漫画原作で騎士団なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の漫画原作で騎士団な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番の漫画原作で騎士団なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.9 1 漫画原作で騎士団なアニメランキング1位
ブラッククローバー(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (253)
1205人が棚に入れました
かつて世界が魔神とよばれる存在によって滅ぼされようとした時、1人の魔導士が現れて魔神を打倒し、世界を救った。後にその魔導士は伝説となり、魔法帝と呼ばれた。

それから時は過ぎ、クローバー王国は代々の魔法帝とその下に存在する9つの魔導士集団「魔法騎士団」によって、平和を謳歌していた。そこに住む貧民の孤児の少年・アスタは、同じ孤児である少年・ユノと共に、魔法帝を目指して日夜鍛錬を続けていたが、魔法の才能溢れるユノとは正反対に、アスタは全く魔法を使えずにいた。

やがて15歳になり、魔導書(グリモワール)が授与される日、ユノをはじめとする周囲の者達へ魔導書が与えられるが、アスタだけには与えられなかった。その後、ユノの魔導書を狙う盗賊によって、アスタは自分が生まれながらに魔力を一切持たない人間であることを知る。アスタは絶望して夢を諦めかけるが、ユノの「アスタは俺のライバルだ」という言葉に闘志を再び滾らせ、魔法を無効化する力を宿した「五つ葉の魔導書」を手に入れ、盗賊を撃退する。

改めて魔法帝を目指すことを決意したアスタは、半年後、最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団する。2人の魔法帝を目指すための一歩が、ここから始まる。

声優・キャラクター
梶原岳人、島﨑信長、諏訪部順一、優木かな、福山潤、室元気、村瀬歩、日野聡、水樹奈々、安野希世乃、松田健一郎、森川智之、鳥海浩輔、小西克幸、小林ゆう、浪川大輔、小野大輔、寺島拓篤、西明日香、逢坂良太、中尾一貴、久保田未夢

さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

盗作はいかんでしょ

評価が随分低いけど実際にはもっとつまらないです
物凄く程度が低い駄作で、
ナルトが中学生向けならブラクロは小学生、幼稚園児向けくらいまで品質を落とした感じ

話が薄っぺらい上にスカスカ過ぎる
設定もキャラもストーリーも全てがパクリパクリパクリ
1つもオリジナリティがない
子供向けにしたって、ここまで子供騙しな駄作、中々ないですよ


ナルトとかマギとか流行った漫画の便乗、劣化パクリ版って感じです
色々駄目なアニメも多いけど、ここまで酷いパターンは
見たことがないかも・・・

1話で切りました

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想
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3話までの感想
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6話までの感想
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82話までの感想ネタバレレビューを読む

85話までの感想ネタバレレビューを読む

95話までの感想ネタバレレビューを読む

100話までの感想ネタバレレビューを読む

113話までの感想ネタバレレビューを読む

139話までの感想ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

内容は悪くないが主人公の叫び声がきつい

ジャンプ原作+夕方枠ということでターゲットは小、中学生なのかな。

1話目感想
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2話も見る予定でしたが今期は視聴本数が非常に多くなっているので切ります。

声優さんの成長を耳にしたらまた視聴するかもしれません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

65.9 2 漫画原作で騎士団なアニメランキング2位
ラディアン(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (106)
473人が棚に入れました
トニー・バレントさんのマンガが原作で、魔法使い見習いの少年が、世界を救うまでの活躍を描いた冒険ファンタジー。友情や努力、絆、出会いと別れなどを通して少年が成長する姿や強敵とのバトルが描かれる。

声優・キャラクター
花守ゆみり、悠木碧、大畑伸太郎、朴璐美、小市眞琴、遊佐浩二、子安武人、山口勝平、吉野裕行、東山奈央、三宅健太、寺島拓篤、早見沙織、佐倉綾音、緒方賢一、木村良平、稲田徹、速水奨

匿名係長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

高評価多いから見てみたけど

ネメシスという化け物が世界を荒らしている。
対処できるのは過去にネメシスに触れ呪いを受けた魔法使いだけ、しかしそんな魔法使いも忌み嫌われているという設定。

うーん、戦う理由が分からない。
小悪党が言っていた、助けてやっても感謝の言葉すらなく、頼られるのはネメシスが現れた時のみで、倒してもその後は掌返しって、、、
ホント、そんな奴ら助ける動機が見つからないと思ってしまう。
あるとすれば依頼されて倒すことで得られるであろう報酬くらいでわ?

