ハルフィルムメーカーで学園なおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのハルフィルムメーカーで学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月07日の時点で一番のハルフィルムメーカーで学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.7 1 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング1位
B型H系(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (957)
5795人が棚に入れました
高校入学を控えた山田は、夢はセクフレ100人というエッチへの興味が旺盛な美少女。しかし男性の前だとあがってしまう性格が徒となってか未だに処女だった。ある日、本屋で転びそうになったところを小須田に助けてもらった(と勘違いした)山田は、平々凡々で手頃そうな小須田に処女を捧げることを決める。はたして山田は小須田を落とすことができるのか?

声優・キャラクター
田村ゆかり、阿部敦、堀江由衣、花澤香菜、下田麻美、能登麻美子、小林ゆう、宍戸留美、岩崎愛、橘田いずみ、儀武ゆう子、小泉豊、前野智昭

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ヤンジャンアニメで一番好きです(ボソッ

2010年4月~ 全12話
原作未読

何かとヤングジャンプ原作のアニメが槍玉に挙がるのをみて
じゃあ過去にどんな作品があったのよ?と調べてるうちにこれを発見
放送当時1回見たきりだったのでサクッと再視聴することに。
レンタルで見たんだけどなんか「こわいもの知らず(笑)無修正版」とか書いてあって妙に構えてしまった。
まぁ無修正っていっても軽いパンチラと性的な発言にピー音入ってない程度で乳首描写とか一切なし。(無いとはいってない)
むしろデザインとか演出とか1話から隠しきれない健全感みたいなものが滲み出ていたのが印象的。


主人公の山田は高校入学を機にH友(エチトモ)100人作るという夢を持つ容姿端麗な女の子
しかし、男性の前ではあがってしまう性格のため最初の相手は手頃な童貞君を狙っている様子。
そんな中、出会ったのがもう一人の主人公、小須田 崇(こすだ たかし)
見た感じ平凡なザ・チェリー君な彼は山田から一方的に、初体験の相手に選ばれてしまう。
早く処女を捨てたいがためにアプローチの方法が完全に明後日の方向にむいてしまい中々上手くいかない山田
そんな彼女のアプローチに対して気弱で小心者の小須田はどう受け止めていいか分からずオドオドするばかり
二人のボタンの掛け違いというか、3歩進んで2歩下がるような恋愛をギャグ成分多めで描いたラブコメ作品。


最初の印象に健全感があるって言ったんだけど、だって主人公の行動原理が「Hしてぇー」なんだもん。
めっちゃ健全。高校生なんだし女子だってセックスしたいって思って当然じゃん。
どんなに綺麗事いってもこの年の子の恋愛の出発点は大半が性欲っすよ。
それでいてメインの二人がおもっくそピュア。恋愛の駆け引きなんてそこそこに、即行動に移そうとするんだけど
いざはじめようってなったらヘタレちゃう感じ。山田なんてズボン越しに膨らんだ股間を見ただけで涙目で逃げ帰っちゃうし
そんでもってちゃんとコンドームは用意する所とか、ちゃんとラブホ使わないとね。とか
一定の倫理観はしっかり持って描いてる部分とかも全体的に健全さを感じた大きな要因でした。


内容的には前述した通り、ピュア過ぎる二人の恋愛を中心としたラブコメなんだけど
山田の斜め上なアプローチがアホの子すぎて可愛い。
少しでもスムーズに行為に及びたい…そうだ!ノーパンで過ごせばよくねえ!?的な発想とかバカバカしくて楽しい。
随所にエロ描写とか挟まれるけどギャグのおかげでいい感じに薄められて見やすい。
あと山田のアホ可愛いさを表現する主演の田村ゆかりさんがめっちゃ良いんすよ。
変に影を感じさせず真っ直ぐな演技というか、作ってない感じを上手く作ってるというか。
古いけどギャラクシーエンジェルの蘭花・フランボワーズっぽい感じ。あのへんの声質が一番好きです。


残念な点は詰め込みすぎて逆にダレてた部分
基本的に1話2部構成。前半と後半の10数分で起承転結がわりとしっかりしてたんだけど
物語をスピーディーに回すがゆえに起伏があんま無くてただ淡々と流れていく感じ。
そんでもってオチがめっちゃ弱い(笑)所々のギャグ描写は光る部分があっただけに勿体無い印象。
流し見程度ならいいけど腰を据えてしっかり観ようとすると
テンポは良いのになんかすげぇ長く感じるっていう不思議な感覚を覚えると思います。


【総評】
とはいえ1クールでまとまり良くサラッと見れました。
声優陣もOP、EDも良かったし。小須田の姉役で能登さん出てるんっすよ!能登さんっ!!
まぁ下ネタギャグならもっとキレのいい作品は他にあるし
恋愛を見たいならもっと演出のいい作品はあるし
エロいのなんて言わずもがな
あえて今、オススメする理由もあんま無いんですけど…
なんかすげえ染みたんですよね。普通な感じが、純粋な感じが。
最近の作品でアクの強いとんでもねえ女を見過ぎた反動なんでしょうかね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ぱふぱふ~!ゆ、揺れる~!

未熟な男が(しょ)びっちに振り回される姿は青春模様。

以前から花澤作品をピックアップした際に存在を知ったのだがレビュアーさんの紹介があるまで忘れてました。
と言うことでギャグ作品であること以外全く下調べなく視聴(いつものこと)!一言で面白い!ギャグが鋭いとかラブコメが色濃く描かれていて涙が・・・という作品ではないのですが未成熟な男女の掛け合いと掛け違いによるすれ違いは中学生のころを思い出しました。
クラスに何人か居るケツの軽そうなしゃべり方、容姿、服装で大体ピアスしてるのでヤマダと被る被る(笑)13歳の私は女の子と付き合ったことも無く、身体の経験も無くエロ本覚えたてで女の子の事が分からないのに近い距離での会話やスキンシップはとても魅惑的でした。よくある勘違いってやつで頭の中はジェットコースターがグルグル回り続けてしまうのだが経験が無いぶん踏み込む勇気もなくコスダのようにひとり悶々と過ごしてました。実際のところ軽そうな子は本当に軽いので経験値は上なんですけどね。
何でやたらと腕を組んで引っ付いてくるんだ?ただふざけてる?好きなのか?からかってるだけ?Bカップだと服とブラの上から揉むとゴワゴワする!などなど。なんとも初々しい異性へ対する意識と行動は勘違いの片思いやテンパった少ない経験値同士の夜の関係などある方であれば重なるところは多々あると思います。思い出すと本当に恥ずかしい!

そしてこの作品を視聴してて本当に恥ずかしいところは童貞だからという理由で冴えないコスダを意識し始めるヤマダの右往左往する姿といざとなれば甘んじて受けることしかできなくなる初さ。ヤマダにどんどん近付かれてついつい意識し、重ねるスキンシップで好きと思ってしまったコスダの初さです。経験が無いからこそ単純な理由で「好き」と思ってしまうその姿は昔を思い出す甘酸っぱいラブコメで多くの人が通った道ではないでしょうか。意識と恋愛の狭間の恋模様は実にむず痒い!

