モンスターでラノベ原作なおすすめアニメランキング 56

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのモンスターでラノベ原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番のモンスターでラノベ原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

56.3 1 モンスターでラノベ原作なアニメランキング1位
Re:Monster[リ・モンスター](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.7 (42)
154人が棚に入れました
突如ストーカーに刺され、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。 喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、 あっという間にゴブリン・コミュニティのトップへ―― 弱肉強食の異世界で、有能な仲間達とともに生き抜いていく痛快下克上サバイバル! 怪物転生ファンタジーが蠢き出す!!

声優・キャラクター
ゴブ朗:佐藤拓也
ゴブ吉:細田健太
ゴブ美:加隈亜衣
ゴブ江:植田佳奈
ホブ星:山根綺
ホブ里:大森日雅
赤髪ショート:菅野真衣
姉妹さん:山村響
鍛冶師さん:島袋美由利
錬金術師さん:東城日沙子

64.8 2 モンスターでラノベ原作なアニメランキング2位
冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (84)
253人が棚に入れました
故郷の田舎で冒険者モドキの生活を送っているベルグリフは、 森で拾った愛娘アンジェリンを育て、都へと送り出す。 久し振りの帰郷の知らせを受けるものの、 当の娘は帰ってこず、日々心配は増すばかり。 一方、ギルド最高≪Sランク≫冒険者となったアンジェリンは、 大好きな父のもとへと帰ろうとするのだが……。 「一体わたしはいつになったらお父さんに会えるんだ……!」 親子のふれあいと友情、そして迫力のバトルシーンを鮮やかに描く、 ハートフル異世界ファンタジー、ここに開幕!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最強の村娘Aと伝説のイケおじ達

なんかモブっぽいデザインの娘よりイケおじのベルグリフが見たくて見てた
娘もパパも最強です、父と娘の心温まるホームドラマ風なろうアニメ

たぶん作画のせいだけど、アンジェはヒロインなのにキャラデザがなんかパッとしないですね、早見さんCVで強烈な正統派ヒロイン補正かかってますが!!
チェボルグなどのおじいちゃん達とかモブおじさんですら結構渋くてカッコいいし、サーシャなど可愛いモブキャラが多い
アンジェは名前あり女性キャラの中で一番モブっぽくて、村娘Aって感じ

声優Sランク、音楽Aランク、作画Cランク、シナリオDランクな感じだけど雰囲気は良くてほのぼのしていて結構好き

シナリオはわかりやすいけど、すごく単純、パパと娘の活躍を描きたいためにテンプレお手軽ストーリーを後からつけた感じ
ベルクリフさんはこんなに強いなら冒険者引退しなくても良かったんじゃないの?
行き過ぎた謙遜でちょっと無理があるし、すごく才能無駄にしてる感じが・・・

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最終話の作画の気合は何なんだろう・・

優秀な勇者として育った娘が、ギルドのSランク勇者となり、
忙しく依頼をこなす。
すぐにでも故郷に帰り、父親に会いたいが、忙しくてなかなか帰れない。
というところから始まる物語。
それにしても、このSランク娘、最後までケガ一つなく、
難敵を無双してしまった。
戦いとしては面白味が無いが、お話自体は面白かった。
異世界バトル物というよりは、温かい家族の物語でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

llllllllll さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なろうを見ようとすると面白くない

ストーリーの骨子部分や前情報(特にタイトル)が思い切りなろうらしさを醸成しているんだけど、実際のアニメの雰囲気としてはなろうと言うよりむしろ少し懐かしめのファンタジー深夜アニメ。意匠や街並みがかなり良くできていて、キャラの個性も特にサブキャラが立っているので、シリアスはアクセント的に見てのんびりとした雰囲気と親子の交流を味わう作品だと思う。実は1話を見た時、展開にスピード感や新鮮さが足りないなと感じたんだが、落ち着いた雰囲気のファンタジーにそういった要素を求めるのは、なろうという色眼鏡で見すぎていたのではないかと気づいた。なろうの俺TUEEだとかご都合主義な展開を小馬鹿にしつつ、実はそれを求めている所はあって、その面を期待しすぎて物足りないと感じた人は少なくないんじゃなかろうか。第一印象のなろうっぽさで誤解されてそうで勿体無いアニメ。

作画に違和感がある人が多いようだけど、少し古めの深夜枠っぽさがあるからなのかな。大きく崩れている印象は無くて、むしろ表情が映える良い作画だなと感じた。背景や村の絵も良かった。ただ、日常回にはかなり合ってて良かったのだが、戦闘回は流石に動きがなさすぎる。後述するシナリオ的な意味でもそうだけど、殺陣ができないのか戦闘シーンがかなり拍子抜けする場面が多い。魔法の演出とかは標準ラインなのに...。
で、シナリオについてだが、早見ボイスがドンピシャにハマった娘ちゃんがとにかくかわいいし、おっさん主人公の落ち着いた感じを中心に展開する日常回も良い、サブキャラが生き生きしてて面白いと、作品の主軸部分はしっかり面白かった。ただ、ガッツリ戦ってくれることが少ない...。俺TUEEどころか、戦闘描写が微妙かつ短すぎて誰がどう強いのかが、最初の肩書き以上にはわからない...。いくつも出てきた問題なんかを結局畳み切れずに最後少しだけ回収して終わった形なのもこのクールだけで評価するとマイナス。全体的にとっ散らかってたし、良い点と悪い点相殺で。

やはり、親子を中心とした暖かみのある交流部分を中心に、ちょっとしたシリアスと味のあるキャラをスパイスとして見るのがおすすめ。そこは本当によくできていて面白かった。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

57.9 3 モンスターでラノベ原作なアニメランキング3位
最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (103)
303人が棚に入れました
歴代最高の外皮【9999】の数値を持つタンクのルードは、勇者パーティーの盾役として迷宮攻略に挑んでいた。 それはどんな願いも叶えるとされる秘宝を見つけ出し、最愛の妹・マニシアの病気を治すため――。 しかし勇者の横暴により、ルードはパーティーを追放されてしまう。その理由はルードの〝使えないスキル〟とされたが……。 故郷への帰還中、助けた少女により、ルードの未知なるスキルが判明。 それはとてつもない強力なスキルだった! 【最高値の外皮9999】と【唯一無二のスキル】を駆使した最強タンク・ルードの冒険譚――。ここに開幕!


声優・キャラクター
ルード:笠間淳
ニン:本渡楓
ルナ:市ノ瀬加那

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「最強タンク」の冒険譚――。ここに開幕!

この作品の原作は未読です。
アニメの作画が取り立てて良かった…という訳では無いと思いますが、個人的にとても見易い作品でした。

完走後にレビューを書こうとwikiをチラ見して改めてその理由が分かりました。
本渡さん、市ノ瀬さん、唯ちゃん、大橋さんに優木さんと錚々たる面子で声優陣が構成されていたのです。

もちろん、視聴していると声質から皆さんが出演しているのは気付いていましたが、改めて文字の羅列を見るとその凄さを実感します。


歴代最高の外皮【9999】の数値を持つタンクのルードは、
勇者パーティーの盾役として迷宮攻略に挑んでいた。
それはどんな願いも叶えるとされる秘宝を見つけ出し、
最愛の妹・マニシアの病気を治すため――。

しかし勇者の横暴により、
ルードはパーティーを追放されてしまう。

その理由はルードの“使えないスキル”とされたが…。
故郷への帰還中、助けた少女により、
ルードの未知なるスキルが判明。

それはとてつもない強力なスキルだった!

【最高値の外皮9999】と【唯一無二のスキル】を駆使した
最強タンク・ルードの冒険譚――。
ここに開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

主人公のルードが迷宮を攻略するのは、妹の病気を治すという全くの個人的な動機であるにも関わらず、皆さんよく同行するなぁ…と素直にそう思ってしまいます。

行動には責任と対価が伴わなければなりません。
迷宮の中ではそれぞれの職務によって責任が伴っており、それは皆さん頑張っていたと思います。

でも、それはその行動に見合うだけの対価があっての話…
対価が伴わないなら、それは慈善事業か、よっぽどルードの事が大好きなんでしょうね。

まぁ、本渡さん演じる聖女・ニンはルードに好意を持っていたのは分かりますけどね。
そういや、市ノ瀬さん演じるルナもルードに対して好意的だったような…

本渡さんや市ノ瀬さんに甘い言葉を囁かれようものなら、まず間違いなく溶けて無くなってしまうでしょう^^;
全く、ルードは羨ましい限りです!

それと、この作品で面白かったのは迷宮に関する設定です。
それぞれ迷宮にはラスボスが居るのですが、在り方、考えなど十人十色…
奔放と言う方がしっくりくるかもしれません。

ラスボスがそれぞれの迷宮の顔となっている感じだし、迷宮に関しては色々と調整機能が付いているのは新鮮な感じがしました。

ですが、この設定は結果的にどの迷宮も同じような構成になってしまい、最終的には破綻する気がします。
そうなる前に何らかの形で決着が付くんでしょうけれど…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、「Brave」
エンディングテーマは、「夢の中で」
どちらも「いれいす」さんが担当しています。

1クール全12話の物語でした。
最近、何かから追い出される系の作品をちょいちょい見かけます。
これも、なろう系の潮流なのでしょうか。
でも声優陣が抜群だったので結果的にしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

そんなことある?自分の能力を把握してない冒険者がザマァ!

 最終話(12話)まで観ました。2024.03.27

 強い魔王をみんなで協力して倒して終わり!いやいや、あっさりしておます。

 キャラクターも悪くは無いのですが、全員棒みたいな感じだし、話がダンジョン内で進むので、棒みたいなキャラがスカスカ低カロリー作画のダンジョン内で、スカスカのモンスターと戦っているたいう印象のアニメでした。

 最初のFランクや追放、妹の病気、ホムンクルス等のネタもあっさり解決してしまい、引きずらないのは潔良いのかな?

 正直、早送りでも物語の内容を理解できる様な浅い話のアニメなので、コミカライズ版を読めば良いですね。視聴優先度低めでした。
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 9話まで観ました。2024.03.03

 作画は悪いです…。バトルものなのにキャラが動かず、ルードさんが状況を全部台詞で説明してしまいます。親切というか、馬鹿にしてるというか…。

 キャラ絵は崩れませんが、動きがなぁ〜。ルードの持っている盾も描写が凄くいい加減です。立体感が全くありません。

 コミカライズ版どおりというか…。キャラが皆、棒みたいです。ゲーム実況みたいな感じもします。

 不快な登場人物は居ないのですが、印象にも残らないという…。このままでは2期無し俺達の戦いはこれからだエンドまっしぐらですね。
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 5話まで観ました。2024.02.05

 これ…、ゲーム実況みたいな話ですねぇ…。登場人物達は悪い奴らではありません。勇者も主人公を追放したことをすぐに反省してしまいます。主人公もあまりイキっていません。

 主人公のルードに、妹の病気を治す以外の目標が無く、Fランク設定も早々にフェードアウトします。

 結局、村のためにダンジョン攻略して、村を発展させ、クランを強くするぞ!仲間もどんどん増えるよ〜!これしか無い物語なので、ストレスは無いけど記憶にも残らない系のヤツです。

 大ヒットは無理だと最初からアニメ制作側が分かっているせいか、品質もそこそこ…。みんなに見てね!とオススメしにくいのが残念です。
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 3話まで観ました。2024.01.21

 何と言うか…、全部ルードさんが台詞で説明してしまいます。この魔物は今までのと違うとか、ダメージは全部引き受けるとか、このキャラは貴族だとか…。

 原作が悪いのかアニメ化でこうなったのか何とも言えませんが、ちょと説明過多です。

 ゲームやファンタジーにおけるタンク職という概念は防フリのメイプルが既にいるので、ここまで視聴者にクドクド説明しなくてもとは思います。

 ルードが登場してない他のシーンも同様なので、こういう仕様なんでしょうが、音声だけで画面を観ずとも全て分かってしまうのは、動画としてのアニメの面白さを放棄している感じがします。

 視聴は継続しますが、この説明過多路線で最後まで行くのなら、脱落もありそうです。
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 2話まで観ました。2024.01.15

 主人公のルードさん、悪い奴では無いのですが…。どうも追放されてもノーダメージな感じが強いです。

 ルードさん、拠点の村に助けたホムンクルスと一緒に帰還しますが、村人は皆んなルードさん大好き!しかも口説けば結婚してくれそうな可愛い女子達(村人)もワラワラ登場します。

 妹もブラコン!こんなに恵まれた人物は、フィクションでも現実世界でもそんなに居ないのでは?超リア充男や〜ん!

 ルード追放の理由が外皮にあるので、他の登場人物もあまり外皮の機能を理解してない、商売道具の性能を把握せずに冒険とか戦闘とかやってる感が強いです。

 そのため、微妙に緩い雰囲気が漂っています。冒険モノでこれだと、何か面白味に欠ける気がします。

 あまぁ〜い世界なのでザマァもホムンクルスの謎もさして気にならないという…。今後の展開に期待です。

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 初回観てのレビューです。2024.01.08

 タンク役のルードさん、スキルが使えないのでパーティから追放されます。しかし、実はパーティメンバーのダメージを肩代わりする凄いスキル持ちで…。

 いきなりガバガバです。プロなのに自分の能力把握してないなんてことある?酷い世界ですね。

 ルードさん、単体で戦えないわけでもないので、すぐにザマァ出来そうです。

 ライトななろう異世界冒険モノとしては、まぁまぁそうです。視聴継続です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

結構気に入りました。多少ガバはあれど女の子の絵は可愛らしくキャラが好感が持てる

1話 3.5 結構気に入りました。でもツッコミどころは多数…なろう系だなぁ。

さて、実は結構気に入りました。
ヒロイン達の絵が可愛らしいですね。
目が大きいデザインで私は好きです。

あと主人公のおっさんのが気に入りました。
シスコンな部分も含めてなんか気持ちいい主人公ですね。
ハーレム系で主人公が好きになれるのは嬉しい。
おっさん頑張ってハーレム作って下さい。

というわけで結構気に入ったのですが…。
まあ文句もいっぱい。まあなろう系ですからね。

とりあえずこの話しは追放ものです。追放ものだと追放理由がガバガバというのがあるのですが… 本話の場合は一応勝手にHP減らしている主人公が悪い、という理由も立っているようには見えました。

で、主人公のHPが勝手に減っている理由なんですが…
見ながら、『仲間のダメージを肩代わりしているからかな?』と一瞬考えて、いや違うだろう、と却下したんですよね。
なぜならそれが理由だと、主人公が全然仲間を守れていないことになるからです。

ところがそれが正解で、おいおいおい、と思いました。

いや仲間を攻撃されても結果的にノーダメージなんだから守ったと言って良いのかもしれませんが、その効果を知らない以上仲間を攻撃されないように守るべきで、やっぱり守れていなかったんじゃないのか、と…。

まあ盾一つで全体攻撃を防ぐのは無理があるとか、守りきれない場合があるのもわかるんですけれど…。
でもまあ、仲間も『攻撃されたのにダメージを受けてない』とか普通はわかりますよね。いやこの程度のツッコミどころは世にある追放系では全然マシな方か。

世の中には主人公が居ないと呼吸すらできないのに追放するとかいう凄いのもあるわけで、その中では炎に巻き込まれてもノーダメージでもなんとも思わない程度は… いや普通は違和感あるよなぁ。

というわけでまあガバガバ感はあるものの、キャラの好感度は全てのアラを覆い隠すので別に良いです。
妹のために頑張る気の良いおっさん主人公が気に入ったので、見たいとは思いました。
本数次第では諦めます。

3話あたり
なかなか楽しんでいます。ガバだと思っていた点が部分解消されたので上方修正。
勇者がHPを消費して攻撃するスキルを持っていたそうです。
これだと完璧に守っていたはずなのに原因不明で減ることになるので大分印象が違いますね。
まあ攻撃するタイミングでHPが減ったら因果関係気づくだろってのはありますので、完全にガバが無いかと言われればそうではないですが、目まぐるしい戦闘中ではなかなか気づけないのは無理もないかな。
まあ結局気に入ったので欠点は目を瞑ってって楽しむ気ですし、多少のガバは別にどうでも良いですが。

まあ、気に入らない作品が〜だから嫌、という部分が後から解消されたってだからどうした、となってしまう。気に入らなかったのがそもそも問題ですからね。
こちらは気に入った作品なので上方修正です。

全話感想 3.8
なかなか楽しめました。作り自体はあくまでB級。そこまで高品質ではないのですが、基本的にはよくできています。
無駄にチート過ぎるわけでもなくちゃんと苦戦しつつ仲間達と協力して、ちゃんと冒険して…。
ダンジョンでの冒険もちゃんとしていました。
冒険を乗り越えた後は仲間が増えたり評価されたりと、ご褒美もちゃんと得られている。
要するにちゃんとしている話でした。
キャラにちゃんと好感が持てて応援できる。
高品質なわけではなくても、別にこれで良いんだよ、と言いたくなる感じの、楽しめる話でした。

まあラスト、そこはひっぱたくところじゃなくてキスするところじゃないか? とは思いましたが… まあ良いか。
楽しめました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

88.0 4 モンスターでラノベ原作なアニメランキング4位
とある魔術の禁書目録[インデックス](TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (8068)
35455人が棚に入れました
超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割り(カリキュラム)に組み込む巨大な学園都市。その街に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると言う。こうして、上条当麻はオカルトの世界へと足を踏み入れる。

声優・キャラクター
阿部敦、井口裕香、佐藤利奈、伊藤静、谷山紀章、勝杏里、こやまきみこ、新井里美、岡本信彦

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

設定と演出がキラリと光る作品!

原作未読。

科学力によって超能力者を育てる「学園都市」。
学園都市に住む学生、上条当麻(かみじょうとうま)の家に、インデックスという名の、修道服姿の少女が迷い込む。
「魔術師」に追われていると話すインデックスの言葉を、当初は信じられない当麻。
しかし、当麻が持つ「異能の力を打ち消す力」が働いたことで、インデックスを信用する。
そして言葉通りに、魔術師を名乗る男が現れる。
こうして当麻は、科学と魔力の交差する世界に巻き込まれていく。


見所は何と言ってもその設定でしょう。
独特なキャラクター、オーバーテクノロジーの科学、派手な魔術などが、中二心をおおいにくすぐってくれます。
次にどんなキャラや能力が出てくるのかとワクワクします。
1話1話の完成度も高くて引きもいいです。


ただ、何でも言葉で説明してしまうのが残念です。
見れば分かるようなことをそのつどセリフにするので、くどさを感じます。

特に主人公の当麻は、とても説教くさく感じました。
彼はよく言えば信念を曲げない。
悪く言えばいじっぱり。
さらに、場当たり的なところがあります。

出会ったばかりの相手に「何があっても守る!」なーんてことを平気で言います。
そして、その理由を長いこと説明するのですが、どうにも言葉に重みがありません。
このいこじな主人公を好きになれるかが、一つのチェックポイントだと思います。
ちなみに、私は途中から当麻に感情を移入するのをやめて、サブキャラクターに注目していました。

なお、ストーリーの特徴として、エピソードごとに作風が異なることが挙げられます。
科学サイドと魔術サイドでは、少し違うアニメを見ているようです。
同じアニメなのに、空気感を変えることで、新鮮さを維持しているんですね。

この際、キャラクターの心情は置いておいたほうがいいのかもしれません。
能力バトルが光るエンターテインメント作品として見れば、トップクラスのアニメだと思います。


……ちょっと一言。

当麻は「不幸だ」が口ぐせです。
でも、正しくは「不運」じゃないですか?
「身内に不幸がありまして」とは言いますが、「身内に不運がありまして」とは言いません。
パンを踏んで「運が悪かった」とは言いますが「不幸だった」とも言いません。
不幸>不運 だと思うのですが……。
健康で、衣食住がそろっていて、両親も健在です。
しかも、たくさんの仲間までいます。
さらに、自分から事件に突っ込んでも生き延びられる彼は、むしろ運がいい人間ですよね。

私の身の回りの人が「不幸だー」なんて言ったら、本気で心配してしまいますよ。
ギャグなのでいいのですが、実生活で使うときは十分注意なのです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 105
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「とある」シリーズのファンです!

・上条当麻を主人公とする「とある魔術の禁書目録」
・御坂美琴を主人公とするのが「とある科学の超電磁砲」
「とあるシリーズ」熱ダーク系ストーリーです!

科学と魔術の融合や、能力者を育成する学園都市という独自の世界があります。共通の世界観の認識が絶対必要なので、序盤から専門用語や説明が多くなっています。

主人公の上条 当麻は、学園都市の高校に通うレベル0(無能力)しかし彼の右手には能力を打ち消す、謎の不思議な力があります。
そんなある日、彼のもとにシスターが現れるのです。
彼女の名前は禁書目録(インデックス)これがシリーズ全ての始まりです。

シリアスなドラマあり!迫力のバトルあり!おまけにラブ要素もあります!世界観とキャラは、しっかりと作られていて個性豊かなキャラクターが織り成す物語はとても魅力的です。

2人のヒロインを紹介します。
・御坂美琴
学園都市第3位のレベル5、泣く子も黙るレールガン。可愛さとかっこよさを兼ね備えている皆の憧れのお姉さまです。そんなレールガン、実はビックリする位の少女(幼稚)趣味。そしてピュアです。それを隠すところがまた可愛い、ツンデレ姫です。

・インデックス
銀髪の修道服を着たシスター。10万3000冊の書を記憶する有能な彼女。しかし普段は子供っぽく、我が儘で、常にはらぺこシスターぶりを発揮しています。

そして、この作品を語るうえで絶対に外せない方がいます。私の視聴アニメーションの中で好きな男性キャラの上位に入るこの方を紹介したい。
・一方通行(アクセラレータ)
学園都市最強のレベル能力者(レベル5)の1位。最強の能力者!!高い演算能力を持ち、あらゆる力の向きを操作する能力でどんな攻撃も簡単に反射する、まさに無敵。この能力を使い非道な実験に関わります。{netabare}そんな彼はひょんなことから実験の被害者である、ラストオーダーと食事をすることになります。無邪気にアクセラレータに懐くラストオーダー。それが彼を変えたのでしょう。
後半では、自らを犠牲にしても、ラストオーダーの命を救おうと動きます。「きれいごと」と自嘲しながら、それでも命を見捨てる理由にはならないと強い意志で言い切ります。ダークヒーロー、アクセラレータが完成された瞬間でした。
ラストオーダーとの出会いで、こんなにも変わり「妹たち」を守り続けることを誓う生きざまが、あまりにもかっこいい!
最強で最悪の敵として登場した彼が、今ではラストオーダーに対し、不器用な優しさを見せる。二人の関係は、個人的に一番の見所です。
{/netabare}
アクセラレータを声優の岡本信彦さんが担当していますが、はまり役!岡本さん上手です。

1期の最終話は途中で終わります。2期は更にすごい展開が待っています。2期に続きます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 91

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

不幸だぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

原作が既刊29巻と結構多いのですが、物語や世界観、話のテンポがよくて全く飽きない作品です!

この作品の思い白いところはあらゆるオカルト要素が作中で登場するところですね!!!

超能力に科学にSFに魔術に宗教に・・・

世界観ですが、
舞台は超能力が科学によって解明された世界で、能力開発をカリキュラムに組み込む総人口230万人の8割が学生の巨大な学園都市。そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われていて、全学生はレベル0(無能力者)からレベル5(超能力者)の6段階に分けられ、様々な能力を開花させている。 

主人公はその学園都市に通う上条当麻。
レベル0なのに右手には生まれつき「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という力が宿っている高校生です。

そしてメインヒロインが、上条の前でいきなり干されながら現れた純白のシスター、インデックス(禁書目録)です!

メインはこの二人なのですが、この作品は登場人物が多く、三人称視点で物語が進みます。

見所は科学と魔術のバトル展開ですね!
物語が深いので、用語など分からなくて大変なこともあるかもしれませんが、その分本当に濃い内容です!

後は、格キャラの個性が凄くいいです!!

私は原作からアニメに入りましたが、逆のパターンでも全然楽しめるかもしれませんね!

おすすめアニメなのでまだ見てない人見て下さい!!


タイトルは主人公の口癖です。
後、書いてる途中にページ閉じてしまって一から書き直しました・・・
不幸だぁー...

投稿 : 2024/06/08
♥ : 91

90.3 5 モンスターでラノベ原作なアニメランキング5位
この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3253)
15558人が棚に入れました
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

華麗なるキャベツ泥棒

原作未読。

この期の作品としては初めは全くノーマークでしたが、人気があったので見てみたら、最後まで安定感のある面白さでした。

ジャンルとしては『異世界RPG+コメディ』といったところでしょうか。
物語のテンポと登場人物のキャラ設定が秀逸です。

ヒロイン(?)3人組役の雨宮天さん、高橋李依さん、茅野愛衣さんが、とにかく弾けています。

最終話、OP曲がBGMとして流れた場面では、少し、感動さえしてしまいました。
(騙されるな!決して感動するような作品ではない筈だ!)←私の心の叫び

疾走感のあるOP曲、ほのぼのとしたED曲とも最高。この作品の魅力を引き立てていたと思います。

唯一の難点は、演出とは無関係に、時折乱れる作画と、全10話と少し短かった事くらいでしょうか・・・。
しかし、そんな事が気にならないくらい、とにかく面白い作品でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 179
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

このすご!

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


「この凄く楽しい作品に祝福を!」

略して

「このすご!」

はい、感想タイトル通りこの作品、すご〜く楽しかった。
うん、めちゃくちゃ楽しかったです。

第1話からぐいぐい引き込まれちゃって10話があっという
間でした。

もの凄〜く簡単なあらすじとしては、
ひょんな事故?(事故なのかどうかわかりませんが…
とってもバカバカしいです…いきなり笑えました)
で亡くなった主人公が天界で出会った女神に異世界で
魔王を倒したら1つだけ望みが叶えられると持ちかけられ、
次々と加わる仲間と共に異世界で起こる出来事を乗り越え
ていくドタバタギャグコメディかな。

私はこの作品は全くの前知識を持たずに見たので

「この素晴らしい世界に祝福を!」

というタイトルに何故か、
「これ絶対感動する作品だ」、「泣けちゃう作品だ」
と思って見てしまったので、第1話での私の勝手な作品への
思い込みとのギャプが凄いでした。
このギャプがある意味「はたらく魔王さま」と似た感じが
あって凄く嬉しかったかな。

RPGの様な世界でおバカなキャラがワイワイガヤガヤ。

作品の世界観やキャラ設定は今までの作品でもありがちと
言えばありがちみたいな作品なんだけど、こういう世界観
の作品で細かいツッコミとネタで最後まで笑えるのが凄く
なんだか新鮮な感じがしました。

キャラデは私的には「おっー!」って思うほど綺麗でも
可愛いくも無く逆に崩れてない?って思う時もあるけれど
基本ギャグ路線なので逆にそこが良かったりする感じ。

妙に合ってたりして…

お話が進むに連れてキャラの設定やおバカな世界観に
マッチした楽しい雰囲気に溶け込んでいく感じが不思議。
だんだんキャラが可愛くなって愛おしくなっちゃう感じ。
そんなデザインです。

ゲームとかあまり分からない私にもRPGの世界ってこんな
感じなんだなぁって、楽しみながら理解出来るのが嬉しい
ですね。

制作は「地獄少女」「Fate/stay night」「ひぐらしのなく
頃に」「薄桜鬼」「昭和元禄落語心中」などなど人気作の
多いスタジオディーンさん。

監督はアニメーターで「これはゾンビですか?」「東京レ
イヴンズ」「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠され
た空中都市〜」などで監督を務めた金崎貴臣さん。

そしてシリーズ構成・脚本に上江洲誠さん。
もう私でも知っている方なので有名ですね。
「瀬戸の花嫁」「刀語」「宇宙兄弟」「結城友奈は勇者で
ある」「暗殺教室」「アルスラーン戦記」などなど、
私的には「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」が
最近では1番印象的な脚本家さんです。

声優さんでは私の最近視聴した作品の中では久しぶりに
雨宮天さんが出演されていたのが嬉しかったかな。
この雨宮さんのアクアの演技が楽しくて可愛くて。

茅野愛衣、堀江由衣さんは言うまでもなく、「俺ガイル」
のヒッキーこと江口拓也さん、「アルペジオ」刑部蒔絵
ちゃん役の原紗友里さんなど意外におっ!って思っちゃう
役者さんが楽しいです。

そしてそして何と言っても昨年あたりから活躍が目覚ましい
めぐみん役の高橋李依さん。
がっこうぐらし!の直樹美紀、それが声優の一ノ瀬双葉、
乱歩奇譚 Game of Laplaceのコバヤシなどなど主役、
準主役級に多数抜擢。
今年も当作品のめぐみんをはじめ魔法つかいプリキュア!
でも主人公:朝日奈みらいを演じるなどこれから凄く楽しみ
な声優さんなんです。
今年の3月に行われた第10回声優アワードで新人女優賞を
上坂すみれさん、田中あいみさんらと共に受賞。
私的にこれから要チェックな声優さんです。

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を歌うのは
ホリプロで田所あずささんと同期のMachicoさん。
アップテンポな曲が楽しいオープニングアニメーションと
マッチしていて、見る前からワクワクさせてくれます。
オープニングの途中でお話しのタイトルが出るのもなんだ
か斬新でいいですね。

エンディングテーマ「ちいさな冒険者」を歌うのは
アクア:雨宮天さん、めぐみん:高橋李依さん、ダクネス:
茅野愛衣さんのヒロイン3人。
凄〜くのんびりした曲でいっぱい笑った後にこの曲を聴く
ととっても癒されます。
一回リセットしてまた新たな楽しみがあるみたいな。
最後は「ほけっー」とした気持ちにさせてくれるのが嬉し
いですね。
劇中でのBGMもシーンに合わせての細かい演出がとっても
ストーリーの魅力をアップしてくれてたと思います。

全10話で軽く笑えながら最後まで視聴出来ますので興味の
ある方は第1話だけでも視聴して欲しいな。
ハマる方は第1話でいきなりハマっちゃうと思います♪

私のハートを鷲掴みにした逸品。
早速、2期も決まっているみたい。
楽しみです♪


・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【作品DATE】
{netabare}
《staff》
{netabare}
原作 - 暁なつめ
原作イラスト - 三嶋くろね
監督 - 金崎貴臣
助監督 - 吉田俊司
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン - 菊田幸一
美術監督 - 三宅昌和
美術設定 - 藤井一志
セットデザイン - 青木智由紀(第6話 - )
色彩設計 - 吉田沙織
撮影監督 - 浜尾繁光
3D監督 - 今垣佳奈
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - 日本コロムビア
アニメーション制作 - スタジオディーン
製作 - このすば製作委員会
放送局 - TOKYO MX、BS11ほか
放送期間 - 2016年1月 - 3月
話数 - 全10話
{/netabare}

《cast》
{netabare}
佐藤和真(サトウ カズマ) - 福島潤
アクア - 雨宮天
めぐみん - 高橋李依
ダクネス - 茅野愛衣
ウィズ - 堀江由衣
クリス - 諏訪彩花
ルナ - 原紗友里
荒らくれ者 - 稲田徹
デュラハン - 安元洋貴
ミツルギ - 江口拓也
{/netabare}


《songs》
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オープニングテーマ
「fantastic dreamer」
作詞・作曲・編曲 - 園田智也 / 歌 - Machico
第1話ではエンディングテーマ。
第10話では挿入歌として使用。

エンディングテーマ
「ちいさな冒険者」
(第2話 - 第10話)
作詞・作曲・編曲 - 佐藤良成 /
歌 - アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス
(茅野愛衣)
{/netabare}
{/netabare}

【mio's café】
ここからはネタばれですので
視聴済みの方だけ見てね♪

{netabare}
もう1話目からスっごく笑っちゃいました。

このお話し、ストーリー云々よりもキャラの魅力、セリフ
の魅力が8割方を占める作品だったかなって感じ。

カズマの死に方の滑稽さもさることながら、
(医者にも親にも笑われながら亡くなるって…
ある意味幸せ?)
女神・アクアの毒舌能天気ポンコツキャラに一目惚れ♡
私、こういうキャラやっぱり好き。
雨宮さんの演技が凄くいいですね。
声を聞いてるだけでウキウキしちゃう感じ。
声にならない絶叫してるところとかもう…

カズマCV:福島潤さんとの絡みが最高。
会話の間とテンポが凄く良くて笑いが止まりません。
変わり者が多いとされるアクシズ教の御神体。
変な意味で恐れられているのがなんとも…
職業はアークプリースト(上級職)で強気の発言でわがまま。

でも駄女神呼ばわりして突き放すカズマに最後は
必ずすがってしまうかまってちゃんぷりも可愛い。
誰かに似てるなって思ったら強気でワガママな性格と
スタイルバツグンで青くて長いロングの髪。
そうアルペジオのタカオちゃんだぁって思ったの私だけ?
タカオちゃんよりもっとポンコツキャラなんだけど…。
そんな2人の絡みだけでも充分楽しいのにこの2人に割って
入る様に登場しためぐみん。

凄いですね、魔法の威力もさることながらこのキャラの
魅力の破壊力。
魔法能力が高いと言われる紅魔族の中でもトップクラスの
実力を持つ天才魔法使い。
爆発系最上級魔法「爆裂魔法」の使い手で職業は
アークウィザード(上級職)。

「爆裂魔法しか愛せない」

なんとも…

1日1発しか撃てない「爆裂魔法」への愛情はただならぬ
ものがあり、中二恋のあのキャラを彷彿させる中二病ぷり
にさらにおバカ値を+10足した様ななんとも言えない
愛すべきキャラ。

登場した第2話からいきなり爆裂魔法を使った後動けなく
なってパタリ…。
「ヤバイです。喰われます。」
「すみません、ちょっと助けて…うっ、くぱっ…」
ってカエルに食べられるし、
「カエルの中って臭いけどいい感じに温いんですね。」
とか凄く笑っちゃいました。
って言うかセリフの1つ1つとキャラの表情、高橋李依さん
の演技がとても楽しくて笑いが止まりません。

これこそ、エクスプロージョン!