加えて主人公が精神的に子供すぎるというか、バカすぎる。

何というか主人公の戦う理由が、カッコいい魔法使いになりたいとか、魔法使いが誤解されてるのがどうというフワッとしたもので始まっている事がこの上なく共感出来ない。

そこは過去に親を殺されたから駆逐してやる的な理由があって然るべきなのではないか??

どこからともなくやってくるネメシスの巣を見つける為に旅に出るらしいが、師匠がそんなものは御伽話であって、有るならとっくに誰かが見つけていると、、
ホントその通りである。

主人公はやってみなきゃ分からないと話を全く聞かない系だし。
結局旅立つとして、当ての無い旅なら現状と対して変わらないのではないか?
(主人公達が住んでる家は気球みたいな飛行船)
てか、全くの半人前である状態で旅立って何ができるというのか。

徳川の埋蔵金を見つけ出す!と言って子供が家を飛び出るようなものだ。

せめて何かしらの情報を手にしてから冒険スタート出来ないものなのか?
と、色々と思うところだらけなんですよ。

この後、仲間出来たり成長して強くなったり強敵と戦ったりするんだろうけど、こんなフワッとした状態でストーリー進んで面白くなるのだろうかと不安が大きい。

レビューでは高評価多いので、ちょっと期待しすぎていたのだろうか。
もちろんまだ3話までしか見ていないので、評価材料は少なすぎると思いますが、現段階では正直面白くないという感想です。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

NHK王道冒険ファンタジーの遺伝子は?

地上波夕方ヒロアカの後は逆転裁判…
えぇまたこれかと思ってたら

裏番組のEテレで放送

監督:岸誠二(瀬戸の花嫁、月がきれい、あそびあそばせ)

声優
主人公セト:花守ゆみり
ヒロイン:悠木碧
他、豪華声優人多数…

異世界魔法ファンタジーかな?王道アニメに期待です!


4話まで視聴
思った以上にゆっくりした展開、ようやくヒロイン登場&冒険スタートって所かな?
ヒロイン役に悠木碧さんだった理由が分かる回でした。
さすが何種類も声出せる悠木碧さんにピッタリのヒロイン設定。

私的にNHK冒険ファンタジーアニメで思い出されるのが未来少年コナン、ふしぎの海のナディア
NHK名作冒険ファンタジーアニメの遺伝子は引き継がれてるのかな?

視聴完了
最近では珍しい2クール近い話数なのに安定した面白さは流石、NHKでした。
意外と政治的な主張があったり、モダンファンタジーアニメだった。
ファンタジーの割りに若干ワクワク感が足りないのがマイナスかな…
それは今期残した謎を解決してくれる2期に期待。

主人公セトを演じた花守ゆみりさん、少年役に違和感なくって最大の発見かも。
色々声出せて多くのキャラ演じれるのは悠木碧さんと思ってたけど、花守ゆみりさんもこれから少年役増えそう。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 21
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

起承転結の「承」に工夫が欲しい

2018年10月~2019年3月放送のTVアニメ。第1期全21話。
第2期が2019年10月より放送開始と発表されているので、今回物語評価は3のままにしてあります。

トニー・ヴァレントによるフランスの漫画が原作で、2019年3月現在、邦訳版が9巻まで刊行。私は未読です。

海外の漫画原作というのが気になったので視聴しました。
原作も日本の漫画を意識した作りだそうですし、アニメも違和感なく見られます。ただ序盤は独自性が見出せず、少し飽きてしまった時も。
作画は安定していましたが、もう少しコンテ・演出に工夫が欲しい。
エンドカードがいつも凝っていて楽しかったです。


【良かった点】
ストーリーは王道で直球勝負なのが小気味良く、反面、移民や魔法使いへの偏見と迫害が重くシビアな見所を作っています。この点は海外の作家の感性かな?
さらにアルテミス学院という明るい街が、重い世界観の中で清涼剤的な役割を果たしていて良かったです。
ネタバレレビューを読む


【気になった点】
ネタバレレビューを読む

起承転結の「承」に何を描くかで作品の厚みが増していくものだと個人的には思っているので、展開をもう少し早めにして、尺が余るなら内容を詰めていく工夫が欲しいかも。
今のところ、第2期も可能なら見てみようかと思っています。(2019.3.11)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

