AKIRA さんの感想・評価
3.3
第7班はやっぱりサスケがいないと
1作目くらいですかね7班がちゃんとそろって出てくるのって。
映画とか女優というのがNARUTOの世界観にイマイチしっくりこなかったですが、ストーリーも練れていたし、女優の設定も上手く使えていたのでその点は評価できます。
原作とは関係ないオリジナルの作品なのでNARUTOを知らなくても楽しめる作品です。
AKIRA さんの感想・評価
3.3
1作目くらいですかね7班がちゃんとそろって出てくるのって。
映画とか女優というのがNARUTOの世界観にイマイチしっくりこなかったですが、ストーリーも練れていたし、女優の設定も上手く使えていたのでその点は評価できます。
原作とは関係ないオリジナルの作品なのでNARUTOを知らなくても楽しめる作品です。
タイラーオースティン さんの感想・評価
3.3
作画やアニメーション全般は丁寧な作りで好感が持てます。
ただ、もともとの原作もそうだが、今作も時代や文化レベルのような世界設定が中途半端なのはいただけない。舞台である雪の国も北極か南極みたいな描写だし、メカニカルな忍具が出てくるのも違和感。忍のキャラデザも、原作のイメージとかけ離れているし、敵キャラとしての凄みや魅力に欠けている。
また「映画女優を助ける」と言う基本ストーリーにもかなり違和感があり、特に「ナルト」である必然性を感じなかった。違う作品にナルトたちがゲスト出演してるみたいな作品。
ナルト以外の人気キャラ(サスケ、カカシ)にほとんど活躍の場が無いのも、悟空だけが活躍して終わる「ドラゴンボール」と同じで、ジャンプ系漫画のオリジナル映画にありがちな悪しきパターンを踏襲している。ファン心理が分かっていないかなという印象でした。
kusunoki さんの感想・評価
4.3
NARUTO初めての映画。ナルトたちがまだ可愛かったころの物語。ナルトかわいい♪٩(๑'ᴗ'๑)۶そして、いざってときはかっこよかった!
shino さんの感想・評価
3.8
手塚プロダクション制作。
忍者は現在も日本に存在している。
しかし末端の忍者である雲隠九郎は、
職にあぶれニート同然の生活を送っていた。
そんな中、九郎は講談高校への潜入を、
任務として命じられ、活動を始める。
忍者が今でも秘密裏に活動している、
背後にある強大な組織は敵味方に分かれ、
その全貌を見せない、そんな世界の物語である。
これは期待していた以上に楽しい。
癖のある登場人物ばかりである。
才能なのか、計算され尽くしているのか、
演出やキャラ設定の品の無さが痛快である。
{netabare}国家転覆を目論むUNの陰謀、
対するNINの内部でも混乱が生じて、
登場人物たちの思惑も錯綜していく。
信じるべき道はそこにあるのか!?
勝負が一瞬の判断で決まるのもいいですね。
それにしても主要人物の生き死にまで容赦がない。{/netabare}
大きな絵を描く黒幕がきっと存在するのでしょう。
混乱から何が生じるのか、物語の着地が気になります。
今秋、楽しめた作品です。
レオン博士 さんの感想・評価
4.2
最初から最後までなんだかわからないけど先が気になる個性的な作品、とても面白かった
全体的にシュールでお下品、アングラな世界観で、展開とかやってることはギャグなのに、キャラクターはいたって真剣だから
これギャグなの?シリアスなの?ってなる絶妙なバランスがクセになる
主人公っぽいのはいるけど、一見ただのモブでしかない人でも何かありそうで、主人公不在の群像劇、世界観に浸るアニメ
シナリオはいい意味でも悪い意味でも荒唐無稽で、最初から最後まで意味わかんないです
例えば町が急に江戸城に変形して、今まで出てきたキャラが全員一斉に忍者になってアメリカと戦いだしても不思議じゃない何でも起きそうなハチャメチャ感が普通だったら「何このふざけたアニメ」ってなるのにこのアニメだとそれが許される気がして
そういった何かとんでもないことが起きそうなワクワク感が本当に楽しかった
忍者だから人間離れした超人的能力や魔法みたいな術を持ってるってこともなくて、でも普通の人とは違っていて
なんか妙にリアリティのある「スゴい人」なのが面白い
忍者がもし今の社会にもいるなら、こんな感じなのかなー?って思った
間を空けるとそれぞれのキャラクターの動きとか設定とかがわからなくなるので一気に見たほうが良さそう
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.5
花沢健吾さん原作のマンガ作品のアニメ化ですね。
花沢さんの作品は、確か「ルサンチマン」最後まで読んだはず。
「アイアムアヒーロー」も全部読んだはず、ついでに実写映画の方も見た。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も記憶は定かではないけど全部見た気がする。
残念ながら、全部を覚えている訳ではないんだけど、リアルというかイタイぐらいの現実や気持ち悪いぐらいのリアルさを交えつつ、とんでもない方向に進んでみたかと思えば、着地するところではしっかりと納得感が出せていた作品が多かったような気が・・・しますー(うろ覚え)。
ただ、この作品について言えば、いろいろと倫理感とかシュールさ加減とか退廃的な感じとか、(表現に問題ありですが)「命の軽さ」とか、あるいはお品が無い表現とかw、ぶっ飛んでいるんで、もしかしたら、作者さん一番楽しんで書いているんじゃないかなーと邪推したりします。
あくまでも、個人的な推測ですが。
この作品、いや花澤作品全般に言える事かもしれませんが、クセは強い方でしょうね。
