スピンオフで高校生なおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスピンオフで高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月19日の時点で一番のスピンオフで高校生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.3 1 スピンオフで高校生なアニメランキング1位
To LOVEる-とらぶる-ダークネス(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1221)
7478人が棚に入れました
物語は『TL』最終回の数日後から始まる。ララが結城家の居候となってからリトの日常は大きく変化し、現在の結城家は、従来の住人であるリト、美柑の兄妹に加え、ララや彼女の妹であるナナ・アスタ・デビルーク、モモ・ベリア・デビルークも居候する状態となっていた。姉のララ同様、リトに恋心を寄せるモモは、『TL』最終回でリトが春菜に告白しようとする場面を目撃していた。その後、ララの言葉を聞いたモモは、自分やララ、春菜など、リトに思いを寄せる女子が全員幸せになる方法としてリトを中心とした美少女ハーレムを思いつき、その実現を目指して行動を開始する。一方、リトの命を狙う刺客として登場した宇宙人の殺し屋・ヤミは、リトやララとの交流を経て、地球で平穏な生活を送っていたが、ある日、彼女に一人の少女が話しかけてきた。その少女は黒咲芽亜といい、彼女のマスター・ネメシスとともに、ヤミを殺し屋として復帰させる「ダークネス計画」を目論んでいた。こうして、モモが実現を目指す「ハーレム計画」と、ヤミをめぐる「ダークネス計画」の2つの計画を軸に、物語が展開されていく。

声優・キャラクター
豊崎愛生、福圓美里、渡辺明乃、戸松遥、矢作紗友里、伊藤かな恵、花澤香菜、名塚佳織、柚木涼香、新井里美、能登麻美子、櫻井浩美

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

真っ白けなアニメ♪

前作よりもエッチィ要素が何倍にもなったTo LOVEる-とらぶる-ダークネス!

一話からいきなりやっぱりの白画面だらけでしたね(*^_^*)
過激なシーンが多いのが売りでもあるので、そこを活かさないと失敗が見えているのでなんとか頑張って欲しいですね(^O^)!!!

なんか内容よりそういうシーン見たい人が多いのかな(笑)?

私はヤミちゃんのキャラ性がすごく好きです♪
たいやきというギャップがなんとも・・・ヾ(*´∀`*)ノ





※追記OVA感想

予約していたことすら完全に忘れていた単行本に付いていたOVAを見たのですが.....OUTです(笑)
男性は絶対に喜ぶと思いますけど^^;
これを地上波で放送したらもう.....笑

投稿 : 2024/12/14
♥ : 44

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

<最終回まで視聴完了> 割り切って観てみたが・・

男子高校生・結城梨斗(ゆうき りと)を主人公に、過激な描写や
アクションシーンを交えつつ展開していくハーレムラブコメディ。

1期、2期もあったようなのだが未読の原作とともにそちらは未視聴。

ハーレム計画とダークネス計画が企まれる中、
なんとも、おバカで間が抜けた感じのゆるゆる感。
官能的とかエロとかそういう表現とはまた別の、
ハレンチという言葉がふさわしいかな(笑)
いちいち見せてくれちゃうのだが、個人的には全然萌えないw
おまけに白い光の処理が雑すぎるよね。
別にここは見なくていいやって思ってても、
あれなら全部カットしたほうがきれいだ(笑)
ってそれじゃこの作品の意味がないか~

ハーレムアニメって基本、あまり観ないのだけれど
今まで観た中で良かった『セキレイ』と比べると
物語としての軸があまりに弱いような気がした。

っていうか、主人公のリトくんの魅力がイマイチだからなんだろうな。
肉食系じゃない今でもハーレム状態のモテっぷりを発揮するなら、もっともっと
彼の男としての魅力を出してもらわないと納得いかないよ。

でも、女の子たちはまぁまぁ可愛かった。
個人的にはやはり、みかんちゃんの出番がもっと欲しかった(笑)
もちろん、えっちぃシーンじゃなくね。
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<6話の感想>

相変わらずだが、そういうアニメなのだから観る以上は割り切ろう(笑)
今回はルンに思わぬところでつい感情移入してしまった。
いや、感情移入とは違うな、うまく言い表せないけど。。
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<5話の感想>

いやはやw今回ばかりは何と言うか・・・
白い光だらけ~に呆気にとられてしまって、
話の内容がのみこめませんでした(^^;

投稿 : 2024/12/14
♥ : 41
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アカデミックな手法によるダークネスの存在意義への一考察

VMC影の総帥かく語りき(前に書いたレビュー)
{netabare}『To LOVEる -とらぶる-』 → ハチャメチャエロラブコメfeaturing戸松遥
『もっとTo LOVEる -とらぶる-』 → ハチャメチャエロコメ ハーレムソース ラブを添えて
と前2作にキャッチフレーズを授けた私であるが、
今作のレビューにあたってはたと困ってしまった。
1作目→2作目と進化(?)してきたこのシリーズであるが、
事実上の3作目となるこの作品で幾分趣を異にしたように感じられる。
この趣の変わったところをどう表現すればいいのか?
エロコメと言っていいのか?
エロ要素もコメ要素も主成分であることに疑いの余地はないのであるが、
エロコメと言ってしまうとちょっとニュアンスが違うような・・・
「エロコメ」という言葉は「ラブコメ」の派生語というか
その延長上にある言葉であり、どうもしっくりこない。
この作品においてはラブストーリーという側面は大きく後退している。
前2作の主要テーマであった「リト・ララ・春菜」の三角関係は、
今作においていは脇へ追いやられてしまった。
変わって今作の主軸となったのは、一つは「リトのハーレム計画」であり、
もう一つは「金色の闇の過去とこれから」である。
「ハーレム計画」の方はエロ要素をグンと高める効果が、
「金色の闇の~」の方はストーリー性を増す効果がそれぞれある。
これらを踏まえて、あえて名付けるなら・・・
ハーレムエロストーリーwithコメディバトルアクション 時にはラブも込めて
かな?

ダークネス最高!!
モモがエロくて可愛くて!
闇がえっちいのが嫌いで可愛くて!
古手川が真面目で可愛くて!
ナナがツルペタで可愛くて!
みかんが小学生で可愛くて!

なんかダークネスになってから色々吹っ切っているような気がする。
前からエロ全開だったんだけど、
エロに理由なんかいらないよね?
必然性がないと脱ぎませんとか関係ないよね?
みんなエロが大好きだよね?
って言う製作陣の気持ちがビシビシ伝わってくる!
そうだよ!
みんなエロが大好きなんだ!!
おっぱいもお尻も全裸もパンチラも大好きだ~~~!!!
エロい声はもっと好きだ~~~~!!!!!

モモの気持ちは恋なのか?
自覚が無いゆえのハーレム計画なのか?
とても気になる。
明らかになった闇の過去、
芽亜とマスターとの今後の展開は?
凄く気になる。
早く2期やってくれー。

おまけ
ザスティン・・・回想シーン以外に出番なし。それも1回きり。
校長・・・意外と出番あり。相変わらず作品1の変態。
霧崎 恭子・・・出番なし。

最後に、
私が気づいた限りのパンツの色を記すことでこのレビューを締めたい。
モモ ピンク
ナナ 薄い水色若しくは白
古手川 イエローと白
闇  白
芽亜 ピンク縞々
春菜 ブルー
ティア 紫{/netabare}

2ndに向けて復習することとする。
今回は学術的なアプローチを用いダークネスの真髄に迫ろうと思う。

第一話
モモ  半裸 全裸 パンチラ(白?)×3
ララ  全裸 パンチラ(薄いブルー?)
闇   パンチラ(白)×2 
古手川 パンチラ(ピンク)

第二話
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)×2
モモ  パンチラ(ピンク)×3
闇   全裸(美柑とセット)
美柑  全裸(闇とセット)
古手川 パンチラ(薄いブルー)

第三話
芽亜  全裸 パンチラ(ピンクと白の縞)
モモ  全裸(追憶) パンチラ(ピンク)×5 ヨダレ顔×3
ナナ  パンチラ(水色)
古手川 パンチラ(ライトイエロー) 下着姿(上下ライトイエロー)→全裸→シャワー→裸ワイシャツ

第四話
闇   パンチラ(白)×2 鞭に打たれて半裸
美柑  着替え パンチラ(白?)
ララ  バスタオル
モモ  シャワー
ナナ  裸(上半身)
春菜  パンチラ(水色)

第五話
ナナ  スク水 パンチラ(白?)×5 舌技責め(愛玩動物系)
芽亜  スク水 パンチラ(ピンクと白の縞)×4 舌技責め(マロン)
闇   スク水 パンチラ(白)
モモ  スク水
春菜  触手責め(巨大軟体動物系)
リコ  パンチラ(イエロー) 着替え(パンツ一丁)

