AXsiZでStudio五組なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのAXsiZでStudio五組な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月05日の時点で一番のAXsiZでStudio五組なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.6 1 AXsiZでStudio五組なアニメランキング1位
セイレン(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (540)
2672人が棚に入れました
高校2年生の夏。「嘉味田正一」は進路希望表の内容で担任に呼び出されたことをきっかけに、大人になることへの不安を覚えはじめる。
そんな彼が様々な女の子と出会い……そしてどんな将来を目指していくのか。
未来へ向かって駆け出す等身大の高校生と清廉(セイレン)可憐なヒロイン達の恋愛物語が、今始まる!

声優・キャラクター
佐倉綾音、木村珠莉、井澤詩織、三上枝織、沼倉愛美、下地紫野、黒木ほの香、江口拓也、田村ゆかり、藤田咲、藤井ゆきよ、長妻樹里
ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ウケ狙いのネタがなければもっとよかった

学園恋愛ものでファンタジーなし(たぶん)。オリジナルと考えていいのかな。
「風夏」と比べると出だしのインパクトは物足りない(パンツ出せばいいってもんじゃないけど)。このサイトのランキングがあてになるかわからないけど、二つの作品の順位はそれほど変わらない。こちらは徐々によくなっていくアニメと考えておくか。

=キャスト=
常木 耀(cv:佐倉綾音)
桃乃今日子(cv:木村珠莉)
桧山水羽(cv:井澤詩織)
上崎真詩(cv:三上枝織)
三条るいせ(cv:黒木ほの香)
嘉味田十萌(cv:沼倉愛美)
宮前透(cv:下地紫野)
鬼型雅美(cv:田村ゆかり)
高遠由貴恵(cv:藤田咲)
菊池洋子(cv:藤井ゆきよ)
丸石燈花(cv:長妻樹里)
吉田麻子(cv:門脇舞以)

第1話 主人公が女の子だったらよかった
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第2話 普通
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第3話 誰が犯人か推理してみた
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第4話 さすがに気づかなかった
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第5話 ブラコンか?
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第6話 伏線らしきものはあるけれど
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第7話 キャラの設定はいいんだけど……
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第8話 もっとストーリーを練ったほうがいい
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第9話 和装はよかった
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第10話、第11話 試着はよかった
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最終話&総評 ウケ狙いのネタがなければもっとよかった
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リアル高校生「風」恋愛アニメ

「アマガミSS」「キミキス」などが好きな方は当然合うでしょうね♪

オムニバス形式の高校を舞台にした恋愛アニメ。OPは、奥華子さんの透明感溢れる歌声がキラリと光り、今期(2017冬)では屈指に好きな歌です♪

【各話感想】
《常木耀 編》
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【宮前透 編】
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【桃乃今日子 編】
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【視聴終了】
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【総括】
ファンタジー設定や展開は皆無で、リアルな高校生の恋愛を描いている。と、思いきや、高校生のリアルな恋愛ってこんな感じですか(苦笑)? だとしたら、私が行ってた高校は、きっと高校じゃなかったんだなw

リアル風に描いていることで、かえってファンタジーよりファンタジーを感じることも(いや、私が部活ばかりやってたせいで、皆はこんな高校生活を送っていたのかも)w

OPは共通していますが、EDは各キャラごとのキャラソンになっている。いずれもレベルは高いと思った(特にOP)。

まあ、とりあえず、主人公の正一に殺意を覚えるアニメだった(笑) リア充タヒね~w

投稿 : 2025/03/01
♥ : 38

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

OPはダウンロードを考えるほど。本編自体も最初だけ見て切ってしまうより、一度全部はコンプすべき。

常木耀編(第1~4話)
第1章「ケツダン」
今回の章の主役・常木耀の性格は好みwああいう男子を振り回しちゃう女の子は憧れだから、翻弄される正一君を見てるだけでニヤニヤだね(照れる顔を隠せない正一君は弄りがいある)。ただ失礼承知で言うがあやねるが常木さんの役ってどうも違和感が。もしかしたら長身の役ってところが問題なのかなぁ?
絵についても古そうな絵ってだけで新鮮味がそんなに…美樹本さんの『カバネリ』はあんなに新鮮だったのに。

第2章「ヤマオク」
”拉致られた”って言われた瞬間、妄想する正一君は、ええ非常に分かり易い思春期の男の子です。もうね共感しか見えません。ぶっちゃけます(笑)
ところでこのアニメーションはちょいちょいズレた部分が多いね。例えば「全力救済クラス」の担当講師の恰好が、サングラスと木刀っていつの時代の講師だろ…。ホントネタにもならないよ(ダダ滑りのボケを延々隣で聞かされる気分です)。
まあやっと青春恋愛もののカラーが出始めたけど、キャラデザへの違和感は最終回頃は払拭してるかな?

第3章「オトコユ」
「おでんラーメン」をエロく飲み、ビキニを着て男湯入浴…背徳感満載で、こっちまでドキドキでした(常木編で一番かも)。中でも一番のインパクトは正一君を自分の泊まる部屋へ案内しようとしたら、ぶら下げている自分の(多分)下着を見られて赤面しちゃうとこ。あそこ現状本アニメのさりげない名場面です。何故って普段快活な女の子が赤らめるなんて、そんな激レア瞬間を正一君は見れたわけです(あと男子視聴者ね)。それだけで得した気分になれるのです。単純な男子はw
絵はまだ不慣れのままですが、ここまで切らずにいたお陰で次のラストも見れそうです。やっぱり切らずに完走するのは大変だけどいいものですね。

第4章(最終章)「ホシゾラ」
正一君が自分の妄想を”末期症状”と言っちゃうあたりや、”セロリやニンジンでエッチなこと”とか空気シリアスなのにコミカルwでも合間に感傷的なシーンを挟むところとか、多層的な演出を保っているのが素敵でした。
常木さんが断ったのが大分批判もあるらしいけど、中途半端に縋るより夢の為に身を引くのも、切ないけど前と未来を見据えた結論だと思うし、下手なハッピーエンドよりかは好感持てる展開じゃないかな。
後日譚での”再会”はベタっちゃベタだが、嫌いじゃないwあの後二人がどうなったのかも気になるけどどうなったのかな?

宮前透編(第5~8話)
第1章「コウカン」
一見クール系ゲーマーの宮前透、遂にですね。つか”鹿のゲーム”って何?それ話題になれるのか(まあそれが出会いの縁に転じたから結果オーライ)?
それにしても宮前透はたくさん属性持ってるなあ(笑)美人な上に特撮ものの曲をカラオケで歌うとか、オタク男子にとってはまさに天上の女神でしょ!
荒木先輩は男子の煩悩、一点に背負ってますねえ♪常木編でも美味しかったが、透ちゃんの選んだキャラに鼻の下を伸ばして挙句、一緒にDEADで気付くの遅い。何やってんのとツッコミたいほど彼は素敵な役ですわ。
ところで作中ゲーム(『軌道メカガソガル』ね)が完全、『機動戦士ガンダム』ですわwカップルに妬くガキどももなんすかね、オイシクね?

