2023年度に放送されたおすすめアニメ一覧 373

あにこれの全ユーザーが2023年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月31日の時点で一番の2023年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.8 98 2023年度アニメランキング98位
キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
45人が棚に入れました
南葛中と東邦学園の同時優勝で幕を閉じた全国中学生サッカー大会。大会後、フランス・パリで開催される国際ジュニアユース大会に向け、日本ジュニアユース代表が選出されることとなった。世界への飛躍を誓う翼に加え、日向、若島津、そして若林、岬の海外組ら最強の布陣。一方、日本を実力で上回る世界のサッカー大国も動き出していた。 ドイツのシュナイダー、フランスのピエール、アルゼンチンのディアス、イタリアのヘルナンデスら、新たなライバルたちもまた世界一の座を手中に収めるべくパリに集結。夢と誇りを懸けた激闘が今、始まるのだった!!

68.8 98 2023年度アニメランキング98位
おでかけ子ザメ(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (12)
41人が棚に入れました
「今日はどこにおでかけしようかな」 夏の日のサイダーにチューチューアイス、映画館にお祭りの屋台、そしてお友達とのとっておきの場所。 子ザメちゃんの小さな大冒険が始まる! 2023年夏、アニメにおでかけ決定!! 優しくてどこか懐かしい、子ザメちゃんの世界。 初公開となる、動く子ザメちゃんの姿をお楽しみください!

68.7 103 2023年度アニメランキング103位
異世界のんびり農家(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (239)
785人が棚に入れました
ブラック企業で体を酷使し闘病の末に命を落とした青年・火楽(ヒラク)が神様に授けられた「万能農具」を手に、異世界で吸血鬼や天使、エルフなどと出会いながら、第二の人生を送る農業ファンタジー。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

スローライフもだけど内政物として観るととても楽しいなろう原作アニメ

ただし「のんびり農家」なのは3話くらいで、どちらかというと「農村」ないしはほぼ「国家」と言った方が正しいかもしれません。

『転生したらスライムだった件』のスピンオフ『転スラ日記』にも通じるところがあるかも。

「小説家になろう」での原作は読んでいて、コミカライズもかみさんが購入しているのでそちらを読ませてもらっていますが、商業出版されているライトノベルは未読です。

お話としては生前はオーバーワークが原因で結局病死してしまった街尾火楽(まちお ひらく)が異世界の創造神さまの力で転生し、そのときに転生ボーナスとして病気にならない健康な身体と「万能農具」を授かり、「死の森」と呼ばれる危険な秘境を開拓して「大樹の村」を作って仲間を増やしていくというものです。

なかなかヒラク以外の男性の住民が増えずにハーレムっぽくなっていく「なろう転生ファンタジー」的なところはあるのですが、このアニメ化ではヒロインの一人であるルールーシー・ルーを中心として演出などでハーレム感をマイルドに表現していて、忌避感を下げていると思います。

またルー中心に描くためのエピソード順の変更や登場キャラクターの整理(原作には出てくるがアニメでは登場しないキャラがいる)ということが生じているのですが、私見としては原作のエッセンスは大きく損なうことなくうまく処理できていたと思います。

あとはいくつか特筆すべき点を挙げるとすると:

[作画]
動きとかで作画枚数を多く割いたりはしてないけど、SDキャラの使い方が最高に上手い。

[声優]
作中で様々な状況により外見年齢や心情の変化が多いルーの、状況による演じ分けが素晴らしい。

[音楽]
第6話でのワイン造りのために収穫したブドウを踏むときに初出だった挿入歌が名曲で、後のエピソードでも様々なアレンジで使用されます。
(ただし、歌詞はまったく意味わからんですが。)

[キャラ]
ヒラク以外のキャラの多くが、大樹の村の内外を問わずけっこう経済的あるいは政治的な合理性に基づいて行動するのでストレスがたまりにくいです。ここまでみんな有能に描かれるなろう作品は少ないかも。

[ストーリー]
ヒラクが感じることと、むこうの世界の常識が微妙にすれ違っていてそこから生じるコント的なやりとりが面白いです。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 22
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ウラ設定がヤバい、DASH(it)村

いきなり私的な嗜好のハナシで恐縮なのですが、
基本的に僕は『ハ-レムもの』というのがキライであります。
最近だと、完走した作品はほとんどありません。

  だってさあ……

  なんだコイツ、とか思っちゃうような主人公に、
  よりどりみどりの美少女が次々寄ってきてキャッキャウフフ。
  ねえよ、と言いたくなるご都合テンカイに世界観がムンクの叫び。

  でもって、その美少女たちが、
  リアル女子なら一発でカエル化しそうなクサいセリフに感動し、
  好きよ好きよのがぶり寄り。
  優柔不断な主人公をめぐって押し合いへし合いせめぎ合い。
  ラッキースケベもたっぷりあるでよ皆の衆。

  と、DT乙、としか言いようがないハナシが目白押しなんですもの。


本作『異世界のんびり農家』も、見る前はその系統かと思っていました。
あいかわらず原作は未読なんですが、その原作が、
  なろう系
  +異世界転生もの
  +ハーレムもの
  +スローライフもの
なんて、ほとんどマンガン確定じゃないですか。
ですからまあ「Aパ-トぐらいは見てもいいかな」ぐらいのつもりで、
点棒8000点ぶん握りしめて視聴を開始しました。

  結果はというと……みごとに完走。
  ためいきもストレスもなく、楽しく見ることができました。
  けっこう、というか、かなり好きかもです、これ。

  そもそも、妄想ラブ要素が満載の『ハ-レムもの』じゃなく、
  いわゆる『環境ハ-レムもの』でしたしね。
  アレな方には物足りないでしょうが、拙にとっては実によき。

  あにこれの評価を見る限り、けっこう厳しめの意見が多く、
  完走しなかった方、ハナから相手にしてなかった方も多そうですが、
  モノづくり的にも『かなり興味深いトコロ』があるんですよね。

  というわけで、ほとんどの方にスル-されるのを覚悟しつつ、
  製作的な見どころも踏まえたりしながら、
  ちくちくと本作を語ってみようかと思う次第であります。


おハナシは、神さまの手違いで過酷な人生を強いられたという、
主人公の街尾火楽(まちお ひらく)39歳が、
つぎの人生では人のいないところでのんびり農業でもしたい、
という願いを聞き入れてもらい、
健康なカラダと『万能農具』を与えられ、森の中へ転生したところから始まります。

この森、実は『死の森』と呼ばれ、
魔物がめっちゃ徘徊していて人が寄りつかない(寄りつけない)という、
おおよそ『のんびりと農業を営む』には全く適さない過酷な場所でした。

ただ、与えてもらった『万能農具』がスグレモノ。
あらゆる農具(それも超高性能)に変化するというだけでなく、
  ・どんなに作業を続けても疲れない。
  ・念じて使うだけで、種がなくても願った作物がすぐに芽をはやす。
  ・ドラゴンすら倒す武器にもヘンシンする。
という、リアル農家の方々が逆上しそうなチ-トグッズであるわけです。

この『万能農具』のおかげで、
テレビでしか農業を知らないヒラク君もなんとか体裁を整え、
柵で魔物を防止しつつ、孤独な自給自足生活をスタートさせることができました。

やがて、一人、また一人と、
同居する『村人』が増えていきます。
(ヒトではなく、吸血鬼や天使、エルフなどの亜人ですが)

最初のころの村人は「追われてる」「住むところがない」など、
ワケありの、そしてけっこうな、いや、かなりの美人さんばっか。
ところがこの村人たち、建築や道具づくりなど村づくりに有用なスキルもち。
しかもなかなかにパワフルかつワイルドで、
居住区は少しずつ、健全かつ文化的に発展していきます。

こうなると移民希望者が増え、雪だるま式に人口が増加。
リザードマンだの鬼人族だのも移住してきて、
ワインなんかも作れるようになり、そこそこの『農村』へ進化します。

近隣の町や村、さらに魔王なんかと物々交換による『交易』もはじまり、
ついにはじめての赤ちゃんも産まれたりして、
のびのびと、明るく楽しい農村ライフが続いていくのでした。

 ……とまあ、リアル農家の方々からはジト目でにらまれそうな、
   ある程度はリアルだけど、かなりのご都合主義、
   アニメだからこそ許される『楽しい農村づくり』物語なのであります。


僕がこの作品を『よき』と評価しているのは以下のポイントです。

  ① ロリっ子がでてこない。
  ② ラブ要素・恋のさやあてみたいな部分が一つもない。
  ③ 女の子が『守るべきもの』でなく『たくましきもの』として描かれている。
  ④ ラッキースケベみたくチープな演出がない。
  ⑤ 主人公のヒラクくんがオンナにハァハァしない。

まず①『ロリっ子がでてこない』ですが、これ、ダイジですよね。

  このテの作品って『ロリ成分命』みたく考えてる方が少なくありません。
  開拓初期に非労働力のロリはいらんだろ、
  という極めてまっとう、というかイッパン常識的な考察に対しても、
   『見た目はロリだけど実は300歳』
  なんて使い古された手で強行突破してきますしね。

  その点、本作にはロリ成分がほとんどありません。
  物語後半、移民の中にショタだのロリっぽいのが混じりますが、
  あくまでもモブで本筋にカンケイなし。実によきです。

次に②『ラブ要素・恋のさやあてがない』のもグッジョブかと。

  村にやってくる美女たちは、
  みんなヒラクくんに『好感』はもつけれど『好感どまり』なんですね。
  あくまでも『いい村長さん』であってレンアイ対象じゃありません。
  (繁殖の『種馬』にしたいとは思ってますが)
  {netabare}
  そもそもヒラクくんは第一村人のルールーシーに、
  誤解と勢いでプロポーズをして、OKされているんですよね。
  ですから、
  最初っから『他のオンナのだんなさま』ポジションですので、
  ラブの対象としては外れているんです。
{/netabare}
  そんなわけで、実にケンゼンにのびのびと、
  明るく楽しく農業に従事しているところが実によき、であります。

そして③『女の子がたくましきものとして描かれている』ところも好感度大。

  ラノベ系の作家って女の子を『守りたい』傾向があるっぽくて、
  どんなツンデレだろうが女騎士だろうが、
  最後はオトコに守ってもらって目がハート、というのがお約束かと。

  その点、本作のキャラには『男性依存』の傾向がみじんもありません。
  ヒラクくんってチ-ト武器のおかげで最強なんですが、
  本作においては、それと『目がハ-ト』は別モンダイになっております。

  開墾・土木・建築などの力仕事も自分たちでこなしますし、
  『自分のチカラで生きる』という姿勢が身についているんですよね。
  丸の内の有能OLみたく、しっかり働き、しっかり飲み、しっかり遊び、
  いやほんと、みんなかわいいクセに、たくましい。
  オトコがなんぼのもんじゃい、と。

  こういう自立性、というかたくましさって、
  なんかあったら『政府・世間のせい』にする男連中にも
  ぜひぜひ見習ってほしいものであります(←差別発言)。


さらに④『ラッキースケベみたくチープな演出がない』ところもよき。

  というか、みんなワイルドかつたくましいし、
  そもそも亜人ですからジョ-シキも我々とは違うのであります。
  ハダカ見られたぐらいで赤面して、
   「ばっ、バカっ、あああ、あっち向いてなさいよっ」
  なんて定番のセリフ吐くヤツ、いないんですよね。

  男の子みんな大好き『モジモジ・うじうじ・テレテレ』演出もなし。
  混浴も平気で、ヒラクくんの方がモジモジだし、
  脱衣麻雀も大喜びでやって「脱~げっ、脱~げっ」の大合唱。
  
  で、そういう設定だからサービスカット大満開の章かと思いきや、
  全12話で、お風呂シ-ンが一回あるだけ。実によき。
  おさわり厳禁オトナの社交場、がきんちょはお帰りくださいまし、

最後の⑤『ヒラクくんがオンナにハァハァしない』もポイント高し。

  環境的には、美女にかこまれウハウハのハ-レム状態。
  そしてその美女たちのほとんどが『繁殖』をしたがっているわけでして、
  その気になればアラブの王様みたいな暮らしもできるわけです。

  でも、しない。奥さま一筋。
  だからといって、べつに草食系をこじらせているわけでもなく、
  奥さまとの間には、きっちり子どもを作っております。

  いやあヒラクくん、アンタ男だよ。


とまあ、ここまでがアニメに描かれているハナシ。
なかなかにケンゼンな『環境ハ-レム村』だと思うじゃないですか。
で、その方向でレビュ-しようかなと思い、
下調べとしてウィキペディアで原作情報を見てですね……思わず

  Dash it!(なんてこった、ちくしょうめ)

と叫んじゃった次第です(あ、いえ、実際には叫んでませんが)。

で、ここからはウィキで調べた原作情報・ウラ設定。
正直『反転術式かよ』と思うぐらい作品を見る目が変わっちゃいますので、
まるっとネタバレで隠しておきますね。
  {netabare}

 原作では、第二村人のティアって、
 入村当初からヒラクくんの『第二夫人』なんですね。
 ルールーシーの策略でティアもヒラクくんと「励む」ようになって、
 なりゆきで二番目の妻になっているそうなんです。

   アニメでルーが「わたし一人じゃカラダがもたないのよぉ」なんて、
   なにそのオモシロ掛け言葉、みたいな台詞いってましたが、
   実際は掛け言葉でもなんでもなく、マジでガチなアレだったわけです。
   (ヒラクくんが転生の際に神さまにもらった
    『健康な身体』がゼツ〇ンだったみたいですね)

 さらにウィキペディアによりますと、
 ヒラクくんは二人の妻でマンゾクしているのですが、
 種族繫栄のための『種馬』リクエストにお応えするカタチで、
 たいていの女の子とカンケイをもち、
 次々に子どもをこさえていくそうであります。

   アニメと同じく正妻であるルールーシーの子どもが一人目ですが、
   原作ではそれ以降、10人以上も、
   別の女の子との間に子どもを作っちゃうんだそうです。

   ちなみに原作の時系列では
   アニメ最終回のすぐあと、同じ年の秋にティアが出産するんだとか。

 え? そんなに原作改変したの? よくカ〇カワが許したなあ、
 なんて思って再視聴してみるとですね……

   『してる』描写は一つもないけれど、
   『してない』とはヒトコトも言ってない。

 ということに気づくわけです。
 まいった、完全にやられた。
 おまえ『シックス・センス』かよってハナシです。
 いや、確かにこれ、カ〇カワも文句言えないわ。
 原作改変(専門用語で言うと『翻案』)してるわけじゃないんだもの。

   まあ確かに、原作に描かれていることをそのまま表現していたら
     ご都合満載の『農村ゼツ〇ン物語』
   みたくなっていたことが容易に推察できるわけです。

   それはそれで別のリアリティなり需要なりはあるかもですが、
   少なくとも僕は、あんまり見たくないかな。
   そんなもん、大枚はたいてアニメ化する意味がわからんし。
 
 というわけで本作は、
 なんかちょっとかなりアレな原作を改変することなく、

   『健康的で楽しい農村づくり』

 にベクトル変換するという、レベル5級の能力が発揮されているのであります。
 製作的には、菓子折りもいらず大助かり。えらい、スゴい。
 倉谷涼一監督、グッジョブです。
{/netabare}


で、本作の拙的なおすすめ度は、
あまり深く考えずまったり楽しむ、という前提でAランクです。

万能農具のチ-ト性能もさることながら、
物語の中盤あたりからかなりのご都合テンカイで村が発展していくので、
そこのところにツッコむと一歩も前にすすめません。

本作の視聴ポイントというのはそこではなく、

  健康的でたくましく、おまけに相当きれいな女の子たちが、
  元気に、明るく楽しく農村づくりをしていくさまを、
  ちょい鼻の下をのばしつつ、にこにこ笑いながら健全に楽しむ。

という、かなりマニアックな楽しみ方に限られるわけなのであります。


そのぶん、見るだけでも楽しめるよう、映像にリキ入ってます。
制作はゼロジ-さんで、
これまで『悪くはないけどクセがあって微妙』なイメ-ジだったんですが、
本作は『健康的できれいなおねいさん』の作画に大成功。
ほとんどのキャラが、姿勢がよく、リッパな谷間をおもちです。

キャラデだけでなく動画さんもがんばってまして、
なめらかな人体曲線やタブりの多い洋服デザインがけっこうあるのに、
動かすべきところはきっちり動かしています。
OP、ル-ル-シ-がジャンプしてくるっと一回転するところなんか、
ちゃんとジャパニメーションしていますもの。

そして、人物作画にリキいれるだけでなく、
畑・森・農作物などもていねいに描き込まれており、
質感や空気感まで表現できていて、世界観が心地よく伝わってきます。

  こんなにいちいちリキいれてたら予算合わないだろ、
  というような心配は、SD演出の多用でカバ-。

  このSD演出、ただ単に枚数稼ぎになっているだけでなく、
  ちゃんとカワイイうえに、メリハリが効き、
  シ-ンに応じた『演出』として立派に成立しているんですよね。

  わりとよく見る枚数稼ぎの手法であり、
  キメツでもしょっちゅうやってたりするわけなんですが、
  あっちは『箸休め』的な扱いなのに、
  こっちは本編進行と連動していて、しかも違和感がありません。
  倉谷涼一監督、本作に限って言えば、かなり有能です。


キャラクターの作り込みも、けっこう繊細にできております。
みんな『きれいなおねいさん』であるだけでなく、
『チ-ト的能力もち』『しっかりした自立心もち』『ウジウジしない』
という共通項をもっているのに、
しっかりと性格付けができていてキャラかぶりがありません。

  とりわけスゴイと思うのは、
  関西弁も廓言葉もにゃんにゃん言葉もボクっ娘もおかしな語尾もなく、
  みんな基本的にきれいな言葉遣いをしているのに、
  個々のキャラが書き分けられ、きちんと立っているところ。
  これ、作家を目指すワカモノたちにぜひ見習って欲しいかも、です。

  それだけでなく、同じキャラが同じ内容の話をするときも、
   「ラスティって呼んでください」
   「ラスティって呼んでね」と、
  相手との位置関係で自然に言葉が変化しているんですよね。
  こういう『キメ言葉にせず会話の自然さをダイジにしてください』という指示、
  脚本家的にはとてもウレしいものなのでありますよ。


キャラに生命を吹き込む役者さんたちも、いい仕事しています。

本作って、難しくとんがったキャラがいない分、ぶっちゃけて言うと
大手事務所に正所属できるレベルの役者さんなら
  『誰でもそれなりにできる』タイプの作品なんですね。
正直、駆け出しの若手や預かりレベルの役者さんをずらりと並べても、
ふつうの視聴者さんなら、良し悪しが判別できないテイストかと。

それだけに、違いを生んだり声の表情をつくったりするのがムズカしい、
手を抜こうと思えばいくらでも抜けるけど、
役者の根性見せたんよ、と思えばかなり難易度が高くなる作品であります。

  で、根性見せてくれたのが、物語序盤メインのお三方。

     下地紫野さん(ルールーシー役)
     洲崎綾さん (ティア役)
     Lynnさん(リア役)

  「わかったわよ」「え? ここにですか?」「皆さん、張り切って働きますよ」
  なんて、個性の出しようがなさそうなセリフにも徹底的にこだわって、
  実に活き活きとした人物像をつくってくれました。

  先行役者がいいお芝居をすると後続が『燃える』のが役者の性質であります。
  その例にもれず、中ほどから出てくる役者さん、
  藤井ゆきよさんや日岡なつみさん、伊藤かな恵さん、岡咲美保さんなどが、
  少ない出番でなんとか自分の爪痕を残してやろうと、
  テンプレふうでありながらも実はすごく細かいお芝居を披露しています。

  おかげさまで、同系統の『なろう系』作品に比べ、
  かなり耳ざわり・聴き心地のよい作品に仕上がっております。実によき。
  (それにしても洲崎綾さん、相変わらずスゴい声してますよね)


音楽は、OP・EDともに、耳に楽しい素敵な曲かと。
とくにOP、
この曲に下地さん・洲崎さんの二人をあてるのは、反則級のキャスティング。
劇中の、葡萄ふみの唄もいい感じ。
劇伴は……ごめん、なんにも耳に残っていません。



というわけで、作り手側はかなり頑張って、
あちこちに強い『こだわり』を見せている本作なのですが、
ショ-ジキ言って、視聴者の琴線に触れそうなところは少なめです。

のんびり農家、というわりにけっこう新展開が多めでせわしなく、
たとえば『のんのんびより』あたりと比べると、
ぜんぜん、まるっきり『のんびり』感が足りませんしおすし(←死語)。

  既述のように、ロリっ子もラッキースケベもなんもなし。
  ついでに言うと、リアル農家につきまとうJAとのしがらみもなし。
  ほんと、あっちこっち流用されているキャッチコピー、
    『なにもない、がある』
  みたく、田舎のやけくそ集客作戦が似合いそうな作品であります。

ただまあ、ムネの谷間と自然とおいしそうなごはんはたくさんあります。
そして最終話、出産前後の村人たちを見ればわかるように、
ヒト(亜人ですが)の本能に基く日々の営みが、ていねいに描かれています。

おすすめ度Aと書きましたが、
それはあくまでも『拙はスキ』という主観まみれの評価でありまして、
決して万人にすすめられるタイプの作品ではありません。
ですが、粗製乱造のおおい『のんびり系』において、
細部まできちんと気を使って作り込まれた『良作』ではあるまいかと。

女性の方が見られても
 『男の子ってホントこういう話、好きよねえ』
なんて感じにはならないと思います(たぶん、ですが)。


  ちなみに、脱サラ・定年退職してあこがれの農村生活を始めたものの、
    思ってたのとチガう、
  なんていろいろご苦労なさっているハナシをよく耳にします。

  まあ、あたりまえですよね。世の中そんなに甘くありません。
  都会には都会の、イナカにはイナカの、
  いろんなしがらみだったりアレだったりがあるのが人の世かと。

  都会であくせく働く方々にとっては、
  こういうかなり非ゲンジツ的なアニメをたまに見たりして、

    農村っていいなあ、自然っていいなあ、

  なんて思ってるのが『ほどよい生き方』なんじゃないのかなあ、
  と、愚考する次第なのであります。ゆめゆめ、
    あいてます、あなたのNOSON♪
  みたいな誘い文句には、カンタンに乗らない方がよろしいかと。

  いやほんと『となしば』というのは、
  言い古されているようでいて、
  いつの時代もけっこう真理だったりするんですよね。

    むかし隣の家で飼ってた豆芝は、ガチで可愛かったんですが。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 22

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ハーレムだけど・・・(汗)

2023/07/03 初投稿

「異世界スローライフ」物を謳っている作品は数多くありますが,概ねスローライフでは無かったりします。

この作品は,割と地道に生活します

トイレを作り
寝る所を作り
畑を作り
水路を作り

やがて家族が増え
もっと家族が増え
仲間が増え
村に成長して

戦闘要素のかなり弱い「転スラ」みたいな感じ


村づくり・国づくり
外交・経済

こう言うのが好きなのです。
そんなわけで,量産型B級臭強めの本作ですが,自分としては高評価です。


あえて,難癖を付けるとしたら・・・

1 「農家」に違和感問題
ずっと,「農家」に違和感を感じながら視聴していました。なんでか自己分析。たぶん自分の中で「農家」って社会の中で主として農業を担当する人と言ったイメージなのです。農家は野菜などを生産し,漁師は魚を捕り,手工業者が道具などを作る感じでしょうか?でも火楽は全部やっちゃいます。農家じゃ無くて自給自足ですよね?後半,外部と交易を行い,やっと社会に農業で貢献するようになりますが,その段階には「農家」というよりは「農村(あるいは小規模な国家?)」レベルの規模に成長していてやはり違和感が・・・

2 ネーミングセンス悪すぎ問題
主人公の名前がひど過ぎ・・・街尾 火楽(まちお ひらく)って(´・ω・`)
文字で見るまで勝手に「拓(ひらく)」というイメージでした。火楽ってぱっと見「火薬(かやく)」にしかみえないw

投稿 : 2025/01/25
♥ : 16

68.7 103 2023年度アニメランキング103位
16bitセンセーション ANOTHER LAYER(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (202)
549人が棚に入れました
原作となる「16bitセンセーション」は、みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)と若木民喜(漫画家)によってコミックマーケット96にて頒布された同人誌。1990年代の秋葉原を舞台に、美少女ゲーム制作の現場と、それを取り巻く世間のカルチャー・ムーヴメントの移り変わりを、主人公の上原メイ子を軸としたキャラクターたちの物語に絡めて描いて話題を呼んだ。
2022年12月のコミックマーケット101にて解禁となった「16bitセンセーション」のテレビアニメ化。タイトルが『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』であることが発表となりました。本作のストーリーは、原作者の若木民喜先生も参加したアニメ版完全オリジナルストーリーで描かれる。
ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

エ○に一切頼らない”正統派SFお仕事アニメ”でした!。

原作同人誌?未読です。

>2話まで視聴して
当時の美少女ゲーム?をプレイしたことはほとんどありませんが
古のパソコン、いやマイコン?と言われていた時代に触れてきた身としては
やはり本作に対する好奇心に逆らうことなどできませんw。

