4コマ漫画でラブコメなTVアニメ動画ランキング 11

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88.6 1 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング1位
WORKING'!! [ワーキング]2期(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3845)
21233人が棚に入れました
北海道某所にあるファミリーレストラン「ワグナリア」。あるきっかけで小鳥遊宗太はワグナリアでバイトとして勤務することになった。初日、意気込んでそのワグナリアに初出勤する宗太であったが、店長の白藤やスタッフのまひるをはじめ、一筋縄ではいかない個性的なスタッフたちにただただ狼狽するばかり。しかし、当の宗太も「小さいものがひたすら大好き」という独特の嗜好ゆえに、極めて低身長のぽぷらに惹かれたのでバイトとして働く決断をした、という世間の一般観念とはズレた変わり者であった。ここにひとくせもふたくせもある個性的な面々が集まったこのワグナリアで、今日も騒がしい日常が展開される。

声優・キャラクター
福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、渡辺久美子、小野大輔、神谷浩史、白石涼子、日笠陽子、伊藤静、斎藤桃子、中田譲治、広橋涼、川瀬晶子、中村悠一、戸松遥、日野聡
ネタバレ

あずき さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ギャグあり萌えありラブコメありの良作

<総評>
日常系の面白さはマンネリの上に成り立つ。マンネリがあるから視聴者は先の展開を予想することができ、作り手がそれをいい意味で裏切ることで笑いが生まれるのだ。ワーキングで言えば、キャラたちがもともと持っているヤバさが、視聴者の予想をこえて突き抜けたときに生まれる笑いがそれにあたる。その意味では二期のMVPは山田と相馬。山田はひたすらその図々しさが光り、相馬も他人のトラブルを面白がる悪趣味っぷりや、他のキャラのすべての情報を把握しているという狂気っぷりに磨きがかかっていた。また特定のキャラ同士の掛け合いも安定した笑いのソースとなっており、自分が好きなのは山田-音尾のクズヘタレペア、山田-杏子のクズクズペア、相馬-佐藤のからかい殴られペア、佐藤-種島のストレス発散ペアなどなど。その他映像的演出による笑いも多数あり、ギャグアニメとしてはとても素晴らしい作品だった。
またラブコメとして見ると、小鳥遊-伊波ペアと相馬-八千代ペアの二つの軸があることが分かるが、前者に関しては6話が、後者に関しては4話と9話が見ごたえある回になっている。またギャグ枠である山田-相馬ペアも8話にてカップルとしての優秀さを見せる(詳細は下の各話の感想にて)。
萌えアニメとしても、キャラ作画が神がかっているおかげでどのキャラにも十分に萌えることができる。特に山田に関しては“クズ可愛い”という新しい感覚を自分にもたらしてくれた。また以外にもよかったのが杏子。これまではただの年増のダメキャラという印象だったが、五話の幼女との絡みでは不覚にも可愛いと思ってしまった(その後はほぼ「飯をくれ」としか言わないマスコットと化していたが、それすらちょっとかわいらしいと思えた)
ただギャグアニメとしてもラブコメとしても萌えアニメとしても、八話あたりまでは異様に面白かったがそれから失速していったという印象。マンネリを突き出たような展開が少なくなり、二つのペアの恋仲もどちらともあまり進展せず、作画クオリティも落ち気味で…といった具合に。ストーリー構成も、八話までは一話を通して一貫したテーマがあったが、それ以降は原作の四コマ漫画の構成が強く出て短編のつなぎ合わせのようになってしまったのが残念だった。三期はぜひ二期の中盤までのクオリティが続くといいな

<各話感想>
{netabare}
一話「ぽぷらの意地」
背景の書き込みが増えた。キャラデザは目が小さくなり、sao風に(厳密にはこっちのが先)まずはメンバーの性格のおさらいから。山田のずうずうしさはギャグ要員として優秀、「欠損表を高くして私もフォローして」のくだりとか、店長の「お前ら仕事しろ(手にはパフェ)」にかぶせて「さぼりはダメですよ(カウンターにねそべる)」とか。また今回は小鳥遊も、最後の相馬と佐藤が種島に「ヤモリを食べると背が大きくなる」という嘘をつくくだりでの「本当に大きくなったらどうするんですか」という台詞でロリコンが突き抜けた感あって笑った。松本さんの映り込みにはミッケ要素あり。基本的にはキャラそれぞれがいつも通りの行動をとるマンネリだが(マンネリが悪いわけではない。マンネリの中でキャラ作画の可愛さにうなるのも一興)、虫を殺すくだりと、破損報告表に手が届かないくだりの二つでキャラのおさらいを順序良く済ませながら話を進めていく良シナリオ。そしてしれっとワグネリアの前にたどり着いてる音尾の妻(クレジットの役名で判明)という小ネタも忘れない
二話「理想の家族計画」
冒頭、いつも通り小鳥遊に可愛いを連呼される種島を見て伊波がうらやましがる。そのとき横にいた山田は「私も可愛いって言われたい(甘やかされたい)」と別の意味でその光景を捉える。相馬をストーキングする種島と山田のミニキャラ可愛い。ストーキングが一瞬でばれてたい焼きで餌付けされる二人も面白いが、相馬が、二人を怖がらせようと電話越しにサスペンスの犯人風の台詞を吐いたところで、山田に「かわいそうな人」と勘違いされるくだりで、山田だけは相馬に対抗できるという要素が見えてさらに面白い。
音尾さんが帰ってきて店長に挨拶するところ、もはや「お土産は?」と聞くことすらせず、ただ無言で見つめる。しまいには「お土産がないと、音尾ってわからなかった」と言い出す始末。こういう、マンネリを少し先に進めたところに笑いはあるのだと実感する。種島がフレームインしてくるところ、その奥で山田が音尾に抱き着いている、そのやばい光景がしれっと流される感じ好き。山田のずうずうしさに音尾がおどおどする絡みは永遠におもろい、そこに相馬がデジカメもってきて、ぴったりとくっつく二人をフレームに収めながら「最近はまってるんですよね」「奥さん早く見つけるといいですね」と白々しく言う。
三話「スランプの理由」
冒頭からワグネリアにいるなずなと梢、今回は小鳥遊家回。いずみ姉のクズっぷりが明らかに。宗太にバイト先で彼女ができたと傷心中だが、しかし本当に心配なのは自分のことで、家出先であった伊波に「彼女も面倒見てくれるかな」と言い放つ。
度々ワグネリアに手伝いに来るなずな。完璧に仕事をこなすなずな(小学生)に容赦なく「生意気な…」と悪態をつく山田がクズ可愛い。山田の研修バッチ要素もここで活きた。しばらく自分の仕事を押し付ける山田だったが、「頼りになる先輩」と言われて掌を返す、ここまでテンプレ。キャラデザの時点から若干嫌な予感がしていたが、一期では見られなかった作画崩れが…。一生ミニキャラでやってくれてどうぞ。
四話「マンホールスパイラル」
種島への嫌がらせの度合いで、佐藤の心のすさみ具合を察する店員たちの図が微笑ましい。八千代と杏子、二人で生クリームの買い出しに行く途中、音尾の妻に遭遇する。遅れて気づく八千代だったが動揺のあまり言葉がでない。杏子に人見知りと勘違いされて抱きしめられている間に音尾の妻はまた風のようにどこかに行ってしまう。杏子の胸の中でおどおどする八千代可愛い。自分の都合で夫婦の再会の機会をつぶしてしまった八千代は、罪悪感からワグネリアに戻ると山田がいつのまに作った音尾の仏壇に線香をあげる(しれっと遺影からグレードアップしてる感じ好き)。そこから伊波が佐藤→八千代の好意に気づき、また小鳥遊が伊波が佐藤を好きになったと勘違いするというてんやわんやな、しかし見ごたえのある展開に。最終的には小鳥遊が、伊波が自分以外の誰かを好きになったと認知するというところに落ち着く。話は戻って音尾と八千代、佐藤が八千代に「何か音尾さんにやましいいことがあるのか」と詰め寄るところで、「(何があっても)俺はお前のことを嫌いになったりなんかしない」と胸キュン発言が飛び出す。八千代はその言葉に押されてことの顛末を打ち明けるが、音尾さんは無論八千代を責めることなどせず、むしろ「春菜さんにあったの?!すごいね」と関心する始末(ここ笑う)。八千代と佐藤の距離がまた少し縮まったところでめでたしめでたし。ラブコメとしての面白さが垣間見えた。八千代はすっかり元気になって杏子のお世話に励み、佐藤はまたまた告白する機会を逃したもどかしさを相馬への暴力で発散する。いろいろあったけど、結局はいつも通りのワグナリア、というところで締め。さらに調べたところ菊田幸一氏(このすばキャラデ)の一人第一原画and作監小林恵介。文句なしの神回。
五話「ワグナリアの巨大な胃袋」
冒頭からバイトがフロアを掃除するそばでポテチを食い散らかす店長。「どいてください」と言われたら「金をくれ」と返し、食べ終わったポテチの袋を渡すという、常軌を逸したクズっぷりをさらす。小鳥遊の「どいてください」の口調のガチっぽさも相まって笑える。怒りを抑えきれない小鳥遊に、種島が「年上には気を使わないと」諭すが、しかし小鳥遊は「先輩、お姉さんぽくって可愛い」と全く聞いていない様子(この台詞内矛盾笑う)。八千代が小鳥遊に店長のいいところを長々と語り始めようとしたところで、全く関係ない山田が「私のいいところも聞いてください」と割り込んでくる。またみんなが店長の傍若無人っぷりに辟易している中、山田だけは「私も甘やかされたい」と店長に羨望の眼差しを送る。やはり山田は安定しておもろい。相馬がお得意の嘘でくぎを刺し、杏子は仕方なく店のものを食べるのを我慢し空腹に耐える。そんな杏子のもとに、小鳥遊が喜々として連れてきた迷子の幼女が預けられる。死にそうな目で幼女をしばらく見つめたと思ったら、盛大に腹を鳴らす杏子。「お、お前…」と観客がつっこみを入れたところで種島がかけつける。種島が幼女にケーキを与え、杏子はそれを物欲しそうに見つめるも我慢(なおその様子をうらやましそうに見つめる影がもう一つ、ご存じ山田である。迷子の小学生にすら嫉妬し、「山田だって何もできませんよ」と張り合う姿にはもはや脱帽)。そんな杏子に幼女は自分のケーキを一口分けようとするが、杏子は差し出されたスプーンをそっと幼女の口に戻す。外でしとしとと雨が降る中での、この幼女と杏子の無言のやりとりがなんだかいとおしい。その様子を遠くから眺める一行、いたたまれない気持ちになる相馬(佐藤に責任を擦り付けようとするところも地味におもろい)。観念した佐藤は杏子に廃棄寸前の材料でオムライスを作る。キラキラとした目で佐藤を見つめる杏子からは、冒頭で見せたクズさとは対照的ないじらしさが垣間見える。その際の台詞は「食べ物くれる人間はだいたい好きだ、八千代の次に」(佐藤、似たようなこと八千代にも言われてなかったっけ)。しかし最後には“廃棄寸前の材料で”と言ったにも関わらず、食べ終わるとすかさずお代わりを求める杏子に、男三人「やっぱりこの人は…」となったところで締め。シリアスになっても最後はいつも通りに戻るのが日常系のいいところ。
六話「就任、解任、もう堪忍」
まさかの風邪回。佐藤と種島がウイルスの餌食に。その原因である山田は二人に薬をあげようとするが、その拍子にまたまた転んで水をぶっかけてしまう。転んだあとの「ガッシャーン」という効果音が笑いを誘う。仕方なく助っ人として杏子の舎弟を呼ぶという展開に(一期の頃に言ってたことほんとだったんだ)。ぽっと出の舎弟たち(双子の男女)は、案の定不器用でいろいろとやらかす。「それでも山田よりはまし」と言われひっこんでいた山田だったが、しばらくたって下の騒音に業を煮やした様子で屋根裏から飛び降りてくる。「さすがに自分の方が役に立ちます」とでも言いに来たのかなと思いきや、山田が言い放った台詞は「楽しそうだから山田もまぜてください!」と、本日も相変わらずな山田である。そんなこんながあって、最近疲れがたまることばかりと小鳥遊は杏子に直接不満をぶつける。それを受けて杏子は、小鳥遊の負担を減らすという名目で小鳥遊の伊波担当を解任することに。そこから小鳥遊と伊波で、物語始まって以来の深刻な喧嘩に発展。伊波視点では、「これ以上小鳥遊くんを殴らなくて済むなら」と杏子の決定を受け入れたのに、小鳥遊に「男ならなんでも同じサンドバックだもんなと」勘違いされてしまうという不条理がせつなく、また小鳥遊の反応に関しても、“伊波が自分の担当を断ったことに腹を立てる”というのは、視聴者目線小鳥遊の伊波への好意の芽生えととれるのでおいしい、という狂おしい展開。喧嘩に発展する流れも十分に自然だし、またここまでシリアスになっても「先輩は年増に入りませんから」といつものボケも忘れない姿勢、好き。それから一週間、小鳥遊は柄にもなく意固地になって伊波を避け続ける(少しひどいようにも思えるが、この“柄にもなく”という部分で、小鳥遊の場合意固地になればなるだけ伊波への好意の裏付けとなるのでアリ)。どうにも仲直りの糸口をつかめずにいた伊波だったが、種島に背中を押され、小鳥遊に勇気を出して話しかける(なおこのとき山田も二人の仲を取り持つ意欲を見せるが、種島が慌てて止める。普段は似たような立場にいる種島が、山田のやばさを認識していることが分かるという意外と貴重なシーン)(また「(仲直り)したい、したいよ」と涙目になる伊波を見て「伊波かわいい」と思えた)。しかし「寄らないでください、殴られたくないから」と取り付く島を与えない小鳥遊。それをうけて、伊波は耐え切れず泣き出してしてしまう。その勢いで伊波は本心を打ち明け、小鳥遊の伊波に対する好感度が上がったところで一件落着。無論最後のパンチはお約束である。しかしこれは、今までのような「照れ隠しのパンチ」ではなく、続く「でも、これからもお世話してくれるんだよね」という台詞から考えるに、「安心からくるパンチ」とでも言うべきものなのだろう。これまでも十分にぶっ飛んだキャラだった伊波だが、一難去って、より高次元なやばさを手に入れた感がある、いい。
七話「恋のバッドチューニング」
アバンないと思ったら知らないやつがOPに映りこんでいた。今日のメインキャラはこいつか。冒頭、学校で「最近痴漢が出る」と噂を聞く伊波。しかし痴漢の正体は案の定OPに出ていた男で、また「家出した妹を探している」という台詞で山田の兄とお察し。山田兄は伊波のパンチを片手で受けとめる猛者なので、伊波の可愛さに普通に気づくことができ、伊波に惚れる。ワグナリアに帰って伊波は小鳥遊に相談するが、小鳥遊は「あいつの山田は偽名だ」とまじめに取り合わない(そういえばそんな設定あったな)。種島に言われて、伊波を迎えに出る小鳥遊だったが、しかしたまたま会話の流れでいい感じの雰囲気になっている伊波と山田兄に遭遇してしまい、気落ちした様子で引き返す。恋のライバル登場である。しかし当の伊波は「こんな風に男の人と話せるようになったのも小鳥遊君のおかげ」と思っているので安心、例によって小鳥遊の勘違いである。それから落ち込みっぱなしの小鳥遊、その落ち込み具合を“なでなで”の質から察する種島。ワグナリアの面々は小鳥遊を心配するが、事情をなぜか知っている相馬(いつもの)だけは、「お前は何か知らないのか」という佐藤の問いに「知らないよ(後ろを向いて爆笑)」で答える。「そんな面白いことになってんのか」と察する佐藤。一方小鳥遊の落ち込み具合は深刻で、店長が可愛いものグッズを肩にのせまくっても何の反応も示さない。最終手段として店長が種島を引っ張ってきたところで、小鳥遊はついに自分の胸にあるもやもやの正体を理解する。なお視聴者には経験則から、それが「俺って、伊波さんのこと好きなんじゃ」なんてものじゃないことは無論分かっている。今日だけは早退させてくれと家に帰った小鳥遊は、ソファーでうなだれる兄を心配して声をかけてきたなずなに、自分の悩みを吐露する。曰く「俺ってマゾなんじゃないだろうか」。やっぱそんなこったろうと思った、というところで、なずなが兄をMと勘違いしていたという要素が生きる。翌日、伊波に正面切ってマゾじゃない宣言をしたところで一件落着(?)
八話「嗚呼、妹よ」
アバンにて小鳥遊家、鍋を作る宗太とそれを手伝うなずな、いつもの仲睦まじい兄妹の光景だが、いつもと違う所が一つ。それは「なずなの身長が俺に並んでる…!」。これを、宗太が牛乳を飲むなずなを見つめること数秒、それから引き画にして二人の頭上にスーッと点線を引くという演出で。今回のテーマは妹。なずなを妹として見られなくなるかもと危機感を抱き、どういう論理か種島に妹になってくださいとお願いする小鳥遊。店で繰り広げられる仲睦まじい兄妹の光景(狂気)に、店の面々は小鳥遊ついにおかしくなったと憐れみの視線を送る(山田を除く)。一人私も妹にしてくださいと志願しに行く山田だったが速攻で追い返される。ここの、山田が殴られるところを飛ばして、その後のとぼとぼと厨房に戻るところに飛ぶ演出、こういう、分かり切った展開をざっくり飛ばして視聴者にその間を補完させる笑い好き。一方例によって「私も小鳥遊君に可愛いって言われたい」とひそかにためいきをつく伊波のもとに相馬から電話が。伊波の思っていることを一言一句言い当てるところに相馬のやばさの突き抜けが見えて面白い。「女の子のどういうところが可愛いと思う?」という相馬の質問に、佐藤が「笑顔」とピュアな答えを返した後、伊波の電話越しに相馬の吹き出す音と殴られる音が聞こえるというテンプレ。最終手段として伊波は自分の小さいころの写真を小鳥遊に渡す。それが相馬仕込みというこれまた狂気。伊波もしれっと「伊波さんかわいいな~」という小鳥遊の声を録音and鬼リピ。改めてやばいやつしかいない。Bパートでは山田兄がワグナリアに来て山田の捜索。小鳥遊との伊波の取り合いに負け(ここで小鳥遊が実は伊波のパンチを防げるほどの身体能力を持っていたことが明らかになるが、ちょっとかっこよすぎて嫉妬してしまう)、また種島に触っては小鳥遊に殴られ、八千代に触ろうとして佐藤に蹴られと散々な様子。肝心の山田は相馬の計らいで果てしないおつかいへ…。「シャンバリーレはどこですか」とスーパーで店員に泣きつく山田が可愛い。その後も相馬は山田が兄に会わないように色々と手を回す。二人でデパートに向かう道中、相馬が「きり…」と切り出して山田が動揺するところは、このコンビだからこそなせるギャグ。「相馬は全てを知っているんだな…」と視聴者が察せるやりとりにもなっている。「相馬さんが山田についていくなんて珍しい」と話すワグネリアの面々。八千代が「私も昔は杏子さんのおつかいに…」と切り出すと早々に佐藤が種島と小鳥遊を仕事に戻らせるが、その理由は次のカットで引き画にして八千代と佐藤の背中を見たところで明らかに。(相馬が八千代ののろけを聞く役を一人引き受けるいつものやつだなと)。このスピード感が笑える。デパートで相馬が山田兄から山田を隠すパートでは、山田が母親のことを想うようなそぶりを見せ珍しく相馬の心に葛藤が(この時の山田兄のばかっぽさ好き。日野さんはこういうキャラを演じるのがうまい)。しかし山田の「バイトしてよかったなあ」という言葉を聞いてほっこり。意外な二人の間に人間ドラマが見えた。最後は、二人がワグネリアに帰ってきたとき、まだ八千代が佐藤にのろけ話をしているというところで締め。ここはまだ画面上では山田と佐藤にフォーカスしているところで八千代の話し声を遠くから聞こえさせ、カットバックしたときに状況が理解できるようになるという演出。
9話「愛はこんなにグローバル」
八千代のケータイを買いに八千代と佐藤で携帯ショップに。八千代の「店員さんとか苦手で…」という台詞に合わせて映される刀→店員の目線の抜き。帯刀属性の登場久々すぎて笑う。その後車の中で、「佐藤君の(電話番号)教えて」「佐藤君に(メール)してもいい?」と破壊力抜群の声で佐藤に聞く八千代。しかし佐藤は返答に間を置きながら、浮かれまいと杏子のことを考える。ここ片思いのけなげさが漂っていて可愛い。ワグナリアに三話ぶりに姿を見せる元ヤンの双子。陽平は梢に求婚され、美月はちょうど帰ってきた佐藤が、八千代を下の名前で呼び捨てしているのを見て動揺。友達と言い張る八千代に、美月は「男は隙あらば食っちまおうって思ってるんですよ」と佐藤に対する警戒を解かない。しかし八千代は食っちまうの意味が分かっていない様子(可愛い)。美月はさらに杏子に言いに行くが、杏子の方も八千代と全く同じ想像をする(可愛い)。翌日、なぜだか美月、陽平、梢の三人に見守られながら、佐藤は休憩室で居眠りする八千代の肩にそっと服をかける(この二人、推せる…!)。一方店内では山田と小鳥遊が衝突。小鳥遊は視聴者目線山田に厳しすぎるような気がするが、小鳥遊が12歳以上の年増は人と思っていない変態であることを思い出せば自然と受け入れられる。
10話「ケータイ無問題(モーマンタイ)」
まさかの佐藤と伊波の組み合わせ。佐藤の機転で何事もなく収まると、次は小鳥遊が伊波を押し倒す展開に(冒頭のダンボールが伏線)。伊波の警戒度(というか小鳥遊への照れ度)がMAXになるが、小鳥遊は伊波が居眠りしている隙を見て好奇心に打ち勝てず、伊波の頭をなでなでしてしまう。案の定途中で起きる伊波。幸い殴られることはなく伊波は猛ダッシュで逃げていったが、そのままバイトからもしばらくドロップアウト。小鳥遊は伊波の両親のことを考えて小鳥ちゃんになって伊波の家にお見舞いに。無事メアドを交換して終了。今回作画が崩れがちだったが、原画の人数を見ると23人。内容も平凡だったし、やはり力を入れる回と抜く回の差が激しい。
11話「決意ですが、何か?」
今更だけどOPの話。一期のデザインを踏襲したのは正解だと思う。特に最初の山田兄と山田が対照的な動きをするところ面白い。山田は八千代にもらったリボンをぬいぐるみのデイジーに着けようとするが、肝心のデイジーがどっかいった。他のメンバーにも手伝ってもらってなんとか見つけるが、そのときにはリボンがどっかにいっているというオチ。未だ佐藤への警戒を解かない美月。しかし佐藤ははっきりと「(八千代が)好きですが、何か」と言って追い返す。ただそれを遠くから見つめていた八千代は、佐藤のその言葉だけを耳に入れてしまい、そのまましばらく胸にモヤモヤした気持ちを抱えることに…。そんな八千代の調子の変化をパフェの味の違いで感じ取る店長に笑う。八千代を見て、佐藤の方もそろそろ決着をつけるべきか、と悩み始める。そんな佐藤の心情の変化を感じ取るのはいつも髪形をいじられている種島、という対比。種島のアドバイスを聞き、佐藤は告白がダメだったらバイトを辞めると、自分を追い詰めて目標に貪欲になることを決意(ただ、それを八千代に言ってしまうのは、八千代が佐藤の告白を断りづらくなってしまうのであまりフェアではない気が…)。前回は小鳥遊と伊波、今回は八千代と佐藤の恋路が発展したが、その合間にはあまり関係ないエピソードが挟まっていたりと、若干失速気味な印象。
12話「デイジー死す」
伊波が小鳥遊を殴っていない期間が最長記録を更新しているということで、このまま小鳥遊がいないうちに男嫌いを解消してしまおうと特訓することに決めた伊波。男装できる相手を探す下りで、結局自分になるオチおもろい(杏子が店にいる強くて胸が小さいやつといったらお前、と伊波を指さす)。小鳥遊は男嫌いを治す特訓として、伊波にメールのやりとりをすることを提案する(これって名目はそうなってるけど普通に好き合ってるもの同士の会話じゃ…)。小鳥遊が家で伊波からのメールを待つとき、これまで使った色々なシーントランジションのエフェクトをまたいで同じアングルのカットを使う演出を。休憩室においてあるホワイトボードについて、今回は伊波の「男の人殴ってない記録」を書き込むカレンダーが貼られていたが、この前には山田の落書きがあったりと映像上の遊びの要素の一つになっている。特訓の続きとして山田は伊波に店の男の人をめぐるツアーを提案、案の定相馬が殴られそうになったところ、佐藤が機転を利かせたことで代わりに山田のぬいぐるみ、デイジーが犠牲に。自分で殴っておいて白々しく「本気の私になぐられたらもう…」とデイジーをあきらめる伊波が笑える。今回も原作の四コマ漫画の構成を残した短編連作回。
13話「さよならぼぷら」
前回のラストシーン(ポプラが破損報告表に一生懸命手を伸ばして届くところ)がアバンに(すでに書かれている分が全部山田なの笑う)。それはつまり、種島の身長がのびたということ、案の定小鳥遊が異様な動揺を見せる。そして一期同様最終話になって自己紹介モノローグが入る松本、気が立った小鳥遊に年増と吐き捨てられる。種島のことで気をもんでいる小鳥遊を見て、伊波は「もしかして恋?!」とまたモヤモヤと。問題解決屋気取りの山田は、直接種島に話を聞く。受験の話の流れから、種島が「もしかしたらここを辞めなきゃいけなくなるかも」と言ったところで山田は案の定すっとんでみんなに「種島さんバイト辞めるって」と言いふらしに行く。いつも通りのトラブルメーカーっぷりに脱帽。しかしみんなに「将来のことを考えたら、バイト辞めるのもやむなしだよね…」的なことをそれぞれの言葉で言われて、なんだかほんとに辞めなきゃいけない気がしてくる種島。どうしたらいいかわからなくなった先で松本に泣きつき、「でもやめたくないよ」と本心を吐露する。しかしワグナリアの面々の中で一人だけ冷静だった松本はとくに動じることもなく「成績落ちてから考えたらいいじゃないですか」ときっぱり言い放つ。その言葉に安心して休憩室に戻る種島。「やっぱりやめないで下さい」と泣きつく小鳥遊に「私辞めないよ」と返したところで一件落着。ポプラが破損報告表に手が届いた理由も、背伸びスキルがあがっただけだったというオチ {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『WORKING!!!』放送開始記念 13品目「さよならぽぷら」視聴。

北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
小鳥遊宗太(たかなしそうた)がひょんなことからバイトとして働くことになったこの店は、個性的すぎる店員達ばかりが働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に活躍(!?)するファミレスバイトコメディー!!

1品目「ぽぷらの意地」
今日も自分の身長を気にする種島。
そんな種島をいつも通りかわいがる小鳥遊だったが、種島はいつまでも自分を年上と扱わない小鳥遊に対して、絶交を言い渡してしまうのだった・・・。

2品目「理想の家族計画」
理想の家族に憧れる山田は、兄候補の相馬の秘密を知るべく、種島とともに『相馬さんのことをもっと知り隊』を結成!
行動を開始した二人が目撃したのは・・・?

3品目「スランプの理由」
ワグナリアのバイトから帰ったなずなから、バイト先に“宗太と特別な関係の女の子”がいると聞いた泉。
ショックのあまりスランプに陥った泉は、書き置きを残し家出してしまう!

4品目「マンホールスパイラル」
店のものを食べてしまった杏子を連れ、買い出しに出かけた八千代。
その途中、マンホールの中から突然女性が現れた!
驚く二人だったが、八千代はその女性の正体に気付き・・・?

5品目「ワグナリアの巨大な胃袋」
相変わらず働かず食べてばかりの杏子。
小鳥遊や佐藤の説教も全く聞かない様子に、相馬がある一言を告げた。
その言葉に動揺した杏子は初めての我慢をするが・・・?

6品目「就任、解任、もう堪忍」
山田のドジにより風邪をひいてしまった種島と佐藤。
二人の抜けた後の穴を埋めるため、杏子は自分の後輩を助っ人に呼んだが、どうにもこうにもやっかいな二人で・・・?

7品目「恋のバッドチューニング」
学校の友人から、バイト先への通り道に最近痴漢が出るという噂を聞いた伊波。
不安になりながらワグナリアへ向かう途中、噂の痴漢に遭遇してしまい・・・?

8品目「嗚呼、妹よ」
ついになずなが自分の身長に追いついてしまい、ショックを隠しきれない小鳥遊。
落ち込んだ小鳥遊は、あるお願いのために種島を二人っきりになれる場所に呼び出して・・・?

9品目「愛はこんなにグローバル」
機械全般に弱い八千代が、メンバー達の勧めで初めての携帯電話を購入することに。
一方ワグナリアには、先日の落とし前をつけようと真柴兄弟が現れて・・・?

10品目「ケータイ無問題(モーマンタイ)」
今日も小鳥遊を殴ってしまったと後悔する伊波が休憩室へ入ると、そこには佐藤の姿が。
二人きりの密室・・・。
果たして佐藤は、生きて無事に休憩を終えられるのか――!?

11品目「決意ですが、何か?」
今日も杏子にご飯をたかられ、八千代にノロケ話を聞かされ、美月に八千代との会話を邪魔される、佐藤。
そんな佐藤が4年間の片思いに決着をつけるべく、ついにある決心をする-!

12品目「デイジー死す」
“男を殴っていない期間”の最長記録を迎えた伊波!
このまま男嫌いを治せたらと考えた伊波は、種島・山田と共に、小鳥遊に内緒で男嫌いを治すための自主トレを始める。
だがそれは、大きな代償を伴うものだった・・・。

13品目「さよならぽぷら」
ワグナリアに発生した、とある大事件!
皆を動揺させる出来事に、それぞれが新たな決意と想いを抱き始める・・・。
果たしてこの大事件の結末とは-?

