友情で胸キュンなおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの友情で胸キュンな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月08日の時点で一番の友情で胸キュンなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.9 1 友情で胸キュンなアニメランキング1位
とらドラ!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (17938)
53305人が棚に入れました
その目つきの鋭さ故、不良に見られてしまうことを気にしている高須竜児は高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須は不良」と言う誤解をまた最初から解かなくてはならなくなるのかと憂鬱であったが、「手乗りタイガー」こと逢坂大河との邂逅により意外に早くその誤解は解かれることとなる。
ある放課後、大河は想い人の北村祐作にラブレターを出そうとするがそれを間違って竜児のカバンにいれてしまう。ラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、竜児に闇討ちを決行する。その夜のやりとりがきっかけで一人暮らしである大河の家事の面倒も見るようになって大河は竜児の家に入り浸るようになり、お互いがお互いの親友との恋を応援する共同戦線を張るようになる。

声優・キャラクター
釘宮理恵、間島淳司、堀江由衣、野島裕史、喜多村英梨、大原さやか、田中理恵、吉野裕行、興津和幸、野中藍、石川桃子、後藤沙緒里
ネタバレ

トゥーリータラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

学園恋愛ものの鉄板!

※1万文字を超えるダラダラとしたまとまりのないレビューです。ご了承くださいましm(__)m

アニメの中でもアニメらしい、学園恋愛アニメです。
この作品の特徴は、「アニメらしさ」だと思います。「アニメ」という手段を使ってこその表現や良さがたくさんあったし、そういう点も含めて日常アニメの中では最高レベルのアニメだと僕は思っています。
それに、結構古いネタがたくさん出てくるので(ギニュー特選隊等)そっちの面でも楽しめるカモ笑


ではまずはネタばれなしで紹介がてらレビューを書こうと思います。



物語
前半はキャラ紹介。激しい展開があまりないので飽きてくる人がいるかもしれませんが、展開ゆっくりなうちにしっかりキャラを掴んで下さい。より後半が楽しめます!
後半は前半でしっかり出来上がったキャラたちが一気に動き出す展開です。登場人物たちそれぞれの立場からじっくり視聴すると、胸が痛くなるシーンがたくさんあります。

簡単には前半キャラ紹介、物語の土台固め。後半物語の展開。といった感じですが、2回、3回視聴すると前半から少しづつ伏線をまきつつ話が動いていることに気が付くと思います。再視聴再々視聴がおススメな作品です。


声優、音楽
声優さんの演技は完璧です。しっかり登場人物の内面まで演じ切ってます。
さらに、このアニメはOPEDすべて声優さんの歌です。OP1ED2の「プレパレード」「オレンジ」は大河、みのりん、あーみんの三人。OP2ED1の「silky heart」「バニラソルト」はみのりんの中の人”堀江由衣”さんが歌っています。この作品はOPED含めて初めて完成する作品だと思うので、絶対に歌を飛ばしちゃいけないと思います!! 登場人物たちの関係性や前半後半の変化はOPEDで感じることができるし、EDの入り方はどの話でも最高です!
僕も初めはあまり好きな曲はありませんでしたが、アニメを見て聞くうちにだんだん好きになってきていました。「本編あってこそのOPED、OPEDあってこその本編」という感じで、OPEDの使い方の1つとして、最高の作りになっています。


キャラ
ライトノベル原作だからこそのアニメらしいキャラをしっかり描き切っていました。
よくこの作品を見て「とてもリアルな人間関係でおススメ」とか「こんな性格ありえないから見ても無意味」といった両極端の意見を見かけます。
その原因は「アニメらしさ」なんだと思います。
現実にはありえないキャラクター性を持っている登場人物たち(竜児の鈍さや大河のツンデレ貧乳暴力キャラやみのりんの天真爛漫さや北村君の裸族さwやあーみんの達観しすぎているところなどなど・・・)ですが、考え方や距離感はとてもリアルに描かれています。この作品の「テーマ」(ネタバレになるので伏せますが・・・)を表現するために、「アニメでなくては不自然なキャラクターたち」が「自然な感情変化、考え方」をしている。 ココがこの作品のポイントだし、傑作といわれる要因なんじゃないかと思いました。
ネタバレしちゃう為、詳しくは下の方で・・・笑


作画
作風にあった絵だと思う。表情も丁寧に描かれていて、キャラの理解に一役買っているし、勢いのある絵での激しい表現もありました。まさかこのアニメであんなに激しいシーンを見ることができるとは思わなかったです笑

表現のためにわざと崩しているようなシーンもありましたが、ただ「明らかにおかしいな」というシーンもいくつかありました。少なくとも丁寧な作画ではなかったと思います。
細かいところを気にするとアレですが、一番大事な「キャラクターの心情」をしっかり、表情や仕草で表現しきれていたのでよかったと思います。


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もう一度とらドラを見直して。
やはり、キャラの表情がイイ。多少、作画が荒くても、あの表情を表現できるのは素晴らしいことだと思う。
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まだ未視聴の方。是非見た方がイイ作品です。アニメでの1つの完成形に近い作品だと僕は感じました。



ではここからネタバレ。思う存分語っちゃいますwww
ネタバレレビューを読む


なんかすごくだらだらと書いてしまいました。自分の考えたこと、思ったことを垂れ流しにしたらこんなに長文になってしまって自分でもびっくりしてます笑
でももっと書きたいことはあったと思うし、この作品を見て感じたことの半分も書けていない気がします。 漠然としたことを文にするって難しい!

登場人物それぞれの視点で見方が増え、内容も厚くなる作品です。
だらだらと書きましたが、まとめると
素晴らしい作品。未視聴の人も視聴済の人も是非見るべし!!
ってことです笑

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
この作品に出会えたことに感謝!

付け足し
視聴してから3日。
みのりんの「私はそれを受け取らない。」ってシーンがフラッシュバックしてきて、胸が痛むんです笑
視聴直後はあまり印象に残らなかったシーンですが、時間がたってからふと浮かんでくることってありますよね笑
なんだか心に引きずってしまうアニメですね。とらドラ!は。


引きずりに引きずって、ついに文庫本も全巻読んでしまった。。。
で、感想。
アニメのとらドラ!を見て面白い。深い。って思った人は是非読んでみるべきです!!
アニメでは拾いきれなかったり絞り切れなかったりした部分をよみとれました。 特にとらドラはキャラの心情が複雑なので、読むことでかなり整理できます。少しだけ捉え方が変わった部分もありました。
ちょっとアニメと違う(というよりアニメが改変した)部分もありますが、どっちも面白いし、いい作品だと思いました。やはり、いい原作だといいアニメになるんですね。
アニメスタッフも読者の一人。アニメのとらドラは原作をより素晴らしく引き立てていたと改めて実感しました。

とらドラにずっぽりで3か月。そろそろ抜け出さなくては・・・笑


最近、「とらドラ!ポータブル」にはまってしまいました・・・汗
ゲームに手を出したのはこの作品が初めてです笑
設定はクリスマスイブに倒れた竜児がそのまま記憶喪失になってしまい・・・。というifの内容。素晴らしい出来です。
このゲームただのキャラゲーじゃない。すごく難しい・・・。
とらドラ好きなら、やって損はしないと思いますよ!オススメです!!


再々々々視聴?していますww
ネタバレレビューを読む

最終話まで見終わって、色々新しい発見もあったし、見方が変わったシーンもありました。けど上手く文章にできない・・・orz
何回見てもやっぱとらドラは面白い!!

それから、各話の前後半の間に入る「と・ら・ド・ラ・!」の5文字。
話ごとに位置や動いている文字が違っていたので、注意深く見てみました。
ネットで調べたりもしてみました。
やっぱり意味があったみたい。今まで気が付かなかった。
今度観るときは、それについても詳しく考察したいなぁと思っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

中盤までのグダグダ感を踏み台に、第19話以降《神展開》となる傑作

2013年春以来、約2年ぶりに全話視聴してみました(トータル4周目)。
期間が空いているので、結末はともかく、細かいストーリーは結構忘れていて、そのためか初回に感じたのと同じように

(1)前半はやはり詰まらなくて、視聴が余り捗らずもどかしかったものの、
(2)後半、とくに第19話以降の超絶!胸熱展開に魅了されて、最終話まで一気呵成に見切ってしまいました。

その状況を視覚的に表わすと・・・

◆各話タイトル&評価

ネタバレレビューを読む

※このように、前半(第12話まで)は、★付きが第2話だけというキツイ状況でしたが、第13話から少しづつ話が動き始めて、第16話の予想外の展開に「これは月並みのラブコメとは違うのではないか?」と興味をそそられ、神回として名高い第19話を見せられた後は、もうそのまま感動のラストまで途切れずに一直線!という、他に類例が思い付かない本当に凄い作品・・・と4周目にも拘わらず、またもや感じ入ってしまいました。

※なお、あにこれ登録前は、この作品を特にメモを取らず視聴していて、その記憶をもとに適当に前回レビューを書いてしまったのですが、今回は、気になる部分をメモし、必要ならば同じ個所を何回も視聴し直して、色々と考察してみた結果、前回のレビューの

(1)前半部分(すみれさん乱闘事件)は、今回もその通りだと思いましたが、
(2)後半部分(みのりん問題)の理解は、不十分で部分的に間違っている、と思い直したので訂正します。

4周目にして未だ感動が褪(あ)せないばかりか、以前の考察が間違いだと気付かせてくれるとは畏るべし「とらドラ!」

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※参考:前回【2013年3月6日時点】のレビュー

なんだかんだいって3回も通しで見てしまったアニメは珍しい。

この作品の私的な鑑賞ポイントを2点ほど。

★1.スミレさん乱闘事件(16話だったはず)
ネタバレレビューを読む

★2.ミノリン問題(第17話以降かな?)
ネタバレレビューを読む

こういったところが凄く好きだなあ。
アニコレでもとらドラ!の評判が良くて嬉しいです。

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※以下、今回【2015年3月2日時点】のレビュー

◆前期OP/EDが終わる第16話が本作のターニング・ポイント

上で、第16話(ネタバレレビューを読む)は予想外の展開と書きましたが、そこが本作のターニング・ポイントとなっていることは、OP/EDの変化からも明瞭だと思います。
すなわち、2クール作品(全25又は26話)の場合、通常は、OP/EDが変わるのは中間地点の第13又は14話なのですが、本作は第16話までを前期OP/EDとしており、その前期OP『プレパレード』の題意を考えると...

 pre-parade (= before Parade) パレード前の (形容詞)

