2020年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 98

あにこれの全ユーザーが2020年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月11日の時点で一番の2020年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

62.4 51 2020年春(4月~6月)アニメランキング51位
デジモンアドベンチャー:(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (59)
229人が棚に入れました
西暦2020年。ネットワークは今や人間の生活にとってなくてはならないものとなった。だが人間は知らない。ネットワークの向こう側、無限の世界・デジタルワールドと、そこに住むデジモン達がいることを…。首都圏を中心に大規模なネットワーク障害が発生する。めちゃくちゃに明滅する信号や、文字化けした屋外ビジョン。サイバーテロだと報じるニュース。主人公は東京近郊のタワーマンションに住む小学5年生の八神太一。週末のサマーキャンプの準備をするために一人で家に残っていたが、渋谷へ出かけた母と妹のヒカリが停車出来なくなった電車に乗り込んでいた。母と妹を助けるために渋谷へと急ぐ太一だが、駅のホームに向かうその瞬間――「選ばれし子供たち」に不思議な現象が起き、太一はデジタルワールドへ!子供たちはパートナーのデジモンと出会い、未知なる“アドベンチャー"に立ち向かう!

声優・キャラクター
三瓶由布子、坂本千夏、浪川大輔、山口眞弓、白石涼子、重松花鳥、小林由美子、櫻井孝宏、高野麻里佳、山田きのこ、草尾毅、竹内順子、潘めぐみ、松本美和、和多田美咲、園崎未恵、野沢雅子
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

4月20日公式発表
「新型コロナウイルス感染拡大に最大限の配慮をするべく、当面の間「デジモンアドベンチャー:」の放送を休止することに致しました。」

放送前PV感想{netabare}
昔やった作品のリメイクや新作って最近多いけど、放送前からこれだけ気になってる作品は個人的には珍しい、“地球へ”以来かも?
特に気になるポイントは3つ、主題歌と声優、そしてバンクシーンのBGM(イントロ)がどうなるか。
主題歌は…えっと旧作で声優全員で歌ったバージョンって無かったっけ?
それのお陰か和田光司じゃないとヤダってことは無いのだけど、折角01をまたやるのならButter-Flyに似た感じにして欲しいなぁと。
そして声優、前番組の鬼太郎が田の中勇氏死去により「目玉親父どうすんだよ」「誰がやってもどこからか文句出るだろうなぁ」と思ったらまさかの野沢雅子(誰も文句の言えない唯一の声優)で驚いたもんだけど、果たしてこっちではどうなるんだろう?
そしてバンクシーン…やっぱどうしてもギターでギュンギュ~ンと鳴らしてくれないとお父様方から不満が飛び出しそう。

で、「特に」ではない部分で気になる部分は…細かいので沢山あるのだけど、現時点で公式ページでいくつかは明かされたかな?
光子郎の瞳にハイライトが無い…善し!
ミミがちゃんと01のデザイン…善し!02準拠だったらどうしようかと思ったヨ。
逆に公式で気になるポイントも増えました。
え、早いうちからヒカリ出るの?テイルモンも?
テイルモンは「ああ見えて成熟期」ってのが一種のネタだったのだけど、今作はどうなる?
そしてデジタルワールドの描写、PV第2弾を見る限り細田寄り?人工物しか無さ気なサマーウォーズ方向?
えーっ、自分はもっと生活感のある自然豊か(豊かって表現もヘンかな、ここでいう自然は岩や砂漠も含む)な世界の方が好みなのだが…と思いつつも、公式のトップページの背景は森だか草原が広がってるんだよね。
ハテどっちなんだろう?{/netabare}

1話感想{netabare}
1話、可もなく不可もなく。
いや、どっちかっつーと可の方か、妙に静かだったけど。
予想通りデジタルワールドの雰囲気が細田寄り…ってか内容がまんま“ぼくらのウォーゲーム”ではあるけど、これは先は長いことだし公式ページのトップ絵の件もあるしで様子見。
ってかね、東映公式がyoutubeに旧作の1話をアップしてて久々に見たのだけど、今の感覚で見ると結構キツい。
選ばれし子供たち7人+そのパートナーデジモン7匹×2(幼年期と成長期)、これが1話でドンと登場。
実際は1話で覚えなくても続きを見てくウチに覚えられるようになってるのだけど、アニメ作品が多くて1話切りだの3話切りだのがまかり通ってる現在では通用しづらいと思う。
ってことで今作1話は登場キャラ少な目、一応チラっとメンバー8人の姿は出るけど話の中心のは太一と光子郎とアグモン3態のみで、今から初代を見るのに比べれば入っていきやすい内容だと思う。

早くミミ出せ

しっかし気になってた声優…ナレがギルモンで太一が三瓶由布子、あれ?今期は“つぐもも”(主人公の声が三瓶)の二期もあるんじゃなかったっけ?
バンクのBGMは多分お預けなんでしょう、きっとそのうちあるハズ…ハズ…。
とはいえ…あのEDは何だ!?w
何種類もEDがあるパターンかな?{/netabare}

2話感想{netabare}
あはは、1話で「旧作の1話に比べ登場キャラ数を抑えて入りやすいようにしている」という旨を書いたら…2話でも登場キャラ少ねぇw
追加分はヤマトとガルルモンか…敵の方は喋りもしなければ解説もナシなので何と呼べばいいかも分からない。
一応ヒカリとタケルも何か関わってるような描写はあるものの、そこまで登場シーンがあるというものでもない。
で、最後はオメガモン登場で…CMで出るのは分かってたけど、これまた随分お早い登場。
とりあえず1回の戦闘が長いなぁ、と。

まぁ分かる、けど今は様子見、多分1年放送でしょ?だったら1クール目まではゴチャゴチャいうのは我慢してドンと構えよう、と自分に言い聞かせてる最中。
かくいうリア友にもデジモンは全然見てない(今期も見てない)のに劇場版1作目と2作目だけは誉めてる人とかおりまして…まずはそういう人向けってことなんじゃないかな?
細田の焼き直し感が物凄いけどずっとこのノリってことは無いでしょう、多分。

ってことで今後方向性は変わるだろう、という前提の元、現在問題と思われる部分。
デジモン紹介ナレが無いのが辛い、ポケモンの方でロトム図鑑が不評って噂を聞いたが極端過ぎw
それに付随する問題だけど進化してもつええのかどうかよく分からない、敵が今どの進化段階かも分からない。
そしてやっぱりあの世界が殺風景すぎ、デジモンがそこに生きて生活してる感が魅力だと思うんだけどなぁ…ラーメンの出汁が湧く泉はやりすぎだけど。
デジモンと合わないって意味で細田ワールドの殺風景世界はあんま好きじゃない。
どうせ殺風景にするならTRONくらいに徹底すればまた違うんだけど…。
オメガモンに対してはむしろ好意的、ってかコイツが今回の騒動〆て細田ワールド終了させてくれるのなら歓迎。

早くミミ出せ{/netabare}

3話{netabare}
サマ-キャンプが…サマーキャンプが…一瞬で終わった。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 1
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今、冒険は進化する・・・?

【1話視聴後】
{netabare}
  とりあえず、思っていた以上に気合が入ってることと、原作やそのファンを意識していることは確認できたので、一安心と言ったところでしょうか。

  気になった点としては、音楽の弱さと細かな動き。
  OPに関しては、原作が凄すぎただけに仕様がないと言えば仕様がないのですが、やっぱり進化BGMがないのはちょっと悲しいですかね。
  動きに関しては、作画が良い故に逆に目立ってしまっているのが残念極まりない。
  具体的に言うとアグモンのベビィフレイムが顕著ですが、予備動作がないと・・・ね。
  まああのレベルでそれをやると大変なことになってしまうのは分かりますので、飽くまで希望程度の不満点ですけど。

  あとはストーリーですよね。
  原作と異なるのは勿論ですが、ここまで変えてくるとは思いませんでしたね。
  云わば原作における謎({netabare}現実世界とのリンク{/netabare})が既に表に出ている状態なので、どう持っていくのかとても気になります。
  予告で既に例の究極体らしき姿が出てきてますしね・・・。
  {netabare}最悪、ウォーゲームみたいにデータ空間だけで、原作的なデジタルワールドは出ない可能性までありますね。大事な冒険部分がなくなるので流石にないとは思いますが。{/netabare}
{/netabare}
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【4話視聴後】
  デジモンアドベンチャーが始まった。そんな気がする回でした。
  今後への期待値上昇中です。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

wa-ku さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

期待すること

まだ1話とはいえ、リメイクとしても微妙だし
これ単体としても普通に微妙になりそうな感じしか今んとこしませんでした(←これが一番やっちゃダメ)
ストーリー変えるなら変えたで無印とはまた違った魅力を出して欲しい。超える必要は全く無い。
それが出来なきゃリメイクの意味は本当に無いと思う。新規タイトル作るかいっそ無印をそのまま再放送した方がずっと良い。
また、所々にリスペクトが見受けられますが、とりあえずリスペクト入れときゃ良いっしょなんてノリで作られてしまった場合は本当に残念なのでその辺もどうにか頑張って頂きたい
面白くなってきたら誰か教えて下さい

※追記: 2話やらかしたっぽいですね…。まぁまだ1話だし分からんぞーと見守る気持ちでしたがその気も大分失せました。
これといいtriといい、デジモンって呪われてるのか…?

投稿 : 2025/04/05
♥ : 1

62.3 52 2020年春(4月~6月)アニメランキング52位
新サクラ大戦 the Animation(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (145)
508人が棚に入れました
太正三十年(1941年)帝都・東京は、平和な日々を取り戻していた ―――『帝国華撃団・花組』は隊長神山誠十郎が欧州へ赴任し、天宮さくらが隊長代理に就任していた。日々奮闘している花組の元に神山が一時帰国するが、その傍には見知らぬ少女がいた。少女の名はクラーラ。大きな事故に遭い壊滅した莫斯科(モスクワ)華撃団の唯一の生存者だという。神山から託され、花組へと転属になったクラーラを迎え入れるさくら達。そんな中、『莫斯科華撃団』を名乗る一団が突如帝都に現れる―――莫斯科から来たクラーラとは何者なのか?そして、壊滅したはずの莫斯科華撃団の来日の目的とは?帝国華撃団・花組の新たな戦いの幕が開く!

声優・キャラクター
佐倉綾音、内田真礼、山村響、福原綾香、早見沙織、阿座上洋平、富沢美智恵、和多田美咲、白石晴香、赤羽根健治
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
第一印象、キャラヘボっ。
なんでこんなにヘボいんだ?見続けたら慣れる?
3Dでキモくなるなら前期やってたPSO2を3Dでやりゃあ良かったのに…あっちならキモくても「原作ゲームからそうだしw」で気にならなかっただろう。
一方でサクラ大戦でキャラがヘボいのは致命的じゃない?
セガ発注先間違ってない?
ステージシーン考えると3Dにせざるを得なかった?

で、内容に関しては様子見。
因みに前作は殆ど覚えてない、横山智佐が真宮寺さくらのコスプレして「笑っていいとも」に出てたことと田中真弓の数少ない美女?役が印象的だった(他はうる星の竜之介くらいしか知らん)、その程度。
と思ってたら…富沢美智恵キター!
そっかそっか、クレしん見なくなって久しいせいかスゲー久しぶりに聞いた。
じゃあ富沢美智恵のためだけに見続けられる…かも?
最近パズドラが神代千衣目当てで見続けられると踏んでたら挫けたばっかりでねぇ、チト自信無いけど。

ところでパルマってパルマすみれか?…あー育ててるわ、とうとうカチ合っちゃったかぁ。{/netabare}

最終回(12話)までの感想{netabare}
3話、「敵出現、場所は勝鬨橋」ってことで足止めで折角橋を跳開してるのに、そこは全然クローズアップしない。
気付いた方はニヤリとしてくださいってことだろうか?
んなこと言われても…正直霊子甲冑の活躍より勝鬨橋の跳開の方がカッコいい・画面栄えすると思うのだが。
その一方で4話、前の回で出すぎた真似をして失態をこいた初穂にわざわざ台詞で「思わず飛び出して家に帰ってきたけど…」と言わせておいて、次のシーンで「実家に帰る」という書き置きが画面に映る。
どっちか片方で分かるよ、なんでここはそんなに親切なんだ。
と思ったら千年桜…千年桜って名を冠してる割には木が若い、中野の街路樹レベル。
「千年桜」で画像検索すりゃ分かると思うけど古木だったらつっかえ棒してナンボってなもんで、名前使っただけで全然調べてないのがなんか見えちゃって…おおう。
サクラ大戦ってタイトルにまで使ってるのに桜の描写がイマイチって、良いのかなぁ…。
と思ったら6話ではセキシュウの屋敷に藤棚らしきものが映ってるのだけど…えっ、花じゃなくて実がぶら下がってるwヘチマやヒョウタンじゃないよね?
前々回で桜が咲くより前の季節(千年桜が咲いたのはクララのせい)だったのにもう夏?と一瞬思ったけど、葉っぱ繁ってないし前年のものが残ってるのか。
変わったモン描くなぁと思うと同時に、妙に背景に映り込むので何か意味があるのかも?と思ったが無かった。
そんなところに凝るなら千年桜の方を…まぁいいか。
そしてボレロw
コロナ関係で3話で止まっちゃってるけど“デジモンアドベンチャー”が同時期放送されてるのにこっちで聞くことになるとは。
7話、浅草は花やしきでセキシュウから尾行されてると言われ凌雲閣へ移動…って、こっちの凌雲閣は13階建てなんだが!?不吉すぎんだろw

と突っ込んだり感心したりでなんやかんや楽しめたのはここまで。
8話からは話が動き出して設定紹介と〆に向かって展開するのだけど、これがちょっと…総評の方にまとめておきます。{/netabare}

総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
作画は3話くらいまで見ると案外慣れた。
違和感覚えるのはサクラと初穂とあざみの顔とクラーラのまつ毛なんじゃないかな。
よりにもよってこいつらが序盤登場頻度が高いっていうね。

でもって内容…どうやら家族をテーマにしてるっぽいのだけど、超うっっっっっすい、薄っぺらい。
クラーラを家族として絆を深める描写が無い(足りないではなく、無い)ので、私の中では「ロシア華撃団が胡散臭いからクラーラは渡せない」って認識から前進してない。
なのに「クラーラは家族だクラーラは家族だ」言ってて全くピンと来ない。
お前らそんなに仲良かったっけ?
3話から7話の間にもっと話数が存在して本当は4クールの作品だったんだろう、と納得するしかないのかな。
また、前作だか原作を知ってることを前提とした作りなのか、コウマをどれだけ敵視してるのかこれまた描写が無いため、クラーラがコウマ人間だと知って受け入れられるかどうかの葛藤もピンと来ない。
(ってか「コウマ人間」ってどこかで聞いたことあるなーと思ったら“クイーンズブレイド”の甲魔忍軍でした、いやそんだけ)
そして9話でクラーラと姉妹だって分かってるのにレイラに対して化け物呼びは軽率すぎじゃない?
シナリオの都合で言わされた感が半端ない。
そもそもレイラが全然、全~然化け物に見えない。
“BEM”のベラくらい変貌するのが最低ラインじゃないかな、あれだったら「美しい」と言うのがどれだけブっ飛んでたかよく分かる。
BEMが名作だとは言わないけど、あれを見た後でこっちを見せられてもただひたすら薄く感じるだけ。

一番の問題は最終回。
ナウシカがテトを手なずけ、ササミがミサの殻を破って、集結したマクロス軍団がヴァジュラを撃って、ダークファルスが復活してダーカーを召還して、ルールカがZZガンダムのコアファイターに乗って駆けつけ、荷電粒子砲をシールドライガーが防ぎ、ZZガンダムがドッキングして…。
えーっとえーっと、レイラの亡霊が想い人たるラスボスの足を引っ張るのも何かあったぞ?
なんかもう既存作品の名場面をこれでもかとツギハギした展開、もうちょっと手加減しようよ。
スポンサーを同じとする前期アニメ“PSO2エピソードオラクル”もお約束展開てんこ盛りだったけど、こんな1話にごっちゃり詰め込みはしてないぞ?
試製桜武なるものを操縦するには命の危険が伴うなんて設定はどこかに飛ぶし、コウマ人間をナディエージダと呼ぶことも忘却の彼方。
ラスボスに「あなたは神じゃない(中略)人間なのよ」とトドメを刺す時は何処かに不完全な部分があってそこを突いた時に言う台詞じゃないかなぁ?
でもって騒動の発端は大昔のセキシュウが原因っぽいんだけど、そこは本人も自覚無かったみたいだし責任追及するのは酷かな?
そっちよりも人体実験した博士が良い人扱いだった方が…いやそれもロシアだったら仕方ないのか?

結局、家族だと言えば道理が引っ込む空虚or押し付けがましい展開ばっかりで、クラーラを家族と認めたのも美少女だったからじゃねーの?というオチ。
そうだなあ、これがサクラが男でちょいとロリコンの気があったなら辛うじて話が成立したかも知れないけど、そのフォーマットのまま無理やり女だらけにして微調整をしないまま作品を仕上げてしまった感じ。
それと美少女をブサイクorキモいクリーチャーに変容させるのはスポンサーから待ったがかかったのだろうか、このストーリーにそのデザインは合わないよって状態になってた。

とはいえ繰り返しになるけど問題のCG作画は見続けると慣れる。
動きに不自然さが少ないのかな?“空挺ドラゴンズ”よりずっとマシ。
またメインキャラクター以外は手書きなので、どこがCGでどこが手書きだか注意して見てみるのも面白いかも知れない。
「なにか変わったことをやろう・新しいことをやろう」というのではなく、ひたすらベタな展開を寄せ集めて切り貼りしたある意味ド無難な作り、ただ「繋ぎ目」が雑だったという感じ。
ゲーム原作にありがちなキャラが大量に出て覚えきれないってことも無いし、総合すると並よりちょっと下くらい、こき下ろす程のものでもない。
シリーズ全部見て思い入れがあるとまた違ったのかな?(特にコウマへの敵対心)
そうそう、あと作中「今季節は冬です、少なくともサクラが咲くより前の時期よ」と印象付ける描写が多いので、最後桜が舞い散って終わるのかと思ったらそうではなかった、まぁいいけど。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 19
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

死んだものは容易には蘇らない

サクラ大戦の新シリーズ…のゲーム後の時間軸のアニメらしい
ゲームに関しては旧作の1をちょっと触った程度
そのためシリーズに対する思い入れは特にない

総評はタイトルの通り
サクラ大戦ってシリーズ自体が2005年に旧作のゲーム展開を終えていて、10年そこらの断絶が起きている
そこから突然新たな展開を始めても、一度コンテンツ全体が「死んだ」状態にあるために蘇生させることが出来なかった

この辺はシリーズに関する余談
{netabare}当時ハマった人だろうが10年も経てば環境も趣味も変化を迎えるわけで、再度の取り込みはもっと丁寧にしないと駄目だろうと
逆に掘り起こすには10年というのは古典になりきれていないため、新規層の履修ハードルがやや高い
というより古参の存在が前提にあるため、「履修を前提にした要素」が求められてしまい新規層が近づきづらい
その上懐古する人にとっては大きすぎる変化の振れ幅で、何をターゲットにどう展開したいのかがかなり曖昧だった

…傍目に見ていても旧作の動きが鈍いまま新作を展開しても難しいだろうと思っていたので、
その点については企画の見通しが甘すぎたなという印象
じゃあ「サクラ大戦」じゃなければこのアニメは上手くいったかと言えば、単品で見ても粗が多いわけだけど…
{/netabare}

こっからアニメシナリオの話
{netabare}一言で言ってしまうと「お前ら生身でいいじゃねーか」
霊子甲冑を纏う帝国華撃団の面々は基本的に無力で、話のメインは生身の師匠が無双する展開ばかり
終盤で戦う敵キャラも人間サイズだし、ラストシーンのトドメもサクラの生身での特攻
最後は生身ってのは上手く行けば熱い展開になるけど、それまで散々生身の活躍ばかりだったから、
「やっぱ生身かよ…」の失速感ばかりが目立ってしまう
大筋は悪いとまでは思わないけど、展開の作り方が上手くないなという場面が多かった

というか根本的な話になるけど、アニメにするなら新キャラ出してのシリアス展開はいらなかったと思う
新シリーズのキャラは馴染みがないために、アニメから新作に入った人間にとってはメインキャラ全員の掘り下げが足りない
そこにクラーラの秘密や偽モスクワの陰謀を仄めかされてもイマイチ乗り切れない

