戦いで覚醒なおすすめアニメランキング 26

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの戦いで覚醒な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月24日の時点で一番の戦いで覚醒なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.3 1 戦いで覚醒なアニメランキング1位
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (806)
4013人が棚に入れました
「ゲームで魔王やってたら、異世界に召喚された!?」MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真(さかもとたくま)は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人いた。拓真は彼女たちから召喚獣用の奴隷化魔術をかけられる――しかし固有能力《魔術反射》発動!奴隷と化したのは少女たちで……!? 魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、開幕!

声優・キャラクター
水中雅章、芹澤優、和氣あず未、原由実、大久保瑠美、加藤英美里、種﨑敦美、森嶋優花、千本木彩花、置鮎龍太郎、石田彰、大塚明夫

BakerRIo さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

タイトルでもうね…

テンプレに少しひねりを加えただけの内容の薄っぺらいアニメばっかだよな。ドラマも医者や刑事、弁護士系のばっかで新しいことがまっっっっったくない。惰性で見るのもやめた、というかもうタイトルで見る気が失せる。アニメなんだからもう少し独特な世界観や設定を作ろうとは思わないのかね。サイコパスやメイドインアビスみたいな良いストーリー・設定と神作画のアニメに出会えるのはいつになるんだろうか……

追記
タイトルが酷いとはいえ流石に1話も見ずに切るのは酷だと思い観てみました。作画は悪くなかったのですが、テンポが早すぎてストーリーにのめり込むことはありませんでした。「気づいたら転生してた」「女性キャラがちょろい」「主人公最強」等の典型的な設定が盛り沢山ですが、惹きつけられる新しい要素は全く見つけられませんでした。今後視聴することはないと思います

投稿 : 2025/01/18
♥ : 12

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最後までしっかりと楽しめました

原作未読。最終話まで視聴。

異世界転生+主人公最強+ハーレム+微エロ+コメディ。
異世界転生で主人公最強でハーレムというと、大ハズレの予感しかしなかったけど、意外と楽しめました。

取り巻きが無駄に増えないのと、主人公が最強なのに意外とヘタレなのが功を奏していると思います。
この作品といい、オバロといい、このヘタレモードが魅力の一つだと思います。

第2話の微エロ展開で、正直ドン引きしましたけど、第3話でしっかり挽回。
以降も、コメディとシリアスのバランスの良さは高評価です。
ただし、第10話のエロシーンは評価が分かれちゃうかも知れないですね。
明らかに”微”の域を逸脱していましたからね。

あと主人公が、ゲームとこの世界の違いを確認しながら、慎重に事を進めている所も高評価です。
主人公の心の声が、私のような原作未読者にも、分かりやすく世界観を説明してくれますからね。
(この点もオバロに似ているかも)

主人公役の声優(水中雅章)さん。ほぼ初見なのですが、良い声優さんですね。
魔王バージョンとヘタレバージョンの演じ分けが、とても良かったです。

脇役ですが、何故か女性陣がピンチになると駆けつける、エミール・ビュシェルベルジェール。
憎めない好キャラで、大好きです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一般人に生活感が溢れる良作

原作は未読でしたが、8話目辺りで追いついて、その後既刊分(1~10巻)を読み終えています。下記は4話目を観終わった辺りでのレビューです。

また、その後に最終回まで観終わっての追記があります。
==
原作ライトノベルは未読です。

大まかにどんなお話かという点ではあにこれの「あらすじ」が「だいたい合ってる」という感じで良くまとまっているので、作品の説明に替えて第4話まで視聴を終えた時点での登場人物などを中心にここまでのインプレッションなどを書いてみたいと思います。

ディアブロ(本作品の主人公): 作品の舞台となっている世界とそっくりなMMORPG「クロスレヴェリ」での豊富なプレイ経験を持ち、本作品中では他のキャラクターを圧倒する力を持つ自称「異世界の魔王」。

神などの作為を自覚できるような転生・転移のプロセスを経ていないせいか行動は意外と慎重。行動原理はソロプレイで培われている点はあるにせよ、人物的な好感度は比較的高めかと思います。

シェラ・L・グリーンウッド(ヒロイン枠): 巨乳エルフ。もう一人のヒロインであるレムと比べると智謀的には劣る印象。ムードメーカー的なところがあります。

レム・ガレウ(ヒロイン枠): 貧乳の獣人(猫っぽい)。話のキーになりそうな宿命を抱えているせいか、影のあるキャラ。そこそこ強い筈のわりには、シナリオ的にはピンチに陥りがちな感じがします。

セレスティーヌ・ボードレール: 魔術師協会会長。比較的思慮深い常識人枠。ここまでの登場人物の中では、おそらく一番物を知っていそうな人。

シルヴィ: 通称「ギルマス」(ギルド・マスターの意味?)で、ディアブロたちが拠点にしている街ファルトラの冒険者協会会長。ディアブロの実力を、測れないなりに一番理解できているっぽい人。いでたちはほとんど痴女(笑)。

エミール・ビシェルベルジェール: ファルトラの冒険者の一人でディアブロを除けば恐らくは最強クラス。「すべての女性の味方」を自称し、チャラいところはあるものの愛すべきバカ。

他にも名あり、モブキャラ含めて多くのキャラクターたちが登場しますが本作品の長所として各キャラに良い意味で生活感が感じられる点があると思います。

戦闘で犠牲者が出れば弔い、街が破壊されれば皆で協力し合って復興にいそしむ様子が作中で描かれており、私としては作品自体に好印象を持っています。

ディアブロも含めて死んだら「死ぬ」のであって蘇生という概念はなさそうで、実力差はあっても相応のMP消費などもあって、本当はダメージがあっても「やせ我慢」で無双キャラを演じるなどの心理戦要素もなかなかの見どころになっていますね。

ディアブロの極大魔法が橋を吹き飛ばした後で川面が完全に割られた後に水が吹き戻して渦巻くなど、意外と場面描写も丁寧だったりします。

実はかなり面白いんじゃないでしょうか。ということで今後の展開も楽しみにしています。


2018.9.21追記:
最終回の12話まで観終わりました。まず、ライトノベル原作のアニメ化と考えるとなかなか良いアニメ化だったと思います。原作は続いていますが話の区切りとして中途半端な感じがなく、仮に2期目以降があった場合でもこのやり方を踏襲するならシリーズ構成的な失敗はなさそうです。

原作の1巻をアニメの4話のペースで構成していて、12話でおよそ原作3巻分の話がアニメ化されました。ただし原作では毎巻引きがあって次巻に続く構成になっている(例えば3巻だとエルデガルドとアリシアの脱出で終わる)ので、アニメでも一部4巻の内容が含まれます。

原作でアニメの続きを読むということなら4巻からで良いと思います。

キャラクターデザインについては原作イラストと別人とまではいきませんがけっこう変えてきてますね。ただ原作イラストのキャラクターデザインはアニメで動かすのは不向きと思われ、キャラデザ変更は良かったと思いました。

OP/ED主題歌はともに出演声優が歌う形になってますが、特にOPは背景アニメの出来も含めてどちらも作品内容に沿った良曲だったのではないでしょうか。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 49

66.8 2 戦いで覚醒なアニメランキング2位
俺だけレベルアップな件(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (226)
636人が棚に入れました
異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”が突如発生してから十数年、世界には”ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。 ハンターはその力を使い、ゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、強者揃いのハンター達の中で、「水篠 旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。 ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。 死の間際、クエストを受けると決断した旬は、自分だけが「レベルアップ」するようになり—。


声優・キャラクター
水篠旬:坂泰斗
諸菱賢太:中村源太
向坂雫:上田麗奈
最上真:平川大輔
白川大虎:東地宏樹
後藤清臣:銀河万丈
犬飼晃:古川慎
水篠 葵:三川華月
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

分割するにしても1期1クールで作品に仕上げて欲しい。

 面白い…とは思います。話も設定もキャラも展開も。ただ、正直4クールくらいある作品の起承転結の起の部分で終わった感じです。

 アニメの作品としてそれでいいのか?という気がします。例えば類似作のSAOなどは前半部分でかなり壮大なゲーム世界を描き切っていて、それでいて序章の役割を果たしました。本作は世界の構造とか陰謀、復讐、主人公の行く末…何も解決してません。

「シャングリラフロンティア」「ドクターストーン」「ブルーロック」など長めの作品は皆そうと言えばそうか…逆に言えばだから私は2期以降、2クール目以降の評価を低くするのかなあという気がします。
 もしこま切れに作品を作るなら、長めの作品は原作人気に胡坐をかかないで1期、1クールごとの区切りは意識してほしいなあ、と思います。

 原作がこういう構成ならアニメ制作で作りかえるのは難しいと思いますが、だったらせめて2クールで企画するべきでしたね。なんの解決も見ないまま話が終わってしまいました。
 と、思ったら2期のアナウンスがありました。うーん…興味が持続するかどうかです。

 本作の評価は前半は非常に興味深かったです。設定もキャラも独自性がある気がしたし、ある意味日本の作品より自然な大人を描いていた気がします。観月さん、最高でした。
 ですが、ただ、後半は後ろのドラマは進みますが中途半端、主人公自体は戦って鍛えるだけになってしまったので、正直9話~12話は飽きました。

 ですのでストーリーは独自性を考えて3.5点。キャラも3.5点…というか全部3.5点かな。平均よりは良いけど、高く評価は出来ないという感じでしたね。それはやはり1期1クールの作品で見た場合、何も描けていないからです。




1話 演出がA1の過去作の引用?女の子に〇〇フラグたち過ぎ。街はソウルにしか見えません。

ネタバレレビューを読む


2話 主人公の言動に一貫性が無い気はしますが、導入はよかったかも。

ネタバレレビューを読む


3話 女子のキャラデザ以外はまあまあ良いと思う。

ネタバレレビューを読む

4話 ストーリーは良いけど世界観と主人公が見えてこない。

ネタバレレビューを読む


5話 少し懐かしいストーリーがある俺TUEEEみたいですね。

ネタバレレビューを読む


8話 面白い部類ですが底の浅さは感じます。そろそろ話に展開が欲しいですね。観月さん復活で良かったです。

 総集編を挟んだとのことですが、続いて何よりです。

 さて、中間なので総括的なレビューです。本作はいわゆるなろうではないです。話の登場人物が非常に映画・ドラマ的な作りです。日本以外ならこうだろうなという作りですので、ひょっとしたら日本以外の国では人気が高いのではないでしょうか。

 日本の「なろう」系のテンプレでストレスが少ない話が見たい人のニーズからは外れているのかもしれません。その点は好みですので、どちらが優れているかという問題ではなさそうですね。

 ただ、話としてどこを目標にしているのか、が未だに分かりません。主人公が強くなりNo1になって、何かの秘密を知るとか、最強の敵と戦う、人間界の何かのドラマが始まって(復讐?恋愛?)それが解決するなどでしょうか。

 そこのゴールイメージの想像ができないのでちょっとダラダラ感は感じるようになっています。ここであの観月ちゃんを出したのはドラマ作りが上手いと思いますが、彼女が主人公が強くなって感動する的なドラマでしょうか?それを8話以降でか…と思わなくはないです。中間ですのでもう少し何か欲しかったかな、と思います。

 ということで、話は面白い部類だと思います。アニメとしてはB級ではありますが、それほど悪くはない作りだと思います。日本的ではないので展開というかリズムが合わないストレスと冗長感があるかな、という点が欠点でしょうか。
 結局話の幹が分からないので考察もそれほど…と言う感じです。その点では最近の米国・韓国の映画・ドラマ作品の底の浅さと共通するものは感じます。

 

投稿 : 2025/01/18
♥ : 11

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

日本の「なろうアニメ」は世界からこう見られてる?

Chugong(原案)、DUBU(作画)によるウェブトゥーン(※韓国発のウェブコミック)は、『ピッコマ』にて日本版が掲載中(全179話、日本版ウェブトゥーン既読)。
アニメ1期は全12話(2024年)。監督は中重俊祐。制作は、『四月は君の嘘』、『86』、『リコリス・リコイル』などのA-1 Pictures。2期は2025年1月から放送予定。
(2024.4.3 投稿 11.26 2期開始に向けて修正)

本作は、2024年冬の海外配信サイトで『僕の心のヤバイやつ』、『葬送のフリーレン』、『薬屋のひとりごと』に次ぐくらい人気が高く、逆に日本での人気が低かった作品。ということで興味がわいたので、追っかけでアニメと日本版ウェブトゥーンを見ました。

本作を簡単に表現するなら、「海外版なろうアニメ」。ただ、「日本のなろうアニメ」を観た海外の人たちが、もっとこうした方が面白くなる!を具体化したという印象を受けました。

おそらく、その試みがある程度成功した結果が海外での人気につながっているのではないでしょうか。
もっとも、日本人には、海外の人がこうした方がいいと思ったところに日本人がこれまで当たり前だと思っていた部分(暗黙の了解、お約束)があるので違和感があるのかもしれません(※後述)。


【あらすじ】
現界と異界とを繋ぐ「ゲート」が出現した架空の現代が舞台。
ゲートから溢れ出るモンスターには、ミサイルなどの近代兵器は効かず、「ハンター」と呼ばれるゲートの出現とともに現れた人間の覚醒者のみが対処でき、モンスター討伐の対価として高額な報酬を受け取っていた。

主人公のソン・ジヌ(または水篠旬:CV.坂泰斗)は、他のハンター達から「人類最弱兵器」と嘲笑されるE級ハンターであった(※基本的にハンターは、覚醒時の魔力量によってE~S級にランク付けされ、そのランクが変動することはない)。
しかし、主人公がD級ダンジョンに挑んだ際、隠された「高難易度の二重ダンジョン」を発見し、その「ボス部屋」で他のハンターを逃すために主人公は死んだはずであった…
しかし、主人公の目が覚めると「自分だけレベルアップできる」という能力を持ったハンターに再覚醒していた(→「俺だけレベルアップ」な件)。


【俺だけレベルアップな件】
本作では、上に書いたようにハンターの力量を表すランクは固定。したがって、「主人公だけ」が最底のEランクから最高のSランクまでレベルアップするというカタルシス要素に清々しいまでの全振りです。
本当に、本作はハーレム要素もないので社会的地位を上り詰めることに特化しています。また、主人公が、異世界ではなく架空ではありますが、あくまで現実世界で成功するという表現もより直接的です。

いわゆる「異世界もの」の視聴目的の一つには、「日ごろ心の中に鬱積している同種の情緒を解放し、それにより快感を得る」というカタルシス要素があるでしょうから、その爽快感を最大化したという印象を受けました。

もっとも、日本人にとっては、いくら努力をしてもランクが上がることがなく自分以外のランクが固定されることについて、やり過ぎと感じる人が多そうです。

ただ、この辺は、「親ガチャ」で生じた貧富の差がその後も覆すことが難しいと思っているのか、そうでもないと思っているのかといった社会に対する見方の違いなどが影響していそうです。
(※「韓国統計庁が17日発表した「2021年社会調査」の結果によると、韓国の成人の6割はどれだけ努力しても社会階級の移動は難しいと考えていることが分かった。また、過半数が子どもの世代でも階級移動は容易ではないと考えていた。」【世宗聯合ニュース(2021.11.17)】)


【強くなると見た目が変わる】
本作では、別人レベルで顔つきや体格などの「主人公自身の見た目」が変わります。

日本人にとっては賛否あるところだとは思いますが、強くなれば顔つきが精悍になり筋肉がついて体格などの見た目も変わること自体は、むしろ自然なことだといえます(※これまでの日本のアニメを観て、強くなったのに体格が変わらない方が不自然と思っていたのかも?)。

これに対して、原作が日本のアニメだと、主人公自身の見た目がほとんど変わらない代わりに、防具やオーラなんかが出て、外装に変化をつけるパターンが多い。

どっちがいいかは価値観の違いもあるので置いておくとして、異文化交流ではないですが、他にも日本人がこれまで当たり前の表現だと思っていた部分との違いを感じるかもしれません。


【ファンタジー文化の受容度合いの違い?】
この辺については、日本人が、アニメ、漫画、小説、ゲームといった幅広い分野で長年をかけて培ってきたファンタジー世界の雰囲気みたいなものは、完全に海外まで浸透していないことが原因の一つなのかなと考えています。

したがって、日本で培われてきた暗黙の了解的な、お約束的な部分まで伝わっていないので、感覚のズレが生じている。逆にいえば、お約束に縛られていないので、例えば、強くなったら体格が変わるのが普通という発想を実現することに躊躇がない。まあ、あくまで1つの推論ですが…


【エポックメイキング的な作品かも?】
さて、A-1 Picturesが韓国のウェブトゥーン作品をアニメ化したというのは、エポックメイキング的な作品になるんじゃないかと思ってます。

まず、アニメ化できそうな原作が少なくなってきているという台所事情がありそうです。したがって、他にも日本で人気のある韓国発のウェブトゥーン作品があるので(例えば、『入学傭兵』)、本作の海外での成功をきっかけとして、これから増えてきそうです。

次に、韓国のウェブトゥーン作品は、スマホの縦読みにあわせているので、日本の漫画と比べてコマとコマのつなぎが荒い。なので、特に戦闘シーンは、動画にするとより迫力が出るので、アニメ化に向いてそうです。

また、アニメの海外展開ということを考えた場合、日本人の感覚が通用する場合と通用しない場合がある。例えば、全世界に共通の表現もありますが、ドン引きしたときに顔に縦線が入る描写や、焦ったときに汗をかく描写は、漫画由来の日本特有の表現です。

加えて、アニメの中で表現されている世界はフィクションではありますが、現実世界の文化や価値観を多少なりとも反映したものなので、それが全世界に受け入れられるとも限らない。


ということで、これから本作のような作品が増えてきそうなので、「日本のなろうアニメは世界からこう見られてる」的な視点で観るのも一興ではないでしょうか。
(※ちなみに、他のウェブトゥーン原作のアニメには『神之塔』がありますが、これも日本の漫画を原作とするアニメと似ているようで何か違う感じがしました。)


【音楽】
『アルドノア・ゼロ』、『Re:CREATORS』、『86』などの澤野弘之さんが担当。内容と不釣り合いなぐらいかっこいい(笑)

投稿 : 2025/01/18
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

恐く無いと言えば嘘になる 諦めたらそこまでだ こんなところで息絶えてたまるかっ!

この作品の原作は未読です。

韓国発の作品で、日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクターに差異があるんだそうです。
と言っても、違いは舞台設定が韓国から日本になったことと、登場人物名が違うんだとか。
とは言え、登場人物は1クールの作品なのにメッチャ出てきたので、全く覚えられませんでしたけれど^^;

事前情報無しで視聴に臨んだので、主人公の名前ですら間違ってインプットされていました。
私は主人公の苗字は「水島」だと思っていましたが、「水篠」なんだそうです^^;


異次元と現世界を結ぶ通路“ゲート”が突如発生してから十数年、
世界には“ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちが出現する。

ハンターはゲート内のダンジョンを攻略し対価を得ることを生業としているが、
そんな強者揃いのハンター達の中で、「水篠 旬」は人類最弱兵器と呼ばれる低ランクハンターとして生活していた。

ある日、低ランクダンジョンに隠された高ランクの二重ダンジョンに遭遇し、
瀕死の重傷を負った旬の目前に謎のクエストウィンドウが現れる。

死の間際、クエストを受けると決断した旬は、
自分だけが「レベルアップ」するようになり――


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

韓国発の作品で久しぶりに面白いと思える作品に出会えたと思いました。
ですが、本当に韓国発の作品かと問われると答えに窮してしまいます。

確かに原作の著者は韓国の方だと思います。
ですが、アニメーションについては、制作が「A-1 Pictures」さんで、作り手のスタッフさんもほぼ日本人で構成されています。

ですが、原作に光るモノが無いと、例え超一流のアニメーション制作会社が
腕を振るったところで、結果は火を見るより明らか…
だから題材としてはとても良かったと言えると思います。

旬の様に謎のクエストウィンドウが現れるのは、ごく稀に起きることなんだそうです。
物語を見ていると、旬だけ特別なのでは!?
と思えなくもありませんが、現象は解明され先駆者もいらっしゃるようです。

一般的にハンターの能力は生涯固定であるのが当たり前なので、レベルが変動するということは、相当稀有なことなんでしょうね。
しかも、最弱と周りから揶揄される最底辺から這い上がる様も格好良いと思います。

ですが、旬はただ格好良いだけじゃありません。
視聴していれば分かると思いますが、死と隣り合わせで、いつ死ぬか分からないリスクは、寧ろ劇的に向上しているのではないでしょうか。

今までは低レベルのクエストしか受けてこなかったから、そこに出現する敵もそこそこのレベル…
だから例え最弱でもほぼ人数合わせだけなので、致命傷を負うリスクはゼロではありませんが、そこまで高くはなかったことでしょう。
それでも、いつも傷だらけと言っていましたが…

そう、レベルアップは一見神の力を得た如く見えるかもしれませんが、それを行使するには、一筋縄ではいかない、ってことですよね。

レベルアップにより旬のレベルがどれほどになっているかが楽しみですね♪
まぁ、相当レベルは上がっているんでしょうけれど。

個人的に気になるのはこれからです。
現状に辿り着くのも相当大変で、いつ死んでもおかしくない場面が山ほどありました。
旬はきっと更なる高みを目指すと思います。
それには、あとどれくらい死と隣り合わせの激闘を繰り返さなければいけないんでしょうね。

心配してくれる家族や同僚の方もいるんです。
どこかで折り合いを付ける必要があるのではないでしょうか。
…なんてね、物語が途端につまらなくなってしまいますよね~^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、SawanoHiroyuki[nZk]:TOMORROW X TOGETHERさんによる「LEveL」
エンディングテーマは、krageさんによる「request」

1クール全12話の物語でした。
本作品も続編の制作が決定いたしました。
第2期は「俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-」というタイトルになるんだそうです。
詳細な情報はこれからですが、続きが楽しみで仕方ありません。
しっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5

69.9 3 戦いで覚醒なアニメランキング3位
PERSONA5 the Animation(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (253)
1229人が棚に入れました
えん罪から保護観察の身になってしまった蓮が、心の力「ペルソナ」に目覚めた仲間たちとともに「心の怪盗団」を結成し、大都会・東京の平和を守るべく、悪党たちの悪しき心を盗み出していく姿を描くピカレスクロマン。蓮は、私立秀尽学園に通いつつ、「心の怪盗団」メンバーの中でもいち早くペルソナを発現させたリーダー「ジョーカー」として仲間たちを率いていく。

声優・キャラクター
福山潤、宮野真守、水樹奈々、大谷育江、杉田智和、佐藤利奈、悠木碧、戸松遥、保志総一朗

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

1話の勢いをまた完全に失っている。

海外でも受けただけあって、予算やスタッフに恵まれているのか、1話だけ見るとレベルが高すぎる。演出、構図、色彩どれをとってもおそらくトップクラスで、これ以上のクオリティは他ではできないだろう。

A-1ピクチャーズは昨年で10年目に突入しただけあって、今やアニメ業界でも老舗である。しかし、あまりのクオリティの高さに過剰労働で倒れる人間も出てこないかと冷や汗ものであり、色々と噂の絶えない会社なので今後が心配だ。

16話まで視聴:1話、2話で魅せてくれた演出も凡庸になっている。もしかしたらラストに持っていくための布石かもしれないが、それにしてもこれでは全26話でアニメーションを作っている意味が見受けられない。

実は原作もそこまでシナリオが良かったのかというと微妙なところでもあるので、そういった意味でまとまりがないのかもしれない。

24話まで視聴:感想変わらず。う~ん。。どんどん微妙になってゆく。。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 7
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

物足りない

ペルソナシリーズのアニメは、前作のペルソナ4しか見ていない。
原作ゲームもプレイしていない。

ペルソナ4のアニメは楽しかったのだが、本作は正直いって、あまり楽しめなかった。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

『アナタは怪盗団を信じますか!?』

2018年2月の休み全部使ってプレイ。この為にPS4を買いました。高かったけどペルソナは好きだ!