つまり、第16話までは「パレード(晴れやかな行列行進)」前の状況だ、ということ。
このグダグダした一見詰まらない展開は、後期の急展開の下準備段階(前座)に過ぎず、第17話以降こそが本作の本番であり、そのテーマはズバリ

 『silky heart』(後期OP) すなわち「絹のように華奢で繊細な恋心」

...の揺れ動きを描写していくことにある、と読み取ることが出来ると思います。

※EDについても同様で、
(1)前期ED『バニラソルト』が、「ネタバレレビューを読む」と、いささか浮ついた恋心をコミカルに謡っているのに対して、
(2)後期ED『オレンジ』は、「ネタバレレビューを読む」と、切実な恋の痛みを謳い上げる歌詞・曲調に変化しています。

◆嗚呼これが「恋」なんだな...と溜め息なしでは見られない第19話

本作は単に、①高校生の恋愛感情の推移を描出しているだけでなく、それとの絡みで、②同性・異性との友情や、③家族との関係構築をも包摂した、中々に複雑で深いテーマ性を持っているのですが、それでも中核となるテーマは、やはり①「恋愛」だと思うので、そこに焦点を絞って内容を考察していきます。
なお、「恋愛」といっても、本作は原作者(武宮ゆゆこ氏)・シリーズ構成(岡田磨里氏)が共に女性ということもあって、やはり3人の主要女性キャラの恋愛心理の描写が秀逸で、逆にいうと男性2人の心理描写は幾分手薄ではないか、と私は感じました(以下、女性3人の恋心を個別に考察)。

◇逢坂大河の恋心 - 第16話までとそれ以降で明らかに深化する大河の恋の質
ネタバレレビューを読む

◇櫛枝実乃梨の恋心 - 目の前にある幽霊(=恋)を掴み取ることを拒否した少女の涙
ネタバレレビューを読む

◇川嶋亜美の恋心 - 周りの人たちの恋心が見え過ぎて返って淋しさを感じてしまう少女
ネタバレレビューを読む

◆総合すると...本作は“物語そのもの”の魅力によって成り立つ傑作

実をいうと、私自身は大河のようなタイプはちょっと苦手なんです(どちらかというと実乃梨タイプが好きなのですが、それでもド・ストライクには程遠いです...因みに私のド・ストライクは、ネタバレレビューを読むです(笑))。

リアル世界で、もし大河のようなタイプと出会っていたら、相手に合わせるのが相当しんどいだろうな...と思います。
だから、本作を最初に視聴したときも、かなり斜(はす)に構えて批判的に観ていたんです。
ところが、そんな私でさえ、本作には一度ならず四度までも感動させられてしまい、あまつさえ、こんな長々とした感想・レビューを書く気にさせられてしまうのですから、やはり本作は「学園ラブコメ」ないし「恋愛アニメ」として稀有の傑作と認めざるを得ません。
(※傑作ではあるけれど、決してド・ストライクではない、という意味で総合評価4.6と幾分点数をマイナスしています)

以上から演繹すると、本作は個々のキャラクターの魅力によって成立している作品ではない、ということになります。
言い換えると、本作は“物語そのもの”の魅力によって成立している作品、もう少し言うと、“割とありふれた高校生たちの恋愛感情の推移”という物語の魅力によって成立している作品、ということになると思います。
勿論、本作はフィクションですから、ご都合主義的な展開が多々あって、そこを指摘して批判することは幾らでも可能なのですが、それでもなお否定できない「心理的リアリティ」、「恋愛感情とはこのように発生し進展していくものだ」という視聴者側の想いがこの作品にいつの間にかシンクロナイズして、予想外に本作に魅了されてしまっている自分にふと気付く、というケースが多々あるのではないか、と思います。

未視聴の方は、結果的に本作を肯定的に捉えるにせよ否定的に捉えるにせよ、一度 experience として視聴してみる価値は十分あると思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 87
ネタバレ

底辺生活者 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

私が世界一嫌いなアニメ

◆嫌いな特徴をざっくばらんに言います

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

74.2 2 友情で胸キュンなアニメランキング2位
アオハライド(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1209)
6588人が棚に入れました
中学生時代のとき、男子が苦手な双葉だったが「田中くん」だけ特別で大丈夫だった。夏休み中に田中くんは転校してしまい、自分の気持ちを伝えることができなかった。その後、男子にモテる双葉は女子からハブられてしまい、辛い中学生時代を過ごした。高校では女子に嫌われないようにと、わざとがさつに振舞う双葉は、想いを伝えることさえできなかった中学時代の淡い初恋の相手「田中くん」と高校で再会する。しかし、田中くんは中学生の時の性格と変わっていた。

声優・キャラクター
内田真礼、梶裕貴、茅野愛衣、小松未可子、KENN、平川大輔、松岡禎丞
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

胸の中を駆け抜ける、嵐みたいな青春の風

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

少女漫画原作のアニメは、他と比べても俄然キャラクターの心理描写が上手い作品が多く、個人的には内容に没入しやすい傾向にありました。
本作「アオハライド」も、まさにその類でしたね。

正直なところ当初はあまり期待をしていなかったのですが、数ある少女漫画原作の名作アニメ「ハチミツとクローバー」「君に届け」「ちはやふる」「夏目友人帳」等にも決して引けを取らない良さが、本作にもあったように私は思います。

…なんか遠回しな言い方ですね……、ストレートに申し上げます。
私は本作が大好きになりました。

ちなみに、タイトルの『アオハライド』とは、「アオハル(青春)+ライド(ride)」からくる作者の造語だそうで、「青春に一生懸命乗っていく」という意味合いだとか。
……ごめんなさい、説明を聞いてもあまりピンと来ませんでした。
ただ、作品を見終わった今となっては、作品を総括したピッタリなタイトルだと思っています。



【あらすじ】

見た目は良いけどそれ故に女子から反感を買わないようにと、わざとガサツに振舞う女子高生『吉岡 双葉(よしおか ふたば)』。

彼女は高校1年生の終わり、運命の再会を果たします。
その相手は、中学時代に転校し忽然と姿を消してしまっていた初恋の人『田中 洸(たなか こう)』。
しかし、洸の苗字は「馬渕」に変わり、昔見せた無邪気な笑顔も一切見せない…冷淡な人柄になっていたのです。

徐々に明らかになっていく、双葉の知らない洸の空白の3年間。
止まっていた2人の恋は、関係性が変わりつつも…再び動き始めるのでした…。



【語ってみる】
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【とても魅力的な、3曲の主題歌】
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【総評】

恋愛作品ではあるですが、それ以上にリアリティのある高校生の人間模様を描いた作品だと感じました。
ストーリーにしても、あらすじだけでは伝わらない魅力に満ちておりましたし。
ストーリーやキャラクターの骨組みが上手く整っており、それを表現する台詞や演出も抜群に光り、結果的に全体を通して非常に出来の良い作品へと仕上がっていた印象を持ちましたよ。

キャラクターをベースに、恋愛模様を描くのか。
それとも恋愛模様をベースに、キャラクターを描くのか。
本作は多分、後者のような気がしましすね。
ただただ恋愛模様を描くことに重視した作品ではなく、キャラクターそれぞれの青春を描いた物語。
この「アオハライド」というタイトルも、そんな本作にピッタリだったワケですね。

このキャラクター達を好きになれるかによって評価は大きく分かれそうですが、私は皆好きでした。
まぁ今のところ実際メインは良い奴ばっかりでしたしね、恋愛作品としては面白味が無いとも言えるかもしれませんが。
キャラに関し唯一難点を上げるとすれば、主人公である双葉の声が「内田真礼さん」なので、どーしても中二病の六花ちゃんが頭から抜けなかったことや、声色が可愛過ぎて少々シリアスには不向きに感じ、違和感が生じる場面がしばしば見られたところですね。


さて、本作の2期の予定は今のところありませんが、後にメインで活躍するであろう新キャラクターがチラリと登場してたりもするので、是非期待したいです。
その時は、イマイチ2枚目半的な役割だった小湊君の活躍するシーンも見たいですね。
そうそう、OP後の提供映像での、話数ごとにドンドン増えていくニャンコの演出も地味に楽しみでしたので、次作ではどんなニャンコの魅せ方…そしてオチになるかも期待しています。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『田中 陽一(田中先生)』声 - 平川大輔さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『槙田 悠里』声 - 茅野愛衣さん

投稿 : 2025/03/01
♥ : 56
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

LET'S アオハライディング!

原作未読


 AO(青)-HARU(春)-RIDE


企画構想段階でこのタイトルと決まれば、思いっきり青春of青春の物語にしたろ、と思います。
そんな事情があったかは露知らず、少女漫画原作らしさが色濃いこれでもかの青春+恋愛+友情ものでした。加入ケーブルテレビの再放送で見つけたのがきっかけ。
原作漫画が評判で2014年夏期に1クールアニメ化。その年の年末には実写劇場版が公開。観客の7割が10代の女性だったらしく(wiki)、今の20代女性には認知度の高い作品だったりするのかもしれません。

ターゲットである10代女性の夢が詰まったお話と仮定すれば、
・頑張るあたし!なヒロイン
・頭のてっぺんから足のつま先までイケメンなあいつ
・親友の好きな人をあたしも好きになっちゃった
組み合わせは外せません。そして本作ならではの味付けを少々。
私はヒロイン吉岡双葉(CV内田真礼)のめんどくさい感じけっこう好きです。


看板に偽りなし、の絵に描いたような“青春”の光部分をルーペで拡大した焼けこげそうなくらいまぶしいお話です。


観終わった方はどんな感想を持たれたでしょうか?


