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「忘却バッテリー(TVアニメ動画)」

総合得点
71.2
感想・評価
139
棚に入れた
403
ランキング
1401
★★★★☆ 3.7 (139)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.7

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忘却バッテリーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

忘れよう 忘れられない 忘れてしまった

ジャンプ+にて2018年より連載しているギャグ青春スポーツものかと思わせてシビアに業界やキャラを描く野球漫画。それぞれメインキャラが確固たるエピソードを持ち合わせて、その何か欠けている人物たちがそれぞれや野球というスポーツを通じて繋がり補い合い、そして一つの目標へと向かっていく物語の序章

丁寧なアニメ化だった。丁寧なキャラ描写と試合描写、そして絶妙に弾け過ぎてないギャグは上手く噛み合って、ノイズ過ぎず流れを断ち切らずに各話のストーリーを盛り上げる要因として機能していて、そのバランスは見事だった
そして背景美術もリアルの舞台となった場所の取材から得た資料を上手くアニメにキャラ作画の質感もあわせていて、絵の持ち方はとても見ていて心地の良いものだった
これくらいの質感とクオリティで作品を発表し続けられるMAPPAの制作力というかスタッフの収集力は凄まじく、少し調べてみたら2022秋から2024春までの『進撃の巨人』や『呪術廻戦』と言った名だたる作品も含めて 7クール連続で発表し続けたらしい。本当に心配になるね

それぞれのキャラ紹介が一旦終わり、このあとはチームとしてどう成ってどう戦っていくのかという部分が描かれていきそうという中で終わってしまった。ラストに少し匂わせて続編への期待もあるのかもしれないけれど、正直この話題程度に収まっている中で原作で今やっている部分まで追いついてラストまでやり切れるというビジョンは全く浮かばない。かなり好きな作品だから集英社×MAPPAの黄金タッグ様の資本で何とかとも思うけれど、現実的には難しそう。OPもミセス起用で春アニメの主題歌では一番レベルで聴かれた曲だと思うけれど、炎炎と同じで世間の認識は“忘却の主題歌ではなくミセスの曲”止まりだろうか
シンプルにキャラ描写が見事なむしろ野球漫画に興味が無い人間に読んでもらいたい原作で、良いアニメ化も合わさって割とメディアミックスは成功しそうだったんだけれど、やっぱりスポーツ物の限界なのかな


「忘却バッテリーは面白いだろが!!」
清峰も言ってます

投稿 : 2024/11/20
閲覧 : 10
サンキュー:

2

lDGxX69214 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

★★★★☆

投稿 : 2024/11/20
閲覧 : 12
サンキュー:

0

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

顔が、、っていうのは気にならなくなりました。

視聴完了
全12話

ジャンル
野球青春系

タイトル由来
捕手が記憶を失ってしまって、バッテリーとしても失われてしまった。

設定
現代日本、高校生

ストーリー展開
主人公山田は中学で野球を頑張っていたが、高校では諦め野球部のない公立高校に進学、したはずなのだが、なぜか中学時代の最強バッテリーが同級生に。ただし捕手が記憶喪失になり、知将とは正反対のキャラになっていた。
さらにトラウマにより野球を諦めた中学時代の有名選手も同じ学校に。
そんな5人と野球同好会の先輩たちが、マウンドに戻ってくる。
それぞれのトラウマに向き合い野球をすることとなり、その中で一時的に記憶を取り戻すが、次第に失って元に戻る、というのを練習試合の中で行って終了。特に甲子園の地区予選が始まったりはしない。

感想
総評100点
良かった点
ストーリー構成、展開、キャラ
悪かった点
ない
レビュー
まず一番に思うのが顔。全体的に中心によっているのか、髪の毛が邪魔なのか分かんないがら違和感が半端ない。
のだがストーリーが秀逸で引き込まれるため顔にも慣れてくる。ん?って気になる時はあるけど。
ストーリー構成が素晴らしい。
野球は9人以上でするものなので、登場人物は当たり前に9人以上となるが、野球同好会の先輩はモブ(パワポケの荒井三兄弟みたいな感じ。)途中加入のゲーマー先輩もウェイト低めで、野球なのに5人で盛り上がっているのが良い。
その中でそれぞれのトラウマと向き合い前に進んでいき、一通り終わったところで記憶が一時的に戻り、前に進んでいくのだが、時系列としては進んでおらず、練習試合で終わるのが良い。
また、キャラがかなり良く、記憶を失った元智将が1人滑り散らかしている空気感が良い。

2期がある場合過去のトラウマはすでに解決しているので、どうなるか楽しみ。絶対見る。

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 41
サンキュー:

3

みつき さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアルな高校野球

元高校球児から見て、野球アニメの中で一番リアルな心情を描いていると思う。弱小高が強豪校に勝つことの意味、イップス、フィジカルの格差、自分のせいで負けたときの自責の念、勝者の重圧。記憶喪失の天才を題材として実は俺最強をするのではなく、等身大の高校生の野球に対する気持ちをフォーカスしていることにこの作品の面白さが詰まっている。

投稿 : 2024/10/02
閲覧 : 50
サンキュー:

4

ネタバレ

四ツ谷ミツル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

圧倒的宮野真守劇場

これは画面いっぱいから青春を感じられる秀作だ。面白かった。
王道スポーツ物ではあるのだが記憶喪失×スポ根野球は中々に新感覚だった。
実は原作ちょろっと見たことがあったのだがアニメ版パイ毛であんな笑うと思わなかった。やはり宮野氏はすげえ。

声優陣は全員合っていたと思う。特に宮野氏は群を抜いてハマり役だ。ちゃらけたコミカルなシーンは中々笑わせて貰ったし、知将モードはギャップにビビった。
主題歌も文句無しに良かった。やはりMrs. GREEN APPLEの紡ぐ青春歌は格別だ。CD買ったわ。
音もよくこだわられていて、ボールがグラブに突き刺さるSEがクールでよかった。

作画は流石のMAPPAクオリティだ。
目に映る全てが"青春"を訴えかけてくる。常MAPPAは光と影の描写が美しいと思っているのだが日が照りつけるグラウンドとダックアウトの暗い影のコントラストが非常に良いし、キャラ作画も崩れることなく良く動く。投球フォームやバッティングの流れる様な作画も素晴らしい。MAPPAの描く夏は良い、と改めて感じた。
出てくる選手も全員イケメンなので女性向けスポ根アニメとしては最適ではなかろうか。

ストーリーも最初の数話はテンポ良くコミカルに進んでいくのだが、以前戦った敵との交流試合をきっかけにそれぞれのキャラがフォーカスされる流れが良かった。東堂のイップスや持って生まれた体質とセンスに葛藤する千早は密度の濃い1〜2話に纏まっていて見応えがあった。
個人的に、どの作品でもふわっとホラー味があるのがMAPPAの持ち味だと思っているのだが千早メイン回はそれが生きていて良かった。
超常スポーツ物では無いので程よいリアル感が作画とマッチしていて良い。主要キャラもそこまで多くないので各キャラ満遍なくスポットが当たった所も良かった。
ほぼ毎話続きが気になると思いながら中々楽しく視聴させて頂いた。
要の記憶喪失の理由も朧気ながら分かったし、アニメから入っても充分楽しめる。

ラストは続きを感じさせるクールな雰囲気だったが、現時点では二期の発表は無い。
見てみたくはあるのだがMAPPAのスケジュールはおそらく数年先までギチギチの詰め詰めだと思うので二期をやるにしても相当時間がかかるだろう。
クオリティは間違いない制作会社なので、気長に待つべきか。

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 22
サンキュー:

3

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

従来のスポ根モノよりは一歩引いた視点が面白さに繋がっている(心理描写が丁寧)