第六話
リコ  パンツ一丁(イエロー)→一糸纏わぬ姿 弄ばれ(モモ&芽亜) 
モモ  パンチラ(ピンク)
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)
ルン  パンチラ(ピンク?) メタモルフォーゼ→全裸

第七話
モモ  パンチラ(ピンク)
闇   極限まで食い込むパンツ→ノーパン制服(静のサイコキネシス)
ララ  パンチラ(ライトブルー&グリーン(追憶)) ショートパンツの脇からチラリ(ピンク)×2 着衣の著しい乱れ(半裸)

第八話
モモ  パジャマの上&パンツ(白)
古手川 シャワー→下着上下(薄ピンク)
美柑  シャワー パンチラ(薄ピンク)
九条  下着(スポーツブラ&白)→全裸

第九話
静   シャワー&洗いっこ(with御門) 全裸(憑依中)
御門  シャワー&洗いっこ(with静)
闇   パンチラ(白)×2 トイレ姿(降ろされたスカートとパンツ) シャワー&洗われ(byナナ)
ナナ  脱衣&シャワー

第十話
闇   全裸(幼少期)
ティア パンチラ(紺) 全裸(眼鏡&ストッキング着用)

第十一話
ナナ  パンチラ(薄いブルー?)
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)×2 おっぱいポロリ
静   触手責め(植物系)
ティア 触手責め(植物系)

第十二話
ナナ  パンチラ(薄いブルー)
ララ  パンチラ(薄いブルー)
古手川 パンチラ(薄いピンク)
天条院 パンチラ(薄紫?)
モモ  入浴 スク水アイス(妄想) ショートパンツの脇からほんのチラリ(色判別不能)

結論
えっちぃのは大好きです。


 





 

投稿 : 2024/12/14
♥ : 35

69.9 2 スピンオフで高校生なアニメランキング2位
とらドラ! 弁当の極意(OVA)

2011年12月21日
★★★★☆ 3.8 (618)
3851人が棚に入れました
ヒロインは手乗りタイガー!?
超弩級のドタバタ学園ラブコメ!

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

さすがとらドラと言うべきか

本編がおもしろいやつはOVAになってもやっぱりおもしろいんですよね。
たまにある「OVAだったらとりあえずサービスカットでも出しとけばいいか」みたいな安直な考えもありませんし、1話構成でありながらしっかり話をまとめて、ちゃんとオチもついています。
本編にこの話を入れたとしても何ら違和感はないんじゃないでしょうか?(`・ω・´)
時系列がどの辺なのかはよく知りませんけどねw

内容は北村のおばあちゃんのお弁当に対抗して竜二が色んなお弁当を試行錯誤する話です。
竜二のやることに大河が振り回されるってとこが新鮮でおもしろかったです(^_^)v
料理のことになると竜二は人が変わりますねw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 67

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

lunch for two tastes so sweet

本編の主要エキスを濃縮したような30分弱のOVA作品です。

友人北村の祖母、みよちゃんがつくった重箱三段重ねの手作り弁当に対抗意識を燃やした竜児は、翌日から工夫を凝らした弁当で、打倒みよちゃんを目指します。ひとり相撲を繰り返す竜児は弁当の極意に辿り着くことが出来るでしょうか。

みのりんの「盛るぜ」も聞けますし、インコちゃんも含めたメンバーも健在で、一話にしてはストーリーとして綺麗にまとまっています。EDテーマのバニラソルトのラストがちょっと違ってたりしますが、気にするほどの事ではないのかな。

とらドラのファンなら機会があれば見て欲しいのですが、レンタルもなく、BD-BOXの特典映像でしか見られません。私もこれだけが目当てで購入したわけではありませんが、中古でも2万円はくだらないので、無理をしてまで視聴するほどではないと思います。単行本の付録のOADなど、最近はレンタルされない特典映像で購入を煽るような商法が当たり前になっていますが、視聴対象者を考えると、もう少しお財布に優しい価格設定を再考して欲しいです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 40

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一番好きなOVA!

とらドラ!「弁当の極意」

個人的一番好きなOVA作品です
何回も視聴しました^^

内容は
まるおの祖母・巳代が作った弁当の豪華すぎるクオリティに圧倒された竜児は料理が得意な自分の主婦魂に火をつけ、巳代と張り合おうと日々試行錯誤の弁当を作る
という内容です

3段弁当+デザートとか…
豪華すぎるでしょwww
昼休みに食べきれる量じゃないです(^^;

とにかく、現実ではありえない弁当の連続に
笑うこと間違いなし!と思います


そして
題にもある通り
竜児がこの弁当バトルで気づいた「弁当の極意」とは!?
必見です!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 39

65.6 3 スピンオフで高校生なアニメランキング3位
長門有希ちゃんの消失(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (726)
3608人が棚に入れました
これは、少し内気な普通の少女、長門有希の物語

「涼宮ハルヒ」シリーズのスピンオフ作品が、5年の時を経て、ついにアニメ化!
「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のぷよが描く話題作がついにアニメ化!!
長門が、初めて…恋をしました。

劇場版アニメ「涼宮ハルヒの消失」の世界をベースに展開されるもう一つの「If」の物語。

声優・キャラクター
茅原実里、杉田智和、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、白石稔、松元惠、小野大輔、平野綾

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

本編ファン受けはどうだったのか(? ▽ ? )

「涼宮ハルヒの憂鬱」の人気キャラクターである
「長門有希」をメインとした学園ラブコメ作品。
全16話。


「涼宮ハルヒの憂鬱」のスピンオフ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」の
更なるスピンオフいう作品。 非常に珍しい作品ですよねぇ。
長門有希の人気が高いという事なんでしょうかね(´∀`)?

涼宮ハルヒ1、2期と視聴済みですが内容はうろ覚え。
この際なので全くの別物として視聴してみました。


内気ながら平凡な学園生活を送る長門有希の
恋愛を中心としたストーリー。
ハルヒ本編とは違う彼女の魅力が押し並べて
描かれていたと思います。
デレる長門有希が新鮮に映りましたw
こういう姿を見たかったっていうファンには
うってつけのスピンオフらしい作品ですね。

登場人物は少なく、本編お馴染みの面々のみ。
中盤まではラブコメをお腹いっぱいに見せつつ
終盤に「消失」を絡めたシリアス展開。
個人的には16話構成がドンピシャだったかと。
ラブコメ、シリアスどちらもしっかりとした
作りになっていたと思います。
京アニ制作じゃなかったのが少し残念かなぁ。

声優陣も本編同様の配役。
ここは落ち着いて観る事ができました。
声優さんが代わると作品自体が……
って話もよく聞きますからねぇ(´∀`;)
後藤邑子、早く全快してほしいです!

登場人物や作中の描写などハルヒ本編を
視聴している方が楽しめる事は確かかもですが
これはこれで1つのラブコメものとして
面白い作品に仕上がっていると思います。
満足度評価は決して高くないですけどねw


本編抜きのラブコメとしてなら及第点。
個人的には本編と別物として視聴しましたが
ハルヒ本編を観てこの作品を、キャラやストーリーの
違いを楽しむっていう視聴もオススメです(・∀・)v




<キャスト>

長門 有希(CV.茅原実里)
キョン(CV.杉田智和)
朝倉 涼子(CV.桑谷夏子)
涼宮 ハルヒ(CV.平野綾)
小泉 一樹(CV.小野大輔)
朝比奈 みくる(CV.後藤邑子)
鶴屋さん(CV.松岡由貴)




<主題歌>

OP
『フレ降レミライ』/北高文芸部女子会
        長門有希(CV.茅原実里) 朝倉涼子(CV.桑谷夏子)
        朝比奈みくる(CV.後藤邑子) 鶴屋さん(CV.松岡由貴) 涼宮ハルヒ(CV.平野綾)
ED
『ありがとう、だいすき』/茅原実里  

投稿 : 2024/12/14
♥ : 52

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こっちの長門有希も可愛いと思いますが・・・

こっちの長門有希も、可愛かったと思いますよ。
恋愛ストーリーの作品だと思えば・・・。
後半、ちょっとダレた感はあるけど、決して悪くなかったと思います。

うん。決して悪くは無かった。

文芸部の部室にSOS団の5人が揃った時には、少し感動もあったし・・・。
”ハルヒ”で見たエピソードっぽい話もいくつかあって、少し懐かしくもあったし・・・。

だけど、何か物足りない・・・。

私が思うにそれは「キョン」が物足りないんじゃないかと。
キョンはもっとクールな奴だったはずだ。
キョンが子供っぽ過ぎるから、違和感を感じるのではないかと・・・。

最後に、やっぱりこの作品は京アニ制作で見たかった。
同クールでやっていた”響けユーフォニアム”を見ながら、つくづくそう思いました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 50
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シュタゲのOPがネタバレなら、こちらのEDもネタバレでは。

題名が「・・・消失」だから
{netabare} 序盤はキョンが気になっている長門がどのあたりから悲しい恋物語になるのかと思っていましたが、
消失したのは交通事故に遭ってから3話程度であとは至って起伏無しの日常の描写。 {/netabare}

うーん。。もっと刺激が欲しかった!!
恋のライバル!涼宮ハルヒ!
コスプレイヤー!朝比奈みくる!
ハルヒを取られないよう策略する小泉! なんてね。
もっとキャラをいじってくるかと期待してたので。。。
正直、残念!

