BLアニメOVAランキング 16

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのBL成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月21日の時点で一番のBLアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.9 1 BLアニメランキング1位
恋する暴君(OVA)

2010年6月25日
★★★★☆ 3.7 (62)
461人が棚に入れました
森永哲博の片思い相手、巽宗一はそれはもう暴君。とある理由があってホモ嫌いのため相手にされず、とうとう片思い歴は5年。いい加減疲れて友人であるバーの店員、ヒロト君に相談するとアヤシイ催淫ドリンクを渡され、既成事実を作ってしまえとそそのかされる。あの暴君な先輩にそんな事できない!森永はタンスの奥へとしまい込むのだが、酔った宗一はそのドリンクを勝手に見つけて飲んでしまう。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白さに笑いながら ふと せつなくなった。。

原作は高永ひなこによるBL漫画。
2話からなる2010年のOVA作品。

大学の農学部4年である森永哲博と、彼が入学以来の4年間
ずっと片想いしている相手・・農学部修士2年の巽宗一。
この2人が主人公。

先輩と後輩という間柄で研究室にいる2人だが、
宗一は大のホモフォビア(ホモ嫌い)
可愛がっていた弟までもが、恋仲の男性と渡米してしまったため
ホモへの嫌悪感はMAX状態にあった。

いっぽう、森永は数年前、この巽先輩に一度は告白したものの、
まったく受け入れてはもらえず、疲れ果てていた。
しかし、友人の計らいも手伝って、ある日・・偶然、
既成事実を作れてしまうのだが・・というお話。

とにかく偏見や差別意識の強いこの世界。
好きになった相手が極度のホモ嫌いなんてことは、多々あるわけで。
なかなかリアルな設定だし、コミカルな展開はものすごく笑えた。
そして面白かったのと同時に、ちょっとせつなくもなったりした。

そうだよなぁ・・これが現実だよなぁ~
そう思わずにはいられないけど、
物語としては短い時間ながら、無駄なくまとまっており、
見せ場もしっかりあって、心情も意外に細かく描かれていた。

BLモノがお好きな女性にはまた別の見方があるかもしれないが、
男性からは、ホモの人が見てもノンケの人が見ても納得できる部分が
きっと必ずあると思う。

駆け引きのつもりがなくても、身を引くことで災い転じて?
ってことはありそうだけれど、この物語の場合・・先輩は
心底ホモを嫌ってたのじゃなく、
やはり素直になれない暴君だったからとしか思えない。
なのでこういう人ともしカップルになっても
ケンカばっかりしていそう(笑)
意地を張らずにいたら、案外相性良さそうなのにね~

で、それを見抜いていたバーの男の子・・
あの関西弁は確かに違和感あって気になった(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

(*'∀'*)ニヤニヤ・・・

大のホモキライの先輩に片思いし続ける後輩森永。切ないねぇ・・・
まぁ想いは報われるのだが・・・
絡みの部分は終始ニヤニヤして観てましたw


ってか〝押してダメなら引いてみろ〟←これ考えた人って誰なんだろ??
思いついた人スゴイと思わない??
私もリアの駆け引きで使ってたりしますwブッ
この作戦に失敗はナイ!!

まぁこのアニメでは狙って引いたワケではないんだけど
人ってなんで引かれると追いたくなるんだろうね~~~
うーん....φ(・ω・` )気になるわ。



ってか媚薬をくれた子の関西弁に違和感を感じたのは私だけか??

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

ぽ こ た ろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レビュ-下手女子のレビュ-。

ゲイ後輩・森永×ノンケ先輩・巽

森永哲博の片思い相手、巽宗一はそれはもう暴君。
とある理由があってホモ嫌いのため相手にされず、とうとう片思い歴は5年。
いい加減疲れて友人であるバーの店員、
ヒロト君に相談するとアヤシイ催淫ドリンクを渡され、
既成事実を作ってしまえとそそのかされる。
あの暴君な先輩にそんな事できない!
森永はタンスの奥へとしまい込むのだが、
酔った宗一はそのドリンクを勝手に見つけて飲んでしまう。
                            (―Wiki)

うぃきの文載せただけとゆ-ね。
すいません。

興奮する作品でs((黙

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

56.8 2 BLアニメランキング2位
この男子、人魚ひろいました。(OVA)

2012年11月9日
★★★★☆ 3.3 (69)
378人が棚に入れました
心にどこか寂しさを抱えている高校生の川内洲(かわうちしま)。祖父を亡くした日に、海辺で一人泣いているところ、足を滑らせ溺れてしまう。洲は美しい青年に助けられるが、なんと彼は人魚だった!?

イサキと名付け、一緒に暮らし始める二人。人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。そんな洲をやさしく包み込むイサキ。
次第に洲が寂しさを忘れ充実した生活を送れるようになった頃、洲とイサキにある変化が…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンプルなテーマに好感持てた

祖父が亡くなったのに両親は来ない。
そんな葬式の日の夜の海辺で物語はスタート。

主人公のシマは泣き虫だが気の優しい男子。
しかし孤独で寂しくてたまらない毎日に自暴自棄になりかけていた。

海でシマを救ったのは人魚。しかも男性の人魚!
シマからイサキと名づけられたその人魚は、
シマの家で一緒に暮らすことになるのだが・・・というお話。

童話の「人魚姫」とはまるで違う一種のファンタジーコメディ。
苦手な方もいらっしゃるかと思うので、あらかじめ伝えておくと
これ・・BL要素が強い作品ではある。
でも、すごく自然な成り行きで2人が心を通わせていくので
性別が同じだけで、芽生える感情は純粋なものだと思ったし
違和感はまったく感じなかった。
って僕が言ってもあまり説得力ないか(笑)

「この男子」シリーズの2本を比べると、個人的にはこちらのほうが
共感しやすく、物語としても綺麗にまとまっていたと思う。

さびしい自分を抑えて、いい子、心の強い子を演じていても
やっぱり誰かには自分の本音を見せたい、理解されたいもので。
愛情に飢えている、満たされないものを持った人間だったらなおさら
人の期待に応えてばかりで自分を見失う日々を捨て、
自分からすすんで何かをつかめるといい。

キャラデザに関しても、すごく好みは分かれると思う。
自分も決して好みではなかったが、シンプルながら共感できるストーリーに
久々気持ちがスッとしたので、いつのまにか気にならなくなっていた。

30分ほどの短編なので、気が向いた方は観てみてください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

。mine。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

男子高校生×人魚の切ないラブストーリー。❤゜

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

山本蒼美によるオリジナルアニメ作品。
全1話(30分)

主人公は、寂しさを抱えた男子校生の川内洲。

祖父を亡くした日に、海辺で泣いていたら足を滑らせ
溺れたところを、美しい人魚に助けられる。

人魚の提案で、一緒に暮らし始める2人。
洲は人魚に”イサキ”と名付けた。

人魚との生活に戸惑いつつも少しずつ心を開いていく洲。
そんな洲をやさしく包み込むイサキ。

そして2人に訪れた変化…。


。・*゜・*。概要。・*゜・*。

独特で斬新な色彩や、30分にギュッと凝縮されつつも
笑いが散りばめらていたり、切なさに心揺さぶられました。

洲の寂しさに共感しちゃって思わず…(涙)

