熱いで艦隊なアニメ映画ランキング 1

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の熱いで艦隊な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番の熱いで艦隊なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 熱いで艦隊なアニメランキング1位
劇場版 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-Cadenza(カデンツァ)(アニメ映画)

2015年10月3日
★★★★☆ 4.0 (227)
1189人が棚に入れました
劇場版第2弾。

今回は完全新作エピソードとなる。

声優・キャラクター
興津和幸、渕上舞、沼倉愛美、山村響、ゆかな、藤田咲、内山夕実、松本忍、宮下栄治、津田美波、東山奈央、原紗友里、M・A・O、福原綾香、佐藤聡美、三森すずこ、五十嵐裕美、木内秀信、置鮎龍太郎、釘宮理恵、中原麻衣、中田譲治
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

カメオが意味するもの、それはコピーじゃない、自分自身。

アルペジオCadenzaでロシアの港町で群像さまがイオナに買ってあげたもの、あにこれの男性はご存知かどうかわからなかったので気になって書いてます。これをご存知の男性の方はとっても素敵だと思います。群像さまがイオナに買ってあげたもの、それは単なるブローチではなく {netabare} 、カメオです。

カメオの説明のwikiです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%82%AA

私もそうですが、光るプレゼントを頂くと、きれいですし、とっても嬉しいです。でも、カメオの場合、私の気持ちとしてはちょっと違う。奥深い感じ。カメオはもともと、ローマとかギリシャの時代は、ハンコのような役割をもってて自分の分身というものでした。それにカメオは偽造されないようにとっても細やかに作られていて、きれいで芸術性もあるけど、それが本当じゃなくて、本来は自分自身を証明するもの、コードとか認証とか暗号とか、そういったものだったようなんです。群像さまが最初にイオナに出会った時、イオナは群像さまのコードがわかって動いたけど、今回、群像さまが自分でカメオをイオナに買ってあげたことで、それがとても強く感じました。でも、イオナはヤマトの偽物だと思ったときから、カメオを着けていませんでした。大事なものを身に着けないって、とっても悲しいこと・・・・。でも、ラストシーンで、イオナはコンゴウとのふれあいで、ヤマトという人格じゃない、ヤマトに託された自分自身、イオナはイオナなんだとわかって、最後にカメオを身につける。でも、結局、別れの時だったんですよね、その意味を私が理解した時って。
イオナが自分自身がわかったのに、消えていくなんて、あまりに悲しすぎて、つらくて・・・

この作品で、群像さまがカメオを買ってあげるシーン、私にとってすごく重くて、 {/netabare}このシーンはアルペジオCadenzaではとってもささやかなんだけど、重要なシーンだったと思います。


これまでのレビューです。


●2015.11.14 01:14 イオナ、あなたは・・・・

今日、お仕事が終わったあとにレイトショー、見てきました。

私、前回見た時はラストシーンでイオナが{netabare}艦長の前に戻ってきたんだと思ったんですけど、今日観た感想は・・・悲しいけど、イオナの魂だけが帰ってきたみたい・・・・。そう見えたんです。そう感じた途端、{/netabare} 艦長どうして笑っていられるの? どうしてお帰りって言えるの? 

悲しくて、でも素敵な作品だったと思います。

最後のnanoさんの歌、ほんとうに素敵でした。

でも、これでアルペジオは終わるのかと思うと、とても寂しいですね。

●2015.11.03 16:55
人間よりもなんて素敵なの、メンタルモデルって・・

アルペジオCadenza、見てきました。もう、涙があふれ出てしまって、最後のほうは、もう耐えられなくなって・・・・

ひどいよ・・・予告編やアルペジオのHPではCadenzaでnanoさんの曲が使われるなんて全然書かれていなくって、がっかりしてたんだけど、それがCadenzaのラストで、あんな素敵なnanoさんの曲が流れるなんて、もう、反則だよ・・・・
{netabare}

群像さまのおとうさん、心変わりしたんじゃなくてよかった。
ヤマトとの会話してるシーン、群像さまがタカオやハルナ、キリシマ、ヒュウガたちとお話ししているのと同じ雰囲気で素敵でした。結局、人類との戦いを混乱させたのは、群像さまのお父さんの暗殺だったのがすごい衝撃で、それでムサシにあんな行動をとらせたんですよね。ムサシの気持ち、とってもよく分かって、悲しかった。それにヤマトって、優しくって素敵。だからイオナが生まれたんだよね。
ヤマトとムサシのシーン、とっても悲しくって、見ていられなかった。人間と同じだよね。いえ、人間よりも純粋かも。メンタルモデルのほうが人間よりもとっても素敵に思えてしまう。

