2001年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVA一覧 63

あにこれの全ユーザーが2001年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の2001年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

70.9 1 2001年冬(1月~3月)アニメランキング1位
新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN[シン](OVA)

2000年12月21日
★★★★☆ 3.9 (56)
338人が棚に入れました
 2022年、第17回サイバーフォーミュラGPXが開催された。「アルザード事件」の出場停止処分も解けて加賀やスタッフも戻ってくるが、いまいちレース出場に懸念を抱く理事会は大幅な予算削減を決定。一昨年のマシンでの出場を余儀なくされてしまう。しかし初戦で戦力不足を痛感させられた加賀は、突然接触してきた名雲の誘いを受け、アルザードのオリジナルマシンである「凰呀」を悩んだ末に譲り受ける。そして古いつきあいのグレイと、彼に預けていたフィルをメカニックとして呼び寄せた。
 そこまでしてハヤトにこだわる加賀には理由があった。かつて自分が負けたZEROの領域をハヤトが乗り越えたこと、そしてそんなハヤトにZEROで失った親友の姿がオーバーラップしたからだった。

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんとも言えない余韻が残る名作です!

数々の素晴らしいキャラが登場したサイバーフォーミュラシリーズの最後。

続編が観たくてしかたがないので、今のところの最後と言っておきますw

このシリーズ通して、初めて主役がハヤトではなく加賀さんになる。

ずっと兄として、仲間としてハヤトに接してきた加賀が、弟分のハヤトに勝てないで満足している自分に気づき、苦悩しながらもレーサーとして立ち上がり、プライドを捨てチャレンジャーとして、男として本気でハヤトに牙を剥く、本シリーズの異端的話でありながらも、名作中の名作。

アスラーダと同じ規格で創られたマシン、オーガ。

しかし人と共に成長するアスラーダに対し、オーガは人を置き去りに進化したマシンであり、乗れる者のいないマシンであった。

加賀はハヤトに勝つため、オーガに乗る。


いや~~、もうね、マジでおもしろい。

ホントに、サイバーフォーミュラ好きならわかると思いますが、マジで熱くなる。

かが~~~~、カガ~~~~、と何度も叫びたくなる。

さすが主人公だけあり、ハヤト強すぎ。
敵に回してはじめて気づきますがアスラーダスゴすぎ。

そこに挑む加賀さんを、城太郎を応援しちゃいます。


加賀さんが悩んでいる姿や勝てないでもだえている姿がとても印象的です。

いや~、ココまで続編がでると作画が初期のテレビシリーズと全く異なっています。もはや原型なし。

ランドルが活躍しないのは残念ですが、
加賀さんはカッコイイです。

ホントにおもしろいです。
なんとも言えない余韻が残る名作です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

マシンと人の意志が呼応する時…

(2013.5/3)

{netabare}新型エンジンの導入を間近に控えたアスラーダ。

ハヤトには勝てない、加賀のレースは不本意な形で幕を閉じてしまうのか?
それに拍車を掛けるように条件付きでのアオイの撤退が決まってしまう。{/netabare}

加賀の意地を賭けた戦いが始まる。
加賀のアルザードへの理解が深まり、マシンと人と可能性が高まる今作。

マシンの不調に喘ぐ、スゴウ。それは、加賀にとっても不本意なレース展開なのは間違いないが…
それでも彼は新たなコーナリングを身につける事に成功した。
例えその先に、何も無いとしても…アイツだけには負けられない。

ん~、それにしてもあのコーナリング=最強!みたいな感じになってしまっているのが観ていて面白みが無いです。が加賀の意志に反応したかのように答えてくれたアルザードの凄さ+勝利への執念は良かったです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

何とも言えない最後

全5話なので声優も大幅に削減、加賀と主人公の因縁の対決が焦点。

ブーストの時に必殺技みたいに叫ばなかったり、子ども向けアニメから始まったのにいつの間にかCOWBOY BEBOP並みのオトナな雰囲気の作品に。

ぶっちゃけ今までのキャラ付けがあって最後のOVAとして見たら感慨深いけど、コレ単体で見たら単なる手抜きアニメな気がする。
作画は良かったが、ストーリーとかメカ設定とかドリフトが飛躍しすぎてて、何かこの2人だけは別世界で戦ってる感。

ていうかコレ、主役交代で主人公がラスボス、という解釈でもいいんじゃないかと思う。

何はともあれ、TV版から足掛け9年のシリーズが終わったものの、一番感慨深かったのは、、、
当時はセーラームーンすら決まってなかった三石琴乃が、次回予告でエヴァネタまで引っ張りだして、もはやベテランのナレーションだった、という事だ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

66.4 2 2001年冬(1月~3月)アニメランキング2位
シンデレラ II(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.8 (10)
54人が棚に入れました
1952年に公開されたアニメ映画『シンデレラ』の続編。本編はお城に嫁いだシンデレラのその後が舞台となっており、シンデレラに魔法をかけた妖精のおばあさんがシンデレラの物語を聞かせていく。お城に嫁いだシンデレラが初めて取り仕切ることになった晩餐会の話、ねずみのジャックが人間に変身してさまざまな人間たちとの交流を描いた話、シンデレラのお姉さん・意地悪なアナスタシアが町のパン屋の主人に恋をしてしまう話の3本立てで展開される。そして話を聞かされたジャックやガスは、それらの話を本にしてシンデレラにプレゼントすることを思いつくのだった。
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

幸せを迎えた彼らの後日談 

ファン向けか、いや、深夜アニメになれた人が見ても面白いと思うんだけどなあ
ディズニー=リア充みたいな感じで嫌ってる人もいるからよくわからんけど面白いですよ

本作は いってみればシンデレラの日常系作品。
ディズニー映画の続編でよく見かけるパターン。
でも
自分の無力さに悩んだねずみが魔法使いの力を借りて人間になったり、前作ではただただ嫌な奴だったアナスタシアが街の青年に恋をしたり…
なかなかどうして楽しめる作品になっています。

家族で安心して見れるし、ショートストーリーの中に教訓が含まれているし。
ただⅢでは{netabare}
今作の話はどういう位置づけになるかよくわからない
あっちだとアナスタシアがパン屋の男でなく城のコックと結ばれているし…(見た目は2人とも同じなんだけど)
この恋はなかったことになっているのかな
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

64.8 3 2001年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ねこぢる草(OVA)

2001年2月21日
★★★★☆ 3.5 (136)
544人が棚に入れました
本作が制作される前に他界した漫画家・ねこぢるによる『ねこぢるうどん』の各場面をモチーフに、幻想的かつ暴力的な世界観を表現したアニメがオリジナルビデオアニメーションになって登場。ある日、ねこのにゃっ太は、病に臥せっていた姉のにゃーこが死神に手を引かれて家を出て行ってしまうところを目撃する。にゃっ太はにゃーこを連れ戻そうと奮闘するも、にゃーこは魂の半分を死神に奪われてしまった。それ以降、にゃーこは生気が抜け、腑抜けたようになってしまう。そんなある日、何気なくでかけたサーカスのテントで、2匹は現実と妄想が入り混じった不思議な世界に巻き込まれてしまう。こうしてにゃっ太は、偶然にも元気なにゃーこを取り戻すための冒険に繰り出すことになったのだった。
ネタバレ

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なん・・・だ・・これ・・は

ラブリーなニャンコ姉弟が大活躍!
「にゃっ太」は姉の「にゃーこ」を救うため、冒険の旅へ。
そこで出会う様々な生き物達。緊迫感がありつつも、ホッコリするやりとり。
そんな雰囲気の中でも、しっかりとメッセージが込められていて意外と深みも感じられる!
心癒される、ハートフルニャンコ萌えアニメ!