青春の光にあてられるとどう転んでも自分の青春ここまでじゃねーなーと思っちゃいます。


ここで吉岡双葉について閑話休題

「イケメンすぎてつらい…」
「キラキラで溶けそう…」
「俺の青春とは別物の並行世界…」

青春ものに触れコンプレックスを感じ悶えとく。ヲタコミュニケーションでの最適解といえましょう(適当)。
そんな中でですよ。

「女の子と楽しくやってたよ」
「学校行事も積極参加して楽しかったな」
「強豪野球部で白球追いかけ充実した青春」

でも満足はしていない。恋は上手くいかなかったし甲子園の夢だって叶わなかった。リア充高校生だなんてとてもとても。もっとやれることがあったんじゃないか?
青春に未練が無いとは言えないさ(遠い目)。

・・・なんてうっかり口走って敵認定されるのはご免こうむる。
そもそも田舎か時代か、陽キャ陰キャの概念もなく帰宅部連中ともワリと仲良くやってたので、“俺の青春灰色だよん”から生じるルサンチマンを肌感覚で理解できなかったり。

「知るかバーカ!しょぼいのは自業自得だボケ」

なーんていい大人になった今となっては言葉に出さないのがマナーです。

そんなビビリヲタ♂の境遇を女子に置き換えてみます。そして同調圧力に屈してたこれまでの日々にさようなら、と
“事実なんだろうけどそれ言っちゃうと角が立つよね”
“スカッとするかもしれないけど言い方ってあるよね”
を難なくやってのけちゃうしびあこJKがヒロイン双葉だったりしました。



心情描写の繊細さやリアリティが良いことは前提。1クールと短めなのにその点は丁寧に拾ってます。
そこに、ホントはこんなの出来たらいいのにな、の実現を織り交ぜているのが優れものだと私が思うところだったりします。
また、これくらいの年代女子の面倒くさいところ、そして心の揺れそしてかわいいところがヒロイン以外の女性陣、槙田悠里(CV茅野愛衣)、村尾修子(CV小松未可子)にも表れていたりとなかなか面白い作品でした。


■面倒くさいところ!?
だって、双葉は馬渕洸(CV梶裕貴)を見てるようで見てないじゃないですか。
・自分がどうキュンと感じたかが大事
・相手が今どう思ってるか?は「わからないよ、でも」で自分がどう思ったかが最優先
・マイルール?ネタバレレビューを読むは相手の事情お構いなし
脳内どんだけ恋愛で占められてるんだの視野狭窄っぷりだと思いません?
この青春真っ盛り感を懐かしく思います。

一方で、馬淵か田中かの洸くんはといえば、ヒロインが望む適切なタイミングでヒロインにとって適切な言動をしてくれる王子様です。これやれって言われても無理だから。
リアルではこの男女間における不公平を嘆くのではなく、適切なタイミングで適切な言動をできるように日々自分を磨いておきたいところです。


■願望の実現!?
良くも悪くも毎日顔を合わせる学校で、思春期女子には絶対できない、でもできたらカッコイイことをやって好転するシーンがいくつか。

1.ネタバレレビューを読む

2.ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む


この1.2.のような感じでリアルでも物事が上手くいけばいいのに、が描写されてるので「えぇなあ」となるのだと思います。
性格にもよりますが、実際できちゃう女性は男前ですね。惚れます。


それともう一点、“素直な自分”への肯定がこれでもかと。
仲良し五人組(男2:女3)の女子三人とも素直でいい娘さんです。しかし考え方捉え方に各々差異があるのも良いですね。

 素直になりたい子
 そのまんま素直な子
 素直を知らない子

その他、喧嘩別れしたような明日美もそこまで険悪なキャラとして処理しませんでした。悪い人が出てきません。本作の優しさの部分です。


以上が私の思う女性視点ならたぶんこんな感じでは?の私見です。女性ではないのでホントのところはよくわかりませんがね。
それほどキラキラした少女漫画っぷりにあてられたってことなんでしょう。
数多くの男性向けアニメに隠れて、女性視点でのこうした物語は貴重。新鮮な気持ちで堪能いたしました。


最終話がなんとも中途半端なのと目に見えて作画が怪しいところもあって、総じて評点高めにつけられないのですが、たまにはこういったTHE少女漫画の風にあたってみるのはいかがでしょうか?
思春期女子の現実と理想を垣間見せてくれる佳作です。甘酸っぱいやりとりにうっかりキュンキュンできたらもうけものなのです。


OP「世界は恋に落ちている」。映像含めキラキラし過ぎていて軽く死ねます。『色づく世界の明日から』みたいに走っている画も好きですが、風に吹かれて髪がぐちゃぐちゃになるのも激動の青春時代を表わしているようで素敵でした。チコハニは『恋は雨上がりのように』で知りましたが青春ものに合いますね。
フジファブリック担当のED「ブルー」。そして挿入歌の「I will」も良曲でした。



■(オマケ)聖地!?
双葉と洸ら最寄り駅のロケハンは東急田園都市線市が尾駅。繁華街は小田急線/横浜線町田駅らしいです。
どちらもわりと所縁のある駅だったりして、ちょっとお得な気分でした。



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視聴時期:2019年4月~6月 地上波再放送 



2019.06.16初稿
2019.07.14修正

投稿 : 2025/03/01
♥ : 47
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

囚われた自分を変えていく、あの青春に乗って

野崎くんが描いてると思って観るとまた違う面白さが!
マミコたちの世界は夏休みスキップしてたけど、こっちは夏休み入る前に終わっちゃったよ
でも、そんな短い期間でもそれぞれに変化があって…

コウとふたば
お互いの存在のおかげで価値観が大きく変わった

ゆうりとしゅうちゃん
友達ができて居場所ができた。

小湊くん
…えっと、学力が上がったかな。

こういうおちゃらけた感じのキャラは少女漫画だと鉄板みたいだ。さしずめ日常アニメにおける金持ちお嬢様キャラのような。作品に必要不可欠なポジションなのだろう。しかし、その活躍は今後のお楽しみ!って感じ

いつの日かの2期も待ってます。夏休みスキップすんなよ?


以下、視聴時の感想もろもろ

ネタバレレビューを読む

『世界は恋に落ちている』
OPいいですね!今期はOP曲が良作ぞろいです!!
少女漫画らしい明るく爽やかな曲調で、歌詞の内容も
コウのこと知りたいっていうふたばの心を表していてよかった。
ひと昔前と違い、作品を大事にした曲が多くて嬉しいです。いや、そばかすもいい曲ではあるんですけどね。
「お、し、え、て♪」や「聞、か、せ、て♪」のトコ、歌詞とキャラの口の動きが一致している映像表現かなり好きです!
今期だと他にはハナヤマタの「つぶやいてみた♫」とか。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17

88.5 3 友情で胸キュンなアニメランキング3位
聲の形(アニメ映画)

2016年9月17日
★★★★★ 4.1 (1526)
7522人が棚に入れました
聲の形」は、聴覚の障害を持つ少女・西宮硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・石田将也の物語で、2人の衝突や再会を通して、孤独や絶望、愛などが描かれている。

声優・キャラクター
入野自由、早見沙織、悠木碧、小野賢章、金子有希、石川由依、潘めぐみ、豊永利行、松岡茉優
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

聲とは、思いを伝えること、発するだけではないことを教えてくれる作品

硝子と将也が動き、聲を発する。それだけでもう満足でした。全7巻を120分でどうまとめるのか、それが最大のポイントだったと思います。入るべきエピソードはほぼ入っていました。
ネタバレレビューを読むこれだけ詰め込んでも入りきらなかった話もたくさんありました。ネタバレレビューを読む

やっぱり120分で原作の全てを表すのは難しかったですね。それと、ずいぶんマイルドにしていた感じです。小学生のエピソードはイメージビデオみたいになってましたし、硝子ママはキツいだけではなく裏に隠された強さが見えなかったのは残念でした。それでもよくまとめていたと思います。山田監督、吉田玲子さんはじめ、原作者も加わってかなり会議重ねたというし、そこで出た結論がここに表されたのだろうと思いますが、できればハルヒくらいの時間使ってもよかったのではと想います。

作画は安心の京アニです。風景、女の子の画きかたは本当に綺麗でした。あと感心したのは小学校の教室、広さから雰囲気から本当にリアルでした。さすがにこれは原作には出せない、アニメの良いところだと改めて思いました。

上映期間中、もう一度見に行きたいと想います。一回だけでは足りません。劇場でもう一度です。この作品の真価を見極めたいです。


【以下、原作見たときのレビュー】
京アニが劇場アニメを制作するというので気になって仕方がなく、大人の一気買い一気読みしました。

「これ、映像化するの?…本当に大丈夫か?」

これが率直な感想でした。これが少年誌で連載されていたのも驚きですが、さらにアニメ化ですからね。

ネタバレレビューを読む

原作は賛否両論、いろんな意見が寄せられたのですが、どう感じるかは読んだ人の感性に由るようになっています。

映画は京アニ制作ですから綺麗な映像になると思いました。予告編みたら、まさに京アニワールド。背景は綺麗だし、女の子は可愛い。ただ、硝子、直花はいいとして、みきは人物的にそこまで可愛くしなくとも…。
吉田×山田のコンビなので、心の動きや心情は細かく描かれることでしょう。いい作品になると思います。しかし心配な点もあります。この作品の主人公はあくまでも「石田将也」という少年です。吉田×山田コンビは思春期の少年の心を表現できるでしょうか。また、ストーリーをどこまで入れることができるでしょうか。予告編では重要なシーンは入っていたようなので安心ですが、たぶん時間的に6巻部分は削られちゃうのだろうな…。
相当に難しい作品です。京アニの力が試されます。

【主な登場人物紹介】
原作者曰く「みんな嫌い」なのだそうです。たしかに、この作品のファンはこのキャラがいい、嫌い、という人が少ない。それだけ等身大に近い、誰もがその嫌な部分を持っているという感じで描かれているのでしかたありません。
主観バリバリに入った紹介です。正確なものを求めるときはどうか原作を読んで感じてください。

石田将也(CV.入野自由)…ほぼネタばれです。ご注意を。
ネタバレレビューを読む

西宮硝子(CV.早見沙織)
ネタバレレビューを読む

西宮結絃(CV.悠木碧)
ネタバレレビューを読む

植野直花(CV.金子有希)
ネタバレレビューを読む

長束友宏(CV.小野賢章)
ネタバレレビューを読む

川井みき(CV.藩めぐみ)
ネタバレレビューを読む

真柴智(CV.豊永利行)
ネタバレレビューを読む

佐原みよこ(CV.石川由衣)
ネタバレレビューを読む

上記の主要人物のほかにも、将也と硝子の母親も物語に大きく影響を与えます。ネタバレレビューを読むこれ以外にも小学校の担任だとか、ほんと、見ていてイラつかせる人物も多いのですが、なぜか「実は…」というシーンを差し込んでくるあたりもこの作品のいいところです。

【グッと来きたシーン】
その1
ネタバレレビューを読む

その2
ネタバレレビューを読む

その3
ネタバレレビューを読む

とにかく公開が待ち遠しいです。作品を見終えた後、どんなレビュー書き込むことになるか、楽しみにしています。

【28.5.18初稿】
【28.7.8修正・追加】
【28.7.18修正・加筆】
【28.8.9加筆】

投稿 : 2025/03/01
♥ : 63
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

心を開いて

2016年上映、少年マガジンで連載されていた漫画「聲の形」の劇場アニメ化作品です。
制作はお馴染み京都アニメーション。

聴覚障碍の少女、西宮硝子と小学校時代に彼女をいじめていた少年、石田将也が5年ぶりに再会し、
ぎこちなくも交流していく中で自分の罪や弱さと向き合って行く姿を描く青春ドラマ。
全7巻の内容を2時間の映画に収めているためいくつかのエピソードは削られており、
特に人間関係修復の鍵となる後半の「映画作り」の話を全面カットしているため、
アニメでは存在意義がよく分からないキャラクターもいますが
テーマはしっかりと押さえてあり、非常に濃密で、心に深く響く作品になっています。
声優さんの演技も素晴らしかったですね。