いっそ歌劇団としての活動の部分をメインにして、日常回の合間に敵を退治するシンプルな構成のが良かったと思う
日頃の活動を通してキャラへの感情移入をさせて、そこからゲームに誘導して本編の活躍を見せれば
メディアミックスとしては十分だったかなと

まぁそもそもシリアス展開を用意して、プレイヤーキャラの出番を削るにしても花組全体を空気にしたのがまずおかしい
師匠一人でなんでも出来てしまうから、花組がいないほうがスムーズに話が進む場面のが多い
ゲーム本編で活躍した(だろう)キャラが生身の師匠の前座に過ぎないってのは流石に…
{/netabare}

そして気になったのがCGキャラのモデリングとモーション、構図
{netabare}これはハッキリと悪い点なんだけど、キャラが可愛くない
キャラデザの問題(3Dで可愛くしづらい)はあるのかもしれないけど、それにしたって…
特に黄色の子に関しては服装や眉の形、髪型がとにかくチグハグで、一瞬だけ可愛く見えるのにちゃんと見るとかなり微妙

モーションに関しては違和感の強いような部分はない
自然に歩かせるのはまだ技術的に難しいんだろうなと思った程度で、標準的なクオリティ
ただ、画面の構図の取り方、カット割りの悪さとマッチしてかなり微妙な印象

中途半端に遠目の視点になっていて、キャラの「動きをつけていない部分」が割と目立つ
特にロシア組は舞台的な大仰な仕草が多いために、中途半端な引き絵と合わさって動かない余白がむしろ寂しい
優雅さの演出のためか動き自体もゆったりとしているため、余計に「何もないとこで手だけ動かしてる感」が見えてしまう
キャラクターが動き回り、背景でエフェクトが飛び交う戦闘中はこの手の違和感もないため、会話シーンの見せ方にも工夫が欲しかった

そして何より問題なのが戦闘シーンで棒立ちの場面が多いこと
これは脚本が「花組が棒立ちしてる間に敵が襲ってきてピンチ!でも師匠が全て解決!」としているのが最大の問題ではある
でも、後衛キャラに関しては適当に魔法を使わせるなり銃を撃たせるなり出来たのでは?
前衛がノープランで飛び出してワンパン大破、後衛は棒立ちで見守って前衛が倒れてから慌てだすってシーンが多すぎる
まるでターン制バトルを見せられてるような順繰りの行動ばかりで、総攻撃するのは終盤だけ
敵の出現数が少なすぎてキャラを一度に動かせる場面が少ないのが原因なので、そこはちゃんと擦り合せをしてほしかった
{/netabare}

歌に関してはまぁこんなもんやろって感じ
可もなく不可もないし、歌劇団としてはちょっと怪しいけど声優の歌唱ならこれで十分

{netabare}むしろ気になったのはOPの編曲
旧作アレンジにするなら大筋のメロディを変えるべきじゃないし、イメージを刷新するならこの曲にすべきじゃない
再三になるけどこのシリーズは一度「死んでる」わけで、引き継がせるならもっと丁寧にやらないと
仮にこれが「シリーズ展開を続けた上での6作品目のアニメ化」ならこの曲でも良かった
それまでのシリーズの総決算と、新シリーズとしての展開として相応しかったと思う
でも、一度完全に流れが断絶したとこに派手なアレンジを加えても無用な馴染みのなさばかりが目立つ
キャラデザを一新して心機一転を図っている割に、中途半端に旧作を引きずろうとして失敗している印象
{/netabare}

シリーズとしては失敗で、単品としては中の下といったところ
企画の発端から甘かったんだろうな、という新サクラ全体が見える作品だった

投稿 : 2025/04/05
♥ : 4
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

大戦というより小競り合い

実は元ネタ観たことない


たしかJUMPでちさたろー(横山智佐)が主役やるよーというのがあったようななかったような。
サターンなんぞ持っとらんよ。プレステ派でした。
CMで流れてたので『ゲキテイ』は知ってます。
大正時代でしょ?『はいからさん』と宝塚ががっちゃんこしてロボバトルしてるイメージ。


前作への思い入れはありません。
視聴動機は“広井王子のワークスに触れてみよう”でした。自分が中学か高校くらいの時に勃興してきた人、というイメージの彼。『天外魔境』『魔神英雄伝ワタル』『グランゾード』そして『サクラ大戦』と彼の作品群に触れずにこれまで生きてきました。作品名は存じてますが、PCエンジン持ってなかったりサターン持ってなかったり、アニメだったら地方では放送してなかったりと縁がなかった印象です。満を持してはじめて触れたのが『ソラとウミのアイダ』ですかね。こういっちゃなんですがひどかったです。はたして“昔は凄かった過去の人”なのか“単にパブリックイメージが肥大化しちゃった普通の人”なのかこの目で確かめたかったのです。
なおこれについての結論は保留。やや後者寄りの見解です。実際のところ広井氏はこの新作に関与してないらしいのでこれで評価するのはフェアじゃないというのが理由。

おそらくこの『新サクラ大戦』視聴層は旧作経験者で占められるのではないでしょうか。前知識ないとこんな感じでした、的な感想書いときます。


結果↓


{netabare}失敗した。つまらん。{/netabare}


あくまで仮定ですが、旧作ファンが懐かしんで愛でる以外の需要はないのではないかと思われます。
ポジティブに評価できるのは一点。ゲーム原作にありがちな“独りよがり謎設定”に置いてけぼりにされるのがなかったことくらい。旧作キャラの登場や踏襲された世界観はオールドファンに寄せた無難さを感じました。

そしてメリットはデメリットと裏返し。そら整合性求めりゃグダグダなところは随所にあるのですが、度し難い謎設定ではないので拒否反応はない。ただ単に時間が流れていくだけ。なんとなくいい話のような緊張感あるようなシーンが続きだらだら鑑賞はできるのですがビックリするほど記憶に残りません。帝国華撃団の主役級五名のキャラ回らしきものがなかったのも輪郭がぼやけた理由でしょう。
あとは自分の好みないし事前のイメージ(期待)とかけ離れていたことかしら。具体的には以下二点↓


1.ヅカ感に乏しい

実際のモデルは松竹らしいのですが、華撃団≒歌劇団なわけじゃないですか。そう宝塚です。
舞台に生きてるシーンが極めて少なく、本筋が降魔との闘いだったとしても日常パートとしての舞台シーンがほぼ無く他のアニメと同様な日常パートが展開されてたのが残念です。ここ差別化できるポイントだったと思うのですが素材を使いきれてない。

{netabare}普段はトップスタア。でも実は…{/netabare}

そして舞台シーンもイマイチでした。人数が5人だからってのもありますが、カーテンコールのとこしかなかったんじゃないかしら。“ラインダンス”“レビュー”とかやりゃいいのに。寸劇もアイドルもの延長線上の演出で、これでサイリウムとか出てきたらたぶん即切りしてたと思います。
旧作がどうか知りませんが、やや期待してたヅカ的舞台演出がなければその他作品に埋没するのです。


2.大正感に乏しい

大正二十九年の設定です。
いくらスチームパンクな世界観だったとしても背景や小道具とかもっと史実に寄せることはできなかったんでしょうか。ビールやキャラメルの広告をさらっと挿入したり、やれることはあったでしょうに。

{netabare}大正モダニズムの欠片だけでも…{/netabare}

年代的に“レニングラード”だったであろう場所が“ペトログラード”のままだったり共産革命なかったのかしら!?と妄想するのは楽しかったんですけどね。


1.にせよ2.にせよ当方が勝手に期待して勝手にがっかりしただけとも言えるのでみなさんはあまり気にせずともいいでしょう。単に期待値コントロールを失敗しただけともいえます。
とはいえキャラもストーリーも凡庸だったので、他と差別化できるアドバンテージをみすみすドブに捨てた感じ。作品としては並も並。オールドファンが温かい目で観てあげたらよろし。そんな作品です。



※余談

■セヴァストポリ

いいっすね空中要塞。
言わずと知れた黒海へ抜けるクリミアの要所。要所ゆえに要塞化したのが現実のセヴァストポリ。クリミア戦争ではナポレオンⅢ世が、WWⅡではドイツ軍がえらい目に遭ってました。作中でこれを持ってくるセンスはさすがです。

日露戦争とかやらなかった世界線でしょうか。
要塞攻略といえば“旅順要塞”なんかも有名です。司令官の乃木希典は攻略にてこずったことになっていて、司馬遼太郎『坂の上の雲』では愚将としてボロカス言われており評価別れてますよね。
実際のところ、要塞攻略時の損耗率をみると同条件でないことを差し引いても乃木大将の戦略は極めて効果的であったと判断できます。少ない犠牲で陥落させているという意味です。この辺は好き好きでしょうし興味なきゃスルーでしょうが、伊達に神社ができたり駅名になってたり、アイドルグループの冠に使われてたりしないよね~とあらためて思ってたりしました。



視聴時期:2020年4月~6月 

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2020.06.21 初稿
2020.12.19 修正

投稿 : 2025/04/05
♥ : 47

62.1 53 2020年春(4月~6月)アニメランキング53位
シャドウバース(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (29)
82人が棚に入れました
天青学園に通う少年・竜ヶ崎ヒイロは、ある日謎のスマホを手に入れる。そのスマホには、大人気デジタルカードゲーム「シャドウバース」(通称・シャドバ)がインストールされていた。ゲーム・シャドバを通じて、ヒイロはライバルと出会い、大会へ挑戦し、仲間との絆を深めていく。

声優・キャラクター
梶原岳人、榎木淳弥、本渡楓、田谷隼、種﨑敦美、小倉唯、井口祐一
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シャドバは世界を救うじゃんね

 一番最初のシーンを終盤まで覚えていられるか?です。竜ケ崎ヒイロが、謎の声をきっかけに蔵に導かれ、シャドバのインストールされたスマホを手に入れて喜ぶ先に何があるかな?な始まりです。

 親友のカズキ、ミモリをはじめクラスではやるシャドバです。事件が後に起き、いきなり始めたばかりのヒイロの無敗記録が始まるのです。
 不思議に思うのは、ルールやカードを始めたばかりなのにヒイロが熟知しているところです。
 最大のライバル、夜那月ルシアをはじめ、カイ、黒羽アリス、マウラといった相手、面白ライバルも含めて戦うことで、成長するヒイロを描いていたです。

{netabare} シャドバの全国大会、シャドーグランプリと白熱するカードゲームイベントと進むと思っていたです。謎の黒装束仮面が登場してバトルしたり、なぜか?世界の命運をかけた使命を仲間と共に背負うのです。

 話の進行に合わせてタイミングよく、世界が危険にさらされシャドバが戦いの手段になってしまうのか?だったです。また、作られたスマホのカードゲームなのに伝説のカードなんていつから伝説になっていたのか?遺跡だかそんな場所にあって、敵が待ち受けるところも
話に流されなければ、謎の設定であるです。{/netabare}

 なぜシャドバで危険の付きまとう戦いの巻きこまれのだろうか?シャドバに勝利すると、操られた人を開放できたりと、どうなっているのだろうか?です。

 ヒイロ個人だけでなく、仲間の活躍、内面に触れる場面も面白いかもしれないです。
{netabare} 待ち受けるヒイロにとってまさかな相手、今回の事態を引き起こした黒幕も明らかになって、戦いは熾烈を極めるです。{/netabare}まぁ、乗り越えられなければ、話にならないわけだけれど、見事、仲間も駆けつけ勝利し、世界を救うことができるのです。

 ずっと見てきていて、未だにルールや出てきたカードを全部覚えられなかったです。イグニスドラゴンはよく出てきたので、覚えられたです。
 カードゲームなのに、とくに終盤近くになるとリーダーと呼ばれるプレーヤーが、人間でない物になったりしたです。演出がある意味、凄いと思ったです。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2
ネタバレ

ほろりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

バトル!シャドウバース!

ゲームやっていました。3話まで視聴
スマホデジタルカードゲーム「SHADOW VERSE」(以下シャドバ)を題材にしたカードゲームアニメ。主人公のヒイロは学校でみんながシャドバが流行っている中、ヒイロだけスマホを持っておらず、ある日自宅の蔵を入るとスマホを見つけシャドバを始めていく…
このアニメは全体的に見ると中の下のような作品だと感じました。
まず蔵にスマホがあるのが謎だと感じました。なぜ蔵にスマホがあるのか…しかもなぜそのスマホの中にシャドバが入っているのか…今後明らかになってほしい点です。
次に思う事はシャドバをしている人やしていた人しか気にしない事だと思いますがこの世界はどの弾までのカードが出ているのかという事です。これに関しては「細かい所を気にしすぎるのでは?」と思いますが、シャドバをしている人やしていた人の中には気にする人がいるのではないのかなと感じました。ただ、イグニスドラゴンなどのオリジナルカードを出してくれるのは嬉しいと思いました。
ただ、このアニメにも良い点はあります。それはストーリーが良い事です。しかし少し現実感がない部分がある所もあります。例えば第一話で{netabare} ミモリがタクマ(一話ででくるキャラ)にスマホを取られたというシーン。現実なら犯罪に悪用されるレベルだろ笑とツッコンでしまいました。{/netabare}でもそれがアニメシャドバらしさが出てきてるのかなと思いました。
まだ3話までしか放送されていないので今後明らかになる事があるため、気長に見てみようと思いました。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

おめが さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

販促以上のものを感じられなかった

キャラが大勢いるのに掘り下げが全然なされず1クールずっとトントン拍子に主人公が勝つ試合ばかり見せられて飽きてしまった
特に攻めた設定や話やキャラや描写はないので極端に嫌いなところは少ないが好きなところもない
キャラクターやストーリー展開よりもカードゲームシーンがメインなのかと思えば作画が良いだけで見応えがなかったと思う
2クール目に何か仕掛けてくる可能性はあるがこの方向性なら正直もういいかな
黒羽アリスが可愛かった

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

61.9 54 2020年春(4月~6月)アニメランキング54位
ハクション大魔王2020(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (33)
75人が棚に入れました
50年の時を超えてハクション大魔王とアクビが帰ってくる!その目的はアクビが女王になるため、なんとあのカンちゃんの孫のもとで修行だとか!?今時の小学生、カンちゃんの夢を見つけるためにアクビが大奮闘!ところが、いたずら好きなアクビの弟プゥータも登場して人間界は大パニック! はたして夢は見つかるのか?

声優・キャラクター
山寺宏一、諸星すみれ、山下大輝、島袋美由利、村本享太郎、日髙のり子、古川登志夫、戸松遥、関智一、チョー

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

懐かしくて新しかった!ラブコメ!?

無印大魔王視聴済。

今作も途中まではアクビちゃんを中心にかんちゃんとお友達のドタバラで面白かったんだけど、ラスト近く、かんちゃんに夢が出来た…ってあたりからちょっぴりラブでキュンなテイストになってって、何度か「え?かんちゃんいくつだっけ??」ってなった^^;

マリオくんとの微妙な三角関係がほほえましくもあったのですがw


最終回は無印ほどは泣かないだろうと思ってたらまんまと泣かされました><
さすが大魔王。。。

かんちゃんの淡い初恋のお話でラストもさわやかでした!
(うん、小学生だしね…これからこれから)

ぷう太はもう、マリオくんちにずっとお世話になるといいと思う。って何度か思ったw

投稿 : 2025/04/05
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

時代背景が反映されていて、予想外に面白かった。

子供向けか、何をやるんだ? と軽く様子見がてら見たつもりでしたが、予想外に面白かったです。

まずリアル等身アクビちゃんが可愛かったですね。

夢を叶えてあげる、と言われても、現代の子供は将来に夢も希望も無く、何も無いとしか答えない。
魔法で欲しいものをあげる、と言われてもそれも特に無し。ゲームはもうあるし、スマホがあれば事足りるし、と言う。
50年の時代の流れで様変わりした様子に戸惑う大魔王達が面白かったです。
そこからの、だったら夢を見つけよう、という流れも良いと思います。
目指す夢があることが幸せですからね。

これはもうちょっと抑えておきたい所。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 3

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<50> 『ハクション大魔王』リメイク。旧作にも通ずる。

1 話視聴。
昭和のギャグ『ハクション大魔王』リメイク。
魔法使いの魔王の娘が現実主義な現代っ子の夢を見つけるお手伝い。
昭和アニメのキャラが世代間ギャップに戸惑う感じが旧作にも通ずるいいリメイク。魔王あっての作品だけに娘や息子がメインだと不安。
視聴は終了。あらためて旧 OP のベース (Ba) が凄い。そしてブル公…。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

61.3 55 2020年春(4月~6月)アニメランキング55位
俺の指で乱れろ。~閉店後二人きりのサロンで…~(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (26)
95人が棚に入れました
「もしかして 俺の指に欲情してる?」都会の人気サロンでアシスタントとして働く"ふみ"。憧れのカリスマ美容師・蒼甫から毎日厳しい指導を受けるが、彼に触れられる度に、動揺してしまう。ある日の閉店後、シャンプー台で練習相手になってくれた蒼甫に水をかけてしまい!?怒られる!かと思いきやそのまま引き寄せられ…「どうして俺が触るとダメなんだ?」心を見透かすように意地悪に微笑む蒼甫。指先がカラダの隅々を撫で回し始めて…――― 私はこの指つきを…もう拒めない。

声優・キャラクター
【通常版】駒田航、山岡ゆり、永塚拓馬 【完全版】佐和真中、はちみつこ、桜ICE獅子丸

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今度の「僧侶枠」作品は、カリスマ美容師とアシスタントによる物語。

この作品の原作は未読です。
僧侶枠第13作目の作品の舞台は美容室…
カリスマ美容師と、スタイリストを目指すアシスタントが織りなす物語です。


「もしかして 俺の指に欲情してる?」

都会の人気サロンでアシスタントとして働く”ふみ”。
憧れのカリスマ美容師・蒼甫から毎日厳しい指導を受けるが、
彼に触れられる度に、動揺してしまう。

ある日の閉店後、シャンプー台で練習相手になってくれた
蒼甫に水をかけてしまい!?怒られる!かと思いきや
そのまま引き寄せられ…
「どうして俺が触るとダメなんだ?」
心を見透かすように意地悪に微笑む蒼甫。
指先がカラダの隅々を撫で回し始めて…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

美容師とアシスタントといういわば上下関係の間柄なので、パターン的には第1作目「僧侶と交わる色欲の夜に…」や、第7作目「終電後、カプセルホテルで、上司に微熱伝わる夜。」的な展開でした。

強いて違いを言うなら、いつも中盤以降に登場するヒロインを狙うライバルの存在が今回はやたら希薄だったということでしょうか。

個人的には取った、取られたの展開があまり好みじゃないのと、どうせライバルは絶対主人公には勝てないんだから、その分2人の関係にもっと尺を取って欲しいと思っていたので、この展開は良かったと思います。

でも、ホント「ComicFesta」って儲かっているんでしょうね。
だって制作委員会という文言を見たことがありませんから…
と思ったら関連出版企業も出資されているんだそうです(wikiより)。

ショートで全8話しかありませんが、アニメの制作となると、それなりに資金が必要ですからね。

そういえば、wikiをチラ見していた時に見つけたのですが、この僧侶枠作品のYou Tubeチャンネルが存在していたんですね。
覗いてみてビックリ…
チャンネル登録者数が27.4万人と記載されているじゃありませんか!
この数値が人気の下支えであることを物語っている気がします。

どうやら全部の過去作が視聴できる訳ではなさそうですが、今なら新作を除く9作品が視聴できるようですよ。

1クール全8話の物語でした。
一体どこまで僧侶枠の快進撃が続くのか、引き続き見守っていきたいと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 6

カミヤ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ある意味普通?