こんな3人にこれでもかととどめを刺す様に加わったのが
職業クルセイダー(上級職)でありながら、皆の盾になる事を
異様に好むドMの騎士、ダクネス。

最初は見た目と裏腹なそのキャラクターに目を奪われちゃ
ったけど途中からはちょっとドMキャラに飽きた感じも
したかな?
でも茅野愛衣さんの演技がアドリブも含めて本当楽しい!
デュラハンとの戦い、最終話での役所とても楽しかっ
た。彼女が高貴な貴族の娘っていうギャップも良かったで
すね。

そして後半で登場のウィズ。
堀江さんの演技もさることながら、そのキャラが私的には
結構ツボでした。
えーっと、なんだっけこのアクアとウィズの絡み、どっか
で見た事あるなぁって思ったら、ハルヒとみくるちゃんの
絡みみたいだぁって思っちゃった。
弄られまくり…。
過去の出逢いのお話をすっ飛ばしての登場だったから
??ってなっちゃう部分があったけど楽しかったです。

10話のバトルシーンなんだか凄くカッコ良く見えちゃう
不思議。
ウィズとめぐみんのダブル爆裂魔法!
バトルの途中で初めてOPが流れる王道的な演出や作画も
これが最後だと言わんばかりに気合いが入っている様に
見えたのはエクスプロージョン効果でしょうか…
初の1日2発目の爆裂魔法。

「エクスプロージョン!」

この作品を通して見てやっぱりギャグ、コメディのアニメ
ってテンポと間が凄く大事なんだなぁって思いました。
そしてこれだけの魅力的な女性キャラの中で空気にならな
かったカズマのキャラ立ち。

私の中ではカズマが「MVP」です。

まさに彼がこの作品の監督であるかの様に周りにいる魅力
的な女性キャラクターを上手く使って演出した様にも感じ
ました。
プレイイングマネージャーって感じ?

上げるところは上げる、落とすところは落とす。
毒舌で弄りながらも周りのキャラクターの魅力をアップ
させ、自身の存在感もさりげなく主張するツッコミが
楽しかったです。

そして助演男優賞はデュラハン‼︎
いいですねー!
特に私が好きなセリフが「きっちぃー!」です♪
アドリブのエピソードを聞いて思わず笑っちゃいました^ ^

2期もカズマを中心としたドタバタ、楽しみにしています♪
{/netabare}


【おまけ】
やっぱりこの作品の魅力大半ははおバカ?なセリフ数々。
名言?迷言⁇
2期放送開始を記念して言葉だけでもシーンが蘇る私の
お気に入りのセリフをピックアップ!
お気に入りといってもどのセリフも楽しいからいっぱいに
なっちゃったw
セリフを忠実に抜き出すのって大変ですね。でもこのすば
もう1回じっくり見れて楽しかった♪
かなり長いのでお時間と興味のある方は見てね♪
とりあえず5話まで。


{netabare}
(第1話)
{netabare}
カズマ「は?じゃあ何?俺の死因はトラクターに耕された
ってこと?」
アクア「いいえ。ショック死ですけど。トラックに轢かれ
たと勘違いして。」
カ「ショック死〜!」
ア「プッ!あっははははぁ、あははははぁ!
あたし長くやってきたけど、こんな珍しい死に方したのは
あなたが初めてよ。プークスクスクスクス!」
カ「初対面でなんだろう…この子…。」
ア「あなたは轢かれそうになった恐怖で失禁!
気を失い近くの病院に搬送。医者や看護師に笑われながら
心臓麻痺ぃ!」
カ「やめろぉぉぉ!聞きたくない!聞きたくない!
聞きたくなぁぁぁーい!」
ア「あなたの家族が病院に駆けつけ、その死因に家族さえ
も思わず吹き出し…。」
カ「あーやめて!やめてぇーーーへぇっーー!」
ア「さて、私のストレス発散はこのくらいにしておいてぇ…♡」
カ「コイツ…。」

*これだけのセリフで私のハートは鷲掴み!
このやりとりだけで視聴決定したと言っても過言ではない
ですね。
特に「プークスクス」が最高でしたw

ア「その世界は長く続いた平和が魔王の群勢によって
脅かされていた!
人々が築き上げてきた生活は魔物に蹂躙され、魔王軍の
無慈悲な略奪と殺戮に皆怯えて暮らしていたぁはぁっ!
いたぁはぁっ!」

ア「副作用として運が悪いとパァになるかもだけれど、
だからあとは凄い装備か能力を選ぶだけね。」
カ「今重大な事が聞こえたんだけどぉ、パァがなんだって
ぇ?」
ア「言ってない♡」
カ「言ったろ」

ア「ねぇ〜早くしてぇ、どうせ何しても一緒よっ。
引きこもりのゲームオタクに期待はしてないからっ。」

カ「コ、コイツ〜。ちょっとばっかり可愛からって調子に
乗りやがってぇ〜っ!」

ア「うっ、嘘でしょ!いやいやいやぁ〜っ!
ちょっと、あの…お、おかしいからぁ!女神を連れてく
なんて反則だからぁ〜。無効でしょ〜こんなの無効よねぇ
ー!待ってぇ!待ってへへぇぇぇぇぇ〜。」

カ「ふふふふふっ、散々馬鹿にしてた男に一緒に連れて
いかれるってどんな気持ちダァ?
あっははははぁ、あんたは俺が持っていく物に指定された
んだぁ。女神ならその神パワーとかでせいぜい俺を楽させ
てくれよぉ!」
ア「いやはぁぁぁぁー!
こんな男と異世界行きなんて、いやはぁぁぁぁーっ!」

カ「さようなら、引きこもり生活!
こんにちは、異世界!」

カ「見ろよこの格好。ジャージだよ。せっかくの
ファンタジー世界なのにジャージ一丁ですわぁ〜。
ここは必要最低限の装備…」
ア「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」
ーPAUSEー
「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」


ア「なっ、ゲームオタクの引きこもりだったはずなのに
何故こんなに頼もしいの?」

ア「女神なのよ、そんな下々のことイチイチ知るわけ無い
でしょ。」
カ「コイツ使えねー。」

ア「あっ、待って!こんなに出来る男の感じなのになんで
彼女も友人もいない引きこもりのオタクだったの?
なんで毎日閉じこもってヒキニートなんかやってたの?」
カ「ヒキニートはやめろ。クソビッチ!
引き篭もりとニートを足ぁすな!」

ア「いきなり頼り甲斐が無くなったわねぇ。
まぁしょうがないわね、ヒキニートだもんね。」
カ「ヒキニート言うな。」

ア「そこのプリーストよ!宗派を言いなさい!私はアクア。
そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよぉ!
汝!もし私の信者ならば……お金を貸してくれると助かり
ますっ!」
プリースト「エリス教徒なんですが。」
ア「なゔぁっっ…!」
カ「なぁっっ…!」

ア「えふっふふふふ…。女神だって信じてもらえなかった
んですけど…。
ついでに言うとエリスは私の後輩の女神なんですけど…。
私後輩の女神の信者の人に同情されてお金貰っちゃったん
ですけどぉ……。」
カ「おっ…おうぅ…。」

カ「そういうイベントは俺に起こるんじゃぁ?」
ア「さぁ、今日から冒険者生活よぉ!カズマ!」
カ「お前心底嫌がってただろ。」
ア「そうだったかしら♡?」

カ「って、ちがーーーう!」
{/netabare}

(第2話)
{netabare}
カ「最低賃金?労働基準法?なにそれおいしいの?」

カ「あーーーっ!助けてくれアクア〜!ふぁっ!ふぁっ!
助けてくれ、うわっ!」
ア「プークスクス、ヤァばい!ちょーウケるんですけど!
カズマったら顔真っ赤で涙目でちょー必死なんですけどぉ
ぉぉ!」
カ「あいつ後で埋めて帰ろう!」
ア「助けてあげるわよヒキニート、そのかわり明日からは
崇めなさい!」

カ「喰われてんじゃねーーー!」
ア「うぇっっ…うっうっう…。
あっ、ありがとうカジュマー…ありがとぅ、ありがとうね
ーーーうぇっっへっへっへっへ…」
カ「生グセーーー!」

ア「私はもう汚されてしまたわぁ…。
今の汚れた私をアクシズ教徒が見たら信仰心なんてダダ下
がりよぉー!これでカエル相手に引き下がったとか知れた
ら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわぁー。」
カ「日頃大喜びでおっさん達と汗まみれになって、風呂上
がりの晩飯と酒を何よりも楽しみにし、馬小屋で涎垂らし
て寝ている奴が汚されたとか今更…。」

ア「ウゥゥァァァァァーーーーーーーー!
神の力思い知れっ!私の前に立ち塞がった事、そして神に
牙を剥いた事、地獄で後悔しながら懺悔なさいっ!
ゴッドブロオオォーー!」
カ「おおぉっ!」
ア「ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の
拳っ!相手は死ぬっ!」
ア「クッ…。カエルってよく見ると可愛いと思うの〜♡
キャッ!」

ア「このあたしがいるんだがらながまなぁ…。」
カ「飲み込めー!飲み込んでから喋れ。」
ア「んっんっ、プハァーー!わたしは最上級職のアークプ
リーストよぉ。どこのパーティも喉から手が出るくらい欲
しいに決まってるわぁ!そんなわたしがちょろっと募集か
ければ、お願いです連れてって下さいっていう輩が山ほど
いるわぁ。わかったらカエルのから揚げもう一つよこしな
さいよ!はむっ!」
カ「へぇーーえ。」

ア「急募!アットホームで和気藹々としたパーティです♪
美しく気高きアークプリーストアクア様と共に旅をしたい
冒険者はこちらまで。
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーですよ。
宝くじにも当たりました。』
『アクア様のパーティーに入ってから病気も治って
モテモテになりましたぁ♡』
採用条件、上級職の冒険者に限ります。」

めぐみん「募集の張り紙見させてもらいました。
ふっふっふっ、この邂逅は世界が選択せし定め。
わたしはあなた方のような者達の出現を待ち望んでいた!
我が名はめぐみん‼︎アークウィザードを生業とし最強の
攻撃魔法、爆裂魔法を操る者‼︎」
カ「えっと………。」
め「ふふんっ、あまりの強大さ故、世界に疎まれし我が
禁断の力を汝も欲するか。」
カ「ハァァァ?」
め「ならば我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ!
人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだぁ。」
カ「冷やかしに来たのか?」
め「ちっ、ちがうわーいっ!」

カ「その眼帯はなんだぁ。怪我してるならコイツに治して
もらったらどうだ。コイツ回復魔法だけは得意だから。」
ア「だけぇっ⁈」
め「フッ…これは我が強大なる魔力を抑える、まずぃっく
あいてむぅ!もし外される事があればこの世に大きな災厄
がもたらされるであろう。」
カ「封印…みたいなものかぁ!」
め「まぁ、嘘ですがぁ。単にお洒落で着けてるだけ。」
カ「んーん‼︎
め「あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!
やめ、やめろぉーーーっ!」

め「あぁぁ、ちょっとやめて下さい。今手を離したら…。
いいですか、ゆっくりですよ、ゆっくりいけば、
ちょっと、あぁーっ!いったい!目がぁーーっ!」
カ「悪い。からかってるのかと思った。訳の分からない事
ゆうしー、変な名前だしー。」

カ「因みに両親の名前は?」
め「母はゆいゆい、父はちょいざぶろーー!」

ア「見てなさいカズマぁ!今日こそは女神の力見せて
やるわぁーー!
震えながら眠るがいい!ゴッドレクゥイエムッ!
ゴッドレクイエムとは女神の愛と悲しみの鎮魂歌。
相手は死ぬっ‼︎やばっ…。」
カ「さすがは女神。身を呈しての時間稼ぎか。」

め「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みた
もう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行
の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に
望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に
帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手
段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン‼︎」

カ「めぐみん!一旦離れてっ‼︎えっ……?」
め「プッ!我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力故、
消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使っ
たので身動き一つとれませぇん。」
カ「へぇぇぇーー。」
め「近くからカエルが湧き出すとか予想外です。
やばいです。食われます。すいません、ちょっと助けて…
うっ、クパッ…!」
カ「お、お前らー喰われてんじゃねーーー!」

ア「なまぐしゃいよぉ〜なまぐしゃいよぉ〜。」
め「カエルの中って臭いけど、いい感じにぬくいんです
ね」

カ「爆裂魔法魔法は緊急の時以外は禁止な。
これからは他の魔法で頑張ってくれよぉ。」
め「使えません。私は爆裂魔法しか使えないんです。
他には一切魔法は使えません。」
カ「マジか…」
め「まぁじです。」

め「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。
爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。
爆裂魔法だけが好きなんです!
もちろん他の魔法も覚えれば楽に冒険が出来るでしょう。
でもダメなのですっ‼︎私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
たとえ1日1発が限度でも魔法を使った後に倒れるとして
も!それでも私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
だって私は爆裂魔法を使う為だけにアークウィザードの
道を選んだのですからぁっーーーー‼︎」
ア「素晴らしい!素晴らしいわぁー‼︎非効率ながらも浪漫
を追い求める姿に私は感動したわぁー!」
カ「まぁーずい、この魔法使いはダメな系だぁ。
よりによってアクアが同調しているのがその証拠だ。
俺はこの2回の戦いでどぉーもこの女神ちっとも使えないん
じゃないかと疑っている。
はっきり言ってこれ以上問題児は…。」

め「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。なんなら無報酬
でもいいと考えています。
そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と雑費だ
けでぇ…。
これはもう長期契約を交わすしかないのではないだろうか
っ…。」

め「どぉんなプレイでも大丈夫でぇすからぁー‼︎
先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみ
せ…。」

カ「年上の美人相手ということで緊張し若干上擦った声に
なってしまったぁぁ。長い引き篭もり生活の弊害だぁ。」
ダクネス「んっはぁ〜///私の名はダクネス、ク、クルセイ
ダーを生業としているものだ。んっ、はぁ〜はぁはぁは
ぁ…是非私を、是非この私をっ///パッ、パパパパパパパー
ティーにーー‼︎///」
{/netabare}

(第3話)
{netabare}
ダクネス「さっきのドロドロの2人はあなたの仲間だろ。
一体何があったらあんな目にっ!///」
カズマ「あーいえー、ジャイアントトードに捕食されて
粘液…」
ダ「なぁはっ‼︎想像以上だ…///」

ダ「ちょっと言いづらかったのだが…私は力と耐久力には
自信があるのだが、不器用で…その、攻撃が全く当たらな
いのだ」
カ「やはり俺のセンサーは正しかったらしい…」
カ「あーわかった…こいつも性能だけでなく、中身も駄目
な系だぁ…」

アクア「あっ見て見てカズマ。どぉーよ、新しく習得した
スキル。水の女神たる私にふさわしいと思わなーい?」
カ「宴会芸じゃねえか、この駄女神」

めぐみん「さあ!私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないです
かっ!んんっ!」
カ「あぁ、顔が近い…。」

カ「ちょっ、おち、落ち着けロリっ子。つか今3ポイント
しかないんだがぁ…」
め「ロリっ子………」
カ「あれっ?」
め「プッ……このわれがロリっ子……」

カ「宴会芸のくせに5ポイント!高ぁーーー!」

カ「おぉ!当たりも当たり!大当たりだぁーー‼︎」
クリス「いっ、いやぁー!パ、パンツ返してぇーー‼︎///」
カ「いーやっはぁーはっははぁー!うわぁーはっはぁー
ー‼︎」
ダ「何という鬼畜な所業…。やはり私の目に狂いはなかっ
たぁーーっ‼︎///」!

ク「財布返すだけじゃダメだって、じゃいくらでも払うか
らパンツ返してって頼んだら自分のパンツの値段は自分で
決めろって…」
カ「待てよっ!お、おい!待てぇー!間違って無いけど。
本当待てぇーー!」
ク「さもないともれなくこのパンツは我が家の家宝として
奉られることになるってぇ…」
カ「ちょーっ、まわりの女性冒険者達の目まで冷たいもの
になってるから、本当に待てって!」
ク「べぇ♡///」

め「なんですか、Lvが上がってステータスが上がったか
ら、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?
あの…スースーするんでパンツ返して下さい///」

カ「特にダクネス。女騎士のお前なんて魔王に捕まったり
したら大変だぞぉ。それはもうとんでもない目にあわされ
る役所だっ!」
ダ「あぁ、全くその通りだ。昔から魔王にエロい目にあわ
されるのは女騎士の仕事と相場は決まっているからな。
それだけでも行く価値はある!///」
カ「えっ、あれっ?」
ダ「なっ、なんだ。私は何かおかしな事を言ったか?」

カ「緊急クエストってなんだ、モンスターの襲撃なの
か!?」
ア「言ってなかったっけ?キャベツよキャベツ!」

ダ「倒れたものを見捨てるなど…できる、ものかー!」
ダ「見られている。むくつけき男達が私の肌を見て興奮
しているっ!
何という辱しめっ‼︎///汚らわしいっ!どうだっ‼︎///」
カ「悦んでるッッ!」
冒険者「あんなになってまで人を守るなんて!」
冒険者「俺も騎士として見習わなければ。」
カ「ちがーう!みんな誤解してるぞ!」

め「我が必殺の爆裂魔法の前において何者も抗うことなど
叶わず。」
カ「ここにもややこしい奴がぁーーーーっ‼︎」
め「ふふふふふ、あれほどの敵の大群を前にして、爆裂魔
法を放つ衝動が抑えられようかぁ………いや、ないっ!」
カ「いやあるよぉーーーーっ‼︎」
め「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名の
もとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を
隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン‼︎」

ア「あの鉄壁の守りにはさすがのキャベツたちも攻めあぐ
ねていたわ」

ダ「それではカズマ。これからも遠慮なく私を囮や壁がわり
に使ってくれっ、うっふっ♡///」
カ「こいつはアレだ。ただのドMだ…。」

ダ「パーティーの足を引っ張るような事があれば、強めに
罵ってくれっ!なんなら捨て駒として見捨ててもらっても
いい。
うっ…そ、想像しただけで武者震いが…///」
{/netabare}

(第4話)
{netabare}
ダ「カズマはどんな時でも容赦ないな…へへっ…///」
カ「今はかまってやる余裕はないぞぁ。お前を超えそうな
勢いのそこの変態をなんとかしろよ。」
め「ハァッ///ハァッ///魔力溢れるマナタイト製の杖の
この色艶っ…ハァッ///ハァッハァッー///」

ア「カーズーマーさん?今回のクエストの報酬わぁ、
おいくら万円?」

ア「カ、カズマ様~!前から思ってたんだけど、
あなたって、その…そこはかとなく良い感じよね!」
カ「特に褒めるところが思い浮かばないなら無理すんな
ぁ!」
ア「かじゅまさ〜ん!私、今回の報酬が相当な額になるっ
てふんで持ってたお金全部使っちゃたんですけどぉーー!
ていうか大金入ってくるって見込んでこの酒場に10万近い
ツケまであるんですけどぉーーー‼︎」
カ「知るか!今回の報酬はそれぞれの者にって言い出した
のお前だろ!」
ア「だって私だけ大もうけできると思ったのよぉ!」
カ「最低ぇーだな…。」

ダ「ハァッ!免疫まみれっ!///」
カ「お前今興奮したろ」
ダ「してない…///」

め「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万
象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもと
に下れ!エクスプローーージョン!」
め「燃え尽きろ、紅蓮の中で………はぁっ…
最高…デェス」

め「エクスプロージョン!」
め「ロージョン!」
め「ジョン!」
カ、め「ばっくれつ!ばっくれつ!ばっくれつ!」
め「ン!」

カ「ナイス爆裂!」
め「ナイス爆裂!カズマも爆裂道がわかってきましたね
ぇ。」

カ「この宴会芸しか取り柄のない穀潰しがっ!」

ア「いやぁぁーーっ!回復魔法だけはいやよぉぉぉ!
私の存在意義をうばわないでよぉぉぉー!私がいるんだか
らいいじゃないーーっ!」
め「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから遠慮
なく本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」
ダ「ストレスが溜まっているのなら代わりに私を口汚く
罵ってくれても構わないぞっ///」

デュラハン「ハァッ…ハァッ…毎日毎日毎日っ!
おぉっ、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでく
る、あぁ、あ、頭のおかしい大バカはどぅあれだぁーー
ー‼︎」

デ「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込ん
でくる大バカ者かぁー!俺がぁ魔王軍の幹部だと知ってい
てケンカ売ってんなら堂々と城に攻めてくるがいい。
その気がないなら町で震えてるがいいー!
ねぇ?なんでこんな陰湿な嫌がらせすんのぉー?
どうせ雑魚しか居ない町だと放置しておれば調子に乗って
毎日毎日ポンポン!ポンポン!ポンポン!ポンポン!
打ち込みに来おって!
あったまおかしいんじゃないのか貴様らーー!」
め「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法
を操る者っ‼︎」
「…………」
デ「めぐみんってなんだぁ?馬鹿にしてんのかっ!」
め「違うわいっ‼︎」

め「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと
死ぬんです」
デ「おーい!聞いた事がないぞそんな事!適当な嘘をつく
なよ!」

め「余裕ぶっていられるのも今の内です。
先生ぇーーっ!お願いしますっ‼︎」

ダ「なんて事だ…。つまり貴様はこの私に死の呪いを
かけ、呪いを解いて欲しくば俺の言う事を聞けと…
つまりはそういう事なのかっ‼︎」
デ「はっ⁈」
カ「ダクネスが何を言ってるのか理解したく無い」
ダ「呪いくらいではこの私は屈しはしない。
屈しはしないが、ど、どーしよぉー!カズマーー!///」
カ「はい、カズマです。」
ダ「見るがいい。あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目
をっ!
あれは私をこのまま城に連れ帰り呪いを解いて欲しくば
黙って言う事を聞けと凄まじいハードコア変態プレーを
要求する変質者の目だっ///」
ダ「この私の身体は好きに出来ても心まで自由に出来ると
は思うなよっ!城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求を
される女騎士とか…
あーどーしよぉー!どーしよぉーカズマ///」
カ「はいはい、カズマです」
ダ「予想外に燃えるシチュエーションだぁ!
行きたくはない!行きたくはないが仕方がない‼︎
ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれー///」
ダ「では、行ってくりゅー///」
デ「きっちぃー!」
カ「やめろ行くなー!デュラハンの人が困っているだろぉ
ー!」

カ「勝手に盛り上がっていた俺とめぐみんのヤル気を
返せぇ…」

ア「よっ!勝利の花鳥風月!」
{/netabare}

(第5話)
{netabare}
ア「もぉー限界!借金に追われる生活!クエストよ!
あのデュラハンのせいでキツいクエストしか無いけど受け
ましょう‼︎お金が欲しいのっ‼︎」
ダ「わ、私は構わないが…///」
ア「おっ、お願いよぉーー!もう商店街のバイトは嫌なの
よっ‼︎コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!
今回私全力で頑張るからぁーハァッハァッハー!」
カ「惨めだ……この自称女神……」

ア「あたし、今から売られていく希少モンスターの気分
なんですけど…」

カ「決して使えない女神を湖に投棄しにきたわけでは
ない。」

ア「あたし、ダシをとられてる紅茶のティーバッグの気分
なんですけど…」

カ「水に浸かりっ放しだと冷えるだろうー。トイレー、
行きたくなったら言えよぉー!」
ア「うぅっ…アークプリーストはトイレなんか行かないし
ーー!」
め「なんだか大丈夫そうですね。
ちなみに紅魔族もトイレなんか行きませんからっ!」
カ「お前ら昔のアイドルかっ!」
ダ「わ…私もっ…///くぅるせいだぁーだからぁ…///
トイレはぁ…トイレはぁ…///うっ…ぬぬっ…///」

ア「檻がぁー!
檻が変な音立てているんですけどぉーーーー‼︎」

ア「ヒァーッ!メキっていったぁ!
今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁぁぁ!」

ダ「あの檻の中ちょっとだけ楽しそうだな…///」
カ「行くなよ。」

カ「お…おーい。いい加減檻からでろよぉー。もうワニは
いないからぁー。」
ア「このまま連れてって……。」
カ「なんだって?」
ア「檻の外の世界…怖い…このまま街まで連れてって…」

ア「るーるーるるる♪でーがらーしーめーがみが
運ばれてーくーよー♪
きーっとーこーのーまーま売られていーくーよー♪」
キョウヤ「女神様ぁーーーー‼︎」

ア「さぁ!女神の私に何の用かしらっ♪
あんた誰ぇ?」

カ「言いたい放題だなぁ、この野郎。アクアの事ろくに
知りもしないくせに。」

ダ「おい!いい加減その手を離せ!礼儀知らずにも程があるだろっ!」
め「ちょっと撃ちたくなってきました…」
カ「って、それはやめろ。俺も死ぬ。」

カ「だいたいこいつらが優秀?そんな…片鱗…
一度も…見たことが…なぁいんだがぁっ‼︎」

ア「ちょっとヤバいんですけど…
あの人本気で引くくらいヤバいんですけどぉ…
ナルシストも入ってる系で怖いんですけどぉ…。」
ダ「どぉしよぉ…あの男は生理的に受け付けない…
攻めるより受けるのが好きな私だが、あいつだけは無性に
殴りたいのだが…。」
め「撃っていいですか?撃っていいですか?」

カ「真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキ
ックを喰らわせられる男…。
手加減して貰えると思うなよ…
公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ!」
カ「ぬっ…へへへへへへへっ…さぁどうする…
ぬぁっははははぁー!ほほほーれっ…ほほほーれっ…
あっ…いや…」

ア「あの男!今度会ったら絶対ゴッドブロー喰らわして
やるんだからっーー!」

キ「探したぞ!サトウカズマっ‼︎」
「君の事はある盗賊の少女に教えてもらったよ。
パンツ脱がせ魔だってね!他にも女の子を粘液まみれに
するのが趣味だとか噂になっているそうじゃないか。
鬼畜のカズマだってね‼︎」
カ「おーい!待てっ‼︎
誰がそれを広めたのか詳しくぅーー‼︎」
キ「アクア様。僕は必ず魔王を倒すと誓います。
ですからこの僕と同じパ………」
ア「ゴッドブローォォォォォォォォーーーー‼︎」
キ「はぁぁぁぁぁぁぁーーーー‼︎」
ア「ちょっとあんた、壊したオリの修理代払いなさいよ!
30万よ‼︎30万‼︎」

