家族で小学生なおすすめアニメランキング 23

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの家族で小学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月18日の時点で一番の家族で小学生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

94.0 1 家族で小学生なアニメランキング1位
小林さんちのメイドラゴン(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1714)
8265人が棚に入れました
朝、会社に出ようとしたらドラゴンがいた。
茫然とする小林さんの目の前で、そのドラゴンは角あり尻尾ありのメイド服を着た美少女へと変身した。
トールと名乗るそのドラゴン娘は「今日からメイドとして働かせてください!」と申し出る。
どういうことか分からず尋ねると、昨夜酔った勢いで小林さんが家に誘っていたようだった。
「人を雇う余裕はない」と断る小林さんだったが、会社に遅刻してしまいそうな時間だと気づき―。

声優・キャラクター
田村睦心、桑原由気、長縄まりあ、高田憂希、高橋未奈美、小野大輔、中村悠一、加藤英美里、後藤邑子、石原夏織
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ケチのつけどころが見つからない・・・

原作未読。最終話まで視聴。

【初めに】
京アニとしては、「日常」以来の漫画原作の作品。
俗にいう「京アニ顔」を見れないのは寂しいような気がしていたが、そんな寂しさを軽く一蹴してしまう良作。
「らき☆すた」、「けいおん!」、「日常」と、『京アニ×漫画原作』は相性が良いのかも知れない、と改めて痛感。

【物語】
ドラゴンと人間の織りなす日常ほのぼの系。
人間の世界に妙に馴染んでいくドラゴンたちを愛でる作品かと・・・。
漫画原作特有のテンポの良さが心地良かった。

ちょろゴンずの1人、エルマに対する扱いの悪さが私のツボでした。
ネタバレレビューを読む

【作画】
最近の京アニにしては珍しい手書き風の作画が、作品全体を包み込む優しい雰囲気とマッチしており高評価。
トールのしっぽの動きが、トールの感情を上手く表現していた点が目を引いた。

『京アニ顔』の特徴に一つである『瞳』は、本作でも活きていた。
「目は口ほどに物を言う」細かい感情表現までこなす瞳の力は健在だった。

【声優】
カムイ(長綱まりあさん)の声は絶品だと思った。
滝谷(中村悠一さん)の通常時とオタクモードの時の演じ分けは、さすがだと思った。

【音楽】
OP、EDとも良曲。

【キャラ】
ドラゴン、メイド、ロリ、ネトゲ、オタク、巨乳、貧乳etc・・・。
こうやって書き出すとキャラの渋滞が凄くひどい。
しかし、これこそがこの作品の魅力の1つかと・・・。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 131

レオノジョウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

まさにチュチュイェイな作品です! (意味わかりませんよねw)

上のタイトルどうでしょうかw小林さんちのメイドラゴンのタイトル表記にまねして書いてみましたwさてこの作品のお話なのですが、このメイドラゴン自分は今季一番面白い作品で間違っていないと思います!。比べていいのかわかりませんが今期は去年の冬アニメのなかでもベスト3に入るほど人気だったこのすば2がありますが、正直今期はどう考えてもこの作品のほうが完成度も高く良質な作品です。このすば2もおもしろいのこの作品には日常系アニメの大事なところがほとんど入っていて、癒し、可愛さ、面白さ、賑やかさ、雰囲気の良さ、そのあたりだとどれをとっても今季一だと思います。まだ見ていない方はこの作品を見れば改めて京都アニメーションってすごいなと思えるんじゃないでしょうか。とにかくみればこの作品好きになること間違いなしです!見終わった直後にはopでつかわれているようなチュチュイェイな気分になりますw。是非今期アニメで満足できてなくてメイドラゴン知らないよーって方は見てみることをお勧めします。ちなみに自分はカンナが一番好きですw。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 9
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

京アニによる ちょろいドラゴンを楽しめる作品です。

あらすじ。
本物のドラゴン(♀)がメイドになって小林(♀)さんを慕うお話。
他にも異世界からドラゴンが来てドタバタ?まったり?生活を行います。

私的なこのアニメのキャッチフレーズ。
「好きな人には好きと伝えたい」 かな。
相手へのアプローチはそれぞれ。
相手と一緒にいたいという気持ちは共通。
だけど、そんなに深く考えなくてもいいんだよ。
的な楽しいアニメです。

キャラが京アニっぽくない感がありますが、最後まできれいな作画はさすが京アニです。


最後まで観てネタバレレビューを読む

エルマの無駄遣いはある意味清々しい!

全てのキャラに独特な愛嬌が伝わります。
再度見ても楽しいですねぇ チュチュイェ!

以下視聴途中コメント

3話まで観ました。
このアニメ癖になります。
トールやカンナが可愛いのはともかく、
小林さんの行動で(身の回りの)すべてが廻って行くところが面白い。
ドラゴン達は本当は基本的に人間が嫌いという設定もこれからどのくらい反映されて行くのか。そして人間を理解してゆくのかと、いうところも見どころかなと思っています。

8話にしてやっと出てきたエルマ。
OPにも出ているのに一向に出てきませんでしたが
エルマは間違いなくいじられキャラ。

9話の運動会ではエルマ存在感出してくるのかな。
でも、何となくルコアの揺れ具合がメインになるような気が。。。
キライじゃないですけどね。。。。← ↖ ↗ →

投稿 : 2025/03/15
♥ : 89

78.2 2 家族で小学生なアニメランキング2位
うちのメイドがウザすぎる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (586)
2287人が棚に入れました
ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

声優・キャラクター
白石晴香、沼倉愛美、M・A・O、原田彩楓、井澤詩織、加藤将之

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ただの変態アニメ、ロリアニメと侮ることなかれ!

原作未読。最終話まで視聴。

美少女小学生のミーシャ。
幼女好き家政婦のつばめ。

この2人中心に描かれるドタバタコメディ。

元航空自衛官ならではの(?)体力をいかして、変態行為に及ぶつばめと、それを頑なに拒み続けるミーシャ。
序盤~中盤はこれだけど充分面白かったです。

だけど、これだけだと同じことの繰り返しで、どうしても食傷気味になっちゃう。
そんな頃合いに登場する脇役が、効果的に作品を盛り上げてくれます。

つばめの元上官でドMのみどり。
ミーシャの同級生のわしわしと森川。

そして感動的な最終回。

この作品は変態ロリアニメと思われがちですが、実はミーシャの成長を描く作品。
笑いも感動も、かなりクオリティが高い作品だと思います。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 45

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

フィーリングだけで語ってみる。

【概要】

アニメーション制作:動画工房
2018年10月 - 12月に放映された全12話(+新作OVA1話)のTVアニメ。
原作は、漫画家・中村カンコによって『月刊アクション』で連載中の漫画作品。
監督は太田雅彦。

【あらすじ】

ロシア人の母を亡くし血の繋がらない義理の父と二人で暮らす小学2年生女児・高梨ミーシャ。
そんな父子家庭にやってきた新人家政婦・鴨居つばめは、
女でありながら、マッチョでロリコンな変態だった?
元自衛官で、やたら強キャラな変態メイドとロシア美幼女の攻防。
これは汚いおねロリホームコメディストーリーである。

【感想】

原作単行本4巻までとアニメを交互に視聴。
原作者いわくピュア百合で、女作者による幼女愛が込められた作品である。
したがって作者の嗜好に忠実に描かれた原作ミーシャの見た目はつぶらな瞳のガチ天使な美幼女。
そして、原作を読んだあとアニメを見ると…あれ?ミーシャの顔が別人?
アニメではミーシャの変態メイドへのリアクションを解りやすくする意図か、
表情や演技でミーシャが解りやすくなったのは良いが、代償として俗っぽくてお転婆なイメージ。
天使というよりも早すぎる反抗期を迎えた子供に見えてしまう。

幼女萌えと変態ギャグで成立している原作漫画ではあるが、
コメディが得意な監督たちの手によるアニメ化に際してコメディ成分補強のために、
動かしやすさ分かりやすさで主人公幼女キャラをリファインしちゃいましたか?
所謂ビジュアル的な美を愛でるロリ萌え成分が薄まってロリコンギャグアニメ成分を強調された演出。
わざとか手癖なのか同じスタッフチームで手掛けた、『みつどもえ』と同じ轍を踏んでるようにみえる。
要は萌えられないということ。原作『みつどもえ』は然程美少女ではないし、
カエル顔と称されるアニメの『みつどもえ』よりビジュアル的に、このアニメはマトモではあるけれど。

シナリオ的には若干の会話をいじりつつも原作に8割ぐらいは忠実ではあるけれど、
笑わせよう笑わせようと演出と音楽がワンパターンなためにマンネリとクドさを感じた。
百合系コミック誌が初出の原作からして、
可愛さと萌えをもうちょっと大事にしたほうが良いと思うのだけど、
結局やってることは、いつもの太田&大隅&あおしまのトリオで、
何やっても似たようなギャグアニメになる弊害を感じてしまったのは気のせいだろうか?

アニメとして決してつまんないわけではないけれど、ネタに走り過ぎれば息切れは早い。
ならば、ギャグが面白かろうとつまらなかろうとネタでボケるキャラへの愛着を定着させる方面で、
アニメの演出を頑張れなかった?と思わないでもない。

本音はあれです。原作のほうがミーシャが可愛いのでアニメへの不満は、主にそこだということで!
普通に原作を無視すれば、それなりに楽しめるアニメではあるのだろうけど。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 44
ネタバレ

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

素晴らしい。視聴者の性癖も試されるアニメ。シリアスも強度が高い。

ウザメイドのロリ性癖、
及びメイドの元女上官のドM性癖、
及び金髪幼女を愛でることを中心としたコメディ。
1話に5~10回くらい笑える箇所がある。

コメディメイン作品のシリアスは成功しないことが多いが、
本作最終話は成功していた。
ネタバレレビューを読む

ロリコンアニメのようだが、
実際にはメイドの筋肉に目が行く。
「筋肉+ストーカー+ロリコン+メイド+萌絵」
という属性過多キャラの新境地に
視聴者の性癖が試されるアニメ。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 17

82.0 3 家族で小学生なアニメランキング3位
ぼくらの(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1891)
9839人が棚に入れました
政財界の権力者たちは、「子供たちの契約を解く鍵を探す」という建前の元に、ジアースの技術を研究して産業や軍事に利用しようとする。子供の親たちは、子供を救う方向に世論を動かす為に、ジアースの情報公開を目指して協力し合う。しかしその企ても権力者の陰謀によりつぶされ、子供たちはこの地球からも孤立してゆく。

声優・キャラクター
皆川純子、阿澄佳奈、野島健児、三瓶由布子、牧野由依、能登麻美子、浅沼晋太郎、比嘉久美子、宮田幸季、高梁碧、織田圭祐、井口裕香、杉田智和、保志総一朗、阪口大助、東地宏樹、石田彰

IraIra さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アンインストール

鬱アニメ作品で検索すると殆どのQ&Aに名がでる鬱作品。
途中で諦めないで最後まで見て欲しい作品です。
私はこの作品をすべて見終わった後、2,3ヶ月はこの作品が頭から離れませんでした。しかし1話からの戦いが最終的に無かったことになるようなアニメだったら頭からすぐ離れていったでしょう。そこが鬱アニメ好きにはたまらないのですが…
鬱アニメが好きな傾向の方は平気かと…、見る人によっては結構重いかと思いますので、あまりお奨めできないです。
勝手にジャンル付けするならばロボットものですが、ストーリー自体が独特の世界観に重点しているので、バトルものの様なアクション性は少ないです。OPだけ見るのもありかと。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 18
ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

解釈することが、できないことのこわさ

■意図的な「雑な死」の表現

 「死」の表現が雑な話には二種類ある。
 単に「人が死ねば悲しいだろう」と思ってあざとい感動エピソードとセットにされて、どかどかと人が死ぬ話と、そもそも「死の瞬間」というのが雑な形でしか到来しないという無意味さを描こうとする話だ。
 「あざとい死」がただの泣かせの安っぽい方法論であるのに対して、「乱暴でちゅうぶらりんな死」というのは死そのものを描くことが話の目的になる。死の表現の雑さ、という点においては両者は同様なのだけれども、「死」に対して物語上の意味が与えられていれば前者のような表現になるし、物語上の意味が意図的に放棄されていれば後者のような表現になる。
 この表現は、決してわかりやすいものではない。
 正確にいうと「わかること」ができない。
 人が死ぬ瞬間、というのは、だいたい、たいした理由はない、というそれ自体を描こうとしているわけだから。

■ちゅうぶらりんな死

 いろいろな思いをかかえていた人間があっけなく、なんの理由もなく、理不尽に、ランダムに死んでしまう。そういうかたちで、多くの場合、死は突然にやってくる。「世界をすくうための崇高な犠牲として死を自覚的に選択できる」などというようなことはまず、ない。「ループする世界のはてから脱出するために死を選択する」とか、そういうことも、およそ幸福で稀な事態であると言ってよいだろう。

 鬼頭 莫宏という漫画家は、そういう、理不尽で偶発的な事件が、突如として悲劇としてあらわれてくるような。そういう事態を繰り返し、繰り返し描いている。そこには、巨大な情熱も、巨大な失望も、抱く間が無い。間抜けな形で到来する。


 鬼頭作品は、そもそもそういうタイプの世界の乱暴さを描く話だった。そういう世界の乱暴さばかりを描いてきた作家の仕事としては、『ぼくらの』はやや丁寧に属する部類の仕事だ。設定がこっていて、「死」を迎えるまでの時間が、ほんの短い時間ではあるけれども、ゆるされている。
 だけれども、やはり、その時間は「ほんの少し」だ。しかも、人生で何かをなしとげた人間の時間ではなくて、まだ何もなしとげていない少年少女たちの時間だ。
 死の前の少しの時間の暮らし方は、やはりどう転んでもぶざまだ。ぶざまで、感情移入をするまでには、時間が足らない。時間が足らない、その時間の足らなさ、こそが不気味な表現になっている。
 彼ら/彼女らのなかにある十分な物語を知る時間もあたえられず、ちゅうぶらりんなまま、人がぼろぼろと死んでいく、そういう乱暴な風景こそが、『ぼくらの』の醸し出す物語の怖さだろう。

 エンターテインメントとしてみてみれば、なるほど、描写は不十分ともいえるかもしれない。映画でいえば、絶対にアカデミー賞はとれないだろう。エンターテインメントとしては、ぎりぎりのバランスで成り立っている。わかりやすくないから。
 だけれども、わかりにくいもの、ばかりが世界にはたくさんごろがっていて、そのわかりにくさの、違和感のようなものを、ごろっと露呈させてみせる、その違和感があらわれる瞬間。そこに何かを感じ取ることが可能かどうか、ということが、鬼頭の書く物語を良いと思うか、悪いと思うかということの評価へと直結するだろう。ある人は、その違和感にたじろぎ、ある人は単に雑なものだと感じるかもしれない。


■セカイの生き死に自体がちゅうぶらりん

 ただ、こうした死の乱暴さそのものは、は実は決して知られていなかったものではない。世界の名作文学でも映画でもいい。あるいは、高名な哲学者の議論でもいい。戦争にいったことがない我々でも、そういう乱暴な死が世界中によこたえていることは知っていた。

ネタバレレビューを読む

■作品比較:『イキガミ』『バトルロワイヤル』

 なお、本作とある程度ちかい設定をもった作品としては、『イキガミ』『バトルロワイヤル』などがあるだろうが、いずれも世界の乱暴さを描くという点においては、『ぼくらの』の足元にも及んでいない。

 たとえば、『イキガミ』は、死にいたるまでの、当人たちの「物語」があまりにもきっちりと完結しすぎており、世界はあまりにも残酷ではなさすぎる。死にはきっちりとした意味があたえられ、物語世界はあまりにも簡単に解釈をゆるしてしまう、安易な「いい話」以上のものにはなりえていない。(そもそも心理描写の水準のだめさや、人間観のバラエティがステレオタイプに満ち満ちていて、論外なあたまのわるさ……ということはあるが、それをさておいても、そうだ。)