思った以上にニヤニヤしてしまうストーリーも魅力ではありましたがキャラクターがちゃんと動いている絵にも魅力がありました。最近のややエロ作品って残念なのが多いしカワイイ、艶やかな描写が無くてあんま魅力的じゃないんですよね。
声優さんたちも見たことある名前も多くちょいちょいある鋭いギャグの応酬も面白かったです!話数は忘れましたが修学旅行回のガールズトークとコスダの姉さんのエッチ指南にはめちゃウケました!能登さんのエロネタのセリフは珍しいのではないでしょうか!多分!

満足評価は花澤補正ですが男女問わず昔の「むず痒かった」ことを思い出すようなこの作品。単なるエロラブコメ作品では無いと感じれる(かもしれません)!
コスダんちの湯沸し器懐かしすぎや!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女子高生によるおバカ系変態アニメ

『B型H系』は1クール(全12話)の女子高生・おバカ系変態アニメです。


この作品は主人公の女の子が男子に対して変態的アプローチをかけて笑いを取る形のアニメ。そのためか登場人物の男女比も女の子の方が多い。また、男性がアプローチをかけるタイプの作品の方が多いため、今回のようなタイプは女性の思考による言動の面白さ、とりわけ女子高生の思考をネタにしている。故に、少女漫画を頻繁に読む人でなければ、それらのネタが織りなすギャグに対し新鮮さ感じられるだろう。因みに、扱うギャグは王道の下ネタ。

このアニメの面白いところは、痴女である主人公(女)が連発する下ネタの数々。「エッチ友100人作るんだ!」という意気込みで暴走し、『生徒会役員共』に負けず劣らずな数の下ネタを炸裂する。基本的には主人公の"山田"(女)がボケて彼女の親友がツッコミを入れる形。そのボケとツッコミのテンポが良い点が好印象。また、ツッコミ役が不在の時に、山田がひたすら暴走している場面もまた面白い。そして、主人公の処女卒業のために彼氏にさせられた?、草食系男子の"小須田"と肉食系女子の"山田"のやり取りもミスマッチな感じで笑える。
個人的に一番笑えたのは"大富豪のお嬢様"が登場した後の話。

私が感心したのは、終盤にて放送コードに引っ掛かってもおかしくない程の展開があったこと。普通は殆んど全てのラブコメアニメの性的展開において、一線を越えない様にご都合主義的展開を挟むが、この作品にはほぼ無いと言っても問題ない所まで突き進んだ。さすがにキー局では放送しなかったようだが、随分思い切ったアニメだなと正直驚いた(笑)
全部が全部かは分からないが、かなり原作に忠実だったのではないかと思う。その点において、各話であからさまにカットされているのが分かるような中途半端さが見られなくて大変良かった。


全体を通して比較的に安定したアニメなのではないかと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

63.1 2 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング2位
スケッチブック full color's(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (207)
1032人が棚に入れました
非常に寡黙で、ほとんどしゃべらない。その上不器用で、かなりのドジな梶原空は。高校に入学してどのクラブに入るか迷っていたが、たまたま見学に行った美術部に、なりゆきで入部してしまった。
個性的な美術部員たちの、時にバタバタ、時にほんわかした日常が描かれる。
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絵を描いてみよう

忙しい日々をお過ごしの方に
処方箋的な意味で
丁度良いアニメではないでしょうか。

なんと言っても、主人公『空』のテンポがゆっくりで
時間の流れが緩やかに感じます。スローライフです。

美術部ののんびりしたお話ですが
ちょっと個性的な友人や先輩、先生が
話を賑やかにしてくれます。

あと、ノラ猫がちょくちょく登場して
なんなら話を持っていく勢いで
絡んでくるので、猫好きな方にもオススメかも

↓以下、私の美術部エピソード
こっちの方が長くてゴメンナサイ

{netabare}実は私も高校の時は『美術部』だったのですが
私は最初は中学の時から続きで『剣道部』に入部するつもりでした。

しかし私の入学した高校の『普通科 美術・デザインコース』というのは
強制的に『美術部』に入らなければいけなかったのです。

入学してから知りました。

もう少しで、新しい剣道防具を買うところでしたし、
高校でバラバラになった中学の時の同じ剣道部の仲間に
『県大会で会おうぜ』
なんて言ってしまって
大ウソつき野郎になってしまいました。

でも、まあ絵を描くのが好きで入学したので
マジメに美術部をやることになるだろうと
予想していたのですが、
授業でも美術の時間が多いのに加え
『ドラクエ』とか『FF』とか『ロマサガ』とか『聖剣』とか『クロノ』とか
『ストⅡ』『餓狼』『龍虎』『ヴァンパイア』『KOF』や『スパロボ』など
忙しすぎて全く美術部の活動に参加せず3年間が終わってしまいました。


美術部の活動と言っても『授業』で足りない時間を補う形なので
作品が『出来た!』と言ってしまえば終わりなんです。

私は本当は夏休み学校に来てやるはずの『彫塑』(粘土で作る石膏像)
の課題を夏休みに入る前に一時間で終わらせ、
先生に『出来た』と呼びに言ったら
「幼稚園の泥遊びじゃねんじゃーーーーっ!!!」
と怒鳴られました。

確かに、今思い出すと、『キノコ』を粘土で造ったんですが、
『スーパーマリオ』に出てくるようなキノコだったので
先生が怒るのも仕方ありません。

そんな私の進路先はマンガの学校
「俺、石膏像のクロッキーとかデッサンとか、油絵とかじゃなくて
こういうが描きたいんじゃ」←基本が出来てない奴に限ってこういうことを言う

親元を離れ、マンガ家になるべく
マンガの学校に通った私は
またしても『クロッキー帳とスケッチブック』にご対面
(アレ?また、こういう授業あるんだ・・・・)

授業で動物のスケッチがありました。

スケッチブック片手に動物園にやってきた私は
人だかりが出来ているのに気付きました。
正確には人だかりが“出来ていた”ですかね。
大きな怒鳴り声と共に
ちらほら、人がはけて行く最中でした。
何があった?と思い近づいてみると、
おっさんが一人ボロ雑巾のように倒れていました。
どうもケンカがあったらしいです。

「おっちゃん、大丈夫かいな」

私が近寄って声をかけると

「あぁ!大丈夫やっ!」

とうつ伏せの顔を動かさないまま、こもった返事が返ってきました。

「大丈夫ちゃうやろ…救急車呼ぼか?」

「いらんわ!」

私がおっさんを起こそうか迷っていると、
ガクガクしながら、おっさんがゆっくり起き上がってきました。

「(救急車)呼ばんでええぞ」

「血ぃ出てるやん…」

口から出血してたおっさんは、フラフラで立ち上がりましたが
まともに立てる感じでは無かったです。
ホントにフラフラのボロボロでした。

「いや、おっちゃん、やっぱアカンやろ」


ふと、おっさんの着てるTシャツに目をやると
胸の真ん中に



『WIN』



と書いてありました。


いやいやいや!ボロ負けやん!!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

のどかな風景とのんびりとした気分が味わえる作品

原作未読 全13話

舞台が私の地元の福岡であること、博多弁を話すキャラがいること、ARIAの主要スタッフが参加していること、そして監修に佐藤順一さんが参加していることという点で興味があって観てみました。

