A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなおすすめアニメランキング 9

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早速見ていきましょう!

78.4 1 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング1位
心が叫びたがってるんだ。(アニメ映画)

2015年9月19日
★★★★☆ 4.0 (1202)
6295人が棚に入れました
監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
制作 A-1 Pictures
青春群像劇 第2弾 劇場版完全新作オリジナルアニメーション 

幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。
そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。

声優・キャラクター
水瀬いのり、内山昂輝、雨宮天、細谷佳正、藤原啓治、吉田羊
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

始まりの言葉

言葉は誰かを傷つける。

このフレーズによって
すでに私たちは作品の世界に引き込まれている。

純粋で、ストレートであるがゆえに
傷つきやすい思春期の心の
その傷や痛みさえも美しく見せるものが青春だとすれば
青春という特権的な時間の中にのみ現れる
尖鋭化された、純粋な言葉へと
すでに定位はなされている。
言語一般に解消するのは誤りであると思う。

この作品で言葉は、テーマというよりはむしろ
もっと具体的な、マクロ的な機能を担って現れているようだ。
特に注目したいのは、ストーリーの展開の軸となる次の二つ、
「傷つける言葉」と「本当の言葉」。
これらを物語の展開に即して辿っていきたい。
そこには当然、この作品の主題も絡んでくるはずである。



{netabare}
「傷つける言葉」が現れるのは、物語の発端。
それが、ヒロインの成瀬順と田崎大樹とを結ぶ接点となる。

この二人は、反転させた相似図形のように
順は、メンタルな傷によるフィジカルな痛みを
田崎は、フィジカルな傷によるメンタルな痛みを抱えて
自分の殻に閉じこもって周囲から孤立している。

田崎は無神経かつ暴力的な言葉で順を傷つける。
その彼が、後輩の言葉で逆に傷つけられた時
「言葉は人を傷つける」ことを順が言語化する。
田崎にとってそれは、世界が一変するほどの衝撃だった。

田崎の「謝罪」から物語は動き出す。
彼の変化は、「傷つける言葉」を経験して
他者というものの存在を初めて意識したことによる。
はじめは拓実の苗字さえ知らなかった彼が
クラスの一人一人の個性に共感を示せるほど
今では周囲との関係の中に融和しているのである。

言葉を前景として展開されていく
この作品の中心主題とは、「関係の危機と回復」
そう捉えてよいのではないだろうか。
関係の危機に際して二人がとった対照的な態度が
このあとの展開の鍵となっているように思う。

順の場合、原因となった言葉を封印することで
不幸を回避しようとして、結果的に関係を遠ざける。
このネガティブな論法を、田崎はポジティブな行動で打ち破る。
彼は、言葉による関係の回復を証明してみせた。
それが彼の「謝罪」の意味である。

最初に田崎が殻を破り、関係の世界に踏み出した。
だから、本番直前に失踪という形でクラスの仲間を裏切り
順がふたたび関係の危機に陥った時、彼女のために
再起へのチャンスを懇願し、的確に方向性を示して
クラスの空気を一瞬で変えることができた。
田崎は先に進み、順が自分に追いつくのを待っている。



「本当の言葉」が現れるのは、物語の最終盤
順と坂上拓実との間に交わされる対話の中である。

拓実が失踪した順を探し当てた場所は
「すべての事のはじまり」の場所である
今は廃墟となった、山の上のお城(ラブホテル)だった。
不幸が繰り返された結果、原点に回帰して
すべての根源を断ち切りたいという無意識の願望が
おそらく順をここに誘ったのだろう。

二人の間に交わされる対話は、物語の最重要場面だが
短い時間の中に内面の動きが極度に凝縮されているため
観る側の解釈による補足がどうしても必要になる。
例えば、関係という補助線を引きつつ
二人の言葉を糸口に、経過を注視していくと
順と拓実との間で「本当の言葉」が交わされ、連鎖的に
二人の心に劇的な変化が生じてゆく過程が見えてくる。


まず、順から拓実へ。

無残な廃墟と化したホテルの部屋は
順の心の内部を象徴するものだろう。
童話風なステンドグラスの窓は、はじめは薄暗く
対話が進行するにつれて、徐々に明るい光が差し込んでくる。
宗教的な空間を想起させるこの場所で
彼女の魂の再生が行われることを暗示している。

絶望に駆られ、すべてを呪詛する順に
拓実は、「本当の言葉」を聞かせてくれ、とせまる。
順が怒りに任せて叩きつけた罵倒の言葉は
確かに「本当の言葉」だったかも知れないが
あっという間に種切れになった。
物語の少女とは違い、現実の彼女は
言葉で誰かを傷つけたことは一度もなかったからだ。

自分のおしゃべりが原因で家族が崩壊したという
あまりにも不幸な体験が再現しないよう
痛みを伴う強烈な自己暗示をかけて言葉を封印した。
その際、誰かを傷つけてしまうから、という
単純化した論理を用いて自分を戒めてきたのだろう。

その順を「傷つける言葉」へ誘導することで
意図せずして拓実が行ったことは
対話によって患者をトラウマの根源に導いていく
精神分析の治療法を想起させるものだ。
ただし、治癒は一方的なものではなく、相互的に進行する。
先に変化が生じたのは、拓実の方だった。


拓実から順へ。

順は、拓実の名前を繰り返して三度、呼んだ。
その時、思いがけず拓実の目から涙がこぼれ落ちた。
この呼びかけが、彼の心の一番奥深くにまで届いたのは
それが順の「本当の言葉」だったからだろう。

彼が順に打ち明けたのは、心に澱んだ虚しさだった。
自分には誰かに伝えたいことが失われてしまっている。
伝えたいことがない、という空虚感は
裏返せば、他者との関係の希薄さを意味している。
つまり、彼もまた順と同じように
心の殻に閉じこもってしまっていた。

伝えたいことで満ちあふれる順の心の躍動に触れ
何より、関係を諦めない順を通して
自分が渇望していたものを知ることができた。
本当の言葉を伝えることとは、言葉を介して相手を受け入れ
自らも相手に受け入れられようとする、関係への願いである。

いま、それが実現していた。
猛烈な勢いで罵倒されてもうれしかった。
名前を呼ばれた時には
空虚だった自分の存在が満たされる気がした。
そして彼の中に、伝えるべき本当の言葉が生まれた。
お前に会えてよかった、という感謝。
これが、ようやく拓実が伝えられた「本当の言葉」だった。


ふたたび、順から拓実へ。

拓実のストレートな心情の吐露が
すべての原点にまで遡って、順の中の固定観念を
転倒させることに成功する。

私のおかげ? 私のせいじゃなくて?

この時、順のトラウマの原因が、父親の言い放った
「お前のせいだ」という言葉だったことが明らかになり
自らにかけてきた、卵の呪縛から解き放たれる。
殻が破れた瞬間に見えてきたものはやはり
これまで育んできた仲間たちとの関係だった。
だから、彼女の中に感謝と後悔が自然に湧いてくる。
「みんな」が待っている場所へ行く。その決意とともに
物語は一気にフィナーレへと加速する。

その前にあと一つ、伝えなければならない
「本当の言葉」が順には残されていた。
それを伝え終えたあとの表情には、傷心よりもむしろ
自分に対して一つの決着をつけられた清々しさが勝っていて
順が生まれ変わったことを強く印象づける。
失恋は終わりではなく始まりとなった。
彼女は新しい世界へ踏み出していく。



フィナーレでは「言葉」は前景から退き
代わって「歌」が、順が踏み出した新しい「世界」の
メッセージを高らかに歌い上げる。

ここに、雀犬氏のレビューから一文を引用させて頂こう。

「この映画で最後に見せたかったものは
 自分の殻を破り外の世界に飛び出した成瀬順に対する
「新しい世界からの祝福」だと思われる。」

これは、ラストの田崎の告白に関してのご指摘だが
この卓見はフィナーレの全体にまで敷衍することができる。


思い返せば、ミュージカルの発端にあったものは
順がケータイで紡いだ物語と、拓実のピアノとの二つ。
そのいずれもが、閉ざされた内部に封印されてきた想いを
外の世界へ向けて解き放とうとするものだった。
それが周囲の多種多様な心を取り込んで、膨れ上がり
一つの作品にまで結晶する。

ラストの全員合唱のシーンにオーバーラップする
日常の片隅の、さりげない情景の数々。
日々繰り返される、何気ない
そしてかけがえのない「日常」の愛おしさ。
彼らの過ごしてきた日々が集約されている
誰もいない教室を写した一カットにはいつも胸を打たれる。

明らかにここには、「世界」の意味するものが
具体的なイメージとして重ねられている。それは
一人一人の内面の「小さな世界」を包みながら
同心円状に、クラス、学園、地域へと広がっていく
コミュニティと呼ばれる、古くて新しい私たちの「世界」だ。

集団のエネルギーの総和である、ミュージカル。
無数の関係の集積として成立する、コミュニティ。
アナロジーで結ばれたその二つの場が向かい合い
同一の空間を形成するのが、この作品のクライマックスである。
そして、物語の最大の焦点であった順と母の和解は
二人がそれぞれ、一方の場所からお互いを見出し
言葉を介さずに理解しあうという、象徴的な描き方がなされている。

個々人の葛藤が、共同性の中に止揚されるこの図式は
祝祭というものの本質的な機能に即している。したがってそれは
個と集団との対立のない、調和的な世界であって
甘さとして指摘できる部分だが、こうした批評的な掘り下げは
本作にはあまり似つかわしくないようにも思う。
「あの花」とは異なる、これがこの作品の独自性なのである。

青春のリアルな感触を伴った本作の魅力は
逆説的だが、一種のユートピア性にあるのではないだろうか。
同じ印象をかつて自分は、「耳をすませば」から受けた。
私たちの日常と隣り合った、いわば親密なユートピア。
アニメーションはこれを志向し、私たちもそれを憧憬する。
アニメがもたらす幸福感の源の一つが、確かにここにはある。
{/netabare}



言葉は誰かを傷つける。

そのことにまた傷つき、立ち止まり、それでもなお
「本当の言葉」を交わしあいながら、彼らは前へ進んでいく。

危機に瀕した関係を回復する「謝罪」も
相手を肯定し、関係を深化させる「感謝」も
新たな関係への願いである「告白」も
彼らの言葉は、ありったけの真情をこめた叫びのように
未知の可能性に向かって発せられる。

だから、青春の言葉はいつでも
「始まりの言葉」なのだ。


(初投稿 : 2020/08/02)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

この作品は、私の最高評価アニメ映画です。<地上波放送記念;少しだけ長めに修正>

すごい。
すごいとしかいいようがない。
話の途中から感動で涙がボロボロです。
その上ラストにさらに感動を。
さわやかな青春の鼓動に心を動かされまくりました。

{netabare}ヒロインは、幼少期のある言葉により傷つき言葉を失った順。
主人公拓実、元カノ菜月、野球部元エース大樹を含めた4人が地域交流会の委員へ。
彼らもまた、悩み傷ついた心を持っていたのです。
最初はギクシャクしますが、順の心からの行動によりうち解ける4人。
クラス全員を巻き込んでミュージカルの準備が進みます。
しかし、地域交流会前日のある事件により、順に変化が・・・{/netabare}

ホント言葉って怖い。
不用意に発した言葉は容易に人を傷つける。
でも、自分の溢れる気持ちを言葉に乗せれば、どんな心も溶かすことができる。
そして、奇跡だって・・・

一瞬も目を離せない119分間。
4人全員に感情移入して感動の嵐でした。
よって、私の最高評価の作品とさせていただきます。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 63
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

若く明るい歌声で雪崩は消えるのかもー

劇場版オリジナルアニメ


監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀。そして制作はA-1 Picturesさん。
と『あのはな』メンバーが再結集し、秩父を舞台に青春群像劇を作りましたとの前情報が視聴動機になりますよね?自分もそうです。

きっかけは岡田麿里さん。『あのはな』地上波再放送中。2019年夏期『荒ぶる季節の乙女どもよ。』でシリーズ構成担当中。新作映画『空の青さを知る人よ』も控えてる。氏の作品の露出が多くなってる最中で手を出してみました。


『あのはな』よりは演出控えめで『あのはな』より秩父のスポットが出ていたんじゃないか、な作品。
聖地巡礼ならこっちのほうが捗りそうな気がします。
共通するのは高校生の青春群像劇。味付けは彼らのトラウマであります。
主要キャストは2019年現在も一線で活躍されているこの方々↓

成瀬順(CV水瀬いのり)、坂上拓実(CV内山昴輝)、仁藤菜月(CV雨宮天)、田崎 大樹(CV細谷佳正)

劇場版ならではの作画と安心できる声優さんで占められており手堅さのようなものを感じます。客寄せ用の本業俳優(女優)さんは主要な役どころながらセリフ少なめの安心配置という配慮も見受けられます。
大筋の脚本や演出も飛び道具が出てくるわけでもなく全体としては以下の通り手堅い組み立てでした。手堅いのは良いことです。

 1.主役のトラウマ提示
 2.克服のためのあれやこれや
 3.実はみんなも何かしら抱えてるからの
 4.カタルシス的なもの

もちろん目を引く演出{netabare}(冒頭とミュージカル){/netabare}はあります。が、シンプルに “ ほろ苦い青春もの ” が好みであれば手を出して損はないでしょう。
・・・と、私がごちゃごちゃ言うよりも制作陣のメンツ買いでよろしいんじゃないでしょうか?



