動物園でファンタジーなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの動物園でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の動物園でファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.4 1 動物園でファンタジーなアニメランキング1位
しろくまカフェ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (493)
2672人が棚に入れました
カフェを営むしろくまと常連客のパンダが繰り広げるほのぼの系アニメ。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、福山潤、神谷浩史、森川智之、遠藤綾、羽多野渉、小野大輔、小西克幸、谷山紀章、矢作紗友里、近藤孝行、伊藤陽佑、藤原祐規、宮田幸季

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

しろくまくん! カフェモカおかわり(*´ω`)oU~♪

【アニメ しろくまカフェ】 全50話 ('12年4月~'13年3月) 1年間放送!

動物の「しろくま」さんが営んでいるカフェでその名の通り

"しろくまカフェ"

に集まる常連さん、「ペンギン」さん「パンダ」くんと
しろくまカフェで働いていて、今作品ゆういつ?の女のコキャラ「笹子」さん
たちが繰り広げる、ギャグやダジャレの飛び交うまったり会話(o´艸`)ヌフフで
楽しい時間を一緒に過ごすほっこり動物癒しコメディーアニメ♪


他にもたくさんのキャラもとい、動物さんたちが出てきます!!

ラマさん、グリズリーくん、半田さん、リンリン、ナマケモノさん、
ゾウガメさん、カワウソくん、マンドリルさん、パンダママ、
常勤パンダさん、コアリクイさん、レッサーパンダくん、メイメイ、
ちっちゃいペンギン(シュシュぽぽ) オオカミ、トラ、ライオン、他にもいっぱい…


何なに?動物? コスプレとか着ぐるみ?の類ですか?

いえいえ違います! 他ならぬ正真正銘の"動物"さんです!!

この作品の世界では人間と動物が共生している社会♪

普通にそこら辺をペンギンさんが恋悩みにうつつを抜かしながら歩いてますし
パンダくんがダルがりながらも、動物園でバイトしてたり(当たり前か)
エゾリスママやパンダママはスーパーのセールとその後のママ友会♪*゚
しろくまくんはカフェのマスターでいつもみんなを暖かく迎えてくれる♪

ごくあたり前の人々が暮らす日常に動物さんたちも普通に暮らしていて、
和気あいあいと楽しい日常を演出してくれる~

そんな楽しい動物たちに囲まれてほんわかゆるくて癒される~そんな世界観♪

あ、人間さんも出てきますよー!! 
でもキャラ構成比 動物:9 人間:1 くらいですかね*・ω・)w

たくさんのキャラが出てきます!! 30人、(匹、頭、羽) くらいでしょうか?
演じられる声優さんたちは人気の方々がしっかりと好演されていますね☆

シロクマくん CV:櫻井孝宏  パンダくん CV:福山潤
ペンギンさん CV:神谷浩史  ラマさん CV:小野大輔  
                      有名ドコロ抜粋_((Ф(・ω・*)♪

あと花澤香菜さんも実は出演されてますね|ョω・)♪


ストーリー的には1話ごとに2つのお話があって、
先が気になったり、あつい展開が待っている訳ではないので、

夢中になるというよりは ⇒ まったり楽しむというのが正しいでしょう!!


また1年間放送されていた作品なだけあって四季折々のイベントや風情を
一緒に楽しむというのが通かと思います♪*゚

春にはお花見して~、夏には、七夕や海!!
秋には、運動会やハロウィン★
冬にはクリスマスや一緒に年を越したり~ 冬眠したり(*´д`)σ[枕]w

私達の日常にもリンクする、そういった演出も毎週楽しみに観ておりました☆


いつものごとくちょっと脱線しますが、

ペンギンさんがおもしろいです(*´艸`*)ププ
ペンギンさんが好きなのは同じコウテイペンギンの「ペン子」さん♡
彼女を何とかデートに誘おうと奮闘するのですが

自体は思わぬ方向へ(ノ*´ω`)ノ ―

ペン子さん、ペン美、ペン奈、ペンジョリーナ、あとなんでしたっけ?w

いっぱい出てきましたね(o´艸`) ハーレムですよこれハーレム!!
こんなに微笑ましいハーレムアニメ、他にはないんじゃないですかねぇ(。 ノ∀<)σw

ペンギンさんのキャラソンも最高ですね(ノ∀`*)♪


あとなんと言っても シュシュぽぽ♪

え?何ですと( ;゚Д゚)? シュシュ、シュシュポポ?
電車ゴッコしてるちっちゃいペンギンの子どもたちがこれかぁ~わいいのです(◍’౪`◍)♪w

「ガタンゴトーン♪ ガタンゴトーン♪」

すいません(人д`*)
未視聴の方には意味不明なコトですのでこれくらいにして(人*’ω’*)



まとめて――  ヾ(・ω・`) しろくまくん終わろう

総じて、ジャンルとしては日常コメディー(非日常)
かわいい動物たちとほんわか笑える楽しいカフェの雰囲気♪

動物好きなヒトにはたまらないのではないでしょうか?

週に一度、カフェモカを片手に
和気あいあいと和む動物たちにほっこり癒される時間があってもいいかもしれない♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27
ネタバレ

たこすね さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

なんだこれ、おもしろすぎる!

ネットで評判を見かけ、既に1クール終わった時点から視聴を開始しました。
そしたらおもしろいこと、おもしろいこと!
そして癒されます。
寝る前に観ると、最高にいい感じに寝付けます(笑)
CMで言っている通り、動物たちのとぼけた会話を楽しむアニメです。

登場動物&人物たちがみんなおもしろいです。
{netabare}クールだけどダジャレをよく言い、無茶振りも得意なシロクマさん。
マジでやる気がなく、呆れるを通り越して尊敬できる域のパンダくん。
常識人ぽくて実はとても残念なペンギンさん。
ペンギンさんの話を適当にあしらう(本人は天然なので、適当な自覚なし)笹子さん。
怖そうで、反面とても世話焼きで振り回されっぱなしのグリズリーさん。
目立たないけれどイケメンボイスで、おいしいところをもっていくラマさん。
ナマケモノくんとゾウガメさんはしゃべるの遅すぎ^^;
他にも魅力的な面々ばかりです。{/netabare}
ちなみに私はペンギンさんが一番好きです。
声優が神谷浩史さんというのがまたいいですね。
いい声なのにかわいい、このギャップが何とも。
他の面々も人気声優でかためています。

雰囲気が他のアニメにはないほのぼのした感じです。
キャラクターが動物ということもあり、みんなしゃべるのがゆっくりということもあり、刺激が少なくて観ていて疲れないです。
とてもゆったりした気分になります。

一方でほとんどデフォルメされていない動物たちが、普通に人間のような日常活動をしているところも見所です。
シュールなのですが、それをあまり感じない不思議があります。
仕事や恋愛も描かれていて、時として実直なドラマの回もあるので見逃せません。

50話あり、動物たちのいろいろな側面が見られて楽しいです。
まだまだシロクマさんたちの日常を観たいので、続編もあったらいいなと思います。

以下、私の好きなシーンなどです。
{netabare}
まず笹子さん。
1話からナマケモノさんを運びながら登場。
何てかっこうや^^;
30話のハロウィンで、シロクマさんが「笹子さん、カボチャ友の会に入ったのかと思ったよ。」と言うのに対し、「どうしてですか?」www
あんまりだ、やめたげてー!!

ペンギンさんは常識人のツッコミ役で通すのかと思ってたら、2話のお花見で早速残念な感じになってましたね。
「ナグラさんでしょー!」

シロクマさんはパンダに変装して動物園に行ったり、女装をしたり、案外無茶をする方ですね。
懲役刑ならぬ職務質問もされちゃいましたし。
「あたし、シロクマ子。」あのときばかりは櫻井孝宏さんの声がキモいと思ってしまいました^^;

オオカミさんの再就職の話や、笹子さんとラマさんの故郷の話などはまっとうなドラマになっていて、しみじみしました。
就職は大変な事だから、迷いながら頑張るオオカミさんの気持ちもわかるし、見守るトラさんが落ち着かなくなる気持ちも迫ってくるものがありました。
また風車にたどり着きたくて1日中歩き続けた笹子さんの話、旅好きにはすごく共感できるものがありました。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

che さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

Le café de l'ours polaire

タイトルのフランス語が間違っていると教えてもらったので、修正しました、takumi@さんありがとうです!

キャッチしてる方から、面白いと薦めていただき、OPの曲聴いて、このセンスは見るべきだなと思い、観ましたw

8話?リンリンさんがパンダ君の家に行く話と、ペンギン君がペン子さんに告白に行く話です。
だけしか、観てないんですがもう予約録に入れてるのでこれから常に見るともいます。

内容は、
喋るシロクマが経営するカフェに来店する、喋る動物たちと人間の日常と言う感じでしようか?
脱力系コメディって感じ?

シロクマくん面白かったですw
僕、シロクマって好きなんです、シロクマは英語でPolar bear(ポーラベアー)て言うんですけどこの名前の響きが好きなんですw
あとバイトの笹子さんかわいかったです!
書く事は、、、それぐらいですww
面白かった位しか書く事ないですww
オススメである事は間違いありません!

説得力ね~な~w

EDがツッパリハイスクールロックロールの替え歌でしたw
其れを聞いてOh!スーパーミルクチャンってアニメを思い出して棚に入れましたw
ミルクちゃんのEDもツッパリハイスクールロックロールなんですw

タイトルは、フランス語で「シロクマカフェ」です。
フランス語なんて解んないし翻訳機かけただけだから間違ってるかもww
カフェっていったらフランスってイメージがあるんでw
ほら、フランス語で書くだけでちょっとオシャレな錯覚にとらわれるでしょ!?