テレビアニメシリーズ『WORKING!!』の3期『WORKING!!!』の放送が決定した。2015年7月に放送開始する。

本作は、高津カリノさんの4コママンガが原作。テレビアニメはこれまで、2010年4月からと、2011年10月からの2期放送されている。
今回の3期決定については、2014年8月10日にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた『夏祭りだよ!全員集合』最後の影ナレーションで“さらっ”と発表され、そのまま何も説明がないままにイベントが終了して会場が一時騒然となる出来事があった。

高津カリノ「WORKING!!」約10年の連載に幕、1月から特別編始動
11月7日に発売されたヤングガンガンNo.22(スクウェア・エニックス)にて、高津カリノ「WORKING!!」が最終回を迎えた。

「WORKING!!」は、北海道某所にあるファミレス・ワグナリアに勤務する人々の日常を描く4コママンガ。2004年12月より約10年にわたり連載され、2010年にはTVアニメ化も果たしている。最終13巻は12月25日に発売。通常版に加え、2015年の日めくりカレンダーが付いた初回限定特装版も用意されている。

なお2015年1月5日発売のヤングガンガンNo.02では、「WORKING!! 特別編」がスタート。月イチペースで連載される予定だ。

第3期製作決定をイベント最後にさらっと発表
高津カリノさんのマンガ『WORKING!!』(ヤングガンガン掲載/スクウェア・エニックス刊)を原作にした、アニメ第3期製作決定が、2014年8月10日にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた『夏祭りだよ!全員集合』の最後で発表された。

発表されたのは出演者がステージからはけたあとに流された影ナレーションの中でのこと。雑談の最中、突然第3期決定がさらっと発表された。そしてそのまま何事もなかったかのように、イベント終了のアナウンスが流れイベント全体が終了。あまりの突然の出来事に一時会場は騒然となった。

アニメ『WORKING!!』は2010年4月に第1期、2011年10月に第2期がTOKYO MX他で放送された。原作コミックは12巻まで発売されており、12月25日に最終13巻の発売が決定している。13巻では「2015年日めくりカレンダー」付き初回限定特装版と、「特製チャーム」付き店舗別初回限定特装版が同時発売を予定。

スクウェア・エニックスの漫画雑誌である『ヤングガンガン』の創刊2号にあたる2005年1号から連載されている4コマ漫画。北海道某所にある架空のファミレス「ワグナリア」を舞台に、そこに勤務する登場人物たちの日常を描く。登場キャラクター同士のボケとツッコミの掛け引きは軽快ながら巧みに交わされる。
通常6ページの連載で、時々2話掲載となる。4コマ漫画ではないショートストーリーの場合もある。4コマ形式の時はきちんとオチをつけながらその後のストーリーへつながってく形で構成されている。毎回1ページ目の半分に扉絵に相当する部分があり、掲載時にはそこでキャラクターの独白、あるいは会話が挿入されるが、コミックス収録時には取り払われている。話数は「〜品め」で表される。
元々は作者が自身のウェブサイトで不定期で連載しているWeb4コマ漫画『WORKING!!』を雑誌連載のために舞台設定と登場人物を新たに書き起こしたものが本作である。ファミリーレストランチェーン「ワグナリア」のWeb版とは別店舗の店という設定で、同じ世界観を共有している。店長の旧友や佐藤のバンド仲間などが勤めるなど、設定上のつながりのあるキャラクターも存在する。Web上で連載している方が「猫組」、ヤングガンガンに掲載される方は「犬組」と呼称されている。下記登場人物達も「販促」と称して一部サイトコンテンツに登場しており、登場人物の中には本編よりもサイトでの登場が多いキャラも存在する。
2006年6月30日より携帯コンテンツからの番外編配信も行われている。2007年1月25日からドラマCDが発売されている。また、2010年4月から6月までテレビアニメが放送された。2011年4月2日にアニメ第2期の制作、ブルーレイボックスとキャラクターソングの発売、イベントの開催が決定した。第2期の名称は第1期と区別するため「WORKING'!!」と「'」が加えられている。

2011年10月から12月まで放送された。全13話。小鳥遊宗太が提供クレジット読みをするほか、次回予告には平岡公園が登場せず、代わりにキャラクタが次回の話とほとんど関係ない事を言っている。なお、製作は読売テレビから子会社の読売テレビエンタープライズに移管されている。
2014年8月10日にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた、「WORKING!!」「サーバント×サービス」コラボイベント『夏祭りだよ!全員集合』において第3期の製作決定が発表された。タイトル、放送時期等の詳細は未定。

オープニングテーマ
「COOLISH WALK」(第2話 - 第13話、第1話ED)
第1話はEDとして使用。

エンディングテーマ
「いつものようにLOVE&PEACE!!」(第2話 - 第13話)

BS11で再放送を視聴中(2013年4月~2013年6月)CMにサーバント×サービスが2013年7月に放送と告知があった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ワグナリア新装OPEN!! ワーイ♪ゝ(▽`*ゝ)(ノ*´▽)ノワーイ♪

■ Uo・ェ・oU/゚・:*【祝】2期『ワグナリア』OPEN!! *:・゚\Uo・ェ・oU
2期がこれだけ楽しみな作品も久しぶりかもしれませんね♪
しかも先行で1話放送が早々に観れちゃいましたね!
1期2期で大きく変わった点はまず、監督とシナリオ構成が変更になった事ですよね。
1期の平池芳正監督さんは、あのサトジュンの片腕として共に手腕を発揮してきた方で「あまがみSS」の監督でも有名で、シリーズ構成も自分で行っていた方なのです♪
1期「WORKING!!」ではかなり評価が高かった作品だけに、何故2期から監督を大槻敦史さん、シナリオ構成を吉岡たかをさんに交代してきたのは解りませんけど、新たな挑戦と前向きに受け止めて期待して観ていこうと思ってます♪
 
 
■先行放送された1話を観た印象です(*^o^*)
全体的な印象としては、1期にくらべてCGを多く使用しているので、作画や描写がとってもリアルになった感じがしました。
ただ、逆に言えば背景にキャラが浮いた印象を受けてちょこっと違和感を感じたのと、なんとなく温かく感じられていた印象が1話見た限りだと1期ほど感じられなかったりもしちゃいました。
 
「ワグナリア」の雰囲気は脱ファミレスを計ったような、高級感を感じられるくらいの描写になっていて新生「ワグナリア」って感じでしたね♪
他にも、まひるちゃんになぐられた「たかなし君のほっぺ」がピンク色に輝いていたり、カメラアングルが明らかに1期とは違って多彩になっていて、ポプラちゃんの身長がよりちっちゃく感じられたりもしましたよ・・・( ゚д゚)ハッ!・・・ちっちゃくないからね(>o<")
1期だと上からぽぷらちゃんを描いたカットが多かったのですけど、画面の右下にギリギリ顔が出ているカットなんかがあったりと新鮮に感じられる描写もありました♪
 
とにかく、σ(・・*)アタシ的には秋アニメの中でもかなり期待している作品なだけに多少の不安もありますけど、1期の良さを生かしつつ、新しい魅力を見せてくれる事を祈っています(*^o^*)
 
 
■総評
先行放送を観た時の違和感は本放送ではそれほど感じなかったのでひとまず(´▽`) ホッっとしました♪
ほのぼのコメディーでは1期のようなほんわかした感じの作画が個人的には好きなんですけど、1期の良さを損なわないように配慮して作られている印象が見受けられたので2期も1期同様楽しめました♪
2期では「山田による山田のための山田らしい演出」が全快で見られたのでそれだけで満足です
ε- (´ー`*)フッ
広橋涼さんの良さを抜群に生かしているキャラだと思ってますw
それと、佐藤くんの”ぽぷら盆栽”!?にも磨きがかかっていましたね♪
料理人は手先が器用なんでしょうかw
でも八千代さんの扱い方だけは相変わらず下手っぴですね♪
そこが佐藤くんの可愛い所なんですけど(#^^#)
八千代さんも佐藤くんが気になるようになってきたのかなぁ?ちょっと距離が縮まってきた感じですねw
この二人の関係の結末を見たかったですね♪
見たいといえば、まひるちゃんとかたなしくんの関係も微妙な距離感で終わっちゃいましたね(*^_^*)
山田兄弟も相馬くんの陰謀で会えずじまい・・・w
こずえ姉様と陽平くんも何やら面白い関係に発展してきてますしね( *´艸`)ムフフ
何だか気になる関係がいっぱいですね・・・これは続きがなかったら(/=`◇´)/呪うぞ!!ですねw


■おまけ
・まひるちゃんのヘアピンは1期に引き続き毎話変えていましたねヾ(・ω・*) エライ
・ぽぷらちゃんに色恋沙汰が無いのは、小学生らしさを演出するためなのでしょうかw
 (そんなことないよー!! o(≧∀≦。)ノ byポプラ)


■MUSIC♫
OP曲『COOLISH WALK』
 【歌】種島ぽぷら(阿澄佳奈)、伊波まひる(藤田咲)、轟八千代(喜多村英梨)
 Aメロからサビにかけて盛り上がってきて、「ワグナリア劇場」開演だよー♪って感じですねw
 
ED曲『いつものようにLOVE&PEACE!!』
 【歌】小鳥遊宗太(福山潤)、佐藤潤(小野大輔)、相馬博臣(神谷浩史)
 ミュージカルでも見終わったような感覚にしてくれる華やかなナンバーですね♪
 「ワグナリア劇場」の余韻に浸らせてくれました(#^^#)

※どちらもスカ特有のジャズ・バンド構成で作られていてこのリズム感がたまらなく好きなんです♪
 1期の『SOMEONE ELSE』の様な中毒性は控えめですけど完成度の高さは負けず劣らずですね!
 (#^^#)

2011.09.06・第一の手記
2012.01.08・第二の手記(追加:■総評、■おまけ)
2012.01.14・第三の手記(追加:■MUSIC)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 89

88.2 2 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング2位
WORKING!! - ワーキング!!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (6697)
29789人が棚に入れました
北海道某所に存在するファミリーレストラン『ワグナリア』。
小鳥遊宗太が、ひょんなことでバイトすることになったこのお店は、個性的過ぎる店員ばかり働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に!?活躍!?するファミレスバイトコメディ。

声優・キャラクター
福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、渡辺久美子、小野大輔、神谷浩史、白石涼子、日笠陽子、伊藤静、斎藤桃子、中田譲治、広橋涼、川瀬晶子
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

まったく、ワグナリアは最高だぜ♪ヽ(´▽`)/

原作未読★全13話★
あにこれユーザーの方に
オススメして頂いた作品。

北海道某所にあるファミレス「ワグナリア」
店長から人材不足を補う為に新人バイト探し
を命じられたぽぷらに主人公,宗太がスカウト
されてバイトを始める所から物語はスタート。

視聴当初は正直,それほど期待して
なかった作品でしたが,観ている内に
出るわ出るわ個性の塊がw
クセの強いキャラとそのキャラへの
スポットの当て方が非常に上手い
ストーリー構成です。

何でもないような話でも色々なキャラ同士
を噛み合わせる事でいくらでも話を面白く
できるし,いくらでも話を膨らませる事が
可能な不思議な作品ですね♪

そんな色モノ…もとい、
魅力的なキャラが揃っているこの作品で
お気に入りのキャラは…

女性部門は『山田 葵』
ワグナリアのトラブルメーカーな彼女の
ウザ可愛さは気づけばクセになってましたw
山田カワイイョ山田(*´ω`*)♪

男性部門は『佐藤 潤』
ぶっきらぼうに見えて,実は気配り上手な
ナイスガイ♪(僕の目指す男性像に近いw)
少しシャイ過ぎる一面があるのでついつい
応援したくなっちゃうキャラです。

◆全体を通しての感想◆

主にファミレスが舞台なので急展開は特に
ありませんが,良い意味で日常系アニメの
お手本といった感じで欠点らしい欠点が
見当たらない万人受けする作品では
ないでしょうか。

淡いラブコメ要素も物語を盛り上げる
心地よいエッセンスになってますね。
最初の1話,2話を観たぐらいでは作品の
魅力に気づかなくても観続けているうちに
世界観にどっぷり引きずり込まれている
自分に気づきました♪

漫画原作,ラノベ原作が多くを占める
深夜アニメ枠で3期までコマを進める事が
できるのは100作品中の内,1作品あるか
ないかと言われている昨今で既に3期まで
決まっている人気作品なのも納得できます。

作画も全話を通して安定していました。
激しい動きは特にない作品ですが,
最終話冒頭の鏡に映るまひるちゃんの
ぬるぬる動く作画は目を見張るモノが
あり,とても印象に残ってます。

流石は作画に定評のある
A-1Pictures制作。

個人的に主人公が働く系の作品は
ハズレが少ないような気がします。
また一つ,お気に入り作品に巡り会えて
嬉しく思いました(*´ω`*)♪
この調子で2期も楽しめそうです。

◆OP曲
「SOMEONE ELSE」
この作品のオープニングに
相応しいPOPで可愛らしい曲。
ヒロイン3人の元気な歌声がとても良い♪
作曲編曲は,やっぱり神前暁さんですね。
この人はもう天才!

◆ED曲
「ハートのエッジに挑もう
 Go to Heart Edge」
エンディングはオープニングと
打って変わって男性キャラ3人による
爽やかでカッコ良い曲調に仕上がってます♪



◆最後に妄想ss◆
※ここからは完ッ全に個人的な
思い出話&妄想話なので興味が
ある方のみ見ていって下さいね。
{netabare}
この作品を観ていたら学生時代に友人と
夏休み限定「ガスト」でアルバイトをして
いた事を思い出しました。

飲食店のアルバイトを経験された事のある
方なら気持ちを共有できるかと思いますが,
見た目に反して仕事内容はキツイですよね。
ファミレスもまた然り(~O~;)
立ちっぱなしで足はパンパンになるし,
嫌なお客さんも当然ながらいますしね。

そんな思い出も今となっては良い思い出
だったのかなと,しみじみ過去の自分を
振り返っていると突然…
僕の妄想スイッチが発動しちゃいましたw

妄想タイトルは…ズバリ!

『学生時代に戻り,ワグナリアで夏休み限定
 のアルバイトをする事が可能であれば』

さぁさぁ,みなさんだったらどうしますか?
ファンなら涎モノの夢チケットですよね?
僕の答えは…当然YES!!

てなわけで,履歴書持参でレッツ妄想スタート♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7月21日 面接日当日

夏真っ盛りの気温とセミの鳴き声をかき分けて
ワグナリアの店の前にたどり着いた僕。

ふと,腕時計に目をやると針は14時40分を
指し示している。
「フッ,時間通りだな」
約束の15時には少しばかり早い気がするが
時間ギリギリに着くよりかは幾分マシだろう。

ここで,これから始まる面接ゆえに
高鳴る鼓動を隠しきれてない自分に気づく。
「やはり,少し緊張しているのだろうか?」
額に滲む汗を手でぬぐい,呼吸を整えてから…
いざ、入店!

自動ドアが開くと同時に冷房の風が頬を撫でて
くれて,とても気持ちが良い。
お昼時が済んだ店内の客足はまばらのようだ。
さりげなく店内を観察していると,一人の
ウェイトレスがこちら側にかけよってきた。

『いらっしゃいませ♪ワグナリアへようこそ♪
 お客様はお一人様でしょうか?』

名札に「種島」と表記されたこの女のコ…
満面の笑みである。

さっきより高鳴る鼓動…。
ヤ、ヤバイ…惚れそうだ…。

僕『あっ,いえ!今日の15時にアルバイトの
 面接の約束をしているココ吉と申します。
店長の白藤様はいらっしゃいますでしょうか?』

ぽぷら『面接の方ですね♪店長から伺っております。
 只今,呼んできますので少々お待ち下さいませ』


フゥ……
生で見ると破壊力バツグンだったな…。

でもどうだ?
一瞬だけ目の前の小っこ可愛い生き物に動揺は
したものの,すぐさまいつものCOOLかつHOTな
フェイスを取り戻し,乗りきってやったぜ。

ちなみに僕自身は相手側の事を知っていて,
相手側は初対面,そして僕の素性がバレたら
現実世界に強制送還という設定なのである。
「後付け設定,乙~ww」なんて声が聞こえて
きそうだが,構わずに先に進める。

数分後。

店長『お前がバイト希望のココ吉か?入れ!』

僕『は、はい!よろしくお願いします!』

店長室に通される直前に「轟」と表記された
名札を付けている女性と出くわした。
そう,チーフアルバイターの八千代さんである。
お腰の刀からはアニメで見るより禍々しい
オーラを放ってはいるものの表情はニコニコ顔で
とっても優しそうだ。

心の中で「線目キャラ=只者じゃないって
のはアニメ界の常識だよね♪」なんて思い
ながら軽く会釈を交わす僕。
表情はあくまでもCOOL。

そんなこんなで店長室に入室し
白藤店長と向かい合い面接開始。

面接が始まってもパフェをもぐもぐ
食べてらっしゃる,この店長…。
相変わらずである。

僕『あの,コレ。履歴書と…
  つまらないものですが
  お菓子の詰め合わせです!』

店長『よし,採用!』

僕『えぇ!もうですか?
  ありがとうございまぁす♪』

と言いつつ、心の中では
「この女、堕ちた♪事前情報でこの店長に
菓子折を渡しときゃ,採用間違いなしって
バレてんですよw やっぱ世の中,情報が命!
チョロイぜ♪」と
思ってはいたが,表情はあくまでCOOL。

店長『あっ,でもお前,履歴書に厨房希望って
書いてあるけどホールに回ってもらうからな』

僕『…ッ!?…今、何と仰いましたか?』
タカをくくっていた矢先、不穏な一言を
言い放つ店長。

店長『だぁ~か~らッ!ホール担当だっての!
今、厨房よりホールの方が人、足りてねぇの』

僕『でも僕、どうしても厨房やりたいんです…』

履歴書に「厨房希望!」と書いたのは
もちろん伊波まひる対策である。
ボコデレ属性の彼女の面倒は小鳥遊君以外に
適任者がいないし、正直やりたくない…。

店長『自分の意見を通したきゃ、あと菓子折二つは
 必要だったな!良い勉強になっただろ?』

そう言えば…,山田がバイトに入った時に
店長に菓子折三つ渡してたっけなぁ…。

店長『んじゃ、明日からよろしくなぁ~。
あ、あと言い忘れてたけど,ホールに男ギライ
の奴がいるから接し方は自分で考えとけよぉ~』

えぇ,知ってますョ…。
まひるちゃんでしょ…。

フゥ……誰だ?
情報が命なんて言ってたヤツは!?
リサーチ不足も甚だしいじゃないか!?

この時,既にCOOLかつHOTなフェイスが
すっかり崩れていた自分に気がつく。
妄想とは言え、夢のチケットを無駄にする
選択肢は僕にはない。

とりあえず…
帰りにでも防御用マウスピースと
救急箱セットを買っておかないとだな…。

どうやら今年の僕の夏休みは熱くなりそうだ。


つづく
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 71
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

WORKING1期目でワグナリアに加入した新バイトメンバーについて・・・(二次創作です)

【諸注意・お願い】
このレビューは、レビューではなく二次創作です。
作中のキャラを活かすように努力しましたが、本編のほうが格段に面白いです。
できる事なら登場人物の声以外にも表情・動作なども含めて想像しながら文章を読んでいただきたいです。
会話文が主体になりますが、心の声や物事の音などを( )という形で表記してあります。
素人の文章ですが、楽しんでいただけたら幸いに存じます。
まだ未見の方でも『WORKING!!』という作品に興味を持っていただけたら嬉しいです。


発言者の略称

山田葵(やまだ あおい)・・・山
種島ぽぷら(たねしま ぽぷら)・・・種
伊波まひる(いなみ まひる)・・・伊
相馬博臣(そうま ひろおみ)・・・相
佐藤潤(さとう じゅん)・・・佐
白藤杏子(しらふじ きょうこ)・・・白
轟八千代(とどろき やちよ)・・・八
小鳥遊宗太(たかなし そうた)・・・小


{netabare}山「山田です。ワーキング1期目では、素敵でエレガントでキュートで輝いている山田と、どうでもいい変態の小鳥遊さんが、ワグナリアの新しいメンバーとなります。今回は、ワグナリアで働いているみなさんに山田と小鳥遊さんの当時の印象などを聞いてみたいと思います。」

山「まずは、先に聞いておかないと、あとで文句を言いそうな小鳥遊さんの印象について聞いてみます。山田への賛辞の言葉は後に取っておきます。」{/netabare}


{netabare}山「店長。小鳥遊さんの事について聞いてみたいのですが・・・。」
白「八千代、パフェ!」
八「は~い、杏子さん。ただいま、お持ちしますね。」
山「店長、山田の話を・・・。」
白「いつまで、そこに突っ立っているんだ。サボってないで仕事しろ!」
山「・・・・・。」{/netabare}


{netabare}山「種島さん、伊波さん。バイトを始めた頃の小鳥遊さんの印象を聞きたいのですが?」
種「カタナシ君かあ~。お仕事、一生懸命頑張ってるね。」
伊「・・・た、た、小鳥遊君。・・・え、え~っと、良い人かな~。」
山「ここだけの話ですが、小鳥遊さんはバイトに入った当初から小さいもの好きだったのですか?」
種「小っちゃくないよ!」
山「種島さんに向かって言ったのでは無いのですが。」
種「そっか~。勘違いしちゃった。ごめんね、葵ちゃん。」
伊「(どうせ私の胸は小さいわよ!)」
山「仕事を覚えるのは早かったのでしょうか?」
種「家でも家事をしているみたいだからね。すぐに仕事は覚えたよ。」
伊「私はシフトをずらしてもらっていたので、どうだったのかな~。(初対面で殴っちゃったけれど・・・)」
山「最近の小鳥遊さんについてはどうですか?」
種「最近、頭を撫でられる回数が多くなったよ!年上の先輩なのに!」
山・伊「(それは小さい子供扱いされているせいでしょう・・・)」
山「伊波さんはどうですか?」
伊「さ、最近・・・また殴っちゃった。ごめんなさい。」
種「伊波ちゃん、そんなに気にすることないよ。男性恐怖症のせいなんだから。」
伊「前よりは、男性恐怖症が良くなっているんだけれど・・・。」
山「昔は小鳥遊さんを一日に何回殴っていたのですか?」
伊「えーっと、昔は・・・会うたびに殴っていたかな。」
山「今は一日に何回殴っていますか?」
伊「今は・・・会うたびに・・・・・。」
山・種「(昔と変わっていない。)」{/netabare}

{netabare}山「小鳥遊さんのことはどうでもいいので、山田について褒めて下さい。」
(ウィーン、ピンポンピンポン)
種「伊波ちゃん、お客さんが来たからホールに行こう。」
伊「分かりました、種島さん。今、行きます。」
山「や、山田のことは・・・・・。」{/netabare}


{netabare}山「佐藤さん、相馬さん。小鳥遊さんがバイトを始めたころの話を聞きたいのですが。」
相「小鳥遊君かあ~。お店で働いてもらって助かってるよ。」
佐「お前の場合、伊波に殴られなくなったからだろ。」
相「そんな事ないよ。小鳥遊君は、いつも真面目に仕事をしてくれているんだから。」
佐「それで、本音は?」
相「殴られる対象が小鳥遊君に変わって良かった。」
佐「そういう事だ。もう十分聞いただろ。さっさと仕事しろ。」{/netabare}

{netabare}山「じゃあ、次は山田の印象について聞かせて下さい。褒めて下さい。」
佐・相「・・・・・。」
山「何で黙るんですか。ここに山田がいるじゃないですか。」
佐・相「・・・・・。」
山「早く山田の事をたくさん褒めて下さい。」
佐「山田が何か聞きたいそうだから相手をしてやれ、相馬木さん。」
相「僕の名前は某物語シリーズの主人公のような名前じゃない。僕の名前は相馬だ。」
佐「失礼、噛みました。」
相「違う、わざとだ。」
佐「本当にお前に噛みついてやろうか。」
相「(今日も轟さんの店長自慢でイライラしているなあ)」
山「じゃあ、山田もアリスとかラッカとかそら等の名前で呼んで・・・い、痛い、佐藤さん。痛いです。」
佐「山田、今すぐ謝れ!とにかく謝れ!色んな人に謝れ!」
山「ただいま不適切な表現がありました。関係者の皆様方に対して多大なるご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした・・・って、何で山田が謝らなければいけないのですか?」
佐「『WORKING!!』の主役と言ったら山田しかいないだろう。代表して謝罪するのが筋っていうものだ。」
山「主役・・・代表・・・山田にピッタリな言葉です!」
相「(いい感じに騙されているなあ~)」
佐「もう十分だろ。とっとと働け。」
山「ところで、山田の印象は・・・。」
佐「空気みたいな存在だな。」
山「酷い、山田は空気ですか。」
相「いいかい、山田さん。人間は空気中の酸素がないと生きていけないんだ。そういう意味の空気だよ。」
山「という事は、山田は重要な存在という事ですね。」
佐「いや、いてもいなくてもどうでもいい、そういう意味での空気だな。」
山「佐藤さん、酷いです。山田の事が嫌いなのですか。(泣)」
相「そうだよ、佐藤君。少し言い過ぎじゃない? もっと他の表現があるでしょう。」
佐「すまん。少し言い過ぎた。」
山「じゃあ、山田の事は・・・。」
佐「仕事は覚えない、すぐにコップや皿を割る、他人の仕事の邪魔ばかりをする・・・。空気ではなく、有毒ガスだな。」
山「佐藤さんのバカ、カバ、おたんこなす!」
相「あ~あ、山田さんを怒らせちゃった。いくら轟さんが振り向いてくれないからって、少し言い過ぎだよ。」
佐「確かに少し言い過ぎたな。反省しておこう。ところで、お前の本心は?」
相「虐げられる女性って輝いているよね。」
佐「(こいつの病気も治りそうにないな・・・)」{/netabare}

{netabare}山「みなさんに話を聞いた結果、山田がいないとワグナリアの仕事が貯まってしまい、山田だけが頼りだという事が分かりました。これからもワグナリアを1人で支える為に頑張って仕事をサボります。」
佐・小「さっさと働け!」{/netabare}


2013年4月20日
レビュー投稿

同日
誤記があったため更新

投稿 : 2024/11/02
♥ : 44

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『WORKING!!!』放送開始記念 13品目「デートと言う名の決戦、小鳥遊と伊波のそれから…」視聴。

北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
小鳥遊宗太(たかなしそうた)がひょんなことからバイトとして働くことになったこの店は、個性的すぎる店員達ばかりが働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に活躍(!?)するファミレスバイトコメディー!!

1品目「ワグナリアへようこそ♪ 小鳥遊、働く。」
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」。
ひょんなことからこの店でバイトをすることになった小鳥遊宗太は、個性的すぎる(!?)店員達に囲まれて戦々恐々!?かと思いきや、本人も実は……?

2品目「伊波、男性恐怖症。だって怖いんだもん…」
出会いの挨拶も交わさぬまま、伊波に殴り飛ばされた小鳥遊。
伊波は男性恐怖症で、反射的に男を殴ってしまう癖をもっていた!
それ以来険悪な仲の二人に、杏子よりとある命令が下されて…?

3品目「八千代と杏子と佐藤…と、帰ってきた音尾さん」
ある事情により、しばらく不在だったワグナリアのマネージャー・音尾が帰ってきた!
音尾のたくさんのお土産に喜ぶ一同だったが、それを快く思わない人物が約一名いて…。

4品目「相馬、さわやか すぎる青年」
世間話が好きな、さわやか好青年・相馬。
そんな相馬に興味を持った小鳥遊は、彼の危険すぎる『説得』を知ることに!

5品目「ある風邪の日に…、いつもと違うワグナリア」
熱を出した妹・なずなの看病のため、小鳥遊がバイトを休んでしまった!
そのため、小鳥遊不在のワグナリアはてんやわんやな状態となってしまい…?

6品目「宗太の憂鬱、小鳥遊家の女達」
北海道にある、とある家庭。
そこは、いつもの通り個性的でいつもの通りハチャメチャでいつもの通り仲良し。
そんな小鳥遊家は、最強の姉達と最強の妹に囲まれた宗太の苦労溢れる日常だった…。

7品目「久しぶりの音尾と、新しいバイト=山田(!?)」
音尾がワグナリアに帰ってくる日。
彼が持って帰ってくる土産を今か今かと待ちわびる杏子に、小鳥遊は「違うモノかも」と嫌みを言う。
そんな予言が当たった音尾の土産とは…?

8品目「伊波、はじめて?のお・で・か・け!」
水道工事の影響でワグナリアは臨時休業。
そこで種島の提案により、ワグナリアの女子メンバーは日帰りで温泉へ行くことに。
今まで友達と遊びにいくこともなかった伊波は果たしてちゃんとお出かけできるのか!?

9品目「ことりちゃん登場!!」
今日は伊波がバイト休みの日。
だが、シフトに入っていないはずの伊波がワグナリアにやってきた!
なにやら思い詰めた表情で小鳥遊を見つめる伊波が、思い切って告げたその一言は……!?

10品目「疑惑の真相・・・、なずな働く。」
先日の事件(!?)を教訓に、小鳥遊と伊波は伊波の男性恐怖症を本気で治すため、バイト後一緒に帰ることに!
そんなある日、ワグナリアに現れたのは小鳥遊の妹・なずな。
彼女はなんだか伊波に興味を持っていて…?

11品目「あの頃の二人、八千代と佐藤。ようこそ小鳥遊家へ」
相馬が持って来たというアルバムに、自分たちの若い頃の写真を見つけた杏子と八千代と佐藤。
懐かしい写真に、八千代と佐藤は出会った頃を思い出す…。
一方、バイト終わりに山田が始めた怪談話のせいで、予想外の事態が発生して…!?

12品目「なぜか!?の決戦前夜。種島の恩返し」
慌てた様子で家へ帰っていった小鳥遊が、ふと落とした生徒手帳を偶然拾った種島。
小鳥遊のことを思い自宅まで届けにきた種島は、そこで衝撃の光景を目の当たりにする…!!
そして次の日、ワグナリアに一波乱巻き起って…!?

13品目「デートと言う名の決戦、小鳥遊と伊波のそれから…」
種島の提案により決定した、伊波と小鳥遊のデート当日。
緊張しつつも精一杯のオシャレで初めてのデートに臨む伊波と、最期の覚悟をしてデートに臨む小鳥遊。
果たして二人のデートはうまくいくのか!?
そして、小鳥遊の生死は──!?

2010年4月から同年6月まで、読売テレビ、TOKYO MX、中京テレビ、札幌テレビで放送された。全13話。また、CS放送ではAT-Xでも同時期に放送された。第2期放送開始直前の2011年7月からは、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、キッズステーションでも放送が開始され、TOKYO MXでも再放送が開始された。
原作ではほとんど触れられていない「北海道が舞台」という設定が背景において視覚的に強調されており、次回予告や最終話で札幌市清田区の平岡公園が登場するほか、アニメオリジナルの第8話では主要な登場人物達が定山渓温泉へ出向いている。
オープニング映像は大畑清隆が手がけており、大畑がかつて手がけた『あずまんが大王』のオープニングで使われた、吹き出し型のテロップや終盤に監督のクレジットが吹き飛ばされるなどの表現方法が取り入れられている。
2011年3月下旬にはテレビアニメ公式HP上にて謎のカウントダウンが開始され、同年4月1日にエイプリルフールネタとしてWEB版WORKING!!(猫組)のアニメ化決定を思わせるトレーラー映像が流れ、翌日4月2日にはテレビアニメ第2期の制作が発表されると同時に、テレビアニメ第1期のBlu-ray BOXの発売が正式発表された。テレビ放送時にSD解像度制作であった本編は再撮影によってHDリマスター化されているが、DVD版に付属していた主題歌CDやドラマCDなどの限定特典は付属しない。なお、2011年7月に放送が開始されたとちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、および再放送が開始されたTOKYO MXにおいて第9話はHDリマスター版で放送され、キャラクターコメンタリーの副音声も放送された。

オープニングテーマ
「SOMEONE ELSE」(第2話 - 第12話)
第1話と第13話はOPはないがEDとして使用。

エンディングテーマ
「ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge」(第2話 - 第8話、第10話 - 第12話)
「ゴールデン・デイ」(第9話)
主題歌CDの単体での発売はなく、完全生産限定版DVDの特典として完全生産限定版DVD第5巻に付属。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

84.4 3 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング3位
未確認で進行形(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2210)
11751人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る高校生・夜ノ森小紅の16歳の誕生日。許嫁なのに影が薄い三峰白夜と、小姑なのにどう見ても幼女の三峰真白が現れた。ブリーフィング無しでいきなり始まった奇妙な同居生活。シスコンで変態な姉・夜ノ森紅緒まで加わり、事態は相当ややこしいことに。小紅の生活は普通じゃなくなった。

声優・キャラクター
照井春佳、松井恵理子、吉田有里、羽多野渉、愛美、佐倉綾音、藤田咲、角元明日香

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アニメは制作会社で選ぼう!