 また、『ぼくらの』がもし、失敗しているとすれば、やはりエンターテイメントとして作品をみる、という作法以外に作品を見る方法を知らない読者や視聴者層を大量に相手にするマーケットで作品をリリースしているということだろう。そういう視聴者層には、この表現は単に物足りない表現としてしか届かないケースが多い。つまり、『ぼくらの』は失敗している。作品の内容において、ではなく、売り出し方において失敗している。
 その意味では、エンターテイメントとして暴力表現を前面に押し出した『バトルロワイヤル』のほうが、大勢の人への伝わりやすさという点では、『ぼくらの』よりも世間的なインパクトは獲得できている
 しかし、『ぼくらの』の描く死はどうしようもなく中途半端であるゆえに、『バトルロワイヤル』などよりもはるかに残酷な風景を描いている。我々は、恍惚のうちに死ぬことができない。


■漫画版と比較して

 漫画のほうは、まだ全部はよみおわっていないのだけれども、おおむねアニメ版のほうが、見やすかった印象がある。一話完結である程度、はなしの起伏をつけているので。アニメの方がエンタテインメントとしては優れているだろう。
 エンターテインメントとしてではない、評価としては漫画のほうがすぐれているという人も多いかもしれない。
 わたしは、アニメのほうがやや気に入った。単純に映像もきれいだったのいうのもある。

■関連推奨作品:『パルプ・フィクション』『いのちの食べかた』

 なお、アニメでも漫画でもないが、本作が好きな人にすすめたい作品としては、
 まず映画ではもはや、古典ともいえる地位を獲得しているタランティーノの『パルプ・フィクション』は高い確率でハマるだろう。人が乱暴にしんでいく作品としては、まず多くの人が挙げるものだろうと思う。
 また、私個人のおすすめとしては、ドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』をぜひおすすめしたい。『ぼくらの』に続けて、このドキュメンタリーをみたひとは、確実にゾッとする体験をあじわえるのではないか、と思う。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 32
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鬱と言うより泣かせメインの作品。昭和の戦争映画的かも。

点数上方修正します。
いい作品だと思ったし不満もそれほどないので、平均4.0では低すぎかなと思いまして。
/////////////////////////////////////////////////////
観終えましたので追記

 どうも後半のアニメとしてのアレンジが評判悪いみたいですが、私はそれほど気にはならなかったですね。
私が観たのが休日だったのも有りますが、飽きずに一気に観れましたです。
原作未読の私なんぞは、こういうお話なんですと言われれば素直に受け入れられましたです。原作に比べるとかなりソフトにアレンジされてるとの事ですが、充分救いの無い世界ですね(汗)
もう基本シチュエーションだけで残酷な上に、個々の子供たちの身の上まで不幸な訳でちょっとツラい作品なのは間違いないです。
私的には特にダイチの回とマキの回は泣いちゃいましたね。これは私が親だからってのもあるでしょう。赤ん坊・幼児が絡むとオッサンとしては涙腺がユルユルになってしまうもんで(汗)
 確かに重い話ではありますけど僅かながらも光明射す終わり方する作品でもありますので、それほど鬱だ鬱だと臆することなく観てもイイんではないかと。客引きのネタとして子供たちの死を利用した悪趣味な作品とは私は感じなかったですね。
 但し、個人的には女の子持つ男親は観ない方がいいかなと。
チズの件がちと、ね。
うちは息子だからまだ良かったです(汗)

 ただ、やはり契約してしまった子供達の姿には私は若干の違和感感じましたです。
ネタバレレビューを読む

人物の細かい描写の不満点とか時系列で?なところが僅かに気になりましたが、アニメ版も単独の作品としての話の収め方も悪くは無いと思います。
子供達主体の中盤までとタモツさんが出てくる辺りの終盤ではなんか別作品みたいな印象も受けるけど、チグハグな印象は無いです。
因みにこの作品も主人公たちの物語は完結するけど、世界の謎の全容は明かされないタイプの奴なので、そういうのがお嫌いな方はスルーした方が良いかも。

どうやら死に対するスタンスが随分と違う様子ですので、機会が有れば原作も読んでみたいですね。

//////////////////////////////////////////////////////
 以前から観たいと思いつつも、期待していた故に出来に失望したら嫌だなという事で手を付けず。盆の連休だから鬱々するのもいいかなと観始めてみました。
話の骨子は知っているつもりなので、もうしょっぱなから心が苦しいですね。こんな良く言えば悲しい、悪く言えば悪趣味な作品よくも考えたと思います。うちの子はまだ小学校にも上がってませんが、自分の子が・・・と思うとちと抵抗はあるんですよね。
だったら観なけりゃいいじゃんとも思いますが、残酷でも素晴らしい作品なのか否かは自分で感じたいなと思いまして。

 まだ2話しか見てませんが、確かに感情に纏わる描写に違和感有るかもですね。子供でも判るであろう異常なシチュエーションでも異常な程の感情の昂りが有る訳でも無く、ワクの転落に対する狼狽の無さも然り。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 15

77.6 4 家族で小学生なアニメランキング4位
若おかみは小学生!(アニメ映画)

2018年9月21日
★★★★☆ 4.0 (164)
743人が棚に入れました
小学校6年生のおっこ(関 織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する旅館<春の屋>に引き取られることになった。

旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、小鬼の鈴鬼、ライバル旅館の跡取り・真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の若おかみ修行を始めることになった。

慣れない若おかみ修行に、毎日失敗の連続…。

「あたしって、全然しっかりしてないじゃん。」

落ち込むおっこだったが、不思議な仲間たちに助けられ、一生懸命に接客していくうちに、少しずつ成長していくのだった!

声優・キャラクター
小林星蘭、松田颯水、水樹奈々、一龍斎春水、一龍斎貞友、てらそままさき、小桜エツコ
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【酷評注意】是々非々 貶してから褒めてみる

☆制作スタッフ
▼原作:青い鳥文庫(講談社)
▼原作者:令丈ヒロ子
▼アニメーション制作:DLE、マッドハウス
▼話数:劇場版94分ネタバレレビューを読む

☆エピローグ
冗談抜きに酷評します。
劇場版のみの方、テレビ版と劇場版、原作既読と劇場版と様々な立場があると思いますが、私はテレビ版視聴済みの立場でレビューをします。
なお、閲覧の際、本レビューでは、本作ファンの方々の気分を害する可能性があることを特記します。

原作未読
テレビ版視聴済

【本文】ネタバレレビューを読む

率直に本音を述べれば、本作を鑑賞した後の気分は詐欺にあったときと似たような感覚だった。
テレビ版を視聴済みなら、あえて1,500円を支払い鑑賞に行く必要は感じられないし、いずれ「Amazonプライム・ビデオ」にエントリーされるだろうから、それを待って視聴しても良いと思う。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 43

てっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

全てを受け入れるという事の難しさと大切さ。

ふらっと唐突に映画館へ行きたくなり視聴。
原作を知らなかったので、タイトルと立ち絵を見た時には『大人が一人で観ても良いやつなのかな?』と思いましたが、公開されてから時間が経った遅い時間帯な事もあり、大人の方々が数名居るだけでした。

<あらすじ>
両親を事故で無くした『おっこ(関織子:小学六年生)』が、祖母が経営する旅館へ引き取られる事になる。
旅館へ到着するなり、おっこには幽霊の男の子『うりぼう』が見え、うりぼうの口車に乗せられる様に旅館で若女将として頑張ってみると言ってしまう。
その他にも、仲良くなる幽霊達やクラスメイトで同じ旅館業を営む『ピンふり(秋野真月)』などともドタバタしながら若女将として奮闘するお話。

原作は知らないですが、ストーリーは違和感なく入って来ましたし、内容も上映時間内で上手くまとめられてる作品だったと思います。
そして何よりも、
『大の大人が映画館である大衆の面前で、ほろっとさせられた事』の自分自身に驚かされました^^;
終盤の展開も、観ている時点で何となく気が付きましたが、それでもウルっとさせられたという事は、それだけ“おっこ”の頑張りが素敵なお話だったんだと思います。

可愛らしくも悲しく、でもステキな暖かい作品でした☆

投稿 : 2025/03/15
♥ : 20
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今期イチの注目株と聞いたので観てみました

テレビ版と原作は触ってません。


以下ネタバレ内に推測上のテレビ版との比較を入れています。
(こんな状態で語るのはおこがましいと思いますが、あにこれに劇場版の感想書いてる人が少ないので一応記載させていただきます。勘違いしている部分があったらその都度指摘してください。詳細を書いてくれる人が現れたら消しますので参考程度で)

ネタバレレビューを読む
映画版は両親を亡くした織子のトラウマを少しずつ克服して行くところを中心に描いています。

これよりネタバレを含む感想ネタバレレビューを読む

物語の展開はほんとファンタジーです。しかし映像や見せ方のディティールがリアルなのでドキュメンタリーのように錯覚してしまう節があります。
また、両親の死を使った感動ストーリーに一瞬思えますが、最後まで見るとこの作品が織子の成長を描いたものであることがわかります。
この作品は一言で表すことが非常に難しいです。
変なレッテル貼りになっていないかとドキドキしています。

やはり、実際に見ていただくのが良いでしょう。
そして、それぞれ心に感じたことを自分の中で消化していただくのが良いと思います。
私は私の感想を大切にして、さらに読み込んていきたいです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 16

83.1 5 家族で小学生なアニメランキング5位
パパのいうことを聞きなさい!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2457)
12587人が棚に入れました
主人公『瀬川祐太』は多摩文学院大学文学部国文科に合格し新生活をスタートさせたばかりの大学一年生である。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉『祐理』に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性『小鳥遊信吾』と結婚。義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから姉夫婦の家庭とは距離を置き一人暮らしをしていた。そんなある日、姉がアパートに突然訪ねてきて半日だけ3人の娘達(『空』、『美羽』、『ひな』)と共に留守番を頼まれる。渋々頼みを引き受けるが、そこで幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子を垣間見、下らない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきた事を後悔し、今までの不義理を返し姉家族との関係を修復しようと決心する。そんなある日、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、姉夫婦は消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘達は親族会議の末、全員バラバラにされそうだった所を見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、6畳一間のアパートで4人暮らしをスタートさせたのだった。

声優・キャラクター
羽多野渉、上坂すみれ、喜多村英梨、五十嵐裕美、堀江由衣、小野大輔、間島淳司、大原さやか

cross さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

萌え要素とシリアス要素の配分が逆転すれば面白かったのかなと感じた作品。【総合評価:54点】

2012年冬に全12話で放送された作品。

まず最初に断っておかなければならないのは私、crossは「萌え」と言う要素を売りにされたアニメがそんなに好きではない。
「萌え」要素を売りにした作品を幾つか視聴してきましたが、どれも面白さが見出せないタイプです。
あくまで「萌え」要素に面白さを見出せない人の評価ですので、世間一般がこの作品をどう評価するのかは見当も付かないです。
故にこの作品に対するレビューはどうしても中立な立場で評価できていない事を前もってお知らせしておきます。


作画の感じから「萌え」が売りなのは感じていましたよ。
基本的にはキャラ萌え作品で、シリアス要素はおまけ、少し感動を持たせる為ってのは理解していたのですが……
やはり、もっとシリアスな要素をふんだんに盛り込み、それを乗り越えての感動をより追及した方が面白かったように思える。

「萌え」要素に面白さを見出せない。そんな自分の好みを分かっていながらも、視聴を続けたのはやはり初期設定にあります。
両親を事故でなくしバラバラに引き取られそうになる三姉妹を大学生の叔父がまとめて引き取って暮らしていく。
この以下にもありがちですが、とてもシリアスかつハートフルな展開で感動できそうな初期設定にやられました。
厳しい現実や、両親を亡くした三姉妹の心の傷、突如変わった生活に対する苦悩、と言ったシリアスな要素
そして、そんなシリアスな面を互いに支えあい、少しずつ家族としての絆を深めていく、家族愛溢れる物語
こんな風に自分好みの作風に展開できる設定から、都合の良い期待を持って視聴を続けていった感じでしたね。

勿論、上で挙げたようなシリアスな要素は作中でも表現されていました。
ですが、どうにもシリアス要素は表面的で薄っぺらな感じで、実際そこまでの緊迫感を感じられない。
更には「萌え」の要素が勝ちすぎて、シリアスな展開ながらも、それを打ち消してしまっていた感じです。

「萌え」アニメを否定するわけでは勿論ありません。
確かに「萌え」アニメに需要があることも理解しているし、食わず嫌いの偏見でもありません。
視聴しても、「萌え」を楽しめない。つまり自分に合っていなかったんです。
「萌え」の要素に対し、面白さを見出せる方にはシリアスな展開とそれを乗り超えて深まる家族の絆と言ったハートフル展開もある作品。
自分の場合、「萌え」要素に対して、面白さを見出せないタイプなので、主成分が「萌え」であるこの作品に物足りなさを感じた。
まぁ、主成分を拒絶してしまえば、スカスカに感じ物足りなさを覚えるのは当然
つまり、自分のアニメを見極める能力が低かったと言うだけの話です。

作品としては、萌え全開でシリアス要素からのハートフルな展開も有り
自分のように「萌え」に面白さを見出せない人には、ハートフル展開が弱く物足りなさを感じてしまい不向きかもしれません。
しかし、「萌え」を主体に楽しめるなら、ハートフルな要素も加わった良作になりえるかもしれませんね。
と言うわけで、この作品に関しては視聴者の「萌え」に対する受け入れ方によって、面白さは変わってくるのではないでしょうか。
「萌え」要素、全然OK!!楽しめるぜ!!って方には結構オススメ出来るのではないとか個人的には思っております。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 68

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パパじゃなくても子は育つ

幼い頃、両親が亡くなり、姉に育てられた経験を持つ
大学に入学したばかりの瀬川佑太が主人公。
その姉までもが旅行中の不慮の事故で夫とともに亡くなり、
残された彼らの娘3人を引き取って一緒に暮らす決心をするが・・というお話。

思春期の女の子2人と3歳の幼女との賑やかな暮らしの中、
彼らがどんな変化を見せるか、そこに焦点を当てた展開になっていた。

およそ10歳とは思えないほどませた言動をする次女、
シャイでややツンデレ気味の思春期真っ只中の長女、
両親の死を知らされないまま無邪気で明るい三女。
男の人を意識するようになった年頃の女の子の心情は、
とてもリアルに描かれていたような気がするし、
三女のひなちゃんも、かわいらしく描かれていたと思う。
ようするに萌えアニメなんだなと思ったものの、
エロさを売りにしてるわけでもなく、
祐太の大学の友人や先輩たちも、近所の人々も
みんなあったかく優しく、観ていて微笑ましい部分はあった。

両親が亡くなって直後から、ケラケラと明るくはしゃげるかどうか、
それが子どもらしいかどうか、それはまぁ置いておいても、
素朴なひとつの疑問として、なぜ彼女達が住んでいたあの一軒家に
一緒に住めないのか?とか、両親の生命保険はどうなん?
ってところで、妙に引っかかってしまう物語でもあった。
現実的に考えたらツッコミどころ満載なのだが、
唯一、それらの疑問を無視すれば、ハートフルなストーリー。

だけどタイトル、思い切り強引だよね。
「パパ」にこだわらなくても良いような気がするけれど、
祐太的には、「パパ」でありたかったのかな。

個人的には、大学の路上研究会での先輩の織田 莱香さんの
あの淡々としたキャラが面白くて好きだったし、
祐太の友人の仁村浩一が、自分の友人にそっくりなので
ついつい比較して笑ってしまった。
あと、堀江由衣さんの唄うED『Coloring』がとても好きだった。