お話は、人見知りが激しくマイペースでほとんどしゃべらない{netabare}「うんうん」しか言わない{/netabare}(心の声が多いw)主人公 梶原 空(かじわら そら)を中心に美術部の先輩や同級生の高校の日常を描いた作品です。そしてネコもいっぱい出てきます^^

福岡の地名や乗り物(バスや電車)が出てきますが、福岡の都心を離れた田舎のお話なので、全体的にのんびりしたお話です。
起伏が少なく何度か寝落ちしそうになりましたw

キャラはみなさん個性的ですね~全体的に不思議ちゃんの割合が多い感じがしますw
声優さんは豪華です。主人公の花澤香菜さんを筆頭に牧野由依さん、後藤邑子さん、広橋涼さん、田村ゆかりさん、小清水亜美さん、下野紘さん、日笠陽子さん、大原さやかさん、金田朋子さん、伊藤静さん、中田譲治さんなどなど

博多弁をしゃべるキャラの声優さんは福岡出身ではないようで、イントネーションが微妙でした^^;
出演している田村ゆかりさん(福岡出身)にこの役やってほしかったですね~

福岡福岡といっていますが、放送当時、福岡では放送がなかったみたいですw

学園ものよくある恋愛要素などは特にないので、たまゆらみたいな感じでしょうか。(たまゆらほど感動はあまりありませんが、最終話は良かったですね)
のんびりとした雰囲気が好きな方、ネコが好きな方(ネコが主の回もあるので♪)にはオススメです^^

OP/EDはのんびりふんわりした感じでこの作品に合っている曲ですね~
EDはARIAのOPを歌っている牧野由依さんです。

最後に、放送当時この作品の後番組がARIA The ORIGINATIONなのでARIAのキャラもちょっと出てきましたね~(ほんのちょっとですが^^)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

パーソナルスペース

人間関係ほど面倒なものはない。
近すぎると煩わしく、遠すぎると寂しい。全く身勝手なものである。

そんな中で、それぞれが持つ個性を認め合う空間、程よいパーソナルスペースを形作る美術部員たちの日常が心地よい。
作者である小箱とたん氏(女史?)の経験と真情を基にした作品のようで、昨年、17年の長きに渡る連載が終了したそうだ。

対人関係が苦手でマイペースな性格の持ち主である主人公、“梶原空”の高校美術部に入ってからの一年間が、四季の移ろいと共に、どこまでも緩やかに過ぎてゆく。

基本4コマ漫画の原作を、“空”の独白(モノローグ)を軸に、巧みに落とし込んだ岡田脚本の構成力と、“ARIA”の佐藤順一を師と仰ぐ平池監督が作り出す空気感が素晴らしい。

また、良く言えば個性的な美術部員たちの“変人”ぶりが、主人公の背中をそっと押してくれる、言い換えれば、マイペースであっても、少しずつ歩みを進めることへの安心感を与える存在として描かれ、押しつけがましさの欠片もない世界だ。

音楽がまた良い。ピアノによる語り掛けるようなインストルメンタルが、おおらかな九州の風景にマッチする。
また、何よりもオープニングの「風さがし」に癒される。クラシックギターの響きと清浦夏実さんの澄んだ声に心洗われるのだ。

適度な孤独が許される社会、それが贅沢であることは百も承知ではあるが、自身の心根だけでもそうありたいと願う。

世に名作、傑作は数あれど、それとは別の次元にある“永遠の佳作”と呼ぶべき作品である。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

64.0 3 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング3位
撲殺天使ドクロちゃん(OVA)

2005年3月12日
★★★★☆ 3.5 (459)
2170人が棚に入れました
聖ゲルニカ学園に通う普通の中学2年生・草壁桜の机の引出しから、ある日突然現れた天使・ドクロちゃん。
しかし、未来から来たという天使のドクロちゃんには困ったクセがあった…。
桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タイトル名でわかっちゃう人気アニメの法則

最高っすよねー、ドクロちゃん。
良い子に見せられる要素が何ひとつとして存在しねえw
こーいうのがある限り日本は平和なんだと思います。
すばらしいです。大好きです。以上です。


●濁音の数で見る人気アニメの傾向

この『撲殺天使ドクロちゃん』もそうなのですが、
人気が出たり話題になったりする漫画やゲームには、
タイトルに濁音が含まれているなんて言われたりします。有名なネーミング法則です。
「ぼ」くさつてんし「ど」くろちゃん。

ためしに、あにこれ2013/6/23現在の
「人気アニメ総合得点ランキング」TOP20位の濁音数を見ると、以下の結果に。

0個 2作品(10%)
1個 6作品(30%)
2個 8作品(40%)
3個 4作品(20%)
4個~0作品( 0%)

※ボリュームゾーンは濁音1~2個。記事最下部に詳細データあり

上位20位中、実に90%が「最低1個の濁音」を含んでいます。


●「ン」を含む作品

また、商品名に「ン」を含むとよい、という法則も、とくにお笑い芸人のコンビ名なんかで有名です。
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず。

TOP20アニメについて「ン」の有無を調べてみると、

有り 11作品(55%)
無し 9作品(45%)

となっており、だいたい半々の割合で「ン」が含まれています。

ちなみに、濁音有り、かつ、「ン」を含むもの、は以下です。

-----
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
STEINS;GATE [シュタインズ・ゲート]
コードギアス 反逆のルルーシュ R2
新世紀エヴァンゲリオン
交響詩篇エウレカセブン
コードギアス 反逆のルルーシュ
Angel Beats!-エンジェルビーツ!
とある科学の超電磁砲[レールガン]
BLACK LAGOON ブラックラグーン
夏目友人帳
-----

上位20位中、なんと半分に当たる10作品が、濁音有り、かつ、「ン」を含むわけです。
すごいメンツばかりです。

これの傍証としてよく挙げられるのが、

『ドラゴンクエスト』
『機動戦士ガンダム』
『古畑任三郎』

とか、そのへん。いずれも相当な認知度を得ている作品ばかりです。
『撲殺天使ドクロちゃん』も当てはまりますがあれはもう忘れていいでしょう。


●長音符「ー」を含む

「ン」よりも、長音符「ー」が含まれているほうがよい、という人もけっこう多く、
『ドラゴンボール』『ファイナルファンタジー』なんかをよく例に挙げてきます。
これらは「ン」も同時に含んでますが。

上記10タイトルでこれ該当するのは、

-----
STEINS;GATE [シュタインズ・ゲート]
コードギアス 反逆のルルーシュ R2
Angel Beats!-エンジェルビーツ!
とある科学の超電磁砲[レールガン]
コードギアス 反逆のルルーシュ
BLACK LAGOON ブラックラグーン
-----

