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「ぼっち・ざ・ろっく!(TVアニメ動画)」

総合得点
91.7
感想・評価
912
棚に入れた
3751
ランキング
28
★★★★★ 4.2 (912)
物語
4.1
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.3
キャラ
4.2

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ぼっち・ざ・ろっく!の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

凡庸な内容だが作り込みは深い、おすすめ度★★★☆☆

陰キャなら、ロックをやれ!

ぼっちこと後藤ひとりが虹夏やリョウと共にバンド活動に加わることになり、成り行きで過去に虹夏達から逃げてしまった喜多ちゃんもバンドに入るというあらすじ。

きらら系らしいゆるふわな作風だが、しっかり決めるところは決めるタイプ。演奏シーンのような見せ場は特に気合いが入っており、制作サイドの真剣な作り込みが見て伺える。

キャラクターはとても魅力的で、ぼっちの独特な陰キャぶり、ぼっちを取り巻く人たちの個性豊かな様子が賑やかに描かれ、自然と見る側の笑いを誘ってくれる。

反面シナリオは凡庸で特にこれといった起伏が多い訳でも無く、基本的には日常系路線でキャラがのんびりガヤガヤしているだけの光景は嫌いでは無いのだが少し平坦に感じた。

世間の高評価ほど自分は好きでは無いが佳作以上には入る部類で、面白さは保証できる作品。

投稿 : 2023/10/21
閲覧 : 62
ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和の大人気作品。

【概要】

アニメーション制作:CloverWorks

2022年10月9日 - 12月25日に放映された、全12話のTVアニメ。
原作は、芳文社の『まんがタイムきららMAX』で連載中の漫画作品。
著者は、はまじあき。

監督は、斎藤圭一郎。

【あらすじ】

人の目を見れないし、どもってしまう少女の後藤ひとりは友達経験がゼロの陰キャで、
ひきこもり一歩手前。中学1年生のときに父親と見てた音楽番組で、
人気バンドのメンバーの言葉に励まされて、『バンドは陰キャでも輝ける!』と、
毎日6時間ギターの練習を続けて独学で技術は身についたが、
中学3年間でも友達が一人もできずにバンドメンバーも集まらず、
文化祭ライブにもかすりもせずに中学が終わってしまった。

高校になったら絶対にバンドやるんだ!!と泣きながら決心したひとり。
ネットの動画サイトでは「ギターヒーロー」の名前の謎の人物として、
ギターが上手いちょっとした有名人になっていた。

それが高校に入ってから一ヶ月後、クラスで友達を作れずにいたところ、
ギターケースを背負って公園にいたひとりは、
「結束バンド」というJKロックバンドの欠員の代わりとして、
急遽頼まれてライブハウスで演奏したのをきっかけに「結束バンド」に正式メンバー入りして、
ひとりの念願のバンド活動が始まる。ドラムの虹夏にベースのリョウとで3人、
一度逃げたギターとボーカルの郁代が復帰して4人。フランクな彼女たちではあるが、
コミュ障のひとりには友達付き合いのハードルは高く、ずっとソロギターやってきて、
人と一緒に演奏をするのがうまく出来ずに演奏が下手になったり、
チケットのノルマ代のためにライブハウスで慣れないバイトをやらざるを得なかったり、
うまく行かないことだらけであるが、人見知りを治して成長したいと思うひとりだった。

【感想】

なんか、令和のけいおん!とか言われてますが全然似てないですよね。
あっちのアニメはバンドメンバーよりもっと大きなコミュニティの中での日常の幸せの話。
こっちはスクールライフではなくてアマチュアバンドの活動とメンバーの心の動きがメインで、
クラスメイトとかはあくまでもランチのパセリみたいな存在。
話に関わらないモブが塗りつぶされて顔が描かれてないこともありますしね。
意図的ですけどアプローチの方向性が全く違いますね。

アニメとは関係ない蛇足ですが、結束バンドのメンバーの名前の元ネタとなってる、
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)への好感度が低いですので視聴を避けていました。

メンバーの後藤氏がアベ●ネアベ●ネのフレーズを好んで使い続けていて、
例の事件が起きて現実に亡くなるときは不謹慎な自覚あったのか空気を読んだりと、
反権力のファッションロックであったり、
サヨク的なふるまいをしていれば仕事をもらえるのが芸能界。
アニソンが多いバンドではありますけどね。一旦そういうのは置いといて観てみました。

主役のぼっちちゃん(後藤ひとり)を演じる青山吉能さんは、デビュー作では当時のメンバーと共に、
アニメを作るのが仕事のはずなのに新人声優相手にアイドルPごっこをリアルでやっていたヤマ●ンと、
彼と結託した当時のマネージャーとの両名に合宿などで嫌な目に遭わされたそうでして、
他にもキャラデザが主人公のアイドルとキャラデザの区別がつきにくくて、
担当キャラが2Pとアダ名付けられて揶揄されてたり、
伸ばしてたロングヘアをハイパーリンクだとか言ってキャラの髪型変更に合わせて、
変な髪型に切られそうになったり散々な扱い。当時の演技も全く評価されてなかったのですが、
その後にきかんしゃトーマスで役をもらって2年ぐらい地道に頑張って、
このアニメでオーディションを勝ち抜いて大ヒットですからね。努力が報われて良かったですね。

ぼっちちゃんの内面を理解して他の候補者より攻めた演技が評価されたとか?
ちやほやされたい承認欲求モンスターの内面のマグマをときには奇声に近いテンションで表現。
そうなんですよね。人を相手にするとうまく喋れないけど独り言のときは別人の様相。
それが人前だと失敗を恐れて萎縮してしまう、他人には理解できないレベルで異常に傷つきやすい、
人見知りの特徴をやや大げさかつコミカルに表現してる青山さんは逸材であり、
デビュー作で完全に潰れてしまってなくて本当に良かったですね。

原作も読んでみたのですが、アニメではかなり演出を盛ってますね。
いわゆる、いろんなアニメで観た表現方法のフルコースみたいな感じ。
それがフリクリであったり、ナウシカであったり、かぐや姫の物語ぽかったり、
実写加工がシャフト演出ぽかったり、ぐにゃぐにゃさが湯浅政明であったり、
ドラゴンボールからの露骨な引用があったりとで、
それが元ネタからのコピペではなくてオマージュやパロディとして機能していますね。

原作の台詞の行間を埋める多彩で賑やかな演出の数々が展開を飽きさせない工夫であり、
多分それがファンに評価されていろんな賞をとったこのアニメの楽しさなんでしょうけど、
自分には煩すぎてギャグとして楽しくもなくて面白みが良く分からなかったですけどね。

ただ、それで頭ごなしにアニメの作風を否定しちゃうのも違うかもしれませんし、
単に自分が解せない人間ってことなんでしょうけどね。

まあ、このアニメが評価されてるのはギャグだけじゃなくてシリアスな部分も丁寧に演出されている。
そこも書かないとフェアじゃないですけどね。

さて、退会した、とまと子さんのレビューで興味深い部分がありまして、
ぼっちちゃんがバイトをするようになったなどの彼女の変化は、
“成長”じゃなくて“これまでの生活習慣が別の生活習慣に置き換わっただけ”
一応は原作のあとがきで“成長”ってはっきり書かれてるので作者的には成長物語であるのですけどね。

“人見知り”“コミュ症”“コミュ障”“引きこもり気質”って何なんだろう?
ストレス耐性が他人より低い人間が防衛本能で精神的に楽な方向を選択するようになること?
その染み付いた生活習慣を変えるのが本人的には精神的にしんどい。ただそれだけの話に見えます。

ぼっちちゃんは普通に美少女で教室では関わりが薄いけどイジメられてる描写が全くないですし、
両親は温かくて娘の人格否定なんて決してしないですし、家庭内での精神的な圧迫が無い。
幼い妹とは性格が合わないところがありますが。自分には何も出来ないと無駄にネガティブですが、
ぼっちちゃんを蔑んだりする人間がひとりも存在しない環境で、なにを恐れてなにに傷つけられて、
人見知りになってしまってるのか?今の経緯に至るまでの大きなきっかけがないと、
例えば頑張ろうとしたけど散々ボロカスに言われて余計に人目を気にする対人恐怖症になったとか、
何かしらの出来事がないと自分にはぼっちちゃんがちょっと意味不明で理解不能だったりします。
現実社会では本気できつい人間関係の悩みを抱えている人間は珍しくないですからね。

