学園で戦闘なTVアニメ動画ランキング 50

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の学園で戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番の学園で戦闘なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.4 1 学園で戦闘なアニメランキング1位
杖と剣のウィストリア(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (128)
373人が棚に入れました
原作:大森藤ノ(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)×漫画:圧倒的画力!新進気鋭の才能・青井 聖×監督:𠮷原達矢(『チェンソーマン』アクションディレクター)×キャラクターデザイン:小野早香(『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』)×音楽:林ゆうき(『僕のヒーローアカデミア』) 至高の布陣で贈る、杖と剣のハイファンタジー・アクション! 原作ライトノベルがシリーズ累計1,500万部を突破、2023年現在、TVアニメも第5期まで製作が決定している大ヒット作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノが原作を担当し、気鋭の漫画家、青井 聖の美麗なイラストとともに世界観をダイナミックに描く、“剣と魔法”の学園ファンタジーコミック『杖と剣のウィストリア』。 現在「別冊少年マガジン」にて連載中の話題作が待望のTVアニメ化決定。 一人前の魔導士をめざして魔法学院に入学した少年ウィル。努力家の彼には魔導師として致命的な弱点があった。それは、“魔法がまったく使えない”こと。 同級生や教師から冷たい視線を浴び、時にはくじけそうになりながらも、強い気持ちで邁進していくウィル。杖は使えなくとも剣を執り、魔法至上主義の世界で戦い抜く。自分だけに与えられた力を信じて。そして、大切な人との約束を守るためにーー 監督は𠮷原達矢(『チェンソーマン』アクションディレクター)。原作の要である剣と魔法のバトルをハイクオリティなアクションとして描き出す。 キャラクターデザインおよび総作画監督に小野早香(『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』)。 音楽は林ゆうき(『ハイキュー‼』『僕のヒーローアカデミア』)が担当。制作プロダクションはアクタスとバンダイナムコピクチャーズの共同体制。尖鋭のスタッフが本作のために集結した。 落ちこぼれの少年が剣で魔法に挑む。杖と剣が交わる魔剣譚が今はじまる!

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

このジャンルのアニメとしては最高峰の出来

とにかくカット割りが秀逸。
ポイント、ポイントで顔のアップを用いて心情を表している。
物陰からのカットで徐々に近づく。
簡単にできることではない。よほどの手練れスタッフが居るのだろうか。
作画も素晴らしい。

魔法が使えないが、剣の実力だけは桁違いの主人公が運命を切り開いていく。
よくある努力と友情の物語だが、
演出もアクションも素晴らしくて目が離せない。
なかなかの傑作である。
早くも2期の制作が決定したそうだ。大いに期待。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

真っ当な良作ファンタジー。さすがダンまち作者

魔法学園で魔法が使えない主人公が剣技で成り上がっていく、と構図はマッシュルと同じですが、ギャグ風味ではなく普通のファンタジー風味なので普通に面白い作品です。
作画も良好。
キャラは主人公は格好良くヒロインは可愛く。
普通に面白い作品ですね。
これは見ます。


というわけで、大方問題は無いのですが、細かなツッコミを。

魔法使いしか居ない世界で、戦士って言葉があるの?
とは思いました。
剣士なら剣を使う人なので良いですが、
戦う人である戦士が魔法使いではないというのは、剣で戦う人が一般的で、魔法使いが特殊な世界の言葉だと思います。
この世界の戦士は魔法使いじゃないとおかしい。

またこの世界において、剣はどういう存在なんでしょう。
流石に刃物が存在しないことは無いでしょうけど、戦えるようになったら皆魔法を使うなら、剣は必要無いはず。
世の中一部は主人公のように魔法が使えない人が居て、剣は魔法が使えない人の武器として侮蔑されているとか?

という感じに、本当に魔法使いしか居ない世界だとすると、違和感のある描写が多いと思いました。

まあ細かいことは気にするなってことかもしれませんが。

まあ魔法至上主義になったのはつい最近で、50年前くらいまでは剣士が普通に居て、何か魔法のブレイクスルーが起きて魔法使いが優位になって誰も剣士が居なくなった、ということなら、戦士という言葉が残っていたり剣があったりしても筋は通るかな?

まあ楽しめるなら細かいことは言わず楽しもうとは思いますが。

全話感想
真っ当に楽しめる、普通に良いファンタジー作品でした。
作画も良好、キャラも良好、展開もピンチの演出、そこからの活躍など、普通に面白く…。
何も問題なく、安心して楽しめますね。
普通にプロの作品って感じですね。
いやプロですが。

いやWebからのデビューだからって素人扱いするのは、もう失礼ですね。
誰だった最初は素人ですがプロとして10年以上活動していりゃ普通に一流のプロです。

ただ、なろう系のご都合主義チート作品を描くタイプの人ではなく一般的な少年漫画、ラノベ系作品を描く人だと、Web発であることを感じさせないなと思いました。

2期も楽しみです。
ダンまち含め2作品アニメ化し、2作品共2クール以上続くというのは凄いと思います。

まあダンまちの5期はやっぱりもっと凄いですね。今期楽しみです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

この手の物語は、やり尽くした感ありです。

 最終話(12話)まで観ました。2024.09.30

 祝2期決定!しかし、今後の展開に不安もあります。最終話で明らかになりましたが、剣に魔法をエンチャント出来る様です。多分、剣士の技術としてこの世界に存在しているんでしょうね。

 こんなん、主人公が強いに決まってます。これから、他に強い剣士がゴロゴロでてきたら、最初の魔法至上主義的な設定が破綻しそうです。

 強さがインフレしてめちゃくちゃになる系の物語っぽいなぁ〜と思いつつ、2期も楽しみだったりします。願わくは、変な延命引き伸ばしをしないで、サクッと最後までやって欲しいです。
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 10話まで観ました。2024.09.16

 出たよ…。今までの話は全部茶番だったらしいですよ?学園や単位、優等生やら擦っていた部分は全部どうでもよく、学園は無能の溜まり場だった様です。

 で、世界に敵対的な悪の組織が出てきますが、何やねんお前ら…。あまりにも良くある展開にチビリそうです。 

 もう、お腹いっぱいです。まさか2クール目に突入しないよね?初期設定が既に死に体の物語に面白い展開など期待出来ない感じです。
………………………………………………………………………
 7話まで観ました。2024.08.29

 主人公は魔法が使えないけど、肉体がゴイスーなマッシュみたいな出落ちキャラです。他のキャラ達はみんな、主人公を馬鹿にしますが、そもそも前衛としては非常に優秀なのでは?

 魔法が、広範囲の精神破壊攻撃とか、即死効果とか、陰険な呪いとか絵面のエグい陰キャの極みみたいな攻撃方法だったら、物理攻撃系は役に立ちませんが、本作品、冒険活劇なので、魔法も火や水、氷や岩を飛ばすなど、物理攻撃に毛が生えた感じです。

 結局、現代戦で戦車等の機甲部隊が無くならないのと同じです。防御された陣地を占領するには、ミサイルやドローン、空爆等の遠距離攻撃だけでは駄目で、誰かが行って来ないといけないので、防御力の高い機甲部隊が必要なのです。

 いずれ魔法使い達も、魔法防御力の高い装備を持った機甲軍団みたいのに駆逐されそうですね。

 物理攻撃系主人公を活躍させるために、魔法にあまり魅力が無いのは、残念です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

69.0 2 学園で戦闘なアニメランキング2位
精霊幻想記(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (311)
990人が棚に入れました
前世と現世が交錯――二つの記憶を持つ少年が運命に立ち向かう!!幼い頃、母を殺され孤児となったリオはスラム街で必死に生きていた。ある日、幼馴染との再会を夢見て事故死した《天川春人の記憶》と《強大な魔力》がリオの中で覚醒し、剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。さらに、偶然出くわした王女誘拐事件の解決に貢献したことで、貴族の子女が集う名門学院に入学することに……。階級社会の最底辺から這い上がるリオは、出会いと別れを重ねながら過酷な運命を打ち砕いてゆく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、諏訪彩花、藤田茜、桑原由気、楠木ともり、原田彩楓、鈴代紗弓、本渡楓、金子彩花、浜田賢二、田丸篤志、遊佐浩二、東山奈央、新田ひより、首藤志奈、西明日香

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

現世しがらみ系異世界転生(?)作品 → 最終回:『卒業』(笑)!?

== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

原作未読です。コミカライズ版はピッコマなどのサイトで無料でけっこう後の方(少なくともアニメ6話以降)まで読めると思います。
(私はけっこう後の方まで読んでしまいました)

異世界のスラムに転生した主人公が、早くに両親を亡くし不遇な幼少期を送りながら、王族絡みの事件に巻き込まれるというわりとありがちな物語の始まりになっています。

しかし主人公のリオは転生前の天川春人としての人生や人間関係にも未練があり、そのことが以降のストーリーにも密接に関わってくるというのは本作の特徴と言えると思います。

レビュータイトルで異世界転生の後ろに(?)付きなのは、主人公は転生なんですけどそうじゃないパターン(異世界転移など)で主人公のいる世界に現れるキャラがいるからです。とはいえ、そういうごちゃ混ぜパターンは他の作品でも使われている気がするので本作のみが特殊ということではないと思います。

取りあえず第1話のバス事故は以後のストーリーの伏線になっているので、後の方の話数を観てから見直すと何か発見があるかもしれません。

本作は、たぶん最終話まで観る予定です。
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.9.21追記:
第12話(最終話)まで視聴終了しました。個人的には1クール単品のアニメ作品としては、あまり高い評価は付けられないですね。

尺として1クールしかないところで最終話でのカタルシスを求めて、大胆なエピソード順変更を図った感じがします。たぶん2期目を作る気はなさそう。

じゃあ2期目を作るのは無理かというと、万が一人気が出たら何とか軌道修正は出来そうではあるんですけど、最終話Cパートでいきなりブッ込んできて「え、ここで終わり?」みたいな最終回です。

もし観ていない人がいて観るかどうか考えているとしたら、続編が作られるまで観ないかもしくはアニメは観ずに最初っから原作かコミカライズ版を読むかをお勧めする感じではあります。

余談: テレビで視聴していると提供画面の後でコミカライズ作画担当によるおまけ漫画みたいなのが映るんですが、個人的にはこれが意外と面白かったです。でも、特に一般的にお勧めする内容でも無かった気がします。
(でも、おまけ漫画を配信サイト視聴で観ることはできないようです。)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

時間経過、とは

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
異世界転生なろう系の、一般的な枠内に収まっている作品だと思います。なんだか色々とテンプレでした。

バトルに恋愛がメインであり、ややダークな要素もあり、設定としては悪くなかったと思いますが、作画がへたってたのと、なんかやたらに説明くさいセリフ回しのせいで、安っぽくなってた印象です。評価は☆2に近い☆3って感じですね(序盤は良かったので)。

レビューでは、作中に見られた時間経過について。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これだけ、1クールの尺の中で(早送り、もしくはその間を描かない)時間経過がある作品も珍しいのかなって思います。

精霊の民の森で1年、カラスキ王国で1年だったかな。

個人的には、作中で時間経過があるのって好意的に捉えることが多くて、それは、その過ぎた時間の中で「重み」や「成長」を感じられるから。ONE PIECEとかもそうだったしね。

ただ、ONE PIECEの場合、「2年の修行で全キャラパワーアップ」と「2年たっても変わらぬ思いや関係性」を表現するための時間経過であり、再会を楽しく劇的に表現したために、なかなか効果的だったと思う(まあ、尾田さんが家族サービスするための休み期間という側面もあるけどw)。

とはいえ、100巻続く漫画の中で2年と、1クール12話の中で2年だからね。

本作の時間経過の意味は、精霊の民の森での1年は、「ラティーファがサラ、オーフィア、アルマと家族になるまでの時間」という意味では価値があったと思うし、旅を止めてまでそれに付き合うリオにも好感がもてました。

ただ、カラスキ王国での時間は、必要だったのかな? 色々考えても、しっくりくる理由が見当たらなくて。

ということで一勝一敗というか、まあ、時間経過の効果を考えるには良い素材になったかもしれない。

アニメとしては、1話目のスタートは丁寧な描写の中で分かりやすかったし、リオが少年時代の方が見応えがありました。あのまま学園モノでも良かったくらいに。

最終話は残念すぎて笑えました。クソ安っぽい展開に、言い訳がましいダラダラとした念話。崩壊した作画でのバトル。ビックリするくらい中途半端な終わりかた。急展開のCパート。

最近見た最終回でもだいぶヒドイ方だったと思います。

(もしやるなら)2期はおそらく三角関係メインでしょうね。ぜひ、作画は普通レベルくらいでやってほしいですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
すげぇリアルな事故シーンだな。転生モノのテンプレートながら、丁寧な作り。

2話目 ☆3
両方の記憶がある系。イケメン(笑) 

3話目 ☆2
崖落ちるとこの作画、ヤバいな。バトル全体、酷いな。

4話目 ☆3
ロリキャラ、味方になったな。

5話目 ☆3
亜人族達の、人間族に対する手のひらの返し方が、ちょいと気持ち悪いな。精霊の話を聞いた後なら分かるけれど。半年以上の時間経過か。

6話目 ☆3
ナウシカ戦法(笑) ワイバーンを素手でボコす。装備その他、パワーアップ。

7話目 ☆3
いきなり着いたな。ウルトラあっさり祖母に会うかい。そして余裕のハーレム。トラウマからのダークモード。

8話目 ☆3
祖父母、人間できすぎだろ。作画はかなりやばいね。

9話目 ☆2
何年経ちました、だけだからな、実質。んで、何したいか不明だな。

10話目 ☆2
面白い部分が見当たらないな。

11話目 ☆


12話目 ☆1
そこでダラダラと念話をするから、説明臭くて美化しすぎてつまんなくなる。やたら中途半端な最終回だし。Cパートの雑さは、ヤバイな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

わりと好き。

割と好きなタイプの作品でした。

視聴した印象としては、しっかりと作られているなという印象でした。
すべてが見えたわけでは無いですが、メインストーリーは少しぼんやり、その中で主人公の学生生活や、仲間との出会い、世界の広がりが描かれていくタイプ。
このクールでは割とオーソドックスな異世界転生モノのスタイルと言ってもいいかもしれません。

このメーンストーリーに含有されるそれぞれのエピソードが話数ごとにメリハリが効いていて、ちゃんと構成が設計されている感がありました。

ただし、主人公が優れた能力を持っているのは、この手の作品の常なのですが、話が進んでいくうちに、この世界でのお家柄等も明かされていき、どんどん特別な存在であることが明らかになっていきました。
この辺は「あーやっぱりスーパーエリート君的になっていくのかぁ」とは思ってしまいました。

そして・・・、スーパーエリートと言えば、
取り巻きのガールズたちですよねぇ。
こちらでも、スーパーエリートの様で、どんどん、愛されキャラになっていきますねぇ。
今のところ、ベッタベタのハーレム状態とまではいかないものの、コレも、この手の作品の常かぁ・・・と遠い目をしている私です。


ちなみに、この主人公さん、他の方のレビューを拝見した際に散見されるように、とあるソードな作品の主人公さんにえらく寄っていっている気がしますねw。

6話の旅立ちのシーン以降、途端に「何か」に似てきた気がする、とは思っていたのですがw。

メタな話どうやら、中の人が同じなんですかね(調べずに書いています)。
それで、キャラの方向性が似てくるってあるのかなぁ、とも思いながら眺めていました。



物語自体は、このクールではそれほど劇的に進捗した感は無かったですね。
~主人公の表向きの出自~

~学生生活期間での成長、出会い~

~旅立ち~

~冒険中のあれやこれや、出会い~

~精霊の里での交流~

~ヤグモ地方でのあれやこれや、出会い、交流、真の出自の開陳~

そして、学生時にお世話になったセリア先生を政略結婚から略奪(救出)。

ってところでした。

で、最後の最後に所々でカットインされていた、
転生前のかつての思い人(?)との突然の再会っと。

地固めが終わって、さあ、ここからって感じでしょうかね。
どうやら2期クールが既に決まっているそうなので、そこは安心して今後のストーリーを待つことにしたいと思います。


私的には、好みのタイプ。
しっかりと作ってあるという好印象。
各キャラも造形がしっかりしていて安心して観れる。
といった、好印象な作品でした。

機会がありましたら、ご覧くださいませ。
私も2期を楽しみに待ちたいと思っています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

75.8 3 学園で戦闘なアニメランキング3位
暗殺教室(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1167)
7108人が棚に入れました
号令と共に教室を満たす銃声! 椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!

声優・キャラクター
福山潤、杉田智和、伊藤静、岡本信彦、逢坂良太、内藤玲、田中美海、矢作紗友里、松浦チエ、洲崎綾、佐藤聡美、川辺俊介、金元寿子、渕上舞、宮下栄治、山谷祥生、水島大宙、間島淳司、木村昴、沼倉愛美、斎藤楓子、河原木志穂、日野未歩、植田佳奈、浅沼晋太郎、高橋伸也、はらさわ晃綺、諏訪彩花、下妻由幸、宮野真守、三宅健太

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

殺せんせーにターゲット・オン!

松井優征による漫画を原作とする作品です。全22話

原作未読


ある日突然月の七割が消失し、三日月型になってしまった。

そんな時椚ヶ丘中学校の3年E組に謎の超生物と防衛省の烏間

がやって来て国家機密の一部を知ることになる。この超生物は

このクラスの担任をすると言い出し、国側もそれを了承しこの

クラスにこの超生物の暗殺をさせることとなる。その報酬は

100億円だった。そして3年E組はこの超生物に殺せんせー

という名前を付けるのだった・・・


暗殺者とターゲットそれから生徒と教師。この二つが常に表と

裏に存在し続けて地球を破壊する来年3月という期限の中で

この二つの要素を高める3年E組の生徒たち。新たな仲間やこの

超生物の存在についてのとっかかりの可能性など物語が進むに

つれてどんどん深く面白くなっていました。

キャラとかは掘り下げられたのもあれば名前までしか知らない

というものあったりとばらつきが大きいですがこのクラスに

於いて上で書いた二つが常にあるためにどこに偏る事もありえない

ために物語の進行で重なる部分が見えていたのだろうと思います。

殺せんせーを含めてどんなものなのか今後見えてくる部分が

あればと思います。


でも特殊な環境とはいえ普通の中学生が嬉々として暗殺の事を

お互いに話し合っている異様な光景が広がっていた。この光景

はどこまでが正常でどこからが異常なのだろうか・・・

と一部の事情を知る上でこの空間を外側から見るとそんな風に

感じられる。それも少しずつ学業にせよ暗殺技術にせよ成長する

にしたがって変わっていったのだろうと思います。


OPEDについてOPの方は2曲目の方が好きでした。1曲目の方

も好きではありますが・・・ EDは浄化EDみたいな感じで

いっそはっちゃけてくれた方が面白そうと思いましたがこのOP

とEDでの大きく違ったテンションが奇妙な超生物の暗殺と学業

の全くかけ離れているものがここでは表裏にある。これを表現

しているのかなと思います。


全体としては原作を知っていればある程度予測がつく(アニオリ以外)

のだろうと思うので一部ワクワクするような次何が起こるのかと

思うことが減るので色々思う所も出てくるとは思いますが原作など

一切知らない私にとってはまだまだ物足りないくらいでとても楽しめ

ました。二期も制作決定したようなので楽しみにしたいと思います。

◆個人的点数評価 80.776点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

極めて特殊な状況下における正統派学園ドラマ

原作既読でこれほどの安心感をもって観られたアニメは本当に久しぶり。
原作を暗になぞるのではなく、原作の持ち味を十分に引き出している。
アニメ版ネウロで苦汁をなめた原作者が、アニメ制作に積極的に関わったことも良い方向に働いたのだと思う。
キャスト陣も好演。特に殺せんせー役の福山潤がここまでハマるとは。

まあ、この作品は「金八先生」ですよね。
PVでも「さんねーん!Eぐみー!」「ころせんせ~!」てなもんで。
落ちこぼれ生徒たちの更生・成長物語です。

物語当初は設定のインパクトのみでゴリ押しするのかと思いきや、
まさか真っ当な教師物として話を展開してくるとは思わなかった。
新たな教師像を打ち出してるわけじゃないけど、堅苦しさ暑苦しさ説教臭さが微塵もないところが素晴らしい。
そう感じる要因は、殺せんせーのビジュアル、絶妙な間で挟まれるギャグ、そして「暗殺」要素。
教師-生徒の通常の関係性に、暗殺対象-暗殺者という設定が加わることで、何とも奇妙な連帯感が生まれている。
殺せんせーが教師として投げかける言葉は至極真っ当なものですが、
それを素直に受け入れられる下地作りが本当に上手いんですよ。心にスーっと染み渡ります。

地球を滅ぼすと宣言してる殺せんせーですが、はっきり言って緊張感は全くない。
次々にやって来る刺客もあっさりと返り討ちにあう始末。
深夜アニメ視聴者層にとっては、萌えも刺激もない想像以上に真面目な作品なので、空気化してしまうのは分かる。
なんて思ってたら、最近の原作の展開・・・いやぁ驚かされました。伏線がさり気なさ過ぎて鳥肌立ちましたよ。
伏線というのは真実が明かされた後、読み返して初めて「ここがそうだったのか・・・!」と気付くものでないとね。
コミック派、アニメのみ視聴の人はネタバレ注意。暗殺教室でググると関連ワードだけで察してしまいますw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2016年冬アニメ作品」

第1位には、2015年1月からテレビアニメ(第1期)が放送され、さらに実写映画化やゲーム化、スピンオフ作品連載など、若い世代を中心に人気を集める『暗殺教室 第2期』が選ばれた。殺伐としたタイトルとは裏腹にコメディタッチの展開が繰り広げられる同作。「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」「このマンガがすごい!2014《オトコ編》」では、堂々の第1位を獲得しており、アニメ第2期への期待が高まるのも当然といえる。

『暗殺教室』第2期の初ビジュアル公開! そして気になる放送時期も明らかに
2015年1月よりフジテレビほかにてTVアニメが放送され好評を博した「暗殺教室」(松井優征)。集英社「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中、コミックス累計で1700万部を突破、TVアニメ第2期&実写映画の続編が決定したことで更なる人気拡大中!

マッハ20の速度と巨大パワーを持ち、来年3月には地球を破壊すると宣言しながらも中学3年生の落ちこぼれクラス「エンドのE組」の担任となった「殺せんせー」と、その暗殺ミッションが課せられたE組の生徒達。「暗殺」をキーワードに教師と生徒の本気の一年間が描かれる本作は、斬新でユニークな設定と、綿密に練り込まれた物語が話題となり、幅広い層から圧倒的な支持を受けています。

◆第2期初ビジュアルが公開!

★早くも第2期の初ビジュアルを公開! 3年E組の教室で、綿密な殺せんせーの暗殺計画を練る生徒達の姿がいきいきと描かれています。

◆そして、物語はいよいよ新学期に突入!
第1期TVアニメシリーズのクライマックスでは、教室を飛び出し、南の島での大規模な殺せんせー暗殺計画を実施した生徒達。元教官の鷹岡との因縁の対決に見事勝利し、逞しく成長した姿を見せました。

そして待望の第2期TVアニメシリーズは、2016年1月よりフジテレビほかにて放送決定! 殺せんせーと生徒達の新たなる物語が展開します。現在、そのほかの詳細は不明となっているので、今後の続報をお楽しみに♪

5月22日放送『暗殺教室』第18話は、最大級の暗殺計画を決行でOPアニメも一新! 第1期クライマックスに向けてた最終ビジュアルと新OPの場面ガットを公開!
現在、フジテレビほかにてTVアニメが好評放送中、TVアニメ第2期&実写映画の続編が早くも決定し話題の『暗殺教室』(松井優征)。集英社「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中、コミックス累計で1500万部を突破の大人気作品です。

5月22日より、フジテレビほかにて順次放送の第18話「決行の時間」では、沖縄の離島を舞台に、3年E組の生徒全員による大規模な殺せんせー暗殺計画がスタートします。
期末テストの戦利品として得た「殺せんせーの触手7本を破壊する権利」がついに執行、生徒達の知恵と工夫と本気が詰め込まれた最大級の暗殺計画の決着はいかに……!?更にこの島で起こる、重大な事件。物語は大きな盛り上がりを迎えます。
このTVアニメシリーズ第1期のクライマックス突入に向け、生徒達が全員集合した新ビジュアルを公開しました!

事件に遭遇した生徒達が、これから始まる闘いに向けて一致団結する姿が描かれ、彼らがこの島で一回り大きく成長していく期待が込められたビジュアルとなっています。注目すべきは、潮田渚の手のひらに収まった「殺せんせー」!どうしてこうなってしまったのか……?

さらに、第18話よりオープニングアニメーションを一新! こちらも物語の進行に合わせ、生徒達はこれまでの教室から飛び出し南の島へ! そして、何やら不穏な影も……?今回もオープニングテーマ曲の「自力本願レボリューション」に合わせたユニークなダンスは健在。夏の装いでビーチやテラスで踊る3年E組の生徒たちも必見です。

【原作コミックが売れている今期のアニメ作品ランキング】2位『暗殺教室』、3位『終わりのセラフ』を抑えての堂々1位はあの作品!
「見るものが多すぎて困る」「今期豊作すぎてやばい」と高評価の今期のアニメ。書店でも、原作が売り切れ続出となっている。そんな中でも特に売れている、原作も注目されている今期の作品は何なのだろうか。

今回は、その中でもコミック原作の作品をピックアップして、都内某所の書店でコミックを担当する書店員Aさんに話を聞きつつ、ベスト5(4/20~26、日販調べ)までご紹介しよう。

【5位:『俺物語!!』(アルコ:作画、河原和音:原作/集英社)】
マーガレットの少女漫画とは思えない、強烈な顔立ちの主人公「剛田猛男」が印象的な本作品。いかつい見た目からは想像できない、純情で心優しい不器用な剛田に、思わず惚れてしまいそうになる。
「もともと割と人気のある作品でしたが、アニメで火がついた感があります。男女関係なく人気です。最初は顔に抵抗がある人も多いかと思いますが、おすすめです」とのこと。だんだん、あの顔だからこそ魅力的に見えてくるとか。

【4位:『食戟のソーマ』(附田祐斗:原著、佐伯俊、森崎友紀:著/集英社)】
前期の『幸腹グラフティ』に続き、(いい意味で)無駄にエロい料理漫画。アニメでも、その期待を裏切らない強烈な第1話が話題となった。もちろんそれだけでなく、料理、ストーリー、キャラクターどれをとっても見ていて飽きない。
「この漫画だけじゃなくて、料理系の漫画は最近人気が高いです。レジで見てるとおなかがすきそうです(笑)」とAさん。アニメや漫画で描かれる食べ物は、本物以上においしそうに見えるから不思議だ。

【3位:『終わりのセラフ』(鏡貴也:原著、山本ヤマト:漫画/集英社)】
謎のウイルスによる大厄災で壊滅的な被害を受けた人間と、人間の血を求め人間を飼育しようとする吸血鬼との戦いを描いたダークファンタジー。吸血鬼に鬼、刀と、ファンタジー好きにはたまらない作品。
「男女問わず大人気ですが、女子への人気がすごいです。最新刊もすぐに売り切れ、重版待ちでなかなか入ってきませんでした」。コミック版の原作を手掛ける鏡貴也さんが描くスピンオフ作品として、ラノベ版も発売されている。

【2位:『暗殺教室』(松井優征/集英社)】
漫画好きでなくても一度は聞いたことがあるのでは?というくらいの大人気作品。来年3月に地球を爆破するという超生物「殺せんせー」と、その暗殺を任された椚ケ丘中学校3年E組生徒たちの暗殺バトル物語。
「現在、複数巻品切れ中で重版待ちです。アニメ化前から大人気で、私も大好きです。生徒思いなところがいいですよね」と、Aさんもファンの様子。暗殺がテーマでここまで明るいのも珍しいのではないだろうか。

【1位:『アルスラーン戦記』(荒川弘:漫画、田中芳樹:原書/講談社)】
原作は一般小説だが、『鋼の錬金術師』、『銀の匙 Silver Spoon』などで有名な荒川弘さんがコミックし、漫画好きやアニメ好きにも広まった。原作者による「BL表現の禁止」というガイドラインも話題になった。
「荒川さんが描く戦闘シーン、いいですよね。コミックだけでなく、原作小説もすごく売れています。原作からのファンも多いです」。世間知らずで凡庸な王子アルスラーンのこれからが楽しみだ。

コミック作品だけでなく、ラノベ作品も豊作な今期アニメ。まだあまり見られていないという人は、今からでもチェックしよう!

放送中のTVアニメ「暗殺教室」より、TVシリーズ第2期の制作決定が発表された。

「暗殺教室」は、「魔人探偵脳噛ネウロ」の松井優征さんによるマンガ(週刊少年ジャンプにて連載中)を原作としたアニメ作品。マッハ20の速度と巨大パワーを持ち、地球を破壊すると宣言しながらも中学3年生の落ちこぼれクラス「エンドのE組」の担任となった「殺せんせー」と、地球を救うために「殺せんせー暗殺ミッション」に挑む生徒たちの1年間を描く。2015年3月21日に公開となった実写映画版は興行収入25億円突破の大ヒットを記録し、続編制作が決定した。

第2期が決定したTVシリーズでは今後、生徒会長・浅野学秀(CV:宮野真守)率いるA組のエリートたちを相手にE組が奮闘する期末テスト、教室を飛び出しての大規模な殺せんせー暗殺計画など、後半に向けて怒涛の展開が続く。

「これは当たりだった!」と思う2015年1月スタートアニメ
2014年に一大ブームを巻き起こした「妖怪ウォッチ」は、社会現象になるほど、子ども達の中で爆発的ヒットを記録しました。アニメの新作は気になる所ですよね。そこで2015年に新番組として放送が開始されたアニメに焦点をあて、おすすめのアニメについてランクキングにまとめてみました。

■2015年1月スタートで「当たり!」だったと思うアニメランキング
1位:暗殺教室
2位:黒子のバスケ
3位:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース

みなさんどのアニメに注目を寄せているのでしょうか。堂々の1位に選ばれたのは、インパクトのあるタイトルとタコのようなビジュアルを持つ「殺せんせー」が登場する《暗殺教室》でした。2012年に単行本が発売され、アニメやゲームなど幅広く展開されています。中でも暗殺をテーマとした構成は、話題性を集め2015年3月には実写版の映画も公開されており、人気の高さを伺いしれます。
2位は2012年に1期のシリーズが始まり、2015年からは3期シリーズに突入したバスケットボールを描いた少年漫画《黒子のバスケ》です。最強と呼ばれる10年に1人の逸材が5人もそろった「キセキの世代」。その「キセキの世代」からも注目されている「幻の6人目」である主人公「黒子テツヤ」を中心したストーリー展開はまさに青春映画として楽しめる作品に仕上がっています。
その他女の子に人気の《美少女戦士セーラームーン》や、1977年から1979年に一躍脚光を浴びた「ヤッターマン」のスピンオフ作品として放送が開始された《夜ノヤッターマン》は、30代以上の方の支持を集めているのではないでしょうか。
いかがでしたか。2015年1月からは注目のアニメが続々と放送されています。斬新な切り口のものから昔を思い出せる懐かしい作品まで、今年のアニメは目が離せませんね。

成果?分かりやすさ?それとも?アニメファンが選ぶ「もっとも勉強を教えて欲しいアニメ漫画キャラ」
第1位には、週刊少年ジャンプ(集英社)にて2012年より連載中の大人気コメディ漫画『暗殺教室』から、主人公の「殺せんせー」がランクイン。「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」ことを宣言した担任教師「殺せんせー」と、様々な手段で暗殺を試みる生徒たち・・・。勉強はもちろん、“勉強以外”に学ぶ事の多い“担任”としての彼や彼のクラスに、魅力を感じるファンが多いのではないだろうか。

フジテレビで24日深夜1時20分に放送予定だったアニメ「暗殺教室」の第3話の放送が見送られることが分かった。フジテレビはアニメの公式ホームページで「情勢に配慮し放送を見送らせていただくことになりました」と説明。同局広報によると、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが人質2人の殺害を予告している事件に配慮したという。

同局広報によると、放送予定だった第3話に、キャラクターがナイフを振り回す表現があったため、内容がふさわしくないと判断した。代わりに「『バンクーバーの朝日』序章~映画の時代背景を名優・滝藤賢一が独演~」を再放送。今後の放送についてはホームページなどで発表される。

「暗殺教室」は、アニメ化もされた「魔人探偵脳噛ネウロ」の松井優征さんが、2012年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のマンガ。落ちこぼれが集まる椚ケ丘中学3年E組の生徒が、月をほぼ蒸発させた犯人で地球を破壊しようとたくらむ殺せんせーの暗殺に挑む……というストーリー。

2015年1月より6月までフジテレビ・関西テレビ・東海テレビ・北海道文化放送・BSフジほかにて放送された。BSフジでは、2013年3月をもって『ノイタミナ』枠作品のネット放送が打ち切りとなって以来の、フジテレビ製作深夜アニメ放送ということになる(ただし、土曜午前中の放送となる)。

2014年11月には、「ジャンプスペシャルアニメフェスタ2014」にて殺せんせーと烏間の出会いを描く完全オリジナルエピソード「episode:0 出会いの時間」が上映された。

作中の授業パートは通信教育のZ会に監修を依頼している。

フジテレビで2015年1月24日に予定されていた第3話の放送は、「情勢に配慮」という理由から中止されることになった。同局広報によると、ISILによる日本人拘束事件に配慮したという。その後の放送については公式ホームページなどで告知するとしていた。その第3話のフジテレビでの放送は、同年1月31日(30日深夜)に行われた。

第一期は、普久間島での話を終えたところで完結した。また、サブキャラがメインとなった話が多くカットされた。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

73.1 4 学園で戦闘なアニメランキング4位
ささみさん@がんばらない(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1336)
6842人が棚に入れました
引きこもりの「ささみさん」と奴隷体質の「お兄ちゃん」のささやかな生活に降りかかる、八百万の神々による怪奇現象。
そして、個性あふれる「邪神三姉妹」とのありえないラブコメ。
そんな日常系として描かれる非日常の物語。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、斎藤千和、花澤香菜、野中藍、大塚芳忠、沼倉愛美、日高里菜

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ささみさん@がんばったお☆

原作は未読なので最初は全く内容が分かりまでした(笑)

いや...終わってみてもあんまりよく分かりませんでした(笑)

でも1話1話は楽しめたし、シャフト制作ということで作画とか演出はさすがなものでしたヽ(=´▽`=)ノ

あらすじ

いつも引きこもりのささみさんとシスコンのお兄ちゃんとのちょっと変な生活の中に起こる八百万の神々による怪奇現象。
なんだか不思議で個性的なキャラクターたちとの日常?
そんなよく分からない日常で日常っぽくない怪奇ファンタジーアニメです♪


私は神話とか好きなので、そういう面では良かったのかな?

でもやっぱり終始不思議なアニメでした(≧∇≦)☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

内容の把握にはちょっとがんばる必要があるかも…

まずストーリーは端的に言うと
主人公のささみさんはどこにでもいそうなひきこもりの少女。
だが実は彼女には最高神アマテラスの力を身に宿していた。
その彼女を剣、玉、鏡の三姉妹が外敵から守るというお話。

正直に言うとこのストーリーを把握するのに
結構時間がかかった。
1話を見て、後半の展開が「なんでこうなったの!?」
と急展開すぎてわからなかった。
だけどだんだん話数を見るごとに理解できるようになった。
無論内容が理解できれば、面白い作品だ。

それに作画もシャフトなだけあって
独特な世界をかもし出していて
特に背景が例えるならば「化物語」のような雰囲気
に似ていると思った。

このアニメを見るにあたって
1話を見る前に事前に内容を把握した上で
見ることをおすすめする。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 57
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

イメージと違ってた

原作 ラノベ 未読

全12話

妹を溺愛するお兄ちゃんとやがみ3姉妹による非日常系ラブコメディー

ラブコメ要素って、あったのかな?^^;


前知識なしに見たんだが・・・
タイトルからして、勝手なイメージで、引きこもりの女の子が巻き起こす日常ラブコメかな?って思ってました。

だけど、全然違ってたw

日本神話に関係した、めっちゃファンタジー作品で、正直訳が分からなかった。

映像やキャラデザは綺麗で好みでしたが、ストーリーと設定に魅力を感じれなかったです。

個人的には、勝手なイメージしてた、引きこもりの女の子のドタバタラブコメの方が分かりやすくて面白いのに・・・って、思ってしまいました。
(ファンの方にはすみません。)

ただ、キャラは個性的でよかったですけどw。
{netabare}
お兄ちゃんなんて、いつも顔隠してるけど・・・
あんなんで教師が務まる訳ないじゃん!
何で隠してるのか?
意味分からんし、説明欲しかった。

ささみさんは、すっごい自堕落な生活してるし。
ホントは寂しがり屋で優しい性格の子なんですね。
まぁ、観てる分には面白いけど、自分の娘があんなんだと、ちょっと困りますね。。。
(。-`ω´-) ムムッ
{/netabare}

総評すると、ファンタジー作品として観れば、そこそこ面白いのかな?