物語も綺麗にまとまっていて、声優さんも好みだったりで
観終わった後も気持ちよかったです♪

男子高校生×人魚(男)のBLだったり、作画も独特なので
好みは分かれると思いますが、素敵な作品ですよ。

心に触れるひとときになりますように。+゜

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

分岐点 B

人魚を拾うという時点で、それ以降の全てがシュールになってしまうコメディー・・・と思いきや、それだけではなく結構真面目に少年の心理を描いています。

キャラクターデザインを見てピンと来る方もいらっしゃると思いますが、本作はいわゆるBL系になるかと思います。私は、前作の「この男子、宇宙人と戦えます」を観ており、そちらは直接的なBL要素はなかったので、先入観を持たずにこの作品を見ることができましたが、レビューをいろいろと読んでから見る方々は、構えて視聴に臨むか或いはこの作品を避けるのではないかと思います。

ただ、BLとして十把ひとからげにするのはどうなのかなと。特別ではない一人の高校生の心情を、短い時間の中で丁寧に描いていると思いますし、そうした中にもクスリと笑える要素も上手く織り込んでいます。

BLというのが念頭にあると、作品中の全てが愛に方向付けるためにあるかのように見えるかもしれません。ただ、この作品では、愛情をそっくりそのまま友情に置き換えて描いたとしても、さして不自然ではなかったようにも感じました。そういう意味では、愛情と友情の分岐点をこの作品で見たような気がしました。ただ、今回はそれが男と男(人魚の)であっただけの話なのかな、と。

私自身は実際に男に恋愛感情を持つに至ったことはありませんが、男を好きになるのはこんな瞬間だろうかという場面に出くわしたことはあります。それがどのようなことなのかを説明するのは非常に難しい、というか不可能だと思います(説明を放棄しいているとも言います)。思えば、なぜ女性に恋するのか(又はその逆)を説明することも、男性は女性(又はその逆)を好きになるものであるという共通認識がそれ(説明)を不要としているだけで、そもそも不可能なのではないかとも思うことすらあります。だから、男が男を好きになることだっては、理屈を捏ね回すことで理解できるものではなく、ただ感じるか否かではないかと思うのです。強引過ぎたでしょうか。

ですから、直感的にBLを嫌っている人にはこの作品はお勧めしません。考えはそう簡単には変わらないと思いますので、見るように説得するつもりもありません。ただ、嫌いであるならば近寄らなければ良いだけなので、排斥するような真似はしないでください。偏狭は人間の小ささを図る物差しであると昔誰かが・・・いや、今私が考えました。

最後に、人魚って本当は生臭い!?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

64.0 3 BLアニメランキング3位
タイトロープ(OVA)

2012年5月30日
★★★★☆ 3.9 (40)
351人が棚に入れました
極道一家の一人息子・龍之介は幼馴染の直樹のことが好きで好きで仕方がない!
そんな龍之介がある日突然組は継がないと言い出して・・・
直樹への想いと自分の将来・・・揺れる思春期高校生。
心と身体の終着点は・・・?

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

幼馴染のさわやかで深い友情

関西弁だけど大阪というよりは、どちらかというと
明石あたりが舞台かな?と自分はイメージして観ていた。

幼馴染の龍之介と直樹が主人公。
龍之介は極道一家の跡取りなのだが、なかなか継ごうとしない。
それはなぜか・・が中心に描かれている物語。

ちなみにタイトロープとは綱渡りを意味する言葉。
危険を顧みず、大切な人のために綱渡りをする物語、ではないけれど
この作品の主人公は色々な意味で端から端へと綱を渡っていると言える。

極道モノとはいえ、暴力的なシーンが満載というわけではなく
BLとはいえ、幼馴染の大親友がふざけてると言うほうが近い感覚。
もしかしたら恋愛以上の強い絆で結ばれているけれど、友情の延長線。
どちらかが身長低かったり、か弱く描かれるようなこともなく、
お互いが対等に、爽やかに描かれていたのはとても良かった。

性的な描写はほとんどなく、あってもコミカルなキスどまり。
心身をも蝕むようなドロドロさもなく、幼い頃の仲良しがそのまま
高校生へと成長したらこうなるよ的なリアルさがあって、好感持てた。
なのでもしエロさやドロドロを期待している人には
逆に物足りなく感じるかもしれない。
でも自分はBLにエロさを求めているわけではないので丁度良かった。
それに何より、今年制作されたばかりの作品なので作画がキレイで嬉しい。
キャラデザもクセのない万人受けする雰囲気で嫌味がないし
短いながらもシナリオはまとまっており、
次回作も期待できそうな作り方だった。

話自体は深く感動するようなものではなかったものの、
このくらいのBLなら、好みの差はありそうだが『世界一初恋』あたりと並んで
いや、こちらのほうがBL入門には適してる作品とも言えそう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

58.7 4 BLアニメランキング4位
お金がないっ(OVA)

2007年2月9日
★★★★☆ 3.4 (60)
346人が棚に入れました
『お金がないっ』 (おかねがないっ)は小説・コミックの両方において大ヒットを記録した人気ボーイズラブ作品のOVAアニメ化作品。
普通の大学に通う綾瀬雪弥は、従兄弟の石井鉄男の借金のカタに競売にかけられる。そんな綾瀬を買ったのは金融業を営む狩納北という男で、綾瀬に助けられた恩返しだという。しかし綾瀬はそのことを覚えておらず、石井のことばかり心配する綾瀬に対し、狩納は過酷な現実を突き付ける。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

良くも悪くも男性的思考回路で制作されたBLだと思う

原作は篠崎一夜氏著作のBL小説。
全4話からなるこのOVAでは脚本を、原作者である篠崎一夜氏が担当。

いきなり全裸に首輪姿でステージに連れてこられる・・・といった
人身売買のショッキングなシーンから始まるこの作品。

従兄弟の借金のカタに競売に掛けられた美しい少年・綾瀬雪弥が
金融会社を経営する狩納北という男に競り落とされ、
競り落とされた金額に従兄弟の借金を合わせて、2億円を返済しなければ
自由になれない、ということを伝えられる。

返すあてもない綾瀬に、狩納はある提案をするのだが、
たとえその理由が過去、綾瀬に救われた時に遡ったとしても、
やっていることは自宅に連れ帰ってレイプ、監禁、脅迫(苦笑)
道徳や倫理観からすれば、マズイだろこれって感じなのだが、
狩納の不器用さがあまりにもコミカルで大笑いしてしまい、
ハードながら見ようによってはピュアな部分が、かなり面白い。

男気のある狩納も、小柄で少々女の子っぽい綾瀬もお互いノンケ。
そんな2人が、あんなシチュで、すぐにうまくいくわけもなく。
ましてやお金絡みじゃ、綾瀬にとっては相当な屈辱なのに
なぜわからないんだ~~って思うけれど、
そのあたりのことも含め、狩納の幼馴染でありニューハーフバーの
ママでもある薫子さんが、いい感じでまとめてくれていた。
この物語は薫子さんがいなかったら、面白さ半減だったと思う。

だけど! ここでちょっと真面目に考えてみる・・

どうなんだろう?
自分がお金で買われ、強引に身体を奪われる恐怖感から
スタートした奇妙な同居生活の中でも、さらにSEXがお金になる暮らし。
狩納からすれば、彼をなんとしても引き止めておく方法であり、
一時的に優しくしてみても、相手を調教までして激しく身体を求め、
しかも結果的には快感をも与えてしまう繰り返し。
こういう時の綾瀬の心理はまさに、ストックホルム症候群なはずで。

それだからこそ恐怖や嫌悪感の合間、ちょっとした相手の優しさが、
深い愛情に勘違いしてしまうってことは、実際によくある話。

綾瀬のそんな心理状態も、ある事件での狩納の態度のおかげで
心から彼を大切に思えるようになるハッピーな終結を迎えてるので、
良しとするしかないけれど、現実的にはちょっと疑問に思ってしまった。

