2017年度に放送されたおすすめアニメ一覧 548

あにこれの全ユーザーが2017年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番の2017年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

64.2 250 2017年度アニメランキング250位
劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール 川原礫黙認「そーどあーと・おふらいん ―おーでぃなる・すけーる―」(その他)

2017年9月27日
★★★★☆ 3.5 (12)
129人が棚に入れました
劇場版「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」のBD・DVDに収録。

SDキャラ達によるキャラクターコメンタリー映像となっている。

64.1 252 2017年度アニメランキング252位
たまぽんず(Webアニメ)

2017年1月27日
★★★★☆ 3.5 (15)
56人が棚に入れました
とある質屋の看板娘・美尋。いつもと変わらないある日。愛犬ひなの強烈な頭突きにより意識を失い、目覚めるとそこは不可思議などうぶつ世界だった。右も左も分からない状況で衝撃の事実を聞かされるとともに否応なしに「どうぶつ質屋」で働かされることになる美尋。お店から開放され、元の世界に戻れる日を目指して……。

声優・キャラクター
東山奈央、緑川光、堀江由衣、三宅麻理恵、若本規夫、玄田哲章
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

約4分×6話の無料動画。「たまぽんず」で検索

【あらすじ】
気絶したら異界の質屋で働くことになりました。約4分×6話の無料動画。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる★★★☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動☆☆☆☆☆
頭脳☆☆☆☆☆ 深い☆☆☆☆☆

【ジャンル】
ショートアニメ、無料動画、株式会社 玉家質屋

【こういう人におすすめ】
暇な人。

【あにこれ評価(おおよそ)】
--.-点。(計測不能)

【個人的評価】
おー。クオリティたけー。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 おすすめされて視聴。
 同人制作アニメかと思って見てみたんですが普通に3分アニメのクオリティで、声優なんかもうこれプロだろ!これ自費で制作できるのか!?アナゴさんのモノマネうまっ!と思ったら声優はプロだし自費制作じゃなくてアナゴさんは本物だった。ですよねー。
 提供は有限会社 玉家質店。制作の中心は「月見堂」というwebで活躍するアニメーターさん。はじめまして。私も好きですよキルミーベイベー。

 こちらからは以上です。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

豪華声優な不条理ギャグ短編。東山奈央さんのはっちゃけた演技が面白いです♪

個人商店一社提供のオリジナル短編アニメです。1話辺り3~5分程度で全6話。
愛犬によって、動物世界の質屋に売り飛ばされちゃった主人公ちゃんが、薄幸で酷い目に遭いつつも、逞しく質屋で働きます…。
シュールで不条理系ながら、割と気楽に笑い飛ばせる感じ。
この手の系統としては比較的マイルドな方だと思います(たぶん?)
東山奈央さんの珍しい、トチ狂ったゲスい演技は必聴♪

(公式サイト他で無料で視聴できます)
※若干の流血表現あり。

{netabare}『物語』
質屋の看板娘だった美尋(みひろ)ちゃんは愛犬を溺愛していたが…
その愛犬により、借金のカタとして動物世界の質屋に売り飛ばされてしまうのだった。
(1話初っ端から、ヒドイ…)
動物世界の質屋という、ファンシーな世界観と、裏腹で美尋ちゃんがとことん薄幸な目に遭う不条理な展開が持ち味のギャグアニメです。

でも美尋ちゃんも次第に順応して逞しくゲス(というか欲望に素直)になっていくので、一方的にイジめられてる不快感はあんまり無いです(錯覚?)
美尋ちゃん含めて質屋のメインキャラ達が軒並みゲスい…けれど、楽しそうな雰囲気が良かった。
不条理系としては優しい作風なのでコメディーとしてはパンチ不足かも。
でも動物世界の質屋は不条理だけど何だか楽しそう…と思わせてくれるのはグッド。
あぶく銭→調子に乗る→借金増える、のお約束な流れ…
1話辺りが短くてテンポ良く、不条理なオチが付くのも中々。
個別では、一番(というか唯一?)質屋舞台を活かしていた2話が良かったです。

パロディは「そうはい神崎!」とか微妙に古い。
5話6話の豪華声優活かした声優ネタも見所、緑川光さんのスラムダンクの流川とか、堀江由衣さんの物語シリーズの羽川さん、そして若本規夫さんと玄田哲章さんのコマンドー吹き替え(配役逆)等々、有名ネタ多くて親しみ易いです。
…定番すぎて凄く面白いという程ではないかも(贅沢?)
緑川さんなら「○○教えてくれ俺はあと何回…」とか「受け入れよ」とか聴きたかったw


『作画』
アニメ制作サークル月見堂が手掛けた作画、短編のギャグコメディーとしてはかなり楽しませてくれます。
美尋ちゃんが割と可愛いのが良い。


『声優』
美少女ヒロインなイメージの強い東山奈央さんが、薄幸だがどんどんげすになっていく美尋ちゃんを好演。
少し「キルミーベイベー」のやすなっぽい感じ。
薄幸時の可憐さも垣間見えるのは流石。

緑川光さんのイケボ、堀江由衣さんのミスモノクロームっぽい感じも絶品。
緑川さんは老人役もお見事。
若本さんは見事なまでに若本さんでした。
玄田哲章さんはコマンドーだけでなく、クローンヤクザでもあり…


『音楽』
主題歌は最終6話だけだけど、結構いい雰囲気。
音響が割と良かった気が。


『キャラ』
薄幸だが逞しく欲望に素直な美尋ちゃん可愛かったです。
ツッコミというよりも巻き込まれ型。
理不尽にもめげない逞しさがかわいい!
…最終話、衝撃の事実が判明する!?(でも、かわいいから大丈夫だ!)

イケメンイケボだが怠惰な店長、したたかなお姉さんにゃましたさん、若本ボイスなたま会長など、キャラは印象的かつ面白いです。{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 17
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

意外と面白い。声優陣も豪華です。

いぬわん!さんのレビューでこの作品の存在を知り視聴したところ、何気に豪華声優陣でWebアニメとは思えないクオリティの高さに驚きました。
ギャグアニメでしたが、見事に私のツボにはまりかなり楽しめました。
TV放送されている数々のショートアニメと比べても引けを取らないというか、むしろ勝っているのではないかと思います。
全話面白かったのですが特に印象に残ったのが、第5話のにゃました(CV堀江由衣さん)のセリフ{netabare}「何でもは預からないわよ。儲かるものだけ。」という羽川翼のパロディー{/netabare}です。これは良かった。
「たまぽんず」可能なら続きを制作して欲しいなあ。

ところで「たまぽんず」又は「玉家質店」さんの公式ホームページに行くと、「たましち!」というアニメ(あにこれに登録なし)も公開されているのですが、ここに登場する松永さん、山下さん、まやさんが、たまぽんずの店長、にゃました、美尋のモデルなのでしょうか?気になります。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

64.0 253 2017年度アニメランキング253位
ナナマル サンバツ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (215)
738人が棚に入れました
文蔵高校、新入生歓迎会。1年生の越山識は、クイズ研究会による<新入生早押しクイズ退会>に思いがけず参加させられてしまう。
読書好きで目立つことが嫌いな識は慌てるなか、同じクラスの深見真理は、クイズの問題が読み終わる前に次々とボタンを押しては、まわりを圧倒していく。
「答えがわかってから押してたんじゃ、全然遅いのよ。早押しは0.01病の差が勝敗を分けるわ。」
そんな真理を観ているうちに、識は”クイズには答えを確定できるポイントがある”ことに気付く…。

クイズ研究会の先輩と仲間たち、圧倒的強さを誇るライバル・御来屋千智との出会い、正解した時の喜び、ボタンを押せなかった時の悔しさ…
知識だけではなく、様々なテクニックを磨いて仲間とともに勝利を目指す《競技クイズ》の世界で越山識のクイズに青春をかける日々がスタートするのだった。

キミも、クイズ王にならないか!

声優・キャラクター
堀江瞬、川島海荷、石川界人、佐藤拓也、畠中祐、松田颯水、永塚拓馬、M・A・O、八代拓、白井悠介、室元気、山谷祥生、東城日沙子、もものはるな、増田俊樹、榎木淳弥、岩瀬周平、長尾明希、羽多野渉、鈴木達央、佐倉綾音、前野智昭、岸尾だいすけ、古川慎、緑川光、桝太一

ぎゃん (・ワ・) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

川島海荷の大根芝居を楽しむアニメ(楽しめる人限定)

アタシはこの作品の原作が凄い好きだったので、アニメ化をすごい楽しみにしてました。

最悪でした。

ただの日テレ高校生クイズの番宣のために利用されたアニメ。
ヒロインの声優も日テレ御用達の芸能人(川島海荷)。
アナウンサーまでしゃしゃり出る、如何にも日テレらしい演出。
アニメでお前らのつまらんバラエティのノリはいらねぇんだよ!

一番気に入らないのはヒロインの声優があまりにヒドい。
どうしてOK出せたの?芸能人に忖度ですか??
間違いなくその辺のjkに頼んだ方がマシなレベル。
芸能人を使うなら最低でもそれなりの演技ができる人間を選んでほしい。。
やれ事務所がどうとかそういうのはアニメに持ち込まないで。。。

日テレは最近アニメでこういう事やってくるから、正直もうアニメに関わらないでほしい。

原作をくだらない番宣のために穢されたので愚痴っぽく口の悪いレビューになりました。
日テレ好きな方すいません><

原作ファンじゃなかったら絶対途中で切ってる、ってか何で最後まで見たんだろ、時間のムダだったorz
という訳で、ネタとして川島海荷の棒声優具合を楽しみたい方にオススメです(笑
あまりにもヒド過ぎたのでコイツ一人のせいで声優の評価を1.0にしてます。
ちなみに他の声優さん達はちゃんとしてます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 9
ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

競技クイズって奥が深いんですね

原作未読。

ファミ劇にて1ヶ月遅れで視聴。

僕は楽しめました。
佳作だと思います。

もうちょっと評価高くてもいいかなあとは思いますが、声優の起用に疑問の声が多かったことや放送地域が限られていたこともあり、コケた感は否めません。

ストーリーは面白かった。

ですが、若干イライラする人物が出てくる部分は(誰が観てもイライラすると断言できます)、アニメ作品単体としてはプロット的に全体の導入部分と言って良いため、強調すべき本筋から外れていました。

原作が多分そうなっているので仕方ないのでしょうが、アニメでは登場が早すぎます。
彼はラスボスのような気がしますが、登場が早すぎです。まずはライバルとの戦いを順当に描くのが筋です。本当は付けたい点数から減点して(4.0→3.5)

絵は綺麗です。
人気作品や劇場版も多く手がけている制作会社ですから、動きが少ない本作は苦もなく作成したのでは? (絵 4.0)

女優さんの声優起用ですが、僕は慣れてしまい、後半気にならなくなりました。
演技が下手というより、基礎となる発声練習をやっていない?ためか、喉で声を出しており、少し滑舌が悪いと感じました。

事実、発声練習を絶対にやっているであろう男性アナは違和感なし。
個人的に、この女優さんが嫌いとかではありません。
でも、誰得だったのでしょう?
大物女優さんではないでしょうから、仕事のオファーがあったら断れないはず。酷評された彼女も気の毒です。
とにかく、餅は餅屋で、声優さんに任せるべきでした。
「声優項目」の評価を下げるのは、他の声優さんに失礼だと思いますので(声優 4.0)


配信が増えたとはいえ、矢張りBSでも放送するなど、全国で視聴できるようにすべきだったと思います。でないと、これだけネット情報が氾濫していると、「一人の声優が・・・」という書き込みひとつで、「じゃ、いいかな」と0話切りされかねません。

個人的なことを言わせてもらうと、仕事でもパソコンの画面に向かう時間は少なからずあって、パソコンやスマホの小さな画面で配信でアニメを視聴するのは苦痛です。テレビはネットに繋がない小心者ですし(パソコンと違い、セキュリティを保つ術がないので怖いのです。


なんだかんだ書きましたが、でもまあ、良い作品です。
再放送等があったら視聴しても損はないと思います。

観ておられない方が多い作品だと思いますので、以下ネタバレレビューです。

興味のある方のみお読みください。

{netabare}

競技クイズは頭が良いから正解するのではない。

日々クイズ問題集でベタ問を暗記して努力しているんです。
クイ研メンバーは、本を読むときにも、何かを見たり聴いたりするときにも、常に意識的にクイズのために物事を暗記しようとする人達だということが分かります。

でなければ、本作でも出題された、

「最後の晩餐に描かれている12使徒の名前を全て書いてください」

という問題で、全員の名前を答えることができる人などなかなかいないと思います。
でも笹島部長は答えていましたね。


例えで言うと、あにこれだと、

『アニメ「シュタインズゲート」のラボメンには8人いますが、ナンバー順に名前を言うと?愛称でも名前の一部でもOK』

と出題されても、全て答えられるツワモノがここには少なからずおられるような気がします。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、それと同じですね。
競技クイズとはそういうものなのだと思います。


僕もクイズそのものには興味ありますし、かつてはよく見ていました。
でも、もうずいぶんとクイズ番組を見たことがありません。

クイズをオワコンともいえる状態にしてしまったのはテレビ局自身だと思います。

無知であることは恥ずべきことではないと言わんばかりに、それを笑いのネタにすることは決して賞められるべきことではありません。

事実、検索してみましたら、クイズ好きの人が「芸能人をクイズ番組に解答者として出演させ程度の低い問題を出題しているため、クイズ番組が面白くなくなっている」という意見が散見されました。

日本クイズ協会という一般社団法人もあるようで、年間100回以上の大会をやっているようです。年間数千人が大会に出場しているとも書かれています。
思った以上に競技クイズの裾野は広いようです。

http://quiz.or.jp/


この作品、競技クイズの奥深さを多くの人に知ってもらえるきっかけになったでしょうか?

{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これは日テレ系列での放送なのは当然だ…!(「高校生クイズ」のアニメだし…)

*2017.7.10誤字修正

マンガ原作があるらしいのですが、全く知りませんでした。最近のマンガ作品については不勉強です、すみません…。

ただ「アメリカ横断ウルトラクイズ」→「高校生クイズ」という日テレ系列での番組放送の歴史やその競技ルールを踏まえていれば、物語そのものにはすんなり入っていける感じではあります。

ということで日本テレビの戦略的番組構成を考えると、『ZIP!』でレギュラー出演している川島海荷が声優として起用されてしまったことについても「大人の事情」があるのだということは想像に難くありません。

高校生クイズ2017の予選は7/25だそうで、この作品はその盛り上げに一役買うことを期待されていると思われます。

さて肝心の本編内容ですが、基本的には主人公が所属する高校のクイズ研究会およびその対戦相手が登場人物ということになりそうです。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」の頃からクイズ番組自体は好きで、早押しクイズに関しても勝つための方法論とかは勝手にいろいろと考えたことはありますが、実際に競技に出たことはないのでそのあたりの自分の考えの正しさの検証という意味でも、内容的にはとても興味が持てます。

マンガ原作を読むのは面倒なので、ざっとアニメ視聴させてもらおうと思います。キャストの演技とか作画とかは、内容理解の妨げにならなければまあいいや…。視聴中のレビュー更新は、よほどのことがないとしないかも。

2017.8.2追記:
ストーリー的には、まあ順調。川島海荷の演技に、やや改善の兆し。

2017.9.20追記:
全話視聴終了。各校クイズ研究会合同の例会2度目の参加を一区切りにして、無事に最終回を迎えました。本編中のクイズ出題に対して作中キャラよりも先に正解しようと反射的に考えてしまう自分がいました(その程度には、元々クイズは好きです(笑))。

マンガよりはアニメの方がクイズに関して臨場感があるので、これはアニメ化して正解だったのではないでしょうか。面白かったです。

「川原海荷問題」に関しても、最終的にはほとんど気にならなくなりました。クイズそのものが好きならかなり強くお勧めできますし、普通に高校部活物として見てもストーリーは合格点だと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 35

64.0 253 2017年度アニメランキング253位
キャッスルヴァニア(Webアニメ)

2017年7月7日
★★★★☆ 3.5 (30)
136人が棚に入れました
 吸血鬼ドラキュラと恐ろしき怪物の魔の手が街に迫る。体に眠る英雄の血に導かれし青年は、邪悪な力を止められるのか。

 ゲーム「悪魔城ドラキュラ」シリーズを原作としたNetflixオリジナルアニメシリーズ。
ネタバレ

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ストーリーなんも進まねぇ

 NETFLIXにて視聴しました。ゲームとかは一切やってないです。
 この作品のファンとか、そういう訳ではないですが、予告編観たときから凄く楽しみにしてました。

 一番、まずこの作品を観て伝えたい事としては、タイトル通りです。ストーリーなんも進まない。
 4話しかないのに、第1話に割とどうでもいい舞台設置をまるまる使ってます。後々、会話の中で、少しずつ説明して行けばいいと思うんですけどね。
 少しネタバレ気味です。
{netabare}
 第2話は、主人公が街に行って、人助けして終わり。
 第3話は、その人助けからイベントが発生。
 第4話で、これから活躍して行くであろう、登場人物がようやく揃う。
 テンポが凄く悪い。まだ、ストーリーが面白いとかそんなところでもない。普通のテレビアニメシリーズだったら2話~3話で終わる様な内容でした。
 そこで、終わるもんだから、全然すっきりしないし、観終わったって気がしない。
 {/netabare}
 これから何シーズンも重ねていくことを願います。

 アニメーションはかなり良かったです。目新しさはそんなないけど、良かったです。
 ボンズのアニメーションに結構似てました。剣の動きとか「ストレンヂア」に良く似てる。たぶん影響受けてるんだと思う。NETFLIXオリジナルで、何処がアニメーション制作してるか知らないから、ちょっと後で調べます。

 全体像を映すシーンとか、疾走感のあるシーンとかが個人的に凄く好きでした。やっぱり、カメラが動いている様な描き方の方が興奮しますね。
 高い所から落ちて、怖がってる登場人物の顔を映すよりか、背景や登場人物を映して、落ちている様を勢いよくやると興奮する。

 そして、結構グロテスクでした。腕とか飛ぶし、生首なんて大量に出てくる。視聴の際はご注意を。
 
 声優について。最初観はじめた時は英語音声で観てました。米国の声優さんは、わざとらしい演技でちょっと癪に障りました。特に女性声優。微妙だなっと思って日本語音声も聞いたんだけど、主演の置鮎龍太郎の演技がキモいのなんの。耐えられなくて、英語音声に戻しました。
 声優はあんまり良くないですね。まぁでも一部の方だけなので。
 ポルトガル音声もありますが、それは聞いてないです。

 音響について。効果音があんまり合ってなくて、気持ち悪かった。
 音楽は、なんかちょっと現代の曲な感じがして、1400年代の雰囲気がいまいち作りきれていない印象。

 最後にエンディングです。黒地に白文字のシンプルなエンドロールで、曲もボーカルがいないのが、個人的に凄く好きです。日本のアニメじゃ99%やらない演出。「蟲師」でしか観た事ない。
 1話だけやるのは、最近結構あるけど、2話以降は絶対続けない。スポンサーとかの関係でしょうけど、日本でも流行って欲しいなと思います。需要が少ないのも分かってます。それでも海外ドラマとか海外アニメとかは、やっててすごく好きです。

 最終評価は 5 / 10 点です。

 何シーズンか待って、まとめて観た方がいいと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

藤乃 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャッスルヴァニア

ゲーム「悪魔城ドラキュラ」シリーズを原案としたアニメシリーズ。各30分の全4話構成。
中世ヨーロッパを舞台に、ドラキュラによる絶滅の危機から東欧を救う戦いを描いたダークファンタジー。

作画はキレイですね。アクションシーンも疾走感があって良かったです。
音楽は特筆することがないです。演出は洋画みたいな感じでオシャレですね。
舞台やキャラの設定は面白いと思うんですけど、テンポが悪すぎてストーリーが何も進まず、とっても物足りない…
これから盛り上がるところで終わっちゃうのもがっかりですね。観たって充実感が感じられない作品でした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

64.0 253 2017年度アニメランキング253位
aiseki MOGOL GIRL(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
43人が棚に入れました
“新体験”モールで出来たコマ撮りアニメ

相席喫茶「MOGOL CAFE(モール・カフェ)」で繰り広げられるシュール・コメディ!
アラサーOLのフユミは出会いの無さに焦りを感じ、女子力高めの後輩ハルコは男子ウケを狙いつつ、男たちを静かに分析、品定めをするが、個性の強過ぎる男性客を相手に、ドン引いたり、イラつきながらも…リピートする2人。
出会いの少ない現代女子の悩みを解決する”魔法の場所”で、彼女たちの「王子」は見つかるのか??

声優・キャラクター
加藤諒、原奈津子

63.9 256 2017年度アニメランキング256位
ハンドシェイカー TV未放送エピソード「#13:Go ago Go」(OVA)

2017年7月26日
★★★★☆ 3.4 (10)
71人が棚に入れました
エクストラディスク『ハンドシェイカーEX』に収録。

コヨリとマキハラの過去に何があったのか?
TVシリーズへとつながる前日譚を収録☆さらに、ある謎も明らかになるかも……?
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

本編視聴済みならかなり楽しめると思う

ハンドシェイカーのTV未放送回。

ナガオカ、マキハラ、マユミ、コヨリの(おそらく)3年前のエピソード。
全12話視聴済みでないとわからない内容ですが、この回が一番出来が良いかも。本当に素晴らしかった。
ドラマとバトルのバランスも良いですし、当然ですがここまでのノウハウがきちんと反映されています。

{netabare}
単発回としてきちんと煮詰められていて、本当に面白かった。
ていうか結構感動した…
ナガオカの印象がだいぶ変わりますし、無茶をした芥川夫妻やナガオカの気持ちも理解できる物語でした。シグレみたいな人間がすり寄ってくることが多かったのでしょうね。
色んなキャラクターがちょっとだけ登場したり、マユミとコヨリの臓器の提供主がタヅナの妹らしかったり…。

他の方の感想で、「双子に臓器提供したのがタヅナの妹だと知っていたから、ナガオカはタヅナがコヨリに妹を重ねていると指摘したのだ」とあって、なるほどなと。

そうなるとマキハラは知っていたのか、両親は知っていたのかという疑問が湧きますね。
両親が知っていたとしたら、コヨリをあんなにも歓迎し息子と二人でお風呂に入るのを止めないのも納得できるかも…?(いや無理かw)
両親が知っていたとしたらそれはマキハラから知らされたのだろうから、マキハラも知っていたことに。マキハラの序盤の怪しさは、単純に演出が良くないだけじゃなくて隠し事の多さのせいだったのか…。意外と考察しがいのあるアニメなのかもw
OPに13話のキャラが居るので本当にTV放送の枠が取れなかっただけなんでしょうけど、どうにか放送すべきお話だったと思います。残念…。

あとコヨリがパフェ好きなのって、3年前の思い出のせいかも。スタッフのお遊びという可能性も高いけど。
本当にスタッフの愛が凄い。
{/netabare}
ホント、TV放送してくれたら良かったのになー…
(2019.3.21)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

OVA

このエピソードは、コヨリちゃんの過去でハンドシェイカー1話に繋がる大切なエピソードとなっています。
時間はアニメ役1話分くらいなのですが、それにしても展開はサクサク進むししっかりしたシナリオに仕上がっています。
絵は綺麗だしハンドシェイカーを好きな人でまだ見ていない人は是非見てみてください。
ただ、マユミも言ってた言葉は辛さと言うか悔しさと言うか悲しさといいますか感情移入しちゃいました(^^;;

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

63.8 257 2017年度アニメランキング257位
南鎌倉高校女子自転車部(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (207)
755人が棚に入れました
高校入学をきっかけに長崎から鎌倉へ引っ越してきた女の子、毎春ひろみ。
新しい土地に新しい学校、そして新しい友だち。
そんなわくわくする日常との出会いではいつも自転車といっしょ!
鎌倉を舞台に女子高生たちの自転車に想いを込めた青春が始まる―――!

