややBLがかっています。
それも手伝って、男女が絡む学園ものでは珍しく恋愛は皆無です。

作品は、学園推理ものin吹奏楽部の様相。
もしかして、京アニの2作品を混ぜている?
ここは、混ぜるな危険!とだけ言っておきます。

以下は私的なことなので閉じます。

{netabare}舞台は静岡県市清水区。
清水にはあまり思い入れはないけど、静岡文化会館にはドッキリ。
ここで入学式や卒業式があったり、コンサートのバイトをしたり。
あっそうそうロビーこんなんだったっけとか、会館前の雰囲気が懐かしいじゃんとか。
入学式の時、会館3階から眺める桜があでやかなことあでやかなこと。
それもこれも約30年前のお話、青春時代を思い出し嬉しくなりました。
この他、静岡の街は私にとって思い出がいっぱい。
もっと、私の大好きな静岡舞台のアニメが観たいですね。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ユーフォ以下の吹奏楽部を舞台に氷菓以下の謎解きをする。しかし、だからといって、つまらないアニメではないと思ふ。(レビュー最後に算数アリw)

【櫻子さんの足元には死体が埋まっている】【GOSICK】などが好きな方は合うかもしれません♪

どんなアニメかと問われれば、レビュータイトル通りです(笑)

《以下ネタバレ》
{netabare}
第1話
「響けユーフォニアム」系かと思ったら、「氷菓」系? てか、黒板の音符、「さよならドビュッシー(中山七里さんのミステリー小説)」まんまやん^_^; いきなり、普門館を目指す、って言っても、吹奏楽の知識が0の方にも通じるのかな? 個人的には、小見川さんの出る作品にほとんど外れなしなので、楽しみです♪

全話、視聴終了。

個人的に、P.A.WORKSさんは、京アニさんと双璧を成す、否、むしろ一番好きな制作会社さんですが、これは京アニさんに軍配ですね。(無彩限と比べると、辛勝かもw)

まず最初に思ったのは、「これ、吹奏楽部でやる必要あるか?」です。まあ、終盤に思い出したように吹奏楽をやってましたが(でも、県大会の描写くらい欲しかった)。

私の母校は吹部が強く(全国レベルで)、その吹部の友達から聞いた話ですが、

吹部あるある~♪
{netabare}
・練習の半分は(言い過ぎだけど)ミーティング(笑)
・楽器に名前をつける人がいる(主に外人名)。
・下手な運動部よりも体育会系な挨拶、礼儀。
・午前午後ぶっとうされる練習。
・編成によっては、希望しない楽器をやらなくてはいけない、葛藤。そしてそれを「違う楽器をやることで幅が広がる」と諭されること。
・オーディションのガチ感と、その後の人間関係の難しさ。
・はたから見るとユリすら感じる、同パートの先輩への敬愛(か、憎悪か恐怖)。
・顧問の影響力が異常にでかい。
・男子に発言権がない(カッコいい男子はすくないし、居たら居たで抜けがけできない)。
・楽器運搬がきつく、意外に腕力がある(この時だけ、男子がチヤホヤされる)。
{/netabare}
などです。「響けユーフォ」では、この辺を結構うまく押さえてた印象ですが、「ハルチカ」では、ほとんどなかったですね。

ミステリーと割りきっても、吹奏楽である必要はほぼなかったし。どうせなら(パクりですが)第1話の音符みたいに、音楽関連のミステリーが観たかったです。それに、謎解きも、あまりにもヒントが少なく、視聴者が考える間もなくハルタが謎をバンバン解いていくので、ミステリーの醍醐味である「謎解き→答え合わせの快感(や、一本とられた感)」がなかったです。草壁先生の謎解きスキルにいたっては、もう教師なんか辞めてFBIにでも就職したら? と思いました(笑)

んじゃ、キャラや、ラブコメか? と思っても、(悪くはないけど)秀でたものはなし。唯一、チカはウザイイ味w出してましたけど。もちろん、背景や楽器など、絵はきれいですね。
{/netabare}
さて、なんだかんだ酷評してますが、これはあくまで、「響けユーフォニアム」「氷菓」という名作が頭にあるから、ですかね。もし、上記の2作品を視聴していなかったとしたら……普通に、平均以上に楽しめる作品だと思うんです。私自身、少なくとも途中で切ろうとは思いませんでした。

あにこれでレビューを書く方は、かなりアニメ観てる方が多いから、(自分を含め)どうしても他作品と比べ、相対的に評価を下げるのはしょうがないけどね(^.^)

と、いうことで、作品単体としては、普通にそこそこ楽しいアニメですから、時間があるなら視聴をオススメしますよ♪

一番の好評価としては、OPが、大好きな「河合荘」を思わせる素敵なものだったことかな! {netabare}あと、花巻に来てくれたことかな、駅前だけだけど(笑){/netabare}

【蛇足】
第4話の500円玉の金額が気になったので、計算してみよう! 少なく見積もっての、概算だか。(私は文学部だったので、計算ミスがあったら指摘してほしい♪)
{netabare}
草壁先生の身長を180㎝とすると、画面上、縦に約4人分(720㎝)、横に約6人分(1080㎝)入るから、500円玉の全体の面積は777,600平方㎝。500円玉の面積は、5.5平方㎝(wiki調べ)。単純に割ると(円と四角形だから単純に割れないけど)、141,382枚の500円玉があることになるから、一面当たりの金額は70,691,000円。それが、登場人物(靴あり)の足首以上まで積まれている描写があるので、地上からの高さを10㎝とすると、500円玉の高さが1.8㎜(0.18㎝)だから、55枚重なっていることになる。ただ、隙間もあるだろうから、50枚にしよう。

結果、3,534,550,000円(約35億3455万円)。になりました。

計算、合ってるかな?(小学生レベルの公式しか使っていないから、馬鹿がバレたw)

ぱっと見、数億円かな? と思ったけど、意外と多かった(笑) ただまあ、完全に(相続税の)脱税ですから、税務署に追徴課税とられた後、(遺言に500円玉の表記がないので)親族で新たに取り分を決めるのかな? すると、甥っ子はさほど貰えないんじゃ? それとも、「家の一部」という解釈になるのかな? わかんないや。

誰か、法律か骨肉の争いに詳しい方、計算してみて下さい(笑){/netabare}

ちょっと、「空想科学読本」感を出してみました(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38
ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

視聴者皆チカちゃん状態

今季の大本命。
某アニメと比較しないレビューにしたいと思います。

視聴前は、謎解き:吹奏楽=1:1だと思っていたので、こんなにミステリー要素の強い作品だとは思いませんでした。
ただそのストーリーが面白いかと言われると、残念ながらそうでもなかったです。
一番の問題は、ハルタが超人すぎることでしょう。とても高校生とは思えない知識量で、難事件をズバズバと解決していきます。視聴者に推理する余地を与えず、そのハルタの推理も??と思うところも多く、強引なところがありました。
謎についても、吹奏楽とはなんの関係もない謎が多すぎます。{netabare}ベトナム戦争だとか、学生運動だとか…学校内に絞ってほしかったです。{/netabare}まあでもそれがハルチカの特徴だと思うから、合わなかったってだけかな。

{netabare}最終話では銅賞で悔しがっているシーンがあり、チカちゃんに関しては涙を流していましたが、吹奏楽の描写がほとんどない以上、あまり感情移入できるものではありませんでした。マレンが部長だというオチは良かったと思います。{/netabare}
やはり謎解きか、吹奏楽か、一つに絞るべきでしょう。

まあP.A.だから期待しすぎたというのもあります。良くも悪くも、TARI×2の橋本監督らしいアニメでしたかね。評価はもう少し厳しくつけてもよかったのですが、チカちゃんが可愛かったのでこの評価とします(まあえるたそには遠く及ばないけれども)。
{netabare}ハルタのホモ設定については、ハルタとチカちゃんの間に恋愛が発生しないようにするためらしいので、不問とします。{/netabare}

作画はP.A.にしては悪い方だったでしょう。
良かったのはOPですね。今季ナンバーワンです。fhanaさんの高音が気持ちいい。

実写化するんですね…これといい氷菓といい…なんでそんなに実写化をしたがるのか、理解できませんね。
橋本環奈がチカちゃんって……笑うしかない。

二期来たら視聴しますが、P.A.が二期を作ったことは一度もないので、おそらく来ないでしょうね。
P.A.の次作はロボット物なんだよな〜正直期待できない。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 52

56.4 12 姉妹で部活なアニメランキング12位
えびてん 公立海老栖川高校天悶部(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (397)
2099人が棚に入れました
野矢一樹は海老栖川高校に入学した新入生。彼は入学早々天文部への入部を希望し部室を探すが、なぜか部室は地下にあった。そこに足を踏み入れた彼を待っていたものは、天文部とは名ばかりの天悶部というオタクだらけの女子の集団であった……。

声優・キャラクター
伊瀬茉莉也、阿澄佳奈、野水伊織、西明日香、村井理沙子、佐藤聡美、月宮みどり、名塚佳織

たぁろぉすぅけぇ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

宮里久美のcdぁるかなぁっ?太田貴子はぁナ○シカにもでてたょぉっ!

なんぢゃぁぁっこりゃぁぁっ
リスペクトならぁ原曲つかぇぇっオマージュならぁもっとストーリーにぃ織り込んでけぇっパロだろっ全力でっパロだろっそれもっ世代限定だろっリアルタイムでガ○ダムとともに大地に立ちっゲームウォッチやりながらぁファ○コンの産声を聞きっ厨二全開のときにぃセイントセーラークリーミィビューティフルメガゾーンボールZの拳とともに狂喜乱舞しぃバブルとともに青春を謳歌しっバブルの崩壊とともに青春もおわりっ...ぃまはっ......ぃまはぁっ.........そぉっ...ぉっさんっ.........
10話はぁょかったぁちょっとぉなぃちゃったかもぉっよけぃなことまでぇぉもぃだしてぇっ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

評判どうりの凄まじさ

パロディを中心とした学園コメディアニメ。
シチュエーションとしては部活ものですが、天文のことなんか殆ど扱いません。
萌えキャラたちが集まって、あれやこれやと脈絡なくバカな事をドタバタとやっているカオス。
原作はありますが、原作から逸脱していったアニメオリジナルのストーリー展開らしいです。
内容は、これでもかというぐらいのパロディの洪水です。
パクリ・・・・もとい、リスペクトで殆どのエピソードが構成されています。


酷い酷いと評判は聞いていましたが、こりゃヒドイw
とんでもないパロディの嵐。セリフやシチェーションをパクる・・・もとい、リスペクトするために無理矢理ストーリーを作っています。
元ネタはアニメファンなら誰もが解る有名作ばかり
と、言いたいところですが、あまりにもネタが古すぎで、現代の若者にはついていけないです。
20年ぐらい前にこれをやれば、多くのオタクどもを爆笑の渦に巻き込んだことでしょうが、21世紀に入ってからでは到底やれるネタではありません。
パクリ元・・・もとい、リスペクトの出展が何かが解ったうえで、そのアニメを1度ならず観た事がある人でないと、キャラのセリフ一つとっても何を言っているのか理解不能。それぐらい、やっている小芝居がパロ頼りで脈絡がなさ過ぎです。

年配のオタにしか解読不能なギャグは明らかに悪ふざけが過ぎるもの。いったい視聴ターゲットを何処に絞ってるのでしょうか?
コラ、スタッフ!なんて事やってんだ!って突っ込みまくりでした(^。^;)
私自身は案外楽しめましたが、客観的に観るとフリーダムすぎて苦笑いしかでてきません(´・ω・`)

これに比べたら、ミルキィホームズやニャル子なんて随分と明確で良心的なパロディ。理路整然としてて視聴者に親切な作品に見えてきますw
というぐらい、本作の手法は禁断に近いです。
中年のスタッフが、自分の青春時代を思い浮かべながら当時の仲間にウケればいいなぁって思いながら作った楽屋ウケ狙い作品。と、断言してかまわないでしょう。
やれやれ、です(´д`)


コキおろしてばっかっりではアレなので、少しは褒めるところも^^
こんなクソカオス作品ですが、毎回全然違う毛色の作品からパクリ・・・もとい、リスペクトしているにも関わらず、驚くべきことに、通してみると伏線やら人物の相関関係が繋がっています。
ものすごいチカラ技を使いながら、設定的には一応破綻のない全体構成はある意味で大したものです。
好き勝手にやって、そこに設定を付け加えたのか、逆にストーリーのプロットに従ってパロディを入れていったのかは存じませんが、強引な辻褄合わせができてるのは驚き。
内容がアホすぎるので、そんなところに気を使っても全く無意味だとは思いますがw

あと、サービスカットの入れ方は、なかなかのもの。
クドすぎず、それでいて物足りなさも感じさせないエロを定量的に万遍なく随所に滑り込ませてあります。普通、ストーリーが佳境に入るとエロ要素というのはおざなりになりがちですが、このムチャクチャな内容のなかに、ちゃんとエロを入れるのを忘れないのは感心。カオスだからこそ、脈絡なくエロを突っ込んでも違和感がないというのを逆利用してますね(゚∀゚)
まず、カオスなのをどーにかしろ、とは思いますがw


とにかく、やりすぎ感がめいっぱい漂う問題作。
個人的には嫌いではありませんが、常識的には他人にオススメできるシロモノではありません。

あえていいましょう、クソアニメであると。
そういうのを承知のうえでご視聴ください(。・ω・。)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

パクリではなくリスペクト… いや、再現率高すぎてもはや。。パロディの宝庫アニメ

パロディ作品は基本好きではないのですがこれは面白かったです
まぁ元ネタが分かれば楽しいもんです
この作品には私でも知ってるネタが数多く出てくるので楽しめました
特にドラゴンボールネタは酷かったですww

他にもウルトラマンやらセーラームーン、
けいおんにうる星やつら、などなどなんでもありでした
それと、再現率が半端ない
いい意味でも悪い意味でもここはすごいです

ですがやはりストーリーも無茶苦茶ですし勧めはしません
バカアニメやパロディが好みの方は楽しめるかも?
私はおバカな作品は好物ですのでなかなか楽しめました


正直、キャラデザのかわいさがきっかけで観ました
ホントになんとなくですが、ハルヒを思い出しましたね
あと金森ちゃんは人気でそうですw
他の登場人物もなかなか魅力的でした


OPが何気に良曲
それとEDは毎回変わるのですが、
キャラたちが歌う懐かしい名曲のカバーです(アレンジ)
誰もが一度は聴いたことのある有名な曲もいくつかありますよ


悪ノリが過ぎた作品です
カオスな内容でした
私はこのノリが嫌いじゃないですが、
(むしろ清々しかったですw)
はたして皆さまに合うのかと問われれば
迷わず「NO」と答えさせていただきますm(__)m

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

75.5 13 姉妹で部活なアニメランキング13位
ドメスティックな彼女(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (474)
2054人が棚に入れました
幼いころに母を亡くした高校生・藤井夏生は、高校の教師・橘陽菜へ密かに想いを寄せていた。叶わぬ想いと心の中へ押し込み、ふと誘われた合コンに参加した夏生は、そこで出会った橘瑠衣と、なりゆきで初体験をしてしまう。そんなとき、父が再婚することに。父の再婚相手と一緒に夏生の目の前に現れたのは、なんと陽菜と瑠衣だった……。ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、ピュアで禁断過激な三角関係がスタートする。

声優・キャラクター
内田真礼、日笠陽子、八代拓、佳村はるか、小原好美
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昼ドラ好きでしょ?ほらほら認めちゃいなさいよ

原作既読


実は今期(2019年冬クール)で一番の期待株。ドロドロした恋愛ものを安定供給する週刊少年マガジンから旬な作品が届きました。
原作は20巻超え(2019年4月現在)で完結してませんので、区切りいいところで切り上げてくれりゃいいやと広い心で待機です。

高校生ナツオ♂くんは同じ学校の新任教師ヒナ♀先生に密かに恋心を抱いてる。
高校生ナツオ♂くんがその日合ったばかりの子ルイ♀と成り行きでヤっちゃう。
高校生ナツオ♂くんの父親が再婚相手として連れてきた相方さんの連れ子姉妹がヒナ♀とルイ♀でした。
かくして家族になった3人が平穏無事なわけもなく・・・ 

家庭内(ドメスティック)の彼女さんということで、どう転んでもドロドロの愛憎劇待ったなしの状況です。
恋愛ものは心情描写が肝だったりしますが、そこらへんはどうなんですかね。ある程度リアリティを担保しとけば残りは、

 荒唐無稽な設定に全力で踊るキャラ達

を堪能する。身も蓋もない言い方すれば、

 {netabare}昼ドラ act by 高校生{/netabare}

を満喫する。の心持ちで臨めばイケると思います。殺人なしの火サスと置き換えてもいいかもしれません。船越英〇郎氏の出番です。そこに元妻共演するくらいにとろみのある仕上がりでした。
渋谷・恵比寿を背景に椎名林檎リスペクト系と勝手に私が思い込んでいるOPが昼ドラ感に拍車をかけます。
{netabare}あのスクランブル交差点の真ん中でピアノを弾いてる唇が色っぽい女性はいったい誰だったんでしょう?{/netabare}


原作の一巻からわりと忠実に作られてたのは好感でした。
出合う女性けっこうな確率で主人公♂に好意を寄せる展開をハーレムと捉えるかはご自由に。繰り返しになりますが、昼ドラを高校舞台にやっちゃうところが面白い作品です。
ただし視聴者ウケはどうなんでしょうか?
{netabare}・主人公がどっちつかずで優柔なだけじゃん
・ヒナ生徒に手を出しちゃだめでしょ
・ルイ一緒に風呂入るとかエロ見せたいだけじゃね?
・シュウさん不倫野郎がなにいい人ぶってんだよ
・モモただのヤリ〇ンじゃねーか{/netabare}
一人くらいは「こいつダメ」と自分に合わないキャラ・不快なキャラを見つけられるのではないかと思います。
リアタイでのそこそこボロクソなつぶやきも肴にしながら全12話完走しました。私は満足してます。

不満があるとすれば、もっと“内面のドロドロとした心情描写”を期待してたこと。そこは原作よりパワーダウンしたかしら。
そのくらいで、『ただのエロ』ではない “どうしようもできない自己矛盾の言動” は描かれてたと思います。恋って愚かで素敵です。


■評価する理由
処女性を尊ぶアニメが多いのでたまにはこういうのもいいよね、が一点。
行動の不整合は「だってリアルだとそんなもんじゃん」を評価する、が一点。
設定は荒唐無稽な感じがしますのでフィクションと俯瞰して見ることができます。コッテコテの修羅場はノゾキ趣味に最適。艶っぽい描写もあるので下世話な視線で視聴するのも悪くないですが、描かれている人間は等身大です。

あり得ない行動にも背景がある
なんでそんなこと言っちゃうの?には心情が見える

「はあ?なんでそうなっちゃうわけ?」
キャラがおかしい言動をした時にその前後関係や人物相関で見えてくる部分はけっこうありました。こう見えて「惹かれる」「抑制する」「嫉妬する」「我慢できない」「傷つく」が丁寧に描かれた良作だと思います。



■ウケないキャラ造形
主要キャラだと、文芸部長の葦原美雨(CV小原好美)と夏生幼馴染の栗本文哉(CV江口拓也)くらいじゃないでしょうか。
藤井夏生(CV八代拓)、橘瑠衣(CV内田真礼)、橘陽菜(CV日笠陽子)、柏原もも(CV佳村はるか)らは済ませるものは済ませてます。

{netabare}「知ってる人は知らない人を見下すようなこと言うじゃん?」1話ルイ{/netabare}
{netabare}ルイが誘ったのもナツオが受けたのも元はと言えばヒナの煽りでした。二人が背伸びする気持ちわかるでしょう。{/netabare}

スタートラインに立ってからの物語です。済ませるもん済ませてるからこそ理性と欲望の揺れ動きに説得力が出てくる。
表面上のエロい部分は童〇ホイホイの側面があるし、一方で〇貞は直視できない男女のどうしようもなさの側面もあったり、パラドックスを抱えてたんじゃないかと思います。そういう背景もあって葦原さん、文哉、アレックスが安パイの憩い役として貴重な存在でした。


■ご都合展開カモン
気になったのはこれくらい
{netabare}・墓石に「南無阿弥陀仏」(笑) 原作では「藤井家」だったような気がするが。
・ヒナが一人ナニしてるのを目撃した翌朝。ヒナの左手のズームに顔を赤らめるナツオだが、そこは右手でだったような。
・修学旅行中なんだしカーテン閉めようよ。いや花火見ながらの魅力には敵わなかったか、無念。{/netabare}


■ラストはけっこう好き
ありきたりですが。
{netabare}絶望を創作に繋げ、魂削って小説を仕上げるのっていいですね。やっとナツオがひと皮むけた気がする。{/netabare}
{netabare}振り返ると最初の小説読んだヒナはナツオの想いに触れナツオに傾いてくし、ルイはナツオのヒナへの想いに打ちひしがれる。作品の重要箇所に小説あり。{/netabare}


愛憎劇昼ドラ系アニメって他にあるのかな?
ピュアっピュアなものの合間に箸休めで鑑賞したくなる作品でした。



※オマケ
その1 流されない男子は素直に尊敬します
{netabare}ナツオの理性の防波堤。モモの家で踏みとどまったのは偉いというか凄いな。{/netabare}

その2 脚本に渡航さん
{netabare}5.7.9話を担当されてたようです。回毎どうこうというよりもキャストに江口拓也さんがいる時点でもうねww 
祝!俺ガイル3期決定!{/netabare}



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2019.09.16追記


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴


2019.04.06 初稿
2019.09.16 追記

投稿 : 2024/12/21
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「少年漫画誌掲載でそこまでやりますか」的な、流石の流石景原作アニメ。

略称:「ドメカノ」。原作は「週刊少年マガジン」掲載で、2019年1月現在だとコミック単行本は21巻まで出ています。

原作未読で第1話冒頭をみると「???」な疑問符だらけの流れで本作品は始まります。少年漫画誌掲載作品では暗黙の禁忌とされているっぽい、現役高校生と現役教師の恋愛も扱う異色作品となっています。

本作品のポイントのひとつは主人公の藤井夏生(ふじい なつお)とヒロインである姉妹の橘陽菜(たちばな ひな)、橘瑠衣(たちばな るい)の一般的に見れば非常識な行動、そして夏生の父親である昭人(あきひと)や姉妹の母親である都樹子(つきこ)の倫理観とのギャップでありましょう。
(親世代目線で子供たちの行動を考えると、いろいろと頭おかしい作品です。)

おそらく今回のアニメ化範囲には含まれないであろう21巻の半ばくらいで、主人公の藤井夏生(ふじい なつお)はある女の子から「そんなの… そんなの不潔よー!!」と言い放たれていますが、実際夏生くんの行動遍歴をかいつまんで考えるとそう言われても仕方がない主人公なのであります(笑)。

本作品は、一応は「ハーレムラブコメ」になるんでしょうか。でも場面としてのコミカルな要素はあっても、ストーリー的にあまり「コメディ」要素は無いような気もするんですよね。

ナツオ視点で視ると特に序盤は少年漫画、中盤以降あるいはヒナ姉視点で視ると青年漫画っぽくもあり、ルイ視点で視ると少女漫画っぽくもあるハイブリッド作品と言えるかもしれません。

このレビューを書いている時点(第3話まで放送)では、原作コミックスでいうと2巻の冒頭1/5くらいのところまで進んでいる感じですね。ストーリーはこの第3話までほぼ原作準拠と考えて良いと思います。このアニメ化で原作をどこまで消化するかは不明ですが、おそらくは原作8巻あたりの区切りがよさそうなところで適当に終わるのではないかと思います。

なお、巷ではクズだのゲスいだの言われている気がする主人公の夏生くんですが、実は私は嫌いではないです。

というか、ストーリー自体を俯瞰してみるとそのように言われても仕方がないとは思うのですが、彼自身はきちんとモテ要素を備えているとは思います。

余談:
原作者の流石景先生は、同じく週刊少年マガジン連載作品を描いている瀬尾公治先生と並んで「少年漫画誌であるマガジンでメロドラマ的なドロドロの恋愛マンガを描く」という流れを担っておられる漫画家であります。

奇しくもお二人ともマガジン本誌で「袋とじ企画」として本編コミックス単行本には含まれないエロシーンを含む漫画を複数回掲載したという共通点がありますね。

余談その2:
原作は序盤が終わると以降は意外と「出版業界マンガ」でもあったりしますが、アニメの尺ではその辺はあまり描かれずにスルーされるような気もします。

2019.2.2追記:
第4話にて、原作でも笑ってしまった「あんパンと牛乳」がアニメでも再現されました。当事者が直接対面してしまうという意味では、実は意外にもドメカノ初の修羅場回。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。

原作でいうと7巻までのエピソードを消化して、アニメの最終回をうまくまとめるために8巻からエピソードを拾ったという感じでしょうか。

たぶん続編は作られないとは思うのですが、この終わり方なら作ることになっても今回出さなかったキャラについて適当な登場エピソードを設けて、うまく軌道修正はできると思います。1クール作品としてはうまく纏めたのではないでしょうか。

ちなみに私は瑠衣派か陽菜派かでいうと、陽菜派です。(← たぶん少数派)
もしかしたら、私はけっこうダメ人間が好きかもしれません…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

そのままゴール!!!ゴラッソォォォ!!!アニメ化も決まったぁぁ!!!