の6作品。

ただ、音声学の観点から、字面の「ー」よりも、音声としての長音(長母音)が大事と考えると、
「ei」や「ou」を含む、「攻殻」「新世紀」「交響詩篇」「友人帳」なども該当し、
上記10作品すべてが条件を満たします。


これらのネーミングがなぜ好まれるかについては、
音声学や心理学などの観点から様々な説明がなされていますが、私も理屈はよくわかっていません。
ただ、こういう、数字が語る結果というのをめちゃめちゃ重要視します。
エライ人を説得する材料として、「センス」という曖昧なものよりはるかに雄弁だったりしますので。
(実際はけっこう恣意的にデータを用意しちゃうのですが)

で、特段のこだわりがない限りは、とりあえず

 1)濁音1~2個を含む
 2)「ン」を含む
 3)長音符「ー」または長音を含む

の3条件すべて満たしたタイトル名をつけたらいいんじゃないかと思うわけで。
それで売れるわけじゃないですけどね。まずは名前で損しないことが大事かと。
プロ野球の球団名とかも、12球団中11球団は、少なくとも2条件は満たしてたりします。
「広島東洋カープ」だけが唯一、1条件しか満たしていません。

たぶんこれって、何かしらサービスにネーミングしたことがある方にとっては、
何を今さら、ていうくらいの基本的な技なんですよね。

むしろ当たり前だからこそ、『かみちゅ!』とか『ちはやふる』とか、
まったく条件を無視した、「特段のこだわり」がありそうなやつが、
逆にすぱーんと心に響いたりもするんだろうなと。

ちなみに、TOP20位の中で、3条件のいずれにも該当しないアニメが、たったひとつだけあります。

それは『プラネテス』。


●「○○の××」が良い?

これもジブリ作品を中心に、打率の高いネーミングじゃないかと言われています。
「となりの~」「千と千尋の~」「進撃の~」などなど。
これに関しては、自然にそうなるならまだしも、
無理にその型にはめないほうがいいのではないかと思います。

ちなみに、あえてこれを第4の条件として考えた場合、
TOP20位の中で最高に完成されたネーミングは

『とある科学の超電磁砲』

となります。




*DATA

★「あにこれ」人気アニメ総合得点ランキングTOP20(2013/6/23現在)

順位 作品名(読み方) 濁音の数 「ン」の有無
1 ばけものがたり 2 ×
2 こうかくきどうたいすたんどあろーんこんぷれっくす 2 ○
3 しゅたいんずげーと 2 ○
4 あのひみたはなのなまえをぼくたちはまだしらない 2 ×
5 とらどら 1 ×
6 くらなどあふたーすとーりー 1 ×
7 こーどぎあすはんぎゃくのるるーしゅあーるつー 3 ○
8 しんせいきえヴぁんげりおん 2 ○
9 こうきょうしへんえうれかせぶん 1 ○
10 こーどぎあすはんぎゃくのるるーしゅ 3 ○
11 えんじぇるびーつ 2 ○
12 すずみやはるひのしょうしつ 1 ×
13 かうぼーいびばっぷ 3 ×
14 とあるかがくのれーるがん 2 ○
15 けいおん にき 0 ○
16 くらなど 1 ×
17 まほうしょうじょまどかまぎか 3 ×
18 ぷらねてす 0 ×
19 ぶらっくらぐーん 2 ○
20 なつめゆうじんちょう 1 ○

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

タイトルなし

OPがすごく頭に残りました。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪って何だ?


天使の設定に爆笑しました。

敏感サラリーマンも忘れられない

一回見たらお腹いっぱいではあるが


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
普通の中学2年生である草壁桜(以降、桜)の机の引き出しから突然現れた天使・ドクロちゃん。桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。


第1話 撲殺天使だよ!ドクロちゃん!/第2話 未来からの刺客だよ! ドクロちゃん!
第1話 いたって平凡な中学二年生の少年・草壁桜(くさかべ さくら)のもとに、一人の天使がやってきました。彼女の名前は「撲殺天使ドクロちゃん」!? ドクロちゃんは桜くんが大好きなあまり、ことあるたびにその手にもつ、棘付きバット「エスカリボルグ」で撲殺して…。第2話 桜くんが通う学校『聖ゲルニカ学園』にまでついてきちゃったドクロちゃん。彼女の外見(だけ)はとっても可愛いので、クラスの人気者になります。なんとも複雑な気分の桜くん。そんな彼のもとに、もうひとりの天使・サバトちゃんがやってきて…!

第3話 恋のキューピットだよ! ドクロちゃん!/第4話 ニューシネマパラダイスだよ! ドクロちゃん!
第3話 桜くんのおさなじみで、クラスのアイドル・水上静希(みなかみ しずき)ちゃんが、桜くんにお願いがあるとやってきました。静希ちゃんの友達・ちえりちゃんと桜くんの友達・宮本の仲をとりもって欲しいということです。静希ちゃんの頼みとあれば、断るわけにはいきません。でもドクロちゃんもついて来ちゃって…!? 第4話 なんと!今日は桜くんと静希ちゃんのデートの日。一緒に映画を見に行く約束をしていたのですが、ドクロちゃんが「桜くんのにおい」をたどって一緒に遊ぶはめになってしまいます。さらに、サバトちゃんや、モヒカン(変態)天使・ザンスまで映画館に現れて…!

第5話 林間学校だよ! ドクロちゃん!/第6話 肝だめしだよ! ドクロちゃん!
第5話 林間学校にやってきたゲルニカ学園の生徒たち。桜くんも山での生活をエンジョイしていたのですが、小川での自由時間では、みんなの水着姿がまぶしくて、平常心でいられません。そしてはじまる、謎のカレーパーティ!?第6話 林間学校の夜といえば、もちろん肝だめし! 桜くん&ドクロちゃんペアもおそるおそるゴールである神社を目指しますが、謎の生き物やドクロちゃんの怖い話で桜くんはびくびくしっぱなし! そんな中、静希ちゃんが山の中で迷子になってしまいます。桜くんが捜しにいったそのさきに待ち受けていたモノは…!

