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「ガールズバンドクライ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.2
感想・評価
233
棚に入れた
515
ランキング
1190
★★★★☆ 3.8 (233)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.4
音楽
4.1
キャラ
3.7

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ガールズバンドクライの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」(以後MyGOと表記)のレビューに、「テレビ放映時は
バンドリ系を敬遠していたのでスルーしたが、後で評判を聞いて視聴した」みたいなことを
書いたが、本作も同じく。
 本作はバンドリ系作品ではないが、主要キャストは素人声優が務めるガールズバンドものと
いうことで、似たようなものを感じてテレビ放映時はパス。
 後に評判を聞いて視聴してみたら、めちゃくちゃ良かった点もMyGOと同じく。

 MyGOと同じくシリアス要素の強い作品であるが、MyGOのシリアス要素の多くが
「CRYCHIC」も含むバンド内のやり取りにより生じたものに対して、本作のシリアス要素の
多くはメンバー個々のパーソナル部分に起因していることが多く、バンドもしくはロックや
音楽はそれぞれが前に進むために必要としているようなものに思える。

 ストーリーは熊本から上京した少女 井芹 仁菜がバンド「トゲナシトゲアリ」(以後
トゲトゲと表記)を結成して、プロを目指す王道なもの。
 フェスでのライヴの成功、そして事務所と契約してのプロ入りと順調なサクセスストーリーを
歩むかと思いきや、出した曲は売れず、ダイヤモンドダストとの対バンライブは惨敗、そして
事務所も辞めることに。
 熱さを感じさせるライブを経ての、この結果は「そううまくいくものではない」という
ある種のリアリティを感じさせる。
 結果だけ見るとハッピーエンドとは言えないが、印象としてはむしろさわやかな感の終わり方。
 これはトゲトゲのメンバー自らの退所であることと、彼女たちが今でも前を向いていることに
ありそう。
 これからはフリーとしてやっていくことになるのだろうが、ED映像にあるような地方を
回っていきながら、再び上を目指すエピソードを観てみたいところ。
 最終話で仁菜が「ずっと皆で一緒にやっていこう」と提案する紅生姜の誓いだが、MyGOの
「一生バンドやる」に通じるものがあるような。

 キャラはやはり主役の仁菜の印象が強く、その真っ直ぐすぎる暴走気味の行動が比較的
シンプルなプロットを面白いものにしている感がある。
 こういう言い方、今時だと気恥ずかしいかもだけど、生き方自体がロックという感じ。
 ただ実際に身近にいたら、迷惑な感もあるけどw。

 仁菜役を勤めた理名。歌にしろ、芝居にしろ、「上手い!」と思わせるタイプではないが、
いずれも印象に残る。
 今後は音楽中心の活動になるのかもしれないが、声優もこれで終わってしまうのはちょっと
もったいない感じ。

 以前、「最近雇ったメイドが怪しい」のレビューで、「ヒロインの容姿に関して褐色で
ショートからセミロングぐらいのキャラが大好き」と書いたが、それは今も変わらず。
 そういう点でルパというキャラに出会えたことは個人的大収穫。
 おっとりした物腰の柔らかな雰囲気とは裏腹にアグレッシヴな性格というギャップもいい。
 喧嘩好きを公言しているルパだが、単に好戦的なわけではなく、人との繋がりを重要視
しているところから、とことんやり合うことで分かり合えることを好んでいるように思える。
 この繋がりを大切にする姿勢は肉親を亡くしたことも理由の一つでありそう。
 そして、繋がりの大切さは他のメンバーにも言えそう。

 ライバル的存在のダイヤモンドダストもそれほど掘り下げ描写があるわけではないが、随所に
思いが感じ取られる部分があり、単なる敵役で終わっていないところが良い。

 ライヴシーンがCG作画、カメラワークのいずれも良く、トゲトゲのステージ衣装も楽しい。
 ステージ衣装に関してはダイヤモンドダストやバンドリ系バンドのように統一感のあるものも
バンドカラーが明確になるためにそれはそれでありなのだが、個人的には各自ばらばらで
メンバーそれぞれの個性が出る方が好き。
 「ぼっち・ざ・ろっく!」の結束バンドも同様だが、割と普段着の近いものであるのに対して、
こちらは結構派手目。

2024/11/03

投稿 : 2024/11/03
閲覧 : 79
サンキュー:

0

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

狂犬病は、たぶん一生、おさまらないっ!

最終話まで観て。
何回も何回も観返して。
それでも{netabare}「見終わった」とは思えなくて。

最終話「ロックンロールは止まらないっ」の話。
運命の絆という曲、
絶妙なさじ加減ではずすんですよ、
それでこその、メジャー離脱しながら、でもバンドの結束は昂進。
というお話につながる訳で。
たしかに聴いていて、「え?この曲でメジャーデビューなの?」って
違和感はあって。
でもいい曲ではあるんですよ。
そして、これじゃあ売れないなって感じでもある。
この感覚、この曲に取り掛かっている最中の桃香以外、トゲトゲ内ではみんな揃って「いい曲」って感じていて。
これって、三浦さんがブレーキ役できないくらいトゲトゲ好きだったのが悪い。
だって「運命の絆」、トゲトゲがバンドとして成り立っていくプロセスを歌った、
自分たちへの賛歌な訳で。
あれほどプロになることにこだわってたトモちゃんも、
売れない曲つくってちゃいけないって自己肯定できなかった桃香さんも、
みんなで陶酔しちゃってて、
その違和感が、わたしたち視聴者にはしっかり伝わってくるように仕立てられてて。
これは、プロデューサー立てなかった三浦さんの責任。
でもこれが現実のストーリー。
ここでメジャー契約を断ち切って、インディーズとして全国行脚に旅立つ彼女達を描く「アフターストーリー」=エンディングで展開されるエピソードに繋げるために、こうするしかなかったんだよねっ
最終話まで観て初めてわかる、
メジャーデビューの高揚~事務所やめてインディーズに、
そして、ダイダスの全国ツアーのポスター見て、仁菜がみんなにLINEして、私たちも全国ツアーやりましょう!ってなる流れを踏襲しなきゃだから・・・

エンドロールでの展開についても、
第11話「世界のまんなか」のについても書きたいので、{/netabare} この感想文、まだ途中なんです。



【ここからは、1~6話を配信で一気視聴してから、
 7話と8話をリアタイ視聴した後の感想です】

配信で見送っていた6話分、
鑑賞前は、
これってネタアニメ?
とか思いながら何故か何かに惹かれて、
1話だけのつもりが、配信で6話までイッキ観して、
そのあとリアタイ視聴していたら、
大変なことになってしまいました!

7話観ていたら、焦点合って来て・・・

8話で、こんな激熱なストーリーになってしまうとは!

4月には観るつもりすらなかったこの作品が、
急激に「今期ナンバーONE!」になっちゃいました!!!

凄いスゴイ。ニナとモモカの全く妥協ナシのぶつかり合いがすごい!

衝突の苦味から一気に落とし込まれる慟哭

8話冒頭でいきなりモモカの高校時代のエピソード、
これをシャープな輪郭線とセルアニメみたいな作画で見せて、
そうか過去を語るのにこういう手を使うのか、
走査線走らせるとか縦横比換えて両脇を黒く潰すとかじゃなくて、
格好いいじゃない?とか思っていたら、
ニナとモモカの大衝突が!
言葉のひとつひとつが重い。辛い。
そしてお互いをリスペクトし合って大好きだからこその高い沸点。

上手いなあ。こういう風に出来る、そんな作り方あるんだ。
って、もういっぺんに作品に惚れこんでしまいました!!
何話か前に
「裸になって貰います」ってニナがモモカに告げていた、
他所行きの見せる用のハダカではない、
お互いにギリギリまで切迫したからこそ果たせる、
ホントの裸のタマシイのぶつかり合い。
この先のトゲトゲの生き様、大注目です。

{こうなっちゃってみると、大喜利みたいなCG作画こそ目くらまし?
 すばる役の子のCVも「嘘の役者志望」だからこその狙った棒演技?
 聞き取れない歌詞だって、ロックの圧上げ、狙ってるんだよね?
 小奇麗にまとめちゃったぼっち・ざ・ろっくの、
 もっとずっと、向こう側見てるよね?
 と、大逆転、すべて好きになってしまっちゃってます)



以下、6話イッキ見した時点での感想+7話観て少し補正した感想文です。
8話がどれほど私に刺さったか、明明白白!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何故手を出さないで中盤まで放っておいたかというと、
①単純にアイドルものの匂いがしたから
 (アイドルアニメ苦手なんです)
②同じ時期に似たジャンルのオリジナルアニメがあるから
 (同ジャンルふたつ視聴はリアタイ派としては面倒い)
③ぼっち・ざ・ろっくの柳の下の2匹目のドジョウ狙いが見え見えだから
 (上述の「夜クラゲ」もいっしょなんですけどね)

それでいてなんでいまさら観ちゃったかというと、
たまたま時間が空いていて、
ちょっと1話ぐらいみてもいいかなって感じで配信覗いてしまったんですね。

そうしたらすごく、
{netabare}①作画が気色悪い
②声優さんが上手くない(特にドラムの子)
③アンチアイドルがテーマなのに歌詞が届いてこない
といった具合で、
特に作画は、3DCGのダメな見本みたいな感じで、
よくCG動画を「ヌルヌル動く」って誉め言葉で使いますけど、
これは「ヌルヌル」じゃなくて「むにょむにょ+ぶにゃっ」と動く、
22/7とかよくある大喜利CGアニメとかみたいな、
いや~な感じで、{/netabare}びっくりするほどだったんです!