ゲーム(原作扱い)・ハードモード、140時間プレイ済み。バッドエンド+グッドエンド全て回収済み。(一番のバッドエンドはチュートリアルで『同意しない』選んだらタイトルに戻るです。)
トロフィー多少回収忘れ。
DLC+wikiは使わず。


もう我慢出来ず買ってしまいましたね(笑)
本編も楽しめたし音楽も流石はペルソナシリーズ…良かった。本編は伏線残ってたしペルソナ4みたいにゴールデンとかみたいにするのかな?
出来る限りネタバレしないように書きます。多少伏線っぽいのを残しますが。

『ペルソナ4』はユング心理学とイザナギやイザナミ等の日本神話や古事記などでした。
しかし今回の『ペルソナ5』は違いました。全てではありませんが。これは言っても大丈夫な部分なので情報を出すと「認知科学」…「認知訶学」ですね。多少知ってるとまた違った意味で面白いですよ。

さて、まずは…

制作・A-1

主要キャラ↓
(1.キャラ名)(2.CV)(3.ネタメモ)

雨宮 蓮 … 「福山潤」(主人公・魔…)

坂本 竜司 … 「宮野真守」(ヤンキー)

高巻 杏 … 「水樹奈々」(この格好…)

モルガナ … 「大谷育江」(俺はネコじゃねー!!)

喜多川 祐介 … 「杉田智和」(おイナリ)

新島 真 … 「佐藤利奈」(世紀末覇者先輩!)

佐倉 双葉 … 「悠木碧」(カレシぃ~♪)

奥村 春 … 「戸松遥」(美少女怪盗)

明智 吾朗 … 「保志総一朗」(王子かよ)

と、豪華ですね。杉田さんはペルソナ4のアニメのクラスメイト役、悠木さんは「中村あいか」役で出てました。どちらともアニメ版のみ。
杉田さんはペルソナに出たい!と言ってたから主要キャラとして出れたのは個人的に嬉しかったですね。(…羨ましい(-_-;))
ただこのメンバーだとアフレコ現場も楽しそうだなぁ…。宮野くんや杉田くんのアドリブ合戦で周り巻き込んだり、それにノッて悠木さんや福山くんが……カオスだな(笑)
共演も多いし仲も良いみたいなので裏話とか後々楽しみにしたいですね。個人的には「中村悠一さん」も出して頂けたらなと思います。…アフレコ現場、もっとカオスになるな(笑)
ただ主要キャラ以外のサブキャラも中々贅沢な声優さんを使ってるのでそれだけでも凄いですね。
カロリーヌ・ジュスティーヌの双子は「豊崎愛生さん」、佐倉惣治郎は「中田譲治さん」など流石はペルソナシリーズだと思います。(他にも居ます!)
兼役なども豪華だな。

ただ心配事もあります。
ご存知の方もいらっしゃると思います。

まず「運命のアルカナ」を演じてらしたのは『松来未祐さん』。2015年にお亡くなりになりました。
続いて敵役の1人のCV、『田中一成さん』もお亡くなりになりました。
そしてペルソナには欠かせないイゴール役の『田の中勇さん』もお亡くなりになってます。
ここをアニメでどうするのか?気になります。今のところ情報もないので3月のアニメジャパンの会場で何か出るのかな?と期待してます。


作品説明を少しだけしようと思います。勿論ネタバレは極力避けます。
『ペルソナ4』はヒーロー。『ペルソナ5』はダークヒーローと言ったとこですかね。ちょっと胸糞悪いとこもあるので。ただ流石はペルソナと思いましたね。事件に現実であった事件を…おっと(笑)
結構伏線や繋がりがあり、それを見付けるのも面白いかもしれませんね。
少しだけ情報を出すとしたら主人公に関係がある「ルブラン」という喫茶店が出てきます。そう、『アルセーヌ・ルパン』の作者名ですね。
後1つ出すとしたら「カロリーヌ・ジュスティーヌ」の双子の帽子のアルファベット。
「カロリーヌ・X.M.R.N」「ジュスティーヌ・O.Y.O.O」…。
さて、なんでしょう?
(物語には影響しないのでネタバレにはなりません。)


「東京ゲームショウ2016」で福山くんが言ってたんですが、福山くんの事務所のスタッフがペルソナを物凄く好きで、『スタッフ:「福山くん、どんなに忙しくてもペルソナの話が来たら受けて下さい!」』『福山くん:「来ねーよ(笑)」』…8年後。来た!
いやー…笑いましたね。どうやら今回の『ペルソナ5』はオーディションではなく、声優は指定だったみたいですね。全部が全部ではないでしょうが。
しかし「東京ゲームショウ2016」に出てたモルガナ、あのデカさだとカバンに入らないんじゃないか?(笑)


ゲーム中に結構気になった事…、気になったお菓子があるんですが…。私はいつも名前を少しだけ隠すんですが今回はATLUS自身とコラボしてたので隠しません。『じゃがりこ』です!
もうね、ペルソナ5やりながら食べましたよ。ゲーム内でも買いましたよ。コンビニで。リアルでもゲーム内でも買ってしまった…。やるな、ATLUS!
YouTube等の動画サイトにATLUSがアップしてる『じゃがりこ面接』があります。ネタバレはないのでネタとしてオススメします。悠木碧さんと杉田智和さんなので『アホガー◯』みたいですね(笑)
「うれしくて!…じゃがりこぉ!」
「かなしくてっ…じゃがりこぉ…」


ペルソナは本編以外の日常や学校行事、恋人演出など様々なお楽しみポイントがあるのでアニメも楽しみですね。私は恋人は双葉1択でした。(浮気もなし)
悠木碧さんがCVってのもあるけど性格が好きでした。

アニメで心配なのは尺ですね。ゲームシナリオなのでかなりの量です。『ペルソナ4』も真エンド削って2クールに圧縮してました。それでも足りなかったなと思いましたが。
今回はどうかなぁ…。表現出来ない部分もあるし大丈夫かなぁ…。ちょっと心配です。


さて、ペルソナ5のアニメは2018年4月から(延期がなければ)。ゲーム内では主人公はあまり喋らないのでアニメ版で喋る主人公は楽しみです。
それまでゲームの2周目をやりますかね。2周目は双子と遊べるから遊びますかね。…デスゲームだけど(笑)
アニメが終わったら評価を書こうと思います。それまでにアニメジャパン2018や作品の題材になった渋谷・新宿・池袋などに行ってみたいと思います。

では、双葉の言葉を借りて『サラダバー!』

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

67.2 4 戦いで覚醒なアニメランキング4位
結界師(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (395)
2872人が棚に入れました
主人公は、400年続く結界師一族の墨村家に正統継承者として生まれた少年・良守。まっすぐな性格であれど結界師としての腕はまだまだ修行の身。同じく結界師の一族、雪村家に生まれた時音。繊細で周りを思う心を持つ少女。舞台となる烏森の地を治めし烏森家は滅んだけれど、この地に眠る烏森家の塚のため妖怪を呼びよせる力がこの土地に残ってしまった・・・。妖怪巣食う不思議なこの地で人々を危険から守るため、そして己が強くなるために今宵も良守は妖怪たちと戦う!!

声優・キャラクター
吉野裕行、斉藤梨絵、大西健晴、石井正則、多田野曜平、田中真弓、川庄美雪、百々麻子、村治学、和希沙也、宮内敦士、宮下栄治

とうみょう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

アニメの評価の落とし穴

僕が一々言わなくても、
皆さん気がついているでしょうけど、言いますね!

楽しいアニメ、楽しくないアニメ、
好きなアニメ、嫌いなアニメ、

なんて定義は、この世に存在しません(笑)

そもそも、その考え方が間違っているからです

なぜ、いきなりそんな突拍子もないことを
僕が言い出したかというと。

結界師 ←これが一番例えやすかったからですw

アニコレでの総評
物語:3.8 作画:3.5 声優:3.6 音楽:3.5 キャラ:3.8

僕視点の総評
物語:5.0 作画:5.0 声優:5.0 音楽:5.0 キャラ:5.0

↑この違いはなんでしょう?

答えは簡単。僕は塀の中(刑務所)でこのアニメを
観ていたからです・・・m(__)m

皆さんも大体想像つくとは思いますが、
刑務所ってすごくたるいですw

唯一の娯楽といえば、将棋や囲碁や運動・・・
そして、限られた時間のTV視聴くらいなもんです

そんな状況の中でなら、
たとえサザエさんやアンパンマンを
評価してもオール5ってことになります

僕にとって、アンパンマンも塀の中アニメです。

ドキンちゃんにドキンドキンしながら、
画面に釘付けになってましたね(マジで!)


僕が今、結界師を観たら、間違いなく
それほど大したアニメではないと思うでしょう。

状況次第、気分次第で変化する。
それがアニメの評価の本質だと思います!

ドキンちゃんにドッキドキン!!

お疲れ様ですm(__)m

投稿 : 2025/01/18
♥ : 25

らららひんひん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

難しいことを考えないで見れる作品

原作は途中までしか読んでいませんが、アニメ最後まで見れました。
他の方のレビューにあるように、サンデーらしい展開です。

アニメをみて一番感じたのは、声優さんの演技力の差でしょうか(笑)
大根はとことん大根で、慣れるまでイライラしました(笑)
20話を過ぎたあたりから諦めになって、「ああ、こういうキャラだったっけな」という感じになりました。

ちょいちょい出てくるクラスメイトはどうしようもないですからねw
神田あたりはもうちょっと頑張ってほしかったです、まじで。
途中出てくる素人のような声優さんなのかわかりませんが、あれはね、よくこんなんでOK出したなってくらいです。

それくらい気になって気になってどうしようもなくなって諦めました。

全体的に、まとまっていて・・途中強引というか曖昧に流したというか力任せなところもありますが、最後まで楽しんで見れました。

作画が途中は崩れそうなところがあったり、目の位置とか異常な大きさとか色々と事故ってましたが、長いアニメにはよくあることなので大丈夫です。はい。

展開にハラハラどきどき!というのはないですが、続きが地味に気になる。そんな感じです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 9

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

主人公のキャラが好きになれないって結構致命的...

あらすじとしては、妖を呼び寄せ、その力を高めてしまう烏森の地を守る、
結界師の少年と少女のお話。妖怪退治モノって感じですね。全52話。

う~ん...一応は、最後まで頑張って見てみたんだけど、この内容なら
途中で切っても良かったかな。いや、切るべきだったか...

主人公のキャラからして苦手でしたしねw 毎回毎回、考えなしというか
考えが足りないというか、主人公の行動を見てると少しイライラします。

内容としても、物語や設定などが わりやすいってのは良いのですが、
面白味をあまり感じない地味で無難な内容でした。

序盤は結構退屈で、中盤以降からは少し面白くなってきましたが、
面白くなってきたと言っても、それなりにって感じですし、
描写不足な部分も多くてイマイチだったかな...

特に主人公の成長って部分はヒドイ気が。強くなる過程の描写が雑で
イマイチよくわからないし、終盤のあの特訓はなんだったのかな!?
あんなので強くなったの?? ちょっと適当過ぎな気がします。

ラストは切りよく終わってましたが、全体的にあまりパッとしない印象で
最後まで見た感想としては「微妙」ですね。

まぁ原作はどうなのか知りませんが、アニメに関しては特に惹かれる所も無く、
内容的にも話数的にも人にはオススメ出来ない作品です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 24

68.4 5 戦いで覚醒なアニメランキング5位
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (161)
544人が棚に入れました
願いの代償、それは希望か絶望か――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

ただのソシャゲアニメ

まどマギのソシャゲを原作とするアニメ。
まどマギは一番好きだけど、ソシャゲは嫌いなのでゲームは未プレイ。
正確にはリリース日に少しだけやったけど、つまらなかったのでやめた。
あ、今期アニメで個人的ワーストです。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 7

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

無念、断念→完走しました

1期から順を追って視聴していたのですが、
残念ながら視聴を断念しました。
とにかくキャラが多いので、誰かが出てくるたびに
「これ誰だっけ」となるのが物凄く苦痛です。
キャラが分からないのでストーリーもよく理解できません。
ストーリーを追うためには、キャラクターの相関図をにらみながら
1期の1話から見直す必要がありそうですが、
私にはちょっとできません。
主人公がアサシンみたいにフードをかぶっているのがカッコよくて、
前作の完成度もあり期待大だったのですが、残念です。

追記
最後まで視聴しました。間が空いたのでストーリーを完全に忘れていましたが、最終話前に総集編が入っていたので助かりました。
悪くはないと思いますが、いかんせんキャラが多すぎるのがネックですね。半分か三分の一ぐらいにしたほうが、キャラ同士の関係が濃密になってよりストーリーも濃厚になったでしょう。マギウスって悪の組織だってことでいいのかな?なんか肝心なところが私には理解できませんでしたが、3期を観れば分かるんでしょうか…。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

願いの代償、それは希望か絶望か――。

この作品の原作ゲームは未プレイです。
第2期に相当するので、前期未視聴の方は第1期から…と言いたいところですが、この作品を堪能するには、本編である「魔法少女まどか☆マギカ」と、劇場版である「[新編] 叛逆の物語」を先に視聴することをお勧めします。

本編と物語の内容や時系列が重複しているのも理由の一つですが、「魔法少女まどか☆マギカ」の世界観を肌身で感じて貰うのが何より大事だと思います。
それに、魔法少女の歩んできた紆余曲折は、この外伝だけでは語りつくせませんから…


願いの成就とひきかえに、人知れず戦い続ける魔法少女たち。
しかし環いろはは、自分の願いを忘れてしまっていた。

『魔法少女になった時、私は何を願ったんだっけ?』

日常の中にぽっかりと空いた穴。
失われてしまった大切ななにか。
理由もわからないまま、戦いつづける毎日……。

そんなとき、魔法少女たちの間で噂が流れはじめる。

『神浜に行けば、魔法少女は救われる』

魔法少女とウワサの集まる街、神浜市。
失われた願いを求める、環いろはの物語がはじまる――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
これって、もしかすると原作ゲームをプレイしないと、内容が理解できない類の作品だったりします…?

wikiにはこう記載されていました。
「2011年に放送されたテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝作品にあたる同名スマートフォン向けゲームアプリを原作とし、アニメオリジナル要素を加えて再構成した作品」

思い返せば、本編から外伝に物語が大きく移行しているので、多少なりとも頑張らなきゃ置いてけぼりにされると第1期の時には物語に必死に食いついていました。

ですが、今回の物語の難易度…というより、物語の大きさや展開が想像の遥か斜め上でした。
本作品の総監督・シリーズ構成を担当した劇団イヌカレー(泥犬)さんは、2019年のインタビューで、こう言っていたんですよ。
「TVアニメの方だけを観てもストーリー的に完結できるようにとは考えております。
そのため細かい部分の設定などは若干変更しているのですが、すでにゲーム『マギアレコード』をプレイしている人にとって全く違うものにはならず、かといってボリュームダウンした再現映像でもないアニメになればいいかと思います。」

このセリフを、「TVアニメだけ見ても本編と同じくらい楽しめる作品」と私自身が勝手に変換しちゃっていたのかもしれません。
考えてもみれば、原作ゲームをプレイしている方々の方を向いてしまうのも当然なのかもしれませんね。
TVアニメのみ視聴している私より、よっぽど鋭い目線を持っていると思いますので…

だから一番重要なのは、アニメを視聴して原作ゲームに興味を持ってもらうこと、若しくは、原作ゲームの評価を落とさないこと、になってしまうんでしょうね。
配信されてから4年と息の長いゲームですからね…

と、割り切るには相応の時間がかかりました。
当たり前です…本編は、私の中でお気に入りの棚序列第18位の作品なんですから。
それと同じくらいにハードルを上げていたのは、きっと私だけじゃ無いと思うんです。

別にこの作品が面白くないと言っている訳ではありません。
環いろはも目的と、物語の進むべき先はハッキリしているのですが、最初と最後を繋ぐプロセスが良く理解できなかったのが本音です。

オープニングテーマは、ClariSさんによる「ケアレス」
エンディングテーマは、TrySailさんによる「Lapis」
そういえば、ClariSさんが顔出し解禁されたのは、私的にニュースでした。
どちらの楽曲も通勤中にヘビロテしています。

1クール全8話の物語でした。
これは初めから全8話を想定していたのでしょうか。
全8話ってあまり目にすることの無い話数です。
もしかすると、第3期が全4話とか全5話になる…ということはありませんよね^^;
これじゃただの分断ですので…

個人的には、もちょや天ちゃんの頑張りがアニメ視聴組にもしっかり評価されて欲しいと思っています。
そのためにも第3期「Final SEASON -浅き夢の暁-」で一挙に盛り返してくれることを期待しています。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

74.4 6 戦いで覚醒なアニメランキング6位
陰の実力者になりたくて! 2nd season(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (241)
1004人が棚に入れました
「陰の実力者」に憧れた少年は、道半ばで命を失い、シド・カゲノーとして異世界に転生した。新たな世界で「陰の実力者」設定を楽しむことにしたシドは、陰に潜み、陰を狩る者――シャドウを演じ、付き合いのいい配下の少女たちと闇の教団に対抗する「シャドウガーデン」を組織する。すべては妄想の産物……そのはずだった。ところが世界の闇たる「ディアボロス教団」は実在し、シドの知らぬところで「シャドウガーデン」は教団との抗争を繰り広げていた。次なる舞台は「血の女王」「妖狐」「暴君」の三勢力が統治する無法都市。そこは、ならず者がはびこる弱肉強食の世界だった。吸血鬼たちの支配者「血の女王」の討伐のため、姉のクレアに連行されてきたシドは、またとない「陰の実力者」ムーブの機会に心を躍らせるのだが……。「血の女王」を巡る陰謀が動き出し、無法都市は三つの勢力が入り乱れる。さらに姉のクレアも騒乱に巻き込まれ、シャドウガーデンも独自に行動。混沌を極める中、シドは人知れずシャドウとして暗躍しようとする。赤き月は昇り、覚醒の刻は来た――!
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「月が赤い……暴走が始まる……もう時間がない」

引き続き原作未読で視聴継続。

【物語 4.0点】
全体構成は1期の2クールから2期では1クールに。
その中で「無法都市編」「偽札編」「オリアナ王国編」3つのメインエピソードを展開する。

内容は相変わらずシャドウ様が転生異世界にて、
陰の実力者プレイ時々モブムーブを満喫。
シャドウ様が最強過ぎて周りが深読み、翻弄されるループ。
シャドウもレビュタイに拝借させて頂いたお気に入りの決め台詞を何度も繰り返し、
ロールプレイをエンジョイされているようで何よりですw

とは言え、そろそろこのパターンも2期でさらに3ループもすると飽きてくる頃?
と思い始めた矢先の最終回。
(※核心的ネタバレ)ネタバレレビューを読む 衝撃的なシナリオ転回からの、
続きは劇場版「残響編」で。