合わない人はきっととことんキライでしょう、気持ち悪いなんて表現も出てくる方も多いかもしれません。
ただ、世界観がツボにハマったり、どこかハートに引っかかった人にとっては、どうしても先が知りたい、着地点が知りたい作品になる事は間違いないと思います。
何でも、そうだろ、って言われたらそうなんですけどw。
で、今作。
いやー外国の方に受けそうですよねぇ、まずもって。
ただ、もろもろの表現で拒絶される可能性もありますが、設定は間違いなく受けるでしょう。
私も何となくですが、日本人心がくすぐられますw。
原作の方も流し見程度では追い続けているのですが、何が何やらわからなくなり始めています。
設定は壮大、スケールもでかそうに見え、得体のしれないワクワク感もあります、あっちか切れたり、こっちが切れたり派手な演出もあり、いろいろなツール、ガジェットも登場し派手に見えはするのですが、実際は内輪というか、元内輪のごぜり合いという・・・。
んで、それが、市井の中で市井の人たちに知られることなく行われているというw。
実は割とミニマムなお話・・・。
少し、矮小化しすぎでしょうか。
そんな中で、いろいろと癖ツヨのキャラクタ達が跋扈するわけなのですが。
このキャラクタ達もなんて言っていいやら、得体のしれない魅力は持っているのですが、誰がメインで、誰を追えばいいのやら・・・多分、今作でも見ている方は、ハッキリしなかったのではないでしょうか。
忍びは個であり、また集団のごとしw。
つかみどころが無い事この上なしw
まだ、今クールだけでは、解らないですねぇ。
いや、今後ますますわからなくなっていく気がするのですが・・・。
やっぱり、先が気になり、着地点が気になる作品になっています。
正直、評価に困る作品wでも、面白い・・・と思います。
ISSA さんの感想・評価
3.8
原作既読済
やっとアニメも忍界大戦終結、ナルトとサスケの物語も完結です。
正直引っ張った感が強いし、回想がやたら多いのでテンポ悪いですが人気作品だから仕方ないのかな。
約700話ある中で好きなシーン人それぞれたくさんあると思いますが…
最近放送された696話&697話「LAST・BATTLE」と698話「和解の印」凄く良かったです。
長編アニメーションでここまで、見応え、感動的なシーン、作画、音の使い方…制作者の凄い気合い伝わりました。
正直最終回で良かったのでは、3話だけなら今期の春夏アニメ凌駕してる…総合でも4.5以上付けたい感じでした。
まだ視聴してないナルトファンなら是非見てください。
視聴完了、全720話スタックのみなさんお疲れ様でした。
最後は淡々と話が進んだ感じ…それもいいかなと。
好きなキャラはカッコいい大人の手本見せた自来也。
koaki さんの感想・評価
4.3
アニメオリジナル部分が鬱陶しい。
早く先が知りたいのに・・・
感動して何度も泣いてしまってるから
今更やめるわけにもいかず・・・
しかし、いつまで引っ張るんだ?
まとめて一気に見たいのに(-。-;)
感想いれるの忘れてた
無事に最後まで観終わって、面白かったです。
っていうか、(´。`;)ホッとしました。
にゃーん。@のんびり さんの感想・評価
3.9
原作コミック派です。
好きな回だけちょいちょい観てました^^
{netabare}ナルトとサスケ。
道を違えた2人が仲直りするまでの長く壮大なストーリー…
いや、本当長いです…(^_^;
いきものがかりのOPのブルーバードが好きでした♪
{/netabare}
ValkyOarai さんの感想・評価
4.5
このアニメは角川さん系列の中で非常に完成度が高くて面白かった!
それとパロディも面白い!(理解できるのとできないのがあるけど)特に昔の戦隊ものは基本分からない。でも当時に流行ったアニメのパロディや芸人ネタもちょくちょく入っているので非常に笑えます。
そうかあれはゴレンジャーの必殺技だったのか
コゴローの「癒着!」は毎回笑ったわ・・・そして「ドゥーー!!」も・・・
夏美さんは性格的に好きには絶対なれません。むしろ大嫌いです(ケロロ達を「大したこと無い」と考え常に嘲笑するから、「かかってきなさい」の姿勢を崩さないから。ツンデレの部分はあるけれどシャナには到底及ばない。ほむほむやスバルの方が100倍まし)
何気に中の人的にテイルズ率とプリキュア率が高いし他の魔法少女アニメ率もある
話のネタで面白いのは桃華さんの恋ネタとウェットルマンネタかな。それとコゴローネタも。
2、4、6、7シーズンのみに放送されたオムニバス形式のゲロゲロ30分ネタは常に爆笑覚悟ですのでおすすめです!
でも俺の観点だと6シーズン以降から面白みがなくなるため気をつけてください。7シーズンは時折声優を無駄遣いしてます。
2シーズンの最後はエヴァのパロディっていかにも最終回!?って感じがしたので非常に良かった。
川上さんの演技も見事だし
(ご冥福をお祈り致します)
シーズンごとの面白さの順位は
1.2シーズン
2.3シーズン
3.4シーズン
4.6シーズン
5.5シーズン
6.1シーズン
7.7シーズン
だと考えています。3シーズンのアド街ック天国のネタは非常によかった。
ゴールデンアニメに対して桃華さんは俺の嫁です。他は多分いません
深夜アニメではフェイト、CLANNADの渚、けんぷファーの沙倉さんぐらいしかいないと考えています
ゴールデンで映えるヒロインは価値が高く
深夜アニメの方がとにかくアニメの数が多いため価値は低くなるのではないかと考えています。
それと最後のシーズンはどうもマンネリ化して面白みに欠けました(30分きっかりやらなかったから)
またオリジナルで放送再開してくれるよう願います
尚新ケロロの声はビッキーだとッ...!?