リアルなトラウマを設定すると作風が変わってしまうので今ぐらいで良いのかもしれませんけどね。
ぼっちちゃんぐらい見た目が可愛いと性格がよほどクズでないと、ほっとかれないです。
男子の視線が彼女にしょっちゅう向かったり女子に一緒に誘われたりするのが普通ですが、
あんまり漫画の設定にツッコミを入れたりするのも野暮なのかもしれませんね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/09/17
閲覧 : 228
サンキュー:

42

ネタバレ

Rye さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当に回を増すごとに魅力も面白さもうなぎ登り

最初1話見た時は世間の評価がかなり過大評価なのでは?と思っていましたが、回を増すごとにその評価に見合うような面白さや魅力が存分に溢れでてきていて、これは今期の覇権と言われても凄く納得のいく素晴らしい作品だと思えるようになりました。
根暗で陰キャ設定のぼっちちゃんがバンドを通してギターの上手さはもちろんなのですが、一人の人間として成長すべき所も友達が出来、バントを結成して活動していくことによって本当に全体的に成長していってるのが微笑ましいし、何よりみんなキャラがとても魅力的で最高です!
あと、他にも他の作品のパロディなんかも結構折り混ぜられていてそこも面白い点の1つかなと思います。
この作品は前述の通りキャラクターがどれも魅力的なのですが、中でも私は伊地知星歌ちゃんが今期の全作品含めて1番大好きなキャラクターです!本当に妹思いで、ぼっちちゃんのことも凄く面倒見てあげようとする所があって、それでもちょっとツンデレな所があって中々素直になれないところが最高です!
伊地知姉妹は虹花ちゃんも可愛いし姉妹揃っ最高です!
あと、この作品はメインキャラクターがそれぞれ仲が良いのでカップリングで推す楽しさもあってそこも魅力の一つだなと思います!とにかく個人的に今期1番の作品だと思います!

投稿 : 2023/09/14
閲覧 : 203
サンキュー:

11

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サンキューくれー!

日本のアニメも1つの作品、24分というたった1話に
関わる人々がどんどん増え、この人たちの葛藤が
ここまでアニメーションの進化を押し上げてきたのだな
と、感じる音楽アニメの最先端「ぼっち・ざ・ろっく」

少し前に声優さんの音楽が苦手。というレビューを書いた
事があるのですが、声優さんの音楽はただ綺麗なだけで、
物足りなさを何十年も感じていました。誰が歌っても同じに聴こえて…。

ただ、今作は「綺麗」、「ふわふわ」だけでなく
登場人物が地に足を着けた詩で葛藤を叫び、
美しい歌声と共に、どす黒い胸の内を
曝け出す咆哮のような振動で、
アニメ音楽で心が動いたのは久方ぶりの
充実感を味わうことができました。
思わずTSUTAYAでアルバムレンタルしてリピートしてしまうほど

こじらせ主人公の奇行をこれでもかとコミカルに描き、
自分でも嫌なほど自覚している「承認欲求」等々
脱力の震える肩の笑いに、どこか共感と若干の孤独の震え。

冒頭で述べたアニメを作る人たちの環境は
何年も前から崩壊の警鐘を述べている方もいらっしゃいますが、
ただ観て人生に充実感を享受するだけの自分には
想像もできない立場ですが、まだまだアニメには未来がある
と信じたい一作でした。

自分もレビュー書きながらこう思ってます。
「サンキューくれー!」って(笑)

投稿 : 2023/09/10
閲覧 : 407
サンキュー:

34

マサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【70点】成長もの?バンドもの?悪くないがハッキリ言うと過大評価。

漫画原作。ギターの腕は凄いが重度な陰キャの少女、後藤ひとり(通称:ぼっち)が伊地知虹夏によって成り行きで結束バンドに加入させられたことでバンド活動を始めるという話。

ぶっちゃけ微妙。ギャグのシーンがいちいち大袈裟でくどく、ぼっちの顔芸もワンパターンで最初は笑えたが段々と飽きが来る。ストーリーもぼっちが虹夏やリョウ、喜多との出会いで少しづつ変わっていったり皆でのバンド活動を通してバンドが成長してと無難なところを突いているがそれ以上の面白さがない。

面白いことは面白いし、キャラは非常に魅力的なのだが、大絶賛を受けるほどの作品でもないとは思う。

投稿 : 2023/08/28
閲覧 : 159
サンキュー:

8

ノーマルオタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

物語は平坦だしギャグは微妙だしで、自分には全く合わなかった

総評
なんて言うか、全てが「微妙」で留まり、後半からは腹が立ってくる、そんな作品でしたね。好きな人には好きだと思うけど…それでも個人的には本当に何が面白いのかは最後まで理解不能でした。理由書いていきます。

良かったところ
 悪く言う前に、まずは良かったところ書きます。作画と声優は一級品に思えましたね。作画は昨今ではあまり見ないタイプで新鮮でしたし、声優の演技も磨きがかかっていたように感じました。正直良かったところはこれくらいしか自分には分かりませんでした…

悪い、気になったところ

・音楽について
 バンドアニメなので、楽曲もアニメの良し悪しを決めるのに重要な判断材料となります。個人的に結束バンドの中では「青春コンプレックス」とアニメでは流れませんが「ひとりぼっち東京」は好きでした。しかし、それ以外は微妙に感じてしまいました…と言うのも、味気なさと「THE普通のバンド曲」って感じる曲が多かった気がします。つまり、曲に心を揺さぶられるということが作中で起こらなかったんですね。まあこれは完全に個人の好みなのでどうでもいいです。

・アニメーションとしての魅せ方
 これ、世間的評価では一番大絶賛されている要素ですが、正直自分には「は…?」としか感じませんでした。一番思ったのは「スベるギャグ」が多すぎです。後述で書きますが、ぼざろのキャラは全体的に痛いんですよ。そのキャラ達によるかなり長く退屈に感じるギャグやらパロディーやらをずっと続けるのは本当に腹立たしく感じました。勿論、好きな人には好きでしょう。ですが、物語を重視して見たい自分にとっては本当に余計な要素です。誤解を招かないために、ギャグやらパロディーやらを入れるのは別にいいんです。苛ついたのはその多さとつまらなさ、この二点です。多くやるなら、その分もっと振りきれて欲しかったと感じます。アニメーションとしての魅せ方として擁護出来るのはバンドシーンくらいでしょうね。

・キャラクター
 正直これも自分にはキツかった。キャラ的にまだ大丈夫なのは虹夏ちゃんと喜多ちゃんくらいですね。不快感を感じるのは一番はぼっちちゃん。次に山田。主人公が気に入らないって時点でだいぶヤバいですが、理由書いていきます。まずぼっちちゃん。一言で表すと「めっちゃ陰キャ」のキャラです。おそらくではありますが、このアニメが大ヒットした要因の一つがぼっちちゃんでしょう。その「陰キャ」という設定が、きらら作品の中では珍しく、かつ世間的にも刺さる人が多かったのだろう。ただ、その陰キャとしてはあまりにも「痛すぎる」。陰キャってほとんどのアニメでは自己主張が弱いキャラとして描かれるんです。ですが、このぼっちちゃんに関しては、前述に書きましたが、あまりにもギャグ要員として駆り出されすぎで、かつ現実の陰キャを模したのかつまらない妄想が激しすぎです。別に可愛さを感じるわけでもない解像度が高すぎる陰キャを主人公にすると本当に不快感しか感じない。山田に関しても似たような理由です。可愛くもなく、掴みどころもないキャラなのでクセは強いですが、キャラクターとして魅力はあまり感じられなかった。虹夏ちゃんと喜多ちゃんがいたおかげですねこのアニメをなんとか完走できたのは。