第7話 ザクロちゃんだよ!ドクロちゃん!/第8話 さようならだよ!ドクロちゃん!
第7話 ドクロちゃんの仕業で5時間目の体育は自習になりました。そこでおもむろに始まったのは、呪われた遊戯“ポックリさん”。嫌がる桜くんを尻目に、次々と暴かれる桜くんの深層心理!? そこに突然ドクロちゃんの妹・撲殺天使ザクロちゃんが現われて…。第8話 ザクロちゃんの持つ魔法のアイテム・殺人濡れタオル『エッケルザクス』により、拘束されたドクロちゃん(と、ついでに桜くん)は、未来の世界へ無理矢理連れ戻されそうになってしまいます。桜くんは、そこでようやく、撲殺娘に対する自分の気持ちに気付くのでした。桜くんが出した答えとはいったい!?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法の擬音で人生やり直してあげる~♪ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ クッソワロタww

あにこれでキャッチさせて頂いている方のレビューで面白そうだと思って観てみた作品ですが、
これはかなりツボに入ってクソ笑わせて貰いました。なかなかこれくらい笑える作品ないんですよねぇ。
10年以上の前の作品で、あにこれでも当時のランキングの上位に入ってないとなると、
殆ど気に留めることもなくスルーしてしまいがちですが、あにこれやってたから出会えた作品ですね、ありがたい。

レビュー色々観てたらドクロちゃんが不快とか、これだけフザけたバカアニメに対して、
真面目なコメントしてる人が多くて、違う意味でもまた笑わせてもらいました。
たぶん自分みたいな不謹慎な人間とか、外国人なんかには大受けしそうなタイプの作品でしょうね。

☆物語☆

ちょっとエッチなドタバタ系ギャグ&コメディで、
例えて言うなら「ToLOVEる」シリーズとかなり設定とかキャラも似通っている作品ですが、
とことんギャグアニメに振ってて、何よりラッキースケベ的な展開の後に来るスプラッター&グロが特徴。
魔法少女アニメで見られるような魔法と、その後に何回も生き返る様がシュール過ぎ。
っていうかアレが無かったら、まんま「ToLOVEる」なんだよなぁ。。

恐らく現在のTVアニメだと規制の問題なんかで画面真っ黒になりそうな感じで楽しめないでしょうが、
OVAにすることで、やりたい放題やれたという感じで(当時のTV版は修正入ってるらしい)
バカ過ぎる設定と何でもありなクレイジーさはかなりのもの。
尺も1エピソードが15分くらいなので、テンポよく次々に笑えるシーンが来て飽きさせない辺りは、
同じくやりたい放題やった「デトロイト・メタル・シティ」なんかと同じですね笑

水島努監督がまさに水を得た魚のように、OP歌詞から絵コンテに脚本&演出、OVA2のED作曲に至るまで、
思う存分手腕を発揮しているなぁと実感...というか監督の殆どワンマンショーやん笑
やはりこの人はギャグやらせたら天下一品、監督の真髄を垣間見た気がします。
「SHIROBAKO」で見られたような過去の懐かしアニメからのパロディやオマージュも、
この頃からぶち込んできてたんですねぇ。

☆声優☆

ドクロちゃんの声優さんかなり良いですね、萌え系ボイスとのギャップが堪らない。
で、やっぱり全盛期の釘宮ボイスは殺傷力高過ぎ。
「ToLOVEる」シリーズでリトさん役の人が、本作では逆の立場で演じているのもなかなか興味深い。
OVAの2には「カレイドスター」でレイラを演じた大原さやかさんまで出てきて笑かしてくれました。

☆キャラ☆

萌え&ギャグ&バイオレンスの組み合わせがツボにはまって面白い。
ちょい役のキャラなんかもかなりバカで笑える。

☆作画☆

あんまり予算掛かってない感じの作品かなという印象ですね。
まぁギャグアニメのOVAなので、あんまりここを追求しても仕方ないでしょう。
それでも水島監督のキャラの動かし方はかなり面白いですよ。
如何にも萌え萌えなキャラデザからのギャップが堪らない。

☆音楽☆

OPの電波ソングが中毒性ありますわ~監督の歌詞最高。
OVA2は曲同じでキーと歌詞がちょっと変わってましたね。
OVA2のEDは絶対パタリロからパクってるはず笑


バカさと不謹慎さでは先に挙げた「デトロイト・メタル・シティ」に匹敵するかも。
バイオレンス&グロが苦手じゃなければオススメしたいですね。

あと、過去作品でこれくらいバカで笑える作品あったら、是非教えてもらいたいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

61.8 4 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング4位
撲殺天使ドクロちゃん2(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (319)
1936人が棚に入れました
そのぶっ飛んだ設定とシュールな作風で一部のマニアックなユーザーに深く静かに大人気のギャグライトノベル『撲殺天使ドクロちゃん』の第2期シリーズ。
聖ゲルニカ学園に通う普通の中学2年生・草壁桜の机の引出しから、ある日突然現れた天使・ドクロちゃん。
しかし、未来から来たという天使のドクロちゃんには困ったクセがあった…。
桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

天使とは? C

原作未読

この作品を見てしばらく経ったころ、あにこれユーザーのある方とメッセでやりとりする機会がありました。
そして、昔読んだマーク・トウェインの「不思議な少年」という小説を思い出しました。

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ある日、少年たちの前に堕天使サタンの甥だという天使サタンが現れた。
サタンは奇跡を起こすことができたが、そのうちの一つが、土から沢山の小人を作り出すことだった。
しかし、サタンは自分の作り出した小人を顔色ひとつ変えずに殺し、「僕たちは汚れってもの知らないんだ。僕たちは、悪をしようにもできないのだよ。悪を犯す素質がない。だって、悪とは何か、それが第一分からないんだからね」と言う。
少年たちが可愛そうだから止めてと嘆願しても、「虫けらみたいな奴らじゃないか」「いくらだって作れる」など平然と言って止めない・・・。
>>>>>>>>>>

現在では、この作品は人の手が加わった作品と確認されているそうで、実際にトウェイン本人の作は「不思議な少年44号」として刊行されているそうです。

なぜ、この不思議な少年という作品を持ち出したのかというと、この作品のドクロちゃんが、このサタンと同じような存在だからです。
人としての常識や倫理観などは全く通用しません。
それは、彼女が天使であり、そんなものは全く取るに足らない、いえ、理解すらできないものだからです。
天使とは、暖かさや慈悲をもたらしてくれるものではなかったのです。
本編では、ドクロちゃんによって、草壁桜がひたすら痛めつけられ、辱められ、撲殺され、時にはエロい目に遭わされ、血しぶきをあげさせられ、etc・・・そして、ドクロちゃんはケラケラ笑っているという、全く信じられないような行為の連続です。
見るのであれば、それを予め承知の上でご覧になった方がよろしいかと思います。

くれぐれも、正常な判断力がある人以外には見せないようにして下さい。(故に、子供に見せるのは止めた方が良いでしょう。)
あくまでも、本作品はネタとして楽しむべきもの、と考えた方が良さそうです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトルなし

一回見たら十分だが、面白かったです。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
未来からやってきた天使のドクロちゃんが桜くん家に居候を始めた。ロリロリでナイスバディで無邪気で?かわゆいドクロちゃんだけど、何かあるとすぐにトゲトゲ特製バット『エスカリボルグ』で桜くんを撲殺しちゃうのです。でも、ご心配なく。ドクロちゃんが「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」と呪文を唱えればあっという間に元通り。という訳で、ドクロちゃんと桜君の愛と涙の血みどろのハートウォーミングストーリーふたたび~!

