月夜の猫 さんの感想・評価
4.0
縁
春夢期の続編♪
侑子さんが居なくなって10年後の
世界を原作に沿って描いている。
四月一日は侑子さんの居ない「ミセ」
の店主として可也落ち着いた感じで
で時より侑子を思わせる雰囲気。
百目鬼静は教授の助手をしつつも民族
学を学ぶ傍ら四月一日の助手をしてた。
とある以来で四月一日を頼り不思議な
縁を辿る物語が始まる。
五月七日小羽は静と同じ大学の生徒で
同じ民俗学を専攻・・仲睦ましい描写
や・・九軒ひまわりのその後にも触れ
るシーン等10年の歳月も垣間見る事が
できて可也愉しめた。
所々掴んでおいて逸らす様な上手さで
ラストを焦らされたり・・
でもやはり最後は期待道理過ぎて泣いた。
たぶん此処から先もあれやこれやで・・
簡単には結論を出さない展開かなと思う
けど・・泣ける良いラストでした。