尚声優の無駄遣いに関してはニコ動で検索のこと
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.9
「ドラえもん」をライトノベル化するとこうなる。笑
しかし、ドラえもんほどファミリー向けにシフトできなかったのが最大の弱点
オタク向けに寄りすぎたのだと思われる。
とまらぶ さんの感想・評価
4.3
原作漫画が本当に本当に本当に大好きだったので
アニメも本当に楽しくて・・・・
漫画独特のシュール感のほうではなく
子供たち用にも作られている感じが
最初は嫌でしたが、今は娯楽的な意味で好きです!!
声優さん的にも本当に満足で
特に斉藤千和さんの夏美がかわいかったのと、
ギロロの声がイメージ通りだった点もあって
自然に見ることができました!!
アメリカの友達も大好きで
いつもケロロの話で盛り上がります!!
うーん、国境を越える名作♪
shino さんの感想・評価
3.8
UFOTABLE制作。
無限列車での任務を終えた炭治郎たちは、
音柱の宇随天元とともに、次なる任務へと向かう。
そこは鬼の棲む、吉原遊郭である。
見栄と欲、愛憎渦巻く夜の世界、
いつの時代も人の欲は、変わらぬものだ。
{netabare}情報収集中に、連絡を絶っていた、
天元の妻たちを探して、潜入捜査が始まる。{/netabare}
原作漫画では、キャラの見せ方の問題や、
小休止の印象もあり、好きな逸話ではないが、
気まぐれに楽しめればと思います。
10話視聴追記。
鬼気迫るとはこういうことでしょう、
凄まじい熱量、迫力ある戦闘に圧倒される。
{netabare}音柱の天元が、動きあってこそ魅力に溢れると、
今更ながら、アニメの素晴らしさを知る。{/netabare}
最終話視聴追記。
望まれずに生まれてきた子供たち、
容赦ない貧困と差別、過酷な環境の中で、
それでも人としての矜持を繋ぎ留めてきたもの。
{netabare}互いに支えあう、二組の兄妹の物語、
きっと底にあるものはどちらも尊いのでしょう。{/netabare}
次編もまた期待しています。
ぺー さんの感想・評価
4.2
原作未読
まだ見ぬ作品を発掘し視聴の参考にする目的としてはレビュー不要な気がする程の有名作品。名前くらい聞いたことあるでしょうし、アニヲタ界隈だけに留まらない現代用語の基礎知識です。
“不倫”の語意は人の道に背くというのが本来の意味らしく、そんな修羅の道を進む男女の情愛を表現した稀代の名曲よろしく餓鬼道に堕ちた兄と妹が今回の敵さん。いったん劇場版を挟んでのシリーズ3本目となる第2期全11話となります。物語の背骨が“鬼にされた妹を連れた兄”の構図であるため、今回の敵さん兄妹との対比も楽しめれば良いってところでしょうか。『遊郭編』の主だったキャストはこちら↓
・宇髄天元(CV小西克幸):音柱
{netabare}3人の嫁 - 雛鶴(CV種﨑敦美)、まきを(CV石上静香)、須磨(CV東山奈央){/netabare}
・堕姫(CV沢城みゆき)
・妓夫太郎(CV{netabare}逢坂良太{/netabare})←驚いた!
変わらず隅々まで豪華なメンバー。劇中で続編に繋がる新キャラも登場して耳が幸せとの表現がしっくりくる布陣です。職業声優さん以外をねじ込みたい事務所あったろうに今回もナシでした。無駄なハレーションを避ける英断の裏に、作り手有利だったことが推察されます。
“作品としての内容の良し悪し”もさることながら“ビジネス的にどうだったん?”の文脈で語れる稀有な作品ってことになりましょう。
■作品としての内容の良し悪し
いかにも少年漫画的な善逸と伊之助がさほど気になりませんでした。あるいは慣れたか。
キャラに語らせて説明過多に陥るのは今回もそれなりに。ただし本流部分{netabare}(環境の違いで道の別れた二組の兄妹){/netabare}はアニメーションで魅せてましたね。大事なところは画で語るスタイル。
なお、作画素人の私でも凄いことがおきてるくらいはわかります。なんかで聞いたことあります。同じ動かすでも無地と柄ものでは手間がン十倍違うとか。全11話通じて柄ものしか動いてませんでした。
かれこれ所作は決まってきて、強い鬼登場→当番の柱参戦→成敗→鬼の履歴書 みたいな流れが今後も続きそうな予感はします。
そんな勝ちパターンの繰り返しと捉えるだけでは“作画の凄さを前後比較してみる”と“YOUは何しに鬼になったの?”の2点を見届ける作業ゲーになっちゃいそうなのですがどうなんでしょうか。実際はきちんと積みあがってる感じはします。
{netabare}恨んでも 恨んでも 躯うらはら 山が萌える じゃなくて燃える …実際業火の中へと{/netabare}
無限列車に乗り込んだ炎柱が見せたのは“ノーブレスオブリージュ”人と鬼との価値観の違いでした。
花街に乗り込んだ音柱が見せたのはそれよか身近なものへの責任でしょうか。兄妹愛の傍らで地味に咲く夫婦愛みたいなもの。
実力者である先達(柱)らは似てるようで各々異なるメッセージを送ってくれてます。
それと並行して、音(痕跡)を消す忍者の特性と音を駆使して闘う音柱とでは一見相反してるようにも見えるのですが、こちらはこちらで環境やらイベントやらでアップデートした結果だったことが示唆されているんですよね。やはり鬼とは違うんだよなぁ。
音の粒を拾って集めて譜面が完成したら無双の力を発揮する音柱よろしく、我々もビジュアルに目が行き過ぎて音の粒(物語の積み上げ部分)を拾い損ねたら譜面完成しないかもわからんと思われ、だったら“漏れ”に気を付けようと意識した『遊郭編』でした。
■ビジネス的にどうだったん?