しかし、子育ては決して親にとって犠牲じゃないよね。
祐太の伯父さんからの手紙の一文、あれは親という立場を
経験している大人が書くべき文章ではないなと。
あの伯父さん夫婦をもう少し魅力的に描いてくれていたら、
この作品、もっと好きになれたかもしれない。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 71

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

色々バランスがおかしい(62点)

全12話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:62点
アニメ系統:これなんだろうw

変態系ロリコンラブコメかな?なんて思っていたのだが、
物語自体は家族のハートフルな物語だった。

ハートフルな物語というと良さそうな感じではあるが、
このアニメ色々バランスがおかしく感じた。

まず、必要以上の萌えとリアリティに欠けるキャラ。
シリアスなのに色々と突っ込みどころのある設定。
その上にハートフルな話を乗っけましたってところかな。

まあ、そんな感じなので難しく考えず、キャラにほどよく萌えて
ハートフルな話でほっこりしておけば、そこそこ楽しめるかと。

くれぐれも「ちょwwwそれはないwww」とか突っ込まないようにw

しかし、これ原作の1巻相当の部分をアニメ化したようで
原作はこのあと色々あるらしい。(衝撃的内容も)
興味のある方は原作を読んでみてはいかがでしょうか。


と、まあなんだか色々不満の残るアニメではあったのだが
つまり、何が言いたいかというと

不覚にも最終話で涙腺をもっていかれかけた。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 31

73.1 6 家族で小学生なアニメランキング6位
こどものおもちゃ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (177)
1147人が棚に入れました
『こどものおもちゃ』は小花美穂による少女漫画作品、またはこれを原作にしたテレビアニメ。略称は「こどちゃ」。人気タレントである少女と、そのクラスメイトで大問題児である少年を中心に進むドタバタ学園ストーリー。本作は、1996年から98年にかけてテレビ東京系にて放送された人気アニメ「こどものおもちゃ」の後半、中学生編。集英社刊『りぼん』に連載された小花美穂による原作コミックを「おじゃる丸」の大地丙太郎監督がアニメ化し、大地監督の代表作と言われるほどの高い評価を得た。アイドルタレント・倉田紗南の波乱に富んだタレント人生と学校生活を中心に、いじめや離婚などアニメでは扱いにくい問題も丁寧に描いている。芸能界という舞台設定から実在芸能人も多数出演。準レギュラーとしてぜんじろうが出演していた他、TOKIOの松岡昌宏、篠原ともえ、ショッカーO野、声優(綾乃花丸小路智美)役で西村知美が出演している。また、八嶋智人も端役で出演。

声優・キャラクター
小田静枝、木野花、内藤玲、天野慶子、中崎達也

kanan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

残念でした

話の設定は重いが、それに劣らずコメディ要素が強いので
観ていて安心感はあるのですが・・・
大人になってからアニメ版を観た私には前半のハイテンションぶりにはちょっと鬱陶しくも思えました。

中盤からはほぼアニメオリジナルエピソードになっているのですが、前半のノリの良さは消えドロドロな暗い展開にがっかり。
最後まで観ておきたいという使命感でなんとか観終えたけど
原作が大好きな作品だけに残念でならない。

後半は原作とは別物。
できれば原作を忠実に作ってほしかった・・・

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子供の視点から見た大人の社会

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こどもだってこどもなりに、こどもだからこそ悩んでいます

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
以前、「12歳。ちっちゃなムネのときめき」を視聴断念したのち、レビュー(笑) こっち「は」良い作品ですよ♪

同じように断念した方に、少女漫画原作にも、似た設定のアニメにも、良い作品はあるから観てほしくなりました(古いアニメなんで作画は完敗ですが)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 18

69.1 7 家族で小学生なアニメランキング7位
赤ちゃんと僕(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (153)
866人が棚に入れました
交通事故でママを亡くした拓也は、忙しいパパの代わりに幼い弟・実の面倒を見る毎日。おかげで友達と遊ぶ事さえ出来ない。次第に戸惑いとイラだちを募らせていく拓也。そんなある日、パパを駅まで迎えにいく道々、「このまま実がいなくなったら・・・」などと考え事をしていた拓也は、本当に実を何処かに置き去りにしてしまったことに気づく。

声優・キャラクター
山口勝平、坂本千夏、宮本充、渡辺美佐、優希比呂、亀井芳子

いぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

幸せになって欲しい一家

お母さんを交通事故で亡くし、
幼い実くんをお父さんと拓也くんが
一生懸命育てていきます。

拓也くんは、実くんの面倒を見ながら
母親のいない寂しさ、もどかしさを
感じてしまいますが、

拓也くん一家を取り巻く周りの人々の
暖かさに支えられながら、成長していきます。

泣いたり笑ったり、感動したりで、
飽きることなく最後まで楽しめました。

最後は本当に泣いてしまったほどで
私の中では、本当に一番好きなアニメでした。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7

横浜ゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みのるっ!めっ!

原作も見てます。今頃ながらコメします。

母親が幼い弟と自分を残して先立ってしまう。
父と主人公が幼い弟と共に生きていく。そんな話です。

重すぎる話ではありません。
途中途中、実が笑わしてくれます。
兄弟ってこんな感じだよな~って感じます。

主人公の拓也の母親を亡くした気持ちが伝わってきます。
悲しくて寂しくて、でも、弟がいるから。
僕はお兄ちゃんだから・・・

アニメではあんまり泣きませんでしたが、
兎お兄ちゃんは別です・・・アニメでも泣いた。
兎お兄ちゃんは原作の方が号泣モノ。

原作は号泣してしまい、目の前が涙で溢れ見えなくなり、
全部見るころには涙と嗚咽と鼻ミズと共に
ティッシュがひと箱くらいなくなりますから。

アニメで興味を持った方は、是非とも原作をみてください。
YOUは、もぅ神曲ですね。聞いてるだけで涙が止まりません。
条件反射で涙が出るようになりますから・・・

アニメで原作の最終回をやってほしかったですねぇ。
子供が兄弟で絶対必ずやってしまう事・・・それが・・・

知りたかったら原作も併せて読んでください。
読んで良かったと。永久保存版漫画に必ずなります。

アニメは、結構ほんわか話をメインに持ってきてるような?
そんな感じがしましたが、良い作品です。

素晴らしい作品をありがとう

投稿 : 2025/03/15
♥ : 5

千秋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

いいお顔、そしていい話なのです。

当時、好きな作品の一つでした。
アニメは見たことなかったので見てみました。

あにこれのあらすじにあるところから話は始まります。
イケメン父子家庭の物語で、弟のミノル君がめちゃんこカワイイ。
お兄ちゃんもすっごくいい子なんです。
周りのお友達もかわいいし、お母さんがいなくて葛藤することもあるけど、ちょっとづつ成長してゆく2人を見守りながら、あったかい家族愛を感じられるお話です。
あんまり泣かせないで(ノω・、)

笑ったり、泣いたり、じんわり感動したり、ほんわかほっこりしたい時にいいですよ。
全35話と長めですが、そんな日常系が好きな人ならお勧めです。
古い作品ですが、機会があったら見てみてくださいね。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 11

65.5 8 家族で小学生なアニメランキング8位
未来のミライ(アニメ映画)

2018年7月20日
★★★★☆ 3.2 (230)
873人が棚に入れました
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹、ミライちゃんでした。このちょっと変わったきょうだいが織りなす物語。それは、誰も観たことのない、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした―

声優・キャラクター
上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司、福山雅治

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

不愉快です。クズ夫婦にイライラします。ネグレクトは虐待です。

 マイナス100点。最悪の映画です。

 子育てに大事なのは願いではありません。子供は勝手に育ちます。親の願いで育つことはありません。親ができることは危機回避と背中を見せることだけです。親が子供に願いだすと、それが暗黙でも言葉や表情、行動に現れます。絶対にやってはいけません。元気で健康に育ちますようにですら、病気が見つかったら、障碍者になったら失敗になります。子供のすべてを受け入れなければいけません。
 それで子供が逃げ出したり歪んだりする小説やアニメなんて沢山見てきたでしょう。このアニメは何を考えているのでしょうか。

 子育てに大事なのはスキンシップです。クリエーターで子育てものを作るなら心理学くらい確認しろ、と言いたいです。4歳くらいの男児ならネグレクト(放置)も虐待です。ましてあそこまできつく当たるのって何なんでしょう。陰でいくら愛してるといっても、子供に伝わらなければ意味がありません。何よりスキンシップ、特に母親との肌のふれあいが無い子供は不安定になります。

 母としてなぜあそこまで子供に冷淡になれたのでしょう。嫉妬で新生児に電車を振り上げても自制できる子供が、あそこまで傷ついているのです。我が子を追い込んだ自分を省みることができない、ということは仕事のレベルも推して知るべしです。しかも外に飛び出した子を追いかけもしないで。

 平等に愛情を注ぐように気を付けていてもどうしても妹に手がかかってしまう、という感じが全くありません。完全邪魔者扱いです。何かに気がついたり心配するそぶりも見せません。1場面くらい反省らしきことを言っていますが事の重大さも認識していないし、真剣に悩んでいる風にも見えません。
 入れ替わりで産休に入る人がいたって、子供が大切ならそんなのは会社の責任で何とかすればいいし、在宅だってできるでしょう。自分が全部正解みたいなツラで仕切るな、と言いたいです。

 今の時代ですから、仕事に出るなとはいいません。いや、推奨すべきなのでしょう。が、仕事をやっている奴がそんなに偉いのか?夫の批判をしているけど、お互い様という考え方はできないのか?と思います。
 本当に子育てに優先することが、仕事にはあるんでしょうか。食わなければいけないのはわかりますが、折り合いがつけられないのでしょうか。
 
 夫は夫で、自転車で補助輪を外して頑張っている我が子を放っておいて、あれはないでしょう。母親もフォローもしないし。犬に対しても同じだったということは、そういう性格なのでしょう。生活を考えない使い辛い家を作ったり。

 これって、庭の木が見るに見かねて助けてくれたってことでしょう。父親らしさも母親らしさも皆無です。若夫婦の奮闘記にしても、レベルが低すぎます。そもそも若くなさそうだし。35歳、精神年齢10歳にしか見えません。設定は良く知りませんが。

 まったく感動も感情移入もできませんでした。というか不愉快でした。



22年8月 評価見直し中。極端な評価や感情的な部分を補正。初回見たときの印象と改めて旧作と比較したときの点数の補正など。

 冷静に考えるとあのバイクの爺さんだけはキャラが良かったのでキャラとストーリーにちょっとずつ点数入れます…が、やっぱり良い感情がもてない映画なことに変わりありません。

 なぜかと言えば、夫婦が変わらないで、子供が木の力を借りて自分自身の旅で救済を得たからです。夫婦側でも旅があり何かを悟って間違いに気が付くならいいんですけど。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

樫の木の記憶

細田守監督作品。

甘えん坊の4歳児くんちゃんに妹が出来る。
両親は赤ん坊に付きっきりで育児に追われ、
くんちゃんは家庭に居場所が見つからない。
疎外感を感じた彼は小さな樫が茂る庭へ飛び出す。
ネタバレレビューを読む

家族の絆を描くどこか啓蒙的な作品です。
ここにも戸惑ったレビューが数多くあります。
たしかに娯楽としては、弱いと思います。

家族とはそもそも偶然性で出来ている。
子供は親を選べないと言うが親も子供を選べない。
ネタバレレビューを読む
家族とは、偶然性が生んだ共同体である。

もしもあの時、懸命に走らなければ。
もしもあの時、懸命に働かなければ。

歴史は選択した小さな出来事の集合である。
家庭を持つ方はきっと感じるものが、
あるのではないでしょうか、そう思います。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 50

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

子育てアニメでした・・・

観て来たよ。
えー、このアニメの感想ですが。
ホント「子育てアニメ」なんで独身にはつらい内容かと思います。
細田監督は「サマーウォーズ」からずっと
家族をテーマにしたアニメを制作してきましたが
過去作よりさらに直截的な作品だなと感じました。
ファンタジックなものを期待していると落胆するかもしれません。

親戚が集まって、しばらくしたら子育て話が始まって、
子供が泣くから寝不足だとか
なんやかんや苦労話を聞かされて、
ボクは興味ゼロでも適当に相槌打つしかなくて
でもやっぱり可愛いんだよなと
子供の写真を見せられて
ボクは「あ~可愛いね」と返すしかなくて。
最後は「子供はイイゾ!雀犬お前も結婚したらどうだ!」
みたいな。はぁ。


そういう居心地の悪さを終始味わうことになるかもしれないので
独身の皆さんは覚悟しておいた方が良いかもしれないです。
登場人物とのライフステージの違いは如何せん埋めがたいもの。

ただ家族持ちの方からも「子育ての苦労なんて現実だけで十分です」
といった否定的な感想をちらほら見かけたので
誰のために作ったのかよく分からない作品になってしまったようにも思います。

人物の描写は非常にリアリティー重視で良く出来ていたと思います。
なのでCVに声優を使っていなくても違和感はあまり感じなかったのですが
デフォルメがきいていないぶん
まるでホームビデオを100分見せられているような感覚がありました。

公開後の感想を見聞きした限り、予想以上に否定的な意見が多い。
我が子の成長を見届ける喜びを共有したいという思いに悪意はなくとも
ネットが普及し個人が情報を気軽に発信できる時代になった今、
SNSやBLOG、動画サイトで自らの幸せや充実ぶりをアピールする人が増えており
他人の自己顕示欲というものに皆うんざりしているようにも思います。

国民的アニメを作りうる監督として期待されていた細田さんも
自身の個人的な体験をベースにした作品を作るという
これまでの路線を変更しないと今後は大衆の支持を得られないのかもしれません。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 30

73.6 9 家族で小学生なアニメランキング9位
花田少年史(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (196)
962人が棚に入れました
近所でも有名な腕白小僧、花田一路は悪戯を叱る母親から逃げようと道路に飛び出し、車にはねられてしまう。頭を9針縫いながらも、奇跡的に助かった一路であったが、これ以降なぜか幽霊が見え会話出来るようになってしまう。そして様々なオバケ達が生前の未練や願いを果たすためにと、自分たちと会話可能な一路の元にやって来て無理難題を押し付けられる事となった。

声優・キャラクター
くまいもとこ、桑島法子、矢尾一樹、田中真弓、野沢那智、竹内順子、久川綾、伊倉一恵、永井一郎、ゆきのさつき、井上倫宏、真殿光昭、松本梨香、山口勝平、小林沙苗、堀勝之祐、大原さやか、金月真美、高山みなみ、田中秀幸、かないみか、たてかべ和也

CC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お尻ペンペン!!

 本作は『ピアノの森』なども手掛けた「一色まこと」によるコメディ作品。
 舞台は1970年代の日本の田舎。一路は交通事故から九死一生を得て、幽霊が見えるようになる。
 一路が幽霊と関わっていく様をコミカルに、ハートフルに描かれているコメディ作品。

 一路は腕白坊主で悪戯が好きな「絵に描いたようなクソガキ」なんだけど、そこが良いんだよね。彼の腕白さや悪戯が笑いを生み明るく楽しくコミカルに仕上がっている。一つ一つの行動や言動が考えナシだから子供らしく愛らしい。誰とでも対等に向き合って、なんだかんだ悩み解決してしまう一路には毎回感動させられた。一路の自由きままさと純粋さ、そして優しさは見ていて癖になるほど微笑ましかった。

 私が好きだった話は15話~「ゴンパチ」の話かなぁ。泣けるほど感動できる話ではないが、一番コミカルであったかな。笑いと感動の落差が激しい話であった。一路にとって新しい出来事がたくさんあり、人として最も成長できた話だったと思う。

 終始見受けられるのが一家団欒の食卓、兄弟喧嘩や親子喧嘩。独り立ちしているモノには心打たれるシーンではあるよね。家族と触れ合っていた時間は子供の時しかないし、当たり前に過ごしていた日々に大事のモンがいっぱいあったんだな…なんて感性は持ち合わせてないけど、去来する情景であった。なら「サザエさんでも見てろ!」って話なんだけどね。嫌だ。
 この作品と出合うにはまだ私は若すぎる気がしたけど、とても感動した作品でした。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 13

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

笑いあり涙ありとはまさにこの作品のことではないか!