{netabare}じゃあやめちゃえばいいのに、
それでも観ていたのは、主人公「ニナ」が、
引っ込み思案でマイナス思考なくせに自信家で自己主張のカタマリで、世の中や家族や環境全てを恨んでいるのに愛するものへの信念は頑固に譲れなくて、
負の感情に支配されていながら、すぐに裏返って増長したりテンション上がったり、
まあ言ってみれば、ぼっちちゃんから「超ハイスペックギャグ」を抜いた感じが面白かったからなんですね。面倒くさいヤツ見るの楽しくてw

ただ、6話まで観ても、ヌルヌルではないむにょむにょCGは気持ち悪いままです。
声優さんもなんか違和感変わりません。
歌詞も相変わらず聞き取れません。

https://www.youtube.com/watch?v=GUifkWSNx6Q

アンチアイドル標榜している割に、音楽はすごいロックって感じでもありません。

でも予定調和的にメンバーみんなが仲良くなれちゃう作品とは違って、
いつも喧嘩ばっかりしてるのとか、
みんながそれぞれに面倒くさいやつらなところとか、
ニナが自分の感情を抑えきれないときの、
トゲトゲが背中から生えてきてゾワゾワ伸びる描写とか、
なにか心のどこかに引っ掛かる、
そんな感じと、たぶん脚本がいいのだろうと思うけど、
とにかく展開が早くてあっという間に観すすめられてしまうところとか、
これはちょっと、これから楽しめるかも?
なんて、期待しちゃっています。
{/netabare}

7話放送されたんでアタマからリピートしちゃいました。
{netabare}声優さんの演技には、ドラムの子以外(笑)慣れました。というか、これでこそ「いいんだ」って感じで。特にニナは共感性上がりまくり!
謎のくにゃくにゃCGも見慣れて来ました。ただ決めポーズが大喜利アニメみたいなの踏襲しているのは、やっぱりちょっと・・・ですけど。
ぼっちの柳の下なのは変わらないけど、何か明確な主張がありそうで、とにかくメンバー同士のぶつかり合いがメインなんで、アリだろうなと感じています。
歌詞が聞き取れないのは、これがロックだから「良し!」wってことにしました。
これから終盤に向かっての展開、楽しみです(^^♪{/netabare}

投稿 : 2024/10/27
閲覧 : 331
サンキュー:

25

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ネガティブな感情からくるロックな物語

視聴完了
全13話

ジャンル
ガールズバンド系

タイトル由来
そのまま

設定
現代日本、年齢的には女子高生

ストーリー展開
体面を重視し味方になってくれなかった家族から逃げ、自分の支えだった音楽に会いに東京(実は川崎)に出てきた仁奈、そこで偶然にも憧れで、その日を最後に田舎に帰ろうとしていたバンドのボーカル桃香に出会いバンドを始める。
なんだかんだありながら3人でバンドを続け、有名な音楽配信者である智とルパの2人と合流し、5人でバンドを開始する。

最終的に仁奈は家族と和解し、桃香の元メンバーと仁奈の元親友のグループと、見た目的に対バンし、ある程度スッキリして終了。

感想
総評100点
良かった点
ストーリー、絵、後半のキャラ
悪かった点
なし
レビュー
ネガティブな話が多いが、最終的にはスッキリで見応えもあり面白かった。
特にいいキャラなのが仁奈で、性格終わってるんだけど、終わってることを自覚していて、抜け出そうとしているんだけど抜け出すことができなくて、足掻いているのが素晴らしい。

前半のガタガタながらもいい感じのやりとりだが、後半はそのガタガタもいい感じになり、楽しく見られた。

一方で、悪くはないんだが、音楽はそこまでハマらなかった。

投稿 : 2024/10/25
閲覧 : 37
サンキュー:

2

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終回 結論 良い作品

第1話
第一印象 これなんてエ○ゲーだった。
いつ脱ぐの?からの
中指たてて!からの 王道導入の第一話。
(中指で海外放送が限定的になったらしい)

 3DCGの絵柄には慣れが必要かな?? 
 (OPは、普通の2Dなんだけどね~、しかも普通に格好良いし……)
 音楽は、最初は、今後に期待するにしても
物足りなかった。本編では、ベースとキーボードまだなかったし……

 で、いつ脱ぐの?と思いながら、次回も観ることにした。今後のアニメの主流になるのかどうかは、分からないけれど作画は良かった~

第2話
 主人公のこじらせ具合は半端ないけど、なぜか泣けた。
 大粒の涙が感性に訴えて、響いた。
 曲は何回か聴いたら、良い曲だった。
 気持ちがはいったから、そう感じたのかもしれない。

 悪い作品ではない いや、素晴らしい作品
                 (だね)

 メディアミックスというか、アニメより前に楽曲を先行発表しており、バンド活動をしているひとがなかのひと(声優)も兼ねている。

 なんか(すこし)下手だなと思ったが、作画のほうに気をとられすぎていた。でも、楽曲が良くてそれで引っ張っていく作品なんだなと納得した。

第8話観た。主人公のセリフがなぜか心に刺さる。魂の叫びに聴こえてくる。演技?いやリアル?疑問がわく。気になる。脇役は、まだ下手だけど……。

第9話 
 バンドあるあるの回。どう?ダメだね!!これで、世の中のほとんどのバンドが解散(ビートルズとか)する。それが言えたら継続する。ため回みたいだったけど、楽しめた。
さて、本気なら良い曲になるはずだ。次回、聴けるのかまだなのか楽しみ。動画配信サイトで発表済なら、けっこう聴いているのでがっかり。アコースティックギターがあれば曲の厚みが増すけど、今期はないようだ。声優の下手さは許す
(最終話で、仁菜はエレキ弾きました)

第10話
 素敵な話だった。主人公が愛されていることを実感し、前を向けることができた。この回だけではとても納得いかないが、今までの生き方で説得力増し増しだった。父親の言葉に泣けた。販促アニメとかいろいろ言われているけど、ストーリーが心に染みるんだ。楽曲を好きにさせる。
 大成功じゃん!!!次回も観るよ〜。べたなサクセスストーリー&シンデレラストーリーに感動したいんだ。。まじで

第11話 
 ライブを堪能する回。ダイダスとトゲトゲのライブを二回フルで楽しめる。どちらも、ロック色強めの新曲、ボカロ系の詰め込み早口ロック。楽曲だけなら、まぁ流してしまうところをストーリーと3Dの迫力で補完。もう少し低音の音量をきかして迫力ほしかったが、まっいいか、テレビだし。
 リアルタイムで観たけど販促コマーシャルあるのね。ライブ回は繰り返し見れるし、イヤホンで音量あげたらよい。単純に楽しかったよ。最高のライブだった

第12話
 事務所に入り、プロ活動本格化。ダイダスとのライバル関係が今後の焦点か。3DCGのライブは圧巻だった。次回の1期ラストは、2期の扉を開く
 花田氏は、売り上げ次第だと、2期についてエックスで言及。ストーリーは良いけど、楽曲がいまいちで、万人受けしないかなと思われ、、
          (ぼざろなどと比べて)
第13話
 ダイダスとの対バン辞退してインディーズへ。破格待遇の事務所蹴るなんて、まあロックだね。。
 やはり楽曲が万人受けしない。アニメ前からプロモーションしてんだけどな。アニメのストーリーや3DCG、声優の成長などでは良作と思います。
 花田氏は、お決まりのサクセスストーリーは絶対にしないというポリシーみたい。是非は作品との相性かな〜。
 本作は、まあまあというよりは、かなりいや絶賛レベルで良かったよ!!!