これまで私はシャドウの陰の実力者妄想に現実が追い付く物だと思っていましたが、
転生にまで突き抜ける彼のロールプレイ願望そのものが次元レベルの崩壊や新生をもたらす特異点なのでしょうか?
私にとっては近年でもかなりワクワクする続きは劇場版で!の“叡智”の提供を心待ちにしております。

本作は2期1クールというより1クール+劇場版≒2クール相当の企画として捉えた方が良いのかもしれません。


「偽札編」にて信用創造が“陰の叡智”として転生異世界にもたらされ、経済戦争を巻き起こす件。
異世界転生界隈でもこうした経済ネタが提供、消費される素地があると分かったことが収穫でした。

無自覚に世界を振り回す主人公最強同士として『オバロ』のアインズ様とコラボすることが多いシャドウ様。
ここは同じくKADOKAWAが今年4月の新作アニメ放送から再起動を目論む『狼と香辛料』のホロ様との絡みも見てみたいです。
「偽札編」ではケモ耳も多数供給されたことですしw
ジョン・スミスとロレンス中の人同じですし。


【作画 4.0点】
アニメーション制作は引き続きNexus

バンパイアあり、列車上でのワイヤー武器による高速バトルありとバトルアニメーションは変わらずリッチ。

そんな中、作画の力を感じたのは最終回でのデジャヴを狙った対比。
(※核心的ネタバレ)ネタバレレビューを読む
1期からの伏線も回収しつつ視聴者にカタルシスを与えたり、ネタバレレビューを読む のトラウマをほじくり返したりするw絵作りが巧妙でした。
視聴者の記憶を呼び覚ますには、説明都合のセリフや文字情報を長々と垂れ流すよりも、
映像で刺激した方が効果的であることを再認識させられました。


息抜き回となった8話のアニオリ水着回。
巨乳(一部虚乳)揃いのシャドウガーデンの美女たちの水着姿も眼福でしたが、
私が嬉しかったのは1期OPの白スーツの彼女たちの躍動が本編でも見られた事。

あの1期OPは現実世界の高校にヒーローとして身を潜めるシャドウガーデンというネタ映像かと思っていましたが、
2期を完走した上で見返すと、
シャドウが異なる宇宙の自分を観察している感もあって何とも意味深に感じちゃうんですよね。

そんなこんなで2期OPで描かれたシャドウ様の半生振り返り映像風にも、
何かヒントはないかと深読みしてしまう私。
完全に掌の上で踊らされていますw


【キャラ 4.0点】
私が1期で今後一番注目したいと思っていたオリアナ王国の王女ローズ。
「オリアナ王国編」でピックアップされ、おまけにドエム・ケツハットの陰謀も再提供され、
金髪や姫の転落ネタが好物の私は大満足。
シャドウ様はローズに闇の覇王覚醒ルートなどをご所望のようですが、
私は姫にはもう少しピュア路線寄りで救済と幸福をつかんで欲しいと願ってはいます。

もう一人私が1期で、またいつか見てみたいと思っていたヒロインの(※核心的ネタバレ)ネタバレレビューを読む
意外と早い供給かつ、戦う黒髪美少女という、こちらも好物に再加工され提供され、望外の喜び。
そういう意味でも新作劇場版「残響編」の鑑賞は私にとってマストです。


1期では名前すら把握しきれない内にいつの間にか増殖していた感のあったシャドウガーデンの美女たち。
私は誰が推しかは未だ目移りしたままですが、一緒にいて安心できるのはデルタかなとは思いました。

シャドウに崇高な哲学があると信奉して真剣に迫ってくる絶世の巨乳美女ばかりだと肩が凝りそうでw
それよりはご主人様~♪とペットみたいに懐いて来るデルタ辺りとアホな掛け合いを繰り広げながら、
埋蔵金を発掘したりしている方が楽しいかなとw


【声優 4.0点】
主人公シド・カゲノーことシャドウ役の山下 誠一郎さん。
モブから最強までの振れ幅をカバーする彼の演技をさらに補完するゲストもスパイシーな本シリーズ。

今回は「偽札編」でシャドウが変装したジョン・スミス役に福山 潤さんを起用。
シャドウ様の特徴も捉えつつ、シャドウと既知の中であった狐も騙す変装の説得力も押さえる流石の演技。


“血の女王”エリザベート役に早見 沙織さん、教団第9席モードレッド役に子安 武人さん、強そうだったのにあっという間に退場したネタバレレビューを読む など、
対峙する勢力の要所に実力者を配しキャスト陣は豪華。
シャドウ様も暗躍しがいがあります。


一方でヒョロ・ガリ役の松岡 茉優さんは、引き続きジャガ・イモ役の松重 慎さんとのタッグで、
アフレコで突如アドリブでネタバレレビューを読む と高らかに歌い出すwなど、
届かぬ美女ナンパと一攫千金の夢を追い掛けるお約束のモブムーブを磨き上げる。


【音楽 4.0点】
OP主題歌はOxTが「grayscale dominator」で続投。
これまた複雑なピアノ伴奏にテクニカルに裏声を交える、カラオケで歌えなさそうな難曲でして(苦笑)
余人が立ち入れない世界観を構築し、『オバロ』と比肩するOxTの異世界転生アニメシリーズ主題歌提供は続きそうです。

『オバロ』方面からの刺客と言えば偽札編をバラード曲「Everything is Changing」で締めくくった前島 麻由さん。
楽曲提供は作詞・川田 まみさん、作編曲・中沢 伴行さんの夫妻。
まみさん歌手引退後もこうして音楽活動が続いていることを確認できると私も嬉しいです。


ED主題歌は引き続きシャドウガーデンのヒロインズが持ち回りで「Polaris in the Night」を歌唱したり。
最近知って衝撃的だったのが、ED担当順は監督がサイコロ振ったりして適当に決めていたという事実。
一見ランダムに思える順番にもきっと意味があるはず?と考察しかかっていた私w
やはり私はシャドウ様の言動を深読みし過ぎて踊らされるタイプの凡俗のようでw

そんな単純な私が、ラスト、最終話タイトル回収と共に挿入されたネタバレレビューを読む で舞い上がったのは言う間でもありません。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なるほど!!わからん!www

う~ん、私はこの作品の前シリーズをちゃんと見たんだろうかw。

レビューも書いているし、「タレントも揃ってきている」とか「作画がハイカロリー」とか「今後に期待が持てる作品かなぁ」とまで書いているw。

だから、きっと観たんだろう・・・(棒)


ただ「まだ評しきることが出来ない作品」とも書いている・・・。

さすが!!私!!。
でかした!これで論理的な矛盾は生じない・・・(ハズ)。



などと茶番を書いてしまうのは、正直あんまり解らんかったんですよねぇ。
いや、もちろん今シリーズもちゃんと見たつもりですし、最後まで視聴しましたし、「内容」はもちろん理解をしているのですが・・・。

あんまり、よくわからん感が残ってしまいました。
いったい、どこを目指して物語が進んでいるのか、このそれぞれのエピソードが大筋のどのあたりのイメージかがわからなかったのと、勝手な憶測として(想像としてで)も位置づけが出来なかったです。

うーん、少しわかりやすく言ってみますと・・・。
えーとですね。

自分がマラソンという競技をやっていて、走っているのは解っているのですが、ゴールまでの距離感がわからないって感じですかね。
真剣にゴールを目指しているのはそうなんですが、ゴールどこ?いつまで、どんな感じで走ればいいの?本当にゴールあるの?なんて雑念が渦巻き、
それが、なんで走っているんだっけ?まで到達した感というかwww。

何を見ているのかもわかっているし、関心があってみているんだけど、「これってどうなんの?わくわく」じゃなくて「なんなんコレ?どうなってんの?これ」感が勝ってしまった感じですw。

なので、評価には困ってしまいます。



ついでに、恥をさらすようで本当に恥ずかしいのですが、
タレントが豊富的な事を言っていましたが、まー、おっさんの目と記憶で見ているので、誰が誰だったか・・・忘れちゃったw。
数も多いしねぇ・・・美形さんばっかだしねぇ・・・。
困ってしまいます。


などなど、私自身の勝手なネガティブ評も盛り込みつつ。

物語は、それぞれのエピソードは解っていて楽しめましたが、だからどうなんの?と私の理解が追いつきませんでした。

作画は前作に続き綺麗だったと思います。
女性キャラが豊富で、美形さんが多く、景色もよろしかったです。

声優さんも特に問題はなかったかと思います。(いつもの私節ですw)

音楽も勢いがあってよかったと思います。
好みと言う訳ではありませんが。

キャラは、前述のとおりです。
多すぎて誰が誰やらわからなくなりそうです。
デルタとキツネのおねいさんが印象に残っておりますです。




いろいろ、ありましてアタマに?が生えたのは事実なのですが、これからどうなるの?といった興味関心は生きています。
機会があれば、視聴すると思いますが、(映画化が決まっているそうですが)映画館へ行くまででは無いかもです。

少しドライなレビューになっているかもしれませんが、オジサンの戯言とお許しくださいませ。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

3期早く。同時発表しなきゃダメでしょ?追記 やっぱり映画でしたねえ…

 まあ、最後にきてすごい引きでした。世界観の提示とあの方の再登場。途中不満がないわけじゃないですが、上がりの3話が面白かったので、問題ありません。

 そう…物語というのはこうじゃなきゃいけません。伏線とか設定とかエピソードとかそういうのもいいですけど、重要なのは「展開」です。当初は凡百の異世界ワールドかと思っていたら…ですね。1期のOPとかいろいろ仕込んでそうでしたけど。

 本作はテーマ性は薄いですし、シャドウそのものはギャグ・アクション担当です。
 しかし、アルファ、オリアナ、クレア、アレクシア、シェリーなどサブキャラのキャラ造形がとても良くて、そこに感情の部分がはいります。この2重構造が「ワンパンマン」とは違った(いや、似てるか?)究極の俺TUEEEを実現しています。加えて、最終回でこの世界観です。エンタメとはこうでなければ。

 最終回はすごかったですが、オリアナをもう少し描いて欲しかった気がします。

 2期はやっぱり6話のアルファとオメガの対比が一番面白かったかな…単一回の演出というか脚本のうまさでいえばかなり上位に入るくらい良かったです。
 で、スタッフ調べたら、2期は脚本・シリーズ構成が全話加藤還一さん、絵コンテ・監督も全話中西和也さん、総作画監督が1話除いて飯野まことさんという方が担当されたんですね…え、ということは完パケなの?だからクオリティが高かった?

 どうせ人気出るのわかってるなら、同時発表しなきゃダメだろう?と思ってしまいますが…どうでしょう?こういう贅沢な作り方だと3期時間かかるんですかねえ…それとももう準備してるとか…早く発表してほしい。

 続きの発表ないのと、ちょっと面白くない回が2,3話あったので今回はストーリーは満点にしません。4かな。音楽と声優も4。キャラと作画を5とします。
 3期の発表みて、8話を再評価した上でもう1回評価すると思います。え、劇場版かも??考えたくないなあ…


 原作5巻くらいまで読んでて6巻も買ってるんですけど、アニメの方が圧倒的に面白くて途中から寝かしています。もう我慢できないので読みますけどね。



追記 映画かも…といやな予感が走った直後に映画の発表があり、ちょっと落ち込んでます。

 映画…お金はいいんですけど、面倒くさいのと1回だけしかみられないのでコスパと言うより、面白いところを何度もみたいんで…お金取っていいから配信になりませんかねえ…

 それと、テレビだったら見ていた視聴者は離れないんでしょうか?シリーズが下火になって逆効果はないんでしょうか?私は「青ブタ」は面倒になってしまいましたし…せっかく原作ファンだったのに作品そのものから心が離れてしまいます。その辺、マーケティング的な成功失敗は大丈夫なんでしょうか?





1話 話が分からない人は置いて行く潔さが爽快。期待以上です。

ネタバレレビューを読む


4話 通貨についてかなり面白い話です。
 
ネタバレレビューを読む


5話 本編が面白いというレビューはもういいでしょう。EDが良いですねえ。癖になります。

ネタバレレビューを読む


6話 あれ?信用創造じゃなかったっけ?兌換紙幣なの?俺TUEEEが生み出す歪な構造が、かえって色んな視点の物語を構成している。

ネタバレレビューを読む


7話 アルファの美しい涙すらギャグにする2重構造が素晴らしい。

ネタバレレビューを読む


8話 くだらなすぎて草。逆説じゃなくて本当にくだらなかった。

ネタバレレビューを読む


9話 少しシャドウの出番を減らして真剣なパートを描いて欲しいかな。

ネタバレレビューを読む


10話 9話よりかなり面白かった。視点なんでしょうか?

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 21

60.3 7 戦いで覚醒なアニメランキング7位
キャプテン・アース(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (441)
2427人が棚に入れました
高校2年生の真夏ダイチは、夏休みが始まる前の晩にテレビで、種子島上空に突如として不思議な丸い虹が浮かぶのを目にする。「僕はあの虹を前に見たコトがある・・・ 」激しい胸騒ぎに突き動かされ、ひとり種子島へと向かうダイチ。父親の事故死の謎。幼き頃出会った不思議な少年少女との記憶。複雑な思いを胸に島に降り立ったダイチは、とある施設で鳴り響く警報の中、"アースエンジン" と出会う。「君はキャプテンか―」その力が問われるダイチ。天王星から襲来する、謎の完全機械生命体 "キルトガング"の目的とは。満天の星が輝くとき、彼らの戦いが今、幕を開ける―。

声優・キャラクター
入野自由、神谷浩史、茅野愛衣、日高里菜、小山力也、鈴村健一、坂本真綾、工藤晴香、内山昂輝、山本希望、潘めぐみ、豊永利行
ネタバレ

Robbie さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

陳腐でつまらないロボットアニメ

スタードライバーの監督、当時全然話題になってなかった(因みにこの年はクロスアンジュ、ダイミダラー、楽園追放、Gレコ、BFT、シドニアの騎士と地味にロボットアニメが熱かった。)ため全く期待せずに視聴した。
取り敢えず視聴を終えた感想としては斬新さが全くなくただただつまらない作品だったということだ。
同じ監督であり同じ制作会社スタードライバーは自分は好きではないがキャラはかなり印象に残ったし斬新さも感じられた、それに戦闘シーン自体のクオリティーも高い。
ただこの作品に関しては作画はまずまずだが戦闘シーンがつまらない。
味方側のパイロットが素人だからなのか敵の目的が同じ回が多いからなのか基本的に単調。
非常に見応えがない。
物語に関してはテンポがとにかく悪い。
安っぽい人間ドラマを詰め込み過ぎ。
それに特に驚く展開もなくずっと悪い意味で平坦。
ネタバレレビューを読む
尺使って掘り下げた敵キャラは後に空気化する者ばかり。
味方キャラも魅力がない。
特にアカリはへそフォルテだの自称魔法少女発言など普通に気持ち悪いし鬱陶しい。
ハッカーとしての才能もフィクションというのも考慮しても無理がある。
ハナに関してはよく分からない。
後半なんてキャラブレ過ぎ。
普通に情緒不安定なんじゃないのw
大人も見事なまでの無能揃い。
正直誰一人好感が持てない。
声優と音楽に関しては微妙かなー。
特に印象に残らなかった。
furannpuの最初のOPは作品に合ってると思うけど曲単体としては好きじゃない。
自分にとってはこの作品が今後据え置きスパロボに参戦してくれなければ本当に無駄な時間にということになってしまう。
それくらい酷い作品だった。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

登場キャラが少なすぎる気が・・。(8話まで視聴で一旦断念><)

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>1話まで視聴して
.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。ゎ~ぃ。やっと始まりました!。
大好きなスタドラスタッフ様方、五十嵐さん+榎戸さん+ボンズさまのロボットもの?新作として期待大です。

相変わらず吸い込まれそうなほど素敵なビジュアル、背景ですね。
もう星空の1シーンだけでもプルプル震えるほど興奮します。

さりげなく心地よい物語の進行・演出は、やはりさすがですね。
ありがちな展開のシーンも、うまく隠し味が効いてる感じ。

ロボットのところは、実はあまり興味ないのですが、
エキスパンド?合体?、あれって要らないですよねwww(褒め言葉)。
最初から巨大ロボでいいじゃないっすかw。

あ、小岩井さんも出演されてるのですね。エンドロールで初めて知った。これは嬉しい。

オープニングテーマ、挿入歌、ともにしっくりくるいい曲ですね~♪。

何はともあれ、今期の最優先視聴アニメです。

----------------------------------------------------------------------------
>ネット先行配信OP映像まで視聴して
(´・ω・):;*。’:;ブッ ←サイトへ行って一言。
先に見た方々が、「○○星って正解書きたくなる」って言ってたワケを理解しましたw。
スタッフ様方が”輝き”を大きなテーマの1つにしてるんだなというのがよく伝わってきます。
こういうちょっとしたことがうれしいな。

ボンズさんの作品って、画面に吸い込まれるせいか、
1つの同じ大きさの画面なのに、すごく広い広い世界に感じられるんですよね。
画面いっぱい使って表現されてるなっていつも感心します。
それに今回は○ブラのオマージュですね。これはズルいw(褒め言葉)←最高の構図だもん。
そうかだからあの形だったんだ!。

それとスタドラスタッフ様方は、音楽と映像の合わせ方・使い方がホントスゴイ!!。
自然に鳥肌立たす達人なんだと思っています。

先日1話の感想で書ききれてませんでしたが、やはりエウレカ、トップ2、スタドラの
いろんなエッセンスが盛り込まれてましたよねw。セルフオマージュ的な?。
どれもσ(o・ω・o)の大好きな作品ばかりなのでうれしいです。
今のところはエウレカ色が強いかな?。でも○○柩っぽいのや、○○バディっぽいのもモロですよね^^。
例の某夫婦共演のキャラは、これも自分の大好きなチャールズ夫妻のようになるのかな?って興味津々だな。
あとやっぱり3者面談のシーンではじっちゃんのことを思い出さずにはいられませんでした(TдT) 。その対比もね。

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>2話まで視聴して
2話の序盤、中盤は淡々と話が進んでいったけど、やっぱ最後でしっかり心揺さぶってくれるなあ。
うれしくてちょっとナミダ出たよ。
大地のやさしさ、前向きさ、明るさ等々。画面でタクトくんとダブりながら見えてる自分です♪。
神谷さんのやさしい口調にもグッときた((o・д・)b♪。
本質的なところで、完全にスタドラの正統後継作品ですな^^。
絶対スタッフさん達、楽しみながらの確信犯ですよね。
夕焼けの海岸シーンだったり、副部長っぽい小動物(鳴き方完全に一致w)、
合体も毎回のお約束シーン確定ですよね~♪。+短時間での戦闘決着w。
あとやはり大注目なのは「3人という関係」ですね。本作でもいろんな組み合わせありそう。
それに「ハナちゃん」ですか!?(意味深)。
ヘッドギアはトップレスのと構造がほぼ同じっぽいなあ(うろ覚え)。

余談1:なんか最近「綺麗」って漢字見ても「綺羅」にしか見えん自分ww。
余談2:あかん、○ブラをちょっと再視聴しようと思って見はじめたら
    本気で止まらなくなってきた。やっぱあの頃の作品は超絶カッコいいなあ!。

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>3話まで視聴して
4人目のあの子は、なかなかいいキャラですね。○○○っ子てのも新鮮^^。
今回はテッペイとハナの見せ場が良かったなー。歌のとこ、もう少し長くてもいい。
やはりここで気になるのは”2人がなぜこの島に来たのか”ですね。

全体的に堅実な作りだけれど、正直ちょっと真面目すぎるかな?w。
スタドラが好きすぎてどうしても比較してしまうσ(o・ω・o)としては、

「もっとバカなセリフぶっこんでほしいw!」ですね、ハイ。

「もっと敵キャラも某十字団的なのがほしい^^」、
あと、「やっぱり学園要素ほしいなー。もしくは日常要素」
野球回や学園祭、唐突なサッカー回とかw、
・・ずっと緊迫した真面目な戦闘対立図式のみだと2クールきついよね。
今後どうもってくるかがとても楽しみです♪。

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>5話まで視聴して
4話、5話のアレはちょっと(すごく)不快でした><。
こんなの要らないんです・・。ちょっとクドい安易な媚びだなあ。。

なんというか全体的に今一つパッとしないなというのが本音です。
なんだか盛り上がらないというのが1つと、各キャラの魅力があまり伝わってこないです。
1回の話で1人ずつでも深く掘り下げてくれたらグッと愛着わくんだろうけど
なんか広く浅く薄くになってる気が・・。

ちょっと表面的な絵的な見た目?に重点が行ってしまっていて、
肝心の中身がおろそかになってしまっているというか。

あんまり他作品と比べるレビューはよくないと思ってはいるのですが、
期待が大きすぎた分、本作を見れば見るほど、
スタドラの素晴らしさが際立って感じられてしまいます!。
(構成・テンポ・キャラの魅力・会話・音楽・・まあ全てですね)

★の評価、かなり下がってしまいました><

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>8話まで視聴して
すみません。ほんと自分の中で盛り上がらない・・。
本気で主人公が乗ってる機体の名前が覚えられない・・。
キャプテンって呼ばれるより「だいち」の方がいいような気が・・。
(先日だいち2号打ち上げニュースみた時、自分の中で本編より盛り上がった)

