1996年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 55

あにこれの全ユーザーが1996年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番の1996年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

69.5 1 1996年夏(7月~9月)アニメランキング1位
YAWARA!スペシャル ずっと君のことが…。(OVA)

1996年7月19日
★★★★☆ 3.9 (48)
252人が棚に入れました
TVシリーズ『YAWARA!』の終了から3年を経て制作された、完結編となるスペシャルアニメ。ついに開幕されるアトランタオリンピックにおいて、ロシアのテレシコワやカナダのジョディといった数々の強敵と渡り合うことになる柔。しかし彼女には試合とは別に悩めることがあった。いつの間にか気になる存在になっていた新聞記者の松田が、同僚の加賀邦子と親密な仲になっているかどうかということ。一方の松田にとっても柔は単なる取材対象ではなくなっていたが、お互いに歩み寄れないでいる二人だった。金メダルの栄冠は誰の手に、そして恋の行方やいかに?原作では4年前のバルセロナ五輪を物語のクライマックスにしていたが、TVシリーズのラストには原作の進行速度からいってもタイミングが合わなかったこともあり、空白期間を経て現実のオリンピックと歩調を合わせた放送となった。
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

この感動を誰かに伝えたい。

YAWARAのアニメ版全124話をアニマックスで観てから
とても大好きなお気に入りアニメとなったので
アニメがやや半端なところで終わったのでずっと気になっていました。

アニメを観終わったのが去年7月。見たくて仕方なくてその内放送するだろうと待っていてよかったです。
放送してくれたスカパーのアニマックスさん。どうもありがとう。

今作は、テレビアニメでは放送されなかったスペシャル版での本当の最終回です。
当時の放送時期に合わせて設定はバルセロナオリンピックからアトランタオリンピックに変更になっています。

<見所> ネタバレあります。
{netabare}
〇柔×松田の恋の結末
〇邦子×松田×柔の三角関係
〇風祭が柔にプロポーズ
〇父の猪熊虎滋郎がコーチしたマルソーvs柔
〇猪熊柔vsジョディ・ロックウェル
すごく豪華な見所ばかり・・!
一つ一つについて感想に書きます↓ {/netabare}

<感想> やっぱりネタバレだらけです。
{netabare}
正直、どこから話したらいいかわからない。
ただひとつ言いたいのは、録画のデータを消さずにもう一度観たいということ。
漫画に比べ、アニメ版はオリンピックというか
恋の結末に重点が置かれているようで、
テレシコワ戦とか時間の都合か省かれている気がします。
ですが、ジョディvs柔の戦いが熱くて鳥肌なので大変素晴らしいです。 {/netabare}

<恋の結末>
{netabare}
柔をめぐっての風祭vs松田の恋の三角関係も見事に決着がついて
始まり時から松田の完全圧勝でした。
風祭の敗因については前回のYAWARAレビューで触れましたが
柔の心を射止めた松田の熱意には心打たれました。
(まず、風祭は大事な試合前の集中しなきゃいけない柔に
いきなりプロポーズして悩ませるとかどうかしてる。配慮が足りないw)

今回好きなシーンは3つ
1、パスを託してしまって会場に入れない松田が声の届かない所にいる柔に
「が ん ば れ」
と、地面に書いて伝えるシーン
2、邦子を助けて更に惚れられてしまった松田が正直な気持ちを伝えて、
今まで二人を邪魔していた邦子が逆に二人を応援するようになるシーン
3、国民栄誉賞序章式を抜け出して成田空港に行き、ついに告白♡

今まで散々柔と松田の仲を邪魔してきた邦子ですが、
彼女の存在がないと二人のくっつくきっかけがなかったと思います。

邦子が松田と仲良さげにアピールして嫉妬心を煽って「気になる存在」になり、
試合の前に松田の姿が見えないと不安になるような「必要な存在」になった。
今まで好きだった風祭がプロポーズしてきて悩んでも靡かないほどに
いつしか柔の中で松田が支えとなり、「大きな存在」へと変わっていくのが凄く良かった。
この感情こそ、きっと恋愛そのものだと思う。

恋って、落ちたもの同士より第三者を巻き込んで
色んな苦労や試練を乗り越えてお互いの存在を認め合い
このように祝福されるのは幸せなのかもしれないと柔と松田を見ると思う。

本当に恋愛の進展が遅くて「なんなの!?この二人は!?」と思ったけど
最後の方、邦子が今までのことを正直に話し、「二人は両想い」と柔が知って
国民栄誉賞の授賞式頃になると邦子が「視聴者の気持ち」を代弁してくれる。
成田空港からUターンした松田の背中を押した邦子が清々しかった。

最後のシーン。
エスカレーターで降りた後、思わず別れに泣いてしまった柔。
気づいたのか、気づかないのか松田が戻ってきてついに告白。

「俺、君が好きだ」

「私も」

「ずっと、好きだった」

なんてシンプルで想いの詰まった告白だろう。
この流れに鳥肌が止まらなくて
ようやくこの二人の思いが通じたと思うと
塞き止められていたダムが決壊したように涙が止まらなくて
思わず口を多い視界が霞んだ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

柔の声は裕子さん

友人の部屋で読んだビッグコミックスピリッツがこの作品に触れた最初かな。
懐かしさのあまり、テレビのスペシャル版を視聴してみました。
でも実は、皆口裕子さんの若かりし声が聴きたいのが目的だったりして。

{netabare}時はアトランタオリンピック、所は東京そしてアトランタです。
当然の如くハッピーエンド、あとは皆まで言いません。
でも、勘違いトリオには少々ストレスが溜まります。
一応ラブコメなので、必要悪ですが・・・

女子無差別級決勝戦、柔VSジョディがエキサイティング。
あんな技の掛け合い見たことない。
柔道の駆け引きの妙が失われています。
まあ、それをアニメで表現されても面白くないかも。{/netabare}

古いアニメで演出面とかストーリー面とか直線的。
しかし、その中に熱血や感動が盛り込まれており、思いのほか楽しめました。
それにしても、皆口裕子さんの声は実に可愛い。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメで完結編やってくれて良かった☆

原作所有
リアルタイム視聴

まずは、YAWARA!を見てから。
放送終了3年後に完結編とは期間開き過ぎだけど、
放送してくれて良かった!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

69.1 2 1996年夏(7月~9月)アニメランキング2位
赤ちゃんと僕(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (152)
865人が棚に入れました
交通事故でママを亡くした拓也は、忙しいパパの代わりに幼い弟・実の面倒を見る毎日。おかげで友達と遊ぶ事さえ出来ない。次第に戸惑いとイラだちを募らせていく拓也。そんなある日、パパを駅まで迎えにいく道々、「このまま実がいなくなったら・・・」などと考え事をしていた拓也は、本当に実を何処かに置き去りにしてしまったことに気づく。

声優・キャラクター
山口勝平、坂本千夏、宮本充、渡辺美佐、優希比呂、亀井芳子

千秋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

いいお顔、そしていい話なのです。

当時、好きな作品の一つでした。
アニメは見たことなかったので見てみました。

あにこれのあらすじにあるところから話は始まります。
イケメン父子家庭の物語で、弟のミノル君がめちゃんこカワイイ。
お兄ちゃんもすっごくいい子なんです。
周りのお友達もかわいいし、お母さんがいなくて葛藤することもあるけど、ちょっとづつ成長してゆく2人を見守りながら、あったかい家族愛を感じられるお話です。
あんまり泣かせないで(ノω・、)

笑ったり、泣いたり、じんわり感動したり、ほんわかほっこりしたい時にいいですよ。
全35話と長めですが、そんな日常系が好きな人ならお勧めです。
古い作品ですが、機会があったら見てみてくださいね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

忘れてほしくない物語

CLANNAD AFTER STORYのレビューする前に書きたい作品。

2018年現在で視聴するならばDVD-BOXを購入するのが手っ取り早い。
しかし私はVHSからパソコンへ動画変換して保管するくらい
この作品が大切な存在になってます。
ノイズが混じっていようが構わない。

物語はショートストーリーの日常ですが、綺麗に話は収まっています。

最初に作品を視聴した時に感じたのは
「家族に関心がなかったり、両親が健在な人には無縁かな?」と。

しかしその頃の私も若かったので、歳を重ねて視聴するたびに
手放せない作品であることに気づきました。

作品で色々なキャラクターが言う台詞が、非常に重みがあるのです。
それも視聴する人の生き方次第で受け止め方が毎回変わってきます。
現実生活を振り返って反省させられたり、想い方が変わってくる台詞です。

もともと私は涙腺が緩みやすいのですが、今回視聴した時は
最初から最期までタオルがないとダメでした。
(泣かずに済む話もあるのですが、ほとんど無理です)