かなり前に見た作品。

笑いあり涙ありとはまさにこの作品の事を指したものではないかと思わせるくらいの作品ですね。

絵等から古臭いと感じる人が多いと思うので、このアニメに抵抗感を抱く人が多いとは思います。
自分もそうでしたが、内容が非常に秀逸で、昔懐かしく、優しい気持ちになれる作品だと思います。ピュアな気持ちになれる!少しでいいから我慢してみてください^^後悔はさせませんww

大雑把に内容を書きますと、典型的な悪ガキの主人公の一路がある日車に轢かれてしまい、その日以来、幽霊が見えるようになる。そして、幽霊たちが一路の元に生前の未練、願いを叶えてもらうよう、無理難題を押し付け、それを叶え成仏させていくというお話。


一見ありがち?な話ですが、本当に演出が秀逸だと思います。各章の話の持っていきかたが本当にうまくて、一路の幽霊との交流の中での成長、家族愛、恋愛etc、、様々な幽霊たちが織り成す物語に自然と涙と笑みがこぼれてしまいました。今までアニメで流した涙とはまた別の暖かい涙が流れてきました。
また音楽もいい感じでムードを高めてくれます。

最近のアニメとは雰囲気が全然違いますね。最近の感動するといわれるアニメを見てきて感動してきました。ですが、こういったのもいい^^すごい新たな発見でした!

童心に帰って見れる気がします。多少お下劣なギャグもあったりしますが、子供から大人まで万人に薦めたいお話だと思います。

心が汚れてしまったと感じる方はぜひ、この作品を見て心を洗い流してくださいww

投稿 : 2025/03/15
♥ : 27

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【お気に入り】 正真正銘、笑って泣ける作品

~
「クソガキ」を絵にかいたような少年・花田一路(はなだ・いちろ)は、可愛げの「か」の字もないようないハナタレ小僧で、どうしようもないトラブルメーカーでした。ある日、事故をきっかけに後頭部に九つの縫い跡を持ってしまった一路は、幽霊が見える特異体質になってしまいました。という話。
この作品は、そんな少年一路を中心とした花田家のドタバタギャグの一面と、様々な幽霊との出会いが生み出す感動ドラマの側面があり、他の作品にはない特殊な二面性を持っています。ギャグの部分については、とにかく一路たちのクソガキらしさが前面に出ているので、やっていることは心底下らない感じです。でも不思議と微笑ましさすら感じる面白さがありました。きっとそれは、どんなに下品なやりとりだとしても、その根底には「家族」という素朴な温もりがあるからだと思います。もう一つの側面である幽霊との物語は、幽霊が見える体質であるばっかりに、色んな幽霊から未練の代役を頼まれてしまうのですが、その中には、しょーもない未練を依頼する者や、大切な人との別れをお願いする者など、様々。とにかく幽霊の依頼内容が多種多様のため、ある時はコメディになったり、ある時はヒューマンドラマになったりと、物語のバリエーションがとても豊富です。最後まで飽きることはありません。
この作品は「浦安鉄筋家族」と「夏目友人帳」を合体させたような作品で、登場人物や作風自体は「浦安鉄筋家族」、設定や物語は「夏目友人帳」を彷彿させます。普通に考えると、この二つの作品は噛み合いそうにありませんが、実はその通りだったりします。幽霊メインのドラマが始まると、一路が蚊帳の外になったりして、主人公にも関わらず舞台装置のような扱いになったりしていました。それでも、時には笑い、時には胸が温かくなるような、一粒で二度おいしい作品であることに変わりはありません。

物語:★★★★☆
・本文参照。個人的にメロンとクリスマスプレゼントの回がお気に入り。
作画:★★★★★
・水彩画のような背景が素朴な雰囲気を演出しています。
声優:★★★★★
・有名な声優が多いけど、普段とは違った演技が見れるので新鮮。
音楽:★★★★☆
・バックストリートボーイズは今だからこそノスタルジックに聴こえてしまう不思議。
人物:★★★★★
・子供がみんな生き生きとしています。桂ちゃんが可愛い。

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 6

64.3 10 家族で小学生なアニメランキング10位
サザエさん(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (148)
604人が棚に入れました
戦後の新聞漫画ジャンルを代表する国民的漫画のアニメ化。現在も最長不踏距離を更新する、最強の長寿番組である。夫のフグ田マスオ、可愛い長男タラオと共に、実家であるイソノ家に同居する主婦フグ田サザエ。両親の波平と舟は健康で、弟妹のカツオとワカメもそれぞれ元気だ。お隣さんが小説家の伊佐坂先生から芸術家の浜さん、そしてまた……と入れ替わるが、今日もこの町あさひが丘の人々は明るい。

声優・キャラクター
加藤みどり、冨永みーな、津村まこと、貴家堂子、永井一郎、麻生美代子、増岡弘

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

古き良き時代の平和な日本人

今も放送中の長寿番組『サザエさん』

知らない人はいないってほど有名で、
日本を代表するアニメ作品のひとつ。

以前、内モンゴル人とギリシャ人、フランス人と4人で
日本語や日本のことをどうやって習得したかという話をしていたとき、
みんながみんな、この『サザエさん』を参考に勉強していた
という答えだったのが面白かった。
日本人が観る場合、もちろん日本的な家族の日常物語だけど
その内容は平成の今とはまったく違って、あくまでも昭和的。

それでも、世代を越えて永きに愛されているのは、
その昭和的な家族の雰囲気が、日本人らしさの根底にあるものだから
なのかもしれない。

悪人も出てこないし、当然犯罪も起きない、
押し売りや泥棒が時々描かれたこともあったが、
冗談を言ってうまくかわしてしまうサザエさん。
親に反抗して暴力沙汰になることもないし、兄弟の仲は良く
友人関係も良好で、クラスにいじめも存在しない。
いたって平和、いたってほのぼの・・
そこに安堵できると、この作品を好きになれるんだと思う。

何年経っても、服装こそ多少は着替えるものの、
老けることなく髪型も同じ、カツオもワカメもタラちゃんも
みんな年を取らないし、波平さんも亡くならない。

いつか某CMで、サザエさんの登場人物たちのその後を
描いていて面白かったが、もしアニメ本編でそれをやってたとしたら
今ほどの人気はなかったのかもしれない。

個人的には、そういう大河ドラマ的な時間の流れ、
家族の歴史を描いたものは好きなので、観てみたいけどねw

投稿 : 2025/03/15
♥ : 20

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

サザエさんは第一話が一番面白い このレビューにサンキューしないでください

ずっとやってるゴールデンタイムアニメです。

「サザエさんは東芝がお送りしまーす」

って東芝製の福島第一原子力発電所3号機が核爆発を起こして、
保証もあるし、海外では東芝製の原子炉は相手にされなくなったと言うことで、
東芝は原子力を分社化してやっと延命、いや倒産するかも。

でアマゾンなどのスポンサーでサザエさんは続くことになりました。
桜新町のサザエさん通りも暗雲立ち込めていますが、
視聴率が急落したとも思えないので、曜日を変えたり時間帯を変えたりで、
なんとか続けて欲しいものです。
いまでも楽しみにしている子供は多いようですし。

原子力政策は大失敗だったのですが、悪いのは当時の政治家、官僚、企業のトップで、
現在はその子供や孫ともいえる人たちが命を削ってしりぬぐいをしているのですが、
いまだに原子力関係の天下りが甘い汁を吸っているのも事実です。
経産省など原子力が姥捨て山になっているので、
無くなったらオヤジどもの処分が出来ないとか。
風力発電の妨害をしているのは天下りのオヤジとその手下のヤクザどもです。
日本は原子力に力を入れるようになってから、バブルは崩壊し人口は減少し国家の存続すら危うくなった。
税金はほとんど発電していない原子炉に吸い込まれていることを知るべきだ。

中曽根やら石原慎太郎やらのおかげで日本は自らの行為に恐怖している真っ最中ですよ。

「サザエさんは外資のアマゾンがお送りしまーす」

投稿 : 2025/03/15
♥ : 11

ふきゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さすがご長寿 Part2

すばらしき家族愛、しかも笑えるbb
OPの「お魚くわえた~♪」と聴くと「ああ、明日からまた仕事or学校だなァ」と思う方も多いのでは?


7人+1匹で賑やかで楽しい家族ですよね。
本当、あれこそ日本の家族のお手本と言いますか...
微笑ましい限りです♪


OPもEDも子供から大人まで口ずさめるほど有名ですよねw
声優陣も文句なし。皆さん様々な所でご活躍されてますし!


日曜日、気がついたらお暇な時にぜひ♪

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4

65.5 11 家族で小学生なアニメランキング11位
プラチナエンド(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (204)
661人が棚に入れました
「私が“生きる希望"をあげる」架橋明日は家族を事故で失い、引き取られた親戚のもとでも辛い日々を送っていた。全てに絶望した少年は、中学校を卒業したその日、ビルの屋上から身を投げる。しかし、少年はそこで1羽の天使と出会う――

むす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

正直がっかり

大場と小畑のタッグによる作品『DEATH NOTE』『バクマン。』は漫画史に残る傑作だった為、原作未読ながら期待して視聴。正直がっかり。キャラクター自体に魅力がない、メインキャラの闇が描ききれてない。バックボーンは個性関連薄くどこにでもいる癖のないキャラクターばかりで引き込まれない。ストーリーも設定やルールに拘りすぎというか縛られ過ぎと言うかテーブルトークRPGを見せられてるようで凄く薄っぺらい。なろう系のステータスオープンくらい萎える。もっと言えば導入から絶望感、ワクワク感、ドキドキ感全部薄い。才能かれたかな。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 0
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

戦術を知らない人達の頭脳戦

【まとめ】
2クールアニメで、話は大きく分けて2部構成っぽくなっていて前半は微妙ですが、後半面白くなります。

戦闘が面白くないのがダメなところで設定は面白そうでしたが、期待していたほど高度な頭脳戦している感じがしないのと、
主人公がうじうじ悩んでて話がなかなか進まないくどさが勿体ない。
後半は戦闘が少なくなりますが、戦闘が少なくなってからは話がかなり面白くて、最初からこの路線で良かったように思います。
戦闘がつまらないから前半が面白くないんだと思います。

【前半の悪いところ】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 22
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

最終回は良かった。

デスノート原作者の作品

↓1クール目時点感想
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4

63.4 12 家族で小学生なアニメランキング12位
伊藤潤二「コレクション」(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (140)
455人が棚に入れました
『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』を原作とする。
『伊藤潤二傑作集』は、『富江』『双一の勝手な呪い』『フランケンシュタイン』など、伊藤さんの人気作を全11巻に収録した作品集。
『魔の断片』は、「Nemuki+」に掲載された読み切り『解剖ちゃん』『黒い鳥』など、全8作品を収録。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、下野紘、名塚佳織、緑川光、小山茉美、末柄里恵

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

気持ち悪いけれど、かなり笑えるホラー作品

ホラー漫画を原作として、毎回2つのエピソードで構成されるオムニバス形式の作品。全12話で計24のエピソードが描かれています。
内容的には、不気味だったり、不思議だったり、あるいはかなり気持ちの悪い物語が多く描かれていますが、どの話も発想が面白かったので、最後まで飽きることなく、とても楽しめました。ただ、ホラー作品として、観ていて怖かったかというと正直微妙なところ。作品の中で起きることがあまりにも現実離れしているためか、全体的にシュールな空気が漂っており、また、毎回の話のオチも、「え?これで終わり!?」みたいな唐突さがあって、なんだか笑ってしまうことが多かったです。
個人的に特に印象に残っているエピソードは、第2話Aパート「ファッションモデル」と第10話Aパート「グリセリド」で、前者のキャラはとんでもなく強烈でしたし、後者の内容の気持ち悪さは尋常ではなかったです。
声は、毎回なかなか豪華な声優を起用していて普通に良かったです。作画は、それほどリアルな系統の絵柄ではないので、グロいものが得意ではない自分でも意外と平気でした。全体的に独特な雰囲気や味があって悪くなかったと思います。また、EDの映像は、毎週その回の内容に合わせて変えていましたが、遊び心が感じられて楽しかったです。
最後まで観終わって振り返ると、24のエピソードの中で全く面白くないという話はなかったようで、どの回も平均して楽しめました。いちおうホラーというジャンルなので、意図したものかどうかはわかりませんが、笑ってしまうような場面も非常に多くあり、シュールコメディとして、とても出来の良い作品だったように思います。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 12

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありのまま起こったことを話すぜ ホラーアニメ見てると思ってたらいつの間にかギャグアニメを見ていた

なにを言ってるかわからねーと思うが俺にも分からねー。

世界の巨匠伊藤潤二氏のホラーコレクション集。

ホラーとは書いたが厳密に言えばホラーっぽい何かだと思う。
その何かが高度なギャグであることに気付くのに少々の時間を要するのだがそれはまた後ほど。

少なくともホラーと聞いて期待されるであろう恐怖感とかそういうのとは少しばかり縁遠い。

ただ雰囲気は妙におどろおどろしく悪く言えば気持ち悪い。
伊藤氏の絵柄は本来もっと気味が悪いと思うんだがこのアニメに関しては少しばかりそういうのが緩和されてる印象を受ける。
もっと忠実に気味悪く出来たはずである。

ともあれその抜群の気味の悪さ故にどうしてもホラー的ななにかを期待させてしまうんだがどういうわけかアニメで見ると絵柄 演技 見せ方 そのすべてが我々を恐怖より笑いに誘(いざな)ってしまうのだ。

シュールな笑いていうのかね こういうの。

怖いと思った回数より笑った回数のが間違いなく多いと思う。

そういう意味では下手な狙ったギャグアニメより笑えたぶん秀逸なギャグアニメであるとも言える。

笑わせようとする意図は無いのだと思うのだがそういうのに限って笑えてしまう。
そんな経験おそらく誰もがあることだろう。

繰り返すが雰囲気は実に素晴らしいのだ。
だからこそなんだかんだでラストが気になり見入ってしまう。

だが困ったことに物語のオチがよく分からん回もちらほら存在する。

例えばある不気味な存在がいたとしてソレがいったいなんであるのかとかいう説明が放棄されてるため不気味な話ではあったが結局なんだったんだ?て感じになってしまう回も少なくは無い。

知ってる人がどれだけいるかは知らないがホラー短編集「新耳袋」とかもそんな感じだった。
タイプ的には似たようなもんだろう。

そういう細かいとこを気にしたらダメなのかもしれないが気になるんだから仕方ない。
なんともすっきりしないこの気持ちをどうしろと言うのだろうか。

尚、オチの無い回の多い作品ではあるがたまに当たり回が紛れてるのがまた心憎い。

宝クジに当たるよりはるかに当たり回の確率は高いぶん随分良心的である。

不気味というだけでなくどこかシンミリとさせてくれるような秀逸な回も存在する。

個人的なお勧めだが「緩やかな別れ」と「案山子(かかし)」のラストは中々印象に残るものだった。

あんざんことか読んじゃうお茶目な人もいたらアレなんで念のため。

絵柄のせいなのかこれまた余り人気の無い作品のようだが回の出来自体は確かにピンキリではあるが惹き込まれるモノがあるのも確かであり間違いなく見て損はないであろう。

いや多分。

絵柄で敬遠するという行為はそれだけで人生の0.何%かは損していると言える。
絵柄が最優先されるのは薄い本だけで充分なのだと私は思う。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おかしなホラー/1話感想(1.7)

原作未読/二クール

雰囲気が好き。

※星評価の基準は各話レビューのネタバレ内に記載
※レビューにネタバレはほとんど含みません
※最新1話のみ各話レビューから外しています
※基本的にはTwitterに書いた感想そのままです
※各話感想は殴り書きに近いです

( 'ω'o[各話レビュー]o
ネタバレレビューを読む

①「双一の勝手な呪い/地獄の人形葬」/★★★★☆
ネタバレレビューを読む

( 'ω'o[総括レビュー]o
※後日追記

投稿 : 2025/03/15
♥ : 16

68.1 13 家族で小学生なアニメランキング13位
新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (41)
159人が棚に入れました
新幹線超進化研究所は「漆黒の新幹線」が生み出す巨大怪物体から
日本の平和と安全を守るため、「新幹線変形ロボ シンカリオン」を開発した。
シンカリオンとの高い適合率を持つ子供たちが運転士となり、
研究所員たちと力を合わせて強大な敵に立ち向かう!
果たして「漆黒の新幹線」の目的は…。子供たちは日本の平和と安全を守れるのか…。
チェンジ!シンカリオン!