第2章「タイセン」
まさかここで常木さんが場を搔き乱す再登場とか、前半のキャラクターがリンクしてきて面白いです。チョイと敵役チックな出番で再登場とか、良いのかなw
あと宮前先輩って天然でトンデモ発現するね。ゲーム内で交配パートをためらいもなく催促するとか、かなりゲームや好きなものに迷い無しの一途ですね。もっともそれが波乱を招く要因ぽいみたいですし、転ぶ先が怖さ余ってドキドキですね。どうなるやら…。

第3章「ブラコン」
男子中学生=”生卵のようなプライド”。常木さんはああ見えて、人をちゃんと見てるんだね(やっぱり陽気な人間ほど、人間観察卓越してるね)。その常木さんが宮前さんに”伝える言葉”が、疎遠になっても彼女のことを気にかけてたんだと知れて何だかホッとしました。正一君も信頼できる”聞き手”がぶれずで安心ですし、今回は宮前さんの”周りの相手の回”ですね。
兄貴も楽しいキャラですね。勘違いがクスッとくるし、いくらなんでもフラットすぎちゃう憎めない性格が、なるほど素敵な兄貴ですね。男子に自分の妹の裸を玄関付近で見られてるのに、平然としているところは”良いの?”感が出まくりですが(笑)
さて次で最終章と、絵はやっぱり慣れませんが、中々切らずに見た甲斐のあるアニメになってきましたよ~

最終章「モフモフ」
宮前先輩のコスプレが、ポジション含めて成人向けギリギリライン行ってね?中でもファスナー探す場面のなんとまあ破廉恥か。あれは童貞・純朴・妄想男子にゃ刺激が強すぎるよ(苦笑)
常木さんって荒木さんとチョイチョイキャラ位置似てきたねwてっきり弄るキャラと思いきや、弄られキャラでもあるなんて、これスタッフに愛されてなきゃここまでオイシクされないよね。
つーかED入っても宮前先輩、爆発しとるなw事情知らない正一君の友達いるのに”赤ちゃんできた”だ、”荒廃した”って台詞はさすがにアウトでしょ(笑)面白すぎるわ!郁夫の反応も笑っちゃったし、今回サービス盛りだくさんすぎ!!

桃乃今日子編(第9~最終回)
第1章「カテイブ」
えー、いきなり正一君がブチかましてきました(唖然)ちょっとね…不意打ちにも程あり過ぎて消えました(言葉が)。何かは…まあ見れば分かる。てかここから今日子回のはずなのに、目立つの正一君(苦笑)
うーん今回は控えめに話が始まった印象だった。常木さんや宮前さんはキャラが大分際立ってたけど、今日子は逆に大人しいから静かだって感じたのかな?
でも悪くはなかったし、次がどう出るかかな?

第2章「オサガリ」
サンタのことを”夜空を駆け抜ける淫獣”扱いするキャラ見て、「告訴状が届くわ!プレゼントの代わりに!」と言いたい(苦笑)てか常木さん、『恋愛ラボ』のリコみたいなキャラ化してるぞw鹿といい、ホテルといい、意地張らないで降参しなよ。
いよいよ今日子が正一君を異性として意識したし、正一君も初々しい反応見せてきましたね。あ、そういや今回の章は正一君の妄想場面がなかったな。あったっけ?まあイヤらしい視線は健在だったけど。
ところで正一君と郁夫はもめてるようだが、何があった?ぱっと見壁ドンしてるように見えなくもなかったが(いや、そりゃあねえか)。

第3章「カクセイ」
「カクセイ」ってそういうことか。ED入ってやっとわかったw
正一君を”隣のお姉さん”と呼ぶ裏腹の無自覚が、いつ自覚するのかなと待ってましたが、自覚したのは正一君の方でしたね。うん、盛り上がってきた!
見てて思うが恋愛ってのはホントに容易に行かないね…。勇気出して誘っても成就しないこともあって、想いが増しても上手く言葉にできない自分がもどかしくて、いちいちこう、痒くなってしまうところが厄介ですね。
等身大の恋愛が今日子編の見所なら、間違いなくその見所はちゃんと描写されてましたね。だって二人の行動イチイチ、歯痒いんだもん。見ててw
ところで次で最終回だが、本筋勿論楽しみだけど、個人的には郁夫くんは一体ラストどうなるの?彼、今日子編に入って、大分壊れだしたけど(苦笑)

最終章「ハツコイ」
うん、切らずに見続けて良かった。これ、悪くないよ。
マジか。最終回で男の”生理現象”出すとか、アニメ最後で飛ばしたな。笑っちゃったし最高だわ!今日子編、多分アニメで一番大好きな回かもしれん。
おっとしかも貰ったパンツを正一君は今日子に履かせたwなんすかね、この最終回。色々逆転しましたよ。
決して完ぺきだったとも、傑作だったとは言えない。言えないけど憎めない魅力があるのもまた確か。まだ描き出してない残り三人の女の子の物語も気になるが、描かれないのかな?やっぱ…。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

75.1 2 AXsiZでStudio五組なアニメランキング2位
ラーメン大好き小泉さん(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (577)
2310人が棚に入れました
今日もどこかで、彼女はラーメンを食べているー
クールで無口な美人女子高生の小泉さんは毎日おいしいラーメンを求めて食べ歩く生粋の“ラーメン通”だった。
小泉さんはラーメン以外のことには興味がなく他人と馴れ合わない。ただひたすら求め続けるのは“ラーメン”のみ!
ラーメンあるところに小泉さんあり!ひたすらストイックにラーメンを食べ続けるその姿は見る人すべてを魅了する。
ガツンと本格派ラーメングラフィティ、いざ着丼!

声優・キャラクター
竹達彩奈、佐倉綾音、鬼頭明里、原由実、中村悠一、植田佳奈、豊崎愛生
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

LaLaLa♪ ラーメン大好き剣道部(さん)w

[文量→小盛り・内容→各話感想系(てか食レポ)w]

【総括】
レビュタイ通り、私は無類のラーメン好きです。最後の晩餐はラーメンが良いと公言していますし(笑)だから、かなり楽しめました。が、本来はショートアニメの方が良さそうな作風でしたね。

日常系ラーメンアニメ。まあ、唯一無二の作品として、アニメ(ラーメン)好きなら見る価値はあるかと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【~ラーメンアレンジレシピ作ってみた~】
テレビとかで紹介するモノを、実際に作った時に追記をしようかと思います。

《ジョブチューン 超超超簡単な大人の塩レモンラーメン ★★★》
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【各話感想(ラーメンレビューw)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 51
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

小泉さんのおかげでラーメン屋に行く頻度が増えました…

ただでさえ体重気にしてるのに……

……じゃなくて、実写ドラマ化もした人気漫画が原作です。木曜飯テロ枠その1ですねw
ちなみに私がこの作品を知ったのは、よく行く近所のバーミヤンのテーブルに「バーミヤンが漫画で紹介されました!」って貼り紙が貼ってあったのがきっかけだったりしますw

基本的には美少女JKの小泉さんがラーメンを食べるだけの話なのですが、それだけに視聴者を飽きさせない工夫が見事でした
ラーメンに合わせた話作りもそうですが、相方(?)の悠と、いかにもJKな美沙と潤の使い分けが良かったですね
特に一話通じて悠が登場しなかった9話からの、続く10話のギャップは凄まじいものがありましたwww
Abemaの最速放送だと前回→最新回と2話連続放送なので、その落差がより際立ったんですよねw