でもEDはお気に入りです。気持ちが伝わります。(リアル視聴後記入)


再度、日常ものと理解したうえで視聴していると結構物語がしっかりまとまっているなぁと感心しています。
改めてみると優しく良い作品です。視聴する状況によって変わるもんなのかなぁ。
正直、反省!

表題の件ですがED完全にネタバレでしょう!
歌詞聞いていると長門の気持ち(=物語)そのままですよね。笑

投稿 : 2024/12/14
♥ : 46

62.6 4 スピンオフで高校生なアニメランキング4位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (556)
3281人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

AAの意味が分かってスッキリ(´∀`)ノ″

2011年放送「緋弾のアリア」のスピンオフ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


物語の舞台はやはり武偵を育成する東京武偵高校。
なので、できれば1期からの視聴がベストかと。

スピンオフという事で勝手に派手なアクションものや
バトルものを期待……正解は百合ものでした(´∀`;)

武偵としてアリアに憧れる主人公・間宮 あかりと
その友人たちの姿を描いた作品になりまする。

百合要素がメインですが軽めなので笑って流せるかなw
本来、武偵という危険でハードなアクションものを
側面から描いた所は評価しても良いポイントだと思います。
本編好きの方にはちょっと物足りないかもですがw

序盤、中盤はその百合要素を多分に生かしたコメディ展開。
そんな中、伏線をちらほらと散りばめつつ終盤のシリアスへと
繋がって行きます。
「カギ」となるのは主人公の過去。

まぁ、正直可もなく不可もなくといったところ。
主人公の座を譲り、本編ほどではないものの
アリア役・釘宮理恵の存在感はさすがの一言です♪♪
豪華な女性声優陣が見所の1つになるかもですね。


1期から5年くらいでしょうか?
原作未読なので分かりませんが2期はどうなんでしょうね。
このスピンオフ作品は今後の本編には
絡んで来ないんですかね??
個人的には少しでも本編であかりや仲間たちの
活躍を見る事ができると嬉しいです(*´∀`)ノ2期早よ!

ゆるい百合ものや日常系が好きな方にはオススメ。



《キャスト》

間宮 あかり(CV.佐倉綾音)
神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)
佐々木 志乃(CV.茅野愛衣)
火野 ライカ(CV.M・A・O)
高千穂 麗(CV.ブリドカットセーラ恵美)
島 麒麟(CV.悠木碧)
夾竹桃(CV.堀江由衣)
風魔 陽菜(CV.今村彩夏)
レキ(CV.石原夏織)
峰 理子(CV.伊瀬茉莉也)
星枷 白雪(CV.高橋美佳子)
遠山 金次(CV.間島淳司)


《主題歌》

OP
『Bull's Eye』/ナノ
ED
『パルス』/Team AA [間宮 あかり(CV.佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)]


《2016 04/09 レビュー投稿》

投稿 : 2024/12/14
♥ : 54

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

AAはブラのサイズではありません。よ~く、考えるように。

釘宮ツンデレアリアで有名な作品のスピンオフ漫画のアニメ化です。
本編のアリアは単なるツンデレですが、こっちのアリアは人が変わってます。
冷静沈着で思慮深く、周りを気遣い、厳しくも優しい。
「風穴を開けるわよ!」なんて言ったりしません。
驚きの人格崩壊?です。

もう一人の主人公は、あかり。
武偵ランクで言うと、最底辺。
要はダメダメな子です。
このあかりがアリアのアミカ候補となる所から話は始まります。

あかりの謎が物語の主軸ですが、そんなストーリーはどうでもいいでしょう。
終盤のなんじゃこりゃ展開はご愛嬌。
釘宮成分補給とともに、百合百合したキャラを楽しみましょう。
なんだかわからない嫉妬や策略やらで、てんやわんやです。

私の好きなクールでカッコイイ仕事人レキは、今回も登場シーンは少ないです。
ほぼ無言かと思いましたが、ほんの3言ぐらいしゃべったような気がします。
石原夏織さん、おいしい仕事ですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27

65.8 5 スピンオフで高校生なアニメランキング5位
ひぐらしのなく頃に煌(OVA)

2011年7月21日
★★★★☆ 3.6 (643)
3066人が棚に入れました
原作シリーズの発表から2012年で10周年を迎えることを記念し、新シリーズがいよいよ始動!完全オリジナルエピソードを中心に「喜(き)・努(ど)・愛(あい)・楽(らく)」に分かれたキラびやかなエピソードで贈る新シリーズ。従来からの原作ファンは勿論、10周年で初めて「ひぐらし」を知った方でも問題なくお楽しみ頂ける、想像の“斜め上”を突っ走る衝撃映像をご覧あれ!!
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

完全にファン向け。でもこれもありなんだよなぁ

「ひぐらし礼」に引き続きのOVAです。

ファン向けのアニメ。
サービスシーンも多めです。
全4話。

1.罰恋し編~喜~(ばつこいしへん):エロ
2.妖戦し編~努~(あやかしせんしへん):魔法少女
3.結縁し編~愛~(むすびえにしへん):恋愛
4.夢現し編~楽~(ゆめうつしへん):しんみり

相変わらず読めないタイトルですね。
よく見ると、ネガティブな「怒」と「哀」を使用していません。
ポジティブな「努」と「愛」を使っているのがいいですね。
内容も前向きです。

最初の3本は頭を使わずにながめられました。
1話目は、妄想が爆発。けっこうエロいです。
2話目は、黒いキャラたちが見られます。
3話目は、ハーレムと見せかけて、それをひっくり返す笑えるオチ!

最後の1本はやや特殊です。
4話目は、世界観を生かしたシナリオで、他より内容が濃いです。

ただし、テーマ性は見あたりません。
ストーリーもお遊びが多いです。
あくまでキャラクターとおかしな世界を楽しむファンディスクです。

なお、今までの作品に比べて、絵がだいぶキレイになっています。
特に1期と比べるとその差は歴然。
どうやら監督が代わったようです。
前監督かわいそうに(´;ω;`)

いやー、それにしても面白いですねー。
何が面白いって、{netabare}どのシナリオも本編のパラレルワールドと考えればありえる{/netabare}ってこと。
↑ひぐらし解まで見た方はネタバレ部分をあけても大丈夫です。

あらためてひぐらしシリーズの力を思い知った作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 47

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ひぐらし十周年記念作品

始めに申し上げておきますが、私この「ひぐらしのなく頃に」というアニメが凄く好きでございます。
私がアニメに本格的にハマった作品だと思っております。
なので評価の方は甘めに付けているのでご了承下さい。

◆この作品の内容は・・・
OVAで4話構成。
それぞれ「喜・努・愛・楽」に準じた内容となっております。
「喜・怒・哀・楽」ではありませんのでお間違えないように^^;

◆作画が・・・
第1話冒頭を見たときは、ひぐらしが帰ってきた~と心躍りました。
しかし、前原圭一を見た時に・・・あれ?
こんな顔だっけ?
キャラによりけりですがデザインが少し変わって違和感がありました。
制作会社は同じですが、作画監督が違います。
前のキャラデザの方が良かったですね。

◆第1話、罰恋し編・・・
このエピソードは「喜」に準じた内容です。
さて、もう言いたい事はたくさんあるのですが、この1話はひどすぎる!!!
ひぐらしファンでなければ見るに堪えない内容とも思えました。
いやひぐらしファンでも・・・。
もうただの妄想アニメ化となっております。
オヤシロ様、タタリを起こして下さい・・・と、思っておりましたがラストの展開はひぐらしらしく?なんとか持ち直したなという感じでした。
ラストの展開がなければストーリーの評価は★1でしたよ。
とりあえず2話以降に期待ですね。

◆第2話、妖戦し編・・・
このエピソードは「努」に準じた内容はにゅ。
これはもうひどいはにゅ。
見るに堪えないはにゅ。
このエピソードは「努」に準じたエピソードで梨花と沙都子がパラレルワールドの世界に迷い込み魔法少女になって戦うお話はにゅ。
「まどマギ」を冒涜してるはにゅ。
良かったところは、魔法少女となった梨花が可愛かったくらいで、あとはメチャクチャだはにゅ。

