2024年度に放送されたおすすめアニメ一覧 372

あにこれの全ユーザーが2024年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月17日の時点で一番の2024年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
ゼーガペインSTA(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★★ 4.5 (1)
12人が棚に入れました
2006年にTV放送されたSFロボットアニメ『ゼーガペイン』の後日譚。
謎の武装集団ガルズオルムとの最終決戦「プロジェクト・リザレクション」を完遂したセレブラントたちは、世界各地の残存部隊との戦いを続けていた。一方、セレブラントとして舞浜サーバーを守ったソゴル・キョウは、雪が降りしきる冬の舞浜で目を覚ます。記憶の欠損に困惑するキョウだったが、そこに新たな脅威・オルタモーダが出現。自らをヒカリタツモノと名乗るハル・ヴェルトは、サブスタンスシェイドと呼ばれる未知の能力で襲いかかる。そんななか、AI「ルーパ」の助けによりこれまでの記憶をダウンロードしたキョウは、光対装備で対抗。だがこれは互いの世界と存在をかけた戦いのほんの序章に過ぎなかった……。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章(アニメ映画)

2024年9月6日
★★★★★ 4.3 (7)
11人が棚に入れました
テレビアニメシリーズのその後を描く3部作の第1幕。
留学生アイラの帰国から間もなく、同好会のもとにスクールアイドルGPXの招待状が届く。学校ごとではなく、個人でエントリーし、配信アプリを通してパフォーマンスを競うこのイベントに参加するため、歩夢、かすみ、しずく、彼方、エマ、ランジュの6人は会場の1つ、沖縄に向かう。全国から集まったスクールアイドルたちがパフォーマンスを披露するなか、同好会に新たな出会いが訪れる。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

沖縄各所でスクールアイドルがパフォーマンスで奇襲してくる繚乱グランプリ♪

【物語 3.5点】
“アニガサキ”と言えば、リアルでステージ設営等なしに、
いきなり原理不明な背景変化により画面全体がライブ会場と化し、
MV風にパフォーマンスが繰り広げられる。
強引なくらい思い切ったライブシーン展開が特徴的。

2月の沖縄を舞台に“スクールアイドルGPX(グランプリ)”が開催される本作は、
日中の開催時間中は、エリア内であれば、水族館だろうが、植物園だろうが、
参加したスクールアイドル各々の判断でパフォーマンスを仕掛けてアピールすることを大会運営が許可。

MVをねじ込む唐突感というシリーズの作風を、ツッコミどころと自重して抑えるどころか、
むしろ設定の方から寄せて来て、いつでもどこでも始まるライブの楽しさを推奨。


虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、学校、グループ単位ではなく、ソロ活動メイン。
部ではなく個々のスクールアイドルが集合した同好会という体を取っているのも特徴。

TVアニメで、ソロ活動描写によるキャラ掘り下げが一巡した後、
2期以降ではユニット活動も描かれ、ソロメインだけだと流石に展開パターン苦しいのかな?
と私は訝しみましたが。

本劇場版では、グランプリ大会ルールが学校単位ではなく、
ソロ単位でランキングを競う規則(レギュレーション)を導入したことで、
ここも大会ルール、設定、世界観の方からソロがメインのニジガクの原点に合わせて来る。


一応ストーリーの核として、
地元・沖縄のスクールアイドルユニットの確執と再起。
{netabare} 鐘嵐珠と大会運営する母親と{/netabare} の親子関係。
なども添えられますが、
主体はあくまで、グランプリ大会のお祭り感。

南国・沖縄の解放感も相まって、
ニジガク的展開が、リアリティの障壁に遮られることもなく、
上映時間60分弱の間に気持ち良く詰め込まれる。

ラブライバーへのファンサービス映画としては満足度が高い作品なのだと思います。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・サンライズ

公開前、一部で、キャラデザ変更が物議を醸したという本作。
『ぼざろ』のキャラデザ・総作画監督も務めた、けろりら氏がデザインした今回のニジガク。
目、口の丸み等に特色が表れており、
アンチを煽ってPVを稼ぐアフィ◯スサイト等は『ぼざろ』にデザイン寄せたのに爆死がどーのと騒いでいるようですが。
(相変わらずマジでウゼー。あいつらホント嫌い)

昔、シリーズ間どころか、同じ作品中でも作監ごとにキャラデザが変動するアニメを受容して育った私から見ると、
昨今、各所で見かけるキャラデザ変更叩きは、ちょっと過剰反応に感じてしまいます。

『ラブライブ!』シリーズに至っては、キャラデザの変化も含めて楽しむものなのではとすら私は思っていまして。
モブキャラ臭漂う初期デザイン見て、こんなん人気になるわけないw
とツッコみつつ、様々なデザイン展開、変遷を経て、萌キャラとして洗練され成り上がっていくサクセスロードに目を細める。
こうした過程も含めて『ラブライブ!』なのではないでしょうか。