ラーメンの紹介も丁寧で、かつ薀蓄や美味しく食べるポイントなどもしっかり抑えていて好印象でした
特に印象的なのが、小泉さんが他人に「それ美味しいの?」と聞かれた時に必ず言う「私は好きです」という言葉です
作中登場する尖ったラーメンの数々は、人によって好き嫌いが分かれて当然
それを分かった上で「美味しいよ!」「絶対食べてみて!」と言わず「私は好きです」と言える小泉さんに(作者に)、確かなラーメン愛を感じました
あと、つけ麺や汁無し麺に逸れず、ラーメンだけで完走したのも評価したいですね

メイン4人のキャスティングには実は結構こだわりがあって、恐らくオーディションじゃなく指名だったんでしょうね
小泉さん役は声優界の食いしん坊代表・竹達彩奈、悠役は百合が大好きで花澤香菜について語り出すとかなりヤバイあやねる、美沙役はラーメン屋でバイトするほどのラーメン好きの鬼頭明里、そして潤役は声優界きってのラーメン好きとして有名な原由実
食いしん坊やラーメン好きが演技に活かされていたのかはちょっと分かりませんが、あやねるの悠は演技なのか素なのか分からなくて、毎回笑わされましたw
『ゆるキャン』のレビューで「なでしこの『リンちゃ~~~ん!』は何度聞いても幸せな気持ちになれる」と書きましたが、悠の「小泉さあああん!」は何度聞いても笑ってしまいますw
あと麺をすする音、あれどう録ってるんでしょうか
『うまるちゃん』では田中あいみが実際にカップ麺を食べてましたけど、この作品で毎回麺を食べてたら声優の負担が半端ないでしょうし…w

酷い歌詞(褒め言葉)なのにいい歌なOP、EDも好きです
インスタントorカップラーメンのCMパロディと、テレビの変遷を描いたEDも素晴らしかったですね
余談ですが、放送前は「ドラマ同様にOPかEDのどっちかはあの曲のカバーになる」と予想…いや、確信していたんですが、違いましたw


明るく楽しく丁寧で、多種多様なラーメンのように飽きさせない作りで、毎回飯テロされていました
タイトルのとおり、小泉さんのおかげでラーメンの魅力を再確認し、ラーメンの消費量が増えてしまいました……
ダイエットアニメはよ……



~以下、ラーメン好きとしての余談~
実は私、あにこれに来る随分前はアニメじゃなくラーメンのレビューサイトにいたほどのラーメン好きですw
というわけでこの作品に出てきたラーメンについていくつか語っていきます
※アニメ本編にも触れてますが、ほぼ自分語りです
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今は無きTVチャンピオン「ラーメン王選手権」を想う。(登場ラーメン店視聴メモを追加)

第2話までを視聴済みで、これを書いています。有名タイトルである原作マンガですが、未読です。
(→ その後、原作コミックスは既刊分を読みました!)

ある意味「美麗な女子高生の好物がラーメン」という出オチで終わってしまっているという見方もありますが、小泉さんのラーメンを食べる姿勢、態度はたぶんラーメン好きな人のそれであろうと思いますので、好感度は高いです。

ところで二十年以上前から十数年前までの間、テレビ東京系の番組で『TVチャンピオン』という雑学や特技などを決められたテーマで出場者が競う番組がありました。

この番組は現在も特番として放送される『元祖!大食い王決定戦』のご先祖様なのですが、そのTVチャンピオンの競技のひとつとしてラーメン店に関する知識を競うという「ラーメン王選手権」というのがありました。

私自身はラーメンは嗜む程度ですが、過去にこの番組は好きで観ていたので、小泉さんが語るラーメンについての蘊蓄は頷けるところも多々あって面白いです。ちなみに私も小泉さん同様、基本的にラーメンは独りで食べることが多いです。

ということで個人的には小泉さんのように熱心にラーメンを食べまくることはありませんが「ラーメン図鑑」的な興味は引き続き持っているので、おそらく視聴し続けると思います。

あ、「出前一丁」とかは凄くわかりやすいですが、ED主題歌での背景アニメのいろいろなインスタントラーメンやカップラーメンのTV CMのパロディは面白いですね。

ちなみにキャラクターのビジュアル的には、小泉さんよりは大澤悠(おおさわ ゆう)の方が好みです。見方によっては、ただの小泉さんストーカーですけどね…。

おまけ: ところで私の好きな「太陽のトマト麺」はパスタの亜種という見方もできるとは思いますが、小泉さん的に「ラーメン」にカテゴライズされるのでしょうか?(ちなみにこの店の初心者に私がお勧めするのは「太陽のチーズラーメン」Bセット(セット提供がなければ「太陽のチーズラーメン」+「らぁリゾ」)
→ 軽くググってみたところ、原作コミック4巻で取り上げられているようですね。

以上、「どこがアニメのレビューやねん」ということで失礼いたしました。

== [登場ラーメン店視聴メモ] ==
一杯目: 春木屋、ラーメン二郎、天下一品
二杯目: 蒙古タンメン中本、パパパパパイン
三杯目: (ハワイの)マクドナルド、天下一品(喜連瓜破店)、一蘭
四杯目: たいめいけん、一風堂
五杯目: トロケの台所、太陽のトマト麺、山手ラーメン本郷安庵、麺創房無敵家
六杯目: すごい煮干しラーメン凪、ミスタードーナツ、麺ダイニングととこ、支那そばや+無垢ツヴァイテ+YUJI RAMEN(新横浜ラーメン博物館)
七杯目: 浅草名代らーめん与ろゐ屋、自家製麺伊藤、中華そばつし馬、佐賀ラーメン美登里、博多らーめんいのうえ、らーめん弁慶
八杯目: ラーメン甲子園居酒屋さくら、吉村家
九杯目: 野郎ラーメン、ホープ軒
十杯目: 楽食拉麺 菊や(閉店)、スシロー、神楽坂飯店
十一杯目: どうとんぼり神座(かむくら)、麺屋丈六、ぼっこ志、龍棋信RIZE、ラーメンstyle JUNK STORY、麺のようじ、カドヤ食堂、世界一暇なラーメン屋
十二杯目: スガキヤ、味仙(みせん)、藤一番(ふじいちばん)、春木屋

※店舗名はあったりなかったりしますが、気にしないでください…。

※原作を読みました。4巻で出てきた店舗は新宿ミロードにある「太陽のトマト麺 NEXT」っぽいですね。ちなみに「らぁリゾ」(ふりかけのかかったライス:
シメに使う)にはちびリゾ(小ライス)もありますよ。 (2018.1.20追記)

2018.1.25追記:
次回予告からすると「太陽のトマト麺」くるのか!?

2018.2.2追記:
第5話: 来ましたね太陽のトマト麺。店舗は新宿MYLORDにある「太陽のトマト麺NEXT」ですね。小泉さんのチョイスもこの店では鉄板メニューの「太陽のチーズラーメン+らぁリゾ」でした!