◆第3話、結縁し編 ・・・
「愛」に準じたエピソードです。
恋に悩む魅音を中心に、その周りではドタバタしたラブコメ展開。
このお話では、やっぱりレナは可愛いな~とあらためて実感(〃 ̄ω ̄〃ゞデヘヘ
シナリオも第1話・2話よりも全然楽しめて、物語星評価ここでアップです♪

◆第4話 夢現し編・・・
「楽」に準じたエピソードです。
4歳の頃の梨花が現代にタイムスリップしてきます。
その梨花を元の時代に変えそうとするお話。
4歳の梨花、この時の梨花にはまだ何も起きていなかった。
だから元の世界に返せば、その後この子に待っているものは・・・。
その事を考えるとやりきれない気持ちになります。
この小さな梨花はこの先に起きる自分の運命を知らない・・・でもこの子の無邪気で強い意思は光っていました。
第1話~3話と違ってこの4話目は本編に合った内容で、きわめて単純な展開なのですが、この作品のラストを飾るのにとても良いお話でした。
ただキャラデザ、特に顔の輪郭が相当変に描かれているのが残念。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30

風来坊 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

10周年記念シリーズ!(暫定黒歴史)

file.1~4までの4部構成。

file.1は同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のファンディスクで
ある『ひぐらしのなく頃に礼』に再収録された『罰恋し編』を
アニメ用に再構築したOVA作品。
 
なぜ「再収録」なのかというと、本編のおまけとして収録
されていたものの、本編にそぐわない内容で削除されたから
らしい。そのいわくつき通りのハイテンションコメディで「ひぐらし」
本編を観た人が「おまけ」として観るための作品。
 
file2は完全にオチャラケタ内容でまるで授業中に描いた
マンガ。もはや完成度とかそーゆー問題ではなく、何故社会に
発信しようと思ったのか理解に苦しむレベル。もはやどこが
どうとか言う気にもならない…。

file3はラブコメ調の作品。それなりに楽しめるものにはなって
いるが、「ひぐらし」が好きだった人がこーゆーの求めている
とは思えない。まぁ、これも「ひぐらし」なんだけどさ。

file.4は比較的ひぐらしっぽい雰囲気を纏った作品。
あくまで「ぽい雰囲気」であって比べるべくもない…。
梨花ちゃんに焦点が当たる話なので、まんまる(?)になって
すっかり以前の作画における面影を無くした梨花ちゃんを見て
嘆き悲しむこと間違いないでしょう。

総評
この作品を観て良かったと思える人がどれほどいるものか…。
一気に評判を落としてしまったのではないかと危惧するばかり。できればあまり観ないでもらいたい。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 21

64.5 6 スピンオフで高校生なアニメランキング6位
ペルソナ4 ザ・ゴールデン(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (532)
2918人が棚に入れました
春。都会から離れ穏やかな時間の流れる田舎町。桜の舞い散るなか八十稲羽駅に降り立つひとりの少年・鳴上悠。家庭の事情から叔父のいるこの町へやってきた悠は、地元の八十神高校へと転入することとなる。そしてはじまる学園生活―。放課後のショッピングモール。街で起こる連続殺人事件。深夜に流れるマヨナカテレビ…。悠と仲間たちに“今度は”一体どんな日々が待ち受けているのだろうか?

声優・キャラクター
浪川大輔、森久保祥太郎、堀江由衣、小清水亜美、関智一、釘宮理恵、山口勝平、朴璐美、石塚運昇、神田朱未、真殿光昭、田の中勇、大原さやか、花澤香菜
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ペルソナ4を観た方のボーナストラック

原作未プレイ 全12話

テレビの中の不思議な世界、そして現実に起こる事件に1年間限定で親戚の家に引っ越して訪れた高校生で主人公の鳴上 悠(なるかみ ゆう)と学校で知り合った友人たち事件の真相に迫るお話です。

観る前は1期に続きだと思いましたが、実際観てみるとペルソナ1期の補完をしているようなお話でした。ただ今回はいつものメンバーに1人謎の新キャラが出て来ます。

1期ではお話は高校生活のお話とバトルが交互になっていましたが、この作品では高校生活でのイベントのお話が大部分を締めていてバトルを期待されていると肩すかしにあいますw

私は1期を観たときにこの高校生活のイベントが好きだったので前々問題ありませんでした。

鳴上 悠の天然ボケが以前より加速しているような感じがしましたねw

この作品だけ観ると何が何だか分かりませんので、先にペルソナ4の1期を観ることをオススメします。

OP/EDは前回と同じ平田志穂子さんが歌っています。曲も前回と同じくお洒落ですね^^

最後に、前回あったお約束{netabare}「カッ」{/netabare}がなかったのが残念でしたが、毎回あったお約束{netabare}ポエム{/netabare}が楽しみでしたw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 35
ネタバレ

クッジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ペルソナ4を視聴してからゴールデン視聴を推奨。

「ペルソナ4」を視聴してからでないと、意味が分からないと思った。

前半は1話以外はバトルはないが面白い、後半は{netabare}マリー{/netabare}を助ける話だった。前半の方が{netabare}マリーのポエム{/netabare}などがあって面白かった。

でも一番エピローグが面白かった。{netabare}皆の変化{/netabare}や{netabare}マリーの天気予報での告白{/netabare}も可愛くて良かった。

作画は前作「ペルソナ4」の方が好みだった。

最近花澤香菜さんは名前がマリーというキャラをよく演じてる気がする。

キャスト
鳴上悠:浪川大輔
マリー:花澤香菜
花村陽介:森久保祥太郎
里中千枝:堀江由衣
天城雪子:小清水亜美
巽完二:関智一
久慈川りせ:釘宮理恵
白鐘直斗:朴璐美
クマ:山口勝平
堂島遼太郎:石塚運昇
堂島菜々子:神田朱未
足立透:真殿光昭
マーガレット:大原さやか

テーマソング
OP:「Next Chance to Move On」/歌:平田志穂子
ED: 「Dazzling Smile」/ 歌:平田志穂子

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

マリーイベントの抜き出し

ペルソナ4が新要素を引っ提げ帰ってきた。


新たな人物が混ざり付加価値をつけ再スタートという感じ。
作画の構図というかカメラワークが変更されているけど
基本的にはペルソナ4と同じストーリー。
テンポがかなり速くペルソナ4観ていない人にはちょい辛いかも。
かなり端折りもあるし、GSで自分から握手を求めてしまったりと
納得いかない部分も幾つかあった。

ハイテンポに加え鳴上くんが最初の戦闘でかなりの無双ぶりを披露してくれた事もあり
ステータスを引き継いだ2周目プレイの様に感じた。
ファン向けの要素がかなり強い。

新しい女の子がどう絡むのかは新鮮なので楽しみはあるが
わざわざアニメを作り直す必要はあったのか疑問もある。
まぁ観て確かめてみる。


【総評】
後から付け足した物だけを切り取って見せてもやっぱりバランス悪いよね…。

完全にペルソナ4のファン向けの作品で
1期の流れが頭に入っていない人には楽しめない内容でした。
(1期の内容と脳内でリンクさせ補完しながら観ないと楽しさが半減します。)

私個人はペンソナファンですが、VITA持っておらずゲームが出来なかったので
ゴールデンの内容を知ることが出来たのは収穫なのですが、
ファンを抜きにして普通に1クールアニメとして観たら
駄作の部類に入ってしまうと思います。
ゲームと違ってバトルもないし事件と同時進行のハラハラする臨場感もないですしね…。

オススメ出来るのは私のようなゴールデン未プレイのファンの方のみです。
また1期未視聴の人はコチラを先に見るとネタバレにもなりますのでお気をつけ下さい。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23

66.2 7 スピンオフで高校生なアニメランキング7位
はんだくん(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (561)
2817人が棚に入れました
書道の大家の息子にして、自らもその道で活躍する 高校生書道家・半田 清。
学校ではその近づきがたい佇まいから
孤高のカリスマとして 一目置かれているのだが、本人はそれを 「嫌われている」 と思い込んでいた・・・。

本編の6年前を舞台に、「ばらかもん」の主人公、都会育ちの若きイケメン書道家・半田清舟の高校生時代を描くコメディ。

声優・キャラクター
島﨑信長、興津和幸、柿原徹也、細谷佳正、山下大輝、広瀬裕也
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

勘違い系コメディ

原作未読。

勘違い系コメディ。

ばらかもんのスピンオフだからと楽しみにしていたが、そういう意味では少し期待外れ。

ただし、勘違い系コメディとしてはまずますかな?
{netabare}7話の図書委員「もう半田くんは来なくていいよ」は思い切り吹き出してしまったし・・・。{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 28

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

すれ違いと勘違いのガッカリコメディー

書道家半田清舟、高校時代のブラックヒストリー。
思い込みオンリーはんだくんと自分勝手に解釈する取り巻きども。
このすれ違いが笑いのすべて。
キャラは多いけど、笑いが同一パターン。
手を変え品を変えにもかかわらず、どんどん飽きてきます。