結論 観て良かったアニメ。良作です
   「ストーリーがこころにささる」
   「ライブシーンが何より格好良い」

投稿 : 2024/09/20
閲覧 : 1139
サンキュー:

12

ネタバレ

katu さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

声優へた 棒演技か

主人公、最初道に迷ってたのにライブしてるところには即ついてるとか意味わからん
17才なのに中指立てる意味知らんとか
ありえない

投稿 : 2024/08/22
閲覧 : 166
サンキュー:

0

ネタバレ

newfunk さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白さと不満な要素とが微妙に混ざり合う

海外評価が高く気になっていた作品だったので、連休を利用してイッキ見。

まず予備的な情報を一切遮断して素の状態で視聴し、3DCGアニメだったことにびっくり。
東映アニメーションがプリキュアで培った3DCG技術が遺憾なく投入されている印象でしたが、2Dアニメも要所で投入されていて、全体的に効果的に使い分けられていてハイブリッドな印象。

声優の演技力はキャラ毎にばらつきがあり、後で調べたところ現実のオーディションで選ばれたバンドメンバーが声をあてていたとのこと。
その割にはボーカルの女の子の演技力は群を抜いており、これが声優初挑戦というのが逆に驚かされる。

私は北海道の人間なのでなかなか理解が及ばなかったが、熊本出身の女性って皆あんなに強情で、意地っ張りで、我が強いのかな…と。とにかく始終怒っていて、怒鳴り散らしている感じで、見ていて非常に疲れた。
またバンド内のメンバー同士のぶつかり合いも、確かに本音で語り合って泣いたり笑ったりの末に「雨降って地固まる」的な帰着をみるのが説得を持つ部分もあり、如何にも作り物っぽく感じてしまって効果としては微妙な感じもした。

またバンドメンバー各々のバックボーンが余りにも救われない程に悲しいものが多く、上記のテンションの高さも相まって非常に視聴していて疲れた。

劇中に出てくる楽曲はお世辞にもあまり印象に残る物が少なく、個人的には敢えて繰り返し聴きたくなる物は無かった。

良かった点としては、3DCGのクオリティが思いの外高く、崩した表情や何気ない動作がとても自然で、CGもここまで来たのか!と唸らされる部分が多かった。勿論、その反面、3DCGの限界を感じてしまう部分も目立った。

吉野家やコカコーラなど、店舗や商品があからさまに実名で出てくるのは、意識的に大人の事情を感じてしまい、一瞬現実に引き戻される感じもあったが、これは私だけの問題だと思う。

ストーリー自体は、典型的なガールズバンドの立志出世物語ではあるものの、ラストは非常に現実的な落とし所で決着しており、ここは安易に夢物語を見せないという作り手側の強いメッセージを感じて好印象。

恐らくアニメの成功如何、リアルなバンドの成功如何で続編制作可能な終わり方になっていると思うのだが、あくまで個人的な見方として続編が作られるのは相当にハードルが高いのかなと感じる。

アニメ視聴後に色々と情報を探り、このアニメが企画された経緯や、大手の複数企業の思惑、オーディションでメンバーが選ばれバンドが立ち上がり、キャラクターデザインや楽曲制作に実績のある人々が招集され、相当に気合の入った複合的なプロジェクトであった事が理解できた。

この手の多くの人々が関わり、様々な人々の意向が交わる企画というのは、なかなか成功するのが稀なケースが多いように思うのと、本アニメも例外に漏れず、そうした結末を迎えてしまったプロジェクトなのかと感じてならない。

ただ、アニメ自体は最後まで飽きずに観れたし、最終話を観た後も「これで終わり?」と続きが気になってしまったのも事実なので、続編があるのならトゲトゲの皆がスターダムにのし上がる姿も観てみたいとも願う。

投稿 : 2024/08/18
閲覧 : 110
サンキュー:

2

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

ピーキーな作品

若者を応援するという意図をもって制作されたこの作品。
中盤から、いや最初から終盤まで終始イライラトゲトゲした主人公に入れ込めるかどうかで、評価は分けれると思う。

ダイヤモンドダストの曲で精神的に救われた上に、東京に出てきて直後に助けられている関わらず、恩人の桃香につっかかりまくる主人公は理解しがたくもある。

心境の変化や出来事をもうちょっと丁寧に描けばまた違った印象かもしれないが、どうも唐突な感がそこらかしこで感じられる。

cg故の構図やエフェクトは面白いが、ヌルヌル自由に動かせるからこそ、普段の動きや、アニメ的な表現には改善の余地があるように思う。

荒削りというか作中のバンド名の如く尖りまくっている。
いやちょっとそれ、どうよと思うところが多々あるし、9話あたりなど痛々しくて見てられない。
それでも総じて言えば、嫌いにはなれないし、この5人の行き先を見たいと思う。

他人がどうこうではなく自分がやりたいように突っ走る!のままに作られた作品ならば、それもまた一興。
推しむらくはせめて楽曲にもっと力があれば、化けたかもしれない。

投稿 : 2024/07/27
閲覧 : 162
サンキュー:

2

ネタバレ

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい

確かに声優は最初酷かった。だんだんよくなった。
内容はめっちゃいい。
オープニングは神。

投稿 : 2024/07/18
閲覧 : 43
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中までですね

途中までですね・・・なんかラストが・・・それとも続くのかな・

投稿 : 2024/07/13
閲覧 : 73
サンキュー:

0

ネタバレ

ahiro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2024.7.7 視聴完了

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 97
サンキュー:

0

ネタバレ

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

仁菜に燃料をぶち込め!

宗男の教育方針により正論モンスターが誕生
イジメにより仁菜の背中からトゲが出現
桃香に才能を見出され、鳩と一緒に作曲
進学の退路を断って
ひなに燃料を投下されエンジン全開
ダイダスとのタイマン 勝敗ラインはそこじゃないんだ。
トゲナシトゲアリの初心を貫くことが長い目で見た勝利の絶対条件

『おもしろきこともなき世をおもしろく』
新しいトレンドは逆張りからしか生まれない

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 68
サンキュー:

8

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

小指を立てろ!叫べ!川崎の狂犬!

詳細は公式でも。

アニメオリジナル作品です。制作は東映アニメーション。シリーズ構成・脚本は花田十輝さんです。

んーっと、この変な動きの3DCGは置いておいて、ストーリーはさすがの花田脚本。ジャンルはまるっきり違いますが「よりもい」の初回と同じような感覚になりました。

何者でもない主人公が、人との出会いを通じてバンド活動で自分を見つけていく青春ストーリーといった感じになるのかな。

CGに慣れるまでが勝負といったところ。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
ドロドロとした闇を内包した自分に対する怒り、諦念…
そういったものを歌に叩きつけるのがロック!

なんていうか、「うんたんうんたん。何かしなくちゃなぁ」とか、「私、キラキラしたい! ドキドキしたい!」といったきっかけでバンド活動を始めるガールズバンドアニメのアンチテーゼのような…

そういう意味では「ぼっち・ざ・ろっく」に近いのかもしれないですね。

や、OPアニメに衝撃。
OPだからなのかもしれませんが、手描きのめちゃくちゃキレイな作画。
いや、それを本編でやれよ、こんな変な3DCGじゃなくてさ…

花田脚本が光を放った良回でした。うん、ホント「よりもい」の空気がある気がします。テーマはぜんぜん違うけど。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
面白いんだよ、面白いからこそ、話に集中させてくれよって腹が立ってしょうがない。

ヌルヌル動く変な3DCG、慣れねえよ、いつまでもさ。
で、その一点なら、開き直ってこういうもんだって頭を切り替えることもできるよ。でもさ、声優!!! なんでそんなに大根なんだよ!!

わかりますよ。ガールズバンドのプロモーション的な意味合いのある作品だってことは。でも、それにしたって下手くそすぎるでしょ。特に黒髪ロングのドラム! 棒読みだって、もうすこしまともですよ。

なんかなぁ。話自体は面白いのに、話に集中できないストレスがハンパねえ…
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
ダイヤモンドダストに新加入したボーカルは、実はニナの元友達でした。下駄箱で靴を隠されたシーンからの、「ニナが悪いんだからね」と吐き捨てたあいつが、大好きだったガールズバンドのボーカル? ふざけんなふざけんなふざけんな!!!