こんな人にオススメ

以下の理由により僕はオススメしません。

追記
なんかこのアニメの原作者、出版社と揉めてるみたいですね、
連載無期限休暇、宣言したみたいです。
出版社と制作会社は原作者となんの契約も結ばず、原作者の意図も汲まず勝手にアニメを制作した、原作者はこのアニメ制作に関してまだ一円ももらっていない。
てきな感じの記事をよみました。
そんなことして、ええ思っとるんかい~~!
ってかこの国はこんなにアニメとか、漫画が莫大な利益を生んでるのに原作者や制作者への還元率がおかしいやろ!
出版社横暴すぎるやろ!
って事でこのアニメは面白かったけど、もうみません!!
こんな事がまかり通るなんて、有っちゃいけない事だよ、こんな事何時までもしてたら、何時かアニメや漫画も廃れるよ、なんにしても、この国が世界に誇れる文化を廃れさせるような事をしてはいけないと僕は思います。
気になる人はググって調べたらいいと思います。
こんな事が有っても、見る見ないは、その人の自由だと思うけど、僕はもう見ません。
それが、出版社が原作者へ行った仕打ちの僕の答えです。
ホント下られねぇよこの国の何時まで経っても変わらない、こう言う所!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

75.6 2 動物園でファンタジーなアニメランキング2位
まちカドまぞく 2丁目(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (279)
904人が棚に入れました
大人気ご町内日常ファンタジーが帰ってくる!魔族の力に目覚めて以来、闇の一族の封印を解くためポンコツながらも戦ってきた主人公・シャミ子。ライバルだったはずの魔法少女・桃とは、なぜか協力関係になってしまい、町から姿を消した魔法少女の謎をともに追うことに……!?さらに町に潜む新たな魔族も登場し、シャミ子たちの行く末やいかに──。

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

今期はもう一人の魔法少女に焦点あてていく

シャミ子の声に若干ハム太郎成分を感じてしまう。気のせいだけど。1期のときってこういう声だったっけ?

ふんぬらばあといえばアイシールド思い出しちゃう。

よりしろ職人の朝は早い。

ミカンはまじで柑橘系祭り
さすがに晩白柚は大きいのでゴミ

新たに魔族の仲間が増えている。彼らもなかなか良いキャラクターである。
拘束からのケツ毛抜きは笑。

魔法少女ってのは面倒な生き物ですな。桃は簡単に闇落ちしてしまう。
今回はミカンに焦点を当てていくけど、取りついているものがよく分からない。
シャミ子の圧倒的な優しさがあってこそという感じ。魔女というか悪の側とは思えない。
そんな優しさにほっこりしてしまう。
折角、凄い杖を手に入れたのに、いまいち使いこなせない残念さよ。


OP
ときめきランデヴー shami momo:吉田優子(小原好美)と千代田桃(鬼頭明里)
ED
宵加減テトラゴン コーロまちカド:シャミ子(小原好美)、桃(鬼頭明里)、リリス(髙橋ミナミ)、ミカン(高柳知葉)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
魔族の力に目覚めて以来、闇の一族の封印を解くためポンコツながらも戦ってきた主人公・シャミ子 ライバルだったはずの魔法少女・桃とは、なぜか協力関係になってしまい、町から姿を消した魔法少女の謎をともに追うことに…!?さらに町に潜む新たなまぞくも登場し、シャミ子たちの行く末やいかに――。


1. 対決ふたたび! 魔法少女の新たなる姿!?
1学期が無事に終わり、明日から夏休み。シャミ子は、桃に決闘を申し込もうと果たし状を出すものの、遊びに誘われたと勘違いした桃と本当に遊びに行くことに。夏休みが始まり、ミカンがシャミ子の隣に引っ越してきた!それを知った桃は…

2. 廃墟捜索! わけありみかんとわくわくまぞく
吉田家のテーブル替わりに使われている段ボールに見覚えのあるミカン。「その箱...... うちの実家の工場で使っている箱とおそろいだわ」父・ヨシュアの手がかりを探すべく、シャミ子たちは廃墟と化したミカンの旧実家を探索することに。そこで深まる父の封印の謎、そしてシャミ子が手にしたものとは―。

3. 闇の魔女ふたたび! 湯けむりフロムヘル!
リリスが2000年もの間閉じ込められていたこと知ったシャミ子と桃は、シャミ子の体で一日外の世界を自由に遊んでもらおうと計画をする。二人に仲良くなってほしいというシャミ子の願いから、リリスと健康ランドで過ごすことになった桃。果たしてシャミ子の願いは二人に届くのか⁉

4. 新種発見! 町の喫茶はまぞくの巣窟!
桃の姉・千代田桜を探すべく、まぞくが集まるとうわさの喫茶店「あすら」に乗り込むことになったシャミ子。しかし聞き込み調査を行うはずだったはずが、何故かアルバイトをすることに⁉労働の尊さを覚えたシャミ子の様子を、桃は心底心配し。

5. かちこめ! 桃色のシャミ子奪還作戦!
シャミ子に謝罪をするために吉田家までやってきた白澤店長とリコ。2人が桜と関わりがあると知ったシャミ子は、何か手がかりが見つかるかもとそのまま「喫茶あすら」でバイトを続けようとするも、桃はなぜか猛反対!「バイトNG‼就労ダメ絶対!!」そんな中、白澤店長から衝撃の事実が語られる。

6. 夕日の誓い! まぞくたちの進む道
10年前、桜のコアと接触していたシャミ子。その記憶を思い出すため、自身の力を使い10年前の記憶を探索することに。そこで窮地に追い込まれたシャミ子を助けたのは,探し続けていた桃の姉、千代田桜だった!果たしてシャミ子は桜と一緒に脱出することができるのか?一方、桃は悪夢からシャミ子を救うべくある行動に出る―。

7. ひと時の休暇!! まぞくの夏祭り
意図せず濃密な夏休みを過ごしてしまったシャミ子。平穏な夏休みを取り戻すべく、お暇を頂くことに。しかし久々に余暇を与えられるもなぜか心から楽しむことができずにいた。そしてシャミ子と桃の宿題の行く末にも暗雲が…。

8. 火花散る!? 光と闇の合同遠足!
桃とミカンと動物園に行く約束をしたシャミ子は、張り切ってお弁当作りを試みるも苦戦する。魔法少女が思わず食べたくなるようなお弁当を作りたいという思いから、とある場所の門を叩く。果たしてシャミ子はお出かけにぴったりのお弁当を完成することができるのか!

9. 黒き感情!! ダークネスピーチ再び!!
突然桃が闇堕ちフォームから戻れなくなってしまった!力の加減すら調節できず、触れたものを次々と破壊していく桃。このままだと魔力を使い果たしてしまい、コア状態になってしまう。なかなか闇堕ちフォームが解けず苦戦していると救世主が現れて…?桃とシャミ子は魔力を取り戻すべく、秘境へと向かう!

10. ごせんぞ道場!? まぞく究極の武器!
ついに手に入れた父より受け継ぎし杖!杖を使いこなすための特訓に励むシャミ子だが、想像力が乏しいせいか、うまく扱えずにいた。杖の使い方をマスターすべく、良子と共にごせんぞの封印空間で修行をすることに。さらに、ミカンの部屋に突如現れたヤツから平和を取り戻すべく、シャミ子たちは戦いに挑む!

11. 新学期! 魔法少女の新たなる役割!
怒涛の夏休みが終わり、ついに新学期。シャミ子たちのクラスにミカンが転入してきた。呪いの体質を受け入れてもらえるか不安だったが、あっという間にクラスに打ち解けていった。超人的身体能力により体育祭に参加できないミカンは、もっとクラスメイトと仲良くなろうと、体育祭委員として裏方で頑張ろうと意気込むが…

12. 闇夜の儀式! まぞく新たなる仲間!!
ミカンに憑いている悪魔、ウガルルと話をつけるため、シャミ子と桃はミカンの心の中に潜入!そこにいたのはドス黒い瘴気を漂わせたミカンだった。ウガルルに説得を試みるも瘴気によって阻止されてしまい、シャミ子は魔力を使い果たしてしまう!後を託された桃はミカンを救うべく、ひとりでウガルルの説得を試みるが…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ご近所まぞく、ふえました!!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
私的にはココちゃんとキャラとの相性が抜群な作品の一つと認識しています。

「月がきれい」の水野茜役にはじまり、「魔法陣グルグル」のククリ、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の藤原千花、「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」のロキシー師匠、現在進行形の放送されている「カッコウの許嫁」の海野幸に匹敵する立ち位置…
もうココちゃん以外が考えられないキャラばかりです。

しかもあかりんとの組み合わせですからね…
これだけで視聴ハードルは十分過ぎるくらい上がってしまいますけれど^^;


大人気ご町内日常ファンタジーが帰ってくる!

魔族の力に目覚めて以来、闇の一族の封印を解くため
ポンコツながらも戦ってきた主人公。シャミ子。

ライバルだったはずの魔法少女・桃とは、なぜか協力関係になってしまい、
街から姿を消した魔法少女の謎をともに追うことに…!?

さらに町に潜む新たなまぞくも登場し、シャミ子たちの行く末やいかに――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

マズレビューを書き始めてビックリしたこと…
シャミ子って、「SYA」まで打ち込むと予測ワードに出てくることです。

普段から使っているならいざ知らず、シャミ子なんてキーボードに打ち込むのは、きっと第1期のレビューを書いた以来だと思います。
それだけ「シャミ子」という単語が世の中に浸透しているってこと…!?