ま、アニメだしフィクションだし~^^;
小難しいこと言ってたら興醒めってこともあるので、
このくらいにしておくけれど、現実的にはオススメしない愛の形だった。
でも、BL作品としては珍しく硬派な雰囲気で、よくできていたし、
ラブラブ度は極薄なので恋愛と言うよりも、衆道という感じ。
なわけで、これこそ男性視点のBLと言えそう。

ただ、個人的な好みとしては綾瀬のキャラデザがイマイチだったのが残念。
でも、ノンケの男性が観る場合は女の子っぽい彼の容姿のおかげで
違和感なく観ることができるかもしれない。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

割とハードですがBLとしては。。

ハードレベルは中級といえるでしょうが、受けキャラの綾ちゃんがまんま女の子みたい。。なので、BLとしてはどーかな?
エロはさておき、ププッと笑い出さずにはいられない、ギャグ満載のストーリーがオモロイです。
お話自体が面白いし、ヒロイン?は女の子みたいなので、ひょっとしたら初心者でもイケるかも。

私はなんだかOPにはまってしまい、頭からまると聴き入ってしまいました ^ ^
鑑賞の際はイヤホンを忘れずに~♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

59.9 5 BLアニメランキング5位
キレパパ。(OVA)

2008年1月25日
★★★★☆ 3.5 (53)
327人が棚に入れました
キレパパ。=「キレイでキレやすいパパ」 とびっきりキレイな千里は一人息子の里樹を偏愛するあまりに、里樹に近づいてくる男子をありとあらゆる手段で追い払っていた。その中でも、里樹の親友である榊俊介は要注意人物。「何としてでも俊介から里樹を護らなければ…!」と、俊介を追い払うことに専念する千里。ところが、俊介の意中の人はなんと千里であった。突然の告白に千里の心は揺れ、何故か俊介が気になってしまう。しかし、俊介を愛せば最愛の息子の里樹が傷ついてしまう…。キレイなパパと、年下の俊介の恋の結末はいかに…。

かるほ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

笑えるBL

【登場人物】
鷹司千里 CV:緑川光
榊俊介 CV:櫻井孝宏
鷹司里樹 CV:宮田幸季
二条翔  CV:諏訪部順一

千里と里樹は親子。里樹と俊介は友達。
出だしは親子同士の話かなと思っていたら
まさかの千里と俊介の話!(笑)
里樹を溺愛しすぎな千里が暴走しすぎて面白い。
そして鷹司一家の見た目が詐欺すぎてさらに笑った!
おじいちゃんまで千里そっくりとかなにごと(笑)
テンポもいいし、笑いたいときはこれを見ようと思えた作品。
千里×俊介もいいけど、里樹×翔の出会いも気になる・・・。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

綺麗なお父さんは好きですか?

鷹司千里は一人息子の里樹を偏愛するあまりに
里樹に近づく男をありとあらゆる手段で追い払っていた


~感想~
原作未読
全2話のOVA

久しぶりにBLを視聴

あまりにも年不相応すぎる容貌で父親というよりは
むしろお兄さんみたいな感じでした

俊介が千里があこがれだった人であることもそうだけど
俊介の父親との深い関係
そして千里が心酔してやまないあこがれの人の代表作に秘められた
真実等の種明かしも怒涛で最初から最後までダレることなく
テンションを維持していたと思います
これをわずか2話で纏めたのは何気に凄い
非常に密度が濃かったです

しかしまぁ…「子も子なら親も親」だったってことは笑えました

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ママはなくとも子は育つ?

タイトルは「キレイ」なパパと「キレやすい」パパとを掛け合わせた模様。

明らかなBL作品と呼ばれるものを観るのはこの作品で3本目でしたが、
エロよりもコメディ要素のほうが多いソフトさですし、
2話だけの短さなので、定番化した展開に
「やれやれ。。」って感じで笑いながら、けっこう軽~く観れました。

物語はいたって単純で、よくある「世間は狭い」な関係での恋愛。
しかしそれだけでなく、息子を偏愛する父親の親心と、
父親の想いを理解した上で大人への階段を上がろうとする息子、
やがては、それぞれが愛する相手と結ばれる物語を
3世代に渡る父子で描くことにより、
受け継がれていく性質や、子を溺愛する親心というものを
やや極端ではあるけれど、面白おかしく描いてもいるなと思いました。

声の出演は、櫻井孝弘さん、諏訪部順一さん、
緑川光さん、杉田智和さん、森川智之さんなど
人気の高い方々が出演されています。

そういえばこの作品! ひとりも女が出てこなかったよww

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

61.8 6 BLアニメランキング6位
生徒会長に忠告 (OVA)

2009年11月3日
★★★★☆ 3.6 (44)
305人が棚に入れました
「このイモのどこにチャームが!?」 …と思ってたハズなのに……!天然男たらしチャーム炸裂の国斉生徒会長に振り回されつつも面倒を見ているうちに、不覚にもきゅきゅん…と惚れてしまった副会長の知賀クン。だけど会長は激ニブで……!?

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ドギマギする杉田さんの声がいいかも

「このイモのどこに魅力が」 と思っていたはずが、
天然男たらしフェロモンが炸裂している国斉生徒会長の
ゆる~いキャラに振り回されつつ、面倒を見ているうち、
不覚にも惚れてしまった副会長の知賀康広。
だけど会長は相変わらずの超鈍感で・・・というお話。

よくあるパターン、よくあるキャスティングとセリフ。
だけど、このわかりやすさはBL初心者向けという感じ。
絡みも当然あるものの、要した時間の割りに
意外なほどにさわやかで、清潔感があった。

大きな事件が起きるわけでもなく、強力なライバルが出現するでもなく、
かなり平和に時間が流れていくので、せめてそこにせつない純愛が
描かれていればまだ良いのだけれど、そこまで掘り下げてもいないので、
物足りなさを感じる人もいそう。

ちなみに、声の出演は・・

知賀 康広=杉田智和
国斉 裕三=鳥海浩輔
阿久津直也=子安武人

全2話なのでサクサクッと観れてしまいます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

63.3 7 BLアニメランキング7位
間の楔 リメイク(OVA)

2012年1月18日
★★★★☆ 3.8 (24)
196人が棚に入れました
愛にもいろんな形がある。憎しみ合うことでしか存在できない、そんな関係もあるんだ。
スラムの雑種とタナグラのブロンディー、ペットと主人。歪んだ関係でしか結びつけない、リキとイアソン。その間に存在するのがどんな感情であっても、お互いを意識せずにはいられない、惹かれ合わずにはいられない2人。歪んだ関係に苦しみ鎖に縛られながら、やっと2人だけの穏やかな最期のときを迎える。

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

う~ん、今どきな作画でリメイクされたけど。。

BL黎明期の名作、「間の楔」の2012年リメイク版。
思いっきり、今どきな作画になってます。
画はキレイなんですが。。登場人物の顔がGA〇Zにそっくりです。
ガイなんぞ、もはや加藤くんにしか見えません;
そういや、往年の「間の楔」は、シティ〇ンターっぽかったですね~

リキの顔は、シティ〇ンター時代より幼く、可愛らしく描かれているように思えます。
たしか往年モノでは、イアソンと出会った時点で17歳だったハズですが、本作では15歳となっていて、ショタ臭を醸し出そうとしている感も。。じゃあ、あのヘンなモミアゲはやめちくれ、と言いたいですが。
イアソンの顔は魅力薄で、ちょっと残念な感じ。
往年の、あの執念を感じさせる、イアソンの怖いくらいの美貌は、20年の年月がたっても、新作をはるかに凌駕しているようです。
恐るべし、キャラへの愛と美への執念。。これぞ間の楔か。