これは今後わかることでしょうから結果待ち。
予算と時間は潤沢だったように思えるのと、あとは深夜帯常連のプロヲタではない一般人向けの親切設計なのを目の当たりにして、如何に自分が深夜アニメのお作法に染まっているか自覚しました。誇っていいのか凹んだらいいのか微妙…
映画『無限列車』のレビューでがっつり書いたのでここでは割愛しますが、我々って多かれ少なかれ鬼だったり人だったりあるいは行ったり来たりする存在なんだと思ってます。
・俺は俺の責務を全うしているのか?
・迷わずに利他的な行動を選択できるだろうか?
{netabare}命の優先順位:「まずはお前ら三人、次に堅気の人間たち、そして俺だ」{/netabare}
とてもじゃないが俗物な私にはできてる気がしません。なので本作を見てショボい自分を省みるようにしております。明日から頑張ろう!
※閑話休題
■遊郭が舞台
吉原大門っぽいの出てたしまあ日本一有名な花街がモデル。
ちっちゃい子にも大人気なコンテンツで遊郭ってどうなん?と思わなくもないけど別にいいんじゃね?ってところでしょうか。
行為のみ海外の娼窟と日本のとは趣きがだいぶ違うので外人さんイメージ湧くのかしら?
■ある種のリアル
派手派手言うわりには相反して地味で堅実さが見受けられる第2期でした。細かい部分で一例挙げると↓
{netabare}バトル。妓夫太郎初登場のシーン。堕姫の中から登場するかしないかで天元は斬りつけております。
普通なら登場して口上述べてからバトル開始となるわけですがそうしない。瞬時で相手の力の計算してるのが一点。次に体制整える前に方を付ける行動に動いてる点。超合理的な思考を基に行動する“忍”のパブリックイメージと相反しません。{/netabare}
ポジに捉えりゃエンタメ性の優れた作品。ネガに捉えりゃ子供だましの作品。と視聴者の分母が大きくなれば両意見出るのが世の常でしょうが足元けっこうまともです。
■プロヲタと一般人の境界線
“ビジネス的にどうだったん?”とリンクしますが深夜アニメ常習者と一般視聴層を繋ぐ配慮が所々になされてたと思います。
まず目立つのが物販。『デフォルメシールウェハース』『PS4ソフト』『全集中パッド(漢検)』『フィギュア』『AUとのコラボ(鬼滅アプリ)』『楽曲』『折れた日輪刀(ボイス付き)8,800円』。お馴染みのから普段は日曜朝でしかご縁のなさそうなものがあれやこれやと洪水でした。異例ですよね。
その他一般層への配慮と思しきものは以下↓
{netabare}・手前でのTV版『無限列車編』放送。劇場版を分離しない仕掛け。
・初回1時間枠。半分はおさらいと掴み。
・最終話の放送開始前冒頭で「最後に発表がある」と告知。Cパートへの呼び水。
TV版の放送で連続したナンバリングが可能となりましたし、おさらいを強要するでもなくこちらが用意しましたし、往々にしてCパートなんて単語知らないでしょう。{/netabare}
きちんと配慮しながらヲタ世界への誘導が図られてましたね。職業声優さんばかりのキャスティングや力のある制作会社の本気というのもさることながら↓
{netabare}・第1話1時間。最終話CM無し32分ロングバージョン。
・第1話でなく第2話でAimerさん登場
・冒頭OP無しからの最終話。もちろん締めエンドロール。
お馴染みの演出構成とはいえお見事でした。
とりわけCM無しの決断は異例といってよく、制作側とフジテレビ側には相当交渉があったんだと推察されますが、最後はコンテンツをしっかり伝えたい制作側の意志が通ったんでしょう。クール無視の放送スケジュールもそうですね。{/netabare}
制約やルールあってのコンテンツにおいてとりわけクローズアップされるのは品質と納期のバランスです。このへんは某ドラクエや某ジブリが脳裏に浮かびますが、リリースしたらある意味手の離れるものと違って地上波でやりきったところにTVマンの意地みたいなのすら感じました。
ネット全盛もけっこうですが、独占状態になってきたら地上波以上に制限加えたりするのが始まっているのよね。SNSや動画コンテンツがそのへん先鞭をつけてますが映像配信だって潮流からは逃れられないでしょう。チャネル多いに越したことないので地上波も頑張ってね。
今回みたいなチャレンジは歓迎です。
視聴時期:2021年12月~2022年2月 リアタイ
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2022.04.10 初稿
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.5
【物語 4.5点】
プロットは少年バトル漫画の王道。
討ち取ったと思った敵は奥の手でさらなる絶望をもたらす。
もうダメだと思った主人公、仲間も、
どっちが鬼だか分からない程の底力を見せる。
驚異の応酬で熱くなる幾度も繰り返されてきたパターン。
にも関わらず、惹きつけられるのは、修行等の道程をしっかりと押さえているから。
鬼殺隊は本当に少しずつしか強くならない。
炭治郎に至っては、先の戦いで一度心が折れてしまった所からの再生。
リスタートの過程を初回拡大版に当てる盤石の土台に乗せてこそ
壮絶バトルの熱量が倍化する。
以前は飛び込めなかった柱VS上弦の鬼の間合いに割って入れた。