カ「さっき20万って言ってなかったかぁー?」

デュラハン「きっさまらぁー。なぁーぜ城にこないのだぁ
ー!このぉっ!人でなしどもがぁぁぁぁーー‼︎」
カ「はぁいっ⁇」
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 112
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

テンポ感と切れ味で勝負した日常系?の異世界コメディ

アニメーション製作:スタジオディーン、
監督:金﨑貴臣、シリーズ構成:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一、原作:暁なつめ

昨年の6月に発表され、2019年の公開が決定している
映画『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』。
これは、めぐみんの故郷である紅魔の里の物語となるようだ。
原作はシリーズ累計650万部の売上を誇る作品。
再放送が始まったことを機に少し振り返ってみたい。

RPGを土台にした異世界転生ものがいくつもあるなか、
全く違う方向性でストーリーを考案した作品。
引きこもり主人公の佐藤和真が田舎の道路で、
トラック(実際はトラクター)に轢かれそうだと勘違いして
女子高生を助けるつもりで飛び込み、轢かれてもいないのに、
ショック性の心臓発作で死んでしまう。
そこから異世界に転生して…という、
誰にでも考えられそうな展開だが、
転生する場所で、管理者の女神アクアを巻き込んで
異世界に舞い降りるという掴みがいい。
そして、最初に訪れた駆け出し冒険者の街から
ほとんど出ることなく物語が展開していくのが斬新だ。
一応、魔王を倒すという大きな目的があるのだが、
最初からそれに向かっていく気がない。

そして、キャラクターたちの性格づけが絶妙だ。
楽ばかりしようとするビール好きで宴会芸が得意な駄女神のアクア、
中二病をこじらせた魔法使いのめぐみん、
ドMの妄想癖がある女騎士のダクネス。
ヒキニート(アクア命名:引きこもり&ニートの意味)の
ずる賢い気質の和真を中心にした
4人のバランス感覚と掛け合いが面白い。
全員がそれぞれ勝手なことばかりを言っているのだが、
それでも破綻せず、どのキャラが喋っても
笑わせてくれるほど、個性が強い。

私は原作未読だが、このアニメはテンポ感も素晴らしい。
ギャグシーンがほとんどなので、匙加減を間違えると、
面白さが半減してしまいそうだが、見せ方のバランスが上手いのだ。
{netabare} 例えば、1話で金がなくて馬小屋に寝泊まりして、
土工として働いては酒を飲んで吐くという
セリフのないシーンが繰り返されるのだが、
その見せ方やテンポ感が軽妙で笑わされてしまう。
リピートの妙という点では4話でめぐみんの爆裂魔法を
廃墟の城に落とすという特訓に和真が付き合って、
爆裂魔法を撃つたびに動けなくなるめぐみんを
背負って帰るという一連のバリエーションが
よく考えられていて、視聴者は引き込まれてしまう。{/netabare}

また、ひとつのエピソードのなかでネタが細かく分かれていて、
シーンが終わるたびにキャラがそのときの感情を込めて
「このすば!」と叫ぶのもいちいち面白い。
テンポ感と切れ味で勝負して、成功している。
そういう意味では声優が上手いのも、かなり大きな要素だろう。
雨宮天がこんな面白い役をやるのは新鮮だったし、
高橋李依と茅野愛衣、もちろん福島潤もとても良い仕事をしている。
収録現場ではアドリブが飛び交っていたそうで、
声優の力で笑わせてくれる部分がたくさんあった。

{netabare}9話でのダクネスとの風呂シーンで
下品になるところをギリギリに攻めているのも面白いし、
10話での機動要塞デストロイヤーとの死闘という
締めくくり方も全体の構成として、とても上手くまとめている。{/netabare}
絵は低予算らしく動かない部分もあるが、
メリハリが利いていて、それを感じさせない作り。
完成度という部分でも高いと思う。

こんな異世界なら暮らしてみたいと思わせてくれる、
ゆるさと楽しさが詰まったファンタジーだ。
(2019年1月初投稿)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 110

75.9 6 モンスターでラノベ原作なアニメランキング6位
無彩限のファントム・ワールド(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1212)
6641人が棚に入れました
人間の脳機能に変異が生じた近未来。

人は幽霊や妖怪の類を認識できるようになり、それらを「ファントム」と呼ぶようになった―――。

ホセア学院の高校1年生、一条晴彦はファントムに対抗しうる特殊能力をもち「五行の氣」で戦う先輩の川神舞、『ファントム・イーター』と呼ばれる能力をもつ和泉玲奈、ファントムと孤独に戦う水無瀬小糸と共に苦しくも楽しい〈煩悩溢れる〉学園生活を送っていた。

そしてある事件をきっかけに彼らはこの世界の真実を知ってしまう―――

声優・キャラクター
下野紘、上坂すみれ、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子
ネタバレ

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

京アニ史上、最も「揺れた」アニメ。1話完結型の残念系異能学園バトル。

まず最初に、
京アニは揺らしに来ましたね。めっちゃ揺れとった。
........なにがって? おっぱいだよ!(´・ω・`)
露骨にトップレスを書くおっぱいアニメより数倍見応え有。


一条 晴彦(いちじょう はるひこ) CV - 下野紘
 本好きの雑学ヲタ。絵画能力に長けた運動神経ZERO系男子。

川神 舞(かわかみ まい) CV - 上坂すみれ
 両目に涙ぼくろを持つクォーター、格闘系金髪女子(巨乳)

和泉 玲奈(いずみ れいな) CV - 早見沙織
 お嬢様育ちの編入生。百合っぽさも匂わせる大和撫子(大食い)

水無瀬 小糸(みなせ こいと) CV - 内田真礼
 ツンデレ枠1番人気。序盤は謎が多い孤高の能力者。

熊枕 久瑠美(くままくら くるみ) CV - 久野美咲
 ザ・ロリコン 熊の人形に話しかける小学生(オフェンシブな触覚ツインテール)

ルル CV - 田所あずさ
 天真爛漫な性格で、晴彦に好意を寄せる妖精型のファントム。

(久瑠美ちゃんとルルちゃんはラノベ原作にはいない
アニメオリジナルキャラクターみたいです。)



毎回、冒頭に晴彦が得意の雑学を
心理学的側面からボヤいてOPに入ります。
そのボヤキに沿ってストーリーが進行する
1話完結型の残念系異能学園バトルアニメでした。
毎回1話完結型なので、仕事で忙しい方など、
一気見する時間がない方とかは見やすいと思います(/・ω・)/


その反面、次が気になる~!っていう引きがないので、
リアルタイムで観ていた自分は継続視聴が辛かったです(/ω\)
(同時期に僕街という引きが秀逸すぎる作品があり、そっちが気になってましたw)
継続視聴できたのは、京アニという惰性があったからこそでしたね。


ですがそのぶん、作画は綺麗ですし、
表情豊かなキャラの可愛さもポイント高かったな(/・ω・)/マイセンパーイ
ファントムのキャラデザもとても印象に残りましたね。
バトルアニメと銘打ってますが、バチバチやりあうシーンと
憎めない可愛いファントムとやんわり収束....が
バランスよく組み込まれていますし、
異世界空間などファンタジー要素も、ちらっと絡んできたりするので
日常系に飽きた方とかにもオススメでしょうね(^.^)


でねー
やっぱ気になったのが、
京アニの割には、お色気描写が少し目に付きやすかった気がします|д゚)
気になるサービス回は {netabare} 第1回舞パイセンのリンボーおっぱい大激震も該当するやろうけど、やっぱ第8回の温泉回やろうね( *´艸`)舞パイセンのケツに絵の具塗ったくるシーンやら、れいなちゃんのスク水にゃんにゃんポーズやら、なんかイチイチ色っぽい。作画班、どんな顔して書きよったんやろうか.....?w露骨すぎない上質なサービス回あざーす! {/netabare}

前回作が同じ石原監督の青春スポ根「響け!ユーフォニアム」だったので
既定路線の改革を図った感が否めませんでしたね(´・ω・`)ウーン
(これを吉と取るか凶と取るかは、あなた次第.......)



OP「Naked Dive」 歌 - SCREEN mode
=イントロが最高!って声が多い理由がすぐ解りますw機械音バリバリのアガるアップテンポ曲。

ED「純真Always」 歌 - 田所あずさ
聴いてると元気になれるポップな曲。サビの部分で、女性キャラ4人が連続してカットインするとこは最高だぜ??

投稿 : 2024/06/08
♥ : 60
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

京アニ名物「鉄壁のスカート」健在!

原作未読。最終話まで視聴。

良く言えば、最後まで安定のファンタジー&コメディ&ラッキースケベ。
悪く言えば、最後まで物語に山場が無かったような・・・。

ただ、ルルちゃんにあんな秘密があったとは想像だにしていませんでした。
個人的には、アニメオリジナルキャラのルルちゃんの存在にに救われた作品かと・・・。

{netabare} 舞ちゃんの揺れるオッパイや健康的な太腿の描写とは対照的に、「鉄壁のスカート」は健在です。 {/netabare}

テンポも良く、気楽に見れて割と好きな作品です。
OP/EDとも良い感じです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 57

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リンボーダンスがピーク

結局それだけの作品だったなぁ。
ちょこちょこ感想書いていくつもりだったのに、話の内容が薄すぎてやる気無くした。
終盤は、相変わらず綺麗な作画だけが目当てでしたね。別に私はエロは求めていないので(そのエロも1話がピークでしたけど)。

ラスト2話は良かったと思いますが、全体的に見て特に印象に残った回はありませんでしたね。どうやら原作を超改変しているようで、シリアス要素が少なくなってしまったのは残念。

京アニだから期待しすぎたって言うよりかは、京アニが作りたいものと、視聴者が求めているものがずれているだけなんでしょうね。

まあいいです。そのぶん響け!ユーフォの二期に力を注いでいるのでしょう。多分今年の秋かな。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44

75.1 7 モンスターでラノベ原作なアニメランキング7位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (664)
2960人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

この手の作品の原作者が不憫で不憫で・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

どうして、異世界で最強な主人公(主に♂)は、横柄な言動になっちゃうんだろう。
このせいで多くの作品が『駄作』と酷評されているのに、全く後を絶たない。
この手の主人公って、視聴者の反感しか買わないのに・・・。

こういう作品を描く原作者(脚本家か?)って、よほどこっちの世界で不遇なんだろうなって・・・。
「最強」=「モテモテ」=「ハーレム」って発想が、そもそもモテない男子の発想だし・・・。
ちょっと寂しい人なんだろうなって・・・。
凄く不憫に感じちゃう。

吸血鬼(♀)が主人公に師事する理由が明かされないまま物語が進む。
うさぎにしても、竜神族にしても似たようなもの・・・。
「主人公強い」=「ついて行きます」
たったこれだけ。
原作者が不憫で不憫で・・・。

明らかにカマセな同級生冒険者たちの様子が度々描かれるのは秀逸なんだけど・・・。

ただまあ、ハーレムラブコメとしてはまあまあ面白いので、続きがあったら多分視聴しちゃうでしょうね。
あくまで、ハーレムラブコメとしてだけどね(笑)。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 47
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

盾の勇者の成り損ない。

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
もはや、なろうの代名詞になりつつある、異世界転生&主人公最強系。

今期(2019夏)の「なろう原作アニメ」は、なかなかヒドイ作品が多かったのですが、不愉快度でいくと、個人的には、本作がトップです。

というか、私の中で、「なろう系歴代最下位」になったかもしれません。前半がやや良かっただけに、後半の残念さが際だってしまって。もったいなかったです。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、前半(1話~5話)の感想から。

やりたいこと、やろうとしたこと。つまり、設定は悪くなかったと思う。

クラスメイトが丸ごと転生したこと。現実世界での人間関係(いじめ)を転生先でも引きずること。周りは強い職業に転生したのに、自分は弱い職業に転生したこと。

他のなろう系に比べると、充分に個性的だし、面白くなる要素はあったと思う。でも、

①現実世界、および転生先でのいじめの描写が弱く、主人公の動機付けとして不十分。

②ありふれた職業=錬金術師なんだろうけど、異世界での錬金術師の位置付けがされてないので、弱さが演出されていない。てか、鋼のおチビさんもいるから、アニメ(漫画)好きにとって、錬金術師は強いイメージだし。

③食えば食うほど強くなるという戸愚呂兄的な感じだが、それが「錬金術師」と結び付かない。「料理人(どんな物も食べられるスキル)」とかなら分かるが。

④神結晶と神水&魔獣化というチート化も、吸血鬼(ユエ)発見によるチート化も、基本的にはラッキー。努力じゃない。だからイマイチ応援できない。

などの荒さがあり、勿体ない作品だと思っていた。これは、原作由来のこともあるかもだけど、構成面や説明不足は、アニメ化に際しての問題が大きそう。

などの疑問点はあれど、普通には楽しめていたんですよ、前半はね。

それが、1週の休みを挟んでの後半から、、、なんだ、このクソアニメは?

さらにヘボった作画。初代プレステ並みのCG。クソ寒いギャグ。ただのエロハーレム。謎の挿入歌や文字による謎演出。性格も目標も変わりすぎてもはや原型のない主人公。

なにひとつ誉める要素が見つからず、☆1の連打になってしまいました。6話目以降は、他のなろう系に比べても、かなり酷い出来。

現代武器の錬成とか、本当に「なろうらしい」。

自分の想像力を高める気概がないため、周囲の文明レベルを下げることで、実在する兵器が最強武器になるという、お手軽なロジック。周りを下げるのではなく、自分(の想像力)を上げることに力を注いでほしい。

さて、ここから、ほんっっっとうに、な~んの根拠もない、最悪の邪推をします(笑)

本作、1度アニメ制作に取りかかったものの、原作者からのストップがかかり、作り直されたんですよね?

んで、本作の「前半はまだ観られるけど、後半はマジクソ」というクオリティ。

もしかしたら、原作者へのリベンジというか、ある程度のクオリティでgoサイン出さしといてのクソアニメ化、、、いや、それは流石にないですね。アニメ制作会社も損しちゃうし。

という邪推を、思わずしてしまいそうになるくらい、ドイヒーなアニメでした。

まあ、唯一誉めるところといえば、敵はちゃんと殺すところかな。あと、ユエは可愛らしい。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
インパクト重視にしたんだろうけど、時系列を逆にしたのは、分かりにくくなったかな。しかし、1話にして、チートに一直線やん。あと、やたら説明臭いな。

2話目 ☆2
いやまず、先に門番食えよ。奥に強い奴いるのが定番じゃん。

3話目 ☆3
ユエがなかなかに可愛いw なぜ、裸に? つか、ハジメ、まず服を錬成しろや。あと、義手とかは錬成できないの? レールガン錬成できるくらいなんだから、神経までは繋げられなくても、武器つけても良いし。

4話目 ☆2
なぜ、初っぱなからレールガンを使わない? エリクサー使い放題やな。なぜに、キス? え? レールガン全体攻撃なん? いやだから、ユエは死なないんだからさ。つか、わりと上層で作った武器以上に強い武器、作れなかったのかな? たかが崩落でダメージ受けるんかい。

5話目 ☆3
こういう、慎重にレベル上げていく展開は好きだな。でも、なぜ、エロを入れるかな。それがなけりゃ、結構良いのに。

6話目 ☆1
バカみたいなリスタート。この話はクソつまんないな。なんだ、あのバカみたいな挿入歌。総集編を挟んだ上で、さらにヘボった作画。ワケワカラン専門用語の連打。てか、主人公性格変わりすぎ。復讐どした? 相変わらずの説明台詞。文字による謎演出。

いったい、なんのために休んだんだ?

7話目 ☆1
え? ギャグシリーズ、エロシリーズ、続行? 初代プレステレベルの3D。そして、誰だ? なぜそこまでの信頼? あの魚で笑う奴いるか? そのディープは何のため? 最後のオチもひどい。なんだ、このアニメ?

8話目 ☆3
ああ、農業支援スキルあるんだっけか、先生。清水? まあ、こんな中2感ある格好を知人に見られたら、死んじゃうよなw 元クラスメイト、恨んでいる設定だよな。

9話目 ☆1
作画も酷いし、ネタも酷い。文字通り、クソみたいだな。

10話目 ☆1
いやだから、変な挿入歌やめろて。てか、先生、いじめに気付かなかった、救えなかった先生だよな? ゴリゴリゴリ押し。そこでの口移し、必要か? だったら清水を連れてくる必要あったか? 敵陣の中で拷問し、情報吐かせてから殺せば?

11話目 ☆2
何話か話をとばしたか? というくらい、意味わからん。唐突。シーマン、どのくらいの年齢まで分かるネタだ? 新たな幼女をゲット。

12話目 ☆1
ひでぇな、作画。どんくらい、戦闘から時間経ってるん? もう無理だろ。てか、そこで親バカギャグ? ひでぇな。一人死んだか。勇者、強いんだか弱いんだか。そこで南雲のこと思い出すか?普通?

13話目 ☆1
てか、パイルバンカーは、勇者パーティ(現代人)なら驚く必要ないだろ。いや、そこでこの軽いノリは、なんだ? そこでの嫉妬は、意味わからん。だったら序盤で、南雲とラブラブさせとけや。ますますのお手軽ハーレム。2期決定? マジか!?
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありふれた異世界転生モノ。ありふれ過ぎですけど、なんとなくいいんです(*^^*)

みなさんのレビューにも溢れかえっている、
「もう異世界転生なろう系ウンザリ」っていうの、
まったくそのとおりなんです。
そのとおりなんですけど、
なんだか見続けてます。
別にムリに頑張って観てるって訳でもなく、
なんとなく~♪

なんか一緒に召喚されてきたクラスメートのいじめっ子に、
仲間の筈なのに後ろから攻撃されて、
酷い目にあって・・・って可哀想!!
というのは、ありました。

魔獣の肉を食べまくって能力アップって、
たしかに「ええええッ?」です。
でもメチャメチャ不味そうだから、
食べるの大変なんだろうなって思って、そこは許しちゃいます。
だって某国民的少年マンガなんて、美味しく頂いた木の実1個でいきなりチート化してるんだしw

で、本来はロリな展開は苦手なんですけど、
何百年も囚われてた美少女系吸血鬼が登場しちゃったし。
無駄なお風呂シーンとか、制作遅れで総集編とか、断念要素満載なのに、
また観ちゃいました。

そしたら、
ちょっとびっくりな、お色気担当?の残念ウサギさん登場!
と思ったら、残念ウサギは単体じゃなくって、
おじさんの残念ウサギとかもいる、
残念な群れでしたwwww
ここから、ギャグ展開?

自分を陥れたいじめっ子をやっつける話だと思ってたら、
急に、ノリが軽~くなっちゃって、
これはもう、転スラです。
なんにも考えないで、
ぼーっと眺めていられる異世界コメディになっちゃいましたwwww

そのうえ、凄い強そうな竜人が出てきたと思ったら
ドエム担当で仲間になっちゃうしwwww

高校生のときのメンバーも一人加わって、
せっかくキャラが揃ったのに
ここで終わりかあ、残念・・・って思ってたら、
エンドカードで、
まさかの2期制作決定!

なんだか自分でも理由がはっきりしないまま、
楽しみになっちゃってますw

これはきっと今、ハガレンFA観てるせいかも?
錬金術師最強説があったら、私、賛成票1票入れたいですww

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33

68.5 8 モンスターでラノベ原作なアニメランキング8位
精霊幻想記(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (297)
956人が棚に入れました
前世と現世が交錯――二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。階級社会の最底辺から這い上がるリオは、出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、諏訪彩花、藤田茜、桑原由気、楠木ともり、原田彩楓、鈴代紗弓、本渡楓、金子彩花、浜田賢二、田丸篤志、遊佐浩二、東山奈央、新田ひより、首藤志奈、西明日香

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

現世しがらみ系異世界転生(?)作品 → 最終回:『卒業』(笑)!?

== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

原作未読です。コミカライズ版はピッコマなどのサイトで無料でけっこう後の方(少なくともアニメ6話以降)まで読めると思います。
(私はけっこう後の方まで読んでしまいました)

異世界のスラムに転生した主人公が、早くに両親を亡くし不遇な幼少期を送りながら、王族絡みの事件に巻き込まれるというわりとありがちな物語の始まりになっています。

しかし主人公のリオは転生前の天川春人としての人生や人間関係にも未練があり、そのことが以降のストーリーにも密接に関わってくるというのは本作の特徴と言えると思います。

レビュータイトルで異世界転生の後ろに(?)付きなのは、主人公は転生なんですけどそうじゃないパターン(異世界転移など)で主人公のいる世界に現れるキャラがいるからです。とはいえ、そういうごちゃ混ぜパターンは他の作品でも使われている気がするので本作のみが特殊ということではないと思います。

取りあえず第1話のバス事故は以後のストーリーの伏線になっているので、後の方の話数を観てから見直すと何か発見があるかもしれません。

本作は、たぶん最終話まで観る予定です。
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.9.21追記:
第12話(最終話)まで視聴終了しました。個人的には1クール単品のアニメ作品としては、あまり高い評価は付けられないですね。

尺として1クールしかないところで最終話でのカタルシスを求めて、大胆なエピソード順変更を図った感じがします。たぶん2期目を作る気はなさそう。

じゃあ2期目を作るのは無理かというと、万が一人気が出たら何とか軌道修正は出来そうではあるんですけど、最終話Cパートでいきなりブッ込んできて「え、ここで終わり?」みたいな最終回です。

もし観ていない人がいて観るかどうか考えているとしたら、続編が作られるまで観ないかもしくはアニメは観ずに最初っから原作かコミカライズ版を読むかをお勧めする感じではあります。

余談: テレビで視聴していると提供画面の後でコミカライズ作画担当によるおまけ漫画みたいなのが映るんですが、個人的にはこれが意外と面白かったです。でも、特に一般的にお勧めする内容でも無かった気がします。
(でも、おまけ漫画を配信サイト視聴で観ることはできないようです。)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

時間経過、とは

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界転生なろう系の、一般的な枠内に収まっている作品だと思います。なんだか色々とテンプレでした。

バトルに恋愛がメインであり、ややダークな要素もあり、設定としては悪くなかったと思いますが、作画がへたってたのと、なんかやたらに説明くさいセリフ回しのせいで、安っぽくなってた印象です。評価は☆2に近い☆3って感じですね(序盤は良かったので)。

レビューでは、作中に見られた時間経過について。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これだけ、1クールの尺の中で(早送り、もしくはその間を描かない)時間経過がある作品も珍しいのかなって思います。

精霊の民の森で1年、カラスキ王国で1年だったかな。

個人的には、作中で時間経過があるのって好意的に捉えることが多くて、それは、その過ぎた時間の中で「重み」や「成長」を感じられるから。ONE PIECEとかもそうだったしね。

ただ、ONE PIECEの場合、「2年の修行で全キャラパワーアップ」と「2年たっても変わらぬ思いや関係性」を表現するための時間経過であり、再会を楽しく劇的に表現したために、なかなか効果的だったと思う(まあ、尾田さんが家族サービスするための休み期間という側面もあるけどw)。

とはいえ、100巻続く漫画の中で2年と、1クール12話の中で2年だからね。

本作の時間経過の意味は、精霊の民の森での1年は、「ラティーファがサラ、オーフィア、アルマと家族になるまでの時間」という意味では価値があったと思うし、旅を止めてまでそれに付き合うリオにも好感がもてました。

ただ、カラスキ王国での時間は、必要だったのかな? 色々考えても、しっくりくる理由が見当たらなくて。

ということで一勝一敗というか、まあ、時間経過の効果を考えるには良い素材になったかもしれない。

アニメとしては、1話目のスタートは丁寧な描写の中で分かりやすかったし、リオが少年時代の方が見応えがありました。あのまま学園モノでも良かったくらいに。

最終話は残念すぎて笑えました。クソ安っぽい展開に、言い訳がましいダラダラとした念話。崩壊した作画でのバトル。ビックリするくらい中途半端な終わりかた。急展開のCパート。

最近見た最終回でもだいぶヒドイ方だったと思います。

(もしやるなら)2期はおそらく三角関係メインでしょうね。ぜひ、作画は普通レベルくらいでやってほしいですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
すげぇリアルな事故シーンだな。転生モノのテンプレートながら、丁寧な作り。

2話目 ☆3
両方の記憶がある系。イケメン(笑) 

3話目 ☆2
崖落ちるとこの作画、ヤバいな。バトル全体、酷いな。

4話目 ☆3
ロリキャラ、味方になったな。

5話目 ☆3
亜人族達の、人間族に対する手のひらの返し方が、ちょいと気持ち悪いな。精霊の話を聞いた後なら分かるけれど。半年以上の時間経過か。

6話目 ☆3
ナウシカ戦法(笑) ワイバーンを素手でボコす。装備その他、パワーアップ。

7話目 ☆3
いきなり着いたな。ウルトラあっさり祖母に会うかい。そして余裕のハーレム。トラウマからのダークモード。

8話目 ☆3
祖父母、人間できすぎだろ。作画はかなりやばいね。

9話目 ☆2
何年経ちました、だけだからな、実質。んで、何したいか不明だな。

10話目 ☆2
面白い部分が見当たらないな。

11話目 ☆


12話目 ☆1
そこでダラダラと念話をするから、説明臭くて美化しすぎてつまんなくなる。やたら中途半端な最終回だし。Cパートの雑さは、ヤバイな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

わりと好き。

割と好きなタイプの作品でした。

視聴した印象としては、しっかりと作られているなという印象でした。
すべてが見えたわけでは無いですが、メインストーリーは少しぼんやり、その中で主人公の学生生活や、仲間との出会い、世界の広がりが描かれていくタイプ。
このクールでは割とオーソドックスな異世界転生モノのスタイルと言ってもいいかもしれません。

このメーンストーリーに含有されるそれぞれのエピソードが話数ごとにメリハリが効いていて、ちゃんと構成が設計されている感がありました。

ただし、主人公が優れた能力を持っているのは、この手の作品の常なのですが、話が進んでいくうちに、この世界でのお家柄等も明かされていき、どんどん特別な存在であることが明らかになっていきました。
この辺は「あーやっぱりスーパーエリート君的になっていくのかぁ」とは思ってしまいました。

そして・・・、スーパーエリートと言えば、
取り巻きのガールズたちですよねぇ。
こちらでも、スーパーエリートの様で、どんどん、愛されキャラになっていきますねぇ。
今のところ、ベッタベタのハーレム状態とまではいかないものの、コレも、この手の作品の常かぁ・・・と遠い目をしている私です。


ちなみに、この主人公さん、他の方のレビューを拝見した際に散見されるように、とあるソードな作品の主人公さんにえらく寄っていっている気がしますねw。

6話の旅立ちのシーン以降、途端に「何か」に似てきた気がする、とは思っていたのですがw。

メタな話どうやら、中の人が同じなんですかね(調べずに書いています)。
それで、キャラの方向性が似てくるってあるのかなぁ、とも思いながら眺めていました。



物語自体は、このクールではそれほど劇的に進捗した感は無かったですね。
~主人公の表向きの出自~

~学生生活期間での成長、出会い~

~旅立ち~

~冒険中のあれやこれや、出会い~

~精霊の里での交流~

~ヤグモ地方でのあれやこれや、出会い、交流、真の出自の開陳~

そして、学生時にお世話になったセリア先生を政略結婚から略奪(救出)。

ってところでした。

で、最後の最後に所々でカットインされていた、
転生前のかつての思い人(?)との突然の再会っと。

地固めが終わって、さあ、ここからって感じでしょうかね。
どうやら2期クールが既に決まっているそうなので、そこは安心して今後のストーリーを待つことにしたいと思います。


私的には、好みのタイプ。
しっかりと作ってあるという好印象。
各キャラも造形がしっかりしていて安心して観れる。
といった、好印象な作品でした。

機会がありましたら、ご覧くださいませ。
私も2期を楽しみに待ちたいと思っています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

67.7 9 モンスターでラノベ原作なアニメランキング9位
望まぬ不死の冒険者(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (142)
425人が棚に入れました
「……絶対に、俺は神銀(ミスリル)になる」 その決意を胸に冒険者になって早十年。レントは地道に剣の腕を磨き、知識を蓄え、冒険者組合(ギルド)へ貢献しながらも銅級下位のまま。それでも毎日のように迷宮に潜り、努力を続けていた。そんな中、低位迷宮《水月の迷宮》で未踏破区域を発見するが、そこで遭遇した《龍》に喰われてしまう。 命運尽き果てたと思われたレントだが、何故か意識を取り戻した――最弱の魔物・スケルトンとして。それでも絶望に陥ることなく己にできることを模索するレント。手始めに魔物の特性である《存在進化》を利用して上位の魔物を目指し、人間に戻る道を探すことに。 不死者(アンデッド)となったレントは、再び神銀級冒険者を目指す。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ミスリルの輝き

不幸なことでアンデッドになった主人公が人間に戻る方法を探しながら魔物としての進化、冒険者としての成長を目指していくファンタジーアニメ
わかりづらいところなくて見やすかったし、面白かった!