【レビューNo.139】(初回登録:2024/8/18)
コミック原作で2024年作品。全12話。
キャッチコピーは
「天才たちは出会ってしまった…!」
「気づいてしまった もう、逃げられない。」
などのようですね。


(ストーリー)
中学野球界で圧倒的な力を見せつけ、相手の心をへし折ってきた清峰葉流火・
要圭の天才バッテリーコンビ。
過去に対戦した山田太郎も野球を辞める決意をして、野球部のない小手指高校
に進学するが、そこで清峰と要に出会ってしまう。
・要が「記憶喪失」により野球素人になっていた
・清峰は”要と野球をすること”にしか興味がない
2人は強豪校の誘いを断り、同校に入学していたのだった。
同校ではちょうど野球同好会が発足したばかりで、清峰は再び要と野球を始め
るために山田を誘うのだった。
そして同校には同じように清峰と要に心をへし折られ、野球と決別した天才プ
レイヤーの藤堂葵と千早瞬平も入学しており・・・
出会ってしまった天才たちの時間が再び動き出す。


(評 価)
・終わってみればコメディは必要だった
 本作はこの手のスポーツモノでは珍しい、ギャグをどんどんぶっ込んでくる
 のコメディ色の強い作品になっています。
 最初は宮野守さん演じる要のハイテンションなギャグについていけず、昔読
 んだ漫画『泣くようぐいす』が頭をよぎりましたね(笑)
 (同じようなギャグ&結構シリアスな野球描写だが打ち切りにw)
 なので、最初は「こんなギャグいるんか?!」と。
 でもキャラの関係性が構築されてくると、山田あたりがギャグやボケをしっ
 かり拾ってくれるので(ギャグ自体は寒くでも)意外とコメディとして成立
 してくるんでよね。
 それに最終話をみると、
 {netabare}「要の『お調子者キャラ』は壮大な伏線だったのか!」
 と受け取ることもでき、なかなか侮れない作品ですね。
 (最後まで視聴すると「滑り芸的なものも狙ってやってたのか?!」という
  気もしてくるw){/netabare}


・野球作品としてはかなり面白い
 ストーリーとしては、弱小校にワケありの才能あふれる主人公が入学してき
 て、さらに才能あるプレイヤーを説得しながら、イチからチームを作り上げ
 ていくという王道展開ですね。
 清峰・要の天才バッテリーコンビに加え、藤堂と千早も性格やプレースタイ
 ル等キャラがしっかり確立しており
 「この4人が同じチームでプレイしたらどうなるんだ!」
 という期待感がハンパないんですよね。
 特に藤堂と千早については
 ・頑なに入部を拒む2人を説得~入部への流れ
 ・清峰と要に心をへし折られたのは実はきっかけのひとつで、野球を辞める
  ことになった本当の理由
 かなり掘り下げられるので、キャラがより魅力的に描かれていきますし。
 {netabare}また要も一時的に記憶が戻り「智将ムーブ」を発動してくれましたし。{/netabare}

 そして山田太郎という有能なサブキャラもポイント高いかなっと。
 主人公は清峰と要のバッテリーコンビらしいのですが
 ・清峰:唯我独尊で言葉足らずのコミュ障
 ・要:「記憶喪失」でアホの子
 ということで、山田が語り部を担っています。
 山田自身は地道に努力してそこそこの実力者ではあるものの、4人の天才に
 は及ばない、いわば普通の高校球児なんですよね。
 そんな彼の視点から天才たちを語っていくという構成は、なかなか上手いや
 り方だったのでは思います。
 また山田の温厚で常識人というキャラは
 ・上述の通りコメディ展開の有能なツッコミ役
 ・個性派揃いの天才の中でのバランサー役
 ・持ち前の安心感あるキャラで要所でのチームの支え役
  (チーム内の人望も勝ち取っている模様)
 4人の天才が悪くいえば投げっぱなしのキャラなので、そこを山田を使って
 上手くフォローしているという印象ですね。

 でも個人的に一番のお気に入りは、土屋和季の加入シーンかな。
 {netabare}内野はタレント揃いだが外野が弱い。で、メンバー探しですが・・・
 彼も4人のような天才ではないのですが足という武器を待っていて、そこに
 (守備範囲の広い)センターという重要なピースが埋まる瞬間が最高にテン
 ションが上がるんですよね。
 「何やこのチーム!めっちゃ面白そうやん!!」{/netabare}

 
・部活動への問題提起とタイトル「忘却」に込めた思い
 まあ「問題提起」はちょっと盛ってますが(笑)
 象徴的なのが土屋のエピソードですが
 {netabare}・中学時代、体育会系のノリや上下関係の厳しさに馴染めなかった
 ・また野球部を辞めたことで”根性なし”扱いされることになった
 ということで2Dの野球に失望して、3Dへ逃げ込んだ経緯があるんですよね。
 スポ根モノなら、強キャラ主人公がそいつらをぶっ飛ばしてスカッと展開に
 なるんでしょうが、現実はそうもいかないわけで・・・
 「厳しい規律と上下関係というシステム。そのせいで埋もれてしまった才能
  もたくさんあるかもしれないと」
 山田のモノローグがなかなかに染みますね。{/netabare}

 また要についても
 {netabare}・元々は今の調子者キャラだったが
 ・清峰を一流投手にするために、努力で「智将キャラ」に変貌
 ・しかし勝ち続けていく中で、自分を厳しく律してきた負担や心をへし折っ
  てきた相手への罪悪感からいつしか「野球が楽しい」と思えなくなった
 ・そんな心の反動が「記憶喪失」
  (正確には「解離性同一性障害による人格交代」らしいが)
 という感じで「勝利至上主義」へ一石を投じるような描写がみられるんです
 よね。
 この辺は少し深読みしすぎな気もしますが、最終話で『要圭』という人間が
 描かれた上で、タイトル「忘却」に込めた作者の思いとは・・・
 単に「記憶喪失」いう意味だけでなく、「過去からの解放」といったものが
 含まれているのかもしれません。
 本作でも最後に
 「もし一つだけ何かを忘れられるとしたら、俺は・・・」
 で含みを持たせていますし。
 今後この辺りも明かされていくのでしょうか。

 「記憶喪失」によりお調子者で野球素人になってしまった要ですが、皆でイ
 チから野球に取り組んでいる姿はノビノビしていて、過去との対比を意識し
 ているようにも感じますね。{/netabare}


そんな感じで、
・序盤のギャグ展開は合わずに眉を顰めていたが
・イチからチームが出来上がっていくワクワク感
・キャラ同士の深まる関係性
・原作者の描きたいテーマ性
回を追うごとに積み重ねが生まれ、面白さが増していく作品なのかなっと。
今期では練習試合まででしたが、今後このチームが公式戦でどこまでいけるの
か純粋にみてみたいと思いますし。

原作者は女性の方のようですが、(男性目線の)従来のスポ根モノよりは一歩
引いた視点から描いてる感じが、独自の面白さに繋がっている感じがしますね。
(山田の語り部や独自性のある丁寧な心理描写が印象的だったかな)

OP「ライラック/Mrs. GREEN APPLE」
ED「忘レナ唄/マカロニえんぴつ」
・こういう方々がこぞって参戦しているのをみると、アニソンという分野も
 レッドオーシャン化しているのをつくづく感じますね。

投稿 : 2024/09/14
閲覧 : 203
サンキュー:

21

マサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【77点】ギャグかと思いきや真剣な青春スポーツ作品、笑いと陰のある描写を組み合わせつつ展開されるドラマがグッド。

