褐色の猪 さんの感想・評価
4.0
2017年に制作されたフランス・ベルギー合作品
原題は「Le Grand Méchant Renard」
監督;バンジャマン・レネール / パトリック・インバート
オスカー候補にもなった『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』のクリエーターが描く、かわいいながらも、フレンチ・ユーモア溢れるアニメーション。
日本では2018年6月「フランス映画祭2018」横浜にて上映された、25分程x3編の計80分の作品。
力強い線画、背景と同化し色彩良く動物たちもイキイキと描かれてます。すばしっこいヒヨコの動きにシビレました。
今回の上映は字幕ではなく弁士による日本語同時訳という試みでした、ストーリー重視のアニメならともかく動きで魅せるアニメーションでは動作と台詞のタイミング同期は重要だと再認識しました。近くに座っていたハーフと思しきお子様(多分仏語を理解す)はもう抑えきれないって感じで終始笑いっぱなし、私も幾度か笑声上げちゃいましたがその域には達せず悔しいw
実力有る声優さんによる吹き替え版を所望す大変良い作品です。