・物語
 何がしたいんだ?って感じの一期でしたね。これに関しては二期で化けるかもしれないですが、一期の段階だとなんも面白くありません。描こうとしていることはわかる。「バンド仲間を通じたぼっちちゃんの成長」、これを一期では描きたかったのだろう。だが、実際はどうだろうか?確かに成長はしている。一話とはかなり変わったと思うが、その変わる過程である。そう、この作品で一番気になったのは「物語が平坦すぎる」ことだ。本当に、山も谷もないよこの作品は。「ここぼざろの佳境のシーンだよ!」って思われる箇所も、全くもってそう感じない。だいたいはぼっちちゃんが覚醒して、最後につまらないギャグで締める。それだけ。全キャラクターも特に問題を抱えてるわけでもなく、葛藤もあまり描かれない。だから、見ていても「こいつらはなんで成長してるんだ?」としか思えない。じゃあギャグアニメとして捉えるか?それにしては先ほどの通りつまらなさすぎる。だから、微妙なのだこの作品は。

 長々と書いたが、好きな人には好きだと思うので見ればいい。無味無臭のこの作品を。脳をからっぽにして眠くなれるこの作品を。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 92
サンキュー:

4

ネタバレ

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的評価 微妙アニメ

ストーリー 5点 ギャグはなかなか面白いが基本明るい作風のきらら作品に陰キャ臭い話はミスマッチ
作画 10点 歴代のきらら作品と比べてキャラデザは劣っている。
声優 14点 それなりに頑張っている
設定 6点 主人公は陰キャという個性を出せてはいるが基本明るい感じのきらら作品には合ってない
音楽 12点 音楽は基本良い方だが歌詞のセンスが微妙に感じることがあった
総得点 47点
たまに面白く感じるけど作風が何だかきらららしくない…

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 191
サンキュー:

1

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ぼっち・ざ・ろっく! 懐玉・玉折は良き。

昔やってたけいおん!は全話視聴済み。

1話冒頭静かなシーンが数分続くところで眠くなり1話切り。
多作品も眠くて切った作品も結構あったけどこれも同じく。

ただMAD?でやってた呪術廻戦2期OPぼっちバージョンは凄く良かった。

投稿 : 2023/08/07
閲覧 : 125
サンキュー:

3

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現時点におけるガールズバンドアニメ最高傑作

この作品は2022秋アニメにおいて彗星のごとく現れて一気に人気作として駆け上がって来ましたが、
まあ最初はきらら原作のガールズバンド作品といえば「けいおん!」と似てると言われたけど
でも実際に観ると「けいおん!」とは全然似てなくガールズバンドというジャンル以外で
「けいおん!」との共通項はあまり無いかなと思います。

まずは本作で面白かったのは主人公であるぼっちちゃんのキャラクターがとにかく笑えて
特にぼっちちゃんがネガティブの塊ゆえに奇行に走る所がギャグとして笑えますが、
ただ本作に関しては単にぼっちちゃんの奇行を笑うだけの作品というだけでなく
ぼっちちゃんの成長譚としても非常に面白いストーリーになっており、
ストーリーが進む毎にぼっちちゃんの成長が明確に見られますけど
この辺りにおけるぼっちちゃんの成長を丁寧に描いて来た点が非常に好感が持てましたね。

それとぼっちちゃん以外のサブヒロインも魅力的なキャラが多かったですが、
その中でも特に際立ったのが喜多ちゃんで喜多ちゃんに付いてはぼっちちゃんとは色んな意味で対極に位置するキャラだけど、
そんな喜多ちゃんとぼっちちゃんの絡みが個人的には非常に楽しめたと思いながら、
また喜多ちゃんに付いて言えば演奏技術は完全な素人だったけど、
でもぼっちちゃんの教わりながら最終話における文化祭のライブでは
ぼっちちゃんの事をフォロー出来るぐらいにまで成長してたのが素晴らしかったですね。

後は本作といえば楽曲全般が本当に素晴らしい曲ばかりですが、
その中でも秀逸なのが最終話の文化祭ライブ2曲目の「星座になれたら」で、
この「星座になれたら」のライブシーンは本作のクライマックスを盛り上げるに相応しい感じで
「星座になれたら」のライブシーンは正にアニメ史に残る名場面といっても過言じゃなかったです。

この作品に付いては現時点においてガールバンドアニメとしては最高傑作だと思います。

【評価】

100点・S級

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 131
サンキュー:

5

ネタバレ

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

八十八ヶ所巡礼

タイトルの通り、八十八ヶ所巡礼というバンドの楽曲にはまっていたところ、そのボーカルがモデルとなったキャラが出ているということで、視聴。まぁ元々このアニメの噂は聞いていたけど、単純にバンド物としても十分楽しめた。主人公がぼっちな分、けいおん!とはまた違った趣向だが、これはこれでまた素晴らしい作品。個人的には、ボーカルとドラムのキャラの声がかなり高く感じて、ワーキャー騒ぐ場面では少し耳がキンキンした。

投稿 : 2023/07/24
閲覧 : 79
サンキュー:

4

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – バ・ギ・ボ

はまじあきの4コマ漫画 「まんがタイムきららMAX」で2018年2月号から連載中
制作:CloverWorks

陰キャで友達のいないJKがバンドに加入し仲間と交流したりアルバイトを始めたりする青春ギャグコメディ


<メモ>
ぼっちちゃんが自分の世界に入る時の妄想(いつもの発作)や褒められた時の奇行が面白い

「ぼっちと1人好きとの間には深い溝がある」っていうセリフがあったけど
陰キャでコミュ障のぼっちちゃんは1人が好きなわけではないのに自分からは声をかけられない察してちゃんという面倒な性格
そんなぼっちちゃんの家族もバンドメンバーもいい人ばかり
ギター演奏技術以外に良いところがなさそうなぼっちちゃんに優しく接するのが不思議

このアニメは音楽が最高なんだけど漫画ではどうやって表現していたんだろう?

文化祭ライブでギターペグが壊れたぼっちちゃんの変わりにアドリブで繋いだ喜多さんに感動した
半年でここまで弾けるようになるには相当練習したと思うんだけど(友達多そうだし夏休みも遊んでたのに?)
もしかしたらぼっちちゃんの教え方が上手いのかな
だとしたらぼっちちゃんは天才なのではなく努力の人なのかも知れない


高校で軽音部だったのでアルバイトでお金を貯めて友達に付き合ってもらってお茶の水にエレキギター買いに行ったこと思い出した
ぼっちちゃんみたいに上手に弾けなかったけど楽しかったな~
喜多さんパートならなんとかなるかと思ったけど無理でした
コードは難しくないけどカッティングがムズイ


<主要登場人物>
「結束バンド」
・後藤 ひとり(ぼっち):青山吉能   リードギター・作詞担当
・伊地知 虹夏:鈴代紗弓        ドラム担当 リーダー
・山田 リョウ:水野朔         ベース・作曲担当
・喜多 郁代:長谷川育美        ギター・ボーカル担当


・伊地知 星歌:内田真礼        ライブハウス「STARRY」の店長 虹夏の姉 
・PAさん:小岩井ことり         STARRYのPAエンジニア

・廣井 きくり:千本木彩花       SICK HACKのベース、ボーカル担当 星歌の大学の後輩


<ストーリー>
陰キャの後藤ひとりは「バンドを組んで文化祭でライブしてちやほやされたい」と父のギターを借り練習を始める。
3年後、毎日6時間練習したひとりは「ギターヒーロー」の名で動画サイトで人気を得るほどの実力を身に付けるも中学時代はバンド結成どころか友達ができなかった。
高校に入学したひとりは誰かに声をかけてもらえるようにギターを持って登校するが願いは叶わず、下校途中公園で落ち込んでいる時に伊地知虹夏に声をかけられる。
虹夏の所属する「結束バンド」の突然逃げてしまったギタリストの変わりにサポートギターをして欲しいという。
陰キャのため断れなかったひとりはライブハウスへついていく。
ベースのリョウから ひとり→1人ぼっち→“ぼっち” と普通の人なら嫌がりそうなあだ名をつけてもらい喜ぶ。