「地味」「マジメ」「低予算っぽい」
最果てのパラディンと似ていますねー
こういうマジメなファンタジー作品好きだけど絶対バズらないですよねー

キャラデザぱっとしない(作画のせい?)、設定はそこまで緻密じゃないけどマジメに世界観と話とキャラクターを作り上げていて、目標に向かって着実に一歩ずつ進んでいる感じの丁寧さがとても良かった

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

死してなお目指すのは頂のみ―――

この作品の原作は未読です。
ヒロインたちのキャラデザは決して悪くはありませんが、全般的に作画は普通かな…
設定自体は面白いと思いますが、物語の起伏はあまり大きくなく秀逸な部分は特段ありませんでしたが、不可の無い作品だったと言えるのではないでしょうか。


「……絶対に、俺は神銀(ミスリル)になる」

その決意を胸に冒険者になって早十年。レントは地道に剣の腕を磨き、
知識を蓄え、冒険者組合(ギルド)へ貢献しながらも銅級下位のまま。

それでも毎日のように迷宮に潜り、努力を続けていた。
そんな中、低位迷宮≪水月の迷宮≫で未踏破区域を発見するが、
そこで遭遇した≪龍≫に食われてしまう。

命運尽き果てたと思われたレントだったが、
何故か意識を取り戻した――最弱の魔物・スケルトンとして。

それでも絶望に陥ることなく己にできることを模索するレント。
手始めに魔物の特性である≪存在進化≫を利用して上位の魔物を目指し、
人間に戻る道を探すことに。

不死者(アンデッド)となったレントは、
再び神銀級冒険者を目指す。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思う事。
この作品の最大のポイントは、教えられたことを忠実に守る点に尽きると思います。

再び神銀級冒険者を目指す上で、何度か駆け出しの冒険者と接点がありました。
レントは銅級冒険者とは言え、十数年迷宮に潜り続けてきたベテランです。
駆け出しの冒険者にありがちなのは、自分の技術・能力に見合った地に足の着いた戦い方より、ノリと勢いで乗り切ろうとしがちです。

そういう若い駆け出しがミスするのを何度も見てきているから助言ができるのであって、若輩の方々は生きた教育を受けるまたとないチャンスになるんです。
何をどの様に受け止めるかは本人次第で、他人が口出すことではありませんが、もし、何等かの助言が貰えたのなら、それは「自分のことを気にかけてくれる人が居る」ということにほかなりません。

そして助言をするのは見返りが欲しいからではありません。
しっかり会得したら、今度はそれを次の後進に託して貰えればと思います。
この好循環が回るうちは、大きなミスを回避することができる…
これはリアルの仕事においても一緒だと思います。

アンデッドになったレントの様相は、きっと想像以上に怖いのだと思います。
もし一人迷宮で出会おうものなら、卒倒してしまうのも無理はありません。
だからこそ、事実を知って歩み寄る強さが感じられた点もポイントが高いと思いました。
こうして人から人へと継承されていくのって良きですよね。

でも、気になる点が幾つか…
まず、レントはこれからどうなっていくのでしょうね。
スケルトンから始まり幾度かの存在進化を経て、人間の頃より強くなりました。
果たしてここから人間に戻れる道は残されているのでしょうか。

そして物語の中盤で登場した…はやみんが演じた女性キャラも謎だらけですよね。
未踏破区域にはどの様な秘密が隠されているのか、気にし出すとキリがなさそうです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、JUVENILEさんによる「IMMORTAL」
エンディングテーマは、阿部真央さんによる「Keep Your Fire Burning」

1クール全12話の物語でした。
そう言えば、この作品のアニメーション制作会社はCONNECTさんだったようです。
CONNECTさんというと、「魔法科高校の優等生」や「ストライク・ザ・ブラッド」という作画クオリティの高い作品を多く制作されている会社です。
そういった意味では、見易い作品だったのかもしれません。
現にリアルタイムで視聴を終えていますし…
しっかり堪能させて貰った作品なんだと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

期待以上でした!

まぁ、最初はよくあるダンジョンやら冒険者やら系統の話かなと全く期待していなかったのですが、結構楽しめました。

わりと人の温かみなんかを感じる作品だと思いました。

2期あるかな?あってほしいなと思える作品!!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

58.2 10 モンスターでラノベ原作なアニメランキング10位
レベル1だけどユニークスキルで最強です(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (134)
389人が棚に入れました
「小説家になろう」で日間・週間・月間・四半期1位を獲得した人気タイトルが、待望のTVアニメ化! ブラック企業に勤めるサラリーマン・佐藤亮太は、ある日ふと気がつくと、見知らぬダンジョンの中にいた……! そこは、あらゆるものがモンスターからドロップされる不思議な世界だった。 偶然出会った少女・エミリーの助けで自身のステータスを確認するも、体力や魔力などのステータスはすべて【F】(最弱)! さらにレベルは固定で【1】(最低)! 絶望の淵に立たされた亮太だったが、最強のユニークスキル【ドロップスキル・オールS】の持ち主であることが判明!! はたして亮太は、この不思議な世界で生き延びられるのか!? 最弱で最強の冒険が、今始まる──!

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

まごうことなきB級、一流の「2.5流・・・いや3流なろう系」なんだけど・・・。

実は、割と楽しんで流し見をしてしまいました。

くどいようですが、私は「魔王様、リトライ!」を楽しんで複数回視聴をできる男だw。

・・・なんでこの作品をベンチマークにしてしまっているのかは謎ですがw。


って事で、この作品。

物語は・・・あるかなぁ。
主人公:佐藤亮太がブラック企業での嫌な記憶を、異世界で生きなおして・・・。
いや、そんな真面目な話でもないかー。
概略はそんな感じなんですが、まぁ、暇つぶし、時間つぶしがてら流し見あたりでも大丈夫なのかなー。


と言いながらも、フツーに楽しんで観ていたんですけどね。
もう一回観るかどうか、ってなると少し困ってしまうかもしれません。
観てもいいんだけど、時間つぶすなら競合作で、もう少しマシなのが他にもあるかなって感じです。
・・・え、ちょっと毒ありましたか?悪気はないんですがw。


私の持病「他作とと比べる」を発動しますと、どっかの竹林竜馬くんに近い印象を受けましたね。
悪人があんまり出てこないので、そこらへんの雰囲気も似ていたかもしれません。
そういう意味では、平和に視聴できましたかね。

ただし、設定やギミック類、または作画などなどは、だいぶツッコミどころがあります。
ファンタジーと呼ぶには、はばかられるレベルでしたね。
節操がないと言うか、統一感もありません。


ほめるとすれば・・・、ダンジョンで全てのものが取れる(実際描かれていたのは、多く見積もっても10~15品目程度でしたが)という設定をガバリながらも最終話まで見せ続けていた事でしょうか。
ある意味、活かしきったのかも・・・w。
これは、逆に立派だったかもしれませんw(ホントウにそうか~w?)


キャラクタは全体的に幼い方向へ振っていましたかね。
エミリーがタラちゃん口調ではありましたが、まぁ、馴染みやすかったですかね、あとはウサギきゃらのイヴのキャラが立っていたところが印象に残りましたかね。

私の好きな仲間が増えていく系ってところも、ガバガバでしたが、まぁお気に入りポイントとしておきましょう。

音楽はOPが意外とイイ感じでした。


えーと、えーと・・・。


う~ん。


とりあえず、そんな感じかな。

3か月後には「あー見た見た、どんなだったっけ?」って言う可能性も捨てきれませんが、とりあえず、そこまで悪印象では無かったです。




・・・ちなみに「評価できない」ってレビュワーの皆さんのご意見も否定はできませんな。
わかりみが深いですw。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

何でもドロップ!

原作未読 全12話

現世でブラック企業に勤めいた主人公、会社で仮眠を取っていると異世界に転移してダンジョンの中でヒロインに起こされます。転移した異世界は、ダンジョンで魔物を倒すとニンジンやもやしなどの食料や他にもモンスターよって色々なものがドロップできる世界、ドロップした物を換金して生活をしているヒロインともに沢山のものをドロップして生活していくお話です。

主人公の特殊能力で収穫がスムーズになり、収穫されたものが品質が良いらしく、それでヒロインが増えていきますねw

主人公が色々と工夫して収穫していくところが見どころという感じでしょうか。

お話は、波もなくほのぼのとはしていませんが、気楽に観れる作品です。

OPはノラ from 今夜、あの街からさん、EDは宮川愛李さんが歌っています。

最後に、魔物によってドロップされるものが違うのは分かりますが、魔物を倒してモヤシが出てきてしかも量が少ないのは割りに合わないですねw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

こいつはヤバい…。今期ワーストなろう筆頭!映像化したら駄目な奴ですね。

 最終回(12話)まで観ました。2023.09.24

 最後までゴミでした。モンスターを倒してもアイテムがドロップしない…世界の危機や〜!亮太の活躍で解決しました。ハイおしまい…。

 いつもどおり、説明が一切ないまま事件が起こり、すぐに解決します。今回は、何故か着物を着た女性がボスで、何故か強くて、我らが亮太さんも少し苦戦します。

 そのまま殺されてしまえば良いのに…と、思った視聴者も多いと思います。少なくても再起不能位にボコボコにしてもらわないと、話の帳尻が合わない感じです。

 結局、後出しジャンケンで倒しましたが、誘導弾がそんな使い方出来るなんて今まで言ってた?

 しかも、観念したボスを銃による処刑スタイルで倒します。二匹目のハグレモノゴリラもそうですが、猟奇趣味のスタッフでもいるのか?殺し方がグロいです。

 ツッコミ所が多いお話でした。全てのエピソードが何かおかしいという、狂いっぷりはクソアニメ史に残りそうです。

 歴史の証人となれたことを喜ぶべきでしょう。完走した皆様、お疲れ様でした。

 これから観る方は、阿羅漢並の修行レベルに達してないと、魔に飲まれそうです。
  
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2023.09.04

 仲間にウサギと火炎使いが加入して、男一人に女が三人のハーレムパーティーに。キモいデスネ〜!

 お金もドロップアイテムらしいです。もう、めちゃくちゃです。誰が価値を保証しているんでしょうか?金属貨幣だけでなく、紙幣もドロップするんですか…。

 食物や武器、衣服等のアイテムと違い、直接的な利用価値のないモノが流通しているんですね。キレイな宝石ならまだ分かるんですが。

 こういう所が、なろうの薄っぺらさなんでしょうね。世界がある日突然始まった感丸出しの所が!

 誰がドロップした得体の知れない金属製の円形板や印刷物を貨幣にしようと言い出したんですか?

 社会を社会たらしめる前史が全く無いので、主人公のための、都合の良い世界でしか無いのです。

 流石に視聴者を馬鹿にしすぎです。深夜アニメを観ている様な奴は、経済や社会機構の何たるかも分からないと思っているんでしょうか?

 良くこんな話を恥ずかしげもなく放映出来るなぁと、驚きを隠せません。恥的レベルMAXですね。

……………………………………………………………………… 
 
 7話まで観ました。2023.08.26

 今期は、設定がイカれているアニメが多いですが、本作は群を抜いています。

 あまりの酷さにしばらくレビュー出来ませんでした。「てぶくろ」さんのレビューがとても面白いので、細かいツッコミはそちらで!

 基本的に人間以外の生物は存在せず、全てモンスターからのドロップ品で成立している世界…。村や街の外には果てし無い荒野が広がっている…ディストピアですね。

 ゴミもハグレモノになる、しかも強いとか…。人間の屎尿とかもハグレモノになるんでしょうか?

 そもそもこの世界、物質循環が上手くいっていません。植物も無いのに、酸素とか何処から供給されてるんでしょうか?水もどうやって浄化されてるんでしょうか?

 中途半端に加工品もドロップしますが、武器とか誰が作ってるんでしょうか?冶金するのにも燃料が必要なはずですが…。

 武器も全てドロップ品なら、最弱武器の鎖鎌しかドロップせず、モンスターを倒せない事態に陥りそうです。

 原作小説は脳内補完するから、まだ何とかなるんでしょうが、映像化するとクソみたいな矛盾が噴き出しています。

 こんな映像化に不向きなゴミをアニメ化しなくてはならないアニメ制作スタッフの皆様には同情いたします。

 仕事が選べない…、主人公より社畜ですね。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.07.26

 適当な話ですねぇ…。拳銃ゲットで専用の弾もドロップするなんて、どういう了見なのでしょうか?

 ドロップアイテムを放って置くと、ハグレモノになるのもイケませんね。アイテムの備蓄が不可能な世界って…。  

 裸でモヤシや人参しか食べないで生きられる人物しか生存出来ませんね。キャラクターの服に見える物は、外骨格かなんかなのでしょう。
 
 家や家具も、動かないモンスター、家モンや家具モンなのでしょう。

 こんな狂った話をアニメ化させられる制作スタッフの皆様が可哀想でなりません。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.07.16

 人参ジャンキーウザうさぎ来襲!良いですね。ダンジョン物資モノカルチャー経済下、人参しか食わない狂人の登場には妙な説得力があります。もちろん、面白くは無いですよ?

 むしろ、人参ともやししか食べない位にしないと、整合性がとれませんね。ダンジョン内でおかずの沢山入った弁当食ってんじゃねーよ!

 主人公は都合の良いダンジョンでどんどん強くなります。作画の悪さも含めて狂った世界が視聴者の目の前に顕現しています。

 怖いもの見たさで視聴継続です。コレであなたもクソアニメハンターだ!

………………………………………………………………………

 1話観てのレビューです。2023.07.13

 初見の感じは、神々に拾われた男っぽいアニメです。何となく凶気をはらんだほのぼのアニメと言う感覚です。

 ダンジョンでモンスターがドロップするアイテムに資源を頼っている世界…。設定が狂ってますねぇ。

 もやしや人参なんて、2、3日で駄目になるようなものを、取引して経済回しているなんて、フィクションでも良くこんな世界を設定出来るとなぁと驚愕しかありません。

 せめて、ドロップアイテムは保存のきく貴金属にするべきです。これ、生産地(ダンジョン)と消費地の関係、どうなっているんでしょうか?もやししか食べない地域とかありそうです。

 まぁ、小学生でもおかしいと分かる社会構造の物語を上手く回せる訳がないので、早々に破綻すると思われます。

 確実に時間の無駄になりそうなので、視聴中断もやむ無しかもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

69.1 11 モンスターでラノベ原作なアニメランキング11位
最果てのパラディン 鉄錆の山の王(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (104)
352人が棚に入れました
死者の街を出てから二年が経ち、ウィルは数えで17歳になっていた。領主として「灯火の河港」を発展させ、徐々に「獣の森」には人々の営みと笑顔が戻ってきた。しかし、季節外れの花が咲き乱れ、森の異常が発覚する。この問題を解決するべく森の奥に向かったウィルたちは、森の王から不吉な予言を受ける。「鉄錆の山脈に、“黒き災いの火"が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」滅びしドワーフの都である「鉄錆山脈」に眠る災いとは…!? 新たな出会いと共に再びウィルたちの冒険が始まる!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

地味で硬派でマジメなちゃんとしたファンタジー

一期に引き続き、マジメなファンタジーアニメ、派手さはないけど普通に面白くて、私は好きです
でもとにかく地味で無骨で硬派でマジメすぎて、イマイチ人気出ないのもわかる
主人公は仏様?ってくらいいい人すぎるし

迫力のある戦闘、驚くような展開、変わった設定、イケメンに美少女、ラブロマンス、サービスシーンそういったわかりやすい魅力は何もありません
でもそこがいいんですよ、作りこまれたハイファンタジーな世界観とキャラクター一人一人にしっかりフォーカスした丁寧な作りが好き

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

丁寧な世界観が心地いいハイファンタジー

[12.28見終わって]
面白かったですよ♪
異世界ファンタジーが溢れてますけど、ファンタジー風味やなんちゃってファンタジーがほとんどで、こういう真面目にファンタジー世界を描いてくれてる作品は貴重なのかなと思いました。
世界観が丁寧でしっかりしてるところは高評価でした。
エルフやドワーフの性格の違いや、精霊を使うエルフの呪文、魔法を唱えるときにちゃんと字幕が出たり・・
キャラが話す言葉も独特の言い回しが多かったりして、字幕があったらいいなと思ったり。。でも雰囲気好きです。
ドワーフの王の末裔ルウの成長物語でもありましたね。最終話ではいい表情してました。
調べてみたら原作の第3部まで今回アニメ化されて、第4部もあるみたいですけど、後日談的なショート集みたいです。
機会があれば読んでみようかな。

[初回感想]
3人の不死者(アンデッド)に育てられたウィルが成長し旅立ち、最果てのパラディンと呼ばれる英雄になるお話。
これは2期になります。

世界観や人物相関の把握・理解のためにできれば1期からの視聴をおすすめしますが、2期から見ても楽しめると思いますので、試しに2期を見て気に入ったら1期を後追いで見てもいいと思います。

原作は小説家になろうで連載され文庫化されたライトノベルになります。
実は主人公は転生したみたいで、俗にいう異世界転生ものではあるんですが、同系統の他の作品よりもファンタジーの世界観がとても丁寧に描かれていて好感が持てます。

一方、世界観にこだわった結果、独特の言い回しがあったり雰囲気が地味だったりするところがあって苦手な人もいるかもしれません。

同時期にやってる葬送のフリーレンもハイファンタジーの良作ですけど、あれも結構落ち着いた雰囲気で好きなんですが、フリーレン好きな人にはぜひこちらも見ていただければなと思ったり。

個人的には良作だと思ってるんですがあまり人気がないみたいなので紹介も兼ねて感想を書こうと思いました。

1話「聖騎士と詩人」
{netabare}ウィルの声が変わりましたね。1期から2年たって声変わりしたそうです。私的にはこっちのほうが好みかな。
ウィルと吟遊詩人のビィのちょっとした冒険いいですね。
ビィの名もなき英雄の話、彼女が吟遊詩人になったきっかけ。いい話でした。ねーのよのしゃべり方もツボりましたw{/netabare}

2話「狂える森」
{netabare}デーモンや森の王のキャラデザいいですね。
相変わらず口が悪いバグリー神殿長wでも実はいい人なんですよね。
ハーフエルフのメネル。ウィルが亡くなった後も墓を守るって話、フリーレンを思い出しました。{/netabare}

3話「最後の王」
{netabare}くろがねの山に住んでいたドワーフたち。
デーモンとドラゴンに追われ、流浪の民となったドワーフの王の末裔ルウと最果てのパラディンの出会い。
ウィルの従者になるルウの決意の言葉とドワーフの老戦士ゲルレイズの若は死んだことと思うとの渋い言葉。
ん~。こういう真面目で渋い感じのファンタジー、いいと思います。{/netabare}

4話「勇気の意味」
{netabare}この作品、渋キャラ多いかも。
ドワーフのゲルレイズさんとか、寡黙な戦士レイストフさんとか。
レイストフさんの言葉も相変わらず渋くてかっこいい。
勇気とは何かと考えているうちはその答えは分からないだろうとか・・渋い。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

こういうのが見たかったんです!!

2024/01/21 初投稿

久しぶりに視聴を終えてすぐに、感想を書きたいと思うような作品でした!

感情の爆発や
わちゃわちゃ騒いだり、笑いの要素もありません
お色気(死語?w)要素は皆無です
むしろ2期を終えても相変わらずヒロインすら不在です

まあ、地味って言えば地味なのかも^^;

作品の大半は静かな会話や思考で進んでいた印象です
でもそれがいい
言葉一つ一つに深さや重み、登場人物の信念などが感じられます
しかも、鼻につくようなことも無く
ウィルは誠実で
自分の強さを鼻に掛けるでも無く
その力をみんなのために使おうとしていきます。

終盤もちろん強敵との戦闘があり山場となるのですが、流石にそこでは叫び声とかもありますが、戦闘自体が必要最低限必要以上に引っ張ったりせず必要最小限むしろあっけない位の印象もありました。
{netabare}ただし、一度倒したかと思ったけどやはり違ったって言うのは、1期でもあった二番煎じにも感じました^^;{/netabare}


ところでこれって原作「なろう」だとか
セリフの味わい深さとかむしろ純文学のイメージに近く感じます
「なろう系と一括りに侮ることなかれ」ですね!!

しかもこれってなろうの中でもテンプレ中のテンプレ異世界転生物ですよね?(2期ではほとんど転生の設定は生きていないような気もしますが・・・)

何故これほどの作品が異世界転生ものなのか?
やはり人間誰しも人生いくつもの後悔を抱えて
「あの時ああしておけば・・・」という思いがあり
人生をやり直すという設定が心の琴線に触れるのでしょうか?
ウィルも1期では前世の自分への後悔の思いを抱いている描写が時折描かれていたような記憶があります。

ところでウィルの設定17才と言うことで、それにしては人間できすぎているよなと若干嫉妬を覚えたりするのですが・・・
転生前の人生を含めると精神年齢はかなりプラスされるのでしょうね
そういった意味で、根底では転生の設定が生きているのかも知れません。

まとめると、
全体的に地味なので好き嫌いは分かれるでしょうが

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

計測不能 12 モンスターでラノベ原作なアニメランキング12位
ゴブリンスレイヤーⅡ(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (132)
294人が棚に入れました
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」 辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという......。 冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。 それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だったーー

声優・キャラクター
梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央、中村悠一、杉田智和、上坂すみれ、井口裕香、内田真礼、日笠陽子、松岡禎丞

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ゴブリンか?ゴブリンじゃないのか・・・ゴブリンか!!!

面白かったけど1期とだいぶ感じが変わりました
1期に比べてずいぶん明るくなったのは良かったのか悪かったのか?
盾勇者と一緒でコレも1期でやりたいことをやりつくした感じで、方向性を変えたのかも
作画は結構顔が歪むことあって気になる

1期は女性を凌辱するシーンが壮絶でしたが、2期はだいぶマイルドになっています、女性の状況から、たぶん原作ではもっとひどい目にあってそうで、苦情でも入ったのでしょうか?
私は女性が凌辱されるシーンに嫌悪感あるのでマイルドになって良いんだけど、どうしても嫌なら2期なんて見ないでしょうし、今さらマイルドにする必要あるんでしょうか?

2期になってもやってることだいたい一緒というか2期は同じようなことの繰り返しだし、残酷な描写が一期よりだいぶマイルドになったし戦闘も1期ほどの緊迫感がなく、ゴブリンの脅威度が減ったので、ゴブリンスレイヤーが延々とゴブリンをせん滅しているのがだんだん気になってくる、しかもゴブリン世界中に大量にいるみたいだから狩っても狩ってもキリがないような? どう完結させるのでしょうか?
3期があるならそろそろひたすら狩り続ける以外の大目的が欲しいところです
ただ仲間キャラクターの活躍が多くなって賑やかになったので一緒に戦ってる感じがいいかも
妖精弓手の可愛さと蜥蜴僧侶の老練した安心感が好き

この世界でゴブリンは最弱とみなされているみたいだけど、これだけ知恵が発達していて大きな組織を作って行動しているなら最弱扱いされているのが不自然です
もっと上位のモンスターも同じように知恵やコミュニティがあるなら、冒険者壊滅しますよね?
そのへんの矛盾は気になります

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ――

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と劇場版「ゴブリンスレイヤー GOBLIN’S CROWN」は視聴済です。
ゴブリンって、RPGゲームをプレイしたことの無い方でも恐らく名前くらいは知っているという最底辺のモンスターという認識が一般的です。
かく言う私も本作或いは、「灰と幻想のグリムガル」を視聴するまでは世間一般と同じ認識でした。

ですが、単体での戦闘力は低くても群れを成し、統率された戦闘部隊となると話は別です。
これは人間に例えても同じことが言えるので、筋の通った理屈だと思います。

だけどゴブリンに対する世間一般の認識があまりにも浸透し過ぎていることから、大抵の冒険者はゴブリンを格下の弱い相手だと思ってします。
所謂、油断ってヤツです。

この物語では、この油断に警鐘を鳴らす作品であると思っています。
しっかりと準備をして臨まなければ何が起こるか分からない。
そして一度相手の策略にハマってしまったら…心身に大きな傷を負ってしまう、或いは2度と戻れなくなるという状況が待っているということ…

これって、私たちの仕事に対しても同様の事が言えると思うんですよね。
そういう意味でも私にとっては興味深い作品でした。


「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」

辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで
銀等級(序列三位)にまで
上り詰めた稀有な存在がいるという……。

冒険者になって、はじめて組んだ
パーティがピンチとなった女神官。

それを助けた者こそ、
ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

相変わらず緊張感のある良い作画…
と思ったら、第1期と第2期ではアニメーション制作会社が変更されていたようです。
第1期はWHITE FOXさんで、第2期はライデンフィルムとwikiに記載されていました。

どちらも名高い制作会社だと思いますが、WHITE FOXさんはここ最近あまり活動されておらず、2023年は一つの作品も世に輩出しなかったようです。

色々と想像しちゃいますよね~
例えばリゼロの第3期を一生懸命準備しているとか、「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」の制作に伴い、新たなアニメーション制作会社を立ち上げているので、そちらの加勢に行ってたりとか…
どちらも私が視聴を楽しみにしている作品だから、こういう発想になるんでようけれど^^;

この作品の物語はシンプルです。
ゴブリンスレイヤー一行が、各地に生息しているゴブリンを殲滅するというものです。
行く先々に違いがあるので、背景や人との出会いに変化があるくらい…

ですが、その分ゴブリンとの戦闘シーンはとても秀逸だと思います。
ゴブリンも手を変え品を変え襲ってくるので、単にゴブリンとの戦闘と言っても決して視聴者を飽きさせることはありません。

そして何より気になること…
ゴブリンの暗躍の全容が見えないんです。
特に気になるのがゴブリンスレイヤーが寝泊まりしている牧場の牛飼娘…
彼女の存在だけが異質に見えて仕方ありません。

ギルドに所属している冒険者は、多少なりとも自身を外敵から守る術を心得ています。
ですが、牛飼娘は戦闘力皆無である上、人里離れたところに住んでいるので、ゴブリンスレイヤーを温かく迎える姿を見る度にホッとしてしまいます^^;

そういえば、この作品ってキャラ名がありませんよね。
女神官とか、妖精弓手など…
無くても困りはしませんが、あった方が愛着が湧くと思うんですけどね^^;

もしかすると呼び方が皆さん違う事が起因になっているのでしょうか。
例えば、ゴブリンスレイヤーの事を、妖精弓手は「オルクボルグ」と呼ぶし、鉱人道士は「かみきり丸」、蜥蜴僧侶は「小鬼殺し殿」ですからね~。
この自由さもそれぞれの種族の持ち味なんでしょうけれど。

あと、もう一つの見どころといえば、ゴブリンスレイヤーを取り巻く色恋のお話でしょうか^^
段々、対抗馬が増えてきましたよね。
女神官、牛飼娘、受付嬢に剣の乙女…
勿論、ゴブリンが跋扈しているうちは中々進展は無いと思いますが、どうなるんでしょうね。
こちらの顛末も楽しみです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Miliさんによる「Entertainment」
エンディングテーマは、中島由貴さんによる「霞の向こうへ」
Miliさんの楽曲は今回も格好良かったです~

1クール全12話の物語でした。
今回もしっかり堪能させて頂きました。
気になるのは、やはり続編制作の事になります。
続き、メッチャ見たいんですけど…
続報を楽しみに待っていますね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

カドが取れた感じ

2023/05/13 初投稿

1期と比較して、息詰まるゴブリンとの攻防はかなりマイルドになりました。ゴブリンスレイヤー独特の尖った部分が失われた感じ。

それと引き替えに、仲間と冒険するファンタジー物としての見やすさはアップした感じです。

これはこれで悪くは無いのですが・・・
やっぱりもったいないですね・・・(>_<)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

73.3 13 モンスターでラノベ原作なアニメランキング13位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 深章 厄災篇(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (252)
796人が棚に入れました
悪夢は終わらない。 絶望は破滅を誘い、厄災は惨禍を招く。 ジャガーノートとの闘いのさなか、奈落に消えたベルとリュー。 行き着いた先は、全ての冒険者が恐れるダンジョンの深淵――『深層』。 満身創痍、孤立無援、迫り来る厄災の脅威。 迷宮決死行の渦中、五年前の後悔に苛まれる妖精はかつての仲間を追憶する。 一方、ベル不在のパーティの前に現れたのは、双頭の巨竜アンフィス・バエナ。 破壊の化身が吐き出す凶悪な炎流が全てを呑み込む。 希望も光明も失われた迷宮で、冒険者達が辿る運命は幕切れか、それとも…… これは少年と妖精が押し寄せる死に抗う、過酷に満ちた【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】――。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

求めたつもりはなかったろうが、ダンジョンで出会ってしまった…。

オラリオのダンジョンには「吊り橋効果」があるらしい(笑)。

完全にヤラれてしまっているリオンさん。
そしてまったく出番がないヴァレン某さん…。

シリーズを通して見るとⅢのテーマの堅苦しさはどこへ行ったのかと思うくらいにわかりやすい冒険と恋の物語。依存の逆転の過程がとても良いです。

1期目から観ていないとあんまり面白くないかもしれませんが、エンターテインメント性はシリーズ1高い気がします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 28
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ダンジョンRPG視点で見て、良い感じでカビ臭くなってきた

引き続き原作ライトノベルは未読。

【物語 4.5点】
これぞ迷宮(ダンジョン)。
展開はハードで、お気軽異世界ファンタジーが量産される昨今のトレンドからは外れており、人は選ぶが、ダンジョンRPG好きには断然オススメ。

2期、3期と、意外と迷宮に潜らなかったので、ヤキモキさせられました。
ですが、一方で、ここまでダンジョンRPGの諸要素を巧く設定・シナリオ化しているとの手応えもあり……。

例えば……
{netabare} ・迷宮を巡るパーティー間競争→ファミリア間の抗争、駆け引き。
・倒されたモンスターが転生しながら無限POPする迷宮の異様→「人造迷宮ークノッソスー」建設者の狂気。
・迷宮内の“友好的なモンスター”への対応を巡る相対的な善と悪→冒険者たちから迫害される「異端児-ゼノス-」を助けることにした【ヘスティア・ファミリア】{/netabare} etc.……

そこにダンジョン愛を感じることができていれば、「迷宮決死行ーデスパレートー」となるこの4期分割2クール目は、迷宮の醍醐味を収穫できる至福のひと時となる。
信じて視聴し続けて本当に良かった。


構成は、満身創痍で「深層」に落ちた主人公ベル・クラネルと“疾風“のエルフ、リュー・リオン。2人の脱出サバイバル。
「下層」にて“英雄”ベルを失いパーティー瓦解の危機を抱えながら、ベル救出か撤退かの狭間で揺れる仲間たち。
かつてリューを襲ったパーティー壊滅の悪夢の回想。
3本柱のプロットで迷宮(ダンジョン)とは何かを徹底的に思い知らされる最悪で最高な{netabare} 四{/netabare} 日間。

中級以上のパーティーにとって一番恐ろしいのは落とし穴(シュート)からの格上モンスターによる数の暴力(また、そういう敵に限って仲間を呼ぶんですよw)

本作の決死行には、次エンカウントしたら絶体絶命。一歩進むのにも手に汗握る。
迷宮の緊張感が見事に再現されており、私も『Wizardry』シリーズ等でやらかした時のトラウマも思い出し悶えながら視聴しましたw