『ニジガク』に関しても、発祥地であるスマホアプリ『スクフェス』にて、
N(ノーマル)カードの文字通りモブだった頃の、近江彼方や、エマのデザインを知っている身としては、
TVアニメ等でネームドキャラらしく変化を遂げて人気を獲得した末に、
今回はこんな感じになったんだな~といった程度の受け止めです。


私がむしろ気になったのは、ポスターにも散りばめられた食い物の数々。
作中でもメンバー集まる度に常に何か食ってるのでは?ってくらい“飯テロ”が頻発しておりまして。
(かすみんゴリ押しの沖縄バヤリースオレンジ私も飲んでみたいですw)
因みに“アニガサキ”のシリーズ構成で、今回も脚本も務める田中 仁氏は、
アニメ『ゆるキャン△』でも数々の“飯テロ”を幇助(ほうじょ)した“前科”がありますw
歌って踊って食いだおれて?沖縄はサイコーなのでありますw

尚、沖縄と言えばリゾートということで?本作は初手から水着回になります。
この点でも劇場版はファンサービスに振り切っています。


【キャラ 4.0点】
{netabare} お互いのぬいぐるみを持参して{/netabare} 会えない寂しさを紛らわす歩夢と侑のシリアスになり過ぎない程度に重ための百合カップリング。
相変わらず萌える範囲で小賢しい、かすみん。
(今回かすみんは{netabare} 肉で買収されて?{/netabare} ましたねw)

などなどニジガクの各キャラ、カップリングに加えて、
ジェニファーら虹ヶ咲学園外のスクールアイドルたちもグランプリに参戦し、
沖縄萌キャラ祭りを盛り上げる。


登場人物のほとんどを女子が占めるのも『ラブライブ!』の特徴ですが、
本作に至っては私が見た限り、男子は皆無でした。
大会を運営するのも女リーダー、秘書も女。
屋内外問わず、ゲリラ的に開催されるスクールアイドルのライブに、
どこからともなくワラワラと集まって来る観客も全て女子という徹底ぶり。

これは常夏の沖縄の白日夢なのか。
黄色い歓声に身を委ねながら、
男性でも楽しめる沖縄を返還して欲しい。
流石の私もちょっとだけ邪念が入りました。


【声優 3.5点】
香港出身の中国系スクールアイドル鐘嵐珠のキャストに、
実際に中国系ハーフで広東省在住経験もある法元 明菜さんを起用するなど、
ネイティブ要素にもこだわって来た本シリーズ。

今回は沖縄が舞台と言うことで、
地元スクールアイドルの赤嶺 天役に島袋 美由利さん、
石嶺 小糸役に下地 紫野さんと、
沖縄出身声優を起用し、方言ネイティブを追求。

三部作の残り二作。
どこが舞台で、どんなご当地声優が出演してくるのか。
私の密かな期待点です。

あとは、昔、美少女ボイスでお世話になったCV.ゆかなさんが、
{netabare} 嵐珠{/netabare} の母親ポジションに収まっているのは隔世の感があります。


一方で、動物声優の麦穂 あんなさんは、
今回も、ブサカワな犬にヤギと、
{netabare} かすみんのパフォーマンス動画に映り込み、
かすみんを差し置いて注目を集め、SNSで拡散し、
かすみんの順位を88位から9位に押し上げるなど、{/netabare}
アニメ『ラブライブ!』皆勤の貫禄を見せつける。


【音楽 4.0点】
明朗快活なピアノとストリングスなど、アニメ『ラブライブ!』BGMの特色を継承する遠藤 ナオキ氏の劇伴は、
南国の解放感との親和性も上々。

そんな沖縄の空気を切り裂くように仕掛けられる、
スクールアイドルのライブパフォーマンス挿入歌は、
上映時間60分で5曲、ほぼ10分に1曲のハイペース。
何ならストーリーはライブの幕間のMCくらいの勢いw
なるほど短尺ですが応援上映も実施されるわけです。

いずれの楽曲も元気の良いシンセ音源が牽引するニジガクらしい曲風。
それだけに{netabare} 沖縄の伝統楽器・三線(さんしん)の奏者・赤嶺天とエマのコラボパフォーマンス{/netabare} は変化球でインパクトがありました。

EDアニメは、お馴染みの、めばちさんデザインのイラストが踊る中、
「どこにいても君は君」をメンバー一同が合唱する定番の流れ。
一方でイントロに波音を挿入する辺りは、しっかりと沖縄に寄せて来ています。

以上、新曲6曲を収録したミニアルバムもリリースされるとのことで。
これがあと二作……。
お祭りはまだまだ続きます♪

投稿 : 2024/09/14
♥ : 10

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

面白かった

ラブライブの中でも特に評価高い1作なだけあって映画もやっぱり素晴らしい出来栄え

これでまだ前編らしいから、2章3章構成の後半部分も楽しみになってきた。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 1