63.7 3 漫画原作で騎士団なアニメランキング3位
BASTARD!!―暗黒の破壊神―[NETFLIX](TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (62)
219人が棚に入れました
近代文明の崩壊から400年後、世界は魔法と剣が支配する混沌の中にあった。 破壊神アンスラサクスの復活を目論む闇の反逆軍団は、その圧倒的な魔力を持つ四天王を中心に、世界を支配するべく、勢力を広げ続けていた。 そんな中、中央メタリオン大陸にあるメタ=リカーナ王国は魔導師率いる闇の反逆軍団に襲撃される。 王国を救うため、大神官の娘ティア・ノート・ヨーコは一つの決断を迫られる。 それは幼なじみの少年ルーシェ・レンレンの内に封じ込められている、かつて世界支配をもくろんだ古の大魔法使いを復活させること。 そして、その封印を解くことができるのは処女による接吻のみ――。 差し迫った危機にヨーコが意を決してルーシェと唇を重ねた瞬間、黒く強大な妖気が周囲に満ちていく。 最強にして最狂、超絶美形主人公、伝説の魔法使いダーク・シュナイダーが今、復活を遂げる!

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

18歳以上向け?いや、この程度のエロは少年向けでしょう。

 今のいままで異世界転生だと思っていました。冒頭のヨーコの服装と周囲の雰囲気の違いを見たら誰でもそう思いますよね?本作で初めて未来の話って知りました。

 後の絵のうまさからは想像できませんが、初めのころは、コミック版はストーリーもセリフもコマ割りも絵もものすごくゴチャゴチャしていました。それがアニメ版になってかなり見やすくなって理解しやすくなりました。

 コミック版の初めの方の絵柄は「きまぐれオレンジロード」の系譜の可愛い子ちゃんですね。髪型にボリュームがあって乱れている感じ。
 古臭くはありますが、絵柄ではコミック版の方が妙にエロかった記憶があります。特にあの繋がれてスライムのシーンとか、乳揉みのシーン。アニメ版は気合いは入っているのは伝わりますが、若干萌え要素が入っているせいか、ちょっとマイルドな感じです。背徳感が足りない?

 で、本作を見て思うのは異世界転生ものとかが内容がない、と言われますが、本作も内容ないですね。内容のなさでいえば今のなろうのどの作品よりも上です。俺TUEEEしながら、乳を揉んで太ももを見せるだけの作品です。

 ただ、それがいいんですけどね。本作から伝わってくるのは少年の夢=力の拡張と可愛い女の子とのエロ。しかもみんな処女というこの妄想力がすごかった。つまりエロスとタナトスですね。
 創作物を作り出すモチベーションというのは、このエロに対する欲望と破壊衝動という、精神分析でいうところの無意識の中「エス」(リビドーと死の欲求)です。
 それを作者の「個」のフィルターを通じて表に出てくるのが創作物になると思います。
 ですので、性表現や美少女表現が創作物のモチベーションにとってどれだけ大事かを規制を叫ぶ人には良く考えて欲しいです。

 本作はこの衝動がダイレクトに表れているので、内容が無くても少年はワクワクするんだと思いますし、人気があるんだと思います。

 ただし、です。少年の時はいいですけど、大人になるとちょっと辛い。エロがあるのでまだ「スプリガン」よりも見てられます。バトルシーンも現実感がなくファンタジーなので違和感はあまりありません。ただ、内容が無さすぎです。
 本作を見て、懐かしいので1回見られたことは見られましたが、途中から戦闘シーンとエロいシーン以外はポチポチとばしてました。



 総評です。アニメについては、作画は奇麗ですし、話も整理されて見やすかったです。ただ、見やすいが故に引っかかりが無い感じもありました。ゴチャゴチャしているからこそのエロさがちょっと物足りなかったかなあ。

 さすがサブスクオリジナル。4話からいいですね。スライムとか乳揉みとかちゃんとやってましたね。妄想丸出しの美少女がエロい衣装を着てエロい目にあうという本来の主旨をちゃんと再現していました。

 ただ内容無さすぎで、やっぱり辛いです。多分ですけど話は整理されていますがほぼ原作準拠ですよね。ただ、内容は少年向け。エロさも少年なら何かの衝動を突き動かしそうですけど、さすがに大人にとっては見て「お、なかなか」程度のエロです。