以下は視聴済みの方向け、ネタバレ全開の感想です。

●伝えること
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●見ること
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●聞くこと
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●開くこと
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 50
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大ヒット御礼舞台挨拶にも行ってきました

☆☆☆完成披露上映会鑑賞後レビュー☆☆☆

最近あまり漫画を買わなくなりました
週刊の漫画雑誌や漫画の単行本は
読みたくなった時に漫画喫茶で読んだほうが安く上がるし
ただでさえ物があふれている自室に
これ以上余計な物を置くスペースがないので
本当に価値があると思ったもの以外買わなくなりました

しかし、雑誌に掲載された新人の読み切り作品というやつは
単行本に収録されるとは限らないので
雑誌を買い逃せば下手するともう一生読めなくなっちゃう
だから最近はコレダ!と思った読み切りがある号だけは買って
そのまま手元に永久保存してあります
頻度にして年に2~3回くらいですね

この作品の読み切りが週マガに載ったときは衝撃的でした
これはとんでもない作品が出てきたぞ!と
漫画喫茶を出た私はまったく迷うことなく
その足で週マガを買いに行きました
素晴らしい読みきり作品だと思ったと同時に
この作品は連載することは不可能だし
単行本収録もされないだろうという判断です

その作品が週刊連載されると聞いたときは
続きが読めるという喜びを困惑が上回りました
あのクオリティを週刊連載で維持するのは無理だろうし
読み切りの時点で完璧な作品だったので
そこから評価が下がることはあっても上がることはなく
週刊連載ははっきり言って蛇足だろうなぁと

実際予想した通り週刊連載には読み切りにあったほどの密度はありませんでした
特に中盤の映画製作の話のあたりは
作品のおおもとのテーマから大分ずれてきているのを感じましたし
当時作品の人気にも陰りがあったようです
そこから一気に急展開してフィナーレを迎えたわけですが
やっぱり読み切りと週刊連載とでは求められるものが違うことを痛感させられました

しかし、連載は失敗だったか?と聞かれれば間違いなくNOです
完璧だった読み切り版に比べところどころ粗が目立つようになっただけで
連載版で新たに命を吹き込まれたキャラクター達はとても魅力的だったし
連載版も十分に佳作だったと思います
ただ手放しに絶賛できる程ではなかったというだけの話

原作が完結したことでこの作品の展開もこれで終わりだろうと思っていたところに
今度はアニメ化の報が舞い込んできました

連載が決まったとき以上の困惑でした
もうこの作品は十分に頑張ったと思うし
これ以上引きずってもあとはただ
読み切りを初めて手に取ったときの感動が色褪せていく一方なのだろうと
あまりアニメ化を肯定的に受け入れる気分にはなれませんでした
しかし、やはり一度好きになった作品なので
最後の最後まで見届けたいという一心で完成披露上映会へ行ってきました

結論から言えば完璧でした

連載版はやっぱり全体の尺が長すぎたんですかね?
そこから余分なものを削ぎ落としていったら
読み切り版と同等かそれ以上の質と
129分という十分に見ごたえのあるボリュームを
見事に両立させた作品に仕上がりました

ちなみに映画自主製作のあたりはばっさり無くなっています
やっぱりあれ要らなかったよなぁ・・・

尺を切り詰めていくと起こりがちなのが
キャラクター達の描写不足です
主人公&ヒロインの描写に関しては
まぁしっかり描けていて当然だと思いますが
サブのキャラクターたちも短い時間の中で
長所と短所とがはっきりと描かれていて
とてもリアルで魅力的なキャラクターになっていました

生きたキャラクターづくりをするには
欠点の描写が必要不可欠なものですが
それをやりすぎなくらい踏み込んでやっているのが
この作品の特徴でもあります
人間の醜い部分をかなり強調して見せられているのに
キャラクターがより一層魅力的に見えてくるのは
人間だれしも多かれ少なかれ持っているマイナスの部分が
大変リアルにきわめて丁寧に描かれているからでしょうか
まるで自分の心の奥底にしまい込んである仄暗い情念を
無理やり引きずり出して陳列されているような感覚
そこに描かれているものが自分と無縁ではないとを
いやがおうにも自覚させられてしまうから
その根底の部分に共感できるのだとおもいます

劇場版で最も株を上げたのは長束君
原作でもギャグっぽい描写は多くありましたが
ちょっとしたアクセント程度にしか感じなかったのが
映画ではまぁ美味しいところをガンガン持っていきます
彼がメインのシーンでは会場中が笑いに包まれていました
重いテーマの作品の中で彼の果たす役割は非常に大きいですねw

もう一人は結絃
ヒロイン役のはやみんが役の性質上
セリフらしいセリフがあまりないこともあって
一番セリフが多かった女性声優は
結絃役の悠木碧だったんじゃないでしょうか
喜怒哀楽の差が激しい役どころでしたが
その演技は見事の一言に尽きます

作画は安定の京アニクオリティ
細かい表情の描写や小物の描写など
細部にわたって行き届いておりました

音楽のみ満点をつけていませんが劇伴はとてもよかったと思いますし
aikoの主題歌も作品によくマッチしていたと思います
でも、お金を出してサントラやシングルを買いたいか?
と聞かれるとそこまでではないんですよね
年間で十数万はアニソン・サントラを購入してますので
割とCDに関しては財布のひもが緩いほうなんじゃないかと思いますが
それでも特にこの作品の曲を購入したいという気は起りませんでしたので
この評価になりました

全体的に原作を知っている人には自信を持ってお勧めできるクオリティです
そして、原作を知らない人には原作からでもアニメからでもいいので
ぜひ触れてもらいたい作品だと思います

なお、私は上映会から帰ってきてすぐ
西屋太志 自選総作監修正集付き前売券をぽちってしまったので
封切り後にまた見に行くことになりそうです
作品を見てから前売り券を買うのはこれが初めてですw
また観てきたら何かしら追記するかもしれません

☆☆☆大ヒット御礼舞台挨拶鑑賞後レビュー☆☆☆

封切り直後あにこれオフでみんなと見に行って
さらに昨日大ヒット御礼舞台挨拶に行ってきました

2回目の視聴の際は
1回目では見落としがちな細部の描写などに注目
3回目の視聴の際は
オフ会で見た後話題に上がっていた点と
舞台挨拶で話題に上がった点に特に注目してみていました

普段はネタバレありでより密度の濃い
終演後舞台挨拶を中心に見に行ってますが
今回残念ながら終演後は落選
第二希望の開演前舞台挨拶が当たったものの
発券してみたら最後列でした・・・
さらにこの回だけは別に見に行かなくても
オンライン中継されているとか
もうほんと踏んだり蹴ったりだなぁ
と思ったのですが
舞台挨拶で聞いた内容をその場ですぐ確認できたのはよかったです

舞台挨拶を聞いたり繰り返し見たことで
いくつか印象が変わった点などがあるので
ネタバレ込みで置いておきます

手話に関してネタバレレビューを読む
川井さんに関してネタバレレビューを読む
音楽に関してネタバレレビューを読む

オフ会も舞台挨拶も前売り使えずで
まだ一枚余っているため最後にもう1回見て
いろいろ思うところをレビューしておこうとおもいます

投稿 : 2025/03/01
♥ : 49

84.8 4 友情で胸キュンなアニメランキング4位
桜蘭高校ホスト部(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1769)
9206人が棚に入れました
桜蘭高校特待生1年の藤岡ハルヒは、勉強ができる静かな場所を求めて第三音楽室に辿り着く。そこでは「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤わす」ホスト部なる集団が営業していた。
不注意から校内オークションに出展予定だった「ルネ」の花瓶を割ってしまったハルヒは、弁償金800万円の完済まで部の「犬(雑用係)」となるが、眼鏡を外した素顔が美形だった事から接客係に格上げとなる。そして部長・須王環に借金帳消しの条件として、100人(後に1000人追加)の指名客を集めるノルマを課せられ、ホスト部員としての第一歩を踏み出す。自分が「女」である事に気づかれないまま…
かくしてホスト部紅一点のハルヒと、それを知った部員達との関係と思惑は、様々な出来事を経て次第に変化していくのだった。

声優・キャラクター
坂本真綾、宮野真守、松風雅也、鈴村健一、織田圭祐、齋藤彩夏、桐井大介
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

庶民出身、藤岡ハルヒ ただの男には興味ありません( ー`дー´)キリッ 

■前置き■

タイトルで失敗しちゃってるよ~( ´゚д゚`)アチャー
ホストなんて言ったら、まぁ普通の人は寄り付かないよね・・
でも仕方ない、だって「桜蘭高校」の「ホスト部(クラブ)」の話だもの。
話の中心がそこだから仕方ない!
なんて、私も興味はあったけど、心の中では「何となく想像できる設定」
例えば「メ〇ちゃんの執事」「花〇かりの君たちへ」(ドラマのみ視聴)「花より〇子」(コミック既読)
そんな少女漫画の【よくあるパターンの逆ハーレム】だと、特に興味を持ってませんでした。
(逆ハーレムが嫌いとか、ダメとかでは決してないですよ)
事実、この作品がドラマになりましたが、主演の山〇裕典君が出演するドラマを欠かした事のない私ですが(∀`*ゞ)テヘッそれでも全く興味をそそられず・・
じゃあ、何で観たかと申しますと、ほんのちょっとした会話からでした!
勧めてくれたのは、なんと男性・・?(●´∀`)σキミダキミ!
もしかしたら・・妙に話合うけど女性?|・`ω・)ウタガイノメ

と、ほんの少しのきっかけで観始めたら・・
めーーーーーーーっちゃ面白かったんですよねw
(一応言っておきますが、「笑い」の面白いです)
ちなみにですが、私 はまり過ぎてしまい原作18巻を大人買い( `・∀・´)b Yes!!
数週間で、ホスト部マニアにw