自分が触れてきたマイコンは
自宅ではシャープのMZ1200とか富士通のFM-7とかです。
小学校時代には、学校近くの文房具屋さんに展示してあったMZ700やX1などを
自由勝手に雑誌に載っていたBASIC PROGRAMなどを打ち込んでテープに保存させてもらってたのを
許容してくださっていたなど、今思えば寛大すぎた文房具屋さんに今更ながらこの場でお礼をば。
中学時代の友達の家でPC6001mk2を一緒に遊ばせてもらったり(スターアーサー伝説とか)
高校時代の友達の家でPC98で三国志に共にハマったりとかも、今となってはいい思い出です^^。
高校時代の修学旅行で東京行った際は
自由行動の時間に秋葉原に行ってMSX2買ったような黒歴史もアリ。←家帰ってからちょっと後悔したw。

今と違ってネット環境なども皆無だったので
ソフト1本買うのも、遠く離れたショップに行って見つかればラッキー程度だったなあ・・。

それも最初はカセットテープ!!。
「ピー!ガラガラ~♪」って音を、何分も聞かされてやっとデータが読み込める世界。。
当時、流行っていたラジカセのダブルカセットで試しにダ○ングしてみたら・・
あら、なんと○み込めてしまうじゃないですか!・・といった発見もあったなあ。

知識を得るための雑誌は
マイコンBASIC MAGAZINEにはじまり、テクノポリスとかホビーっぽい雑誌が出たり
もうちょっと詳しそうなのはI/Oとかもあったけど自分には難解だったかな><。

美少女CG?とかも、雑誌読者の投稿がテクノポリスとかに掲載されていて
ナウシカとかが掲載された時には、頑張って、ドットの座標を1つ1つ根気よく打ち込んだ思い出。
現代なら、ネットで一瞬でデータ読み込めてコピーできるのにね。

でも、1つ1つになんか味があったような気がします。

限られた機能、色数とかもそうですが
その中で工夫されたものって、なんかめちゃくちゃ満足感満たしてくれた記憶があります。


本作は「ANOTHER LAYER」と標榜されているとおり
原作同人誌とはまた違ったオリジナル要素が追加されているのですね。
まさか主人公までもがそうだったと、まとめサイト様で知らされた時は驚きました!。

いやいや、アニメ化でどんどん攻めていってほしいですね♪。


自分はPC-98(DOS)は、実機持ってなかったので、まったく思い入れもないし詳しくもないのですが
起動音は、間違いなく高校時代に友達の家で何度も聴いた音そのものでした♪。

会社でみんなで夜寝る時に、紐をひっぱって電球を消す際の「カチカチ」って音と動作が
とにかく懐かしかったですね~。ついでに蚊帳とか関係ないものまで目に浮かんできてしまいましたw。
電気消すシーンは、なつかしの薬師丸ひろ子さん主演の映画のワンシーンも思い出してしまいましたw。


堀江さんのいる会社。いいですね~♪。
なんて癒される環境なのでしょうか!。うちの職場にも堀江さんいてくれたら・・^^。

自分のパソコン変遷に戻りますが
大学時代は、他県に行ってたのでパソコンとかは全く持ってない4年間でした。
ただ、ゲーム機は好きでいろいろ手を出していたのですが
ドリームキャストで初めてネットデビューしました。
キーボードも繋いで、GEO CITIESでHP作ってみたりを初めて経験しました^^。

そこでネット環境の素晴らしさを知り
大学卒業後に実家に帰ったら、すぐさまパソコン買いました。
以後、ずっとパソコンとネット環境なしでは生きていけないレベルになってしまっていますね。

本作を観ることで、いろいろ自分自身の懐かしい記憶を呼び覚まさせられるとともに
本作の今後の動向も気になって仕方ありません^^。


-----------------------------
>3話まで視聴して
作中でも言われてましたが、主人公の前向きさ加減が最高ですね!。

1話~3話を何回か再視聴してみましたが
主人公の声優さんによるものが、非常~に大きいと思います♪。

古賀葵さんって今まで全く知らなかったのですが
wiki調べてみたら、ゾンビランドサガの万梨阿だったのですね。しっかり印象に残っています^^。
かぐや様は告らせたいは、チラ観断念してたので、これを機に改めて再チャレンジしてみたいです。


はい。実は本作、熱血アニメ作品だったのですね!!。
それも実質オリジナル作品^^。
+お仕事アニメ+タイムリープの融合も素晴らしい!。


原作の同人誌って、もう入手する方法ないのかな~?。
商用に1巻、2巻は販売されているようですね。
電子版試し読みしてみたら、もう面白すぎる。あとで即買い予定です。

こっちはアニメの主人公がいないお話で、少し寂しい感もあるけど
主人公がタイムリープしてこない世界?・・としても興味津々ですね♪。

今更ですが、アニメ本編で堀江さんが「うぐぅ」とかしゃべるシーンとか無理かなあ?。


2話だけにとどまらず、3話もラストの引きもすさまじく強かったですね!。
タイムパラドックスのおそれ・・?。
3話冒頭の、黒幕っぽい未来人?・・とかも、どう絡んでくるか楽しみ~。

でも、よくよく考えてみたら
1992年や1996年の、守君以下アルコールソフトのスタッフのみなさん
・・もし、2023年で出会ったらと考えると。
・・+約30歳ですか・・。。

出会う展開になるのか否か・・。
コワいけど、観てみたくもある・・w。


3話で○君が、パソコンの○○のことを出題して
「パソコンの仕組みを何も知らないくせに使って」
みたいなセリフに、一瞬、納得させられそうになってしまいましたが
実世界では、仕組み知らずに使ってるものだらけですよね・・w。
電子レンジしかり、自動車しかり、スマホしかり、ほぼすべての生活家電・機械類
全部そうですよねww。


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>4話まで視聴して
4話もラストの引きが最高でした!!(絶賛)。
これは1話ラストと対になってるのかな?。
1話ラストでは実在してそこにあったものが、2話ラストでは○○○。
自分の体の○で○が○えてしまう喪失感・・ってとてつもないと思う;;。

4年前はいつの間にかいなくなってしまった・・
ってだけでも、喪失感大きかったはずなのに
今回は○がタ○ムト○ベラーだとわかってた上でも
今度またいつ会えるかなんて、知るすべもなし・・ですよね><。

わーーーーー

もう毎週待ちきれません!!。

個人的には、既にほぼ神アニメの領域です♪。

OPのしょこたんの歌もいいですね~。
なんか一見、無機質な感じだけど味がある。
ED曲も惹きこまれる。

★の評価MAXまで上昇しました。


そうそう。先日コミックス1巻2巻買いました~^^。
こっちは、あの人が主人公なのですね!!。
コノハのいない世界線なので、寂しさも感じてしまいますが
でもやっぱ惹き込まれる作品です。


今日、公式特別番組「16bit TV in 秋葉原 ~進め!電波少女~」
https://www.youtube.com/watch?v=wMq9u66pzfM
を視聴して、さらに本作が好きになりました♪。
原作にオリジナルキャラ主人公を加え、エンタメ要素をプラスした。
って、おっしゃっていましたが、もうその選択は最高の出来につながっていると確信します!。
セリフのアクセントも、時代によるアクセントの変化まで意識されてたのですね!!。
この特番はぜひともまた企画してほしいです。


ネットのまとめサイト様等でいろんな方々の感想を見させてもらってますが
山田冬夜、コノハの○○説。
ああ~、たしかに年齢逆算してみたら、あってもおかしくない。
でも、相手は?。あっ。

原作、まだ2巻の半分手前までしか読めてないので
原作でどういう立ち位置でどんなキャラなのか知らないんですよね~。

でも、次のタイムリープまでの数年間?の間に
何か事がおこりそうな予感も、なきにしもあらずw(妄想)。

特番でも〇君の演技の幅の広さが求められたことに言及されてるんですよね。
これって〇〇歳になった〇君ってこと!??。


でも、その仮定を肯定するためには
コノハの両親の情報が必要ですよね。
どっかで描かれてたかなあ・・・。記憶なし。
さすがに自分の両親の名前は把握してると考えるのが通常だけど
そうじゃないなにか訳アリ設定されている可能性も・・。

いろいろ想像させてくれるのが楽しいですよね。


本作は、一応エロゲ制作のお仕事タイムリープ作品だと思われますが
あからさまなエロ表現は、いまのところほとんど除外されていて
あくまで美少女が描かれていることに重きをおいてくれているので
視聴中に急に家族にみつかったとしても、何の問題もない作品と思われます^^(安心安全)。


そういえば何話だったかで「お絵描き掲示板」に触れられてましたよね。
自分も一時期、よく「お絵描き掲示板」に投稿される作品をチェックし
気に入った作品は、印刷してファイルしたりもしてました。
ドットの数等、限られた条件で、主にマウスで描かれた作品が多かったと思いますが
非常に味わい深い作品にたくさん出会えて幸せだった記憶が残っています。


あと、4話でひっかかったネタはPC98による、音声合成ですね。
自分が初めて衝撃を受けたのは
友達の家で、PC6001mから発せられた、合成音声でした!!!。

もう、それはそれは衝撃でしたww。

後に、現代に至ってはVocaloidシリーズが台頭してくるわけですが
かつてニコ動で出会った、1本の動画が、自分の中でのVocaloidの元祖・始祖だと確信しています!。

「PC-6601が歌うタイニーゼビウス」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm1254646
気が向いたら視聴してみてください♪。


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>5話まで視聴して
今更ですが、古賀葵さんってヘブバンのおタマさんだったのですね^^。
どおりで無意識的に耳馴染みあったのかな?。
ヘブバンのおタマさん、個人的にゲーム内での使用頻度あまり高くなかったですが
オタクセリフは大好きだし、今後使用頻度上げたくなってきたかも♪。


コノハがスマホで調べてるページ、なんか見覚えがw。
実在してますね!、コレ。


「逃走犯」・・ついこのあいだまで別キャラのことを指してたのにw。こういう対も好き。
そういえば、1話だったかで「刑事」ってセリフ聴いて
てっきり横文字でcage?とかって単語があるのかと想像してたけど「刑事」そのまんまだったのね。


あ、コミックスで出てきてたキャラ達が、ここにきて一斉に登場しましたね!。
エンドロールで真っ先に目がいったのが、かおす先生で歓喜♪。
でも、あばばば演技が見られる機会は全くなさそうなので残念。

そういえば、堀江さんと川澄さんってTo HeartやKanonで共演されてたのですね。
どっちもアニメ版・ゲーム版ともに、ほぼ未見・未プレイなので、これを機会に少し始めています。


コンシューマーかあ。
いつのまにかこの言葉も一般化したのかな?。wiki確認してみると
”消費者(コンシューマー)である個人や一般家庭が直接購入(BtoC)するという意味で名付けられた和製英語”
BtoCって、「Business to Customer」と思ってたけど「Business to Consumer」でもあるんだね。

そもそもパソコン自体が結構ニッチで高価な趣味だった時代に
パソコン限定で販売されるソフトより、家庭用ゲームでも遊べるソフトにした方が
対応プラットフォーム増やせば、最終的に売れる本数は増えるし、会社の認知度もあがるよね。

自分も、小さかった頃はパソコン雑誌観て、アダルトゲームソフトの存在は知ってても
価格や年齢制限等で、実際に買うまでは至らなかったし
現実的に遊び始めたのは、セガサターンに移植されたソフトが多かったかな?。

個人的にシナリオ込みで評価高いのは
「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」(サターン版です!。最近発売されたリメイク版は・・)
「EVE BURST ERROR」。この2本はハズせません。

好きになったアニメが、実はエロゲ原作だったと知ってビックリさせられること、多々ありますよね。
やっぱシナリオがよければ、メディアが何であれ成功しやすいのでしょうか。


○君とコノハの関係いいですね。
なんかシュタゲの某2人の関係思い出します。どの世界線にいても・・。

・・ただ、本作では別々の年代を生きている2人が、最終的にどんな関係に行きつくのか。
もしくは、そもそも別設定があって、実は同じ年代を生きていた・・とか
もしくは、コノハ自体が、現代よりずっと未来から送り込まれた○○だった・・とかも妄想。


今回ラストの「コギャル」

・・・。

コノハによる改変フラグ??。


※18禁余談:
 某感想まとめサイト様見てたら、コノハちゃんがゴミ出しの時に歌ってた曲情報が・・w

     {netabare}「メイドさんロックンロール」♪ という曲のようです。
    https://www.nicovideo.jp/watch/sm1573129 {/netabare}
 
 
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>6話まで視聴して
ぐぬぬコノちゃん、かわいい^^。

コンシューマー移植からのアニメ化コンボ!。
これは舞い上がってしまうのも致し方ないよね・・。

自販機前の小学生・・
自力で定規使うっしょww。

冬夜さん再登場!。
あ、コミックス2巻で見たキャラ(性格)入ってたw。

コギャルでの偵察シーン。
BGMの不穏なメロディー
あれ?。これってけいおん!で聴いたことあるBGM??。
「かわいい陰謀」♪。

今回Cパート、力入ってましたね~♪。
オリジナルアニメ作品?の力の入ったCパート、大好物です!!。

コノちゃんの絶対的原動力感っ!!。最高です!!。
アツいっす!!(誉め言葉)。
 
 
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>7話まで視聴して
視聴1回目は、もう待ちきれずに深夜のリアルタイム放送視聴しました!。
24時台の放送であればギリ視聴可能ですね^^。

序盤でコノちゃんが凹んだ自分を鼓舞するために取り出したスマホ・・。
音楽をかけるとのことでしたが・・

ま・さ・か・の・・がっつり「コネクト♪」(by ClariS) ????!w

え??、こんなこと実現可能なの??w。

驚愕と同時に、脳裏にかけめぐるほむほむの泣き顔・・><。

うわあ~。スゴいな。
これってエロゲつながりじゃなくって、単なる美少女モノ繋がり??。

でも、まさかこれから何回も何回もループする鎖に繋がれる未来を示唆しているの????。

  【MAD】コネクト full (Ver-irony)【魔法少女まどか☆マギカ】
      https://www.nicovideo.jp/watch/sm14264720

いや~、圧倒的な楽曲の存在感にシビれまくりました!!。

特定の視聴者層のココロには刺さりまくるでしょう、コレ!!。

そこからすぐにOPに入っても、負けないOPにも拍手です♪。
もう世界観が出来上がりつつありますね。

コノハちゃんのみならず特定の視聴者層のココロはガッツリ胸アツに仕上がりました^^。


コノハちゃん、口下手かわいい。

タブレットの絵におどろく社員さんたちですが
タブレットのテクノロジーにツッコミなしなのナゼ?w。

守君、いろいろ凄すぎww。
ちょっと能力値がチート気味?♪。

かおさんのあの質問、いい質問ですね。


で、病室のシーンあたりから
なんか急激に作画の不安が一気に加速wwww。

大事な作中ヒロイン作画とかは力入ってますが

リアルな会社内の人たちの描写が
なんかモブ的な省エネ作画というか・・


じゅげむ・・・って、意味調べてみたけどよくわからなかった・・・orz。


ラスト手前・・。
守君もついに巻き込まれてしまったのですね・・。(高評価)

「午後の天使たち」?「天使たちの午後」??
数話前から急に明らかになった、例の中古ショップのおばあちゃんからの託されモノ。

なんかこの1本だけ、他よりずっと古くて違和感しかなかったけど
ここにきてこういう使われ方するの・・

控えめにいって最高~ですわ!!。


本作、1クールでおわらせちゃっていい作品ですか?。
否!否!否!。

2クールでも3クールでも、続けてくれたら最高なのに。。
 
 
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>8話まで視聴して
冒頭の古時計?。脳裏でYU-NOのネタバレOP映像がオーバーラップ。

PC用のカセットテープレコーダー!!。
まさか現代のアニメ作品で観れる日がくるとは。。


守君の行動範囲、限定的すぎてなんか親近感^^。
やっぱ守君が状況確認する際の確信要素はアレなんですね♪(知ってた)。


テグザー!!。FM7版を当時購入してました。
たしかスティック型のコントローラーを本ゲームのために初めて買った記憶がうっすら。。

倉庫番?。気にはなってたけど当時購入スルーしてました。

ハイドライド!!。FM7版を当時友達が購入し、一緒に遊ばせてもらいました。
アニメの画面静止して確認するまでは、フラッピーかと勘違いしてたw。
フラッピーはたしか機種ごとで面ステージ構成がまったく違ったんですよね。そっちも遊んでみたい。

UCCコーヒー!!。
今でも現役なんでしょうか?。店では見かけませんが通販可能っぽい?。
というか、そこはkey coffeeじゃないんですねw。

雑誌コーナー
I/OがA/Dにw。
ほぼベーマガキターーーーーー。
Beepも当時ありましたね~(忘れてた)。


エコー2がやたらビデオカメラ構えてるのは、映像記録から何かを得るため?。
エコー3は例のあの犬のようですが、では中古ショップのおばあちゃんは一体・・。エコー4?w。

エコーとは何だろう?
一般的な意味としては反響、残響、超音波検査(エコー検査)あたりだけど
wikiで確認したらコンピュータ関連用語としては
「入力をそのまま返すような処理などにエコーという名前が使われる」とある。
故に想像力・創造力?がない?。

エコー2の鼻歌はいつも第九?。何か意味があるのかな?。渚カヲル、最後のシ者?w。
エコー2が口にしたあの言葉は?。
全く聞き取れないんですがww。自分にはハネル?って聞こえるが意味不明><。

エコーは地球外生命体?、集合無意識的なもの??。フラメンコ星人?ww。


はい。今週も大満足でした!!。
あっ!。今更ながら、コノちゃん今週出番なしでしたね・・><。
 
 
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>9話まで視聴して
1週間待つのが長すぎてツラい;;。
・・でも、待った先で見られる最新話は最高のご褒美です^^。

大きいドットのテキスト文字が、小さいタイプライター音と共に現れると
逆転裁判のGBA版が思い出されて、なんか心地よい♪。

アルコールソフトの新作、
BD特典とかにつきますか??。

アマゾン見てたら、初期のBD限定版?はもう予約期限越えちゃって予約できんがなw。
なんか1枚2話程度で6巻??。
・・商売臭強すぎて、手が引けてしまいましたw。(結果、未予約)
BD-BOXとかで値段抑えてくれたら、買ったのにな~(チラッ)。


こんな職場、いいな~。
自分の職場では、ありえない雰囲気だな~。
うらやましさが限界突破。。

でじこってなに?w。
調べてみたら、1998年誕生なのですね!。驚愕。

冬夜ちゃん、ひさびさ登場でなんか嬉しい。
・・もっと深く関わってくるものだと思ってたから
なんか逆に気になってしまう・・。
今回のタイトル回収も、やっぱ、伏線込みで意味は大きいハズ!!。


守君、すごく大きいフラグシーンでしたね!。
あのゲームソフトは、本作の最後の”key”になりそうな予感しかしない!。

あ、何気に右隣に「YU-NO」出てきた!!(大歓喜)。


 ※どうでもいい余談
  自分の普段使いのPCはWINDOWS10ですが、美少女ゲームによっては起動できないものもあるので
  このたびWINDOWS XP環境を再構築しました!!。
  中古のPCにインストールされたリビルド品?っていうんですか?。買いました^^。
  ドライバ導入や更新が困難そうだけど、ネットに繋がない利用に限定してなら全然いけそうです。

  美少女ゲームも、歴代ピックアップ動画などをyoutubeで探して勉強中です。
  key作品の「CLANNAD」「Angel Beats!」とかは、非18禁だったんですね!!。←知らなかった。
  他にもアニメ化された有名なものだと、FATEやefとかもありますよね~。

  今更ながらですが、さすがのコノちゃんでも
  PC98環境とか、windows XP環境とかは持ててなかったんじゃないかな??。



エコー1号&2号さんって、どうみてもこの時代の人間じゃない気が・・。
でも、・・あ!、よその世界からの人間?。だったら、もしかしたら本当にこの時代の人??。

コノちゃんに何かを託したのか、それともただの偶然なのか。
・・いやいや必然???。

・・”全く読めない展開”って、どうしてこうも”美味”なのでしょうか!!(大好物)

そうり(って聞こえた)?事件??。ってなに??。


守君のセリフがグッとくる。

腕の記憶もあるんだね。。


コノちゃんの、満足を得られた告白?もグッとくる。
Angel Beats!で、奏が、「言いたくない。言ってしまったら・・」
って言うシーンとかなさって、なんか目から水が・・;;。


2人で歩く足だけのシーン・・
尺の取り方も最高でした!!!!!。

2人の心情描写と、これから起こりうる事象を予感させるに十分でしたよね!!。


ここで守君は「○わってほしくない」って言ってたの、すごく重要だと思う。

・・でも、このタイミングで、アレはキツイ・・><。

ここで守君が何を感じて、何を決意したのか・・・。私、というか視聴者全員、気になってるよね。。


って思ってたら、突然禍々しい世界www。

そしてラジ館!!!w。

そしてラストの引きのコノちゃんのセリフwwwwwwww。

どちらも最高DEATH!!。

本作メイン視聴層の○○さん連中は、こぞって大ダメージを受けましたwww。


次回予告の「精一杯やってみる」

うーん、岡村ちゃんのカルアミルク♪が浮かんだのって、自分だけでしょうか??。
 
 
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>10話まで視聴して
守くんって六田さんっていうんですね。
六田さんで自分が思い浮かぶのは、六田登さん一択です^^。
「ダッシュ勝平」、「F(エフ)」、「TWIN」あたりが好きでした。

「美少女なら・・」からの、あの場面転換・・
どうみても普通にCMに入ったのかと錯覚ww。
さらに、中の人、ホンモノww。
だけど、ビジュアルは、ストリートファイター6に出てても違和感なさそうなガタイ&アメリカンww。
そういえば、SPY FAMILYのヨルさんがホントにコラボ本戦参戦したら、いっそ本セイバーも?・・と期待w。

「世界線」の話、キター!。
シュタゲやYU-NOが存在しなかった世界線・・・。
これは損失デカいし、自分も受け入れられません・・w。

コノちゃんが、言いかけたあの言葉、
「あのときの○○○○○・・」。・・表情もいいですね。。

コノちゃんのメンタルが少し心配に・・。

冷静な「萌え・・みたいなもんか・・」に、なぜかほっこり。。

Cuuゲームの歴史・・・
「RACING CUE GIRLS!!!」は、「ドルフィンウェーブ」?、「ウマ娘」??。
「バトルロイヤルみたいな島で」は、あっ(察し)。

冬夜ちゃんも現世?wで邂逅・・。
あっれー、冬夜ちゃんもっとガンガン物語に絡んでくると思ってたのに、まさかの外野ですか?。

さすがのコノちゃんも、ちょっとメンタル不安定になってきましたね・・。
コノちゃんにとっての、これまでの人生で得たリスペクトの数々は
やはり自分がやりたいことの引換えや代償にはできないですよね。。

守君に連れていかれた海?川?沿いの倉庫街?。
かつてSOUL HACKERSで観た倉庫街に見えてしまう。。

スーパーチートキャラになった守君でも、思い通りにいかないことがあるのね・・。
マモー9801・・。

でも、この世界線の守君がスゴく成長して成功しているのを観ればみるほど
本来最初にコノハがいた世界線での守君は、どうなっていたのか
気になって、でも不安要素も大きくて
仮に元の世界線に戻れたとして、出会うことがあるのか?・・とドキドキしてしまう・。

この後の守君のセリフいいなあ・・。
実際にこの世界線で生きてる人々にとっては
自分たちで切り開いてきた現在・・のハズだもんね。

「しっとりした人」・・って何?ww。

「なかったことにはしたくない」・・
ああ~、シュタゲ来ましたね!!。
・・でも、これはかなりかなりかな~り困難な選択では???。

守君の提案・・
予想してなかった提案でしたw!。

別会社から・・って。・・どっ・こっ・にっ・そんな会社がwww。
エコーソフトからくらいしか無理じゃない??w。

突出し過ぎた1つに対して、同等のもう1つをぶつけて
最初の突出した1つが、突出し過ぎた1つではないことにするってこと??。

普通に考えたら、まったく上手くいくようには思えないのですが
そこをあえて選択してきた本作に、やっぱラスト3話程度??、期待してしまいます^^。
(普通の方法論では、これまでのタイムリープで与えた改変を取り消す・・ですもんね)

・・ラストの提供絵?、での肌の質感よ・・(誉め言葉)。
 
 
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>11話まで視聴して
毎話レビューせずにはいられない作品です!!。

放送の2日前くらいに公式Youtubeサイトで公開される次回予告。
https://www.youtube.com/watch?v=4mXinIkgBQc
今回のラストのセリフ最高でした!!!。
「これは○○○○物語」。


ついに!AIについても触れられてきましたね^^。
リアルでも現在進行形のこの技術。
進化が早すぎて、すでに人間が置いてかれかけている感覚ありますよね。

で、ここで語る守君の言葉。
すごく本質をついていて共感してしまいます。

そう。熱≒エネルギーですね。
自分が毎話レビューせずにはいられなくさせられるのも
間違いなく本作品の持つ”熱量”にあてられているから。

自分の書いた3話のレビューで
2023年にもし、アルコールソフトの面々と出会ってしまうのがコワイ
って書いたけど、案外蓋をあけてみたら全然イケますね!。

コノちゃんと守君、歳の差あっても全く問題ナイと思う。

って思ってたら不意に何?。あのラジオ!!。
守君、修理しながらずっと大切に愛用してたのかな?。
そして流れる声の主は、もちろんあの方♪。
でもリアルな世界では、AMのラジオ放送自体が縮小・FMに統合する流れなのかな?。
ちょっとなんか、そのあたりの制作陣からのメッセージにも感じられるシーンだったかな。

いろんな創作物を作り続ける。。
これってホントとてつもないことですよね。
一発屋だけでもスゴいのに、それを体験してしまった消費者層は
その次にさらにスゴイものを期待してしまう。
あらゆる芸術にいえること。
ミュージシャンとかわかりやすいですよね。

守君、スゴイな~。
コノちゃんの微妙な変化を全く気付けずにいたよ。
この迫りくるコワさ。

コノちゃんの回想入ったけど、やっぱ両親の描写はないのね・・。
やっぱ何らかの理由で「いない」のかなあ?。
作られた記憶だったりするのかなあ??。
そもそもホントにこの時代の”人間”なのかもまだ不透明。
某話でアルコールソフトの人が言った言葉がまだ可能性残してる。

あ、ここで冬夜ちゃんの本格投入ですね!!。
素晴らしいです!!。
このギリギリまでの引っ張りは効果絶大。

上手いな~。この時の守君の頭の中には、某人物が浮かんでいたのでしょうね。

FOUNDER?ROUNDERじゃなくて?。

ここでタイトル回収。鮮やかです♪。

コノちゃんを知る人物。
真っ先に狙われるのは、守君以下アルコールソフトの面々では?。

この世界線の冬夜ちゃん、手段を選ばず目的のために行動してきたんですね。

プラグスーツww。
EVA、宇宙戦艦ヤマトww。

人間の創造力を吸い出すデバイスかな?。
「まさかここで終わらせないよね」と思った瞬間、ED入りましたwww。
ハイ。今回も完璧な引きです!!(絶賛)

おかげさまで、また今後1週間、悶々とした日々が強制されますw(誉め言葉)。

あっ!。Cパートキター。
守君、耳と記憶力良すぎww。

ちょww。さらなるアツすぎ展開www。

何w?次回タイトルw。ゆゆゆゆゆ?。


※余談:ここ最近、毎回楽しみにさせてもらっているYoutuber様がいます。
{netabare}
あかペンch【アニメ漫画感想】様です。

【16bitセンセーション ANOTHER LAYER】
https://www.youtube.com/watch?v=ojRCx-O6qd8&list=PL85uIcvpeLBAW7mGImoMM-PqV4CewqEsO
は、もちろんのこと

【BIRDIE WING -Golf Girls' Story-】
https://www.youtube.com/watch?v=250fMvtamGo&list=PL85uIcvpeLBCtKUwIGp5HK-ljH8WZV3IL
も、毎回楽しみに視聴させてもらっていました。

自分には全く気付けなかった角度での切込み等が心地よい刺激&満足になります♪。

自分が特にハマったアニメ作品の楽しみ方として
①まず、他の情報をできるだけ入れずに、自分自身の率直な感想をレビューする
②他の方が書いたレビューを読む
③各まとめサイト様での感想集約を読む
④感想系Youtuber様の動画を見る
この①~④が各話ごと、1話ごとのルーチンとなっています。
 {/netabare}
 
  
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※余談:作中に登場する実在する美少女ゲームたち

{netabare}
【ゲームソフトとして作中描写】

~古の美少女ゲームたち~

 ・天使たちの午後  1985-07-01  JAST
 (作中「午後の天使たち」?。古すぎて許諾得られなかった?)