いやあ、ロックだねぇ。
冴えわたる花田脚本。鬱屈としたドロドロと心の中に溜まる澱のようなどす黒い感情。吐き出せ! 思いっきりシャウトしろ!

話の面白さで気にならなくなってきたのか、それともCGの技術が上がってきたのか、変な動きのCGがライブシーンでは神作画に見えてきましたw

でも、茶化してきた対バンの他のバンドの金髪男。てめえはダメだ。なんで手描きなんだよ、浮いてるだろうがw
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
ずっと怒ってんな、ニナw
だが、それがいい。こんなに好感度の低い、自分勝手でめんどくさい主人公も珍しいw

バンドのボーカルは、これぐらい自己主張が強くて、いろいろ拗らせてるぐらいでちょうどいいんです。

面白いねぇ。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
ごめんなさい、変な3DCGとか言って。ライブシーン、素晴らしかったです。3DCGだからこそ描ける最高のステージだったと思います。

ガールズバンドアニメの金字塔は「けいおん!」と思ってきました。そして、その系譜を継ぐものが「ぼっち・ざ・ろっく」かなと。

いやいや、相手にならんです。軽々と超えてきました。もしかすると、そびえ立つ金字塔さえも…

ただただ圧倒。
ロックな魂で、観る者をねじ伏せてきました。これがロックだ。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
サブスクで新曲が思ったより伸びなかったトゲトゲ。せっかく所属したレコ社も辞める決断をします。

対バンのダイダスがチケット販売が伸びるように、同日で演ることを許諾しましたが、それをあいつに知らされたことが耐えられないニナ。そしてニナの過去が明らかになります。

嫌なものは嫌。
好きなことだけやって生きていく。
言葉にすると簡単ですが、そんな生き方を誰でもできるわけではない。
そこを目指すトゲトゲたちに、エールを贈りたくなる。そんな傑作でした。

そこはかとなく「よりもい」要素も感じさせる花田脚本が光っていましたね。今期では間違いなく上位に位置する良い作品でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/01
閲覧 : 351
サンキュー:

7

ネタバレ

877ばなな さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

わずか数か月で音楽を職業にしないでほしい

一度見ると決めたものは、どんなに期待外れでも最後まで見ることにしている。
「ガルクラ」を完走できて、正直ほっとしている。個人的にはしんどかった。
とにかくいろいろな点で共感できなかった。

最も共感できなかったのは、仁菜がほとんど音楽経験がないのに「プロを目指す」と言ったことだろう。
もしバンドリのようにアマチュアだけど音楽に向き合うというような話なら、評価は違ったと思う。
上京してちょっと歌っただけで、職業として選択するほど音楽は甘くない。

とんとん拍子でプロになった。しかし中身が幼くてプロとしての自覚がなく、無謀にも引き受けた対バンでは相手に頭を下げざるを得ない状況になった。
それでも仁菜はそれをよしとせず、敵前逃亡する形で退所。
プロになったのなら、収益を上げなければならない。割り切らなければならないことはある。
やりたいことはやるが、やりたくないことは拒否ではプロとしては失格。説得しきれない桃香たちにも責任がある。

最終的にフリーという形で、身の丈に合った活動をすることに決めたというのは、最後だけほっとした。
オープニングにあったみたいに、とんとん拍子で武道館まで行きつくのではと思っていたので。

エンジニアのナカタさんの言葉は重い。
「10年生き残ったらタダで仕事してあげるよ」というのは、エールではなく、「あなた方では無理」と言っているように感じた。
仁菜があまりにも幼く、トゲトゲにそれほど可能性を感じなかったのではなかろうか。
「絶対生き残ってやる」と執念を燃やしたダイヤモンドダストのほうが好感持てた。

さて、リアルのほうのトゲナシトゲアリはどうなっていくだろう?
アニメの効果で4thライブまでは成功するだろう。
来年になるとAve Mujicaのアニメが控えている。
その印象にガルクラが上書きされてしまうか、それとも残っていけるか?
真価を問われるのは来年2025年だろう。

投稿 : 2024/07/01
閲覧 : 137
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5

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タマクロー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高のライブシーン

3DCGは苦手だという方も是非見て欲しい。

この作品は3DCGのライブ映像がすでにあり、そこを基準に制作されたアニメなのだろう。
だから日常シーンにも3DCGを採用したのだと思われる。
もし日常シーンが手書きだったら、ライブシーンに違和感が生まれていたはず。

3DCGならではの、演奏にピッタリあった手や指の動き、まるでドローンが飛び交っているようなスピード感のあるカメラワーク、もはや手書きでは絶対に再現不可能だろう。

メインキャラの声優の下手さなど、つっこみ所満載の作品だが、それすらも受け入れられるほど、勢いのある作品だと思う。

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 40
サンキュー:

9

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テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中指立てて生きていく!

3Dアニメですね。
バンド系アニメの3Dは増えましたね。

井芹仁菜は東京(川崎)に上京してきます。
で、スマホの電源を切らして道に迷い夜遅くになり入居先の鍵を貰えずに怒涛に迷う。
そんな時にずっとファンだった河原木百香の路上ライブで彼女に出会うも、河原木百香は明日には地元に帰ると言うのでした。
しかし、仁菜の「一緒に中指立ててください」って言葉から2人のバンドが始まります。


この作品の1話で中指を立てるシーンが沢山出てきて、それが、印象的に残るシーンで、私は毎回タイトルは迷うのですがこの作品に関してはタイトルが一髪で決まりました。


OPの映像はカッコいいですね!
歌詞が力強く私はかなり好きです。
私はアイドルアニメやバンドアニメはテーマに掲げている音楽が重要だと思っています。
アニメはストーリーの良さで入るのですが、こうした作品は音楽が他の作品以上に重要になります、

曲の好みって人それぞれでだから、私は音楽に魅力を感じなければ評価は上がらないのですが、その点で言えば、この作品の音楽は私にブッ刺さりですww
OPが時々2Dになってるのも楽しいですね。

正直、今シーズンの作品1話の段階では新規は中々目立てず、やはり有名人気作品の続編作品が多すぎて新規スタート作品が埋もれている感じがしていたのですが、この作品に関して1話から魅せる物と惹かせる物を持っている作品に感じました。

で、これ多分、私が高校生くらいなら多分バンド始めてましたw
それくらい影響を受けそうになった作品ですw
私は昔、バンドに誘われた事があります。
素人で集まってバンドをしようと言われて、私は楽器は高いし楽器の練習は面倒だけど歌う練習だけならいいかな?って「私がボーカルならいいよ」言ったら全員が同じ事を考えていたらしく、バンドは結成されませんでしたww

多分、この作品を見たら私は多分乗り気になりますねw
私は元々影響を受けやすく髪型を推しキャラにしたり、見てるアニメに出る食べ物を毎日食べたり、推しキャラのセリフを日常会話に混ぜたり、推しキャラの仕草を真似したりとかしてる人なんで、絶対影響受けて、バンドをして小指を立てまくっていたと思いますw

さて、面白い演出だと思ったのは仁菜の心理表現を視聴者がわかりやすくしている点ですかねw
赤い線のオーラですね。
この演出は他にも見せ方ないのかな?と思いながらも、これはこれで面白い表現だと思わされました。


仁菜の家の家訓は嫌だね……窮屈……
それに虐めで病院にまで運ばれてるのに学校も家族も騒がないってなに?
仁菜の置かれた環境がクソ過ぎですね……
学校を辞めたくなる気持ちも家を出たくなる気持ちも解るなぁ〜
なんだろ?家族愛を感じない気がしますね…

仁菜の不登校を受け入れられないのは、お父さんが書いてる本が原因らしいですが、それって自分のメンツを守りたいだけじゃん?
虐めを不問にすれば、学校に貸を作れるって話だけど、そこに仁菜の気持ちはないじゃん?
彼女の気持を聞かないのは親としてどうなんだろう?
どうするにしても、気持ちを知ろうとも声を聞こうともしないのは違うと思うんですよね。