ちょっとした進歩に手応えを感じることができる。
私は『遊郭編』放送前に、劇場版『無限列車編』TVアニメ化を流した企画は
妙手だったと思います。
ドラマ部分では兄妹愛を鬼の兄妹も含めて改めて痛感。
TVでは本編CMなしで放送されたという最終回拡大版。
震えたなぁ。感涙したなぁ。
{netabare}一緒に地獄に堕ちることを選んだ兄妹を見て、私が流した涙は、
これで良かったと思ったからなのか、哀しいと思ったからなのか、
未だに判然としません。{/netabare}
【作画 5.0点】
圧巻だったのはCGで構築された吉原の街並み。
遊郭を舞台にしたオープンワールドゲームでも開発してるのか?って位のスケール感。
初回ED後にお披露目され度肝を抜かれて以来、
OPアニメーションにて吉原を一望するカットでウットリするのが私の週課にw
しかも血鎌などで概ね破壊可能なオブジェクトという狂気。
広大かつ自由度が高いバトルフィールド上ならば、
超高速での遠距離移動。相手を遠くまでふっ飛ばして、壁に叩きつける。
帯で建屋等を貫通する遠隔攻撃といったトリッキーな動きまでシームレスに演出し、
バトルシーンの興奮を途切れさせません。
激戦により灰燼に帰す吉原の街。
私は不謹慎にも、ある種のカタルシスを感じてしまいました。
バトル動画より私の印象に残ったのは
{netabare}禰豆子を寝かしつけるシーンの作画の迫真。
全国の子育て現場で繰り広げられているであろう。これもまた修羅場。
私自身も赤子の頃、相当な寝ず子だったそうで、
両親の苦労も忍びながらの鑑賞となりました。{/netabare}
【キャラ 4.5点】
今回の柱。音柱・宇髄天元。
人情の厚さをド派手な出で立ちと尊大な態度に隠した多妻な大男。
最初、{netabare}女の子を攫おうとしていた?{/netabare}時はどうなるかと思いましたがw
真意を隠せる性格が、虚飾多き吉原の任務にはマッチした模様。
主人公・炭治郎が対峙するキャラに、ifのバッドルートを写すことで、
彼がまっすぐ歩む道の貴重さを際立たせる構図も光る。
煉獄さんの父→心が折れたまま堕ちる道。
{netabare}妓夫(ぎゅう)太郎&堕姫(だき)→一歩、環境が変われば兄妹の禰豆子共々堕ちたかもしれない道。{/netabare}
炭治郎は意志も(頭突きもw)強固な剣士なのです。
善逸の鼻提灯タレながら屋根の上を疾走するシチュは衝撃的w
もはや起きている時の善逸を忘れそうになります。
やっと起きたら{netabare}足が潰れていました{/netabare}とか怖すぎですw
【声優 4.5点】
相変わらず激しいシーンでの絶叫(ギャグ含むw)がこだました本エピソード。
炭治郎役の花江 夏樹さんに至っては血反吐を吐いて咳き込む場面の収録にて、
演技に熱が入りすぎて、終わった後、咳が止まらなかったとのお話が。
人間の声帯は痛めたら容易に再生せず、今後も先は長いでしょうから、程々でお願い致します。
特筆したいのは堕姫役の沢城 みゆきさんの表現力の幅広さ。
トップ花魁のカリスマ性から、本性見せた時の恐ろしさ、
ワガママ、甘え放題の駄々っ子ぶり。
上からブスを罵倒したかと思えば、無惨様にはへつらってみたり。
みゆきちの鬼ボイスに終始翻弄されっぱなしでした。
妓夫太郎役はまさかの逢坂 良太さん。
武器から出す猛毒の如く、他人の幸福を僻んで取り立てんと吐く毒鬼ボイス。
耳に残るなぁ。癖になるなぁw
宇髄天元役・小西 克幸さんのド派手ボイスを囲む
CV.石上 静香さん、CV.東山 奈央さん、CV.種崎 敦美さん三人の嫁ボイス。
特に須磨役・なおぼうの喜怒哀楽の激しさは堕姫級で、{netabare}口に石を突っ込みたくなる程w{/netabare}
【音楽 4.0点】
劇伴担当は引き続き椎名 豪&梶浦 由記氏によるフィルムスコアリング。
長尺の戦闘シーンでも上々の対応力。
今作では絶望が極まった際の心情曲も重厚。
主題歌担当はAimer(エメ)
ぬめりを含んだ独特のビブラートが、愛憎渦巻く遊郭のムードにマッチ。
OPの『残響散歌』。絢爛(けんらん)なメロディー&コーラスに、芯の強さが滲む歌詞を乗せて音柱の生き様などを示唆。
EDの『朝が来る』。絶望の底から光を目指すメロディーラインが如何にも作曲・梶浦 由記氏らしい一曲。
ゆりなさま さんの感想・評価
4.1
映画館で観てきました。
ネタバレしない程度にかきます。
普段TVアニメはほとんど途中観てなくて最近少し観たくらいでした。
漫画もサスケが昔村を出て行ってから見るのを辞めてしまっていました。
あれからいつのまにか戻ってきてて、戻ってきてくれたんだ♡ってくらいの知識。
でもネットで原作の結末、特に誰が誰と結婚してってのを知って
個人的に大満足な結果でした。
なので映画も気になって観に行きましたヽ(*´∪`*)ノ"
まず・・
作画がすごく綺麗でした。
各キャラについてはいろいろ語りたいとこですが・・
終わらなそうなので絞りますっw
ちなみに私はサスケとサクラとサイとカカシが好きです。
★ナルト
鈍感!まさかのモテ期到来。
でも本当に強くなったなぁ・・って思いました。
♡ヒナタ
予告で観た通り、本当に美人。すごく綺麗で可愛かった。
ヒナタも強くなってる。一途で素敵な子。
♡サクラ
この劇場版のサクラすごく頼もしかった。かっこいい!