2018.2.9追記:
第6話: 小泉さんの言葉の通り、関西で「冷麺」といえばいわゆる「冷やし中華」のことですね。そして小泉さんは浴衣姿で夏のイベント開催中のラー博へ…。

2018.2.16追記:
第7話: 原作エピソードに心当たりがないのでアニメオリジナル回でしょうか。作中では季節は夏のようです。サブタイトルは『全国』ですが、小泉さんは日本中のラーメンをいかにして食べ歩くのか…(笑)?

そして悠は安定のストーカーぶりですね。そして美登里はたぶんもうお店はやっていない…。

2018.2.25追記:
第8話: ご当地ローカルな全国のインスタントラーメンをお店で作ってくれる居酒屋さくらと、家系ラーメン総本山の吉村家。家系だと私は職場の近所にある武蔵家の支店をよく利用していますが、けっこう長いことやっていたトッピングのタイムサービスが無くなった代わりにライスが無料になりました。

2018.3.2追記:
第9話: マルタイ棒ラーメン。そこにラーメンがあるから食べるのだ。小泉さんがガスコンロで野外クッキング。お餅も入れてましたね。

豚野郎ラーメンと背脂チャッチャ系は、個人的にはほぼ見てるだけ…(笑)。

2018.3.12追記:
第10話: 北千住にあった、おかしなメニューばかりの菊やはもうありません。小泉さんとの会話が悠の脳内で、すべて都合よく改竄されている…。

このえぴーソードの後でのアイキャッチでのジングルが、普段とは違う変調されたアレンジバージョン(イ短調?)になっていましたね!

ちなみに私は回転寿司屋で麺類を頼んだことはありません。

2018.3.16追記:
第11話: 悠のラーメン再現力がヤバい(笑)。そして大阪ラーメン食べ歩きがヤバい。新キャラで、原作で潤(委員長)と並んで私が好きな悠の従姉である絢音(あやね)さん登場!

2018.3.23追記:
第12話: エピソード「名古屋」は原作コミック2巻に収録。悠ちゃん、小泉さんとの初メールがそれで良いのか(笑)!?

2018.12.21追記:
新宿ミロードの「太陽のトマト麺 NEXT」の業態が「太陽のトマト麺 with チーズ」に変わっていました。ちなみに竹下通りのお店も12/15から「太陽のトマト麺 with チーズ」の業態で営業するらしいです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 84

76.5 3 AXsiZでStudio五組なアニメランキング3位
となりの吸血鬼さん(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (488)
2001人が棚に入れました
天野灯はひょんなことからソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。灯は彼女の家に押し掛け、強引に同居を始めることになる。ソフィーは吸血鬼だが、人間を襲うようなことはなく、通販で血液や趣味のアニメグッズを購入している現代的で庶民的な生活をしていた。

声優・キャラクター
富田美憂、篠原侑、Lynn、和氣あず未、日高里菜、内田彩
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

この吸血鬼(推定360歳)はイジられ上手

2019.02.02 完走後追記/配点修正(加点)


5話で断念したものの気になる作品だったので、しばらくして完走。


ユルく気楽に観れましたね~

ネタバレレビューを読む

生活リズムや習性、感性。人間と吸血鬼との違いを良い具合にコメディに仕立ててましたが、時間軸の違いはいかんともしがたいなぁと途中から。。。
そんなシリアスな展開には全くならず、終始 “日常” でした。

肩の力を抜いて笑って観れる良品ながら、ちょっぴりほんのちょっぴりだけ切なさの香る作品です。



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2018.11.06初稿
※隠しときます

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 48
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

\あっかり~ん/

原作未読/最新話視聴にあたり最下部に追記

好奇心旺盛な女子高生・天野灯(声:篠原侑)が、吸血鬼・ソフィー(声:富田美憂)と織り成す日常系コメディ。

登場するキャラやデザインはどれも可愛らしいものとなっており、通常ならば血液を飲むなどおどろおどろしい様子もこの作品に至ってはほのぼのしたものに見えてしまう。

正直、第1話を見終えた時点では物語の起伏が少なく、終始ほんわかした空気で展開していくものと思い、視聴を後回しか断念しそうになったけれど、第2話から一気に面白くなってくるので危ういところであった。

ソフィーの世間ズレっぷりも大概にして面白いのだが、灯ちゃんのズレっぷり&天然っぷりがやばいのです。失礼ながら見た目こそモブちっくで大人しめな外見だが、彼女の行動や発するセリフには時折ドツボにハマってしまい爆笑させてくれます。そののほほーんとした表情から真顔で繰り出されるものだから破壊力がよけいにやばいw ということで、こちらも最後まで視聴すること間違いなし。

どうでもいいけれど天野灯という名前は“天野”こずえさんの作品で『ARIA』主人公の水無“灯里”から来ているのかな?


▼第7話 ネタバレレビューを読む

▼最終話&総評
ネタバレレビューを読む


▼キャスト
ソフィー・トワイライト:富田美憂
天野灯:篠原侑
夏木ひなた:Lynn
エリー:和氣あず未
倉井朔夜:日高里菜
青木夕:内田彩

▼制作
アニメーション制作:Studio五組、AXsiZ
原作:甘党/漫画:既刊5巻
監督:秋田谷典昭
副監督:福島利規
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕

▼主題歌
オープニングテーマ「†吸tie Ladies†」歌:ソフィー(富田美憂)、天野灯(篠原侑)、夏木ひなた(Lynn)、エリー(和氣あず未)
エンディングテーマ「HAPPY!!ストレンジフレンズ」歌:同上

投稿 : 2025/03/01
♥ : 36

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

キミだけすこし テンポがずれても

キャラの造形や配置が微妙に「ぎんいろモザイク」だなってだけで観始めたら、OP・ED曲に捕まった。
家事しながら流し見してた枠ではあるんだけど、癒されながらも妙に心ざわつくアニメでした。
基本的に、ゆるーい日常系百合ものです。
ただ、たまにしみじみ、エモいんですよね。
有限の昼に燃え尽きる人間と、悠久の夜に永らえる吸血鬼。
その時間は、まさに刹那しか交わらない。
のほほん百合ワールドに時折、残酷なまでの当然さで、その事実を差し込んでくる。
でも雰囲気は暗くならず、次のカットではいちゃついてて。

ライフスパン以外にも、吸血鬼と人間の断絶の描かれ方は意外にシビアです。
血以外口にしない、完全夜行性、日光にとても弱い。
ソフィーにぞっこんな灯のテンションとは裏腹に、二人の生活は微妙にスレ違い続ける。
(ジャンルプロパーな話をすれば、日常系なのに、キャラが共有できる「日常」自体が制限されているんですよね。
日常描写自体は丁寧ではあれキャッチ―じゃないタイプですが、種族の断絶が共有する日々の貴重さを際立たせていて。
日常の貴重さを演出するのに面白い切り口。)

まあ、そんなシリアスに観る作品じゃない。
吸血鬼はSNSで発信できてるくらいふつーに受容されてるし、食用の血の通販サービスまで発達してる。
個人間のミクロな種族的断絶はクローズアップされても、そこへのマクロの視点は存在しない。
たいへんに鷹揚な(めちゃくちゃ意地悪く言うなら、粗放な)作品です。
もちろん、「人×人外の日常系百合コメディ」ってジャンルからすれば必然的にこういう作品になるんだろうけど。