その辺好きな人にはオススメですかね?


OP:「Alteration」 歌 - ZAQ

ED:
「浸透圧シンフォニー」 歌 - 月読鎖々美(阿澄佳奈)

毎回変化のあるEDは、歌の上手い下手は置いといてw、飛ばさずに観れてよかったです。
(*^ω^*) ノシ 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

73.3 5 学園で戦闘なアニメランキング5位
クロムクロ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (698)
3394人が棚に入れました
ダム建設時に偶然発見された謎の遺物、アーティファクトの研究を行うために設立された国際連合黒部研究所。
世界各国の頭脳が集う研究所員の子女が通う立山国際高校には、研究所の娘、白羽由希奈も通っていた。

時は2016年、夏。
ひとりのサムライが、ふたたび目を覚ます。

声優・キャラクター
阿座上洋平、M・A・O、上田麗奈、瀬戸麻沙美、石川界人、小林裕介、武内駿輔、杉平真奈美、麻倉もも、東條加那子、木村良平、植田ひかる、楠大典、小西克幸、Lynn、木村珠莉、巻島康一、手塚ヒロミチ、佐藤利奈、木内秀信、後藤哲夫
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

PAの15周年記念作品…お見事でした

ヒロインを見た瞬間にPAの作品と分かりますね。美海っぽいというか、どっかで見たキャラデザインですが、可愛いのは相変わらずなPAのヒロイン。

やっぱり舞台は北陸方面なんですね。記念作品だし、それはそうかと。でもやっぱりPAの作画は安定感あります。特に山の絵。キレイすぎて見とれました。どんなストーリーだったのか、それは懐かしいロボットアニメの雰囲気を醸しつつ、PA得意の青春群像っぽいところも交えて、面白かったです。

3話…おや?
{netabare}発掘?アーキなんとか?…自分の意思のように飛んでくる…2人乗り…どっかでそんな設定のアニメあったぞ…エウレカなんとか…。
ヒロインの家に居候ですか、やっとこさ物語が動き出すのかな?{/netabare}

4話…まだまだこれから
{netabare}日常パートがスタートしました。しばらくは伏線の話を挟みつつ進めていくのでしょうか。鬼の話、過去がちょっとずつ明らかになってきましたが、まだまだ謎だらけ。父親が後々鍵になりそうです。にしても、カレーの話は笑いましたが、あのカレーは美味しそうに見えなかった…(苦笑){/netabare}

6話…戦闘
{netabare}日常パート続くかと思ったら、1話丸々戦闘。PA、気合い入ってます。機械の動きはまずまずですが、背景は綺麗です。ダイナミックな感じ出てました。
とうとう敵の操縦士が登場しましたが、まだまだ謎だらけ…ゆっくり話は進んでます。{/netabare}

7話…やっぱり失踪は付き物
{netabare}前回の戦闘後の話でした。戦うことに戸惑い、悩み、親とのずれ違い、そして失踪…よくあるパターンですが、どう収拾させるのでしょうか。{/netabare}

8話…敵が現れた、動きだした
{netabare}失踪したヒロインが向かった先は城跡。そこに現れたアホな子の鬼に狙われ、さらにはヒロインを救う鬼が。
ようやく敵の本丸が出てきました。覆面して椅子に座って、なんだか昭和のロボットアニメみたいな敵の幹部だな…。チープだわさ。
でも、動きだした感じがして、おいらワクワクしてきぞ!!の回でした。
城は山城。中世の城ね。全体像見たいな。そう言えば、親友の部屋に掛かっていたタペストリー、凪あすの美海だったのような気が…つーか、PA作品を使ってたね{/netabare}

9話…「乗ってください」
{netabare}ヒロインを救ったのは誰か分からないまま。父親の変わり果てた姿か、意思を受け継いだものか…いずれにせよ、父親と関係しているのは間違いないでしょうね。
基地からの出動、パイロットスーツなどロボットものらしくなってきました。作画が綺麗で見やすいからなかなか迫力あります。それにしても、逃げたパイロットが再び乗るにおいて「乗ってください」を言わすのはけっこう衝撃的かも。普通なら

乗るのが嫌になる⇒上官にこっぴどくやられる(叱責される)⇒逃げる⇒葛藤(新たな出会いもある)⇒乗る理由を見つける⇒自らの意思で再び乗る

このパターンを無視どころか、「乗ってくだされ」と頭を下げさせるんですから。新たな発見です(笑{/netabare})

10話…過去が少しづつ明らかに
{netabare}1クールのクライマックスに近づき、シリアス展開が中心です。敵が捉えられ、尋問を受けながらも何かを企んでいる目、戦闘ものに有りがちな話です。主人公の過去と関わりがありそうな展開も有りがちな話です。でも、面白かった。
雪姫が生きているのは規定路線でしょう。消えたっていってるだけだし。450年前の真実、剣之介の素性は2クールに持ち越し。これは見ていかないと消化不良になります。1クールでは伏線張りまくりで終了かな?{/netabare}

11話…おにぎり、でかっ!!
{netabare}しかも中はカレーかよ!!中身が出てこない、その技術、知りたい。
宇宙人(?)は剣之介の回想に出てた侍でしたね。400年前の出来事、繋がり、鬼、クロムクロ、ユキナの父…すべての謎は2クール持ち越しのようです。見続けないと消化不良になりそう。でも、何となくこうなっていくかなという想像はできます。想像を越えたシナリオになっているか?
チャンバラシーンはいまいちかな。スピード感がないです。動きが重いです。ま、作画が安定しているのでいいのですが。{/netabare}

12話…特訓と日常
{netabare}体力向上等を目的とした特訓の回です。最後はユキナが逞しくなってました。ストーリーとは無縁な回ですが、始めと終わりに次回以降の流れをチラッと暗示する場面アリです。
敵(?)のピンク鉄仮面、姫か?
そういや、これまでクルーたちとの日常とかなかった。これはこれで面白かったです。2クールだからこそ、あってもいい回だったと思います。剣之助、姫が出てきたらユキナとどっち選ぶんだろう…{/netabare}

13話…この作品はラブコメだったっけ? そして彼女が現れた
{netabare}敵との交戦で始まって、そのままシリアス回かと思ったら、文化祭の回だった。青春のも全快、剣之介とユキナのいい雰囲気で進行する中、物語はラストに急展開。雪姫(?)が登場。なんと、剣之介を突き刺す…おぉ、このまま二期に突入みたい。
日常とシリアスのバランスは悪く感じないのは、作画良いのと、流れが良いからかもしれません。これで1クールが終わりだと思いますが、伏線張り巡らされすぎて、回収できるのでしょうか。今回は雪姫とユキナの関係もどうなっているのか謎できましたし。
それにしても、敵(?)の基地と装束は何度見ても昭和ロボットアニメそのもの。狙ってるとしか考えられない。{/netabare}

14話…二期開始、そういや、ロボットアニメだった!!
{netabare}剣之介が刺されたが、驚異的な回復でクロムクロに搭乗。剣之介はいったい何者なんだ!!そして刺されて瀕死の剣之介を守ったのは、なんと鬼!いったい鬼は何者なんだ! と、佳境に入って明かされるであろう謎をぶちこんで来ました。
いや、ロボットアニメだったんだよね、これ。けっこうわくわくしました。PAの絵が綺麗だからすごく見やすく、動きも良いです。
いろんな考察されているけど、やっぱり雪姫だと思うんだな。雪姫とユキナの関係もどう展開するのか。戦いの回でもシーンを邪魔することなく、女の子の心情をチラッと表現するのがPAの良いところ。ユキナの剣之介への複雑な表情するところがグッときます。
二期スタート、スゴくいい始まりです。最後まで面白いアニメでありますように祈ります。{/netabare}

15話…そんな薄い衣で成層圏突破出来ません!!
{netabare}んなもの、1stガンダム以来だぜ…
エフィドルグ襲来で、住民が次々疎開。学校も生徒が減っていく。ソフィも帰国かも…
剣之介はあれだけの重症なのにキズが治ってしまうという、もはや地球人とは思えない状況に。雪姫(と思える)エフィドルグが再び降下で来週へ。
どうも来週がひとつの山かもしれません。雪姫の事がはっきりするかも?{/netabare}

16話…自由とは何ぞや?
{netabare}剣之介とソフィの会話が良い回でした。ソフィは帰らない決断をします。剣之介を意識している描写はないけど、PAだからなぁ…どうなんでしょう。
雪姫(?)は剣之介を認識出来ず、最後に裏切られてダムへ落ちて行きました。一方で、同級生連中は撮影。とはいえ、壊れた街の風景が現実を突きつける感じです。
今回が山かと思ったら、全然です。姫が落ちて救われるのが来週っぽいので、そこからか?{/netabare}

17話…スクランダークロス!
{netabare}これ知ってるあなた、ふふふ…
刺されて落ちた媛は行方不明のまま。裏切ったヤツは味方からは軽い扱い。そんなもんだよね~
補強のために空輸してきた米軍がエフィドルグの空飛ぶタイプに襲われ、クロムクロが救います。そして通称ブルーバードとクロムクロの戦い。空中戦なんて想定外のクロムクロに助太刀したのは鬼(です)。鬼がクロムクロの翼となり、戦いが互角となったという話です。
地上対戦型ロボットに翼…ジェットスクランダー思い出します。レッドバロンもかっこよかったな…。あ、翼に人が乗っているとなると、最近(?)ではオーライザーかな? なんにせよ、ロボットに翼がドッキングは燃えるのです(世代的なものかな?)
謎、伏線がなかなか回収されませんが、最後に一気に来るのかな? 戦闘シーンだけで満足な回でした。{/netabare}

18話…日常回でした…と思わせておいて!!
{netabare}剣之介とユキナに給料が支払われ、何だかんだの流れでいつものメンバー+住職と妹で温泉に行くことに。住職と妹、後半初めて登場ですね。泊まりがけの小旅行で和気あいあい、剣之介のカレー作りに笑い、隠れ湯に行くという、日常回かなと思った矢先、隠れ湯には姫(仮)がいて、ユキナとバッタリ。姫(仮)が傷でふらふらのなか、剣之介が駆けつけたと。で、ユキナがエフィドルグに拐われるという、ラスト5分で一気に流れが変わりました。

もう物語も後半なのに日常回とは余裕だな…と思ったところで急展開。やりやがったなPA。確かに「湯けむりに消ゆ」だったけどさ。ユキナが拐われたと同時に姫(仮)が残ったんですよね。来週以降の展開が楽しみで仕方ありません。{/netabare}

19話…一気に佳境に入った!!
{netabare}これは面白い!!今までの伏線張りまくりを回収、終結へ向けて動きましたね。
ムエッタのDNAとユキナのDNAが一致で、血筋がはっきりし、ムエッタは姫であることが確定。変人科学者やるでないか。
アホの子はやはりアホの子。姫とユキナを間違えて連れていきました。まぁ、型で判断してるので仕方がないです。
鬼はソフィと接触。鬼は宇宙人であることがはっきりしました。ソフィは帰国させられるため待機命令出される展開。ソフィの離脱を引っ張ってきたのはここに繋ぐためだったとは…。
そして、剣之介はユキナを連れ戻すために姫をパートナーに宇宙へ。ユキナ母の導きに従って。

いや~一気に流れがシリアスな展開になりました。ご都合部分も結構あるけど、ここまでゆっくり伏線張っていたからこの急展開は面白いです。物語の作り方上手です。ここから最終回まで見逃せなくなりました。{/netabare}

20話…30分があっという間
{netabare}前回から一気に物語の中核に入り、今回はさらに伏線の回収+ラストに向けての流れ作りです。
捉えられたユキナはエフィドルグの母艦でエフィドルグのことをなにげに知り、メトロ星人と諸星ダンの対話状態だった鬼とソフィの会話でエフィドルグの目的がはっきりしました。そして、母艦に乗り込んだ剣之介と姫(やっぱり仮だった…)は母艦内で幹部と闘い、ユキナ奪還と姫(仮)の機体を奪って脱出。エフィドルグに邪魔されそうなところをジェットスクランダーの鬼に救われ…さらに母艦が地球に降下で次回へ…もっと細かいですが、これはぜひ見てもらいたいです。

もう怒濤な流れで見逃せないです。ただ、某key(嫌みではありません…)のように呆気に取られるような怒濤の流れではなく、これまでじっくり伏線張ってきたことへの回答みたいな感じなので、本当に面白く感じます。辻褄が合わなかったり、それはどうよ?という部分もありますが、話が面白くて、細けぇことはいいんだよ!!と思います。

それにしても、エフィドルグの話が壮大だった…
それと、姫の頭だけの部分。ムエッタは姫ではなく、姫のDNAだけを抽出してるということか?
あと、ユキナを救った場面、なぜかウルウルしてしまったんだが…。
とにかく、前回、今回は神回だと思います。{/netabare}

21話…セバスチャァァァァァン!!
{netabare}もはや過去の名作ロボアニメにも負けないくらいシリアス満点の流れ…もしかして名作か?

鬼がついにみんなの前に現れました。そして、姫の真実を語り、姫(仮)がクローンであることがはっきりしました。姫じゃなかった…そりゃそうだな…。

空から大軍が降下して、とうとう研究所は陥落…そりゃそうだ、大軍に対抗できるロボは指で数えるのみ。ガウスも必死に頑張るけど、無理…。そして、エフィドルグのアホの娘を道連れにセバスチャンが…自爆…。これでアホの娘が生きていたらセバスチャンが報われないよ…。そういや冒頭でフラグ立ててたもんな、セバスチャン…。

エフィドルグたちの支配は洗脳。洗脳のために何かを脳に埋め込む。研究所の職員も犠牲に。護送中の事故で瀕死のムエッタを救う赤城たち。初めて赤城がかっこいいところを見せた。で、ついにエフィドルグは石にたどり着きで次回へ。

いや~本当に面白いです。急展開ですが、前回も思った通り、伏線をゆっくり張っていたからこそ流れに乗れるし、キャラを見せてきたからこそ入れ込むことがでしたらできます。そしてPAの画。水から飛び出すシーン、紅葉の山、一切手抜きなし。見事です。{/netabare}

22話…白羽パパ~
{netabare}白羽パパは変わり者だった…。さすが白羽ママの夫であり、ユキナの父親である。でも、とても気さくで好い人。ゼルともすぐに心を通じ合う仲に。ゼルも真実を話し、結局白羽パパは亡き人…。
エフィドルグの目的は果たす寸前。エフィドルグのアホの娘が生きていた…セバスチャンの死は…。
ムエッタはもはやエフィドルグの考えには疑問を越え、信じられなくなっています。きっと仲間になるのでしょう。
話は進まなかったけど、伏線回収がまたなされたので30分があっという間。終結に向けてどんどん進んでいく感じです。あ、ゼルのフラグが立ったのが嫌だ…{/netabare}

23話…ムエッタが微笑んだぞ!!
{netabare}始まったと思って画面見たら、クロムクロじゃなかった…と勘違いてしまうくらい、ユルい始まり方。なんと、ここに来て日常回とは。
とはいえ、ここ数話、一気に進んだのでブレイクにはちょうど良いかもです。日常回と言っても実に中身のある話しでしたし。

学校に残った生徒はわずか…。そこにムエッタも転校生として入るという。周りはみんなムエッタが何者かを知っていて受け入れます。先生たちが実に先生らしい(初めてだと思う…)アドバイスを剣之介とムエッタに与えます。それでも悩むムエッタ。そして、映画作りをすることに。決戦前のひとときといった感じです。そして剣之介がムエッタに仲間になってほしいと告げ、ムエッタが心を開いて次回へ。やっぱりPAのヒロインは可愛くないと。

いよいよ次回から最終局面に向かうようです。どんな結末を迎える事やら…やっぱり剣之介はカレー職人になるのか?{/netabare}

24話…ボスロボは大きいのだ
{netabare}戦いは最終局面に突入。研究所の奪還と敵の阻止。そんな状況の中、剣ノ介がユキナに…キャーキャー!!そうか、そうきたか。良い良い。でもこれはフラグっぽくて嫌だ…。
作戦は決行、仲間たちを信じて突き進む。そして…セバスチャンが生きていた!おおぉ、敵はボスと片割れだけ。で、でかいのがキター!!それを打ち破り、本陣突入、ボスは意外な人物で…

と、かなり展開した回でした。ゼルの残したスティックの伏線回収、ボスがはっきりしたし、剣ノ介のユキナへの気持ちも分かったし、面白かったです。
それと、ボスのロボットはがとんでもなく大きいというところは懐かしい感覚でした。
あと2回か…なんかラストが嫌なフラグの言葉だった気が…剣ノ介、また冬眠しないよな…嫌だな…{/netabare}

25話…青春に別れはつきものだ
{netabare}エフィドルグを撃退した後の日常。高校生たちはそれぞれが先を見るようになりました。
ゼルによって450年前の出来事が明らかに。剣は奇跡的に生き残ったようです。そして、脳が死ななければ半永久的に生きられることも明らかに。
ムエッタは剣が最初に現れた時と同じ首に爆弾仕掛けられ…
剣はゼルの故郷に向かうことを決意して、ユキナと最後のデート…

PAの青春ものらしい、切ない展開を差し込むのね…
来週最終回なんだよね。幸せなラストになってほしいです。{/netabare}

最終回…大団円じゃないけど、なぜかすっきり
{netabare}主人公とヒロインが離ればなれになる最終回なのに、なんだかすっきりして柔らかい気持ちになる不思議な終わり方でした。
剣乃介はゼル、ムエッタとともにエフィドルグとの最後の対決に向かいます。ユキナは剣乃介と一緒に行くことを決意して、ソフィや仲間たちの助けを受けて、空へ向かいます。が、結局は離ればなれになり…
そして5年後、ゼルが残した情報から数百光年彼方へ向かうことも可能な技術を開発し、最初の飛行でユキナは剣乃介の元へ旅立って終わりでした。

最終回で驚きの話が…なんとユーチューバーがドクターと親子だった事が発覚!!これは伏線あったかな?考えてみたら二人とも何が起こってもぶれないのは血か?とも言えますけど…

なんだかこんな終わり方したロボットアニメあったような…でも、ピンク髪のオペさんが存命だったり!、それぞれが成長した姿見せたり、なにより剣乃助が生きている事が濃厚なまとめ方で気持ちよく終わった感じがしました。{/netabare}

全体的に面白かったです。二期、見事にまとめたと思います。前半は日常多くて話が進まず、どうかなと心配もしましたが、二期後半からの展開は見ごたえがありすぎて、毎週楽しみにしてました。
その前半も、いろんな伏線張っていて、綺麗に回収されていたので、見続けて良かったと思います。

キャラは徐々に掴めていったように思います。最後まで見て、高校生たちがどんな成長していったのかを知ることができます。剣乃介とユキナの恋模様もキャラに合わせた展開だったように思います。ほどよい両想いと切ない話。なにより、ぶれない二人の気持ちが見ていて良かったです。

PAが記念作品なのに青春ものでなく、ロボットものだったのが驚いたし、大丈夫かと思ったのですが、杞憂でした。内容的に、けっこう高い年齢層の人が見て楽しめるものだったように思います。敵は宇宙人、ロボットの乗組員は一癖も二癖もあり、基地があって、敵に好きな人が奪われ奪還しに行く等々、子どもの頃に見たアニメの感覚でした。ですので見やすく、溶け込みやすかったです。

作画はPAですのでもちろん問題なしです。山、雪景色、綺麗でした。また、クロムクロなどメカの動きも良かったです。

全巻揃ったらDVD一気見したいです。それと、特別編で良いので、剣乃介とユキナの再会、作ってくれないかな…続き見たいです。

とにかく二期全話、見て楽しめた作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 63

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「P.A.WORKS 15周年記念」2クール作品。すごく良かったです。← 個人の感想です

原作無しのオリジナルTVアニメ作品。

「P.A.WORKS 15周年記念」を看板に掲げるだけに、なかなか頑張っている印象。終盤までダレず、個人的には大変お気に入りの話になりました。(← たぶん少数派(笑))

で、気に入った要因を考えてみたのですが本作は「ロボットアニメ」というよりはSF作品として私は観ていた気がします。

本作のSF要素:
1)アーティファクトの発見
人知を超えた何かに遭遇するのは、古典SFの基本ですよね。

2)異星人との遭遇
本作では「侵略」という形をとりましたが、これも基本です。

3)オーバーテクノロジーの獲得
異星人の遺物から既存の技術では解決出来なかった課題(重力制御)を克服する。これも…。

4)異文化コミュニケーション
一部の異星人とは文化的な理解を深め合い、共闘したり和解したりする。

そしてこれはSF要素という訳ではありませんが本作では人間関係を描くためにいわゆる「日常パート」にかなりの尺を割いています。

…って、並べてて思ったのですがこれって初代マクロスから歌要素を除いたものですね。マクロスを「SF作品」として気に入っている私が本作を気に入るのはとても納得です。

物語: 敵であるエフィドルグの幹部の会議とかちょいちょい古臭い演出はあるものの、ストーリー的に大きな破綻はなく好印象。重力制御も含めてオーバーテクノロジー的なものは基本的に敵側の技術で、地球側は400年前の敵のものと思われる遺物や鹵獲機などから得ているっぽい設定も悪くないです。

由希奈と剣之介を中心とした日常パートはキャラの掘り下げになっていてすごく良いと思います。

中盤~後半に向けて明らかになってきた敵の正体や関連するエピソードもなかなか良いです。

作画: 人物は手描きでメカはCGという穏当な使い分け。基本的に人物作画は良いと言える。メカについても基本的には人型兵器であっても多腕だったり多脚だったり、関節の動きなどもスムーズでなかなか面白い。動きにも「重力制御」感があってよろしい。「あんなモッサリした動きの、どこが?」って思う方も多いかもしれませんが、個人的には「重力制御っぽさ」をとても感じました。グロングル、めっちゃカッコいい!

人物も年齢/性別による描き分けとかができているし、動くところはちゃんと動くしかなり満足しています。

声優: とりあえず全配役とも水準以上。「チェンジ!」って言いたくなるダメな配役は無いと思います。

音楽: OPがかのGLAY。普通にカッコ良い。EDも作品に合っていると思われ、特に問題なし。作中のBGMも気になるような変な使われ方はしていないと思うので、合格点。

キャラ: 少なくとも主人公(って由希奈だよね? 剣之介とダブル主人公?)サイドは学校の同級生も含めて好人物が多く、キャラも立っていると思う。エフィドルグ側で顔出ししてきた各キャラも個性があって良いです。ミラーサやムエッタは良いポンコツ具合で、本作を観ていた人にはそこそこ人気はあったみたいですね。

OVAとかで続編は作れる終わり方でしたがどうなんでしょう。個人的には観たい気もしますけど、人気的に難しいのかな…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 57
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私はP.Aが大好きだ! このアニメはそこそこ面白い! だからこそ言いたい!

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
映像美、キャラの魅力、なにより日常回の描き方は、流石にP.A.WORKSといった感じ。テーマ性も良かった。ただ、中盤に多少ダレたのと、敵側に魅力がなかったことがマイナス。

P.A.WORKS、15周年企画として作られた、しかも同社としては初のロボアニメ。大きな期待と驚き、少しの肩透かしを感じつつ視聴した。結果としては、普通に、いや、普通以上に楽しめたアニメだった(だから評価は4)。しかし、あえて言いたい。

「それで満足なのか? P.A.WORKS?」(期待を込めて)

厳しいことを言うが、「だったらサンライズに作って欲しかった」というのが本音。餅は餅屋、というかね。

P.A.WORKSには、大きな世界を壮大に描くのではなく、小さな世界を丁寧に描いてほしいと思ったし、これからも自分にとって特別な制作会社でいてほしいと思った。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
宇宙からの侵略者と巨大ロボで戦う450年前の侍。という、なんだかとっ散らかった設定ながらも、本筋としては、王道のセカイ系ボーイミーツガールもの。主人公の剣之介とヒロインの由希奈の心の交流がメインとなっている。

映像美は流石で、特にロボットの戦闘シーンは、(刀で戦うという特性上)ワンフレームの中に常に2機いて切り合う感じで、CG班は大変だったろうな~と。

キャラとしては、武骨な魅力のある剣之介を筆頭に、絵に描いたような海兵隊キャラのトムや、シブイ生き様のセバスチャンなど、男性キャラに魅力のがあった。3人とも、ダメなところも盛りだくさんなんだけど、決める時は決めるナイスガイです(剣之介のプロポーズ、トムの戦友への熱さ、セバスチャンの散り際など)。

あと、大人がちゃんと大人として魅力的だったのは、かなり好印象でした(先生、母、隊長など)。

女性キャラとしては、普通のしっかり女子高生の由希奈、クールビューティーのシェンミイ、冷静ロリっ娘のノエル、意外と大人な元気娘の美夏、アワアワ眼鏡保険医の茉莉奈、小悪魔妹の小春など、それぞれに魅力的。特に好きだったのは、ノエルと小春。ノエルははじめ、単なるツンデレかと思いきや、年相応の弱さや可愛さ、(忍者好きなどw)ミーハーさもあり、かなり萌えるキャラだった。小春は、呼吸をするように嘘をつく様子が面白く、作品の清涼剤になっていた。ただ、小春は作品がシリアスになる後半に従い登場回数が減り、ノエルは由希奈やムエッタの引き立て役みたいになり、そこがやや不満だった。

そんな中、異質で不要かなと思ったのは、赤城、カルロス、茅原の3馬鹿。特に茅原に苛立った人は多いのでは? この3人(というか作品自体)は、エヴァのトウジやケンスケのオマージュなんだけど、彼らとの違いは悲壮感の無さかな。彼らの存在意義は多分、「剣之介や由希奈が守りたい日常」の象徴なんだろうけど、その3人にそこまでの魅力がないのは致命的だったかも(いや、むしろバトル回より日常回の方が楽しめたんだけどね)。

この作品のテーマの1つは、「武士道」。ノエルも愛読の「葉隠」の1節、「武士道とは死ぬことと見つけたり」というのは意識されていたと思う。この言葉は、特攻や自決の場面に使われることも多いため、しばしば「死を肯定的に捉えている」と誤解されることがあるが、本当は「死に様」を説いたもの。「死に様」とは、「それまでどう生きたか、つまりは生き様」と同義である。簡単に言えば、「武士道とは、何に命をかけられるか、いつ命をかけられるか、それを見つけること」というもの。そういう中で、はじめは「姫の為」「仇討ちの為」と、「過去」に命をかけていた剣之介が、最期には「由希奈の為」「地球人の為」と「未来」に命をかけるようになった部分に、彼の成長がありました。それは、第1話から、ポイントで描かれた「進路指導」の場面からも伺い知ることができる。

また、(賛否ありそうだが)最終回も良かったと思う。そもそも、セカイ系のアニメで「戦後」を2話かけて描くのが異例だし、それもリアル(ハッピーエンドになり過ぎず)で、見所があった。由希奈が剣之介に置いていかれる(最後は何十年後とかに再会しハッピーエンド?)と思わせておき、ついていくんだと見せて、やっぱり置いていかれるとか、切なかった。結局、5年後に追いかけるというのも、色々想像ができ、余韻があった。続きは、劇場版でやるのかな?
{/netabare}

【各話感想(剣道通信簿有り)】
{netabare}
1話目
三者面談のシーンは良かった。会話のテンポ○。ただ、ロボアニメで刀使わせるなら、それなりの理由付けが必要になってくると思う。

2話目
細かな部分の作画は、流石PAというか、今までのロボアニメにはない印象を受けた。シャッターの凹みとか。河岸段丘……「かかんで脱臼天童よしみ」を思い出す(笑) ロボットの戦闘というより、完全に殺陣ですね。

3話目
女子高生の制服を「破廉恥」、携帯(テレビ電話)に「どうやって箱に入った?」と、古典的なノリ。剣之介と薬師の関係はどことなく、(吉川英治の)宮本武蔵と沢庵和尚をイメージしてるのかな?

4話目
車を「馬」とか、やはり古典的。も少しオリジナリティある勘違いがほしいな。SP遅いw まあ、アニメだから別に良いんだが、戦国時代の人とは話し言葉がだいぶ違うから、会話が成り立たないと思うけどね。リアリティを出すなら、古い富山弁を使えばなんとかかな?

5話目
お約束の展開。ラブコメやりたいのかな? 進路の伏線使ってくるのは良いね。剣道のシーンは全然ダメ(怒)。

剣道通信簿「右手を開いてる所に小手打っても入らんし、竹刀の持ち方が変だ(左の柄頭が余っている)し、竹刀の中結いの位置も違う。そもそも作画が雑過ぎない? ちゃんと調べてから描こう。ちなみに、由希奈が「剣道はルールがあるちゃんとしたスポーツだ」と言っていますが、全日本剣道連盟は、はっきりと「剣道はスポーツではなく武道です」と定義していますから、スポーツではありません。よって、評価は(5段階で)1、最悪です」

難癖かもしれませんが、ワンカット・1つのセリフにこだわっていないアニメは真の名作には成り得ません。しかも、「侍」を扱っているアニメなんだから、剣道はキッチリ調べてから描くべきでしょう。

6話目
ロボット同士の戦闘シーンは、相変わらず格好良いな。富山きときと空港が言いにくいとか、うけたw

7話目
武士も巨乳に弱いw 戦闘も悪くないけど、やはり日常パートねは描き方は良いね! 武士が知恵袋(笑) M・A・Oさんの抑えた演技、上手いな。監視、大失態じゃんw

8話目
そして、知恵袋の返事がリアルw まじ、迷惑ユーチューバーw 承認欲求だけで生きるとろくなことにならない……このアニメ、親がちゃんと親してるな。出奔ってw アホの子で良かったw

9話目
ラブコメw ヤンキーVS侍w 言い方なのか(笑) う~ん、ずっとエヴァのオマージュだなあ。地形を利用した戦闘、伏線が効いてたね。

10話目
相変わらず、進路指導が的確w 色々と過去が明らかになってきたね。

11話目
しっかし、よくさらわれるヒロインやな、ピーチ姫かw 彼は、侍です! なかなかに熱い殺陣。小春は
清涼剤として優秀ですな♪ おにぎりの大きさw

12話目
なんか、監督、太ももフェチですか(笑) 美少女ロボアニメで、ヒロインの特訓がガッチリあるのは珍しいね。首輪の日焼け跡とか、流石に細かい作画。

13話目
赤城はパイロットではなく、エンジニアを目指すのかな? ふ~ん、過去にさらった地球人の記憶をいじってるとか、そんなん?

14話目
茅原が切られそうになるシーンは良かった。点滴パック、やけにリアル。なかなか魅せる戦闘シーンでした。

15話目
ワープ引っ越しセンターw とろろ昆布アイスw 富山弁聞き取れないw ソフィーの弱気に、萌えるw 生身での大気圏突入だと!?

16話目
相変わらず、ザルな警備。何度目だ?

17話目
なかなか斬新な空中戦闘。

18話目
ソフィ、ナイスな解説です(笑) なかなか良い日常回♪

19話目
トム、格好良いな♪ 母は偉大なり!

20話目
なんか、スター・ウォーズ?

21話目
なんか、凄いエヴァ感が(苦笑) PA本社潰れた~(爆笑) セバスチャン、最期まで格好良かったな(まあ生きてるだろうけど)。

22話目
ほんと、ユーチューバームカつくわw 君の名は(笑) う~ん、父は事故死か。案外普通。いやいやいやいや、富山県人、そのくらいの雪で遭難するなや(苦笑)

23話目
進路は、作品のテーマかな。なかなか良い感じにまとまってきたね。なんか少しだけ「Angel beats!」を思い出した。

24話目
武士道とは、死ぬことと見つけたり。テーマですね。セバスチャン、格好良すぎw なんだろう? ガンバスター的な?

25話目
戦後をしっかり2話かけて描く世界系アニメは珍しい。しかも、わりとリアルに。

26話目
まさか、ユーチューバーの父が(笑) 最終回としては、かなりよくまとまっていたかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

64.5 6 学園で戦闘なアニメランキング6位
隠の王(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (430)
3077人が棚に入れました
時は現代。そこには昔より存在する忍の世界=「隠の世」があった。隠の世が生んだ最大の秘術「森羅万象」を体内に刻まれた少年と、それを手に入れんとする者たち、そして彼を守らんとする忍達の戦いを描く。

声優・キャラクター
釘宮理恵、津田健次郎、斎賀みつき、諏訪部順一、浪川大輔、岡本信彦、藤村歩、中田譲治、日野聡、置鮎龍太郎

Nagi* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

隠の王

小悪魔ショタ系。意外と悪くないではないかっ!
自分の中の新ジャンルを開拓された気がするww


隠の王(なばりのおう)は、漫画が原作、2008の春夏/2クール放送
“隠”=“忍”という意味で、現代を舞台にした忍の世界を描いた作品です。


総評として面白かったけれども
自分には目をつぶりたくなるシーンがあるのです!

それは、顔全体に文字がぶわ~っ!ってなる所…
同じ模様が羅列してるのを見ると気持ち悪くなるでしょう?
それと同じ感覚で、気持ち悪い~(>_<)と思ってしまいました。

あと、作画の色彩が暗くて気になる人には嫌かもしれません…

っと。それは置いておいて(笑)

自分がこのアニメの好きな所は、話のテンポが良い所っ♪
2クールで放送しただけって、
忍の世界や、難しい人間関係が理解しやすかったです。
ラストに“もやもや感”が残らない、完全燃焼できる作品でした
 
あ、あと。みはるの、悪魔の羽が出るシーン!
思わず笑ったり、きゅんってなった人も多いはず。
動画サイトに、そのシーンだけ集めたやつがUPされてるくらいですからw

その小悪魔主人公、六条壬晴(ろくじょうみはる)役の声優は
“釘宮理恵”さん

多数のアニメで活躍されてますが、
鋼の錬金術師では、エドの弟 アルフォンス役
ノラガミでは、かつての夜トの神器として登場した野良役でした。

女性でありながら、少年役ができるって…!!