・・・と思って視聴を開始した私が愚かでした。

エグい。グロい。悪夢。もうカンベンしてくれぃ・・・でも柔らかい。
地上波では放送できない内容。いや、OVAでもアウトじゃないだろうか。
宇宙の隅っこでならOKが出るかもしれない。

もう、どうレビューしていいもんか・・・。
象徴的なシーンのオンパレードで、これすぐには解釈できません。
人間社会への強烈な風刺、価値観の多元性・・・
などが描かれているシーンはいくつか拾えたのですが、
おそらく他の7~8割くらいは見逃している気がします。
エンディングまでメッセージ性の塊です。

制作はJ.C.STAFF。
くぎゅーくぎゅーアニメ作ってる方がよっぽど健全ですよ。
精神に風穴あけられるわよ!
そのふざけた幻想・・・に取り込まれる!!
・・・あーもう何書いてるか分かりません。
2周目に突入すれば解釈もできそうな気がしますが、
しばらく無理です。


「2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞」(wiki参照)だそうです。
しっかり芸術作品として高評価されております。
あぁ文化庁。日本ってすごい国です。

・・・もうレビューになってない?
ごめんなさいごめんなさい。
気楽なニャンコ萌えアニメだと思って観た私が間違っていました。
あとは、皆さんに丸投げします。宜しくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★以下、2周目視聴後の感想を。ネタバレ要素を含みますので、視聴後にお読み頂ければと思います★
{netabare}
色々と救いの無いようなことがあるけれど、まだ半分。
引き返せるかもしれない。いや、方向を修正して進めばいい。
とはいえ、それでも、すべて正しい結果になるとは限らない。
私達の見ているものは、一方向からのものに過ぎないのだから。

2周目を観終わった時点で感じた、本作品の主張です。
でもまだ半分くらいしか消化していない気がします。
グロ表現に目を背けたくなりますが、背けてはいけない。
直視して初めて見えてくるものがあり、それを見るべきなのです。
{/netabare}
本当に深い作品。
初回視聴とは違う意味で
「なん・・・だ・・これ・・は」
という感想を持ちました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不条理でシュールでサイケなカタストロフィ

10年位前に見ようと思って、そのまま放置してしまっていた作品。
アニコレの棚見ていて他の方のレビュー読むと、
30分くらいのショートアニメでサクッと見れそうなので早速。

原作者のねこぢる死後の作品にもかかわらず、
過剰で不条理なねこぢる節はしっかり描ききれていた。
その上、単なる輪廻転生ではなく人間存在の宿業までをも、
サイケデリックでダウナーなテンションで紡いでいく映像に圧巻。

とにかく、鬱、グロ表現が過剰。
主人公が、人ではなく動物におきかえることで、
さらに凶暴さを加速させている。

元々、鬱で救いようのないカタストロフィーの連鎖の世界感は、
アニメにすることで、原作漫画以上に、
夢の深淵のようなシュールで幻想的世界観をつくっていた。
(ガロの逆柱いみりとかの漫画をロードムービーに仕立に
したような感じ?)

どうやら、四畳半神話体系でも有名な湯浅政明が、
監督を手がけているようだ。
かなり特殊なものの、映像は本当に素晴らしい。

ただ、技術的な面を除いて、この手の作品は、
気難しく構えてみるのでもなく、
シュールなサイケデリックの文脈で観るべきだと思うので、
「何でこれが、こんなことになるの?」とか、
「なんでこれが、こんな形してるの?」とか、
ゲラゲラ笑いながら面白さを見つけるべきだと思う。
なので、映像自体も、日本より海外の方が需要がありそう。
アングルやレイアウトなどの演出も、10年前のアニメにしては、
かなり先を行っていたんじゃないかと思った。

当時、2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で
優秀賞を与えた審査員の審美眼は、色んな意味ですごいと思う。

こういった点から、アートよりのシュール作品が好きで、
サイケな映像を楽しめて、尚且つ、鬱グロに耐性ある方以外は、
面白くもなんともない作品ではないかと。

自分的には、たまたま思い入れもあったので、大当たり。


重症の鬱グロ作品を求めている方なら、
ねこぢるの夫(現ねこぢるy)の鬱グロの最高峰漫画家 山野一
の漫画が最凶なのでオススメです。
「四丁目の夕日」「夢の島で会いましょう「混沌大陸パンゲア」」など、
生きていくのが嫌になるほど人間の負を見せつけられる大名作。

絵もえげつなくて汚いし、人生のトラウマになる悪書なので、
読まないほうがリアルに支障をきたさないと思われます。
山野氏の漫画は、所持してるだけで人格を疑われるレベル(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

考察したい人向けの難解さが面白い作品

ねこぢる原作だが、ねこぢる氏が亡くなられた後、制作された
ものすごくシュールなオリジナルショートアニメ作品。
2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞した。
作画、演出、脚本は湯浅政明、監督は佐藤竜雄。

キャラクター自体は、キモ可愛い部類に入ると思う。
物語も、病気で寝込んで魂の半分を死神に取られてしまった姉の
にゃーこを助けるべく、さまざまな試練を越えていこうとするロードムービー。
残酷で、ちょっとグロで不可思議な独特の世界感に観ていて圧倒される。
一見すると脈絡のない、支離滅裂な映像の連続なのだけれど、
根底には深いメッセージも込められているのだろうことはわかるし
そのあたりを深く考察したい人向けな作品とも言える。
僕も考察レビューとしてあらためて編集してみようかと思っているけれど、
今現在集中できない環境下にあるので、またの機会に(苦笑)

にゃんこが主人公だからといって決して子ども向けのカワイイものではなく、
残虐、残酷、不気味さを苦手とする方にはおススメできない。
逆に、幻想的で狂気じみたシュールな雰囲気やアート的な作品が好きな方は
一度ご覧になってみることをオススメ。