漫画原作。記憶喪失の捕手と野球以外のことを頭に入れない問題児のバッテリーが都立の野球部に入るという話。

滑り倒しているギャグシーン、鮮やかな動きの野球シーンと作品内でのメリハリがついており、奇行で笑わせつつもシリアスな所は茶化さずに描くという構成で見応えを感じる。

キャラクターも魅力的で、基本的には天才バッテリーと出会った一般人選手視点で物語は進む。天才的な選手が集まりすぎることで話のボケや情報を飽和させず、共感性羞恥を減らしており、視聴者の代弁やモノローグでの各選手の凄さを体感させるように描写させている。

練習シーンの割合が多く試合シーンは少ないが、2期以降がやるとすれば試合も多くなり、今後の展開にも期待できる。是非とも続編が来て欲しい…

投稿 : 2024/09/05
閲覧 : 38
サンキュー:

2

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

俺の球で思い出させてやるよ。野球の楽しさ

基本はコメディだが女性原作のスポーツ物な感じに仕上がっていて、シャンプっぽくなくなっているが人間関係や悩みなどの心理的なものが良く詰め込まれてて面白い。
1クールの終わらせ方がとても綺麗。
制作も声優もとても素敵でいうことなし。今後2期も原作と比べどう変わるのか気になる。

100点中75点

投稿 : 2024/09/01
閲覧 : 31
サンキュー:

0

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

野球初心者から経験者まで

みかわ絵子による原作漫画は、『少年ジャンプ+』(集英社)で連載中(既刊18巻、原作未読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は中園真登。制作は、『呪術廻戦』、『ダンス・ダンス・ダンスール』などのMAPPA。
(2024.8.10投稿)

野球経験者なので野球アニメにうるさいといえばうるさいのですが(笑)、とりあえず評判が良かったので観始める。


【あらすじ】
主人公は、シニアリーグ(中学硬式野球)で圧倒的な才能を見せ、多くの有望な中学生選手たちのプライドをへし折ってきた天才バッテリーの清峰葉流火(きよみねはるか:CV.増田俊樹)と要圭(かなめけい:CV.宮野真守)の二人。

彼らの圧倒的な才能を目の当たりにした山田太郎(CV.梶裕貴)は、自らの才能の限界を感じて野球を辞める決意をし、野球部のない都立小手指(こてさし)高校に進学。しかし、そこでいるはずのない野球エリートたちと再会することに。

事故による記憶喪失により野球素人となってしまった捕手・要。幼馴染の要にくっついてきた投手・清峰。そして、太郎と同様に清峰・要バッテリーに心をへし折られ、それぞれの事情から野球を辞める決意をした遊撃手・藤堂葵(CV.阿座上洋平)と二塁手・千早瞬平(CV.島崎信長)。

出会うはずのない場所で出会ってしまった天才たちは、発足したばかりの野球部に入って甲子園を目指すことに…


もっとも、本作では、ようやくメンバーを揃えて練習試合をするところまでなので、本格的には続編に期待といったところ。


【要圭は宮野真守ありきのキャラクター】
主人公の要圭は、「宮野真守ありきのキャラクター」といってもいいくらいのはまり役(※作中でも中の人が顔出しで登場(笑))。

要(かなめ)は、シニアリーグ時代、冷静沈着な智将としてカリスマ性もあったのに、記憶喪失により野球に関する知識と興味だけ失って本来のお調子者キャラに(※あまりにも都合のよすぎる記憶喪失に疑問があったのですが、本当は、{netabare}記憶喪失ではなく、解離性同一性障害、いわゆる「多重人格」。{/netabare})

もっとも、要は、話数が進むと、{netabare}一時的に記憶を取り戻します(※本当は智将キャラに人格交代)。{/netabare}

「お調子者」キャラでは、一発ギャグで「パイ毛」(※乳首に生える毛)と堂々と言ってのけるコミカルな演技をみせるかと思えば、「智将」キャラでは、『銀河英雄伝説』のラインハルトのようなシリアスな演技をみせる。

その幅広い演技は、同じように幅広い演技で定評のある神谷明さんのあとを継いで『キン肉マン』の声優を射止めたのも納得です。


【野球初心者から経験者まで】
こんな宮野さんのコミカルな演技と、まずは野球部のメンバー集めから始まるので、特に序盤(5話まで)は、ゴリゴリの野球アニメというよりかは、学園モノなのでとっつきやすいかも。

また、要が記憶喪失で野球素人になってしまっているので、野球の基礎的な用語の説明なんかもしてくれます。

もっとも、坊主頭の強制など悪しき因習が未だに色濃く残る野球部に馴染めない問題、極度の緊張や精神的なプレッシャーが原因となって筋肉がこわばって体が思うように動かなくなってしまう「イップス」の問題なんかにも真面目に触れていて、野球経験者として好印象でした。

さて、肝心の野球のプレイシーンですが、主人公のチームにド素人が混じっているので、全般的ではなく部分的に緊迫感がある感じ。両チームの実力者同士の対決は、駆け引き含めてきちんと描かれています。

ただ、全体的にはよく動いているのですが、CGのせいなのか細かい動きに「硬さ」が感じられ(例えば、球をリリースするときの指の動きや、投球する際の腕の動きなどに柔らかさを感じない)、経験者的には実際の動きとの間に若干違和感があります。


というわけで、概ね野球初心者から経験者まで観ることができる内容になっていると思います。


【魅力的なキャラクター】
あとは、かっこいいキャラクターが多いので、キャラ人気が出そう。

しかも、ただ単にかっこいいだけではなくて、要はコミカルな面、清峰はコミュニケーション下手、藤堂はヤンキーキャラだけど繊細、千早はそつなくなんでもこなしているようで実は悩んでいたりと、それぞれギャップあり。

ただ、山田太郎といえば故水島新司先生の不朽の野球漫画『ドカベン』の主人公と同姓同名なのですが、本作の山田太郎は、体格は小柄で才能はそこそこ、清峰、要、藤堂、千早の4人の天才を冷静に俯瞰する狂言回し的な役回りとなってます。


【音楽】
オープニングは、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」
エンディングは、マカロニえんぴつの「忘レナ唄」

本作と同じような軽快な感じ

投稿 : 2024/08/11
閲覧 : 123
サンキュー:

5

ネタバレ

ガオガエンイズコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なめてた

暇だから手を出してみましたが、普通に面白かったです。親の前で見てもぎりぎり大丈夫な下ネタが入ってきます。不快な方はご遠慮ください。opはミセスが歌ってていい曲だったとは思うけど、アニソン感があんましなかった。最近はこんなもんなのかな?あんまりアニメの内容を覚えてはいませんが、飽きずに見ていたと思います。

投稿 : 2024/08/06
閲覧 : 72
サンキュー:

0

ネタバレ

アルレット さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的には数年に一回出会えるかどうかの作品

自分はもともと、おそらくアニメに連動する形でYouTubeのshortsで流れたCMで興味を持ち読み始め、その後にアニメに入った勢なので、原作との比較という形の感想になるんですが、良い意味で原作からの改変がたくさんありましたね。尺の都合もあるのでしょうが、キャラがより深く掘り下げられており、また、細かい点でも、例えば最終話で要の記憶関連の話を昼飯食べながらしており、原作だったら佐藤・鈴木両先輩はいなかったんですが、ここに二人を加えることで後々の先輩たちとの絆の深さとかに対する細かな補強になるなど、良改変が多かったです。円盤の売れ行きから二期もありそうですので、是非とも二期は帝徳戦まで描いて欲しいですね。

投稿 : 2024/08/01
閲覧 : 55
サンキュー:

1

ネタバレ

NO99 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実に 不快だ・・・

だがそれでいい
宮野さん
梶さん
いいですよ!!!