少年を大人の男が守る設定なので
腐女子狙い?と感じるかもしれませんが、
これを機に、新ジャンル開拓しても良いのではw


このアニメが好きな方にオススメしたい作品。
▽モノクローム・ファクター
▽K
▽裏切りは僕の名前を知っている

興味があったら、ぜひ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

思春期のシンパシー

現代に生きる忍を描いた作品なんだけど、アクションものとしてはエンタメ性はやや薄目。
ケレン味もなければストイックでもないし、そもそもスクエニ系の女性向きな要素を多分に含んでる時点でアレなんだけど、ともかくアクション主体で見るべきではありません。作画も悪くはないけど迫力不足。

本作の90%は思春期の青臭くも繊細な心で出来ています。
おそらく作者さんはとてもナイーブな方なんでしょう、奈須きのこ氏とは少し違う方向性だけど、ストレートに作風に反映されているように思います。
壬春と宵風の関係性に共感出来る部分があれば、良い作品に映ると思います。
個人的に面白いかと言われれば微妙なんですが、この一点に関してだけ言えば良かったんじゃないかと思います、はい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「正しいとか間違ってるとかじゃなくて、そこにどんな気持ちがあったかが、一番大切なんだ。」

2010年まで「月刊Gファンタジー」で連載されていた漫画が原作のアニメ。

アニメは2008年に放送されていたためなのか、
原作とは異なる展開で物語が完結しているようです。

うーん、最後まで見たけど、
私とは相性がよくない作品でした^^;

全26話です。


● ストーリー
六条壬晴(ろくじょう みはる)は、
何事にも無関心な中学二年生の男の子。

彼の中には忍の秘術「森羅万象」が眠っているのだという。

現代でも忍の世界=“隠(なばり)の世”において忍者は活動しており、「森羅万象」を狙う者もいる。

「森羅万象」を巡る争いを断ちたいという雲平・帷・デュランダル(くもひら・とばり・デュランダル)は、壬晴を隠の王にするため、秘術を狙う忍者たちから壬晴を守ると誓う。


今まで何事にも無気力・無関心で生きていた少年が、
いきなり忍者たちの大きな争いに巻き込まれてしまうというお話。

壬晴自身には森羅万象が宿っていること以外の力はありません。
森羅万象もまだ眠っている状態なので、壬晴には使えません。

そんな少年が殺生の覚悟を持つ者たちの世界に引き込まれる。

壬晴からすれば、望んでもいない大きな力のせいで巻き込まれて、迷惑この上ないです。笑

そんな壬晴に転機が訪れるのは、
宵風(よいて)と呼ばれる少年との出会い。

彼は禁術「気羅(きら)」使いの忍者で、
己の命を削って放つ強い力を操る強敵。
そして、心には深い闇を抱えている様子。

宵風の願いを叶えたいと思う壬晴は、
森羅万象を使えるようになりたいと、
自ら隠の世に深く関わっていくようになります。

森羅万象を巡る争いは、
しっかり描かれていたように思います。

森羅万象の力を呼び起こすヒントを得るために、
それぞれの忍の里が持つ禁術を集めるというのは面白いなと思ったし、

禁術をめぐって争ったり、
いろいろな忍と出会ったりする展開を楽しめました。

無情なシーンもありますが、
忍の厳しい世界を描くうえでは仕方がないでしょう。


私がこの作品と合わないなと思ったのは、
主人公の壬晴と、もう一人の重要人物である宵風に対して、
共感も理解もできなかったということです。

自分の願いのために行動する宵風と、
宵風のためにと行動する壬晴。

二人が自分たちのために行動を起こすところまでは理解できるのですが、
理解できないのは、二人のために力になろうとする周りの行動。

みんなはなぜ壬晴のために、
時には危険を顧みず、命をかけてまで行動するのか?

誰かのために必死に頑張っている少年に対して力を貸そう、なら理解できなくもないし、

「友達を放っておけないよ」という崇高な気持ちからの行動ならと理解しようともしましたが、

結果、二人の勝手な行動のために命を落とす人だって少なくなくて、
周りの人が必死になって命をかけるほどのことを二人がしているとも感じられなくて。

二人が力を貸してほしいと願っていたり、
周りと協力したいと思っているならまだしも、

壬晴も宵風も周りへの風当たりは決して優しいものではなく、
むしろほとんどが突き放すようなもので、
都合のいい時だけ頼るような素振りを見せているのに、

周りの人は、時には怒ってケンカ別れになったとしても、
次に会うときには何事もなかったかのように普通にしていたりと、

忠実に二人のためだけに行動するキャラには、
違和感しか感じませんでした。

雷鳴(らいめい)なんかは特に顕著でしたよね。
雷鳴がいい子だからなのかもしれないけど…
忠実すぎて、ちょっと怖くもありました^^;

もちろん、自分の考えや目的と合致するから二人に力を貸すんだというキャラもいて、それは受け入れられたのですが…。


《 宵風の人生 》

宵風は辛い生い立ちであった。

それはずっと感じられることで、
だからこそ命を削る術をも受け入れた。

宵風が使う気羅というのは、
内側から相手の体を破壊する恐ろしい術で、
その術によってたくさんの人を殺してきた。

彼にまつわる物語は、原作とは異なる展開であるようですが、
私にはどうも受け入れられなくて。

最終回はきれいな終わり方だなー、いい終わり方だなーと感じさせたかったのかもしれませんが、

これまでたくさんの人を殺していて、それは決して許されることではないのだから、なかったことにしてはだめでしょう。

罪を背負い続けて苦しめとはいいませんが、
宵風の人生を美しいものとして描いてはいけないと思うんだよな。

ここが気持ち悪くて…。
受け入れられませんでしたし、感動もしませんでした。

それとも、忍の世界で殺した殺されたを考えること自体がナンセンスなのかしら。


● キャラクター
壬晴、宵風に続いてもう一人、
私のもやもやを加速させているのが、雲平先生です。

「壬晴を守る」とかっこよく登場しておきながら、
終始うじうじしていた先生にイライラです。笑

過去にあった出来事を考えると理解できなくもないですが、
ぱっとした活躍もなくて、なんだかなー…でした^^;


このメインキャラである3人を理解できなかったことが、
私がこの作品が受け入れがたいと感じた根源です。

反対に他のキャラは魅力的で、

性格がまっすぐすぎる金髪ツインテールの清水雷鳴(しみず らいめい)やその兄・雷光(らいこう)は私のお気に入り^^


● 音楽
【 OP「CRAWL」/ VELTPUNCH 】

かっこいいOPですね。

なんだかお手本のようなアニメーションだな…と思いながら見てました。笑


【 前半ED「HIKARI」/ ELISA 】
【 後半ED「あるがまま」/ アナム&マキ 】

どちらもしっとり感動系なEDです。

前半EDの方が切なくて、後半EDは少し温かさが感じられます。

物語の進行に合わせての変化なのかな。


● まとめ
物語の中心となる森羅万象という力は、
結局何だったのかよくわからないままでした。笑

それなのに、森羅万象に振り回され続けたキャラクターたち。

強大な力は存在するだけで争いを生むのですね。

26話見ましたが、
積み重なった重みはあまり感じませんでした。

あらゆる出来事を通して人物の内面は変わったんだなというのは感じますが。

結局、壬晴と宵風に振り回されただけのような気がします^^;
キャラに共感したり好きになったり応援したい気持ちになったりしなかったなあ。

物語全体の流れは悪くなかったけれど、
作品への愛着は残念ながら持てませんでした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

87.4 7 学園で戦闘なアニメランキング7位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (917)
3031人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

とても素敵な家族を描いた物語

この物語をひと言で表すのはとても難しい。
アクション、笑い、アーニャの可愛さ、などもありますが、しいて言うならば、とても素敵な家族を描いています。

父のロイドは、娘のアーニャを守るためならば危険を顧みず、命懸けでアーニャを守ります。
そして彼は、血まみれになりながらも妻のヨルとの約束を守ります。
彼は仕事よりも家族を優先する優しい父親です。

母のヨルは、悪を許さない正義の心(?)を持った女性。
決して他人の不幸を見過ごしません。たとえ自分に関係なくとも自分にできる精一杯のことをします。
そして娘のアーニャに危害を加える者に対しては容赦しません。
ヨルはアーニャをとても大切にしています。

そして娘のアーニャは、常に父と母とに役立つ人間であろうとしています。
まだ幼い子供なのに、ロイドのために、そしてヨルのために精一杯頑張ります。

そんな素敵な家族なのですが…、
ロイド、ヨル、アーニャには、それぞれ誰にも言えない秘密があります。
三人は、各自の秘密を隠しながらも家族の絆を深めてゆきます。

私達は誰だって、多かれ少なかれ家族に言えない秘密を抱えていると思います。
この家族は、その秘密の度合いが大変重い。それだけのことだと私は感じましたが、皆さんはどう思われますか?


ところで、今までは影の世界でしか生きていることに意味を感じなかったロイドやヨルでしたが、二人はアーニャのおかげで日の当たる世界で生きることの充実感を感じられるようになったような気がします。

もしかして、アーニャはロイドとヨルのために神様が遣わした天使なのかもしれませんね。
いつの時代でも、子供は親のために神様が遣わした天使です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 81
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

演じるということ

WIT STUDIO×CloverWorks制作。

ロイドフォージャー、職業スパイ、
東西世界の平和を守るべく暗躍している。
彼に課せられた最重要極秘任務、
それは敵国の戦争計画を探るために、
現地で家族を形成し、まずは名門校へ潜入すること。

{netabare}疑似家族、娘も母親も利害が一致し、
お互いの素性を隠し、共に暮らすこととなる。{/netabare}

スパイや殺し屋、暗躍する組織、
娯楽性に溢れる活劇ではあるのですが、
印象としては、ハートフルコメディです。
{netabare}ロイドが日々奮闘するその裏には、
子供たちが泣かない世界をという思いがある。{/netabare}

高水準で安定した物語になりそうです。

最終話視聴追記。
世界平和を託されることになる家族の、
表と裏、その二面性が物語の魅力であります。
{netabare}アーニャには心を読む力が宿っており、
本来は深刻な物語を喜劇として成立させる。
実にエレガントであるわけですが、
任務を終えれば疑似家族はお役御免である。{/netabare}

キャラクターの秀逸さ、世界をデザインする力、
とても彩り豊かで、楽しい作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 69
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【12話折り返し感想】このアニメはだいじょうぶます♪

原作コミックは7巻まで購読中。

分割1クール目まで観終わって。

毎週、今回も楽しかった♪と思えた、安定して満足度の高い前半戦でした。

やはり種崎 敦美さん演じるアーニャちゃんが可愛くて面白かったのが一番大きかったです。
感情のこもったあざとい幼女ボイスは勿論、平坦でわざとらしいボイスもコミカルシーンを盛り上げる中毒性がありました。
ちちだの、ははだの、がんばるます!だの、アーニャ語録?が、
逆半月目の不気味な笑顔の残像と共に、
私の脳に侵食していく心地よさに酔い痴れましたw


一流スパイの父ロイド、凄腕アサシンの母ヨル、人の心を読むエスパー・アーニャ。
彼らを取り巻く両国の選りすぐられた組織の面々。
それらの才能がよってたかって、潜入工作に必要な偽装とは言え、
普通の家族と学園生活を成立させることすらままならず、周囲も右往左往。
また敵対勢力等も観察眼が専門的過ぎるせいなのか?偽装家族も見破れない体たらくなのも笑えます。

エリートたちだってボタンを掛け違えれば、滑って面白いことになってしまう。
が、これがギャグになるのは平時だから。
戦時にこんなグダグダやってたら、無為に人が死ぬので洒落にならない。
凡庸な反戦平和思想とは別の意味で、せかいへいわや子供が泣かない世界を希求したくなってしまう。
このブラックユーモアが、本作の柱の一つなのでしょうか。


前半最終回となった12話。ホッコリ日常回で静かに折り返したのが案外でした。
が、そんな中でも{netabare}アーニャが人の心だけでなく動物の心も読める。{/netabare}
という重要な仕込みをサラリと終えている辺りにもまた安定感があります。
4話にて{netabare}アーニャが牛さんに「だいじょうぶます こわくない」と語り掛けたの{/netabare}と合わせて、
秋に分割2クール目で{netabare}ボンド{/netabare}との絡みで生かされるのを想像すると、“わくわくっ”します♪


OP主題歌・Official髭男dism「ミックスナッツ」
ED主題歌・星野 源さんの「喜劇」
両・紅白出場歌手で固める必勝の布陣。
皮肉じゃなく流行歌手のタイアップのチャンスを生かし切る能力の高さを
改めて思い知らされ脱帽しました。
特にOPについては、私もナッツや本音が歯に挟まって中々出て来ないので共感度が高いですw

オペレーション梟(ストリクス)の重責を担うロイドさんも、
制作スタッフさんも絶対に失敗が許されないミッションのプレッシャーが続くのでしょうが、
これもOPじゃありませんが、胃もたれには気をつけて乗り切って欲しいと願います。




【1話感想】ちちぃ~~~~~~~~~~~!!

長いので折りたたみ。
{netabare}
スパイだのアサシンだの超能力者だのが、普通の日常生活に四苦八苦するのも、
子育てに七転八倒するのも、コメディとして既に消費されて来たネタ。

が、この漫画は面白い。力が入ったアニメ化の初回も上々の立ち上がりでした。


スパイの男が任務のため疑似親子として引き取った幼女アーニャには、
人の心を読むエスパー能力がある。
ところがアーニャは年相応に、幼女ならではのズレた言い回しを重ねる。
パパやお父さんと呼ぶべき所で、"ちち”と呼ぶのを卒業しようとしない。
きっと、これまでも大人たちが、その言い方は違うんだよな、子供だなw
と和んだり苦笑したりする、内心を読んで来ているにも関わらず。

原作には、設定を敢えてガバガバにして、穴をこれ見よがしにみせつけて、
読者を誘い込んで、それを笑いに昇華する、懐の深さがあります。
そしてこのコメディセンスは、舞台の描写等が本格的と感じさせればさせるほど光る。

そこをアニメ化スタッフがちゃんと押さえて表現できているとの手応えを掴めたのが大きいです。
WIT STUDIO×CloverWorksが再現した西洋風の街並みは臨場感があり、アクションにも迫力がある。
アニメ音楽をただの劇伴で終わらせない(K)NoW_NAMEのサウンドも軽快にスウィングする。
何より種崎 敦美さん演じるアーニャちゃんが可愛すぎます。
無邪気に“ちち”を呼ぶ絶叫や、
人の心の闇に顔芸交えて狼狽するモノローグが聞けて感無量ですw

WISE(ワイズ)局長役に大塚 明夫さんを起用しようが、
追求するのは東西緊張でもハードボイルドでもなく、
狙うは、あくまでも世界平和とギャグw

分割2クール。今年はこれで笑って過ごせそうです♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

59.3 8 学園で戦闘なアニメランキング8位
魔装学園H×H(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (360)
2027人が棚に入れました
姉からの呼び出しで、戦略防衛学園アタラクシアを訪れた飛弾傷無(ひだきずな)は、魔導装甲《ゼロス》を操る女の子、千鳥ヶ淵愛音(ちどりがふちあいね)と出会う。

目の前でいきなり服を脱ぎだす愛音だったが……

「見ないでこの変態っ」「いや、お前だろ!?」

毒舌残念な愛音に戸惑わずにはいられない傷無。

しかし、そこに姉から重大任務の連絡が入る。

その内容は――愛音の胸を揉みしだくこと!?

実は傷無にはHな行為で女の子をパワーアップする力があって、その力に異世界との戦いの未来がかかっていたのだ!!

声優・キャラクター
赤羽根健治、影山灯、長妻樹里、赤﨑千夏、木野日菜、衣川里佳

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

エロース、笑わせてもらいました

AT-Xの日曜日、リゼロ→orangeの間にポコンと入っていたんでですよね。それで見ていたのですが、まぁ…エロい。ラッキースケベじゃなく、直線的なスケベ。エロをする事でパワーアップしたり、武装強化したりと、エロを見せる、見せて視聴者に喜んでもらう、そんな安直な考えが浅ましい。

世界観は悪くないと思いました。武装、バトル、敵、これはこれでちゃんとしてたと思います。キャラも悪くない。が、やっぱりエロ…これがこの作品の価値を下げてしまっている要因です。だって話の流れで邪魔なんです。お、この展開は?と思っていると強化するためにエロ…残念でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

完全にエロに特化したハーレムバトル

よくある学園ハーレムバトルの設定に、主人公がヒロインにエロいことをするとヒロインの戦闘力が上がるという、これまた珍しくもない設定をプラスした作品。特に語るほどの内容はなく、完全にエロに特化した作風。
個人的には、この手のジャンルの作品には、別にストーリーは平凡でも構わないけれど、ラブコメ的な面白さはそれなりに求めたいところなのですが、この作品は本当にエロ方面以外の見どころがありませんでした。バトルが熱いわけでもなく、ギャグが笑えるわけでもなく、テンポも悪く、作画もショボいといった感じで、これではせっかくエロくても、あまり人気が出なくて当然かも。
ヒロインのキャラデザは普通。性格付けもテンプレヒロインの域を出ません。主人公のほうも一見テンプレっぽいですが、こちらは意外とナチュラルに頭おかしかったです。
こういうジャンル自体は嫌いじゃないので、もう少し全体的にレベルが高ければもっと楽しめたと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エロス、ゼロス、クロス、ネロス、タロス…どれも「接続改装」の名前ですよ…

この作品の原作は未読ですが、ラノベ系は嫌いじゃないので視聴を決めた作品です。
まぁAT-Xで年齢視聴制限があるので方向性は何となく分かっていましたが…

この物語の舞台は異世界から出現した魔導兵器によって人類は世界各地に点在する海上フロートに退避し地上奪還の機械を伺っていました。
そんな時、主人公である高校2年生の飛弾 傷無が姉の命令で太平洋沖にある日本フロートにやってくる事となりました。
彼は少年時代に「接続改装」と呼ばれるギアを埋め込む手術が施された関係上、同じくギアを所有する人のパワードスーツの能力を飛躍的に高めることができる能力を有していたからです。

この能力を使用する事で、これまで苦戦を強いられてきた魔導兵器との戦いに光明が見出せる…
但し、それは主人公とギアを所有する女の娘とエッチな行為(接続改装)をしなければいけませんけれど…
発想の自由の下に生まれたこの設定…突っ込みどころは満載ですが、この作品の原型は2012年の第18回スニーカー大賞で優秀賞を受賞したそうです。
人気があって評価されたからアニメ化される…正に自然の摂理だと思います。
だから細かい事をゴチャゴチャと突っ込む前に純粋に作品を楽しもう…という視点で視聴しました。

主人公の傷無は、日本フロートの「接続改装」ギアを有するチーム「天地穹女神(アマテラス)」の隊長に抜擢される事になります。
そしてチームメイトは…お約束ですが、全員女の娘で全員美少女です。

千鳥ヶ淵 愛音(CV:影山灯さん)本作のメインヒロインでギア「ゼロス」を所持者している銀髪ロングが似合う頑固で恥ずかしがり屋さん。
ユリシア・ファランドール(CV:赤﨑千夏さん)ギア「クロス」を所持するアメリカ人で、遠距離攻撃と圧倒的火力が武器。
姫川 ハユル(CV:長妻樹里さん)ギア「クロス」の所持する黒髪ロングで中距離戦が得意な「日本のエース」
シルヴィア・シルクカット(CV:木野日菜さん)ギア「タロス」の所持者で彼女のみ中等部の生徒です。

愛音、ユリシア、姫川はアマテラス結成当初からのメンバーで、後にシルヴィアがチームに加わる事になるのですが…
物語の進展に伴い、色んな事が明らかになっていきます。

気心の知らない人から身体に触れられる…
確かにあまり気持ちの良いモノではありません。
女性なら尚更そう思うのでは無いでしょうか…

確かに傷無と女の子との接続改装は、パワードスーツの能力を高めます。
でもそれだけじゃありません…戦い、傷付いた身体を癒す効果もあったんです。
それはパワードスーツのエネルギー残量を決して無くしてはいけなかったから…
でも、もしみんながそれを知ってしまったら…戦えなくなっちゃいます。
だから傷無はその事を胸に秘めながら陰に日向にとチームのサポートに徹するんです。

だから接続改装はただの手段…根底には「誰一人として欠けちゃいけない」という強い意志と、「絶対守ってみせる」という優しさがたくさん詰まっていたと思います。

接続改装…最初は絶対嫌だったと思います。
アマテラスは誰よりも日本フロートを守りたいと強く思っているんです。
だから自分が仲間の足を引っ張ったり、自分のせいで穴を開けるのを何より嫌っているのです。
そんな彼女たちが接続改装によって見違える様なパワーを手にすることができたら…
そしてそれを自分もはっきりと自覚する事が出来たら…
この作品では、そんな彼女たちの心境の揺らぎまでしっかり描いています。

高校生3人組はこれで良いと思います。
でも中等部のシルヴィアは全然別でした。何故なら彼女はギアがインストールされていなかったのですから…
それでもシルヴィアはアマテラスの一員として輝かしい働きをするのですが、そこまでの過程や魔導兵器との戦いの顛末については、是非本編でご確認下さい。
大いなる意志の力…をきっと感じる事が出来ると思います。

オープニングテーマは「miele paradiso」
エンディングテーマ「ちッ」
どちらも野水いおりさんが歌っています。
どちらもカラオケでチャレンジしてみましたが、個人的にはエンディングの方が好みです。

1クール12話の作品でした…けれど、物語的には終わった気が全然しません。
最終話の最後に新キャラが登場するんですもん…
まぁ、最後に「to be continued」とテロップが出たので、そのテロップを信じて今後の続報を待ちたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

60.4 9 学園で戦闘なアニメランキング9位
冰剣の魔術師が世界を統べる(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (184)
509人が棚に入れました
―――世界最強と謳われる“冰剣(ひょうけん)の魔術師”――― その称号を受け継いだ少年・レイ=ホワイトは強大すぎる自身の力に苦悩し、極東戦役を収めたのを最後に、深い心の傷と共に戦場から姿を消した……。 時は流れ、3年後。 世界中からエリート魔術師が集まるアーノルド魔術学院に入学したレイ。学院始まって以来、初めての一般家庭出身(オーディナリー)である彼を待っていたのは、貴族出身の魔術師からの侮辱と軽蔑の眼差し。そして、学院で出会ったかけがのない仲間をも巻き込む数々の陰謀だった。 今、最強魔術師の友情と波乱に満ちた学園生活が幕を開ける。

声優・キャラクター
レイ=ホワイト:榎木淳弥
アメリア=ローズ:佐伯伊織
エリサ=グリフィス:春村奈々
レベッカ=ブラッドリィ:和氣あず未
クラリス=クリーヴランド:本渡楓
アリアーヌ=オルグレン:関根明良
リディア=エインズワース:種﨑敦美
アビー=ガーネット:森なな子
キャロル=キャロライン:内田真礼
エヴィ=アームストロング:梅原裕一郎
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

作画崩壊も限界突破すると天下をとれる?

驚くほど低クオリティすぎて逆にネタとして面白い作品
だけどこの作品の一番ダメなところは作画崩壊じゃなくて、序盤の雑なキャラ紹介です
途中からキャラの掘り下げが丁寧になってくるけど最初がやっぱり肝心なので、ペース配分を間違ったかな?
ストーリーはシンプルだけど内容も悪くなくて序盤は酷いけど中盤から面白くなってきます
いいネタアニメだったけど、原作ファンは激おこでしょうね

作品の設定は{netabare} 魔法科高校の劣等生 {/netabare}の丸パクリって言われても仕方ないくらい似てる

作画崩壊がかなりひどくて、わざと下手に描いてるの??っていうくらい不自然に歪んだ絵がたくさんあります
顔が頻繁に崩壊するのは当たり前で、絵の塗りが途中??になっている放送事故もありました
でも酷すぎる作画崩壊が逆に楽しくなってきた

どうしても合わなかったのが、1~2話で主人公が美少女達を薄っぺらいキザな言葉で次々と口説いていってみんな秒で好感度MAXなので、ヒロイン達が安っぽく感じるところです
ここ、ちゃんと尺使うべきとこでしょう
アルバートとか主人公を見下しているモブ達がとってつけたようなガヤで安っぽいし目立ちすぎているのも気になりました
でもそれは序盤だけで、中盤以降はちゃんとキャラクターを丁寧に掘り下げていてとても良かったです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

点数を付けると微妙としか思えないんだけど意外と面白い?

「小説家になろう」発のライトノベルが原作らしいですが、アニメで観るまで知らない作品でした。

ちなみに本作でもいわゆる「なろう主人公」っぽい最強要素はあるんですが、我々の世界からの転生者とかいう設定は特になくて普通にファンタジー作品です。

主人公レイ=ホワイトが幼少期からエリート魔法師によって編成される部隊に所属する職業軍人であったという前歴を隠してアーノルド魔術学院に入学する、といったあたりが「なろう」っぽい要素です。

お約束のハーレムラブコメでもあり、何か「ここがウリ」みたいな物が特には感じられない作りではあるのですが、気がついたらけっこうちゃんと観ていて意外と面白いなと思っている自分がいたという謎アニメでした。

まあ、無制限に強力な力を揮えるわけじゃなくてある程度制約っぽいものが演出されているのはプラス査定ポイントかもしれないです。

ただ作画的には余裕がありそうに思えるEDの作画が微妙っていうのはどうなんだ、これ…?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

世界最強と謳われる"冰剣の魔術師"

この作品の原作は未読です。
事前情報も無く、数話みて継続するかを判断しようと思い…結局完走していた作品です。
いざ、始まってみると佐伯さん、和氣さんや本渡さんが出演されており、俄然視聴に気合が入りましたよ。

アニメーション制作は「クラウドハーツ」さん。
恥ずかしながら初めて目にした会社だったのでググってみると、「Lapis Re:LiGHTs」や「天才王子の赤字国家再生術」を制作した「横浜アニメーションラボ」さんから2021年に分社化して設立された会社だそうです。
そして、この作品が元請としての第1作目になるとの事でした。


世界最強と謳われる"冰剣の魔術師"

その称号を受け継いだ少年・レイ=ホワイトは強大すぎる自身の力に苦悩し、
極東戦役を収めたのを最後に、深い心の傷と共に戦場から姿を消した……。

時は流れ、3年後。
世界中からエリート魔術師が集まるアーノルド魔術学院に入学したレイ。

学院始まって以来、初めての一般家庭(オーディナりー)出身である彼を待っていたのは、
貴族出身の魔術師からの侮辱と軽蔑の眼差し。

そして、学院で出会ったかけがえのない仲間をも巻き込む数々の陰謀だった。

今、最強魔術師の友情と波乱に満ちた
学園生活が幕を開ける。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まず、視聴していて違和感を感じたのは世界中からエリート魔術師が集められた学院であるにも関わらず、一般家庭から生徒を受け入れるのがレイが初めてと言うこと…

魔力って、そもそも貴族だけが持つものではありません。
それじゃなければ、極東戦役そのものが成立しなくなるからです。

一方、この魔術学院にはこれまで貴族しか居なかった。
ということは、魔力を持った一般家庭に生まれた人は、これまでどうしていたのでしょう。
中には稀有な才能を持つ人だっていたと思うんです。

実際、学院の生徒の魔力についても雲泥の差があり、確かに凄い魔力を持った方もいれば、全然たいしたことない生徒がいたのも事実です。

貴族とそれ以外で入学可否を決めていたのであれば、ちょっと寂しいなと…^^;
まぁ、きっとそんなことは無いと思いたいですけどね。

主人公のレイ=ホワイトは、れっきとした「すけこまし」といって間違いないでしょう。
どうして、あのような歯の浮くセリフがポンポン出てくるのか…
もう称賛に値するレベルだと思います。

ですが、その言葉を受け止めるヒロインの皆さんに不平不満は無かったので、きっと結果オーライなのでしょうね。

そのヒロインですが、今のところ学院内に4名ほど…
佐伯さん演じる「アメリア=ローズ」
春村さん演じる「エリサ=グリフィス」
和氣さん演じる「レベッカ=ブラッドリィ」
本渡さん演じる「クラリス=クリーヴランド」

アメリアとレベッカに纏わる物語なので、この二人はレイとの接点が多めに描かれていました。
4人に共通して言えるのは、どのヒロインも嫌みが無い点だと思っています。

個人的にはアメリア推しかなぁ…
4人の中で一番一生懸命な姿を見たからでしょうけれど。

キャラデザは普通…
ですが、キャラクター原案は、「銃皇無尽のファフニール」などを手掛けた梱枝りこ先生です。
公式サイトのトップページに原作紹介のバナーが貼ってありましたが、そちらののクオリティは文句なしでした。
まぁ、このクオリティをぬるぬる動かそうと思ったら、それはそれで大変なんでしょうけれど…

でも、「銃皇無尽のファフニール」はキャラデザに違和感はありませんでした。
こちらの制作は、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」や「聖女の魔力は万能です」などを手掛けた「ディオメディア」さん。
実績がクオリティに関係するかは不明ですけどね…^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Sizuk、歌 - AYAME(from AliA)さんによるDystopia」
エンディングテーマは、まややんによる「ラウドヘイラー」
まややんの楽曲を久しぶりに聴く気がするのは私だけでしょうか…^^;?

1クール全12話の物語でした。
総じて面白かったと思える作品だったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

64.8 10 学園で戦闘なアニメランキング10位
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (266)
723人が棚に入れました
幼い頃から酷いいじめを受け、人生に絶望していた少年・天上優夜。 ある日、偶然見つけた『異世界への扉』を開いた優夜は、初めて異世界を訪れた者としてチート級の能力を手に入れ、驚異的なレベルアップを遂げていき……完全無欠な少年へと生まれ変わった。 さらに、異世界でのレベルアップは、現実世界にも影響を及ぼし始めて――。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ホントはみんな現実世界で無双したい

異世界でも現実世界でも無双する爽快なチート無双アニメ
合わないアニメだけど、主人公が謙虚で調子に乗らないところが良かった

異世界で無双してチヤホヤされたいなろう系作者は多いけど、
クラスメイトも巻き添えにしてみたり、妹や片思いの女の子も転生させたり
たぶんホントはみんな現実世界でチヤホヤされたいんですよね、でも「現実」の「自分」では無理だから「異世界」に「転生」したい
これはなろう系作者達の「認められたい」って夢が詰まった作品です

余計なことはしないでとにかく2つの世界で無双することに集中してます
気持ちいいくらい無双してくれるのでそういうのが好きな人は安心して見れると思います
この作者の「理想の自分」は謙虚で嫌みとか痛々しさがないのもいいところで、チートしていても嫌な感じはしないですねー
優秀で優しくて謙虚でみんなから頼りにされる人になれたらいいですよね

現実世界で無双するシーンはなかなか良かったけど、異世界のほうは普通のなろう系よりもペラペラなので現実世界に集中したほうが良かったかも

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

現実世界と異世界に落差あり

アニメタイトル長っ。
せめて「異世界でチート能力を手にした俺は」くらいでとどめて欲しい。
皆まで言うと興味半減かと・・・
たまには主人公最強系異世界ものを観ようと思って視聴しました。

なんだかんだ、安易に観るのは良くないかもしれません。
ひょっとして、これって失敗作?
しっくりとくるものがありませんでした。

{netabare}まず、主人公の変わり様は何?
極端すぎませんか?
突然の変化に戸惑いました。
一瞬、これって別のアニメって。

それに、現実世界と異世界の関連が薄い。
まるで、別の物語を観ているよう。
もう少し、リンクさせてもらった方が良かったような気がします。

現実世界の女性キャラは似ていて区別がつきません。
対する異世界の女性キャラは少数精鋭。
なかでも、銀髪ショートのクールキャラであるルナに魅力を感じました。

続きがあれば、現実世界と異世界の関わりを観たい。
しかし、両世界の落差が激しいから、ちょっと難しいかな。
私の希望としては、異世界キャラが現実世界で無双して欲しいです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

【ネタ枠実況-1】このレビューは彼の偉業を後世に語り継ぐための「優夜さまクロニクル」w

【レビューNo.70】((最終レビュー)初回登録:2023/6/30)
ラノベ原作で2023年作品。全13話。
前回「クソ作品のレビューを書く」という体験をしたので、今度は「量産型異世界モノ」
のレビューを書いたらどんな感じになるかなっと。今更過去作品を振り返って書くのも
面倒なので、タイトル的に香ばしさ漂う本作を今期視聴しながらやってみようかと。

(ストーリー)
幼い頃から酷いいじめを受け、人生に絶望していた少年・天上優夜。 ある日、偶然見つ
けた『異世界への扉』を開いた優夜は、初めて異世界を訪れた者としてチート級の能力を
手に入れ、驚異的なレベルアップを遂げていき……完全無欠な少年へと生まれ変わった。
さらに、異世界でのレベルアップは、現実世界にも影響を及ぼし始めて――。
(作品情報より)

(評 価)
・第1話:期待通りの滑り出しに大満足
  {netabare}・不良どもに女の子が絡まれている
  → そこに助けに入ったのはデブでブ男のオドオドした主人公・天上優夜
    祖父の言葉「人に優しくしなさい」を守る、いい奴っぽい
   → 当然ボコられる
 ・このルックスと性格のため、学校ではイジメに遭い、親弟妹からも蔑まれる日々。
  唯一の理解者は祖父だったがすでに他界しており、優夜は祖父の残した家で一人
  暮らし。
 ・ある日その家で「異世界」に繋がる隠し扉を発見。なんかその「扉の主」を継承し
  たらしい。そこで初日を過ごし現実世界に戻り朝起きると、何故かスタイル抜群の
  イケメンに?!(家に鏡がなかったので、本人は気づいていないw)
 ・で、異世界でスキル習得やら魔物狩りやらでレベルアップ →チート級に
  しかも「異世界アイテムの換金システム」で現実世界の大金もゲット!
 ・そして現実世界で高校に入学。その変貌ぶりに弟妹やオナ中だった皆もビックリ!
  ついでに初めて鏡をみた本人もビックリwww
 ・トドメにいかにもお嬢様風の美少女が登場、その子は最初に優夜が助けようとした
  女の子だった!!