ただ、この作品の持つ鷹揚さって、どこから来るんだろう?とは思ったりします。
ジャンルより根源的な話で、この作品が属する文化の、社会的文化的な断絶に対するセンシティブさの問題が背後にあるのかね?、とか妄想しちゃう。
印象論でしかないけど、例えば、ディズニーやピクサーはこういうの作れなさそうじゃないですか。
『ズートピア』になっちゃうもの。
LGBTだとか人種問題だとか、ポリティカルな視点がどうしても入ってくる気がする。
向こうだと、キリスト教的な道徳観や、多人種・多民族・多文化の摩擦が社会にずっと横たわってて。
価値観の軸が明確だから、どうしてもそこから照射される光が届いちゃうような感覚。
その光線の上に、人と人外を同時に抱える作品世界の、生々しいひび割れが浮かび上がりそうなものなんですけど。
日本はそこらへん、ファジーというか懐深いというか。
社会背景を書割りとして無邪気に需要できるのはなぜなのか、いつまでなのか。
学識ない人間がふわっと、アニメの名を借りて語ることではございませんが。
こういう作品こそ日本以外じゃ案外作れないのかもな、てのはちょこっと思いました。
人外も百合も「尊い」で消費しちゃうオタクが単に節操なさすぎる説は、大いにある。

なにはともあれ、最終話、1話の出会いを再演する二人と、灯の「もう少し一緒に歩いていい?」「一緒にゆっくり、だよ」の言葉。
出会いのリフレインの後も、二人とみんなの日常が開かれた方向に続いていって欲しいなあ、なんて、尊さにマヒした頭でぼんやり願ってしまいました。
薄味だと感じることもあるんだけど、もっと観たかった、素直にそう思わせてくれた作品でもあって。
ひなたの暴走レズっぷりやソフィーの傍若無人さ、吸血鬼設定に真面目な小ネタの数々も好きでした。
もうソフィーの色んな「うむ」の声が聞けないとか…マヂ無理。

“HAPPY!! ストレンジフレンズ
私たちずっと一緒ね 約束
しあわせリズム
キミだけすこし テンポがずれても
笑顔で ドキドキしながら
一番に言いたいの「おはよう」って”
‐ED曲『HAPPY!!ストレンジフレンズ』より‐

我ながら、「いつか終わる日常の予感」と「それでも、いつまでも」に弱すぎるな。


60点

投稿 : 2025/03/01
♥ : 22

64.4 4 AXsiZでStudio五組なアニメランキング4位
紅殻のパンドラ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (362)
1844人が棚に入れました
先進国では、一部ではあるが、サイボーグや自律ロボットが一般に出回り始め──
戦争や災害をはじめ、世界はあらゆる災厄に覆われ、救いをもとめて人々がさまよっていた時代。
これはそんな時代に──全く関係なく、『彼女が、彼女に出会う物語』

声優・キャラクター
福沙奈恵、沼倉愛美、田中敦子、森田順平、松田颯水、村川梨衣
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

TEXHNOLYZEのカウンター作品 と言えなくも無い(汗)

 思うところ有ってテクノライズを再視聴してて、若干設定面では差異はあるしその視点と未来への展望は対極では有るものの肉体の置き換えという部分に関しては意外と近い作品だなと感慨深いものを感じたので点数見直します。
片や理想郷、片やディストピアの極みですが比較すると結構面白いですw
セナンクル島ネタバレレビューを読む
と流9洲ネタバレレビューを読むとか。
もっとも対比ならば流9洲じゃなくて地上かもですが・・・

島の通信障害による混乱と、流9洲のオベリスクの機能停止とか。

 全身義体(無機質サイボーグ)とシェイプスの表現の差に至っては、作り手のビジョンの違いが明確すよね。
士郎作品は最早人の姿に固執しなくなった時代のサイボーグに関してもブリアレオスや双角等とても愛嬌が有るデザインなのに、シェイプスなんて虫の腹みたいなのがぶら下がった骸骨すもんね。とても不快なグッドデザインだと思う。
(ジェイムスン型サイボーグの阪華精機社長とかも攻殻にゃ居ましたが、葉巻吸う姿がラブリーですしね)

んで福音と違って、ある意味スタンドアローンの極みとも言える櫟士w


 テクノライズは記憶の外部化・自我の境界云々に関しては物語には盛り込まれてないですが、紅殻は電脳化・義体化と言うテクノロジーに対して(戸惑いはありつつの)とても前向きで希望を感じさせる世界観が私は最高に心地良かったんですよね。その点では無二の作品なのは間違い無い。
そこは士郎正宗作品全般の事であって紅殻の特色ではないかもしれませんが、其処を示唆する表現は多分に盛り込まれていた作品であったにも関わらずほぼスルーされちゃってるっぽいのがこの作品の不幸と言うかw
ネタバレレビューを読む

 汲み取ろうと言う気さえあれば、哲学的とは言わないけど十分中身の有る作品だと思うんですけどねぇ。まぁこの手の意見は多勢に無勢なのは判ってるつもりですが。
パンドーラデバイスのアクセスのシーンがエロくて気に入らないという事ならば、ドラえもんの四次元ポケットにのび太が手を突っ込んでると置換えて見る事をお勧めします。

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以下、視聴時のレビューです
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 26
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

stodio五組最新作!今回もゆりゆりしてます!でも実は・・・

攻殻機動隊のスピンオフ作品です

・・・と聞いて興味が湧いた人は残念ながら向いていない可能性が高いです
おそらくレビューで呪いの言葉を吐露することになるでしょう

逆に攻殻と聞いて硬派なSFはちょっと・・・
と敬遠しようとする層のほうが
どちらかというとこのアニメに順応しやすいと思うのですが
そういう人たちは0話で切ってたりするんじゃないでしょうかね?

原作士郎正宗とか攻殻機動隊スピンオフとか
そういった情報よりももっと端的にこの作品を表すステータスは
レビュー題の通りです

咲の製作中に母体のGONZOが吸収合併された際に独立
以来Aちゃんねる、きんもざ。ゆゆゆと
ヒットさせたアニメはどれもソフトな百合描写を含むものばかり
今回もその流れを汲む作品で
そこにSFバトル的な味付けが添加されていると思えば
まぁ大体この作品の大雑把な方向性がわかると思います

しかし、主人公の七転福音(ねね、以下福音)は事故の影響で全身義体で
脳核以外は全て機械になっています
ヒロイン(?)のクラリオンはもともとアンドロイドなので
そこに萌を見出すのは
俗にいうピグマリオン・コンプレックスにあたるのでしょうか?
さらにくらりんには猫耳メイドとかいう属性までつけたられており
さすがにいろいろやり過ぎ狙い過ぎに感じる面は否めず
そういう意味でレベルの高いというか適合者を選ぶ作品なのは確かです

しかし二人の機械設定のおかげで
湯煙規制0のシャワーシーンや下着描写
さらには、くらりんの股間に福音が指を挿入するシーンが毎週のように流れたりと
生身の人間だったら絶対NGなレベルのシーンが
堂々と放送されているのにはびっくり
パンツじゃないから(以下略
的な発想ですね
こやつら天才か!