第1話/第2話 しゃせい大会だよ!ドクロちゃん!/ぶくぶくごしごし大作戦だよ!ドクロちゃん!
第1話「しゃせい大会だよ!ドクロちゃん!」“しゃせい”の課外授業で、静希ちゃんと“しゃせい”がしたい桜くんは静希ちゃんへ近づくが…。/第2話「ぶくぶくごしごし大作戦だよ!ドクロちゃん」妖怪「われめ姫」を恐れるドクロちゃんとザクロちゃんは、お風呂へ一緒に入って欲しいと桜くんにお願いして…。

第3話/最終話 事件は密室で起こるよ!ドクロちゃん!/バレンタイ
第3話「事件は密室で起こるよ!ドクロちゃん!」サバトちゃんをお母さんのバベルちゃんが未来に戻すために迎えにきた。帰る事を嫌がるサバトちゃんに…。/最終話「バレンタインデー・キッスだよ!ドクロちゃん!」桜くんが静希ちゃんにバレンタインチョコをもらう妄想を膨らましてる所に、エスカリボルグが…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

これが愛なの?

アニメーション制作:ハルフィルムメーカー
2007年8月 - 11月に発表されたOVA。

原作は、おかゆまさきによる電撃文庫。
監督は、1期に引き続き水島努。

相変わらず、萌えを足蹴にして笑いに昇華した外道ギャグアニメです。
開始40秒で異常な世界観の説明が終わっていますね。

前期に引き続いて、ドクロちゃん役の千葉紗子がOP/EDを歌っていまして、
使い回し?のOPの歌い方が若干きつくなっていたり。

本編は前作よりエロも鬼畜さも増量してます。
エロって言うか、このアニメは裸が多いのですが、
○○が全裸でおしりを振ってたりとか、所謂!誰得な○○のヌードシーンが一番多くて、
エロを売りにしているのではなくて、
単純に笑いのネタとして料理してる感じがして面白かったです。

笑いのネタといえば、北○鮮ネタ!
10年ぐらい前にネットで流行ってたのをこのアニメを観て思い出しました。

本来、この手のアニメは好きじゃないはずなのに、
残酷極まりない桜君の撲○シーンを観ると安心してしまう。
これって、心の底で認めてしまったのかもしれませんね?く…くやしい!
今回の撲○回数は全4話(2回)で合計6回。いやはや、凄惨です。

全部で53分程度ですので、変わったアニメを観たいけど時間かけるのヤダ!
って人にはどうぞって感じですね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

60.0 5 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング5位
よつのは(OVA)

2008年2月29日
★★★★☆ 3.5 (65)
355人が棚に入れました
家族同然に育った幼なじみたちが離ればなれになってから3年が過ぎた夏の日。今は廃園となって荒れ果てたその学園で彼らは再会することに。
しかし、別れの日に埋めたタイムカプセルは何者かによって隠されていた。彼らはタイムカプセルを探し歩く。それはまるでかつての自分たちを探すように…。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

のんさん・・・可愛すぎでしょ(//∇//)

あにこれ初期に知り合った方のレビューを拝見させていただき、今回の視聴に至りました^^

この物語は、幼馴染の4人が通っていた学校の廃校が決まった時に皆んなで埋めたタイムカプセル・・・その後、4人は様々な思いを抱えたままバラバラになってしまうのですが、3年後、その再び集まってタイムカプセルを開ける時に繰り広げられる・・・ひと時の物語です。

原作は18禁ゲームとの事ですが、このOVAはそれを微塵も感じさせるものではありません。
それどころか、タイムカプセルを通じてこれまで微かに残っていた昔の記憶に懐かしさを感じる事のできる作品だと思いました^^

小さい頃からずっと一緒だった・・・だからずっと一緒にいたい・・・
そのためなら頑張れる・・・
そして、幼馴染以上の想いはその気持ちを更に加速させます・・・
でも、それぞれの家族が様々な悩みを抱えていて・・・それが一緒じゃないから、子供の事情だけでは思いを成し遂げられない・・・
だから、久しぶりの再開が・・・一緒の時間が貴重で大事で・・・

そんな4人の時間はあっという間に過ぎていきます。
そして、タイムカプセルの中身にはとても大切なモノが入っていました・・・
OVA2話なのですがストーリーが2話なりに濃厚なので、懐かしさを感じながら感動できる作品でした。

この様な気持ちになれたのは、猫宮ののちゃんと天地祭ちゃんのお陰だと思います^^
大阪弁を喋るののちゃんの破壊力は半端無かったですね(//∇//)
でも、個人的には昔も今も変わらず、皆んなで過ごす時間のために骨身を削った祭ちゃんが好みでしたけれど・・・^^;

心地良い感動が得られて、見て良かったと思えた作品でした^^
OVA2話の作品なので、視聴を迷っている方には是非視聴する事をお薦めいたします♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

たまたま好きになった相手が・・ってやつ♪

望月学園に通っていた幼馴染4人組の物語。

廃園になるのをきっかけにタイムカプセル
を埋め、3年後の再会を約束する。

再会の日、タイムカプセルと思い出探しが
始まるり・・何とか4人は顔を合わせるが・・

皆の思い出には齟齬が有り・・色々な想い
にスレ違いや誤解がある・・

無事タイムカプセルが見つけられるか・・
そして本当の皆の想いは繋がるのか・・

3年前の記憶を辿る回想をしつつ展開する。

前後半約110分で簡潔で視やすい。

不器用で照れ屋。仲間思い。
結城 誠(田坂秀樹)

結城家の隣に住んでいた年下の確り者
祖母の住む大阪の北桜学園への編入
猫宮 のの(榊原ゆい)

誠の家に居候していた年上の甘えん坊
他県の商業系の学園に編入
柚姫 衣織(後藤邑子)

全国模試上位の優等生。人見知り。
地元の名門月華学園に編入する
天地 祭(後藤麻衣)

俺はロリコンじゃない!ってやつ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょ、この声と喋りには・・・やられた

あにこれ(の一部)で評判だったので見てみました。
エロゲ原作ですが、エッチな描写はほとんどありません。
幼馴染が再会して、いろいろあって恋愛が進展するという、ほのぼの恋愛ストーリー。
まぁ、話自体はありふれたものです。


パッケージ絵から推察できるようにヒロインはロリキャラです。
見た目だけで、ちゃんと高校生ですけどw
それは事前にわかってたんで、どうということはなかったんですが・・・声と性格が反則でした。


関西弁、おっとりさん、家庭的。 とにかく喋りが愛らしい。


このヒロインキャラで日常系とかなら、軽く1クールはいけると思います。
いやー、いいものを発掘させていただきました。


関西弁萌えの方、是非一度ご視聴をオススメします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

61.3 6 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング6位
あにゃまる探偵 キルミンずぅ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (46)
274人が棚に入れました
豊かな自然に恵まれた樹海を持つ神浜市。この街に海の向こうの東欧・ヴラドニアより羽鳥カノンという美少女が転校して来る。その母・ミサは数名の若者を従え、神浜樹海と神浜市を世界遺産に登録するという触れ込みで来日する。一方、神浜市のカトレア学園初等部5年生の双子姉妹・御子神リコとリムは自宅の屋根裏部屋で謎の研究室とコンパクト型のアイテムキルミンを発見。そして、姉・ナギサ、同級生のケンとタマオを巻き込んだとてもおかしな出来事を日常の出来事と絡めて描く。神浜市では、ヴラドニアからのカノン達の来日以降、野生動物目撃例が頻発、神浜警察は「アニマル課」を新設。さらに、カトレア学園に現れた謎の怪人、加えてキルミンに隠された幾多の謎も平凡だったリコ達の日常の日々を次第に変化させていく。