まぞく VS 魔法少女の構図は1期より増して少なくなりました。
もう、ほぼ見られなかったと言っても過言ではありません。

それと、吉田家が超が付くほど貧乏だったという設定も殆ど感じられませんでした。
住んでいるアパートはボロボロで、部屋の中には殆ど何もありませんが、お客さんが来ると、必ず何か振る舞っていましたし、日々の食生活に貧しさを感じませんでしたから…

それじゃ、もうまぞくとか魔法少女の設定そのものが要らないんじゃ、思えてきますよね。
ですが、今回もそれは大切な一線として機能していました。
まぁ、今回の騒動を踏まえた以降、どれだけ重要かは正直分かりませんけれど^^;

そして、シャミ子と桃の距離感ですが、今回の作品を経て大分縮まったのではないでしょうか。
最初は相いれない存在だったはずなのに、気が付くとお互いの中での立ち位置に相当な変化が見て取れました。

正直、桃は世間一杯の「魔法少女」という概念からは少し距離を置いた存在になったと思います。
でも、その距離感となったいきさつを踏まえると十分納得できますし、桃の選択は絶対間違いじゃないと思いました。
それはまぞくであるシャミ子も然り…

時折台詞の端々に出てくる程度の設定に成り下がりましたが、これは結果オーライなんだと思います。
ここまで踏み込んでくれたお陰で、とても大切な繋がりを見せて貰えましたから…

あと、桃の助っ人としてやってきた世話好き魔法少女である陽夏木ミカンを忘れてはいけません。
根っこの部分からとことん優しく思いやりのある女の子…
そんな彼女には、動揺すると「関わった人にささやかな困難が降り注ぐ呪い」が発動してしまうという、本来彼女の持つコミュニケーションの高さに対する足枷に悩まされ続けてきました。
今回の作品ではこの足枷にメスを入れるのですが、ムッチャ良き話だったんです。

第1期の時には、シャミ子の「これで勝ったと思うなよ~」という捨て台詞の展開が好物でしたが、もしかすると、良き話側で本領を発揮する作品なのでは、なんて思ったり…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、シャミ子と桃による「ときめきランデヴー」
エンディングテーマは、シャミ子、桃、リリス、ミカンによる「宵加減テトラゴン」

1クール全12話の物語でした。
やっぱりこの作品は面白い作品でした、というのが率直な印象です。
まぁ、続編はきっとありますよね。
期待して続報を待ちたいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

二期も安定して面白かった

{netabare}
春アニメの癒し枠。
基本的にゆるいから何も考えずに見られていいし、会話のテンポもいいので飽きずに見られる。
二期は一期よりも結構テンポに関してはさらに良くなった気がするのと、演出も多くてギャグの切れも良くなっていたような。
まちカドまぞく特有のよくわからない演出というか効果音好き。
2期からの新キャラのリコや店長も相変わらず個性的で、シャミ子たちとの絡みも面白かった。
2期は最初からキャラが多いのもあって更にワチャワチャ感が増していて楽しかった。みかんや小倉さんの出番が増えたのはうれしい。
リリスの出番少なめだったのは少し悲しいけど。

メインストーリーに関しても満足。
暗すぎず明かり過ぎずの絶妙なシリアス感が保てていて作品の雰囲気にあっていたし、そんな中でシャミ子の活躍が見られて良かった。
そういや一期から桃って笑ってないイメージがあったからあのシーンにはグッとくるものがあった。
一期から引っ張られてる桜の謎に関しても、(父の話はまだとはいえ)少し回収されたのかな。
最後のタイトル回収やまちカドタンジェントと言い、萌えアニメだけど、伏線や話の練りこみ具合が感じらる。
桃が闇落ちしてまでシャミ子を助けに来るなど、この話や、それ以前にも一期の最終話付近の展開を通じて、2期ではシャミ子と桃の関係がより近づいている感もあっていい。

それと、桃、リコや店長含め、まちカドまぞくは他の萌えアニメでは見ない感じの声が多いのが結構好き。
ギャグで印象的なのは断トツで最終回の店長、急にこの作品にそぐわない下ネタ的なことやりだすのは不覚にも笑ってしまった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
一期で見た。ださい。みかんかわいい。確かに箱は不謹慎かもw
桃ちょろすぎるw

2話 ☆9
不吉。シャッフルクイズw 魔法少女なのに。かわいい
かわいい 百合神 生理中 こいついっつもよってんの

3話 ☆9
パリピまぞく きららでこういうの珍しいな。
今時これに騙される奴w グループラインじゃねーんだよw
IDがエロに見えた 物理で殴ればw
ネタバレ厨 リボ払いか?w タトゥー ねこまつり

4話 ☆9
リコかわいい。強そう。やばいもん入ってそう 落ちたな。
はたらいたら負け。残基w やっぱりやばいもん入ってるじゃんw

5話 ☆8
結構シリアスだな。小学生なのにパワポ その猫がコアなのではw
いなりが入ってるやん 何でケガしてたのシャミ子
桃闇抱えすぎやろ。

6話 ☆9
タイトルここで回収されるのか。結局父は...w まるで最終回

7話 ☆8
4期までやるってマジ? 今期アニメラップ多くね? 7つあるぞw
今回ノリおかしくね? 謎の孤児設定。理屈家魔法少女

8話 ☆10
涙で同情を。ほてるやつにしよう。
店長のせいでセリフが頭に入ってこない。外国人が着てそうな服。
店長とリコまじで好き。
複数人でワチャワチャしてる回好きだわ。今回桃冷たかったけど。

9話 ☆8
怖い。闇落ち理由w このヒーラーかな。

10話 ☆9
徘徊じーちゃん 1家にひとつ欲しい結界。詐欺師魔法少女桃。
シャミ子実は最強では。

11話 ☆10
モブが可愛い。リボンにそんな設定あったのかw
テニプリかな? 桃1人でよくね? シャミ子が悪いんだよ…。

12話 ☆9
またラップか。不器用すぎるだろw 左上好き。
もう完全にメインキャラ化した小倉。伏線回収w
唐突な下ネタ。珍しい。要するに解雇。

曲評価(好み)
OP「ときめきランデヴー」☆7
ED「宵加減テトラゴン」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

57.3 3 動物園でファンタジーなアニメランキング3位
けものフレンズ2(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★☆☆ 2.5 (321)
760人が棚に入れました
この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。そこでは動物たちがヒトの姿に変化する不思議な現象が 。いつしか フレンズ と呼ばれるようになったけものたちは、パークで平和に暮らしていました。ある日、フレンズのサーバルとカラカルは、森の中でヒトの子供と出会います。お腹を空かしたヒトの子供はなにやら困っているようで、サーバルたちは一緒に旅をすることになりました。旅の途中で出会う個性あふれるフレンズたちに、パークの秘密や美味しいもの!そして、大地を揺るがすような大ピンチ!?新たなるジャパリパークの物語が、今はじまる!!

声優・キャラクター
尾崎由香、本宮佳奈、小野早稀、石川由依、小池理子、内田彩、佐々木未来、根本流風、田村響華、相羽あいな、築田行子、八木ましろ、菅まどか、山下まみ、前田佳織里、藤井ゆきよ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

観終わった

1話感想{netabare}
色眼鏡では観ないぞ色眼鏡では観ないぞ…と自分に言い聞かせながらの視聴。
けどやっぱ…うう~んと渋い顔になってしまう。
ただでさえ某所で吉崎黒幕説が流れてるのにケロロを連想せずには居られないキュルルって名称…攻めおるのうw
あと、確かPVの時に突っ込まれてたんだっけ?崖のシーンで影が平地の処理のまんまだったとかなんとか。
自分は気付かなかったので「へーそんなことあるんだ」と流してたけど(※)1話観たら似たようなヘンテコ現象があって…。
カラカルの後ろにセルリアンが迫って影が覆うってカット、連続したシーンなのにカメラの位置が変わったらカラカルが影の中に入ってない…ってどうなん?
もう作ってる側もやる気無いのかなぁと思ってしまうんだけど…先の崖のシーンは本編では直ってたし(※)伏線ってこともあるまい(といいつつキュルルが飛び越すシーンはアレだった)。
伏線といえば崖を飛び越す直前キュルルが「下ばっかり見ないで顔上げなさい」と言われてたけど、最後キュルルが誰かに言う側になりそう。
ってかキュルルはヒトのフレンズじゃないんじゃないかな。
CGの処理はEDくらいの主線?(アウトライン?)の太さの方が良いと思うんだが…これは観てるウチに慣れるのかなぁ。


この文章書くに当たり見直してたらCMでそのシーン使われてて吹いた、当然直してない。{/netabare}

2話感想{netabare}
ひっでぇなおい…。
AパートからBパートの間、すっ飛んでないか?
ってか修繕はビーバーはもう無理だとしても、建設(巣作り)が得意なフレンズを宛てるべきじゃないか?
パンダの尻尾の色は…。
サーバルはガケから落ちたり車に轢かれたり、はたまたバス突撃させて材木台無しにしたりと、トラブルメーカーでしまいにはロッジの回でじゃぱりまん盗み食いをサラっと流されるほどに慣れられてしまうくらいが丁度良いのに、何もトラブル起こさなくて物足りない。

なによりスケッチブックとモノレールの相性ががが。
「行き先」はレールの決まってるモノレール任せであってスケブ情報を頼りにしてるワケではない。
「次はどこに行けば良いんだ?」が無いっていうか別にスケブ無しでも問題ない、キュルル達の意思は関係ない。
ってか最後カラカル「次はどこを探すの?」キュルル「ここかな」と臨海ステージのスケッチ見せてーの、その後に実際に海が見えるって…順序逆じゃね?
スケッチブックのページ順がモノレールの停車駅順ってことなんだろうけど、気付くの早すぎっていうかもう気付いてる前提。
“ソラウミ”でも書いたけどこっちは気付く瞬間が見たいんだが…ってか今後気付くシーンがあったら「何を今更」と冷める可能性大。