もし仮に誰かがこれに性的過ぎると苦情を入れようものなら
その人は自分がお人形に欲情する変態さんだと宣言しているようなものです
昨今。アニメの肌色が厳しく規制されるなかで
これだけ全裸の女の子を堂々と描くアニメはなかなかありません
よく理解していない人から見れば福音もくらりんも人形かもしれませんが
クラリオンはともかく福音は歴とした人間の女の子ですからね!

いやしかし、よくよく考えてみると福音は本当に全裸と言っていいのでしょうか?
全身義体というのはいわば究極のウェアラブルPC
つまり本来の彼女の全裸は脳核だけの状態であり
全身義体を着ているのだと考えることもできます
だとすると全裸どころか
フルメタルアーマーもびっくりの鉄壁の防御で
彼女の裸はガードされていることになります

はたして義体は彼女そのものなのか?
それとも義体を身に着けているだけなのか?
これは非常に難解で哲学的な命題でもあります
すなわち自分と世界の境界線は何処に線引きされるべきなのか?
はたして自己とは一体何なのか
人類はいまだにこの究極の問いに普遍的な解答を見つけることができていません

古来人類は、精神と物質をはっきりと分離せずに考えていました
万物に魂が宿るとする日本のアニミズムでは特に顕著ですが
それは日本に限ったものではありませんでした
近代科学はその二つを無理やり引きはがすことで
現在の物質文明を築きあげてきましたが
ここにきて精神もまた物質世界の一部としてメスを入れられる時代が到来しつつあります

その一つが脳波入力インターフェイス
つまり心の中で念じるだけでいろいろなデバイスを操作できる装置です
実際に脳波でキーボードを入力したり、ドローンを飛ばしたり
といった実験にはすでに成功しており
一部は実用化されています
しかし、この装置の扱いはなかなか難しく
何も練習せずともすんなり動かせる人もいれば
幾ら練習しても全く動かせない人もいるようです

作品世界に話を戻しましょう
こちらでも似たような話が出てきたのを覚えていますか?
発展途上の技術全身義体
福音は世界でも希少な成功例
適合者(アデプタ)の1人だそうな
幼いころに難病を患い電脳化し
10歳の時事故に巻き込まれ両親を失い全身義体となった彼女
機械の身体を自分の身体と認識し駆動する能力は
生きるため全てを奪われた少女が
生きていくために身に着けた、たった一つの希望です

11話で彼女は ネタバレレビューを読む
彼女の世界認識は自他の境界が極めて曖昧
あるいはそもそも存在しない主客未分の状態にあるようで
拓美もそれをどこまで見抜いているのかわかりませんが
「福音ちゃんの世界観は興味深い」
と評しています

このアニメを低俗で悪趣味な萌アニメだと思っている人達がいるようです
悪趣味な萌アニメという部分に関しては何も返す言葉はありませんが
これだけ科学的・哲学的に最先端の話題まで踏み込んだ作品を
低俗の一言で片づけるのは
受け手の見識が低すぎるだけのように思います

実際には作り手サイドにそんな深遠な主張などなく
私の個人的見解というか無理やりなこじつけただけの妄言ではなないか?
と疑っている方もいるかもしれませんので
11話のアレが作品の主題であるという証拠を上げておきましょう

もともとこの作品はGHOST URNの題名で士郎正宗が企画し
攻殻ARISEのキャラを登場させ
ARISEの数年後を舞台にした作品となる予定でしたが
企画そのものがいったん没になり
再始動する際に色々な変更点が加えられ今の形となりました
GHOST URNという単語はこの作品のルーツであり
物語の核心に最も近い部分です
そして11話のサブタイトルが
「心の在処 -ゴーストURN-」であることを考えれば
このアニメが精神と身体の関係をメインテーマにしていることは
だれの目にも一目瞭然ですね

しかし、硬派なアニメファンの大半は
11話までたどり着かづに脱落するか
低俗なクソアニメと決めつけてちゃんと見ていないでしょうし
逆にこの作品をメカっ娘たちの繰り広げるレズレズアニメ
として観ている変態紳士の皆様方は
そんなメッセージ性をそもそも求めていなかったりで
どれだけの人にこのテーマが届いているのか
正直疑問に思うところではありますねw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「世界平和は小さな親切の積み重ね」

この作品の原作は未読ですが、原作が士郎正宗さんである事、「紅殻」と「攻殻」の読みが同じことから何か関連はあるんだろうとは思っていましたが、それ以上突っ込む事はしませんでした。
後から「攻殻機動隊」好きな友人から教えて貰いましたが、この作品は「攻殻機動隊」より時代設定は前なんだそうです。
それでも「全身義体」のキャラは登場しますけれど^^

この物語の主人公は、脳以外の全身を義体化した七転 福音(ナナコロビ ネネ)。
彼女は遠い親戚である崑崙八仙 拓美(コロバセ タクミ)に引き取られてセナンクル島にやってきたところ、ウザルという女性科学者に遭遇し・・・いきなりブエルと呼ばれる巨大兵器の暴走トラブルに巻き込まれてしまいます。

でもそこで福音はウザルが製造した戦闘用アンドロイドであるクラリオンと運命的な出会いを果たし・・・物語が動いていきます。

物語は大きく2つの流れで動いていきます。一つは福音とクラリオンの日常パート・・・もう一つは巨大兵器であるブエルを我が物にしようとする輩が秘密裏に動いていくパートです。

ブエル絡みの展開は、身体の各部を義体化した敵との白熱したバトルやいかにも電脳系・・・という感じで物語が進んでいくので、こちらも息を呑む感じなんですが、個人的に圧倒的な面白さを感じたのは日常パートです。

「夢が世界平和」という福音は自己犠牲も厭わないスタンスで人を助け、それをクラリオンがサポートする・・・一つ一つの出来事は大きいことばかりではありません。中には命の危険を賭して人助けを行ったりする事もありましたが、公園での炊き出しの手伝いなど些細な事でも心が温かくなるような一幕を見る事ができるんです。

でもセナンクル島の住民は決して善人ばかりではありません。
例えばこの時代、アンドロイドは高価なモノとして盗難事件が起こったり・・・
福音とクラリオンは全身義体・・・きっととんでもなく高価なんだと思います。
それでもそんな悪党に屈する二人ではありません。
詳しくは本編で確認頂きたいと思いますが、キーワードはパンドーラデバイスです^^

セナンクル島に住むのは善人ばかりでは無い・・・と先述しましたが、ちゃんと善人も住んでいます。根が素直で正直な福音の周りに集まるのは、心優しい人達ばかり・・・

義体って・・・部分的でも動かすのが難しいんだそうです。
全身が義体化された身体を普通に動かしている福音はきっと過酷な訓練と調整に耐えてきたんだと思います。
皆んなが福音の様に義体を動かせる訳ではありません。
でも、病気やケガで身体の機能の一部を失って・・・これまでと同じ様な生活が送れなくなる・・・
それが義体を使うことで日常が取り戻せるなら・・・頑張りたいと思いますよね^^
福音の分け隔てない優しさも相まって、そういう「これからの人」に対し福音は希望だったと思います。

