剣道部 さんの感想・評価
3.0
かなり広大なバックグラウンドがあるのだろう、ある種の狂気を感じる(褒め言葉)
[文量→小盛り・内容→雑談系]
【総括】
日本アニメ(ーター)見本市の作品群。監督は、「エヴァ」のメカニクックデザインなどで知られる「山下いくと」さん。
作品としては、いわゆるロボットアニメになる。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ロボットのデザインは、流石はエヴァを創った人だけあり、機械と生物の中間のようなデザインは、かなり格好良かった。が、それより感じたのは、ストーリーの裏側にあるであろう、広大なバックグラウンド。どう考えても、7分やそこらの尺に収まるものではない。実際、インタビュー記事も読んだが、クソ分厚い設定資料が紹介されていた。そのこだわり、マニアックさは、「マメ」を通り越して、「オタク」、ある種の「狂気」を感じさせるものだった。まあ、クリエイターとしては、素晴らしい長所だと思う。
本作は、「劇場番アニメの予告」を意識して作られただけあり、コレ単体ではサッパリ分からない(はぁ~サッパリサッパリ♪)。長大なストーリーの1シーンを切り貼りしたような作品で、確かに興味はそそるものの、アニメ単体のクオリティ、という点では如何なものかと思った。
{/netabare}