割と少女漫画感が強かったように思います。
他の僧侶枠に比べるとトンデモ展開も少なかったように感じました。その分謎の展開に爆笑!みたいなことも減っているのでそういう風な楽しみ方はこの作品ではあまりできないのかなといった感想です。それでも時折なんだこの話の流れは...、的なことはあるのですが。
あとは他の僧侶枠に比べてエロシーンのサンプルというか、チラ見せがかなり少なかったように感じました。そういう目的で見ていないので構わないのですが、比較して見たときに思い当たるポイントではあるのかなといったところです。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今作はあっさりに感じた。

山岡ゆりがヒロインの声をやっているほうしか見てない。

美容室が舞台。
カリスマ美容師と駆け出し?美容師の恋愛。
幼少期は実は立場が逆だったという。

なんというかあっさり。もっと濃厚なやつください。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 4

60.0 56 2020年春(4月~6月)アニメランキング56位
社長、バトルの時間です!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (202)
656人が棚に入れました
世界の中心、ゲートピア…。かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられるー「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。

声優・キャラクター
堀江瞬、市ノ瀬加那、和氣あず未、青山吉能、堀江由衣、八代拓、上坂すみれ、茜屋日海夏
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1

中途半端なビジネス用語でリアリティラインがぐちゃぐちゃ

3話までの感想{netabare}
まず2話まで見て、ワケが分からん。
いくら前社長の息子だとはいえ傾いてる会社の新社長に就かせるって「ボクと契約して保証人になってよ」って感じでもうナンだこれ。
何か前社長の残したものがあって、それを使えるのが親族だけで、会社継続にそれが必要…という設定でもあればまだ納得できるけど、そうじゃないっぽい?
そもそもなにが抵当に当てられてるのかも分からない、名義が会社と個人の違いすらあやふや。
博物館に寄贈(貸与?)してたのを取り戻すと相続税が発生するって、個人名義なの?
ってかこれ、単純に前社長が人間のクズなだけなんじゃ…。

と、最初から困惑を覚えつつ視聴。
そのうち納得できるタネ明かしがあるんじゃない?と思いつつ3話に突入するも…アカン限界かも。
ケロロはヤメロって、不快なんだ。
コンビニの例を挙げてたけど小売商とはワケが違うんじゃない?
両者の顔を立てないといけないから大変なんであって、上司と部下が直接言い合えるなら中間管理職が困ることは無いんじゃ?
そもそもあのダンジョンはコンペ用の作り物でしょ?横狩りはマナー違反のような…。

なんだろうな、会社名義の消耗品(一度読むと消えてしまうスクロールとか)を使う度に経理が頭抱えるとか、社長の認証が降りないと使えない大技があるとか、そういうの期待したんだけど全然違うっぽい。
またこの世界の住人の知能は非常に低く、ヘタなキッズ向けよりも幼稚、ってか深夜アニメしか見てない人がキッズ向けを作るとこうなる気がする。
いやマジでタネ明かしあるんだよ…ね?{/netabare}

10話までの感想{netabare}
金払って入社って正気か?
マリカに続いてミネコで二度目、スタッフは「これはおかしい」と本気で思ってないみたいで怖い。
現実のアニメ業界で未払いだ脱税だとゴタゴタあるけど、これじゃあさもありなんって思っちゃうよ、思いたくないのに。

といったことを9話見た後で書こうとして、「ま、まぁ次の回でミネコが人間界で受け入れられるかどうか色々大変なことになるのだろう」と言い聞かせてもう一週様子見してた…のだけど。
10話、え、なにこれ…。
ミネコの件はもう解決した扱いらしくさも当然のように普通に会社に居て、内容の方はユトリアと社長とのエピソードに。
もうこの世界の冒険者会社の勤務形態がよく分からない。
他の社員は社長とユトリアが二人きりになれる様に気を利かせて別件の用があるとして席を外したのだけど、で、お前ら仕事は?
基本、ダンジョンに行ってキラクリを取って来るのが仕事内容だと思うのだけど、社員は「今日はどのダンジョン行こうかなー」と自由に選べる?そしてそれは会社は把握してない?
「今日行ったダンジョンではキラクリ見つかりませんでした」でいくらでもサボれたりして?
また、確実に日帰りできるのは約束されてるの?
10話で社長「その辺で寝るから大丈夫、こう見えても冒険者だからどこでも寝られるんだよねー」と言ってるから、一度クエストに出ると数日かかることもあると匂わしてるのに?
だってさ、「社員がキラクリ探してダンジョン行ったけど数日戻ってきてない」ってことが起きた場合、救援送ろうにもどのダンジョンか分からないようじゃマズくない?
携帯やGPSがある世界じゃないでしょ。
逆に、キラクリがダンジョンで手に入った場合、こっそり着服したりそれ持って蒸発したりとか…無いの?
また、いくらお手軽なクエストを選んだとしても、実際にダンジョン行ったら予想以上にボスマジューに苦戦してキラクリを手に入れるまでに時間かかって、戻ってきたらもう深夜ってこともよくあるんじゃないの?
なのに会社にはベッド一つ、ホテル紹介するのかな?

実はこういう感じの違和感はずっと続いてて、特に6話の親父の伝言はもはや宇宙人だか未来人。
オオガタモンで原因不明の異変が起きてて解決に向かったらしいのだが、どれくらい時間がかかるのか目処が立ってるかのような口ぶり。
原因不明なのに?行ったその日に解決できちゃうかも知れないのに?
このテの設定はよくあるけど一例として“グラブル”を挙げると、主人公の親父は幻の空中都市を探して旅立って行方不明で主人公はそれを追うって話なんだけど、この場合「親父は幻の天空都市で暮らしてるかもしれない」という可能性がある。
親父の目的の達成・失敗に係わらず、戻ってこないのは不思議ではない前提。
一方のシャチバトでは、解決したら帰って来るんだよね?なのに会社そっちのけで旅立って「何年かかってもいいのでついてこい」って…どういう目算?
オオガタモンに行くには大金が必要らしく、会社売却して追ってきたらどうすんの?、遺産取り返すかどうかも確実じゃなかった(メッセージを聞かない可能性もあった)じゃん?
ってかオオガタモン行くのに大金が必要ってのも謎、「じゃあ先代はどうやって行ったの?」と誰も疑問に思わないのも謎。

と、実はここまでは前フリ。
ひょっとして伏線ってことは…無いかな?
そもそも、オオガタモンはゲートピアの最高組織十二人機関とやらに厳重に管理されてるので女神サマに頼むから大金が必要って流れなんだけど、誰も十二人機関と話をしようという発想を、しない。
十二人機関は先代からオオガタモンの異変聞いてないの?いや、十二人機関の方から親父に頼んだ?
とりあえず事情話して会社経営に便宜図ってもらおうよ。
と思うのだけど、実はこれ…1話でこれまた謎なワード「株主である執行役員12名」ってのがあるのだけど、この12名ってそのまま十二人機関と同じなのかな?
で、そのメンバーは密かにキボウカンパニーに接触してるとかって…無いかな?
トーマスがなぁ~んか怪しい気がするんだけど、ガイドさんも何かウラがありそうな無いような?、ついでにヴァル美もアヤシイけど。

1話の研修ビデオの進行役やってたり、2話で先代の遺産が博物館へ寄贈されてると伝えたり、6話で女神サマに頼もうと最初に提案したのもガイドさんなんだよね。
なんだかんだいいつつオオガタモンの異変について調べは進んでて、解決には数年を要すると試算も出てて、管理してるのは十二人機関なんだから当然それを知ってて、キボウカンパニーにアプローチ仕掛けててもおかしくはないかなぁ、と。
そこでガイドさんが12人ナントカのメンバーやその手先で、キボウカンパニーの方針を誘導してた…のであれば、これまでの違和感は全部ではないけど結構解消できる…かも?
ミネコの人間界での処遇も裏で手を回してたり、ひょっとしたら1話より以前に「ミナトさんが次期社長に相応しい」とユトリアに吹き込んでた可能性も?

というかむしろそうであってくれ。
そうでないと矛盾点だらけでこの作品がアレ過ぎる、作画頑張ってるので作画スタッフが報われない。
他の方のレビュー見たら脚本は“慎重勇者”の方らしいし、トリック仕掛けててもおかしくはない気がするんだがのう。
もしそうであったとしても払拭し切れない矛盾点もあるのだけど…それは最終回見てからでいいか。{/netabare}

総評{netabare}
これはどうしたもんかな。
変にビジネス用語を使うせいでリアリティラインが滅茶苦茶。
「○○って言葉使うなら××もあるハズ」「○○知ってるなら××も知ってるハズ」みたいなのが発生して、××に当たる部分がスッポ抜けてても「フィクションなんだから気にしない」と処理するのが難しい。
そうだなぁ、“忍たま乱太郎”では作中「五百円玉を出すのは構わないが小判はダメ」という指示があったとかなんとか。
五百円玉は嘘だと明確に分かる(フィクションとして受け入れられる)けど、作中時代的に小判は存在してなくて紛らわしいから。
こういった鉄則を完全に無視して中途半端にビジネス用語を投入して、しかも用法が正しくなくて、見てるこっちの頭がおかしくなりそうになる。
一応別のパターンとして“バミューダ△”では、海中なのにお茶をカップに注ぐ、ヒジキを天日干しする、雨が降る、泡風呂がザバーっと溢れる等、明らかにおかしい描写を入れて視聴者の頭をトリップさせる手法もあるにはあるけど、これは特例でしょう。
魚が空飛んだりキノコが物言ったりするヘンテコリンな世界を演出したんだろうと察しがつく。

なによりも、シナリオが酷いのだけど作画はマシ、そのせいで予算がキツかったんだろうなと好意的に見ることができない。
それだけならまだ「監督や脚本の価値観が私に合わない」「新しいことをしようとして外した」「視聴者無視して独りよがりに走った」等あり得るけど、とにかく脚本にやる気を感じない。
いや、やる気が無いなら無いで面白くはないけど手癖で無難な出来にはなりそうなもので、これは意図的に作劇の鉄則を外したような部分が見える。
もう一つの可能性「企画・原作がそうだから」なのか?それにしたってそのまんまアニメ化はヤバいって気付きそうなもんだと思うが…。

以下各話ごとのツッコミ、批判長文注意{netabare}
まず1話からおかしい。
社長になるための認定試験を受けるって展開で、試験の道中「なにやら困ってる少年(トーマス)」に出会う。
トーマスの願いを依頼として受け、主人公達は本来の試験はひとまず置いといて手助けするって流れ。
これ、物語を見慣れた人ならトーマスは一般人に扮した試験官の偉い人ってオチを予想するのが普通だと思うのだけど、全くそんなことは無かった。
じゃあ何で出したんだと。
「ガイドさん」も謎。
社長就任のため研修ビデオを見させられるのだけど、そこで登場した「冒険庁が配布してる学習セット(中略)冒険庁のバイブルですよ」とまで言われたビデオ内の司会役がガイドさん。
それが中小企業(のちに零細企業になる)のキボウカンパニーの社員って…何かあるって思わない?
私は最初管財人かと思いましたよ。
けどそうじゃないらしく、では社長が新人なので冒険庁や親会社からの出向、スーパーバイザーとかエリアバイザーと呼ばれる立場なのかな?と好意的解釈をしてたけど、そんなことは無かった。
せめて、せめて最終回の「12人」に報告するのがガイドさんだったらこの作品の大部分のヘンな箇所を大目に見れたのに、なぜやらない?
1話終盤のマジュー戦はいわずもがな、あんなので納得できるのは子供でも難しい。
根拠不明のインスピで弱点を見抜くんじゃなく、なにか知っている(かつて同種と戦ったことがある?)を匂わせればいいじゃない。

2話は輪をかけて謎…会社の財産なのか個人の財産なのかあやふやな遺産相続がどうこう。
博物館じゃなくて質屋じゃダメだったのかな。
けどこれは一応親父が意図的に仕組んだことだと考えればまだ納得できる…か?
けど親父にはそんなことしてる余裕あったのか?
これも引継ぎをガイドさんが影でやってたってことにすれば良かったと思うのだが。
3話も謎。
受注コンペという名のダンジョン攻略なんだけど、これって主催者が用意した作り物ちゃうの?
「三つ首マジュー」も主催者が用意したものだと思うのだが…。
しかも首同士を上司・部下・中間管理職になぞらえてドツき合いのケンカをさせるのだけど、これ、社内暴力やん(悪い意味での伏線)。
4話は頼みの綱だった作画までも迷走。
この回登場のマリカ、モノローグで「小さいけど~」とか言われるが、他のキャラと比較して別に小さく見えない、致命的。
でもってマリカは協力者のトーマスをポカポカ殴ってるんだけど…(悪い意味での伏線)。
5話、1回目の「大金払わせて入社」、もう頭オカシイ。
作画のヘンさも継続で、散らかった部屋で「足の踏み場もない」と言うのだが、そこは画面に映さない。
こういった台詞で説明するだけで絵では見せないのは6話もそう。
ダンジョンの罠にはまってガケをジャンプするがミナトは届かず、引き上げられた後に「踏み切りを失敗して」と言うがそのシーンは映さない。
同じくダンジョンの罠、通路が狭まってくるところで「もうダメだ、体をこすりそう」と言うが画面からは全然そんな様には見えない。
極めつけは「社蓄マジュー」のボス登場シーン、姿を見たマリカ「随分貧弱なヤツね」。
…?
「貧弱そうなヤツ」じゃなくて「貧弱なヤツ」?また一回も剣交えたりしてないのに?
これどういうこと?
ひょっとして作画班がどこまで描けるか分かってない段階でシナリオのセリフを書いて(ここまでは普通)、上がってきた作画にセリフの手直し入れるのを忘れた?
作画クオリティからして時間カツカツって気はしないんだが、案外カツカツだったのかなぁ?

社蓄マジュー戦や親父の伝言についてはもう絶句、凡そ人間の発想に思えない。
特に親父の言ってることが意味不明で…未来予知でもできなきゃそんなことは言わんって内容、詳しくは「10話までの感想」見てちょ。
そしてオオガタモンへ行くために、何故か「十二人機関」に話をしようとはならず、袖の下使って女神に頼もうって展開。
但しこれは言いだしっぺがガイドさんだったので、やっぱりガイドさんが何か企んでるってことにすれば良かったと思うのだが…何故しない!?

そして7話はオレの怒りが有頂天(ブロントネタ)。
6話までかけて、もう一度言う、6話までかけて、遂に「親父の遺産」たる新装備をやっとのことで手に入れました。
普通それ使って活躍するシーン描かない?
それ以前から妙にキッズアニメ的な内容が鼻に突いてたんだけど、キッズアニメだったら絶対に新アイテムは活躍シーンを入れる、メタ的に「商品」だから。
キッズアニメっぽいノリをしといてキッズアニメのお約束を外すとか、なにがしたいん?
そもそも普段の冒険者の業務内容がサッパリ分からない、会社をテーマにしてるのに。
中盤のガイドさんの社長に向かっての「企業秘密です」、これは親会社からの出向ってことなのならギリギリ許容できたかな?
けどそうじゃないみたいなのでやぱりこれも…なにがしたいん?禁則事項パロ?
またこの時、ガラの悪い冒険者らしきものが登場して、これも悪い意味での伏線になってしまってる。

8・9話は連続した話で考えたくないことを考えてしまう回。
まず「ファムネラがアンデッドであること」と「アンデッドには回復薬は普通に効いて回復魔法はダメージになる」の2つの情報。
両方隠しといて両方同時に明かすとか…どっちか片方は先に明かしとくべき、そうでないとタネ明かししても「へー、そう」ってだけで意外性もナンもない。
つか後者の情報とか訳ワカラン、FFだって(ナンバリングで違うとは思うけど3では)ケアルもポーションもアンデッドにはダメージだぞ?
更に酷いのがファムネラ遭遇前に、ファムネラ以上に見た目よっぽどアンデッドっぽい敵が登場してるんですよね、回復魔法を使えるマコトが都合よく気を失ってケロロにひと呑みされた連中。
(もっと言えば6話の社蓄マジューもファムネラよりよっぽどアンデッドっぽい)
…。
というか、まさかと思うけど…当初はそのファムネラ遭遇前の敵を使って「アンデッドには回復魔法がダメージになる」を見せるつもりだった…とか?

急遽予定を変えてケロロ活躍シーンをねじ込んだ?

なんてことは…まさかねぇ…。
そもそもマコトが気を失う必要が無い。
別にマコトはケロロを知らないワケではない、むしろ知ってて隠してただけ、バレバレだけど。
社長に知られたところで「このことはご内密に」と言うだけでいい。
それよりもっと根本的な問題、何で隠さないといけないのかワカラン、ファムネラですら会社で普通に働ける世界なんでしょ?
権利的に~とかフザけたこと抜かすなよ?それツマラン、非っ常にツマラン。
どうにもここは「ケロロを登場させようとしたことで脚本が歪められた」感がしてならない、そんなん考えたくないのに。
そして他社社員のライバーに危険な仕事を押し付け(悪い意味での伏線)、ファムネラの女王を退治…退治していいの?
そしてミネコで2度目の「大金払わせて入社」、1度目よりもタチが悪い。
なんつーか…マンハッタン島をインディアンから24ドルで買い取った白人みたい。
しかも9話のサブタイは「白馬の騎士」(ホワイトナイト)、平社員で受け入れといて…え?

10話に関しては「10話までの感想」で大体書いたので割愛。
ミネコが人間社会に馴染めるまでの苦労話かと思ったらトンだ肩透かしだった。

11・12話は連続した話。
11話の引きとしてのミナトの暴力事件…暴力事件!?
「ミナトがまさかそんなことを?」じゃなくて「脚本がまさかそんなことを?」でビックリだよ。
せめて殺人か横領か経歴詐称で実は前社長の息子でもなんでもない赤の他人だったとかじゃない?、意外性持たせたいなら。
「どうせ誰かを庇ってでしょ?」なんてのは丸分かりで、引っ張るようなネタかいなと。
ここまで何度も書いてきた「悪い意味での伏線」、それらから冒険者って血の気の多い荒くれ者の印象しか無いので今更社内暴力ごとき、何なんだよと。
しかも11話中盤、ユトリアが照れ隠しで社長引っ叩いてるんだけど…あれ?
ワザとやってるのかなぁ、不愉快に思わせたくて作ってるなんて考えたくないんだけど。
ってかヴァル美も、あのタイミングでミナトの過去を暴いて何がしたかったん?とっておきのスキャンダルじゃなかったの?
12話見ても全然分からない、シナリオの意図がサッパリ分からない。
ケモナーマスクも見逃してなんか良かった感演出してるけど、別の場所で他の冒険者が殺される可能性は無視か。
治癒魔法がある世界にも係わらずライバーが全治数ヶ月の大怪我を負ったの忘れてる?そういう危険な世界の中の職業じゃないのか、冒険者ってのは。
ってかマジューの存在理由も分からない、社蓄だの経営者サイコパスだの変な言葉充ててたが、じゃあ業務内容はなんだよと、侵入者(冒険者)の排除ちゃうのかと。

ワカラン、ほんとワカラン…。

女神に関してはもう脱力。
そりゃ女神にとっては大量のキラクリも小銭程度の価値だったのかも知れないが、お前自身オオガタモンの異変はどう思ってるの?と。
「なんとかしなきゃ」と思ってるならもう少し協力的だろうし、実はオオガタモンの異変って大したことないのかな。
もしくは女神からしたら主人公の住む世界はどうなろうがど~でもいい世界ってこと…なのか?
一気にスケールがショボくなったような…。
呼び出すために使ったキラクリの半分は元はミネコの私財だと思うのだが、社員旅行の旅費って…えええ?
そして最後、1話で語られた「株主である執行役員12名」は6話で語られた「12人機関」と同一でいいのかな?
で、ここからは作品全体に掛かることなので各話感想の外に置くけど──{/netabare}

最後まで見て結局、オオガタモンの異変って隠さなきゃいけないの?なんでコソコソせにゃならんの?行政命令で「キミなんとかしたまえ」と直に言っちゃダメなの?
キボウカンパニーは12人機関に隠して(隠したつもりで)活動せにゃならんの?世界の危機を救うために結成された会社じゃないよね?冒険庁に相談しないの?補助金出ないの?
マジューに事情話して協力してもらえないの?意思疎通できるやつ一杯居たじゃん、ミネコが特別なのは気のせいだよ気のせい。
これらぜーんぶ不明、作品のベースが出来上がってない。
また12人機関では無理で女神でないとオオガタモンは通れないって説明は、実は無い。
大体親父はどうやって通ったのさ。
だったら親父は違法な手段でオオガタモンを通り、12人機構はお冠でとても話ができそうな状態じゃない、くらいのベースは敷いておこうよ。
そういう理由がちゃんと描かれてる別作品の「シーンの一部」を拝借して、なんとなく理由描けてる様に振舞ってるだけ。
雰囲気に流されやすい人なら騙せるかも知れんが、そういう視聴者ばっかりじゃないよ、と。
せめて…せめて最終回で12人機関に報告してたのがガイドさんだったら色々と考察という名の好意的解釈もできたけど、それも断たれた。

──と、なんか凄く長く書いてしまったけど、悪い意味でここまで集中してアニメを見たのは“剣王朝”以来かも。
「なんでここまで酷いのか」で興味を引いたワケだけど、それを狙った作りってことじゃないよねぇ?
ガイドさんが黒幕ないし黒幕の手先だったら全部ではないにしろある程度は矛盾解消できたハズなので「そうであってくれ」と最後の方は祈る気持ちだったのだが…。
親会社や冒険庁からの指導員ってポジションじゃアカンかったのかなぁ?
「冒険者ランク」なんてのもあるんだし、誤った運用されてないか査察とかあってもおかしくないじゃん。
繰り返しになけど単にやる気が無いだけなら、つまらないだけで手癖で無難な作りにはなる…ハズ、作劇のイロハを叩き込んであるプロなら。
で、肝心のシリ構・脚本の人は“慎重勇者”をやられてる方で…ちゃんとした仕事できる人じゃん。
どうしてこんなことに…監督か?その上の人か?