それにしても、OVA4本の内、丸2本に濡れ場がほとんど無いとゆーのは、BLといかがなモノでしょうか。
複雑な世界観への導入や、ストーリー構成に気を取られて、視聴者のニーズという、一番肝心な事を忘れていたようです。
そこんトコ、とーぜん突っ込みが入ったのか、4本目に至ってようやく、失点を取り戻すかのように濡れ場のラッシュですが。。お腹いっぱいでも、観る側は疲れてしまうのです;

とりあえず4本作って、売れ行きが良かったら続きを、との公式発表ですので、物語の後半はどーなることやら。。
こりゃ打ち切りかな~って、ぶっちゃけ思いマ~ス~3

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

にこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

BLで最強

BLの中で1番、何度も繰り返し見たアニメ。
ポイント低めになってしまうのは、やはりOVAであるところもあるかもしれません。
でも、声優さんはいい声してます。小説のイメージ通り鋭くS!鋭くM!
普通では知り合えるはずのない2人が主従関係を結ぶことで愛を見いだしていく。
お互い必要な相手のはずなのに身分の違いで、思いを語り合えない切ない恋。
リメイク版は小説に忠実でSF世界観が楽しめ、かつBL王道。
主人公りきの色っぽさがじわ〜っと溢れ出て、たまらなくなる。
SMチックな所もなかなか掴んでいるかんじ。そっち方面も好きなら、尚更たまらない
全13話のつもりだったみたいなので
5話以降がどうアニメとして表現されるか
見たくてしょうがない‼︎
1話完結版も悪くないけど、
小説のイアソンのS的セリフや主従関係のあり方などは
リメイク版でしか楽しめない。
兎にも角にも、13話全部見たいよ〜
4話だけでは内容がわからないので、興味を持ったら、小説をオススメします。
さらにペットリキと主イアソンの際どく、ある意味人間的な繋がりを感じ、
結末にココロうたれまくります。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

ててまる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

BLアニメで最高のもの。ただのBLではない

この作品は、BLアニメ・漫画の先駆的作品「間の楔」
のリメイク版にあたる作品です。
完結編を見ていないと、物語を完全にはつかめません。
個人的には、先に完結編を見ることをお勧めします。

さて、この作品のテーマは、まさに愛です。
現代で扱われているBLも、もちろん大好きですが、
やはり、1986年から存在し続けるだけあって、ただの萌えではありません。
というのも、この物語での愛というものは、
恋人になる事とか、愛を囁きあう事とか、
そういう類のものではないんです。

この作品をみれば、楔という言葉の意味がはっきりと分かるでしょう。

私は、この作品をみてBLにはまりだしました。
ですが、軽いBLが好きな方にはとてもじゃないけれど
勧める気にはなれません。

BLが浸透している中、ここまでのBL作品がはたしてでてきただろうか。
昔の作品なのに、今でも格が違うと思ってしまうということに
無性にBLにおいて自分がまさに萌え豚であると自覚せざるを得ない。
まぁ、萌え豚がいけない事でもないのだが。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

50.7 8 BLアニメランキング8位
この男子、石化に悩んでます。(OVA)

2014年12月3日
★★★☆☆ 2.9 (34)
143人が棚に入れました
ストレスを感じると身体が石化してしまう症状に悩む、高校生の田万里歩(たまりあゆむ)。クラスになかなか馴染めないでいた彼は、留年を機に「自分もキラキラした青春を送りたい」と一念発起。髪型や服装をイマドキにし、話題作りのため流行をチェックしたりするも、気持ちばかりが焦っては空回りする日々を送っていた。クラス担任で石好きの地学教師、穂仁原鉱也(おにはらこうや)は、そんな田万里を気にかけ石化を綺麗だと言う。悩みを相談するうちに穂仁原に惹かれていく田万里だったが…。

声優・キャラクター
蒼井翔太、平川大輔

ato00 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2

私、このアニメの存在に悩んでます。

「この男子」シリーズ第3弾です。
このシリーズは私の苦手なBL。
石化が気になり視聴しましたが、やっぱりダメでした。

人体が石化する設定は奇抜です。
しかし、誰も怪しまないし、奇病なのに病院に行く様子もない。
いっそホラーSFアニメであればもっと評価できたかも。

このアニメは、作画が独特です。
絵の具をぶちまけたような感じ。
芸術性重視なのかなあ。
私には手抜きにしか見えないです。
また、アニメとは思えないくらい動きが少ない。
これも手抜きですね。

なんのためのアニメ?
シリーズなので、それなりの需要があるのかな?
私には理解できない世界でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 34
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ど直球のBLアニメ……アニメーションですか?

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「思春期になると、男子が石化して宝石になる」という、かなり奇抜な設定をもつBLアニメ。

狙いか手抜きかしりませんが、止め絵が多過ぎて。乙女ゲーム(携帯クオリティ)かい? なんか、シリーズものなんですね、他作品は観たことないし、観る予定もないんでけどね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容、というより、作中に出てきた鉱石の解説を。

それにどう意味をもたせるかは、ご想像にお任せします♪


「カレドニア鉱に似ている、南の海を閉じ込めた結晶だ」……って、いくつかのサイトをググったが、みんな同じ表現を使ってた。北の海と南の海の色の違いを知りたいw なかなかレアな鉱石らしく、石言葉などは見つられなかった。


「幽霊水晶、別名、ファントムクォーツ」……って、逆じゃね? 普通、和名が別名では? てか、直訳しただけやしw 「石言葉は、困難の克服」。商業の成功や子供の成長を願うお守りとして人気らしい。


「タンザナイト……すみれ色の空みたいだ」……って、タンザナイトってそもそも、タンザニアの夕方の空の色からきてるしね。石言葉は、「誇り高き人」。過去のネガティブな出来事を、ポジティブな未来に変換する力があります。


石になるとは……「気持ちが凝り固まってしまう」「変化を恐れる」という比喩の他に、下ネタ的な意味合いもあるんでしょうね(苦笑)。

思春期に石になるという設定はなかなか面白く、BL要素を除き、シリアス青春モノにしとけば、そこそこ観られた、かも?

まあ、BL好きじゃない人は、とりたてて見る必要もないと思いますよ。鉱石をググりながら、しかも30分だから視聴できましたw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

虚言癖 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

題材を活かし、綺麗に纏まっている……けど

青春 BL ちょいファンタジー アニメ(カラー紙芝居)。

主人公の持つ悩み、食材をうまく調理できている。
青春ものとして(BLでも)は見れる作品だ。

ただ。

全体的に、紙芝居。
あえて漫画的な演出なのだろうと推測できるため、評価しがたい。

BL部分を除けば、青春ものとしては(30分アニメにしては)並。
声優の演技が…伴わないだめな作品。
アニメ的というよりもドラマ的な面白さが目立つ。

ストーリー構成は悪くない。
普遍的かつ予想以上のモノはないゆえに王道的。

作画、声優、演出(アニメ的)が非常に劣る。
アニメという枠で語るのは少し難しい作品だ。

少女漫画ファンの方、BL(ごく薄)好きの方にはおすすめだが、
アニメ作品を好むファンには進めずらい奇妙な作品だった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

56.9 9 BLアニメランキング9位
冤罪 eine falsche Beschuldi-gung(OVA)

2004年4月23日
★★★★☆ 3.1 (17)
131人が棚に入れました
時代はフランス革命、ナポレオン時代の後。主人公の少年ガイズは万引きをした罪で逮捕されるが、その過程で身に覚えの無い殺人の罪をきせられ、暴力の応酬が交錯する刑務所へと送りこまれる。理不尽な拷問や堀の仲間から受ける辱めの日々の中、再び自由を取り戻すことへの思いだけが彼の支えであった。