私の勝手な気持ちですが、子供が嫌いな人や相手の痛みが理解
できない人には見て欲しくないです。

正直なところ、この方々の気持ちに響くものがなければ
得られるものがない物語だと感じています。

それでも私は多くの人に何度も視聴してほしい作品の1つです。

(余談)

人が相手を叱る気持ちと相手を大事に想う気持ちは一緒だと感じています。
この感情がお互いに伝わりづらいので、ぶつかり合いながらも
お互いの気持ちをもっと確かめ合うコミュニケーションがたくさん
必要ではないかと思っています。

ニュース報道される残酷なDVなどを耳にすると、いつもこの作品の
台詞が頭をよぎります。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

いぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

幸せになって欲しい一家

お母さんを交通事故で亡くし、
幼い実くんをお父さんと拓也くんが
一生懸命育てていきます。

拓也くんは、実くんの面倒を見ながら
母親のいない寂しさ、もどかしさを
感じてしまいますが、

拓也くん一家を取り巻く周りの人々の
暖かさに支えられながら、成長していきます。

泣いたり笑ったり、感動したりで、
飽きることなく最後まで楽しめました。

最後は本当に泣いてしまったほどで
私の中では、本当に一番好きなアニメでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

68.7 3 1996年夏(7月~9月)アニメランキング3位
新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA[サガ](OVA)

1996年8月1日
★★★★☆ 3.8 (44)
270人が棚に入れました
 第14回サイバーフォーミュラWGPX。その最終戦でハヤトの指示にアスラーダが異を唱えたのが発端となり、違うマシンに興味を抱いたハヤトは新シャーシの完成を待つこともなくガーランドで15回大会に挑む決意をする。 15回大会は開幕から大波乱を巻き起こした。新条を解雇し今日子を副社長に格下げしたアオイが、新オーナーに名雲京志郎を、新ドライバーにフィル・フリッツを起用。そして謎のニューマシン『アルザード』で超人的なタイムを叩き出したのだ。その速さに焦りを感じるライバルチームをよそに、次々と優勝をさらうアルザード。 誰も寄せ付けないその驚異のスペックに、ハヤトさえまともに勝負できず自暴自棄になる。しかしアメリカでストックカーをしていた新条の言葉に目を覚まされ、謙虚にアルザードに挑もうと決意した。

atsushi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

宇宙世紀のガンダム並みにアツい

TV~11~ZERO~SAGAとシリーズ4作目、全8話。

ザ・池田秀一、まさにZZのラスボスがハマーンじゃなくてシャアだったら!?みたいな展開。

強化人間の描写がガンダムよりもリアルで、この残酷さはテレビで子供向けにやるのは無理なやつかも。

OPの途中でダイジェストが出るのはBaccanoが最初だと思ってたが、さらに10年以上前のこの作品より前にこういうのってあったのだろうか!?

EDの入りと、後半のレースシーンの作画がちょっと奇跡的なレベル。

TV版から作品内時間で5年も経ってるので色々な意味で成長してるのと、今じゃテレビで放送出来ないかもしれないが、登場人物がみんな自然にタバコを吸っていて面白い。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

速さ、その先にあるのは?

(2013.5/3)
全6話で構成されるOVA。

アレ!?何かOPでの作画は雑というよりは薄い感じに^^;

OPの途中でダイジェストカットを入れるのはデュラララ!!が印象的ですが、この作品がもしや初なのでは?

ドライバーとして前作(ZERO)でより一層成長できたハヤトだが…だからこそ、機械では補え切れない人の持つ性が今作の見所なのではないかと思う。

父親の目指した理想と人間が持つ性とでは、やはり相容れないのか?

人の可能性か、コンピュータorマシンの可能性か。
焦り、傲慢、プレッシャー、ハヤトを取り巻く現状。

困難を乗り越えて成長したハヤトだったが、「困難を乗り越えられた」という安心感と甘えから来る苛立ちが、以前のハヤトを思わせる…

速さ、人の性とマシンの可能性のどちらが欠けてもたどり着けない領域なのか。

レーサーにとって走る事、それは彼らにとっては人生そのものなのだろう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

優麒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

サイバー史上最大の事件

シリーズのOVA4作目。

今までと違い、陰謀めいたストーリー展開になります。

F1などの世界でもそうですが、どこまでをコンピュータ制御にしてよいのか考えさせられる作品です。

そういった意味ではこの作品は、主人公VSコンピュータの戦いとも言えます。

次は最終OVAに向かって「ブーストオン→スパイラル!!」

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

68.3 4 1996年夏(7月~9月)アニメランキング4位
トイレの花子さん(アニメ映画)

1996年6月29日
★★★★☆ 3.8 (10)
44人が棚に入れました
 学校の怪談などの都市伝説に登場する幽霊少女「トイレの花子さん」をメインキャラクターにした、ジュブナイルホラー風味のアニメ映画。 小学生・大介はある日、北校舎3階のトイレで幽霊少女の「花子さん」に出会った。花子さんは、もうじきみんなの周囲で「取りかえっこ」が始まると警告。その内、大介の担任・よしこ先生が学校を休み、替わりに強面の教師・岩山岩男が現れる。やがて大介と友人のかおり、なおやたちは、オバケの魔王が人間とオバケ、その双方の子供を取り替えようとしているのだと知った……。 監督は『こどものおもちゃ』『おじゃる丸』の大地丙太郎が担当。本作の花子さんは、悪いオバケたちに立ち向かい、子供たちを守ってくれる優しいお友達的な存在として描かれた。男子主人公・大介のCVは、21世紀に新生『ドラえもん』を演じる水田わさび。

68.2 5 1996年夏(7月~9月)アニメランキング5位
家なき子レミ(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (37)
237人が棚に入れました
レミ・バルブランは貧しいながらも母親アンヌと妹ナナとともに幸福に暮らしていた。しかしパリまで出稼ぎに行っていた父親が大怪我をしてレミたち家族の元へ帰ってくると、レミは自分が捨て子だったという出生の秘密を知らされる。そして愛する者、親しんだ土地から離れなければならなくなった。

声優・キャラクター
堀江美都子、弘中くみ子、山野史人、山田栄子、福田信昭

67.3 6 1996年夏(7月~9月)アニメランキング6位
エンジェル伝説(OVA)

1996年9月13日
★★★★☆ 3.7 (25)
91人が棚に入れました
集英社「月刊少年ジャンプ」連載の八木教広によるヤンキー漫画を原作にしたオリジナルビデオアニメーション作品。主人公は、天使のような優しい心と悪魔のごとき凶悪な顔を持つ北野誠一郎。その恐ろしい姿ゆえ、転入してきた碧空高校では数多くの誤解とともに学園生活を送ることになってしまう。ひょんなことから、転校初日で碧空高校の番長になった北野は……。 本作の監督には、『ビックリマンシリーズ』『地獄先生ぬ~べ~』を手がけた貝沢幸男、メインキャストに飛田展男や櫻井智、石井康嗣など実力派の声優陣を配している。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悪魔の顔と天使の心を持った少年

夢もなく、希望も失せ、情けすら消えかかってるこの世紀末(当時)において
天使の様に純朴で澄み切った心を持つ少年がいた・・・
だが彼の顔は麻薬中毒者のようで、「きえええええええ!」という怪鳥音とともに周りを恐怖に陥れていた。という「クレイモア」の八木先生によるギャグ漫画。

「カメレオン」「エリートヤンキー三郎」のような勘違い&不良系のギャグ漫画系統
真面目にホラーでもやっていけそうな、そのリアルで独特な画風が「恐怖」を「笑い」に変換してしまう少年漫画にして異端の学園コメディだった。

知名度は微妙に低いが原作は名作。
大体脳筋か天然バカのすれ違いを殊更に大げさにしているだけだったりするけど、最初は恐がれていた主人公「北野誠一郎」にも理解者も増えていく王道の青春もの(ラブコメでもある)の清々しさもあり、
アホだけど憎めないキャラの掛け合いが「笑い」よりむしろ「愛着」の湧く作品だったと思う。ワンパターンでも15巻まで面白さが持続し綺麗に終わった希有な少年漫画。

残念なことにアニメはOVA二話で終了してしまったようだが、クレイモアなんか放っておいてリメイクなり続編なりなんでもいいから再度アニメ化してもらいたい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心はエンジェル顔はレジェンド。「CLAYMORE」顔の番長爆誕(笑)

今日から俺は!!でもバッドなボーイズでもない


ただただ善人。ただの天使。



でも、顔が怖い。


ものっすごい怖い。



成績優秀、品行方正

困ってる人がいれば必ずたすける。



でも顔が凶悪。


ちびるレベルでこわい。




それが転校生、

北野誠一郎(きたの せいいちろう)