あらすじは省略。
なにげない一言が取り返しのつかない事態を招き、それ以来心を閉ざす。言葉は相手を傷つけもするし救いもするという題材を上手く調理していることに異論はありません。
だがしかし、若干違和感も。

 {netabare}母親が離婚後に娘のフォローしとけば一発解決じゃない?
 少なくともこの子と二人で生きていくと決めたのならば。{/netabare}

違和感をあげつらって叩きたいわけではありません。時間はかかりましたが前向きな結末を用意しているため不問にしたいところ。
むしろ、{netabare}「そんなこと思ってないのに(順の母)」{/netabare}言葉というキーワードに視点を向けさせながらもう少し深みを持たせるための必要な設定だったと捉えてます。

・言わないで伝わらないこと
・言わなくても伝わること
・言っても伝わらないこと
・言ったから伝わること

想いを伝えることの難しさや素晴らしさを、そして人との関わりを諦めちゃあいかんよということを、若さゆえの青臭さを交えながら訴えてくるものがあるのであって、そのさじ加減が抜群に上手いです。
私からはそんな青臭さに良い意味で震えた印象的な箇所を何個かご紹介。


■青臭さ4コンボ ※ネタバレです

{netabare}◆田崎の変わり身

ついさっきまで真逆だったじゃん?の田崎くんであります。
考え変わったら即実行。謝ったらノーカン。大人であれば段階的措置を踏みそうなものをそうはしません。自分が根に持たないから相手もそうだろうと思ってる節があるところがむず痒く感じます。若さの表れですね。{/netabare}


{netabare}◆成瀬の逃亡

実際の私の話ですがバイトをばっくれたことがあります。責任の所在云々は非難もあるでしょう。
オーバーフローを起こしたがきんちょの行動なんて似たり寄ったりでは?と思いながら眺めてました。
他人との関係を自ら断ってコミュニケーション能力を磨く訓練を怠ってきた娘さんです。かつ幼い頃夢見た “ 王子様が迎えに来てお城に連れてってくれる ” が原点の娘さんでもあります。 それが儚くも砕け散った直後の行動。極めて狭い世界が全てだった高二の娘ならやりかねんと思った次第です。
しかも、前の晩の出来事もはっきりと言ってたわけではない。先走って落ち込むなんてこれまた若さの表れでしょう。{/netabare}


{netabare}◆普段スカしていざとなればアツい

地域ふれあい交流会(ふれ交)でミュージカルをやると決めた瞬間がよい。推進役はモブたちであります。
・係を押し付けといて言いたい放題言ってる罪悪感めいたものがちょっぴりある
 →後ろめたさがあるのでもっともらしい「やらない理由」を言いつらう
・あの成瀬順が表舞台に立つということに好奇心も見え隠れしている
 →提案に乗ることは善行なんじゃないかという潜在意識あり
そこを突破したモブくん(誰だっけ?)たちがエライ! 坂上たちだけだったら対立構図あるまま成し得なかったことをフォロワー役が背中を押すわけです。流れが出来てから一気に固まる勢いもこれまた若さの表れですわな。
予算をチラ見させて誘導する担任の“しまっちょ”城嶋 一基(CV 藤原啓治)も策士だなあと。大人はこういう役回りで良いのです。{/netabare}


{netabare}◆ついでに

順の告白も田崎の告白も菜月の告白(未遂)もタイプの違う勢い余って系告白でした。

・順:言わなきゃあたしダメになる、の視野狭窄な告白
・田崎:共有する時間が長かったからという理由での勘違い告白
・菜月:相手がフリーと安心しきってたのにからの焦りで告白(・・・めいたもの)

身にあたることばかりです(汗){/netabare}



ネームバリューで釣られ、その期待通りの手堅い面白さがあり、しかと描かれた若さに目を細める。清々しい余韻の残る素敵な119分でした。

乃木坂も悪くなかったんじゃないかなあ。。。



視聴時期:2019年9月

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2019.09.13 初稿
2020.03.18 タイトル修正
2021.08.14 修正

投稿 : 2024/11/23
♥ : 81

91.2 2 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング2位
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★★ 4.2 (14880)
49309人が棚に入れました
昔は仲良しだった幼馴染たち。でも、高校生になった彼らの距離はいつの間にか離れてしまっていた。ヒキコモリぎみの主人公“じんたん”。ギャル友達に流され気味の“あなる”。進学校に通う“ゆきあつ”と“つるこ”。高校に進学せず旅を重ねる“ぽっぽ”。そして、仲良しだった小学生の頃から、それぞれが変わっていく中で変わらない少女“めんま”。ある日、“お願いを叶えて欲しい”とじんたんにお願いをするめんま。困りながらも“めんまのお願い”を探るじんたん。そのめんまの願い事がきっかけとなり、それぞれの領域でそれぞれの生活を送っていた幼馴染たちは再びかつてのように集まりはじめる。

声優・キャラクター
入野自由、茅野愛衣、戸松遥、櫻井孝宏、近藤孝行、早見沙織

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

人生のアニメ

さっき見終わったばかり、
アニメを見てこんな泣いたのは初めてだ...
言葉では上手く言えないんだよ......
なんか切ないんだ...何気なく....
号泣だ...こんなに泣いちゃって、自分にもびっくりするくらいだ...
今俺は泣きながら....感想を...書いてる...
俺の顔...の変化......
(/_<。)わ~ん。 → ・゚・(ノ_<。)・゚・。 → ∃ヨヨョョ。+゚(ノД`)゚+。ョョヨヨ∃ → ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!! → 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン → 。o゚(Д`q)))【・゚・号泣・゚・】(((p´Д)゚o。。o゚(Д`q)))【・゚・号泣・゚・】(((p´Д)゚o。。o゚(Д`q)))【・゚・号泣・゚・】(((p´Д)゚o。。o゚(Д`q)))【・゚・号泣・゚・】(((p´Д)゚o。

第2回見ても泣いてしまった...。゚(゚´Д`゚)゚。うぇぇん

このアニメ、たぶん私の人生で一番素晴らしいアニメだと思う!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 364

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これほど泣いた事ない

第一話をなにげに見てて直感的にHIT
知らなかったが、とらドラやとある系を手がけてるスタッフの作品。わたし的にはこのどちらの作品もひいきにしているので即はまりました。

で、なぜか  涙
半分以上は泣いた
自分の涙腺弱くなったのかと疑うくらい泣いた

というより、長井龍雪監督に泣かされた

キャラの表情、カットの切り替わり、音楽のタイミングetc
それらの要素も含まれてるけど、特にエンディングのシークレットベースはカバーとは思えない良作に仕上がっている気がする。これで涙もってかれたといっても過言じゃない、気がする。


感情的な感想はここまでにして
作品としても現代の社会の心情や人間関係を小さなグループに置き換えて表現しているように思える。わたし的には「感情」のあり方の大切さをしみじみと感じる事ができ、素晴らしいと感じた。
なので、単に恋愛アニメとしてみるには勿体無く、また泣けるアニメとして見るにも勿体無いと評価したい。

そしてこれが今後の名作になってもらえるような視聴者の評価と価値観に期待していきたいと思う。

最後にめっちゃ過大評価してます。捉え方は人それぞれですが、わたしはこれを見て、泣けて、悲しんで、本当によかったと思いました。

補足

長井監督の言葉
(ダ・ヴィンチ8月号 「『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が僕らに教えてくれたこと」より)
 
結局のところ、良くも悪くも“普通の話”だった、というのが大きいのかなと思っています。幽霊というファンタジックな要素は入っているんですけど、それ以外は至極まとも。多少エキセントリックな行動をするキャラクターはいるにしても、いちおうは想像の範囲内に収まるような人たちばっかりが、ただただもがき苦しむだけの話です。


そう、普通の話っぽくても何かに向かって進む中で「ただただもがき苦しむ」姿って人っぽく、そして今の自分や過去の自分に写しやすい。監督の着眼と表現の業に脱帽です

投稿 : 2024/11/23
♥ : 34

木蔭 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

感想

4話=いやぁ・・・毎度ながら2度観してるわけですが今回もウルっとさせられました。。見せ場が多くて伝えるのは控えますけど少なくても背筋がゾワってしたのは5回はあったかも? なんとなく予想はしていても表情の動きが繊細すぎて目が離せなくなるのはもう言うまでもないと思います。
来週はどうなるだろうなぁ・・・今から気になってしょうがないですね

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完結したわけでもないですが各話何度観ても感動してしまう

表情・仕草・言葉・行動・それに合わせて聞こえてくるサウンド全てにそれぞれの感情が込められていて目が離せないのと、一度観て少し時間を空けて同じ話を二度目観ると同じものを観ているはずなのに更に惹き込まれてしまうという不思議な感情が沸いてきます

これ以上どう言い表していいか自分でもわからないのですが・・・

自分の中では間違いなく今期NO.1は言うまでもなく、今までの観てきたアニメの中でもNO.1


是非観て欲しいです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 52

87.3 3 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング3位
アルドノア・ゼロ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2733)
14358人が棚に入れました
火星の騎士たちが空から降ってくる。鋼で作られた巨人を駆って。地球人類を職滅するために。監督・あおきえい、ストーリー・虚淵玄のタッグで制作されるオリジナルTVアニメ。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、雨宮天、三澤紗千香、小松未可子、村田太志、加隈亜衣、山谷祥生、大原さやか、中井和哉、鳥海浩輔、茅野愛衣、嶋村侑、水瀬いのり、速水奨、大川透、櫻井孝宏、安元洋貴、河西健吾、斉藤壮馬、古川慎
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

戦争が、こうまで人を変えるなんて…

(2014.7/13 1話)
火星に人類が進出して幾年たったとある時代の地球。  

火星文明のテクノロジーを利用している点では「機動戦艦ナデシコ」と似た設定ですね。
{netabare}共存関係ではなく対立もしくは主従関係らしき火星との関係性と、学校でのロボット操縦技術の授業があるという事は自衛のために学生でも訓練せざる負えない状況なんでしょうか?

火星側としてはアルドノアテクノロジーをこれ以上、地球に渡したくはない。だから協調路線を謳う姫君を利用し、火星内部の犯行を地球側へと擦り付けアルドノアを守るという大義名分を掲げた戦争を行おうとしている。{/netabare}

これから、戦局がどう動いていくのか?まぁ原案が虚淵さん、監督・あおきさんの「Fate/Zero」コンビなので破滅的なシナリオになりそう…


(2014.7/24 2話)
{netabare}想定内の上での行動は慣れているが、想定外の事には対応できない。パニックになるか・呆然とするか・逃げ出すか、特に圧倒的な力の前では呆けるしかない。
ただ、これはもう交戦・戦闘状態なんかではなく単なる蹂躙だよ…・゚・(ノД`;)・゚・

神は1週間で世界を創ったとよく言いますが、ヴァース帝国は1週間で世界(地球)を滅ぼす事も可能だろうな。

それにしても、地球側の主人公・界塚伊奈帆の奇妙なまでの落ち着きっぷりは何だ!?ホントに高校生か?