 どうです!チープな理不尽・現実世界から始まり、異世界でチート、最後に早々にヒロ
 インまでゲットと、上々の滑り出しに感激が止まりません!!
 このチート能力は現実世界でも有効なのか?次回、今まで優夜を散々馬鹿に してきた奴
 らを圧倒し、溜飲が下がる展開となるのでしょうか。そうなると早々にタイトルも回収
 で今後どうするのって感じですが。

 まあ本作の特徴といえば「現実」と「異世界」の2重世界ですが、この特徴を生かした
 隠し玉で、あっと驚くダークホースに躍り出てもよし、どちらの世界でもひたすら
 「俺tueee」を見せつける「欲張りさん」な作品になってもよし。
 まずはこの既視感にまみれた量産型サクサク展開に「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第2話:優夜さまハイクラスのステージを手に入れる
 {netabare}・颯爽と現れた美少女の正体は、宝城佳織といい、王星学園の生徒会役員で理事長
  の令嬢。王星学園は超有名なエリート校。彼女は優夜に王星学園へ編入しないか
  と誘いに来たのだった。
 ・優夜「僕にはこの学校にふさわしい才能がありません」
  理事長「君はわが校が最も重視する素晴らしい人間性の持ち主だ。(それに娘を
      助けてくれたお礼も兼ねて、)学費もタダにしちゃうよ♡」
  → とりあえず1日体験入学ということで
 ・優夜のイケメンぶりに女生徒たちは早くもメロメロ、男子生徒もみな好意的。
  「オラ、初めて一人の人間として対等に扱ってもらえたダ」→入学を即決
 ・放課後は佳織の周辺案内。っていうかほとんどデートw
  優夜「こんなに見た目が変わったのによく分かりましたね。」
  佳織「すごくお痩せになられましたが、真っすぐで優しい目は変わっていません
     から」「私のことは『佳織』とで呼んでください♡」
 ・その夜異世界でレベルアップ中に、また美少女を魔物から救ってしまう。彼女も
  身分が高そうだ。

 チート能力が現実世界でどの位使えるかは明かされませんでしたが、現実世界でト
 ントン拍子にハイクラスのステージを手に入れると、異世界でも「現地妻」をゲッ
 トの予感。しかもこちらもセレブっぽい。さすがです、優夜さま!!
 後は現実世界の便利グッズ等を異世界で「転売ヤー」でもして「金の亡者」を目指
 してくれればいうことなしですが、まあ「異世界アイテムの換金システム」ですで
 に大金持ちになってるからなあ・・・
 次回は異世界でのサクサク・サクセスストーリーでも見せてくれるのでしょうか。
 来週が待ち遠しくて「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第3話:優夜さま「俺のステージは学園なんかにゃ収まらないぜw」
 {netabare}(現実世界)
 ・服を買いにショッピングモールにいくと、そこではファッション誌の撮影が。
  でも彼氏役モデルが大遅刻。さてスケジュールは押している、どうする?!
  → 当然のごとく代役で優夜さまをゲットw
 ・撮影は順調、人気モデル・御堂美羽ともいい感じ。
  → ここに遅れて元々のモデル登場。美羽にしつこく迫る等性格も悪そう。
   → 優夜さまがこいつを投げ飛ばしスカッと展開に!
 ・スタッフ「君には華がある、この仕事を続けてみないか。」
  優夜「まだいろいろ中途半端な俺には務まるとは思えないんです。」
  真面目な好青年ぶりで、美羽とスタッフの心を鷲掴みするもその場は一段落。
 ・でもこの雑誌を見た他の芸能事務所が黙っていない!
  「この逸材をどこの事務所よりも先に見つけるわよ♡」
 
 (異世界)
 ・(数分程だが)ノコノコ優夜を探しに来て、また魔物に襲われてる姫さまご一行
  をサクッと救出。
  姫さま「私と結婚してください♡♡」
 
 このまま学園で無双するのかと思いきや、優夜さまはそんなところに収まらない!
 まさかの芸能界ですよ。やっぱりスケールが違うぜ!!
 あと、ボクシングやってるクソ彼氏モデルの動きがゆっくりに見えたらしく、異世
 界のチート能力は何かしら現実世界でも機能している模様。
 で、今回はモデル騒動だけかと思ったら、ちゃんと異世界でも無双してきました。
 数分の雑な展開の中で、いきなりプロポーズとかwもう優夜さまアゲ⤴なら何でも
 いいって感じですね。
 ちょっと意外だったのは姫さまは完璧な令嬢タイプか思いきや、少しオツムの足り
 ないロリッぽさのある美少女キャラのようですね。
 来週は芸能事務所が動きだすのかな。学園モノもやらなきゃだし、異世界の姫さま
 も放っておけないで、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第4話:現実世界でもやはり(身体的な)チート能力は有効な模様
 {netabare}(異世界)
 ・姫さまの名は「レクシア」といい、アルセリア王国の第1王女。そんな高貴な
  お方が、男探しにノコノコ魔獣の住む森に入ってくるんじゃねーよw
  レクシアとは(とりあえず結婚の話は置いといて)友達からということで。
  そして国王もお礼をいうために謁見したいとこのこと。
  「王様に会う」まるでバイトのシフトでも入れるように、カレンダーに書き込み
  する優夜さまw
 ・あとレクシアは「殿下?」に命を狙われている模様。それで最初は刺客に襲われ
  あの森に逃げ込んだみたい。

 (現実世界)
 ・ついに優夜さまの学園生活が始まります。まずは体育を見学してると「風間楓」
  という美少女が近づいてきて暫しの会話が始まります。そこに反れたサッカー
  ボールが楓めがけて飛んできて・・・それを優夜さまが人間離れした動きでシュ
  ートして「ゴーーーール!」。 ついでに楓のハートも「ゴーーーール!!」。
 ・女子更衣室ではサービスカットも挟みながら「優夜さまには彼女がいる/いない」
  論争が始まります。
 ・授業が始まると今度は暴走族が学園へ乱入してきます。って昭和のアニメかよw
  黒幕は優夜の弟妹。佳織への復讐が目的のようで、彼女を拉致しようします。
  ここからは優夜さま劇場。4階から飛び降りると無双ぶりを発揮→暴走族を壊滅。
  最後にヘッドが腹いせに優夜の弟を殺そうとしますが、これも優夜さまが助けます。 
  弟「今まで散々酷いことをしてきたのに、どうして・・・」
  優夜「やはり家族は見捨てられないよ」
  これで号泣の優夜の弟妹。めでたしめでたし。

 現実世界でも(身体的な)チート能力は有効な模様。最後にヘッドを倒した「睨み」
 は気に圧倒されたのか、「魔眼」的な何かなのかは判断できなかったので、魔法が
 使えるかは今後確認ですかね。
 しかし「ボールが危ない」「暴走族乱入」と古典的でベタな展開を惜しみなくぶち込
 んでくるとは、さすが原作者さまツボをわかっていらしゃるw
 今回は学園無双編でしたが、異世界では国王との謁見を控えており、またサクサクと
 サクセスストーリーを披露してくれるのでしょうか。それに今回「芸能事務所」の方
 は出番がなかったので来週なにか動きがあるのか。楓というハーレム要員もゲットし
 たことですし、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第5話:優夜さま魔獣の子供を拾いペットにしてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・いつものごとくレベルアップに励み、キングオークに襲われてた魔獣の子供(ブラ
  ックフェンリルらしい)を助け、ペットにしてしまう。
  名前は「ナイト」→ 声優:東山奈央とか「ワン」とかしか言わんのに豪華すぎるw
  さすが優夜さま、声優もハーレム要員なのか?!
 ・以降ナイトとのコンビで魔物狩りに励みます。でも魔物もレベルが高いらしく優夜
  さまでも苦戦の模様。
 ・最後に「賢者の書」なるものを手に入れましたが、後日何かの役に立つのかな?
 
 (現実世界)
 ・優夜さま異世界の魔獣ナイトとうっかりお散歩wまあまだ見た目は子犬だから問題
  ないのか。
 ・すると公園で佳織にバッタリ。
  モブ「イケメンと美女とワンちゃんのコンボだと?!。眩しすぎて目が―――!!」
 ・更にそこへモデル美羽ともバッタリ →修羅場展開期待もそこは期待外れ。
 ・トドメにひったり騒動。優夜さまとナイトで無事捕獲、
  → 公園のギャラリーからは賞賛の嵐!!!!

 (Cパート:異世界)
 ・フードを被った男が、仮面の女に「是非消してもらいたい相手がいる」

 王様への謁見はまた後日ってことでいいんだよな?。そしてCパートの男は殿下の部下
 でターゲットはレクシアでしょうか?。この女も仮面の下の素顔は美少女の予感?!
 → 現地妻2号要員なのか。また一波乱ありそうです。
 (まだ5話ですが)王様への謁見はまだですし、芸能事務所の話もあるし、それに加え
 この騒動と、どんどん風呂敷を広げていますが大丈夫なのでしょうか。

 ここまで順風満帆な優夜さまですが、まだ成しえていないことがあります。
 ・スマホ太郎「まるで将棋だな」
 ・賢者の孫「またオレ何かやっちゃいました?」
 そうです!後世に語り継がれる名言をまだ発せられておられません!!
 でも、優夜さまならやり遂げてくれると信じましょうw
 どんな名言が飛び出すか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第6話:優夜さままさかのゲーセンでチート能力発動
 {netabare}(異世界)
 ・先週手に入れた「賢者の書」を読み始める優夜さま
  ・賢者さまは全てを極め、神の領域へ達する。(魔法や武術に料理・絵画・歌etc)
  ・神々から「仲間になれ」と誘われた。(断る)
  ・お前もいずれ周りから恐れられる存在になるだろう。
  なんか厨二病の妄想ノートみたいな内容だったなw
  で、最後のアドバイスが、「恋人・友達等の人間関係を手に入れろ」とか、やはり
  陰キャの願望ダダ漏れじゃねーかwww
 ・と、思ったら最後に極めし魔法を全部伝承され、更にチートになった模様。
  (何故かペットのナイトにも)
 ・一方王城では、姫がプロポーズしたことが国王にバレ、国王ご乱心w

 (現実世界)
 ・学校行事として「校外学習」→ゆるキャン△イベントの模様。
  班員は楓と新たなハーレム要員(?)神崎凜と残念貴公子君。
 ・で、放課後何故か佳織たちも合流して、準備のために買い物に。
  「佳織さんはオーラが凄すぎて――」
  「偉いのは父で、私のことは『佳織』とお呼び下さい♡」
  こいつら、今まで友達じゃなかったんかい?!
 ・買い物が無事終わると、皆でゲーセンで遊ぶ流れに。
  優夜さま、友のためにクレーンゲーム攻略にチート能力を発動www
  (レベルアップした洞察力+「弱点看破」のスキル)
  まさかチート能力にこんな使い道があったとは・・・原作者天才かよw
  次々と友達のほしい景品をゲットする優夜さまw
 ・そして男子同士でお茶。友達との初めてのお茶に感動する優夜さま。
  しかし、その平穏を打ち破るように非常ベルが鳴り響く!火災発生!!
  そして、上の階には逃げ遅れた女子たちが!!!
 ・「守りたいあの笑顔」→ ここからは例の如く優夜さま劇場。
  水魔法と力技で女子たちを救出。でも凄い魔法を伝授されているなら、転移魔法とか
  もっとラクラク救出できたような?
  あと、バタバタ展開だったので「凜」のハートはゲットできたのかは不明。
  (危険を顧みず、自分を助けくれた王子さまに落ちないわけはないだろうが)
  次回「姉御肌気取り」の凜がどんな顔を見せるのか楽しみです。

 (Cパート:異世界)
 ・「弓聖」の少女:「救いのないこの世界を滅ぼす!」
 ・「神獣」のウサギ:「誰かに私の「蹴聖」の技を伝えて、阻止しなければ!」
  伝授先は優夜さまなんだろうが、いろいろてんこ盛になっている優夜さまにこれ以上
  必要なんか?
  それに「救いのないこの世界」ってそんなに酷いのか。魔獣の森以外は平和そうだが?
  情報が少なすぎて、この少女もウサギも「厨二」にしか見えんw

 国王への謁見はまだでいいんだよな? 怒り心頭の国王との謁見どうなることやら。
 で、新たに学園のゆるキャン△編に、先週の女殺し屋と別の「弓聖」の少女編と風呂敷
 を広げるばかりでなく、そろそろ各エピソードを回収してほしいのだが。 

 あと賢者さまは料理も極めていたらしいので、それを伝承した優夜さまは、ゆるキャン
 △編で凄いキャンプ飯を作ってしまうのでしょうか?!
 「『エ●ラのタレ』で異世界の凄腕料理人気取り」している某作品に、「格の違い」を
 見せつけてやってもらいたいものですw
 ということで、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第7話:優夜さま実は「完全無欠な少年」じゃなかった件
 {netabare}(異世界)
 ・いつものごとくナイトとレベルアップに励んでいると、また魔獣に襲われている美少女
  助け、ついでに(以前ゲットした)「どこでもお風呂」で(汗を気にしている)彼女に
  体をきれいにしてもらうサービスを振舞います。
 ・彼女の名は「ルナ」。ある任務に備えてレベルアップするために、この魔獣の森に来た
  模様。彼女の依頼で暫く共に修行することに。
 ・ルナは蜘蛛の糸のような武器を操り、ゴブリン共を狩っていきます。2人と1匹の連携
  も様になってきてレベルアップを実感しますが、優夜さまが学園の校外学習があるため、
  修行を切り上げねばなりません。最後の夜、優夜さまがどこでもお風呂に入っていると、
  そこにルナが・・・
 ・「最後位一緒に入りたかったんだ♡」このラッキースケベ展開に、あたふたとするばかり
  の優夜さま。いろいろチート能力を身につけたとはいえ、中身はDT男子なんだよなw
  → こんな時こそ「すべてを極めた」賢者さまの出番だ!!ってアカン、こいつも周り
    から恐れられボッチで孤独死したので、「人間関係を手に入れろ!」とアドバイス
    するようなコミュ障だったわwww
 
 (現実世界)
 ・ついに校外学習が始まります。「ゆるキャン△」と思っていたら、米以外の食料は自給
  自足とかなりワイルドなキャンプだったわwwwしかも毒キノコ判定は先生がするとかw
 ・最初は釣り竿に「使ったことがない」と戸惑う優夜さまでしたが、浅瀬に入ると「魚の
  気持ちを読んで、動きを合わせる!」。幾多の魔獣と戦ってきた優夜さまには川魚など
  文字通り「雑魚」なのです!!
  モブ「どんな反射神経してんだよ!人間技じゃない!!」
  ヒグマの如く、素手でまさに大漁の優夜さまw

 (Bパートラスト:異世界)
 ・「もっと早く優夜に出会っていたら・・・いや、私は殺し屋。闇ギルドの一員にして
   『首狩り』と呼ばれる女」
  おもむろに仮面をつけるルナ。5話で暗殺の依頼を受けていたのは彼女だったのだ!!

 ということで、ルナのターゲットは姫様・レクシアでしょうか。それにしてもルナは、
 「我を雇うには金がかかるぞ」とふっかけて如何にも凄腕感を演出してたんだが?!
 それが魔獣の森でゴブリンエリート相手に大苦戦とか、これからレベルアップとか。
 ちょっと泥縄過ぎやしませんかね?

 それにしても優夜さま。普段は「美少女ホイホイ」なので、向こうから寄ってきてくれま
 すが、そういえば、助けにいく以外は自分からコミュニケーションを取りに行くところを
 見たことなかったわw
 プチ「古見さん」状態じゃん。しかもDT男子ぶりを露呈してしまうとは!!

 それから「すべてを極めた」と豪語してた賢者さま。強大な力は人を遠ざけてしまうのか?
 否!!「暗殺教室」では優れた殺し屋ほど(ターゲットに怪しまれず近づくために)高い
 コミュ力を有していましたよ。ハイ論破www

 ということで、現実世界も異世界もようやく張りまくった伏線を回収し始めましたね。
 優夜さまも実は「完全無欠な少年」じゃなかったってことで、次はどんなラッキースケベ
 にあたふたしてくれるのか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第8話:優夜さまに「おっ●い星人疑惑」浮上
 {netabare}(現実世界)
 ・校外学習の続きで、班員の誰も料理ができないので優夜さまが料理を作ります。
  天ぷら等案外普通の料理だったな。当然味は絶品なのですが、ただこれも「料理を極めし
  賢者の力」なのか、普段の自炊の賜物なのかよく分からん描写だったな。
  でも味は沢田先生曰く「私たちは毎日一流シェフの料理を食べているのに、ここまでおい
  しく感じるとは!!」→どこで?学食や給食等あの学園でか?
  皆に自分の作った料理がおいしいと言ってもらえることに、喜びを噛みしめる優夜さま。
 ・そして酔っぱらった沢田先生「だらしない自分にこんな優良物件はない!」ということで
  優夜さまにプロポーズ!!そして”むぎゅっ”とおっ●い攻撃!!
  「だいたい沢田先生が天上に釣り合っていると思っているんですか?」
  「ダメな先生が生徒の未来を奪うな!!」
  まあテンプレですが、沢田先生は「俺ガイル・平塚先生」キャラだったようですw
 ・ちょっと気になったのは凜。命の恩人の優夜さまになびいてる様子がない。それどころか
  お風呂で楓のおっ●いモミモミなど「百合疑惑」すら浮上する状況。
  で、その流れで「優夜さまは沢田先生のような巨乳好き?!」という「おっ●い星人疑惑」
  が浮上www先生ワンチャンあるんか?!
 ・で、2日目には熊が現れ、逃げ遅れた沢田先生を助けるため、熊と相撲して打ち負かすと
  いう・・・「金太郎」かよw。
  助けてもらった沢田先生も「ご褒美に先生なんてどうだ・・・まっ、気長に待つよ」
  意外と本気なのか?!
 ・そして退治した熊は佳織の親の権力他謎の力により、”番犬”ならぬ”番熊”としてこの学園
  施設で飼われることになり、これにて校外学習編終了!!

 (異世界)
 ・ようやく国王との謁見日のようです。迎えにやってきたレクシア姫御一行。ここで暗殺者
  ルナの仕掛けた罠が牙を剥きます。これをかわすとあっという間に彼女を追い詰め、あえ
  なくKO。ここで初めて優夜さまは彼女の正体を知ることになります。
 ・彼女の手当&話をするために時間をもらい、姫とともに気絶しているルナを自分の家まで
  連れて帰った優夜さま。
 ・あとこの一連の騒動は「『神獣』のウサギ」にもみられていたようで、「蹴聖」の技の伝
  授先として優夜さまに目を付けたようです。

 まあ優夜さまの無双ぶりよりも、沢田先生の「平塚劇場」の方がインパクトあったと思えな
 くもない第8話ですが、「優夜さまおっ●い星人説」が浮上するなど、女子たちの優夜さま
 に関する興味は尽きません。DT男子の優夜さまだけに、案外この説には信ぴょう性がある
 のかも?!
 で、異世界の方もついに国王との謁見日が来ましたが、ここでもいろいろ張り巡らしていた
 伏線が一気に回収されそうな流れになってきました。次回は異世界メインになるでしょうか。
 まあおっ●い祭りという感もありましたが、このおっ●い攻撃に優夜さまは耐えられるのか
 来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第9話:最近、優夜さまのサービスカットが凄い件
 {netabare}(異世界)
 ・事もなげに自宅まで転移魔法を使う優夜さま。驚く姫さまに
  「どうかしましたか?」
  → これじゃダメだな。「またオレ何かやっちゃいました?」位頑張らないと!
  この世界では、転移魔法は世界の常識が覆るレベルで、戦争になりかねないらしい。
  → 姫さまにきつく叱咤される優夜さま。
 ・気絶したフリがバレたルナ。自らの過去を打ち明けます。
  → 二つ名の「首狩り」は姫さまでも知ってる凄腕の暗殺者。まあ依頼の際、大金
    を吹っ掛ける位だったし。でもその割には突っ込みどころが多いのだがw
 ・そして死しか未来のないルナに「私の護衛になりなさい!!」と迫る姫さま。この
  姫さま、少しオツムが足りない子かと思いきや、意外としっかりしているようです。
  → それを承諾したルナ。そして話の流れで「どこでもお風呂」の話に?!
    (このお風呂には「疲労回復、魔力回復、美容効果」の効能があるらしいw)
    で、姫さまのご所望でルナと入浴。そこで恋バナを始める2人。
    → 姫さま恋敵として戦線布告。って、お前すでにプロポーズしてるやんw
 ・で、その後3人でお食事。って、モンスターに追われている他の護衛の者たちは放置
  で大丈夫なんか?
  → 姫さまのマウントアピールに、ルナは怪我人アピールで「優夜、食べさせて♡」
    と応酬。なかなかルナもやり手のようです。このまま2人は優夜さま宅にお泊り。
 ・そんな茶番を繰り広げた挙句、翌日は予定(現実での学校)があるから国王謁見を
  先送りにする優夜さま。優先順位は「学校>>>>国王」な模様wwwええんか?
  後日優夜さまが王都を訪問するということで、帰っていく姫さま御一行。
  → と思ったら、土壇場でルナが優夜さまの頬にキス!!「これは戦線布告だ!」
   → でも優夜さまには伝わらなかったようで・・・やっぱ中身はDT男子か~w
 ・最後は優夜さまの入浴シーン。ここ数話優夜さまのサービスカットが凄いんだがw
  なんかそういう需要もあるんか?!  
  そしてお風呂に紛れ込んできた、孟槐という猪もどき(?)の種族の子をゲット。
  回復系のスキルが使えるっぽい。これも声優井口裕香さんと東山犬に続き、声優
  ハーレムルートに余念がありません。名前は「アカツキ」として2匹目のペットに。

 (現実世界)
 ・今度は球技大会イベントの模様。先日の校外学習といい、クラス成績が先生のボー
  ナスに影響するという、ここの学校のシステムって教育的にどうなんや?!
  「暗殺教室」の浅野学長でさえ、ここまで露骨なことはしていないのだが。
  (そもそも優夜さま入学時に、理事長が「わが校が最も重視するのは人間性」とか
   言ってた教育方針に反していないか???)
 ・で、球技大会の練習が始まりますが、「サッカーのルールがよくわかっていない」
  ということで、優夜さまはGKに。
  → 当然の如く「瞬間移動?!」でシュートをキャッチすると、そのままスローで
    ゴール!!
 ・そして相変わらず凜は、楓のおっ●いにご執心。「ユサユサ攻撃」で男子の士気を
  高めますwこいつも人間性が求められるこの学園で大丈夫なんか?!

 (Cパート:現実世界)
 ・「ここね。」王星学園の前に立つのは、以前登場した芸能事務所の女社長。
  ついにこちらも動き出すのか。

 ルナの一件は片付いたものの、異世界はまだ「救いのないこの世界を滅ぼす!」で
 お馴染みの「弓聖」の少女編が残ってますね。来週は「神獣」のウサギが「蹴聖」
 の技を伝授しそうです。もう国王とは謁見できないんじゃないかw
 現実世界でもついに芸能事務所編が動きだしそうですが、なかなか優夜さまの後世
 に残るような名言が出ませんね。終わりが見えてきたので、それだけが気がかり。
 でも、優夜さまならやってくれると信じて、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第10話:優夜さま進化しすぎて現実世界をハチャメチャにしてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・今夜も修行に励む優夜さま。しかし一人での修行に限界を感じてもいるようです。
  そして強大な魔獣に遭遇 →絶体絶命のピンチに陥る優夜さま。
 ・その時「助けてやろう」と井上和彦のイケボとともに現れ、魔獣を瞬殺したのは、
  「神獣」の「キックラビット」。
 ・そのまま「蹴りをみせてみろ」と、当たり前のように師匠ズラして技の指導を始
  めるキックラビットさまw
 ・「どうして俺たちに稽古をつけてくれるんですか?」当然の疑問を尋ねる優夜さま。
  → 我ら「聖」と呼ばれる存在は、「邪」と呼ばれる存在に対抗するために、その
    技を伝授し後継者を育てる役目がある。
   → その後継者に選ばれたのが優夜さま。
 ・後継者の道を、PTA役員のような面倒事の如くあっさりと断る優夜さまwww
  しかし「愛する者を守れるくらいには強くなりたい」。わがまま放題ですが、
  → 魔法が苦手なキックラビットに魔法を教えるという交換条件で交渉成立!
 ・修行によりレベルアップした優夜さま。これで一定レベルに達し「種族の進化」が
  発動し、更なる高みへと昇りつめた模様。
 ・優夜さまがどのランクかは不明だが、この世界のランクは下記の通りらしい。
  「SS」→「SSS」→「EX」→「レジェンド」(「邪の者」はここ)
  「異世界でチート能力を手にした」と謳ってますが、上には上がいるようです。

 (現実世界)
 ・(先週の終わりの)女社長の強引な芸能界スカウトをあっさりと断る優夜さま。
  → 球技大会に目をつけ、その撮影許可を学校側と交渉するといいだした女社長  
   → OKが出た模様w「人間性を重要視」といってたこの学校、大丈夫なんか?!
 ・芸能関係者が見守る中、いつもの如く無双する優夜さま劇場かと思いきや・・・
  ・卓球:打ち返した打球で卓球台に穴を開ける!!→危険すぎて棄権
  ・バレー:コートを破壊!!→危険すぎて棄権
  どうも「種族の進化」で桁違いにパワーアップしたらしく、現実世界をハチャメ
  チャにしてしまったようですw
 ・佳織のテニスパートナーが負傷したため、助っ人に入る優夜さま。
  いざ試合が始まると、佳織のボールやラケットが、優夜さま目がけて襲ってくる
  という・・・どうも負傷したパートナーは佳織にやられた模様w
 ・思わぬ伏兵の登場も、力をコントロールしながら勝利に導いた優夜さま。
 ・佳織との帰り道「目をつぶって下さい」 →優夜さまの頬にキス。
  やはり鈍感DT男子の優夜さまは、何も気づかないのでしたw

 (Cパート:異世界) 
 ・「弓聖」の少女 VS キックラビット。苦手だった魔法をキックラビットが使える
  ようになったことで、優夜さまの存在を知る彼女。
  → 優夜さまを危険視し討伐対象を変更 →先に優夜さまを殺すことに!
 ・そして彼女は「邪の者」らしく、その力の一端を見せるとその場を去るのだった。
  「優夜に俺の技を少しでも多く教えなければ・・・」

 来ました!謎の「種族の進化」!!もうハチャメチャ展開が止まりません!!!
 もう人間というより「歩く凶器」と化した優夜さまw
 現実世界は佳織とのラブロマンスを描いて終わるのでしょうか。
 「またオレ何かされちゃいました?」
 の鈍感展開で終わる未来しか見えませんがw
 一方の異世界も師匠の修行が更に厳しさを増していきそうですが、次回タイトルが
 「いざ王都へ」
 て、国王と謁見するんかい!!そんなのんびりしている場合でしょうか。
 そして姫さまとルナに加え、この少女も恋のライバルになる展開も予想されますが、
 どうなるのでしょうか。また3人でお風呂にでも入るのでしょうか。
 目が離せない展開に、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第11話:優夜さまの名言「極楽布団」に決定?!(今週はいろいろと神回!!)
 {netabare}(現実世界)
 ・先日の球技大会を撮影した雑誌が仕上がった模様。
  女社長「外堀を埋めてしまえばこっちのものよ。」
 ・一方優夜さまは彼の家で佳織に勉強を教えてもらっています。
  古典と英語は「言語理解のスキル」のおかげで佳織に教えられるレベルですが、
  他の教科は対応できない模様。
  → 全てを極めし賢者さまも現実世界の数学には対応できないのか?!
    やはり「完全無欠な少年」ではなかった模様w
  それにしても優夜さま、「孟槐の子」アカツキまで現実世界に持ち込んでいるの
  だが・・・そして佳織はそれを当たり前のように受け入れている模様。
 ・お手洗いにいった佳織ですが、場所が分からず「異世界への扉」の前で立ち尽く
  していると、そこに優夜さまがやってきて・・・まさかのネタバレだとwwww
  ・この先は異世界に繋がっていること(でも食堂じゃないよw)
  ・その世界にいって魔法が使えるようになったこと
  ・今までの活躍はここで得たチート能力のおかげだったこと
  それを「そうなんですね~」で軽く受け入れる佳織www器が大きいのか?!
  そして異世界へと誘う優夜さま。

 (異世界)
 ・佳織はノコノコと異世界についていった模様w無警戒にも程がある!!
  ここは異世界だということを理解した佳織ですが、さっきからおっとりしてると
  いうか、リアクションが薄いんだよなw
 ・「今までの自分は『ズル』をしていた」ことを告白する優夜さま。
  → これにもまさかのノーリアクションwww
    ・いつかこの世界をもっと案内することを約束
    ・そしてこのことは2人だけの秘密
    → 2人はもはや特別な関係では?!佳織はそちらのほうが気になる様子w

 ・一方王都。国王が優夜さまが同行していない理由を問うと、ここでもルナが
  「私が暗殺未遂を企てたため予定が狂った」と堂々とカミングアウトwww
  なんや、この暴露合戦は?!面白展開すぎるwww
 ・当然大激怒の国王 →姫さまの「そんなお父さま嫌い!!」にショックを受けた
  模様wルナをあっさりと姫さまの護衛として認めることに。
 ・そして国王と(優夜さまを迎えにいった)騎士隊長がルナのことを話しているう
  ちに、こちらも口を滑らせ「姫さまが優夜さま宅にお泊り♡」したことが発覚w
  またもや国王ご乱心wwwこいつ前も「うっかりさん」してたよなぁw

 ・暗殺失敗は依頼元の殿下の知るところとなり、殿下は次に姫さまとともに国王の
  始末に乗り出すことに。(魔法を無効化するアイテムも部下に与えた)
  → 失敗した場合は、王城を訪れる優夜さまに罪をなすりつける算段
 ・優夜さまも球技大会の振替休日等まとまった時間が取れたので、いざ王都へ。
  猫耳娘に興奮しつつも、異世界の貨幣を手に入れるため、アイテムの買い取りを
  商会に依頼。いきなり「現実世界の胡椒」って「転売ヤー」じゃねーかwwww
  (これでこの世界での一般家庭20年分の生活費相当の大金をゲット!)

 ・ついに国王と謁見。
  「そなたがレクシアを救った者か →求婚された者か →貴様が娘をたぶらかし
   たクソ野郎か~!!」国王早くもヒートアップw
  そして「手土産のひとつもないのか」と毒づく国王に、姫さまへと「極楽布団」
  を差し出す優夜さまwww「まあ優夜さまったら♡」と恥じらう姫さまw
  この世界で異性に布団を贈ることは「結婚したい、S●Xしたい」という意味w
  まあこの世界でなくとも、女性に布団を贈るという謎センスwww
  → 無自覚系DT男子キターーーーwまさに「またオレ何かやっちゃいました?」
 ・国王の怒りもピークに達したその時――殿下が放った刺客が来襲、封魔結界を展開。
  無力化する護衛部隊。しかし「種族の進化」を果たした優夜さまの敵ではない!
  ルナとともに刺客を瞬殺。

 (Cパート:異世界)
 ・刺客が所持していた紋章から、黒幕が殿下であることが発覚。そして騎士隊長から
  「優夜殿、力を貸してもらいたい――王国の危機なのだ。」
  → 依頼主につながる物証を持ち歩く刺客とかwww無能の極みやんけ!!

 いやあ神回ともいえる怒涛の展開でしたね。
 まさかのカミングアウトから佳織も異世界へ出入りすることになりましたが、姫さま
 のこともあるのにどうすんのって感じですね。さすが無自覚系DT男子w
 願わくば、「弓聖」の少女編をサッサと終わらせて、この少女を加え、姫さま、ルナ
 に佳織との「優夜さま争奪戦」を描いてもらいたいものです。
 「最強のおっ●いを持つ女」楓は完全に脱落ですかね。
 しかし、女性にいきなり布団を贈るという優夜さま。この原作者はやっぱり天才か!
 しかもしっかり「転売ヤー」ネタまでぶっ込んでくるとは!!
 優夜さまの名言は「極楽布団」でいいんじゃないですかね?!
 残り1話では厳しそうなので、2話ありますかね。優夜さまの「無自覚系DT男子ネタ」
 を期待して、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第12話:優夜さま今さらながら冒険者ギルドに登録(2期の可能性キタ―――?!)
 {netabare}(異世界)
 ・暗殺騒動は一段落したものの、殿下の行方は不明、今だ予断を許さない状況。
  姫さま「私が王都を案内してあげる♡」
  → 自分の命が狙われているという危機感がないようですw
    当然騎士団長らが止めますが・・・
 ・OPあけのAパート冒頭には、しっかり街にいる姫さま御一行w
  で、優夜さまは冒険者ギルドに興味があるらしく、ルナと共に登録することに。
  ここでも恒例の優夜さま劇場w
  ・受付嬢「この水晶で魔力量を測ります。」→お約束の水晶を破壊。
  ・優夜「魔法の属性?全属性って書くとヤバそうだから、3属性位にしとこ。」
   受付嬢「3属性も魔法が使えるですか?!」(伝説レベルの模様)
   → しっかり「またオレ何かやっちゃいました?」アピールw
  で、最後に「異世界版沢田先生」が「いい男♡」とすり寄ってきます。この酔っ
  払い女「グレナ」と意味ありげに名乗って去るのだが、今後出番があるんか?
 ・で、皆で最初のクエストの薬草採取。もう緊張感のカケラもありません。
  そこへ騎士団長が来て「殿下の居場所が判明したので、優夜さまも来てほしい」
  姫さまをルナに任せ、殿下の元へ向かう優夜たち。
 ・殿下の潜伏先 →国王が殿下を隔離するために用意した館www
  → 自分で探した隠れ家とかじゃなかったんかい!!!ただのダメニートじゃんw
    しかもそれを探す方も時間がかかるって、どっちも無能の極みやんけwww
 ・館に踏み込むと「死んでやる!」の殿下劇場とかあったものの、無事捕獲!
  と、思った瞬間、突然の激しい突風と共に現れたのは「『弓聖』の少女『ユティ』」
  殿下の背後には彼女がいたのだった!!彼女の真の計画は
  「殿下を焚き付け王位に就け、多方面に戦争を仕掛け、人類を滅亡させる。」
  というものだが・・・いや、こんな愚鈍な男に任せてちんたらやるより、「邪」
  の力を有すユティさまが、さっさと国王らを排除するなり、直接人類滅亡させた
  方が手っ取り早くないですかね?!
 ・ユティの攻撃を魔法で防ぐ優夜さま。「お前が優夜?」ついに彼女が優夜さまを
  認識します。「幸運、優夜に遭遇」→ついに対決が始まるのかと思いきや・・・
  「だが残念、これだけ強いと『邪』の力を使う必要があるが、体力を消耗しすぎた」
  えっ・・・ユティさま、ここまでそんな大したことしてませんよね?!で、体力
  消耗ってどういうこと????アカン、この子もポンコツやんけ!!
  で、その場を去るユティ。
  >「優夜に俺の技を少しでも多く教えなければ・・・」
  キックラビット師匠の迫真の演技は一体なんだったのか?!

 (Cパート:現実世界) 
 ・佳織が優夜さま宅を訪問するも異世界へお出かけ中w。
  静かに帰っていく佳織・・・
 
 あと1話で終わりだと思っていたのですが、ここにきて
 ・謎のギルド登録
 ・緩いクエストで尺のムダ使い
 ・ユティとの対決も先延ばし
 ・しかも来週のタイトルは「優夜と佳織」
 て、どう考えても来週で終わりじゃないよな。どういうこと?!
 ネットで検索すると「13話で1期終了、2期の可能性高し!」という推察が幾らかヒット
 しますね。まあ同原作者の「進化の実」でも2期やったんだから、この方には謎パワーが
 あるのかも?それに知らなかったが、配信や原作の人気は結構高いらしいです。

 そして来週は佳織と2人で異世界旅行でもするのでしょうか。彼女のことを大切だと
 思うなら、彼女にも「極楽布団」を贈ってあげてくださいねwww
 もしかしたら2期決定の発表があるのか、来週も「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

・第13話:優夜さま、両世界の壁をとっぱらい「異世界交流」を進めてしまう
 {netabare}(異世界)
 ・殿下の処遇を決める話し合いで、彼の過去が明かされます。
  → レクシアの魔力暴走に巻き込まれて人生が変わったと、悲劇の主人公を演じる殿下。
  その殿下に自分の過去を重ねる優夜さま。
  → 完治草で作った薬を飲ませると、大火傷の跡だらけだった殿下の体が綺麗に回復。
    一同「ハア―――――――――!!!!!」
 ・姫さま、殿下の罪:彼女を暗殺しようした事を赦す等大立ち回りを演じ、殿下極刑回避w
  その代わり領地と館は没収 →此度の優夜さまの恩賞に(騎士の爵位もゲット)。
  → 家に生えている薬草で、異世界で成り上がりを果たす優夜さまwww

 ・殿下の騒動がひと段落するも、「邪」の存在に怯える優夜さま。
  「ウサギ師匠なら勝てる方法を知っているかもしれないが、今は自分のできることをする
   しかない。」
  独りで修行する優夜さま。→いやいや、そのための「聖」の者だからそこは頼ろうよw
 ・そこへ襲ってきたユティ。「驚愕・・・かわすとは。」
  → ウサギ師匠に技を伝授されることなく、最終決戦へw
  「どうして俺たちを攻撃する?」
  「脅威。私の計画に邪魔になりそうだから・・復讐。」→謎のワード「復讐」?!
 ・その頃、佳織が優夜さま宅へ。「疚しいことはないんだから♡」といって不法侵入www
  そしてユティとの激闘の最中にノコノコ現れる佳織w
 ・絶対絶命のピンチにまたもや颯爽と現れるウサギ師匠!!このまま出番なしかと心配したぜw
  師匠の調べで、ユティは殺された「弓聖の師匠」の仇を取るため、この世界に「復讐」を果た
  そうとしていたことが判明!!
  → ユティの師匠は人間に裏切られ殺された模様?!
    「聖」の者の強さは「レジェンド」ランク。どうやってパンピーは殺したんや???
 ・ついに「邪」の力を解放したユティ。ウサギ師匠をも圧倒するその力!!
  この時アカツキが立ちはだかると、謎の力で「邪」の力を封印 →あえなく倒されるユティ。
  ユティの処遇を優夜さまに任せると告げ、颯爽と去っていくウサギ師匠。
  (アカツキの「聖域スキル」で2度と「邪」の力は発動しない模様)
 ・ここに佳織が合流。背後に忍び寄る魔物を殺す優夜さま。
  「これが今の俺のもうひとつの日常なんだ・・・相手が魔物とはいえ、簡単に殺す俺って怖い
   かな?」
  「優夜さんは何も変わっていません。私を最初に助けてくれた時から♡」
  「ありがとう」

 ・ここでED。その後の様子をダイジェストで描写。
  ・姫さまに佳織を紹介 →恒例の裸のつきあい「お風呂タイム」www
  ・ユティはまさかの「現実世界で王星学園入学」www
 
 両世界の壁をとっぱらい「異世界交流」を進めてしまう、優夜さまw
 最後はもっとハーレム感期待していたのに。
 殿下の茶番なんてどうでもいいから、ユティも入れて4人で恋バナしろや!!!!
 なんなら楓も入れて「現実世界の『おっ●い』の破壊力」を異世界人共に見せつけてやれや!!
 しかし、両世界のヒロインたちを「ごった煮」にした優夜さま。
 これ原作ではどうなっているんでしょうか。
 あと2期のアナウンスもなかったな。あれだけEDで詰め込んだので2期はもうないのかも。
 ただ「進化の実」ですら2期がある謎原作者だけに、今後の動向に
 「オラ、ワクワクすっぞwww」{/netabare}

タイトルに偽りなし!
「現実世界」と「異世界」で「俺tueee」を見せつける「欲張りさん」な作品でしたねw
(まあ「異世界無双」や「完全無欠な少年」は怪しいところもあったが)
「天使様に駄目人間にされた!!」と嘯いている某作品よりは、清々しさがあったかなw
こういう作品を楽しみにしてる層も一定数いる感じなので、そのニーズは満たしているんじゃ
ないですかね。
個人的には名言「極楽布団」も飛び出したので、満足しましたw

レビューしながら気づいたのですが、今回のレビューは多分「実況感覚」なんだよね。
今期は6作品を中間レビューとして1,2話毎に更新してましたが、正直本作のレビューが一番が
書いてて楽しかったなっと(笑)。
「思ったことをちゃんと文字化してみる」というのが、ポイント高いのかも。
漠然とアニメ観るだけより、2倍楽しめる感覚がありましたねw

今後もこういう「『ネタ枠』のアニメを実況感覚で更新していく」という試みは、また挑戦し
ようかなっと思います。意外と素材選びが大事かもw
そういう意味では本作は「ツッコミどころ満載」で「極上な素材」だったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

64.0 11 学園で戦闘なアニメランキング11位
Go!プリンセスプリキュア(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (78)
327人が棚に入れました
ごきげんよう!わたし、春野はるか!『ノーブル学園』に通う中学1年生!!わたしには大切な夢があるんだ。それはズバリ「プリンセスになること」!!大好きな絵本に出てくるプリンセス…そんなステキな人に絶対なりたいの!昔『カナタ』という男の子とも、夢はあきらめないって約束したんだ。新しい生活、がんばっちゃうぞ~~! と思っていたら、人々の夢を「扉」の中に閉ざし絶望に染めてしまう悪いやつらが目の前に現れて……!!『プリンセスパフューム』と、『カナタ』にもらってお守りにしていた『ドレスアップキー』で、わたし、なんと『プリンセスプリキュア』に変身しちゃった!!「つよさ・やさしさ・美しさ」をかねそなえた真のプリンセスとなり世界を救うこと…それが『プリンセスプリキュア』の使命なんだって。夢のためにも、みんなを守るためにも悪いやつらに閉ざされた夢の扉はわたしが開いてみせる!!

