ローズ さんの感想・評価
2.3
NHKの新しい挑戦
大好きだった祖母が亡くなり、毎日泣いて寂しがっていた ひより。
パパは ひよりが元気になるように おばあちゃんロボット・わしもを作る事となった。
始めの印象は かなり昔の『コンピュータおばあちゃん』という歌を映像化したと思いました。
OP曲は『コンピュータおばあちゃん』似ている感じがします。
絵本が原作で、作は宮藤官九郎さん、画は安斎肇さんだそうです。
宮藤さんは劇作家やドラマの脚本など、安斎さんはイラストレーターや空耳アワーなどで有名です。
お二方とも放送されたNHKにも縁があるので、本作品が選ばれたのかもしれません。
わしもを中心に話が進んで行き、作品に毒が無く子供が安心して観る事ができる ほのぼのとした内容。
最新型ロボットであるならば もっと高性能でいいのかもしれませんが、基本的におばあちゃんの要素を入れなければいけないので、このように落ち着いたのかな^^;
放送したのはEテレの夕方の10分アニメ枠。
そこには長寿番組で根強い人気のある『おじゃる丸』と『忍たま乱太郎』が鎮座しています。
『わしも』が放送されるためには強敵を倒す必要があります。
何かあったときの為の保険と考える事もできますが^^;
同じ事は同時期に放送された『ナンダカベロニカ』にも言える事だと思います。
果たして次回作は作られるのかどうかはNHKの考え次第だと思います。
子供向けなので無理をして観る必要はありません。
色々と気になる事がありますが、細かい事を気にしたらダメ。
小さい子供を含めた家族団欒の場面には適している作品だと思いました。