いやまぁいいんですけどね、前作も2話は1話以上にアレだったし(前半の声優の森がね…)。{/netabare}

3話感想{netabare}
これは…どっちなんだろうなぁ…。
出てくるゲストキャラが黒いっていうか、人間に都合の良い視点って感じ。

前作のフレンズ達は基本「労働に対し対価を得る」って概念がなく、賢いとされる博士と助手がようやくその境地に片足突っ込んでた程度。
(それですら対価に見合わないからといって相手を蹴落とすようなことは無かった。
自分の正体を聞きに来たフレンズをクイズの森で餓死させるようなことはしてないし、料理作成もあくまでかばんを試しただけだし)
それもそのはず、大抵のフレンズ達は支給されるじゃぱりまんだけで満足し、現状より生活を良くしたいって発想が無かった。
ただひたすら有り余った時間を持て余し、なにか面白いこと無いかなーと娯楽に飢えてたからあれだけ優しくいられる。
「○○するの手伝ってくれませんか」に対し、「悪い、明日仕事早いんだ」ってことにならない。
もっと言っちゃえば、割に合わない仕事でも、それこそタダ働きでもフレンズ達は「なんか面白そう」ってだけで笑顔でやってくれる。
ジャガーはタダで“渡し”をしてくれるしアルパカはお茶出した後でお代要求しないし、入湯料払えないのでカピバラが宿の外で凍えるってこともない。
これが「優しい世界」の正体かなーと思ってまして。

翻ってけもフレ2の3話、船を沖まで出して対価を要求…だと?
要求に応じられなかったらそれはそれで仕方ない=「まぁいいか」で済まされない、陸に返してくれなきゃ死ぬしかない状況に追い込んでソレ!?
あー、まぁいいんですけどね、その黒い部分が伏線なのかも知れないし。
今後、人間に調教された性質が無批判に当たり前とされてることを疑問に思い始めるって展開かも知れないし。
(2話のレッサーパンダにしたって「人間視点」で日陰者であることを気にしてたとしか思えなかったし)
ただ、ひたすら優しいフレンズ達を描きたいのかフレンズの黒い側面を描きたいのか、どっちなんだろーなーって話ね。
これからもエゲつない要求を突きつけられる話になるのかねぇ?
なんていうんだ?船にあった海中を覗ける装置、あれ見て「海の中ってこうなってるんだー」ではなく「まるで海の中に居るみたいだー」って言わせたのも記憶があることの示唆なんでしょう。
(少なくとも一度は・映像でもいいので海の中を見た記憶がなければその台詞は出ないでしょう)

と、別に悪いと言ってるんじゃないけどツッコミはこの辺で、良かった点。
セルリアン出なかった!
いやぁ~これは本当に良かった、毎回ゲストキャラと共闘して倒すのがノルマだったらちょっとヤダなぁと思ってたので。
それと↑で指摘したスケッチブックとモノレールの相性の悪さをどうしても感じてしまう描写、これも3話はカット。
次回への引きとして入れたがるのは分かるけど、「なんだお前行き先分かってるじゃん」ってなるのはやっぱり変かと。
あと誉めてるんだか貶してるんだか自分でもよう分からんけど、アシカの声がクッキー☆の釣りキチおばさんに聞こえて仕方なかった。
洗いたてのシャツ~。{/netabare}

4話感想{netabare}
↑でも指摘したけど、モノレールが次にどんな地方へ行くのか分からない段階でスケブで当てられるのは伏線かな?
パズルは後半割れた石版かなにかを修復する伏線かな?
アルマジロとセンザンコウがカラカルの威嚇一発で丸まってしまったのは、後半根性出して立ち向かうことになる伏線かな?
ラッキーの「バッテリー」に対してキュルルが疑問に思わなかったのも伏線かな?

…おふう、なんか宿題が溜まり始めてるんだけど大丈夫かな?
全部は回収しなくてもいいけど、幾つかは回収して欲しいなぁ。{/netabare}

5話感想{netabare}
ゴリラがどうしても1期のライオンと被ってしまう。
手下にするしないって話だけど、手下にしたところでじゃあ何をさせるかってのは考えてないと思う。
あとブルブルブルブルは純粋に可愛かった、但し他の作品でやられたらイラっと来たかも知れない。
「怖い」っていうのが強くて獰猛なことではなく、不気味で気持ち悪くてコワイに摩り替わったのは笑った。
ここら辺はなぁ…けもフレ1の方に感想書いといたけど、フレンズはどんなにアホにしても問題の無い世界設定が確立してる強みか。

まぁそんなことより最後にかばん?登場。
その前の謎フレンズも一体何なのか、センザンコウとアルマジロどうした?等、次回以降への“引き”が強烈。
次回のタネ明かし(明かすよね?)でこの作品の方向性が見えてくる…のかな?{/netabare}

6話感想{netabare}
うわぁきたあああ!
けもフレ1の方の感想に書いといたけど、個人的に前作を評価してたポイントは「フレンズは飼われてるだけ=ジャパリパークはラッキービーストがエサを配給してくれてるから存続できてるだけ」っていう危うさにゾクゾク来るものがありまして。
つまりは「ラッキービーストが居なくなったらどうするん?」ってことで、ジャングルちほー担当のラッキーがバッテリー切れでコテンと倒れた時は「あ、これヤベーことの前触れじゃ?」と思いつつ「まぁ充電だったら山頂カフェに限らずそこら辺に設備あるかな」と軽く捉えてたら、その後引き出しの中にコアだけになったラッキーが大量にあって…キャーコワイーブルブルブルブル(喜んでる)。
あれは何だ?もうボディが使えなくなったラッキーの残骸?逆に新たに製造(もしくは複製)されたラッキーの部品??
新たに製造されてるってことだと自分的には「この世界」の魅力半減かなぁ。
また、いつ「自分は飼われてるだけじゃん」と気付いてしまうフレンズが出てきてしまうのか分かったもんではない、もしそれが登場したらパークというユートピアの終焉だろうなぁと思ってて、それに一番近いフレンズはかばんを除くと博士と助手じゃないかなーと睨んでて、その2人も登場。
こっちはそこまでヤベー方向に知恵が向いてないっぽい?
なんか登場は6話だけでサクっと別れちゃったっぽいけど今後も出る予定はあるのかな?

と、誉めたところで以下ツッコミ。
勝手に海行っちゃうのはアカンと思う、また保管してたセルリウムの扱いがぞんざいだったからセルリアンが発生したと思うのだが…ってかやってもいいけどその後かばんに叱られるシーンが無いのはどうなんだ?
この言葉あんま使いたくないけど「子供向け」を意識してるのであれば、悪いことをしたら叱られるし謝る描写は入れないといけないと思う。
1期でビーバーの材木台無しにした時はちゃんと正座して謝ってたじゃん?アライさんも「帽子は盗んだんじゃない、本来の持ち主が持ってただけ」と知ったら素直に謝って返したじゃん?
博士助手は所詮けものだしでまだ大目に見れるとしても、何も悪びれない・心配かけてゴメンの一言も言わないキュルルはどうなんだろう、実はヒトのフレンズではないの伏線か?
そっちは置いとくにしても叱らないかばんが…いや、もし叱ったら「だって博士達が勝手に連れていったんだもん、ボクは悪くない」と言い出してキュルルの印象悪くなってたのかなぁ。
マウント取る目的は論外として「叱られる」は心配される=愛情の一環なので、優しい世界を目指してギスギスした描写を避けててこうなったとしたら、それは見当違いな気がする。

まぁぶっちゃけちゃうと、叱られてションボリする博士助手が見たかった、ああ見たかったとも。
特に博士は細くなった姿を披露する絶好の機会だったのに…。

で、センザンコウとアルマジロはどうした?{/netabare}

7話感想{netabare}
それまでの話と全然関係の無い単発の話。
海に居た巨大な影はどうした、センザンコウとアルマジロはどうした等々はまるっとスルー、肩透かしされた感じ。
あれかな、たまにあるらしいけど新人脚本家の育成としてメインストーリーと関係ない回を一話書かせるとかあるそうな、ソレか?
で、単発だとしても内容が…ロードランナーってやっぱり煽るのが得意なのねーと思いつつも、コヨーテが居ないじゃないか!ってそれはいいんだけどさ…。
走るのが早いと口では言っても絵からは全然そんな感じがしない、もっとバビュンと効果音鳴るような演出やっても良かったんじゃ?
スケッチブックに正確に描けなかったほど早かったんでしょ?
ってかアクションが全体的にのたのたしてるよね、常時ダラーンとしててメリハリが無いので途中で寝そうになる。
それよりなにより、キュルル一行が「うわこいつら面倒臭そう、関わるのはよそう」って態度取るのは…どどどどうなんだ?
どんなことだろうが「それ面白そう」と首突っ込むのがフレンズじゃなかったのか。
これは一期の感想の方に書いた内容だけど「ゴメン、明日早いんだ」と断るフレンズ居たら台無しじゃないか?
何か優先すべきことが他にあるにしても、せめて「協力してもいいけどこっちの問題解決にも手を貸してくれ」で快く首を縦に振る連中だと思ってたんだけどなぁ…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
8話はペンギンの回。
なんか言うことあった気がするけど…9話で吹っ飛んだ。
9話…あの、9話……。
待てぇい!
無い、これは無い。
今まではいくら動物といっても普段の生活とは馴染みの薄い野生動物ばかりだったのでどこか一線を引いてたけど、イエイヌとなったらちょっとそうはいかんだろー。
イルカですらギリだったのに、イヌとなったらその扱いは慎重にせいや。
自分は実家で犬飼ってて…昔からも犬飼ってて、そのせいかイヌ派?ネコ派?と聞かれたら断然イヌ派ってこともあるのかも知れないが、これは酷い。
ビースト退けた後もっとイヌを心配してやれよ、ってか看病してやれよ。
お前(キュルル)を守るために身を挺したんだぞ?
「よくやった」と労ってやれよ、クタクタになるまで撫で回してやれよ。
野生動物と違って何をしたら喜ぶかが明確に分かるだけに「それは違う」という思いがどうしても沸いてしまう。
性的な意味ではなくワンコ的にあんな可愛かったイヌ(ゴメン嘘ついた、性的にも可愛いや)にその仕打ちって…悪い意味で涙が出てきた。
不憫すぎる。
おうちへおかえりじゃないだろー、「本当のご主人様の言いつけを守ってここに残る」ってことになるにせよキュルルは一度は旅に誘えよ。
キュルルは血も涙も無い冷血漢って設定だったっけ?
世間で言われる大抵の胸糞展開って自分はむしろゲラゲラ笑って見るタイプなんだけど、こればっかしは笑えない。
キュルルが悪者ってことなら構わないのだが…そういう展開にでもなるのかね?