ごく普通の生活を送る高校生・夜ノ森小紅の16歳の誕生日。
許嫁なのに影が薄い三峰白夜と、小姑なのにどう見ても幼女の三峰真白が現れた。
ブリーフィング無しでいきなり始まった奇妙な同居生活。
シスコンで変態な姉・夜ノ森紅緒まで加わり、事態は相当ややこしいことに。
小紅の生活は普通じゃなくなった。

各話のサブタイトルは登場人物の話した台詞となっている。
#01「何事も最初が肝心です」
家事万能、巨乳安産型、その他はごく普通の高校生・夜ノ森小紅。
そんな小紅の16歳の誕生日。
突然訪ねてきたのは許婚・三峰白夜(影薄い)と、その妹の小姑・三峰真白(どう見ても幼女)。
なぜか始まる同居生活。
実姉・夜ノ森紅緒は今日も元気にシスコンで変態だ。
果たして小紅の生活は一変するのか、しないのか。
うまく言えないので確認してください。

#02「ロリ小姑ってのも悪くないわ」
突然許婚と小姑が現れて困惑する小紅。
許婚・白夜はさておき小姑・真白はどう見ても幼女。
なのにまさかの同級生。
展開についていけない小紅をよそに、姉・紅緒は語る。
「あるのもないのもすばらしい」。
見た目も幼女、中身も幼女な幼女高校生・真白だが、小紅と白夜に起こった昔のことを知っているような、いないような。
よくわからないので確認してください。

#03「ラブコメの波動を感じる」
体育の授業。
小紅は跳び箱が苦手。
同級生のまゆら曰く「ハンデがあるからね♪」。
そんなこんなで日曜日。
家事にいそしむ小紅。
手伝いを申し出る紅緒。
平和な休日が過ぎゆくかに思われたそのとき、突如響き渡る紅緒の絶叫。
溢れ出る真白の絶望。
禁断のBPが今明かされる。
BPについては本編で確認してください。

#04「あれはただのへんたいです」
紅緒によって明かされた過去のこと。
突然の話に小紅はショート寸前でビックリ緊急ダウン。
代わりに台所に立つ紅緒。
生み出される悪夢の数々。
小紅のありがたみを知る真白。
一方白夜は小紅に嫌われたと思い込み、逃走というより暴走。
今回の白夜はよくしゃべるとかしゃべらないとか。
実際のところは確認してください。

#05「これが経産婦だと」
和装の美女がやってきた。
どう見ても若すぎるが、真白の母・白雪らしい。
緊張する小紅。
身構える真白。
白雪の若さを前に苦悩する紅緒だが、結論的には「かなりアリ」。
そんな中、白雪の口から驚くべき話がとび出す。
混乱する小紅。
果たして語られた内容は真実なのかどうなのか。
言葉だけでは伝わらなさそうなので、その目で確認してください。

#06「そうだ、小姑でうめよう」
チョコレートを前に小紅が悩む。
白夜が悩む。
真白も悩む。
まゆらは笑う、「バレンタインっていろんな人間ドラマがあって面白いよね」。
そう、2月といえばバレンタインデー。
ネッシー。
モンゴリアン・デスワーム。
雪男。
ネッシー。
ネッシー。
ネッシー。
さて問題です、このお話でいったい何回「ネッシー」と言うでしょう。
よく聞いて確認してください。

#07「それはそれ、これはこれ」
生徒会書記、末続このは。
強烈な紅緒信者である。
その友人、大野仁子。
空気の読めない新聞部員である。
真白に嫉妬心を燃やすこのはに調査協力を申し出る仁子。
「こっそり」とか、そんな寝言は寝て言おう。
そしてなんだかこのはの言葉づか(略)真白とこのはの戦いが今始まる!
俺たちの明日はどっちだ!?
略されたところは確認してください。

#08「妹の悲しみをいやすのは、妹」
「一言でいうと、よくあることだ。ムー的な視点で言えば。」尻が大きいのは悪いことじゃない。
乳が大きいのも悪いことじゃない。
むしろいい。
それはともかく、真白とこのはの戦いはまだ続く。
ついに迎える屋上決戦。
まったく関係ない紅緒様。
いつも通りと思いきや、突然の急展開があるとかないとか。
やっぱりあるので確認してください。

#09「くつじょくです、はずかしめをうけました」
思いがけず新展開。
忠実な白夜。
小紅は否定されたらちょっとショックな自分に気づく。
目にゴミが入っただけという弁解。
それに対する紅緒の愛。
白夜も愛。
小紅のスクープを狙う仁子。
紅緒の変顔を狙う真白。
そんななか、ついにデレ期到来か。
誰のデレ期がきたのかは確認してください。

※一迅社のCMを一年ぶりに視聴。
No.12までは2014年視聴済。
No.13は2015年視聴。

#10「デレ期という単語を調べたら」
ホワイトデーをめぐって、白夜が悩む。
真白は叱咤する。
紅緒は悶絶する。
小紅は俺の嫁。
デレたらデレたなりに物語は進む。
小紅はいい子。
このはもいい子。
仁子もいい子だけど、今日も元気に暴走中。
念願の記事掲載は叶うのか。
そしてなんだか今回は、意外な人がツッコミ役に。
その切れ味を確認してください。

※一迅社のCM No.14を2015年に視聴。

#11「ハンカチを楽しんでるのよ」
ハンカチは楽しむものらしい。
先週に引き続き、白夜は悩む。
仁子はなんとUMAを目撃。
夕暮れ時でも油断は禁物です。
一方、小紅と白夜の仲に進展が。
なんとデートに出かけることに。
コブつきで。
不良の第一歩。
春休みに入ったり、新事実が発覚したり、色んな要素はあるけれど、とりあえず初デートはどこへ行ったのか。
確認するのはそこからだ。

※一迅社のCM No.15を2015年に視聴。

#12「わかってる? わかってる」
白夜と真白が姿を消した。
なくなった荷物。
途絶えた連絡。
静かな我が家。
不安と心配に苛まれる小紅だが、まゆらに背中を押されて三峰家へ。
山に分け入り、懸命に白夜と真白を探す小紅。
そこで彼女が見たものは...?
これからどうなるかはわからないけれど、冬は終わり、春が来る。
最後までどうぞ確認してください。

※一迅社のCM No.16を2015年に視聴。

【アニメキャラの魅力】とにかくずば抜けて可愛い!萌えアニメの主人公「夜ノ森小紅」の魅力とは?
『未確認で進行形』は、アニメで一気に評価を上げたタイプの作品のひとつだと思います。それゆえにアニメ化されてからの反響が大きく、アニメの続編を望む声も多いです。当然キャラクターも可愛らしい女性キャラが多く、ロリ、妹属性に目のない「紅緒」、その属性にぴったり当てはまる「真白」。そして今回ご紹介する、その中でもダントツで可愛い(と個人的に思っている)「夜ノ森小紅」。

この3人が歌い踊るOP映像は、近年稀に見る傑作だと思います。OPのイントロで流れる写真風イラストは可愛さ&色気を感じさせ、歌が始まれば小紅の豊満な胸揺れと真白と紅緒の楽しそうな(イヤイヤそうな)絡みもあり・・・。このOPだけでも魅力を最大限に発揮している3人なのです。

■妹で巨乳で微ツンデレで男口調でツインテール
小紅はとにかくたくさんの属性を持っています。紅緒の妹であること、真白曰く巨乳安産型であること、許嫁となった白夜へ対しての微ツンデレ、少し変わった丁寧な男の子よりな口調・・・。どれもキャラクターのイメージを語る上で大切な要素です。

しかし、筆者が最も驚いた属性はその口調です。漫画で読んだ時には「変わった女の子だな」というくらいの印象だったのに対して、アニメを見たとたん、その口調があまりにもマッチしており、その上今まで聞いたことの無い“萌え”を醸し出しているではありませんか。完全に撃ち抜かれました。

■次々と見せつける圧倒的な萌えボディスタイル
小紅は、真白曰く“巨乳安産型”。胸はかなり大きいです。それこそOPでぷるんぷるんするくらい。下半身の描写はあまりありませんが、全体像が見えるとその良さがわかります。可愛エロスなのです。容姿すべてが。もうたまりません。

■可愛い外見に負けない内面の愛らしさ
小紅は性格も良いのです。つまり完璧超人なのです。料理をすれば真白のお子様舌に合わせて料理をし、イベントがあるごとにあれやこれやと考え、全てのキャラクターに懸命に寄り添っています。もうここまで来ると逆に狙いすぎて嫌われかねないのですが、そこを見事にクリアしているのが「夜ノ森小紅」です。まだ観ていないという方は、ぜひご自身の目で「夜ノ森小紅」の魅力をご堪能下さい。

TVアニメ化が決定した『三者三葉』気になる放送時期が判明! アニメ制作は『未確認で進行形』を手がけた“あの”会社!
原作・荒井チェリー先生からのお祝いコメントも

「まんがタイムきらら」で最長12年の連載を誇り、そして現在も絶賛連載中の『三者三葉』。先日TVアニメ化が発表され、このたび2016年春に放送決定となりました。原作は、元気はつらつの大食い娘・小田切双葉、腹黒委員長の葉山照、元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成す、キュートで愉快な日常模様を描いた人気コミック。そして今回、アニメのキービジュアル第1弾、公式HP・Twitterのオープン、さらにアニメスタッフの情報が解禁となりました!

◆キービジュアル第1弾公開!

★今回解禁されたキービジュアル第1弾では、双葉・照・葉子の3人の仲の良さがよく描かれています。そしてこのビジュアルを使用したhttp://sansyasanyou.com (ティザーサイト)も本日オープン! ティザーサイトでは、原作・荒井チェリー先生からのお祝いコメントも掲載されているので、こちらも要チェックです♪

◆スタッフ情報も公開!
●アニメーション制作を務めるのは、同じく荒井チェリー先生原作の『未確認で進行形』や『ゆるゆり、ゆるゆり♪♪』で知られる動画工房。
●そして監督・木村泰大氏、キャラクターデザイン・山崎淳氏、シリーズ構成・子安秀明氏という布陣となっています。

◆TVアニメ『三者三葉』作品概要

<放送情報>
2016年春TVアニメ放送開始

<INTRODUCTION>
大食娘・小田切双葉、元お嬢様・西川葉子、腹黒委員長・葉山照の仲良し三人組に加え、クラスメートで永遠の二番手ツンツン娘・西山芹奈や、親切心からひと言多い近藤亜紗子、陰謀が大好物な葉子様の元メイド・薗部篠…、ゴーイングマイウェイな面々がマイペースに大騒ぎします!

<STAFF>
原作:荒井チェリー(芳文社「まんがタイムきらら」連載)
監督:木村泰大
キャラクターデザイン:山崎淳
シリーズ構成:子安秀明
アニメーション制作:動画工房

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【げそいくお氏】
2015年秋放送:「ハッカドール」
過去に関わった作品(例):「未確認で進行形」/「キルラキル」/「プラスティック・メモリーズ」

げそいくお監督……?と不思議な名前に釘付けになった方も多いはず。思わず声に出して読みたくなる名前の彼は、1987年生まれと若いながらも現在はフリーで活動をしている実力者。他にも奥居久明、ikuoといった名義でも活動中とのこと。

アニメは制作会社で選ぼう!
【動画工房】
NEW GAME!(2016)
干物妹!うまるちゃん(2015)
プラスティック・メモリーズ(2015)
月刊少女野崎くん(2014)
恋愛ラボ(2013)

視聴回数2回以上の作品
三者三葉(2016)
未確認で進行形(2014)
ゆるゆりシリーズ
ゆるゆり♪♪(2012)
ゆるゆり(2011)

「うまるーん」へのときめきが止まらない中、2015年秋は「緋弾のアリアAA」を制作している動画工房。他にも「月刊少女野崎くん」といった2期が待たれる作品が多数。……「恋愛ラボ」も期待しております。

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。そんな動画工房の作品、その魅力を探っていきたいと思います!

■とにかく可愛い女の娘を観てください!  『未確認で進行形』
『未確認で進行形』は、女性漫画家である荒井チェリー先生の四コマ漫画を原作としたラブコメアニメ。女性しかいない夜ノ森家の次女・小紅は、16歳の誕生日に自分に許婚がいることを初めて聞かされます。そして、なし崩し的に始まる彼女の許婚、三峰白夜とその妹、真白との同居生活。突然自分に将来の夫が出来たことに戸惑いを隠せない小紅。しかも、白夜と真白には重大な秘密があり……という、ちょっとファンタジックな要素を取り入れたラブコメです。

本作の何よりの魅力は、キャラクターの可愛らしさでしょう。女の娘らしいグラマーな体型(ただし、本人的にはそれが大きなコンプレックス)の持ち主で、白夜の読めない行動に翻弄されつつも、徐々に彼との距離を縮めていく小紅。その小紅を溺愛する重度のシスコンである姉の紅緒。小紅の"小姑"として、ちっこい身体で思いっきり背伸びした行動をする真白。こうした個性豊かで可愛い女の娘が次々に登場し、動画工房の流麗なアニメーションで描かれるのです。

そして、本作の魅力はそういった"萌え"の要素だけではありません。原作漫画での女性作家らしい繊細な心理描写を動画工房はアニメ版でも見事に再現。メインヒロインである小紅のモノローグを多用した作劇やエモーションに満ちた演出の数々は、ドラマに深みを与えると共に、作品内に独特の感性を付与することに成功しています。

放送時期とシンクロした劇中の冬景色も相まって、何とも言えない情感に満ちたラブコメ作品となった『未確認で進行形』。"みでしみん"と呼ばれる熱狂的なファンも生み出した本作の人気の秘密がそこに凝縮されています。

ちなみに、本編は勿論のこと、小紅、紅緒、真白によるユニット"みかくにんぐッ! "が歌うオープニング主題歌とエンディング曲は、そのポップな曲調もあいまって素晴らしいアニソン、キャラソンとなっています。そんな楽曲の素晴らしさを見事に映像化してみせたアニメーションも、これまた凄い出来でアニメファンならば必見です!  嬉しいことに、TOHO animationの公式YouTubeアカウントでも公開されていますので、未見の方は是非ともチェックしていただきたいと思います!! 

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『未確認で進行形』の『とまどい→レシピ』
『月刊少女野崎くん』といい、この『とまどい→レシピ』がオープニング曲に使用された『未確認で進行形』といい、2014年の動画工房の勢いと制作作品のクオリティは本当に凄かったですよね。2014年、大人気のアニメーション制作会社さんです。

そんな動画工房の素晴らしいアニメーションも目を引く『未確認で進行形』の『とまどい→レシピ』も、個人的な2014年のベストアニソンから決してオミット出来ない楽曲。「ふぅふぅらったった」という抜群の語感を持つリリックから始まり、物語のストーリーや劇中でキーアイテムとなるお菓子の名称で巧みにデコレーションしたチャーミングな歌詞で突っ走る。

物語の主役である3人の女の娘、小紅、紅緒、真白ちゃんの3人組ユニットである「みかくにんぐッ!」によるヴォーカルもナイス! 何より、この歌と音がアニメーションに重なった時の高揚感が凄いんです。滑らかに動きまくるアニメーションにシンクロしたメロディとリズムは、視覚的にも聴覚的にもとにかく気持ちが良くて、ひたすらに楽しい気持ちにさせてくえます。アニメのオープニングやエンディングに使われる楽曲って、やっぱりアニメーションと一緒に観てこそおもしろいのだな、なんてことを再認識させてくれた1曲。

作曲を担当したのは、ネット発の音楽クリエイターで、ヴォーカロイド関連の楽曲を動画サイトにアップしていたというJunkyさん。Junkyさんは、エンディングの『まっしろわーるど』も制作されており、こちらもポップなメロディと、真白ちゃんのキャラクター性を凝縮した歌詞、そして、デフォルメキャラがちょこまか動きまくるアニメーションに惹きつけられる名曲です。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

5位:ラブコメの波動を感じる(未確認で進行形)

2014年1月から3月にかけて放送された。全12話。
テレビアニメ化は2013年9月21日に発表され、公式サイトの開設に併せてキャストやスタッフも公表された。また、同年10月20日には制作発表番組「テレビアニメ『未確認で進行形』制作発表 〜番組内容は確認しておきます。〜」が、12月8日には特別番組特番「TVアニメ『未確認で進行形』放送まであと1ヶ月くらいSP 〜初だし情報もあるらしいけど、それが何なのかは確認しておきます。〜」が、それぞれニコニコ生放送で配信された。

2014年3月19日発売のBD / DVD第1巻にテレビ未放送の温泉編を描く新規OVA「見て。あれが私たちの泊まっている旅館よ。」を収録したり、ユニット「ひばり高校1年3組」(小紅、真白、まゆら)のオリジナル楽曲を録り下ろしたキャラクターCDを同梱するなど、全6巻のソフト販売への注力も推進されている。

2014年2月12日にはレコチョクの同年冬アニメランキングで第7位を記録したことが報じられた。同年2月26日にはアキバ総研の同年冬アニメ実力ランキングで第3位を記録したことが報じられ、同年4月10日には同サイトの同年冬アニメ満足度ランキングで第2位を記録したことが報じられた。

監督の藤原佳幸は『GJ部』の第1話を担当した彼の絵コンテを見た東宝プロデューサーの吉澤隆による依頼、キャラクターデザインの菊池愛は『GJ部』のオープニングアニメーション原画を気に入った藤原の要望を聞いた動画工房プロデューサーの鎌田肇による提案、シリーズ構成の志茂文彦はプロデューサー陣による推薦で、それぞれ起用された。

まず、藤原は原作の第1巻で小紅の身体にある幼い頃の傷跡を真白が見つける入浴シーンをそのままアニメ化すると、お色気の強い作品だと誤解されそうな懸念を持った。そのため、アニメではシチュエーションに変更が加えられ、第4話の後半で寝込んだ小紅の汗を真白が拭いてあげた際に傷跡を見つけるという展開になっている。そういった原作のエピソード整理が為された第1話は絵コンテの段階で尺を5分オーバーしたため、オープニングを最後で流すという構成になった。また、第1話は藤原が『伝説の勇者の伝説』の助監督時代に実力を見込んで今回直に依頼した、編集の平木大輔にも助けられている。

キャラクターの掛け合いの魅力を損なわずにアニメとしても成立させる点に配慮する一方、キャラクターデザインについては巨乳安産型である小紅が服の上からでも胸の大きさがわかるものの太っては見えないように藤原が配慮し、菊池もそれに応えた。また、小紅だけでなく全キャラクターのデザインに関しては輪郭部に原作にない白いハイライトが入れられたが、これは舞台を雪国にすることと作品の時間軸を放送時期に合わせることが決まったため、白が基調の背景と色の強いキャラクターのマッチングを考えてのことである。

紅緒の変態ぶりの表現など声優たちのアドリブに助けられたところは大きく、小紅役の照井春佳、紅緒役の松井恵理子、真白役の吉田有里はオーディションで選ばれたが、その際に照井は「最初から『あ、小紅がいる』」「まんま、小紅だなあ」、松井は「変態っぽく湿度がある感じに聞こえるけれど、その中に上品さもある」「小紅や学校の生徒が見ている『紅緒の素晴らしさ』のニュアンスも含まれている」、吉田は「飛び道具が来たな」「(オーディション中に真白として台詞を喋っている声と、挨拶に来てくれた時の声が変わらないため)正直、すごいな」という印象をそれぞれ藤原から持たれた。

オープニングアニメーションは、絵コンテを制作デスクの梅原翔太による下描きを元に、藤原が清書や修正を担当した。梅原は、最初の2回は完成版とは全然違う形でずっとキャラクターが踊っているような感じで描いたところ、全てボツにされたそうである。完成版は曲のイントロの長さを利用して小紅たちの本編では見られない姿が描かれているが、これは藤原の趣味によって盛られた部分が大きく、フェティッシュな絵が多くなった。

エンディングアニメーションは、絵コンテと演出を『GJ部』でもそれを担当していた武山篤が担当したが、彼は平木や美術監督の川口正明、音響効果の小山恭正などと同じく、藤原の依頼で『GJ部』から引き続いて起用された。エンディングアニメーションの絵コンテは、その可愛さから即OKとなった。

夜までみんなで╭( ・ㅂ・)وぐッ!
ニコニコ生放送各回終了後の毎週日曜22:30 - 23:30に配信していたトーク番組。アニメ終了翌週の2014年4月6日まで配信。

オープニングテーマ
「とまどい→レシピ」(第2話 - 第4話、第6話 - 第12話)
第1話ではエンディングテーマとして使用。第5話では未使用。

エンディングテーマ
「まっしろわーるど」(第2話 - 第11話)
第12話では未使用。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 46
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

このレビューを「みかくにんぐッ!」に捧ぐ!

こ、小紅が可愛い!
可愛いったらありゃしない!!
あまりの可愛さに紅緒とのシンクロ率が相当上がった。
白夜への小紅の気持ちが高まる度に、
「ラブコメの波動がする~!」と
紅緒と一緒にのたうち回っていた。
小紅には誰のものにもなって欲しくない、
でも、
小紅が初めての感情に戸惑う様子を愛でていたくもある。
で、
ど、どうすればいいんだ~!
と、のたうち回ることになる。

OPとEDの出来も良い。
共に「みかくにんぐッ!」(小紅・紅緒・真白)によるキャラソンなのだが、
楽しくて毎回飛ばさずに観てしまった。
特にOP冒頭のみかくにんぐッ!メンバーのスナップショットの高速スライドショー、
おお!とか思っている間にドンドン進んでいくから目が離せない!
え?思わず目を離してしまった?
そんなあなたのために、
「スナップショット全部解説&ランキング」(やっぴ基準)
やってみました!
なお、解説の順番はスライドショーの順番となっています。
{netabare}
こべに:正面バストアップ、白と薄紫のビキニ?左の壁に微かにもたれかかる、こぼれんばかりの胸、儚げな表情 S
ましろ:砂浜にうつ伏せバストアップを左から、水着?顎を砂浜につけ両手は顔の横、目を閉じ心もち満足げな表情 B
べにお:公園のベンチ?に座ったところを正面から、制服、右膝を立てて座り両手で右の靴下を直すしぐさ、見えそうで見えない、いくぶん挑戦的な表情 A
ましろ:草原に寝そべったところを右から、ゆったりとした黒いワンピース?に赤い靴とリボン、うつ伏せ気味に身体をくねらせ、肘で上半身を起こし、右膝を上に膝を重ねる、少し驚きに表情でこちらを見つめる B
こべに:しゃがんだところを正面から、制服に赤いマフラー・黄色い長靴、雪をつかんだ右手をカメラマンに差し伸べる、ほんのりと上気した頬、雪が嬉しくてたまらないという表情 A
こべに:左上半身を正面から、紫の下着?左ブラの肩紐に左人差し指をかけ、やや左を向き僅かにうつろげな表情 A
こべに:ベッドに左を下にして横向きに寝た顔のアップ、左手は胸のあたり、右手は顔の前、一見すると何も羽織ってないように見える、髪が少し顔にかかり恥じらいと戸惑いの表情 A
こべに:体育館に女の子座りしてるのを上から、制服、右手は後ろ、左手は足の間、不思議そうにこちらを見つめる A
こべに:動画、顔のアップを左から、制服にエプロン、手のひらについたクリームを舌で舐めとる、舐めながら目を閉じる A
べにお:バストアップを正面から、制服、メガネ、教科書を広げた自分の席に着き、机に上に両手を重ね、そこに突っ伏した姿勢から顔をあげ、重ねた手の甲に顎を乗せ、右斜め下を見るともなしに眺めやる、寂しいようなつまらないような表情 B
こべに?:口元のドアップ、僅かに開いたピンクの唇から覗く上の前歯と今まさに舌なめずりをせんと口中を蠢く舌 A
ましろ:右から全身を、明るめの赤いコートに白いマフラー、下は制服か?黄色い傘(猫のワンポイント)を手に降る雪に顔を輝かせている B
ましろ:かなり引いた全身を正面から、紺と白のボーダーのタンクトップに水色のキュロットスカート?長く続く石段に足を投げ出して座り両手とも膝の上、夏の陽光のもと暑さに閉口した表情 B
こべに:顔のドアップ、ベッドで首を右にうつ伏せ、右手は顔の前、右肩もわずかに覗き一見すると一糸纏わぬ姿、前髪が顔の大半を隠し、小さく開いた口でスヤスヤと眠る A
こべに:全身を正面やや上から、制服、学校の階段に足を延ばして腰かけ、手は太ももの上、右に鞄、うつろげな表情で視線はやや下 B
こべに:膝から上を正面から、白いワンピースに淡い黄の半袖のカーディガン、湖でオールを手にボートを漕いでいる、閉じられた膝、楽しげで満足感も覗く表情でこちらを見る A
べにお:やや左から全身、制服、畳に膝を立てて座り両手を後ろにして体重を支える、膝をくっつけた絶妙な足の角度により見えない、やや首をかしげ何か問いたげな表情 A
べにお:動画、ほぼ顔のアップ、茶のコートに紫のマフラー、公園?の水飲み場で水を飲むところを左から、右手は水飲み場の淵に軽く添え、左手で髪を抑えながら噴水状に吹き上がる水を目を閉じて、日常的な仕草に浮かぶ神々しさ A
べにお:木製のベンチに仰向けに横たわる全身を右から、制服、鞄を枕にし左膝を軽く立て両手をお腹の上で組む、目を閉じリラックスした寝顔 B
こべに:膝上の全身をやや左から、制服、線路をバックに金網に軽く身体を預けている、両手を後ろで組み心もち前傾姿勢、心からの信頼を感じさせる表情でこちらを見つめる A
ましろ:突堤に女の子座りを正面から、白いブラウスに濃紺の膝丈オーバーオール・ストライプのベレー帽と赤い蝶ネクタイがアクセント、左手に黄色い弁当箱、右手に箸、大きいおめめともっと大きなお口、そのお口にタコさんウインナーが投入される瞬間 B
こべに?:おしりより上の全身を右斜め後方やや上より、清らかな泉にて全裸で沐浴するこべに、勢いよく立ちあがったその瞬間を捉える、全身を反らし両腕を広げ首も大きく反らす、髪は直立するように真上に舞い上がる、女神の沐浴としか表現のしようがない S
ましろ:正面からのやや近いバストアップ、襟元が白い緑のワンピース?、右手に持ったポッキーを顔の左に寄せ、満面の笑み B
べにお:膝より上の全身を正面から、ショートパンツに白いパーカー・頭にはカウボーイハット、両手をポケットに突っ込み挑戦的な笑みを浮かべてこちらを眺めやる B
こべに:草地に膝を立てて座る姿を正面から、制服にローファー(茶)、どうして見えないのかわからないくらい際どいがやはり見えない、両手は後ろ首をやや左にかしげ虚ろげに目を逸らす A
ましろ:膝を抱えてしゃがんところを左から、ノースリーブの白いワンピースに赤紐のサンダル、住宅街の小径に流れる人工の小川に魅入られるましろ、夏 B
ましろ:動画、制服、腰から上を真後ろから、木立の向こうに沈みゆく太陽に渾身のダブルピースを贈りながらの垂直ジャンプ A
こべに:全身を左から、制服、書架から本をとろうと踏み台の一段目に爪先立ち、右手で身体を支え左手に本を持ち、やや驚いた表情でこちらを見つめる B
べにお:立てた左膝に寄り添うところを左からアップで、緑のビキニ?ちらりと覗く胸元、立てた膝を舐めるように突き出された舌、ややうつむき加減に無表情を装った視線を向ける A
べにお:部屋にクッションを抱いて座る姿を正面から、タンクトップの上に緩めのTシャツ?大きめのハートのYESクッションを股の間に両足で抱き、両手はクッションの上にダラリと垂らす、チュッパチャプス?を咥え不敵にこちらをにらむ B
こべに:教室の椅子に座るところをやや左から、制服、左膝を椅子の上に立てそのつま先を左手で掴む、どうしてこれで見えないんですか?背もたれのせいですか?左膝に顎を乗せややうつむき加減、視線も下に向け寂しげな表情 A
べにお:神社?の石段に腰かけたところを正面から、シャツ?の上から紫のカーディガンを羽織る、ショートパンツに薄紫のニーソックス・白い靴、足をやや開き左足を上に足首辺りで重ねる、股の間に両手をつき、フレーム外の誰かに話しかけるようにやや右を向く、楽しげな表情 B
ましろ:正面やや右から立ち姿を、制服、届いたばかりの宅配ピザをつまみ食いしているところを撮られて狼狽、1ピースを両手で持ち、チーズがトローリと口から伸びている B
べにお:顔のアップをやや右から、制服?左手を左頬に添え視線は右斜め下、何かを思い詰めたような可憐な少女を演じているフリ B
ましろ:フローリングに豪快に頭からダイブ!メイド服に赤い革靴、床に散乱するトレイ・カップ・ソーサー・右靴、ぶちまけられたコーヒー、ヘッドスライディングよろしく床に突っ伏すメイド、混乱の極み B
ましろ:全身をやや左下から、ノースリーブの白いワンピース・裸足、草原を両手を広げ大きなストライドで飛ぶように走る、その顔は楽しくて仕方ないと訴えている B
{/netabare}

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、大変だった。
こんな企画やめときゃよかった。

しかし、撮影者は誰なのであろうか?
かなり際どいショットもあるうえに、
3人の魅力をこれ程までにを引き出している。
白夜?
それはあるまい。
真白はともかく、
もっと深い関係にならないと小紅のあんなショットは撮れまい。
ましてや、紅緒からかような表情を引き出すなんて出来っこない。
う~ん、
篠○紀信にでも頼んだ?

 

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

このアニメに出会えて良カッター!!