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レ・ミゼラブルではないけれど・・

舞台はフランス革命後のフランス。
ある日、主人公の少年ガイズは万引きをした罪で逮捕されるが、
取調べ中、身に覚えの無い殺人の罪をきせられ、終身刑に。

刑務所での理不尽な拷問や囚人仲間から受ける恥辱の日々の中、
担当弁護士ルスカと、ガイズを弟のように可愛がってくれるエバにより、
事件の真相や冤罪のわけを暴いていく・・というお話。

で、なんでこれがBLにジャンルされているかというと、
拷問、囚人や看守たちからのいたずら、及び暴行、輪姦、が
男同士だからなわけで。。微妙に納得いかない複雑な想いが
あるけれども、元々の原作がそういった内容のゲームだったらしい。

愛情がひとしずくも感じられない物語の背景は、
観ててちょっとつらいものがある。
ただでさえ無実の罪を着せられて終身刑。
それだけでもう誰も信じられない状態になってるはずだし・・
追い討ちを次々にかけるような悲惨な展開は、気持ちの良いものではない。

むしろ、投獄中の元新聞記者エバと、元凄腕の弁護士ルスカの
わけありな友情とか、ガイズを陥れた刑事・ギルディアスが選んだ囚人との
倒錯的に歪んだ関係のほうに焦点を当てた展開にしたほうが、
物語にもっと深みが出てきたんじゃないかと思う。

一応、エロシーンはちょくちょくと出てくるものの、
際どい事をしているわりには、なぜか全然何も感じられず。。
おそらくそれは好みや価値観によって、人それぞれなのだろうけど、
この作品を好きだという人がいるのかどうか少々疑問だ。
特に女性から好かれる作品には到底思えないのだが、
BL作品を相当な本数観たり読んだりしてきた上級者の中で
まっすぐな相思相愛に飽きたり、ベタベタラブラブが嫌いな人には
もしかしたら好評になるのかもしれない。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

私の心は犯されましたw

「あにこれ」のあらすじを読んだところ、冤罪で収容された少年が釈放される過程を楽しみに視聴しました。
そしてそれが間違いでした・・・。

刑務所の収容されると同時に洗礼として、犯される少年同士のレイプ描写と意表つかれる展開で度肝を抜かれましたね;;

初BLで私の心も犯されましたw
さすがにこの時ばかりは、萌キャラやハーレムアニメの有り難味を感じましたね。

衝撃的な展開により路線が違うと実感しましたが、2話完結なんで意地を出して視聴続行。

そして少年の冤罪を証明する弁護士と刑務所にいる仲間達により簡単に釈放される流れは、あっさりし過ぎて唖然としましたね。
ただ、主人公のガイズの犯された後でも冤罪が立証されると信じる気力と精神力に圧倒されたことは確かです。
私だったら発狂して死んだ魚の目になっていると思いますね;

このアニメはゲーム原作を再現する上で冤罪というテーマから生きる喜びを伝えたかったのかな と思います。

確かにBL要素を拷問として考えると生き地獄ですね。
変な刺激を味わったアニメとして忘れられない作品にはなりました!

怖いもの観たさで視聴すると良いと思います。
エロシーンの行為自体は特別に秀でた過激描写はないです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

nani-kore さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

色んな意味で超ハード級;;

BLとしてハードといえるかどうか。。
ショタ物の最高傑作として名高い本作、児童愛護の精神からは、大気圏外級にかけ離れています;
とにかくエグいです;;
凄まじい暴力をウケ続けた少年が、何とか生還できて、一応いきなりハッピーエンドで良かったです~3

コレを観て、ウヘヘという気分にはなれませんでした。
激しい作画崩壊も含めて、何とも目に痛い作品です。
ショタ物の最高傑作?そう評価する人々(女性かよ;;)の病みっぷりを思うと、あまりディープに深入りする世界ではないような気がします。

本作に限らず、一連のBL物を観ていて思ったこと。
レイプ始まりが多いという事実。
そーゆー潜在的願望が多いってコトでしょうか?
何だか病み悩みが悪化しそうです。
ここいらでBLは休憩っと。。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

61.5 10 BLアニメランキング10位
春を抱いていた(OVA)

2005年3月31日
★★★★☆ 3.5 (24)
121人が棚に入れました
新田祐克原作の人気BLコミック『春を抱いていた』のOVA。AV界から抜け出したいと思っている岩城と香藤のラブストーリーで、ふたりが映画『春を抱いていた』のオーディションを受けるところからはじまる。ねっとりとしたベッド勝負の末、主人公に選ばれた岩城。映画はヒットしてテレビシリーズになり、ヒロインに抜擢されたのは香藤。ドラマの中だけでなく、プライベートでも惹かれあっていくふたりだった……。マルチメディア展開も良好に進んだ本作で、女性はもちろん、男性にも観てもらいたい作品だ。非常に感情移入しやすく、BLというジャンルでなくても十二分に楽しめる。なお、声優は岩城京介役に森川智之、香藤洋二役に三木眞一郎が担当している。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

元AV男優の2人が一般の俳優になって掴んだものは・・

あらすじなどは、あにこれのこのページに
自分が書こうと思った以上に詳しく書いてあるので、
ぜひそちらを読んでいただくとして・・
主な感想だけ述べさせていただこうかと思う。

この作品の原作者である新田祐克という人を、僕は詳しく知らない。
だけど、以前視聴した『冬の蝉』のリアルな心理描写と展開で、
とても感情移入しやすかったし、心動かされた作品でもあったので、
額の狭いキャラデザはあんまり好みじゃないけれど、
かなり期待はしていた。

観終えてみて、やはり細やかな心理描写は健在。
物語の舞台が芸能界ということもあり、ありがちなセリフや展開、
人物関係や諸事情など、既視感はあったものの、
短い時間でうまくまとめられたシナリオもなかなか良かった。

ただ、ちょっとだけセリフが臭い部分あったかな~
あと「えーーーーーーっ!??」っとなるような展開も多くて
そこはかなり大笑いしてしまった。

でも、元AV男優の2人ともノンケだったのに、お互い惹かれ始め、
初々しくぎこちなさもあった関係から徐々に本物へと段階を経ていく様は、
男女の恋愛と何ら変わりはなく。
恋する想いや、相手を受け入れるのが怖くて不安な想い、
猜疑心や嫉妬からくる複雑な意地の張り合い、またそれを越えた時の
深い喜びと快感など・・・どれもこれも、納得させられてしまう。

タイトルの「春を抱いていた」というのは、
まさに芽吹きの季節である繊細で脆い春を、
やさしく抱きしめるような感覚を描こうとしたのかなと
勝手に解釈してみた。

とにかく、冒頭シーンからラストシーンまで、撮影風景含めると
やや濃厚に絡みまくりなので、そんなシーンが観たい方にもオススメ。
ただ~し!ここだけは男女の絡みと比べるなかれ。
要する時間が短くて回数が多いのは、
あくまでもアニメ的見せ方ゆえだと思うから~(笑)

う~ん、でもやはり個人的には、この2人の前世を描いたという
幕末の長州藩士と徳川の幕臣の間柄だったふたりの物語のほうが
良い意味で男臭くてかなり好きかも・・・

声の出演は・・・森川智之 三木眞一郎
この2人、OP、EDもそれぞれ別に歌っていた。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

絡み目的の方は是非ご覧くださいw

春を抱いていた。BLマンガのアニメ版です☆
この作品はOVAですのでマンガの最初の部分のみですが
原作を知らなくても楽しめます^^
絡みもありますのでBLファンにはたまらない作品でしょうw
ただ絵に個性がありますので好き嫌いは分かれると思います。
(私はぶっちゃけ若干苦手だったりします;w