個人的には、そういったブラック的な独特の世界も含めて、
ねこ目線の低いアングルから捉えた視界や、昭和中期頃のノスタルジックな風景と、
擬人化したねこの家族をけっこう楽しめた。
セリフはほとんどなく、意思表示はほんの時たま登場する吹き出しだけで、
語りすぎるナレーションが入るわけでもないので、その静けさがなおさら
この作品の抽象画のような雰囲気を引き立てているようにも感じた。

30分程度の短さなのに、考えれば考えるほど時間が経ちそうな物語。
観る人を選ぶ、好みの大きく分かれる作品とも言う難解さ。
こういうのが好きな人、きっといるよね?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 44

63.7 4 2001年冬(1月~3月)アニメランキング4位
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ(OVA)

2000年12月21日
★★★★☆ 3.6 (33)
173人が棚に入れました
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ(しんげったーろぼたいねおげったーろぼ)は2000年に発売されたOVA。
5年前の恐竜帝国の侵攻は、ゲッターロボの活躍、そして巴武蔵の犠牲によって終結。大打撃を受けた恐竜帝国はマグマ層へと追いやられた。しかし、ニューヨークの街を消滅させる程の破壊力に恐れをなした国際社会からの圧力により、早乙女研究所のゲッター線関連の研究は凍結を余儀なくされる。

だが、その一方でゲッターロボのパイロットであった神隼人らは恐竜帝国の復活を予見し、ゲッター線を使わない新たなゲッターロボ「ネオゲッターロボ」を開発。恐竜帝国の再度の来襲に備えたものの、3人目のパイロットが決まらない。

果たして再び姿を現した恐竜帝国。そのメカザウルスが暴れる中、3人目のパイロットとして見出されたのが、闇プロレスの覇者、一文字號であった…。
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

知れば知るほど評価が上がる〈漫画版読了&東映版視聴後 追記〉

新作アニメ「ゲッターロボアーク」2021年夏公開決定を記念して期間限定でYOUTUBEにて配信されました。

今作は2000年に発売されたOVAで全4話。ゲッターロボシリーズの平成OVA作品第2弾となります。
細かいことは気にせずアクションとロボを楽しみたい方にお勧め。
少々グロがあるのでご注意を。
{netabare}
全4話・2時間弱、映画1本くらいのボリュームでしょうか。物語は少々大味でハッタリ満載の派手さが売りの作品、というか意図的にそっちに振り切ってる気がするなあ…。
特筆すべきは市街地戦の多さ。作画負担が増えやすいコンテ・演出ですけど作画班の実力が伴っていて、しっかり嵌っていました。勢いがあって見ていてとても楽しいですね!特撮作品のロボ戦が好きな人なんかはかなり楽しめるのではないかなあと。

体格が良くて力強いキャラクターデザインも私は好きです。作画枚数はそれほど多くなさそうですが、上手に動きを付けていて、キャラクターのお芝居もアクションの勢いも楽しい。

音楽は主題歌もBGMも好き。
特にBGMは珠玉の出来です。OP曲を金管楽器(かな?)でアレンジしたBGMが1、2話で使われていて凄く格好良い。3、4話でもこのBGM使って欲しかったなあ。

キャラクターに複雑な個性付けが無いのですが、これがわかりやすく特徴的で面白い。そして女の子が格好良い可愛い。
あと、剴は癒し。

4話のみの短い作品のためか、実力優先で声優さんが選出されていて全体の安定感が魅力。例外は主人公でしょうか。號役は若手時代の櫻井孝宏さんで、演技に勢いとパワーがあって作風によく合っています。


ゲッターロボは3タイプに変形するため、全てに見せ場を作るのは簡単ではありません。それが2機+テキサスマックという欲張りっぷり!
真ゲッター3のみ見せ場が無いのは勿体なかったですが、他はしっかり活躍させているのが流石です。
私は翔が格好良くて好きですね。第2話でテキサスマックの危機に助太刀に入った時、かねてからの友人であった翔がネオゲッター2で駆け付けるのがとても良い。そのシーンのネオゲッター2は武人のようで格好良いです。剴とネオゲッター3の活躍で締め括っているのも好き。
全体的に忙しい作品ですが、第2話は単品で見ても十分に纏まっているので一番好きな回かも知れません。

VSと銘打ってはいるのですが、真ゲッターとネオゲッターが並び立つ展開ではないのが勿体ない。
ですが前作主人公の位置付けである竜馬と隼人が新人・後輩のサポートに回っているのが個人的には凄く格好良いなと思います。

川越淳監督もシリーズ構成の藤田伸三さんも熱血や人情を描くのは上手なタイプと理解していますが、今作はその良い面も良くない面もはっきり出ている印象です。登場キャラ・登場メカも多くて落ち着いて視聴する作品ではないかも。
勢いと熱量を楽しむと良いと思います。
{/netabare}
(2020.11.3)

【漫画版と東映版視聴したので追記】
元となった作品をわかるようになると、ガラッと評価が変わる作品でした。これは素晴らしい。

本作は王道のロボットアニメに親しんだ人にオススメしたいアニメです。
前日譚や人間関係は想像する必要がありますが、それ自体は王道ですのでロボットアニメが好きな人ならおそらく大丈夫。
(「新ゲッターロボ」は導入が丁寧で入りやすいのですが、後半は難解で壮大なSFとなりますし、グロ耐性下ネタ耐性が必要なので人を選ぶかなと…)
{netabare}
アニメアーク1巻ブックレットの南喜長Pインタビューに「ネオゲッターロボは東映まんがまつりのような子供にも観られるようなものを目指した」という内容が。しっかり反映された気持ちの良いアニメですね。

・東映版初代ゲッターロボ&ゲッターロボGを視聴して
本作のスタッフは皆さん東映版がとても好きだと思います(笑)。
まずはOPのゲットマシン発進シーン。東映版GのOPのわかりやすいオマージュです。
ネオゲッターロボのデザインはゲッターロボ號の頭部とカラーリングを踏襲していますが、ボディはゲッターロボGの3形態によく似ています。特にネオゲッター3は首のファンを回して竜巻を起こしたり、脚部のスラスターで敵を迎撃したり。これはゲッターポセイドンによく似ていて、東映版で目立っていた武装です。
東映版號と漫画版號で號・翔・剴が乗り込むゲッターロボ號は、版権が複雑でOVAでは出せなかったそうなんですよね。OVAスタッフの苦肉の策なのでしょうが、作中ではゲッターロボGは初の戦闘を前提としたゲッターロボですから、プラズマエネルギーで動くネオゲッターロボに受け継がれる説得力のあるチョイスだったと思います。

恐竜帝国の描き方にもリスペクトがありますね。
東映版では恐竜帝国とのラストバトルが不完全燃焼なんですよ。帝王ゴールはラスボスとしての存在感を発揮できなかった。漫画版でも非業の死を遂げています。恐竜帝国のファンって視聴者に結構多いんですよね。でも東映版と漫画版はそれぞれ違う意味で爽快なラストではない。
本作で帝王ゴールは強大なラスボスであり、部下とのやり取りも増えていて胸のすく想いでした。