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キャラデザ変更の不安をとっぱねた会心の一作、内容の濃さや次回作への期待が際立つ良作、おすすめ度★★★★★

続け!ときめき ーーー。

個人的な主観が入るので簡単なネタバレ少なめの感想を。もう少しまとまってからまた追記修正するかもしれない。

新曲やMVのクオリティは言わずもがな高い。予告時点で楽しみにしていたが、映画ならではの音響と質感で臨場感が増す。

散々批判されたキャラデザの変更や作画の違和感については、動けば大分良かったので個人的には気にならなかった。わざわざキャラデザを変えた意図は謎ではあるが…昔のスクフェス(ゲーム初期あたり?)に出てたキャラや、スクフェス組と呼ばれたしずく、彼方、エマの3人のMVに始まり、今や化石と化した旧スクフェスネタが多く、(全部は知らないが)小ネタは多め?

予告でメイン格になっていた6人のメンバー以外は今回は出番は少ない。これについては2章以降メイン格にする方針でやるのかもしれない。

沖縄の新キャラ達のギスついた雰囲気やランジュと母親との問題はどう描くんだろう…と思いつつもしっかりぶつかり合いを描けていて個人的には好印象。歩夢の焦燥、歩夢とランジュの絡みやかすみの活躍も描かれており、メインで描くべき事項がしっかり描きつつ虹ヶ咲らしさを崩さない内容で概ね満足出来た。

先発時点でもここまで安定して素晴らしい出来の作品を作れたことに個人的に感謝しかない。キャラデザの件で多少不安に思っていたがやはり内容はちゃんとアニガサキ。

以下、公開前時点での印象

公開前なので現時点でのファースト・インプレッションだけを載せます。

キャラデザをけろりら氏に変更した結果炎上とまでは行かずともとんでもない批判の嵐が巻き起こり、既に公開前から幾分かのファンから見切りをつけられてしまった作品。

虹ヶ咲自体アニメでの横田デザインと他媒体での従来の室田雄平風デザインでキャラデザが大幅に異なっているという前例がある分、個人的にはいくら予告がなかったとはいえ過剰にキレるほどではないとは思うが…

それはさておき内容的には新キャラや2期で登場した虹ヶ咲学園外部から様々なゲストが登場するらしい。どうやらランジュの母親(スクスタの理事長)と思しき人物が登場するのだが、スクスタで炎上した事案にも触れるのだろうか?

キャラデザ変更が物議を醸したが内容は果たして如何程のものなのか。9/6を心待ちにしたい。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 1

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
怪盗グルーのミニオン超変身(アニメ映画)

2024年7月19日
★★★★☆ 4.0 (1)
11人が棚に入れました
怪盗グルーやミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズ第4弾。
ミニオンたちを引き連れ、高校の同窓会に参加したグルーは、そこでかつてのライバルだったマキシムと久々の再会を果たす。しかし、グルーに恨みを抱くマキシムによって、グルーとその妻ルーシー、三姉妹、そしてグルーJr.を加えたグルーファミリーは命をねらわれてしまう。一家は新たな町に引っ越し、正体を隠しながら生活するが、そこへグルーの正体を知る少女ポピーが現れる。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
リンダはチキンがたべたい!(アニメ映画)

2024年4月12日
★★★★★ 4.2 (5)
10人が棚に入れました
フランスのとある団地を舞台に、チキン料理を食べたい少女と料理が苦手な母を描いたコメディ
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

パプリカみたいに色とりどりな社会の縮図を炙り出した絶品フレンチ団地コメディ

フランス・パリの社会住宅(政府が整備した低所得者向けの団地)
夫を亡くして以来、現代社会への適応も上手くハマらず、
生活、子育て全般に折り合いを欠くシングルマザー・ポレットが、
一人娘リンダに亡きパパが得意だったパプリカチキンが食べたいとせがまれ、
ストライキが続くパリで何とかチキンを手に入れて料理しようと、
挙げ句、{netabare} 生きた鶏を奪取してシメようとして、{/netabare} 周囲を巻き込み騒動を巻き起こす社会派コメディ映画。


【物語 4.5点】
現代社会の病理を炙り出しつつ笑いも取る傑作。

社会や時代についていかないと取り残されるけど、ついていけない、生き辛い……。
近年、私もこの種のストレスが強くなっていますが、これは決して歳のせいばかりではない。

都市は子供が無邪気に遊び回れないように設計。オフィス街でまともに子供が出歩いている姿などほぼ見かけない。
疎外された子供たちが夢想を花開かせるのは、部屋での寝静まれない夜だけ。
羽を伸ばせない大人たちも不満や鬱憤(うっぷん)が溜まっている。
そりゃパリ市民もストを起こしたくもなるというもの。

個人に大した調理スキルがなくても食材や料理にありつける現代社会。
これをストで麻痺させることで時代に適応しようと足掻いてきた現代人が、
パプリカチキン騒動を通じて、原材料から料理一つ満足に作れなくなる程に“生きる力”が劣化してしまっている様を浮き彫りにされるプロットも苦くて妙味。