「ギターヒーロー」の評価は良かったので演奏には自信があったがコミ障で目を合わせることもできないひとりは走りがちでしかも素で舞台に立てずマンゴーの箱に入って演奏と散々だったが
そのままバンドに加入することになったぼっちは活動費用のためライブハウスでアルバイトを始める。

ぼっちは学校で歌がうまいという喜多郁代を「バ・ギ・ボ」(バンドのギターボーカルを探してて興味ありませんか)と声をかけるが喜多こそが逃げたギター&ボーカルだった。
ベース担当のリョウのファンだった喜多はギターが弾けると嘘をついていたことを謝り再加入、ぼっちからギターを学ぶ。

ぼっち作詞、りょう作曲のオリジナル曲が完成、店長の承認を得てライブハウスの出演が決まるが、友達のいないぼっちはチケットノルマがクリア出来ず悩んでいる時に街で二日酔いの女性と出会う。
女性はSICK HACKのベース廣井きくりでチケットを売るため路上ライブを提案される。
路上ライブで初のファンができるも初ライブは台風直撃で観客が少ない悲しいことに。
こんな天気でも来てくれた人達を前にぼっちはついに覚醒する。(虹夏にギターヒーローだとバレる)

ぼっちと喜多が通う秀華高校の文化祭で体育館で行われるステージに結束バンドが出演することに。
演奏中にペグが壊れチューニングが狂ってしまったぼっちを半年前にはギターが弾けないと逃げ出していた喜多がアドリブで助ける
3人の演奏に支えられるぼっちはどう乗り切るのか。。。


22.12.30

投稿 : 2023/07/23
閲覧 : 95
サンキュー:

10

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい!

ストーリーが圧倒的に面白いというわけではないが見せ方が良すぎる
ぼっちちゃんの変わろうと色々なことに挑戦していく姿に感動した

投稿 : 2023/07/19
閲覧 : 117
サンキュー:

3

ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

萌えの皮を被ったヒーローアニメ

原作未読。

ピンチになると覚醒するのが、
ヒーローアニメのお約束。

アムロはニュータイプになり、
孫悟空は超サイヤ人になり、
ぼっちちゃんはギターヒーローへ変身する。

いままでいくつかの
ガールズバンドアニメを視聴しましたが、
主人公は基本天才設定。

気がつけば楽器が弾けて、
気がつけばバンドを結成し、
気がつけば曲が完成している。

この作品の開始時で、
ぼっちちゃんのギターの腕前は、
相当なものでしたが、

それは、
甘酸っぱい中学3年間の
貴重な時間を生贄にし、
等価交換によって得られた演奏スキル。

暗闇の中、
たった独りでギターと向き合ってきた、
修行の賜である。

ただ代償として、
対人スキルは全く育たず、
目を覆いたくなるような
ぼっちライフを送ることになるのだが。

この一見コミュ障の昼行灯のダメ人間が、
仲間がピンチに陥ると、
絶体絶命の窮地の中、
封じ込めていたリミッターが外れ、

ギターヒーローの旋律を奏で始める。

今までひたむきに培ってきた努力と経験が、
土壇場にて開花する瞬間にこそ、
人々は王道のカタルシスを感じるのである。

しかし、
毎回この演出をしだすと、
「そろそろ印籠出んじゃねぇ」と、
水戸黄門みたいになるんで多様は禁物。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/07/15
閲覧 : 89
サンキュー:

8

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

猫背の虎が一歩踏み出す時

最初に書いた「のんのんびよりのんすとっぷ」で☆4.9をつけて以来
320作品以上上回ることはなかったが
遂に私のレビューで満点を出させた怪物

イントロダクションできらら原作、女子高生がバンドを組む話
誰しもが「けいおん!」をよぎったことだろう

私はどうすみ分けしたか確かめるような気持ちで
第一話を観た

「なるほどBECKを女の子にするとこうなるのか」

ハロルド作石の大ヒットマンガでテレビアニメと実写映画化されている
バンドもののフロンティアと思われる傑作

主人公ぼっちが成り行きでバンドのギタリストになるのは
コユキとおんなじ導入だし

OPの青春コンプレックスを聞いた瞬間に
ゴリゴリの硬派を見せるんだろうと想像できた

隠キャ特有の圧倒的自己否定
数多の空想で悦にトリップするものの
フェイストゥフェイスで完全に舞い上がって
身体が震え上がる

僕らがヲタクと呼ばれた頃は
ぼっちとおんなじマインド持っていた人は多かったよな

ピーキーさを出しすぎるときららのコンプライアンスに触れるから
この作品はキャラの配置で工夫してきたと思っている

結束バンドのメンバーはギタリストジャージ属のぼっちと
変人、金欠、独創性高いベースのリョウさんのダウナー組と
まとめ役で誰とでもフラットに話せるドラムの虹夏先輩と
JKのロールモデルでキターンビームが眩しい陽キャ代表
ギター&ボーカルのIKUYO!\(^o^)/

ぼっちのギターテクとそのポテンシャルを見抜くのは
いつも酒浸りでライブで機材壊してしまうきくり

色分けの強いキャラだからこそ
やっていることをオーバーめにしても成立してしまう

ちなみにぼっちが虹夏先輩と喜多ちゃん家に呼んだ回で
パーティサングラスに「今日の主役」タスキかけて出迎えていたが
私も似たようなのを新谷良子さんのライブや水樹奈々様のファースト武道館で
やりましたけど何か?

特に評価したいのはぼっちの変化とリンクして
結束バンドの楽曲も変わってきている点

ギターと孤独と蒼い惑星やあのバンドは
攻撃的で強い言葉が歌詞のフレーズに入ってくる

マグマが吹き出して一気に爆発するようなイメージ

実在するアーティストで言うと30代男子以上は
誰か一人は泣きながらカラオケを熱唱するカリスマ尾崎豊
女性だと家入レオさんなんか近いと思う

最終話で演奏された忘れてやらないと星座になれたらは
ぼっちがバンド活動を通じた楽しさがニュアンスに入っている

忘れてやらないは江ノ島回をまんまインスパイアしているし
星座になれたらも強い言葉はありつつも
期待をしているようなフレーズに聞こえる

喜多ちゃんの歌い方も前の二曲は声を低く強い言い切りを強調し
後発の二曲は普段の高さにあげて可愛いイメージ

ラジオで長谷川育美さんは「かなり意識して歌った」と
語っているけどここまで変えてくるとは思わなかった

私史上文化祭傑作回はハルヒの「ライブアライブ」だったが
この作品が塗り替えてくれた
最後のぼっちがやらかしたダイブ未遂なんて最高にロックだよw

タイトルは青春コンプレックスの歌詞を引用して付けてみた
猫背の虎はぼっちにふさわしい表現だと思う

でも彼女はただバンドを組む仲間を待っていたわけではなく

毎日押し入れでギターを練習し
ギターヒーローとして思い切って一歩踏み出したからこそ
この出会いと今に繋がっているんだよね

ライブ中のトラブルを次々切り抜けるのも
一歩踏み出した勇気があるから
でもバイト辞めるの言い出せなくて卒倒しちゃうんだけどw

これは個人的な思いだがもし二期が作られるのなら
みんな高校卒業してBECKのアメリカ編
日本のアーティストだとフラワーカンパニーズみたいに
車一つでライブハウス巡りしてインディーズやってる結束バンドが見たいな

相変わらず初対面では溶けるぼっちが
ハンドル握ると高速200キロ出しちゃうくらい
キマっちゃうシーンとかあったらおじさん号泣しながらサムズアップしてるw

投稿 : 2023/07/06
閲覧 : 254
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24

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

きらら作品を精鋭陣が手掛けた結果

まんがタイムきらら原作。女子高校生バンドをテーマとした作品。
きらら敬遠気味な自分としては期待薄でしたが一応視聴しました。
というのも制作担当が傑作しか生みださないCloverWorksさんということで、それなりには面白いアニメになると思いまして。
とは言えまあ、所詮きららなのでそれなりです。見られるレベルならOKすよ、はは・・・・という程度が視聴前の予想だったんですけど、いやはや申し訳ございません!終わってみれば最強クラスの作品でしたわ。