投稿 : 2024/07/25
閲覧 : 63
サンキュー:

1

はるせ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中から忘却じゃなかった

喧嘩っ早いキャラがいたんですが、あれだけボコボコにされたら二度と野球なんてできなくなりそうです。

まぁギャグだろうからあんまり真剣には考えないことにします。パイ毛~!

投稿 : 2024/07/19
閲覧 : 67
サンキュー:

0

さあや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

宮野真守のギャグセンスが最高に光る、原作改変も最高

原作勢からしたら、賛否両論という意見を拝見しましたが、アニメ勢は全くそう感じはありませんでした!二人のレジェンドとそれぞれのキャラの濃さと背後にある闇や黒歴史のシーンなどを盛り込むのがとてもうまい。

ただのスポーツアニメと思ったら大違い。

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 64
サンキュー:

0

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結構コミカルや

最強バッテリーでピッチャーに対して相手のことは忘れろと言っていたキャッチャーのほうが記憶を失うというスタート。

元敵チーム選手と野球部がないはずの高校で出会うという。
賢い完璧なキャッチャーと見せかけて馬鹿になってるて性格も変わったのか?元々かーい笑。
野球もといキャッチャーのやりがいに目覚めてかっこよくなっていただけなのは残念の極み。
元々根性なしなのに、一番過酷なポジションするって色々と凄いな。

設立されたばかりの野球愛好会あって草。
山田もやらんて言うてたのに結局入らされるんかい。
もれなく糞みたいな先輩付随しているのなんでやねん。分かりやすい小物感で草。
忘れたはずなのに、どこか体がうずくんやろな要くん。
乳首浮かせたいって始めて聞くは笑。プロテクターで隠すのは正解だわ。
剛速球取れるのは体が覚えている証拠。

一発ギャグのパイ毛はかなり重要と見た笑。何回もやってるし、智将と恥将の見分け方みたいな。せっかく、催眠かかってたのに、ちょっとずつ手の動きが戻って来るの笑。
使い分けも良くて宮野真守が最適すぎる。途中で本人の写真出てくるのも笑った。

それぞれ野球をやめたけど、改めて始めた人たちの葛藤や壁を乗り越えて成長する様が面白かった。
葵くんのイップスの辛さも分かる。
千早くんの体のサイズ問題も分かるな。努力でどうにもならないことだし。山田くんのほうが小さいけどな…。その分努力して十分な戦闘力があっても心の壁も邪魔していてというね。
二人ともエロDVDに地味につられるのは面白い。
圧倒的に強くて上手いが故に勝ちにこだわりすぎて他の選手の心を挫きすぎて野球への楽しさを忘れてしまった辛さの描写もあったなあ。そうとうなストレスだったのでしょう。だからこそ、野球を楽しむ気持ちを思い出せるように記憶喪失になってアホに戻ったのかもしれないなあと。記憶違うだけで体力全然違うんは不思議だな。しかも、よりによって一番やりがいあるけど、滅茶苦茶きついキャッチャーて!!どんなにピッチャーが良くてもキャッチャーが悪いとそもそも試合にならないからなあ。{netabare}気になってWiki見たら、解離性同一性障害なんだと。そうかなあとは思っていたけど盛大なネタバレ。対話での上達が楽しみ。{/netabare}

野球用品は実在のメーカー使っていて地味に凄い。

OP
ライラック Mrs. GREEN APPLE
ED
忘レナ唄 マカロニえんぴつ


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
エピソード1 思い出させてやるよ
中学で野球を諦め、野球無名高校に進学した山田太郎。そこで、かつて打ちのめされた中学最強のバッテリー――清峰葉流火、要圭と出会う。だが、この高校に野球部はないはず。しかも圭は記憶喪失のようで……!?

エピソード2 一緒にやる?
相変わらず圭は野球を拒否していたが、葉流火がある取り引きをもちかけ、渋々バッティング練習をすることに。一方、山田と同じく最強バッテリーに夢を打ち砕かれた藤堂葵と千早瞬平は、その光景を目撃して驚愕する――!

エピソード3 だから、なんだ
藤堂、千早との親睦を深めるため圭は自分の家に招待する。そこで葉流火からベッド下に隠されたキャッチャーミットを見せられる。それぞれが「捨てられないもの」と向き合うことになる中、名門帝徳高校の練習試合が決まる――!

エピソード4 容赦しないよ
葉流火のピッチングは帝徳バッターを寄せ付けず、あっという間に三者連続三振。攻撃でも一番・藤堂が初球ホームランを放ち、小手指が勢いに乗る。そして、誰もが固唾を呑む中、葉流火と圭と因縁のある天才バッター国都との対決を迎える!

エピソード5 辞めたきっかけの
試合後、帝徳の監督から葉流火・圭・藤堂・千早がスカウトを受ける。自分のせいで負けたと気づき、3人を送り出すつもりの圭。転校について悩む藤堂と千早。そして早々に立ち去った葉流火。それぞれの答えは……?

エピソード6 やる!!
野球とは何か?悩める圭のために藤堂の家で勉強会をすることに。藤堂の綺麗な姉とかわいい妹に衝撃を受けながらも、圭は純粋な気持ちで野球を学ぼうとしていた。一方、藤堂は自身がある問題を抱えていると告白する…!

エピソード7 面白いやつら
イップスのため、ポジションの変更を申し出る藤堂。似たような経験をした圭の言葉に動かされ、改めて送球の練習をするが、やはりうまく投げられない。そんな藤堂に、葉流火が厳しいひと言をぶつけてしまい……!?

エピソード8 3次元の野球はちょっと…
藤堂のイップスが改善し、次の課題は圭の能力向上!しかし、圭は要求の多さに耐えられず、屋上へと逃げてしまう。するとそこで、野球ゲームは好きだが現実の野球は苦手なオタク・土屋和季に出会う。

エピソード9 誰に向かって口きいてんだ
「圭の記憶が戻ったらどうなるのか」という土屋の素朴な疑問から、それぞれがあの手この手で圭の記憶を取り戻そうとする。そんな中、土屋の提案した催眠術を試すことに。効果はなかったように見えたが……。

エピソード10 逃げられない
ついに氷河高校との練習試合が始まる―!復活した智将・要圭の読み通りに試合は進むものの、時々アホ圭が顔を出し、不安に駆られる山田たち。だが、彼らは目撃するのだった、フルスロットルの“最強バッテリー”を!!

エピソード11 俺は嘘つきだ
圭の智将モードがついに終了?!動揺する小手指はついに逆転を許してしまう。圭はベンチに充満する重い空気を変えようとするも、千早は立ちはだかる“ある壁”に苦しむ。

エピソード12 嫌だったか
九回表、ツーアウト一・二塁。逆転の望みは圭に託されるが、元智将は巻田の剛速球にテンパるばかり! 「普段、誰の球捕ってるんだ」。葉流火のひと言で何かに気づいた圭が、巻田との勝負に真っ向から挑む!