で、10話で仁菜の両親が尋ねて来ます。
最初は逃げる仁菜ですが両親に賃貸の部屋の鍵を帰られトゲトゲの仲間に話すように言われて家に帰り両親と話しに行きます。

ただ、お父さんの話を聞いていると、大学の手続き、東京への上京、アパートの契約、仁菜はそれを自分でしたと言います。

でも、確かに、そうなんですよね。
中退した未成年者の女の子が1人で退学して大学の手続きして、東京へ出向いて、アパートを契約なんて出来るわけがない……退学も手続きも親の許可が必要だし、東京への交通費も親のお金だよね。彼女はバイトも今までした事がなかった、アパートの契約も未成年に保証人もなく貸してくれる訳がない。

ただ、私は仁菜の立場だと自分の力で全てしたって思ってしまうのも解るんですよ。
今になれば、自分の事を振り返ったら、あの時に両親が助けてくれていたんだって解るけど、当時は自分の力で切り抜けているって思ってたし、そうした両親の優しさなんて考えてなくて、両親は私の事が嫌いなんだ、私に居なくなって欲しいんだ、だから私は自分で頑張っているって思っていた時がありました。

今になると、当時の両親の優しさにも気づけていると思います。
けど、当時はそんな余裕もなくて仁菜もそうなんじゃないかな?
これは、大人にならなきゃ解らない気持ちなのかな?って思ってしまいました。

お父さんの言葉を聞いて、凄く本当にその通りだなぁ〜って思ったんですよね。


で、お父さんは仁菜の虐めの件で学校と戦っていたんですね。
ただ、学校としては当時虐めを認めなくて今も事実は確認したと言いながらも逃げ腰の対応なんですね。

もしかしたら、お父さんは虐めを認めない学校に認めさせる為の証拠や証言集めをしていたのかな?
何も言わなかったのは当時、仁菜に不安を感じさせない為だったのかもしれませんね。
何も言わないから仁菜は逆にそれが不満になったのかな?


お父さんもお父さんで心配していたんだね。
そりゃ、そうだよね。
仁菜の生活費とかも送ってくれていたし、通帳を突き返した仁菜を心配してなきゃ、東京までわざわざ来ないしさ、話そうなんてしないよね。
最後は、お父さんも「いい曲だな」って言ってくれたね。


仁菜がダイダスの百花の曲を聞いて感じたの気持ちは素敵ですね。

間違ってないなら我慢しなくていい帰る地面はない。
私は私を殺そうとしていた。
飛んでる気分になってるだけかも知れないけど今の私が1番好き

仁菜が踏み出す時に感じた事らしいです。
案外、今の自分が1番好きって大切かもしれませんよね。
誰しも、常に今の私が1番好きでありたいですよね。


で、主人公の仁菜は可愛い女の子なんですが…
途中から面倒臭いなぁ〜この子…ってなりますw
直ぐに剥きになる所もねw

安和すばるの登場辺りも結構我儘ですね…
私も人見知りだけど、ここまで相手に苦手意識持たないけどなぁ〜
けど、後から泣いて後悔したりとか、自分を曲げられないから、人前で強がって1人で泣いていたりとか……それを理解してくれる百香はやっぱり大人ですね。
仁菜はいい仲間を持った気がしますねw

ちょww電球ww
酔っ払いvs 仁菜
その電球使うんだww
物を大事に使える子なんですねw

で、仁菜と仲良くなろうとしてくれる人と仲良くなりたいけど「お前の思い通りになるか!」って気持ちが湧いて来て仲良くなれないって仁菜の性格も面倒臭いですよねw

これじゃ、誰とも仲良くなれないよ……
けど、コレって裏を返せば仁菜に嫌われようと意識したら、仁菜から寄ってくる?
そんな上手くいかないかww

ライブしたくないからと逃げ出す仁菜を上手く説得する辺りも百香は仁菜をよく解っているなぁ〜と思いましたw
まぁ、初めてのライブは怖いのはわかるけど、やるからにはチャレンジしないとねw
中々ステージに出れない仁菜に鼓舞するのも、流石は百香さんww

なるほど、けどよく考えたら仁菜って百香の思い通りにはなってるよねww
やっぱり尊敬してるからなのかな?

すばるのお婆ちゃんが来る話は、強引な、すばるの姿が見えますねww
強引に暴力で誤魔化したすばるに百香の魂が抜けて行くのは笑てしまいますww

ただ、バンドを辞めないか心配する仁菜と、辞めないから信じて欲しいと話す すばるってバチバチと喧嘩するんです。
けど、何度も何度も話し合う姿を見たら本当に仲が良いんだなぁ〜と感じました。

お婆ちゃんに女優を辞めたい気持ちを伝えろと訴えていた仁菜はお婆ちゃんの話を聞いて、手のヒラを返して、自分の気持ちを伝えようとする、すばるを止めます。
無茶苦茶ですよねww

けど、コレに関しては仁菜の気持ちが少し解る気がしました。
仁菜は今まで家や学校で自分の事を誰にも考えて貰えずに窮屈な思いをしていました。
だからこそ、お婆ちゃんが、すばるに強制させるではなく、彼女の事を思っているのだと感じたのかも?しれませんね。

で、百香の昔のバンド仲間「ダイヤモンドダスト」に仁菜の昔の友達(敬遠の仲)のメンバーが介入していた。
コレはショックかな……嫌いな人がいて嫌いな人が自分の好きなバンドに入っていたら私もそれはショックを受けるなぁ〜


で、仁菜は百香がいた時代のダイヤモンドダストが好きで、今は仁菜の好きなバンドじゃなくなってしまった。
友達が居る居ないは関係ない……自分の心が救われた百香が居た時代のダイダスが好きだった。


私も、好きなグループやアニメがあってさ。
アニメもグループも私が好きなのは初期なんですよね。
でも、それは初期が私の心を惹いたからです。
だから、変化を見て寂しくもなるし内心納得出来ないこともありました。

けど、グループも何でも必ず終わる時がくるし変わる時も来るんですよね。
寧ろ変化しなきゃ残れないんですよね。
これは変わらないし変えられない、だから仁菜が言う納得したくない気持ちも理解出来るし、百香の言うように「バンドも人と同じで変わっていく」って言うのも理解出来るんですよね……

仁菜の言う事はめちゃくちゃではあるんですけど、よく考えたら仁菜の言いたい事もわかるんですよね。
ただ、なんだろ?仁菜はダイダスのファンと言うよりはダイダスの百香のファンだったんだろうなぁーっと思いましたね。

この頃から仁菜はプロを意識し始めるのですが、百香はプロを目指す事に躊躇いがあるみたいで……

そんな時に、仁菜達の行きつけの牛丼屋さんの店員「ルパ」と「海老塚智」から合併の話が来ます。
そこでフェスに挑戦しようと言う話しになります。

百香はプロを目指そうとは思えないからバンドを辞めると言うのでした。

百香はね…彼女はダイダスを抜けても一人で路上ライブしてたりとかさ、またバンドを始めたりとかさ、彼女は音楽が好き何だろうなぁ〜って思うんですよね。

けど、ダイダスの頃の百香はキラキラしててグループを引っ張ってきたんですね。
ガールズバンドの革命って言われて事務所が必ず売り出してやるなんて学生で言われたら、そりゃ行くよww
私でも行くよww

けど、だからこそら難しかったり現実の厳しさを知っているんだろうなぁ〜って感じました。
だから、仁菜がライブで「予備校辞めます!」なんて話した時に、自分に被ってて、怒ったのもあるのかな?