【感想】
やっぱりこういう作品は1クールに1つは欲しいですね。
小紅、真白、紅緒が本当に魅力的!
この3人のやり取りに癒され、天然で一途な白夜の行動にタジタジになる小紅を見てニヤニヤして、真白にニヤニヤし、紅緒様の暴挙に爆笑し、撫子のツッコミが笑いに拍車をかける。
日常のやり取りに関しては本当に満点と言ってもいいくらいかなと。
視聴し終わったあとに胸がいっぱいになるんですよ。
「あー…楽しカッター」「面白カッター」「癒されたー」ε= (´∀`)
映画とか見終わった時にたまになりませんか?
見終わったあとに溜めに溜めた溜め息が漏れるやつ。
きんモザやのんのんびよりでもおんなじ感じだったんですが、みでしもそれらに肩を並べられるくらいの出来栄えだったと思います。

作画も丁寧で、料理シーンの描写だったり、小紅の体の描写あたりは本当に気合を感じる作画でしたね。
小紅エロすぎww
BGMもかなり良かったと思うんですが、出し惜しんでる印象がありました。
BGMなしで環境音(足音や鳥の鳴き声等)だけのシーンが結構多くて、「BGMあんまり流さないなー」という印象を受けました。
悪いわけではないんですけど、スコーン作ってるときのBGMとか、めちゃめちゃいいBGMだっただけに、もっと使っても良カッターんじゃないかと。
ラジオではスコーンのBGMループでひたすら流してるのにね(笑)
そして極めつけは3人の主人公声優ですよね。
夜ノ森小紅役:照井春香(ぱるにゃす)
夜ノ森紅緒役:松井恵理子(カッター)
三峰真白役:吉田有里(ゆーきち)
はっきり言って無名、吉田さんに関してはデビュー作ですからね。
ゆるゆりの時も同じ感じでしたが、両作品を制作した動画工房は今後京アニに変わる新人声優の登竜門になるかもですね。
特に凄いのは、吉田さんは真白の声を作っているのではなく、あれが地声ということ。
金田朋子さんの後継者がまさか現れてしまうとは…
それ以上に暴走具合がとんでもないお方ですがね(笑)
それも含めて金田さんの後継者となってしまうのかどうか…
あと、「ラブコメの波動を感じる」は使い勝手が良くて、今後のニコ動のコメントで流れそうですね。
わさわさ…→パン人間か!→きん!ぱつ!→田舎なのん?イタチですよ→ラブコメの波動を感じる
みでし難民とかも発生するのかな。ていうかもう発生してるのか。

とにかくあらゆる要素から楽しめたアニメでした。
今後のみでしの展開、動画工房、声優さんの今後の活躍を期待しています。


【最後に】
ゆゆ式→きんモザ→のんのんびより
2013年に放映された日常作品は多くの視聴者を魅了し、“日常アニメ”というジャンルを強固なものとする素晴らしいアニメばかりでした。
私も日常アニメにすっかり虜にされ、2014年冬も新たな日常アニメが出ることを望んでいました。
そして桜Trickと未確認で進行形という2つのアニメに出会いました。
この2つは今までの日常アニメに比べれば少し異質ではありました。
みでしは本来であればラブコメであり、伏線もいろいろあるストーリー性をもったアニメでした。
しかしそれらを強く押しているアニメかといえばそういうわけではなく、一番押していたのはキャラ同士の日常のやり取りだったと思います。
だから、ラブコメやストーリー展開に注目していた人から見れば物足りなく感じたり、のんのんびよりのような日常物を望んでいた人からすれば、ラブコメが邪魔に感じた人も中にはいたかもしれません。
私としては、ストーリーやラブコメはオマケ、日常のやり取りを中心に楽しんで視聴した作品でした。
まぁアニメに求めているもの、楽しみたいこと、注目したいことは人それぞれなんですよ。
だからこそ色んなジャンルのアニメがあるわけで。
4月5日のニコ生一挙放送のアンケート結果、最高評価の1が97.3%ですよ!?
これは歴代4位の評価です。
それだけこのアニメが好きだった人も多かったということです。
思った以上に否定的な評価が多かった作品な気がしたので、私なりに理由を考えて書いてみました。
求めるものがそれぞれ違うから、いろんな意見が飛び交うアニメになったのかと。
色々な要素があるアニメってやっぱり展開難しいのかな。

この作品に出会えて本当に良カッターです!
カッター、カッターうるさくてすみません(笑)
詳しくは松井恵理子、カッターで検索してみてください。
「カッターで良カッター!松井恵理子です。」


【以前の感想】
{netabare}ゆゆ式→きんモザ→のんのんびより
まさかこのバトンを繋ぐことができるアニメが現れるとは思いませんでした。
今までの作品に比べれば、キャラの濃さ、展開、設定などから万人受けするとは思いませんが、私はこの作品大好きです。
今挙げた3作品よりなら、ゆるゆりとかに近い印象です。


【3話まで見ての感想】
「のんのんびよりからのバトンを繋げるアニメなんてあるわけない!」
こういう気持ちで今期アニメを見てました。
のんのんびよりからのバトンを繋げる条件、それは「すべてが面白いこと」これが私の中での条件でした。
あまりにも無茶ぶりですが、これだけハードルが上がってしまうのも仕方ないと思うんですよ。
その代わり、設定とか形態はあまり気にしてないので、このアニメは今までとは形態がかなり異なりながらも、自然に受け入れることが出来ました。

1,2話も中々面白かったのですが、3話が別格なくらい面白かったです。
1,2話で大体の設定を固め、準備万端となった3話からは本領を発揮するだけだという印象を受けました。
このアニメも私が日常アニメに求める「ずっとこのキャラたちの日常を見ていたい」状態になりそう、ていうかもうほぼなっています。

ポイントは紅緒の見せ方かなと個人的に思います。
紅緒みたいなウザキャラは諸刃の剣だと思います。
・「うぜぇwwww」
・「うぜぇ…」
同じうぜぇでも感じ方では天と地ほど違います。
いかにして心地良いウザキャラに出来るか、これがうざキャラにとってかなり重要だと思います。
これに一役買っているのは、真白と小紅、そして撫子でしょう。
このキャラたちのやり取りによって嫌なうっとおしさは解消出来てるし、紅緒がすごく良いキャラに見えてきます。
紅緒の滅茶苦茶行動が物語の起点になることが多いため、このウザイやり取りを楽しいと思えたら、この作品は最後まで楽しめると思います。

とにかく、1クール何卒宜しくお願いします。


【オマケ:気に入っていること】
・小紅の口調
丁寧語キャラに見えるけど、なんか男っぽい喋り方をするんですよね。
姉への言葉遣いは本当に合わせてあげてるだけだと分かるし、ギャップを感じてすごく新鮮なキャラに見えます。

・BGM
3話のスコーンを作ってるときのBGMはマジで神!久々に流れた瞬間に「良い!」と思うBGMを聴いた気がする。

・真白が学校に通うこと
最初は違和感ありまくりでしたが、真白が学校にいるのといないのでは作品の面白さが大分変わるだろうと3話を見て思いました。このあたりはアニメだから許されることかなと。

・真白の素直さ
紅緒をウザイと思いつつも、妹の小紅はしっかり認めている、白夜に小紅のためにもしっかりしろと促す。キャラの思考や行動もしっかりしているし、矛盾とか気にすることとか特になく、安心してこのアニメを楽しめそうです。

・声優さん
新人かな?にしてはすごくいい感じにはまっていると思うし、動画工房制作だけあって、無名だった声優陣を一期に押し上げたゆるゆりをやはり思い出します。


【4話感想】
4話を見た限りではのんのんびよりとかの流れとはやっぱり違うのかなと思いました。
別に面白くないというわけではなく、違う魅力のある作品かなと思います。
{netabare}思った以上にストーリー性が強くなってきました。
また、設定も結構手が込んでいて、伏線を結構張っているような印象を受けました。
真白と白夜、そして三峰の謎、このあたりを徐々に明らかにしていくストーリーなのかなと。
もちろん小紅と白夜の恋愛というのはありますが、もうほとんど傾いているので。
あとは、白夜の秘密を知ったときの小紅の気持ち、白夜の気持ち、そのあたりがメインになってくるストーリーなのかなと予想してみます。
謎、秘密に関しては結構伏線っぽい描写があるので、ある程度は見えるかなと。
あとは、ストーリーもそうですが、やはり楽しい日常描写をもっと見ていたいなぁという気持ちです。
ストーリーと日常、レールガンでもそうでしたがこの2つをうまく絡めて展開出来るかどうかが鍵になってくると思います。
今後の展開に期待です。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26

82.8 4 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング4位
琴浦さん(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (2438)
12346人が棚に入れました
琴浦春香は、一見普通の女子高生に見えるものの、人の心が読める能力を持つ。
しかしそのことをきっかけに、周りを疎外するようになっていった。と
ころが転校してきた早々に出会った真鍋義久がきっかけとなり、徐々に心が解され、また彼に惹かれていくのだが…。

―2012年8月にテレビアニメ化が発表された。

声優・キャラクター
金元寿子、福島潤、花澤香菜、久保ユリカ、下野紘
ネタバレ

アムールトラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

琴浦さんへの愛を詰め込みましたww【忠告】超長いですww

琴浦さんを一言で言うならば、
「萌えながらシリアス」
になります。

◎前書き(16.5.1加筆修正)
萌えとシリアスを融合した作品は最近増えてきていますが、ここまでシリアスなものは後にも先にも琴浦さんだけかもしれません。
決して完璧な作品とは言えませんが、とても個人的に好みな作品なので、ぜひ一度見てもらいたいと思っています。

※このレビューは超々々長いです。しゃれにならないくらい。(タグを開いてみれば分かります。)
読めるものなら読んでみろww
まじめに読むと少なくとも20分はかかると見ていいです。読むときはその点にご留意ください。もちろん、全部読んで頂けるととても嬉しいですが、多分相当きついです。

〈視聴状況〉
友人に薦められて一回目。
琴浦さんを愛でたくなって二回目。
もっと布教したいと思って三回目。 計三周。

──────────────────────☆彡
まずはキャラデザから。
外れのない可愛らしいキャラデザだと思います。程よいバランスで、凄く取っつきやすいですね。
強いて言えば、鼻がちっと特徴的かな?
まあ、それでも可愛いです。 

しかし、その中でも特に琴浦さん(主人公ヒロイン)の可愛さは異常です。目元の柔らかい感じとか最高です。
なんというか、小動物的な、愛でたくなる可愛さがあります。行動と組み合わされば破壊力抜群です。(荷物入ったダンボールタワーをなぎ倒すくらいに)

そして、そんな可愛い琴浦さんは人の心が読めてしまう。
それゆえに心に傷を負ってしまった。そんな中、運命の出会いを果たし、再生していく。そして、新たな人生を歩み始める。
大筋はこんな感じです。

シリアスを主軸としながら、適度なギャグで見やすく仕上げられています。
こんなに重い題材をよくもこの作品に落とし込めたものだなあ、と。

──────────────────────☆彡
○op「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」
作品によく合ったオープニングです。
opアニメーションでぴょこぴょこ出てくる琴浦さんが超可愛いです。
リズムに乗れる、中毒性のある曲です。
コシコシコシ。
題名についてなのですが、
そんな"琴浦"のまた裏話でしょ?←琴浦と掛けてる気がしないでもないですね。


○ed「希望の花」
これは神曲です。曲調もさることながら、歌詞が素晴らしすぎる。
アニメ琴浦さんのシリアス部分を凝縮したような、全国の卒業式で採用できるような曲です。
特に好きなフレーズはこの曲のラスト。

今あなたと、この場所から始めよう♪

シリアスシーンのバックで流れてくるこの曲は反則級ですね。流石に号泣とまではいかないものの、少なからず涙腺が刺激されたことは否定できないです。

○ed「ESP研のテーマ」
第5話限定エンディングテーマです。
内容はタイトルのまんまで、ノリがいい曲です。少し日常のオープニングに似てる気がしないでもなかったです。

○ed「つるぺた」
第6話限定エンディングテーマです。
ぺったんこヒロインであるところの琴浦さんがひたすらにかわいいエンディングムービーでした。

──────────────────────☆彡

Q.でも何で『琴浦さん』はこんなにも見やすいの?

A.4コマ漫画原作なので、とてもテンポが良いです。このポイントは大きいですね。
また、キャラデザや声優の演技力も一役買っていると思われます。

心という、ともすれば物凄く重たくなる題材を扱っているにも関わらず、それを全く感じさせないのが素晴らしいです。
視聴後感は、あーよかった。
本当に良かった。見てるこっちもハッピーだ。


これが4コマ漫画って頭狂ってるだろ。なんだよこの安定感は。(ウフフ)


琴浦さんを見て、不快感が生まれることはまず無いでしょう。
★気軽に見られるシリアス作品として、皆さんにおすすめできます。


○声優について
実は超豪華です。
先輩コンビ(花澤さんと下野さん)は特に神がかってます。
琴浦さん役の金元さんも、琴浦さんの可愛さを充分に引き出しています。以下割愛(キリがないので)。

琴浦さんは間違いなく良作ですが、
その良さ、はたして演技が先かストーリーが先か。
まあ、多分ストーリーが先です。豪華声優をあてられるくらいの良作ということです。
──────────────────────☆彡
以下、各話レビューなるものになります。
<<各話評価>>◎、○、△、×の四段階。

一話:琴浦さんと真鍋くん◎
{netabare}~あらすじ~
琴浦さんは心が読めます。そして、その代償に、人として当たり前の多くのものを失ってきました。
転校した琴浦さんはある少年•真鍋と出会います。その日から、琴浦さんの世界が変わり始めました。

~構成~
○前半
琴浦さんの幼少時代から現在に至るまでの軌跡。真鍋との出会い。
○op「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」
○後半
すっかり擦れてしまった琴浦さん。接触を図る真鍋。猛アタックの末、真鍋はとうとう琴浦さんの心を開く。
○ed「希望の花」

~1話のお話~
キャラデからは想像もつかない、まさに衝撃の第一話でした。
1話はどこをとっても精巧な心理描写が成されていますが、特筆すべきは以下の2シーンです。

①前半のラスト
前半ではあまりに惨い琴浦さんの遍歴が描かれます。クラスメイトからいじめを受けて怪物と罵られ、それは小、中、高と年を重ねる度にエスカレートしていきます。
しかも、そんなのは序の口だと言わんばかりの手酷い場面があります。

「これでこの問題児ともおさらばだ」
教師が心の中でふと考えてしまったことです。{netabare}それを、琴浦さんは『読んで』しまいました。
それでも教師か!と言いたくなりますが、ここで責められるべきは教師ではありません。心はどうしようもないものですから、それを表面に出さなかった教師がどうこう言われる筋合いはないのです。
しかし、琴浦さんにはそんなこと関係ない。琴浦さんが心に受ける傷の大きさを目に焼き付けられました。{/netabare}

そして、両親の離婚。
{netabare}まだ幼い琴浦さんが何の悪気もなく放ったセリフが決定打となってしまいました。
琴浦さんは自分を責めます。
しかも、母親は言います。
「あんたなんか、生まなければ良かった」
絶望感は計り知れません。{/netabare}

これらの場面が、霞がかった配色で演出されます。その効果で、視聴者は暗い心情をひしひしと感じています。

そこで訪れる前半ラストのワンシーンです。
それは、琴浦さんがもう何度目になる転校をした日のことでした。
どうせ上手くいきっこないのだから
と淡白な自己紹介をし、指定された席に向かう途中の出来事です。
一応書いておくと、この時、琴浦さんは雑な自己紹介のせいで、既にクラスメイト達からの嫌みを『読んで』います。
そんな中、
真鍋:「あれ、お前誰?」
琴浦さんを全く気にも留めていなかった男子が一人いました。そいつは真鍋。
{netabare}その瞬間、画面全体にかかった霞にひびが入り、砕け散りました。
琴浦さんの世界が変わり始めたのです。{/netabare}

②後半のラスト
琴浦さんが真鍋に独白します。
{netabare}「こうなってしまったのは全部自分が悪い。」
「人と関わると迷惑をかけてしまう。」
「私に関わらないで欲しい。」
琴浦さんは頑なで、なかなか心を開きません。
それでも真鍋は琴浦さんと仲良くなろうと頑張ります。
「そんなこと言って、一番傷付いてるのはお前じゃないか」{/netabare}

このシーン、琴浦さんも真鍋も名言メイカーです。記憶しておきたいセリフがぽんぽん出てきます。
今まで耐えに耐えてきた琴浦さんが心を開くこの場面は感涙ものです。
①、②以外にも名シーン揃いの1話でした。{/netabare}

二話:初めての……◎
{netabare}~あらすじ~
仲良くなった琴浦さんと真鍋は、百合子さんの登場でESP研究会(超能力研究会)に入部します。
活動の一環で占いをやった時、真鍋に恋する少女•森谷さんが、自分の思考を読ませることで琴浦さんを攻撃しました。
真鍋は琴浦さんを守る為、森谷さんと直接口論し、無事平穏が保たれました。

~構成~
○op前
琴浦さんの朝の日常及び登校。
○Aパート
琴浦さんと真鍋がESP研究会に入部。百合子さん、室戸先輩と知り合う。
○Bパート
百合子さんの提案で、琴浦さんは占いをやることに。真鍋に恋する森谷さんとの衝突。真鍋の活躍で一件落着。
○ed

~2話のお話~
2話は個人的には神回の一つです。
この回の山場での真鍋の格好良さはシリーズ通して指折りに入ります。むしろ一番かもしれません。
{netabare}ESP研の百合子部長の提案で占いをやった際、相手が森谷さんの時に琴浦さんは吐いてしまいます。なぜなら、森谷さんの精神攻撃はことごとく琴浦さんのトラウマを抉るもので、到底耐えられなかったからです。
ゲロは汚いですね。普通だったら、やってしまったキャラは少なからず悪印象を纏うことになってしまいます。しかし、琴浦さんはそうはなりませんでした。
山場のシーン。真鍋は森谷さんに言い放ちます。
「琴浦に吐かせるくらい、お前の心が汚いってことだろ」
このセリフが
『森谷さんの心=ゲロ』
という図式を立ち上げました。そして、ゲロの悪印象を琴浦さんから取り除きました。それどころか、琴浦さんの悲惨さを際だたせる結果となりました。
そして──
「好きだからだよ!」
これは、なんで琴浦さんを庇うのかという問いに対する真鍋の答えです。これほど純粋で否定のしようがない答えがあるでしょうか。少なくとも、森谷さんに対してはこれ以上ない答えでした。だって、森谷さんは真鍋のことが好きだから。
真鍋は絶対に計算なんてしない男です。だから、これらは天然から出たセリフです。{/netabare}
天然最強説が急浮上しました。{/netabare}

三話:嬉しくて、楽しくて△
{netabare}~あらすじ~
ESP研はカラオケに行きました。琴浦さんの歌声は酷いものでした。
琴浦さんは真鍋に弁当を作る約束をします。その日、真鍋は森谷流の男等に襲われ、入院します。見舞いに行った琴浦さんは自責に駆られ、いなくなってしまいました。

~構成~
○op前
真鍋、黒板に描かれた相合い傘にハートを付け足す。
○Aパート
ESP研、カラオケに行く。
○Bパート
琴浦さんが真鍋に弁当を作る約束をした日、真鍋は森谷流の男等に襲われる。
琴浦さんが転校してしまう。
○ed

~3話のお話~
心を開きつつあった琴浦さんが、真鍋の怪我をきっかけに再び自分を責めます。
病院でのすれ違いの描き方が良かったです。
{netabare}琴浦さんは真鍋の病室の前で心を読みます。真鍋は何気ない思考の中で、琴浦さんに被害が無かったことを喜んでいます。
それを聞いて、琴浦さんは自分を責めます。
「私がいなければ、こんなことにはならなかった」

せっかく良い感じだったのに、という悔しさを感じるストーリーでした。
1、2話で琴浦さんの悲劇から再生を描き、少し落ち着いたかというタイミングで悲劇がぶり返すという構成ですね。
これはありがちながらもドラマチックで手堅いです。しかも、嫌な感情がぶり返すことは確かに実際あるものだから、違和感も感じません。{/netabare}
あざとかったですね。{/netabare}

四話:変わる世界○
{netabare}~あらすじ~
転校したかに思われた琴浦さんは実家(大豪邸)に帰っていました。室戸先輩の情報網と和尚さんの助けによって琴浦さんを見つけ出すことができました。そして、ESP研は琴浦さんを説得し、一緒に学校に戻ることになります。

~構成~
○op前
琴浦さんが一人で遊ぶ様子
○Aパート
無気力な真鍋。先輩二人の助けもあって、琴浦さんを追い、寺で手掛かりを見つける。
○Bパート
琴浦さんの豪邸にて。琴浦さん捕獲作戦。森谷さんの琴浦さんへの謝罪。
○edのラスト
琴浦さんと真鍋の会話。
「やっといつも通りだな」
「そんなことないよ。ほんの少しだけど、変わったよ」

~4話のお話~
3話で主人公ヒロインがいなくなるという衝撃体験をしてからの、4話です。
室戸先輩がハッキングやらを出来るという設定が追加されましたが、今まで作り上げられた人物像的に違和感なくすんなりと受け入れられました。
さて、琴浦さんはどこに失踪していたのか。
なんと、『琴浦駅』周辺です。

★ 鳥取県東伯郡琴浦町
{netabare}萌え起こしとかいうのがあるらしいですね。
琴浦町は琴浦さん原作サイドと良好な関係も築いている(wikipedia)らしいです。
知らなかったな。

琴浦さんのポスターが作られたらしいです。
知らなかったな。

琴浦さんはナンバープレートにもなってるらしいです。
知らなかったな。…ちょっと欲しいかもしれない。流石に使えないけれども。

萌え起こしって、他にも色々ありますよね。自衛隊とか。
アニメも地域も団体も布教できるという妙案ですね。考えた人は凄いと思います。{/netabare}

琴浦さんが金持ちそうだということはそれとなく示唆されていましたが、それがはっきりと示されたのはこの話(4話)が初めてです。到底日本だとは思えない大豪邸の持ち主でした。そこに暮らすは初老のお爺さんです。
ニット帽を被り、好好爺然とした彼=琴浦祖父は、その実ただのエロスでした。
いかにも大富豪のじじいという感じで、よく分からん思考の持ち主です。孫=琴浦さんのお尻に触れて興奮しております。
同じくよく分からん思考をしている真鍋=エロスと相性が合うのか、この二人の絡みがなかなか良かったです。
果ては、真鍋に対してまだまだだと宣言し、エロスを推進する始末です。{/netabare}

五話:学園天国?○
{netabare}~あらすじ~
琴浦さんは無事、町に戻ってきます。学校では森谷さんとの関係が大幅に改善し、森谷さんはESP研に入部します。そして、遅ればせながら新入部員歓迎会を琴浦さん宅で執り行います。
その後、体育祭が開かれ、真鍋は借り物競争、琴浦さんはリレーに参加します。運動神経があまり良くない琴浦さんは最下位になってしまいますが、森谷流のネタで復活します。

~構成~
○op前
琴浦さんが田舎から帰ってくる。
○Aパート
森谷さんがESP研に入部。琴浦さんの新しい家にて、新入部員歓迎会。
○Bパート
森谷流ネタ。運動会が開かれる。
○ed「ESP研のテーマ」

~5話のお話~
4話までは、ギャグで適度に息抜きしつつのシリアスでした。そして、5話は、萌えギャグです。
今話は、純粋に琴浦さんを愛でることが出来る非常に有り難い回であります。
特に印象に残った場面を挙げましょう。
①琴浦さんが回るシーン
{netabare}文字通り、琴浦さんがくるくると横回転して段ボール箱に突っ込みます。落下に巻き込まれて「完」です。
op前のシーンで一度、森谷さんの写真を眺めた後にもう一度回ります。くるくる。
心の中に留めきることが出来ない感情の発露がこれです。まさに萌えの化身というべきか、僕には可愛い以外の形容詞が思い浮かばなかったです。{/netabare}

②琴浦さんと真鍋のいちゃいちゃ
{netabare}二人の好感度メーターは既に共に振り切れています。カンストです。下がる気配などないし、下げる必要もないです。この二人のいちゃいちゃは、ささやかで甘く温かい。その象徴たる、こんな場面がありました。
{netabare}「この家、前の家よりも真鍋くんの家に近いんだよ」
「そんなこと言っちゃダメだよー男の子の心を刺激しちゃ(以下略)」
かあー!いちゃいちゃしやがって!{/netabare}

また、こんな場面もあります。
新入部員歓迎会の後、睡眠中に図らずも琴浦さんと真鍋は寄り添って寝ていました。(偶然の産物)
その場面を激写した部長は琴浦さんに迫ります。
{netabare}「欲しいー?」
恥じらう琴浦さんの横で写真を欲しがる真鍋。部長は写真を消します。
しかし、
「ちゃんと送っといたわよ」
部長、ナイス!琴浦さんの心は幸せに満たされました。{/netabare}{/netabare}
萌えが止まらない回でした。{/netabare}

六話:夏休み!○
{netabare}~あらすじ~
脳筋の森谷さんはテスト赤点で補習三昧です。そんな森谷さんを待ち、ESP研は夏合宿に行きました。琴浦さん爺の招きにより、はるかーランド、海、バーベキュー、花火と楽しんだESP研。楽しそうな琴浦さんの姿を陰から琴浦さん母が見ていたようです。

~構成~
○op前
森谷が琴浦さんが好成績であることに対し、糾弾する笑
○Aパート
はるかーランドへようこそ。
ESP研は合宿的なものに行く。
○Bパート
海、バーベキュー、花火。真鍋が琴浦さんの弁当を食べる。
○ed「つるぺた」

~6話のお話~
まず、触れねばならないのはedテーマの「つるぺた」です。これはなんとも素晴らしい曲で、琴浦さんへの愛をきっと深めてくれることでしょう。
今回も5話に引き続き、萌え回というやつだと思います。やはり琴浦さんは可愛いかったです。{netabare}お化け屋敷で怖がる姿なんてもう、どうしようもなくそそります。
海シーンで「シャーー!!」も最高でした。
そんな中、3話以来お流れになっていた"琴浦さんのお弁当"がついにやってきます。真鍋はバーベキューを差し置いて琴浦さん作の弁当を食べます。当然の選択ですね。偉い。{/netabare}
そしてまた深まる琴浦さんと真鍋の親密度でした。
一方で、琴浦さん母の存在が示唆されております。どうなることやら。{/netabare}

七話:この世界に私は◎
{netabare}~あらすじ~
6話から夏期合宿が続いています。琴浦温泉にて、混浴ネタ、森谷さんの料理ネタ(下手が招いた惨劇)が展開されました。
町へ期間後、森谷さんは缶詰めになります。一方琴浦さんは真鍋に避けられている気がします。しかし、それはサプライズへの準備だったのです。

~構成~
○op前
真鍋と琴浦爺が混浴を目指す
○Aパート
琴浦温泉にて。森谷の料理が引き起こした惨劇。琴浦さんが母への思いを語る。
○Bパート
森谷の勉強。琴浦さんの苦悩。サプライズパーティー。
○ed

~7話のお話~
少しずつ琴浦母の存在がクローズアップされてきています。そんな中でのAパート:ギャグ回、Bパート:ハートウォーミングでした。
7話は殊更に「琴浦さんの幸せな日常」が描かれていたように思います。いつもの仲間、いつもの掛け合い。様々な苦難を乗り越えてきた琴浦さんがやっと手にした日常ですね。
Bパートの話でそれがより顕著でした。{netabare}真鍋の様子がいつもと違うことに気付き、不安に駆られる琴浦さんは未だこの温かい世界に馴染みきれていません。それで先輩二人に相談すると、
「考えるだけ無駄」
先輩方は突き放したのではありません。このセリフは真鍋への信頼ゆえなのです。しかし、それに気付けず琴浦さんは苦悩します。
ラストシーンで真鍋の行動に種明かしが成されます。
「誕生日、おめでとう!」
琴浦さんは心を読めてしまうから、サプライズ企画について他の人にも話せなかったという。
そんなこんなで、真鍋なら心配ない、という日常に琴浦さんはようやく気付くのです。{/netabare}
琴浦さん=サイコという設定とストーリーを絡めた良話でした。
最後はこのセリフで締められます。
{netabare}「お母さま、この世界に私は……」
琴浦さんの世界に変化が起きたということを示すセリフですね。{/netabare}{/netabare}

八話:デートじゃないもん○
{netabare}~あらすじ~
琴浦さんが風邪を引いた日の話です。
前半では、琴浦さん宅での看病が、
後半では真鍋と琴浦さんとの初デートが描かれました。

~構成~
○op前
真鍋から琴浦さんへの誕生日プレゼント(ロケットペンダント)
○Aパート
琴浦さんの風邪。
超能力が使えなくなった琴浦さん。真鍋は煩悩を鎮めつつ、看病します。
○Bパート
初デート。
普段からとても仲良しな二人の初々しいデートです。プリクラをロケットペンダントに入れる演出もあります。
○ed後
琴浦さんの超能力が再発現し、同時に倒れてしまいます。

~8話のお話~
普段からいちゃいちゃし放題の琴浦さんと真鍋ですが、今回は少し様子が違います。同じ二人きりという状況でも、意識しているのとしていないのとでは大きく異なりますから。
デートを意識し過ぎたのでしょう。琴浦さんはいつも以上におどおどとしていて可愛かったです。
{netabare}8話では、一時的とはいえ琴浦さんの読心術が消えます。生まれてこのかた常に超能力と共に過ごしてきた琴浦さんにとって、超能力がないことの方が非日常です。映画館での何気ないセリフが、それを如実に物語っています。
{netabare}「映画見にくると、いつも見る前にラストが分かっちゃうんだよね…」{/netabare}
幸い、今日は超能力が消えています。非日常を満喫する琴浦さんでしたとさ。{/netabare}
どの映画も全てネタバレされる世界なんて、嫌ですね。{/netabare}

九話:まわりにはみんなが○
{netabare}~あらすじ~
琴浦さんは、連続通り魔の思考を読んでしまいました。その事実がきっかけで、琴浦さんは再び風評被害にあいます。励ます為、琴浦爺は食事会を開きました。しかし、高級ホテルにて、琴浦さんはお母さまと出会ってしまいます。真鍋の活躍により、琴浦母子の関係にひびが入りました。
一方、森谷さんは琴浦さんに対する罪悪感から、一人袋小路に迷い込むことになります。

~構成~
○op前
刑事さん達の状況
○Aパート
ESP研にて、連続通り魔の話題。帰り道、真鍋は琴浦家にお邪魔することに?
○Bパート
刑事さんとの邂逅。琴浦爺の誘いにより、ホテルでディナー。
○ed後
森谷さんの手が血塗れに。

~9話のお話~
4話以来のシリアスメインといえるでしょう。連続通り魔という非日常の介入により、琴浦さんが築いてきた日常に微かなひびが入ったと思われます。
それにしても、この話では真鍋の安定感を痛感することになりました。{netabare}目が据わっていてとてもではないけれど近づきたくない琴浦母に対し、「俺、琴浦と離れる気全然ないんで」と言うその勇猛さ(?)は素晴らしいとしかいいようがないです。
しかも、それによって琴浦母の心根が垣間見えたのですから、グッジョブです。
そして、ed後のワンシーンが意味深です。さて、森谷さんはどうなってしまうのでしょうか。
次への引きが上手いですね。{/netabare}{/netabare}

十話:だけどあなたはいない△
{netabare}~あらすじ~
森谷さんは通り魔の第一発見者で、友人の証言のせいで逮捕されました。ESP研(真鍋抜き)は犯人を見つけ、事件を解決しようとします。その際、真鍋は琴浦さんの危険を鑑みて反対、不参加となりました。部長が囮となり、作戦を実行に移しました。

~構成~
○op前
学校に報道陣。森谷さんが逮捕された!?
○Aパート
警察署にて。ESP研が乗り込んで森谷さんの証言をする。
○Bパート
ESP研は犯人探しをする。(真鍋は抜きで)
部長が囮になる。
○ed

~10話のお話~
今まで一度たりとも衝突したことのなかった二人(琴浦さんと真鍋)が初めて喧嘩別れしました。{netabare}先輩方は楽観視して静観していますが、琴浦さんは友達がいなかったから、喧嘩もしたことがありません。仲直りはどうなるのか。先への期待が高まります。
一方で、刑事さんの不穏な動きの見せ方が秀逸です。普通な人に見せかけながら、小さな違和感をばらまいていくというのは、なかなか出来ないことかと思います。
「いい友達だよね。だって、平気であなたと一緒にいられるんだもん」
衝撃のセリフです。
そして、衝撃のラストでした。部長が背後から犯人に狙われ、鈍い音を残して幕引きという。{/netabare}これは、11話を見るしかない展開ですね。{/netabare}

十一話:スタンド•バイ•ミー◎
{netabare}~あらすじ~
連続通り魔に襲われたESP研。室戸が身を挺することで、百合子は守られました。しかし、そのことに百合子と琴浦さんは責任感を感じます。責任感ゆえの行動が起点となってストーリーが展開されました。百合子と室戸の関係。森谷さんと真鍋の関係。琴浦さんと真鍋の関係。そして、連続通り魔事件の行方。真犯人は刑事さんでした。

~構成~
○op前
犯人とESP研の大立ち回り
○病院
室戸君は軽傷。琴浦さん、自分を責める。
○刑事さん宅
一人でいる琴浦さんを刑事が保護、自宅に連れて行く。
○小学校前
琴浦さんに逃げられた森谷さんは真鍋に活を入れる。告白。
○病院
室戸君と百合子さんの話。
○刑事さん宅
真犯人は刑事さんだった。
○ed

~11話のお話~
今話は部長(百合子)と室戸先輩にもスポットが当たりました。2話から節々に前振りがありましたが、10話辺りからぐいっとクローズアップされてきて、11話で完全に話題とあいなりました。

{netabare}○千里眼を持つ母親に降りかかった災難のせいで闇を抱える百合子。しかし、悪役に徹し切ることは出来ません。そんな百合子を静かに見守る室戸。二人の間では、少し狂いが生じながらも、儚い関係が出来上がっています。{/netabare}
室戸達の話以外にも、11話では、1話の再来とも思える程に心情が裸にされました。

①森谷─真鍋
{netabare}森谷さんは一途でした。初登場からここに至るまで、真鍋への愛を貫いたのです。ある意味清々しい程の恋心。ここまでくれば賞賛に値するでしょう。
{netabare}「ずっと好きでした」
真鍋は告白をされますが、
「すまん、俺は琴浦が好きだ。お前の気持ちは受け取れない」
断ります。しょうがない。だって、あの二人は……。{/netabare}
森谷さんにとっても二人の関係は大事なものとなっていました。二人の関係が続くことを心の底から願ってしまっていたのです。でも、自分の心は偽れない。だから、告白して散る。
{netabare}これが、森谷流というやつですか。{/netabare}{/netabare}

②刑事•月野さん
{netabare}なんと、真犯人が刑事さんという話。
月野さんは一人ぼっちでした。ずっと誰からも受け入れてもらえずに生きてきた。なのに、自分が持っていないものを全て持っている少女•琴浦さんが現れた。
月野さんはストレスが爆発してしまいます。想像に難くないことですね。
しかし、彼女の二重人格には正直驚きました。ストレスを溜めてしまう表人格とストレスを解消する裏人格『俺』。今後症状が改善してくれることを期待したくなるような終わり方でした。{/netabare}

③琴浦さん─真鍋
{netabare}ここだけが少し不満といえば不満です。
今回琴浦さんは真鍋に縋るばかりで逃げに徹してしまいます。目の前のことから目を逸らしてしまったのです。
{netabare}「悲劇のヒロインごっこ」
『琴浦さん』で出てきたフレーズですね。少しそうなってしまったかと思います。{/netabare}
具体的にどこをどうすればということを言えないのが悔しいですが、琴浦さんの苦悩や成長を描いて欲しかったなと少し思いました。
しかし、真鍋側が琴浦さんに寄るというシナリオとしては、真鍋の思考がよく描けていて良かったです。
{netabare}「俺はずっと琴浦といるって言ったじゃないか」{/netabare}
真鍋は強いですね。
それに、琴浦さんの設定を考えると、このシナリオが最善かもしれないです。{/netabare}{/netabare}