アルドノアを全身に纏った戦い方には制限時間があるようなので、まだアルドノアに対抗できる可能性があるかも…{/netabare}


(2014.7/31 3話)
{netabare}火星カタフラクトと交戦する事を決意した伊奈帆たち学生。前回の戦闘で何かしらのヒントを得たようですが、技術力・戦力が天と地の差ほどあるヴァースにどう対抗するのか!?

それと、気になるのがヴァース側に居るスレイン(もう1人の主人公?)が伊奈帆たちと出会う事で戦局が大きく変わるのでしょうか?まぁ、今の所なかなか出番がないですが…

いよいよ戦闘が始まったが、まさか伊奈帆の予測がほぼ100%当たるとは…いくら不意を突いたと言っても出来すぎているだろうに^^;

少年たちが戦場で出会った彼女は、今度こそ地球とヴァースの架け橋となれるのか!?{/netabare}


(2014.8/5 4話)
{netabare}スレイン、アセイラム姫の為ならとことん堕ちていきそうな危うさがありますね。それと正反対の伊奈帆は、坦々としながらも耽々としている。

そのアセイラム姫は、ヴァース皇帝に今の現状が伝われば戦争は回避できると信じている。が、いつしかヴァースと地球という対立構造がヴァースvs地球vsヴァース内反乱軍の三つ巴の展開になる可能性だって秘めているはず。

それに、本当にそれだけで戦争が回避できたとしても死んだ者は帰ってはこないし、また憎しみも消えるわけではない。
「アルドノアがあるから、こんな事は…」と言った感じでアルドノア・ゼロ、文字通りアルドノアの無い世界へと変えていく展開になるんでしょうかね?

その為には伊奈帆たち地球側の戦力だけでは不可能。だからスレインと協力してヴァース(火星)の最先端のアルドノアテクノロジーを地球にリークして共に戦う事で世界を変えるキッカケを創る?


それにしても追撃してきた軌道騎士の機体、前回が防御重視だったのに対して今回は攻撃重視とか極端すぎる気が…
何とか伊奈帆の作戦と周りの協力を得て難を逃れたが、今後もそう上手くいくとは限らない。

ついにスレインが伊奈帆と会いまみえる時が!?でも、地球人を撃つ事を躊躇っていたスレインがどこまで非情になれるのか?見物ですね。(トリルラン卿の時は容赦なかったですけど^^;){/netabare}


(2014.8/12 5話)
{netabare}てっきりスレインは地球生まれの火星育ちだと思ってたんですが地球から火星へと不時着した所を見るとそうではないようです。
しかし、スレインは地球人なのにまだ優遇されている方。アセイラム姫の厚意だけでここまで違うのか。

火星騎士が地球を侵略する事に対して火星側のトップであるレイレガリア皇帝は、快く思っていない?
ともあれ火星騎士は皇帝を敬いつつも、どこか見下している感じがする…
また、トリルラン卿の一件からも火星騎士は互いに利害が一致しているから共闘しているだけであって、決してそれ以上のモノは無くあわよくば火星騎士自らがヴァースを統治しようとしている?

武勲を挙げて取り立ててもらうのと、自身の名誉の為に邁進するのは場合によっては紙一重なような気がするけれどもな。
火星騎士、なまじ騎士としての誇りが高い故にそれ以下であれば他人よりも自身を優先して行動する…そんなんで火星を担う者とは到底思えない。


「犯した罪は魂にこびり付いて、いつまでも付き纏う」

それは、『空の境界 第1章 俯瞰風景』で用いられた言葉を借りるなら「我々は背負った罪によって道を選ぶのではなく、選んだ道で罪を背負うべきだからだ」という事を体現して生きてきた・生きることになったマリト自身に対しての皮肉の言葉なのかも。

「巻き込まないで。」と言ったライエはこれ以上、戦争に関わりたくないと言う気持ちの表れではなくライエの心情とは異なったアセイラムの意思に巻き込まれたくないという、ある種の強い意志の表れなのかな。

戦いを避けられないと知った上での伊奈帆の行動と、争いは避けられるはずと思ったスレインとの行動ではどちらが正しいのか?
まだ分からないですが、きっとどちらも正しい行いだと思います。

アセイラム姫の暗殺を企てた黒幕の正体が判明したのは良いですが、どう対処していくのか?
また、トロイヤード伯爵の子爵であるスレインですが親子揃ってヴァースに利用されて幕を閉じる形になっていく!?{/netabare}


(2014.8/16 6話)
{netabare}ヴァース側の突然の侵略が行われて日も浅い中、正式に宣戦布告を地球側へと提示した。

ん~、ここまで一方的に好き勝手やっていて地球側のなす術がない訳ですが、トリルラン卿の強襲してきた時のような絶望感薄れてきている気がします^^; 
また、ヴァースと地球の架け橋となれずに戦争のキッカケを作らされてしまったアセイラム姫が今後ヴァースに帰還することはあるんでしょうか?

あるとするなら、ヴァース帝国内部の権力争いが激化(現皇帝レイレガリア容認派・火星騎士派(クーデター)・協調路線派(アセイラム擁護)に分裂)した時になる?あくまで予想ですが…

スレイン(アルドノア開発に貢献したトロイヤード博士の子爵)とアセイラム(アルドノアドライブの力を引き出す鍵となる皇帝の孫娘)が、アルドノアテクノロジーに触れる事でアルドノアの解析が進むとヴァースにとって何か不利益があったりして。

種子島レポートの一件ように事実と異なる史実が真実になろうとしていた事を思うと、1話で説明されていたヴァース建国の流れも本当なのか怪しくなってきます。

ヴァース側のカタフラクト、ずんぐりした形が多いですが今回はその形に合った性能でした。まさかのロケットパンチって、マジンガーZもびっくりの耐久性&ヴァルヴレイヴ4号機っぽさ!

それにしても、伊奈帆が練習機から乗り換えるのはいつになるのか!?{/netabare}


(2014.8/27 7話)
{netabare}ついに、スレインがヴァースを脱走した訳ですがアセイラムを救うにあたり何か心当たりがあるようでもない。
このままだと、上手く見つけられたとしても地球側にとってはヴァースに地球人が居るなんて思いもしないから助けられるか分からないんじゃ…

それでも、かつての自分を救ってくれたせめてもの恩返しのつもりでアセイラム姫を救出したい!という強い思いは伊奈帆たちに届くのか!?

スレインが逃亡の際に用いたスカイキャリアーは、各火星騎士のカタフラクトを運ぶ運搬機にしか過ぎない。
今後、伊奈帆と共にヴァースと戦うのなら伊奈帆もそうだがスレインもそれ相応の戦力が必要になってくる。それをどう確保するかは次回以降に期待するとして…

―――妄想①―――
{netabare}徹底的に地球人を排除しようとする火星騎士たちのやり方は、なまじアルドノアテクノロジーを発見・活用したせいなのかも。
かつてのレイレガリアが火星でアルドノアを発見した事で、「このまま地球にアルドノアを持ち帰っても別の誰かに利用されるだけ」と思い、そうなるぐらいならいっそ、自らの手で火星という新天地に国を造った方が得だと考えた。
だったら、ヴァース軍人(元・地球人)に地球人は敵対すべき存在なのだと教え込んでいても不思議ではない。{/netabare}
―――――――――

また少年たちが大切な者を失い・守ろうと戦い赴く中、一人かつてのトラウマ・残響に未だ囚われ続けている者はこのまま終わってしまうのだろうか。

「種子島」というワードは鞠戸だけでなくヴァースにも関係しているようだが…まさか15年前の出来事は、ヴァースが初めて地球に侵略したが不慮の事故(ヘブンズ・フォール)に遭った(本来なら、そこで地球侵略は完了していた?)。15年たった今あらたに地球を侵略(アセイラムを利用して口実を作った事で)しようとしてるのが公になるのを恐れているのか?

―――妄想②―――
{netabare}レイレガリアが地球との休戦を自らの意思で行った所を見ると、彼はまだ地球に未練がありあわよくば地球へ帰還したいと思っている?
15年前の火星カタフラクトはレイレガリア自身が操縦していて自分だけでも地球に帰還したいと思うがあまり単機(スカイキャリアー付)で降り立った所にヘブンズ・フォールが起き、何とか一命を取り留め火星へと帰還するも思うように意思は伝えられず、現状の傀儡政権が誕生した?{/netabare}
―――――――――

スレインの事をコウモリと呼んだ伊奈帆の真意は?

強者がいない所で弱者が幅を利かせるという意味に対しての隠喩!?
(スレイン自身、アセイラムの厚意が無ければ弱者だった。アセイラムが居なければ何もできない奴と思っているのでは?)(もしくはスレインを、ヴァースの下っ端だと思ってるとか…アセイラムがスカイキャリアーの役割を解説していたシーンがあり、それを戦闘を指揮していた伊奈帆が聞いていた可能性も。)

それと今回で最初で最後?となるのか、伊奈帆とスレインの共闘。


窮地に立たされたとはいえ、本来の姿を曝してしまったアセイラム姫は大丈夫なのか!?{/netabare}


(2014.9/3 8話)
{netabare}アルドノアを持つ戦艦デュカリオンをアセイラム姫が起動させたのは、神話に基づくデュカリオンがアセイラムそのもので地球側にとっては、まさに神の火なのだろう。
しかし、プロメテウスの子はデュカリオンなのだがレイレガリア皇帝にとってアセイラムは孫にあたる存在になる。という事はデュカリオンの艦長はアセイラムの父親だった?

スレインがいきなり拷問を受けている唐突なカットはインパクトを与える為なのか?その過程が描かれていないので分かりづらいですが、そこは視聴者にイマジネーションを膨らませるための演出だと思うと悪くない感じです。

スレインがアセイラムを利用される事を恐れた時に、伊奈帆が映ったのは後々、スレインがザーツバルム卿の洗脳を受け、アセイラムの理念(地球とヴァースの共存)を達成する為と言いくるまれ、アセイラムと伊奈帆に敵対する展開に!?

ザーツバルム卿のカタフラクト、GガンダムのマスターガンダムもしくはガンダムUCのバンシィに似てるwww 音楽を澤野さんが担当しているから何かしら関係あるんでしょうか?(UCの方)


鳥、それは人にとって時には希望を抱かせる存在であり(ライト兄弟しかり)、時に恐怖を思わせる存在(はるか昔の人々は鳥を未知の生物だと認識していた)。{/netabare}


(2014,9/7 9話)
{netabare}ついに、アセイラム姫の暗殺を企てたザーツバルム卿とスレインが対峙。 

今更ですが、OP映像の最後の所でアセイラム姫は誰に銃を向けているのでしょうかね?涙を流しているからには、伊奈帆かスレイン?

ライエはアセイラムに嫉妬しているのだろう。自身が火星から来た事を簡単に打ち明けてしまったり、またアセイラムの身分が皇族であるのに自分はそうではない。
さらにはライエが好きでもない地球に降り、ヴァースの為・自分が火星でより良い生活を送るために尽くしてきたのに同じ火星人に最愛の父を殺された心情としては、嫉妬どころではない憎悪すら芽生えても仕方がない。

「どうして私は、あなたように生きられないの…」と言ったのでしょうか?それができないなら、その原因を絶ってしまえ!と言わんばかりの表情。けれども、投げやりな感じは否めないです。


ところ変わって、ザーツバルム卿の妻が15年前の種子島に降下していたという事・戦艦デュカリオンの名を聞いた時のザーツバルム卿の表情から察するに、あのアルドノアのパイロットはザーツバルム卿の妻であるオルレインだった!?


アセイラムは本当に二度目の死を迎えたのか?そうだとしたら利用しようとしていた伊奈帆はどう動く!?
(まぁ、もともとライエは火星の人間な訳だからライエ自身にその事をはかせてヴァースとの取引材料にする?)
また、アセイラムに忠誠を誓っているスレインがとことん堕ちていく展開に!?{/netabare}


(2014.9/17 10話)
{netabare}前にも書いたと思いますが、伊奈帆は本当に高校生なのか!?人の死が間近に迫っている状況で慌てる様子やたじろぐ事もなく当然のようにやって退けてしまう精神力・場数の踏みの多さ?は、異常なように映って観える。
「学生は(人口呼吸を)真面目にやりません、冷やかすだけです。」と言ったマグヴァレッジ艦長の言葉に「命が係ってます。」と答えた伊奈帆にとって、死は他人より身近にあったもの?