事前情報ほとんどなしで視聴

お話のざっくり概要
合コンで中抜け誘われてほいほいついてったら
「ここで私とHしてくんない」
いきなりの事後から始まる物語。そして二人は家族になる…
そんな感じ

開幕から飛ばしてる作品っすねw ブラつける所、妙にリアルでエロかった
タイトル名から察するに義姉、義妹と
すったもんだの末、最終的にどちらかと付き合う流れなのかなー。

ひなちゃんの方が好み。日笠のくせにかわいいとは生意気だ(ビクンビクン)
でも{netabare}あんなに大量にビール飲んでたら将来絶対デ…おっとこれ以上いけない、"わがままボディ"になってしまうと思うから{/netabare}将来性は、るいちゃんの方が良いかと。

登場人物について一話時点での感想
{netabare}
なつお…なんか小説書いてるのかな?なろう系なんかな?
ひな……泣いてたし、絶対付き合ってる彼氏に何かトラブルが出てるんだろうと思った。
るい……大人になりたいって言ってたのは、母親かひなに関連してるんじゃないかな
父親……いや相談の来週に中古家買うって、ちょっと息子の事ないがしろにしすぎなんじゃ…
母親……なんか元夫の文句ばかり言ってたってフラグ立ててたから、元夫が登場する流れかな?
メガネ…名前わかんないけど、たぶん説明役だね。ご愁傷様。君は一生女性に縁がないよw

性描写あるくせになんか淡泊な表現なのよね。
まぁその方が逆にエロく感じる不思議w
{/netabare}

2話感想
{netabare}
なつお…意外にめんどう見は良いっぽい。天パが悩みらしい。
ひな……なんかこじれてるっぽいね。相手の浮気とかかな?
るい……ぼったくりバーのキャバ嬢。お風呂一緒ってどんだけ自分の体に自信あるんだw
父母……なんでチャイム鳴らしてんの?23時なんだし鍵開けて入って来いよwおかしいでしょw

合コン抜けてヤってたのは友人連中にそのうちバレるんじゃないかなー
一緒に暮らしてるのもそのうちバレそうw
{/netabare}
3話感想
{netabare}
なつお…先週も思ったけど、ショートコントの才能あるよ。小説家やめて俳優なろうw
ひな……やっぱ不倫だったか。なんかそんな気はしてた。なんかその内、なつおとヤりそう…
るい……先週気づかなかった、玄関ではスリッパ脱いで。パジャマ姿かわいいけどくつろぎ過ぎぃw
メガネ…すげーいい奴。こんな出来た友達いないぞ。妄想では美化しすぎだけど、中身は確かに良い。
父母……あんたらギャグ要員なん?
津田……味のあるオカマ?インパクトあるw なんかオカルティックナイン思い出したw

メガネ家族すげー遺伝子だな。家族全員いい人。
あんなうざい友達の悩み相談に真剣に付き合ってやって、且つ家にも泊めてやるなんて
おいらだったら、女連れ込んだ時点で叩き帰すけどなーw
{/netabare}
4話感想
{netabare}
なつお…小説家ってやっぱなろうなのかな?問いただす時の言葉がかなり稚拙に感じた。
ひな……るいなつおの行動に感化されたんじゃなく、流れで別れてそうだからもう一波乱ありそ
るい……ナニコレ昼ドラみたいw 普段は表に出さないだけで感情の起伏が激しい娘なのね
しゅう…ゲスの極み的なすっごいクズ男。頑張って卒論書くからヨリ戻そうとか言ってきそう
津田……修羅場の見れる喫茶店www 商魂たくましすぎぃ! いくら払えば行けますか?
それにしてもナポリタンうまそうね。
{/netabare}
5話感想
{netabare}
なつお…あの状態から我慢するなんて、やるやん。もっと流されるダメ男かと思ってたから見直した。
るい……誰と付き合うかは私が決めるってスタイルかっこいい。なつおにも見習って欲しい
もも……すごい人数www 肉食系にもほどがある。ただかなり不安定な精神なのかも?

看病部分で理解不能な出来事が起こりました。
{netabare}
ヒロインが風邪で倒れる →ごく普通のイベント
それを主人公が看病する →定番だよね
なぜかその日に限って他の家族の帰りが遅い →よくあるよね
着替え&体拭くから手伝って →まぁここまでは良くあるパターンなので理解できる
{netabare}
座薬入れる → 理解不能wwwww 予想の斜め上どころか遥か上空の大気圏レベル
{/netabare}

なんだろう…んーと、とりあえず普通の予想は超えてくる作品だとはわかりました。
{/netabare}
{/netabare}

ギャグとしては面白いけど、恋愛ものとしてはまだいまいちわかんない。
まぁメインの3人も、今自分の気持ちが見えてない状態で、
新キャラのももが気づかせてくれる存在になるのかなと
細かい感情の動きよりは、インパクト重視な点が週刊連載物っぽいですね。
多分、次のページめくった時のインパクトとかを重視してるのかなと…
これが少年誌って事に戦慄を覚えますけどw

~8話まで
{netabare}
予想が外れて、ももはあんまり絡んでこない…

くずお…こんなやつもう名前で呼ぶ価値無し。絶対コイツ二股するよ!(断言)
るい……掌クルックルしちゃうけど、かわいいっすw正直ひなより好きになったw
ひな……ちょっと素直なった。一人暮らし始めたら、くずおとズブズブな関係なる
津田……キャーふんどし!サイコー!素敵☆ このアニメのメガネとの双璧の良心♪
{/netabare}
やっぱマスター出てくるとギャグとして面白いわぁー マスター観たいから観てるまであるw

~10話まで
{netabare}
浮気現場抑えられるの図
やっぱ、くずおだった。るいを泣かせるんじゃねー!グーパンものですぞ。

くずお…嘘ばれた際にさらにさらっと嘘重ねるこれぞくずおの鏡。そもそも嘘つくなら根回ししとこ。
るい……やっべ超かわいいです。メガネが「くずおなんかやめてさっさと俺と付き合えって」行くしか
ひな……食事の合間にキスするってどんだけー。なんか学校でもしてるし。バレる予感しかしない…

んー、そうだなぁ、るい、ひなは男を見る目が無い。
(母親も元夫はひどいやつだったらしいし、遺伝なのか?)
メガネにしとこ。絶対、大事にしてくれるよ。
くずおもすぐバレるような嘘つくんじゃないよ。あれ、ももにも根回ししてないでしょ?

自分だったらもう少しマシな嘘をつくよー
{netabare}
くず「実は今ヒナ姉の料理の味見に付き合わされてるんだ」
くず「ヒナ姉からは特にルイと月子さんに内緒にしといてって言われたんだけど、」
るい「どうして内緒なの?」
くず「隠れて練習して二人を驚かせたいんだとよ。だから俺から聞いたって事は内緒な」
るい「そっか…それなら仕方ないね。ヒナ姉の料理じゃ大変。胃腸薬用意しとこうか?」
くず「そこまではいらないよ。だからまぁちょくちょくそっちで食べるよ」
{/netabare}
ってな感じで嘘と真実を少しずつ織り交ぜた上で内緒にする事を相手にも同意させるんだよー
ん?くずお感がマシマシになったって? 大丈夫、どっちにしろくずおだからw
{/netabare}
るいちゃん、すごい可愛い…

最終話まで
{netabare}
え?これで終わり??2期こないの?
んー、原作買えって事なのかなぁ…でもこれをレジに持っていくのはへたなエロ本よりも恥ずかしいかもw

ラマンのマスターもこれが見納めかぁそれにしても入れ墨すごw 銭湯入れちゃうのかよ!
やっぱメガネすげーいいやつ。こんな親友なかなかいない…

くずお…受賞おめでとー(棒読み)
るい……嫌いになる言ってたのに、今度はそっちがずぶずぶなるんかぁぁい!(でもるい可愛いw)
ひな……やっぱりバレたね。フラグ立てまくってたし…、多分くずおが粘着ストーカーになりそう
父母……んーあんたら最後までギャグ要員の域を出なかったね。

ラマンのマスターが超お気に入りっす。今期1位のお気に入りキャラですw
おっさんのふんどし姿でテンション爆上げしたのは初めてかも?

座薬とか、女性のもなぴーとか中々無い所に突っ込んできている作品で
原作は少年誌だけど袋とじらしいっすw 一体どこにいくつもりだマガジンwww
でもこのチャレンジ精神は嫌いじゃない!
{/netabare}

OPの曲めっちゃ好きです。はよ買わないと…
それにしてもCMのインパクトが強すぎて大爆笑してしまったw

見終わっての感想としては明らかに物語は途中なので
2期欲しいなーと思った次第。もっと見たかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

76.3 14 姉妹で部活なアニメランキング14位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (412)
1782人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイトル詐欺?

原作未読。最終話まで視聴。

【タイトル詐欺?】
{netabare}「上野さん」というより、「下野さん」の方がピッタリかなって。
下ネタばっかりだったし(笑)。

上野さん。不器用なのは恋愛だけで、むしろ滅茶苦茶、器用じゃないですか!?
あぁ・・・。タイトル詐欺(笑)。{/netabare}

【一人ドタバタコメディという新ジャンル?】
{netabare}上野さん一人がひたすらドタバタするコメディ。
対照的に田中くんと山下さんはいつも冷静沈着。
この対比も面白い。{/netabare}

【上野さんの天才ぶりがハチャメチャな世界観を生みだす】
{netabare}毎回登場する上野さんの発明品。
毎回、これが事件の発端となる。
上野さんは、『THe主人公』ともいうべき存在なのかも知れない(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お○っこ飲めタナカぁ!(直球)

芹澤優さんの奇声が聴けるアニメ。
1話2本立て構成の、計10分ちょいで観やすかった。

一番好きだった回は、{netabare}11話の、南峰さんが出てきた回。
全校生徒にアンダースコートを見せて、「パンツではない!」って主張してたのが可愛かった。
その後、田中が天然スケコマシ発言をするんだけど、その現場にいたみんなが、

上野→ジタバタ
山下→ふて寝
よもぎ→タモンをリフティングし始める

っていう、脈絡のない反応をするのが面白い。{/netabare}この作品のこういう独特な感じ好き。

あと全然関係ないけど、田中を見てたらなんか、『ゲーマーズ』の雨野っちを思い出した。私だけかな?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

もっと不器用でよい

原作未読


1回につき5分×2話で15分と短尺。基本的に1話完結型のギャグアニメ。
昨年(2018年)は『あそびあそばせ』『ポプテピピック』『ヒナまつり』『ちおちゃんの通学路』ことごとくスルーしてきたので、年始に「ギャグ枠なんぼのもんじゃい!」と誓いをたて臨んだ一作。
あまり食指が動かない系統であるとはじめに自己紹介しときます。


上野(CV芹澤優)、田中(CV田中あいみ)、山下(CV影山灯)の科学部三名が主要キャラ。上野(♀)さんが、タイトル名の通り不器用ながらもあの手この手駆使しながら田中(♂)の気を引こうと空回り、山下(♀)が緩衝剤(時にはボケ、時にはツッコミ)として機能するという関係性。放課後の部活動がほぼ作品の舞台で、わりと閉じられた空間で展開されます。
その気の引き方の変態っぷりがギャグの主成分であり本作の柱になってます。第1話から全開なためノリに合わないと判断したら切っちゃってよろしいかと。

科学部三名皆マイペースで、そのコミュニケーションのズレも笑いのポイントなんですが、キャラが固まる前の早い段階{netabare}(第3話){/netabare}でゲストキャラが登場してきました。ゲストキャラの声優さん達とても豪華なのですが、投入をもう少し遅くしても良かったんじゃないかなぁというのが気になるところです。
主演の芹澤優さんは、昨年(2018年)私が視聴した『3D彼女』『魔法少女サイト』とはまた違うキャラクターを全力で好演してます。・・・が、


まあこれが面白くない。クスリとも笑えない。渾身の第1話でさえゴミを見るような目の自分がいたし、リカバリの第2話では寝落ちしました。ギャグ作品で面白くないと致命的です。
なお、“お笑い”については面白かった面白くなかったが全て。笑いのツボこそ人それぞれで、シンプルにツボにはまったかそうでないかと思ってるので、あまりグダグダ言うのもなんかね。


少しフォローしとくと、本作で上野さんのド下手(≒不器用)な愛情表現、田中の馬耳東風、山下の宇宙人っぷりの絡み具合のバランスであったり、ネジの飛んでるゲストキャラ達であったり、ド○えもん/キテ○ツ大百科を彷彿させる珍妙な品々であったりと、こと材料は悪くありません。
そこを増加倍加させるための上野さんの不器用さっぷり変態っぷりだけは尖っていて好感です。
予定調和のお笑いは毒にも薬にもならないと思えば、本作『上野さんは不器用』は挑戦的な意欲作と言えるでしょう。


そしてちょっとだけグダグダ言うと、私としては一般的には度を越してるように見えるところ、もっともっと欲しかったですね。メーターを振り切ってほしかったのです。

{netabare}第5話の山下の失禁シーン。ここでこそ濾過器の登場でしょうに!{/netabare}
{netabare}第6話の山下の激おこシーン。意外とも思わず、上滑ったと感じたのはこれまでの積み重ねで作品にネガティブな印象を持ってしまってたからですね。限界です。{/netabare}

振り切って欲しかったから、上野さんの恥じらいの裏返しみたいな軽いデレ。アレいりませんでした。入れるなら散々イジリ倒されてからの終盤ないし最終話くらいなら破壊力があったでしょうに、、と思います。
ただしそれは{netabare}上野さんが田中に惚れているという{/netabare}作品の構成上、実現は難しい。この度はご縁がなかったものと思うことにします。


15分と短尺でダメージも少ないため多少引っ張りましたが、6話で断念しました。



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2019.08.23追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2019年1月~3月リアタイ視聴



2019.03.26 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45

72.0 15 姉妹で部活なアニメランキング15位
ラブライブ!サンシャイン!! 2nd Season(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (469)
1655人が棚に入れました
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある私立浦の星女学院。

駿河湾のかたすみにある小さな高校で
2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。

それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること!

諦めなければきっと夢は叶う――。
いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう!
ここから彼女たちの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」が始まった!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なぜラブライブ!サンシャイン!!は感動できないのか

静岡県沼津市の浦の星女学院のスクールアイドル・Aqoursを描いたラブライブシリーズ2作目の第2期
(1期感想:https://www.anikore.jp/review/1549253/)

さて、1期感想でも触れたとおり私はμ'sを描いた初代ラブライブ(以下、無印)に魅了されたラブライバーです
このサンシャインも1期で物足りなさを覚えながらも、1stライブはLVで参加、2ndライブは西武ドーム2daysとも現地参戦し、聖地沼津にも2度足を運ぶなど応援してきたつもりです
…ですがこの2期でもその物足りなさを拭うことはできず、それどころかサンシャインは無印に決定的に及ばないとさえ思うようになってしまったというのが結論です
ではなぜそう思うに至ったのか、私見を書いていきます
(※折りたたんでますが、めっちゃ長いです。気が向いたら読んでください)

前提
{netabare}
まず前提として、私にとってラブライブ無印はアニヲタ人生の転機とも言えるあまりに大きな作品でした
アニメのイベントや声優のライブに行ったり、ペンライトを振ったり、ニコ生を毎回見たり、ニコ生一挙放送を完走したり、ゲーセンでフィギュアやぬいぐるみを取ったり…私に色々な「初めて」をくれた作品、それがラブライブです
ですからこの後の私見にはラブライブという作品を神格化するような、かなりのバイアスが掛かっていると思います
サンシャインという作品に、無意識にとんでもないハードルを課していたことでしょう
ですが私は最初からサンシャインを突き放して見ていたわけではありません
むしろ冒頭のとおりかなり作品を楽しんでいたと思いますし、本当は無印同様に心から感動したかったんです…
…何が言いたいかっていうと、私はいわゆるμ's原理主義ではありませんw
{/netabare}

サンシャインと無印の違い
{netabare}
1期放送後からこの2期までを通じて分かったのですが、サンシャインでは無印でやりたかったけどできなかったことをとことんやっていくスタイルを取っています

代表的なのはイベントですね
無印の声優陣はプロジェクト発足当時こそ無名の新人集団でしたが、1期の成功もあり特に南條愛乃と三森すずこが声優にソロ活動にと多忙になってしまい、9人そろってのイベントを組むことが難しくなってしまいました
またプロジェクト後期は30代のキャストが数人おり体力面に不安があり、特に南條愛乃は膝に先天的な持病があったことも発覚し、まともに踊れなくなってしまいました
そこでサンシャインでは若き新人キャストを揃え、専属契約に近い形でプロジェクトに専念させています
これによりかなりタイトなスケジュールでイベントを組み、さらにライブツアーを行うこともできました

また無印は予想外の大ヒットを記録したために、グッズ展開やコラボレーションが後手後手になってしまったこともファンの不満として挙げられていました
サンシャインでは公式twitterを見てると分かるんですが、週3くらいで新グッズの情報が出てきますwとても全部追えませんww
もちろん沼津という聖地を設けたのも、この2期でライバルユニットとコラボしたのも、「やりたかったこと」だと思います

良い言い方をすればスタッフも全力でやりたいことができ、ファンも全力で楽しめるようになった
汚い言い方をすれば、全力でリソースをぶっ込んでファンからお金を吸い上げる体制ができた、ということですねw
{/netabare}

計画性とその功罪
{netabare}
サンシャインは無印の成功を受けて作られた、成功が約束され、そして成功しなければいけない2作目です
そのため常に先の見えない道を開拓し続けていた無印と違い、サンシャインはかなり計画的にプロジェクトが進められているように思います…下手したらアニメ、ライブを中心に最初から最後まで完璧にスケジュールが組まれている可能性もあります
たとえば無印は1期放送後の3rdライブのサプライズで2期制作が発表されたんですが、この時キャスト陣全員がガチで驚いて喜んで泣いてたんですよね
ところが、サンシャインではこういったキャストを巻き込んだ大きなサプライズがほぼありません
多分キャストもあらかじめ全てを知らされ覚悟ができていて、それにより地に足をつけた計画的なプロジェクト運営ができているのでしょう
一方でその計画性は作品の根幹を成すテーマである「みんなで叶える物語」とは相反するものでもあります
1期の感想でも書きましたが「どうせ俺が応援しなくても成功するでしょ?」って思えてしまうんですよね
そしてその計画性故の管理体制がアニメにも影を落としてしまったのではないかと考えています
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ライブでの再現前提の演出~
{netabare}
サンシャイン1期の最終回は、放送後にかなり叩かれました
批判点はモブの出しゃばり、ライブ前の長い寸劇、レギュレーション違反の3点でしたが、
このうち1期全体を振り返るライブ前の寸劇は、現実の1stライブで再現することを前提とした演出でした
1stライブ後に酒井監督も「今夜の彼女達のパフォーマンスでやっと13話(最終回)が完成した様な気持ちです」とツイートしていたことからも、これは明らかだと思います
そしてこの2期でも、ライブでの再現を前提とした演出が多々ありました
特に2期はライブシーンでそれが顕著で、6話の千歌のバック転なんかはその最たる例ですね
これはライブで千歌役の伊波杏樹がバク転を成功させて初めて感動が生まれます
アニメ内だと無印で凜ちゃんが雨の屋上でウルトラC級の床技を決めてましたし、サンシャイン1期でもセイントスノーの妹(理亜)が3mくらい跳んでムーンサルト決めてましたからねw 今更バク転じゃ驚かない世界ですw
また9話のセイントスノーとのコラボも、本編後のライブ開催のCMを含めたサプライズありきで、本編ストーリーとのつながりを考えたらむしろ11人で歌うのは不自然だったり…

もちろん、アニメとリアルの融合はラブライブ!の1つの大きなテーマです
ですがアニメはアニメとして、完結した一つの作品として作って欲しかったです
少なくとも無印は、ライブで補完しないと完成しない作品ではありませんでした
むしろライブシーンでは昼夜が入れ替わったりワープしたり、現実で再現不能な演出が多々ありました
それをライブ班がどう再現するか、といった楽しみ方もあったんですけどね…