人間が人間のため作った文明に合わせるため、人間が失われているという皮肉。
その世界観ベースにコメディをスパイスして、箍(たが)を外していき、
最後は人間解放感の中で、高い共感度を伴った独特の笑いと感動を味わうことができる。
脚本レシピも練り込まれた、各国際賞レース連勝も納得の逸品です。


【作画 4.5点】
大胆かつ独特。だが決して手抜きではなく、計算に基づいた映像が構成されている。

各キャラクター、各物体ひとつごとにワンカラー配色し、
人種の坩堝でもある団地の多様性もカバー。
絵の具をぶちまけたようなベタ塗りが、閉じない輪郭線からはみ出したりする。
まるで子供のお絵描きみたいな奔放な絵面が、
現代社会に圧殺されている諸々と、そこから弾け出すエネルギーを体現。

さらに強烈なのが夜の描写。
撮影で暗さを演出するのではなく、各人、各物と輪郭線のカラーを反転させた、
ブラックボードアートのような配色で闇を表現。
リアル以上に漆黒な画面が、
暗闇の記憶の深淵に、幼少のリンダが封じて来た父との思い出も効果的に示唆。

作画カロリーは軽量ですが、フットワークの軽さを活かして、
プレスコ(収録の後に作画)も実現。
実際に子供に遊ばせた音を拾って、それに合わせて作画することで、
ガキんちょは何をしでかすか分からない、子育てアルアルのリアリティ再現にも成功。

何よりシンプルかつカラフルな画面により状況把握もしやすい。
なくした指輪とか、固有カラーで光ってくれたら、失せ物探しに重宝するのにと、私もちょっと羨ましかったりw
鑑賞者に読み取らせる負荷をかけない、スムーズな心情伝達が、
アニメなんだけど妙にリアルという感想につながっているのだと思います。


【キャラ 4.5点】
主人公リンダの母として奮闘するポレット。
ひとり親というだけでなく、現代社会が要求する様々な適応能力に関して弱者であり、格差社会の貧困層を体現。

諸々の対処法が分からないポレットは、
{netabare} 生きた鶏捕獲{/netabare} というとんでもない手段を取ったり、
姉その他色んな人に相談を無茶振りし、迷惑をかけてしまう。
このポレットが象徴する関わりたくない社会的弱者だが、
厄介だからと言って見捨てると、ますます孤立して社会的コストになりそうな感じ。
イタいほどリアルなのですが、私が彼女を見放せないと感じるのは、
次の時代が核心的と強いたスキルやシステムに順応できなければ、
明日は我が身、リンダママとの焦燥感を私も抱いているからだと思います。

そのポレットに厄介事をふっかけられる姉・アストリッド。
ヨガ・インストラクターの“できる女”として活躍する一応の社会的強者。
振り回されても妹その他を見捨てられずストレスを溜めていく彼女を見ていて、
ふと、私が以前行った整体院にて先生に聞いた、心身を整える達人であるはずのヨガ講師が、意外と整体の常連という小ネタを思い出し笑いしてしまいました。
社会的役割をクソ真面目に演じるばかりでは擦り減ってしまいます。
ストレス解消のため禁断のスイーツに現実逃避するアストリッドが、
最後{netabare} テキトー極まりない警官・セルジュ{/netabare} と昵懇(じっこん)になったのは、
中々のラブコメだったと思います。

総じて見ていれば誰か共感を覚える人物が見出だせる。
キャラも妙にリアルな群像です。


【声優 4.0点】
※日本語吹替版を劇場鑑賞。

俳優タレントがメインを担当した吹替キャスト陣。

主人公リンダ役は層の厚い子役界から落井 実結子さんとあって、
さほど心配しておらず実際安定。

一方で母・ポレット役の安藤 サクラさんは、
アニメ声優初挑戦となった前作レビューにて私が酷評コメント書いていることもあって、
結構心配でしたが、オロオロしながら騒動の起点となるキャラクターを、
まずまずの吹替で再現されており杞憂に。

最近、私は俳優タレントの収録に関しては、日本アニメより外国アニメ吹替の方が、
安心して聞いていられるという感想を述べることが増えています。
洋画吹替界隈の、リップシンクには頼れないので、ちゃんと声を張って伝えるという収録傾向が、
濃厚キャラボイスを過剰摂取する私の深夜アニメ脳に馴染むのかもしれません。

どうも私が俳優タレントのキャストにアレルギー反応を示す要因は、
“ちゃんとした声優”かどうかより、ボソボソ喋ってセリフや心情の起伏を捉えづらい、
邦画の悪習にあるような気がしてきました。


【音楽 4.5点】
音楽担当はクレモン・デュコル氏。
方々を巻き込みながら転換する場面に、
管弦楽をベースに、柔軟なメロディ変化で好対応する上々のコメディBGM。