ダンジョンRPGで最も脳汁が出る瞬間と言えば、
パーティー全滅の危機を、普段は気にも留めないアイテムやシステムをフル活用して切り抜けた時。

この観点からグッと来たのが、{netabare} ヴェルフ即席の鍛冶による《魔剣》生成と反抗。{/netabare}


【作画 4.0点】
アニメーション制作・J.C.STAFF

率直に『ダンまち』も視聴者の選別も進み、1期に比べたら話題性も収益性も落ちているはず。
それでもアニメ化し続けてくれる同スタジオ。この律儀さが有り難いです。

「深層」“白の迷宮”のムードを演出した、くすんだ色彩選択も印象的。
ここもまたグラフィックの変化と共に緊張感が増す迷宮の魅力を伝えていました。

ドロドロ、ネバネバな迷宮サバイバル食の数々。
大体ダンジョンに飯テロを求めるなんて間違っているんですよ。
{netabare} 腐った死体から漁った傷んだポーションでも、スライムの粘液{/netabare} でも、飲める物は何でも啜(すす)って生き残らなければなりません。
(でも{netabare} リューさん先輩面して、絶叫するベルくんにゲテモノ喰らわせておいて、結局、自分は口付けませんでしたよねw{/netabare} )


そして、ベルくんとリューさん。装備大破して裸同然となった男女の脱出劇。
ある意味、豪奢な大鎧より難しそうなボロを纏ったキャラを粘り強く描写し、サバイバル感を盛り上げる。

それにしても、こんな危機的状況でもラノベ的ラッキースケベに遭遇してしまうベルくんw
第21話。{netabare} 肌を密着して濡れた身体を温め合う2人{/netabare} の描写には不謹慎ながら欲情しそうにw
ただ、あの場面はリューを縛り付けていた恐怖と贖罪意識が淡い恋慕により溶解する重要なカット。
決して安直なサービスシーンではなかったです。


【キャラ 4.0点】
“例の紐”も“ヴァレン某(なにがし)”もまともに登場しない。
メインヒロイン飛車角落ちで大丈夫か?となった4期。

ヒロイン枠のリューも終盤まで謎だらけでヘスティアやアイズには遠く及ばない印象。
ですが「深層」を彷徨い、リューの過去が深掘りされる内に、
ベルくん争奪戦でも強力なヒロインに化ける。

リューが過去に所属した【アストレア・ファミリア】のメンバーたちも、モブではなく確立され、リューの人格に深みを与えていました。
“正義”に関する問答が、上述のダンジョンにおける相対的な善悪とも混じり合って味わい深かったです。


モンスターでは迷宮(ダンジョン)の仕組みを脅かす輩に災厄をもたらすジャガーノートの異端性。
まるで『不思議のダンジョン』の死神みたいな番人ぶり。
期待する目的から外れた冒険者たちの言動は許さない。抵抗する間もなく瞬殺する寒々しさ。
大迷宮を創造した者の強烈な意志と狂気を想起させられる手強い一体でした。


【声優 4.5点】
リュー役の早見 沙織さん。
トラウマが積み重なった人格を好表現。
「深層」より深い人間表現ができる。その上デレると、とびきり可愛い。
清楚ボイスだけじゃない。はやみん流石です。

ベル・クラネル役の松岡 禎丞さんは今回も良く叫びました。
痛恨の一撃に、毒味に、不可抗力的スケベシーン。何でも叫べる。
「貴方は尊敬に値するヒューマンだ」


【音楽 4.0点】
劇伴担当は1期以来の井内 啓二氏。
本格的に迷宮の絶望を掘り下げる深章に合わせて選曲も重厚化。
リューが諦めて贖罪にかこつけた自己犠牲に逃避しようとする度に、
手を差し伸べるベルを奮起させるように鳴り響く「英雄願望」のメインフレーズ。
シビれました。

OP主題歌はリュー役・早見沙織さんの「視紅」
ED主題歌はsajou no hana「切り傷」
いずれもリューの心境を捉えたバラード。

“一緒に帰ろうって決めた 優しい陽だまりへ”

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

悪夢は絶望へと続く――迫り来る厄災の脅威 妖精の脳裏に蘇る追憶の光景 間違った私に「正義」はもう…… 過酷な「現実」に抗う少年と妖精の決死行

この作品の原作は未読ですが、アニメ版は本編、劇場版、OVAと一通り視聴済…
かと思ったら、第3期のOVAは未視聴でした。

本来なら、OVAは円盤を購入した方への特典なのでしょうけれど、最近は配信サイトでOVAが視聴できるようになっています。
第3期のOVAもdアニメストアで配信されていましたので。

まぁ、棚の目につくところに置いておけば、そのうち気になって視聴するでしょう。
自分のことながら、この安直さに時折辟易することもありますが、きっとこればかりはもう治しようもないと思いますので^^;


悪夢は終わらない。
絶望は破滅を誘い、厄災は惨禍を招く。

ジャガーノートとの闘いのさなか、
奈落に消えたベルとリュー。

行き着いた先は、
全ての冒険者が恐れるダンジョンの深淵

――「深層」。

満身創痍、孤立無援、迫り来る厄災の脅威。
迷宮決死行の渦中、
五年前の後悔に苛まれる妖精は
かつての仲間を追憶する。

一方、ベル不在のパーティーの前に現れたのは、
双頭の巨竜アンフィス・バエナ。

破壊の化身が吐き出す凶悪な炎流が
全てを呑み込む。

希望も光明も失われた迷宮で、
冒険者達が辿る運命は幕切れか、
それとも……

これは少年と妖精が押し寄せる死に抗う、
過酷に満ちた【眷属の物語(ファミリア・ミィス)】


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

振り返ってみると新章・迷宮篇だって相当過酷な展開の連続でした。
でも今回の深章・厄災篇を見てしまうとこの印象は大きく変えられることになります。

満身創痍、孤立無援、迫り来る厄災の脅威。
公式HPのINTRODUCTIONには、少年と妖精の置かれた状況をこの様に表現していました。
ですが、目の前に繰り広げられる惨劇は、こんな言葉に置き換えられるほど
易いモノなんかじゃありませんでした。

時間の経過に伴い、どんどん死に引っ張られているのを身体全部で感じざるを得なくて…
1分1秒…その場に留まる時間が長引くほど恐怖が加速度的に増していく…
きっとこれまで、これほどの身の危険を感じたことは無かったのではないでしょうか。

ですが、こんな人生の最後を迎えるような状況であるにも関わらず、悠長な感傷に浸る暇なんて二人には微塵もありませんでした。

「殺らなければ殺られる…」

そのために存在するのがこの深層なのですから…
だから、例えここで二人の冒険が終わってしまったとしても少しも不自然じゃありませんでした。

主人公は死なない…
そんな暗黙のルールが通用する様な甘い場所じゃありませんでしたので。

だから考えるのは、次の瞬間のその一手…
自らの身を挺して仲間を逃がす…そのためなら何をも厭わない鋼鉄の意志の赴くままに動く…
かつての仲間に自分がして貰ったように、今度は自分がその役目を追う番だとはっきり認識できる。

でも、ダメなんです…
もう一人が二人で一緒に帰るんだの一点張りで、握った手を放してくれないんです。
それに、未だ早いとかつての仲間も認めてくれず門前払いでしたので…
色んな思いや願いが幾重にも繋がって、人間の生へと続いているのを実感します。
だから人は生に執着するのかもしれません。

身体中が痛くて前に進むのが苦しい…
誰でもこういう場面には遭遇すると思います。
ですが、途中で諦めてしまったら、もっと違う痛みと苦しみに苛まれることになるのを、無自覚で無意識ですけれど私たちの本能が知っているのかもしれません。
これだけでも十分に頑張る理由になると思うんですけれど…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、はやみんによる「視紅」
エンディングテーマは、sajou no hanaさんによる「切り傷」
歌い手さんが新章のオープニング・エンディングと入れ替えになっていました。
最近、ちょいちょいはやみんの楽曲を耳にする機会がありますが良きですね~
今度の楽曲も大好きでした。

1クール全11話の物語でした。
視聴には痛みと苦しみを伴いましたが、それ以上に仲間の絆と信頼を感じることができたと思います。
人には変わらない部分と変わる部分が存在していて、その案配は人それぞれで決して否定するモノではないことを実感させて貰いました。

続編…は私が心配することではありませんよね。
必ず制作されると確信していますので^^
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26

63.4 14 モンスターでラノベ原作なアニメランキング14位
リアデイルの大地にて(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (237)
670人が棚に入れました
不慮の事故によって生命維持装置がないと生きられない少女、各務桂菜。彼女が唯一自由でいられるのは、VRMMORPG『リアデイル』の中だけだった。 そんなある日、生命維持装置が停止し、桂菜は命を落としてしまう。しかし、目が覚めると桂菜は200年後の『リアデイル』の世界にいた。彼女は、失われたスキルと限界突破したステータスをもつハイエルフの“ケーナ”として、この世界を生きる人々と交流を深めていくことに。しかも、その中にはかつて自らがキャラメイクした“子供”たちもいて……!? ゲーム世界に転移した少女と個性的な仲間たちによる、笑いあり、涙あり? なのんびり冒険譚、開幕!
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

少女は夢の跡でなにを思うのか?

原作未読

最近多い気がする視点の置きどころに困る作品群の一つ。
「たぶんこうだろう」通りに進行するでもなく、かといって裏切ってくれるでもなくモヤる感じです。

目覚めたら遊び慣れたゲーム世界にいてしかも200年経過してましたよ、で始まる物語。サポートは終了してます。
実はヒロインのケーナさん(CV幸村恵理)。リアルでは過去の事故で寝たきりになり生命維持装置が必要となってそんなに長くない人生の大半を過ごした末、生を終えられたという過酷な境遇の方。
学校にも行けなければ仕事もしてない少女です。いきおいゲーム世界“リアデイル”滞在時間は増えてのチート理由ってことなんだと思います。

A シリアス
B 背景無視して無双
C ギャグ

仮想世界置き去りものです。強弱つけてリアル世界を絡ませる構成(A)、人生リセットしてチートするいつものやつ(B)、しんどかった分逆振り(C)。先達で脳裏をよぎるのちらほらありますよね。それらどの文脈にも属してないためなんとなくおさまりが悪いのです。
ほぼほぼケーナさん一人称で語られてるのでどうしてもこのヒロインにおんぶに抱っこせざるを得ないとなるとこの作品の魅力=キャラの魅力次第だったりするんですよ。どう感じるかは我々次第。良し悪し両面あったと思います。

■悪し
先述の通り中途半端なストーリー進行で彼女の行動原理が見えづらい。
ゲーム内システム“里子制”にて得た娘や息子から偏愛と言っても良いくらいの好き好き光線を浴びるとイラつくみたいなキャラ設定の意図がよくわかりませんでした。それで日常シーンが延々と続くのです。ヒロイン一本足打法の作風のわりにはキャラを魅力的に仕立てる点で失敗してると思われます。

■良し
悪しき点にほぼ集約されてるのだけど共感できる点もある。
リアル世界では死んじゃってる自分を自覚しているヒロインとはどんな気分でいるのだろう?を意識するとちょい味が出てきます。
仮想ながらチートレベルになるまで没頭した世界で生きていくこと。その仮想世界はすでに役割を終えている(サービス終了)こと。
残存思念として生きる己の境遇を省み、そして生きていくのは兵どもの夢の跡みたいな世界です。彼女が抱えた無常感らしきものが言動の端々に表れていると解釈しようもある。


自分がこれまで生きていた世界には戻れないと知った上で片意地はらずに生きるのって案外こんなもんかもしれんとも思えたのは収穫かも。そんな作品でした。



※ネタバレ所感

■(小ネタ)ちぐはくなアレとコレ
(1)オープニング
 {netabare}スコティッシュなイントロに突き抜ける高音は相性悪い。TRUEさん好きなんだけど。{/netabare}
(2)サブタイトル
 {netabare}「○○と△△と■■と××」並列表現。平松愛理/篠原涼子みたいに三段落ちにすりゃいいのに。{/netabare}


■人生って素晴らしい
{netabare}飲み会大好きな村人がアルハラ上等で絡んできて辟易してみたり、子供たちからの偏愛にキレてみたり、そんな厄介事の数々も結局は本人受け入れてるのよね。{/netabare}

{netabare}晴れの日があるからそのうち雨も降るってのを知っているように思えます。逆もしかり。ケーナがやや泰然と見えるのはそんなとこ。
凹凸のあまりないやり取りはエンタメ感薄めだし1クールで結論めいたものもないので世間的にはウケないんでしょうが、切り捨てるのも忍びない。全ていつか納得できるかもわかりません。{/netabare}


それと電力の安定供給はめっちゃ大事ということがあらためてよくわかりました。



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

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2022.03.24 初稿

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なろう系黎明期の作品

原作は異世界転生アニメ黎明期のものみたいでパクリではなくどっちかというとこれは元祖に当たるのかも。
タイトルが乱立するなろう系と違ってスッキリしているのもそのためでしょう。
なろう系のマザー的な作品であり、作中でも権力者達のマザーですし、作中での行動もそうですが、ケイナは色々な意味で元祖って感じのキャラクターですね。こんなのが元祖でいいのか?って思うけど。

異世界なろう系の中でも異世界生活をエンジョイすることに偏ったアニメで、異世界でゆるーく生活するアニメが好きなら楽しめるかも。

似たアニメだと「私、能力は平均値でって言ったよね」
「スライム倒して300年知らないうちにLVMAX」「くまクマ熊ベアー」「神様に拾われた男」このへんの主人公を暴力的にした感じ。
最初はとてものんびりまったりしていますが、主人公の傍若無人なところがどんどん強くなっていってみんなから怯えられる存在に。

最初のまったりした感じが良かったのに、どうしてこうなった?

【キャラクター】
このアニメの一番残念なところ。
{netabare}
ケイナがかなり雑な対応する人で、力づくで解決してアフターケアも大雑把、化け物を一撃で倒して、助けた後に放置してどっか行くとか、息子の性格が変だから、消去して作り直そうって発言するとかヤバい倫理観してるところが引く。

息子や娘って言っても彼女が産んだわけじゃなくて転生前に作成したキャラクターだから主人公は人間じゃなくてプログラムだと思っているのかな?
妊娠もしてないし、遺伝子を受け継いでいるわけでもないから自分の子どもって感覚ないのはわかるけど。
それでもNPCじゃなくて生身の人間として目の前にいるから、ケイナにはそんな気がなくても子ども達にとっては母はあなたしかいないのだから、ちゃんと愛を注いで欲しい。

さらに子どもや町の人相手にもすぐ暴力振るうし、いちいち子どもや孫相手に力を振りかざして制裁して上下関係をはっきり突き付けるところとか、ガキ大将みたいで怖いと思っていたらどんどんエスカレートしていきました。
そういう乱暴なキャラクターならいいけど、見た目が美少女で、すごいラブアンドピースなことよく言ってるから発言と行動が合ってなくて微妙な気持ちに。

エルフの息子と娘のお母さまの敬愛が強すぎて甘えん坊になっててこっちもくどいなあ。
ドワーフの息子くらいがちょうどいい。
ケイナも含めて一族で一番まともなのに、一番最初に寿命がきそう。
{/netabare}

【アニメの変なところ】
{netabare}
ケイナの言葉や行動にいちいち過剰に驚きすぎ。
例えばエルフが長命ってことは常識みたいだから若い見た目で凄い人だったり子どもいたりするのは驚くようなことではないのでは?

それより、なんでエルフの息子なのにドワーフなのかってことのほうが驚くところだと思うけど誰も突っ込まないのなんで?
孫ケーリックと会う時も驚かれてたけど、母娘の関係を知ってるなら当然こっちも知ってるでしょ、驚くのはおかしいんじゃ?

襲い掛かってきた盗賊の命奪って「これがゲームなんだ・・・」って感傷に浸った直後に、最後に盗賊の頭目(ただの人間)にまるで魔王の幹部倒すときに使うような過剰な攻撃魔法で粉々にして、その後に「ゲームとは違って・・・死んだら生き返ることはないこれが現実なんだな」って、これだけ圧倒的な力あるなら殺さず無力化してとらえることくらいできるのに殺したのはあなたの意思でしょ。
サイコパスなの?
これに限らずケイナは敵を容赦なく殺すんですよね。それで聖人君子みたいなセリフ言うところが怖い。
{/netabare}

【シナリオ】
世界観の説明が少ないのでよくわからないことが多い。
あんまりそういう設定までしっかりしてないのかなって思ってしまいますね。

周りの人がみんなで主人公絶賛して持ち上げたり、驚いたり怯えたりするのが頻繁に起きてかなりくどい。
こういうのは、ここぞという場面だけにしといたほうがいいと思う。

【感想】
説明や過程が雑で、たぶん色々な過程とか肉付けとか削ぎ落して1クールにおさめるためにだいぶスリム化してそうです。
ケイナの大雑把で暴力的でサイコパスに見えてしまうので、そこがもう少し丁寧にできていれば良かった。

低質ではないけど、キャラクターが残念な作品。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ゲームのような異世界生活

原作未読 全12話

事故で寝たきりの生活をしていた主人公がVRMMORPG「リアルデイル」にはまり、あることがきっかけで「リアルデイル」と同じ世界から抜け出せなくなってしまいました。

戸惑いながらも「リアルデイル」の世界に順応してくお話です。

主人公はハイエルフの「スキルマスター」、バトルも敵を圧倒、最強のキャラの一人みたいなので何でもできてしまいますねw

飄々していて面倒見の良さが伺えますが、たまにワガママになりますね。

ゲームと同じ世界なので、慌てる・危機に陥るところは見かけられません。

どちらかといえばほのぼの系といえるのではないでしょうか。

ゲームの要素を残した異世界生活という感じでしたね。

OPはTrueさん、EDは田所あずささんが歌っています。

最後に、抜け出せなかったのが自分一人ではなく他にも色々なキャラがいましたね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

65.5 15 モンスターでラノベ原作なアニメランキング15位
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (138)
352人が棚に入れました
スキル至上主義の異世界オートグズ。前世の記憶を持つ気弱で優しい魔物使い<テイマー>の少女・アイビー(5歳)は星なしの最弱ランクがために、故郷の村から追い出されてしまう。おまけに唯一テイムできたのはゴミを食べる最弱の魔物・崩れスライムのソラ。最弱同士の2人(匹)には魔物が蔓延る異世界は過酷……と思いきや、その道中は愛されまくりの可愛いがられまくりで幸せ!?ひたむきで愛らしい彼女に魅入られ、異世界住民たちの親切と寵愛をその身に受けるばかりか、可愛い魔物にも囲まれて癒しの日々が続いていく!更にはソラに病気や怪我を治す能力が開花し──!? 可愛い2人(匹)があなたの心を虜にする、ほのぼのサバイバルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
アイビー:鈴木愛奈
ソラ:田村睦心
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

"ゴミ拾い"の意味が想像してたのと違いました。

原作未読。予備知識なしの初鑑賞。12話。

物語を簡単に要約すると、
{netabare}非力な少女が前世の記憶を元にした知識で
知能が高くない大人達の信用を勝ち取り駒として動かし
自分の身を守ってくれる居場所を確定させるお話。{/netabare}

‥これだけ読むと
某読書好き少女のなろう物語に見えますねw


内容自体は深くも浅くもなくサラッと観る事ができ、
メインの登場キャラも多く敵となるキャラもいる中で
胸糞悪くなるようなクズキャラが滅多にいないから
割とストレスフリーな作品でした。

{netabare}少女の生い立ちや仲間ができるまでの当て馬は
どうしてもクズキャラ必須になるのでそれは許容範囲!{/netabare}


鑑賞前と後でひとつ思ったのが、
タイトルで少し触れた"ゴミ拾い"の認識です。

私てっきりボランティア活動みたいな
ゴミを拾い歩いて旅をするイメージを抱いていたので、
{netabare}実際はゴミ捨て場で使えそうなものを物色して
拾い集める感じだったから{/netabare}想像とギャップがwww


音楽は個人的に映像込みでOPが好きです。
アイビーが楽しそうに跳ねてるとことかほっこり〜♡
♪鈴木愛奈/果てのない旅

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

プープ プップッ、プープ プップッ、プープ プップッ、プ〜

クリーピーナッツ風に乗せちゃってくださいな^ ^。

詳しいことは分からないのですが、第一話の作画クオリティと演出の素晴らしさ、そして何より最終回、それもCパートの感動は、絵本童話の世界から抜け出してきたかのようで、語らずとも訴えかけてくるスライムの思いに、思わず涙がこぼれそうに…。

そう、無理ゲーなんて概念は、“可愛い”の前では意味を為さないのです。
星なしテイマーと崩れスライムのお話は、今期の中でも特にお気に入りの作品となったわけでありまして…。
まあ、こんな可愛い子に、
一人になると 息が吸えるの♪
誰もいない世界にほっとした♪
…なんて言われて、胸ががキュッとしないおじさんはいないはず。
カル◯ス育ちなら尚のことではありますが…。

あと、丁さんが謳い上げるエンディングがまたイイ。

(独り言)
“最弱ゲーマー”の生きる道は、なんといっても“ゴミ拾い”、一見役立ちそうに無いものであっも拾っておくことであります。
前世者と言う役割を担い、ピンを鳴らして語りかけ、見守り続けるプレーヤーは私たち自身でありましょう。
(海外ドラマ的蛇足)
それでも、ヘクター・サラマンカ(演)のように、ベルを鳴らし続けてはいけません。
彼女は、決して“ブレイキング・バッド”に陥ることなく、あるいは“ベター・コール・アイビー”と、手元に置きたがる面々(調査兵団似?)に対しては、適度な距離を取ることのできる賢い子なのです。

演 - マーク・マーゴリスさん、昨年お亡くなりになっていたのですね(合掌)。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

主人公を応援したくなる作品

原作未読

お話のざっくり概要
村を追い出されたアイビー
相棒のソラとゴミ拾いしながら旅をして
色々な人と出会う
だいたいそんな感じ

ネタバレなしだと、語れる部分が少ないですが、
話数を重ねて見てるうちにアイビーを自然と応援してます。
なんかそんな感じのほんわかした作品です。

こういうラノベ系のタイトルで
最弱ってついてると、概ね最強だったりするんですが
ちゃんと最弱なので、逆に新鮮でした。

どうも、最近は「最弱」「不遇」「初級」
等の単語をみると、どうせお強いのでしょう?
って思ってみてしまうのですが、この作品は
ちゃんと最弱な設定のままで面白くしてます。

あ、ゴミ拾いもしてます。
なので、タイトル詐欺では無かったですw

序盤だけだとそんなに面白く感じなかったんですが
見続けてると段々としり上がりに良くなる系ですね。

opの「果てのない旅」が凄く良い曲です。
まだな人は公式MVもYoutubeにあがっているので
是非、聞いてみて下さい!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

91.2 16 モンスターでラノベ原作なアニメランキング16位
Re:ゼロから始める異世界生活(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (4054)
16689人が棚に入れました
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。​

声優・キャラクター
小林裕介、高橋李依、内山夕実、赤﨑千夏、水瀬いのり、村川梨衣、新井里美、中村悠一、田村ゆかり、藤原啓治、井口裕香、堀江由衣、堀内賢雄、植田佳奈、江口拓也
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

引き籠り高校生が厨二病を発症して面倒くさいことになる話

原作未読。視聴終了!

異世界ファンタジーバトル系。
ループ系はどうしても、見ていてイライラしてしまうのですが、毎話、続きが気になるような見事な演出は高評価。
ヒロインのエミリアをはじめ、登場人物は個性的で、魅力的な人物が多く高評価。

では、なぜ物語とキャラの☆の評価が低いのか?

一番大きな問題点は、後半に入ると主人公・スバルの言動があまりにも自分勝手過ぎて、全く共感できなくなってしまうことです。
この部分を受け入れられるか否かで、この作品の評価は大きく分かれるようです。

主人公・スバルのポンコツぶりを受け入れられなかった私の、この作品に対する評価は次のようになります。
『引き籠り高校生(スバル)が、異世界でヒロイン(エミリア)と出会って重度の厨二病を発症し、自分をヒーローだと勘違いしている物語』
スバルのクソ野郎っぷりが半端ないので、私にはスバルに想いを寄せる登場人物やスバルを高評価する登場人物までもが「かなりイタイ人」に見えてしまうほどです。

もう一つの問題点は、後半に入ると物語の軸がだんだんとズレてしまうことです。
{netabare}ヒロインはエミリア?レム?
たしか王選の話だった・・・よね?
せっかく再登場したフェルトの出番はあれで終わり?{/netabare}
スバルの意味不明な口上を端折ったら、もう少し描けたんじゃないかなぁ?

多分、第2期を見越して勿体つけてるんだろうけど、それにしても{netabare}全く感動のない最終回ってどうなんだろう?{/netabare}

ともあれ、主人公(スバル)の言動さえ、ある程度目を瞑れば、面白い作品ではあったと思います。
なんだかんだ言いながら最終話まで楽しく見れたし・・・。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 169
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

Re:ゼロから始める異世界生活 レビュー

結構面白いですね。最近シュタゲを見返したので、この作品のタイムリープは中々シュタゲとはまた別の面白さがある設定だなあと感心しました。
{netabare}

この物語は主人公は死んだらリセット、セーブポイントまで世界がまき戻るというお話ですね。
死ぬ前の世界の記憶を活かし、世界を上手く自分の望む方向にもっていき、自分は死なないような世界に行くために頑張ったりするのが3話までです。
謎の死を遂げて、毎回少しずつ死の謎が明らかになっていく4話以降の展開は面白くなりそうな予感がします。


タイトルについては、セーブポイントがあるのだからゼロでもないし、主人公の中に蓄積されていく情報と次にかける思いは持ち越しだなと思ったので付けました。

6話までの感想 {netabare}
【主人公のループ能力に対する感情】
主人公はできれば死にたくないしやり直したくないという考えを持っているので、それが今後どう生きてくるかなと思います。主人公が死ななくても、やり直したい事が起きた時、彼はその選択をするのかな、と期待しています。(世界が主人公をしなせなくても、主人公がその結末をゆるせない展開)。5話のEDを見たとき若干そういう展開になるのかなと思っています。
その点で「タイムリープのしやすさ」でいうとシュタインズゲートと比較して、かなりタイムリープしにくい制限をつけていると思います。ここがこの作品のオリジナリティじゃないでしょうか。むやみに欲求に任せて過去を変えてしまう話ではなく、過去を変えざるを得ない状況になっているのが主人公の原動力となります。

5話で約束がなかったことになってしまったことに悲しんでいたことから、体験した大切な思い出がなかったことになることへの抵抗が描かれています。


【ハードモードな自己中心的世界】
また、主人公が死んだらリセット、セーブポイントが変わるのも含め、主人公が死んだ世界があり得ない、もしくは描かれないのが設定を深くしていると思います。つまり、主人公が世界の中心である自己中心的世界というべきでしょうか。自分が死んでも地球が回るのは現実ですがこの世界はそうではない。死なない世界ならセーブポイントが作られる便利な世界。かなり死ぬ機会が多い「ハードモード」ですけどね。
主人公にこれだけ死ぬ機会が多いのも珍しいですね。主人公が異世界人ですから、異物を排除しようと世界が動いているようにも見えます。
なのでリセット能力をもって主人公が世界と戦っているようにも捉えられます。しかしそのリセット能力はなぜ主人公がもっていて、与えられたとしたなら誰が与えたのでしょうか?ここら辺も謎になってきそうですね。

【主人公の口調】
主人公がラノベの読みすぎなのか、「ここはこうでしょ」みたいに「お約束」を要求してくるのがねらったうざさがあるなと感じますね。色ボケでお調子者で、ネットスラングを平気で使う痛い人で、相手に自分の欲求を駄々漏れさせるのに、頼みごとは控えめ。少し現実と乖離したキャラですね。この変な裏表が無い所が、登場人物達をひきつける魅力なんだろうなと思ってみています。
{/netabare}
7話の感想
{netabare}
【ラムレムのやさしさに気付く主人公】
まあ、いつか自ら命を投げ打つだろうなーと、6話までの感想で書きましたが、意外と早くこの展開を持ってきて、後の盛り上がりどうするんだろという感じですね。解決編がとても熱い事を期待しています。
さて1順目に主人公が寝ていて苦しそうにしていた時に、ラムレムが主人公の手を握ってくれていたことに気付き、そのやさしさに報いる為に自らの死を選びます。彼女達から受けた殺意よりも、彼女達が本当はやさしい子達であることを知っていて、そんな彼女達を大好きだという気持ちが勝っていることを示すように。

正直ラムレムとの会話はミステリアスだったので、ラムレムのやさしさと彼女達への好意を原動力として自ら死ぬのは予想外だったのですが、話の流れからすれば、屋敷の中でラムレムと主人公が色々なことを共に行っていることから、当然といえば当然の展開ですね。


主人公がレムに言いかけた「俺はお前達の事が(大好きなのに)」という言葉は、思い出が消えてしまう不条理に対する悲しさ、逃避・・・そんな事を感じますね。結局自分が思っているだけでは何も解決しないし救われない。報われたいけど、報われない辛さが現れています。

主人公がラムに叫んだ「俺はお前達の事が大好きだってことをな!」は、現状の不条理さ(レムの死)に対して抗おうと、大好きという感情を原動力に行動して解決へ努力する意思が見られます。同じ大好きという感情でも悲壮感ある無意味な叫びの為ではなく、誰かを救う為の力に変えたスバルは中々にかっこいい。

7話で自分の命を捨ててでもラムレムを救おうと変わったスバルは一回りでっかくなった感じですね。6話以前はできれば死にたくない、痛いし。といっていました。誰だってそうです。でも、そこに、死に物狂いで物事をやりぬく力を感じれないのも確かです。ラムレムのやさしさに気付いた後の「大好きだ」という感情には自己犠牲が出来るほどの力があり、スバルの意志が強くなったことがやはり魅力的な回だったと思います。

{/netabare}

12~15話までの感想(8話から11話まで大分サボりました)
{netabare}
13話
スバルは自分の事を高く評価しすぎですね。その為に王選の場で勝手気ままにわめき散らすし、エミリアに対してあのような態度も取れる。
視聴者から見れば、横柄な態度を取るスバルを好きになれるはずが無いんですがね?一方で視聴者は、スバルが体験したしに戻りで乗り越えてきた困難を知っているので、そのような態度を取る所に多少の「許し」がはいるんですよね。
ですが、スバルがエミリアに取ったあの態度、あの発言は、独りよがりであることは間違いないでしょう。
世の中には「貸し借り」という言葉がありますが、スバルがエミリアに「借り」た物は、しに戻る前の最初の世界で借りたものであり、エミリア達はそれを覚えていない。
そもそも無かったことになっている貸し借りに「貸しを返せ」というのは、そもそも貸し借りなどなかったとすればいいところを、忘れちゃダメだと自分のエゴを貫いているスバルの責任です。
そこに、自分のエゴを通していることで他人が救われたとしても、それは自分のためなのだと思います。だからこそのエミリアの「私のために?自分のためでしょう?」なんでしょうね。
スバルが自分のエゴを押し付けた最高にスバルがかっこ悪いシーンでした。エゴを押し通すならリターンや報いが無くても良いと思うほうがかっこいい。エミリアにわかってもらえなくても。
こういう描写が悪いとは思いません。むしろ良いですね、不完全な主人公は見ている甲斐があります。