 ・同級生(DOS)  1992-12-17   elf 
 ・同級生2(DOS)  1995-01-31   elf
 ・遺作(DOS)   1995-08-25   elf
 ・下級生(DOS)   1996-06-07   elf

 ・野々村病院の人々(DOS)   1994-06-30   シルキーズ

 ・雫        1996-01-26   Leaf
 ・痕 -きずあと-   1996-07-26   Leaf
 ・こみっくパーティー 1999-05-28   Leaf

 ・Pia♥キャロットへようこそ!!  1996-07-26   カクテル・ソフト

 ・MOON.       1997-11-21    Tactics
 ・ONE ~輝く季節へ~  1998-05-29    Tactics
 ・Kanon     1999-06-04    Key

 ・Natural ~身も心も~  1998-02-06  フェアリーテール

 ・夜勤病棟     1999-12-22  Mink

 ・戦国ランス    2006-12-15  ALICESOFT

 ・恋姫†無双 ~乙女だらけの三国志演義~ 2007-01-26  BaseSon


~比較的近年の美少女ゲームたち~

 ・未来ノスタルジア     2011-09-02   Purple software
 ・ハピメア       2013-02-28     Purple software
 ・ハピメア -Fragmentation Dream- 2014-02-28 Purple software
 ・アオイトリ 2017-11-24   Purple software
 ・ハピメア REGRET END 2023-05-26   Purple software

 ・DRACU-RIOT!      2012-03-30  ゆずソフト 
 ・天色*アイルノーツ  2013-07-26  ゆずソフト
 ・千恋*万花       2016-07-29  ゆずソフト 
 ・RIDDLE JOKER       2018-03-30  ゆずソフト 
 ・喫茶ステラと死神の蝶   2019-12-20  ゆずソフト 
 ・天使☆騒々 RE-BOOT!   2023-04-28   ゆずソフト 

 ・ハミダシクリエイティブ   2020-09-25   まどそふと 
 ・ハミダシクリエイティブ凸  2022-11-25  まどそふと


【ポスターや街中大型チラシとして作中描写】

 ・ATRI              2020-06-19  ANIPLEX.EXE

 ・ましろ色シンフォニー Remake for FHD  2023-06-23  ぱれっと

 ・クリミナルオーダー 3rd offence    2023-11-24   Purple software 


【アルコールソフト作品としてパロ描写?】
 ・晴れのちときどき胸さわぎ    1997-04-25    カクテル・ソフト
 (作中「晴れときどきバケーション」?)
 
---------------------------------------------------------------------------{/netabare}

細かく探せばもっと出ているのでしょうけれど、取り急ぎまとめてみました。

印象的だったのは11話でコノちゃんのスマホの待ち受け画面が
”蝶がモチーフの美しい画像”だったので、その作品が気になりました♪。


美少女ゲームについて、少し勉強してみました。
美少女ゲーといっても、いろいろ種類があるのですね。
キャラゲー、シナリオゲー、泣きゲー、抜○ゲー、・・などなど。


OSが進化する度にOS対応版とか発売されてるので
OSごとに、CD-ROM版、DVD版、DL版、リメイク版等が発売されたり
その際に追加シナリオやCG変更、シナリオ変更、ボイス追加等が含まれていたり
多種多様化&複雑化してるのね・・。
おまけに、コンシューマ版になってフルボイス化、18禁シーンの削除による一般ソフト化等も。

初期の作品は現在のOSでは起動しなかったりもあるけど、ボイスなしだったりで
魅力半減するかと思って蓋をあけてみたら、全然魅力的だったりと、わからないものです^^。

本をほとんど読まず、活字に疎かった自分にとっては
案外、黎明期~Windows初期あたりのボイスなし作品も
活字に触れさせてもらえるよい機会を与えてもらえる作品なのかもしれません。
・・でも、18禁要素がなくなったとしても、フルボイス化による恩恵も捨てがたい・w。

声優さん問題ですが、18禁作品と非18禁作品では
仮に同一の声優さんが演じられたとしても、名義は確かに別にする必要性ありますね。。
杉○さん、若○なんかは、もう完全に声でわかってしまうので、ほぼ意味ナイですがw、
女性声優さんとなるとそうはいきませんよね。。
時々、某まとめサイト様等で情報が飛び交いますが、なかなか興味深いです^^。

18禁問題ですが、“沙織事件”、18禁シールの導入、“ソフ倫”の誕生などあったのですね。
本作のきっかけがなければ、知ることもなかったことでしょう^^。
 
 
-----------------------------
>12話WEB予告を視聴して
WEBでの次回予告、今週、来るの遅すぎないですか??。!。ぷんぷん!(^^)。
https://www.youtube.com/watch?v=mSI7tsHvueo

でも、直前まで待たされただけあって、最高の次回予告ですね!。
もうどうなってしまうのか楽しみで仕方ありません!!。
メイ子さんの声、もう聴けないのかも?と思ってしまってましたが
やっぱ制作スタッフ様方、わかっていらっしゃるw(誉め言葉)。
もうこのWEBでの次回予告も、完全に本編の一部ですね!!。

ゆ、ゆゆゆゆゆ。・・ユーレイ??。


>12話まで視聴して
もう最高の高ッです!!^^。

特に大人組最高っ!!。
守君、頼もしくてカッコよすぎw。

大人冬夜ちゃんも最高です!。個人的には大人になってからの方が好き。
不遇な冬夜ちゃんのこの20年?を想像してみるだけでも、かなりグッときます!!。

コノちゃんの魂の叫びの演技、すごく心に響きました。
きっとこのコノちゃんの中に大量に沸き上がった熱量が
今話ラストの、アレを呼び寄せたのでしょうね?w。

「いくつだと思ってるんだ」
このセリフも良かった♪。
無理してしまうのは、何より優先すべき大切なものができてしまったからですよね。

「ラボに戻るんだ!」
あれ?。開発室じゃなかったっけ?。シュタゲに引っぱられてる感がw。


ラスト手前で聴こえ始めるあの鼻歌?。
ゾクゾクしまくりでした!(誉め言葉)。
なんか黒服相手のシーンのセリフやりとりといい、AREの登場といい
そこはかとなく感じてしまうサムメンコ感、嫌いじゃないです。
ゾンサガリベンジラストで、未だ放置されっぱなしのアレ。
本作の方で先に盛大に大解決してほしいものです^^。

ゆゆゆゆゆはAREだったのですね。


ここでまた一気に気になってしまうエコー。
そもそもエコーと人類の本当のファーストコンタクトは何年なのか?。
いつからエコーが地球に存在しているのか。
8話で観たエコー2は、年齢が低く、知性も低めに感じられたが
3話、5話で観たエコー2は、そこそこの年齢に達し、知性も高いものに感じられた。
年数を経て成長しているのか、熱量を得て成長し時間も跳躍してきているのか?。
エコーの過ごしてきたこの20年?の時間の概念も気になる。

・・ってことで、最終話までに
エコー関係の登場してたシーンや話数を復習しておきたくなりました。

個人的に一番気になっているのは、やはり1話の中古ショップお婆ちゃんです。
エコー3と一緒にいたこともあり、やっぱエコーだと思うのですがどうでしょう。
存在感、謎感、やさしさ感、気になる感・・etc.
総合すると現時点での自分の中の本作のMVPですね。


で、結局のところ、本当にあと1話で終わってしまうのでしょうか??。
普通に考えたら無理ですが、本作ならやり遂げてしまいそうでそれはそれでコワイw。

もう少しじっくり描くには、2クールがあってもいいかも?。
きっちり終わらせてほしくもあるけど、2クール目の発表も期待せずにはいられない(悩ましい誉め言葉)。
 
 
-----------------------------
>13話まで視聴して
もう最っ高の高ッです!!^^。

とても爽やかなラスト♪。
全てのフラグが回収されたわけではありませんが
要所要所で得られる満足感が心地よく、余韻に浸れるものでした。

むしろ、細かく明かされずに少し謎を残してくれてるくらいの方が
放送終わった後も、末永く楽しめる気がします。

そういえば公式Youtubeで、
「TRUE END PV」が公開されましたが
https://www.youtube.com/watch?v=bwmYPsrVtUc
もしかして、これとは別のマルチエンド展開で2期とか来て
1期で描かれなかった別の角度のストーリーとかあってもいいな^^。

心配していたUFOの扱いですが
しつこくなくサラッとした味付けに感じられて絶品でした!。

コノちゃんのサイン、古賀さん作なのですね。これは欲すい!。

何?、このエコー2のかわいさw。

コノちゃんがエコー1に言った「どこかで?」はどこで感じたんだろう?。
ショップのおばあちゃんと、エコー3(犬)の
中の人が同じことと何か関係あったりするのかな?。
結局エコー2が、3話、5話でなぜいたのか、何をしていたのかも謎のままw。

メイコさんのコノちゃんを呼ぶ声。耳が幸せです♪♪。
最終話で聞けてホント良かった!。
大人組との再会もやっぱ良かった。

冬夜ちゃんの本作での扱い。
最後の言動で、人柄がしっかり描かれていて
自分は本作の扱い最大限高評価します!。
冬夜ちゃんには、アフターストーリー(あると期待)でがっつり活躍してもらわないと!。

橋本さんもコノちゃんばりに時間止まってるんですがw。

アキバの街を歩くシーン。
何気ないシーンだけど、シュタゲのあのシーン・このシーンも思い出せて感慨深い。
2人での共同作業ですね^^。

忘れてしまわないように強烈に海馬に焼き付ける”アレ”
をやるかと思って、ドキドキしてしまいましたが
ずいぶんさわやかな選択に落ち着きましたね。

このゲームも売ってください。お願いしますm(__)m。

クライマックスも最高でした^^。
ここで1話のあのラストシーンかぶせてきますか!。
神ラストシーンです!!。
もっとラブラブになるかと思ってましたが、そこはグッと抑えてきましたね(高評価)。


本作は、いわゆるエ○ゲ制作のお話ということだったので
もっとあざとい、きわどいような描写も覚悟していましたが
蓋を開けてみると、そんなものには一切頼らない”正統派SFお仕事アニメ”でした!。
自分の中で、今作ったばかりのこの”正統派SFお仕事アニメ”というジャンル
パッと思い浮かぶのは、やっぱ未来警察ウラシマンですね。

本作のおかげで、エ○ゲなるものにも趣味の世界が拡がり感謝しています。
エ○ゲといっても、アニメ同様、
物語、作画、声優、音楽、キャラといった要素によって評価が大きくことなり
さらにそこに加えて、ゲーム性や18禁要素なども加味されて
奥行きが広いものだと認識できました。
何十年にもわたって蓄積されてきたエ○ゲ資産を知らずに終わるのはチョット勿体ないですね。


本作を作ってくださった原作者様、スタッフ様方、
ほんとうにありがとうございました!!。
「風の辿り着く場所」cover by上原メイ子(CV.堀江由衣)
https://www.youtube.com/watch?v=H7NOd0SLqBk
など、今後もどんどんエ○ゲ関係のコンテンツをどんどん増やしていって核になってほしいです。

感謝と期待をここに記します。。
 

投稿 : 2025/01/25
♥ : 23

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これは名作なんです!

そう、パッケージやジャケット、表紙絵だけを頼りに、ほとばしるエネルギーを感じ取ろうとした日々を思い出す。
そこに広がるのは“愛”であり、甘く切なく、人生を彩るロマンであると確信していたわけだが、すえた“におい”とワンセット、恥ずかしさに満ち満ちた記憶でもある。

そんなこんなをリュックサックに詰め込んで、「ぐぬぬ!」、「なにを!」と走り回るコノハの姿に、古賀葵さんのボイスに勇気百倍、とても楽しい作品であった。

同人誌のノリと言おうか、アニオリ脚本の潔さも手伝って、ソフト(美少女)にしてハード(98)なランディングのラスト、キービジュアルの見事な回収が素敵だ。

加えて、「オギャ!」と生まれたエコーちゃんがとっても可愛いときた。

あと、電波でカオスなメロディライン、2の16乗な“しょこたん”の歌声もグッドでありました。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 19

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぶっとんでておもろー!

原作はアニメにも出てくるソフト会社の方がメインなんだ、今知った。
そのベースがあるからか、ソフト会社のキャラが皆んな安定していた。

ストーリーはほんとぶっ飛んでると思う。
タイムリープの原則とか禁忌みたいなのを意識し過ぎると楽しめない。
パラレルとか宇宙的なのとか、ほんとに沢山の要素が入っていて
途中ちょっとだけ話を見失いそうになったけど
面白いので最後まで観るとなんとか繋がって理解出来た感じ。

必死に理解しようとしなくても、スパイスが沢山味わえるから
最初から最後までかなり満足したアニメだったと思う。
終わり方も良かった。あの辺のお話をもう少し描いてほしかったくらい。

実際のゲームがちらっと登場するのも見どころだった。

◯作画
安定していた。実際のゲームも出てくるし刺激的

◯声
主人公に合った声が好き。他の人も違和感なし

◯ストーリー
最後まで全然飽きず、刺激的な展開がたっぷり。面白い

投稿 : 2025/01/25
♥ : 1

68.7 103 2023年度アニメランキング103位
柚木さんちの四兄弟。(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (73)
199人が棚に入れました
親を2年前に亡くした柚木家四兄弟。一家の大黒柱で、苦労人の長男・隼(はやと)、クールで”釈迦”と呼ばれる一面がある一方、湊が大好きで全てを「かわいい」と許容するブラコン気味の次男・尊(みこと)、元気で兄弟思いだが空回りをしがちで不器用な三男・湊(みなと)、しっかりもので”仙人”と呼ばれ達観している小学1年生の四男・岳(がくと)の四兄弟による、家庭で、学校で、ご近所で巻き起こる日常が描かれます。

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

互いを高め合う、労わる、幸せにする

あらすじで泣ける、作品で水分を失う

両親を亡くした歳の差のある4人兄弟の話。

視聴前は設定が不幸系のギャグコメディだと思っていたら、
物語のあるハートフル精神成長型アドベンチャーだった。
こちらを日常系に分類してはいけない。

長男で働いているブラコン母、
次男で落ち着いたブラコン長男、
三男で活発で果敢なちびっ子ブラコン次男、
四男で一番大人で家族思いな末っ子。

ちなみに既にあるいは将来的に全員イケメン。

この作品は二つのテーマがあるように感じる。
一つは家族、
もう一つは個人。

その家族に隣人がいるのが、なんかとても良い。

若かろうが幼かろうが、兄弟であろうが家族であろうが、
色々考えているのだ。

こんなあたたかい人間関係はいいな、
こんなにステキな人間はいいな。

少しは彼、彼らのようになろうかな、
そんな風に思わせてくれる優しい作品。


ちなみに私も、3人男・末っ子に妹の4人兄妹だが、
妹と両親に年一でこちらから連絡するかしないか、
兄弟とはどちらからも数年連絡を取っていない(笑)

投稿 : 2025/01/25
♥ : 3
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

兄弟の絆

両親がいないイケメン男子4兄弟のホームドラマ
密かにお気に入りの作品、思春期の男子が思い悩む姿がちょっと重たいけど、とにかく可愛くてオススメ
男の子の子育てをするときの参考になることもあるかもしれません
4人それぞれ結構深刻な悩みを抱えていてシリアスな話ばっかりだけど、悩みが解消される過程が丁寧で、終わってみればスッキリしていてイイ話、気づいたら全員可愛すぎて推してた!

最推しは岳ちゃん! 可愛すぎて毎週癒しだった
でもこんなおじーちゃんみたいな6歳児いないだろうなあ・・・
小5くらいから女の子にモテモテになりそう

尊くんについて
私も小さい頃、妹のワガママが通ることよりも喧嘩すると母は必ず妹の味方になるのが悲しくて、気持ちすごく良くわかる、尊くんは溺愛しすぎだけど!

隼さんは理想のパパ
同窓会で{netabare} 弟のお世話で大変な様子を生き生きと語っているのを聞いて、同級生の女の子達が「ないわー」って言ってたけど、そうかな?
結婚したらちゃんと仕事して家事や子育てちゃんとできるパパなんて最高じゃない?{/netabare}

湊くんは一人だけやたら子どもっぽくて、最初はちょっと不快感あったけど、ずっと見ていくとだんだん愛着が生まれてきて、岳ちゃんに対してはちゃんとお兄ちゃんしてて、尊くんが甘やかしたくなる気持ちもわかる、愛されるわがままって感じ

投稿 : 2025/01/25
♥ : 11

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『俺たち兄弟はどんなことがあってもずっと家族なんだから』

4兄弟の心温まる日常ストーリー

登場人物も少なく1人1人掘り下げてくれるから感情移入しやすかった

4兄弟と家の前に住んでる家族との良い関係が私的にゎ昔の一家のようでよかったですね。

今ゎなかなか近所付き合いやらないし、こんな真っ直ぐに育つ子供ばかりでゎないからねぇ〜

こーゆー家族を知ってる方ゎ暖かいと感じると思う。
opゎ頭に残る良い曲だし、キャラも可愛いし、たまにリアルな街並みなのも目を引いた箇所です!

兄弟って愛おしい❤️
自然と続きを視聴しました!

まぁ、でも感想を聞かれると普通。と答えてしまう作品

投稿 : 2025/01/25
♥ : 0

68.6 106 2023年度アニメランキング106位
聖女の魔力は万能です Season2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (154)
535人が棚に入れました
ある日突然「聖女」として異世界に召喚された20代の会社員・セイ。元々の植物好きを活かして薬用植物研究所で働き始めるが、仕事人間ゆえの生真面目さに“聖女パワー”が加わり、セイは効果5割増しのポーションを次々と作り出す。 さらに、魔物討伐では凄まじい威力の浄化魔法を発動し、セイの評価は爆上がり!「聖女」であることも正式に認められ、スランタニア王国の救世主として、人々の尊敬を集めていく。 そんな彼女を見守り支えてくれるのは、研究所のヨハンやジュード、宮廷魔道師団のユーリ、そして、互いに惹かれ合いながらも、いまだ恋人未満な“氷の騎士様”アルベルトだった。 王国の最重要人物となってからも相変わらず研究三昧なセイだが、アルベルトとの仲は少しずつ深まって、恋模様にも新たな展開が――!?
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは令和版「『OLの教祖』岡村孝子」

【レビューNo.125】(初回登録:2024/5/26)
ラノベ原作(なろう発)で
・第1期:2021年作品。全12話。
・第2期:2023年作品。全12話。
最初はタイトル切りしていましたが、何かの拍子で視聴したら意外と面白く、
2期はリアタイで観ていましたね。

(ストーリー)
スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する
時代がやって来る。
今回もこの国難に対処すべく、魔を祓う力を持つ「聖女」を召喚すべく伝説
の儀式を行った。
そして召喚されたのが小鳥遊 聖(セイ)と御園 愛良(アイラ)の二人の日
本人であった。
しかし王国の第一王子カイルはアイラしか目に入らず、彼女だけを聖女とし
て扱ってしまう。
そして無視されたセイは行く当てもなく、「薬用植物研究所」にて研究員と
して、異世界ライフをスタートさせるのだった。

(評 価)
・これは令和版「『OLの教祖』岡村孝子」
 一部のネット民からは
 「BBAを召喚して何が面白いねん?!」
 と酷い言われようでしたが、主人公セイは日々仕事に追われるOLで、
 ・異世界に召喚されてしまうも、持ち前の前向きなキャラで人の輪に囲ま
  れなから、(現実世界から解放され)異世界ライフを満喫
 ・「聖女の力」でお約束の「また私なんかやっちゃいました?!」展開も
  仕事は充実してやりがいあり
  また魔物討伐でも活躍、「本物の聖女様」として国中から認められる
 ・当然周りはイケメン揃い、そして騎士団長ホーク様との恋模様
 まあ”女性版なろう”要素テンコ盛りという感じですね。
 
 個人的には昭和末期~平成にかけ、OLへの恋愛や応援ソングで人気を博し、
 「OLの教祖」と崇められた”岡村孝子”が思い浮かびましたね。
 「OLの教祖」の系譜は”今井美樹”や”古内東子”へと受け継がれるのです
 が、今ではアニメが一般に認知されたので、その辺の役割は(歌より)
 こういったアニメ作品が担っているのかなっと。

・やりがいがあり、ストレスフリーな優しい世界
 本作から受ける印象ですが、原作者は自身の経験から
 ・仕事のやりがい
 ・人間関係のストレスフリー
 を意識して執筆されたのかなっと。

 ・仕事のやりがい
  セイは異世界でも仕事人間ですが、「男性版なろう」って割と
  ・「俺tueee」で自分がチヤホヤされたい
  的な部分が目につきますが、本作は
  ・自分の”仕事ぶり”が他人に必要とされている
  ・本当に必要なことに注力して報われることにやりがいを感じる
  という方向にベクトルが向いているのかなっと。

 ・人間関係のストレスフリー
  本作の一番の特徴は、”嫌なキャラ”がほぼ出てこない点ですね。
  ・同僚や関係する騎士団、ゲストキャラはみな好意的
  ・上の者たちはセイを守るために奔走してくれる
  ・女性ならではのドロドロ感も希薄
  ・そして恋愛運も順調で視界良好
  ・唯一の不快キャラは、”聖女召喚”でセイを無視してその後も難癖を
   つけてくる第一王子カイルだが
   {netabare}→ 実は無理やり召喚したアイラを守るために道化を演じていた
   と上手く処理されている{/netabare}
  という感じで、寧ろ不自然なほど優しい世界が描かれています。
  
 そもそものセイのキャラ造形が
 「同じ職場で働きたい人」
 というコンセプトらしく、やはり原作者のOL経験を踏まえ、思うところを
 物語に落とし込み「理想の世界」を描いているように感じましたね。
 (この辺りが癒し(?)的なエンタメとしてきちんと昇華されている点が
  本作一番のウリですかね・・・知らんけどw)