挿入歌のスパイスも効果的で、男声テナーのクッキングソングも楽しげでした。
日本語吹替用に翻訳もされた「Dormir,dormir」は夜に遊び足りていない子供たちの想いがうごめく眠れない人向けの子守唄。

ED主題歌はフランスのシンガーソングライター・ジュリエット・アルマネットさんの「Un souvenir ou deux」
最後はラブコメ、愛だねで幕を引く本作。
在りし日の愛の思い出を静かに語るバラード曲は程よく甘い食後のデザート。


【付記】
4月の封切りから上映している映画館は流石にもう上映終了してきていますが、
5月GW後に少ないながらも上映開始する館もあるようです。
前衛的な作画で堪能するフレンチ・コメディ。
ご賞味されてみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 14

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久しぶりのフランス映画

リンダが食べたいのはパプリカチキン。
ネットを検索すると、ハンガリー料理として紹介されているので、彼女のお父さんはハンガリー系の出身だったのかな。

お話はリンダとお母さんの小さな誤解から始まる諍(いさか)いと、それを解くための大切な約束が「チキンがたべたい!」につながる流れです。
そのあとは、まるでドタバタなベタ風といえばその通りな展開でした。

そのなかでひとつ思ったのは、フランスのとある下町の集合団地が積み重ねてきた人情というか、風情というか。
その描き方がとても心地良いものでした。

フランスの政治=暮らしは、デモクラシー抜きには語れない側面がありますので、いわゆる民衆の力の底の厚さや、大衆的なベクトルといったファクターみたいなものが、あちらこちらで拾えそうな印象です。

このあたりは日本の作品にはなかなか見られないところです。
例えばジュブナイル系作品を見渡すと、セカイ系や転生ものの趣向が強く顕れているのが、いかにも日本的というのが特徴の一つです。

その点、本作の場合は、子どもの主体性に重きが置かれていて(それはフランスでは当たり前なのかもしれませんが)、無邪気さと同時に、図々しさもふんだんに(しかも極めてリアルに)描かれています。

リンダはもちろん、多くの子どもたちがまるで民衆の一員として位置づけられ、世間への態度がいっぱしの大人ぶりとして描かれているところが、フランス的風味というか、ちょっと面白いところかなと感じました。

いよいよ鶏が調理に供される直前、リンダが鶏にそっと語りかけ、涙をすうっと流すシーンがあります。
そのフレーズは、とても子どもらしいあどけない発想で、大切な家族を思う重要なステップに感じました。

私が鑑賞したのは字幕版でしたので、声優さんの演技はそのまま受け止めましたが、吹き替え版にも興味を持ちました。
日本の声優さんが字幕の台詞をどんな演技をされたのか、リンダの気持ちがどんなふうに表出されたのか、機会があればと思っています。

はっきり言って子ども向けの作品だと思いますが、ほど良いエスプリ(精神性)と、茶目っ気たっぷりのカリカチュア(風刺戯画)が効いていますので、大人の方の視聴にも十分応えられるのではないかと思います。

あとキャラデザですが、キービジュアルそのままです。
けれど、意外なことに、それがアニメーションになれば、一瞬も目が離せない、味のある表情を見せてくれます。
そんなリンダたちに、観終わったあとは、なんとも心地の良い豊かな気分になれたのも不思議と言えば不思議。

少し気分を変えたい時などに、軽い気持ちで視聴なさってみるのもいい作品。
そうお伝えしておきますね。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 7

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
i☆Ris the Movie - Full Energy!! -(アニメ映画)

2024年5月17日
★★★★★ 4.1 (3)
10人が棚に入れました
声優とアイドルを両立するハイブリッドユニット“i ☆ Ris”10 周年プロジェクトの集大成となるアニメーション。i☆Ris たちは、言葉を話す白いリスと出会い、なりたいものになれる世界・リスリスランドへ。だが、そこには“歌”がなく…

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
大槌超神楽ダイハンマー(Webアニメ)

2024年5月7日
★★★☆☆ 2.8 (2)
10人が棚に入れました
岩手県大槌町が制作した東日本大震災から復興した町を舞台にしたオリジナルアニメ。町観光交流協会の公式ユーチューブチャンネルで日本語の他、英語とフランス語の字幕付きで配信します。
役場の観光課に勤める「大槌みとら」が同僚と震災から復興した町を巡っている最中に「鬼獣」に襲われ、大槌からネーミングしたロボット「ダイハンマー」と共に立ち向かうストーリー。

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

取り組みは素晴らしいです。震災と老齢化は入れるべきでした。

 ユーチューブのお勧めで出てきて視聴。23分1話の町おこしアニメです。

 大槌町というのは、東日本大震災で大きな被害を受けたところですが、なんとか復興をがんばっているんですね。面白い取り組みだと思います。この町はどこかで聞いたことがあると思ったら、井上ひさし氏「吉里吉里人」の舞台となった町だそうです。