敵キャラ、なんであんなに少ないんですか?・・。というか全体的に人が少ない><。
・・ああ、いったん断念扱いにさせていただきます(一応見るケド)。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 21

cubemania さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

こんな企画でよく2クールとおったなあ。。。

1話みて、ああこれは駄目だろうなと思ったけど、ロボット物なので、最後まで見たが、結局最後まで予想を裏切ることはなかった。

とりあえず、設定が粗すぎる。超国家組織と地球外の敵との戦いなのだが、ほとんど主人公周辺の小さな組織しか現れず、組織の大きさはまったく感じない。終盤オーストラリア以降は組織内の対抗勢力がそれなりなんだろうなとは思わせるが、地球の存亡がかかっているのに、担当企業やこの組織が人知れずやっているようじゃ駄目でしょ。セカイ系ということになるのかもしれないが、なんとも世界観がふわふわしていて悪い意味でつかみどころがない。

それを支えているのが、不用意な言葉使いであり、正確な使用でもなければ、略称でもなく、物語の軽薄さに磨きをかける。なんとも言葉遊びがすぎるし、その世界観を構築するに十分な要素としての説明に乏しく、説明するとあまりの空虚さや実在性のなさにしらけるから、いろいろあいまいなままにしておくのかと思ってしまう。あのような使用は製作者がバカなんだろうなとしか視聴者に感じさせないと思うのだが、相手が子供ならともかく、深夜アニメであれはないだろう。子供騙しという言葉がぴったり当てはまる。

加えて、設定がまったく生かせていない。ロボットの戦闘シーンはほぼないに等しいし、展開が超自然的なエネルギーなどと限界のないハッキングに終始するため、基礎設定なぞほとんど意味がない。だから、何も奥行きは深まらないし、何もかもが薄っぺらい。宇宙空間にしても何も生かせてないし、空間設定が生かせたのはオーストラリア関連くらいか。ロボットもそのほかもあまり必然性がない。

必然性がないといえば、遊星歯車装置にしても最初からの二人とせいぜいボスキャラの女の子で十分じゃないの。6人が目覚めるまでのエピソードや終盤の主人公の夢にしても単に尺が稼ぐためだけとしか思えない。6人いる必然性はあったのかな。単独や少人数行動はほぼ最初からの二人で、他の連中は必然性がないというか。2クールは必要なかったのだが、大人の事情から時間稼ぎだったか、単に時間稼ぎとしか思えないんだよな。

主人公の組織加入もいろいろふわふわしているし、父親が絡んでいるにしても昔の話で、ちっぴすぎるし、あっさり加入で気分は秘密基地レベルで、主要人物は誰も死なないし、在籍組織も地球の住民もほとんど危機感がない。最後はおきまりのうわーみたいな展開で大団円で、本当によくこんな企画が通ったと思うよ。

こういう駄作ロボットアニメが何の改善もなく、のんべえだらりと展開するのは製作者の力量、意欲以外に黄金期のものはロボットのプラモデルなどの販売実績によって打ち切りもあるプレッシャーに常にさらされているというシビアな事情もあったのかもしれないと思う。まったく記憶に残らないロボットをみていてふとそう思った。

いいところといえば、ED曲くらい。いつお思うけど、戦闘に子供しかでてこないのは大抵駄作だよな。設定にしても、子供騙しの一つの基準だと思う。あと、面白かったのはヒロインが主人公を元気付けるために無知ゆえに下半身をみせるシーン。本筋ではないが、おおむね退屈なので、それくらいしか記憶に残らなかった。

関係ないけど、BS11で31分枠28分放送だったのはなんだったのだろう。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 4

61.6 8 戦いで覚醒なアニメランキング8位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1362人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 30
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

(遊戯王+進研ゼミ)÷2=PSO2?

タイトルは今も稼働しているオンラインゲームそのままを引用したという事で
宣伝が前面に押し出されてるという事もあるしオンラインゲームをどうアニメの
題材として調理するか放送前はさっぱり見当もつかなかったこともあり、正直
あまり期待しておらず一話ぐらいは見ておくかぐらいの気持ちでしたが意外と言ったら
失礼ですが面白かった!宣伝目的が前面に押し出されていようが面白いのが結構
あるのがアニメ業界の素晴らしいところ。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2025/01/18
♥ : 17

62.6 9 戦いで覚醒なアニメランキング9位
ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (161)
717人が棚に入れました
王位継承権を巡りフランス王国とイングランド王国が苛烈な戦いを繰り広げている15世紀の世界が舞台の歴史ファンタジー。フランスがアザンクールの戦いでの大敗によってパリが陥落し、貴族の息子で魔術や錬金術の研究に没頭し充実した日々を送っていた少年・モンモランシの運命が一変してしまう。すべてを失いお尋ね者の流れ錬金術師となったモンモランシは、逃亡先の村で不思議な少女ジャンヌと出会う。

声優・キャラクター
逢坂良太、大野柚布子、東城日沙子、沼倉愛美、大西沙織、高田憂希、石上静香、桑原由気、間島淳司、高橋英則、糸博、日野聡、興津和幸、阿部敦、斧アツシ、平田広明、玄田哲章、富田美憂、子安武人、諏訪彩花、石塚運昇
ネタバレ

かんろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ロリエログロハーレムな壮大な中世ダークファンタジー

作画もストーリーも乱暴で勿体無かった。
滅茶苦茶なストーリーでも最後まで見てしまう、
迫力ある構図と音楽の魅力や声優陣の力
はあったんだと思う。

物語の始まりの話は悪くなかったのに残念。
原作がどうなのかわからないけど、
ロリエロとグロとハーレムのラブコメみたいになっていて、
ダークファンタジーな中世ヨーロッパや
各キャラの悲壮感とかのストーリーの流れを
もうちょっと丁寧に掘り下げて丁寧に描いてほしかった。
今時こんな設定、社会的倫理に反する感じさえしてしまう。

最後の神様が出て来るあたり、
ネタバレレビューを読む
壮大なイメージのOPとEDの世界観に繋がる
壮大なファンタジーなのかなと、面白く思えた。

絵の構図と絵コンテと音楽の世界感がよくて、
惜しかった。
なんでこんな雑でいい加減な出来に
なっちゃったんだろう。

OPとEDの音楽は、
独特な世界観が出てるし、力も入っていて良かった。
作画も迫力ある構図やスピード感もあって、
目が離せないのに、止めや細かい所や絵が雑だから、
台無しだった。
30年位前のアニメだとしたら、ちょっと面白かったかも。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

微エロ微グロに注意!?

原作未読。最終話まで視聴。

ジャンヌ・ダルクと聞いて、真っ当な歴史物・戦記物を期待していたら・・・。
・・・・・・。う~ん、って感じの作品。

第1話から早々から漂うハーレム臭に嫌悪感を覚え一旦、視聴を見合わせ。
一度は視聴を再開したものの、第2話の”ベーゼ”って単語に呆れ果て、再び視聴を見合わせ。

という訳で、撮り溜めしたものを一気見視聴した訳なんですが・・・。
ネタバレレビューを読む
『薄っぺらい!』以外の評価が思いつかない作品でした。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

不快(腐海)

ラノベ原作未読。
ユリシーズって何?って調べたらアイルランドの小説家J,ジョイスの作品でギリシャ神話の英雄オデュッセウスを題材に20世紀を代表する小説のようです(無知ですいません)。でこのオデュッセウスの英語名?がユリシーズなんだそうです。でこの作品はギリシャ神話とは関係ないのでどうもジョイスの小説を意識してんのかなぁ。乱暴な言い方するとジョイスのようにギリシャの英雄をモチーフにパロディ?小説書いたように百年戦争の聖女ジャンヌ・ダルクと当時の実在の人物達をパロった小説ってことかな。
・・・いや単に最近の流れに乗っかって歴史上の人物の性転換とハーレムモテモテやりたかっただけにしか見えん(笑)。自分はクリスチャンじゃないけどジャンヌといえばキリスト教の聖人の1人であり世界で最も有名な女性一人であろう。その悲劇的な一生からもあんまり面白おかしく扱えない気がするんだけども・・・ちょっと酷い(私感)。昔、「一騎当千」(三国志の英雄を題材にしたパンチラ、はみ乳格闘漫画)を知った中国人が激怒したって聞いた事あるけど大丈夫?(笑)。
それはさておき、最後まで不快感しかない作品だったなぁ、ダークファンタジーってそういう部分は多分にあるけどとにもかくにも主人公の事がみんな大好きでたまらないっていうのがね、作者の願望か妄想かしらんけど気持ち悪すぎる・・・そこにとってつけた妖精や少女に対する残虐シーンとか・・・ちょっとおかしいんじゃないかと思ってしまう。原作読んでないんで何とも言い難いけどアニメ観る限り不快でしかなかったかな・・・口直ししないと・・・。


私のツボ:この主人公「青ひげ」なんだよね


追記:作者「織田信奈」と同じ人ね・・・あれワンギリだったわ、自分に合わないはずだよ・・・(笑)

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

69.7 10 戦いで覚醒なアニメランキング10位
RWBY Volume3(日本語版)(OVA)

2016年12月21日
★★★★☆ 4.0 (30)
286人が棚に入れました
人類は元来持っているその強さと賢さによってダストという力を発見する。ダストによってグリムという脅威である存在を退けることに成功した人類は、ついに訪れた平和な時間を謳歌していた…。15歳の少女ルビー・ローズ(Ruby Rose)はグリムを退治する存在であるハンターに憧れ、ハンター養成所であるビーコン・アカデミーへと入学を果たす。ビーコンにてチームRWBY(ルビー)のリーダーとなった彼女に様々な苦難が襲い掛かるが、そんな苦難を仲間と乗り越えていくとともに徐々に成長していく。

声優・キャラクター
早見沙織、日笠陽子、嶋村侑、小清水亜美、下野紘、伊藤静、洲崎綾、斉藤壮馬、前野智昭、中島ヨシキ、潘めぐみ、川澄綾子、甲斐田裕子、三木眞一郎、井上麻里奈、緑川光、中村悠一、井上和彦、浅野真澄、てらそままさき、平田広明、堀内賢雄、井上喜久子

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

When! It!! Faaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaalls!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2015年秋~2016年冬に掛けてyoutube他web上にて公開された米国Rooster Teeth社の3DCGアニメ『RWBY』の第3シーズン全12話
(現在も無料公開されています)
『vol2』に引き続き日本語版が制作されました
ちなみに前作までのあらすじとか無いので『trailer』『vol1』『vol2』までの視聴は最低でも必須です


2015年1月、我々『RWBY』ファンを深い悲しみが襲いました・・・
シリーズの産みの親であるMonty Oum監督が急逝されたのです
当然、製作現場では混乱があったようで、一時期は『vol3』の完成も危ぶまれました
しかしMonty監督の意志を受け継いだRT社スタッフの尽力によって『vol3』は日の目を向かえることが出来たのです


まず、勘違いの無きように留めておいてほしいのですが、Monty監督夭折の前に全体のシナリオ構想は既に完成していたようです
監督が亡くなったことでストーリーが迷走する、といったことは無いようですのでご安心を


しかし今作、アクションシーンのモーションに関してはやはり試行錯誤が見受けられます
『RWBY』のアクションシーンは、Monty監督のセンスの賜物によるものだったことが改めて思い知らされるわけです
具体的にはエピソード毎でアクションシーンの演出がだいぶ異なってくるのがこの『vol3』です
物語は『vol1』の時から散々言われていたヴァイタルフェスティバルのトーナメントに突入し、ほぼ毎話に戦闘シーンがあります
その演出や動きのテンポ感が話数によってだいぶ違うのです
どうも複数の制作班が同時並行式に制作しているようですね


ですがご安心を
物語の終盤に差し掛かる頃にはMonty監督をも凌駕せんというアクションをRT社のスタッフ達は見事にモノにしてきます
さらに技術的な向上もありエフェクトやカメラワークの類に至っては『vol1』や『vol2』を上回る完成度です
キャラクターは一気に倍に増え、モブや背景のディティールも作り込みもさらに細かくなっていく
(ちなみに動く必要の無いモブがモデリングではなく作画なのは『アルペジオ』でもやってましたね)


また、既に本国版BDを購入したファンの報告にはあったのですが、WEB版からBD版へのマスタリング時に施されたリテイクがかなり大量にあります
主にアクションシーンでのブラーの掛け方などのエフェクト類が綺麗に掛かっており、WEB版でイマヒトツかな?と思っていたシーンも迫力やスピード感が増していてほとんど別モノと言っていいです
オイラはCrow vs Winter戦やRWBY VS FNKI戦の印象がだいぶ変わりましたよ
楽曲の差し替えというか、少しアレンジとマスタリングとタイミングを変えたのも良かった
正直WEBで無料で観られるからいいや、で済ますのはもったいなさ過ぎます


ああ、ちなみに公式発表されてませんがチームFNKIの一人でローラーブレードとサイリウムヌンチャク(笑)で戦うNyan Cat(というYouTubeで謎の世界的ヒットを記録したボカロ曲)を擬人化したNeonタソの吹替声優は『響け!ユーフォニアム』で夏紀先輩を演じた藤村鼓乃美さんなので注目して欲しいところです


あとこれはvol1、vol2のページに書き忘れたのですが、この日本語吹替版は現在視聴可能な世界中全てのWEB版、米国公式BDパッケージ含めたどのどのバージョンの『RWBY』よりも高画質に収録されております
音声に至っては5.1ch化されており、吹替版はさらにリマスタリングされています
原語ver派もこの日本語吹替版BDは入手の価値あるわけです


お話も大きく動き、起承転結で言えば転、序破急で言えば破、『スターウォーズ』で言えば『シスの復讐』です
劇場でオイラは後半1時間涙が止まりませんでした;;
散々名前だけが語れていたCrowおじさん、Winterお姉さま、Taiyangパパも遂に登場します
そして、前作でビーコンにまんまと潜入したCinder一味がいよいよその悪しき計画を実行に移します
前作にも増してエピックでスペクタクルな展開にご期待下さい


ちなみに原語版は10/22よりいよいよ『vol4』の公開がスタートします
この機に『vol3』までチェックしていただければ、この『RWBY』というビッグウェーブに乗ることが出来るのです
乗るしかねぇ!この波にぃっ!!!


Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美
Jaune Arc(ジョーン・アーク)下野紘
Nora Valkyrie(ノーラ・ヴァルキリー)洲崎綾
Pyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)豊口めぐみ産休の為→代役 伊藤静
Lie Ren(ライ・レン)斉藤壮馬
Ozpin(オズピン)井上和彦
Glynda Goodwitch(グリンダ・グッドウィッチ)浅野真澄
Sun Wukong(サン・ウーコン)前野智昭
Penny Polendina(ペニー・ポレンディーナ)潘めぐみ
Roman Torchiwick(ローマン・トーチウィック)三木眞一郎
Cinder Fall(シンダー・フォール)甲斐田裕子
Neptune Vasilias(ネプチューン・ヴァシリアス)中島ヨシキ
Emerald Sustrai(エメラルド・サストライ)井上麻里奈
Mercury Black(マーキュリー・ブラック)緑川光
Coco Adel(ココ・アデル)伊藤静
James Ironwood(ジェームズ・アイアンウッド)てらそままさき
Adam Taurus(アダム・トーラス)中村悠一


↓『vol3』からの新キャラ&吹替キャスト↓
Winter Schnee(ウィンター・シュニー)川澄綾子
Qrow Branwen(クロウ・ブランウェン)平田広明
Taiyang Xiao Long(タイヤン・シャオロン)堀内賢雄
Salem(セイラム)井上喜久子


ちなみにオイラのイチオシはココ姐さん、それとちゃんニオことニオポリタンです^^b

投稿 : 2025/01/18
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これで終わりでじゃなかったんだぁ!です。

 お墓参りから始まって、ルビーのお父さん初登場だったです。この世界の天下一武闘会、ヴァイタル・フェスティバルトーナメントがついに開幕。

 チームRUBY圧巻の所詮も含めて、バトルシーンがまた更にパワーアップした感じだったです。ジョーンのチームの戦いも戦いの中仲間でもめ事してあっさり勝っちゃうし、サンとネプチューンのチームも水をよけて戦うネプチューンが受けるです。

 ルビーのおじさんクロウ、ワイスのお姉さんウィンターの登場から、このトーナメントの裏で何やら陰謀が渦巻く展開で、Volume2から登場のエメラルド、マーキュリー、Volume1から登場のシンダーが、本格的に動くです。

 トーナメントが順調に進むと思われたさなか、ネタバレレビューを読むルビー、何かに覚醒した展開は、謎だったです。どうなったか?は見てのお楽しみ。

 この戦いで、チームRUBYがまさかの展開に・・・。これから、新しい出会い??チームがあって、どんな展開になるのか?気になる気になるです。最後のほうに出てきた悪の根源みたいなおばさんが、これから出てくるみたいで印象的で謎めいてたです。
 今回も話の長めなアニメだったけど、見入ってしまうです。今までのRUBYより、キャラに今までにない表情が多くあったのは、良かったでしたです。いつ上映されるかわからないVolume4、もっと凄くなるみたいで、ワクワクワクワクです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 9
ネタバレ

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ここまでが序章

 「Volume1」と「Volume2」は視聴済みです。
  ()内の文は、別に読まなくても構いません。

 この「Volume3」はRWBYにおける転機です。アカデミーでわいわいやっていただけでしたが、ようやく物語が大きく動き出します。1と2観てハマらなかった人も3までは観て欲しいなと思います。

 一番伝えたいことがネタバレになってしまうので、最後に書きます。

 日本風のアニメーションを作ろうということで始まった今作。影響を受けている描写は随所にみられる。RWBYの好きなところをいくつか紹介します。

 まずは、キャラクターです。非常に魅力的です。個性がそれぞれにしっかりあるし、心理描写も"心の声"を使わずにしっかりと表現できています。
 (けっこう色々なレビューで言ってると思うけど、"心の声"大嫌いなんですよ。例外もあるけど、登場人物の考え・思いを説明する必要なんてない。登場人物の心理は人物の行動だったり、仕草、セリフ、表情なんかから、視聴者が読み取っていくべきもの。漫画はそれが制約されてるから、頻繁に使われるけど、映像は別。動きや声があるんだから、それで表現するべき。わざわざ入れてテンポ崩したり、説明的にするのは好きじゃありません。)
 登場人物の数は多いけど、視点はしぼってるから、割とまとまりはとれてます。覚えるべき重要人物の数はさほど多くないです。男性キャラクターも多くて、そしてまた、大人も多いのがとても良い。

 次にアクション。良かったです。けど、私自身が飽きてきたのかな。1や2程の驚きを感じなかった。でも、良かったです。

 そして、日本のアニメの真似をしてほしくなかったところが一つだけあります。盛り上がるシーンでボーカル付きの音楽をかなり流すところです。あんまり好きじゃない。重要なセリフとかは言ってないシーンだから良いんだけどね。(日本のアニメ、セリフとボーカル被せるから・・・)

 音楽は、そこまでかな、聞いてて良いなって思えるのは特にない。まぁ音楽は、完全に個人の好みだと思ってます。音楽の評価をマイナスにするときは相当な理由があったときだけです。

 声優は英語か吹き替えどちらを評価していいのか、わからないので、意見を述べるだけで。英語版はね、監督や脚本家、プロデューサーなんかがやってるから、あまりよろしくない。向こうの声優さんもやたら声作ってて気持ち悪いし。
 吹き替え版は良いと思います。早見沙織とか、似たような役しかやらないから、ルビーの演技は普段と違ってて好きです。日笠陽子は、今作では似たような役ですね。どれ観ても日笠陽子はワイスみたいな役やってるから、最近ちょっと嫌になってきた笑。

 最後にネタバレ。ストーリーについてです。
 ネタバレレビューを読む

 最終評価は 6 / 10点です。

 DVD借りてもらうと、特典結構あるので、興味があったらどうぞ。ただ、本編最後まで観てから、特典観てね。めっちゃネタバレしてるから。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

70.7 11 戦いで覚醒なアニメランキング11位
魔法少女にあこがれて(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (210)
619人が棚に入れました
わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったらえ? なにこの格好?悪の組織の女幹部ってどういうこと!?これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!?正義と悪の激しい SM プレイ(!?)スタートです!!