15話
スバル闇落ちしそうですね。今回の終わり方では、怒りとかの感情で再起した状態ですね。希望や人のためとかではなく、自分の怒りに支配されているのではないでしょうか
結局、周りが見えなそうな状態です。まだスバルはもがきそうです。


{/netabare}
18話の感想(16話17話はタメ回ですし特に話すこと無し)
{netabare}
なるほど~スバルの「すべてを救う」というエゴを他者によって肯定あるいは、必要とされることによって、スバルは自分に何もないことを自覚しながら、エゴを張り続けるわけですね。
必要とされていることが絶望したスバルに響いたのでしょう。町に居場所が無いことを思い知らされて、好きな人にも必要とされなかったけど、「すべてを救う」というスバルのエゴを青メイドの子がかっこいいと、そのままでいてほしいという思いに答えたくなった。彼女がスバルを思う気持ちに、答えてやろうと、この町で唯一自分のエゴを肯定し、自分を必要としてくれた子に答えてやろうとそういう思いだったのでしょうね。
う~ん良いですね。起伏が激しいアニメということを思い知らされたかな。読み取るほうもちゃんと通して見てないと、スバルがどうして絶望して、希望を見出したのかがどんどん分からなくなってきそうだ。

この回で「ゼロから始まる異世界生活」とタイトル回収してきたのはなるほど!と思いますね。というのも、王選編に入ってからスバルはマイナスな事ばかり、自分の中にあった自信や驕りが引かれて引かれて、引かれまくってようやく0になった、何も出来ないことを自覚した。そして前を向くことだけはできたからこそ0「から始める」なんでしょうね。

この後どうやって無力なスバルが圧倒的不利を覆すのか?それは楽しみですね。ジャイアントキリングです。
{/netabare}

19話~最終回までの感想
{netabare}
ここからは展開で魅せる回でしたね。
スバルの交渉成功から、白鯨戦での元剣聖の大活躍からの白鯨に苦戦しつつもやっとの勝利、ベテルギウス戦でのどんでん返しの敗北、そして勝利し、エミリアへの告白。
とても戦闘シーンも迫力があったし、それぞれのシーンで雰囲気が出てました。
{/netabare}

総評
{netabare}
面白いとは思いましたが、また見返そうと思えるほどではなかったかな。
ただ、2クールをダレることなく楽しませてくれたので、それは凄い事だと思います。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 97
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これだから異世界生活はやめられないゝ∀・)っ*♫(好き勝手書いてますが至って私は正常ですw)

原作ラノベ 原作未読 ‘16年春~夏2クール作品 全25話

◆ ジャンル
異世界ファンタジー ループもの |彡*


コンビニ帰りにひょんなことから?! 異世界に召喚され←ぇ?!w
そこで生活を始めることとなった主人公『ナツキ スバル』(常時ジャージ姿)

現実世界を無気力にグダグダ暮らしていた『スバル』はまるで自分がRPGの
主人公になったかのようにバラ色の異世界生活を満喫せんと妄想を巡らせる。

が! 俗に言うゲーム開始時に得られる初期アイテムやら装備やらスキルやら…
全く何もなく(ヾノ・∀・`)… その待遇に絶望するのだった_| ̄|○

そんな彼が唯一手に入れていた力が死して時間を巻き戻す『死に戻り』ヾ(・ω・`
異世界での様々な出会いと試練が彼の運命を大きく変えていく―

しのび寄る”魔の手から”大切な人たちを守り、
そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、
少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていくのであった―

                          あらすじ一部参照〆(・ω・o)


‘16年春期~夏期にかけて放送され、話題をよんだ本作!
2クール25話とボリュームたっぷりに描かれておりますが
物語は大きくわけて3つの三部構成になっておりましたφ(・ェ・o)

観始めるとこれが実に面白く止まらず12話迄一気に観てしまったのですが…、
視聴当初は、私、2クール作品だと全く知らずに…(ノ゚Д゚)ノ
毎週まめに待てないこと、そして何よりこの段階でかなりの絶望感と虚無感が
おそってきて、 私は堪えず半分1クール放送終了時で視聴を中断…
一旦”小休止”する形となりました…


そして、この度放送終了とみて、前半を復習しつつ視聴再開―
ってこれが!!! ヤバイおもしろい!! 止まらない!!
後半一気に観終わってしまった… 前半は布石か… 後半の盛り上がりッぱない!!!
 
ぃや! 前半導入部分からもぉ止まらず、実に面白く楽しんでましたし
物語も緊張感と手に汗握るバトルも(白鯨捕鯨戦が特に凄かった)
~そしてそして何よりキャラが個性豊かで粒揃い.*

前半はどっぷりベア子にゾッコンLOVE♡でしたが~、w

でもでも♪
後半は完全に彼女に持っていかれました~(♥ó౪ò)

ただくり返しになりますが…
中盤折り返し地点では、本当…精神をドッと持って行かれますので注意を!!!

なんとかしてみせるって自分に言い聞かせては、何度も何度もやり直して、
辛くって苦しくって、嫌になって…もぅ無理だってそれでも立ち上がって、
大切な人を守る為にヘトヘトになって、ボロボロになって、心をすり減らして…
心がギスギスして、痛くって、もぉ疲れたって…いっそもぅ諦めたくなります…

でもでも♪
それでも、支えてくれる存在がいること。
なにもかも包み込むような彼女のその優しさにその笑顔に…
心の汚れは全て洗いさられ、私は心から救われたと感じることができるのデスッ!(のけぞりながらw)



お気に入りキャラぁ~(o*゚∀゚)o
{netabare}はい… すいません、傲慢で怠惰な私はこの魅力的なキャラがてんこ盛りの中
たった1人に絞り込むことがどうにもできなかった次第であります…( っ゚、。)っ

という訳で!! 
TOP5にて召喚、違っw 紹介させて頂くの~デスッ!!(のけぞりながらw)


         レム(〃’ω’人’ω’〃)ラム
姉さま姉さまッ! Kazuyanったら年甲斐もなくマニアックな趣向で醜態をさらすに違いないわ♪
レムレムッ! Kazuyanったら相変わらずの意味深な発言で衆目にさらされるに違いないわッ♪
         レム(〃’ω’人’ω’〃)ラム

いい加減とっとと発表するかしら๑`Д´)ノ どーせ1位は決まっているかしら♪


―◆第5位◆―
ペテルギウス・ロマネ・コンティー
―魔女教の大罪司教の怠惰担当を名乗る不思議で不気味な男―

ってw、冗談は髪型と性癖だけにして欲しいかしら( ´゚ж゚` )プw

ぃや~実に、笑かされました(´゚∀゚)・:.・:∵ブ イっちゃっててぶっ飛んでて
気持ち悪さが抜群で、面白さNo1敵ボスキャラだったと思います♪
こんなの気に入ってツボってハマってるって…ひょっとして~ …

ぁ~ あなた~… 怠惰ですねぇ~|*艸・)(のけぞりながらw)


―◆第4位◆―
ロズワール・L・メイザース
―ルグニカ王国貴族で辺境伯の立場にある有力者にして変態w―

ちょw それこそ冗談は化粧と性癖だけにして欲しいかしら(○`З´○)-зw

立派な肩書~~きと溢れる才能を奇行奇言で台無~~しにする
変わり者だ~~よ♪(変態w)
な~~んせこの喋り方が頭から離れな~~いじゃないか♪
レムラムをメイドにして~~る時点でその変態っぷr…w
その才気は認めざるをえないじゃな~~いか♪


         ラム(〃’ω’人’ω’〃)レム
姉さま姉さまッ! Kazuyanったら5位と4位は完全にウケ狙いにきてますわ♪
レムレムッ! この後のTOP3で私たちが一体どこに入ってくるのかが見ものだわ♪
         ラム(〃’ω’人’ω’〃)レム


―◆第3位◆―
ミミ・パールバトン (ミミ) ―猫の獣人の少女―

待ってました♪ ちっこくてゆるゆる萌え萌えケモ耳幼女♡
これまた私、なに?このかわいい生き物Σ(>∀♡ノ)ノキャー  状態に⊱*•∀•*⊰わァーw
と、あるユーザーさんがサムネにしてて私気になっていたんですが、
出てきた瞬間テンションMAXでかわゆくって人懐くって萌え萌えでした♪
ありがとうございます✿❀(。◕ˇ∀ˇ◕人)❀✿


―◆第2位◆―
ベアトリス (ベティー、ベア子)
―ロズワール邸にて隠された部屋、金書庫の司書を務める金髪幼女―

ベア子のドリルヘアーをくるんくるんびよーんってしたい人かしら(♥ó౪ò)♡w
間違いなしの金髪幼女に豪華なフリフリドレスとリボンと可愛らしくって
CV:新井里美さんの声、喋り方、口癖とクセになって堪らないかしら♪

バルスを守ろうとしてくれるシーンは思わず涙がこみ上げた。:゚(;´∩⊂;)゚:。
本当は誰よりもバルスのことを…状況を全てを理解してくれている存在?!―
そんなベア子に心満たされました♡

でもでも!!
後半はほとんど部屋に閉じこもり出番無しだったのが…残念だったかしら(*`^´)


―◆第1位◆―
レム
―水色髪のロズワール邸の双子メイドの妹の方―

何を隠そう本作1のヒロイン間違いなし!!
ぁ~レムりん(*´д`*)ハァハァ 愛し過ぎるっしょーーーー。:゚(;´∩`;)゚:。
これは、「RMT」 レムりん・まじ・天使過ぎる!!!!!!!!! の略yw

レムの笑顔が好きです。
頭を撫でられてデレて頬を赤らめ笑うレムの笑顔が好きです。

レムの弱さが好きです。
自分はお姉さまの代替え品だなどと弱気なことを言って、
誰よりも傷ついて失ったその心をそっと慰めてあげたくなるんです。

レムの声が好きです。
お姉さまとふざけてちょっかいだしてくる声も、荒れ狂い叫ぶ罵声も、
優しく語りかけてくれるレムの声も全部大好きなんです。

レムの腕が好きです。
鎖の付いた棘鉄球を振りかざすその腕は細くて折れてしまいそうで
そっと手を差し伸べてぎゅっと抱きしめたくなるんです。

レムの優しさが好きです。
なにもかもを受け止めて、包み込んでくれるようなその心、その優しい眼差しを
一生私のそばで傍らに置いておきたくなるんです。


ムッキー(○`З´○)-з 散々ベティ一択と決め込んでたクセになんだっていうのよ!!
ってベア子に叱られちゃうもしれないけど…w
そのくらいレムの存在は大きかった…
2人で一生ひっそりと、どこか平穏な街でゆっくりと暮らそうかって
一瞬本気でそー思った自分がいました… ((・ω・≡・ω・))ヾ(・ω・`


大分、恥ずかしい文章になってる気がしますがw 
これだけは忘れないうちに言わせて下さい(>人<;)


エミリアたんの膝枕は大変うらやまけしから`Д´*)ノ…
わ、私もしてもらいたいかしら~ヾ(♥óᄌò)ノ♡ヾ(・ω・` {/netabare}



さて、さてさてさて♪ 皆さまはもうご覧になったのか~~~な?
もし、ま~~だなら、ぜひご覧になって欲しいじゃな~~~いか♪
ハラハラドキドキと心にグサグサ~~と刺さる程の苦しみを乗り越~~えた
その先には、きっと最高の癒しと喜びが待っているはずだ~~~よ♪

既に勤勉にご覧になった方は、ぜひ、ぁ、ぜひ、ぜひぜひぜひぜひ♪
その愛に!愛に愛に愛に愛に愛に愛にぃぃ 愛のままにぃ~
お気に入りのキャラを教えて欲しいの~デスッ!!(のけぞりながらw)

その口癖たちいい加減にして欲しいかしら(○`З´○)-з


こんなことばっかしやってるとまるで私が”変な人”だと
皆さま方に思われてしまうし、そ、それに本作未視聴の方々からしてみれば
完全にイっちゃってる人だと思われてしまいかねないのでこれくらいにして…

え?!、ヽ(´Д`;)ノ? 既に…もう十分・・・変な人…”変人”ですって?






あぁぁ~ 脳が震えるッ 艸д♡*)ヾ(・ω・`

投稿 : 2024/06/08
♥ : 87

83.4 17 モンスターでラノベ原作なアニメランキング17位
這いよれ!ニャル子さん(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3019)
16666人が棚に入れました
高校生、八坂真尋はある日、夜道で怪物に襲われるも突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、また自身が宇宙人であること、真尋が他の宇宙人に狙われており、自分が護衛として派遣されたことなどを告げるのだった。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、喜多村英梨、松来未祐、釘宮理恵、新井里美、國府田マリ子、久川綾、羽多野渉、大坪由佳、草尾毅、島田敏

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

自分的には未開拓のジャンルだった

ライトノベルが原作。
クトゥルー神話を元ネタにしたスラップスティックコメディというより
単純に「ラブコメ」なんだそうだ。

面白いよ~という噂だったので、1期2期をすっ飛ばして
3期から視聴したのだが、やはり1期から観るべきだったのか。

ドロロンえん魔くんを思い起こさせた色彩の中、異界の生物が・・
ギャグ以外、詳しいことは知らないままだったので
その直後からの展開には、口がポカーンw

見方によっては、「わけがわからない感覚」なんだけれど、
気楽に観ていられたことは確かで、そういう意味では娯楽作品なんだろう。
あまり深くは考えない向き合い方でパクリパロディを楽しめたら
それはそれでいいのかもしれなかったが、自分的には未開拓のジャンルゆえ
どうにも最終回を観終えるまで、かなり気力が必要で時間がかかった。

キャラの顔立ちもけっこう可愛いし、テンポ良く展開していくので
クスクス笑いながらいつのまにか終わってる点ではある意味
成功している部分もあるのかもしれないが、好みの作品かというと
それは少し違うぞ・・と。
好きな人には申し訳ないけれど、個人的にはそういう結果になってしまった。
ただ、いろんなアニメのパロディについては、
おそらく半分も気づけていなかったと思うので、もしそれがもっとわかれば
評価はグンッと上がったのかもしれない・・・う~ん残念。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 66

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハイテンションラブコメヾ(o´∀`o)ノ

「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌、ニャルラトホテプ!」
こんなキャッチフレーズをもつニャル子を
中心に繰り広げられるハイテンションラブコメ。
全12話。
原作:ラノベ。


TV放送は2012年4月なのでちょうど3年前。
まだ、おいらが深夜アニメを見始める前の作品ですw
キャッチしている方のレビューを拝見して
視聴を決めた作品です、感謝ですね(o´∀`o)ノアリガト♪

あらすじは飛ばします。

んまぁ~ハイテンションなメインヒロインでしたね。
そんなニャル子中心の為か各キャラも映える映えるw
あのテンション、個人的にはアリでしたが
合わない方もいるかも知れませんね(;´∀`)

それでも、このウザいくらいのハイテンションぶりが
作品の要になっていたように思います。

ラブコメとパロディを軸にした内容は
どこかで観たような話が多く、真新しさは皆無。
しかし、それでも笑えるのは作品の武器である
ハイテンションを要とした事が要因だったと思います。

使い古されたようなネタ、ストーリーでも
何か1つ材料を加えれば新たな面白さが生まれる。
まだまだにわかな自分にはいい勉強になりましたw

作画は丁寧でキャラデザは可愛らしい仕上がり。
主人公である男子高校生役を演じる喜多村英梨
ニャル子役の阿澄佳奈など声優陣もしっかりしています。
中毒性があると言われるOP曲♬にも納得w

全体的によくまとまったコメディ作品と
いった評価になりました♪


パロディネタは元ネタが分からないと(?∀?;)に
なってしまうので恐いですよねw
それでもニャル子のウザいくらいのハイテンションが
救ってくれると思います(≧∀≦)

ラブコメ、パロディファンは一見の価値アリだと
思いますよ♪
2期の視聴が楽しみです!




《キャスト》

ニャル子(CV.阿澄佳奈)
八坂 真尋(CV.喜多村英梨)
クー子(CV.松来未祐)
ハス太(CV.釘宮理恵)
シャンタッ君(CV.新井里美)
暮井 珠緒(CV.大坪由佳)
余市 健彦(CV.羽多野渉)
八坂 頼子(CV.久川綾)
ルーヒー・ジストーン(國府田マリ子)



《主題歌》

OP
『太陽曰く燃えよカオス』/後ろから這いより隊G
ED
『ずっと Be with you』/RAMMに這いよるニャル子さん
『禍々しくも聖なるかな』/後ろから這いより隊(第12話のみ)

2015 04/05 初稿

投稿 : 2024/06/08
♥ : 58
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

にゃ〜

原作未読です。

謎のものから追われる主人公 八坂 真尋を守るために宇宙からやってきた惑星保護機構銀髪美少女 ニャル子さんが活躍する?お話です。

ギャルゲー好きで残虐で性格破綻者wのニャル子の言動や行動が面白すぎて、もうずっと笑いぱなしでしたwニャル子役の阿澄佳奈の魅力が充分すぎるほど発揮されていましたね。

恋愛やちょっとしたBLやゆり要素があります。
特に主人公とニャル子さんやりとりが面白かったですね。

把握できないもの数多くありましたが、色々な特撮やアニメ作品のオマージュも結構ありました。
ガ○ダムネタや仮○ライダーのセリフが多いですねw
過去のオマージュが入っている作品は余り好まないのですが、この作品はあまり違和感なく観やすかったです。

OPは面白い曲で耳に残りますね~中毒性がかなり強いですw
う~にゃ~う~にゃ~♪
最終話で流れたEDの「禍々しくも聖なるかな」いい曲ですね。

ギャグハーレム作品で単純明快、元気で楽しい作品です。合う合わないがあると思いますが、私にはド直球でした。楽しく過ごしたいときに観るといいですね。

続きもあるそうなので楽しみです。
{netabare}
キーワードは「フォーク」ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 57

75.3 18 モンスターでラノベ原作なアニメランキング18位
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1362)
8785人が棚に入れました
勇者試験を目の前にして魔王が倒され、勇者になれなかったラウルは、王都にある小さな電気店、マジックショップ・レオンに就職。勇者から電気店店員となったラウルは忙しい毎日を送っていた。そんなラウルの平凡な毎日は、バイト希望でやって来た少女との出会いをきっかけに、大きく変わってしまった。彼女の名はフィノ。実は倒された魔王の娘だった!?

声優・キャラクター
河本啓佑、田所あずさ、島形麻衣奈、川原慶久、曽和まどか、宝木久美、新田恵海、山田奈都美、岩崎可苗

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

勇者って潰しのきかない職業なんですねw

内容としては、勇者になりそこねて家電量販店に就職した勇者候補生と、
そこにアルバイトの応募にやってきた魔王になりたくない魔王の娘のお話
ファンタジー×お仕事系コメディって感じかな。全12話です。

今期の中で、ある意味一番気になってた作品なんですが、なんかイマイチ...

設定は色々と面白いものはあったけど、ストーリーは至って平凡だし、
なにより露骨なエロ描写が多くて鬱陶しかったです...

まぁ、人間界での常識を知らない魔王の娘の言動や行動は面白かったし、
あらすじを読まずに見始めたので、勇者になれなかった理由ってのも
結構笑えましたw あたりまえだけど、意外に深いww

ですが、困った事にその「勇者になれなかった理由」がこの作品の中で
一番笑えたトコなんですよね~ 1話始まって2分後なんだけど...

それに、色んな方がレビューに書いていて、すごく気になっていた
『フハハハハ。よくぞ我がレジまでたどりついたな、お客様め! 』
ってシーンが1話目で出てきたので、個人的にはその時点で続きに
興味が無くなってしまった...

一応は最後まで見てみましたが、特別面白くなるわけでもないし、
別に最後まで見なくて良かったなって感じでした。

見ようか迷っている人は、1話見れば雰囲気は大体わかるので
それで判断すれば良いと思います!!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 46

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

フハハハ、1度観てみるがいい! 視聴様め!

原作未読 全12話

今年は魔王・勇者の組み合わせでバトルものというよりちょっと変わった内容というのが色々とありましたね。「まおゆう」や「はたらく魔王さま」や「戦勇」などで、このお話も今までの感じと違いますね。

お話は、勇者になれなかった主人公ラウル・チェイサーと魔王になれなかった(なりたくなかった)魔王の娘でメインヒロイン フィノ・ブラッドストーンの2人が小さなマジックショップ レオン王都店(マジックアイテムといういわば電化製品みたいなものを取り扱う量販店)で働いていて色々なことに巻き込まれる物語です。

テンプレな女の子がいっぱい出てきて露出度が高い(パンチラ、極端な胸揺れ、水着、お風呂のシーンなど)ので、こういう種類のジャンルでは王道作品ですねw

ハーレムでラブコメ要素が高い作品ですが、サラリとしている作品なのでそんなにしつこくなく、露出度が高い作品ですがそれほど不快には思いませんでした。

それよりもタイアップが多すぎて作中に実名で出てくるのでその辺が気になりましたね(ローソンやスフィアなど)

それとこの作品を観てやっぱりキャラに魅力がないといけないと思ったのが、今回出てくる魔王の娘 フィノ・ブラッドストーンですね。可愛いだけではなくて、魔王の娘という設定を日常にうまく活かしているので他には無い魅力的なキャラとなっています。声も新人さんみたいですが合ってましたね。

エピソードも硬軟織り交ぜており、最後の方はちょっとシリアスなところもありましたが全体的に明るいお話なので楽しんで観れました。

1つ1つのエピソードが薄いので内容重視の方には不向きな作品ですが、頭を空っぽにして楽しく観たい時にいいのではないでしょうか。

OP ZAQさんが歌ってます。明るくて楽しくなる曲ですね。
ED スフィアさんが歌ってます。作画はギャップがw面白いです^^

最後に、この1年今まで以上にいっぱい色々な作品に出会えて、この手の作品にも大分耐性が出て来ましたねw(以前の私なら切っていたでしょうがw)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アニメの聖地はファンタジー静岡

異世界ファンタジー色の強い職業ものアニメ、少々ラブコメ気味です。

主人公は元勇者志望だったマジックショップの店員ラウル。
そこに元魔王の娘フィノが就職。
一生懸命で世間知らずのフィノがかわいいし、いろいろやらかしてくれます。
それをフォローする、おもり役のラウルの奮闘が面白いです。

ファンタジーな世界ですが、店舗網地図では舞台は明らかに静岡です。
フジゼロックスに宝永火口もあるし。
ファンタジー静岡が一番の笑いどころでした。

戦闘もありますが、付けたし程度。
内容はほぼないといってもいいです。
そんなことよりも、各女性キャラの胸が大きく、それが物理法則を無視して揺れるものだから、気になってしかたありません。
たぶんこのアニメは、後世、胸揺れアニメと呼ばれることでしょう。

ZAQさん歌うOP曲は、テンポがいい。
中毒性がありますね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42

72.1 19 モンスターでラノベ原作なアニメランキング19位
魔弾の王と戦姫(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1016)
6441人が棚に入れました
中央から遠く離れた辺境の若き領主であるティグルヴルムド=ヴォルンは、
ある日、国王の命によって隣国との戦争に出向く。
敵の総大将は竜より超常の武具を与えられし七戦姫の一人、
エレオノーラ=ヴィルターリア。
弓使いの少年と銀髪の美しき戦姫が出会うとき、
後世まで語り継がれる《英雄》の伝説が幕を開ける!

声優・キャラクター
石川界人、戸松遥、上坂すみれ、井口裕香、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、小松未可子、小林ゆう、原田ひとみ、興津和幸、飯島肇、菅生隆之、木村良平、松本大、東地宏樹、小杉十郎太

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストーリー展開早ッ(゜ロ゜;)

辺境の地「アルサス」を統治する伯爵・ティグルと
7人の戦姫を中心に描かれるバトルファンタジー。
全13話。
原作はライトノベル。


隣国同士で巻き起こる激しい戦を主人公・ティグルが
仲間たちと共闘し生き抜いて行くストーリー。
バトルファンタジーの「王道」って感じですかね(´∀`)

ハーレムやサービスカット、可愛いキャラデザなど
いかにもラノベらしい演出もちらほらw
その反面、戦場の描き方は特徴的でしたね。
工夫された戦況説明の巧さ、CG、騎乗シーンと
駆け足気味に進む戦場を上手に描いていると思います。

ティグルの武器が「弓」。 まぁ、地味ww
ピシュッ!グサグサグサ。 まぁ、地味ww
ただ、その分、戦姫たちが激しくも美しく
戦ってくれてますのでご安心を(ゝω・)

戸松遥、茅野愛衣や井口裕香など人気の女性声優陣と
ベテラン男性声優陣はバランスが取れいて安定感あり。
しかし、石川界人もよく出るねぇw


チラッと上にも書きましたが
疾風のごとく駆け足でストーリーが進行しますw
この辺りが作品評価の分かれ目になるかと。
個人的には予想より楽しめましたが♪

魔弾の王たる片鱗しか見せていない主人公
一部、未登場のままで終わった戦姫と
続編に期待せざるを得ないところですね。

領民を想う気持ちを強く持ち
領地を守るため必死に立ち向かう
ティグルの姿は勇敢で熱いです(*´∀`*)ノ




《キャスト》
ティグルヴルムド=ヴォルン(CV.石川界人)
エレオノーラ=ヴィルターリア(CV.戸松遥)
リュドミラ=ルリエ(CV.伊瀬茉莉也)
ソフィーヤ=オベルタス(CV.茅野愛衣)
ティッタ(CV.上坂すみれ)
リムアリーシャ(CV.井口裕香)
レグナス(CV.藤井ゆきよ)
バートラン(CV.菅生隆之)
マスハス=ローダント(CV.飯島肇)




《主題歌》
OP
『銀閃の風』/鈴木このみ
ED
『Schwarzer Bogen』/原田ひとみ
『竜星鎮魂歌』/鈴木このみ(第10話のみ)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 62
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

千の声、万の夢を踏み越えていく英雄の物語

この作品も2014年のお気に入りの1つになりました。

特にOPの鈴木このみさんの「銀閃の風」は、とっても好きな曲で、この物語の勇壮さ、人のはかなさ、激しさを想像させてくれました。それにしても鈴木このみさんの声量、ほんとうに素晴らしいです!

私は歴史ものが好きで、特に馬がたくさん出て来る映画を見るのが好き。本作品では馬が走るシーンが結構あるんですけど、本物の馬が走るように細部にわたって動きがいいなあと思えます。opのエレンが馬上の人となって滑走するシーン、大好き。

馬ばかりではなく、英雄ですとアレキサンダー大王やジュリアス・シーザー、ハンニバル、そしてグスタフ・アドルフが好き。グスタフはスウェーデンを発展させた英雄ですが、その称号が「北方の獅子王」で、17歳で王様(ティグルやエレン、リュドミラもほぼ同じ年齢)となって、王妃の名前がエレオノーラ。ライバルがヴァレンシュタインという名前なんです。戦姫のエレンやヴァレンティナなど似たような名前だけど、2人は将来 {netabare}争うと思えることから、ちょっと驚きです。

ティグルとエレンとの出会はとても印象的。エレンを射殺しようとして失敗、捕虜になるのに、物語が進むにつれてかけがいのないパートナーになっていくのがとっても素敵。
でも、いっしょになって戦ったのは、エレンよりもリュドミラのほうが多かったみたい。戦争終結後にティグルとリュドミラが寄り添って寝てたし。
ティグルにとって、エレンは先生の立場みたい。 リュドミラはティグルととってもお似合いと思えたのは気のせいでしょうか。

戦争中心でお話が進むので、内容は人命軽視ですけど、中世の戦争っていろんな本を読んでもこんな感じだったと思うし、エレンに兵を借りたティグルが多くの兵の死者を出したことに謝罪するシーンもあったことから、これも許せるかなと思います。{/netabare}

不満だったのは、あまり時間がなかったこと。2期でやってほしかったと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 59

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ついついリムの胸に・・・

剣と竜で象徴されるファンタジー戦記もの。
アニメタイトルとおり、「魔弾の王」と7人の「戦姫」の物語です。
ただし、魔弾の王は本領発揮していないし、戦姫も一部未登場。
いまだ導入部といったところかな。

戦争描写が残酷で、モブたちが容赦なくバッタバタ。
一方、戦姫や竜がやたらと強く、戦争としてはアンバランスです。
でも、ナレーションとチェス状解説は、戦況を把握する上で良い試みでした。

私のハマりポイントは、ティグル・エレオノーラ・リュドミラの三角関係。
軽い修羅場が結構楽しみでした。
ティグルは超優良鈍感キャラなので、いたしかたあるまい。

私のイチオシキャラはエレオノーラの副官リムアリーシャ。
冷静な振る舞いとお堅い性格はおくゆかしいです。
そのいでたちで顔を赤らめるとは・・・。
最大の萌えポイントです。
こら、ティグル、毒を吸い出す時に胸を持つんじゃない!
いくら持ちやすいとは言え・・・。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54

71.9 20 モンスターでラノベ原作なアニメランキング20位
ログ・ホライズン 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (981)
5716人が棚に入れました
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。
当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。
もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった
季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。
アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。
「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、逢坂良太、梶川翔平、井上麻里奈、下野紘、名塚佳織、櫻井孝宏、村川梨衣、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一、てらそままさき、白熊寛嗣、伊瀬茉莉也、藤原啓治、代永翼

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2期も安定の面白さ

原作未読。多くのキャッチさんからの紹介で第1期に引き続き視聴。
紹介して下さった多くのキャッチさんに感謝です。

視聴される方は必ず第1期を先に視聴して下さいね!