★サイ
相変わらずいいキャラで好きだな〜。サイがいるだけで安定感を感じた。
私と誕生日同じっw
★シカマル
今回の任務リーダー。頼りになる。頭良くて頼もしかった。
★カカシ
かっこいいなぁ♡さすが火影。
★サスケ
出番少なっ!!!少ないわりに今後なにかありそうな予感をさせられる数秒の登場。
そして今回敵となった月に住む★トネリというキャラ。
ハナビをさらい、そしてヒナタも。外見は個人的に好みでした♡
ざっと感想のべてみました。簡単でスミマセン。
ED映像が個人的にすごくよかったです。
おめでとう♡ってなりました。
2015年8月にまた映画がやるみたいですよ!
全体的に・・おもしろかったです。
私がNARUTOに対する知識かけまくりでしたが観てよかったですd(>ω<*)
それからコミック完結!先生お疲れさまでした^^
ヒカリ さんの感想・評価
4.5
NARUTOは原作も全部読んだ、とっても好きな作品でした!!
そんな作品が終わってしまう…!と思ってなかなか見に行けなかったけどこないだやっと行くことができて、行ってよかったーって思いました^^
THE LASTはCMとかでもやってたみたいにナルトとヒナタがだいぶメインのお話でした。
それからサクラ、サイ、シカマルの馴染みのメンバーで任務だったからメインはその5人。
あとは映画オリジナルの敵キャラ、大筒木トネリ。
火影になったカカシ先生と、サスケくんもちょっとだけ出てきてて勢揃い!みてて楽しくなりましたー♪ヽ(´▽`)/
最初から最後まで、ヒナタ~ってなっちゃう時間でした♪
すごい美人さんになってて、水樹さんの声がますますしっくり!!
ほかのみんなもすごい成長ぶりでリーさんとかサクラさん、いのさんってみんなのコトを「さん」付けしたくなった✨
予告とかパンフでナルトくんが着けてた赤色のマフラー。自分もナルトくん、何でマフラー着けてるんだろ…しかもオレンジ色じゃない!?って思ってたんですが、{netabare}ヒナタのナルトへの幼い頃からの想いを表してたのかな?トネリとの戦いには直接関係ないけど、ナルトとヒナタのお話ではマフラーがかなり大事なお話でした。。{/netabare}
"愛"がテーマになっててしんみりなシーンも多かったけど、サイくんがいい意味で空気読めなかったり、我愛羅くんがナルトくんを大切に思ってること、相変わらずサスケくんが謎なこと、シカマルがビシッとみんなをまとめてるこま皆をまとめてること。
そんなシーンをみて「NARUTOだ~」って笑っちゃいました。変わらないなあって。。\(^^)/
びっくりだったのはナルトくんのモテ期が来たこと。
落ちこぼれだったナルトくんをみてきたからちょっと新鮮だったなあ。。
皆、成長しててちょっと寂しくなったけど、みんながナルトくんの事を大切に思ってることとかナルトくんが仲間を大切に思ってること。
それが全然変わらなくって、すごい暖かい気持ちになれました。
アトランティス さんの感想・評価
4.5
正月映画で見に行って来ました
NARUTO疾風伝は戦争編からおざなりになって
見ていませんでしたが、見てきました。
戦争が終わって何年か経った頃ー
ナルトは何故かモテ期を迎えていて
ナルトが好きなヒナタはナルトとの関係に
悩んでいた。
そして、決意の夜
ヒナタの前には謎のヒナタを欲するものが現れて……
というストーリーです
時が経っていたので
皆容貌が変化していて
いのが可愛いから妖艶になってしまっていたw(´・_・`)
カカシが火影でサスケが浮浪の身、ナルトはもっと短髪に
なってサクラは順調に綱手化している
時の経過は恐ろしいと思った。
ナルトが英雄化しているので
今回の敵は今までのように
苦労してやっとの事で倒すというのとは
ちょっと違っていました。
作りが恋愛映画だったので戦闘は
もちろんクオリティは素晴らしいですけど、おまけ的な感じで、、
敵も完全な悪ではなくちゃんと言い分もあります
・しかして今回の主題は「THE LAST」です
完結です!