本作で最も褒めるべきことは演出力だが、そこは後述するとして、まずは主人公のギタリスト、後藤ひとりことぼっちちゃんについて語りたい。
何事にも自信がなく引っ込み思案で友達が居ないというよくいるコミュ障タイプの主人公だが、そのコミュ障っぷりが常軌を逸してるのが特徴。
少しでも嫌なことがあると、意識が飛び、全身が震えて嘔吐、顔面は崩壊し、時には体が溶け出すことも。
これ、ギャグ漫画風表現かと思ったら、ガチ物理的に溶けてる描写があって笑う。
そんな極度に気弱な性格の一方、やたらと自己顕示欲が高い一面があるのが謎。
ギターを始めたのも人気者になりたいからという不純な動機。この辺り共感できないキャラで、人によってはぼっちの性格を受け入れるのに時間を有すかも。
個人的にも最初はぼっちが嫌いで作品に乗れない部分があった。
容姿もいつもジャージしか着てないことを除けば普通に美人、ギターの腕前もネットで十分過ぎるほど認められている、それでいてこの自信の無さはありえないだろと。

潮目が変わったのはメンバーが揃った3話付近か。
ありとあらゆるアニメーション手法でぼっちが崩壊する表現があまりに面白すぎて、性格に共感できない難点はこの際どうでもいいやと感じるようになった。
作品はこの辺から軌道に乗って覇権まっしぐらに突き進む。
第5話では初めてのライブ。ここで発揮されるのが演出力。
ライブハウスを再現した音響面の拘り、あくまで女子高生レベルということを考えた演奏力調整、動きはモーションキャプチャーを元に作画を書き起こす。
安易にキャラソンのCD音源をそのまま使用したり、実在の女子が出来ないような派手な動きをしたりはしない。ライブシーンについてはなるべくリアルを追求した拘りが見受けられた。(日常シーンでは人が液状化するギャグ的世界観だがw)

ストーリーはあくまで4人の女の子がバンドを組む日常物で、その起伏の無さは他のきらら作品と変わりない…はずなのに、このずば抜けた面白さときたら何なんだろう。
CloverWorksさんの原作ヂカラを120%昇華させる創意工夫には毎回驚かされる。
内容はおそらく原作基準にしながらも、見せ方や順番を替えることで4コマ漫画っぽさを全然感じさせない。
ちゃんと30分アニメの構成になってるし、全12話の1クール構成になってた。
今まで出会った退屈でつまらなかった日常作品もCloverWorksさんがやってたら違うものに仕上がったのか?いや、本作は原作も「きらら最終兵器」と言われるだけのポテンシャルはあったはずなので、何でもかんでも精鋭陣が手掛ければ面白くなるってわけじゃないのだろうけど。

そんなわけでテレビアニメとしての演出力と構成力が突出した名作だった。
キャラクターは序盤ぼっちにちょっとだけイライラさせられたものの、奇行ギャグが補って余りある面白さだったので、終わってみればキャラ評も最高点を与えて良いと思う。
ぼっちのガ〇ジっぷりについて、他の3人が気づかなかったり見て見ぬふりをしたりせず、温かく見守っていた点も好感を持った。
特に虹夏ちゃんが何気に一番好きだったかもしれない。
最も常識人かつ姉や友達思いの良い子で、第8話にて『ぼっち・ざ・ろっく』のタイトルを回収する重要な役どころを担う。
声優さんは、人気や実績でなくオーディションで決めた感じかな。
虹夏役の鈴代さんはこれまで主人公級の配役を与えられながらも、残念ながら伸びないアニメばかりだったのでやっとヒット作品に恵まれて良かったんじゃない?
そして、ぼっちの青山吉能さんって、どこかで見た名前と思ったらWUGの!!
WUG出身声優が報われると何故か涙が出てくる。諦めずに声優続けて良かったなー。ナナニジも何とかならんか…w

さて、これだけ人気作になったからには続編制作は間違いないだろう。
いつになるかは原作のストック、そしてCloverWorksの仕事量次第と思われ。
他にも続編が望まれてるシリーズが溜まってるし。
何度も言うようにヒットした作品が旬が保てるのは1年…いや、1年半が限度。
だからなるべく早く見せてね!ぼっちちゃんのロック!
ぼっち・ざ・ろっく(シーズン2)を!

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 94
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5

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話題になったコメディです!

これはシュールなコメディになるんかな?
スーパー人見知りで引きこもり寸前の少女「ぼっちちゃん」がギターに目覚めて
バンドでキラキラしたいぜー!!!というアニメですが、ぼっちちゃんの極度の人見知り、それにツッコむバンドメンバーというコメディですかね~。
たまにあるぼっちちゃんの本領発揮プレイやほっこりする内容がいいアクセントですね。全体的に高レベルで面白いと思いましたが、個人的には世間の熱ほどでもなかったかな・・・。と前半は思っていたけど、気付いたらぼっちちゃんの成長をガッツリ応援してしまっていた!そう言う事だったのか〜、刺さったわ〜。

投稿 : 2023/07/01
閲覧 : 86
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7

ゆに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『新しい世界』

──────────────────────

自分の立ち位置なんて何処だって良いから
目の前の景色を全部塗り替えるのさ

憂鬱な君はEのコードを
流線型で弾き千切れば
踏み込め 電源
増幅の回路と想像力で世界が変わる

何もない君が
逃げ入るその自意識の片隅から
さぁ飛び出そう
胸躍るような新しい世界

世界!
世界!
世界!

(『新しい世界』/ASIAN KUNG-FU GENERATION
作詞:後藤正文)
──────────────────────
後藤ひとりこそこの曲の体現者なのではないだろうか。

各話のサブタイトルがアジカンの曲名だったりメンバーの苗字が同じだったり、青春時代にアジカンを聴いて育った自分にはブッ刺さりすぎているアニメである…

しかも出てくる楽曲も当時人気のあったバンドを彷彿とさせるものが多く毎回どんな曲が来るのかワクワクで楽しい(何故かアジカンぽい曲は無い笑)
最新話の曲なんて9mmやナンバガ(ZAZEN?)を思い出してしまいとても感慨深かった

きららなのでストーリー性は薄いが、製作スタッフの遊び心や気合が物凄く伝わってくる良作なので、"アニメーション"が大好きな特に90年代後半生まれの方には是非観てもらいたい

投稿 : 2023/06/29
閲覧 : 141
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12

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私の価値観としては「覇権アニメ」とまでは・・・

ごごご、ごめんなさい・・・。
お好きな方には、申し訳ない。

ただ、批判的な、ネガティブな意見があるという訳ではなく、かつ以前にあった「けいおん」と比較してどうとかと言った共通する要素を持つ作品との比較論での意見といった事でもありません。

ただ私自身の感性と価値観で測ると、こうなるかなぁと言った所感です。

作品自体はコンパクトに1クールで文化祭ライブまでの流れを描き、自分自身のギターを手に入れ、次へ・・・、といった感じでまとまっていました。

作画もキレがあって、シャープに描かれ、私好みでしたね。
ただし、意図的ではあるのですがいわゆる「崩れ作画」がちょっとクドかったという印象です。
まぁ、エレキギターで言うところの「ゆがみ」ではなく「ひずみ」なんだよ!って言われれば「そうですか、サーセン」と土下座も厭わない私なのですがw。

声優さんは、私的にはいつものとおりでw特に問題は感じませんでした。

音楽は・・・、
そうですねぇ、私がだいぶオジサンであることが理由だとは思いますが、特別に刺さるって感じのものは・・・なかったですねぇ。
まぁ、だいぶ色々とくたびれてきているので(感性含む)お許しを。
ただ、物語や作品の一部としてとらえるならば、違和感なく楽しむことができていました。