伊奈帆の両親はヴァースへと何らかの理由で赴こうとして、ヘブンズ・フォールに巻き込まれ死亡した?

だから、伊奈帆は平然としてアセイラムの命を救う決断ができ、冷やかすどころか大真面目に事を行った。
(もしくは耶賀頼医師と血縁関係にある?まぁ、ただ単に容姿が似ているだけという理由なんですけど^^;)

ライエが銃口を向けている間、アセイラムはライエからは見えない位置に居るのにそれでもしゃべり続けていたシーンがありましたが、まるで伊奈帆に感情をぶつけているみたいになっていたのでもしかしたら伊奈帆は火星人だったりして…


何はともあれ、ようやく本部にたどり着いたデュカリオン。だけど、アセイラム姫がまた利用される感じになるのではないかと思うのは気のせいかな?


アセイラムの演説の際、ザーツバルム伯爵が憎しみに満ちた表情ではなく哀愁・憐みを思わせる表情だったのは意味深ですね。
スレイン、公式の画像を見る限りではニロケラスに搭乗するのかと思いましたが亡きクルーテオ卿のタルシスに乗る事に!?

タルシスの由来がカタルシスとするならば、スレインのアセイラムへの忠義が知らず知らずの内に苦となっていて、それを浄化する事で何らかの変化が訪れる?{/netabare}


(2014.9/24 11話)
{netabare}アセイラム姫の言葉に対して「戦争ですから…」と答えた伊奈帆の気持ちは、きっとアセイラム姫への好意を悟られない為なのだろう。
またアセイラムの本当の想いがヴァースへと届くことは無かった。ヴァース側に姫が正式に生きている事を知らせば、戦争を終わらせられるかもしれない…という地球の最後の希望を打ち砕く事で、地球の人々をさらなる絶望へ堕とす。そうなれば、今度こそ協調路線を謳うアセイラムの信頼は失われヴァースへの敵対心は積もる一方になる。
そうなる事を知った上でザーツバルム卿は、あくまで個人的な復讐の為に自国であるヴァースをも利用している?

だとしたらアセイラム姫は、死んでいても(地球側の暗殺という理由で)戦争の火種にされ、生きいても(地球の人々の想いを弄んだという事で)戦争激化へのキッカケをつくる事になっていくのなら死ぬよりも辛い想いだろうな…
彼女は戦争の為に生かされ戦争に殺される運命なのか!? 

そんなアセイラムには、まだ希望が残っていると思うんですけど…スレインや伊奈帆とかね。
でも、「もう軌道騎士の愚行を止める者はいないのですか。」って事はやっぱりアセイラムを救うのはスレインか?

前回、アルドノアドライブが停止したタルシスが出てきましたが、もしかしてアセイラムがアルドノアドライブを起動させ、その因子をスレインに与える事でアセイラムを守る騎士になったりして。

そのスレインの想いとアセイラムの想いはハッキリしてますが、伊奈帆の想い・信念だけがあまり描かれないのは何か意図があるんでしょうか!?{/netabare}


(2014.9/26 12話)
{netabare}満身創痍の中、ザーツバルム卿の揚陸城へと進攻する伊奈帆たち。戦火にありながらも相変わらず淡々としている伊奈帆は今まで幾度も戦争を体験してきたかのようなに話しているので伊奈帆は火星人ではなく未来から来た地球人?(ヘブンズ・フォールの際に、時空の歪みが起こりそれに乗ってやってきたとかwww)

所変われば品変わる。じゃないですが、いやぁ久しぶりに観ました!合体バンク!!やっぱり良いですね。もうホント、スーパーロボットアニメかと思いましたwww

スレイン、地球人でありながらヴァースで生活してきたがライエは火星人でありながら地球連合と共に行動している訳ですが、ライエは一度堕ちかけたが何とか踏みとどまった。という事はスレインは踏みとどまらずにアセイラムの為に堕ちつづける!?

そして堕ちた結果、軌道騎士が最上位の権力形態を造り(←間違い。5話でレイレガリア皇帝が休戦協定を出したのにも関わらずブラド卿が伊奈帆達と再戦していたので、皇帝が最上位の国家体制ではなさそう。)

アセイラム姫の理念である和平を、伊奈帆の言った「利益に見合わない数の人が死ねば戦争は終わる。」という言葉で実現しスレイン・トロイヤード皇帝となりヴァースを存続させながらもアセイラムの愛した地球を自らの手で統治して終わるとか?

ん?起動権を持たないスレインが何故アルドノアドライブ搭載型カタフラクト(火星カタフラクト)を起動できたのか?アルドノアの発見者であるレイレガリア皇帝の親族以外に起動権を与える事が出来る人物、それこそが火星カタフラクト開発に携わったトロイヤード博士。
と考えるとつじつまが合います。
(追記:1/24)
スレインがタルシスを起動できた事についてですが、5話で火星に降り立ったスレインを助ける為にアセイラムが人工呼吸みたいな事をしてますね。{/netabare}

いやはや、衝撃的な結末で幕が閉じられましたけどホントこれからどうなるんだろう!?
2015年1月まで待ちきれないですね!!

最後に1期のOP映像(アセイラムが涙を流しながら銃口を誰かに向けるシーン)は、第2クールでの結末を表しているのか?

投稿 : 2024/11/23
♥ : 42

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

OP最後に姫様が泣きながら銃を向ける相手とは・・・?

とにかくバトル三昧でしたね!!
1日で観終わらしたのですが疲れたっw

でもバトルシーンすごかったです。
地球人VS火星人
徐々に強くなる敵が現れ毎回戦ってました。

個人的に火星騎士のもとに身を寄せている火星に暮らす地球人の
スレイン好きになったので(もはや大好き♡)
中盤あたりのクルーテオからも尋問攻撃が観てて辛かった。
もうやめてよー;;って思いました。

姫さまをあんなに大切にしていたスレインが
生きてるとわかり姫さまのもとに行こうとするが
なかなか姫さまに再び出会えいのが逆に意外でした。
もっと早く会ってよかった♡なんていう2人を観たかったんですが・・
でもでも・・伊奈帆も好きですので、そこらへんはまぁ・・(゚∀゚)

あの最終回に入ってやっとと思ったら
なんでしょう?バッドエンド^^;??
せっかくスレイン来たのに・・。
伊奈帆と姫さま死んでないよね?生きてるよね?
でも撃たれたよ。
死んでたらショックだな。
ただスレインが流した涙が綺麗だと思ったのは私だけでしょうか。


OPの絵でスレインのボタン?とめる時の首筋のシーンにドキッとしてしまう私・・
疲れてんのかなぁ・・っw
あと、OP最後、姫様が泣きながら銃を向ける相手は
伊奈帆なのかスレインなのか・・または・・。
2期で分かるかな〜。

読んでくださりありがとうございました!
スレインに感情移入してしまってましたがもちろん伊奈帆も好きです。
楽しめましたヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/11/23
♥ : 82
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

願っても止まらぬ侵攻

地球人VS火星開拓移民の戦いを描いた物語。


喰種の掴みの良さを今期一番かもと褒めたが、
この作品も同等…それ以上かも知れない。

ごくごく平和な日常から始まり
嫌な予感が強くなるの皇女訪問、そして派手なミサイルテロ、
更には偏見と憎しみ渦巻く無慈悲な開戦へ…。
明から暗へと落としつつ自然と世界観を掴ませてくれました。
「説明」ではなく「体感」として世界観を感じさせる手腕が素晴らしい。

根底に陰謀もありそうな感じがする展開も
【予想】{netabare}(皇女殺害は火星側が仕掛けている感じ(生きていると思うけど)){/netabare}
実に私好みで今期見逃せない作品になりそうだ。
人間模様が絡んでくるのも間違いなさそうだし安心している。

ロボに関してはまだちゃんとは動いてないので何ともいえないが
ショッパくなければそう評価が落ちる事はないだろう。
2話以降も期待している。

※2話感想{netabare}
予想はしていたものの圧倒的な力を見せる火星勢力。
成す術なくやられていく軍人さんの姿が痛々しい。
見える未来は絶望!?気持ちだけじゃ勝てやしない。

テロは案の定火星側が黒幕。
皇女は生きていた様だけど悲しい事に歯車は動き出してしまった。

地球の命運はアセイラム皇女、スレイン、伊奈帆の三人が握っていて
皇女=平和への願いを持つもの
スレイン=戦う力を持つもの
伊奈帆=情報を読み取る目を持つもの
という感じで関わって来そうではあるけど、
それがどう繋がっていくのか先が読めず興味深い。
次回は伊奈帆の活躍がありそうだしじっくり観察してみたいと思う。

ロボット(カタフラクト)に関してはカッコイイ系ではないけど嫌いじゃない。
火星の兵器は衝撃を無効化するシールドが張られているみたいだけど
発達した転送技術の応用な気がする。
別の空間に飛んでいるのではないかな?…起助くんは助かっていて欲しい。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
相手をよく観察し研究し仲間と協力して見事撃破。
いつもクールな伊奈帆だけど「友達の分だ」という台詞にぞくっと来た。
心の奥は熱くてカッコイイじゃないか。
皇女の無事を知ったスレインも反逆。衛士としての行動がコチラも熱い。
三本の矢が揃うのは何時だろうか。

それと、ちょっとしたカタフラクトの挙動なんかにも拘りがあるようで
細かい所にもついつい目が行きます。
ストーリー以外の部分も観ていて楽しめています。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
火星人の慢心にも大分助けられている印象だけど伊奈帆達は良く戦っています。
新たな敵が新たなテクノロジーを引っ提げて脅威となり現れても
冷静に分析し戦術を駆使し対処する姿にはヒーローとしての才能が見えて惹かれるし、
ロボットなのに柔軟で正に柔よく剛を制すような戦いぶりが新鮮で楽しい。

心情の籠もった台詞や仕草なども多く見受けられ細やかな配慮も万全で隙がない
ここまで評価が上がる一方になっています。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
スレインの正義感が利用されレイレガリア陛下が本格開戦を決意。

本当に束の間過ぎる悲しい休戦でした。
もうちょっとちゃんと皇女の事を調べて欲しかったけど、
陛下は今回に限らず情報操作され野望ある将校に囲まれ
体も弱り傀儡化してるんでしょうね。
色々と想像は付くけど、この辺もう少し丁寧に描いて欲しい気も。
ここまで主に伊奈帆とスレインの視点で描いているので
火星側の描写不足は故意だと思うけど呆気なさ過ぎて少々モヤモヤしてしまう。
焦らされた分、後半に向け期待もあるけれどね。

一方、伊奈帆は「はいはい、対策済みですよ。」と言わんばかりにクールに撃退。
やられる火星人も間抜けなんだけどね。
区切りがついて次回から中盤に突入です。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
本格的な宣戦布告と女騎士様の襲撃。

悲しいけど不可避となった戦争。特に皇女様は辛いだろうね…。

伊奈帆と皇女の会話で火星の事が少し聞け得心行き前回までのモヤモヤが少し晴れた。
アルドノアの起動因子云々の話は今後の展開に大きく影響しそうです。
皇帝の血脈である皇女を通してアルドノアの力が
伊奈帆や地球側にも与えられる可能性が見え、それは希望へと繋がりそう。

そしてまたまた新手のカタフラクト登場!ロケットパンチにはロマン感じます!
敵が多彩で個性豊かなのは貸し与えられたアルドノアの力にも違いがあるからなのかな?
全部の技術を合わせたカタフラクト出てきたら終わりじゃん…とか思いつつも
多彩なバトルは観ていて新鮮で楽しめています。

毎回、理詰めで難局を乗り越えてきた伊奈帆が今回は「運」にも助けられる事に。
最後まで理屈で乗り切って欲しい気もしていましたので
少々都合よく感じてしまいましたが、いよいよ三人が揃い話として面白くなって来ました。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
いつもはその観察力で困難を切り抜けて来た伊奈帆ですが
今回は射撃能力で切り抜けた印象でちょっとやり過ぎた感があります。

加速ロケットに実弾当てるのは神技。
しかも角度変えてるって事は真正面では無い位置と思われます。
…コレ当たるんなら戦闘機はわざわざドックファイトなんかしない訳ですよ。
うーん。頭を使ってなんとか切り抜けるのが面白味なのに
腕まで立つとなると無双過ぎて主旨が違ってくる気がするけど…。
もう少し頭で打開した雰囲気にして欲しかったな。

