平平さん さんの感想・評価
3.8
群像劇を萌えキャラで
これまでの
主人公1 対 ヒロイン複数
という形式ではなく、一人のヒロインに対して一人の男性キャラを設定し、複数の『初恋』を同時進行的に描いている。
これまでのアニメではあまりないスタイルで、通常なら散漫になってしまいそうだがそこをうまくまとめていた。
キャラクターデザインの魅力はさすがいちごパンツ。J.C.STAFF製なので作画も安定しており、安心して見続けることができた。
ただ、全体にパッとしない印象であることには間違いないので、隠れた名作という枠から出ることはできなかったようだ。
青春を思い出したい時にみたくなる、そんな作品。