第2期でようやく主人公の本気、『全力管制戦闘(フルコントロールエンカウント)」が披露されます。
この手の作品は、バトルシーンが重要だと再確認。やはり燃えます。

アカツキが可愛かった~!
作品中もさるとこながら、EDはヤバくないですか?
EDが一番の見どころというと語弊があるかな?
でも、そのくらい可愛かったです。

第1期に引き続き登場人物が個性派揃いで良かったです。
第2期から登場の面々も面白かったです。
声優さんも違和感なかったし、作画も見やすくて良かったです。

まだまだ物語が続きそうな雰囲気だったので第3期を楽しみにしているのですが・・・。
脱税✖NHKでは厳しいのかなぁ?

2020.02.01追記
第3期、決定しましたね!
楽しみでしかありません!
半分諦めていただけに、喜びも倍増です!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 59

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

変わらぬ世界観は◎(o´∀`o)

世界的人気ゲーム・MMORPG『エルダー・テイル』
このゲーム世界に閉じ込められた「冒険者」たちの
姿を描いたファンタジー作品。

2013年~2014年にかけ放送された第1期の続編。
全25話。
原作:小説(未読)


世界観や設定などは続編という事で前作と同様。
制作会社が変更になった為かキャラデザが
柔らかくなった印象を受けました。

2クールをしっかりと活用したストーリーと
人間関係や金銭問題などゲーム世界の内情を
より濃く描いた内容は変わらず◎。
レイドで行うバトルも若干迫力に欠けるものの
設定を生かしたシーンが多く面白かったです。

ただ、地味(´∀`;)
派手さがないので淡々としたイメージ。
盛り上がりという点ではイマイチでした。
登場キャラの多さもマイナスに働いたかなぁ。

日々、変化を見せるゲーム世界で生き抜く為
戸惑い、苦悩しながら何度でも立ち上がる冒険者たち。
仲間との絆、成長などメッセージ性をヒシヒシと
感じさせる物語はさすがNHK作品だと思います(´∀`)


原作未読なので先の展開が気になるところ。
NHKさん、続編お願いしますよw

良い意味でも悪い意味でも安定した作り。
男女問わず楽しめる作品です(・∀・)v




《キャスト》

シロエ(CV.寺島拓篤)
直継(CV.前野智昭)
アカツキ(CV.加藤英美里)
にゃん太(CV.中田譲治)
てとら(CV.藤井ゆきよ)
ミノリ(CV.田村奈央)
トウヤ(CV.山下大輝)
五十鈴(CV.松井恵理子)
ルンデルハウス=コード(CV.柿原徹也)
マリエール(CV.原由実)
ヘンリエッタ(CV.高垣彩陽)
セララ(CV.久野美咲)
クラスティ(CV.櫻井孝宏)
レイネシア=エルアルテ=コーウェン(CV.伊瀬茉莉也)
濡羽(CV.斎藤千和)
秧鶏(CV.大原さやか)




《主題歌》

OP
『database feat. TAKUMA(10-FEET)』/MAN WITH A MISSION
ED
『Wonderful Wonder Would*』/Yun*chi

投稿 : 2024/06/08
♥ : 49

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

秋葉から世界へ!

第2シリーズは一期の続きからです。
秋葉原内部でも問題は起こるのですが他の各地区でもいろいろ起こります。
そんな世界で、シロエ達の奮闘は続きます!


第1シリーズとそんな内容もガラッと変わるわけではありません。でも個人個人の成長を要所で伺えます^ ^

物語はまだまだこれからという感じで終わってしまったので、結末も全然見えません笑。
第1、第2と沢山の話数踏んできて話がここまで進まないものかと思うところもありました。

キャラはたくさん増えてきましたが、個人的にはテトラが一番面白くて好きです^ ^

最終話付近の話は個人的にあんまり熱い感じはしませんでした。

あと、顔の作画はやっぱりアニメっぽくないですよね(^^)目の大きさとかとても三次元の人みたいだと思ってました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 45

68.5 21 モンスターでラノベ原作なアニメランキング21位
精霊使いの剣舞(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (826)
5709人が棚に入れました
清らかな乙女にのみ許された特権――精霊契約。ここアレイシア精霊学院では、精霊使いとして訓練を積んできた貴族の令嬢たちが集められ、エリート教育を受けていた。少年カミトは、ふとした事故から学院生の少女・クレアの水浴びを覗き、さらに彼女が求めていた精霊と代わりに契約してしまう。そう、カミトはこの世界ではありえない、男の精霊使いだったのだ!「あ、あんた……あたしの精霊、奪った責任とりなさいよね!」「は?」「あんたがあたしの契約精霊になりなさいっ!」箱入りお嬢様たちの学園に放り込まれたカミトの運命は!? 刻印輝くエレメンタル・ファンタジー!

声優・キャラクター
古川慎、木戸衣吹、優木かな、石上静香、大西沙織、加隈亜衣、田中真奈美、中原麻衣、松岡禎丞、日笠陽子
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

仲間が共鳴する剣舞(ブレードダンス)

主人公が男の子でそれ以外が女子だったので、一話見たときはあまり期待していませんでした。主人公が1人だけ女子高に入るというのもどうなのかなあ、と違和感もありました。

でも、見ていくうちに主人公だけでなく、ヒロインみんながカミト君を中心に共鳴しながら成長していく物語に思えてきて、3話から最終回にかけて楽しく視聴しました。
{netabare}
カミト君は明るいけど過去に何かあったのか、昔よりは剣術が弱くなっているという設定も悪くないです。普通のドラマは時間がたつにつれて強くなっていくんですよね。この物語では昔の強さを取り戻していく様子が描かれます。

ヒロインのみんなも個性的でいいなあ。でも、必ずこういうハーレムもののアニメにはクレアみたいな意地っ張りな子って存在しているのは定番だから?

カミト君にお似合いな剣はエストちゃんですよね。昔はレスティアちゃんがカミト君といっしょだったけど、今は怖い女の子。
{/netabare}

OPでカミト君が片手でエストちゃんを持ち上げ、エストちゃんが剣となるシーン、とってもきれいで素敵。エストちゃん、かわいい(*'▽^)

音楽ですが、OPの原田ひとみさんが歌う「共鳴のTrue Force」はお気に入りになりました。それに音楽の鈴木ヤスヨシさんの曲もとっても素敵で、今後サントラがブルーレイに同梱されるみたいですので、チェックしておこうと思います。

アニメでは校内の代表選に勝って精霊剣舞祭に向かうところで終わりますが、続きをみたいです。
2期希望です♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 56

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ちっぱい祭りじゃァァァッヾ(o´∀`o)ノ

清らかな乙女だけがなれる精霊使いの世界に
唯一の男子が現れる。
異世界ファンタジー×ラブコメ作品。
原作はラノベ。 全12話。


THEラノベ作品、テンプレ作品と言ったところですw
舞台となるアレイシア精霊学院は女子のみの学院。
そこに男の子が1人入って来たら………。
そりゃまあ、ハーレムものになりますよね( ´艸`)
ストーリーの展開が分かり易い、予測可能な作品ですw

女の子たちはもうお約束の設定w
髪の色から性格、喋り方までどこかで…って娘ばかり。
それでも、ハーレムものと割り切ってしまえば
意外と楽しめる作品だと思いますよ♪
ツンデレからニーハイまで抑える所は抑えてありますしw

作画はさすがこの手のジャンル、綺麗でしたね。
キャラデザも丁寧且つ可愛らしかったです。
メインヒロイン・クレアは小さい胸に悩んでいましたが
全然問題ないと思います!
ちっぱい祭りですよ、そんなものヾ(o´∀`o)ノ

声優陣は若手の声優さんが多いようですが
それぞれキャラのイメージに合った演技だったと思います。
松岡禎丞のヒール役も良かったと思います。
個人的には2作続けて木戸衣吹主演作品の視聴になりましたが
まだまだ若い声優さんなので頑張って貰いたいです。


一応、区切りの良い所で終わりましたが先が気になりますね。
ストーリー、世界観や設定など予想以上に楽しめたので
続編があるようなら視聴したいと思います。

やはり男の子向けの作品。
ハーレムものが好きな方にオススメの1本です。




《キャスト》
カミカゼ・ハヤト(CV.古川慎)
クレア・ルージュ(CV.木戸衣吹)
フィアナ・レイ・オルデシア(CV.大西沙織)
エリス・ファーレンガルト(CV.石上静香)
リンスレット・ローレンフロスト(CV.優木かな)
テルミヌス・エスト(CV.加隈亜衣)
ヴェルサリア・イーヴァ・ファーレンガルト(CV.佐倉綾音)
ジオ・インザーギ(CV.松岡禎丞)
レスティア・アッシュドール(CV.日笠陽子)
グレイワース・シェルマイス(CV.中原麻衣)



《主題歌》
OP:『共鳴のTrue Force』/原田ひとみ
ED:『精霊剣舞祭』/にーそっくすす

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

型通り【酷評注意】

女性だけが精霊と契約し使役できる世界。
しかし、カゼハヤ・カミトは男でありながら精霊と契約してしまう。
精霊を利用したバトルファンタジー作品。

女性しか入学できなくて男1人だけがいるストーリーとしては「IS」と同じ設定です。
「IS」がロボ系に対して、こちらはファンタジー系。
少し系統が違いますが、似たような設定という事は間違いないです。

ツンデレにメイドやお嬢様キャラなど、色々な女性キャラが登場します。
同じような設定であればキャラに魅力がなければ作品を楽しむ事ができませんが、キャラもどこかで見たようなキャラが多く魅力的なキャラはいませんでした。
何だか本作品と同じような作品が多く自分としては飽きてきました。

その上、奴隷精霊という表現は嫌な感じがします。
語彙に乏しいのでしょうか。
差別用語とまではいかないまでも、もう少し表現方法を改めたほうがいいと思います。

類似した作品になるのはラノベ原作の限界なのでしょうか。
似たような作品ばかりだと早い者勝ち。
どうしても後から視聴した作品に対する評価は低くなってしまいます。

ラノベ原作が好きな人には良い評判なのでしょうが、個人的には退屈な作品でした。
これからはラノベ原作の中でも差異があるようにして、もっと多様な作品でなければ一部のマニアにしか受け入れられないジャンルとなってしまうでしょう。
ラノベの将来を悲観して、筆を置かせていただきます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

85.6 22 モンスターでラノベ原作なアニメランキング22位
ゴブリンスレイヤー(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1041)
4988人が棚に入れました
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ。」
その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった…。

声優・キャラクター
梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央、井口裕香、内田真礼、中村悠一、杉田智和、日笠陽子、松岡禎丞
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

英雄譚には決して載らない名もなき男の話

2019.01.06記
原作未読


重たい話と聞いたので。シリアスものは好物なのです。
全12話のダークファンタジー。下手なあらすじより↓のキャッチコピーが分かり易いです。

『俺は世界を救わない ゴブリンを殺すだけだ』

{netabare}目の前で姉をゴブリンに凌辱されて殺されたトラウマを基盤に{/netabare}ゴブリン殺しに執念を燃やす寡黙な男の物語です。
RPGでもステータス低め。こんぼうで屠れるくらい非力。雑魚キャラの代表格のゴブリンですが、習性を聞くとけっこうパンチが効いてる感じです。
臆病。集団で村を襲う。略奪種族で物を作る発想はない。メスがいないため他の種族(人間とか)に種付けする。対人間の場合、男は殺し女は輪姦す。生き残ったものは学習し力を蓄えてく。成熟度にあわせて、ホブ・シャーマン・ロート・チャンピオンなど意外と種類豊富だったりもします。
まあ同情の余地はない感じです。{netabare}子供のゴブリンを容赦なく叩き殺すシーンがありますが感情動かされることはありません。当たり前のことです。とはいえ珍しい描写ですね。子供に手をかけるのってご法度みたいなところがありますから。{/netabare}

エログロに目がいきがちではあります。ゴブリンの習性を鑑みて、主人公ゴブリンスレイヤーVSゴブリンのシンプルな対決構造でもあります。無論エログロないしバトルの賞味期限はそれほど長くないため屋台骨が必要です。この作品の場合はこちらを面白く感じられるか?なんだと思います。それは、、、


 愚直にPDCAを回す職人の話


1話 ビジュアルで視聴者を引き付ける
2話 世界のルール説明
視聴理由がカタルシスを得る目的なら違いますし、物語構成は後半追い上げ型ともちょっと違いますので、2話まで観て肌に合わなければ撤退可でしょう。
そしてこの主人公であるゴブリンスレイヤー。ひたすらゴブリンを狩る男は実は意外と弱い。ステータスはきっと半端なものでしょう。だからこそ、考えて実践し修正しそして繰り返す。感情を廃した極端なまでのストイックさは弱さを覆い隠すための鎧のようにも思えます。

世界を救う勇者ではなく、町の一介の小鬼殺しにスポットをあてる発想は自分には新鮮でした。その昔やっていた某『プロジェ○トX』が好きな御仁にはこの物語はけっこうしっくりきそうな気がします。どこかしら中島みゆきの歌声が聞こえるようなそうでないような。“女神官”“妖精弓手”キャラの固有名称無い理由が名もなき地上の星の物語だからというわけではよもやあるまいとは思いますが。。。
自分はしっくりくるものがあって楽しめました。

なお、コミュニケーションを取るのがド下手な今後の彼が心配です。待つ女“牛飼娘”を筆頭に、好意を寄せてくれる面々から影響を受けてさらに一段レベルが上がって欲しいですね。
{netabare}協力を仰いで総力戦へと繋がった最終盤は意外と彼には人望のあることがわかりました。一人の限界を超えて複数人のパーティをマネジメントできるならレベルアップも可能でしょう。{/netabare}

淡々というより黙々とした展開。その中で“妖精弓手”“女神官”“牛飼娘”“受付嬢”ら女性陣がアクセントを加えて飽きのこない作り。良作です。



■余談 ※あくまで個人的所感です
リアルでも“女子高生コンクリ詰め殺人事件”を筆頭に、国内においても、まるでこの作品で描かれたゴブリンの所業と思しき事件はあるとの前提ではありますが、規模と実態という意味で、
{netabare}本作は『竹林はるか遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記』に記述されている世界の異世界版と見立てて鑑賞してました。
※詳細は省きますが一言でいうと敗戦後の引き揚げ体験記で、原典はアメリカの中学校で教材として扱われておりました。しかしこの物語を当の日本人が知りません。{/netabare}
{netabare}誤解無き様、特定の国・民族を貶める意図はありません。事実の把握、起こったらどう対処するか、起こらないようにどう対処するか、それ以上でも以下でもないです。己の思考に自信満々との傲慢さもなく、集合知を信頼したいので事実は共有されるべきと考えてます。これをもって憎しみを増幅させるから止めろとのご意見は拝聴しても、「仮に起こったらどうするか?」または「同じことが起きない様にどんな準備をしてるか?」と問うことになると思います。{/netabare}

第二第三の剣の乙女を生まないようにするのが男子の務めでしょう。

{netabare}「わかってもらいたかった 怖くてつらくて痛くて恐ろしくて そんなことがこの世にあって そういうことをするものがこの世界にはいる 分かってもらいたかっただけです」剣の乙女(第9話){/netabare}

奇しくも世界を救った勇者さんが言ってるじゃないですか。

{netabare}「僕たちが世界を救ったって村が滅んじゃったらやだもんね~」勇者さん(最終話){/netabare}

{netabare}その勇者さん、魔人王を前にしてこうも言ってました。「これが終ったら村に戻って三人でお祭りに行くんだー!」(10話)。{/netabare}

大事を成す(世界を救う)者にも依って立つところ(村)は必要です。足元を支える裏方さんのお話でした。



視聴時期:2018年10月~12月 リアタイ 

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2019.01.06 初稿
2019.06.22 追記
2021.08.20 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 89
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

TRPGの世界観に抗い、サイコロの出目に左右されず生きる

アニメーション製作:WHITE FOX、監督:尾崎隆晴、
シリーズ構成・脚本:倉田英之、脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:永吉隆志
原作:蝸牛くも

RPG世界に存在するモンスターのなかで最弱とされるゴブリン。
退治しても稼ぎが少ないため、冒険者たちは要請を避けることが多い。
しかし、ゴブリンだけにこだわって討伐する男がいた。
多くの人々は蔑みも込めて、彼をゴブリンスレイヤーと呼んだ。

残酷描写が話題になった作品で、海外からの人気は高い。
その理由として考えられるのは、
主人公のキャラクター像だと想像する。
復讐の炎に身を焦がす、過去に傷を持つ男というのは、
ハードボイルドを好む層に魅力的に映るのかもしれない。

元はアスキーアートを使用した二次創作的な作品で、
ゴブリンだけを殺す男がいても面白いのではという
単純な発想から生まれ、様々な既存作品のキャラクターを
当てはめて発展させたものだ。
そんな経緯からか、登場人物たちには全員名前がない。
例えば主人公のゴブリンスレイヤーは、
ドラクエに登場する「さまようよろい」がモデル。
鎧兜の後ろから出ている赤い飾りのデザインなどは、
完全に「さまようよろい」と同じだ。
ほかにも牛飼娘が『銀の匙』の御影アキだったり、
鉱人道士(ドワーフ)がハンター×ハンターのネテロ会長だったりと、
言われてみると、確かに似通ったデザインだったりする。
調べてみると、それぞれモデルがあるので面白い。

さらに世界観はバックボーンとされているTRPGという、
テーブルゲームのひとつである会話型RPGを想定している。
プレイヤーはサイコロを振ることで運命が決まっていく。
作中で頻繁にサイコロが出てくるのはそのためだ。
ゲームマスターという全体を裁定する神のような存在がいて、
秩序や平和を望む人々と魔人王が支配する混沌を
目指す勢力に世界は二分されている。
これらを理解していないと、
作品の全体像が見えないのが正直なところだ。

というのも、この作品をリアルなRPGというつもりで
観ていると、かなり多くの部分で疑問を感じてしまう。
まず、ゴブリンをこの世界で弱いとしている
説得力をほとんど感じることができない。
もちろん、RPGをやったことのある人なら
事前のイメージでそう思えるだろうが、
この作品のゴブリンは知性がないといえど、
普通に剣を振り回してくるし、毒を塗った弓矢も放ってくる。
毒にやられると短時間で死んでしまう。
死亡すると生き返ることができない。

この世界では物語の何年も前からゴブリンによる殺戮が頻発している。
性格は狂暴で、人間を殺して強奪することを当然と思っている。
そんな危険な相手が雑魚と見なされ、相手をするのが
駆け出し冒険者しかいないということが既に納得できない。
当然ながら、複数で来られたらやられてしまう。
シャーマンや「渡り」などの上位種がいれば尚更のこと。
これは国家レベルで対処しなければならない事件だ。
しかも、ゴブリンはオスしかおらず、女性の人間を襲い、
短い期間で自分の子供を何匹も産ませることが可能だという。
だとすると、ゴブリン相手に女性の冒険者、
しかも駆け出しが討伐に向かうことなどあり得ない。
これは、より残虐シーンを描きたかったためだけと思え、
個人的には、設定が破綻していると感じた。

また1話でリアルな描写を入れているのは良いのだが、
{netabare} そのままの世界観で物語が進むのかと思うと、
その後は、百匹以上はいると思えるゴブリンたちを、
たった5人で殺してしまうなど、
どう控えめに見てもリアルなどとは思えない。
相手が毒を使うときに限って、
毒に反応するカナリアを連れて行くのも{/netabare}ご都合主義だ。
リアル描写として納得できるのは、
洞窟で長い剣を持っていくのはタブーということや、
大量のゴブリンを刺すときに血糊で滑るので、
敵の武器で殺していくというところくらいなもの。
途中からは普通の異世界ものとなってしまった印象だ。
またゴブリンスレイヤー以外のキャラの掘り下げも
ほとんど見られず、凡庸なストーリーといえる。

ただ、この作品をリアルなどと考えずに、
残虐シーンのある異世界ものという感覚で、
そしてTRPGということを踏まえて観ると楽しめる。
{netabare} 例えば、8話でゴブリンスレイヤーが、
死にかけるのだが、{/netabare}
TRPGの神のような存在が興じる不条理な世界に
抗うという描写があって、面白いと思った。

全体の作画の雰囲気や効果音、OPの音楽などは
この作品にとても合っていたと思う。
また、全12話の物語を俯瞰して、
ゴブリンスレイヤーの人生を追って考えてみると、
構成や脚本は上手くまとまっている。
これは、最後の2話分の展開が優れていたことが大きい。
視聴者は最初から少しずつ
ゴブリンスレイヤーの苦悩を見せられている。
{netabare}村が襲われ、大好きな姉が目の前で凌辱され惨殺されたとき、{/netabare}
怖くて動けなかったことに対して自分を責め続け、
ゴブリンを殺すことに異常な執着を持つようになる。

そんな心を失った男が次第に、他人に心を開き、信頼を得ていく。
多くの人々の力を借りて{netabare}大量のゴブリンから牧場を守ったことで、
ゴブリンスレイヤーのなかで何かが大きく変わった。
その結果「ゴブリンを殺すだけ」ではなく、
「冒険者になりたい」という将来の希望を
初めて口に出すことができたのだった。{/netabare}
苦しみも哀しみも、そして喜びも他人と分かち合えることが、
人生をより豊かにすることを彼は初めて知ったのだ。
このゴブリンスレイヤーの心情の変化に
至る展開は上手く描いていた。
ラストに続編があるようなテロップが出たが、
ひとつのお話として、現時点でしっかり完結している。

自分の望むことを得るためには、
サイコロの出目になど左右されないほどの
何かをやり切るだけの強い意志と
周りを動かすだけの力が必要なのだ。
(2019年2月9日初投稿)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 84
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

現実の魔物退治ってこういうことだよね・・・

原差悪未読。最終話まで視聴。

【衝撃的な第1話】
すでに多くの方がレビューされているので、詳しくは語りませんが・・・。

{netabare}衝撃的でしたね。
インパクトがありました。
ここで引いちゃう方には、残念ながら向かない作品と言うことになるんでしょうか。
そして、エロさとともに強調されたのがグロさ。

魔物退治って、現実にはこんな感じなんだろうなって思いました。
どこかファンタスティックに描かれることが多い魔物退治ですが、現実ってこうなんだろうな、っていう・・・。{/netabare}

【決して最強とはいえない主人公】
{netabare}かなり苦戦してましたね。
力で圧倒するというよりは、『知恵で勝つ』戦闘。

数で圧倒するゴブリンに苦戦するとか、結構リアル。
ここでも、現実の魔物退治を感じることが出来ました。{/netabare}

【ほのぼのほっこり日常パート】
{netabare}対照的に、日常パートは、ほのぼのほっこり!
平和な日常にホッとします。

ほのぼの日常パートと陰惨な戦闘パート。
このギャップが、この作品の魅力の一つかと・・・。{/netabare}

【物語を盛り上げる豪華声優陣】
小倉唯、井口裕香、内田真礼、東山奈央、中村悠一、杉田智和、松岡禎丞、日笠陽子・・・。
贅沢な声優陣ですよね!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 63

71.6 23 モンスターでラノベ原作なアニメランキング23位
学戦都市アスタリスク 2nd SEASON(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (664)
4573人が棚に入れました
二十世紀に地球を襲った大災害・落星雨(インベルティア)により
多くの都市が壊滅したが、隕石から発見された未知の元素である万応素(マナ)は、
人類の科学技術を発展させ、≪星脈世代(ジェネステラ)≫と呼ばれる特異な力を
持った新人類を生み出すこととなった。
世界最大の総合バトルトーナメント≪星武祭(フェスタ)≫の舞台、
水上学園都市“六花"、通称・アスタリスクでは、毎年六つの学園が覇を競っていた。
タッグ戦≪鳳凰星武祭(フェニクス)≫に出場した星導館学園の天霧綾斗は
≪華焔の魔女(グリューエンローゼ)≫ユリスと共に大会制覇を目指す。

熱き魂が疾走する
学園バトルエンタメここに開演!


声優・キャラクター
田丸篤志、加隈亜衣、東山奈央、井澤詩織、小澤亜李、内田雄馬、星野貴紀、赤﨑千夏、田村睦心、内山夕実、長妻樹里、杉田智和、中原麻衣、千菅春香、飛田展男、松田颯水、松田利冴、南央美、櫻井孝宏、井口祐一、こぶしのぶゆき、甲斐田裕子、石塚運昇、田村ゆかり、羽多野渉、佳村はるか、豊田萌絵、加藤将之、松田健一郎、緑川光、悠木碧、竹達彩奈、田辺留依、M・A・O、後藤邑子、松岡由貴、大西沙織
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

戦いはこれからも続く‥‥

原作未読 全12話(分割2クールの2クール目)

1クール目から続く「鳳凰星武祭」と呼ばれるバトル大会の続きがメインとなっております。

バトル大会後のお話もありましたが、中途半端な印象です。

原作が続いていることもあって伏線は全然回収されておりません。{netabare}(姉のこと、オーフェリアのこと){/netabare}原作の進行具合や円盤の売上次第だと思いますが、このままなければ消化不良ですね。

バトルは色々なタイプがいて面白かったです。2VS2なので色々な連携もありましたね。

可もなく不可でもない作品、異次元バトルが好きな方、テンプレ展開が好きな方は観てもいいかも知れませんね。

OPは1クール目と同じく西沢幸奏さん、EDは千菅春香さん、作画も凝っていましたね。どちらもお気に入りの曲です。

最後に、クローディアの声って東山奈央さんなのですね。今まで色々と演じられているキャラの声と全く違ったので気づきませんでしたw 落ち着いた感じでキャラとの違和感はなかったですね。ユリス役の加隈亜衣の声にも驚きました。孤児院の女の子でメイド服を着ていたキャラの声はちょっと苦手でしたw あんハピ♪のチモシー役もされていてこちらは特に気にならなかったのですが、この作品のキャラでは違和感がありましたねw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

受難の作品だと思っていましたが…

この作品は分割2クールの後半に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前半クールを未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

2015年の秋アニメで放送された前半クール…特に第1話が話題になったのは記憶に新しい事です。
類似の作品が同時期に放送されました…ヒロインの立ち位置も属性も…主人公の足枷にもどこか共通点が感じられる…
個人的にはこの物語の設定は嫌いじゃありません…いや、どちらかというと好みです。
だから何かと比較しながら視聴するのは、お互いの長所を打ち消しあうような感じがするので、時期をずらして放送してくれれば…と思っていました。
でも、それは途中…綺凛ちゃんが登場するまでの事でしたけれど(//∇//)
本来であれば、そんな事すら考えることなく作品に没頭できるのが一番なのですが…
そう考えると、この作品の背負った受難を感じずにはいられませんでした。

でも、明確な違いが明らかに…この作品は1クールで終わる販促作品では無かったという事です。

プロローグという立ち位置での前半クールが終わり、いよいよ色々と本番を迎える後半クール…視聴に気合が入らないわけがありません。
作品の構成もあくまで前半クールを視聴している事を前提としているので、いきなり本題から始まる展開も無駄が感じられず好印象でした。

特に熾烈さを増していく「星武祭」のバトルシーンは圧巻です。
何より個人の能力を限界まで引き出さないと、一瞬で一網打尽にされてしまう相手との戦いに作画もしっかり付いてきてくれたと思います。

そして戦いの中でもしっかりキャラが深堀されています。
「敵ながら天晴れ!」と思えるようなキャラもいれば、「早いとこやっつけちゃえ!」と思えるような下衆なキャラも居たり…そしてそれらは全て星導館学園の出場者の魅力の一助になっているんです。
そんな「星武祭」だからこそ見応えもあったし、次の高みから見える景色を期待してしまう…そんな展開だったと思います。

そして完走して…やっぱり一推しは綺凛ちゃんでしたね(//∇//)
主人公の天霧 綾斗までが、強大な力を有する純星煌式武装(オーガルクス)を使用している中、綺凛ちゃんの手にあるのは千羽切という一振りの日本刀だけ…
そして彼女が動くとき…それは刀藤流宗家の娘として決して恥じることない超一流の剣技が繰り出される瞬間でもあるのですが、その一挙手一投足が剣士としての気品に満ち溢れていて、もう何度見惚れた事か…
それに小澤さんのキュートなボイスに色々盛られたキャラ設定は正直堪りませんでした(//∇//)

オープニングテーマは、前半クールから引き続き西沢幸奏さんで「The Asterisk War」
エンディングテーマは、千菅春香さんの「愛の詩-words of love-」
西沢さんの歌うオープニングは相変わらず恰好良く、オープニングアニメにも合っていたと思います。
見て気合の入るオープニング…と言っても過言ではないと思います。

分割2クール全24話の作品でしたが、未だ謎が多いのも事実です。
「星武祭」の裏で暗躍する顔も性格も悪そうな人達の目的や行動原理はまるで分かりませんし、何より善良な一般市民を巻き込むという卑劣な手段を平然とやってのける根性も理解できません。
それに新キャラも登場するのですが、彼らのが活躍するのはもう少し後みたいですし…
でも一番気になったのは「獅鷲星武祭(グリプス)」というチーム戦があるという事と、その戦いに星導館学園が参加の意思を表明した事です。
「あ、この作品2クールじゃ尺が足りない」と思いましたが、やっぱり終わりませんでしたね。

前半クールで感じた受難は消え、確実に化けつつある作品だと思っていた矢先の事だったので、正直ここまできたら、この先もアニメ化して欲しいのが本音です。
2クールもの壮大な販促作品…とは絶対考えたく無いので…
原作のストックが無いなら待ちます…朗報が聞けることを期待しています^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

学園ハーレムバトル作品としては少し真面目すぎるかも

分割2クール作品の2クール目。
普通の学園ハーレムバトルだった1クール目と同様、この2クール目も普通の出来といった感じ。
設定やストーリーなど、基本的な部分はそれなりに作ってあると思いますが、このジャンルの作品は類似品が非常に多いので、いままでに何本も似たような作品を観てきた者としては、ストーリーなどよりもギャグやエロ要素の出来のほうが気になってしまうところで、そういう点においてこの作品はかなり地味だったように思います。高級な懐石料理なら上品な薄口の味付けでもいいのでしょうが、個人的にはこのジャンルにはジャンクフードのようなものを期待しているので、もう少し強烈な味付けが欲しかったです。
作画、音楽は悪くなかったと思います。
いちおう2クールを最後まで普通に観ることが出来たので、特に悪い作品だとは思わなかったのですが、やや真面目すぎて面白味に欠けるという感じがして、もっと弾けた作品のほうが好みでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

83.9 24 モンスターでラノベ原作なアニメランキング24位
オーバーロードⅢ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (826)
4411人が棚に入れました
TVアニメ第1期が2015年7月~9月に放送された第1期が「最凶ダークファンタジー」の名にふさわしい圧倒的なスケール感と、クオリティの高い映像に多くのファンを魅了、2017年には劇場版総集編(前編・後編)が公開。TVアニメ第2期「オーバーロードII」が2018年1月~4月にかけて放送された。「オーバーロードIII」は7月より放送開始。

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、千葉繁、東山奈央、五十嵐裕美、小松未可子、沼倉愛美、瀬戸麻沙美、佐倉綾音、真堂圭、東地宏樹、楠見尚己、雨宮天、石井康嗣、安野希世乃、逢坂良太、白熊寛嗣、遊佐浩二、小清水亜美、斉藤貴美子、花守ゆみり、石上静香、富田美憂、嶋村侑、櫻井孝宏、土師孝也
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

本格的に世界征服へ?