アンジャッシュ(すれ違いコント)を
やっていたらいつの間にか番長になった男。


本人に自覚なし。



不良アニメをお探しなら

隠れた名作OVA「エンジェル伝説」全2話。


超オススメです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

腹を抱えるほど笑った

真面目で心優しい主人公が強面であるがゆえに周りから勘違いされて番長へとのし上がってしまう作品。

これほどの初見殺しなギャグ作品はなかなかない気がする。

やはり強面であることに加え、何気に力強くそれでいて優しい性格、それらを生かした上でケンカの強い不良たちを本人無自覚のままに制圧してしまうのが痛快な事この上ないんでしょうね。

これがわずか2話で打ち切りなのは惜しい。続きがみたいレベル。

斬新な笑いを求めてる方にはおすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

67.0 7 1996年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(OVA)

1996年8月2日
★★★★☆ 3.7 (80)
481人が棚に入れました
「ベイビィ、これがトワイライトと言われるダイヤだ…」そう言ってヨーロッパ暗黒街の全てを知る老首領ドルーネは、ルパン三世に1つの大きなピンク・ダイヤを手渡した。変則的なカッティングが施されたそのダイヤは、ドルーネによるとモロッコのある民族の隠し財宝の鍵になっているということをルパンに告げる。早速モロッコに向かったルパンであったが、モロッコに向かう列車の車中で、銭形警部が仕掛けた「ルパン逮捕作戦」にハメられてしまい警官隊に取り囲まれてしまう。だがそこへ、特殊暗殺工作部隊を率いて忍者傭兵の貞千代が乗り込んできて、列車内は大混乱に陥る。

声優・キャラクター
栗田貫一、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、森山周一郎、久川綾、野沢那智、菅生隆之、藤本譲、峰恵研

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

栗田貫一さんの本領発揮

モロッコで財宝を探したり民族紛争に巻き込まれるストーリー。
個人的にはルパン作品の中でもベスト3に入ります。
神秘的な砂漠や伝統を感じる民族集落のあるモロッコという舞台がとても良いチョイスでした。
そしてなによりゲストヒロインがすごく可愛い。
またルパンが誰もが知っている有名人のモノマネしたのも、声優「栗田貫一さん」ならではの演出で良い遊び心でした。
無駄なお色気シーンは要りませんでしたが・・・。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

yoshi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ルパンの中で1番好きな作品。

金髪の不二子がイイ! 

ルパンのスーツも砂漠に映える白でカッコイイ!

ララが踊るエンディングは、いつも最後まで見てしまう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

67.0 7 1996年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ノートルダムの鐘(アニメ映画)

1996年8月1日
★★★★☆ 3.7 (31)
211人が棚に入れました
15世紀末のパリを舞台に、醜い鐘突き男カジモドと美しいジプシーの踊り子エスメラルダの優しい心を描いた、ディズニー得意のミュージカル・アニメ。 醜いカジモドは彼を引き取った最高裁判事のフロローによって、ノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められて暮らしていた。だがある日、彼は下界での祭りに我慢できなくなり、抜け出してしまう。カシモドはそこで、美しいエスメラルダに出会った。彼は彼女によって舞台に上げられ、道化の王に選ばれてしまう。最初は喜ぶ彼だったが、その顔が仮面でないとわかると、人々は彼を嘲った。エスメラルダは彼をかばうが、カジモドはその場から逃げ去る。しかしフロローは腹を立て、エスメラルダの逮捕を命じたのだった……。日本語版は浅利慶太が脚本を担当し、劇団四季のメンバーが歌を吹替えしている。
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

私は、「アナ」よりも「カジモド」に心打たれました。

1996年放送の、ディズニー制作の長編アニメ。
約90分。


【前置き】

「アナと雪の女王」の大ヒットが記憶に新しい、ディズニーの長編アニメーション。
さて、本作「ノートルダムの鐘」はと言うと、興行的には大成功とはいえず、知名度も他作品と比べると高くはありません。

ただ私的には、ディズニー映画としては珍しく非常にシリアスで重々しい原作を採用し描かれたこの物語と、その残酷な境遇で育った主人公「カジモド」への思い入れが非常に強く、今でも大好きな作品なのです。

この度久しぶりに見返したので、愛を込めてレビューしたいと思います。
(…てか、画像すら無いとは……。。。)



【あらすじ】

舞台は、15世紀のパリ。
そこに佇むノートルダム大聖堂の鐘楼で、ひっそりと暮らす鐘衝き男『カジモド』。

彼は生まれつき容姿が非常に醜く、育ての親である「フロロー判事」の言いつけで聖堂の上から出る事を許されずに育ちましたが、その非人道的な育てられ方とは裏腹に、とても優しく純粋な心の持ち主でした。

ある日、毎年恒例の祭で楽しく盛り上がる人々を見たカジモドは、遂に我慢の出来なくなり、大聖堂から町へと飛び出したのですが……。



【カジモドという青年について】
{netabare}
本作を語るに辺り、まず何より主人公「カジモド」の出生と境遇について整理しておきましょう。

フロロー判事の行き過ぎたジプシー狩りで死んでしまった女性の赤ん坊であった彼は、殺される寸前でフロローが神の眼前での行為を神父に咎められたことにより、聖堂に軟禁状態で育てられました。

「鐘突き堂の中に隠そう…。

 この化け物も、いつかはきっと役に立つ。」

そして名付けられた名前が、「出来損ない」という意味を持つ「カジモド」。
彼は、それから青年に成長するまで、実の親を殺したフロローに「悪い母親からオマエを救ってやった。」と言いくるめられ、育ったのでした。


改めて文章にすると、なんと救いの無い話でしょうか。
こういう境遇の主人公は、大抵が見映えの良い容姿をしているものですが、カジモドに関してはそれすら誰もが目を背けるものですから。
(奇妙な輪郭、片目に出来物、欠けた歯、太い腕に猫背のような体型と、ちょっと酷過ぎますね。)

ただ、友達が一人もいないかと言われればそうではなく、カジモドの前でしか動かない「大聖堂の石像の3人組」が、いつも賑やかにカジモドに話しかけていました。
彼らの、時に配慮あり時に配慮に欠けた立ち振舞があったからこそ、カジモドは心優しい人間になれたのでしょうね。


ちなみに、大聖堂の外観をよじ登って生活していた彼は、非常にパワフルで巧みなロープアクションも見せてくれます。
鎧を着た大人を片手で軽々と持ち上げたり、女性を肩に乗せて飛び回ったりと、立ち振舞はターザンそのもの。

そういう点からもこのカジモドは、男性視聴者から見ると特に、見映えでは分からない格好良さに満ちた青年で、私的には大好きなキャラクターなのです。
{/netabare}



【論じてみる】
{netabare}
まず映像に関してですが、とても1996年の作品とは思えない美麗な作画に圧倒されます。
ディズニー映画を始めとした海外アニメは、日本アニメのような一枚の絵に入魂して綺麗に見せる手法というよりは、画面やキャラクターを大きく細かく動かす手法が特徴なので、ノートルダム大聖堂のスケールの大きさや、カジモドの軽やかな動きがとても緻密に描かれており、昔の作品だからと映像で退屈させられることは全くありませんでした。

音楽に関しても、個人的にはディズニー映画のミュージカル調に歌い出す演出はあまり好みではないのですが、本作は特にメロディーや声が非常に心地良く、映像や歌い手の心情と共に魅入ってしまう場面もしばしば。
(それでも、また歌かよ!なんて思う時もありましたけどね。)

特に、吹き替え版のカジモドの声を担当した「石丸幹二さん」は好演でしたね。
(「半沢直樹」の前半で半沢と対峙した、浅野支店長役の方と言えば、ピンとくる方も多いかも♪)
声優としての名演技もさることながら、圧倒的な歌唱力に脱帽でした。
流石は「劇団四季」ですね。


ただ、それでも興行的に振るわなかった原因としては、やはり第一印象で、どうもポジティブな気持ちになれないからではないでしょうか。
醜い主人公というだけで、やはり一般的に見て華やかさに欠けますし、視聴者の感心を持ちにくいのも仕方無いのかもしれません。
とっても良いお話なんですけどね。



さて、物語としては、カジモドが町のお祭りに参加し、不名誉にも「パリで一番醜い男」に選ばれてしまうところから大きく動き出します。
ここで唯一、彼を人として扱い手を差し出してくれたジプシーの『エスメラルダ』に、カジモドは恋をするのですが、同じく『護衛隊長のフィーバス』や、あのフロロー判事さえも歪んだ恋慕の情を抱きます。