一方、物語の中で良く分からなかったキャラもいます^^;
一番分からなかったのが、福音の遠い親戚である拓美ちゃんです。
まず彼女の口調・・・これまで様々な口調を聞いてきましたが、語尾に「〜だや」を聞いたのは今回が初めてだと思います^^;
「何故、だやなの・・・?」
正直言いにくいと思います^^;
それに普段の生活において出不精なのかそうじゃないのかが不明ですし・・・^^;
でもクラリオンへの足枷は・・・クラリオンにとっては厳しい条件でしたが福音の事を思う親心なんだろうな・・・と思いました。

色々書きましたが、基本的に福音とクラリオンが普通に可愛いので、愛でながら視聴していると30分なんてあっという間に過ぎてしまう・・・そんな作品だったと思います^^

オープニングテーマは、ZAQさんの「hopeness」
エンディングテーマは、七転福音、クラリオンの「LoSe±CoNtRoL」
EDの制作もZAQさんでした・・・OP、EDともZAQさんらしい曲だったのではないでしょうか^^
リフの曲調がちょっと難しいけれどサビが抜群に格好良い・・・そんな印象です^^
個人的にはEDのサビのメロディが好みでした^^

1クール12話の作品でした。「こうかく」の文字が変わるだけで作品の雰囲気が全く別物になっていましたが、この作品も毎週の視聴が楽しみでした。
「ガール・ミーツ・ガール」の物語・・・良かったと思います^^

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

65.2 5 AXsiZでStudio五組なアニメランキング5位
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (173)
569人が棚に入れました
交通事故に巻き込まれた俺が転生したのは……なんと
「自動販売機」だった!?
白い四角形の体に、出てくるのは機械音声のみ。
自力では動けず、会話もまともにできない危機的状況の中、
元・自販機マニアとしてのアツいサービス精神に火がつく!
コーラ、おでん、カップ麺……異世界住人の胃袋を掴むうちに、豊富な知識と奇抜なアイデアで、冒険にも参加することに!?
ネタバレ

いるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

「ざんねん」

 タイトルは、自動販売機になってしまった主人公が発声できる、数少ないボキャブラリーから選んでみました。


 結論を先に言っちゃうと、よくある「製作者が原作を飯のタネとして消費するだけにしか見えない、粗製乱造アニメのひとつ」です。

 原作は「小説家になろう」で最後まで読めますし、自動販売機という異色すぎる主人公を生かした内容で、オリジナリティはしっかりしています。
 自発的に動けなかったり、発声できる言葉が限られることなどの、現実では想像しにくい問題をどう解決していくか、というのが面白さです。
ネタバレレビューを読む

 ですが、本作を総評すると「作画力と物語の構成力がたりない」ですね。
 他の評価軸も、下げるほどではないですが、BRADIOによる主題歌以外に特筆すべきところはありません。

 顕著に感じたのは…
ネタバレレビューを読む


 酷評が続くので、ちょっと息抜き。
 ヒロインの名前「ラッミス」ですが、「ランミス」にしか聞こえないシーンが多く、音で聴くとやたら言いにくいんだな、というのはアニメ化での唯一の発見でした。


 閑話休題。
 全体的にも、主人公が人間ではなく自動販売機であるというのは作画上大きなメリットでもあるのに、その余力はクオリティに注がれず、ヒロインのみという印象。

あと、戦闘シーンの動きの演出がしょっぱいのも、残念な作品に多くみられる傾向です。

 5年以上前に完結済みの作品なのにわざわざ二期にわけるところも、制作側の都合しか感じられません。

 このアニメに限った話ではありませんが、原作やマンガに興味を持たせるとっかかりにすらなれないクオリティでは、最初に書いた通り、原作の無駄遣いな気がします。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コレは良いものだ…ってオイ!なんでやねん!

 最終回(12話)まで観ました。2023.09.24

 最後まで、異世界人の皆様、実は全員転生者なんじゃね?と思うくらい、ハッコンの謎商品を的確に使いこなします。

 生理用品、コンドーム、体外式自動除細動器…、現代人でも教えてもらわないと上手く使えないものを初見で使えるなんていくらなんでもおかしいです。

 ラッミスも、これ便利やね〜とか言いながらタンポンを躊躇なく挿入しそうです。

 現代人でも、ガソリンとかの危険物を舐めていて、火だるまになるアホが時々いるのに、すぐに武器として使えるかよ…。

 下手すると、エリアボスと戦う前にパーティー全員焼死やぞ!可燃性液体舐めんなや!と、危険物取扱者乙4試験に落ちたこともある友人も激怒プンプン丸でした。

 自販機転生というアイデアは良く、現代日本ゴイスー!で異世界人へマウントをとるいつものやつながら、新感覚で観れましたが、やはり無理がありました。

 祝2期決定!惨劇への道になりそうですが、楽しみです。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.07.21

 なんと言うか、本作品の異世界人達は初めて観るものに対しての警戒心が無さすぎです。

 衛生のためにコレを男性器に着ければ良いのね!ってそうなるかな?

 現代世界でも国によっては普及に苦労してるのに、イキナリ自販機で買って使うか?

 コレをギャグとして楽しめるかは視聴者を選びそうです。
 
 後、ハッコンの小売りのやり方が殿様商売過ぎるのも気になります。そこでしか買えないのに、設置場所がコロコロ変わるのは客商売としては、良くありません。

 異世界人達は場当たり的に生きている様なのでよいのかもしれませんが、いつ売ってるか分からないようでは、普通顧客がつきません。

 冒険物でも無く、商売物でも無い、全方面を舐めたようなどうも中途半端な印象の物語だと感じます。

………………………………………………………………………
 2話まで観ました。2023.07.14

 怪力娘に背負われてギルドのモンスター討伐に参加します。シュールな光景ですが、まぁ異世界なので…。

 そして、メントスコーラで大活躍!シュールと言うか、何と言うか…。やり過ぎ?

 この後もこんな話が続くんでしょうか?2話で視聴者の選別をしてきたなぁという感じです。
………………………………………………………………………
 1話観てのレビューです。2023.07.06

 自販機好きが異世界で自販機に転生って…。呪い?

 良く、テレビとかの豆知識番組で取りあげられますが、古代エジプトには聖水自販機があったという話もあるので、異世界人が自販機を使えてもおかしくはないのかも。

 タバコや御札なんかの自販機はかなり前からあったと言われていますが、食品の自販機はどうなんでしょう?

 いくら異世界人でも、出てきた物を食べるかな?毒かも知れないし、慣習やしきたり上の禁忌とかありそうですが…。

 これから、怪力少女と旅をするんでしょうか?文字通り、手も足もない主人公でワンクールどう保たせるのか、非常に興味深いです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話 この作品に批評は野暮ですね。静かに離脱します。

1話 期待枠だったんですけど…微妙…というか駄目かな??