■ストーリー■
「私立桜蘭学園は1に家柄、2にお金 財あるものは暇を持つ かくして桜蘭ホスト部とは暇を持て余す美少年達が(自分で美少年と言う)、同じく暇な女生徒達をもてなし、うるおわす スーパー金持ち学校独自の華麗なる遊戯なのである」
もう、始めに語られるこのギャグセンスたっぷりの台詞の中に全てが詰まってますよ(´∀`*)ウフフ

そんな学校にある夢(ここは特にアニメでは肝心ではない)を持って特待生で入学する「藤岡ハルヒ(庶民)」
そして、そこで誤って入ってしまったホスト部で誤って割ってしまっ超高級な800万円の花瓶の借金を返済する為、ホスト部に男のフリをし、入部する訳です・・
そこから、スーパー金持ちのホスト部を中心に、同じくスーパー金持ちの他の生徒達とと庶民の珍学校生活がスタートする訳ですo(●´ω`●)oワクワク♪
もちろん、みんなハルヒが庶民なのは分かってます!
でもそこで、「花より〇子」のようにイジメがあったりする訳では全くないです!
この作品の良い所の1つですが、そのイジメになっちゃう様な事すら笑いに変えてしまう所ですね☆
ハルヒは、あくまで庶民です、スーパー貧乏ではありません!
なので、あまりにも自分達と違う境遇のハルヒに興味津々になるホスト部メンバー
|_□´)_ー´)‿◕。)∀・´)∀・´)*´∀`)ノ゚.:。+゚(←ホスト部メンバーを顔文字で表現してみました、笑)

スーパー金持ち君達の庶民のイメージはヒドイもので・・
そこでも爆笑しちゃうんですよね(*ノ∀`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
そして、そこには全く悪気が無い!そしてハルヒは結構冷静なんで、その温度差がいいんですよ♫
あと、スーパー金持ちと言えば、よくある「庶民とは付き合ってはいけません!」的な流れ。
心配なさるな、そういった事は ネタバレレビューを読むありません。
それよりも、序盤は本当にバカばかりしていますが、
後半は家族愛だったりを感じられる事もありますよ(´∀`*)ポッ
そこがこの作品の2つ目にいい所じゃないでしょうか?


そんな流れで、manaのメモ((φ(-ω-)カキカキ
■キャラクターとか声とか■
主人公・藤岡 ハルヒ(cv坂本 真綾)--属性・ナチュラル系
常にやる気がないですよ、この子。一応主人公なのに(;´∀`)
あくまで女の子ですが、本人曰く、性別は気にしてません!
超天然さんだけど、頭はいいんですよね。
そして良く言えば、素直で正直、悪く言えば、毒舌+頑固かなw
恋愛に関しては超初心者だし、超鈍感。
真綾さんの低めの声でとても中世的に・・落ち着いた仕上がりになってますよ♫

須王 環(cv宮野 真守)--属性・王子様系
ホスト部部長にして、指名率No1♫
この方も頭は良いんですが・・めっちゃバカ!行動がバカ!w
その行動に笑わせられる事間違いなしっ♪
感情表現が豊かで、基本ムードメーカーですが、隠された暗い過去が・・
宮野さんにしか出来ないキャラでしたよっ、
ガヤだったりは結構アドリブが入ってるらしくて、めっちゃ笑わせてもらいました(゚∀゚)

鳳 鏡夜(cv松風 雅也)--属性・クール系
ホスト部副部長 兼会計?(兼、裏の部長)全て計算で動くんです、彼は!
全ては金の為~世の中金~な彼・・
何故彼のような人間がホスト部に?と思わせるキャラですが、それは後のお楽しみ(*´∀`)
松風さんは、ギャグが多い中、とてもクールに演じられてました!
でも、裏では みんなにつられて 監督さんに「鏡夜はもっとクールだ」と、注意されていたらしいですw

常陸院 光・馨(cv鈴村 健一・藤田 圭宣)--属性・小悪魔系
ホスト部のトラブルメーカー?とにかくイタズラ好きの双子!一見、光の方がやんちゃで、馨は落ち着いたように見えますが、光が兄で、馨が弟☆
この作品において精神的に一番成長を見せるのが光だったんじゃないかな~って思います。
色んな意味で(´∀`*)ウフフ
ちなみに前髪が右分けが光、左分けが馨ですよ~♫
鈴村さん、藤田さんのシンクロ率は400%でしたw
台詞が長いのにも関わらず、何であんな息が合うのかと驚かされますよ!
そして、やんちゃな光にも、落ち着いた馨にもぴったりな声でした♫

埴之塚 光邦(cv齋藤 彩夏)--属性・ロリショタ系
属性を見てもらえば分かるように、小さくて可愛いです(*´ω`)
けど、一番年上なんですよね~そして実はしっかりしてるし、めっちゃ強いんですよw
ハニー先輩(通称)はきっとホスト部の兄貴的存在ですよ♪
まぁ~斉藤さんは可愛らしい声でしたね☆ハニー先輩その物でしたw

銛之塚 崇(cv桐井 大介)--属性・ワイルド系
兎に角、無口。そして、この方もホスト部には自ら入らないタイプですが、そこにも秘密が・・(・∀・)ニヤ
マニアな女子生徒にモテル模様w
モリ先輩(通称)は超低音ボイスだし無口・・と言う事で
桐井さんは他にも脇役などで色々登場していたそうです!
そこにも注目ですね☆

■最後に■
原作を全て読み終わりましたが、アニメになっても、全く失敗はしてません!
むしろ動き+声が入る事により面白さが際立ってました(・∀・)イイ!!そして、ほぼ原作通りです!大成功です!
最後の方はオリストですが、特に問題ない いい終わり方だったと思います。
ネタバレレビューを読む
男性の方にも全然観て頂ける作品でしたよ~☆
アニメを気に入った方は是非、原作オススメです!
少女漫画であんなに声出して笑うなんて初めてでしたよ、
そして、ラストは泣きながら大笑いする事でしょう(´;∀;`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

金持ち学校独自の華麗なる遊戯。それが、桜蘭高校ホスト部♪

少女漫画が原作の作品。

タイトルは「桜蘭高校ホスト部(クラブ)」ですが、
作中では「桜蘭高校ホスト部(ぶ)」です。

昔も今もベタベタな少女漫画が苦手で、
そんな私に友達が薦めてくれたのがこの作品との出会いでした。

原作を自分でも全巻買いそろえるほど、ドはまりしました。笑

アニメも少し見てたのですが、こっちはあまりハマらずで…
久しぶりに見返してみて、ようやく完走できました。

原作の方が好きなのは変わりませんが、
やっぱり名作です。

アニメは全26話です。


● ストーリー
超金持ち学校である私立桜蘭(おうらん)学院高等部1年生の藤岡ハルヒ。

特待生として入学したハルヒは、
静かに勉強できる場所を求めて第三音楽室の扉を開いた。

扉の先では桜蘭高校ホスト部が営業中。

不注意で花瓶(800万)を割ってしまったハルヒは、
借金返済のため、ホスト部の雑用係にされてしまう。

しかし眼鏡を外すと美形だと気づいた部員から
100人の指名客を集めれば借金は帳消しにすると言われ、
ホストとしての道を歩むことに。

この時、ホスト部部長の須王環(すおう たまき)はまだ気づいていなかった。

ハルヒが女の子であることに…。


この作品には、
2つの特徴があります。

【① お金持ちと庶民】

上流階級のご子息やご令嬢ばかりの、
超金持ち学校に通う一般家庭育ちの主人公・ハルヒ。

ハルヒは周囲の価値観についていけないし、
周囲はハルヒのような庶民の暮らしや生活に興味津々。

なんせ皆様お金をお持ちですので、
やることがいろいろ派手なのも面白いところです。

ホスト部の衣装やら企画やら、
お金のことを気にせずに楽しいことできるって最強。笑


【② 男の子のフリをして過ごす】

ハルヒは、実は女の子である。

それはホスト部員しか知らないこととして、
周囲には男の子で通しています。

ハルヒ本人も自分の見た目や性別など、
細かいことは気にしない性格なので、

まあいいかーと流しています。笑

イケメン男子たちに囲まれた紅一点ですが、
強い恋愛色に発展しないのは、そんなハルヒの性格も関係していますw


ラブコメ作品ですが、
原作に比べてコメディ寄りの作風になっていると感じました。

無自覚から徐々に…というのが原作ではほぼ全員あるんだけど、
その雰囲気はなく、お気楽な楽しい集団にしている気がしました。

基本的に原作準拠で、エピソードの順番などは入れ替わったり、削られたりしているものもあります。

原作からオチや内容が変更されているエピソードは、
いまいちに感じました。
(なのでストーリーは☆4止まり。)

笑える場面も多くありますが、
ブラックジョークは削られている割合が高い。

テレビ的な縛りがあったのかもしれませんね。

絵は原作と違うし、セリフなどもやや柔らかい表現に改変されてるし、
コメディ色が濃くなってるけど、これはこれで楽しめました。

1話完結で見やすいし、アニメとして良い作品です。

コメディの描き方も、ストーリー全体のしっかりさも、
原作には勝てないけど、それは仕方ありませんね。


● キャラクター
藤岡ハルヒ(1年)
須王環(2年・部長)
鳳鏡夜(おおとり きょうや)(2年・副部長)
常陸院光(ひたちいん ひかる)(1年)
常陸院馨(ひたちいん かおる)(1年)
埴之塚光邦(はにのづか みつくに)(3年)通称:ハニー先輩
銛之塚崇(もりのづか たかし)(3年)通称:モリ先輩

ほんとは一人ずつ説明加えたいのですが、
語りだすと止まれないほど濃いメンバーなので控えます…。笑

それぞれが抱えてるものもあったりでキャラはしっかりしていて、
話が進むほどに味のあるキャラになっていきます。

ホスト部が舞台だからか、
キャラにわざとらしさが感じられないのも親しみやすいところ。

ナルシストなのは不自然じゃない、
だってホストなんだからw

イケメンが揃っていることも不自然じゃない、
だってホスト部なんだからw

そんなわざとらしさがない自然体だからなのか、
すんなりと受け入れられました。

結局、ホスト部の部員がハルヒの一番のファンで、
みんなハルヒのこと大好きすぎるところが、
私は一番好きかもしれません。笑

ホスト部員の暴走と、
それに対するハルヒの冷静なツッコミの温度差も最高ですw


● 音楽
【 OP「桜キッス」/ 河辺千恵子 】
【 ED「疾走」/ LAST ALLIANCE 】

EDの方がかっこよくて好きでした。

意外とこの作品に合っているんですよね。
EDの入り方は素晴らしいし。

最終話のホスト部メンバーが歌う特別EDはいい演出だった♪


● まとめ
やっぱり名作です。

絵が苦手だと感じる方もいるかもですが、
内容は男性でも楽しめると思います。

原作の方が好きだしおすすめしたいのは変わらないけど、
アニメでも十分楽しめました^^

気軽に楽しむならアニメです。
しっかり楽しむなら原作です。

宮野真守さんが演じているキャラはたくさんありますが、
私は環が一番好きだなと、この作品を見て思いました。

アニメ見ている途中に原作読み返して止まらなくなりましたが、
アニメ完走したのでまた原作を読み返したくなっていますw

それぐらい、私にとっては大好きな作品だなと再確認できました♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