元AV男優の2人がある作品をキッカケに俳優となり
それとともに愛を深めていく内容です。
ゲイとは無縁で正確も異なる2人だったが・・・
恋ってこんなものなのよね♡

このアニメを観て興味を持った方は原作のマンガの方も一度読んでみてください^^素敵な作品ですよ♫
トレス問題でムリヤリ完結してしまいましたが;w

この作者の作品で【冬の蝉】というアニメ(OVA)があります。
春を抱いていたの2人の過去の話なのですが、これは観る価値ありますよ^^切ないですが;;

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

中級ど真ん中、大人向け

表題どおり、中級ど真ん中の大人向けBLです。
キャラデザは好みがあり、時折ひどく作画崩壊するけれど、それを差し引いても魅力的だと思います。
なんというか、大人の男性のセクシーさがクールな感じです。
こういう美形がゲイで残念;;

ストーリーは。。どーしてそうなってこうなるのかナゾ。
そもそも「春を抱いていた」っていう映画の内容、ものすごく気になります。
全国TV放送できるのか、アレ?
まぁ、そんなコトはどーでも良いのでしょう。

原作者はファッション誌に訴えられた事があるそーです。
なんか、誌上のオサレを盗んだとかどーとか。。
たしかに静止画にはそーゆー雰囲気があります。
そのおかげで、当時発売禁止になった単行本にプレミアがついて、とんでもない値段で売買されたらしいです。
色々不思議な作家さんですね (^ ^);

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

62.6 11 BLアニメランキング11位
最後のドアを閉めろ!(OVA)

2007年3月23日
★★★★☆ 3.6 (22)
101人が棚に入れました
主人公「永井篤」は同じ会社の斉藤に好意を寄せていた。 しかし斉藤は結婚してしまいひとり残された永井に本田が・・!?

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コミカルさとせつなさとでテンポ良くまとまった良作

2007年の作品。

永井篤 声:鈴村健一   会社の上司
本田賢三 声:森川智之  花嫁(涼子)の元彼
斉藤寿久 声:遠近孝一  永井の後輩
涼子 声:瀧本富士子   斉藤の花嫁

大学時代から片想いし続けていた後輩・斉藤の結婚式から物語はスタート。
せつなさから荒れる永井は式の夜、偶然バーのカウンターで
隣り合わせた本田と意気投合。ついつい酔いつぶれ、うっかりホテルへ・・
しかし翌日帰宅した永井の部屋に、花嫁に逃げられた!と
斉藤が血相を変えてやってくる。
果たして、3人のゆくえは・・・花嫁はどうなった?というお話。

キャラ設定もよく練られ、シナリオもテンポ良くまとまっており、
とにかくリアルで面白く、登場人物それぞれにも魅力があり、
最後まで安心して観ていられた。

そうなんだよね・・・
一般的に同性愛者というと、オネエとかニューハーフとか、
マッチョなホモばかりイメージされることが多いようだけど、それは間違い。
というか、アニメやコミックなどのBL作品の場合は特に、逆にオネエな人は
ほとんど登場せず、パッと見てごく普通の会社員とか学生が
そういった関係に目覚めていく話のほうが圧倒的に多い。
今作に登場するような、自分で気づいていない、または気づいていても
表に出さず特定の相手も作らずにいるグレーゾーンな人達のほうが
ずっと多いのだ。BLを否定する前にまず、そういう現実を知って欲しいと思う。
とにかく、変態と呼ぶのなら異性愛者にだってさんざんいるではないか。

愛する気持ちを持てたという事実が、さまざまなしがらみを越えていく時、
人は・・己の性指向や性別に関係なく、人間らしくあることの本当の意味を、
自覚できるのではないだろうか。

っと、横道に逸れ過ぎそうなのでこのへんで感想に戻るね(汗)

感情の揺れ動きや、せつない気持ち、諦めや意地・・・
3人の男性それぞれの心情が、細かく描かれていて好感持てたし、
やきもきしたラストも納得の結末だった。
ちなみに、ラブシーンはそれほど濃くもなく、エロさはほとんどない。
もし、そういったシーンを目的に観る人がいたとしても、
物語の出来の良さで充分満足されるんじゃないだろうかと思うほど。
とりあえず、個人的には永井さんに一番感情移入できたw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

musi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

原作好きなだけに

キャラが動いてしゃべってるのが個人的には
プチ感動を覚えた作品。w

全体的にコミカルでみやすいと思うのだけど
アニメの物語はメインのキャラの関係性が進展する前
のところで終わってるので、『ここで終わっていいの??』
とどうしても思ってしまう。^^:

あと原作者はBL界のストーリーテラーと私が勝手に呼んでる方だけにw
キャラクターの心理描写がうまく、それに声優さんの演技力が+されて
さらに感情移入しやすくなってるとは思うが、
原作ファンとしては全体的にもうちょっと!
といいたくなってしまう出来でした。

BLアニメ入門者の方には入りやすい作品だと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

60.0 12 BLアニメランキング12位
ぼくはこのまま帰らない (OVA)

1994年6月21日
★★★★☆ 3.2 (12)
101人が棚に入れました
普通の家庭に育った吉成律朗と、高校を中退し如何わしい仕事をしていた天藤絢は中学校時代からの親友であった。萌子という彼女がいるにも関わらず、自暴自棄になっている絢を放っておけない律朗は絢の気持ちに応え関係を結んだ。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

帰らない決心をしたのは誰だったか?

この作品の存在、まるで知らなかったのだけれど、
キャッチさんの1人から勧められて視聴した作品。

向田邦子さんが過去に『三角波』という小説を
お書きになっているのだけど、まさにこの物語はそれと同じ展開。

1996年の作品ということで、音楽、ファッション、ヘアスタイル、
登場人物たちの遊び方、どこをとっても90年代だなぁと。
なんとなく懐かしいような気持ちで微笑ましく観ていた。

舞台は大阪。よって全員関西弁。
だからなのかな、関西弁の持つストレートながらやんわりした物言いが
この作品全体の空気感だったように思える。

ジャンルとしてはBLモノだから、苦手意識の高い人には勧めないけれど、
親友関係の男子2人と、そのうちの1人と交際している女子1人、
という3人からなる物語なので、
BL独特のムードはなく、どちらかというと
昔に観たトレンディドラマみたいな感覚だった。
なので案外さらっと観れる人のほうが多いのではないだろうか。

登場人物は、普通の家庭に育った吉成律朗と、その彼女である萌子。
両親の離婚を機に高校を中退し、乱れた生活を送る天藤絢。
律朗と絢は中学校時代からの親友だったが、
あることで自暴自棄になっている絢を放っておけない律朗は、
ある日、絢の気持ちに応え・・・というお話。

BLが苦手な人にもぜひ、ここでちょっと考えてみて欲しい。

愛情と友情の境界線って?と思ったとき、やはりそれは
一線を越えているかどうかが大きいのかもしれないけれど、
一線を越えていなくても愛情は成り立つし、
一線を越えた過ちがあったとしても、成り立つ友情があったりする。
そう考えていくと、「友達」と「親友」というものを比較した場合、
「親友」というのは限りなく愛情のほうに傾いた友情だよなと。
そうは思えないだろうか?