ストーリーは前回の伊奈帆と皇女の会話の伏線を早くも回収し
運良く(?)アルドノアの技術で動く戦艦をGETし抗戦していきそうです。
(でもコレ動いてるんなら姫生きてるって気付く奴いそうなんだけどね)
「島の洞窟から大きな船が出る」バターンが王道過ぎてちょっと笑ってしまいましたが
今後更に激戦必至ですしスレインの方も気になりますし、盛り上がって来ましたね。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
スレインの忠義や信念は天晴れなのだけど、次から次へと困難が降り懸かり辛い。
アニメ版の山中鹿介みたいですねコレは…。
「姫を利用する奴は許さない」というスタンスなので
その可能性もある伊奈帆とも協力するとは限らず今後の展開が読み難く楽しみです。

姫の方は正体を明かしアルドノアの技術で動く戦艦で出航。
電波障害で通信出来ないというのはもどかしく緊張感のある絶妙な設定で
コチラもどう展開が転がるか判らず飽きさせないです。
(アルドノアの船なら通信出来んじゃね?とかチラッと思ったりもしましたが(笑))

改めてシナリオの作りに感心でき期待の広がる8話でした。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
鞠戸、ライエ、ザーツバルム。三者三様の心の闇の部分が露わになった回。
それぞれの心理が伝わり説得力もあった。

鞠戸さんは悲しい過去のトラウマ克服して欲しいけど
こればかりは自身で乗り越えるしかないよね。
正義感が強く他人を気遣う性格も災いしている感じです。
今までの危機的状況でも動けなかった訳だから相当重そう…妹さんが鍵かな。

ザーツバルムの背景も描かれそのクールな言動とは裏腹に
強烈な憎しみと復讐心がある事が判明。
アルドノア版シャアなのかとも感じましたが、やっている事は比べものにならない規模。
全てを理解し飲み込んだ上での侵攻や殺戮なのでしょうから途轍もない大物でした。
彼との主人公達三人とのそれぞれの対立はかなり興味深く作品を盛り上げてくれそうです。

ライエはトラウマから我を失いついに暴挙に。
緊張続きでしたから少し一息ついた所であの仇のカタフラクトをきっかけに
一気に思い出や感情が渦巻いてしまったのでしょう…。
目の前で肉親を失った少女なんですもんね。
皇女は死んではいないと思うけどドキリとさせられる展開で次回が気になります。
{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
一命を取り留めた皇女。
和平を望むその声は届かず泥沼の戦へと舵が切られてゆく…。

1期のラストが迫っている気配を強く感じる戦いとなっています。
揚陸城がア・バオア・クーにも見えなくもないです。

それにしても地球側の戦力は相変わらず脆い。
襲撃を生きながらえた者が集まっているのならもうちょい善戦して
火星側とちゃんと「血戦」して欲しかったかな。ちょっと一方的過ぎる気がする。
一方の伊奈帆は覚醒して最早地球のエース。
ヒーローモノの作品なら良いんだけど
差がありすぎると戦争モノとしてはちょい冷めます。
まだ楽しくワクワクしながら観られてはいるけど
後半以降バランスに少々不満も出てしまいました。
{/netabare}

12話感想{netabare}
6話感想で全部の機能を持つカタフラクト出てきたら…なんて言ってたら
本当に出てきました。
しかし一度見ているし覚醒した伊奈帆は互角以上でした。…やはりスゴい奴になってる。

そして前半(1期)は衝撃のまま気になる幕引き。
伊奈帆と姫の安否は確定してないですが状況的には多分………。
スレインは銃を向ける相手を決めかねていたので後悔も生まれてしまっているでしょう。
「こうもり」と言う言葉が機体だけでなく、どっちつかずの彼をも指していた気もします。
今まで影が薄いなと思ってたスレインですが
どうやら後半の主人公として光が当たりそうです。
カタフラクトが動かせた事もあり血の因縁がまだ続くのかな?
後半開始が待ち遠しい。
{/netabare}

【総評】
まだ後半(2期)がありますが、ロボット戦争モノとしてかなり優秀な作品。
シナリオもしっかりと計算され、台詞回しや心情の描写にも細かい配慮が見られ抜群です。
個人的には伊奈帆の能力が頭脳や眼だけではとどまらぬ強さを見せていて
ヒーローになり過ぎていたのは戦争モノとして少々疑問なのですが、
人間味を内に秘めたクールな主人公というのは魅力的で楽しめました。

作画はカタフラクトのデザインに好き好きが出そうですが概ね優秀。
挙動も細かく描かれ、バトルも毎回どう対策を練るのか楽しめ飽きずに新鮮に見られます。
(ツッコミ所がないとは言えませんが)

色々と気になる所で終わっていますので続きが気になります。かなり気になります。
溜め録りしていて「気になるのやだよー!」って人は後半スタートに合わせて
観進めると良いと思います。
私も後半始まる前にもう一周じっくり観るつもりです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 73

67.0 4 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング4位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (910)
4593人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ズヴィンチャンヴィズンバン

8話まで視聴済み段階ですが、現状、わたし的にドはまりです。

オリジナルアニメ作品。原則1話完結型のお話しの連続です。
基本はギャグものですが、ギャグ以外にも、SF、変身魔法少女、ファンタジー系バトル、幼女萌え、ロボット萌え、果てはハードボイルドな任侠アクションまで、いろんな要素がちりばめられており、それぞれの要素も結構高品質で、かなり広い楽しみ方ができる作品になっていると思います。

ただ、この作品にはいくつかハードルがあります。まず、3話。あなたが喫煙者なら、ここで気分を害されてキリに走ってしまうかもです。

↓3話視聴後に見てください
{netabare}3話は喫煙者を狩るおはなし。

世界征服の端緒として、この世から喫煙者を駆逐しよう!というお話し。喫煙者には人間の心がないとか、あまりといえばあまりの表現・・・と思われたかもしれません。

でも、この回は喫煙者をいじめるためのお話ではありません。現に、監督の岡村天斎氏は喫煙者ですし、この回は監督自ら脚本を手がけておられます。さらに、岡本監督と思(おぼ)しきキャラが隠れ喫煙バーでたばこを吸うおっさんとして出ています。

3話を見て切ってしまった喫煙者の方もかなり多いらしいですので、表現としてちょっと問題はあったかも知れませんが、製作者側に喫煙者叩きを行おうという意図がないのは確実です。

また、世界征服などの悪を描くうえで必要な表現上の自由を、世間の良識と言う「迫害勢力」から確保しよう、という製作者側の意図で、周到な計算のもとに配置されたお話かも知れません。

伝統的に、ハードボイルドの世界や悪の組織を描く漫画やアニメに「かっこいい喫煙シーン」の描写は不可欠でした。ところが最近ではそういう表現を用いることが難しい風潮がありますよね。

この回の本当の狙いは、EDの歌詞にもなっている「煙が嫌い」という、おそらくこの物語の根幹に関わるテーマの伏線であろうと思われます。{/netabare}

もうひとつのハードルは7話。ここまでは、ワケわからん設定はいろいろあるが、軽い気持ちで見るギャグものということで、まあこういうのもアリかもね的に視聴していたワケですが、ここへ来てナゾがインフレーションを起こしてしまいます。多くの視聴者はここで「ワケわかんね」と去っていかれました。

↓7話視聴後に見てください
{netabare}軽いギャグものにしてはナゾの深さが半端ない。1クールもので7話というと折り返しを過ぎて、お話しはそろそろ解決方向に向かう頃です。なのに、最終的に回収しなければならない伏線はほとんど解決せず、それどころか増える一方。

続く8話も、7話で写真に写っていた都知事の家族関係とかの伏線の回収はそっちのけで、新キャラが2人も出たり、過去の人間関係が描かれたりで、ナゾは深まるばかり。予告編によると9話はのんびり温泉回? ちゃんと終わらせる気ぃあんの?的な心配が心をよぎってしまいます。

でも逆に、これほどまでブッ散らかしたナゾや伏線を、最終回近くに一気に回収していくのならば、それはゾクゾクものです。

さて、ここからは私の勝手な考察。
↓たぶん当たってないので、読みたくない人は読まないでください
{netabare}物語が始まってはや8話。征服できたのは晩飯、古代ウド川文明、さかあがり、中学校ぐらいで、日常の限られた範囲。この調子だと、あと残り4話程度で世界征服なんか実現できるわけないじゃん。これが一般的な感想でしょう。でも、ズヴィズダーが目指す世界征服とは、私たちが知っているいわゆる「世界征服」すなわち「武力のもと、信念のもと、ふるびた秩序を滅ぼし、人類とその未来を完全に掌握すること」とは別物ではないのか?

それともうひとつ。
ひょっとしてズヴィズダーのメンバーは全員死んでいるのではないか?
大きなのっぽの古い時計はもう動かないから、あとは永遠。これはEDの歌詞の一部ですが、これはあきらかに「おじいさんの時計」からとったものだと思われます。ということは・・・
もうひとつ。吾郎とホワイトファルコンの戦闘時の会話での吾郎の言葉。世界征服は夢なんかじゃねえ。俺の血だ、俺の命だ。俺は・・生き返ったんだ。
こういう場面では、普通は「俺は生まれ変わったんだ」と言うと思いますが・・・
さらにもうひとつ。
ナターシャはウクライナから立川(失礼、西ウド川)まで地下トンネルを歩いてきたということですが、そんなこと生身の人間には不可能。
などなど。状況証拠はいろいろあります。{/netabare}
{/netabare}

とりあえず今は、最終回近くにナゾが一気に解決することを期待して絶賛視聴継続中と行きますか。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29
ネタバレ

おにいた さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!

あらすじ
世界征服を目指す幼女が首領のズヴィズダーという謎の団体の
ガチ過ぎない世界征服っぷりを描いたアニメ

あらすじでも言いましたがこのアニメの良さはガチ過ぎないという所
世界征服と聴くと何かを犠牲したりシリアスな展開になる事が多いのですが
最終的には征服された側も幸せになって犠牲者はいません
このゆるさが魅力
そしてそのゆるさを生かすために日常風景を多めにあるのもいい事ですね
ただ謎の部分もあった事は否めませんがそれもゆるさって事でオーケーにしましょう

最終回の終わり方も良かった
最終回がみんな一番いきいきしていたし、いいキャラしていた
{netabare}
特に将軍とホワイトライトの司令塔のいちゃいちゃっぷり、
司令塔の変わり具合はすごく心を打たれ、テンションがあがった
あとイーグレットのロビンに対するレズ告白、
そしてそれを軽くスルーするロビンはなんかおもしろかった
{/netabare}

キャラの評価は
ロボ子がなんかかわいい、声優の方の声もいい
調べてみると山崎 エリイという新人声優さんみたいなのでこれから期待したい
他のズヴィズダーの団員のキャラも面白くてよかった
あと蓮華ちゃんもいい子でよかった


OPはテンション高めでアニメのゆるさを表してますね
EDは印象にあまりなし

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

abe2 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

本編を見ない方が面白い

素晴らしいキャラデザのおかげで想像力が刺激されます
その素晴らしさというと5年に一度のレベルのものですね
キャラクターのかわいさはもちろんですがモチーフの使い方にとてつもないセンスを感じます

本編はというとそのキャラデザや世界観がまったく生かされることもなく何がやりたかったの?どこを楽しめばいいの状態で淡々と進みます
PVから受ける印象は怪獣や悪の組織、正義のヒーローのパロディーや戯画化だと思いますがそこを生かそうとせず変に真面目くさった展開に走ります
まあ部分的には笑えるような場面や展開はありますけれども
俺ツイも似たような感じでしたが軽いノリではあるものの全体としてはシリアスに話が進んじゃうような感じですね
このキャラクターでそういうことしますかっていう
徹頭徹尾デザインの魅力を追求したキャラクターが台無しです
この手のネタで上手くやってて面白かったのは地球防衛部LOVEくらいかなあ

キャラデザだけでものすごい存在感があるから、変に理屈こねないでドンパチやらせとけばそれだけで面白くなるのに惜しいことをしたものです

そんなすばらしいポテンシャルを秘めたとっときのキャラクターが凡百な脚本によって台無しになってしまいました
これだからゲームライター上がりの脚本は…

戦国コレクションみたいにキャラだけ貸してライターにすき放題やらせたほうが良かったんじゃないの?