先述の「計画性」にも繋がるんですが、あまりに計画的に作られているせいで、制作側の自由な創作を縛ってしまっていたように思います。なぜならこうした演出は、アニメスタッフの一存で入れられものではないからです
酒井監督が優れたライブシーン・PVを作れるのは、シングルのPVや1期2期のOPを見ても分かります
ただ作中のライブシーンでは、現実での再現前提の演出が足を引っ張り持ち味を出せていなかった印象です
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ストーリー~
{netabare}
この2期のテーマは主に、浦の星女学院の廃校、廃校決定前後のラブライブ挑戦の意義の変化、そして千歌が探し追い求める「輝き」の3点です
そもそもサンシャインは、プロジェクト発足当時から「廃校が決定している学校が舞台」という設定でした
それがアニメでは1期で廃校の可能性が浮上しただけで、廃校の行く末も2期に持ち越しとなっていました
なぜなら1期の最大のテーマはAqoursの独り立ちで、そして2期が最初から「計画」されていたからです
Aqoursの独り立ちを描くためには、廃校問題を全て後回しにせざるをえなかったんですね
そして恐らく、この1期のAqoursの独り立ちというテーマは、アニメスタッフではなくプロジェクトの創意として、ラブライブサンシャインというプロジェクトのために組み込まれたモノでしょう
それは今年9月の2ndライブを経て現実のAqoursが独り立ちを遂げるまで、サンシャインと無印のコラボはもちろん、キャスト陣が無印に触れること(果南役の諏訪ななかがμ'sの紅白出演への感想ツイートを削除したり)が徹底的に排除されてきたことからも予想できます

こうした事情のため2期では廃校を阻止できない展開を描かなければならず、シリアスにならざるをえない
しかしラブライブという作品はシリアス一辺倒ではいけない
明るく楽しく前向きでなければならず、特に2期では1期でスポットの当たらなかったキャラをピックアップしなければならない
この二律背反のせいで、2期はシリアス、キャラ回がともに浮いてしまっていたように思います
特にメインストーリーから完全に外れていた5話のよしりこ回とかね
ファンからの評価は高いですし私も好きな回ですが、後々2人差で廃校が決定してしまうことを考えると、犬と遊んでる暇あったか?本当に全力尽くしたのか?と思えてしまいます

そもそも酒井監督は、シリアス面を描くために選ばれた監督だと思っています
酒井監督が無印で担当した回(1期7話「エリーチカ」12話「ともだち」、2期11話「わたしたちが決めたこと」)を見れば一目瞭然です
サンシャインもおそらく、ストーリー面、シリアス面だけを切ってみれば、恐らくよくできています
ただ先述の事情により、明るいキャラ回やギャグを組み込みにくい構成になってしまったのかと

もちろんそれでも良い作品に仕立て上げるのが監督の仕事だと言えばそりゃそうなんですが
{/netabare}

積み重ねが足りない
{netabare}
サンシャイン2期では無印同様、ラブライブ優勝と3年生の卒業(+廃校)が描かれました
最終回の優勝と卒業の感慨、寂しさを描いた描写・演出は素晴らしく、無印にも劣らないものがありました
ですが、いまいち感動できなかったんですよね
その原因は恐らく、サンシャインが積み上げてきたもの、少なくとも時間が明らかに少ないからだと思います
無印はTVアニメ化に3年の下積みを要し、2期のラストの時点で4年が経過していました
そしてその間、作品の人気はCD売り上げ500枚のスタートから2期BD1巻11万枚まで駆け上がっていたのです
一方でサンシャインはプロジェクト発足が2015年4月、1stシングル発売が同年10月です
この2期の時点でまだ2年しか経っていない上に、その1stシングルも最初から5万枚売れてるんです
1期のBDや最近のシングルも5万枚前後の売り上げです…安定してるんですよね
もちろん人気を安定させることは大変なことだと思いますし、短いこの2年間にもドラマはありましたが、
残念ながらそこに無印と同様の感慨深さが生まれることはありませんでした
これは初代の後を受けた2作目としての宿命とも言えるかもしれません
江戸幕府を築いた初代家康の陰に、幕府を安定させた秀忠が隠れてしまうように…
{/netabare}

粗が目立つ→それを覆すインパクトの欠如
{netabare}
この2期、話の展開の粗、矛盾点が目立ちました
例①:3話、予選から学校説明会まで間に合わない!バスも船も無理だからミカン収穫用のトロッコだ!
   ←親に車出してもらえ!お姉ちゃんたち軽トラで間に合ってるじゃねーか!
例②:7話、ライブ終了後80人だった入学希望者が深夜に増え続けて98人に
   ←どうやって出願したんだよwww ちなみに作中で願書、調査書、受験料納付証明が必要とあり
例③:7話、12月の朝5時なのに明るい屋外
   ←静岡地方の12月の日の出は6時30分~6時54分
例④:9話、お姉ちゃんのためにルビィと理亜の2人(+よしまる)で内緒で用意してきた
   ←Aqours+セイントスノー11人で完璧なライブパフォーマンスを披露

もちろん無印にもこうした粗、突っ込みどころは多々ありました
ですが無印には、京極監督のラブライブには、それを全部ぶっ飛ばすインパクト、大きな感動があったんです
1期のレビューでも書きましたが、サンシャインに最も足りないのはこのインパクトです
そしてここまで擁護してきた酒井監督に足りなかったのも、このインパクトで魅せる力です
同時期放送の京極監督の作品「宝石の国」を見ても、京極監督の魅せる力、インパクトを残し感動させる力は類い希なるものがあります

そもそもサンシャインという作品には、無印のにこのような作品のアイコンとなる人気キャラ、そして「にっこにっこにー!」のような作品を代表するフレーズもありません
善子がその枠になってほしかったみたいですし、善子の「リトルデーモン」や曜の「ヨーソロー!」などキャッチーな決め台詞も用意されていますが、力不足
せいぜい絵里の「ハラショー」くらいの位置づけでしょう

ここまで色々不満を言ってきましたが、インパクトさえあれば、大きな感動さえあれば、それらの不満は全ては覆されていたと思います
それがラブライブという作品です
{/netabare}

まとめ
ラブライブ!サンシャインは無印の成功を受け、非常に野心的で、かつ計画的に作られている作品です
その計画性がアニメのストーリーやライブといった魅力を縛り付け、物語の展開に粗が生じ、また2作目故に作品としての積み重ねも少ないためにラストの感慨深さも生まれませんでした
そして何より、それらを覆すインパクトが足りませんでした
だから私はサンシャインに、心から感動することができなかったのです


ですが、私はラブライブから、サンシャインから離れることは無いでしょう
それは何だかんだ言って、ラブライブに触れている時間は最高に楽しいからです
この2期の放送中も、各話の感想やイベントについて友人ラブライバーと密に語り合っていましたw
またライブ中やライブ後や聖地で、初めて会ったラブライバーと話すことも多々ありました
沼津に行った際は韓国人ラブライバーと写真を撮ったりもしましたw
作品だけに留まらない楽しさ、経験、初めてを提供してくれるラブライブ
「今が最高」「過ごしてきた時間の全てが輝き」を体現するラブライブが、何だかんだ言って大好きなんです


以下、書くタイミングを失った雑感の箇条書き
{netabare}
・CGの進化が半端ない。特にOPは衝撃だった
・一方で手書き作画は珍しく崩れることも…特に8話Aパートは気になった
・音楽では寂しさをはらんだOPとカーテンコール感あふれる最終回EDが好み
 でも音楽もインパクトないんだよね、サンシャイン。結局スノハレノーブラ級は現れず
・キャラではルビィが印象に残った。実質個人回の8,9話だけじゃなく、7話で一番最初に「優勝」を口にしたり、
 ドームをドゥームと言ったりw、一番キャラとしての背景、ドラマが見えたのがルビィだったかな~と
・1期では無かったよしりこが2期では特盛りにwww5話でなれそめを描いてから回を増すごとに親密に…
 6話で遂に実現した「リリー」呼びは個人的に2期のハイライト
・1期で若干クドかったしいたけの使い方が上手くなってた。ラストでメスで仔犬出産という衝撃の展開が待っていたが、お前千歌が小学生の頃からいる老犬だろww大丈夫かよww
{/netabare}



最後に、もしここまで全部読んでいただいた方がいらっしゃったなら、本当にありがとうございました

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Aqoursは頑張ったと思う

2018.01.01記


1期でμ'sからの卒業をうまく描いてました。
2期ではそのμ'sから独り立ちしたAqoursが廃校阻止に向け奮闘しつつ、スクールアイドルとしての存在意義やそもそも自分らが何したいのか?を突き詰める物語でした。1期同様シリアス要素多めです。

さっそくですが、8話から9話にかけてのルビィ feat.理亞の回は秀逸です。
{netabare}前作のライバルA-RISEのどこまでもナイスガイっぷりと比較すると、本作のライバルsaint snowは若干ひっかかりのある姉妹ユニットです。そのルビィ、ここまではただのがきんちょでしたが全てフリでしたね。ルビイが理亞と協力して、姉から独り立ちする挿話です。
妹同士だからこそ気づけた相手が抱える苦悩、自分もわかるからこその協業申し出、とあらためて気づかされた姉から受けた愛情、姉への想い。
雛鳥が親から巣立つというか『はじめてのおつかい』で心揺さぶられる感覚があれば涙します。
締めのsaint aqours snow のライブシーンは ?? でしたが、そこはそういうもんだということにしました。そこに至るまでの過程をご堪能くださいませ。{/netabare}
個人的にはこれだけでやや満足です。

ハッピーエンドやわかりやすい展開など前作(無印)を彷彿させる流れは安心材料です。

サンシャイン1期のレビューでも書いたとおり、物語の展開はむしろ前作より好みですが、曲がそうでもないのが残念です。劇場版もやるみたいなので今度はそういう曲に出会えるといいですね。

当たり前ですが、元ネタが大きければ大きいほど続編というのは難しい。そのような中で、製作陣は前作に敬意を払いつつチャレンジしてたと思います。アニメ自体は佳作、どちらかというとマーケットが大きくなりすぎてる中どう落としどころをつけるのかに私は注目してます。
スクールアイドルは素敵なんだということを知ってほしいと全国のSI集めて一緒に踊って歌った前作劇場版でほのかが蒔いた種は作品上では花を咲かせたかたちになってます。
うまくオチがつけば、今後は仮面ライダーやプリキュアよろしく年毎は厳しくとも3-4年周期のプロジェクトにして新人声優の登竜門みたいにするといった展開も望めましょう。

作品評価から離れてしまったので以上にします。ご精読ありがとうございました。



視聴時期:2017年12月   

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2018.08.27追記

マーケティング臭が鼻につくのはサンシャインのほうですね。
「堕天」その他決め台詞がとってつけたようで、ライブやイベントで一緒にこのコールやれやれほいほいと無理やりブームを作ろうとしている感が否めません。

それと、曲の演出もちょっと。{netabare}バク転やらせたのありましたが、これリアルのライブでもきっとやるんですよね?{/netabare}これまでの歌と踊りで魅せる以上の要素を盛り込むことで変化をつけたのでしょうが、私の好みではありません。
「そのハードル必要ですか?」といった類のハードルを用意して、クリアして感動させる手法に見えてヒキました。感動ポルノです。


2018.01.01 初稿
2018.08.27 修正
2020.09.25 タイトル修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33
ネタバレ

踏切太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

キャラがbotと化したスタッフの自己満足アニメ

批判レビューなので好きな方は読まないで下さい。


このアニメって一言で言うと監督の自己満足アニメですよね。
脚本の方に何の責任もないとは思いませんが、実際無印から変更になったスタッフは酒井氏だけなので監督がやりたい放題した結果なのでは。

やりたい演出を優先したシーンが多過ぎる結果シナリオがぐっちゃぐちゃ。
{netabare}ラストの何故か旅立った3年含めて全員講堂にいるシーン{/netabare}の理由説明して欲しいなぁ。
{netabare}千歌の回想シーン→ライブなら納得出来るが、走って学校行ったら海外などに旅立ったはずの3年生も含めて全員集合!は意味不明すぎて…
夢オチ?軽くホラーなんですが…

それ以外にも主人公が行く先々に事前連絡もなく全員集合してました!なシーンが多すぎて冷める。

キャラも発言がワンパターンでbot化しているように感じる。
特に善子と花丸。
善子は中二病発言して花丸はそれに突っ込んで食べるだけ。
ギャグ漫画じゃないんだから…
一期のルビィも酷かったが2期はきちんと役割を与えられていたので良かった。

お陰で無印は円盤を買う程好きでしたがサンシャインは推しキャラが出来ませんでした。

無印は9人それぞれ役割がある点が好きだったのですが、サンシャインは千歌と梨子2人で何か決めたり問題を解決してしまうシーンが多く、アイドル活動する上で必要か?と感じてしまうキャラが複数いるのがダメだと思います。
{/netabare}

個人的にキャラクターデザインも衣装も楽曲も無印から明らかに劣化していて残念。
映画も興行収入的に苦戦しているようですが、まぁあの監督ならな…と納得してしまった。
まさか前作の半分以下で終わりそうな状況だとは思いませんでしたが。
映画の特典絶賛テコ入れ中ですが、半券キャンペーンやサイン入り色紙って…初期に観てくれた人を馬鹿にするようなやり方には呆れてしまいました。
もう少し内容で勝負して欲しかったなぁ。

「ラブライブ」というネームバリューで売っている以上前作と比較されてしまうのは仕方ないかと。
実際、悲しいことに映画も前作と同じ条件でリピーターが半分以下になってしまったので。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

74.3 16 姉妹で部活なアニメランキング16位
はるかなレシーブ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (452)
1648人が棚に入れました
東京から沖縄に引っ越してきた高校2年生、大空遥。いつでも明るく前向きな遥だが、彼女にはコンプレックスがあった。
それは普通の女の子より身長が高いこと。

一方、遥を空港に迎えに来た彼女と同い年の従姉妹、比嘉かなたにも悩みがあった。
かなたは身長が伸びなかったせいで、大好きなビーチバレーを諦めてしまった過去を持つ。
そんな凸凹な2人が、ふとしたきっかけでビーチバレーのペアを組むことに……。

広い砂のコートに味方はたった1人だけ。何よりもパートナーの存在が大切なビーチバレーで、2人はどんなプレーを見せるのか!?
真夏の太陽が照りつける沖縄のビーチで、今、少女たちの汗と情熱が輝き始める!!

声優・キャラクター
優木かな、宮下早紀、種﨑敦美、末柄里恵、島袋美由利、伊藤かな恵、木村千咲
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はるかな“る”レシーブ

2018.09.26記


原作未読 そもそもきらら系なるものを本作で知るに至った私


この夏、『ISLAND』『ぐらんぶる』と合わせて“海”“太陽”を感じさせてくれた作品。
徹底ぶりなら断トツで、ぜひ真夏に観てほしいなと季節指定をしたいくらいの海と太陽っぷりでございます。

舞台は沖縄。ビーチバレーを題材としているためそのまんまビーチが物語場面の多くを占めることになります。つまり背景はほぼ砂浜と海と空と太陽。
当然、毎回水着回となるわけですが、このへんは様々な角度からの熱の籠ったレビューが百花繚乱状態ではあり、下・・・いや舌っ足らずの私がひと皮剥けたレポートをできるか自信がないので、いったんそちらにお譲りしたいと思います。 ゴホン・・・


あらためまして、実はこれ苦手な部類のキャラデザインでした。
萌え萌えきゅんきゅん過ぎてもしんどいなぁと思いながら、とかくビジュアル重視な進行なら完走も覚束ないだろうよ、という視聴前のスタンスです。

しかして、なんのトラブルもなく毎週楽しみにしながらの完走です。
音楽に引っ張られました。特に試合時の劇伴は一聴の価値ありです。
ビーチバレーやってる時の作画もアングル含め、ボールの回転や砂の飛び散り具合などこだわりを感じました。
そして、意外と(失礼!)ストーリーもまじめで組み立ても無理がない。


登場人物はメインの二人、親の海外赴任の影響で東京から祖母のいる沖縄へ越してきた主人公大空遥と、祖母と同居する従妹の比嘉かなた。
遥は第一話冒頭の空港にて自身の長身を気にしている描写があり、かなたは背が伸びなかったことを気に病んでいるのがわかりやすい。闇はこっちが深そうだ、という凸凹コンビの活躍が描かれることになります。

『世の中には二種類のスポーツがある。個人競技と団体競技だ。そして、団体競技の中でも二人でしかできないスポーツ。それがビーチバレー。広い砂のコートにたった二人だけ。だから私たちはかけがえのない一人を選ぶ。』

第一話アバンで提示されたのは競技の性格と本作のテーマ。
はるかとかなたがお互いにとってかけがえのない一人になっていく過程をわりときちんと描いてます。
スポ根の定義によりますが、努力・友情・勝利の友情部分にスポットをあてた印象、かつそんなにどぎつさもないし、ライバル含めての人間関係もギスギスしてません。絵面と合ってます。
友情を前面に出すとともすればクサくて見てられなくなることもままありますが、本作では自然に受け止められました。これは、“二人でしかできないスポーツ”ビーチバレーの特性をうまく活かしたからだと思います。複数人数の団体競技や個人競技で友情特化型の物語にしてしまうと、だいぶ違った印象になるでしょう。

また、日常回をほぼ飛ばして「関係の構築」「上達のためのetc」「試合」に時間を割き、全12話でひとつの結末を迎えるシンプルな構成も良かったです。

音楽はとてもノリが良い感じ。OPのケツドラムみたいな打ち込み音は“THE夏”感満載で好印象。劇半も基本的にはラテンと沖縄音階を引用し、いわゆる“踊れる”仕上がりです。イメージしたのリゾートのクラブあたりでしょうか。端的にこう思いました。


 あぁーー IBIZA 行きたい


キャラもはるかなペアよろしく、複数のペアが登場し、そこでの一対一の関係やストーリー進行上の役割付けなどこれまたいい感じ。

・なるあやペア
・エクレアペア
・あいまいペア
 {netabare}インドアとビーチの違いの説明役。それと身長がなければ超えられない壁があるという残酷な現実や、リベロとしての自負がある舞とパワーアタッカーというこれまでの存在意義を捨ててポーキーという武器を磨いたかなたとの対比など、かなたを引き立てる役回りを担ってました。{/netabare}
・ようかんペア
  {netabare}作中省略されたはるかなペアの上達ぶりを説明する役回りを担ってました。マリッサとの練習が活かされてる描写ではチーム力が底上げされていることを、はるかのブロックにクレアの面影を見たり、連続ブロックポイントをあげた描写でははるかのブロックがいかに強力かを見せつけ、決勝のあのシーンの伏線となりました。{/netabare}


表だったペア以外の組み合わせも着目というか本流だったりしますね。
 ※さらにネタバレ要素有りのため視聴前は未開封推奨

■はるかとクレア
{netabare}似たもの同士。はるかに稽古つけるのって常にクレアというのが良いです。
始めての練習でいの一番に取り組んだのがブロックなんですよね。オフシーズンのマリッサを呼び戻したのもクレアだし、かなたの復帰が嬉しかったとはいえ、新造コンビの上達を誰よりも願って身を割いてくれたからこそ、決勝対決となった試合ではるかがブロックで試合を決めたことと、決勝戦後のエクレアのシーンが引き立つわけです。{/netabare}

{netabare}さらに、ビーチパーリーの時に二人きりになってエクレアのシュシュをはるかに託すところ。東京からの転校生で唯一人地元民ではないはるかに託すなんて仲間になったんだなぁというのと、クレアからはるかへだからこその重みを感じます。
第一話アバンに戻ると、このクレアから託されたシュシュをつけてるカットから始まり、前述のナレーションが流れるので軽く鳥肌が立ちます。{/netabare}

{netabare}蛇足ですが、某吹奏楽アニメのオーボエ吹きの子にすっかりやられた身としては、よくしゃべる役柄を演じられてる種﨑敦美さんを終始尊いと感じながら視聴してました。{/netabare}


■かなたと成美
{netabare}むしろ本作はこの二人のレシーブ(取り戻す)物語なんじゃないかと思ってたりします。
かけがえのない一人に背を向けたかなたと背を向けられた成美の二人の心情描写により多くの時間を割いてました。作中のシリアスパート担当の二人です。{/netabare}
{netabare}彩紗にかなたと組むことを止められたはるかがその提案を断るのを後ろで聞いていたかなたさん。もう一度ビーチバレーに向き合うことを腹に決めある決意をします。それは成美とのコンビ時代の水着(小学生時代ってことですよね)を着てリベンジマッチに挑むこと。これは背を向けたあの日から始めよう、サーブレシーブから逃げたあの日からもう逃げないとの意思表明でした。決して成美との決別ではなく、成美への信頼の表れなんでしょう。対して成美はかなたの水着姿に軽く動揺し、さらにサーブレシーブを取りにいったかなたの姿に複雑な反応。ただ二人とも前を向いて動き出しました。
それと、wikiチラ見したら彩紗がインドアからビーチに転向した理由って身長もあったみたいで、はるかへの提言にも背景があったということです。
{/netabare}

{netabare}ここからかなたは背を向けた負い目を克服していく。
成美は背を向けられた悲しみを乗り越えていく。
「二人で一緒に目指そうよ、日本一」
「かなたがそう言うなら、信じてみようかな」
「ほんと?約束だよ!」
「うん」
半年後、正月の那覇空港で「約束を守る、今度ははるかと」と告げるかなたへ、成美は振り返らず約束の小指を立てて搭乗口へ向かう。

約束。それは形を変えてコートを挟んで同じ舞台に立つその日まで。。。

この二人が主人公と勘違いしてもおそらく誰も文句は言いません(笑)
{/netabare}

{netabare}こちらも蛇足なんですが、 成美役の島袋美由利さん。同クールのなにかと比較対象に挙げられた『はねバド!』の荒垣なぎさ役もやってました。二人とも似たような役柄なのにはっきりとわかる違いをつけてきました。ちょい注目です。{/netabare}


最後に、、、
このように一対一に焦点があたりがちな作品の中で、しーちゃんは繋ぎ役としての任務を全うしました。しーちゃん登場回からEDの絵が少し変わります。寝ていたはるかを起こして、おそらくループしてくか次に渡すのかするのでしょう。彼女の役回りを示唆する絵にクスッとした次第です。



夏を存分に感じるのもOK!
水着姿や百合にブヒるのもOK!
だがそれだけではない、意外と丁寧に描かれた作品です。

まぁそういって熱弁振るってる私がそうとうブヒってるんだろうな ww


続きも充分あり得る最終回でした。
もし2期をやるならきっと観ると思います。


-----
2019.03.09追記
《配点を修正》


放送から半年ほど経ってふとあまり耳慣れなかった声優さん達どうしてるかな?とwiki見てみた。※TVアニメ(2018秋、2019冬)の出演

優木かな(大空遥役)・・・なし
宮下早紀(比嘉かなた役)・・・「荒野のコトブキ飛行隊」のモブ
末柄里恵(エミリ役)・・・なし
木村千咲(しーちゃん役)・・・なし
島袋美由利(遠井成美役)・・・2019春に主役級内定。モブ出演多数(寄ジュリ、吸血鬼さん、ツルネ、学園BASARA、ゴブスレ、コトブキ、revisions)

2018夏のお気に入り作品。出演声優さん達のご多幸をお祈りしているわけですが、なかなか業界の厳しさが垣間見える結果ではありますね。
そしてやはりというか島袋さんは順調にキャリアを重ねているようです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 65
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

青いままでいこう

きららフォワード連載。

世界が美しいのは四季があるから。
季節感溢れる作品はいつも素敵です。
健康的でさわやかな水着少女と、
澄みわたる真夏の青空、海、砂浜、
ビーチバレーで青春を謳歌するひと夏の物語。
そして妙にリアルなもぎたてフルーツ。
渇いた心に夏の水分補給、
夏の数だけ青春はあるのでしょう。