だとしたら、快楽に溺れる肉体関係で繋がっているのではなく、
相手の傷ついた心を癒す行為としての抱擁の延長線上に
結ばれた関係がある彼らを思うと(本当はそのほうが切ないけれど)
これは一線を越えても成り立つ友情だったのかもしれない。

そう思って彼らのラストシーンを観ると、すごく納得できたし、
彼らそれぞれが選んだ道は、とてもせつなかった。

だけど女の子はやっぱり強いね。
吹っ切り方が全然違うものなぁ・・・・
ちなみにエロは少なめです。

それと、この作品のサムネは、リメイクのほうらしく?
僕が観たのだと、律朗のほうはメガネをかけてたんですよね。
メガネの律朗のほうが、イメージ的には合ってたと思うので
ちょっと残念です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

60.3 13 BLアニメランキング13位
課長の恋(OVA)

2010年1月1日
★★★★☆ 3.5 (16)
89人が棚に入れました
九州男児原作のボーイズラブ四コマギャグ漫画を原作とするフラッシュアニメ。原作コミックはリブレ出版から刊行されている。主人公・大宝和彦課長(33歳)は、彼女いない歴33年――そして根っからの男好きである。その大宝課長、新入社員の原田と付き合いだしてからというもの、持ち前の変態っぷりをいかんなく発揮! めくるめく超弩級どエロなボーイズラブワールドを展開させていく。ただし、本作はあくまでギャグ作品、大宝課長と原田の恋愛模様はエロと笑いを巧みに配合した、抱腹絶倒、爆笑必至の仕上がりとなっている。なお、本作のキャストはいずれも男性声優であり、雄汁つゆだくだ。まさに、腐女子の、腐女子による、腐女子のためのオフィスラブ作品なのである。

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ギャグ>ハードゲイ アニメ B+

原作未読

本作は、(私の見たところ)ハードコア・ゲイ&ギャグアニメです。あくまでもギャグが主体の作品なので、いわゆる腐女子と呼ばれている人々が好むものとはだいぶ違っているように思います。男性が見てもそれなりに楽しめるのではないかと感じましたが、BL(ボーイズラブ)というだけで拒絶反応を起こす人には無理でしょうね。

本作は、フラッシュアニメなので、動きには期待しないで下さい。というよりも、動きで面白くする、又は面白さが増すタイプの作品ではないので、フラッシュアニメで十分だと思われます。ネタのつくりと、声優さんの演技、この2つさえ揃えば、十分に作品として成り立ち得ます。

内容としては、地上派で放送するにはちょっと問題があるもので構成されていますので、一人で見ることを推奨します。間違っても、家族と一緒に見ないようにしてください。ハードゲイのあるあるネタが多いように思うのですが、その世界のことを詳しくしらない私にとっては、真偽のほどは良く分かりません。

ちょっと心配なのは、同性愛者への偏見が助長されるのではないかということです。当のゲイの方々はどのように思うのかについては、かなり興味があります。笑い飛ばしてくれる豪快な人も勿論いると思いますが、そうでない繊細な人だっているでしょう。その辺は異性愛者と変わりないように思いますね。

愛の形は様々なもの。様々なパターンがコメディ化されるのであれば歓迎するところですが、特定の方々に集中砲火を浴びせかけることのないように気をつけたいですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

Gメン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ねーよ!いや、あるある?w

ゲイが、もしくはそれに詳しい誰かが作ったと思われる。
いろんなネタが散りばめられている。

実際のあるあるネタだったり、二次元での描写にはよくあるけど実際にはないようなネタまで様々。

ギャグで大部分が構成されているので始終笑えて気持ちがいい。
俺もゲイだから多分他のゲイに見せても笑える感じなんじゃないかと思う。不快感はなかったよ。
確かに勘違いを助長してる部分はあると思うけどw
でも面白ければいいの!
このセカイ、笑い飛ばさなきゃやってらんないもん。
ゲイバーのシーンめっさ吹いたしw
あれはあるある。

こういう作品が増えていくことは素直にありがたい。
何も知らないよりはゲイに対して親しみやすさが湧いてくるんじゃないかと期待してみるw
結局、ゲイなんて性のはけ口が同性ってだけで、やってることはノンケと変わんないからね。
え?同性ってところが問題なんだろ!って?
ダイジョウブ、ゲイでも相手は選ぶからw通り魔と勘違いされちゃ困る。


ちなみに、九州男児のブランド力が高いのはホント。
九州男児のブサメンよ、喜べっ!
ゲイにはモテるぞw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

64.2 14 BLアニメランキング14位
蒼き狼たちの伝説(OVA)

1996年12月18日
★★★★☆ 3.5 (13)
87人が棚に入れました
西暦2199年、太陽系内の惑星間ネットワークを築き繁栄していた人類に、地球外の知的生体であるアポカリプスが戦闘を仕掛けてきた。アポカリプスとの戦いで敗北を繰り返した人類は、若き士官候補生たちも戦闘へと駆り出されていき、特殊な能力を秘めた仕官候補生のジョナサンは冥王星の最前線へと送られることになる。

nani-kore さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ビギナーにはハード過ぎた。。サ~;イエッサ~;;

BLっぽいTVアニメを幾つか観ると、どれも異常な友情の範囲内でちっともエロくないので、なんだかしっくりこなかった。だって、エロもロリもユリも(おっ、しりとり♪)深夜なら全国放送でOKなのに、なんでBLは友情どまりなの??

。。そんなバカな疑問を抱えて、いっぺん本格的なBL作品を観てみたいなぁ、なんて無邪気に思っていたのだ。
そんな折、BL作品に詳しそうな方のレビューを拝見し、本作「蒼き狼の伝説」に挑んだのである。。挑むんじゃなかった;

こんなん、レビューなんて書けないよ~;;とベソをかきそうな後悔とともに、本作のコトは忘れようとしたのだが。。頭の奥で強烈な残像と共に、ある人物の声が聞こえたのだ。。。
『ナンだかんだいって、最後まで観たんだろ~?このコンチネンタル様と最後まで楽しんでおきながら、いいトシしてカマトトぶってるんじゃねぇ!感想ぐらいUPして、ちっとは幻の続編制作の嘆願に貢献しろっ、このタダ動画喰らいのゴミ女!!』
イ、イエッサ~;;
『違うっ!上官に口をきく時は、言葉の前にサーをつけるっ!!』
サ~;イエッサ~;;

。。とまあ、ヒトの深層意識に強引に侵入し、尊大な口調で命令しまくるこの人物、その名もコンチネンタルという。
肩書きこそ大尉だが、その体型は北斗の拳のハート様をちょっと固太りにした感じ、その品性下劣でえげつない心根は、ハート様のちょびヒゲの先っちょ程の価値もないという豚野郎だ。
この豚大尉、冥王星の最前線を仕切っていて、前線に送られてくる新兵のプロフィールをチェックし、自分好みの線の細い美青年(マッチョはハネていた;)を毒牙にかけるという、文字通りヤリたい放題の幸福な日々を送っていた。
そんなコンチネンタル大尉のパラダイスに、彼好みのカワイコちゃん、ジョナサン・タイベリアスがのこのこやって来て。。

。。あとはまぁ、お好きな方はどうぞ~
私のよーな初心者が、興味本位で観るモノにしては、あまりにもキョーレツ過ぎるとだけ忠告しておきましょう;特にコンチネンタル様がぁ~;;
せっかくの?本格BL鑑賞デビュー作が、こんな豚野郎の○○○だなんて!!ほんっとに最初の最初から、コイツの○○○で始まるのである。。どうせロストバージンするなら、イケメンの方がイイに決まってるのに、なんでコイツと?トホホ。。
だがしかし、フシギなコトに、その後のイケメン同士の○○○より、豚野郎の○○○の方が、はるかにいやらしいのである。。これはどうしたコトだろうか?実はイケメンより、豚野郎の方がセクスィ??
『よぉし、飲み込みが早いぞ...このコンチネンタル様の存在を知らしめるため、サムネに設定しろっ!』
サー、ノー!サー!!
醜い豚野郎なんて、大っ嫌いよっ;;