上述のように狙いは非常に明確な作品ですね。そういう意味ではターゲット
層の支持を集め、アニメ化まで至ったのはまま納得ですね。
ただ個人的には
・主軸の物語しか描いていない感じで、厚み等の創り込みが弱い
・毒気のようなスパイス成分が足りていない
という感じで、2クールの尺で描いた割には少し物足りないという印象ですね。
しかし
・主人公セイは共感しやすいキャラ
・理想的で綺麗な世界観なのでストレスフリーで楽しめる
 (また原作者の作品に込めた思いにも共感できる)
・ピュアラブストーリーも綺麗に完結させてくれる
なので、かなり視聴しやすい作品ではあります。
”異世界版少女漫画”的な要素も強いですが、男性でも結構楽しめるように
思います。

OPは結城アイラで
・第1期「Blessing」→聖女感あるよなあ
・第2期「Semisweet Afternoon」→溢れ出る恋心が隠せない
この方は存じなかったのですが「才能あるなあ」と共感。

(追 記)
レビューを書きながら「『OL』ってもう死語じゃね?!」って感じたので
一応調べてみたら
・世間的にも死語いう認識はある模様
・しかしその代わりの言葉が
 ・「女性会社員」 → まあそりゃそやなw
 ・「キャリアウーマン」→「バリキャリ」「ゆるキャリ」
  → たしかに聞いたことはあるが、日常的に使ってないよな?!
正直あまりピンときませんでしたね。
男女に拘らず「会社員」が一番無難なんですかね。
レビューの方は『OLの教祖』に合わせて『OL』表記にしておきますが。
まあセイについては「バリキャリ」という言葉がピタリとハマりそうなw

投稿 : 2025/01/25
♥ : 18

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

12話最終回視聴。恋愛物の理想的な終わり方。

2021年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は330万部を突破している大人気作品。
情報が古いな。
1期は視聴済み。

1話見た時はアレ作品違くねってなったw
ここまで戦闘してるの初めてじゃ?と。
まあ1期観てる側としては無くはないか?とは思ったけども。

その後はまあ恋愛よりで微笑ましい、遠くから眺めていたい2人のいつもの関係性が良い。
1期こそ何時もの異世界物で頭がおかしいキャラが居たものの、居なくなってからは見やすくなった。
コレ系の作品見ると大体が出て来なくなる、もう1人の聖女と言われた女の子。
このもう1人の女の子も主人公、友人と普通に交流してるのが良い。親友以上な感じもね。
異世界物だと結構新鮮な感じがする。
お母さんwまあ同意w

そして恋愛のいく着く先はそこ。聖女側で選べるのは良いね。
そして油断してはならないキャラが確かに居たがアレはどうなんだろうw
少なくとも主人公にその気は無いだろうと。
同じく、お兄さんだと思ったらお父さんだったの笑ったw

安心して微笑ましく観てられるけど無双見たい人だと切るかもね。
個人的には恋愛作品としてオススメかな。

12話最終回まで視聴。コレでホントに終わりで良いのかな?
思ってた人は多いだろう…いい加減くっつけよ!とw
前に主人公が話していた事を覚えていて実行するって凄いなぁと。
今回のは聖女としても理想的と1期から観てる人は結構いるんじゃないかな。

噂のあの人は結局アレだったしwただ全くその気がなかったのか?は気になるけどね。
最後のはホント…目を輝かせてる子どもだよねあれはw
いくつか気になったのは耳打ちで何を言ったのか?何故あの人はガッツポーズをしたのか?
ガッツポーズにも関してはもしかしたら1期でやってたかもだが忘れたw

うん、これなら満足です!終わり。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 5

猫好き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

セイちゃん、おめでとう♪

なろうの原作未読。異世界召喚物だけど、これ、書いた人きっと女性よね?最終回はホーク様に告白してもらえるところでぐっと来たわぁ♪

それで悔しいんだけど自分がやっぱり女だって思わされた作品。これ見てて楽しかったし、セイちゃんとも友達になりたい!って思った

私は、なろう、ラノベ、少年漫画のありきたりな設定でも女性に対して失礼な表現がない限り抵抗は無いし、バトルロワイアル、転生、俺Tueeeeの無双物とかなありがちな展開も割と見ていられる。だけどこの作品、ずいぶんと傾向が違って昔の少女漫画を読んでる気になった。それが心地よかった

まず、セイちゃんはかなりの無双ぶりで、物語を通じて召喚相手の国に現れた瘴気をほぼ一人で浄化してしまうほど。思い人のホーク様が危険なことになればその力はさらにマシマシ

と、なろうありきたりな無双物な部分はそこまで。そんなすごい能力があるのに本人としてはお役に立ててなにより。そんな能力を使って無双するよりも、周りから感謝される、研究所や兵士たちとよい関係を築いていけていることに重点が置かれているように感じた

それに彼女は感謝されようとして自分の能力を使ってるわけじゃない。良いことをしたら結果的に報われるって感じ。聖女の力だって、ホーク様を思う心が力の源になってる。その点が、あざとさが無い分だけ彼女に好感を感じるところ

無双ぶりと言えば、彼女、恋愛においてもかなり無双だと思う。周りはみんな美青年で、セイちゃんに好意を抱いているのは明白。これが男の人向けの話だとハーレムになっちゃうんだよね。でも、無理にぐいぐい押し付けてくるめんどくさい男はいないし、柔らかにセイちゃんとホーク様を暖かく見守ってくれてるって感じ。そうよ、気になる一人といい関係になって、それ以外からの男女問わずに友達みんなに祝福されたらそれでいいのよ。この点が男の人向けの話と絶対に違うよね

あと見ててストレスが無かったのが、意地悪なことを仕掛けてくる悪意ある人たちが居ないこと。しいて言えば最初のシーズンに出てきたカイル王子がトラブルメーカーだったけど、勘違いで悪意があったわけではない。一緒に召喚されて能力がなかったアイラちゃんとも友達になってお茶会してるくらい。そして召喚してきた王家の人たちも、瘴気の危機が去った後のセイちゃんを心配してくれてるような人達。ほんと、悪い人が居ないお話

そして、国から大半の瘴気を取り除き、最後はセイちゃんの婚約話に入った部分。あはは、まさか自分でもこの部分にはまるとは思ってなかったけど、セイちゃんとホーク様の中学生みたいなやり取り見ては、もっとちゃんと態度にしめすのよ~、とアドバイスをあげたくなる始末w

こんな感じで女子受けする要素を全部詰め込まれた感じ。もっとも、女の望みは地位のある高身長の美青年との結婚なのかい~!!!とか思い抵抗感がなきにしもあらずだったけど、最終回まで二人の関係をドキドキしながら友達として応援していた自分は否定しようがないわね

いずれにしろ、ずいぶんと楽しませてもらったアニメでした

投稿 : 2025/01/25
♥ : 6

68.6 106 2023年度アニメランキング106位
劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(アニメ映画)

2023年12月8日
★★★★☆ 3.6 (25)
114人が棚に入れました
前世でプレイしていた乙女ゲーム“FORTUNE LOVER”の世界に悪役令嬢として転生してしまったカタリナ・クラエス。幾多の破滅フラグを見事回避したカタリナは、魔法学園を卒業し春からの魔法省勤務までの平和な日々を送っていた。そんなある日、遠く離れた異国から商人の一行がやってくる。きらびやかなショーや踊り子たちに興味津々のカタリナは、そこで謎めいた少年と知り合う。どこか見覚えのあるその少年との出会いにより、カタリナの身にかつてない大事件が―― !?

68.5 108 2023年度アニメランキング108位
魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (75)
406人が棚に入れました
すべてではない。けれど、エリアスを、自分を受け入れることができたチセ。 カルタフィルスがひとときの眠りにつき、日常を取り戻した彼女の元に届いたのは、魔術師たちの相互扶助組織『学院』への招待状だった――。 大英図書館の地下……今までとは違う魔術師達の社会。”人”との出会いと交わりが、新たな扉を開いてゆく。 これは、私(あなた)を救う為の物語。

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ミステリと言う勿れ

「真実は人の数だけある」
これは“事実と真実”の物語であり、人造精霊アルキュオネの言葉を借りるなら、“記録と記憶”が織りなす綾というべきか。
変えることのできない“事実”に対する感じ方は人それぞれである。
そしてそれこそが“真実”とよばれるものであり、決して“整う”ことのない永遠の問題であると。

かつてヨセフはチセに問うた。
「お前がお前を犠牲にして得ようとしたものと
僕が欲しいものと何が違うと言うんだ」と。

奇しくも、カルタフィスを介して“母の呪い”と対峙したチセが得た答えはシンプルなものであった。
それは、大切な人のために何ができるかを考えることであり、心から望むこと。

しかし今回…、対決の最中に見せたチセの笑い顔が怖かった。
古井戸の底で語られるチセとヨセフの問答に心を揺さぶられた。
「仕方がないと思っちゃった」という言葉が耳に残る。
漠然とした不安の中で自問してゆく姿が誠に印象的であった。

それでも、自由を希求し、生きたいと思う心に、呪いを祝福に昇華する力が宿るというメッセージが心強い。

そして何より嬉しいクリスマスプレゼントが…。
そう、銀の君の笑顔はプライスレス。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 5

大貧民 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

世界観が良い

本格的な魔法物。
現代劇なのに、異形な人物達が普通に生活していて、それが大英図書館の地下に学院として存在する。
コメディ物では無いのですが、ちょっとしたコメディシーンなんかはあって、それがちょっとほっこりする。
カレッジ編のチセは、精神的にもちょっと逞しくなってかっこ良くなっている。
登場人物が増えて、関わる人が増えてチセを始め個々のキャラたち各々の関係性もあって、物語に広がりがでたと思う。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 2

68.4 109 2023年度アニメランキング109位
最強陰陽師の異世界転生記(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (215)
730人が棚に入れました
強いだけでは幸せになれない。たとえ、最強の陰陽師だとしても。 並ぶ者のいない天才と称された陰陽師・玖峨晴嘉は、朝廷からの裏切りにあい、命を落とそうとしていた。 次の生でこそ幸せになりたいと決意し、自ら生み出した秘術・転生の呪い(まじない)によって異世界に転生する。 そして、セイカという名と新しい人生を手に入れた。 「前世の自分に足りなかったものは狡猾さ、今世では上手に立ち回り幸せな生を手に入れる――――」 最強の陰陽術と強力な妖怪たちを従え、彼の進む先に待ち受けるのは、望んだ平穏か、それとも・・・。 いまだ誰も目にしたことのない、最強の陰陽師が挑む異世界ファンタジーが始まる。

ぼーちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

魔法世界と妖怪世界

よくある西洋魔法世界に和の国の妖怪や呪術をもってきて最強陰陽師主人公が無双するシチュエーションが好き。戦闘時の三味線や琴の音色、襖を使った映像表現もワクテカ。陰陽師の詠唱かっこよす。
前世で殺されたことを反省した結果、微妙にひねくれた独自の価値観を持つ達観した主人公なんだけど意外に人間っぽくて好き。(この声好きだなあ。)
ツンデレヒロインのアミュと主人公の奴隷巨乳イーファちゃん(8,9話でファン大幅増加)と、もう一人の青髪ヒロインメイベルの3ヒロイン+あやかし娘もどれもかわゆす。陰の実力者と並んで期待のアニメになりました。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 5

ポンゾ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

妖怪を召喚するシーンが良い

妖怪を召喚するシーンの演出がかっこいいです。コミカライズではなかった演出なので、アニメならではですね。一見の価値あり。
アンジェラのOPも作品にマッチしていて好きです。続きが気になります。

<見終わって追記>
クライマックス12話から最終話までも目が離せない展開。アニメ版はとくにクールなセイカだけどキレると一段と怖いんだよな。どうやら陰謀は根が深く、物語はまだまだ途中で原作も続いてますが、一旦区切りでキレイにまとまった最終話だったと思います。いやぁ、毎週面白かったです!2期を楽しみに待ちます。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 6

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

テンプレアニメ+ひと手間。

魔法のある異世界に転生。最強ちょいハーレムですが、元最強陰陽師の主人公は魔力無しという設定。なんで最強かと言うと元最強陰陽師だから呪力がぶっ飛んでるという事。(魔力と呪力の違いはわかりませんw)
使役する強力な妖を使い最強でーす。ってアニメです。
最強すぎる事を恐れた朝廷に裏切られ死の寸前まで追い込まれた前世のようにならぬよう、この人生では目立たず良い人生を。と言いつつすご〜く目立ちますw
可愛いキャラデザ、有名声優多数で良かったと思います。しかし子安さんって忙しいよなぁ〜。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 4

68.4 109 2023年度アニメランキング109位
アンダーニンジャ(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (163)
461人が棚に入れました
忍者は今も日本に存在している。その数、およそ20万。
『NIN(National Intelligence of NINJA)』と呼ばれる
忍者組織は国家によるシビリアンコントロールを受けず、
その精鋭達は極秘裏に暗殺や破壊活動に従事していた。
そして、『NIN』と敵対するもうひとつの忍者組織、
『UN(アンダーニンジャ)』。
忍者と忍者――暗闘の果てに待ち受ける結末とは?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

面白かったですが起承転結の転の冒頭で終了。川戸さん最高でした。

 物語で言えば起承転結の転が始まったところ、つまり後半に差し掛かったところで終わった印象です。ですので、設定と展開、キャラ、ギミック等々は面白かったですが、この先がどうなるかで決まる類の話ですので、評価に困ります。

 ただ、このレベルで作り込まれていればグダグダがあったにしても、かなりの水準になるかなと。人気連載で無駄に引き延ばして急に人気が落ちて尻切れトンボにならなければ、ですけど。是非この点については編集の人は色気を出さないでほしいなあ。
 最終回で次につながる展開がありましたが、これは計算通りだと思います。

 やっぱりあのアパートの川戸さんが何者かが気になります。ここまで来て逆に一般人でしたはないと思いますけど…ただ、傍観者の位置漬けで特殊な一般人の可能性もあるでしょう。

 で、なぜ川戸さんに注目しているかというと、世界観によって苦しめられた後の達観がある人物だと思います。ですので彼女にテーマが集約されているのではないかと。そこをどう描くかで作者の言いたい事が読み取れるのではないか、と思います。ラスボスなのか一般人の希望あるいは絶望を描くのかわかりませんが。

 他のすべての世界観が007を通り越して科学忍者…つまりガッチャマンになっています。そこで視点として川戸さんが作品としてより重要な気がします。

 アニメの最後に来て、キルビル・あずみ・攻殻機動隊・アキラなどなどのオマージュが一気に出てきたのが面白かったです。原作者の好きな物特集でしょうか?


 手塚プロダクションは評判悪いですが、この作品は悪くなかったと思います。アクションが全然物足りないですが、止め絵を使って上手く映像化したかなと思います。色合いやキャラデザは花沢健吾氏のアニメ化として良かったと思います。

 いつもの事ですが2期までやれば…と思わなくはないですが、原作が既刊11巻ですか?初めの方だけ既読ですが、かなり本作はいいテンポでアニメ化してます。もう少しストックないと厳しいかな?

 評価はストーリーは面白かったです。4.5と言いたいですが終わってないので4。キャラは川戸さんが最高です。他のキャラの作り方も不気味なSF忍者世界を上手く表現してました5。音楽はOPEDがアニメ含めていいセンスなので4。作画は動きはそうでもないですが、花沢健吾氏を良く映像化しましたので4。

 2期期待します…が、話題性がないみたいですね。ラブコメとか異世界ものを劇場版にしないで、こういう話を映画化してよと思わなくはないです。
 花沢氏のコミックなら読んで損はないと思いますのでしばらく様子見でそっちかな。





以下 初回時レビューです。


第1話 花沢健吾氏の作品をアニメ化するという無謀にも似たチャレンジ

{netabare} しかし、よりによって花沢健吾氏ですか。私は「ボーイズオンザラン」で精神を叩き折られて以来少々苦手意識があります。それだけ、心をざわつかせるのが上手いということでもありますが。

 氏の作品は人間の造形にリアリティがあるのに加えて、不思議な「間」によってコミカルな印象を持たせるのが絶妙です。そして最後はなにかやりきれない現実の中に希望を見せるのが上手いのですが、まあ、ちょっとなんというか「それ救われてる?」というほどひどい途中経過をたどる気がします。

 つまり、押見修造とか押切蓮介とか三部けいとか分かりやすいドロドロ、メンタル系よりは微妙にライトな展開ではあるんですけど、そのライトさが曲者なんですよね…バットエンドじゃやない古谷実と言えば近いかもしれません。

 それをアニメで表現できるのか?という疑問がいっぱいな感じで見始めました。そもそも誰のニーズだよ?という疑問もありますし。

 本作の原作は、そこまでメンタルをやられるような始まりではないですが、1巻…いや2巻くらいまでで読まなくなったと記憶しています。
 オールボケみたいなキャラばっかりで、読み飛ばせばそれほど暗い感じはしませんが、しかし、なんというのでしょう?なんか精神が病んでいく感じがするんですよね。

 ディストピア…とまではいきませんが、貧困と世界が壊れる途上にいるような雰囲気があり、ちょっと精神に余裕がないと読んでられなくなったからです。その点でいえばアニメは見やすいかもしれません。

 で、アニメですけど…構成をなぜいじったか?ですね。私の読んだ範囲だと学園ものではないですが、まあ、そういう展開になるのは分かります。構成をいじった意味があるかどうかは疑問ですけど、そうじゃないと引きが弱いという判断でしょうか?

 とにかく、チャレンジングな作品です。この作品をアニメ化しようという意気込みは買います。買いますが、難易度はとてつもなく高いと思います。正直無謀に近いと思います。そして1話を見る限りでは画面のクオリティは正直、期待される水準を満たしていません。

 途中のレビューは書けない作品でしょうねえ。花沢健吾氏の作品ですと、結末がどうなるかが最大の意味だと思いますので。 {/netabare}


10話 上手くアニメ化できている。テーマ云々というより話が非常に面白い。

{netabare}  結末を見てから再度レビューするつもりでしたが、かなり面白いので一度感想を。

 現代社会のアナロジーとかのテーマとかメッセージというより、アンダーグラウンドの謎組織というストーリーが面白いエンタメ作品のようですね。心配していたハードなNTR的なトラウマもなく、今のところ精神的に非常に見やすいです。
 攻殻機動隊のSACの設定をSF的に面白がれた人には適正がある気がします。テイストが全然違いますが、秘密組織的な設定や科学のギミックにワクワクするのは一緒です。

 原作は2巻まで既読です。本作との違いは正直シャッフルがあるようでわかりません。いえることはアニメはストーリーの時系列がちょっと飛び飛びになっていますが、それがかえって因果関係が分かりやすくなっており、理解しやすいです。

 改変はどこまであるかわかりませんが、川戸さんのエロいシーンが若干カットと改変があります…といってもエロいセリフとか放○シーンとかですけど。で、川戸さんが非常に気になる存在です。

 川戸さんはデリヘル嬢ですが、部屋の本の量ですね。頭がいいのを韜晦しているのか、それとも心の闇が深いのか。どういう存在か非常に気になります。
 キャラとしてコメディーリリーフ的にあえて無害な第3者を置いたという気もしますけど、根拠のない予感ですがラスボスなのかなという気もします。
 あるいは彼女になにかテーマ的なものが見いだせるのか。キャラ造形の深さから言って何もないとは思えないですが…彼女の言っていた事件2010年2月末とは何か?を考えると何かがありそうです。

 今のところ非常に面白いし、花沢健吾氏という癖のある作家の原作をうまくアニメ化していると思います。手塚プロということで前作「マイホームヒーロー」の出来栄えで不安がありましたが、それがスタッフとしては習作になっていた気もします。{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
♥ : 15

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あんなところにもNINJA!

最初から最後までなんだかわからないけど先が気になる個性的な作品、とても面白かった
全体的にシュールでお下品、アングラな世界観で、展開とかやってることはギャグなのに、キャラクターはいたって真剣だから
これギャグなの?シリアスなの?ってなる絶妙なバランスがクセになる
主人公っぽいのはいるけど、一見ただのモブでしかない人でも何かありそうで、主人公不在の群像劇、世界観に浸るアニメ
シナリオはいい意味でも悪い意味でも荒唐無稽で、最初から最後まで意味わかんないです
例えば町が急に江戸城に変形して、今まで出てきたキャラが全員一斉に忍者になってアメリカと戦いだしても不思議じゃない何でも起きそうなハチャメチャ感が普通だったら「何このふざけたアニメ」ってなるのにこのアニメだとそれが許される気がして
そういった何かとんでもないことが起きそうなワクワク感が本当に楽しかった

忍者だから人間離れした超人的能力や魔法みたいな術を持ってるってこともなくて、でも普通の人とは違っていて
なんか妙にリアリティのある「スゴい人」なのが面白い
忍者がもし今の社会にもいるなら、こんな感じなのかなー?って思った

間を空けるとそれぞれのキャラクターの動きとか設定とかがわからなくなるので一気に見たほうが良さそう

投稿 : 2025/01/25
♥ : 22

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ホラ ガキども母乳飲めっ!!

原作ヤンマガの青年漫画系の匂いが凄く漂う作品。この匂いの漂わせかたは大好き。
前半の話の運びも時系列演出もよく、ぶっとんでる忍者の世界観にぶっ飛んでる個々のキャラが混ざり合っているのがとてもいい。
終板は楊紀伊高校と講談学園と二手に分かれるため、ストーリー展開が前半の時系列展開の様に比重の偏りなく変わった形で展開するのも独特に感じた。

最終話は意外で次もちょっと変わった個性のキャラ達を楽しめそうな終わり方をする。

100点中80点

投稿 : 2025/01/25
♥ : 2

68.4 109 2023年度アニメランキング109位
オーバーテイク!(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (112)
278人が棚に入れました
「F4」、フォーミュラ4。 「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、 上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、 シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。 そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。 眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、 現在はとある理由によってスランプの渦中にある。 取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを 目の当たりにする孝哉。 その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを 自身の裡に蘇らせる......。 それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、 悠を応援しその夢を叶えようと決意。 いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく——。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

モータースポーツ通じての青春ストーリー

全12話 KADOKAWA × TROYCA によるオリジナル作品

モータースポーツで若手の登竜門であるF4(フォーミュラー4 レースに特化した車体で競い合う自動車競技のカテゴリーの4番目)で競い合う若者たちとその若者たちを支える人たちを描く群像劇。

弱小チームのレースドライバーで主人公の浅雛 悠(あさひな はるか)ともう一人の主人公のあることで人間が撮れないフォトグラファーの眞賀 孝哉(まどか こうや)が接点を持つようになってから物語が動きます。

レース内容がメインではなく、レースを通じての人間関係がメインのお話でしたね。

サブキャラも含めそれぞれが抱えている問題を解決していく過程が良かったですね。

12話で伏線も回収して纏まって終わっています。

OPは叶さん、EDは畠中祐さんが歌っています。

最後に、レース用に開発された車はフォーミュラカーは市販されている車とはまた違う独特の感じがしますね。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 13

アム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白かった…が

個人的に結構楽しんでました。意外にF4の専門用語やリアルな事情についての話も組み込まれてたし、眞賀さんの人間ドラマも面白かったので。しかし、レースについての掘り下げはもう少し欲しかったと感じましたね。
似たジャンルとしてカペタと比較してみると、カペタは重要なレースは何話にも跨いでやってたしライバルもかなり登場していたのでレース中のドラマが面白かったのですが、本作ではライバルはベルソリーゾの二人以外はモブという感じだし大体1レース当たり1話で完結してしまうので、いまいち盛り上がりに欠ける印象でした。
なので⭐︎4に評価を下げさせていただきます。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 2

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

光の当たらない場所で

あんまり見ない本格モータースポーツアニメが同期に2本、MFゴーストも面白かったです!
モータースポーツアニメ苦手だったけど初めて面白いって思えるアニメに出会えました
MFゴーストはレース中心ですが、こちらはレース2ドラマ8くらいの割合
レースに賭ける想いがしっかり描かれてるので感情移入しやすい

ただ、カメラマンの話とレーサーの話は単独でそれぞれとても良かったけど、どっちもいいエピソードだけに両方とももっと深いところまで突っ込んで見たかった、両方にスポットライトがっつり当てたから両方ともなんか微妙に物足りない感じ、特にレースシーン面白いだけにもっと見たい

MFゴーストと比べると、こちらのほうがデザインやキャラが今風で上品な感じ
レースシーンはどっちもGOOD
モータースポーツは専門用語多くてクルマに詳しくない私には専門用語が難解ですが、モータースポーツに詳しくないカメラマン視点にすることでF4の解説が丁寧にされていてわかりやすかったし、厳しい実情やスポンサーに整備にモータースポーツ業界のリアルが見れて大変興味深い作品でした

なんとなくモータースポーツってニガテって人はいちど見てみるといいんじゃないでしょうか

投稿 : 2025/01/25
♥ : 17

68.4 109 2023年度アニメランキング109位
新しい上司はど天然(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (67)
193人が棚に入れました
マンガクロスにて好評連載中、コミックス累計50万部突破の話題作! 癒しのお仕事コメディが待望のTVアニメ化!!上司からのパワハラで精神と胃をやられ、広告代理店の営業職に転職した桃瀬。しかし過去のトラウマが原因で「新しい上司もまたパワハラ上司だったらどうしよう…」と、初日早々に胃痛で動けなくなってしまう。そんな時、一緒に外回り中だった新しい上司・白崎がとった行動とは……?!予想外の上司の「ど天然」に、きっとあなたも癒される──!!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あなたに会えてよかった

クールドジ男子と似た作風、天然系のイケメンに癒されるアニメ

密かに今期のお気に入り、みんな可愛くて癒される!
BLになりそうでBLまではいかない仲睦まじい関係性が魅力
毎回、優しい言葉に心が温まりすぎて目からはちみつ出てくる
優しい人が集まるとみんな幸せになっていくんだなー

桃瀬さんがトラウマ何度もフラッシュバックして胃が痛くて苦しんでいるけど、めっちゃわかるー
私はパワハラじゃないけど、精神的に追い詰められるとああなるよね
・・・どうせ誰も私の過去のトラウマに興味なんてない(課長のマネ)

これだけ優しい人ばっかりなのに、元カノみんな見る目なさすぎじゃない? イケメンで一生懸命働いていて優しい、これ以上何か求めることある?
みんな優しいし長身イケメンばっかりの楽園みたいな職場
こんな職場に就職したい!