キャラクタの評価は・・・、
そうですねぇ、実はここも特別に刺さったキャラというのは・・・。
ただ、ぼっちちゃんの外見は割と好きだったかなぁ、崩れ始めるとなぜか「邪神ちゃん」が浮かんできてしまって困ったのですが・・・w(どーなってんだ、私の感性)。
それと、喜多ちゃんは割と性格的なところが好きだったかなぁ、今後があるとすれば、ボッチちゃんとの関係性も深まりも気になるかなぁ。
サポートできるようになりたいって言っていたし、このつながりによってどんなふうにボッチちゃん自身やバンドが成長していくのか観てみたいと思った。

そしてそして、一番のお気に入りは酒クズベーシストきくりさん。
バンドの先輩として、お姉さん的立ち位置として、ボッチからの脱出の先輩としてどんな関係になっていくのか観てみたい。
そして、そのはちゃめちゃ加減自体もとても興味深いw。


って感じでした。




作品自体は、確かに、今の時代に合ったノリ、スピード感、軽さ加減、そしてライトな感じで育まれていく人間関係などなど、特筆すべきところがたくさんあって、受け入れられやすいものだったなぁ、面白かったなぁと思いました。

ただ、やっぱり同じようなテーマを含んだ作品をいくつも見てきた身としては、少し弱い部分もあったかなと思います。

あえて、言うならばですが、ボッチちゃん。
引きこもっていた間に独学である程度のレベルまでギタースキルが上がっていた。
ロジックとしては「まぁ、そういう事もあるかもね」「コミュ障だけど、ちゃんと夢というかありたい姿があって頑張ったんだね」という事になるのですが、ある意味、ある意味ですが俺TUEEE系の異世界ものの主人公と同じスタートラインですよねぇ。
物語が始まった段階で「私SEGEEE」な訳ですから。
だからこそ、あれだけ容姿が崩れるほどコミュ障ぶりを過剰に演出しなければならなかったのではないか、でないとバランスが取れなかったのではないか、なーんて分析したりしてみました。

そして、その過剰なボッチっぷり、コミュ障っぷりのせいで、成長はしているものの、その成長っぷりが異様に遅く感じて、じれったく感じてしまいました。
いやいや、どちらかと言えば、私もコミュ障っぽいところがありますので、気持ちもわかるし、実際はそのゆっくりとした成長すら難しい事を体感しています。
が・・・、作品を観る視聴者としては、勝手な話なのですが、そう思ってしまいました。

鱗滝左近次的に言えば

「成長が遅い!!!」

といったところになるのですが(実際このフレーズが浮かんだんですw)。
ちょっと、重箱の隅すぎますかね。


それと、1クール相当という事で、やはり少し物語としては右肩上がり的な、少し一本調子的な感じもしました。
ライトと言えばライトなのですが、深みが足りないと言うか、遊びが少ないと言うか、紆余曲折が不足していると言うか、余白が少ないと言うか・・・、まぁ、モノはいいようなんですが、批判と言う訳ではなく、時間的、物理的な制約がある事は解っているので、続きがあるならば、その辺を期待という意味での所感です。

個人的には、余白、遊びとして、もう少しワチャワチャ感が欲しかったところですが、個人の感想(好みの問題)ですな。



さて、いろいろと書き連ねてしまいましたが、
バンドの行く末、ボッチちゃんの成長っぷり、友人ほかの人間関係の深まり、をはじめとして、もう少し今後を観てみたい、楽しんでみたい作品であったことは確かです。

これだけ、人気がある感じであれば、何か動きがありそうな気がするのですが・・・、どうなんでしょうね。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 381
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37

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪くは無い。けど面白いって手放しに絶賛されるほどか…?

世間で人気があるみたいだから見てみたけど自分はそこまでいい作品だとは思えなかった。
体が崩壊するみたいなわざとらしい演出はともかく主人公のファッション陰キャくさい感じがどうしても受け付けない。

話も凡百な日常アニメの域を出ないし、ギャグアニメとしてみてもネタは笑えはするけどすごくいいかで言われたらそこまで…

音楽アニメとしても成長描写は描かれるが良かったかと言われたら普通だし…きらら系の日常感と音楽アニメの雰囲気、いいとこ取り出来てそうで出来てないタイプ。嫌いでは無いが絶賛できるほどのクオリティかで言えばそうでもない。

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 183
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7

ネタバレ

パラック さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

何も成長できない主人公とアジカンの名の無駄遣い

音楽アニメとして見るとちょいと、途中がうざい…

ぼっちはわかるけど、いちいち強調しすぎな気がする…

ぼっちが成長する描写を描いてるのかもしれないけど、
結局周りに流されてるいるだけで、何も成長してないで延々とぼっち演出をながされる。

最終回のダイブする意味もよくわからないし、最後の曲で『転がる岩、君に朝が降る』演奏すると思ったからかなりガッカリだった。

なぜこんなに評価が高いのかが正直なぞ…

ギャグアニメという括りならアジカン使わないで欲しかった。
ここからは個人的な感想だけど、
ゴッチの名を冠しているのにボーカルじゃないのも共感できない。
アジカンの曲を何曲か入れればいいのに入れない普通の曲ばかり。

なんだか残念すぎる作品。
なんとか飛ばし飛ばしで最後まで見れるような作品だった。

投稿 : 2023/06/09
閲覧 : 112
サンキュー:

5

ネタバレ

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キターン

2022年の覇権はサマータイムレンダと思ってたんですが、まさか最後の秋アニメに神作に出会うとは…。このアニメが私的には覇権です。ヴァイオレットエヴァーガーデン以来の満点にしました。久々の神アニメ認定です。私は文章力が無いので大した事書けないんですが、良かったアニメの方がレビュー書くの難しくて、1月に視聴し再度3月に視聴やっと書く気になりましたが、内容は期待しないでください。

好きなきらら系アニメなんですが、キャラは可愛いんですけど、萌えキャラって感じはなくきらら感が薄め。作画を5.0にしたのは演出がセンス良いからです。作画崩壊を逆手に取ったり、いきなりの実写映像などキリないです。こんな楽しい演出のアニメなかなかないです。

ガールズバンドの話ですが、ギャグにかなり振り切ってます。きらら系の日常シーンによくある可愛いキャラのボケとツッコミもしっかり面白いです。主人公の後藤ひとり(以下ボッチちゃん)が個性が強すぎでそこをイジリ倒すんですよね。ちょっと普通の陰キャと違って、バンドマンとして脚光浴びたい前向きな所があります、しかし極度の人見知りが邪魔する。その矛盾が面白いですし、ピンクのジャージでギター背負って学校へ行くメンタルが謎です。そして陽キャに絡まれたりのガクブル状態でぼっちちゃんを作画崩壊で表現する。笑うしかなかったですね。あと褒められたら調子に乗る腹立たしさの笑い、勝手に妄想して自爆でまたガクブル状態になる何回も笑えます。

ぼっちちゃんが際立ってますが、他のキャラも面白くツッコミ役の常識人っぽい伊地知虹夏は、結構大ざっぱで明るいがインドアです。そしてツッコミが激しく関西人顔負け。山田リョウはそれらしい良い発言もしますが、あわよくば感があり平気で嘘つくのがウケます、やはりインドア。喜多郁代は陽キャでぼっちちゃんが眩しがる、しかし思った事を直球で言う時があり、やはりダメージ受けるぼっちちゃん。4人のバンドメンバー中3人インドア(ー ー;)

4人の声優さん誰も知りませんでした。有名声優さんをとりあえず起用するアニメが多い中、ガチでオーディションした感ありますね。実際4人とも良い演技だと思います。そしてサブキャラに内田真礼、小岩井ことり、千本木彩花、ベテラン俳優さんを起用、バランスもいいんじゃないでしょうか。千本木彩花演じる廣井きくり、この声優さんよく見かけますが非常に良かったと思います。中盤に登場させる絶妙なタイミング、路上で日本酒ワンカップとか今時おっさんでもしないですよ。こう言うとこでまた笑かして来るんですよね。

私はロックに疎いんですが、そこもしっかり描いてて分かりやすい。ギターもはい弾けましたーではなく、なかなか弾かせません。バンドでの活動やライブシーンも熱く、とにかくロックバンドへの敷居が高くないように工夫されてる。それがきらら系アニメに合ってます、もちろん原作が良いのだと思います。