PVやOP映像や設定資料集などを見て面白かったであろう展開を想像することをおすすめします

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

65.7 5 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング5位
ビビッドレッド・オペレーション(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (988)
4500人が棚に入れました
舞台は大島。天真爛漫な14歳の少女・一色あかねは発明家の祖父としっかり者の妹と貧しくも、温かな毎日を送っていた。海の向こうに臨める人工島ブルーアイランド。
その中央にそびえ立つのが、世界中のエネルギー問題を解決した画期的な発明“示現エンジン"。
それはみんなが夢見た、平和な未来。誰もが笑える幸せな日々―――。
しかし、世界を突然、危機を襲う。示現エンジンを狙って現れた謎の敵・アローン。
どんな兵器も通用しない絶望的な状況に、大きな力を秘めた赤いスーツ“パレットスーツ"を着た1人の少女が立ちあがる―――。
そして少女のもとに集まる仲間たち。
彼女たちの友情こそが、世界を救うたった一つの希望なのだ。

声優・キャラクター
佐倉綾音、村川梨衣、大坪由佳、内田彩、大亀あすか、てらそままさき
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

テーマは友情!王道ならではの落とし穴?

第十二話視聴しました~{netabare}あれ?カラス弱くね?パンチでやられちゃったよ。しかもレイが早速戻ってきてループするかと思いました。まあ、愚痴ばっか言ってもアニメは楽しめませんよね。最後のレイの笑顔は最高に輝いていましたね。ツッコミどころ満載の最終話でしたが、全部をひっくめればなかなかよかったと思います。とくにキャラはよかったです。作品の内容に触れていないのはまあ、察して下さい。とりあえずお疲れ様でした!ありがとう!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}カ、カラス強すぎwていうかレイが丸呑みされたーーーーんでもって巨大化ですかorzなんともいえない状況になってきましたね。なぜか丸呑みというとまどマギというイメージだったのでちょっと塗り替えられるかもです。次回予告がないんで次が最終回かわからないけど楽しみですね{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}まあ、だいぶベタな展開ですがおもしろければいいですよね!逆切れよりもあのまま落ち込んだほうがもっとよくなったきもします。どういう結末でレイのハッピーエンドが見れるかとても楽しみです{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}今回は日常回でありながらひまわりの可愛さMAXで、ひまわりと若葉の仲のよさも見れましたね。あの流れ的にひまわりと若葉のドッキングがみたかったです。ひまわりが一人で無双しすぎてるきが...
次回にも期待です{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare}ドッキングしないでみんなの力で戦うというのもありですね。むしろドッキングした余裕勝ちよりこっちのほうがいいですね。本当にあのカラスなんなんでしょうね。悪いのはレイじゃないよ!お互いの正体に気付く日も近いでしょうね。次回も楽しみです{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}今回は今までで一番おもしろかったきがします。若葉が結構重症なロリコンでしたが、イエローとの合体が一番テンション上がりますね。最後の叫びのシーンがちょっと棒になってたのは残念ですね。次回からもこのクオリティーで進めてくれることを願います{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare}今回は健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話でしたねwここまで長い題名を見たのは初めてです。ギャグ回なのか普通の回なのかよくわからなかったですがこの後少ない話数で今までの分取り返せるんでしょうかね。とりあえず次回に期待です{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}れいは別の世界からきたってことでいいのかな?それでもってその世界と家族と友達を救うためにアローンを強化してるっていうことになるけど結構そこらへんをぼかしてたからまだなんともいえないですね。れいは可愛いというより美しいですね。次回も楽しみです{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}ちょっと!ちょっと待って!早くない?展開とかじゃなくてドッキングするの早くない?キャラとの関わりを2~3話かけてここまで持ってきたらよかったのになんでしょうかねこの残念かんじは。おもしろいっちゃおもしろいのですがもう少し考えてほしいです。格ゲーとかだしたら案外おもしろそうだなという思えましたねwこの先挽回してくれることを願います{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}とりあえず早い!テンポがいいというよりは詰め込みすぎになっちゃっていますね。出会って二年でドッキングできなかったのに一日でドッキングできちゃったのはなんかいろいろと残念ですが、拳で語り合ったからという解釈でいかせてもらいますねw中学生からしてみると結構おもしろいのですが大人にはちょっときつくなってきたんじゃないかなと思い始めましたね。とりあえず次回に期待です{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}今回はとってもいい戦闘回でしたね。戦闘機との共闘シーンは胸が熱くなってとってもよかったです。ドッキングでちょっと百合をいれたのは成功だったのかな?人それぞれの価値観によりますね。この早い段階で最強になってるけどいいんでしょうかね。深く考えすぎずに見れば本当におもしろくなることまちがいなしですね!{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}タイトルどうり今期のなかで一番楽しみにしていたのですが完全に期待していたとうりでよかったです。一話としての掴みもよく作画はつねに安定して綺麗でしたね^^変身シーンにも力を入れていて手抜きなしで最後までいっていたので、後は戦闘シーン次第で評価がわかれると思うので頑張ってほしいですね{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「初めて会ったときからビビっと来たんだもん!」

あにこれでの評価がそんなに高くないから、
楽しめるかどうか、少し不安に思っていました。

想像していた内容とは少し違いましたが、
普通に楽しめました^^

評価を見ていただけるとわかるように、
特に作画と音楽の面で楽しめたかな♪

全12話です。


● ストーリー
一色健次郎(いっしき けんじろう)が発明した
示現エンジン(じげんエンジン)が世界のエネルギーを司る世界。

平和な世界に、示現エンジンの破壊を狙う
アローンという巨大な敵が現れた。

健次郎の孫娘:一色あかねは、
祖父の開発したパレットスーツを着てアローンと戦う使命を受ける。


変身して戦う。
“魔法少女”もとい“科学的変身少女”です。笑

なぜあかねが変身できるのか、
パレットスーツがどういう仕組みなのか、
その辺は不明です。笑

きっと私達には到底理解できない、
高度な理論が隠れているのでしょうw


≪ 戦う女の子のお話。いや違う…? ≫

変身少女がアローンという敵と戦う。

科学的で、バトル的で、謎が解明されていくような、
ちょっと重めの話かな?と想像していると肩透かしを食います。

この作品のテーマは“友情”。

というわけで、仲間の女の子たちとの
きゃっきゃと仲良く楽し気な友情パートも多く盛り込まれています。

話によっては本筋であるはずのアクションパートが
おまけ扱いのような回もw

私は友情パートもアクションパートも好きで楽しめたけれど、
もっとアクションを求めていた人には物足りなく感じるかも。

12話なので内容が薄い気もしたけれど、
最終話が気に入ったので、良い作品だったと満足しています^^


● 作画
パレットスーツを着ると空を飛べる!武器が使える!

というわけで、
アクションシーンの作画がとても大切。

風を切る様子や変身シーンの躍動感など、
作画については申し分なし♪


気になったのは、
やけに強調される女の子の下半身。笑

あかねたちの制服はスカートではなく、ショートパンツ。
どうしてもおしりに目がいっちゃいます(/ω\)


● キャラクター
一色あかね (いっしき あかね) :cv.佐倉綾音
二葉あおい (ふたば あおい)  :cv.村川梨衣
三枝わかば (さえぐさ わかば) :cv.大坪由佳
四宮ひまわり(しのみや ひまわり):cv.内田彩
黒騎れい (くろき れい)    :cv.内田真礼

主要キャラには数字と色が入っています。

私のお気に入りは機械大好き少女・ひまわりちゃんです♪

わかばが「ひまわりちゃん、かわいい!」と絶賛する気持ち、
よーくわかります♪

● 音楽
【 OP「ENERGY」/ earthmind 】

ここ最近で1番お気に入りの曲♪
この曲、最高です^^

躍動感があるアニメーションにぴったり♪
やる気スイッチオン!な曲です♪

この曲を聴いて風を感じていると、
空を飛んでいるような爽快な気分になれます^^


【 ED 】

2~5話のEDは、あかねと他のメンバーによるデュエット曲が
順に使用されます。(5話のみ、れいちゃんがソロで歌っています。)

1番のお気に入りは、
「Stray Sheep Story」/ 一色あかね(佐倉綾音)、四宮ひまわり(内田彩)

ひまわりちゃんとの曲です♪


6話からは主要キャラ6人で歌う曲、
「Vivid Shining Sky」が使用されます。

EDの中ではこの曲が1番好きです♪
チャイムのようなサビのメロディ&リズムがやみつきになりましたw


● まとめ
「あれ?設定無視されてない?」
「あれ?展開これでいいの?」
と疑問に思うところは多々あるので、

しっかりとした設定や世界観じゃなきゃやだ!という人には
おすすめできません。笑


内容にこれといった特徴はないけれど、

・すっきりとした話が好き
・爽快感のある作画が好き
・変身とか合体とか、そういうのが好き
・女の子のおしりが好き
・百合成分がある、という言葉に反応する

↑に当てはまる人にはおすすめします。笑

個人的にはカワウソじいちゃんのマスコット感も好きだったけどw


というわけでビビオぺ、
あにこれの評価程悪い作品ではなかったと思いますよ^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャッチコピーは「友情が世界を守る鍵」・・・気持ち良い位真っ直ぐな作品でした^^

物語の舞台は近未来の日本・・・そこには「示現エンジン」と呼ばれる全世界の95%をまかなう事のできる次世代エネルギーが開発されていました。
この示現エンジンの開発は偶然の産物的な側面を持つものなのでしたが、ある日、示現エンジンを破壊を目論む謎の物体「アローン」が突如出現するのです。
この作品は、示現エンジンを守るため立ち上がった4人の少女が繰り広げる友情物語です。

キャッチコピーにも「友情」のキーワードがあるように、あちこちで友情パワーが炸裂します。「友情」に関する部分が登場人物の心理描写含めて丁寧にえがかれているせいか、お互い・・・或いはみんなの気持ちが重なって大きな原動力になっていく様は、見ていてとても気持ち良いものでした^^

そして、縦横無尽に大空を駆け巡りながら繰り広げるアローンとの戦闘シーンは迫力満点です^^
そして、「友情パワー」もちゃんと感じられるので、ひたすら熱い戦いにのめり込む事ができた作品でした。

彼女達の服装、カメラアングルから過去の類似作品を彷彿させる一面もありましたが、今回彼女達が身につけていた「パレットスーツ」が過去に類を見ないほど「友情」に特化した仕様になっているように思いました。
なので視聴し終えてみると、しっかりとした独自路線を歩んだ作品・・・私はそのように感じました。

でも、友情って現実でもそんなに簡単に芽生えるものではないですよね・・・交わした約束はちゃんと守る・・・お互いを思いやる・・・など友情を育むために大切な事は、この作品でもしっかり表現されていたように思います。

この作品は1クールでエンディグを迎えましたが、彼女達の友情パワーをもっと見ていたい・・・そう思えた作品でした^^
オリジナルアニメーションなので展開だって如何様にもできると思いますし、今回のがラスボス・・・ではなかったようにも感じました。この作品も続きを気長に待とうと思います^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

71.9 6 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング6位
つり球(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1000)
4471人が棚に入れました
舞台は湘南・江の島。懐かしさと瑞々しさの同居した町。他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・ユキ。ユキに釣りをさせようとする自称宇宙人・ハル。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしい少年・夏樹。つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人、アキラ。青春をこじらせてしまっている4人が出会い、釣りをして、小さな島は、大きな物語の中心となり――。ここから始まる、SF(=青春フィッシング)物語!

声優・キャラクター
逢坂良太、入野自由、内山昂輝、杉田智和、加藤英美里、冨永みーな、小倉唯、山本希望、平野文

黒羽翼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

えの しま どーん!!!

アニメを見た人はきっとこのタイトルしかもう思い浮かばないはずw

ぶっちゃけ一話をみたとき→なんかシュール

二話をみたとき→フジファの曲、志村がいなくなってもちゃんとフジファってわかるなぁ、
でも、続けて見るのどうしようかなぁー

三話を見たとき→人生が変わったw

まさかこんな展開になるとは思ってもみなかった(笑)

えの しま どーん!!!
が、あたしの心の赤いケロちゃんバケツに入ったとき、これからどうやって生きて行こうかと行きづまっていた人生に、そこがはじまりなんだという新しい光が差し込みました。

見る人によって好き嫌いは極端に別れるだろうから、きっと意見は読んでも参考にならないだろうけど、

少なくとも自分は、今期一番だと思う!!!