一般的な物語で言えば、ここでエスメラルダは醜いカジモドを選ぶ筈なのですが、彼女が選んだのは護衛隊長のフィーバスでした。
実際フィーバスは、フロローの悪質な政策に反発するヒーロー的な役割で、見映えも性格も抜群な非常に格好良い男ではあるのですが、やはりカジモドの気持ちを考えると胸が痛かったですね。
目の前でキスを見ちゃったりしますしね……。。。

それでも、エスメラルダを救出する為に、この男2人が手を取り合ったシーンは、とても熱くて大好きなシーンでした。


フィーバス「エスメラルダを見つけるには、力を合わせなきゃ、…いいな」
(カジモドの背中を、軽く叩く。)

カジモド「あぁ……、いいとも」
(フィーバス背中を、バチコーーーン!!と叩く。)

フィーバス「いったあああああっっ!!!!!」

カジモド「ゴメン……」

フィーバス「…思ってないクセに……」


大勢の一般人がカジモドを醜い怪物と罵る傍らで、当たり前のように一人の人間として対等に接するフィーバス。
エスメラルダが彼を選ぶのは、やっぱり仕方ないかもしれないですね。


最後は、大聖堂を舞台に逆上したフロローとの対決が繰り広げられます。
クライマックスであり、シナリオ的にも映像的にも非常に見応えあるシーンが続くのですが、本作最大の見所は…やはりその後の幕引きではないでしょうか。

フィーバスとエスメラルダの恋仲を、歯痒くも初めての人間の友達として祝福し、2人の手をとって重ね合わせたカジモド。
あの大きな手と、優しい表情がたまりません。

そして、大盛況の町へエスメラルダに連れられて恐る恐る姿を見せたカジモドは、その醜さにまだ不審がる人が多い中、一人の赤の他人の少女に、顔を触れられ…抱きしめられるのです。
ここの、その頬を伝う手を握り救われたような顔をするカジモドに、私の涙腺は遂に崩壊してしまいました。

これまで救いの無い人生を歩んできた青年の、幸多き未来が見えた瞬間でしたね。
{/netabare}



【総評】

大スペクタルと呼べるか、万人受けするか、と言われれば、「アナと雪の女王」の方が遥かに上でしょう。

ですが、人が人として接してもらえない苦痛…。
そんな人間が、当たり前の人として受け入れられていく様を描く本作。
こちらも、前者とはまた違った見応えと、悲痛な訴えを感じさせてくれるのではないでしょうか。

続編の、OVA「ノートルダムの鐘II」では、カジモドの後の人生を好意的に捉えられる内容がありますが、こちらは作画の低下や蛇足感も強く、少々いただけません。
ですが、「他のディズニー作品の主人公と比べ悲惨な境遇のカジモドを、ちゃんと幸せにしてあげたい」というディズニーの配慮かなと思えば、これも好意的に思えました。


ちなみに、作中で見え隠れする残酷性について追求してみたい方がいらっしゃいましたら、原作小説wikiのあらすじを是非。
ディズニーが、本作をいかに万人向けにオブラートに包んだかが垣間見れますよ。
『ノートルダム・ド・パリ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『カジモド』声 - 石丸幹二さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『エスメラルダ』声 - 保坂知寿さん



以下、ふいに思い出した、どーでもいいこと。
{netabare}

高校時代のこと。

猫背の同級生が、友人達に「カジモド」と呼ばれているのを耳にしたことがあります。


………いやいやっ、それは酷過ぎるでしょっ!!!!


カジモドにも、そのカジモドにもっ!!!!←(・o・)オイ!
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

穢れた心から噴き上がる地獄の業火

原作小説『ノートルダム・ド・パリ』(『ノートルダムのせむし男』)は未読。

15世紀・パリ。ノートルダム大聖堂の鐘衝き部屋に閉じ込められたジプシーの“せむし男”
外見は醜悪だけど、心は清らかな青年・カジモドの物語。

(せむし男は放送禁止コードのため、本作邦題は改変されたそうですが、
そんなガラパゴスな言葉狩りは無視の方向で)


黄金期の再来と評された90年代のディズニー長編アニメ群ですが、
私はこの時期のディズニーは正直、苦手です。
自分は特に作画構成と折り合いが悪いです。

巨費を投じて、CGを活用した迫力の背景や群衆映像を構築する一方、
キャラクターは伝統的な手描きタッチを残す。

後年のキャラまでCGらしい造形で背景と統一されたディズニー作品を観ると尚更、
この時期のディズニーは大人でも楽しめるアニメへの進化の途上と感じてしまいます。


さらに私は脚本、演出にもアンバランスさを感じてしまいます。
シナリオやテーマに大人向け要素がある一方、
セリフ回しやギャグのノリは子供向け。
キャラ動作は伸縮の激しい『トムとジェリー』では……。

ミュージカル曲も近年の日本語吹き替え版でも大人の心に響くレベルにまでは達してない印象。
今観ると『アナ雪』ブームに至るまで、
ディズニーも色々試行錯誤して来たんだなぁ……と感慨を覚えます。


そんな相性の悪い90年代ディズニー作品の中でも、
比較的、興業不振だったと言う本作は個人的に出色。

やはり、作画の評点こそ高くなるものの、作画、演出のバランスは好きになれず。
後年、作画レベルを大幅に落してCG作画が削減された続編OVA『ノートルダムの鐘Ⅱ』の方が、
私はまだ安心して視聴できるくらいですが、

つんのめりながらも鑑賞して掴み取った本作の肝。
ディズニー得意の美醜設定の再生産でありながら、
差別や心の在り方を問うたテーマは重厚。

定住民から移動民・ジプシーへの差別にしても、魔女狩りにしても、
差別する側は至って真面目に正義に則って罪を重ねるあたりに唸らされます。

原作から改変されたと言う展開についても、
嫉妬と言う感情を収められた人間とコントロールできなかった人間との対比がお見事。

終盤、{netabare} 最高裁判事フロローの妄執からパリに燃え広がった魔女狩りの炎が、
ノートルダム大聖堂に迫る描写には鬼気迫る物があります。{/netabare}

ラストについても、テーマとの合致という意味では筋が通っていると思います。

ただ……やっぱり、最後、{netabare}カジモドがエスメラルダと結ばれないのは悲しいです。
嫉妬を必死に抑えながら、フィーバスとエスメラルダの関係をアシスト、祝福する言動を通じて、
清らかな心を貫き通した故、醜男が陽の当たる場所に出てくることができた。
という教訓はしっかり伝わって来るのが余計に切ないです。

悲劇に終わると言う原作に比べればハッピーエンドなのでしょうが、
悟れない私は、結局、イケメンじゃないと幸せになれないの?
と言う黒い感情がどうしても芽生えて来てしまいますw

ブサ男の幸せを願う世界の男性その他のみなさん。
今なら続編と言う救済措置があるので、是非『Ⅱ』でリベンジを果たしましょう。{/netabare}


付記:先月のパリ・ノートルダム大聖堂の大火災、衝撃的でした。

映像を観て、不謹慎にも真っ先に本作の再鑑賞を思い立ち、TSUTAYAに駆け込んだ私。
私のレンタルで在庫3本は全て貸し出し中に。
同じこと考える人がいるのかなぁと切なくなりました。

大聖堂の“立体迷路”としてのアクションやギミック、
隠し場所としてのシナリオ展開への活用等も多彩だった本作。
今回、消失した尖塔にはさらに、修復工事用の複雑な足場が組まれていたとのこと。

某国大統領はヘリから消火剤を云々とツイートされていたそうですが、
本作を観ると、大聖堂に一度、火の手が及べば消火活動は相当困難だろうなと感じます。
文化財を火災から守る難しさを再認識させられる出来事&再鑑賞となりました。

ノートルダム大聖堂は5年後の再建を目指すとのことですが、
その時に良い意味で改めて本作を思い出すニュースを聞ければ幸いです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

従来のディズニーとは毛色の違う作品

原作はヴィクトル・ユーゴー。「レ・ミゼラブル」の原作者らしく、善と悪の両者の存在性の内面部分までをじっくりと描いた物語だと思った。

醜い出で立ちで生を受けた主人公、彼を大聖堂の鐘楼に閉じ込め鐘衝きとして育てた独善的な最高裁判事、ジプシーの美しい踊子、正義感に溢れる警備隊長、それぞれがそれぞれの立場において苦闘し、全うする姿には、善と悪という単純な構図を越えた人間の業が表われていた。