仁菜がライブで自分の気持ちを話したのは場違いだし、それに怒った百香の気持ちも本当なんだと思うけど彼女の怒りはそれだけじゃない気がしたんですよね。


仁菜に現実を見せて話した百香…
これを聞いた時に百香の仁菜への優しさを感じましたね。
けど、仁菜は涙ながらに百香に自分の気持ちを話すんだけど、このシーンは泣きそうになりますね。

仁菜は百香に救われたんですね。
だから、確信が出来る。
百香の歌には人を救う力が、熱狂させる力があると言う事を知っているから。


ダイダスへの宣戦布告「私達も絶対に負けませんから、私達が正しかったって証明しますから」って言葉よかったですね。

仁菜は百香のファンなんですね。
百香が目指そうとしたバンドで頂点を取りたい。
これって、絶対に自分を曲げない生き方を心に決めている仁菜の生き方に合っているなぁ〜と思いました。
この辺りから仁菜の性格に味が出始めた気がしました。


コレはコメディ回だと思ってます。
冷房が壊れた仁菜が智の家に涼みに来て仁菜が智の家の冷房を破壊、そこから、すばる家に移動してドアを壊すwww
まぁ、冷房がないって地獄ですからね……
私は夏は本当に嫌いです……無理ですw
夏なんて3日くらいで充分ですww


智は言いたい事がうまく言えない女の子です。
彼女が過去のグループで厳しい言葉をメンバーに投げつけていました。
勿論、それは嫌味とかじゃなくて、一緒に頑張りたいから、一緒に有名になりたかったからこそ厳しくなってしまっているんですよね。


けど、多分メンバーも頑張ってはいたんだと思う、だからそうした言葉にカチンと来るでしょうね……
誰だって頑張ってダメ出しされたら辛いからね……

でも、智はメンバーの「プロになりたい」って気持ちに答えたかったのかな?と思うんですよね。
グループってね、本当は同じ熱意の人達と組めたら理想なんだけどね。
けど、実際同じ目標でも目標への個人差が出ちゃうから難しいんです。

けど、智樹の本音の仁菜への「下手くそ!」に「絶対!上手くなってやる!」の仁菜の笑顔の返答で彼女の仲で何かが吹っ切れた見たいでしたね。

グループ名って難しいよねww
こう言うのって悩むよねw
ただ、結局、ライブの観客が来ていたシャツの「トゲアリドゲナシ」から取るけど、少しは文字ったら?と思っちゃいましたww

そんな時にトゲトゲに芸能事務所のスカウトが来ます。
で、フェスに参加して事務所に所属します。

フェスでは軽くダイダスの勝ち合うのですが、私は圧倒的にトゲトゲ派でしたが作中ではダイダスでしたねww
曲はトゲトゲの方がいいかなって思うけどこの辺りは好みですよね。

後、ダイダスとトゲトゲの曲を聴き比べたら確かに、仁菜の言う今のダイダスが変わってしまった、違うと言い張る理由が解る気がしました。
バンドらしさと言えばトゲトゲの方がバンド感を感じられます。


ダイダスが対バンを仕掛けてきます。
ダイダスが勝てる対バンで知名度が高い方が勝つってズルいやり方らしいですww
多数決で対バンはやらないって結果になるんですが仁菜は「やりたい」と話し、仁菜の気持ちを聞いて対バンに挑む事を決めます。

そして、トゲトゲの新曲の配信日……
その新曲の再生数103回…ネットでもボロカス書かれてましたね。
けど、理解してくれる声もありましたね。
そりゃ意見だもん、世の中悪いコメントの方が印象に残るけど必ず応援してくれる声もある事を忘れたり見逃したりしちゃいけないし、味方になってくれるコメントって嬉しいよね。


対バンでチケットが売れないから対バン相手のダイダスに同じステージに上がって貰ってチケットを捌いてもらう。
これ辛いよね……
自分達じゃチケットを売れないからって、人気バンドのしかもライバル視をしているグループの力を借りるって悔しいよね……私でも受け入れにくいかな……

けど、もしかしたら、私ならやるかも知れないw
プライドないのかよとか思われそうだけど、難しいけど、一人でも二人でもファンを引き抜いてやる!とか、思った以上によかったって思わせてやる!とかそんな意気込みでやるかもしれないかな?

実際、私はステージの経験ないから解らないけどそんな気がしましたね。



仁菜達は事務所を辞める事にしましたね。
今回の事で事務所に迷惑が掛かるからと…
けど、チケットや会場の赤字分は事務所がなんとかしてくれたみたいだし、素敵な事務所てすね。



仁菜の虐めの件って虐められていた子を助けようとしたんだね。
虐めっ子を助けて、虐めっ子と虐められっ子が仲良くなり仁菜を虐める様になる。

けど、仁菜は後悔してないらしいけど、カッコいいなぁ〜
多分、私なら後悔すると思う。

こんな奴ならあの時に助けるんじゃなかった。そして、その元虐められっ子を恨んだと思う。

例え、その虐められっ子が無理矢理させられてたとしても、手が震えてても、お前がしている事はソイツらと一緒だよって思う。

けと、仁菜は後悔していない。
結果辛かったけど、彼女は正しい事をした。
それは間違えなく誇らしい事であり、誰かに自慢してもいいくらいだと思う。

出来事はどうであり、行動には後悔していない、元虐めっ子を恨む事もないし、カッコいい生き方だと私は思いました。


そう言う意味でも主人公の仁菜は味の出るキャラかな?と思いました。
最初のイメージは、居場所のない可哀想な子で途中は正論を振りかざす面倒臭い奴、最後は自分を決して曲げなくてそんな自分が好きなカッコいい主人公って感じかな?と思いました。



こちらの作品は個人的に今シーズンNo.1かな?と思います。
曲もアニメで流れた分は全部購入してしまいましたww

後、個人的には円盤欲しいレベルです。
最近、円盤が欲しいと思ったのが皆さんご存知の「リコリスリコイル」以来なんですよねw
それくらいに「ガールズバンドクライ」が良かったです。

後、上京あるあるの東京は乗り換えアプリや地図アプリ必須ですが、仁菜が地図を見ながら、スバルにスマホを届けるなどネタがリアルなのも良かったです。

↑東京の街を1人で歩いた事がない人の発言です。
※大阪では1人で迷子になってました。

後、肉まんにソースって合うの?
誰か試して感想くれると嬉しいです。
コレは試しても不味くならないと思いますよ?

↑だったら自分でしろ!

そうした小ネタコメディも面白いかと思います。
後10話の仁菜の家族の話しは私は泣いてしまい感動もします。

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 89
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13

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Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

終わりなき旅

この作品のレビューなので
タイトルから意味持たせたかった

各話サブタイトルがリリースされた楽曲から
ついているので

アンサーとしてミスターチルドレン
(サブタイトルに選ばれていない)の名曲から
取ったんだけども

最終回見るまで「マシンガンをぶっ放せ」だったんで
心境の変化がフジヤマ張りのフリーホールw

熊本から上京した井芹仁菜
彼女は高校でイジメられたのをきっかけに
中退をして家を飛び出した

苦しい時を救ってくれたのが「空の箱」という楽曲であり
歌っている河原木桃香が川崎の駅前でライブ配信
していたのであわててかけよる

大ファンと言われた桃香は
仁菜を連れて吉野家で牛丼をおごった後
おもむろに切り出した

「私は明日旭川に帰るんだ」

持っていたギターに「中指を立てていけ」と
メッセージを書き託す桃香

だが仁菜は未練を持っているのなら
残るべきだと伝えいきなり空の箱を歌い出すw

今回ラブライブと同じようにバンドありきで
オーデションしたキャストなので芝居の素人感はあるけれど

物語が思春期に抱えるやりきれない思い
大人として見えてくる理想と現実の差を
辛酸舐めて感じているから

生っぽさという意味では既存声優の
固定観念は邪魔でしかないので逆に評価している

3人目に桃香が誘うドラムのすばるは
バンドの潤滑油のポディションでありながら
女優である祖母の期待に縛られて噓をついているし

キーボードの智は実母の情事を見て
激しい嫌悪感から家を飛び出しているし

ベースのルパさんは両親が別離した上
父親が事故死という悲劇を笑顔で隠しているので
一筋縄ではない個性と闇があるんだよね

物語のカギとして出てくるのが
桃香が高校時代に組んだ「ダイアモンドダスト」と
桃香脱退後にボーカルをしている仁菜の友達だったヒナ

8話でクロスオーバーしていくことで
トゲナシトゲアリとしての覚悟を桃香は決める

仁菜が桃香の胸ぐら掴んで「私で逃げないでください!
ここにあなたに救われた人がいる あなたと一緒に歌えて
幸せだと思っている私がいる」という告白

花田先生が放映後に下ネタしりとりしていた
という後日談ポストするくらいみんなに刺さりましたよw

そこから11話のベイキャンプでの両者の
ライブシーンは楽曲の高さもあるんだけど

ダイダスのメンバーがみんなで小指立てて
宣戦布告していくのはホントに熱い

逆に勝負として決まった12話からの対決は
ダイダスのライブシーンはなくて町中から
楽曲が聞こえるという演出で

結果の残酷さに余計仁菜が悔しがるという構成
そこからぶれないでバンドメンバーに
自分たちの道を指し示すのもしびれる

運命の華を歌う直前に仁菜が言う
「始まりの目撃者です!」は
リアルライブのMCとリンクしているので
ロスになっている人は動画あさってみるといいよw

さて総評に入るわけだが
東映アニメーションのフルCGがほぼ滑らかだし

ライブシーンのカメラワークも
映像視点でカット割りしているから
見せ場がはっきり出ている

11話と最終話は途中でメンバーの回想的なシーンが
入るんだけど

全く逆の解釈で作っているからこそ
なんか彼女たちが救われたような気がして
また感動しちゃう

実はフォーマットで言えば去年放送された
「MYGO」と同じであり

トゲ出して蛍光灯ぶん回す仁菜は
燈ちゃんより厄介で好みが分かれるw

だけど行動原理理解しているから
初回のお約束謎ライブに目くじら立てることもないw

MYGO絶賛して本作を落とすようなら
そいつはあたおかなので表に出ない方がいい
(唐突なロッキン煽り)