ネタバレレビューを読む


2話 真面目に批評すると負けタイプの話ですね。一旦休止で。

ネタバレレビューを読むが強すぎるのはちょっと笑いました。が、まあ、2話見れば十分な気がしました。

 この水準の洒落でやっている話を批評するのは野暮極まりないでしょう。合う人は合う、合わない人は合わない。フィーリングで決めればいいということで、静かに離脱します。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

55.1 6 AXsiZでStudio五組なアニメランキング6位
紅殻のパンドラ(アニメ映画)

2015年12月5日
★★★★☆ 3.1 (14)
137人が棚に入れました
サイボーグやロボット技術が発展した近未来が舞台のSF作品。全身が義体の少女・七転福音が、人造のリゾートアイランド・セナンクル島を訪れたことから物語は幕を開ける。親類のもとで新生活を過ごすはずだった彼女を待っていたのは、重武装テロリストや大量破壊兵器に囲まれた暮らし。命の危機と隣り合わせの島で福音は、とある少女と運命的に出会う。

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

士郎正宗さん原案の萌えアニメ(´▽`) 攻殻のイメージを振り払ってご覧下さい♪♪

攻殻機動隊や、アップルシードなどが代表作の士郎正宗さんが原案で
同人作家である六道神士さんが作画を担当する同名コミックのアニメ化
攻殻機動隊の世界よりも前という設定だけど攻殻とは別ストーリー

儀体化した少女ネネが、ある科学者と連れのアンドロイドと出会い
騒動に巻き込まれる近未来アクションコメディ・・・かな?

漫画家である士郎正宗さんがあえて作画をしなかったのは、自分の
絵が今の萌萌えの風潮に合わなかったからだとか・・・

さて、完走後の感想ですが、

設定が人類の脳以外の全てを儀体化したサイボーグ最初期と言う設定
なので、関節をあえてドールのような球体関節にしていたのは
それっぽくて良かったw

ただ首だけは普通で球体関節じゃなかったんだよね、他の関節は球体
なのに、あれだけ複雑に動く首の関節が球体じゃないってのが不自然に
思えたな・・・

そしてこの作品で1番驚いたのはエロい・・・
設定がいちいちエロいぉww

主人公の儀体化少女【七転 福音(ネネ)】の手をメイド服を着た
アンドロイド【クラリオン】がスカートをたくし上げてローライズな
パンツの辺りに手を入れることで情報のやり取りをする
インターフェイスだとはw 赤面しながらのシーンがエロい・・

なぜそこに情報端末を備えなければいけないんだwww

そしてこの作品、終始気になったのは、劇場での視聴でしたが、
あまりよい作画とは言えなかったです、風景もさることながら
衣装やキャラクターにいたるまで劇場品質では無かった・・・
地上波でも低いレベルの作画品質だった、せめてOVA品質なら良かった。

士郎正宗さんの作風を知っていて、攻殻機動隊やアップルシードのような
本格的なサイボーグアクションを期待して視聴すると裏切られますww 
前者のような硬派な、またドミ二オンのようなコミカルな作風とは
うって変わって萌え風味が効いていますww

士郎が原作ってことだからもっと複雑な設定のお話かと思って
構えてたけど、むしろ単純明解、コレがホントに士郎正宗原作なん?
ってくらいに萌えアニメだたぉ(´▽`)

ちょっと意表を突かれた感じでしたがこゆのも結構好きだったりしますw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 18

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「MASAMUNE SHIROU」の名前に釣られた海外の反応が楽しみ(笑)想像の斜め上を行く百合エロSFギャグアクションバカHENTAIアニメ!安心して下さい、六道紳士ですよ

『攻殻機動隊』の士郎正宗と『エクセルサーガ』の六道紳士が手を組んだ!
・・・混ぜるな危険とはよく言ったものです(爆)


『攻殻機動隊ARISE』のスピンオフ、、、のつもりだったそうですが紆余曲折あったのちに結果的に独立した作品になったそうな
全身義体の少女、七転福音(ナナコロビネネ)とアンドロイドのクラリオン
二人の出会いが描かれるのが今作
2016年1月からテレビシリーズも始まりましたが今作はテレビシリーズの1~2話に相当するものです
違うのは主題歌の有り無しのみ


美少女2人のバディアクション
さらに『攻殻機動隊』でお馴染みの「義体化」「光学迷彩」「○○コマ」といったキーワードが登場します
この萌え萌えなキャラデに『攻殻』の世界観
コレを笑って許すか否かで賛否がだいぶ分かれそうですね
ちなみに事件に巻き込まれた福音に戦うためのアプリとクラリオンを託すマッドサイエンティストのウザルは田中敦子さんが演じてます
【少佐の無駄遣いはやめろ!】


福音がアプリ、パンドーラ・デバイスを起動させるための手順が【スカートを捲ったクラリオンの下腹部に指先を突っ込む必要がある】というのはもうアホの極み
(当然、クラリオンはアンドロイドなのでパンツこそ履いているもののソコには”ツルツルの‟端子の蓋があるのみです!)


光学迷彩、と称して魔法少女めいた衣装に変身するのもお笑い種
逆に目立ってるし!


この作品、とことんバカってか想像の斜め上を突いてくる感じが凄くツボw
名和宗則監督ですしね
しかし肝心のアクションシークエンスが紙芝居作画だったのが致命的に残念です;
テレビシリーズではもっとクオリティアップしてくれると信じたいもの
こんな【クソアニメ日本代表】みたいな作品ですが(褒め言葉)全部笑って許せる方にはオススメしますb


あー、ちなみに音楽はTECHNOBOYSで本編と違ってめちゃくちゃカッコイイですよ!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

久々に観たこの感じ(酷評)

TVアニメだったらまず1話で視聴を断念しただろう。いや、原作の漫画を知っていたなら視聴候補にも上らないかもしれない。
視聴前の作品情報確認って大切だなあと痛感した作品だった。

何処が気に入らないかって、

①まず少女が自分でスカートの裾を掴んで持ち上げるシーン。
なんで、平然と持ち上げてるの?
なんで、保護者的な大人の女性が少女に対してそれをさせて満足してるの?
なぜ、アクセスポイントが丹田の辺りじゃないといけないの?
持ち上げる位なら最初からはかなければいいのに。

この作品に限ったことじゃないけど見る度に胸糞が悪くなる。


②いじめなんじゃないかってくらいクラリオンばっかり扱いが酷いこと。
保護者的立場の女性は本人は嫌だって言っているのにマスター権限でクラリオンを黙らせて、主人公の女の子に「好きなだけ触って良し!」とか言っているし、
主人公の女の子も女の子でチャンスと言わんばかりに撫でまわしているし、
兵器との戦いの際にクラリオンが傷ついても、挟まって動けなくなっても放って置かれてるし、

彼女を助けてくれる女の子はこの作品には登場しないのたろうか。


絵的なことで言えば
主人公とクラリオンが義体という設定で、関節に稼働式フィギュアのような感じの線かあるのに、立体感が無いせいで、ボディペイントの様にしか見えないのが残念。
動きも止め絵ばっかりだし、最近のテレビアニメでも、下の方に入るクオリティ。
これで1月から始まるTVアニメに期待して下さいなんて、私には無理だ


士郎正宗氏といえば、攻殻機動隊とアップルシードのイメージしか持ち合わせていなかったが、この作品はそれらの雰囲気とは程遠い。



良かったのは、声優で田中敦子さんが出演していた事くらいかな。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
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