声優・キャラクター
佐倉綾音、沼倉愛美、村川梨衣、うえだゆうじ、竹達彩奈
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

個人的には大人よりも子どもをもっとたくさん描いてほしかった(最後まで視聴)※酷評注意※

2018年1月~放送中。
9話くらいまで視聴。

お話は面白いけど、ハヤトの「お父さんのためなら戦いに行く」というような台詞が引っかかって、その時点で正直身が入らなくなってしまいました…
アキタ、ツラヌキ、シノブが登場するまでは見ましたが、親の存在が大きく描かれすぎていてあまり楽しくない。子どもが自分で意志決定をして、自分から積極的に動く作品が見たいのですよ。

幸いその点では現在放送されている他の子ども向けアニメで十分満足できるので、本作は断念としました。
細身のロボットが好みでないというのもあります。
(2018.11.19)


【再視聴感想・最終話まで視聴完了】
2018年1月~2019年6月放送。全76話。
色々思うところがあって、結局最終回まで視聴しました。
最終クールは良い所が多かったと思います。でもすっごく疲れた…
あと、CMパロネタは凄く嫌いでした。

【良かった点】
ネタバレレビューを読む


【苦手だった点】
最終クールは苦手な所がだいぶ減ったのでまだいいんですけど、第1クールから第5クールまではかなり辛かったです。
感情的・感覚的に書いてあるので好きな人は気を付けてください。
ネタバレレビューを読む

子ども達は皆好きだったのに残念な所が多すぎました。
好きな人にはごめんなさいなんですけど、大人さえ出しゃばらなければ、と思わずにはいられませんでした。
(2019.7.22)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 10
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

俺の好きな“四文字熟語”は「変形合体」だぁぁ!

観終わって……

色々な意味で“つなぐ”というテーマを押し出した
前向きで明るいロボットアニメの良作だったと思います。

『エヴァ』とのコラボも交えて、“子供向け”のロボット番組と、
内部世界に沈降するなどマニアックな路線を独走した
“大人向け”のロボット作品の趣味とをつなぐ。
(他にも三倍のスピードで動く赤い機体とか、
ジェットストリームなアタックを仕掛ける黒い三機体とか、
『ガンダム』ネタもあって、くすぐったかったですw)


“シンカリオン”の線路で全国各地、地底世界をつなぐ。
鉄道、射撃、地形に剣道。漁に料理。果ては忍術や戦隊ヒーローに至るまで、
多種多様な“好き”をつなぐ。

好きが振り切れ過ぎた人間を“オタク”と敬遠したりネタにしたりする風潮……。
本作でも主人公少年のあらゆる事象を鉄道ネタと結びつける言動には、
置いてきぼりを喰らうことがしばしばでしたがw
このアニメはこうした好きを(ネタバレレビューを読む
と言う設定面でもアシストしつつ、肯定して来るところが清々しかったです。
あぁ、俺……オタクで良いんだなって感じで励みになり?ますw

一方で本当の好きとは何か?と問う件では、
自分に本当の好きはあるのか?と自答させられました。

すなわち、“人気JSユーチューバー”上田アズサが、
自分の動画好きは、他のみんなとは違う、理由のある好きとの、達観を語る場面。

例えば私のアニメ好きは、昔はゲームや映画観るのが主な趣味だったこともあったけど、
時間や集中力が無くなってきて、一話30分以下から見続けられるアニメに比重が移って来た。
とか結構、理由があったりします(苦笑)
少なくとも速杉ハヤトの鉄道レベルにアニメが好きかと言うとそこまでではないかと……。

ただ、本作のバトルシーンでの直球勝負な新幹線の巨大ロボへの変形・合体、必殺技。
毎回、多少シナリオが散乱しても、ロボット観れば、
今日もシンカリオンは楽しかったと幸せな気分になるこの感覚。
これは理由のない好きだと断言できますw

だって、いい年こいて、ロボットなんて何で楽しいの?と問われても、
変形、合体は男のロマンだ!とか理由にならない理由しか浮かんで来ませんものw


誠に残念なことに、最後は実にTBSらしい不可解な製作方針とやらにより、
『ゾイドワイルド』共々、こどもアニメ枠もろとも吹き飛ばされる形で、
打ち切り感が否めない終了となった『シンカリオン』

(※収まらない私のTBSへのさらなる毒舌。アブナイので封印しておきますw
ネタバレレビューを読む

それでも、年末に劇場版公開が発表されて少しは溜飲が下がった私。
当然、お子様連れの観客に混じって観に行くつもりです。
無論、理由なんて必要ありませんよねw


レビュータイトルは「俺の好きな四文字熟語は~だぁぁ!」などと
心情をアピールする大門山ツラヌキの決め台詞が元ネタ。
因みに“四文字熟語”は誤用w
終盤、話のドサクサに、アズサに指摘されて以降、
しれっと“四字熟語”に修正されたのが地味にツボでしたw



以下、過去投稿レビュー


いずれも長いので折りたたみw

【64話迄の感想】ありがとうシンカリオン。ロボット魂は次代に継承された。

ネタバレレビューを読む


【一話感想】日本の未来と鉄道ダイヤはシンカリオンが守り抜く!!


ネタバレレビューを読む

【六話感想】“陸の孤島”北陸にとっての鉄道とトンネル


ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 21
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

話は読めた!これはJRとプラレールのコラボ企画だ!! 俺の好きな四文字もとい四字熟語は、販売促進だぁ!!!

 ハヤトくんが走る東海道新幹線を撮影しているとのハヤトくんの意識が遠のいて???不思議な展開に・・・。

 なぜ、ネタバレレビューを読む
 小さなお子さんも見ているシンカリオンで、このネタわかるのかなぁと思ったです。
             なぜシンカリオンに・・・・【2018/08/15】



 巨大怪物体との戦うため、対抗すべき開発されたシンカリオンを操縦できる少年、速杉ハヤトくんと、その仲間たちの絆を描いた物語です。

 上田アズサ、家族に始まり、シャショット、シンカリオンを通して新たな仲間と出会っていく、ハヤトくん。アキタくん、ツラヌキくん、シノブくんという主要キャラとの出会いは、必然だったです。シノブくんなんか可愛く、子供に欲しい感じがしたです。

 巨大怪物体を操る謎の敵エージェントと呼ばれる、セイリュウ、ゲンブ、ビャッコ、スザク。後から明らかになる彼らをもさすキトラルザスという存在が、その背後にいる敵もわかることになるのです。

 さらに北から南まで、新たなシンカリオンと運転手、ネタバレレビューを読むリュウジとの出会いはハヤト君をさらに大きくしたと思うです。

 キトラルザスとの対話という道、戦うだけでは解決することはないということを、エージェントたちとの分かり合いが、面白かったです。ネタバレレビューを読む

 シンカリオンの秘密、さらに巨大な敵の出現、シャショットの運命、話は最初以上にどんどん深くなっていくような感じでしたです。
 驚いたのはネタバレレビューを読む対策には、驚かされたです。あんなのありえなかったです。

 シンカリオンもこれでめでたしと思いきや、さらに新たなる展開がハヤト君を待ち受けていたことには、いつまで続くのだろうとワクワクしたです。意外とそれが、早く進み、その前までの展開ほどに至らなかったところには、テンションが下がったです。
 さらに最強の敵が現れたけど、それが意外とその前までの展開ほどに盛り上がんなかったかなぁな気がするです。でも、奇跡も起きましたし、最強の敵に対してのシンカリオンの全力プレイは、好きだったです。

 幸せなハヤト君の姿は、良かったし、終わった後でのそれぞれの里帰り、どこか考えに寂しそうながらも明るかったハヤトくんも好きです。

 全体を通して、良かったのは、決まった最後の展開の多い中で、ハヤトくんに限らず各キャラのそれぞれの気持ちであったり、友情であったり、仲間の大切さ、親と子の絆など、エピソードを私は好きだったです。
ネタバレレビューを読む

 新幹線ロボットとして、今までにない変形プロセスや、連携プレイ進化してるなぁです。
 巨大怪物体につけるネーミングセンスも、なかなかな感じです。

 ハヤト君の鉄道における知識が、よく意味が分からず???だけど、ハヤトくんらしいです。毎回、突っ込む上田アズサも相変わらずだったです。
 でも、ハヤト君って、まさに地方の駅の線路をつなげる中央の駅って、感じだったです。ネタバレレビューを読む

 最後ネタバレレビューを読むぜひ見たいです。OPの歌、私にはなかなかだったです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 6

68.4 14 家族で小学生なアニメランキング14位
ジャングルはいつもハレのちグゥ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (215)
1241人が棚に入れました
ジャングルで母親と2人平和に暮らす少年ハレの前に突如現れたナゾの少女グゥ。
何でも食べてしまい、お腹に異次元世界を持っているグゥが巻き起こす珍騒動の数々と、グゥに振り回されて苦労の絶えないハレの姿を描いたギャグアニメ。
基本的にはハレとグゥとその周辺のジャングルでのお話だが、第37話~第58話では、ウェダ(ハレの母)の実家のある都会に話の舞台を移す(「コンクリートジャングル」という意味合いもある)。
ある晩、ウェダが村の集会に行き、孤児のグゥを連れて帰ってくるところから第1話が始まる。


声優・キャラクター
愛河里花子、渡辺菜生子、茂呂田かおる、中村尚子、井上和彦、岩永哲哉、保志総一朗、白鳥由里、前田このみ、松岡由貴、岸尾だいすけ、石田彰、氷上恭子、玄田哲章

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ツッコミのクオリティが高い事このうえなし

ハレとグゥの掛け合いを楽しむアニメです。
主人公であり作中での唯一の常識人、ツッコミ専門のハレがいいキャラしてます。
私の中ではギャグアニメ界の№1ツッコミ名人です(笑)


基本的に何でもアリの世界ですが、それぞれのキャラが立っていて普通に生活してるんで登場人物に愛着が持てます。

ハチャメチャな出来事に対するハレのセリフまわしがよく、それをテンポよく魅力的に表現する声優さんの実力がすばらしい。
ギャグって、やっぱり「間」が大事なんだな~と思う次第です。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大人も子供も・・・いや、むしろ大人の方が笑うアニメ

気楽に観れるギャグアニメ。


舞台はジャングルですが、
特別、原住民な生活感が出てるわけでは無く
学校や家もわりと日本の田舎にも在るんじゃないか?
と思わせるような親しみやすい世界です。

個性の塊みたいな登場人物達に
話がめちゃくちゃになるところですが
ハレ(主人公)のツッコミスキルがかなり高い為、
物語はなんとか進行していきます。

なんとか進行しようとしてるのに
その邪魔をしようとするのがグゥ
ハレを騙したり嫌がることをするのが大好き☆
でも・・なんか分かります。


基本的に全部おもしろいんですが、
中には腹がねじ切れる程、
笑わせてもらったシーンもあります。
かと思えば、複雑な事情で重くなったり・・・
あ、一応そういうストーリーもやるんだ的な


なんとなくハードディスクにずっと入れておいて
いつでもすぐ観れる状態にしておきたいアニメです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 9

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

頭を軽くして見てください

視聴回数 全話二桁回くらい(好みの回が複数)

子供向けの定番ギャグアニメが「クレヨンしんちゃん」だとすれば、
この作品は青年以上向けの定番ギャグアニメだと思います。

作画は子供向けにも見えますが、大人の諸事情が含まれているので
子供向けとは言いづらい。。。というか台詞の意味が理解できないかと。

作成スタッフ 水島努監督&横手美智子構成のタッグはこの作品が
初で、後に「XXXHOLiC」や「侵略!イカ娘」「SHIROBAKO」などで
視聴できます。

物語の本筋はあるのですが、ほとんどがグゥの奇行&発言と
ハレのツッコミ&自問自答で構成されています。
(要所ではシリアス展開もあります)

私の主観なのですが、このアニメはアニメに興味ない大人であっても
少し見ただけで笑いが理解できる作品であるのが素晴らしいところです。
(シュールな台詞の間やネタのキャッチボールなど)

ほぼ気持ちが暗くなる要素がなく、逆に明るい気持ちになれます。
あまりに会話のくだらなさが、そういう気持ちにさせているかと。

メインキャラクターのハレは心配性、周りに気をつかう、子供だけど
子供ぽくない性格。
(CV愛河里花子の早口は凄いです。特に次回予告。これだけ発音できる声優は他で聴いたことありません)

グゥは行動と会話が支離滅裂で、たまにまともな事を言うのですが
それが妙に大人びたシュール発言(哲学で的を得ている)

他にもポクテとかマンダといった、よく分からない生物も楽しいです。

オープニング曲「LOVE☆トロピカ~ナ」は中毒性が高くて、
作品インパクトはこの曲で決まってしまいます。

ちなみに親戚の小学生低学年にこの曲を視聴させると、意味不明な踊りを
始めだして、覚えてないくらいリピート要求させられました。
(どうやらグゥのしかめ面と踊りが手本らしい。。。)

この作品を作画で敬遠されている方もいると思いますが、ギャグアニメを
純粋に楽しみたい方や、普段は笑うことが少なくて笑いに飢えている方などは一見の価値はあると思います。

恐らく最期まで視聴されたら、続編の「デラックス」と「FINAL」が
見たくなるかと。

個人的な意見ですが、大人向けギャグアニメの出来栄えから言えば
対比できる作品があまりないと感じています。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 6

67.4 15 家族で小学生なアニメランキング15位
ママは小学4年生(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (33)
276人が棚に入れました
1992年、水木なつみは夢が丘小学校に通う小学4年生の女の子。両親の都合でロンドンに引っ越すことになったが、急な都合で両親は1日早くロンドンに向かわなくてはならなくなり、なつみは1人で一夜を過ごすことになる。雷が鳴る嵐の夜の中、震えながらリビングでテレビを見ていると、突然の激しい落雷とともにテレビの画面から赤ちゃんが現れる。慌て驚いているところに、一緒に現れたコンパクトから母親らしき人からの声がする。翌日再び聞こえてきたその声の話によると、何と彼女は15年後の2007年のなつみ自身であり、赤ちゃんは未来の自分が産んだ娘だというのだ。不思議な出来事だが、なつみは赤ちゃんに「みらい」と名付け、無事に未来に帰れる日まで、日本に残って育てることを決心する。こうして赤ちゃんと小さなママの成長ストーリーが始まった。みらいちゃんが起こす騒動に振り回されるなつみだが、喧嘩仲間の大介や親友のタマエとえり子、未来から来た育児アイテム、文句を言いながらも根は優しいいづみおばさんなどの助けもあって、経験のない育児の中でいろいろなことを学んでいく。

声優・キャラクター
こおろぎさとみ、吉田理保子、伊倉一恵、山崎たくみ、田原アルノ、川島千代子、高乃麗、林玉緒
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

元気がある時もない時も抵抗なく見られる名作

1992年放送のTVアニメ。全51話。
ずっと気になっていた作品で、dアニメストアで視聴しました。確か子供の時に何話か見ていた記憶があるような…?