投稿 : 2024/07/10
閲覧 : 58
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7

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ギャグ調の青春野球アニメ。と思いきや

初見評価
最強バッテリー高校生のキャッチャーが記憶喪失して。
って物語。
でも、シリアスは皆無でくだらないギャグ連発で寒いを笑いと思ってるたちのアニメ。
飽きそう。

4話まで視聴
あまり見る気なかったのだけど、3話あたりからスポーツ物ぽっくなってきて4話ではわりと熱いシーンもありよかった。
ギャグはあいかわらず寒いけどそれでも楽しめるかも。
視聴継続

最終話視聴
わりとがっつりスポ魂で楽しめた。それぞれの悩みや葛藤があり青春してるなーと思った。必死に悩めるほど夢中になれることはすごいと思う。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 173
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ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ま!面白かった

続きが見たいかなぁ たぶん 微妙かなぁ

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 59
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0

ネタバレ

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

それでも野球が好きなんだ

視聴回数 3回(5話、最終回 5回視聴)

野球が好きだけど、忘れられない。
そんなテーマがこの作品にあります。

主人公は「要 圭」
野球がなければ、普通の高校生だが性格は怠惰。
相棒の「清峰葉流火」が一緒だから頑張る。

相棒とか、一緒に頑張るとか、そういう熱い気持ちが感じられる作品。

全話を視聴してから、見て欲しいネタバレ。パイゲー!w

{netabare} 作品自体はBLぽく感じられる方もいるとは思います。これは男同士の友情が熱い作品です。男女問わず、一緒に仲間になったら好きって気持ちになるのは、こういう気持ちなんだなって再確認できます。たぶん、こういうのはスポーツとか関係なく発生する気持ちなんだと感じています。こんな演出って胸が熱くなるんです。 {/netabare}

次が見たくなるような展開で、次期が作成されるのを楽しみにしたい作品です。
MAPPAの底力を感じました。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 64
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5

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続き、はよ!

今期ダークホース。それぞれのキャラが立ち、要の記憶喪失による二重人格問題も解決の糸口?が見えた大変に良い所で終わってしまった。今後このチームがどうなっていくのか続きが楽しみで仕方ない。2期があるか不明だが待たれる。

投稿 : 2024/07/05
閲覧 : 48
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1

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『パイ毛〜〜〜〜』

あーもう、言う事なし!!大満足

中学時代怪物バッテリーの捕手が記憶喪失になって野球部のない高校に進学したギャグ強青春スポーツ物語

序盤から要圭のキャラが最強におもろくて大好きwww中の人が2次元飛び出してる感が否めないwww

ストーリーも適度に熱く、仲間と努力が実るとても良きです。そして笑が詰まってるw

op.edも最強だし、ギャグセンも最強だし、私的にゎ文句なし。元気出た。

特に智将要圭回がたまらんすきwwww

思わずパイ毛〜って言いたくなる作品

投稿 : 2024/07/05
閲覧 : 43
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1

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

割とシリアスな物語だったのね

オープニングがMiss Green Apple
エンディングがマカロニえんぴつと、気合入りまくりのこちらの作品。
ついでに声優も豪華。

最近めずらしくなった野球のアニメ。
バッテリー中心の展開だが、超高校級のスラッガーと守備の名手も参加し、
4人のスーパー高校生中心に展開する。
各々の過去の苦労も描かれ、回を追う毎に熱い展開となる。
しかし4人だけでまともに野球できるわけもなく。
今回は練習試合だけで終わった。

いやそれにしても、主人公の一人、要圭はえげつない。
他のメンバーのトラウマとは次元が違う。
これはタイトルの意味合いも変わってくるのでは。
驚きの展開だった。

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 73
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9

Glutton さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

こんなイケメン達が野球やるわけ(以下略

かつて無双していたバッテリーの片方が記憶喪失になった(?)ので野球を続けられるか…
というところから始まる。
それは良いのだが、記憶喪失のせいで(?)お下品なギャグというか寒いオヤジギャグみたいな
事を言うようになってしまっている為、このノリについていけるかどうかがポイントか。
あとシリアスに魅せたい場面なのかギャグっぽくしたいのか分からない時があるというか…。

関係ないが1話冒頭の盗塁阻止の場面でセカンドがランナーを手(グローブ)でブロックする
シーンが怖い。骨折しそうで。(小並感)


[追記]
13話まで視聴。
最後の2話は内容がなかなか良かったと思う。どう見ても2クール以降もある流れだが1クール
としてもそこそこそれなりに締めれたような感じだし。キャラの内面を描けていたというか。

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 105
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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本一の中学生バッテリーが弱小都立へ進学?

詳細は公式でも。

集英社『少年ジャンプ+』連載中の、みかわ絵子さん原作コミックのアニメ化作品です。制作はMAPPA。

シニアで全国に名を馳せた天才バッテリー、清峰葉流火・要 圭の2人。だが、なぜか有名私立校ではなく、野球部すらない弱小の都立小手指(小手指は埼玉っすけどね)に入学。

そこに集ったシニアで清峰、要バッテリーの心を折られて野球を諦めた少年たちが野球部を作り、成り上がっていく、いわゆる「下剋上球児」みたいな話のようです。

やー、さすがMAPPA。
野球って、かなりアニメにするの難しいと思うんですよね。結局「タッチ」だって野球シーンはイマイチな気がするし、「球詠」を観ればわかると思います。

それでも、そこはMAPPA。ピッチングシーンもキャッチングシーンも迫力あって、さすがMAPPAと思わされました。

そして、野球が好きな人なら誰しも空想する、弱小の公立高校が強豪私立に下剋上していくというストーリーも、王道中の王道だけど面白いに決まっているんですよね。

これは期待できますね。もちろん継続視聴決定です。

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
いやあ、なんていうか、お話の作り方が上手だったなぁというのが感想の第一声です。

野球マンガというカテゴリにおいて、やっぱり野球ってのが軸になると思うんですね。「ドカベン」だって「Major」だって、やっぱり野球シーンを描くのが主になるわけです。唯一例外なのが「タッチ」のあだち充先生。人間関係の物語を主に置いているからこそ、あれだけ老若男女に受け入れられているわけです。

その意味では、かなりあだち充先生イズムを感じさせる作品。
もちろん、根底には野球というものがあって、そこを起点に話が広がっていくのは間違いないのですが、それを感じさせない話の転がし方が見事でした。

中学最強バッテリーと恐れられた清峰・要バッテリー。だけど、要の記憶喪失を機に、野球部のない公立高校に進学し、偶然にも2人に心を折られた元野球部員たちと同級生になり、大好きな野球を始めてしまうストーリー。

いいじゃないですか。
そして、それをシリアスタッチに描かないのもうまい。全体的に軽めなタッチで描きつつも、各々が抱えるトラウマなどの問題を、それぞれしっかりと掘り下げました。

なんだろう。うん、完璧な1クールだったんじゃないでしょうか。

要は本当に記憶喪失なのか、とか、清峰の掘り下げがなかったとか、2期への課題もたくさん残して終了。今んとこ2期制作の発表はないですが、これは続編も来るでしょうね。やっぱりMAPPAはすごいなと感じさせる1作でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/04
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5

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

智将→恥将

主人公の清峰より、主人公な恥将 要。

宮野さんは適役だと思うけど、
ギャグ声が、ゾンビランドサガの巽 幸太郎になっちゃってるんだよね…

帝徳高校の監督の面白さ、動きが付くと格段に面白い!
小手指4人(主に清峰スキスキオジサン)

氷河戦までだったけど、ストックはあるから、
2期来るかな?