主任もいいけど、構ってもらえない課長さんがかわいい
みんなもっと構ってあげて(笑

2話で{netabare}
停電した電車で上司と入社の時の話したあとに号泣していた人がツボ
「転職してきてくれて、ありがとう」
その一言で、桃瀬さんの苦労のすべてが報われたと思う
必要とされるってなんて幸せなことなのでしょうか!!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
♥ : 11

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

こんな職場で働きたい

24年2月2日視聴済み。

<よかったこと>
・声優陣がしっかりしていて安心感
・上司の声がとにかくいい声
・上司の天然っぷりに笑顔がほころぶ
・課長のキャラも強い
・くまってちゃんのインパクト

<わるかったこと>
なし

こんな職場で働きたい、素直に思えるアニメでした。
こんな上司がいたら、絶対ついていける!なんて思えましたね。
声優陣も、梅ちゃん、福山さん、杉田さんなどなど、強い声優さんが多く、いい声と安心感で癒されていました。
上司の天然っぷりには、もう、笑うしかない!笑

投稿 : 2025/01/25
♥ : 0

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『じゃあおっちゃんもらうっ!』

パワハラ上司がいる会社を辞めて転職したが新しい上司ゎすごく天然で癒されるお仕事コメディ

最近パワハラネタ多いですよね
こんなゆるゆるメンバーの会社のが希少www

青山さんとか実際おったらキツイけどwこの作品にゎ欠かせない男でしたねwww
おもろすぎておもわずツッコミ入れてしまったw

内容ゎパワハラ上司思い出して胃が痛くなっても新しい上司が天然で癒されるから自然と克服しちゃった!って感じで、
基本キャラゎ男性メインで、一緒に住んだり、実家呼んだり、なんかbl要素に近いものも感じる。

白桃ちゃんむっちゃかわいいw

op.edゎ共に頭に残る歌いたくなる優しい感じで高評価◎

クールドジ男子とかと同じ分類の作品

投稿 : 2025/01/25
♥ : 0

68.3 113 2023年度アニメランキング113位
もののがたり(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (152)
461人が棚に入れました
歳を経た器物は、やがて“心”を宿し、付喪神となるーー 塞神より力を授かり付喪神と対話し、常世へ還す生業ーー”塞眼”。 塞眼御三家の一つ・岐家の次期当主、岐兵馬は大切なヒトを奪われ付喪神を憎悪する。 千年の都、京都で暮らす長月家の当主、長月ぼたんは”家族”として愛する六人の付喪神と共棲する。 過去に囚われ、力ずくで付喪神を封殺し続ける兵馬に、祖父造兵は「彼らの声を聞き、導くこと」を指し示す。 祖父が出す条件は今一度、付喪神を見極めるために居候として長月家で家族と共に過ごすこと。 付喪神へ正反対の想いを抱く兵馬とぼたん。二人は出逢い、一つ屋根の下で暮らすこととなる。 人と付喪神。縁を紡ぐ付喪ノ語り。

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

鬼滅や呪術よりもノラガミ寄り

<2023/1/20 初投稿>
原作未読。
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

最近のジャンプに多いホラーアクションかぁ。
こういうのちょっと飽きてきたかも。
絵のセンスは良いと思う。キャラデザは微妙。

とか思いながら1話見てたのですが、1話終わったら結構好きかも。

鬼滅の刃や呪術廻戦よりもノラガミに近いジャンルのような気がする。
あと付喪神と主人公たちとの距離の近さとか。
意外とほっこりなところとか。

あと、背景含め「絵」としてのデザインはかなり好み。
でもやはりキャラデザがちょい雑。

気になって原作漫画の絵をググってみたらキャラデザ良いじゃないですか。
アニメは予算が足らないのかな。
鬼滅まではいかなくともノイタミナ辺りでアニメ化してたらなぁ、と。
これ原作組は怒ってるんじゃないかな。

<2023/5/1 追記>
ようやく全話完走。
イッキ見しました。
(今期は全然アニメ見てなくて、完走は今のところ「不滅のあなたへ」と本作だけです)

やっぱかなり好きな作品でした。

誠実で素直な女の子と
朴念仁な男の子

この組み合わせは大好物です。
最近だと「恋は世界征服の後で」もこのパターンでしたね。
あっちはコントで、こっちはダークファンタジーと土俵は違いすぎますが笑

お話もシンプルで没入しやすいながらも、独特の個性もあります。

惜しむらくはアニメの質。
ufotableレベルまで求めようなんて思っちゃいないですが、原作のキャラ絵がきれいなのでにもう少し寄せてほしかったな。
それこそ「ノラガミ」レベルなら文句なしだったのに。
とか思ったけど、そう言えば「ノラガミ」はボンズでした。そこまで求めるのも厳しいのか

でもやっぱりもう少しだけなんとかしてほしかった。
その分、評点は下げてます。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

分割2クール: 安定の異能バトル+ラブコメ

漫画原作は未読です、

人の姿に化けることができる「付喪神(つくもがみ)」と、人間に害をなす付喪神と戦い封じる組織「賽眼(さいのめ)」が出てきます。

主人公の岐兵馬(くなと ひょうま)は賽眼御三家である岐家の次期当主。

ヒロインの長月ぼたん(ながつき ぼたん)は嫁入り道具の付喪神である「婚礼調度」の六人(羽織(はおり)/薙(なぎ)/結(ゆう)/硯(すずり)/鏡(かがみ)/匣(くしげ))と暮らす長月家当主。

長月家は人と付喪神のバランスを取る存在であり、その当主ぼたんは基本的には付喪神を狩る賽眼である兵馬と直接敵対する存在ではないものの、出会う付喪神はことごとく封じてきた兵馬としてはぼたんの価値観は相容れないものです。

しかも兵馬は付喪神により愛する家族を失っており、付喪神に恨みを持っています。

しかし兵馬は関東の賽眼である岐家当主である祖父の造兵(ぞうへい)から、京都にある長月家での修行を命じられます。

しかも造兵と羽織の間には、単なる修行にとどまらない密約が交わされていたのです…。



本作には「家同士の縁」といったともするとアナクロと受け取られがちな価値観が垣間見えますが、EDで示される未来へ兵馬とぼたんが向かうのだとすれば、彼らの道行きがどのような物かは興味深く見守りたいです。

2023年1月~3月の1クールの放送でしたが、7月から第2クールが始まることが予告されており続編が楽しみです。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 23

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

最新型全年齢王道異能バトル

ウルジャン掲載の全年齢王道バトル+同居ラブコメ。
一見劣化ジャンプだが少年漫画の集大成みたいな構造。

擬人化に異能バトルに同居ラブコメにドタバタ日常コメディ、謎で引っ張るミステリ要素に陰謀渦巻く勢力抗争劇と要素てんこ盛りなのにサクサクテンポ。美味しいシーンを自然に詰め込める設計の巧さはブルーロックにも通ずる。総合的な完成度は高いが作画の品質からハネそうにないのは惜しい。呪術やチェンソーのような厨二感はないが鬼滅が大丈夫な人ならイケるかも。

物語・勢力抗争劇+α。まとまりすぎてる感はある
作画・低予算ジャンプ系だが萌え萌えしてなくていい
声優・皆いいけど特に沢城氏の羽織が良き
音楽・いいのでは
キャラ・テンプレをうまく活かしてる。名前がかなり覚えにくい

OP・いかにもバトルものって感じでいい
ED・唐澤さんはやはりグレイト

01・兵馬、長月家へ着くや否や衝突
02・ぼたんに居候の条件を突きつけられる兵馬
03・付喪神たちの同意を得ていく兵馬
04・長月家と祖父造兵との密約が明かされる
05・様々な思惑に巻き込まれていく兵馬
06・ぼたんのおかれた境遇を思い知る兵馬
07・破られた均衡に痺れを切らす京都勢

08・門守の企みを力で跳ね除けた兵馬

最近の漫画は設計が上手いなー。やっぱジャンプの編集は有能。付喪神になる前の記憶ははるか昔ってのも京都設定が上手く機能してる。薬研の使い方も上手い。そんでやっぱり長月ファミリーのわちゃわちゃが楽しい。凄惨な過去を持つが自分で憂さを晴らしてきた兵馬と、逃げ場のない地獄のような境遇でも明るく振る舞うぼたん。憎き仇であるはずの付喪神たちとの際どいバランスで危うさをはらむ交流。

バトル作画が楽しめないのは残念だけど話はちゃんと面白い。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 1

68.3 113 2023年度アニメランキング113位
ダークギャザリング(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (116)
399人が棚に入れました
霊媒体質の幻燈河螢多朗(げんとうが けいたろう)は、かつて霊障を受け、友人を巻き込んで以来引きこもりに。社会復帰すべく家庭教師を始めたところに、不思議な瞳を持つ少女・寶月夜宵(ほうづき やよい)と出会う。母親を悪霊に連れ去られた夜宵は、手がかりを求め心霊スポットを巡っていた。 強い霊媒体質の夜宵だが霊に避けられており、そのため螢多朗の引き寄せ体質を必要としていた。一方、螢多朗は自分と大切な人の呪いを解くため、霊媒体質に対処できる力をつけることを決意し、二人は協力関係を結ぶことに。 最高にクレイジーな新感覚オカルトホラーがここに開幕!

企業戦士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コメに騙されないで、最近は絵が可愛くなきゃ辛すぎるホラー

他の方のレビュー見ると怖く無いとか、子供向けと
ありますが、アニメの直近はエグい。
ネタバレにならない程度で言うなら近親相姦、虐待、食人とタブーにガンガン攻めます。
こんなん、絶対に子供に見せられない。
確かに第1クールはノンビリして、やや退屈。
直近はリアル画なら耐えられない辛さ、エグさ。
メイドインアビスの和製ホラー版。
さすがに、あのクオリティには全然届きませんが。
ただ、ありとあらゆる実写ボラーみて平気な私から
見ても行為そのものはエグいです。
そう言うの好きな方にはオススメ。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 0

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ホラー作品からホラー系バトル漫画へ

漫画作品がもとのこともあり、ストーリーはかなり一貫性が欠けている。
最初らへんはホラーっぽい枠組みがかなり守られるのだが、徐々にインフレバトル漫画の要素が強くなりいかにもジャンプ系という感じ。
S級の心霊スポットだのSSS級心霊スポットだのなろう系みたいな戦闘力パラメータが振られたりする。
ホラージャンルは古びたものと相性が良いということなのか原作が古いのか、キャラデザがなんとなく15年前くらいの感じで自分には親しみやすい。
ホラー的な描写に力が入っており、ホラーの世界を幼女がめっこめっこと薙ぎ払うところが魅力でそこはよく表現できている。
幼馴染の女の子が多分ハッピーシュガーライフと同じ声優。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 1

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

強い霊をゲットだぜ。

2023年の夏アニメで、全25話です。

内容は、霊をゲット・仲間にして、新しい強い霊をゲットしていく
オカルトなバトルアニメです。

けっこうグロい話もありますし、子どもが観たら
きついシーンもあるかも。
ストーリー、キャラ含め、なかなかクレイジーな面もありましたが
嫌いじゃないお話でしたよ。

OPが自分は好きでしたね。歌手の方が、薬物で捕まってしまいましたが、
歌が上手いだけに残念ですね。

次のシーズンがあれば、またたぶん観ると思います。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 3

68.3 113 2023年度アニメランキング113位
死神坊ちゃんと黒メイド 第2期(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (92)
296人が棚に入れました
「触れたもの全てを死なせてしまう」 ......そんな呪いを魔女にかけられた、貴族の「坊ちゃん」。 呪いによって周囲から拒絶されてばかりだったが、決して孤独ではなかった。 いつも彼の側で仕えるメイドのアリス。幼いころから彼の面倒を見てきた執事のロブ。 最近では魔女の友達もできて、家族との距離も少しだけ縮まった。 それでも最愛の人に触れない呪いは解けないまま......。 そんな中、坊ちゃんの呪いを解くための手掛かりが見つかり始め、坊ちゃんとアリスの運命が大きく動き出す。 触りたいけど触れない、二人の物語が再び幕を開ける!
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルからは想像つかないほどの優しさに包まれた物語

この物語は、触れたものをすべて死に至らしめる呪いの魔法をかけられた主人公 坊ちゃんの物語。

好きな人の指一本触れることができず、母親からは疎まれ、友人からは化物と恐れられ、見知らぬものからは死神だと言われ続けてきた坊ちゃん。
だけど、彼は決して孤独ではありません。

彼のことを愛してくれる女性アリス。彼のことが大好きで毎日二時間かけてやってくる妹、そして彼のことを慕ってやって来る魔女たち。
みんな、坊ちゃんの優しさが好きなのです。
坊ちゃんと手と手を触れ合うことはできなくとも、心は通じ合っているのです。


この二期では、一期よりも物語が進展します。
呪いの魔法をかけたシャーデーについての調査が進みます。
シャーデーは、坊ちゃん以外の人たちにも、呪いをかけていたことがわかりました。
アリスの母親シャロンには、決して目覚めることの無い呪いを、
シャーデーの妹ダレスには、決して治せない顔の傷を、
魔術師のニコには、不老不死の呪いを、かけていたのです。

なぜシャーデーが、これらの呪いをかけたのかの解明は、第三期へとなります。


調査の途中で、坊ちゃんにかけられた呪いがランプの魔人によりなくなるのですが…、
ランプの魔人によれば、呪いが強力で解くことができなかったため、他人にその呪いを移したとのこと。
それを聞いた坊ちゃんは、{netabare}その呪いを再び自分のもとへ戻すようにと、ランプの魔人に頼みます。 {/netabare}
きっと坊ちゃんは、呪いが移された人が不幸になることにいたたまれなかったのでしょうね。
それだけでも坊ちゃんの優しさが十分に伝わってきます。

そして坊ちゃんを日々気遣うアリス。彼女の一挙一動にも優しさが感じられます。


また、第二期では坊ちゃんとアリスとの恋だけでなく、魔女であるザインとカフザインとカフの恋、坊ちゃんの弟ウォルターとダレスとの恋に関しても、優しい色で進展します。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 11

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラッタ♪タラッタ♪

原作未読 全12話

魔女に手で触れたものを死に至らしめる呪いをかけられたせいで、家族とは離れて大きな館に住む貴族の跡取り息子(通称:坊ちゃん)と坊ちゃんの身の回りのお世話をしているメイドのアリス、そしてその2人に関わり合いを持つ人々のお話です。

今回も坊ちゃんの呪い解くことが中心に描かれています。

友人の魔女のカフ、ザイン、妹のヴィオラ、弟のウォルター、執事のロブなど1期に引き続き出ています。

新たなキャラも出て来ましたね。

今回はカフやザインも活躍しましたが、ウォルターが良い意味でも悪い意味でも一番目立っていました。

何とか呪いを解けそうな糸口が見えて来ましたね。

続きが楽しみですね^^

OPは、1期に引き続き、坊ちゃん役の花江夏樹さん、アリス役の真野あゆみさん、EDはなすお☆さんが歌っています。

最後に、第3期は2024年から放送予定なので、どんな展開になるのか楽しみですね^^

投稿 : 2025/01/25
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

それぞれの恋が運命が動き出す――

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
2024年4月から第3期が放送されていますので、それまでに視聴は済んでいたのですが、レビューを書くのがすっかり後回しになってしまいました^^;


「触れたもの全てを死なせてしまう」

……そんな呪いを魔女にかけられた、貴族の「坊ちゃん」。
呪いによって周囲から拒絶されてばかりだったが、決して孤独ではなかった。

いつも彼の側で仕えるメイドのアリス。幼いころから彼の面倒を見てきた執事のロブ。
最近では魔女の友達もできて、家族との距離も少しだけ縮まった。

それでも最愛の人に触れない呪いは解けないまま……。

そんな中、坊ちゃんの呪いを解くための手掛かりが見つかり始め、坊ちゃんとアリスの運命が大きく動き出す。
触りたいけど触れない、二人の物語が再び幕を開ける!


TOKYO MX公式サイトのストーリーを引用させて頂きました。

いやぁ…今回も真野あゆみさんの演技が最高でしたね!
最初に真野さんの演技が気になったのは、やはり「デート・ア・ライブ」の時崎狂三でした。
最初はそれほどで意識する訳でもありませんでしたが、それは単に狂三の出番が少なかったから…

個人的には第3期頃から徐々に狂三の出番が増え始め、第4期からアニメーション制作会社がJ.C.STAFFからGEEKTOYSに代わったのが起点になっています。

アニメーション制作会社の変更に対する意見は賛否両論あったようですが、個人的にはキャラデザがより綺麗になったと思うので結果オーライです。
だから現在放送されている第5期も第4期から継続して貰えているのが嬉しいです。

この作品には、いのりちゃんや日笠さんが出演されているので、作品全体が底上げされているのは認識しています。
それでも、真野さんの演技が輝いていたと思っています。
アリスと狂三ではキャラのイメージが大分異なりますが、しっかり演じ分けされていたのではないでしょうか。

それとこの作品は作画が特徴的です。
それは、トゥーンレンダリングを駆使した3DCGで描かれているのが理由だそうです(wikiより)。

トゥーンレンダリングは、写実的(フォト・リアリスティック)な映像表現を求める3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)とは若干異なり、3DCGの技術を使いながらも従来のアニメの印象に近い(手描きに似せた)表現を実現する手法なんだとか。

本作品以外にもトゥーンレンダリングの手法を用いた作品は結構あるみたいです。
・蒼き鋼のアルペジオ
・亜人
・シドニアの騎士
・ブブキ・ブランキ 等々。
こう見るとサンジゲンさんや、ポリゴン・ピクチュアズさんのお得意分野みたいですね。
本作品のアニメーション制作会社は、J.C.STAFFさんですけれど。

さて、本作品のレビューから思いきり脱線してしまいました^^;
脱線してしまいましたが、現在進行形で放送されている第3期を視聴するのが一番だと思うと、頭がさっぱり回転してくれません(涙)。

坊ちゃんとアリスの立ち位置と、ヴィオラのロブ好きは相変わらず。
カフとザインとの距離感は少し縮まったかな。
そしてビックリするくらい変わったのは、日笠さん演じるダレスで決まりでしょう。
気になる方は是非本編でご確認頂き、引き続き第3期を視聴頂ければ、きっと真相に辿り着けると思います。

オープニンブテーマは、坊ちゃん(花江夏樹さん)&アリス(真野あゆみさん)による「君とレヴュー」
エンディングテーマは、なすお☆さんによる「星屑レクイエム」

1クール全12話の物語でした。
しっかり堪能させて頂きましたが、心は既に現在放送中の第3期に傾いています。
レビューを書くタイミングが悪かったんでしょうね^^;
もう既に第3期の視聴に入っているので引き続き視聴を進めたいと思います。
本作品もしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 11

68.3 113 2023年度アニメランキング113位
伊藤潤二『マニアック』(Webアニメ)

2023年1月19日
★★★★☆ 3.6 (23)
97人が棚に入れました
日本を代表するホラー漫画の鬼才・伊藤潤二は、2021年に世界で最も権威のある漫画賞のひとつであるアイズナー賞を2部門同時受賞する日本人初の快挙を成し遂げるなど、日本国内だけでなく海外でも高い評価を得ている。 そんな伊藤潤二の傑作ホラーが2023年にNetflixシリーズとしてアニメ化。数多の作品から「狂気」「狂人」をコンセプトに選定した「富江・写真」「四重壁の部屋」「首吊り気球」「侵入者」など珠玉の20タイトルがアニメとなる。Netflix配信だからこそのホラーを追求した映像を楽しみにして欲しい。

68.2 117 2023年度アニメランキング117位
久保さんは僕を許さない(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (192)
660人が棚に入れました
高校1年生・白石純太には、誰にも真似できない性質があった。 隣にいても気付かれない、毎日出席していても欠席だと誤解される——。 彼は、存在感ゼロの”モブ”男子だったのだ。 それでも彼なりに慎ましく学園生活を送っていたのだが、ちょっぴり厄介なことが一つだけ。 なんと同じクラスの”ヒロイン級”美少女・久保さんだけが、彼を見つけてはちょっかいを出してくるのだ。 特別になれない”モブ”男子と、彼の前に現れた”ヒロイン”女子。 教室の隅から、青春は緩やかに色づき始めて——。 誰だって、誰かの”特別”になれる。でもその感情に”恋”と名が付くには、まだ二人は少しだけ幼い。“ラブコメディ”の2歩手前、ヒロイン女子×モブ男子の思春期スイートコメディが幕を開ける。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ドラマチックじゃなくても

白石君の影が薄い設定以外は普通のことしか起きない平凡なラブコメなんですが、平凡なのがかえってエモく感じて、とても好きです!
だって、ほとんどの人の恋愛って平凡ですよね?
OPテーマのタイトルにもあるように、恋している本人は「ドラマチックじゃなくても」いいんですよ、人に見せるものじゃないのですから
「平凡な恋愛」の尊さを丁寧に描いた素敵な作品だと思います

ヒロインが男子にグイグイ絡んでいくところが、からかい上手の高木さんと似ているって言われがちな作品ですが、あちらは主人公の西片視点でからかってくる高木さんのあざと可愛さを見せることがメインなのに対して本作品は久保さんの可愛さにはそんなに注目してなくて、白石君の人柄とそれを観察する久保さんの反応を見せていて、久保さん視点で白石君の魅力を見せる構図になっているんですよ
だから、「なんでこんな美少女が影薄い男を好きになるの?」って誰もが思うのは作者の意図したことだと思います
「美少女がモブ男を好きになるなんてありえない!」を否定する作品なんです、だからこの物語の主人公は久保さんなんだとおもう

陰が薄い設定はファンタジーになってて、教室にいるのに欠席と思われるとか、自動ドアに認識されないとか

妖精さんかな?

そんなモブキャラを美少女が好きになるわけない!?
そんなことないんですよね、女子が人を好きになるきっかけなんて他人から見たらよくわからないものです、「何でこんな男が好きなの?」ってことはよくあります
きっかけは些細なことだったかもしれない、でもその小さなきっかけは「冴えないモブ」から「彼氏候補」に昇格するには十分で、一度そういう対象になったらもうモブじゃなくてメインキャストなんですよ

久保さんがモブを許さないのは、大好きな白石君がモブキャラを受け入れてしまっているのが気に入らないんです、けなげでかわいいですよね!