このアニメを見ているせいで、他の今期のアニメを見ても、おもしろいと感じれなくなってしまうほどに、ハマれば中毒性が高いです。

そして、これからどう転ぶかはわからないが、三話目だけはDVDを買おうと思う。

すでに三話目だけは10回以上見ました。

そして上にも書きましたが、フジファの曲、この番組にはすっごくあうと思います!

とにかく、三話目を見たら、ハマる!!!

そして、栗コーダーカルテットつかっちゃってるところがなんとも言えずいい(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

友情が成長させる人間性 えの、しま、どーーん♪

オリジナルアニメということもあり、先が見えてない分、
途中で断念してしまった方々も多かったようだけれど、
僕個人としては、すごく楽しめたし、いい作品だったなと思っている。

対人恐怖症っぽいユキ。彼とは真逆に相手が誰であろうとお構いなしに
どんどん入り込んでいくハル。
彼らをやさしく、あたたかく見守るケイトおばあちゃん。
彼ら3人の暮らしを描いたシーンも楽しくて大好きだったが、
やはり、夏樹を交えての釣り特訓シーンや、迫力ある海釣りでのシーンは
とても見応えがあったし、ぐいぐい惹き込まれた。

さらに、釣りをきっかけに4人の男子たちの友情は固く結ばれ、
それゆえにか、序盤の頃の面影も消えるほどの成長振りを見せた
ユキのたくましい姿といったら。。
ケイトおばあちゃんじゃなくても、嬉しくて仕方ないって。。

家庭にちょっとした事情を抱えていた夏樹も明るくなったし、
あるひとつの謎を最終回まで残しつつ、盛り上がっていく展開も良かった。

映画館で観たら大迫力であっただろうラスト近くの釣りシーンは
手に汗握る緊迫感も加わり、久しぶりに子どもの頃に戻ったような
心躍る感覚があり、EDに登場する夏休みの宿題で作ったような貼り絵の魚も
夏らしくポップでかわいかった。

好き嫌いはハッキリ分かれるのかもしれないけれど、
なぜ釣りなのか、そしてなぜ彼らの釣りが地球を救うのか、
これからいったい何が起きるのかがハッキリしてくる8話以降は特に、
音楽も作画も、演出も物語りも、けっこうバランスよくまとまっていたと思う。

ワハハっと笑って観終えることのできたラストシーンも
この物語のすべてを集約したようなさわやかさがあって好感持てた。

登場人物のそれぞれ、モデルがいそうなほどすごく細かく描かれているので、
今回のような大きな事件を用意しなくとも、釣りを楽しむ男子たちの
日常系な部分だけでも2期3期と作れそうな雰囲気はあるけれど、
実際のところ・・どうなんだろうね~

------------------------------------------

<6話まで視聴>

ケイトおばあちゃんが退院してくるというので
お祝いにマグロを釣ってごちそうしたい!というユキ。
1話の頃からしたら、日焼けもして随分と逞しくなった彼。
ひょうきんで無邪気な変わり者、ハルと出会って素直な心を引き出され、
夏樹と出会い、釣りを覚え、そんな3人を微妙にコントロールするアキラ。
ケイトの大きな愛に包まれて、ユキがどんどん成長を遂げているのが
とても嬉しく、微笑ましい。

マグロ釣りに大切なこと。
キャスティングとチームワークと、場所。との言葉通り
見事、力を合わせた4人。

伝説の神隠しにも少し触れ、アキラの調査内容も少し明らかになり、
今後はそのあたりに焦点を絞っていくのかな?

この物語は釣りという行為をベースに友情、コミュニケーション能力、
アイデンテティなど、さまざまな要素で少年達の心の成長を描いていると想う。

カラフルポップな作画も夏っぽくて可愛いし、僕はこの作品がとても好き。
なので今後もますます見逃せない。

------------------------------------------

<3話まで視聴>

意外と真面目につりを始めている面々。
3人の3拍子揃った「えの しま どーん!」が良かった。
レクチャーしてくれる、クラスメイトの夏樹がまたいい♪
真剣に取り組むユキの悔しさが、達成感に変わった瞬間、
もらい泣きしてしまった。

中盤から謎のインド人や、宇宙人ことハルの妹が登場したり
まだまだ話は大きく動いていきそうな気配。

また、ユキのおばあちゃんのセリフが素敵いっぱい。
「いずれ死ぬ花でも、生きてる間に精一杯綺麗に咲いて欲しい」
ユキにその想い、考え方が伝わるといいなぁ。





<以下は初回視聴すぐの感想>
===========================================
江の島を舞台にしたSF青春フィッシングストーリーということで、
中村健治監督によるアニメオリジナルストーリーなのだそうだ。

転校を繰り返しているからか、それとはまったく関係がないのか、
人とのコミュニケーションが異常に苦手な真田ユキという男子高校生。
ユキと同じ日同じクラスに転校してきた、自称 宇宙人というハル。
釣りにはプロなみの腕前を持つ、ちょっと不機嫌な宇佐美夏樹。
望遠鏡からユキとハルを監視している?謎のインド人 アキラ。
この4人を中心に物語が展開していく模様。

1話しかまだ観ていないから、不思議な登場人物ばかりで
どういう物語になっていくのか、まだ見当がつかないけれど、
ユキの祖母であるフランス人のケイトが、おしゃれで魅力的だった。
そして、海のような寛容さで物事を受け入れてくれる優しさと、
彼女から滲み出るポジティブな雰囲気がとても良かった。

ハルが何のために江ノ島に来て、ユキにくっついてくるのか、
アキラはいったい何を目的に監視をしているのか。
これから先の物語が、とても気になる。ということで、掴みはOK。

なんだけど・・・

EDのスピッツのカバー この曲大好きなのですが。。
あえて素人っぽさを出した感じが好き嫌い分かれそう。
釣りとSFをどんな比率で見せてくれるのか・・・
個人的にはあんまりSF配分多くしないで欲しかったり。

とりあえず、子どもの頃から学生時代まで、度々出かけた江ノ島界隈が
リアルなままに登場するのは、懐かしくて嬉しいです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 62

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

爽やかSF(青春フィッシング)ストーリー

6話までの感想

江の島を舞台にしたSF青春フィッシングストーリー、とのことですが
現時点では「青春」の要素が非常に強い印象です。

コミュ障のユキの成長っぷりが、なんだか我が事のように嬉しいですね。
宇宙人のハルは最初ウザかったけど、不覚にも可愛く思えてきたw
釣り王子・夏樹も次第にユキやハルと溶け込み、面倒見の良さを発揮。笑顔が眩しいです。
そんな3人の仲良しっぷりに、嫌味ったらしさ全開のアキラ。お前友達欲しいんだろ?w

各キャラの成長ぶりや、青春してる感じが見ていてホント微笑ましい。
目にやさしいパステルカラーの作画と、栗コーダーカルテットによるホンワカBGMが秀逸で
本作の独特な世界観を引き立たせています。
釣竿を投げる時の掛け声「えの しま ドーン!」もインパクトあって良いですね。
ユキが初めてバケツに命中させた時は感動的だったし、ダイナミックな作画も素晴らしかった!

青春モノとして十分楽しめてますが、忘れちゃいけないのがSF要素。
「釣りで世界を救う」が意味するものとは?
毎回伏線を貼り、6話では急展開もありました。この先ますます目が離せません!


最終話感想&総評

最終話、突っ込みどころも多かったけど、爽やかで良いラストでした。
もっと切ない終わり方でも良かったけど、この方がつり球らしくていいかな?
ユキとハルの満面の笑顔に釣られ、思わず笑みがこぼれましたね。

観終わって、アキラが一番のお気に入りキャラにw
杉田智和のアドリブ演技は笑えるし、監視役なのにユキ達の輪にちゃっかり溶け込んでるし、
何より終盤のアキラには良い意味で驚かされました。意外と真面目で熱い男なんです。

終盤はSF要素が強くなりますが、中盤までのキャラの成長と絆、伏線をしっかり活かしており
やや唐突感はあったものの、なかなかの盛り上がりを見せてくれました。
SF、青春、釣りの各要素が絶妙に絡み合っている作品だと思います。良作。


○これからつり球を視聴する方へ

独特な絵柄と演出、色んな意味で濃いキャラクターなど、見る人を選ぶ要素があります。
とりあえず、軌道に乗りはじめた感のある「えの しま ドーン!」な3話までは観て欲しい。
ここまで観て、世界観に馴染めないようなら、切っておk。
逆にこの回で「つり球いいかも」って思えたら、その後ますますハマっていけると思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 46

64.6 7 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング7位
ガリレイドンナ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (755)
3726人が棚に入れました
西暦2061年。地球温暖化が騒がれたのは過去のこととなり氷河期の初期環境が訪れている近未来。イタリアのトスカーナに住む、ガリレオ・ガリレイの子孫・フェラーリ三姉妹の三女、星月・フェラーリは謎の飛行艇に追われていた。時を同じくして次女の神月・フェラーリ、長女、葉月・フェラーリも怪しい人物の襲撃を受けるが、辛くも難を逃れる。警察署にて、別居状態となっていた三姉妹と母・シルヴィア・フェラーリ、父・夏至生・フェラーリが久しぶりに顔を合わせる。
5人は夏至生の自宅に一度戻るが、ガリレオの遺産を狙うシシーニョが率いる空賊ブラック・ガニメデ団に襲撃され窮地に立たされる。しかし星月が密かに組み上げていた金魚型の飛行艇・ガリレオ号によりこれを迎撃する。その後、アンナ・ヘンドリックスに助けられた星月を除き、4人はロベルト・マテラッツィらアドニムーン・カンパニーの息がかかった警察に監禁される。一同はガリレオの遺産の在り処を聞き出そうとするが、誰にも覚えがない。星月はパワードスーツで警察署を強襲し、葉月、神月、夏至生を助けだす。夏至生が囮として残る中、三姉妹とアンナはガリレオ号に乗り込み脱出するが、メタンハイドレート集積所を襲った濡れ衣を着させられ、三姉妹は国際指名手配犯となってしまう。
夏至生が残した「ガリレオの謎を解明しろ」という言葉から、追手から逃れつつも、ガリレオの遺産・ガリレオテゾロの手がかりを探す旅に出ることになる。

声優・キャラクター
日高里菜、大久保瑠美、真堂圭、井上麻里奈、楠大典、神谷浩史、小山力也、桑島法子

皆人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

名作に成り得ただけの要素はあったのに…

今年のアニメの中で最も勿体無かった作品
ストーリー、作画、音楽どれも高い水準であったのに
名作に成りえるだけの魅力があった作品なのに
1クールという尺の短さによって、凡作になってしまった…
もしこの作品が2クールであったなら間違いなく
もっと評価が高くなっていたと個人的には思っています。
家族関係、成長、SF、恋、ロマン
これらの配分が絶妙で面白くなる要素が多々あっただけに
本当に残念でなりません…
このレビューを読んで興味が沸いたなら2話まで見て下さい
そこで面白いと感じてくれれば多分最後まで見れるはずです
そしてこの作品が本当に名作に成り得ただけの魅力ある
アニメだったという事に気付いてくれる人が増えてくれたら
幸いだと思っています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

非常に惜しかった

ノイタミナ枠のオリジナルアニメーション。放送前は2013秋アニメの中で1番期待している作品だったのですが・・・予想以上の作品にはならず。

個人的には割と気に入った作品だったのですがストーリーがイマイチで他人に薦める程の作品ではないかも・・・。

作画が良くキャラも良く設定も良かったのでストーリーがもっと練られていたらまた違った評価を受けていたのかもしれませんね。


1話目感想
{netabare}
こういうアニメは好きだなぁ。特別面白いって感じではないけど世界観がいい感じ。

作画も良かったしなかなかに楽しめそうな作品です。

1話の段階では賛否両論あるけど、こっから化けることを信じて視聴継続します。{/netabare}

2話目感想
{netabare}
三女がチート級の強さな気が・・・他の二人が霞んで見える。

金魚ロボは可愛い・・・のか?