OP.EDの映像もセンスあり、曲もEDが数曲、挿入歌も数曲、多いですが良い曲ばかり、4人の声優さんが歌いますが、特にボーカルの喜多郁代の声優さん上手いです。アルバムも発売されたようですが、私はAmazon musicでダウンロードして今でも聴いてます。

個人的に思うのは、制作側がよく原作を理解しているんだなと、原作知らなくても思うし、真面目にふざけるシーンを作ってる、ふざけないシーンとメリハリがついている、制作側のこのアニメへの想いが伝わりました。正直私は何周でも視聴できますね。
Clover Worksここ制作のアニメ好きなアニメ多いです。

ぐだぐだ長くなってしまいましたが、爆裂お勧めしますし、萌え要素が薄いんで万人受けする幅広い年齢層に指示されるアニメじゃないでしょうか。観て損はないですよ。円盤もかなり売れてるし2期やってほしいです。

最後に
後藤ひとり(CV青山吉能)
伊地知虹夏(CV鈴代妙弓)
山田リョウ(CV水野朔)
喜多郁代(長谷川育美)
4人の声優さん、このアニメをきっかけに今まで以上のご活躍をお祈りします。

2023年6月5日

投稿 : 2023/06/05
閲覧 : 171
サンキュー:

33

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象度:85

原作未読。

特に序盤、ちょっとギャグがクドいというか、
作中キャラが他人または自分に対してわかりやすくツッコミを入れるなど、
視聴者に対して説明過多で、過保護設計的なうるささが少し感じられて、
(原作が4コマであることを考えるとちょっと納得)
苦手な部類の作品かなと思ったのですが、

話数が進むにつれて、
原作が4コマであるとは思えない1話1話の充実感が感じられるようになり、
いつの間にか続きが気になるようになり、一気見してしまいました。

キャラクターは線が少なめなこともあり、
一見、作画にあまり力が入ってないように思わされるのですが、
実在する街の雰囲気がよく再現できているし、
力の入れどころが分かっている仕事だなと感じました。

特にアニメーションならではの表現効果の工夫が着実にヒットしていて、
(キャラの線が少なく密度が薄い分、メリハリが効いて、映えがよい?)
ぼっちなぼっちによる独り言が多く、全体的に説明過多になりがちなところに、
言葉での説明が要らない笑いが、うまく混ざり込んで調和していて、
序盤で感じた苦手意識はいつの間にかなくなっていました。

ぼっちがギターヒーローで美少女というのはチートですけどね。

投稿 : 2023/06/01
閲覧 : 106
サンキュー:

8

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

嗚呼。。眩しくて切ない青春の胸アツ物語よ

(陳腐なタイトルになってしまいましたが・・・)
自分、バンドに憧れて断念した経験を持ってますんです。。

K-ON!だったかバンドリだったかのレビューにも書いたような気がするんですが。。

今思えば、それまでは曲を聴く時、楽器の音なんか聴いていませんでした。

でも楽器を少しでもかじると、音だけでなく振動やシンクロや色んな要素が曲には詰まっているのを感じることができました。

だもんで、こういう作品は、もう・・ね。

いやーこう来ましたか。
こういうストーリーもありですね(笑)

陰キャがバンド目指すって矛盾してね?とか思う方もいるかもしれないんですが、実際、バンドにハマる人って陽キャばかりじゃないと思うんですよね。

友達が少ないからこその憧れというか、眩しい世界への夢というか。。

自分はどっちかというと陰キャだったと思うんですよね・・
若い頃は。(←ココ強調)

だもんで、陽キャのキタちゃんの眩しさとか、バンドマン達の神々しさとか、自分がそうなった姿の妄想とか。。むっちゃ、ぼっちの心情とシンクロしまくりでしたんです。。

ただ自分はドラマー志望だったもんで楽器店や撮影でのニジカの心境も刺さったワケで。。

演奏シーンはあまりこだわってなかったようですが、かと言ってそんなに気にはなりませんでした。この作品の見せ所はそこじゃないだろうと。

そうそう、エンディングの二等親キャラがかわええです。
ま、キャラの絵的には、バンドリほどではない気もするけど。。それでも。

作中の楽曲もいいですね。
あ、BGMも刺さりました。やっぱ弦楽器は胸に響く・・

キャラやBGMはなんとなく、ゆるキャンと似てる感じがして、その辺もグッときました。

もし人生をやり直せるなら、ガールズバンドのドラマーになりたい・・
自己矛盾などガン無視したそんな願いがぶり返すのも禁じ得ない作品でした・・・・

合掌。

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 431
サンキュー:

26

潜水艦トロイメライ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

陰キャならロック?

秘めたる才能を持て余し、集団に迎合できず、極度の被害妄想と破滅衝動に駆られる陰キャに向けられたエール。
ちょっとの勇気で未来はどうにでも変わる。
だろうか?
もし、あのとき、ひとりがニジカに誘われてなかったらその先もずっとぼっちなのでは?
ぼきたってなんでそんなに流行ってるの?
リョウは結局何者だったんだ!?
とか余計なことを考えてしまう。
でも音楽とギャグは最高品質だしラジオでは三冠達成。
スパムバーガー復活まで成し遂げた勢いは侮れない
というかやっぱりラジオのほうが面白い
と、思ってしまった

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 85
サンキュー:

5

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぼっちがろくするぼっちざろっく!

いやあここまで最初ヒットすると思わなかったからダークホース枠だったよね
ビッグタイトルこのクール沢山あった中でだからね
ぼっちちゃんのキャラってあまりいなかったけど
現代っ子っぽくてそれがまた共感できるのかなともおもったり
あと8話が神回すぎるからあれがあるだけでも絶対見る価値ある!あのタイトル回収えぐすぎな

キャラクターに関しては人気投票したら割れるんじゃないかってくらいみんな魅力ある
おいらは1番常識人なにじか推します!

投稿 : 2023/05/25
閲覧 : 137
サンキュー:

6

ネタバレ

zeroone01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぼっちちゃん最高!

原作未読で全くノーマークだったが、アマプラのオススメに出て来るので何となく視聴。

1話~4話までの感想。

ぼっちちゃんの陰キャっぷりが最高!www
テンパり具合が最高に面白いですね。
コンビニですら入るのにためらうぼっちちゃんが、オシャレな喫茶店への入り方が分からず、テンパって「大将やってる?」って入店した所は爆笑でしたw
そして作詞作曲自分の自虐曲弾いている所とかも面白いw

他のメンバー、ベースのリョウさんの「変人」キャラも良いですね。ギターボーカルの喜多さんもリョウさんLOVEな所が面白いです。ドラム兼リーダーの虹夏ちゃんだけちょっとキャラが薄いかな?個性豊かなメンバーのまとめ役(ツッコミ役?w)的存在。

5話の感想。

神回です。
メンバー揃ってそろそろライブに出してもらいたいと虹夏ちゃんがお姉ちゃん(ライブハウスの店長)にたのむが、
「お友達の思い出作り程度のバンドを、ライブに出す気なんてない」
と一蹴。
これまで和やかな感じで進んできたが、急に重たい感じに・・・
結局、オーディションで合格すれば出してもらえる事になりいざオーディションへ、そして・・・

{netabare} ぼっちちゃん覚醒!
もうカッコ良すぎて鳥肌立ちました!
完全手書きの演奏シーン、凄すぎます!気合入り過ぎでしょ!!
そしてここで思い出す、「このアニメ、バンドアニメだった」と。
4話までだとぼっちちゃん面白いなぁってしか思っていなかったが、
5話で改めてそう思いました。
そして最後はダム映像wwwぼっちちゃんオチはしっかり持っていきますw {/netabare}