今作のハッピーエンドは原作小説とは異なるらしいが、ディズニー映画にである以上、それは仕方の無いことだろう。
それよりも、ダイナミックで美しいビジュアルはとても印象的だった。
また、他のディズニー映画がテンポの軽いミュージカル調のものが多いのに対して、今作は全編通してシリアスなオペラを見ているような重厚さがあった。

題材が題材だけに、アニメーションだからこそ描けた部分もあったかと思ったが、実写版もかなり古くに製作されており、その実写作品のビジュアルにこのアニメ作品が忠実だったことは驚きでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

65.6 9 1996年夏(7月~9月)アニメランキング9位
スレイヤーズすぺしゃる(OVA)

1996年7月25日
★★★★☆ 3.6 (48)
266人が棚に入れました
魔法においては天才的な能力を持つリナ=インバース。かつて彼女によって滅ぼされた盗賊団のボス、ビスタはキメラと呼ばれる合成魔獣を作れる魔法使いのディオルと組み、リナへの復讐を始める。ディオルは複製人間を使った実験といってリナをワナにかけようとする。しかし、その完成されたキメラをみてリナが怒り出し…。

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

今見ても面白かった

久々に見る機会があったのでレビューします。

スレイヤーズシリーズのOVA作品。全三話。
アニメシリーズとは異なり、他のOVAや劇場版同様、ギャグ偏重の作品です。

久々に見直しましたが、今見ても面白かったです。
シリアスはその後の落ちのための前振りでしか描かれず、ギャグ偏重なのがスレイヤーズのOVAらしかったです。
しかも全体的に言うなればドタバタギャグで構成されていたため、最近のシュールギャグがなかったころの雰囲気をあらためて体感することができました。
初見の人は微妙かも知れないですが、昔見たことがある人は懐かしさに浸れると思います。
それからEDが懐かしさ一杯でした。
懐かしさ抜きにしても、EDはとても良い出来だと思います。

スレイヤーズシリーズはアニメにおける異世界ファンタジー作品の名作だと思いますが、本作は同シリーズ内でも入門的な位置にはないと思います。
先にアニメシリーズや劇場版を視聴することをおススメします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

単純なストーリーで笑える

 なんでこのシリーズはこんなにアニメ作品があるのだろうと思ったら、原作小説の巻数がとてつもなくあるのですね。当然未読なので、今作にガウリイなどが登場していない理由も全く知りません。

 「スレイヤーズ」「スレイヤーズNEXT」「スレイヤーズTRY」しか見ていない身としては、白蛇のナーガの登場も突然でした。しかしこれがめちゃくちゃブッとんでいて、このシリーズらしい笑えるキャラクターでした。

 川村万梨阿さんのハリのある声、最高ですね。リナがどちらかというとツッコミ役に回っているという点もなかなか面白かったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

オォ~ホッホッホッホッホッホッホ!

第1話でドラグ・スレイブは、もはや仕様です。
このOVAでは最狂にして最凶のキャラ、ナーガさん登場で爆笑ですw
完全にギャグコメディまっしぐら♪
第3話なんてもう特に大爆笑www

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

64.4 10 1996年夏(7月~9月)アニメランキング10位
スレイヤーズRETURN[リターン](アニメ映画)

1996年8月3日
★★★★☆ 3.5 (38)
268人が棚に入れました
とある宿場町、あいも変わらずつまらないことで喧嘩していたリナとナーガの前に、1人の傷ついた少女が現れる。ある日、レッサー・デーモンを連れた男が村にやってきて、村人を脅して無理矢理働かせ始めたのだと言う。ビアズというその村の名前に聞き覚えのあったリナは、一味を追い出して欲しいという少女・サリーナの頼みを聞くことにした。

64.1 11 1996年夏(7月~9月)アニメランキング11位
X-エックス(アニメ映画)

1996年8月3日
★★★★☆ 3.5 (50)
245人が棚に入れました
 『カードキャプターさくら』などで知られるCLAMPの人気コミックをアニメ化したファンタジー。地球の運命を握る少年・神威をめぐる超能力者たちの戦いを描く。世紀末の地球を舞台に、“7人の御使い”と“7人の封印”の壮絶な戦い。 (Amazon)

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

救えない物語

視聴回数 10回くらい

りんたろう監督のXです。
Xの世界観ですが、どことなく幻魔大戦を感じさせるところが、りんたろう監督ぽいです。(ベガが混じっていても違和感ないです)

物語は原作とは若干違った展開になっています。
さすがに1時間半で全てを語るのは無理があるとは思います。
初めて見る人にはキャラクターの存在を理解した直後にキャラクターがお亡くなりになっていたりとか、ひたすら忙しく物語が進んでいくようにしか感じられないかと思います。

暴力表現がキツい場面が多いですが、この描写がCLAMP作品らしくて私はいいと感じています。
この作品の描写だとキャラクターの表情など鬼気迫るイメージがないと、緊迫感を楽しめないと思います。

劇場版やTV版にも言えることなのですが、原作を見ていないと単品だけで楽しめる作品ではないことには違いないです。
(東京BABYLONも一緒に見ておくと、もっと楽しめます)

私は楽しめましたので、話の展開は劇場版が好みです。(特にラストあたり)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

おぼえてない・・・

ティーネイジャーな私、
仲がいい女子のオタク友達に突然おデートの理由に誘われた映画。そういえば、サムネのえりかと同じ髪型だったな。キャラはぜんぜんちがったけど。熱くなると中川しょうこみたいになるのは何時の時代もガチオタ少女のデフォ設定。
そこにしびれない、あこがれない!
たぶんはじめてのデートらしいデートか
こちらから熱烈にアタックしてた娘が別にいたので丁重にお断りしてたが、
何度も誘われてしょうがなくいった。
男女の間に友情はなかなかむずかしいと悟った少年時代。
ぜってー告られる・・・どうしよう・・・と悩みつつ初デートと突然のアプローチにドキドキしてたので観た内容はあんま覚えてない。とにかく意味不明にガンガン人が死んでたイメージ。なんだったんだろうか・・・。

同窓会でしとやかになった彼女に会うたびに付き合わないでもヤっ・・いやキープしとけばよかったと後悔してたり。。。してなかったり・・。
まさに後悔〇〇〇起たず。それがこの作品から学んだこと。

初デートで観た映画がこれか・・と我ながら自分らしいなとも思う・・・。いやもっと普通なのみたかったな。。



TOSHIの生歌のひどさにツッコミをいれたくなる主題歌。
XJAPANファンの地元のオネーサマたちにはそこはつっこんじゃいけないレイヤー(領域)だと散々教育された。


投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

演出で魅せるだけの作品。

確か原作は1時期爆発的な
人気を誇ったCLAMPによる漫画だったと記憶しています。
ただ、原作はやたらと街が壊れる設定で、
それがテロとの社会的な関連性を考慮して
連載を中止したはず、、、

この劇場版は戦闘シーンだけで構成され
最後も意味不明な終り方だったはず、、、
まあ、原作自体は終っていないのに
1本の劇場版で、ひとつの話にまとめろ、
と言う方が無理ですね。
原作はそれなりにストーリーも設定も
凝っていたはずですが、この作品は
ただ演出で魅せるだけの作品でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

64.1 11 1996年夏(7月~9月)アニメランキング11位
ガンバリスト!駿(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (47)
240人が棚に入れました
始めは逆上がりすらできなかった駿が、練習を重ねることで徐々に才能を開花させ、最後にはオリンピックなどの国際的な大会で華々しい活躍をする。また、彼が所属する平成学園体操部の部員や、合宿や遠征先で出会った仲間と共に、時には励まし合い、時にはライバルとしてお互いに成長していく。

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

なぜBOX化しないのか

子どもの頃毎週楽しみにしていました。

初めは逆上がりもできない主人公ですが、
体操に向ける熱意が非常に強く、
そして体操をするための恵まれた感覚を持っていました。

主人公が徐々に技を覚えていったり、
ダメダメな先輩が
ちょっと頼もしく見えたり・・・。

なかなか面白かったのに・・・
なぜDVD化やBOX化しないのだろうか・・・。

結構楽しみにしているのだけどな。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

原作とタイトルが違う…

ちなみに原作はガンバ! Fly highです

なぜ変えたしww

主人公を筆頭に個性あふれるキャラクターばかりで見ていて

飽きませんでした。中でも「吊り輪のヘラクレス」には爆笑

!でしょう

アンドレアノフも忘れてはいけません

当時は李軍団がめちゃくちゃ嫌いでしたね

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

感想

昔観た、体操入門のアニメです。

平均的な評価の作品。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

63.9 13 1996年夏(7月~9月)アニメランキング13位
無責任艦長タイラー 地上より永遠に(OVA)

1996年7月1日
★★★★☆ 3.5 (12)
59人が棚に入れました
おなじみの「無責任艦長」シリーズのOV化。TVシリーズの続編として制作。監督はすっかりシリーズの顔になった吉永尚之。それぞれ地上任務を続けていた宇宙戦艦「そよかぜ」の元クルー一行。その時、識別不明の信号と共に輸送船団が何者かによって爆破される事件が起こった。ラアルゴン帝国の仕業とされるが、詳細は不明だった。やがて「そよかぜ」のクルーが呼び出されることとなり…。

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイラーシリーズ終了?