声優・キャラクター
嶋村侑、浅野真澄、山村響、東山奈央、古城門志帆

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

夢VS絶望のプリキュア12作目

プリキュアシリーズ12作目。全50話。
「夢」が作品のテーマになっており、プリキュアたちが皆の夢を守るため、また自分自身が夢に向かって進むため、世界を絶望に染めようと企てる敵と戦う、といった正統派のストーリー。
4クールの長丁場なので、途中やや中弛みしているように感じるときもありましたが、終盤の展開はとても盛り上がり、最後も綺麗に纏まっていて、1年間観てきて良かったと満足できる作品でした。
キャラは、明るく元気いっぱいの主人公・春野はるか(キュアフローラ)、お嬢様で優等生タイプの生徒会長・海藤みなみ(キュアマーメイド)など、普通に好感が持てます。個人的にいちばん好きだったのは、スーパーモデルの母を持ち、自身もトップモデルを目指している天ノ川きらら(キュアトゥインクル)。さばさばした性格で、ややツンデレっぽいところもあり、とても魅力的なキャラでした。
作画は、通常の場面に関しては、いかにも普通の子供向けアニメといった絵柄で、特に綺麗というわけではないのですが、戦闘シーンの動きや見せ方はスピード感や迫力があって良かったです。また、プリキュアたちが歌って踊るEDのCG映像は非常に華やか、煌びやかで、素晴らしい出来でした。特に後半のED(第26話~)では、曲の途中のソロパートの担当キャラが週替わりになっていて、毎週楽しみに観ていました。とても完成度の高いEDなので、プリキュアに興味のない人でも、EDだけでも一度観て欲しいです。
音楽も、OP、EDともに作品の内容、雰囲気と完璧に合っていて、とても良かったです。子供向けアニメの主題歌というのはこうあるべし、というような文句なしの出来だったと思います。
夢があって、爽やかで、バトルは熱く、仲間や家族の絆は暖かい。そんな安心して楽しめるプリキュア作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

夢を追い求めることは理想の自分を追い求めることでもある

2015年2月~2016年1月放送のTVアニメ。プリキュアシリーズの12作目。
遅まきながら、録画をやっと全部視聴できました。
全キャラに描写の偏りもなく、設定や世界観もテーマに綺麗にリンクしていて最初から最後まで素晴らしかったです。

プリキュアのデザインも良かったですし、作画は不安定な時もありましたがいつも可愛らしく、大切な回にはしっかり力を入れていたので安心して見ていられました。欲を言えばイルカなどの動物がもう少しリアルなら良かったかも。
声優さんの演技もそれぞれ素晴らしかったです。クローズにベテランの真殿さんという配役は最後まで見てなるほどと思わされました。

途中からOPが2番に変わりますが、Aメロの歌詞に抵抗があったなあと…それなりに注目して見ていたのでちょっと気になりました。
まあストーリーには影響しない部分なのですが。

テーマは夢そのものではなくて夢を叶えること、理想の自分を追い求めること、そのためにどう行動するかということだったと思います。
子ども向けなので厳しい描かれ方ではないものの、長期的な目標を持ってそれを叶えるために今何をするかという描写が多く、その点は結構現実感がありました。
夢を叶えて終わりではないところも好印象でした。

【4人の夢への向き合い方】{netabare}
きららは夢(目標)がはっきりしていて、時には避けられない失敗をどうフォローするか、そして一つの夢を叶えたら次はどんな夢を描くか、という現実的かつプロ意識を感じる描写が一貫していて素晴らしかったです。

トワは自分の過去を払拭し、責任を自覚し自分の願いと真剣に向き合う姿が印象的でしたし、みなみは真剣な思いから夢が変わることもあるという描き方はリアルでしたし優しい展開で良かったと思います。

はるかには少し驚かされました。
プリンセスになりたいという夢は夢なのか?とは最初から思っていましたが、理想の自分になる、つまり「人間性の追求」だとは思いませんでした。
これは最も身近で最も難しい目標です。作中で語られた通り、命を終える時まで叶えられたかわからないものをフローラは追い求めることになります。
作中でもレッスンを続ける姿が最後までコンスタントに描かれ、辛いバトルを乗り越える描写も多く、精神的な成長にも説得力があり素晴らしかったと思います。


ちなみにプリンセス4人の中ではみなみが一番好きですね。
はるかに対する厳しさが優しさとして序盤と最終話に描かれたのが凄く好きで、「失敗しても良いから、思うとおりにやってみなさい」と言ってあげられるのは格好良いと思います。一人だけ年上っていう設定が効いてて素敵!自分の悩みが解決したら本来のみなみに戻りましたね。
変身シーンもヴィーナスや人魚姫などのモチーフの取り方も効果的で綺麗で一番好きです。マーメイドラインのドレスはこういう作品でメインで扱われることは少ないので地味に嬉しかったり。
{/netabare}

【男性キャラ】{netabare}
男性キャラクターの役割と活躍のさせ方は素晴らしかったです。

カナタは扱いの難しい立ち位置だったと思います。
戦える男性キャラは戦わないと「女の子に戦わせるなよ!」と思うし、戦えばプリキュアの活躍の妨げになるしで批判の対象になりやすいのですが、カナタはそういうストレスが一切ありませんでした。状況の変化にあわせて立ち位置を柔軟に変え、恋愛面でも最初からはるかのお相手役で一貫していてよく考えられていたと思います。
ラストで国王夫妻とトワの再会にはるかの隣で号泣してるのが和むと同時に、カナタ自身の苦労も偲ばれて良いですね。

クローズははるかに対して酷い事をし続けていましたが、倒して終わりというのはなんだか胸が痛いなと思っていて、最後どうなるかとひやひやしていましたが、良い落としどころが用意されていて感心させられました。
はるかが夢に向かう上で乗り越えるべき具体的なハードルを一身に背負いすぎw

あと、本作のMVPはある意味シャットじゃないですかねw
シャットというキャラクターのおかげで、美しさは内面から来るものと明示されたのは一番評価すべき点ではないかと思います。
衣装やキャラクターの美しさが必須となるこういう作品でそこを曖昧にすると、テーマが誤解されかねません。
コメディリリーフとしても、絶望の中から生まれて夢を追い求めるキャラクターとしても、テーマの一翼を担う存在としても存在感を維持していました。{/netabare}


【テーマについて】{netabare}
夢を叶える学園という無茶にも感じる設定が、ラストで自分の力で絶望の檻を壊すシーンで説得力になっているのは良かったと思います。ノーブル学園の先生と生徒は常に自分の夢と目標に向き合っていて、プリキュアを助けたいと願う流れも自然でした。
その代表としてゆいの立場や頑張りもしっかり描かれましたし、何度も絶望の檻に閉じ込められるうちにどんどん強くなっていって、最後の活躍ぶりは頼もしかったです。

そして絶望を消し去って終わるのではなく、夢と絶望を裏表としたことでより深い作品となったと感じます。
以前のプリンセスに会い、ディスダークとの決着を託されたのはこのエンドのためか!と唸らされました。
序盤でクローズを一度倒したことやその後の敵幹部の顛末を見ていて、敵の扱い方のバランスが悪いと感じていたのですが、ラストでそのモヤモヤが完全に払拭されました。良く考えられていると思います。
ラストのフローラの「ごきげんよう」は、“さようなら”ではなく“またお会いしましょう”なのですね。クローズを倒した時とは違い、笑顔でお辞儀するフローラはとても素敵でした。
{/netabare}

キャラクターのことばっかり書いている気がしますがw
テーマにキャラクター、ストーリーがしっかりリンクしている証拠だと思います。
色んな年代の人にお勧めできる名作です。(2016.8.4)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

TDD さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

プリキュア史上最高傑作

プリキュアファンの間では最高傑作がどれかというのは絶えず議論になりますが、私は比較的新しい作品ですが敢えて本作、Goプリンセスプリキュア(Goプリ、ゴープリ)を推したい


全プリキュアの中でトップクラスの完成度(物語、作画、キャラ、声優、音楽全ての安定感という意味で)

戦闘シーンの作画の良さ、躍動が頭一つも二つも抜けてる

序盤から中盤、終盤まで絶えず夢を目指すというテーマを貫き通した点も非常に素晴らしい

キャラもかなり可愛い目だし、成長ってのも後付けとか帳尻合わせじゃなく段階的に説得力をもって進んでいくから、いつの間にか心の底から応援してしまうwwww

辛い事と向き合い続け、それでも前を向き、理想を追い続け、笑顔を忘れない彼女達には毎回勇気づけられる

プリキュアとか見た事無い人はこれかスマイルから観て欲しい
絶対楽しめる

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

87.0 12 学園で戦闘なアニメランキング12位
GOSICK[ゴシック](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2847)
14818人が棚に入れました
聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女―ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を―。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、〈言語化〉してしまうのだ…という。西欧の小国・ソヴュールに留学した少年・久城一弥。彼はふとしたことから知り合った少女・ヴィクトリカとともに、郊外に住む占い師殺人の謎に挑む。しかし、それはある大きな謎の欠片でしかなかった。囚われの姫と、彼女を護る死に神が、幽霊の現われる呪われた船の謎に挑む。白と黒の物語の幕が今、開きます。

声優・キャラクター
悠木碧、江口拓也、下屋則子、木内秀信、鹿野優以、沢城みゆき、大川透、根谷美智子

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヴィクトリカの頭脳と可愛さに魅了された^^

◆内容◆
舞台は第一次世界大戦後のヨーロッパ。
ソヴュール王国にある聖マルグリット学園に
日本から来た留学生「久城一弥」が学園内の図書館塔で
金髪の人形のような少女「ヴィクトリカ」と出会う。
また彼女には天才的な頭脳を持ち合わせており
その二人が様々な事件に遭遇していく…。

◆感想◆
作画・音楽・キャラはどれもピカイチ!
作画の雰囲気はとても気に入った。
他のアニメで例えると「D.Gray-man」に雰囲気が
似ていると思った。
またOP、EDもこのアニメの雰囲気にとてもマッチしていて
とても好きです。
なによりヴィクトリカがとてもかわいいです!
物語が進むごとにヴィクトリカの魅力がどんどん伝わってきました!

推理アニメということですが
個人的には謎解きと捉えて見るより
ヴィクトリカが謎をすらすらと解いてく
ヴィクトリカの頭の良さやすごさ、
と捉えて見た方が良いと思った。

もちろん謎の答えが明かされたときは
とても分かりやすかったし、
推理をする過程はとても面白かった。

物語としてはとてもよく練り込まれていて
見ごたえのあるアニメだと思います。
シリアス好き、ヨーロッパの歴史好きはもちろん
推理もの苦手だ~という方もおすすめです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 87

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

か弱き雄弁な灰色狼は愚かな子栗鼠と出逢い愛を知る  【ねこ's満足度:83pts】

舞台は20世紀初頭、近代ヨーロッパ。
人類の歴史上、最も世界の様相が変化した頃のお話です。

この作品は単純にヴィクトリカに萌えるアニメではないと思います。
かと言って、彼女の推理を楽しむミステリー物でもありません。
基本的に古典的なトリックが多いですし、
彼女の頭の中でしかわかってないことも多く、推理物と呼ぶにはあまりにもアンフェアだからです。
ただし物語の重要な鍵を握る部分であり、
彼女の有能さを表す指標にもなっているので、作中の大切な要素ではあります。

ではこの物語の本質、作家が表現したかったものとは何か。
個人的には、娘を想う母の壮絶な「愛」と母娘の哀しき「宿命」、
さらには娘がその宿命を乗り越え掴んだ「絆」であると感じました。
終盤そこに至るまでに、一話一話丁寧にエピソードを積み上げていっている印象です。

もちろん、ヴィクトリカに萌えるだけでも十分楽しめます。そのくらい彼女は可愛いし魅力的。
中盤からはあからさまに”九条大好き光線”出しまくりで、彼女を見てるだけで嬉しくなってきます。
特にテンポ外れの歌声と、独特な乾いた笑い声には大いに笑わせてもらいました。
ただしそこばかりにとらわれていると物語序盤のカオスの欠片(伏線)を取り逃がし、
終盤になってから話の全体像が掴めなくなる恐れがありますのでご注意を。

決して難解なストーリではないですが、難解にみえる構造にはなっています。
少なくとも『オカルト省』と『科学アカデミー』の関係性、
それぞれの関係者とその目的くらいは見失わないようにして観てみてください。
最終話、全容を理解できた時にはこの作品への評価が一段階上がっているはずです。

OPED曲はともに作風にマッチしていてよかったです。
世界観もわたし好み。個人的にはかなり満足できる作品でした♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 86

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ぷにぷに桃色ほっぺが可愛いね♪

■GOSICKを評価する前にまず考えてみました♪ \_( ・_・)ハイ ココチュウモクデスヨー
直木賞作家、桜庭一樹さん原作の作品ですが、森見登美彦さんと同じ様にマジックリアリズムという
手法を取り入れている作家さんなのです。
四畳半神話大系のレビューでもちょっとだけ説明してますが、見ていただいてない方の為にちょっと
だけ説明です♪
 
・現実の世界と、まったく異なる法則の出来事が混在していて、どこからどこまでが現実で、
 どこからどこまでが幻想か、判然としない物語をマジックリアリズムと呼ぶのですね♪
 
簡単に言えば、不可解で神秘的かつ神話的な印象を与える手法とでもいうのですね!
なので、ミステリー色が強く感じられますが、簡単にミステリーというジャンルの目線で評価するの
はちょっと違うのではないかという印象を受けました。
また、桜庭さんは数々の女性ヒロインの物語を書き上げてきた作家さんみたいですが、本作品のヒロ
インであるヴィクトリカの悲劇的な生い立ちから、人の温かみに触れて、愛を知り成長していく人生
譚を描いた心温まる作風に目を向けて評価をしていこうと私は考えました♪
 
■GOSICKの舞台背景などなど・・・
時代背景は、第一次世界大戦後のヨーロッパなのです!
ソヴュール王国と言われる小さな国の聖マルグリット学園という自然豊かな学園を中心に物語が展開
されていくのですね♪
中世風の建物を舞台にした幻想的なゴシック・ロマンス(ゴシック小説)を意識しているかのような作
画が物語の雰囲気を作り出していたのも好印象でした♪
※ドラキュラ・オペラ座の怪人・嵐が丘(文学少女第2巻の題材)という作品もゴシック・ロマンス。
 
主人公ヴィクトリカの能力「知恵の泉」は「名もなき村」の出身者で母親のコルでリアの血を引いた
わけですが、一般の人々から恐れられ、また一部の権力者が手に入れようという描写がヨーロッパに
おける魔女狩りを連想させていて、中世ヨーロッパの雰囲気に深みを与えてくれたように感じました♪
 
■総評
冒頭にもちょこっと触れましたけど、GOSICKはヴィクトリカの人生譚をうまく表現している作品だな
っておもうのです♪
そんな可愛いヴィクトリカに多大な影響を与えた2人、久城 一弥(kujyou kazuya)とコルデリアとの
出会い・再開からの展開に魅力を感じこの作品に惹かれたポイントでした!
久城とは、宿命ともいえるように、様々な事件に巻き込まれながら2人の絆がただの知り合いから友
情・親友そして愛情へ変わっていく過程で、ヴィクトリカの心情の変化がとってもうまく表現されて
いてとっても可愛らしく愛おしく感じられましたね♪
また、遠くでヴィクトリカの成長を見守りながら変わらぬ愛情を注ぎ続けるコルデリカの姿と、その
愛を少しずつ感じ始めるヴィクトリカの関係にも心が奪われました(*^.^*)
一人の少女がこんなにも輝いて見えるアニメって私は素敵だとおもいます♪
是非おすすめしたいアニメの一つですよー(*^o^*)
 
■一言・・・
最後に、切なくも心温まる作品が出来上がるための隠し味に使われたスパイスとは・・・
タイトルGOSICKという造語のなかに隠された「TRICK」という言葉のスパイスこそ、
『混沌(カオス)の欠片』の一つなのだと思うことにしておきます(。・ω・。)♪
 
∑∑∑(/゚□゚)/ヴィクトリカマッテー!!   (..)(・.)(: )(¨)( :)(.・)(..)(・.)(: )(¨)( :)(.・)(..)ゴロゴロ
 
2011.07.22・第一の手記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 65

74.4 13 学園で戦闘なアニメランキング13位
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1376)
7459人が棚に入れました
魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い“魔導騎士”。

その学園に通う黒鉄一輝は魔法の才能がなく落ちこぼれた“落第騎士”だ。

だがある日、異国の皇女にして“A級騎士”のステラから『敗者は一生服従』という決闘を一方的に挑まれ―勝ってしまう!

一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だったのだ!

「なんでもいうことをきかせればいいじゃない!えっち!」

悔しがりながらも一輝に惹かれ始めるステラ。

そして騎士の頂点を争う戦いの中、かつての“落第騎士”は“無冠の剣王”としてすべての騎士からも注目され始める!

最底辺から並み居る強敵をなぎ倒して駆け上がる学園ソードアクション開幕!!

声優・キャラクター
逢坂良太、石上静香、東山奈央、浅沼晋太郎、小林ゆう、金元寿子、東内マリ子、相坂優歌、井口裕香、橘田いずみ、M・A・O、潘めぐみ、松岡禎丞、細谷佳正、有本欽隆

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

満足度より楽しめました(^ ^)

現代の魔法使い『ブレイザー』を養成する学園を舞台に
繰り広げられるソードアクション作品。
全12話。
原作:ライトノベル(未読)


まず欠点を挙げると既視感のある世界観や設定ですかねぇ。
まぁ、一言で済ますとラノベらしい最強主人公ものです。
それでも個性あるキャラクター、ラブコメ要素と
ちょいと予想外の展開が加わる事により面白味のある作品に。
おかげで無事完走する事ができました(*´∀`*)

作画、キャラデザは悪くないかと。
スピード感あるバトルシーンの迫力もなかなかの物。
力の入った作り、仕上がりだったと思います。

序盤~中盤はキャラの魅力を生かしたラブコメを中心に展開。
終盤は一転シリアス展開がメインになります。
メリハリの付いたバランス良い構成は◯。

最強主人公・黒鉄 一輝役を演じるのは逢坂良太。
この期も安定した活躍ぶりですね。
主人公役も板についてきて安定感抜群でした。
東山奈央、細谷佳正など人気ある声優さんも
多数出演してますよ(*´∀`)v

2期は決まってるんですかね??
続編ありきの結末になっているので物足りなく感じる方も多いかな。
個人的にはこれはこれでアリかなぁと思いますが
内容を忘れないうちに続編をお願いしたいですw


ありきたりなラノベ作品と思いきや意外にしっかりした
ストーリーとバトルを堪能出来たというのが視聴後の感想。
個人的には『3,7』の満足度より楽しめましたが
『ラノベ作品飽きたわぁ』という方には敢えてオススメしません(´∀`;)




《キャスト》

黒鉄 一輝(CV.逢坂良太)
ステラ・ヴァーミリオン(CV.石上静香)
黒鉄 珠雫(CV.東山奈央)
有栖院 凪(CV.浅沼晋太郎)
日下部 加々美(CV.相坂優歌)
綾辻 絢瀬(CV.小林ゆう)
東堂 刀華(CV.金元寿子)
御祓 泡沫(CV.潘めぐみ)
貴徳原 カナタ(CV.日笠陽子)
兎丸 恋々(CV.M・A・O)
倉敷 蔵人(CV.細谷佳正)
折木 有里(CV.橘田いずみ)
西京 寧音(CV.井口裕香)
神宮寺 黒乃(CV.東内マリ子)
黒鉄 厳(CV.速水奨)




《主題歌》

OP
『アイデンティティ』/酒井ミキオ
ED
『波羅蜜恋華』/ALI PROJECT

投稿 : 2024/11/09
♥ : 63

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「落第」は嘘ではないが、「弱い」とは言っていない(笑)。

同タイトルのライトノベル(GA文庫刊)が原作。視聴開始時には原作未読でしたが、2話目くらいで追いついて以下既刊分既読。3話以降は原作を読んだ状態で観ていました。

本作の世界は現実とどこで分岐したのか良くわかりませんが、架空の歴史を経ております。作品世界では自分の魂の力を武器に変えて戦うことができる伐刀者(ブレイザー)という存在がおり、主人公の黒鉄一輝はその養成学校の一つである破軍学園に通っております。

伐刀者(ブレイザー)はその存在自体が実戦戦力と考えられており、日本を始めとして各国で「魔導騎士」として登録・管理されています。

日本にはこのような魔導騎士の養成学校が破軍学園を含めて計7つあり、それぞれに北斗七星の星の名前(破軍/武曲/廉貞/文曲/禄存/巨門/貪狼)がつけられています。

そこでタイトルの「落第」ですが、どこぞの名ばかり劣等生とは違い主人公は物語冒頭で実際に落第、留年して2度目の1年生をやっております。

ただその落第の理由ですが主人公は魔力のレベルが低く、魔力を武器に具現化する最低限の力は持っていますがある事情により進級評価の基準の一つに魔力のレベルが設けられ、2年生に進級することができなかったというものです。

ただ主人公黒鉄一輝の特徴は、決して戦闘力が無いわけではなく単に「魔力を基準にするとレベルが低い」というあたりです。

逆にヒロインのステラ・ヴァーミリオン(ヴァーミリオン皇国というヨーロッパの小国かの第二皇女で新入生として日本に留学)は魔力が最強レベルという対極のようなキャラです。

この二人がそれぞれの目的のために、7校の代表が出場してその頂点をかけて戦う七星剣舞祭での優勝を目指すお話です。

本作でアニメ化された部分では、破軍学園の代表者を決定するための校内戦が描かれます。

まあヒロインの設定(皇女)とかラッキースケベとかブラコン気味の主人公の実妹(雫珠(しずく)ちゃん)とか眼鏡っ娘とかのテンプレ満載の「良くあるバトルアニメ」と言ってしまえばそれまでなんですが、少年マンガ的な妙な熱さのある作品です。

OP曲とその背景アニメもカッコ良いです。学園バトルものが好きな方にはお勧め。

そういえばこの手の作品にしては珍しく本作には主人公の妹以外の肉親が何人かまともに出てくるなあ…。

#2016/06/06 誤字修正

2017.10.18追記:
原作13巻が出ました(まだ読んでいます)。最近BD-BOXのテレビCMを良く観ますが、生徒会長との決戦は超カッコいいですね。

『学園都市アスタリスク』とかぶったとかよく言われますけど、かなり毛色の違う話だと思いますね。

ちなみにアニメから生まれた「夜の一刀修羅」というフレーズは、原作に逆輸入されました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54
ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラノベ学園バトル物の中では頭一つ抜けた良作

視聴する予定はありませんでしたが、キャッチしている方の評判が良かったので、追っかけ視聴しました。
注)このアニメをハーレムものだと勘違いしている方は、今すぐその認識を改めましょう。

◎物語
正直テンプレです。ストーリーに意外性もありませんでしたし、どうやら序盤は同時期のアスタリスクとほとんど展開が同じだったようで…
それなのに、面白いと思わせてくれたのは、演出と構成がしっかりしていたからでしょう。モノクロ演出、結構気に入ってます。
終盤は少し詰め込み気味でしたが、原作未完にしては、キリの良いところですっきり終わったと思います。七星剣武祭編が始まる二期が楽しみです。

◎作画
とにかく戦闘シーンの作画が素晴らしい。中でも、{netabare}4話の一輝VS桐原戦、10話の珠雫VS会長戦は目を見張るものがありました。{/netabare}
OP映像が展開に沿って変わっていくのも良かったですね。

◎声優
一輝役の逢坂良太さん、ステラ役の石上静香さん、桐原役の松岡禎丞さんを特に評価したいです。
松岡さんはもうこういうラノベアニメには欠かせない存在になってますね 笑

◎音楽
OPは酒井ミキオさんの「アイデンティティ」
初見では良い印象は持てませんでしたが、話が進むにつれて、格好良いと思うようになりました。最終話では挿入歌として使われていましたが、これが良い味を出していだと思います。
EDはALI PROJECTの「波羅蜜恋華」、アリプロはあまり好みではないので普通で。

◎キャラ
単なるハーレムものとは違い、この作品では割と早い段階で主人公とヒロインが結ばれるので、ヒロイン一筋の主人公に好感が持てました。作中何度も主人公の誠実さに心を打たれました。
{netabare}後、オカマ!お前そんなに強かったのか⁉︎七星剣舞祭の代表じゃねぇか‼︎(一回ぐらいガチの戦闘シーン見たかったなぁ〜){/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

75.2 14 学園で戦闘なアニメランキング14位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1175)
7098人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

六畳間から広がる世界

最初見たとき、何これ? 何でもありで節操がないみたいと思っていました。だって、侵略者みんなが今のアニメの世界観にいるような女の子で、収拾がつかないんじゃと思えたんです。

でも見ているうちに、スーパーラブコメファンタジーアクションだったんですね。毎回、楽しみながら見ていました。
{netabare}
早苗ちゃん、里見君の妹みたい。でも早苗ちゃん、里見君の下腹部から体半分出して寝るのは反則だよ~~(@^_^@)ポッ

チューリップちゃん、最初は嫌な子だな~と思ってたけど、青騎士の回で見直しちゃった!
2期で青騎士のストーリーを見て見たいです。

キリハちゃん、しっかり者ですね! 自分の国の中の反対勢力を押さえて無慈悲な侵略を止めさせて地上の人と共存を求めるところ、壮大すぎます!

魔法少女のゆりかちゃん。私、この子大好き!!
もしかしてこの子が一番里見君を守っていますよね。
侵略者の中で一番辛い目にあっているのではないでしょうか。


それと、侵略者じゃないけど、マッケンジー君、いいなあ。里美君に主役を躊躇せずに譲るところ、好きになりました。
{/netabare}

EDの「恋はみるくてぃ」もかわいい、素敵な曲ですね。

アニメ化されているのは一部だけで、原作は六畳間から飛び出して時空を超えた広い世界が舞台のようですので、ライトノベルも読んでみようと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガンバレ新人声優陣 o(・∀・)o

高校入学を期に格安の六畳一間で一人暮らしを
始める主人公・里見孝太郎。
孝太郎の前に次々と現れる多種多彩な
ヒロインたちによって繰り広げられるハーレムラブコメ。
全12話。
ラノベ原作。


「侵略」をメインテーマに進んで行くストーリーは
予想以上に捻りの効いた、興趣の尽きない内容でした♪
他の同ジャンル作品とちょっと違った切り口や
テンポの良さも飽きる事なく視聴できた要素かと。
少し風変わりなハーレムラブコメといった印象で◎♪

各ヒロインの掘り下げに数話ずつ費やす構成になっており
個性的なヒロインたちの魅力が十分に伝わってきました。
キャラデザもキレイでみんな可愛らしかったァ(っ´ω`c)

声優陣はメインヒロインを新人声優が演じ
周りを実力・人気のある声優さんで固める形です。
まぁ、ハーレムものにありがちなパティーンw
新人さんの演技、ハマる人はカチッとハマると思います。
個人的には「今後に期待」という事で3.0を付けましたw


「主人公とヒロインたちの関係」「侵略」の行く末
などなど、今後の展開が気になるところです。
ぜひ続編をお願いしたいですね(・∀・)v

この作品のせま~い1Kを見ていて
自分の一人暮らしを始めた頃を思い出しましたw
……だいぶ昔の話ですけどねw
なぜウチにはあんなコたちが来なかったんだァァ( > □ < )




《キャスト》
里見 孝太郎(CV.中村悠一)
東本願 早苗(CV.鈴木絵理)
虹野 ゆりか(CV.大森日雅)
クラノ=キリハ(CV.田澤茉純)
ティアミリス・グレ・フォルトーゼ(CV.長縄まりあ)
ルースカニア・ナイ・パルドムシーハ(CV.早見沙織)
笠置 静香(CV.洲崎綾)
桜庭 晴海(CV.高本めぐみ)
松平 賢次(CV.鈴木達央)
クラリオーサ・ダオラ・フォルトーゼ(CV.田村ゆかり)



《主題歌》
OP
『好感Win-Win無条件』/ハートインベーダー
ED
『恋はみるくてぃ』/petit milady

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

声優陣が印象的な作品

アパートの一室争奪アニメ?
いいえ、ドタバタハーフハーレムバトルコメディーです。

六畳間の所有者は普通?の高校生孝太郎。
所有権を主張するヒロイン連中は次の通り。
まとわりつき系幽霊早苗。
コスプレーヤー風魔法少女ゆりか。
堅物宇宙人ティアミリス。
姉的巨乳地底人キリハ。
これに付き人宇宙人ルースさんに、ハニワロボット2体。
大家さんや桜庭先輩が加わり、賑やかで楽しい毎日です。

声優陣は、ヒロインたちが新人、脇を固める中堅所という図式。
OPでユニットを組んでいる新人4人。
もっとも気にいったのが、ゆりか役の大森日雅さん。
甘ったるい話し方は、私のツボです。
次点は、ティアミリス役の長縄まりあさん。
か細い声に、固い演技がたどたどしいです。
でもなんか応援したくなりますね。

豪華脇役声優陣の中で異彩を放っていたのが、竹達・悠木コンビ。
ハニワ声がもう原型をとどめていません。
EDリアル映像もハニワ帽子を被っているなんて・・・。
「あんたらこんなところでいったい何やってんの」の世界です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

65.8 15 学園で戦闘なアニメランキング15位
ブラック★ロックシューター(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (969)
5180人が棚に入れました
中学校へ進学した黒衣マトは、同じクラスの小鳥遊ヨミと親しくなる。1年間を通じて友情を深めあった2人だったが、2年生になって違うクラスに分かれ、マトに友人が増え始めた頃から、2人は少しずつすれ違うようになっていく。ある日、ヨミが学校を欠席していることを気にかけたマトはメールや電話をしてみるが、一向に通じない。落ち込むマトの携帯に一通のメールが入るが、それはヨミからではなく母からのものだった。「小鳥遊さんが行方不明になり、警察が事情を聞きに来ている。すぐ帰ってきなさい」と…

同じ頃。この世界とは違うどこかの世界で、左目に青い炎を灯し、大型の砲を左腕に装着した謎の少女が、何者かと戦いを繰り広げていた。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

大人になっていく段階で必要なキズ

以前、OVA作品のほうを先に観ていて。
精神世界、現実世界ともにキャラデザはOVAのほうが好みだった。
が、OVAだけでは謎過ぎた部分が今作で説明しすぎないように描かれ、
その「説明しすぎない」せいで、視聴者によっては
わかりにくかった部分もあるかもしれない。

自分の中学時代を思い出しながら、そういえばこんなことでこんなふうに感じたり、
苦しんだり、つまらないことで嫉妬してみたり、疎外感を感じたりしたなと。
大人の放つ一言にもグサっときたり、考え方を狂わされたり。
そういう時期の葛藤や悩みが、とてもリアルに描かれていた。

また、精神世界でのバトルシーンの迫力ある作画はお見事。
あの金属的な感じと、凄まじいほどのスピード感、各人のキャラデザ。
個人的には特にブラックゴールドソーが造形的なバランスが良い気がして
かなり好みだが、開いた傷に粗塩をすり込む以上の強烈な痛みが伝わる映像の数々、
少女主体のアニメであそこまでの暴力映像は数えるほどしか観たことがない。
なんとなく観ている自分の精神世界でも、ブラックロックシューターが
代わりに戦ってくれているような擬似感覚もあった。
けれどマトの想いは、半分やりきれなくて哀しかった。

この世界にはいろいろな色がある。
そのいろんな色を見るために、彼女達は飛ぶ。
ことりとりのように。

誰かを傷つけ、自分も傷つき、それでも繋がっていたい。
きたない色や哀しい色があっても、この世界はやはり美しい。
そう信じたいから、ひとつひとつ受け止めて、
そうしながらひとつひとつ、大人へと成長していく。
人には誰しも痛みや傷があって、それらを背負いながら闘っている。
逃げることなく、真正面から自力で向き合ってこそ、
ほんとうの強さ、ほんとうの友情、ほんとうの愛が育っていくのだから。

最終話を観て、不覚にも涙があふれて止まらなくなった。
つらい涙ではなく、あたたかな涙。
人間のダークな裏面に時折鬱な気分になり、実を言うと途中で何度か
切ろうかと思ったりしたのだけれど、最後まで観てみて良かった。

ちなみに、supercellが歌うEDの『僕らのあしあと』がとても好きです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

恐怖のマカロンのお話です(゚ロ゚*;)エェッ!?

■ブラック★ロックシューターってこんなアニメです ρ( ̄∇ ̄*)
『ブラック★ロックシューター』はOVA先に発売されているのですが、TVアニメ版はOVAとストーリー上とくに繋がっていないようですね♪
って事なのでOVAを観ないでTVアニメ版を観ることにしたのです(ノ´∀`*)
ジャンル的にはhukeさんの独創的なイラストを独特の世界観で描いた学園・異空間アクションアニメです。
それにシナリオ構成が岡田麿里さんとなってるのでさらにエキセントリックな印象に仕上がっている感じですw
この世界観にどこまでついて行けるかが楽しめるかどうかのポイントかも知れませんね♪
舞台は主人公でヒロインの黒衣マトちゃんが通う中学校で、小鳥遊ヨミちゃんと出逢うことから物語が動いていきます。
マトちゃんが夢で見る不思議な世界、ブラック★ロックシューターが戦う世界とはいったい…
思春期の不安定な感情を見事に描いたこの作品はちょっと鬱な展開もあるので見る人を選ぶ作品かもしれませんね♪


■総評
この作品ってただのアクションアニメかな?って思ってたので軽い気持ちで見始めたんですけど…油断してると話についていけなくなる可能性がありますね(〃´o`)=3 フゥ
けっこう頭フル回転で1クール8話を一気に駆け抜けた感じでしたw≡≡≡ヘ(*--)ノ
現実世界と精神世界を並行して描いていく中で、「感情」を「色」で表現したり、「心の葛藤」を「バトル」で表現したりと独特な世界観で作品を彩っていましたね♪
精神世界も異空間的な造形美と色彩感覚が満載で「まどマギ」や「夢喰いメリー」や「Persona4」とはまた違った異空間の色を見せてくれてました。
そんな中でのバトルシーンは凄惨な描写はあるのですけど、躍動感があって心の葛藤をとっても良く表現してたとも思います!
不安や心の痛みなどの負の感情を無意識に処理している映像が精神世界なんですよね♪(* ̄  ̄)b

もちろんキャラの「感情」や「表情」が誇張気味に表現されてはいますが、スピード感ある展開と感情の起伏がこの作品の最大の魅力なのかなって思います☆彡
それと精神的に未熟で不安定な年頃の少女達を中心に描いているのもポイントでしたね♪
「今まで出会ったことのない感情や痛みを知り、傷つけ傷つけられながら大人になってゆく…」
マトにとってのことりとり、マトにとってのブラック★ロックシューター、色んなメッセージが込められた作品でした d(-_^)
OVAも今度見てみようかなぁ(^ー^* )フフ♪


■MUSIC♫
OP曲『ブラック★ロックシューター』
 【作詞・作曲・編曲】ryo【歌】初音ミク
 個人的にはTVアニメなので普段VOCALOIDに馴染みがない人には敷居が高かったんじゃないかなって思います。
 歌詞や楽曲はryoさんらしい納得のデジタルチューンナンバーですね♪
 声優さんとのタイアップでも面白かったかも、supercellとしてはそうはしたくないのでしょうけどねw
 

ED曲『僕らのあしあと』
 【作詞・作曲・編曲】ryo【歌】supercell(こゑだ)
 こゑだちゃんの歌声の魅力は物憂い中にも力強さを感じることが出来るところ♪
 特に低音域の安定感は抜群で、とっても心地良く感じられます!
 こゑだちゃんの魅力をめいいっぱい表現できたローテンポなバラードナンバーです(゚∇^d) グッ!!