柚稀 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

罪は神が僕を美しく創ったこと 君の瞳に映った僕がいけないのさ・・・ってこんな歌詞歌いやがるナルなキャラはどこのどいつじゃ!!!ヾ(*`Д´*)ノ"

たぶん、アニメ観てキャラがスキになって、キャラソン聴く。
はフツーの流れだと思うのだけれど、
ここにいる声フェチ、柚稀はキャラソン→アニメという流れでこれを観はじめましたww

だって歌詞がwwwなにこれw
どんだけ自分好きなんですかって感じなんですもん(`・д´・;)
一体、どんなナルシストでいらっしゃるのか…
怖いもの見たさで事の真相を確かめに『桜蘭高校ホスト部』の扉を開いた僕です(。+・`ω・´)キリッ☆

しかしながら、、、とんでもナルシストなキャラソンをお持ちのホスト部部長、自称キングw【須王 環・suou tamaki】は
おバカで、明るくて、甘くて、優しくて…、ちょっと冷たくされると部屋の隅っこで影を背負いながらρ(´ε`*)イジイジしちゃう、とっても可愛いヤツでした(*´∇`*)

そして、本人さえも知らないうちに、部員達の本心を見抜き、良き方向へと導いてしまう・・・そんな魅力的なコですd(>_・ )ナンダ!イイヤツジャン!

さて、このお話の主人公【藤岡 ハルヒ】は男装してますが、れっきとしたおんなのこです♪
お金と暇を持て余す、優雅なお金持ち学校【桜蘭高校】に
庶民のなかの庶民から、成績優秀の特待生として入学するのだけれど、
ひょんな事故に巻き込まれ、ホスト部員として、なんとオトコとして入部してしまうのです!!
いやいや、、フツー、バレるでしょとか言わないの♥

このハルヒちゃんも変わったコで、別に男だろーが女だろーが自分がどう思われても平気ってコで、恋愛に関しては恐ろしく無頓着w
本人に悪意は全くなくても、泣かせてきた男は数知れずwww

少女マンガが原作ということで、
よくあるライバル女子たちの、いじめ、妬み、いやがらせ…その他もろもろの
女のイヤーーーーーーーな部分(´Д`|||) を覚悟して観たんだけれど、
そーゆーのは一切なく、とても気持ちよく観れる作品でした、観はじまると止まらない~(*´∇`*)
ギャグ多めで毎話なにかしら笑わしてくれちゃいます!!
お金持ちならではの跡継ぎ、家庭環境などの苦悩も描かれていたり(・ω・)bグッ
ただ、庶民のなかの庶民の僕には計り知れないことですがww

で、肝心のラブな部分ですが…
これがまたフツーとは変わってて、“それが恋”だと気づかないという無自覚な人物ばかり…w
気持ちに気付くまでの過程が、回り道し放題でこれまた笑えるw
だからキミはハルヒが好きなんだろ!?おい!そこのキミもだろ??ツンツン( *>ω<)σ)Д゚*)
と教えてあげたくなっちゃうくらいのびっくり気付かなさです(・∀・)

とーぜんのことながらキング【須王 環】以外の部員達もホスト部員であることから、イケメン揃い☆

特に部員唯一のメガネキャラ【鳳 鏡夜・ootri kyouya】はナイスメガネ☆(∩´∀`)∩スンバラスィ♪
副部長であり、ホスト部の中枢である彼は、“影のキング”
行動の全ては自分にメリットがあるかどうかで決める、なんて言っちゃう“クール系”な彼ですが、隠してる内面は…?(・∀・)ニヤニヤ

17才とか無茶があるだろう【埴之塚 光邦・haninoduka mitukuni】通称ハニー先輩は身長148cmの“ロリショタ系”
うさちゃんのぬいぐるみをいつも抱えてて、ケーキは3ホール楽勝♥なコwでも、ひとたび戦闘態勢になると…( ゚Д゚ )アラマッ

そんなハニー先輩を肩車しちゃうのが【銛之塚 崇・morinoduka takasi】“ワイルド系”
口数少なし…寡黙な彼。

最後に双子の兄弟
【兄:常陸院 光・hitatiin hikaru】【弟:常陸院 馨・hitatiin kaoru】は“小悪魔系で禁断の双子愛”が売りww
ただ、お互いを大切に想っているが、BLではないのでご安心をwホスト部員としてのキャラ設定らしいww

肝心のラストはオリジナルストーリーなのだそう♪
若干駆け足気味で、もう少しじっくりいきたかった部分はあったけど、
やきもちありの、きゅんきゅんくる展開で、しあわせだから文句言いませんヾ(*´∀`*)ノニャハ

*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+

…罪は僕が触れるものすべて恋に落ちて
HEART奪われた 君は全然悪くないさ
罰は僕が愛を無限大捧げること
それでも君は僕に触れてしまうだろう

-GUILTY BEAUTY LOVE-須王 環(cv.宮野真守)

*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+

ちきしょーこの歌がなんかかっこよく聴こえるようになっちまったwww

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

64.5 5 友情で胸キュンなアニメランキング5位
堀さんと宮村くん(OVA)

2012年8月24日
★★★★☆ 3.7 (159)
1019人が棚に入れました
片桐高校に通う堀京子は、派手な外見とは裏腹に成績優秀で、家事をこなし弟の面倒も見る家庭的な高校生。
ある日、ケガをした弟、創太を見知らぬピアス男が送り届けに来た。
その正体は同じクラスにいる陰気なはずの男子、宮村伊澄。彼の学校との別人ぶりに驚く反面、家での顔を見られた堀は動揺するが、人見知りする創太が懐いたことがきっかけで、宮村は頻繁に堀家を訪ねるようになる。
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不器用でギャップだらけの二人のゆる~りほんわかラブコメです

ちょっと不器用でギャップな二人が、ゆ~っくりとお互いを大切に思う気持ちを育てていく過程が丁寧に描かれた、ふんわり優しい空気に包まれたラブコメです。全2話

ネタバレレビューを読む

声優さんたちの演技がとてもうまくて、細やかな感情の機微の表現が絶妙です。
だから続きもぜひ同じ声優陣でアニメで観たいと思いました。

自主制作のOVAなので手作り感たっぷり。
手書き感のあるやわらかい線は味があり、センスは悪くないので割りと好きです。
なんとなく「僕等がいた」を思い出しました。近い雰囲気かも。
原作者のHEROさんが所属するグラフィックデザイン会社の制作らしい。

とても怖いのは、続きはドラマか映画でって方向にならないといいなって思いました。
演技の下手な新人アイドルとかで実写化して台無しにしてほしくないと思ったりします。
アニメ化された後なら許します。嫌なら観なければいいだけなので。
なんて偉そうにいっちゃいましたが(笑)

女子なら絶対この空気感の良さわかると思いますが、
男子にはどこまで感じてもらえるかはわかりません。
でも、となりの怪物くん、一週間フレンズ、君に届け、好きっていいなよ、あたりが好きなら、気に入ってもらえる作品だと思います。

■あらすじ[Wikiより]
ネタバレレビューを読む

■参考
『堀さんと宮村くん』と『ホリミヤ』はちょっと違うみたい。
『堀さんと宮村くん』はHEROによる日本のウェブコミック。略称は「堀宮(ほりみや)」。
『ホリミヤ』は上記を元にして別の人が書いた漫画らしい。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

青春は、「甘酸っぱい」・・・だけじゃない、「熱い」・・・だけでもない。「ほろ苦」なカフェラテ味の低体温青春ドラマ(自家製@プロの犯行)

可愛らしいポップな絵柄と相反して、アンニュイでダウナーな雰囲気がそこはかとなく漂うHEROのウェブコミックの純然たるOVA化


内気でトモダチ作りが下手なためか、その反動で学校外ではピアスをして自分を着飾っている中性的な美青年の『宮村くん』こと宮村伊澄
明るい性格と派手な外見とは裏腹に家庭的な一面を持つ女子高生の『堀さん』こと堀京子


お互いに学校とは違う素顔があることを知った二人の男女の秘密の共有と、その微妙な距離感を軸にして平坦で生ヌルイ日常が描かれていくという青春ドラマっす


アニメ化ということで、「音」と「間」が加わった新たな『堀宮』の姿は、原作コミックのコメディ色を薄め、より落ち着きのある雰囲気を強調した少々趣を変えた作品となっていました


友情→恋愛→BL、とまあ多方面に広がっていく人間関係をあえて絞らないことで等身大感のある「ヌルイ青春を過ごす若者」の姿を描写しているのが特徴的
起伏の少ないお話が故に最後のまとまりも弱く、オススメし難い作品ではあります










一方ではインディーズレーベルからの発売&公式通販とアニメイト限定での販売という形態からも見て分かる様に、事実上の自主制作であるにも関わらず、一流のスタッフとキャストが集結した豪華な制作体制が興味深いっす


若手アニメタでも注目の実力者、夏目真悟が初監督
ウェブ系アニメタの筆頭、coosunこと沓名健一がキャラデザ&作監
原画は全てこの二人だけによるもの
キャラデザがまさかのcoosunということもあり、ハイライトや陰影、線の本数などを極端に減らした作画にベタッとした塗りの色彩など、アマチュアイズムを残した画面作りが独特
それでもしっくりと来るものがあるのは、「ヘタウマ」感に味のある原作があるからこそ、といったところでしょうか
(注:coosunは素晴らしいアニメタですよw)


キャスティングにも若手実力派のプロ声優を揃える一貫性が伺えており、“若者が作る若者の話”というコンセプトが見え隠れしているのがよく分かります
特に瀬戸麻沙美、松岡禎丞、細谷佳正のメインキャラクターを演じた御三方には「流石や(´ω`)」の一言


自主制作アニメに興味をお持ちの方ならば観ない手はないはず

投稿 : 2025/03/01
♥ : 18

--RiA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かなりの良作....!!!!