以下妄想{netabare}
思いつくこととしては、これは“はてなイリュージョン”で強く感じたことなのだけど…。
アニメは1日2日で完成する訳でもなし、工程のうえで脚本を書いてる時と絵を仕上げてる時とには時間差がある。
ひょっとして絵を仕上げてる段階で情勢が変わってお上から内容の変更を言い渡された?
あくまで可能性だけど、そんなことを疑ってしまうような箇所が“はてな”では目立った、中国資本だしね。
で、こっちの作品でも、制作途中で横槍(もしくはスケベ心)が入った?
そう強く思わせた箇所は8話のケロロシーン、あと4~6話にかけてのセリフとマッチしてない作画。
あ、但し私は一部で囁かれてる某マンガ家…伏せてもしゃーねーか、吉崎黒幕説は信じてない、反社だ枕だまとめ動画がソースだとか言ってるアレ。
どっちかというと他の人(監督か?)が吉崎の人気にあやかろうとしたんじゃないかと。
と考えると、各所に見られる演出は吉崎の作風をよく再現してるとも思える、かなり研究した?もしくはチルドレン?
ただ、それはあくまで一話完結モノのフォーマットであって、続きモノには全然合ってなかった気が…。{/netabare}

総評としては、ダメなアニメの例として見る価値はあるかも知れない、“剣王朝”並にマイナスな意味でオススメ。
「脚本が空回りしてる」(鉄血とか)ってことでもなければ「やる気が感じられない」(白猫とか)という雰囲気でもない新感覚。
作劇の鉄則外し・お約束外しをするからには代わりのネタを仕込んでおかないといけないのにそれが無い。
なまじ作画を頑張ってしまったことがアダになった?
悪けりゃ「まぁ作ってる方も大変なんだろうね」で気にならなかった…のかなぁ?
ケロロ以外のパロは触れたくもない、そういうのは“のうきん”で既に疲れた。
ラストの水着も語りたくもない。{/netabare}

どうでもいい話{netabare}
ちょっと面白い説を見かけまして、そこから考察…ではないな、妄想が広がったのでここに残しとこう。

何度も指摘してる「ガイドさん」、実はコイツは個体名ではなく種族名だという説。
つまりは1話のビデオで出演してたガイドさんとキボウカンパニーに勤めてるガイドさんは同種族別個体という説。
あっ、それだ!
で、妄想を広げると…意味不明な行動をしてたヴァル美も実はガイドさんなのでは?
実際ガイドさんとヴァル美はキャラが被ってるという指摘は本編でもしている。
ヴァル美の顔をベリーっとめくるとその下から天知茂じゃなくてガイドさんの顔が出てくるとか?
ひょっとして…これも何度も指摘してるけど、最終回で12人機関に報告してたのがガイドさんじゃなくてスバルだったことが残念だったワケだけど、スバルも顔をベリーっとめくるとガイドさんが出てきたりして?
トーマスも中身ガイドさんだったら違和感抱いた部分も解消されるかな?
ガイドさんは12人機関の送った監視人形(正体バレるか生命活動を停止すると崩れ落ちる泥人形がいいな)で、世界の至るところに潜んでる。
それは一般人は知ってはいけないことで、ケロロもガイドさんの成れの果てなんだけどマコトは気付かないフリをしている、ということなら隠さなきゃいけない理由も納得がつく。
12人機関が影でコソコソしてる理由も、明確ではないにしろ本編のみの情報よりは釈然とする、親父はそれを暴こうとしている、でいいじゃん。
ってか主人公と新入社員のマリカとミネコ以外もガイドさんにしちゃおう、マジューはガイドさん開発時の失敗作。
ユトリア辺りに「私もガイドさんなのかも知れない」と恐怖する展開とかあったら最高だね。
女神は12人機関の行いが神の領域に触れるか否かを探ってるってことでいいじゃん。

まぁ二次創作にもならないどこかで見たような下らないネタだけど、そう考えて見直すと実は面白い…のかも?
ゲームの方はまだ続いてるんだよね?こんな展開にならんもんかね。{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

個性的なタイトルに反して、何の個性も感じない ~こりゃこりゃJAROに連絡だw~

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
RPGのような世界観、システムの中でのバトルや日常をゆる~く魅せるタイプのアニメ。

「なんか、ゲームっぽい」と思ったら、やっぱりゲーム原作なのですね。なんとなく、ゲームなら、面白そうかなと思いました。

1話目で寝落ちしたアニメは久しぶり。別に不愉快な部分は無かったので☆1にはしませんが、アニメとして単純に面白くなかったです。

今後面白くなる可能性はまだ孕んでい(伸びしろはあり)ますが、そこまでたどり着ける自信がないので、途中断念とします。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(4話まで)】
{netabare}
本作の個性は、主人公が「社長」という点でしょう。

単なる冒険者や、「ギルドマスター」との違いは、経理や人事など、組織の運営に関わる(裏方の)業務があること。

よって、そこ(世知辛いRPG世界の現実)をじっくり楽しめるアニメかと思っていたけど、、、どうやら違ったようですね。

「社長」どころか、「ギルドマスター」ですらなく、ただの「リーダー」。だったら、こんなタイトルつけるのは、ややアンフェアというか、「まぎらワシ」なので、JAROに連絡してやろうかなと思うほどです(笑)

まあ、「社長」要素である、契約や経理などに関わるであろう大切な書類を、架空文字で作っているあたりですでにやる気を感じないんですよね。あれって、(HUNTER×HUNTERみたく、架空文字でもちゃんと設定をつけているもの以外は)文面を色々考えるのが面倒くさくて、作者が楽してるだけでしょ。

これがゴリゴリのバトルアニメならそんなイチャモンつけないし、「異世界感出してるんだな」程度で終わりですが、一応「社長」と銘打ってるので、制作の姿勢という点で、あまり好きにはなれませんね。

ということで、基本的には、RPGのような世界観、システムの中でのバトルや日常を魅せるアニメ。そこに、「社長」という地位のお陰で、なにやらチヤホヤされる要素が加わっています。

これがとにかく、イライラします。

「本当は優秀」というのは随所で見え隠れしていますが、命の関わる冒険の場面で、力を出し惜しみする意味が分かりません。「俺はまだ本気出してないだけ」てのが、格好良いとでも思っているのかな?

まあきっと、何らかの「力を隠す理由」はあるのでしょうが、その発表まで観続ける意欲は出ない。力を隠す理由を中盤まで引っ張るのはかまわないけど、それは、「それでも面白い序盤を作れる」アニメにしか許されない技法だと思うんですよね(最近で言うなら、「慎重勇者」とかはそれが出来てた)。

これだったら、「俺TUEEE」アニメの方が、いくらかマシ。

まあとにかく、前半4話を観た限り、「終始スベっている、センスがなく、ありきありなギャグ」「熱さのない、作画も微妙なバトル」「やたらに古くさいキャラデザ」と、誉める部分が見当たりません。社長がもったいぶって出す指示も別に大したことは言ってないし、社員はそんなことも分からず今までやってきて、よく生き残れたなと。ライバルも頭悪すぎて何の魅力もない。てか、優しいだけで社長できんなら、誰でも出きるわと、イライラ。

唯一の収穫は、私が好きな堀江さんの声を聞けたことくらいでしょうか(苦笑)

余談ですが、本作はアプリゲーム原作で、アニオリのキャラを主人公に据えているので、半分オリジナルアニメなのかな? と思います。そうなると、良くも悪くも「監督」と「脚本」次第。

「監督」は、池下博紀さん。様々な作品の作画監督や演出をしていますが、監督としては初作品。悪い意味で、初作品らしいな~と思いました。演出が古くさいというか、置きにいってる感じ。

「脚本」は、「幼女戦記」や「慎重勇者」でシリーズ構成を務めた猪原健太さん。両作品とも面白かったので期待していたのですが、監督の違いなのか、原作の有り無しの問題なのか、本作は面白くない。本作は演出や作画以上に脚本が悪すぎるなと。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
無職をイジるわりには、容姿が若いな。ゲームにしたら、まずたず面白そうだけどな。山なし谷なし。久々に1話目で寝落ちしたな(苦笑)

2話目 ☆2
借金→相続→売却、で良いんじゃね? 零細だから、貸してくれないのかな。スラダンパロ、泥船、あんたは誰だっけ、とか、ギャグも安易で終始スベってる。1問ミスっても、問題も変わらずにやれるんかい。

3話目 ☆2
人が良いのが長所の社長て。指示も、的確というより、普通。バトルを生業にしているなら、戦士だって戦術組み立てるだろ。これが、「底」なら、切りだな~。

4話目 ☆2
なんか良い話風だが、別に感動しない。先が無さそうなので離脱。堀江さんの声を聞けただけが収穫。

5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今度の「異世界」は一味違う職場(ダンジョン)です。

この作品の原作ゲームは未プレイですが、市ノ瀬さん、和氣あずみさんにほっちゃんが出演されると知り視聴を楽しみにしていた作品です。
柔らかそうなタッチのキャラデザも初見から好印象でした。


世界の中心、ゲートピア…。
かつて世界は果てしない荒廃が続くばかりの魔境だった。

そこへ天から女神が舞い降り、天空に巨大な「門」が出現。
人々は「門」の中に世界を維持する奇跡のエネルギー、キラクリが存在することに気づく。

月日は流れ、ゲートピアは都市として発展。
「門」のダンジョンの中で専門的にキラクリを採取するトレジャーハンターが登場。
世界を維持する奇跡のエネルギーは、キラクリハンターの手にゆだねられている。

主人公・ミナトはある日突然、幼馴染のユトリアに呼び出される。
淡い期待を持って向かったその場所で、ミナトはユトリアに告げられる…

「わたし、あなたのこと…社長に向いていると思ってたの!」
こうして先代の跡を継ぎ、ミナトの冒険社長ライフが始まったのだった。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

キラクリハンターは、希望の会社に就職し、その会社に貢献することでサラリーを貰う、言わばサラリーマン…
対するマジューの間にも社畜の体制が敷かれている模様…

つまり、見方を変えると会社 vs 会社という構図が成立するのですが、きっと設定については色々と突っ込んじゃいけないヤツなんだと思いました。

だってみんなが所属するキボウカンパニーは、どこからどう見ても零細企業に過ぎません。
それはちょいちょい登場しては場の雰囲気を乱しまくった新興企業「サイエッジ」にしても然り…
巨大企業である「インペリアル」とは対等である筈がありません。

人材を多く抱えているということ…
それは情報収集、或いはキラクリを探索・収集する能力など、全ての面において秀でることは出来ないんです。
数の暴力…と言ってしまえばそれまでですが、それが企業の持つ底力にほかなりません。

でもこんなことを考え始めたら、折角の冒険が一気に面白くなくなってしまいます。
だから頭を空っぽにして目の前の出来事を純粋に楽しんだら良いんだと思います。
実際、私はそうして視聴したので、違和感はあまり感じませんでした。

それに何といってもユトリア…市ノ瀬さんの声に時折ほっちゃんボイスが絡んでくるんですから、私にとっては至福のひと時でしたよ。
だからラストのオチも想定外でしたが、この作品ならでは…と思えばすんなり受け入れられました。
まぁ、楽しんだもの勝ち…というヤツでしょうかね^^;

全体的に優しさで満ちていて悪意が無いので、安心して視聴できる作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、和氣あず未さんの「Hurry Love」
エンディングテーマは、ユトリア(市ノ瀬加那さん)による「おやすみ」

1クール全12話の物語でした。
個人的に作品の雰囲気が好きだったので総じて楽しませて貰いました。
もし続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 18

59.9 57 2020年春(4月~6月)アニメランキング57位
ギャルと恐竜(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (124)
392人が棚に入れました
ギャルと恐竜が時代を越えたルームシェア。恐竜とかよくわかんないけど、なんとかなるっしょ。とりまアゲてこーー~~!

声優・キャラクター
島袋美由利、夏吉ゆうこ、工藤夕希、山下誠一郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恐竜ナンデモアリ…

この作品の原作は未読ですが、主人公のギャル役を島袋美由利さんが演じると知り視聴を決めた作品です。
元々は2020年春アニメとして放送されていましたが、コロナウィルスの影響で8話以降が秋にずれ込んで放送されました。

だから、春の放送の頃は気付きませんでしたが、主人公の友人役をなっちゃん、こと夏吉ゆうこさんが演じているんですよね。
魔王学院の不適合者のサーシャ・ネクロン役、アサルトリリィ BOUQUETの白井夢結役を経て私の中で一気に存在感の大きくなった声優さんです。


ギャルと恐竜が時代を越えたルームシェア。
恐竜とかよくわかんないけど、なんとかなるっしょ。

とりまアゲてこ――~~!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

この作品はアニメパートと実写パートの混在している作品です。
アニメパートは問題ないと思っていましたが、実写パートがちゃんと見れるか、視聴前は少し不安だったり…
ですが、結果的には実写パートも問題なく視聴することができました。

実写パートで気になったのが「8467」という4桁の数字の羅列でした。
最初は、全く分かりませんでしたが、8467(やしろなな)さんというモデルの方の名前だったんです。
島袋さんのギャルも中々でしたが、8467さんのギャルっぷりも相当だったと思います。

そして完走後にwikiをチラ見して知ったことがあります。
それは「実写版スーツアクター」という単語です。
実写版の恐竜の中の人なんですが、着ぐるみを着て演じる方を「スーツアクター」と呼称しているって全然知りませんでしたので。

物語の内容としては、主人公の楓(ギャル)と恐竜の日常を描いた作品です。
回を追うごとに恐竜が知識を増やし、できることがドンドン多くなっていくので、見ていて飽きることはありませんでした。

アニメパート、実写パートに共通して言えるのは、周りの人たちから恐竜はとても大事にされている、ということです。
恐竜の容姿からして草食動物系なので人は襲わないと思いますが、恐竜っていわば巨大な爬虫類ですよね。
私個人としては絶対同居はできないと思いますが、爬虫類としてみると最近では結構マニアの方が希少なペットを飼っているという話を聞いたことがあるので、そういう方なら恐竜との同居も問題無いのかもしれません。

でもこの作品に登場する恐竜は、人の話が分かり、文字も読め、ドヤ顔、ニヤリ顔と何でもありでした。
まぁ、一緒にいたら退屈することは無さそうですね。

オープニングテーマは、楓(島袋美由利さん)、山田(なっちゃん)、先パイ(工藤夕希さん)、翔太(山下誠一郎さん)で構成される「恐竜フレンズ」による「恐竜あげみざわ☆」
エンディングテーマは、高橋竜子さんの「Peaceful Days」

1クール全12話の物語でした。
コロナウィルスの影響が無ければ春アニメで放送が終わっていた筈なのに…
産みの苦しみを味わった作品だったと思います。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 12

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

判断が遅い!!

【紹介】
とりあえず、このページの上部にあるイラストを見てみてほしい。
どういう印象を持ちましたか?
恐らく、その印象通りのアニメです。
そして、秒で切ることを選択できなかったアナタは判断が遅い!!
私もそうでした・・・。
なんだこの恐竜? いや、これは恐竜なのか?
あまり爬虫類っぽさがないような。

【シナリオ】
なんかぼーっとした恐竜が、なんかぼーっとしたギャルと同居生活する話。
ギャルのほうも、ギャルっぽさが微妙に足らず、ギャル風って感じかも。
このギャル、ぼーっとした恐竜もどきが自分の部屋に押しかけてきたのに追い出そうともしないし、ご飯あげたりお出かけに連れていったり。
このギャルは聖人君子か?
私なら秒で追い出す。ミカン箱に詰めて追い出す。
笑いもシュールだし、みんななんかずれてるし、不思議な空間。
これを30分視聴するのは、禅に通ずるものがありますね。知らんけど。
内容的に子ども向けではないし、ギャル向けでは決してないし、大人にはキツイ。
一体どういう層をターゲットにした作品なのか?本当に不思議だ。

さらに不思議なのは、後半の実写パート。
これは一体、なに?お遊戯?
タレントの無駄遣いです。

【総評】
2話、3話見てから切るか判断?冗談でしょ?? 
切るかどうか判断するには10秒で十分だった。
でもたぶん、需要があるからアニメ化したんでしょうね。
しいて言うなら、仕事に疲れた社会人が、イイ感じに脱力したい時にでも見るといいんでしょうか?
真剣に見るアニメではないですねー。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

はずしにいって、はずした(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
大別すると、「オバQ」のようなギャグアニメ。

実際に作者も、藤子・F・不二雄先生のファンであるらしく、本作の「人間と人外が共同生活する」という設定は、藤子作品へのオマージュなのだとか。

とはいえ、まあ、ね。作品のクオリティ、うん。オススメできません。

とりあえず、「1話全部観てみて、1度もくすりとも笑えなかった」ので、リタイアです。


《以下ネタバレ》

【視聴断念(1話まで)】
{netabare}
たぶんこれ、「昭和に流行ったようなことを、あえて令和にやるのが面白い」とか、思ってんだろ~な~と。

設定もそうだけど、OP観ても、昭和のアニメみたいなOPに、あえて、「令和」の字を入れてるし。

安易だよね(苦笑) こういう、「はずした笑い」って、めっちゃセンスが良いか、逆にド天然じゃないと難しいと思う。

終始スベッていて、正に、「はずしにいって、はずした」感じがした(笑)

てか、「連載開始が2018年10月」で、「現在3巻」しか出ていない、(原作消費が早い)「ギャグ漫画」を、2020の4月に「30分枠」の「アニメ放送開始」て、どんだけ見切り発車だよ。ある意味、その事実が一番笑えたわ(苦笑)

そんなんだから、半分を見栄晴さんに頼ることになるんだよ(笑)
{/netabare}

※最近は、「☆1はできるだけ、全部ちゃんと観た作品につけよう」と思っているのですが、本作に関しては、半分実写な(アニメじゃない)ので、☆2の半分で☆1にします(苦笑)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 21

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
陰陽百鬼物語(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
60人が棚に入れました
これは、人と妖が共存していた時代の物語である。もとより陰界の属していた魑魅魍魎は、恐怖に慄く人々の間に潜んで機会を伺い、陽界の秩序は危機にさらされていた。しかし幸いなことに、この世には天文を読み解き、呪術を操るだけでなく、陰陽二つの世界を自在に行き来し、霊体を司ることすら可能にする異能者がいた。彼らはそれぞれの能力を駆使して、陰陽二つの世界の均衡を保つため、己の命を懸け戦っている。そんな彼らを、世の人々は敬意をこめて、陰陽師と呼ぶ。魑魅魍魎たちが織り成すこの絢爛豪華かつ奇想天外な世界が、今あなたの目の前で始まる…

声優・キャラクター
杉山紀彰、釘宮理恵、鈴木達央、沢城みゆき

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (4)
31人が棚に入れました
いたずらの王者を目指すキツネの主人公・「ゾロリ」と、その弟子で双子のイノシシ兄弟「イシシ」と「ノシシ」が、旅をしながら行くさきざきで活躍する冒険ストーリー!

声優・キャラクター
山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶裕貴

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 Extra Stage(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (4)
27人が棚に入れました
ゲーム内コミック「シンデレラガールズ劇場」を題材にしたアニメ作品で過去にテレビ放送していた「しんげき」シリーズ(第1期~第4期)とは異なり、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」とアプリゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)の2タイトル限定公開で、毎回オリジナルストーリーの作品を1話ずつ公開している。

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
トミカ絆合体 アースグランナー (TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (9)
24人が棚に入れました
地球の自転エネルギーから放たれるアースエナジーを狙って、宇宙から謎の敵ダークスピナーが現れた!彼らの野望を食い止めるべく立ち向かうのが、双子の兄弟――ライガとクウガ、そして地球防衛隊『アースグランナー』――果たして彼らは地球を守ることができるのか!?ゆけ!少年たちよ! ゆけ! アースグランナー!

声優・キャラクター
石上静香、桜井春名、檜山修之、日野聡、福山潤
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

そうだ、僕らがヒーロー〈最終話まで〉

2020年4月放送開始のTVアニメ。
玩具展開・アニメ制作共に『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』のノウハウを引き継いだ、トミカ誕生50周年記念作品。

以下各話感想・メモ。
読みにくいけどご容赦ください。
(※追記:総括の中で3クール予定なら…と書いてしまったんですが4クールの可能性もあります。DVDの収録話数が明記されてないのでまだ詳細不明です)
※さらに追記。DVDの収録時間から計算すると4クールと思われます。やったー!