8話の感想。

超神回!!!
ライブ本番。{netabare}緊張からか1曲目上手く合わせられないメンバー。微妙にヘタクソな演奏の演出が見事です。会場も微妙な空気が流れる中、突然ギターを弾き始めるぼっちちゃん。ギターヒーロー再降臨!!それに触発されるメンバー、2曲目を完璧に演奏し終えます。もうカッコよすぎだろうぉぉぉ!!!
ライブも無事に終わり打ち上げへ。珍しくバグって弱る喜多ちゃんが面白い^^ぼっちちゃんは相変わらずw最後に虹夏ちゃんの「本当の夢」も分かりここでタイトル回収。あまりにもキレイなタイトル回収で正直鳥肌立った。{/netabare}

もう最高。完璧。

10話の感想。

文化祭でぼっちちゃんの{netabare}ギターソロ{/netabare}ですと!?
もうワクワクが止まりません!
早く続きが観たいけど、もうすぐ終わってしまうという寂しさも・・・

12話の感想。

いよいよ文化祭ライブ本番!
{netabare}いきなりライブから始まる神演出。なんてったって曲が良い!1曲じっくり聴かせてくれて、素晴らしいです。喜多ちゃんカワイイィィィ!
1曲目終わってギターの調子が良くないと気付くぼっちちゃん。不安を抱えたまま2曲目へ。
やっぱりおかしい、ギターに異変??弦が切れて壊れた!?ソロパートが近づいてるのに大ピンチ!!でも異変に気付いた喜多ちゃんがナイスフォロー!そしてぼっちちゃん、咄嗟にきくりが持ち込んだ酒の空瓶を使って窮地脱出。ボトルネック奏法って技らしいけど、カッコよすぎ。

追記:あるバンドメンバーの方達が、このシーンが如何に凄いかって説明していて、あのソロパート本来なら喜多ちゃんのソロ(ぼっちちゃんが弾く予定だった所)で終わりなんだけど、ぼっちが何かやると察したりょうさん、虹夏ちゃんが咄嗟にアイコンタクトで1フレーズ引き延ばしてぼっちちゃんのソロパートをぶち込んでいるんだそうです。いや、ナイスフォローは喜多ちゃんだけじゃなかったんですね。実際CDで聴くとソロパートあんなに長くないんですよね。
で、ボトルネック奏法を高校生が咄嗟にやるとかもう神業すぎるらしく、実際難しすぎて簡単には出来ないらしいです。毎日6時間、3年以上弾き続けていたぼっちちゃんだから出来る神業なんでしょうね。

ぼっちちゃんのMAXのギターソロが聴けなかったのは少しだけ残念だったけど、喜多ちゃんに何か一言ってマイク渡されテンパって客席にダイブしたのは爆笑だったなぁwww校内でもやばいギタリストって認識になってしまい笑う。みんなの「ギターヒーロー」になれる日はまだまだ先かな?w

保健室に運ばれ目が覚め、心配した喜多ちゃんがずっと側にいてくれて、喜多ちゃんのギターの腕が上がってる事に驚いたと伝えるぼっちちゃん。
後藤さんを支えるギタリストになると誓い、これからもギター教えて「ひとりちゃん」と名前呼びして微笑む喜多ちゃん。この二人のやり取りが尊すぎる。
文化祭が終わり、ギターが壊れたので動画配信で知らぬ間に広告収入(お父さんナイスw)があったため、新しいギターを買う事に。
しかし、30万ってぼっちちゃんの配信それなりに人気あるって事だよね?凄いなw
もうバイトする事ない~って喜ぶぼっちちゃんだが、バイト辞めますって言い出せない所はさすが陰キャw楽器屋でもコミュ障全開で笑うw

新しいギターも手に入れ、またここから頑張ろうって所で1期終了。
バンドのかっこいい部分と喜多ちゃんとの関係性の深まり、そして最後まで笑わせてくれた最高に良い最終回だったと思います。{/netabare}

毎週楽しみにしていたアニメが終わってしまった・・・
キャラ、物語、音楽、どれも良かったと思います。
陰キャのぼっちちゃんを面白おかしく支えるメンバーも良かったし、一つのバントとしてしっかり成長してく過程はすごく良かった。特に音楽はどれも好き。OPはもちろん、何曲かあったED曲も劇中歌も全てよかった。バンドアニメとして、あれだけたくさん用意してたって事に驚き。結束バンドのアルバム買ったけど最高に良い。予約特典のリストバンドして毎日ニヤニヤしてます^^

個人的には今季一番のアニメでした。

投稿 : 2023/05/23
閲覧 : 362
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29

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰でも楽しめるきらら系バンドもの

ぼっち属性のヒトリ、友達作るにはどうすりゃええんや
「せや バンド始めたろ」とギター始めたは良いもののなかなかバンドを組めずにギターの腕だけがメキメキ上達してしまう。
そしてついにやってきた偶然のバンド結成!からの?

と言うなんのひねりも無いいつもの奴。

主人公属性とネタの組み合わせで幾らでも作れそうですが、必然的にぼっちとロックの組み合わせで生まれたまさに「ぼっち・ざ・ろっく!」

ぼっちと言えば「わたもて」ですが、どちらかと言うと「こみっくがーるず」の子の様な自虐系で不思議ちゃん属性も濃いめで面白かったです。
個人的にこのキャラはかなり好きで、このアテレコも好きでした。
声優さん調べたらあんまり観た作品が無かったので今度観てみようと思いました。
あと飲んだくれ姐さんも好き。

熱いバンドものとか青春ものとか、爆裂ギャグとか期待すると裏切られますが、きらら系と割り切って観れば誰でも楽しめると思いますよ。お勧め。



下北⇔八景は結構遠いよね

投稿 : 2023/05/20
閲覧 : 126
サンキュー:

10

taka_2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぼっち陰キャ少女のギター成長物語

YouTube的なやつでギター動画をアップしてそこそこ人気で、バンド組んで人気者になりたいと思うものの、コミュ障で人との関わりが苦手で、そのきっかけをつかめずにいた主人公で女子高生の後藤ひとり。
とあるきっかけでライブハウスのライブに出ることになり、そこから結束バンドという名前のバンドのギターメンバーとして活躍していく、というような話。

主人公「後藤ひとり」通称「ぼっちちゃん」の人としての成長物語がとてもいい!乗り越えられそうで乗り越えられないんかーい!ってツッコミを入れたくなるシーンもあるし、コミュ障表現がめっちゃ大げさで面白おかしくもあり、でも本人にとっては本当に大変なことなんだろうなと想像を巡らせてみたり。
でも、そういうもどかしさがあるからこそ、ここ一番乗り越えた!というシーンでは感動を呼び起こすものかなと思いました。6話は涙不可避。とても良い。

原作は4コマ漫画なんですね。音楽モノなのでアニメ化してよかった作品の一つではないでしょうか。

投稿 : 2023/05/18
閲覧 : 89
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6

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぼっちちゃんダイブする

陰キャラ設定の主人公ひとりちゃんが仲間と羨望と恐怖のロック世界へ。
コミュ障あるあるな心理をギャグ調でコミカルにアニメ化していて
面白いです。私がこの作品で良いところだと思ったのは、主人公ひとり(愛称ぼっちちゃん)がファッション陰キャではなくちゃんと陰を生きる人間であったところです。共感しにくい非陽キャの例として、見ていない方もいると思いますが『俺の青春ラブコメは絶対に間違っている』というアニメ作品の主人公である比企谷八幡(ひきがやはちまん)という人物があります。彼は陰キャであることを自覚していますが、実際は陽キャや美人とも関わりを持てる陰キャ陽キャでした。今作のぼっちちゃんの場合はあくまでも明るい世界との関わりを断ち、かつ
高校生活でも受け入れられてはいないため、心理描写もリアルな陰に近いのではないかと感じます。そうであっても暗くはなくて、追い詰められると蒸発したり、溶けたりとかわいらしさを感じると思います。

投稿 : 2023/05/13
閲覧 : 141
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8

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ぼっち・ざ・ろっく!のストーリー・あらすじ

“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは 会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。 そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも 友達がいないため、 一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。 上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、 気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……! ひきこもり一歩手前の彼女だったが ある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられたことで、 そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――
(TVアニメ動画『ぼっち・ざ・ろっく!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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