9話視聴追記。
得意の分野ではないのに観ています。
これ程のビーチに人がいないのが謎ですが、
綺羅やかな青春、サイダーのようにはじける、
やはり夏らしい作品は美しくて好きだ。

最終話視聴追記。
全編やや駆け足に感じますが、
{netabare}終わるならここしかないでしょう。
これが逆の結果でも面白いと思います。{/netabare}
良い思い出はアニメの中に。

そこそこ楽しめました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 67
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ビーチバレーという難しい題材

アニメーション製作:C2C
監督:窪岡俊之、シリーズ構成・脚本:待田堂子
キャラクターデザイン:小田武士、原作:如意自在

きらら系スポーツ漫画のアニメ化。
沖縄を舞台に真剣にビーチバレーに取り組む
女子高生たちが全国大会に向けて頑張るストーリー。

沖縄の透き通るような海辺。
のんびりとした雰囲気の漂う家並み。
そこに東京から少女がやってくる。
遥という名前の彼女は、いとこのかなたの心を動かし、
ビーチバレーの世界へ飛び込むことになる。

視聴前から思っていたのが、これはかなり難しい題材を
アニメ化したなということだった。
スポーツの魅力という部分ではバレーボールとほぼ同じで
『ハイキュー』に似通ってしまうこともあるし、
プレイヤーが2人しかいないため、
試合を描いたり、その面白さを表現するのは、
並大抵のことではないと感じていたからだった。

そして私は1話目からつまづいてしまった。
全国大会で優勝した、かなたの元パートナー、
遠井成美と素人の遥が試合をすることになるのだが、
この展開や演出に無理がありすぎる。
成美とかなたの因縁があったとしても、
もう少し納得できる話にできなかったかと思ってしまった。
これだと、いじめにしか見えない。

また、私がこの作品で注目していたのは、
身長が伸びなくてビーチバレーを諦めてしまった
かなたがどのようにしてビーチバレーに向き合うのかだったのだが、
ここについても納得できる答えは示されなかった。
身長の低いかなたが、ほかのチームと互角に戦うためには、
何らかの武器が必要になってくると思うのだが、
最後までそれは提示されず、何となく克服してしまう。
かなたのこれまでの悩みはいったい何だったのか、
私には全く分からなかった。

スポーツというのは気持ちが吹っ切れたからといって、
それだけで、すぐに何かが解決するようなことはない。
技術や体格、運動能力の差がはっきりと表れるのが
スポーツの残酷な面であって、素晴らしいところでもある。
相手を信頼するということだけで手に入れらるような種類のものではない。
そういう意味では、何かを必死になって手に入れなければならなかったのは、
初心者の遥はもちろんだが、かなたのほうが重要だったと思うのだ。

{netabare}そもそも競技者が2人しかいないビーチバレーにおいて、
1人がアタックを打たないで、ポーキーばかりで
(握り拳から中指を出す形で打ち、ブロックをかわして、
その後ろに落とすビーチバレーの技のひとつ)
相手を翻弄することなどできるのだろうか。 {/netabare}
『ハイキュー』の日向と影山とまでとはいかないまでも、
何かの武器を手に入れるという手法をとれば、
まだ納得できた。例えば、かなたの読みが練習によって
素晴らしくなり、身長が低くてもカバー力が半端ではないという
設定でも良かったかもしれない。
しかし、今の描き方だとスポーツものとしては
甚だ説得力が足りないと言わざるを得ないだろう。

また主人公の遥という人間像が見えてこない。
彼女は、なぜここまでビーチバレーに夢中にならなければ
ならないのかが分からないのだ。
これは、この作品の大きな欠点のひとつといえるだろう。
中盤で登場した大城あかりについても消化不良だ。
唯一、シークワーサーの歌だけは良かったが、
パートナーもいないで部に参加して、何を楽しむのだろうか。
彼女の登場は、遥とかなたの試合を応援する
第3者の視点という役目を負わされているだけのように思える。

{netabare}指摘を始めるとキリがないのだが、
遥とかなたのペアはなぜ全国2位の
紅愛と恵美里に勝つことができたのかも分からなかった。
ドライブサーブが打てるようになったから?
運動神経の良い子が1年で急成長するのは、
あり得ることなのだが、そこに説得力がない。
また試合のシーンが致命的に面白くなかったため、
物語に入り込むことができなかった。 {/netabare}

マイナスポイントばかりを挙げてきたが、
キャラクターの作画は安定して良かったし、
沖縄の海や風景も丁寧に描いていた。
OPとEDは爽やかで聴きやすい曲だ。
劇伴は『プラチナ・ジャズ』シリーズで知られる
ハウスDJのRasmus Faberが担当しているだけあって、
全体的にまとまっていて、カッコ良かったと思う。
胸が揺れたり、お尻をアップにするシーンの作画が
安定していて多かったのも男子にとっては美点といえるかもしれない。
しかし、やはりスポーツアニメとしては、
個人的には残念な出来という評価になってしまった。
私のような視点で楽しむアニメではなかったということだろう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55

71.6 17 姉妹で部活なアニメランキング17位
手品先輩(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (406)
1534人が棚に入れました
手品が大好きだけど、アガリ症のせいで失敗率は100%!? そんな「先輩」に、無理やり奇術部に入部させられ、あげくに「助手」扱い…。大道芸姉弟の「咲ちゃん」と「まーくん」、それに化学部の「斑さん」まで巻き込んで、先輩は、今日も元気に、ちょっぴりエロスに大失敗! 見てられないけど、見ていたい、ポンコツ手品GAGアニメ!!

声優・キャラクター
本渡楓、市川蒼、喜多村英梨、高橋李依、浪川大輔、茜屋日海夏
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ツッコミ不在の悲劇

原作未読


ショート15分もの。短尺ものは途中断念するまでもないと引っ張りがちです。

ショートものには珍しくOPED完備で中身はさらに短縮。実質12分ちょっとしかありません。通常の主題歌90秒のところを本作では60秒ほど。エンドロールのスタッフ紹介の切り替えが早いです。

さらに短尺の中で3つ4つとショートエピソードが連続する構成なのでけっこう急ぎ足ですね。スピード感はあると思います。例えるなら一試合12分で1Q3分の3on3の試合みたいなものです。


マジック大好きなポンコツ主人公“先輩”(CV本渡楓)の失敗をツッコミ役の助手(CV市川蒼)が合いの手をかます基本スタイル。

水着回は当然あるとして、パンツ丸見え、脱いじゃってきゃーっ、接触してどきっ、水かかって下着スケスケ、SE付きでお胸ばいんばいん、その他悶えて赤らんでのお手軽で品のないエロが売りのギャグアニメです。
あまりにお手軽過ぎて眉間にしわ寄せて「けしからん」というのも無粋な話。B級コレクターにはまずまずの一品でしょう。基本はくだらないです。


二人の掛け合いを序盤に見せた上で、

{netabare}第3話 {/netabare}お姉ちゃん茜屋日海夏
{netabare}第6話 {/netabare}咲ちゃん(CV喜多村英梨)、正志(CV浪川大輔)

と登場人物を増やしていきます。あ、科学部部長斑さん(CV高橋李依)もですね。
人が増えたところで青春群像劇にはなり得ません。

ギャグがイマイチなため“キャラ愛で特化型”作品にならざるを得なかった印象です。そして自分にはキャラ愛で需要はそれほどないので、B級コレクターとして流して観る程度でした。


■ギャグが微妙

ツッコミの重要性が痛いほどわかります。先輩の渾身のボケを助手が拾えません。時おり「なんでやねん」的ななにかをかましますが、間もトーンもちぐはぐで、不慣れな駆け出しコンビのよう。

ツッコミの力不足という点で直近の他作品を例にとると、『上野さんは不器用』の田中でしょうか。お色気を無視すれば『川柳少女』のえーちゃんともいい勝負のダメっぷりです。

逆にツッコミで助けられたものは、『この素晴らしい世界に祝福を』のカズマ、『かぐや様は告らせたい』の書記と会計でしょう。
ポンコツ女子(男子)には有能なツッコミ役を配置してほしいと思います。


■キャラが微妙

先輩について良い点を挙げれば、“奇術(マジック)が好き” ということ。{netabare}3話で“和妻”を題材に持ってくるあたり{/netabare}研究熱心さ一生懸命さは伝わってきます。

アガリ症の裏付けに、一人でやってると失敗しないみたいな描写がありました。だいたい本番でアガるのは練習不足が原因だったりしますよね。先輩練習量は相当あるので、普段通りの力を出せば問題ないはず。対人苦手な性格ならそもそも人前に出る前提のマジックをやる説得力に欠けます。

そうなると「あーそういうの見せたいだけね」となり、自分は線を引いて、後は消化試合です。



ハイテンション先輩を拾ってくれない。露骨なキャラ設定。先輩役の本渡楓さんの孤軍奮闘ぶりが涙を誘います。

先日、「実は東郷平八郎の子孫でー」なネタが駆け抜けましたが、当時の日本の置かれた状況やバルチック艦隊を前にしての閣下の心境と本作での彼女の心境とがリンクするような感覚を覚えたのは私だけではないでしょう。 {netabare}※いやオメーだけだよ!{/netabare}



※オマケ

■種無(たねなし)高校

主人公らが通う学校名です。
良くも悪くも下品で見るに堪えないレベルにまで落ちていないのは助手♂の視線がエロに傾斜してなかったことでした。
だがしかし、、、
多くは言いませんが不自然です。いや、不健康です。先輩隙だらけもいいところでしたから。

 “種も仕掛けもございません”

作中用いられてもいますマジックショーでの常套句。

 “種を仕掛けにいきません”

まだまーくんのほうが見どころありそう。。。
・・・草食化を嘆くおっさんの世迷い言でした。失礼m(__)m



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------


2019.09.18 初稿
2020.04.05 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

唇牙ないわぁ

八重歯に見た立てて唇が下にチクっとのびてる先輩
キャラ書き分けで多少は流行した表現だったがあっさり消えてった
やっぱ他キャラと並べて不自然だからねー
そしてアニメで唇八重歯をやってますが、きもちわるく受け入れられません
唇八重歯が淘汰された実感わきました
八戸亀ちゃんが八重歯うまかったような

作品内容は手品でもサバイバルでもトレーニングでも成立するエッチアニメ
エッチさもどういう性癖を出すかこだわり、フェチさあると見所になりますが、
でかちちが下着見せるだけか
股間の薄筋かいちゃうサバイバルJKは生っぽさが加わっててこだわり感じますよ

サバイバルやトレーニングは専門知識がチラチラあってふむふむと思えるが、
手品先輩の宴会手品ごときじゃあ関心もてません
エロさも内容も売りがなく、今期エッチアニメで早くも脱落してます

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

手品●●パイ

原作未読

はい、この伏せ文字の所には何が入るでしょうか?
種も仕掛けもありません。ドコドコドコドコ…ジャン
正解は「手品{netabare}セン{/netabare}パイ」です!
正解した人は拍手!拍手!
あれあれぇ?間違った人がいるのかなぁ?
どうして間違ったのかなぁ?
心がピュアな人は間違えないハズなのにおかしいなー(棒

と、最初のネタはおいといて

お話のざっくり概要
すんごいエロい体した先輩が手品と前言い訳をして
後輩とくんずほずれつするお話
って感じ?(大体合ってるはずw)

手品ってタイトルについてるけど
まぁ手品関係ないっすねw
無駄にエロい体+ドジっ娘成分+何か題材
があれば成立する作品なので
大道芸だろうが、睡眠術だろうが何でも成立してしまう…
なので手品である必要はぶっちゃけ無いですw
何か理由があるんだろうか…?
そこまで語られるかはまだ分からないです。

まぁ先輩可愛いですよ?
先輩に可愛さを見いだせたなら割と楽しめる
そこが「ふーん」だったら全然面白くない
という潔い作品な気はします。

超どうでもいいですけど
たねなし高校らしいです。ほんとどうでもいいけどw

先輩が可愛いと思った自分は割と楽しめてる方なので
最後まで完走する予定です~

2019.09.18追記
完走しました。
最終回の手品は見事ですね。
あれだと男はトリックに気づくことはできないでしょうw
凄いカップでしたw

まぁしかし最後まで特に何も起こらなかったです。
特にオススメする要素はないのですけど、
15分で気軽に見れるので、何も考えずに軽く見たい時に
先輩の可愛さをちょっと楽しむ感じですかね~

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

64.3 18 姉妹で部活なアニメランキング18位
貧乏姉妹物語(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (249)
1457人が棚に入れました
「月刊サンデーGX」にて連載、かずといずみの癒し系コミック『貧乏姉妹物語』のテレビアニメシリーズ。父はギャンブルで借金を作って蒸発、母とは死別。そんな困難の中、まだ中学生と小学生のふたりっきりの姉妹“きょう”と“あす”が織り成す様々な出来事や日常を、季節を追って描いたハートフル・ストーリー。第1話「浴衣と花火とりんご飴の日」、

声優・キャラクター
坂本真綾、金田朋子、進藤尚美、小桜エツコ、麦人、平松晶子

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お金では得られない幸せってありますよね。それって何処にあって、どんな事なんでしょうね?

2006年の作品です。”かずといずみ”さんの漫画作品が原作になります。


私、この作品で初めての体験をしました。だってオープニング始まって直ぐのナレーション時点で・・・・既に泣いてしまったのですから(笑)。これはあの泣きアニメの代表格みたいな”クラナド”でさえ体験しなかった初めての体験。あちゃ~、やってしまったか・・・って感じですね。


最初はね、なんだよ泣かせる気マンマンのお涙頂戴アニメかよ~って思いましたよ。だってベタベタに泣かせ所満載の設定なんですもの!でもね、全部を観終わって、あぁそう言う事じゃないんだな。そんな意図で作られた作品じゃないんだなって凄く強く感じました。なのでレビューを書いて、この思いを伝えたいなって思いました。

そんな訳で、以下例によって長~いレビューとなりますが、お付き合いをいただけますと幸いです^^


お話は10話で完結。割とお手軽にご覧いただけると思います。貴方のお時間が空いた時、ちょっとした隙間にご覧になってみてはいかがですか? きっと優しい気持ちになれると思いますヨ。


物語の主人公はお姉さんの”山田 きょう”さん15才(中学3年生)と、妹で9才(小学3年生)の”山田 あす”さんの仲良し姉妹。この2人の姉妹、可愛そう(本当は上から目線なので使いたくない言葉;)な事にとっても貧乏なんです。だって父さんはギャンブルで借金を作り、2人を置いて失踪。お母さんは病気で亡くなってしまっているんです・・・。だから2人の姉妹には両親が居ないの。
中学生のお姉ちゃんの”きょう”ちゃんが新聞配達や家庭教師のアルバイトを一生懸命こなし、節約に節約を重ねて、なんとか2人の姉妹は生活しています。2人でね、アパートを借りて暮らしているんです。ちょっと信じられない事ですよね。


2人は貧乏だから、ご飯にしたって普通のお肉がものすごいごちそうなの。100gで88円の特売品のお肉が高級品なんだって! 1本10円の大根、特売のほうれんそう。そういうものを一生懸命探して、時には雨の中、隣の町のスーパーまでだって走ってお買い物をして、お金を節約しています。

お姉ちゃんの”きょう”さんはとってもがんばり屋さん。おかあさんが亡くなる時、妹の”あす”さんを守ってね”ってお願いされたの。”きょう”さんは毎朝学校に行く前には早起きをして新聞配達、学校が終わってからも夕刊の配達と家庭教師のアルバイト。一生懸命働いて、けなげに家庭を支えます。そして未だ小さい妹の”あす”さんのお母さんになってあげたいって思っているの。自分だってまだ中学生だよ?だけど妹の為に精一杯背伸びして、強がって生きているの。
”あす”さんはそんなお姉ちゃんが大好き。まだ9才でアルバイトは出来ないから、ご飯の支度やお洗濯、お買い物をして家庭を助けます。9才の遊びたい盛りの女の子が、毎朝早くに起きてご飯を作るんだよ。学校の帰りも遊びに行く訳じゃなく、いつも一生懸命働いてくれているお姉ちゃんの為に急いで家に帰って夕飯を作ります。
こうして2人の姉妹は助け合って、2人で力を合わせて生活しているの。


私ね、貧乏って、お金が無い事って、とっても不幸せな事なのかなって思っています。だって欲しいものも買えないし、おいしいものも食べられないんだから・・・。

でもね、この物語の姉妹は貧乏を恨んでいません。お金がないからって決して惨めな気持ちで落ち込んだり、人を羨んだりはしないの。
だって彼女達はお金では買えない幸せをもっているんですもの! 

それは”姉妹の絆”。とっても堅い姉妹の絆であり、姉妹の愛。お互いがお互いを必要とし、信じ合って助け合って生きているの。お互いが元気で生きていける。2人がいつでも一緒に居られる・・・。それだけで2人は幸せなの。だから、それ以上に大切な物や、欲しいものなんか無いって思っているの。どんなに貧乏でも、決して不幸せじゃないんだよね、彼女達は・・・。


この物語は、姉妹の日常を通して”お金じゃ買えない幸せ”を教えてくれます。お金が有る事も確かに幸せ・・・。どんなに綺麗事を言ってみたところで、やっぱりお金が無くちゃどうにもならない事も(悲しいけど)事実。

でもね、お金じゃ買えない幸せがあるのもやっぱり事実。どんなお金持ちがどれだけお金を積んでも、決して買えない幸せは存在する。その幸せが、この物語の姉妹にとっては”姉妹愛”でした。


物語のラストでね、またしても私は号泣しちゃいましたヨ(笑) オープニングで泣いた時は”ベタベタの展開に引っ掛かって泣かされちゃった”って思ったのだけど、ラストでは素直に泣いちゃったかな。だって2人の姉妹がとっても愛おしく思えたんですもの。もう”泣かされてる”って感じはしませんでした。


幸いな事?に私はお金ではあんまり不自由はした事がありません。でも、毎日が満たされているかって言うと、自信をもってそうだとは断言出来ません。やっぱり何かが欠けてるっていうのかな・・・。いつも満たされない気持ちを抱えている・・・。

私にとって、お金じゃ買えない幸せってなんだろうな・・・。そして、それは何処にあるんだろうな。この作品を観て、そんな事を改めて考えてしまいました。











投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

- JIN - さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やさしい気持ちを取り戻す隠れた名作

この作品見てない方に強くオススメしたい作品です
両親がなくお金もない、たった姉妹二人っきりの日常が明るく清らかに
描かれており、見た者に明日への活力とさわやかな涙を与えてくれます
これから見る人へアドバイスです
全10話、すべて1話完結で構成されて、順不同でもまずまず楽しめます
また1話目で本作の特徴が網羅されているのでそれで好みに合うか
ご判断されると良いと思います
.
世知辛い社会で生きているおっさんには号泣でしたよw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

貧乏だけど心豊かで明るい姉妹の物語・・・感動しました^^;

母は、あすが生まれた年に天国に行ってしまった・・・
父は、ギャンブルで借金を作って蒸発・・・
そして、私達は取り残された
築40年、風呂無し1Kのボロアパート・・・これが私達の住む家
でも、春になると・・・

静かで優しいピアノの旋律にをバックに、このくだりから全10話の物語が始まります・・・

この物語は、「山田きょう」中学3年(15歳)のお姉ちゃんと「山田あす」小学3年(9歳)の妹が、手を取り合って一生懸命生きていくお話です。

親の資産や親戚からの仕送りがあるわけではなく、唯一の収入源はお姉ちゃんの新聞配達だけ・・・
きっと、どれほど生計が苦しいか想像できると思います・・・
もしかしたら、自分の生い立ちを負い目に脇道にそれてしまう・・・そんな事があってもおかしく無いと思います。

でも、彼女達は見ていて気持ちが良くなる程真っ直ぐなのです・・・
お互いがお互いを大好きで・・・お互いを必要としていて・・・お互いに感謝する・・・いつもそんな気持ちで接しているから、心まで折れる事なく豊かでいられる・・・だから真っ直ぐでいられるんだ・・・こんな事をこの姉妹から教えて貰いました^^

でも、お互いを思いやるだけでは、人生の荒波は乗り切れません・・・彼女達にも試練が待ち受けています・・・ですが、壁を乗り越える度に、生きていく上で大切な事、今の自分に足りない物に少しずつ気付き、成長していくのです・・・

そんな彼女達の心からの笑顔と、決して気負わない強さを見ていると、本当に温かい気持ちになれます・・・そして作品を通して登場人物の優しさを知る事ができます・・・

この作品は全10話と短いのですが、1話目からいきなり感動する展開が待っているので、ご覧になる場合はティッシュを用意してから視聴することをお薦めします^^

また、良い作品に巡り合うことができました♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34

61.6 19 姉妹で部活なアニメランキング19位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1362人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、アニメの感想。ホンッットウニ、可もなく不可もなくw 良いところは挙げられないけど、悪いところも探せない、かな? 強いて良い部分を挙げれば、販促なのに、リアルに重点を置いた勇気。SAOとかログホライズンと違い、あくまで「ゲームをしている人間の普段」を描いているのは新しかった。あと、安っぽいギャグが逆に笑える時もありました。でもまあひとつ言えることは、どんなゲームであれドハマりすりゃー成績は落ちる(最低でも上がらない)よ、普通にw
{/netabare}


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
{netabare}
ここからは、アニメに何にも関係ない、更にはPSO2にすら関係ない、ただ単にオンラインゲーム全般への日頃の疑問を呟くだけ(笑)

まず結論から。オンラインゲームを否定するわけじゃないです。ただ、オフラインゲームにも魅力はあるから、ゲーム会社には、もっと力を入れて欲しいだけです。

私は基本、ネットゲームはやらないです。いや、全キャラが完全無課金のゲームあったらやりたいですけど。なんか、結局は重課金者に勝てないのが、悔しくて。まあ、ただのヒガミですねw

それとは別の理由もあります。亡くなった、女優の淡路恵子さん(ドラクエ好きで有名)の言葉。

「ドラクエがオンラインになって、すごく残念。一人になりたいからゲームしてるのに、ゲームでまで人と繋がりたくない」

という言葉には完全に同意。普段、人と多く接する仕事してるんで、一人の時は、一人になりたい。でも最近、オフラインで面白そうなゲームが、本当に少ない(_ _)

ドラクエ、FFは、オフラインの牙城を守って欲しかったです。同じ内容で良いから、オンラインは別タイトルでやれば良いのに。

あと、オンラインゲームって、基本的に時間と空間を越えられないって思います。

オンラインゲームの良さって「それぞれが自分の物語を楽しめること」にあると思うんですが、逆に言うと、「まったく共通の体験をしている人がいない」とも言えます。

例えば私などは、初対面の同年代の方(男性)と呑む機会があった時、まず好きなゲームを聞いたりします。大抵プレーしてるんで。すると、例えば「ドラクエ5で、ビアンカとフローラどっちを選んだか」とかで大盛り上がりできます。どっちも同じ経験してますから。

あと、オフライン(昔のゲーム)って、プレイ環境に格差がないじゃないですか。みんなが勇者になって、世界を救えるし。でも、オンラインだと、どうしても、費やせる時間やお金、ハードの状況なんかが関係してくるんで、ちょっと生臭くなるんですよね、話が。強いギルドにいたとかいないとかで、それが現実世界でも多少なりとも優劣ついちゃうから、初対面にはフリにくいですし。

ゲームって、本来、現実逃避なわけなんだけど、オンラインゲームって、どうしても現実が反映されるんで、「じゃあ現実で良いじゃん」ってなっちゃうんです、私は(だから私は、興味の中心がゲームからアニメに移ったのかも)。

オンラインゲームにはオンラインゲームの良さがあるから、それはそれで全然良いです。でも、オフラインにはオフラインの良さもあるから、そっちも頑張ってほしい。ホント、それだけなんです。

オフラインの良さはストーリー性です。近年のゲーム作家は、多くのプレイヤーを満足させるシナリオを考えることを放棄し、設定とグラフィックだけを用意し、肝心のストーリーを考える部分はプレイヤーに丸投げしてる気がします。ゲームが、本来の役目である現実逃避の役割を十分に果たしてないから、ゲームにクリアに伴うカタルシスがない(オンラインゲームにはゴールがない)から、ゲームがリアルを侵食している情況が生まれるんですよ、ドンドン(机を叩く音)!

