koron357 さんの感想・評価
3.8
小さい頃、よく見ていて懐かしくて本棚に送りました。
(作画)
この画像の通りの色使い、絵柄で動きます。
動きはどちらかというと漫画のように動く…という感じで作画崩れはなかったと思います。
(音楽)
ほわほわほわ花子さ~ん、というED…? が今も思い出せます。あまり音楽の記憶はありませんが、どちらかといえば、ナレーションやSEが多く、あまり音楽はかかってなかったように思います。
(キャラ)
こんな味のあるキャラはなかなかいないです。
ヤミさん、ほわほわ、花子さん、どこキャラも大好きです。
(声優)
今思えば、棒読みだったと思うのですが、花子さんはそれがキャラにあっているので、いいと思います。
(物語)
絵柄は可愛いのに普通に死ネタがあることに当時はびっくりしました。ハッピーエンドやほかほかする話も多いので、物語は大好きです。
もう見たのは10年以上前になりますが、未だにほわほわの偽者や、学校の秘密通路、パズルなど、思い出せるものが多いので、短いアニメでしたがそれだけ印象に残る、ということなのでしょう。今見たらきっと違う観点で見るのだろうけど、普通に楽しめると思います。
takumi@ さんの感想・評価
3.1
Irodoriさんによる自主制作アニメ。
ひらがななので、一瞬「たまゆら」と間違えそうなんだけれど、
まゆげがたれ気味の女の子が主人公ってことで。
テーマは「夏」
作者いわく、夏いっぱいの雰囲気を感じてもらえたら。
という言葉通り、夏らしさを彩る花火やスイカ、入道雲など
夏独特のノスタルジックな雰囲気とともに見せてくれる作品。
台詞で展開していく物語ではないし、時間も短いので、
なんとなくPVっぽい感じがあるけれど、そこはあえて、
観るものにいろいろなことをイメージさせるような作りに
したかったのだろうなぁと思う。
ただ、主人公が巫女であるということと、
タイトルを「たれまゆ」にした意味が、
作品の中に生かしきれていないように思ったのも事実。
話の流れを観ていると、巫女じゃなく魔法使いでも
通ってしまうような部分があるので・・・
世界観だけはわかるものの、もう少し何かが足りないような
もったいなさを感じてしまった。
でもこういうアニメ作品って、詩を読むのと似ていて、
観る人のその時の心的状況やタイミングがけっこう大きく
影響出てしまうものだから、もう少し経ってもう一度
この作品を観直したら、別な感想を持つかもしれない。
とにかく、水の持つ美しさや透明感、清涼感は
とても伝わってきたし、季節を夏にしたことでいっそう
水の魅力が伝わってきたのは、すごく良かった。
maruo さんの感想・評価
3.0
女子大生のアイちゃんが、頭が鶏の風見鶏さんに神戸市内の見所を案内されるという内容です。フルアニメーションではなく、背景は実写を使用しています。その方が観光PRとしては適しているからでしょう。
軽快な歌に乗って神戸の見所などを紹介してもらった後は、少し雰囲気を変えて日本三大夜景を眺めます。そしてアイちゃんが神戸に来た訳が明かされます(といってもありがちなことですが)。最後は軽い駄洒落を交えてさようならをしますが、その後、風見鶏さんの意外な正体が明らかにされます。
神戸くらいの街ならこんな(といったら失礼でしょうが)PRアニメなんてなくてもよさそうにも思うのですが、観光客を呼び込もうと一生懸命なんですね。アニメとしては格別見るべきところはありませんでしたが、アイちゃんが素朴ながら私の好みのツボを微妙に押さえた感じの女の子でした。
youtubeなどで公式に公開されているので、お暇があったらご覧になってみてください。
このアニメを見たからといって神戸に行きたくはなりませんでした。ただ、一度は行ってみたい街だとは思っているので、その点は誤解しないでください。しかし、「そして、神戸」を思い出したのは、やっぱり私がいい歳だからでしょうか。