ささやかでありきたりな恋が楽しめるこの作品は、いいラブコメだと思います

投稿 : 2025/01/25
♥ : 21

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

癒しのアニメ(◜ᴗ◝ )

クラスの目立たない男の子がクラスで人気の女の子に好かれる話はよくある話で、そういう点ではこれも同じですが登場キャラに邪念がないので、安心して見れますwww

とくにヒロインの久保さんの声が花澤香菜で、絶妙にマッチしているので、癒しのレベルが高いです(ノ゚ο゚)ノ オオォォォー

久保さんのあざといアプローチに、主人公の白石くんの微妙にズレた考えで恋愛に発展しない所も面白かったです((´∀`*))ヶラヶラ
個人的に2期をやって完結して欲しいアニメです( *¯ ꒳¯*)

投稿 : 2025/01/25
♥ : 5

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

決して羨ましくはない、当然の帰結である

 当初は冴ないにもほどがある男と可愛い女の子がお近づきになる、リアリティに程遠い設定だなと思ったが、話が進んで人物の掘り下げがなされるうちに、こういう人畜無害な男のほうが女性にとってはよほど価値があるのかなあ、と見直す思いになった。
 確かに白石くんは特別これといった特技があるわけでもないし人に自慢できる容姿もないけど、その代わり絶対に人を傷つける行為をしないという絶対無二の特技があることを知って、確かにそれなら自分には無理だし可愛い子とお近づきになるのも当たり前だよねと唸らされる作品だった。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 9

68.2 117 2023年度アニメランキング117位
もののがたり 第二章(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (96)
307人が棚に入れました
歳を経た器物は、やがて“心”を宿し、付喪神となるーー 塞神より力を授かり付喪神と対話し、常世へ還す生業ーー”塞眼”。 塞眼御三家の一つ・岐家の次期当主、岐兵馬は大切なヒトを奪われ付喪神を憎悪する。 千年の都、京都で暮らす長月家の当主、長月ぼたんは”家族”として愛する六人の付喪神と共棲する。 過去に囚われ、力ずくで付喪神を封殺し続ける兵馬に、祖父造兵は「彼らの声を聞き、導くこと」を指し示す。 祖父が出す条件は今一度、付喪神を見極めるために居候として長月家で家族と共に過ごすこと。 付喪神へ正反対の想いを抱く兵馬とぼたん。二人は出逢い、一つ屋根の下で暮らすこととなる。 人と付喪神。縁を紡ぐ付喪ノ語り。
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【最終】2期は始めからアクセル全開でかなり面白かったが・・・そこで終わっちゃうのか。

【レビューNo.83】((最終レビュー)初回登録:2023/9/19)
コミック原作で2023年作品。全12話。
1期のレビューを書いたので、2期も継続して書いてみようかなっと。

(ストーリー)
憎しみをもって付喪神と対峙する兵馬の考えを改めさせるために、付喪神と共棲
している京都・長月家にお世話になることになった兵馬。
そこでぼたんや付喪神との共同生活や共闘を経て、次第に兵馬は考えを改め成長
を見せていく。
しかしその裏では、兵馬の兄・姉の仇である唐傘の付喪神が、ぼたんを狙って動
き始めたのだった。

(評 価)
1期であまり進捗の見られなかった
・ぼたんとの恋愛模様
・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
・兵馬の人間としての成長 (後半伸び悩み)
が2期でどの程度進むに注目ですかね。

・第1話:冒頭で「2人の恋物語」とはっきりいっちゃったよwww
 {netabare}・ぼたんとの恋愛模様
  ・冒頭のナレーションで
   「これは付喪神に彩られた2人の恋物語」
   ってぶっ込んできたのは驚きでした!!
   ってことは、それなりに恋愛をガッツリやるってことだよね?!
   こんなこといっちゃって大丈夫なんでしょうか。
  ・今回を観る限り、周りは2人をくっつけようという動きが見られ、1期に
   比べそういう方向性は色濃く出てましたが、肝心の2人は色気なしですねw
   まあ、冒頭の言葉がどれだけのものか今後に期待ですね。
 ・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
  ・今回は回想がメインですが、「唐傘の付喪神」のバックには、術師のような
   存在がついている描写がされていた。
   (兵馬の兄・姉はその者が張った「術返しの陣」に誘いこまれた模様)
  ・そして今回のラストには唐傘をさし、兵馬を見つめる不気味な女の姿が・・・
   正直前半は退屈な感じだったので、今後の進展が期待できそうないい引き
   だったのでは。第1話としては悪くないです。
 ・兵馬の人間としての成長
  ・今回、「雅楽寮」という京都三大付喪神の一角が登場。祭りの最中に現れた
   付喪神を鮮やかに封殺しました。それに対し兵馬はその実力を評価し、礼を
   述べるなど、付喪神との付き合い方を心得てきた模様。
   (「付喪神=憎むべき存在」は大分改善された模様)
   この「雅楽寮」は暫く京都に留まるようで、今後の絡みも楽しみです。
  ・そして兵馬は京都塞眼「門守家」に出稽古するなど、周りとも上手くやって
   いる描写が見られました。
   こちらの方は少し大人になったのかなって感じですかね。

 冒頭は兵馬の来る前の前日譚のドタバタ劇を見せられるなど、不安がよぎりま
 したが、後半盛り返し第1話としては悪くなかったかなっと。
 しかし作画が1期に比べ、かなり劣化している気が・・・
 ぼたんの可愛さが半減しているし、京都の大祭りのはずがめっちゃチープな感
 じでこの先大丈夫かって感じですね。
 今回あの2人の恋愛がどう進んでいくのかは、楽しみになりそうですね。{/netabare}

・第2話:これは納得!→作品の核心に触れた重要回
 {netabare}>「これは付喪神に彩られた2人の恋物語」
 どれほどのものかと思いましたが、結構ガチできてますねw
 ・前半パートから恋愛街道まっしぐら。
  ・まず「兵馬×鏡」で「デート指南」&「ぼたんへの想いリサーチ」
   修行三昧でデートのことなどまるで分かってない兵馬に、鏡がショッピング
   ・食事・ボーリングといった疑似デート体験でレクチャー。
   そして兵馬のぼたんへの想いを探っていきます。
  ・そして次は街中で「兵馬×夏希、恵(ぼたんの親友)」が遭遇。
   そのまま2人は兵馬をゲット!!
   「遠い親戚」ということになっている兵馬とぼたんのことを、ぐいぐいと追
   及していきますw

 ・しかし、本番は後半の「長月代表(羽織、匣)×雅楽寮」の会談でした。
  ここで「雅楽寮」が「兵馬×ぼたん」の結婚の真の狙いを推理します。
  → ぼたんに宿る「稀人」を封じるため。
    ・以前、人間不信から「稀人」が一時的に顕在化「現人神」となった。
    ・人間を愛することで「稀人」を眠らせ続けることができるのでは?!
  ここに来て、ようやく「結婚」と「妖モノ」が繋がりました!!
  これがこの作品の核心のようで「2人の恋物語」は単なる作品の彩ではなく、
  重要な意味を持っていたようです。
  そして長月家の付喪神達は「婚礼調度の付喪神」!!
  なるほどこれは納得です。
 ・そして兵馬の評価は、「雅楽寮」曰く
  ・障害を乗り越えられる塞眼の力
  ・ぼたんの秘密を知っても偏見を持たない度量
  ・成し遂げるための強い意志を持ち合わせている
  超優良物件のお墨付きじゃねーかwww

 ・最後に「雅楽寮」が京都に戻ってきた理由
  → 新たなる「指定付喪神」の捜査
    「そやつは唐傘をさしておる」
  1話に続き、今度はぼたんを見つめる不気味な女の姿が・・・
   
 1期後半は仕込み的なところがあり、なかなか話は進みませんでしたが、2期に
 入ってアクセル全開!!観ていて非常に面白いです。
 こういうのを観るとやっぱり「連続2クール」でやって欲しいとつくづく思い
 ますね。
 作品の核心に触れ「2人の恋物語」からますます目が離せなくなりましたし、
 「指定付喪神」もめっちゃ気になる、これは予想以上の作品となるかも。{/netabare}

・第3話:まだ3話なのにこんなの飛ばして大丈夫?!(褒め言葉)
 {netabare}・Aパートは「百人一首同好会」の暗躍w
  ・ばたんと親友の夏希、恵が所属するのが大学の百人一首同好会。
   「男手がいる」と兵馬を呼び出すと、ぼたんを授業に出席させ、その間に
   同好会員全員で兵馬に迫ります。
   兵馬には逃げられましたが、「あの2人をくっつけるぞ!!」と結束を固
   める彼女たちwww
  ・グダグダ感は拭えなかったですが、兵馬とぼたんの2人のシーンを描いて
   も「業務連絡」みたいな会話しかしそうにないので、周りから恋愛感を
   盛り上げていくという描き方は、作品としては正解かなと感じましたね。
   まあ本当に「2人のため」なのか「野次馬根性」なのか微妙なところもあ
   りますが、今後の彼女たちの奮闘に期待w

 ・Bパートではついに唐傘の付喪神が牙をむきます。
  ・ばたんと夏希、恵を自らの結界に閉じ込めると、ぼたんを調べ、内に宿す
   「稀人」を覚醒させるために、夏希、恵に危害を加えようとします。
  ・そこへ結界を破り兵馬が参上!!一緒にきた「雅楽寮」の吹枝に彼女たち
   の護りを任せると、兵馬は臨戦態勢に・・・
  ・唐傘の付喪神曰く「私たちが必ずあなたを解き放ってあげます・・・主様」
   ということで
   ・唐傘の付喪神陣営は複数人いる模様
   ・そしてぼたんに宿る「稀人」は、彼らにとって王的な重要な存在
   そういえば1期で「大具足・挂」が「唐傘の付喪神が動きだした原因は、
   ぼたんにある」と言ってたな。
 
 Aパートで、1期の兵馬の言葉「自分はぼたんを守り通す」に対するほたんの返答
 が「『守る』はどこから来たのさー?!」と混乱をみせた様が描かれてました。
 そこにきて、Bパートのこの流れ!これでぼたんは「守る」の意味を理解したで
 しょう。
 → これ、ぼたんに一気に恋愛フラグが立ちそうやん!!
 まだ3話なのにこんなに飛ばして大丈夫か?!って位面白いなw
 ただ折角の兵馬登場のシーンの作画がちょっと・・・見せ場だけにもう一頑張り
 して欲しかった。
 そこだけは惜しかったが、ここまで予想以上の展開で今後も楽しみです。{/netabare}

・第4話:思った以上にいろいろと構想が練られている
 {netabare}・前回唐傘の付喪神の結界を破り、ぼたんたちを助けに入った兵馬。
  ここに匣以外の長月家・付喪神と雅楽寮も集結し、大立ち回りを繰り広げた
  末、どうにか女の唐傘の付喪神の封印には成功した模様。
  (この唐傘は雅楽寮預かりに)
 ・しかし唐傘の付喪神の真の狙いは、長月家で一人留守を預かる匣だった。
  匣は普段から
  ・屋敷への結界
  ・ぼたんの心身への結界(彼女に宿る「稀人」が表に出ないよう)
  とまさに「守りの要」だったのだ!
 ・とりあえず京都塞眼「門守家」の元に身を寄せることになった長月家一同。
  ・匣はとりあえず無事な模様
   ・死の直前に自らの魂を器に封じ込めた(疑似封印状態)
   ・その器も破損しているが、その器を修復すればまた復活できるがそれが
    いつになるかは不明。
  ・今までは匣の結界のおかげで比較的自由を与えられていたぼたんですが、
   匣がいない今、それなりに「制限」と「干渉」が激しくなる模様
   
 >これ、ぼたんに一気に恋愛フラグが立ちそうやん!!
 前回お気楽にこう書いていましたが、それどころじゃなくなりましたね。
 (現在ぼたんは気を失い、門守家で療養中)
 ・唐傘の付喪神の挑発に乗り、守ることよりも唐傘の付喪神を倒すことしか考
  えられなくなっていたことを省みる兵馬
 ・「制限」は受け入れるが「干渉」は内容次第では、と異を唱える長月家・付
   喪神
   → そちらの出方次第では敵に回ることもあると釘を刺してきた門守家
 いやー恋愛模様だけでなく「妖」も方もしっかり話に深みが出てきて、予想を
 上回る展開になってきました!!
 そして上述の通り落ち込む兵馬に「そんなことはない!」と自分を守ってくれ
 たことをきちんと理解しているぼたん。目が覚めると兵馬に対する思いに変化
 が出てくるのかこちらも楽しみです。{/netabare}

・第5話:兵馬の成長を改めて振り返る、今回も良回
 {netabare}>・ぼたんとの恋愛模様
 >・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
 >・兵馬の人間としての成長 (後半伸び悩み)
 2期開始時に挙げた見所で、上述2つは結構描写が多かったですが、今回
 はここまでの兵馬の成長を振り返るという感じでしたね。
 ・兵馬自身は唐傘の付喪神の挑発に乗り、自分を見失ったことを反省して
  いましたが、周りの評価は
  ・今までなら唐傘の付喪神を倒すことに気を取られ、一も二もなく飛び
   出したところを、きちんとぼたんの安全を最優先に行動していた。
  ・そして力をつけたい理由も憎しみ(付喪神を封殺)から、愛する者を
   守るために変化してきている。
  京都に来て、着実に変わってきていると好意的に見ているようです。
 ・そのこともあり兵馬の父は、
  ・今まで憎しみを忘れないように、亡き兄と姉の「引手」で戦っていた。
   → 今こそ本来の力を引き出すために、自分の「引手」を使う時では?
  とアドバイス。
  兵馬も自分と向き合う覚悟をして、自分の「引手」を封印を解きます。
  ブランクが長すぎたため、使いこなせるようになるまで時間が必要なよう
  ですが、パワーアップした兵馬が見られるのか今後が楽しみです。

 >匣がいない今、それなりに「制限」と「干渉」が激しくなる模様
  ・ぼたんについては京都塞眼「門守家」に軟禁状態(大学も暫く休学)
  ・「婚礼調度の付喪神」については「八衢家」からの呼び出し
  ここで塞眼界について少し語られます。
  ・御三家を頂点にした組織体制の模様
   ・岐家 → 管理下に「婚礼調度の付喪神」
   ・辻家 → 管理下に「大具足の付喪神」
   ・八衢家 → 管理下に「雅楽寮の付喪神」
  という構図になっているようです。
  ぼたんを置いて呼び出しに応じることに難色を示していた「婚礼調度の付
  喪神」達でしたが、「八衢家」が「雅楽寮」を護衛によこしたことで渋々
  呼び出しに応じることに。
  ぼたんについてはその特殊な存在ゆえ表向きの「危険」という以外にも、
  御三家の思惑なんかも絡んできそうで「八衢家」のことがどの位描かれる
  のか今後に注目ですね。

 >目が覚めると兵馬に対する思いに変化が出てくるのか
  目覚め後のぼたんと兵馬のコンタクトもありました!
  さすがに「即落ち」とはいきませんでしたが、ぼたんの根深い問題「人間
  不信」については、明らかに以前より兵馬に心を許したとみれる描写がな
  され、今後の進展を期待させる良い流れだったと思います。

 ここまでアクセル全開だっただけに、一休み的なところもありましたが、
 ・兵馬のここまでの成長と今後の進む道。
 ・ぼたんをとりまく複雑な環境。
 といったものを再整理して、しっかり本作の世界観を提示した良回だったと
 思います。{/netabare}

・第6話:いいと思うのだが、イマイチ人気ないのかな
 {netabare}・今のお前はぼたんを託すに値する存在か?
  拳で語り合う「薙×兵馬」。
  演出としては古いですが、2人のキャラを活かしたいいシーンでした。
 ・「ここまでロック魂を持っていたとはなあ」
  一方「門守家」での軟禁生活が始まったぼたん。その特殊さゆえに周りか
  ら「異端の者」という厳しい目を向けられるわけですが・・・
  自らお手伝いを志願等積極的に交わりをもつぼたん。
  その思い切った行動力に「雅楽寮」も大絶賛!!
  ・単にぼたんの成長を描いただけでなく
  ・その踏み出す勇気をくれたのが「兵馬の生き様」
   → ぼたんの中で「兵馬の存在がどんどん大きくなっていく」という心
     の変化にまで触れたこちらも◎

 2期はどの回もよく出来ていて、本当に面白いんだけどなあ。
 イマイチ人気ない感じなんだよな。
 ・全体に古臭さがあり、主人公の武器も引手とか地味で映像映えしない?!
 ・やっぱ作画にもうひと踏ん張りほしい。
 まあ私自身も2期始まった時は、そんなに期待してなかったですしね。
 ここまで化けるとは思ってなかったなあ。何だかんだいいつつ今期一番楽し
 みにしている作品かも。
 で、5,6話で兵馬やぼたんの成長等を描きつつも、ラストは「八衢家」の呼
 び出しに応じ東京へ向か合っている「婚礼調度の付喪神」を襲撃する「唐傘
 の付喪神」が・・・
 またこの機にぼたんを狙う輩も出没しているようで、次週はまた激しい展開
 となりそうな感じですね。{/netabare}

・第7話:これはロックな生き方なのか?!
 {netabare}5,6話は兵馬やぼたんの人物描写メインでしたが、物語が動き出しましたね。
 ・「八衢家」の呼び出しに応じ東京へ向か合っている「婚礼調度の付喪神」
  を襲撃する「唐傘の付喪神」。
  「唐傘の付喪神」はこちらに3人と全部で4人いる模様。
  強力な結界内に「婚礼調度の付喪神」と封じると、彼らは身動きできない
  模様。
 ・京都では野良の付喪神が大量発生で、「門守家」の塞眼達はその対応に追
  われ、そのため「門守家」本部は手薄になります。
 ・その隙をついて、ぼたん強奪を狙い敵の本隊が・・・
  その首謀者は「雅楽寮」だった!!
  で、「雅楽寮」に以前封印された女の「唐傘の付喪神」も復活しており、
  ここに合流とまさに絶対絶命のピンチ!!
  (「雅楽寮」とは最初からグルだった)
 
 ・首謀者の「雅楽寮」は、
  「ぼたんを大人しく引き渡せば、事を構えるつもりはない。」
  と交渉を持ちかけますが、兵馬も「門守家当主」も他の塞眼達も「No!!」
  と、ぼたんのために戦う姿勢をみせる展開が熱いです!!
  特に「門守家当主」の大樹は、普段は狸親父で油断ならない存在ですが
  ・ぼたんは「人間」である以上「人外の脅威」から守る義務がある。
  ・このような手段を取る輩にぼたんを悪用される恐れがある。
  「ぼたんを守ることは、門守家の総意である」とピシャリと言い放ちます。
  「さっくん」という謎の(京都塞眼)マスコットグッズで一山当てようと
  ズレたところも、これで許しますw

 ・で、首謀者が「雅楽寮」ということは、黒幕は「八衢家」でしょうか。
  ・ぼたんについては塞眼界でも見解が分かれており、排除や悪用目的等で
   暗躍するのは理解できる。
  ・でも「唐傘の付喪神」と手を組むってどういうこと?!
   → ここについてどう説明をつけるのか?
  ちょっとこの点が引っ掛かりますね。
  (まあ「部下が勝手に暴走した」というトカゲの尻尾切りで煙に巻かれる
   可能性もありますが)
  またこの関係はいつからというものあり、1話で書いた
  >「唐傘の付喪神」のバックには、術師のような存在がついている描写
  >(兵馬の兄・姉はその者が張った「術返しの陣」に誘いこまれた模様)
  実はこの頃からズブズブの関係だったとかなら、中々の外道っぷりで逆
  に清々しい感じもしますがwww
  ただ尺の都合もあり「八衢家」についてはどの位明かされるか、ちょっと
  不透明な部分もありますね。

 「雅楽寮」のまさかの裏切りで、事態は大きく動きましたね。
  ・所詮はご主人さまの「犬」で、こんなのロックな生き方じゃない!!
  ・私情を捨て、大義(?)のためにプロの仕事に徹するのがロックな生き方。
 今回は「門守家当主」の大樹が、一番ロック魂を見せつけたって感じでしょうかw{/netabare} 

・第8-9話:椿さん「ベルセルク」と化すも・・・
 {netabare}「雅楽寮」の策略で「門守家」の塞眼達も分断され、兵馬とぼたんは「雅楽寮」
 爪弾と「唐傘の付喪神」時雨に狙われ絶対絶命のピンチに・・・
 ・「ベルセルク」椿さん降臨
  ここに現れたのが「門守家の秘蔵っ子」椿さん。有事に際しいろいろ根回し
  してたようで、登場が遅れたようです。
  椿さんは「塞眼の責務」というより、己の快楽のために恍惚の表情を浮かべ
  ながら2匹の付喪神を圧倒していきます。
  この狂戦士(ベルセルク)ぶりがなかなかグッときます!

 ・「雅楽寮」の狙い
  爪弾よりぼたんを狙う目的が明かされる。
  ・「雅楽寮」の行動原理は「自分たちの音楽をより多くの者に聴かせたい」
   という衝動に基づく。
  ・ぼたんは現世と常世の境目に立つぼたんは、その両世界の扉を開ける「鍵」
   のような存在。
  ・この両世界を繋ぎ混沌状態を作り出し、より多くのギャラリ―が集まった
   中で自分たちの音楽を聴かせることが彼らの狙い。
   それがロックな生き様だと!!
  え―――――っ、これで納得しろと?!
  黒幕の「八衢家」(「婚礼調度の付喪神」を呼び出している時点で無関係で
  はないでしょう)の真の狙いを悟らせないフェイクの可能性もありますが、
  この大騒動の理由がコレだとすると、なんだかなあって感じですね(๑╯ﻌ╰๑)

 ・形勢逆転 → ぼたんの中の「稀人」が目覚めるのか?!
  椿さんの見事な狂いっぷりに戦況は有利かと思いきや、ここに他の「門守家」
  の塞眼達を倒してきた「雅楽寮」吹枝・鼓が合流、更に「婚礼調度の付喪神」
  を結界に閉じ込める任務を終えた3匹の「唐傘の付喪神」も登場と形勢は一気
  に逆転。ちなみに「唐傘の付喪神」4匹は
  → 凩・吹雪・天日・時雨とのこと。(この中に兵馬の仇がいる模様)
  わざと兵馬と椿を痛めつける様を見せることで、ぼたんの心に揺らぎを与え
  覚醒を促すという策略に、ついにぼたんの中の「稀人」が・・・

 ここ2話は戦闘シーンがメインでしたが、そんな中でも
 ・ぼたんの「(守り通すと言った)兵馬を信じる」絆の物語
 ・ついに「仇の付喪神」が現れても、我を忘れず「ぼたんを守る」ことに専念
  してる兵馬の成長
 等意外と細部もしっかりしていたのは高評価でしたね。
 ただ「雅楽寮」のよくわからん狙いは、どう受け止めたらいいんや?!
 それに門守家当主の大樹、お前も負けたんか・・・
 そして折角の見せ場の戦闘シーンの作画がやっぱり弱いんかなあ。
 
 この逆境からどんな逆転劇を描いていくのか、次回を刮目して待て!{/netabare}

・第10話:さあ役者はそろった!
 {netabare}・ぼたんの内に宿る「現人神」がついに覚醒
  その力は強力で、 
  ・付喪神たちは顔を上げることすらかなわず、跪いたまま動けない。
  ・大樹との一戦で傷ついた「雅楽寮」鼓を「見苦しいので廃棄」とあっ
   さりと葬る。
  ・「何かの目的で顕現させたらしいが、思い上がるな!私がどうあるか
    は私自身が決める」
   ぼたんの成長とともに「現人神」の人格も強く形成されているようで
   「雅楽寮」たちも制御できないようです(誤算だった)。
 ・「誰がこやつを止めらるものか・・・」
  その時立ち上がったのが、やはり兵馬!!「彼女を返してくれ。」
  そしてぼたんの心の声を聴くと、ついにぼたんを抱きしめます!!
  更に叫びます。「意地を見せてみろ!婚礼調度!!」
  ・疑似封印中だった匣が復活!
   → 彼の力で「現人神」を封印、ぼたんが帰ってくる。
  ・唐傘の封印から他の婚礼調度も脱出、ここに勢ぞろい。
 ・唐傘で顔を隠していましたが、付喪神の1匹「天日」の顔が晒される。
  → 兵馬の兄・隼人の顔!!(体を奪っていた模様)
   → 兵馬の仇は天日の模様。
 
 「婚礼調度の付喪神」も封印から脱出、「漢の約束」を果たした兵馬と薙
 のやりとりが、ベタですが少年誌漫画っぽく熱いです!
 やっぱこのコンビ最高だわ!!
 それに兵馬の仇も天日だとわかり、本当に展開が熱いです!!
 そして兵馬もついに自然な形でぼたんを抱きしめるという・・・
 こちらもバトル終了後の進展が楽しみです。
 さあ役者はそろいました。ラストに向けてどんな物語をみせてくれるのか。
 次回も期待大!!{/netabare} 

・第11-12話:一応一区切りついたということでいいのか?!
 {netabare}・婚礼調度の付喪神VS雅楽寮(爪弾・吹枝)
  ・雅楽寮の攻撃も復活した匣がシャットアウト。さすが守りの要です。
   婚礼調度の連携プレイで雅楽寮を封殺!!
  ・「苦境の中、己の意地を通そうとしたお主こそがロックじゃった。」
   と兵馬に賛辞の言葉を贈り、散っていた雅楽寮。
  敵ながら最後まで憎めない奴らでしたね。

 ・兵馬VS唐傘の付喪神(天日)
  ・婚礼丁度たちの激を受け、(憎しみではなく)ぼたんを守り通すために
   戦うと宣言した兵馬。兵馬の成長が感じられますね。
  ・引き手の力を引き出し、渾身の一撃を放つも封殺しきれず。
  ・そこへ当主・大樹を始め門守家一門が駆けつける。しかも「大具足・挂」
   までスタンバイの模様。
   → 唐傘の付喪神まさかの撤退www
  え————っ、今期で決着付くんやないんかい!!