声優・キャラクター
上田麗奈、広瀬ゆうき、藤原夏海、高森奈津美、渡部紗弓、竹内恵美子、久保ユリカ、福緒唯
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

時速30km/h出ないロードバイクなんてあるのか、僅か数10kmを輪行する人間なんているのか、

{netabare}何話目かで、いきなり始まるクリテリウムでは、ママチャリに乗る(←滅茶苦茶スピード出ない)、熊の着ぐるみ着た(←風の抵抗でスピード出ないし、自転車操作困難というか無理&たとえ操縦出来ても暑くて死ぬ)、単独エスケープをはかる自転車に、ロードバイク4人がかりでなかなか追いつけない女子自転車部チーム!
しかも、いくらクリテとはいえ、28km/hというド低速での棒状巡航?! 
28km/hって、ママチャリでは異常な速さ(しかも着ぐるみ着てるし)だけど、ロードバイクでは散走(=ポタリング)程度、鼻歌出ちゃうぐらいの速度です。

場面変わって、鎌倉の高校が舞台なのに、たかが三浦半島を巡るのに電車使って輪行発着。
鎌倉を発着点にするなら、横浜経由で大回りしてもせいぜい100km。これってロードバイクでは昼飯前(のんびりポタっても5時間足らず=早朝出発なら昼飯は自宅に帰ってから食べられる)の距離。当然、輪行なんてする筈もない。どんなロード乗りだって、走って済ませられる距離なら走って終えるのが普通です(例外は、ツーリング先で酒飲むとき。帰りは電車にしないとダメです){/netabare}

弱ペダ人気に便乗したのだろうが、原作モノのようなので、この原作者はロードバイクを全く知らないのだろうか。それだとしても、なんでアニメ化しようなんて思ったのだろうか。
まあ確かに、弱ペダは、実際には存在しない高校生のステージレースを描いていて、中身も超展開のオンパレードだらけ(巨人の星ほどじゃないが、あしたのジョーよりひどい位)というぶっ飛び作品ではあるんだが、少なくともロードバイクとレースへの熱は感じられる。
そして、この作品にはそういう気概が一切感じられない。

1クール前に放送されてた「ろんぐらいだぁす」が、主人公が自転車とめぐり合い、ロード乗りとして成長し、その間、ロードバイクに乗っていれば誰もがぶつかる障害をちゃんと経験してそれを解決して行く過程を丁寧に描いた良作だっただけに、続けて見たせいで、余計に腹がたってたまらなかった。

テーマがロードバイクだと、不愉快でも我慢して最後まで見てしまう自分にも腹がたった作品。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

南鎌倉高校女子自転車「競技」部じゃないところが作風を決定付けている

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
自転車×女子高生 という組み合わせ。日常系をベースにしている毒のない作風ですから、観ていて不愉快になる方は少ないと思います。

自転車導入としては、正直イマイチ。前期(2016秋)の、「ろんぐらいだぁす」の方が上に感じました。つか、エンディング後の「A応P初めての自転車部」の方が、自転車導入としては優秀だったかもw

もっとも、「自転車部を舞台にしたキャラものアニメ」という点では、本作に軍配が上がると思います。また、鎌倉の美しい景色を眺めたり、有名観光地を擬似的に巡れるのも本作の魅力のひとつだと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
自転車部であって、自転車競技部じゃないのが、このアニメをよく表す特徴だと思います。サイクリングから始まり、レース、ロングライドと、「自転車」であればなんでもござれ。そのなんでもござれ感が独特のユルさを醸し出しています。

放送時期もあり、当然「ろんぐらいだぁす」と比べられると思うけど、作画以外は「ろんぐらいだぁす」の方が好きかな(僅差だけど)。

「南鎌倉高校自転車部」は、自転車の辛さや大変さを意図的に廃していて、「自転車最高!」って感じだけど、悪さもあっての魅力だと思うので。

「ろんぐらいだぁす」の面々が自転車のことを悪く言うときは、「それでも好き」「手のかかる子ほど可愛い」って感じが出ていました。深読みすれば、「酸いも甘いも知り尽くした大人な女子大生」と、「まだ恋に恋する女子高生」の違い、とも言えるかな(考えすぎw)。

自転車アニメを女子高生にやらせるとこうなるのか、なるほどと思ったのが、経済的負担を描か(け)ないということです。

ロードバイクなんて金食い虫、高校生の小遣いじゃムリだし。それを救うために、部費(&身内かつ理解ある学園長)、知り合いの自転車屋、理解がありポケットマネーを出してくれる顧問、金持ちの仲間、優しい他人の寄付と、かなりご都合主義的な好条件をそろえましたねw

まあそれが、独特の優しさやユルさを生み出しているので、一概に短所とは言えませんが。あまり、世知辛い女子高生なんて見たくないしねw

しっかし、主役の声が上田麗奈さんですか。キャラもかぶってるし、演技も「ばくおん」の「佐倉羽音」まんまでしたね。「ばくおん」であれだけロードをディスッていた一員が、これだけ自転車を楽しんでいる、というのも……ねぇ(苦笑) なぜ、こんなキャスティングにしたんだろうか、偶然ってことはないだろうけど(汗)
{/netabare}

【追記 特別編 感想】
{netabare}
第13話として、南鎌倉高校自転車部の面々が台湾に行く話。修学旅行の下見を授業期間中に(校長の身内の)生徒に行かせ、予算も学校持ち、出席扱いなんて、マスコミに叩かれそうなネタですねw

いや、修学旅行の下見のわりに、ご飯を食べる店が小さく、あそこに学年の生徒が全員入ると思えないな。いや、修学旅行で夜市に生徒を出すなんて、有り得ないかと。いや、臭豆腐、あれはキツいよ(汗) まあ、揚げたやつなら食べられなくもないけど。いや、唯一の引率教師が海外で夜に女子高生ほっぽり出してマッサージとか、処分の対象だから。いや、報告書は顧問が書かずに生徒に書かすんかい。

とにかく「修学旅行の下見」という設定に無理があったと思います。別に「商店街の福引き」とかで良かった気がします。

ただ、台湾を取り上げたのは自転車アニメならではで良かったと思います。きっと、ロケハンも楽しんだのでしょうね(邪推)w
{/netabare}

【余談 ~ 行かずに死ねるか ~】
{netabare}
自転車で世界一周した、石田ゆうすけさんの書いたエッセイ「行かずに死ねるか ~世界95,000㎞一人旅~」を、つい先日読んだ。かなり良いエッセイで、オススメ。旅に出たくなる。

実はこの本の後書きを、椎名誠さんが書いていた。その文章も秀逸。

椎名さんは、「自分も石田さんが観た景色はほとんど全て見ているが、自分は、仕事で車(他力)。自転車(自力)で観た石田さんとこうも感じ方、見える景色が違うのに驚いた」という主旨のことを言っていた。

この「南鎌倉高校自転車部」でも、「自力」の良さはたくさん描かれていた。

自転車に興味がある方、旅に興味がある方、このエッセイは絶賛オススメですよ♪

ちなみに、余談の余談で、上記の本が楽しかったので、「とまらない好奇心! ~次の旅を夢見て~:会社員 自転車で世界を走る」っていう、大島義史さんの本を読んでみたんですが、これがつまらないツマラナイ(笑) 内容じゃなくて、文体がね、鼻につく鼻につく。リアルな話なのにリアリティがない。比べて読むと、内容は近いのに、こんなに魅力が違うのかと驚きましたね(苦笑)
{/netabare}

【余談2 ~ 原作者は多分、赤松健ファンw ~】
{netabare}
本作には、「サンディ・マクドゥガル」という人物が出ますが、この名前、赤松健先生の「A・Iが止まらない!」に出てくる「シンシア(シンディ)・マクドゥガル」からとっているものと思います。「ラブひな」には、「サラ・マクドゥガル」も出てるから、合わせたのかな?

赤松作品のファンとしては、ちょっと嬉しかったです♪ もっとも、シンディ自体は「惣流・アスカ・ラングレー」をモチーフにしてるんで、キャラ(性格)は全然違うけどね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
主人公のひろみ、びっくりするくらい「ばくおん!」の「佐倉羽音」なんだが(笑) ワザとか? 演技の幅が狭いのか? あれだけ「自転車よりオートバイ」って言ってたのにね(笑) キャラデザはなんか古くさいね。景色は普通に綺麗だけど。エンドカードが、妙にエロいw

2話目
なんかこう、インパクトに欠けるアニメですな。キャラは分かりやすく描き分けられているので、大丈夫そうですが。

3話目
良い回だ。自転車の魅力を、お年寄り(校長&祖母&大先輩)の目線から語られるのは良かった。歴史を踏まえての語りには説得力があるし、それを孫が復活させるのも胸熱。

4話目
勝負する意味が分からない。どうせなら、「水泳部入るって口約束してた」くらいで良かったのでは? つか、膝を故障してたのに、チャリの座りこぎで登り坂は自殺行為では? ヒロコ先輩、メッチャ男前w

5話目
やはり、ロードか。このまま、ママチャリのアニメも観てみたかったがw 大切な物を買うときほど、最後は一目惚れって、大事だと思う。

6話目
スカートでロードに乗るという、違和感w まあ、確かに女子高生なら体のラインは気になるよね。そこは「ろんぐらいだぁす」には無かったところだね。足がはまらなかったって、ムリにドラマを作らなくてもw それは良いんだが、早くスタート切ろうよ(苦笑)

7話目
初心者であり、今日初めて「トレイン」を習った巴と冬音が、「最後まで夏海さんに引いてもらうわけにはいかない」って? 「引く」という専門用語が出てくるのに違和感を感じた。完全に自転車競技。エースと準エースを勝たせるとか、マジで弱虫ペダル。

8話目
どう考えても一番凄いのは、熊さんw (ロード)バイクが話すとか、マジで「ばくおん!」w

9話目
鎌倉PR回。鶴岡八幡宮も銭洗弁財天も行ったことあるけど、良いとこだよね。自転車は本来競うものではない、ってこと? 学校行事とはいえ、制服で走る違和感。サンディ・マクドゥガル……原作者は「AIが止まらない(赤松健)」ファンだなw

10話目
なるほど、女子大生ではなく、女子高生になら、高いロードバイクもプレゼントされるわけか(苦笑) 先生、部活なんですし初心者なのに、大事故あったらどうすんの?

11話目
急に自転車レクチャー始まったけどw ハンガーノック→甘すぎ!→パンク って、「ろんぐらいだぁす」まんまやんw そして、観光案内も忘れないw え~のし~ま、どーーん!(釣り球)

12話目
校長の話、深いようで浅い気がするw てか、充分に楽しんでたやん(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 34

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

道草

長崎から鎌倉へと引越してきた舞春ひろみ。
自転車の乗り方を忘れてしまい、高校の入学式に遅れそうになる。
登校中に知り合った秋月巴の助けもあり、何とか式に間に合うのであった。

高校生活を過ごしていく中で重要な物。
それは勉学や友人関係、そして部活などがあるでしょう。
本作品は自転車部を申請して、活動実績を残して『部』として認めてもらえるように頑張ります。
その頑張った先に『部』として大切な物を見つける事ができるかどうか。
3年間という短い高校生活。
大切な仲間と過ごせる貴重な時間。
有限だからこそ、見失ってはいけないもの。
「時は金也」
多感な十代。
自転車部としての活動を通して有意義な経験をします。

レース展開もありますが、個人的には観光案内という印象があります。
作品の舞台となる鎌倉。
海岸沿いの道路を自転車で走るだけでも絵になりますね。
オリエンテーションで回った鎌倉。
小回りの利く自転車は有利ですね。

三浦半島に遠征もします。
個人的には海産物の恵みを頂くあたりで終わっても良かったのですが^^;
目標となったのは風力発電の風車。
目立ちますが、観光名所とは言えないような……
まあ、ハッキリとした目標や目的があるのは良い事。
一直線に進めますから。

本作品では「自転車を楽しむ事」が重要視されています。
勿論、自転車自体の値段が高価、食事を抜くとエネルギー切れになる等、
負の側面も描いています。
ただし、それらを考慮しても「楽しい」という事が伝わってきます。
自転車部として認可されるかどうか。
それは、部活動を通じて得られる貴重な体験。
オイラも疑似体験させてもらいました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 27

63.8 257 2017年度アニメランキング257位
エンシェンと魔法のタブレット~もうひとつのひるね姫~(Webアニメ)

2017年3月1日
★★★★☆ 3.4 (17)
58人が棚に入れました
神山健治監督によるアニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語~」の短編アニメ。

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

いったいどこを楽しめば? 映画「ひるね姫」とワンセットOVA

映画「ひるね姫」の主人公ここねの幼少期のお話です。
ほぼ全編父から聞いた夢物語。

あるところに、機械により幸せになると信じたハートランド王国がありましたとさ。
太古、魔法「ココロネ」の悪用により鬼を生み出したため、魔法が禁止。
ところが、お姫様エンシェンは魔法使いとして生まれてきたそうな。
あるとき、太古の名残として鬼が現れ街を破壊、鬼の出現は魔法のせいに。
このため、エンシェン姫はお供の若者ピーチとともにヒルマウンテンへ旅立つのであった。
鬼退治の準備をするために・・・

単体のOVAだと、いったい何のことかわかりません。
映画「ひるね姫」では重要な設定のようです。
「ココロネ」、異端審問官、タブレットがキーだと予想します。
いつの日か「ひるね姫」を観たらわかるのかな。
それまでは、優雅にひるねとしゃれこみましょう。

ところで、声優さんがたどたどしいと思ったら、俳優さんだったんですね。
一方、ぬいぐるみ役のくぎゅが生き生きしてました。
さすが、我らがくぎゅです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 14

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ひるね姫の世界観の下描きになるかなww

前編と後編があるのだけど、これを見てから
本編となる”ひるね姫”に行きました。

自分的には、世界観に入りやすいんで見とくのを
おすすめなのだけど。ネタバレにはならんと想う。
(*判断はひとそれぞれだけど)

日本のコメの1/3はドローンが農薬をまいているらしく
軍用、民生用含めてドローン市場は急拡大中です。
1万円のドローンでも素人が普通に空撮できてしまうという・・
しかも操縦はスマホで指で・・・

そんな技術の流れを取り込んだ近未来世界が展開。
自分のシゴトが技術系なんで妙にリアルに感じました。
いやーこれ、現実に来るなーとか・・・

今年(2017年)7月にはドバイで全自動ドローンタクシー
が運航開始で、画面に目的地を入れたらパイロット無しで
客を乗せて飛んでいくらしい。
いやーもう、凄い時代になったもんです。
それこそマジで魔法のタブレットだ・・・

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

現実と交錯しない、夢の世界の物語

アニメ映画「ひるね姫」のスピンオフ短編。
30分程度の作品で、映画の公開前にHuluで配信されました。

ハートランド王国とエンシェンの物語を、幼い日のココネが寝る前に父のモモタローから聞くという形になっています。
ひるね姫の中でも語られていたストーリーですが、確かひるね姫の方は若干断片的だったような記憶があります。
機械技術が産業の中心であるハートランド王国で、王女でありながら魔法を操ることができてしまうエンシェンが、技術者の男・ピーチと命が吹き込まれたぬいぐるみのジョイと共に、魔法の力で世の中を良くするため城を抜け出す話となっています。

ひるね姫本編のクリティカルなネタバレはないです。
本作を観る範囲では、父が話した寝かしつけのための創作以上の意味合いはなく、現実とのリンクすらも感じられないです。
また、ひるね姫本編を観る前に観ておかないと意味が通じないとかそういうこともないです。
ひるね姫を観たのが結構前で記憶が失われつつあるのですが、ひるね姫を観ていれば納得する伏線が作中にあるというわけでもなく、本作は単体でも楽しめる作品だと思います。

ただ、ココネはJKではなく幼ココネのみで、ひるね姫本編の輝かしいふとももや色っぽい寝顔は皆無です。
映像はキレイですが、本編未視聴で視聴する予定のもない場合、観ても仕方ないかなと思います。
本編を観る前に観ておこうと思っている方、あるいは、本編を観て面白かったらこちらもどうぞという感じですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

63.7 259 2017年度アニメランキング259位
笑ゥせぇるすまんNEW(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (183)
634人が棚に入れました
私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん。ただのセールスマンじゃございません。私の取り扱う品物は心、人間の心でございます。ホーホッホッ…。この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかり、そんな皆さんの心のスキマをお埋め致します。いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。さて、今日のお客様は一体どんな人なんでしょうねェ…ホーッホッホッホッ・・・」これはあなたにも起こるかもしれない物語。「ドーーン‼︎」

声優・キャラクター
玄田哲章、江口拓也、阿澄佳奈、関俊彦、斉藤壮馬、宮田幸季、金谷ヒデユキ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

私はこれで会社を辞めました

1989年、昭和から平成へ。

未曽有のバブル景気、
X'mas EXPRESS'が素敵な恋を運ぶ。
ジングルベルを鳴らすのは帰ってくるあなたです。
クリスマスイブのCMに切なくて泣く。

セナもプロストもいるマクラーレン。
初代「笑ゥせぇるすまん」は、
そんなバブリーに浮かれた時代だったからこそ、
意味があったような気がします。

あなたの「心の隙間」お埋めします。
オーッホッホッホッホッ!
欲に溺れ、欲に転んだ人々を笑い飛ばし、
人間の本質である弱さや愚かさを描く、
ブラックコメディの秀作でしょう。

ネットインフラが進むに連れ、
ここで描かれている世界を知ってしまった。
自分自身が苦い経験をした人もいるでしょう。
やはりインパクトは薄くなった気がします。
ただ時代は変われど人の本質は変わりません。
安定した娯楽作品でもあります。

エンディングテーマは高田純次、
高田純次VSオスマンサンコン死ぬ程笑った。
当時は早朝バズーカが最高でしたね。

ご利用は計画的に。
ドーン!!!されちゃいますよ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 57

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

インパクトには欠けるけれども時代を反映した作りは面白い

2017年春アニメ。全12話。
原作未読、1989年アニメ版未見、TVドラマは何となく見ていたような…。

伝奇ものや後味悪い系は嫌いではないので、それなりに面白く見られました。
30分に2話構成なので短くて見やすい反面、30分でテーマを濃く深くした話数もひとつかふたつ見たかった気もします。
毎回1話は原作のエピソード、もう1話はオリジナルなんですね。会いに行ける系アイドルの話やチャットの話があったりスマホが出てきたり、時代を反映したエピソードは新作だそうです。
時代背景は古くても人間の弱さは変わらないもので、そういう点は違和感なく見られました。新作エピソードも各話出来に差はあるものの、なかなか悪くないと思います。
ただ、喪黒のセールスで客が痛い目に遭う展開は王道なんですがこればかりでワンパターンに感じたので、もっと暗いインパクトの強いチョイスをするか、ハッピーエンド系などもあったほうが良かったかも。寓話ならもっと深い内容でも良かったかな。

キャスティングがすごく良かったです。中堅とベテランの演技力は流石で、喪黒役の玄田哲章さんと共演して負けない声優さんばかりで聞き応えがありました。

作画は基本的に安定していました。最終話の「ニッポン海外旅行」は監督の脚本・コンテ・演出でくるくる動き、特に見応えがありました。
背景も凝っていて、昭和の飲み屋街などは特に味があって良かったです。
細かく見ていると小物のデザインが可愛かったり、ビビッドな色彩やテクスチャの使い方が面白かったり、ビジュアルも見所が多かったですね。
原作に近い古い絵柄ですが女性キャラはなかなか可愛い。

OPはモダンで現代的、EDはレトロ系でどちらも好きでした。
特にOP曲が個人的に理想的なタイアップ曲で、歌詞の内容も作品に嵌っている上にアーティストの個性もしっかり出ていてお気に入りです。

原作との比較などは出来ないのですが、もう少し深い内容が見られればさらに良かったかなと思います。
全体的に良い出来だったので、興味のある人は視聴してもいいかもしれません。(2017.8.7)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

昔ほど怖くないのは、自分が大人になったから? 規制とかうるさい時代だから? 単純にクオリティ?

[文量→大盛り・内容→感想系]

→終わりと思ったら、フライングレビューでした(*/ω\*) お恥ずかしいw あと1話観たら、追記しま~すm(._.)m

※前作は一応視聴済みですが、如何せんガキの頃であり、どんな話があったか具体的には覚えてません。よって、前作と比べた場合は、トンチンカンなことを書いている場合もあると思います。

【総括】
1パート(約10分)完結という構成でテンポが良いので、サクサク観られます。大平さんがお亡くなりになり、喪黒の声の心配はしたけれど、流石に玄田さん。全く違和感がなくて、驚きました。凄いの一言です。ただ、(これは大平さんへの敬意も込めてですが)「ドーン」だけは、やはり大平さんの方が迫力があった気がします。

内容的には、「笑ゥせぇるすまん」らしいと思える良(薄ら怖い)エピソードと、正直、「?」と思うエピソードの差が激しく、当たり外れが大きいと思いました。

非常に現代的でオサレなOPと、まさかのあの人が歌うEDは賛否あるでしょうが、若い方やご新規さんにも興味をもってもらうためには、良いチャレンジだったと思います。両方とも、歌詞には気を配っていたし。

こういう昔の名作を、(マジンガーZやガッチャマン、ハイジのような)ギャグにせず、新作(時事問題)も加え、しっかりとリメイクしてくれる姿勢は、とてもとても嬉かったです♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了】
{netabare}
「笑ゥせぇるすまん」の「ドーン」の正当性って、「喪黒は直接的には主人公の堕落に手を貸さない」ってところだと思っていたけど、本作は違うのかな?