 それにも関わらず、エロいのと暴力でレーティングがネトフリの大人向け、つまり18歳以上?いや18歳以上のニーズじゃないから。
 18歳以上向けじゃなくて、こういう衝動を刺激するアニメこそ少年に見せろと言いたい作品でした。

 あと、声優さんなんですけど、楠木ともりと東山奈央さんがアニメの演技をしたときの声質がかなり似ている気がしました。なんで、この2人をヒロイン、サブヒロインに当てたのでしょうか?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

そうか・・・、だいぶ時も過ぎたし、私も老いたか・・・。

さて、某岡田斗司夫氏が某ようつべにて「ネット○リックスのアニメはなぜ、つまらないのか」と言う解説をしている動画があったりする。

個人的には「なるほどー」と納得しきりだったのだが、この機会に実感するとは思わなかった。
幸いにも機会を得て観させてもらったのだけれども・・・。


なるほどねー、と思った。


ある意味、伝説的な作品(いろいろな意味で)、かつ私自身も好きだった、思い入れのある作品だったので、視聴したときの自身の所感に戸惑ってしまった。
(ちな、前作アニメ版もみております・・・。こちらもシュナイダーの声がね・・・的な感想とイマイチ感を記憶しています)


曰く・・・、
淡々とストーリーを追ってしまったんだよねぇ。
作画もきれいで、お金が投入されている気配はプンプン、原作にも割と忠実な方と評価できる作りで、キャラクタも大方は頭に入っている。本来なら、感動や、待ちに待った感、ワクワクがあっても良いはずなのに・・・。


そして、原作どおりのギャグやツッコミ、そしてエロ要素にもどちらかと言うと、テンポの悪さや時代感の違い(これは仕方ないね)、なんなら、ダサダサ感を感じてしまった。
恐らく・・・、これは作品は全く悪くなく、当方の感覚が変わってしまったのかなぁ、と少し残念に思った。


もう一度言いますが、この作品は漫画で単発から始まり、連載され始めた時から挑戦的な絵柄、魔法から小道具、モンスター、敵のイメージまで、私のイメージするファンタジー世界のイメージにフィットする世界観、各キャラの個性含めて、大好きな作品だったんです。

萩原氏の筆が遅くなり、季刊ジャンプ(当時は増刊ジャンプとして、スプリングジャンプ、サマージャンプ、オータムジャンプ、ウィンタージャンプが発行されており、読切作品や新人漫画家のデビュー作的なものがたくさん載っていたのです、ここから出てきた作家さん、一発屋さんなどなど多彩でした。ほとんどの号数購入して保管していたのですが、いつの間にか無くなってしまいました・・・、本当に残念。このジャンプの情報ってあまりないんですよねぇ。読切作品でスゴイお気に入りの作品もあったんですが)、そして、点々と掲載雑誌を変えていき、作品発表タイミングがブレていく中でも追いかけていた作品でした。
途中、萩原氏の大暴走や、いよいよ描くのに飽きてきたのか?ストーリー展開が思いつかなくなったのか?等々いろいろと心配になったこともありましたけどねw。


そんな作品が、やっとしっかりアニメ化されたのに・・・。







たぶん、私はこの作品フラットに評価出来ていないと思います。
自分の感覚の変化に軽くショックを受けていますwww。


そして、他の皆さんはどう思っているのかな・・・と他の方のレビューをじっくり読んでみました。
やはり、(ギャグや表現方法等について)時代的に合っていないと評される方も多数おられましたが、「やっと、観れる」と感動しておられる方や、おもしろかったと評されている方もおられました。

そして、私はポツリとささやくのです。
「私もワクワクして、おもしろく観たかったなぁ」と。

時間がたち過ぎたのが悪いのか、私の感覚の変化が悪いのか、はたまた仕方のないことなのか。





評価はすべて3とし、私的にシュナイダーの声が好きでは無かった、と言う感覚的な評価で声優を2.5(八つ当たりですわw)としました。
悪しからず。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 14

burn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

作画は近代的にアップデートされているけど・・・

第3話のみを見て、なんかコレジャナイ感がMAX。
これなら1992年に映像化されたOVAのほうが良かったですね。
OVAの描き込みには及ばないものの、キャラなどの造形や演出は近代的にアップデートされている。最近の画質で映像自体はキレイ。それなのになぜチープに感じるのか。
他話のシーンの切り抜き動画も見て、少し考えて思い当たりました。このアニメは原作の設定や世界観だけ、その表層だけなぞっている、それに終始していると。