・漫画版を読んで
本作のスタッフは皆さん漫画版もとても好きですね(笑)。
漫画のワンシーンや印象的なセリフをいくつも引用し、それを違う物語に整理しつつ違和感なく嵌め込んでいるのが凄い。
漫画版隼人は苛烈に見えるけれども素が苦労人で、本作にもその性質が強く引き継がれています。3話冒頭で真ゲッターロボの起動を政府関係者に許可されず、イライラしながら峠道で車を飛ばす。そんなちょっとしたカットにキャラクターへの愛を感じます。

竜馬と隼人が亡くなった武蔵に語り掛けるシーンが本作には多い。これはチームが離散して竜馬と隼人の時が止まってしまったから、そして漫画版とは流れが違うからです。
5年前、武蔵の特攻で恐竜帝国を退けることには成功したものの、ゲッター線によりニューヨークが壊滅してしまった。日本は海外からの非難に晒され、真ゲッターロボもゲッター計画も凍結されてしまった。
そんな物語に変更されているようなんですね。だからネオゲッターのパイロットが揃ったこと、恐竜帝国が壊滅したことを武蔵に捧げる。やっと竜馬と隼人は過去を振り切ることができたわけです。
若い3人の力と前向きなエネルギーが、止まっていた物語を動かす原動力になっているのが良いですね。{/netabare}
(2021.12.5)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

63.2 5 2001年冬(1月~3月)アニメランキング5位
ハイパー無軌道オリジナルビデオアニメーション ぷにぷに☆ぽえみぃ(OVA)

2001年3月7日
★★★★☆ 3.6 (40)
142人が棚に入れました
海辺の浜茶屋に住む「ワタナベぽえみ」は、実は「絶対地球主義の狩人・魔法少女ぷにぷに☆ぽえみぃ」だった。ぷにぷに☆ぽえみぃに変身して宇宙人の侵略と、地球を大切にしない人間から地球を守るために過剰なまでに戦う。
ネタバレ

入入 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

素股のくるみ割り人形

「無駄なハイクオリティが甘く切ないハイパー無軌道アニメ」とのこと。パロディすることすらパロッてるくらいのレベルに達してると思われるレベルの作品だと思います。勃起を誘発するかはさておき、ちょいとばかし「エッチ」な感じですのでご期待下さい。/感想 {netabare}作品全土をユーモアとエロスが縦横無尽に駆け巡ってるようなノリだった。元来卑猥なネタと自慰行為が大好きなoreにとってはタマラナイ。画面内に卑猥なデータを配置する拘りのレイアウトは圧巻である。これによって情報の階層性が増加し、作品に奥行きが生まれる。より濃厚で味わい深いものとなる。こういった芸の細かい仕事が、結果として情報過多の様相に大きく貢献している。視聴中はそれらが常に洪水のように送られてくる。マコトに気持ちがイイ。無駄こそが贅沢の神髄であるとするなら、その意味で本作ほど贅沢なコンテンツも珍しい。「無駄なハイクオリティ」の謳い文句に偽りは無い。例えば、一瞬しか映らないのに「先端から汁の滴る縦笛」といった無駄な情報を画面内に忍ばせてきたりもするのだ。しかもそれが、危うくイチモツと見紛う絶妙の位置だったりするのである。おお、なんというサービス精神であろうか! こちとらカネ出した甲斐が有るってモンだ。マグロが相手ならホールの方がどれほどマシか。これに関しては味わったものにしか解らないであろう。敢えてチープな実写映像を使ったOPには、いかにも「力の入れどころがオカシイ」っつー作品のコンセプトみたいなもんが、端的に現れているように見えた。OPだけ品質の高い映像作品なら唸るほど存在するかもしれんが、逆のパターンはそうザラにあるもんではないだろう。ましてやそんな事をやろうとしても、なかなかやれるもんではないと思われる。おそらくOPは作品の顔みたいなもんで、カッコつけたくなるのは当たり前のパートだ。それを敢えてダサくチープにするなんてのは、常識的には考えられん。そんなことをしても、マトモな頭をしてる人間ほど「引く」のは明白である。いや、oreとしてはやってほしいんだが。そういうマトモな人間からみて常軌を逸してる演出ができるのも、OVAの強みといったところか。まーとにかく、極めて丁寧な仕事の積み重ねによって作られた、内容が極めていい加減な作品であった。こういう堅い仕事ができてこそプロフェッショナルである。ラストは言うまでも無く、極上のカタルシスを得る結果となった。本作へと惜しみなくスキルを注ぎ込んでしまった制作スタッフらの心意気を、心からリスペクトしたい。なんにせよ、ヒジョーに{/netabare}面白い作品だった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アニメ史に燦然と輝く超名シークエンス!!! 「ナベシンは死んだ!クミクミも死んだ!ぽえみの財布には46円しか入っていない!どこで2円落としたのか!?」

エクセルサーガのスピンオフ全2話

石野敏さんがキャラデザした艶やかな美少女が【汚ねぇ下ネタ】と【くだらねぇパロディ】と【どうしようもないメタ発言】を吐き散らすカオスティックコメディw

てか皆さんご指摘の通り、エクセルの主演の時から散々ネタにされてきた小林由美子さんが今回も主役
ぽえみちゃんの一人称はなぜか『小林』
寒空の海岸で一人はしゃぐ小林本人が出演する実写OPも有名
いくらなんでも監督に愛されすぎw
てか小林さんは普通に演技派でしょwなんで汚れ役ばっかなのよwww

さて!この作品の最大の見所はやっぱ自作にカメオ出演したがることで有名なナベシン監督が、劇中で爆死するところでしょうw
あと脚本の黒田洋介さんも劇中でSA★TSU★GA★Iされますwww
ナベシンいわく、脚本は無くてもコンテ書けるそうですw

↑は?(゜д゜)↑

18禁にしとけ!ってもいいぐらい過激なエロスもありますwww(大嘘
とにもかくにも、全て笑って許せるお方のみに見ていただきたいそんな【選ばれし者の為のアニメ】です(キリッ
いやw割とマジにw

もちろんDVD持ってますw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この作品を言葉で表現する程愚かなことは無い。予測不可能、理解不可能、共感不可能の究極視聴者置いてけぼり展開!

もはや笑うしかないwwwwww

この作品を言葉で表現する程愚かなことは無いと思います。もはや理解したければ「見ろ!」ってことです。

しかし、他の皆さんのレビューでも書いてありますが、この作品は中々グロやエロかったりするギャグやネタを扱っていますので、そこら辺が駄目な人にはお勧めしません。

くれぐれも親の前で見無いこと!!