【19話までの総括(?)】
{netabare}アースグランナーも、もしも3クール予定なら折り返し地点となります。
最初から示されていたテーマも一貫しつつ、描き方は深くなってきていて、守るべき人や動物をこまめに登場させているのが誠実で好ましい作風ですね。
シリアスとコミカルとほのぼののバランスも、暗くならない良い塩梅。和むし楽しいです。
玩具販促の工夫も感じられて好き。

物語としてはまだ中盤なので早計かも知れないですが、追加戦士枠のジョーが口にする「ファミリー」という言葉、これが一つのキーワードになりそうだなと感じています。
15話でマンリキおじいちゃんが「車は友であり、仲間であり、家族だ」と言ってくれたのがとても好きなんですよね。
ロボットアニメとしては、レオ達ガオグランナーは地球を守る仲間であり、アースケイブの「ファミリーの一員」あるいは地球で生きる生命のひとつなのだと思っています。
アースケイブの面々は家族が多くて地球を守る組織としてはちょっと不思議な雰囲気なんだけど、その少し緩い繋がりは私の中では「ファミリー」という言葉がしっかり嵌ってくれたんですよね。

家族も他人も日本人以外も人間以外もいるアースケイブは、血縁・人種・種族の枠を超えて「ファミリー」で、いずれはカケルとサーベルもここに加わるのでしょう。
そしてアースケイブが守る対象として人と動物と地球…つまりはあらゆる生命があって、大きく考えれば全体が「ファミリー」と言っても良いのかも、と感じています。
ダークスピナー側も同じようなコミュニティを形成しているし、今後の展開によってはダークスピナーもここに加わるかもしれない。

アースグランナー、とても良い作品だと思うのでこのまま最後まで貫いてほしいと思います。{/netabare}(2020.8.9)


【第1話~第11話感想・メモ】
{netabare}第1話、第2話
ライガとクウガが自分より小さな子達と交流するシーンが1話にも2話にもあるのが好き。動物とか子供とか、守るべき存在がきちんと描かれるのはヒーローものの鉄則だと思う。
ガオグランナーに認められて相棒になる理由が「守りたい人と動物がいる」ことで、ゴウさんがフラれた理由を2話目で明かすのも適切なタイミングかなと。
敵キャラクターが愛嬌たっぷりで憎めないのも良い。敵3人組のダンスとEDダンス、リアルのスーツが用意されてるのでヒーローショーのようなイベントもできそう。ドライブヘッドもメカのスーツはあったらしいから。

第3話
ゴウの運転技術を学ぶっていうのがどう話に反映されるのかと思ったけど上手く組み込んであって関心させられた。
敵とのファーストコンタクトがちょっと軽いノリだったり敵メカ踏んじゃって終わったり、コミカルさも凄く好みで楽しい。
ドライバーとしての執念からゴウはグランナーにを諦めきれないのかー…前回ゴウに足りないものはわかってるけど。育った環境で適性を獲得したライガとクウガに対し、ゴウは今からそれを得られるのか?っていうことなのかな?ドラヘの黒江田さんは上手く距離を作って子供たちの活躍を邪魔しないようにしてたけど、ゴウは少し難しい立ち位置かもしれない。

第4話
私は元々兄弟の話が好きなので、二人の日常や性格の違いを見せてくれるの楽しい。1話のポッキー半分こも好きだった。
冒頭で隼の話があったけど、ああいう生き物の解説みたいなの続けてくれると嬉しいかも。販促が忙しそうだから無理かな?
アースグランナーは玩具販促しっかりしててとても好き。ていうか一番大切ですよね。商品数が多めならどんどん出すべきとも思う。そこに動物に興味を持ってもらうような+αがあるからさらに楽しい。知育要素も好きなんだよね!
クウガメインの回だけど、ライガにも良いところ作ってくれるので安心して見てられる。ゴミやスモッグを題材にするのも好感が持てた。クウガとイーグルの関係も掘り下げてくれて、とても安定してる。このまま巧く積み重ねていって欲しい!

第5話、第6話
動物の豆知識をシナリオに組み込んでいるのがとても良いと思う。
お母さんが毎回GJで、上手に双子の背中を押してくれる。動物への愛情、職員として楽しそうに働いている姿もすごく良い。
5話ではダークエナジーを必要としている理由が語られて、ストーリーとしては和解フラグなんだけど、正反対のものを惑星のエネルギーとして必要としているとなると結構難しい問題になるかなと。それをどう解決していくかという話になるかな?リンの兄のことも出てきて、多分彼がブラックのパイロット。ブレーキー様とチャンバーも甘やかしてるように見えて厳しい所もある良い親子だし、レオとイーグルの相棒バカぶりも微笑ましい。
クウガの全体を見通す力は4話でも描かれていて、6話の作戦立案にも繋がっている。

7話
「それぞれの長所と短所」と水の話。
前回はライオンと鷹の狩りの特徴で補い合っていたのに対して、レオの短所が完全にネックに。地球上での水の循環という知育的な要素から得意と苦手…レオの苦手なもので繋がる。それにしてもイーグルと違いレオは直す気ないのねw イーグルの短所をフォローしたクウガと問答無用で洗車機に突っ込むライガ。ふたりと二機の違いはここでも。まあね、ネコの水嫌いは直せないからね。仕方ないねw水嫌いを認めないレオが可愛いとも、デカい図体と自信満々な態度からすると憎めないなあとも。…水場に暮らすジャガーなら水は問題なかったんだろうか?w
回転するものばかりでなく液体固体気体に変わる水…「循環するもの」もアースエナジーを宿している、と持って行くのが上手い。これまでは物理的に回転するものを出していたけど、そのものが循環する水なら話は別で、小さなプールでも水があればいいわけだ。

第8話
初めて合体前にCM入った?
遊園地楽しむ6人が可愛い。やっぱり最終的には和解展開になるだろうな。観覧車で別の景色を見ていても家族で笑って帰る。協力する時はする、背中を預けられるのはとても良いことだと思う。
今回男兄弟なのに悪態ついたり言い合ったりしないなあと思っていたら高橋ナツコさんの脚本だった。ライガとクウガがちょっと大人びすぎている気も。これまでの回では喧嘩も普通にしてたのでたまにはこういうのも悪くはないかも知れないけど。レオとイーグルがあまり絡んでこなかったので、ちょっと物足りなさもある。
高橋ナツコさんは少年向けは非常に苦手だしシリーズ構成も良かったり良くなかったりでとてもムラがあるけど、女の子向けは向いているし時には詩的な表現も見れたりするので、個人的には好きでもあり嫌いでもある。今回に限っては得手不得手が両方出ていて、チャンバー達との絡みはとても良いし双子の信頼関係の描写も光ったが、ロボの存在感が薄く双子の言葉選びは男の子同士とはあまり感じられなかった。

第9話
アバンのクウガの様子と作戦中の行動をしっかり繋げて描いている。これをほぼ毎回やっているのが凄い。クウガはこう見るとお父さんの血が色濃いかも知れない。バリキ博士はオーストラリアに出張していて改めて凄い科学者だと感じさせる。お父さんは子供向けとしてコメディリリーフの役割もかなり担っているから、他の科学者の描写で持ち上げるのが鉄板な手法だなあと。
今回のスピンガーの特性もあってアースエナジーの消費が加速し不利に陥る。スピンガーがコミカルなデザインで不気味かつ可愛い。ガオグランナーシャークのお目見え・イーグルシャーク活躍回だけど、イーグルもイーグルチータもレオチータも印象付けてくれるのがロボものとして嬉しい。特にクウガを信じて任せ、スピンガーが地表に落ちるまでチャンスを狙っていたライガとレオチータ、信頼関係と群で狩りをする特性が出ていて良いなあと。チャンバー達もチームプレイしているけど、双子に一歩届かなかった感じも好き。大きな魔法陣作ると何倍も踊らないといけないのも、簡単に出来ることではないとはっきりさせていて良い。
シャークがチータを助けるシーン、シャークはやることが粗い。気性も荒いのかがとても気になるw

第10話、第11話
今更だけどEDダンスの振り付けにアースブレスを回す動作が入ってるのに気づいて嬉しくてテンション上がってるw
熊猫カケルとガオグランナーサーベル登場。サーベルと人間の間に深い溝があり、無理に呼び起こされたサーベルは人間に利用されているとしか感じられない。当時の様子からして、熊猫司令官は相当焦っていたんじゃないかと…。バリキ博士、1年足らずで開発者の中核を担ってるって相当凄い人だなあ…
ライガとクウガは今生きている動物や自分よりも小さな子供たちを守りたいという意志が固くて、戦う理由が自分たちの中にある。レオとイーグルもまた、今生きている命を守る意思がある。
でもカケルとサーベルはそうではないのだなあと…。特にサーベルに対して仲間がいない地球を守れというのは少々酷な話かもしれない。地球を傷付ける敵からのエネルギー供給を受けるほど、気持ちの上では人間との溝が深い。
今後和解に至ると思うけれど、共に戦う新しい理由を描いてくれることを期待しているし、この作品のスタッフはそれを蔑ろにはしないんじゃないかな。でもサーベルがカケルのために一緒に戦おうって言ってくれたらそれも嬉しい展開になると思う。
もしかしたらダークスピナーとアースグランナーの間を取り持つ役割も出来るかもしれない。…し、違うかも知れないw
バトルもとても良かった。同じ体格の相手と戦うことは設定的に滅多にないから、いつもとはまた違っていて、特にブーメラン状のクロウの活躍が好き。エネルギーの消費を上手く利用してお互いに大きなダメージなく戦闘を中断したのも、禍根を残さない良い展開だと思う。
次回、ずっと待ってた整備班のおじいさんが登場するっぽい!楽しみ。
カケルが優しく意志の強い子で、食事シーンとか大好きなので最初から応援したいキャラになった。家族の話、相棒との話も好きだし、ライガ達も回転寿司のシーンでまた一皿を二人で分けて食べたり見てて楽しいw
反面、カケルはひとりぼっちでこそないけど同じ食事をサーベルと共にできるわけではなく、それを中学生位の男の子が一年というのは少し寂しいかも知れない。
{/netabare}
(2020.6.14)

【第12話~第16話】{netabare}
第12話
整備班のおじいさんは双子のおじいちゃんだった。ガオグランナーではなく車の整備士っていうのが、車を推したい作風に合ってて最初は驚いたけど納得もした。戦いに関係する父親と戦いに関係ない祖父が、メカニックという仕事を接点としてアースグランナーを親しみやすいものに感じさせる。暮らしを感じさせる内容はすごく好き。
地元のお祭りとその良さに魅せられた外国人を一緒に描くのが素敵な作品だと思う。
トルクロック、スクリューウェーブお披露目のためかな、サーベルを止めるのとダークスピナーを止めるのとで双子が別々に動くのが上手い。

第13話
駆動博士はカケルの事知らなかったのにカケルは駆動博士のこと知っているのか…。
生身の殺陣と格闘戦がとてもいい。何をやっているのかもわかりやすい、トレスみたいな変な印象もない、丹念なのに勢いもあって今風。トルクロックとスクリューウェーブって本人たちも使えるんだ。
感情が強く出ることの多いライガはカケルとの絡みが多く、冷静な面が強いクウガはスピンガーに当たることが多いか?序盤で役割分担の大切さを丹念にやってきたのが説得力に繋がっている。イーグルが結界の中に入らなくてエネルギーが残っているから、最後に牽引して帰ろうって流れになっていてクスリとしてしまった。クウガの冷静な判断がまた良いものだった。リンと指令へのフォローも、双子それぞれの気遣いに個性が光って良かった。

第14話
探検回。収集家というリンの意外な顔が(笑)。
検太は多分普段の双子とあまり変わらない年齢だと思うけど、双子がグランナー(青年)になっているのでOP歌詞の通り、本当に「君の番」だったりする。そういえば以前アースグランナーって新聞か何かに出ていたっけ。意外と知名度が上がっているのかもしれないなあ。きちんと検太に見せ場を作ってくれて嬉しい。
今回はスピンガー出てこなかったけど、イーグルが不利な地形(天井の低い鍾乳洞)で苦戦していて、2対1の不公平感が薄れていた。カケルとサーベルが強いのは確かだけど、双子が弱い印象にならないよう毎回かなり気を使ってる感じ。カケルはもっと早く味方になるかと思っていたけど、結構長くチャンバー達と行動を共にしてる。今後がどうなるか楽しみ。

〈ネット上での拾い物〉
地名調べてくれた方がいた。自分のためにメモしておきます。ありがとうございます。
・アースグランナーの登場地名・
グッチヤマシティ=山口県
シュウヨシダイ=秋吉台
ムレウマシティ=群馬県
ソウツ=草津
浜名レイク=浜名湖
ジョーノ動物園=上野動物園
ズイズイタウン=伊豆
(2020.7.11)

第15話
おじいちゃん来た!孫たち可愛がってるの和む。リンちゃんがグッズ集めてるのも好き。おじいちゃんも不法侵入(?)したりしてとてもやんちゃ。この祖父にしてこの双子あり。あっさり正体ばれするのも笑ってしまうけど、車に対する拘りから来た不和を1話でスパッと解決するの良い。車は戦うものじゃなくて友であり家族であり仲間、グランナー達は仲間だと明言してくれてとても良かった。
一方カケルは人とサーベルの間で板挟みで気の毒だなと思う…。サーベルさんもう少しカケルの気持ちも考えてあげて…「(人間は)自分達だけのために他の生命を平気で利用する。そんな身勝手な存在に守る価値などあるものか」

第16話
アメリカ支部から新しいグランナー、ジョー・パケーロ来日。リンとカケルが兄妹だと知っていきなり「戦えない」って言うジョー、良くも悪くも極端で笑ってしまった。大牧場の子で動物好きでグランナーの資格があり、一緒に戦う全ての人をファミリーと言える、フレンドリーで良い子だった。そしてまた食事風景(笑)。
バッファゲータ登場回として、これまでいなかったパワー型で突進力のある機体、ノリが良かったりサーベルに「ホームに戻ってこい」と言ったり性格も味がある。パワー勝負タイマンで良い形で見せ場を作ったと思う。来週はダークスピナーをおびき出す作戦。楽しい回になりそう。
チャンバー達が家に戻ったけど宇宙船磨かなくて済んだのかな(笑)?今回「ファミリー」という単語が出たのでそれも繋がってるかな。この作品、家族や血縁や仲間まで含めた「ファミリー」という関係性が一つの柱か。この単語はぴったり嵌ってる。
動物園でパンダ弁当買いに行こう!ってやりとり気になる。
デッカイドウのジュッカツ=北海道の十勝かあ。そういえばロールサイロのある牧場だった。
そういえばコロナで休止もしなかったし、新しいEDはすごく動くし、このアニメどんなスケジュール管理してるんだろう?(笑)
(2020.7.23){/netabare}

【第17話~第19話】
{netabare}第17話
楽しい回だったけどサーベルVSバッファローもあって盛沢山だった。
原っぱに円形作ってるとき皆楽しそうだったし、村興しに使われてるのも良い。和む。ダークスピナー達もやたら可愛い。熊猫指令とバリキ博士がサーベルのタイプチェンジトミカ作ってるの良いシーンだなあ、早くカケル戻ってこないかなって思ってたらラストあんな面白い展開ですか(笑)
サーベルと一般人が出会ったときちょっとヒヤリとしちゃったけど、何事もなくて一安心。避難誘導のシーンはとても好き。
ジョーは作戦立案でおバカと言われ、サーベルをアリゲータの罠に嵌めた所で頭がまわるなあと思わせ、最後のクロウでオチをつけるのが上手い。クロウ、やんちゃでフリーダム。早く味方にならないかなあ…
アースケイブの仮基地がオレンジピット…展開が読めない(笑)。ニューガタビレッジ=新潟かあ。さすが米処(違う)。
ゴウさんの車とか男の子にあげたトミカとか、車がよく映る回だったね。ゴウさん本当に有名人。人徳高いな。次回また楽しそうなお話だー。(2020.7.26)

第18話
ハートフルで楽しい回。守るべき人達や動物との関係をきちんと描いてくれるのが好き。
ダークスピナーはカケルとサーベル抜きで戦おうとする。調子が悪そうなサーベルのもとにクロウがタイプチェンジトミカを持って帰ってくる。
ヤマンガタウン(=山形かな)のアースエナジーステーションでエネルギーをチャージするけど、あまりに時間がかかりすぎてダークスピナー・スピンガーと戦闘したのはバッファローのみ。チャージの順番待ちはバッファローのキャラ立てしつつ楽しいシーン。イーグルの「出ましたねー…バッファロージョーク…」に笑った。
エネルギー補給不足で各形態を順次出してくのが上手い販促だなあ。車をしっかり見せたいとホビー誌で言っていたのでよくやってるなあと感心する。
ジョーのキャラ立て回ではあるんだけど、「ファミリー」という言葉が作品全体の方向性を一貫してくれてる。

第19話
前回までとの雰囲気に緩急がついてて上手いなあ。シリアスとコミカルとほのぼののバランスが秀逸。
お父さん、トミカ取られたの忘れちゃだめだよ…とは思うけど、前回エネルギーチャージしないと動けなかったから忘れてなくても結局取返しには行けなかったよね。
全体的に深刻にしない良い塩梅。カケルがドリフトサンダートミカ試してるとき、チャンバー達が絡んでくるのが可愛い。リンが思い出す幼少のカケル見てると、早く戻ってきてほのぼのしてる所が見たい。説明書見ないことに「俺と同じだ!」っていうライガ、君はきっとそうだよね(笑)
全員に戦闘で見せ場を作るのも丁寧で好き。新アイテムを鉄塔の電力でさらにパワーアップさせ、3対1を覆して、かつ3人がただ弱く見えないようにしている。3人が捜索のために別行動していた所を各個撃破されたのも、弱く見せないための工夫かなと。コアグランナー対決、ガオグランナー対決、アースグランナー対決でもある。
ダークエナジーがサーベルに負担をかけていたのもここまでに何度か描写されていたからこの痛み分けは上手い。サーベルとカケルの精神的な繋がりも一時的に切れて、本来絆を重視するグランナーとガオグランナーにとっても歪な状態だった。サーベルにとってはカケルは唯一の仲間だと思うし、その呼びかけを意図していなかったとはいえ無視したことはショックが大きいだろうなあ。自分の声が届いたのはカケルだけだったと言っていたし。思えば15話でサーベルはカケルを傷付けそうなことを言ってたから、その頃から精神に影響が出てたのかもしれない。
サーベルの不調はながらく整備を受けていないことも影響しているかもしれないし、ずっと思っているけど早くカケルとサーベルに戻ってきてほしい。今回は誰の心情を思っても心が痛かった。
カケル達が戻ってきたらダークスピナーにも増援があるだろうから、そこも注目してる。サーベルがいないとチャンバー達には全く勝ち目が無くなるわけだから。
次回、GTRトミカ。コラボ回ですね。どういう展開にするかな?{/netabare}
(2020.8.9)