コンゴウとイオナのシーンも感動しました。TV版の最終回とは立場が逆転していて、でもコンゴウがイオナを励ます場面、とても自然でした。この時のコンゴウ、とてもきれいでした。

そして、イオナ、きれいでした。ラストは特に。それとロシアの街のシーンもすてき。特に群像さまがイオナにカメオを買ってあげるシーン、大好きです。そして、nanoさんの歌とともに消えていくイオナ、群像さまの絶叫。あの絶叫が、nanoさんの歌が、いまだに耳から離れません。

群像さま、ご両親のお墓の前で、再会できたのでしょうか。

あれ、なんかこのシュチュエーション、「結城優奈は勇者である」に似てなくもないかも。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

霧の風紀は地球の風紀

約1時間45分 フル3DCG作品

テレビシリーズの蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-の劇場版で完全新作であり、この作品で一応完結しています。

テレビシリーズまたは劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC(テレビ版の再編集+新規映像)を事前に観ることをオススメします。

地球の海上に突如として現れた「霧の艦隊」、全世界の制海権を掌握して人類を滅ぼそうしています。それに立ち向かう人類側(千早 群像たち)に何故か「霧の艦隊」離脱して仲間になった潜水艦E401のイオナ、色々な苦難と他の霧の艦隊を味方にして、ある目的のため最後の戦いを挑むお話です。

一番目を引いたのは戦闘シーンですね。映画館で観ると音響とともに凄い迫力でした。途中でどうなっているのか分からないwシーンも多々ありましたがとにかく凄まじかったですw

また、各戦艦や潜水艦の人間の形をしたインターフェースとされているメンタルモデルたちも新キャラ含めて総出演でした。
{netabare}
タカオさんはテレビシリーズと同じく群像一途で可愛かったですね。

コンゴウさんがテレビシリーズより一段と綺麗でした。

キリシマさんはやっぱり最後までぬいぐるみでしたw
{/netabare}
お話としては、綺麗に終わっています。私が好きな終わり方でした。

ただ、まだまだ謎が多くて{netabare}(霧の艦隊が何故突如として現れたのか、何故人々凌駕するほど技術をもっているのか、そもそもアドミラリティ・コードとは何なのか){/netabare}伏線が回収しきれていません。

続編に期待して一応完結と書きました。続きがあったらいいですね^^

曲は挿入歌にテレビシリーズから歌っているナノさん、主題歌はメンタルモデルのイオナ役の渕上舞さん、タカオ役の沼倉愛美さん、ハルナ役の山村響さん3人の方が歌っております。

最後に、最近は月に一回映画を観ていますね。円盤になって自宅で視聴も良いですが、迫力のある大画面の映像と音響効果で観るとまたひと味違って良いです。来月もまた別の作品を観る予定です^^(帰りについつい前売り券を買ってしまいましたw)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あの超戦艦が、こう来るとは!!アルペジオ見事完結!!

またまた予想の斜め上を行く超展開!
だが、それが良い!

もうこの手の作品は、ストーリー何てどうだって良いんですよ!
かっての日本海軍軍艦の勇姿さえ拝めれば!!!!もう満点!!!
・・・と、まで言ってしまうとちょっと問題アリですが、本作はストーリーも十分見れました!!!!!

いや、むしろ私の期待に120%応えてくれたというか、その、あの超弩級戦艦(DQNじゃないからね笑)をあんな風に使ってくるなんて全くの想定外!
そしてTV版の初っ端から気になっていた{netabare}潜水艦イ401(イオナ)の航行目的{/netabare}もキチンと回収され、なおかつ{netabare}千早群像とイオナの切ない別れ(しかもイオナは純白のウェディング・ドレス){/netabare}まで堪能できるとは!
そして、みんな大好き{netabare}コンゴウさん{/netabare}の勇姿まで!!!

うーーーん!素晴らしい!
そう、これが見たかったんですよ!!!!
これでメシ3杯は行ける!!!!

***********************
 駄文レビュー失礼しました。
***********************

でも正直な感想は、こんな風でした。
見てよかった!!
岸誠二監督+上江洲誠シナリオやっぱり最高!!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ページの先頭へ