Production_I.Gで女子高生なアニメ映画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月27日の時点で一番のProduction_I.Gで女子高生なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.1 1 Production_I.Gで女子高生なアニメランキング1位
わすれなぐも(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.5 (98)
456人が棚に入れました
かつて上代に手練れの陰陽師が大蜘蛛を封印したと言われる一冊の本。それを入手した古書店の硯とビルのオーナーの孫娘・瑞紀の前に、身の丈20センチほどの小さな娘蜘蛛が現れた。寂しげに母を求める娘蜘蛛のいたいけな姿に、硯は自分の師匠からヒントをもらって、あるべき場所へ物の怪を返そうと試みる。だが行動をともにする瑞紀からは、硯はすでに娘蜘蛛に取りつかれたようにしか見えなかった……

声優・キャラクター
土田大、下田麻美、金田朋子、星野充昭

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【萌えホラー】蜘蛛とホラーと男と女

古本屋の番頭が開封してしまった妖怪蜘蛛幼女が巻き起こすドタバタほのぼのホラーで、アニメミライ作の1話完結モノです。
本作はぶっちゃけ「レビューは知らず/見ず先入観なく初見」が一番堪能出来ると考えますが・・・ここ見た時点で既に遅し。
よって細々書きませんが、日本妖怪作品はハズレ無いなぁと再度唇を噛み締めさせてくれた良作です。

別な話、オチ系で一番衝撃的だったのは邦画デッドオアアライブ(ヤクザ映画)
映画館でスタンディングオベーションしているオバカな大人達の仲間入りが出来る人だけどうぞ(オススメなんかはしない)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 4
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面妖

万葉の昔、都にて封じられた大蜘蛛妖怪。
その忘れ形見の幼蜘蛛が現代に蘇る。
幼女の形をした蜘蛛の行く末は・・・
22分弱のアニメミライ2012の作品です。

冒頭より、禍々しい討伐シーン。
そして、現代の青空。
その対比に興味をそそられます。
古書屋と女子高生の組み合せもなんともアンバランス。

{netabare}クライマックスは幼蜘蛛を救うために廃村へ。
廃屋での探索の逼迫感をカメラワークで表現。
そして、大蜘蛛の登場・・・
その結末は女子高生の瞳で明らかです。{/netabare}

サスペンス?
ホラー?
萌えコメディー?
短いながらも良くできた作品です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 14
ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アニメのたまごを守り抜け

2010年、文化庁の事業として「若手アニメーター等育成プロジェクト」なるものがスタートした。
ようは、審査を通過した制作会社による、制作費支給型のプログラムと言って良い。
「PROJECT A」に始まり、「アニメミライ」と名を変え、今日の「あにめたまご」に至るそうだ。
今は、小規模スタジオや3DCGスタジオにも門戸を大きく開いているそうで、今回のコロナ禍を契機に、大志を抱き業界の門を叩いた若者が使い捨てられるような状況が改善されることを心から望む。
かつて日本の空を彩った国鳥“トキ”のごとく、メイドインジャパンのアニメーターが絶滅する日は見たくない。

“わすれなぐも”である。
B級映ホラーさながらに、萌えとコメディに加え、うるさい程のアングルの動きを多用した屋内シーンがとても楽しく、プロダクションⅠ.Gの心意気、若手育成への熱を感じる。

因みにこのお話、1枚のイラストをもとにイメージを膨らませ、出来上ったものだそうだ。
その原画を見ると、幼女が身に着ける十二単の裾から覗くのはクモの足ではない…。
それは紛れもなく{netabare}“G”のそれである。{/netabare}ギャー‼
 

投稿 : 2025/02/22
♥ : 11

63.8 2 Production_I.Gで女子高生なアニメランキング2位
劇場版 フリクリ オルタナ(アニメ映画)

2018年9月7日
★★★★☆ 3.4 (60)
237人が棚に入れました
モヤついている高校生・河本カナ。嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた! 煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン。毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・。力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?