1話が分かりやすいけど、1話Bパート(買い物中毒のOLの話)が、自分的には「笑ゥせぇるすまん」らしい展開。

喪黒は、「人間が堕落しそうなアイテムをあげる」だけであり、もし、人間が自らを律し、喪黒の指定したルールを守っていれば良いはずなのに、ついつい欲張ってしまうから、「ドーン!」に至るという「自業自得」「因果応報」といった筋。1話Bパートは正にそうでした。

しかし、Aパートは、喪黒本人が能動的にハメにいっている節もあり、あれではただの悪徳業者(というかぼったくりバーの呼び込み)では? Bパートの「年を取られる」に比べ、「50万円を取られる」では現実的過ぎて怖くないし、人生棒に振るほどの金額じゃないしね。良い大人ならそんぐらい貯金あるでしょ。

序盤から中盤に関しては、基本的に、「Aパートはリメイクや原作もの」「Bパートはアニオリ」らしいけど、「白昼夢」には私の中の「笑ゥせぇるすまんらしさ」を感じず、なぜあのエピソードを1発目にもってきたのか、その構成の意図をつかめませんでした。8話以降は全てアニオリなのかな?

自分の中で、「笑ゥせぇるすまんらしい」と思った話は、「ご利用は計画的に(1B)」「マボロシガイシャ(2B)」「プラットホームの女(4A)」「日曜倶楽部(5A)」「今夜も最高(6B)」「夢に追われる男(8A)」「ひげタクシー(9B)」「ウソ孫(10B)」「私はアイドル(11B)」「チャットルームの王様(12A)」

こうして整理してみると、もしかしたら「現制作陣が、過去の制作陣に戦いを挑んだ作品」なのかもしれないと思いました。

ここからは、邪推です。

だとしたら、第1話Aパートに「白昼夢」という低クオリティのリメイクをもってきて、第1話Bパートに「ご利用は計画的に」という、アニオリの中でも高クオリティエピソードをもってくるあたり、もしかして「白昼夢」を当て馬にしてる? そして、2、3、と低クオリティのリメイクを出し、「むしろアニオリ(現制作陣)の方が面白くないか?」という評価を演出してから、原作や過去シリーズの名作をリメイクしていく、という展開を狙っていたのだとしたら、かなりゲスイですよ。しかも、中盤は、明らかにアニオリエピソード、負けてること多いですし。(ただ、終盤にはいくつか良エピソードもあった)

と、これは本当に邪推ですが、こういう邪推の「筋が一応通ってしまう」構成にしているのは、マズイかと思います。

肝心のアニオリ展開ですが、正直微妙なものが多い印象。「時事ネタ」や「現代社会の問題」を取り上げ、風刺していくという展開は、新作でしかできないことだし、そのチャレンジ自体は良かったと思います。でも、とにかく喪黒福蔵が嫌な奴に見えすぎました。

「捨てちゃう女(5B)」なんか分かりやすいけど、確かに、「社会問題(断捨離)」を扱い、「悲劇(家族離散)」を通して「含蓄(豊かに生きるとは?)」を伝える「ブラックジョーク」なので、「THE・笑ゥせぇるすまん」展開なんだけど……なんか違う。色々あっても幸せに暮らしていた家庭にわざわざ介入し、騙し討ちや洗脳に近い形で相手をハメ、んでもって「ドーン」では、あまりにも理不尽が過ぎませんか? その前に一言、「断捨離は良いですが、あなたにとって本当に捨てちゃいけないものまで捨てちゃあいけませんよ。ホーホッホッホ」とかがあれば、まだ成立するのに。

やはり喪黒福蔵は、あくまで裏方、黒子であり、スポットライトを浴びるのは、その話の主人公。つまりは「どこにでもいる、心の弱い普通の人(我々自身の投影)」であるべきだと思います。喪黒が積極的に動いた(スポットライトを浴びた)ことで、「自滅」「自業自得」を消すことになったのが、残念でならないです。

新しい挑戦、は嫌いじゃないですが、こういう作品って、(時代劇や相撲と一緒で)「形式美」というのも大切だと思うのですよ。

ラストに一言。最終話、Aパート(チャットルームの王様)は、全作品の中でも(オチ含め)1、2番に良かったのに、なぜ、Bパートに、あんなに面白くない(ニッポン海外旅行)を入れたんだ? とにかく、番組構成に疑問を持ち続けてました。{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
Aパート、真面目がハマると大変だ。同じ店に通っていても、そもそもが不真面目な坂巻はハマりきらないが、真面目な中島はドハマりする。ん? 喪黒って、こんなに積極的にハメにいくっけ?

Bパート、「らしい」話だった。

2話目
Aパート、木原さん、別に悪いことしてないじゃん。1話目Aパートとの違いは? Bパートは、また「らしい」作風ですね。

3話目
Aパート、欲が深い、か。優しいだけだとも言える。ん? ちょっとドラッグを意識? Bパート、撮り鉄、良い人じゃん、可愛らしくて。彼がドーンされる、理由がわからない。今回はわりとBパートでハメにいったね。

4話目
Aパート、「そんなことより」で押しきるなよw 外見以外に何があるというのだろう? 恥女やん、いや、ホラーやん(笑) これはなんか、「らしい」。 Bパート、これまた悪い人じゃない。まあ、女には気を付けろ、と。オチが微妙。

5話目
Aパート、同情できる主人公だな。含蓄あるオチだ。「らしい」。Bパート、これは、警察を呼べる。完全に間男やんw なんか、宗教的? なぜ、ドーンされたの? 悪くないじゃん、あの奥さん。含蓄はあるけど、展開に悪意とムリがあるでしょ。

6話目
Aパート、ん~、なぜ、どーんなんだろう? 喪黒との約束(マスクを外さない)は破ってないと思うけど。Bパート、深夜徘徊とかドラッグとか、その辺? 「らしい」かな。このオチには、なかなか厳しさがあるな。含蓄もあるし。ちなみに、豚骨ラーメンには「粉落とし」の上に「湯気通し」という技がありますw

7話目
Aパート、喪黒さん、偶然とか悪戯心でドーンしてたの? なんかガッカリです。もっと得体の知れないナニカだと思っていたのに。マジメな人がアソビを覚えると大変だな。まあ、人間の隠された欲みたいなことを描いている点では「らしい」。が、なぜ、喪黒の言う通りにしているだけなのに、ドーン? あれ(焼鳥屋とキャバ)でドーンなら、日本人のかなりがドーンですよ? 幸せな家に戻るところまで描いて、初めて「たまにある良い話」では? Bパート。過敏な時代、モンペ、クレーマーを描いているわけですね。うん? 鬼代さんの意見が通ることが嬉しいの? 嫌なの? なんかこう、胸糞の悪い話だったな。まあ、クレーマーと離れられて、ある意味ハッピーエンドでは?

8話目
Aパート。まあ、男なら100%エロい夢をみるわな(笑) まっ、これは「THE笑ゥせぇるすまん」らしい展開ですな。意外性はないけど、「らしい」です。オチはいまいちだけど。Bパート。これも「らしい」けど、AもBも面白味はないかな。

9話目
Aパート。ややホラーでしたな。ただ、よく分からん子供なホラー。つまらなかった。ドーンがない回でしたね。Bパート。小○方さん? やや「らしい」と見せかけ、全然違う気がする。喪黒との約束は、「研究に没頭」「3ヶ月で結果を出す」であり、「他人の研究を盗まない」は、含まれてないと思うんだけどね。

10話目
Aパート。別に良いやん、あのあと捨てるつもりか、関係を続けるか、まだ分からんのだから。Bパート。熟年離婚がテーマ。ちょっと、地下アイドルも感じた。てか、このドーンはある意味ご褒美では? 直接会えるようになったわけだし。

11話目
Aパート。なんか、これ系多くない? 街に来ただけで? オチがイマイチ。Bパート。自分の夢を子供に背負わせる親、いるよね。

12話目
Aパート。デュラララ?(笑) この話はなかなか良かった。らしさがありつつ、時事ネタで、オチも良かった。ナンバー1クオリティかも。Bパート。映像遊び、良いね。なぜそこでドーン?

{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 22

63.7 259 2017年度アニメランキング259位
悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-(Webアニメ)

2017年7月7日
★★★★☆ 3.5 (24)
84人が棚に入れました
吸血鬼ドラキュラと恐ろしき怪物の魔の手が街に迫る。体に眠る英雄の血に導かれし青年は、邪悪な力を止められるのか。大人気ゲームを原案としたアニメシリーズ。

声優・キャラクター
《日本語吹き替え》置鮎龍太郎、三木眞一郎、内田直哉、下山田綾華

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

日本のアニメが負ける日も近い

本国アメリカでは劇場用アニメといえばCGバリバリの立体的なアニメが主流だが、OVAとなると話は変わってくる。DCコミックスやMARVELコミックの2Dアニメの視聴率は映画も相まって伸びているし、実際にクオリティも高い。

流石にキャラクターデザインはアメリカはアメコミ的なバタ臭くリアルな作画だし、日本のアニメは可愛らしく丸っこい誇張された作画だが、日本のアニメの方が技術的には上とされてきたものの、こういった「バンパイアハンターD」や「ヘルシング」に恐らくは影響された海外ファンを甘く見ない方が良い。

彼らの吸収力は凄まじく、昨今のアメコミは日本のアニメや漫画の手法を取り入れて、読みやすくデザインもリファインされてオシャレになってきている。

この「悪魔城ドラキュラ」は元はコナミのゲーム原作ではあるが、アニメはアメリカ製で日本人が関わっていない。。。のに日本のアニメ的ケレン味とヌルヌル動く様に驚かされるだろう。

彼らのオタク的吸収力は凄まじい。

3期まで視聴。一言で言えば傑作です。是非万人に見てもらい感想を聞いて見たい作品。兎に角、人の「業」をよく映し出し、「喜び」や「快楽」の裏にある、「策謀」や「恨み」、そして「絶望」を描いている稀有な作品。アニメーションのクオリティは2Dだと恐らく日本でもこのクラスの作品はなかなか見れません。「デビルマン」「寄生獣」に次ぐ、ヴァイオレンスとエロスとタナトスを描いています。必見。次が待ち遠しい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 17

やきどげざ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

洋画をアニメで観ている感覚

タイトル通りなのだが、いつも海外アニメを見て思うのが海外ドラマと同じ作りのノリでやってるんじゃないかという事。
日本アニメは実写ドラマで表現できない事や世界観をアニメという2次元に乗せている感覚があるのだが、洋アニメはむしろ普通に海外ドラマを見てる感覚そのもの。
誤解を恐れずに言ってしまえば日本の実写ドラマは表現の幅が狭く一方アニメの表現力が突出しているのが目立ち、海外ドラマは表現力が突出している一方アニメのそれは弱いのではないかということ。
この作品それほど悪くは無かったと思うが、これを見るのなら数多ある有名海外ドラマを視聴した方が絶対に良い。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

63.5 261 2017年度アニメランキング261位
ひとりじめマイヒーロー(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (98)
425人が棚に入れました
「カラメルソースは、甘いのよりちょっとほろ苦い方が好き。」

「ボーイ・meets・ボーイ」の名士ありいめめこ先生が描く、
〝教師?生徒″と〝幼なじみ″2つの「絆」の物語が待望のアニメ化!

ヤンキーとつるんでいた中学生・勢多川正広は“熊殺し”こと大柴康介と出会い、彼の強さに憧れる。教師である康介の指導により、勢多川は志望校に合格するが…。

声優・キャラクター
前野智昭、増田俊樹、立花慎之介、松岡禎丞

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ソフトなBL。BL試し観するならアリだと思う。

久々に完走出来ましたね。表現も良かったし、絡みもソフトで『それだけ』な作品ではなかったのが良かったと思います。

原作・未読。
アニメ・全話視聴。

男性目線で書くので女性の方にはもしかしたら意に沿わないかもしれません。どうかご容赦頂ければ幸いです。

私は異性が好きですが、男子校の話や女子校の話、自衛隊や宝塚の話などを聞かせて貰ってるので同性愛は「別にあっても良いんじゃない?」と思ってます。
ま、日本も多少ですが男性同士や女性同士のパートナーシップを認めてる所もありますしね。同性婚はまだ認められてませんが。

さて、ストーリーを。
ストーリーは恋愛物語と変わらないので普通に観れました。ただ動きは少ないですが。
勢多川くんがヘタレだけどこの年齢の不器用さと家庭事情なども加味すると『不安』はとてつもなく大きいと思うのでこれで良いと思います。+世間では奇異な目で見られる事をしてる訳ですからね。
相手役の康介は一本木があり、とても格好いいキャラでしたね。ただ言葉足らずな部分はありました。
その言葉足らずは『すれ違い』の原因にもなってましたが。

変に男だけしか出ない訳ではなく、ちゃんと女性も出てる(ストーリーにも関わる)ので完走出来た要因です。エロだけ、どっちかの性別だけしか登場しない(またはモブ登場のみ)、物語性がない、だったら途中で視聴断念でした。

EDの主要キャラ四人の交代交代(または全員)で歌うのも中々良かった。


同性愛を本気でやってる人って相当な覚悟が無いと出来ないと思ってるんですよね。普通に男女で結婚して暮らしていくより周りの目や声は相当なものでしょう。だから最終話の康介の言葉は凄いと、相当な覚悟をしてるんだなと思わされました。

しかし最終話、ベタだけどクスッときたな。「入らない」って。(言葉足らずにしてみました。変な想像は…(笑))

ちょっとした欠点として出オチキャラが居ましたね。もう少し主要キャラと絡めても良かったかな?と思いました。


表現的にもソフトだったのでBLを試してみたいと思ってる方にはオススメします。
やはり同性愛とかは受け付けない!、過度なBL表現が欲しいって方にはオススメしません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

気を抜いていたらBLだった(汗) でも、見所はあるBLだと思う(多分)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括(3話目まで)】
途中断念のわりに、評価は3(自分的に低くはない)です。個人的にBLがあまり得意ではないので途中断念しましたが、BLアニメとしてのクオリティは悪くないのかも?

キャラが深まるように、それぞれに過去のエピソードがあったりだとか、心理描写(特に葛藤)を丁寧に描いていた印象です。なんか、(良い意味で)少女漫画っぽいBL作品だと思いました。

【視聴断念(3話)】
{netabare}
自分的に今まで一番楽しめたBLアニメは、「SUPER LOVERS」の1期なのですが、あの作品はBL以外にも{netabare}「家族愛」と「同性愛」との葛藤や、「贖罪」「罪悪感」「トラウマの克服」など、複雑な過去を乗り越え、未来に向かおうとする{/netabare}丁寧な心理描写があって、そこを楽しんでいました。

本作にも、似たものを感じます。「友情」と「同性愛」の葛藤や、複雑な家族の問題。精神的自立など、見所はありそう。また、メインキャラが最初はノーマルなので、彼らをBLの世界に引きずり込んでいく「攻略」の過程を楽しませる作品になっていくのでしょうね。いきなり、登場人物がホモホモしくないのは好印象でした(実際、1話目視聴時点ではBLと気づかず)。

それは多分、(男向けのアニメに例えると)「純愛モノ」と「ハーレムラブコメ」くらい違うんでしょうね。そういう意味では、本作は「月がきれい」みたいなもんなんでしょうかw (見当違いなら申し訳ないっす)。

とはいえ、男が男をゆっくり丁寧に攻略していく過程は、どうしても楽しんで観られない(汗)ので、あとはお好きな(腐女子の)方にお任せ致します。悪しからず m(._.)m
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 18

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最初からイチャイチャしない正統派BLアニメ

原作は途中まで読んだことがある程度の原作既読。
でもだいぶ忘れたなー。
原作者のタッチである、わちゃわちゃしているのが素直に可愛いと思える男子高校生たちのBL恋愛模様です。

なんてーの?その可愛さにあざとさが無いと言うか、メスくささが無いというか。
そう言う意味ではやっと真のBLアニメが来たかって感じだけど。

原作者のタッチで、ギャグも独り善がりでなくさらっと爽やかな所も好きだなー。
そのギャグテイストは1話でさりげなく提示されてたね。まだまだあれだけじゃないけど。
これからもちょいとクスッとさせられるところを披露してくれそう。

流れとしては正統派BLかな?
ボーイ ミーツ ボーイからの、恋愛に至るまで。
最初からイチャイチャしてるのは、ノンケもホモも食傷気味ですからね。
これはじっくり攻略?していくところが見所かと。

それに、原作では2カップルが異なる時間軸で描かれてたのを1つにまとめて、上手く再編集している感じで、脚本やるじゃん!と思っております。

ただ、1話で主人公力発揮してた子が、2話で親友カプの話を先に進めたことによって若干薄まってるけど。まあ主人公カプの方が最終的に話数多いんだから別にいいじゃん、というか。

主人公カプは、現在の2話までの内容で言うと、不良を夜な夜な成敗して回っていて恐れられている男ー実は数学教師で偶然にも主人公の高校に赴任してくる、親友の兄。
それに対して畏敬の念で舎弟と称するちょっと家庭の不憫な男子高校生、の関係性ご紹介てことでまだ恋愛のれの字もありませんが。

原作じゃ、親友カプの方が好きだったんだよね自分。
アホ可愛い親友と、その幼馴染みだった(高校再会系)腹黒イケメン。
とりあえずアニメ2話までで言うと、究極の2択突きつけるのが燃えますね(笑)
続きが楽しみすぎますわ。
アホ親友がウサギのように震えて狩られるのを待ちたいのと、腹黒は罠はってるように見えて、意外とウサギに振り回されるところとか。
おだやか〜な気持ちで微笑ましく見守りつつ、癒されたいですね☆

作画もBL上位レベルの丁寧さのうえ、淡い彩色で高校生青春物語感満載。
EDなんてあの藤井フミヤのTRUE LOVEのcoverバージョンですよ!

ここまで全体を通してしっくり収まって完成度の高いBLは初めてかもしれん。
(過去のはストーリーだけなら男性も見やすかったLOVE STAGEがオススメなんだけど。)

でもそのおかげで?BLだと分からないで視聴してしまう地雷になってるけど。
いや、OP絵の男同士の距離感とか、CMの内容ですぐに気付こうよ、そこは。
そんで気付いたら、せっかくなんで食わず嫌いせずに最後まで見て欲しいかな。
多分今までのBLアニメと印象が変わるはずだから。

声優に関しては、その好きなカプの親友役が松岡くんなのがいちいちモニョりますが(笑)
いや、普段ありえない声域で頑張ってますけど。
いちいち松岡くんの顔がチラつくの止めてwww
この先ラブシーンになったらどうしよう!←腹筋死ねるw
いや、確か原作は朝チュンレベルだったような気が…?

対して、その相手の腹黒イケメン役に立花さん。これまたありえないくらいのイケメン声を頑張って出してらっしゃいます(笑)
まだまだ慣れませんね。いや、頑張れ。
こんな様子もぬるく微笑ましく見守りたいですね!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

63.5 261 2017年度アニメランキング261位
プリプリちぃちゃん!!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (11)
50人が棚に入れました
“困った人に出会いやすい体質”の女子中学生・夕花と、地底人「ちぃちゃん」、宇宙人の「うっちゃん」の不思議な共同生活を描くハートフルコメディー。

63.4 263 2017年度アニメランキング263位
交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1(アニメ映画)

2017年9月16日
★★★★☆ 3.4 (92)
352人が棚に入れました
10年前、世界を揺るがせた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」が起こった。そこで父アドロックを失った息子のレントンは今、辺境の街ベルフォレストで塔州連合軍軍学校に通っていた。英雄と讃えられる亡き父。なにもない単調な毎日。レントンにとって自分の身の回りにあるすべてが息苦しかった。そんなレントンの前に、世界最古のLFOニルヴァ―シュが突如姿を現す。そのコクピットから姿を現したのはエウレカだった。レントンとエウレカの、必然と偶然の間で揺れる出会い。それこそが人類と異種知性体スカブコーラルの未来の始まりだった。レントンとエウレカの旅路は、果たしてどこに行き着くのか!

声優・キャラクター
三瓶由布子、名塚佳織、辻谷耕史、森川智之、根谷美智子、小杉十郎太、久川綾、古谷徹

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

You know we are free, so fly with me.

全3部作を予定している劇場版
「エウレカセブン ハイレボリューション」。

2005年に放送されたものをベースにして、
新作映像を盛り込んだ総集編のような内容です。

エウレカはテレビ放送の50話だけを見て、
「ポケットに虹がいっぱい」と「AO」は見ていません。

だけど私、エウレカ大好きです。
おもしろかったもの!!
(自分のレビュー見返してみると、ストーリーは☆5つけてました^^)

だけど視聴から時間が経っていたので、
内容はほとんど忘れていました。笑

そのせいで、
今回の劇場版という名の総集編にはちょっと苦戦しました…。

初めてエウレカを見る人には
もっと厳しい構成だと思います。

90分ほどの作品です。


● ストーリー
“サマー・オブ・ラブ”。
10年前に起こった大災害。

大災害の現象から世界を救った英雄・アドロック。
彼の息子・レントンは、14歳になった。

トランサパランス・ライト・パーティクル(通称:トラパー)という名の、
空飛ぶ不思議な粒子に包まれたこの世界。

これは、レントンが経験した
この世界での出会いと別れの物語。


2005年放送のアニメでは言葉は出るものの、
詳しくは描かれなかった“サマー・オブ・ラブ”。

その様子が描かれるところから、
物語は始まります。

新しいシーンだし、
初めてアドロックしゃべってるし、
今となって振り返るとなかなか興奮する出だしなのですが、

久しぶりにエウレカに触れる私にとっては、
序盤から文字による情報量多すぎて、ぽかーん状態でした。

初見の人にはさらに厳しいでしょう^^;


そして残りは総集編。
テレビシリーズ前半の内容がまとめられています。

が、この時系列が行ったり来たりで…。
非常にわかりにくい構成になっています。

内容を見たことがあるはずの私でも、
よくわからなかった。

まあ、25話分を1時間ほどでまとめているので、
無理もないのですけれど。というか無理なのですけれど。笑

チャールズ(♂)とレイ(♀)と出会い、
レントンが“家族の愛”に触れるところを中心にまとめられています。

エウレカは様々な“愛”に溢れた作品だという印象がありますが、

チャールズ&レイと過ごし、
家族の愛を噛みしめる時間もよかったよなあ、と感動が蘇ってきました。


エウレカが好きな人ならともかく、
初めて触れる人にはストーリーさっぱりだと思いますw

作品の雰囲気を知るぐらいならできるかな。

正直に言うと私は情報を整理するのに疲れて、
一周目は見ているのが苦痛でしたw

観終わったことで、ある程度内容や人物の相関図を思い出せたので、
二周目以降は楽しめたのですが…。

エウレカに興味がある人には、
テレビシリーズを見ることを個人的にはおすすめしたいです。


● 音楽
【 主題歌「Glory Days」/ 尾崎裕哉 】

エンドロールで流れた瞬間、惚れました。

エウレカはテレビシリーズの音楽もかっこよくて、
お気に入りのものが多かったのですが、

この曲もおしゃれでかっこいい♪
エウレカの雰囲気にぴったり^^

この曲が聴けたから、
この劇場版を観てよかったと思ったほどのお気に入りです♪

この方、尾崎豊さんの息子なのですね。
この曲を聴くまで知りませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!