ハッ(゜ロ゜; 若い人たちが引いてるw

でも、ここ10年くらい、思ってたことが言えてスッキリ(笑) とにかく、「ゲームはやりたいんだけど、やりたいゲームがない」生殺し状態なんですよね、ずっと。

好きなゲーム(パッと浮かんだやつ)
・幻想水滸伝1~3
・タクティクスオウガ
・ロマンシングサガ3
・ファイヤーエンブレムシリーズ
・クロノトリガー
・スペクトラルフォースの初期の方
・テイルズオブファンタジア
・ヴァルキリープロファイル
・信長の野望(三國志)
・FFは、4→7→5→9→6→10
・ドラクエは、5→6→4→3


最近(でもないけど)では、「閃の軌跡」シリーズは、なかなか良いゲームでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

(遊戯王+進研ゼミ)÷2=PSO2?

タイトルは今も稼働しているオンラインゲームそのままを引用したという事で
宣伝が前面に押し出されてるという事もあるしオンラインゲームをどうアニメの
題材として調理するか放送前はさっぱり見当もつかなかったこともあり、正直
あまり期待しておらず一話ぐらいは見ておくかぐらいの気持ちでしたが意外と言ったら
失礼ですが面白かった!宣伝目的が前面に押し出されていようが面白いのが結構
あるのがアニメ業界の素晴らしいところ。

{netabare} 余談はさておきこのアニメの世界線はセガがゲームハードシェア争いから撤退せず
覇権を握った世界線のようですね、登場人物が全員当たり前のようにPSO2をプレイしていたり
会話の中に不自然におそらくPSO2の標語であろう言葉をねじ込んで来たり
やってるのが当然というノリで話が進んでいくので時々クスッとなったりちょっと待ってと
突っ込みたくなるんですよね、遊戯王のアニメや進研ゼミの教材と同じノリというか。
比較すると「ガルパン」なんかはえっ?戦車道ってナニ?みたいな疑問がわく前に
競技としての戦車道をが作中で自然に説明されていて上手だったなぁ、
とはいえ「ガルパン」は上手だったけどこっちが下手というわけでは決してなく
登場人物たちのゲーム内での大仰なロールプレイがそんなずれたノリだからこそ
抵抗なく受け入れられたしやってる内容も結構まともで画面の向こうにも同じ人が
いるので最低限のマナーは守りましょうとか学業諸々がおろそかにならないよう
排斥するのではなくちゃんと折り合いをつけましょうとかその主張をオンラインゲームの
主催が噛んでいるアニメで言うのも胡散臭さが感じないではないがいい主張には変わりなく
とにかくそんなゲームを楽しむためのメッセージが個性的な登場人物とストーリーに
上手に絡められていてよかったです(ううむ・・・ほんとに進研ゼミの教材っぽくなってきたぞ)

出番は少ないながらもちゃんとキャラ立ちしている生徒会の面々や学校、ゲーム内での友人達との
日常パートも見所で特に普段はおとなしいのにネトゲ内では性格が豹変したり
ネカマがいたりとネトゲ界の闇なのかな?がこのアニメの世界観ならではの明るくギャグ調で
変換されていて笑わせてもらいました。

某中の人の17歳ネタやセガの偉い人がさらっと登場してたり所々に遊び心がちりばめていて
多分ゲームやってる人にはもっとクスリとくるとこあったと思います、
そんな余白にネタを仕込むスタッフのサービス精神もよかったし
なんといっても主人公イツキがゲームをやるきっかけとなったリナ生徒会長
リアルでは生徒会長なんてやってますがゲーム内ではコミュ障でポンコツで
イツキとアイカの中を勘違いしちゃうSBJKで外見的には他のアニメと比べても
地味目で特徴的ではありませんがなかなかの破壊力、イツキとの
掛け合いなどブヒリティ高かったです。

半面後半はフォトンという謎エネルギーで現実世界でも変身できるようになった
イツキと現実世界に侵食してきたダーカーとやはり遊戯王的展開になるのですが
尺不足のせいかタメ不足というか若干ジェットコースター的で少し惜しいかな
日常パートが面白かったのでそこらへんはジレンマか。
ですが今まで関わった仲間たちがリアルとゲーム合わせゲーム内で全員集合するとことか
美麗なゲーム的グラフィックの戦闘シーン含め良かったし戦うことの意義とか敵にも
戦わねばならない理由があるとかなんて深入りせずリアルの生活とのバランスや
マナーやリテラシーなどを学んでいくことに主眼を置いてると思うのでうまく一クールで収まったと思うし
なんといってもこのアニメは皆で楽しむ「はじめましてから始まるオンラインRPG」の宣伝も兼ねてるので
その方針は当然の帰結になるのかな、
総じてこれからゲームを始める導入としても一つのアニメ作品としても見れる
いいバランスのアニメでした。

ED「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
キャッチ―な曲調をファンシーなマスコットキャラが踊る、いい曲なんですが
右下に孤高さんがいてシュールだったり歌詞が完全に廃人御用達の内容だったり
このアニメのちょっとずれた雰囲気がEDでもよく出ていると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

64.4 20 姉妹で部活なアニメランキング20位
Aチャンネル+smile(OVA)

2012年3月21日
★★★★☆ 3.7 (243)
1330人が棚に入れました
個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!特別編を収録。

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「Aチャンネル」入門として

制作はStudio五組で原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。
「Aチャンネル」のOVAになります。


本編「Aチャンネル」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/529017/


基本的に本編同様何にも起きません。
新キャラのユー子の妹が登場するくらいです。

キャラクターのかわいらしさが二話の中に詰まっていた印象です。
本編よりもキャラの配分バランスが優れていたように思われました。
本編ではそこまで目立っていなかった鬼頭先生、一年生組も結構出ていました。
個人的には、るんとみほの会話の際のトオルが見どころ。
というか本編通してトオルがかわいいw


総括して、二期をぜひともやってほしいですねえ。
そこそこ売れたのだからやってよw
本作は本編見ていなくても楽しめます。(Wikiでちょっと調べればもっと楽しめる)
短い時間で空気感を味わってみたい方もどうぞ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

本編未視聴の方も気軽に観られます。個人的にはこちらのほうが好き。

原作は4コマ漫画(未読)。
制作会社は本編と同じく「Studio五組」。

本編視聴済みなので、こちらも前々から気になっていたところ、
ようやく機会に恵まれたので視聴しました。


登場するキャラも変わらず、
主要人物はルン、トオル、ユー子、ナギの4人で、
彼女たちの日常を描いています。

時々退屈しながら観ていた本編と比べてだいぶテンポが良かったし、
ほのぼのした雰囲気の中でも小ネタを連発してくれて、
個人的には本編よりも面白かったと思います。
(全2話のみだったことも1つの要因であると考えます。)


音楽も作品の雰囲気に合っていたし、
本編と同じ曲で済ませない辺りに制作側のこだわりを感じました。
曲のみならず、映像も良かったと思います。

OP曲: バルーンシアター
ED曲: スマイル方程式

また、劇中歌についても本編と全く同じ流れで挿入され、
2話とも異なる曲になっています。


http://www.anikore.jp/anime/2480/
1クールの作品『Aチャンネル』はこちら↑ですが、
このOVAを視聴するだけでも雰囲気やキャラの特徴をほぼ掴める上に、
未視聴の方でも9割がた楽しめる内容になっていると思います。

ほのぼの系・日常系が嫌いでない方は、
お時間があれば試してみてはいかがでしょうか?
もしこの雰囲気が気に入ったら、本編を視聴してみるのも良さそう。

年齢層・男女問わず幅広い層に、
そこそこオススメできる作品だと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2期を期待したくなる出来です(*´∀`)♬

第1話「やまもりパンケーキ」
第2話「絵馬にお願い」
この2本で構成されているOVA作品。

Aチャンネル本編を視聴したのでついでに観ちゃいましたw
本編同様で、るん・トオル・ユー子・ナギのメインキャラ
4人の可愛らしさが伝わってくる出来になっていました(*´∀`*)♪
変わらないほのぼのとした日常が流れて行きますよ♪

サブキャラ組の活躍も見逃せない作品でもありました。
声優が豪華な教師陣、脇でしっかり笑いをとるユタカとミホ。
そしてトオルの飼い猫の炭酸の愛らしさねw

劇中歌として流れるキャラソンも健在です♬

本編、そしてOVAを観ると2期を期待したくなりますねw
この作品の変わらぬ世界観をTVシリーズでもう1度観たいです。

まだ観てない方は本編から試してみて下さい。
日常ものが好きな方や癒されたい方にオススメですね(・∀・)v




《キャスト》
百木 るん(CV.福原香織)
一井 透(CV.悠木碧)
西 由宇子(CV.寿美菜子)
天王寺 渚(CV.内山夕実)
今井 豊(CV.又吉愛)
野山 美歩(CV.斎藤桃子)
鬼頭 紀美子(CV.茅原実里)
鎌手 多季(CV.沢城みゆき)
佐藤 幸世(CV.小野大輔)



《主題歌》
OP:『バルーンシアター』/河野マリナ
ED:『スマイル方程式』/るん(CV.福原香織)、トオル(CV.悠木碧)
             ナギ(CV.内山夕実)、ユー子(CV.寿美菜子)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

62.1 21 姉妹で部活なアニメランキング21位
幼なじみが絶対に負けないラブコメ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (298)
993人が棚に入れました
彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。相手の可知白草は芥見賞を受賞した現役女子高生作家!しかも美少女!普通の高校生の俺・丸末晴には分不相応だってことくらいわかってる!けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対!……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、幼なじみの志田黒羽は言ってきたんだ……「復讐しよう」初恋の恨みは海より深い——けど決して暗くない!ドロドロしない!初恋復讐(リベンジ)が動き出す!

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、佐倉綾音、大西沙織、島﨑信長、寺島拓篤

木村天祐 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

元子役主人公のラブコメ

酷いです。

原作未視聴ですけど、
これ原作100万部超えてるらしいんですよね。絶対嘘です。中身ひどすぎ。多方面にひどすぎてアニメ脚本だけのせいにできるわけがない。原作から酷いでしょこれ。電撃文庫ってブランドと、しぐれういという超人気イラストレーターにより、売れることができたんでしょうねこれ。こんなのよくアニメ化したね・・・。

まず、タイトルと内容が全っく違います。タイトル見たら、幼なじみがメインヒロインのラブコメだと思いますよね。違います。幼馴染ちゃんは幼馴染である必要が全くない作品です。

内容は、「元子役の主人公が、好きな女にできた彼氏に嫉妬して、復讐を企て実行。結局好きな女は主人公の事が好き。まあ、そんなことはおいておいて、告白してきた幼馴染に目移りしたんで、こっちに逆告白するもフラれる。それを動画投稿されてバズったことをきっかけに、再度芸能界入りを目指したり、部作って動画作ったり、色々するハーレムラノベ」。これすっごく悪い所を端折って、わかりやすく説明してますからね。俺ってすごいな、こんな作品を面白そうに説明できるんだ・・・。

何がひどいのかというと、キャラがひどい。主人公の性格悪すぎますね。好きな女にできた彼氏に嫉妬して復讐。復讐でも何でもないですよね、勝手にお前が恨んでるだけじゃん。告白して成功した彼氏くんすごいじゃん。何もしてない君がなんでそういう思考になるの?所々イキった高校生感も出ててひどい。初っ端好感度低下ムーブを決める主人公。

さらに、周りのキャラがすっごく主人公に都合のいいように考えて動くんですよね。キャラだけではないです。社会全体が主人公に都合のいいように動くと形容した方がいい。ヒロインは勝手に好きになってる・親友がこんなクズの絶対味方・降って湧いたような元子役設定・動画がバズる・面接に行った先の社長に酒ぶちまけてお咎めなし・イキって動画作るだけの部活が承認される・なんの学業も関係ない部に部室が提供される~とにかくいっぱいありすぎます。

思うに、今の若者のサクセスストーリーみたいなの(モテる・ようつべやSNSで人気・周りが主人公すごいと持ち上げる等)を詰め込みたかったんじゃないかな。しかし脚本に過程を描写する力がないため、全部ご都合にしか見えない。伏線も今作者が思いついただろみたいな描写しかできない。全く理解できない超理論で視聴者を納得させようとする。主人公がご都合で常に脚光を浴びる様を、視聴者はただ納得できず視聴するしかない。

本当はもっと評価下げてやりたいけど、公平さに欠けるからやめときます。

マジでこんなの100万部売れたの?信じられない。
しぐれういさん声可愛いし、vtuberとして活躍されてるからみんな買ったのかな?それだったら許します。もうそのくらい糞みたいな理由がないと納得できない。

見るのは苦行ですよ。マジで見ない方がいいです、このアニメは。
これオススメするくらいなら、スマホ太郎の方をオススメしますよ私は。これ見るくらいだったらスマホ太郎を見ろ。
以上です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ラノベ界のやばさを実感できる作品

原作は「このライトノベルがすごい!2020」で、文庫部門総合5位、新作2位を取り、100万部売れてるらしい作品。(wikiより)
これだけ聞くと面白そうに思うかもしれないが、実際は全然面白くない。
まず、タイトルの時点でつまらない。
登場人物全員が幼馴染なので幼馴染は絶対に負けません!という意味のセンスが全く感じられないタイトル。
タイトルを見た時点でつまらないだろうなと予想はしていたが、その予想をはるかに超えてきた。
個人的に今季のワースト、今まで見たラブコメの中でワースト、なんなら全ジャンル含めてもワーストに近いかもしれない。

{netabare}
まず、何が一番酷いのかというと、キャラの魅力のなさ。
ラノベ版スマホ太郎と言ってもいい。
出てくるヒロイン全員が魅力のない主人公に対して好意を向けるといういかにもラノベハーレムなアニメ。
主人公はヒロインに対して卑猥なことしか考えてないという。
ヒロインも気持ち悪いことしか考えていない。

特に酷かったのは5話と6話。
芸能事務所の大人の態度が気に入らないという理由だけで、机に置いてあった他人のワインを手に取り、その芸能事務所の人の頭にかけるという...。
芸能事務所の大人は態度が悪かっただけで何もしてないのに。
更にそれだけにとどまらず、胸ぐらをつかみだすという。
偉そうだから胸ぐらをつかんだらしいが偉そうで態度悪いのはどっちだよ...。
それを受けて芸能事務所の人は警察を呼ぼうとする。
正統な判断なのに、なぜか芸能事務所の人は悪人かのように描かれる。
対して主人公たちはクロをのぞいて満場一致で嘘の証言をしてやりすごそうという案に賛成する。
作者大丈夫か?
親の教育が悪いと芸能事務所の人が主人公らに向かって言っていたが正論でしかない。
結局、警察を呼ぶかや芸能事務所に入るかといったことはCM勝負で決めようといういかにもラノベで意味不明な展開で解決するけど。

展開も意味不明。
1話からヒロインが主人公への嫌がらせ目的で他人と付き合っているふりをしていたなどという謎設定もあるし、それに対して主人公もまたクロと付き合ってるふりをして対抗しようとする意味不明展開。
3話では主人公のことを好きだったクロが体育館で主人公に告白されたにもかかわらず、過去に振られたことへの復讐として振り返すという意味不明展開。

それで振ってしまったことを後悔して、記憶喪失のフリをしだす意味不明ヒロイン。
この記憶喪失展開の存在意義はない模様。

その後もひたすら寒いノリを見せられる。
痛い中高生の妄想のような話を。
ヒロインが主人公を骨折させてしまったから主人公の家に同居するという展開には酷いって感想が出るよりも先に、普通に引いてしまった。
会話も何もかもきついし、主人公の恋の行く末等を俯瞰している友人もきつい。
特にヒロイン3人で主人公との今後の関係について話し合ってるシーンは地獄だった。

声優も合ってない。
というか高校生役に松岡はもう違和感あるからやめてほしい。
松岡主人公のラノベアニメは駄作の法則。

作画崩壊のダンスで話題になったが、作画なんて酷いと言っても止め絵が多くて枚数が少ないのと、たまに背景が酷いだけで顔はそこまで違和感ないし言うてしれている。
ほんとに酷いのは内容。
むしろ作画崩壊ダンスはネタ的に面白くてこの作品唯一のいいところだった。
こんな駄作にかける費用が減ったと考えるとこの酷い作画はむしろプラス。

↓一話毎感想
{netabare}
1話
まずタイトルからつまらない。結果がわかっているラブコメなんて。
こんなタイトル、幼馴染が勝つだけで他は普通のラブコメですって言っているようなもん。
作画も怪しい。なんか変な構図のシーンもやたら多い。
ラノベのノリ臭いなぁ。
あと作りが下手なせいでついていけない。
主人公もイケメンでモテモテのくせに、イケメンを許せねえとかいう謎セリフ
ニセコイはじまった。もういいってこういうの...。
好きだった人が他人と付き合ってたからあほらしいことしてまで復讐(笑)するらしい。
キスを既成事実を作るためにしようとする。 
既成事実ってなんだよw
でっち上げればいいじゃんw
まあ結局しなかったけど

2話
は?なんだこの阿部とかいう奴。
主人公への嫌がらせのために白草と付き合ってる?タイトルからつまらなそうと思ったけどほんとにその通りみたいだ。
はぁ...て気分になれるアニメ。
白草が何ももらってないのになぜか「報酬はもらったから」とか言って脚本を渡すw

3話
時々入る謎アングル笑うからやめてくれw
シロの彼氏が空気になってる。
シロも阿部より主人公のほうが好きそうじゃん。
ダンス作画が・・・w 最高に面白いダンスだった。
クロに告白するのか...しかも振られるw
阿部2話であんな主人公に当たってたくせに簡単にあきらめるんかよ。
なんだこれ?
シロは主人公が好きなのに、主人公を自分に告白するように仕向けて振ろうとしていた? 
阿部が悪者を演じていた?
もう意味わからん...
え...?黒羽も振られたのが悔しかったから、この回で主人公を振った
???3回重要部分見直したけど意味わからん。
なんなんだこのアニメは... 
締めに作画崩壊ダンスをまた見せてくれたw

4話
またヒロイン増えた。
伝説のダンスww 
確かに伝説だなw
何でも屋に対してエロいことをしてくれとか頼むバカみたいな主人公。
いかにもなラノベハーレム主人公。
設定上はモテモテキャラでも魅力を一切感じない。
猿になる演出いる???
ギャグ展開からのシリアスっていう一番嫌いな展開。

5話
主人公がきつい。ノリもきつい。
記憶喪失って演技と思ってたけど本当っぽい?なんでだろ。。
エロいことしか考えてない主人公、きつすぎる。
なんで事務所の人こんな高圧的なんだよ。億単位で金もらえるのに何で断るんだよ。
しかもワインをその事務所の人の頭にかける主人公...
親の教育が悪いのは末晴の方みたいだ。昔から世話になってたんじゃないの?