 小説そのものは長くてどうも読む気にならず手に取ってませんが「吉里吉里人」の中の架空の独立国家「吉里吉里国」を街おこしとして本当に作ってしまったので有名だったそうです。むかしからエンタメを積極的に取り入れたのか、この「吉里吉里人」がきっかけでエンタメに何かを見出したのか、でしょう。

 なお、ウィキでこの町を調べたら2005年の人口分布ですらかなり極端になっていました。若者が流出し子供が生まれない現状がはっきりわかります。その中でまだこの作品を作る気力が残っているのは素晴らしいと思います。


 で、作品そのものはロボットアニメですが、話的には神の使いとしてのロボットです。「大魔神」や風神雷神や不動明王の様に昔から神仏とバトルは親和性があるのでしょう。スーパーロボットの原点は宗教的なものの気もしてきます。操縦者が必要なのは「レイアース」なんかもそうでした。

 この設定は隣に遠野市という民話のふるさとがある同町の題材としてはなかなか適切なのではないでしょうか。

 話は面白くはないですが、アニメのレベルはなかなかです。見て損したとは思いませんでした。
 町人も一部活躍するのですが、やっぱり登場人物のほとんどは萌え美少女です。ここはどうなんでしょう?ヒロインとして萌え美少女が活躍するのはいいのですが、老人パワーや現地の特産品パワー、それと町の史跡とかそういうのがもっと見えてくるとご当地町おこしアニメとして、わかりやすくなったのでは?と思います。

 それと町で体験した東日本大震災と津波ですね。これは次世代に何かを渡したいと思うなら、ぜひメインストーリーのプロットに入れてほしかった。もちろんまだ13年ですから当事者も多く無理というのもわかりますが、逆に13年たちました。そこをちゃんと総括して意志を示すことも大事だったのでは?

 ということで、ご当地アニメを大震災の大きな被害を受けた町、老人ばかりで過疎化が進んでいるであろう町で作ろう、という意欲は素晴らしいと思います。ですが、町の特徴がないばかりか、衰退の現状と震災の総括がないので、かえって他の街でもいいじゃん、というアニメになっています。そこが物足りないかな、と感じました。

 評価はしません。大変でしょうけど、率先してがんばってください。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 4

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
ショコラカタブラ(その他)

2024年1月22日
★★★★☆ 3.4 (4)
9人が棚に入れました
ロッテ チョコレート60周年記念CMソングとして創られたAdo2024年第1弾シングル。
舞台は深夜のチョコレート工場。現実世界から工場に迷い込んだ少女が、魔法世界を生きる女の子と、科学世界で生きる女の子と出会い、美味しいチョコレートが生成されていく。チョコレートが美味しくなる魔法の呪文『ショコラカタブラ』がAdoによる魅力的な楽曲として劇中で歌われます。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

蠱惑的な歌がいい。映像は面白いがメッセージが受け取りづらい。

 一目でわかるトリガー感。というよりリトルウィッチアカデミア感。なかなか面白い映像作品でした。赤(ミルク)、黒(ビター)、白(ホワイト)を意識した3つの色が鮮やかです。科学文明と魔法世界の狭間でロッテ製品が作られる映像も言葉はないですが世界観を作っていました。お菓子の踊りも面白かったです。
 最後の方でホウキでチョコを混ぜる映像があるのが、いいのか?と思わなくはなかったですが、揚げ足とりですね。(そして訂正。ホウキのように飛んでましたが、混ぜ棒みたいなものでした)

 それよりも本作の欠点を言えば、面白い映像ではあるんですけど、キャラ性がヒロインの女の子に足りなかったかな?最後の方もキャラが融合するようなイメージの部分のメッセージが受け取りづらいかな。つまり、キャラとストーリーはちょっと失敗な気がします。まあ、3点にしておきますけど。

 歌は、アドさんの歌い方がチョコという「アラブの媚薬」を意識したのかもしれませんが、非常に蠱惑的です。

 本作は気に入って1時結構リピートしていましたし、まだおすすめで出てくると思わず聞いてしまいます。ただ、企業の大きな企画の割には再生回数が思ったより伸びていませんけど。(24年6月14日で937万回)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 3

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
アニ×パラ〜あなたのヒーローは誰ですか〜 episode18 ゴールボール × 魔入りました!入間くん(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (4)
9人が棚に入れました
魔界に古くから伝わる決闘「暗黒噛球」に入間たちが挑戦!
悪魔学校に通う鈴木入間は、ある日、理事長の執事であるオペラに決闘を挑まれる。
『勝ったらスイーツ』の誘いにまんまとハマり、「暗黒噛球(あんこくごうきゅう)」というその名も恐ろしい競技に挑む事に。しかし、ルールをよく聞くと・・・、人間界のゴールボールとほぼ同じことがわかる。
入間が決闘の中で気づかされたこととは――!?