BGMもかっこよくて、
聴き入ってしまうシーンがいくつもありました^^


● まとめ
総集編としてもしんどさを感じてしまったのは、
まだ一部だから?

エウレカは大好きな作品。
だからこそ、今回はその魅力を存分に味わえなくてちょっと残念。

テレビシリーズの方を見直したくなりました。

まだ一部、ということで、
続編に期待です!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 22
ネタバレ

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「つづく!」

『交響詩篇エウレカセブン』を描きなおす完全既存ファン向け三部作映画、一作目。

なぜかコンスタントに新作が供給されるエウレカファンの意識って、「俺ら選ばれたファンだから!これを超えた先に救いがあるから!(そう思わないとやってらんねぇ…)」だと思うんですよね。
ユダヤ教徒の苦難の受け止め方と同レベル。
ポケ虹、AO……ウッアタマガ
そんなコンテンツが新作で無印エウレカを描きなおすとか、1%の希望と99%の不安しか感じない。
しかも映画レビューサイトの点数は軒並みボロクソ。
今度こそは観ねえぞ!って覚悟完了したファンもいるはず。

でもご安心を。
人身御供として劇場まで足を運んだ信者の鑑としては、「今回はそれなりに楽しいんじゃないかな」と思います。
構成としては、前半30分がサマーオブラブの完全新作映像、残り60分がTV版の再構成。
京田監督が「今の時代だからこそやる価値のあるエウレカを」みたいな発言をしてたけど、再構成の中にその片鱗を妄想する材料はきちんと散りばめられていたように感じました。
レンタルが始まったら借りてみても損はないんじゃないかな?
サマーオブラブはずっとテンション最高の手描きロボアクションだし。
あ、でも続編はよ!ってなるから、来年秋の第2作公開直前のタイミングがいいのかも。
しっかり予告まで観てあげてください。

以下、完全ネタバレで次作以降のための妄想メモ。
1回しか観てないので記憶違い&見逃し多発注意。
{netabare}

■キーワードは音楽?
・TV版1話を使ったベルフォレスト市街地のシーン、走るトラムにアネモネの絵が
 +次回予告で人気アイドル(!?)みたいなアネモネの姿とアゲハ隊
・決戦弾頭シルバーボックス
 サマーオブラブ(ネクロシス作戦)で用いられたのは、スカブコーラルと同期する音楽兵器
・レントンは音楽を愛するビームス夫妻の養子に
これらの要素と↓で言ってることと合わせれば、音楽が民族、種族、文化や宗教観を超えて世界を繋げられるツールとして描かれる可能性が高いのかなぁ。


■ヴォダラクへの言及
再構成部分で、TV版23話『ディファレンシア』を引用しています。
ビームス夫妻の仕事で出会ったヴォダラクの少女を救命しようとレントンが奔走するエピソード。
TV版では、テロ組織ゲッコーステイトの一員であるレントンが、テロの被害者と、本人は無関係なのにテロ組織と一括りにされるヴォダラクの少女、そして自分とは違う宗教観に出会い、現実に打ちのめされる話数。
今回レントンは反政府組織の一員じゃないけど、違う価値観・宗教観、その対立が生む悲劇は共通してる。
保護主義や非寛容の蔓延と、そうはいっても現実に存在する文化摩擦が強く意識されるここ数年、あえてこのエピソードをリブートの一発目にぶつけてきたのには、何か意図があるのではと深読みしてしまう。


■強調される父性
サマーオブラブで初めて父・アドロックが描かれ、TV版の未熟な父性の象徴・ホランドではなく男性性・父性を強く纏ったチャールズの保護下から始まった物語。
父性に言及するという意識を大きく感じる。
ただこれはどこに繋がるのかよくわかんない(´・ω・`)
逆に2作目はエウレカとアネモネのターンな気がするから、父の出番はないかも。


■その他雑感
・予告の情報量は消化しきれなかった、むしろ予告が本編w
 ポケ虹の復習は必須かなぁ。
・レントンの語りが大人びていた。
 エピソード進行的にもTV版前半が終わり、2作目は序盤からちょっと大人なレントンが見られそう。
・エウレカへの思いが抽象的にしか語られなかった。
 26話『モーニンググローリー』にどう繋がるのか、そのルートから外れたのか。
・ED曲『Glory Days』がとてもよく合っていて、あの曲に救われた感もある。
 その他の音楽はエウレカにしては力不足。
・ニルヴァーシュもデビルフィッシュもスピアヘッドも最高にかっちょよかったです。
{/netabare}

再びレントンとエウレカの「つづく!」が聴けたことが幸せでなりません。
また劇場まで、会いに行きます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

設定改変は慎重に! 誰か,止める人は居なかったんだろうか?

2021/04/26 投稿

冒頭約30分は新作新作パートです。
サマー・オブ・ラブが描かれています!
レントンの父アドロックはまあどうでもいいとしてw(アドロックの葛藤が描かれたのはすごく良かったです。)
10年前(?)のエウレカがほとんど変化無し。髪がちょっと長かったくらい。人型コーラリアンって年を取らないんですね。

新作部分の作画は頑張っています。
戦闘シーンは力が入っています。ただ,こちらが状況を把握できていないうちの戦闘シーンなので客観的,俯瞰的視点で見てしまうので,手に汗握るとかそんなのはイマイチ薄く感じました。
新作部分終盤のレントンの逃走シーンの声は,テレビシリーズと比べてちょっと大人っぽいトーンでやや違和感を感じました。

新作部分が終わるとテレビシリーズの再構成パートです。
ここで,画面比率が変わります・・・
そろえられなかったのだろうか・・・

再構成パートはビームス夫妻とのエピソードに絞られています。
上映時間との兼ね合いで,人気の高いエピソードに絞ったのは悪くはないようにも思えますが,劇場に足を運んだ大部分の人はレントンとエウレカのエピソードを見たかったのでは無いかと思います。やや見当違いの構成と感じます。

それから,レントンがビームス夫妻の元で9年間育てられたという設定変更にはかなり無理があるように感じました。レントンとビームス夫妻が出会ったばかりとしか思えない描写がいくつも出てきます。さらにこの改変によって祖父アクセルの存在が抹消されてしまいます。これはアクセル~アドロック~レントン~アオのサーストン血脈の物語の起点が変更されてしまったことを意味して,ちょっともったいないと思いました。
どうしてこんな改変が認められて,作品化されたのか不思議です。

まあ,別世界線の話の一つと捉えればいいのでしょうが・・・

10年前のエウレカと現代のレベルの作画のエウレカセブンの世界が約30分見れる,という点がこの作品の評価すべき点でしょうか?

辛口ですいません・・・^^;

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

63.3 264 2017年度アニメランキング264位
ソウタイセカイ 前編(その他)

2017年4月28日
★★★★☆ 3.3 (13)
64人が棚に入れました
「僕の世界の絶望は、向こうの世界の希望だった」2020年、日本。主人公、狭間 真(はざま・しん)のもとに、もうひとつのニホンから、別な人生を歩んできた「自分」がやってくる。変わるはずがないと思っていた日常に亀裂が入り、世界が一変した時、少年少女は何を想い、何を選択するのか。もうひとつの世界、もうひとりの自分との戦いが今、始まる──。

声優・キャラクター
梶裕貴、内田真礼、悠木碧
ネタバレ

チャチャ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

Huluオリジナルアニメ。

【あらすじ 】
相対するもう一つの世界から、2020年の日本に刺客が送り込まれ、相対する世界で繰り広げられている「皇女独裁体制 vs レジスタンス」の抗争が2020年の日本でも巻き起こるという作品。

【スタッフ&その他】
制作:クラフター。(花とアリス殺人事件制作)  
監督:櫻木優平。  
前編:約16分。
後編:約15分30秒。
ジャンル:ファンタジー系? 

【レビュー】
{netabare}日本で生活する狭間真(はざま しん)の前に相対世界からレジスタン側の「ジン」が現れ、一方の真の従妹の泉琴莉(いずみ ことり)の前には皇女側の「ミコ」が現れ、2020年の日本で抗争が勃発。という展開の作品です。


意外に知られていませんが、この作品は動画配信サービス「Hulu」のオリジナル作品で、4月28日に「前編」、5日5日に「後編」が公開されました。共に約15分強と気軽にご覧頂けるので、視聴環境にある方は是非観てみて下さい。


この作品では、「セルルックCG」という手法が使われているようですが、私が観た限りではわざわざセルルックCGにする必要性を感じませんでした。観た感じは常に背景がぼやけていて、度の合っていないメガネを掛けているような感じでした。動きが素早いシーンなどでは、背景のぼやけ方が凄かったので視力の弱い私には辛かったです。


15分強と共に短いこの前編と後編とでは、ストーリーの触り程度しか描かれていないのでハッキリ言って評価できません。ですから評価は全て3.0にしておきます。作品の序盤の掴みの内容としては悪くないので、今後も注視していきたいと思います。 {/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

意欲的ではあるけど

新世代アニメ「スマートCGアニメーション」プロジェクトとして制作された作品。2019年公開の映画『あした世界が終わるとしても』はキャラクターや世界観が『ソウタイセカイ』がベースになっているとのこと。
手書きのアニメは作り手の負担が大きいのでCGアニメが違和感なく観られるようになれば、イイ事だと思います。
本作では、まだ人の動きのヌルっと感があるかな。
設定的には興味を惹かれるものがありました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

63.2 265 2017年度アニメランキング265位
Wake Up, Girls! 新章(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (127)
448人が棚に入れました
仙台でアイドルを目指す7人の少女たちの奮闘を描いた青春群像劇で、2014年1月にTVアニメと劇場作品が同時始動。同年10月からはスピンオフ作品「うぇいくあっぷがーるZOO!」が放送され、2015年9月と12月には劇場版2部作「Wake Up, Girls!続・劇場版」が公開。現在もメインキャストによる同名の声優ユニットがアーティスト活動を行っており、聖地・仙台に関係するコラボ企画も多く展開中。

声優・キャラクター
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「こんな作画で大丈夫か?」(ストーリーはそんなに悪くはなかったような…。OP主題歌で小宇宙(コスモ)を燃やせ!)

「大丈夫だ、問題ない」とはいかないよねと思った第2話。

冒頭からパースが変。ごんちゃん(WUG移動用のワゴン車)の止まっている芝生の空き地、手前への傾斜どないなってますのん…?
(あの作画の通りなら、傾斜で手前にコケるかも。)

「一番いい作画を頼む」とは言わないので、もうちょっとなんとかしてください…。

2017.11.8追記:
第5話まで視聴済み。5話冒頭のライブシーンでは「人のような形をした謎の光」が歌い踊る演出(笑)。そして事務所での会話シーンはことごとく事務所の遠景。半分冗談で付けたレビュータイトルがいよいよシャレにならないレベルの事態に…。

ある意味、昔のアニメの作画よりもまずい事態のような気が。

別に「ストーリーがひどい」とか「楽曲が悪い」とかはあまり思わないけど、これはいよいよ万策尽きかけているのかな…?

2017.11.15追記:
第6話まで視聴済み。仙台市街地や観光地については、実写にフィルタ処理をしたものを使い背景は描かない方向に。前回もそうだったが喋る場面では口元を映さないアングルや状況を選び、口パク作画はしない方向に。

作画に関してはかなり末期的な状況ですが、次回の「わぐばん!新章」特番を挟んで、果たしてこの状況を立て直すことはできるのか…?

2018.1.5追記:
公式より。最終回は通常放送している曜日や時間と放送日時が違うので注意。
◯テレビ東京
1月7日(日)27:05~27:35
◯仙台放送
1月9日(火)26:05~26:35
◯AT-X
1月10日(水)20:00~20:30

なお、作画についてはもはや開き直っている感じがします。まあいいか…。

2017.1.9追記:
最終回まで視聴終了。

結局はアメリカ資本が札束で巻き起こしたV-dol旋風に立ち向かう国産アイドル(WUG!、ネクストストーム、I-1club、その他各地の草の根アイドル)みたいな構図になった今回でしたが、それ以前にそもそも「アイドル市場の縮小」という現実が取り入れられた「新章」でした。

別に答えが出るわけじゃないのですが、「今できることをやる」というのと「人が人ときちんと向かい合うことで機械にはできないことができるはず」という主張は感じ取れました。

ストーリー自体は毎回次はどうなるのかなあという興味を引き続けるレベルにはあったと思うのですが、いかんせん作画の残念さが最後まで付きまとった本作なのでした。

あ、作中で歌っている曲はアイドル楽曲としてはなかなか良かったと思いますよ。

余談:OP主題歌の「7 Senses(セブンセンシズ)」という曲名を初めて聞いたとき、「第七感(セブンセンシズ)」(『聖闘士☆星矢』で小宇宙(コスモ)のことをこう呼ぶときがあった)を思い出した私はおっさんです。

ちなみに英語的には「五感」+「第六感」+「小宇宙(コスモ)」を合わせたものが "seven sences(セブンセンシズ)" なのであって、「第七感」に「セブンセンシズ」というルビをふるのは正確ではありませんね(笑)。
(これは車田正美先生のせい? ジャンプの編集者のせい? それともあえてそうしたのかな?)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 39
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

芸能界におけるアイドルのアウェイ感

監督・スタッフ交代劇を知った上での視聴だったので、
過去作のように批判も覚悟でガツンと物語をぶつけて来るタイプにはならない。
こちらからメッセージを拾いに行かないとダメな作品にはなるのだろうな。
と想定して見始めました。


で、拾ってみて。特に前半部分、
芸能界を生きるアイドルたちの立ち位置について、
色々と考えさせられる題材は多数、掘り起こされていました。


どこでも輝くことができるのがアイドルですが、
一方で、アイドルが芸能界において、どの仕事に挑んでも、専門分野ではない。
そこには、その道のプロがいる。
例えば、{netabare} グルメ番組に挑戦しても、「うんめぇにゃ~」を越える食いっぷりが自慢のタレントがいる。
ひな壇番組に出演しても、並のリアクションじゃ、カットされてしまう。{/netabare}

“おイモちゃん”はどう料理されてもおイモちゃんでしかない。
その中でどう生き残るか?新芽を出すか?

さらに奮闘するのはアイドルたちだけではなく、
迎える芸能界のスタッフたちも同様。
アイドルたちを起用して仕事をする以上、
イロモノ扱いせず、精一杯良さを出して行こうとする。
こうした温かいプロ意識が垣間見えたのも好印象。

例えば、{netabare}初グラビアに戸惑うアイドルの自然体を引き出すカメラマンがいたり。

私が一番心に残っているのは、第五話「同じ夢を見てる」
ドラマ挑戦回にて、ようやくアイドルが秘めた演技力を引き出した制作陣が
「いい感じになって来た頃にクランクアップなんですよねぇ~」
とアルアル話をする辺りに、何か凄くプロフェッショナルを感じました。{/netabare}

派手さは少ないけど丁寧な芸能界の描写を見ていて、
芸能界って闇ばかりでなく、結構、素敵な場所なんだな。
と生意気に思ってみたりw


その後、シナリオはバーチャルアイドル(Vドル)の進撃など、
現実でも踊り場にあると囁かれるアイドルの存在意義を問う方向に展開。

改めて『WUG!』シリーズは2010年代のアイドルを振り返る上で、
思索の引き出しになり得る作品だと再確認。

ただ疑問に思ったのは終盤、Vドルが
{netabare} 大資本と提携してリアルアイドルのコンサート会場を奪う
“ラスボス”として立ちはだかったこと。

私もボカロ等について語れる程バーチャルアイドルに詳しくもありませんが、
バーチャルアイドルを応援する層は、
大資本からリアルアイドルをゴリ押しされるのを嫌い、
ネット上など、草の根で俺たちの仮想アイドルを盛り上げている。
そんなイメージを持っていたので、この展開には違和感がありました。{/netabare}


総じて題材や構想には光る物があると私は感じましたが、
一方で、それらを完成度の高いアニメ作品に仕上げるために
必要なパワーが不足していた印象は拭えません。
特に作画は観ていて毎回とても苦しかったです。

ここでキャラが躍動するシーンを挟めば物語に引き込むことができる。
というチャンスにトライすることすらできなかった感じがしました。

その割にEDクレジットにて、困った時の中国、韓国作画傭兵団の名前すら
あまり見られなかったのが謎。
これは監督スタッフの能力云々以前の、体制に問題があったと思わざるを得ません。


もう少し万全の準備でWUGちゃんを……。と悔恨する一方で、
擁護するわけでもありませんが、
彼女たちには、新作アニメ実現を待つ時間もあまり無かったとも思っています。

「WakeUp,Girls!」は“2.5次元アイドル”の中でも、
比較的3次元での活動比重が高いグループだと思われます。

彼女たちが三十路を過ぎて尚、
二次元キャラは不滅。中の人は永遠の○○歳♪
などと活動し続ける姿はあまり想像できません。
続編アニメもスタッフ陣の準備や体調が整うまで……。
と待っていては限られた時間がどんどん過ぎてしまいます。

また前作劇場版から本作まで二年近く間が開く中、
「WUG!」は舞台版『WUG!』に挑戦したり、別アニメ主題歌にタイアップしてみたり。
色々、繋いでいましたが、この時期辺りが
2次元世界と彼女たちとの絆を保つタイムリミットだったのかな?とも感じています。


本作放送終了直後の今冬も、「WUG!」は、
この新章で“デビュー”した“妹分”「Run Girls, Run!」共々、
某別アニメでの主題歌に起用されています。

アニソン業界も実力派プロシンガーや人気声優がひしめく修羅。
生き残るのも簡単ではないでしょうが……。
引き続き、3次元でも“おイモちゃん”の奮闘を見守りたいと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 30

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Polaris へ至る道

スゴイ低評価ラッシュ(特に Amazon では批難ゴウゴウ)の本作、
一応 Wake Up, Girls モノの最終作となるわけですよ。
これを見るために、7人のアイドルから見てきたワタクシとしては
視聴は避けられない…w

第一話では多くの人と同様に、驚愕に打ちのめされましたw
萌化したキャラデザやショボい 3D CG、
なによりも、演出センスが…ダサすぎる。 昭和のアニメかよ、と。

しかし、その困惑も視聴を続けていくと霧消していく。
相変わらず声優は頑張っているし、音楽も良い。
自分の中では、アニメ表現が脳内補完されていきました。
静止画多用も下手に動いて作画崩壊されるよりはマシだろうw

そして最終話、スゴイボーナスステージw
WUGメドレーが見れるとは思わなかった。 この3Dモデルライブを
手描きで描いたら死人続出だろう。 Vドル? 存在感なしw
降雪でシステムダウン? 昭和かよwww
そうしたツッコミも関係なく、
Polaris を聴きながらワタクシはイってしまいました…

WUGアニメのライブシーンだけ売ってくれないかなぁ…

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

63.1 266 2017年度アニメランキング266位
おしえて! ギャル子ちゃん 第4巻 OAD付き特装版(OAD)

2017年1月23日
★★★★☆ 3.3 (25)
112人が棚に入れました
ギャル子たちのちょっと刺激的なショートコメディに新作アニメBlu-ray付き!
ギャル子、オタ子、お嬢の仲良し三人組の日常が、ちょっと気になる秘密を“おしえて”くれるかもしれないショートコメディをお楽しみ下さい。

63.0 267 2017年度アニメランキング267位
アキンド星のリトル・ペソ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (21)
47人が棚に入れました
コンセプトである星づくりに沿って,上述したストーリーラインの元,ペソ一行がさまざまな星々で冒険していく様子が描かれる。

声優・キャラクター
原涼子、江口拓也、桜井敏治

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

経済の仕組みをギャグ仕立てで教えてくれるショートアニメ…?

同タイトルのスマホゲームがあるらしい。どうやら自分の星を成長させる箱庭型のゲームのようですけど、とりあえず良く知りません。

メインキャラの名前がペソだのマルクだのルーブルだの通貨単位由来(ユーロ統合でもう無いのもあるけど)ですね。とりあえずお金持ちな国の王子が無駄遣いばかりするのを父である国王にとがめられて、「商いとお金についてちゃんと勉強してこい」ということでお付きの人ふたりと一緒に旅をさせられるようです。

じゃあ自分の星を発展させるゲームキャラのペソ王子は、商いを学んだ後ということになるのか…?