わんわんお さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

"解釈違いにも程がある"

きゃぴった萌え声とボンビーのテーマみたいな演出音が流れるギャグアニメ
となってしまいましたが原作はそうではありません
本当に面白い漫画なのでアニメで変なイメージがついてしまう前にぜひ読んで欲しいです
原作厨めいたことを言ってしまいましたが、低評価なのは単純に作品の設定とアニメの演出が噛み合っていないためです

主人公である柊うてなは学校では誰とも絡まずひとりぼっちでご飯を食べているような陰キャで、唯一の楽しみが魔法少女を推すことという極度な内向的オタクキャラです
しかし変身することで内面に潜んでいた狂気、サディスティックでエッチな変態性、優しさ、百合、邪悪さ、色んな他者に対する外向的感情が発露します


何をどう解釈したのかアニメではこれら全ての要素を排除してしまいました

演出面では内に秘めた感情の発露、とくにマジアベーゼの暗黒面が垣間見えるサディストシーンでどうして90年代のようなコメディ演出をしたのか不思議で仕方ありません

演技面もド新人声優和泉風花さんを否定する訳じゃないですが、現状顔と萌え声のみで勝負する彼女はこの二面性のあるキャラを演じきれていません
少なくとも1話では最もアイコニックな面である陰鬱さと狂気を示す必要がありました
(尤も彼女の枠をOKしなければ企画倒れとなっていたんでしょうけど)

うてなちゃんの言葉を借りて解釈違いにも程があると言いたいです
満足度★評価は演出や演技によって物語のジャンルやキャラクター性が歪んで伝わってしまっているので低評価にしてあります

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やはり魔法少女は素晴らしい…byマジヤベーゼ。久々に「謎の光」が輝くとき。

 主役の名前がうてなで、ネイチャこと前田さんが出ている時点で期待作。もこっちっぽい陰キャデザインをここまで良くしたのは素晴らしい。


 アリス登場くらいから作画もテンションも下がっちゃったけど、7話終盤から持ち直しましたね。声優さんもノリノリで、イジり辛い感じに下手とか、アリスちゃんとキウイちゃんの仲良しぶりも良い。こっからの展開が楽しみでワクワクしてきた。


「ラブリーロコ」が聞けただけでこの作品見た甲斐がありました。「イジり辛い感じに絶妙に下手くそだなお前…」byキウイちゃん。それにしても、ウテナ役の和泉さん新人ぽいが才能あるなぁ〜。こんな汚れで才能開花させちゃうと、一発で終わっちゃうか、大輪の花を咲かせるか2つに一つやでぇ。


 全体的に作画が平均的に良しとされがちな退屈な優等生感ある昨今のアニメ業界で、本作は平均より重要なポイントで作画開放するというどちらかというと昔ながらな姿勢で臨んでいて好感がもてる。なにより魔法少女の敵という道に矜持を見せるマジヤベーゼという主役が一本筋が通っているからやる気のない単なるネタエロに堕していない。


 薄っぺらい弱肉強食論を説いてるロードに対して、マジつまんねぇーこの人なに言っての?というマジヤベーゼの姿勢には、昨今現実にも跋扈しているイキリ逆張り小賢しい勢に対する良いカウンターで心地よい。ロード、実は正体は本当にイキってる小学生とかでも良かったなぁ。久々に2期が欲しくてオラわくわくしてきたぞ。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 12
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

オリジナルのないエロ2次創作が生み出したオリジナリティ。

 最終回が一番面白かったのが意外でした。ツボに入って声を出して笑い転げました。
(追記 12話で終わりと勘違いしていました。13話がありました。この作品に水着回が意味があるのかわかりませんが、マジアアズールの覚醒が明言されていました。やはり、マジアアズールが真の主役でした。伏線はずっとありましたから、一応これで伏線回収ということで)

 この手の作品は出落ちが多いので本作もそうかなと思っていたら、どんどん面白くなってゆきました。原作未読なので、アニメの制作の力なのか原作の出来の良さなのかはわかりませんが、エロと面白さの相性の良さを最大に引き出した秀作と言えるでしょう。

 それと本作をメタ的に俯瞰した場合、本作はちゃんと構造上「魔法少女もの」の物語になっているのが素晴らしかった。魔法少女に憧れている少女が闇墜ちして、悪役に回る。悪に取り込まれそうになるけど、悪のやり方が気に入らず、3つ巴の対立構造になる。そして、真の悪役である異質な悪意(ヴェナリータ)が次の展開をにおわせる。

 これをシリアスにやろうと思えばそのままダークヒロインものにもなりそうだし、原点ともいえる女児向け魔法もの(プリキュア等)にもなりそうです。つまり本作はプロットがしっかりあります。

 キャラのコンプレックスを使えばテーマの深堀りもできます。悪と正義の仲良しごっこは魔法少女モノそのままです。本作はそれをエロに持って行ったということですね。

 出来がいいので、テーマ的なものを牽強付会できなくはないです。が、それは視点を間違ってしまう気がします。
 本作の優れているところは「魔法少女」というカテゴリーのエッセンスを抽出して、そこにエロのガワをかぶせることによって作品を仕上げているということです。
 オリジナルのない「魔法少女もの」という概念に対する2次創作が、結果的にどんな作品よりもオリジナリティを産み出したという評価が正しいかもしれません。要するに本質を見抜く目を持った人が作り出した作品と言えるでしょう。

 最後のエピソードが特撮怪獣ものの視点でも描けるよ、というのを見せてくれたのもいいですよね。シンウルトラマンでみんなが思った事をそのままやっている感じです。
 いろんなカテゴリーのエッセンスを抽出して、是非、特撮もの、戦隊もの…と続けて欲しいものです。


 作画の評価4が高すぎるのは分かりますが…しかし、ここまで攻めた作品をやり遂げたスタッフへの敬意も込めて。

 



1話 化けたらすごい作品になるかも。推し活の深層にあるリビドーを描いている?

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2話 放送事故並みの止め絵も、やっぱり面白い。演出力でしょうか。

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3話 アニメは予算じゃない。センスと工夫だ。

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8話 笑いの感情とサディズムは相性がいい。境界線上だから面白い。

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投稿 : 2025/01/18
♥ : 20

84.1 12 戦いで覚醒なアニメランキング12位
ゼロの使い魔 双月の騎士(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2055)
12716人が棚に入れました
双月が重なる時、先の戦争に参加したために元の世界(日本)に帰りそこね、もうしばらくルイズの使い魔でいることを選んだ才人。
ルイズも、ようやく才人を一人前の使い魔と認めたようで、今までのように犬呼ばわりしたり、床で寝させたり、鞭で叩いたりはしなくなっていた。
そんな待遇の良さに調子をよくした才人だが、ルイズにもらった不思議なメガネのせいで、女の子を見てしまう度に結局ルイズにお仕置きをされてしまう羽目に…!
そんな、相変わらずの平和な日々が続いていくはずだったのだが…。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、堀江由衣、川澄綾子、井上喜久子、山川琴美、根谷美智子、石松千恵美、平川大輔、勝生真沙子、櫻井孝宏、いのくちゆか、井上奈々子、高橋美佳子

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期がいちばんルイズがかわいいのです^^愛の鎖で散歩しましょ♪

1期に続いて前回のレビューが同じく杜撰だったので、2期についても書き直して再投稿したいと思います。


1期に比べてルイズのかわいさが目立つ2期でした♪
まあイチバンくぎゅうううううと唸ったのではないでしょうか^^w

1期はアンリエッタ派だった私ですが、2期になって完全ルイズ派になりました^^また3期で形勢は変わるのですが、ここでは置いておきましょう....


特にルイズの実家に帰るくだりでは...釘宮病菌の振りまかれっぷりが半端ないですね^^船の上で....おいおいうらやまけしからんじゃないか^^w
シエスタが相変わらずお邪魔虫さんです^^声が堀江さんじゃなかったら相当嫌いになっていたかもしれないww堀江マジック恐るべし^^


真面目な話をしますと、1期に比べて物語のキレは良かったです。シリアス系の話もきちんと盛り上げてきたし、アニエスとコルベール先生の過去の話がいい具合に絡んで、こちらのほうでも満足できました。
1期は内容は一応あるものの、そこまで盛り上がる!といった感じではなかったので、2期の出来はゼロ魔のなかでは新鮮で、底力を見せられた感じでした。


個人的には2期がゼロ魔の最高傑作だと思っています。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 31

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ツンデレ?いやデレデレだ!

全12話。

ゼロの使い魔2期です。

1期とは変わってルイズがデレデレですね(;゚∀゚)=3ハァハァ

ストーリー展開は笑いあり泣きありと2期が一番だと思っています^^

私は2期ルイズで完全な釘宮病に感染してしまったので釘宮ボイス好きには間違いなくお勧めの一品w

まぁつまりこの作品は・・・

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

( ゚∀゚)o彡°くぎゅう!くぎゅう!

以上!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

胸がゼロとバカ犬と魔法の世界2

ゼロ魔2期となる本作。
1期の続きの物語。
1期を観てないと設定等分からないため
まだ観てないかたは1期から観ることをお勧めする。

1期に引き続き前半はラブコメ重視、
後半はストーリー重視といった感じの作り。
全体的に大きな変化はないが
1期に比べストーリーが重視されている感じか。
個人的にはその辺りで評価は○

また、後半にはなかなか感動する場面もあり
ラストの展開にはぐっときた。
泣くまではいかなかったが
ああいうシーンは基本的には大好きである。

そして、相変わらずいいツンデレ。
序盤のデレで萌え死んだ。
いけない妄想で頭がいっぱい。

総合力では1期を上回る出来だったと思う。

と、色々書いてきたが
つまり何が言いたいかというと

才人!キサマァァァ
巨乳にばかり目をとられやがってぇぇぇ
ルイズの貧ニューこそ至高だろうがぁぁぁぁぁぁ

投稿 : 2025/01/18
♥ : 18

71.0 13 戦いで覚醒なアニメランキング13位
美少女戦士セーラームーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (267)
1570人が棚に入れました
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年の放送開始後、爆発的な人気を誇り社会現象にまでなった、武内直子原作によるファンタジーアクションアニメの第1シリーズ。【ストーリー】東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちと共に街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。

声優・キャラクター
三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、小野坂昌也、柿沼紫乃、真地勇志、高木早苗、川島千代子

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Cawaii!

以前TVかネットでイタリアの女子達がセラムンのコスが流行っているのを思い出したのでレビュー。

セーラームーンって魔法少女バトルを確立させたと同時に必殺技や、太陽系を属性にし明確なキャラ分けと、意図的なヒロインの複数化した雛形アニメなのでしょうか。

本作は従来男子の土俵だったバトルと、女子の憧れだった魔法美少女を上手く融合させてヒットしたんですかね。ただ、引っかかるのは女子の気持ちは分かりかねますが、戦う女子に憧れを見出す姿とかって男子の妄想でもあったりして、男子も隠れながら観ていた気がします。

もう死語なのかも知れませんがCawaiiは独自の言語として、外国では扱われているし、外国からするとかわいいは女性に対して失礼な言葉を持つ側面もあって、男性に対してかわいいと日本で言う意味と同じような意味合いで解釈される側面も持つ。

セーラームーンの世界の敵は、見るからに大人の女性でしかも半裸wそこにまだ未熟な美少女達が戦う構図がCawaiiを再現している。敵は蛇などの隠喩的エロ要素を持ち、逆にセラムン戦士達の未熟なかわいさを映しているように感じる。またタキシード仮面がピンチで登場するのも一つのかわいさの表れである気もする。やはり男に守ってもらうという構図は、彼女達がいかに強かろうと、その時は脆弱な乙女に戻る。

この脆弱さこそが、儚げでロマンティックで、懐かしくもすぐ手に届くようで届かない。凡庸だからこその親密性と、脆弱だからこその神秘性がCawaiiと勝手に感じております。ただ、そう考えるとかわいいと言われて嫌な気持ちも分からなくはないと思ったりもします。

日本ならではの感覚の言葉で無常を「もののあはれ」と表現したり、「いき」とか「わびさび」とか「うまみ」何て言う抽象的な言葉の一つとして「かわいい」が定着してきたのかもしれません。何でも枕草子が「かわゆし」と表現した言葉が源流のようですし。

ちなみに自分は何故かセーラーウラヌスが好きだったんですよね。ボーイッシュなのに乙女なところがギャップっていうんですかねwよく分からんレビューになってしまいましたが日本に生まれてヒャッハーーー最高だぜprpr

投稿 : 2025/01/18
♥ : 38

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今みたらまぁきたない画なんすけど・・

当時は演出がかっこよくってみんなハマってましたね。
Rまではおもしろかったかな・・原作も読んでた。
男子は結局誰派かの派閥闘争なわけで。物語では感動もしないし泣きもしない。女子はなぜないてるんだと。。。ただかっこいいと思うだけ。
当時小学生だったわたくし、初代からの生粋の亜美ちゃん派だった。今思うとバカじゃないかと・・マイノリティでしたね。
ガキってだいたいは、うさぎ、レイ後半で美奈子なんだけど。
もちろん大友では亜美ちゃんがぶっちぎりでしたが最初はそうでもなかったすよね。そもそも打ち切りの危険があった作品ですし。そういえば大友て久川さんが名付け親でしたね。いろんな意味で偉大な作品

たまに聞かれたりするが、リメイクしたら儲からない?てかオトナ向けのグッズなくない? 
それは・・・『子供はどうしたらできるの』ってくらい答えづらい質問だよ。。。。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

はんぺん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

懐かしい・・・

結構最近、懐かしくなって見直しました(笑)

今はプリキュアとかが人気ですけど、やっぱり楽しかったです。面白いっていうより楽しいです!

セーラー戦士ってすごい発育良いけど実は中学生だったんですもんね。そこからびっくり(笑)
プリキュアの絵柄も、もう少し大人っぽかったらはまれそうな気がするんだけどなあ…。

セーラームーンは悪役がかっこいい人ばっかりです。特にネフライトが大好きです。あとは緑川光さんとかもイケメンの悪役で出てきます(笑)

同じような話の繰り返しもありますが、基本的にどの回も楽しいし、話の終盤は純粋に感動できるので昔見た人とかは見直してみるのも楽しいかもしれないです!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5

66.1 14 戦いで覚醒なアニメランキング14位
吸血鬼ハンターD(OVA)

1985年12月21日
★★★★☆ 3.6 (67)
294人が棚に入れました
西歴一万二千九十年、最終戦争後の遥かなる未来の地球は、貴族と呼ばれる吸血鬼が君臨していた。辺境の村ランシルバに弟ダンと二人暮らしの少女ドリスは、小竜狩りの後、吸血鬼に血を吸われた。その吸血鬼を倒さぬ限り、一生呪われた存在になることを恐れたドリスは、一人の吸血鬼ハンターをやとう。名はD、貴族と人間の混血児ダンピールだ。左手は人面。村八分にされたドリスらを夜、農場で貴族である伯爵の娘ラミーカや麗らが襲い、彼らはDの存在を知る。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

OVAとしてはかなり早い時期の作品だったかと

 コレが出た頃って、後のOVA乱発されたカオスな時期では無かったと思うんですよね。
同時期の作品見てみるとラピュタとかアリオンとかの頃みたいですが、あそこら辺の大作と比べちゃいけません、念の為。
確かバイファムとかの芦田豊雄が噛んでた記憶ですし、絵的にも天野義孝感は全くない氏らしい柔らかいキャラなんですが、私は特にダメとは思わなかったですね。ヒロインのドリスの少女らしさは逆に出てた気もします。
個人的には古いOVAの中では好きですね。原作1巻のお話です。
もっとも絵的に今の若い方に勧められるかと言うとアレですが・・・

 菊池秀行ってエロじゃね?と勘違いされてる方いらっしゃるのならば、コレは大丈夫ですのでご安心を。当時の朝日ソノラマからの作品は大丈夫ですので。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ぜひリメイクを・・

キャラクター原案が天野喜孝氏というので視聴しました。
が、DVDジャケットの繊細な雰囲気とはまったく別物で、
荒削りな感じの作画にちょっと違和感。
他の登場人物のキャラデザも、
残念ながら個人的には好みではありませんでした。
それでも、物語の内容はなかなか興味深く、
中盤からは惹き込まれました。

舞台となるのは、遥か未来の12090年。
気が遠くなるほどの未来ですが、そのわりには・・・
マカロニウェスタンばりの雰囲気です。
人類は「貴族」と称する吸血鬼達によって支配され、
彼らの「食料源=家畜」として隷属させられているという時代。

永遠に続くはずと繁栄した吸血鬼も、
長い歴史の中で種族的衰退と精神的退廃に陥り、
絶対的な支配者の座から降りようとしていたところ、
反旗を翻した人類から追われる立場となり、
元々吸血鬼ゆえの超絶的な力で人々を脅かすため、、
超人的な能力を用いて吸血鬼を狩る吸血鬼ハンターの力を必要としていた、
という背景をベースに、
「貴族」と人間との間に生まれた「ダンピール」でもあり、
「貴族」と人間の業を負った吸血鬼ハンター「D」の、
孤独な激闘の旅を描いた物語です。

人間を善者と断定せず、吸血鬼側のほうも
ただただ悪者として描いていないところには好感持てたし、
観終えたあとの印象も良かったです。

1985年の作品なので、今ではもう貴重で懐かしい感じのタッチで、
それもまたダークな雰囲気に一役買っていて魅力ではありますが、
この空気感をそのままに、できたら今の技術でリメイクしていただくと、
もっともっと魅力が増し、評価の上がる作品になるのではと思います。

ちなみに、音楽は若かりし頃の小室哲哉氏。
主題歌はTM NETWORKが歌っています。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 12

Anna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

物々しいバンパイアの世界!

原作は菊地秀行の小説「吸血鬼ハンター"D"」、シリーズの第1作目。小室哲哉が音楽を担当しており、主題歌は“TM NETWORK”が歌っています。

人間が吸血鬼に支配された世界。吸血鬼の伯爵に襲われた娘を助けるため、バンパイアハンターである"D"が吸血鬼やミュータントたちに立ち向かいます。

青黒い色彩が印象的で、とても雰囲気のある作品。世界観の物々しさが画面から伝わってきます。
1985年に製作され、いい意味で、かなり時代を感じます。
キャラクターのデザインも、とてもクールで好印象です。
最近のCGを惜しげもなく取り入れたアニメもいいですが、私には、このような画力だけで描きこまれた作品のほうが、よっぽど新鮮で好きです!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 1

60.0 15 戦いで覚醒なアニメランキング15位
ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (96)
280人が棚に入れました
舞台は2030年東京。
突如、東京近郊一帯で高周波の共鳴音が観測され、同時に街は紅い霧に包まれる。
そして、その音を聞いたものは、動物、人問わず、意識を失ってしまう。
首都機能のマヒに伴い、政府は一時的に同機能を大阪に移転、この現象を正体不明のウィルスと予測し、さらなるエピデミックを懸念して、東京を封鎖する。
しかし、この「大共鳴」より6日後、意識を失っていた人々は何事もなかったかのように目を覚ます。
その後、封鎖都市・東京は徐々に街としての機能を取り戻していくが、その日を境に様々な「異常事件」が起こり始め、人々は次第に、さらなる非日常へと侵食されていくこととなる。

そんな中、血に秘められた力を解き放ち「英血の器」へと目覚めゆく若者たち--。
彼らはお互いの力に引かれ、否応なしに出会い、心を通わせ、命を削り合う、過酷な運命の連環へと飲み込まれていく。

声優・キャラクター
梶裕貴、茅野愛衣、森川智之、日野聡、東地宏樹、悠木碧、福圓美里、寺島拓篤、斎藤千和、諏訪部順一、三木眞一郎、堀江由衣、小林ゆう、佐藤利奈、石田彰、釘宮理恵、井上小百合

未来 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

オンラインゲーム復活した方が

サービス終了したオンラインゲームMOBA風LOVAをサービス開始から半年まで遊びました。
アーケードはしたこと無いです。

1話の5分までなんとか見ました。
耐えがたきに耐えられないこの出来。

この予算を全部オンゲのLOVA復活に投資した方がよかったんじゃないだろうか

スクエアエニックスと日本のクライアントDL型オンラインゲームはもうFFとドラクエ以外終わり、みたいな風潮がLOVAの失敗であったし

これを見るならカクカクしてた頃の昭和の天空戦記シュラトみたほうがまだいいかな・・。

アニメは、初めの5分でうっはぁって声がでちゃったので、
それ以外は、うん・・。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

全てセリフで説明するからこういうことになる

酷いにもほどがある。
それぞれのキャラのチョロさぶりが際立ってて全然感情移入できない。
え?そんなん信じるの?とかお前自分がなさすぎだろ。ちょっとしたことで右往左往してみっともない。
戦闘シーンも雑だし主人公の顔の静止画だけまとも。

こんなにひどいアニメ久しぶりに見たわ。

なんか2期ありそうな終わり方してたがぜってーみねーぞ


OPEDにマクロスΔ、マクロスF双方の歌姫起用しているけどほんと無駄遣い。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 19
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

3話までの感想ネタバレレビューを読む

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7話感想ネタバレレビューを読む

8話感想ネタバレレビューを読む

9話感想ネタバレレビューを読む

10話感想ネタバレレビューを読む

11話感想ネタバレレビューを読む

最終回感想ネタバレレビューを読む

総評・↑と被る文章も多いのでこれだけ見れば良いかもネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 10

72.6 16 戦いで覚醒なアニメランキング16位
ドラゴンクエスト ダイの大冒険(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (180)
562人が棚に入れました
かつて、魔王ハドラーにより苦しめられていた世界は、「勇者」と呼ばれた一人の剣士とその仲間たちの手により平和を取り戻した―― 時は流れ…。魔王から解放されたモンスターたちが暮らす南海の孤島・デルムリン島。島唯一の人間であり、勇者に憧れる少年「ダイ」は、モンスターたちと平和に暮らしていた。だが、その暮らしも、魔王ハドラーの復活により一変する。師との約束、仲間との出会い、逃れられぬ宿命…再び危機が訪れた世界を救うため、勇者を目指す少年・ダイの冒険が始まるー!

声優・キャラクター
種﨑敦美、豊永利行、小松未可子、早見沙織、櫻井孝宏、梶裕貴、緒方賢一、降幡愛、関智一、前野智昭、奈良徹、子安武人、岩田光央、速水奨、土師孝也
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

リメイク作品

30年ぶりのリメイクとのことなので、
放送時間を鑑みて若年層をソシャゲのドラクエに取り込みたいのかな?