キャラの中では、目の周りが暗いストーカー女が光っています。
目つきが怖くて、ついつい笑みがこぼれるほどの魅力。
歩くだけのEDでも、目が吸い寄せられます。

目を見せない図書女も好き。
て言うかくぎゅ声が好きというのが本音です。

腑に落ちない作品なので、本編「ばらかもん1話」を見てみました。
雰囲気違いすぎに笑っちゃいます。
「はんだくん」には、人情の尊さ、自然の奥深さ等微塵もありません。
「はんだくん」自体が勘違い作品かも。
ご注意を。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

超高校級の人嫌い書道家少年が、カン違いで崇拝される系の学園コメディー

長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く「ばらかもん」…の、スピンオフな学園コメディー全12話です。
ばらかもんの主人公の高校時代のお話、自分は嫌われ者だ(と思い込んでいる)半田君を、本人が知らぬうちに周囲が祭り上げる感じ。
変則的な俺TEE系?
…ばらかもんの先入観や第1話を抜きにしても、コメディーとしてイマイチ性に合わなかったです。

{netabare}『物語』
1話初っ端から30分丸々メタフィクション全開…完全に内輪ネタ、原作ファンでもない限り、まずここで付いていけない。
まあ、1話くらいならご愛敬、2話以降に期待かな…と思いつつ観ていくと。

主人公の半田君は将来嘱望される書道のホープ、才能豊かで近寄りがたいオーラを放つ半田君に、周囲は憧れと畏怖を抱きまくるのだが…
実は本人は極度の対人恐怖症で、自分は嫌われいると戦々恐々していた(その態度が更に畏怖を振り撒く悪循環)
ひょんな事の連続で、学校内に半田君伝説が築き上げられていくのだった…。
…半田君は本人完全に受け身で内心ツッコミ担当、ひたすら周囲が勝手に盛り上がっていく。

半田君と、周囲の認識のギャップから生じる滑稽な展開が笑い所か。
実態の伴わぬ過大評価はオーバーロードのアインズ様(アインズ様は実際強いけど)や、古くはドラゴンボールのミスターサタン…
だが本人は一切望んでいないので…「みなみけ」の春香姉さま番長伝説の方が近いのか、どうか?
ハッタリ(本人不本意だが)だけで周囲をビビらせる、「モブサイコ100」の霊幻師匠に敵組織がビビりまくってた時みたいな可笑しさを、感じなくも無い?

本人の意図に反して周囲がビビってくれる流れ自体は、それなりに面白いとは思いましたが。
30分枠そのネタ一本槍、3話くらいから飽きました…。(うち1話は捨て回なので、実質2話がピーク)
男子絡みの半田軍団ヨイショよりは、女性陣の方が狂気を感じるので、まだ可笑しかったです。
恋文のカン違い展開は結構定番ネタながら、ここが比較的笑えました。
…もう一つだけ見所は。「ばらかもん」に繋がる小ネタ。占い少女の予言が(読者や視聴者視点では)的中しているのに本人は外れていると落ち込むシーンなど、ここら辺はスピンオフとして良かった。

一貫して祭り上げられる半田君、だが実際は誰も半田君と本当の友達になってはくれない…。
ある意味「善意による集団イジメ」にも見える雰囲気が、嫌いでした。
…明白に嫌悪を感じる程ではないけれど、微妙にモヤモヤする。
一応、修学旅行のエピソードは友情少し感じるので良かったのですが、それも僅かに前進しただけ。

総じて笑えるシーンも少しはありましたが、全体的には好みに合わなかったです。


『作画』
半田君が「俺ガイル」の八幡っぽい。
女性陣はそこそこ可愛かった気がする。

『声優』
声優陣は良かったのでは。
注目は金城美代子の狂気を好演した本渡楓さん。こ、こころちゃんとは思えん…。

『音楽』
妙にカッコ良かった気が。
けどテーマに合っているかはサッパリ判断できない。


『キャラ』
半田君はアニメ主人公には珍しい、正真正銘のコミュ障であった。
わたモテのもこっち以来…でも半田君の方が、「どのクラスにも一人はいそうな」普通の少年な印象。
ひたすら受け身で内心ツッコミするのみでは、主人公としては微妙。
超高校級の書道家としての名声が一人歩き、半田清は静かに暮らしたい…。
とにかく、見ていて気の毒でした。

半田軍団では、ニセ半田が比較的面白かった。
主に女子2人に狂気を感じる。{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23

86.0 8 スピンオフで高校生なアニメランキング8位
リズと青い鳥(アニメ映画)

2018年4月21日
★★★★★ 4.1 (572)
2371人が棚に入れました
北宇治高等学校吹奏楽部でオーボエを担当している鎧塚みぞれと、フルートを担当している傘木希美。

高校三年生、二人の最後のコンクール。
その自由曲に選ばれた「リズと青い鳥」にはオーボエとフルートが掛け合うソロがあった。

「なんだかこの曲、わたしたちみたい」

屈託もなくそう言ってソロを嬉しそうに吹く希美と、希美と過ごす日々に幸せを感じつつも終わりが近づくことを恐れるみぞれ。

親友のはずの二人。
しかしオーボエとフルートのソロは上手くかみ合わず、距離を感じさせるものだった。

声優・キャラクター
種﨑敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり、杉浦しおり、黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳、桑島法子、中村悠一、櫻井孝宏
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

あの子は青い鳥

山田尚子監督作品、脚本吉田玲子。

群像劇としてのユーフォニアムから、
思春期の少女2人の機微な心情に焦点を当て、
より先鋭化した形で描写され提示される、
あまりにも美しく儚い旅立ちの物語。

足音の効果音が印象的に導入され、
2人の未来を象徴するかのように、
違う歩幅で、リズムで共に歩いて行く。
{netabare}ここでは大きな物語は、徹底的に排除され、
日々の練習風景と少女の心情のみが反復される。{/netabare}
少女たちの所作の1つ1つがあまりにも美しく、
その機敏な運動の中に、身体の美を見ました。

内向的なみぞれと明るく社交的な希美。
{netabare}童話「リズと青い鳥」が詩的に象徴するように、
それぞれの現状と未来に不安を覚え始める。
微妙な距離を生む対比された2人の感情、
上手くかみ合わないオーボエとフルート。{/netabare}
小さな青い鳥の幸せとは何でしょう。
ここにあるのは少なからず誰もが通過する、
イニシエーションではないでしょうか。

少女の美しさと儚さの一瞬を切り取り、
残酷さまでもドキュメントした記念碑的作品。
それでも前途ある未来を輝き解き放って欲しい。

私の大切な宝物となりました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 127
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

山田尚子監督が目指していたものをやり切った、実写的表現の到達点

アニメーション制作:京都アニメーション、
監督:山田尚子、脚本:吉田玲子、
作画監督・キャラクターデザイン:西屋太志、
音楽:牛尾憲輔、美術監督:篠原睦雄、
色彩設計:石田奈央美、原作:武田綾乃。

揺れるポニーテール、廊下を歩く足、瞬く瞳。
静かな劇伴が流れるなかのふたりの情景。
絵柄は滲んだブルーを基調とし、透明感のある色彩。
響く足音、キャップを開ける音、楽器を組み立てる音。
様々な生活音を拾い上げていく。
細部まで徹底的なこだわりを感じさせる。
思わず息を詰めて観てしまうような静謐感が作品全体に流れている。

私は冒頭のシーンを観たときに、この感覚はどこかで味わったような気がすると、
鑑賞中にずっと考えていたのだが、
それは岩井俊二監督の『花とアリス』だった。
岩井俊二監督のなかでいちばん好きな作品だが、
それを初めて観たときのような鮮烈な印象を受けた。
眩いばかりの透明感を重視した絵作りだ。

『リズと青い鳥』は『響け!ユーフォニアム』シリーズの続編に位置づけられる。
田中あすかや小笠原晴香たち3年生が引退した後の
春から夏にかけての一部分を切り取った物語。
しかし、シリーズ名がタイトルに入っておらず、
単体で観られることも意識して制作されている。
私は原作を全巻既読で、TVアニメも映画も過去作品は
全て鑑賞済みなので断言はできないが、
初見の人でも十分に楽しめるのではないかと感じた。
人間関係は観ていれば、ほとんど理解できると思うし、
基本的には鎧塚みぞれと傘木希美の関係性についてのストーリーのため、
それほど分かりにくくはないと思う。
ただ、もしかするとみぞれと希美の依存といえる関係性が理解できず、
物語に入り込めない人がいるかもしれないが、
そんな友人同士の繋がりもあると考えてもらうしかない。
これは、いびつな形ですれ違い続ける愛と嫉妬の物語だ。