【YOUTUBEにて夏休み無料配信中】
8月1日から8月31日まで。
今なら1話から追いつけるので、興味がある方は是非。

【第20話~第22話】
{netabare}20話でおじいちゃんの活躍が凄い。仲間、友達、家族の先へ、人と車が一つになること。GT-RのCMを元ネタにしたフレーズもあってノリも良い。カケルとサーベルは二人だけで戦っているのに対して、ライガ達は皆で戦ってるのが上手く対比になっているなと。おじいちゃんは孫を心配しながらもガオグランナー達を認めて、子供のやりたいことを後押ししてくれているのが好き。21話で熊猫指令がカケルに危ないからもうやめなさいと言っていたのが対照的。親として当然の心理だしあの状況で止めないのはおかしいとも思うけど、それがカケルを追い詰めているのも事実。
21話冒頭でオレンジピットからアースケイブへ戻る一行。バリキ博士はダークエナジーの影響でサーベルがコントロールできなくなっていると分析。熊猫指令はカケル達と決着を付けると。
指令は自分の責任を重く感じているからこそカケルを無理にでも連れ戻そうと、リンが心配していることを持ち出してカケルに一種のプレッシャーをかけもする。妹のことを言うのはちょっと卑怯では…?で、サーベルを追い詰めるということはカケルを追い詰めるのと同じで、カケルもまた破滅するまでとか言ってしまうし。指令といいカケルといい、熊猫家の男は真面目過ぎるというか思い詰めすぎるなあ(苦笑)。
指令がレオ・イーグルは双子と一緒に居ても良しとしているのをカケルがわかっているなら、父親の言う事をダブルスタンダードと感じても仕方ないと思う。仕事する大人がケースバイケースで判断するのは間違ってないんだけど、肉親の子供ならば納得はできないだろうな、と。
21話の時点でサーベルは自分でダークエナジーを補給し始めているし、22話では自分の命を削ってダークエナジーに変換する。22話、サーベルからダークエナジーを取り除くけどレオ達3機が動けなくなる。本来ダークエナジーはアースエナジーと真逆のもの。エネルギーの問題は最後まで付き纏いそうだね。
サーベルに置いて行かれてもカケルはついて行ってしまう。
サーベルと父親は、共にカケルのためにサーベルを降りろ、帰って来い(帰れ)と同じことを言ってるんだけど、最終的にカケルは自分の意志で選んだ。これは大事なことだと思う。戻ってくるには父親が考えを改めないといけないだろうし、サーベルとの関係性の修復もしないと。熊猫指令の言う事は親としてはもっともだけど、カケルはそろそろ自立する年齢あるいは反抗期だということは考えなければならない。
カケル交えてのほのぼのがもうずっと見たいんだけど、なかなか帰ってこないのでカケルが心配なんだよね…。いや、子供向けでは大事な命題で普遍的な内容なので耐えよう(苦笑)。
それから、ラストのチャンバー達の台詞に改めてこの子ら異星人だわって思った。異文化との感覚や文化の溝がサラッと入って来てちょっとうわっ…て思わされるの好き。遊園地回とのギャップも上手いし、高橋ナツコさん「ウラハラ」でもそういう感覚あったなあと。
22話で気になったのは台詞とかが上手く噛み合ってない感じ。特にファミリーを大切にするジョーに「もうスイッチを押すしかない」というのは言わせてはいけなかった気がする。トータルでは悪くないんだけど重要な回なのに決着がつくまで若干間延びした印象もあった。もう少し緻密な作戦行動が描かれても良かった気もする。
次回から新展開になるようだし、ゴウさんも新しい行動を見せてくれるかも?クウガが理知的なアプローチをしようとしてる?これまで情に訴えてカケルを連れ戻そうとしてきたから何か状況が変わるかもしれない。家族の情で軋轢が生まれてその解決までやるなら、この作品しっかり考えて作ってるということだね。(2020.8.30) {/netabare}

【第23話~第26話】
{netabare}第23話~24話
この前後編で新展開になる。前回までより少し展開をゆっくりめにして作品の主要な要素と玩具販促と新キャラ紹介とカケル達の顛末をきちんと入れてて、丁寧な作りだと思う。
世界各地のスピニウム反応を頼りに、エネルギーを求めるだろうサーベルを捜索する。イギリスで感知した反応を調査しに向かうクウガ。アースグランナー所属の宇宙考古学者・国道シゲルとしっかり者の助手アウトバーン登場。ライガは国内担当、ジョーはアメリカ担当。
ゴウさんは「俺のもうひとつのレースが始まる」とカナダ支部に。恐竜の化石とグランナーらしき大型の車両。絶滅したサーベルタイガーが出てきた時から感じてたけど、昔の動物や古代の謎(検太くんのエピから宇宙人とかのオカルト含め)も絡んでくるかなって思ってはいた。
「超古代文明守護スピニュウガー」登場。今後は宇宙が関係する遺跡でチャンバー達は力を得て戦うのかな?ジャイロン、国道、アウトバーンは地下遺跡に落ちてしまう。
一人で苦戦するクウガ、おじいちゃんからもらったお守り・タイプチェンジトミカスープラで反撃する。チャンバーがダークエナジーを送ることでスピニュウガーはパワーアップする。イーグルシャークになるがクウガが焦ってしまい苦戦。クウガをたしなめるイーグル。以前は逆パターンがあった。
カケルはタイプチェンジトミカ・グリップブリザードを見つける。

カケルとサーベルの再会を早めに見せてくれてまずは一安心かな。家族の元から去ることを自分で選んだカケル、これからどんどん強くなって行くだろうなと思わせてくれる。もしかしてアースエナジー発生してない?いや、ダークエナジーが完全に抜け切ったという表現かな…?
久しぶりに双子のケンカが見れて和む。寂しがるクウガを気遣うイーグルも。心配でお守りを渡すおじいちゃんも。ライガが嘘をつくとお母さんに気づかれるから…っていうのも良いなあ。少々間の抜けた国道としっかり者のアウトバーンも助け合って仕事してる。新キャラ出ればいつも食事シーンが入るね(笑)。
皆離れていても一人じゃないっていうのがよく描けてる。未就学児向けの作品はテーマや骨子を定期的に繰り返して描くのは大切だと思う。
エネルギーと生き物という二つの要素から地球の歴史(というとちょっと違うか?)を掘り下げていくんだろうか?面白いアプローチ。アースエナジーとダークエナジーの関係は古代にあるってことかな。(2020.9.13)

第25話
アメリカのヨソミテ(=国立公園ヨセミテ?)でクラッチは超古代遺跡を発見して起動する。一歩遅れて国道とアウトバーンもたどり着くが、スピニューガー・ジャモクが起動する。エナジー不足のサーベルとカケルはヨソミテの森の中で休息を取っており、ジャモクに感知される。クラッチはカケルに一緒にアースグランナーを倒そうと誘うが、サーベルのためにアースに戻ると決断したカケルはそれを断りバトルに。
一方アメリカ大陸に戻りカケルを探すジョーは、アメリカ支部から居場所を知らされてカケルの元に向かう。ミニジャモクも出てきて苦戦するカケルとサーベルは間一髪ジョーとバッファローに助けられる。
ジャモクは地熱を利用してパワーアップ。国道はジョーとカケルにジャモクの制御クリスタルの事を教え、カケルはグリップブリザードトミカを使用する。ジョーはエナジーをバッファローからサーベルに補給し、地熱の攻撃を全て凍り付かせて勝利する。サーベルはカケルと共にアースに戻ることを承諾する。
クラッチは芸術家肌?クラッチがカケルを相棒と言った時サーベルがめっちゃ反応してるの面白かった。
「昨日の敵は今日のファミリー!」ホント極端だなジョー、好きだよそのノリ(笑)。ジョーはバッファローに気を使って牛肉食べて無さそうだなと。ジョーって見てるとかなり気の良い男の子なんだよね。
多分カケルがあっさりアースに帰ることを決めたと思ってる人もいると思うけど、私は前に書いた通り、カケル自身がどうするかを決めることが一番大事だと思う。絆は双方向から結ぶもので、サーベルがカケルについて行くと決めたということはカケルはサーベルの命を預かったということ。前回カケルが「俺の未来はサーベルと共にある」と食い下がったことで、サーベル自身がカケルの命を預かっていたことを自覚した所もあったと思う。カケルが皆に求められてもアースに帰らなかったのは、カケルにとって最優先事項はサーベルだったから。
そこにほぼ初対面…というかむしろカケルからは敵対関係を取ってきたジョーが、あっさりと二人を受け入れた。反発してきた父親や前回拒絶してしまったリンに言われるよりも、カケルからしたら受け入れやすかったのではないかと思う。
戦場でエネルギーを満タンまでサーベルに融通するなんて、絶対的な信頼の証じゃないかと。ほぼ空っぽのサーベルを満タンまでチャージするってことは、敵を倒せなければバッファローは無防備になってしまう。エネルギー問題がここまで大きく描かれてきたのが説得力を生んでいる。
最後のオチ可愛かった。バッファローは自分の眷属が食用になるのが苦手なんだね。まあ仲間が目の前で喰われるわけだからトラウマだよね…。レオの苦手の話を思い出すなあ…また治したくても治せないやつだ(笑)

第26話
カケルとサーベルが戻って喜ぶアースケイブの面々。熊猫指令からは「すまなかった」と。グランナー達はそれぞれ世界各地に留まり警戒を続けることに。国道教授によるとスピニュウガーは遠い昔に地球に来た異星人が残したもので、今の地球の科学力では及ばない。国道は何か役に立つ研究を完成させたらしい。
デジマシティのセンカンジマ。オイラーはダークスピナーのエンジニア。センカンジマ・浮遊要塞テッペンダーを起動させるオイラー。テツ君が家族で観光に来ていて巻き込まれてしまう。テッペンダーの起動により以前ダークスピナーがサークルを作った場所でダークエナジーが再度発生。浮遊戦艦は移動してイーストシティに向かってくる。駆け付けたグランナーRとレオチータ。テツと家族を助けるために敵の攻撃を受けて動けなくなってしまう。そこに割って入るグランナーGとガオグランナーティラノ。アースグランナーティラノトプスに絆合体する。
カケルとサーベルは無事戻ってこられたけど、サーベルが他の人間と意思疎通できるようになっているか、サーベルと熊猫指令の関係が修復されるかが個人的には気になる。指令は当時はガオグランナーに意志があると解っていなかったっぽくて、今はそうではないはずだからサーベルにきちんと向き合えればある程度解決するかなと。短いシーンでも良いので指令とサーベルの和解を描いてほしいと思う。やってくれるかどうか不安と期待が半々。
前回クラッチが芸術家みたいなことを言ったり、オイラーがエンジニアだったり、これまでは3人一組で描かれてきたから今後少しだけでもそういうのが描かれれば良いなと。
使い慣れていないアクセルガンとかセンカンジマの錨みたいな攻撃を利用したりとか、押されっぱなしだったけどレオチータの戦闘良かった。グランナーG、正体バレバレで子供向けとしては正しすぎて微笑ましい…担当声優さんくらい隠そうよ(笑)。
(2020.9.27){/netabare}

【第27話~第29話】
{netabare}
第27話
OPがマイナーチェンジしてる!5人のグランナーの並びが完全に戦隊(笑)。
2話から今までのゴウさんの心境の変化が、ティラノとの絆を結んだ理由にしっかり反映されていてとても良かったと思う。ティラノは眠らずに地中に埋もれていたという事なのかな?サーベルと違う誇りを持つ生き物なんだなと。彼らの忍耐強さは頼もしい。
ドレッドノートの豆知識が出てきたの良いなあ。久しぶりの知育要素良い。
ゴウさんの反射神経の良さとか、しっぽビーム砲を逆手にとっての撃破とか。ゴウさんのレーサーとして培ってきた能力と、悔しくても戦いを見守りってきたことが反映されているのが上手い。
アース内部の関係性が安定してきたことで熊猫指令の人柄の良さも表に出てきてとても良い。普段が子供目線で感想書いてるので誤解されてそうだけど、私だって指令が好きだし親の立場からはそうせざるを得ないとわかっているんだよ?
成人男性がやたらとヒーローに憧れていて微笑ましい。ツッコむリンがまた可愛い。
ドライブヘッドの大人たちがレスキューや警察官といった実際の職業に近い人たちだったから有能で厳しい職業人だったのに対して、アースグランナーの大人たちは有能ながら少し抜けていて子供に引っ張られる面もあって、どっちも作品テーマの狙いを徹底した描き方で好ましい。どちらの作品も大人と子供の立場を入れ替えることはできないからこそ、どんな表現にするかしっかり考えを固めてきてるんだと思う。
※27話から、副監督に須藤典彦さんがクレジットされました。いつからどんな風に関わっていたんだろう?ゾイドワイルドも好きだったし同じ動物要素があるアニメに来てくれて嬉しいなあ。
(2020.10.4)

第28話
クイズ大会とかなんなのこの楽しい回…(笑)。特にライガが楽しんでいるのが子供らしくて微笑ましい。観客の声援が入ってるのがまた楽しい。ジャイロンが可愛くて沢山映ってくれて嬉しい。外野のガオグランナー達の応援が微笑ましくて好き。レオがぶちかませ!しか言ってない(笑)早押しで失敗したり正解したりのライガが見てて和む。ガオグランナー達がやっぱり相棒バカなんだなあとか(笑)脚本がシリーズ構成の山田さんだった。息抜き回でもあるし販促回でもあるし、微笑ましい内容がとても良かった。
…とか思っていたら次回予告が衝撃だった!(笑)女の子は戦闘に参加しないで行くのだろうなと思っていたらそうでもなかったか?
(2020.10.11)

第29話
孤高のメカ、コアグランナーNSXとは…?
アメリカ支部でなかなか打ち解けられないカケルと無口なサーベル。リンが送った荷物には和服と玩具の刀が入っていて、それを切っ掛けに打ち解けるカケル、バッファローとジョーの出会いを聞いて少し態度が軟化するサーベル。モースター島でスピニュウガーのモーアイ像に苦戦するバッファロー、修理中のサーベルが助けに入り、新しいトミカを使う。おにいちゃんがんばれ♥スピリッツ(OGスピリッツ)は笑った。
熊猫家は変わり者が多いのか…駆動家も大したものだけど熊猫家の方が普通じゃないかも知れない…アバンでナレーションがテンション高いって思ってたけどこういう内容だからか(笑)
ジョーの面倒見の良さとか気の良さとかホント貴重な資質だなあ。ノーデリカシーだけど(笑)歓迎パーティーを何故格納庫で…いやまあ考えてみればサーベルとバッファローがいるんだから当然か…
バッファローがいつも賑やかで楽しそうなの、ジョーのお陰だった。イライラしてたことがあるなんて想像してなかった。皆充実してるんだなって微笑ましい。
NSXトミカはリンが頼み込んで作ってもらった上に自分が性能を引き出すっていう…。マンリキおじいちゃんのポカーンしてるの凄い好き。リンの美声やめて(笑)。サーベルも故障をおして来てくれるし、皆の矢印がカケルに向いてる回だった。1ヵ月位前までカケルの心配しまくってたのがなんだか遠い過去のことのようだ(笑)
(2020.10.18) {/netabare}

【YOUTUBEにて一挙配信中】
10月18日~11月2日10:00まで、第1話~第29話を無料配信しています。
興味のある方、見逃した回がある方は是非!

【第30話】
{netabare}ナンデスカという場所に地上絵が出現して、グランナーGと国道教授アウトバーンが向かう。拾った飛行機で飛んでくるのが無茶すぎる上にゴウさんはそれが格好いいと思うんですね(笑)
ゴウさんの変身シーン初披露。嬉しそうで何よりです(笑)
一方クラッチはハチドリの地上絵からスピニュウガー・ハチドリドンを起動する。一緒に目覚めた赤と青のプテラノドンは超古代文明遺跡の守護者だったが、契約が切れているらしい…。どういうこと(笑)?国道教授はプテラ兄弟を仲間に誘おうとする。「彼らには心があるに違いない!太古の恐竜の思念が!」と…これはとても良い展開だし話も早いな!アウトバーンで餌付け、グランナーGの母親の真似、仲間になる契約書にサインさせる…手段がカオスだけど(笑)
プテラ兄弟はダークエナジーをチャージされて攻撃してくるが、ティラノのツッコミ「なんでやねん!」で正気に戻る。ティラノがお願いしたらすぐ仲間に…ってまあサーベルで長いこと気をもませた要素だから引っ張らないのは解るんだけど、これが許せるのはさすがアースグランナー(笑)
ティラノトプスが力で押されているので今回のスピニュウガーはなかなか強力なんだろうけど、プテラ兄弟がノリノリすぎる上にフルカスタムの見せ場で喰われてちょっと悲しい(笑)
最初にグランナーGの正体の話とグランナーGが変身を解くシーンがあるの、小さい子達に改めてわかるようにするためかな…?基本的には緩いんだけどこういう丁寧な所は外さないの好きだなあ。(※ツイッターで感想を漁ってて、成人男性3人の妄想大会のシーンで「うちの子はGの正体が誰?ってわからなくなっちゃったみたい」っていう可愛い話を見たことあるので、アニメスタッフも一発で覚えてもらえるわけではないと考えていたのかも?)
7千万年寝ていたというプテラ兄弟、何故関西弁で漫才?可愛いけど(笑)ティラノと違って普通にしゃべってるのは7千万年前まで起きてたからなんだろうか?
プテラ兄弟いつからいるんだろう?超古代文明とも協力関係を作れるというのは今後の展開に影響するかな?また展開が読めなくなってきて楽しい(笑)(2020.10.25){/netabare}

【第31話】
{netabare}いきなりピザ(笑)
イタリアでピッツァ巡りしてるクウガ、国道、アウトバーン。博士とアウトバーン仕事のためなのかどこにでも行くなあ。有名なピッツァを食べたりキッチンカーで料理したり。アウトバーンが珍しく突っ込まれる側に(笑)。宇宙超古代文明に向かう3人、巨大な鉄球がいくつも転がっている。
ボロボロの宇宙超古代文明のガーディアンを修理して蘇らせるオイラー。最近遺跡のメカが可愛いなあ。ゴロゴロンガーは起動しコアグランナーで応戦するが、高速で鉄球が飛ぶので攻撃が当たらない。グランナーG達が助太刀に。グランナーGの言い訳が苦しい(笑)。ティラノトプスが盾になりながらイーグルが攻撃するが撃破できない。ティラノトプスは硬くてパワータイプかな?以前紙一重でかわしてたのはゴウさんの反射神経って言ってたもんなあ。
ティラノトプスと合体できるんだからイーグルとも出来るだろうと予測してブルーカスタムトミカを作っていたバリキ博士。凄い発想というかちょっと飛躍してないかな?(笑)合体する二人が近くに居なくても出来るとか凄すぎるのでは。
初対面の人とくっつけるか!!と揉める二人。ずっと絆合体って言い続けてきたのにいきなり強制合体ってえらく大雑把な(笑)いぐやん青どん兄さんって呼び方に笑った。来週はれおやん赤どん兄貴って呼び合うようになるの?
CM明けに「意外な組み合わせが合うんだよ!」ってそういうこと…?ピザ作りでは楽しむことが大事、食べて(やって)みないとわからないっていうのもそういう…?「良いコンビは最初から息が合うもの」って…
(2020.11.1){/netabare}

【第32話~第35話】
{netabare}
第32話
レオがガオグランナーとなってから初めて夢を見る。白いライオンのようなロボットの姿「王を名乗るなら証を見せろ」。中国浙江省に宇宙超古代文明が見つかり、ライガは張り切って海外遠征へ。準備する様子が可愛くて和む。中国についてからもライガははしゃいでいてレオはちょっと元気がない。中国の獅子舞の豆知識が出たりとか。国道博士とアウトバーンを共に遺跡のある湖へ。教授は遺跡の調査に潜り獅子のレリーフを大量に発見する。レオは潜れないので待機。チャンバーが遺跡を起動したためにライオンの彫像が動き出し襲ってくる。遺跡のガーディアンは「われらが王が蘇る」と。蘇ったのはレオの夢に出た白いライオン。レオチータを軽々と圧倒し、レオはライガに発破かけられる。「力が及ばなくとも、共に戦う仲間が、彼らを守りたいと思う心が自分を強くする」
レッドカスタムトミカでカスタムチェンジ。赤ドンの話はもう聞いてない(笑)。レオも飛べるようになったけど、レオと赤ドンはケンカしているのでしばらくは大変かも?次回予告がレオとライガなのがすごく賑やかで好きだ(笑)
前回と今回は対比が光る。ギャグとシリアスなのもそうだけど一気に仲良くなるイーグルと青ドンに対して気は置けないが口喧嘩を始めるレオと赤ドン。「真面目なのも大事だけど楽しむのも大事」と言っていた前回と「王たる証を見せる、仲間との絆を確認する」今回。それぞれ離れていたから明示出来ることかも。
今回の遺跡の元ネタ、中国浙江省で1959年にダム湖底に沈んだ都市が「獅城」と呼ばれていて、今はダイビングスポットらしい。

第33話
白い獅子王のことで宇宙超超古代文明の存在がはっきりする。教授がずっと追いかけていた仮説で、超古代文明よりも優れた技術を持っていたと思われる。国道は学会では爪弾きにされた過去があるが、国道は気にしていない様子でアウトバーンの方が怒っているが、下心もある。
カケルとジョーは国道たちと炎の遺跡・地獄の窯へ。何故かガスコンロなんじゃないかと仮説を立てている(笑)。クラッチとオイラーは遺跡で合流。
国道はカケルにダークスピナーについて聞き、ダークスピナーの事情…母星の危機を推察し、カケルの絵からダークスピナーと遺跡のコンタクト方法である胸のジュエルに気づく。
スピニュウガー窯の守り人が今回は強力で、炎の力でグリップブリザードも効かず。ロデオモード初めて。国道はガスコンロのつまみがあるのを発見して勝利する。
国道によると宇宙超古代文明が突然滅び、その後も宇宙超超古代文明は存在していたと考えられる。唯一見つかっている超超古代文明の半分に割れた石板に白いライオンが。…右半分はもちろんあの鳥ですよね(笑)?
カケルにダークスピナーのことを尋ねないのが周りの気遣いが理由だったのも良かったと思う。ダークスピナーとカケルの関係については、繋ぎの役目になるのかこのまま触れずに行くかどっちだろう?とは思っていたので良かった。玩具販促が落ち着くまで、みたいな理由もあったのかな?
子供向けアニメとして、ダークスピナーを侵略者に間違いないと言うアウトバーンに国道が「思い込みは物事の本質を掴むのに最も良くないこと」と言ってくれたのが良いなあ。重要な回だけど緩いのがらしくて楽しい。
バッファゲータ、今日は出られず。アリゲータは乾燥に弱くて戦線離脱。動物の生態に絡んだネタ、前回に引き続き出てきて楽しい。
32話で教授がライオンが宇宙超古代文明において重要なものだと考えていたのは、今回出た石板のせいだった。次回ライガとクウガが揃う。グランナーGのお話かな?(2020.11.15)