お金かけて丁寧に作っている印象。

97話~100話
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96話
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93話~95話
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92話
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90話~91話
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89話
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88話
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87話
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86話
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84話~85話
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83話
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82話
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81話
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80話
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78話~79話
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77話
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76話
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75話
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74話
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73話
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71話~72話
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68話~70話
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66話~67話
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65話
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64話
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62話~63話
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61話
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60話
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59話
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57話~58話
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56話
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55話
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49話
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48話
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47話
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42話~45話
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38話~41話
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34話~37話
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28話~29話
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26話~27話
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25話
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24話
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22話~23話
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21話
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20話
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17話
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16話
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14話~15話
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11話~13話
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8話~10話
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6話~7話
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1話~5話
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投稿 : 2025/01/18
♥ : 5
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

各シーズンの本命を蹴散らす底力

俺は原作コミックス号泣組。
さすがに今となっては断片的にしか記憶に残ってないけどね。
完結までやるらしい長丁場アニメ、途中で断念せずに観終えられるといいなぁ。

■5話目まで
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まだまだ序盤、この先も期待を裏切らずにゴールしてくれることを願っている。

■32話目
やっぱポップだよな!!!(笑)

■40話目
2021年夏期のアニメも出揃ったけど、それらと比較するとこれが一番面白い
・・・・・かもしれない。
つーか今期は数が多いだけで不作の予感。

■46話目
やっぱポップだよなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ネタバレレビューを読む
この先も楽しみだ。

■57話目
約束された名言集。
バーン様凄すぎwwwwwwwwwwwwwwwwww

■67話目
やっとここまで来た・・・・・やっぱポップだよな(泣)

■73話目
トラブルで1ヶ月待たされた。
でも許す、俺が許す(笑)
約束された神回とは言え、期待以上の出来にただただ感謝。
ネタバレレビューを読む

■88話目
ビースト君かっけぇwwwwwwwww

■96話目
まさに勇者ポップ。
青臭いセリフのオンパレードもポップだから許される。
そして劇伴仕事し過ぎ(笑)

■99話目
とうとうここまで来た。
そして久々に声優:子安の本気を見た(笑)

■100話目~最終回
いや・・・上々のリメイクを見せてくれた制作会社と声優に素直に感謝。
2年に及ぶ長丁場もこれにて完結。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

🏅全100話。勇者伝説の金字塔、堂々完結。

原作漫画は旧作アニメ版視聴後、完結までのアニメ化はないと諦めて購読。

【物語 5.0点】
あらすじは、勇者が大魔王を倒す。以上。

陳腐と思われる方もいるでしょうが、私はむしろ逆。
世の中、魔王は倒したけれど云々、魔王倒すの飽きたから云々……。
傍流シナリオばかりでウンザリしていた所へ始まったこの企画は待望。
あの『ダイの大冒険』が誰も歩まなくなった王道を再び驀進してくれる。
放送前キービジュアルで石碑に刺さった剣のビジュアルからは、
旧作アニメではなし得なかった完結を本気で決意してくれている。

私は放送前から終了まで興奮しっぱなし。
2年間、楽しい週末を過ごさせて頂き、本当に感謝しかありません。


全体構成はほぼ息継ぎなく大魔王軍との連戦が続く(作中時間でわずか数ヶ月)
特に全100話の内、3分の1はラストダンジョンでの最終決戦(作中時間で最後の1日)
最後の1クール超は大魔王バーン戦という極端なバトル偏重。

では、バトルばかりで内容がないのか?といえばそんなことは全く無く、
人間は勇者が守るに値するのか?人間の愛は奇跡を起こすのか?
バトルで突っ走りつつ、作品愛溢れるスタッフが、
原作全体を俯瞰する中で、重要な伏線となるシーンは演出を強化して王道テーマを補強していく。
数十話かけて積み重ねてきた主題がぶつけられるファイナルバトルは物語としても圧巻でした。

王道を語るには、相応の長尺と熱量が必須。納得の全100話でした。


中盤、ダイが竜騎士として覚醒後は、空中肉弾戦も増え、
『ドラクエ』というより『ドラゴンボール』かよ(笑)って感じでしたが、
終盤、多段階に変身するラスボスとの長時間の連戦、
ラスボスあるあるな、同一ターン複数回行動を体現したネタバレレビューを読む
バロメーターを補強する(※核心的ネタバレ)ネタバレレビューを読む
など、終わってみれば割りとRPGだったなとの余韻も残りました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・東映アニメーション

往年の同スタジオのジャンプ原作バトルアニメと言えば、
戦闘で手描き作画が完全燃焼→後は野となれ山となれ。大乱調が定番でしたがw
キャラの高速移動や、崩落或いは攻撃してくるダンジョン、巨大ボスなど、
適宜CGで下支えすることで2年100話のマラソンを完走。
そりゃ手描きで表現してくれるに越したことはありませんが、
人物が原型を留めなくなる位だったら、平凡でもCGの方がマシです。

近年は作品間のCGソース、環境共有も進んでいるのでしょうか?
作品の安定のためには良い傾向だと思います。
だからこそ放送延期をもたらしたランサムウェア等、ウイルス対策は厳重にお願い致します。
(勇者の快進撃を止めたのは大魔王ではなくハッカーだったとかシャレになりません)


表現自粛ムードがはびこる昨今のトレンドにもれず、
本作もまた原作からのエロ、リョナ自主規制もありました。
ただ私は原作コミック読んでいる際、テーマの核心部分に踏み込むタイミングで、
エロにかき消される面も感じていてw
例えば、上記でも述べた終盤の(※核心的ネタバレ)ネタバレレビューを読む
適度にエロを隠すことにより、テーマに集中できたという面では良かったと思います。

それでもマァムの生脚を黒タイツで隠すなんて邪道との異論があることは認めますw
ただ、私は、10年後、このアニメで黒タイツフェチに目覚めました
と思い出を語る元・青少年たちが多数出現することを予言しておきますw


【キャラ 5.0点】
漫画編集者から戦力外通告される程の“凡人”→勇者の名コンビに大化けしたポップ。
脇が甘い&セコい元・魔王→熱い魂を持った漢の中の漢に覚醒したハドラー。
両鼻垂れキャラの急成長という『ダイ大』の核心を表現し切った時点で高得点。

死んだはずのアイツが復活!もバトル物の典型ですが、扱いを誤れば茶番に転落する諸刃の剣。
そこを勇者に出逢った人々は皆その熱に押されて、勇敢な仲間になるという熱量で押し切る。

ダイとレオナ姫のボーイミーツガールだけでなく、
ポップ、マァム、ヒュンケルの三角関係を軸にした恋愛模様も愛の奇跡を彩る良いスパイス。
私はネタバレレビューを読むかな。
勇者は目を離すと何処でも行ってしまうので、もう離さないように。


【声優 4.5点】
脇に至るまで高ランクなキャストを配する声優業界総力戦。

噛ませ犬ポジションで北の勇者・ノヴァ役の岡本 信彦さんを一話で消費する豪華さ。
(但しノヴァは終盤カッコいいところを見せてくれましたが)
ハドラー親衛騎団も、ヒム役・三木 眞一郎さん、アルビナス役・田村ゆかりさんなど、
断じてチェスの捨て駒じゃない力の入ったキャスティングで勇者たちと対峙。
ネタバレレビューを読むに至っては本当に一言しかセリフがありませんでしたw

ラスボス役には私の期待&予想通りネタバレレビューを読む


勇者ダイ役を演じた2年間、他作品での充実ぶりも著しい種崎 敦美さん。
その他、ポップ役の豊永 利行さんらは、
放送前から、他の現場に行くと、周りの声優さんから、
『ダイの大冒険』やるのか?といった感じで激励されたのだとか。
声優業界にとっても本作は待望であり、
悲願成就のために選ばれたキャスト陣が熱演したことが伝わるエピソードです。


【音楽 4.5点】
劇伴担当の林 ゆうき氏。
明快なシンフォニック・ロックで伝説を盛り上げる。
「竜の騎士」と「勇者たちの力」の両バトルBGMがメインフレーズの双璧を成しましたが、
私が評価したいのは全99回を完投した「次回予告」
アバン役の櫻井 孝宏さんを起用した分かっているナレーションと合わせて冒険心を持続させた。
これもまた100話マラソン完走の原動力でした。

若手男性アーティストフェスの様相を呈した主題歌群。
ここも安直なタイアップではなく、
監督オーダーにより、放送部分のテーマを汲んだ歌詞世界が展開。

劣等感を振り払い立ち上がるXIIX(テントゥエンティ)の2ndED「アカシ」
ラストバトル前に花開いた恋愛要素を斟酌したハンブレッダーズの3rdED「名前」
達観した勇者の境地に寄り添い作品を締めくくったミテイノハナシの4thED「飛ぶ鳥は」
など歌もまた愛をもって作品に寄り添い続けてくれました。




【32話迄の評価・感想】抜群の手応え♪このまま勇者と人間を問い続けて突き抜けて欲しいです。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 28

63.3 17 戦いで覚醒なアニメランキング17位
INGRESS(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (126)
526人が棚に入れました
2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』──。ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。 『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。XMは、人類の希望または脅威とされ、 大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。XMを脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。この世界で起きている争いの背後には、XMの存在があったのだ。そして、2018年──。東京、そして世界を舞台に、XMをめぐる新たな戦いが幕をあける。アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、かつて体験したことのない新たな「拡張現実エンターテインメント」が、始まる。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、上田麗奈、喜山茂雄、新垣樽助、鳥海浩輔、利根健太朗、佐々木啓夫、緒方恵美

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

作画はTVアニメと思えない高品質さ。でもそれだけ。

フジテレビ肝いり深夜アニメ枠「+Ultra」の第一作ということで、全話録り貯めて一気に視聴。
→画が綺麗だったこと以外何も爪痕を残してくれなかった。ストーリーも設定もキャラも展開も演出も音楽も、キレイにまとまっていて悪くはないのだが突き出たものがなく、どれもどこかで見かけたような手垢まみれのテンプレを組み替えて用語をすり替えただけに見える来映えだった。

故に最終回で続編を匂わす終わり方をしてたが、その後の展開が容易に読めすぎて全く観る気が起きない。

画力と声優の演技以外の、全ての要素が2000年代初頭アニメの域を出れてない。

この作品の制作を指揮したクリエーター達はアニメ制作の技術はあっても、物語を創る感性が20年ばかり遅れたまま停まってると思う。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャッチコピーは、「The world around you is not what it seems.」(あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)

この作品の原作はオンラインゲームだったんですね。
完走してwikiをチラ見するまで全く分かりませんでした。

それと我々にとって朗報が一つ…
この作品はNetflixと地上波で放送されましたが、地上波でじゃフジテレビ「+Ultra」の枠第1弾作品として放送されました。
深夜のアニメ枠が増えるのは嬉しい事です。
これでフジテレビの深夜アニメ枠は、これまでの「ノイタミナ」枠に加え2枠となった訳です。
但し、「+Ultra」のwikiを見ると、本枠での放送は日本と海外を意識すると記載されていました。

元々IngressはGoogle発のオンラインゲームで、アニメの原作もGoogleから独立した「Niantic, Inc.」というアメリカの企業が作成しています。
海外原作の作品・ゲームを日本人スタッフによってアニメ化する…
これも海外を強く意識した展開と位置付けるなら、アニメ化される作品のジャンルが増えそうですね。

この物語の舞台は2018年の地球…
2013年からスイスで極秘裏に「エキゾチック・マター(XM)」という物質に関する研究が進められていました。
XMは古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史に大きな影響を与えてきた物質なんだとか…
やがて研究は全世界規模に拡大するのですが、XMに対する見方で世界が二つに分かれてしまったんです。

XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする「エンライテンド」
XMを脅威と見なし、コントロールしようとする「レジスタンス」
そして2018年…この作品の主人公である翠川誠は、幼い頃から特殊な能力を持っていました。
それは触れたモノの記憶を読み取る能力…
警察の特殊捜査官である彼は、普段からその能力は行使できないため、能力を隠しながら任務に従事していました。
ところが、とあるXMの研究所の爆発事故現場に赴いた際、奇妙な記憶と遭遇するんです。
爆発事故唯一の生存者である記憶喪失のサラと、指輪に残された奇妙な記憶…
これに巨大企業が絡み始めた上、XMにより特殊な能力を発揮する男まで現れ…一気に物語が動いていきます。

壮大な物語のスケール、CGを駆使した緻密な作画…
迫力も満点で見応えのある作品だったと思います。

アニメーション制作はCRAFTAR。
聞いたことない会社だと思ってググってみると、博報堂グループが2016年に新設したアニメーションスタジオなんだそうです。
日本のアニメ技術の海外流出に一石を投じる施策であると思います。
これからのMade in Japanの商品に求められるモノ…
コスト面だけなら、人材単価面で海外の方が有利かもしれません。
だからコストが合わないなら同じステージで勝負する必要は無いと思います。

どの産業分野でも共通して我々が強みを発揮できるのは、ありきたりですが「付加価値」だと思います。
日本発のアニメには他国の追従を許さない品質に対する付加価値があれば、十分世界でも勝負できると思います。
現在、CRAFTARではアカデミー賞にノミネートされたアニメーションスタジオと組んで世界規模のプロジェクトを複数本進行させているそうです。
徹底的に品質で勝負する…こういうスタンスも期待できるのではないでしょうか。

レビューから思い切り逸れてしまいました^^;
原作は「エンライテンド」と「レジスタンス」に分かれた陣取りゲームなのだそうですが、アニメの方は内容に捻りが加えられています。
単なる陣取りゲームだけでは物語にならないので…。

第3勢力の存在…
そしてみんながサラを手中に入れようと躍起になって追いかけてくるのですが、その理由も物語の進展と共に明らかになっていきます。
サラの声優さんは上田麗奈さんなので、安定感抜群の演技を期待して良いと思います。
主人公の翠川誠役は中島ヨシキさん…「ヒナまつり」の新田と言ったらピンと来る方もいらっしゃるのでは?

原作がゲームという事もあり、物語の重厚さと言う面では及第点かと思いますが、作画やS.E.の面は日本発の作品として世界に売り出すには相応のクオリティだったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「Tessellate」
エンディングテーマは「In Cold Blood」
どちらも、alt-Jさんの楽曲です。

1クール11話の物語でした。
ラストテロップに「To be continued…」と書かれていたので、素直に続編を期待しています。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 14

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ポケモンGOの元となったやつでしょ?

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:なんかゲーム中のムービーCGを見ているみたい。あのゲームを無理やりアニメ化するとこうなるのか。。。という印象。擬人化の得意な日本人ならでは?まぁ、見ますけど。
期待度:★★★

期待していたよりまともだったけど、あの世界観をアニメ化するとそうなるよねーって印象は最初から変わらず。ゲームがあってストーリーと設定を無理矢理ねじ込んだ感。
2期とかないよね?

投稿 : 2025/01/18
♥ : 10

71.7 18 戦いで覚醒なアニメランキング18位
東京喰種:re(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (473)
2375人が棚に入れました
群衆に紛れ、ヒトの肉を食らう。
ヒトの形をしながら、
ヒトとは異なる存在・・・“喰種”。

“喰種”を駆逐・研究する〔CCG〕は、
あるひとつの命題を果たすため、
実験体集団を新設。

その名は「クインクス」。

「まともな人間」ではない彼らと、
佐々木琲世(ささきはいせ)一等捜査官が、
“東京”で向き合うものとは!?

「東京喰種√A」の2年後を描く新章「東京喰種:re」いよいよ始動。

声優・キャラクター
花江夏樹、石川界人、内田雄馬、藤原夏海、佐倉綾音、宮野真守、小林ゆう

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

視聴者を置いていかないで欲しい

序盤 は?

中盤 え?

終盤 ん????

この話はなんか急に主人公が変わった話
ジャンルは微グロ・バトル
あんだけ二期を批判してた私がなぜ見てるのかは正直聞かないで欲しいのですが、見ました。2ndシーズンまでみちゃいました。ツンデレですかねw

まぁ最初は戸惑いましたよ。「だれ?」
しかし物語が進むにつれてだんだんわかってきます「ああ、これ理解しちゃダメな奴だ」と。
この作品を理解するには情報が少なすぎるし、その未解禁情報をほっておいて物語がどんどん進みます。それを制作側は「伏線おおき作品!これからの展開はどうなるのでしょう!」と歌っているのですから、もうどうしようもないですよね。これは伏線というより打ち切りマンガに近いなにかを感じます。これが2ndシーズンも続くのか、完結するのかわかりませんが、現段階では意味の分からない作品となっていますのでコメントしずらいです
あとは2ndシーズンのレビューで書かせていただきます

今作は監督とキャラデザがちょっと変わっています
監督は渡部穏寛さん。ナルトの一部監督はやったことあるそうですが、全話監督は今作が初だそうです
シリーズ構成は御笠ノ忠次さん。過去二作のシリーズ構成を担当した方ですね
キャラデザは中嶋敦子さん。坂本ですがなど数多くのキャラデザを手掛けたベテランですね
劇伴はやまだ豊さん。過去二作の劇判を担当された方ですね
アニメーション制作はstudioぴえろさん。過去二作を制作したところですね

作画は普通でした。
opは中村未来さん作詞作編曲、Cö shu Nieさん歌唱の「asphyxia」
edは薔薇園アヴさん作詞曲、女王蜂さん歌唱の「HALF」


総合評価 2ndシーズンみるまではまだわからない

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ドロドロした変身願望

3期である本作視聴から、私はアニメ二回分鑑賞後に、
アニメが消化した原作をレンタルして交互に見比べながら整理する。
という変則的な視聴方法で挑んでいます。

状況把握だけならアニメ観てるだけでも十分なのですが、
本作は如何せん登場人物が大勢いて、
しかも多くが前作までの因果などを背負って生きている。
重層的な人格が複雑に絡み合う中で、各々の心情を拾うには、
アニメ視聴だけでは、もはや限界を感じてしまいまして……。

アニメも喰種(グール)の赫子(かぐね)やCCGのクインケがウネウネと入り乱れる、
戦闘シーンを再現できている時点で、作画は及第点だと思うのですが……。
原作にも触れてしまうと、この作品はもっと表情筋まで描写できるレベルの作画で、
表現できる心情がもっとあるはず。と私もつい欲が出てしまいます。

よって私はアニメはアクションの映像化などの成果を堪能する物と割り切って楽しみ、
コミックで人物関係、心理などを整理する。と自分の中で役割分担をして、
コーヒーでも飲みながら、ゆっくりとコンテンツを消化したら、
本作のエピソードも比較的美味しく頂くことができました。

(本作も明らかにコーヒーのお供にするには適さないグロさですがw
瓜江くんの心の声がブラックでビターな味わいw)


期せずして半分、喰種(グール)になってしまった主人公
という導入で始まった本シリーズ。

最初、不幸だと思っていた喰種化なんかも、最近では、
人間が持つ願望の具現化のようにも感じられます。

大切なものを守りたい。もっと強くなりたい。
強敵にリベンジしたい。
立身出世。本当の自分を取り戻す……。

いずれも通常の物語世界においては、人間の成長や進化を促進する。
前途にヒーロー物の王道が開けるような健全な欲求であるはず。

ところが本シリーズでは、
3期でも自ら進んで喰種になったり、危険なクインケを生体移植してみたりと、
登場する各々の欲求具現化がことごとくグロテスクな印象。

さらには自らの性別がしっくり来なくて性転換していたり、
組織の中で、上へ登るために、人間でいながら喰種以上の冷酷さを覗かせたり……。

この世界に開ける成長ロード、自分探しは常に修羅の道。
それでも皆、今ある偽りの平穏などとは違う、
あるべき自分を獲得しようと、時に血ヘドを吐き、
良かれと思って封印された記憶を、苦悶しながら引きずり出し、
その身から異形を振りかざす異様を曝しながら、もがき進撃し続ける。

ネタバレレビューを読む

全く……どいつもこいつも……どうして、ありのままでいられないんだ!
(但し才子ちゃんは変わらなきゃダメだとは思いますがw)


激闘が続く人間VS喰種の生存競争の行く末だけでなく、
うねり、もがきながら進化し続ける彼らの成れの果ても見届けたい。
この秋から引き続き放送される4期目も、
コーヒーと原作本を手にじっくりと味わい尽くしたい作品です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 22
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

人も喰種も哀しみを抱えているんだよね

2018.06.24記


原作既読 1期2期は視聴済
原作「東京喰種:re」1巻からだいたい5巻くらいまでを1クールでまとめました。

※以下、無印(1期2期)のネタバレは隠してませんのでご注意を。

主人公はカネキくんから佐々木排世にスイッチしてます。
そのへんの事情は1期2期または原作の無印版をおさらいしときましょう。いきなり:reから入る方はいないと思われますが、前を知らないとよくわからないと思います。

:reはこれまでの喰種側の視点の物語展開から一転して人間側からの視点で進行します。
東京喰種は何が善で何が悪かの問いかけをぐいぐい観る者に迫ってくる良作だと私は思ってますが、その意味でこの視点の変更は必然だったのかもしれません。

そんなこんなで主にCCG視点で話は進むのですが、たまに登場するあんていくの面々が、これまでより魅力的だったりします。やはりああいうことがあって、生き残ったメンツそれぞれが哀しみや憂いを纏っております。例えるなら、北斗神拳の究極奥義・無想転生発動中のケンシロウといえば、おっさんにはわかるでしょう。
とりわけトーカさんが艶っぽくなっており、1期の序盤のイライラ娘っぷりを知ってる私たちにとっては隔世の感があります。すっかり大人の女性です。


全話観終わって、、、
続編ありきの構成だと原作のどこらへんで区切るか?というところがポイントではありました。無印1期の終わりネタバレレビューを読むを彷彿させるような終わらせ方だったのは良かったのでは?これは好感です。
それと前作と比較してもバトルシーンが多かったような。