アニメ的な手法よりも実写的なカメラワークを
意識しているシーンが多く見られる。
足の動きや手の動き、会話の「間」などで、心情を表現している。
また、感情を表すような目元のアップシーンが多い。
アニメではなく、実写ではよく使われる手法だが、
この作品では重視されている。
そして、被写界深度を意識した絵作り、
つまりカメラの焦点とボケを意識している点はシリーズと同様だ。
物語にはそれほど大きな起伏がないため、
好き嫌いが分かれるタイプの作風だが、
映画としての完成度はかなり高い。

{netabare} 特に素晴らしいと感じたのは冒頭のシーン。
何かの始まりを予感させる童話の世界から現代の世界へ。
まだ人があまりいない早い時間の学校に鎧塚みぞれが到着して、
階段に座り、誰かを待っている。自分の足を見る。不安げな瞳。
誰かがやってくる。
視線を向けるが、期待した人ではない。
そして、待ち人がやってくる。いかにも楽しそうで快活な表情、
軽快なテンポの歩様、揺れるポニーテール。
それに合わせて流れる明るいメロディ。
フルートのパートリーダーである傘木希美だ。
鎧塚みぞれは、それとは逆に表情が乏しく、口数も少ない。
彼女なりに喜びを表現して希美と一緒に音楽室へと向かう。
途中で綺麗な青い羽根を拾った希美は、それをみぞれへと渡す。
戸惑いながらも希美からもらったものを嬉しく感じるみぞれ。
この青い羽が、閉じられた世界の始まりを予感させる。

校舎に入り、靴箱から上履きを取り出すときのふたりの対比。
廊下に彼女たちの足音が響くが、その音のテンポは全く合わない。
完全な不協和音。ふたりの関係性が垣間見える。
みぞれは少し距離を置いて、希美の後に付いていく。
階段の途中の死角から希美が顔を覗かせてみぞれを見る。
希美は少し驚いたように、目を何度か少しだけ動かす。
教室に着いて鍵を開け、椅子と譜面台の並んだ誰もいない室内に
2人だけが入っていく。
吹奏楽コンクールの自由曲は、「リズと青い鳥」。
この曲を希美は好きだという。
そして、ふたりで曲を合わせてみるところで、
タイトルが映し出される。

この一連のシーンだけで気持ちを持っていかれるだけのインパクトがある。
とても丁寧で実写的で挑戦的な作風だと感じ、
私は思わず映画館でニヤついてしまった。

物語はみぞれと希美のすれ違いを中心にしながら、
それに劇中曲である「リズと青い鳥」の物語がリンクしていく。
童話のほうの声優にちょっと違和感がある。
ジブリ作品を見ているような感覚だ。
みぞれがリズ、希美が青い鳥の関係性として観客は見ているが、
最後にふたりの立場が逆になる。
みぞれの才能が周りをなぎ倒すようにして解放され、
美しいメロディを奏でる。
同じように音楽に真摯に取り組んでいたみぞれと希美の差が
明らかになる瞬間だ。

二羽の鳥がつかず離れずに飛んでいくシーンが映る。
左右対称となるデカルコマニーの表現。
そして、ふたりの色は青と赤。
心があまり動かずしんとした雰囲気のみぞれが青、
情熱的で人の中心になれる希美が赤だろうか。
このふたつの色が分離せずに混ざり合っていく。

みぞれが水槽に入ったふぐを見つめるシーンが度々出てくる。
おそらくみぞれは、水槽のなかのふぐを羨ましいと思っている。
仲間だけでいられる閉じられた世界。
そこが幸せで、ほかは必要ないと考えている。

この作品は意図してラストシーン以外での
学校外のシーンを排除している。
鳥籠=学校という閉じられた空間を強調しているのだ。
閉じられた学校という世界のなかにあって、
さらに閉じられた水槽内にいるふぐ。
それをみぞれが気に入っているというのは、
みぞれの心情を示している表現だろう。

たくさんある印象的な場面でいちばん好きなのは、
向かいの校舎にいる希美がみぞれに気づいて手を振り、
みぞれも小さく手を振って応えるシーン。
そのとき、希美のフルートが太陽に反射して、
みぞれのセーラー服に光を映す。
それを見てふたりがお互いに笑う。
言葉はないが、優しく穏やかな音楽が流れるなかで、
(サントラに入っている「reflexion, allegretto, you」
という曲で、1分20秒と短いがとても美しい)
何気ない日常の幸せをいとおしく感じさせる。

ラストシーン。歩く足のアップ。
一方は左へ、一方は右へと進んでいく。
希美は一般の大学受験の準備ために図書室で勉強を、
みぞれはいつものように音楽室へと向かう。
帰りに待ち合わせたふたりが歩く。
足音が響く。
ふたりの足音のリズムは、時おり合っているように聞こえる。
お互いに別の道を歩くことを決め、そこでようやく何かが重なり始めたのだ。
ふたりの関係がこれからどうなるかは分からない。
しかし、最後に「dis」の文字を消したところに、
いつまでも関係がつながっていて欲しいという作り手の願いがこめられている。{/netabare}
(2018年4月初投稿・2020年5月5日修正)

大好きのハグから続くラストシーンについて
(2018年5月11日追記・2019年3月15日修正)

{netabare}みぞれは希美の笑い方やリーダーシップなど、
希美自身のことを好きだと告白するが、
それに対して希美は「みぞれのオーボエが好き」だと言い放つ。
このやり取りは一見、ふたりの想いのすれ違いだけを
表現しているように感じるが、実はそれだけではない。

友人として以上に希美のことが大好きなみぞれにとって、
とても厳しく感じる言葉だが、これは希美自身にとってもキツイ言葉。
みぞれの才能を見せつけられて、ショックを受けているときだから尚更だ。
それなのに、敢えて言ったのはなぜか。
この言葉には、自分は音大には行けないが、
みぞれには、音大に行ってオーボエを続けて欲しいという
願いがこめられているのだ。
「みぞれのオーボエが好き」という希美の言葉がみぞれに対して
どれだけ大きな影響を及ぼすのかを希美自身は自覚している。
単に希美が自分の想いを吐露しただけではない。
「みぞれのオーボエが好き」は童話における、
一方的とも思えるリズから青い鳥への
「広い空へと飛び立って欲しい」と言った想いと同じ意味を持っている。

それは、帰り道に希美が「コンクールでみぞれのオーボエを支える」と
言ったことからも分かるし、それに対して、
みぞれが「私もオーボエを続ける」と宣言をしていることからも明らかだ。
しかし、このやりとりはどう考えても違和感がある。
つまり、希美はコンクールの話をしているのに、
みぞれは、コンクール後のことについて語っているからだ。
会話がすれ違っているように聞こえる。
ところが、そうではない。
つまり、ここでは希美が音大に行かず、
フルートを続けなかったとしても、
みぞれは音大に行く決意をしていることを示している。
これは希美の「みぞれのオーボエが好き」に対して
みぞれの出した答えなのだ。

実は原作では、音大を受験するかどうかの話を
みぞれが希美に問い詰めるシーンがあるのだが、
映画では、完全にカットしている。
その代わりに、左右に分かれていく足の方向と
図書館での本の借り出し、楽譜への書き込み、
最後の会話によって表現している。
「みぞれのオーボエが好き」という言葉が
みぞれの背中を押したという、別の意味を持たせているのだ。
そのあとの「ハッピーアイスクリーム」で
ふたりの感覚が足音のリズムとともに、ようやく一致したことを描いている。
また、みぞれが校門を出るときに希美の前を歩いたり、横に並んだりする。
切なさはあるが、やはりこれはハッピーエンドといえるのではないだろうか。

音楽については、フルートが反射する「reflexion, allegretto, you」と
ラストシーンで流れる静かだが心地良いリズム感の「wind,glass,girl」、
そして、字幕の時の「girls.dance,staircase」、
「リズと青い鳥」、Homecomingの「Songbirds」が印象的だ。{/netabare}

コメンタリーを視聴して(2019年2月14日追記)

{netabare}昨年発売された脚本付きBDを購入して、
本編とインタビューは手に入れてすぐに観たのだが、
脚本やコメンタリーは後回しになってしまっていた。
脚本を読んでみると、「リアルな速度の目パチ」など、
とても細かい指示がなされていて驚いた。
目を閉じ切らないまばたきも指示されている。
また、作画については「ガラスの底を覗いたような世界観」という
指南書が配られていたという。
映像では山田尚子監督の意図を確実に実現している。

そしてこの作品には3つの世界観が表現されている。
学校、絵本、そしてみぞれ(希美)の心象風景だ。
絵本は古き良きアニメを再現させるよう
線がとぎれる処理を行っている。
心象風景は、よりイメージ感の強い絵作りを意識したという。
希美が走る水彩画のようなタッチ。
左右対称の滲んだ色の青い鳥など。
これら3つの世界観が上手く活かされていて、
物語に彩りを与えている。

それに加えて、BDで解説を聞かないと気付けないのが、
生物学室のみぞれと希美のシーン。
最初から何段階かに分けて色合いを変化させている。
夕方の時間の経過とともに初めは緑っぽかった室内から
オレンジ系に少しずつ色を変えるのと、
カットごとに順光、逆光でも変化させている。
確かに言われてみて確認すると、
生物学室での色合いはとても繊細だ。

髪を触る仕種については山田尚子監督自らの発案。
曰く、みぞれがそうやりたいと言っていたから。
キャラが監督に下りてきていたそうだ。
また、「ダブル・ルー・リード」も監督のアイデア。
これは映画館で観ていたときから、
洋楽好きな監督が考えたことだろうと予想していたので、
インタビューを観たときは、あまりにもそのままで可笑しかった。
印象に残ったのが、スタッフのいわば暴露話で、
内面を描くよりも映像(ビジュアル)で見せたいと
昔に語っていたことがあったそうだ。
監督は昔の話だと恥ずかしがっていたが、
まさにこの作品はその方向性を貫いたといえるだろう。{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 122

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「人間ドラマ」のみで勝負、「スポ根」要素は捨ててみた!