ようするに、漫画原作で萩原一至が表現していた闇の根源から発生しているような何か荒々しい暴力の脈動、すべてを破壊しつくす衝動、それと対照する数々の愛、そういったものがまるでトレースされていないんですね。だから全てが軽々しく、白々しい。
そういったものは感性でしかないんだけど、感性を描くことが創作作品において一番大事なんですね。

なんでだろうなぁ、監督はバスタード!フリークのはずなんだけどなぁ、どこをどうして間違えたんだろう。ちなみにかく言う私も、原作漫画を連載当時からリアタイしていた世代です。

世界観が広がりまくったバスタード!を我々は俯瞰で見ることはできますが、連載が開始した当時は作者も先のことはあまり考えず己のパッションのみを原稿にぶつけていたはず。その“原液”を薄めずに濃縮されたままいかにアニメ化された映像に浸透させるか、難しいことでしょうけど、それが成功した時はじめて漫画原作の神アニメが生まれるわけで。

それと気になるのは主人公ダーク・シュナイダーの声優。どうもDSに高い声質の人は合わないんじゃないかなと思うのですが、なぜかOVAの矢尾一樹さんにしろ今回の谷山紀章さんにしろ高い声質の人が選ばれる。まあ今回はOVAのリスペクトなのかも知れないですけど、高い声質の人が演じるDSは通常時の声は良くとも見栄を切る重要なシーンでも高い声でどうにも軽く思えて迫力に欠ける。
ダーク・シュナイダーというのは、普段はおちゃらけててもここ一番という時には底知れない凄味があるっていうのが魅力だと思うんです。そこが感じられない谷山紀章さんの演技も今回のアニメ化のダメな点です。矢尾さんのDSも違和感がありましたが、それがまだマシに思えます。

絵のレベルはそれなりでも、原作の“魂”(ソウル)を正確にトレースできていたなら水準の評価を得られていたかも知れません。今回のアニメ化は方向を見誤ったってことでしょうか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

61.1 4 漫画原作で騎士団なアニメランキング4位
MAR メルヘヴン(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (119)
979人が棚に入れました
メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるARM(アーム)の力で異世界、メルへヴンへ召喚された。この世界では、ARM(アーム)という魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルへヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたARMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。

声優・キャラクター
比嘉久美子、銀河万丈、清水愛、保志総一朗、中島沙樹、阪口大助、坂口候一、小杉十郎太

お抹茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

原作と違いすぎる

2005年4月~2007年3月まで放送されたアニメです。

まずこのアニメで評価できるところと言えば、音楽面です。GARNET CROWはとても合っていました。

あと声優の演技も良かったと思います。

ここからはすべて悪い点を書いていきます。個人的な感想なので、受け取り方は人それぞれだと思います。

まずアニメの途中からのオリジナルストーリーと終盤が原作と大きく異なることです。原作自体もそこまで評価できる作品ではなかったのですが、アニメはそれを超える酷さだったと思います。

日曜の朝アニメだったこともあり、流血描写がなく、セリフ自体が変更されています。
しかし、アニメで追加された話では、BL要素や乳揺れなど朝アニメでやっていいのかと思わせる描写がいくつか見られました。正直どの基準で良し悪し決めているかわかりません。

作画に関しても、崩れている回がかなりありました。

原作は絵も綺麗である程度話もまとまっているのでアニメよりも原作をオススメします。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

原作から

原作を見ていたので見ました

作者さんが烈火の炎などの安西先生ということもあり原作はとても楽しめます

今でこそゲームやファンタジーの世界に行くという設定が当たり前になりましたが個人的にはこの作品後から急激に多くなったなという印象です

高校生が~という設定も視聴者を惹きつけるポイントでキャラも可愛いキャラが多く楽しめます

烈火の炎よりも怖い、痛い、殺し合いというよりは若干柔らかいイメージです

低年齢層でも楽しめる作品です

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

コック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想

メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるARM(アーム)の力で異世界、メルへヴンへ召喚された。この世界では、ARM(アーム)という魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルへヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたARMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。


がうたもともとは、サンデーの漫画です!
曲はガーネットクロウが歌っていてかなりいい曲が多かったかと思います。
戦闘メインなので、バトルものが好きな人にはお勧めです!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
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