内容という内容が無く、設定もOPも意味不。しかし笑えるのは確か。
常識という皆が使っている言葉の重みを教えてくれる作品でもありますw
この作品に一つでも「常識」のカテゴリーに入る場面があったら教えて欲しい。いや、もはやセリフだけでも良い。

後、声優、小林由美子が凄かったですね。終始何を言ってるのか聞き取れなかった。もしかして、あれ聞き取ったら物語りの内容が判るのかな?ww

しかし、本当に凄かった。言葉が出てこない、とはこの作品の事を言うのだなとシミジミ感じました(汗
ある意味、一緒の感動を味わったとも言えますねw

最近のマンネリな作品に飽きている人にお勧めです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

61.9 6 2001年冬(1月~3月)アニメランキング6位
Z.O.E 2167 IDOLO(OVA)

2001年3月1日
★★★★☆ 3.6 (16)
58人が棚に入れました
2001年にプレイステーション2用ゲームソフト『Z.O.E』と同時に発売されたOVA。ゲームに登場する機動兵器の開発と、重要な事件が描かれている。 西暦2167年。人類は、その生活圏を火星にまで広げていた。しかし、火星の人々は「マーシャン」 と呼ばれ、抑圧される日々を送る。そんな火星の軍隊・バフラムの天才パイロット、ラダム・レヴァンズ少尉は、その非凡な操縦技術から異動を命じられる。赴任先で彼が見たものは、火星独立のため極秘裏に開発が進められていた新世代人型兵器オービタルフレーム・イドロと、彼の恋人ドロレスであった。数々のテストを重ねるラダム。だがある日、地球視察軍が来訪する。これが後に「ダイモス事件」と呼ばれる惨劇の始まりであった。

60.6 7 2001年冬(1月~3月)アニメランキング7位
ラブひな/PROCESS.9 第25話「泣くな」(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.4 (36)
142人が棚に入れました
赤松健の大ヒット青春ラブコメ漫画『ラブひな』。そのTVアニメ版の後日譚OVA。原作ファンに最大級に人気のサブヒロイン・青山素子のメイン編でもある。 女性ばかりのアパート・ひなた荘。その住人である女剣士・青山素子の姉、鶴子が京都からやってきた。鶴子は素子に、実家=古来の剣術・神鳴流の道場を継がせようとする。だが自分がまだ未熟と思う素子は、ひなた荘の管理人・浦島景太郎を婚約者と詐称。いずれ結婚するので、道場主の座を辞退したいと鶴子に訴えるが。 原作の挿話を下敷きにしつつ、TVアニメ版の世界観で作った新作OVA。メインヒロイン・成瀬川なるの妹でアニメ発のキャラであるメイや、完全アニメオリジナルキャラの坂田健太郎もそのまま登場し、サブタイトルの最後が「~な」なのもTVシリーズの形式を踏襲している。

59.3 8 2001年冬(1月~3月)アニメランキング8位
あずまんがWeb大王(OVA)

2000年12月28日
★★★★☆ 3.3 (21)
120人が棚に入れました
約3分の短編Webアニメ。オリジナル話で、智がビデオカメラでみんなを撮るという内容。短いながらも各キャラの個性がわかりやすく描かれている。声優はTVアニメ版と異なり、またキャラデザインもTVアニメより原作に忠実に描かれている。

59.2 9 2001年冬(1月~3月)アニメランキング9位
HAND MAID メイ 第11話(OVA)

2001年2月23日
★★★★☆ 3.3 (10)
39人が棚に入れました
第11話はテレビでは未放送で、DVDとビデオの第5巻に収録されている。

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

最後に明かされる衝撃の真実

相変わらずのメンバーの元に、赤ちゃんがやってくる話。

相変わらずのちょいエロで、ドタバタなコメディ。主人公はあまり出てこない。

最後の衝撃の真実と、それを踏まえての11話のタイトル「あきらめません」は震えた。
明確な意志を感じた。

なんとも夢があるストーリーだと思うし、キャラデザを今風にして人気声優でリメイク版出したら今の時代にも通用する作品だと思いました。人間のロマンはいつまでも共通ですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

56.6 10 2001年冬(1月~3月)アニメランキング10位
うさぎちゃんでCue ! !(OVA)

2001年1月1日
★★★☆☆ 3.0 (13)
97人が棚に入れました
少年画報社「ヤングキングアワーズ」で連載された佐野タカシ原作の人気コミックがアニメ化。 主人公ハルはごく普通の高校生。幼馴染の深紅(ミク)と楽しい学生生活を送っていた。そんなハルの秘密は、実は大のウサギ好きで、学校の屋上で飼育しているウサギのミミカを溺愛していること。そんなある日、学校の屋上で学生同士のケンカが勃発! 慌てて駆けつけるハルの前で、ミミカの小屋は破壊され、ミミカは屋上から落ちてしまう。そんな中、ケンカの張本人だったスケ番の見守(ミモリ)がミミカをかばい共に屋上から落下。その時、ミミカと見守は不思議な光に包まれ、なぜか合体してしまう。ミミカの意識が入った見守の身体には、ウサギのミミとしっぽが生えていた。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
ファントム PHANTOM OF INFERNO(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.4 (6)
85人が棚に入れました
名作と謳われたハードな世界観の美少女ゲームを、全3巻からなる一般向けOVAとして映像化。 アメリカを一人旅していた青年・吾妻玲二は、偶然にも暗殺現場を目撃。巻き添えとなって拉致された彼は、その資質を見出されて過去の記憶を消されてしまい、先ほどのヒットマンである少女アインの指導の下に謎の組織・インフェルノの殺し屋として働くことを余儀なくされる。ツヴァイと命名され、秘められた才能を開花し鮮やかに任務を遂行していく玲二はやがて、共に死線を潜り抜けてきたアインと惹かれあうことになった。しかし彼女は突然、組織を裏切り玲二の前から姿を消してしまう……。 原作の第一部を大胆に脚色。本作の肝でもある銃器デザインには、美少女の画に定評のある人気アニメーター・石野聡を起用している。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

DVD-PGの事? 此れもアニメ評価の対象なのかな?

アニメには該当作品ないようなきがするけど・・・
普通にゲームのタイトルだよね?

wiki参照・・
2004年に『Phantom -PHANTOM THE ANIMATION-』というタイトルで
OVA化され、2009年には『Phantom 〜Requiem for the Phantom〜』
というタイトルでTVアニメ化された。

此れ以外にアニメ作品あるのだろうか・・・
このファントム PHANTOM OF INFERNOの紹介文のあらすじ読むと
2004年に『Phantom -PHANTOM THE ANIMATION-』を指してる気が・・

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
G-SAVIOUR[ジーセイバー](OVA)

2000年12月29日
★★★☆☆ 3.0 (8)
65人が棚に入れました
『G-SAVIOUR』(ジーセイバー)は、日本とアメリカ合衆国で共同製作された、テレビ用映画特撮ドラマ作品で、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」の一つ。
深海農業研究施設付近において、モビルスーツ11号に搭乗して作物の収穫中だったマーク・カランは、突然落下してきたモビルスーツ・ブグのパイロット、ティム・ハロウェイ中尉を救出する。同時に落下してきたもう一つの物体が議会軍の反乱分子である可能性から施設は議会軍の管理下に置かれる。マークは侵入者を発見、しかし同時に居合わせた議会軍の指揮官、ジャック・ヘイルが発砲し、侵入者2人のうち1人を殺してしまう。

次の日、議会軍主催のパーティーに出席していたマークは、会場に居合わせたガーノー総督の依頼でパーティーを抜け出し、侵入者の一人であるシンシア・グレーブスの事情聴取と事件の解明のため、侵入者が収容されている施設へ向かう。

タチ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

機体がかっこいい・・・・・・特撮?