投稿 : 2024/07/03
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ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

圭「パイ毛からのカットあるぞ」

ピッチャーとキャッチャーの最強のバッテリー。
ピッチャーの流火とキャッチャーの圭のバッテリーは事故により圭の記憶喪失と言う形で姿を消すことになります。

思い出、流火の事、野球の事を全ての記憶を野球部のない都立小手指高校に入学していたのでした。
そして、彼らは設立されたばかりの野球部の同好会に参加する事になります。



記憶を無くした圭は面白キャラになっていました。
例えるなら「デュラララ」の紀田正臣をバカにした感じのテンションのキャラですw
メンタルもめちゃくちゃ弱いですw
そんな彼は野球をやりたがらないのですが……

それでも、本当は早く投げられるけど、圭以外は止められないからと山田に手加減をして投げる流火のボールが遅いと馬鹿にするクズの先輩達に流火が馬鹿にされる事が許せなくて、記憶喪失でも彼はキャッチャーに立候補しボールを取ります。
そして、手が痛いから二度と野球しないと泣きながらグラウンドを去りますww

後、AVが大好きで流火がAVで釣って野球をさせられるのが面白いですw
徒歩5分で女子が可愛いから小手指高校を選んだみたいです。
ただ、観察眼は凄くて記憶がなくても彼がこれまで磨き上げた武器は彼の中に息づいて居るのだと思いましたね。


で、流火って天才なんですよ。
数々の名門校や野球界の宝なんて言われています。
それでも、流火は圭と野球をやりたくて名門校の全て蹴って彼はこの小手指高校に来たのです。
きっと、どんな名門校からプロに行く未来より圭と一緒に野球をする事を選んだんですよね。
多分、流火にとっては1番価値があるのだと感じました。

あと、凄く負けず嫌いの努力家です。
人生を野球に捧げているらしいですが、人生を捧げられるくらい好きな物に出会えるって本当に凄いですね。

山田太郎は作品のツッコミ担当ですね。
最初は主人公ポジションで出てきてからはツッコミが多い感じがします。

ただ、流火と圭以外にも2人有名な選手が居ます。
藤堂と千早、彼らも野球を捨てて小手指高校に来た二人でした。
この二人もAVで釣られますww

そもそも、流火の兄は野球のポジションさえ判れば他人の趣味嗜好が解り相手の好みのAVが解る能力があるみたいです。
これ、アホみたいな能力の使い方ですが、めちゃくちゃ優秀な才能なんじゃ……メンタリストとかに近い気がする。
敵選手の癖や弱点を見抜いたり、味方選手の強化方法とか弱点強化や才能開花も可能性あるんじゃ……
「黒バス」で言うサツキみたいな事もできるんじゃ……それをAVって才能の持ち腐れw



藤堂には野球を辞めた理由がありました。
彼は罪悪感から野球を逃げ出しました。
彼はイップスだった…

チームのエース藤堂、彼は試合に負けてしまいます。
その負けを自分のせいだと責めてしまいます。
先輩達の夏を終わらせてしまった…と、オマケに自分意外が強豪校からスカウトがない事も気に病んで…
それが精神的に尾を引いたのか、頑張りすぎたのか……彼はイップスになっていきました。


試合結果は残念だったよね。
確かにチーム戦に勝利、敗北、の結果はある。

その敗北は「誰のせいでもない」と私は思うんですよ。
チーム戦ってチームなんですよ。
勝利も敗北も個人で背負うんじゃない、チームで背負うんですよ。

だからチームで負けて誰かを責めるとか、自分を責めるとかは違うと思う。
それでもさ、やっぱりチームメイトが頑張ってきた事を知っているからこそ、自分を責めてしまうんだと思います。

私もそう言う人を見てきました。
勿論、私自身も考えた事もありますし、簡単に割り切れるものじゃないんだけどね。
チームって良い物だけどさ、チームやメンバーが好きだと、その気持ちが強ければ強い程、罪悪感を感じて責めてしまう厄介なものでもあるのが事実ですよね。


で、練習してイップスを克服する努力をします。
で、出来ないと諦めかけて笑う藤堂に流火は「努力が足りないんじゃないか?」と答えます。
山田は流火の言葉を努力が実って結果が120パーで帰ってくる彼だから努力して出来ない人の気持ちが解らないと解釈します。

私はこのセリフを聞いて、流火は酷い事を言うなぁーと思いました。
けど、彼は努力をしてきた人間です。
「努力」って出来ないから積み重ねて出来る様になる物で、努力をして来たから今の流火があるし、努力を続けるから流火は凄さを継続出来ているんですよ。
もしかしたら、彼も元々は出来ない人だったのかな?って思いました。

勿論、努力が報われない事って沢山あるし、努力すれば報われるなんて残酷な事は言えません。
けど、諦めたら報われないのは当然です。
だから諦めて藤堂に後悔して欲しくなかったからこその言葉なのかな?って。

藤堂は野球から逃げたけど、帰ってきた。
何故?野球が好きだから野球を続けたいからです。
だから、後悔したまま出来ないからと大好きな野球で得意のポジション諦めて欲しくなかったから、一度諦めて悔しい思いをしたのを知っているから、再チャレンジしても出来ませんでした、で傷つくのは藤堂だから。
 
自分に「出来ないから」と理由を突きつけて、笑いかける藤堂を見たから、この厳しい言葉を投げかけたのではないでしょうか?

後に流火は「ショートは藤堂だ、変える気はない出来るようになれ」と発言しています。
それは藤堂ならイップスを乗り越えられると信じているから、負けず嫌いの流火が自分を含めてショートが1番上手いのが藤堂だと確信しているからです。

元々、流火は圭と野球がしたくて野球をして居ましたが、今はこのチームで試合をしたいと感じているのかも?しれませんね。


で、流火の「努力が足りない」発言に藤堂は「そうだな、出来るまでやるのが努力だ」と返します。
山田が「凄いなぁ」と感じますが、私も同じ気持ちですね。

私が藤堂なら、何か言い返したと思う。
その言葉はきっと私は頑張ってますアピールや自分を守る為の言葉と言う名の言い訳を並べた言葉かもしれません、出来ない事を言い訳に自分の努力解ってもらえないから八つ当たりするかもしれません。
もしくはグローブを地面に叩きつけて逃げ出すかもしれません。

でも、藤堂は自分の努力の足りなさを受け入れて努力が出来る人です。
たから、練習を続けます。
諦めそうになり笑いながら言い訳をし逃げ出す彼はいませんでした。

他人の言葉って最初は表面で受け取り無意識で善意や悪意に受け取ってしまう。
けど、その言葉の意味を考えたら、本当の言葉の意味が見えてくる気がするんですよね。

例え、嫌味に言われても、その意味を考えることで自分自身が成長出来るキッカケになったりする場合があります。
きっと、そう言う人なんだと思います。
「成長」出来る人と言うのは。

何より、藤堂は中学時代に1人で努力して無理してイップスを克服しようとして皆んなが「肩を壊すから辞めろ」と心配されます。
それも、優しさだと思うんですよ。
けど、腕を引き留められる優しさよりも。

厳しい言葉を言われても、一緒にイップスを克服してくれるチームメイト達、出来るまで、付き合ってくれて背中を押して支えてくれる流火、圭、山田、千早、優しい素人先輩達がくれる優しさの方が好きかな?って思いました。

で、中学時代の先輩に再会して藤堂は言葉を交わします。
先輩は藤堂が野球を始めた事を喜んでくれました。
ずっと気にかけて心配してくれてました。

やっぱり先輩は怒ってなかった。
誰もチームの負けを藤堂のせいにはしてませんでした。
そりゃそうだよ。
藤堂が頑張ってきた事を知っているよ。
チームだもん、ずっと側で見てくれてた人達だもん。

あの試合の後に先輩達は泣いてました。
けど、それは多分悔しいし本気で向き合った証だと思うんです。

私も昔、試合で負けて泣いた事がありました。
試合前って凄く応援してくれるんですよ。
それが嬉しくて。
だからこそ、勝たなきゃ答えなきゃと思うしチームの皆となら出来るって信じてますからね。

けど、負けた時に結果をだせないと頑張ってたけどダメだったって気持ちと応援に答えられなかったって考えたら涙が溢れて来て、応援してくれた人達も「頑張ったね」とか「相手が強かったね」って励ましてくれるんだけど、やっぱり負けた後だから、その優しさが少し私には受け止められなくて「ごめんなさい、次頑張ります」としか言えなかった。