と大まかな感想書いた後で細かなツッコミ。
檻どうやって壊れたんだ…。
トラクターがバッテリー切れ?を起こしたが、やっぱりパーク全体としてはガタが来てる?
月(の前に衛星?)を意味ありげに見せてたが、あんま考えたくない。
イエイヌがフリスビー投げちゃった…いいのかそれ?
イエイヌについて「鼻が利く、怒ると怖い、牙が凄い」ってことを言ってたので、それを活かすシーン書こうよ。
例えばビーストの腕に噛み付いて地面に叩きつけられても離さないとかやりゃあいいのに…戦闘自体描写が無くていきなりボロボロにさせるよりマシだろう。
ひょっとしてフレンズが傷つくシーンは見せないって方向で、イヌもああ見えて実は泥まみれなだけで大したことなかったとか?
だったらパンパンと払って平気なシーン見せようよ。

今まで、これでも結構好意的に見てたのだけど、9話はホントいただけない。
マジで最後キュルルは悪者って展開になってくれないかしらん。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
うっは、これは凄い、悪い意味で。
けもフレ1の続編?として、「前作のどんな部分がウケたんだろう?」ってのは当然考えたと思うのだけど、その見立てが思い切り見当違いだった予感。
前作では上手く共存できてた「不穏要素」と「みんな仲良し」という相反する要素を摘出して、それを雑に混ぜちゃったのでギスギスになったというか。
ギスギスは別に構わないんだ、むしろ個人的には好物。
ただ、100%完全に「良い部分」だけで構成された人間なんてのは居なくて、「良い部分もあるけど悪い側面(至らない部分)のせいでギスギス」ってのが基本で、ハイここ良い部分ハイここ悪い部分と分かるように描写するのが前提だと思うのだが…。
その、キュルルは…正確にはキュルルの扱いは、場面ごとに良い部分としてるのか悪い部分としてるのかワカラン。
みんなの絵を描いたのは良いことなの?悪いことなの?まずそこからワカラン。
イエイヌに対し「おうちへおかえり」と言ったのは良いシーンと見せたかったのか、何かウラのある黒いシーンと見せたかったのかワカラン。
要は作り手の意図がワカラン。

序盤「スケッチブックに描かれてる絵をヒントにおうちを探す(行き先は自分で決める)」って話なのに、モノレールという行き先が決まってる乗り物に乗ってるのは「選択肢あるようで無いじゃん(矛盾してる)」と不思議には思ってたのですが…。
まぁその件はモノレール使わないようになって良かった良かったと流そうと思ったけど、その時抱いた違和感は間違いじゃなかったと言わざるを得ない。
作り手の頭の中では理屈が通ってるのかも知れないけど、果たしてそれが相手に伝わる形で表現できてるか?って所を疎かにしてしまった感じ。
(人によっては「何も考えてない」と断ずる方も居るでしょう、その気持ち分かる)
これは“バトラーズ”や“ロードオブヴァーミリオン”に抱いた感情と同質かな?

まず、キュルルの描いた絵によりセルリアンが生まれて大変だ→今まで関与したことのあるフレンズ集合。
うん、で、目的は?
キュルルにひと言文句を言う?持ってると危ないのでキュルルの描いた絵を返す?絵を焼いてもらう?キュルルにもう絵を描かないようにお願いする?いっそのことキュルルを倒す?
…え、誕生したセルリアンを退治するだけ?
何も解決してないじゃん、ってか集合時点ではキュルルが全員の絵を描いたとは知らないハズなんだけど…。
ぶっちゃけキュルルを亡き者にするのがパークにとって一番安全な気がするんだが。
そうでないとすると「海底火山がなんとかなるまで護衛する」が素直な解釈だと思うのだが、火山どうにかなったっけ?????????
最終回Bパート最後「いい話だなー」みたいな雰囲気で誤魔化してるけど、キュルルは筆を折ったってこと?スケブは焼却したってこと?
…アニメ(アニメーター)が絵を描くことを否定するなんて斬新だなぁ。
ってのは当然皮肉で、火山がどうにかできてないのに「やりきった顔」をしてるってことはそう受け取られちゃうぞ?そう思われちゃって良いの?
Cパートでイエイヌが絵を見て終わるけど、あれも「この後その絵からセルリアンが生まれてイエイヌ殺されちゃうんだよね」っていう不穏エンドのつもり?
違うよね?
なんていうんだろうなぁ、「実際画面で表現されてること」に対し「作り手はそういうことを描きたいんじゃなさそう」の乖離が激しくて気持ち悪い。
「表面上良い人を取り繕ってるけど性根の腐ってる部分が滲み出てる」みたいなことを誰か指摘してた気がするけど、そう思われても仕方ない。
(性根が邪悪なのなら良いんですけどね、腐ってるのはちょっとねぇ)

他にもあれこれと突っ込み所あった気がするけど考えるのも面倒になった。
もしかしたら追記するかも知れないけどとりあえず〆ときます。
もし続編作ることがあるならもう少し協議してからにして欲しい。{/netabare}

追記{netabare}
思い出したことがあるので追記。
嘆いてるファンの中には「前作に泥を塗った」という意見がよく見られます。
自分はそれに関してはつい最近まで“みなみけかわり”みたいなことかな?と思って静観してました。
かくいう自分はみなみけに思い入れが無く(というよりポケモンショック後多用された「あのナレーション」がどうにも好きじゃない)“おかわり”の時の「これじゃない感」に対しては「まぁこういうのもアリなんじゃない?」って感じでして。
作り手としては「根暗でコミュ障気味な視聴者の分身であるオリジナルキャラを“みなみけ”の底抜けに明るい世界に放り込み、触れ合わせることでソイツが救われる・明るさを取り戻す」ってことをやりたかったんじゃない?とも思ってて。
いや、みなみけの世界に放り込むんじゃなくて、「鬱屈としたこっちの世界」へみなみけのキャラに来てもらう、って方が正しいかな。
いずれにせよ最悪の結果になったとはいえやりたかったことは分かる、みたいな。

とはいえ、じゃあ自分が今までアニメを見てて本気で怒った作品って何かなー?と振り返ってみると…あ、思い出した、思い出しちゃった。
前作を台無しにして激怒した作品といえば、“メガゾーン23”のパート3がそれだ。
ってか最近メガゾーン23連想させる作品多くない?
最近もどこかの感想でも挙げた気がするけど…あんまり書くと「コイツそればっかり考えてるな」と思われそうでイヤなんですが、まぁそうは言ってもパート3は個人的には「無かったこと」としてます。
前作までの良かった部分を台無しにしたからね、キャラを踏み台にしたからね、思い返すだけでもムカつく。
いやホントあれは無い、あにこれでは批判的なレビュー多くていつも怒ってるように思われてるかもだけど最近のはそんな怒ってないですよ。
当時若かったこともあるけどあれ程アニメに怒ったのって他には“KEY THE METAL IDOL”くらいしか無いんじゃないかな?(こっちはまた別の性質)

…。
制作側の事情はよく知りませんが、こういうのってたまに起こりますね。
まぁみなみけおかわりも含め、そうなってしまう気持ちは分からんでもないんだ。
前作と違ったことを…スタッフが違うならそれこそ余計に「オレだったらこうする」風を吹かしたがるんじゃないかな、クリエイターだったら。
ここら辺は実写映画ジャンルのほうがより顕著かな?
で、「余計なことしないで前作の焼き直ししただけでも、100点にはならないにしろ今の0点にはならず50点は取れただろうに」みたいな意見も見られるけど、それって酷いクリエイター蔑視に感じたり(※)。
これが商売人に向けての発言なら良いんだけどね。
ここでクリエイターと商売人という相反するスタンスの違いを書こうと思ったけど長くなるので割愛。
とにかく正反対の性質をどれだけバランス良く取れるかが重要だろう、と自分は思ってるのだけど、じゃあけもフレ2はどうかというと…。