よって、作中メインで描かれるヒナタとナルトの
回想シーンが多く流れます。
完全に敵が引き立て役となっている中で
流れる回想シーンに何回も泣かされましたw
如何に綺麗な終わり方をするのかと期待していましたが
期待通り、綺麗な終わり方でした☆
ヒナタの女の子な所がたくさん見れて嬉々として映画を楽しむことが
できました♪
ヒナタが好きで本当に良かったです^^
疾風伝とはこれで今生の別れみたく
なってしまいますが(あ、でもまだアニメは続きますね)
次はナルトの子供が主人公の
映画があるみたいなので
それも楽しみですね
いかろーす さんの感想・評価
3.8
TV版のこれまでの経歴、劇場版7作品目だけあってかなりの安定感ですね。これも普通に面白かったです。特にエンディングで使われた遊助の曲がかなり気に入りました。
ただ少し物足りなかったような気もします。本編自体が108分と少々短めなこともあり、展開が早かったですね。何かもうひとつエピソードなり何なりと入れてもよかったのではないかと思います。
作画に毎回気を使ってるので今回も良かったです。同時上映された短編も楽しめました。
タイラーオースティン さんの感想・評価
3.9
原作の漫画もTVもあまり観たこともなく、たまたまタイミングが合って劇場に足を運んだものの、どうせ子ども向けの映画だしやっぱりやめるかと悩みつつ鑑賞。しかしこれが何と実に面白い、というか泣ける。魂が揺さぶられる感じかな。
同時上映(があるとも知らず)の炎の中忍試験とかいう映画が終わって、エンドロールが流れた時にはこれで終わりかとちょっと焦ったけど、その後本編が始まり…いやあこんな面白いのかと得した気分に。今回の脚本は東山彰良(大藪春彦賞)が担当していたが、これがやっぱりすごい!「えっ、うそっ、そうくるか」って展開がたまらない。
親と子、父と息子、そして仲間とは、絆とは何かを突きつけられる。これは観て損はない1本。
daruma さんの感想・評価
2.9
期待して映画館で観ましたが、少し物足りなかったように感じました。
原作を担当されている方が有名な作家さんらしいですが、いまいち「NARUTO」の世界のよさを出し切れていなかったように思います。「NARUTO」の映画としてではなく全く別のアニメ映画として観てみたいストーリーでした。
レオン博士 さんの感想・評価
3.8
【感想】
とても面白かったです、序盤は微妙でしたが、質の高いキャラ萌えアニメだと思います
それにしても見事なまでにでこの広い子ばっかりですね!作者の執念を感じます
話は中身なくて、美少女達がわちゃわちゃやってるだけのアニメです
すごく良かったけど中身ないのでたまに見るくらいがちょうどいいですね
萌え以外は特になにもないので萌えに興味ない人は切りやすいと思います
やたらと男子男子言ってますが、見たことも会ったこともない子ばっかりなのでイメージで勝手に言ってるだけ、耳年増ってやつでしょうか?
ツバキは男子を見ずに育ったなら男子って言われてもイメージわかないですよね、なのになんで姿もわからない男のイメージだけで思春期のドキドキ?があるのでしょうか?これはさすがに変じゃないかなー?
たぶん、男妄想ネタはすぱっと捨てたほうがスッキリして評価もされやすかったと思います
キャラ多すぎでみんな似たような顔で、みんな花の名前なので名前覚えるのが至難の業です
【作画】
ちゃんと予算がついていて作画が素晴らしいし色使いも良い
キャラクターはもちろん、和風な背景もとても綺麗で、綺麗な作画でよく動く良いアニメです
【主題歌】
欲を言えば和風な曲が良かった、OPはテンポのいい軽快な良曲、EDは萌えアニメって感じの曲ですね
特にEDは各回の主役になる子たちをピックアップしての毎回特殊EDなので、EDアニメが毎回違っているのでEDアニメを見るのが楽しみで、とても良いです!
【キャラクター】
この作者、おでこの広いヒロインが好きなのか本作もでこが目立つキャラクターが多いですね
幼いキャラクターが多くてツバキがなんかお母さんみたいな立ち位置なのが微笑ましい
【シナリオ】
特に見どころはないです、アホな話ばっかりです
でもそこが魅力で、可愛い女の子たちがわちゃわちゃやってるの見てるだけで和みますねー
ぺー さんの感想・評価
3.2
原作未読
タイトル通り。椿・山茶花・朝顔・竜胆…と旅館の部屋名みたいなキャラがわんさか出てきます。
男子禁制である「あかね組」の里で繰り広げられるくノ一たちの日常譚(wiki)。
旅館はともかく宿泊部屋までは覚えてないのと同じで、終わってみればツバキ以外覚えていない私。
劇場版にまで辿り着き一定の評価を得ている『からかい上手の高木さん』と同作者さんということでチェックしましたが合いませんでした。
・低い等身のお目々パッチリキャラ(いわゆるアニメアニメしたやつ)
・女の子だらけでわちゃわちゃする(いわゆる鑑賞系作品)
・持ち回りのキャラソン(いわゆるアニメ声歌唱)
ニーズはありますのでアンテナに引っかかるようでしたらどうぞ。
私は『高木さん』も一度断念してそれでも持ち直した成功体験があったため最後まで見届けましたが、要は巻き返しワンチャンあるかもと期待したのですが、良くも悪くも一定のトーンのままでした。
日常+α
これがないと食指が動かない私にとっては“+α”が無い本作の良し悪しを判断できかねます。
…とここまで身も蓋もない感想となってますが“+α”の萌芽は無きにしも非ずでした。男子禁制で男を見たことないツバキが抱える
已むに已まれぬ男への憧憬
この点は続編待ちか原作見てねってことなんでしょう。もう一つ
{netabare}男子禁制の里の秘密
先生がなにか思わせぶりでした。{/netabare}
いずれもそれらを進展させちゃったら作風変わっちゃうし痛し痒しなところではあります。原作どうなってんでしょうね。
※余談
■原体験としての“棒涸しの蛍”
なんでしょうね。くノ一といえば色仕掛けなんですよ。忍者いわば工作部隊のスパイと定義すれば、男女で工作内容の得意不得意があって、運動能力に劣る女性の役回りってあると思うのです。男がゼロとは言わんけどハニートラップ仕掛ける側って圧倒的に女性でしょ?