2012.09.02・第一の手記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1曲の歌から作られた「心のつながり」を扱った物語。十分な出来じゃないか!

OVA視聴済み。

「ブラック★ロックシューター」というボーカロイドの曲から作られた物語です。

主人公の黒衣マト(くろいまと)は、中学生活を始めたが、同じクラスの小鳥遊ヨミ(たかなしよみ)と親しくなることで、周囲の環境が変化していく。
その頃、どこか別の世界ではブラック★ロックシューターが何者かと戦い続けていた。
通常世界のキャラクターと、精神世界のキャラクターが密接にリンクするストーリー。


十分な出来じゃないか!

迫力のあるキャラクターの動き、色鮮やかな世界、スピード感あふれるアクション。
映像作品としてだけでも楽しめました。

ただ、精神世界での戦いと日常の作画に差がありすぎたのがちょっと残念。

設定に関していえば、世界観の説明不足があります。
しかし、何でもかんでも説明し尽くしてしまうと、キャラクターの行動に矛盾が生じたり、ご都合主義な展開が目立ってしまうんですよね。
世界観を小出しにしていったのは、プラスに働いたと思います。

そして、要所要所に歌詞と全く同じセリフが出てくるのも、忘れちゃいけないポイントです。
視聴前に歌詞を見ておくといいかもしれません。
内容、セリフともに歌詞と上手に繋がっています。

たった1曲の歌から作られたアニメとしては、ストーリーも演出も満足のいく仕上がり。


テーマは「心のつながり」です。
人間はそれぞれ自分の「色」を持っている。
しかし、他人と触れ合うことでその色は混じり合い、やがて濁ってしまう。
そんな真理を「コトリトリ」という本のエピソードを通して表現しています。

また、中学生という多感な時期の少女の心。
ちょっとしたことで、心が大きく傷ついてしまいます。
それが、異世界での激しく、そして痛々しい戦いとして描かれています。


みなさんのレビューを読むと、「意味が分からない」という意見が多いようですね。
世界観が明らかになるのは後半ですし、前半は抽象的な表現を使っているので、流し見していると、たしかに意味が分からないと思います。

↓分からなかった方はこちら(私の解釈です)↓
{netabare}
心が傷つくたび、その傷を異世界の自分が、肉体的ダメージとして代わりに引受けてくれる。
そして、異世界の自分が死んでしまえば、その傷は綺麗さっぱりなくなってしまう。
その影響は現実世界にも及び、「忘却」という形で心の奥底にしまいこまれてしまう。

他人や自分が傷つく(他の色に染まる)のを怖れ、心を開くことなく暮らしてきた黒衣マト。
おかげで彼女の分身であるブラック★ロックシューターは、力を隠し、常に戦い続けています。

一方、現実世界での苦しみに耐えきれず、精神世界のストレングスと役割を交換した神足ユウ(こうたりゆう)。
ここから、現実世界と精神世界は互いに行き来できることが分かります。

そして、この二人の立場から、心のつながりによって生じる「痛み」をどう扱うか描いています。
心の痛みの原因を作らないようにするのか、心の痛みから逃げるのか。

自分のせいでヨミがおかしくなってしまったと思ったマトは、現実世界にいたユウ(=実はストレングス)の力によって、精神世界に行くことになります。
しかし、それがブラック★ロックシューターの本当の力を目覚めさせてしまうことに……。


コトリトリのエピソードにあるように、人間の持つ色は、混じり合うとどんどん濁ってしまいます。
しかし、そうしないと人間は繋がっていけないものです。

異世界での戦い、そして、ストレングスやサヤ先生の呼びかけの中、人間は傷つけ合わないと、本当の意味で繋がっていけないことを知ったマト。
彼女は、自分を傷つけ、人を傷つけ、そうやって繋がっていく方法を選択……つまり、心を開き、世界の壁を壊すことを決意しました。

そして、最後に放った光は七色に輝き、真っ白な世界を作り上げました。
その時に混じり合った色は、絵の具の色ではなく、光の色だったのかもしれません。

すべてが終わり、精神世界にいたマトもユウも現実世界に戻ってきました。
この後も、精神世界での戦いは続くでしょうが、それはお互いがいがみ合っているからではなく、そうしないと人は繋がっていけないから。
好きだからこそ、傷つけあい、本当の友情をはぐくんでいく。
そうやって、彼女たちは大人になっていく、という物語です。
{/netabare}

8話という短さですが、内容は濃いです。
もっともっと評価されてもいい作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

71.3 16 学園で戦闘なアニメランキング16位
最弱無敗の神装機竜《バハムート》(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (823)
4902人が棚に入れました
遺跡から発掘された、古代兵器・機竜。亡国の王子、ルクスは何故か、機竜使い育成の女学園に入学することに……!? 王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、"最強"の学園ファンタジーバトルがはじまる!

声優・キャラクター
田村睦心、Lynn、藤井ゆきよ、久保ユリカ、種田梨沙、小澤亜李
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

やっぱハーレムアニメって最高です

1クールに一つはこういうハーレムアニメで癒されたいです。5話でクルルシファーさんが可愛かったので感想書いちゃいます。

最初見たときは、声優さんで好きな人がいたので(特に田村さん)、とりあえず見てみようかなと。
ルクス・アーカディア=田村睦心さん=キルミーベイベーのソーニャちゃん(最近ガンダムにも出てるよね)
クルルシファー・エインフォルク=藤井ゆきよさん=甘ブリのラティファ様
アイリ・アーカディア= 小澤亜李さん=月刊少女野崎くんの千代ちゃん。

5話
{netabare}
クルルシファーさんかわいいし大胆ですねえ。ルクス君とのキスが激しすぎます。クール系のデレはほんと大好きです。
リーズシャルテ様が窓越しに悔しそうでしたが、幼馴染のフィルフィ回がきたらそっちにクルルシファーさんも加わるのだろうか・・・
妹のアイリさんの声が5話でようやく小澤さんということに気付きました。やっぱりかわいい声してますね。
{/netabare}
6話から最終回まで。{netabare}
ルクスは一体何人落とせば気が済むのか…フィーちゃんを幼少時に攻略し、女装して学園最強の子を落とし、敵側の黒髪のヤンデレを屈服させる…とんでもないやつですね。最高でした。最終回をみて思いましたがやはりリーズシャルテのようなツンデレは良い…特に、他の女とあっても、事情があるのを理解して許して待ってくれるそのひたむきなルクスへの思いから来るいじらしさがいい!いや、皆可愛い!今期最高のハーレムアニメ!
{/netabare}
今のところ皆可愛いなあ。妹ちゃんもリーズシャルテ様(お姫様)もクルルシファーさん(異国の貴族のお嬢様)も、フィルフィ(幼馴染)も皆可愛くて癒される。
今期の心のオアシスですね。

EDを歌っていられる nano.RIPEさんも、花咲くいろはで聞いて以来ずっと好きなアーティストさんです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

このテンプレ感、いわば時代劇の面白さ(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
いわゆる、「主人公最強系ハーレムもの」のテンプレなんだけど、なぜか嫌いじゃないw

キャラの魅力もあるのだけど、ここまで完全にテンプレだともう「時代劇」のような楽しみかたもできますよ! 「キテ欲しいときにクル」というか、「よ! 待ってました!」みたいな、楽しみ方♪ 制作も多分、分かって遊びながら作ってるしねw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
波はあったが、最後まで観られた。ただ、4話~5話のようなシリアスバトル展開か、2~3話、10話のようなお気楽キャラモノ展開か、どちらかで統一してほしかった印象。個人的には、下手にシリアス追わないで、お気楽アニメで完走して欲しかったかな。

この辺は、原作の5巻分を12話でまとめたらしいので、その弊害かな、と。原作に中身がないから無理矢理詰め込んだのか、制作のせいで薄っぺらになったのかは、原作を読んでいないので分からないが、いずれにせよ、少し急ぎすぎたと思う。もう少し、政治的な要素もからめつつ、じっくりと見せられればな~と、惜しさを感じた。

しっかし、「強敵」と書いて、「トモ」と読む。「宇宙」と書いて「ソラ」と読む。くらい、「最弱」は、アニメにおいては「サイキョウ」の称号ですね(笑) たまには、ガチの最弱の話を観てみたいw
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
テンプレ展開もここまでくると、逆に癒しを感じますなw もはや、時代劇の域です(笑) 昨今のツンデレは、デレるのが早いので、安っぽくなっている気がします(マイナス要因)。

2話目
どこかで見た校舎、どこかで見た教室、どこかで見た制服。ラッキースケベにもパターンが欲しいな。てか、心臓ドキドキしてる奴を休める為に、あんな高い塔に登るとか、本末転倒やん(笑)

3話目
ゲームに負けて、実家を騙す為に1週間恋人とか、その結果、親の決めた婚約者と決闘とか。制作はテンプレを楽しんでるな(苦笑)

4話目
ややシリアス展開。メインヒロイン交代?(笑) 謎もひとつ明らかになり、楽しくなってきた♪

5話目
やっぱり、メインヒロイン交代ですねw 熱いバトルだし、オチもしっかり決まってた。楽しい回でした。

6話目
新キャラ登場。なかなか良いキャラですね。シリアスも一段落したから、日常回を挟みたくなった感じですな。

7話目
水着回ですな。今さら感もある。真相に近づいているような、時間を浪費してるような。4~5話のようなドキドキ感がないんだよな~。単純に、クルルシファーが好きなだけかな(笑) セリスは、「本当は私、男が大好きでたまらないんです!」くらいやって欲しかったかな、どうせなら。

8話目
どうも、1期尺のなかで、複数ヒロインを2話ずつかけて掘り下げていく構成は好きになれないんだよな。ストーリーが薄くなる気がする。2期あるなら別だけどね。キャラの掘り下げは、1話で済ますか、ストーリーの中で自然とやってほしい。

9話目
う~ん、無理矢利シリアスにもっていかなくても、という感じ。そんなに広げて、大丈夫?

10話目
なんだ、この絵にかいたようなハーレムと、メインヒロインの逆襲(笑) うんうん、こっちの方がまだ良いよ、癒されるw どうせならお気楽テンプレを貫けぃ!! いや~、夜刀神(ヤトノカミ)って、急にメジャー神になったね(笑)

11話目
いや、だから……。

12話目
石破ラブラブ天驚拳(笑) まあ、ラストは良かったかな。ハッピーエンドって感じで。でも、2期を匂わせてたけど、ヤル気? 正気ですか? イエス、最低ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

テンプレ主人公なんとかの学園ハーレムバトルファンタジー・・・ですが

この手のテンプレがいくつか続いたのがちょっと不思議です。
観てない人はよくわからないかもですけど

同じ時期に
{netabare}
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)と
学戦都市アスタリスク
があったんですよね。

この三つが比べられるっていうのは仕方ないのかなと。

先にそういうことから書いておきますと
個人的にはこのバハムートが一番落ちます。
{/netabare}

他の二つと圧倒的に違うのは、結局何がしたいのか。
最終目的は何か。
ってことですね。
目的はあるんですよ、ちゃんと
でも学園バトルファンタジーじゃなくてもいいじゃん!
っていう感じがしたので。

ちょっと書いておきます。
{netabare}
主人公最強で、戦いとともに仲間(ヒロイン)が増えていくってだけならそれでいいんだけど、この作品はちょっとシリアスな面が多くて、それでいてどこか設定が甘いというか、ちゃちい感じがしました。
出てくる敵キャラとか、ふざけてる?
って思うぐらいに場違い感ありましたしね。

キャバルリィは「七星剣武祭」っていう騎士の大会があって、それを一つの目的としてるところがあるし、アスタリスクは「星武祭」というやっぱり各学園規模の大会があって、それぞれにとても学園らしいイベントを軸としていますよね。
それによって、ヒロインの可愛らしさや主人公の強さが際立ってるんです。

でもこのバハムートは学園の物語かと思いきや、国の存亡がかかっていて、それが主人公たちに起因するところが多いという、別にそこまで望んでないよ、的な蛇足感を持たずにはいられなかったんです。
{/netabare}

だから、この作品だけ明らかに路線が違うし、観ていても単純にかっこいいとか頑張れとかって思えない節がありましたね。


まあ比べてばかりなのもなんなんで、この作品を純粋に評価します。

※ここから訂正しておきます。

作画が良くないって書いたけど、なんとなくぶれてるところがあるように思えたっていうことであって、キャラが可愛くないとかそういうことじゃないです。
それぞれに可愛らしいし魅力はありますよ。


フィルフィ推しです!
めちゃ可愛いフィルフィ推しです!

と、いきなり評価を変えてごめんなさい。
なんとなく思い違いのように思えて気になっていたので。

※ここまで


これは完全にハーレムものなので、基本的に主人公以外の登場人物は女の子ばかりですね。
そして戦いの時には遺跡から発掘された古代兵器なるものを身にまといます。
僕の見た感じでは、自分が常に装備している剣でそのバトルスーツを召還しているって感じでした。
その辺は気にすることでもないと思うので突っ込まないでくださいね。

このバトルスーツを身にまとい、そして超ハーレム設定っていうのは
IS(インフィニットストラトス)そのもののような気もしましたね。

そしてこのテンプレに欠かせないのは、メインヒロインがお嬢様もしくはもっと限定すればお姫さまであることですね。

どこかのお国の第○皇女っていう。。。
そして必ずツンデレで、学園においての実力はトップクラスであり何年に一人の逸材的な少女で髪の色はレッド、イメージカラーもレッド。
だいたいそうです、はい。

そして妹がいて、一見おしとやかだけどけっこう強くて、髪の色はブルー系でイメージカラーもブルー系。

そして幼馴染が・・・ピンクでおっとりで天然系の可愛い女の子で
これはこれだけだけど・・・
はい

それで女子の生徒会長がいて、だいたい学園最強。
髪はロングで金髪で、なぜか人間的に不器用でちょっと可愛いところあり。
そしてイメージカラーはイエロー。

もうこれ、なんとかレンジャーシリーズのまんま!ってイメージあります。


そういうテンプレを観てる人は概ね共感していただけると思いますけど。


でもそのテンプレがなぜかやめられない。
おそらく70%以上展開がわかってるのに観てしまう。

そういうなんかしらの中毒性のようなものを持ってる気がしますね。

だから僕は嫌いじゃないです。

しかしこのバハムートに関してはそういう要素こそ満たしているものの、もう少し根底のテーマを魅力的にしてほしかったです。

{netabare}ひとことで言えば、暗くて重いんですよね。
{/netabare}


ではキャラ紹介しておきますが、今までは気にせず書いてましたけどそれを見るのもネタばれに感じる人がいるかもなので伏せておきます。


{netabare}
ルクス・アーカディア-田村睦心さん
本作の主人公で滅亡したアーカディア帝国の王子。
バハムートの使い手であり、最弱無敗という異名を持ちます。
まあ無敗なんだから最強ってことですよね。
cvの田村睦心さんは、境界線上のホライゾン、咲-Saki- 全国編、学戦都市アスタリスク、などで活躍されている女性です。


リーズシャルテ・アティスマータ-Lynnさん
本作のメインヒロインであり、新王国の第一王女。
校内では無敗を誇っていた神装機竜の使い手。
ほんとにメインヒロイン?っていう扱いでしたね。
cvのLynnさんは、さばげぶっ!、ではメインで活躍されてますけど、あとはパッとしない感じかもです。


クルルシファー・エインフォルク-藤井ゆきよさん
本作のヒロインの一人で留学生の神装機竜の使い手。
謎な部分が解き明かされた時はちょっと驚きです。
大人の魅力を持った少女。
ほんとにヒロインですよね。
cvの藤井ゆきよさんは、ほとんどメインでは出てません。


フィルフィ・アイングラム-久保ユリカさん
本作のヒロインの一人で、主人公の幼馴染。
いつもお腹を空かせてる天然少女で神装機竜の使い手。
ぼーっとしててつかみどころのない性格ながら頑固で自分の意見を通すことが多い、他のヒロインからは脅威の存在。
cvの久保ユリカさんは、ガッチャマン クラウズ、琴浦さん、ラブライブ!など多数で活躍されていますね。


セリスティア・ラルグリス-種田梨沙さん
本作のヒロインの一人で生徒会長で学園最強の機竜使い。
常に自分がみんなを守らなければならない、強い存在でいないといけないという気持ちから、周りからは怖いという目でみられることが多い少女。
男性嫌いと言われているが、実は男性に興味を持ち、尊敬し、頼りたがっている子。
不器用なのが面白かったですね。
cvの種田梨沙さんは、新世界より、きんいろモザイク、四月は君の嘘、など多数で大活躍のトップ声優さんです。


切姫 夜架(きりひめ よるか)-石上静香さん
本作のヒロインの一人で最強の機竜使い。
学園とは関係のない存在で、幼い頃から人を躊躇なく殺せることなどが大きな才能とされるが、それゆえに人から忌避されてきた。
この子の変わりようがまたすごいですね。
cvの石上静香さんは、食戟のソーマ、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか、落第騎士の英雄譚、などで活躍されています。


そのほかに、日笠陽子さん、内山夕実さん、中原麻衣さん、松岡禎丞さん、
浅沼晋太郎さん、M・A・Oさん、逢坂良太など豪華声優陣となっています。



ただ、この作品はメインヒロインの扱いが酷いというか、誰が本当のヒロインなんだかわからないところがありますね。
ハーレム設定でもひどすぎるかも。
{/netabare}


エンディングテーマ「ライムツリー」
作詞 - きみコ / 作曲 - 佐々木淳 / 編曲・歌 - nano.RIPE

はかなり良かったと思います。


ハーレムバトルファンタジーが好きなら見ておいて損はないですよ。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

69.0 17 学園で戦闘なアニメランキング17位
アクエリオンEVOL(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (827)
4195人が棚に入れました
アクエリオンのかつての激戦から1万2千年後――次元ゲートを超えた「異次元」からのアブダクターが人間を拉致し、その襲来に人々はおびえて暮らしていた。これに対抗できるのは「アクエリア」と呼ばれる合体兵器のみ。構成する3機のベクターマシンに乗り込むのは、学園「ネオ・ディーバ」に集められた若きエレメント候補生たちである。だが学園の男女間は恋愛できないよう障壁で隔てられ、男女間の合体もかたく禁止されていた。ある日、エレメント能力を隠して孤独に生きてきた少年アマタは、少女ミコノと運命の出逢いをはたす。危機を目前にして彼女を抱いたままベクターマシンに乗りこんだアマタは、無意識に叫んだ!――永らく禁じられた、その言葉を・・・。その真の姿が明らかになったとき、敵味方のすべてが変わり始める。恋愛禁止、男女合体禁止の状況で、《終わりを抱いた神話》が、いまここに起動する!

声優・キャラクター
梶裕貴、茅野愛衣、花澤香菜、内山昂輝、福島潤、中村悠一、安元洋貴、浪川大輔、鈴村健一、鳥海浩輔、藤村歩、中島愛、佐藤健輔、諏訪部順一、小林沙苗

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ツッコミ入れながら気楽に楽しんだ

物語は、あの「創聖合体」から1万2000年が過ぎた世界。
っていっても、実は前作を視聴していないのだけれど、
いろいろと笑い含めてツボな部分が多いので、充分楽しかったり。

アルテア界 と呼ばれる異界から侵略を受け、人々を拉致する
謎の巨大兵器アブダクター によって危機に瀕していた地球が舞台。
人類はアブダクターと戦うために伝説の機械天使「アクエリア」に
乗り込むが、男女によるアクエリアの合体は固く禁じられていた。
というところからこの物語はスタートする。

アクエリアのパイロットを育成する、ネオ・ディーバ学園は
男女合体禁止の掟を受けて男子・女子の交流をも完全に断つべく、
それぞれの寮には、ジェリコの壁やベルリンの壁的な
越えがたい壁まで作られているのだが、
そもそも男女合体禁止っていうのがもう、
その言葉だけでも笑ってしまう。

そんな中、出会った少年・アマタと少女・ミコノが主人公。
彼らの周囲を固める登場人物も、それぞれ特徴のあるキャラで面白いし、
毎回、そのキャラの組み合わせごとに合体を披露してくれて、
大げさなリアクションにも、バラエティ感覚で笑えるので、
当初の「途中で断念するかも」といった不安はすっかり消えてしまった。

全26話中、中盤あたりで男女合体禁止という掟も、
アマタやミコノを中心に、学園も世界もいろいろ変化を見せ
かすかな期待をさせる展開になった。

と言いつつ、個人的に一番楽しんでいるのは音楽であって。
物語の内容は2の次だったりするw
とにかく、菅野よう子さんによるこの作品のOP、ED、挿入曲が
たまらなく好きだった。特に1期のEDは、フルで聴くとすごくいい!
高音の爽快感、重厚ながら透明感のあるメロディー。
聴くたびにいつも指が自然に動いてしまい、
物語そっちのけでピアノを弾き始めたくなる(えっ)

いやいや、ちゃんと展開も追ってましたよ~?
中盤から登場したユノハがかわいくてたまらなかったり、
彼女にピュアな恋をしてしまうジン君にはけっこう感情移入できたり。

とにかく、ツッコミ入れながら楽しんでいた。
それは決して、不真面目な態度で見ていたという意味ではなく
次は何が出るだろう?っていう素直な、楽しみ。

だからか、最終回までの2話には少し、物足りなさを感じてしまった。
実はこっそり、期待しすぎてたのかもしれないけれど。

とはいえ、楽しいキャラがいっぱいで、
普段はあまりキャラ萌えしない自分でも、キュンときてたりしたしw
そのあたりで許しておこう(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

設定にガッカリ  (´д`) orz・・・ 

創世のアクエリオンの続編 1万2千年後です。

前作 視聴済み

前作には無い、それぞれに特徴ある能力ありの設定で、これは別に可もなく不可もなく・・・

前作よりラブコメ・・・
アナ掘るとか・・・埋めるとか・・・ ( ̄Д ̄;;

中盤までは面白かったけど・・・
{netabare}
ヒロインのミコノが、野獣系のカグラに、まんざらでもない態度を取ったのには、何だかイラってきた。
(*`へ´*) 
二人のタイプの男子に言い寄られてフラフラした感じがあって・・・
そのくせ、アマタがゼシカに言い寄られているのを見てヤキモチ焼くくせに・・・自分はいいんかい!
(`ω´)
なので、ミコノは好きになれなんだ。(・ω・)

終盤で分かったんだけど、結局はカグラはミカゲによって二分された、もう一人のアマタなんだけどね・・・
Σ( ̄□ ̄;)
{/netabare}
アマタとミコノの恋愛には、好感持てなかったです。orz

個人的には、脇役達の恋愛が良かったです。(*´ω`*)
アンディとMIX、ジンとユノハ・スルールの恋が好感持てました。
アンディの一途で直向な想い。
ジンとユノハとの初々しい恋愛が微笑ましかった。
(*´∀`*)

それと、前作に好感持ってた自分には、ガッカリな設定でした。
{netabare}
前作、恋に落ちた主人公とヒロインのアポロ&シルヴィアは、堕天翅族のアポロニアスと恋に落ちた人間の女戦士セリアンの生まれ変わりだったとばかり思ってたのに・・・

実はアポロは、忠犬ポロンの生まれ変わりだったなんて!
んなっ!アホなー!Σ( ̄□ ̄;)
犬とセリアンとの恋愛だったの?
前作のラストの感動台無しジャン!!!
感動返せよ~  ってな気持ちになりました。
ショック!!!   ○| ̄|_
{/netabare}

ストーリーは、普通
キャラは、脇役がGOOD
画像は綺麗!
OP曲&挿入歌は、前作同様素晴らしいです!

OP
「君の神話〜アクエリオン第二章」
作・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - AKINO with bless4

「パラドキシカルZOO」
 作・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - AKINO with bless4

挿入歌
「イヴの断片」 / 歌 - AKINO from bless4
「創聖のアクエリオン」前作の前期OP / 歌 - AKINO
「Go Tight!」前作の後期OP / 歌 - AKINO
「荒野のヒース」前作の挿入歌 / 歌 - AKINO

曲は、前作の方がいい曲多かったかな~?
(^^;

前作ファンにはオススメはできないかもです。
(´・ω・`) 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

RitaM さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

人間誰しも生まれてくるときは裸だ(`・ω・´)キリッ(8話まで視聴)

前作視聴済
初回二話合体の2クール全26話予定
ジャンルは学園、SF、ラブコメ(注※おバカアニメなので真面目に見たら負けです(`-д-;)ゞ)




☆簡単なストーリー紹介☆

お話は前作から1万2千年後の世界です。

主人公達がいるヴェーガと呼ばれる世界はアルテア界と呼ばれる異界から侵略を受けています。アルテア界の輩は次元ゲートを通って巨大兵器「アブダクター」を使ってヴェーガの人々を拉致してくるんですね((;゚Д゚))ガクガクブルブル


なぜアルテアの輩がヴェーガの人々を拉致するかというとアルテア界では突然女の子の赤ちゃんが産まれてこなくなりました。しかも原因不明の病によってすべての女性が死に絶えてしまったんですねーヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ

つまり!嫁をゲットする為にヴェーガの人々を拉致してたわけですw


もちろん黙って拉致されるわけにはいかないのでヴェーガの人たちはアブダクターと戦うために機械天使「アクエリア」と呼ばれているロボットを使って戦っています。

ヴェーガにはアクエリアのパイロットを育成する「聖天使学園」という学校があり、そこにはエレメント能力(特殊能力)を持った生徒が通ってます。その学校には「男女合体禁止」というルールがあり、その掟を受けて男子生徒・女子生徒の交流が完全にないんですよ。・゚・(*ノД`*)・゚・。



このような情勢の中で、空飛ぶエレメント能力を持った少年・アマタと少女・ミコノが出会う事で、彼らを取り巻く世界はその有り様を徐々に変えていき物語が始まっていきます(`・ω・´)キリッ





☆スタッフ&キャスティング紹介☆

総監督:「マクロスF」「エウレカセブン」でおなじみの河森正治さん
監督:「IS」の絵コンテやったり「B型H系」の監督やってた山本裕介さん
脚本:「true tears」「とらドラ」「あの花」等シリーズ構成・脚本でいまや売れっ子の岡田 麿里さん
音楽:「マクロスシリーズ」「創星のアクエリオン」「攻殻シリーズ」など担当されてた菅野よう子さん
アニメーション制作:サテライト×エイトビット




声優さんはこんな感じのキャスティングになっております

アマタ:梶裕貴
ミコノ:茅野愛衣
ゼシカ:花澤香菜
カグラ:内山昂輝
ジン:福島潤
ミカゲ:中村悠一
イズモ:安元洋貴
シュレード:浪川大輔
カイエン:鈴村健一
アンディ:鳥海浩輔
MIX:藤村歩
サザンカ:中島愛
モロイ:佐藤健輔
ドナール:諏訪部順一
スオミ:小林沙苗


え…なんか最初の方まんまギルクラじゃね?って思った人は少なくなくないはずwここまで露骨なキャスティングってありなのか?^^;


随時追記してきます

クレア:丹下桜
不動・ZEN:藤原啓治
アシリア:田中理恵
アポロン:東地宏樹
ユノハ:小倉唯




☆主題歌☆

OPテーマ 『君の神話 ~アクエリオン第二章』
歌:AKINO with bless4
作詞:Gabriela Robin
作、編曲:菅野よう子

EDテーマ 『月光シンフォニア』
歌:AKINO&AIKI from bless4
作詞:Gabriela Robin
作・編曲:菅野よう子


菅野さんなので音楽は素晴らしい出来になっております♪



☆以降各話感想につきネタバレ注意☆









第1&2話SP 『終末(おわり)を抱いた神話的禁じられた合体スペシャル』


初回の1時間視聴してみて率直な感想としては…安心しました!前作のアクエリオンのノリを継承してたって意味でwwwあのバカさ加減こそアクエリオンですね♪あのノリを楽しめる方なら今作も楽しめるんではないでしょうか(^o^)
作画もパワーアップしてましたし背景キレイでした。男キャラの方にかなり力入れてるのかわかりませんが女性キャラがちょっと雑な印象受けましたが特に気になるほどではないです。
音楽も平均以上の出来だと思います。さすが安定の菅野クオリティ。

梶さんに「やわらかああああああい」という新たな名言が生まれましたw音楽も流れ始めてバトルを盛り上げようとしてるのに・・・さすがアクエリオン!腹筋崩壊させられゲラゲラ笑ってしまいましたw期待通りのノリで私は安心です(*^_^*)

監督の河森さんが「前作見てない方にも楽しめるような内容にしたい」とおっしゃってた通り前作見てない方も問題なく視聴できそうな内容でしたので興味ある方はぜひ初回だけ見てみてはどうでしょうか。初回みてつまんね(-.-)って思った方はおそらく終始あんな感じのノリだと思うので切って構わないと思いますw

アクエリオンEVOLのEVOLってLOVEなんですかね?wまぁよくわからないですが視聴継続したいと思いますw





第3話 『キラメキ指数☆急上昇』

OPキタ――(゚∀゚)――!!個人的に今期1番お気に入りのOPです♪やっぱ菅野さんの音楽は良いですね。アップテンポでテンションあがります!
あとOPに一瞬でてきた気になるキャラが一人・・・銀髪の幼女…だと?ロリコンの俺歓喜\(^o^)/クレア早く出てきてくださいw

女子生徒の教室にいたカエルと紙袋かぶった子が気になるw主人公のアマタもっとヘタレキャラなのかと思ってたんですが一途でバカなキャラだったんで結構好感もてました。ヘタレ主人公は大嫌いなのでw


「平身低頭覇DOGEZA orz」ってwアクエリオンにかっこいい技期待した自分がバカでしたw

次回予告でミコノが合体?w覚醒?どんなエレメント能力なのか気になるところです。




第4話 『壁~conquer oneself~』

クレアちゃんキタ――(゚∀゚)――!!声優丹下桜さんでしたね。

アンディとMIXフラグすぎだろ^^;
不動ZENきたか…おバカ特訓に期待ですねwww

雪解け合体ってwアクエリオン名物無限パンチいただきました♪壁の名前ベルリンって時点で崩壊フラグたってましたが「無限拳」で早くも崩壊。恋愛禁止令だしたのに予告みんな発情しすぎて笑っちゃいました^^今作は恋愛がかなり重要な要素らしいので来週が楽しみです。



第5話 『恋愛禁止』

恋の寸止め特訓ってwww相変わらずくだらないことやってますね~wどうみてもカエルなんだがあれ猫なの?w



第6話 『生命のアジタート』

シュレード様逝ったぁ!!!早すぎるだろ死ぬのwwwシュレード回でした。


第7話 『真夜中の少女』

シュレード生きてたのかよw予告でゼシカ回かと思ったらまさかのユノハ回でした(+o+)しかも声優さんが小倉唯さんとかロリすぎるw

やっぱり今回の注目は合体シーンでしょう。
心霊合体GOアクエリオン!www
ユノハ「いや~見えちゃう!皆に見られちゃう!」
カイエン「おお~!!!見えた!見えたぞおおおお!!!」
アマタ「それが君の本当の姿」
ユノハ「あぁぁ全部見られちゃって恥ずかしい!なのに…気持ち良い!」

確かこんな感じだったんですが笑ったw小倉唯さん現役JKだぞスタッフ完全にアウトー\(^o^)/カイエン自重しろwww

EDの画変わってましたね!これからちょこちょこ変えてくるのかな?今回キャラの作画がかなりレベルアップしてびっくりしました。9話?くらいまで学園メインのお話らしいのでそれまでは安心して見れそうです。なんか自分の中でミコノ株暴落中ですw来週に期待♪


第8話 『さらけだせ』

全裸=最強wゆえに無防備合体であるwww
前作後期OP「Go Tight!」流れてテンション上がっちゃいましたね♪
ゼシカ服破る→テレビ前の俺 ( ゚∀゚)o彡゚ ヌゲヌゲ
アマタ服破る→テレビ前の俺 …(・_・`)
ミコノ服破る→テレビ前の俺 ( ゚∀゚)o彡゚ ヌゲヌゲ
シュレード服脱ぐ→テレビの前の俺 Σ(°Д°; ナゼオマエガヌグ

いやーいつも以上のバカアニメで楽しかったですw



スオミ「異性に見られることによって体が火照っているのね、わかるわ」
ドナール「・・・・・・(;゚д゚)えっ!?」
この流れが神すぎたwww


第8話のシリアス部分を見てて今更気づいたんですが
アルテア→アルタイル→彦星
ヴェーガ→ベガ→織姫
なんですねw

次週はMIX回みたいなのでアンディとのやりとりが楽しみです^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

64.7 18 学園で戦闘なアニメランキング18位
対魔導学園35試験小隊(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (695)
4147人が棚に入れました
魔力を持つ人間が滅びようとしている世界ーー武力の頂点の座は剣から魔法、そして銃へと移り変わっていた。残存する魔力の脅威を取り締まる『異端査問間』の育成機関、通称『対魔導学園』に通う草薙タケルは、銃が全く使えず刀一本で戦う外れ者。そして、そんなタケルが率いる第35試験小隊は、またの名を『雑魚小隊』と呼ばれる、劣等生たちの寄せ集めだった。しかし、ある日、『魔女狩り』の資格を有する超エリートの拳銃使い・鳳桜花が入隊してくる。隊長であるタケルは、桜花たちと魔導遺産回収の任務に赴くのだが-ー。

声優・キャラクター
細谷佳正、上田麗奈、大久保瑠美、白石涼子、伊藤かな恵、野水伊織、遊佐浩二、山田奈都美、安済知佳、三木眞一郎、赤羽根健治、関根明良、津田健次郎、三咲麻里、三瓶由布子、小日向茜、中田譲治

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かな恵ボイスヾ(o´∀`o)ノ

魔力の脅威を抑制すべく作られた「異端査問官」。
その育成機関である「対魔導学園」を舞台にした
異能バトル&ラブコメ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


良くも悪くもいわゆるテンプレ作品。
いかにもラノベらしいハーレムものになるかと。
ん!?愚問ですぞ、そりゃあサービスシーンやら
サービス回やらたっぷりですがな(`ω´)グフフ
グフ、グフフ、ぐぅへへへーーッΨ(`∀´)Ψ


失礼。


個人的にどうしても気になったのが雑な作画。
特にキャラデザはひどいもんで、少し引きのカットになると
パーツのバランスが不自然な顔に…。
キャラデザ自体は可愛らしいのに…とても残念でした。
時間や予算等あるのでしょうが、こういう作品だし
キャラデザにだけでももっと気を使ってほしいと思います。

序盤から中盤は35小隊のメンバーをメインに
人物紹介を兼ねたストーリー展開。
終盤は主人公メインのお話に。

ラブコメパートでは属性や豊かな個性をしっかりと
バトルでも各々と小隊としての活躍が描かれています。
作中通して、それぞれのキャラクターの魅力を
十分に引き出せていると思います。
お気に入りのキャラは二階堂 マリでした♪♪