視聴者が元気な時でも元気が無い時でも無理せず見られるとても良い作品。一話完結形式で笑いあり涙ありハラハラドキドキもありと、尺の長さを活かしながらも飽きないのが凄いです。


【物語】
小学4年生の女の子・水木なつみが15年後の未来から時を超えてやってきた自分の赤ちゃん・みらいちゃんを育てる物語。
犬と赤ん坊が大嫌いな漫画家志望の叔母・島村いづみと共に子育てに奮闘する、SF仕立てのホームドラマです。

【作画】
腕の良いアニメーターさんが揃っています。今でも最前線で活躍している方が複数原画をされていますが、当時はきっと若手から中堅くらいだったんだろうなあ…。
当時の長期アニメとしては標準的でシンプルで、作画枚数が多くないかわりに仕草と表情がめっちゃ生き生きしてますね。特にみらいちゃんは赤ちゃんらしく全くじっとしていなくて、すごく活発でおてんば。作画班がとても楽しそうでした。

特にOP、EDはコンテ・演出、作画、楽曲、歌唱の全てが素晴らしい。絵コンテは富野由悠季監督が手掛けていて凄く良い。必見です。


【音楽】
BGMは千住明さん、神林早人さん、加藤みちあきさん。
OP、EDは樋口康雄さん。
全体的にクラシック寄りの美しいメロディラインが魅力。


【声優】
皆さんめっちゃ上手。
なつみ役のこおろぎさとみさんは悲鳴が本当に上手でドキドキさせられます。
いづみ役の伊倉一寿(一恵)さんも、きつい演技と優しい演技の緩急が上手でした。
みらいちゃんの吉田理保子さんはこの時期すでに20年ほど活躍されていたベテランで演技も素晴らしく、かといって大人の声とも聞こえないのが凄いですね。

【キャラクター】
若干リアルな描写もあり、魅力的で個性的なキャラクターが揃っていて良かったです。

メインは母子の物語なので、なつみの祖母ふたりがテーマを背負ったキャラ造形をされていたのは感心させられました。
父方の絹代おばあちゃんは子育ての大先輩として安心して見ていられる人物像で、鈴木れい子さんの田舎のお年寄り然とした演技も良かったです。
母方の小春さんは若々しいキャリアウーマンで、仕事と子育ての両立の難しさも浮き彫りにしていました。小春さんの登場回はいづみおばさんの物語としても印象深いです。



【印象に残った所】
みらいちゃんに振り回されるなつみといづみに和み、なつみに協力するクラスメート達を応援し、さらにそれに翻弄される周囲の大人たちが滑稽で笑って見られてとても楽しい作品です。楽しいだけでなく、子育てに関わる深い内容にも踏み込んでいて好印象。
ネタバレレビューを読む


今の時代では出来ないだろうネタもいくつかありますから、再放送などはなかなか出来ないかもしれませんが、とても面白い作品です。
(2021.2.28)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7

67.9 16 家族で小学生なアニメランキング16位
岬のマヨイガ(アニメ映画)

2021年8月27日
★★★★☆ 3.5 (40)
142人が棚に入れました
居場所を失った17歳の少女。彼女が辿り着いたのは、どこか懐かしさと共に温かみを感じさせる、海の見える古民家“マヨイガ"だった。それは、“訪れた人をもてなす家"という、岩手県に伝わるふしぎな伝説。血のつながりがない新しい家族たちとの、ふしぎだけどあたたかい共同生活が、新しい居場所“岬のマヨイガ"でいま始まる――。

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

古いけど色々と良い家じゃん

見に行くか、見逃すかを悩んだ作品です。
でも、せっかくなら見に行こう!と見て来ました。
最初は岬の上にある家が頭上から映し出されるシーンの私の感想は。

森と草ばっかり、景色めちゃ綺麗じゃん、絶壁じゃん落ちたら死ぬ、家の庭めちゃデカいじゃんでしたw

私はユイとひよりは姉妹かと思って居たら違うのですね。
元々は他人同士だった2人をお婆ちゃんが引き取りマヨイガで生活する事になります。

ひよりは両親を居眠り運転の車に衝突され失ってしまいます。
きっと、それが原因?で喋れないのだと思いますが、その辺の説明がなくて……多分。

ユイは両親が離婚して父と二人暮しです。
父は、母が出ていったのはユイのせいだと言います。
挙句の果てに、ユイが用意していたご飯を、いきなりキレだして机から弾き飛ばすし。
自分が辛く当たるのは、全てはお前の為だ!と言う始末……

明らかに、奥さんが出てったのは貴方のせいですよ。って思いました。

作中で私が良いシーンだと思ったのは、ラストのユイが偽物の父に無理やり連れていかれそうになるシーンです。
ユイは父が怖くて何も出来なくて何も言えなくて……ひよりも助けようとするけど何も出来なくて……

でも、ひよりにとって、お婆ちゃんとユイと3人は家族だから、新しい家族を二度と絶対失いたくないから、彼女は声を出す!
両親を失って無くした声だけど、姉を失わない為に出した声……血なんて繋がってなくても、出会って数日でも間違えなく家族で大切だから、守りたいって気持ちから出た声。


後は、お婆ちゃんのピンチに駆け着けた、ひよりが、お婆ちゃんの「自分に出来ることを」って言葉から考えて行動したシーンが凄く良かったです。

さて、作品としては面白いと思います。
原作はもしかしたら面白いかもしれません。
でも、映画で見たら……設定がイマイチ理解しにくかったり視聴者側が想像で補わないとならない点が多すぎる気がします。

キャラの心情のヒントが少なすぎて感情移入が出来にくく、最後まで見ても消化不良って感じが残ってしまいます。
うーん、面白くはなくはないですが……普通くらいかな……

声優さんも余り上手くはないかな?
なるほど、ゲスト声優さんですか……
私はアニメでは物語が1番楽しめるポイントで物語が良かったり、キャラに感情移入しやすければ、あまりも酷くない限りは言わないのですが、物語も中途半端と感じる部分もあり。
そちらが更に浮き彫りになって感じたりもしました。

声優さんで言うと、座敷わらし役で、ナナニジの藤間さくら役をしてる天城サリーさんが出てます。
私のアイコンもナナニジの佐藤麗華ですが、ナナニジのアニメはともかく、ナナニジの音楽も聞くし、計算中も見てて好きなので、その辺も楽しみにしてましたが、セリフ少なっ!w(*꒪꒫꒪)

作中には、座敷わらし以外にもカッパや雪女など妖が沢山出てきます。
実は、私は妖怪が割と好きです。
理由としては父が妖怪などが好きで小さい頃から、妖怪番組やら本やらを見て育ちました。

だから、その辺も気にしてましたが、あれだけ妖怪居て殆ど山火事を消す方に回って出番と言う出番もなくw

面白いのは面白いとは思うし作品のメッセージ性も伝わりはしましたが、オススメしますか?となれば話は変わってくるかな?とは思ってしまいます。
好きな人は好きになれそうな作品かな?と思います。

お婆ちゃんの昔話の語りは面白いしわかりやすかったと思います。
作風をガラリと変えてくるのもいいですねꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

あっ、冒頭の山道の作りもすごく良かったです。
私の母方の実家がド田舎なのですが、山道の再現が凄く良かったです。
後は、落ち葉や枯れ草の種類や葉の色や道の色もリアルで上手く再現してるなぁ〜って少し懐かしい気持ちになりました(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

マヨイガは、人を取り込む邪悪な魔物でなかった

 避難所でユイが、喋れないひよりと出会い、キワと出会うです。キワが孫として2人を引き取り、人里離れたマヨイガという古民家で一緒に暮らすお話だったです。

 マヨイガというと、「迷家-マヨイガ-」や見たような邪悪な妖魔を思い浮かべるけど、似ても似つかないモテナシガだったです。住む人に尽くし、喜ばせたいと思う自然の精霊??のような存在のようです。

 おかしいと思って警戒するユイだったけど、家族として三人で生活して地元の人たちと仲良くしていくうちに、マヨイガを認めるようになっていったデス。

 ふぃぎっとという妖怪と何気なくコンタクトを取ってるけど、ユイもひよりも何気ないようだったです。キワが、鬼太郎に近いものを持っているです。人と妖怪のつながりも、このお話では面白いものです。
 良い妖怪もいれば悪い妖怪もいるわけで、それが悪さをして対峙することになるのです。キワを思うユイ、ひよりが力を合わすとき、見てのお楽しみになるのです。

 昔話みたいなマヨイガをはじめ妖怪の存在があったです。お互いを大事にしたいという三人の家族として、在り方を見せてくれたどこか心の温まる要素も描いていたと思うです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 5

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

夏休みの妖怪映画

妖怪ウォッチが下火になってきたはずが、まさかの妖怪映画バブルが到来しましたねえ。
震災後の岩手が舞台という事で、どんな闇の深い映画なんだろうと気構えていましたが、心配していたような事はなく、10歳未満でも安心して楽しめる物語になっていました。良かった。
だからそうだとは限らないのですが、緊迫感は薄めです。大人が見るにはやや退屈に感じる場面がありました。
じゃあ、面白く無いの?
いえ、そうではありません。流石のデイビッドと思えるだけの作画良さがありました。
(マヨイガのCGはもう一歩踏みこんで欲しかったですが)
作画で楽しめるオタクならそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 6

62.2 17 家族で小学生なアニメランキング17位
映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年(アニメ映画)

2015年12月23日
★★★★☆ 3.7 (16)
63人が棚に入れました
TVアニメの放送開始から25周年を迎えることを記念して制作されるこの新作映画。脚本はさくらももこが自ら担当し、まる子がイタリア人の男の子に求愛されたり、大阪と京都に旅行したりするというストーリーが展開される。

声優・キャラクター
TARAKO、屋良有作、一龍斎貞友、島田敏、佐々木優子、水谷優子、渡辺菜生子、キートン山田、中川大志、劇団ひとり、パパイヤ鈴木、渡辺直美、ローラ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

‟いつものまるちゃん”を維持しつつ映画としてのスケールとクオリティを丁寧に作り込んだ素朴さの中に感動を生む忘れかけたジャンルの傑作

テレビアニメ化25周年を記念して作られた23年ぶりの映画
(まあ25年の間には空白の時間もありましたが)
知ってる人は知ってることでしょうがまるちゃんの映画は過去2作とも【伝説】と呼べる傑作でした
今作もスタッフはテレビシリーズと共通、脚本は原作者さくらももこ


ある日の清水市、花輪クンの友人で外国人の小学5年生6人がホームステイしにくる
アメリカのマーク(菅沼久義)
香港のシンニー(ローラ)
ブラジルのジュリア(渡辺直美)
ハワイのネプ(パパイア鈴木)
インドのシン(劇団ひとり)
そして、イタリアのアンドレア(中川大志)
アンドレアは出会うなり「まる子」というニックネームに興味を持ち執拗にまる子の家に泊まりたがる
はじめは迷惑がるまる子だったが実はアンドレアの祖父が「Marco」という名前であり、彼が日本に興味を持ったのは写真家だった祖父が日本で出会った人々の話をしてくれたからだという
花輪クンは外国人の子供達とクラスメイト達を誘って観光旅行に行こうと誘ってくれた
まる子とおじいちゃんは観光がてらアンドレアの祖父ゆかりの地と思い出の人々を共に探すことを決める


基本的に『まるちゃん』という作品は知っての通りデザインや演出は完成されています
なので、今作で特に奇抜なことはしません
変わらない良さ、を体現している映画だと思います


と、言いつつも舞台となる清水、京都、大阪、そして東京上野の1970年代の様子を丁寧に描写しており、懐かしさを感じたり古き良き昭和に浸ってしまう人も多いのではないでしょうか


ゲストに芸能人を使うという今のフジテレビらしい仕掛けも全く違和感は無く、キャラの味をより濃くしてました
ただ途中の大阪にチラッと出てくる通行人のおっちゃんがトータス松本なんですが、彼だけはシンジラレナイくらい【ド下手くそ】なのでそこだけは耐え凌ぐ必要があります;


特にやはりまるちゃん役TARAKOさん、普段のテレビシリーズではそうそう観られないであろう感極まった演技が際立っておりましたので、ソレと比較するとゴミカスのようでしたわ


クライマックスを盛り上げる大原櫻子の挿入歌やエンドロールで流れるウルフルズの主題歌はさくらももこ先生の作詞ということもあって、印象的な場面を盛り上げる&心地よい余韻を味わえる曲に仕上がっております


映画、というとお金と時間のかかった大作やそれなりのスケール感を期待してしまうところですが、95分という長尺で楽しむ‟いつも通りのまるちゃん”という作品に仕上がったと思います
低予算映画や実録ドキュメンタリーとか、或いはこういう作品に出会ってしまうと高尚さなど至高の感動の前には何の意味も持たないのかもな、と思ってしまいます
素朴さの中にある感動、味わいたい方は是非チェックしていただきたいですね

投稿 : 2025/03/15
♥ : 14
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ボーノ まる子泣き 友情の栓抜き +

 2015年最後に見た劇場アニメ。「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」、クリスマスイブに見たです。
一番最後の21時過ぎということもあって、親子連れは流石にいなかったし見てる人も少なかったです。去年最後に見た劇場映画より、こっちのほうが好きでしたです。
 ちびまる子ちゃんというとアニメ化した当初は見てたです。でも、ドラえもんみたいにマンネリ化し、同じ話を繰り返したりしんみりする話が多すぎたようで、いつの間にか私はすっかり見なくなってしまったです。でも、数年ぶりの映画化ということやCN見て、もう一度だけでもと思い見たです。

 劇場CNなどでお馴染み、花輪くん家に来た6人の外国のお友達が、まる子たちの家にホームステイして仲良くなったけど、帰ってしまうお話です。焦点は、まる子とアンドレアです。
 これは、ドラ泣きならぬ、まる子泣きといった感動を感じたです。

 外国のお友達といっても、声優さんの演技からしても外見だけで、外国人のように思えなかったです。まる子たち以外で目立ったのは、まる子のおじいちゃん、たまちゃんのお父さん、小杉くんですかねぇ。
 小杉くん、ハワイから来たネブをホームステイすることになるけど、かなり気が合う反面、食い意地張りすぎて、わがままになってしまうのがたまに傷です。

 まる子、アンドレアに突然気に入られるけど、めんどくさがって初めはかなり嫌がったです。でも、アンドレアの亡くなったおじいさんの話を聞いて、友情を深めていったです。+まる子のおじいちゃんも。
 それがキーワードになった、大阪の「のん気屋吞兵衛」と店の栓抜きなのです。ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

 劇中歌が、何か感動したです。学校のピアノ演奏で、外国のお友達達の歌。巴川灯ろう流しに行った浴衣姿のまる子とアンドレアが過ごす時に流れた歌なんか、あの花EDや最終回を思い起こすような感じみたいな良い歌でしたです。

 アンドレアがイタリアへ帰る日、東京に着いて帰りまでかなり時間があった。アンドレアのために、そこからのまる子とまる子のおじいちゃんの行動も、友情パワーのなせる業だと思ったです。
 今度こそ、アンドレアの日本に来た一番の願いが叶い感動したです。まる子とおじいちゃん凄い!です。

 アンドレア空港から帰るとき、切なさが半端なかったです。以前、まる子が南の島に行ったとき、プサディという少女と仲良くなったけど、帰るときの話を思い起こしたです。今回それとは、比較にならないと思ったです。
 アンドレアがイタリアに帰ったとき、両親に話した内容や、旅行でたまちゃんのお父さんのカメラを借りて取った写真が、良かったです。
 あの栓抜きも素晴らしいものになった!です。これでいいのだ!です。

                         2015 12.25 +


 あれからまた見に行ったけど、平日昼間とはいえ客が、私一人というのも悲しいです。このまる子良い話なのになぁ・・・。もっといろんな人に見てもらいたいと思うのだが・・・。

 まる子とアンドレアの友情、やっぱり泣けるです。感動のまる子です。

 それ以外にも、相変わらず丸尾君の「ズバリ・・・でしょう」や藤木くんと毒のある永沢くんの存在感もあったです。

 アンドレア、外人とは思えない人間味あふれていて良かったです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「おどるポンポコリン」のレビューです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
さくらももこさんが脚本を担当した、劇場版。話としては劇場版で完結しているので、テレビ版に詳しくなくても問題ないです。

ゲストで登場する芸能人達が非常に豪華であることでも話題になりましたね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ 名曲「おどるポンポコリン」~】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 10

60.4 18 家族で小学生なアニメランキング18位
団地ともお(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (70)
294人が棚に入れました
とあるマンモス団地の29号棟に、パートで働く母と中学生の姉と3人で暮らす小学生4年生、木下ともお。大好きな父は単身赴任中である。
家は中流、クラスでの人気はそこそこ。スポーツも勉強もさえないけれど、楽しいことには命を燃やし、毎日をたくましく生きている。
マイペースなともおが巻き起こすおかしな日常を、個性豊かな同級生や風変わりな団地の住人たちも交えながら、ユーモアたっぷりに描く。
団地を舞台にした、笑いあり、涙ありのファミリー・アニメーション!