クリエイター風吹かしといてクオリティ低いんじゃ言い逃れ出来ん

まぁその、みなみけファンには悪いけど“おかわり”はクオリティ自体は低くないと思ってて…「鬱屈としたこっちの世界」は良く描けてるんじゃない?
一方でメガゾーン23パ-ト3はクオリティも低いんだ、見てはいけない。
※部分に関しても、「お前才能無いからクリエイター側面は封印して商売人に徹しろ」って意味なら非常によく分かる。
「オレだったらこうする」も悪く言えば前作の否定だし、そりゃアンタ、やるんだったらそれなりの覚悟と準備しとけよと。
決して手を抜いて良いってことではない。
これじゃあ悪意を持って作られたと言われても仕方ないかと。
結局何が言いたいかというと「けもフレ2とメガゾーン23パート3って似てね?」ってことで、誰か比較検討してくれないかなーと思ったり思わなかったり。
え、自分?
ははは、メガゾーンン23パート3見返したくないので無理。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

いろいろ言われてますが何だかんだと楽しませてもらいました。それといかなる理由でも制作者への過剰な嫌がらせは許されません

放映前の感想

まだ始まってもいない作品にどうこう言うのもなんですが、
けもフレ2の新主人公のキュルルちゃんって、あまり可愛くないですね?
かばんちゃんの足元にも及びません。
こんなキャラデザをOKした監督、作画監督は何を考えているのでしょうか?
ついでにサーバルちゃんも蝶ネクタイが大きくなりすぎて、あまり可愛くなくなっている気がします。

けもフレ2のPVを見て、失望しました。
ニコニコ動画をはじめとしたその他の外部サイトなどはどう動くんでしょうか?
この出来では動いてくれないと思います。

テレビ東京で2019年1月15日から毎週月曜深夜26時5分~放送スタート!
だそうですが、そもそも深夜アニメである必要もないですし。
キラータイトルのつもりなら、もっとお金を出していい時間を確保できなかったんでしょうか?
「金は出さずに成功は欲しい」とか考えているのでしょうね。
多分、けもフレにトドメを刺す作品だと思います。
いや、前作の熱狂的信者の私がこんなネガティブな事を言ってはいけないのでしょうけど・・・

まあ、まずは1話を視てみましょう。

1話の感想
{netabare} Abemaテレビで視聴、予想したよりは面白かったです。
気になったのはヤヲヨロズとは縁が切れた筈なのに、チラッと影絵の一枚絵でかばんちゃんが出てきましたが、特別な許可でも取ったのでしょうか?
もう一度、ニコニコで見てみようと思います。

ニコニコで見て
やっぱりニコニコで多くの人たちと見ると楽しいです。どれくらい盛り上がるかが鍵ですね。
無印の続編なのかはまだ不明ですが、謎も多く、伏線も張りまくりでしたし。
カルガモさんは良いキャラで普通にギャグが面白かったです。レギュラーキャラではないようですが笑わせてもらいました。
キュルルちゃんは可愛さはイマイチですが、イラストが得意で「山下清のフレンズ」とか言われてました。
再視聴して気になったのはキュルルちゃんがすぐにフレンズを呼び捨てにする点ですね。
「さん」「ちゃん」は最初だけで、少し慣れあったら呼び捨てです。
サーバルがセルリアンをやっつける時に「引っ搔き」ではなく「パンチ」で攻撃するのはなんだか興覚めでしたね。{/netabare}

総じて、放送前やPVでの悪印象とは裏腹に1話目は好印象でした。これは期待できるかも!?

2話の感想
{netabare} 二種類のパンダのフレンズが登場、眠ってばかりのジャイアントパンダと親切だけど余計なお世話の親切をするレッサーパンダです。
遊具を作って皆で楽しみますが、またもやセルリアンが乱入します・・・
無印では最初の方と最後のほうくらいしかセルリアンが出てこなかったので、今回はよくセルリアンが出てくるのはメリハリがあります。
そして、追跡二人組も最後に出てきますがカルガモさんにあしらわれます。
まあまあ、面白かったです。アタマを空にして視れば・・・{/netabare}

それにしても、この内容でわざわざ深夜番組なのは解せません。せめて早朝にでもやって欲しいです。

3話の感想
うんうん、今回は面白かった。
なんだか、3話になって急に作画と話しが良くなった気がします。
そして、無印のウリの一つだった不穏描写が二つもあって先が楽しみになった。また、かばんちゃんがよくやってた「ヒトの叡智」も見られて満足。NHKの「ダーウィンが来た!」とのコラボも良かったです。
{netabare}やたらとキュルルちゃんが「ぼくはけものじゃないよ」、サーバルとカラカルが「この子はヒトだよ」とか連発しているのが返って怪しく感じてきました。彼女はもしかするとヒトもしくはヒトのフレンズではないのかもしれないです。
それとキュルルグループを追いかけているフレンズたちの黒幕も出てきて雰囲気満点。それにしても「待つのに慣れているフレンズ」ってなに? 犬?{/netabare}

4話の感想
うーん? 今回はなんなんだろう?
話しが動いたような動いてないような・・・面白さに関しても微妙・・・

{netabare}モノレールの線路が切れて、これ以上進めなくなったキュルルたちは徒歩でおうちを探しにいろんな場所を徘徊します。
みゆはんが声を当てたチスイコウモリは物語に全く関係ないオマケ要素。「ヒトを一度だけ見たことがある」と証言するアリツカゲラのフレンズ。
次回はヒトが出てくるらしいですが、森の人(オランウータン)というオチかもしれないです。
今回、特筆すべきは早くも追跡コンビがキュルル一行に追いついた事ですが、カラカルに脅かされて土下座する始末。全く脅威にならない連中でした。ただ彼らの黒幕は気になります。
何はともあれ「謎」だけはどんどん深まっていくのは評価できます。{/netabare}

5話の感想
今回は出来が良かったといっても良いと思う、重要人物も登場したし。

{netabare}仲の悪いワニが2種とヒョウが2種と彼らがボスと言って恐れるゴリラのフレンズ登場。
ヒトを侮るワニとヒョウたちと比べてゴリラはヒトが「かつてすべての動物たちを操り従わせた」と言い、その方法を聞き出そうとするゴリラに対して、キュルルは茶番の挙句閃いて、トントン相撲のゲームでワニとヒョウ達を夢中にさせます。
そこへ、謎の狂暴フレンズ登場(どうやらアムールトラのフレンズで確定らしい)、
そこにおなじみ火のついた飛行機がそして成人し、大人びた雰囲気・声・話し方など大きく一期とは大きく異なるかばんちゃんがついに登場します。
確かにかばんちゃん自体は一期のキャラクターデザインはともかくたつき監督・ヤヲヨロズの創作キャラではないので出して良いのでしょうね。
なにはともあれ、かばんちゃんの登場で一気に面白く興味深くなった感があり以降の展開も期待できそうです。

しかし大人(ハイティーンくらいかも)になって美しくなった「かばんさん(公式ではそういうらしい)」が女革命ゲリラ戦士みたいになってましたね。
そして腕は真っ黒で胸も結構出ていました。
かばんが「こっちへ逃げて」と大人っぽくなった声でサーバルやキュルル達に言いましたが、
狂暴フレンズに関してはかばんも制御できないようで、何故か不思議な事に動物が恐れる筈の火の付いた紙飛行機を追いかけていってしまい謎の存在です。セルリアンと同じく敵サイドの相手なんでしょうか?{/netabare}

6話の感想
まあまあ面白かった。
{netabare}かばんちゃんが大人っぽく美しくなってて、一人称も「わたし」に変化してた。声質も清涼感のある綺麗なものでした。「素敵な女性になった」とは言えると思います。
ただ、個人的には、もう1期のお馴染みの幼いかばんちゃんは居ないんだというのが残念にも感じました。
これで「一期の回収が出来た」とか言ってたら一期のファンに殴られますよ。
しかも、かぱんは予想に反して二週で離脱、いずれは再登場するだろうけども。

サーバルに関してはかばんとの記憶は全く無くなってて残念、どうやら海でセルリアンに食べられてフレンズとして復活したのが示唆されてました。
博士と助手も登場し、かばんの部下におさまってました。一期の威厳はどこにいった?
新情報としてあの狂暴フレンズは「ビースト」というものでした。フレンズ化できなかった化け物のような存在です。物語に絡んでいくのだろう?
なんだか、いろいろ新情報は出てきて興味深かったですが、サーバルのかばんとの記憶がないだけに虚しい話しでした。
救いは最後のカラカルとかばんのやり取りです。
かばんもサーバルに忘れられて寂しかったでしょうけど、あの暖かい言葉で少しは心が癒えたかな? 
そのうち、サーバルとの関係も取り戻して欲しいです。

途中の動物紹介やEDも変化してました。{/netabare}

7話の感想
{netabare}山場の5.6話後の箸休めの日常回でスピード自慢のチーターとブロングホーンとG・ロードランナー(オオミチバシリ)による競争話しでしたが、
信者の私の目にも恐ろしいほどつまらない話しでした。つまらないだけではなく矛盾や適当な描写が多すぎでした。あまり書く事はないです。
かろうじてトラクターを手に入れた点が前進でした。{/netabare}

7話感想に追加
面白くない話しかと思ってたら、急にG・ロードランナーが爆人気になってしまいましたね。ニコニコ百科で複数の項目が出来るほどに。
適度に可愛いのと、その卑屈さのギャップが人気の秘密のようです。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34692959

8話の感想
PPP回。なかなか面白いと感じた話しでした。相変わらず話しが動かないかと思ったら、最後の方で突如として話しが動いて面白かったです。
来週の展開に期待です。
{netabare}追跡コンビに拉致され檻に入れられて連れて行かれるキュルル、ニコニコでは大受けでしたが、こんな事を一期のかばんちゃんにやったら大ヒンシュクでしょうね {/netabare}

9話の感想
依頼人の話し。まあまあでしたね。
{netabare}暴れて檻を破壊し脱出するキュルルだけど、意外と暴れん坊ですね。まあ、それからも追跡コンビになだめすかされて依頼主のイエイヌの元に連れていかれる。ヒトの最大の友の犬のフレンズだから、非常に良いフレンズでした。襲撃するビーストからキュルルを傷だらけになりながらも守り感動させます。
一時はキュルルと別れたサーバルとカラカルですが、特にカラカルがキュルルの事を気にしまくりで現場に駆け付けます。サーバルにはかばんというパートナーが居たのだから、カラカルとキュルルを仲良しにするストーリーですね。
二人は守るものが出来た強さもあり、野生開放したのかビーストすら追い払います。ラストはキュルル一行を怪しく見る眼ですが、あれはやはりビーストの眼だと思います

犬フレンズが月を意味ありげに見ていたのはやはり人類は月に避難したのかもしれない。
{/netabare}

どうやら、この9話、世間では犬好きな人たちに喧嘩を売った結果になってしまい、まさにコテンパンに叩かれているようです。
まあ、せめてキュルルも急いで旅してるわけでもなし、皆で一泊でもしてあげるくらいのフォローはあった方が良かったですね。

ただ、犬については現実は世知辛い、実際に主人の危機を救ってくれる飼い犬は稀です。この動画を見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=J3QdxwSeB9A
ただし、特殊な訓練を積んだ犬はそうでもないかもしれませんが、それと犬は犬でも闘犬の類はどうなんでしょうね?