1話では具体的な方向性がわかりませんでしたが、どうやら旅の過程のエピソードで視聴者も商いについて学べるような感じに見えます。2話のテーマは「ソ○ータイマー」(笑)。

観ててもあまり負担にはならなそうです。悪くないかも。

2017.6.22追記:
無事完走。自由主義経済をバックグラウンドに持つだけに、共産主義には批判的でしたね。古典的なケインジアン風の経済解釈だったように思いますが、一般人向けならこんなものですかね。わりと良く出来てたんじゃないでしょうか。

作画は評価し辛いですね。まあ、作品の世界観には合っていたと思うので悪い点はつけられないということで、3.5ということで…。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

思いがけず楽しめた、お金についてをファンシーに描いたショートアニメ

原作ゲーム未プレイ。
1話5分のショートアニメ。全12話

お金儲けのうまい星"アキンド星"の王子様が、宇宙の色んな星でお金儲けと商売についてを学ぶ話。

なんとなくタメになるような、通貨ってだけではないお金の1面やちょっとした怖さをファンシーに描いてた作品でした。
5話のイッショ星の話と8話のゲキヤス星の話はちょっぴり怖かった。

大事な事が分かりやすく簡潔にまとめられていて、絵柄もファンシーなので、小さいお子様がお金や商売について何となく知るには割といい作品だと思いました。

王子であるペソは「まいど~」としか喋らないので、付き人役の江口拓也さんがよく喋ってました。えぐぅの、ちょっとゲスくてめっちゃ喋る下っ端みたいな演技好きなので、そこも楽しめました。

テキトーに流し見する予定でしたが、思いがけず楽しめた作品でした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

お金エンタメアニメ

キャラクター系アニメを多数手がける(株)ファンワークス制作。
本作は公式HPによると「笑えて、そこそこタメになるお金エンタメアニメ」とのこと。
内容的に小学校低学年位までの子供が観るのに丁度良い感じですが、大人が観てもそこそこ面白かったです。
ところで財務省が子供向け教材でうんこドリルとコラボしていますが、個人的には本作とコラボした方がキャラデザも可愛らしく好感度が高いですね。子供にはうんこの方がウケるでしょうけど。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

62.9 268 2017年度アニメランキング268位
RWBY Volume 1-3: The Beginning(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (86)
397人が棚に入れました
物語は科学技術と魔法が同居する世界『レムナント』が舞台。コンピューター管理されるシステムやロボットやタブレット端末のよう先進的で科学的なアイテムが登場する一方で、自然界の力の結晶『ダスト』や生命の魂が持つ力『オーラ』などのファンタジックなガジェットが存在する世界。この世界には人類や動物のほかに、獣の器官を持った獣人『ファウナス』のような種族も存在する。そして『グリム』と呼ばれるモンスターが存在し、人類はグリムによって永い間暮らしを脅かされ続けているが、現在はダストの発明やグリムの討伐や治安の維持を行う『ハンター』の活躍により、平和な生活が守られていた。物語はハンターを目指す1人の少女『ルビー・ローズ』が、ひょんなことからハンター養成学校『ビーコン・アカデミー』に入学するところから始まり、仲間たちとともに成長してゆく姿を描く。

声優・キャラクター
早見沙織、日笠陽子、嶋村侑、小清水亜美、下野紘、洲崎綾、豊口めぐみ、斉藤壮馬、前野智昭、中島ヨシキ、潘めぐみ、川澄綾子、甲斐田裕子、三木眞一郎、井上麻里奈、緑川光、中村悠一、井上和彦、浅野真澄、てらそままさき、平田広明、堀内賢雄、井上喜久子
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

世界を席巻する学園バトルアクションが遂に日本の地上波進出 金曜夜はI'm not afraid to take you out!!!

『RWBY(ルビー)』とはアメリカの動画職人の集い、Rooster Teeth Productions(以下、RT社)がweb上で展開する3DCGアニメです
↓YouTubeで全話無料で観ることが出来、日本の字幕職人が字幕設定も作ってくれますので試しにご覧頂くのが一番です↓
https://youtu.be/pYW2GmHB5xs


R…Red…Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
W…White…Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
B…Black…Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Y…Yellow…Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美


4色のイメージカラーとその頭文字を冠した4人の少女達がビーコンアカデミーという学園に通いながらモンスターや悪漢と激闘を繰り広げる学園バトルアクションは、日本のアニメの要素に特に強い影響を受けて出来上がっていると言われています
激しい戦闘シーンの軽やかでスタイリッシュなアニメーションが観どころでありつつ、個性的でコミカルなキャラ達からはやはりどこか日本のゲームやアニメの面影を感じますから、普段は海外アニメには全く興味が無いという方にもオススメです
物語中盤からはアメリカ製作の大作ドラマのようなシリアスなストーリーが広がっていくこともあり、この先も観逃せない作品であることは間違いありません


2012年からプロジェクトが発表され、2013年からweb上で順次シリーズがスタート、2015年からはワーナーブラザーズジャパンによって待望の日本語吹替版がスタートしました


この吹替版が7/7(金)25:05よりTOKYO MXで放送スタートとなるのです
本編は既に4シーズン目が終了し、今秋には5シーズン目の発表が控えているのですが、今回はシリーズの一大叙事詩の導入部分を飾った3シーズン目までを【編集版】という形で放送するそうです


ここでまず気になるのが放送フォーマット
3シーズン目までの『RWBY』をノーカットで丸々放送しようとなると7時間半は必要になるのですが、それだと30分枠×1クールだと足りず、2クールだと余ってしまう・・・
ある程度カットするのでしょうがソコが一体どのシーンなんだ?と、いまや『RWBY』クラスタの間では毎日論議が絶えません
ちなみにYouTubeで公開、それもアメリカ基準で作られているアニメなので、過激なお色気や残酷描写が少ないのも『RWBY』の特徴と言えるでしょう
カットされるシーンの予想や放送形態の予測も放送までの楽しみの一つですね


もちろん放送や英語版本編を観てお気に召していただけた方には吹替完全版も観ていただきたいところで、9/27には3シーズン目までを収録した廉価版BD BOXが発売されるので是非チェックしていただきたいです


それとオープニングやエンディングはどうなるのか?という点
元々本編には短めのOPとEDがありますが、海外アニメを日本のテレビで流す際にはカットされたりオリジナル曲に差し替えられたりするケースも珍しくありません
『RWBY』の関連楽曲はJeff WilliamsというRT社と深い関わりを持つミュージシャンによって制作され、彼の愛娘であるCasey Lee Williamsをボーカルにフューチャーしたナンバーが度々物語を盛り上げてくれるのも注目のポイントなのです
果たしてオリジナル曲は使用されるのか?それとも日本アーティストによるタイアップ曲なのか?はたまた新曲か?
『RWBY』は音楽からも目が離せません


そして最後に物語中盤で重要な人物となるPyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)なのですが、元々の吹替担当がめぐーだったのが丁度3シーズン目のアフレコ時に産休という形でお休みされてしまっていたので静御前が急遽代役という形でアフレコ担当になりました
何らかの形でめぐーに続投して欲しいと嘆願していたオイラでしたが、この度9/27発売のBD BOXではめぐーが再アフレコしたバージョンも特典として収録するとのこと
これには嬉しい悲鳴!ですがテレビ放送は果たしてどちらのピュラが放送されるのやら?
御前がアテたピュラもそれはそれで良いものですしw
こういったことを楽しみに出来るのは吹替作品の魅力の一つでしょう


色々不安と期待が混ざり合う中、やはりここは『RWBY』ナニソレ?オイシイノ?と、『RWBY』にまだ触れたことの無い方々に是非この作品の魅力を分かっていただきたいと願っているオイラなのです
世界中で盛り上がってるこの作品、わざわざ吹替版まで作ったのは日本だけ、この祭りにぃ~乗らないなんてもったいねぇですよぉ~!


Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美
Jaune Arc(ジョーン・アーク)下野紘
Nora Valkyrie(ノーラ・ヴァルキリー)洲崎綾
Pyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)豊口めぐみ
Lie Ren(ライ・レン)斉藤壮馬
Ozpin(オズピン)井上和彦
Glynda Goodwitch(グリンダ・グッドウィッチ)浅野真澄
Sun Wukong(サン・ウーコン)前野智昭
Penny Polendina(ペニー・ポレンディーナ)潘めぐみ
Roman Torchiwick(ローマン・トーチウィック)三木眞一郎
Cinder Fall(シンダー・フォール)甲斐田裕子
Neptune Vasilias(ネプチューン・ヴァシリアス)中島ヨシキ
Emerald Sustrai(エメラルド・サストライ)井上麻里奈
Mercury Black(マーキュリー・ブラック)緑川光
Coco Adel(ココ・アデル)伊藤静
James Ironwood(ジェームズ・アイアンウッド)てらそままさき
Adam Taurus(アダム・トーラス)中村悠一
Winter Schnee(ウィンター・シュニー)川澄綾子
Qrow Branwen(クロウ・ブランウェン)平田広明
Taiyang Xiao Long(タイヤン・シャオロン)堀内賢雄
Salem(セイラム)井上喜久子


























第1話
{netabare}abemaTVで最速先行配信されましたので早速視聴
カットというよりかほとんど微塵切り
細かく取り除かれたセリフやモーションなど多岐に渡りweb版の5話まで一気に進みましたね
ルビーに絡むハンチマンとルビーが会話しない、ローマンがルビーと会話せず間髪入れず攻撃、運転を変わらず突如現れるシンダー、グリンダのお説教無し
ジョーンとルビーが武器の見せ合いをしない、レンとノーラの初登場無し、ルビーの牛乳飲んでる発言無し、エメラルドフォレストへの着地を短縮
こんなとこですかね?
編集に合わせて劇伴の差し替えや尺調整も入ってましたが、一番大きな変更はヘッドフォンから漏れる「This Will Be The Day」が「Red Like Roses Part2」に変わったところです
ボーカル曲がかかる部分はカット避けると思ってたんですが、編集した結果Red Like〜の方がしっくりくると思ったんでしょう
ちなみに本編終了後にwebと同じようにThis Will〜が流れましたから、2話以降はOPとして掛かるかと思われます
あと、本編から切り出しとはいえちゃんと予告があったのはまさに日本のテレビアニメらしい工夫ですね{/netabare}


第2話
{netabare}web版の6~8話に相当するエメラルドフォレストでのクラス分け
観たところノーカットだったようですね
チームRWBY、チームJNPRのそれぞれが初めてチームプレイで巨大なモンスターと戦う姿はvol1屈指の名シーンとしてファンの間では語り草になっています
TV版で最も大きな変化が観受けられたのはOPアニメーションの前に独自にアバンカットがあったことですね
日本版スタッフを紹介するエンディングがあったのは前回と同じ{/netabare}


第3話
{netabare}初めて大きなカットが行われました
今回放送されたのはweb版の15~16話なのですが、その前の9~14話、約30分のエピソードがカットされました
カットされたエピソードではワイスが歳下のルビーをチームリーダーとして認められず葛藤するエピソードと、ジョーンが実は不正入学していたことが判明し、いじめっ子のカーディン・ウィンチェスターにその弱みを握られてしまうエピソードが語られています
前者のエピソードでは武勇伝を語り出すと長いが教師としては一介の人格者たるピーター・ポート教授の初登場
後者のエピソードではチームCRDLのリーダーであるカーディンがファウナス(獣人)を蔑視している様子、その被害に合うヴェルヴェット・スカーラティーナの初登場、ビーコンの教師で歴史の授業を受け持つウーブレック・バーソロミュー博士の初登場、ピュラのセンブランス(固有の特殊能力)が磁力を操る能力だということ等、後々のエピソードの伏線になる部分が多いです
先述してますが原語版本編自体はようつべで無料で観ることが出来ます
↓ご興味湧いた方は是非チェックしてみて下さい↓
https://youtu.be/-E6aeUjfBCM
そしてノーカットの吹替版は9/27にお得なBOX版が発売されますのでお気に召していただいた方は是非お求め頂ければと思います(ダイレクトマーケティング!)
次回からはvol2のエピソードが中心となるようです
ローマンに協力していたことが明らかとなった巨大組織ホワイトファング
そしてローマンの後ろで暗躍する謎の女性、シンダー・フォールの目的とは…{/netabare}


第4話
{netabare}前回までは2013年夏頃に公開されたvolume1というシリーズでしたが、この回から2014年夏頃に公開されたvolume2というシリーズに変わります
OPテーマも『Time To Say Goodbye』に変わりました
個人的に一番好きなOP曲とアニメーションです
さて、早速前回ラストに登場したシンダー直属の部下である新キャラのエメラルドとマーキュリーが登場し、組織を抜け出そうとする男を抹殺してしまうショッキングな描写から始まります
この二人は性格こそ残忍ですが根は子供に過ぎず、シンダーが企てている計画の恐ろしさを理解してません
その一方、ローマンはシンダーの計画を薄々ヤバイと感じ独自に手を打とうとしていた様子が伺えますね
そんなシンダー、今回の話の中で交換留学生の一人としてビーコンに潜入しています
どう考えても学生という年齢ではなさそうですがコレをネタにした「シンダーさん17歳」という文言が日本のファンの間では決まり文句になっており、現地アメリカのスタッフの間でも半ば公式化しています(笑)
ちなみにシンダー達が着ている制服はミストラルという国のヘイブンアカデミーの物ですね
今作の世界、レムナントでグリムの危機に晒されない平和な王国は4つしかなく、ルビー達のいる「ヴェイル」サンの出身地「ヴァキュオ」アイアンウッド将軍が率いる「アトラス」ならず者が多く蔓延るという「ミストラル」だけで、これ以外は絶えずグリムに襲われる危険に晒される小さな村が点在しているそうです
またルビーとワイスがシュニーダストカンパニーと連絡を取る為にCCTタワーという電波塔に向かってますが、この世界のエネルギー源は全てダストなのに対し、ダストは大気圏外では効力を失うという理由の為、この世界には衛星通信が存在しません
ですから長距離通信には巨大な電波塔が必要だということになっています
↓このような設定面の解説はWorld of Remnantという動画で解説されてます↓
https://youtu.be/9BJc7nrMnc4
大きくネタバレになるような内容ではないのでご興味ある方はご覧になることをオススメします
さて今回はvol2の3話まで進みました
全体的にコメディタッチのシーンがカットされ、重く暗くシリアスな方向に調整されてるのが伺え、上手い編集だと思いました
その一方でワイスがお嬢様でありながら実家との間に確執があることが鑑みれるシークエンスもカットされました
↓ソコは是非ノーカット版でご確認下さい↓
https://youtu.be/mj3jfqPwJEk{/netabare}


第5話
{netabare}2期4~5話でした
カットされたのはピュラとチームCRDLの戦闘が短くなってたぐらいですかね
この時ピュラは1対4の状況にも関わらず圧勝しています(強ぇw)
↓ちなみに前述の通りピュラのセンブランスが磁力だと明かされるのはカットされた1期14話です↓
https://youtu.be/PS9huFMmSoc
この話以降ピュラとジョーンは二人だけで訓練をしている様子です
↓それとヤンが話を聞きだそうとするダンスクラブの輩のボスですが、こいつは本編前の前日譚の一つ、yellow trailerで登場するヘイ・ション(通称“ジュニア”)です↓
https://youtu.be/QCw_aAS7vWI
赤と白のファーに身を包んでネプチューンにそっぽ向く双子はジュニアの用心棒でメラニー・マラカイトとミルシャデス“ミリシャ”マラカイトです
この二人は元々ルビーとワイスのボツキャラデザだったとのこと
二人の活躍は↑のtrailerで拝めます
この二人を担当する吹替声優は長らく謎とされてきましたが何気に今回の放送で「洲崎綾」の担当だったことがさらっと明かされましたねw
yellow trailerでヤンが探していた人物は今後の物語に大きく絡むことになる重要人物ですので「ヤンが人探しをしている」ということは覚えておいて下さい
そして最後にロボットに乗ったローマンとチームRWBYの戦闘でルビーがコンビネーション技を叫んでますよね?
「フリーザーバーン」とか「チェックメイト」ってやつです
↓実はこれ海外のファンが二次創作でのカップリングを楽しむ為に考案した特定のカップリング示すshipsという略称が元ネタになっているんです↓
https://postimg.org/image/x195l7f5p/
監督のMontyOum氏が元々は二次創作界隈で活躍していた方なのでファンの考え方も受け入れようという試みの一例なのです
こんなにファンとの距離が近いアニメは『RWBY』ぐらいなモノでしょう{/netabare}


第6話
{netabare}2期6~7話でした
この話は観ての通りの閑話休題、生徒達の青春模様が主題のサイドストーリーです
『RWBY』は年がら年中バトルしている作品に非ず、学園モノであるということを思い出させるエピソードですね
欧米のヒーローものに少なく、日本のヒーローものに多い要素は主人公が学生という点だと思います
欧米のヒーローは職業の延長線上にあるヒーロー像ですが、日本のヒーローは中二病的、つまり大人を超越した子供がヒーローとして描かれる場合が多いように感じます
両者の良いトコ取りを狙ったのが『RWBY』というワケなんですね
さて、既に1期9~14話をカットしてしまっているので、今回の恋と友情が織り成すお話はこの度のテレビ版全体でみても重要な意味を持っています
この話がこの先のエピソードの重みをより一層演出していますのでコレから先も見逃せませんよ!
ああ、お話の後半でチームJNPRが魅せたダンスのシーンですが、このカットのモーションを再利用してMonty監督がお遊びで作った動画がありますので是非ご覧下さい(笑)↓
https://www.facebook.com/montyoum/videos/656923741089168/
ちなみにMonty監督は自他共に認めるDanceDanceRevolutionのマニアでしたw
仮面を付けたシンダーがルビーと対峙する際に次々と武器を変えていますが、これはシンダーの武装が“衣服にダストを仕込む”というもののため、魔法の様に次々と武器を生成することが出来るとのことらしいです{/netabare}


第7話
{netabare}2期8~10話でした
チームRWBYが野外学習としてプロのハンターに同行するミッションを選択し、ローマンとホワイトファングの目的を探ろうとする長篇エピソードの前半です
さらっと(テレビ版では)初登場したウーブレック・バーソロミュー博士
先述の通り本来の初登場は1期11話です
プロのハンター…とはかけ離れた存在のように感じますが博士のご活躍は是非この次の回でご確認いただきたい
野営の寝床でワイス、ブレイク、ヤンが各々の将来に不安を抱いてる様子は後々のvol4の内容への伏線となっているので忘れずに
あと今回もっとも大きくカットされてしまった点は8話で初そろい踏みしていたチームCFVY(カフィー、またはコーヒーとも訳される)の登場とグリンダとアイアンウッドが夜のビーコンクリフで会話するシークエンスですね
CFVYとはRWBYから見て上級生に当たるチームでココ・アデル、フォックス・アリステイル、ヴェルヴェット・スカーラティーナ、ヤツハシ・ダイチの4人からなるチームでサブキャラクターとしては異常ともいえる人気キャラ達です
何を隠そうオイラも『RWBY』という作品の中で最も好きなキャラを1人選ぶなればは断然ココ様ですb
吹替でココ=伊藤静、って配役は『ヨルムンガンド』のココ・ヘクマティアルから来てるんだ思います(笑)
それと今回から登場したルビーとヤンの愛犬であるツヴァイ
コレは『カウボーイビバップ』のエドの愛犬、アインが元ネタですね{/netabare}


第8話
{netabare}2期11話~12話
vol2のラストエピソードです
やはり注目したいのは前半の列車車両ごとのタイマン勝負ですね
「ここは任せて先に行け!」ってやつです
ベタながら胸アツでしかありません
ヤンが戦ったローマンの用心棒、ニオポリタンですが瞬きするたびにオッドアイの瞳が入れ替わったり揃ったりするという、ヤンに次いで瞳の色がキーポイントになっている強キャラです
この世界では瞳の色が重要な要素を内包しているようなので覚えておきたいですね
ちなみにカットされてしまいましたがブレイクがローマンとの一騎打ちで分身を燃やしたり凍らせたり出来ているのは直前にワイスからダストが充墳された特別なマガジンを渡されているからです
常々ワイスは仲間のサポートが上手い娘なんだな、としみじみ感じるシークエンスです
終盤ジョーンがアーサ(熊型のグリム)と対峙した時、「前も倒した!前も倒した!」と言っているのは1期14話のことです
ツヴァイが犬であるにも関わらずグリムを蹴散らす力を有しているのは、グリム以外の全ての生物がオーラを司ることが出来るから、というピュラのセリフの答えを明示した結果なのでしょう
とはいえ、ツヴァイは色々と普通じゃないようなので何かしらの訓練は受けていると思われます
街の危機に駆けつけるアンドロイド兵、アトラシアンナイトの軍勢が大量投下され数でグリムを圧倒する様は『スターウォーズ エピソード2』のクライマックスシーンのオマージュです…察しの良い映画ファンの方は今後このアトラシンアイト達がどういう役割を果たすのか解りますよね?w
ヤンのピンチを救った黒髪で赤い瞳のヤンそっくりな女性(ラストシーンで仮面を取った彼女とヤンが対峙しているのはヤンの夢?という見解が今のところ定説になってます)
彼女の正体はレイヴン・ブランウェン
行方不明のヤンの実母です
そしてレイヴンの吹替声優がめぐさんこと林原めぐみさんであることは劇場公開された時点ではサプライズとなっていたためオイラは劇場で仰け反るほど驚かされましたねwww{/netabare}


第9話
{netabare}3期1~3話でした
最初にルビーが訪れている崖っぷちの墓標はルビーの母とされるサマー・ローズの墓ですね
実はこの場所、↓Red Trailer↓
https://youtu.be/pYW2GmHB5xs
つまり最も初期の映像で登場しているんですね
ちなみにルビーとヤンの家はパッチ島という離島にあります
ツヴァイと一緒にいる金髪の男性がルビーとヤンの父親、タイヤン・シャオロンですね
さあ、いよいよヴァイタルフェスティバルの開幕です
ヴァイタルフェスティバルは天下一武闘会…というよりかこの世界におけるオリンピック的な大イベントの様です
4王国が持ち回りで開催し、ヴェイルのビーコンアカデミー、アトラスのアトラスアカデミー、ヴァキュオのシェイドアカデミー、ミストラルのヘイヴンアカデミーの4校の生徒達が雌雄を決してバトルを繰り広げます
最初にチームRWBYと戦ったのはヘイヴンのチームARBN(オーバーン)
褐色のリーダー、アルスラーン・アルタン
黒髪の長身、ボリン・ホーリー
緑髪のボーダー、リース・クロイス
ピンクのケトルヘッド、ナディール・シコの4人です
次にチームJNPRと戦ったのはシェイドアカデミーのチームBRNZ(ブロンズ)
アシンメトリーの黒髪がリーダー、ブロンズ・ニー
褐色で鋸が付いた篭手を持った、ロイ・スタリオン
赤毛で警棒を振るう、ノーラン・ポーフィリオ
ニット帽のスナイパーでチームの紅一点、メイ・ツィートン
ジョーンがチームRWBYと同じようなコンビネーション技を使おうとレンとノーラで「フラワーパワー」と叫んでますが、これは第5話の時点で説明した通り、shipsと呼ばれる特定のカップリングを示すファンの間で囁かれる隠語が元ネタ
ちなみにカットされてしまいましたがジョーンとピュラで「Arkos(アルコス、またはアーコス、ArkとNikosだから)」です
そしてチームSSSN(サン)とチームNDGO(インディゴ)の対決
SSSNの残りの二人ですが、赤いメッシュがスカーレット・デイビット
緑髪の褐色がセージ・アヤナ
彼らはヘイブンの生徒ですがサンの出身地だけはヴァキュオだとされてます
ヴァキュオは砂漠だらけの苛酷な環境らしく、住民達は強靭な肉体を持っているとされています
そしてシェイドのNDGOの4人ですが
青髪の弓兵、ネビュラ・ヴィオレッテ
ブロンドの槍兵、デュー・ゲイル
黒髪のパーマ、グウェン・ダーシー
赤毛のロング、オクタヴィア・エンバー
インディゴ…というチームは元々『RWBY』を製作しているRT社が別プロジェクトの資金集めに利用したクラウンドファンディングサイト「indiegogo」に出資したファンによって考案されたという背景があるんです
このバトルはだいぶ短く編集されてしまっているのでセージやオクタヴィアがリタイアする部分がカットされちゃってましたね
ちなみにカットされてしまいましたがシンダー達のチームの4人目としてゴスロリファッションに変装したニオポリタンが紛れ込んでます
ワイスのクレジットカードが止められていたのはワイスが父親への連絡を怠ったからです
ワイスとワイスの父親は不仲な様子ですね
名前だけはずっと出てていたクロウ・ブランウェンとウィンター・シュニーも初登場しました
クロウは第1話の時点でシグナルアカデミーの教師で、ルビーの叔父で、オズピンと旧知の仲だったことが言及されてました
さて、前述してますがこの3期の日本語版が制作された時点で豊口めぐみさんが産休に入っていた為、ピュラ役は伊藤静さんに引き継がれました
今回放送されたのは豊口めぐみさんで録り直しをしたバージョンでした
この最新バージョンは9/27発売のBlu-ray SETの特典ディスクにて改めて収録される予定だそうです{/netabare}