声優陣、良かったと思います。
若手からベテランまでキャラに合った配役がなされています。
主人公、草薙 猛役を細谷佳正が好演。
そしてひさびさに伊藤かな恵のツンデレボイスを
聴けた喜びときたらもう!! はい、0,5点アップね(o´∀`o)ノ


総合的には可もなく不可もなくといった評価です。
続編があれば視聴しますし、なければしょうがないと諦めますw
どんとこい!テンプレ!!って方にはオススメです。
あと伊藤かな恵ファンにもw



《キャスト》

草薙 猛(CV.細谷佳正)
鳳 桜花(CV.上田麗奈)
西園寺 うさぎ(CV.大久保瑠美)
杉波 斑鳩(CV.白石涼子)
二階堂 マリ(CV.伊藤かな恵)
ラピス(CV.野水伊織)
鳳 颯月(CV.三木眞一郎)
星白 流(CV.山田奈都美)
霧ヶ谷 京谷(CV.赤羽根健治)
草薙 キセキ(CV.安済知佳)
ホーンテッド(CV.遊佐浩二)



《主題歌》

OP
『Embrace Blade』/アフィリア・サーガ
ED
『Calling my Twilight』/いとうかなこ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悪しき魔道との戦いはこれからも続く

原作未読 全12話

人類と魔女が争う世界、悪しき魔道を殲滅するための学校である魔導学園の一小隊のお話。小隊としての評価はかなり下ですが、個々の能力は非常に高いキャラが揃っています。

学園ものですが、訓練やバトル大会というようなお話が中心ではなくて実践することが多く、命に関わることが多かったですね。

それぞれのキャラのエピソードが中心に描かれており、この世界の全体像が掴みにくかったです。

キャラはみなさん綺麗だったり可愛く描かれていましたね。特にお気に入りキャラはいませんが、ヒロインの鳳 桜花の声(上田麗奈さん)が特徴的で好きでした。

ハーレムラブコメ(小隊5人内4人が女性)な側面もあり、ちょっとした日常や学園特有のイベントもありました。

とりあえずという感じで終わっています。原作が続いているので仕方がありませんが、スッキリしない終わり方でしたね。

OPはアフィリア・サーガ、EDはいとうかなこさんが歌っています。

最後に、いつも流れを断ち切るように出てくるキャラ{netabare}(ホーンテッド){/netabare}がいますが、シリアスな場面なのに出てくるとちょっと笑ってしまいましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「トワイライト・エンチャント反転、フレキシブルマテリアル開放・・・私と宿主は最強ですから」

この作品の原作は未読ですが、ラノベ原作の異能バトルラブコメ・・・このジャンルを認識した時点で視聴は決定なのですが、主人公に細谷さん、ヒロインに白石さん、伊藤さん、野水さんと強力なキャストが視聴を後押ししてくれた作品です。

物語の舞台は魔女を取り締まる「異端審問官」の育成機関である「魔導学園」
戦いのスタイルが剣から銃に移り変わる中、主人公である草薙タケルは刀しか使えず、周りからは半端物扱いを受けてきました。
この学園では小隊と称するチームで動き、任務に応じたポイントが与えられる事になっているのですが、タケルが率いる35試験小隊は、他の小隊に入れない劣等生で構成されており、ポイントもままならない状況でした。
そんなある日、この35試験小隊に何故か超エリートである鳳桜花が入隊してくるんです。
そしてエリートと劣等小隊の初の任務に赴き・・・物語が動いていきます。

まず、主人公のタケルが格好良すぎです^^
彼は家族や仲間をとても大切にしています。
「それを守るためなら世界中を敵に回してでも俺は守る・・・守らせて欲しい・・・」
そう有言する彼はそれを全力で実行しようとするんです。

彼の扱う刀は決して最新の武器ではありません・・・
きっと異端審問官としてこの道を極めていく上でのハンデになるのかもしれません・・・
でも、彼の情熱と気迫が・・・そんな事を微塵も感じさせないんです。

そして彼は強いだけではありません・・・
「俺にも半分背負わせてくれ・・・」
これまで誰にも言えなかったトラウマ・・・怒りで狂いそうになった出来事・・・覚えていないことに対する不安・・・
物語の進展に伴い明らかになるメンバーの苦しみを決して一人で背負わせようとはしないんです。

今まで35試験小隊は、周りから落ちこぼれの吹き溜まりのように思われてきました。
でもそれは全てを曝け出せなかったから・・・意地でも自分の考えを曲げなかったから本当に折り合う事ができなかった・・・
一人・・・そしてまた一人と心の内を明らかにして皆んなが本当の意味で繋がった時・・・きっとこの小隊は最強の小隊になるんだと思います。
・・・と思わせる位、主人公のタケルは格好良かったですね^^
細谷さんの声質も主人公に合っていると思いました。

そして小隊は主人公と以下の4人で構成されています。
鳳 桜花(CV:上田麗奈さん)
西園寺 うさぎ(CV:大久保瑠美さん)
杉波 斑鳩(CV:白石涼子さん)
二階堂 マリ(CV:伊藤かな恵さん)
タケルとヒロインの距離・・・物語の回を重ねるごとに確実に縮まっていきます。
劣等生の集まりといえど皆さん可愛い子揃いである上、容姿端麗、ロリ巨乳、すげー巨乳にちっぱいとどこにもスキがありません^^;
タケル・・・全く羨ましい限りです^^;

でもタケルが羨ましいのはこれだけじゃないんです・・・
表向きはタケルの妹とされているラピス(CV:野水伊織さん)の存在が半端ありませんでした^^
彼女の特性上、ヒロインの様に常に登場する訳ではないのですが、作品の中でタケルが格好よく見えたのは間違いなくラピスの功績だと思います。
「トワイライト・エンチャント反転、フレキシブルマテリアル開放・・」
彼女のこの台詞を機に状況が一変します・・・ここから先は鳥肌モノの展開の連続です^^

オープニングテーマは、アフィリア・サーガさんの「Embrace Blade」
エンディングテーマは、いとうかなこさんの「Calling my Twilight」
いとうさんの曲、何て格好良いんでしょう・・・初めて耳にした時から完全にハマりました^^
今期のアニソンBEST10の上位に入る曲になると思います^^

1クール12話の作品でした。でも・・・伏線色々回収されていないですよね^^;
というか、謎を増やして終わったような・・・^^;
続編への布石なのでしょうか^^?
そうだと嬉しく思います♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

68.2 19 学園で戦闘なアニメランキング19位
バディ・コンプレックス(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (719)
3741人が棚に入れました
何気ない日常を送っていた高校生・渡瀬青葉は夏休み明けの始業式の日に、隼鷹・ディオ・ウェインバーグという少年と出会う。2人の出会いは、世界の運命を大きく変えることに……。


声優・キャラクター
松岡禎丞、内山昂輝、早見沙織、速水奨、藤村歩、杉田智和、吉野裕行、佐藤利奈、花澤香菜、井上麻里奈、森川智之、櫻井孝宏、島﨑信長、田村睦心、内山夕実、木村良平、ランズベリー・アーサー、宮下栄治、白石稔、こぶしのぶゆき

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1クールでは短いだろーに(・□・;)

とある出来事から未来へと時空を超える主人公・渡瀬 青葉。
2つの勢力による大戦が繰り返されている行き着いた未来では
もう1人の主人公が戦渦の真っ只中で闘っていた。
こんなストーリーで展開していくロボットものです。
全13話。


基本的には楽しめました(*´∀`)/″
ロボットもの好きだーって方にはオススメですw

が、個人的にロボットものは最低でも2クールで
じっくり練り上げ描いてもらいたいジャンルです。

この作品も1クール・13話では短かったように感じましたね。
主人公の成長、仲間との絆、ライバルとの闘い、
戦争の結末、人間模様、伏線etc.
これに主人公が2人という設定も加味し考えると
十分に描かれていたと評価する事ができませんでした。
その為か他作の良いところ取り感がハンパなかったです。
ここは非常に残念でしたねぇ( ノ Д `)

「カップリングシステム」この設定は面白かったですね♪
利用制限あり、男女限定ではなかった事が
物語にリアリティを持たせていたと思います。

作画、キャラデザは合格点。
バトルシーンは丁寧な出来だったと思います。
声優陣の豪華さには驚かされましたw
特に男性声優陣が良かったですよ!


青葉の行く末や青葉と雛の関係など気になりますw
今後、続編が決まっているよーなので
素晴らしいラストになる事を祈りつつ待つ事にします。


《キャスト》
渡瀬 青葉(CV.松岡禎丞)
準鷹・デュオ・ウェィンバーグ(CV.内山昴輝)
弓原 雛(CV.早見沙織)
リー・コンラッド(CV.杉田智和)
ヤール・ドゥラン(CV.吉野裕行)
フロム・ヴァンタレイ(CV.梶裕貴)
エルヴィラ・ヒル(CV.佐藤利奈)
奈須 まゆか(CV.花澤香菜)
アネッサ・ロセッティ(CV.井上麻里奈)
チュセ・フランボワ(CV.木村良平)
倉光 源吾(CV.速水奨)
レーネ・クラインベック(CV.藤村歩)
アルフリード・ガラント(CV.森川智之)
ビゾン・ジェラフィル(CV.櫻井孝宏)
タルジム・ヴァシリー(CV.島崎信長)
ラーシャ・ハッカライネン(CV.田村睦心)

《主題歌》
OP:『UNISONIA』/TRUE
ED:『あの空に還る未来で』/ChouCho
                           改NO,9

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恋愛作品ではありませんw

全13話

お話は、主人公の渡瀬 青葉(わたせ あおば)の通う高校に突然飛来してきたロボットに何故か青葉が急襲されてしまいます。同級生の弓原雛(ゆみはら ひな)に助けられた先は‥‥ {netabare}この世界の未来でした。未来の{/netabare}戦いに巻き込まれる青葉と、もう一人の主人公の隼鷹・ディオ・ウェインバーグ(じゅんよう)と共に戦うロボットバトル作品です。

VVVやマジェプリのようなロボットではなく、普通のロボットデザインに見えました。

内容もロボットバトル中心のお話です。{netabare}新造戦艦だったり、憎み合ったものの同士が仲良くなったりして、{/netabare}王道ですね〜

タイトルに書きましたが、「カップリングシステム」や「ナイスカップリング」なんて言葉を耳にすると、どうしても恋愛方向の作品かなと思ってしまいますねw(他にもデカップリングなんて言葉もありました)

王道的な展開が進む中、最後はなかなか予想のつかない展開でした。{netabare}(タイムループとは、1話と繋がりましたね。){/netabare}
でも、このお話はまだ終わっていません。オリジナル作品なので、続きは「原作で!」というのがないであれば地上波で2期があればいいですね〜 劇場版やOVAで終わってほしくないです。

OP 疾走感のある曲です。
ED ChouChoさんが歌ってます。素敵なバラードですね。

最後に、キャラデザの目が非常に印象的でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

クッジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラストシーンで全てビゾン持っていった。

青葉とディオが少しずつバディになっていくのは良かったし、カップリングしたロボットの動きも良かった。雛の声優、早見沙織さんも合っていた。

ラストシーンで全てビゾン持っていった。

「バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―」が2014年秋 TV放送決定‼TVシリーズのその後を描く完全新作の「前後編」
TVシリーズの再放送も決定‼7月よりMX、テレビ愛知、BS11にて放送

キャスト
渡瀬青葉:松岡禎丞
隼鷹・ディオ・ウェインバーグ:内山昂輝
弓原 雛:早見沙織
倉光源吾:速水 奨
レーネ・クラインベック:藤村 歩
リー・コンラッド:杉田智和
ヤール・ドゥラン:吉野裕行
エルヴィラ・ヒル:佐藤利奈
奈須まゆか:花澤香菜
アネッサ・ロセッティ:井上麻里奈
アルフリード・ガラント:森川智之
ビゾン・ジェラフィル:櫻井孝宏
タルジム・ヴァシリー:島﨑信長
ラーシャ・ハッカライネン:田村睦心
マルガレタ・オキーフ:内山夕実
チュセ・フランボワ:木村良平
ガルシアン・バース:ランズベリー・アーサー
スハルト:宮下栄治
荻坂三郎太:白石稔
ドン・ナッハー:こぶしのぶゆき

テーマソング
OP:「UNISONIA」/歌:TRUE
ED:「あの空に還る未来で」/歌:ChouCho

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

64.5 20 学園で戦闘なアニメランキング20位
ソウルイーターノット!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (511)
3207人が棚に入れました
死武専に入学した「恋に恋する14歳」春鳥つぐみ、天然少女で職人の多々音めめ、“キング・オブ・庶民”としてつぐみに興味を抱くツンデレお姫様アーニャ・ヘプバーンの3人が紡ぐ、死武専を舞台にした「殺伐だけどウキウキな学園ライフ」を描く。

2004年から2013年に月刊少年ガンガンに連載され、2008年4月~2009年3月にテレビアニメ化もされた「ソウルイーター」の外伝的作品で、本編中で描かれなかった設定を後書きに掲載するのではなくマンガで描きたいという思いから始められた作品。

声優・キャラクター
千菅春香、悠木碧、早見沙織、櫻井孝宏、山下誠一郎、小松未可子、小岩井ことり
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ガガントス?

元々のソウルイーターは観たことがないですが、
今後どうなるんだろ^^

第1話からチンピラくんが文字通りの{netabare}小物{/netabare}に
変身したときは笑ってしまいました(笑)

「ソウルイーターノット」の「ノット」ってなんなのか
気になってたけど、そういうことなんですね。

■第2話
{netabare}
寮長さんサイコすぎ(笑)
めめちゃんのアレは職人の能力??^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本編の視聴が楽しみになりました(´ー`)♪

2008年~2009年にかけ全51話で放送された
「ソウルイーター」の外伝作品。全12話。

主人公は「恋に恋する14歳」春鳥 つぐみw
物語冒頭に、体の一部が武器化してしまう彼女は
この世界では定常なのか死武専への入学を決意する。
そこで出会う多々音 めめ、アーニャ・ヘプバーンとの
死武専ライフを描いた、ほのぼのコメディ中心の学園もの。

本編未視聴で今作品にのぞみましたが
ソウルイーターの世界観やちょくちょく出てくる
本編キャラを理解してるに越したことはないので
可能であれば、先に本編の視聴をオススメしますw

先述の通り、ストーリーは学園でのコメディが中心。
ここで描かれるメインキャラはとても明るく無邪気な
等身大の14歳といった感じでとても好感が持てました(´ー`)
ちょっとした百合要素も許容範囲内w
活き活きとしたキャラがとても魅力的でしたね。

「かがんとす」「庶っぱい(庶民的なおっぱい略)」など
流行らせたいのか?!と思わせるよーなキーワードが
ちらほらと見受けられたのも面白かったですねw
くぅ~庶っぱいも最高だぜェェェヾ(o´∀`o)ノ ……失礼。

声優陣もとても良かったと思います。
つぐみ役の千菅春香は新人さんのよーですが
違和感のない演技で◎
早見沙織のツンデラ役も素晴らしかったです☆☆☆
作画、キャラデザは作品に合った仕上がり。
音楽はOP、ED含め及第点ですね。

シリアス展開が待つ物語のラストには賛否あると思いますが
個人的には「外伝」としてアリだと評価します。
あのままほのぼので終わっても文句はありませんでしたがw

この作品を視聴してバトル中心という本編も気になりました。
小見川千明と内山昂輝がメインなんて楽しみです!
時間がある時にでも視聴してみよーと思います。

最後までメインキャラに元気の貰える作品でした(*´∀`*)
女の子たちの日常もの、学園ものがお好きな方にオススメです。



《キャスト》
春鳥 つぐみ(CV.千菅春香)
多々音 めめ(CV.悠木碧)
アーニャ・ヘプバーン(CV.早見沙織)
キム(CV.斎藤千和)
ジャクリーン(CV.沖佳苗)
エターナルフェザー(CV.小松未可子)
カナ・アルタイル(CV.小岩井ことり)
マカ=アルバーン(CV.小見川千明)
ソウル=イーター(CV.内山昂輝)
星☆茜(CV.櫻井孝宏)
クレイ・サイズモア(CV.山下誠一郎)
シド・バレット(CV.木村雅史)
シャウラ・ゴーゴン(CV.小清水亜美)



《主題歌》
OP:『monochrome』/Dancing Dolls
ED:『夕暮れハッピーゴー』
 春鳥 つぐみ(千菅春香) 多々音 めめ(悠木碧) アーニャ・ヘプバーン(早見沙織)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品スピンオフですね、ですね~ もー!お二人ともイチャイチャしすぎです!ふん! ガガントス!

原作未読 全12話 ソウルイーター未視聴

普通の学生だった主人公の春鳥 つぐみ(はるどり つぐみ)は突然体の一部が武器化したため、死神武器職人専門学校、略して死武専に入学して力の使い方を学ぶことにしました。
その死武専には武器になる人間とパートナーとなる職人と呼ばれる人間いて、つぐみと同時入学した職人で物忘れが激しいナイスバディ{netabare}「眠拳」使い{/netabare}の多々音 めめ(たたね めめ)、もう一人職人で言葉遣いも服装も高貴な感じですが、好奇心が旺盛で拗ねたりする姿が可愛いアーニャ・ヘプバーンと寮が同室となって3人が中心の死武専ライフのお話です。

ソウルイーターのスピンオフ作品です。世界観は同じでソウルイーターのキャラも出ているようですが、前作未視聴で観てみました。

女子キャラがメインで軽い百合要素があります。3人のほのぼの学園生活に比重を置いてますね。

ただ、コンセプトは「殺伐だけどウキウキライフ」というとおり、ほのぼのしていてニコニコしながら観ているといきなりシリアスになるので注意が必要ですw

終盤はちょっと殺伐しすぎたような感じもしますが、間にコミカルな部分もあって楽しかったですね。{netabare}(野球でのアーニャさんには笑ってしまいましたw){/netabare}


OP 最初のシーンが好きです。(3人で手を繋いでジャンプするところ)曲も楽しそうな感じが良いですね^^
ED 主演の3人、千菅春香さん、悠木碧さん、早見沙織さんが歌ってます。仲のいい三人が象徴するような作画と曲でした。

最後に、主人公の春鳥 つぐみのCVは千菅春香さんですが、私の好きな曲で「琴浦さん」のED「希望の花」を歌っていた方ですね。声優もされているとは知りませんでした。声も違和感なく合ってましたね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

63.1 21 学園で戦闘なアニメランキング21位
うぽって(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (612)
3017人が棚に入れました
青錆学園に赴任してきた、新米教師はいきなり病院送りに…。それもそのはず、彼の生徒達は突撃小銃だったのです!? 個性豊かなてっぽう少女が大暴れする、学園美少女“てっぽう”コメディ♪ただいま、ゆる?りと制作中
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

銃が女の子って・・・^^

学園ギャグ、萌え擬人化作品。

銃が全員女の子で、ちょっと変わってます。
発想は悪くないと思います。

それぞれの銃のあるあるや説明が出てきますが、知らない人には「へ~」って云う程度。
この日本で、本物の銃を何パーセントの人が見たことあるだろう?
ましてや、使った事なんて、海外へ行ったときに興味本位で撃った事があるか、警察&自衛隊の人くらいじゃないのかな?
銃に興味のある人でも少ないはず・・・。
だからそんなに食いつけなし、特別興味も沸かなかったので、出てくる女の子達に注目して観てたかな?


余談ですが・・・
自分はハワイに行った時に射撃場で本物を撃った事がありますが、最初、緊張して手にすっごい汗かいてビショビショでしたよw^^;
撃った衝撃にも最初はビックリでしたが、やはり人間、10発も撃ってると慣れてきますね --;
でも、撃ち終わった感想は・・・
やっぱり日本は銃が持てない国で良かったなっと。。。つくづく思いました。
簡単に人を殺せる道具
こんなのが個人で持てる国が恐いです。



話それましたが、
それにしても女の子たちみんながムチムチです。
そういうキャラデザなので仕方が無いですが、太ももなんて太い太い! ^^  キャラデザには、自分はちょっと・・・ (^^;
ムッチリ系が好きな人には堪らない筈!^^ 


生徒は皆、擬人化された銃の女の子なんだけど、教師は人間の男性でしたが・・・
{netabare}
ヒロインの「ふんこ」が、教師にちょっと恋心?を見せてくれた所はよかったですが、それだけで進展しないので、正直残念でした。
個人的には、もうちょっと恋花を咲かせて欲しかったです。(^^;
{/netabare}

銃マニア、ムッチリ娘が好きな人には堪らない作品だと思います。^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

「うぽって」逆さまに読んだら「てっぽう」

TV放送じゃなく、ニコニコ生放送というのが
観る人によってはネックだったかも?
でも聞くところによれば7月から地上波放送されるそうな。
とはいえ、一部の地域じゃ見られないんだろうな。

実在する数々の銃を擬人化した女子中高学園モノ。
登場する女の子達だけでなく、先生までもが銃というコメディ。

その銃の機能やデザインだけでなく、製造国によってもキャラ設定を
しているあたり、『ヘタリア』を思い出させるのだけど、
あくまでもこちらは女子学生中心っていうのが特徴的。

個人的には、銃を擬人化した女の子の姿に萌えるのではなく、
どの銃がどんなキャラになり、どんな扱い方になるか?っていうほうに、
すごく興味が湧いてしまうし、楽しみだった。
例えば1話だと、
{netabare}ふんこ(FN FNC)が骨組銃床(スケルトンストック)
だから下着はTバックとかw {/netabare}

つまりはそういう部分で大笑いしてしまうわけで。
まぁ紙一重な違いではあるけれどw
ほんのちょっとミリオタ入ってるので、臨場感のある実射音聴いてるだけで
けっこうニヤニヤしてしまうところはあった。

とにかく、こういうアニメ作品は今までありそうでなかったから、
楽しみにしていたのだけど、最終話までようやく観終えてみて
はて??何が面白かった?と聞かれれば答えにくいという有様。

ちなみに、女の子たちの足がやや太めなのは、
キャラデザを担当された高見明男氏の描き方の
元々の特徴なのかはよくわからないのだけど、
重量のある銃を擬人化するだけあって、やっぱり太ももがしっかり
描かれてるのは当然といえば当然かも?で、好感は持てた。

がしかし、僕的な好みで言えばやはり、太ももムチムチ中学生より、
高校生である「じーすり」ことG3A3と、
「ふぁる」ことFAL L1A1の2人のほうが
ちょっとだけ凛とした品があって好きだったなw

だいたいにおいてマニアックな内容だし、興味のない人はきっと
どんどん離れていったに違いない。
実際、矛盾点もあるし、ツッコミどころは満載だからね。

せっかく擬人化したなら、擬人に徹したら良かったけど
それだとライフルの形状が見れなくなってつまらないし
ここはやっぱり、中途半端な萌え要素など除外してしまって
ライフルたちが喋る、笑う、訓練する・・みたいな
もっともっとシュールにしちゃったほうが良かったのではないだろうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌えで解説する鉄砲アニメ

漫画原作(未読)、 1クール(全10話+TV未放送1話)、 2012年春放送。
TV未放送分は未視聴。


鉄砲を擬人化した、日常パート多めのキャラ萌え系ガンアクション作品。
実在する様々な種類の銃が登場し、
登場人物たちは皆、その銃の性質に合わせたキャラ設定になっています。
(体格、能力、性格など)

内容は かなりマニアックですが、
ある程度の対戦シーンに加えて、日常シーンにはギャグもあり、
私のように全く知識のない素人でも楽しめる内容になっていると思えます。

新キャラ(銃)が追加されたとき、故障したとき、キャラ(銃)同士を比較するとき等々
素人にも図や動く絵を用いて分かるように、その都度解説してくれます。
アニメでこそ出来ることだと思うし、
制作陣のこだわりも 相当なものだったと感じます。

仲間と連携しながら銃撃対戦シーンを切り抜けていく場面が、
この作品の最大の見どころでしょうか。
学内の相手と対戦した後、後半は他校との対戦シーンも出てきました。
緊張感はあまり強くないですが、私にとっては観やすかったです。

あくまでも銃器の擬人化のため、
撃たれても出血したり死んだりせず、ダメージを負って故障するだけ。
修理してすぐに復活するという安心感があります。
グロ要素は全くありません。

各話のサブタイトルを読み上げる時に、
銃声の数がその話数と一致している辺りは、少し珍しい工夫だと思いました。
(たとえば、第2話は銃声2回、第8話は銃声8回、といった具合。)


作画は、雑な絵ではないのですが全体的にもうひとつ。
また、二次元としては太めのキャラ絵も特徴的で、
私は問題なく観ていましたが、受け付けない方も居るかもしれません。
http://www.upotte.jp/ (アニメ うぽって!! 公式サイト)
アニメ作中でも↑この絵柄のイメージでほぼ合っていると思います。

キャラについて、
様々な性格(性質)のキャラ(銃)が揃っていて、敵らしい敵も登場し、
面白さを演出するには足りていましたが、
後まで記憶に残るほどのものはなかったです。
演じている声優陣は、イメージからかけ離れることがなかったので良かったです。

音楽は可もなく不可もなし。
OP曲は疾走感のある曲、ED曲は対照的に少し癒される静かな曲。
OP曲: I.N.G.
ED曲: ひめくり



内容的に万人向けとは言い難く、他人にお勧めするのも難しいです。
視聴前にハードルを下げていたこともあって、個人的には比較的楽しめました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

84.2 22 学園で戦闘なアニメランキング22位
とある科学の超電磁砲T(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (576)
2783人が棚に入れました
総人口230万人を数える、東京西部に広がる巨大な都市。 その人口の約八割を学生が占めることから、「学園都市」と呼ばれているその都市では、世界の法則を捻じ曲げて超常現象を起こす力――超能力の開発が行われていた。特殊な授業カリキュラムを受け、能力を得た学生たちは、定期的な『身体検査システムスキャン』によって、『無能力レベル0』から『超能力レベル5』の6段階に評価されている。その頂点に立ち、最強と謳われるのが、7人の『超能力者』たちである。そのひとり、御坂美琴。電気を自在に操る『電撃使いエレクトロマスター』最上位の能力者にして、『超電磁砲レールガン』の異名を持つ彼女は、名門お嬢さま学校・常盤台中学に通う14歳の女子中学生。後輩で『風紀委員ジャッジメント』の白井黒子。その同僚でお嬢様に憧れる初春飾利と、都市伝説好きな彼女の友人、佐天涙子。そんな仲間たちとの、平和で平凡で、ちょっぴり変わった学園都市的日常生活に、年に一度の一大イベントが迫っていた。『大覇星祭』。 7日間にわたって開催され、能力者たちが学校単位で激戦を繰り広げる巨大な体育祭。期間中は学園都市の一部が一般に開放され、全世界に向けてその様子が中継されるにぎやかなイベントを前に、誰もが気分を高揚させていた。その華やかな舞台の裏側で蠢くものには、まったく気づくこともなく――。

声優・キャラクター
佐藤利奈、新井里美、豊崎愛生、伊藤かな恵、浅倉杏美、河西健吾、富田美憂、藤井ゆきよ、種﨑敦美、峯田茉優、鈴代紗弓
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ジャッジメントですの!!

J.C.STAFF制作、原作鎌池和馬。

学園都市、人口230万人、
東京都西部に広がる巨大な都市。
その人口の約八割を学生が占めるている。
世界の法則を捻じ曲げ超常現象を起こす力、
超能力の開発が行われていた。

黒子や初春、賑やかな中にも日常がある。
学園都市内での限定された物語こそ、
待ち望んだものである。

複数の敵対組織が同時に暗躍し、
手に負えない量の登場人物が生成消滅する。
物語の舞台は世界規模に至り、
着いていけないのが昨今の現状でしたが、
やはり限定された空間だと、
超能力が様々な日常用途で活かされ楽しい。

学園が誇る大体育祭「大覇星祭」
その華やかな舞台の裏で蠢く不穏な輩たち。
魅力的なシリーズの帰還でしょう。

13話~15話視聴追記。
事件の真相が表面化し、
黒幕であろうものの思惑が露呈する。
{netabare}真の狙いは失敗したレベル6計画の再実験。{/netabare}
食蜂・削坂とレベル5の能力が炸裂する。
{netabare}歪んだ科学者の欲望が刹那とはいえ、
神の領域へ到達するのか…。{/netabare}

最終話視聴追記。
天賦夢路編、期待した通りだ。
美山写影、操歯涼子と、
またどこかで描いて欲しいキャラクターです。
涼やかな後日談、楽しい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 60
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

クライフイズムとバルセロナB

相変わらず原作は未読


禁書目録1期→超電磁砲1期→禁書目録2期→超電磁砲2期→そして今ここ。
今年(2020年)になってレールガン3期に合わせるべく視聴着手してから放送時期順にリレーしてましたが、禁書目録3期と一方通行は一旦スルー。どれも2クールで100話分経過したあたりで力尽きました。虫食いを懸念した視聴前夜ではありましたがついて行けなくなるほどの痛手は無かったと思われます。


面白かったです。
いいかげん3期ともなれば飽きが来るかと思いきや…面白かったです。

この作品は魅力的なキャラクターが湧いてきてる感じがします。
落合監督時代のドラゴンズでどんどんいい投手がファームから輩出される、またはカープでは生え抜きが次から次と活躍するのに似てます。
サッカーだったらバルサのカンテラからメッシやイニエスタが出てくるのを想像いただければよろしいかと。え?何言ってるんだこいつは?と。すみません。


常道パターン、主力の4名(御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子)にゲストキャラ迎えるだけで余裕で試合を回せるんですが、この作品特に3期ではそうはしない。

 梅:キャラに魅力がない
 竹:主役に魅力がある
 松:主役含めて周辺キャラも魅力がある

紛れもなく松作品であり、それは積み上げてきた実績でしょう。常道のキャラ回し、主力を軸にゲームを組み立てることも可能だったはずなのになぜそうしなかったのか。

1期では主力を掘り下げ魅力を引き上げることに成功しました。
2期では主力の結束を描き不動の地位を確立しました。

そして3期では…

 1.既存キャラの再生{netabare}:婚后さん、絹旗最愛(超…が口癖)、フレンダ(爆弾人形の金髪)、屍喰部隊の面々{/netabare}
 2.新キャラの活躍{netabare}:食蜂操祈(LV5第5位…記憶操作)、削板軍覇(LV5第7位…根性){/netabare}
 3.{netabare}主力の温存{/netabare}

冒険します。2期のメインどころ麦野沈利(メルトダウナー)を触りだけしか使わず、彼女のグループの一員だったメンバーで1話丸々使うみたいな芸当をやってのけてました。{netabare}さらに雑魚チームだったスカベンジャーズに光をあてて後半ラストバトルの美琴パートナーに仕立てたりしてるのです。{/netabare}

要は人材豊富なのですよ。これは禁書目録があることの利点であるかもしれませんよ。キャラの出し入れというべきかレンタルでちょっと出場しそれなりに爪痕残して戻ってきてから活躍するみたいなのもよく目にします。合法ロリ月詠小萌先生なんてまさにそうでしょう。
さらに主力を温存しているってことは、逆に言えば揃った時に「待ってました!」とファンの期待が爆発することにも繋がるわけです。

人気シリーズ3期めのレビューを読むともなれば、視聴後感想読んで答え合わせしたいか2期までは視聴したもののさあこの後どうしよう?という方のどちらかでしょう。
後者の方向けに「主力4名ちょい稼働でも面白いってどういうことか興味ありませんか?」が回答です。


主力の魅力やバランスは言わずもがな。取り巻く面々個々の魅力の高さと思い切った起用方法を評価し久々にキャラ5.0点を献上する作品となりそうです。あたかもどこからでも攻め手があって頻繁なポジションチェンジを繰り返すクライフのオランダナショナルチームが登場した時のインパクトと等価値ではないかと! …生まれる前の話だし適当に言ってます(^_^;)
相変わらず2クール全25話と量はあります。それでも手を出して後悔はないだろう良作です。



※ネタバレ所感

■物語は深化してる

本稿ではほぼキャラについて。もちろんそれ以外の要素。例えばストーリーラインも私好みでした。
2期で学園都市が持つ狂気をシスターズのエピソードで掘り下げてました。その本質はきちんとそのままにしっかりアレンジを加えてきた3期です。

{netabare}#1~#15大覇星祭と#16~#25天賦夢路編の2本立てでした。このへんの構成は2期と一緒。

悪役が前半巨悪で後半小者というのにも物語上の必然性はある。前半はアルティメット御坂の派手さに隠れているもののドリーを巡る食蜂と警策看取(みーちゃん)の人情話。後半はそのまんまドッペルゲンガーの魂の存在に関する話。と人工的に作られた生命体にまつわるエトセトラと共通してます。
もとを辿れば御坂シスターズですもんね。クローンだと割り切れず良心の呵責に苛まれた御坂美琴だったわけで、ドッペルゲンガーすなわち実験で勝手に造られた命がよりによってそんな御坂美琴に「もう生きたくないから殺してくれ」と頼む残酷さったらありゃしません。けっこう突きつけられるもんがあります。

そしてシスターズも実験体であるがゆえ自意識ゼロだった当初と比較し+αが顔を覗かせる機会も増えてきました。2期における朝焼けのビル屋上での御坂妹の一言が忘れられません。

「世界とはこんなにもまぶしいものだったのですね」

軽妙な日常劇の裏でけっこう絶望的な世界が流れてる超電磁砲の世界でクローンが放つこの一言。
3期前半締めではよりパーソナルな自我の芽生えみたいなのが出てきて

「なぜかはわかりませんが大切な人との胸踊る約束が欲しくなりました」
「と、ミサカは不思議なデジャブを覚えて感傷に浸ります」

ミサカネットワークの干渉により、ドリーら3名海へ行く約束をいいなと思いはじめ本編最後には

御坂美琴「私の妹よ」

と婚后さんに紹介されるに至る綺麗な流れでした。独立2本立てながら繋がってるのがいいですね。{/netabare}


■キャラ作りは丁寧に/設定は大切に順守

{netabare}佐天「踊ってくれますよね?Don’t you?」
御坂「い…Yes I do…」
覚えたての付加疑問文を使ってみました的な中学生っぽさを忘れてないところ{/netabare}

{netabare}食蜂を女王と紹介され色めき立つ佐天さんと初春さん。
ミーハーが高じて他校の黒子や美琴と繋がったこういった初期の設定を忘れてないことも好感。{/netabare}

{netabare}通りすがりのキャラもきっちり作りこんであげてるのもね。
BLAUなんて一瞬黒幕かと思っちゃいましたもん。ただのピエロでしたが。

「第3位の御坂美琴ちゃんは気ぃ強そうやけどな。逆にそれをピ-してネコミミと尻尾着けてからピーしてピーし放題!」
「食蜂操祈ちゃんはスク水にピーしてな。中学生離れしたすごいピーがレベルピーになってもうて!」{/netabare}



■コロナ延期

うちの地域では1/11スタート。2020年冬クールで2クール予定でした。
そして延期での中断を挟んで9/26最終回と足掛け9か月でのフィニッシュです。

延期については3月以降いっきにいろいろ決断しなければいけないものが増えたのでしょう。
クール突入前の延期発表がいくつかあり、追って2話3話以降放送延期が数タイトル続きました。政府緊急事態宣言(4/7公布)に合わせるかのように4月第2週までの決断が大半です。納品期限を考慮すれば3月下旬には安定して製作できる環境は無くなっていただろうと考えるのが自然です。
延期or貫徹。外注その他要因あるので一律判断はできかねますが、本作も延期せざるを得ない体制下での作品だったわけです。それが物語の区切りのよいところまでやってくれました。確かめてみたら5/23放送分までです。スキップ週もあったけど他の作品から粘ること4週分頑張っていただけました。ご時勢がご時勢ですので途中ぶつ切りでも誰も文句言わんだろうに区切りのいいところまで。

本当に有り難いことです。



視聴時期:2020年1月~5月…9月 

-------

2020.10.06 初稿
2020.11.10 タイトル修正
2021.07.25 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

美琴は世界一の幸せ者(^_^)