さて、多くの熱いファンが、未だに幻の続編を待ちかねているという本作、ブログ「発酵少女 伝説のやおいアニメ」(爆笑)によると、「たのみこむ」等で嘆願活動が行われるという。
ためしに「たのみこむ」してみた、ポチッとな。。
嘆願者のコメントログの一部を紹介しよう。
『作画のクオリティは高いのだから、何とかすれば何とかなると思う。』
。。何とかすれば何とかなるのかなぁ~?
『ロボットものとして見てもよく出来ているので、実に勿体ない。是非とも続きを!』
。。卑怯者っ、ロボットのせいにしてっ!ギャハハハ~!!!
私よりすげーカマトトさんが居たので、爆笑しながらもホッとしてしまいました(^ ^)V
ちなみに同ブログによると、『仮に続編が決定したとしても、もう受けはやらないと宣言しているK安氏が参加しているかどうか定かではない』そうです。。主人公の声優さんが変わっちゃねぇ~3
第一、コンチネンタル様以上にキョーレツなキャラ、生み出せるのかしら~??

いやあ、アニメって、色々あって、こそばゆい程奥深いですね~♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

海外でも高く支持されている本格SF&BL作品

1996年発売の知る人ぞ知る『ジャイアントロボ』のスタッフが本気で作った
海外でも高い支持を得ている本格SFアニメ作品なのだが、
ジャンルが成人向けBLなのでご存じない方も多いと思う。
監督は浦田保則氏、メカニック・デザインは小林誠氏。
制作はフェニックス・エンタテイメント。

舞台は・・地球外の知的生体であるアポカリプスと戦うため
若い士官候補生たちを戦場へと送り続けている2199年の地球。
特殊な能力を秘めた士官候補生の主人公・ジョナサンが
冥王星の最前線へと送られることになるのだが・・という話。

16年前の作品なので、作画などは古いものの、
最近のBLアニメにありがちな少女漫画風のキャラデザではなく、
ゲイ雑誌『薔薇族』の協力も借り
真面目に取り組んだってことがわかるリアルな作りで、
同性に惹かれるようになったいきさつや深層心理がわかりやすく描かれている。
また、他の作品でよく見かけるような、受け側を女性的に描くこともないので
ノンケの人には理解しにくいかもしれないが、
ゲイの人には好みが合えば共感や満足が得られやすい内容だと思うし、
45分の短編ながらシンプルにまとまった脚本もなかなか良かった。

序盤に登場する、いかにもな大男である上官からの暴行的な絡みには
閉口してしまい、ずっとこればっかりだったらイヤだなと思っていたら
施設の同室になった主人公ジョナサンとレナードの絆が
心身ともに深まっていく変化や、切ない心理描写が丁寧に描かれ、
ジョナサンの成長をも感じさせたラストには、不覚にも感動してしまった。

全体通して甘さはほとんどなく、ギャグも当然なく
エロに偏ることもなく、一貫してハードでビター。
女性が観て楽しめるかどうかはわからないが、
このクオリティを保つBL作品はまだまだ少なく、貴重だと思うので
数々のBLを観てきた方にならオススメできる1作。
(ただし、かなり生々しいのでその耐性がある方に限る)

しかしこの作品、観終えると「つづく」とあるのに続編は
制作中止になったとのこと。
そのため、ファンたちにより続編制作の嘆願活動も行われてるとか。
それもあって、幻の作品・・というわけなのだね。
教えてくれた友には感謝です。


ちなみに声の出演は・・
ジョナサン=子安武人   レナード=森川智之
16年前のお二人の声が若い~

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

計測不能 15 BLアニメランキング15位
FAKE(OVA)

1996年12月1日
★★★★☆ 3.6 (7)
53人が棚に入れました
青磁ビブロス社の「月刊MAGAZINE BE×BOY」に連載された同題メンズラブ刑事コミックをOVA化した約60分の長編作品。原作は真東砂波。二人の刑事ディー・レイトナーとリョウことランディ・マクレーンはN.Y.市警27分署きってのお騒がせ迷コンビ。久々の休暇を得た両者はイギリスへと向かう。ディーはこの旅行を利用し、リョウとより親密になろうとアタックを開始。だがそんな彼らのもとにおじゃま小姑コンビのビッキーとキャル、さらにはディーに熱烈片想い中のJJまでが押しかけてきた。心休まらぬバカンスを過ごすディーとリョウだが、彼らが停泊中の湖畔のホテル周辺では日系人ばかりを狙った連続殺人事件が発生し……。本作の実制作はJ.C.STAFFが担当。監督は『MAZE★爆熱時空』や『らいむいろ戦奇譚』など多数の同職を手がける鈴木行。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

コメディタッチの刑事コンビもの

原作は1993年~2000年まで発売された
真東砂波によるBL漫画のOVA作品。

冒頭、日系人だけが狙われるという殺人事件が起きる。
誰が犯人なのかは、ちゃんと観てればすぐにわかるし
この作品は、謎解きミステリーでもサスペンスでもなく、
性格や性質がまるで違うアメリカ人と日系人の刑事コンビ
コメディーといった感じ。

メンズラブとは銘打ってあるが、それほどのシーンはなく
絡みがあったところでインパクトもエロも感じない、
いたって爽やかな雰囲気が、中途半端といえばそうなのかも。
ただ、いつもと違ったBLモノを観たいなって時には
こういう時代のものもあるよ?って感じでオススメ。

こういう時代とはまさに、石田純一さんを代表するような
1980年~1990年代に流行ったという
ニットセーター肩がけスタイルをしてしまう時代。

それともうひとつ特徴的だったのが、
S.A.SやL.Aで特に流行していた、
襟足だけがちょい長めのヘアスタイル。

ダッセ~~~と、思わずツッコミを入れそうになるけれど、
けっこう懐かしかったりもして笑ってしまう。

しかもキャラデザがやっぱり古いので、好みは分かれると思うけれど
借りるのも照れくさくなるような、他のBLモノのパッケージと比べれば
すごく手にしやすいので、BL入門編としては軽く観れて良いかも。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

【豆知識】本作品は「グラビテーション」と並んでアメリカ合衆国で発売された最初の日本のボーイズラブ漫画である

いや~懐かしいっ♡

私の読んだハジメテのBLマンガがこのFAKEでした^^

アニメ化されてすぐ購入したんだけど
私が買った当時はDVDではなくビデオでした(爆
歳バレるかなwww

絡み重視の作品ではなく日系人の主人公と同僚(ポリス)
との日常を描いた刑事モノです。

アニメはOVAなのでマンガの中の一つの話だけですが
原作を知らない方にも楽しめる内容です。
※事件に巻き込まれる内容ですので死体が出てきます。

ディープな絡みもありませんのでBL目的で観ると
少々ガッカリするかもですが・・・
刑事モノのOVAとしてなら楽しめる内容だと思います^^
興味のある方は一度観てみてください☆

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

計測不能 16 BLアニメランキング16位
BRONZE ZETSUAI since 1989(OVA)

1996年12月4日
★★★★☆ 3.1 (7)
42人が棚に入れました
人気歌手と将来を有望視されるサッカー選手の許されざる愛を描く作品。サッカー選手である泉拓人にイタリアのクラブからオファーがくる。一週間という短い時間ではあったが、晃司は離れたくない思いから拓人を追って空港へ向かう。その際に事故に巻き込まれて意識が戻らない状態に陥る晃司。帰国した拓人はどうしていいか分からずに苛立ちを募らせていたが、やがて晃司の意識が回復した…。
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