原作未読。第1期、第2期は視聴済み。最終話まで視聴。

いよいよ、”ナザリックVS人間”の構図で物語が描かれます。
ナザリック(アインズ様)サイドに肩入れすれば、爽快なんですけど・・・。
人間サイドに肩入れしちゃうと、結構グロい作品かも知れないです。
{netabare}対フォーサイト戦や、対ガセフ戦{/netabare}など、少し心が痛みます。

オーバーロードのもう一つの魅力はコメディパート。
第1話の、アインズ様や守護者たちの日常は、かなり面白かったです。
それ以降も、デミウルゴスに対する、アインズ様の知ったかぶりとか、定番ネタも面白かったです。

第4期を期待して待ちたいと思います。



《以下、各話レビュー的何かです》
{netabare}
【第1話】
OP、EDが、いつもながら、とてもカッコいい。
OxTとMYTH&ROID、OPとEDの担当が1期、2期から入れ替わっている。
こういう変化は、ファンには格別の御褒美ですよね。

ナザリックの日常回。
さりげなく、第2期のおさらい。
さりげなく、新キャラ登場。
このさりげなさが、とても良い。

コメディ回であり、サービス回(?)でもある。
しかし、アインズ様の{netabare}入浴シーン{/netabare}って、需要ありますか?

【第2話】
相変わらずデミウルゴスに振り回されるアインズ様。
思わず声が出るほど、ウケた!

カルネ村編。
恐らく本編とは大きく関わらないであろう、カルネ村の日常が丁寧に描かれる。
第2期のリザードマン編とも通じる、丁寧な作風が嬉しい。

【第3話】
カルネ村編のつづき。
エンリの大変な一日。
そして、恐らく、アインズ様にとっても大変な一日(笑)。

いちいち説明がなくとも、エンリの背後でアインズ様が暗躍している様子がうかがえる。

ルプスレギナ。
エンリに絶妙なアドバイスとしたかと思えば・・・。

【第4話】
はい!ルプスレギナちゃん叱られました(笑)。
「ほうれんそう」は組織の基本ではありますけどね(笑)。

アインズ様はアウラを連れて、巨人と魔蛇のもとへ。
しょせん、ハムスケと同レベル。
結果はおのずと・・・。

【第5話】
巨人の群れがカルネ村を襲撃。
前話との繋がりから、アインズ様の指示を受けた魔蛇が、陰で糸を引いていることは容易に想像が出来る。
ルプスレギナちゃんも無事にテストをクリア。

エンリとネム、ンフィは、アインズ様の招待でナザリックへ招かれる。
甘味に目覚めたエンリが可愛い!

【第6話】
捕らわれのデスナイトから始まる、バハルズ帝國編。
皇帝役は櫻井孝宏さん。
パンドラズ・アクター役の宮野真守さんの時も思ったけど、有名声優さんの贅沢使いは人気作ならでは。

デミウルゴスの提案を受け入れ、アインズ様も動く。
冒険者とは異なる組織。ワーカー。
フォーサイト。
この後の話の中心になるんだろうな。

【第7話】
ワーカーたちがナザリック地下大墳墓に、盗掘目的で忍び込む。
いうまでもなく、これはアインズ様たちの企て。
次々と排除されるワーカー。

恐怖公の声優さんは神谷浩史さん。豪華声優の贅沢使い。これも人気作ならではですね。

ガゼフに匹敵するともいわれる天才剣士・エルヤーがハムスケに一蹴される。
三人のエルフの奴隷に見捨てられた末路は惨めでした。

【第8話】
この回は純粋に面白かったですね。

{netabare}アインズの「仲間」というキーワードからフォーサイトのリーダー・ヘッケランが導き出した答え・・・。
『ナザリック地下大墳墓にいるアインズに宜しく』
一見、間違っていない。
しかし、第1期から視聴している視聴者なら分かりますよね?
{netabare}至高の四十一人のメンバーなら「アインズ」ではなく「モモンガ」と呼ぶ。
守護者なら「アインズ様」と呼ぶ。{/netabare}
仲間の名を語った嘘にアインズ様が激怒するのも無理はない。

クレマンティーヌ戦と同様、はじめは戦士として戦うアインズ様。
理由は、{netabare}恐らくあの首輪{/netabare}?

次にマジックキャスターとしての力を見せつけるアインズ様。
アインズ様が魔力探知阻害の指輪を外した途端、アルシェが嘔吐。

『タッチオブアンデス』
超位階魔法保有者のアインズ様にとっては恐らく下位の魔法。
だけど、フォーサイトの面々には目にしたことのない高位の魔法?

イミーナを庇い犠牲になったヘッケラン。
自らの命と引き換えにアルシェを逃がすよう懇願するロバーデイクとイミーナ。
そこでアインズが導き出した答えは・・・。
{netabare}シャルティアに対して『苦痛なく慈悲深く殺せ』と。
「そこのどこに慈悲があるというのですか!」
『教えてやろう。このナザリックにおいて死は、これ以上の苦痛を与えられないという意味で慈悲である』{/netabare}
ひえ~っ!
まあ、実験材料にされたり、拷問を受けたりetc・・・。
そんなナザリックでは、苦痛の伴わない死は慈悲なのかも知れない(笑)。

アルシェとエントマの{netabare}声優さん{/netabare}が同じ理由がここにあったんですね。

Cパート。ドラゴンとともにアウラとマーレが王宮を襲撃。
まず先に相手に手を出させておいて、それを口実に、後から相手の本陣に乗り込んで、相手を屈服させる。{/netabare}

【第9話】
ジルクニフにとっては恐怖の一日だったでしょうね。
{netabare}居城に乗り込んでこられたら、目の前で大量殺戮。
ナザリックに呼びつけられたら、デスナイトの出迎え。
玉座を間を一望しただけで把握できるであろう、圧倒的な財力と武力。{/netabare}

ジルクニフ一同が帰った後の玉座の間のくだりは、とても面白かった。
アインズ様の心の叫びと守護者たちの過大評価!
これぞオーバーロードの真骨頂!

ラストの演出はとても良かった。
アインズ様の圧倒的な魔力を目の当たりにした{netabare}フールーダの{/netabare}声の上ずり方。
興奮と歓喜が否応なしに伝わってくる。
{netabare}フールーダの方を見向きもせずに前を通り過ぎるジルクニフとそれを見送るフールーダ。{/netabare}
言葉が無くても、お互いに察し合ったことが伝わってくる。


【第10話】
王国と帝国の戦争が近づく。

レエブン公は第2期ぶりですね。

第1王子のおバカぶりが笑える。

【第11話】
エンリ将軍が誕生し、第1王子のおバカな行動が、笑えない事態を巻き起こす回。
そもそも、情報収集に行くだけなのに、{netabare}5000人もの{/netabare}兵士を引き連れて行けばどうなるのか?
情報収集すらまともにできないおバカぶり。

数で押し切ろうとしたら、逆に数で押し込まれて、撤退・・・。
おバカ丸出し・・・。

アインズ様が動揺するさまも面白い回でした。

【第12話】
アインズ様の超位階魔法に王国サイドも帝国サイドも圧倒される回。

ところで、アインズ様が言っていた、『3人いや4人の殺してはいけない人』って誰と誰なんですかね?
{netabare}クライムとガゼフは決定でしょうね。
クライムには、ラナー王女から目立つ鎧を身に着けるように指示がありましたからね。
これは、デミウルゴス辺りからの入れ知恵でしょうね。
大勢の中で間違えて殺されないように、目立つ鎧を身に着けろ、と。
ガセフも、この後アインズ様からスカウトされましたからね。
まず間違いないでしょうね。{/netabare}
残りの2人は、今、戦場にいるのか?いないのか?で意見が分かれちゃうかもしれないですね。
今、戦場にいる場合なら{netabare}国王とレエブン公かな?{/netabare}
今、戦場にいないとすれば、{netabare}ラナー王女とザナック第2王子かな?{/netabare}

【第13話】
{netabare}アインズ様を殺せるほどの武器の存在。{/netabare}
シャルティアの精神支配のくだり以来の重要な話となりそう。

パンドラズ・モモン登場(笑)。
{netabare}『トウッ』って・・・。{/netabare}
思わず{netabare}『お前』{/netabare}って言っちゃった、アルベドが可愛い。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 61
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

喝采せよ

以前、オーバーロードの真髄は、
コメディにあると宣言しましたが、
ナザリック面々の日常で始まるなんて、
これですよ、楽しい初回でしたね。
2期より格段に楽しくなってきた。
その後、世界征服に向けて、
着々と歩を進めることになるのでしょう。

しかし原作を知らない私は、
隣国がどこなのか、どの方向に進軍しているのか、
登場人物も多く名前もわからない始末。

ウィキを調べては頑張っていますが、
何と「五大最悪」なるものを発見しました。
それぞれが領域守護者とのことですが素晴らしい。
今期で出てくるのでしょうか?
その名もニューロニストペインキル。

最終話視聴追記。
{netabare}やはり壮大なファンタジーは、
アニメでは難しいのでしょうかね。
シンプルな構造を取れませんから。
魔導国建国、いよいよ歴史の表舞台へ。
当初の目的を忘れそうになりますが、
きっとこれで良いのでしょう。{/netabare}

活字ではより面白いのでしょう、率直な感想です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 60
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

株式会社ナザリックの世界戦略

2期から1クール置いての3期です

続きものですので1期からお願いします。
よくよく振り返ってみましょう。本を正せばデミウルゴスがアインズ様の深謀を忖度して上申したネタが発端です。
それを「お、おう」となし崩し的に追認したことで史上稀にみる惨劇に見舞われる人類を憐れむ第3期。

安定してはいますね。
飽きもきてますけど、人間の敵アンデッド視点の斬新さも手伝って賞味期限をまだ迎えておりません。
ここまで3クール費やしてます。完結する素振りもなく今回もそれなりに区切りをつけた俺たたEND。
個人的には2期までで生じた“これどうなるんだろう?”がほとんど進んでなかったので肩透かしを食らった格好ではありますが、そこは大きな減点になりませんでした。ちなみに“これ”とはこんな感じ↓

{netabare}・他のプレイヤー(至高の御方々)は存在するんだろうか?
・アインズ様(至高の御方)に異議申し立てする部下(守護者やメイド)は出てくるだろうか?{/netabare}

伏線っぽいのは未回収。
そして冒頭述べました通り、ナザリック勢の大々的な地上侵攻が始まるわけです。このへんが3期の事実上のお楽しみポイント。もしくは楽しめるかどうかの分岐点ですね。
人間を蹂躙していくことが予想されるとは思いますがこれまで以上に残酷度はパワーアップ。作者の狙い通りなんでしょうけど人間の視点で観るとつらいものがあるかもしれません。こちらもなんでしたらアンデッド視点で臨むことをオススメいたします。


いったん原点戻りましょうか。。。

老舗VRMMORPG「ユグドラシル」の有力ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の長モモンガさんが本作の主役なわけですが、シンプルにこの人そこらへんにいるネトゲ廃人なだけ。この前提を忘れないようにして楽しく視聴しております。
ギルドは出入りしながら述べ41人在籍していたようです。サービス終了の理由はユーザー減少だったかはうろ覚えですが役割終えたゲームってところなんでしょう。ボーナスほぼ全額注ぎ込むほど依存度強かつ名残惜しげに最後まで執着しちゃうようなモモンさんの中の人。なんかしらネジがぶっ飛んでるんだろうな~と思って観るとアインズ様のズレ気味な行動もけっこう許容できるかなぁ。それに現実世界で居場所が無かった独りの男の物語でもあり哀しき現実逃避第二章(※第一章はオンラインプレイ時)プレイ中と捉えると味わいが増してきます。

私にとっての『オーバーロード』現在地。4期あったらきっと観ます。



※余談

■きちんとフラグ

あれ!?なんか胸騒ぎしかしないんだけど?と不思議に思い繰り返し観てみたら露骨でした。

{netabare}「我が子よ お前に命じる。カルネ村に向かい村人たちから話を聞いて参れ」
「王命であるならば従うほかありません」
→第一王子用。カルネ村に手を出してはいけません。

「とはいえ働きづめですので、この戦争が終わり次第 数ヶ月は領地に引き篭もらせていただくと先に宣言しておきます」
→レエブン候用。なんと明快な“この戦争が終わったら…”的なやつ。

「男3人で話をするのも悪くないと思っただけさ」
→ガゼル用。普段と違うことしちゃダメ

「王都には美味い飯を出す酒場がある。この戦争が終わったらそこで打ち上げをやるか」
「戦勝を祝してだと嬉しいもんだな」
→ガゼル・ブレイン・クライム用。もうわざとしか思えん{/netabare}


■密かに期待…

最強であるが故に
{netabare}アインズ様が墓穴を掘って身を滅ぼす自滅エンドにやや期待してます。

ミスリードなんでしょうか?

Ainz Ooal Gown 文字を入れ替えて own goal

を想像できる語の並び。
どう落ち着かせるんでしょうね。まだよくわかりません。{/netabare}



視聴時期:2020年10月 

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2020.11.18 初稿
2021.09/04 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54

71.8 25 モンスターでラノベ原作なアニメランキング25位
異世界はスマートフォンとともに。(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (972)
4050人が棚に入れました
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第2の人生をスタートさせる。
彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、
異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。
様々な人達と出会い、大切な仲間を得ていく中で、
いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。
古代文明の遺産を受け継ぎ、お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、
彼はのほほんと世界を巡っていく−

声優・キャラクター
福原かつみ、内田真礼、福緒唯、赤﨑千夏、高野麻里佳、山下七海、上坂すみれ、甲斐田ゆき
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

【酷評注意】異世界転生+主人公最強+ハーレムラブコメ=どうしてこうなった?

原作未読。最終話まで視聴。

異世界転生、主人公最強、ハーレムラブコメ。
人気ジャンルを組み合わせた結果、どういう訳か、全く面白くなくなってしまったという、とても残念な作品。

ただし、物語自体が軽くサクサクと進むので、ブツブツとツッコミながら最終話まで視聴しちゃいましたけどね。(笑)
ガバガバな設定にツッコミながら視聴するコメディとしては、もしかしたら需要有りなのかも知れないです。(笑)

無駄に声優が豪華なところと、EDを日替わりにする工夫など、一応、高評価すべきところは高評価してます(笑)。
EDに関しては、曲も良かったし・・・。

【以下、酷評のため一応隠しておきます】

{netabare}この作品が面白くなくなってしまった一番の原因は、主人公最強ではなく、単なるチートなこと。

『異世界転生~冒険』までは流れとして良いけど、主人公がチートでは面白味が無くなってしまう。

「主人公最強系」とは「結果として最強」なのであって、その過程では苦戦や苦悩、努力がつきものである。
その苦戦こそが面白く、主人公の苦悩や努力を見て、視聴者に主人公に対する思い入れ、愛着が生まれるのだと思う。

チート能力を何の努力も無しに神様から与えられるという展開では、主人公に対する思い入れや愛着は全く湧かない。

思い入れや愛着の無い主人公のハーレムラブコメを見せられても、視聴者には苦痛でしかない。
そもそも、興味が湧かない。
人気が出る訳がない。

原作がこうなのか、アニメの演出でこうなったのか知らないけど、どちらにしても勉強不足が過ぎる。
視聴者を馬鹿にし過ぎ。

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もう一つの問題はタイトルにもある、本来、最重要アイテムであるはずのスマホの存在。
結論から言うと、『異世界ではスマートフォンがお荷物に』が、この作品の正しいタイトルではないかと・・・。

物語の割と早い段階で、スマホの役割がマップとカメラ、神様との通話だけになっている。

マップに関しては、魔法にも同じような物が存在するが、スマホの方が表示エリアが広いというだけ。
カメラについては、写真を現像する魔法があるのに、カメラが存在しないという矛盾について、まさかの説明なし。
神様との通話は、そもそも電話である必要がない。

要するに、無理矢理に役割を与えているだけで、スマホが全く有効利用されていないのだ。
『タイトルに「スマートフォン」って付けっちゃったから、無理矢理にでも役割を考えなきゃ・・・』
こんな思いが見え隠れしてしまう。
浅はかでお粗末な印象しか感じない。

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バトルシーンは静止画+効果線のみ。
作画は手抜き過ぎ。{/netabare}

あえて、ツッコミどころ満載のガバガバな設定にして、『ツッコミながら視聴するアニメ』を狙ってやっているのなら、原作者、アニメスタッフは天才である。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 75
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

何でも出来ることは、何にも出来ないことに等しい

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
とにかく、「主人公がなんの努力も苦労もせずにチートクラスに強く、無条件で可愛い娘からウハウハされる」のが楽しめるんなら、観ても良いアニメかと。

まあ、気楽な作品ではあり、最後まで「ツッコミ」を楽しみながら観るには最適なアニメでした。私はやってないけど、ニコ動やアニメ実況なんか好きなら、最高の素材じゃないかな?(知らんけど)w

まあ、そんな邪道な楽しみ方しか出来ない抵クオリティアニメとも言えますが。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ガチで何でも出来る人をアニメにするのと、ガチで何にも出来ない人をアニメにするのって、どっちが面白くなるのかな? まあ、どっちも面白くならないだろうね。「強くてNEW GAME」って、2周目だからまだ楽しめるんだよね。

ストレスフリー(超ご都合主義)は、逆にストレスになるということも、本作で学んだw

この作品、「異世界にスマホ」は良いとして、「身体能力、魔力適性、その他諸々パワーアップ」がいらない設定だったんだろうな、と。

しかも、「スマホが異世界使用」もいらない設定だったかな。

「異世界の常識やルールに右往左往する貧弱主人公が、現実世界の情報をググって応用し、ギリギリ乗り越えていく話」で普通に良かったと思う。

それこそ、科学的な話から歴史的な話、工学や建築学、格闘技の知識、なんなら怪談やトリビアを話すとか、何でもかんでもググって解決していく話。

(しかもそれが、実際にあるサイトとかでも調べられて、視聴者もスマホ片手に観るとか……まあ、権利がムリだろうが)。

例えば、1話目のアイス作るクダリなんかが良いイメージに近い。でも、あれでも接待ゴルフしすぎ。例えば食材にしても、卵とか牛乳の味が違ったり、ない食材があった方が良かったと思う(てか、バニラビーンズとかあったのかな)。

んで、時には「ググってもなんともできないこと」も当然あったり、「ネットの嘘に踊らされて」みたり。そこで初めて「検索も万能じゃないことを知る」で、良かったんじゃないかな~と。

他にもツッコミ所多数(長いからたたみます)、{netabare}例えば、1話で冬夜の服が「珍しい」という理由で売れたが、だったら異世界人の服のキャラデザを、もっとオリジナリティあるものにせんと。つか、九重八重がどう見ても、サクラ大戦の「真宮寺さくら」やん。つか、感覚強化で血の臭いを感じたなら普通は逃げる(回避する)やん。つか、スマホより有用な無属性&全属性魔法とかあれば、スマホいらんやん。つか、文化や風習、倫理観など現実世界と共通しすぎていて、異世界である意味あるの? つか、回復魔法の呪文がリカバリーって、英語かい。オリジナルのネーミングくらい考えろよ。つか、2時間後に宿に集合って、4000万もってて少しも奢らないんかい。つか、主人公、たまには現実世界を懐かしめよ。つか、主人公チート級の戦闘力あるくせに、ポジション司令塔って。つか、敵が人外なのに内緒話する意味は? つか、能力がチート過ぎて推理にならんよ。つか、拭き取っただけで毒を除去できるとなぜわかる? つか、ユミナ姫、人の本質を見抜く看破の魔眼なんて便利なもんもってるなら、バルサ伯爵の本質を見抜けよ。父親殺されかけなくてすんだやん。つか、この世界の常識は分からんが、普通は男性の王族の方が王位継承権上じゃね? つか、別に悪くはないが、琥珀って普通は茶色だけどね。つか、スライム、本の紙だけ溶かして革表紙を溶かせないなら、革製の衣類を着ていけば良いんじゃね? 建物が燃えるかもって、石造りやん。つか、今度は探索系のチート魔法かい。つか、シャボン玉があるなら普通真っ先にイメージするやん。つか、どこまでチート重ねるんだい。つか、船酔い患者をおんぶって更に酔うやん。つか、「こちらの様子を伺っていた何者か」で検索かければ良いやん。都合に合わせて出来ないこともあるんやね。つか、シャイニングジャベリンは氷を貫けないんかい。つか、竜の牙、なぜ村長は上から目線? つか、気になるなら「この剣の持ち主」で検索しろや。つか、王とのバトルで致命傷可って。つか、アクセルを使えるのは良いとして、その状態で切り合うって、アクセルは動体視力も上がるの? つか、銃へのプログラムかなり複雑やん。いや、自転車って、ゲート以外の交通手段が必要かい? ゲートの発動条件が、行ったことある場所から、行った記憶がある場所に、微妙に変わってるやん。つか、母上若すぎ。つか、バイオハザードやん。つか、プログラムまで瞬間で組むんかい。つか、殲滅魔法強すぎ。つか、山本勘助って信玄の忠臣だろ。つか、スティールで心臓とか奪えよ。つか、信玄が二度死んだのに四天王あっさり過ぎるだろ。つか、王族みんなヒマなのか、働け。つか、全員水着の面積狭すぎ、恥女か。つか、つか、これ朱雀も青龍も出る流れね。つか、永続魔法って、MPはどうなってんの? つか、ディフォルメ化して浮けるなら、それでスリップ回避してから元に戻れば良いやん。つか、これ以上戦力増強してどうするん? つか、王族になれば一夫多妻すらOKかい。つか、ユミナ正妻は確定かい。つか、何の悩みもなくハーレムエンドまっしぐらとか楽なアニメだな。つか、ただのクズ男やん。つか、ガラスの仮面かい。つか、USBポートの規格が合うんかい。つか、次は未来予知に巨大ロボかい。つか、深く考えなくてよいっていう神のアドバイスは、視聴者に向けたものなのか? つか、恋愛神って、名前のヒネリなしかい。つか、神様のクダリは必要か? つか、責任もてないって理由なのに婚約はできるんかい。つか、いよいよスマホ関係ないな、純粋な意味でのハーレムアニメだな。{/netabare}

あ~、ツッコミ疲れたw でも、このへん、なんか(アホくさ過ぎて)ニクメナイんだよな~という感じで少しは楽しめたんで、評価1は付けませんw


さて、ネタではなく、ここからガチで酷評です。

まあ、簡単に言うと、主人公を「何でも出来る」という風にデザインしたのに、都合に合わせて「出来ない(やらない)ことがある」から、変になる。

「何でも出来る」なら、本来ピンチや困ったことにはならないはずなのに、作者の都合に合わせて、ピンチを演出している。キャラ自身が、そのキャラなりの思考回路やおかれた状況の中で考えて行動しているのではなく、作者が自分の都合の良いように、駒のようにキャラを動かしているタイプの作品に感じた。キャラが生きていない。

(「ロードス島戦記」の作者、「水野良先生」とかはその辺が凄いよ。「キャラが動いてくれないと書けない」「キャラが動き出したら全部書き直すこともある」と公言されてるし、それは読んでいても感じる。だから、出版が遅れる遅れるw)

つまり、根本的な問題として、作者に、登場人物を愛し、共に苦労して冒険しようという気概を感じないんだよね。

本当に良い作品というのは(それがファンタジーであれ恋愛であれスポ根であれ何であれ)、「作者が登場人物をリスペクト」しているように感じる。例えば、自身が産み出したキャラクターをストーリーの都合上どうしても殺さなくてはいけなくなった時、本気で悩み、泣きながら描くような、そんな姿勢だ(「キングダム」の「原泰久先生」は、あのシーンやあのシーンなんか、本当に泣きながら描いてました。「尾田栄一郎先生」もそうだそうです)。

きっと、そういう作者の思いって、読者(視聴者)に伝わると思う。

登場人物が、作者の「妄想」を具現化させるだけの「単なる道具」なら、多分、人は泣けない。それを、自身の「夢」を具現化させるための「相棒」にまで昇華できれば、多分、人は泣ける。やってることは近いんだけどね。

とはいえ、「小説家になろう」原作ということで、原作者はセミプロ?みたいなものなのかな。小学生の時、「RPGツクール」で作ったゲームのシナリオを思い出した。それでもまあアニメ化されるくらいには注目されているということなんで、(原作者の)今後の動向(成長)には期待して注目していきたいと思います♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39

雀犬 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

駄作、そしてサンドバッグ。

クソアニメは単なる駄作の通称ではなく一種のジャンルになってて、
好んでクソアニメを見る愛好家も存在するらしい。
そんなネットの悪ノリを利用する形で、
わざとクソアニメに仕立てることもまれにあるらしい。
予算や原作のクオリティー、その他諸々の事情を考えて、良いものがつくれそうにない。
だったらわざとひどく作って話題を集めようと。

そうして作られたアニメで有名なのが「クソアニメのハードルを押し上げた」と称される

 「聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)」

そして、今季新たなるクソアニメが爆誕。その名は

 「異世界はスマートフォンとともに」

聞いただけでつまらなそうなタイトルだなと思うでしょう。
ご心配なく。ちゃんとつまらないです。
あにこれの点数は現在3点割れ。まーひどいっすよこのアニメは。
もう叩かれることを前提にしたいわばサンドバッグ・アニメ。
楽しみ方は配信サイトや実況スレで見ながら突っ込みコメントを書き込むのが基本。
ニコ生のコメントが面白いと聞いて試しに見てみたけど
「まるで将棋だな」と「は?www」がコメントの9割を占めててあまり面白くなかった。
それよりは面白いコメント拾っているまとめサイトを見る方が良いかもしれない。
いずれにせよ、アニメ単品で楽しむようなもんじゃないですね。

全体的にチープなつくりなんだけど、クソアニメとしての最大の特徴は超高速展開。
とにかく問題が起きてから解決するまでが異常に早い。
冗談抜きで、お湯をわかしている間に次の場面に進んでいたりする。

最近の異世界ものは主人公を最初から最強にして俺TUEEEをするのが流行っているらしい。
これってソシャゲの影響なんですかね。
本作も開始5分で神様から間違って死なせてしまったお詫びとして破格の能力を得る。
異世界に行くついでにスマホを持ち込むのだけど、このスマホはほとんど活用せず
神様からもらったチート能力であらゆる障害を克服し、
あとはお決まりの美少女モテモテハーレムパーティーを築き上げる。

そんな原作に対する皮肉なんだろうか、話のストックだけは豊富にあるのをいいことに、
わざとしか思えない乱暴な進め方でどんどん話を消化していく。
テンポがいいとか、サクサクとかいう次元じゃないです。
たまに「原作ではもっと丁寧に書かれている」という擁護コメントも見かけるけど、
「大差ない」という意見もあります。

イセスマはシュールギャグ作品と思われます。
タイトルのスマホは全然活躍しない、
強そうな敵が出てきても無属性魔法で瞬殺、
ヒロイン達はどんどん増えてすぐ主人公に惚れる、
そういうおかしな状況を楽しむアニメなのでしょう。
しかし「ツッコミ役がいない」という致命的な欠陥があります。
それに対して手抜き作画やら高速進行やらで「おかしさ」を増長させたうえで
「視聴者にツッコミ役をやらせる」というのが本作最大のギミックであり、
それに皆が乗せられた形になっていたわけです。
視聴者参加型アニメと言えばまともな作品に聞こえるから不思議。

ところが後半から徐々に物語の進行が緩やかになり、最後は普通のアニメとそう変わりません。
ひどかった作画も第10話くらいから改善されてきます。

結局この制作会社はお金がなかったのだと思います。
原作が面白くないのも分かっているけど、人気作を元請で作れらせてもらえるような状況でもなく
なんとかこの作品で社員を食わせないといけない。
苦肉の策で、イチかバチかのクソアニメ化作戦に出たのだと思う。
結果として炎上商法は成功しています。
配信サイトの視聴数は多いし円盤も健闘しているようです。
クソアニメとして話題を集め、収益の見込みが立ってから通常進行に戻す。
実にしたたかなやり方です。
では、本来の姿になった本作は面白かったのでしょうか?

前半の方がまだマシだったと思えるほどにつまらない。当然のことですね。
世界観を作りこむ、キャラクターの魅力を表現するという基本の基本を
蔑ろにしてきた作品が面白いわけがありません。
クソアニメとしてのアイデンティティを失った後半は
粗悪なハーレムアニメでしかなく、何一つ面白くなかったです。
特にヒロインの顔がハンコ絵で変り映えしないのはハーレムものとして致命的です。

盛り上がったネットの書き込みもみんなでクソアニメ、クソアニメと叩いていたうちは
奇妙な連帯感があったけれど、後半になると面白い派と面白くない派の言い争いになり
随分と荒れていましたね。
最終回を見る限り制作会社は二期やる気満々のようですがみんなが大好きな将棋に例えると
盤上はすでに詰んでいますので、投了された方が宜しいかと思います。

こんなアニメが生まれてしまう背景には
深夜アニメが供給過多になっている現状があるんだと思う。
つまりはアニメの原作になるコンテンツが枯渇気味で、
冲方先生の言うところの「大砲はあれど砲弾がない」状態なのでしょう。

アニメ好きを自認されている方は1話だけでも見てみるといいかもしれません。
色々と感じるところがあるのではないかと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38
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