2021.4.19 視聴完了。

前後編からなる作品で
以前から機会をうかがっていたワングが陰謀に着手する。

まあまあなんだけどラストが想像に任せる終わり方。
ほとんどの人は良いラストを期待すると思うので
いい感じのとこまでやってほしかったな。

あとエンドロールが何故か上から下へ流れてた。
洋画のように下から上へのタイプが一般的で
こういうのを見るのは初めてな気がする。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

63.8 14 1996年夏(7月~9月)アニメランキング14位
花より男子(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (87)
494人が棚に入れました
名門の筋やら素封家やらの子弟が入学する事で知られる英徳学園高校に、何の因果か入学してしまった一般庶民の牧野つくし。学校はF4(Flower 4―“花の四人組”)を名乗る道明寺司・花沢類・西門総二郎・美作あきらに牛耳られていた。F4は世界にも通用する程のセレブの御曹司。F4に逆らえる人は1人もいなかった。ある日、友達を守る為にF4に刃向かったつくしはF4に赤札を貼られ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまう。しかし正義感の強いつくしは“やられたらやり返す、それがあたしのポリシー!”とばかりに立ち向かって行く。道明寺司は牧野つくしのことを好きになってしまい、それからはつくし一途でそればかり。…いじめられ続け騙され続けた牧野つくしの人生がこのF4によって変わり始めた。

声優・キャラクター
持田真樹、宮下直紀、山本耕史、赤井田良彦、望月祐多

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

シンデレラストーリーの王道?

1996年全51話 所謂ツンデレラで古典的な設定。

少女漫画にありがちな原作が売れて尺延ばしに
どんどん泥沼展開化してブレてしまい・・収集
つかなくなるギリギリの作品だった記憶がある。

同じ原作のドラマ「流星花園 -Meteor Garden-」
の方が圧倒的に現代風(台湾)で面白いかも?

日本版ドラマ・韓流꽃보다 남자もあるけど・・
日本版は可也微妙・・アニメのほうが良い・・

名家の御子息御令嬢が通う名門学園を舞台に・・
貧乏少女「つくし」が奮闘する物語。

特に「F4」と呼ばれる大金持ちの男子学生4人組
を絡めた対立・・恋愛模様などを軸に展開する。

終始差別や虐め等が絡むエピソードとギャグや
ラブコメ展開などが入り交じる。

良い感じの展開になると・・また新たな問題や
格差諸々による身を引く?すれ違う・・想いが
ブレるような・・徐々に諄くなった記憶がある。

最終的には・・っという感じなのに・・

それでも色々メディア化して大人気の作品かなw
画質は良くないし・・声優も可也酷い・・音楽も
古い感じはする。



牧野 つくし - 持田真樹
英徳学園高等部2年生。明るく気の強い少女。
根強い雑草の様な根性と真直ぐな正義感の持ち主。
水面下で「英徳のジャンヌ・ダルク」と呼ばれてる。


道明寺 司 - 宮下直紀
英徳学園高等部3年生。F4のリーダー。
世界的な規模の道明寺財閥の長男で跡取り息子。
我侭で喧嘩っ早く、典型的な「俺様」タイプ。

花沢 類 - 山本耕史
英徳学園高等部3年生。少し内向的な性格。
感受性が高く鋭い芸術センスを持ちっている。

西門 総二郎 - 赤井田良彦
英徳学園高等部3年生。家は茶道の家元。
ムードメーカーで、要領が良く口は軽い。

美作 あきら - 望月祐多(少年時代:岸尾大輔)
英徳学園高等部3年生。父親は総合商社を経営する。
常識派で、唯一「気を遣う」ことを知っている。


キャスト・・俳優が多く参加している・・

藤堂 静 - 今村恵子
道明寺 楓 - 土井美加
道明寺 椿 - 大川千帆
西田 - 本間ひとし
青池 和也 - 家富洋二
松岡 優紀 - 飛松加奈子
大河原 滋 - 佐藤恵美香
織部 順平 - 高橋広樹
牧野 進 - 井上孝幸
牧野 晴男 - 鈴木信明
牧野 千恵子 - 渡部るみ
三条 桜子 - 宍戸留美(途中で櫻田実果子に改名)
浅井 百合子 - 清水よし子(ピンクの電話)
鮎原 えりか - 梶川さほり
山野 美奈子 - 佐藤奈美
遠藤 真木子 - 岬風右子
優紀の姉、お手伝い、他 - 又村奈緒美
校長、生徒、カメラマン、他 - 八嶋智人

投稿 : 2024/06/08
♥ : 4

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

東映鉄板スタッフだったんですが・・余計な茶々が入り・・・

原作は長いけどまぁおもしろい。ちょっと長すぎるけど・・・。
貧乏人の逆ハーレムモノ?のエポックメイキング。
以後桜蘭などさまざまなフォロワーが登場した。
アニメは声優さんがいろいろ大変。。
なにを思ったかドラマ俳優、芸人などのクソキャスト。はるかむかしは木村拓哉だった気がする。
完全にコケたでしょ。公式にインタビューでもそう答えててた気がする。

高校生の頃友人、バンドメンバーが雑誌レベルのイケメソ過ぎたため一人かわいいボクちゃんはつくしちゃんて女子からあだ名がついた・・馬鹿にされてるわけじゃないからそれはどうでもよかったけど、極一部の女子が腐った想像をするのは昔も同じ・・・。BLなんて言葉のない時代、思春期の少女の妄想を偶然みてしまったときはガチできつかった・・・
そういった意味では大きらいな作品。対策として坊主にしてに染めてヒゲを生やした。だからいまでもヒゲだけはやめられない・・・。どうでもいい話でした。。


投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

クレイジー・リッチ・アジアンズ

全米でまさかの大ヒットを記録した「クレイジー・リッチ・アジアンズ」を見て思ったことだが、ハリウッド映画なのに全編に渡ってアジア人だけで統一された映画。制作スタッフもアジア人で占めているところが、「ブラックパンサー」における黒人大作映画のようなリベラルな感じがアメリカで受けた理由だと思う。

しかし、私たち日本人は日本映画を見慣れているので、アジア人が出てこようがそこにリアリティなど決してなく、アジア人を使った資本主義礼賛のオーソドックスなハリウッド娯楽映画であって、実際にはあるだろうアジア人差別や文化にまでは踏み込んではいない。

西洋の人たちにはわかりやすいアジア人像が描かれて理解しやすいのだろうが、日本人にとってしたら薄っぺらい内容なので物足りないと思う。

韓流が好きな人にはおすすめなのですが。。。

さて本題の「花より男子」ですが、「クレイジーリッチアジアンズ」を見てて日本で似ている作品と言えば「花より男子」などの少女漫画作品だと思った。

基本プロットはほぼ同じ。かっこいいイケメンの彼氏との意思疎通がテーマであるところも、彼氏が何かしらの分野でトップでいるところもほぼ同じ内容である。

ただ、「花より男子」の主人公牧野つくしは貧乏で地に足のついた庶民肌の女の子であるという設定はこの頃の少女漫画の主人公では珍しいかもしれない。割としっかりした内容であり、庶民性が受けたのも素晴らしいとは思うが、世の女性に言いたいのは、それでもアイドルのような女の子は存在しないのと同様に白馬に乗った王子様も存在しないということである。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

63.0 15 1996年夏(7月~9月)アニメランキング15位
鉄腕バーディー(OVA版)(OVA)

1996年7月25日
★★★★☆ 3.4 (21)
135人が棚に入れました
『鉄腕バーディー』(てつわんバーディー)は、ゆうきまさみによるSF漫画作品。
連邦捜査官バーディー・シフォンは、テロリストであるクリステラ・レビを追って地球まで赴くが、捜査の途上で誤って事件現場に紛れ込んだ地球人、千川つとむを殺してしまう。
瀕死のつとむの体と精神を救う窮余の一策として、彼女は自らの体につとむの記憶と心を宿して姿を変え、“二心同体”の状態となる。しかし、レビ一党により栽培されていた酔魂草を見てしまったつとむは、テロリスト達からつけ狙われることに。
何故彼らは、本来地球外の植物である酔魂草の培養を行っているのか?何故、地球を潜伏先に選んだのか?その最終的な目的はいったい何なのか?捜査が進むにつれ、事態は宇宙規模の政治・軍事的大事件へと発展しかねない様相を呈し始めた。