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
闇芝居 十二期(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (3)
9人が棚に入れました
身の回りの怪奇な都市伝説をテーマに、現代では珍しくなった“紙芝居”をデジタル表現で見せる昭和テイスト満載の新感覚ホラーショートアニメシリーズ。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
AURA BATTLER DUNBINE SIDE L(Webアニメ)

2024年5月8日
★★★★☆ 3.1 (3)
9人が棚に入れました
「AURA BATTLER DUNBINE SIDE L」は、1983年放送当時の「聖戦士ダンバイン」のオープニング・エンディング映像に、最新の演出と技術を用いて、作品そのものの“普遍性”を発信していくチャレンジ的な“実験動画”です。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
JOCHUM[ジェオチャム](TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (2)
9人が棚に入れました
”ここで暮らした人は夢が叶う”…そんなおうちに住んでいる11にんの仲間たち。 まめちぃはヒーローに。ぽぽは楽な人生を。ヤヌカミは立派な守り神。ピーハイはパイロットに。RURUはみんなの癒しの王子様。レインは世界中の人を驚かすこと。Biraは世界的なアーティストになること。マイクンは歌でみんなを明るくすること。チュララは宇宙侵略。ちまたは世界中の寿司を食べつくすこと。もこは世界中のみんなを幸せにすること。 それぞれの夢に向かって日々奮闘中!

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
ARNOLD & PUPPETS(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (1)
9人が棚に入れました
深夜のクラヴィフ劇場。 今宵もアーノルド・クレイベルクの案内で人形劇が始まる。 劇場の舞台の上に鎮座する人形劇の荘園の箱庭。 アーノルドが箱庭に人形を置くと、人形は自我を持って動き出す。 我儘だがひょうきんなジョーカー、ちょっとナルシストで怒ると止まらないレオ、マイペースで何を考えているの分からないベイン、荘園の住人達のスラップスティックな1日が始まる。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season 第1章(アニメ映画)

2024年7月5日
★★★☆☆ 2.9 (8)
8人が棚に入れました
ゲームを原作とした、新人アイドルグループがそれぞれの夢を目指すアニメーション。2024年秋から放送の第2シーズンに先駆け劇場で先行上映

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記(アニメ映画)

2024年8月9日
★★★☆☆ 2.8 (5)
8人が棚に入れました
人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ第31作。
しんのすけの夏休みが始まったある日、現代に恐竜を甦らせたテーマパーク“ディノズアイランド”が東京にオープンすることが決まる。特別に招待されたしんのすけらカスカベ防衛隊は、恐竜たちとの出会いに興奮する。同じ頃、カスカベの河原ではシロが小さな恐竜ナナと出会い、しんのすけたちと夏休みを共に過ごすが、ナナには大きな秘密があった。そんななか、ディノズアイランドから恐竜たちが大脱走する事件が起こる。

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ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略(アニメ映画)

2024年7月19日
★★★★☆ 3.8 (3)
8人が棚に入れました
西暦2207年。ガミラス本星とイスカンダル星が消滅した事件から二年後。突如、太陽系に謎の巨大物体“グランドリバース”が出現する。地球防衛軍の善戦虚しく、幾重もの防衛網を易々と突破したグランドリバースは、悠然と地球の新首都へと降下。音も無く出現する降下兵の群れや上陸する多脚戦車により、瞬く間に首都は制圧されてゆく。もはや地球には抗う術はないのか……。そのとき、旧ヤマト艦隊クルーに“ヤマトへ集結せよ”と極秘指令が下る。人類の命運を賭け、未踏の時空へと宇宙戦艦ヤマトの航海が始まる。

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刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-(アニメ映画)

2024年8月16日
★★★★☆ 3.5 (3)
8人が棚に入れました
刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案に、完全新作オリジナルストーリーで描かれる、アニメ「刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-」の前日譚。
自身が率いる部隊を全滅させかけてしまった山姥切国広は、近侍を辞めると自ら申し出る。新たな近侍として審神者より任命されたのは、へし切長谷部。しかし、へし切長谷部はこのことに未だ納得できずにいた。

※読み仮名が分かりませんが、よろしくお願いします。

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劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの(アニメ映画)

2023年12月23日
★★★★☆ 3.8 (2)
8人が棚に入れました
今年もシルバニア村に、年に一度の星祭りがやって来る。そんな中、ショコラウサギの女の子フレアはお悩み中。
祭りの日はお母さんの誕生日なのに、プレゼントを何にするか、ちっとも思いつかない。さらに、フレアは祭りのメインイベント“今年の木”を選ぶ役に指名される。
果たして、フレアが見つけた、お母さんも仲間も、みんなを幸せにできる贈り物とは?