U.C.0223という宇宙世紀では最も未来の作品。

ガンダムシリーズでは最初で最後?のパイロットが実写の作品。

主人公の吹き替えには加藤晴彦さんがしております。加藤さんが吹き替えしている作品は珍しいと思いますので気になる方はみてみるといいかもしれません。

F91やVガンに近いデザインや武装をしておりかっこよさだけは評価できます。「機体の評価」があれば5点をあげたいとこです!

最も未来の話ですが、全天周囲モニターがG-セイバーに起用されていなかったのはなぜだったんでしょうね?

PS2でアクションゲームにもなっており、意外とスピード感はあったので当時は面白かったです。

今までのガンダムシリーズとは一風変わった作品なのでガンダムが好きな方にはオススメします。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

実写化というと嫌な予感しかしなかったのですが、予想に反して良かったです

宇宙世紀モノのガンダム作品では現時点で最も未来であるU.C.223を描いた作品。
本作は、日本とカナダの共同制作として作られた「実写」作品で、テレビドラマのスペシャル番組として地上波で放送されたものとなります。
あにこれでレビューすることは場違いな気もするのですが、TVアニメガンダムシリーズの一つということでここに置きます。

Vガンダムの宇宙戦国時代も幕を閉じ、完全な独立権を持ったコロニーはセツルメントと名称を変えていた。
しかしながら、それで平和が訪れるわけではなく、地球政府は新地球系のサイドを取り込んで議会を作り巨大な資金と軍事力を確保し、それに属さないサイドは徒党を組んでこれに対抗するという、相も変わらず地球vs宇宙の対立をしていた。
一方で、無秩序に膨らんだ人類はもはや自給することができず、食糧問題に悩まされていた。
主人公は過去の事件による自責の念から退役した軍人で、食糧問題解決のための研究者、マーク・カラン。
研究所に侵入した反乱分子によりある真実を伝えられ、侵入者とともにモビルスーツ、Gセイバーに乗り、地球政府と戦うというのが大まかなあらすじ。

日本のアニメ・マンガ作品が海外で実写化というと嫌な予感しかしなかったのですが、予想に反して良かったです。
1時間半という枠組みの中、無理のないストーリー構成でまとまっており、正直、詰め込んだ感満載の日本のガンダム映画よりも面白かったです。
連邦弱体化から形骸化、コロニー独立運動、宇宙戦国時代の後世として、コロニー独立するもグループ化、そして対立と、無理なく足取りを辿れており、実写作品は原作崩壊することが多い中、丁寧に考慮がされていた作品と感じました。

宇宙世紀としては連続していますが完全に独立したストーリーで、過去作視聴の必要はありません。
海外の一般家庭向けにVガンダムの続編みたいなものを実写で作られても何がなんだかなので、ガンダムではない全く独立した作品と見たほうが良いかと思います。
そもそも作中にガンダムという単語が出てこないです。フォルムはガンダムなのですが、主役機はGセイバーです。

残念な点として、宇宙世紀としては最も未来を描いているのに、設備が野暮ったく、とても遠い未来に見えないです。
モビルスーツの動きは重く、動くたびに大げさな機械音がなり、パイロットスーツはでかい上に動きづらく、以前のモビルスーツには当然のようにあった全天周囲モニターではなく、狭いコクピット前方に窓のようなモニターがあるだけという、それまでのモビルスーツを覆す大退化をなしています。
モビルスーツのデザインはとてもかっこいいのですが、ポンコツさが際立って不憫です。

ストーリーは海外ドラマライクで良かったのですが、モビルスーツ戦だけ今一つなできだと感じました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
ふしぎ遊戯/永光伝(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.2 (7)
61人が棚に入れました
渡瀬悠宇原作、西崎めぐみ著の小説「ふしぎ遊戯外伝」のアニメ化作品。本編の主要キャラである美朱、朱雀七星士らに加え、新キャラクターも登場している。四神天地書によって巡りあった美朱と魏の結婚式の当日。周囲の祝福ムードの中、榊真夜の心だけは晴れなかった。魏に密かに想いを寄せていた真夜は深く傷ついていた。四神天地書さえ書き換えてしまえば魏を自分のものにできる考えた彼女は、本の世界へと旅立つ。四神天地書の世界の危機を感じた魏も、彼女を追って紅南国へと向かう。妻と子供、さらには真夜の危機を救い、四神天地書世界の崩壊を止めるために……。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
無限のリヴァイアス ライト(OVA)

2000年12月21日
★★★☆☆ 2.9 (7)
58人が棚に入れました
謎の巨大航宙艦リヴァイアスの中に閉じ込められた487名の少年少女がたどる、極限状態の心理を綴る青春群像。西暦2225年、太陽系を襲った恒星の異常現象によって、訓練生たちは、大人不在のままリヴァイアスでサバイバル生活を送ることに。救助を待ち望む子供たちだったが、敵の攻撃を受け、生きるために戦いを選ぶしかなくなってしまう。閉鎖空間での異常事態に子供たちの心は荒んでゆくが、傷つきながらも生き延びようとする…。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
Memories Off メモリーズオフ(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.4 (5)
53人が棚に入れました
大ヒット恋愛アドベンチャーゲームの、オリジナルビデオアニメーションシリーズ第1弾。ゲームとは異なり、各巻異なるキャラクターをメインに据えたストーリー構成になっている。監督は『To Heart』のよこた和。高校2年生の三上智也は、3年前に幼なじみで最愛の恋人だった桧月彩花を事故で失って以来、どこか失意の日々を送っていた。しかしクラスメイトたちとの触れ合いや学校生活の中で、もう一人の幼なじみである今坂唯笑の存在が大きかったことに気づき、徐々に考え方を改めていく。
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

‘‘Memories’’それは良きも悪しもある・・・

恋愛シュミレーションゲーム原作のOVA作品です。

全3巻、各巻に1話で合計3話の作品です。

各巻はMemories Off初代のヒロインのうち3名の

True end?を含めたエピソードとなっている。(たぶん・・・)