声優・キャラクター
悠木碧、佐藤聡美、安済知佳、田村睦心、池辺久美子、丹下桜、野島健児、根谷美智子、田中秀幸、渡辺美佐

テキトー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

お子様に向けられたお子様に安心してオススメできるアニメです(大きいお友達じゃないよ)

だいたいの流れ
御子神家の双子、リコとリムは祖父が残した屋根裏の研究室で動物に変身できるアイテム「キルミン」を手に入れる。後にお姉ちゃんのナギサや、クラスメイトのケン、タマオもキルミンを手に入れることに。人間と動物の姿を持ち、変身する種族「アニマリアン」の少女、羽鳥カノンがリコたちの学園に転校してくる。リコたちはキルミンを使って遊んだり、動物がらみの事件に挑むと同時に、さまざまな事件を解決、動物専門の探偵団「神浜キルミンズ」を結成する。

その後どうなるか、、

個人的な感想
自分は最初、完全にあおちゃん(悠木碧さん)目当てで見てたのですが、なんとEDテロップでびっくりしたのが脚本があのマクロスの河森先生じゃないですか。
あとはこの年の夏に発売されて話題を呼んだラブプラスで復活した昔大好きだった丹下桜さんの声優業復活第2弾!(私の中で)
というわけで、どんな展開になるのかすごく楽しみで毎週欠かさず見ていました。

ストーリーはかわいさに萌えるのが3割、ラブストーリー1割くらい?序盤から中盤は動物に対する接し方を訴えかける教育的な側面も持つ場面も。ちゃんと子どもを向いたアニメでもあって感心しました。
ラスト間近は毎週続きが気になるくらいの引きこまれる展開です。

総評
子ども向けに作られているのが随所に表れているため、萌えを求めてこれから一気見するには大変かもしれません。
キルミンフォーゼした後のリコとリムの感情の変化で変わる表情と頭のネコ(ウサギ)の表情が連動していてすごくカワイイ!
50話はきついかもしれませんが見てよかったなと思える作品であると思います。

余談
2期は・・・DVDが売れなかったのかな・・
2期があるのならもちろん見ます

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

安定した良作・絵柄とタイトルで損をしている作品

良い点として起承転結がはっきりした
明快なストーリー
日朝で放送できるかどうかじゃない!やるんだっ…!であろう内容
とにかく明るく楽しめます
独特の要素として変身アイテム「キルミン」は1段階目できぐるみに運否天賦
2圧倒的・・・!圧倒的段階目で家畜に変身が可能なのですっ・・・!が、変身したいどうぶつへの理解がたりないと運否天賦に失敗します・・・!画期的
ちなみに女の子だけでなく、男の子も運否天賦常軌を逸するのですが、とにかくきぐるみが美女っ…!…!!ね。デザインセンスがよい
あざとい萌え路線でないかわいらしさ
キャラデザから想像できないですが子供だましで曲げられねえんだっ作画、演出、演技の質の高さも
特筆ものです
とても上手にまとまった良作であり、個性的なのでぜひごらんいただきたいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

動物と人間

動物に変身したり、動物と意思の疎通をしたり。
御伽噺だけれど、できたらいいなと思いました。
人間、動物、自然など、考えさせられる事は多いと思います。
人間と、それ以外の命との関係を、見直す時が来ているのではないでしょうか。
このアニメは、それを訴えているような気がします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

60.4 7 ハルフィルムメーカーで学園なアニメランキング7位
うた∽かた(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (85)
575人が棚に入れました
神奈川県の鎌倉に住む中学2年生の少女「一夏(いちか)」は一学期の最後の日、学校の大掃除の途中、藤堂誓唯から貰ったお守りのついた携帯電話を落としてしまう。下校途中にそれに気づいた一夏は夕暮れの学校に戻るが、不思議なことに携帯は鏡の中に入り込んでしまっていた。そこに不思議な少女舞夏が現れ、携帯を返す条件として『神精霊(ジン)』の力を使い、その感想文を代わりに書くことを要求してくる。こうしてあの想い出の夏が始まった…。

声優・キャラクター
本多陽子、浅野真澄、川上とも子、長谷優里奈、田村ゆかり、飛田展男、神奈延年、川村万梨阿
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あの夏の日

鎌倉を舞台に、中学2年生思春期真っ盛りの少女達の一夏を綴った青春アニメ。
主人公一夏ちゃんが鏡から出て来た謎の少女舞夏ちゃんと出会い、お守りに宿った「神精霊-ジン-」の視る力を使っていきます。
このジンが12種類あり、力を使う度にコスチュームも変わります。毎回デザインが違うのも、作品の見所の一つでしょう。


しかし、このアニメで主体になるのは、思春期の少女たちの心理描写。どこかで落とした物を探す、悪天候を晴天にする等、日常で巻き起こる些細な事件でジンの力を使います。そして、ジンの力を使ったからといって、必ずしも物事が万事解決せず、かえって嫌なものを視てしまうこともあります。真面目で今まで他人を疑った事もなかった主人公は、人のネチネチとしたネガティブな面を見て行き、段々身も心も弱っていくのです。
一夏ちゃんは病んでいくし…人間関係もギスギスしていくし…見ていて気持ちの良いもんじゃないです。鬱アニメの一例として挙げられるのは、このような気疲れしてしまうドロドロ要素が強いからでしょう。


何だと…世界征服を企む輩の野望を阻止する為にジンを使う魔法少女ものじゃなかったのか!?
当時視聴していた中坊の私は、イメージと違っていて、多いに期待を裏切られました。
中坊の頃は、明るい作品じゃないし、主人公死にそうだし、何だかあんま面白くないなーと思っていました。話が反れると、「うたかた」が始めて見た深夜アニメで、対象年齢高めのアニメは、皆こんな感じに暗くて、人間関係が複雑なのかなあ…、よく考えられててすごいなあ…、そうしみじみ感じていました(実際はそーでもないのも多いけど)。

しかし多少、年を重ねた今見返してみたら、SUGEEEEEE丁寧に作られていてビックリしました。見れば見るほど味が出て来る、スルメのようなアニメだなーと改めて考え直しました。


この作品には毎話多くの伏線が見え隠れします。初見だと意味有りげな台詞でよーわからんのですが、二回見ると「ああ、これはこういう意味だったのか…」「だからあんなこと言ったのか…」とわかる描写が多くて面白い。
逆に、伏線で溢れまくっている上、回収されるのが最終話なので、わかるまでは非常にヤキモキしてしまいます。どうしても若干台詞がテンポ悪く聞こえてしまいますね。最終話もやや強引な部分もありますし、結局触れられなかった設定もあります。