十二話(最終回):伝えたい言葉(ココロ)○
{netabare}~あらすじ~
ESP研は百合子の変心により、「超能力者で遊ぶ部」となりました。その日常が描かれます。その後、琴浦さんが家に帰ると母親が。図らずも、母親が本心ではずっと琴浦さんのことを思っていたことを知ります。「言葉にしないと伝わらない想い」があることを知った琴浦さんは真鍋に告白し、真鍋からも返事を受け取りました。「ずーっと好きだ」

~構成~
○op前
本日をもって、ESP研を解散します。
○Aパート
新ESP研発足。カラオケ。琴浦宅に母出現。
○Bパート
琴浦さん、母と和解。そして、真鍋と愛を確認し合う。
○ed「希望の花」
「琴浦さーん!」
「みんな、おはよう!」

~12話のお話~
大団円であります。涙腺が緩みました。
琴浦さんが数々の苦難を乗り越えてくる姿を見た私達は、その温かさに涙するのです。
しかし、最後まで落ちがありましたね。
{netabare}真鍋:俺、いつも言ってるからな
琴浦:え、言われてないよ
真鍋:え、そうだっけ?
あろうことか、真鍋は口頭で「好き」と言ったと勘違いしていたのです。
琴浦さんか言葉にすることの大切さを知ったのは何だったのか。唖然とする琴浦さんに、真鍋は
{netabare}「ずーっと好きだ」{/netabare}
耳元で。息のかかる至近距離で。目を見て!
琴浦さん、良かったね。本当に良かったね。{/netabare}
幸せな話です。{/netabare}

──────────────────────☆彡
以下、少々細かな話をさせて頂きます。

★森谷流について
{netabare}「もりっ!」を掛け声とするのが森谷流武術です。
両手を大きく広げて、上下互い違いに曲げ、声を上げたなら、あなたも立派な森谷流門下生です。門下生募集中らしいので、入ったらいいと思いますww
この流派は謎が多すぎます。

{netabare}①異様な高学歴
なんと、東大出身とハーバード出身がいるのです。
②あの構えは何なのか
まだ普通に筋トレやっていた方が強くなれそうな?
③森谷ヒヨリの母
彼女のあの格好はなんでしょう。まさか宗教団体じゃあるまいね。というか、原作では確かに宗教団体だそうな。
④敷地面積
きっと相当なものです。琴浦さん爺の豪邸に匹敵しそうな程。{/netabare}

そんなくだらな面白い森谷流は、本編で漏れなくネタにされます。
門下生が少なかった昔、森谷ヒヨリが映ったビラを配っていたそうな。それを回収した真鍋は琴浦さんに引っ越し祝いとして渡します。
そして、その写真は琴浦さんの心のオアシスとなるのでした。{/netabare}

★琴浦さんは何故可愛いのか
{netabare}まず、言えることは「可愛いに理由なんてない」ということです。だから、こんなコーナーはナンセンスな訳ですが、それでもやりたくなってしまったという。
なので、僕なりにやってみます。

①可哀想系ヒロイン
{netabare}主人公がヒロインの酷い境遇を知り、ストーリーが展開するという話は多いですね。「琴浦さん」もその一つであるはずです。こういうパターンが多いのは、それだけ魅力があるからです。ある意味で王道的な魅力があるということです。
男というものは、哀しいかな、女の子を守りたくなってしまうものです。可哀想な境遇を持った女の子というだけで、多少のことは許せてしまう世の中ですから。{/netabare}

②健気さ
{netabare}青年:確かに可哀想ならば嫌いにはなりにくいですね。でも、それは好きとは別の感情ではないですか?
博士:そう、そこがポイントなんだよ。いくら可哀想でも、性格が最悪だったら誰も好きになってはくれないね。
青年:ということは、琴浦さんは性格がいいと?
博士:うーん、それもあるけど、ちょーっと違うかな?
青年:なんですか。もしかして、博士にも分かっていないのですか!
博士:そうさ、分かってない。でも、一つだけ言えることがある。それは──
青年:それは?
博士:琴浦さんは頑張ってるんだよ!ただただ身の不幸を嘆くんじゃなくて、ちゃんと頑張ってるんだよ!「俺は不幸だ」とか、「才能がないから仕方がない」とか言いながら何もしないやついるじゃんか。でも、琴浦さんは違ーう!
青年:お、おう……。
博士:彼女には意志がある。自分ももちろん幸せになりたいけど、他の人が傷つくのはイヤだっていう。それで閉じこもってしまう訳だけど、真鍋がその殻を破った後は、まるで今までの不幸を取り返そうとするかのようだったよ!恋、勉強、部活。精一杯満喫しながら、森谷さんと和解したり、お母さまとの関係改善に努めたりして、自分から幸せを掴み取ろうとしてるんだ!つまり、つまり──
青年:なんとなく分かりましたよ。つまり、健気ってことですね?
博士:そう、健気なんだよ!{/netabare}

③小動物的な?
{netabare}青年:ところで博士、このリスはとても可愛いですね。
(リス:キュンっ)
博士:そうだろそうだろ。可愛いよな!つまりそういうことなんだよ。話が早くて助かるなあ。
青年:いや、なんのことですか。分かりませんから。
博士:(チッ!)
青年:舌打ちしないで教えて下さい。
博士:いやだからさ、琴浦さんは小動物なのだよ。
青年:へえ、どの辺りがですか?
博士:くりくりした瞳!ふわふわした髪!ころころ変わる表情! ふわふわしたもみ上げ!ぺったんこな胸!あと、仕草も!
青年:へ、へえ……
博士:要するに、琴浦さんはぺったんこ可愛いんだよ。
青年:結局何もまとめませんでしたね。
博士:つるーぺたー、ぴったんこ♪{/netabare}{/netabare}

★真鍋と琴浦爺の関係について
{netabare}博士:私は、あんなじじいになりたいよ!
妻:勝手にすればいいわ。
博士:私はお前が心配だよ。くれぐれも琴浦母みたいにならないようにね。
妻:あー、はいはい。(皿を洗いながら)
博士:よし、あの二人の関係について語らおう。
妻:(ジャー)………うーん。
博士:私達も将来的には娘を嫁に出すことになる訳だよな。だけど、琴浦爺の態度について、率直にどう思う?
妻:(ジャー)…………。
博士:ねえ!聞いてよ。
妻:うるさい。
博士:お願い。聞いてくださいお願いします。
妻:(キュッ←蛇口をしめる音)はいはい。で?琴浦爺がどうしたのよ。
博士:彼はさ、娘に寄り付く蠅──つまり真鍋のことだけど──を歓迎してるじゃんか。
妻:そだねー。「この大チャンスを逃すとは何事か!」とか喚いてた。
博士:そうそう。それがさ、果たしてどう評価されるべきなのかってことをさ、語らいたいんだよ。
妻:うざっ
博士:っいまなんて?
妻:そういうのはあの青年とやりなさいよ!私は今忙しいのよ?
博士:そんなに怒らないでよ。じゃあさ、一言でいいから。一言だけ。……ね?それでいいから。
妻:まあそれなら。
博士:で、結局のところどう思う?
妻:あたしは理想的だと思うわよ。だってさ、真鍋いいやつだもの。
博士:………?
妻:……?
博士:それだけ?
妻:うん、それだけよ。親の役割って、子供が引き返せない道に入り込みそうになった時に引き止めることくらいだから。あのじいさんは琴浦さんの祖父でもあり、父でもある訳よね。父親は子供の道を正す。祖父は孫に愛情を注ぐ。それでいいと思うの。だから、真鍋と琴浦爺の関係は理想的じゃない?
博士:(ブンブンッ)うんうん。それが言いたかったんだよ!凄いよ。流石!
妻:そ、そう?なんか照れるわね。
博士:今日は一緒に寝よう?
妻:な、な…唐突ね!?(カァー!赤面)

娘:お父さん、彼氏連れてきたよ!
博士:何を!俺は断じて許さないからな!{/netabare}

★真鍋の精神構造について
{netabare}青年:僕は、彼が何者なのかと問いたいです。
博士:……ん?
青年:つまりですね、真鍋は果たして人間なのかと問いたいのです。
博士:はぁ…。
青年:なんですか。反応が薄いですね。
博士:今、君の真意を測りかねてる。
青年:何と言ったらいいのでしょうか。彼は、少々人間離れしていますよね。例えば、いわゆる『妄想爆発』です。断じて妄想が凄いとかいう訳ではないのですが、意図的にあそこまで思考を制御できるものなのかと。
博士:なーるーほーど。それは確かにそうだ。真鍋は四六時中エロスを思考してて、嫌みなことを何一つ考えないからね。
青年:そうです。彼は聖人君子か何かかと思う程に健全なんですよね。エロスとは言ってもR指定すら付かないレベルだし、何より、人の悪口が一瞬も浮かばないというのは尋常じゃないと思うのです。だってそうでしょう?普段僕たちは穏やかな日常を送ってますが、それは表に出す言葉や表情を意図的に制御しているからです。裏で一瞬も悪いことを考えない人なんていないんですよ。
博士:なのに、真鍋はその枠外にいるからね。
青年:はい、そういうことです。
博士:うーん、どうなんだろうね。確かに現実では考えづらいことだけど……アニメだからねww
青年:それは禁句です。
博士:まあ、相応な精神修行を積めば、無理なこともないんじゃないかな。だから、アニメのシナリオとしてはいいでしょ。「ありそうでない」っていう夢を実現する意味でさ。
青年:大きく出ましたね。
博士:問題なのは現実味じゃないんだよ。納得できるかどうかだと思う。真鍋は、そのボーダーラインなんじゃないかな。だけど、「琴浦さん」の主題は琴浦さんの悲劇からの再生だよね。主題と少しずれてるところだから、多くの人がすんなり入り込めたんじゃないかと思うよ。
青年:はあ、なるほど。僕は違和感感じましたけどね。
博士:そりゃあ人それぞれだからね。それに、何も視聴者全員の最高にならなくてもいいからさ。誰かの心に響けば、それは成功なんだよ。
青年:極論ですね……。
博士:まあ、その人数が多いに越したことはないけどね。{/netabare}

★室戸と百合子の関係について
{netabare}愛が高じた共依存的な関係といえるでしょう。
百合子は千里眼の母親にまつわる事件で少し歪んだ価値観を持ってしまいます。超能力を社会に認めさせるためならば、人の犠牲も厭わないという。
一方の室戸は百合子を愛しています。恋を超越し、静かな熱い愛となっています。
「乗りかかった船だ。どこまでも付いていくよ」
百合子の良いところも悪いところも全て飲み込む発言です。
なんだかんだ言って、琴浦さん─真鍋よりも中毒性の高い愛で結びついているといえるかもしれません。
しかし、盛大な落ちがあります。
{netabare}「どこまでも付いて行くって……?」
「まあ、幼なじみだし、今のところ引っ越す予定もないからね」{/netabare}
まあ、なんだかんだいって一番愛していると思いますけどね。{/netabare}

──────────────────────☆彡
◎最後に
前の方にも書いた通り、「琴浦さん」は完璧とは言えない作品です。しかし、「人の心」をとても丁寧に扱った、最高な作品ではあると思っています。まだ見ていない方にはぜひ見て欲しいです。
また、このレビューを読んで少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
各話レビュー及び小節まで全て目を通してくださった方がもしいたならば、最大級の感謝を捧げます。(計14803字)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 40
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

12話鑑賞済み。総評ぽいもの第1稿を追加(4/7)

まず。
今後、視聴したいと思っている方へ。
・下手な予備知識は持たずに観ることをオススメします。
・原作も最低アニメ4話まで観てから読んだ方が良いかと。いえ原作先でも一向に構わないとも思いますw どっちが優秀かとか、そういうお話でもなく。

原作4巻まで既読。
個人的に2013年冬クールNo.1だと思っております。

採点ポイント。
物語:1話の出来が何より良かったので。落としつつもきちっと掬い上げて、凹んだままにしておかないのが○。
3~4話にかけては連続したお話なので、例に漏れますが。

声優&キャラ:何だかんだでカッコよくエロスな真鍋君、初めての人達との付き合いを通して変わっていく春香さん、真鍋君の妄想に翻弄される春香さん、利用するといいつつも良い人な部分が多い部長、見た目はアレだけでどイケボな副部長。どなたも分かりやすくて、面白い人達だと思います。演じている声優さんもそれぞれ場に応じて演じ切れてると思います。

作画:観てる限りでとりたてて不満も無く。あるとすれば・・・真鍋君が意外と恐くないところですかね~。妄想内での春香さんの胸が盛られ気味なのは仕様でしょうw

音楽:場面場面に合ったBGMしていると思います。1話の段々暗くなっていくところとか、印象的でした。OPも耳に残ります。

総評っぽいもの。
{netabare}
・特筆すべきはまず、1話でしょうか。原作に触れたことない人から見れば「何この鬱展開?」と感じること間違い無しのAパート。触れたことのある人でもインパクト大だったことでしょう。かくいう僕も、主人公である琴浦さんのトラウマを真っ先にまとめて見せるなんて思いもしませんでした。
・各話にしても12話を通しても登場キャラにしてもですが、このアニメのキーワードになるのは「ギャップ」だと思います。狙って作られた落差だったとしても、それが何処でどういう展開で来るのか予測不能、そういう点も印象的でした。
・「右肩下がり」という評価が多い(元々面白いと思わない方は別として)と見受けられますが、それは多分・・・1話(もしくは4話まで)の展開が良すぎた為ではないかな?と思っております。

・アニメを見る上で「女性キャラ」に注目することが多い人間なのですが、この作品では珍しく「男性キャラ」に目が行きました。特に真鍋君。終盤辺りの室戸君も良かったです。
・エロ要素は持ちつつも下品にならず、悪い意味での表裏を持たず、締めるところは締められる、カッコ良いキャラだったと思います。

・個人的な欲を言えば・・・。室戸家と部長の物語をもうちょっと大きく扱ってもらえていたらな~と。幼い頃の2人の出会いと室戸母との交流は原作で少し扱われていますが、これも良い話でしたので~。

・OP&ED共物語と一緒に盛り上げてくれたと思います。OPの方は「コシコシコシ」で脳内をリフレインし、EDは良いタイミングで涙を誘う、名曲だったと思います。特殊EDも良かったですよ?w
{/netabare}

以下各話感想です。
{netabare}
12話鑑賞後----------
いきなりのESP研解散宣言!?
と思ったら、部長なりのケジメといいますか、仕切り直しなのでしょう。

エロス成分久々でしたね~。

新ESP研を祝ってカラオケ行こう~。
って学習能力無いのか?とw

11話で部長への想いを語ってくれて良いところみせてくれたと思いきや・・・見事なまでの朴念仁っぷりでw

琴浦母のエピソードは・・・これも不覚にも心にきましたね。
1話以降、それまでの記憶や言動が全て見たままというわけでは無かったんですね。

琴浦さんは心を読んで、真鍋君の好意を知っていたわですが・・・やはり言葉として伝えてもらえたら嬉しいわけですよね。
ようやくお互いに言葉にできた今回は、他のエピソード含め通して幸せを感じられる回で良かったと思います。

周りに誰も寄り付かず、暗い背景でスタートした作品ですが・・・。
ラストは明るい、幸せそうな表情の琴浦さんが対照的で印象に残りました。

10~11話------------
原作からの変更の強かった印象の9~11話でしたが・・・。
「真犯人の存在」「琴浦さんの力の告白」「裏サイト」等々。森谷さんの実家もその一部でしょうか。

(10話)
部長の真意が具体的に動く回でもありましたね。
琴浦さんの力を利用した犯人探しに反対する真鍋君、否定も肯定もしない室戸(何もしない時点で肯定してるとも言えますが)、対極的な男性キャラでした(注:どちらの対応も正しいと思います)。
超能力の証明(=御舟母の復讐)を琴浦さんの力に頼り切らず、最終的には自らを囮にしての犯人探しになりましたが。
身を挺して部長を庇った室戸君も無茶をなさる・・・。

(11話)
心の声や琴浦さんの危機への登場など、相変わらずのイケメンっぷりを発揮した真鍋君。
そんなに心配なら傍にいてあげなさい。 1話で「一緒にいる」「離れてなんてやるもんか」と約束したわけですし。

部長&室戸君のやりとりは、正直泣けました(後々若干の齟齬があることがわかり複雑な心境ですが)。
自分の復讐心の為に、周囲にどれだけの迷惑をかけ、最悪室戸君を失う結果になり兼ねない、そう思い知り心に刻んだ部長。
何だかんだで、傍で彼女を見守り続ける室戸。初めて自身がどう想っているかを言葉にしましたね。といいますか・・・この方も(色々な意味で)イケメンですね~。

結局アニメでは
『月野が通り魔の真犯人で、二重人格』
という展開だった為、「無職刑事」ルートにはなりませんでしたね。
改「良」なのか「悪」なのか言及する気はありませんが、これはこれで納得できる結末だとは思います。

そして次回はラスボス登場と。

9話鑑賞後-----------
第三部突入ですね。
通り魔事件となっていますが、観た記憶では死者は出てないようですが・・・。
うん原作読み直そうw まだ布教活動中ですけど・・・。

狙ったのか素なのかわかりませんが・・・前触れもなくエンカウントしてしまった琴浦母に対して、冗談交じりっぽくも琴浦さんを庇える真鍋君のメンタルに感動しました。他のESP研メンバーもでしょうか。

アニメでは名称出てたか不明ですが・・・「森太郎」怖いw 

8話鑑賞後-----------
今回のお話に沿えているか不安ですが、観て率直に感じたこと。「何気ない普段で感じられる幸せや楽しさの貴重さ」ですかね~。上手く書けないので、こんな表現になってしまいましたが・・・。
心の声が聴こえると映画すらまともに楽しめない。そのエピソードが、表面上ほど軽く聞こえなかったものでして。

Aパートの看病エピソードの真鍋君に於かれましては、忍耐のほど、ご苦労様でしたw いや・・・ちょっと心の片隅で「真鍋のヘタレ」と思わなくも無かったですがw

さて・・・Cパートから推察するに、ここで「第二部完」というところでしょうか。ここ4話はある意味、今後への伏線だったのでは?と思います。

余談ですが・・・某スポーツ中継の為に、琴浦さん以外の木曜アニメが一週分遅れました。
制作局だから、明け方にでも放送してもらえたんでしょうね、多分・・・。

7話鑑賞後-----------
Aパートは続・帰省回、Bパートは原作でいう「こっそりバイト回」でした。

Aパートでの原油発掘?では・・・リアルで晩御飯を吹き出しました。真鍋君&琴浦爺の妄想が重複してる辺りで限界スレスレ、で原油が出て・・・w

暴走真鍋&森谷の辺りとかも楽しく観れました。

Bパートは・・・何より久しぶりの真鍋君のイケメンタルっぷりが観られて、涙が。原作では確かクリスマスのエピソードだったと思いますが、誕生日に持ってきたこの展開も良かったと思います。直前に母の夢を挟んでいる辺りも、引き立てにはなっていたかと。

とりあえず・・・まだ琴浦母の出番ではないようで安心しましたが、今クールでのラスボスは彼女のような気がしているので・・・。

6話鑑賞後-----------
今回も鬱展開無しの、夏休み回でした。
水着回~水着回~w

しかし・・・初めて孫が友達を連れてくるというだけで、テーマパークを作ってしまう爺さん・・・。間違いなく爺馬鹿ですねw でもそんな祖父がいてくれたから、ここまで来られたのも間違いない話で。

部長は色々ズルいなぁ・・・w

そしてEDが・・・。
こういうコメディ色の強い回しか、前回今回のようなノリの曲は使えないでしょうし・・・可愛かったですけども、何か切ない気もしました。

EDにはお母さんが・・・。
次回予告観る限りでは、まだ関わってきそうにないですが・・・。

要所要所でイケメンタルな要素を見せている(ように思う)真鍋君ですが・・・最近若干エロス成分が多すぎませんか?w

5話鑑賞後-----------
アバン終了で「完」て・・・w
ビデオ鑑賞会(?)&体育祭回でした。

布教中につき、手元に原作1巻がないのですが・・・鑑賞会って森谷さん無しでしたよね?確か。
そのせいなのか、前回までの琴浦さんへの仕打ちの罰なのか、Aパートでの彼女の扱いが結構酷いな~とw
あ、でも拳圧(衝撃波)でロウソクを消した辺りはカッコよかったですよ? サイコキネシスではないでしょうけどw

この回は通して暗いお話がなく、初めて「最終回」と言われない物だったと思います。次回も予告を観る限りでは、明るい展開になりそうです。

が・・・その先は?
期待しています。

4話鑑賞後-----------
行方を眩ましてしまった後のお話。3話の続きになりますね~。

まず第一点。誰か駅名にツッコんで下さいよ、とw
調べてみた限り「琴浦」というの駅は無さそうなので、アニメでのオリジナルなのでしょうが・・・。

真鍋君の凹みっぷりが、若干キャラ的にどうかな?と。凹んでるというより・・・ヤケになってる?自暴自棄になってる?そんな風に見えました。落ち込むだけなら良いですが・・・。
(追記)
彼がイケメンタルなのを前提で観てしまい、悪い方向ばかりに目が・・・。いえ今回もカッコ良かったです。直後に雰囲気を壊すシーンが多かったので、相殺され気味でしたがw

琴浦祖父はまぁ見事なまでに原作通りだったかと。
真鍋君とのコンビは最悪ですね、本当w

個人的には今一つ謎なのは、森谷さんと琴浦さんの関係性についてでしょうか。原作での展開からも、それほど大きな違いは無く、2人で話すシーンになるわけですが・・・。
原作でもアニメでも、殆どと言って良いほど軋轢にもなっていない(ように見える)2人の関係とは、一体何なんでしょうか。琴浦さんは森谷さんの内心を知ってるわけですから、言葉が無くとも理解できるのでしょうが。
森谷さんの中で、一体何がそこまでの変化を促したのでしょうか。
この辺については色々な方の見方・ご意見を見たいと思います。

(追記)
今回は森谷さんの登場で阻害されましたが・・・真鍋君&琴浦さん、まだお互いの想いを両方が言葉にしたことありませんよね?
琴浦さんは心が読めますし、3話でのぶっちゃけシーンを陰で聴いてましたからご存知でしょうがw
でも琴浦さんの想いはまだハッキリと語られていなかったように思いまして。
いや、端からみてる分にはバレバレなんですけどねw

さぁ次回からは新展開?ということで。次回予告を観る限りでは、原作では番外編にあった体育祭ネタのようですが。

個人的には、御舟&室戸コンビの幼少期とか観てみたいな~と。室戸母とのやり取りは、この作品とかなり相性良さそうですので。

3話鑑賞後-----------
これまでは「一度落としておいてから掬い上げる」パターンでしたが、今回は「持ち上げておいて落とす」そんな展開でした。

ここがまず第一の山場でしょうか。姿を消してしまった琴浦さん、そして森谷さんとの今後。作品初の次回へ持ち越しエピソードですね。

森谷さんの実家を道場にした理由は何となくわかりますが、むしろこのエピソードではそうで無かった方が良かったんでは?と思います。倫理的にも、演出的にも。

コミックでは番外編として描かれていたカラオケエピソードですが・・・想像以上に酷かったw 「ゆのっち」みたいな微妙な下手さかと思っていました。

2話鑑賞後-----------
ESP研の2人が出てきて、占いネタ~ひと騒動というパートでした。このペースは・・・今期で何処までやるのだろう?と気になってみたり。

森谷さんの実家がアレじゃないのも気がついてはいましたが・・・。

後半での、琴浦さんへの嫌がらせに対する真鍋君の反応が予想より軽めだったので、ちょっと拍子抜け。1話の琴浦さんの半生が結構な鬱展開だったので、テンションの上下の幅が出るものと予想していましたが。
いや原作通りなら、この後もテンションダウン有なんで、そちらに期待(?)したいと思います。

でも「好きだから」というセリフは・・・良かった。
その後のやり取りがあまり無かったが、3話以降で描いてもらえると嬉しいかな?と思います。

1話鑑賞後-----------
前半、シリアスな展開からのスタートでしたが・・・これは良かったと思います。後からトラウマの要因を小出しにされるより、先に見せるだけ見せておいて、そこから明るいコメディ性を出していく。それだけでも、まず救われた気持ちになれます。
というか、正直泣けました。「TARITARI」以来でしょうかw

確かに、知っていること思ったことを(直接的に)何でも口に出してしまうのは、人間関係を悪化させる要因ではあります。

が・・・幼い頃にその技術を求めるのは酷だったと思います。ある程度成長した暁には配慮や思いやりというものを持たなければならないのも、当然だとは思いますが・・・。

といいますか・・・彼女の両親には何の同情の余地も無いな、と。
何が理由かなのか、外に女を作っていた父。娘のこと・旦那のことと原因は色々あれど、最終的には「産まなければ良かった」と口にしてしまう母。
最悪だな、と。

真鍋君に逢って、彼女にも明るさが見えてきたように思います。
そこが今回の一番の見所かな?

(追記)幼少期~真鍋君に逢うまでが一番の鬱展開かと思いますが、原作通りにいくとまだまだ山あり谷あり・・・。これからも泣かされそうな気がします。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 49
ネタバレ

おかず台 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

琴浦さん

ベタながらもかなり良い作品。
あえて原作を読まず、先を知らないままアニメでストーリーを楽しんでいきたい。

自分の性格からして途中で止まりそうな気がヒシヒシとするが、できる限り各話の感想をそれぞれ随時書いてみる。


第1話感想
{netabare}
良い! 凄く良い!! 今まで見た2013/01開始の新アニメの1話で一番良かった!
アバンの琴浦さんがどんどん傷ついていく様子が(穿った見方だが)、逆に「これから彼女どんな良い事があるんだろう? どんな変化が訪れるんだろう?」と凄くワクワクさせられた。
なのでサブタイトルにも出ている「真鍋の隣に座れ」と言われた時は「キターーー!」となった。

アバン後に入るOPもそれまでの展開とのギャップが凄く、ここからはこういう作品になる、アバンで期待した通りになる、と言う事が分かる。

ちょっとベタだけど1話の構成に感心、期待させられたのでこれ以降も期待したい作品。
{/netabare}

第2話感想
{netabare}
い~よい~よ~。期待通りだよ~。やっぱり今の所一番面白い。
真鍋に出会い、また今回ESP研究会に誘われた事による環境の変化、彼女自身の心境の変化がよく表現されていた。

琴浦さんは転校して来た時は無感情に振舞っていたのが、彼女本来の優しさ、明るさが出てきていたし、真鍋はふざける事が多くても馬鹿なわけじゃない。
今回は琴浦さんをいじめる代表だった森谷も、彼女への嫉妬が一番の動機とは言え言ってる内容は転校してくるまでは(残念ながら)琴浦さんにとっては当たり前の内容と、「理解者がいるからといって全て解決ではない」こと「理解者の少なさ」を表してる。

ただOP・EDを見ると森谷もどうやらESP研究会所属となる様で、「どう琴浦さんと和解するか」も今後の見所。
彼女が真鍋と仲良くなった、好意を持つ様になったきっかけも琴浦さんと似た経緯があったようだから、その辺がポイントになるのかな?


それにしても琴浦さんちっちゃくて可愛い。
{/netabare}

第3・4話感想
{netabare}
漏れ出てきていた3話の感想から、「どうやら3話は続くで終わって、しかもあまり後味が良くないらしい」と感じていたので、4話が来るまで我慢して続けて視聴。
うん、我慢して良かった。
と言うかこの2つの話、良い話なんだけどそれぞれの気持ちが複雑に「すれ違って」るんだよね……上手く書けるだろうか。


前半は前回からの続き的に琴浦さんと、真鍋含むESP研と仲良く。
「今が一番だなんて言うな」は言うと思ったけど、よく言ったw


しかし森谷との確執は当然前回では全然解消されてない上に、意中の相手の真鍋が直接的・間接的に目の前で琴浦さんとイチャイチャしてる物だからフラストレーションがたまり、遂には家の道場の門下生に頼んで……。
(ていうか空手の道場かと思ってたけど、この時の稽古内容からして森谷道場って中国拳法?)
ここ、琴浦さんを襲わせるのかと思ってしまった。良くない展開になるらしいことが分かってただけに余計に。
真鍋じゃないけど、本当に「まだ真鍋で良かった」。場合によってはそれこそ取り返しがつかなくなるし。

でも「襲われてる真鍋を森谷が助ける」とかそういうベタな事がやりたかったわけでもなく、単に痛めつけただけ。
ここだけは僕には彼女が何をしたかったのかよく分からなかった。「可愛さ余って憎さ百倍」って事だろうか?


翌日、担任から真鍋の入院を聞かされるわけだけど、ここは3・4話で一番重要なシーンじゃないかと思う。
正確には自分のしてしまったことに恐怖する森谷と、それに気付いた琴浦さんの反応が。
(ここも台詞・その演技・表情・振り返り方と恐怖・動揺・逃避・後悔が良く表現されててこういう所は……「も」ホントに上手い)

と言うか重要かつ色々な事が凝縮されてて何から書けばいいのか……。
よし、時系列に関係する順番に、簡潔に書いていこう。


「大丈夫だよ」と安心させるように微笑む所。
一見2話以降に見せていたような、彼女の本来の優しさの表れに見えるけど1話のアバンで描かれていたように、小さい頃から心の声を聞いて知ってしまったことを素直に口に出してしまい、それが原因で関係を悪化させてしまっていた彼女。
それを思うとただ「優しく抱えこんでしまう琴浦さん」ではすまないことが分かる。
むろん高校生にもなっているんだからそれくらいの成長は当たり前かもしれないが。


そしてそれを森谷は「自分を庇った」かの様に感じたけど、後からの琴浦さんの「自分がいなくなれば元の日常に戻れると思った」と言う考えを聞くと、ちょっと違うんじゃないかと思った。
この件に関して客観的に見れば嫉妬し事を引き起こした森谷が原因だけど、琴浦さんにとっては「自分が転校してきたことで人間関係が変わり、彼女にそんなことをさせてしまった」と言う事件。

詳しく描写されてないから、彼女がどう「変えた」と思ってるか、具体的には「心を読める人間が来た」事か真鍋が自分を好きになったことかその両方かまでは分からない。
ただ、これまでの彼女の事を考えると前者、テレパスに関してだと思っているのじゃないかと個人的には思う。
理由としては
・何度もそのことが原因で人間関係を壊してしまった
・実際2話ではそのことを理由に森谷は琴浦さんをいじめていた
・恋愛感情が原因なら彼女がいなくなったからと言って元には(少なくともすぐには)戻らないが、テレパスである彼女がいることが原因なのなら確かに戻る
という事から。


更にもう一つ、4話の最後に「森谷をあっさり許しすぎ」という意見もあるけど、彼女が真鍋を襲わせてしまったことは本人の悪意の有無など違いはあるものの、大きく見れば「自分の行動が原因で周りに迷惑をかけた」という点においては琴浦さんと一緒だったりする。
だからこそ琴浦さんは「心が読めた」というだけでなく、その気持ちがよく分かるから「大丈夫だよ」という言葉が出てきたのだと思う。
この事で琴浦さんと森谷はお互いにある程度同じ立場に立っている(森谷がそこまで下がったとも言うが……)。
更に時間経過による心の整理もあり、お互いに相手の嫌な気持ちを分かりあったことで謝罪一つで和解出来たのだと思う。

しかし前述の通り琴浦さんはこの件の原因を勘違いしていた可能性が高いので、そう考えると逆にやっぱりここも森谷から歩み寄った形になってる所が大きい気もする(勿論森谷が悪いというのは前提の上で)。
ただ琴浦さんの幸せと同じ様に森谷との関係も終着点ではなく、むしろようやくスタートラインに立ったところなのでそれも今後の見所……かな?