この作品のKeyと考えられるのが{netabare}幼馴染のひとりで

交通事故で既に他界している桧月 彩花{/netabare}という

人物と思われる。どうやら主人公の心に大きな影響を

与えているのだろう。作品中にも主人公の夢や回想に

度々登場し、何かしらの影響があるのではないかと

思われる。

ただ話は初見でも原作を知らなくても(私も原作は

知らない。)見れるほど入りやすかったです。

(たぶん物語中で複雑な人間関係がほとんどないため

だと思います。)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
ピチューとピカチュウのふゆやすみ2001(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.4 (5)
47人が棚に入れました
任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とする人気アニメ作品。本作は、2001年のクリスマス限定で発売されたオリジナルビデオアニメ。12月に発売されたため、作中の季節も冬に設定されている。 収録内容は『デリバードのプレゼント』と、『ホワイトストーリー』の2話。『デリバードのプレゼント』は、ピカチュウたちが遊んでいて投げた雪玉が、飛んでいたデリバートに激突! その拍子に大切なプレゼントを落としてしまったデリバードを助けるため、プレゼント探しを開始する。『ホワイトストーリー』は、ピカチュウたちが作った雪だるまのカビゴンが突然動き出し……?

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
Canvas セピア色のモチーフ(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.5 (8)
45人が棚に入れました
カクテルソフトの恋愛アドベンチャーゲームをアニメ化した作品。原作はパソコンやドリームキャスト、プレイステーション2などで好評を博した。画家志望の主人公・麻生大輔は、美術特待生として撫子学園に入学する。しかし、強制されて絵を描く中で自分を見失い、何を描けばいいのかわからない日々を過ごしていた。そんな彼を取り巻く女性たち――幼なじみの橘天音。義理の妹・桜塚恋。そして初恋の人・篠宮悠。彼女たちと触れ合う中で、大輔は絵を描く心を取り戻していく……。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

あにこれにあったっけ?こんなの・・

2001年12月25日 - OVAが発売 全2巻※18禁だよ?
2004年アニメ版は『Canvas2 〜虹色のスケッチ〜』
2000年11月24日にカクテル・ソフトより発売された
18禁恋愛アドベンチャーゲームをもとにしている。
※全年齢版(ドリームキャスト/プレイステーション2)

水彩画の特待生「大輔」が学園の方針やプレッシャー
から絵を描けなくなっていて、幼馴染の天音や部の
仲間や偶然教育実習で学園に来た昔の年上の幼馴染
や転校したけど又転校して戻ってきた同級生や突然
義妹になった学園内でも1・2を争う美貌の少女やら
神社の娘の巫女やら財閥の娘で学園で1・2を争う
大和撫子な美少女や好意的な後輩と交流があって・・
自棄糞でへのへのもへじ描いて愈々後がない状態・・

心臓病の少女がある日大輔に自分の絵を描いて欲しい
と依頼してきて全裸になって・・しょうが無いから
描いてやったドヤ顔♪んでコンクールで賞も貰い・・
めでたしめでたし・・賞を貰った絵のモデルは幼馴染。
嬉し恥ずかし感極まって・・Fin・・

何処が18禁?1巻には自分でする幼馴染。
2巻では全てを捧げる幼馴染で終了。
普通にチラもあるけど最近のアニメの方が演出が過激。

物語はひと通りのキャラをチラ見せするだけで尺が・・
んで一応幼馴染と実習生と病弱娘の3人ラキスケ描写
をサラッとやって軽く相関図的に名前と関係性やると
もう尺が無い・・掘り下げ不可能で後はエロ描写のみ。

顔はややヒラメで作画が直ぐ崩れる・・声優は微妙・・
音関係は普通でゲーム原作のパターンっぽい感じ。

作画のデティールが低いのでこんなもんかなぁ~



麻生 大輔(成瀬誠)撫子学園の2年生。美術の特待生。
父親は有名なカメラマンで世界中を飛び回っている。
母親は幼少の時死亡。無愛想だが面倒見の良い性格。
ルックスもかなりの美形で女生徒からは人気がある。

橘 天音(倖月美和)小学生からの幼馴染で同級生。
学園の飼育係。動物が好きで獣医を目指している。
純真無垢で優しい性格。少し鈍臭い。朝は弱い。

篠宮 悠(原西希京)撫子学園の教育実習生。歴史担当。
麻生家の昔の隣人。大輔の年上の幼馴染で初恋の女性。
面倒見の良い明るい性格で幼少の大輔の母親代わり。

君影 百合奈(藤咲かおり)撫子学園の3年生。
物静かで儚げな雰囲気が漂う少女。心臓に持病がある。

その他数名声優は・・知らない人。ゲーム界は不明。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

道明寺桜 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作ファンならそれなりに楽しめるかと

同名の人気恋愛ゲーム原作のR-15 OVA作品。
メインヒロインの幼馴染・橘天音ルートのアニメです。

声優は原作と同じで、ヒロインの天音の声優がゲーム同様に素晴らしいです。
彼女の声なしに橘天音というキャラは成立しません。

ストーリーは原作の内容を2話に上手くまとめていると思います。
ただやはり、キャラデザ・作画の酷さは擁護しようがありません。
原作の絵とキャラデザが凄く美麗であることもあり、それが悪目立ちしています。

そこを原作ファンとしてはファンアイテムだと思って、慈悲の心を持ってみれば、ストーリーは短い割りには意外と上手くまとめいるし、声優も原作と同じということでそれなりに楽しめる作品ではあると思います。
ただ原作ファンじゃない人は原作をプレイした方がいいと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
アーケードゲーマー ふぶき(OVA)

2001年1月1日
★★★☆☆ 3.0 (9)
43人が棚に入れました
吉崎観音による漫画をOVA化した作品。本作はすがやみつるの名作ゲーム漫画『ゲームセンターあらし』の公認オマージュ作品である。アーケードゲームで闘う少女ふぶきの活躍を描く。 世界一のゲーマーを決めるべく、4年に一度開催されるベスト・オブ・アーケードゲーマー選手権。その東京大会の決勝戦において、中学生の少女・桜ヶ咲ふぶきは、群がる強豪ゲーマーを次々打ち倒してゆく。そう、彼女は身に付けたパッションパンティの力を発動させることで、全宇宙のゲーム魂がふぶきに宿らせ、必殺技・一撃でクリア!によってハイスコアを叩き出すことができるのだ。だがそんな彼女の力を狙い、アーケードゲームを世界征服のために悪用する秘密組織ギュラシック団が次々四天王を送り込んでくる。果たして、ふぶきの運命は?