とある科学の超電子砲Tでは、主人公の美琴を助けるために多くの友達が奮闘します。
こんな多くの友達に恵まれている美琴は、世界一の幸せ者でしょう。

物語の最初は、学園都市の大運動会である「大覇星祭」で美琴や美琴の妹が活躍します。和気あいあいとした内容です。
しかし、ここで美琴の妹が、ある機関に捉えられます。
そこから話は急展開。またしても学園都市の闇の部分が描かれます。

妹を今すぐにでも救出したい美琴ですが、行動を制限されます。
しかも親友の白井 黒子(しらい くろこ)、初春 飾利(ういはる かざり)、佐天 涙子(さてん るいこ)は記憶を操作されてしまい、美琴と友達であることを忘れてしまいます。
全くの他人のように美琴にふるまうのです。

そのとき困り果てた美琴のために、婚后 光子(こんごう みつこ)が頑張ります。
美琴に代わり美琴の妹を捜し始めます。
しかし、美琴の妹を捜すことは学園都市の闇の人たちと戦うことを意味しています。とても危険な行為なのです。
{netabare}
婚后 光子は危険を顧みず敵に立ち向かい手がかりをつかみますが、返り討ちにあい大怪我を負ってしまいます。
せっかく光子がつかんだ手がかりがここで消えてしまうのかと思われたとき、
今度は日頃おとなしい湾内 絹保(わんない きぬほ)や泡浮 万彬(あわつき まあや)が、光子のために奮闘します。
彼女らは、人と争うことを極力避ける人たち。それでも婚后 光子のために不慣れな戦いをあえて行います。
そして、黒子や初春、佐天さんも、美琴との記憶は戻らなくとも美琴のために頑張ってくれます。
{/netabare}
みんなの頑張りで少しずつ敵の正体が明らかになりますが、今度は美琴自身が敵に捕まります。
{netabare}意識をコントロールされてしまい、美琴は怪物のように変わり果てます。圧倒的な力で学園都市を壊滅しようとします。まさに暴れ狂うのです。
{/netabare}
すると今度は上条 当麻(かみじょう とうま)や 削板 軍覇(そぎいた ぐんは)が、命の危険を顧みず美琴を救うために奮闘します。
もちろん黒子や初春、佐天さんも、記憶にない美琴のために懸命に頑張ります。
そして、日頃美琴と犬猿の仲であるはずの食蜂 操祈(しょくほう みさき)も、命を懸けて美琴のために頑張るのです。

幸せの基準は人によって異なりますが、困っているときに次々と友達が助けてくれる美琴は、おそらく世界一の幸せ者だと思います。


この物語で最も私の心に響いたのは、温和な湾内絹保や泡浮万彬が婚后光子への侮辱や暴力に対して怒りをあらわにしたシーンです。
今まで穏やかだった公園の池に、急に高波が打ち寄せ始めるのです。
それは、彼女達の怒りの表れでした。
友達のためにここまで怒ることができる、それは素晴らしいことだと思います。

もちろん、美琴のために血まみれになりながらも頑張ってくれる食蜂や黒子たちにも感動しました。

そして最もショックだったのは、黒子や初春や佐天さんの記憶から美琴との楽しい思い出や日々の出来事が消去されたこと。
誰だって親しい友達から自分が忘れ去られたら凄く悲しい。忘れられるということは死んでしまったことと変わらない。
このときの美琴の悲しみや怒りが私の心にしっかりと伝わってきました。


最後に、食蜂 操祈の甘ったるい話し方が実に魅力的でした。
あんな話し方をされたら、超能力を使わなくとも多くの男の人はハイハイと従うでしょう。(^_^)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51

74.4 23 学園で戦闘なアニメランキング23位
少女革命ウテナ(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (519)
2639人が棚に入れました
天上ウテナは、幼い頃自分を助けてくれた王子様に憧れる少女である。だが、彼女は、いわゆる王子様がいつか迎えに来てくれるのを待つお姫さまではない。王子様本人に憧れるあまり、自分が王子様になりたいという願望を持つようになった少女だったのだ。鳳学園に入学したウテナは、そこで「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女、姫宮アンシーと、天上ウテナが王子様から貰ったのと同じ指輪「薔薇の刻印」を持つ生徒会役員達(デュエリスト)に出会う。彼らは、「世界の果て」という謎の人物からの手紙に従い、「薔薇の花嫁」を賭けて決闘を繰り返していた。薔薇の花嫁とエンゲージしたものに与えられるという、「永遠」に至る「世界を革命する力」を得るために…。そして、ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれていくのだった。

声優・キャラクター
川上とも子、渕崎ゆり子、子安武人、草尾毅、三石琴乃、久川綾、西原久美子、緑川光、川村万梨阿、小杉十郎太
ネタバレ

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

視聴のお手伝いになれたら<修>

少女革命ウテナ本作はかなりシュールな作品となっています。

先日、美術館に行ってきました。絵というものは当然誰かに観られる為に描かれており、本作にある、意味深な描写も何かしらの配慮がなされていると感じる。美術館の絵の中で、油絵の保存状態が悪くひび割れていた作品がありました。その作品を修繕した所、一人に視える女性の絵が複数に視えるようになった絵がありました。驚きです。保存状態の行く末まで考え、描くそれ自体も、またその作者の思い通りになった保存のヒビ自体も。

そんなように多分w本作もやたらそんなメタ描写が多すぎる作品です。そもそも設定自体も奇に飛んでいて、主人公ウテナは女性でありながら、女性(ナンシー)を護る騎士として、学園内のナイトと決闘をする流れで、正直最初はわけわかめで観ていました。

というかどのような物語なのか把握できないでいました。毎回同じような決闘を重ねたり、ウテナは女性であるにもかかわらず王子に憧れていたり、ウテナも憧れの騎士がいたり、皆に争われるナンシーは何故争われるのか、他にも女はいるのに、てな感じでござります。

まぁ何とも謎解きのような物語であります。本作の象徴として薔薇が随所に描かれています。花言葉→「バラの花言葉は愛情」+BL?
{netabare} ~
緋色の薔薇 【灼熱の恋】
紅色の薔薇 【死ぬほど恋い焦がれています】
濃紅色の薔薇 【恥ずかしさ】
黒赤色の薔薇 【決して滅びることのない愛、永遠の愛】
赤い薔薇の蕾 【純潔、あなたに尽くします、純粋な愛、愛の告白】
赤いしおれた薔薇 【はかない】
赤い薔薇の葉 【無垢の美しさ、あなたの幸福を祈る】
さくら色の薔薇 【誇り】
プリティーピンクの薔薇 【かわいい人】
ブライダルピンクの薔薇 【愛している】
ダークピンクの薔薇 【感謝】
ピンクの大輪の薔薇 【赤ちゃんができました】
白い薔薇の蕾 【少女時代、愛するには若すぎる】
白い小輪の薔薇 【恋をするには若すぎる】
白い一重咲きの薔薇 【素朴、純粋】
白いしおれた薔薇 【束の間の印象】
白い枯れた薔薇 【生涯を誓う】
{/netabare}
とあり赤だけではなく白から黒まで色々な色が登場します。まず視聴する際、この薔薇の色に注視すべきだと感じます。薔薇の色によって意味が違ってきますのでそこら辺を観ていながら、描写される意味を感じ取るのも一つかと

本作は薔薇だけではなく、車「力ある男性」エレベーター「女性(性)」等々あるので、そんな幾つもの細工がなされてもいて、当然ストーリーも暗喩だらけ。少女革命と題してはいますが、少女だけではなく、旧態依然とした王子像。かっこつけキザ台詞窮地に弱いとか、少女においては、メルヘン男助けて陰でこそこそといった、少年少女の夢をいたずらにぶち壊すw

また主人公においては、ウテナかナンシーがどちらなのかという観方も生まれ、ウテナは某シーンにより超越した存在になったり、ナンシーもry。最終的にマジすかな展開になったりするので、これだけの仕掛けが用意している中で、最後答えは用意しているので、エヴァ的なものにはならずカタルシスー

投稿 : 2024/11/09
♥ : 43
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

君のためなら世界さえも変えてみせるよ。

「輪るピングドラム」が見たくて
視聴前に理解深めるために昔見ました。

「少女革命ウテナ」は、
1〜13話が生徒会編、
14〜23話が黒薔薇編
24〜33話が鳳暁生編
34〜39話が黙示録編
全39話と、比較的長いです。
内容が内容なので、当時テレビ東京系で水曜18時に
放送されていたなんて驚きです。

話のテンポも遅く回想や前回までのあらすじが何度も来ます
{netabare} が・・これも演出の内の一つかもしれません。 {/netabare}
、ウテナとアンシーとの関係性から同性愛と語られることが多いですが、
「女同士の友情」を真正面から描いた作品だと思います。
人間関係がすごくドロドロしていて心理描写がリアルに心に突き刺さります。
見ていてちょっと続き見るのが辛いな・・と思いながらも
ウテナとアンシーの行方が気になりつい話を追ってしまいます。
次の話が待ちきれない時、モヤモヤする時は
考察サイトを片っ端から見て答えを探すのが好きでした。

男性キャラがよく服がはだけスタイリッシュ☆脱衣しますが
そこはあまり問題ではないです(混乱)
薔薇の花嫁を狙う「世界の果て」から選ばれたデュエリスト達は
皆どこか心に深い闇を抱いている気がします(だからドロドロするのか・・)

トラウマ回33話とそれ以降ネタバレ
{netabare} 結局王子に憧れていたわけではなく
無数の剣に刺されるアンシーを見て
自分が王子になり世界を革命しようと決めたウテナはそのことを忘れ
王子に憧れ希望をもらったと記憶が変わっていたと気づく
33話のあのシーンで暁生が手を出し女になってしまったウテナに血の涙を流したのはきっと私だけじゃないはず・・泣{/netabare}

鳳暁生について ネタバレあり
{netabare}
学園理事長の娘・香苗と婚約し順調に見せかけて
妹アンシーと関係を持ちウテナに手を出し
物語の黒幕で次々とウテナの邪魔をするのがすごく意地が悪い。
だけど、劇場版の暁生の項目やディオスだった時のことを思うと
なんだか憎めない。可哀想・・とも思える
だけど最終回のアンシーの革命っぷりと
暁生への塩対応にスカッとした人は多いはずw{/netabare}

最終回 ネタバレあり
{netabare}
ウテナは結局王子様にはなれなかった
世界を革命できなかった。
だけど、アンシーと本当の友達になり
彼女の意識を革命することが出来た。
その代償としてウテナは無数の剣に刺され
死んだ世界のような閉鎖的な学園から姿を消した
そしてOPと共にアンシーも学園から出てウテナを探すという
前向きなラストが良かった。

特に一番印象的なシーンが
扉の向こうにいるアンシーに
「君と僕が出会うこの世界を恐れないで」と
ウテナがボロボロに泣きながら何度も名前を呼び
「やっと会えた・・」とつぶやいて二人が一瞬手を取り合うのが
すごく鳥肌だった。声を出さずにアンシーが泣くのが印象的
ここで初めて二人は本当の意味で出会えたんじゃないだろうかと思う
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔法少女モノをハイティーン、オトナ向けにしたらどうなるのか?百合、ネタアニメの形をした実験的かつ革新的作品

エヴァ大月P&セラムンスタッフが作った名作。
いまや伝説と化したエヴァとセラムン・・その二匹目のドジョウははたしていたのか?

作品の構成が劇中劇、アングラ劇団の挿入歌等いろいろと狂ってる。
演劇を見ているような雰囲気になるわけで・・
しかも作品側から『アニメじゃない』ならぬ私はアニメですよー、といっているようなもん。
加えて何でもかんでも非常に意味深で抽象的。
この時点で敷居が非常に高くなる。
嫌いな人は数話観たら切りです。それくらい尖がってる作品。TV4クール、時代のせいでテンポも遅いw

しかし、ボーイッシュでさっぱりとしてるけど、リボンの騎士、ベルばら的な男装の令嬢的主人公、出崎さんみたいな演出とキャラクター・・やってることはただの学園バトル漫画・・
アイキャッチ後数分には例外はあっても必ず『絶対運命黙示録』なバンクが入ってくる。変身ヒーローの様式。ヒロインだけど。


ギャグ回も多いのだがまるで危ないクスリでもやってるかのような突拍子もないネタが多い。
よくあったセルの切った貼ったしたからとかじゃないんです。
もとの作画と話からすでにおかしいんですw頭・大丈夫ですか?と。

意味不明なデュエル(決闘)シーン、変身バンクも語り草。
なぜか脱いだ服から木が伸びるアンシー、変身するのもむしろその相棒。
ウテナはキュピーンって意匠がつくだけ。服が引っかかった木から薔薇がww
空の上には鏡に映したようなバカデカイお城・・
胸から出てくる謎の剣wと生存戦略な超かっこいいポーズ。

後半では、世界の果てへ行くために真似して車乗ったやつ絶対いたはず・・。オッサン・・なんで制服?なぜ脱ぐの?ボンネット凹むよ・・。これぞスタイリッシュアキオドライヴ!
深い意味はよくわからんが、とにかくかっこいいんだ。


途中で本筋にはあまり絡まない尺稼ぎ的な黒薔薇編があるんですが、これがなかなか面白い。むしろこっちが人気あったり・・・。
島編とは違うのだよ。最終回に向けたタメという意味では本質は同じかもしれない。


忘れられたないのは、夕方の作品だったので少女の成長物語なのは間違いないのですが・・少女から女になる過程で{netabare}主人公がセックスするとかwありえませんw爆笑しました。処女厨発狂wテレ東も発狂wエヴァに対抗したのか?基本声だけなんですけどくっそエロいんだよね・・ミサトさんアンアン事件のクレーム対策か会話でうまいことごまかしてるのが素敵。放送局に電話したらお客さん、変な妄想してませんか?っていわれそうな。。オカズになるだけにオカズの話・・・オトナになっても気高い心をお持ちなのはスタッフさんだった。
{/netabare}

シナリオ、脚本も作りながらいろいろ試行錯誤もあったようで・・
懲り過ぎちゃってていまだにセリフの意味がわからん。
だからといって話しが通らないかといえばそうでもない。
キャラが演じる役割がはっきりときまってるんです。
ポイントだけ抑えてそれを毎度の脚本家さんなりが解釈、アレンジしてるからなんでしょう。

細かい考察うんぬんがむずかしいんだけどそれは当時の本や作った製作者本人が話せばいいだけで、お話自体はシンプルというか、きっとそこんとこがすごいんですね。考えるな、感じろってやつ?ですかねw深く考えたらツボにはまります。
ウテナで主観的な考察、感想を書くのは・・・。
文才ある方なら余裕で容量オーバーするでしょう。

ただ答えが用意してあるのがいい加減、いやファジーなエヴァとは違ういますね。後発だけに。
どんなに考えようが、最終的なメッセージも答えもはっきりと出されてます。妄想、議論になりようがないんです。
だからいつまでも生まれながらの超B級、今の世では参考資料程度になってしまうんでしょう。


作品の概要、大筋がわかってしまえばエンディングに行き着いたときにはへんな夢から覚めたようなすっきり感。
こういうのをカタルシスっていうのかね。
そんな意味でも奥井さんのOPがすばらしい。
あの前フリがあるから視聴できる。ドMにはたまらない残酷でドライなアンシーさんの今週のお言葉、キャラたちのドロドロの愛憎劇を見せられようとも、人生賛歌で友情、成長物語なんですよこれはっていう。これぞアニソンの正しい使い方。



アニメとして作中で語られるがごとく、既存の殻を破ったかどうかはわからないです。
とにかく例外的なことをたくさん詰め込んでどうにかしたいという意思は感じました。
広義のセカイ系であると同時に、『アニメでなにができるのか考えた』『なんでおれらアニメやっての?』ということでエヴァと同じ。まどかとも同じ。
芸術として昇華したという評価をするのであればそれでもいいんじゃないでしょうか。


ちなみに近親相姦ではあるが百合ではないです。絵がそれっぽいだけ。スタッフも映画のときだかにちゃんと書いてたな。
でも映画は完全に百合だっていってました。そんなに百合が観たいか?見せてやる!ってことなんだろうw
あっちはあっちで謎のミッチー起用を除けばすごく分かりやすくリメイクした作品なのでよくできてると思います。


まどかを出しましたが、新房監督が大好きらしいそうな。
誰がどうみてもシャフト演出の原典のひとつ。
似てるとかパクったとか言われる以前に実際にシャフトも参加してたりする。

まどかを賞賛し、本家?(同じ幾原監督)ピンドラに首をかしげてしまう私。
やっぱり映画でもなんでも商業作品ってのは普遍的なテーマにどうやって切り口いれんべか?ってのが大事なことだと思うんですよね。別の意図を狙ってなければですけど。
ピンドラはそこんところがどうにも納得いかず、狙いすぎてね?という。個人の問題でしょう。終盤でストライクゾーンに入らなかったというだけ。
まどかはその点で『魔法少女黙示録(仮)』(ウテナの絶対運命黙示録からと思われ)ってくらいだからウテナを愛していて、美点をちゃんと引き継いでいたな、と感じちゃうんです。
{netabare}アンシー役がキュゥべえになってるのかな?
{/netabare}まぁ本家からしたらウテナと同じじゃイカン!っていうプレッシャー、ポリシーがあるんでしょうが。 

ウテナ単体では柳の下のドジョウにはなれなかったけど、その闘魂継承者は10年を経て立派なそれになったかなと。
もちろん1匹目の。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

70.6 24 学園で戦闘なアニメランキング24位
賢者の孫(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (608)
2580人が棚に入れました
ある青年が事故をきっかけに、異世界に赤ん坊として転生。そんな彼を稀代の魔術師・マーリンが拾い、シンと名付ける。シンはマーリンの孫として育てられ、魔術も学ぶ。だがマーリンは、常識を教えるのを忘れていた……。

声優・キャラクター
小林裕介、小松昌平、本泉莉奈、若井友希、屋良有作、高島雅羅、森川智之
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

他者の存在しない異世界

アニメーション製作:SILVER LINK.
監督:田村正文、シリーズ構成:高橋龍也
キャラクターデザイン:澤入祐樹、原作:吉岡剛

ラノベ業界では、異世界転生ものが大人気で
未だに次々と新しい作品が発表されている。
RPGをバックボーンにして、
様々なシチュエーションを考えれば、
それほど細かい設定を考えなくても
作品として成立するからだろう。
しかし、そのため物語について、
深く考えなくても、いわば一発芸のような発想で
ストーリーを生み出せるのではないかと感じてしまう。

私にとって、これらの作品は
好みがはっきり分かれてしまう。
RPGをバックボーンとした世界観は
作者の嗜好がダイレクトに反映されやすく、
根幹に漂う気持ちの悪い欲望を感じてしまうからだ。
RPGは、主人公のレベル上げが終わった後に
世界中を巡るのが、とても楽しい。
自分が世界最強で、何をやるのも思いのまま。
なろう系のなかには、そういう方向性で
ストーリーを考えているのではと思える作品がいくつもある。
そこでは他者に対しての視点が決定的に欠けており、
自分だけの都合でストーリーが進んでしまう。

異世界ものでは『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』が
個人的には似たような評価だが、
向こうは基本的にエロ描写がウリの作品で、
少しこの作品とは方向性が異なる。
『デスマーチからはじまる異世界狂騒曲』も
呆れるところは多々あるのだが、
この作品よりは、まだ観られたという印象。
ちなみに世間で低い評価を受けている
スマホは未視聴なので、比較できない。

私にとって異世界転生ものや魔法を使う物語において、
俺Tueeeeかどうかというのは全く問題ではない。
むしろ、そのジャンルにおいては、
ほとんどが主人公最強の物語といっていいだろう。
(『灰と幻想のグリムガル』も同様)
このタイプの作品においては、
一体何を目指して、物語ろうとするのかというのが
いちばん大切になると思う。
そして重視するのは、人間をどこまできちんと
描けているかということだ。

賢者の孫は、現代で死亡した主人公が、
異世界に子供として転生して賢者に拾われたことで、
最強の力を手に入れていくことになる物語。
作者が考えたなと思えるのは、
「賢者の孫として育てられた」という部分だけで、
そのほかは、他作品の劣化コピーといえる。
例えば、常識を超えた発想によって魔法の力を
増強させるという部分では、
『ロクでなし魔術講師と禁忌経典』のほうが、
よほど考えられていて面白いし、学園内で魔法で
無双するのは『魔法科高校の劣等生』の
超劣化版ともいえる。
新しい発想で考えられたと思える部分は、
皆無といって良いだろう。

しかも、この作品が良くないと思えるのは、
キャラクターの思考がとても浅く、
他者について、ほぼ何も考えていないと
思えるような展開になっていること。
{netabare}例えば、最初に魔人となった同級生を殺した事件において、
周りはシンを「凄い、凄い」というばかり。

この同級生の魔人を殺した件から後は、{/netabare}
シンを英雄だと持ち上げるだけで、
他校との訓練など同じような展開で物語は進み、
陳腐なシシリーとの恋愛話から、
魔人討伐へと旅立っていく。
一緒に戦う同級生は何人も登場するのだが、
きちんとキャラとして描かれているのは、
主人公のシンとアウグスト殿下だけ。
おそらく作者自身は、このふたりのキャラに
分かれて世界を形作っているのだろう。
ほかの人物は覚える必要もないし、
シンをもてはやすモブでしかない。
もはや他者の存在しない異世界だ。

{netabare}また1話を使ってオリバー=シュトロームが魔人になった
理由について回想されるわけだが、
この物語があまりにもひどすぎる。
中学生が考えたのかとも思える
お粗末さに呆れかえってしまった。
あれだけの城を持ちながら、
側近やまともな兵士は誰一人いない。
また城を長期間留守にするのに、
シュトロームは何も備えをしていない。
この展開をやるのはいいとしても、
もう少し中身を考えて欲しかった。{/netabare}

そして、シンがほとんどひとりで解決してしまうため、
{netabare}最終回でシシリーが奮闘しているシーンでさえ、{/netabare}
ただの茶番にしか見えないことを
原作者や制作陣は考えないのだろうか。
ここはシンが「俺スゴイ」とやるのではなく、
シシリーが自分のやり方で解決するか、
もしくはシンと共同でやり遂げて
成長を見せる場面だろう。

VTUBERの棒演技や物語と全く関係のないED、
このすばからの使いまわしの屋敷などもひどいものだが、
それすらも些細な問題と感じてしまうのが、
この作品の突き抜けたところ。
唯一の良い点といえるのは、アクションシーンの
動きということになるのだろうが、
作画の手抜きの目に付く点を考えても
相殺されるようにしか思えない。

シルバーリンクは近年たくさんの
作品を製作しているが、
「デスマ」や『サークレットプリンセス』など、
低評価の作品を連発していて、
作ればいいという流れになっている。
この作品で、また新たな悪いイメージを
重ねてしまったのではないだろうか。
(2019年7月7日初投稿)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 76
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

良くも悪くも量産型の一つ

原作未読


リアタイ放送中作品のレビューを書くことも読むこともほぼしない私なのですが、、、
それでもこの『賢者の孫』については、アップされてるレビューのタイトルやら、「最近投稿されたレビュー」欄の低い配点やらを横目で見てても酷評花盛りであることは伝わってきました。

自分ですか?
恥ずかしながらけっこう楽しんでました。主人公については「お!強えーじゃん!」「イキってないしいい奴じゃん!」とまあこんな感じです。
例によって転生ものです。生まれ変わってイェイ!ないつものやつです。このテのニーズってどこから生じるんでしょう。そんなに現状不満な人が世の中には多いんでしょうか?欲張りすぎじゃないっすかね。


「ぶっ飛ばせ常識をー」このOPのわいわいきゃっきゃしてるのが自分は苦手です。
あからさまに嫌だったのがこれくらいで、あとは可もなく不可もない内容でした。あらすじは省略。


私からは意外と大丈夫でないかい?との立場で以下作品紹介のみ。

■チートの理由
名の知れた大賢者マーリン=ウォルフォード(CV屋良有作)とメリダ=ボーウェン(CV高島雅羅)を義理の祖父母として主人公シン=ウォルフォード(CV小林裕介)は英才教育を受けることになります。この時点で看板に偽りなし。
マーリンもメリダも人間国宝級の扱いということで王家とも親交が深く、剣術指南も一線級の師範がいてと師匠に不自由はしません。それに本人も努力してましたよ。
授かりスキルではないよね、って点で及第点です。

■ハーレムちゃう
わりと早い段階でシシリー=フォン=クロード(CV本泉莉奈)が正ヒロイン確定し、まわりは応援する立場にまわります。
女子も男子も恋慕の情というより能力に対する尊敬の念が強そうです。

賢者に育てられて強くなったわけだし、人里離れて暮らしてて常識知らずってのも、あっちこっち手を出さずに一途だってのも、まあまあよろしいんじゃないでしょうか。
{netabare}水着回で、お祖母ちゃんの水着が最もセクシーだったのが笑えます。周囲の耳目を集める有名人は、体型管理に余念がないということかもしれません。{/netabare}


そして可もありません。
2期あっても観るかどうかわかりませんが、たぶん続編のほうが面白くなりそうな気配がある作品です。
{netabare}シンくんが世間に知られるに従って、シンくんその人自身や国宝級の魔導具その他強大な力の政治利用という観点が入り込んできそうです。
アルティメットマジシャンズという同期の仲間が出来たということは裏を返せばその別れも描かれることになるでしょう。{/netabare}
お披露目の本作は正直なところドラマはぺらっぺらでしたが、そっちは期待したい。ただ2期はなさそうだなあ。。。

{netabare}俺たたENDも続きが無ければ単なる凡庸な作品の一つということで終わりそうです。{/netabare}



視聴時期:2019年4月~6月

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2020.01.30
《配点を修正》-0.1



2019.06.30 初稿
2019.07.23 修正
2020.01.30 配点修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

スマホやデスマよりは・・・(これって誉め言葉?)

原作未読。最終話まで視聴。

【まず褒めよう!】
主人公が強いので、安心して視聴できる。
主人公が強いので、サクサク物語が進む。
主人公が強いのに、ハーレムじゃない。
主人公が・・・、・・・。ああっ!もう思いつかない!

要するに、ハーレムじゃないってことだけでも、スマホやデスマよりは数段マシだと思います。

【まずは軽めにツッコもう】
せっかく主人公を社会人出身にしたのに、「常識が無い」とはこれ如何に?
これでは、主人公を社会人出身にした意味が無い。

強いて言えば、『魔法詠唱が恥ずかしい』ってところは大人っぽいかな?
せいぜいこの程度。
異世界スマホの「スマホ」と同じくらい、後々お荷物になっちゃう初期設定。

【最後は強めにツッコんでおこう】
{netabare}この作品を視聴していて一番感じたこと。
それは「この作品の原作者は、本当に大人なのか?」ってこと。

物語が稚拙過ぎる。
どこかで見聞きしたエピソードがテンプレ通りに延々と続く。
どこかで見聞きしたくだりの詰め合わせという印象。

恋愛表現が稚拙すぎる。
第8話。「まあ、そんな訳でシシリーと恋人同士になりました」
野次馬の多さはコメディだとしても、このセリフはないでしょう。
こんな斬新な報告、聞いたことが無い。

『原作者は中学生』って言われると、妙に納得のいくレベル。{/netabare}

{netabare}なんか、酷い声優さんがいるなぁって思っていたら、素人のVTuberさんでしたか。
意味不明なEDと共に、この作品の評価を大きく下げちゃいましたねぇ。

別に、VTuberさんを否定するつもりはないんですよ。
ちゃんと演技が出来るのならば・・・ね。
プロの声優さんの中に、演技が出来ない人が1人混じるから、滑稽なことになっちゃう。
しかも、作品とは全く関係のないED。
アニメファンを敵に回すつもりなら、大成功だったんじゃないかな{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

62.2 25 学園で戦闘なアニメランキング25位
アスラクライン(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (370)
2434人が棚に入れました
高校1年生を期に一人暮らしを始めることにした主人公・夏目智春。彼は3年前から自称守護霊で幼馴染の美少女水無神操緒に取り憑かれていた。
智春の兄、夏目直貴が暮らしていたオンボロ屋敷・鳴桜邸(めいおうてい)に引越した日、鳴桜邸に二人の美女が来た。兄、直貴から託されたという銀色のトランクを届けにきた黒のスーツの美女・黒崎朱理、そしてその晩、トランクを奪いに鳴桜邸へ忍び込んだ巫女装束の美少女・嵩月奏。この銀色のトランク「イクストラクタ」を手にした事を契機に、智春は世界の隠された真実と向かい合う。(

声優・キャラクター
入野自由、戸松遥、野中藍、田中理恵、森久保祥太郎、佐藤聡美、矢作紗友里、下野紘、豊崎愛生、こやまきみこ、石住昭彦、日笠陽子、甲斐田裕子、間島淳司、喜多村英梨、中井和哉、大原さやか、石塚さより、高木礼子、織田圭祐

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世界の隠された真実と向き合う物語・・・登場人物の心意気に感動した作品でした^^;

この作品は、分割2クールの前半に相当するものです。
この作品の主人公は、この春高校に入学する夏目智春(なつめ ともはる)。彼は所謂普通の学生なのですが、3年前の飛行機事故で、同乗していた幼馴染の水無神 操緒(みなかみ みさお)を亡くしてしまい・・・それ以来、彼女は守護霊と称して智春に取り憑き、色々とツッコミを入れる明るい性格の幽霊と一緒に暮らしています。

高校入学直前、突然一人暮らしを余儀無くされた彼がオンボロ屋敷に引っ越してくると、智春の兄から預かったという銀色のトランクを、大切な物だから・・・と言って渡されるのです。
しかし、そのトランクには蓋がなく開け方が分からなかったので取り敢えず片付けておくのですが、その夜、巫女装束の侵入者が奪いに押し入ってきたのです。
ですが、トランクを奪いに来たのは巫女装束の彼女だけではありませんでした・・・
こうして銀色のトランクをめぐり物語が動いていきます。

そのトランクは機巧魔神(アスラ・マキーナ)と呼ばれるもので、動かすためには副葬処女(ベリアル・ドール)という生贄が必要となります。副葬処女は実体を持たない射影体・・・智春の場合は操緒ちゃんになるので、「生贄」という表現は適切じゃありませんけど・・・^^;
副葬処女は、演操者(ハンドラー)と呼ばれる機巧魔神を召喚できる人間の願いを叶え続けるのですが、機巧魔神を動かす対価として支払わなければならないのは、決して無くしも減らしもしたくないモノでした・・・
だから、機巧魔神は決して容易く動かせるモノではないのです・・・

もう一つ、この世界には悪魔が存在します。決して人間に害を与える存在ではなく、魔力が使える存在・・・という言い方の方が合っているような気がします。
悪魔は魔力を使えるのですが、こちらにも使用に伴う代償を支払う必要があるのです・・・
契約者と契約している場合は、魔力の使用によって契約者が契約悪魔への愛情を徐々に失ってしまいます・・・
そして、誰とも契約せずに魔力を使い続けると、非在化という現象が発生します。
軽度な非在化はそれほどでもないのですが、重度に進行すると身体が硝子の結晶のように変化してしまい、やがて消滅・・・死亡に至ってしまいます。
この魔力も出来れば使いたくない力です・・・^^;

強い力があります・・・でも、その力を使うには対価が必要です・・・
それじゃ、そこまでして本当に強い力を使わなければいけないのでしょうか・・・

主人公で機巧魔神の演操者である夏目智春には、副葬処女として水無神 操緒が、そして悪魔である嵩月 奏(たかつき かなで)が、智春のために自らを顧みることなく身体を張る姿を沢山見る事ができるのですが・・・
頑張っている分だけ、対価が彼女達から削り取られていると思うと、正直だいぶ心が痛みました^^;

心が痛む原因として2人のヒロインが良すぎた事・・・があったと思います。
操緒ちゃんのCVは戸松遥さんでした。操緒ちゃんのキャラの立ち位置はSAOのアスカ・・・キリトと仲の良い時のアスナによく似ていると思いました・・・戸松さんがこの立ち位置のキャラを演じたら完璧だと思っていましたが、まさに期待以上でした^^
流石戸松さんです♪
そして、奏ちゃんのCVは野中藍さんでした。奏ちゃんのキャラは人見知りで話しが苦手な性格の持ち主なのですが、一本筋の通った性格の彼女がうまく表現されていたと思いました。

でも、心が痛むのは主人公に対してだけじゃありません。
物語の中には、機巧魔神も悪魔もたくさん出てきます・・・それぞれが、それぞれの想いを胸に秘めて闘いが繰り広げられたり、仲間を助けようとします・・・
本当に失いたくないモノに対する後悔にならない後悔・・・大切なモノが掌からこぼれ落ちる様・・・そして2度と戻ってこない過去・・・
振り返ってみると、悲しみに満ち溢れた作品だったように思います。

それでも、「守りたいから・・・」という理由で自分の身に何が起こるかを知っていながらも頑張る彼女達の姿は、もう涙無しでは見れませんでした^^;

この作品は1期13話でしたが、分割2クールの後半が楽しみで仕方ありません。
もし、後半も面白かったら「お気に入りの棚」に是非入れたい作品になると思います^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ギャルゲーの主人公みたいな主人公がちょっとむかつきますね。うらやましいな。

ストーリー

この作品の主人公、夏目 智春は高校入学を機に一人暮らしを始めることにしました。その一人暮らしを始めた所は智春の兄の夏目直貴が暮らしていたオンボロ屋敷の鳴桜邸っと言う所です。しかし、智春が引っ越してきたその日にある二人の少女がやって着ました。直貴から託されたという銀色のトランクを届けにきた黒のスーツの美女の黒崎朱浬とそのスーツを狙う巫女装束の美少女の嵩月奏でした。はたして、そのトランクになにが入っているのだか・・・

私の感想。

この作品は結構おもしろかったですね。はじめはどうかと思いましたが見ていくうちに少しずつおもしろくなっていきました。はじめこの作品がなぜあまり気に入らなかったと言いますと、やっぱりキャラクターデザインですかね。なんていいますか、今まで見た事が無いキャラクターデザインだったのですが、そのキャラクターデザインは最後にはかなり気に入りました。

そして、この作品の戦闘シーンが結構迫力が合って面白かったです。とくに機巧魔神を使った戦闘がかっこよかったです。普通の人間の戦いと違って迫力が違いました。

そして、何よりこの作品がおもしろかった所は主人公の夏目 智春の性格でしょうか、なんであれほどいろいろな女性から行為を向けられるのでしょうか・・ 作品としてはかなりおもしろいですが、(そして、私好みの作品ですが、)なんだか超うらやましくてむかつきます。私も人生の中で一度はああいう出来事は無いでしょうか・・・

私がこの作品の中で一番気に入っているキャラクターは嵩月 奏です。なぜなら、彼女のオッドアイな所がかなり萌えポイントだと思います。ってかかなり萌えました。オッドアイ可愛いですね~ 萌えですね~ 

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品はかなり結構世界観がはじめは世界観がまったく意味が分かりませんががんばってある程度まで見てください。おもしろいので、是非見て下さい。噂ですともう2期があるっという事なのでそのほうもかなり楽しみです。

オープニング

「Spiral」
なんだか渋いっていうか、なんだか女性ボーカルな曲なのですがかっこいい曲です。キャラクターデザインもかっこいいですし、ネタバレもほどほどでいいですが、曲がかっこいいです。全体的にかっこいいです。

エンディング

「Link」
オープニングと比べて静かで穏やかな曲です。しかも結構かわいい曲です。ヒロインたちが可愛いです。そして、バックに移した画像がかなりかっこいいです。この作品の曲は何でこんなにかっこよくしているのでしょうか・・

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

インパクトには欠けるが、非常にバランスの取れた作品

ん??意外と面白いぞ♪♪
シナリオ・キャラ・設定ともにグンを抜いた良さはないものの、どれも結構良い味を出していますね☆★
少し説明不足が否めないところ、話につじつまが合わないところ、などのマイナス要素もありますが、笑いアリ、泣きアリのバランスが取れていた作品だと思います!!

主人公の夏目智春は、何故かいろんな女性キャラにモテまくるギャルゲーの主人公的要素を兼ねていますねww
主人公にいろいろな人が慕ってくれ、みんなで力を合わせてといった王道的なところも個人的は結構好きですね♪♪

音楽に関しては【angela】は流石ですね♪
ファフナーを始め、こういうシリアスが入ったバトルものと相性は抜群♪♪
OP・EDがこの作品の魅力を引き出していますね☆★

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12
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