真面目な事を長々と書き過ぎたので、最後に不真面目な事も少々。
・「喜んで大ジャンプ」とか今時まず無い演出描写w もちろん狙ってやってるんだけど、「良い思い出」な回想シーンにまで混ぜるのやめてw
・今回気付いたけど真鍋のエロ妄想、「現実の本人はしない琴浦さんの色っぽい表情が見られる」というのは視聴者的においしいシーンだなぁ。良いぞもっとやれ!
{/netabare}

第5話感想
{netabare}
今回は(今回から?)完全にギャグ回。1話でOPを見た時「こうなるんだろう」と感じた内容そのもの。
実際にはそこから3話半かかった訳だけど、その積み重ねが例えギャグ回であろうと、話に深みを与えているように思う。


そして今回はギャグ回であると同時にほぼ森谷回。3・4話でお互い相手の気持ちに共感したおかげで、琴浦さんと森谷はすっかり仲良しになりたい2人。
(特に「また嫌われた~」と泣く下りはそれだけ森谷の本気度がうかがえる)
良く考えると森谷は今まで暗黒面ばかりが描かれていて、琴浦さん以上に本来の性格が出ていなかった事に気が付いた。
むしろ今度の件で成長し、精神面では琴浦さんが転校してくる以前より良くなってるかも?


更に後半は2話に稽古風景が出てきた時点でかなりおかしかった「森谷道場」がネタに。
いや、アレおかしいとは思ってたけど、この為の前振りだったのねw
すっかりツボにハマって笑いっぱなしの琴浦さん(と言うか僕も思わず笑ってしまったw)
この関連に関してもちろん森谷本人は全く悪くなく、あえて誰が悪いかと言うならこれを持ってきた真鍋。
ついでにこの件、部長と真鍋は直接相手を弄る描写が多かったのに対し、琴浦さんはあくまで自分の中で納めておこうとしている所に性格の差が出ている。
(予告は本編外なのでノーカウント)


そしてEDも今回から変更、その名も「ESP研のテーマ」!
今回の内容を踏まえると前奏の時点で笑えるというか酷いというか(苦笑)


今回の萌えポイント
借り物競争時、自分の方に向かってくる真鍋を見る琴浦さんの、期待と恥ずかしさが半々の顔w
{/netabare}

第9話感想
{netabare}
おじい様からの電話はあんな感じの内容だろうと思ってたw
そして今回はついにお母様とも直接再会。
真鍋はお母様にも認められて2人は保護者公認カップルに!(爆)

この時の真鍋、凄いなぁ。体を張ってお母様に思わず琴浦さんを庇わせてる。
お母様は素直になれないだけなのか、それともまだ琴浦さんに対する愛情が残っていただけなのか?


それにしても未だに森谷に対する批判の声聞くけど、個人的には彼女より部長の方がいまいち好きになれない。
どうも部長は琴浦さんを復讐の道具扱いしている部分が大きい気がする。


ついでに通り魔犯は誰だろ?
普通にみれば一番怪しいのは女刑事なんだけど。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

73.0 5 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング5位
あっちこっち(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1042)
5415人が棚に入れました
『あっちこっち』は、異識による4コマ漫画。「まんがタイムきらら」で2006年10月号からから12月号の三ヶ月の読みきりの後に連載。2012年にTVアニメ化。素直になれないツンネコ娘・つみきと、乙女心には鈍感な朴念仁・伊御。いつもつかず離れずイイ感じなふたりだけど…この恋はまだまだ始まらない!?

声優・キャラクター
大久保瑠美、岡本信彦、福原香織、生天目仁美、浅沼晋太郎、皆口裕子、高森奈津美、今野宏美、代永翼、岩男潤子

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

良くも悪くも、『友達以上、恋人未満』の微妙な距離感をニヤニヤしつつ見守るに終始した作品【総合評価:63点】

2012年春に全12話で放送された作品。

物静かだがどんな言動もしっかりと決まり、周囲の女子から黄色い声が上がる、鈍すぎるのが残念な朴念仁な主人公の伊御
普段は冷静ながら典型的なツンデレ属性、伊御の前ではデレデレしながらも周囲にそれを悟られるのを嫌って素直になれないヒロインのつみき

友達以上、恋人未満の微妙な距離感を保つ二人
そして周囲の愉快な人物達との日常を描くドタバタラブコメディと言うのがこの作品の簡単な説明となります。

原作は未読ですが、4コマ漫画でそれを象徴するようにAパートとBパートでそれぞれひとつの話を描いております。
波の無い日常を描いているだけなんですが、AパートとBパートで話を別にしているとあり、ひとつの話を10分弱でまとめているので、テンポはそこそこですね。

バレンタインデーちょい前ぐらいから始まって、翌年のバレンタインデーからホワイトデーまでの一年ちょっとを12話で描いています。
その間に少し強めな甘い展開を終始挟んでくるものの、基本的に高校生活のイベントを無難に描いていく日常系の物語
物語の構成は基本的に高校生活のありがちな日常を周囲のキャラクターが全力で盛り上げてハチャメチャなドタバタ展開に発展させる。
そして締めにイケメンの伊御が実際に口には出来ないような歯の浮く恥ずかしい台詞を決めて、伊御にデレデレなつみきが鼻血を大量噴出、周囲のキャラクターがそんな様子をニヤニヤしつつ見守ると言った一連の流れが定番となっております。

伊御の歯の浮くような台詞、モジモジするつみき、そんな二人のやり取り、友達以上恋人未満の微妙な距離感を周囲のキャラクターと共にニヤニヤしながら見守る作品です。
正直な話、12話の全てが基本的にこのパターンですので、ワンパターンと言ってしまえばそれまでですねww

正直、この作品において笑いと言う面は期待できませんし、未視聴の方も期待は持たない方が良いと思います。
周囲のキャラクター達は、主人公とヒロインよりも強い個性を持っていて、場をしっかりと盛り上げてくれるのですが、勢いだけで盛り上げの最中に笑いの要素はほとんど無い感じ、個人的には笑える様な展開はほとんど無かった印象です。
笑いの要素に欠けてしまっている点が、個人的にはこの作品に物足りなさを感じさせた要因かもしれません。
良くも悪くも、伊御とつみきの関係をニヤニヤしつつ見守る事に終始した作品です。


作画に関しては最近の作品と比べて優れていると言う事は全くありません。
そもそもキレイな作画で勝負に来ているタイプでも無いので、何とも言えませんが……
キャラクターデザインは、まぁベタベタなアニメ絵ですので、格別嫌う方も逆に少ないんじゃないかなと言った感じです。
擬音表現を始めと、背景や場面転回時など演出面はそこそこ優れていた様な気もします。

音楽面に関してはOPが特徴的でした。
別に曲自体が良いと言う訳では無く、圧倒的で独特なテンポが耳に残ってしまいます。
BGMは緩やかな日常の雰囲気をしっかりと演出できていたと思います。


個人的には友達未満、恋人以上の関係をそこそこ楽しめましたが、ワンパターン故に終盤はもうおなかいっぱいって感じでした。
つみきのキャラクターが気に入れば、しっかりと二人の関係を見守って行けるのではないでしょうか。
そして、伊御の台詞に拒否反応が起きないかも視聴する上ではかなり重要だと思います。

正直、万人受けは難しい作品ですので、未視聴の方は第三話ぐらいまで視聴し判断して頂ければと思います。
ハッキリ言ってワンパターンですのでこの作品の雰囲気は完全に掴める筈、最終話までその雰囲気のまま突き進みます。
まぁ、好きな方なら終始安定した作品とも言えなくは無いので、是非一度試しに視聴してみる事をオススメ致します。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 54

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今はセンスが問われる時代

本作の演出の一つに"矢印"があります。
キャラの動きや状況の変化を矢印で表すというものです。
これはとても観やすく、素晴らしいと思いました。
なので、それにならって私もレビューで使ってみました。
……矢印は使い方次第。
下を見れば分かるように、センスのない者が多用すべきではないのです。
もうやりません。
無駄に縦に伸びた文になってしまいm(__)m

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

ジャンル:日常系×恋愛。
比重は、『日常 8 : 2 恋愛』だったという印象。
ほのぼのした雰囲気と緩いギャグが魅力の作品でした。
こういうの大好きです。

          ↓

千葉県の某高校をモデルにした高校が主な舞台。
(写真見ると確かに似てました)
あらすじはいらないかな。
あにこれのやつも特に読まなくてもいいかもです。

           ↓
           ↓

主要キャラは5人。
男2人、女3人の高校生グループです。
→(伊御、榊、つみき、真宵、姫)
この集団大好きです。ただし一人を除いて…。

           ↓

恋愛面について。
つみき→伊御 へと恋の矢印が向いています。
つみきをからかう榊と真宵が面白かったです。
その一つにお決まりとして伊御に恥ずかしい(キザな)台詞を言わせ、つみきをデレさせまくる、
というものがあるのですが、ここで問題が起こりました。

          ↓

はい、伊御さんやめて…。
キザな台詞を悠々とつみきに放っといて、
デレるつみきに対しては『どうしたの?』みたいな反応。
私は不快感を覚えました。
気になったので調べてみると、やはり伊御は人気がない様子。
確かにやらせてるのは榊と真宵。
でも、伊御の対応はどう考えてもおかしい。腹立たしい。
このメガネがいなければ(or 好青年なら)文句なしでした。
これに関しては、いちいち鼻血を出す女性陣もどうかとは思いますが。

           ↓
           ↓

伊御以外はみんな好きです
お気に入りキャラは真宵と姫。
お笑い担当の真宵は作品を盛り上げるために必要不可欠です。
そこにお調子者の榊が乗っかるとさらに楽しいです。
癒し担当の姫は作品を(又は私を)より柔らかいものへと変貌させてくれます。
とても可愛かったです。
『はい』→『はひぃ~』は、あざとかわいい…。
つみきも猫のような小動物女子として私を大いに和ませてくれました。
何気に喋り方も好きです。
ここでは触れませんが、サブキャラたちも魅力的でしたよ。

           ↓
           ↓
           ↓

OP「あっちでこっちで」 歌ーあっち⇔こっち
ED「手をギュしてね」 歌ー御庭つみき(大久保瑠美)

          ↓

OP凄くいい…!
いつもの5人が歌ってるってのもいいですね。
ハモりもバッチリでした。
お気に入りの曲です。

           ↓
           ↓
           ↓

大好きな日常系のなかでもアタリの作品でした。
ギャグはたまに笑える程度です。
でもそれで十分ですね。
可愛らしいキャラたちが平凡な日常を過ごしている、
それだけで私は幸せです。

          ↓

苦手なキャラが約1名おりましたが、
それを余裕で補えるだけの戦力が揃ってました。
とても楽しませてもらった作品です。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

改めまして、矢印乱用すいません。
時代を勝ち抜けませんでした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 45
ネタバレ

しゅりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

どこまで伊御さんの存在を我慢出来るか…

まんがタイムきららで異識さんが連載されている漫画が原作。
全12話の日常系萌えアニメ。監督は追崎史敏さん。


ある方からこのアニメの事を聞いて、1話を観た時の動揺と笑いはすごかったですね。
俺妹の舞台と同じくらい地元なんですよ、猫毛海岸のモチーフになったところ。

{netabare}駅前のシーンで映る大型スーパーの中に冬季限定でアイススケートリンクが
あった時期などはあのスーパーに胃袋を半分くらい握られていました。
ドラゴンボールなんかの東映アニメフェアも大抵あそこで鑑賞したはずです。

本編でたまに某電話会社の電波塔が出てきて印象に残ります。
が、あの電波塔、昔は周辺でもかなり巨大で目立つ建築物でしたが、
高層マンションが立ち並んだ今のあの辺りではあまり目立たない
建築物になっているはずなのです。
そもそも高校とは逆方向なのに、ああいう映り方をしているということは
異識さんかアニメスタッフのどなたかが昔のあの辺りを知っているのかも…
なんて思いながら観ていました。
{/netabare}
そんな訳で、個人的にかなり気になって観ていたアニメではあります。


本編は物静かなイケメン眼鏡の高校生、伊御とどこかで見たような
低身長に青髪、アホ毛が特徴の少女、つみきのカップル的な2人を中心に
これまたどこかで聞いたようなドジッ娘ボイスの少女、姫や
騒々しいドツカレ男女の榊、真宵などのキャラ(+α)が巻き起こす
ドタバタしながらも緩やかな学園ギャグラブコメと言った感じです。

Aパート、Bパートなどの場面の切り替わり時に入る演出や、
つみきの猫らしい仕草と豊富な擬音表現はなかなかおもしろかったです。

ただ、全体を通して1年間の学校周辺行事を賑やかにやっているはずなのですが、
どうも視聴していてテンションが上がってこない印象があります。
何となくどこかで見たような懐かしさのある展開が多いアニメです。

イケメンの伊御が何かキザな台詞を言ったり、紳士的な行動をした時に
つみきや姫が鼻血を出すのですが、コメディの宿命なのかやたら盛大に出します。
もっと血液は大事にすべきです。鼻血我慢して献血に行きなさい。

おそらく本作最大の特徴がこの伊御のイケメンとしての扱いなのですが、
これをどこまでウザがらずに見ていられるかが視聴のポイントになると思います。
全く抵抗を覚えなければ良いのですが、私は少々キツかったです。


OP「あっちでこっちで」とED「手をギュしてね」の破壊力が抜群なので、
第一印象はかなり良いですが、観る人を選ぶアニメではあると思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

69.8 6 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング6位
B型H系(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (958)
5798人が棚に入れました
高校入学を控えた山田は、夢はセクフレ100人というエッチへの興味が旺盛な美少女。しかし男性の前だとあがってしまう性格が徒となってか未だに処女だった。ある日、本屋で転びそうになったところを小須田に助けてもらった(と勘違いした)山田は、平々凡々で手頃そうな小須田に処女を捧げることを決める。はたして山田は小須田を落とすことができるのか?

声優・キャラクター
田村ゆかり、阿部敦、堀江由衣、花澤香菜、下田麻美、能登麻美子、小林ゆう、宍戸留美、岩崎愛、橘田いずみ、儀武ゆう子、小泉豊、前野智昭

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ヤンジャンアニメで一番好きです(ボソッ

2010年4月~ 全12話
原作未読

何かとヤングジャンプ原作のアニメが槍玉に挙がるのをみて
じゃあ過去にどんな作品があったのよ?と調べてるうちにこれを発見
放送当時1回見たきりだったのでサクッと再視聴することに。
レンタルで見たんだけどなんか「こわいもの知らず(笑)無修正版」とか書いてあって妙に構えてしまった。
まぁ無修正っていっても軽いパンチラと性的な発言にピー音入ってない程度で乳首描写とか一切なし。(無いとはいってない)
むしろデザインとか演出とか1話から隠しきれない健全感みたいなものが滲み出ていたのが印象的。


主人公の山田は高校入学を機にH友(エチトモ)100人作るという夢を持つ容姿端麗な女の子
しかし、男性の前ではあがってしまう性格のため最初の相手は手頃な童貞君を狙っている様子。
そんな中、出会ったのがもう一人の主人公、小須田 崇(こすだ たかし)
見た感じ平凡なザ・チェリー君な彼は山田から一方的に、初体験の相手に選ばれてしまう。
早く処女を捨てたいがためにアプローチの方法が完全に明後日の方向にむいてしまい中々上手くいかない山田
そんな彼女のアプローチに対して気弱で小心者の小須田はどう受け止めていいか分からずオドオドするばかり
二人のボタンの掛け違いというか、3歩進んで2歩下がるような恋愛をギャグ成分多めで描いたラブコメ作品。


最初の印象に健全感があるって言ったんだけど、だって主人公の行動原理が「Hしてぇー」なんだもん。
めっちゃ健全。高校生なんだし女子だってセックスしたいって思って当然じゃん。
どんなに綺麗事いってもこの年の子の恋愛の出発点は大半が性欲っすよ。
それでいてメインの二人がおもっくそピュア。恋愛の駆け引きなんてそこそこに、即行動に移そうとするんだけど
いざはじめようってなったらヘタレちゃう感じ。山田なんてズボン越しに膨らんだ股間を見ただけで涙目で逃げ帰っちゃうし
そんでもってちゃんとコンドームは用意する所とか、ちゃんとラブホ使わないとね。とか
一定の倫理観はしっかり持って描いてる部分とかも全体的に健全さを感じた大きな要因でした。


内容的には前述した通り、ピュア過ぎる二人の恋愛を中心としたラブコメなんだけど
山田の斜め上なアプローチがアホの子すぎて可愛い。
少しでもスムーズに行為に及びたい…そうだ!ノーパンで過ごせばよくねえ!?的な発想とかバカバカしくて楽しい。
随所にエロ描写とか挟まれるけどギャグのおかげでいい感じに薄められて見やすい。
あと山田のアホ可愛いさを表現する主演の田村ゆかりさんがめっちゃ良いんすよ。
変に影を感じさせず真っ直ぐな演技というか、作ってない感じを上手く作ってるというか。
古いけどギャラクシーエンジェルの蘭花・フランボワーズっぽい感じ。あのへんの声質が一番好きです。


残念な点は詰め込みすぎて逆にダレてた部分
基本的に1話2部構成。前半と後半の10数分で起承転結がわりとしっかりしてたんだけど
物語をスピーディーに回すがゆえに起伏があんま無くてただ淡々と流れていく感じ。
そんでもってオチがめっちゃ弱い(笑)所々のギャグ描写は光る部分があっただけに勿体無い印象。
流し見程度ならいいけど腰を据えてしっかり観ようとすると
テンポは良いのになんかすげぇ長く感じるっていう不思議な感覚を覚えると思います。


【総評】
とはいえ1クールでまとまり良くサラッと見れました。
声優陣もOP、EDも良かったし。小須田の姉役で能登さん出てるんっすよ!能登さんっ!!
まぁ下ネタギャグならもっとキレのいい作品は他にあるし
恋愛を見たいならもっと演出のいい作品はあるし
エロいのなんて言わずもがな
あえて今、オススメする理由もあんま無いんですけど…
なんかすげえ染みたんですよね。普通な感じが、純粋な感じが。
最近の作品でアクの強いとんでもねえ女を見過ぎた反動なんでしょうかね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ぱふぱふ~!ゆ、揺れる~!

未熟な男が(しょ)びっちに振り回される姿は青春模様。

以前から花澤作品をピックアップした際に存在を知ったのだがレビュアーさんの紹介があるまで忘れてました。
と言うことでギャグ作品であること以外全く下調べなく視聴(いつものこと)!一言で面白い!ギャグが鋭いとかラブコメが色濃く描かれていて涙が・・・という作品ではないのですが未成熟な男女の掛け合いと掛け違いによるすれ違いは中学生のころを思い出しました。
クラスに何人か居るケツの軽そうなしゃべり方、容姿、服装で大体ピアスしてるのでヤマダと被る被る(笑)13歳の私は女の子と付き合ったことも無く、身体の経験も無くエロ本覚えたてで女の子の事が分からないのに近い距離での会話やスキンシップはとても魅惑的でした。よくある勘違いってやつで頭の中はジェットコースターがグルグル回り続けてしまうのだが経験が無いぶん踏み込む勇気もなくコスダのようにひとり悶々と過ごしてました。実際のところ軽そうな子は本当に軽いので経験値は上なんですけどね。
何でやたらと腕を組んで引っ付いてくるんだ?ただふざけてる?好きなのか?からかってるだけ?Bカップだと服とブラの上から揉むとゴワゴワする!などなど。なんとも初々しい異性へ対する意識と行動は勘違いの片思いやテンパった少ない経験値同士の夜の関係などある方であれば重なるところは多々あると思います。思い出すと本当に恥ずかしい!

そしてこの作品を視聴してて本当に恥ずかしいところは童貞だからという理由で冴えないコスダを意識し始めるヤマダの右往左往する姿といざとなれば甘んじて受けることしかできなくなる初さ。ヤマダにどんどん近付かれてついつい意識し、重ねるスキンシップで好きと思ってしまったコスダの初さです。経験が無いからこそ単純な理由で「好き」と思ってしまうその姿は昔を思い出す甘酸っぱいラブコメで多くの人が通った道ではないでしょうか。意識と恋愛の狭間の恋模様は実にむず痒い!

思った以上にニヤニヤしてしまうストーリーも魅力ではありましたがキャラクターがちゃんと動いている絵にも魅力がありました。最近のややエロ作品って残念なのが多いしカワイイ、艶やかな描写が無くてあんま魅力的じゃないんですよね。
声優さんたちも見たことある名前も多くちょいちょいある鋭いギャグの応酬も面白かったです!話数は忘れましたが修学旅行回のガールズトークとコスダの姉さんのエッチ指南にはめちゃウケました!能登さんのエロネタのセリフは珍しいのではないでしょうか!多分!

満足評価は花澤補正ですが男女問わず昔の「むず痒かった」ことを思い出すようなこの作品。単なるエロラブコメ作品では無いと感じれる(かもしれません)!
コスダんちの湯沸し器懐かしすぎや!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女子高生によるおバカ系変態アニメ

『B型H系』は1クール(全12話)の女子高生・おバカ系変態アニメです。


この作品は主人公の女の子が男子に対して変態的アプローチをかけて笑いを取る形のアニメ。そのためか登場人物の男女比も女の子の方が多い。また、男性がアプローチをかけるタイプの作品の方が多いため、今回のようなタイプは女性の思考による言動の面白さ、とりわけ女子高生の思考をネタにしている。故に、少女漫画を頻繁に読む人でなければ、それらのネタが織りなすギャグに対し新鮮さ感じられるだろう。因みに、扱うギャグは王道の下ネタ。

このアニメの面白いところは、痴女である主人公(女)が連発する下ネタの数々。「エッチ友100人作るんだ!」という意気込みで暴走し、『生徒会役員共』に負けず劣らずな数の下ネタを炸裂する。基本的には主人公の"山田"(女)がボケて彼女の親友がツッコミを入れる形。そのボケとツッコミのテンポが良い点が好印象。また、ツッコミ役が不在の時に、山田がひたすら暴走している場面もまた面白い。そして、主人公の処女卒業のために彼氏にさせられた?、草食系男子の"小須田"と肉食系女子の"山田"のやり取りもミスマッチな感じで笑える。
個人的に一番笑えたのは"大富豪のお嬢様"が登場した後の話。

私が感心したのは、終盤にて放送コードに引っ掛かってもおかしくない程の展開があったこと。普通は殆んど全てのラブコメアニメの性的展開において、一線を越えない様にご都合主義的展開を挟むが、この作品にはほぼ無いと言っても問題ない所まで突き進んだ。さすがにキー局では放送しなかったようだが、随分思い切ったアニメだなと正直驚いた(笑)
全部が全部かは分からないが、かなり原作に忠実だったのではないかと思う。その点において、各話であからさまにカットされているのが分かるような中途半端さが見られなくて大変良かった。


全体を通して比較的に安定したアニメなのではないかと思う。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

81.8 7 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング7位
サーバント×サービス(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1748)
9613人が棚に入れました
北海道、某市、某区役所。山神ルーシー…さんがひょんなことから配属されたこの区役所は、ちょっと個性的かもしれない職員達ばかりが働く区役所だった。そんな山神ルーシー…と職員達が元気に秘密に活躍(!?)する“お役所WORK”コメディー!!
※実際の公務員とは、一切関係ありません☆

声優・キャラクター
茅野愛衣、鈴木達央、中原麻衣、豊崎愛生、櫻井孝宏、大久保瑠美、高橋美佳子、日高里菜、柿原徹也
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

役所でワーキング!

役所を舞台とした脱力系日常コメディの様です。

気にしなくても「WORKING!」がどうしても頭をよぎってしまいます。
スタートではそんなに期待値上がりませんでしたが
そんなに飛ばすタイプのアニメではないでしょうし、まぁ気楽に視聴していきます。

※1話感想{netabare}
今回の成分 公務員5:初出社2:復讐1:サボリ1:世間話1

舞台がお役所なので地味ですがこれからの盛り上げに期待ですね。
恋愛とかアフターファイブの出来事とかストーリー性を絡めていかないと
ネタが持たなさそうですけど。

ルーシー(略)さん名前で役所を恨むって飛んだ逆恨みだけどなかなか楽しいやりとりでした。
出生届け受理したた公務員って、長谷部くんの身内(父)の気もするけども。(^_^;)
名前で縁が広がりそのうち感謝に変わる展開になるといいかな。

長谷部くんはちゃらいですね。実際こんな人ではやっていけないだろうけど、
観ている分には困らないし楽しいから良いけどね。
喋り方とか声で「となりの怪物くん」思い出して仕方ないです。

三好さんは人に好かれるタイプみたいですが今の所目立たない存在なので
彼女の活躍が出てくる様になればバランス良くなりそうです。
それにしても出てくるばぁちゃんがみんな可愛いじゃないか!(#^.^#)

三者三様の個性が活きてくれば楽しくなりそうです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 コスプレ5:女子高生2:兄妹2:巨乳1

公務員ネタだけでは厳しそうだと思っていたらバラエティ豊かになってきました。
コスプレと役所マニアな女子高生の登場で騒がしくなりそう。

ルーシーは巨乳でしたか。前回はあまり注目してませんでした。
確かに出オチ感もあるので色々武器が必要かも。

可愛いおばぁちゃんには田中さんって言うお名前が。
また時々出て欲しいです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 アホ毛4:巨乳4:ハイスペック2:ロースペック2:メアド0

ルーシーメインの今回。色々と可愛らしい面が観られて好感度アップしてます。
長谷部君はサボるために陰で努力している様です。
ハイスペックなのに残念系です。
将来的にはルーシーと長谷部君とのLOVEの予感がしてますが
今はメアドすら上手く交換できていない様で前途は多難ですね。
三好さんは今回影薄かったな…。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 告白4:ぬいぐるみ3:セクハラ2:ホテル1

今回は公務員とか役所とか関係なくなってました。
まさか上司がぬいぐるみとはファンシーな。
そしてルーシーと長谷部君が急接近。思ってた以上にハイペース。
何も無かったとは思うけど早くもお泊まり。ひゃー。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 姉4:社内恋愛4:しゃっくり1:クリスマスイブ1

前回のはホテルじゃなかったみたいです。とりあえず一安心!?
それにしても見た目も性格もソックリな姉さんですね。
家族揃って似たものだと恐ろしい気がします。

一宮&千早はお付き合いしてたそうで。
いい歳だし秘密にする事もないのに…一年も経ったら言いづらくなるじゃん。若いのぅ。
公務員というより恋愛アニメになりつつあります。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 ぬいぐるみ5:毒舌4:結婚話1

役所が舞台だけどかなり現実離れしてますよね。
上司がぬいぐるみだったらイヤだなぁ…。
100%あり得ないけど。

今回の三好さんは久々の活躍。
人がいいけどナチュラルな毒舌。
人がいいだけに深く突き刺さりそうです。

長谷部君、田中アレルギーって全国の田中さんに失礼な。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 田中一族4:社内恋愛3:鈍感2:コスプレ1

千早は恋愛で苦労してますね。兄妹揃って鈍いから…先が長そう。
田中アレルギーは伏線でしたね。また個性的なキャラが登場。このアニメ世間がかなり狭いです。
で、本当にBL要素入ってくるの!?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 恋愛6:孫2:外食2:鯖0

本格的に恋愛アニメになってきました。
そしてやっぱりファミレスが良く出てくる。
「孫に私のような名前~」は自分に返ってきそうな伏線だから止めとけルーシ!
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 恋愛4:結婚2:純朴2:真面目2

仕事の成分殆どなしですがなかなか楽しいラブコメです。
性格的にもルーシーかなり可愛いですし癒されます。
スマホなのに古い携帯とか言っちゃう長谷部には少しイラッとしましたが。
1クールで結婚まで行くのかな?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 後悔3:鈍感3:彼女2:ぬいぐるみ2

進展しそうで進展しないのはラブコメの王道なので仕方ないですかね。
ただ対象が大人なのでもうちょい対応の仕方があるだろうとも思ってしまいます。
ドロドロして欲しくもないけど少しばかり青々しい感じがします。
学園ラブコメなら引っかかりもしないのですが、こういう所が大人ラブコメの難しい所かも。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 休日5:誘拐3:食事会1:サボリ1

課長ネタは付いていけない所もあるけど、お気の毒でした。
三好さんの毒舌久々に舌好調で楽しめました。
同僚とこれだけバッタリ会うとは…休日でもみんな変わってないですね。
何だかんだで三好さんと田中さん(孫)とも相性良いのかも。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 デート7:服2:コンタクト1

いよいよデート。二人はお似合いでした。
ルーシーはウブで可愛いけど名前に囚われすぎて幸せや楽しみを逃してしまってますね。
もう一歩踏み込めれば良いのですがね…。

そして案の定、出生届を受理した人が長谷部の父と判明。
復讐の行方はどうなるのでしょうか?…まぁ修羅場にはなりそうもないですが。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 告白5:因果2:デレ2:ざまあ1

長谷部くんがルーシーに受理した人が父だと告げる最終回。
最後までドタバタ騒がしいこの作品らしいと言えばらしい締めでした。

それにしてもながーーーいフリでした。
変に予測しない方が楽しめたかもとも思うけど、見え見えだったしな…。
まぁなんだかんだで結構お似合いですしお幸せに!
そしていつもの日常へと続いて行くようです。
2期はあるのかな?
{/netabare}

【総評】
当初、公務員がメインという事で市民の為に働き地域の信頼を得て
コミュニティーを広げていく話なのかな?
とか思っていたのですが内容的には内輪の恋愛コメディー。
「WORKING!」の分家といった印象でした。(個人的には本家の方が上。)

登場人物が大人なのでもう少し大人っぽい恋愛話になるのかと思いましたが
大人の恋愛感を持っているのは千早さんくらいなもの。
ウブで純粋なキャラが多いので学生恋愛物と特に違う所は無かったです。
この、大人なのに学生のような恋愛感を多少青臭く感じてしまう所もありました。

標準的なラブコメなのでこの手のジャンルが好きな人は楽しめそうです。
ルーシーをはじめキャラは可愛かったので多少の癒しにもなるかと思います。
無難に楽しめる範囲という意味では勧められます。
大当たりは期待しないで下さい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 50
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「ざまぁww」も聞き慣れてきたら励ましの言葉に聞こえなくも…ww

原作未読◆全13話◆

「WORKING!!」でお馴染みの高津カリノさん
原作による作品であにこれユーザーの方に
オススメして頂いた作品。


◆前置き◆

北海道某市の区役所に、新人職員として
山神ルーシー(以下略)、三好紗耶、長谷部豊の
3人が保険福祉課に配属される事になり、
同課で働く一宮先輩に千早さん、奇妙な課長を
加えて始まる区役所コメディ。


◆感想◆

主に区役所が舞台なので急展開などは特に無く
キャラ同士の会話のやり取りと淡いラブコメを
楽しむといった感じといったところでしょうか。

属性てんこ盛りで爆発的魅力を兼ね備えた
キャラというのは残念ながら見受けられない
ものの、キャラ同士の会話の面白さは健在で
キャラそれぞれのスポットの当て方も非常に
上手く、誰もモブ化しないように進める
ストーリー展開は日常系好きの方なら
楽めると思います。

個人的に主人公が働く日常系作品は
ハズレが少ないように思えてならない。

同作者の大ヒット作「WORKING!!」と
作品内容(働く日常系)が似ている事から
比較されがちな作品であります。
かくゆう僕もWORKING!!を先に観ていたので
少しばかり意識してしまいました。

サーバント×サービスはWORKING!!と違い
主要キャラの年齢がほぼ20歳以上の成人設定
の為,ストーリー展開やキャラ設定もどこか
落ち着いた雰囲気に収めてある印象になるのは
仕方がないのかもしれませんね。
(うさぎ課長は別としてw)

1つだけ苦言を呈するとすれば
一宮さんと長谷部君のキャラデザにもう少し
メリハリをつけてほしかった事でしょうか。
二人の顔立ちが似ているので数回戸惑いましたw
髪の色を黒と茶ぐらいには分けてほしかったかな。



そんな中,
この作品でお気に入りのキャラは...

『長谷部 豊』

チャラ男に見えて実は気配り上手で
好きになった相手には一途な憎めないヤツ。
何事もそつなくこなしてしまうデキル男な
面も格好良く、始まりと終わりで印象が
大きくガラッと変わったキャラでした。

これがギャップ萌えと
言うやつですねわかります♪

僕が女性、もしくは男の娘だったら
惚れてしまいそうです、はいw
※もちろんあくまで仮定の話ですよ?