悪くはないんですが、もう少し感情描写や内面の葛藤を深掘りしてほしかったような気がします。排世の葛藤シーンもあるにはありましたがすっと入ってこない。ネタバレレビューを読む

そんな中で印象に残っているシーンは

ネタバレレビューを読む


3か月ほど間を開けて最終章をやるのでそこでスパートかけるものと期待します。登場人物も増えてぐちゃぐちゃになって面白くなってくるはずなので2クール分くらい尺とってしっかり作りこんでほしいですね。

これはそのための準備運動みたいな位置づけかと。



-----
2018.11.11追記
《配点を修正》

この前原作をやっとこ完走しました。
無印か2期√aのどっちかのレビューでも言及してたかと思いますが、私アニメも原作も両方好きで、:re1クール終了時点でもそれは変わらずです。
巷では1期をピークに失速した評が多いように見えますが、私は最後まで付いていきますよ。


-----
2019.07.01追記

視聴時期:2018年春クール(リアタイ視聴)

CCGに新規キャラわんさか登場してくるため、アニメオンリーだとキャラの名前を覚えるのがたいへんなのは事実。まさに原作推奨なのですが、本シリーズに限らず「原作読め」はよく言われることなので、それ以前にアニメだけで理解を促す努力が制作陣には求められてたと思います。続く4期最終章では名前にテロップを出すなど改善が見られたので、それをここでもきちんとやっておけばと悔やまれる結果に。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 32

65.1 19 戦いで覚醒なアニメランキング19位
聖剣学院の魔剣使い(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (121)
436人が棚に入れました
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。 だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた! 「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」 <聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。 未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。 聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。 魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「ヴィジュアル系なろう」かなぁ・・・。

この手の作品だと「魔王学院の不適合者~」シリーズの方が格上な感じかなぁ、私自身が好きなのもあるかもしれないけれども。

物語の厚み、キャラの濃さ、決めゼリフなどなどね。
突き抜けたもの、継続したもの勝ちってところもあると言えばあるかもだけど。


今作は、少し物語が薄味な印象です。
その分、魔王が子どもになっていて、おねいさん方との絡みなどの要素でかさ増しをしているように思います。
世界観も、統一感が無く、悪い意味でのFF臭がします。
あとは色々と厨二小僧がよろこびそうな設定やツール、ネーミング、セリフなどを散りばめてあるのですが、私の印象では半スベリ気味です。

そして、ビジュアル系と評したように、キャラ容姿は頑張ってはいると思うのですが、こちらも「私自身の好み」の問題で「~不適合者」の方に軍配を上げたいと思っています。
厳しく言うとデザインもキャラクタのチーム構成も、いわゆるテンプレの域を出ていませんし・・・。

ただ、視聴し続けていく上で、キャラに馴染んでいく事を考慮すると、もう少し興味度がアップしていく可能性はあるような気がしています。
配下のメイドさんなどはもう少しスポットライトを当ててあげれば面白いような気がするのですが、あの不遇な感じが売りなんでしょうかね。
そう言えば、最後にミニコーナー的なものがあったのであちらでカバーしているっていう事なのかな。


総合的には物足りないところも多いんだけれども、いろいろと視聴者をくすぐるポイントはかろうじて持っている作品との評価です。
そこらへんが刺さる方には、私以上に楽しめるとは思います。

私自身としては、もう少し熟成が欲しいところの評価になります。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

魔王学院の不適合者を薄く控え目にした感じ

薄く控え目になった魔王学院の不適合者って感じのアニメ
そんなに悪いアニメじゃないけどこういう系統のアニメが多すぎるので、全体的に薄味なこのアニメは厳しそう

元魔王だけど、正体を隠す必要があるので力づくで無双するアニメじゃなくて眷属などに戦わせて最後に大ボスだけ魔王様が倒すみたいな感じ
適度に苦戦するのはいい感じかも
で世界の謎は気になるけど、ファンタジー世界に現代文明を適当に混ぜたようなあまりオリジナリティのない文明なので、あまり深い謎はなさそう

キャラクターの薄さも気になります
魔王様とセリア以外は強いのか弱いのか、どれくらい重要なのかよくわからなくて、見た目だけは重要キャラっぽいのいっぱい出てくるけど、別に重要じゃなさそう、敵も仰々しく出てくる割には大して脅威じゃない感じでなんか盛り上がらないですねー

女の子達は可愛いけどあんまり目立った活躍するキャラいないからイマイチかな
勇者達も強いの?弱いの?敵なの?味方なの?なんか重要そうなキャラクターいっぱい出てくる割にみんな大した役割なくてモブとそんなに変わらない
魔王様の配下もメイドと狼以外は人サイズのスケルトンばっかりでイマイチ魔王の威厳がないし、もっと迫力のある配下いないんでしょうか?

キャラクター間の強さの関係性がよくわからないところも欠点かな
魔王様は強いんでしょうけどあんまり人前で戦わないし結構苦戦するので、出てくる敵が魔王様に比べて強いのか弱いのかよくわからないのでどれくらいシリアスな状況なのかわからない

突き抜けた魅力や個性はないので人にオススメしづらいけど、あんまり余計なことをしないので見やすく、異世界ファンタジーが好きならそこそこ楽しめるかも

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2期はどうでしょう・・・

1000年前、魔王に堕ちた勇者が他の勇者に追い詰められ逃げるように自ら転生を選択。
生まれ変わって魔王国再建だ!と思ったら人間の少年ですやん!?ってアニメです。
こういうテンプレも多いですよね〜。
10歳の少年だから綺麗なお姉さん達に可愛がられてお風呂も一緒に入るというどっちかと言うとハーレムと言うよりラッキースケベなのかな?
キャラデザが可愛いから観れますw
音楽や声優さんはまぁまぁ良かったかな。
原作ストックは十分あるみたいです。
独占アニメは続編ありがち?
2期はどうでしょうね〜。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

72.3 20 戦いで覚醒なアニメランキング20位
第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (185)
675人が棚に入れました
突如出現した人類の敵「ネウロイ」に対抗するべく世界各国が連合軍を組んだ。ただし、彼らに対抗できるのは特殊な魔力を持った、少女たちだけだった・・・。遂に連合軍によるベルリン奪還作戦が始動し、再び結成される第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」、新たな501メンバーとして「服部静夏」も加わりネウロイとの死闘を繰り広げてゆく!果たしてベルリンの空を開放する事は出来るのか!?

声優・キャラクター
福圓美里、園崎未恵、世戸さおり、野川さくら、名塚佳織、斎藤千和、沢城みゆき、小清水亜美、内田彩、門脇舞以、田中理恵、大橋歩夕
ネタバレ

NEKONYAN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この私は8年待ったのだ!

劇場版のつづくの文字から8年
ついに三作目がきましたね。タイトルがRtB(Return To Base)のもじりなのでついに完結ですかね

先行上映の1話見てきました
2019年の春アニメで、スピンオフのショートアニメ化を行ったおかげで声優さんたちも声を戻してて安心しました。特にブレ魔女で声出せなくなってたサーニャと、演技的に声が高く朝イチで演じるには難しそうなルッキーニもちゃんとキャラの声でした。制作会社がまた変わり、501では初となるグラフィニカが担当しないCGでしたが、作画もよくCGの質や手書き作画への混ぜ方含め大変満足です。以下1話ストーリについてのネタバレレビューを読む2話放送が待ちきれない

2話
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3話
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4話
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5話
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6話
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7話
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8話
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9話
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10話
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11&12話
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投稿 : 2025/01/18
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いつものストライクウィッチーズ(← 良い意味で)

[総評]
ストーリー展開が宮藤さんのコンディション任せという点では、悪い意味でもいつものストライクウィッチーズでしたね。

内容は悪くなかったですし、これまでのシリーズのファンであれば問題なく楽しめる良作だったとは思いますが。

== [下記は第2話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
「ワールドウィッチーズ」プロジェクトとしてはどうだったか良くわかりませんが、『ストライクウィッチーズ』のテレビシリーズとしては無印、2に続く3作目で、時系列的には2の後になる劇場版のさらに後のお話のようです。

とりあえず第2話まで観たところでこのレビューを書いています。

タイトルに「ROAD to BERLIN」とありますが、本作での戦略的目標は「ベルリン奪還」となるようです。

第1話、第2話で前後編という感じのエピソードで、解散して各地に散っていた501部隊の面々の現在と再結成までを見せる構成でした。

501部隊再結成までの間、短期留学でローザンヌ医学校にいた宮藤芳佳が、学友アルテアによる縁で侵攻するネウロイと戦艦ドージェとの遭遇戦に援軍として駆けつける戦闘からの流れでの綺麗な導入エピソードでした。

作画はこのシリーズでは最高峰じゃないかなと思います。さすがは最新作。動きも込みで、とても良かったと思います。

メンバーはいつものメンバー+劇場版からの服部静夏ということで、良くも悪くも「いつものストライクウィッチーズ」な雰囲気でした。

とりあえず冒頭の2話は面白かったので、今後も楽しみにしています。
== [第2話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2020.11.12追記:
第6話: X-29みたいな前進翼型のネウロイがおっかなかった。(小並感)

2020.12.25追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。

「ROAD to BERLIN」というタイトル通り、ベルリン攻防戦で幕を閉じました。陸上巡洋艦ラーテは思ったほど「かませ」ではなく意外と活躍していましたね。

でも第6話の高速ネウロイがもっとたくさんいたら、わりと人類終わってないか…(笑)?

投稿 : 2025/01/18
♥ : 26
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これだよ。これなんだよ。

そうそう、これこれ。
本物のストパン再び?三度?
劇場版やOVAや「発信しますっ!」のせいで久しぶりに感じます。

あっと言う間に再結成した501のベルリンへの道。
熱い友情、熱い戦い、そしていつもの下半身。
総じて楽しませてもらいました。

11人?12人?
名前が覚えきれないのはいつものこと。
おちゃらけキャラの友情ドラマに感動しました。

ネタバレレビューを読む

今シーズンも訳の分からない回がありました。
これがストパンの楽しい所。
シリアスとコメディーのバランスが絶妙です。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 20

59.9 21 戦いで覚醒なアニメランキング21位
怪獣娘(かいじゅうがーるず)~ウルトラ怪獣擬人化計画~(仮)(Webアニメ)

2016年10月1日
★★★★☆ 3.3 (65)
178人が棚に入れました
人類と怪獣との長い戦いは終結し、平和が訪れた。そんな時代に、怪獣の魂を宿し、怪獣の姿に変身できる少女“怪獣娘"たちが現れる。彼女たちを集めて結成された特別組織“GIRLS"に、新人としてアギラ、ミクラス、ウインダムの3人が配備されることに。立派な怪獣娘になるべく訓練を受けるデコボコトリオの明日はどっちだ……!? ショートアニメ『怪獣娘(かいじゅうがーるず)』は、怪獣娘たちによる笑いあり涙ありバトルありのドタバタコメディ。

声優・キャラクター
飯田里穂、鈴木愛奈、遠藤ゆりか、徳井青空、加藤英美里、五十嵐裕美、潘めぐみ、諏訪彩花、湯浅かえで
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ウルトラマンに全く詳しくない者のレビューです(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
自分の少年時代は漫画にドップリで、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「戦隊ヒーロー」にはほぼハマりませんでした。だから、ジャンプ漫画についてはいくらでも語れるけど、上記については、浅~い知識だけ。

なので、「そういう人間としてのレビュー」でいきたいと思います!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

怪獣娘(黒)が放映されたので見始めた。オッサンホイホイアニメ。

レギュラーキャラがカプセル怪獣って渋い。

普通の人間である女の子たちに怪獣の魂が宿り、原案基準の習性や衝動に駆られるという設定。
突然吠え出したりドアノブを壊したりと日常生活に支障をきたすため、対策として国が運営する――

国際怪獣指導組織「GIRLS」に入る。


思い浮かんだのがウルトラシリーズで何度かある「人間の怪獣化」

あるきっかけでメタモルフォーゼし家族ともども怪獣になってしまう少年や、環境によって変貌する者、
同化液を浴びせられたり、自身に細胞を移植する科学者など各作品には様々なパターンがある。
うって変わって本作は過去に存在した「既存怪獣の魂が宿る」設定なので、随分ポップな怪獣化で安心です。

女の子の可愛さを最大限に残しながら野性味や露出が増え「萌え」+「格好いい」が組み合わされ
男の子の夢が詰まった進化をしました。まったく…、日本の萌え文化というのは度し難い(いいぞもっとやれ)


怪獣の魂は「カイジューソウル」
ソウルライザーと言われる怪獣へ変身する特別な機械の値段は“24,800円”らしい。スマホ代である。

調べると国際怪獣指導組織「GIRLS」には前身のエピソードが存在し、そこが中々に面白い部分だった。
怪獣娘研究の第一人者、小説版主人公“多岐沢マコト”。彼女が中心となり結成された組織であり、
世界初の怪獣娘、天城ミオ(ベムラー)をきっかけに国際連合の指導の下で、防衛と研究、
怪獣娘たちの保護を目的とし作られたという。

主人公級の三人、アギラ、ミクラス、ウインダム(かぷせるがーるず)たちは
本来のシリーズでなら「防衛チーム」。つまり怪獣と戦う人類側にあたるポジションだが、
怪獣娘の卵であり見習いの三人。本作ではスポ根や青春劇に近い話がメインとなる。

登場する有名怪獣。原案で聞いた独特な鳴き声やBGMなど、個人的な盛り上がりは多くあったものの、
これはウルトラマンや、ウルトラQから始まるウルトラシリーズを把握していないと楽しめないものかもしれない。
特撮ファン以外だと、変身シーンでニチアサっぽいBGMが流れる魔法少女のエッセンスを加えている点など面白く、
ほんの一瞬キャラクターの頭身が上がるのは「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」を想像します。

ファン評を差し引くなら可愛い女の子達のたまに入るエッジの効いた台詞やギャグが楽しいし、
ただ緩いだけでなく5分間に込められたストーリーも有るため、(意外と)見応えはありました。
活動限界の3分を踏襲したアニメ…はダメか。

身も蓋もない言い方をすると、リバイバル+擬人化+アイドル、全てのブームをごった煮した節操のなさがある。

しかし、画面のPOPさに似合わない作りこまれたショートアニメでもありました。2期も観たら一応まとめます。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

怪獣+ギャグ+成長物語=?(ユルく観られるので私は好きです)

ウルトラマンで有名な円谷プロダクションの原案による、作中に出てくる怪獣を擬人化(女体化)したキャラクターでのメディアミックス企画のアニメ版です。

ということで、企画の方向性としてはセガ ハードウェア・ガールズ(セハガール)などと近いかも。

高い頭身のキャラクターデザイン(アニメでは変身時のみ)がありながら本編ではSDキャラで通しているのもアニメのセハガールに通じるところがありますね。

アニメでのメインキャラはアギラを擬人化した姿に変身する宮下アキ(アギちゃん)、ミクラスに変身する牛丸ミク(ミクちゃん)、ウインダムに変身する白銀レイカ(ウインちゃん)です。

ウルトラセブンをご存知ならすぐお分かりかと思いますが、この三人の元になっているのはダンがウルトラセブンに変身できないときなどに代わりに戦ってくれる通称「カプセル怪獣」で、OP/EDを歌うこの三人には「かぷせるがーるず」というユニット名が付いています。

他にピグモン、ゼットン、レッドキング、ゴモラ、ザンドリアスが出てきます。ほとんどがマンかセブンの怪獣なのに、ザンドリアスだけ80(エイティ)でめっちゃ新しい…。

怪獣娘、通称「GIRLS(ガールズ)」がどんなものでどんな話なのかは本編を1、2話観てもらえば把握できると思いますので詳細は割愛しますが、基本的にはメインキャラ+ピグモン、レッドキングなどと繰り広げるギャグを含んだ日常パートと、シャドウと戦う戦闘パートで構成されています。

どっちをどれだけやるかは各話のシナリオ次第ですが、基本的にはユルい感じのショートアニメなので気楽に観られると思います。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

61.7 22 戦いで覚醒なアニメランキング22位
オリエント(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (101)
253人が棚に入れました
鉱夫になるための学校に通う少年・武蔵は、武士になる夢を持っていた。しかしそれを周りに言えずにいた。なぜなら武士は「150年前まで日ノ本を支配していた“化け物”」とされていたため。一方、鬼は神と崇められていたが、鬼こそが人間の世界を支配する“化け物”であり、鉱夫は鬼の食べ物である金属を死ぬまで堀り、奉納する仕事だったのだ。武蔵はそれを知っていたため、鉱夫として鉱山に内定後入山し、鬼と対面。鬼退治を宣言。周りにも正直な夢を告げることができたのだ。武蔵の幼馴染の少年・小次郎も「鬼鉄騎」でアシストに現れ、5年間こっそりと修行していた武蔵は「千旋烈斬剣」で鬼を倒す。武蔵は小次郎に、2人で幼少期に誓った「武士団の結成」を誘う。しかし、小次郎の中で武士になりたいという夢は薄れかけていた。武士の血の流れる小次郎は昔から迫害されてきたためである。そんな時、鬼の親玉、鬼神「炎獄天狗」が5年ぶりに降臨し、金属である小次郎の刀を食そうとする。刀を奪われることに、喪失感を感じた小次郎は、自分の中にある武士としての誇りを自覚する。刀は一度鬼神に食されてしまうが、鬼神の腹部の硬い表皮を武蔵が割り、刀は取り戻され、小次郎は今度こそ武蔵と共に「最強の武士団」を作ることを誓うのであった。

声優・キャラクター
武蔵:内田雄馬
鐘巻小次郎:斉藤壮馬
服部つぐみ:高橋李依
武田尚虎:日野聡
犬飼四郎:下野紘
犬坂七緒:和氣あず未
小雨田英雄:羽多野渉
真田青志:石谷春貴
山本春雷:大西沙織
鐘巻自斎:小西克幸

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

バイク。うーん…バイク!

視聴完了。
予想してたよりも結構面白かった。
女の子キャラがかわいくて、特に黒曜の女神がカワユスだった。
内容は、土曜日の夕方6時半とかにやってそうな少年漫画アニメでした。
鬼神とか、武士とか武士団とか、鬼神を倒せる刀、きてつとうとか。
なんかちょっと幽遊白書っぽいような、桑原和真の霊剣を思い出しました。

7月から2期もあるそうなので、まあまあ楽しみです。

↓2話までの感想。

こんなバイクの登場の仕方ありますか?
全く見るつもりはなかったけど、見なくちゃいけないかもしれない。

2話も見ました。
キョロちゃんみたいな敵がボスらしい。
フザケテル。
これは見なくちゃいけないかもしれない。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

出だしはこんなもんかな

マギと同じ作者で普通に面白い作品です。
ただ、個人的にはオリエントは序盤のアニメ化された部分は盛り上がる為の準備段階と良いイメージです。
仲間を固めて登場キャラに顔を出させて鬼を知り父の武士としての過去を匂わせたり。
そして、戦う為の力をつける。

だから、個人的には結構退屈なんですよね。
ただ、ここから面白くなります。
2期からですね。
しかし、最終回が正直必要なかったかな……11話で最終回にした方が良かった気がします。

ここから物語は長編に突入します。
12話はその冒頭であり、これは2期の淡路島激闘編であるスタートライン。
それなら2期と合わせて見たかったです。

原作ストック的には淡路島激闘編のラストがアニメの最終回だと思っていたのですが、分割されるんですねw
1期のここまでは退屈ですが、2期は私は割と好きなエピソードです。
最終回で出ていた「みちる」がメインの話なんですが、この淡路島編のラストを見て好きになったキャラです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

すもももももも → マギ → ?

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
書きかけのレビュー投稿してしまいましたm(_ _)m 追記します。

原作者は、レビュタイ通り、「マギ」で有名な「大高忍」さんです。

少年漫画らしく、原作には一定のクオリティはあるのだろうと感じました。また、「武士団」の設定はなかなか面白く、今後面白くなりそうな気配もありました。

ただ、アニメのクオリティとしてはやや疑問が残り、特にバトルの作画、演出はダサかったかなと。これなら、原作の方がずっと面白そうですね。

私事ですが、毎年これから繁忙期になるので、冬は観るアニメ絞っています。その観点でいけば、継続視聴には少し足りないかな?って印象です。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/01/18
♥ : 12

66.6 23 戦いで覚醒なアニメランキング23位
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (129)
357人が棚に入れました
“別にいいじゃねぇか……。何歳から新しいこと始めたって!” 最強にして新人のオッサン、冒険者を目指す! 「夢を追うならできるだけ若いうちがいい」 人は皆、そう考える。だが、どうしても諦められない。そんな大人も、どこかにいる――。 10代で冒険者になるのが当たり前の世界で、30歳を過ぎてギルド事務員から冒険者を目指したリック・グラディアートル。 大陸最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによる想像を絶する訓練の日々を過ごしてきた彼は、新米Fランクながらも最高位であるSランク並みの戦闘力を有していた!? 叶えたい夢を追い続けるアラサー主人公が、なめてかかってくるエリート冒険者を、本人が気付かないうちに鍛え上げられた戦闘力で次々にねじ伏せていく痛快アクションコメディ!