 ・門守家恒例の慰労会他
  ・2日間眠っていた兵馬が目覚め、舞台は門守家恒例の慰労会へw
   → 主役は兵馬だと思ったら、匣だったというwww 
  ・今までは唐傘の付喪神を倒すことは、自分1人の問題だと思っていた兵馬
   ですが、これまでの戦いを経ていろいろ気づきがあったようで・・・
   決意を新たにする兵馬。
  ・後日ぼたんは親友の夏希、恵とお茶会。相変わらずの野次馬ぶりですw
   そこに傘を忘れたので兵馬が迎えにきますが、相変わらずもどかしい距離
   間です。
   でも最後はぼたんの方から手を取って・・・

  最初に挙げた(3つのポイント)
  ・ぼたんとの恋愛模様
   → 目に見える成果はなかった。それでも
    → 兵馬:ぼたんを守り通すという意味を改めて理解
         (そこに恋愛感情があるかは不明だがw)
    → ぼたん:人間不信からは前進。兵馬の存在は確実に大きくなった。
  ・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
   → 仇の名は「天日」と判明。彼の強さも知った。
     (兵馬の戦いはこれからだ!)
  ・兵馬の人間としての成長
   → 戦う理由が憎しみ(付喪神を封殺)から、愛する者を守るために変化。
   → 自分と向き合う覚悟をして、自分の「引手」を封印を解いた。
   → 今までは自分1人の戦いだと思っていたが、仲間の存在等1人じゃない
     ことに気づいた。
  ということで、兵馬の人間的成長以外は、決着付かずで余韻を残す終わり方に
  なりましたね。
  まあ丁度一区切りといえば一区切りなところではありますが・・・{/netabare}

(最 終)
(1期後半のテンポの悪さに比べ)2期は始めからアクセル全開という非常に面白
い展開が続き、「2期で完結するんじゃない?!」という期待大でしたが、そうは
いきませんでしたね。
しかも1話冒頭のナレーションで
「これは付喪神に彩られた2人の恋物語」
と、ぶっ込んできたにも関わらず、この進捗状況はちと期待ハズレかなっと。
でも2人のキャラを考慮すると、ここまでの歩みだけでも十分と言えるのかも。
個人的には恋愛の部分だけでも、もう1話入れてアニオリエンドでもよかったの
では?と思いますが、最近はアニオリエンドへの風当たりが強いとも聞きますしw
(まさかの3期を考えてるとか?!)
総評としては
・作画(特に戦闘シーン)はいろいろ残念だったが
・兵馬の人間的成長は魅力的に描かれていた。
・2人の恋愛・結婚に、物語の上で大きな意味を持たせた作りは◎
 (これがあっただけに、2人の恋愛にはもう一声といいたいが・・・)
・「兵馬×薙」のベタな少年誌漫画っぽい熱さも◎
・雅楽寮や門守家一門のキャラも結構好きだった。
で、何やかんやと今期一番楽しめた作品でしたかね。
(正直視聴前はここまで化けるとは思っていなかったw)

投稿 : 2025/01/25
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

交差する、憎しみと誓い。激動の第二章、開幕。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
TVアニメ第1期の時は、みゆきちボイスが心地良くて少しおざなりにしてしまいましたが、ヒロインの長月ぼたん役を、「NEW GAME!」で主人公である涼風青葉を演じた高田憂希さん、婚礼調度の結を麗奈ちゃん、そして門守 椿役をさおりんが演じているんですよね。

最近、さおりんの演技が気になって仕方ありません。
と言っても、ストライク・ザ・ブラッドでラ・フォリア役を演じた時から接点はあったのですが、その当時は声優さんの事を良く知らなかったので、声優さんにまで思考が至りませんでした。
だから、レビューを書く際に声優さんもサラッとググるのですが、過去にどんな作品を演じているかは、毎回チェックしています。
点と点が線で繋がる瞬間がメッチャ気持ち良いので…^^;

って、すっかり脱線してしまいました。


歳を経た器物は、やがて“心”を宿し、
付喪神となる──
塞神より力を授かり付喪神と対話し、
常世へ還す生業──“塞眼”。

塞眼御三家の一つ・岐家の次期当主、
岐兵馬は大切なヒトを奪われ付喪神を憎悪する。

千年の都、京都で暮らす
長月家の当主、長月ぼたんは”家族”として
愛する六人の付喪神と共棲する。

過去に囚われ、力ずくで付喪神を
封殺し続ける兵馬に、祖父造兵は
「彼らの声を聞き、導くこと」を指し示す。

祖父が出す条件は今一度、
付喪神を見極めるために
居候として長月家で家族と共に過ごすこと。

付喪神へ正反対の想いを抱く兵馬とぼたん。
二人は出逢い、一つ屋根の下で暮らすこととなる。

人と付喪神。縁を紡ぐ付喪ノ語り。


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

TVアニメ第1期を視聴した際、主人公である岐兵馬には正直色々思うところはありましたが、今ではそんな思いもどこへやら…

兵馬がぼたんを守ると誓ったのは、これからの何よりの最優先事項…
これが如実に感じられる展開だったと思います。
そう、忌み嫌うことを原動力にするのではなく、プラス思考を推進力にしているので見ていて実に気持ち良い…

この様に兵馬が変わると、前々から兆候はありましたが婚礼調度の存在がどんどん大きくなっていくんです。
ぼたんを守るというこの1点にかけて、この第2期の婚礼調度の格好良さは半端ありません。

徐々に歯車が噛み合ってきました。
きっと敵はまだまだ強大で、現状の兵馬と婚礼調度の全力全開でも、全然届かないのかもしれません。
それでも兵馬の本懐が遂げられるのを願ってやみません。
兵馬、ぼたん…本当に良かったね。
というエンディングがアニメで視聴できるのを期待しています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、メガテラ・ゼロさんによる「誰が為」
エンディングテーマは、田所あずささんによる「プライベート・ルーム」

1クール全12話の物語でした。
wikiをチラ見して気付いたのですが、原作は全16巻で完結しているようです。
ということは、物語のラストまでアニメで描くこともできる、ということですよね。
続編、制作されたら絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 8

68.2 117 2023年度アニメランキング117位
吸血鬼すぐ死ぬ2(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (79)
299人が棚に入れました
シンヨコナイトリターンズ! ひょんなことからコンビを組むことになった吸血鬼退治人(バンパイアハンター)ロナルドと超絶ザコ吸血鬼ドラルク、そして、愛すべきアルマジロのジョン。 夜な夜な繰り広げられるギャグラッシュにオータム書店の新たな刺客が参戦し、おなじみのバカと変態たちも大暴れ、ドラルクは変わらず塵と化す! トンデモ吸血鬼蔓延る新横浜の平和と秩序を守れるのか、ロナルド?!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

吸血鬼すぐふざける

【感想】
1期そのままのノリでキャラどんどん増えてより賑やかになった2期
ずーっとくだらないことばかりやって最初から最後までボケ倒す良作ギャグアニメで期待通り面白かった

中身のある話なんてありません
全然笑えないつまらないネタもあるし、下ネタひどいし、くっだらないけど気楽に見れて気軽に楽しめる良いアニメです!

このアニメの素晴らしいところは、別に見なくてもいいし、話飛ばしていきなり5話くらいから見てもいいし、家事でもしながらてきとーに流してもいいところ
ながら見くらいがちょうどいいアニメ

下ネタよりも、時々出てくる気持ち悪い虫とか奇妙な生き物のほうがムリ
食事中の視聴注意!

投稿 : 2025/01/25
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愛すべき、バカ達(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ギャグ系の作品で、2期まで失速せず、むしろ加速していく作品は、あんまりない。

ネタ的には、下ネタがバツグンに面白い。なんか、このアニメ好きっていうと、センス悪いと、思われそうだけど、好きなものは好きだから、仕方がない(笑)

スナーーー。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
んー、書くことないな、バカバカしくて(誉め言葉)w

1番好きな回は、裏新横浜駅の回かな。境界で戻っちゃう隔離空間は、これまで何度も観てきたけど、それを、自分の肉眼でケツを観るために使うとは思わなかった(笑) 天才か(笑)

1期前半の、すぐ死ぬネタで引っ張らず、下ネタやバカバカしいネタにもっていったのは、英断。

いやー、普通に笑ったわ(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
♥ : 6

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ストーリーが△

キャラ設定や過去シーンなどはいいが
話数が進むごとにネタが尽きた感がある。
最終話のジョンがヌしか喋ってないのにテロップが出てきて
ジョン語が伝わるのもなぜなのか
最初からそうであれば問題はなかった。
最終話だけ、なぜ出てきた?テロップ…
最終話は、全てやり切ったのか
後半ずっと、ドラルクとジョンとロナルドの
アフタートークで何故か終わり側
いきなりダンスを始めてエンディング…
理解に苦しんだ。

全体的に作画は良く
ストーリーも最初はよかったが
後半からネタが尽きたようにみえた。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 1

68.1 120 2023年度アニメランキング120位
アンデッドアンラック(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (136)
488人が棚に入れました
くるよ、不運が。 いいね!最高だ!! 触れた人々に不幸な事故をもたらす不運“アンラック”な少女・風子。 その特異な体質から一度は死を覚悟した風子の前に、絶対に死ねない不死の体を持つ“アンデッド”のアンディが現れる。 彼は風子の力で“本当の死”を得るため、彼女と行動を共にすることに。 しかし、アンディと風子のような異能の力を持つ【否定者】を狙う謎の組織“ユニオン”が2人の前に現れる。 これは、二人が最高の死を見つけるお話。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

緻密なストーリーに深いテーマ…それ故に頭を使ってしまう。

2クール目のレビュー

 運命論、神、死、魂、世界、恋愛…そういったテーマをかなり緻密な設定で、構成をある程度計算しつつ描いたのだろうな、というのは分かります。SF的な作り込み、若者…少年に対する強烈なメッセージ性を感じました。ただ、それが複雑すぎて「面白さ」の計算を間違えている気がします。

 この話は多分文章で読んだほうが頭に入る話です。描きたいことの情報量とアニメが表現できる密度が見合っていません。多分、マンガ版はもう少しましかもしれませんが、似たようなモノでしょう。読み取り手の内容の消化がついてこれなくて、咀嚼・思考する時間が必要になってしまいます。

{netabare} タイムリープとマンガ家要素は1話で予想した通りでしたが、風子=アンノウンは間違いました。ですが、冒頭から作品の構造を仕込んでいたのはわかりました。やはり星を知らないという部分がSF的には痺れましたね。世界観と神をSF的に扱ったのは、原作者の造形の深さも感じます。{/netabare}

 映画であればそれをオカズに何日も楽しめるのですが、2クールアニメでしかも完結できない状態では、エンタメとして正直受け取り手に負担を強いることになります。そして、本作の面白さはその負担を引き受けることで初めてわかる深さですから、作品として成立していないのでは?と思います。緻密さ、設定、テーマをもう少しライトにしていれば評価がもう少し違った気がします。

 コミック版を読んで何度も咀嚼した人ならアニメを楽しめる要素はあるでしょう。作画は素晴らしかったと思います。ですが、何度も咀嚼しているだけに、すべて見るのは辛いのではないでしょうか。

 チェンソーマン(コミック版)と対をなすようなテーマ性でしたが、チェンソーマンがスタイリッシュ、ダークヒーロ―、バトル要素、ファンタジー、青年誌的なものと相性が良かったのに対し、本作は、泥臭い、ヒーロー、考察、ST、少年誌的なものと相性に問題があった気がします。

 また、テーマも感心がある人ならもっと深く日頃考えているでしょうし、感心が無い人はストーリーから拾えないということも言えるかもしれません。それと考察の習慣がある人じゃないと、ストーリーが読み取れない可能性すらあります。

 レベルが高いだけにエンタメとしての調整をミスった、という印象の作品でした。

 評価は1クール目よりさらに話が理屈になってきたので、少し落とします。作画は素晴らしかったです。
 ただ、評価は4.1を付けましたが、楽しめたか?と言われると主観的には70点…いかないかも…という感じかな。



1クール目のレビュー

 冒頭の「君に伝われ」のクオリティとその如何にも伏線的な安野雲「アンノウン」という作者名。3分ちょっと過ぎから数秒間たっぷり本の背表紙を見せていました。風子の「フー who」に対して「アンノウン unknown」ですからリープものって3分ちょっとでわかるのがすごいなあ…というところに惹かれて見始めた本作。

 作画も良いしテーマ的に「不」という「否定」の話で、ループによる世界の改変ですから奥行を感じます。また誰にも触れられない少女というのもいいじゃないですか。それと「星が無い世界」というSF的な仕込みにもかなり痺れました。

 話がちょっとゴチャゴチャしていて分かりづらい面もありますが、かなり凝った話だと思います。アニメとして読解力が求められるのがちょっと辛いのかな?と思わなくはないですが、少年マンガということで丁寧に見ればわかるでしょう。そして、ちょっと深掘りすると面白い仕込みがありそうです。
 ゾンビ先生の結婚の話も良かったし…話としてもいいですが結婚というものの人生における意味もちょっと感じました。

 逆に少年マンガ的すぎて辛いところもなくはないですが、話の続きが気になる作品でした。
 アンテッドの胸の1865って解説ありましたっけ?ちょっとなんかありそうですよね。西暦ならリンカーンの奴隷解放が有名ですけど…なんでしょうね?

 2期…というより分割2クールなのかな?発表があるのはいいですね。最近増えてきている気がします。
 2クール、2期の定義がわかりませんが、1期の時点で発表があって半年程度の間なら2クールでいいんでしょう。

 思ったより奥行と仕込みがある作品でした。2クール目も見ると思います。

 完結してないので話は低めにつけますが、キャラの作り方は上手かったです。作画はよかったですねえ…特に1話とか4話のジーナの最後の方とか素晴らしかったです。





以下 視聴時のレビューです。

1話 話もいいけど作画の身体性…お〇ぱいがなかなかです。

{netabare} 冒頭の作品内作品の「君に伝われ」の作画と雰囲気がものすごく良くて、騙されました。ですが、ジャンプ的少年マンガっぽい雰囲気はあるものの掴みは悪くなかったです。

 で、アンテッドとアンラッキーという2つの人物が…という話ですからテーマ的には既存の何かになるんでしょうけど、感心したのが身体性ですね。別に男の全裸なんて見たくないですが、ヒロインの身体が妙に艶めかしくてデフォルメされた少年マンガ的エロスとは違う何かを感じます(特におっぱいの重量感に注目)。
 動きもいいんですよね。コミカルで荒唐無稽な動きですが、ちゃんと迫力ある動き、構図になっています。結構贅沢な造りなのではないかと思います。

 EDのクレジットを見ると、総作画監督、キーアニメーター、メインアニメーターと作画を管理・主導すると思われる人だけで重複なしで6人いました。作画の水準は相当高いと思われますし、絵に携わるスタッフの分厚さに期待がもてます。

 テーマにも興味がありますが、少年マンガということを忘れずに見ればエンタメとして面白いのでは?と思います。何より、作画がいいのでそれだけでも楽しみそうです。

 なお「君に伝われ」の作者が安野雲で、あんのくも、かと思って見てましたが、考えてみれば「アンノウン」ですね。不明と言う意味です。で「アン」=UNで「ウン」はラッキーですから、アンラッキー、つまりヒロインの事です。ダブルミーニングの意味は?ものすごく大雑把に想像するとひょっとして未来の本人とか?出雲の「雲」の字も重なりますし。風子のふうはフー、つまりWHOで誰?なので、アンノウンに対応しますし。 {/netabare}


8話 チェンソーマン?SF設定と不=力という世界観が面白い。

{netabare} 3話の絵の話で月の周りに描いているキラキラしているもの=「星」でちょっと「ゾクッ」と来ました。これで本作はある種のSF的なものだということがはっきりします。我々の生きている世界とはズレているということですね。そして、やっぱり風子は星を見たことがあって、それを無意識に描いたのでしょう。タイムリープとか世界を跳躍するような能力があるのでは?と推察されます。

 もちろん、そこで出てくるUFOとかあるので、見ている側の世界観は混乱しますが5話くらいになるとかなり輪郭が見えてきます。
 
 全員「不」という力を持っています。つまり、否定ですね。何かを否定する力によって、何かのミッションを行いそしてできなければ罰ゲームでルールを変えられる。

 これって「チェンソーマン」の悪魔の設定とかなり似ている気がします。
 貧困と性欲に喘いでいたデンジと人の恐怖が力になる世界。風子の人と触れ合えない設定と「不」という否定が力という世界。別に類似しているのはいいんです。それが時代の雰囲気です。つまり、本作も理不尽な世の中のアナロジーですね。

 どちらが優れているかはわかりませんが、今期作品の「はめつのおうこく」も現代日本の負の面のアナロジーのような感じがあります。そういう作品は見ていて考えるのがちょっと辛いですが、問題意識を持つのはいいことだと思います。

 しかし、このアニメ、独特というか妙な綺麗さがあります。背景というか小物のCGはそれほど魅力的でもないんですけど、色合いとか人物ですね。これはなかなかのクオリティです。OPEDはその一段上を行きます。レベルの高い作画はアニメを見る喜びなので、その点の評価は高いです。{/netabare}



11話 「不」「君に伝われ」SFと謎で面白い作品ですが、読み取りづらいのかな?


{netabare} 星が生まれましたね。現在の地球に近づいている=今の世界は地獄ということでしょうか。世界観と設定の壮大さはいですね。

 それが「不」という能力と係わってどういうテーマ性が見えるかです。パラレルワールドの変形といってもいいですが、やっぱりチェンソーマン的な意味合いが強い感じです。

 最大の仕掛けであろう「君に伝われ」の素性がまだ全然でてこないのが気になります。SF設定や世界改変があるので1話であれだけ大げさに見せた以上、絶対あとで関わってくると思うのですが…
 風子が過去から来ているのかわかりませんが、風子自身が世界を変えるということになるのでしょう。

 終わるのか?と思ってたら2クールらしいですね。薬屋もそうですけど、こういう深夜帯の作品で2クールが増えるのはうれしいです。
 ただ、本作アニメは話題になってない…みたいですね。本作が何のジャンルだかはっきりしないのが原因なのか、話を追えないのか…原作はそれなりに人気があるみたいですので、アニメはプロモーションが足りてないのでしょうか?

 少年マンガ的なテイストなのは仕方ないですけど、内容とターゲットが合っていない気がします。特に深夜アニメだと誰向け?感があります。{/netabare}

 




 

投稿 : 2025/01/25
♥ : 13

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Supreme

ジャンプアニメ水準の高クオリティ。連続2クール。
オラオラ男子と陰キャ女子の超人バトル。

本領はアンノウン登場から。

壮大な時間軸の中で展開されるラブストーリー。風子の体が妙に生々しいのは生の強調か。トンデモ設定の怒涛の展開が楽しく、ジャンプアニメに相応しい隙のない品質。アンディが漢前すぎて女性ファンが多いのも納得。そのかわり少年誌マナーのバトルごっこの真似しやすさを完全に捨てている。序盤のトンデモロジックバトルも普通に楽しいのだが、後半のオータム編は長年積み上げてきたもののある大人にこそ刺さりそう。今の若い読者も大人になって見返せば何か感じるものがあるのではと思う。

OPEDはタイアップ感が出てきた。初期の方が好みだった。

24
やべえなこれ。

内容的に青年誌でやっても良かったような気もするが重たくなってしまうから少年誌レベルのほうが肌触りがいいのかも。イケメンアニメにしたほうがグッズは売れそうだが、このいかにも少年マンガな画風を押し通したのもまた本作のテーマに沿ってて実にグレイト。少年マンガのご都合ロジックでないとこの疾走感は出せないのだが、見た目で損してると思う気もするトレードオフ。最初はそこまでか?とも思ったがファンがやたらと熱狂的なのも納得。

2期はよ。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 3

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

世界を書き換える物語

またとんでもないアニメが始まった。
過去にもいろんなアニメが出てきたが、
このアニメのつかみは衝撃的だ。
不死の人間が再生能力を生かして暴れまくる。
不幸をまとった少女と共に、不条理な世界に挑戦する。
否定者と呼ばれる特殊能力者の組織に入り、世界の理を知り、打開策を探る。
全編バトル満載のアニメ。
そこに様々な人間ドラマが関係してくる。
アニメはまだ続くので、次も楽しみです。

最高の死って何なんだろう。

3/23追記
否定者狩りをするUNDERという組織も出てきたが、
いよいよユニオンは神殺しを目指すようだ。
これまで散らかってきた物語が一つの方向を目指し始めた気がする。
いや、それにしてもこのアニメ、懐が深いと思う。
この作品の評価したい点は、登場人物の経験、考え方だろう。
みな暗い過去を抱え、それでも何とか生きる希望を探しながら
這い上がってきた者ばかりだ。
だからこそ人の役に立ちたい、世界を救いたいと思うのだろう。
そんな思いが伝わる演出や表現に感動させられます。
アニメとしては物語の途中で終わりとなりましたが、続編あるのでしょうか。
期待したいです。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 4

68.1 120 2023年度アニメランキング120位
シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (72)
238人が棚に入れました
人間が妖精を使役し、砂糖菓子が幸運をもたらすと信じられている世界――。 そこで聖なる砂糖菓子を作る特別な砂糖菓子職人は、“銀砂糖師”と呼ばれていた。 一流の銀砂糖師だった母を亡くした少女・アンは、跡を継いで、自らも銀砂糖師になることを決意する。 そのためには、年に一度開催される王都の品評会で、職人としての腕前を認められなくてはならない。 王都へ向かう途中、アンは護衛として戦士妖精のシャルを雇う。 シャルは戦士としての腕は確かだが、口が悪く、人間を信用しないせいで、アンとの喧嘩が絶えない。 けれど、そんなシャルと旅をするうちに、友達になりたいと願いはじめるアン。 種族や立場の違い、そして、困難な状況を乗り越えながら人間のアンと妖精のシャルが、ともに紡いでいく未来とは――?
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

妖精の羽を得た少女の飛翔

一期はしんどかったけど、最後まで見て良かったです!
もともと1期から絵はすごく綺麗でキャラデザ良くて、世界観も可愛くてすごく好みでしたが
2期になってようやく見たかったものが見れた感じ
スッキリした王道な話に仕上がっていてとても面白かった!

一期は女々しい男モブキャラ達の陰湿な嫌がらせに不快感が強かったけど、2期はアンが苦労したぶん精神的にたくましくなって、{netabare} 今までしてきたことが報われて評価されて充実していく感じがとても良い
苦労してきたからこそ、アンの言葉から真剣さや重みが伝わってくるし、周りも協力する気持ちになるんですよね、そこに説得力があるのが良かった
シャルも1期の時はまだ自分が優先って感じがちょっとあったけど2期になってからアンを守るために戦っている感じがとてもカッコよく、二人が苦難を乗り越えていった中で生まれた信頼関係にほっこりしました
すごいベタなんだけど、やっぱりこういうのに惹かれちゃいます
{/netabare}
今回はわかりやすく夢に向かっていく感じするし、乗り越える壁もしっかり用意されて余計な横やりは少ないし、シャルはカッコいいし終わり方も良くいい気分で視聴を終えることができました
2期だけ見ると{netabare} 都合のいい女の妄想で終わりそうだけど、あれだけ嫌がらせされて苦労した1期があるから、苦労して努力してやっといい想いができて良かったねって思えるんだと思う {/netabare}

夢のあるいいお話をありがとうございました!

投稿 : 2025/01/25
♥ : 11

68.0 122 2023年度アニメランキング122位
ひきこまり吸血姫の悶々(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (172)
626人が棚に入れました
ムルナイト帝国の名門貴族ガンデスブラッド家の令嬢、テラコマリ・ガンデスブラッド。 吸血鬼なのに血が飲めないコマリは、魔法が使えない、運動ができない、背が伸びないという三重苦に悩まされ、3年間の引きこもり生活を送っていた。 しかし、ある日親バカの父がとんでもない就職先を見つけてくる。その名も『七紅天大将軍』! それは本来帝国の猛者しかなれず、3ヶ月に一度のペースで他国に戦争を仕掛け勝利しなければならない超ハードな役職。さらに部下たちは元犯罪者ばかりで将軍に就任したコマリに対して下剋上を狙う気満々......。 絶対に断りたいけど、皇帝直々の任命なので辞めることすら許されない。 本当の実力がバレたら即破滅なこの状況......それでもコマリはハッタリと可愛さを武器に己の任務を遂行する!  「私がこれから為すことはな、単純極まりない覇業だ! すなわち、テラコマリ・ガンデスブラッドは――他の5カ国の大将軍を武力で全員ブチ殺し、ムルナイトの国威を全世界に喧伝してやるのだ!」 最強(!?)吸血姫による歴史に残る快進撃がここに始まる!

こま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

12話最終回感想。こまりん引きこもりたいエンド!

ア〇〇、ア〇〇〇で確認済み。

アニメ観る前にマンガ1巻読んでつまらないとか思ってた。

肌色率が…w
ただあの程度なら深夜帯アニメならふつうに流せそうなのだが。
何がと言われたらあの部分が…としか言えない。気になる人は↑

キャラデザはすごい好み。
とにかく女の子が可愛い癒される。そしてエロい!
ストーリーもただの戦争では無かった!のも良い。

アレだけそんな事言ったらそれはそうなるよねw
そしてアレな目にホントに遭わせることが可能なのか?は気になった。

さて一体幾つの下剋上が起きてしまうのか!?

視聴継続。

4話までの感想。
3話は鬱回。まあ死に戻りあるから色々出来ると思ったら…。
最初の方はギャグみたいな展開で死に戻りしてたからこの落差はキツイ人はキツイと思う。
鬼滅とか観れる人なら大丈夫だとは思うけど、その過程がね。
4話はスッキリ回とも言える…けど最後の方だからなぁ。
そういう理由なら仕方ないね。コレ以外に方法があるとは思えないし。
まさか言ってた事があながち間違いでは無かったとはw

ホント4話は良かった!
ここまでが一区切りっぽいので、これから観たいと思ってる人はここまで観て判断かな?

5話感想。
感想前に一言。ヴィルって名前を聞くとヴィル爺思い出すんだがw

前回よりかは見えてはいないが相変わらず光が無い…。
そして相変わらず愛?と嫉妬が凄まじいw歪んでないかこれw
…まあ分からなくはないがw

父親と7紅天の1人を殺したテロリストを探す事になる。
最初に出て来た人物が怪しく見えるのはいつものやつ。
一緒に行動する事になった人物がまあ怪しい。
顔が見えてたしね。犯人は本当にこの人物なのか!?
褒美がそれで良いのか…。大丈夫かコイツらw
果たしてこまりんは犯人をコロ…捕まえる事が出来るのだろうか?