第34話
日本に戻ったクウガ、ライガは大規模の宇宙超超古代文明の海底遺跡を守るために出動する。イクゾウさんは少しでも家族の時間を過ごせるようにと気を使ってくれた。家族団らんを楽しむ駆動家、久々に話し込むレオとイーグル。一方のダークスピナー達も海底遺跡を狙う。
巨大な海の怪物が棲むという海域・ポイントMへ。グランナーGも合流し、移籍へ生身で潜ることに。ガーディアンを倒して奥へ進み、制御クリスタルへ辿り着くがチャンバー達に起動されてしまう。グランナーGは多数のガーディアンを引き付けて双子にスピニュウガーを任せて先に行かせる。イーグルシャークはスピニュウガーに吸い込まれ、レオチータと同時に同じ場所を攻撃することでスピニュウガーを倒す。グランナーGはエナジー切れで正体がバレる。
今回はシリアス寄りの爽やかな回だった。3人全員の見せ場がきっちりあるのがすごく良い。久々の双子の合流で息の合った戦闘、同じく息の合った駆動夫妻、双子の絆を信じるバリキ博士。それを見守る周囲の人たち、グランナーR,K,G三人とも格を落とさない展開は非常に上手い。無理に華やかにせず、本作らしいドラマ性を含んだ正体バレ回。これまでのゴウさんの歩み、双子との関係が積み重ねられてきたからこそ胸に沁みる展開だったと思う。
なんだろうな…派手さはないし感動系を無理に狙わないっていうのは、視聴者が作品をきちんと見てる(作風への理解もある)ことをスタッフが信じてくれている感じがしてなんだか嬉しくなるし、それが伝わるように制作してきた自信があるんだなって思える。やっぱりいいアニメだ。

第35話
ゴウさんのことグランナー誰も気づいてなかったのかあ…凄いなそれ(笑)。
宇宙で巨大なダークエナジーが発生。巨大宇宙船が観測される。通信状況が悪くなって宇宙船を追えなくなってしまう。国道教授はスーパー国道モードで天体観測から降下ポイントを割り出す。通信手段の回復等のために翌日アメリカのガランドキャニオンへ向かうことに。
駆動家特性スタミナスープの話良いなあ。双子は熱出すのもお揃いかあ(笑)。まどかさん「二人ともお父さんの仕事のお手伝いしてるんでしょう?バリ元気で帰って来てね」っていうのが…うん、大好きだこのアニメ。
ブレーキーはダークスピナーにとって最後の手段を実行する決意をする。ガランドキャニオンの遺跡に母船を接続してアースエナジーを吸い上げる、失敗すれば母星ダークには帰れなくなる。ママとのことを思い出しパパを母星に連れ帰る決意を新たにするチャンバー達。
ガランドキャニオンへそれぞれのルートで向かうことになるが、アーストンネルが別の宇宙超古代文明の遺跡にふさがれている。遺跡の中には住居らしいものと、それを守るガーディアンが。クウガは住居を破壊することを嫌がり、ガーディアンはそれを察知して戦闘は回避される。
帰る場所がある駆動家と失ったダークスピナーの対比が。
アメリカ大陸横断レースにはマラソンや自転車やクラシックカー、レースでなく個人的な挑戦としての車椅子での横断などもあるようで、創作ものなら馬での横断レースなども。車を見せたい、重視したいこの作品では確かにうってつけの題材かも知れない。この作品こういったアイディアも素晴らしいと思うし、日本、世界、宇宙と順当にスケールアップしつつ、そこに生きる人の暮らしも描いているのが凄く良いなあと。ミクロとマクロがちゃんと繋がってテーマ性に直結する、それを積み重ねてきた。(2020.11.29){/netabare}

【第36話、第37話】
{netabare}第36話
各ルートからガランドキャニオンへ向かうグランナー達と母船オー。母船は2回のトラブルで修理したり。ゴウはファンに囲まれたりクラッチのスピンガーで足止めされたり。ジョーとカケルは食事休憩中にサーベルとバッファローがレッカーされたり。ライガとクウガは高速道路で道を間違えて遅れたり食事したレストランで強盗を捕まえたり。最終的にはグランナー達はギリギリ間に合わず、母船オーはガランドキャニオンへドッキングしてしまう。
カケルは休憩でカレーを食べた時にチャンバー達の事を思い出していて、投げっぱなしにしないの良い。カジノ街の観覧車で久々のスピンガーが出て来たのが懐かしいし敵の対応としても順当。ティラノトプスフルカスタムの活躍もあり、GTR、スープラ、NSXのスピードレースも見れて良かった。他社とのコラボ玩具を入れられる限り入れようとするの素晴らしいと思う。ジョーは今回特に見せ場無しだけど今後何かあるでしょう。楽しみにしてる。
ロードムービー&ロードレースの詰め詰め感がテンポ良くて楽しい。ニューヨークからどの位かかったんだろう?一番頑張ったのは双子だろうな(笑)後先考えずに道間違えた結果、強盗を捕まえて人助けしてるのが等身大のヒーローだなって和む。
結構切迫した状況なのに楽しい雰囲気を崩さないのがスタッフのポリシーを感じて良い。皆それぞれちょっと抜けたことしてるので、シリアスとコミカルのバランスが取れていて好き。次回予告もやたら明るいし何がどうなるのか全く読めない(笑)
よいこのお二人のゲスト出演もすごく良かった。二人組のゴウファンと警察官A、B。明るく等身大の感じが作風によく合ってたと思う。(2020.12.6)

第37話
母船オーが地軸に接続され、アースケイブの側でもダークスピナーの狙いがはっきりする。相手の防衛ラインが厳しく3つのルートで攻略することに。グランナーK、Jはガランドキャニオンの迷路を進むがイーグルをかばったバッファローが岩に埋もれて足止めされる。グランナーR、Xは周囲の堀(湖)をグリップブリザードトミカで凍らせて進むが氷が割れてレオをかばったサーベルが落ちてリタイア。内部に侵入しようとしたR、Kはワープさせられて入れず、グランナーGが高速で突破。ティラノトプスの助けでR、Kも侵入する。

以前のクイズ大会の再来(ダークスピナー側)みたいな回だったなあ。コントローラーやピコピコハンマーはガーディアンなの…?4クールなので放送期間はまだあって、雑誌などで明るい雰囲気で作るとスタッフがはっきり言っているのでまあこのノリだよね(笑)。良い感じにボケ、ツッコミ、ボケ返しツッコミ返ししていて可愛い。タンブルウィードもちょっと豆知識。ティラノトプスが落ちてくる門を抑える所、独特のノリとお約束ネタが好きなテンポだ。バッファローって実は根アカでもないらしく、それでいじられキャラとは苦労するなあ(笑)。サーベルの大丈夫じゃねえー!!も良い。赤ドン青ドンのエナジー不足で~っていうのも展開をコントロールしつつギャグにされてて良し。
ダークスピナーは時間稼ぎが出来ればいいので、この流れでピリピリする必要もないし籠城戦としても妥当な手段を用いているし、独特の雰囲気を維持しつつ楽しい。次回対話や和解の方向に行くのか、戦うのかも注目所。(2020.12.13){/netabare}

【第38話、第39話】
{netabare}第38話
母船オーの変な機能が色々…(笑)。二手に別れてエナジーの集積場所と吸収機能を攻撃する。ライガとクウガはブレーキーに当たるが、エナジーを使い再生し続ける。エナジーの吸収機能はゴウが当たるがチャンバー達に苦戦しているところに、カケルとジョーが駆けつけてくる。双子もブレーキーを撃退し、奪われたエナジーを取り戻す。ここぞという時に生身の戦闘が入って来るのが好き。改めて敵も味方も皆で戦っているのがとても良いなあと。
Bパートはクリスマスパーティー。ペンキ塗られるガオグランナー達が可愛い。ブレーキー様はエナジー無くなると消えてしまうんだろうか…。要はAIみたいなものだよね?ブレーキー様の基盤がおかしくなってるっぽいので、ラストクールはそれをアースが助けるような展開になるのかな?

第39話
これまでのお話のおさらいをジャイロン、ライガ、クウガ、レオ、イーグルのメンバーで。導入が「皆もグランナーになってね!」なのが可愛い(笑)ゴウさんがカッコよく正体明かしたがっていたのがバレてしまった。これは少し恥ずかしいんじゃないだろうか(笑)。レオ、イーグルが力強く同意するのはすでにアースグランナーでは様式美だね。
…ジャイロンって回ごとに結構差があるというかアニメーターさんの癖が出てる感じで面白いなあ。球形だから描くの大変そうだな~とか変なことを思ってしまった(笑)。(2020,12,27) {/netabare}

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【第40話~第43話】
{netabare}
第40話
攻勢に出るという大きく物語が動く回でもあるけど、お父さん達の過去話とかもあってちょっと中休み的な内容でもあった。
宇宙に駐留するブレーキー達に攻勢をかけるため、スペースカスタム計画が実行に移される。二機しか宇宙に上がれないので、チームワークが出来ているライガとクウガに託される。
ジョーノ総合大学時代、バリキ博士と熊猫指令は同学年だった。バリキは高校を飛び級していて年齢はバリキの方が下。バリキとイクゾウは大学の人達の助けになるようなことをし続けていた。その頃に初対面のマドカの頼みでゾウの難産を助けている。ライガのアホ毛はマドカさんの遺伝かあ(笑)。
ブレーキーの様子がおかしいのを気にするチャンバー。サークロン3機が宇宙へ上がるためのアースエナジーを狙ってくるが、ジョー達が3人で撃退。
まさかの悪いヤツ登場…!3クールまで楽しく優しい展開で来たので結構意外だ。
今回作画が良いなあ。いつも良いけどスポーツの作画とか周りの人の芝居付けとかも全体的に凝ってる。中の人の話になるけど一家4人で宇宙に出たんだなあ。指令と博士の距離感も過去と今とで変わっていないのを感じる。(2021.1.11)

第41話
ジャイロンが半分宇宙船の外に出てるの可愛い(笑)。アースグランナーの状態で宇宙空間から地球を見たり、昼寝したり自由だなあ。
地上ではジョー達は訓練に明け暮れ、アースケイブは宇宙に上がったメンバーへのバックアップ体制を整える。国道とアウトバーンは遺跡の調査に向かい、白鷲の石板を見つけるが、それが発光したときクウガとイーグルの前に白い鷲が現れて問う。「地球の文明を守ってもいつかは全て消えてしまう。それなのになぜ戦う?」
自分がクウガを泣かせたことに憤るイーグル。「共に過ごした思い出が消えることなどない」というのが大事なところ。イーグルも地球を守るべき星と認識していて、夢の中で白い鷲から問われても理由などいらないと言えるのが好き。大切なものがいつかは消えると思えば揺らぐけど、これまでの時間が積み重なって未来になると思えば今を粗末にはできないよね。
地球を見ながらクウガはイーグルと一緒なら何も怖くないと言う。最後にもう一度繰り返されるのが良い。

第42話
ブレーキーはサビに母星ダークを滅ぼされた時のことを思い出す。チャンバー達は協力して、最後のダークエナジーでこれまでの全てのスピンガーを復活させる。パフパフのダンスが可愛い。しかしプテラの力で協力になっているのでレオチータとイーグルシャークに全滅させられてしまう。その時母船オーはサビに乗っ取られてサビブレーカーに変わり攻撃してくる。バリキ博士の宇宙船を庇いレオとイーグルが危機的状況になった時、地上で石板が完成し、二機は新たな姿になる。白い究極の力はサビと何か関係があるっぽい?次回予告、ライガとクウガはチャンバー達を保護するっぽい。楽しみ。
白獅子の石板を保管した金庫の番号がわからなくなり、国道とアウトバーンが色々打ち込むのに笑った。しかもメインキャラの誕生日をどんどん明かしていくからファンサービスみたいな所も。前回の次回予告でクウガ(とライガ)の誕生日が2月2日って話してたのはこういうことだったのね(笑)
レオは王者としての在り方に白獅子と違う回答を示しており、イーグルは母星を守るのに理由は必要ないしいつか消えてしまうにしてもこれまでの営みそのものに意味があると答えを出している。この作品は絆をテーマにし、失われた文明を物語に織り交ぜてきているので、それらがちょうど繋がるようになっているのかな?過去とは違う結末になる布石は打ってあるなあと。きちんとした筋立てになっている。
いつか消えてしまうかもしれないのに何故地球を守るのかっていう白い鷲の問い、子供向けらしくふわっとした言い方で重いこと言ってますね…。何十年後には自分たちは死ぬからって考えることを放棄する、みたいな人は結構いるかも…。自戒も含めて。

「これまでの時間が積み重なって今がある」と思うと、その前に40話で親世代の過去を描いてるのが上手だなと。大昔の滅びた遺跡を巡るのも歴史を意識させるけど、さらに親世代やグランナー達のこれまでに言及すれば歴史の一部に自分たちも含まれてることがわかりやすくなる。
そして同じような歴史を辿るかもしれない分岐点がおそらく今。それでも、レオは白い獅子とは違う答えを持っていて、イーグルもまた白い鷲とは違うから、違う未来を迎えるんだろうなあと感じさせるのが良いよね。(2021.1.24)

第43話
大昔、サビに母星を追われたキングオブビースト(白獅子)とスカイカイザー(白鷲)は地球に辿り着き宇宙超古代文明を築いた。サビの襲来を予期して宇宙超超古代文明へと高めたが、地球そのものを守ることはできたが文明は滅んでしまった。石板の中に二人は思念を残し、今また目覚めたが、不安定で常に姿を見せ続けることはできない状態。
ライガとクウガは白獅子と白鷲の力を失い一旦地球に帰還。チャンバー達もまたブレーキーと母船を失い、命からがら地球へ落ち延びる。チャンバー達はアースから逃げつつ、以前カケルに渡していたダークスピナーフォンで連絡を取り助けを求める。助けに向かったカケルを追いかけてリンとグランナー達は全員集合してしまう。ダークはダークエナジーを用いて機械仕掛けで母星を維持している状態なので、アースエナジーを奪いに来ていた。
ダークスピナーの事情を知って助けることにしたグランナー達。ゴウが指令達に口利きすると約束し、チャンバー達は一時的に駆動家に身を寄せることに。ライガとクウガは隠してるつもりだけど、まどかママには動物でも拾ってきたのかな?ってバレバレ。
そしてついにサビブレーカーが地球へ降り、次回へ。
カケルやっぱり説明書読んでなかった(笑)。ラインスタンプ可愛すぎて発売して欲しい(笑)。ジョーのダークベイベーって呼び方に笑った。チャンバー達がダークの人達にとってはヒーローだったんだ、っていうセリフ良かった。昨日の敵は今日のファミリーってセリフまた聞けると思ってなかったなあ。カケルの天然がさく裂している(笑)。ダークスピナーにとってアースケイブが悪の組織っぽく演出されてるの、楽しくて可笑しいシーンだけどお互い様なんだよなって思うとなかなか示唆に富んでるかも。チャンバー達が寝袋の代わりにお母さんの着ぐるみ来てるの可愛すぎる。
今回作画がめっちゃ可愛い(笑)仕草と表情が細かくて見てて楽しい。次回、グランナー達の訓練回?最近なかなか活躍の場がないバッファゲータに見せ場が欲しいなあ。

ロボットで戦争ものって今は流行らない、今の子供たちは戦争ものを好かないとかって聞くけど(真偽は不明だけど)、戦争って複数の陣営の正義のぶつかり合いでそれをどう描くかだと思っている。
チャンバー達がアースケイブに改造される!!って頓珍漢な想像してるの可笑しいけど、往々にして戦時に情報不足だと相手陣営にあらぬ想像(敵は人非人だ!みたいな)を抱きがちだよね。アースグランナーは子供向けらしく重くならないように、楽しく優しい描き方で誤魔化さずにやってて感心してしまった。「母星ダークにとってチャンバー達はヒーロー」というのもそれを補強している。
白い鷲の問いかけといい、こんな風にさらりと核心を突いてくるの、スタッフは意図的にやってるのかなあ…ちょっと驚くんだけど。タカトミの子供向けロボットアニメで、戦うことに回答を示した作品は近年いくつか出会っていて、大げさだけど改めて時代の流れを感じた。(2021.1.31){/netabare}

【第44話~第47話】{netabare}
第44話
地球を守るためには無謀な戦いをするわけにはいかない、ということでGJスピリッツシステムでゴッドの力を使えるようにすることに。ゴッドチェンジトミカを作るためにバリキ博士とマンリキおじいちゃんが行動を始める。その間、グランナー達は訓練に明け暮れる。
シミュレータを使っているのでグランナーではなく普段の姿で戦う姿が見れる。きちんと書き直してるのが凄い。特撮では最終戦で顔見せでバトルするお約束があるからそんな感じだよねえ。だからバッファローが戦うのが省略されてしまったのは勿体ないなあ。
マドカママにあっさり見つかり夕飯食べてるダークスピナーが可愛い。ママの懐が深すぎる。熊猫指令にも秘密を打ち明けるライガ達。国道教授や白獅子と白鷲のとりなしもあり、アースグランナーとダークスピナーは協力することに。

第45話
地球の地軸が傾き、自転も止まりそうな状況だがまだ動けないでいるアースケイブ。トミカが完成するまで自分たちの戦いを見直すグランナー達。映像を見直してる時の会話から、一切の訓練無しでガオグランナーに搭乗しアースグランナーの合体まで行えたのはライガとクウガだけらしい。
バリキはどんなことをしても子供達を守る決意を固めている様子。珍しく「どんなスピリットでも使ってみせる」というきつめの言葉を使ってるのが印象的。子供達には見せていなくてもバリキ博士にも大人としての厳しい面はある。宇宙で双子が体を張って自分を守ろうとした際の恐怖も記憶に新しいのだから当然だよね。
グランナーとガオグランナーの会話が皆可愛い。まさに最終決戦前という感じ。アースエナジー=絆の力。地球自然現象、循環や相互作用によって育まれる命達の絆。
全体が一貫してるなと再確認する内容だった。
(2021.2.14)

第46話
OP映像が一部変更されました。EDもだけど最終決戦仕様になってるなあと実感。動物園が避難所になっていてマドカさんたちが支援していたりとか。白獅子と白鷲からサビブレーカーの攻略法を聞いて作戦を立てるアース。本体とアンカーに同時攻撃を仕掛けることになる。サークロンで戦う3人がすごい活躍してる。ジャイロンとパフパフが可愛い。バトルシーンが多いだけあって見栄切りとかしてるのが良いなあ。バッファローのロデオモードでレオチータが助かるのとか上手い。販促を最後まで抜かりなくやるのは頭が下がる。
同時攻撃で外殻を破壊し、露出したコアを叩く作戦だったが、コアがダミーにすり替えられていて失敗。内部までサビに浸食されたガオグランナー達はコアグランナーを脱出させる。
小さい子には結構怖い展開かも。感想漁ってると思ったよりショック受けてるお子さんとかサビ出て来た頃から怖がるようになった子とかもいるっぽくて、ここまで緩く来たのは正解だったんだなと思う。(2021.2.23)