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こねこのチー ポンポンらー夏休み(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
8人が棚に入れました
おかえり、チー! 装いも新たに、スイートホームは沖縄へ――! 大好きなヨウヘイたち山田一家と暮らす子猫のチーは、いつも元気いっぱい。 夏休みになると、お父さんに急な出張の仕事が舞い込みます——場所はなんと沖縄! 「チーもいることだし、一人で行くか」というお父さんに、「私たちも行きたい!」とお母さんとヨウヘイがお願いして、山田家みんなで沖縄へ行くことに! そこに待っていたのは、光る太陽と、大きな海、そして……!? ついに帰ってきた、世界中で大人気の「こねこのチー」シリーズ最新作。 夏休みの沖縄を舞台に、チーとヨウヘイの新たな出会いと冒険が幕を開けます。

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スローブレッド「企業CM 2024明日へつなぐもの 篇」(その他)

2024年1月2日
★★★☆☆ 2.8 (4)
7人が棚に入れました
株式会社フランソアは、2024年1月2日・3日の日本テレビ系列九州6系列局で放送される番組内(午前中)で、佐藤好春さんによるフルアニメーションを新年限定オリジナル企画として特別編集したTVCMを放送します。
1月2日はテーマ「明日へつなぐもの」で、四季の移ろいとともに少女がパンをお届けする姿が見どころです。

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料亭の味 帰省篇(その他)

2024年1月18日
★★★★☆ 3.6 (4)
7人が棚に入れました
12作目となる今回の「料亭の味 帰省篇」も過去11作品と同じく、アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した実績もある映像制作会社のロボットに依頼しました。久しぶりの帰省も最終日を迎え、帰りたくないと訴えるはるかを励ます母ですが寂しいのは自分も一緒。はるかが帰りの新幹線で食べられるようにと精一杯の愛情を込めて、おにぎりを握ります。駅で見送る母の姿を目にして思わず涙をにじませるはるかですが、新幹線でおにぎりと一緒にお湯がないと飲めない即席みそ汁を入れた母のおっちょこちょいぶりに思わず笑ってしまいます。親元を離れて仕事に励む娘を想う母と、その愛情を感じて心温まるはるかの心を描いています。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
シノアリス 一番最後のモノガタリ(アニメ映画)

2024年2月23日
★★★★☆ 3.5 (2)
7人が棚に入れました
「シノアリス」のユーザーのひとりであるアリスは、さまざまなトラブルに巻き込まれたことで世の中に絶望し、ビルの上から飛び降りるが、目を覚ますと「ライブラリ」と呼ばれる「シノアリス」の世界の中にいた。そこで彼女は「シノアリス」のナビゲートキャラクターであるギシンとアンキに迎えられる。彼らはアリスの人生がいかに最悪であったかを畳みかけ、彼女をさらなる絶望へと追い込んでいくが……

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「宇宙人ジョーンズ・ピザ屋(アニメ)」篇(その他)

2024年4月15日
★★★☆☆ 2.9 (2)
7人が棚に入れました
サントリー食品は、トミー・リー・ジョーンズさん扮する宇宙人ジョーンズでご好評をいただいている「地球調査シリーズ」の最新作として、同シリーズ史上初の全編アニメーションCMを制作しました。
一番の注目ポイントは、マックス・ダルトン氏が描く、アニメ化された3人のチャーミングなキャラクターです。見どころ満載の最新作にご期待ください。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
『名探偵コナン黄昏の御馳走』」編(その他)

2024年4月16日
★★★★☆ 3.1 (2)
7人が棚に入れました
TVアニメ「名探偵コナン」とマクドナルドのチキンタツタシリーズがコラボレート。4月17日より販売開始となるチキンタツタシリーズに併せて4月16日より放送される描き下ろしアニメが公開された。
コナンが“1年に一度その姿を現すマクドナルドの秘宝”としてチキンタツタを紹介。さらに指を舐め味を確かめたコナンがはっとした表情で今年の新商品・油淋鶏チーズチキンタツタの登場を知らせた。マクドナルドを見張る灰原哀や「ワシも食べたーい!」と車を走らせる阿笠博士らも登場している。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
スローブレッド「企業CM  2024年もあなたらしく 篇」(その他)

2024年1月3日
★★★☆☆ 2.9 (3)
6人が棚に入れました
株式会社フランソアは、2024年1月2日・3日の日本テレビ系列九州6系列局で放送される番組内(午前中)で、佐藤好春さんによるフルアニメーションを新年限定オリジナル企画として特別編集したTVCMを放送します。
1月3日はテーマ「2024年もあなたらしく」で、「自分らしく」挑戦することや喜びを感じることの価値を、想像していただけるよう、少女(カシス)が成長するアニメを通して表現しました。

計測不能 186 2024年度アニメランキング186位
FLY!/フライ!(アニメ映画)

2024年3月15日
★★★★★ 4.4 (2)
6人が棚に入れました
「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」でアカデミー賞長編アニメ部門候補になったバンジャマン・レネールが、「ミニオンズ」のイルミネーションスタジオとのタッグで贈るアニメーション。住み慣れた地を離れ、初の引っ越しに挑むカモの一家の大冒険。
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