また、14歳の多感な時期である一夏の心境の変化を、繊細に描写しているのが良かったです。そんな一夏の心の変化に、ハラハラしながら見守っている舞夏も好いポジションです。この2人の友情は本当に美しい。まさにベストパートナーです(百合だって?百合でいいじゃないか、何が悪い!)。
私は実写映画にしろアニメにしろ、「キャラクターが自分の思っている事をべらべらと口にする」作品は好ましく思わないのですが、うたかたは演出で魅せてくれたのが非常に好印象でした。
例として挙げると
{netabare} 6話でセイとサヤが会話しているのを見た後、フェンスにネックレスが引っ掛かる場面。覗き見なんて悪い…と頭でわかっていても見ている一夏の考えが形になって出ていました。Bパート後半で、想像上でセイに全裸で追及するシーンも一見「!?」ですが、自分をさらけ出したい、セイさんのことで頭が一杯な心境がよく表現出来ていました。{/netabare}

中坊の頃でも強烈に印象的だったのは8話
{netabare} 記憶障害の患者に贈ったドライフラワーを、「こんなゴミみたいなの、花なんかじゃない!」なんて言われながら滅茶苦茶にされる場面。ドライフラワーを一生懸命に作った回想シーンも入れられ、「ゴミなんかじゃ、ありません…」と言う一夏ちゃんがもう、不憫で仕方がなかったです…。あんなこと目の前でされたらそりゃ心病みますわ。でも学校も患者の都合は配慮しなきゃならんかったなあ、と余計なこともしばらく考えてしまいました。 {/netabare}



また、作品を彩る音楽、背景描写がとても美しい。OP、EDもうたかたの世界覧にマッチしていて見事な選曲でした。シャボン玉みたいに丸っこいフォントも素敵です。


少女たちの生々しいガラスのハートのように繊細な心境や、トゲトゲとした裏のある台詞の掛け合いは胸に来るものがあります。キャラクター、特に一夏を好きになれないと感情移入しにくく、作品も楽しみくいでしょう。鬱々しい雰囲気にどんどんなっていくので、好き嫌いも別れそうです。


しかし、もう二度と来ることのない、たった一度きりの夏の思い出を甘酸っぱく、切なく感じられる世界覧は必見です。
"夏"を重点に置いた作品は多々ありますが、私にとって夏アニメと言えば「うたかた」です。未だに「一夏」といえば「IS-インフィニットストラトス-」よりも、「うたかた」を連想してしまいますね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

とってなむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

名作になれそうでなれなかった作品

何かが足りなかった印象です
名作のオーラだけは醸し出してました


本作はわりと暗めのストーリーです

~あらすじ的な何か~
一学期の最終日は大掃除
主人公である一夏はある人から貰ったお守りのついた携帯を掃除中に落としてしまいます
帰り際に気付いた一夏は掃除していた教室にカムバック
そしたら携帯は大きな鏡のなかに…?

鏡の中からこんにちは、謎の少女が現れます
『返してほしい?なら私と契約しなさい』
台詞も内容も全然違うけどこんな感じで、
一夏は魔法少女(仮)にさせられます
『思い出』ではなく『想い出』の夏が始まるわけです…

1話観たときはちょっと鳥肌立ちました
暗めの雰囲気となんとも言えないオーラが
この作品を包んでおり、緊張感がありました
ただ、全話視聴後は少しガッカリ
色々と残念でした


まず気になるのが作画
1話目はまだ良かったのですが、回が進む毎に酷くなっていった気がします
特に背景が…
綺麗なとこは綺麗なので、それだけに残念です


次に登場人物たち
なんか怖い
表情や行動がいちいちおかしい。。
噛み合ってない会話などもあり、不気味でした
まぁ元々、ダークな内容なのでいいのかもしれませんが


そして説明不足なところ
いきなり、謎の単語が出てきたりしてワッツ?ってなりました
代表的なのが『ルール違反』
いやいや!その肝心なルールが分からないから!
ルールについての説明は無かったはずです
どこかで明らかにしておくべきだったと思います


うた∽かた というタイトルだけあって歌は良かったです
まぁ実際には『うたかた』とは泡とかそういう意味ですが

OP「想いを奏でて」 歌ーsavage genius
ED「いつか溶ける涙」 歌ーsavage genius

OPは明るい感じで、作品の雰囲気とは逆で
希望を持たせるようなものでした
曲名や歌詞にも深い意味が感じられます
間違いなく名曲でしょう


最初に何かが足りなかったと述べたのですが、
それはもしかしたら逆なのかもしれません

展開的には面白かったのですが、
伏線などを無理に張りすぎ、詰め込みすぎた感がありました
そして残念なことにパンパンに膨れ上がった状態で
終わりを迎えてしまっていました
単純に尺不足とも思えないのが難なのですが。。

観終わったあとにモヤモヤが残る作品でしたね
物語や設定、雰囲気は悪くなかったと思います
人によって評価がくっきりと分かれそうなので、
是非一度観ていただきたい作品ではあります


泡沫(うたかた)…儚く消えやすいもののたとえ
モヤモヤして私の頭からはなかなか消えてくれなかったよ

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

試しの子

12月生まれなのに一夏とはこれいかに


これもある意味、セカイ系なのでしょうか。
一夏と舞夏の選択が世界を変えるという感じで。
公式のビジュアルからは想像も出来ない陰鬱なアニメで、人類を試す的な悪魔が出てきて、どことなく百合っぽい感じもあって、今で言うと「まどか」に雰囲気近いなーと思います。

これオリジナルアニメだったんですね。
原作のgímikとは本作で監督を務める後藤圭二さんなど所属するアニメ制作集団、「キディ・グレイド」「キディ・ガーランド」などを手掛けています。
本作、特質すべきは変身コスチュームでしょう、毎回コスチュームが変わるので変身バンクが使われず毎回新規で描かれています。
しかも変身コスチュームのデザインは本作のスタッフである後藤圭二さん、門之園恵美さん、きむらひでふみさんの他、渡辺はじめさん、介錯さん、赤松健さん、吉崎観音さんなど豪華な顔ぶれが毎話のコスチュームデザインを担当しています。

一夏の声優、本多陽子さんってあんまり知らないですね、似たような名前の歌手なら知ってますが。
黒幕的存在のあの方の声を加藤精三さんがあててるのが印象的でした。

savage geniusのアニメ主題歌いに外れなし。
「想いを奏でて」もとんでもなく名曲ですよね、カラオケだと映像が出てくるんですよねー、確かUGAだったかな。

多岐川皐月ちゃん、絶対レ○プされたと思ってたんですけど、ただ暴行されただけなんですね、優しい世界だ。


鎌倉アニメなんですね、鎌倉が舞台のアニメって多いですよねぇ。
「スラムダンク」「TARITARI」「ハナヤマタ」「つり球」「青い花」etc...

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
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