6話
偉そうに喋ってクズと言われたら、ワインかけたり胸ぐら掴んだりする始末。
しかも警察にうその証言を言ってワインは芸能事務所の人がこぼしたことにしようとする主人公達(黒羽以外) 
主人公は法律違反してるけど、傷つける言葉を言った芸能事務所の人が悪いとか言って擁護するとか言ってるシロ。
見ていて頭が悪くなりそうなアニメだ。
しかも事務所に入るか入らないか、警察に被害届を出すか出さないかをCM勝負で決めるとかいう謎展開。
展開が無理やりすぎる。もうなんだこれ。
またあのダンス映ったww 
全く合わなそうなCM取り始める主人公ら。
結局記憶喪失はやってるふりなのかよ。
記憶喪失のフリしてる理由もわけわからん。
哲彦は芸能界と敵対してる?
記憶喪失は芸能事務所の人をはめるため? ??
百坂が転校することになる。
記憶喪失設定も嘘だとあっさりばれる。
何の必要性があったんだ。

7話
結局タコウィンナー食べられたんかよ。
松岡の声さすがに高校生っぽくないなもう。
主人公が変なことしか考えてない。
youtubeで水着でダンス踊れってあほか?
ショーもない痴話げんかを毎回見せられるのどうにかしてくれ。
傾斜がすごいアニメw

8話
ハーレムを肯定する詭弁。
作者によると主人公は常識あるらしい。
卑猥なことしか考えてない他人の頭にワインをかけるこの主人公、常識あるらしい。
水着見せたいとかヒロインもあれだな。
気持ち悪い展開。頭がハートな魅力のないヒロイン、気持ち悪い主人公。
素直になれって素直じゃない奴が言っても説得力ない。
旅行のマジックには気を付けるべきってなんだよ。
何でキスやめる。
旅行のマジックでもいいだろ。

9話
初手激寒。まだ海回か。
会話がきつい。
バカで自己中なヒロイン、クロ。
主人公が「何で嘘ついたのに謝罪すらないの」と正論言うと「これから好きってめっちゃ言う」と宣戦布告(?)。会話になってないし気持ち悪いし意味不明。
マジで主人公何でこんなに持てるんだよ。
いや草。謎骨折w 雑すぎだろ。
てか充といつ仲直りするんすかね。
いやこの友人らなんだよ。
何で主人公の恋の行く末を監視して実況解説してるんだ。
えぇ...責任を取って家に居候させる?
頭おかしすぎる...。
しかももう一人付き添いの女いるという...。
マジで頭が悪くなるアニメ。

10話
はぁってなる展開ばかり。
見ていてこれほど吐き気がする作品、百錬の覇王以来。
安易なお涙頂戴にされても別にいいだろ。
高校生が勝手にやるってなんだよ。
骨折がハーレム作るためだけの展開でしかない。
女3人の会話がきつすぎる。

11話
毎話毎話初手きついノリ。
おい、会社として真のEDとかやったら著作権違反じゃないのか。
インタビューとは...。
メイドが何で学生なんだよ。
母の死を利用しようとしてる最低キャラ、桃。
過去話は比較的いいと思ったが台無し。
このアニメ主人公が元子役感が全然ないな。

12話
不自然な流れでアルバムを見ることにw
悲しそうにしてたシーンなんてないのに。
謎方程式草 何だこの演出。
いやキープでは...。
付き合ってもないのに胸に触りたいとか気持ち悪い発言をする主人公。
恋愛状況を解説する友人、気持ち悪いしいい気がしないな。
これキャスト違うのやばいだろ真のエンディング
酷いアニメを見た。何で切らなかったんだろう。
{/netabare}

久々にこんな酷い作品を見た。
これが100万部突破するラノベ界恐ろしい。
この作品、なろうに浸ってるような中高生には受けるんだろうか。
{/netabare}
7/6レビュー 7/9訂正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

どうしょうもないw

原作未読 全12話

同級生2人・後輩の1人の3人の幼馴染が主人公を取り合うハーレムラブコメ作品です。

序盤は衝撃的な展開でしたが、その後は普通のラブコメ作品でしたね。

それぞれ思い出が多く、主人公を思う気持ちが強すぎて脱落しそうにない感じです。

こんな展開ならば誰か一人選ぶような展開にはなりません。これはどうしようないですねw

お話は一区切りということで終わっています。声優さんは豪華でした。

OPは安月名莉子さん、EDはヒロイン役の2人(水瀬いのりさん、佐倉綾音さん)が歌っています。

最後に、キャラデザ自体は可愛いですが作画が残念でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

69.8 22 姉妹で部活なアニメランキング22位
アニマエール!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (284)
975人が棚に入れました
まんがタイムきららキャラット(芳文社)にて連載中の「アニマエール!」は、チアリーディングを題材にした4コマ作品。自分のことよりも人に構ってばかりの少女・鳩谷こはねが、その応援体質を活かす道としてチアに目覚めたことから物語は始まる。こはねの暴走に振り回されつつ彼女のことを心配する友人・猿渡宇希、チア経験者の有馬ひづめ、自信がなく悲観的な性格のわりに強そうな名前をした舘島虎徹といった少女たちの青春が描かれる。

声優・キャラクター
尾崎由香、山田唯菜、井澤美香子、楠木ともり、白石晴香、松井恵理子
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニマ(魂)エール(応援)

原作未読/※最新話視聴にあたり最下部に追記

人の力になることが大好きな主人公・鳩谷こはねが、中学の終わりに出会ったチアに魅了され、高校でチア同好会を立ちあげる物語。

チアを題材にした作品といえば、2000年頃に公開された洋画『チアーズ!』が面白かった記憶があります。また2017年に公開された広瀬すずさん主演の映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は、実際にあった話を元に制作されたもので、こちらも笑いと涙が詰まった良作でした。

ともあって、私の中ではいまのところ“チアもの”は当たりが続いていることもあり、少し期待しながらこのアニメ『アニマエール!』を視聴したところ…。

第1話目から面白く、続けて第6話まで視聴したところでこのレビューを書いております。爆笑とはいかないまでも、主人公・鳩谷こはね(声:尾崎由香)が、めっちゃ主人公主人公しており、底抜けなおバカ&明るいキャラで笑わせてくれます。メインで登場する他のキャラもそれぞれにいい味を出しており、たまにある可愛いだけの無駄キャラは現時点まででは存在しておらず、無理やりケチをつけるならもう少しキャラデザどうにかならなのかったのかなといった点くらい。

現時点ではまだ完全なダンスシーンは披露されておりませんが、チアシーンの振付はその道ではかなり有名なプロが監修されているようなので、こちらも見どころのひとつとなりそう。

少々、絶賛しすぎてしまっておりますが、きらら系ともあって気軽に観られる作品。物語はチア部そのものが存在しないところから始まるので、今後どこまで進展するのか分かりませんが、最後まで視聴したいと思います。

っていうバレなしレビューをアップしたけれど、結局そのまま最新話まで続けて視聴してしまった。やっぱこれ面白いですわw てことで第7話から個別に下記にて感想綴ります。

▼第7話
{netabare}第7話ではこはねの高所恐怖症の理由が明かされました。流石というべきかこはねちゃんらしい理由だw そしてこてっちゃんの本性が現れてきたというか無邪気な毒舌っぷりが面白くなってきたw しかしチアショップなんていう専門店があるのかあ、架空の話なのか本当に存在するのかちょっと気になったり。ちなみに今回一番笑ったのは、カフェにてひづめちゃんの悩みに対して想像したこはねの「ひづめの悩みかぁ あ、これ美味しい!」w その前の二人との見事な対比オチにツボってしまったw{/netabare}

▼第8話
{netabare}ちょいちょい登場していた牛久さんが参戦。そしてバスケの応援シーンでは、『LOVE2000』に乗せたダンスシーンが観られました。もちろん完全なものではなかったけれど結構ぬるぬる動いており元気ハツラツといったチアの本文でも楽しませてくれました。ちなみに今回はダンスシーンに入る直前カットの作画・こはね&こてっちゃんの呆けたバカズラに爆笑してしまったw{/netabare}

▼第9話
{netabare}いよいよ同好会から部活へと昇格し、犬養先生を顧問に迎え本格始動。5人全員揃ってのダンスは賑やかさが増しやっぱ人数が増えると見応えも変わってきますなあ。BGM『もっと愛しあいましょ』は聴き覚えがあるなあと調べたら、LINDBERGか! 懐かしすぎて涙でてきそうw また2011年の『森田さんは無口』っていうアニメの主題歌としても使われていたようで、この作品にも興味が沸いたのでその内、視聴してみたい。そして、宇希の弟・あかねちゃん、実に思春期真っ只中といった感じの少年でほほえましい。試合後のシーンではベタな展開だけど、ちょこっとうるってきちゃったわ。{/netabare}

▼第10話
{netabare}今回は漫画研究部からの依頼で始まり、この漫画部部長のキャラが濃すぎる素敵キャラだったので、ぜひともレギュラーで出てほしいなんて思ったりw Aパートだけで何度笑ったか分からないほどに笑わせてもらった。回を重ねるごとにこはねのバカヅラがドツボでただ背景にいるだけでも笑ってしまうw 後半となるBパートでは、合宿という水着回。これまで以外とありそうでなかった水着姿にソックスとスニーカーという入れ立ちには一本取られた。そして、ひづめと花和の距離感が一歩近づけたイイ話でもありました。ちなみにバックBGMで『LOVE2000』のインストが流れた演出はGJでした。{/netabare}

▼第11話
{netabare}前回から引き続き、合宿&海からのスタート。合宿所でのシーンからは相変わらず要所要所で、ボケっぷりや愛らしさで和ましてくれるこはねちゃん。そして飛び入りで参加した海イベントでは『CRAZY GONNA CRAZY』をBGMにチアを披露。上半身シャツで下半身水着姿というのは、かなりエロいはずなんだけれど、作画的にエロさがまったく感じられなかったのもこの作品のいいところw 後半ではそれぞれのボケ&ツッコミが冴え渡り幾度も笑わせてくれました。{/netabare}

▼第12話 & 総評
{netabare}ラストは大会出場も、予選敗退w 下手に高成績を残すようなことはせず逆に好印象でした。パフォーマンスよりも、これまで高所恐怖症でしか緊張なんかみせたことのないこはねが、ド緊張。いつも応援する側ばっかりだったものが、逆に応援されることによって緊張から開放される展開は最終回に相応しいものでした。

ひづめも前メンバーとのわだかまりも完全に解け心底、チアを楽しんで演ずることが出来てよかったよかったw 顔こそは映さなかったもののひづめ兄も応援に来ていたことでもほっこりw ちなみに演技後に駆けつけた友達が花和に「側転とかできちゃうんだ~!」は、側転どころか前転バク転宙返りとめっちゃアクロバテックだっただろ! と突っ込んでしまったのは私だけじゃないはずw

▽総評
作品テーマである“チア”のとおり、全体を通して力を分け与えてもらえるような素敵な作品でした。中盤あたりではチアのダンスシーンに期待しているなど綴ってしまったけれど、きらら系だし、作品の本文はあくまで違うところにあったので、そこに期待してしまうのは野暮というものでしたw

オープニング&エンディング曲もお気に入りとなるほどの良曲だったし、作中で挿入される懐メロのセレクションが私としてはすべてが口ずさむことが出来ちゃう名曲だらけでした。 登場したキャラはどの子も笑いと癒しをくれる魅力的な子だらけだったので、彼女たちの今後も気になるところ。チアシーンだけでなく、日常部分がクッソ面白かったので、いつか続編が観られることを期待しています。{/netabare}


▼キャスト
鳩谷こはね:尾崎由香
有馬ひづめ:山田唯菜
猿渡宇希:井澤美香子
舘島虎徹:楠木ともり
牛久花和:白石晴香
バスケ先輩:古川由利奈
犬養先生:松井恵理子

▼制作情報
アニメーション制作:動画工房
原作:卯花つかさ/漫画:既刊3巻
監督:佐藤雅子
シリーズ構成・脚本:志茂文彦
キャラクターデザイン:天﨑まなむ

▼主題歌
オープニングテーマ「ジャンプアップ↑エール!!」歌:神ノ木高校チアリーディング部
エンディングテーマ「One for All」歌:神ノ木高校チアリーディング部

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

意外にもチアの動きはちゃんとしている気がするのは、一応「さすがの動画工房」なのか…?

「まんがタイムきららCarat」に掲載の漫画原作がアニメ化されたものらしいです。原作は読んでいません。

現在5話目まで視聴済み。

ここまで、恋愛相談やバスケ部の応援案件などをこなしつつ、OP/ED主題歌などでメインキャラとわかる4人がチア同好会の部員として集まっていく感じでストーリーが進んでいます。

ちなみに4人というのは:

鳩谷こはね(はとや こはね): 人助けが好き。チア初心者。
有馬ひづめ(ありま ひづめ): チア上級者。人が自分から離れていくのがトラウマ。
猿渡宇希(さわたり うき): こはねの幼馴染。常にこはねの世話を焼く。チア初心者。
舘島虎徹(たてじま こてつ): 同好会の活動を見てチアを始める。チア初心者。

上記に加えてキャラクター紹介に載っている牛久花和(うしく かな)が、なんとなく練習風景などをチラチラと盗み見たりしている感じですね。

ちなみに日本人のチアリーディング界での実績は意外と高くて、グループではチアリーディング世界選手権大会で日本代表が男女混成部門で金メダルを取ったり、個人ではNFL(アメリカンフットボール)の有名チーム「ダラスカウボーイズ」チアリーダーのオーディションに数年に渡って何人もの合格者が出ていたりします。

本作のチア監修にクレジットされている柳下容子さんもサンディエゴ・チャージャーズの、NFLチアリーダー経験者ですね。

私は別にチアリーディング、チアダンスともに詳しくはなくてBSなどで放送される大会などをテレビで観ていて基本的な動きやスタンツなどが少々わかる程度ではあるのですが、本作のチアリーディングの動きは監修もついているせいなのかわりとちゃんとしているように見えますね。

ただそれをアニメーションにすると妙にカクカク動くように見えてしまうときもあります。チアの動きとしてはたぶんそれが正解なので、そこは何とも言えないところ(笑)。

普段不愛想に見えるひづめがチアの時には溢れんばかりの笑顔になるのは、チアとかダンスとかの世界ではあるあるかもしれません。バッチリと切り替わる人って、あれ何なんでしょうね(笑)?

こはねのアホさ加減や突飛な言動が受容できるかどうかは、視聴のハードルになり得るかもしれません。キャラがカワイイといえばカワイイのですが、苦手な人は全然ダメかも。

なお、音楽の評点が高いのは「チアというジャンルとのマッチ度合い」も含めての極めて主観的なものであることをお断りしておきます。

2018.12.29追記:
最終回まで無事に完走できました。虎徹、花和のキャラがかなり良くて視聴意欲を高めてくれました。

最終回の大会参加に関しては、チアリーディングは団体競技だという当たり前ですが基本的なことを理解させてくれる流れでとても良かったと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2019年の皆さんを応援♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系ということで、もちろん微百合なんですが。競技としてのチアリーディングを題材にしているので、ただの百合日常系とはひと味違います。

とはいえ、スポ根ほどはいかない、ユルいレベル。

百合、スポーツ(チア)、日常、と見処はいくつかあるけれど、一番レベル高かったのは、何気にギャグですかね。なかなか笑いのセンスあると思いました♪

2019元日のレビュー投稿。カウントダウンであげてみた(笑) 皆さんの1年が、良いものとなりますよう、応援しています(チアだけに)♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主役は、コハネでもあり、ヒヅメでもあり。

高所恐怖症、対人恐怖症。そういったトラウマを乗り越えていく過程が、単なる百合日常系にはないドラマ性を生み出していたと思います。

萌えとしては、ヒヅメのネガティブな発想とオロオロ、不器用さ。感心した点としては、チアのダンスシーンに、本物の音楽をつけ、手描きで躍動感を与えていたこと。笑い的には、コテツの自虐や毒舌が良い感じで、ギャグセンスの良さが伺えた。残ったウキとハナワさんは百合要素を担当するなど、バランスのよいアニメでした。

チアの良さや技術的なこともしっかり表現していました。が、如何せん5名ではやれることが限られてくるので、「市で合同チームを作ってイベントに出る」みたいな展開で、大人数のチア(の良さや難しさ)も観てみたかったですね。そこだけちと残念でしたが、まあ、2期への期待ですかね♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
チアリーディングか。まあ、普通ないわな。創部系ね。階段落ち、いつも思うが、普通とっさに反転するよな。羽のように軽い×高所恐怖症 が、伏線なわけね。人間関係のトラウマね。ギャグは中の上ってところかな。EDで、5人がネタバレ(汗)

2話目 ☆4
夜の生活を応援(笑) 有馬さんが、何気に寂しがり屋なのが良いね。精神的な話(笑) 3人のキャラクターも生きているし、掛け合いも成立している。今のところ良い感じだね。

3話目 ☆3
そこで、人助けを忘れて闇落ちする流れにしないところが、この作品の作風なわけね。なら、あんまり、百合嫉妬は入れない方が良さそうですけどね。チアで三人なら、どこでもあるだろうに。事故物件w 高1に手を出したら犯罪だけどな。いや、シュチュなんて関係ないけどな。ガチ百合。最近の子は、本当にLGBTには寛容だよね。四人目は大人しい子か。

4話目 ☆3
森の賢人(笑) 女子でワンハンドでスリーポイント?

5話目 ☆3
ムリ(笑) コミュ力モンスターだな。ダメが一人増えたw ちゃんとチア要素を入れてきたな。兄貴(笑)

6話目 ☆4
初スタンツ。こういう、丁寧な競技説明、良いね。剣道でも、つま先と膝の向きを揃えるのは大事。走馬灯ですか(笑) また、ヒズメのネガティブ妄想が(笑) JOY? ホワイトボードの感じは、けいおんオマージュ? てるてる坊主(笑) 体現者(笑) それぞれのスキルの違いを出すために、手描きで表現したダンス、グッドだね♪

7話目 ☆4
豚野郎(笑) 虎徹が可愛いな♪ あっ、これおいしい(笑) 虎徹の言葉の刃(笑) ヒズメの避けられ方(笑) 百合だな~。モブの棒読みが気になる。「呪い」と「祝い」、、、バカって幸せだな(笑)

8話目 ☆3
hitomiさん、懐かしい♪ 振り付け作り。これも良い曲だけど、サムライドライブの方が好きだな♪ 牛久さん、小さいイメージなんだが、色々でかいんだな。

9話目 ☆4
土下座(笑) 何気に虎徹がコハネを一番ディスってる(笑) なに? 兄貴は剣道? って、剣道は応援禁止だが(笑) そのくせ薄着でくる姉(笑)

10話目 ☆3
漫画に引きずられすぎ(笑) これといって特になんともない話だな。

11話目 ☆3
ビキニでチアは、色々とまずそうだけどねw 黄色を選んだのは(笑) 虎徹の太りネタ、安定してるな。心バラバラだけど一致w

12話目 ☆
チアの大会の内情とか、こういうのは良いね。蹄、そんなにレベル高かったのか。猫谷姉妹、良い感じ(笑) 不安、あるのかな?(笑) 100小羽ポイントw 体操部並みだな。手描きのダンスがよいね。とにかく楽しそうw 若人、こわっw
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

66.9 23 姉妹で部活なアニメランキング23位
セントールの悩み(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (247)
969人が棚に入れました
【姫】こと君原姫乃は、【人馬(ケンタウロス)】の形態をした女子高生。この世界の人類は、現実とは別の進化をたどっており、【翼人】【竜人】【長耳人】【角人】【牧神人】【人魚】【人馬】といった形態に分かれています。そんな様々な形態をしたクラスメイトの少女たちと、楽しい高校生活を送っていく人外娘たちの日常コミックが原作。

声優・キャラクター
桑原由気、深川芹亜、白石晴香、鎌倉有那、綾瀬有、桐生朱音、宮島えみ、黒木ほの香、大泊貴揮、本橋大輔、矢野智也

takigawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

もやもやが残って気持ち悪い 何が言いたいの?

マンガ原作未読

日常回については それなりに 問題なく楽しめた

非日常回についてはどこかの焼き直し感がどうしてもぬぐえない

ただし
この設定(人種関連)、本当に必要なのかね?という疑問が
特に日常回(物語上は一応必要なつくりになっているけど)

非日常回は見かけ上PC、なのに日常回には反PCな臭いが漂っていて、とてももやもやする
(原作者は反PCではなく、PCの不自由さや重苦しさを表現したいのかも知れないが、登場人物の言動からは反PCの印象が強い。これが自分の誤解釈の可能性はあるけど、日常回において、そもそもこの設定必要?という疑問がぬぐえない)

総論として気持ち悪い

料理で例えると、いろんな味覚(甘さ、しょっぱさ、酸っぱさ、苦さ、辛さなど)を盛り込もうとして、結局、ぼやけた、気持ち悪い味になってる感じ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

割と深くて割と楽しめた

【あらすじ】
文明を持つ生物の外見がより多様化した世界を描く。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる★★☆☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
獣人、ケモ耳、尻尾、羽、角、ヘビ、ケンタウロス的な

【こういう人におすすめ】
いろいろな要素のオムニバス的作品なので誰におススメするかと言われるとムズイ。少なくともケンタウロス的な女の子が生理的に無理なら無理っぽい。萌えとか恋愛とか設定とか小難しい話とかが混じっているが、それらの要素を単体で好きな人にはおすすめできない。それらが混じったものを受け取ったときに、セルフで噛み砕いて楽しめる人向け。

【あにこれ評価(おおよそ)】
58.4点。注目度も評価も低い。

【個人的評価】
「コメディ少なめな日常系」の皮をかぶっているが、割と深くて割と楽しめた。タイプでいうと「それでも町は廻っている」とか「世紀末オカルト学園」みたいな器用貧乏タイプ。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 原作未読。
 昨年の作品を観てるんですがデミちゃんとかボールルームとかを断念してたので、これが久々の完走作品。

 「セントール」ってなんか西洋の人馬の魔獣?と思ったらまんま「Centaurus = ケンタウロス」の読み方をネイティブっぽく変えただけっぽい。「s」って消えるんだ。まあ「g」も時々消えるしそんなもんか。英語とか苦手だからまあいいや鵜呑みで。


・浅いとこについて
{netabare}  「人馬の外見無理」って人が多かったらしく、思ったより評価が低かったです。私は大丈夫だったけどなあ。むしろ結構「生物として美しい」感じが。中世の芸術家だったらこの子の裸婦画を描きたいんじゃないかなあ。
 ま、私が実際考えてたのは「横隔膜はどのラインだろう」とかですが。心肺機能も消化器系もめちゃ強そうですよね。燃費は悪そう。

 ツッコみどころは、まあ6本足のうち2本が角になるのは無理やり過ぎだろってとことか。羽はまあアリですが、生存競争だとケンタウロス型かカイリキー型が強そう。あと天使のわっかは「ハリガネ」で浮いてるのかと思いきや「ハリガネのような強靭な髪の毛」で浮いてるらしい。進化の過程で変な遺伝子残ったな(笑)
 と、人魚。足の付け根割れてる(笑)むれて痒くなるぞーあれ。あと上着ない設定はどっから思いついた。あんな画面チカチカする設定やめちまえ(笑)

 あとセントールの服。腰回りの伸縮性がハンパない驚きの新素材でした。Gパンみたいに腰回りはチャックとボタンがいいんじゃないかなあ。それか着ぐるみみたいに背中にジッパーつけると楽そう。トイレとか。 {/netabare}


・深いとこについて
{netabare}  南極人らへんから原作者の変なスイッチ入ったのか割と深い話が混ざるようになりました。この「割と」ってのが大事で、別にそこまで深いわけではないです(笑)
 原作者がその場で思いついたちょっとした「思想」を、他に発表の場がないから、「セントール」という作品に無理やり混ぜ込んで世の中に発信してみましたが何か、みたいなことです多分。

「画家の苦悩」とか「霊媒師は実はこんなこと思ってるんだぜ」とか「不思議な存在ってイイよね」とか「幽霊は自分の記憶にある姿じゃないと~、逆に記憶にないってことは……!」とか「"全体としての個"っていう生命体どうよ?」とか「ここらで"争いの醜さ"ぶっこみます!」とか。脈絡もなにもあったもんじゃないです。

 ただその一つ一つは面白い発想だと思うので、その1つの発想をさらに深めていった結果1つの作品が生まれるような芸術活動をしていただけると……。まあ今は「セントール」という、"見てもらえる作品"にすがるしかないんですよね多分。最近なんでも引き伸ばし引き伸ばし、続編続編ですから。漫画もラノベも売れなくなるまで引き延ばして、売れなくなったら終わるもんだから、どの作品も終わるときには人気ない。名作が生まれるわけもない。

 しかし、「これは取り上げたい」と思うセリフが出てきました。
 それがこれ↓

「しかし、忘れないでほしい。我らは、彼ら哺乳類人とは平和裏に共存していかなくてはならない。そうしなければ滅ぼされるのは我々の方なのだから。そして、我らの神は、我々や彼らと同じく実在する存在であり、ゆえに我々の願いではなく、神自身のために振る舞うのだということを」

 この後半部分。
 一瞬何言ってんのかわからなくて聞きなおしました。

 要するに「俺らに恵みをくれるってことは、神さまはなんか企んでるぜ。気をつけろ」ってことですね。「考えてみりゃ、そりゃそうだ」って感じですけど宗教家には盲点の発想な気がします。
 「神を信じて祈りなさい。そうすれば救われる」「まじか。でもそれ後で高額請求くるやつだよね」みたいな発想ですよ(笑)

 まあこのセリフもその後の伏線になるわけでもなく「良い発想だね」で終わっちゃうんですが。

 このセリフが引っかかったんで最後まで見れました。
 ま、たぶん神様は南極人で漫画ではこの後なんか起きるんでしょう。
{/netabare}
  {/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