声優・キャラクター
三瓶由布子、牧野由依、坂本千夏、利根健太朗、田村睦心、武田華、藤村歩、生天目仁美、一杉佳澄、アサコ
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

昭和の風情漂う団地生活

昭和の生活感そのままですね。
服装や風景だけでなくズッコケ等のリアクションまで古いです。
おじさん世代なら懐かしさも感じるのではないでしょうか?

大きな山は無さそうですが、
人が居て幸せな家庭の姿がある等身大の物語として楽しもうと思います。

声のイメージは三瓶さんだとまだ違和感が。
腕白な子供役が多いですけど、なぜかチョット違う感があります。
せめて田村さんと逆の方が良かったような…。
まあ慣れれば問題ないかな。

※9話まででの感想ネタバレレビューを読む

※18話感想ネタバレレビューを読む

※37話感想ネタバレレビューを読む

※64話感想ネタバレレビューを読む

※71話感想ネタバレレビューを読む

【総評】
あにこれでは評価の低い長編日常系の部類になりますが良アニメです。
「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」の様な雰囲気はありますが違いも幾つかありますので
今回はこれら長寿アニメとの違いを中心に紹介レビューさせて頂きます。

一つは余韻を残すセンス。
ちょっとした一言や仕草そして効果音を巧みに使い、ふざけた話でもキュッと最後を締め
不思議と味わい深い人情話に持っていく構成が見事で
ほんのりと暖かい余韻を数多く提供してくれます。

もう一つはサブキャラの幅広さ。
「ちびまる子ちゃん」も個性的なサブキャラは豊富ですが
あくまでも主人公(まるちゃん)有ってのサブという感じです。
しかし『ともお』の場合、主人公の目線から切り離し独自にサブキャラの視点で物語を作っていて
まるっきり別の生活を垣間見ることが出来ます。
更に時にはサブに限らず、カラスといったモブキャラにも焦点を当てる思い切りの良さもあります。
それにより団地だけでなく地域に住む者全てが主役となり、
それぞれが物を思い暮らしているという『生活感』がより色濃く出ていて
「窓の光の数だけ人生があるのだなぁ」としみじみと感じる事が出来る作風へと昇華させています。

最後の大きな違いは身近にある死を描いている事。
死をタブーとせず生活の中で出会う死をありのまま等身大に受け入れています。
おばぁちゃん、恩師、幼なじみというキャラをサラッと描いていますが
上記の通り『生活感』が良く出ているので重みもあり心に残ります。
個人的には君子の幼なじみがツボに入り涙してしまいました。

終わる時期が半端で少々驚いてしまいましたが
今後はセレクションや再放送があるらしいのでまた時折触れて観てみようと思っています。
そして何れまた続きが観られることを期待しています。
本当にキャラが生き、生活している事を感じさせてくれる良いアニメでした。
何気に曲も良いですし。(笑) オススメも出来る作品です!

因みにキャラではお姉ちゃんの君子がお気に入り。
のっぺり3Dのハズが何だか凄く可愛く感じてしまって…。
でも年取ると母ちゃんの様に逞しくなるんでしょうね…。(^_^;)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 22
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

みんな昔は子供だったんだよね・・(*゚▽゚*)

ビッグコミックスピリッツ連載の
NHKで放送されたアニメ
「団地ともお」
団地を舞台に、マイペースな­ともおが巻き起こすクレイジーな日常と
ユーモアたっぷりなファミリーアニメ
子供向けかと思ったら、大人も十分楽しめる内容でした!

とまときんぎょさんのレビューを見て
とても気になってしまい、
たまたまディズニーXDで放送されていて
初めて見たのがお父さんへのプレゼントを考える11話で
予想外にハマってしまい前のを辿り見ちゃいました!

たまに??な回や、中にはすっきりしないオチの回も多いけど
逆に想像力が広がって余韻が残り面白いかも
一話から見なくても十分ついて行けそう。

年上の人に恋するとか、クラスの派閥同士の争いや
友達と喧嘩、面白いご近所さん達(特にかしのさんがツボw)
子供の時は何より遊ぶことが仕事!みたいな
小学生の時こんなことあったなぁ、とか共感することもあったり
時にシュールで(スポーツ大佐の話とか)
笑える回があったり、ほろっと感動する話があったり
友情や家族愛溢れるコメディだと思いました。

お気に入りの11話(笑)
「何なら喜ばれるだろうかともお」
ネタバレレビューを読む

「特に印象深いキャラ」
ともお;短パンTシャツ姿はポケモンの
フィールド上だけでなく主に森の中に出没している
「むしとりしょうねん」によく似ている(*´▽`*)
麦藁帽子に虫取り網身につけたらまさにそうだろう。

すぐ物を落としたり無くしたり走ったらコケるドジっ子だし
勉強苦手でスポーツもそれほど出来るタイプじゃないけど
責任感が人一倍強く、根に持たないさっぱりとした性格で
純粋なのがすごくなんか・・可愛い(笑)
見てるうちに何故か愛おしくなってきて
こんな弟欲しいと思っちゃうwともおの将来が楽しみ^^

ともおママ;ネタバレレビューを読む元プロレスラーで怒ったら怖いよ(;゚Д゚)!

ともおパパ;単身赴任中でちょっと優柔不断なとこあるけど
すごく優しくて家族思い。
ネタバレレビューを読む
顔がハッキリとは書かれていなくていつもモザイクwぽいけど
きっと、顔はともお似なのかなー。

かしのさん;特に私のお気に入りED2の「スーパスマイラー」で判明
高性能おじいちゃん・・!(笑)
かしのさん回には腹筋が持って行かれました(笑)
まだまだ書きたいことがあるけどこのくらいでw

オープニングテーマ「団地でDAN! RAN!」がすごくユニーク!
近所つきあいとか地域の繋がりが希薄になっている最近も
こんなふうな面白い人達が近くにいたら毎日がもっと楽しいかもね。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 29

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

基本的に全ての映像が3DCGによるトゥーンレンダリングアニメとして制作されている。

第76話「そいつはサンキューだなともお」は哲也のエレベーター、ドラ爆を連想させた。
勝負師伝説 哲也として、2000年10月から2001年3月までテレビ朝日で放送された。全20話。キャッチコピーは「喰うか喰われるか、負ければ地獄」。当初は土曜日18時30分の系列全国ネット放送が予定されていたが、表現内容の都合上などで深夜枠のローカルセールス番組に変更され、大半の地域では放送されなかった。ストーリーは房州との出会いからドラ爆の鷹との勝負までだが、5話と6話はアニメだけのオリジナルストーリーとなっている。また、原作では根津夫婦が登場したのがドラ爆の鷹の登場の後となっているが、アニメ終盤にあわせたのか、ドラ爆の鷹の登場が根津夫婦が登場した後となっている。

エレベーター
手中に牌を2枚握り込み、相手の捨て牌に合わせて当たり牌を変更する。1人でも可能だが、コンビ打ちの際には卓下での牌交換を行うことで最大4枚を使っての操作となるため、その真価を発揮して変幻自在の当たり操作を可能とする。名前の由来は、卓の下で牌が上下に行き交う姿をエレベーターの動作になぞらえたものから。

ドラ爆
正式名称「ドラ爆弾」。王牌(カン山)のドラ表示牌とドラに対応した手牌を積み込み、裏ドラやカンドラを異常な枚数で重ねる。名前の由来は、凄まじい攻撃力を爆弾の強烈な発破になぞらえたものから。なお、一部においては振り込んだ側が爆弾の被害に遭った様子を「ドラ爆撃」と位置付けており、共通の略称をそれぞれの意味で用いる場合がある。

2013年4月から2015年2月まで、NHK総合にて放送された。
2013年3月31日には特別番組『4月放送開始! アニメ「団地ともお」スペシャル ~よゐこがともおを大研究~』が放送。副音声で実況を交えながらのセレクション放送が2014年3月21日に『よゐこが選ぶオトナも見たい!団地ともおセレクション・濱口編』、2014年3月28日に『よゐこが選ぶオトナも見たい!団地ともおセレクション・有野編』を放送。

オープニングテーマ
「団地でDAN! RAN!」
コラボレーションのきっかけは、アニメ制作サイドから、主題歌制作の依頼を受けた怒髪天が、「MONGOL800のキヨサクなら「団地ともお」が描く「家族の絆」や「地域のつながり」といったイメージにぴったり合う」と提案して、この様なコラボが実現した。

エンディングテーマ
「スタートライン!」(第1-20話)
「スーパスマイラー」(第21-39話)
「アカネ」(第40-52話)
「フレンズ!フレンズ!」(第53-65話)
「ふたりで歩けば」(第66-78話)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 5

58.4 19 家族で小学生なアニメランキング19位
はいたい七葉(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (113)
519人が棚に入れました
喜屋武七葉(きゃんななふぁ)は、元気な中学生の女の子。
おばぁが経営する沖縄そばの店「かめーそば」で、
高校生で美人の姉・七緒(なお)、小学生で霊感が強い「サーダカ」の妹・心七(ここな)と暮らしています。
ある日、七葉の目の前で、ガジュマルの木に住み着いている精霊・キジムナーを封印するおまじないの釘が抜けてしまいました。
現れたのは、可愛い女の子の姿をしたキジムナーのニーナ。
ニーナと同じキジムナーのラーナや、シーサーの化身であるイーナも次々と現れて、
平和だった七葉たちの暮らしに、不思議な騒動が巻き起こります……!

声優・キャラクター
與那嶺里都、松田るか、やびくかりん、松嵜麗、井ノ上奈々、五十嵐裕美、東城日沙子、新垣正弘、喜舎場泉、川満彩杏、新垣奈々、小潮川愛祈、崎原安珠、佐久川若菜、宇久村紀子

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

しょせんはいたい・・・

舞台は沖縄

沖縄そばのお店「かめーそば」の3姉妹
七葉(ななふぁ)ちゃん
ななのふぁちゃんお姉さんの七緒(なお)ちゃん
妹の心七(ここな)ちゃん
のお話

ひょんなことから
木に住み着いているキジムナー(妖精)のニーナちゃんが
封印するためのおまじないの釘が抜けて現れるところからお話が始まります

他にラーナちゃんというキジムナーや
シーサの化身のイーナちゃんも
次々に登場するのですが

キジムナーなどの人外キャラ属性は
お話にほとんど影響を与えていません

3姉妹と3人のお友達のお話ですね


一番印象的だったのはデザインです
映像がとても綺麗でした
南国沖縄をイメージしているのでしょうか
パステルカラーの色調を多用して
とてもカラフルです
っていうか個人的にはちょっとキツイくらいの色使いなのですが

花びらが風に流れるイメージや
木漏れ日が風に揺れる描写は
日常系ショートアニメとは思えないほどのクオリティ

一話約3分っていうのが
なんかちょっともったいない感じがしました


お話は
日常系で一話完結の構成です

ニーナちゃんなどキジムナーの
特殊な能力(魔法みたいな)の描写はほぼ皆無で
どちらかといえば
ギャグ系路線ですね

そして
日常といっても
沖縄ならではのお話がたくさんあって
新鮮な感覚です

お喋りもみんな沖縄の方言で
人間の登場人物のキャスティングを沖縄出身の方にされているみたいで
なんだか温かみを感じます

特に
5話に登場した
みみちゃんとここなちゃんの会話がとてもハマりました


沖縄ならではといえば
ナルホドって思うお話が2つほど・・・
3つほどでしょうか

ひとつは
11話から13話(最終回)にかけて

11話はフール(沖縄の方言でトイレ)の水が出なくなって
みんなが困るお話

12話と13話は
ある理由で水の精霊の「カーナ」ちゃんを怒らせてしまい
罰としてお店の水を止められてしまいみんなが困るお話

まあ
トイレのお話なんかは
他のアニメ作品なんかでもありがちですが(最近はないかな)

3話続けて
しかも水にまつわるお話でまとめるなんて

周りを海に囲まれていて
水はとても貴重なんですね


もうひとつはEDの「ゆいまーる☆わーるど」という曲
三線(さんしん)の演奏が沖縄って感じで
アップテンポでかわいい曲です

タイトルの
「ゆいまーる」って
沖縄の方言で
「相互扶助」を順番にかつ平等に行っていくこと(wikiより)

集団でお仕事を回して共同作業をすることから
ゆい(結)とまーる(回る)でゆいまーる
だそうで
広い意味では親戚や近所
友人と長い付き合いをする意味でもあるそうです

海に囲まれ
他の土地からの人の出入りが少ない土地柄から
隣近所や友人との繋がりが強い
沖縄ならではの
方言ですが

言葉自体のやわらかいイメージが
なんだか"沖縄"って感じがしました


さりげなく
沖縄のトリビアを知ることができる作品ですね

投稿 : 2025/03/15
♥ : 20
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なんくるないさー!

5分アニメで全13話。

はいたいとは「こんにちは」という意味らしいです。つまり「こんにちはー!七葉ですー!」という感じでしょうか?
ちなみに男の子は「はいさい」、女の子は「はいたい」と言うそうですね。

沖縄を舞台にしたローカルアニメ作品です。メインの声優さんも地元(出身)の方がほとんどみたいなので方言に違和感がないのが良いですね^^
(オーディションで選ばれた新人さんみたいなので、演技はこだわらないでくださいね)

地方ものはドラマや映画、アニメでも地元出身じゃない方が演じるとどうしても違和感を感じることがあるのですがその点は良かったです(といっても私は沖縄出身ではないのですがw)

沖縄のお店でおばーと暮らしている中学生 喜屋武 七葉、姉の高校生 七緒、妹の小学生 心七3姉妹ところに色々な精霊 ニーナ、ラーナ、イーナ、カーナがやってきて起こるコミカルで不思議な日常のお話です。

この精霊が個性的で、私が抱いていた精霊のイメージが脆くも崩れ去りましたw

短い作品なのでサクサク観れます。可愛いキャラクターと沖縄を少し感じたい方にはオススメです^^

OPは可愛いキャラと明るい曲で「はいたい!」が多く使われます。元気で可愛い曲です^^
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 34
ネタバレ

泉 時雨@ゆーたくん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

方言って沖縄っていいね^^

沖縄限定で放送してる時から、見たかったので
やっと見れて嬉しいです^^


本当に沖縄らしいのどかなアニメですね~
沖縄特有のものや話などがたくさん出てると思います。


一応、1度沖縄へいったことがあるんですが、
アニメ見てるとまた行きたくなるもんですね!