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

☆OVA版

TVシリーズのDECODEより12年前のOVAなので(1996年)
ファンには貴重な作品だと思います。

バーディーが千葉紗子さんではなく三石琴乃さんでバーディー
もつとむくんも雰囲気が違います。

私的にはそれなりにDVDコレクションに欲しい作品です。

監督/川尻善昭

アニメーション制作/マッドハウス

1996年発売(全4話)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

可也面白い♪

1996年全4話SFファンタジー。

宇宙連邦警察の捜査官バーディ・シフォン・アルティラは
追われて逃走する広域指名手配犯クリステラ・レビと受験
を控えた少年千川つとむを誤って・・攻撃してしまう・・

つとむの肉体にそのままでは生存不可能な致命傷を与えて
しまったバーディーは・・連邦からその責任を取らされ・・
つとむの肉体が再生できるまでの間、つとむの魂?と共存
する事になるが・・

ひとつの身体にふたつの魂・・つとむには・・何が何だか
分からないうちに・・謎の組織に襲撃されるなど、普通の
日常が一変してしまう・・

躰はお互いの合意があれば随時入れ替わり、つとむの時は
極普通の地球人の男性・・バーディーの時は外見こそ地球
の女性・・美形でスタイルも良いが・・宇宙でも最高峰の
バーサーカー。

容姿は男女入れ替わるが・・意識は常に共存しているため、つとむの意志と無関係にバーディーの意志で動いてしまう。

その為色々なトラブルを引き起こしたりするが・・それが
コミカルな展開などに発展する事もある。
基本シリアスな展開ですが、ラブコメ要素等も愉しめる♪

極普通の高校生と犯人逮捕の血気にはやる捜査官の凸凹
コンビが織り成すバトルアクションとコミカルな展開で
緩急ある感じ。

キャラデザも作画も舞台背景も少しレトロな雰囲気ですが、
アクションなど可也迫力があり、飛んだり跳ねたりなどの
動きもメカデザ等も綺麗でした。

各話良い感じで区切られてますが、4話で1本の映画のよう
に上手く纏められてる感じで楽しめた。

確り伏線も残して良いラストでした♪

第1話 2Hearts in 1Body
第2話 Double Trouble
第3話 Triangle Trial
第4話 Final Force(最終話)

12年後に諸設定が変更されオリジナルストーリーとして
TV版「鉄腕バーディー DECODE」「鉄腕バーディー DECODE2」
が制作されていますが・・もっと早くても良かったと思う。

【キャスト】
バーディー:三石琴乃
千川つとむ:岩永哲哉

千川耕一郎:キートン山田
千川いずみ:太地琴恵
千川はずみ:丸尾知子
早宮夏美:野上ゆかな(ゆかな)

ゲオルグ・ゴメス:大塚明夫
クリステラ・レビ:兵藤まこ
氷川誠一郎:市川 治
山崎:青野 武
メギウス:清川元夢
バチルス:若本規夫
サラマンデル:中村大樹 他

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

62.4 16 1996年夏(7月~9月)アニメランキング16位
地獄先生ぬ~べ~ THE MOVIE(アニメ映画)

1996年7月1日
★★★★☆ 3.4 (18)
130人が棚に入れました
「週刊少年ジャンプ」連載で人気を呼んだ真倉翔原作による学園コメディ漫画の劇場版。96~97年に公開された『地獄先生ぬ~べ~』『地獄先生ぬ~べ~ 午前0時ぬ~ぺ~死す!』『地獄先生ぬ~べ~ 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!』の3作を収録。

58.6 17 1996年夏(7月~9月)アニメランキング17位
シャーマニックプリンセス(OVA)

1996年6月25日
★★★★☆ 3.1 (10)
55人が棚に入れました
ダークでハードな美少女達が繰り広げるマジカル・ファンタジー。\nある夜、ひとりの少女が地球に降り立った。彼女の名はティアラ。魔法世界"ガーディアンワールド"の魔法の力の源である"ヨルドの座"を奪って逃亡した、かつての恋人・華月を探し出すために地球にやって来たのだ。しかし、やっと出会えた華月の側にはかつての恋敵・レナの姿があった。故郷を守るために戦うティアラと、恋人を守るために戦うレナ。二人の激しい魔法バトルが幕を開ける…。

神無月りあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

音楽も作画もストーリーも配役もGood

全6話完結
1~4話が現在の話、5~6話が過去の話という構成になっています。
ダークファンタジー物なので、魔法の描写は結構生々しいというかおどろおどろしい感じです。大人向けというか

なお途中断念する方は
「1~2話観てみたがバトルっぽい?よくわからんからもういいや(´・ω・`)」
となったのかもしれませんが、それはとても勿体無いと思います。
全部観ても3時間しかありませんので、是非最後までご覧頂きたいです。

特筆すべきは音楽。映画「シコふんじゃった。」や「Shall we ダンス?」等の音楽を手がけている周防義和氏による
魔法系ファンタジーの世界にとても良く合った美しくも不気味な音楽は必聴です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
はりもぐハーリー(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (9)
90人が棚に入れました
『はりもぐハーリー』(英題:Harley Spiny)は、1996年8月5日~1997年6月27日までNHK教育テレビにて放送されたアニメ作品。全140話。NHKオリジナルアニメの第2作目(帯枠作品としては第1作目)であり、前継作は『おばけのホーリー』、後続作は『おじゃる丸』である。

Baal さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしいです。

NHKで放送されていた作品です。

自分が3歳くらいの時に視聴した作品なので

よくわからんことを書いているかもしれません。

平日の月~金に放送されていました。

子供向けの作品なので内容は

いたって教育向けな感じがしました。

(それは当たり前か・・・)

子供の頃だったので面白かったとしか言えません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
今日から俺は!! 第7巻 マブダチ作戦 GO! GO! GO!(OVA)

1996年8月1日
★★★★☆ 3.6 (9)
44人が棚に入れました
『今日から俺は!!』(きょうからおれは)は、西森博之による少年漫画作品。またそれを原作にしたOVA作品。千葉の架空の高校である軟葉高校と、その周辺地域を舞台にした「ツッパリ格闘漫画」でありギャグ漫画。主人公・三橋貴志と、相棒の伊藤真司の2人が様々な敵と戦ったり珍事に巻き込まれたりする。

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
映画 忍たま乱太郎(アニメ映画)

1996年6月29日
★★★★★ 4.2 (3)
41人が棚に入れました
NHKの人気TV時代活劇アニメの劇場版。“忍たま"とは忍者のたまごのことで、立派な忍者を目指して訓練に励む少年・乱太郎たちの日常を描く。松竹アニメ映画大会の一作として公開された。忍術学園の夏休みに学園長からの依頼で硝石を運んでいた生徒のしんベヱたちは、その途中で悪の稗田八方斎の攻撃を受けて硝石を盗まれてしまう。しんベヱは乱太郎やきり丸、1年は組の仲間とともに敵地に向かい、敵の目的が硝石を使って空を浮かぶことと知る。

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
ゲゲゲの鬼太郎 大海獣(アニメ映画)

1996年7月6日
★★★★☆ 3.8 (6)
29人が棚に入れました
「東映アニメフェア」のプログラムの一環として上映された、人気アニメシリーズの番外編。『鬼太郎』の劇場版としては通算6作目にあたる。 南方・バルル島にて行方不明となった父親を探してほしいという少女の願いを受けて、仲間と共に現地に向かった鬼太郎。しかし南方妖怪アカマタに一杯食わされた鬼太郎は、醜くも巨大な「大海獣」に姿を変えられてしまう。その姿のまま上陸した鬼太郎のために日本は大パニック! 目玉のオヤジも、まさか街を荒らす大海獣の正体が息子だとは気付かず、自衛隊の攻撃は容赦なく鬼太郎に降り注ぐ……。 原作マンガの中でもひときわ人気の高い異色エピソードを、現代風にアレンジして一大エンタテインメントに。中盤の展開はさながら怪獣映画のような大迫力だ。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「鯨の海の鬼太郎」 シリーズ中の特異な作品 ナウシカのオマージュ