ただ、この負けをきっかけに次に踏み出せたものあります。
負けたから、強くならなきゃとも思わされましたからね。

先輩達も多分悔しかったけど、その最後の試合は次へ踏み出す一歩になったんじゃないかな?と思います。

そして、王者帝徳と練習試合が行われます。
試合中もコメディを忘れないこの作品を笑いながら見えるのは野球漫画では中々無い気がします。

で、この試合は圭が顔面に流火の球を喰らってしまいます。
そこから恐怖心でボールが取れなくなります。

実は私も少し似た経験があります。
小学校の頃に遊具から転落した事がありました。
右腕の肘から一気に内出血をし、しばらくの間、骨折した時の様に腕を固定する生活。
そして、何よりも高い所が怖く高い所に立つと記憶がフラッシュバックして息が荒く身体が震え始めました。

ただ、それではダメだと高い所に慣れる為に訓練をして高所恐怖症を回避しました。
今では高くても大丈夫です。

だから圭の感じた恐怖心と言うのが凄く解ります。
克服したくても身体が拒絶反応をする。

それでもそれを克服しようとする姿はカッコいいですよね。
実は帝徳に転校をしないかとスカウトされたこと流火、藤堂、圭、千早でしたが圭がキャッチャーを克服する姿をみてスカウトを蹴ります。

私がチーム戦がいいなぁ〜と思うのは、そう言う頑張ってる人を見ると自分も頑張ろうとか目標を高くもつから高め合える点だと思うんですよね。

で、圭のキャッチャー克服に皆が協力しようとしてくれるのも嬉しいよね。
こう言うのって一人じゃ中々出来なかったり克服を諦めちゃう気がする……
後にボールは取れる様になりましたが……

練習したくない圭が真剣に練習してました!
ゲームのパワプロの練習!
野球ゲームはね……私はした事無いかなw
ただ、最近「ブルーロック」のサッカーゲームアプリはオートでしてますww

そんな中、センターを探していたら当時上手く行かなくて野球を辞めた土屋に出会い全員でスカウトしようとします。
ゲームの野球は得意だけど三次元の野球は苦手で野球はしたくないと話すのてすが……スカウトも諦めて貰えずwww

圭に対しては皆が皆、パワハラ気味だから怖いけど、土屋には皆優しいww
そんな中、見学体験をして野球の楽しさを思い出し入部してくれる事になります。

この作品の圭は馬鹿です。
それは記憶を失っているからです。
しかし、彼は元々は智将と呼ばれた男で馬鹿を直そうと催眠術に掛かった次の日の朝。
彼は元の智将としての人格を取り戻したのでした。

智将要圭の復活!
真面目な野球漫画に変貌!
しっかり練習しているんだww
しっかり野球漫画なんだww
天才&智将のバッテリー復活!

智将がいるとギャグ担当は土屋先輩かな?
智将が試合を取ってきました。
vs氷川高校

智将は頼りになりますね。
試合開始前まで智将は絶好調!
試合前半……智将がバグり始める!
大丈夫!まだ、カットあるぞ!って分析できてる!パイ毛あるぞ!って皆に伝えているww
ん?なんですか?変ですか?

智将「今から吉祥寺いくか?」
智将が試合中にベンチに寝転んで発言します。
そこで、智将を縛って騙し騙し試合終了まで頑張ろうとします。
智将は試合を真剣に試合を見ながら「パイ毛」と発言します。

そして、智将が元に戻ります。
アホの圭おかえりなさいww
智将さようならwww
情けない圭になって流火が不機嫌に……
けど、圭も智将もやっぱり優しいなぁ〜と感じましたね。

氷川高校には千早のチームメイトが居ました。
彼が野球をしなくなった理由が明かされます。

身体の小さいからフィジカルが他よりないと悩まされます。
けど、彼はそのフィジカルで「相手の裏をかき相手の嫌がるプレイをしよう」と彼なりの戦い方を見つけます。

けど、そんな彼を簡単に負かしたのが圭と流火の天才バッテリーでした。

そんな中、千早は「いいなぁ〜」と自分の嫌いな言葉を彼は言ってしまう。
「いいなぁ〜なんて他人に思いたくなかった、身長が低くても誇れる自分でありたかった」

だから都立にきた。
野球を辞めるために…

私は言葉の意味なんてあまり考えた事はありません。
しかし、「いいなぁ〜」の意味には
「貴方に才能があって運が良くて羨ましいなぁー」って意味があるそうです。

だから、千早は「彼らの努力などなかったように、運だけで勝ち上がった一流選手なんて存在しない、アイツの努力を無下にしてしまった。」と感じてしまったようてす。

彼は許せなかったんですね。
フィジカルが足りないと言われて努力を積んでも報われないから、次は努力で技術を磨いてきました。努力の大変さを知る自分が他人の努力を無下にしてしまった自分を許せなかったんですね……

だから野球を辞めた。
けど、野球が好きな事は辞めれなかった。

千早は野球はしていましたが、彼は一人でした。
「自分しか信じてないない」誰とも連まない、仲良くする気もない。
それは、彼がずっと自分が一番努力してきていると考えていたからです。
だから、自分でやるしか無い、他は信用できないのかな?って。

だから、今回の様に圭には打てないと思い込んだように前のチームメイトにもそう感じていたのかもしれませんね。
けど、そんな時に思い出した。
野球を辞めて都立の小手指高校にきた時に圭に誘われた瞬間に野球をしたいと思った時に感じた

「願わくば今度の野球な皆んなと勝利したい、今ならそう言えるのかもしれない。」と……そして大事な局面で千早は圭にバッターボックスを託す事になります。
智将ではない、素人の圭に託されました。

そして、彼が振り上げたボールが空を飛びます。
元智将の一撃が一点を入れて小手指高校が初勝利。
智将じゃなくてもカッコいい所あるじゃん。
で、元智将が下ネタを言わない様に縛られるww
グラウンド仲間縛るとか変態みたいなチームにしか見えない小手指高校野球部。
ただ、初ヒットが嬉しくてワクワクするのが喜びが凄く伝わりましたね。

ただ、牧田と千早がまたいい関係のライバル関係になれそうでした。

アイスコーヒーに炭酸水入れたら美味しいらしいので誰か試してくださいww

智将の頃に圭が抱えた悩み。
野球で才能を見せつけたからこその悩みですね……贅沢な悩みに聞こえる
ただ、この智将の圭の悩み聞いて少し思ったけど、今のアホの圭は智将の圭がなりたかった自分だったのかな?
誰かを絶望させる野球がしたかったんじゃないくて、誰かと楽しむ野球がしたかったんじゃないかな?って言う思ってしまいました。

智将の圭とアホの圭を比べられた圭が可哀想になりますねww
ただ、そのせいか、圭は打倒、智将圭を掲げる様になります。
圭が智将圭を超える時は……野球を楽しむ圭になるんじゃないかな?と思いました。

こちらの作品、野球漫画でありながらギャグ漫画であり、野球のルールが判らない私でも全然見えました。

作中にある野球の説明がわかりやすかったですね……例えば、左打が有利だと言われる理由も学びになりました、他にも……他にも……パイ毛が野球用語だった事……とか……も……え?なんですか?カットの言い方を変えたらパイ毛になりますよね?野球のサインですよね?

(´-`).。oO(左打ちしか思い出せないのが恥ずかしくて、パイ毛で誤魔化せた!絶対他を忘れた事はバレてないよね♪)

さて、実はXで人気投票の中間発表を見て、1位が圭で2位が智将圭で一人で上位占めていたのが、面白くて、圭も智将圭も女の子との接点がないエピソードを思い出してしまいました。
にしても圭の人気凄いなぁ〜って感じました。
因みに、私の推しは千早くんかな?