第10話
{netabare}3期4~6話でした
ウィンターとワイスが召喚の訓練に励んでいます
召喚で呼び出される白いグリムは自分を最も追い詰めた敵、ということになっていますがここで皆さんに思い出して欲しいのがWhite Trailerです↓
https://youtu.be/Vt9vl8iAN5Q
ワイスの左眼に傷を付けた鎧の巨兵は物に憑依する特性を持ったグリムだったとされています
この鎧の巨兵こそ、かつてワイスを最も苦しめた敵だということを覚えていてください
ペニーと一緒にいる褐色と青髪の少女はアトラスの生徒、シエル・ソレイユです
シエルをルビーに紹介する会話は残念ながらカットされてしまいましたが、シエルはペニーの正体がアンドロイドであると知らないようです
シエルの素性に関しては未だ本国でも言及されていないので今後の展開に関わってくるキャラなのかは不明です
そしてダブルス戦でチームRWBYとチームFNKIの試合
チームFNKIはアトラスの生徒で残り二人の素顔は明らかになっていませんがダブルス戦ではフリント・コールとネオン・カットが登場しました
放送ではフリントのセンブランスについての解説はカットされてますが4分裂出来るのが彼のセンブランスで、その名も「キラーカルテット」
分身といっても個々が独立して動くわけでなく本体の動きをトレースするという形になっています
また、ネオンというキャラは元々daniwellPがニコニコ動画にアゲた初音ミクの楽曲(http://www.nicovideo.jp/watch/sm11509720)のももももPによる桃音モモカバー(http://www.nicovideo.jp/watch/sm13455867)と、クリストファー・トーレスという人物が手掛けたGIFアニメ(http://www.nyan.cat/)を組み合わせたsaraによる世界的大ヒット動画(https://youtu.be/QH2-TGUlwu4)が元ネタ
つまりインターネットカルチャーそのものを体現してるというわけです
ちなみにローラースケートが得意なアニメーターが直接ローラースケートを履いてモーションキャプチャーを撮ったそうですよ
{/netabare}


第11話
{netabare}3期7~8話でした
前半は全て辻褄が一直線に繋がる過去篇です
ホワイトファングにブレイクがいて、列車を襲うという発言の後にブレイクがホワイトファングから抜け出している為、時系列的にはBlack Trailer(https://youtu.be/ImKCt7BD4U4)の前後ということが判ります
力をシンダーに奪われてしまった秋の乙女、アンバーの吹替は川澄綾子さんと今回の放送でさらっと明かされましたね
アンバーが力を解放する時、瞳が燃えていたのは重要な伏線ですので覚えていてください
自信を喪失してしまったヤンの震えた声は日本語版の小清水亜美さんの芝居が特に光ってますね
クロウおじさんことクロウ・ブランウェンはヤンの実母であるレイヴン・ブランウェンと双子です
クロウが兄なのか弟なのかは明かされてません
ヴェルヴェットが写真を撮っているのは彼女の武器とセンブランスへの伏線です
トーナメントの対戦カードはシンダーがアイアンウッドのスクロールを経由して学園全体にハッキング可能になっている為、シンダーが自由に操作出来るようです
ちなみにアイアンウッドは当初、敵側と通じているという憶測がネットではよく囁かれてましたが、彼への嫌疑はこの次の回で晴れることになります
ラスト、ルビーとマーキュリーが対峙するシーンは個人的にお気に入りのカットです{/netabare}


第12話
{netabare}3期9~10話でした
ペニーの死をキッカケに人々の想いが交錯し、負の感情に呼び寄せられるというグリムを結果的にヴェイルに呼び込んでしまうことになりました
武器を入れたロッカーが遠隔操作でロケットの様に飛んでくる描写は1期11話で既に登場してたのですがテレビ版ではこれが初めてですね
アイアンウッドと一騎打ちをしている大型のベオウルフ、ワイスとブレイクの前にも現れてますがこいつはアルファベオウルフという個体です
グリムは戦いを重ねることで知恵を身に付け、より狡猾で凶悪な存在になると言われております
つまりアルファベオウルフとは戦いを重ねて成長したベオウルフ、ということになります
ビーコンで戦う生徒達の前に立ちはだかるアトラシアンパラディンですが、よく観ると2期に登場したものとは違います
アイアンウッドの発言にもある通り、ローマンが強奪したものはプロトタイプで制式配備のタイプは異なるということだったようです
ヴェルヴェットが武器を解放したりワイスが召喚に成功するシークエンスで流れる「I May Fall」という曲は1期の時点でサントラに収録されてたのですが、本編で挿入されることは無く、古参ファンにとっては「おお!ここで使うのかI May Fall!!!」という気持ちで一杯でした
次回はいよいよテレビ版最終回
混乱のビーコン
ピュラとアンバーの融合を焦るオズピン
かつての仲間、アダム・トーラスと対峙したブレイク
墜落してしまったアイアンウッド
ローマンとニオの艦に単独で乗り込んだルビー
それぞれの場所で、それぞれの戦いがクライマックスを迎えます{/netabare}


第13話
{netabare}3期11~12話でした
さらっと明かされたニオの吹替担当は藤村鼓乃美さんでした
最後に登場した謎の白い肌の女性、セイラムの担当は井上喜久子さんです
彼女は1期1話冒頭のナレーションも担当してますが、これはそもそもオリジナル版のナレーターがJen Taylorというアメリカでは有名な声優さんでこのナレーションとセイラムの声が同じ、という本国と同じドンデン返しをする為の仕掛けだったわけです

さて、ここまでご覧になった方々に今後立て続けに展開する『RWBY』シリーズを楽しむ為の大切な要素をご紹介します

①Volume1-3のノーカット版をお得に求められるBlu-raySETが発売中
ノーカットの本編に加えあらゆる映像特典を収録しつつ、今回のテレビ版で初公開された豊口めぐみverで再録されたvol3も特典ディスクとして付属し、通常揃えるのに1万8千~2万7千円前後はする7枚組を1万円程という破格で手に入れることが可能です
ちなみに日本仕様のBlu-rayはYoutubeや米国版Blu-rayよりも遥かに高解像度な為、吹替派、字幕派を問わずしてRWBYファンならマストゲットアイテムです

②Volume4の吹替版が10/7より2週間限定公開
新宿、池袋、川崎、名古屋、なんば、京都の5都市6館にてイベント上映が開始されます
劇場限定でvol4のBlu-rayも販売されます
“上映版は196分の本編を148分に編集して上映するようなのです”
つまりノーカット本編はこの劇場限定Blu-rayか11/29に一般販売されるBlu-ray&DVDでチェックして欲しいということのようです
ちなみに現在のところソフト化がされてないvol4のTrailerでvol4の雰囲気をお伝えすることが出来ますのでチェックしてみてください↓
https://youtu.be/M0WeiG2-HRQ

③『RWBYchibi』を観よう
SDキャラになったルビー達がネタバレあり、メタあり、お下劣ありの良い意味で“狂った”ギャグアニメシリーズ『RWBYchibi』をご存知でしょうか↓
https://youtu.be/WD-Yf-tbXOs?list=PLUBVPK8x-XMh_zI3mm54t5zNjruYsfILB
既にシーズン2が終盤となっていますがこの作品は刺激が強すぎて(苦笑)RWBYを一通り観てる方にしかオススメ出来ませんw
ちなみにRWBYのファンアートを描いていたことがキッカケでRT社にスカウトされた日本人の方もキャラデザとして関わっていたりします

④Volume5は目前!
日本時間で10/14の25時(サマータイム中だから24時?)にRT社公式サイトにてRWBYvolume5が公開されます
Youtubeにアップされるのは10/21の25時
つまり今の勢いでvol4まで観ればそのまま最新作へ乗り込めるわけです
まずは既に公開されているワイスと↓
https://youtu.be/bZAS_rzgCE0?list=PLUBVPK8x-XMhCW2fW7ZYlD9MHjvmT8IGK
ブレイクの短篇で予習をしてはいかがでしょうか↓
https://youtu.be/mTJzFCebdvQ

遂に日本にも世界と同じ高さのRWBY波が来たことを感じます
この波に乗り遅れるなー!
それでは皆さん、Volume4の公開劇場でお会い致しましょう
see you again!{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 16

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

古典アメコミヒーロー的正義感、……のまま進むわけじゃないよね?

アメリカ発の3D CGアニメーション。

第1回を観ました。

TVアニメを観ていたら日本語吹き替え劇場版のCMとかはけっこうやっていて、それとキャストは同じでCMでも今回観たのと同じセリフがあったので聞き覚えはありました。

基本的に事前情報をほとんど入れないで観ているので今回のTV放送が初見ですし、今後のストーリー展開とかも良くはわかっていないのですが、とりあえずCMのおかげで「チームRWBY(ルビー)と呼ばれる女の子4人組が悪人(と目される誰か)と戦う」お話であることは理解しています。

その他、YouTubeなどでトレイラーとかは観ているので、女の子たちの武器や戦闘スタイルはなんとなくわかっています。ルビーの武器であるデスサイズ的な奴(変形して銃としても使えるようです)は、実に厨二的でカッコいい武器だと思います(笑)。

ルビーのセリフ「だから私たちがいる、世界をよくするために!」がタイトルに書いた謎の古典アメコミヒーロー的な正義感に溢れていて絶対善的なものを信じているっぽいのが気になります。

作風そのものがそうなのか、それともそれは幻想で作中エピソードで覆されるのか…?

ルビー達が入学したヒーローを養成する学園に感じるそこはかとないうさん臭さもあり、前者よりは後者の方が面白いと思うのですが今後の展開や如何に?

作画に関してはあまり予算はかかっていない印象(モブキャラは真っ黒とか)ですが、アクションの爽快感みたいなものを見せようとしているのかなといったものを感じます。

誰も覚えていないでしょうが、昔あったテレビゲームの『闘神伝』みたいなノリのアクションだなあと思いました。いや、動きは本作の方が良いですよ。時代も『闘神伝』の方がだいぶん古いですし…。

2017.10.2追記:
全話視聴完了。もし「作画」とは別に「演出」って評価項目があったら点数あげたい感じです。いわゆる作画の良さに括られない、アクションの爽快さみたいな感じのものがありました。

ストーリー的にはまさに「The Beginning」ということで何も決着はしていない感じですが、続きがあることもわかっているのでその点では安心です。

ヤンお姉ちゃんには、気を落とさず頑張っていただきたい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アメリカ発の躍動感溢れるアニメ…

この作品はあにこれで懇意にさせて頂いている方が絶賛していたので視聴できるのを楽しみにしていました。
今回日本で放送されたこの作品は、Volume 1からVolume 3までの日本語吹き替え版を特別編集したバージョンなのだそうです。
実際にはVolume 1が全16話、Volume 2とVolume 3がそれぞれ全13話で構成されているので、この作品を見て気に入ったら更に深掘りすると、この世界観をより一層満喫できるのだと思います。

この作品を楽しめるかどうかは、作画に抵抗を感じるかどうか…で決まるような気がします。
日本で制作される殆どの作品の作画レベルは世界トップレベルと言っても過言ではないと思っています。
それは3DCGの作品も然り…
でも、この作品は日本のそれらと比較すると、作画にはどうしても見劣りを感じてしまいます。
この作品の作風に対峙する日本の作品といえば、例えば蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-などになる訳ですが、やはり作画の質が根本から違うように思えてなりません。

それじゃ、この作品は日本のアニメ作品より見劣りしているのか…と問われると答えは「No」です。
きっとこの作品が追及しているのは「これまで見た事の無いような躍動感」だったのではないでしょうか。
限りあるリソースは全て躍動感に突っ込む…
多少作画がぶれようが何をしようが躊躇なく躍動感の道を突き進んだらこんな感じの作品になりました…
という雰囲気がそこらじゅうからプンプンする気がします。

だからこの作品の躍動感…静から動への移り変わりの瞬間が堪らなく格好良いんです。
そして激しい敵とのバトルにおいても時折スローモーションのコマを織り込みながら「どうしたらキャラに徹底した躍動感を与えられるか」という問いに対する一つの答えがこの作品なんじゃないかと思いました。

それと日常パート…日本の作品との質感は否が応でも感じられましたが、その点をうまくフォローしているのが各キャラを演じている声優さんです。
ルビー・ローズ(CV:はやみん)
ワイス・シュニー(CV:日笠陽子さん)
ブレイク・ベラドンナ(CV:嶋村侑さん)
ヤン・シャオロン(CV:小清水亜美さん)
チーム「ルビー」はこの4名で構成されていますが、この旬で脂の乗った演技をする4人が組んだらどうなるか…もう考えなくても分かると思います。

キャラに声優が命を吹き込む…
それは吹き込む声優さんによってキャラは十人十色表情を見せてくれる訳ですが、この作品も声優さんによる恩恵を最大限に受けていると実感しました。
だって、声優さんの演技によってキャラの表情が視覚以上に豊かさを感じる事ができましたから…

一方、物語の方ですが、グリムという悪しき存在に人々が悩まされている中、グリムを倒すハンターに憧れた主人公のルビー・ローズがハンター養成所であるビーコンアカデミーに入学し、そこでチームメイトであるワイス、ブレイク、ヤンと出会うところから始まります。

様々なピンチ…時にはグリムであったり反対分子であったりとルビーたちの前に立ちはだかる障壁は手を変え品を変え次々と現れます。
この物語ではそんなピンチを乗り越えながら成長する彼女たちの雄姿が描かれているのですが…
物語はそんなただ甘いだけの作品ではありませんでした。

チーム「ルビー」の存在そのものを揺るがすような一大事にルビーたちは巻き込まれていきます。
背中を向けたら即敗北…即ち死が待ち受ける状況のなか、彼女たちは何を選択していくのか…
作画とアメリカンテイストなノリに慣れたら、あとは思い切りこの作品を楽しむだけ…
待ち受ける危機的状況にルビーたちはどう対峙するのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

作品の中でいくつかの主題歌が流れましたが、個人的に一番好きだったのは
Volume 2の「Time To Say Goodbye」です。
この曲調は間違いなくこの作品の躍動感を助長していたと思います。

1クール全13話の物語でした。
この作品の世界観に触れて…感じるには十分過ぎるくらいボリュームのある作品だったと思います。
現在Volume 5が放送されているようです。
いつか時間を取ってしっかりと視聴したい作品になりました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10

62.9 268 2017年度アニメランキング268位
BanG Dream!(バンドリ!)OVA「遊んじゃった!」(OVA)

2017年11月22日
★★★★☆ 3.3 (67)
261人が棚に入れました
アニメ、ゲーム、コミック、楽曲リリース、ライブなど、
様々なメディアミックスを展開されている次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ!)のBD Vol.7に収録される、
Poppin’ PartyとRoseliaの夏休みの様子を描いた完全新作OVA。
BDのリリースに先駆けてTVでも放送予定。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

学生バンドが好きなバンドリ視聴者は、必見(笑)!(そうでなければ単なる『八月のif』のPV)

バンドリ!TVアニメ1期目の円盤の購入特典OVA、だったはずですが早々にテレビ放送。

「円盤購入者なめてんのか?」と疑問を持ちつつ、自分は円盤は未購入なので初視聴でした(正直、作画のクオリティも「なめてんのか?」とは思いました……)。

内容はかなり良かったです。要は、「学生バンドにありがちなメンタリティ」が実にうまくシナリオ化されていると思ったのでした。

なんかタルい……
→遊びに行きたい!
→夏だから海だ!
→楽器携行は当然!(ロッカーの習性その1)
→他のバンド(Roselia)がいたから何か一緒にやろう!(ロッカーの習性その2)
→「屋外ステージあるけど何か演る?」「当然演奏しますよ!」(ロッカーの習性その3)
→そのうちポピパとRoseliaでジャムセッションやろう!(ロッカーの習性その4)

一見普通の人には突飛に見える香澄ちゃんやおたえの行動が正解です。有咲、キミはまだまだだな。だがキミのキャラはそれで良い(笑)!

脚本・演出は大正解。録画されているので、これは何度か観たいです。面白かった!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「遊んじゃった!」

この作品は、「BanG Dream!」1期円盤のVol.7に収録されているOVAになります。
TVでの放送や配信もされているので、2期視聴前にチェックされた方も多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人ですけれど…。

本作品は1期の本編ほど物語に熱量はありませんが、OVAらしさ溢れる内容だったのではないでしょうか。
物語は夏休みの真っ盛り…
蔵で夏休みの宿題に邁進している「Poppin‘Party」のメンバーでしたが、宿題に疲れた香澄がどこかに出かけようと提案します。
メンバーそれぞれが行きたい場所を出し合い、最終的に海に行く事になりました。

ちょうどその頃、「Roselia」のメンバーも海の近くのコテージで合宿を行っていたんですが、作曲に行き詰った気分転換に海に行く事に…
こうして夏休みの海での物語が動いていきます。

第1期がテレビで放送されたのが2017年の冬アニメ…
まだ2年しか経っていないこともあって記憶も新しいですが、キャラを色々思い出すのに丁度良い内容だったと思います。

「そういえば、有咲はツンデレでツッコミ役だったな…」とか、「りみりん、チョコ好きだったよね。」などなど…。
それに、新たに楽曲を生み出す難しさに直面し歩みが止まるRoseliaに触れた点も大きかったと思います。
モノを生み出すのって、相応のエネルギーと気合いと根性(?)が求められれる上、何よりRoseliaの一面を知る事ができましたから…^^;

海でキャッキャウフフと遊ぶ姿も悪くありませんが、やっぱりこの作品は音楽を奏でてナンボの作品だと思います。
そして熱い気持ちは伝染していく…本編さながらの音楽への直向きさや熱さに対してもキチンと配慮された構成になっていました。

このOVAでは「Poppin‘Party」と「Roselia」の当時の新曲が聞けるのも特徴です。
「八月のif」:Poppin'Party
「熱色スターマイン」:Roselia

1話30分のOVAなのでサクッと視聴できる作品です。
現在でも「バンドリちゃんねる☆」において期間限定で配信されているので、未視聴の方は是非チェックしてみては如何でしょうか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

弾丸ツアー???「8月のif」海の家ライブ!

 お馴染みポピパのみんなが、海に遊びに行ったお話だったです。

 聞き慣れたOPだったです。TV放送は、どこか迷走して、偉そうな婆さんの仕切り、かつ謎の掛け声を残し、歌と音楽に魅力をあまり感じなかったです。
 けど、これはポピパにしては、なかなか、上手かった歌とライブ演奏だったです。海の家のいた人達が、拍手を送るのもうなづけたです。

 海でポピパの面々が、はしゃいで遊ぶ姿は、女の子らしい良いキャラ出してたように見えたです。ここに出てきたお姉さんバンド「Roselia」との絡みは、海辺における楽しさを表しているようだったです。何かなんだかの楽しいビーチバレーだったです。ろぜぱ結成したら面白いかなぁです。

 慌てて帰る姿が、ポピパっぽい感じだなぁです。

 EDもイメージががらりと変わって良かったかなぁです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

62.9 268 2017年度アニメランキング268位
暁のヨナ 第22巻 OAD付き限定版(OAD)

2016年12月20日
★★★★☆ 3.5 (16)
146人が棚に入れました
「暁のヨナ」21巻 オリジナルアニメDVD付限定版

コミックス18巻収録のストーリー! !
ゼノ編を完全映像化!

永い時を生きてきた黄龍・ゼノ。
緋龍王に仕えた初代四龍と関わり、ひとりで生きた時間・・・
不死の体を持つ彼が経てきた、温かくも切ない物語。

62.8 271 2017年度アニメランキング271位
チェインクロニクル ヘクセイタスの閃(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (136)
585人が棚に入れました
世界のすべてを記述した本“チェインクロニクル”を巡る物語。

最果ての大陸“ユグド”。
住人達は自分たちの住むその大陸が、世界の広さのすべてだと思っていた。 大陸はいくつかの領地に分かれ、それぞれの地に王が存在していた。 各勢力によって、小規模戦闘が起きる事はあっても 諸王たちの円卓会議により選ばれた“盟王”によって、バランスが保たれていた。暗黒の魔物“黒の軍勢”が現れるまでは—。

「全ては闇に覆われる…」黒の軍勢に挑んだユーリ率いる義勇軍だったが、力及ばず敗退。
さらにはチェインクロニクルの半分を黒の王に奪われてしまう。
黒の王によって占領されてしまった王都。その王都から撤退する最中、ユーリたちはたった一人で黒の軍勢と戦う少年と遭遇する。

この世の全てが記述された本“チェインクロニクル”をめぐる、
黒の軍勢と義勇軍たちの世界の命運を懸けた戦い、そして“キズナ”の物語が、始まる-。

声優・キャラクター
石田彰、佐倉綾音、内田真礼、豊永利行、内田彩、今井麻美、小岩井ことり、緑川光、佐藤美由希、日野聡、伊藤美来、柳田淳一、村川梨衣、大坪由佳

ひとりよねり さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ざっくりとすると、美しい戦記アニメ

どうも、にわかアニオタです。
人気アプリのアニメ化ということで、楽しみにしていた作品です。
作画主義の僕としては、なんかOVAよりも好きな感じでした。主人公もイケメンっぽくなってて、もちろん女性キャラもさらに美しくなっているのが良かったです。
ストーリーは、主人公が一度悪に堕ちてしまう所以外は、割と良かったです。声優さんは微妙ですが、違和感はないので、★を多くつけさせていただきました。音楽と作画は完璧、バッチグーです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まるで2期目のような始まり方(笑)(実は意外と面白いのか…?)