追記

先日MYGOの青木陽菜さんがトゲトゲの
ギターカバーしたのに続き

最終回放映後にぼっちの青山吉能さんが
視聴するポストしていた

まさか3大バンドでフェスとかやるの?
どうなの? 教えて異次元フェスw

投稿 : 2024/06/29
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サンキュー:

11

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Glutton さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

猫が粘土みたいな質感だが…

まずこの絵というかCGの造形をどう思うかが視聴意欲にも関係してくると思う。
個人的にはずっと見てたら全然気にならな・・・いややっぱり気になりますわ。
しかし思ったよりも数倍動きは良くキャラデザも可愛いし表情も豊かなのでその点は素晴らしい。

ただ、感情を爆発させる場面等ここぞという時に演技力の関係で話にのめり込めない事がある。
主人公は急に情緒不安定になるキャラなのでこれは気になる。
あと、「あれ?ちょっと今無意識に画面から目離しちゃってた?(見逃した?)」
と思わず巻き戻すぐらいにシーンの進み方が急なことがある。 展開を急いでいるのだろうか。


[追記]
・主人公が棒読みと書いたがむしろお嬢様キャラの子(すばる)の方が気になりまくる
・主人公が情緒不安定と書いたがむしろ全員だった。それ自体はまぁ良いのだが極端な時には
 不安定というよりもはや突然別人格になるという表現の方が合っているかもしれない…
・キャラの動作や表情については相変わらず素晴らしい。最後までこれで行くだろう(と思いたい)
 が、EDに出てくる2D絵で本編もやってほしかったのが本音

[最終話視聴で更に追記]
・全体的に演技力が上がってきたのでその点での違和感が少なくなった(単に慣れただけかも)。
・ライブシーンはMVのような作りにもなっていて気合いが入っており曲も良かった。
 性質上人物を遠巻きに映す事が多いのでCG感も気にならない。
・ストーリー的にはまぁ…葛藤や衝突がありながらも最終的には無難な結末に着地した感じ。
 視聴側の予想の範疇というか。
 タイトルの「クライ」の持つ色んな意味を作中で出せてはいたし全13話として一応ちゃんと
 纏められてはいたのでその点も良かったかと(続編もあるのか分からないが)。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 120
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fBAtg62143 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

無風どころか逆風のスタートから先頭で走り切った作品の一つ

自分がこの作品をちゃんと認識したのは放送3日前位。
自動録画に並んでたのを見て公式のトップを表示して見た2Dイラストで悪く無さそうと思ってとりあえず見ることにした。
1話目を見始めた直後、「3Dアニメかよ」と残念に思ったのを覚えている。
ただその1話目を見ていると自分の知ってる3Dアニメより表情豊かに見え、案外アニメっぽく観れると感じ、そして最後の路上ライブシーンで3Dアニメとしては中々良いのではないか?と思った。
1話目後改めてガルクラを調べてみると主要5人がバンドを組めるだけの実力があることが条件で選ばれた新人声優だったり、放送1年前位から曲を出していた事など驚くことが多かった。

ガールズバンド、3Dアニメ、新人声優、オリジナル。
最後のオリジナルが逆風になるかは人それぞれだと思うが(自分はならない)それでもガールズバンドモノということ以外当たる所が見えない作品だと思った。

視聴を続けて行くと主要5人の新人声優達は最初こそ違和感があったりするが自分はすぐに慣れた。
(棒とか見たけど本物の棒声優はこんなまともに聞けるレベルじゃない)
その声優達の演技も回が進む毎にどんどん良くなって行き、8話でのラスト付近のシーンなんて彼女達が新人だとはとても思えないような良いシーンだった。

3Dアニメの方は十分見れるレベルだったがOPや一部のMVを見てるとやっぱり2Dで見たかった、と思うことが何度かあった。
それを払拭したのは11話、サウンドチェックから始まりライブシーンに繋がる訳だが、あのライブシーンは3Dじゃないと無理だ(というか2Dでやれてもアニメーターへの負荷が凄そう)、と理解出来るほどに凄かった。
11話を見終わった後は2Dで見たかったと思うことは無くなった。
見せ方として面白いのは要所要所で挟まれる2D部分。
3Dを現在とするなら2Dは過去、それなりに区別を付けて使い分けているため3Dアニメでは手抜きにしか見えない2D部分が違和感少なく使われていた。
唯一仁奈の過去だけはほぼ3Dだったのは仁奈の中ではまだ終わってない、ってことだったのだろうか?

ストーリーとしてはメンバーが増える毎にどんどん面白くなっていき、特にストーリーとしては8話と10話がとても良く、11話でガールズバンドモノとしてはピークに達した。
12話、13話は今までの夢のような時間から一転、事務所に所属することで知る事になる現実の厳しさの中で自分達はどう進むかを決める話。11話の後ということで盛り上がりには欠けたが納得は出来る終わり方だった。
そして通常ED、ずっと見て来たこのEDが本編後のエピローグになっているらしい。

最後は落ち着いた内容になり、80点位の作品(局所的に90点、100点はあるが)だと思うが、そもそも初期の印象が−50点位(人によってはもっと大きいかも)からのスタートだったのでそこを巻き返す程の凄い作品に出会えたなと思う。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 39
サンキュー:

4

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オリオン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

第一話から見ています

シナリオは10話が神回ですし、バンド活動は11話が大人気です。今期アニメの中でダークホース的に素晴らしい作品だと思います

投稿 : 2024/06/15
閲覧 : 90
サンキュー:

0

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インキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

キャラクターに血が通っていて勢いを感じる。ライブシーンの出来も良い。

主人公の真っ直ぐな性格と登場人物のリアルさが魅力。ここが作品全体を引っ張ってくれているように感じる。そのおかげか歴代のバンドものアニメよりもストーリーに勢いと切実さを感じる。キャラクターがペラいせいで盛り上がりに欠けるヨルクラとは対照的な印象。

全編3Dなのでライブシーンも違和感がなくて良い。5話は特にリアル。(最新6話まで視聴)
歴代のバンドものアニメの中で最高の出来に感じる。いい歳なのに興奮して鳥肌が立った。

声優はプロと比べれば下手ではあるが気にならない。寧ろこの作品ではプロの演技でないことが自然さに感じられて好印象。萌え萌えの媚びた演技をやられるよりも100倍良い。

ここ数年のアニメの中で1番ストーリーに勢いがある。
物語に引き込まれるので設定や演技の細かな粗が気にならない。
ぜひこのままの勢いで最終話まで駆け抜けてほしい。



最新7話まで視聴。週を重ねるごとに熱量を増していくストーリー。基本的には文句なしで次週が待ち遠しいが、あえて気になった点をあげてみる。好みの問題だろうが本編のライブシーンはエフェクトを少なめにした方が良いのではないだろうか。本作はキャラの表情が豊かなので5話のライブシーンのように実際のライブハウスの雰囲気を忠実に再現した方がより熱量を増すように感じる。

7話ではベテランの声優が登場したが、その声優と比べてもメイン声優達の演技が浮いているように感じなかった。声優の項目を上方修正する。




8話を視聴。減点なしです。(何様)
ともすれば、安っぽく感じてしまいそうなくらいのハイペースで話が進んだが、口論のシーンがしっかりしているのでリアリティが失われない。桃香にこう言われて仁菜が納得して話が進むのねと思いきや、更に突っ込んだ口論に発展する様子が凄くリアル。積み重ねたリアルさがあるから、要所要所の演出で更に登場人物に共感できる。

バンド物。3DCG。新人声優の起用。どれも凡作未満になりやすい要素なのに、ネガティブな前評判を全て跳ね除けてヒットしている。まるで仁菜達のような作品だと思う。
歳のせいか昔に比べるとアニメを観ても感動しなくなっていたが、ガルクラでは久しぶりに作品に入り込んだような感覚になっている。リアルタイムでこの作品を楽しめていることに感動している。




