架空の芸能事務所、ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルたちの活躍を描いたプロジェクト「ツキウタ。」シリーズ初の劇場版。
Six Gravityリーダー睦月始とProcellarumリーダーの霜月隼は、偶然立ち寄った古書店で、自分たちが出演予定の舞台の原作本を見つける。そこには違う世界の彼らの物語が描かれていた。世界は黒と白に分かれ、本来対であるはずの2つの世界は、出会わず未完成で不安定なまま。周辺諸国の災いに心を痛める黒兎王国の若き王、始と側近らは世界会議と在位15周年記念舞踏会の準備に追われ、白兎王国では、魔王を自称する隼の提案で黒兎王国へのピクニックが行われようとしていた。