スマホゲーム「チェインクロニクル」の世界観、ストーリーを踏まえたアニメ作品。私はゲームについては未プレイです。

ユーリといういわゆるRPGの勇者的な人物が黒の王と呼ばれる魔王的な存在を倒すために義勇軍を組織するも、撃退されるというまるで1期目があったかのような始まり方をする第1話アヴァンタイトル。

ここで義勇軍は敗退するも本作の主要キャラは一命を取りとめ脱出、再度黒の王討伐を目指そうというのがメインストーリーのようです。

作画は少なくとも3話終了時点では、わりといけてると思います。「勇者パーティー敗北」からのスタートっていうのが、他のRPG系作品との差別化要素でしょうか。

一行は途中でアラムという少年と出会いますが、ユーリが主人公なのかアラムが主人公なのか、はたまたW主人公的な話になるのかは3話目時点では明確ではないように思います。

義勇軍メンバーの何人かは黒の王側に闇落ちする感じで、スマホゲーム原作のわりには面白い気がします(← スマホゲームなめるな(笑))

2017.3.8追記:
もう9話なんだけど、切らずに観ています。
主人公問題は決着。実は意外と面白いのか…?
(だからって2周、3周とかはたぶんしませんが…。)

2017.3.27追記:
観終わりました。最終回までそこそこ楽しめました。あと、本編ED終了後の「ちぇいん黒にくる!!」は(本編を観ていないと意味不明ですが)すごく面白かったです。

ゲームの世界観もゲームシステムも本作を観ればだいたいは想像つくっぽいので、ゲームの販促アニメとしては大成功じゃないでしょうか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

まるで、全話が総集編(テンポの早さが異常)

「うたわれるもの」「ティアーズ・トゥ・ティアラ」などが好きな方は合うかもしれません♪

ソシャゲ原作アニメ。雰囲気は、古き良きSRPGといった感じ。キャラデザや世界観は、「スペクトラルフォース(ゲーム)」や「ジェネレーション・オブ・カオス(ゲーム)」に似ているかな。

ちなみに、原作は未プレイです。

《以下ネタバレ》

【各話感想】
{netabare}
1話目
いきなり、最終回?(笑) 戦後を描きたいのかな。でも、私は仲間が集まってくる過程が好きなので、1話以前を観たいかもw 超小規模の行軍w

2話目
なんか、ホントはどのキャラにも設定が詰まってるんだろ~な~、という感じ。バトルは相変わらず凄いけど、キャラを掴めてないから、おいていかれてる。

3話目
展開が超早い。ブルクハルト闇堕ち。これは姫さんの失策でしょ、普通に。ブルクハルト可愛そう。

4話目
また、キャラ増えた(汗)

5話目
己の影との戦い。よくある話。

6話目
スペクトラルフォースの大蛇丸って感じだな。まっ、また新キャラが。

7話目
フィーナの独白は良かった。少しはキャラが深まったかな。

8話目
さあ、ついていけなくなってきたよ。

9話目
いつのまに、毛まみれが守護竜に?

10話目
バトルしてるねー。

11話目
今回は、なかなか面白かった。

12話目
え? ここで、サービスシーン? ギャグかい(汗) よく分からないままに大決戦が始まり、よく分からないままに黒の王が良い人になり、よく分からないままに終わった。なんだ、このアニメ?
{/netabare}

【ソシャゲRPG原作アニメの課題として】
{netabare}
最近、ソシャゲRPG原作のアニメって多いけど、共通する課題として「キャラが多すぎる」「ストーリーが希薄」であることが挙げられると思います。

私は一作しかまともにソシャゲやってないけど、あのジャンルはアニメにするのが難しいなと思いました。

やっぱり、ガチャをたくさん回してもらうためにはコレクション要素を付加しないといけないから、どうしたってキャラは莫大な数になります(武器の数が膨大になるゲームはアニメに向いてるかも)。しかも、どのキャラ(カード)を使用しているかによって、プレイヤーが誰に感情移入しているかは千差万別で、その扱いの比重が難しいです。基本的に販促&ファンサービスがメインであろうソシャゲアニメで、現役のプレイヤーから不評を買うのはどう考えても得策ではありません。従って、たくさんのキャラを浅~く撫でていくだけのアニメになりがちだと思います。

また、ソシャゲにおいてのストーリーって、ホントに「オマケ」的な要素しかないのに、そこをメインにしていくアニメにとっては、かなり食い合わせが悪い。私もソシャゲやってた時、ストーリーなんて楽しんでいたのは初心者だったときだけで、あとは体力使いきるだけの作業になっていましたし(会話も全部ショートカットでとばしてました)。

結局、ソシャゲのメインってユーザー同士のバトルにあると思うけど、ストーリーをメイン楽しんでいるユーザーなんているのかな?(そして、ストーリーをメインに楽しんでほしいなんて思っている制作会社なんてあるのかな?)

それに、ソシャゲって(人気と収益次第だから)いつ配信終了になるかわかならないのと同時に、いつまで配信し続けるのかも分からないコンテンツなので、ストーリーを「完結させる」という概念自体がないと思います。だから、「いつでも終わらせられるように」「いつまでも終わらせないように」、ストーリーを水増ししてダラダラ続けるか、ひとつのシリーズが完結した時点で「新たな敵」「真の敵」を出して、ストーリーを継続させていくことになるのでしょう。

これらの要因からして、ソシャゲは、キャラ>>>>>>ストーリー、といったバランスになりやすいコンテンツなのだと思います(というか、個人的には、ソシャゲには、ゲームに対してもユーザーに対しても「愛」がない感じで嫌いなんですよね。あるのは、いかにガチャを回させるかという「知恵」だけだと思いました。まあ、一作しかやってないから、他のは分かりませんが)。

基本的な概念として、本来は、ストーリーや世界観の中でキャラを考えるべきですが、ソシャゲは、キャラの組み合わせでストーリーを構成するのでしょう。

そんなソシャゲRPG?アニメとして、ひとつの正解を出したのが、「刀剣乱舞 花丸」だと思います。あれは、ソシャゲのキャラや設定だけを持ち出し、日常系にシフトしたので、変なイライラはなかったです。

もっとも、「神撃のバハムート」も成功例だけど、あれはアニメとしてのクオリティと独自性が高すぎて、本来の目的であろう販促になっているのかと、他人事ながら心配になりましたw
{/netabare}

【視聴終了】
{netabare}
いや~、面白くないw

よく分からないままにストーリーが進み、よく分からないキャラが仲間になり、よく分からないうちに大決戦がはじまり、よく分からないままにラスボスが良い人になり、よく分からないままに終わった。なんだ、このアニメ?

ジャンルは大好きなんだけどね(苦笑)

本作は、アニオリキャラのアラムを主人公に据えて、黒の軍勢との戦いや裏切った仲間達との絆を描いたアニメです。こんだけキャラ数が多くなると、アニオリキャラを主人公にするしかないから、それ自体は全然良いし、むしろ正解だと思います。

作中、ただの少年に過ぎなかったアラムが、各国の王や名だたる戦士達に認めれ、討伐軍の主格になるシーンがあります。そのきっかけは、黒く染まったチェインクロニクルを白く染め直した、ということなのですが、なるほど、分かりやすい装置ですね。こういうのって、例えば、「誰も抜けなかったエクスカリバーを抜いたから勇者」と同じ公式で、否応なく、経歴や資質、実力などを全てぶっ飛ばし、有無を言わさず勇者になれる装置なんですね。

それも王道だから、別に良いんです。とにかく、素材は良いのに、演出がダメ過ぎただけなんです(これは演出の力不足というよりは、ソシャゲ原作の宿命みたいなものかと)。

唯一楽しめたのは、終盤(11話)の、闇堕ちブルクハルトとユリアナのバトル。ユリアナの高潔な強さと情けのバランスかな。ブルクハルトを素直に誉め、感謝を述べつつも容赦なく一撃で倒し、骸にマントかけるところとか、「騎士」って感じで好きでした。ただ、ユーリのことは頑張って救い、ブルクハルトは容赦なく切り捨てるとか、それが「義勇軍」と「騎士団」の性質の違いといえばそうなのかもですが、ややブルクハルトが不憫に思えました。そもそも、闇落ちの経緯にしたって、むしろブルクハルトの方が同情できると思うけど(かと思ったら、ブルクハルトはアニオリキャラですか。なるほど、使い捨てしやすいわけですね)。

あとは……Cパートの「ちぇいん黒にくる!」の方が本編よりはまだ面白かったです。

あとは……うん、もう観る点がないな。

私は、初期の「スペクトラルフォース」や「ジェネレーション・オブ・カオス」が好きで、(OVAではなく)テレビアニメ化して欲しかったんだけど、多分、こんなアニメになっちゃうんでしょうね。キャラが100人単位でいるから(苦笑) んじゃ別に良いや、と考えを新たにしました。

(原作ファンからの)批判を覚悟し、どこかの勢力に肩入れし、ストーリーを小さく絞らない限り、ソシャゲRPGアニメのヒットはないんだなと思いました。もしくは、50話以上かけてやる覚悟をもつか。

また、後述の余談でも触れていますが、かなり、「ロードス島戦記」の波動を感じたました(劣化してるけど)。まあ、日本の古典派ファンタジーは、多くの作品がロードス(というか、指輪物語やダンジョン&ドラゴン)の影響を受けてるけどね。
{/netabare}

【総括】
誰が誰で誰となぜ争っているかがよく分からなかった。

「キャラを出し過ぎて深まりが足りない」「敵に魅力がない」「ストーリーのぶつ切れ感」「よく分からないけど壮大な世界観」「なのに戦闘作画だけはやけに動く、金のかけかた」

上記、「ソシャゲアニメの課題」に、まんまどっぷりとハマっているアニメかな、と。

CMを観た時は面白そうだと思ったんだけどな。あぁ、「天鏡のアルデラミン」のような正統派ファンタジーや、「灰と幻想のグリムガル」のようなしぶいファンタジーは、何処に、、、。

個人的には、第1話の前(ユーリが義勇軍を立ち上げ、連合軍のトップになるまで)の話の方が観たかったかな。

【余談~「チェインクロニクル(黒の軍勢)と、「ロードス島戦記(暗黒の島マーモ)」との違い~】
{netabare}
名作「ロードス島戦記」の悪役である、「暗黒の島マーモ」では、国教として「暗黒神ファラリス」が信仰されている。「ファラリス」の教えは「汝欲するところを成せ」であり、そこでは全ての欲望が肯定される。そのため、盗賊や悪人などによく信仰される神であり、破壊や略奪すら肯定され、一見すると、「チェインクロニクルの黒の軍勢」と同じように見えるけど、深みが全く違う。本来「ファラリス」が司るのは「自由」であり、マーモの島民にしても、「精神の自由」を求めるだけの、平和な島民は数多くいる(この辺は、善良なイスラム教徒と、イスラム過激派との違いに近い)。また、ロードス本島においても、「圧政からの開放」などから、「自由」を守護する「ファラリス」を信仰する民もいる。

マーモは確かに邪悪な国家で、破壊や略奪、暗殺などなんでもござれではあるが、そこにはロードス本島から虐げ続けられた(神々の時代に呪いの拡大を恐れた光の神によって、ロードス本島から切り離された経緯や、近年では、罪人の流刑地として利用されるなどの)歴史があり、ロードス本島を侵略するだけの確かな動機がある。また、侵略を目的化している狂信的な人物もいる一方、侵略は手段に過ぎず、ロードス本島の国家を隷属させ、自らが甘い汁を吸いたいだけの輩も多い。

いずれにせよ、悪役には悪役なりの信念や目的があり、納得できる部分も大きく、魅力がある。

ところが、この「チェインクロニクル」の「黒の軍勢」には、それが無い。いや、本当はあるのかもしれないけど、少なくともアニメを見る限り伝わらなかった。

全てを破壊し、土地を腐らせ、彼らは何を得るのだろう。

多分、黒の王は、ロードス島戦記でいうところの「カーディス(神)」に値するのでしょう。(ロードス島もあるフォーセリアの神話では、世界が本当に煮詰まると終末の巨人が表れ、世界を滅ぼすという。そして、世界を滅ぼした終末の巨人は、次代の始源の巨人となる。全ての神々は始源の巨人の死体より生まれるが、唯一、カーディスだけは終末の巨人に属し、徹底して世界を破壊し尽くすのがその役割である)。

再生の為の破壊。

それ自体はファンタジーの悪役にはよくある設定だし、王道なんだけど、如何せん、「黒の軍勢」は部下全員が世捨て人且つ妄信的過ぎて。「黒の王」のように崇高な?目的を持つのではなく、また、そんな「黒の王」の理念に賛同したのでもなく、ただの闇堕ち、世界憎し! の一念だけで動いているから、薄っぺらく一元的で魅力がない。そして最後には「実は黒の意思に操られてただけ」って、なんだそりゃ。あり得ないくらい魅力が無い。

ある意味では、「死にたくない」という単純な欲求から「黒の軍勢」に加勢する愚民達が一番説得力があったかもw

敵に魅力がない、敵国の理念に納得がいかない、というのは、こういう国家間の争いを描くアニメにとっては致命傷になると思う。

尤も、どうせガチャを回してもらえればそれで良いんだろうし、アニメなんて、税金対策か、少し長いCMくらいにしか思ってないのだろうから、良いんだけどさ、別に。

やはり、色んな意味でソシャゲには、様々なものに対する「リスペクト」や「愛」が感じられず、好きになれないな(アニメ制作会社には、罪はないと思う。私は、アニメには愛がある方だからw)。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 14

62.8 271 2017年度アニメランキング271位
ポッピンQ(アニメ映画)

2016年12月23日
★★★★☆ 3.6 (81)
576人が棚に入れました
通過点でしか無いと思っていた卒業式を目前に控え、中学3年製の伊純は前に進めずにいた。
そんな時、海で、美しく輝く"時のカケラ"を拾った伊純は、不思議な世界"時の谷"へと迷い込む。
そこで、同い年の、蒼、小夏、あさひ、"時の谷"に住み、"世界の時間"運営を司るポッピン族と出会う。
"時の谷"と"世界の時間"が今まさに崩壊の危機に瀕していた。
危機を脱するには、伊純たちの持つ"時のカケラ"を集め、心技体を一致させたダンスを踊るしかないという。
迫り来る危機と、ポッピン族の厳しいダンス指導に戸惑う伊純たち。
そんな中、ダンス経験者の沙紀が現れるが…。
"時のカケラ"に導かれた5人はダンスで世界を救えるのか?
そして、無事に卒業できるのか?

声優・キャラクター
瀬戸麻沙美、井澤詩織、種﨑敦美、小澤亜李、黒沢ともよ、田上真里奈、石原夏織、本渡楓、M・A・O、新井里美、石塚運昇、山崎エリイ、田所あずさ、戸田めぐみ
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

実は卒業後も時を進め生き長らえていた東映アニメ60周年記念映画

あらすじ

{netabare}卒業を間近に控えた中三少女5人。
各々、葛藤を抱え、前向きに時を進められずにいる。

そんな折、異世界「時の谷」に召喚された5人。
時間がつつがなく流れるよう管理する役割を担っていた「ポッピン族」が暮らす「時の谷」は、
時を進めたくない邪悪な意志に脅かされていた。

彼女たちは「時のカケラ」を集め、「ダンス」を踊ることで、
世界と時間の危機を救おうと、ポッピン族のダンスレッスンを受け始めるが……。{/netabare}


【物語 2.5点】
欲張り過ぎ。

映画一本に中三少女5人の青春の一頁を描くだけでも忙しいのに、
本作はさらに異世界トラベル物でもあり、
変身バトルヒロイン物でもあり、美少女ダンスアニメでもあり……。

到底、収まり切るはずもなく、説明不足、掘り下げ不足が多発。

極め付けは、最後、{netabare}この中三編はプロローグに過ぎない!高校生編こそが本編!
と言わんばかりに予告編風の映像で締めくくったこと。
中学卒業で締めくくれば、まだ割と綺麗にまとまったものを……。
俺たちの戦いはこれからだENDも華麗に決まり困惑が拡大。{/netabare}

ただ、5人の中で主人公格であるヒロインについては、
女の子が異世界の旅を経て、青春の時を前に進める勇気を獲得し、
いつの間にか急成長する。
などジュブナイルとして要点は押さえており、筋は通っている。


【作画 4.0点】
キャラクター原案・黒星紅白氏といえば大抵、
可愛い顔して、嘘つきはスパイの始まりとか、
眠たそうな瞳で、無慈悲に狙撃とか、ギャップを狙った起用が印象的。

その点、本作の世界観とそれに合わせた作画構成は
可愛らしい氏のキャラデザにベストマッチ。
(但し、そこに必ずしも需要があるとは限らない)


本作監督は劇場版『プリキュア』シリーズ等でCGを担当して来た宮原 直樹氏。
本作のダンスシーンには、東映CG作画の成果が体現。

特にヒロインたちの変身前のダンスレッスン衣装は、
露出もない着ぐるみ同然のフワフワ、モフモフであり、
ダブダブズボンがダンシングして揺らめくCG動画はかなりのハイレベル。
(但し、そこに必ずしも需要があるとは限らない)


【キャラ 3.5点】
良質な素材を提供するも、料理は生煮え。

ただ、5人のヒロインは主人公格の陸上短距離走を始め、特技により性格付けがされており、
そのキャラクター性は歴代のプリキュア等と比較しても遜色がなく、可能性は十分。

各ヒロインのエピソードをもっと掘り下げれば、
彼女たちのその後を描けば、『ポッピンQ』は化けるはず。
と願望する鑑賞者も少数ながら獲得。

そのことが後のコンテンツ展開へ繋がっていく。


【声優 4.0点】
豪華。例えばヒロイン役の5人だけ見ても、
瀬戸麻 沙美さん、井澤 詩織さん、種﨑 敦美さん、小澤 亜季さん、黒沢ともよさん。
各々のマスコットポジションのポッピン族の「同位体」役にも、
実力派や若手のホープを起用。

さらに、ラスボス役には{netabare}斎藤千和さん。
時間の法則という世界の理の改変を企むには打って付けの配役。{/netabare}

いきなり感情を振り切る無茶振りも散見された本作だが、
この布陣なら対応した上、見所のあるシーンも演出可能。


【音楽 4.0点】
上記の豪華声優陣が二次元ダンスユニットをやる!
これだけでも注目に値したはずだが、5人のヒロイン役が歌ったのはEDだけ。

ダンスシーンでは他のユニットの歌に合わせて踊るだけ。
どうせならヒロインにも中の人にも歌ってもらって、2.5次元ライブまでやってよ~。
(ここでも需要と供給のミスマッチ要素がw)

楽曲や劇伴自体は良好。EDも{netabare}卒業ソング{/netabare}として優良。


【感想】
もしも、日本で深夜アニメが発展せず、萌えもエログロもなく、
『プリキュア』のような女児向けテイストのアニメが発達して、
ティーン以上の年齢層向けでも主流になったら、
こういう作品が数多く生み出されたのかも?との感想がまず残りました。

そういう点からも、本作は本来、
東映CG作画の『プリキュア』以外での活用模索も含めて、
トレンドからは外れた所で、実験的なことを色々やってみる映画。
理解のある方だけに口コミで語り継がれる類の作品だったのだと思います。


だから、2016年末。『君の名は。』などアニメ作品が映画界を席巻した伝説の年を、
『ポッピンQ』が締めくくる!とばかりに、東映アニメ―ションが60周年記念と銘打って
本作を年末年始興行の目玉に祭り上げ、
ミスマッチな宣伝、大規模上映を繰り広げた挙げ句、大コケした件は、
作品云々以上に、プロデュースの失敗だったのだと思います。

(大体、『ポッピンQ』という作品名の映画が興行収入・ウン億円の大ヒット!とか、
普通は想像すらできませんってw)


年末公開の本作でしたが、作中設定は中学卒業式前とのことで、
私も冬休みシーズンが終わって、卒業ムードも漂い始めた頃に、
骨でも拾いにいってみるか……とか思っていましたが、
近所の映画館では三週間で上映終了したため劇場鑑賞は叶いませんでしたw


そのまま私は本作の存在自体を忘れていたのですが、
昨年暮れ、『ポッピンQ』が続編小説制作のためのクラウドファンディング“project19"
を目標金額の五倍を集めて成功させたというニュースで
『ポッピンQ』未だ健在を知り驚愕し、レンタル鑑賞するに至りました。

次のプロジェクト“project20”では映像作品も含めた計画も検討されているとか……。
内容次第で、私もクラウドファンディング出資してみようかな。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 29
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

興行的には散々みたいだけど思いのほか悪くなかった

新春!開運!ポッピンの集いに行ってきました
2017年初アニメ映画
2017年初声優イベントになりました

黒星紅白原案のキャラをプリキュアチームが動かすと聞いたら
これは見ないわけにはいかないな
という気ではいたのですが
封切り初日舞台挨拶が金曜日だったため見に行けず
今回のイベント付き上映に行く運びとなりました

しかしなんだかずいぶんと興行が芳しくないようで・・・
でも駄作だとかつまらないという話が聞こえてくるわけではない様子
そもそも誰も見に行ってないから口コミが少なく
見た人の感想も絶賛も酷評もしていない感じですね

ストーリー全体としてはそんなに悪くなかったと思うのですが
全体的に詰め込み過ぎて展開が急すぎたり
いろいろ説明が足りなかったり
まるで見たことのない作品の総集編映画を見に来たかのような
はっきり言うと雑な印象を受けました

いろいろな要素をぎゅっと詰め込んで
ジェットコースターのように勢いだけで押し切るのも
映像制作においては一つの手法ではあるのですが
メインテーマが思春期の心理的葛藤なので
急ぎ足の展開とは素材の相性が悪かったように思います

主人公の伊澄だけはある程度尺を取って描写されてたわけですが
他のメンバーに関しては大した描写もなく
いつの間にか問題が解決していたような印象
TVシリーズか何かでもっと丁寧に時間をかけてやった方が
もっと面白くなったように思います

ED後のアニメーションに関しては
まさに予告編といったような感じで
全編通して一番ワクワクする映像でした
続編があるならぜひ見たいと思わされた反面
そこが一番魅力的っていうのは
一本の映画としてどうなんだ?という気もします

映像面は十分に満足のいくものだったと思います
キノの頃からの黒星紅白ファンとしては
郵便屋さんや秘密結社のアニメより
ずっと黒星紅白の魅力を引き出せていたと思いますし
ダンスシーンもなかなかよくできていました
もともとその方面には定評のあるプリキュアチームですから
そこがダメならどこを見るんだ?って感じではありますが

音楽もなかなか悪くなかったです
先週までSHOWBYROCKとコラボしてて
アプリ内でED以外の3つのヴォーカル曲が叩けました
その時は特に思い入れもなかったのですが
映画を見て楽曲に親しみを覚えたときには
もうコラボが終わってて叩けない悲しみ・・・

声優は若手の有望株を中心に
かなりいいチョイスだったと思います
ポコン役の田上真里奈だけは聞いたことがありませんでしたが
チェンクロのイメージソング歌ってたTrefleの一人だったようです
割と聞きやすい少年役だったので
今後要注目かもしれません

さて、この映画はいったいどこに問題があったのでしょうか?
ファミリー向けをベースにして
そこに大友向けの要素をいろいろぶち込んだ結果
どちらの層に対しても訴求力が足りなくなってしまった印象
そしてどんな層に対して発信しているのか
いまいちわかりにくいタイトルやCM等
マーケティング面での失敗が大きいように思います

ハリウッド映画などでは予告編の試写会のようなものを設けて
何通りかの予告編を作ってどういう層にどういう広告が受けるのか
実際にテストして流す広告を決めるそうです
予告編だけでなく本編も試写会の評価を見て
ラストを作り直すことさえあると聞きます

それに対して日本の試写会はただの先行上映会です
様々なメディアが双方向化し
発信者と受信者の境界があいまいになっている現代社会において
旧態依然としたプロデューサーの直感に頼った広告戦略というのは
もはや限界に達しているということに気が付くのはいつなんでしょうか?
作品自体のクオリティはそこまで低くないのに
興行がまったく振るわないのは
作り手ではなく売り手に責任があるように思います

映画館がガラガラみたいな情報ばかりはいってきますが
決して駄作ではないと思いますので
ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います
ED後が本編なんて言われている程に
可能性を感じる予告編だったので
あれが企画倒れになるのだけは阻止したいところです

おまけ(終演後トークイベントでの監督質疑応答)
{netabare}

Q:ポッピン族は楽器とかを使わないの?
  ダンスシーンでかかってる音楽とかはどうなってるの?