自主製作の作品です。


しかし。

かなり面白い....!!!!!!見入ってしまいました(*・ω・)


本腰入れて制作されば間違いなく有名作として語られ、大袈裟かもしれませんが1つの名作となれる可能性も秘めてます。

物語はよくある学生の日常系アニメです。

しかし、見ても見なくても一緒だなと思われる作品とは大きく違います


1つの題材として、

学校では地味で暗い大人しい男の子が実はプライベートではキャラが一変して明るい爽やかイケメン不良と変貌します。

そして、この作品の特長としては、

分かりやすく誰でもすぐ入り込め、誰もが感じている感情を巧みに表現出来ていました。
テンポもかなり計算されて作り込まれていると感じられます。


構造論、物語論的に言うのなら、

一人のキャラクターに多くのスポットを当て、多くの視点からその人物を光らせ、尚且つ数多くの共感姓を集め、そして無意識の内に主人公へ見ている人間は主観を持っていかれ、次第に自然と自分と重ね合わせてしまいます。

これが1つの物語のコードであり、感動を生み出す題材として流用されてきたプロセスでもあります。


簡単に言うなら、この作品は数多くの人間が感情移入しやすく、ベースとなる素材を簡略化し、マニア受けする作品では無くて出来るだけ多くの視点から見られる様に作られたのがこの作品だと言うことです。

多くのプロットを作り出した所でその意味を理解出来なければ無駄以外の何物でもないと私は思います。



と、長くなりましたが、この作品についてネタバレを含ませないでの私なりでの説明と評価でした(*・ω・)


超簡単に一言で紹介するなら。


『普通にめっちゃ面白かったよ!!良かったら見てね☆』

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

63.2 6 友情で胸キュンなアニメランキング6位
緋色の欠片(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (444)
2335人が棚に入れました
主人公の春日珠紀は、両親の海外転勤を機に、祖母が住む母の実家に引っ越してきた。だが、着いた村で珠紀は突如カミサマと呼ばれる奇妙な生き物達に襲われる。珠紀を救ったのは、不思議な能力を操る鬼崎拓磨という少年だった。祖母は彼女を村に呼んだ理由を打ち明ける。それは、先祖代々続く「玉依姫」の使命として鬼斬丸という刀の封印をすることだった。村に鬼斬丸の力を狙う異形の集団「ロゴス」が集まってくる中、珠紀を守るべく守護者と呼ばれる少年達が現れる。戸惑いつつも彼らに支えられ、珠紀は玉依姫としての使命に目覚めていく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

乙女ゲー原作、巫女ヒロイン、逆ハーレム、異能バトル、セカイ系(長い・・・)

色々と設定テンコ盛りの2006年発売の人気乙女ゲー原作アニメ。
※1-2期併せた感想・レビューです。

分割2クールの本作について、放送当時は第1期だけ完走していたのですが、さほど強い印象を受けず、第2期はパスしたままでした。

しかし、先日視聴した同じ巫女ヒロインの『神無月の巫女』が予想外に面白く、なおかつ終盤思いがけず感動までさせられてしまったので、本作も後半もしかしたら・・・と淡い期待を抱いて再挑戦してみました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== 緋色の欠片 (2012年4-6月) ============

ネタバレレビューを読む
------------------------------------------------
合計:★(良回)2、☆(並回)10、×(疑問回)1

OP 「ねぇ」
ED 「この手で抱きとめるから」


======== 緋色の欠片 第二章 (2012年10-12月) =========

ネタバレレビューを読む
------------------------------------------------
合計:★★(優良回)1、★(良回)2、☆(並回)9、×(疑問回)1

OP 「高鳴る」
ED 「君だけを」


◆視聴し終えた直後の率直な感想

・キャラデザにはそんなに抵抗なかったのですが、絵が余り動かないのは気になりました(きっと低予算だったのでしょう)
・タイトルのとおり設定はテンコ盛りのはずなのですが、それのいずれもきちんと活かし切れていない印象でした。
・そして何よりも、ネタバレレビューを読むが遅すぎる!
・というより、そこは乙女ゲー原作ということで、ヒロインの普通っぽさを延々と描き続けたかったのかも知れません。
・全く見所がないわけではないのだけれど、全26話もあって上記の通り★★1回だけ、というのは残念過ぎます。
・結論として、やはり本作は女性視聴者向け、ということで私などにはなかなか厳しい作品でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今後の展開に期待

原作は乙女向け恋愛アドベンチャーゲーム。
「緋色」「欠片」というキーワードに惹かれたので、
ほぼ予備知識なしで視聴を開始。

主人公は、春日珠紀という高校生の女の子。
彼女には、先祖代々続く「玉依姫」の目的として、
鬼斬丸という刀の封印をするという使命があり、
その刀の力を狙う異形の集団「ロゴス」の襲来から、
守護者と呼ばれる少年達に守られながら
徐々に玉依姫としての意識を培っていく、というお話。

つまりは守護者と呼ばれる少年達との日常パート、
守護者達とロゴスとのバトルパート。
この2つがメインになって展開されていくのだが、
なにしろテンポがゆっくりで、アクションもイマイチ。
そこに期待してしていただけに、ちょっと残念だった。

守護者たちはそれぞれ、鬼、ヤタ鴉、妖狐、大蛇の子孫で
風や幻術、炎、水、大地、言霊などを操る力を持ち、
性格も雰囲気もそれぞれ個性的。
以前に観た『裏切りは僕の名前を知っている』と少し似てるかなと。
特別な力を持つために狙われている主人公を、複数の守護者たちで
守っていくという点や、風や炎、言霊や幻術など操る点、
また、守護者達は仲良しグループなわけではないという点。

そりゃそうだよね。
恋愛アドベンチャーゲームが原作ということだから、
同じ使命で繋がってはいるものの、馴れ合ってるわけではないと。
でも、誰と恋愛展開になるのかは、よく観ればすぐわかっちゃうw

なんだかなぁ・・少年達それぞれみんなイケメンなんだけど、
主人公の女の子への愛情があまり強く感じられないし、
キュンキュンくるような要素も、ほとんどなく。。
なんだか、表面だけをさら~っと撫でていくような感覚。

また、ひとつの見どころとしてのロゴスとのバトル。
もっとロゴスの面々を強く妖しく魅力的に描いてくれていたら
見直す価値があったよなぁって思う。
とにかくもっと複雑な伏線や裏切りなんかも欲しかった。

しかしながら、作画はものすごく美しいし、
透明感のある歌声のOP曲も、優しくてとても良かった。

ただし~~~っ!
ED終了後のカメラ目線でのヒトコトは、かなりこそばゆく。
あれがあるせいでいつも、「フッ。。」ってリアクションで
観終わることになってしまっていたのも減点。

えっ?そこは観ずに消せばいい?
あ、その手があったかーーもう遅いわ~

なになに?2期があるって? あそこから引き続きの話に
なるなら、もう少しバトルシーンに迫力をつけて欲しい。
それと、伏線や罠をいっぱい仕掛けた、奥深い脚本希望!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27

future☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ハッピーエンドなのかバットエンドなのかよくわからない作品。←気になる方は2期も見てください。

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

主人公の春日珠紀は、両親の海外転勤を機に、祖母が住む母の実家に引っ越してきた。だが、着いた村で珠紀は突如カミサマと呼ばれる奇妙な生き物達に襲われる。珠紀を救ったのは、不思議な能力を操る鬼崎拓磨という少年だった。祖母は彼女を村に呼んだ理由を打ち明ける。それは、先祖代々続く「玉依姫」の使命として鬼斬丸という刀の封印をすることだった。村に鬼斬丸の力を狙う異形の集団「ロゴス」が集まってくる中、珠紀を守るべく守護者と呼ばれる少年達が現れる。戸惑いつつも彼らに支えられ、珠紀は玉依姫としての使命に目覚めていく。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

春日珠紀:三宅麻理恵
鬼崎拓磨:杉田智和
鴉取真弘:岡野浩介
狐邑祐一:浪川大輔
犬戒慎司:下和田ヒロキ
大蛇卓:平川大輔
謎の少年 野宮一範
言蔵美鶴:藍川千尋
宇賀谷静紀:久保田民絵
芦屋正隆:永野善一
多家良清乃:三森すずこ
アリア:磯村知美
アイン:安元洋貴
ツヴァイ:川原慶久
ドライ:上田燿司
フィーア:大原さやか
オサキ狐:山口立花子


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「ねぇ」藤田麻衣子
ED「この手で抱きとめるから」喜多修平


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2012年春アニメ(2012年4月~2012年6月)

第1話先行放送
読売テレビ 2012年3月5日 - 月曜 26:29 - 26:59
ニコニコ生放送 2012年3月9日 - 金曜 25:30 - 26:00 インターネット配信
TOKYO MX 2012年3月11日 - 日曜 26:00 - 26:30

TOKYO MX 2012年4月1日 - 日曜 22:00 - 22:30
札幌テレビ 2012年4月2日 - 月曜 25:33 - 26:03
福岡放送 2012年4月2日 月曜 25:58 - 26:28
読売テレビ 2012年4月2日 月曜 26:08 - 26:48
中京テレビ 2012年4月3日 - 火曜 26:37 - 27:07
キッズステーション 2012年4月4日 - 水曜 24:30 - 25:00


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「玉依の姫」

2話「決意の一歩」

3話「五人の守護者」

4話「聖女の降臨」

5話「相克(ふたつ)の使命」

6話「対決の行方」

7話「絆の綻び」

8話「典薬寮の思惑」

9話「大地の鳴動」

10話「守護の想い」

11話「鬼の伝承」

12話「決戦の刻(とき)」

13話「鬼斬丸の力」(最終話)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

62.5 7 友情で胸キュンなアニメランキング7位
ひよ恋(OVA)

2010年7月1日
★★★★☆ 3.6 (94)
576人が棚に入れました
人見知りの激しい西山ひよりは、入学早々事故に遭い、長い間高校を休んでいた。事故発生後、初めて訪れた高校で、ひよりは周りの人と上手く話せず、浮いた存在になっていた。しかし、同じクラスの人気者、広瀬結心のおかげで、クラスメイトとの間の垣根は取り払われていく。皆よりも一歩遅れて始まった高校生活の中で、ひよりはだんだんと結心に惹かれ始めていった。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あまりに可愛くて抱きしめたくなった

原作は『りぼん』に連載中の少女漫画。
書店でとても目に付いて、前から気になっていた。
しかし買うのはちょっと照れくさすぎて、
思わず小6の姪っ子に頼んだらスンナリ貸してもらえた(笑)

