takato さんの感想・評価
4.1
前夜上映で見てきました!。ですからボヤッと感想です。
ネタバレできないし、公開前に見たのであくまでフワッと感想だけ書きます。一挙上映で前章後章を同時に見たのですが、やはりまだどうなるんだってワクワク感も、普通の場面でも印象に残る画が多かった前章のが良かったかなぁ…。原作のラストも見たあとに調べちゃったのですが、まだ直接読んでないからわからんですが私の好きなパターンのオチみたいなのでそっちのが良かったかも。
詳しくは書けないので遠回しになりますが、見終わって思ったのは「最終兵器彼女」のラストでした。あれの是非は人によってあると思いますが、二人の物語として完全に閉じきって終わるという意味では形式として首尾一貫した潔さがあったように思います。社会性とかは全然ないし、そんなんで良いの?ってのは勿論あるのは重々承知ですが、あくまでフィクションはフィクションなので、その中での物語の完成度の追求に集中してくれる方が私としては…(政治や社会を持ち込むな!とは思いませんが)。
やはり、「最終兵器彼女」のように視野は狭いところがあってもカッチリ悲劇+二人の物語として閉じちゃうか、或いはケンイシカワの如く寧ろ風呂敷を広げて終わるぐらいの勢いエンドの方が良かったかなぁ…。社会性と主観性、終わるセカイと大切な人々、ポジティブとネガティブ、これらの対立を止揚させるネオセカイ系とでも呼ぶべき回答にはまだ誰も至っていないような…。
ところで、後章はとにかく入野さん演じる大葉君の出番が多いのはグッド!。入野さん大好きだし、媚びすぎじゃない良いショタはとても好みなので。ただ、女装少年のマコト君はなんで出したキャラなのかイマイチわからんかった…。いや、白石さんはこういうキャラやると最高だし、気持ちの良い奴ではあるんですけどね。漫画の方を読めば補完されるかもなので、今度機会があったら読んでみます。ですがその前に私は最終兵器彼女の最終回を、アニメの公式サイトで流れてた曲を聴きながら読みます!(サイトが閉鎖されちゃったけど復元して動画をあげてくださっている方がいらして大感謝)。