◆一番笑ったシーン◆

この作品と言えば「ざまぁww」が超有名です。
僕は基本的に未視聴の作品に前知識はあまり
入れない方なのですが,このセリフはかなり
有名なので存じておりました。
でも,どのキャラがどのタイミングで
言い放つかまでは知るよしもなく視聴を
進めていたのですが...

あれれ?
例のセリフが出ないんですけど!?

他作品のセリフと勘違いしていたのかな、と
脳裏に浮かんだ直後の{netabare}
第12話のラストでやっと出ました!

想い人ルーシーの仇、じゅげむ名を
区役所の受付でそのまま受理してしまった
人物が自分の父親だと判明し,途方に暮れる
長谷部君に追い討ちをかける千早さんの一言...


『長谷部さん、一つ宜しいでしょうか?
 ………………………………ざまぁww』


↑この間の取り方は神がかってました!

笑いのツボを心得てますね。
暫くしてからジワジワと笑いの波が押し寄せて
きて、何度もリピートしてしまいましたww
{/netabare}


◆OP曲 『めいあいへるぷゆー?』
歌:山神ルーシー(茅野愛衣)
  三好紗耶(中原麻衣)
  千早恵(豊崎愛生)

「なんか困っちゃてんならぁ~♪」 と,
ついつい口ずさみたくなるような
楽しい気持ちにしてくれたOP曲。
OP画のクレジットも背景に溶け込ますなど
思考を凝らした技が光ります。
A-1Pictures作品のOPは視覚,聴覚ともに
楽しめる曲が多くていつも注目しています♪


◆ED曲 『ハチミツ時間(どき)』

OPとは打ってかわって
シットリとした癒しソング♪
4話ずつの交代でそれぞれのヒロインが
歌を担当しています(※13話では未使用)
同じ曲なのに歌っているヒロインが代わると
また違った印象を受けるから不思議です。



◆最後にアレを検証◆

※ここから先はネタバレを伴ったアレな
話をするので下ネタにご理解を頂けない方と
未視聴の方はスルーして下さいね m(._.)m

{netabare}


アレな話


察しが良い方なら
もうお気づきではないでしょうか?



そう


この作品随一の
巨乳を誇るルーシーのおっぱ…
もとい、お胸様のカップ数についてのお話


第2話の千早さんとルーシーの
会話のやり取りの中で


千早さん『F?』

ルーシー『そんなに小さくみえますか?
     良かったぁ…』


と、ルーシーのカップ数を
聞き出そうと千早さんがかまをかける
ヒトコマがありましたが天然のルーシーが
とんでもない爆弾発言をしちゃってますね。


おやおや?
Fカップは小さいのでしょうか?


ふぅ……(軽く一呼吸)


例を挙げるのならば日本人でEカップの
双丘をお持ちの女性は全体のわずか6%しか
いないと言う検証結果が既に出ています。

これよりカップ数が上がるにつれ
パーセンテージが減るのは最早,円環の理。


さて,ここで本題に入ります。


『ルーシーのお胸様の
カップ数はどれくらいなのか?』

↑↑私、気になります!


直近のGかな?

これでもかなりデカイですね...

僕は出会った事のない未知の領域です。

でも、直近のGはルーシーのFに対しての
「そんなに」という言葉から否定を導く事が
できますね。


はい、では次のHだろうか?


これも否!


断じて否です!!


彼女は困惑しつつも少し安堵した
表情で言い放ちましたよね?


「そんなに」…となっ!!


表面上の言葉だけに踊らされるのではなく
相手の何気ない仕草や感情までをも読み取る
事ができなければ真の変態紳士は名乗れません。


という事でこれも否ですね。
あの場面での「そんなに」の言葉を
決して軽んじてはいけません。


じゃあ、Iだろうか?


むぅ…Iかぁ。


I、I、I、あい、あい、あっ…愛ッ!?


愛という文字には
「愛情」「恋愛」「愛憎」「愛でる」 等
人の感情を司る言葉に多く含まれますね。


ルーシーのご両親がつけた長いじゅげむ名にも
「愛」いう文字を用いた名前が一つ含まれています。


「愛がイッパイ詰まったIカップ」


皆様どうですか?
この辺が妥当で尚且つしっくりくる
ラインではないでしょうか?


様々な人から愛されるように願ったご両親の
願いを考慮しつつ、愛されキャラのルーシーに
ぴったりのカップ数だと思いませんか?


そう言えば過去にこんなキャッチフレーズを
用いたグラドルがいましたねww

元気にしているのかな?


愛がイッパイ詰まったお胸様かぁ...
とっても甘美で殿方を惹きつける
美しい日本語だと思います(*´ω`*)♪


以上が、僕が愛読している
「おっぱい美学全集」から自分なりの
解釈を加え、類推適用した結論となります。


長々と綴った駄文に最後までお付き合いして
頂いた紳士淑女の皆様方に感謝致します♪


ご清聴ありがとうございました。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 53

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

普通に面白い、もうちょっと評価されても良い(私見)

・・・個人的にはめちゃくちゃ面白かった。
肌に合うというか、好みと言うだけかもしれないけれども。

どうやら原作は4コマ漫画らしいですね、未読ですが。

サーバント×サービスのタイトル・・・については、
たまたま舞台が区役所だっただけって感じで、どうしても公務員でないとダメって事はなかったんじゃないかな、
お役所あるあるとか、お仕事紹介的な要素とか、特になかったしねぇ。
ただ、主人公の名前絡みでは、かかわりが大きいかなぁ、
ま、クリエイターである作者さんの設定にケチをつけるわけではないんだけれども。


とは言え、とにもかくにも、特段際立ったポイントがあるようには見えないんだけれども、面白かった。
キャラの掛け合いと言うか、絡むタイミング、テンポ、ノリ、物言い、すべてと言ってもいいくらい私のセンスに合った感じ。
各キャラクターもずば抜けて突出したキャラは見受けられないにもかかわらず、どのキャラクターも存在感、絡み方に個性があり、普通に面白い。

物語については、
お役所日常系・・・かなぁ。
しかしながら、そこはそれ、大人な皆さんがキャラクターなので、それぞれに大人な恋愛模様が展開されたりして・・・。
または、恋愛下手なキャラのもやもや具合にニヤニヤしたり・・・。
久しぶりに背中のあたりがくすぐったくなりましたわ。

作画については、普通に十分キレイ。
キャラは大人キャラとは言え、若干、幼い感じはあったかもしれないけれども、アニメなんでね、十分許容範囲でしょう。

声優さんも普通に良かったです。
違和感とか、合わないとか、不快に思う要素は特になかったです。

音楽については、OP・EDともに良かったですね。
と言うかOPはかなり好み、楽しさと言うか「楽しそう」という期待感が高まる勢い、創りです。スタッフの紹介も工夫がされていて、手間がかかっている、センスを感じました。
EDも基本の飲み物が注がれて始まるものでさえ、美しく、やはりセンスを感じるものです、心地よい。
これらは、高く評価しても良いと思います。



キャラクターは・・・どのキャラクターーも「ぶっ飛んだ」と言うほどの個性はないんですが、若干、控えめな個性の発揮っぷりが楽しい。

主人公の山神ルーシー・・・
見た目はどちらかと言うと地味、主人公らしくはない、が
観ていると色々とかわいらしくなってくる。
名前にコンプレックスを持っているため、色々と積極的になれず、恋愛下手なところにニヤニヤしてしまった><。
あとアホ毛が表情豊かw
なんかのアニメ(=帰宅部活動記録)では主人公のアホ毛にあまりにも違和感を感じ(ウザく)て視聴を停止した実績があるのですが、この作品は大丈夫でしたw
観ていて楽しいキャラクターでした。


長谷部豊
主人公の同期、そして・・・。
もし私がこの長谷部のような、能力を持ち、こういう性格だったら人生変わっていたなぁ、と羨ましくなった。
色々問題はあるかもだけれども、この性格は羨ましい。
まずもって、あの軽口で「ルーシー飯食いに行こー」とか「つきあって」とか言ってみてーw
と言いながらも、意外と純情っぽいところや、生真面目なところ、真剣なところなどが垣間見え、なかなかに楽しい。
意外と陰な面も持っているしね。
本質的には、なかなか硬派なのかもね。


三好沙耶
主人公の同期。
意外と地味な容姿、一番普通なイメージだが、やはりただモノではない。
気が弱く、いつも役所に来るおばあちゃんの相手をしているが、
意外と毒舌、切れ味がある。
このばあちゃんの孫と・・・


千早 恵
主人公の先輩さん。
この人もなかなかにユニーク。
終始ジト目でwたまに魂の叫びがwww
女性らしい心の叫びもあり、楽しい。
主人公と他との絡みも、いい感じ。


大体、この4人に注目して観ていました。
その他にも、登場キャラクターはいるのですが(総数は、そう多くはない)。


全13話とのことで、一応、大筋の
・ルーシーの名前問題
・ルーシーと長谷部の恋愛問題
あたりは、大体解決しているのですが、

その他にも、色々と発生したり、残ったりしている案件があるような気がします。
ぜひとも、このキャラクター達のその後を観てみたいのですが、
続編、2期は難しいのでしょうかねぇ。


「WORKING~」の作者さんが原作者さんのようですね。
こちらも観たことはあって、面白かったのですが、
私はサーバント×サービスの方がお好みでした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

70.3 8 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング8位
トモちゃんは女の子!(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (231)
763人が棚に入れました
ボーイッシュな女の子×鈍感な幼なじみが織り成す、青春ラブコメディ。 世界からの熱いラブコールを受け、まさか待望のアニメ化決定! 2015年、Twitterでの連載開始以来、ボーイッシュな主人公と幼なじみの織り成す不器用ながらも真っ直ぐな恋愛模様が多くの読者に支持され、2019年に惜しまれつつ完結したコミック『トモちゃんは女の子!』。 「第2回 次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門第1位受賞し、今なお多くのファンの根強い人気を誇り、国内に留まらず、海外のファンからも熱い支持を集める本作が遂に待望のアニメ化! 幼なじみの久保田淳一郎に恋するボーイッシュな女子高校生・相沢智(トモちゃん)は、淳一郎に“女の子”として見てもらいたいがいつも空回り。果たして、トモちゃんの不器用な乙女心は淳一郎に届くのか…!? 観ればきっと、あなたも二人の恋を応援したくなる――。 2023年――トモちゃんと個性豊かな仲間たちが繰り広げる“青春ラブコメディ”が世界を虜にする!

声優・キャラクター
相沢 智:高橋李依
久保田淳一郎:石川界人
群堂みすず:日高里菜
キャロル・オールストン:天城サリー
御崎光助:天﨑滉平
田辺達巳:松岡禎丞
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

(最終)これは「令和版『月刊少女野崎くん』」→王道ラブコメを見事にアップデート!!

【レビューNo.47】((最終レビュー)初回登録:2023/4/1)
コミック原作の2023年作品。全13話

(ストーリー)
ボーイッシュな女の子×鈍感な幼なじみが織り成す、青春ラブコメディ。
幼なじみの久保田淳一郎に恋するボーイッシュな女子高校生・相沢智(トモちゃん)の乙女
心は淳一郎に届くのか…!? (作品情報より抜粋)

(評 価)
・素早い切り返し。淳一郎目線で描かれた第2話が上手かった!
 ・1話は想定通り、トモちゃんが淳一郎に“女の子”として見てもらえず空回りしてる様子
  やトモちゃんの「残念女子ぶり」を上手く印象付けた半面、
  「この展開で十数話続くのか?」
  と不安も感じたのだが・・・
 ・{netabare}ところが2話早々に、実は淳一郎はトモちゃんのことを“女の子”として意識していて、
  今度は素直になれない淳一郎の空回り振りをぶっ込んできたのは本当に上手かった!
  以降の展開で、トモちゃんだけでなく「実は互いにすれ違ってる」というワンランク上
  のギャグに昇華できるようになり、淳一郎の行動原理が「友情だけなのか?」という彼
  なりの「ラブ」も表現可能となって、エピソードにグッと幅が広がった感じですね。
  (これは「野崎君」にはなかった秀逸な仕掛けでしたね(^_^)){/netabare}

・サブキャラもしっかり育てていた
 ・3話終了時点では、「群堂以外のサブキャラが弱く大丈夫か?」という懸念があったの
  ですが4話以降でその点についても手を入れてきました。これでエピソードに広がりが
  出てマンネリ化することなく上手く物語を進めていたと思います。
  ただ「野崎君」と比べるとまだまだキャラが弱いかなっと、心配してたのですが・・・
 ・{netabare}9話でやられました!全てはこのエピソードへの伏線だったのか!!
  ・群堂:ダーティーなキューピット
  ・キャロル:これまで笑顔を崩さなかった彼女の渾身の泣き顔
  ・御崎先輩:軟弱野郎が見せた精一杯の漢気
  サブキャラ達の見事な競演で神回になりましたね。
  この手のラブコメではあまりカップル成立という展開は少ないのですが(ギャグの引き
  出しとして引っ張るために)これはもう祝福するしかない最高の演出でした!{/netabare}

・令和版にアップデートされたレベルの高いラブコメ
 ・紆余曲折ありましたが、「淳一郎×トモ」も最後に
  {netabare}「親友でライバルで恋人である」
  という2人らしい関係で結ばれます。{/netabare}
 ・ジャンル的には「野崎君」の流れを汲み(「野崎君」のレビューで解説したように)
  ・王道パターンを丁寧かつ全力でやる。
  ・サブキャラも丁寧かつ魅力的に描き、キャラを育てていく。
  ・それをテンポや演出等で効果的にアニメとして面白く魅せる。
  という基本を踏襲した、コメディに主軸をおいたラブコメだったと思います。しかし
  「ラブ」の部分でもしっかり魅せる。それも作品の全体像ときちんと調和した形で。
  これは令和版に見事にアップデートされた、レベルの高いラブコメだったなと。

基本は「淳一郎×トモ」たちのラブコメでしたが、{netabare}群堂が時折みせるトモへの複雑な感情{/netabare}
も、今までのラブコメにはないスパイスの利いた演出でよかったかな。
作画も始めの方はちょいちょい怪しく気になったが、途中から慣れたのか改善されたのか、
あまり気にならなくはなってたな。

OPが実はかなり秀逸だったと思います。OP映像を見ればどんな作品か1発でわかるし、
曲もコミカルでマッチしてましたね。
「挙・動・不審は~♪」から始まるEDのキャラソンも、この作品らしい味がありGood!


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過去レビュー(2023/1/28 4話分)
【4話分追加】やはり基本を丁寧にやるラブコメは面白い
{netabare}
(評 価)
・基本に忠実→サブキャラを丁寧に描いた第4話
 前回のレビューで指摘した「サブキャラの魅力がまだ弱い」。ここにちゃんと手を打ってきました。
 やっぱり制作陣はちゃんと分かっています。本作の基本構造はとてもシンプルです。
  ★トモちゃん、淳一郎の「ラブ」をしっかり「コメディ」で落とす
 それゆえに飽きられやすい危険もはらんでいます。なので「サブキャラを魅力的に育てる」作業は
 必須です。今回は群堂をはじめキャロルや御崎の新たなる魅力を上手く印象付けました。
 しかもギャル2人も使い捨てでなく、ちゃんと活用しています。こういう地道な展開は必ず後半に
 活きてきます。この先も楽しみです。
・2話の展開が活きる淳一郎の言動の意味
 前回のレビュー「淳一郎がトモちゃんのことを“女の子”として意識してる展開を早々にぶっ込んで
 きたので作品への評価は一変」について解説。
 {netabare}
 「トモちゃんが淳一郎に抱きついてみるシーン」ですが、上述展開がなければ淳一郎はただの鈍感
 野郎で普通のギャグ展開です。でも淳一郎がトモちゃんへの「ラブ」ゆえのあのリアクションなら
 、景色はまるで変わってきます。トモちゃん「淳一郎は鈍感野郎」→「それはおめえもだよ!」
 という一つ上の笑いに昇華できます。互いに思い合っての行動なのに、共にすれ違うというWの面白
 さに繋がります。
 それに上級生をボコった淳一郎の動機は「友情」だけなのか・・・それをまた敢えてトモちゃんに語
 らないところにきちんと淳一郎なりの「ラブ」が成立するのです。
 2話があればこぞ成立する「ラブ」と「コメディ」の展開。
{/netabare}

やっていることは地道な積み重ねです。でもその積み重ねがあることで1ランク上の「ラブコメ」に
昇華できる。やはりそういう基本を丁寧にやる作品はしっかりとした面白さがあります。{/netabare}
 
---------------------------------------------
過去レビュー(2023/1/21 1~3話分)
【3話視聴】「月刊少女野崎くん」が帰ってきた?! 今後失速しない仕掛けを準備できるか?
{netabare}
(評 価)
{netabare}
・予想通り。トモちゃん目線で描かれた第1話
 タイトル通り、淳一郎に“女の子”として見てもらいたいが空回りしてる様を中心に、とはいえ
 普段の言動から「実はトモちゃんもかなり『残念女子』だよね」という部分をギャグ展開で見せ
 、主人公を上手く印象付けた滑り出し。
 普通に面白かった半面、「この展開で十数話続くのか?」と不安も感じたのだが・・・
・素早い切り返し。淳一郎目線で描かれた第2話
 実は淳一郎はトモちゃんのことを“女の子”として意識していて、今度は素直になれない淳一郎
 の空回り振りを早々にぶっ込んできたので作品への評価は一変。「これ意外といけるかも!」
 最後に大きな爆弾(?)で次週も気になる上手い引きで終わったし。
・序盤の仕上げ安定の第3話
 上述爆弾もこの作品らしいオチで回収すると、第3話は登場人物達の関係性の再整理や二人の恋
 の前途多難さを再度印象つける丁寧な仕上げで序盤を締めくくったって感じでしょうか。
{/netabare}

ここまで視聴した感想は、「月刊少女野崎くん」を思わせる懐かさのあるラブコメ作品だなっと。
ヒロインの恋の行方を巡るドタバタ感やノリや勢い、ラブとコメディのバランス等作品の空気感が、
ちょうどあの作品を彷彿させるんですよ。
(本作も4コマ漫画原作らしいので、テンポ等が近いのかも)
本作も目新しさはないが、古典的な展開を基本通り丁寧に描いているので安心感があるというか。
ただ「月刊少女野崎くん」は個人的に、「ラブコメの教科書」ともいうべき超優良作品なんですよね。
(初心者の方に「オススメのラブコメは?」と聞かれれば、迷わず(入門書として)本作を推すレベル)
そんな「野崎くん」との比較からの懸念材料
 ・サブキャラの魅力がまだ弱い
  親友の群堂以外は今のところ何とも・・・
  「野崎君」はサブキャラの個性と魅力もしっかり描かれており、サブキャラだけでも話を回して
  いけるレベルだったが、本作はどうか。まだ新キャラ登場するんですかね。
 ・多面的な展開は可能なのか
  「野崎くん」は主人公が「学生少女漫画家」ということから、そちら方面の話を展開したり、サブ
  キャラの部活ネタやサブキャラ同士の恋模様といった多面的なストーリーで最後まで飽きさせる
  ことなく完走しましたが、本作はどう打開していくのか。
 ・作画がちょいちょい怪しい
  個人的には作画はあまり気にならない鈍感な方なのですが、その私が気になるレベルというのは
  ちょっと問題かも(笑)

今期期待してた作品「スパイ教室」「久保さん」→大外れ、「アルスの巨獣」→テンポヤバくない?!
等で、個人的には「トモちゃん」がNo.1になる可能性も浮上してきましたね。主人公トモちゃんは魅力
的に描かれていると思うので、今後失速せずに完走できるかに注目ですね。
{/netabare}

(2022/1/23追記)
【レビューNo.22】「月刊少女野崎くん」のレビューアップ。
本作に興味を持たれた方はそちらを参照ください。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

メイン二人は良かった。

{netabare}
ラブコメ枠。
オタクに媚打っている感じはあまりなく、ラブコメ嫌いの自分でも楽しめた部分は楽しめた。

主人公ヒロイン共とにかく強いという設定のラブコメ。
トモちゃんは強いと言っても現在は淳一郎には敵わない程度で割と現実寄り。これ系の作品だと珍しいね。
二人は幼馴染で、昔から競い合っていた仲なのもあって、今の関係性には必然性を感じられて良い。
二人とも似たような性格ですごくお似合いなカップル。
トモちゃんは性格は強気な割に恋愛となると弱気になるのはちょっとギャップがあって面白かった。
お互い恋愛不器用で空回りが連続していく感じ...。
だけど最終回で二人の関係性については一区切りがつき、話としても綺麗にまとまっていて良かったと思う。
最終的にトモちゃんが感情の方は女の子らしくなっていって、淳一郎もトモちゃんを女として認識していくようになっていく感じが良かった。

駄目(苦手)だったのはサブキャラ。
群堂さんとキャロルの二人の話があんま良くなかった気がする。
特に群堂さんは和解するとは言え、明らかに人を傷つけるような発言をしたり、主人公を階段から突き落としたり、行動がぶっ飛んでて共感できない。
あれで、他人が仲良くなるための自己犠牲みたいな雰囲気を醸し出してるのが正直痛すぎる。
キャロルは特段嫌いではなかったけど、普段泣かなそうなキャラの泣き顔を映してのお涙頂戴はあんまり好きじゃない。
普段はデフォルメチックな作画なのに、感動的なシーンでだけまともなデザインになって、キャラのギャップを大きく作って感動させようとしてくるのは苦手だった。(群堂さんもそうだったけど)

OPはこれぞスルメ曲って感じの曲。
EDはあまりよくないけど、男性ボーカルになった回は笑った。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆3
告白スタートw これもう作品の底見えてるんだが。
1クールもたんでしょ。1話から既に退屈w 何を見せられてんだ。
なんか地味。キャラも魅力ない。
なんで男子部に入れるんだよw 根暗女パートが退屈。男の存在感薄くね?

2話 ☆7
エロアニメかな? 脱いだことバレるか? リセットだ。
女の子に手を振るうな。ゆるふわ系女子。この群堂の方が可愛い。
まあ思ったよりは悪くないな。
キャロルいいキャラしてたし。なんだこのED。

3話 ☆7
OPスルメ。トモちゃんに限らず淳くんも相当やベーやつで草。童謡曲w

4話 ☆7
スルメ曲。心が完全に男子。サイゼリアの間違い探し並にわからん。
見た目殺伐すぎる。外人にドン引きされてそうw 主人公も父を見習え。
なろう系か? 前から不意打ち。なんか草。校内でこういうのいらんわw
ヒロインで影薄くなってるけど主人公も化け物だわ。

5話 ☆8
今の時代スマホ使えや。ぷりんちゃん
全部埋まって全滅ってあんま無いだろ。郡堂さん可愛い。
主人公今回空気。
見た目に反して、オセロ強くて数学できるとか頭いいなキャロル。
男の入ったあとに入りたがらないのはちょっと女の子らしい。
ウイイレなのが陽キャぽい。9時は夕方だろ。0時で夜更かしw
このアニメリアタイ勢は全員夜更かしということになるな。草。

6話 ☆9
あるあるのノリだなw 声で気づけ。さすがに気付きそうだが。
吹っ飛びすぎだw スパイファミリーで見た。戦闘アニメかな?
パスかよw これは熱血スポーツアニメ。
もういっぽん! 郷間もいい奴で好き。
一応純一郎の方がさすがに強いのか? そこは現実的?
精神的に負けている・・・。

7話 ☆9
猫さんかな? てか幼なじみかよwもう付き合えよ。壊す方も悪い。
ゴキブリにしか見えん。
トモと会わなかった世界線の純一郎ってクソ陰キャそうだなw
この頃から最強か。またその頃には真っ二つになってそうw
ゲーム卒業出来たことによる今。10年経ってもDSやってる奴w
なんだその水着はw どこから出てきた。ハーレムかよ。
今更だけどこのアニメ純一郎以外の男キャラほぼ影無いな。

8話 ☆8
レズか? こんなに落ちる祭りは存在しない。守ってあげる立場に。
急にキレるじゃん。お礼の前に殴ったこと謝罪しろ。
見張り役とかキャロル頭いいなw 強気で言った方がいいな。
謎スタンガン草。ラブコメなのにこういう展開は2人の性格上仕方ないか。
お前ら同じ学生だろ。何でこんなヤクザものみたいなw 急に生きる金髪w

9話 ☆7
ひねくれ過ぎやろ。バトル漫画でよくある展開。たまに鋭いことを言う。
これ振られてる? こいつクズではw 気を引くためか。病んだか?

10話 ☆5
マラソンも男と同じレベルなんかw 背負って一位とか正気か。
強いと言ってもちゃんと男には敵わない現実的なレベルなのはいいな。
前も聞いた話w
前回といいキャラにギャップ作って感動させようとしてくる感じ苦手....。
男版ED誰得だよw
可愛いと思うということはトモちゃんを初めて女の子として認識したってことか。

11話 ☆6
個人なのに綺麗な店だな。地味に有能なキャロル。
階段から突き落とすのは違うだろ。
みすずじゃないと解けないは意味わからんくね。

12話 ☆8
親も似たような感じだなw お化けは怖いんかよ。郡堂気にかけてたんか。
これは策士。

13話 ☆7
お前は女っぽいななんか。親父さぁ。勝てないんかい。

曲評価(好み)
OP「くらえ!テレパシー」☆8
ED「yurukuru*love」☆3
10話ED「Jiribaki_love」☆2
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ダークサイドすら愛おしい素晴らしいキャラ造形。感動しました。

 23年見逃した作品として気になってました。

 正直こんなに感動するとは思いませんでした。別に涙がこぼれるというわけでもないんですけど、視聴後感が非常に爽やかで幸せな気持ちになります。
 そして、変な言い方ですけど包容力というか受容性がちょっとだけ増した気がします。1日たてばもとに戻るとは思いますが、この作品を見たという経験は結構大きい気がします。

 ジェンダー論うんぬんのニュースがあって、外野が騒いだようです。そもそもこの作品は、アイデンティティとペルソナのギャップ、思春期の性への目覚、女らしさ、変化をするのではなく自分を認めること、親と子供の関係性、嫉妬と友情…と、作品にレッテル張りをしようと思うとなんでもできそうです。

 ただ、この物語はストーリーを類型化しないでそのまま受け入れるほうが私は感動が深いと思います。というのはキャラ造形が素晴らしく、活き活きとしています。キャラ造形が良く上手く描けているので、トモちゃんの内面・外面をいろんな視点で問題とリンクする形で分解できると思います。

 ですが、分解してしまうとそれでトモちゃんのリアリティが発散してしまいそうです。作中の家族や過去を含めた人間関係の中でのそのままの「トモちゃん」こそ「トモちゃん」ですので、描かれているままに見ていけばいいのでは?と、思います。

 その結果、トモちゃんの周囲にいる淳一郎、みすず、キャロルのどのキャラにも感情移入できます。内容はギャグですけど3人の行動原理にはちゃんとエゴも描写されていて、それぞれのキャラが持つ心情のダークサイドも思春期的なリアリティがあってなかなか愛おしいです。

 また結論として、冒頭の親友問題…これが結構いい感じで最後まで貫かれます。ここは是非見て感じたほうがいいと思います。なるほど!?という感じで説得力があるような無いような…でも、新しい考え方だし、いい結論でした。


 この作品の特徴は、トモちゃんと淳一郎が2人とも努力していることです。もちろん主には空手です。自分を高めたうえで自分とは何かを問いかけ、疑問に思い変えなければと思う。自分より強いものを認める。相手にとって自分とは何かという悩みが非常に初々しいです。のんべんだらりと生きているのに、いつのまにか隣に美少女がいるのとは違います。

 また、その2人の出会いもただ近距離に住んでいる幼馴染じゃないことに注目です。相手に追いつきたいという長年の関係性が生み出した「代替のいない相手」であることが重要なのでしょう。
 その自然な恋愛感情がこの作品の感動のポイントなのかな、と思います。やさしいから、命を助けてもらったから、○○が優れているから、という理屈では人は好きになりません。好きになるべくして好きになったことが物語から読み取れます。これも理屈ではないでしょう。「美少女が近くに来て、いつの間にか好きになってくれてたらなあ」、では絶対にないです。

 なお、1つだけ、12話で感動したのに13話がなあ…ちょっと面白エピソードだった気も…ただ、まあ、最後がいいのでいいですけど。


 23年は「僕の心のヤバい奴」「長瀞さん2期」等ラブコメに見るべきものがありました。
 ○○さん系と呼ばれるギャグ・癒し系も多くなりましたが、型通りの王子様もの、突然現れて冒険が始まる「ボーイミーツガール、ガールミーツボーイもの」、不幸から引き上げられる「シンデレラもの」、境遇の違いで分断される「ロミオとジュリエットもの」、美醜のバランスが問題になる「美女と野獣もの」、愛か世界かの「世界系」、お転婆な少女が女になる「そばかすもの(造語)」等々あります。

 本作については「そばかすもの(造語)」の類型ではあっても、その発想は逆転してます。物語の類型化でカテゴライズされた価値観から本当の意味で脱却できたラブストーリーとして…とかいいだすとキリはないですが新しさを感じました。
 その効果が生まれたのは、設定のズラしというよりはお互いが努力と悩みの果てに、急には変わらないことを主体的に選択した結果、相手を尊重する、認め合うという恋愛観だからです。
 まあ、こうやって言葉にするとそれだけでズレる気もしますので、是非作品を見て下さい、としか言いようがないです。

 評価はストーリーとキャラは…5つけたいなあ。その代わり作画と音楽は3にします。声優は調整で4にします。
 まあ、作画に文句が言いたいと思う反面、それを感じさせない素晴らしい話です。点数は合計4ですが、90点はあげたい作品です。

 そう何度も繰り返しみるかわかりませんが、1度じっくり見て良かった作品です。1年くらいしたらもう1度みたいかなあ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

68.0 9 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング9位
旦那が何を言っているかわからない件(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (884)
4539人が棚に入れました
クール教信者原作の4コマ漫画をアニメ化したラブコメディ。仕事熱心なごく普通のOL妻・カオルと、半ニートで重度なオタクの旦那・ハジメ。旦那に振り回されたり心配したり、それでも恥ずかしいほど仲の良いふたりの日常を描く。

声優・キャラクター
田村ゆかり、鈴村健一、釘宮理恵、坂井俊文、新谷良子、外崎大輔、堀野紗也加、清水香里
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

私(シス子)がナニをかいているか分からない件

このレビュー
平成27年5月24日(日)に書いているのですが
現在
花粉症真っ盛りです^^!