高校2年の主人公・西山ひよりは142センチと小柄な上、超人見知り。
入学早々事故に遭ったせいで長期休学していた彼女がようやく登校したその日、
同じクラスの人気者の男子・広瀬と出逢う。
彼の身長は192センチ。身長差50センチの2人はどうなっていくか?な物語。

登校初日、夏の花火、クリスマスなどなど季節感も盛り込みつつ
エピソードとしてはもうテンプレと言ってもいいくらい既視感はあるものの、
もう、ひよりがあまりに可愛くて、広瀬はなかなか性格的にもいい奴で。
おまけにクラスのみんなもいい雰囲気。
ライバル出現か?ってな展開ももちろんあるけれども
そういう恋愛ドラマのワクワク感を望むより、個人的には
ピュアな2人のやりとりを観ているだけでなんだかニヨニヨできてしまう。

別に恥ずかしくなるような愛の言葉なんかいらないのだよ。
さりげない優しさとか、あたたかな気持ちとか、満面の笑みとか
そういうものがあるだけでホッとできる。
それに恋というものは、百人一首が詠まれてたような大昔から
変わらない想いなのだからね。

っとそういえばこのOVAの脚本は、金春智子。
最近だと『君に届け』『超訳 百人一首うた恋い。』なども手がけてらした。
原作にも共通点があるのだろうけれど、似た雰囲気を感じたのはそのせいかも。

好みに個人差はつきものだが、『となりの怪物くん』や『好きっていいなよ。』の
人気を思うと、この作品も観れば好きになる人はけっこう多そうな気がする。
OVAだけじゃもったいないからぜひTVアニメ化して欲しいものだ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28

ひよこまめ* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ひよこときりん*

原作3巻まで既読です◎

140cmの人見知りが激しいひよりと
190cmのクラスの人気者、結心。
アンバランスなふたりが
逆にお似合いに見えてくる素敵なOVA*

わたしも背が低いので
ひよりんに親近感湧きます。笑
でもあんなかわいい性格ではないので
ちょっと羨ましいです‹‹( ´꒳`♡)/››
声も想像通りでよけい守りたくなっちゃう。。

ゆうしんみたく、
困ったときに助けてくれる
かっこいい男の子もいなかったので
憧れますね~♩*

(( 実際50cmも差があったら恐怖ですけど。笑 ))

ひよりんがひよこなら
わりとマイペースな
ゆうしんはきりんかな~と
思いながら癒されました*
ほんとかわいいなあ~ふたりとも!笑

OVAだけなんて物足りない!
まだゆうしんのいいところは引き出せるはず!
女の子の夢をぜひアニメに(´-`).。oO
漫画も続き、見たくなりました◎

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

身長差に納得がいかない。

少女漫画原作アニメというより、少女漫画プロモーションビデオです。
だから、アニメはイントロダクションのみ。
でも、少女漫画原作なので、ストーリーは言わずもがなでしょう。

主人公は、人見知りの激しい微少女。
隣の席に、誰からも好かれる長身イケメン男子。
以下略。
それにしても、全身複雑骨折って・・・。

気になったのが身長差50cm。
見た目、主人公はイケメンの6割ほどの身長。
イケメンが2mとすると主人公は1m20cm。
80cmの差。
デフォルメなのか?

脇キャラがいい感じ。
某仕事アニメの小鳥遊君のように、ちっちゃい娘好きの女子とか。
貧乏くじを引きまくりのメガネ君とか。
いろいろ話が面白く広がって行きそうな感じです。
それにしても、このクラス皆いい人。
某中二病アニメを彷彿とさせます。
こんなクラスだったら、高校生活楽しそうです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 33

64.0 8 友情で胸キュンなアニメランキング8位
新白雪姫伝説プリーティア(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (49)
268人が棚に入れました
『新白雪姫伝説プリーティア』は、佐藤順一・成瀬かおり原作の漫画作品。それを原作としたTVアニメ。
【ストーリー】元気で前向きな女子高生・淡雪姫乃は、小説家の父・薫と貧乏暮らしをしていたが、父の作品のファンで富豪の未亡人・夏江が父と再婚したことにより生活が一転。メイドたちにかしずかれる不慣れな豪邸暮らしに加え、夏江の連れ子・繭根と真綿も心を開いてくれず、シンデレラさながらの日々を過ごしていた。
そんなある日、姫乃の前にリーフェナイツと名乗る7人の美少年が現れる。「災妃(さいひ)」フェンリルのために世界が危機にあり、姫乃こそが世界を救う伝説の戦士「プリーティア」であるという。協力を求める彼らに戸惑う姫乃。そして、プリーティアに変身する方法とは…。

声優・キャラクター
吉田小百合、鳥海浩輔、櫻井孝宏、成瀬誠、森久保祥太郎、矢島晶子、福圓美里、仲西環、ゆきのさつき、神田朱未、うえだゆうじ、井上喜久子、堀江由衣、子安武人、田村ゆかり

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あと一歩で「まどマギ」を超えた魔法少女モノ??

カレイドスターで大感動した、佐藤順一氏総監督作品。
少女モノといえばこの人といわれるだけの、さとジュンの魂が込められた感動の良作でした~;
ラストにはもう感涙;;
もはや少女の時をとっくに過ぎた私を、胸キュン&涙させる佐藤順一(1960年生魚座)53才って、一体何者なんだろ?
乙女心を萌えさせるオッサン、想像するとちょっとキモい。。

もし、少女の頃にリアルタイムでこの作品を観たら、「カレイドスター」に劣らず(むしろ増して)どっぷりとハマり込み、佐藤氏の玄関前に座り込んで、サイン&弟子入り(ナンのや;)をせがんだに違いない。
ただ「カレイド」と大きく違う点は、本作にハマり込んでも何も得られない事と、自分が親なら絶対娘には見せたくないという事実だ。
恋に恋して夢見るばかりで、現実に向き合えない、むっつりスケベな腐女子が一匹出来上がるだけだからである。
自分の大切な娘を、そんなおぞましい化け物に仕立て上げたい親がドコにいるだろうか?
少女たちの健康な精神を侵す、猛毒のような危険物ともいえよう。

それにしても甘い毒だ。
キャラデザはちょっと古いが、○★星矢から抜け出たよーなツンデレイケメン、甘いヴォイスで繊細な雰囲気のメガネ男子、熱血素朴系、そして母性本能からロリに走ってしまいそうなキャワイイ少年たち。。
これら7人の美少年たちが、ヒロインの少女とプリートして戦う。プリートというのは、つまるところ「合体」である。
この「合体」シーンが、ジュブナイルの範囲を超え、ナンだかとてもエロいのだ;
さぞかし当時の少女たちの平たい胸をドキマギさせたことであろうが、親たちの反応はよろしくなかったと思われる。
物語としては面白い良作なのに、13話で終了している背景には、こんな親たちの声が影響しているのではなかろうか。

そのストーリー構成はなかなかのもので、ネタバレになるから詳しくは説明できない(私は一部ネタバレ指定の書き方がわからないので;)が、あと一歩で「まどマギ」を超える魔法少女モノになった可能性をも秘めていたと思う。
孤独や不信から生まれた絶望的な災厄が、少女たちの悲しみとして認識され、ヒロインによる悲しみの共感と圧倒的な受容が世界を救う。。その大円団は「まどマギ」を大きく超えた、素晴らしいラストだとも思った。
うん、ラスト数話はアダルト腐女子も唸る大感動だった。

作画には少し触れたが、少しセンスは古いが魅力的なキャラデザ、特に幼い少年たちはめっちゃ可愛くて危険;
時折デッサンが崩れるけど、作画は当時の最高峰カモ。
戦闘シーンはいつも短いが、少女モノにしては作画が丁寧で迫力があり、なかなかヨロしかろ~
男性にウレシイのはプリート(合体!)シーンかな?
これはエロすぎるだろ~~;;

それと、他の投稿者さんたちも書いておられるが、OPイイです♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

感想

全13話。変身・逆ハーレム・バトル・ファンタジーもの。

ARIAシリーズやカレイドスターを手掛けた佐藤順一監督の作品。

やっぱり、同じ監督が手掛けられているだけあって世界観や作画の雰囲気が似ているように感じました。

メインキャラの紹介。

ヒロインの姫乃は母性愛溢れる元気でドジな性格の少女。素直で心優しい性格。

主人公のハヤテは風のリーフェナイト。
ツンデレ男です。前半はかなりツンツンしてますが、後半は一転しデレデレしてますw
カレイドスターでいえば、レオンに少し似てるでしょうか。

ササメは音のリーフェナイト。
カレイドスターでいえば、ユーリ・キリアンに似てますね。

ヒロインと七人のリーフェナイツがプリートして、魔妖蟲などの敵を倒していく変身もの作品。
このときプリートのときの姫乃の表情がwそれにエロい?

本作も児童・女性向けのアニメ制作を得意とする泣かせの佐藤順一と呼ばれるだけあって、そういう構成でした。

前半は典型的な魔法少女もので、
その間ギャグなどのコメディもあってなかなか楽しめました。
後半は一転してシリアスな展開。この後半は前半と流れが全然違うのが驚きでした。
また、こんな作品でも前半に後半にかけての伏線が張ってあったのには驚かされました。

それに、キャラの心理描写もうまく描けていました。

最後にOP曲がなかなか良かったです。

変身ヒロインものの作品としては楽しめました。
大人から子供まで楽しめる作品かと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリキュア?いえいえ「プリーティア」です。

お宝発見とはこういうことか、、、、。

あらすじは、あにこれで十分ですね。

父親の再婚がきっかけで貧乏生活からお嬢様待遇へ。
慣れないながらも日々を過ごしていたところへいきなり
伝説の戦士のご指名。

実は「災妃」という存在のために危機が迫っていた訳ですねぇ。
主人公が戦士に変身し活躍するのですが、ここでこの作品の
特徴になるのがリーフェナイツという存在。
ネタバレレビューを読む

自分と父親、そしてある日突然存在する母親や姉妹
まぁ順調にはいかないでしょうが、この他人同士が日々の中で家族
としての絆を深めて行くのはなかなかグッときます。

それに、ただのヒロインものだと思ったら大違いです。
主人公をはじめ各キャラがいろいろと現状に対して葛藤してます。

しかもいわゆるボスキャラ的存在の「フェンリル」も、もともと
は人間だったのです。それがなぜ「災妃」となってしまったのか?

そして災妃を倒し平和を取り戻せるのか、、、
最後はすごい展開です。

魔法少女ものとはちょっと毛色が違うけどそれが好きな方には
おすすめかなぁと思います。

えー、最後にこれだけは書いておきますけど、、、、、
ハッピーエンドです!(じゃないと観ないし、、、。w)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
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