※作画の評価を5にしていますけど、一般的な「アニメの作画」という意味ではなく演出も込みの画作りとしての5です。「現実」パートはすごく実写映画っぽい一方で、「物語」パートがアニメならではな感じの画作りで面白い試みです。

原作は<響け!ユーフォニアム>シリーズ(以下、「ユーフォ」)の『北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章』(前後編2巻に分かれていますが、映画『リズと青い鳥』は主に後編の話)です。

ということではあるんですけど、原作での「鎧塚みぞれと傘木希美の関係性」という一点特化型の映像化ということで、作中で発生するイベントや登場キャラクターとしては原作の通りではあるんですが、原作の時系列を違った切り口で見ているのである意味原作とは(良い意味で)全く違う作品になっています。

ということで、原作既読で映画を観たわけですが、私は観ている最中は原作のストーリーを特に意識することもなく楽しむことができました。また、この切り口で迫るのであればTVシリーズや以前の劇場版を観ていなくても本作を独立に楽しむことができるだろうとも思いました。


ユーフォは原作時点で元々「競技としての吹奏楽」(全日本吹奏楽コンクールを地方大会から勝ち上がっていく)の要素(スポ根要素)と、「大所帯である部活としての吹奏楽部」(部員同士の関係性など)の要素(人間ドラマ要素)が両輪になってストーリー全体が構成されています。

アニメ化にあたってもどちらか一方の要素にしかフォーカスが当たらないということはなくて、ただ両要素のウエイトのかかり方はそれぞれ違うという感じでした。

私個人の印象ですがTVシリーズ1期目とその総集編ともいえる劇場版第1作目はスポ根要素が気持ち重め、TVシリーズ2期目は人間ドラマ要素が気持ち重めでしょうか。

劇場版2作目だった『届けたいメロディ』では久美子とあすかの関係性がメインになって人間ドラマ要素にフォーカスされるも二人の関係性を作る動機が「うまくなりたい」というスポ根要素ということで、人間ドラマ要素がかなり重めであるもののスポ根要素がスッパリとなくなる脚本にはなっていませんでした。

翻って本作では「部員が演奏者として向上するために熱心に練習する」という場面はまったく出てきません。特に鎧塚みぞれについて言えば演奏技術そのものは既に一高校生としては普通でないくらいに高いのであり、演奏が変わるきっかけは完全に精神面(作中作『リズと青い鳥』という物語に対する理解度)によるものなのです。
(もちろんユーフォのお約束で、演奏の質そのものはバッチリと変わります。)

スポ根要素はザックリと排されていると言えます。

時系列的には作中で同時期に重なっているもう一作の映画のストーリーで明らかになるであろうコンクールの具体的な成績も描かれませんので、スポ根要素を排すると同時にネタバレも回避しているわけで、ここら辺の脚本・演出は巧みでした。

この構成であればTVシリーズとは別のスタッフで制作に当たるのは妥当ですね。なるほどという感じでした。タイトルについてもあえて「響け!ユーフォニアム」を含めないのは納得ですね。

もちろん、コンクールでの演奏曲である『リズと青い鳥』は、2018年中に公開予定のもう1本の劇場版でも使用されることと思います。

なかなか新鮮な作りで面白かかったので、観に行って良かったです。

2018.12.19追記:
『誓いのフィナーレ』公開は2019年になってしまいましたが、それはさておき…。

本作品の演奏とか、スポーツ競技における身体操作や反応速度など「ある程度上達はできたけど凡人」が才能の壁みたいなものにぶち当たって一流の競技者を目指すのを諦める的な話は世の中に数多ありまして、そこに共感する向きにはストレートに突き刺さる作品なんだろうと思います。

ただ、得意なことを突き詰めた人には意味不明なのかも?

例えばですがカポエイラを10年もやったら師範、師範代レベルになる人もいれば一生ただのインストラクター止まりな感じの人もいます。

もちろん続ける中での努力や自分に合った指導者に恵まれるかといった問題もあるんですが、好きと得意は必ずしも一致しません。切ないですよね…。

余談: 数多の凡人が天才である鮎喰響(あぐい ひびき)に振り回され、打ちのめされて己と向き合っていくマンガ『響 ~小説家になる方法~』はお薦めです。なお、「マンガ大賞2017大賞」受賞作のわりには知名度も評価も高くない模様…。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 93

67.6 9 スピンオフで高校生なアニメランキング9位
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (144)
582人が棚に入れました
人類の防衛線『第501統合戦闘航空団』に宮藤芳佳が入隊!・・・しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず、戦闘ではなく炊事洗濯の毎日に追われる日々。個性的な隊員たちに振り回されたり、ツッコミを入れたり、フォローしたりと、そんな芳佳と愉快な魔女(うぃっち)達のおかしな日常が始まる!

声優・キャラクター
福圓美里、世戸さおり、名塚佳織、沢城みゆき、田中理恵、園崎未恵、野川さくら、斎藤千和、小清水亜美、門脇舞以、大橋歩夕

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

『異世界かるてっと』の流れで、何となく・・・

『ストライクウィッチーズ』視聴してないし、どうしようかな?って思っていて・・・。
『異世界かるてっと』の流れで、何となく最終話まで視聴しちゃいました(笑)。

元の作品を見ていないので、コメントしづらいところですが・・・。

かなりぶっ飛んでいて、日常系コメディとしては面白かったと思います。
キャラの個性や関係性など知っていると、もう少し楽しめたのかな・・・?




皆さんのレビューを拝見していると、そうでもないらしいですね(笑)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ウィッチーズたちの日常は‥‥‥

原作未読 全12話 1話15分枠の作品

突然出現した敵「ネウロイ」に対抗するために結成された統合戦闘航空団一つの第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズのスピンオフ作品。敵ネウロイがなかなか出現しないので、日常シーンをメインにコミカルに描いています。

各キャラクターを演じている方々は本編と同じ方なので違和感がありませんが、作画は本編と比べて大きく違いますね。(OPではそんなに思わなかったのですが)

ギャグばかりなので、そのギャグが合うか合わないかだと思います。個人的にはみなさん、弾けすぎですねw

本編の世界観やイメージを崩しかねませんので、お気楽に観るといいかもしれません。

OPは本編OPでおなじみの石田燿子さん、EDは第501統合戦闘航空団みなさんがそれぞれ歌っています。

最後に、この作品の劇場版が発表されました(上映時間30分の予定)。OVAやOAD、本編のおまけでよさそうな作品が劇場版になることが多いように思えます。儲かるのでしょうね〜

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

欧州本土の大半がネウロイの勢力に落ちているはずなのに…

このストパンシリーズは、テレビ本編、劇場版、OVAと視聴済です。
言わずと知れた大人気シリーズ…私にとって視聴しないという選択肢は初めからありませんでした。

とは言え、これまでの作品と雰囲気はだいぶ異なっています。
もともと第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」は、対ネウロイ一大反抗作戦の一つとして各国のトップエースや将来有望な若いウイッチらによって結成されました。

だから彼女たちの居場所は常に最前線…のはずなんですが、本作品では敵であるネウロイが一向に出てこないんです。
彼女たちに下されている命令は「待機」と「哨戒」のみ…


人類の防衛線「第501統合戦闘航空団」に宮藤芳佳が入隊!
…しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず、
戦闘ではなく炊事洗濯の毎日に追われる日々。
個性的な隊員たちに振り回されたり、ツッコミを入れたり、
フォローしたりと、そんな芳佳とゆかいな魔女達の
おかしな日常が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
第1話を見た時に、懐かしさを感じました。
私が1期を視聴したのが2012年…
それから2014年にOVAが、2016年にブレイブウィッチーズが放送されましたが、約3年もの間音沙汰がなかった訳ですから、そう感じるのも当然なのかもしれません。