「かばんではダメ」の件ですが、一期で「島の長」だと言ってる博士、助手が一目も二目も置くかばんを拉致してくるのは
相手があまりに偉大すぎて無理だと私は簡単に解釈してます。そんな事をしたら博士達が大騒ぎして相当まずい事になるでしょう。
思うにこの世界はやはり「優しい世界(セルリアン以外)」で意味ありげな行動をしているキャラたちも善意で行動しているようです。
かばん黒幕説が仮に事実だったとしてもかばんは善意で行動してるようですし、ビーストも最後は仲間になるかもしれません。
それもあってキュルルたちの行動が冷たく見えた点と探偵コンビがPPPに暴力をふるった点は酷い演出ミスです。

10話の感想
今回は今までで一番面白かったといって良いでしょう。いよいよ佳境。特に酷い部分も無かったし。
{netabare}とはいえ8話の意味ありげな月や人工衛星の設定が全く出てこなかった点が気になりました。
それに、声優かぶりのアラフェネコンビと探偵コンビの椅子の配列が画面が切り替わるごとに入れ替わっているようないい加減すぎる描写があった点も残念でしたね。
かはんたちが最近、発生しているセルリアンの正体を暴こうと実験するシーンがありますが、これも荒い実験でセルリアンを発生させて暴走させる始末、これに関してはキュルルの絵の効果が予想以上でつい強力すぎるセルリアンが出来てしまったという事でしょうか?
あと、今回の話しを見る限りではフレンズ型セルリアンを生み出していたのはキュルルの絵が原因らしいです。ていうか「フレンズ型セルリアン」って今回、突如として出てきた設定で1^9話までの展開はなんだったんだ? と思いました。{/netabare}

今回、出てきた「リョコウバト」のフレンズですが、リョコウバトは生物史上最も酷い悲劇が起きた鳥です。
かつて北アメリカに50憶匹も居た鳥ですが、人間の超絶乱獲で絶滅してしまった鳥です。
警戒心がなく簡単に撃ち落とせ味も美味なのでアメリカの旅人や開拓団が狩りながら食糧にして旅を続けたそうです。
つまり、旅行したのはリョコウバトではなく、リョコウバトを殺しながら旅した人間の方です。
しかし、食料にされたのはまだマシな方で、なんせ、昔のリョコウバトのハンティング大会の優勝スコアが5万匹とかいう凄いスコアで、そういう大会では死体は利用もされず適当に捨てられたそうです。

11話の感想
ちゃかちゃかと忙しい話しでした。こんなに急いで話しを進めるのなら、今までの話しでしっかりと話しを進めてほしかったです。

{netabare}キュルルの描いたフレンズ集合のイラストから生まれた大量のセルリアンとかばんが連れてきた2の今までのフレンズ総登場勢との決戦ですが、本来ならわくわくする展開の筈なのに非常に雑に処理された印象です。
多くのフレンズ型セルリアン(見分けはつかないが)が出てきますが、ザコ同然に簡単に処理されます。彼らは強い筈じゃなかったんでしょうか?
まあ、キュルルもまとめて描いたので「思い」があまりなかったのかもしれませんね。
例外的に強かったのはチーターセルリアンだけで、今まで無敵だったサーバル、カラカルを苦戦させますが、チーターにあっさりとやられます。
ただ、まだ「ビーストのセルリアン」が居て厄介そうです。そもそもなぜ、そんなものを描いたんだキュルルと思いました。{/netabare}

あと今回、好評だったのは「けもフレ2唯一の優良資産」とか言われて人気のゴマちゃん(Gロードランナー)が登場しセリフもあり、エリカダンスを見せたりと相変わらず愛嬌かありました。
ニコニコのコメントでいかにも可愛くて弱そうなブタのフレンズがモップを振り回しているシーンで「猪八戒」と揶揄されてるのには笑いました。

追加ネタバレ
{netabare}細谷Pのツイッターでの発言によると、最終回で全て伏線回収されるわけではなく、遠くない将来に続編があるというような示唆がありました。要するに「俺たちの戦いはこれからだend」なわけですが、この作品の場合、続編の確率が極めて高そうなとこが違いますね。{/netabare}

12話の感想
最終回。私が予想した通りの結末でした。
{netabare}様々な伏線の回収はほとんど無し、脚本のますもとさんが120話までの構想ができていると言った通り。この作品「けものフレンズ2、一期」でしかありませんでした。本気で「けものフレンズ2、十期」までやる気かは知りませんが、相当な長期企画を予定しているようです。今回の1クールは長い物語のただのさわりでしかなかったようです。

さて、最終回の内容でしたが、面白かったです。今までのフレンズの総出演でキュルルのイラストからなおも、どんどん湧き出すセルリアンとの決戦。
数の暴力で少々、不利になりかけますが、キュルルの機転でビーストを連れてきて、セルリアンを一掃します。
ラスボス的存在は海の巨大セルリアンでもビーストでもなく、サーバル、カラカルのセルリアン。強敵でしたがビーストが多くのセルリアンを倒している隙に「本気を出して」セルリアンを倒しました。
最後は全てのフレンズは避難しましたが、ビーストは置き去りにされて崩壊するホテルと運命を共にしたようでニコニコ動画では可哀想とか言われてました(まあ、続編では実は生きていたとか言って出てくるでしょうけど)
最後にかばんとサーバルの邂逅がありますが、相変わらず、サーバルはかばんの記憶が無いようでしたが、別れ際に「かばんちゃん」と言ったので、
将来的な続編では記憶は戻るかもしれません。 {/netabare}

キュルルの正体
ネット上の某所にあった考察ですが、うなづかされたので書きます。あくまで仮説ですので大外れかもしれないが参考に。{netabare}キュルルは実はラッキービーストのフレンズではないかという説です。機械のフレンズというと違和感がありますが、そう言えば・・・と感じさせる部分があります。
9話を見る限り、この予想は外れでやはりキュルルの正体はヒトのようです。追跡コンビはかばんはヒトと違うみたいな事言ってましたが、かばんは「ヒトのフレンズ」という扱いでしょうか?{/netabare}

かばん〇〇説ですが(超長文)
{netabare}
結論から言うと大間違いでした。

ふと思ったんですけど、
「かばん黒幕説」って話題になってるけど、素朴な疑問ですが何がどう黒幕なんでしょうね?
黒幕説の人たちは黒幕、黒幕・・・・・って興奮してアホみたいに連呼してますけど、
こんな、どうでも良い世界観で「黒幕」やる意味がないんですが・・・・・
うん、だから、かばんが黒幕であるとして、
なにが? どう? なんの? 黒幕なんだってことです。
「私はこの〇〇小学校四年二組の黒幕だ」っていうのと同じくらい無意味な黒幕です。

ちなみにニコニコで元になったかばん黒幕説の動画製作者もパート2で「ネタでした」と言ってます。
かばん黒幕説は五話、六話の脚本があんまりで、登場人物の行動が素っ頓狂なのと矛盾だらけで、
本筋が雑すぎ、もうかばんが黒幕で裏で手を回してるってことにでもしないと解釈できない事が多すぎる事から生まれたジョークです。{/netabare}

木村監督がついに重大告白
{netabare}木村監督はかばんが何がどうなってああなったか全く知らないそうです。キョウシュウエリアからかばんとサーバルらの旅がどうなったかという経緯も二人が何故別れたかという秘密もかばんが大人になるまでどんな人生送ってたかも一切知らないそうです。
これはちとショックでした。
http://kemono-friendsch.com/archives/78554#comment-940598 {/netabare}

製作者、作品叩きについて
下にも書かれている人がいるように、行き過ぎた製作者および作品叩きは反対です。
いえ、叩きも何も中には犯罪レベルの嫌がらせが横行しているようです。
中でも制作会社のトマソンへのメールアドレスを使って様々な登録をしたり学習教材を購入するといった行為はまごう事なき犯罪です。

ここに事件のあらましがあります。
https://togetter.com/li/1298076

他にも製作者たちに対する、批判や嫌がらせは行き過ぎてて、同じ「けもフレ信者」として恥かしいです。
9.25けもフレ事件でのたつき監督降板は確かに本当に残念でしたが、だからといって常軌を逸した行為をしてはいけないと思います。
こんな事だから、アニメファンが「常識のないオタク」とか言われるんだと思います。

作品の総評
私としてはそんなに嫌いではありませんでした。
ニコニコ上映会やAmazonでは史上最悪クラスの低評価ですが、それは9.25けもフレ事件でのたつき監督降板の怒り憎しみと「ネタ」の要素が強く。実際はまあまあの作品だったと思います。

正直好きです。
一期よりは確かに出来は落ちますが、まあまあ面白かったです。
続編ではよりクオリティの高いものが出来る事を祈ってます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期は本当に優しい世界だったのか?