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
鋼鉄天使くるみ零(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.4 (9)
36人が棚に入れました
月刊少年エース等に掲載された介錯の漫画『鋼鉄天使くるみ』を原作とする、アニメシリーズの第3弾。当初はDVDシングル全3巻という特異な形式でリリースされたが、のちに3話をまとめて収録し、音声をdts 5.1chサラウンド化した「シングルコレクション」が発売された。物語は前作までとの関連性が明示されておらず、本来は鋼鉄天使というアンドロイドであるくるみたちが人間という設定であるなど、前作までとは作風が大きく異なる。原作にも登場するエクセリアは、アニメでは本作にのみ登場する。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
超人ロック ミラーリング(OVA)

2000年12月22日
★★★★☆ 3.7 (3)
34人が棚に入れました
1979年から「少年キング」で連載された聖悠紀のロングランコミックスが原作。超能力者同士の戦いを描いた斬新なストーリーが話題となり、劇場版やOVA作品も数多く制作されたが、本作は前作『新世界戦隊』以来、9年ぶりの2000年に発表された。『新世界戦隊』でロックが破壊した連邦行政プログラム・エレナの逆襲を描く。全宇宙のエスパーを抹殺する“皇帝計画”が発動。その計画を止めに向かったロックだったが、逆につかまって洗脳されてしまい……。作画監督は、『うる星やつら』も手がけたもりやまゆうじが担当。声の出演は鈴村健一、岩永哲也、今井由香、深見梨加、石井康嗣ほか。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
キカイダー01 THE ANIMATION(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.6 (6)
27人が棚に入れました
2000年に放送されたテレビアニメ「人造人間キカイダー THE ANIMATION」に続き、石ノ森章太郎原作の悲劇のヒーローがOVA化。キカイダーことジローは、自分の兄であるキカイダー01ことイチローと出会う。彼ら人造人間たちは、秘密組織シャドウから逃れることができるか? ファンの間で伝説となっている、漫画版の最終回も映像化された。
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

タイトルは01ですが、キカイダーの続きです

前作も観たって事で、折角なんで視聴。
30分×4話ですんで、まぁ期待はしてませんでしたが・・・ちとアレな感じです(汗)
良心回路という不完全な機能故に苦悩してきたキカイダーが
{netabare}ギルにより服従回路という悪意の機能を付与され、結果善悪を知る"人"となった。しかし故に善悪の間で苦しみ続ける事を宿命づけられる。人となった僕は嘘も付けるし兄弟すら殺せる と優しいキカイダー/ジローに吐かせちゃうトコは宗教っぽい感じでして。
{/netabare}
結末はキカイダーらしい話で別に悪くないとは思うんですけどね。

如何せん、制作年度を加味しても雑すぎな出来でして。
3話目以降は絵もかなり荒れるし、前作がまあまあ丁寧な作りだったもんでかなり落差が。

兄弟でありながら良心回路を持たない01との関係等プロットは悪くないですし、巧い監督が1クールでやってたら或は泣ける話になったんじゃないかなと。

まぁ、昔のTV版楽しんだ世代が懐かしむ程度の期待で臨むなら許せる・・・かもしれないという閾値ギリギリというかw
思い入れの無い世代はスルーが吉です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
トムとジェリー 魔法の指輪(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
27人が棚に入れました
大柄ながらどこか間の抜けたところのある猫のトムと、体は小さくとも頭が良くてイタズラ好きのネズミのジェリー。そのドタバタ追いかけっこを描く、世界的人気シリーズのOVA作品。魔法使いから「魔法の指輪」の見張り番を頼まれたトム。そこへ現れたジェリーは、イタズラ心から指輪をかぶってみたところ、抜けなくなってしまう。そのまま駆け出すジェリー、慌てて追いかけるトム。おなじみの追いかけっこは、大都会を舞台に壮大なスケールで展開していく。なお本作は、初期の作品から本シリーズを手がけるウィリアム・ハンナの遺作としてもよく知られている。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
絆 ~恋のから騒ぎ~(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.7 (4)
24人が棚に入れました
ボーイズラブ系コミックで定評のある漫画家こだか和麻の代表作のひとつ『KIZUNA-絆-』を約30分のOVA化。同作は90年代半ばにもOVAが2巻(制作は大映)作られたほどの人気コミックで、主人公のひとりである鮫島蘭丸はこの新作OVA版でも置鮎龍太郎が演じている。互いに強い絆で結ばれた美少年の鮫島蘭丸と円城寺圭。だがそんなふたりの間に波紋が生じる。圭がラブホテルのマッチを持って朝帰りし、さらには謎の女性=麗奈から圭に電話がかかってきたのだ。これを圭の浮気だと思った蘭丸は家を飛び出し、街をさまようことに。一方の圭もまた蘭丸を追うが、事件の真相は……。本作の実制作はゼクシズが担当。脚本/絵コンテ/演出/監督の要職をOVA『ぼくの地球を守って』などのやまざきかずおが手がけている。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
魔法遊戯(3D version)(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.1 (5)
18人が棚に入れました
ポータルサイト・ライコスジャパンにて配信されていたWebアニメ。2001年当時ではまだ珍しかったフル3DCG作品として注目された。異世界「マジカルランド」を舞台に、サカナ型のコスチューム(実は本物の魚で非常食も兼ねている)を身にまとった、天然系の魔法少女・パドドゥの冒険を描く。キャラクターデザインは、当時4コママンガ『あずまんが大王』で人気を博していたあずまきよひこが担当している。 国民的スーパーアイドル“魔女っ娘"になるために旅を続けるパパドゥは、通りがかったダンスバレーの町で、牢屋に入れられてしまう。全ては自分の町から魔女っ娘を出そうとする町長コフィーの陰謀だった。やがてパパドゥは、同じく牢に囚われていた破壊の魔女・ノノノンと共に、凶暴な豹との生死を賭けたバトルをすることに……。

計測不能 11 2001年冬(1月~3月)アニメランキング11位
めだかの学校(OVA)

2001年1月1日
★★★★☆ 3.8 (4)
18人が棚に入れました
少女漫画雑誌「りぼん」に連載された森ゆきえ原作の同題不条理4コマ学園ギャグ漫画を全4巻のOVA化。制作元のアニメ会社オフィス蒼が直販した作品で「りぼん」の購読者にはわかるカタカナのキーワードを入力することで1000円安く購入が可能だった。のどかな田園風景が続く某県某所にある田舎町の私立たなか中学。同校が進学校だと信じ、入学を果たした中二の少女めだか。だがその校内は彼女の想像をはるかに超えるものだった。たなか中学の校長兼2年担任の田中先生は体こそ普通だが、頭部はメダカの全身そのもの。しかも学内最高の成績を誇るのは飼い犬のポチで、5歳児なのに中二のクラスに通う幼女ミサもいる。そんな常識はずれのたなか中学に何かと挑戦してくるのは鯉ヶ窪校長率いる日本有数の進学校・山田中学だ。めだかの心休まる時は来るのか?本作はオフィス蒼が手がけた初の一般向け自社制作アニメ。監督は『砂沙美☆魔法少女クラブ』などの高本宣弘。
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