1996年公開のアニメ映画 第四期の劇場版第一弾 48分

原作 水木しげる 監督 勝間田貝治 脚本 星山博之 音楽 和田薫
OPED 憂歌団 配給 東映

ゲゲゲの鬼太郎第四期1996年~1998年のテレビ放送と並行して制作された劇場版。
調べて見たら四期のテレビ放送版に「大海獣」は無かったんですね。

このエピソードは少年マガジン版「墓場の鬼太郎」の長編作品で、
一期では白黒ながら大海獣と巨大ロボットが戦う大スペクタクルでした。

この作品では相当設定が変えられていてロボットは出ません。
60sの時代ではロボットは未来なら当然普通に存在すると信じられていたんですが、
90sですでに夢物語であると看過されていました。

で、この作品は原作の設定にプラスして「妖怪大戦争」風に南洋の妖怪と日本妖怪の戦いになっています。
四期のレビューにも書きましたが、この時代はアニメへの風当たりが強く、
自然破壊や人間の悪の心など描けない状態に規制が(自主規制ですが)進んでいたのです。
原作にもあった人間の思い上がりによる自滅などはあまり描かれず、
妖怪大活劇のような作品になっています。
まいっちんぐマチコ先生からですかね。

だからと言って駄目な作品と言うわけではありません。
水木しげるが望んだ「風の谷のナウシカ」のような映像美と、
完成されたキャラ造成により非常にレベルの高い見ごたえのあるアニメ作品になっています。
相当昔に観て、良かったような気がしていたので今回見直してみたところ、
1秒たりとも飛ばしたり目を離すこともなく楽しい時間を過ごせました。

久しぶりに観た四期の鬼太郎と仲間たちのキャラのバランスの良さは全シリーズ中最高でしょう。
特にネコ娘はネコと人間の中間と言う感じで人形のようでカリアゲも可愛い。
作画は劇場版であることとナウシカを目指したことにより驚くほど美しいです。
まあ東映なので手を抜くところは抜いてしまって、宮崎駿のようなマニア向けではありませんが。

ネットで良く見た、とんでもない妖怪No.1の「妖怪チンポ」はこの作品です。
ロボットの設定を抜いた分の埋め合わせとして、南洋妖怪軍団を出したので、
そちらも見どころです。

劇場版ゲゲゲの鬼太郎の一覧です。全8作。

1985年 妖怪軍団
1986年 妖怪大戦争
1986年 最強妖怪軍団!日本上陸!!
1986年 激突!!異次元妖怪の大反乱
1996年 大海獣
1997年 おばけナイター
1997年 妖怪特急!まぼろしの汽車
2008年 日本爆裂!!

その時期の長期作品の抜け落ちた重要エピソードなので、これを観ないと始まらないですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
PURPLE HIGHWAY OF ANGELS 湘南爆走族 11 喧嘩の花咲く修学旅行(OVA)

1996年7月12日
★★★★☆ 3.9 (5)
28人が棚に入れました
漫画家の吉田聡の大ヒット作品を映像化したOVAシリーズの第11弾。波打際高校、今年の三年生の修学旅行の行き先は京都。江口洋助たち湘爆メンバーは修学の意味も解さず、宿泊先の旅館でマイペースにはしゃぎ回る。だが一方、せっかく江口との恋を進展させるチャンスにも関わらず、熱を出して寝込んでしまう津山よし子。気持ちが落ち着かない彼女は容態の悪いまま、夜の町にさまよい出るが、そこに地元の不良どもが絡んで来た。一方、ひとりで外に出たと知った津山さんを案じて守ろうと急ぐ江口だが! 原作後半の挿話の中でもイベント味が強く、また互いに思いあうよし子の懸命さと、それに不器用に向き合う江口の男らしさで「週刊少年キング」連載当時から大反響を呼んだ「修学旅行編」のアニメ化。次巻でのシリーズ完結を前に、終盤を盛り上げた一編となった。
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第11弾

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。


本作は修学旅行の話。基本的にはコメディ回。
江口洋助と津山よし子の恋の行方は?
{netabare}F組の江口洋助。『バスでは好きな席に座っていい』と言われて、別なバスの、A組の津山よし子の隣の席に座るとは!{/netabare}

原作に忠実な本作に感謝!!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

眼鏡を開けた天使♥風小僧

原作は吉田の代表作暴走族漫画。略称は『湘爆』
少年KINGに1982年から1988年迄連載された作品。

1987年実写劇場版は江口洋助/織田裕二/清水美砂
のデビュー作でその他杉浦幸/杉本彩/翔/竹内力
「噂の刑事トミー(国広富之)とマツ(松崎しげる)
等も出演している。
OVシリーズ一期には声優として浜崎あゆみもいる。
本作はアニメOVA第11作目。アニメはOVA12作迄有る。

湘南海岸を舞台に、「暴走族」と「湘南爆走族」との
抗争や登場人物やグループを中心に友情や恋愛等
を描いた作品で、ギャグやコメディの割合が多い。

不良・ヤンキー・暴走族漫画の原点ともいえる作品。
後々の同ジャンルの作品に多大な影響を与えている。

主題歌は元横浜銀蝿の翔、HOUND DOG、LOUDNESS、
Mr.Children、杉山清貴 等当時の有名アーティスト
が参加している。


忘れてしまいそうですが・・一応学園モノでもある
このOVA全12作の中で、最もラブコメパート全開の
修学旅行の話がメイン。
とは言え・・湘爆なんで・・それ以外の話も色々・・
バイトで大暴れとか修学旅行前にあれやこれや・・

全12話の11話・・愈々色々纏めてくるのかな?

因みに原作ではサブキャラが多数いるようだけど
アニメでは唐突に出てくる感のある登場人物も♪

今回は委員長かな?

男臭いアニメで数少ないヒロインの中の希少な存在
津山 よし子&三好 民子の他に・・修学旅行だけに
多くの生徒が出てくるが・・委員長という鉄板の?
ラブコメ要員も出てくる。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
MAZE★爆熱時空(OVA)

1996年7月24日
★★★★☆ 4.0 (3)
26人が棚に入れました
スニーカー文庫より発刊されたあかほりさとる原作のOVA作品。見知らぬ世界に飛ばされことで、メイズという自分の名前以外の記憶を失った主人公は、なぜか昼はオンナ、夜は男と性別が入れ替わってしまうという特異体質になってしまった。そして、メイズは助けたことで異常に懐くようになったミルと組んで冒険の旅に出ることになった。本作は、バビロン大公国へ訪れたときのエピソードで、暴君デ・デン・デンを敵に回してしまい、ピンチに陥ってしまう。なお、本作はアニメオリジナルストーリーであったが、ファンからの熱い支持により小説版も発売された。

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
それいけ!アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴(アニメ映画)

1996年7月13日
★★★★★ 4.3 (2)
23人が棚に入れました
映画「アンパンマン」の第8弾で、やなせたかし記念館・アンパンマン・ミュージアムのオープン記念作品。声の出演は戸田恵子他、ゲストに女優の吉野公佳を迎える。『シンデレラ』の大事な靴が一足ずつ別々の場所に別れてしまい、おとぎの国は大混乱の事態に。アンパンマンやメロンパンナたちは『シンデレラ』の絵本の中に入り、みんなを救いに出かける。しかし、ばいきんまんとドキンちゃんも絵本の世界へと足を踏み入れてしまい…。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かぼちゃのカボちゃん

シンデレラをモチーフにした作品ですが、
シンデレラも王子の扱いもオリジナルの
アンパンマン劇場作品ですね。

割とシリアスな話なので、
登場人物は主要キャラに限られています。
つくづく思うのが、劇場版の
ドキンちゃんとか本当に憎たらしいです(笑)
ただ、娘はそう感じていない様子、、、

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

計測不能 18 1996年夏(7月~9月)アニメランキング18位
KI・ME・RA(OVA)

1996年7月31日
★★★★☆ 3.3 (4)
19人が棚に入れました
『腐った教師の方程式』などの漫画家こだか和麻によるエロティックホラー原作コミックを約50分のOVA化。本作の制作時に原作は完結していたが、原作者了承のもとでラストはOVA独自のものにアレンジされている。アメリカのカリフォルニア州郊外。ある雨の夜、ひとりの青年オサムは妖艶な美しさをそなえる少年を目の当たりにした。少年が収納されているカプセルに近づくオサム。そんな彼に、少年は静かに目を開き、そして口づけをする。互いに惹かれあい、今ここに運命の出会いを迎えた二人だが、少年=キメラこそ両性具有の地球外生命体だった。キメラをめぐって多くの宇宙人たちの思惑が錯綜する中、キメラへの愛を認めたオサムは友人ジェイやその父フェンダー博士の助力を得ながら自分のなすべきことを模索するが……。本作は東宝とアニメイトフィルムが中心となって制作。艶やかさを感じさせるキャラクターデザインは梅津泰臣が手がけた。
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