1期と作風が大分違います。
長編アニメのようにキャラがゆっくり成長していく描き方なので、心情の揺れや戸惑いによるブレも垣間見え、前作のような“嫌われないキャラ”の作り方ではありません。決して嫌な子ではなく人間らしさの部分なのですが、何故かアニメでは嫌われがちですね。
また、前作ほど丁寧に説明されておらず、不確定要素が多く見る人によって受け取り方に違いが出てしまいがちです。不幸なことに、悪意を込めた解釈ばかりが拡がってしまっているのが現状です。2期が始まる前に公式のゴタゴタがあったせいで色眼鏡で見てしまうのも仕方ないのかもしれませんが。
あと、1期の“優しい世界”でないことを嘆く人が多いようですが、本当に1期は優しい世界だったのか?疑問に思います。
それ以外にも、1期と比較するとキャラの動きなど劣る点はありますが、減点方式で見るよりも2期は2期としてニュートラルに見た方が楽しめると思います。
ただ、2期は優しいだけの世界ではなく、人間が目を背けていたものまで見せて問い掛けるような内容を含んでいるので、けものフレンズにそんなもの求めてないよ!と言う人も多いみたいです。そして、1期は分かりやすく考察しなくても楽しめる作品であるのに対して、2期は行間が多く考察しないと理解し難い部分もあります。決して描かれていないわけでなく、あえて説明を省き画面から視聴者に読み取ってもらう描き方になっています。考察好きな人には楽しめる要素が沢山あると思いますが、誤解も生みやすいのでこのジャンルでは避けるべきだったのかもしれません。
尚、語らせ過ぎない作風は個人的には好みですし、1期よりも心に刺さりました。

とは言え、最初は自分もあまり楽しめていなくて、本当に1期と繋がるのか半信半疑で見てました。わりといい加減に見ていたと思います。でも、ネットの叩きがあまりにも酷いので、ちゃんと見てみようと言う気になりました。(天邪鬼なので)
結果、自分の中での評価は上がりました。あれ?意外と深い話かもしれないぞと。
考察好きとしては、興味深い描写が多くて噛めば噛むほど味が出てくる作品でしたね。

とにかく、ネットで叩かれているほど酷い作品でも、スタッフの悪意にまみれた作品でもないです。良作とは言い難いかもしれませんが噛み砕いて見てみるとけものフレンズとしての拘りを持って作られているのが分かります。
ちゃんと1期と繋がっていると思いますし、1期もリスペクトしていると思います。そして、1期よりも深い部分に踏み込んでいます。
この作品をこれから視聴する方は、ネットの評に囚われず、2期は2期として楽しんで欲しいです。




追記

とりあえず、かばんちゃんに関する考察だけ。(ネタバレあり)
サーバルがあんなことになったのは必然だったのかなと

{netabare}
・1期のかばんちゃんについて
1期では、かばんちゃんがミライさんの髪の毛から生まれたフレンズあると描かれていた。
1期最終話では、かばんちゃんはセルリアンに取り込まれ、結晶化(?)を経てサンドスターによりヒトのフレンズとして再生。何故か記憶が残っていたり、指先が黒くなっていたりと謎を残していた。

・空白の期間で何が起きたか
かばんちゃんについて1期ラストから2期が始まるまでの詳細は語られていないが、これまでの描写を分析し考察してみた。
結論としては、かばんちゃんはヒトのいる所(あるいはかつて人がいた施設)に辿り着き、そこでジャパリパークやフレンズについて知識を得て、フレンズ達のために出来ることをしようと戻って来たのだと思う。

・1期と2期を繋ぐ博士達との関係
2期で博士達と一緒にいるのは、1期の「ヒトを見つけたらすぐ帰って来るのです」という約束を守ったから。かばんちゃんはヒトに会った後真っ直ぐに彼らの元に帰って来て、そのまま一緒にジャパリパークの研究をするようになった。そして、カレーライスや辛い料理を作ってあげたのだろう。(6話「辛いものは癖になるのです」1期で食べたカレーがきっかけで辛い物好きになったらしい。)
大量のラッキービースト(腕時計状の物)はヒトから預かった物と思われる。

・何故サーバルの記憶がないのか
道中でセルリアンに食べられた可能性も考えたが、一番可能性が高いのはジャパリパークの外に出たことでサーバルは一度死に、記憶を失ったのではないかと。
アプリの設定では元々、フレンズがパーク外(サンドスターの効果外)に出るとフレンズ化が解除される(元の姿に戻る)らしいので、島を出た後間もなくフレンズとしてのサーバルは死んだと思われる。

・1期は本当にハッピーエンドだったのか?
1期の希望溢れるラストからは想像も付かない結末かもしれないが、不穏な要素がなかったわけではない。かばんちゃんの指先から手の色が変化していくのを不気味に感じた。ネットではスルーしてる人が多かったが、自分は不吉な印象を受けた。ハリーポッターのダンブルドアみたいに死期が迫っているのではないかと。実際、死んだのはサーバルの方だったが。
たつき監督があの続きをどう描くつもりだったのかは分からない。もしかしたらとっておきの隠し技があったのかもしれない。でも、アプリ版の制約通りならサーバルはジャパリパークを出るべきではなかったと思う。
1期でも博士が「慣れない地方での暮らしは寿命を縮めるのです」と言っていたし、アプリの制約は効いているように思える。
かばんちゃんとサーバルの行く手には希望の未来しかないと思えたのは、たつき監督が仕組んだミスリードだったのではないだろうか。少なくとも自分には、なるべくして2期がああ言う形になったと思えた。

・旅の果てに見たものは
1期ラストで二人が島を出た後、まもなくフレンズとしてのサーバルは死に、元の動物あるいはその遺物に戻ってしまったのだと思う。(アニメ的には結晶化かも?)何故かかばんちゃんだけはフレンズの姿を保っていたが、サーバルを連れて来たことを後悔したと思う。ヒトに会い、サーバルを元に戻せないか相談し、再生方法についても尋ねた。フレンズはパーク内でしか生きられないため、パークに戻ってからキュルルが最初にいた施設あたりでサーバルを再生したのではないかと思われる。
博士達はその経緯も知っていると思う。かばんちゃんはサーバルを再生した後、二人の思い出を胸に仕舞い、記憶を失ったサーバルの元から去った。

・2期でのかばんちゃんの変化
2期でサーバルと再会した時も、本当は自分のことを思い出して欲しかったが、事実を伝えても混乱させてしまうだけだし、あの子が幸せに暮らしてくれているだけでいいと、あえてそのことを話さなかったのだと思う。
かばんちゃんの一人称が変わったのは、ヒトに会ったことで自分の性別を知ったから。性格が変わったように思えるのは(スタッフ変更によるキャラ描写の違いはおいといて)、フレンズ達とヒトの関係を知り、ヒトとしての責任感や自覚が芽生えたからだと思う。フレンズ達をサーバルのような目に遭わせないためにも、自分に出来ることをしようと。

・幸せな未来への予兆
2期ラストの海のシーン、かばんちゃんが涙を堪えて「また会おうね」と言うと、サーバルが一粒の涙を零して微笑んだ。「うん。約束だよ。かばんちゃん!」
その理由は分からなくても、かばんちゃんと過ごした優しい記憶は確かにサーバルの中に残っていた。近い未来またあの頃の二人に会えるかも、そんな希望を残し1期のOP曲が流れた。エモい!
これで1期のアンチテーゼと言われる意味が分からない。1期をリスペクトしてるし、原点回帰(実際はアプリ版が原点ですが)を思わせる演出なのに。むしろ1期で犯したタブーを最高に美しい形で回収してくれようとしているのに、2期スタッフは理不尽に叩かれ過ぎではないか?近い未来、また幸せな二人が見れたかもしれないのに。(あれだけ叩かれたらモチベーション失くすよ)
2期ではサーバルはキュルルと一緒にいるけど、キュルルはカラカルと絡む(姉弟のよう)ことが多いので、サーバルのパートナーはやっぱりかばんちゃんなのだと思う。

・かばんちゃんは何故違うのか
ところで、イエイヌがかばんちゃんは違うと言った理由について一つの仮説を立ててみた。かばんちゃんがヒトでなくなっていたとしたら?
1期ラストでかばんちゃんの指先が黒くなったのは、サル化していたから。サーバルを助けるために木に登りセルリアンに飛び込んだが、その際にサル(遺伝子的に近いチンパンジーあたり)のDNA(あるいは記憶)が付着し、セルリアン内部でかばんちゃんの遺伝情報が一部書き換わった。(サルの木登り能力が備わった)セルリアン退治前後で、木登りの腕前が明らかに違うのはそのせいではないだろうか。
イエイヌはキュルルの匂いを懐かしい(ヒトの匂い)と言った。敏感な犬の嗅覚でサルの匂いを嗅ぎ分けたと考えると腑に落ちる。

{/netabare}

以上がかばんちゃんに関する個人的な考察です。真相は語られていないので真偽のほどは分かりせん。
(空白の期間の説明ぐらいはしておくべきだと思いますが)

キュルル、イエイヌ、アムールトラ(ビースト)、あとジャパリパークについて考察書けたら書くかも…余力次第…

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
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