第47話
熊猫指令「ぶつかり合うのは気持ちを一つにして前に進むためにするべきだ。お互いの怒りをぶつけるだけではバラバラになるだけだ」という台詞、自分が過去にカケルへの対応が良くなかったと思っているからかな?穏やかな言い方だけど説得力がある。
大人の対応がめっちゃ素敵。国道教授はクウガとライガのやり場のない気持ちのために自分に責任が無いにも拘わらず頭を下げて自分にできることを探そうとし、熊猫指令は皆を諫め、バリキ博士は自分にしかできないことをあきらめずにやろうとする。マドカさんも自分にできることをしつつ、皆が元気を出せるような嬉しいことを逐一報告。守るべき者をきちんと描いてきたのがここにきて効いてるなあと改めて。
チャンバー達が発破をかける展開めっちゃ良いなあ。ずっと失い続けてきたダークスピナーがライガとクウガを元気づけようとするの、相手の気持ちがわかるからっていうのとグランナー達の強さを信じているからっていうのが良いなあ。チャンバーがすっかり司令官の器…。
リンちゃんみたいな皆の頑張りを見て応援するタイプの女の子が報われるの最高。チャンバーがメンバーのトップを行くヒロインならリンはメンバーを見守るヒロイン。
動物思念が不在の一方通行でもアースエナジーが貯まっていくの、マンリキおじいちゃんが「車は戦うものじゃなくて友であり家族であり仲間」って15話時点で言ってるんだから不思議でも何でも無かった…!
国道とアウトバーンがどう働く(活躍の場をもらう)のか。別の意味で楽しみ(笑)。次回予告の掃除機がまたよくわからない(笑)。赤ん坊のライガクウガが見れるのかな?楽しみ。(2021.2.28){/netabare}

【第48、49話】
{netabare}第48話
冒頭の皆でマルマルオッケー!が和む。チャンバーと仲直りして皆で作戦会議、パパの思念が母船オーに同化したときのことを思い出すチャンバー。サークロンに生身で乗り込みサビブレーカーに乗り込む一行。ダークスピナーの専用掃除機で細かい思念を探し収集することに。3手に分かれる一行、それぞれノリが良くて面白い。サビはライガとクウガだけを誘い込み罠に嵌める。大切な記憶を闇の彼方に消し去ろうとするサビ。残ったわずかな動物思念が双子を守る。皆でアースブレスで思念を集めて回収し、ブレーキーの思念に助けられて脱出、ゴッドの力を借りて追ってを振り切り帰還する。おじいちゃんは準備万端にしてくれていて、皆をもとに戻してくれる。赤ちゃんのころからライオンと鷲が好きだった双子。レオとイーグルは生きていたころから最初から二人を知っていてずっとそばにいて、「もう一度会いたかった」と。それでガオグランナーの思念になったのか…。バッファローのただいま!が可愛い。
アイキャッチがゴッドバージョンで格好良いなあ。次回予告がまた軽くなってる(笑)
記憶=絆の源と考えれば確かに理にかなっている。体が覚えている、行動で呼び起こされる心…物質に残った記憶、遺物から読み取る記録。車(意思の無いもの)とも絆を結ぶことが出来るというのはそういうことかも。縁の深さ、特別な存在というのは生命に限らない。

ラブパトとアスグラのコラボ回(ラブパト32話)視聴しました。何となくラブパトの人気の理由がわかった気がする。キュートなファッションと華やかなダンスをしっかり物にしていて嵌ってた。

第49話
サビアンカーを破壊するために地下をスピンガーで掘り進め、ライガとクウガが向かい、他の3人はサビブレーカーを攻撃して目くらましする作戦。小さなスピニュウガー達が宇宙超古代文明のエネルギーをライガとクウガに託してくれ、そのおかげで白獅子と白鷲の思念が安定する。ゴッドチェンジトミカを時間制限なく使うことが出来るようになった。
ゴウ達3人の絆レベルが120%に上昇する。絆レベル無限大ってなんだろう?
チャンバー達が作ったドッカンズー・マークⅡで双子は地下を進む。国道とアウトバーンは白獅子と白鷲に憑依された振りをして用心深いサビの気を引こうとサビブレーカーに乗り込む。アウトバーンの現金さがなんとも俗物っぽくて好き。間一髪、レオがアンカーを捉えてイーグルが攻撃して二人で破壊っていうのが阿吽の呼吸で双子らしい。イーグルがサビを「獲物」って言ったのが猛禽類らしくて痺れた。イーグルは普段が落ち着いていて聡明な面のほうが目立つので。
絆レベル無限大のプランがバリキ博士の頭の中にあるということで、ゴッドにならない三体にも活躍の場ができそうで楽しみ。
国道教授とアウトバーンに最終局面で出来ることがどれだけあるんだろうって思っていたら超古代エナジーの調達やら命懸けの時間稼ぎやら、予測できないことを平然とやっていて笑ってしまった。この人たち地球陣営のジョーカーかも知れない。(2021.3.14) {/netabare}

【第50話~最終話】{netabare}
第50話
作戦しっかり決めて挑むのがこの作品らしい。サーベルのドリフトサンダートミカも再登場したり。逆転マンボをみんなで踊る時、アースケイブの面々が速攻で踊り始めるのも好きだし、テレビ見てた人達もノリ良く踊り出すのも楽しい。たとえば理屈で考えると無理があるとしても、3歳の子が逆転の時だと思いながら見ていたらここで水を差すのは野暮と思うので。
サビの悪あがきの連続ではあるんだけど、アースケイブ、ダークスピナー、普通の人達との絆の力、双子の絆の力、グランナー達の絆の力と段階踏んで描き続けた結果をここで見せつけるわけだからこれだけのボリュームになるのはすごく納得する。そして帰るまでが遠足…というか最終決戦だから、仲間のアースエナジーで引き合うのも良い。絆レベル無限大になる前からバッファロー達もゴッドの力を発現させているのが歴史を紡いできた文明や現在の人達が全員が同じ気持ちで戦っているんだなと思える。

最終回
ナレーションの声でいきなりしゃべりだす地球。なんで皆自然に受け入れているのか(笑)。地球にいつでも見守られているというのが優しい作風によく合っていて良い。
アースエナジーがあふれ出してチャンバー達に星の再生のために持たせる分も捻出できる状況。母船オーの修理をマンリキおじいちゃんが買って出て、エナジータンクをバリキ博士が作ってくれることに。数日間はダークへは向かえないので遊園地で遊びご飯を食べて、ダークでの話を聞いたり再会を約束したり。母船復活、エナジータンクが完成し、別れの時。友人との別れがきちんとしてるの凄く良い。カケルが「あの時ダークスピナーに会わなかったらどうなっていたか」と言うのが凄い好き。友人との別れでもあり、同じ宇宙に暮らす人達との友好の約束でもある。
OP、ED、アイキャッチが結構細かく変わる作品だったけれど、最終回でヘルメットオフの青年姿が見られるとは思わなかったなあ(笑)。サービス精神旺盛。皆の「それから」が丁寧でそれも良かった。ガオグランナー達の日常が普通の人達の交流の中にあるのが良い。命は皆仲間という語りにウソが無くて、最後まで貫き通したのが素晴らしかった。
最序盤のゲストキャラの今も出て来たの好き。スペースグランナー計画、ダークとの連携、ダークの平和な様子とか。
スペースグランナー計画で〆るのが本当に上手。アニメは終わるけど今度は「視聴者の君の番」であり、OPがそこでかかるのも上手い。でもアースグランナーは役目を終えていなくて、バリキ博士やイクゾウ指令も自分自身の夢を追い続けて行くし、グランナー達の夢も新しい段階に入っていく。そこからED「僕らがヒーロー」に入るのも良い演出。内容としても50話ラストのバリキ博士のモノローグ「辛くてもあきらめない。それが生きること」というのが綺麗に繋がったと思う。
夢と愛があってとても優しい作品でした。スタッフさん1年間ありがとうございました!

・オマケ・
最終戦のライガとカケルの「○○は絶対にあきらめない。だから俺も絶対にあきらめない。だから俺たちは永遠に諦めないんだ!」の音声のごっこ遊びが実際の玩具(レオとイーグル両方のトミカに入っている)でできるそうで、玩具とアニメの連携が飛びぬけて良く出来た作品だった。コロナで玩具発売が多少遅れたりして残念だったけど、予定通りだったらもっと売れていたかも?
ラブパトリーナとの相互コラボ。私は詳しくないんだけど、コロナの影響はラブパトとアスグラのイベントをかなり減らしてしまっていて、アニメの中でラブパトが通常のイベントをやっている姿が見られたり、ラブパトの本編内でアスグラのスーツ姿が見られたりして詳しいファンには嬉しいことだった様子。
フィギュア王278号にて特集が組まれており、3歳の子供達にロボットを受け入れてもらい、そこからトミカを手に取ってもらう狙いがあったと。徹底して明るく楽しい作劇が貫かれていて、親御さんがツイッターで「子供が怖がったりしないで1年間楽しんだ」と言ってるのを度々見かけた。感想を漁るのもすごく楽しい作品だった。(2021.3.28){/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 13
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
なぜアニメ?
作りを見るとどう考えても特撮のフォーマット。
タカトミ+OLMがバンナム+東映(キラメイジャー)へ殴りかかりに行ってるとしか…シンカリオンの流れじゃアカンかったのか?
もう特撮作ってるのが東映(円谷はまぁ、うん)しか無いので、タカトミは仕方なくアニメにしたって感じがする。
実際OPの大石マサヨシのCMやEDのダンスがスーツアクターを使った実写で、玩具のCMはコマ撮り…くそうこれで本編やってくれよ!せめてアイゼンボーグみたいな作りには出来なかったのかな?
東宝がまだ特撮作ってたらそこで製作してたんじゃなかろうか、つまりはコンマイのせい、おのれコンマイ、超星神シリーズ再開しろ、してください。

内容はどこかで見た寄せ集め感が凄い…けどキッズ作品ならこれでいいのかも。
カーレンジャーだと思ったらムテキングっぽい、と思ったらマクー空間でスーパーマン。
色々とキラメイジャーとも被ってる気がするけど…ってかキラメイジャーがピカちんキットと被ってる気がするけど、そっちはバンダイだからOK?
そして凄く気になったのが…ヒロイン居なくね?
まさかチャンバーをヒロインと見なす流れ?妙にチャンバーを可愛く見せるように頑張ってた気が…。

と思ったら監督がウシロシンジでした。
あれー?じゃあなんかあっと言わせる様なの仕込んでる可能性アリ?期待していいのかな?


どうでもいいことだけど、主人公2人の名前がライガとクウガで…レトロシューティングマニアならピンと来る名前。
「じゃあ生き別れの兄弟でロウガってのが居るんじゃね?」と思っちゃうんだけど、まさかそんなことは無いよね?{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 0

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
大成建設 「ミャンマー」篇(その他)

2020年3月20日
★★★★☆ 3.5 (9)
24人が棚に入れました
近年、急速な経済成長を遂げているミャンマー。
国の高度医療を支えていく「ヤンゴン新専門病院」の建設に携わる若手社員が、今回の主人公です。
遠く日本から離れた現場でたくましく働く彼の成長を、日本で暮らす姉からの手紙という視点で描いたストーリーになっています。

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
「ガンダムJRAダービー」スペシャルムービー 逆襲のシャアx閃光のハサウェイ篇 ハサウェイ・ノア(CV:小野 賢章) (Webアニメ)

2020年5月17日
★★★★☆ 3.4 (5)
24人が棚に入れました
『逆襲のシャア』『閃光のハサウェイ』と日本ダービーの名シーンがクロスオーバーした「スペシャルムービー」。
ハサウェイ・ノア役の小野 賢章さんがナレーションを担当!

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
大家さんと僕(第2シリーズ)(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
23人が棚に入れました
1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。39歳の“僕"と87歳の“大家さん"が織りなす泣いて笑える“不思議な二人暮らし"。大都会・東京の片隅で息づく、二人だけのユーモラスで心温まる日々の交流。ふと立ち止まり、そっと優しい気持ちにさせてくれる温かいショートストーリーです。※この作品は事実に基づくフィクションです。

声優・キャラクター
上川周作、渡辺菜生子

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
あの世のすべては、おばけぐみっ!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
22人が棚に入れました
西洋から日本の妖怪学校に転校してきた、強がりだけど寂しがりやの吸血鬼ラクルが自ら学級委員長になり、おばけ学校を立て直そうとするギャクアニメ。

声優・キャラクター
坂下由真、一護大福、おせかおり、天野いつか、鈴木由美、湯浅里美、柴田三穂、七崎まな美、鈴木香織、音無未來、ゆずち、森田恵美香、島崎満月、大津澄怜、寺田悠乃、髙田翔桜莉、小髙瑞葉、Pucka Star

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
ガル学。聖ガールズスクエア学院(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
21人が棚に入れました
プロのスターパフォーマーを育てる学校、聖ガールズスクエア学院。この学院は全国に点在するガールズスタジオのオーディションを通過した人だけが通う事が出来る。 生徒たちは、1年に一度開かれる最大のイベント「ガールズアリーナ」のステージに立つことを夢みてチームを組み、日々トレーニングに励む!だがそのステージに立てるのは、たった1チームだけ。果たして夢の舞台に立つのはどのチームなのか?いま、女の子たちの夢と友情の物語が幕を開ける!

声優・キャラクター
小田柚葉、隅谷百花、鶴屋美咲、小川桜花、増田來亜、菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛、石井蘭

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
WEBアニメ アイカツオンパレード!(Webアニメ)

2020年3月28日
★★★★☆ 3.9 (3)
20人が棚に入れました
今回の舞台はドリームアカデミー!
アイカツ界を代表する5つの学園の中からアイドル学校ナンバーワンを決める
「ドリームスクールグランプリ」が開催!

各校を代表するトップアイドルたちがステージで競い合うこの大会で
ドリームアカデミーの新人アイドル「音城ノエル」が代表アイドルの1人に選ばれた?!

それぞれの夢に向かって、
新たなストーリーが光る未来へ走り出す!


アイドル活動 “アイカツ!” にはげむ女の子の
努力と奇跡の成長物語!

みんなで歌って、踊っちゃお!
アイドルも、ドレスも大集合!

『アイカツオンパレード!』はじまります!

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
ぽっこりーず(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (7)
19人が棚に入れました
まあるい地球の海の上、はるか遠くのどこかにある、ぽっこり島。そこには生き物を生む伝説の"やかん"があります。そのやかんから生まれた謎の生き物たち、それが「ぽっこりーず」。これは、地球上のどこかにあるぽっこり島で、ぽっこりとおなかをゆらし、食事や音楽を楽しむ生き物たちのお話です。

声優・キャラクター
森川智之、葉山翔太、降幡愛、松本梨香、岩崎諒太、小原莉子、逢来りん

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

謎の生物

全50話 1話1分のショートアニメ

ぽっこり島に住んでいる謎の生き物たち「ぽっこりーず」の日常を描いた作品。
「困ったじいさん」同じ時間枠だったので観てみました。

ズレている会話が飛び交い何が何だかわからないうちに毎回終わりますねw

私には理解できない作品でしたw

投稿 : 2025/04/05
♥ : 10

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
カードファイト!! ヴァンガード外伝 イフ-if-(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★★ 4.8 (2)
19人が棚に入れました
伊吹コウジはヴァンガードファイター!立凪邸に呼び出された伊吹は、なんとifの世界に飛ばされてしまいました!ifの世界は歴史が歪み、カードファイトが通用しない世界!?伊吹は、ifの世界で不思議な美少女コンビに出会います。それが、魔法少女・先導エミ!カードの妖精・シュカ!2人はカードからユニットを召喚して、悪の手先ジャマーと戦うブラスター・ペア!伊吹、エミ、シュカ、そして巻き込まれてしまった立凪スイコ!4人による本当の歴史を取り戻す旅が始まるのです……!

声優・キャラクター
榎本温子、吉田有里、宮野真守、愛美

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
大垣まつりにいこうよ!(Webアニメ)

2020年3月29日
★★★★☆ 3.5 (6)
18人が棚に入れました
新学期からの生活に胸躍らせる「あん」。
5月に開催される「大垣まつり」に「あん」と一緒に行こうとする「ゆうき」。
しかし、些細なことから喧嘩になってしまう。
大垣まつり当日、「あん」は姉と一緒に「大垣まつり」に出かけ、 相生軕の話を聞くうちに、祭りにきっと来ている「ゆうき」を探し、見つけて仲直りする。
「大垣まつり」の軕やそれをささえる町内の人々、まつり当日の屋台など「大垣まつり」の風景をアニメーションで詳細に表現しています。

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
絶望粉砕少女∞アミダ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★★ 4.3 (2)
18人が棚に入れました
舞台は現代―――
負の感情の高まりによって自我を失った人々、通称「絶望ピープル」が社会に蔓延していた。彼らの心には負の感情を拠り所に怪獣が寄生し、忘我の宿主を介して頻繁に社会問題を引き起こしていた。そんな中、女子高生のアミダは謎の宇宙人インフィニティXからヒーローに任命される。
人の精神世界に入り込み「イメージする力」を武器に怪獣を倒す能力を手にしたアミダ。しかし、次第に怪獣を倒すことが宿主の記憶の⼀部を奪っていることに気づき始める。悩むアミダだったが、折悪く、今度は親友であるキラリが「絶望ピープル」となってしまい―――

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

モンスターストライク×マッドハウス共同プロジェクト

【公式】「絶望粉砕少女∞アミダ」特設サイト
https://www.monster-strike.com/promotion/infinity-project/
YOUTUBE
https://www.youtube.com/watch?v=bG-PxE2hYoA

スマホゲーム:モンスターストライクとアニメ作成会社:マッドハウス共同プロジェクト

2020年5月の公開

4分程のプロモーションビデオ風味の作品となりますが
初めて観た時には結構唸った

今風ストーリーはシンプル解り易く
「作画枚数が多い=作画が良い」じゃないとの今更乍
構図とテンポ、劇半(BGM)等とのタイミングを合わせた緩急の匙加減
流石マッドハウスという所でしょうか

60-80分程度の劇場用OVAとして観てみたい感じ

なかなか善き短編作品でした。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 4

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
ポケモン「ポケトゥーン」(Webアニメ)

2020年6月4日
★★★★☆ 3.6 (7)
17人が棚に入れました
ズルッグとミミッキュのドタバタ・コメディー・カートゥーン。

ズルッグがポケマメをひろっていった先にあらわれたのは、なんとミミッキュ!

株式会社ポケモンが、ルーニー・テューンズによる、ドタバタ・コメディー・カートゥーンに敬意を表した短編アニメ。

ポケモンのキャラクター、ズルッグとミミッキュが登場する。また、ルーニー・テューンズの不朽のコメディーとクラシックなヴィンテージ・カートゥーンを使用している。

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
デュエル・マスターズ キング(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
16人が棚に入れました
新年度を迎え、小学5年生となったジョー。クラス替えのタイミングで親友のキラ、キャップが同じクラスメイトとなる事に。そんな中、突如として天を貫く謎の塔と共に現れた鬼札王国の王を名乗る最恐デュエリスト・鬼札アバク。アバクは最強のNO.1デュエリスト『デュエルマスターズキング』を決める大会『キング・オブ・デュエマッチ』の開催を宣言するのだった。ジョー達が暮らす街を舞台に、続々と全世界から強者たちが集結。真のNO.1デュエリストの座を巡る激しい大会が幕を開けるのだった!!果たして、アバクの真の狙いとはいったい何なのか・・・。

声優・キャラクター
小林由美子、佐藤せつじ、豊永利行、白石稔、豊崎愛生、市川太一、渡辺久美子、木村良平、村川梨衣

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
アニ×パラ〜あなたのヒーローは誰ですか〜 episode9 ボッチャ(Webアニメ)

2020年3月30日
★★★★☆ 3.5 (6)
15人が棚に入れました
ドラマ化もされた「ホタルノヒカリ」などを手がけた、人気女性マンガ家・ひうらさとるとのコラボ! 主人公は高野蛍の後輩、風間結衣。蛍の誘いを受け、ボッチャの会場に足を運ぶ結衣だが・・・。

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

アニ×パラでなく、違う作品のアニメ化じゃない?

 『アニ×パラ』9弾目は、ボッチャでした。

 機会があったので、やった事がありますが、この競技、誰でもフツーに楽しめます。結構、熱くなりますね(笑)。

 コロナウィルスの影響で、オリンピックもパラリンピックも一年先に延期されましたが、まだ扱っていない競技も沢山あるので、このシリーズ続けてほしいですね。

 今回は、花澤さんと三森さんって、ちょっと贅沢なキャスティングのような・・・。というより、『ホタルノヒカリ』のスピンオフになっていたのには、ビックリでした。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 13

計測不能 58 2020年春(4月~6月)アニメランキング58位
アサティール 未来の昔ばなし(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★★ 4.1 (3)
15人が棚に入れました
そう遠くない未来の話です。未来のリヤドに住んでいるマハと、弟のライアンとスルタンは姉弟仲良く楽しい日々を送っています。しかし革新的な未来とはいえ、姉弟は様々な困難に直面します。そんな彼女たちが頼りにしているのは、彼女たちのお婆さん。お婆さんはアラビア半島の昔話を語りながらいつも彼女たちを導いてくれるのでした。 © Manga Productions. All Rights Reserved
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