雑草という名前の草はない

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
亜人娘達による日常系アニメ。基本は日常系だけど、どこかにうっすら怖さというか、深みみたいなのは漂っていて、近い系統だと「けものフレンズ」みたいな感じなのかな? とかも思ったり(けもフレほどの深みはないけど)。

設定だけなら、「モンスター娘のいる日常」や「亜人ちゃんは語りたい」に近いけど、似て非なるアニメです。

亜人萌え出来る方、ちょっと色々考えたい方には、オススメです♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょっと、ひねくれたレビューになりますm(._.)m

「亜人ちゃんは語りたい」「モンスター娘のいる日常」と、本作との明確な違いは、亜人が少数派ではないということだ。というか、進化の過程で?全人類が亜人化した世界を舞台にしている。

つまり、「普通じゃない」ことが「普通」の世界。それはとても理想的で、皆が「普通じゃない」から差別なんてない世界のはずだ(極端な話、現在の地球上に60億種類以上の種族や民族がいれば、誰が多数派とか、誰が変とかにはならないはずだ)。

が、そんなことにはならない。彼女らを「普通じゃない」と思うのは、我々視聴者(人間)から見た場合で、このセカイの住人も自分達なりの「普通」を作り出し、「普通じゃない」人達を差別をする。南極人を「ヘビ」と言ったり、人魚族に対する妬みであったり。形態差別罪があるというのは、法律で罰さないと差別が起きるからだろうし。

それはまるで、(仮にいるとしたら)宇宙人から見た我々地球人のよう。宇宙人から見れば、多分地球人なんてみんな同じような外見をしているのに、肌の色や生まれた場所、身分なんかで差別する。同じ国で生まれて同じような境遇であろうと、ちょっとした外見の違いや性格の違いで、いじめや差別をする。第9話(戦時下の収容所の話)では、それがはっきりとした描写、言葉で描かれた。

皆が違う姿であっても差別は生まれ、皆が同じ姿であっても差別は生まれる、そんな「詰んだ世界」。

それが、この「世界」。そして多分、私達が暮らす「世界」の負の面を強調した姿。

でも、そんななか、姫、希、羌子、スーの四人は、互いを対等ととらえ、歩み寄ろうとする。ジャン・ルソー氏や、彼を対等と捉える会長など、救いはある。

結局、「総体としては悪」だが、「個としての善はあり得る」と、そんな皮肉な現実を突きつけてくるようなアニメだったのかな。

レビュータイトルだが、これは昭和天皇の言葉。第11話で、姫が「どんな小さな花にも名前がある」と言っていたのを聞いて思い出した。人は勝手に自分の物差しで、「雑草」とか「花」とか、なんでもひとまとめにしてしまう。例えば「チューリップ」といったって、ひとつひとつの花はそれぞれ微妙に色や形、成長速度も違う。「翼人」「人馬」「南極人」などとひとくきりにしているが、同じ人馬でも、姫と綾香は全く違う人格だし、「南極人」の中ではスーは異質なのだろう。

簡単に言えば、「個性の尊重」。それが本作で伝えたい一番のことだろう。

勿論、これらが考えすぎで、普通に「亜人娘達に萌え~」、「日常に癒される~」で良いと思うのだが、私は基本的に、容姿があまりに人からずれると萌えにくくなる(例外は「亜人ちゃん」の「マチ」♪)ので、どうにも他の部分に目がいった感じかな(下半身馬の水着姿に萌えられる境地にはまだ至っていないもようw)。

日常系として観た時、キャラ的には、委員長のお母さん感は良かった。三つ子との絡みは最高! ただ、なぜ途中で、世の中のお父さんと現代美術を殺しにきたのかは謎(笑) あとは、ボーイッシュな「希」が良かった。90年代は主流だったボーイッシュなキャラ、最近はめっきり減ったように思うし(ボクっ娘とは違う)。もう一人の友達の、糸目の「羌子」も理路整然とした普通さが良かった。まあ、やや百合だったが、姫を含めた3人の関係性は良かったと思う。

ライトな感想としては、印象に残ったエピソードとして、3話の希に萌えw 6話で委員長が正論を用いて世の中のお父さんを殺しにいったことw 9話の深い話。10話でなぜか現代芸術にケンカを売りに行った謎w 11話は神回、三つ子の性格に深いメッセージ性、オチもビシッと決まっていて、ここだけは☆5!

ちょっと疑問だったのだが、「(人間にも)セントールにも共通する悩み」を描きたかったのか、「(人間にはなくて)セントールならでは悩み」を描きたかったのかが微妙で分かりにくかったなと。

多分、テーマ面は前者で、エンタメ面は後者で描きたかったのだろう。2期あったら観るかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
百合がメインなの?

2話目
人魚族はレア、ということなんですね。

3話目
ユリユリしてますな~。急にバカみたいな展開に。希の下着姿はあざといですな~。嫌いじゃないw

4話目
どエロですなw 鏡を使え、鏡を。

5話目
話が展開しそうだね。南極人に対する潜在的な差別。

6話目
四者四様の家族の在り方。なんだ? 委員長の正論は、世の中のがんばるお父さんの何割かを虐殺したいのか(笑)

7話目
なんか、チアフルしてたな(笑)

8話目
衝撃的に斬新な水着回w

9話目
なるほど、哺乳類人は自分を同等に見てくれているのに、同じ両生類人の方が自分を特別視していると。

10話目
なぜいきなり、現代美術にケンカを売った(笑)

11話目
痛いのいや~→叩いたことないでしょ!→説教もいや~ は、笑ったw「雑草と言う名の草はない」。三つ子、良い性格してる(笑) 今までで一番好きな話。「どうしていつもお説教が入るの?」(爆笑)

12話目
平和な日常回。&ちょいサービス回。なぜこれを最後にしたの? このアニメは日常系ではあるけど、もうちょいなんかの結論出して欲しかったな。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

76.0 24 姉妹で部活なアニメランキング24位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (288)
713人が棚に入れました
東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。時にライバルとして、時に仲間として、それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。「夢を追いかけている人を応援できたら……。」9人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。届け!ときめき――。いままた夢を、追いかけていこう!

声優・キャラクター
矢野妃菜喜、大西亜玖璃、相良茉優、前田佳織里、久保田未夢、村上奈津実、鬼頭明里、楠木ともり、指出毬亜、田中ちえ美、小泉萌香

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

虹の先へ

1話
何処へ行こうか、何をしようか、と、侑と歩夢の二人が放課後を無為に過ごすシーンから始まり、自分らしく夢を追いかけるその入り口に立つまでが描かれ、なんだか胸が熱くなる。この感じは間違いなくラブライブだ。

さて今作品のシリーズ構成・1話脚本は田中仁。『ゆるキャン△』『あんハピ』『ハチナイ』などでもシリーズ構成・脚本を担当していて、私的には外さない人。期待しかない。

2話
今まではみんなで一つの夢を追いかけていたとすれば、今回の話は一人ひとりが違った夢を追いかけていてもやっていける、その方が楽しいんだ!と言う新しいメッセージ。

これだけ明確に個性・個人に焦点を当てたアイドルグループものは無かったのでは?
それは今のところ毎回ある挿入歌の歌唱シーンにも現れていて、2回ともソロなのだ。

素晴らしい!これぞ田中仁脚本の真骨頂!
多様性を語り出したラブライブの進化に期待しよう!

3話
やはり今までとは切り口が違う、かなり異質なシリーズ。誰かが幸せでないなら、そんな夢は叶えないでいい!と言い切った。

明快な全国大会至上主義批判。
ラブライブに出なくていい!と言ったのは流石に今作が初めてだろう。

その代わり、スクールアイドルがいてファンがいる。それでいいのだというメッセージが告げられ、全国を目指す呪縛から解き放たれる構成が素晴らしい。

4話
ソロアイドル!
グループ名がどこにも出てこないと思っていたら、ソロなのか!ラブライブはグループもの、と思い込んでいたからこれはヤラレた。この構想だったから、シリーズ構成に田中仁を起用したのか。

今までのラブライブがチームスポーツだったとすれば、今回は個人種目。駅伝ではなくマラソンだ。
個人の力が通用するのか?と言う恐れや怯みも描かれて、その凹みをポジティブ思考で埋めていくキャラのソロ歌唱で終わらせるのもとてもいい。

5話
自分らしさ、に自分を押し込めてしまった故に、やりたい事に踏み出せなくなる。そんな思春期の心の葛藤と克服をサラリと描いて秀逸。

この内容をピュア&ナチュラルキャラのエマと、シリーズ最強の強キャラ感を纏う果林で語ったのもよく考えられていると思う。

6話
璃奈回。
自分だって出来るんだ、変われるんだと語る辺りでもう泣けてくる。
その上で「やっぱり出来ない」と立ちすくんでしまう心に共感できるなら、この回は最高だ!と同意して貰えるだろう。

そして、その立ちすくみ怯む璃奈に、愛が柔らかな声で語りかけるシーンでもう一度泣ける。

出来ないならそれでもいい、出来ることを考えよう!
即ち自己肯定!泣ける。

7話
お互いに相手を思う故に自分を蔑ろにしてしまう。助けるとはそうでは無く支え合う事、そう言う話だった。
これを彼方と遙の姉妹愛を強調するような安易な事はせず、辞めると言い出した遥を説得するような事も無く、それでも解決してしまうのは見事だ。
その分どうしてもドラマパートが長くなってしまったが、歌唱パートを短くする柔軟な構成が光った。

そう言えば、鬼頭明里(彼方)、本渡楓(遙)、楠木ともり(せつ菜)の若手人気声優が揃った豪華回でもあった。

8話
わたし的に一番印象が薄かったしずくのメイン回。
その印象の薄さはきっと計算づくで、ここまでテコ入れしたりせずに引っ張ったのは意味がある。まったくシリーズ構成の巧みな事よ!

ただ、サブライターの脚本だったせいか『自分をさらけ出す(出せない)』というテーマに、それほど迫れていなかったのは残念だった。

9話
個人回の大ラスはシリーズ最強の強キャラ果林回。
ソロアイドルとして同好会の中で一番に独り立ちする役どころとして最もふさわしいと思う。

で、その強さだけではなく、方向音痴だったり、面倒見の良さだったりのエピソードをさりげなく配して、愛されるキャラクターとしても描いているのがいい。
ライブ前、圧倒的アウェー感に怯む彼女をみんなが大丈夫だと励ますシーンが泣ける。

さあ9人の個性は揃った!
ここからどうなる?グループとしての歌唱シーンはあるのか?
いよいよ注目の終盤へ!

10話
物語の大きな流れとしては、侑と歩夢がスクールアイドルに出会う『起』、メンバー9人の個人回の『承』が終わり、同好会の方向性、目指すところが定まり、侑と歩夢の物語に再びふれる『転』であった。
メンバーと侑との関わりが深くなればなるほど、疎外感を感じてしまう歩夢の心情が見える巧みな脚本だったと思う。

さて、気になるワードが出てきた、その名も「スクールアイドル・フェスティバル」。
これはどう収めるのか?あと3話!

11話
ついに歩夢が・・・

この心情を嫉妬とか独占欲などと解釈してはいけない。
これは不安なのだ。

その心の動きを眉をひそめ、顔を伏せ、立ち止まり、部屋の明かりを消したままにして、作画が、音響が、演出が、これでもかと写し出していく。
しかもフェスの準備のドタバタコメディを挟みつつなので、余計に明暗のコントラストが際立っていた。

虹学は脚本を褒めることが多いが、今回はコンテ・演出も素晴らしかったし、作画も最高だった。侑と歩夢が並んで歩くシーンをロングで押さえたカットなどとても良かった。

さて、もう一回見よっと!

12話
今までありがとう、そして
これからもよろしく。

多分来週はフェス回だから、今回がドラマ的には最終回だと思われる。

前回、侑が離れてしまうのを恐れての行動と思わせて、実は歩夢自身も変わっていく途上にあったとは、なんと秀逸な作劇だろう。
それにしても…
1話、10話、11話、12話と、計4話、全体の1/3弱をこの二人の物語に割くとは思い切ったなと思う。
そして、二人の物語にこれほどの比重がかけられる事こそ、ニジガクのニジガクたる所以だろう。

無印、サンシャインと続いたラブライブシリーズ、3作目でマンネリを危惧したが全くの杞憂だった。むしろアイドルものの新境地を切り拓いた、新たなマイルストーンとなったのではないだろうか?

さて次回、単に全ステージを見せただけで終わりはしないだろう。
期待が高まる。

13話
フェス回。
一人一人、それぞれのステージに立つ(一部横になる人もいたがw)ニジガクならではの胸熱展開。しかしシナリオの主題はそこには無くて、幕間のメンバー間の、メンバーとファンの、互いに支え、支えられる姿を丁寧に拾っていく。

そう!
この支え合う姿こそ、虹ヶ咲の大きなテーマを表していたのではないだろうか?
その姿勢は、メンバー間に留まらず、他作ではモブであろうコッペパン同好会!に至るまできちんと出番を用意して、あまつさえ最終話で活躍させたりする程だ。

途中、雨でステージを中断せざるを得ない状況に陥ったりするが、生徒会副会長が助けてくれる。これは、支え、支えられて夢へと進んでいくんだというメッセージだったと思う。

ラスト、今まで皆を支えていた侑が音楽科転科試験を受けるシーンで終わる…
願わくば新しい夢(2期)を。

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総評

面白かった!
2020秋クールにおいて、私的には”アサルトリリィ”とこれが盤石のツートップだった。(甲乙付け難い)

シリーズ内での位置づけは『外伝』的な作品らしいが、例えば”とある”は”超電磁砲”の方が評価が高いように、こちらも本家を凌駕するクオリティで、しかも全く新しい価値観を提示してきたことが良かった。

1話の感想でも期待している旨を書いたが、シリーズ構成・脚本が特に良かった。
9人いるメンバーの各個人回が9話必要という中弛みしそうな制約を、当番キャラだけでなく、別キャラも絡めたり、全体の話やテーマを少しずつ開示していったりと、工夫を凝らして全く飽きさせなかった。
さらにその各話に、少しずつ変容していく自分に戸惑う(事実上のメインヒロイン扱いの)歩夢の姿を上手く散らして、終盤のヤマにつなげる伏線の張り方は見事だった。

また、この歩夢をステレオタイプな『ヤンデレ百合幼なじみ』に貶めなかったのは本当に素晴らしかった!

これで終わりにしてしまうにはあまりに惜しい!
ぜひ2期を希望する!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

くらま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アイドルキャラよりかわいいキャラが反則

ラブライブは少し前の再放送サンシャインから見始めました。

>はじめにまとめ
{netabare}アニメ版しか知らずに観てます。
キャラデザインは虹ヶ咲の方が好みかも。
というかラブライブはキャラデザインがあまり好みではなくて対象外とした記憶。
ただ虹ヶ咲もゲームやら雑誌やらは従来通りのキャラデザインが採用されている模様。
このデザインの虹ヶ咲キャラは誰が誰だか前キャラと区別が付きません。

人間恐ろしいもので、再放送2クール視聴で慣らした前キャラデザでしたが、すんなりと受け入れた虹ヶ咲キャラに基準が戻ってしまい、やはり前デザインには違和感が…

作品ですがアイドルグループではなくアイドル毎のソロ活動、ということで珍しいタイプなのではないでしょうか。

一般的作品の対抗グループに相当するのがチームメイト。
キャラ毎の曲調、テーマでお気に入りを選択出来るのは視聴者参加型のある意味で新しいカタチかも知れませんね。

ソロ活動とは言えあくまで同好会。
意見の違いによる解散騒動こそあれ、それぞれが敵対する話しではではないので気軽に見れます。{/netabare}

アイドル9人と一人の物語だそうで、一人はアイドルではなく、ゲームプレイヤーに相当するキャラによるプロデューサー的な立ち位置とのこと。
この高咲侑ちゃん、かわいいです。
個人的には一番お気に入りです。

>虹ヶ咲(終わりに)まとめ(21/1/13追記)
{netabare}一言で云うと良作。
アイドルモノとして敬遠されている方は学園モノ、若しくは部活動モノとしても面白い作品なので是非観て頂きたい作品です。
基本的に一話完結型でテンポ良いです。
嫌味なキャラも居ないですし。

{netabare}EDOP(OPは二話から)も出だしで心奪われました。
まあ好みではありますが。
それぞれの詩も観る前と観終わった後ではまた違った印象、というか、あ〜あのシーンかな、あの時の心情かな、と感慨深くなったりとか。

本作、主役のアイドル達がとにかくかわいいに尽きます。
各パート回が一話完結ながら丁寧に、しかしテンポ良く描かれており、その以前以後における担当回以外での掛け合いなどを通じて回を追う毎に魅力的なキャラクターになっていきます。
また、特に後半ですがいわゆるモブキャラ(というには勿体無いファンモブ)の影響も大きく、このアイドル達の魅力を描くのに一役も二役も買っています。

そんな中、アイドルアニメにおいて非アイドル主人公として生まれた異質な存在、高咲侑ちゃん。

アニメ化によるオリキャラ主人公作品は他にもみられますが、本作においては原作キャラを喰わない、そして喰われないバランスの良さがあります。
コンテンツとしてはやはり9人のアイドルが主役であるべき作品。
そもそも本作はアニメ化の企画が無かったとの事。
アニメ以前のコンテンツで作り上げられたキャラ像に対して、非アイドル型オリキャラがガンガン引っ張って行くと原作アイドルの(設定はよく知りませんが)世界観を壊しかねません。

侑ちゃんのコンセプトは『あなた』として生まれたのだそう。
ゲームでいうとプレイヤーキャラ、いちファンのアバター的存在なのだとか。

彼女をロールプレイキャラとするか俯瞰キャラとして見るかで違うかもですが、アイドルとの掛け合いもあくまで提案するまでに留めたキャラ。
もちろんフェス開催という大きな提案はありますが、いわゆるアニメ主人公として目立った活躍では決してありません。
だが、それが良い。

悩み葛藤し、ライバルであり仲間達と小さくて大きな一歩を踏み出すアイドル達。
そこに存在する侑ちゃんの距離感(左手は添えるだけ)。

恐らくですが侑ちゃんがいなければ他の誰かがその役割りを担うのでしょう。
2話、3話や9話の果林さん、愛さんちゃん回のエマちゃん、しずくちゃん回のかすみん…etc

この様にパターン化せず、主人公に無理矢理役割を持たせず、かつ原作のアイドル像を尊重し魅力を引き出す演出。

劇中でもありましたがファンの想いや願いも全て叶えたい。
侑ちゃんはその概念を視覚化した存在なのではないかと。
その存在が本作が良作と思えるポイントの一つだと思っています。{/netabare}

惜しむらくはアニメ虹ヶ咲以外で、侑ちゃんが存在しない事でしょうかね、、、。{/netabare}

◆13話(最終話)
{netabare}最終話、結論からしますと当方お気に入りのシリーズ最きゃわアイドルの藤黄赤髪娘さんはセリフ無し静止画(ちょい動きあり)5カットのみでしたね。
ただ、ここで残念がるのは素人。
当方ほどの玄人になりますとこう考えます。
静止画はアニメーターに優しいですし、声が無いと言うことは自身お気に入りの中の人で妄想出来るのでむしろ誉れ。
未練など微塵もございません。
さすがです当方。
以上

って訳にもいかないので視聴感想おば。
ストーリー的には愛さんちゃん回で各位が発言した『やりたいライブ』が回収され、仲良しペアで絡んだりと演出も◎。
東雲、藤黄はワンカットのみ。
良いんです、主役は虹ヶ咲ですので。
・・・一言だけ。
しかし藤黄に至っては貴重なワンカットの中、何故か赤髪娘を除いて描くという暴挙に、そんな人数居ないし遠目なので入れてくれてもいいじゃん(いいじゃん)。
おぉっと、興奮してしまいました、未練がましいですね、深呼吸して落ち着きましょう。
省エネ、働改、虹ヶ咲。

ふぅ、ポジション的に映らない箇所だったのでしょう。
今後のために矛盾の無い細かい演出、さすがです。

先週が実質的最終回で今回がエピローグ的、、、にもいかずにちょっとしたアクシデントも。
普段強く明るく前向きな侑ちゃんですが、自身の境遇とフェス成功を験担ぎとした背景も相まって、意外にも少し弱気になってしまいます。

しばらくして雨が上がり、最後の催しが。
同好会メンバーから落ち込む侑ちゃんに対してエールが送られます。

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個別パートにおける練習時の盛り立てや、フェス開催といった目標の明示化などアイドルメンバーを鼓舞する役割の侑ちゃん。

原作はアイドルが主役。
アニメ化で『あなた』として、主人公役としての立ち位置ですが、単に物語を中心になって回すのではなく、あくまで主役はアイドル。
侑ちゃんは決断を与える切っ掛けまでで、決定自体はメンバーなんですよね。
全話通してこういった距離感、いわゆる狂言回し的立ち位置で脚本が描かれているので煩くないんですよね。
---

合宿時や今回冒頭でも伺えましたが、個性あふれる同好会メンバーからしても特別な存在であったのだな、と改めて。

マネージャーとしてではなく、客席で見て欲しい、と歩夢。
アイドルはファンに見て貰ってナンボの世界です。
ライブは客席で見てこそ。
これまで応援してくれた侑ちゃんに対して最高の感謝でしょうね。

感謝といえば侑ちゃんのヘソだしカット。
ク●ダ●い水着含め水着という約束された見えるヘソではなく、丁シャツから覗くヘソは別モノですからね、ありがとうございます。

こほん・・・これだけだと変態の言い分でしか無いので、真面目な話しをしますと、こう、ライブの、そう、ライブの高揚感がですね、描かれてますよね。
ライブが盛り上がった描写をシャツがめくれた一枚絵で表現するとか天才の所業。

そういえば最後の演目前の全員集合。
藤黄はメンバーが増えてた?感じでしたね。確かに見た事ない子達のワンカットがちょいちょい。
今までそんなに居たかしら?
まあ4人って少ないな〜とは思ってたのですが(聖雪の二倍ですが)。
果林さん回の時は選抜メンバーだったのかな?
(※9話ではなく10話を見返したらぷりずん内での動画検索時に人数映ってましたので省エネでした)

あとよ〜く見たら、元々の4人のウチ、一人だけ絵が小さいのはなんでだぜ?こんなの作監のさじ加減じゃないですか、どうなってるんですかね。
・・・oh...sorry、未練がましいですね、coolにいきましょう。

東雲は黒短髪娘と特に桃色長髪娘は一人だけタイツ?がかわいい。
ちなみに黒短髪娘はライブ時に何故か白衣でマジ天使。

侑ちゃん。
音楽科への転科試験、がんばってね。

ところでノート?あれは回収ありましたかね?見逃したかな?
二期への伏線ですかね、楽しみですね。

エンドカードは女子無駄でした。
侑ちゃんも仲間に入れてくださりありがとうございます。{/netabare}

◆12話
{netabare}一話からの続き、これまでの伏線回収とでも言いましょうか、歩夢ちゃんと侑ちゃん達、二人の物語の完結篇でしたね。

ここ最近は歩夢の言動がホラーでしたが、自身の侑ちゃんに対する想いが変わってしまう事への恐れでした。
侑ちゃんはせつ菜をはじめ、メンバーを見る様になってしまったのではないか?
自身は侑ちゃんの事が一番じゃなきゃダメなんだ、なのにアイドル活躍が楽しくてファンの子達も気になっていて、と。