改めて本作を見てみると、声優陣の何と豪華な事か…
最初に視聴した頃、声優さんのことは何も知らなかったので気に留めることはありませんでしたが、こうしてみるとホント凄い声優さんばかりが起用されているんです。

宮藤芳佳:(CV:福圓美里さん)
坂本美緒(CV:世戸さおりさん)
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(CV:田中理恵さん)
リネット・ビショップ(CV:名塚佳織さん)
ペリーヌ・クロステルマン(CV:みゆきち)
ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵さん)
エーリカ・ハルトマン(CV:野川さくらさん)
フランチェスカ・ルッキーニ(CV:斎藤千和さん)
シャーロット・E・イェーガー(CV:小清水亜美さん)
サーニャ・V・リトヴャク(CV:門脇舞以さん)
エイラ・イルマタル・ユーティライネン(CV:大橋歩夕さん)

一方、物語の方は日常系なので抑揚無くまったりと進んでいく感じ…
個人的に嬉しかったのが、芳佳の魔法を見れた事でしょうか。
ハルトマンの部屋が汚かったり、ルッキーニの悪戯好きは相変わらずでしたけれど…

最終回に「重大発表あり」のテロップを見た時には驚きと共に嬉しさが…
詳しくは公式サイトをご覧くださいと記載されていたので行ってみたら…とんでもないことになっていました。

「501部隊発進しますっ!」が10月から劇場公開されるんだそうです。
でも、それだけじゃありません。
ワールドウィッチーズの公式サイトを見ると「ウィッチシリーズ3連続アニメ化!!」と書かれているではありませんか。
3連続アニメの一つ目がこの「501部隊発進しますっ!」だったみたいです。
その他、2020年には第3期として「第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」が、2021年には「ルミナスウィッチーズ」が放送されるそうです。
こんな嬉しい話があったなんて…

オープニングテーマは、石田燿子さんの「空が呼ぶほうへ」
エンディングテーマは、第501統合戦闘航空団による「Treasure of life」
やっぱりストパンと言えば石田さん…この組み合わせは鉄板です。

1クール全12話の物語でした。
ショート枠なので、サクッと視聴できる作品です。
2020年の第3期に向け、良い足掛かりになる作品だと思いました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16

52.8 10 スピンオフで高校生なアニメランキング10位
OZMAFIA!!(オズマフィア)(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (46)
214人が棚に入れました
記憶を失った少女、フーカ。
見知らぬ街を彷徨っていた彼女は、突然何者かに追われることに。
逃げ惑う彼女を助けてくれたのは、街を支配するマフィアのひとつ、オズファミリーだった。
争いと友情が背中合わせの街の中、フーカは誰の手を取るのか。
そして、彼女が記憶を持たない理由とは――?

――という内容の『OZMAFIA!!』ですが、尺に収まらないので学園モノに。

オズ学園に転入してきたスカーレットはあるトラブルに巻き込まれてしまう。そこに現れ助けたのは、カラミア、キリエ、アクセルの3人だった――。

声優・キャラクター
新垣樽助、興津和幸、梯篤司、市来光弘、高橋英則、井口祐一、峰岸佳、桐本拓哉

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品…原作はゲームだったんですね!?

レビューを書くためにwikiをチラ見するまで知りませんでしたが、この作品の原作はPCゲームだったみたいです。
イケメンがたくさん登場したので、女性向けのゲームである事は視聴していて何となく感じましたが、ジャンルが「童話、マフィア、恋愛」と言われると正直???です。

ゲームではマフィアや恋愛要素は微塵もありませんでしたので、ゲームとはだいぶ設定が異なるのでしょう…
タイトルの「OZMAFIA!!」も何を意味するのか全く見当が付きませんでしたが、童話、マフィアと言われると納得感があるように思います。

この物語の主人公はスカーレット…彼はオズ学園に転校してきた高校生なのですが、転校初日から警備員に追い回された挙句、個性豊かな先生方の恰好の遊び相手にされてしまうのです。

この学校の先生はかなり自由奔放…アニメだからと割り切って見ないと、この学校の…この先生に授業料を払うのがバカらしく思えてしまいます。
でも適材適所に先生を配置して効率よく授業を行っている…設定になっているのだと思いますが、その辺りはほんの片鱗しか見る事はできません。
ショート作品なので、色々詰め込むのは無理があるので仕方ないんですけれど…

この作品も学園の平穏な日常を描いた作品なのかなぁ…と思っていた矢先、物語が大きく動きました。
最初はこの作品始まってからの女性キャラが登場…今後どう発展していくんだろう…と思っていたら、突然学校を襲撃しに来るんです。

学園の平穏な日常が一変して殺伐としたモードに…
一般生徒が避難している中、襲撃現場の最前線に全く役に立たないスカーレットがいる事に疑問は感じましたが、先生の強さに圧倒されてしまいました。
それに何か不思議な力みたいなのも使っていたような…
流石先生…やる時はやるんですね…私もスカーレットと同意見。

その直後に行った保険室での出来事はあまりにもビックリ…
そりゃ、タイトルの一部でもあるのでどこかで被ってくるのではと思っていました…
でも、この出方は正直予想外…スカーレットが驚くのも無理はありません。
保健室での出来事が気になる方は…是非本編でご確認下さい。
別な世界に迷い込んでしまった様な錯覚を感じると思います。

この作品の中で一番好きだったのはエンディングのアニメです。
毎回新しいキャラが登場するのですが、その回に登場したキャラデザが一枚のキャンパスに描かれるのですが、そのそのキャンパスには1話から登場したキャラが全員描かれているのでキャンパスには大勢のキャラが描かれています。
でも色鉛筆の淡い色合いとタッチの優しさが良い感じの絵だったと思います。

そして一番気になったのがその画用紙の置かれた机で眠っているロングの女の娘の存在です。
物語の中で登場するのかな…と思ったら最後まで出番はありませんでしたし、いつか起きてくれるよね…と期待していましたが、結局最後まで眠りっ放しでした。
あの女の娘…誰だったんだろう…気になります!!

1クール計12話の作品でした。1話4分なのでサクッと視聴できる作品です。
キャラデザも綺麗なので、視聴者を選ばない作品だと思います。
女性向けゲーム原作の作品に抵抗が無ければ問題無く視聴できる作品だと思いました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

イス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

タイトルなし

まさかのアニメ化!
とても嬉しかったのですがショートアニメ…学園…。原作のキャラを使いつつゲームとは全く違う雰囲気になりましたね。スカーレットの苦労人さが増してます。
ちまっとしたキャラが動きまわってて可愛かったです。シナリオは面白くないです!笑

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

たっぷりおから さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

特に特徴のないキャラアニメ

乙女ゲームを原作としたアニメ。内容は原作と変わり、裏社会もの→学園ものと変化している様子。5分アニメでシナリオが無いに等しいため正直書くことが無い。キャラ紹介アニメと言われた方がしっくりくる。

視聴はアニメ→ゲーム体験版の順。ゲーム版は短いながら十分面白かったのだが、キャラ達を楽しむにはゲーム→アニメでないと魅力が分からないだろう。視聴しようと思っている皆さんには後者の順をおすすめする。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

58.3 11 スピンオフで高校生なアニメランキング11位
学園BASARA(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (24)
146人が棚に入れました
今日もBASARA学園では、野球部エースの伊達政宗と、サッカー部エースの真田幸村がアツいバトルを繰り広げている。
更に前生徒会長・豊臣秀吉が停学処分となり、次なる会長の座を巡って群雄割拠の乱世に突入し騒然とする学園。
絆の力を叫ぶ徳川家康と打倒家康に燃える石田三成の、天下分け目の戦いも始まった。
一方でおバカなイベントに恋のさや当ても連日勃発!果たして、このカオス過ぎるBASARA学園に明日はあるのか?!

声優・キャラクター
中井和哉、保志総一朗、森川智之、子安武人、増田俊樹、関智一、森田成一、石野竜三、中原茂、桑谷夏子、能登麻美子、辻谷耕史、朴璐美、玄田哲章、速水奨、若本規夫

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ギャグネタが合えばいける

ギャグやコメディー作品が好きな自分にとっては、本編より面白いかもしれない。
かもしれないという書き方なのは、ギャグネタが自分の好みとは合っていないため。
でも笑える話もあったので、自分にとっては楽しみにするほどではないが、断念するほどでもなかったレベル。
女性キャラがみんな美人で可愛らしいところはグッド。
ゲームやアニメ本編の絡みで仕方無いけど、声優陣は無駄に豪華でもったいない感じ。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3
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