私の場合
スギ花粉ではなくイネ科の雑草の花粉が原因らしくて
この時期(5月後半)はとても憂鬱になります

鼻の奥がとてもむずむずして
出そうで出ないクシャミが辛い・・・

そろそろ我慢も限界に達してしまい
前の日にはとうとう耳鼻科のお医者さんに行ってしまいました(--


って
最初から作品とはまったく関係のないことを書いてしまいました

ゴメンナサイ(><)



というわけであらためて感想文を・・・

この作品
視聴前は夫婦間の性格の不一致とか価値観のギャップとか
よくある夫婦の他愛のないお話なんだとばかり思ってました^^
(現実によくあります^^)

でもお話の序盤に
旦那がニート(ちまちまバイトはしているみたいですが)で
しかもオタクってところで
すでにタイトルどおりの内容を安易に想像できてしまいます

ほとんどイミフな旦那との会話や
オタクネタ(主にアニメネタ)中心の生活

ご近所の目を気にしながら
安い給料で旦那と自分自身を養っている
主人公のカオルちゃんの姿が健気でたくましく見えてきます



毎回こんな感じでカオルちゃんの奮闘する姿が
おもしろおかしく描かれているのですが

たまにホロリと涙してしまったり

自分自身に重なるお話もあったり

今現在(平成27年5月24日)2スレ目(2期)を観ている最中なのですが
そういえば
最後のカオルちゃんの涙はなんだったのか?
最終回の伏線はいつ回収されるのか・・・
なんて謎もあったり

なかなか奥の深いお話でした^^


でもそんな微笑ましいお話がてんこ盛りの中でも
私としては
やっぱりカオルちゃんの独身時代のお話が一番印象的でしたね

内容もさることながら
その回に限って
作画デザインが独特のタッチになっていて(多分原作のデザインそのままだと思う)
なんだか見た目にも
ちょっとシリアスでとても憂鬱な感じのお話


自分の性格に合わない部署への異動・・・

友人の結婚・・・

周りは毎日変わっていくのに
変わらない自分
というか
自ら変えようとしないカオルちゃん・・・


空虚で辛い現実

感じるのは
自分の中から大事な何かがなくなっていくこと

大丈夫・・・大丈夫・・・大丈夫・・・

焦りや不安に潰れそうな自分にそう言い聞かせ
なんとなく生きてるって感じ




・・・な~んて
現在独り暮らし絶賛えんじょい中の
私自信の姿が被ってしまいました^^

勝手な想像ですが
カオルちゃんが結婚を決めた理由って
旦那のオタク趣味からくる
ちょっと現実から離れた(逃避した?)性格が
カオルちゃん自身の生き様に合ってたからなのかもしれませんね~


2期では
もっと幸せになったカオルちゃんの姿が見られることを
期待してます^^




さて
作品からはちょっと離れて

ここからは少しばかり
独り暮らしであるが故の
人には見せられない
ちょっと恥ずかしい私のストレス発散方法を
紹介するといたしましょう^^

{netabare}(「シス子の話なんか興味あるわけね~だろ」って方はスル~しやがれ・・・ですわ^^)


{netabare}ま~
大の大人が一人ぼっちでストレスを発散する方法といったら
そう
“アレ”ですよ“アレ”

ていうか“ナニ”?・・・

ある情報筋によると
男の人なんかは結構やってるみたいだけど
女の人はどうなんでしょう?

ネットでググっても詳しく出てないし(ググり方が悪いのか・・・)
正しいやり方がよく分からないんです


どちらかというと
{netabare}私の場合は入り口より奥のほうが感じやすくて(←もう本題に入ってます^^)
皮肉にも
そのことが
逆に刺激的になってるっていうことにもなるのですが

奥のほうってことは
直接“指”で“する”となると難しいし
ちょっと怖いし(強くすると血が出ちゃうかも♡)
衛生的にもよくないので
私は専ら“道具”に頼ってます♡

さらに
最近は“じらす”テクも身につけてしまい
時間をかけてやってます


{netabare}最初はなめらかに
スリスリ
スリスリ
スリスリ・・・


{netabare}気分が乗ってくると徐々に動きが活発になって
クリクリ
クリクリ・・・

クリクリ
クリクリ・・・


{netabare}だんだんと動きが激しくなるにつれ
息が荒くなって

ハァハァ
ハァハァ・・・


{netabare}なんだか・・・
ちょっと湿ってきてます♡


{netabare}シンクロする手の動きと呼吸

クリクリ
クリクリ・・・

ハァハァ
ハァハァ・・・

クリクリ・・・
ハァハァ・・・

クリクリ・・・
ハァハァ・・・


{netabare}さらに激しさを増す動きに息が追いつかなくなり

クリクリ
クリクリ
クリクリ・・・

ハァハァ
ハァハァハァハァ
ハァハァ・・・・・ハァハァ


ハァハァハァ・・・
ハァハァ・・・

ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



{netabare}くっさめっ!!!



あ~~~
スッキリした^^



クシャミが出そうで出ないとき
こんなふうに
ティッシュかなんかで作った“こより”でもって鼻の穴をクリクリして出すと
ちょ~気持ちいいんですよね~♡

でも
こんな姿誰にも見せられないですよね~

なんか~
こっぱずかしぃですぅ~(/。\)


{netabare}ん~?
そこの君
ナニを想像してたのかな?


※鼻の粘膜の薄い方はやりすぎると出血することがありますのでご注意を!!
※くっさめ 【嚔】
〔「くさめ」の促音化〕
くしゃみ。くしゃみをする声
(weblio辞書より){/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}
{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

この二人の関係性は中々GOOD(*´ω`*)♪

3分30秒のショートアニメ作品◆全13話◆

オタクな夫の一(ハジメ)と非オタな2歳上の
姉さん女房のカオルとの日常を綴った物語。


◆感想◆

物語の流れとしては二人の夫婦生活プラス周りの
人間関係との兼ね合いで話は進行していくので
ストーリー自体はあって無いようなものですが
時にはオタクあるあるネタやパロネタで笑いを
交えつつ,時には少しホッコリするような
エピソードがあったりと,作品の雰囲気としては
個人的に好きです♪

それにカオルたんは非オタなのにオタクなハジメの
行動や言動に対して色々と許容してあげたりと懐が
深く,観ていて立派な彼女に対して心からの敬礼を
せずにいられなかったです(*`・ω・)ゞ

きっと,ハジメにはカオルたんしかいないですよね。

そしてカオルたんでなければ今みたいな
結婚生活は絶対成立しないでしょう。

正直,カオルたんみたいな女性に巡り会えた
ハジメが羨ましい。

そんな気さえしてくる程に素敵な相方だと
思いました♪


結婚して夫婦で共同生活に入ればプラス面だけ
じゃなくマイナス面ももちろん色々ありますよね。

独身時代と違ってお小遣い制になったり,
遅くまで飲み歩けなくなったり,趣味をある程度
我慢しなくてはならなくなったりと忍耐も必要。

でも,作中のハジメとカオルたんを観ていたら
「この二人みたいな関係なら結婚も良いかも♪」と
思ったりしました。


{netabare}
最終話での妊娠検査キットでの陽性反応。
カオルたんご懐妊みたいですね♪
おめでたい♪おめでたい♪

続編でベイビーがお披露目されるのかな?
{/netabare}

2015年4月からの2期が楽しみです♪


やっぱりショートアニメ枠は
意外と面白い作品が多くて侮れない。



◆お気に入りキャラ◆

ん~、じゃあ…マヨタマ君でww

でもよく考えてみると…


ブラコンな男の娘って誰得なんだろうか!?
※一部の層には需要ありますよねわかりますw




◆ED曲 『いいがげんにして、あなた』
歌:カオルとハジメ(田村ゆかり&鈴村健一)

カオルたんとハジメが仲良くお風呂で背中を
洗いっこしているED画がとても印象的でした。

歌詞も覚えやすくても2~3回ぐらい
聴くとついつい口ずさんでしまいました♪




◆最後に一言◆


この作品を観ていたら過去に
お付き合いしてきたおにゃのコ達から

『貴方が何を言ってるのかわからない』

 それから

『貴方が何を考えているかがわからない』

など,この作品のタイトルみたいな事を
散々言われてきた事をふと思い出しました。



えぇ、そりゃもう…
ジト目のオプション付きでww



でも大丈夫!

ご心配には及びません。
ヘコんだりなんかしませんでしたよ♪


なぜなら…



{netabare}
我々の業界ではご褒美だから(*/ω\*)♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 61
ネタバレ

†リリン† さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

旦那が何を言っているかわからない件 ※6話切り

原作未読

#01 合わない趣味とハマったソリ

3分アニメ
原作は4コマ漫画でありそれをそのままの形で放送しているであろうためハイスピードで話が完結し5話程度が詰め込まれている。
旦那は所謂ステレオタイプなオタクキャラであるが正直今更感のある設定であり
これから驚くような展開もあまり期待できない
短い話なので3話くらいまでは様子見をしようと思う

#02 性別を超え血を超え出でよ男の娘

{netabare}1話に引き続きキャラ紹介話な感じがする。
それにしてもオタクの弟が男の娘って設定って
この作品はリアリティを織り交ぜ感情移入させるタイプの作品ではなく
最初から最後までボケるタイプの作品のようだ
個人的には若干苦手なタイプであるが{/netabare}
1話と比べると2話はまだ見やすいというか あぁこういう話なのねと納得させるものであったといえる。

#03 オタクの俺の弟がこんなに友達が少ない訳が(ry

2話に引き続き(ry
今のところ結婚要素が特に要らない設定のように思えるが果たして...
そもそもこの人なんで結婚してるの?
あと ステレオにしてもゴザル口調は聞くに堪えない。

#04 旦那はたまに警備職に年中無休で就いております

{netabare} 旦那がガチニートになった
まぁ 普通は離婚話ですよね
ってほんとなんで結婚してるのよ
探偵事務所で紹介される仕事が主人公に向いてそうなウェブデザイナーなんてどんだけご都合主義なのかと思ったけど
そもそも 探偵事務所自体が無駄設定な気がしますわ。{/netabare}

#05 ドランカーデビル

なるほどやはり嫁も働いてる共働き設定だったのか(旦那が働いているとは言ってない)
尚更、どんな接点で結婚したのかわからなくなったし
前回の話で離婚話にならないわけもわからない
これは嫁が稼ぎまくっててヒモかなんかだったのか?
そういう視点で見ると旦那の性格などはペットとしてあっているような気がしてくる
珍しく嫁をフォーカスした話ではあるが
途中で切っても安易に想像がつくありきたりな内容

#06 ネバークロスアブリッジティルユーカムトゥイット

嫁が倒れた
俺が頑張る
なんか何を言ってもダメ人間の行動パターンでしかない
イイハナシダナー とか言わせたかったのだろうか
ダメ人間しか共感できないでしょこれ
申し訳程度に嫁父登場
その程度のことを一々報告してくる奴いたら言われる前にぶん殴るけどね
自覚してるなら報告する前にやることあんだろと

今更ながら あまり見続ける価値はないです。
6話切り

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

62.8 10 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング10位
お姉ちゃんが来た(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (509)
2628人が棚に入れました
水原朋也13才。父親の再婚によって変な姉・水原一香17才が出来ました。お姉ちゃんからの愛が…重い…。

声優・キャラクター
愛美、長妻樹里、木戸衣吹、南央美、井上麻里奈、小林ゆう、富樫美鈴、森沢芙美、浜田賢二、髙橋孝治

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「とっもく〜ん♥」←お姉ちゃん・・・GJでした^^;

この物語の主人公は、中学生の水原朋也君・・・彼は、小さい頃に母親を亡くして父親と二人暮らしをしていたのですが、父親の再婚に伴って義母、義姉ができる事となりました^^
新しい4人家族になって・・・物語が始まります^^

今期はこの手の設定がもう一つ・・・あちらは義妹で、色々と世間様を賑わせ・・・しかも映画化までされてしまった作品がありました。どちらかというと、個人的には好きな作品でしたけれど・・・(//∇//)。
設定は似ていますが、こちらはその様な心配が皆無の作品です^^

完走して振り返ってみると、この作品の見どころは「兄妹同士の関係差」だったと思います。
特にヒロイン・・・なんでしょうね、朋也君のお姉さんである一香ちゃんの可愛らしさは、半端無かったと思います^^

まず、1話目で一香ちゃんの△orΛで統一された口の形に色々持っていかれたような気がします。
と同時に「みなみけ」の千秋ちゃんが頭に浮かんできましたけれど・・・^^;
そして、性格と態度・・・見事なまでに軸がブレる事なく、しかもちょっぴり短絡的・・・でも、その短絡的なところが彼女の堪らない魅力だったと思います。
相手の事を考え、コロコロと様々な表情を見せてくれる彼女ですが、サプライズを受けた時の、とびきりの表情・・・これは印象的に強く残っています^^

一方、早坂姉弟・・・こちらの二人の距離感も面白いです^^
でも、どちらかというとホンワカした雰囲気の水原家の方が好みでしたけれど^^;
こういう作品を見ると、一度は必ず脳裏を横切る事があります・・・
「私もあんな姉が欲しかった(//∇//)」

1話5分枠のショートアニメで計12話なので、サクッと視聴できるのもこの作品の魅力だと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

姉の愛情がかなり重い(思い)愛のstory。

ストーリー

水原朋也は幼稚園の頃母親が亡くなり、父親と二人で過ごしていましたが、13歳になった頃、父親が再婚したため、朋也に義母と少し愛情表現が過激な義姉の水原 一香が朋也家にやってきました。

私の感想。

肌で感じるほど濃い愛。そして、愛情表現が重いくらい感じられる重いを乗せる姉が非常に面白い作品でした。

私はあまり姉派ではないのですが、この作品を見終わった後は嫌になるほど姉の良い所だけ分かりました。悪魔で良い所だけなので、デメリットはまったく分からなかったですが、姉を持つ知り合いや幼馴染から話を聞く限りデメリットはかなり多いらしいです。しかし、甘えられる存在がいる事は本当にうらやましいです。

この作品でよく見られるΔの口は好きな人は好きですが、嫌いな人は本当に嫌いな口の形だと思いますが、私が好きなのでテンションが上がりました。まあ、鏡の前であの口を練習した私を思い出すと複雑な気持ちになりますが、基本的にあの口は可愛くて好きです。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品のサブタイトルで必ず出る 「キター!」 と言う言葉は何かが起こったか来たときに驚きや喜び、緊張、興奮などの感情が溢れて自然と口から放たれる言葉です。

エンディング

「Piece」
一香には似合っていない落ち着いているおっとりした曲なのですが、正直あまりこの作品には合っていない曲だと思いました。ですが、エンディング動画は我々視聴者にサービスをしている動画です。さまざまなフェチな人のためにサービスをしていますね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

お姉ちゃんの行動が可愛い!カップラーメンを待つ合間などぴったしだ!

■話数
12話+1話(未放送)

■ジャンル
ラブコメ、日常系

■感想
*簡単にまとめると…

弟と弟が大好きの義理の姉との1話3分のコメディ作品。

*物語

12話でちょうど1年になっています。
3分のショートアニメですが、ちゃんとコメディ作品になっていました。内容も3分のアニメにすると、とても面白かったです!


*作画&キャラ

お姉さんの口が三角と、少し変わっています。(△←こんな感じです) キャラの顔も何だかテカテカしてるように見えます。
ですが、それほど気になりませんでした。原作が4コマ漫画なので、むしろ、4コマ漫画らしさが出ていて良かったです。
キャラは、みんな個性が強くて面白かったです。


*声優&音楽

声優は、僕が人気声優だと思う人達はいませんでした。だからといって、みんな無名の声優というわけではありません。「あ〜、この人の名前見たことある」ぐらいの声優です。(個人的な判断ですので、あしからず)

音楽は主題歌の「Piece」は富樫美鈴という声優さんが歌っています。「マケン姫っ!」のOPと同じ人ですね。ショートアニメの割に、いい感じの歌でした。
富樫美鈴さんは正直、有名な声優とは言えませんが、個人的にはまりました!歌もいつもいい感じですしね!!


■まとめ

コメディ作品で3分のショートアニメということで、とても気楽に見ることができました。
内容も悪くなし!
ちょっとした合間にいかがですか?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

67.3 11 4コマ漫画でラブコメなアニメランキング11位
白聖女と黒牧師(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (127)
447人が棚に入れました
とある教会。そこには可愛いけどだらけグセのある聖女さまと、真面目で過保護で料理上手な牧師さまが住んでいました。 穏やかな日々の中で、密かに恋する聖女と鈍感な牧師が繰り広げる、"無自覚いちゃラブコメ"。 もどかしい二人の関係が行きつく先は――!?

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

狂信性女と人間性の欠如したKY牧師の無茶ラブブラックコメディに改題した方が良い!

 最終話(12話)まで観ました。2023.09.28

 聖女様…性女様に改称した方が良い位にローレンスを口説いてきますが、ローレンスは鈍いと言うか女にそもそも興味が無いと言うか…。

 男女の合体阻止のための小道具でしか無い宗教、聖職者設定も全く機能不善です。聖職者だから信仰対象の聖女と合体出来ないとかそういうハードルもありません。

 ローレンスはもう、人間性を疑うレベルで聖女様を相手にしません。人間と認識しているのかも怪しいです。話す猫や犬くらいにしか思って無い?カワイイけど性的対象じゃ無い的な…。

 全く話が進展しないまま終了してしまい、コレで良いのか?と疑問に思う作品でした。

 もう、二人を裸にして納屋にでも閉じ込めて、無理やり祝言挙げさせろよ…。伴天連でもそれでほぼ100%転ぶのは、江戸時代に実証済みだろ?とか小言を言いたくなりました。
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 11話まで観ました。2023.09.22

 聖女さまとローレンスの出合いが明らかに!セシリアは神の天啓を受けて自分が聖女だと認識したそうです。

 そして、森でオバァと暮らしていたそうです。これ、変人ババァに洗脳されたか、精神疾患のどちらかですよね?狐憑きで良くて座敷牢行きだろ?それとも魔女か?

 そして、オバァが死んだ後、大洪水を予知して村に来て、無茶な事を辻説法して村人に嫌がられるのですが、我らがローレンスが上手いこと言いくるめて、なぜか村人に聖女と認められたそうです。

 無理がありすぎる…。異世界の日常ものが上手くいかない理由がよく分かります。ちょっとぶっ飛びすぎじゃね?

 大洪水前に橋を壊すとなぜ村が救われる?そんなことある?ダムじゃないんだから、石橋一基位で被害そんなに変わらんでしよう。

 結局、ローレンスが村人を言いくるめなかったら、セシリアは洪水を呼びこんだ魔女だと村人がキレて、殺害されてもおかしくありませんでした。

 結局、ローレンスがこの女は聖女だと主張したから聖女だという…。これ、二人がくっついたら、それはそれで色々ヤバい気がするんですが…。

 村人愚民すぎ、ローレンス権威有りすぎ、セシリア疑問持たなさすぎ…。特にセシリアは一般的には狂信者と呼ばれるやつですね。

 この物語は、女性向けじゃなくて、男性向けなんでしょうね。男性が理想とする支配しやすい女は、社会から切れている女なので、余計な親戚や友人は雑音として排除しているという…。

 そのため、セシリアはピュアというより信仰のためなら死にそうなエキセントリックな人物です。

 背筋が寒くなる無自覚いちゃラブコメディ…。割とホラーですね。釈然としませんが次回最終回!楽しみです!

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 9話まで観ました。2023.09.07

 ヘーゼリッタの街編終了です。シリアス展開がやっと終わります。結局、聖女とは何かという設定が矛盾しており、さらに説明のために矛盾を重ねたエピソードでした。

 何か変な所… 
 ①教会は、牧師が若い女と宗教施設で同棲していてもOK!男女の性に寛容というか、放任主義というか…。
 ➁ローレンスは牧師なのに、聖女という存在の意味を理解していない。聖女の加護についての知識もない。教会の教義も理解してないのでは?
 ③セシリアは、同年代の友達が今まで居ないなど、幼少期を含めて過去がまるまる不明。本当に人間か?
 ④教会にいる大聖女は、聖女を守る存在らしく、聖女を守る活動をしているようだが聖女認定は誰がしているのか不明。
 ⑤聖女の加護の効果がぼんやりしている。牧師や聖女周辺の人でも分からん人には分からない。そのため、聖女の定義が不明確。
 ⑥教会の教義が不明。ローレンスとアベルの同僚の女性達(教会関係者だが、仕事内容不明)が、恋バナ大好きで、ローレンスとセシリアをくっつけたがるなど、第六天でも信仰してるのかと思わせるほど淫祠邪教っぽい。

 以上、宗教地雷を踏みまくっていますね。教会の目指すところは、乱交なんでしょうか?

 一応、公認宗教組織である以上、信者や配下の宗教家に対する統制は必要なはずですが、フリーダム過ぎます。

 現在でもそうですが、若者を集める組織は、建前上でも性の管理が必要です。酒や薬物をやっての乱交目的と思われては、公認組織としてはまずいからです。

 結局、家族や友人さえいない、生活無能力者のカワイイペットみたいなセシリアをニヤニヤしながら見守る話なのに、変にキャラクターに深みを出そうとして失敗している所が残念です。

 無自覚いちゃラブコメがキャッチコピーの本作ですが、舞台設定も無自覚という…突っ込んだら野暮ですかね?
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 8話まで観ました。2023.09.01

 ヘーゼリッタのトラウマとなった、フレデリカ聖女のお話。こいつも、モヤっとした存在でした。

 街の有力者が何処からか連れてきて、こき使ったら病気で死んだらしいのですが、悪いのは有力者で、教会は関与してない様です。

 ただ、フレデリカは監禁されて、お客をとらされていたわけでは無く、聖女の生き方として、甘んじて境遇を受け入れていたそうです。

 凄く疑問なのは、自分が聖女だっていう自己認識はフレデリカもセシリアも何処から湧いてくるのかが明らかにされていないということです。
 
 教会は、本部に大聖女がいるだけで、聖女の扱いにはあまり口を出さない様ですが、聖女という自己認識は何に規定されてるのか全く謎です。誇大妄想と何が違うの?

 フレデリカは、ブラック企業の社畜のように、金持ちに洗脳されていた可能性はありますが、セシリアの野良聖女ぶりは説明がつきません。

 洋服屋の小僧が前にセシリアに言ったように、「聖女って教育受けてるんですか?(何を根拠に聖女を自称してるの?)」という疑問が解決されていません。

 ある日、衆生救済に目醒めるんですか?社会不安で民衆が信仰の対象を求めるのなら分かりますが、作品中の市民はそれほど切羽詰まって無さそうです。

 教会の権威で聖女認定していれば、話が早いのですが、フレデリカの件を物語に入れてしまったので、教会が悪者にならない様に、有耶無耶にしているのでしょう。

 エモい話になるかと思って挿入したシリアス案件が物語の足を引っ張っています。良くないですね。
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 7話まで観ました。2023.08.24

 聖女様御一行、教会の会議に参加するため、へーゼリッタの故郷の都会へ行きます!

 いや…近いな。汽車と馬車ですぐに着きました。洋服屋の小僧もお使いのついでに同行しているので、大して遠くないようです。

 謎の宗教組織、教会で謎の会議…。職場放棄しているアベルも嫌味を言われる位でお咎め無しです。

 ローレンスの先生だという牧師が、教会に聖女が居るのは秘密にしとけとか、謎のアドバイスをしてくれます。こんな近所なのに隠せるか?情報網とかどうなってるの?

 教会における聖女の立場が相変わらず謎です。牧師は教会が教育しているみたいですが、聖女は僻地出身で教育を受ける機会が無かった者でもなれる様です。

 セシリアも、なぜ自分が聖女だと認識しているのでしょうか?現段階だと、教育水準の低い、低能女ニートが教会に寄生しているとしか思えないのですが…。

 神の天啓でもあったのかな?でも、それを証明する人がいないと、精神病院へ入院させられる可能性の方が高い気がするんですが。

 聖女って自称?誰が認定しているの?ローレンスがこの女は聖女ですと言っているから聖女なの?奇蹟を起こせるから?

 でも、奇蹟にしたって詐欺の可能性もあるわけで、誰か権威のある人物や機関が奇蹟認定する必要があります。部族のシャーマンじゃないんだから…。

 ローレンスにそんな権威があるとは思えないのですが…。もし、それがまかり通るなら、ローレンスみたいな田舎牧師が教会で聖女を自称する愛人を囲っている所もありそうです。

 へーゼリッタの街の聖女は、教会でこき使われて病気で死亡したそうですが、聖女は人間扱いされてるのかな?いくら宗教絡みでも警察案件でしょう。

 聖女は寺男や寺女みたいな教会に従属する奴婢で、労働基準法とかが適用されない社会なのかも知れません。

 そもそもセシリアの両親はどこにいるんでしょう?口減らしに発達障害で虚言癖のある娘を教会に売った?怖!

 ローレンスの爺ちゃんが唐変木な孫のために寒村から購入したのかもしれません。足りない娘でも、後継ぎが出来れば良い的な?

 何か、不穏なものを感じつつも、宗教改革時のカトリック教会ばりに腐敗していそうな謎宗教組織から目が離せません!

 セシリアは、聖女は珍しい存在だと自分で言っていましたが、教会で暮らすことも、村人達の信仰を集めることにも全く疑問を抱いていません。

 親が聖女だったとか、教会に子供の頃から住んでいたならまだしも、どこから来たのかも不明な存在なくせに、この自己認識はマジで怖いです。

 普通に考えたら洗脳されてるか、精神疾患でしょう。セシリアの過去が明らかになるか、とても興味深いです。
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 6話まで観ました。2023.08.18

 半クールが終了しましたが、聖女様の存在がふんわりしています。 

 聖なる力で色々奇跡を起こせるようですが、教会との関係が相変わらず不明です。

 教会は聖女教というわけでは無さそうですが、保護はしているのかな?頑なに教義の説明はしない方針の様です。

 どうも、なろうが跋扈してから、テンプレなら世界観の説明はいらんだろ?的な態度の作品が増えた様な気がします。

 ある程度の世界観の説明が無いと、日常モノと言えども、物語として成立しないのではないでしょうか?

 全ての事象が聖女とローレンスがイチャラブするための小道具でしかない世界は、好き嫌いが別れそうです。

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 5話まで観ました。2023.08.14

 深まる謎宗教への違和感…。バレンタインがあるのでキリスト教ベースの様ですが、聖女様、精霊的なものと会話して、騒ぎを治めたりします。これは魔女の所業の様な…?

 アベルとヘーゼリッタの関係も不明です。デキてるの?嫁入り前の良家の子女が教会に居候出来るかな?完全に物語の狂言回しのためのキャラクターです。

 教会も、ローレンスさんが祖父から世襲しているようですが、浄土真宗なの?肉食妻帯あり?禁葷酒もクソくらえ?

 ローレンスさんの両親は何してるのかな?五体投地しながら聖地巡礼でも行ってるのかな?

 何か皆フリーダムな感じで、宗教として成立していない気がします。結婚しても聖女でいられるのかな?魔女なら何でもありですが…。

 こんなことは気にしてはいけないようです。セシリアたんカワイイ!!(*´Д`)ハァハァ

 ボロが出ないことを願いつつ視聴継続です。

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 3話まで観ました。2023.07.28

 主人公達はキリスト教っぽい謎宗教の牧師と聖女です。謎宗教の教義に深入りすると地雷を踏むので、どんな宗教かは明らかにならないでしょう。そのため、キャラクター達の背景に深みはありません。

 コイツら何なの?とか思ったら楽しめません。物語の開幕2.9秒で牧師と聖女が合体しないための方便で登場した宗教設定なので、気にしてはいけません。

 イチャラブ雰囲気アニメなので、起伏のある展開は無く、このままワンクール行くと思われます。
 
 ゆるゆるとながら観できる視聴者向きです。可もなく不可もない感じですね。
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 1話観てのレビューです。2023.07.14

 牧師と聖女、1話からデキている…。昨今の恋愛アニメはこんな感じばかりですね。悪い意味ではないです。

 お互い意識している以上の関係にならないための障害をどう設定するかに作品の個性が出る様です。

 相手に全く気が無い、恋愛成就が困難な話は観ていて疲れますし、単なるストーカーの話しになりかねないので、コレはコレで良いのかもしれません。同意は取れよと…。

 本作品は作画も良く、キャラもかわいいので、ニヤニヤしながら観るには良いのかもしれません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

天災的なアイドル様

聖女と牧師の甘口ラブコメでありますが、突っ込みどころは満載です。

教会、牧師とくればキリスト教を意識しているとしか考えられませんが
{netabare}聖女がいたりロザリオみたいな十字架ぶら下げているところを見ると明らかに
「カトリック」にしか見えないわけであります。

牧師というのは「プロテスタント」に属し、聖書の教えに忠実だからこそ
聖母だとか聖女なる根拠不明な存在には重きを置かず、【偶像崇拝】の禁忌を理解している
からこそロザリオみたいなものを身に着けることには慎重だったりします。

信者も多く、より多くの権威と権力を持つのが【ローマカトリック教会】であり、従って
影響力も強いと言えますが、信仰の自由を求めてわざわざ新大陸に移住してきたような
プロテスタントとそれを迫害してきたカトリックは、基本的には別の宗教と考えるべきであります。

プロテスタントとは「抗議する者」であり、ローマカトリック教会と教皇に従順であるなら
プロテスタントと呼ばれる宗派は存在しなかったわけであります。

【聖母マリア信仰】をごり押ししているのは【イエズス会】でありますが
【聖母マリア信仰】の本質は太古の昔から続く【女神信仰】にありまして
【イースター】という宗教行事が示す通り、【女神イシュタル】=【イシス】を
崇拝しているわけであります。

【イエズス会】のシンボルである【黒い太陽】に【IHS】の文字
【IHS】は「三天使」あるいは「三柱の神」を表しており
【イシス・ホルス・オシリス】であるとも言われています。
(オシリスだけ頭文字でないのはグノーシス主義的な発想なのかもしれません)

【ローマカトリック教会】はそもそもローマ帝国の宗教機関でありますので
聖書に忠実であるかどうかとかどうでもよく、キリスト教を国教としたのも
宗教を利用して巧いこと統治してやろう目論んだからでありました。

宗教改革の一件で純粋聖書解釈の論争では分が悪いと判断した【イエズス会】は
プロテスタント教会に工作員を潜入させ、聖書解釈の見解をカトリック寄りなものに改ざんし
プロテスタントの考え方をカトリック的なものとすることに成功し、聖書に根拠がない
クリスマスや日曜礼拝の習慣がプロテスタントに浸透し、プロテスタントの世俗化に
見事成功したわけであります。

ユダヤ教が【バビロニアタルムード】に侵食されたように、聖書に忠実なプロテスタントも
【イエズス会】と【カトリック教会】の教義に侵食され、宗教のカオス化は現在に至るのであります。

「自堕落な聖女」とは【堕落の天使】の暗示でありまして、
「江戸前エルフ」や「よふかしのうた」に繋がる話であります。

「よふかしのうた」のOPソングのタイトルが【堕天】であるのはヒロインのナズナが吸血鬼であり
【ネフィリム】の眷属であることと関係していまして、【ネフィリム】とは
【堕天使】の子孫のことを意味するのであります。

【女神イシュタル】も【ネフィリム】の一族でありまして、血統的に言えば
【巨神族】や【鬼神族】と一致しますので、要するに【悪魔族】ということになります。

聖書解釈上では【女神イシュタル】は【悪魔族】ということになりますが、そうなると
古代の「女神信仰」を前提として成り立つ【聖母マリア信仰】も同じ穴の狢ということになりまして
「天才的なアイドル様」を崇め奉る信仰の類は【サタニズム】に属するという結論になります。

本作に登場する聖女様と「江戸前エルフ」の女神の立ち位置は全く以て同じであり
現代でも女神信仰は脈々と受け継がれていることを実感できるわけであります。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

nuclear self

きららライクでやさしいせかいなゆるふわほっこりほんわかメルヘン。
恋愛モノというより擬似家族モノの比重が強めな少女漫画。

もともとTwitter4コマ漫画らしいがなかなかうまく再構成されてる。

はわわロリがはわわするやつ。健全なお花畑仕様でお子様にも安心。役職上からの絡みで距離感にも嫌味がないうえ、同居のサクサク展開でタイパに優れ、背景CGのさりげなさもグレイト。OPはクラリスのゆるふわ感が最高にマッチ。EDはキャラソンにして欲しかった。

キャラデザは原作より萌え度ダウン。ヘーゼリッタは2ランクダウンな印象でセシリアを立てる役回りへ。きららっぽい見た目に反してそこまで内輪に閉じてるでもなく程々に外部が絡むことでTwitter漫画らしからぬ奥行きが出ててなかなかお見事な仕事。各キャラの役割分担はきららレベルにわかりやすい配置だが、ブッコミ要員小僧のエリックや明言装置姐さん占い師ミルなどもあまりしゃしゃり過ぎない塩梅が絶妙でいいバランス。

12
なるほどこういう落とし所ですか。原作未完だしな。

アニオリで無理矢理白黒つけないところに原作愛を感じる実にいい仕事。最終回でのミル姉さんとエリックの会話はこの作品に向けられる的外れな難癖に対する皮肉のようで微笑ましい。触れ合いによる機微を細やかに描き各々のささやかにみえてたくましくもある成長加減にほっこりする少女漫画らしい繊細な味わい。ハードコアを好むジロリアンには薄味過ぎるかもだが、たまにはこういう箸休め的なやさしい味も悪くない。Twitter漫画原作のアニメとして見れば完成度は高いと思われる。

ラブコメアニメ=メンヘラバトルは今や昔。時代は変わったのでしょう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
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