9話を視聴。
智ちゃんが心を開く話。テンプレだがそこに至る過程が良い。私も楽器の演奏に憧れがあるのでギターに挑戦する仁菜の気持ちがよくわかる。智ちゃんのようなストレートな評価をされたら立ち直れない自信もある。その評価を受けた後も腐ることなく真正面から智ちゃんに向き合う仁菜がかっこいい。「どうして嘘つくの」→智ちゃんを想って自己欺瞞の理由を聞いている。「ヘタクソー‼︎ 下手くそ」→智ちゃんが自分自身の性格の不器用さに向けた言葉。どちらも演奏の腕と二重の意味。ベタだけどぐっとくるものがあった。

投稿 : 2024/06/01
閲覧 : 179
サンキュー:

9

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正直者のくっしーだむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

作品のみに集中すれば良作品以上

圧巻の8話

現実社会を題材にしているからこその訴えかけてくる力が作品に生まれている。
今期のアニメ、だけに収まらず、近年のアニメで一番気持ちが動かされた。
まさに大どんでん返し。

【しっかりとした人情から伝わってくる情感】
どうしてこんな人格に形成されたのか、かつての信念、想い、そして現実を通った過程から生まれたものがしっかり作用しているのを垣間見れた。

今回で
1話のモモカの、あのソロライブにはどんな意味があったのか。
ニナとの出会いがどれだけの救いになっていたのか。
なぜ献身的にバンド活動をする人間が、プロを目指すことになると嫌悪を抱くのか。特に、なぜニナがその道を進もうとしていることに突っかかっていたのか。
5話Bパート:ニナの放送室のワンシーンも、
8話冒頭:かつてのモモカが`いた`シーンも、
全容を垣間見た瞬間、胸が熱くなった。

モモカ
過去に抱いた純粋な気持ちの体現。
活動を続けていく為に世の中に合わせ自分を曲げるその選択を迫られた。
諦念の気持ちを抱き続けて、最後の最後に本当の自分の曲のライブを行った。そして、ニナに出会った。
ニナ
過去に周囲によって排除され、事情をよく知らない第三者の人間によって、自分の気持ちを無かったことにされそうになっていたが、あるバンドの音楽によって、この気持ちに嘘をつきたくなくなった。
その精神(素直な気持ち)を大切に胸に灯し続けて、ここまで来た。
→(今思えば、あの反抗的な態度は、周囲にかき消されてしまうような個人の気持ちを必死に護る為に行っていた自己防衛の一種だったのだと理解した)

交差:
人物だけでなく、
過去の自分と現在の自分、
これを単なる一本の線で表すのではなく、
ちぐはぐに繋がって今の自分がある、その当たり前の複雑性こそ、
このアニメの良さであり、リアリティを感じられる重要な要素なのだと感じた。

作用:
やはり、ニナの反骨心が物語を確実に動かし始めている。
新しいメンバーも、音楽性は勿論、最後はニナの精神に惹かれてこのグループになった経緯もある。
そして、ここまでバンドが回っていたのは、スバルの取り持ちがあってこそなのは確かであり、このフォローが無ければ、ただぶつかり合う二人があの地点までは行けなかっただろう。

演出:
最後の、泣き声を、あの曲で打ち消した演出には感極まった。

作画:
冒頭の様に、やはり手描きのシーンが生み出す良さがある。
ここぞという部分で使ってきたのは良い意味でズルい。
それに、CGが主体の作品(描きこんだ半CG?)故に、髪の質感などでは不利な点もあるが、動作、表情の柔らかさはこちらの方が良い。

脚本の現実世界への帰結:
異世界物のように人物に都合のよくなる世界設定を一から作るのではなく、運命がトランプのカードをシャッフルし、我々が勝負する~(byショーペンハウアー)の精神で、現実社会で足掻いている人間をモチーフに作り上げているからこその共感性。

業界の展望:
作品にだけに集中すればだが、なんだか将来のアニメ業界にも明るい兆しが見えた。
こういった作品が今後も生まれるかもしれないし、もう生まれないかもしれない。
それ故に、今ある作品を大切に見ていこうと思う。






 初めは裏側事情ばかりを気にしていましたが、全てを排除して作品のみに集中すれば視聴継続可。




以下2話視聴後感想(校正後)
社会にはじき出された人間というのは、他者に対する思い入れが違う
、、
家の確執だと思っていたが、「いじめ」が扱われている。

いじめからの脱却・復帰という面では、
その場の環境に飲まれてしまう人間の方が圧倒的に多い。
人自体が複雑で、それを取り巻く環境はまた別の複雑さ。
しかし、それでもこの少女は反骨心を持ち、独りでも世の中に立ち向かっている。この性格が後のバンド活動でどのようにぶつかり合っていくのかが見もの。

以下1話視聴後感想(校正後)
 純粋に作品を通して気持ちを伝えたいのか、利益になりそうな題材を扱うだけのアニメなのか

大人の男性がプロデュースしてくれる名前だけのガールズバンドといった印象を持った
リアルの人間がアニメという援助を受けながらバンド活動を行っているように感じた
メンバーは声優とバンド業をこなせる人材というオーディション形式なのだろうか
基本的に作曲者は「ガールズバンドの誰かではなく」年食った大人

因みにアニメの出来栄えは
斬新ではあるが、風景は現実感があって、綺麗。楽器もリアルでドラムのハイハット凄い。

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 239
サンキュー:

5

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skylotte さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

目が吸い寄せられる主人公

まず一つ。主人公はメンヘラです。こういうタイプのいじめられてたキャラとかは基本周りが悪くて本人は良い子みたいなのが多いのですが、この主人公は多分7割くらい本人に非があります。やべーやつです。
しかし、それが「ロック」になるとカリスマ性に転用されます。捻くれてるのは自覚してる、それでも社会に合わせたら死んでるも同様。だから彼女は中指立てながらロックを歌に載せます。これが何たる魅力か。
全体的に3DCGのレベルは素晴らしいです。モデルの動き、何よりも表情の豊かさは驚嘆の粋です。声優のつたない所はありますが、キャラの会話が小気味良く面白いので4話以降くらいは気にならなくなりました。心が動かされる作品です。7話以降も楽しみです。

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 108
サンキュー:

3

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さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

若い子向け

主人公がクソガキ過ぎてイライラする
自分の事は棚上げしてやたら他人を攻め立てる
周りは主人公よりほんの少し大人な考えを持ってるんだけど、主人公だけはいつまで経っても幼稚なガキのまま
うーん、反抗期始まった中学生くらいの頃に見てたら面白いと思えたかも
自分には合わなかったので本来なら星1だがCGの出来やちょっとしたキャラの動作が良いので星2で

投稿 : 2024/05/07
閲覧 : 140
サンキュー:

1

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超熟 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

曲はすごくいいけど…

{netabare}「1話のエンディングでライブをやる」「話の終わりにインパクトのあるイベントを起こす」 {/netabare}などやりたい演出ありきで無理矢理ストーリーを組み立てるせいでストーリーに連続性を感じられない。
作画は3DCGなうえにこの作品だけの独特な表現が多いため好き嫌いが大きく分かれるものだと感じた。
声優に関しては気になるところが多々あるがそもそも初挑戦だから仕方ない感じもある。
視聴者からみたキャラの性格が固まる前から一貫性のない言動を繰り返しているせいでキャラから意思を感じられず、キャラが「決められた結末を迎えるために動かされるただの舞台装置」にしか見えない。正直魅力を感じない。
曲の出来がいい分アニメの残念さが際立つ悲しいパターン。

投稿 : 2024/05/01
閲覧 : 87
サンキュー:

1

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/17
閲覧 : 0

santaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/12
閲覧 : 0

ぬまお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/01
閲覧 : 1

暴走インコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/31
閲覧 : 1

りほ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/30
閲覧 : 1

ししすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/24
閲覧 : 1
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ガールズバンドクライのストーリー・あらすじ

高校2年、学校を中退して単身東京で働きながら大学を目指すことになった主人公。 仲間に裏切られてどうしていいか分からない少女。 両親に捨てられて、大都会で一人バイトで食いつないでいる女の子。 この世界はいつも私たちを裏切るけど。 何一つ思い通りにいかないけど。 でも、私たちは何かを好きでいたいから。 自分の居場所がどこかにあると信じているから。 だから、歌う。(TVアニメ動画『ガールズバンドクライ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

この頃(2024年春アニメ)の他の作品

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