この作品からは女スパイが活躍する局面や工作内容の代表格みたいなところから逃げてる印象を受けます。言わば日常劇を見せるための舞台装置として“くノ一”設定を持ってきただけに過ぎない。実際そうなんでしょうけど。。。
くノ一に対する個々人のイメージに依るものかもしれません。※やや下品な内容含むので閉じます
{netabare}お題の“棒涸しの蛍”は『花の慶次』という漫画の登場人物。
立派なくノ一に育てるためにはたっぷり情をかけ(※ここでいう“情”の中身は察してね)離れられなくするもんよ、と男女の機微に踏み込んだお師匠とモブ下忍とのやり取りが当時ティーンの私には衝撃的でして、なにが衝撃的かっていうと、ハニトラの技術向上目的なのは当たり前で、裏切らないように体に仕込む(※ここで言う“仕込む”の中身も察してね)行為におそろしく説得力があったわけであります。今だと少年誌ではNGかかりそう。
くノ一のイメージが出来上がったのでありました。{/netabare}
いちいち目くじら立てるなよって話なのですが、一応作中でも工作内容のひとつとして色仕掛けにも触れてるのよね。そしてエロいの見せろよって話でもないです。前置きくどくなりましたが以下本題↓
{netabare}ツバキが抱く男への興味って単に見たことないものへの憧憬とかじゃないんですよね。『進撃』アルミンの「海を見たい」好奇心と決定的に違う。はっきり申し上げると子宮が求めてると思しき感情描写ばかりなのであります。いや俺は男だけどそこはまぁ…
見たことも触れたこともないものに性的衝動を抱くわけないじゃん
くノ一に抱くイメージとのギャップに加えてどうにもこのもやもやが晴れないのでありました。{/netabare}
萌えアニメを鑑賞する才能が自分に不足していることは自覚しております。
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.1
あれれ?
なんか、私には合いませんでした。
ちょっと残念です。
物語も、女子ワチャワチャ系コメディとしては面白そうだし、事実、悪くないんだろうなとは思うのです。
作画もきれいな方だと思います。
声優さんも大丈夫。
音楽も和風な雰囲気を纏わせ、頑張っている、工夫している感が感じられました。
キャラも、悪くは無いとは思うのです。
それでも、私には合いませんでした。
★の評価は、意識して出来るだけフラットにしてみた私の感想です。
何が合わなかったのかなぁ。
・・・観ている最中に感じたネガティブなポイントをあえて言うと、
主人公のツバキが「男、男」言うのがウザかった・・・、
お品が無く感じられてしまった ⇒ からの、可愛げを打ち消してしまった。
くノ一の里という舞台を正当化するための、装置としての「男隔離」であれば、別にいちいち言わなくても良かったような気がする。
原作かなんかで、この後にも男側と絡むエピソードとかがあるのかもしれないけど(だとしたら、スミマセン。原作とか知らない者の言いぐさです)。
※少しだけ冷静になっての追記。
合わなかったなぁ、と言う所感は変わらないものの、その所感の多くは主人公のツバキである事に思い至った。
女子ワチャワチャ系のくノ一日常アニメとしては、もう少し評価をあげてみようと思う、と思い声優さんとキャラクターに星を0.5追加。
ついでに、気に入ったキャラでも書き留めておこうと思ったw。
・サザンカ:ツバキLOVEのくノ一。賑わし、弱百合、ロ〇方面かな?
・アサガオ:食べ物LOVE系、ちょっとゆる~いが観ていて楽しい。
・リンドウ:新入り、ボクっ子、男について知っているギャップ萌え系?
・タチアオイ:メタな話「私」と共感する点多しw悩めるリーダーw。
・アジサイ:悩める可愛がられ役w本人も自覚しているが抜け出せない感じw
・フキ:なんか容姿が割と好きw。
・ヒナギク:中盤以降のカワイイ騒動での姿が面白かった。
・ベニスモモ:クール(を装う)キャラ。割と好感が持てた。
・ミズバショウ:罠担当大臣。割と好みのキャラw
・モクレン:なんでも断り切れない系wビターンの治療術がおかしいw。
・・・結構いたわw。
もちろんこの他のキャラクタもフツーに楽しかったと思う。
あれれ???
私ってば、意外と楽しんでいたのかな・・・?
やっぱり、合わなかったのは「ツバキ」だったのかもしれないな・・・。