声優・キャラクター
新谷真弓、美山加恋、吉田有里、飯田里穂、田村睦心、小西克幸、永塚拓馬、鈴木崚汰、伊藤美紀、真坂真帆、森功至、松谷彼哉、青山穣
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いつまでもこのままでいたい!・・・・ そう思ったって良いと思うです。

   久々の初日、初回上映で見れたです。
 かなぶんを中心としたペッツ、ヒジリー、モッさんの仲良し4人組の日常、非日常をそれぞれの視点に描かれたお話だったです。かなぶんと出会ってかなぶんの能力に気づいた、お姉さん自称なのか?宇宙捜査官ハル子が、やたらちょっかいを出してくる展開です。長い上映時間だったです。

 かなぶん、ハル子やたら目立ってたです。敵なのか侵略者だかわからない、突然出てくる機械生物とハル子が戦うです。宇宙だか火星の話が、何の関係があるやら出てくるです。

 4人でバカやって騒ぎつるむ日常は、ありがちな女子高生なでしょうか?です。4人で興味本位に共同制作して作るロケットは、楽しかったと思うです。

 4人それぞれに互いに、何も知らない事情が描かれていたところも見所です。心配なのか?役に立ちたいと思うのか?ハル子の行動に注目です。
 大人だかの恋のことだったり、進路で自分でつかむために進む夢だったり、同年代の恋する気持ちはどういうものか?だったです。自分が思ってきた変わらないでほしいと思う毎日は、友達にしてみればどうだったか?を破天荒に描かれていたです。

 常にハル子が中心にいるようで、絡むハル子の大胆かついたずらにも見える行動があったです。ハル子は、何をしたいのか?あまり私には理解できなかったところがあるです、

 全体を通して、かなぶんが望むいつも変わらない毎日は、自分としてもそんな気持ちは持っていたいと思うです。かな分が望んでいても、一番の親友は実は、どうなのか?、つらい現実も見せられたです。{netabare}最後の方で、人は年を取る、周りの風景も変わる、そんな中でも笑顔は変えないでいいとか言ってたようなセリフは、共感できるものがあるです。{/netabare}

 かなぶんが思うように、いつまでも4人仲良くしていきたいと思うのは、決して悪くない人として当然の願いであると考えるです。このお話は、そんな自分が望まなくても変わるもの、変えてはいけないものを訴えてもいるように見えたです。そこが、面白みなのかもしれないです。「これでいいのか?」な終わり方だったけど・・・・・・・・です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 6

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんで今更フリクリ?

2000年リリースされたOVAフリクリの18年越しの劇場版アニメ。
なんで今更フリクリ?
あのガーッときてドーンってなって、しっちゃかめっちゃかで、ピロウズのメロディとナオ太とハル子がロボと宇宙人でズゴゴゴゴってなるあのフリクリのアニメ映画です。

OVAの方は視聴済みですが、内容をほとんど覚えていないです。
宇宙人のハルハラ・ハル子は前作から続投ですが、それ以外のキャラは出てこず、前作との繋がりも、多分無いです。
主役はある街の女子高生「河本カナ」と、その友人たちで、彼女たちが青春したり、友情を深めたり、夢を追いかけたり、裏切られたり、それでバカヤローと叫んだりする話になっています。

OVAのフリクリが頭にあった上で視聴しましたが、比較的分かりやすい作品になったと思いました。
OVAは、ギター担いだベスパ女が主人公を撥ね飛ばした挙句、ギターでぶっ叩いて額からロボを出すという視聴者置いてけぼりな内容でしたが、劇場版はストーリーに起承転結がついていて、良くいえばとっつきやすいですが、悪くいえばフリクリらしさが薄れたと感じました。
私的には悪くはなかったですが、本作を見ているのはもう十中八九、フリクリOVAを芳ばしい時期に触れてしまったおじ様たちなので(私も然り)、本作のできについては納得いかない方が大多数なのではないかと思います。
フリクリってさあ、もっとめちゃくちゃだったじゃん、と。
ひとつのアニメ作品として見ると普通に面白いと思いますが、"あの"フリクリをイメージすると肩透かしを食らうことと思います。

130分強の映画ですが、中は6話分のアニメに分かれています。
続編のフリクリプログレでワンクール完結となっている様子ですが、本作だけでも完結しています。
面白かったですが、女の子も可愛いというほどでもないし、マミ美のようなインパクトも無く、OVAの方が高レベルだったように思いました。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 0
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