私の住んでいるところは方言があまりないので羨ましいのもありますし^^

方言とかで意味がわからないのもあるので調べたい!
で、調べたらもう1度見たいです!w


また、声優とか絵やスポンサーも沖縄の人がやってるみたいで、
地元のアニメだなぁって思いますね・・地元愛を感じますw

いいですね・・私の住んでいるところでも地元アニメあってほしいですねー。
聖地とかもないもんで^^;


ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/15
♥ : 12

66.0 20 家族で小学生なアニメランキング20位
デジモンアドベンチャー02(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (262)
1776人が棚に入れました
太一達の冒険から3年後の2002年。デジタルワールドはデジモンカイザーと名乗る少年に支配されていた。デジモンカイザーは進化を抑えるダークタワー、デジモンを操るイービルリングを使い、デジモン達を混乱に陥れていた。
一方、お台場に引っ越したタケルは転校先の小学校の校庭で太一と似た少年と出会う。編入先のクラスでかつての仲間・ヒカリとも再会し、更に校庭で出会った少年・大輔とも知り合うが、何と大輔は新たなデジヴァイスを受け取り、新たな選ばれし子供へとなった。
一方デジタルワールドで太一がピンチに陥っていることを知り、大輔達はデジタルワールドへと向かう。そこで大輔は勇気のデジメンタルを引っこ抜く事で、自身のパートナー・ブイモンを目覚めさせる。更にデジメンタルを使いブイモンをフレイドラモンへとアーマー進化させ、操られていたモノクロモンのイービルリングを破壊、解放させた。そして大輔は太一からゴーグルを受け継ぎ、選ばれし子供として戦うことを誓う。
更に新たな仲間、京&ホークモン、伊織&アルマジモン、そして再び選ばれたタケル&パタモン・ヒカリ&テイルモンと共に、デジモンカイザー・一乗寺賢との戦いが始まった。

声優・キャラクター
木内レイコ、野田順子、夏樹リオ、遠近孝一、浦和めぐみ、山本泰輔、松本美和、荒木香恵、徳光由禾、朴璐美、高橋直純

pixie さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

無印の良いところをちゃんと引き継いでいる作品です。

音楽のよさは言うまでもありませんね。
デジモン自体は無印に比べ少しダサくなっている感じです。
ただしストーリーは無印に比べさらに濃くなっていますし、
キャラの心情表現もうまくなっています。

ただし無印のキャラ(太一たち)の成長後が登場するので
無印を見ていない人は入り込みにくいかも・・・。
まぁそんな人は居ないと思いますが。笑

あと、無印映画からの伏線や映画への伏線が上手にありました。そこは評価できるところかと。
結局のところ総評で言うと初代の劣化という感じもしますが・・・。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 1

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

正統後継作品

前作からの後継作品となっていて、世界観・ストーリー・キャラなど全てが引き継がれています。
きちんと先輩・後輩としての繋がりが描かれているのが良いですね。
OPは個人的にはイマイチでしたが、進化曲はとても良かったと思います。
ただ進化の演出の方は、ちょっと不満。前作みたいに、”アグモン進化~→グレイモン”くらいシンプルなものでちょうど良かったです。

前作には及びませんが、十分楽しめました。
今の子は、デジモンというとクロスウォーズとかになるのかな?少し寂しいです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 1

音にゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

デジモンアドベンチャーに新キャラが登場して、面白くあるかと思ったけど。個人的に、デジモンアドベンチャーのほうが、見ごたえがあった。
まず、新キャラの設定が、どうだっていい。それに、1期よりも話が、単調でつまらないし、ありきたり感がした。
いろんな進化のバリエーションを、増やしてきたが、よく、これまで、その進化の方法見つからなかったなと、突っ込みたいくらいの新しい進化法だった。
けどまあ、1期のメンツのその後とかもあって、まあ、普通に面白かった。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 1

68.5 21 家族で小学生なアニメランキング21位
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 4.0 (180)
933人が棚に入れました
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載、監督:髙橋渉、脚本:中島かずき、矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、、、

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しんちゃん×グレンラガンのアバンが熱い

ネタバレレビューを読む

家族でもちょっとずつロボとーちゃんへの想いが違うのは当たり前だけど切ないね。
そして、そんな当たり前のことが伝わるように出来ているこの作品は凄いなと思う。

近年のクレヨンしんちゃん映画の中でもダントツに好きなタイトルになった。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 6

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画館で泣いてしまいました。

ここ10年、クレヨンしんちゃんはパッとする作品がありませんでした(3分ポッキリ以降)。その10年の中で一番面白い作品と言えば私の中では花嫁だったのですが、今作でそれは塗り替えられました。これは長い目で見ても、オトナや戦国に劣らない名作です。脚本はグレンラガンで有名な中島かずきさんということで、元より期待をしていたのですが、見事その期待に応えてくれた作品です。

最近のクレしん映画は「子どもしか楽しめない」作品が多かったのですが、これは昔のクレしんらしく「大人も子どもも楽しめる」作品に仕上がっています。とにかく作りが巧かったですね。ロボットという要素で子どもたちは楽しめるし、ストーリーは結構大人向けになっているので、物語で大人も楽しめるし、尚且つ久しぶりに「クレヨンしんちゃんらしい」映画を見た気がします。そうです、クレヨンしんちゃんはやっぱり大人が見ても笑えるギャグアニメじゃないと。今作はひろしがロボットということで、非常にギャグがシュールに仕上がっており、結構レベルが高いです。

名探偵コナンを見ている人なら分かると思いますが、今作のひろしはコナンでいうところの「水平線上の陰謀のおっちゃん」です。つまり、ひろしがとてもカッコいいです。クレしんの中ではひろしが好きだという人は、きっとのめり込むことの出来る作品です。私はひろしが主人公の映画が見たいなーと思っていたので、この作品はまさにそういう人のために造られた作品だと思います。

ラストは大体予想はついていましたが、分かっていても涙をこらえられませんでした。中島さんならではのラストシーンだったと思います。余韻がもう半端じゃない・・・・。今作については、クレヨンしんちゃんに興味が無くても、見に行く価値は十分にある作品です。グレンラガンが好きな人や、「男の生き様」を見たいという人に特におすすめしたい作品です。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4
ネタバレ

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

勝負の行方は…

去年話題になったクレヨンしんちゃんの映画
感動できる作品でかつ考えさせられる作品

ノリはいつも通りのクレしん
映画で恒例の面白作画は健在
スタッフは気合入ってる
ただ悪乗りも健在でそこは賛否両論かもしれない
ネタバレレビューを読む

前半はヘンダーランドのようなワクワク感、後半は戦国のようにホロリと泣ける
クレしん映画が好きな人はもちろん、それ以外の人にもお勧め

投稿 : 2025/03/15
♥ : 0

62.4 22 家族で小学生なアニメランキング22位
ちびまる子ちゃん 第2期(TVアニメ動画)

1995年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (57)
311人が棚に入れました
さくらももこの同題漫画を原作とした、超人気ホームアニメ第1作。監督は「ドラえもん」や「日本昔ばなし」の芝山努が担当している。独特の発声のTARAKOが演じる主人公まる子はハマリ役として評判になった。静岡県清水市に住む小学3年生のももこは、みんなから“まる子”と呼ばれる女の子。お母さんを「あんた」呼ばわりして怒られることもあるけれど、おじいちゃんはまる子の味方だ。身の回りで起きる事件にまる子は一喜一憂の日々を過ごす。

sinsin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

他にたような演出の作品がなければ…。

【良い点】古き良きアニメ演出。

【悪い点】特になし。

【総合評価】私がこの作品を観て一番感じたのはキャラクター達のアウトライン、フォルムの見た印象をとても大切にする漫画のようなアニメだなと。
良く怒られるリアルなまる子の現実世界の狭間に、まる子の内面まる子の妄想の世界が渾然一体となって不思議な空間アニメ「ちびまる子ちゃん」を創り出している。
その世界は、どこか自分の子供時代を見るようでどこか個人的には懐かしい印象を受ける。
そう、この作品は子供の頃確実に持っていた子供の目線のようなものを思い出させてくれる素敵なアニメだと感じた。

ちびまる子ちゃんの世界観。
お姉ちゃん、まる子の母=厳しさ。
対比。まる子=バランス。
友蔵、たまえ=受容。
まる子は母親、姉に厳しく当たられるが友蔵という受容的な居場所が存在する。
まる子の家庭は本当にバランスが取れていると思う。バランスのいい環境でまる子はすくすく成長するに違いない。
全くここまでバランスのいい家族を創出した原作者のさくらももこさんは素晴らしい仕事をしていると思う。
コレが古き良き日本人の核家族を描いたホームドラマと言うわけだ。
テーマを上げるとすれば「子供は常にバランスのとれた環境ですくすく成長していくべき」と言った事だろうと思う。

ちびまる子ちゃん演出。
ちびまる子ちゃんの世界は正にその年代に入り込んでいけるように細かな原作者の子供時代の時代背景、娯楽がたくさん散りばめられている。そのことによって視聴者が子供時代、ちびまる子ちゃんの世界に入っていけるようなっているよう感じる。
ちびまる子ちゃんというのはホームコメディの色が濃いが実はファンタジーだと言う側面もあると思う。
誰でも持っている子供次代の想いではもはやファンタジーなんだと思う。それをいい意味で思い起こさせてくれる。
フォルムを大切にする作画ははまじ、永沢くん、ブー太郎、まる子の頭の形一つで違いを表現していて何か少女マンガのアンチテーゼのような感じもする。
画面はフカンがとても多くキャラクターのアウトラインを強調する演出がなされてる。具体的にどういうことかというと、背景は明らかに上から見下ろしているフカンなのだが、キャラクターは真横から見たフォルム、真正面から見たフォルムが多いのである。
ちびまる子ちゃんは絶対に3DCG無理なのはこの辺で、手描きならではの独特の味わいである。
そこまでこのキャラクターはこのフォルムでなければだめだと言うこだわりのようなものを感じる。
この作品の背景画では全く透視図法が取られていないが、その分画面からはキャラクター達の印象がダイレクトに伝わってくると感じた。
勿論、のっぺりとした画面からは迫力はぜんぜん伝わってこないんだろうけど。その辺は演出方向として正しい選択だと思う。
実写では収まりの悪い家族団らんのフカンのカットも透視図法を全く用いない絵画的な手描きならではの絵の中では何の違和感も感じずに自然と観れてしまう。ここら辺は素直に素晴らしい。

とにかくこの作品は、演出がとても巧くはまってる作品だなぁと言ったところ。それでも似たようなのにサザエさん、ドラえもん、クレヨンしんちゃんなどがあるため特別珍しく見えないのが残念に思う。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 2

72.5 23 家族で小学生なアニメランキング23位
漁港の肉子ちゃん(アニメ映画)

2021年6月11日
★★★★☆ 3.9 (53)
138人が棚に入れました
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――!

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

面白おかしい肉子ちゃんに感謝な娘の話

 漁港の船で暮らす親子、キクコと肉子の生活を主にキクコ目線で、描かれたお話だったです。親子なのに漢字違い(喜久子、菊子)で同じ名前という、訳があるような似てない親子です。題名が肉子ちゃんなのに、娘が主人公にしか見えなかったです。

 肉子を描く描写が、面白く特徴を表していて楽しいです。いつもマイペースで楽しい肉子ちゃん。
 男運のなかった肉子ちゃんが、今キクコと船で暮らすようになった経緯から始まるです。

 肉子ちゃんというより、キクコの学校生活を通して自分自身を見つめ直すお話が、わりと濃く表していたと思うです。これは、意外と似たような成り行きを誰もが、体験しているような気もしないでもない気がしたです。
 自分や肉子ちゃんを見つめた先、とあるきっかけから、親子の秘密が明かされたです。でもそれは、キクコ自身もわかっていたことで、それでも互いに親子であるという認識をさらにはっきりさせたのだろうと思ったです。

 子供としてこういう脳天気な母親を恥ずかしく思うのは、普通かもしてません。でも、自分を常に大切にしてくれている、心配してくれるということも認めているです。そんなキクコの気持ちは、言葉となって肉子に伝えられたところは良かったです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 8

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

盛り上げ方は最高だった。
ジブリを相当意識した内容で、クスリと笑ってしまうところもあり、見応えのある映画だったと思う。
ただ、吉本がかんだから面白くなったとは思わない。

例えばポケモンのパーティ編成論で言われることのように
最初の企画をどうしたら面白くなるか、頑張って考えて面白いものにした後で、最初にやりたかった事を消したら最高に良くなった可能性が高い。

まあ色んな大人の事情によってこんな時代錯誤な物語になってしまっているのだと思うけど、そうだったとしたら、相当頑張ったのだと思う。

ここまで書いてプペルも似た感想呟いてた気がするなあと思った。
少なくとも肉子ちゃんの方が荒れに荒れたプペルより面白いのは明らかで、吉本はビッグネームを使って名誉挽回したかったのかな?
次は又吉直樹脚本でやって欲しい。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7
ネタバレ

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

日本アカデミー賞受賞おめでとうございます。

実は劇場には足を運べてないのですが、DVD出たら必ず見ます!!

恋雨も海獣の子も素晴らしかったので渡辺歩監督には期待大なのであります!!

早く見てみたいのであります!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

そんなわけでなかなかアマプラで見れるようにならんなと思ってたのですが、先だってNHKのEテレで放送されましたんでこれわとゆうことで録画して見ました。

驚いたことにこのハナシにはエンタメには絶対必要といっても過言ではないカタルシス的なモノがない。

要するにどんでん返しとゆうか『なにー!そうだったのかー!』的な。

普通映画ってゆうのはそおゆうとっておきのシーンがあってそこに深く感動したりするもんだと思ってたんですが。

無いんですよ。
このハナシには無いんですよ。

そもそもですな。

話の序盤で肉子ちゃんとキクコちゃんはネタバレレビューを読むとゆうことが簡単に想像ついちゃうストーリー展開になってるわけで、後半そこが明らかになっても『ま、そうだわな』とゆう感じになるとゆうかなり渋い作りになってたわけです。

だからといってこの話はなんやねんおもんないやんけとゆうことにはなりません。

なぜか。

おそらく人の苦労話はドラマチックに描けば描くほど嘘くさくなるとゆう考え方を渡辺監督とさんまさんが共有したんではないかと。

肉子ちゃんのキャラデザこそありえへんぐらいデフォルメされてるんですが、演出は実はものすごいリアルで、苦労した人ほどこの話をかみしめて共感できるのではないかとボクは勝手に思いました。

なのでどこかのシーンでいきなり堰を切ったように涙があふれてとまらないといったようなことは全くなく、そこここのなんてことの無いシーンでなんてゆうのか人間の業みたいなものを『ふっ』と笑ってしまうようなそおゆう深みと出会えるそんな物語でありました。

家族愛とか親子愛とかそおゆうのんを感じさせる感動作品と思ってたんですが全然違います。

そおゆうべっとりした話ではありません。


まあなんとゆうか、うまいことゆえないすけどええ映画でした。


あと意外と飯テロアニメだったのもよかったです。
フレンチトーストも焼肉もすごいおいしそうでした。


ああ。あとラストシーン。

キクコちゃんがトイレでネタバレレビューを読むになるシーン。
ボクはあそこでどおゆうわけか思わずガッツポーズをしちゃいました。

ボクが感じたのはそおゆう映画だったなとゆうことです。

おしまい。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 9
ページの先頭へ