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ううーん、クソアニメですが面白いクソアニメかどうか…

やりたいことはわかりますがクオリティは残念。
作画が微妙過ぎ。

内容はまあ、結局いつもののバリエーション違いでしかない。
やっていることはいつもの通り、なろうチートものです。

まあ的当てが無いからいつものとは違うというなら、そうですかって感じですが。

ただまあ、一応ギャグな雰囲気があるところは、微妙に笑えないことも無かったかもしれません。

まあ明らかにクソアニメなんですが、笑えるタイプのクソアニメってのもあるんですよ。

決闘したアンジェリカが、なかなか反応が良くてクスッとしそうになったので、もしかしたらちょっとは笑えるのかなーとも。

というわけでちょっとだけ見たい気もしました。

でもまあ、多分切ります。今期も本数多いでしょうし。
暇なら流し見しても良いのですが。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

転生、転移がこれほど重要だとは…。ズラしが上手くいっておりません。そして脳筋体育会系アニメでした。

最終話(12話)まで観ました。2024.09.29

 ワンクールの半分以上やっていた闘技会編もいよいよクライマックス!リックとブロストン先輩が本気で殴り合い、ブロストン先輩も大満足!凄まじい体育会系の脳筋ストーリーでしたが、オチはキレイに決まった様です。

 リック達の今後の目標も定まり、俺達の戦いはこれからエンドでしたが、ワンクール作品としては上手く畳めたと思います。わりと強さ表現が限界突破したので、2期は無くても良い感じです。これ以上の強敵が出現すると、作画崩壊しそうです。

 まぁ、リック達の目的も、宝玉を集めて超強いカイザーをいっちょ討伐するかぁ〜位なので、そんなに興味を湧きません。別に今の所カイザーは人類の脅威にもなってませんしね。

 後、ブロストン先輩は、割と才能だけで産まれた頃から強いので、トカゲ男のギースと何が違うのか良く分かりません。イキッて無い所かな?パーティーのメンバーも修行で強くなったとは思えない面々なので、これ以上続けると、物語が破綻しそうな気もします。

………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2024.09.04

 6話からスタートした拳王トーナメントも佳境に入りました!お色気ツッコミ要員のアンジェリカのために、超天才で才能のみで戦うトカゲ男のギースをボコボコにして指導します。

 主人公、もう強さを自覚してるやん…。手加減まで覚えちゃって…。最初のオトボケ振りは何だったのかな?普通の俺tueeeeee!に成り下がっています。

 主人公、努力だ〜とか申しておりますが、チート能力覚醒してましたよね?説得力がありません。始めの変に自分は弱いと勘違いしてる云々の設定は、正直必要ありませんでした。

 アンジェリカ以外のキャラに魅力が全く無いという不思議なアニメですが、ここまで来たら最後まで視聴継続です。
………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2024.07.24

 えっ!?タイトル詐欺じゃね?4話で3話までのお話と矛盾する回想をぶっ込んできました。

 他のレビューアー様も指摘されていますが、主人公、特訓のおかげで強くなり、自分の実力を勘違いしているキャラだったはずなのに、ドラゴン倒しちゃったよ…。

 30歳で能力覚醒してたのね…。1話辺りの無知さは何だったのか?出落ちで後の展開を考えてなかったのでしょうか?

 物語の制作において、誠実さを感じさせない展開に、失望させられました。せめて能力覚醒は特訓中にするべきだろ…。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.07.16

 Eランク昇級試験編終了!主人公、Aランクエリートお貴族様を軽く退けました。

 そして、お貴族様に対して強くなるためのアドバイスなんかしちゃいます。これ、全然無自覚系俺ツエエエエ!じゃ無くね?

 主人公、割と性格が悪いんじゃね?と疑問に思いつつ、次回も楽しみです。

 しかし…、主人公はあんなに鍛えた体を見せつける様な格好をしていて、自信が無いとか、何を言っているのか…。

 ボディービルの大会で上位入賞する様な人物が自分はヒョロガリですとか自己紹介する様なもので、嫌味にしか聞こえません。

 どう考えてもオッサンである以前に強いでしょうよ…。みんな、年齢以外に他人を評価すべき基準が無いのかもしれません。視覚情報に頼らないなんて、こんなことじゃモンスターに勝てなくね?
……………………………………………………………………… 

 初回観てのレビューです。2024.07.05

 なろう無自覚オレtueeeeee!テンプレを転生転移無しでやってみたら?的な作品です。主人公は元ギルドの受付32歳!

 まぁ、これが見事に滑っています。主人公はある意味視聴者の分身なので、親切にいちいち異世界の出来事に驚いてくれますが、あれ?この世界の住人ですよね?

 主人公、異世界で社会人を何年もやってたのに、無知過ぎます。山奥で暮らしていたならともかく、ギルド職員だったのに、冒険者とかの状況を知らな過ぎです。

 なろうの導入としての異世界転生、転移というのは、やはり重要な発明だったんですね。生粋の異世界人なのに、主人公の無知さは違和感を感じます。

 現代日本の現役世代なのに、スマホを見たことが無いとか、キャッシュレスの使い方が分からないとか、日本を旅行中の外国人を見て天狗や鬼がおる〜と驚く様なもんです。

 記憶喪失かムショ帰りかなんかでしょこれ?どう考えてもサイコパスです。元ギルド職員設定いらんでしょ。

 後、2年でここまで強くなるんなら、10代から修行してたら、素手による惑星破壊が可能な位に強くなってね?

 テンプレを少し外してみても別に面白くないと言う…、1話から事故ってますが、これからどうなるのかちょっと気にはなります。十中八九クソアニメでしょうが…。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

オレ、最強!

原作未読 全12話

主人公は冒険者になりたかったが、あることで一時は諦めていました。気がつけば30歳、冒険者ギルドの受付からS級ランクの冒険者に出会い、あることでその冒険者が所属しているS級ランクのパーティの冒険者たちに死ぬほど(死んでも)鍛えられます。

修行が2年経ち本人に自覚がないが、S級ランクに近い力を身に付けた主人公は冒険者最初ランクであるEランクの試験に挑んでいくお話です。

前半はそのEランク試験に挑むお話、後半はとあるもの奪取すべく格闘技トーナメントに参加します。

お話はコミカルな感じですが、ほのぼのとした感じでなく、敵になる者たちも結構嫌な感じのキャラで、闘い終わったあとはスッキリしますw

主人公は、とにかく尋常じゃない特訓を受けていたので、メチャクチャ強いですね。

前半で敗れたキャラも再登場してツッコミ役として出てきますw

オレ最強系作品ですが、最初は本人に自覚なくてランク試験のときも相手の攻撃が遅すぎて戸惑っていましたねw

トーナメントの闘いもそれぞれ持ち味を出していて、なかなか良かったです。

切りがいいところで終わっていますが、まだまだ目的までは遠いようですね。

OPは串田アキラさん、EDは藤川千愛さんが歌っています。

最後に、串田アキラさんといえばキン肉マンの曲を思い浮かべますが、ザブングルのOP/EDもいいですよ^^

投稿 : 2025/01/18
♥ : 14

61.8 24 戦いで覚醒なアニメランキング24位
天空侵犯(Webアニメ)

2021年2月1日
★★★★☆ 3.1 (52)
204人が棚に入れました
女子高生・本城遊理がふと気づくと、そこは見知らぬビルの屋上。彼女が迷い込んだその世界は、無数の高層ビルが吊り橋で繋がる明らかな“異常空間"だった。何も知らずに逃げ惑う人々を、容赦なく殺戮する謎の“仮面"。地上への階段が塞がれた、この地獄のような世界で生き残るには仮面に殺されるか、殺すかの二択しかない。遊理はこの理不尽な世界をブチ壊すため、そして、同じく迷い込んだ兄と再会するため、生き抜くことを決意するが果たして――?

声優・キャラクター
白石晴香、青木志貴、関根明良、榎木淳弥、梅原裕一郎

missing31 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

必見!!久しぶりにキタwwww

やばい。こんなヤバイアニメ久しぶりに観たw
原作のWEB漫画は観てないがこんなにひどいのかな?
小学4生のラノベコンテスト佳作くらいな印象。

・棒読みのクソセリフ(語彙は小学生レベル)
・とってつけたような小学生脚本(マジで酷い)
・ビビるくらい陳腐な演技と演出(ヤバイw)
・信じられない程浅い世界観設定(100円のスマホゲー並み)
・ブレまくりにキャラ設定(100円のスマホゲー並み)
・ブレまくりの世界観(誰も疑問に思わないのやばい)
・何もかも適当でとってつけたような雑さ(すごい)

など、これはもうひとつの芸術というか
『逆にあり』みたいなレベルに到達している。

相当レベルの低いチープな「バトルロワイヤル」とか「カイジ」系。
賭け狂いとかも酷かったけど、非じゃないくらい酷いw
なんか謎にちょいエロでパンチラ挟んでくるあたりもうける。

あまりにもすべてがチープなので最後に「全部ゲームでした」って
言って本編が始まったら感動するレベルでチープなんだが多分本気。

これはマジでどういった層をターゲットにしているんだろうか…
チンパンジー?

これって監督とかプロデューサーとか何も思わないのか
それとも原作がこうだから諦めて流し作業なのか...

「内容は面白いのに作画が~」とか「話自体は良いのにアニメ化が~」
とかって意見もあるけどちょっと…何を言ってるのか分からない。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

REI さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

個人的な見解ですが私が一番嫌いな終わり方

原作は読んでません。

あらすじはアニコレで見てねー^^

設定は「今際の際のアリス」に似てる感じ
こちらはビルからビルへは移動出来るけど地上には降りられないとの
仮面の奴らとの純粋な殺し合いってことぐらいかしらねー

 ドラマ的にはテンポよく進んで、見やすいんだけど、最後までも見ても
なーんにも解決していない、すっきりしないアニメ
 Netflixはよくあるパターンなんだけど、(7SEEDとか)途中で終わらせるってのはどうなのかねー
 たぶん、次回作がある程で作っているので次回作があるんだろうけど、今現在の時点では、私、個人的な意見ではストレスの貯まるアニメですね。
 最初から続編があるよーって言ってくれれば、まだ、わかりやすいけどねー

 全てのアニメに携わる人に感謝を!!

 

投稿 : 2025/01/18
♥ : 4
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

そこそこ。。見えるし、それなりに観れる、JKサスペンスアクション 

 
NETFLIXオリジナルアニメ。

■あらすじとか展開とか
 女子高生が目覚めたビルの屋上は殺人鬼が徘徊する閉鎖空間。生き残りをかけたサスペンスアクションが幕を開ける・・
 「殺戮の天使」とか『ダーウィンズゲーム』を思い出しますね。
 ~ネタバレレビューを読む
 シリアスとコミカルが半々といったところでしょうか。
 自分はキライじゃないです。

■作画
 キャラデザはキライじゃないけど作画的に残念なところも。
 アクションは悪くはないかと。
 多少グロとパンチラあり。
 唐突なお色気シーン・・まあ事情はお察ししますが、さほど色気を感じず・・というかむしろイタイ場合も。好みの問題かも知れないけど、もっと色気というものを勉強した方がいいような。。安易なエロは作品自体を安っぽくさせるかと。

■キャラ/キャスト(ほぼ自分用)
ネタバレレビューを読む
 声優さんの力量かキャラ自体はそれなりに個性や魅力を感じました。

■総括
 キャラが刺されば面白いかも。
 アラも見えるけど、ツッコミを愉しむ余裕があれば興味が持続できるし、自分はそこそこ楽しめました ^^;
 特に7話からの展開が好きかな。


 原作:DeNA系のWebマンガ
 制作:ゼロジー
  奴隷区、One Roomセカンドシーズンなど
 配信:2021年2月
 視聴:2021年3月

作画向上の願いも込めて2期に期待。
 

投稿 : 2025/01/18
♥ : 10

65.4 25 戦いで覚醒なアニメランキング25位
デビルマンレディー(TVアニメ動画)

1998年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (39)
176人が棚に入れました
ファッションモデルの不動ジュンは、ある日アスカ蘭と名乗る女性の訪問を受ける。そしてジュンは、人が獣(ビースト)になる恐ろしい光景を目の当たりにする。ビーストに襲われそうになったとき、ジュンもまた獣へと変貌を遂げる。ビーストの姿でありながら人の意識を持ち続ける「デビルマンレディー」に。その事実にショックを受けながらも、ジュンは身近な友人たちを守るため不本意ながら、アスカに促されるまま「ビーストハンター」としてビーストとの戦いに身を投じていく。
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

人間よ、人間だから、”デビルマン”なんじゃない!

実写版「デビルマン」という想像と予想を遥かに超えた超変化球に避けきれずデッドボールを喰らい、リハビリがてらの救済処置に見つけたのが「デビルマンレディー」でした。
監督は「吸血姫美夕」の平野俊貴氏、脚本は「serial experiments lain」の小中千昭氏、これはおぞましい雰囲気が期待出来ますね!


ファッションモデルである不動ジュンは、ある日謎の女性アスカ蘭の訪問を受ける。彼女に無理矢理人気のない倉庫に閉じ込められたジュンは、人が突如異系の獣「ビースト」に変形する恐ろしい光景を目にする。
ビーストに襲われ絶体絶命となったその時、ジュンも獣の姿へと変形し、ビーストを本能に赴くままに殺戮する。
ビーストの姿でありながら人の心を持ち続ける「デビルマン」となったジュンは、アスカに促されるまま「ビーストハンター」としてビーストとの血みどろの戦いに身を投じていくのであった…。



永井豪原作「デビルマン」の設定を男女逆転させた形にした作品。漫画版「デビルマンレディー」もありますが、そちらとは全く話も設定も異なります。
この作品で感心したのは、ただ主人公とアスカの性別が違うだけではなく、漫画版「デビルマン」とあらゆる面に置いて立ち位置が対になっていることです。
例として挙げると
不動明は自信の意志により”デビルマン”となり、たった1人で戦いに挑む。
不動ジュンは他者の強制により”デビルマン”にさせられ、超機密組織のバックアップ付きで戦いに仕方なしに赴く。

女性の主人公がズタボロの瀕死にやられる1話から始まり、終始主人公が酷い目に合っていく展開です。人ならぬビーストの姿となった者の葛藤、苦悩を繰り返すジュンの性格も相俟ってか作風も暗く陰鬱。永井豪の漫画はコミカルもあったりするのですが、今作ではほとんど笑える場面はありません。
日常に潜む「ホラー」が序盤は顕著で演出がニクい。アスカ蘭の真の狙いも謎解きのようにゆっくり明らかにされていき、次第に迫って来る終末感もアリアリと上手く描写していました。
陰惨な結末で有名な「デビルマン」とは異なり、希望のある結末にしたのは見事な構成です。
ネタバレレビューを読む


本作で外せない主人公の性格もまた対になっています。
不動明は”デビルマン”になる前は弱虫でオドオドしていましたが、覚醒後は喧嘩強い男気溢れる性格に変貌します。
不動ジュンは内気で社交性のあまりない暗い性格で、"デビルマン”になる前も後も変わりません。それ所か、時折獣の欲望が現れることに自己嫌悪に陥ったり、不条理な運命や先の見えない壮絶な戦いに苦悩したり、情緒不安定になっていきます。獣と人間の狭間で葛藤し、追い詰められていくのです。

アスカ蘭が言う通り「獣」としてふっ切れたらこんなに思い悩むこともなかったでしょうし、容姿端麗で根は優しいが為に同性異性問わずモテまくり自分の首を絞める事になります。恐らくウジウジで自分自身に苦悩する彼女の優柔不断さにイライラする方もいらっしゃるかと。それは根本的な性質が真面目で誰よりも心優しかったからなのでしょう。
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そんな中でも彼女なりに自分の存在意義を見つけようと踠き続けます。
また、自分を慕う「滝浦和美」という年下の女の子を守る為に距離を置き、双方すれ違っていきます(デビルマンの「牧村美樹」をオマージュしたキャラ)。
何かをしては上手く行かず、物事が悪い方向に向かい…もうね、そんなにやるかっていう位ジュンを絶望の淵に追いやっていきます。泣きながら傷つきながら過酷な運命に立ち向かおうとする主人公には感情移入しまくってしまいました。
最後には…どうでしょう、ジュンは何か一つでも良い事あったのか…。
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アスカは気の弱いジュンを良いように利用しまくり「貴方は私のものよフフン」なんてサディスティックなラブオーラを出しまくります。ジュンはアスカのことを憎んではいながらも、愛憎混じったもどかしい感情を抱いています。2人の奇妙な関係も中々見応えありました。会話も率直で真逆な価値観も覗かせて結構面白かったりするので、アスカがあまり出ない中盤は残念でした。
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声優さんの演技も素晴らしかったです。
特に不動ジュン役の岩男潤子は普段儚げでもの静かな女性で、「デビルマン」に変身した途端ドスの利いた声になる演技力の高さは驚きました。ジュンの苦悩、葛藤、人と獣の間で叫ぶ哀しみが身に染み入る位感じられました。
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何せ世界覧が終始暗い上、主人公の難儀な性格に好みが分かれる所です。
規制によって画面が暗過ぎることもあったり、作画が回によって荒いのが難点。
「デビルマン」を強く意識し、新しく解釈した側面に仕上がった今作はとても見応えがありました。それでもって主人公の報われない結末が、哀しくて仕方なかった。こんな切ない作品があるんだなあと思い知りました。私にとって印象深い大切な作品です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 21

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

飛鳥と不動。神と悪魔と人のアナザストーリー

全26話。
永井豪。
ED田村ゆかり。


人が悪魔化して戦う。
デビルマンと言えばこの構図なんですけど、今回は変身するのがレディー…そう、女の人なんです。モデルの。

デビルマンと同様、デビルマンレディーも原作漫画とアニメでストーリーが全く異なってます。

漫画版ではデビルマンレディーとデビルマンがパラレルの関係にあるので、デビルマンレディーにデビルマンの主人公不動明が登場したりするんですけど、アニメでは完全オリジナルなのでせいぜい不動明のオマージュキャラが登場するだけになってます。

この作品、主人公の性格が非常に内向的。
その分、悪魔化したときの本能に支配された獣の様相に対してギャップが激しく、グロ要素にも拍車がかかってます。
バトルは暗い中でのバトルがほとんどなので、回によっては暗過ぎて何が起こってるのかわかんないときもあるのでそれは難点かもですが。
というワケで主人公が暗く、雰囲気も暗く、若干鬱っぽく重苦しい展開がツラツラと続いていくワケですけど、そんな中にも、人とは?進化とは?という問いかけが多分に盛り込まれているあたりはいかにもデビルマンらしい作品となっているんじゃないでしょーか。その問いかけに対する回答を自分なりに考えつつ視聴すると一層楽しめると思います。

人、悪魔、神。
この関係性がつまるところ話の完結のあるデビルマンシリーズの見どころだと思ってますけど、このデビルマンレディーはデビルマンシリーズにおいて他にはない唯一無二のエンディングカードをきってくるので、デビルマンの存在について新たな発見があると思うし、それについて自分なりに考察するのは面白いかなーと思います。

最後にひとつだけ小ネタ投下。
かつてドラゴンボールでカメ仙人がカメハメ波をうつときに上半身の服がビリビリに破れたように、又はかつて北斗の拳でケンシロウが気合いを入れたら上半身の服がビリビリに破れたように、デビルマンレディーに変身して体の筋肉が膨張するときは服が破れちゃいます。んで、、元の人の姿に戻る時は基本裸なんですけど、デビルマンの主人公不動明のオマージュキャラとして登場している真紀猛だけは変身後、服が元通りになってますw
先発旧作のアニメ「デビルマン」で主人公不動明が変身後に服が元通りになってたのをギャグとして逆手に取ってネタとして堂々とやらかしてくれているんです。オマージュもここまでやればなかなか深いっすww

投稿 : 2025/01/18
♥ : 21

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昔うちの母親が永井豪の事務所で働いてたらしいんだけど

永井豪と言えば偉大な漫画家ですが、母の話を聞いてもどうもピンと来ないというか
それって凄いことなのかどうか感覚的によく分からないんですよね。
自分は永井豪の世代じゃないし
作品をまともに読んだこともアニメを見たこともなかったので。

永井豪と親交のあった手塚治虫が
「豪ちゃんいる~?」みたいな軽いノリで事務所によく遊びに?来て
受付だか事務員だった母はその取り次ぎを何度もしていたそうですが
それには流石に驚きましたw ブラックジャックは読んでいたので
曲がりなりにも手塚治虫の偉大さを肌で感じ取っていたからなんですかね。

まあそんなコバナシはおいといて。

マイナーな良作アニメないかな~ってネットで探してたら
永井豪原作の「デビルマンレディ」という作品がよく挙がっていたので見てみることに。
本家デビルマン見てないのにどうなのよって感じですが。
マイナーと言ってもデビルマンの名を冠してるのもあってか
深夜アニメとしては異例の高視聴率を記録しているそうです。

全体的な印象としては終始ダークな雰囲気。
サスペンス、ホラー、エログロ要素が満載。
百合というかレズ描写もかなりありますw

ストーリー前半は、主人公がビースト(異型の獣)を一匹ずつ倒していく1話完結式。
後半になると話のスケールがどんどんデカくなり、なかなかの盛り上がりを見せてくれます。
色濃くなる人類vsビースト(新人類)の構図。
両者の共存は可能なのか?というのが作品のメインテーマでしょうか。

個人的な見所としては
・ビースト化した姿でありながら人間の心を持った主人公(不動ジュン)の苦悩や葛藤
・ジュンをデビルマンレディとして覚醒させたアスカ蘭、その驚くべき正体と真の目的


鬱展開も多く正直気が滅入りそうにもなりましたが、見応えたっぷりで面白かったです。
これを機に他の永井豪作品も見てみようと思います。とりあえず本家デビルマン辺りから。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 33
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