7話までの感想。
どこかの感想欄では色んな人にヤバい人物扱いされてた。
サクナのアレはアイドルオタのやってる事とそこまで違わないと思う。

個人的にヤバい人物と言えるのはストーカーしたり、部屋にカメラを仕掛けてたり、私物(主に履いてた下着とか髪の毛とか)をコレクションしてたり、私のものにならないなら殺す、一緒に死のう?とかみたいな感じかな。あの子の能力考えると他にも考えられるのがいくつかある。
今後こんな展開あるのかな?
戦争が始まるが相変わらず最弱なので逃げ回る展開なのだが…気が付けば戦場が吹き飛んでいた()
最初に死んだのはあの子なのかな?
そして一体何をするつもりなのかが気になる。

8話感想。
私のママになってよ…。
何も着てない所為で分かりやすいが白過ぎて見えないだと!?

元々歪んでたんじゃなくて後から歪まされたタイプだね今のところ。
能力が能力だから狙われた、ただそれだけ。そこに姉こまりんが巻き込まれた。
間違いなく言えるのはこの子は何も悪くないね。

アステリズムの廻天だと!?厨二心をくすぐられるワードだ…。必殺アステリズムの廻天!
サクニャン真の力解放!!相手を追い詰めるが…。
こまりん覚醒第二弾!相手はもう死んでいる!?
その時の状況に左右される感じか?
…なんでこの子ここにいるんだろう…。どうやって見つけたのw

コレで敵さんに本格的に知られちゃったね。
というか敵さん今回のもだけど何を考えてるんだろうね?

そして最後は…ヤサイセイカツ…!!

9話感想。
水着だからこそ気になってしまうのが水着と体のラインとか色々。

個人的にはエロさが足りないと思ってしまった。特にサクナの。
それでも3人とも水着可愛いエロい、やけにこまりんヴィルの水着のオシリ部分のシワに力入れてるなwとかサクナの血を吸うシーンもエロいとか思ったよw

いくつか気になったのが…。
サクナの後ろ姿の足部分、オシリ(食い込みタイプの水着の可能性もあるから問題無いか?)
胸は良いが前から見た足部分。全体的に可愛さもエロさも感じなかった。
ヴィルの水着上部分が外れるいつものやつなのだけど…無表情で仁王立ちしてたよw

ヴィルとこまりんのコショコショシーンで、こまりんの首紐が消えてたのには笑ったw
そして個人的にちょっと気になったのがヴィルの首紐が大きいリボン型だったのが。
アレはそういう水着で良いのかな?

2人新キャラ登場。接触理由はおそらく前回のこまりんの力を見てだと思うが。
1人目は昔こまりんと会っていて元々力の事を知ってそう。
後ろに黒幕的な人物が。
2人目は見る感じこまりんと似た事情がある感がw
2人からそれぞれ協力を申し込まれるが…。
世界征服と世界平和w

11話感想。
こまりんオムライスで迷う!

前話はキリンが首を回して建物破壊しか書く事がなかったが今回は!
「こまりさんには〇〇〇」を付けてるんです!普段から付けているだと!?
…果たしてヴィルは知っているのだろうか?

話しがシリアスなのに緊張感が無いこまりん!
人為的に烈核解放を獲得する為の人体実験をしている可能性ありと言う話しをしているのだが…

「き〇〇オムライスも良いがハ〇〇〇グオムライスも捨てがたい。」
「決めた!〇の〇オムライスとシ〇〇〇ドオムライスだ!」
2つも食うんかい!

なんと!オムライスで頭がいっぱいで話しを全く聞いていなかった!
アホ毛ぴょこぴょこ可愛い。
サクナも大概だがこのピンクっ子も大丈夫なのか?色んな意味でwおんw…寝てる子も。

「もう朝ですか!?すまないが注文を頼む!」うーんカオス!ダメだコイツら…。

うーん、やはりこの男の顔は気持ち悪かったね!男だけを殺す毒ガス!を男に投げるヴィル!
こまりん大ピンチ!顔が可愛いから◯にしてやるぜ!
助けが来るが助けに来た人達がその後ボロボロに。
そこに誰かが確かにいたんだね…。サクナがすでに◯ていた…。ヒェッ…!

サクナに抱き付くこまりん!ヨダレを垂らすメイド!グヘヘw
なるほどこの子から情報が漏れてたのか。ただ気持ち的には…。
何故か〇〇〇〇だったサクナが来る!?あの場にいた全員かコレ…。
アレは幻覚でも見せられたのか?
そして舐めてピンクっ子覚醒!?この子の血どうなってるんだろう?次回で分かるか。

果たしてこまりん烈核解放孤紅の恤はあるのか!?次回楽しみだなぁ。

12話最終回感想。
ピンクっ子裂核解放!渾身の右ストレート!良いの入ったなぁw
人間のクズ扱いする妹ちゃんw
こまりんの初めては私がいただいた!ヴィルとサクナの反応が分かりやすくて良いね!
私はお姉ちゃんよ!来たー!裂核解放!バターみたいに切れる地面w

こまりん!こまりん!こまりんウォォォォォ!!こまりんブーム到来!

この人達は相変わらずだけど一応助けたこの人はどう思ってるんだろうか?
サルが大量召喚された!
この子は楽しそうだねw

剣を大量召喚するこまりん!裂核解放!解凍金剛?〇〇〇化!…グサッ!なんだと!?
ホント容赦がないw真っ二つでいいのかなw

卑怯とか今更だよなぁ。アレ観てたはずだよね?何で今更驚いてるの?
それとも体験しないと分からない人?
一方的な暴力とはまさにこの事。

月冬姫かな?
毎回抱きついてるなぁwまあ飛べないもんねw前もだったけど移動速度やば過ぎじゃね?
そしてオーバーキル!相手は死んだ…ついでに街もw

おひいさまに怒られる!なるほどね、コレの為に動いてると。なんか思ってたのと違う感じ?
まあ力って使い方、使い手次第だもんね。
ああこの人が例の。怒られた理由も納得。めでたしめでたし。

閣下からの頭なでなで券を巡って味方同士でも殺し合い!
「お喜び下さい。敵がドン引きしております」
どうしてこうなった!
血みどろピンク参上!私の〇〇になってよ…。

髪の毛が口に入ってるのエロい!
〇〇〇「羨ましい…全身を雑巾のように捻って〇〇〇様の血を吸い出してやる…。」
怖w怖いよ〇〇〇!
〇〇〇「この人を殺せば〇〇〇さんの血を飲んだ人がこの世にいなくなる…。」
目がイッテルんですが…。
うんカオス!

こまりんはおもちゃwキンキラキン!で終了!
月月火水木金金!〇〇〇「醤油煎餅あげますから。」〇〇〇〇「わーい!」

こまりんパンチ!相手は死ぬ!

うん!いい終わり方!マンガ1巻読んだ時は面白くないと思ってすいません!
面白かったです!

終わり。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 3
ネタバレ

ナポリタン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

ストーリーふつうのキャラクターを愛でるアニメ
話のテンポがよくて雰囲気もよくてキャラもかわいくてストレスなく見れる
ストーリーが分からないから今後の展開によっては評価があがるかもしれない
こうして俺はコマリストになった

{netabare}
追記、4話まで見た感想
主人公が実はすごい力を秘めている OR 主人公が本当にポンコツで回りは実は気づいている
のどっちかだと思ってたけど予想の範囲を超えない展開でやや消沈
今後もキャラを愛でるためだけのアニメとして見ると思う
評価は据え置き

5話まで見た感想
作画力つきたな
{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
♥ : 1

Yajue さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

意外と良いアニメ

キャラデザが可愛かったので即視聴決定した。
見初めて見ると思ったよりも面白く戦闘シーンも迫力があった。

ストーリーとしては、魔核というものが放つエネルギーのおかげでその効果が及ぶ範囲では人が死なない世界。
そこで各国が自国の力を誇示すべくプロパガンダ戦争をしており、引きこもっていた王族の主人公は突如将軍になることを命じられる。
なんの能力も持たない主人公はハッタリを用いて自分が最強であると他国に示すべく奮闘する–––

のだが、実は主人公が本当に最強(無自覚)であるというのが見どころ。
一種の俺TUEEE系とも言えるが主人公が可愛く、嫌味がないので大変楽しく見ることができる。

作者のワードセンスも秀逸で、一部のキャラクターしか持たない特殊能力「烈核解放(れっかくかいほう)」や主人公の持つ能力「孤紅の恤(ここうのとむらい)」など素直に格好いいと思える言葉を創出している点は見事と言うほかない。

シナリオ、作画、演技など含め見る価値のある一作。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 1

67.9 123 2023年度アニメランキング123位
Buddy Daddies[バディダディーズ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (174)
464人が棚に入れました
殺し屋バディの子育て奮闘記!? 狙ったターゲットは逃さない。 そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。 新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。 どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。 さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…! 果たして、仕事と育児の両立は可能なのか? そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか? オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

放送時期が悪かっただけのハートフルコメディ

原作未読。予備知識なし。
"殺し屋が子育て"という点でどこかSPY×FAMILYを
連想しながら観てしまうのが難点でしたね。
アニメ化のタイミングが違えばもっと評価されたはず。

殺し屋と子育てを両立させるというより
殺し屋のパパ2人が子育てに振り回される様子。

色使いやノリがアメコミに近い感じがして、
そういう気持ちで観ていたら細かな設定のゆるさ等は
あまり気にならずクスッと笑える作品でした。

最初はミリちゃんをウザく感じるんだけど
進めるとハートフルで癒される方が上回っていって
後半では泣いちゃうところがいくつかありました。

実は初めて観た時に思ってたのと違うな〜と
1話切りしてしまったんですよね。
だけどキャラやイラストの感じが好きなので
勝手な連想をリセットしてリベンジしたところ、、

観てよかったーーー!!!

{netabare}ミリちゃんを預かり育て始めた時は
殺し屋業を一旦お休みする期間があったり、

ミリちゃんのお母さんが殺された後に
自分たちでミリちゃんを守り育てようと決意してからは
殺し屋を引退する選択をしたり、

その後は2人で飲食業を始めて10年間
生計を立てていた事が最終話の会話で分かるのですが、

振り返るとパパ2人はミリちゃんと出会った時から
ミリちゃん中心の生活をずっと送ってたんですよね。
愛だなぁ〜(*´˘`*)
グレずに高校生まで育って良かったね一騎パパw

個人的にコメディ抜きでは運動会の"かぞく"が1番好き。
園児が文字を読めるのか?とか気にしちゃダメ!w
私は4歳で平仮名と片仮名の読み書き出来てたらしいし
ミリちゃんも入園前のお名前を書くシーンで
お洋服に自分でデーンと書いてたから
きっと読み書き出来る子なんでしょう。

コメディ部分で好きなのは、
どこがというより全体的に零パパの発言です。
的確だったりズレてたり
よく分からない不安定な鋭さが面白かったですw{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
♥ : 15
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いいホームコメディ

凄腕暗殺者の男性2人が4歳の女の子の子育てに悪戦苦闘するホームコメディアニメ
ほのぼのしていてすごく面白かったけど、スパイファミリー以上にホームコメディ色が強いので裏組織とかそっち方面には期待しないほうがいいです

零と久ちゃんが好き

かなり不自然なことが多いけど、気にしないほうがいいですよ
{netabare}
たとえば3話で
迷子の子どもを警官二人が腕くんだり腰に手を当てて怖い顔して威圧しているのが「えっ?!」ってなった

「で、君名前は?」
「どこからきた?」
「住所言えるか?」

強盗犯の取り調べか!!!Σ\( ̄ー ̄;)

嫌がって「助けてパパ―」って泣き叫ぶミリちゃんに
「おら、大人しくしろ」
「甘えるんじゃない」
「早く来なさい」
「じっとしてろ!」

完全に人さらいですね・・・

その光景を見て登場する零に
「なんだお前?」
「あんた、この子の保護者か?」
「知り合いの子どもか?」

こんなヤクザみたいな警察官どこにいるの???
作者は警察の人に恨みでもあるのでしょうか???


6話の動物園立派すぎない?
お金がない強盗の人が入り込んでたけど、この立派な動物園、入場料タダなの?
オモチャの銃でおどしてお弁当取り上げる強盗
こんな人いるかな? 

{/netabare}

笑ったのは4話のママ友LINEシーン{netabare}
殺し屋!?
殺されたい☆
うちの旦那も殺して!
うちもうちも
{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
♥ : 19

BCixY08611 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

スパイファミリーの二番煎じ!!と結論付けるのは時期尚早では?

辛口コメントが多いですが、とりあえず10話見た現時点では良作。
舌が肥えている人達が多いので、声を大にして言えませんが
個人的には見て良かったと思える作品です。
特に、保育園や児童福祉に興味があったり働いている人や子育て世代には
それなりに響くアニメだと私はおもいます。
感情移入の強い外国人の方達には好評のようです。
裏稼業&疑似家族がSPYFを連想させるので、そこらへんを考えると
評価が低く見積もられるのは仕方ないのかもしれない。
記憶をなくして1から見たい!と思う作品と同じように
類似作品との相対評価で見てしまうと、悪いバイアスで
アニメを純粋に楽しめなくなるなって思う。
あと3話、楽しみにしています。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 3

67.9 123 2023年度アニメランキング123位
カノジョも彼女 Season 2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (116)
388人が棚に入れました
温泉旅行を経て、咲と渚が対等な関係での二股を継続することになった直也たち。最初にキスをしたミリカや、直也に密かな恋心を抱く紫乃も加えて、夏休みを迎えた5人の恋の舞台は花火大会、キャンプ、そして沖縄へ――。 ミリカの妹・理沙も登場し、ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメの、恋の火花が散る、夏で水着なSeason 2が開幕!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

始めからボタンの掛け違い →これを最後まで押し通せる勢いはホンモノ

【レビューNo.103】(初回登録:2024/1/13)
コミック原作で
・1期:2021年作品。全12話。
・2期:2023年作品。全12話。
ちょうどABEMAで1期の一気見配信やってたので復習して、リアタイの2期とま
とめてレビューということで。

(ストーリー)
高校生となった主人公・向井直也は、ずっと想いを抱いていた幼なじみの佐木
咲に交際を申し込み続け、ようやく恋人関係になる。
しかし、ほどなく直也を想い続けていた水瀬渚から交際を申し込まれる。当初
は咲がいるため断ろうとした直也だったが、渚のいじらしさや魅力に心を動か
され、出した結論が「三者合意のもとでのオープンな二股交際」だった。
・渚は直也と一緒にいられるならと受け入れる。
・咲も当初は猛反対だったが、最後は直也の押しに流され渋々ながらも了承。
こうして3人はお互いをよく知るために、直也の自宅(両親は不在)で内緒の
同居生活を開始するのだった。

(評 価)
・始めからボタンの掛け違い →これを最後まで押し通せる勢いはホンモノ
 本作の主人公・直也は
 ・馬鹿がつくほど真面目で正直者で頑張り屋。
 ・しかしその頑張る方向がかなりズレている。
 その性格ゆえに「三者合意のもとでのオープンな二股交際」というトンデモ
 案を真面目に提案するわけです。
 はっきりいうと「始めからボタンの掛け違い」のまま、話を進めていこうとw
 それゆえに最初から「受け入れられない」と、好き嫌いがはっきり分かれる
 作品ではあります。
 しかしこの作品には、そんなトンデモ展開を納得させるだけの勢いと面白さ
 があります。
 ・ラブコメながらもほぼコメディに極振り、テンポがよく視聴しやすい。
  → 通常ではあり得ない設定でも、「コメディ」だからで笑って許せ、
    登場人物も皆どこかおバカで親しみが持てるみたいな。
  → それでいて締めるところは締め、ラブもちゃんと効果的にみせる。
 ・直也の性格も出オチで終わらせず、終始一貫しててある意味清々しい。
  → これによりこの作品独自の笑いが生まれている。
 テンポ感については、「野崎くん」や「トモちゃん」といった4コマ漫画原
 作に近いノリがあるという感じですね。

・4人のヒロインがしっかりキャラ立ちしていて、すみ分けができている
 本作では
 ●佐木咲
  ・ショックなことがあってもすぐに立ち直る等、明るく元気な子。
  (直也にも拳でツッコみを入れる等バイオレンスキャラでもある)
 ●水瀬渚
  ・要領が大変悪いが頑張り屋でいじらしい。
 の2大メインヒロインに加え、
 ●星崎理香 / ミリカ
  ・(身元を隠して)人気ミーチューバー「ミリカ」として活動中。
  ・落ち着きのない幼稚な性格で気性が荒く口も悪いが、自分の容姿には
   自信を持っており、好きなものには真っすぐで正直。
   → 直也にも積極的にアタックし「三股はない」と断り続けられるも
     あきらめない。
 ●桐生紫乃
  ・咲の親友で文武両道を地でいく優等生。
  ・常識人で、最初は「二股疑惑」のある咲たちに干渉していたが・・・
   ~以下重要ネタバレ~
   {netabare}・実は中学時代から直也に想いを寄せているが、咲の手前本音を隠して
    いたことが1期ラストで語られる。
   ・2期では夏休みに「二股をやめさせよう」という口実で向井家に居候
    してくる。{/netabare}
 の2人のサブヒロインが登場します。
 登場人物は少ないですが、この4人のヒロインのキャラ立ちがしっかりして
 いてすみ分けもできているので、直也を含めちゃんと話を回していけるとい
 う感じですね。

・エロトーク・展開も多いが、これも全部きっちり落とす
 ラッキースケベや紛らしさからくる勘違い等エロトーク・展開も多いですが、
 全部きっちりコメディに落としてきます。なので「視聴者サービス」といっ
 た媚びた感じがないのもこの作品の持ち味ですね。
 これをしっかり笑いに変えてくるところに、原作者の技量の高さを感じます。

「アホガール」の原作者らしく、
「『アホのスペシャリスト』がラブコメを描いてみたらこうなった」
みたいな作品で、「始めからボタンの掛け違い」が許容できれば、この掛け違
いを活かした独自の勢いと面白さがある作品だと思います。
構成の方も1期で下準備を終わらせ、2期でそれをしっかり回収いくという、結
構楽しめたという印象ですね。
(個人的には1期はあまり評価していなかったが、2期で盛り返してきた感じ。)

投稿 : 2025/01/25
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメ!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
しかし、多重交際を描いた作品なのに、キャッチコピーは「ネオスタンダード」で良いの?
というツッコミは不要なんでしょうね^^;


温泉旅行を経て、咲と渚が対等な関係での
二股を継続することになった直也たち。

最初にキスをしたミリカや、直也に密かな恋心を抱く紫乃も加えて、
夏休みを迎えた5人の恋の舞台は
花火大会、キャンプ、そして沖縄へ――。

ミリカの妹・理沙も登場し、
ますます盛り上がるネオスタンダードラブコメの、
恋の火花が散る、夏で水着なSeason 2が開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品はヒロインの誰を推して視聴するかで評価の変わる作品だと思っています。
ヒロインは、キャラも声優さんも1級品が揃っています。

佐木 咲:あやねる
水瀬 渚:あじゅみん
星崎 理香:あやち
桐生 紫乃:りえりー

改めて並べてみると、それぞれの戦闘力がヤバい…
正統派ならあやねるを、奥ゆかしさならあじゅみん…
グラマラスボディならあやちだし、知性派ならりえりーという感じ…

正直キャラ名より声優さん名前の方がしっくりくるんですよね。
キャラを通して声優さんが見えるからかな…?

思い返すと、第2期が始まる前まではあじゅみん一択だったんですよね。
キャラの立ち位置が好みというのが理由なんですけどね。

ですが、この第2期を視聴して気持ちが大きくりえりーに傾いたかもしれません。
頭が良く、成績は学年1位なんだけど、ドジっ子成分が彼女の可愛らしさに拍車をかけています。
決してワザとでも狙っている訳でもないんです。
もしかすると緊張…しているからとか…!?

でも、一番の決め手は友人のために自分自身を押し殺し続けてきたという点でしょう。
若かりし頃、もしかすると経験のある方もいらしゃるかもしれません。
自分の気持ちを押し殺し続けるって、並大抵の事ではないんです。
でも友人に嫌われたくない…という理由は、我慢に値するんですよね。
本当に苦しかったと思います。

だからこそ、タガが外れて本当に良かったと思いましたよ。
振り返ってみるとあんなに迷走するほど気持ちが入っていたんですね。
物語的にも落ち着く場所に落ち着いた感じがあって良かったと思います。

だけど、ずっとこのままという訳にはいかないでしょう。
いずれこの関係にも決着をつける時が訪れることと思います。
その時に後悔が残らないよう、皆さん精一杯頑張って欲しいと思います。
皆さんが頑張る分だけ、視聴者側としては面白くなりますしね^^
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、小玉ひかりさんによる「ドラマチックに恋したい」
エンディングテーマは、ClariSさんによる「ふぉりら」
ClariSさんは色んな作品に楽曲を提供していますが、安定感半端ありませんね。

1クール全12話の物語でした。
益々面白くなってきた…と言っても過言では無いと思います。
全てに納得のいく結果が出せるとは思いません。
喜ぶ人、悲しむ人、それ以外の感情が溢れる人…きっと色々だと思います。
だからこそ、1日1日を大切に過ごして欲しいと思います。
続き、楽しみにしていますね♪

投稿 : 2025/01/25
♥ : 11

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

やってることクズだがまじめ情熱の面白い作品

1,2期一気見しました

感想としては…
「やってることクズだが妙にまじめ情熱の面白い作品」です。 良作ですなぁ…
1,2期共々作画安定だし、非常に可愛い。 
ヒロインが髪色それぞれ別で私のような古いヲタクが喜びますネェ…!



────────────────────
本作何よりいいのは「シナリオ」です。
くだらない、やってることは最低、バカバカしいなど色々とツッコミどころ満載
それをテンションと流れで解決…?していく流れもまたバカバカしく面白い
主人公も真面目熱血という良い設定持ってるのに
最高に最低なことをしている狂人なのがまた拍車をかける。

このアホで漫才な流れの二股関係は気持ちも軽く見れますし、カジュアルに楽しめて最高




キャラの魅力も重要です
ギャルゲのようなヒロインの見た目… それに準じたヒロイン力があるか否か…
答えはキャラ味もしてヒロイン力ありです!
それぞれキャラの特徴がはっきりしている。 混乱もない
キャラとしての味付けもしっかりしていて、多角的なアプローチや混乱が面白い




3つ目は声優が映える
声優は詳しくないですが、ツッコミなどリアクションが多いのが本作の面白い所
そのリアクションをしっかりと声優さんがこなしてくれている
原作は未読ですが、おそらくアニメ化して声を当てたことでより
本作の漫才芸に磨きがかかったと思います。


────────────────────

個人的には良作です。
漫才芸みたいなシナリオは面白いし、キャラも味がありテンポも特に鼻につかなかった
2期になるとヒロイン勢ぞろいの中、うまく話を回していると思うし
2次元的な可愛い成分も補給できる
ひと昔のギャルゲのネタ話を永遠としているかのような楽しさのあるいい作品でした。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 5

67.8 125 2023年度アニメランキング125位
GAMERA -Rebirth-(Webアニメ)

2023年9月7日
★★★★☆ 3.5 (15)
35人が棚に入れました
1989年の夏休みを迎えていた小学6年生のボコ、ジョー、ジュンイチの前に、在日米軍司令官の息子のブロディが現れ、3人でためた現金を奪う。怒ったボコたちは、金を取り返すための作戦を計画する。作戦を実行しようとした時、町に危機が訪れ、怪獣ギャオスが突如、東京に襲来する。4人は、ギャオスによって廃虚となった町に立ちすくむ。ギャオスが彼らに狙いを定めた時、巨大な怪獣ガメラが現れる

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Save The Day

瀬下寛之監督作品。
シドニア、BLAME、そして、いわゆる“アニゴジ”等々、ポリゴン・ピクチュアズとのつながりが多い印象だが、今回は“ENGI”製…。
失礼ながら、不安が先立つ印象ではあったが、さすがのネトフリ印、リミテッド・シリーズではないようだが、最終話まで一気に配信されており、とても気合の入った作品に仕上がっている。

人物作画はご存知“ヒラメ顔”に磨きがかかり、もっさりした印象は拭えないものの、クリーチャーの動きに全集中、とてもエキサイティングなバトルを楽しむことができる。
そして、ベタではあってもジュブナイルのお約束、大人にきっちり意見をしてゆく少年少女と、子供の味方としてのガメラという王道展開。

正義のヒーローと悪の怪人の戦いは、
最初は苦戦の連続も、最後はヒーローの勝利!
世界平和が守られる…。

“Save the Day”

こう言ってしまうと、「何だかなぁ…」と思われるかもではあるが、ヒーロー、その使用上の注意(Usage notes)とでも言うべき色々が絡み合う面白さである。
特に在日米軍の扱が振るっていると言っておこう。(それも最後まで)
そして平成ガメラからの伝統、雑魚キャラではない自衛隊の活躍(ネタバレ)にも注目せねば。
更にそれらと“さんすくみ”を演じる“ムー民”谷の住人達、“謎の財団”にも乾杯しよう。ルネッサンス!(これまたネタバレか)

最後に、声優さんの熱演にも触れておかねば。

中でも“はやみん”さんの役どころが美味しい。
ファンの方は是非^^。

投稿 : 2025/01/25
♥ : 6
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