父母は二人とも死んでしまったのか?いや、流石に生きてはいると思うけど・・・

今回は内容も普通に面白かったかと。

ただなんだろう・・・盛り上がっている感じでイマイチ盛り上がっていない。そんな気もします。

この手の作品は後々面白くなっていくのでこっからに期待ですね。

このアニメは父母を救出する話がメインになるのかな?今後のストーリー展開が分からないのがオリジナルの良いところですね。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
次女は豆腐メンタルだったようで・・・というか他2人のメンタルが強すぎるだけか。

空賊の人は仲間的なポジションになっていくのかな?今後もサポートしてくれそうな感じではあった。

若干脚本が荒い気もしたけど面白かったです。

自分はこういう雰囲気の作品は好きだから楽しめてるのかもしれない。

流石にちょっと盛り上がりに欠けてるとは思いますけど。

次回から話が動いて盛り上がって行きそうな予感。てか動いてもらわないと困る。

現時点での評価は悪くはないという感じ。うん、悪くはない。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
星月の落ち方は即死ものだったぞ・・・まさかの退場かと思った・・・

神月は今回で好感度が上がった気がしました。臭いオッサンも良い人で良かった。

その一方でアンナさんが何やら怪しい行動を・・・悪い人ではないと思うんだけど・・・何か怪しいなぁ・・・

とまぁ、ストーリー自体は結構好きなんだけど脚本が少し荒く、各所で雑な部分があるのが気になる。

そういう部分を気にせず雰囲気を楽しめって事なのかね。{/netabare}

5話目感想
{netabare}
切ない・・・切なすぎる結末・・・前回の件もあってこの作品でああいうキャラが死ぬことはないと思ってたんだけどなぁ・・・

ただまだ確証はないのでひょっとしたら?なんてこともあるかも。

星月はかなりダメージ受けたね。すぐに立ち直ってほしいが・・・

神月は前回とは打って変わって完全に空気でした^^;。

ストーリー物なんだけど街での話を1話で終わらしてるから1話完結型としても見れるので非常に見やすい作品な気がします。{/netabare}

6話目感想
{netabare}
何か急に鬱展開多くなったね。それなのにストーリーが雑でいろいろ中途半端だった印象。

こういう展開は望んでいなかったのでちょっと残念。まぁ嫌いじゃないんだけれど・・・

シシーニョの部下の2人は根は良い奴らなんだねきっと。見直した。

しかし今回で死亡フラグが立ってしまった気が・・・無事に生きてほしいなぁ

にしても後5話しかないのにこのアニメどう収拾をつけるのだろうか・・・{/netabare}

7話目感想
{netabare}
ガリレオテゾロがついに奪われてしまった。まぁでも死ぬよりはマシだったか・・・。

ロベルトは何考えてるか分からないから見ていてヒヤヒヤする・・・。

落ちたところにたまたまスケッチがあったというのはあまりにご都合展開すぎるなぁ。

そしてそのシーンの描き方もあっさりとし過ぎてて・・・。

次回は日本に行くらしいけどガリレオ号は動くのかねぇ・・・。

比較的楽しめている作品だけど随所に雑なシーンがあって惜しい作品だといつも思う。{/netabare}

8話目感想
{netabare}
ガリレオ号直ってましたwまぁ予想はしていましたが。

今回は全体的にゆったりとした回。ここ数話ハードな展開が多かったので息抜きも必要か。

あまりにもスケッチ集めのくだりが短くてなんだかスケッチ回収が話のオマケ程度に見えてきました(笑)

そして何となくですがアンナさんかロベルトのどちらかは亡くなってしまいそうな気がしてしまう・・・

後3話だけど投げやりで終わってほしくないなぁ・・・どんな結末であってもきちんと物語を締めてほしい。{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ここにきてまさかの展開。タイムスリップは流石に予想してなかったなぁ・・・

にしてもゆったりとし過ぎてるような。父はともかく母の件とかはどうなったんだろう・・・

後2話しかないがそれなりに納得のいく終わり方をしてほしい・・・


終始あまり良い評判を聞かなかった作品でしたが私はこの作品結構好きですよ{/netabare}

10話目感想
{netabare}
スケッチは星月に対するラブレターだったんだね。

てことはガリレオさんはロリコ(ry

面白かったけど物語はあまり進まず、次回でほんとに終わるのか?{/netabare}

11話目(最終話)感想
{netabare}
母親が記憶喪失のフリをしていたのは案の定予想通りでした。そうじゃないと終わらないしね。

最終回にしてはあっさりしていた感じでしたが家族円満に終わって良かったです。
{/netabare}

総評
{netabare}
作画やBGM、キャラクターなどはとても魅力的で良かったのですがストーリーが今一つだった印象。

毎回面白くなりそうな雰囲気はあったものの結局突き抜けることなくそのまま終了という結果に。

悪くはないのですが特別に面白いとも言えないかも・・・

何となく短編映画に向いてそうだなぁとも思える作品でした。

ツッコミを入れたくなるような部分がところどころありましたが、そういう細かい事部分を気にせずにアニメを見ている人には楽しめる作品かもしれません。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

梅津泰臣によるアクションアニメ

言わずと知れたアクションアニメに定評がある梅津泰臣によるオリジナルアニメ。

今回は主要キャラにおじさん濃度が低い三姉妹物語。

全話見終わって、1クールアニメで纏まりのあるアニメでした。

オープニングも結構お気に入りです。

個性キャラ、人間模様、事件の展開と解決、平均して良作アニメでした。

キャラデザはWORKINGやソードアートオンラインの足立慎吾さんで作画は綺麗で、動くところはアクションアニメらしい超絶動く戦闘や動作シーンもあり平均して綺麗で良く動くアニメという印象です。

しかし梅津作品にしては控えめなアクションアニメと思います。

主役の三姉妹はアクションにはあまり参加しませんのでアクションシーンの視点が全体を通して少な目でした。

1クールと詰め込み感はあり、突発展開がありますので置いてかれないように見たほうがいいです。

{netabare}
偉人を題材にしたアニメも結構好きですし、現在と過去を結ぶタイムパラドックス要素も大好きなので結構見入るアニメになりました。

全体を通しての複線、タイムパラドックスによる過去への介入、そして人間模様どれも好きな展開でした。

各キャラも個性があり空族のシシーニョやロベルトなど強烈なキャラなのですが、1クールとあって過去描写や展開絡み以外あまり突っ込んだ描写が少なかったのは心残りでした。日常の二人の描写とかあったら見てみたいです。

あと、このアニメでの印象は突発展開が多いことですね。

最後はロベルトがフランチェスコを撃ったりと衝撃展開もあり驚きました。

最後は不器用なロベルトの親孝行だったのでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

67.3 8 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング8位
世紀末オカルト学院(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (707)
3549人が棚に入れました
『世紀末オカルト学院』(せいきまつおかるとがくいん)は、A-1 Pictures制作の日本のTVアニメ。1999年長野県長野市松代の皆神山にある私立ヴァルトシュタイン学院(しかし、怪現象がしばしば起こるため、周りからは「オカルト学院」と呼ばれている)。そこの学長や生徒は日夜オカルト研究に明け暮れていた。しかし、学長死去後、オカルト嫌いの神代マヤが就任し、学院にやってきたその日に2012年からやって来た内田文明と出会う。そして2人は学院内の怪現象に遭遇しながら、内田が1999年にやって来た理由を知ることになる。

声優・キャラクター
日笠陽子、水島大宙、茅原実里、高垣彩陽、花澤香菜、子安武人、高橋広樹、小林ゆう、矢作紗友里、矢島正明

ブランドン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヘタレからの脱却

「超展開」という言葉が出る作品は
紙一重だと思います。

この作品に関しては(*^ー゚)b グッジョブ!!
でしたw
「超展開」場面はやはり「おいっww」
とツッコミましたがタイトルがタイトルだけに
ありなのかもしれないと納得してしまいました。
(´・ω・`)))そぉーだぁょねーーw

主人公はヘタレですが様々な事件を経験することで
彼の成長振りを伺えます。
個人的に好きなキャラはJKでした。
子安さんよくこんなキャラ引き受けたな…
いいキャラだけど(笑´∀`)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シリアスと見せかけてコメディじゃん!と思ったらやっぱシリアスになるパターンのやつ

 「1999年7月。恐怖の大王が空から舞い降りて、世界は滅亡する。」今となっては与太話で終わったこのノストラダムスの予言は実は真実だった。アニメの舞台は1999年。この予言を食い止めるため、あるプロジェクトが動いていた。

 レビューで見かけて観ました。面白かったです。
 シリアスかな?と思ったら序盤完全にコメディーだったのですが、やっぱじわじわシリアスになっていくっていう銀魂のパターンのやつです。
 なによりまず言っときたいのは、主人公の女の子が魅力的です。かわいい……ってことじゃなく、美女……ではあるんですけど、とにかくクールなキャラデザなのに意外と表情が豊かで変顔連発するというギャップにやられました。それだけでも一見の価値はあるかと。

 ストーリーの中心は「オカルト」です。私はオカルトかなり好きなので、「このテーマでアニメ作ったろう!」という心意気は超尊敬します。作ってくれてありがとうとお礼を言いたい。
 しかし、「オカルト」というのはUMAも魔法も宇宙人も超能力者も時間旅行もお化けもオーパーツも含むわけです。涼宮ハルヒさんが公募してたのよりさらに範囲広いわけです。「ファンタジー」より「ホラー」より格段に範囲が広い。
 さらにこのアニメはギャグあり、薀蓄あり、オカルトの全分野を網羅し、恋愛がからみ、登場人物をひとりも無駄にしないし、本質はシリアス。そして1クール。
 と、どうなるか。
 内容が広く薄くなってしまうのです。器用貧乏さんなのです。
 そういう点で、私のお気に入りの「それ町」と似てると思いました。そして「それ町」よりもかなりシリアス側に寄っているので、私としてはコメディ目的だけで見るにはややコメディー力不足でした。
 ただ一か所{netabare} 「やめてください!へびさんがかわいそうです!」 {/netabare}の部分だけは大爆笑して何度も巻き戻してそのシーンだけみたけど(笑)

 あと、やや文明くんがハーレム状態になりますが、ハーレム恐怖症の私でもなぜか安心して観ていられました。やはりハーレム展開は本来このアニメのように{netabare} 「正解」と「不正解」があり、幸せになるためには「正解の女の子」を選び出さなければならないということであるべきです。今の軟弱なハーレムのように、女の子が次から次へと群がって「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」みたいな感じで1話で一人ずつ選び、乳揉んで名前をつけて保存、裸見て名前をつけて保存。というのは人道から外れたまさにゲスの極みなわけであって! {/netabare}

 結論:器用貧乏なのでどういう人におすすめしたらいいか分からないけど、少なくとも低俗なアニメではない。私は楽しめました。主人公がいい女です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 26

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

評価低すぎでしょ! 面白いじゃん。

どっちかというとSFだと思うな。

主人公はダメ男、ヒロインはツンデレ。いいじゃないですか。異星人と存亡をかけた戦いをする未来の地球人が、過去を変える事によって平和を取り戻そうとエージェントを過去にタイムスリップさせる。 ま、とあるプロットですが、SFとオカルト的な要素を掛け合わせた背景設定です。

台詞の掛合いも面白いですし。ストーリーのテンポも良くて最後までさっと見れます。

評価が低いのでびっくりしました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

61.7 9 A-1_Picturesでオリジナルアニメーションなアニメランキング9位
B-PROJECT~絶頂*エモーション~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (25)
142人が棚に入れました
業界大手のレコード会社「ガンダーラミュージック」で、 A&Rとして働く主人公・澄空つばさ。担当アイドルユニット「B-PROJECT」のメンバーとともに、 様々なアクシデントを乗り越え夢のJAPANドームライブも大成功!次のステージへと向かうつばさと「キタコレ」「THRIVE」「MooNs」、 そして訪れる「KiLLER KiNG」との出会い。「B-PROJECT」のemotionalなnext stageが今、 幕を開ける――!

声優・キャラクター
瀬戸麻沙美、小野大輔、岸尾だいすけ、豊永利行、花江夏樹、加藤和樹、上村祐翔、柿原徹也、森久保祥太郎、大河元気、増田俊樹、西山宏太朗、八代拓、千葉翔也、江口拓也、興津和幸、浪川大輔
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