侑ちゃんってドルオタ、せつ菜推しではありますが、歩夢ちゃんの事はアイドル以前に幼なじみ・親友としてかわいいかわいいって常に言ってましたからね。
そもそも歩夢に対する扱いは別格だったものと伺えます。
侑ちゃんからしたら歩夢の不安が青天の霹靂だったでしょうね。
音楽の事を歩夢に伝えられなかった理由も、アイドルを真剣に始めた歩夢に対して、自身のまだ拙い音楽技術で会話するのははばかられるのもわかります。

歩夢ちゃんもファンの子達の想いも受け、侑ちゃんのためにアイドルをやるのではなく、侑ちゃんも含めたファンのため、自分のためのアイドルを決意する事が出来ましたね。
これにてようやく
『アイドル同好会メンバー』
が揃った、というところでしょう。
めでたしめでたし。

今回、各メンバーとファン校生達の交流が垣間見え微笑ましい光景でしたね。
前回頃からワンショット、ワンカット程度でしたが作中に描かれていない時間で交流とかしてたのでしょうね。
ああいった他愛のない描写は結構好きです。
脇役を大事に使う演出はメインを引き立てますし、何よりこの後出るであろう背景に(物理的な意味も含め)活きますからね。

しかし、やはりかすみんはポジション優遇されてますね。
ファンからの声掛け、メンバー抜ける、、、出ました黄金パターン。
あー、これかすみんだけ残るコースだな、、、
むしろ最後まで残れ(笑)、
残ったwww
とか様式美、もはや名人芸の領域。
かすみん以外でコレやられると少しの間でも不安になり笑えないですからね。
歩夢が残った時は不安がヤバくてヤバかった。語彙力の低下。
さすかす。

みんなどの様な演出になるのかな。
高校生なのに大道具さん、プロの美術スタッフさんバリの会場になるんだろうな〜、凄くて凄いんだろうな〜。語彙力の低以下略。

個人的には中川氏が炎の演出とか爆発的な演出とかで国家権力の御用にならないか心配ですね。
あのポンコツ(褒め言葉)『言うだけはタダ』とか思って好き勝手に提案しかねないですから。
言うのも紫色の謎の何かを料理として人様に提供するのも法律の範囲で許される前提なのでね。
氏には気を付けて欲しいものです。

侑ちゃん、フェスティバル開催に向けてがんばってましたね。
音楽関係の活躍も気になるところですが、次回最終回。。。

当方としては恐らくシリーズ最きゃわキャラであろう、藤黄赤髪娘(色が多くて何色かわからんな)の出番は如何に?!
がもっぱら気になるところです{/netabare}

◆11話
{netabare}冒頭、早速かわいい侑ちゃんの出番。
生徒会役員共に向けたアイドルフェス開催の申請。
がんばって考えたんだろうな、かわい過ぎる。
上座に鎮座してますポンコツ(褒め言葉)が申請記アバンゲリオンしてますが全くの役立たず(褒め言葉)で切ない。せつ菜だけに。
副生徒会長は有能そうな雰囲気。

フェス開催に向けて学園も賑やかに動き出します。
一年生組もちょこちょこ登場、ホントいい子達。
愛さんちゃんオタも居ますね、わかってらっしゃる。
ところでクッキー(物販)のクオリティがヤバイですね☆

彼方ちゃんオタと思われるバスケ部の女子部員がかわいい。
女子って書いたけど野郎がいない終末世界なので部員でいいのかな?

遥ちゃんや果林さんオタも登場し、フェスに向けて他校の好敵手(ライバル)も動き出しました。
果林さんがsexy過ぎて女子高生をイチコロに。
女子高生って書いたけど男が居ないポストアポカリプスなので高校生で以下略

いやー、いい話だった。
はやくフェスみたいなー。
これから少しずつ開催に向けた壁とか出てくるんだろうなー。
でもアイドルや街やファン達とで一丸となって開催に漕ぎ着けるんだろうなー。
この地域フェスが全国的な話題となってラブライブ!
的な感じかなー。
楽ーしーみー。
















触れぬなら、触れねばならぬホトトギス。

先週、推しのポンコツからラッキーすけべ(られじゃない方)を受けた古達との情事。
悪夢ちゃんに見られた件、覚えているだろうか。
先週の事が無かったかの様に進むストーリー。
んな訳にはいかず、、、
目を背けてはならない悪夢ちゃん案件。

推しのポンコツと悪夢ちゃんのツーショット。
もう怖い。
仇(ライバル)より聞かされる知らない情報。。。
下手なホラーより怖い。
ポンコツ逃げれwヤバいw

正にラブライブ(愛に生きてます)!だね!
ってそういう事?
重いな。。。想いだけに?

侑ちゃんに呼ばれてお家に。
隣に住んでるのに久しぶりの訪問なんですと。(危険が危ないのを察知してた説)
話すやいなや憎き仇から聞かされた音楽関係の証拠品の発見で[SAN値1]に。
侑ちゃんに這い寄る混沌。
続く。{/netabare}

◆10話目
{netabare}合宿!
ただし学園で!
同好会とはいえ、顧問の先生とか居なくて良いのだろうか、、、?
それとも生徒会長のポンコツっぷりがバレて無いから?

かすみんさぁ、、、。
ガチ過ぎて、もうポンコツ(褒め言葉)って言えないじゃん?

中川さん宅は普段から何を召し上がってらっしゃるのだろうか。。。
こちらもガチ過ぎて、もうポンコツ(褒め言葉)って言えないじゃん?

観てる側としては気にしない様にしていた闇【歩夢(ナイトメア)】
伏線回収の始まり始まり、、、怖い。

水着!
愛さんちゃんのかわいくて、見過ぎちゃいました、水着だけに?

本作、世界の秘密が判明?!と、
侑ちゃんの物語開始!と思って良いよね?

ところで今話を語るに避けて通れないアレ、、、。
侑ちゃんの水着がダ、もとい独特の意匠でダ、個性的ですね。
アイドル水着として唯一の無二。

酒で例えると『獺祭』的な。
この銘柄は一つしかないのでは?的な。

そんなダザイン水着を着る侑ちゃんもかわいい。{/netabare}

◆九話目
{netabare}待ってました朝香果林さんの物語。

果林さんとかすみんとの絡みは相変わらず面白いですね。
エマちゃん回でもありましたが、果林さんは自分の弱さを知っています。
クールを装った強がりからの弱さに気付く、などというありがちストーリーではなく、弱さを理解してそれでも同好会の今後を導かせる強さがあります。

方向音痴というまさかのポンコツ感があざと過ぎます。ところで迷子になった時、海外留学生のエマちゃんに頼るのはかわいそうなのでやめてあげて?
生徒会長のオタクっぷりにドン引き、、、しない広い心の持ち主。
さすがです果林さん。

モデルという仕事を鼻にかけることもなく、ソロアイドルとしては先輩であり、かつ自身を自覚しつつのある他の部員を尊敬してのライバル視。
プロとして活躍し、かつ三年生として同好会の精神的支柱と言っても過言ではない存在。
こんな先輩いたら後輩ちゃんなんてTOKIMEKI走るしかない。
正直、ここまで好感の持てるキャラになるとは思いませんでした。
何を隠そう放送前のMy人気投票で一位になったお気に入りキャラでしたがこれは応援せざるを得ません。
さすがです果林さん。

侑ちゃん、、、控えめな出番でしたが『ヘイヘイヘイ果林さんビビってる』のパート、同好会メンバーとの掛け合いについて同じソロアイドルとしていずれステージに立つキャラ達(声掛け)と、あくまでも応援する立場(客席からの応援)として差別化を計った脚本は細かいな、と思いました。
しかし、ここでも相変わらずかすみんの凄さを見せつけられました。

それはそうと綾小路女史、果林さんの敵かと思ったら、単なる果林オタでしたね。
ちなみに藤黄学園の赤髪の子が今作、いやラブライブのアイドルとして一番かわいいです。

さて、果林さん歌パート。
間のCMで流れた曲(Fire Bird)がカッコ良かったのですがこれではなかったです。
新曲なのかと調べたところ収録アルバムは発売済っぽいので即ポチッとな。
まんまと運営の思う壺に。

同好会の仲間(ライバル)、東雲学園、藤黄学園、非アイドルファン、とライバル達の明確化。

朝香果林さんの物語。
と、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の始まり物語でもありました。

次回は夏、合宿!
いうまでも無く、夏、合宿といえば宿題をみんなでやる回ですかね楽しみですね。{/netabare}

■八話目
{netabare}今回は演劇部兼任のさ、桜坂しずくちゃんの物語。
そういえば昔、お、桜坂消防隊というゲームがありましてね、関係無いですが。
少し影が薄いな、感じていたキャラですが演劇部でも役割を演じ、アイドル活動もアイドル役を演じるロールプレイヤーの面がそうさせていたのかもしれません。
一年生達の物語でもあり、同好会におけるかすみん偉大さを改めて感じざるを得ない回ではないでしょうか。
(普段のポンコツ(褒め言葉)っぷりも今回の話しを回すのに自然に活かされます。脚本凄くない?)

演劇部部長さんがセクシーでしたが名前がありませんでした、残念。
部長さんも有能キャラと思われ、恐らくアイドル活動におけるロールプレイはマイナスになるのを危惧して、、、え?この演目の脚本ってもしかしてしずくちゃん専用に書き上げた??
しずくちゃんの曲、衣装は白黒ツートンで役者とアイドル(本音)をイメージしたのでしょうか、いわゆるイメージカラーとして意外に思えました。
役者イメージのワンカットが一瞬流れるのですが各衣装がかわいかったです。

藤黄学園の制服に既視感が、、、エヴァですかね、コップのフチ子かな。
藤黄学園の二人組はネームドキャラでしたのでライバルアイドルでしょうか、活動規模が気になりますね。(スポーツ漫画でよくある全国レベルの学校からの偵察でしょうか?)
最後のクローズアップは果林さんを知ってる風?それとも単なる次回予告?

侑ちゃん、、、出番が、、、少ないのに冒頭の写真撮影で楽しそうに単なるドルオタしてるのかわいい。
{/netabare}

■7話目
{netabare}近江彼方ちゃんと妹のはるかちゃんの物語。
アルバイトや家事、アイドル活動、、、と普段からのノンレム睡眠レム睡眠描写の謎が解明ししました。
妹さんも別の学校でアイドルをしてましたが、不快で不要な敵対的(かすみんを除く)要素や大きな事件もなく解決。

…訂正
事件ではないが高校生の生き様として中々と厳しい生活の彼方ちゃん。
いろいろありましたがしかし想いはリスク無しの賢者の贈り物よろしく見事、安眠を勝ち取れた事でしょう。

妹ちゃん達のアイドルの娘達も良い子でした。
歌のシーン無かったのでライバルチーム展開は今回無しかな?
そもそも9人対抗ですしね。

今回は外部との調整毎がありマネージャー活動を要すためでしょう、高咲侑ちゃんの出番が多くアタクシご満悦。
書き忘れてましたが2話目くらいでアイドル目指して無い宣言してますし、OP、ED共に不参加なんですよね。
が、マネージャー活動メイン、という事は各回メンバーとのやり取りや、ラブライブの大会?とか調整毎とかでの出番が多くなるのでは?と、今後の活躍を期待する話でもありました。
妹ちゃんのアイドルグループの話しでやたら饒舌になり歩夢ちゃんにアイドルオタクっぷりを突っ込まれる侑ちゃんかわいい。{/netabare}

■六話目
{netabare}ぼっ、もとい、ロンリーウルフの天王寺璃奈ちゃんの物語。
愛さんちゃんの存在が眩し過ぎて眩しい。
友達も増えて良かったね。
MC練習パートで歩夢ちゃんの応援している高咲侑ちゃんがとてつもなくかわいい。{/netabare}

■五話目
{netabare}生卵ご飯のスイスガール、エマちゃんと仲良し熟女先輩との物語。
朝香果林さんの物語を動かすためのエマちゃんのキャラ設定はやり易い。
早くも果林さん加入し、これにて全員集結のテンポの良さよ。(え?まだ入ってなかったの?)
高咲侑ちゃんの出番増やして欲しいけどこのくらいの関わりだから嫌みなく邪魔しない侑ちゃんホントかわいい。{/netabare}

■四話目
{netabare}スーパー生徒の宮下愛ちゃんの物語。
自分の事を『愛さん』って呼ぶのかわいい。
呼び捨てより『さん』が付くだけでここまで印象が変わるとは。
愛さんちゃんが同じクラスに居たら話しかけでくれて勘違いしそう、って何言ってんだろキモいな。
キャラソン◎、むっちゃ元気。
あんまり出番無かったけど高咲侑ちゃんがかわいいのが止まらない。
笑いのレベルが赤ちゃんな侑ちゃんかわいい。{/netabare}

■三話目
{netabare}優木せつ菜ちゃんの物語。
学園モノといえばあの役職ですね。
面倒な事なくテンポ良く進みますね。
アイドル好きなグイグイ高咲侑ちゃんがかわいい。{/netabare}

■二話目
{netabare}アイドルに真剣な中須かすみちゃんの物語。
見た目と言動とは裏腹に先輩も立てる、言葉使いも丁寧で好感持てるキャラ。
人妻感が半端無い熟女先輩の熟女感がヤバい。{/netabare}

■一話目
{netabare}ピンクな感じのセンターっぽい女の子、上原歩夢ちゃんと幼なじみの高咲侑ちゃんとの物語。
優木せつ菜ちゃんがエース的な存在?
全員顔見せしたのかな?
各話個別掘り下げからの曲紹介の王道パターンですかな。
今回は何気に歩夢ちゃんとせつ菜ちゃんの二曲聞けるのでお得。
エンディングの絵がかわいいですね。

寝起きでツインテを解いたレア髪型な高咲侑ちゃん。
部室棟のアイドル同好会に行きたくてモジモジしてる高咲侑ちゃんがかわいい。
一緒にアイドル目指すのかな、高咲侑ちゃんがかわいい。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ちょっと物足りない

ラブライブシリーズは、最初のラブライブは1・2期視聴済み、サンシャインはストーリーが耐えられなくてライブシーンだけ選んで視聴。

本作品は、制作スタッフ(特に脚本)が前2作とは異なるので、ストーリーも見てみようと思い、飛ばさずに最後まで見た。

{netabare}ソロアイドル&ラブライブ出場は目指さないというスタイルには驚いた。オープニングで9人で歌っていたり、キービジュアルで揃いの衣装を着ていたのは何だったんだ…。
各キャラのライブシーン自体は、ソロだけに各キャラの個性が出ていてよかった。

ただ、ソロアイドルを描くのであれば、9人は多すぎると思う。一人につき1話使ったため、キャラ紹介で1期が終了してしまい、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会としてのストーリーを見た気がしない(合宿くらいだろうか)。

2期ありきの作品なのだろうが、コース料理を食べに来たのに前菜だけ出されて帰された気分。

高咲侑役の声優さんは、あまり声優の経験がないようだけど、上手でびっくりした。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

68.1 25 姉妹で部活なアニメランキング25位
球詠(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (253)
673人が棚に入れました
埼玉県、新越谷高校。この春入学した武田詠深(たけだ・よみ)は、そこで幼なじみの山崎珠姫(やまざき・たまき)に再会する。中学時代、受け止められるキャッチャーがいないために鋭く変化する「魔球」を投げられず、野球への気持ちをあきらめかけていた詠深。だが、強豪チームで実力を磨いていた珠姫は、詠深の変化球を受け止めることができた。幼い頃の約束を果たし、再びめぐり逢った二人は、クラスメイトの川口姉妹や仲間たちと共に停部中の野球部を復活させる。目指すは全国!新生・新越谷高校野球部の挑戦がここから始まる――。

声優・キャラクター
前田佳織里、天野聡美、野口瑠璃子、橋本鞠衣、永野愛理、北川里奈、富田美憂、宮本侑芽、本泉莉奈、佳村はるか、白城なお

Dave さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

アニメが決して妥協してはいけない部分

1. 作画が致命的
きらら作品って、キャラクターがかわいくてなんぼでしょ。そのうえでのストーリーだったり、演出だったり、個性だったり。そのベースがなかったら、潜水できない潜水艦ばりに本末転倒な気がします。

2. コロナのせいだとしても
CMのコミックス見ると、原作はそこまで酷いわけじゃない。なるほど、新型コロナの影響で本来の作画体制が取れなかったから?だからこの時期の作画崩壊批判はやめてあげてほしいという声優さんもいたけれど、実際にこのような残念作画を見ると、それなら延期すべきと思わざるを得ない。
厳しい言い方だけど、「コロナだからコックがいなくて、まずい飯だけど食べて!」って一流レストランが言ってはいけないように、クオリティを大幅に落としてまで世に送り出すのはプロとして失格ではないだろうか。画はだめだけどそのほかの点は…って、それならアニメである必要がないでしょう?ノベライズでいいじゃん。

3. スポコンに不可欠な「熱」がない
まあ、それ以外の点も特に褒められたものではないです。声優さんもきゃぴきゃぴトーンが耳障りで決して上手には思えないし(但しこれだけ画が酷いと、豪華一流声優が担当したところで印象が変わったかは怪しいものですが)、キャラ立ちも悪い。スポーツもので変なお色気を出してこないのだけは高評価ですが、いまいちグッとくる熱さもありません。きちんと努力もしている描写があるのですが、その描き方があっさりしていて、例えば有名作で言うと鬼滅の刃の炭治郎の訓練のような、思わず応援したくなるような感じがないのです。

料理人が味だけは妥協してはいけないように、アニメは画だけは決して妥協してはいけない、という本質を教えてくれる作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

るるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

野球観戦感覚で見ればいいんだね

最終話
{netabare}
中村と芳乃のシナリオは良かった。中村は強豪校からの転校生で、4番として、なかなか思うように活躍できない状況だったから、新越谷が勝つなら打たせてあげたいなぁ・・・って思ってました。
しかし、強いチームになりましたね。もともと才能のある選手の集まりっぽかったし、異を唱える気はない。今後、ドカベンの明訓高校みたいな常勝チームになるのでしょうか?
女子野球って司令塔はマネージャーがやるもんなんですかね?芳乃が全てを背負い過ぎてて、気の毒に感じたけどね。
結局、勝利で終了。めでたしめでたしでしたが、野球の試合における駆け引きを見せたいのであれば平凡だし、日常パートの色付けは、はっきり言って下手くそで試合の構成はまずまずとしても、女の子がやっている野球を魅力的に見せるストーリーにはなってないのが残念です。試合メインの女子高校野球を楽しみたい人にはいいでしょうね。
野球じゃなかったら、最終話まで付き合わなかっただろうなぁ・・・っていうのが私の正直な感想です。{/netabare}

11話
新越谷の監督って野球経験者な割には選手任せですね。僅差で点を取られたくない場面で必殺変化球を温存するのは疑問符だけど、これからより強くなる過程だと思えばアリなのかも・・・。優勝候補に勝負球を温存したまま善戦してるわけだから、かなり強いよねぇ。相手チームの主力の方がキャラデザ良いし、存在感あるなぁ。この試合の結末は原作を読んでない私にはちょっと楽しみです。せめて何かに特化した控え選手が2~3人いたら面白くなったのになぁ。

9~10話
梁幽館との試合に入ったが、新越谷は優勝候補と遜色ないチームになってるんですね。野球の試合をただ楽しむならいい感じだと思うけど、惹き付けられるシーンはあまり無いかな・・・。

ハチナイのソシャゲに二度目のコラボが始まったけど、球詠の選手は地味でキャラデザが良いハチナイキャラとの差が如実にでますね。でもゲーム内の方が断然画が綺麗です。私のチームには球詠ナインは必要ないし、欲しいとも思わないけどね。

全体的にパッとしないまま終わりそう。OP,EDは稚拙な詞と旋律で全く良くないし・・・ダーマエが作ってんじゃ仕方ないか・・・。なんかあまり心を擽られないシナリオで、贔屓じゃないチームの試合を観てるようです。どっちが勝ってもいいかな。

7~8話
いたって普通。初戦の影森高校の選手って試合に出る意味あるの? 練習より試合がしたいという気持ちは分かるけど、楽しい練習だけしたいなら、大会にでる必要ないのでは?何を意図してそういう思考の選手が投手をやっているのか理解に苦しむ。次の試合の方が面白いかな・・・影森に負けたら驚きだが、まぁそんなわけないでしょう。さっさっと勝って次いこう。
5~6話
野球経験者の集まりだから、練習・戦略次第で強くなるってことですね。野球の試合が観たい人にはいいのかもしれないですね。画的にもシナリオにも特筆することはなく、普通に強くなるのかな・・・?っ感じです。

3~4話
新越谷のメンバーは未経験者レギュラーは1名ですかね?ぶっちゃけ話は面白くないし、キャラデザと作画の両方が酷くて、コミックだけにしておいた方が良かったんじゃないかと思うくらいです。女子野球部のアニメに体型やユニフォームなどのリアリティーを求めてる人なら満足できるのかな? あまりに地味で華やかさがなく、シナリオや作画も微妙では、アニメにした意味が無いのでは・・・?原作は人気あるのか分かりませんが、原作ファンの方はがっかりされてるのではないでしょうか。

1~2話
導入は普通です。野球ですから最後まで見られる作品だと思いますが、キャラデザは色合いの関係もあって地味に感じますね。野球描写はハチナイよりいいかもしれないけど、あとは今後の展開次第でしょう。

因みに、ハチナイのソシャゲ内のストーリーはとてもしっかりできていて、ロングランできるならやってもらいたいくらいの内容です。ハチナイ1期は導入部で終わっているので、球詠もそうなるのでしょうかね? どちらの続きがアニメで観たいかと言われたら絶対にハチナイですね。キャラデザも内容もハチナイを越えないでしょう。でも野球は好きだから球詠も楽しみです。コミックの方がキャラがかわいい感じですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

どうした!4話!改め全話目をつむろう!無限ループなう!

2021年1月27日

原作も含め、めっちゃ面白いです。
好敵手もカッコ良くて、是非2期3期希望です。

2020年11月8日

もう3週目突入。

待田堂子さん脚本とは相性が合うのか?

「THE IDOLM@STER」
「Wake Up, Girls!」

観る度にハマってしまいます。

安直じゃない?

いやいや、かなり安直でした!

でも、こんなアニメは大好物です!

シーズン化希望です!



以下は初観時の感想です。
お粗末です。

こんな作画崩壊は初めて。

でも、内容は面白かったです。

画で言えば大腿がしっかり描かれて
話も安直にしないのが良かったです。

スポーツものって

「ハイキュー」も「あひるの空」も
もっと言えば「スラムダンク」も
1試合で12話使うし
モブに光当てすぎるしで
なかなか話が進まないのですが

その点、球詠はテンポ良かったです。

シーズン化して欲しいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
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