A:楽器はちゃんとあって設定とかもあったんですけど・・・
  襲撃されて移動中だから持ってこれなかったんですよ

(プロデューサーから補足があって、時間と予算の関係で入れられなかったそうですw)

Q:ポッピン族には年齢とかあるのですか?

A:年齢のようなものはありますが
  見た目の変化とかはありません

Q:でも長老とかは・・・

A:あれは衣装です
  そういう服に入ってるだけです

Q:レミィには同位体はいないの?

A:もちろんいます

Q:それは作中に出てきていますか?

A:それはまだお答えできません

Q:ED後映像の金髪少女はだれ?新キャラ?

(濁そうとしたところをキャストから質問攻めにあった結果白状)

A:はい・・・レミィです

Q:ED後映像の舞台は原宿ですよね?ロケハンとかいったんですか?
  行列のできる人気店っぽいものが映ってましたが並んだんですか?

A:はい、原宿です
  原宿らしいおしゃれな感じを出そうとして
  某有名店に行きついてたんですが
  自分は行列を遠巻きに眺めるしかできませんでした
  結局、開店前に女性スタッフに撮影してきてもらいました

こういうのをいろいろ聞けるのがトークイベント付き上映の醍醐味ですw{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 26

kenji さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

流行らなかったのが惜しい作品

神作画の神アニメだと思います

卒業前に違う学校の5人それぞれの気持ちが揺らぎます。
そんな5人がダンスを通じて成長していく映画です。

物語は自分が中学3年で、とても主人公との気持ちの面での共通点があったのかもしれませんが、とても感情移入できて号泣しました。ただ、個人的にあの膨大なストーリーを2時間弱で納めてしまうのは、もったいない気がしました。2クールのアニメしてもよいくらいだと思います。

そして、3Dのダンスアニメーションがとても気に入りました。
冒頭の20分弱公式youtubeで見られるので、そちらを見てもらえればわかると思います。
 
とてもお金がかかっているぶん、とても面白い作品でした。
ただ、当方のほうの宣伝不足だったのかなと思います。



(ネタバレ?注意
映画最後のシーンで次回作と思われるシーンがありました。
ストーリー途中で出てくる謎の少年もいまだ不明なままです。
次回作があるのかはわかりませんが、楽しみにしています。
(わからない理由はry

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

62.8 271 2017年度アニメランキング271位
カブキブ!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (121)
430人が棚に入れました
歌舞伎大好きな高校1年生、来栖黒悟(くるすくろご)の夢は、部活で歌舞伎をすること。
けれど、入学した高校にそんな部は存在しない。
「それなら、自分たちで作っちゃえばいいんじゃない?」
親友のトンボと一緒に、まずはメンバー集めに奔走するけれど……! ?
青春歌舞伎物語、開幕!

声優・キャラクター
市川太一、梅原裕一郎、逢坂良太、河西健吾、島﨑信長、甲斐田裕子、内山夕実、朝井彩加、山本和臣、前野智昭
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

むしろ傾(かぶ)いていない、王道の創部モノ

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
初心者の寄せ集めで何かを仕上げていく。しかし、その中には様々なジャンルの天才が含まれていて、、、という実に王道の創部モノ、青春モノ。

ストーリーとしては可もなく不可もなく。BLは全然大丈夫。歌舞伎の様々を知れたのは良かった。ただ、映像や演技の点で、歌舞伎の迫力を充分に表現できていたとは言い難く、そこはやや残念だった。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ当然、「昭和元禄落語心中」とは比べられちゃうんでしょうね。伝統芸能つながりで。歌舞伎という男の世界を描く以上、どうしてもBL要素は入ってくるのかな?

歌舞伎は3回ほど、付き合いで観た程度。正直、特に面白いとは思えなかったです(まあ、私が坊やだったんでしょうw)。

でも、アニメという、身近で手軽な媒体によって、自分とは縁のなかった世界に触れられることは単純に喜びです。

そういう導入系アニメは基本的に興味深く観られます。「ろんぐらいだぁす!(ロングライド)」や「あまんちゅ!(ダイビング)」などは、(自分にとっては)導入系で面白かったです。

そんな中、最高クオリティで魅せてくれたのが、「昭和元禄落語心中」でした。勿論、本作はそこには及ばないです。まあ、比べるのはあまり良いことではないけれど。

主人公はクロ、と見せかけ、実は阿久津や蛯原の方が強いストーリーを持っているようでした。クロはあくまで繋ぐ役。本当に黒子のような存在でしたね。

意外と珍しいのは、創部モノなのに最終話までメインキャストが全員揃わない点。そういう点でも、蛯原は裏の主人公と言えると思います。

雪降る歌舞伎座の前で、クロと蛯原が語り合うシーンは、なんか良かったです。二人とも歌舞伎を愛する気持ちは同じくらい熱くて、でも進んでいる方向は全く違って、でもでもいつか必ず二人の道は交わるのだろうと想像できる、熱い展開。

部活モノとしてはそれで充分なんだけど、歌舞伎モノ?としては、やはり難しいんでしょうね。まず演目が長すぎて、フルサイズだとアニメにのらないし。動きもあるので、作画にも予算割かなければだし、勿論、声優さんの実力は求められるし。

最終話でなんとか一幕?を見せましたが、大半が名乗りのシーン×5で、歌舞伎の迫力はイマイチ伝わらず(ちなみに、レビューにあたり、YouTubeで、市川海老蔵さんや中村獅童さんが演ずる白波五人男を少しだけ観てみましたが、やっぱり迫力がありまし。生で観たらもっとあるのでしょう。なんか、ルパンみたいな筋なんですかね)。

それから、「素人」「歌舞伎らしきモノ」と切って捨てた蛯原と、切り捨てられた面々(丹羽や数馬ら)との「差」が、素人の自分にはよく分かりませんでした。なんとなく、蛯原の方が裏声なんか使って台詞の繋ぎが良いような気もしましたが、微妙な違いですし、プロと素人にはその程度の違いしかないの? とか、思ってしまいました。そもそも、阿久津の演技の方が好きでした。

まあ、私のような歌舞伎初心者以下には、良し悪しはあんまり判断できないっすけどね。

あと細かいことなんですが、体操部の動きが少な過ぎて、むしろそっちを観たくなっていましたw 登場シーン以外はほぼ体操の要素がなく、あれで新入部員が体操部に入ってくれるか心配になったほどです(笑) 勿論、この作品があくまで「歌舞伎」を魅せたいのはわかっていますが、「歌舞伎と体操の融合」なんて、メチャメチャおもしろい取り組みだと思うんですよ(リアルであっても良さそう、スーパー歌舞伎みたいなので)。それこそ、「カブキブ」でしか表現できないものだと思うし。だから、個人的には12話だけでも作画をガチで頑張って、体操部をバンバン跳ばして、歌舞伎同好会のメンバーで緩急をつけて、演目をもっと長く見せ、なんだったら30分マルマル使って歌舞伎をしっかり魅せて欲しかったです。

とにかく、悪くはないアニメでしたが、歌舞伎のような総合芸術をアニメにする、ハードルの高さは実感しました(ユーフォ2レベルの神作画と、落語心中レベルの神演技力が融合しないと難しいのかも)。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
「昭和元禄落語心中」に比べれば色々落ちるが、導入系、創部モノ、導入系のアニメとしては及第点くらいだと思う。

主人公のクロは正に黒子のような役目を果たし、実際には蛯原や阿久津の方がキャラが立っていた印象。

尺や作画、声優の問題もあり、歌舞伎をアニメにするのは難しいと思った。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、ちょっと厳しいな~。ペラペラだ。女性を入れていくとしたら、良い感じ、なのかな? 伝統文化だから、そのへんの機微は分からないな。前歯がとれるとか、一生に関わる大事件だよ。

2話目
剣道もそうだけど、無駄に「伝統文化」「精神」なんて言って敷居を高めると、底辺が狭まり、結果、衰退する。間口は広い方が良い。まさかのお姉展開は笑ったw 「昭和元禄落語心中」とは、声優陣のレベルが違うな(悪い意味で)。

3話目
やっぱり、歌舞伎1本丸々見せる根性はないか。まあ、演目の長さが落語とは違うからしょうがないな(アニメに入りきらないw)。いきなり歌舞伎のストーリーにダメ出しするとか、良いね。チビはまだしも、ブスや、特にデブではないでしょ。教頭先生が普通に良い先生なアニメは珍しい。

4話目
主人公が一番の大根ってのは良いね。ん? そもそもなぜそこに阿久津がいるの? そんな描写あったっけ?

5話目
阿久津はアホの子ですねw 文化祭定番の勝負展開。つか、外郎売りの大事なところ(早口言葉パート)やってないじゃん(盆まめ盆米盆ごぼう、粉米のなまがみ粉米のなまがみこん粉米のこなまがみ とか)。そこをアニメで魅せないと、意味がない気がする。

6話目
歌舞伎のリアルなダメ出しが多いアニメですね。わりと好きです、そういう姿勢。う~ん、このアニメの場合、キャラの掘り下げより、真っ直ぐにじっくりと歌舞伎を見せて欲しいんだけどな。

7話目
展開としての意外性はないですね。演劇部部長、策士だ。

8話目
舞台にプロジェクターで背景映してたけど、どこにプロジェクター置いたんだろ? 影写ってないけど、という無粋な突っ込みw やっぱり、肝心の歌舞伎の迫力がな~。

9話目
ここでも、月がきれい、か。

10話目
天才、二人。蛯原が八雲で、阿久津が助六って感じ?

11話目
いよいよ、ラストに向かっていきますね。全員集合の流れですね。

12話目
う~ん、イマイチ。歌舞伎の魅力、迫力、もっと観たかったな~。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 21

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

無難な青春部活もの。嫌いじゃないですが世間ではウケないと思われます。

原作は同タイトルの小説(角川文庫刊)。アニメ視聴前はタイトルのみ知っており、具体的にどんな話かは知りませんでした。現在も未読です。

とりあえず高校に入学した主人公の来栖黒悟(くるす くろご)とその友人の村瀬とんぼが、歌舞伎を演じるクラブである「歌舞伎部」を設立しようとする話らしいです。

この手のストーリーにつきもののお話として「まずいきなり部としては認められないから同好会としてスタート」とか、「同好会を設立するためにも最低5人のメンバーが必要」とかがあり、序盤では同好会の設立自体で引っかかっている模様。

それでも2話で2年生の先輩2名を歌舞伎鑑賞に連れていくことに成功しています。3話目で、実際に観劇となるようです。同好会の設立に使える尺はせいぜい4話か5話くらいでしょうから、あと2話くらいで概ね作品の方向性は見えてくると思います。

いくつかの歌舞伎演目や出雲阿国(いずものおくに)に始まる歌舞伎成立の歴史などには言及するも、梨園(りえん: 歌舞伎界のこと)といった言葉は特に説明なしに作中で使用しているようです。

ただ歌舞伎座での講演の音声ガイドについて言及したり、歌舞伎はそもそも堅苦しいものではなく大衆向けの娯楽であると作中人物に言わせたりと、歌舞伎自体を普及させようという気持ちはあるようです。

おそらく通常の青春部活もののフォーマットは踏まえつつ、歌舞伎の魅力を語ろうというのが本作の狙いなのでしょう。ただ、狙い通り進むのかは何とも言えないところ…。

余談: EDの「お江戸 -O・E・DO-」(カブキロックス)の原曲は昔、沢田研二が歌っていた「TOKIO」です。これはズルい。ちょっと笑ってしまった…。

勘違いでなければ、「上坂すみれ feat.カブキロックス」として『げんしけん二代目』のOPを担当したはず。

2017.6.23日追記:
最終回まで観終わりました。最終話前にありがちなトラブルを解消しつつ、白浪五人男の「稲瀬川勢揃いの場」という演目を途中切らずにやり切ったのは良かったんじゃないでしょうか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 25

nico81 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

歌舞伎ファンとしては…

2話まで視聴。上演シーン、とても観ていられません。
表情が乏しいどころか全くない…能面みたい…いや能面のほうがまだ表情ある。
これでは歌舞伎の醍醐味である見得のカッコ良さも動きの優雅さもまるで伝わらない。
アニメーションの限界…いや、動きだけなら本気出せばできるはず…(ユーリ!!!onICEや坂道のアポロンが良い例)
だけど、表情の細かな動きまではさすがに難しいのだろうな、とは思います。

それと、ひとつ言っておきたい。
歌舞伎の魅力を知りたいなら、中村屋の公演をたったひとつ見るだけで十分わかります。
Eテレでもたまにやるから観てください。

それにしてもイヤホンガイドの説明とかアホくさい。その前にどんなものかわかってもらうほうが先でしょうが。
そんなことより出雲阿国のエピソードを膨らませて歌舞伎の成り立ちを紹介するほうがよっぽど有意義なのに。
それこそそのエピソードをモチーフにした「猿若江戸の初櫓」っていう華やかでポップで楽しい演目もありますし。
または、「昼の部夜の部と分かれてて、それぞれ大体三幕構成、まるっと観るとチケットも高い。でも実は、気軽に安く一幕だけ観れる幕見席ってのがあるよ。行ってみる?」→短い舞踊演目(それこそ藤娘とか)を観劇しながら内容解説。
みたいに、見どころ伝える上に気軽さも紹介っていう流れならまだわかる。

演目名をちょこちょこ出す割にその内容を伝えるシークエンスはほぼなし、観劇シーンも演目の解説ゼロで上演パートすっとばしているので、ハナからそこには焦点を当てるつもりはないのでしょう。
昭和元禄落語心中っていう、古典芸能への情熱と愛情と敬意に満ち溢れた高品質アニメを観たあとだったので期待しすぎました。
歌舞伎はどうでもよくて単に学園青春物として楽しめる人には良いと思いますが。

ただひとつ、EDがカブキロックス(のカバー)! やるじゃん!
テンションあがったのそこだけでした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

62.7 274 2017年度アニメランキング274位
バチカン奇跡調査官(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (192)
829人が棚に入れました
美貌の天才科学者にして真理究明の申し子・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート・ロベルトという若き天才神父コンビが、バチカンに寄せられる奇跡の申告を調査し真偽を確かめる“奇跡調査官”として、 世界中の謎や事件に挑みます!

声優・キャラクター
岡本信彦、諏訪部順一、江原正士、斉藤壮馬、遊佐浩二、安元洋貴、代永翼

テレ美 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

タイトルなし

原作未読

キャラ原案がTHORES柴本さんということで大いに期待してましたが…。
うーんなんだろう…OPの歌が始まった瞬間あまりのダサさに30秒スキップ連打しました(笑)
急に不安になりつつも本編視聴。
…えーっと…。
なんか淡々とあらすじを説明されている感じで全くのめり込めず推理もワクワクもドキドキも臨場感も何もありませんでした。
ああ、ホモはしっかりありましたね(笑)
原作もこんな感じなんだろうか…でも巻数も10巻越えるくらい続いてるし人気あるってことなんですよね…。
てことは酷いのはアニメだけなのかな。絵もなんだかアレだったし…。
ホモやっとけば売れると思ってる感が否めない。
原作には少し興味湧きましたが…なんかだ買うのがちょっと怖い(笑)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「聖職者と呼ばれていても、現実はこんなもの」ってことが言いたのかな?

原作未読。

最初に「この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等はすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。」と、断りを入れないといけないほど、とある宗教団体をイメージさせる作品。
このレビューも、あくまでも”この作品に対する”レビューですから・・・。
とある宗教団体に対する批判ではありませんからね!(笑)

【物語の構成】
1 第1話から第4話
2 第5話
3 第6話から第8話
4 第9話から第11話
5 第12話
の5つの物語で構成されている。

このうち、1、3、4の物語はバチカン奇跡調査官の平賀とロベルトによって{netabare}否定されている。
むしろ、陰に潜む陰謀まで明かされている。
もはやこれは、宗教団体ではなく犯罪集団の物語だ。{/netabare}

2の物語は、平賀が本人から直接聞いた話。
{netabare}平賀は「真実の話」と結論している。
ただ、私には戯言にしか見えなかった。
平賀もローレンも「あらゆる資料を調査した」と言ったが、過去の資料に矛盾が無いのは当然だ。
そもそも、調べようにも資料自体が存在しないような話が多かった。{/netabare}

5に話に至っては、{netabare}単なる偶然が重なったとしか思えない。{/netabare}

【聖なる奇跡】
そもそも、「聖なる奇跡」なんて命名して特別扱いをするから、こんな不正が発生する。

『自分だけ(もしくは自分たちだけ)は特別な存在である』と認められたい『承認欲求』に打ち勝てない者。
私利私欲のために、犯罪にまで手を染める極悪人。

「聖職者と呼ばれていても、現実にはこんなもの」人間の醜さを描いた物語。

【バチカン奇跡調査官・平賀とロベルト】
正直11話までは、この物語の中で唯一、まともな人間だと思っていた。
ただし、この感想は12話で覆された。
{netabare}
平賀とロベルトも、自分の事、自分の身内の事となると、『単なる偶然』=『聖なる奇跡』と呼びたいらしい。
ただし、この二人はバチカンに申請しなかっただけマシ。{/netabare}

【最後に】
ミステリーと呼ぶには少し物足りない作品かな?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 23
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

それは、奇跡か呪いか犯罪か。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
掲載誌からいって、ジャンルはミステリーホラーかな。(私はホラー苦手ですが)ホラー要素は大して怖くなく、ミステリーの要素が強かったです。

ミステリーとしては中の下ですが、まあ、あまり頭を使わなければ、なんとなく雰囲気でやや漠然とほんのり楽しめましたよw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
天使のような~ 悪魔の笑顔~ この街(世界)に あふれて~いるよ~♪ 挫けそうでも~ 迷いそうでも~ 見つけ出す 必ず 本当の 心(奇跡)を~♪」by 近藤真彦 ミッドナイトシャッフル

っていうアニメです(笑)

奇跡を信じるからこそ、偽奇跡の真実を暴くっていう設定は面白かったかな。ロベルトも平賀も基本は司祭なので、「もしかして本当に奇跡か?」と思っているのは新しかったかな~と。

ミステリーのキモともいえるトリックでしたが、まあ、可もなく不可もなく。

大抵が、謎解きの段階で肩透かしをくらう。一応科学的な根拠を提示してくれますが、それが若干こじつけくさいというか、10回チャレンジしたら1回くらい成功しそうなことが都合よく毎回成功している感じがした。

最後の12話は、特によくわからなかった。いや、作品全体の中ではメチャクチャ重要なエピソードかもしれないけど、如何せん唐突に始まり、唐突に終わったので、視聴後に、頭の上に??????が浮かんでいる状態だった。

最終回の存在意義が、ある意味で一番のミステリーでした(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
キリスト教の世界観をを下敷きにした、ミステリーホラー? なのに、1話の中で解決までもっていけないのは、ここで切られる恐れがありますよ~。

2話目
なんかこう、奇跡が安っぽいかな。

3話目
マリオの件、ジェームズを都合のよい目撃者に仕立てるのは良いとして、マリオが血管症と部分的な記憶障害を引き起こすというのは計算できないわけだから、普通に証言されていればアウトだったわけで。ご都合主義だな~。都合良く証言者が現れるとかw

4話目
ナチスを絡めてくるのね~。証拠ごと燃やすという暴挙&危うく大量殺人w 硫酸かけるくらいなら、普通に銃殺で良かったのでは?

5話目
1000の願いって、例えば、「コップを左に動かして」「コップを右に動かして」って、1000回繰り返したら良いだけじゃない?

6話目
洞窟の中の覆面男、手が白人ってだけで、容疑者が二択になるんじゃ?

7話目
ビックリするから、いきなり叫ばないでほしいw ヘビの毒による幻覚ってこと? 毒蛇に噛まれた場合、口で吸い出すと、感染症のリスクが増したり、幹部への刺激によって血の巡りが早くなり、逆に毒が回ります。犯罪者の予言は、自作自演がデフォ。

8話目
仲違いという、トラップ。予言はこじつけ、というデフォ。ミステリーで、「未知の」を出したら、負け。やや、腐臭。

9話目
首を深く切られたのに、悲鳴って上げられるのかな。

10話目
ふーむ。

11話目
コカインって。吸ったことがないからwよく分からんが、そんな少量でみんなが都合よく幻覚見るようなものなのか?

12話目
急に作画良いけど(笑) よく分からない最終回だな。これが初回でも納得がいく。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 19

62.7 274 2017年度アニメランキング274位
リルリルフェアリル 〜魔法の鏡〜(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (13)
61人が棚に入れました
リルリルフェアリル第2シーズンがスタート!
花村望は、外国で暮らす妹・かれんの病状が快復したとの知らせを受けて会いに向かう。りっぷたちはビッグヒューマルの望のもとに向かい、かれんと知り合う。かれんが大切にしているお守りを見せてもらうりっぷたち。なんとそのお守りは、フェアリルが生まれる種、フェアリルシードだった。

声優・キャラクター
花守ゆみり、内田彩、日高里菜、楠田亜衣奈、佐藤聡美、白井悠介、豊口めぐみ、花江夏樹、能登麻美子
789101112131415
ページの先頭へ