とりあえず、笑って楽しく見える作品ですね。
野球を知らなくてもコメディで全然見えるレベルです。
私は詳しくないから知らないのですが圭が「ドラゴンボール」になりますww
「ドラクエ」もありますw

圭の「後ろのオッサンに取らせようよ。暇そうだし」って審判を指差すのは私は不覚に爆笑させられてしまいましたw

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 55
サンキュー:

11

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

広い世代にウケるものを制作するのは難しい様で…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.07.03

 結局、主人公は野球と言う呪いに囚われていたんですねぇ…。ラストは何となく不穏な感じで締めました。

 最強バッテリーが他の選手を殺す(実力差を見せつけて野球の夢を潰す)のがテーマですが、実際の野球選手は脳筋で自分を客観視出来ない集団なので、そんなに気にすることあるのかな?

 日本のプロ選手を見ていると、絶対にメジャーで通用しないだろ?と素人でも分かる様な選手がメジャーに挑戦して、やっぱり活躍出来ずに逃げ帰って来ます。

 野球はサッカーとかより個人スポーツで、個人データが全てなのに、なぜメジャーへ行く?

 筒香選手なんかも、速球に弱いと言われていたのに、日本より速い球をガンガン投げてくる投手がめちゃくちゃたくさんいるメジャーでどうして通用すると思ったのか?

 データが全ての野球で、しかもプロですらこの有り様なのに、シニア程度の話でそんなに他選手の夢を喰えるか?アマの野球選手なんて実力差すら認識出来ないじゃないの?

 なんつーか、色々疑問でしたが、ボロが出る前に綺麗に終わって良かったと思います。野球界の闇は深いで!
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2024.06.08

 原作漫画既読です。原作は野球を揶揄したギャグ漫画ですが、アニメはスポ根路線にする様です。これは正しい改変の様な気がします。

 野球…それは昭和の悪い部分を煮詰めた様なスポーツです。軍隊式の組織、意味の無いシゴキ、途中で部活を脱落しようものなら、玉無しの落伍者として学生生活は終わり…。女子生徒にも嘲笑され続けます。

 弱小チームでも人格の陶冶のためにシゴかれるという、今ならブラック部活の典型みたいな地獄が各地で展開されていました。

 それでも、昭和世代にとって、スポーツの選択肢は、ほぼ野球しかありませんでした。なんだかんだ言って野球が好きなのです。

 もう、2度と野球はやりたくないないけれど、血の汗を流したあの頃を馬鹿にされるのは許せない…。若い子には親父達のノスタルジーは理解出来ないでしょう。

 アストロ球団に登場した、巨人軍に恨みを持つ選手で構成されたブラック球団みたいなもんで、「親父は巨人軍にか◯わにされたー!」とか言って、殺人野球を仕掛けてくるけど、一応野球で復讐するという…。

 多分、原作のママだと、野球に対してアンビバレントな感情を持った旧世代には受け入れられないという判断なんでしょう。

 原作のケレン味は後退していますが、何とか昭和世代の視聴に耐えるアニメになっております。虎の尾を踏まない様にするのは大変ですね。

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 230
サンキュー:

3

ネタバレ

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

やきう!

エモエモイケメンカタログ野球ギャグアニメ。
キャラの説明メインで野球知らなくても楽しめる。

実に練られた設定。悲劇装置でしかなかった記憶喪失を滑り芸ギャグ・解説を聞く素人役・ギャグ時空でのリアリティラインとしても成立させる発明。そのうえ一発芸に頼りきらずに推しキャラカタログとしても成立する構成力。実際観ないと魅力が伝わらない点は惜しい。

スッキリざまあ・エモエモポエム・強キャラ無双・凡人報われ・トラウマ回復などの下手すると悪趣味になりそうな売れ線要素を嫌味なく爽やかに演出する技法がお見事。古典をかなり読み込んで研究した集大成的な完成度。

OP・ききやすい。イントロからの出だしが気持ちいい。声はキモいけど。
ED・ききやすい。この人らも随分売れたなあ。

11
ベタだがエモエモで良きかな。ギャグはこれからアクセント程度に控えるのかな

みんなだいすき掘り下げ!な回想シーンで語り切らずに相手チームにも色々語らせるなどマジで設計が巧過ぎる。やってることはわかりやすすぎるほどにベタベタでコテコテだが飽きさせない工夫がすごい。そのうえ誰でも隅々までわかりきってしまう親切さにも嫌味を感じさせない。上手い。マジ上手い。ぜんぶどっかでみたやつです。ぜんぶどっかでみたやつ。それでも料理の仕方だけで全部飲み込ませてしまう技術。すごい。ただ邪道というか変化球なのでこれ終わったら次回作は厳しそうではある。

しかし次回もまた掘り下げ!してしまうと飽きるので話を進めて欲しい。

投稿 : 2024/07/02
閲覧 : 224
サンキュー:

3

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

意外と本格的な野球アニメ

元は天才野球選手だった少年が寒いギャグを全力でかますアホになってしまったという記憶喪失ものと野球の掛け合わせみたいな感じ?

記憶喪失設定とギャグの掛け合わせは面白いし宮野のぶっ飛んだ演技が笑いを誘う?

5話まで視聴

中身が思っていたよりガチな野球アニメ。作画や描写のこだわりがひしひしと伝わる構成で緊張感を感じられる。

9話まで視聴{netabare}
新キャラの土屋先輩も加わり、更には唐突に圭の記憶が戻って1クールの締めに練習試合。はたして都立は勝利をもぎ取れるなか?初勝利このアニメ、正直今期ベスト候補かもしれない。{/netabare}

投稿 : 2024/06/20
閲覧 : 290
サンキュー:

3

ニワカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

これは泣ける王道スポ根アニメに化ける作品。

自分は原作既読済みです。
この作品は最初の数話だけ見ると面白くないと感じるかもし れません。主人公の要圭はくだらないギャグを連発し、冷めてしまう人もいると思います。自分も変な野球ギャグアニメかと最初は敬遠しそうになりました。しかし、安心してほしいです。今季どこまでやるかはわかりませんが、話が進むにつれて王道の青春スポーツアニメになっていきます。登場人物の背景、心情をしっかり描写し泣ける作品になります。第2クールまで続くように祈っています。

投稿 : 2024/06/17
閲覧 : 89
サンキュー:

1

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

1話視聴。乳首乳首うっさいw

記憶喪失はどうしようもない…がまるで小学生が言うような言葉が多過ぎる。
それも衆人環視の中で()
学校の登校途中、他の生徒がいるにも関わらず大声で乳首ネタを連呼、共感性羞恥がヤバい。
…その生徒達は無視してるだけマシではあるけども。

何処かでコレは野球アニメじゃない、ギャグアニメで声優さんが素でやってる感じでそれも面白いと聞いたアニメだったが残念過ぎた。

ちなみにマンガも読んでみたがこっちは分かりやすいギャグマンガ。
アニメと違って野球が薄いと言うかほぼ無い。
アニメは最初のバッテリー無双と
後半のこの2人ヤバい…がアニオリで野球アニメと勘違いする人多そう。

そして最後に。
他作品でも書いた気がするが、アニメ観て果たしてマンガが売れるのか?は疑問かなと。
まずはマンガアプリをオススメします。

1話切り。

投稿 : 2024/06/06
閲覧 : 87
サンキュー:

2

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忘却バッテリーのストーリー・あらすじ

中学球界で名を馳せた完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火、切れ者捕手の“智将”・要圭の怪物バッテリー。全国の強豪校からスカウトを受けていた彼らが進学したのは何故か野球無名校の東京都立小手指高校だった。さらに圭は記憶喪失で野球に関する知識も失っていた。 そしてかつて彼らに敗れ散り野球から遠ざかっていた天才たちも、偶然同じ高校に入学しており…。 巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる―!(TVアニメ動画『忘却バッテリー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

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